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兵庫県 小野市

平成17年第339回定例会(第3日 6月16日)




平成17年第339回定例会(第3日 6月16日)





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 │                                            │


 │       第339回小野市議会(定例会)会議録                   │


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 │              平成17年6月16日(木)(第3日)            │


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 │                 開  会  午 前10時00分            │


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   第1 質 問


   第2 議案第36号〜議案第46号      各常任委員会付託


   第3 議案第49号             上程、提案説明、質疑、


                         常任委員会付託





2 本日の会議に付した事件


   日程第1 質 問


   日程第2 議案第36号〜議案第46号    各常任委員会付託


   日程第3 議案第49号           上程、提案説明、質疑、


                         常任委員会付託





3 議事順序


   開  議(午前10時00分)


   開議宣告


   質  問


   休憩宣告(午前11時19分)


   再開宣告(午前11時30分)


   休憩宣告(午後 0時22分)


   再開宣告(午後 1時00分)


   議案第36号〜議案第46号


   議案第49号


   散会宣告(午後 1時55分)





4 会議に出席した議員(19名)


   1番  春名 良兼


   2番  鈴垣  元


   3番  藤本 修造


   4番  山中 修己


   5番  松本 義博


   6番  河合 俊彦


   7番  竹内  修


   8番  加島  淳


   9番  川名 善三


  10番  井上 日吉


  11番  掘井 算満


  12番  河島喜代美


  13番  藤原  健


  14番  松本 英昭


  15番  石田喜久男


  16番  松井 精史


  18番  吉田 成宏


  19番  横山 四郎


  20番  井上  煕





5 会議に欠席した議員・説明員


   な   し





6 議事に関係した事務局職員


   議会事務局長    井上 元和


   議会事務局係長   河合 拓哉


   臨時職員      松井 純子





7 会議に出席した説明員(14名)


   市長        蓬莱  務


   助役        井上 嘉之


   収入役       小塩 慶明


   技監        横山 正雄


   総合政策部長    小林 清豪


   総務部長      萩原 絹夫


   市民安全部長    上田 芳敬


   市民福祉部長    上月 良男


   地域振興部次長   森本  孝


   市民病院事務部長  藤田 久好


   水道部長      藤本  優


   消防長       田中 眞司


   教育長       陰山  茂


   教育次長      藤田  季





8 会議に付した事件


  市長提出議案


  議案第49号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び小野市教育長の


         給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定について








                午前10時00分





                〜開 議 宣 告〜





○議長(井上日吉君)  おはようございます。


 これより3日目の会議を開きます。


 日程に先立ち、ご報告申し上げます。


 それでは、お手元に配付致しております議事日程に基づき、会議を進めてまいります。


 これより日程に入ります。





               〜日程第1 質 問〜





○議長(井上日吉君)  日程第1、質問であります。


 これより質問に入ります。


 質問の通告がありますので、通告順に順次発言を許可致します。


 川名善三議員。


               (川名善三君 登壇)


○9番(川名善三君)  公明党の川名善三でございます。私は2項目につきまして質問をさせていただきます。


 第1項目、地域子ども教室推進事業について。


 第2項目、小野市内における神戸電鉄各駅の整備について。


 まず第1項目、地域子ども教室推進事業について。


 先ごろ、小野市次世代育成支援対策行動計画「子育て支援ひまわりプラン?」が策定されました。少子高齢化が急速に進む中、活力ある地域の創造には次世代を担う子供たちを産み、育てやすい社会の仕組みづくりと、健やかに成長できる環境づくりが大切であることは言うまでもありません。


 小野市においては平成12年に「子育て支援ひまわりプラン」が策定され、アフタースクールの全小学校での実施をはじめとして、児童館「チャイコム」の設置、子育てファミリーサポートセンターの設置など積極的な少子化対策が進められてきました。さらに、本年7月より就学前児童に対する医療費の自己負担金無料化等が具体化されるとともに、小児医療の中核病院として小野市民病院小児科の充実が図られるなど、子育てに優しい町小野市が実現しつつあることは、大変喜ばしいことであります。


 そして今、子供たちの健やかな成長のために、地域の教育力が注目されております。子供たちが安全で安心して活動できる活動拠点を確保し、地域の大人の教育力を結集し、放課後や週末におけるスポーツや文化活動など体験活動や地域住民との交流活動を支援する事業として、文部科学省では平成16年度より「地域子ども教室推進事業」がスタートしております。


 本市においても地区のコミュニティセンターを中心にこの取組みがなされております。さらなる充実を期待し、次の2点について、教育長にお伺い致します。


 1点目、これまでの取組みについて。


 これまでの本市での具体的な実施内容についてお伺い致します。


 2点目、全体計画について。


 本事業は「地域子ども教室推進事業として全国の小学校などを活用して3ヶ年計画で緊急かつ計画的に子供たちの居場所を用意する」とされておりますが、本市での計画はどのようなものなのか、お伺い致します。


 第2項目、小野市内における神戸電鉄各駅の整備について。


 昨年12月のJR加古川線の電化により、市内沿線4駅にはそれぞれコミュニティ施設が整備され、地域住民の方々によってそれぞれの地域の特性を活かしながら、新たな地域活性化への取組みが始まっております。


 神戸電鉄は北播磨と神戸を結ぶ鉄路として、また通勤通学に欠くことができない交通機関として親しまれておりますが、電鉄小野駅については周辺整備への取組みがなされているものの、残る各駅につきましては、自動改札機や券売機などの設置にとどまり、駅周辺については旧態依然たる状況であります。


 民間鉄道であることから、すべてにおいて小野市にその責任があるとは言えませんが、来るべき兵庫国体においては神戸電鉄を利用した来客が予想される中、景観整備の観点からも早急な対策が求められると考えます。


 そこで次の2点について、助役にお伺い致します。


 1点目、今後の整備計画について。


 小野市のイメージをそこなうことがないように整備する必要があると考えますが、いかがでしょう。


 2点目、パークアンドライドの進捗状況について。


 かねてより計画がなされておりますが、その後の具体化の取組みについて、お伺い致します。


 以上、私の質問と致します。


○議長(井上日吉君)  質問に対し、答弁を求めます。


 教育長。


                (教育長 登壇)


○教育長(陰山 茂君)  第1項目、1点目、地域子ども教室推進事業のこれまでの本市での具体的な実施内容につきまして、お答え致します。


 地域子ども教室推進事業は、全国的に家庭の教育力や、あるいは地域の教育力が低下していくことや、青少年の異年齢、異世代間の交流が少なくなっていること、子供たちの問題行動が深刻化している等の社会的背景があります。


 そういったことから、文部科学省が平成16年度から始めた事業でございまして、心豊かでたくましい子供を社会全体ではぐくむため、社会教育施設等を活用して、地域の大人たちの指導、協力を得ながら、放課後や週末におけるさまざまな体験活動や地域住民との交流などを支援しようとするものでございまして、いわゆる子供の居場所づくりを推進する事業でございます。


 これまでの本市における取組みについてでございますけれども、各コミセンでは平成14年度の4月にコミセンと名称を変更致しましてから、体験活動事業等を通して、地域による子供たちの健全育成に努めてきておりましたので、この事業が始まったということで受託致しまして、これまでの事業をさらに拡大して取り組んでいるところでございます。


 平成16年度、小野市では2教室を受託致しまして、コミセンきすみのと下東条において事業を展開致しました。主に土曜日、日曜日、祝日、そして夏休み、冬休みの長期休業期間中に実施しておりまして、1回の事業実施時間数は約3時間、1年間で両コミセン合わせまして125回、延べ時間に致しますと375時間の実施をしているところでございます。


 実施の内容についてでございますけれども、地域及び施設の特質を活かしながら、例えば、コミセンきすみのにおいてはビオトープ等この地域の豊富な自然を活用致しました自然体験学習、そして、きすみのそばのそば打ち体験学習、お菓子づくり、竹細工等の教室を実施しているところでございます。


 また、下東条コミセンにおきましては、体育館を利用してのバレーボールやバドミントンの教室、たこづくり、カルタ大会、あるいは天体観測、郷土芸能の体験教室等を実施したところでございます。


 参加人数を申し上げますと、延べ3,601人、1回当たりの平均参加人数は約30名でございまして、大部分のコースが定員を超えた状態で実施しているところでございます。


 次に2点目、地域子ども教室推進事業の全体計画につきまして、お答え致します。


 地域子ども教室推進事業は16年度から18年度までの3ヶ年となっております。小野市では各コミセンを拠点として毎年2ヵ所ずつ、具体的に申し上げますと16年度はきすみのと下東条コミセン、17年度は河合とおおべコミセン、そして来年度は市場、小野コミセンと毎年2ヵ所ずつ受託し、3年間ですべてのコミセンで実施できるように計画しております。


 2年目にあたります今年度のコミセン河合では自然体験、英会話、お菓子づくり、子供書道教室などを行い、コミセンおおべでは、七夕やカルタ大会、あるいは3B体操、またはさまざまな体験活動をするふれあいポプラの子事業、あるいは子供書道教室を実施する予定で、いずれも現在、定員を超える申し込みがあるところでございます。


 いずれも指導者は地域の人であり、地域と連携し、地域の特質を活かしながら、子供の居場所を確保し、心豊かでたくましい子供をはぐくんでいきたいと考えているところでございます。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、助役。


                 (助役 登壇)


○助役(井上嘉之君)  第2項目、1点目、今後の整備計画についてお答え致します。


 市内の鉄道につきましては、JRと神戸電鉄があり、いずれも京阪神、臨海部とを結ぶ南北の基幹軸として大変重要な役割を果たしております。


 しかし、近年におけるモータリゼーションの進展に伴い、鉄道を含めた公共交通機関の利用者が年々減少傾向にあるということは言うまでもございません。


 市と致しましては、このような状況の中、改めて公共交通機関の役割を評価し、地域の活性化と利便性の向上を図るために、昨年度JRの電化事業にあわせ、市内JR4駅にコミュニティ施設を設けた駅舎の改修を実施し、本年度においても駅周辺の整備に取り組む予定をしております。


 さて、議員ご指摘の神戸電鉄各駅の整備についてでありますが、JRと同様存続すべき重要な公共交通機関と位置づけをしております。


 そういった状況を踏まえまして、これまでに鉄道事業者との協議を重ね、電鉄小野駅の周辺の整備を実施してまいりました。残る各駅の整備についてでありますが、これまでのJR各駅の整備と同様に、地域の方々の意見を取り入れ、それぞれ駅の特性を活かしながら、新たな交通拠点として整備をしていきたいと考えております。


 次に2点目、パークアンドライドの進捗状況についてお答え致します。


 パークアンドライドにつきましては、これまで議会の中でもいろいろと議論をされ、市と致しましても、その必要性を十分に認識をしております。ご承知のように、昨年度、電鉄小野駅につきましては、地元の協力が得られず、計画が中止となりました。


 そこで、今後予定をしております各駅の整備計画の中で、駅周辺の土地の状況を勘案しながら、地元と協議を行い、土地の確保も視野に入れながら、キスアンドライドの整備もあわせて、検討していきたいと考えております。


 いずれに致しましても、神戸電鉄沿線の活性化と利便性の向上を図るため、JRの駅周辺整備と同様に順次整備をしていきたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再質問はありませんか。


 川名善三議員。


○9番(川名善三君)  それぞれにご丁寧にご答弁をいただきまして、ありがとうございます。若干ではありますが、再質問をさせていただきます。


 まず第1項目について、教育長にお伺い致します。


 地域子ども教室推進事業ということで、これは子どもたちの居場所づくりを目的としてされているということで、特に、小野市の場合はコミセンを中心に取り組んでこられたということでありますけれども、ちょうど国の方が平成16年度から取組みを始めるということで通達があるわけなんですけれども、その中で一つ経費のことにつきまして、お伺いをしたいんですけれども、国の方ではちょうどこの平成16年度の予算と致しまして約70億円を予算化したということで、大々的にアピールをしているわけですけれども、この70億円というのが国全体として70億円ということですから、これが多いか少ないかというのは、非常に議論が分かれるところかとは思うんですけれども、小野市の予算書関係を調べさせていただいたんですけれども、この事業につきましての記載というものが、どうも見つからなかったわけです。


 ですから、これは国の事業ということもあって、直接されているのかなという気もいたすわけですけれども、小野市としてはどの程度の予算をかけて、この3年間取り組まれたのか、お伺いしたいと思います。


 もう1点ですけれども、先ほどの答弁の中で、コミセンを中心としてそれぞれ2ヵ所ずつ3年間で6ヵ所回るというような取組みの説明でございました。ここに生涯学習政策局長の決定という文部科学省の決定なんですが、この中に地域子ども教室推進事業実施要綱というものがございます。この中の要綱によりますと、事業委託として行われるわけなんですけれども、この地域子ども教室の実施ということにつきましては、まず、これは学校の校庭や教室等に安全安心して活動できる子供の居場所、つまり活動拠点ですね、これを設け、地域の退職教員、大学生、青少年等指導員として配置し、放課後や週末における小・中学生を対象とした継続的なスポーツや文化活動など、さまざまな体験活動の実施や地域住民との交流活動等を実施する。このような要綱がございます。


 それに基づきまして、全国的にも取組みがされているわけなんですけれども、その中で私もちょっと事例を調べさせていただきました。その中で、主なところをちょっと申し上げますと、例えば、東京江戸川区、こちらは「すくすくスクール事業」ということをされております。名古屋市の場合は「トアイライトスクール」、大阪市の場合は「児童生き生き放課後事業」ということ、品川区の場合は「スマイルスクール」、世田谷区では「新BOP」ということで、これ私が何を申し上げたいかといいますと、ここで私が例を挙げさせていただいたのは、ほとんどこれは小学校で行う。それも放課後に行う。土日も含めて行うということで、いわゆる子供たちが学校が終わった後に、すぐ家に帰るのではなく、学校に残ってこのような文化活動とか体験活動をそれぞれの学校で行っていく。このような事業が取り組まれているわけであります。


 特に世田谷区の「新BOP」は、ベースオブプレイングということで、子供の遊び場、活動拠点という意味だそうですけれども、こちらの場合は、いわゆる今、小野市でも行われておりますアフタースクール、これを兼ねて行っているというような状況、つまり小学校低学年につきましては、アフタースクールで行う、それ以上の高学年につきましては、この地域子ども教室という形で取組みをされているということで、いわゆるその子供たちが学校を終わった後に、それぞれこういう活動をしていく拠点として、この地域子ども教室活動が活用されているわけであります。


