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兵庫県 三木市

平成21年第300回12月定例会 12月01日−01号




平成21年第300回12月定例会 − 12月01日−01号







平成21年第300回12月定例会



市議会会議録第868号

            第300回三木市議会定例会会議録(第1日)

                平成21年12月1日(火曜)

                午前10時0分   開 会

            ─────────────────────



△議事日程

 平成21年12月1日(火曜)午前10時0分開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 第 70号議案 平成20年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について

第4 第 71号議案 平成20年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

第5 第 72号議案 平成20年度三木市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

第6 第 73号議案 平成20年度三木市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について

第7 第 74号議案 平成20年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

第8 第 75号議案 平成20年度三木市農業共済事業特別会計決算の認定について

第9 第 76号議案 平成20年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

第10 第 77号議案 平成20年度三木市病院事業会計決算の認定について

第11 第 78号議案 平成20年度三木市水道事業会計決算の認定について

第12 第 79号議案 平成20年度三木市下水道事業会計決算の認定について

第13 第 90号議案 三木市環境保全基金条例の制定について

第14 第 91号議案 三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

第15 第 92号議案 三木市介護保険条例及び三木市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第16 第 93号議案 北播磨総合医療センター企業団規約の制定について

第17 第 94号議案 字の区域の変更について

第18 第 95号議案 指定管理者の指定について

第19 第 96号議案 工事請負契約の締結について

第20 第 97号議案 平成21年度三木市一般会計補正予算(第4号)

第21 第 98号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

第22 第 99号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計補正予算(第3号)

第23 第100号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)

第24 第101号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)

第25 第102号議案 平成21年度三木市病院事業会計補正予算(第4号)

第26 第103号議案 平成21年度三木市水道事業会計補正予算(第2号)

第27 第104号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第2号)

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△本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 第 70号議案 平成20年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について

日程第4 第 71号議案 平成20年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第5 第 72号議案 平成20年度三木市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第6 第 73号議案 平成20年度三木市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第7 第 74号議案 平成20年度三木市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第8 第 75号議案 平成20年度三木市農業共済事業特別会計決算の認定について

日程第9 第 76号議案 平成20年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について

日程第10 第 77号議案 平成20年度三木市病院事業会計決算の認定について

日程第11 第 78号議案 平成20年度三木市水道事業会計決算の認定について

日程第12 第 79号議案 平成20年度三木市下水道事業会計決算の認定について

日程第13 第 90号議案 三木市環境保全基金条例の制定について

日程第14 第 91号議案 三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

日程第15 第 92号議案 三木市介護保険条例及び三木市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第16 第 93号議案 北播磨総合医療センター企業団規約の制定について

日程第17 第 94号議案 字の区域の変更について

日程第18 第 95号議案 指定管理者の指定について

日程第19 第 96号議案 工事請負契約の締結について

日程第20 第 97号議案 平成21年度三木市一般会計補正予算(第4号)

日程第21 第 98号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

日程第22 第 99号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計補正予算(第3号)

日程第23 第100号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)

日程第24 第101号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)

日程第25 第102号議案 平成21年度三木市病院事業会計補正予算(第4号)

日程第26 第103号議案 平成21年度三木市水道事業会計補正予算(第2号)

日程第27 第104号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第2号)

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△出席議員(20名)

   3番  内 藤 博 史           4番  中 尾 司 郎

   5番  北 芝 政 文           6番  穂 積 豊 彦

   7番  米 田 和 彦           8番  大 西 秀 樹

   9番  茂 木 美知子           13番  立 石 豊 子

   14番  武 田 篤 美           15番  西 山 利 幸

   16番  西 山 博 文           18番  初 田   稔

   19番  加岳井   茂           23番  廣 田 清 政

   24番  生 友 正 章           25番  藤 本 幸 作

   26番  大 眉   均           27番  黒 嶋 妙 子

   28番  安 居 圭 一           29番  永 尾 隆 保

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△欠席議員(なし)

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△説明のため出席した者

 市長       藪 本 吉 秀     理事兼企画管理部長北 井 信一郎

 理事兼防災監兼消防長           技監       西 山   誠

          井 上 茂 利

 市民ふれあい部長 小 西 利 隆     健康福祉部長   椿 原 博 和

 産業環境部長   増 田 純 一     まちづくり部長  長谷川 高 義

 市民病院事務部長 藪 本 耕 一     上下水道部長   橋 本 一 郎

 会計管理者    近 藤 真 三     教育委員会委員長 清 水 里 子

 教育長      松 本 明 紀     教育総務部長   篠 原 政 次

 教育振興部長   真 嶋 信 幸

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△事務局職員出席者

 事務局長     井 上 達 夫     議会事務局次長兼議事係長

                               米 村   環







               ──────◇◇──────



△議長開会あいさつ

 皆さん、おはようございます。開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 師走に入り、日ごとに寒さが加わってまいりました本日、第300回三木市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には年末を控え殊のほか多忙の中をおそろいで御参集を賜り、ここに開会の運びに至りましたことは、市政のため誠に御同慶にたえない次第でありまして、各位の御精励に対しまして深く敬意を表するところであります。

 さて、今期定例会は、昭和29年6月10日の第1回市議会臨時会より回を重ねること300回の記念すべき議会であります。

 この間、多くの議員各位が市政進展に情熱をささげられ、御尽力を賜りましたことが、今日の三木市発展の礎をなしたものであり、衷心より敬意を表するとともに、今は亡き方々のみたまに対し謹んで哀悼の意を表します。

 なお、今期定例会で付議されます案件は、閉会中の継続審査となっておりました平成20年度各会計の決算認定を初め条例の制定や一部改正並びに補正予算など15件に上っております。何とぞ議員各位におかれましては、一層の御精励を賜り、慎重御審議の上、適切なる御決定をいただきますようお願い申し上げまして、誠に簡単ではありますが、開会のごあいさつといたします。

               ──────◇◇──────



△開会



○議長(廣田清政) ただいまから第300回三木市議会定例会を開会いたします。

               ──────◇◇──────



△市長開会あいさつ



○議長(廣田清政) この際、市長のごあいさつがございます。

     〔市長藪本吉秀登壇〕



◎市長(藪本吉秀) 皆様、おはようございます。

 議会の開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 師走に入り、日ごとに寒さが深まり、ふるさとの野山も秋から冬の景色へと姿を変え、木枯らしが舞う季節となってまいりました。

