議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 三木市

平成21年第296回 3月定例会 03月30日−06号




平成21年第296回 3月定例会 − 03月30日−06号







平成21年第296回 3月定例会



市議会会議録第858号

            第296回三木市議会定例会会議録(第6日)

                平成21年3月30日(月曜)

                午前10時24分   開 議

            ─────────────────────



△議事日程

 平成21年3月30日(月曜)午前10時24分開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 第2号議案 三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定について

第3 第3号議案 三木市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の制定について

第4 第4号議案 三木市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について

第5 第5号議案 三木市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について

第6 第6号議案 三木市鉄道経営対策事業基金条例を廃止する条例の制定について

第7 第7号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第8 第8号議案 三木市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について

第9 第9号議案 三木市立福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について

第10 第10号議案 三木市市民福祉年金条例の一部を改正する条例の制定について

第11 第11号議案 三木市重度心身障害者(児)介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

第12 第12号議案 三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

第13 第13号議案 三木市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第14 第14号議案 三木市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

第15 第15号議案 三木市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第16 第16号議案 三木市消防団条例の一部を改正する条例の制定について

第17 第17号議案 三木市立勤労者福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について

第18 第18号議案 指定管理者の指定について

第19 第19号議案 字の区域の変更について

第20 第20号議案 和解について

第21 第21号議案 市道路線の廃止について

第22 第22号議案 市道路線の認定について

第23 第23号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について

第24 第24号議案 平成21年度三木市一般会計予算

第25 第25号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計予算

第26 第26号議案 平成21年度三木市老人保健医療事業特別会計予算

第27 第27号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計予算

第28 第28号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計予算

第29 第29号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計予算

第30 第30号議案 平成21年度三木市病院事業会計予算

第31 第31号議案 平成21年度三木市水道事業会計予算

第32 第32号議案 平成21年度三木市下水道事業会計予算

第33 第39号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

第34 第40号議案 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第35 第41号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第36 第42号議案 三木市税条例等の一部を改正する条例の制定について

第37 第43号議案 三木市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について

第38 第44号議案 三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

第39 第45号議案 農作物共済に係る危険段階基準共済掛金率の設定について

第40 第46号議案 平成21年度三木市一般会計補正予算(第1号)

第41 第47号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

第42 第48号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計補正予算(第1号)

第43 第49号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)

第44 第50号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)

第45 第51号議案 平成21年度三木市病院事業会計補正予算(第1号)

第46 第52号議案 平成21年度三木市水道事業会計補正予算(第1号)

第47 第53号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)

第48 議員提出議案第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第49 意見書案第1号 共同労働の協同組合法(仮称)の早期制定を求める意見書

第50 閉会中の継続審査の件

第51 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件

            ─────────────────────



△本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 第2号議案 三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定について

日程第3 第3号議案 三木市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の制定について

日程第4 第4号議案 三木市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について

日程第5 第5号議案 三木市土地開発基金条例を廃止する条例の制定について

日程第6 第6号議案 三木市鉄道経営対策事業基金条例を廃止する条例の制定について

日程第7 第7号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第8 第8号議案 三木市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について

日程第9 第9号議案 三木市立福祉会館条例の一部を改正する条例の制定について

日程第10 第10号議案 三木市市民福祉年金条例の一部を改正する条例の制定について

日程第11 第11号議案 三木市重度心身障害者(児)介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

日程第12 第12号議案 三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

日程第13 第13号議案 三木市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第14 第14号議案 三木市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

日程第15 第15号議案 三木市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第16 第16号議案 三木市消防団条例の一部を改正する条例の制定について

日程第17 第17号議案 三木市立勤労者福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について

日程第18 第18号議案 指定管理者の指定について

日程第19 第19号議案 字の区域の変更について

日程第20 第20号議案 和解について

日程第21 第21号議案 市道路線の廃止について

日程第22 第22号議案 市道路線の認定について

日程第23 第23号議案 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について

日程第24 第24号議案 平成21年度三木市一般会計予算

日程第25 第25号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計予算

日程第26 第26号議案 平成21年度三木市老人保健医療事業特別会計予算

日程第27 第27号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計予算

日程第28 第28号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計予算

日程第29 第29号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計予算

日程第30 第30号議案 平成21年度三木市病院事業会計予算

日程第31 第31号議案 平成21年度三木市水道事業会計予算

日程第32 第32号議案 平成21年度三木市下水道事業会計予算

日程第33 第39号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

日程第34 第40号議案 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第35 第41号議案 職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第36 第42号議案 三木市税条例等の一部を改正する条例の制定について

日程第37 第43号議案 三木市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について

日程第38 第44号議案 三木市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

日程第39 第45号議案 農作物共済に係る危険段階基準共済掛金率の設定について

日程第40 第46号議案 平成21年度三木市一般会計補正予算(第1号)

日程第41 第47号議案 平成21年度三木市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

日程第42 第48号議案 平成21年度三木市介護保険特別会計補正予算(第1号)

日程第43 第49号議案 平成21年度三木市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)

日程第44 第50号議案 平成21年度三木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)

日程第45 第51号議案 平成21年度三木市病院事業会計補正予算(第1号)

日程第46 第52号議案 平成21年度三木市水道事業会計補正予算(第1号)

日程第47 第53号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)

日程第48 議員提出議案第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第49 意見書案第1号 共同労働の協同組合法(仮称)の早期制定を求める意見書

日程第50 閉会中の継続審査の件

日程第51 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件

            ─────────────────────



△出席議員(20名)

   3番  内 藤 博 史           4番  中 尾 司 郎

   5番  北 芝 政 文           6番  穂 積 豊 彦

   7番  米 田 和 彦           8番  大 西 秀 樹

   9番  茂 木 美知子           13番  立 石 豊 子

   14番  武 田 篤 美           15番  西 山 利 幸

   16番  西 山 博 文           18番  初 田   稔

   19番  加岳井   茂           23番  廣 田 清 政

   24番  生 友 正 章           25番  藤 本 幸 作

   26番  大 眉   均           27番  黒 嶋 妙 子

   28番  安 居 圭 一           29番  永 尾 隆 保

            ─────────────────────



△欠席議員(なし)

            ─────────────────────



△説明のため出席した者

 市長       藪 本 吉 秀     理事兼市民病院事務部長

                               大 西 浩 志

 技監       杠   典 英     企画管理部長   北 井 信一郎

 市民ふれあい部長 小 西 利 隆     健康福祉部長   椿 原 博 和

 産業環境部長   増 田 純 一     まちづくり部長  西 山   誠

 上下水道部長   橋 本 一 郎     消防長      常 深   譲

 会計管理者    近 藤 真 三     教育委員会委員長 稲 見 秀 穂

 教育長      山 崎 啓 治     教育総務部長   篠 原 政 次

 教育振興部長   山 本 和 民

            ─────────────────────



△事務局職員出席者

 事務局長     井 上 達 夫     議会事務局次長兼議事係長

                               米 村   環







               ──────◇◇──────



△開議



○議長(生友正章) これより本日の会議を開きます。

               ──────◇◇──────



△諸般の報告



○議長(生友正章) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 監査委員より定期監査結果報告書の提出並びに教育委員会より点検評価報告書の提出がありましたので、それらの写しをお手元に配付いたしておきましたから、十分御清覧をお願いいたします。

 その他の報告については、事務局長から御報告いたします。

     〔事務局長井上達夫登壇〕



◎事務局長(井上達夫) 御報告いたします。

 現在の出席議員は20名であります。

 次に、本日の議事日程表は、既にお手元に配付いたしましたとおりでございます。

 報告事項は以上でございます。

               ──────◇◇──────



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(生友正章) これより日程に入ります。

 日程の第1は、会議録署名議員の指名であります。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長から指名いたします。

    14番  武 田 篤 美 議員

    18番  初 田   稔 議員

 以上、2名にお願いいたします。

               ──────◇◇──────



△日程第2 第2号議案 三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定について から 日程第32 第32号議案 平成21年度三木市下水道事業会計予算 まで



○議長(生友正章) 次に、日程第2、第2号議案、三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定についてから日程第32、第32号議案、平成21年度三木市下水道事業会計予算まで、以上31件を一括して議題といたします。

 これより各常任委員長の報告を求めます。

 まず、総務文教常任委員長、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 総務文教常任委員会の審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第2号議案、第3号議案、第5号議案、第6号議案、第7号議案、第8号議案、第10号議案中、所管部分、第23号議案、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分の9件であります。

 本委員会は、これら付託議案審査のため、3月12日と16日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、第2号議案、第7号議案及び第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分については起立採決により賛成多数で、その他の議案は全員一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 なお、審査の過程におきまして、各委員から多くの意見、要望がありましたので、その主なものについて申し上げ、当局の善処方を要望いたしたいと存じます。

 初めに、一般会計及び歳入について申し上げます。

 世界的な金融資本市場の危機により景気後退が見られる中、我が国では国外需要に加え国内需要も停滞し、景気の下降局面にあります。

 本市の予算については、(仮称)観光交流会館や三木南交流センター体育館建設の延期など、事業の中止や延期により投資的経費が約8億円の減となっております。しかし、その一方で、急激な市民病院の経営悪化による資金援助の額が増加し、さらに歳入面において大きなウエートを占める市税が景気の後退、人口の減少、地価の下落などに伴い約3億円の減収となる見込みであり、引き続き非常に厳しい財政状況にあります。

 このような状況の中で編成された平成21年度一般会計予算は総額275億円で、前年度に比べて8億7,425万円、率にして3.1%の減となっております。

 歳入の根幹をなす市税収入は総額で114億1,690万円、前年度と比べて3億2,946万円、2.8%の減となっております。

 個人市民税は、前年度と比べ958万円、0.2%の微増となったものの、法人市民税は景気回復の兆しが見えてこない現状を反映し、前年度と比べ2億3,289万円、27.3%の大幅な減となっております。

 地方交付税は、国の緊急経済対策などの影響で2億4,000万円、4.8%の増となっております。

 市債は、障害者総合支援センターはばたきの丘や中自由が丘公園の完成、移動系防災行政無線整備の完了に伴い、前年度と比べて4億1,670万円、率にして17.7%の減となっております。

 また、繰入金は、前年度と比べて320万円、率にして0.3%減となったものの、財政基金繰入金は1億1,690万円の増となっております。

 財政指標の面から見ますと、経常収支比率については経常的経費の削減に伴い101.3%と、0.3ポイント改善されております。また、実質公債費比率は公債費の減により13.6%と、0.2ポイント改善されております。

 次に、国の緊急雇用対策についてであります。

 3月補正予算が再議に付されて可決され、国の緊急雇用対策として地域活性化・生活対策臨時交付金を使用できることになりましたが、本市においても景気刺激策は不可欠であります。今後も国の追加経済対策が予想されますので、効果のある事業を計画されるとともに、事業内容や効果などについて議会に十分な説明を行われたいのであります。