 小野市の場合は、先ほど答弁ありましたように、コミセンの中で、特に土日、また長期休暇の中での活動として取組みをされているわけですけれども、それぞれこれは地域性があると思います。学校から近いところもあれば、遠いところもあろうかと思います。


 それぞれ地域特性があるかと思いますけれども、特にこの放課後の子供たちの居場所づくりということを考えた場合に、いわゆるコミセンでありますと、一旦場所を変えてということになるわけです。そういう意味で、今後こういう放課後の居場所づくりというような形での取組みということについての、今後のご計画なりがもしあれば、お願いしたい。


 また、これは3年間で国の方は事業を区切っているわけですけれども、今後発展的な事業として取組みができないものなのか、このあたりにつきましてお伺い致します。


 続きまして、第2項目の神戸電鉄の駅の整備についてでありますけれども、まず助役にお伺い致します。


 先ほどのご答弁によりますと、JRに匹敵するような整備をなされるというご答弁をいただいたわけですけれども、今の時点でJRの各駅と神戸電鉄の各駅を比べますと、若干差があるというのが実感ではないかと思うんです。


 先ほどの答弁の中で、整備はしていただけるということですけれども、時期的なものですね、といいますのは、先ほど私も質問の中で申し上げましたように、来年は国体が始まってきます。その中で当然時間もお金もかかるわけですけれども、当面その国体につきまして、今のままの状態で国体を迎えるのか、多少なりとも整備がされた上で迎えられるのかというふうなこともお伺い致したいと思います。


 もう1点、まず助役にお伺いしたいわけですけれども、神戸電鉄につきましては、私業であります、JRもそうですけれども、そういう中で本来はやはり整備につきましては、民間企業であるそれぞれの会社が行うべきものであろうと、これは私もそういうふうに思います。しかしながら、そういった非常に重要な公共機関の一つでもありますし、そういうふうな中で、やはり市としてもそれなりの支援をしていくという姿勢ですね、これはやはり必要かなと思います。


 その中で、今ちょうど市場地区におきましては、地域づくり協議会が立ち上がっておりまして、その中でこの駅の整備といいますか、どちらかというと美化ですけれども、そちらの方を積極的に取り組んでいこうというふうにされております。その中で、独自に神戸電鉄さんとも協議をされておりまして、神戸電鉄さんも非常に良心的といいますか、積極的といいますか、非常に前向きな姿勢をされております。先日はホームに花を植えようということで、そういう活動も既に始まっております。


 その中で一つの会社神戸電鉄、そしてまた地域、それにプラスしてやはり市の方も積極的にそういうような形での支援というものが、そんな大きなことでもなくていいと思うんですけれども、そういうもう既に始まっているようなところに対しての細かい支援なり、そういうようなものも今後取り組んでいただきたいと思うんですけれども、このあたりについての見解をお願い致したいと思います。


 もう1点、市民安全部長にお伺い致します。


 今回の機構改革の中で、環境の担当がそちらの方に移ったわけですけれども、その中で駅の周辺の美化、これは神戸電鉄、JRも含めての話となると思うんですけれども、やはり問題になっていたことが一つございまして、それは放置自転車といいますか、全く使用に耐えない錆びついたそんな自転車が駅に長い間放置をされていたという事実がございます。


 管理の方は駅構内、敷地になりますので当然、神戸電鉄の方なりが対処するべきものかとは思います。しかしながら、道路から見えるようなところで長い間そういうものが放置をされておりますと、やはり美観としても問題があろうし、また逆にそこに持っていけばという自転車の捨て場になっているのではないか、そのようなこともありまして、やはりそういうものがありますと、非常に後々の影響というものが大きいと思うわけです。


 ですから、その中で当然神戸電鉄なりが対処するべきことなんでしょうけれども、やはりそれぞれの事情もあったりしてなかなか手が回らないと、そのようなときには、やはり市としても協力を致しますよと、そのような姿勢でもってお互いに協力しながら、そのようなことについても対処していく必要があろうかと思うわけですけれども、そこは駅のことだから、駅でしてもらったらいいということではなく、やはり地域としてもそうやって美観を高めようということを積極的に進めている中におきましては、そういうふうな形での支援というものも、やはり多少なりとも考えていく必要があろうかと思いますけれども、この点について、お伺い致したいと思います。


 最後、市長にお伺い致します。


 私はこの神戸電鉄のことにつきましては、3月の質疑でも若干させていただきまして、それなりの市長のお考えというものは聞かせていただいたと思います。


 今、神戸電鉄さんにつきましては、増発をされまして1時間に4本ございます。私も数えたんですけれども、大体1日150本ぐらいの電車が運行されております。ほとんど4両化されておりますし、東京ではこの間から始まったと言われる女性専用車両ですけれども、これも神戸電鉄は設置をされております。JRにつきましては、非常に電化をされまして快適になったわけですけれども、本数的にいいますと1日50本弱ということであります。この50本というのは大体10年前とほとんど変わっておりません。なおかつ今、JRでは第4土曜日の午後4時間ほど電車が1本も走らないというような状況があります。


 そういうことを考えますと、非常に神戸電鉄さんには本当に過分なほど利便性を私は提供していただいていると思っております。市長はかねがね3本のRということでRiverとしてのR、RailwayとしてのR、RoadとしてのRというわけで、三つの構想を述べられております。


 今まで私が感じておりますのは、そのRailwayとしてのRというのは、どちらかといいますとJRのことを主に言われていたような気が致します。ちょうど時期的にもそういう電化も絡んでいたわけですけれども、時期的にはそれでいいのかなと思いますけれども、やはりこの小野市のまちづくりの中で、このRはいっても二つあるわけです。その中で神戸電鉄に対しまして、どのような位置づけをされておられるのか、これは先ほど助役の答弁がありましたけれども、重要なものであると位置づけしているという答弁がありましたけれども、一つの小野市のグランドデザインの中で、この神戸電鉄が果たす役割、またその位置づけ、また今後の整備計画なんかにつきましても、あわせましてお願いを致したいと思います。


 といいますのも、例えば、この樫山駅の整備等につきましてはもう10年ぐらい前からもう何回も議会で取り上げられております。そういうようなこともございますけれども、現状は今のとおりということになっております。そういうようなことも含めまして、お伺い致したいと思います。


 以上、再質問と致します。


○議長(井上日吉君)  再質問に対し、答弁を求めます。


 教育長。


○教育長(陰山 茂君)  再質問についてお答え致します。


 まず1点目でございますけれども、経費の問題、つまりお金の流れということでございます。あるいは、どれくらいのお金がおりてきているかということでございますけれども、予算書に計上されなかったという問題がございます。これは国から県の自治体、そして市の自治体にお金が流れてきておりましたら、これは当然予算書に計上されるところでございますけれども、予定されましたのが文部科学省から県の「子供居場所づくり運営協議会」という団体におりまして、そして、そこから小野市の地域づくり協議会におりてくると、そういうふうな流れでございますので、予算書に計上されなかったわけでございます。


 したがいまして、16年度は2教室に対しまして約420万円、そして17年度、本年度でございますけれども、約270万円、150万円減って270万円の予算がおりてきているわけでございます。


 1事業16年度210万円というようなものでございますけれども、これにつきまして、16年度の減額補正ということで既に小野市では、先ほども議員が言っておられましたけれども、子供居場所づくり事業としてコミセンに予算を計上していたところでございますけれども、その予算を立てた後日、国から420万円のお金がおりてくると、そういうことで、その後に減額補正をやっているところでございます。


 また、今年度270万円でございますけれども、これは本来でしたら、小野市独自で予算を計上していた額から270万円を減額して予算計上しております。そういうふうな流れでございます。


 2点目、東京、名古屋、あるいは大阪の例を挙げながら、子供たちが放課後を活用して学校を拠点として、地域のボランティアの支援のもと子供たちの健全育成を図っているが、こういうことについての小野市での計画はあるかということでございますけれども、確かにこの事業、放課後子供たちは場所を移動することなく、例えば、ボランティアの人が準備した事業に参加できる。あるいは放課後の時間を過ごすことができるということで、非常にいい案であるというすぐれたやり方であるというふうに考えております。


 先ほども議員が言っておられましたけれども、小野市は前から、いわゆるコミュニティセンターを中心にこの居場所づくり事業を展開しており、さらに今年も今、各コミセンで平日に自主学習教室などをやったらどうかというような案が出ていたところでございますけれども、いずれに致しましても、先ほども申し上げましたように、確かに学校の場所、つまり家に帰ることなくその場で放課後になるとすぐできるという利点もあるし、また広い場所もあるわけでございますから、非常にいい案と思います。ただ、今までコミセンでやっていたのと、学校でやるのとその二極化が進むんじゃないかという、一つ懸念もございます。それと、いずれも解決できると思いますけれども、今現在やっている学童保育との関係というものもありますし、あるいは、空き教室の有無ということもあります。また、今度それが終わった後、5時や6時に終わるとしますと、その下校時は一体どうするのかという、そういった懸念もございます。


 というような、いろいろ課題が急に降ってわいたみたいなことでございますので、これは非常にいい案といいますか、ご提議だと思いますので、そういった面につきまして、先ほど言われました東京、名古屋あたりの実施しているところの現状を視察するなど致しまして、今後研究してまいりたいというふうに考えております。


 それから3点目、この子供居場所づくり事業といいますのは3年間、いわば1年間、これだけあげますからやってくれと、そこはそれで終わり、その次これどうぞと、こういうふうな格好でございます。1年限りというようなものでございますけれども、先ほども申し上げましたように、小野市はやはりコミセンに居場所づくり事業を、コミセン事業としてこれだけの予算を出します。しかし、渡りに船で国からお金がおりてきましたので、その分を減らして一定の額でやっていると、そういうことでございますので、今後もこの国からの予算がなくなっても通常どおり、展開していきたいと思いますし、さらに子供の居場所づくりにつきましても、先ほどの研究も含めまして、さらに拡大してやっていきたいというふうに思っております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、助役。


○助役(井上嘉之君)  再質問にお答え致します。


 2点ほどあったかと思いますけれども、まず1点目の時期的な問題、いわゆる国体に向けて整備がどうなるのかということでございますが、先ほども答弁で順次整備をしていきたいと、こういう答弁をさせていただいたんですけれども、もう少し具体的に答弁させていただきますと、一つは今現在、JRの整備を行っております。いわゆる電化に合わせてコミュニティ施設は整備したわけなんですけれども、本年度、周辺整備が残っております。


 それから、あと引き続いて粟生駅の整備も、これは結節点ということもございまして、一定の規模の整備が出てくるのかなということの中で、本年度、検討会を進めて、そういった中で18年度に整備をしていきたいと、そういったJRとの事業が残っております。


 それを受けて、引き続きというのですか、そのJRの整備がある程度めどがついた段階で、神戸電鉄の整備へ持っていきたいと。それも今考えておりますのが、今JRにつきましては、まちづくり交付金を活用して事業を進めているわけなんですけれども、この神戸電鉄の沿線の活性化、駅を入れての整備なんですけれども、これにつきましても、やはりまちづくり交付金を活用していきたいなと、そういったことで、その場合、やはり国への申請をして承認を得なければいけないわけですけれども、その辺の問題。それと、まだ具体的に市の方ではそれぞれの駅の課題を把握しているわけなんですけれども、やはり地域の利用者のニーズというのですか、その辺の人の意見、あるいは地域自治会の意見、それらもあわせて聞いていきたいと、そういったことの中で、いわゆる整備スケジュールを整理していきたいなというふうに思っております。


 一番いいのは、確かに国体に合わせて整備ができればこれはもうパーフェクトだと思っているんですけれども、その辺の財政的な状況等を含めますと、若干時間がかかるのかなというふうに思っております。


 2点目の市場駅等の美化に対する支援はしてもらえるのかという、その辺の話だったと思うんですけれども、これにつきましては、ちょっと資料を見させていただいたんですけれども、市場地区の地域づくり協議会の自主事業でして、大きな事業項目に電鉄樫山駅、市場駅の美化ということで、市場地区の地域づくり協議会がそういう事業を展開されると。議員さんもそのメンバーに入られて活躍されているというふうにお見受けしたんですけれども、確かに今現在、市も景観整備課をつくりまして、美しいまちづくりを進めていこうということも言っていますし、国体に向けて「六つのいっぱい運動」も展開しております。その中に「花いっぱい」というのもございまして、そういったことの中で、当然地域づくり協議会と連携しながら、やはりまちづくりを進めていかなければいけないということがございます。


 そういったことの中で今も工業・流通団地につきましては、いろいろなそういった花なんかも配布を行っておりますので、そういった中で地域の方がそういった美化をされる場合の支援をいろいろな方法で一度検討していきたいなというふうに思っております。


 そういうことで、後また市長の方からも神鉄の関係でいろいろあると思いますので、私としては以上で答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市民安全部長。


○市民安全部長(上田芳敬君)  再質問についてお答え致します。


 駅の美化、特に放置自転車の撤去に絡む市のスタンス、これについてはどうかという質問だと思います。駅のことだから駅でしてもらえばいいと、こういう考えは毛頭ございません。やはり駅というのは市の窓ですから、大きな考え方は市としてそういった美化には積極的に取り組んでいきたいと思います。


 ただ、手段となりますといろいろと管理権がどうだという問題もありますので、水が流れるがごとく行くわけには行きませんけれども、日頃からうちのパトロール員も把握をしておりますし、駅の方との情報交換、いろいろな申し入れ、こういった活動も続けております。


 具体的には市場駅は6月22日に電鉄の方が警察の指導を受けられて、この自転車についてはすべて放置自転車として片づけてもいいというようなことを言われたようなので、うちのトラックを持っていって片づけようと、このように具体的な話はあります。


 ただ市内全体の美化、放置自転車に絡む美化に関しましては、やはり日頃から長期間放置してある自転車、これは通報を受けて、あるいはパトロール要員自らそういった放置しっぱなしじゃないかなと思うような物があれば、常に警察と連携をとって、盗難車であれば被害者に返しますし、ごみと判断すれば片づけて、美化の方にも毎日頑張っております。ということでご容赦をお願いします。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市長。