 本日、記念すべき第300回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、公私御多用の中をお繰り合わせの上、御参集賜り、ここに開会の運びに至りましたことに対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。

 また、これまで300回という累々と及ぶこの市議会に対しまして、今までの議員各位の三木市政発展のために御尽力賜りましたそのことに対しまして、深く敬意と感謝をあわせて申し上げる次第でございます。

 議員の皆様には、ふるさと三木の人々の暮らしを守り、活力あるまちづくりのために、日々御精励をいただいております。

 平成21年も12月を残すばかりとなりましたが、今年は、国において新政権が誕生し、新しい国づくりがスタートしております。

 三木市では、本年度、まちづくりの種をまき続ける年、これまでの考え方や進め方から発想を転換し実践に踏み込む年として位置づけ、まちづくりの重点目標に定めた「元気力の創造」、「市民力の結集」、「まちの再生」を職員が一丸となって着実に進めてきましたが、さらに、時代に応じた「市民の皆様の安全で安心な暮らしの確保」、「地球環境への取り組み」など、たゆむことなく三木のまちづくりを着実に進めていく所存でございます。

 そして、この度の議会におきましては、主として次の3つの施策を提案いたしております。

 まず、北播磨総合医療センターの開院に向け、同センターの建設、開設並びに運営に関する事務を三木市及び小野市が共同で処理するため、新たな特別地方公共団体である北播磨総合医療センター企業団を設立いたします。

 この北播磨総合医療センターは、神戸大学の提案を受けるとともに、20年先、30年先を見据え、地域医療を守るという熱い思いと、市民の皆様の命を守る上で、命に市境はないというかたい決意のもと、両市が合意に至ったものであります。

 また、この北播磨総合医療センターは、全国でも例を見ない先駆的な取り組みであり、質の高い総合的な医療を提供することにより、将来にわたり、市民の皆様の命を守るための拠点となるものであります。

 市民の皆様にとって、また、医師を初め医療に携わる者にとっても魅力のある理想のマグネットホスピタルの実現に向け、全力を傾注してまいります。

 また、新型インフルエンザが猛威を振るっている中で、これから季節性のインフルエンザの流行のシーズンを迎えることになりますが、新型インフルエンザによる重症化を防止するため、妊婦や基礎疾患を有する方など、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象者のうち、生活保護世帯や市民税非課税世帯の方を対象として、予防接種に要する費用を助成します。

 さらに、国においては、鳩山首相が国連において、温室効果ガス25%削減を表明されましたが、三木市においても、本年新しく環境総合計画を定めたところです。

 そして、この計画を具体的に展開するため、一人でもできる環境対策を進めているところです。さらに、学校における環境教育の一環として、すべての小学校における太陽光発電システムを年次計画で整備します。

 また、昨年度からレジ袋の削減に取り組んでいますが、この度レジ袋の削減に取り組まれているスーパーなどの流通事業者からの寄附金を活用して、市民、事業者及び行政の協働による廃棄物の削減と自然環境の保全のための活動を推進するため、三木市環境保全基金を設置いたします。

 さて、国政も今、政権交代が行われ、大きな転換期にありますが、三木市といたしましては、今後とも、市民の皆様に、その暮らしに最も身近な自治体として、地域の実情に応じた施策を力強く展開し、安心で元気なまちを目指して、引き続き、改革の歩みをとどめることなく、三木市政のかじ取りに全身全霊をかけて邁進してまいります。

 この度の市議会定例会におきましては、条例関係3件、一部事務組合の規約の制定1件、字の区域の変更1件、指定管理者の指定1件、工事請負契約1件並びに補正予算8件を合わせ、合計で15件の提案を予定いたしております。

 議員の皆様におかれましては、どうか十分なる御審議をいただき、適切なる御決定を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会に当たってのあいさつといたします。

               ──────◇◇──────



△開議



○議長(廣田清政) これより本日の会議を開きます。

               ──────◇◇──────



○議長(廣田清政) 日程に入るに先立ち、第300回定例市議会を迎えるに当たり、市制施行以来、市議会議員として市政に貢献された方々のうち御逝去された各位に対し、黙祷をささげたいと思います。

 なお、第200回定例市議会までに御逝去されました各位には、その際、御芳名を申し上げておりますので、今回は第200回以降の物故議員の御氏名を申し上げます。

 原田光明様、高田朝次様、鴨川好信様、常深寿満様、高田真光様、山本督様、片山省三様、住野正夫様、谷口一雄様、正井幸治郎様、小山茂様、光川輝一様、井上金蔵様、戸田藤三郎様、藤原仁三郎様、正木秀雄様、山口光臣様、吉田和夫様、石原筆一様、西尾利明様、梅本作治様、小池省治様、田中一磨様、砂川薫様、片岡四郎様、中尾保様、藤原邦憲様、藤川章様、倉田松恵様、神沢多美男様、大林嘉三様、神行庄司様、藤枝啓吾様、原春男様、村岡秀雄様、金鹿力様、清原佶様、岩崎成男様、小山伊一様、藤田貢様、以上40名の方々が御逝去されております。

 ここに謹んで御冥福を祈り、黙祷をささげます。

 全員御起立願います。傍聴者の方々も御協力をお願い申し上げます。

     〔全員起立〕



○議長(廣田清政) 黙祷。

     〔黙  祷〕



○議長(廣田清政) 黙祷を終わります。

 御着席願います。

               ──────◇◇──────



△諸般の報告



○議長(廣田清政) 次に、諸般の報告を申し上げます。

 監査委員より例月出納検査結果報告書の提出がありましたので、これの写しをお手元に配付いたしておきましたから、十分御清覧をお願いいたします。

 次に、この際、閉会中に新たに選任されました教育委員長、清水里子さんよりごあいさつがあります。

     〔教育委員長清水里子登壇〕



◎教育委員長(清水里子) この度、教育委員長に選任されました清水里子と申します。

 私にとりまして、教育行政は全く新しい世界であり、わからないことも多く、戸惑うことが多々ございました。しかしながら、見識高く、それぞれの分野で多才ぶりを発揮される他の委員さんたちから、今日まで多くのことを学ばせていただきました。

