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兵庫県 小野市

平成19年第351回定例会(第4日12月20日)




平成19年第351回定例会(第4日12月20日)





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 │                                            │


 │       第351回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │              平成19年12月20日(木)(第4日)           │


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 │                 開  議  午 後 1時30分            │


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   第1 諸報告             (1)例月出納検査結果報告書(1件)


   第2 議案第73号〜議案第86号      各常任委員会審査報告、


      請願第 1号〜請願第 4号      同審査報告に対する質疑、


                         討論、表決


   第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 諸報告           (1)例月出納検査結果報告書(1件)


   日程第2 議案第73号〜議案第86号    各常任委員会審査報告、


        請願第 1号〜請願第 4号    同審査報告に対する質疑、


                         討論、表決


   日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書





3 議事順序


   開        議  (午後 1時30分)


   開議宣告


   諸報告


   議案第73号〜議案第86号


   請願第 1号〜請願第 4号


   各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書


   閉会宣告  (午後 2時28分)





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  藤井 玉夫


   2番  河島 信行


   3番  松本 哲昇


   4番  岡嶋 正昭


   5番  竹内  修


   6番  河合 俊彦


   7番  藤本 修造


   8番  山中 修己


   9番  加島  淳


  10番  松本 英昭


  11番  石田喜久男


  12番  川名 善三


  13番  藤原  健


  14番  掘井 算満


  15番  松井 精史


  16番  井上 日吉


  17番  鈴垣  元


  18番  吉田 成宏





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長    井上元和


   議会事務局課長補佐 井岡 伸


   嘱託職員      阿山結香





7 会議に出席した説明員(15名)


   市長        蓬莱 務


   副市長       井上嘉之


   収入役       小塩慶明


   総合政策部長    小林清豪


   総務部長      近都正幸


   市民安全部長    中村茂樹


   市民安全部次長   陰山正人


   市民安全部次長   今村義明


   (ヒューマンライフ担当次長)


   市民福祉部長    富田 修


   地域振興部長    森本 孝


   市民病院事務部長  藤田久好


   水道部長      花房正好


   消防長       井上義三


   教育長       陰山 茂


   教育次長      西本 孝





                午後 1時30分





                〜開 議 宣 告〜





○議長(松本英昭君)  これより4日目の会議を開きます。


 それでは、お手元に配付致しております、議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





               〜日程第1 諸報告〜





○議長(松本英昭君)  日程第1、諸報告であります。


 監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月出納検査結果報告書1件が提出されており、その写しをお手元に配付致しております。


 以上で、諸報告を終わります。





            〜日程第2 常任委員会審査報告〜





○議長(松本英昭君)  次に、日程第2、各常任委員会審査報告であります。


 去る12月14日の本会議において、各常任委員会に審査を付託致しました、議案第73号から議案第86号及び請願第1号から請願第4号まで、以上16件を議題と致します。


 本件について、審査の報告がありましたので、各常任委員長の報告を求めます。


 まず、初めに総務文教常任委員長 掘井算満議員。


               (掘井算満君 登壇)


○14番(掘井算満君)  総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第73号、及び議案第80号から議案第84号、以上6件でございます。


 委員会を、去る18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後慎重に審査を行いました。


 なお、議案第81号を審査する過程において、「職員が育児休業を取得する場合、その職場の事務に支障を来すことのないように、また、市民サービスの低下にならぬよう人事配置について配慮をされたい」との意見がありましたことを申し添えておきます。


 審査の結果については、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案第82号及び議案第83号については、反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決定した次第であります。


 また、残り4議案については、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、総務文教常任委員会の審査報告と致します。


○議長(松本英昭君)  次に、民生保健常任委員長 加島 淳議員。


                (加島 淳君 登壇)


○9番(加島 淳君)  民生保健常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第74号から議案第79号、及び議案第86号、並びに請願第1号から請願第4号、以上11件でございます。


 委員会を、去る18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を致したわけであります。


 なお、議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定についてを審査する過程におきまして、「全国に先駆けた、いじめ等防止条例を制定しようとするものであり、小野市民一人ひとりが家庭や職場、地域社会の中で生き生きと暮らせる「ハートフルシティおの」の実現を目指すよう、議員も市民とともに、いじめ根絶に向けて行動していく」との、全議員でもって決意されたことを申し添えておきます。