○市長(蓬莱 務君)  再質問についてお答え致します。


 先ほど、助役の方から大体の概要についての考え方を述べさせていただいたわけでありますけれども、先ほども議員の方からも話がありましたように、いわゆる3本の川構想という意味合いについては、ご指摘のとおりもともとは毛利元就の3本の矢。要するに地域の活性化は三つがそろってこそ、活性化が図れると、それをもじって3本のR、RailwayのR、RiverのR、加古川の川ですね。それから、RoadとしてのR、そのRを良くするということでなく、その周辺を良くしていくんだと。ですから、Railwayは当然のことながらJR加古川線は電化をして、それを残していくと。加えて駅周辺をきれいにして、温泉もつくって多くの人たちに賑わっていただくと。Riverの加古川は桜づつみ回廊計画を4キロにわたって、そして西日本最大の桜並木をつくりたいと。そこにぼんぼりがついて多くの人たちが桜を楽しめるということがいずれできるだろうと、こう思っております。


 Roadとしては、これはひまわりの丘公園、国道175号線、私はこれを勝手に「いなご道」と、珍味を運んでくるいなご道と言っているんですけれども、そういう175号線沿いを活性化して、実に100万人以上の人たちがひまわりの丘公園に集まってくると。こういうちょっとした発想の転換によって、地域が良くなっていくということだと思っております。


 本論の神戸電鉄でありますけれども、神戸電鉄の件につきましては、やはり担当者ベースはだめだということで、神戸電鉄の社長自ら小野市へ来ていただきまして、毎年といってもいいんじゃないでしょうか、もう五、六回以上、神戸電鉄のあり方についての話し合いを致しております。その中で、取り残されている駅、特に育ヶ丘からおりてくるところの樫山駅。もちろん市場駅は、あそこには神戸電鉄の置き場所があるんですね。そういう事情もあるのですけれども、とにかくスピードの時代でありますから、やはり早くやるということ。「いずれそのうち前向きに」という、こういう行政用語は使わないのが私の主義でありますので、来年というより平成18年度に樫山駅の改築をやります。それもただいま175号線沿いから上がってくる南側だけではなく、その周辺をきれいに致しまして、同時に育ヶ丘の方から、反対側の方からも迂回して改札口に来ているんです。そういったものも考えた上でやっていくということであります。


 それから、電車につきましては、実はここでは話を致しておりませんけれども、神戸電鉄の実情というのは大変厳しい状況でありまして、特に、三木の緑ヶ丘というのはお年寄りの町になってしまい、そうしますと、電車に乗る人がどんどん減ってきているわけです。そういうことで、駅は志染でとまってしまうかもしれない。こういう危機感が、これは現実の問題としてありました。


 これは絶対に阻止しなければいけない。JRもそうでありまして。電化したのは何もお金を使って電化するのでなく、鍛冶屋線の二の舞を踏まないと、決して我々の大先輩方がつくられたその歴史はきちんと守っていくという責務があるわけでございますので、逆に回数を増やして、かつ車両も増やしていただくという約束を社長に話を致しまして、了解をいただいたと。「ここまではっきり言われる市長さんはおられません。」と、こういうようなことでございましたけれども、向こうだって役員としてトップで来ていただいている以上は、トップとして決断をしていただきたいというような話し合いの中で信頼関係が生まれましたので、先ほども申し上げましたように、駅舎の改築は必ずやりますし、神戸電鉄の方も協力しましょうと、こういうことになると思います。


 ただ、地域を守っていくやり方でありますけれども、今や行政だけに頼る時代ではないと。JRの粟生駅の改築についても、先ほど助役が話をしましたけれども、これも今その方向に向かって、もう既に青写真はできておりますけれども、そういう形で今進めていきますけれども、ほかの四つは全部地域の人たちが入りまして、青野ヶ原駅もそうでありますし、きすみのもそうでありますけれども、皆さんが自らをもって花を植えたり、あるいは管理をしたり、いわゆるボランティアの醸成をやっていただくということであります。


 すべて行政に頼っていく時代ではないと。結果的にその負担は市民の税金にかかってくるということでありますから、元気な人たち、若い人もお年寄りもそろって公共のものは、ともに行政と「協働と参画」、まさにコラボレーションということで、「協働と参画」の精神でもってともにやっていくという気構えがあるところについては、大いに協力はさせていただきますが、すべてつくった後、管理をどうするのだと、お金でも出していただいたら何とか掃除や花は手伝いますけれども、というところには、市としては私が市長である限りはやらないということを、当初JRの駅のことについてはそのように話を致しました。


 随分区長さんとも言い合いになりましたけれども、やってみると大変おもしろいと、やりがいがあると、やっぱり人は金がらみだけではなく生きがいがらみで生きるということでありまして、その生きがいがらみをやって良かったと、今はそういうような心境になられて、大いに駅舎は私たちに任せてくださいと、こういう方が今非常に増えたというのが、小野市の今の特色であり、それが元気の源であると、このように思っておりますので、話が長くなりましたけれども、なぜこんな話をしますかというと、全体の枠がどんな経過を経て進んでいるかということを説明させていただかないと、ただご要望されて、はい、わかりました。やりましょうでは、決してうまくいかない。理念ありきで行動するということでありますから、その辺をご理解いただくために、説明をさせていただきました。


 加えて、厚かましく、それは市民も参画しないとだめなんですよというおまけつきをきちんと申し上げておきますので、それをよくご理解をいただきたいと思います。


 それから、学校教育については質問はなかったわけでありますけれども、ちょっと教育長は大変控えめな方でございますので、私はもう少し宣伝してもいいんじゃないかなと、今日はたくさん傍聴の方も来られているので、スクールミーティングとして、先般、文部科学省が小野市をちょっと見にいこうということで、来られました。文部科学省中等教育局視学官、キャリアの方でございますけれども、それと県教育委員会の指導主事等たくさんの方が小野市の教育委員会、そして、それぞれの学校を見られました。


 どう言われたか。17年度小野市の教育のプレゼンをいろいろやったわけでありますけれども、目的というのは学校教育の実情の調査と文部科学省への要望等あったわけでありますけれども、たくさんあるんですけれども、これ私が言ったんじゃないんですよ。文部科学省の役人が言ったんです。「全国の学校は小野市に学べという印象を持ちました。今まで訪問した都道府県の中では評価は一番です。」


 こういう話でありまして、また、おの検定は素晴らしいとか、商標登録されたらどうですかと、今朝私、役所にまいりましたら、おの検定を市民の方が受けられて、それの感想がいろいろ書かれているんです。「久しぶりにこういう検定を大人として受けてみました。子供たちと一緒に受けてみました。自分の能力がいかに低下してきているかと同時に、非常に久しぶりの緊張とやりがいを感じた。これはぜひとも広めてやっていただきたい。」こんな感想がたくさん寄せられておりました。これはそろばんのまち=計算のまち=おの検定と、こういうふうに学校教育が小野のそろばんというしかけを持って、教育の展開をやっていったというしたたかさです。それがそういう花を開いていっているということであります。


 それから教育改革に絡む要因は的確に分析されて、かつ登校拒否されている方も非常に激減しているわけです。そういう実情を言われておりました。また、短歌上田三四二賞の発表会では、ボランティア活動として市内小中学生に助けていただいたわけですけれども、小中学生の投稿が増えてきたということも、非常に素晴らしいことだということとか、あるいは、日本縦断頭脳スポーツふれあい体験広場イン小野に参加したことにつきましても、参加した子供たちのマナーが他の地域と全然違うと。これは私が昔学生のときに、修学旅行の添乗員のアルバイトをしたことがありまして、小野市内の中学校はどこの生徒もマナーが良くて、時間がおくれる心配もなく、同乗の新幹線のお客さんからも感心されたと。これ旅行者の添乗員の評価、こういうことまで調査をせよという話の中で、こういう評価が出てきております。


 というのは、やはり現場をよく知るということが非常に大事であるし、見るということが大事であると。知って、初めて触れて、体験して、初めてその中から新しい発想が出てくる。それが「新たな創造と変革」につながってくるということでありますから、この辺で演説はやめておきますけれども、いずれにしましても、神鉄だけをほっておくわけではありません。ただ、うちがやるやると言いますと、余り言い過ぎますと、やはり神戸電鉄さんにもしたたかに出してもらわないと困るわけでございますから、いただくものはいただこうという考え方は、私は民間出でございますから、税金を少しでもむだにしないように、そして、いいような形にするためには、うちもやるかわりに神戸電鉄さんもしっかり頑張ってくださいと、加えて市民も頑張ってくださいよと、これが三位一体なんです。


 そういうことで、ちょっと変わった三位一体でございますけれども、以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再々質問はありませんか。


○9番(川名善三君)  ありません。


○議長(井上日吉君)  以上で、川名善三議員の質問は終わりました。


 次に、井上 煕議員の質問を許可致します。


               (井上 煕君 登壇)


○20番(井上 煕君)  私は第1項目、スポーツ施設利用についてをお伺い致します。


 市民が健康のために利用する総合体育館「アルゴ」と匠台公園体育館「おのアクト」の利用時間調整についてであります。市民からの声として、次の3点をそれぞれ教育次長にお伺い致します。


 1点目、開館時間について。


 開館時間が午前9時となっておりますが、夏場はもとより年間を通じて午前8時とすることができないか、お伺い致します。


 2点目、雨宿りの場所について。


 雨天の場合、開館時間までの雨宿りの場がないので、対策を考えていただきたいと思いますが、どのようになっておりますかお伺い致します。


 3点目、貸出器具の配備状態について。


 施設内のスポーツ関連器具の配備状態及び器具の更新等はどうなっておりますか。


 以上、質問と致します。


○議長(井上日吉君)  質問に対し、答弁を求めます。


 教育次長。


                (教育次長 登壇)


○教育次長(藤田 季君)  第1項目、1点目、体育館の開館時間についてお答え致します。


 議員ご質問の趣旨は多人数が参加する大会等の場合に、大会の準備や事前の打ち合わせ時間の確保、また、参加者が競技を開始するまでの待機場所の確保のために、開館時間を1時間早めるようにすればどうか、そうすれば、大会が9時からなら9時からきっちりと始められるのではないか。また、玄関前で大勢の人が待っているという状況がなくなるのではないかということだと推察されます。


 これまでも、大きな大会等が催しされる場合は、大会役員等と事前に打ち合わせを行い、大会が円滑に運営されるように、柔軟に対応することとしておりましたが、連絡、報告の不十分、また利用者に対する配慮不足もあり、参加者に長い間、玄関前で待機してもらったなどの行き届かなかったケースもございました。


 今後は報告、連絡、相談する体制を確立するとともに、そのような場合は、開館時間を早め、準備時間の確保や参加者には準備ができるまでアリーナのギャラリーで待機してもらうなどの、市民の目線に立った柔軟な対応の徹底をしてまいりたいと考えております。


 開館時間を常に8時にする件につきましては、職員の勤務体系等の問題もあり、今後の検討課題と致したいと思いますが、大会準備のため、あるいは参加者の待機のためなどの早期開館など、状況に応じまして、利用者の立場に立った柔軟な運営を行うことにより、利用者に満足していただくようにしたいと考えております。


 次に2点目、雨宿り場所についてお答え致します。


 体育館利用者が雨の日に開館時間まで外で待っておられる場合もありますが、雨宿りする場所もございませんので、1点目でお答えしましたように、今後は状況を見ながら、臨機応変に早期開館して、ロビーやギャラリーで待機してもらうような柔軟な対応をしてまいります。


 次に3点目、貸出器具の配備状況についてお答え致します。


 現在、総合体育館「アルゴ」では、バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球・剣道等10種類の競技を、「アクト」では9種類の競技を行える器具を配備しております。


 そのほかに生涯スポーツ推進のためのニュースポーツ、例えばソフトバレーボール、チュックボール、囲碁ボール、キンボール、クロリティ、インディアカなどについては、「アルゴ」で20種類、「アクト」で9種類の競技を楽しめる器具を総合的に配備し、貸し出しをしております。


 器具の更新につきましては、競技種目のルール改正や器具等の規格変更があった場合は、競技団体と連絡調整し、順次整備を図っているところでございます。


 今後も器具の配備や更新につきましては、十分に市民のニーズやルール改正状況等を的確に把握し、有効的に活用される器具を整備していきたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再質問はありませんか。


 井上 煕議員。


○20番(井上 煕君)  答弁をいただきましたが、数点にわたって再質問させていただきます。


 答弁は教育次長にお願い致します。


 1点目、時間の午前8時オープンについては検討ということですけれども、私がお願いしたいのは、できるだけ早くということを希望するんですけれども、その時期的なものは、もし決定をされて、お願いできるんでしたら、今年の10月頃とか、あるいは1月早々とか、わかればお知らせ願いたいと思います。


 2点目、時間につきまして、私はスポーツ施設だけを言ったんですけれども、ごく近くに図書館、あるいは「エクラ」など公共施設があるんですけれども、オープンの時間をできればこれらも含めまして、同じ時間帯にすることによって、利用者の利便性が高まるのではないかと思うんですけれども、その点につきましても、ご検討をいただけるのかどうか、お願い致したいと思います。


 3点目、雨宿りの件ですけれども、今、横の方の職員の出入りするところ、あのあたりに駐車場等もとってないし、木が植えたままであるんですけれども、屋根だけの形のようなもので日よけも兼ねたようなものが20平米か30平米くらいのものでもいいですから、尖ったようなテントとか、そういうようなもの、環境をそこなわないようなもので、そういう施設ができたらいいんじゃないかと思うんですけれども、といいますのは、オープンの時間云々じゃなく、仮に7時なら7時とか早く参加者が来た場合、やはり8時にオープンしていただいても1時間はあかないわけですから、その場合はやはりそういう場所が必要じゃないかと思うんですけれども、これも利用者のためだということでお願いしたいと思います。


 もう1点、現在なぜこのような質問をするかといいますと、館長さんは市の正職員でありますし、また、担当者の方はパートの方もおられますし、臨時職員の方もおられますし、また管理協会の派遣職員の方もおられます。だから、その横の連携はできているかどうか知りませんけれども、一番最終的にだれがそのオープンしていいのか、あるいは、使用していいのかという判断を、そういうものをする人が固定していないんですね。だから、どうしても館長さんも兼務されておりますから、おられるときはいいんですけれども、匠台の方におられたり、白雲谷の方へ行かれたりするときの留守番の方が、次、館長さんがおられなかったら私が留守番しておりますからということで、名乗り上げていただく方がないんです。