 「自己を磨き みんなと生きる」という三木の教育の基本方針にもありますように、私自身、これからも自己を磨き、五感を研ぎ澄まし、三木の教育に一案を投げかけられるようでありたいと思っています。

 今後とも、よろしく御指導のほどお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。失礼いたしました。



○議長(廣田清政) 次に、その他の報告については、事務局長から御報告いたします。

     〔事務局長井上達夫登壇〕



◎事務局長(井上達夫) 御報告いたします。

 現在の出席議員は20名であります。

 次に、今期定例会に提出されます議案並びに本日の議事日程表は、既にお手元に配付いたしましたとおりでございます。

 次に、地方自治法第121条の規定によりまして、説明のため今期定例会に出席を求めました者の職・氏名はお手元にプリントにて配付いたしておりますので、朗読を省略させていただきます。

 報告事項は以上でございます。

               ──────◇◇──────



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(廣田清政) これより日程に入ります。

 日程の第1は、会議録署名議員の指名であります。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長から指名いたします。

    14番  武 田 篤 美 議員

    19番  加岳井   茂 議員

 以上、2名にお願いいたします。

               ──────◇◇──────



△日程第2 会期の決定



○議長(廣田清政) 次に、日程第2、会期の決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日より12月21日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(廣田清政) 御異議なしと認めます。よって、会期は21日間と決定いたしました。

               ──────◇◇──────



△日程第3 第70号議案 平成20年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について から 日程第12 第79号議案 平成20年度三木市下水道事業会計決算の認定について まで



○議長(廣田清政) 次に、日程第3、第70号議案、平成20年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第12、第79号議案、平成20年度三木市下水道事業会計決算の認定についてまで、以上10件を一括して議題といたします。

 これより決算特別委員長の報告を求めます。

 決算特別委員長、西山博文議員。

     〔16番西山博文議員登壇〕



◆16番(西山博文議員) 決算特別委員会委員長の西山でございます。決算特別委員会を代表いたしまして、委員会の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会は、去る9月定例市議会において、平成20年度三木市各会計の決算審査のため設置され、私ども11名が委員として指名を受け、閉会中継続して審査を行ってまいりましたが、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 まず、第1回の委員会を9月10日に開催し、以後9月30日から11月4日まで延べ6日間にわたり慎重に審査をいたしました結果、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、病院事業会計の4会計の決算については、起立採決により賛成多数で、また、老人保健医療事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、介護保険特別会計、農業共済事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計の6会計の決算については、全員一致をもって、これを認定すべきものと決定した次第であります。

 初めに、一般会計、特別会計及び企業会計の概要について申し上げます。

 一般会計におきましては、歳入決算額298億9,727万8,000円に対し、歳出決算額296億6,739万6,000円で、歳入歳出差し引き額は2億2,988万2,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、基金の取り崩しにより9,374万5,000円の黒字となっております。

 特別会計6会計の決算は、歳入総額157億1,862万5,000円に対し、歳出総額は156億130万円で、歳入歳出差し引き額は1億1,732万5,000円の黒字となり、国民健康保険に係る繰越財源を差し引いた実質収支は1億922万5,000円の黒字となっております。

 企業会計は、収益的収支において病院事業が9億5,401万8,000円の赤字に、また、水道事業会計は819万1,000円、下水道事業は1,280万7,000円の黒字となっております。

 以下、各会計の審査過程において述べられました主な意見、要望について申し上げます。

 まず、歳入面及び財政指標についてであります。

 一般会計の歳入総額を前年度と比較すると、2億2,995万8,000円、率にして0.8%の増となっております。歳入の最大の構成比を占める市税収入は119億7,769万8,000円で、前年度と比較して1億3,195万3,000円、1.1%の増、そのうち市民税は2,149万2,000円、0.4%の微増で、特に法人市民税は景気の悪化の影響を受け、4,289万4,000円、4.8%の減となっております。

 徴収率では、市民税は94.6%と前年度と比べて0.4%、固定資産税は93.1%で前年度と比べて0.5%、それぞれ改善されておりますが、収入未済額は、市民税で2億6,447万7,000円、固定資産税で3億8,738万2,000円と多額に上っており、また、不納欠損額は市民税で2,300万円、固定資産税で2,800万円を超える額となっております。

 税収確保のため、インターネット公売などにより徴収率の向上に努められておりますが、今後とも、滞納者の生活状況や財産調査など実態把握に努められ、悪質なケースには厳正に対処されたいのであります。

 一方、保育所負担金、幼稚園保育料、市営住宅使用料については、収入未済額が増える傾向にあります。特に、東播用水事業負担金は、収納率が59.2%とかなり低い状況にありますので、市税徴収のノウハウを生かし、悪質な滞納がないよう、徴収方法の強化に努められたいのであります。

 次に、財政指標についてであります。

 財政の健全化を判断するための実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率のいずれの指標も良好な状態にあると認められ、また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年度に比べて1.7ポイント改善されております。

 今後とも、歳入面において、市税を初めとする自主財源の確保に一層努められるとともに、歳出面においても、引き続き経常経費の節減や事務事業の見直しなど行財政改革を推進し、健全財政の運営に努められたいのであります。

 次に、歳出面についてであります。

 まず、市長室及び企画管理部関係について申し上げます。

 初めに、予算編成及び予算の適正執行についてであります。

 決算状況によりますと、一般会計で予算の科目間の流用や不用額が目立っております。限られた財源を効率よく執行するため、予算の編成段階において、事業費の見積もりなど積算根拠を的確に行われるとともに、年度途中においても執行状況の把握に努め、効果的な予算執行に鋭意努力されたいのであります。

 次に、広報みきについてであります。

 広報の日刊新聞未購読世帯への配達については、シルバー人材センターに委託して行われておりますが、件数が年々増えており、今後とも増加することが予想されますので、配付先を精査されるとともに、配付方法についても検討されたいのであります。

 次に、公共事業の委託料についてであります。

 市の発注する公共工事や委託業務に係る人件費の水準を確保するための公契約条例が、全国で初めて千葉県野田市で制定されました。通常、委託料については、人件費が多くの割合で積算されておりますので、市の委託事業が低賃金の誘因につながることがないよう努められたいのであります。

