議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 高砂市

平成17年 6月定例会(第 1日 6月13日)




平成17年 6月定例会(第 1日 6月13日)





                         平成17年6月13日(月曜日)


    …………………………………………………………………………………………


 
  平成17年6月13日(月)午前10時開会


  第 1 会議録署名議員の決定


  第 2 会期の決定


  第 3 諸報告(藍綬褒章・全国市議会議長会10年永年勤続議員の表彰について)


  第 4 市長の提案理由の説明


  第 5 諸報告(新焼却施設に関する調査特別委員会の報告について)


    …………………………………………………………………………………………


〇本日の会議に付した事件


  日程第 1 会議録署名議員の決定


  日程第 2 会期の決定


  日程第 3 諸報告(藍綬褒章・全国市議会議長会10年永年勤続議員の表彰につい


            て)


  日程第 4 市長の提案理由の説明


  日程第 5 諸報告(新焼却施設に関する調査特別委員会の報告について)


    …………………………………………………………………………………………


〇出席議員(28名)


            1番   萬  山  忠  彦


            2番   沢  野     博


            3番   木  村     巍


            4番   西  野     勝


            5番   入  江  正  人


            6番   北  野  誠 一 郎


            7番   加  古  秋  晴


            8番   橋  本  芳  和


            9番   八  田  美 津 子


           10番   砂  川  辰  義


           11番   生  嶋  洋  一


           12番   北  畑  徹  也


           13番   池  本     晃


           14番   坂  牛  八  州


           15番   岡  本  勝  弘


           16番   井  奥  雅  樹


           17番   鈴  木  利  信


           18番   松  本     均


           19番   今  竹  大  祐


           20番   中  須  多  門


           21番   近  藤  清  隆


           22番   福  元     昇


           23番   横  山  義  夫


           24番   船  田  昭  信


           25番   秋  田  さ と み


           26番   北     元 次 郎


           27番   宮  本  幸  弘


           28番   小  松  美 紀 江


    …………………………………………………………………………………………


〇欠席議員( 0名)


          な     し


    …………………………………………………………………………………………


〇出席説明員(44名)


     市           長      田  村  広  一


     助           役      原     明  範


     企画総務部長             若  森     進


     企画総務部次長            堀  江  保  充


     企画総務部参事            中  村  善  郎


     企画総務部参事            中  野  榮  久


     企画総務部秘書広報広聴室長      田  中     弘


     行財政改革推進室長          冨  田  康  雄


     財務部長               川  西  一  馬


     財務部次長              岡  上  芳  樹


     健康市民部長             登     幸  人


     健康市民部次長            田  中     登


     福祉部長               天  野     巧


     福祉部次長              正  木  敏  彦


     生活環境部長             岡     恒  雄


     生活環境部参事            浜  野  和  樹


     生活環境部参事            鈴  木  正  典


     生活環境部参事            岡  田     章


     生活環境部次長            長 谷 川  清  一


     生活環境部美化センター所長      米  津  秀  一


     まちづくり部長            保  田  義  一


     まちづくり部参事           畑  中  正  志


     まちづくり部次長           別  處  武  仁


     まちづくり部参事           新  木     茂


     下水道部長              角  田  憲  司


     下水道部次長             古  門     清


     会計室長               松  本  忠  範


     工事検査室長             河  野  修  三


     消防長                村  山  吉  康


     消防本部次長             小  林  央  昌


     消防本部消防署長           米  澤  清  三


     市民病院事務局長           越  田  光  男


     市民病院事務局次長          松  下  豊  彦


     水道事業所長             三  井  信  一


     水道事業所次長            村  山     裕


     教育長                佃     昌  典


     教育委員会教育総務部長        三  枝  政  明


     教育委員会教育総務部次長       高  橋     寛


     教育委員会教育指導部長        駒  井  陽  一


     教育委員会教育指導部次長       桂     博  幸


     教育委員会教育指導部参事       衣  笠  好  一


     選挙管理委員会事務局長        門  野     登


     監査委員事務局長兼公平委員会事務局長 中  山     薫


     農業委員会事務局長          辻  本  正  芳


    …………………………………………………………………………………………


〇出席事務局員(7名)