 だから、やはり担当者を、館長がおられない場合は次はだれとか、その順位等を決めていただいて、館長さんがおられなくても、次の方がおられなくても、やはりその付託に応えられるような対応ですね、市職員とのお話があるということでしたけれども、看護師さんなんかでも3交代制とか、「エクラ」につきましても、半日だけの方とか、あるいは午前中だけの方とか、あるいは1日の方とか、いろいろ勤務状態の形態が個々の契約によって問題が解消されていると思うんです。


 だから、今のスポーツセンター的なものも、そういうことで上下させ整えれば、朝7時であろうと、8時であろうと、これは市職員とか派遣の方とか支障なく、勤務態勢が整うと思うんです。そう難しい話でもないと思うんですけれども、この点につきましても、教育次長の方から答弁いただきたいと思います。


 以上、再質問と致します。


○議長(井上日吉君)  再質問に対し、答弁を求めます。


 教育次長。


○教育次長(藤田 季君)  再質問についてお答え致します。


 まず開館時間を早めるのは時期的にいつからかということでございますけれども、大きな大会等で玄関の前に並ぶような事業につきましては、年間からいいますと1年に十数回程度となっております。


 そういう状況でございますので、最初にご答弁申し上げましたように、市民の目線に立った柔軟な対応ということがまず肝要でございますので、こういう対応を続けながら、それを徹底しながら、ちょっと状況を見きわめながらいきたいと考えておりますので、その状況の中でぐあいが悪ければ考えていきたいと思っております。


 次に、他の施設と開館時間が違うということで、それを同じようにできないかということでございますけれども、確かに「アルゴ」と図書館、うるおい交流館、そこら辺の時間帯が違うんでございますけれども、それぞれ機能的な部分もありますし、運営につきましても委託しているとか、直営とかいろいろな形態がございますので、一概にそれをすぐに統一ということについては、いろいろな課題があろうかと思いますので、これにつきましても、そういう開館とか運営につきましては、やはりコミセンなんかそうなんですけれども、それに固定せずその状況に応じて、市民がどうしても早く開けてほしいということであれば、そのように対応していくということでできるのではないかと考えております。


 次に、雨宿り場所の確保なんですけれども、これにつきましても、朝7時から並ぶというような場合があるんですけれども、これにつきましては、そういう場合、やはりこれも事前によく主催者と「アルゴ」の職員と打ち合わせしまして、雨の場合はどうするかということもきちんと打ち合わせした上で、朝7時になろうと、それはもし雨で外で待つ人が多くなるということであれば、ギャラリーが開いていますので、そこに入っていただくとか、ロビーもかなりの人が入りますので、そこに入っていただくとかいうことを、まず優先して考えていきたい、このように考えております。


 雨宿り場所を新しく設置するということにつきましては、そういう中でまた検討をしていきたいと思っております。


 それから、開館時間に柔軟に対応するということにつきましても連絡とか報告とかいうことで、だれが判断するのかということだと思いますけれども、この管理運営につきましては、施設管理協会に委託ということでそういう連絡調整もちょっとうまくいかなかった部分もあるのは確かでございます。


 そういうことで、対応としましては、昨年まではしていなかったんですけれども、今年度から月1回、管理を委託しております施設管理協会と教育委員会とで体育館の運営管理についての調整連絡会を必ず開くようにしております。そういう中で、教育委員会職員と施設管理協会の職員との意思疎通も図るということと、利用者の立場に立った運営の推進を図っていきたい。また、適切な施設管理、備品管理について協議していきたいと考えているのが一つと、もう1点はそういう大会等で体育館を利用する場合に、どういうふうに職員が対応するかということについてのマニュアルを早急につくりたいと考えております。そういうマニュアルをつくって、こういうことについてはだれが対応するのかということを完全につくりまして、担当者がかわりましても、それが十分に活用できる、市民の目線に立った対応ができるようなシステムをつくっていきたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市長


○市長(蓬莱 務君)  再質問についてお答え致します。


 議員ご指摘の件は、もっと頭をやわらかくしてフレキシブルに柔軟に行政の施設というものを使うような仕組みができないのかと、それから日頃私が申し上げているように、顧客満足度志向を徹底せよと、すなわち市民はお客様であると。お客様を迎えるのにまだ開館時間ではありませんからと、雨が降っているからもう少し辛抱してほしいと、それからこの件につきましては、マニュアルをつくってそのうちきっちりとできるように致しますとか、あるいは連絡のミスがちょっとあったようでありますけれども、今後気をつけますというように、今、答弁を教育次長がしたわけでありますけれども、顔を拝見させていただいたら非常に不満なようなお顔が見えましたので、組織の責任は私でありますから、教育長のもとに教育行政があるわけで、市長部局とは違うとは言っても、市のトップは私として考えるならば、いわゆる、市長の方針であります顧客満足度志向を徹底せよということがあちこちに掲げられているわけですから、口先だけでなく、実践するということからすれば、基本的にはやはりもう少し突っ込んだ対応を私はする必要があると考えております。


 よく言っておりますのは、公共の施設は「最終的にはコンビニになれ」というのが、最終目標です。ということはコンビニは24時間やっているわけです。そのために、我々の仕事というのは果たして正職員ばかりである必要があるのかどうか。極端な言い方をすれば、今日、傍聴に来られている人の中で、私はぜひ夜の7時から、あるいは私は朝早いので6時には起きておりますから、きちんと市の仕事を3時間やらせてくださいという方が有償ボランティアであってもいいですし、無償ボランティアであってもいいわけでありますから、そういう人たちで考えれば、朝の5時から開けることもできるわけです。


 というぐあいに頭をやわらかくすれば、そういうことができるわけでありますから、基本的にはそんな対応をするように、指導していきたいというのではなく、18年9月になりますと、法律的に指定管理者制度というのが出てきますから、いち早く昨年度の9月にそれができて、「エクラ」をそういう形に致しまして、民間に全部管理運営を任すと。だからといって、市が全く関与しないということではないということは、昨日の監査は市としてやられておりますかということに対して、監査は監査としてやっておりますけれども、管理運営は市民にお任せしましょうと。市民でなくとも、他所の市の人でもいいですよと、要するに能力のある人であるならば結構ですと、こういうことで「エクラ」をそのようにしたわけでありますから、そういう観点からすれば、指定管理者制度を大いに有効に利用して、今後は体育館、それから図書館、図書館はご承知のとおり全国貸出冊数7年連続日本一なんて言っていますけれども、それには大変な努力があったわけでありますけれども、しかし、かといって、金曜日に8時に開くというぐらいでありますから、もちろん土曜日、日曜日は前は開いてなかったものを開くようにしていますから、それはいいんですけれども、月曜日休みだったのも、正月だけ休んで、それ以外は全部開くというように変えたわけでありますから、そういう姿になってきて当たり前だと思っておりますから、これは非常に大きな意思決定でありますから、きちんと整理をしたいと思いますけれども、理念としては、顧客=市民はお客様であるという顧客満足度、カスタマーサティスファクションとしてのCS志向を徹底するという理念をまず持って、そのために時間はもっと柔軟に対応して、それをきちんとマニュアル化して、そしてマニュアル化した上において、だれがいつ、どのような管理をするか、それは必ずしも職員でなければならないという理由はないと、職員以外の方にご協力をいただくという仕組みにすれば、より近い理念とするコンビニに近づいてくるということがあって、初めて小野の施設はいつ行っても便利で、しかも丁寧で、かつお客さんの立場に立って考えてくれる。それなら小野へ行こうかと、ということになるわけでございますので、そんな方向で考えさせていただきたいと考えております。


 具体的には、まずはその仕組み、システムをつくることであります。担当のトップがかわったり、市長がかわったら、ころっと状況が変わるのではだめ、だれがかわってもその仕組みが生きていける限りは永遠にそのシステムは続いていくと、これが仕事のやり方でありますから、そういうぐあいに構築をしたいと思います。


 いいご提案をいただいたと、それと同時に大きな宿題をいただいたと考えておりますので、前向きにという言葉は嫌いなんですけれども、やりますという答えの方がいいと思っていますので、そういうことでご理解いただきたいと思います。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再々質問はありませんか。


○20番(井上 煕君)  ありません。


○議長(井上日吉君)  以上で、井上 煕議員の質問は終わりました。


 この際、暫時休憩致します。


 再開は11時30分と致します。





              休憩 午前 11時19分





              再開 午前 11時30分





○議長(井上日吉君)  ただいまから、会議を再開致します。


 休憩前に引き続き、質問であります。


 次に、石田喜久男議員の質問を許可致します。


               (石田喜久男君 登壇)


○15番(石田喜久男君)  新生クラブの石田喜久男でございます。お許しをいただきましたので、私は3項目について質問させていただきます。


 第1項目、「産学官ネットワークの形成」プロジェクトの進捗について。


 第2項目、安全で住み良いまちづくりの取組みについて。


 第3項目、JR電化に伴う苦情対応について。


 まず第1項目、「産学官ネットワークの形成」プロジェクトの進捗について。


 小野市は、昔から小規模工場や小規模商店街の集積地であります。これらの小規模事業所は元気なうちは働ける職場を提供し、また、そこで働く多くの人が地域の役員などを引き受け、まちづくりに汗を流されてこられました。


 しかし、私は近年、小野市を支えてきたこれらの事業所が事業の縮小や廃業に追い込まれている現状に危機感を抱き続けております。


 市内の小規模事業所の振興を願って、前回に引き続き、売れる商品・売れる技術・開発を目指す「産学官ネットワークの形成」プロジェクト推進に関して、次の5点について質問を致します。


 1点目、小規模事業所の振興について、市長にお伺い致します。


 私の前回の再質問に対し、「工業出荷額の比率が低いから、それほどの情熱をかけられないんではないか。」との答弁をいただきました。少し古い数字ですが、平成11年事業所・企業統計調査によりますと、市内製造事業所総数892事業所のうち、従業員30人未満の事業所は810社、従業者数は約2,800名となっております。


 小野市では、この小規模事業所で製造した製品を全国に販売する、あるいは使用する材料や機械工具を扱う商店、これらに従事される人が利用されてきた飲食店、機械をつくる鉄工所、さらには、輸送業や税理士などのサービス業も生まれ、「特色あるまち」がつくられてきたのではないでしょうか。


 ここで働かれる多くの方々は、私がかつてそうであったように、朝早く家を出て夜遅く帰ってくるのと違いまして、1日中のほとんどを市内で過ごされ、冒頭で申しましたように消防団や地域の役員など、まちづくりのために尽力されています。また、元気なうちは働ける職場の提供など、小野市のために大きく貢献されております。


 政策を決めるにあたって、工業出荷額比率だけではなく、違った視点から判断していただき、市内小規模事業所の活性化対策を強力に推進し、夢プラン2010基本施策である「活力に満ちた工業の振興」、「賑わいのある商業の振興」を早期に実現していただきたいと考えます。


 市長のお考えをお聞かせください。


 2点目、産学官の評価について、市長にお伺い致します。


 前回「大学教授、あるいはコンサルタントなど頼られて、産学官という名のもとにいろいろ開発されてきておりますけれども、ほとんど効果は出ていない。先生方やコンサルタントは結果責任は問われないんです。いろいろこうやればいいですよと、そうすれば活性化ができますよと言っても、それでやった結果が悪かっても、つまり投資がむだになっても、結果は問われないんです。」という答弁をいただきました。私は「学」の分担は、多くの意見を抽象化し、体系づけて整理することであり、あるいは学問的な知識や製造技術などの情報を集め、提供することであると考えます。


 片や「官」の分担は、プロジェクトの推進事務方であります。そして「産」の分担は、実務の遂行を担っているものでありましょう。


 実行の決定は三者で決めることを基本的な役割分担と考えており、先生とか、あるいはコンサルタントにそれ以上のものを求め、結果責任をかぶせるべきじゃないと考えます。


 市長のお考えを再度お尋ね致します。


 3点目、先進地視察について、技監にお伺い致します。


 大きな事業であります国体準備事業が着実に推進されております状況を見て、「官」の事業推進能力の高さに改めて敬意を表するところであります。このことは、官の持つ事業推進能力を示す一つの例でございます。


 「産学官ネットワークの形成」プロジェクトも、国体の準備事業以上の大きな事業です。国体準備事業推進成功の一つの要因として、先進地の視察があると考えます。前回の答弁の中に、「先進地の視察について、「産学官ネットワークの形成」をして成功例が報告されるほどの成熟したものが見当たらない。」という答弁がありましたが、小野市の「産学官ネットワーク」構築の参考になる先進地は多くあります。3Sのスローガンを掲げる小野市、プロジェクト推進のスピードアップのために、このたび編成されたメンバーで、先進地視察は重要だと考えますが、いかがでしょうか。


 4点目、アンケート調査について、技監にお伺い致します。


 企業ニーズの把握については、アンケート調査を行うとのお話がありました。アンケート調査の結果について、特に小規模事業者の官への期待度についてどうであったか、お伺い致します。


 5点目、今後の推進スケジュールについて、技監にお伺い致します。


 今後の推進スケジュールについてお聞かせください。


 第2項目、安全で住み良いまちづくりの取組みについて。


 市民安全部が設置されて以来、小野市内における犯罪が大幅に減少しておりますこと、大変うれしく思っております。前にも申しましたが、市行政に対して市民の願いの一つは、日々安心して暮らせることができる社会、治安が保たれ日常生活に何の不安もなく過ごすことの喜びは何ものにもましてかえがたいものであります。