 次に、歳出についてであります。

 最初に、企画管理部関係について申し上げます。

 まず、審議会委員などの報酬改正についてであります。

 この度の条例改正で、日額で支給している審議会委員などの報酬について職務に従事する時間に応じた額に改めようとされておりますが、ほとんどの審議会などの会議は4時間未満の開催時間であり、報酬が半減することになりますので、専門職の委員で遠方からの方については、拘束時間が長くなり交通費も必要でありますので、支給額について配慮されたいのであります。

 次に、地域拠点ささえあい基金についてであります。

 地域のまちづくり拠点である公民館の使用料を有料化し、その収益を積み立てる地域拠点ささえあい基金を新たに設置されようとしていますが、積み立てるのは使用料と利息が主なもので金額も少なく、基金の必要性について再検討を望むものであります。

 次に、市役所のトイレ清掃についてであります。

 行財政改革及び職員の意識改革の一環として、昨年4月から本庁舎のトイレ清掃を管理職を中心に職員の手で実施されておりますが、参加職員の状況や清掃に対する職員の意識の高揚、経費の節約などについて再度検証されたいのであります。

 次に、本庁舎の空調設備についてであります。

 本庁舎の空調については、都市ガスによる冷暖房設備であり、新年度において経年によるオーバーホールを行われますが、市を代表する公共施設でありますので、地球温暖化対策の一環として温室効果ガスの排出を抑制できる太陽光発電の使用について検討されたいのであります。

 次に、市民ふれあい部について申し上げます。

 まず、市民パートナー制度についてであります。

 多様化する地域課題に対応するため、行政サービスについて市民の立場、市民の目線でまちづくりに協力していただく市民パートナー制度を導入されようとしておりますが、人選の方法や責任の所在、職員との関係などに十分な配慮が必要でありますので、より効果的な制度になるよう考えられたいのであります。

 次に、まちづくりコンサルタントについてであります。

 三木城下町まちづくり協議会が平成14年に設立されて以来、元気で誇りあるまちの実現に向けて勉強会や基本構想の策定、沿道緑化事業、タウンウオッチングなどの事業を展開されております。その組織の設立や活動支援のため、市が毎年コンサルタントを派遣されておりますが、長期にわたっておりますので、自立して活動していただけるよう指導に努められたいのであります。

 次に、国際交流についてであります。

 本年度からこれまで続いてきた姉妹都市からの交換学生の派遣や受け入れを休止されようとしていますが、友好親善の促進や異文化の交流など国際交流の観点から重要なことでありますで、創意工夫した取り組みについて検討されたいのであります。

 次に、教育委員会関係について申し上げます。

 まず、アフタースクールについてであります。

 新年度からアフタースクール料金を改定されますが、今後も指導内容の充実と向上に努められるとともに、指導員の資質の向上に取り組まれたいのであります。また、指導員の配置については、学級担任や保護者と面談の上、十分な連携をとりながら行われたいのであります。

 次に、学校給食についてであります。

 学校給食における食物アレルギーを持つ児童への対応については、生命にかかわることでありますので、保護者との相談を十分に行うと同時に、市としての対応マニュアルを早急に作成し、慎重かつ柔軟な対応に心がけられたいのであります。

 次に、バス通学者への支援についてであります。

 学校の統廃合によるバス通学補助金の見直しを検討されておりますが、保護者の負担が大きくなり、納得していただけない状況にあります。交通アクセスや地域ふれあいバス構想なども含め、保護者の理解が得られる合理的な方法について総合的に検討されたいのであります。

 また、学校敷地の借地解消についてでありますが、吉川地区の小・中学校はいずれも借地でありますので、早急に解消に努められたいのであります。

 次に、さんさんギャラリーについてであります。

 緑が丘の商店街にあるさんさんギャラリーオアシスは、市民の触れ合いの場として、また文化芸術の推進や空き店舗対策として利用されておりますが、当初の目的から逸脱した利用については、事前説明をされた上で決定されるものであり、委員会に説明もなく物販を行うことについては、当局の信頼は得られません。今後、このようなことがないよう、十分審議できるよう配慮されたいのであります。

 次に、高齢者大学についてであります。

 高齢者大学は、地域活動リーダーを育てるための大学でありますが、卒業後そのような活動をされている方が少ないように聞いておりますので、入学当初から地域活動に貢献していただくよう指導に努められたいのであります。

 次に、幼稚園の統廃合についてであります。

 昨年から幼稚園の統廃合について意見交換会を数多く開催されておりますが、具体的にどこの園を統廃合するかとなると反対の意見が多く、結論が導き出されておりません。例えば、統廃合についての検討会議を設置するなど、もう少し選択肢を増やして、よりよいプランを作成されたいのであります。

 次に、人の目の垣根隊についてであります。

 垣根隊で活動されている方は、登録者のうち約半数の830名余りでありますので、活動されていない方に参加を呼びかけていただくとともに、児童の安全確保のため、不審者情報についても可能な範囲で提供されるよう検討されたいのであります。

 以上、総務文教常任委員会の審査報告を申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、委員会の審査報告といたします。



○議長(生友正章) 次に、民生消防常任委員長、武田篤美議員。

     〔14番武田篤美議員登壇〕



◆14番(武田篤美議員) 民生消防常任委員会の審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第4号議案、第9号議案、第10号議案中、所管部分、第11号議案、第12号議案、第13号議案、第14号議案、第15号議案、第16号議案、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分、第25号議案、第26号議案、第27号議案、第29号議案及び第30号議案の15件であります。

 本委員会は、これら付託議案審査のため、3月17日と18日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、第10号議案中、所管部分、第11号議案、第12号議案、第24号議案中、所管部分及び第25号議案については起立採決により賛成多数で、その他の議案については全員一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 なお、審査の過程におきまして、各委員から多くの意見、要望がありましたので、その主なものについて申し上げ、当局の善処方を要望いたしたく存じます。

 最初に、健康福祉部関係について申し上げます。

 まず、敬老会開催費補助金についてであります。

 各地区において開催される敬老会の費用が助成されておりますが、従来の敬老祝金と同じように対象者に交付されている自治会もありますので、補助金の趣旨について各自治会に十分説明をされるよう努められたいのであります。

 次に、高齢者に対するバスなどの運賃助成についてであります。

 バスなどの運賃助成事業については、一部負担制の導入により一定の効果がありましたが、未使用券の精算方法についてはいまだ課題が残されており、今後もさらなる改善に努められたいのであります。

 次に、障害者支援についてであります。

 障害者のグループホームを民間住宅を借り上げ、モデルケースとして市が初めて設置されますが、他市において施設の火災で大惨事となった例もありますので、安全面などにおいて十分配慮されるよう努められたいのであります。

 また、障害者の就労支援を目的として庁舎内に福祉コンビニを設置され、ジョブコーチによる就労支援にも取り組まれますが、万が一経営が赤字になった場合に市が補てんすることのないよう、公募の段階で十分説明されたいのであります。

 市民福祉年金については、身体・精神障害者年金の対象者を障害等級により見直しをされますが、段階的に支給の制限をされるよう再度検討されたいのであります。

 次に、介護保険の認定適正化により今までのサービスを受けられなくなった方もあることから、支援方法について検討されたいのであります。

 次に、後期高齢者医療制度についてであります。

 制度が施行されてから1年が経過しましたが、保険料の滞納者の取り扱いについてはそれぞれの事情を考慮せず、一律に適用されることのないよう、兵庫県後期高齢者医療広域連合に要望されたいのであります。

 次に、市民病院について申し上げます。

 まず、統合病院建設協議会についてであります。

 統合病院の建設工事を進めるため、統合病院建設課を病院内に設置され、統合病院の基本構想づくりに着手される予定ですが、統合病院問題は病院事業だけにとどまらず、市政運営に係る重要な問題であることから、適切な部署に設置されるよう検討されたいのであります。

 次に、DPC(診療群別定額払い制度)についてであります。

 入院患者の医療費について、これまでの出来高払い方式から1日当たりの医療費に定められた包括払いとなるDPC制度の導入により、医療の透明化、効率化、標準化や質の向上が図られ、在院日数を短縮することによって収益を上げようとされていますが、患者にとっては早期の退院を余儀なくされることから、十分制度の趣旨を説明し、急性期病院と回復期、療養期病院の役割を理解していただき、不安解消と地域の医療連携に努められたいのであります。

 次に、消防関係について申し上げます。

 まず、消防団員福祉共済制度についてであります。

 消防団員は、消防活動のみならず一家を支える働き手の中心であり、健康管理に対する強力な施策の推進を図ることを目的に共済制度が設けられていますが、新規に入団される方には、制度の趣旨について十分説明された後、加入していただくよう周知徹底されたいのであります。

 次に、消防団員の定数及び報酬についてであります。

 近年、市の人口の減少に伴い、消防団についても新たな団員の確保が難しくなり、定員と実人員に大きな差が生じているため、実情に見合った定数の改正と消防団員の活動に対する費用弁償の上限額を廃止する改正をされようとしていますが、消防団員に対して改正の趣旨について理解いただくよう十分説明願いたいのであります。

 次に、消防の広域化についてであります。

 消防の広域化については、災害の大規模化、住民ニーズの多様化などの消防を取り巻く環境を踏まえて、住民サービスの向上を図る上で必要不可欠であることから北播磨地域においても協議を重ねられているところですが、本部の設置場所については、住民の安心・安全が守れるよう選択をされたいのであります。

 以上、民生消防常任委員会の審査報告を申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員会の審査報告といたします。



○議長(生友正章) 次に、産業環境常任委員長、中尾司郎議員。

     〔4番中尾司郎議員登壇〕



◆4番(中尾司郎議員) 産業環境常任委員会の審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第17号議案、第18号議案、第19号議案、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分及び第28号議案の5件であります。

 本委員会は、これらの付託議案審査のため、3月24日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、第24号議案中、所管部分については起立採決により賛成少数で否決、その他の議案は全員一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程におきまして、各委員から多くの意見、要望がありましたので、その主なものについて申し上げ、当局の善処方を要望いたします。

 まず、三木商工会議所及び吉川町商工会についてであります。

 新年度予算案では、両団体への補助金については従前の額の1割をカットした額で計上されておりますが、営利を目的とした団体ではなく、事業に支障をきたし商工業振興への影響が懸念されますので、削減額について再検討をされたいのであります。あわせて、両団体の統合についても、会員事業所の意向に配慮しながら指導に努められたいのであります。

 次に、三木ホースランドパークについてであります。

 ホースランドパークは、JRAとともに国有林野を活用したヒューマン・グリーン・プランにより人と馬、自然との触れ合いの場や野外活動などの事業を実施されておりますが、近年地価が下落傾向にありますので、その借地料について3年ごとに見直しをされる際には、林野庁と協議を行われたいのであります。

 次に、企業の子育て支援についてであります。

 少子化対策のため、子育て支援において企業に期待される役割は大きいものがあり、仕事と家庭、子育ての両立を促進することが求められております。県の認定を受けて補助金を交付されている市内の企業は、まだまだ少ない状況にありますので、ホームページによる取り組み企業の紹介など一層のPRと推進に努められたいのであります。