 次に、本庁舎の光熱水費についてであります。

 本庁舎の光熱水費については、適正な空調管理など経費節減に努められ、トータルでは前年度よりマイナスとなっておりますが、今後とも、節電とCO2削減に寄与するため、電球にLED照明の導入や太陽光発電システムの導入に取り組まれたいのであります。

 次に、FMラジオ放送についてであります。

 エフエム三木の吉川中継局が開設され、吉川町のほぼ全域をカバーするようになりましたので、防災情報や市政情報の発信に努められるとともに、あわせてエフエム三木専用の受信機の作製についても検討されたいのであります。

 次に、市民ふれあい部関係について申し上げます。

 まず、市民活動センターについてであります。

 市民との協働のまちづくりを進め、市民相互の交流を促進するため、福祉会館を市民活動センターとしてオープンし、より利用しやすくするため、改修工事を行われておりますが、社会福祉協議会のボランタリー活動プラザみきのノウハウをまちづくりに生かすため、市民活動のさらなる充実につながるよう努められたいのであります。

 次に、まちづくり基本条例についてであります。

 まちづくり基本条例の制定に向け、先進自治体での視察研修や関係資料を収集し、研究を進められておりますが、自治の仕組みやまちづくりの基本原則を規定する内容になることから、制定に向けての市民の盛り上がりや十分な議論を経て提案となるよう慎重に進められたいのであります。

 次に、独身男女交流事業と独身男女出会いサポート事業についてであります。

 市民協働課が所管する独身男女の交流事業は、交流事業により出会いの機会の創出を目的としたみきハート・まちおこし実行委員会に対する補助事業であり、また、子育て支援課が所管する独身男女出会いサポート事業は、晩婚化対策として、みきで愛サポートセンターを設立し、登録サポーターによる個別の出会いの機会を提供する事業内容となっております。

 両事業は内容が異なるものの、目的において似ていることから、情報公開や連携あるいは一本化についても検討されたいのであります。さらに、独身男女交流事業については、パーティー参加者の男性のみ市内在住または在勤となっている条件の見直しをされたいのであります。

 次に、同和生業資金償還事業についてであります。

 昭和56年で貸付けが終了し、平成20年度末で滞納額は約415万円となっております。滞納者の状況に応じた償還に、引き続き努力されるとともに、不納欠損処理についても検討されたいのであります。

 次に、公立保育所についてであります。

 市内には公立保育所は4園あり、児童数は約400名であります。これに対して保育士は、正規職員が20名であるのに対し、嘱託職員が27名、アルバイト職員が24名と、非正規雇用の割合が高くなっておりますので、できる限り正規職員での採用を検討されたいのであります。

 また、賃金の経験年数による単価についても検討されたいのであります。

 次に、健康福祉部関係について申し上げます。

 まず、高齢者福祉についてであります。

 老人クラブ活動の支援として、補助金が交付されております。高齢者は年々増加しておりますが、老人クラブの会員数は減少傾向にあります。今後も、加入促進に向けて啓発に努められるとともに、クラブ活動のさらなる充実、活性化を図られるよう、指導に努められたいのであります。

 高齢者福祉センターのマイクロバスについては、一般市民には有料で貸し出しをされておりますが、老人会連合会や福祉関係事業活動などに利用された場合は無料となっております。ボランティアグループへの配慮や高齢者にも負担をしていただくなど、他の利用者との公平性を保つよう考慮されたいのであります。

 次に、地域文化伝承事業についてであります。

 高齢者の生きがい対策として、市内の小・中学校等の児童・生徒を対象に、地域文化の伝承事業が行われておりますが、講師の高齢者数は増加しているものの、実施されている学校は限られているようですので、学校に対して制度の趣旨を理解されるよう努められ、世代間交流がさらに活発になるよう努められたいのであります。

 次に、障害者福祉についてであります。

 障害者総合支援センターはばたきの丘の用地については、一般会計から水道事業会計に土地借り上げ料が支払われておりますが、市として、公共施設の借地解消に取り組まれている中で、今後は取得する方向で検討されたいのであります。

 また、障害者就労支援事業については、長期的な支援が必要でありますので、追跡調査をされるなど、実態を十分把握され、一般の事業者への就労に結びつくよう支援されたいのであります。

 また、障害者相談支援事業については、身体、知的、精神などに障害のある方やその家族などに相談や必要な情報を提供するため、市役所及び吉川健康福祉センターで実施されておりますが、利用者数にかかわらず、相談者がある限り、定期的に継続されたいのであります。

 さらに、他の関係機関等で実施されております業務内容との違いを周知されるとともに、相談内容について連携が図られるよう検討されたいのであります。

 次に、播磨内陸医務事業組合についてであります。

 三木市を除く北播磨4市1町で構成していた播磨看護専門学校を運営する播磨内陸医務事業組合に加入したことにより、より一層三木市民病院への看護師の就職を期待するところであります。

 これからは、三木市民病院も実習病院の受け入れ先になることから、今後とも、組合加入の効果を上げられたいのであります。

 次に、国民健康保険税の不納欠損についてであります。

 長引く景気の低迷で、税の納付環境は厳しい状況にあり、市税が一度滞納となった場合、複数年の税が累積されるため、不納欠損額も年々増加する傾向にあります。納税の公平性を保つためにも、新規未納者の早期収納対策に努め、納税者の負担力に応じた分割納付の指導をされるなど、関係部署が連携し、より一層の徴収対策に努力されたいのであります。

 次に、特定健診についてであります。

 医療制度改革により、平成20年4月から、生活習慣病予防のため、内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)の予防、解消に重点を置いた特定健診と特定保健指導を実施されているところでありますが、健康診査の結果に基づき、生活習慣の改善が必要な対象者には、より効果的な特定保健指導に努められたいのであります。

 次に、住宅改造助成事業についてであります。

 近年、高齢化が進む中、高齢者が住みなれた住宅で安心して自立した生活を送ることができる住環境を整備するために住宅改造を行った場合、住宅改修事業において介護保険により給付されているところでありますが、全額立てかえ払いするのではなく、自己負担分のみ支払うことかできるよう検討されたいのであります。

 次に、介護保険についてであります。

 今年度から、3年間の第4期介護保険事業計画が策定、実施され、新しい介護保険料に改定されました。介護保険料の負担を抑えることが求められておりますので、介護保険会計が黒字になったときに介護保険財政調整基金に繰り入れされておりますが、保険料が増額されている中で、調整基金を保険料の軽減措置等に活用できるよう考慮されたいのであります。