     議会事務局長             寺  田  陽  二


     議会事務局次長            岡     宗  信


     議会事務局議事課長          石  原  輝  明


     議会事務局議事課副課長        原     廣  幸


     議会事務局議事課議事係長       西     秀  和


     議会事務局議事課議事係主任      谷  井     寛


     議会事務局議事課調査係主任      都  筑  広  明





              (午前10時02分 開会)


○議長(加古秋晴君)


 ただいまから6月定例市議会を開会いたします。


 直ちに日程に従い議事を進めます。


 なお、一般質問通告の受け付けは、議会運営委員会の決定により本日から16日午前中となっておりますので、御協力をお願いいたします。


 日程第1、会議録署名議員の決定でありますが、本日の会議録署名議員に、13番、池本 晃議員、24番、船田昭信議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、本日から24日までの12日間といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(加古秋晴君)


 ご異議なしと認めます。


 したがって、会期は12日間と決定をいたしました。


 次に、本定例会に市長より提案されました議案は、お手元に配付をいたしておりますのでご了承願います。


 また、地方自治法第121条の規定により説明のため議会に出席を求めた者、またはその委任を受けた者は、市長以下別紙プリントにより配付しておりますのでご了承願います。


 日程第3、諸報告でありますが、去る4月29日に、池本 晃議員藍綬褒章を受章されましたのでご報告をいたします。


 おめでとうございました。


 また、5月25日、全国市議会議長会総会において、10年永年勤続議員の表彰があり、当市議会から北野誠一郎議員、松本 均議員、宮本幸弘議員、小松美紀江議員が表彰を受けられましたのでご報告をいたします。


 おめでとうございました。


 次、日程第4、高報第6号から高報第17号まで及び高議第25号から高議第50号まで並びに高予第19号から高予第21号までを一括上程し、市長の提案理由の説明を求めます。


 市長。


            (市長 田村広一君 登壇)


○市長(田村広一君)


 皆さん、おはようございます。


 本日、ここに6月定例市議会を開会いたしましたところ、ご出席を賜り厚く御礼申し上げます。


 提案に先立ちまして、一言申し上げます。


 まず、行財政改革についてでありますが、第3次行政改革に係る平成16年度の取り組み結果がまとまりましたので、ご報告をさせていただき、また今日までの行財政改革の取り組みを踏まえ、今後の行財政改革の推進について新たな基本方針を定めましたので、あわせてご報告させていただきたいと考えております。


 16年度に予定をしておりました効果額につきましては、ほぼ達成をしておりますが、本年3月にお示ししましたとおり、中期財政計画では依然として厳しい財政状況となっております。


 このため、今後、より一層の行財政改革の推進に努める必要があることから、新たな基本方針については、本年3月に総務省から示されました「新地方行革指針」の考え方を取り入れ、平成17年度から平成21年度までの5箇年を「さらなる改革」の期間として位置づけ、この基本方針に基づき具体的な取り組みを「集中改革プラン」として策定をし、さらなる行財政改革を推進してまいりたいと考えております。


 次に、指定管理者制度についてでありますが、地方自治法の一部改正に伴い、公の施設の管理について行政としての新しい取り組みが求められており、この制度への移行を目指して、本定例会には指定管理者制度を導入する施設の設置管理条例の一部改正について提案いたしております。


 このことについては、平成16年2月に庁内委員会を立ち上げ、制度の研究と本市の公の施設のあり方について検討してまいりましたが、さきの全員協議会でのご指摘にもありましたが、事務のおくれにより、本市の公の施設の管理のあり方と指定管理者制度導入の方向性について十分にご協議をいただく時間がとれなかったことにつきましては、改めておわびを申し上げます。