 次に、農業の振興策についてであります。

 まず、農業改良普及員についてでありますが、県の行財政改革により新年度から本市に農業改良普及センターがなくなり、これまでのような農業技術や経営への支援ができなくなることが心配されるところであります。このため、市独自で農業改良普及員を採用されますが、県の農業改良普及員との職務の分担や調整などを十分に行われ、より効果のある農業支援に努められたいのであります。

 次に、農業振興審議会についてであります。

 農業の振興対策を図るため、農業委員や農業団体代表者、学識経験者等で組織する農業振興審議会が毎年数回開催されております。食料自給率の向上が叫ばれており、地産地消の推進や生産者の所得向上など喫緊の課題が山積しておりますので、農業の振興策についてもさらなる審議を期待するものであります。

 次に、東播用水事業についてであります。

 東播用水事業賦課金の納入について未納者の比率が10%を超えており、年々増えているように聞いております。また、受益区域でも、地形上給水ができていないなどの理由で長年にわたって納入されていない方もありますので、個々の理由を十分に聞いて対応するなど未納の解消に努められたいのであります。

 次に、資源ごみ回収奨励金についてであります。

 ごみの資源化、減量化を推進するため、新年度から初めて全市域で古紙の定期収集を実施されていますが、自治会によっては自主的に資源ごみを集めて業者に引き取ってもらっているところもあり、ごみの減量化に成果が出ております。市民への意識啓発の意味からも、このような形で実施している自治会に対しては平成21年度の古紙行政回収の状況を踏まえ、市からの定期収集をしないかわりに奨励金の交付率を上げることを検討されたいのであります。

 以上、産業環境常任委員会の審査報告を申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員会の審査報告といたします。



○議長(生友正章) 次に、建設水道常任委員長、北芝政文議員。

     〔5番北芝政文議員登壇〕



◆5番(北芝政文議員) 建設水道常任委員会の審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第20号議案、第21号議案、第22号議案、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分、第31号議案及び第32号議案の6件であります。

 最初に、まちづくり部関係について申し上げます。

 まず、公共交通についてであります。

 公共交通機関の最寄り駅やバス停までの住民の移動手段を確保するため、地域の運営組織により(仮称)地域ふれあいバスの運行を予定されておりますが、運行についての慎重なルールづくりや事故時の責任の所在についても協議、指導されたいのであります。また、みっきぃバスなどが運行されていない地域からの運行を求める声についても配慮し、公共交通空白地の解消に努められたいのであります。

 次に、三木鉄道跡地整備事業についてであります。

 三木市の西の玄関づくりとして沿線地域の活性化のために事業を行われますが、今後とも地域への説明や市がリーダーシップをとって地域の意見調整を続けられるとともに、投資規模に応じた効果のある事業となるよう取り組みを進められたいのであります。

 次に、上下水道関係について申し上げます。

 まず、水道事業についてであります。

 基金からの繰り入れにより黒字予算を編成されておりますが、給水量の減少傾向が続く中、いずれは基金も底をつくことが予想されますので、経営環境の変化に十分注意しながら、料金収入の確保や経費の削減、効率的かつ適切な投資に努め、健全経営に努力を続けられたいのであります。

 次に、下水道事業についてであります。

 下水道が接続できる区域内の未接続世帯への普及啓発に努力を続けておられますが、どうしても接続できない家庭にも十分な説明を行うなど、今後とも努力を続けられたいのであります。

 また、農業集落排水施設については、経年による大規模な施設改修の発生が予想されますので、同じような状況の近隣市とも連携をとりながら公共下水道への接続を検討されたいのであります。

 以上、建設水道常任委員会の審査報告を申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員会の審査報告といたします。

     〔19番加岳井茂議員「飛んでるのとちゃうか」と呼ぶ〕

     〔13番立石豊子議員「読み間違えてるよ」と呼ぶ〕

     〔19番加岳井茂議員「ようけ飛んでるで」と呼ぶ〕

 済みません。もう一度初めからやらせていただいていいでしょうか。



○議長(生友正章) よろしいよ。



◆5番(北芝政文議員) 済みません。もう一度させていただきます。

 建設水道常任委員会の審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、第20号議案、第21号議案、第22号議案、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分、第31号議案及び第32号議案の6件であります。

 本委員会は、これら付託議案審査のため、3月25日に委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算中、所管部分については起立採決により賛成少数で否決、その他の議案は全員一致をもっていずれも原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。

 なお、審査の過程におきまして、各委員から多くの意見、要望がありましたので、その主なものについて申し上げ、当局の善処方を要望いたしたいと存じます。

 最初に、まちづくり部関係について申し上げます。

 まず、公共交通についてであります。

 公共交通機関の最寄り駅やバス停までの住民の移動手段を確保するため、地域の運営組織により(仮称)地域ふれあいバスの運行を予定されておりますが、運行についての慎重なルールづくりや事故時の責任の所在についても協議、指導されたいのであります。また、みっきぃバスなどが運行されていない地域からの運行を求める声についても配慮し、公共交通空白地の解消に努められたいのであります。

 次に、三木鉄道跡地整備事業についてであります。

 三木市の西の玄関づくりとして沿線地域の活性化のために事業を行いますが、今後とも地域への説明や市がリーダーシップをとって地域の意見調整を続けられるとともに、投資規模に応じた効果のある事業となるよう取り組みを進められたいのであります。

 次に、上下水道部関係について申し上げます。

 まず、水道事業についてであります。

 基金からの繰り入れにより黒字予算を編成されておりますが、給水量の減少傾向が続く中、いずれは基金も底をつくことが予想されますので、経営環境の変化に十分注意しながら、料金収入の確保や経費の削減、効率的かつ適切な投資に努め、健全経営に努力を続けられたいのであります。

 次に、下水道事業についてであります。

 下水道が接続できる区域内の未接続世帯への普及啓発に努力を続けておられますが、どうしても接続できない家庭にも十分な説明を行うなど、今後とも努力を続けられたいのであります。

 また、農業集落排水施設については、経年による大規模な施設改修の発生が予想されますので、同じような状況の近隣市とも連携をとりながら公共下水道への接続を検討されたいのであります。

 以上、建設水道常任委員会の審査報告を申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、委員会の審査報告といたします。



○議長(生友正章) これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

         〔午前11時4分 休憩〕

               ──────◇◇──────

         〔午後2時32分 再開〕



○議長(生友正章) ただいまより会議を再開いたします。

 休憩前に引き続き議事を継続いたします。

 この際、御報告を申し上げます。

 第10号議案、三木市市民福祉年金条例の一部を改正する条例の制定についてに対して、藤本幸作議員外5名から動議による修正案並びに第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算に対して、藤本幸作議員外5名から動議による修正案の合計2つの修正案が提出されております。それぞれの修正案は、お手元に配付いたしましたとおりであります。

 この際、修正案の説明を求めます。

 まず、黒嶋妙子議員より第10号議案に対する修正案の説明を求めます。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。

     〔27番黒嶋妙子議員登壇〕



◆27番(黒嶋妙子議員) 日本共産党の黒嶋妙子でございます。

 公政会、日本共産党、市民力を代表して第10号議案を修正する動議の提案説明を行います。

 三木市市民福祉年金条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、この条例改正案は市民福祉年金に父子年金の規定を新たに設けるとともに、身体障害者、精神障害者に対する年金の対象を重度の者に狭め、身体障害者3級から6級の者及び精神障害者2級の者を受給資格者から外そうとするものであります。

 原案のとおりですと、身体障害者で受給対象者が3,190人から1,490人に1,700人も減り、年金額で6,740万円から4,146万円と2,594万円もの削減になります。また、精神障害者では、受給対象者が250人から55人と195人減り、年金の額で770万円から165万円と605万円の削減になります。合わせて2,095人が受給の対象から外されることになり、年金額で3,200万円が受給できなくなります。

 不況などで障害者の生活が厳しい折ですから、障害者の支援のために受給対象者を現行どおりとするよう、条例改正案の一部を削除、修正するものであります。

 議員各位におかれましては、何とぞ御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。



○議長(生友正章) 次に、穂積豊彦議員より第24号議案に対する修正案の説明を求めます。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 発議者を代表いたしまして、ただいま提出をいたしております第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算に対する修正案について御説明を申し上げます。

 まず、市民パートナー制度の導入に伴い、市民パートナー謝礼として100万円を計上されておりますが、市民パートナーの職務内容や責任の所在など不明点が多く、まだまだ多くの検討課題が残っており、公共サービスの向上につながるのか疑問であることから、この謝礼を削除するものであります。

 次に、(仮称)地域ふれあいバスの導入については、これから運用ルールづくりを地域の運営組織で行われますが、ルールづくりには慎重さも求められることから運営組織の設立、運用ルールが策定されてから車両購入や委託料の予算を計上すればよいことから、これらを削除するものであります。

 議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、以上御説明といたします。



○議長(生友正章) これより質疑に入ります。

 通告により順次発言を許します。

 19番、加岳井茂議員。



◆19番(加岳井茂議員) はい議長、19番。



○議長(生友正章) 19番、加岳井茂議員。

     〔19番加岳井茂議員登壇〕(拍手)



◆19番(加岳井茂議員) 政志会の加岳井茂でございます。市民の皆様から寄せられました意見を代弁しまして、政志会を代表し、先程の公政会の穂積議員より第296回三木市議会定例会提出議案の第24号議案と日本共産党黒嶋議員より第10号議案を修正する議案の提案理由が述べられました。修正案に対しての質疑を行いたいと思います。

 まず、第24号議案に関して、市民の皆様へ説明すべく情報公開の視点から、次のとおり提案内容について提案者に対して質問させていただきます。

 1番目として、(仮称)地域ふれあいバスについて質疑をいたします。

 市内の交通網は、神戸電鉄、神姫バス、みっきぃバスが運行されております。しかし、その交通網はすべて地域を網羅しているわけではなく、大変不便な地区も多くあると聞いております。こうした不便さは、高齢者、障害者にとっては通院、買い物など大変不自由な生活を送らざるを得ません。これから迎える高齢化社会に対応するには、きめ細かなサービスが求められております。また、サラリーマンにとっても電車、バスの駅までの通勤方法の確保など、また地域内の移動手段としての(仮称)ふれあいバスの早期実現が望まれております。

 運用方法はまだ具体化されておりませんが、まずバス購入の予算化なくして次への話し合いができません。それに加え、バスの運転手委託料につきましては、兵庫県の雇用対策から補てんされ、三木市の負担はございません。これにもかかわらず、市民生活を全く無視した、しかも時代に逆行するような修正案をなぜ出されるのか、全く理解ができません。明確にお答えください。

 2番目として、日本共産党黒嶋議員より第10号議案を修正する議案の質疑をいたします。

 財政破綻を回避するためには、市民の皆様、三木市職員、そして我々市議会議員の三者が、まさに痛み分けの新行財政改革プランに一致して協力すべきときではないでしょうか。

 そこで、新行財政改革プラン該当の各種団体へは何度も足を運び、十分な説明がなされ、既に理解が得られていると聞いております。このような福祉年金政策は、兵庫県下でも29市中半数が既に廃止されておると聞いております。このようなことの説明も十分なされ、きちっとした手順を踏んでいるにもかかわらず、市民年金だけに限定した補助金の増額修正案をあえて提案されるのは理解に苦しみます。また、これ以外の他の団体との痛み分けもお願いし、理解も得られているにもかかわらず増額修正案を出されたのか、その真意を疑わざるを得ません。市民の皆様にわかりやすく説明し、質疑に明確に答えてください。