 また、今年度、認定方法の見直しが行われたことに伴う介護の認定状況について検証を行い、介護認定を受けていない人に対しても市として独自でできるよう見直しを行い、介護を必要とする市民がだれでも安心して利用できる制度となるよう、一層の充実を図られたいのであります。

 次に、産業環境部関係について申し上げます。

 まず、空き地、空き家の管理についてであります。

 自治会や近隣住民の方からの苦情などに対応し、指導や処理に当たっておられますが、空き家については、高齢社会を迎え、今後、増加することも懸念されます。家屋の老朽化に伴う近隣への不安感を払拭するため、徹底した調査と指導をされたいのであります。

 次に、消費者行政についてであります。

 三木市消費者協会の活動状況を十分に啓発され、会員の公募など組織の強化、拡大を指導されたいのであります。また、本年9月の消費者庁の発足に伴い、消費者行政のさらなる推進方策についても検討されたいのであります。

 次に、有害鳥獣対策についてであります。

 イノシシの出没範囲の拡大により、農作物への被害が報告されております。個人での自衛的対応に限界もあることから、集落全体での対応について有効な方策を検討されたいのであります。

 次に、未利用農地対策及び森林の保全についてであります。

 市内の未利用農地は、約32ヘクタールに及んでおりますが、団塊の世代には本格的に農業従事に関心を持っている方もあることから、両者の仲立ちをするなど対策を検討されたいのであります。

 また、松枯れなど里山の荒廃が進み、森林経営を行う生産森林組合については、赤字経営ながら法人市民税が賦課されるなど、その運営は厳しい状況にあります。里山保全や生産森林組合育成などに努められ、将来にわたり適正に森林が管理されるよう林業予算を充実されたいのであります。

 次に、まちづくり部関係について申し上げます。

 まず、コミュニティバス及び赤字バス路線についてであります。

 みっきぃバス及びみっきぃよかたんバスは、市民の移動手段として10ルートを5台のバスで運行されており、乗客数は全体としてはほぼ横ばいで推移しておりますが、ルートによって相当の開きがあります。公共交通は、交通弱者の公共施設や商業施設等への移動手段として必要不可欠でありますので、今後とも、効率的な運行に努められたいのであります。

 また、赤字バス路線を運行するバス事業者に対して運行補助金を交付されておりますが、利用者の減に伴い、便数の見直しが行われると、ますます不便になり、利用者がさらに減少するという悪循環につながると考えられます。

 今後は、バス事業者が安易に減便や路線の見直しをすることのないよう指導されたいのであります。

 次に、公園の管理についてであります。

 地元自治会へ公園管理を委託し、面積に応じて維持管理委託料を支払われておりますが、のり面が大きいなど自治会で管理のできないところも見受けられますので、一律ではなく、ケース・バイ・ケースで対応できるよう検討されたいのであります。

 また、公園遊具の管理については、定期的に点検を行うとともに、危険な遊具については撤去するなど、利用者の安全確保に努められておりますが、専門家による点検も検討されたいのであります。

 次に、住宅の簡易耐震診断についてであります。

 住宅の地震に対する安全性の向上を図るため、簡易耐震診断事業を実施されておりますが、平成20年度は20件で、そのほとんどがやや危険及び倒壊大破となっております。診断事業の周知を一層図られるとともに、診断をされても補強工事までされる方は少ない状況でありますので、今後も補強工事の必要性をより一層PRされたいのであります。

 次に、歩道の植栽管理についてであります。

 街路の歩道など、植栽に雑草が茂っているのを見かけると、せっかくの施設でありながら、かえって美観を損ねることになります。行政だけでは管理が十分行き届きにくいことも考えられますので、今後、地域の方々と十分に意見交換を行っていただき、地域住民等に定期的に美化活動を行ってもらうアドプト制度の導入を推進されたいのであります。

 次に、消防本部関係について申し上げます。

 まず、消防力の整備指針上の職員数と実員数との乖離についてであります。

 行財政改革により、全庁的に職員数が減少する中、国の定める定数を充足するのは困難な状況にありますが、市民の生命と財産を守るためにも、必要な職員数の確保に努められたいのであります。

 次に、消防団の人員確保についてであります。

 近年、消防団員数の減少が著しいものとなっておりますが、事業所に対して従業員の消防団活動に理解し、協力してもらえるよう啓発に努められるとともに、機能別団員の採用、消防団のない地域にあっては、自主防災組織の育成と連携について、関係機関とも協力しながら推進されたいのであります。

 なお、女性団員の任用については、体力的問題もあるため、安全指導について十分配慮されたいのであります。

 次に、消防団員福祉共済制度についてであります。

 共済制度への加入は任意となっておりますが、制度の趣旨や目的を団員一人ひとりに十分周知し、その重要性を認識していただき、加入の促進に努められたいのであります。

 次に、教育委員会関係について申し上げます。

 まず、特別支援学校への送迎業務委託についてであります。

 のじぎく特別支援学校及び加古川特別支援学校に通学する児童・生徒については、週一、二回程度の送迎を民間委託で行っておりますが、保護者の負担を軽減するためにも送迎体制の充実について検討されたいのであります。

 次に、幼稚園、小学校、中学校通学補助金についてであります。

 この度の遠距離通学支援制度の改正については、保護者の理解が得られなかったため見送りとなっておりますが、市全体の制度としての公平性が保たれるよう、今後とも粘り強く保護者との話し合いに努められたいのであります。

 次に、給食についてであります。

 現在、食材価格の高騰により、月平均給食費が保護者の負担する給食費を上回っており、給食会の欠損準備積立金で不足分を補てんしている状況にあります。今後の物価動向や米飯給食の拡大も視野に、給食費の値上げも含めて保護者や給食会とも十分に調整を図り、対策を講じるよう努められたいのであります。

 また、栄養士による食材の説明、地産地消の推進や食育についても、今後、さらなる取り組みに努められたいのであります。

 次に、三木ゴルフ協会補助金、高齢者大学・大学院運営補助金についてであります。

 新行財政改革プランにより、経費の見直しが行われている中、三木ゴルフ協会補助金については、平成20年度に増額となっておりますので、当補助金に係る事業内容、補助金額の精査をされたいのであります。