 さらなる安全安心のまちづくりを願って、次の3点についてお伺い致します。


 3点とも市民安全部長にお伺い致します。


 1点目、小野市内における刑法犯の発生状況について。


 市で把握されている窃盗等の過去10年間の件数推移と、最近の犯罪の特徴についてお伺い致します。


 2点目、犯罪機会論について。


 犯罪機会論とは、「犯罪を犯そうとしている者はそのチャンス、機会が目の前にあるから犯罪を犯す。その機会をことごとく摘み取っていけば、犯罪は少なくなっていく」という考え方でありますが、これは犯罪の機会を与えないことによって、犯罪を防止しようとする考え方により、一人ひとりの安全意識が隣近所へ、そして地域の安全意識へと広がっていき、その結びつき、「自らのまちは自らが守る」ことの重要性を正しく認識し、みんなの力で犯罪や交通事故のない安全な地域づくりを目指していきましょうという犯罪機会論からの犯罪対策を展開し、成果を上げているという話を聞きますが、小野市の場合、犯罪機会論からの防犯対策はどのように考えられていますか、お伺い致します。


 3点目、パトロールの結果の対応について。


 犯罪に強い3要素として?抵抗性(犯罪に対する抵抗力を持つ)、防犯ブザーの携帯や防犯登録、ワンドアツーロックなどハード面と常に管理する心がけなどソフト面を持つこと、?領域制(犯罪者の力が及ばない領域をつくる)、犯罪者を近づけさせない区間を設け、その中の人が領域を明確に自覚し、侵入者を許さないという縄張り意識を持つこと、?監視性(領域内に入られても犯罪者の行動を把握できる)、互いに当事者意識を持ち、見通せない場所はつくらず、たとえ領域に侵入されたとしても、監視カメラや目でその行為を把握すること、無関心が犯罪助長をさせると言われております。


 以上、3点についてハード面とソフト面が大切であると言われています。パトロール中にはこのような観点からふぐあいと考えられる場所や行動を見聞きされると思います。パトロール中に見聞きされたふぐあいと考えられる場所や行動について、先手管理の観点からどのように対応されているか、お伺い致します。


 第3項目、JR電化に伴う苦情対応について。


 JR加古川線が電化され、大変うれしく思っております。しかし、沿線の何軒かが振動が大きくなって屋根がわらがずり落ちるのではないかと心配されております。寄せられた苦情について1日も早く対策を講じていただきたいとの考えから、次の3点についてお伺い致します。


 3点とも総合政策部長にお伺い致します。


 1点目、沿線において何軒から苦情が出ておりますか。地域別の件数をお教えください。


 2点目、どのような対応をされてきましたか、時系列的にお答えください。


 3点目、改善のめどはいつ頃になると考えられていますか。


 以上、私の質問と致します。


○議長(井上日吉君)  質問に対し、答弁を求めます。


 技監。


                  (技監 登壇)


○技監(横山正雄君)  第1項目、3点目、先進地視察についてお答え致します。


 議員ご指摘のとおり、参考にできる案件があれば、現場現物の観点からも視察することは必要であると考えます。


 現在の取組みとして、担当者レベルにおいては各種セミナーに参加したり、先進的に取り組んでいると考えられる団体を訪問し、現場の状況を見聞きし、参考事例として採用できる取組みを画策しているところです。


 今後の予定として、市内の事業所を対象としたフォーラムを開催することを計画しておりますが、その中では先進地からお越しいただき、取組みについてご説明いただき、また、それについて意見交換をしていただく機会を設定したいと考えております。


 これが実現することにより、委員のみならず、より多くの方に先進地の取組みについて認知いただくことができるため、効率性は非常に高いと考えております。


 そこで、議員ご質問の産学官連携プロジェクト会議のメンバーにおける視察につきましても、委員のご意見もお聞きしながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。


 次に4点目、アンケートの調査結果についてお答え致します。


 まず、アンケートの概要についてご説明致します。このアンケートは「小野市商工業振興のための意識調査(産学連携)」と題し、小野商工会議所の協力を得て、あらかじめ抽出した市内事業所294社を対象に平成17年2月から3月にかけて実施しました。回答率は約34%で101社から回答をいただきました。このアンケートでは各事業所の現状や連携の経験有無、連携や支援の必要性の認識などの9項目についてお聞きしました。


 調査結果について重立ったところを申し上げますと、「自社が取り扱う製品」についての成長性の認識については、「今後成長が見込まれたり、今が最盛期である」との回答が全体の3割であったのに対し、「衰退しつつある。既に衰退している」との回答が約5割を占め、状況の厳しさが伺えます。


 「連携を促進するための組織の必要性」については、約8割が何らかの必要性を感じており、また約半数が「そのような組織があれば活用したい」と考えており、多くの企業が連携の必要性を認識していることがわかりました。


 そこで、議員ご質問の小規模事業者の「官」への期待度についてですが、アンケートにおきましては、「商工業の活性化にはほかからの支援が必要か」との問いに対して、「支援があれば活用する」との回答が約1割、「必要であるが自己の努力が必要」との回答が約5割強、「すべてが自己責任であり不要」との回答が2割弱で、自己の努力が必要と考えている企業が7割となり、官の関与につきましては、期待するものの最終的には自らの努力抜きには目標達成はできないとの考えが主流を占めているということが判明致しました。


 今後、このアンケート結果を十分認識し、連携を推進してまいりたいと考えております。


 次に5点目、今後の推進スケジュールについてお答え致します。


 産学官連携プロジェクトの推進に係る全体スケジュールは、1年目には方向性を策定するプロジェクトチームを立ち上げ、2年目に実際に研究開発を行う推進チームが新製品の開発や新技術・システムの構築について、最終目標を設定し、3年目に実地研究を行い、製品化を含めて成果を具体化するとともに、以降の活動につなげる計画を立てております。


 今年度は2年目にあたりますが、先ほど申しました研究開発をするチームを立ち上げる前段階として「プロジェクトチームとしての取組み方針の説明」や「先進事例の報告」を交えたフォーラムを複数回開催し、各企業の意識高揚を図るとともに、より細かなニーズを察知した上でやる気のあるメンバーを募った後にそのメンバーが主体となった研究チームを設立することを目標としており、以降の取組みにつながる展開をしてまいりたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市民安全部長。


               (市民安全部長 登壇)


○市民安全部長(上田芳敬君)  第2項目、1点目、小野市における刑法犯の発生状況についてお答え致します。


 市民安全部におきましては、警察からの犯罪発生状況データの提供を受け、パトロールや広報啓発活動に生かしております。しかしながら、犯罪発生に関する情報は警察情報でありますから、市と致しましては過去10年間の件数推移に関するデータを保有しているわけでございません。さらに、警察が市町村別に分けて犯罪発生情報を公開したのは、平成14年分以降のデータを平成16年の夏頃にホームページに掲載したものと認識しております。


 したがいまして、平成14年、15年、16年のデータに基づいて申し上げます。まず発生件数でありますが、14年は1,228件、15年は1,170件、16年は950件です。


 次に、小野市における犯罪の特徴について申し上げます。まず大きな特徴と致しましては、ほとんどの罪種について減少傾向が見られますが、特に車上ねらい、自動販売機荒らし、自動車盗、オートバイ盗など乗り物盗、部品盗など屋外盗犯の減少が目立ち、年々減少の傾向が見られます。また、凶悪な犯罪の発生もないことも皆様ご承知のとおりであります。


 パトロールを開始した平成16年につきまして、唯一前年に比べまして増加になったものは、事務所荒らしでありました。しかし、本年4月までのデータでは同時期前年9件あったものを1件に押さえておりますが、油断をすることなく警察と連携し、パトロールや啓発活動に努めてまいりたいと考えております。


 次に2点目、犯罪機会論についてお答え致します。


 私も長年、小野にお世話になる前は警察官としての経歴がありますが、犯罪機会論という言葉を耳に致しましたのは、つい最近であります。その説明につきましては、今、議員がおっしゃいましたとおりであると思いますが、この理論から見た今の日本の安全にかかわる現状はどうであるかについて、少しお話をしたいと思います。


 これは、立正大学助教授小宮信夫氏が提唱する、欧米では随分前に発想された理論であり、その講演を聞く機会がございまして、その受け売りではありますが、私も同感する部分もありましたので、披露させていただきます。


 例えば、子供を守ることについて、昔の殿様を守ることに置きかえれば、昔はお城の周りに堀を掘りました。そして階段を上りにくくするなど、万全の構えで守っていた。今は、殿様を城の外に置いて、防犯ブザーや携帯電話という、いわゆる刀だけを持たした状態だということです。これは子供に常に最後の手段だけ教えて、それまでに至る安全確保の措置を怠っているということになるそうです。


 どういうことかと申しますと、地域のあり方次第で犯罪を犯そうとする者たちは犯罪の標的に近づくことはなくなり、近づいても犯行を敢行できなくなるということであります。ごみが散らかる町、落書きだらけの町、空き家がそのまま放置され、だれの出入りも自由な町、あちこちに違法駐車がある町、それから放置自転車が散らばっている町、このような町は犯罪者が町の人たちの地域に関する関心の低さ、愛情のなさを感知して、必ずターゲットにすることに間違いはありません。


 我々はこういった観点から、町を巡回し犯罪者が犯行をやりにくい、できない町となるよう、少しでも貢献できることを念頭に置き、防犯対策を展開しております。


 次に3点目、パトロール結果の対応についてお答え致します。


 議員がおっしゃいます抵抗性、領域性、監視性は犯罪機会論から導き出される犯罪に対抗する三つの要素であることは、認識をしているところであります。


 常々パトロール要員に対しましては、犯罪発生状況や警察からの個別情報に対して、個々具体的に指示をし、また要員自ら話し合うなどして、不特定多数の犯罪者を想定し、この町に犯罪者が来たならば、あるいはいるならば、「やりにくいな、できないな」と思わせるべく、市行政としてできる最大限の活動を展開してきたところであります。


 正直申しまして、犯罪機会論に触れたのは、つい最近でありますことから、それまではこれら3要素を意識したことはありませんでした。この理論に触れてからは、まさに小野市安全安心パトロールをやってきたことは、この実践であると確信をし、さらなる自信を持つことができました。


 いわゆる割れ窓理論というものがあります。一つの窓の割れを放置しておけば、犯罪者に人々の無関心を看破され、小さな犯罪を誘発しやすくなり、それがエスカレートして、いずれ大きな犯罪につながるという、犯罪学に基づく理論であります。


 小野市の場合、安全安心・環境パトロールという機動性をフル活用し、走行することによる防犯効果のほか、町の割れ窓、例えば落書き、不法投棄、道路そのものの破損や工作物等の不備等にも目を光らせ、発見すれば関係部署、機関と連携し、すぐに対応するといったシステムとなっております。


 当然、通学時間帯は通学路パトロールを、団地、大型商店駐車場へは空き巣、車上ねらいを意識した防圧のパトロールを、不法投棄事案には素早い対応を、そして、町で井戸端会議等をされている方々へは、ピンポイントの防犯啓発を行っているところでありますが、これら日常的活動が割れ窓を探す手段として一体的に展開されているところであります。


 しかし、我々活動の究極の目的は、小野市内の住民の方々が自発的に愛する町を守ろうという声と行動が大きなうねりになることであります。これこそ犯罪者から町を守る最大最高の力となると思うからです。なぜなら、一人の犯罪者に対して何千人、何万人の住民で迎え撃つわけですので、負けることはないのです。


 今後もこのような活動を粘り強く継続し、さらに安全安心で住み良いきれいなまち小野市のため、全力で取り組みたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、総合政策部長。


               (総合政策部長 登壇)


○総合政策部長(小林清豪君)  第3項目、1点目、JR加古川線電化に伴う沿線における苦情についてお答え致します。


 平成13年度から西日本旅客鉄道、いわゆるJRが進めておりました加古川線電化事業の完成に伴い、平成16年12月19日に加古川駅から谷川駅48.5キロメートルの電化運行がスタートしたことで、環境に優しい電車が走っており、乗車した方から乗り心地が良く、快適になったとの喜びの意見をいただいております。


 しかし、一方で市内の一部の地域で以前と比べ騒音や振動が大きくなったとの苦情もあります。苦情件数は黍田町で19件、下来住町で4件、粟生町、新部町各1件の25件で、小野市以外では加古川市域で日岡、神野付近で若干の苦情があると聞いておりますが、その他の地域では全くないとのことです。


 次に2点目、苦情に対する対応についてお答え致します。


 地域からの苦情対策につきましては、まず直ちに管理者であるJR加古川鉄道部に報告するとともに、地元区長様にも連絡しております。その後、加古川鉄道部が苦情に対する対応を行っております。具体的な工事内容としては、レールの継ぎ目調整やまくら木下の砕石の締め固めを中心として、曲線部のレール修正、及び行き違いの設備のある市場駅周辺では、一部レールの取りかえも行っております。


 各改善工事終了後はJRから市に対しまして、改善内容の報告があり、市はその内容を申し出者並びに地元区長様にお伝えしております。


 次に3点目、改善のめどについてお答え致します。


 2点目でお答しましたとおり、加古川鉄道部で随時改善工事を行ってきましたが、一部の地域ではいまだ改善されていないことから、加古川鉄道部では実施できる内容に限度があると聞き、さらに有効な対策を実施するために、JR神戸支社と協議を行った結果、近日中に現地調査を行っていただくことになりました。その結果を待って、JRが中心となり申し出者、地域、行政を交えて対応を検討することになると考えます。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市長。


                 (市長 登壇)


○市長(蓬莱 務君)  第1項目、1点目、小規模事業所の振興についてお答え致します。


 まず初めに、私が第336回定例議会において、議員の再々質問に対して致しました答弁について、少しご説明を申し上げたいと思います。


 地域産業の振興についての答弁に関してであると思いますが、そこで申し上げたのは、生産額でなく、工業出荷額の比率が低い業種や企業群に対して、支援しないということではなく、現場現物を見据えた上、つまり十分実情を知った上でその経営資源であります人・物・金を投入していく必要があるということを申し上げております。


 確かに「そろばん」の現在の出荷額の比率というのは、わずかに工業出荷額の0.06%と非常に低いということは、例として挙げましたが、計算の道具としてのそろばん産業をそのまま支援しても、その効果を見出すことは困難であるということを申し上げたのでありまして、その用途の工夫や製造技術の活用いかんによっては、産業再生の活路は見出せると考えております。


 市と致しましても、ご承知のとおり昨年度から全国高等学校珠算競技大会を開催するなど、これを小野へ持ってきたわけでありますけれども、そろばんを単なる計算の道具としてではなく、珠算競技の素晴らしさや知能向上の用具として、また伝統的工芸品としての製造の技術とその高さをPRすることに努めているところでありますが、要はそれぞれ業界や企業群の考え方や取組み姿勢が商工業の振興には大きな意味を持つものであり、行政はそれらの成長の可能性や企業のやる気というものを見定めて、そして、必要なところには支援を行うということを申し上げたこととご理解いただきたいと思います。