 最後に、3月9日、第33号議案が本会議の場で否決されました。このことは、市民生活を考えていない暴挙とも言われると多くの市民の皆様から非難を浴びました。公政会、日本共産党、市民力の皆さん、市議会の信頼回復と市民生活と福祉を守るために、また三木市財政再建に向けて市議会議員全員が一致協力しようではありませんか。いかがでしょうか。

 以上の2点の質疑にお答えください。

 これで私の質疑を終わらせていただきます。回答内容によりましては、再質疑をさせていただきます。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。

     〔27番黒嶋妙子議員登壇〕



◆27番(黒嶋妙子議員) ただいまの質問にお答えさせていただきます。

 障害者など弱い立場の人の福祉を守るのが国とともに地方自治体の役割であると、まず私は考えております。地方自治法第96条第1項第2号で、予算を定めることは議会の議決事件でありますが、予算を調製し執行することは、同法149条第2項に決められております。しかし、同法211条第1項で、長は毎会計年度予算を調製して新たな年度が始まる前に議会の議決を経ることが求められております。予算の発案権は、三木市では市長にあります。議会の議員には、予算案を議会に提出する予算発言権はありません。おわかりのように、議会は予算案を審議し、可決または否決しますが、同時に修正して議決する権限もあるということです。

 なお、同法第97条第2項にもあることは御承知のとおりです。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 加岳井議員の質問にお答えいたします。

 先程、提案説明をさせていただいておりますとおり、まだ今後大きな検討課題が残っております。また、運営組織の設立についても、また運用ルールの策定についても、まだまだ地域の皆様とひざを交えながら詰めることが必要かと思います。

 そういった理由をもちまして、そういった策定が終わってから車両購入、あるいは委託料の予算計上をすればいいのではないかということで提案説明をさせていただきました。

 以上です。



◆19番(加岳井茂議員) 議長。



○議長(生友正章) 19番、加岳井茂議員。



◆19番(加岳井茂議員) 先程の回答に対しまして、再度質問させていただきたいと思います。

 黒嶋議員のおっしゃった弱い人を守るということでございますけれど、市民で強い人いてるんですか。皆平等じゃないんですかね。その辺どのように考えておられるのか。

 それと、福祉年金政策でございますけれど、兵庫県下でほとんどのところが廃止されている現状、これをどのように思っておられるのか、黒嶋議員についてはそれをお尋ねいたします。

 穂積議員につきましては、大きな検討、地域との具体化ができてからということでございますけれども、予算化もされない状況でどうして地域の人の本当の真の言葉が聞けるんでしょうか。これは最近始まったことではなく以前から言われており、いよいよ具体化しようという段階に入っていると思います。サラリーマンの方にしましても、神姫バス、神戸電鉄、そこまで行くその足に本当に困っておると、こういったものができればありがたいという話も出ております。それと、障害者の方、高齢者の方がみっきぃバスに乗るにしてもそこまで行けないと、そこまで行く方法を確保してくださいと、こういった意見がたくさん出てるじゃないですか。こういった意見に対してあなたはどのように思われるのか、お二人にお聞きいたします。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。

     〔27番黒嶋妙子議員登壇〕



◆27番(黒嶋妙子議員) 再度の質問にお答えさせていただきます。

 市民皆平等と言われますが、私は本当に障害をお持ちの方とか、母子家庭の方とか、弱い立場の方々が本当に安心して暮らせることこそ、そういう施策をやることこそ、すべての市民が安心して暮らせる施策ができていると感じております。通所施設の場合で給食費と合わせまして月1万円近くの過酷な負担が低所得者の障害者の生活を圧迫しておるという現実。障害者に対するサービスを充実させるとともに、福祉施策を受けていない障害者を支援することが今は必要だと思っております。

 先程言われましたように、こうした制度を廃止している市があるということは重々承知しております。しかし、すべての他市の状況は詳しくはわかりませんが、今受給対象者を一度に除外することは好ましくないと考えております。

 他のことは穂積議員に委任いたします。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 加岳井議員の2回目の質問にお答えさせていただきます。

 加岳井議員の質問は、予算計上がなくては前に進めないというような御質問だったかと思いますけども、私の考えるところを述べさせていただきます。

 本来、市民サービスあるいは行政サービスというのは、市民の皆さんの中でお困りの方がいないのか、困ってらっしゃる方がいないのか、そういうことを発見し、そしてそれに対して速やかに対処していく、それが大事なことだと思います。そういった場合、地域の皆様とあるいは問題を抱えておる皆さんと行政が話し合って、それを実行するためにまた事業として起こしていくためには、どのような計画を立てて、その計画を実行するためにはどれほどの費用がかかるのか、そういったものが決定されてから予算計上すべきものと考えております。

 以上です。



◆19番(加岳井茂議員) 議長、19番。



○議長(生友正章) 19番、加岳井茂議員。



◆19番(加岳井茂議員) まず、黒嶋議員の一方に偏った意見に対しまして、もう一度お聞きいたします。

 私が言っているのは、市民の方は皆さん強い人がおられるかと聞いているんですよ、あなたは強いですけどね。だから、弱い人、市民は本当に行政のサービスを待っておられるわけです。この財政危機のときに皆さん平等に痛み分けをしましょうということで、特定の団体とか特定のところを指してされている予算じゃないわけですよ。そこのところをよくわきまえておられるのかどうか。どうしてそこだけを言われるんであれば、予算書の中にあります知的障害者年金ですけれど、これは昨年より増えております。これは昨年の金額にこういったものを戻すわけですか、そしたら。あなたの言われることに大変な大きないろんな矛盾がございます。本当に安心して暮らせるのは、市民が皆さん平等に同じように行政サービスを受ける。特定の団体、特定のところが突出したり、特定のところが逆に被害をこうむったりする、そういったことじゃなくして、本当にみんなが助け合う、これは市民の皆さんが安心できる行政サービスじゃないですか。あなたのところは特に特定のところをよく言われますが、もう一度市民の本当の姿、これをあなたたちはどないに思ってられるのか答えてください。

 それと、穂積議員の再度の回答に対しまして、あなたは市民のどの意見を代弁して言っておられるのか。三木市においては、これを実行するに当たり、予算化するに当たり、各地域の団体、いろんなところから意見吸収されているわけですよ。その切実な意見をもって予算化されている。そのバスの運転に関しましても、兵庫県から雇用対策として出される250万円があるわけです。こういったものがあるにもかかわらず、これも返上するわけですか。削除ということは、返上ということになりますよね。みんなの本当の市民の意見をあなたたちは議会に持ち込んでいるとは思えないです。何をするにしてもお金なくして口だけ、ふろ屋のお湯ではだめなんですよ。言うだけじゃなく、実行してください。そのお二人になぜ予算化することがいけないのか、穂積議員、再度答えてください。

 以上です。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。

     〔27番黒嶋妙子議員登壇〕



◆27番(黒嶋妙子議員) 再度の御質問にお答えいたします。

 皆平等だという前に、やはり一番わかりやすい言葉で言えば、消費税を例にとったらわかりやすいと思います。収入の多い方の5%と収入がわずかしかない方の5%と比べてみますと、一目瞭然だと思います。そういう意味でみんなが平等である世の中を望んでおりますが、まだまだそういうことにはなっておりませんので、国や地方自治体の施策が必要だということでございます。

 それから、障害者に対する福祉施策、これを一気に削ることに御賛同が皆さん得られるでしょうか。私はすべてを一挙にするんではなくて、今回このことを提案しているわけです。市長が提案している予算案や議案に対して、いろいろな見解があるのは重々承知いたしております。私どもは、私どもに寄せられた御意見をもとにみんなで討議して議案修正、削除を皆さんにお願いしているのでよろしくお願いしたいと思います。

     〔19番加岳井茂議員「まだ答えてないですよ」と呼ぶ〕



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 議員の3回目の質問に対してお答えいたします。

 先程来申しておりますとおりではあるんですけども、加えて私のほうで調べさせていただきました。神戸運輸監理部兵庫陸運部に問い合わせしましたところ、まず一般旅客自動車運送事業の許可という第4条がございます。その中で、地域の方に委託する場合にはこれに抵触するのではないか、あるいは第78条におきましても、そういった第3項にあるんですけども、これまた後ほど調べていただきたいと思うんですが、それに対しても抵触するというおそれがあると私たちは危惧しておりますので、削除を求めております。

 また、先程言われました250万円の件ですけども、ふるさと雇用再生特別交付金、厚生労働省が出された事業かと思いますけども、それにつきましては御存じのとおり予算額、国全体で2,500億円、雇用創出効果3年間で最大10万人、実施地域は全国となっております。その中で、三木市においては3年間で3,000万円という交付金が出ております。こういったものを3年間十分検討をされて、この交付金を有効に活用することが大事かと思います。

 以上です。

     〔19番加岳井茂議員「議長、もう一つ」と呼ぶ〕



○議長(生友正章) 次に8番、大西秀樹議員。



◆8番(大西秀樹議員) 議長、8番。



○議長(生友正章) 8番、大西秀樹議員。

     〔8番大西秀樹議員登壇〕(拍手)



◆8番(大西秀樹議員) 政志会を代表し、質疑をいたします。

 先程、公政会の穂積議員よりあった修正動議による提案理由のうち、第24号議案中、市民パートナー制度の謝礼の削除についてお伺いいたします。

 穂積議員は、総務文教常任委員会の委員長であり、本日午前中の本会議で委員長として、何とぞ議員各位におかれましては本委員会の決定どおり御賛同を賜りますようお願い申し上げて本委員会の審査報告といたしますと、委員長報告をされました。それが先程のことであります。その総務文教常任委員長の穂積議員が、自ら委員長を務める所管事項についてなぜ修正動議を出されるのか理解に苦しみます。

 行政より提案の市民パートナー制度は、今後のさらなる市民活動の活性化の手法として行政と市民とのマッチングを行い、市民活動のさらなる発展と市政への住民参加の観点から予算を認め、有償ボランティアとしてその位置づけの確立に努めなければならないと思います。

 そこで、お伺いいたします。

 市民活動のさらなる活性化として、市民が活動できる新たなステージの構築が必要ではないかと考えますが、謝礼を削除してどのような市民パートナー制度を期待されているのかお伺いいたします。

 これで1回目の質疑を終わらせていただきます。2度目は自席よりさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 大西議員の御質問にお答えします。

 まず1つ目の、午前中に行いました総務文教常任委員会報告書を私この壇上で読ませていただきましたが、議員も御存じのとおり、委員長という立場はその議案の賛否に参加することができません。そういった意味で、あくまでも委員長として常任委員会の結果報告を代読させていただいておりますので、御理解いただきたいと思います。

 また、次にどのような活動を期待するのかという御質問でしたが、私が提案しておりますのは、市民パートナー制度そのものを取りやめていただきたいということでございますので、その後の活動については考えておりません。