 今回、提案いたしております条例議案につきましては、平成18年4月からの公の施設の管理を指定管理者に代行させるための手続を規定するものでありますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。


 さて、本定例会には、報告議案12件、条例議案23件、事件議案3件、予算議案3件を提案しております。


 まず、報告議案であります。


 高報第6号につきましては、地方税法の一部改正に伴い、被災住宅用地の特例等について専決処分したものであります。


 高報第7号につきましては、火災により被害を受けた市営住宅の一部を用途廃止することについて専決処分をしたものであります。


 高報第8号につきましては、県瀬戸内海海区漁業調整委員会委員の補欠選挙に係る委託金について専決処分したものであります。


 高報第9号及び高報第10号につきましては、公務中に発生をいたしました自動車事故について、相手方との和解が成立しましたので、損害賠償の額を定めること及びこれに伴う一般会計補正予算について専決処分したものであります。


 高報第11号につきましては、繰上充用に係る平成17年度高砂市国民健康保険事業特別会計補正予算について専決処分をしたものであります。


 高報第12号につきましては、繰上充用などに係る平成17年度高砂市老人保健医療事業特別会計補正予算について専決処分したものであります。


 高報第13号につきましては、平成16年度高砂市一般会計における市史刊行事業の繰越明許費の繰越額が確定しましたので報告するものであります。


 高報第14号につきましては、平成16年度高砂市下水道事業特別会計における管渠建設事業の繰越明許費の繰越額が確定しましたので報告をするものであります。


 高報第15号から高報第17号につきましては、高砂市土地開発公社、財団法人高砂市勤労福祉財団及び財団法人高砂市施設利用振興財団の経営状況について、地方自治法第243条の3の規定に基づき、それぞれ報告するものであります。


 次に、条例議案であります。


 高議第25号につきましては、高砂市職員互助会に対する市の負担金について、その負担の適正化を図るため、負担の割合を引き下げるものであります。


 高議第26号につきましては、地方税法の一部改正に伴い、高砂市市税条例について所要の改正を行うものであります。


 高議第27号につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。


 高議第28号につきましては、本市の産業の活性化を図るため、市が指定をした地区内における企業立地に対して奨励金を交付しようとするものであります。


 高議第29号につきましては、高砂工業公園に進出する企業に対して立地の促進を図るため、奨励金の対象年限を延長するものであります。


 また、土地開発公社においても優遇措置の見直しを図っております。


 高議第30号につきましては、勤労青少年ホームの設置に係る根拠法を勤労青少年福祉法に改めるものであります。


 高議第31号につきましては、建築基準法の一部改正により所要の改正を行うものであります。


 高議第32号につきましては、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。


 高議第33号につきましては、関係法令の一部改正に伴い、消防団員に係る退職報償金の支給額を引き上げるものであります。


 高議第34号につきましては、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、指定管理者制度を導入するため、所要の改正を行うとともに、厚生労働省令の平成17年度支援費基準の見直しに伴う改正を行うものであります。


 高議第35号から高議第47号につきましては、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、それぞれの施設管理において指定管理者制度を導入するため、所要の改正を行うものであります。


 次に、事件議案であります。


 高議第48号につきましては、災害対応の特殊はしご付消防自動車の製造請負契約を締結するものであります。


 高議第49号及び高議第50号につきましては、それぞれ工事の請負契約を締結するものであります。


 続きまして、予算議案であります。


 一般会計におきまして、総額で4,264万1,000円の追加をお願いしておりますが、その主なものについてご説明いたします。


 衛生費では、ごみ焼却施設運営管理事業について委託料を追加いたしております。これは、平成16年度の財団法人日本環境衛生センターによる性能確認業務において改善事項が示されましたので、その指摘に基づきバブコック日立株式会社が実施する改善工事の設計及び施工の監理業務を委託するための経費をお願いするものであります。