 審査の結果につきましては、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、議案7件及び請願4件について、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって、可決・採択すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、民生保健常任委員会の審査報告と致します。


○議長(松本英昭君)  次に、地域振興常任委員長 藤原 健議員。


                (藤原 健君 登壇)


○13番(藤原 健君)  地域振興常任委員会の審査のご報告を申し上げます。


 当委員会に付託されました案件は、議案第73号及び議案第85号、以上2件でございます。


 委員会を、去る18日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。


 議案2件を審査する過程において、特に指摘事項はなく、その結果は、お手元の委員会審査報告書のとおりでありまして、反対討論はなく、いずれも全会一致でもって、可決すべきものと決定した次第であります。


 何とぞ、議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、地域振興常任委員会の審査報告と致します。


○議長(松本英昭君)  以上で、各常任委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。


              (「なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  各常任委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結致します。


 お諮り致します。


 ただいま、議題となっております議案第73号から議案第78号までの補正予算に係る議案6件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議はありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第73号から議案第78号まで、補正予算に係る議案6件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。


 これより、議案6件を一括して採決致します。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第73号から議案第78号まで、以上6件について、原案のとおり可決されました。


 次に、議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定について、これより、討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議はありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可致します。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣 元でございます。私は、議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定について、反対の立場から討論を行います。


 小野市は、今年4月からいじめや人権啓発を扱う部署を教育委員会から市長部局の市民安全部に移し、ヒューマンライフグループとして新設、いじめのない明るい小野市を目指して、鋭意努力されているところであります。


 今議会へ本条例案を提出された背景には、いじめに悩む子供が自ら命を絶つ痛ましい事件が起きるなど、大きな社会問題化している折から、いじめを未然に防ぐため、問題が起きてから対応するのではなく、起きる前に対応する、いわゆる小野市の行政経営手法の一つ、先手管理の精神に立って提案されたものであります。


 いじめや人権侵害のない明るい社会は、だれもが願うことであり、私も市のいじめ解消に向けた熱い思いや担当職員の日ごろの活動を高く評価するものでありますが、条例案の次の点において、同意できないのであります。


 その一つは、いじめの要因についてであります。条例案の前文において、「この問題の背景には、家庭、学校、企業、地域社会などのそれぞれの要因が複雑に絡み合った根深いものがあり、根本的な問題解決のためには、これらすべての関係者の協力が不可欠です」とありますが、私は、最も大きな要因が抜け落ちていると言わざるを得ません。


 それは、国の責任であります。ワーキングプアと言われる世帯が600万にも達していると言われ、貧困と格差の拡大が日本社会を揺るがす深刻な問題になっていますが、その大本には、市場原理がすべてのような競争社会、非正規雇用を増大させていた財界の雇用戦略と、それを応援するために、政府が労働者派遣法の規制緩和など、労働法制を次々と改悪してきたことなどが上げられます。


 また、学校教育においても、受験競争をあおり、児童・生徒の選別教育を強めてきたことなどがあります。


 私は、いじめや人権侵害が多発する社会の根源に、これら貧困層の増加や家庭を崩壊させるような社会環境、教育行政があることを正面から取り上げたものではならないと思うのであります。


 二つ目は、人権擁護が人権侵害にならないかであります。条例の対象が極めて広く、取りようによっては、報道の自由や表現の自由の規制にもなり得ると思われますし、いじめの定義は広範で、市民生活、学校生活のあらゆる問題に関連するものとなっておりますが、基本理念でうたっている基本的人権では、一方の基本的人権を擁護するために、他方の基本的人権を制限する場合も考えられ、行政が判断していいのか、ということが問われる場合も出てくると思うのであります。


 また、条例化によって成果を求められるようになり、過度ないじめ掘り起こし等により、家庭、地域などでかえってぎくしゃくした問題が生じ、いじめの陰湿化につながらないかも危惧されるところであります。


 三つ目は、行政の越権行為にならないかということであります。条例では基本理念に基づく市、市民、学校及び社会福祉施設、企業及び公的機関の責務、家庭及び地域社会の役割が明記されており、罰則はないものの、情報提供や通報の義務が課せられ、取りようによっては、市民などへの強制とも受け取れるなど、本来の行政の果たす役割とは違った分野に足を踏み入れることにならないかも危惧されると思うのであります。