◆8番(大西秀樹議員) 議長、8番。



○議長(生友正章) 8番、大西秀樹議員。



◆8番(大西秀樹議員) 議席より2度目の質問をさせていただきます。

 先程、穂積議員がおっしゃいました市民パートナー制度のそのものの取りやめということですが、提案理由の中にはそのものの取りやめではなく、謝礼の削除とあります。これはいかがなものでしょうか。

 それと、先程質問ではないところのお答えいただきましてありがとうございました。ただ、賛否に参加できないということですが、委員長の立場として、議員として皆さんにお願いしたというところはいかがなものでしょうか。ちょっとおかしいんじゃないかと思います。お答えください。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 2回目の質問にお答えいたします。

 大西議員が言われます、委員長が頭を下げてお願いしますということでこの修正を出すのはおかしいのではないかというような御質問ですけども、私はおかしいとは考えておりません。

 それと、パートナー制度で提案理由の中で謝礼を削除するということでございますけども、第1款総務費、第1項総務管理費、14目市民活動費、8節市民報償費、市民パートナー事業ということになります。これを削除するということは、自動的に市民パートナー制度を修正するということになりますので、御理解いただきたいと思います。



◆8番(大西秀樹議員) 議長、8番。



○議長(生友正章) 8番、大西秀樹議員。



◆8番(大西秀樹議員) 先程の委員長としての立場というのがなかなか私はそうは思いませんで、議員として、委員長として、提案したのであれば、お願いしたのであれば、それは最後まで認めて貫き通すものかなと思いますし、もしここで反対が出るのでしたら、委員会での調整というのが委員長の役目ではないかと思いますので、その辺もう少し明確にお答えいただけたらと思います。

 それと、あと謝礼を削除とだけありますので、市民パートナー制度はここでは、この文面では生きで謝礼のみの削除かなというふうに考えておりますし、その削除の理由で職務内容等に不明点が多いというところも、その職務内容の不明点というところを明確にもう少しお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 大西議員の3度目の質問にお答えさせていただきたいと思います。

 市民パートナー制度の説明理由にもございましたように、職務内容、責任所在など不明点が多くというふうにあります。その不明点というのは、まだまだ説明をする必要があると考えております。その点について私は不明点というふうに理解しております。

 それと、委員長報告の件ですけども、先程来申しましたように、委員長はあくまでも常任委員会の皆様の採決をこの場で委員会報告としてする義務がございますので、それをこの場、この壇上でさせていただきました。

 以上です。



○議長(生友正章) 次に、13番、立石豊子議員。



◆13番(立石豊子議員) 議長、13番。



○議長(生友正章) 13番、立石豊子議員。

     〔13番立石豊子議員登壇〕(拍手)



◆13番(立石豊子議員) 公明党の立石豊子でございます。公明党を代表して通告に基づき、ただいま上程されました第24号議案、平成21年度一般会計予算に対する藤本議員外4名発議の修正議案に対して反対の立場で質疑を行います。

 今回もまた議員に対する質問であります。

 市議会議員がどのような姿勢で活動しておられるのか、その答弁にあらわれてまいります。議会でも一問一答を導入しようという意見もございますが、それは議員が十分議論のやりとりができてこそと考えます。市民の前で自分たちの意見を述べて議論ができてこそ、一問一答形式を導入しても市民の皆様に議会の存在感を御理解していただけるものと考えます。ゆえに、この場におきましても、議会人としての御答弁をいただき、傍聴者やFMみっきぃのリスナーに議会の存在感を十分お示しくださるような御答弁をお願いいたします。

 質問の前に、本日の議事録を見ますと、後の職員給与減額の条例案が上程されていますが、起立採決ということで否決される見込みが濃厚となってまいりました。もしそうなれば、市の新行財政改革プランが根本的に実現できなくなります。

 今回の一般会計では、修正議案でささえあい基金、市民パートナー事業、(仮称)地域ふれあいバス事業が減額され、障害者の福祉年金が復元されようとしています。しかし、それ以外では、やはりこの財政危機の折、市民に補助金の削減や福祉医療の給付の見直し、公民館使用料の有料化等、負担を痛み分けしていただき、ともにこの財政危機を乗り切ろうとする中で、後での職員給与減額条例の否決では、市が破綻してもいいから職員だけは痛みを分けないということになります。そして、市の財政再建団体に陥るかもしれない状況をつくってしまうのであります。そうした議決をしたときの議会の多数派の責任は重大なものがありますので、先にそれを述べさせていただきまして最初の質問に入ります。

 まず、先程同僚議員の質問とも重複いたしますが、午前中の総務常任委員会での報告の委員長の穂積議員、第24号議案の委員会の議決は起立採決で可決後、賛同を賜りたいと報告をされました。その委員長が修正提案することに対して先程、委員会を代表して代読しただけと言われましたが、この報告書は正副委員長でつくられているのではないでしょうか。そういったことを考えるとき、議会での発言を余りにも軽視した態度と見えますが、その点についてそういう軽薄な姿勢をあなたの姿勢と考えてよろしいのでしょうか。

 次に、1款総務費、1項総務管理費、14目市民活動費、8節報償費、市民パートナー事業100万円についてであります。

 先程、市民パートナーはしなくていいと、削除するというような、そういう事業を削除するというような御答弁もございましたが、市民パートナー事業は、御存じのようにこれまでの行政が行ってきた公共サービスの提供の側において、職員の立場ではなく市民の立場で、能力、知識、経験を発揮してもらい、市と一緒になって施策を企画立案し、執行することによってより市民や地域に密着した公共サービスを図る事業であります。市として地域まちづくり活動や市民協議会の事務局運営の支援、さんさんギャラリーオアシスの企画運営、旧下石野分校の企画運営が今の段階でその対象とされております。

 急速に進む少子・高齢社会において、市の活性化をどう維持していくかは、どの自治体でも同じであります。何とか成熟社会へソフトランディングしたいという希望も県も持たれております。兵庫県では、まちづくり基本条例を平成11年3月に制定し、県民とのパートナーシップのもと、生活者の視点に立って安全に安心して暮らすことができるまちづくり、地域の愛着をはぐくむ魅力あるまちづくりを推進されようとして平成12年3月には基本方針を策定し、住民主体のまちづくり支援等の施策を展開し、その後県民の参画と協働の推進に関する条例を平成14年3月にするなど、さらなる住民主体のまちづくり活動などの進展を目指しています。平成19年3月にもこの基本方針は改定され、課題山積の社会状況に対応するべくさらなる参画と協働を推し進めるための基本方針も改定をされております。

 時代は住民の意識の向上を必要として、市もいつも職員に任せるのではなく、住民もともに地域課題に取り組み、この厳しい社会状況に温かな人間のまちをつくっていかなくてはなりません。そのような意味からも、市民協働という考え方が必要であろうと考えますが、先程のパートナーシップ事業というのは必要ないとのお言葉でございましたが、市民協働についていかなる見解をお持ちなのか、今回謝礼を削除する修正案が出ていますが、単なるボランティアと変わらなくなります。市民を公共サービスの側で使おうとするのは、市民協働という考え方がおわかりでないからなのかと考えますのでお尋ねいたします。

 次に、職務内容に不明が多いとの理由もありました。地区内での調整など一々書けるわけがありません。不明が多いと言っていては、事は進みません。やりながら考えていけばいいのです。そんなことであれば、いつまでたっても市民協働は進まないのです。三木市では多くのボランティアがありますが、市民協働というシステムが遅れています。お隣の小野市では、市民パートナーの先を行く例としてNPO法人がうるおい交流館エクラの管理運営の指定管理を立派にされています。民間のノウハウで経費節減をされています。三木市では、まちおこし系のNPO第1号が先日に認証されたばかりでありますが、こうしたNPO法人や市民がもっとまちづくりのために活動し、より地域に密着した柔軟な運営ができ、経費節減につながるものではないかと考えます。

 そうした市民活動を抑制するような今回の修正は、時代に逆行しているように考えます。市民から負託を受けている議員の意識が、市民からすればこういった逆行した考え方は御理解を得られるとは思えません。市民パートナー事業にあくまで反対されるのか、市民の力ではできないということなのか、そういった理由をお示しください。

 次に、市民パートナー事業に上がっている地域での活動や市民協議会の事務局運営の支援は、住民自治の上からも職員でなくてもできると考えます。厳しい財政状況の中、費用対効果の上からも職員がすべての市民サービスをすべきなのかどうか改めてお尋ねします。

 次に、1款総務費、1項総務管理費、9目企画費、18節備品購入費500万円の、また13節委託費の(仮称)ふれあいバス事業についてお尋ねします。

 そもそも、市民の足については長年の懸案でありました。私は平成11年、初当選した後の6月の初議会から質問した事項であります。同僚議員とともに質問を続けた結果、平成14年度には各地域で住民検討会を立ち上げるという御答弁をいただき、平成15年度から市の主導で住民による地域交通検討協議会が開かれ、地域の皆様の御努力、御意見をもとに平成18年2月からみっきぃバスが運行されました。あれから3年たちましたが、今よりもなおきめ細かな交通の足を望む声は各種アンケートでも明らかであります。そのため、(仮称)ふれあいバス事業は、みっきぃバスの及ばない地域を住民の力で運営するよう各地区に1台を置き、市民協議会やNPOなど運営方法等、地域の合意がとられたところから配置すると聞いています。初年度末2地区2台分として予算計上されているものです。もちろん、不測の事故の御心配もあろうかと推測します。しかし、事故は社協の福祉有償バスや老人会高齢者大学の無償バスでも起こり得ます。そのためにどのバスでも保険に入り、整備もされていると考えます。その費用は市が持つとも聞いておりますし、また運転手も委託で一部補助されると聞いております。

 そこで、先程市行政がすべて積算し、事業化するというような御答弁がございましたが、そういう時代は終わっていると思います。市だけでなく地域とともにやっていけるとの期待から、市も予算計上をされていると思います。先程の運輸上法規で抵触の懸念があるというようなことも言われましたが、私ども自由が丘のまちづくり協議会環境部会では、そういったことも踏まえて試行バスというのを2回実行させていただきましたが、抵触はいたしておりませんでした。クリアができる方法があると考えております。そういったことを地域に合った地域の方法で予算計上をしていく、そしてその中でしっかりと資金を地域の力で集めて運営をしていく、こういったふうに運営すると私は考えております。

 先程の穂積議員の提案理由は、こういった考えから合理的理由とは考えられません。私たちは10年待ったんです。またさらに10年を待つのは、もう高齢者の方は悲鳴を上げているんです。そういったことをお考えになるときに、できてから予算計上すればいい、そのようなお考えはいつまでたってもできないということではないでしょうか。

 次に、今回の修正はルールができてから予算計上すればいいということでしょう。けれども、先程同僚議員もありましたように、計上されているからこそ真剣に検討協議できるのであります。そもそも穂積議員を含む公政会は、まず事業をするに当たって当初予算で上げるべきだといつも言われているではありませんか。当初からわかっている事業は、額の多寡にこだわらず上げよと言われております。削れとは、これは自語相違ではないでしょうか。日ごろの主張と違うことを言われるのは、なぜなのでしょうか。自由が丘ではこういった実験もしてまいりました。私どもはしっかりと地域の中でこういった話し合いを真剣にしてやっていきたい、このように考えているものでございます。