 また、高砂市リサイクル基金積立事業におきましては、平成16年度の資源ごみ売却収入を積み立てるものであります。


 商工費では、中小企業融資制度におきまして予定しておりました預託金を減額するものであります。


 教育費では、教育センタープールについて平成15年度末で廃止し、以後、駐車場問題について曽根神社と協議を進めてまいりましたが、このたびプールを解体撤去の上、教育センターグラウンドとして整備する旨、方針決定したため、工事費等の経費をお願いするものであります。


 次に、歳入では、ごみ処理施設におきまして、施設の工事請負契約時に締結をした覚書により5年間の瑕疵担保期間中の運転管理費等について、一定の額を超える費用については請負者であるバブコック日立株式会社が負担することとしておりましたことから、この運転保証金について、平成15年度からバブコック日立株式会社と協議を進めてまいりましたが、本年2月に運転保証金の算定について協議が整い、このたび平成16年度分の運転経費が確定いたしました。


 このことにより、バブコック日立株式会社負担分の運転保証金について予算計上するものであります。


 また、下水道事業特別会計及び水道事業会計におきましては、借換債の借り入れに伴う市債及び公債費の追加をお願いするものであります。


 以上が提案しております議案の概要でございますが、逐次、審議に際しまして、各担当から詳しく説明をさせますので、よろしくご審議賜りますようお願いをいたします。


 なお、本会期中におきまして、固定資産評価審査委員会委員の選任及び人権擁護委員の候補者の推薦につきまして追加議案を予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。


 以上でございます。


○議長(加古秋晴君)


 以上で市長の提案理由の説明は終わりました。


             (「議事進行」の声あり)


○議長(加古秋晴君)


 16番、井奥議員。


○16番(井奥雅樹君)


 議長なり議会運営委員会の委員長なりが苦労されていることはよくわかるんですけれど、議会運営委員会の中で、確かに一瞬のうちに読み取ってすべてを読めばよかったんですけど、申し訳ないですけど、金曜日いただいて、土日の間、読みましたわ。資料をずっと一連読みました。


 そうするとですね、さっき市長がいみじくも言われたごみ焼却施設の第三者機関への委任、あるいは市長は触れすらしませんでしたけど、今、国会で重要な議論になってます自立支援法、そしてその自立支援法の準備費用がこれ予算に入ってますよね。あるいは下水道・水道の借り換えの部分、こういった部分に関して一切資料が出ていないというのは、これどういうことなんですか。それらも含めてですが、ここ数年、徐々にですし、ここA4になってから特にかもしれませんけれど、資料が全く出てこなくなっている。私たち、別に何も新しい資料を全部つくって出せなんて言いませんよ。少なくとも、市長や助役は決裁されとんでしょう、これ予算を認めるに当たって。決裁されるに当たって、まず一つ、全くこういうことについて疑問も抱かず議論をされているのか。それだったら論外ですわ。でも、多分そうでないと思われますので、多分、自立支援法て何だとか、ごみ焼却施設、これどこまでやってるんだ、そういう議論をされたり、あるいは借換債とわざわざ言われるんやったら、借換債とは何かと、そういう議論がされとんだったら、その資料を素直に出していだいたらいいんですよ。


 それで議長、申し訳ないですけど、議長のところでストップされとんですか。私はそうでないと信じますから、何でこんなふうにすべての資料が、しかも重要と思われる資料が出てこなくなっているのか、このあたりちょっとはっきりさせといてくださいよ。そうでないと、幾ら勉強会の間に、熟読期間中にやるとかいうても限度がありますよ。全く出てこないで、何もわからないままで勉強会いうたって、熟読いうたって熟読のしようがない。ゼロのまま何ぼ熟読したって熟読しようがありません。そのあたりよろしくお願いします。


○議長(加古秋晴君)