 また、高齢者大学・大学院につきましては、運営経費に対する補助金の割合が高いため、受益者負担の観点から、学費の見直しなども含めて、補助のあり方についても再考されるとともに、卒業後は地域の中でボランティアとして活躍していただけるよう、より一層の啓発に努められたいのであります。

 次に、教育委員会所管の予算全般に関してであります。

 教育事業におけるパソコン等の電子機器類の導入が近年増加傾向にありますが、それに伴い、機器保守点検委託料が予算全体を圧迫し、ソフト事業の削減につながらないよう十分配慮されたいのであります。

 次に、企業会計について申し上げます。

 まず、病院会計についてであります。

 本年度の病院会計は、診療報酬のマイナス改定が行われたこと、患者数の減少が続き、前年度に比べて入院患者は13.5%、外来患者は8.1%の減となったことによる医業収益が減少したことに加え、職員給与費や医療機器リース料の増加等により医業費が増加し、9億5,401万7,000円の当年度純損失を計上し、極めて厳しい経営状況に陥っております。

 とりわけ資金不足率は23.6%で、自治体財政健全化法による経営健全化団体となり、平成21年度に経営健全化計画の策定並びに国、県への実施状況の報告が義務づけられることになります。

 患者数を増やし、収益増を図るためには、医師の確保が何よりも必要であることから、医師給与の改善が行われておりますが、さらに医師が働きやすい職場環境の整備、医療機器の充実に努められたいのであります。

 一方、患者数の減に伴い、稼働病床数が減っておりますが、業務委託料や維持管理費など増えているものもありますので、真に必要な経費について十分見直しを行われたいのであります。

 駐車場の借り上げについても、今年度末に契約更新となりますので、利用実態を十分に把握の上、借地契約の一部解除についても検討されたいのであります。

 また、未収金が増加傾向にあることから、納入方法の相談や徴収方法を強化し、収入改善確保に努められたいのであります。

 平成25年10月には、神戸大学の提案により、小野市民病院との統合が計画されておりますが、このままの状況で経営悪化が進みますと、新病院の経営に悪影響が及びかねませんので、医師を初めとして全職員が一丸となり経営改革に取り組まれることを強く要望するものであります。

 次に、水道事業会計についてであります。

 まず、漏水についてでありますが、有収率は19年度が90%、20年度が90.5%と0.5%改善されておりますが、漏水は事業経営の大きな損失となることから、今後とも、早期発見や修理、老朽管の布設がえを計画的に行い、有収率の向上に努められたいのであります。

 また、水需要の低迷が続いております。健全経営の努力を続けられておりますが、関係市と連携をしながら、県水の受水単価の引き下げに引き続き努められるとともに、経営状況や水道施設の耐震化についても市民に十分周知されたいのであります。

 平成20年度の決算についてるる申し述べましたが、最後に、平成20年度9月に財政危機宣言をし、財政危機に対応するために、市行財政改革プランを立てられ、職員人件費の6から8%のカット、行政コストの見直し、市民負担の増、収入の確保、投資の見直し等が行われております。しかしながら、本市として、初めての宣言をしていることが決算審査を通じて伝わってこないのであります。

 今後とも、市税を初め全庁的に収納強化を図られるとともに、政権交代による国の事業見直し、動向についての情報収集に努められる一方、将来の三木市のあるべき姿をしっかり見据えた事業の見直しを行い、市民の暮らしを守るための真に必要な施策を推進されたいのであります。

 さらに、昨年度来の不況の影響が長引く中、中小企業の振興策や雇用対策など、まちの元気がアップする施策にも鋭意取り組まれたいのであります。

 また、公民館を拠点としたまちづくりや市民協働によるまちづくりを進められておりますが、市民活動団体には、行政では行き届きにくい分野に手が届くこともありますので、市民活動センターを中心に団体活動の促進をされるとともに、市民の力を結集するために、正確な市政情報の公開に努められたいのであります。

 また、吉川町での借地解消に引き続き鋭意取り組んでいただくとともに、土地借り上げ料については、地価に準じた適正な価格となるよう見直しをされたいのであります。

 このほか、困難な課題が山積しておりますが、各委員からの提言のあった意見、要望が今後の施策に十分反映されることを願いまして、総括といたします。

 以上、平成20年度の各会計決算審査の内容を御報告申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおりに御賛同賜りますようお願い申し上げまして、決算審査報告を終わらせていただきます。



○議長(廣田清政) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 委員長報告に対する質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 26番、大眉均議員。



◆26番(大眉均議員) 議長、26番。



○議長(廣田清政) 26番、大眉均議員。

     〔26番大眉均議員登壇〕



◆26番(大眉均議員) 日本共産党の大眉均でございます。

 平成20年度の決算認定議案のうち、第70号議案、一般会計歳入歳出決算の認定について、第71号議案、国民健康保険特別会計歳入歳出の決算の認定について、第76号議案、後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び第77号議案、病院事業会計決算の認定についての4件に反対討論を行います。

 まず、一般会計決算についてであります。

 この間の構造改革による弱者切り捨ての政治が、格差と貧困をもたらし、社会問題になってきています。昨年のアメリカ発の経済危機の影響で倒産や失業などが増え、市民生活の困難は一層深刻さを増してまいりました。そうした中で、暮らしや福祉を守ることが一層求められております。

 平成20年度には、妊婦健診の充実がされ、幼稚園での給食の実施、中学校給食のための施設整備、吉川図書館の準備、3障害施設あゆみの里の建設や中自由が丘公園の整備など、市民の望んできた施設整備も行われてまいりました。

 しかし、生活保護費の減額や高齢者の福祉医療費が減額されているなど、一層の福祉の充実が求められているのであります。また、情報公園都市などへの進出企業に助成金が支払われておりますが、不況で苦しむ市内中小企業への一層の支援策が求められているところであります。

 市内の農業は米価を初めとした農産物の価格の低迷と米の減反の実施により、ますます経営は困難になり、耕作放棄地が増えてきています。認定農業者や集落営農に対し、農機具や機械設備に対する補助が行われておりますが、集落を維持し、営農を継続させるための取り組みを一層求めるものであります。