 以上、私は、いじめ等の防止は行政が条例によって規制するのではなく、生ぬるいようでも、市民の常識と社会的常識に基づいて取り組む課題であり、住民主導のまちづくりの中で実現させることだと思うのであります。そして、行政はその支援に徹するべきだと思うのであります。


 そして、何よりもいじめ等の要因である貧困層への支援や国に対し制度改善を求めるなど、住民に密着した行政としての役割を果たすべきだと思います。


 以上、本条例案に反対する理由を述べて、私の討論と致します。


 議員各位のご賛同をお願い致します。


 以上です。


○議長(松本英昭君)  次に、井上日吉議員。


○16番(井上日吉君)  新生クラブ幹事長井上日吉でございます。私は新生クラブを代表して、小野市いじめ等防止条例の制定につきまして、賛成の立場から討論を致します。


 現代社会は、まさに日本じゅうが、いや世界じゅうがいじめの事象にあふれていると思います。私たちは、近代文明という名のもとに、複雑な社会を築いてまいりました。文明一辺倒がもてはやされ、人々の心はそのはざまに入ってしまい、出口が見つからない状態になっているかのように思われます。


 このような現代社会に、日本で最初のいじめに関する条例が小野市から提出されたことは、むしろ遅いぐらいであり、市当局からではなく、議員自らが提案すべき案件ではないかと思うことがしばしばあります。


 この条例が制定されたときには、全国に発信されるとともに、各地からいろいろなご意見が寄せられるものと思われます。


 条例の文章表現につきましては、いじめ等の防止に対する意気込みと、小野市からいじめをなくしていくのだという強い決意が読み取られます。これが全国に発信され、多くの専門家の評価にさらされ、また、条例には、「市民会議を設置すること」とした条項もあり、あらゆる事案が諮問機関にぜひ役割を持って、市民会議に募られ、さらに透明性を増してまいります。


 このことから、現時点で危惧の念を抱くとのご意見は、少し早計ではないかと思う次第であります。


 私たちは、この小野市いじめ等防止条例が小野市から発信されることに誇りを持ちたい。できることなら、議員全員のご賛同のもとに送り出したいと願っておったわけでございます。


 これからも曲折があるかもしれませんが、より一層の内容が充実されることを願い、また、小野市から、日本から、いじめ問題を一刻もなくするためにも、この条例のさらなる昇華を願いまして、私の小野市いじめ等防止条例制定についての賛成討論と致します。


 何とぞ議員各位の皆様方のご賛同をお願い申し上げ、私の賛成討論と致します。


○議長(松本英昭君)  次に、藤本修造議員。


○7番(藤本修造君)  市民クラブの藤本修造でございます。私は、議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定について、賛成の立場から討論を行います。


 私ども市民クラブは、今回の提出議案に対して、反対討論が行われたこと自体が理解できないところであります。


 小野市では、いじめこそあらゆる人権侵害の根源であるととらえ、学校におけるいじめだけではなく、家庭、企業、地域社会などでの虐待、DV、セクシャルハラスメントなどの問題を解決することが、人権侵害そのものの解決につながるとの認識から、いじめ等を絶対に許さないという断固足る姿勢で、すべての市民の総意のもと、その防止に取り組みます。


 ここに、「私たちは、いじめ等のない明るく住みよい社会づくりを目指し、市民がさまざまな地域活動の中で築いてきた活力や学校における充実した教育力を基礎に、それらの力を結集して、いじめ等を防止するため、この条例を制定します」と書かれています。


 第351回定例議会を通じて、十分な議論を重ねてきたところであります。この条例制定が、官主導であるとか、市民に義務づけていることが問題であるという意見がありますが、この種の条例は、強力な官主導でなければ制定できないものであります。


 今回提出の条例は、完璧なものではないかもしれません。それは、全国でも初めての取り組みのあらわれかもしれません。まずスタートしてみることが必要なことであります。


 その間に、内容を精査し、検討を加え、時間をかけて成果を追求すべきものであると考えます。


 小野市いじめ等防止条例が制定されてこそ、新しい小野市のスタートになるものと期待をしているところであります。


 自らがとうとい命を断ち切る事案を防止し、人を思いやる心を育て、みんなで共通の認識を持ち、義務を果たしてこそ、地域社会の中で穏やかな日々が送れるものであると確信をしております。