 具体的に、井奥議員の項目も例示しながらの質問でございまして、まず冒頭、私自体の方で当局からとのそういう協議はいたしておりませんので、私が資料を出さなくてもいいとかそういう指示はいたしておりませんのでご了承ください。


 具体的に、これからの熟読期間中の資料提出等も考慮していたんではないかと思いますが、当局の見解を求めます。


 助役。


○助役(原 明範君)


 我々としては、ある程度、口頭で説明をできる部分というふうなとらえ方をしておりましたが、考え方自身が違うというふうな思いということであろうかと思いますが、その点につきましては、その配慮が足らなかったということについてはおわび申し上げます。


 それぞれ、我々としては、なるべくよく理解をしていただけるように資料配付いうふうには努めておりましたが、そういうことで我々と考え方自身がうまく合わなかったという点につきましてはおわび申し上げます。具体的にございましたら、ご指摘をいただきたいというふうに考えます。


○議長(加古秋晴君)


 井奥議員、よろしいですね。


                (「はい」の声あり)


○議長(加古秋晴君)


 それじゃあ、先ほどの井奥議員の資料の点につきましては、これからよろしくお願いしたいと思います。


 日程第5、諸報告(新焼却施設に関する調査特別委員会の報告について)を議題といたします。


 本件に関し委員長の報告を求めます。


 24番、船田議員。


            (24番 船田昭信君 登壇)


○24番(船田昭信君)


 おはようございます。


 それでは、1年間にわたって調査を続けてまいりました新焼却施設に関する調査特別委員会の報告をさせていただきます。


 お手元に報告書が配付されていると思いますが、まず委員会の構成につきまして、第1回から第3回までの委員会につきましては、政和会の方から加古秋晴議員になっておりましたが、昨年の9月議会で議長就任に伴い北野誠一郎議員と交代をいたしております。報告段階での委員ということで、委員会の構成については記述をさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。


 それから、委員会の開催日程でございますが、お手元に書いているとおりでございます。あと、これにプラスしまして、4月21日に議長の方に全員協議会の開催を要請いたしまして、全議員を対象にした性能確認業務の概要報告書についての説明を日本環境衛生センターの藤吉秀昭氏から受けていることもあわせて報告をさせていただきます。


 検討につきましては、調査事項を新焼却施設に関する性能確認業務の検証と100条委員会からの継続課題の解明ということで整理をさせていただきまして、それぞれ検討を行ってまいりましたが、検討してまいりました内容につきましては、2ページから3ページ、4ページと記載をしているとおりでございます。


 これらの検討の結果、委員会として、5ページ以降の今後の課題という形でまとめをさせていただきましたので、ここの部分を朗読して報告にかえさせていただきたいと思います。


 今後の課題。


 委員会審査の過程で、性能確認業務の進行とともに、トラブルに対する認識を初め、新焼却施設に対する行政側の対応に大きな変化が見られた。第三者機関の検証が厳しいものとなったからだと判断する。このことについて、当委員会としては、100条委員会報告の段階で早い対応をとるべきであったと反省を求める。今後、具体的に施設引き取り時と第三者検証後でどこがどう違ったのか、その措置をどうするのかを明確にすることが行政の責務であると思料する。


 以下、具体的に項目について述べる。


 (1)性能確認報告書に基づく対応について。


 平成17年4月11日に開催した第14回委員会で「ごみ焼却施設性能確認業務概要報告書」の説明を受け、当委員会として、議員全員に委託先の専門家の説明を受けることを確認し、4月21日に全員協議会で報告を受けた。


 報告の内容は、当委員会で議論を重ね、指摘をしてきた内容についての一定の答えが出されたものと判断するが、当委員会として議論の経過を踏まえ、引き続き性能確認を必要とする項目を含め、今後の対応について次の点を提言する。


 ア、作業環境のダイオキシン類対策。


 緊急対応として、ガス化炉周りを主とした「機密性を強化する対策」をとった結果、管理濃度を下回る結果が出ているものの、保守点検に支障を来す状況であり、報告書にもあるように恒常的な対策とは言いがたい。