 また、3つ目に世界に例を見ないほどのスピードで進む高齢社会、三木市では昨年12月現在で23.7%の高齢化率でございます。市民の約4分の1が高齢者であり、そのうちの交通弱者のきめ細かな交通手段について、発案者は対案もなく削除と修正されていますが、市民生活に密着しかつ三木市の活性化を阻む交通の不便さを解消するのにどのようなビジョンをお持ち合わせなのか教えていただきたいと思います。

 発議者御本人は自在に車を乗られていますが、交通不便者にとっては三木市では生活できなくなるとまで思われています。市議として責任あるビジョンなり、実行し得る対案をお示しいただきたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 立石議員の質問にお答えします。

 その前に1点、先程追加議案のことに関して御発言されましたが、それは今の段階では言葉にすべき言葉ではないと私は考えますので、その点慎重にお話ししていただきたいと、そのように考えます。

 まず、通告に基づきましてお答えさせていただきます。

 まず、1つ目の先程の大西議員と同じ質問なんですが、その答えに関しましては大西議員にお答えさせていただきましたとおりでございますので、御了承いただきたいと思います。

 2つ目の市民協働についての見解を問うということでございますが、私は市民参画、市民協働については非常に今後市の行政を行う上で大事なことだとそのように認識しております。ただ、市民参画、市民協働というものを考えるときに、やはり一番大事なのは市民が本当にこのような形で行政でやっていただいたらありがたい、また行政としては市民の皆様からいろんな御意見を聞いて、市民が生活しやすい、また豊かな生活ができるそういったことをお互いが話し合った中で、検討した中で一つの結論に導いていく、それが理想の姿だと、そのように思っております。

 2つ目の厳しい財政状況の中、職員がすべての市民サービスをすべきなのかという御質問でございますが、私は市職員が各々の職責に応じて市民サービスを提供するものと理解しております。

 3つ目の御質問の中のふれあいバスの意義をどう認識され、なぜ修正されているのかという件につきましては、先程2つ目の、予算計上された上で初めて地区で検討でき、当初予算ですべきと言われているのではないかという件ですが、先程加岳井議員にもお答えしたとおりでございます。

 そして、3つ目の急速な高齢社会の交通弱者のきめ細かな交通手段の提案についてという御質問ですが、我々は提案に対する審査はいたしますが、提案する立場にございません。それはよく御存じなことかと思います。また、2つ目の予算計上され、しないといつまでたってもできないということでしたが、これは議会がするのではなくて当局のほうが脈々と進めていく、そのようなものであると思いますので、当局側がやはりこういった施策に対してはスピードをもってやるべきかと、そのように解釈しております。



◆13番(立石豊子議員) 議長、13番。



○議長(生友正章) 13番、立石豊子議員。



◆13番(立石豊子議員) お答えありがとうございました。

 今、私は大西議員プラスアルファ委員長の姿勢として議会の発言をこういうふうに、舌の根も乾かないうちに反対のことをされる、そういった議員の姿勢をお聞きしているのです。そういった議会の発言を余りに軽視した姿勢をあなたの姿勢と考えてよろしいのかどうか、それをお聞きしているので、その答えをいただきたいと思います。

 それから、市民協働ということ、必要だとお考えだとは思いますが、先程の御答弁では、全く市民協働というお考えが御理解されていないように思います。それは、行政はこの限られた社会、厳しい財政の中ですべての市民サービスができるわけがありません。夕張のあれを見ても歴然です。市民が、市民の意識がしっかりと変わっていく中で、市も行政も変わっていく。行政に何かをしていただいて、市民がそれに乗る時代ではないんですよ。ともに考えて、ともにまちをつくっていく、そういう状況が今環境的にも、経済的にもそういう社会なんです。それを御理解されていないような御答弁で、私は三木市の市議としての意識に失望をいたしました。

 しかし、ビジョンがないとも言われましたね。ビジョンというのは、市会議員としてこの三木市の活性化を抑制している交通の足というものを考えていない。審査する立場で提案する立場でないと今おっしゃいましたけれども、そういったことを本当に市民の前で言えるんでしょうか。削除をすべきだとどれほどの覚悟で言われているのか、そういったところを見たいわけであります、お聞きしたいわけであります。そういった交通弱者に対してこの10年来、私は本当に自由が丘、また広野の奥、そういったところの交通弱者の方々の御意見をお聞きしまして、年々歳々年をとられている。そういったことに市に全部していただいて、そしてまた住民がそれに乗っていく、そういったものではないと思うんです。そのために自由が丘のまちづくり協議会でも、5年のうち3年は住民の足について話し合ったわけでございます。私どもは、全く何もなくて予算計上しているとは思われません。そういったバスを望む声が、機運が高まっているからこそ市も予算計上されているのではないか。その中でまた新たに、具体的に自由が丘なら自由が丘、その地区ならその地区に合ったそういう運営方法を考えていこう、自立した住民の意識のもとに運営していこうと、そういったことを市とともに一緒に考える、そういったことを進めるための私はこの2台500万円だと考えているわけでございます。本当に提案がない、提案をする立場にない、思いのたけがそこにないということがよくわかりました。

 市民協働という立場は時代の流れであります。この三木市は、300ぐらいボランティアグループありますが、本当にNPOが10もありません。ほとんど福祉系のNPOでございます。まちおこし系のNPOは一つしかないんです。そういった市民協働という遅れた三木市を立て直すには、役所だけではだめなんです。そういった住民が意識に立って考えていく、そのようなことをいつ聞かれても、私は市会議員であれば市民協働に対するビジョン、またパートナーシップに対するビジョン、交通に対するビジョン、そういったものが即座に答えが返ってこない。これは先日も申し上げましたけれども、ただ単なる修正のこの予算、この動議だけの問題ではなくて、本当の意味の議論を市民の前で繰り広げないと私はいけないと思いますので、再度お聞きいたします。

 第1点の委員長報告の件とそれから市民協働について、それからパートナーシップで費用をなくすことについては、ただ単なるボランティアになります。市民協働活動を退行させるようなことになりますので、その点全く納得がいきません。もっと説得力のあるそういったお答えをいただきたいと思います。

 以上です。



◆6番(穂積豊彦議員) 議長、6番。



○議長(生友正章) 6番、穂積豊彦議員。

     〔6番穂積豊彦議員登壇〕



◆6番(穂積豊彦議員) 立石議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。

 まず1点目、午前中に行われました総務文教常任委員会の答弁で、私委員長が皆様にお願いしますと言った中で修正を出されることに対しては議会軽視ではないかと、そのような御質問があったと、よろしいでしょうか。その件につきましては、決して議会軽視というのがこの議員の20名おる中でそういった人は一人もいらっしゃりません。私はそのように考えております。先程来お答えしておりますように、やはり委員長という立場でございますと、私の委員長としての気持ちが常任委員会に反映されないケースもございます。そういう意味をもちましても、委員会報告というのは委員長としての責務と考えております。それと、立石議員が思われる委員長の報告とこの修正案に非常に矛盾を感じるということでしたが、私は矛盾とは考えておりません。

 2つ目に市民協働についての件でしたが、先程立石議員が言われましたともに考えともにつくっていく、私はこういう考え方でお話ししたつもりではございますが、言葉足らずであったのか、あるいは私の言葉と立石議員の言葉が違うというだけと解釈しております。

 それとあと、パートナー制のことでございましたが、先程提案させていただきました折説明をしましたが、市民パートナー制度の導入に伴い市民パートナー謝礼として100万円を計上されておりますが、市民パートナーの職務内容や責任の所在など不明点が多く、まだまだ多くの検討課題が残っており、公共サービスの向上につながるのか疑問であることからこの謝礼を削除するものでありますというふうに説明しておりますので、その点御理解いただきたいと思います。



○議長(生友正章) 13番、立石豊子議員。



◆13番(立石豊子議員) 今お答えをいただきましたが、文は人なりという言葉もございます。そういったことを申し上げるならば、委員長報告は副委員長が読むべきである、そのようなことを私は思います。委員長の責務として代読しただけ、だれの代読ですか、だれがつくった文章ですか。事務局といえども、正副委員長がつくったというようなことで言われているんじゃないんですか。そういったことを思うとき、その議会での発言の重さを身にしみて感じていただきたいとこのように、これはもう要望にしておきます。

 それから、細かいことが、職務が不明だとか責任がどうだとかというようなことが発言がございましたけれども、小野のエクラとか立派にやってらっしゃることを見に行かれたことが多分あるでしょう。ないんですか。それは勉強不足です。本当に世の中もっともっと見ていただいて、立派にやっているところがいっぱいございます。一々一々その職務の細かいところまで、その事業その事業の細かいところまで書けませんが、大まか、住民との調整でしっかり市民サービスの向上していく、そういった内容に即した内容でございます。議会の場でそういったことを、本当に不勉強なことを私は申し上げたくないですが、やはり答弁されるからにはそういったこともお勉強していただきまして、これからパートナーシップ、市民パートナー事業というのは本当に県でも進めて、もう平成11年、12年その辺から進められている事業が、三木市がいかに遅れているかということを考えていただきたい、このような思いでいっぱいでございます。

 また、市民ふれあいバスにおきましても、人ごとのような、三木市の活性化を批判、批評家のようなことでするのではなくて、しっかりと今まで私たち自由が丘でもそのバス交通についていろいろコンサルを入れて住民の皆さんとともに考えてきたこと、本当に市とともに考えてきたこと、それを何とか実現できないのか、そういった思いでしていることをしっかりと心で受けとめていただきたいと思います。

 もう、以上で質問は終わります。



○議長(生友正章) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論については通告がありませんので、これを終結いたします。

 これより修正案の採決に入ります。

 まず、第10号議案、三木市市民福祉年金条例の一部を改正する条例の制定についてに対する修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(生友正章) 起立多数であります。よって、本修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。

 お諮りいたします。

 修正部分を除く部分については原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。

 次に、第24号議案、平成21年度三木市一般会計予算に対する修正案について起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(生友正章) 起立多数であります。よって、本修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。

 お諮りいたします。

 修正部分を除く部分については原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま修正議決いたしました以外の議案の討論に入ります。

 討論の通告がありますので、発言を許します。

 27番、黒嶋妙子議員。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。

     〔27番黒嶋妙子議員登壇〕



◆27番(黒嶋妙子議員) 私は、ただいま上程されています議案のうち第2号議案、三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定について、第11号議案、三木市重度心身障害者(児)介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、第12号議案、三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について及び第25号議案、平成21年度三木市国民健康保険特別会計予算の4件について反対討論を行います。

 まず、地域拠点ささえあい基金条例についてでありますが、これは市内公共施設の使用料を有料化するのに伴い、公民館と三木南交流センターの使用者から納付された使用料を積み立てる基金を設け、公民館等の機能を維持向上させるための経費にしようとするものであります。