 また、同和の特別法が終わっても、なお部落解放同盟に対する補助金が支出され、子どもたちの間に垣根をつくる教育事業が行われております。真の平等の実現のため、同和行政、同和教育は終結すべきであります。

 財政危機宣言が出されましたが、平成20年度の財政指標は、比較的よい結果となっています。新行財政改革プランのもとで、職員の給与の削減が行われておりますが、職員は減り続け、心身を病む職員も増えています。その一方で、アルバイトや嘱託など非正規の職員が増えてきています。必要な職員数を確保することが市民サービスを充実させる上で大事であります。

 次に、国民健康保険特別会計についてであります。

 昨年は、国民健康保険条例の一部改正が行われ、後期高齢者支援金等課税を設けるとともに、被保険者均等割が1人につき6,000円引き上げられました。国民健康保険税は負担能力を超え、市民は払いたくても払えない世帯が増えてきているわけであります。

 医療機関で払う自己負担額は、この間の医療制度の改悪のもとで増える一方です。また、滞納世帯に対し保険証をとめ置くことや短期保険証、資格証が発行されておりますが、社会保障としての国民皆保険の制度からしても、保険証の交付をすべきであります。

 国の負担をもとに戻すよう求めるとともに、市民が安心して医療にかかれるよう、国民健康保険税の引き下げを求めるものであります。

 次に、後期高齢者医療事業特別会計についてでありますが、後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を別枠の保険制度に追いやり、保険料は年金から天引き、支払えなければ保険証の取り上げさえ予定されています。しかも、この保険料は2年ごとの改定で、高齢者人口の増加と医療費の増加により値上げする仕組みになっております。

 また、診療報酬も他の世代とは別建てにして、受けられる医療を制限しようとするものであります。先の総選挙で政権についた民主党も、マニフェストで後期高齢者医療制度の廃止を公約していました。高齢者に負担増と差別医療をもたらす後期高齢者医療制度を直ちに廃止すべきであります。

 病院事業会計決算についてでありますが、診療報酬の改定や患者数の減少により、赤字が増えました。不良債務比率が20%を超えたために経営健全化病院に陥りました。個別外部監査をして、経営健全化計画を立てることが必要になってまいりました。3月議会で、5億円の長期貸付けを決定されていたにもかかわらず、市長がこれを執行しなかったためであります。議会で決まったことを執行しないで、経営健全化病院にした市長の責任が問われるのであります。

 以上で討論を終わります。



○議長(廣田清政) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、第70号議案、平成20年度三木市一般会計歳入歳出決算の認定について、第71号議案、平成20年度三木市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、第76号議案、平成20年度三木市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び第77号議案、平成20年度三木市病院事業会計決算の認定についての以上4件を一括して起立により採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。

 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(廣田清政) 起立多数であります。よって、第70号議案、第71号議案、第76号議案及び第77号議案の以上4件は、いずれも委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。

 次に、第72号議案、平成20年度三木市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから第75号議案、平成20年度三木市農業共済事業特別会計決算の認定についてまで及び第78号議案、平成20年度三木市水道事業会計決算の認定について並びに第79号議案、平成20年度三木市下水道事業会計決算の認定についての以上6件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。

 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(廣田清政) 御異議なしと認めます。よって、第72号議案から第75号議案まで及び第78号議案並びに第79号議案の以上6件は、いずれも委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。

               ──────◇◇──────



△日程第13 第90号議案 三木市環境保全基金条例の制定について から 日程第27 第104号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第2号) まで



○議長(廣田清政) 次に、日程第13、第90号議案、三木市環境保全基金条例の制定についてから日程第27、第104号議案、平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上15件を一括して議題といたします。

 市長より提案理由の説明を求めます。

     〔市長藪本吉秀登壇〕



◎市長(藪本吉秀) 提案理由の説明に先立ちまして、継続審査となっておりました平成20年度各会計決算の認定につきまして、決算特別委員会の委員の皆様により、長期間にわたり、慎重なる御審査を賜り、先程、西山博文委員長の御報告どおり、全議案の御承認を賜りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。

 あわせて、委員の皆様の御努力、御精励に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。

 なお、決算特別委員会におきまして、委員の皆様から賜りました御意見、御提言につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、今後の市政運営に当たってまいりますので、御指導、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第です。

 それでは、ただいま上程されました議案につきまして御説明を申し上げます。

 まず、第90号議案から第92号議案までは、条例の制定並びに一部改正に関する議案であります。

 第90号議案、三木市環境保全基金条例の制定につきましては、この度、三木市消費者協会並びに三木市との協定により、レジ袋の削減に取り組まれている流通事業者から、レジ袋の有料化による収益を三木市に寄附する旨の申し出をいただきました。

 この寄附金を適正に管理運用するとともに、地球温暖化防止と循環型社会の構築に向け、市民、事業者及び行政の協働による廃棄物の削減と自然環境の保全のための活動に活用しようとするものであります。

 次の第91号議案、三木市福祉医療費助成条例の一部改正につきましては、兵庫県の高齢重度障害者医療費助成事業実施要綱の改正に伴い、関係規定を整備するものであります。

 次の第92号議案、三木市介護保険条例及び三木市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、介護保険料及び後期高齢者医療保険料に係る延滞金の軽減規定を整備するものであります。

 次に、第93号議案、北播磨総合医療センター企業団規約の制定につきましては、北播磨総合医療センターの建設、開設並びに運営に関する事務を三木市及び小野市が共同で処理するための一部事務組合を設立することにつきまして、法律の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 次に、第94号議案、「字の区域の変更」につきましては、兵庫県企業庁による播磨地域整備事業(ひょうご情報公園都市)の実施に伴い、志染町戸田地区において字の区域の変更が生じてまいりましたので、法律の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 次に、第95号議案、指定管理者の指定につきましては、三木市立市民体育館等及び三木市都市公園の管理を行う指定管理者を指定することにつきまして、法律の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 次に、第96号議案、工事請負契約の締結につきましては、市営朝日ケ丘中団地建てかえ工事(2期工事)のうち建築工事の実施に当たりまして、去る11月17日に入札を行いました結果、契約金額が議会の議決に付すべき基準以上となりましたので、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。