 この条例制定にて、小野市を全国に発信すべきであります。小野市の挑戦し続ける姿を発信するべきであります。


 何とぞ議員各位には、ご理解をいただき、ご賛同賜りますようお願いを申し上げ、市民クラブを代表致しましての賛成討論と致します。


○議長(松本英昭君)  次に、川名善三議員。


○12番(川名善三君)  公明党の川名善三でございます。私は、議案第79号 小野市いじめ等防止条例の制定について、賛成の立場から討論を行います。


 本年11月、文部科学省による児童・生徒の問題行動等生活指導上の諸問題に関する調査において、平成18年度に全国の小中学校などで認知されたいじめ件数が、12万4,898件で、前年比6.2倍になったと発表されたことは、記憶に新しいところであります。


 多発するいじめを原因とした子供たちの悲惨な事件を受け、いじめの定義が当該児童・生徒が一定の人間関係のある者から、心理的物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じている者という被害者側の立場に即したものに改定されたとはいえ、改めて深刻化するいじめ問題が浮き彫りとなりました。


 これら深刻化、社会問題化するいじめ問題に対し、小野市においては、本年4月より人権侵害の具体的な事象がいじめととらえ、学校のみならず児童虐待、高齢者虐待、DV、セクハラなどあらゆる人権問題に対処するため、市民安全部にヒューマンライフグループを設立、その中にいじめ担当課を設置するなど、組織の再構築を図り、積極的にいじめ根絶に取り組んでおります。


 今回、上程されておりますこの小野市いじめ等防止条例につきましては、先般行われた本会議での質疑において、一つ目に、いじめの大きな問題が起きてから対応するのではなく、問題が起きる前に防止するという後手から先手管理という理念のもと、市民一人ひとりがいじめ問題への意識を高めることによる、職場や家庭におけるいじめ、虐待などの未然防止、二つ目に、地域ぐるみのいじめ防止活動の展開による問題の早期情報収集と早期対応、そして、三つ目には、本条例を制定することにより、小野市が内外にいじめ防止に取り組む強い決意を示し、市民の理解と協力のもと、「ハートフルシティおの」への創造につながる市民意識の変革を目指すものとして、その効果が示されました。


 いじめ問題の解消は、行政だけでできるものではありません。地域や家庭、そして、企業も含めた意識の改革と具体的な対応が不可欠であります。


 もとより条例制定のみで解決する問題ではありませんが、まずは行政が条例制定という強い意思表示を行うことが、問題解決への具体的施策へと発展していくものと考えるものであります。


 最後に、本条例により明示された市、市民、学校、企業、家庭などが、それぞれの役割を再度認識するとともに、本条例に基づき今後設置される市民会議において、策定される行動計画を始めとして、いじめ等の防止及び問題解決に関するさまざまな取り組みにより、いじめのない明るい住みよい小野市となることを期待し、賛成の討論と致します。


 議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げます。


○議長(松本英昭君)  これにて、討論を終結致します。


 これより、議案第79号を採決致します。


 本案に対する委員長報告は、可決であります。


 本案は、原案のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。


               (「起立多数」)


○議長(松本英昭君)  起立多数であります。


 よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議案第80号から議案第86号まで、以上7件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第82号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第83号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可致します。


 鈴垣 元議員。


○17番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣 元でございます。私は、議案第82号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。


 このたびの改正は、期末手当について、人事院勧告に伴う一般職の職員の給与改定に準じて改めるためとして、100分の5、額にして1人年間2万3,500円、総額で43万2,000円引き上げるというものであります。


 議員の期末手当につきましては、平成14年3月定例会において、当時の不況下、行革に基づく取り組みとして、条例の規定にかかわらず当分の間5%の減額を決め、昨年度まで続けてきました。それを本年3月定例会で、減額措置を廃止し、元に戻したところであります。


 本議案は、それをさらに5%引き上げるということであります。人事院勧告に伴う一般職職員の給与改定に準じて、改めるということですが、一般職職員の該当者は、職務級号級の低い一部の職員に限られております。


 また、県下の市町で、このたび議員の期末手当引き上げを行ったところは少ないと聞いております。景気回復が言われたものの、一般市民にはそのような実感はなく、税や保険料の負担は増える一方、最近はガソリンを始め物価の高騰が続き、市民生活が脅かされているこのとき、市民の代表であり、市税のチェック役である議会が、自らの報酬は引き上げるというのでは、市民の理解は得られないと思うのであります。