 公民館の使用料は、平成14年度から有料化されましたが、平成19年度から無料になりました。今年4月から再び有料化されようとしております。無料にして2年しかたっていないのに、財政が厳しいと再び有料化する理由に、使用料を維持補修の経費に充てると説明されています。同じように都市計画税は目的税として市街化区域の土地、建物に賦課されておりますが、一般財源として歳入に計上されています。使用料も同じく一般財源であります。維持補修の経費は使用料収入だけでは不足することが予想され、一般財源からの支出が必要になること、使用料収入の額は会計上も明確であることから、わざわざ基金をつくって積み立てる必要はないものと考えます。

 次に、第12号議案と第13号議案は、兵庫県の新行財政構造改革に伴い、介護手当や医療費の助成を削減するものであります。重度心身障害者介護手当助成条例の一部改正は、65歳未満の6カ月以上寝たきりの重度の障害者を介護している者を対象者として過去1年間に介護保険や自立支援サービスを受けなかった者に限定し、所得制限を世帯単位に変更して市民税非課税世帯とするなど、対象を狭めるとともに、支給額を年12万円から10万円に引き下げようとするものであります。これにより、対象者は73人から7人になります。その支給額は、365万円減額になるのであります。介護手当の削減に反対いたします。

 福祉医療費助成条例の改正についてでありますが、高齢者医療費助成事業については、助成対象を低所得者に限定するもので、65歳から69歳のうち対象者49%から7%にまで大きく縮小されることになります。重度障害者につきましては所得制限を設け、一部負担金の見直しを行うものであります。乳幼児等医療費助成事業では、重度障害者に準拠し、均衡を図るということで所得制限を厳しくし、一部負担金の見直しが行われています。それぞれ現行制度の対象者で、新たな所得制限の基準を上回るものについては2年間の経過措置が設けられていますが、2年後には高齢者で受給者2,324人のうち対象外となる人が1,853名、重度障害者で713名のうち63名、高齢重度障害者で受給者810名のうち72名、乳幼児等で受給者5,667名のうち498名が影響を受けるものと推定されています。また、金額につきましては、母子家庭等53万円の増となるものの高齢者が7,300万円、重度障害者が1,000万円、高齢重度障害者は740万円、乳幼児等が1,950万円それぞれ減額になるとされています。このような福祉医療費助成制度の改悪に反対するものです。

 次に、平成21年度三木市国民健康保険特別会計予算についてであります。

 国民健康保険の加入世帯の収入は、組合健康保険などのような被用者保険と比べて低い人が多く、また国民健康保険税は収入に比べて高いため、負担能力を超えており、滞納者も増えています。命のとりでであるべき国民健康保険が、1984年の国保法の改悪で国民健康保険への国庫負担率が医療費の45%から38.5%に削減され、その後も事務費や保険税軽減措置などへの国の財政支出が廃止、削減されてきました。その結果、市町村国保の総収入に当たる国庫支出は、84年の49.8%から2005年度は30.4%に減っています。同時期に1人当たりの保険税は、3万9,000円から8万円へ2倍以上となりました。まさに国庫負担の削減と表裏一体で保険税の引き上げが進んだのであります。

 またこの間、失業者や非正規労働者の国民健康保険に加入増や自営業者の経営難も増えています。国庫負担の削減による財政悪化と加入者の貧困化が相まって保険税が高くなり、滞納者が増え、財政が悪化するという悪循環が拡大しております。国庫負担を計画的に以前の水準に戻し、だれもが払える国民健康保険税にするとともに、低所得者への減額、免除制度を拡充し、保険税の算定方式を見直すなど、所得に応じた国民健康保険税にすること。生活困窮者からの保険証取り上げはやめることを求めまして、私の反対討論といたします。



○議長(生友正章) 以上で通告による発言は終わりましたので、これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、第2号議案、三木市地域拠点ささえあい基金条例の制定についてを起立により採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(生友正章) 起立少数であります。よって、第2号議案は否決されました。

 次に、第11号議案、三木市重度心身障害者(児)介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、第12号議案、三木市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、第25号議案、平成21年度三木市国民健康保険特別会計予算の以上3件を一括して起立により採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(生友正章) 起立多数であります。よって、第11号議案、第12号議案、第25号議案は原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま議決されました議案を除く全議案25件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。

               ──────◇◇──────



△日程第33 第39号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて から 日程第47 第53号議案 平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号) まで



○議長(生友正章) 次に、日程第33、第39号議案、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてから日程第47、第53号議案、平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上15件を一括して議題といたします。

 市長より提案理由の説明を求めます。

     〔市長藪本吉秀登壇〕



◎市長(藪本吉秀) ただいま上程されました議案につきまして御説明を申し上げます。

 まず、第39号議案、教育委員会委員の任命につきましては、この度山崎啓治氏から3月31日をもって辞職する旨の申し出がありましたので、その後任として新たに松本明紀氏を委員として任命するにつきまして、法律の定めるところにより議会の同意を求めるものであります。

 次に、第40号議案、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、職員の給与カットはこの度の行財政改革プランの中で病院の経営改善、市民の皆様への負担とともにその大きな一翼をなすものであり、これらのいずれかが欠けると、後の年度になってもっと大きな改革が必要となり、市民生活や職員生活により大きな影響が出てまいります。特に、総務省に提出した病院の経営改革プランにおいて、人件費のカットはその中核をなすものであり、これができないと病院の改革は絵にかいたもちに終わり、経営の破綻、ひいては小野との統合病院への道が閉ざされるという結果になります。

 また、この度の改革は、市民の皆様にも負担を求めており、市民の皆様と市職員との負担のバランスや、さらには市内の民間企業において経営が悪化する中で市職員の給与水準が単純比較で7ないし9%、ラスパイレス指数による比較で15ないし20%高いことから、並びに今後の財政事情を勘案し、地方公務員法第24条第3項を根拠に減額しようとするものであります。削減率については、当初一律7%と考えておりましたが、組合と7回の協議を重ねる中、その職責に応じて6%から8%の傾斜を設けた削減率といたしております。実施期間につきましても、当初は平成21年4月からの5カ年の実施と考えておりましたが、毎年度労使で協議することとし、当面は1年間の期限として上程いたしております。

 次に、第41号議案、職員の勤務時間等に関する条例の一部改正につきましては、国家公務員に係る一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の改正に準じてこの4月1日より職員の1週間の勤務時間を38時間45分に改め、基本的な勤務時間は午前8時30分から午後の5時となります。現行より15分の短縮となりますが、窓口における市民の皆様への対応につきまして、今後周知に努めるとともに混乱が生じないように対応してまいります。

 さらには、職員が裁判員として裁判所等に出頭する場合に特別休暇を付与することができるようにするものであります。

 次に、第42号議案、三木市税条例等の一部改正につきましては、地方税法の改正により個人市民税における住宅ローン特別控除が創設されるとともに、土地に係る固定資産税の負担軽減措置が延長されることなどに伴い、関係規定を整備するものであります。

 次に、第43号議案、三木市都市計画税条例の一部改正につきましては、地方税法の改正により土地に係る都市計画税の負担軽減措置が延長されることなどに伴い、関係規定を整備するものであります。

 次に、第44号議案、三木市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、地方税法施行令の改正に伴い、国民健康保険税の介護納付金に係る賦課限度額等を改めるものであります。

 次に、第45号議案、農作物共済に係る危険段階基準共済掛金率の設定につきましては、国の農作物共済掛金率の改定に伴い、平成21年度以降における旧吉川町区域の危険段階基準共済掛金率を設定するに当たり、危険段階の数及び危険指数の設定方法を定めることについて、国の通知に基づき議会の議決を求めるものであります。

 次に、第46号議案から第53号議案までは、職員の給料月額の削減に伴い、平成21年度各会計予算を補正するものであります。

 以上でただいま提案いたしました議案についての説明を終わります。どうか慎重なる御審議によりまして、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(生友正章) ただいま議題としております議案のうち第39号議案、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意人事に関する案件でありますので、この際議事の順序を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、採決に入ります。

 第39号議案、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。

 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、第39号議案はこれに同意することに決定いたしました。

 次に、第40号議案から第53号議案までの14件に対してこれより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 質疑なしと認めます。

 ただいま議題といたしております第40号議案、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから第53号議案、平成21年度三木市下水道事業会計補正予算(第1号)までの以上14件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

         〔午後4時2分 休憩〕

               ──────◇◇──────

         〔午後5時55分 再開〕



○議長(生友正章) ただいまより会議を再開いたします。

 休憩前に引き続き議事を継続いたします。

 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

         〔午後5時55分 延刻〕

 ただいま議題といたしております第40号議案から第53号議案の以上14件について、各常任委員長からそれぞれ委員会の審査報告書が提出されておりますので、委員長報告は会議規則第38条第3項の規定により省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告は省略することに決しました。

 委員会の審査報告書を事務局次長から朗読いたします。

     〔事務局次長朗読〕



○議長(生友正章) これより委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑については通告がありませんので、これを終結いたします。



◆27番(黒嶋妙子議員) 議長、27番。



○議長(生友正章) 27番、黒嶋妙子議員。



◆27番(黒嶋妙子議員) 動議を提出いたします。

 ただいま議題となっております第40号議案及び第46号議案から第53号議案は、さらなる審査を要するものと思われます。したがって、委員会での再付託と継続審査をあわせて求めます。

 以上です。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

     〔13番立石豊子議員「同じことや」と呼ぶ〕



○議長(生友正章) ただいま黒嶋妙子議員から第40号議案及び第46号議案から第53号議案について委員会への再付託と継続審査をすることの動議が提出されました。

 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたします。

 第40号議案及び第46号議案から第53号議案について委員会への再付託と継続審査をすることの動議を議題として採決いたします。

 この採決は起立により行います。

 この動議のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(生友正章) 起立多数であります。よって、第40号議案及び第46号議案から第53号議案について委員会へ再付託と継続審査をすることの動議は可決されました。

 次に、ただいま継続審査となりました議案を除く5件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

               ──────◇◇──────



△日程第48 議員提出議案第1号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(生友正章) 次に、日程第48、議員提出議案第1号、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題といたしております議員提出議案第1号は、各派共同提案でありますので、議事の順序を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認め、これより議員提出議案第1号を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。

               ──────◇◇──────



△日程第49 意見書案第1号 共同労働の協同組合法(仮称)の早期制定を求める意見書



○議長(生友正章) 次に、日程第49、意見書案第1号、共同労働の協同組合法(仮称)の早期制定を求める意見書を議題といたします。

 意見書案第1号はお手元に配付いたしましたとおりであります。

 お諮りいたします。

 本案は、各派共同提案でありますので、議事の順序を省略して直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認め、これより意見書案第1号を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号、共同労働の協同組合法(仮称)の早期制定を求める意見書は原案のとおり可決されました。

               ──────◇◇──────



△日程第50 閉会中の継続審査の件



○議長(生友正章) 日程第50、閉会中の継続審査の件を議題といたします。

 総務文教常任委員長より、請願第2号、米軍への思いやり予算廃止の意見書採択を求める請願については、審査が終わっていないため、会議規則第101条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 請願第2号については、総務文教常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決して御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