 さて、議員ご質問のうち市内小規模事業所の活性化対策の推進をかんがみた「夢プラン2010基本施策」の早期実現についてでありますが、小野市商工業活性化事業では、新しい企業の立地による新産業の成長をもくろむだけではなく、小野がはぐくんできた技術や個性を生かしながら、新しいマーケットをつくる、創造するための積極的な取組みを支援することを前提と致しております。


 したがいまして、今後も事業規模の大小いかんにより支援を判断するのではなく、積極性が認められ、つまりやる気が認められ、成長性が見込められる分野については、支援を推進し、夢プラン2010に掲げた目標の達成につなげる取組みにしてまいりたいと考えております。


 次に2点目、産学官の評価についてお答え致します。


 産学官の連携の取組みには、議員もご指摘のとおり産(企業)・学(大学、研究機関)、学で一番近いところであれば小野工業高校も学の一部だと思います。官(市の行政)のそれぞれに果たすべき役割とその責任があると思います。


 しかしながら、その責任をいわゆるコンサルタントや、こんなことを言ったら失礼かもしれませんが、大学の先生に任せることが適当であるとは考えてはおりません。前回の答弁で申しましたが、事業実行の決定をコンサルタントや大学の先生にお任せするとか、過大な期待をすること自体が問題ではないかと考えています。


 私は民間でそのような開発業務、あるいは新商品をいかにして売り込むか、どうやって販路を広げていくか、これは自らが着手しない限り、新しい商品は生まれず、かつ企業が大きいか小さいかでなく、伸びない。やはりそこには執念ともいうべきやる気があってこそ、企業というのは活性化するものであると、このような強い意思を持っております。その点は経験に基づく考え方でありますので、十分ご理解をいただきたいと思います。


 コンサルタントや大学はそういう意味ではあくまでも情報を収集したり、そしてそれを機能するところであり、方向性の指針を示すことが役割であり、責任であります。その点においては、責任を果たしていらっしゃると言われますけれども、では、あなた方にアドバイスしていただいたおかげで、小野市の商工業がこれだけの税金を投入したにもかかわらず、活性化できたかと。それはあなた方がやることであって、私たちはアドバイスしたことだけでありますということになりかねない。しかし、それを言ってしまうと、もう小野市へはアドバイスしませんよと、いうことになるから、意見は意見としてお聞きすることは大事であると。だといって、そのままうのみにしてやる必要はないと。小野市は小野市の地域性を十分理解して、小野市なりの独自性があってしかるべきであると、このように考えております。


 他方、本事業の実行については、最終的に事業を実行する、先ほども申しましたように「産」、つまり企業が主体的に実行できると判断したものについて決定を下して、自らの責任を視野に入れて行うべきであると、先ほどから重ねて申し上げているところでございます。


 なお、そこに至るまでのプロセスについては、官、すなわち行政がコーディネートする役割を果たす責任があります。よって、産・学・官の三者で知恵を出し合い、その方向性を導き出す手だてを講ずることが前提でありますが、その結果責任についてどの部分にどうあなた方の責任があるんですよということを追求するものかどうかということは、現段階で議論するのは適切ではないと、まずはやってみなさいということで、今リーディングプロジェクトを立ち上げて九つのプロジェクトを立ち上げております。その中の六つが今動き出しているわけでありますから、その成果をやはり見きわめながら、軌道修正もしながら、行政も打って出るときには打って出、引くときには引くと。ただ、行政は一生懸命中小企業、商工業に対して努力をして援助をしているんですよと格好だけつけるというところが多いんでありますけれども、そのような行政は小野市にはないと、このことを十分ご理解いただいて、決して官が商工業の活性化に対して怠けているわけではないと、アンケートの結果から見ましても、ほとんどの方々が、ある意味では裕福なのかもしれませんが、つまり7割以上の人たちが先代から続いてきたものを引き続いてやっているということであって、今後もやっていくかということについては、先ほども議員がおっしゃったように、疑問視をされているところもあります。


 新しいものを生み出すということは危険を伴う。つまりリスクを伴うわけであります。リスクに対するチャレンジなくしてはできないわけであります。そのリスクを伴った結果、持っている過去からの資産を捨てることだってあるわけです。捨てることがあって初めて新しいものを生み出して、やっていくことができるわけでありますけれども、逆に資産は持っていらっしゃいます。ほとんどが店舗・土地は自分の物であります。それ故に、もし失敗したら土地も家も工場も全部なくなってしまうと。それまでしてやる必要はないという本音がアンケートの中に出ていると、こういう状況下において、新しいものにチャレンジをしようということでは、幾ら産学官が一緒になっても、小野市からは新しい商品は生まれないと。


 幸いにそういう中におきましても、小売業に対してはそういうぐあいに弱い部分がありますけれども、小売業以外の工業出荷額、これは近隣市の中では小野市が圧倒的に多いということについては、つまり、組織的に企業群としてやっているところは成果が出ているということもつけ加えさせていただきたいと思います。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再質問はありませんか。


 石田喜久男議員。


○15番(石田喜久男君)  何点か再質問をさせていただきます。


 第1項目の商工業活性化のためのプロジェクトの推進でございますが、今回の答弁は非常に私の理解している、考えているところと納得できるところが随分ございましたので、この件に関しましては、再質問はございません。


 それから、第2項目、安全安心の件でございますけれども、本当に新しい手法をとり入れて、また頑張っていただきたいと思いますが、1点、市民安全部長にお伺い致します。


 パトロールで若干内容と外れますけれども、夏休みのパトロールについて、どうかなということ、関心を持たれている人が多いので、その辺どうされているか、計画があればお聞かせ願いたいと思います。


 第3項目について、総合政策部長にお伺い致します。


 JRの振動でございますけれども、公害問題というのは非常に大変なことでございまして、小野市の良好な環境を保全する条例の中第8条、「市長は関係行政機関と協力し、公害の苦情及び紛争、その他環境の侵害に関する苦情について、迅速かつ適正な処置を図るように努めなければならない」ということで、本当に3SとCSをスローガンに掲げられまして、随分と進めていただいているわけでございます。


 先日もレールを見たり、いろいろ見ましたけれども、本当に努力はよくわかります。ただ、先ほどもありましたけれども、現地調査をもう一度やるということでございます。


 そういうことで、できるだけ早いこと改善をしていただきたいということで、現地調査をやると、この中で、現場現物主義でございますが、できれば、被害を訴えられている家庭に、大変でしょうけれども、何軒か訪ねていただいて、それでよく聞いていただきたいと思います。


 それからもう一つ、できれば定量的な把握、これをきちんとやってもらって、市長のおっしゃる顧客満足度、これを、環境基準に合致しているからそれであきらめと言うのか、それとも、その沿線の方がこれでよろしいでしょうかと言われるのか、どの方向で決着するかわかりませんけれども、要するに、定量的な把握をしていただきたいと思います。本当に被害を感じられている家庭に訪ねていただきたい。現場を見ていただきたい。そう思うわけです。


 その点について、お考えをお聞かせ願いたいと思います。


 以上、再質問と致します。


○議長(井上日吉君)  再質問に対し、答弁を求めます。


 市民安全部長。


○市民安全部長(上田芳敬君)  再質問についてお答え致します。


 議員からパトロールの結果についてお褒めの言葉をいただきました。帰りまして、パトロール要員にはきちんと伝えたいと思います。


 夏休みですが、昨年も行ったんですが、当然通学路対策がなくなりますので、ほっとすることなく、一番の重点は水難事故防止。加古川の黍田のところです。あそこを集中的にパトロールしまして、水難事故を防ぎたい。あとは子供たちが行きます行楽地でありますとか、遊び場、当然、夏休みとふだんの日のパトロールのやり方は変わりますので、そういったことに力をシフト致しまして、実施したいと思っております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、総合政策部長。


○総合政策部長(小林清豪君)  再質問についてお答え致します。


 このJRの振動・騒音について一番問題であるというのは、その一部の地域に限られているということが非常に問題であるというふうに考えております。私も生まれてから50年、粟生駅の近くに住んでおりまして、このJR、北条鉄道、神戸電鉄、このつき合いは非常にもう50年を超すつき合いをしております。それも今苦情を言っておられる地域と違いまして、非常にそういう交通の結節点での出入りがありまして、朝晩ずっと電車が通る、そういう場所に住んでおります。


 なれというものは非常に恐ろしいなというのは、電車、いわゆるディーゼルカーが走っているときはダンプカーが吹かしている、あの音がするわけですね。ということは、その振動のがたんがたんという音は余り聞こえなかった。


 昨年の12月に電車が走りました。非常に出足はしゅーっという音で出ていくんですけれども、そのときにレールの音ががたんがたんいうのがやたら耳についたわけです。ところが、それもなれというものは恐ろしいもので、半年たった今、私はそのことはもう気にならなくなってきたということであります。


 粟生駅の近所に4軒、そのJRにそれも行き違いの線路が入っているところに4軒あるんですけれども、その方ともこの間、溝普請のときに話をしたんですけれども、その方も私と同じような感覚で、線路の横に住んでいるので、振動とそのがたんがたんいう音は仕方ないというのは、昔からそういう環境に育っていますので、その方なんかは、横に踏み切りがあるんですけれども、その踏み切りのひっきりなしに通る車のその音と振動の方がかなわんという、そういうのもあるんですけれども、そんな中でも、特に下来住の4軒、かわらがずり落ちるというような訴えもされております。ここが特別に地盤が悪いのか、何か特別な原因があるかどうかということも含めまして、先ほどもご答弁致しましたように、JRの神戸支社の方から出向いてまいりまして、一度原因を調査してみるということでありますので、その調査を待って、その方々とまた話し合いの機会を持ちたいというふうに考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再々質問はありませんか。


 石田喜久男議員。


○15番(石田喜久男君)  1点だけお伺いします。


 私も大気水質騒音振動公害管理者として、やってきたんですが、振動の公害の特徴と致しましては、本当に局地的な1軒だけとか、そういうことで非常に、周囲の例えば区長さんとか、そういう人に聞いても、何にもないというのに、その家だけ非常にひどい場合があるわけでございます。


 だから、その点は慎重に取り扱っていただいて、先ほども申しましたように、訴えの大きな家については、本当に大変でしょうけれども、個別対応していただきたいと思うわけです。


 これが振動公害の本当の特徴でございます。だから、大体の人がという話ではございません。個別な対応をしていただきたいと。その点もう一度お伺い致します。


○議長(井上日吉君)  再々質問に対し、答弁を求めます。


 総合政策部長。


○総合政策部長(小林清豪君)  議員のおっしゃることはよく理解できます。私も特に下来住のかわらが云々と言われている訴えを非常に重視しておりますので、そのことを神戸支社と協議をしていきたいというふうに思っております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  以上で、石田喜久男議員の質問は終わりました。


 この際、暫時休憩致します。


 再開は13時と致します。





               休憩 午後 0時22分





               再開 午後 1時00分





○議長(井上日吉君)  ただいまから、会議を再開致します。


 休憩前に引き続き、質問であります。


 日程に先立ち、ご報告致します。


 松本義博議員は所用のため、本日の会議を早退する旨の届け出がありましたので、ご報告致します。


 次に、加島 淳議員の質問を許可致します。


               (加島 淳君 登壇)


○8番(加島 淳君)  新生クラブの加島淳でございます。発言の許可をいただきました。最後でございます。一生懸命頑張りたいと思います。私は2項目8点について質問をさせていただきます。


 第1項目、のじぎく兵庫国体の開催について。


 第2項目、市民病院の医療サービス向上について。


 第1項目、のじぎく兵庫国体の開催について。


 第61回国民体育大会ののじぎく兵庫国体が、来年9月30日から45市町で開催され、小野市では成年男子の6人制バレーボールが開催されます。既に当市では同大会の実行委員会を組織し、体育館アルゴの床の修復も進み、今年8月20日と21日には、リハーサル大会を開催、来年の本大会に向けて着々と準備が進めれているところです。


 50年に一度の国民体育大会の成功に向け、より多くの市民の参加が大切だと考えられますが、次の4点についてお伺い致します。


 1点目から3点目、総合政策部長にお伺い致します。


 1点目、警備等の配慮について。


 リハーサル大会と小野まつりの日程が重なっていますが、駐車場の確保、交通対策、警備等問題はありませんか。また、エクラ周辺の用地の確保の進捗状況をお伺い致します。


 2点目、民泊の準備について。


 本大会では選手たちを民泊で歓迎するとのことですが、準備は順調に進んでいますか。


 3点目、課題等について。


 現在どのような課題・問題がありますか。


 4点目、助役にお伺い致します。


 PRについて。


 大会を盛り上げるため、今後、全市を挙げてどのようなPRを計画されていますか。


 第2項目、市民病院の医療サービス向上について。


 小野市民病院は、市民にとり「高度医療機能を備え、良質な医療を提供する病院、地域医療の核となる病院」として、市民の期待に応えてきました。今後も地域の中核病院として、市民のニーズに応え続けていくには医療の質の向上に努めることは言うまでもなく、医療サービスの質の向上が求められると思います。


 例えば、平成16年10月から薬の院外処方を実施され、外来患者にとっては薬の待ち時間がかなり短縮されました。薬剤師も入院患者により丁寧な薬の服薬指導ができるとお聞きしております。入院患者にとってより安心なサービスの提供となったと思います。


 そこで、さらなる医療サービスの向上のため、次の4点をお伺い致します。


 答弁はいずれも市民病院事務部長にお願い致します。


 1点目、院外処方について。


 薬の院外処方を始められましたが、院内の成果、患者の反響はどうですか。


 2点目、市民の声について。


 市民のニーズにこたえるにはまず声を聞く必要があると思います。市役所には市民サービス課があり、市に対する要望・苦情・提案等を集約管理されています。


 市民病院ではどのようにして病院に対する意見を集約管理されていますか。


 3点目、意見に対する対応について。


 意見にはどのようなものがあり、どう対応されていますか。


 4点目、サービスのあり方について。


 今後、より利用者の利便性を高めるため、どのようなサービスの提供をお考えですか。


 以上、2項目について質問させていただきます。


○議長(井上日吉君)  質問に対し、答弁を求めます。


 総合政策部長。


                (総合政策部長 登壇)