 また、この結果から、炉内圧がプラスになるメカニズムが内在していることは明らかで、炉そのものの基本的欠陥と言わざるを得ない。


 当委員会としては、高砂市が誘引通風機を含めた根本的な改善をバブコック日立株式会社に求めるべきだと考える。


 イ、バーナー周りのスラグ堆積防止対策。


 トラブル発生の都度、議論を重ねてきた内容と報告書の内容を総合すると、ガス化炉・溶融炉内で発生したトラブルは、バーナー周りのスラグ堆積が起因しているものと推察できる。


 バーナーそのものの設計上の問題か運転管理上の問題かを含めて、スラグ堆積防止の明確な対策を立て、議会への報告と早急な改善を求めるものである。


 ウ、助燃使用量の改善について。


 報告書では、流動床式ガス化溶融炉の灯油使用量は、全国8施設の平均値が32.36リットル/ゴミトンに対して、高砂市の場合は9.17リットル/ゴミトンであり、高性能のような印象を受けるが、施設によって燃焼条件が大きく異なることから、あくまでも参考であり、性能判断の対象にはならない。


 むしろ、計画条件との比較で見るべきであり、特に基準ごみから高質ごみの場合はゼロリットルのところが5リットルとなっている。これは、運転管理の改善によって解消できるのか、理論値と実際値との差、すなわち炉の性能限界と判断すべきかによって評価が異なることから、早い段階で結論づけるべきである。


 (2)バブコック日立株式会社との協議について。


 市民の財産である新焼却炉を所期の性能確保のために、高砂市がこの報告をもとに、今後バブコック日立株式会社とどのようなスタンスで話し合いを進めるかが焦点となる。


 当委員会としては、初号炉といえども、本来の性能が確保されることは基本的な契約義務であることから、性能確認業務に基づく設備改善は、バブコック日立株式会社の義務として誠意のある対応を求めるものである。


 ア、瑕疵担保期間の延伸。


 平成15年度のトラブルに基づく補償金は、市長の政治的判断により決着した形となったが、16年度以降の算定は覚書に基づく確認書により算出することになっている。


 補償金の算出基準は、瑕疵担保期間の延伸と密接に絡んでおり、今後の交渉に当たっては、議会との連携をもとに、高砂市としての考え方を明確にしながら対応されたい。


 イ、処理フローの変更と最終処分率の確認。


 性能確認の一つである最終処分率については、処理フローが変更されているため評価の対象にされなかった。


 しかし、高砂市が、「施設引渡し時性能試験要領書の最終処分率の保証事項」に基づき算出した実績最終処分率は、平成15年度で6.83%(最終処分率保証値5.30%以下)、平成16年度で7.89%(同6.06%以下)と、いずれも保証値を下回っており、この点について「平成17年度に行う性能確認の中で明確にしたい」との説明があったが、委員会として、処理フローの変更も議会への説明がないままに行われており、執行権の範囲といえども、性能保証と大きくかかわる問題については議会への説明を十分に行うことは当然であり、今後の性能確認の中で議会への適切な説明を行うよう要請しておきたい。


 (3)スラグの処理について。


 排出されたスラグは、平成15年度で2,318.96トン、平成16年度で2,202.13トン、合計4,521.09トンとなっており、現在、処理されないままに最終処分場に積まれている。今後も、毎年2,000トンのスラグが排出されると予想されるが、これをどう再利用するかが大きな問題となっている。


 「現在、国ではスラグの再利用に向けてJIS化が検討されているようであるが、高砂市としては下水工事の埋め戻し用材として検討している」との説明を受けた。


 委員会としては、スラグの再利用は環境対策としても今後の大きな課題であることから、バブコック日立株式会社の協力も要請しながら、できれば有価物として処理できるよう一層の努力を要請する。