 以上、議員各位のご同意をお願いして、討論と致します。


 続いて、議案第83号について、討論を行います。特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。この議案について、反対の討論を行います。


 このたびの改正は、議案第82号の場合と同じく、人事院勧告に伴う一般職職員の給与改定に準じて改めようとするもので、特別職及び教育長の計4名の期末手当を合計年間18万2,000円引き上げるというものであります。


 私は当議案に反対する理由は、議案第82号と同じであります。


 以上で、討論と致します。


 議員各位におかれましては、ご同意くださるようお願いして、私の討論と致します。


○議長(松本英昭君)  これにて、討論を終結致します。


 これより、議案第82号及び議案第83号を採決致します。


 本案に対する委員長報告は、可決であります。


 本案は、原案のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。


               (「起立多数」)


○議長(松本英昭君)  起立多数であります。


 よって、議案第82号及び議案第83号は、原案のとおり可決されました。


 これより討論・表決に入ります。


 議案第80号、議案第81号、及び議案第84号から議案第86号まで、以上5件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。


 これより、議案5件を一括して採決致します。


 本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 よって、議案第80号、議案第81号、及び議案第84号から議案第86号、以上5件について、原案のとおり可決されました。


 次に、請願第1号から請願第4号まで、以上4件について、これより討論・表決に入りたいと思います。


 これに、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定しました。


 これより討論・表決に入ります。


 請願第1号から請願第4号まで、以上4件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。


 これより、請願4件を一括して採決致します。


 本案は、原案のとおり採択することにご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 よって、請願第1号から請願第4号まで、以上4件について、原案のとおり採択されました。





   〜日程第3 各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査申出書〜





○議長(松本英昭君)  次に、日程第3、各常任委員会並びに議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれの委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付致しております一覧表のとおり、閉会中の継続調査を致したい旨の申し出がありました。


 お諮り致します。


 各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定して、ご異議ありませんか。


              (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(松本英昭君)  ご異議なしと認めます。


 よって、各常任委員長並びに議会運営委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。





                〜閉 会 宣 告〜





○議長(松本英昭君)  これにて、本会議に付議された案件の審議は、全部終了致しました。


 よって、今期定例会は、これにて閉会致します。





                〜議長あいさつ〜





○議長(松本英昭君)  閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、17日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のためにまことにご同慶にたえません。


 ここに議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 特に、決算特別委員会の決算審査にあたり、長時間にわたって慎重な審査を賜りましたご精励に対し、深く感謝を申し上げる次第であります。


 今後も絶えず変化し続ける社会ニーズに対応するため、ますます地方自らの判断と責任において、行政運営を求められるようになってきております。


 今後とも議会機能充実のため、開かれた議会を目指し、議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。


 また、市長を始め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で、審議にご協力いただき、感謝致しますとともに、その過程で述べられました議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう、希望するものであります。


 さて、いよいよ本年も残すところあと10日余りとなり、寒さも一段と厳しさを増してこようとしておりますが、議員各位、並びに市長始め当局におかれましては、健やかに良き新春をお迎えくださるよう、心から祈念致しまして、閉会のごあいさつと致します。


 どうもありがとうございました。





                〜市長あいさつ〜





○市長(蓬莱 務君)  第351回市議会定例会の閉会にあたりまして、一言お礼かたがたごあいさつを申し上げます。


 今月4日の議会開会以来、議員各位には、上程致しておりました補正予算案を始め、条例議案、人事案件など16件の議案について、また、継続審査となっておりました平成18年度各会計決算認定5件、合わせて21件の議案につきまして、慎重にご審議をいただき、いずれも原案どおり可決、ご決定を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。


 とりわけ今期定例会では、全国で初めてとなります、小野市いじめ等防止条例案を上程致しましたが、議員の皆様方の熱心かつ慎重なご審議をいただき、先ほど原案のとおりご決定をいただくことができました。重ねて厚く御礼を申し上げます。


 議員の皆様方も十分ご理解いただいていると思いますが、この条例は、いじめという事象に焦点を当てながら、あらゆる人権問題を解消するための、出発点となるものであります。


 全国的にも例がないため、条例制定にあたっては、学校関係者を始め、県教育委員会などの関係機関、弁護士などの学識経験者、さらには市民からのパブリックコメントなど、幅広くさまざまな分野からご意見を取り入れております。