○総合政策部長(小林清豪君)  第1項目、1点目、警備等の配慮についてお答え致します。


 のじぎく兵庫国体リハーサル大会が小野市で開催されます。今回のリハーサル大会と小野まつりが8月20日(土)、21日(日)の両日に行われ、議員ご指摘のとおり混雑も予想されます。


 現在、事業スケジュールや警備等について、小野まつり実行委員会事務局と協議調整中でありますが、駐車場の確保については、リハーサル大会に来られる選手・監督等の専用駐車場として、大池総合公園東駐車場を確保しております。


 そして、市内の役員及び一般観覧者向け駐車場としては、市役所駐車場やひまわりの丘公園第二駐車場を確保して、来場者の駐車場確保に努めてまいります。


 また、来場予定の役員等については、近隣同士で乗り合わせ来場の推進を行い、来場する車両台数の削減を図るとともに、地図や駐車証を事前に配布して、駐車場付近の混雑防止に努めます。


 ひまわりの丘公園第二駐車場を利用される方につきましては、同駐車場から大池総合公園東駐車場までの間、シャトルバスによるピストン運行を行い、来場者の足の確保を行います。


 交通対策や警備等につきましては、小野市交通安全協会等の方々にご協力いただき、来場者の安全確保のため万全な警備をしていただく計画にしております。


 いずれに致しましても、議員が言われているとおり、兵庫県での国体開催は50年ぶりであり、また、国体リハーサル大会と小野まつりを同時開催できることをチャンスととらえて、市民総参加のもと両大会を盛り上げていきたいと考えております。


 たくさんの市民の方にぜひ参画いただきまして、より思い出づくりの一助になればと考えております。


 なお、エクラ周辺の用地の確保につきましては、現在、計画的に進めておりますが、のじぎく兵庫国体のときには使用を考えておりません。


 次に2点目、民泊の準備についてお答え致します。


 平成18年に開催されるのじぎく兵庫国体には、全国各地から10チーム約200人の選手・監督が小野市に来られます。その選手・監督を民泊で歓迎するため、かねてから準備を進めてまいりましたが、平成16年度には、のじぎく兵庫国体小野市実行委員会役員はもとより、たくさんの市民の皆さん方にご支援、ご協力をいただき、市内各地域で10の「民泊協力会」を組織していただきました。


 この民泊協力会には調理、歓迎、美化などの五つの委員会を設け、それぞれの役割分担によって、小野市に来られる選手・監督を温かく迎える準備を進めていただいているところです。


 平成17年度は、調理講習会の開催、手づくり歓迎用品の作成、趣向を凝らした歓迎会や受け入れチームの応援計画などを、市民自らで企画・立案していただきながら、民泊協力会組織を充実させ、平成18年度の本大会に備えてまいります。


 このように地域の皆様方の温かいご理解、ご協力のおかげで民泊による選手・監督の歓迎準備は順調に進んでおります。


 国体をチャンスととらえたこれからの取組みは、新たな出会いや、人と人、地域と地域のつながりが生まれ、やがては「仲間づくり、コミュニティづくり、健康づくり」の和(輪)が広がっていくものと確信しております。


 次に3点目、課題等についてお答え致します。


 国体については、いかに多くの市民の方々に参画していただけるかが最大の課題であり、問題であると考えております。


 そのためには、国体だからこそ得られる体験、民泊だから生まれる新たな出会い、交流等の喜びを多くの皆様に啓発していくことが大切と考えております。そして、小野市に来て良かった。国体に参画して良かったと「思い出に残るような国体」を演出し、市民が喜びを実感し、加えて、国体後を考えた取組みを目指したいと考えています。


 国体は国内最大のスポーツの祭典であると同時に、ふれあいと交流の場でもあります。そのために市民の方々に自分たちのできることで参画いただくとともに、市内各地でさまざまな地域活動に取り組んでおられる既存の団体やグループと連携して取り組んでいくことが、小野市の地域づくりにつながっていくと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、助役。


                 (助役 登壇)


○助役(井上嘉之君)  第1項目、4点目、兵庫国体のPRについてお答え致します。


 のじぎく兵庫国体小野市実行委員会では、参画と協働の理念の基、市民による市民のための手づくり国体を目指しております。そのため、従来から小野市国体推進員による街頭キャンペーン、高校生による残日計及び国体壁画の作成、そして、広報紙や市のホームページを活用した情報提供など、さまざまなPRを行ってまいりました。


 おかげを持ちまして、本市は他市に比べましても、国体開催機運は高まってきていると、そのように考えます。


 今後の盛り上げにつきましては、地域づくり協議会と連携しながら、各地区民泊協力会の活動を中心として地域に根差したPR活動を展開していきます。また、本年度は特に市内園児、小学生100名を中心とした「小野市はばタン踊り隊」を結成し、人が多く集まるさまざまなイベントで参加される皆さんに楽しんでいただきながら、国体のPRをしていきたいと考えております。


 さらに今年8月には、平成18年の国体本番に向け、競技運営を主としたリハーサル大会が行われます。この機会を活かして、小野まつりと連携しながら、小野うまいもんブランド等を販売するなど、国体だけでなく小野市全体もあわせてPRしていきたいと考えております。


 いずれに致しましても、来年開催される国体は、兵庫県で50年ぶり、小野市では史上初めての開催となります。国体推進員さんをはじめ、市民の皆さんに広報マンになっていただきながら、あらゆる機会を通してPRしてまいりたいと考えております。


 そして、感動国体、思い出国体となりますよう機運を盛り上げていきたいと考えております。


 また、議員の皆様方におかれましても、のじぎく兵庫国体小野市実行委員会役員として、また、国体本大会に向けた、特に市長がよく言われるんですけれども、広報部長さんとして啓発活動にご尽力賜りますよう、お願い致します。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  次に、市民病院事務部長。


              (市民病院事務部長 登壇)


○市民病院事務部長(藤田久好君)  第2項目、1点目、院外処方についてお答え致します。


 薬局では院外処方後2名の薬剤師が退職し、本年4月からは7名体制で業務を行っております。


 院外処方は外来患者様の業務が減少しておりますので、現在は病棟の業務に重点を置きまして、薬剤師が3人体制で2階の眼科と4、5階の内科の患者様の病室で処方のチェックやお薬の説明、指導等を行っておりますが、これまでにも増して、丁寧な服薬指導ができることになりました。


 また、患者様の反応は始めた当初は「お年寄りや体の不自由な患者様に十分な対応ができるのか。」といったような意見をお聞きしましたが、薬を配達できるようにするなど、改善を行ったところ、現在では苦情も減ってきております。


 また、院外薬局からの情報では、「都合の良い時間に薬を取りにいけるので、便利である」というふうなこと、また、「高齢者、特に足の不自由な方は配達してもらえるので助かる」といった、便利になったという意見が多いと聞いております。


 逆に病院内に常設しております投書箱には、「薬代が高くなった」など不満を感じておられる意見もあります。このような場合、事情を説明致しまして、了承を得るように努めているという次第でございます。


 院外処方を始めましてからの反応はさまざまでございますけれども、これからも患者様の目線に立ち改善に努め、より良いサービスの提供ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。


 次に2点目、市民の声についてお答え致します。


 平成16年度における市民病院に対する要望・苦情・提案等は、「市長への手紙」、「ハートフルサービス意見箱」、「市長の部屋へのメール」等で36件あります。また、市民病院内で常設しております「投書箱」等により86件寄せられております。


 これらすべて市民サービス課を経由しまして、意見等の受け付けをした後、市民病院総務課で集約致します。その内容によりまして、各部課において調査・検討し、特に住所・氏名を記入していただいた苦情・提案等に関しましては、調査結果を基に改善事項等、また病院の考え方等を文書で回答させていただくようにしております。


 また、病院に入院された1回目の食事のときには、これは給食の関係なんですけれども、メッセージカードを添えまして、食事のご案内をするとともに、その裏面にご意見とか感想をいただくようにしております。


 さらに、食事を提供している患者様121名を対象に食事アンケート調査を実施致しました。それによりまして、食べ物の嗜好をお聞きし、食事制限された枠内での調理、献立を個別に行い、患者様に優しい食事の提供に努めているところでございます。


 また、看護部門では、入院患者様に年3回定期的に看護師の身だしなみ、言葉づかい、対応の仕方等についてアンケートをとりまして、患者様への接遇向上に活かしているという次第でございます。


 市民病院では、これまでにいただきました患者様からの貴重なこのようなご意見を分析致しまして、患者様満足度を充実させるため、積極的に取組み、今後の病院経営に役立てるとともに、患者様へのサービス向上に取り組んでまいりたいと考えております。


 次に3点目、意見に対する対応についてお答え致します。


 意見・苦情・提案等は平成16年度内で合計122件ございました。内容に分類しますと、一番多かったのが病院の施設の改善要望の意見が32%ありました。次に診察に関することが19%、そのほか窓口での対応、看護師の仕事に関すること、また良かったというお礼などがそれぞれ11%ありました。これが主な内容でございます。


 処理につきましては、今も言いましたように、関係する部課が担当致しまして、個別事情や事実確認を行いまして、改善が必要な場合には直ちに具体的改善策を立て対応致しております。


 一つの例と致しまして、整形外科の待ち合いのいすのことですけれども、お年寄りやひざや腰の悪い方にとって、標準高といいますと41センチですので、確かに低いと、それでは非常に使いにくい、もう少し高くしてもらえないかというような意見がありましたので、早速改良をして使っていただいている状況でございます。


 また、予算計上が伴うというものにつきましては、病院経営の短期・長期施策として反映させるもの、また、参考意見としてお聞きするもの、そういう格好でいろいろ区分させていただきまして処理を致しております。


 次に4点目、サービスのあり方についてお答え致します。


 市民病院では院外処方の実施に引き続きまして、臨床検査室におきまして一部外注する検査を除きまして、すべての検査はその検体を受け取ってから1時間30分以内に結果を出すと。検査が終わるようにスピードアップに取り組んだ結果、患者様は一度の来院で検査結果が当日わかるということで安心される、また翌日以降その結果だけ聞きにくるという、そういう必要もなくなりました。随分便利になったと感謝されております。


 加えて、本年6月からは検査結果の報告書の様式を刷新致しまして、患者様にお渡しする検査結果の裏側に検査でどのようなことがわかるのかというような項目を加えることによりまして、患者様に検査の目的などがわかる、検査情報の提供に努めているというところでございます。


 二次医療圏の機能分化が進められている中で、医療に関する膨大な情報を取り扱う当病院は、受付、診察、検査、投薬、会計など業務の運営を効率的に行うという意味から、患者様の待ち時間を短縮するため、将来は病院情報をIT化したシステムの導入が必要と考えております。


 今後、小児科の中核病院及び高齢者の急性期病院として少子高齢化に対応した病院運営を図るとともに、患者様に良質な医療のサービスの提供ができますように、努めてまいりたいと考えております。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再質問はありませんか。


 加島 淳議員。


○8番(加島 淳君)  各項目につきまして、丁寧に答弁いただきました。ありがとうございました。何点か再質問ということでさせていただきたいと思います。


 まず第1項目の国体についてでありますが、総合政策部長にお伺い致します。


 50年に一度の国体であると、しかも、小野市にとって初めての国体であるというようなことで、種目が6人制のバレーボール。私も学生時代、バレーボールを中学、高校とやっておりまして、非常に興味があるところなんです。一つ気になっておりましたのが、今回リハーサル大会と小野まつりが重なっていると。小野まつりは2日間行われまして、それだけでもかなりの人で、例年すごい部分があると。一方、リハーサル大会という名前なんですが、これは実は近畿大会で、岡山国体ですね、その最終の大会と、真剣勝負の場であるわけです。


 そのあたりで懸念していたのが、まず駐車場の確保であったり、交通対策、いろいろなところで人手が多いもんですから、しっかり準備できていけるのかなというのが疑問であったわけですが、万全な体制で臨まれているなというのがわかりましたので、この点については結構でございます。


 先日5月21日ですけれども、小野市国体実行委員会というのがエクラの方で開かれました。私も最前列で出席をさせていただきました。市長はじめ議長、一生懸命前で頑張っておられたんですけれども、各分野から実行委員ということで皆さん多数出席されておりました。


 ただ、そこで感じたことなんですけれども、まだ全体としての盛り上がりという部分、10数名の国体推進委員の方々は前で一生懸命アピールされまして、歌も歌ったりしたわけですけれども、なかなか総会に参加されている実行委員会の方々との温度差というのがあったんではないかと。その辺がちょっと気がかりに感じられました。


 ですから、地域、市民全体を見ますとまだまだ、1年あるとはいえ、まだ機運としては盛り上がりに欠けているなと感じたんですが、どうお考えかお伺い致します。


 今の答弁の中で国体後を考えた取組みをというようなお話であったと思います。長いスパンで見て、国体をただ単なる国体で終わらせてしまうんでなく、小野市全体の取組みとして国体が何かのきっかけになっていくんじゃないかなと、そういう部分もあると思います。そのあたりを今後、国体後というあたりも視野に入れて、お考えがあれば、またそのあたりをお聞かせ願いたいと思います。


 次に第2項目、市民病院の医療サービスの件ですが、市民病院事務部長にお伺い致します。


 将来IT化したシステムの導入をというふうにおっしゃいました。その中で、私、市民の方からいろいろ聞く部分で、市民病院の医療サービスという部分なんですけれども、医療費も高額になってまいりますと、いきなり精算するときに窓口でこれこれ、これがしのお金と言われたときに、たまたま持ち合わせがないと、それを例えば、そういうクレジットカードの決済、そういうのが使えればもっとスムースにいくんじゃないかというような話を聞いたり、それから、今通常の外来の予約なんですけれども、診療は9時からであると。実際どうやっているかというと、その患者であったり、その患者の家族が7時半から、診療を受けるための予約をして、一旦家に帰ってから、その患者と一緒に病院の方に出ていくと。これが二度手間になって大変だという意見を聞いたりします。