 1号炉の連続90日稼動、トラブル解消の諸施策、ランニングコストの問題、最終処分率など、委員会で審査を行ったが、瑕疵担保期間が切れた後の不安は解消されていない。


 それだけに、今までの問題点を明らかにしながら、第三者機関による指摘の改善を初め、瑕疵担保期間の延長など、バブコック日立株式会社に対して毅然とした態度で課題の処理に対する交渉を進めるべきである。


 なお、今後の改善については、「市民監視委員会(仮称)」を設置し、監視の受け皿とすべしとの意見があったことを付加しておく。


 以上でございますが、この1年間、委員各位の協力によりこの調査ができましたことを感謝申し上げて報告にかえさせていただきます。


 ありがとうございました。


 以上です。


○議長(加古秋晴君)


 船田委員長を初め委員の方は、ご苦労さまでございました。


 ただいまの委員長の報告に対して、ご質疑並びにご意見ありませんか。


 17番、鈴木議員。


○17番(鈴木利信君)


 1点お聞きしたいんですが、バブコック日立の方からですね、施設の方の改善ですね、平成15年度は2億円、16年度が1億7,000万円、合計が3億7,000万円ですか、これ改善されて、これは例えばこれによって費用ですね、助燃とかいろんな費用が改善したというふうになるんかと思たら、そんなになってないような状況もあると思うんです。今後、そのような中でですね、今回はですね、バブコック日立がするのをまた施工管理をお願いするようなことをきょう聞いたんですが、そういった今後の費用、それがどのぐらい要るんかいうことをですね、もうちょっと聞かれたのかどうかということと、委員会としてですね、今、例えばトン当たり4,000円ぐらい、4,000円ぐらいかかってると思うんです。それがですね、本来だったら2,000円以下で焼却されるんが本当であるというごみ質からの検査が出てると思うんですが、例えばそれがですね、幾らお金をかけても改善するものかどうなのか。例えば、委員会としてですね、3,000円までいけばそれで改良したと見るんかですね、そこら辺どういった議論があったんか、その点をちょっと教えていただけたらと思います。


 すみません、ちょっとわかりにくかったので、もう1回言いますけど、ランニングコストがどれぐらいになれば、この炉が改善されたと考えるんかですね。今、4,000円ぐらいかかってると思うんですが、本来であれば2,000円で燃やさんといかんという話になってると思うんですよ。これが3,000円であればよしと見るんかですね、2,500円まで持ってこんとあかんと見るんか、そこら辺の関係がですね、委員会でどのように話しされたのかというのと、その補修の関係ですね、そこら辺についてちょっと議論がありましたら教えていただきたいと思います。


○議長(加古秋晴君)


 24番、船田議員。


○24番(船田昭信君)


 会派から委員も出られておりますので、それぞれお聞きをされているとは思いますが、ランニングコストの関係につきましては、整理を委員会の中で、少なくともこの報告書をまとめる段階で整理されましたのは、ランニングコストのもととなるのは、人件費と、それから補修費と、それから用役費と、この三つになるだろうと。その中で、性能確認の結果、確認できましたのは、助燃使用量、いわゆる灯油の使用量をいかに減らしていくかということが、報告書の6ページにありますように、全国平均から見ると少ないようには報告書ではなっておりますけれども、高砂のごみ焼却炉の性能としては、あくまでも計画条件で確認をした内容に従ってそれに近づけていくという努力が必要だという格好に、最終的に結論づけました。


 それから、もう一つ、補修費の関係でございますが、炉を引き取ってから補修費が一体幾らぐらいかかるかということが、委員の皆さん議論した中で一番不安な材料であったということもありまして、当局の方に何度もバブコック日立の方から補修費の実績について説明するようにということで要請をしたわけでございますが、結果的には、はっきりした金額としては補修費につきましては出てきておりません。