 次に、第97号議案から第104号議案までは、平成21年度各会計予算の補正についての議案であります。

 まず、一般会計からその主なものを御説明申し上げます。

 総務費では、人事管理費におきまして、緊急雇用対策として、嘱託職員賃金385万円を増額し、企画費におきましては、神戸電鉄による安全な輸送を国及び県とともに支援するため、鉄道輸送高度化事業補助金1,800万円を増額いたしております。

 また、生活安全対策費におきましては、三木本町の交番用地について、現在の土地所有者である日新信用金庫の移転に伴い、引き続き現在の交番用地を確保するため、用地購入費として1,300万円を追加し、諸費におきましては、過年度の事業費の精算に伴う国県支出金の返還金として408万2,000円を増額しております。

 そのほか、所要の補正を加え、総務費全体で1億773万円を増額しております。

 次の民生費では、障害者福祉費におきまして、施設入所者の増加などに伴い、障害福祉サービス費など5,110万円を増額しております。

 また、地域福祉施設費では、介護予防の拠点整備のため、デイサービスセンター三木南の増改築工事費750万円及び備品購入費300万円をそれぞれ追加するとともに、認知症対応型グループホームの開設事業者がスプリンクラーを設置する場合に、その費用を一部助成するため、324万円を追加しております。

 また、児童措置費では、児童福祉法による保育所運営費に係る保育単価の改正に伴い、私立保育所運営助成金3,300万円を増額しております。

 また、生活保護費では、景気悪化などの影響を受け、被保護者数が増加していることなどに伴い、扶助費として3,736万円を増額しております。

 そのほか、所要の補正を加え、民生費全体で1億2,257万3,000円を増額しております。

 次の衛生費では、予防費におきまして、妊婦や基礎疾患を有する方などのうち、生活保護世帯や市民税非課税世帯に属する市民を対象として、新型インフルエンザワクチンの接種費用を助成するため、6,092万6,000円を追加しております。

 また、環境保全対策費では、レジ袋の削減に取り組まれている流通事業者からの寄附金を廃棄物の削減と自然環境の保全のための活動に活用していくため、環境保全基金への積立金として30万円を増額しております。

 そのほか、所要の補正を加え、衛生費全体で5,429万9,000円を増額しております。

 次の農林業費では、農業振興費におきまして、集落営農組織の育成や認定農業者の支援のため、機械導入に要する経費に対する補助金など、480万4,000円を増額しております。

 また、農地費では、用水路など、農業用施設の基盤整備を支援するため、土地改良事業補助金694万2,000円を増額するとともに、ため池等整備事業費では、県営ため池等整備事業負担金863万8,000円を増額しております。

 そのほか、所要の補正を加え、農林業費全体で2,542万7,000円を増額しております。

 次の商工費では、観光費におきまして、小河家別邸を市内外の交流に供し、地域文化施設として活用するため、トイレ改修費300万円を追加するほか、所要の補正を加え、商工費全体で1,095万4,000円を増額しております。

 次の消防費では、災害対策費におきまして、災害時などにおける情報伝達の迅速化を図るため、全国瞬時警報システム整備工事費850万円を追加するほか、所要の補正を加え、消防費全体で1,683万1,000円を増額しております。

 次の教育費では、小学校管理費におきまして、校舎の耐震補強工事とあわせて、太陽光発電システムの整備やトイレの改修を行うため、工事請負費として1億400万円を増額しております。

 また、中学校管理費におきましては、校舎の耐震診断を行った結果、補強の必要な箇所が増加したため、耐震補強工事費2,100万円を増額しております。

 また、幼稚園管理費では、平成22年度から広野幼稚園で4歳児保育を実施するため、工事請負費75万円を追加するほか、所要の補正を加え、教育費全体で1億7,350万4,000円の増額としております。

 次の災害復旧費では、台風9号などにより被害を受けた農林業施設の復旧のため、5,177万2,000円を増額しております。

 そのほか、所要の補正を加え、歳出で5億6,344万3,000円を増額し、歳出総額を298億9,723万3,000円としております。

 一方、歳入といたしましては、地方特例交付金や国県支出金、市債などの増額をもってその財源とし、収支の均衡を図っております。

 次の債務負担行為の追加では、有料スポーツ施設指定管理事業ほか1事業につきまして、新たに期間及び限度額を設定するとともに、じん芥処理施設管理事業について、限度額を変更するものであります。

 次の地方債の補正につきましては、県営ため池等整備事業ほか3事業について、起債の限度額を変更するものであります。

 次に、特別会計並びに企業会計について御説明を申し上げます。

 まず、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、農業共済事業特別会計では、人件費について所要の補正を加えるものであります。

 一方、歳入といたしましては、それぞれ繰入金を充て、収支の均衡を図っております。

 また、後期高齢者医療事業特別会計では、人件費について、所要の改正を加えるほか、諸支出金において、保険料還付金136万6,000円を追加しております。

 一方、歳入といたしましては、諸収入のほか、繰入金を充て、収支の均衡を図っております。

 次に、病院事業会計では、収益的支出において、人件費について、所要の補正を加え、総額を64億4,530万円といたしております。

 また、資本的支出においては、新型インフルエンザの診療に対応するため、備品購入費1,681万6,000円を追加するほか、北播磨総合医療センター企業団への負担金500万円を追加し、総額を4億4,792万7,000円といたしております。

 次に、水道事業会計では、収益的支出において、人件費において、所要の補正を加え、総額を19億48万7,000円としております。

 次に、下水道事業会計では、収益的支出において、人件費のほか、支払い利息1,019万7,000円を減額するほか、所要の補正を加え、総額を21億5,482万9,000円としております。

 また、資本的支出においては、事業費の確定に伴い、汚水管渠等の建設改良費1,917万1,000円を減額し、総額を23億9,721万9,000円といたしております。

 以上で、ただいま提案いたしました議案についての説明を終わります。どうか慎重なる御審議によりまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。

               ──────◇◇──────



△散会



○議長(廣田清政) 以上で本日の日程は終わりました。

 この際、お諮りいたします。

 本日はこれにて散会し、明2日から8日まで議案熟読のため本会議を休会とし、12月9日午前10時から本会議を再開して、上程議案に対する質疑並びに一般質問に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(廣田清政) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 本日はこれにて散会いたします。

                〔午前11時20分 散会〕







 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





              三木市議会議長     廣  田  清  政





              会議録署名議員     武  田  篤  美





              会議録署名議員     加 岳 井     茂