 将来こういう新しいシステムを導入されたら、その辺が解消していく方向に行けるのかというあたりも含めて、お聞きしたいと思います。


 以上、再質問と致します。


○議長(井上日吉君)  再質問に対し、答弁を求めます。


 総合政策部長。


○総合政策部長(小林清豪君)  再質問にお答え致します。


 2点あったかと思います。まず一つ目は国体の推進員と実行委員の間にまだ温度差があるのではないかという話と、一般市民の間ではまだ国体の開催機運がまだ盛り上がってないんじゃないかというようなお尋ねだったと思うんですけれども、議員ご指摘ように、現時点でまだ一般の方まで国体開催機運が盛り上がっているとは考えておりません。といいますのは、兵庫県での開催は半世紀ぶりでありますし、また、小野市での国体競技開催は初めてのことであります。それだけに、今のところ市民の皆さんに国体を理解し、支援していただくために、さまざまな取組みで啓発を行っている段階であるということでございます。


 ご案内のとおり8月にはリハーサル大会が開催されます。これは競技運営のリハーサル大会としての位置づけ、また、これを契機に国体の開催機運を盛り上げ、18年の国体の本大会に最高潮に持っていきたいという思いがあります。


 余り早く取組みを進めてしまいますと、市民に疲れというのが出てくる可能性がありますので、その開催時期の最高潮の時期を失することがないように、18年の本大会で最高潮に持っていきたいという思いがあるわけでございます。


 議員もごらんになったように、既に推進員は非常にテンションが高く、推進員はリハーサル大会をまず成功させたいという思いがありまして、そういうふうにかなりテンションが上がって、ほぼ最高潮に達するような勢いで頑張っているというところでございます。


 いずれに致しましても、18年の本大会を最高潮に持っていくという方針で対処しているんだというふうにご理解いただきたいと思います。


 それから、2点目、国体後を考えた取組みという言葉を私は使いましたけれども、それは、国体を契機に小野市を訪れる選手・監督や関係者を温かく迎えるため、市民の皆さんのだれもが何らかの活動をしていただけるように、「六つのいっぱい運動」を展開したいということを考えております。


 「六つのいっぱい運動」というのは、花いっぱい・きれいなまちいっぱい・真心いっぱい・スタンドいっぱい・笑顔いっぱい、そして元気いっぱいの運動でございます。


 これらの運動の展開は新たな出会いと交流を生み、地域で仲間づくり・コミュニティづくり・健康づくりの三つの和(輪)を広げたいと考えております。そして、薄れつつあると言われている地域を結束させる機会となり、国体を契機に地域でのまとまりが生まれ、小野市が目指す「協働と参画」につながり、最終的には「エクセレントシティおの」の創造につながっていくことと確信しております。


 この国体は小野市で初めての開催でございます。そして、リハーサル大会は小野まつりとの同時開催という大きな課題もあります。そういうことを踏まえまして、市長の方から取組みの決意を含めまして、フォローをお願いしたいと思います。


○議長(井上日吉君)  次に、市長。


○市長(蓬莱 務君)  再質問にお答え致します。


 ご承知のとおり、先ほども話を申し上げましたように、国体を契機に地域の活性化を図るんだと、こういう決意です。では、それを具現化するためにどうするかということで、六つのいっぱい運動をやろうじゃないかということで、先ほど部長の方からも説明があったということであります。


 私もこういう冊子の中に書いていますけれども、まさに国体をチャンスとして、仲間づくり・コミュニティづくり・健康づくりをやるんだと。それこそが今まで私がずっと言ってきました、要するに地域の活性化は「事おこし・物おこし・人おこし」の三つおこしにつながる、そういうチャンスなんだということであります。


 それから最新の情報として、小野まつりのおの恋おどりといったらかなり有名になっているんですけれども、現在のところ、すぐ連絡とったんですけれども、どれだけの申し込みがあるんだということを確認しましたら、今日現在86チームです。ですから、当初30か40ぐらいからスタートしまして、それで86ですから、恐らく最終的には90ぐらいいくのではないかと、ひょっとしたらもっといくかもしれません。


 ということは、あの有名な加古川の踊っこまつりでも、たしか80いくかいかないかだったと思います。それが過去最高だとこういうふうに新聞に大きく載っていた。明石で行われる県のよさこい踊り、これも50チーム強だったように記憶を致しております。姫路の夏の祭りもこんなに多くはありません。30何チームしかでないわけです。


 ですから、県下一、ひょっとしたら桟敷席も将来つくって、ちゃんとお金もいただいて、これは夢ですけれどもね。うるおい交流館のところに花たくさんありますね。あのコースからこちらにずっと並んできまして、一方通行に致しまして、そして徳島の阿波踊りに負けないような観光客を呼べるぐらいのそういうものをつくる。皆さん、86チーム来られる人はみんなお金を払ってボランティアで来ていただいているわけです。こちらがお金を払って来てほしいと言っているんじゃないんです。京都や大阪から来ていただいているんです。


 ということは、それだけ皆さんの活動の熱意というのは伝わってきたと。おの恋おどりと小野まつりはすごいよと、ちょっと違うよと。小野イコールおの恋おどりイコール小野まつりですね。これを成功させるためには、今申し上げたように、リハーサル大会の国体をこの際、逆に利用しようというしたたかさを持って私は今回臨みたいと。


 その真のねらいは、六つのいっぱい運動をやることによって、まさに地域の活性化を行政だけでなく、みんなの手でつくり上げていくこそが21世紀のまちづくりの基本であると、こういう思いであります。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(井上日吉君)  次に、市民病院事務部長。


○市民病院事務部長(藤田久好君)  再質問についてお答え致します。


 まずクレジットカードでの決済はできないかというようなことなんですが、現行の自治法上では、現在そういう医療費を含めまして公共料金の支払い等については、クレジットカードでの支払いは認められてないということを聞いております。


 ただ、今国の方におきましても、今議員がおっしゃいましたように、一般の病院ではそういうことは認められておりますので、国においてもそういうクレジットカードの支払いの是非について検討する動きが出ているようなニュースもつかんでおりますので、その状況によりまして、今後検討が必要ではないかと考えております。


 あと外来の予約システムということですが、これは今私はITということを言ったんですけれども、考えているのはオーダリングシステムか電子カルテというようなことを考えているんですけれども、電子カルテはちょっと今余り芳しくないということで、やるとすればオーダリングシステムがいいんじゃないかなというようなことで、ただこのオーダリングシステムをやるとしましても3億5,000万円から4億円ほどの経費がかかります。


 もしそれができれば、いろいろなデータもドクターが画面上で見れますし、過去のそういう検査結果そのあたりもペーパーでなく、全部画面上で見れると。それともう一つは今来られた方に電話をかけて、今度、心臓の検査はいついつ空いていると、そういうことも電話で話をしないといけない。ドクターはそのたび手をとめないといけない。これができれば、予約を見ますと空いているところにぼんと掘り込めるというようなことで、非常に効率的にはいいシステムかなと考えております。


 ただ今言いましたように、このオーダリングシステムが導入されたから即その予約システムがその中に入っているかということは、今のところ聞きましたら、それはまた別オーダーでつくらないといけないというようなことになっております。


 それで、私のところの患者様を見ますと、半数以上が約65歳以上の高齢者の方というようなことになっておりますので、今の方幾ら65歳以上の人でもコンピュータ使う人はたくさんおりますけれども、現実的にいったらコンピュータを使う方はちょっと少ないんじゃないかなというようなことも含めまして、あと電話での受け付けのこと、それから、実際現場に来られて受け付けされる方、その辺のいろいろな公平性の確保も検討してまいらなければいけないと思いますので、この辺も今即ということでなく、検討課題ということで答弁とさせていただきたいと思います。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再々質問はありませんか。


○8番(加島 淳君)  ありません。


○議長(井上日吉君)  以上で、加島 淳議員の質問は終わりました。


 これにて、一般質問を終結致します。





             〜日程第2 各常任委員会付託〜





○議長(井上日吉君)  次に、日程第2、常任委員会付託であります。


 会議規則第37条第1項の規定により、議案第36号から議案第46号まで、以上11件について、お手元に配付致しております、常任委員会審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託して、慎重審査を煩わしたいと存じます。





              〜日程第3 議案第49号〜





○議長(井上日吉君)  次に、日程第3、議案第49号を議題と致します。


 議案の朗読を省略致しまして、理事者側より、提案理由の説明を求めます。


 市長。


                 (市長 登壇)


○市長(蓬莱 務君)  本日、追加議案と致しまして、条例の一部改正に係るもの1件を提出致します。


 議案の内容につきましては、担当者から説明を申し上げますので、ご審議、ご決定を賜りますように、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(井上日吉君)  議案第49号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び小野市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務部長。


                (総務部長 登壇)


○総務部長(萩原絹夫君)  議案第49号


 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び小野市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案説明を致します。


 追加議案書の49ページをお願い致します。


 平成14年度から行政改革の一環として、市長、助役、収入役及び教育長と一般職の部長級職員に対して、期末手当の減額措置を適用しておりましたが、このたび方針管理等において多くの成果があらわれたこと等を受け、改正しようとするものであります。


 現在、公務員制度改革の一つとして国家公務員の給与構造改革案では、能力や実績を重視した新たな昇給制度の導入案が示され、成績で給与に差をつけるなど、成果を重視した給与体系への動きがあります。


 小野市では既に方針管理を掲げた業務遂行による成果及びプロセス評価により、管理職においてインセンティブ給としてボーナス時における刺激給を支給するなど、頑張った職員、成果を出した職員の努力に報いる制度を確立させております。


 この小野市型方針管理制度も定着しつつある中で職員の業務に対する意識も大きく変わってきているところであります。行政も経営であるとの観点から、まさに民間企業等と同じく賞与というものは、成果に応じて変動するものであるとの考えを可能な限り実践していこうとするものであります。


 さて、具体的な成果でありますが、「白雲谷温泉ゆぴか」の入場者数が1年で40万人に達したこと、市民活動の拠点施設「うるおい交流館エクラ」をオープンさせるとともに、いち早く指定管理者制度を取り入れ、地域経営の新たな形を目指した行政と市民との協働システムをスタートさせたこと、市民安全部においては、刑法犯が前年比35%減るなど、安全安心のまちづくりに寄与したこと等、多くの職場で目に見える形で成果が得られたことであります。


 また、財政状況を見ますと、平成15年度決算では、市民1人当たりの基金残高、いわゆる貯金が県内で3番目に多く、借金であります地方債残高が少ない方から3番目という、極めて健全な数値となり、平成16年度も引き続き同様の決算状況となる予定であります。


 各部長級職員においては、既に平成15年度の12月期に減額措置を廃止しておりますが、このたびは、ただいま申し述べましたように、市全体に大きな成果があったとして、助役、収入役、教育長の期末手当の減額措置を廃止しようとするものであります。


 しかし、市民から選ばれた市長については、もう少し据え置くことと致します。


 以上、提案説明と致します。


○議長(井上日吉君)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。


 これより、質疑に入ります。


 質疑の通告がありますので、発言を許可致します。


 鈴垣 元議員。


○2番(鈴垣 元君)  日本共産党の鈴垣元でございます。追加提案されました議案第49号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び小野市教育長の給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行わせてもらいます。


 提案理由によりますと、助役、収入役及び教育長の期末手当の減額措置を廃止するためとなっております。特別職の期末手当につきましては、先ほど提案説明がありましたように、平成14年6月より減額措置を講じております。当時の減額理由とこのたびの廃止を提案された理由について、先ほども提案説明がありましたけれども、もう少し詳しくお願い致します。


 また特別職でも市長が除かれている点について、これも詳しく理由についてお伺い致します。


 以上です。


○議長(井上日吉君)  質疑に対し、答弁を求めます。


 総務部長。


                (総務部長 登壇)


○総務部長(萩原絹夫君)  議案第49号について、平成14年の減額理由、このたびの廃止を提案する理由、また特別職のうち市長が除かれている理由、以上3点についてお答え致します。


 先ほど提案理由で申し上げたとおり、繰り返しになりますが、平成14年6月期から期末手当の減額措置を講じた理由は、行政改革の一環として実施したものであります。そして、今回減額措置を廃止、言いかえれば復元した理由は、行政も経営であるとの観点から、民間企業などと同様に賞与というものは成果に応じて変動するものであるとの考え方を国に先駆けて実践していこうとするもので、賞与の支給に関して、新しい仕組み・システムづくりの確立を目指すものです。


 具体的な成果につきましては、白雲谷温泉ゆぴかやうるおい交流館エクラのオープンをはじめ、安全安心のまちづくりやハートフルチャレンジ教育の取組みなど、さらに基金残高や起債残高においても、その指数は県下で上位にランクされるなど、市全体に大きな成果があったと自負致しております。


 次に、市長について現行のまま据え置いたのは、市民から選挙で選ばれており、政治的な配慮が必要であると判断したものであります。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再質疑はありませんか。


 鈴垣 元議員。


○2番(鈴垣 元君)  総務部長にお伺い致します。


 当時の減額理由ということで行政改革の一環と、一言で片づけられておりますけれども、当時は大変な不況の中、民間あるいは一般住民との格差が大きいということが私は大きな理由であったというふうに思うんですが、そのあたりについて行革の一環というだけでなく、もう少し詳しくご説明いただきたいと思います。


○議長(井上日吉君)  再質疑に対し、答弁を求めます。


 総務部長。


○総務部長(萩原絹夫君)  再質疑にお答え致します。


 ただいま再質疑にありましたように、当時はやはり不況というものはあったかもわかりませんが、市と致しましては、今申し上げましたように、四役と部長級職員それぞれ率は違いますが、行政改革の一環ということで、減額措置を講じたところであります。


 以上、答弁と致します。


○議長(井上日吉君)  答弁は終わりました。


 再々質疑はありませんか。


○2番(鈴垣 元君)  ありません。


○議長(井上日吉君)  以上で、鈴垣 元議員の質疑は終わりました。


 これにて議案に対する質疑を終結致します。


 ただいま議題となっております、議案第49号について、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付致しております、常任委員会審査付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託して、慎重審査をわずらわしたいと存じます。


 お諮り致します。


 本日の会議は、この程度にとどめ散会致したいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶものあり)


○議長(井上日吉君)  ご異議なしと認めます。


 したがって本日は、これにて散会することに決定しました。


 次の本会議は、6月22日午後1時30分から再開致します。


 本日は、これにて散会致します。





               散会 午後 1時55分