               ──────◇◇──────



△日程第51 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件



○議長(生友正章) 次に、日程第51、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件を議題といたします。

 各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、会議規則第95条の規定により、お手元に配付いたしております調査事項一覧表のとおり、閉会中継続調査したい旨、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出がありました。

 お諮りいたします。

 各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに決して御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。

 以上で本日の日程は終わりました。

 今期定例会に提出されました案件は、ただいま全部議了いたしました。

               ──────◇◇──────



△教育長あいさつ



○議長(生友正章) この際、教育長からごあいさつがございます。

     〔教育長山崎啓治登壇〕



◎教育長(山崎啓治) 失礼いたします。

 第12代の三木市教育長を辞するに当たりまして、ここ三木市議会本会議場においてごあいさつの機会を与えていただきましたことを議長を初め議員の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。

 去る平成19年4月1日に三木市教育長を拝命いたしまして、今日まで短い2年間でしたけれども、自己を磨きみんなと生きる、自分の人生の得意わざを見つけ、磨き、かつ主権者の一人としてみんなとともに生きる、この教育の持つ2つの機能の完遂を目指して、市民こぞって学びの楽しさが享受できる条件整備をと意気込みました。ところが、大きな事件、事故に遭遇する中、自分の土俵では相撲のとれない力士のようになり、志半ばで教育行政の最高責任者としてけじめをつけねばと思い、今日を迎えました。

 教育長がだれであれ、事件、事故は神のみぞ知るめぐり会いと思えば、私の役目はとうとうと流れる三木市の教育行政の歴史を分断、遮断することなく、時と時ののり代をくっつける接着剤にはなり得たかなと思っております。このように思える私は、事件、事故後も議員各位を初めとして多くの教育関係者、市民の皆さんの御支援のあったたまものとお礼を申し上げます。

 教育は、国家百年の計と言われますが、激変する世の中では10分の1に短縮して、教育は国家十年の計としてみても、教育こそ三木市の存亡を占う重要な営みです。今後のことは後任の教育長に託して、さらなる三木市教育の発展となるように期待します。

 終わりに、議員各位を初め市民の皆さんの御健康と御活躍を祈念し、十分その意を尽くしませんが退任のあいさつといたします。ありがとうございました。

               ──────◇◇──────



△市長閉会あいさつ



○議長(生友正章) 次に、市長のごあいさつがございます。

     〔市長藪本吉秀登壇〕



◎市長(藪本吉秀) この度の定例市議会は、去る2月27日の開会以来、32日間の長きにわたり平成21年度当初予算を初め今後の市政運営の根幹となる多数の重要案件について御審議をいただきました。

 議員の皆様におかれましては、終始御精励を賜り、本会議並びに各常任委員会においてそれぞれ慎重なる御審議を尽くされましたことに対しまして、敬意を表する次第でございます。

 しかしながら、提案いたしました条例並びに新年度予算の一部につきましては反対多数という結果で、一部の条例の修正、否決や継続、予算の一部削除修正などという事態になりました。

 折しも、三木市においては、昨年秋に財政危機宣言を発し、何も改革をしなければ5年先に財政的に破綻するという事態を避けるべく、向こう5年間を期限目標とした新たな行財政改革プランを練り上げました。あわせて、市民の皆様の暮らしを守るべく、緊急経済雇用対策にも喫緊の課題として対応しなければなりません。そうした意味でこの3月議会は、増え続ける行政課題を乗り越える将来の三木市の存亡をかけた、まさに正念場を迎えたときでありました。

 そして、ピンチに対応するための発想の転換が必要なときだからこそ、次の時代に羽ばたくために生まれ変わるチャンスにし、新たな姿を生み出していく機会でもありました。そこで、まちづくりの再構築に取り組むべく、1つには財政を立て直すための取り組み、2つには市民協働の仕組みづくり、そして3つ目には産業や共生社会の推進という3つの切り口において議会に提案をしてまいりました。

 まず、1つ目の財政を立て直すための取り組みにおいては、給与カット条例が継続審議となり、この4月からスタートを切ることができなくなりました。職員の給与カットが早期に実現できない中、市民の皆様へだけの負担やしわ寄せが先行することは、改革を実現していく上でのバランスを大きく欠くものであり、市民の皆様に御納得いただけるものではありません。

 あわせて、病院の人件費のカットもできないことから、病院の経営改革プランの実現も困難となります。また、このままの審議が継続という中途半端な状況が続きますと、一般会計においては、平成23年度には基金の現金残高が底をつき、平成25年度にはそれが35億円となり、三木市が再生団体に転落する寸前の状態となります。したがって、給与カット条例が議決されるまでは、当初予定いたしておりました病院会計への長期貸付けを行うことは、残念ながら断念せざるを得ません。その結果、三木市民病院は、不良債務比率、いわゆる資金ショート比率が20%を超えることが5月の決算段階で確定し、その結果、経営健全化病院に陥ります。したがって、6月市議会において、人件費カットも含めた経営健全化計画を議会の御判断や御責任において決定していただくことと相なります。

 さらには、職員の給与カットができない状態においては、この条例の継続が長引きますと、市民の皆様には誠に申しわけございませんが、下水道料金や国民健康保険税も引き上げざるを得ない状況に追い込まれかねません。したがって、一刻も早い給与カット条例の議決を強く求めるものであります。

 一方、三木市市民福祉年金条例の一部改正の一部修正につきましては、支給対象者を従前のとおりとする修正がございました。既に県内の11の市が制度を廃止し、12の市が障害の程度などによる制限を設け、何ら制限を設けずに支給していますのは、三木市以外では県内29市のうち5つの市のみとなっております。また、三木市の今回の改正は、障害の程度に応じて支給するものであり、一挙にすべてを廃止してしまうものではございません。さらには、三木市においては、はばたきの丘の設置や障害のある方の就労支援による雇用の確保、また3人のコーディネーターによる切れ目のない生活支援など新たな障害福祉サービス等の充実に取り組み、福祉サービスの質的転換を図っているところであり、市民福祉年金制度の見直しは不可欠なものでございます。

 このことは、先の常任委員会においても十分に御説明を申し上げたにもかかわらずお聞き入れいただけなかったことは、誠に残念でございます。反対されました議員の方々にはさらなる御理解を求め、6月市議会に再度提案させていただきたいと存じます。

 次に、2つ目の市民協働の仕組みづくりのうち、市民の皆様に御負担いただく公民館の使用料をその修繕に充てるべく提案いたしました地域拠点ささえあい基金条例は、積立額が少ないことなどから否決。また、まちづくりをより市民の皆様の視点で企画立案していただくべく提案した市民パートナー制度の予算については、職務内容等に不明点が多いことなどから全額削除。さらには、公共交通の空白地域を埋めるため、地域の皆様による(仮称)地域ふれあいバスの仕組みを創設することについても、運営組織やルールづくりがこれからとなり、当初予算の必要性はないとの理由で予算の全額を削除されました。

 市民のボランティア活動が各方面において活発化し、市内の10の地域において、その進捗にこそ差はありますが、市民協議会という新たなまちづくりの核となる動きが市民主導で盛り上がりつつあります。市民パートナーは、より地域課題に的確に職員とともに対応していく上での企画立案などを職務内容として御提案し、資料も提出した上で何度も十分なる説明をさせていただいており、職務内容が不明な点が多いとの指摘は的を射ないものと考えます。このことは、新たなまちづくりの芽を摘むことにもなり、その趣旨を御理解いただけなかったことは誠に遺憾であります。

 特に、地域ふれあいバスについては、高齢化社会の中で住みよい三木を実現するために、市民アンケートの回答においても、地域交通についての整備を求められる声が多く寄せられています。地域交通の実現は、これからますます必要となってくるコミュニティづくりには必要不可欠なものであり、当初より予算を計上し、緊急に取りかかるべきものです。予算がない中で、どのようにしてルールづくりをせよと言われるのか、私には理解ができません。その取り組みにすら取りかかれない中では、市民ニーズにスピーディーに対応することができず、市民主導のまちづくりの道を閉ざしてしまうことにもなりかねません。

 また、地域の方々自らが地域の移動手段を確保するもので、市としては運営組織を支援するものであり、さらには無償での運行であることから、道路運送法に抵触するものでもございません。反対を表明された議員の方々には、市民の皆様の地域交通の確保についてどのようにお考えであるのか、お教えをいただきたいものでございます。

 したがって、市民パートナーや地域ふれあいバスなど市民協働の仕組みづくり、仕掛けづくりにつきまして関係する事項につきましては、6月市議会で再度提案いたします。

 最後に3つ目の切り口として、産業や共生社会の推進については、それぞれの施策に対しても賛意も経る中で、その結果この分野においてはすべての提案を承認いただくことができましたことにつきまして、改めて御礼を申し上げます。

 いずれにしましても、予想だにしない厳しい時代に立ち向かうに当たり、市民の皆様の生活をどう守っていくか、市と市議会とが真剣に取り組まなければならない、その真価が今ほど問われているときはないと考えます。市民の皆様にも、これまでに経験のないような負担の増をお願いした当初予算がスタートを切ります。市民の皆様と行政とそして市議会とが手を組み、足並みをそろえて力を合わせてこそ乗り切ることのできる、その厳しい時代の幕あけです。それにもかかわらず、市議会議員の報酬については10%のカットをされながら、改革の大きな一翼を担う職員給与カット条例の継続審議は、行政と市議会の一部との足並みが改革のスタート時点からそろわず、厳しい時代の幕あけとしては大いなる不安を市民の皆様に抱かせる結果となりました。

 本議会でお示しした平成21年度施政方針、各条例、予算は、その厳しい時代を乗り切るための航海図であり、市民の皆様と行政と市議会とがそれぞれの力を合わせるためのまちづくりの設計図でもあります。それらを構成する各施策のどれが欠けても、合わさる力が弱まっていくものであります。したがって、この度の結果にかかわらず、不退転の決意でまちを再生していくことをここにお誓い申し上げまして、閉会のあいさつといたします。

               ──────◇◇──────



△閉会



○議長(生友正章) お諮りいたします。

 これにて閉会して御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(生友正章) 御異議なしと認めます。よって、第296回三木市議会定例会はこれをもって閉会いたします。

         〔午後6時25分 閉会〕

               ──────◇◇──────



△議長閉会あいさつ

 第296回三木市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 今期定例会は、去る2月27日開会以来、32日間の長きにわたりましたが、この間審議されました案件は新年度予算を初め各種条例の制定及び一部改正並びに補正予算など多数に上がり、大変重要な定例会でありました。議員各位には、会議中慎重な御審議をいただき、それぞれ適切、妥当な結論を得て、ここに滞りなく議了できましたことは、市政のため誠に御同慶の至りに存じますとともに、各位の御精励に対しまして衷心より深く感謝を申し上げる次第でございます。

 いよいよ陽春の季節となってまいりましたが、議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意をいただき、市政伸展のためますます御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。



 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





              三木市議会議長     生  友  正  章





              会議録署名議員     武  田  篤  美





              会議録署名議員     初  田     稔