 したがいまして、バブコック日立の方はそのつもりで報告をされたかわかりませんが、要するに破砕機にかかる補修の費用、それから炉材を張りかえる費用、この費用についての金額だけが、今、出てきているという状況でございまして、この点につきましては、さらに補修費が何ぼかかったかというのは大事な問題なので、今後さらにバブコックの方に要請するようにという段階で整理をしたという形で終わっております。


 以上でございます。


○議長(加古秋晴君)


 17番、鈴木議員。


○17番(鈴木利信君)


 先ほどのことなんですけど、瑕疵担保の期間の延伸ともかかわってくると思うんです。実際に4,000円かかってましてですね、3,000円でよければですね、もう3,000円になればもう別に瑕疵担保の期間を延伸しなくてもいいんか、2,500円まで待つんかの、さっきのご意見でしたら、もう2,000円近くまでいかないと委員会としてはやっぱり瑕疵担保期間を延伸するような方向で考えてると、こういうふうに私の方が理解させていただいてよろしいんでしょうか。


○議長(加古秋晴君)


 24番、船田議員。


○24番(船田昭信君)


 いや、委員会としては、2,000円になったら瑕疵担保期間を終わるとか、そういう議論はしておりません。


○議長(加古秋晴君)


 ほかにございませんか。


 17番、鈴木議員。


○17番(鈴木利信君)


 すみません。本来であればですね、2,000円ぐらいになるんが高砂市としての要求というか契約条件ですから、やっぱりそのレベルまで来るまで瑕疵担保期間を延伸するぐらいの考え方は必要じゃないかと思いますんで、その点、ご意見として申し上げさせていただきたいと思います。


○議長(加古秋晴君)


 ほかにございませんか。


                (「なし」の声あり)


○議長(加古秋晴君)


 ご質疑並びにご意見なしと認めます。


 当局より発言の申し出がありますので、許可いたします。


 市長。


○市長(田村広一君)


 ただいま新焼却施設調査特別委員会の委員長報告をいただいたところでございますが、この報告に対しまして、一言、発言をお許しいただきたいと思います。


 100条委員会に引き続きまして、昨年の7月に設置をされました当委員会におきまして、報告のとおり18回にわたり委員会を開催をしていただき、本日、報告をいただきました。


 委員長初め委員各位には、精力的に審査をいただいたことに対しまして、まず厚く御礼を申し上げるものでございます。


 本施設につきましては、本稼動以来、さまざまなトラブルが発生をいたしまして、市民の皆さん、また議員各位には、たび重なるご心労をおかけしてまいりましたことに対し、この場をお借りしまして、改めておわびと御礼を申し上げたいというふうに存じます。


 市民の財産でございます本施設を、市民の方々に安心していただける、また信頼を持っていただける施設にするために、第三者機関による指摘の改善を初め、本日、今後の課題というふうにしてご意見を賜りましたことを十分に念頭に置きまして、議会とも十分協議をしながら鋭意努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。


 本当に、長期間にわたりましてありがとうございました。


○議長(加古秋晴君)


 委員の皆さんには、長期間ご苦労さまでございました。


 心からお礼を申し上げます。


 また、当局におきましては、今、市長が表明されましたが、着実に実行されることを強く期待しておきます。


 これをもちまして、新焼却施設に関する調査を終了いたします。


 お諮りいたします。


 市長から提案されました議案熟読のため、明14日から15日までを休会とし、16日から再開いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             (「異議なし」の声あり)


○議長(加古秋晴君)


 ご異議なしと認め、明14日から15日までを休会とし、16日午前10時から再開いたします。


 ただいま議場に在席されております方には、これで再開通知にかえさせていただきますので、よろしくお願いします。


 本日は、これで散会いたします。


 この後、代表者会議を議長室で開きますので、よろしくお願いいたします。


 ご苦労さまでございました。


              (午前10時41分 散会)





地方自治法第123条第2項の規定により次に署名する。





平成17年6月13日





               市議会議長   加  古  秋  晴











               署名議員    池  本     晃











               署名議員    船  田  昭  信