 今後この条例に沿って、行動指針を策定していく、あるいは、施策を実施していく過程におきまして、いろいろと課題も生じてくるかもしれません。しかしながら、大切なことは、このような新しい制度をつくる際には、最初から完璧を求めてはだめなのであります。まずは「やってみなはれ」という前向きな考え方、すなわちネガティブではなく、ポジティブシンキングで対処していくことが重要なのであります。


 そして、条例に明記しておりますように、行政だけではなく、市民、家庭、学校、企業、そして地域社会などがそれぞれの責務と役割を果たし、お互いに連携をとりながら、まさに市民総ぐるみで「いじめ」という人権侵害に真剣に取り組み、だれもが安心して生き生きと暮らせる社会の実現を目指してまいる所存でもあります。


 さて、今期定例会におきましても、いじめ防止条例に関することを含め、議員各位から多くのご意見・ご提言をいただきました。


 例えば、防災マニュアルの見直しや備蓄倉庫の新設など、地震に対する備えについて、現在7名の医師が在籍し、北播磨での拠点となっている小野市民病院小児科のさらなる体制の充実について、小野市の文化面での情報発信のツールとして、さらに期待がかかる上田三四二記念小野市短歌フォーラムについて、平成16年から導入しております「市立ひまわり園」通園者用の専用バスの介助支援について、市の歳入全体の4割を占める市税の根幹をなす固定資産税の適正な課税客体の把握など、その課税状況について、平成18年から実施を致しております妊婦の健康診査費の助成制度の周知とその限度額の増額について、商業の活性化という視点から、これからの小野市の賑わいづくり、あるいは「まち」の魅力の創出のための取り組みについて、兵庫県がその危機的な財政状況を打開するため発表致しました、いわゆる「新行革プラン」の小野市への影響等についてなど、その他にも多くのご意見をいただいたところであります。


 これらご意見の趣旨を真摯に受けとめ、今後の施策展開に生かしてまいる所存であります。


 さて、年の瀬も押し詰まり、今年も残すところあとわずかとなってまいりました。この1年を振り返ってみますと、海外においては世界経済を揺るがしております米国のサブプライムローン住宅ローンの焦げ付き問題、あるいは、このことに関連しているとも言われている、原油価格の高騰や穀物相場の上昇などに伴い、広い範囲での物価への波及や景気への影響が懸念されております。


 また、国内におきましては、この1年の世相をあらわす漢字として「偽」、偽りという字が選ばれましたが、食品表示偽装の相次ぐ発覚や年金の記録漏れ問題など、国民が「偽り」と感じる出来事が多かったように思われます。


 そのような中、小野市におきましても今年1年間、さまざまな事業の展開、あるいは、出来事がありました。その中から少し紹介をさせていただきますと、まず初めに、「県下で最も充実した小学校6年生までの医療費完全無料化」であります。


 平成17年に小学就学前まで、平成18年には小学校3年生まで、そして、今年は小学校6年生までの医療費の完全無料化を県下の市に先駆けて実施してまいりました。


 県でも今年度から小学3年生までの助成制度を始められたところでありますが、危機的な財政状況により、わずか1年で見直しをされようと致しております。


 しかしながら、小野市では、県がどうであれ、市独自の子育て支援策として、小学校6年生までの医療費の完全無料化を継続してまいります。


 次に、「いじめを絶対に許さない!」いじめ担当課の創設と、全国初のいじめ防止条例の制定であります。


 今年の市長方針は「行政手法のイノベーションへのチャレンジ」でありますが、その取り組みの一つとして、教育委員会にありました「人権教育課」を廃止するとともに、市を挙げて、いじめなどの人権問題に総合的に取り組むために、市長部局に「ヒューマンライフグループ」を創設致しました。


 また、今期定例会において、全国初となる「いじめ等防止条例」を上程し、先ほどご決定をいただいたところであります。


 うれしいニュースでは、第20回兵庫県ジュニア軟式野球選手権大会で、小野市の二つのチーム、河合スポーツ少年団と下東条スポーツ少年団が優勝と準優勝を飾るという、大会史上初めてとなる快挙を達成致しました。まさに子供たちの活躍が、市民に元気と感動を与えてくれたのであります。


 そして、市民が主体となって「小野まつり」に取り組むようになって、はや7年がたちましたが、今では小野市の人口の約3倍となる約15万人が参加する、北播磨地域最大のイベントとなるとともに、「おの恋おどり」は県下最大の105チーム2,400人が参加する大きな祭りとなっています。


 また、今回は初めて花火の打ち上げ業者をコンペ方式で選定を行いまして、その結果、花火にかかった費用は昨年より安価に抑えることができ、かつ花火の数は昨年よりも500発増えて、3,000発になったところであります。


 また、小野市民病院は、小児救急と眼科について、神戸大学や県などから北播磨地域の拠点病院に認定されておりますが、このたび、難関の病院機能評価バージョン5を受審し、無条件という形で認定をいただきました。


 地域医療の中核を担う病院として、医療の質や安全性の確保、待ち時間やプライバシーなどの療養環境、患者へのサービスが一定の水準以上となっているというお墨つきを得たとも言えます。


 また、全国的に医師不足や診療科の閉鎖が相次いでいる中で、北播磨・丹波地域初の形成外科を新たに開設を致したところでもあります。


 そして、JR、神戸電鉄、北条鉄道が結節する北播磨の基幹駅である粟生駅に、新たな生涯学習の拠点として、陶遊館“アルテ”がほぼ完成し、いよいよ来年4月にオープンを致します。


 既に市内の他のJR加古川線4駅の駅舎の改修やその周辺整備も完了していますが、これらの取り組みによりまして、今では改修前に比べ、年間約3万人の利用者の増加につながっている。それは加古川線全体の増加の、実に60%増になっております。


 加えて、公共交通の充実という点では、利用者数が当初の1.5倍に増加しております“らんらんバス”に、県下初の予約制(デマンド)バスの本格運行、これは土曜日曜日を含め、毎日運行ということになりますが、それを来年から開始する予定であります。


 また、3年の歳月をかけて、加古川沿いに4キロにわたる「おの桜づつみ」が完成致しました。ここに植えられている約650本の桜の木のオーナーには、市民を始め、広く阪神や姫路方面の方もおられ、ほぼ完売を致したわけであります。


 このほかにも、安全安心パトロールの充実や脳科学の理論を取り入れた小野市独自の16カ年教育の展開にも積極的に取り組みを致しました。


 先月、小野市におけるこれらさまざまな取り組みを、市内全地区で開催致しました市政懇話会を通して、市民の皆様にご説明をさせていただいたことも、今年の大きなニュースの一つでもあります。


 また、小野市独自の方針管理制度や人事制度についても、内閣府社会経済研究所を始め、北海道旭川市、あるいは愛知県岩倉市、豊川市など、全国各地からの視察が相次いでおりまして、その数は年間約90団体にも及んでおります。


 このように幅広く施策展開を行いながら、一方で人事制度改革や入札制度改革などの行財政改革に、引き続き取り組んでおります。とりわけ職員数におきましては、「行政もまさに経営」であり、「より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」という、小野市の行政経営の基本理念に基づき、小野市では市民100人当たりの正職員数は、県下29市中最少で、その質を落とすことなく、多くの業務をこなしているところであり、また、議員におかれましても、自らその主体性をもって、定数の削減という英断を下され、5万人規模の市では県下最少の議員数で、その役割を果たされているところでもあります。


 このような改革の結果、8年間で市税の約2倍に当たる約130億円の経費節減につながっており、来年から公表される財政健全度をはかる新たな指標の一つである「連結実質赤字比率」は、大手新聞社によると、平成17年度決算で、小野市の場合、全国802の都市の中で、良好な方から第2番目となる、財政状況の健全性を維持していることは、既にご案内のとおりであります。


 私は、来年も引き続き、健全財政を維持しながら、今後も絶えず変化し続ける社会ニーズにフレキシブルに対応するため、「今まではこうであったという前例を踏襲することなかれ、かくあらねばならんという固定観念にとらわれることなかれ」、この信念に基づき、「さらなる進化と変革」に向け、全力でもって施策の推進にまい進してまいる所存でありますので、議員各位のより一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。


 最後になりましたが、師走に入り、だんだんと寒さが厳しくなってまいりました。議員各位にはくれぐれも健康にご留意され、輝かしい新年をお迎えいただきますことをご祈念申し上げますとともに、今期定例会に賜りましたご精励に重ねて御礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。


 まことにありがとうございました。


                (拍  手)





              閉会 午後 2時28分