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兵庫県 宝塚市

平成24年第 4回定例会−12月19日-06号




平成24年第 4回定例会

        平成24年第4回宝塚市議会(定例会)会議録(第6日)

1.開  議  平成24年12月19日(水)  午前 9時30分
  閉  会      同  日        午前10時39分

2.出席議員(25名)
       1番 井 上 きよし            14番 中 野   正
       2番 伊 福 義 治            15番 坂 下 賢 治
       3番 大河内 茂 太            16番 石 倉 加代子
       4番 伊 藤 順 一            17番 田 中 こ う
       5番 冨 川 晃太郎            18番 となき 正 勝
       6番 山 本 敬 子            19番 藤 本   誠
       7番 浅 谷 亜 紀            20番 多 田 浩一郎
       8番 大 島 淡紅子            21番 江 原 和 明
       9番 佐 藤 基 裕            22番 藤 岡 和 枝
      10番 大 川 裕 之            24番 北 山 照 昭
      11番 北 野 聡 子            25番 たぶち 静 子
      12番 寺 本 早 苗            26番 草 野 義 雄
      13番 三 宅 浩 二

3.欠席議員
      23番 村 上 正 明

4.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  事務局長      大 前 仁 司       議事調査課係長   麻 尾 篤 宏
  次長        村 上 真 二       議事調査課     辰 巳 満寿美
  議事調査課長    福 井 康 広       議事調査課     松 下 美 紀
  議事調査課係長   益 田 裕 文       議事調査課     春 名 裕 治


5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐
  │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │市長        │中 川 智 子│病院事業管理者   │妙 中 信 之│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │副市長       │山 下   稔│経営統括部長    │山 脇   修│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │理事・病院副事業管理│谷 本 政 博│教育委員会委員長  │田 辺 眞 人│
  │者         │       │          │       │
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │技監・危機管理監  │秋 山   守│教育委員会委員   │脇 舛 訣 子│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │企画経営部長    │上江洲   均│教育長       │井 上 輝 俊│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │市民交流部長    │森 本 操 子│選挙管理委員会委員長│米 谷 宗 久│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │総務部長      │中 西 清 純│代表監査委員    │徳 田 逸 男│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │環境部長      │森   増 夫│農業委員会会長   │古 家   光│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │健康福祉部長    │木 本 丈 志│上下水道事業管理者 │南     隆│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │子ども未来部長   │小 坂 悦 朗│管理部長      │北 芝 芳 己│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │産業文化部長    │山 本   寛│学校教育部長    │高 野   進│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │都市整備部長    │土 取 忠 雄│社会教育部長    │齊 所 澄 雄│
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │都市安全部長    │土 橋 壽 雄│選挙管理委員会   │住 吉   実│
  │          │       │事務局長      │       │
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │消防長       │山 田 茂 樹│監査委員・公平委員会│山 本 幸 男│
  │          │       │事務局長      │       │
  ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤
  │会計管理者     │西 本   宏│農業委員会事務局参事│村 上 淳 一│
  ├──────────┼───────┼──────────┴───────┘
  │行政管理室長    │立 花   誠│
  └──────────┴───────┘

6.議事日程  次ページに記載

7.本日の会議に付議した事件
  ・議事日程分
  ・日程追加分
   決議案第6号 藤本誠議員に対する議員辞職勧告決議(案)の提出について



8.会議のてんまつ
 ── 開 議 午前9時30分 ──
 ───── 開   議 ─────
○江原和明 議長  おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
 直ちに、日程に入ります。
 日程第1、議案第144号から議案第157号まで及び議案第160号の以上15件を一括して議題とします。
△───── 日程第1 ─────
    ……………………………………………
議案第144号 平成24年度宝塚市一般会計補正予算(第6号)
議案第145号 平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)
議案第146号 平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号)
議案第147号 平成24年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第1号)
議案第148号 平成24年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)
議案第149号 平成24年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号)
議案第150号 平成24年度宝塚市特別会計平井財産区補正予算(第1号)
議案第151号 平成24年度宝塚市特別会計山本財産区補正予算(第1号)
議案第152号 平成24年度宝塚市特別会計中筋財産区補正予算(第1号)
議案第153号 平成24年度宝塚市特別会計中山寺財産区補正予算(第1号)
議案第154号 平成24年度宝塚市特別会計米谷財産区補正予算(第1号)
議案第155号 平成24年度宝塚市特別会計川面財産区補正予算(第1号)
議案第156号 平成24年度宝塚市特別会計小浜財産区補正予算(第1号)
議案第157号 平成24年度宝塚市特別会計鹿塩財産区補正予算(第1号)
議案第160号 宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
          (総務常任委員会付託)
    ……………………………………………
○江原和明 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託をして審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
 24番北山総務常任委員会委員長。
◎24番(北山照昭議員) ただいまより、総務常任委員会の審査報告を行います。
 総務常任委員会は、11月19日、11月28日、12月17日に議案審査を行いました。審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。
 議案第144号から議案第157号まで及び議案第160号について、その主な概要を御報告いたします。
 まず、議案第144号平成24年度宝塚市一般会計補正予算(第6号)についてです。
 本議案は、平成24年度宝塚市一般会計の歳入歳出予算の総額に13億1,100万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ687億7,611万6千円とするものです。
 歳出について、増額の主な内容は、時間外勤務手当などの人件費、人事管理事業のアルバイト賃金、地域福祉推進事業、私立保育所助成金、私立保育所保育実施事業、生活保護事業、園芸振興事業の美しい村づくり資金利子補給金などを増額するものです。一方、歳出の減額は、県施行都市計画道路等整備負担金事業及び執行額の確定に伴う執行残などを減額するものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決をいたしました。
 次に、議案第145号、議案第146号及び議案第149号についてですが、これらは内容が関連しますので、一括で審査を行いました。
 まず、議案第145号平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)についてです。本議案は、平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費の歳入歳出予算の総額に、それぞれ3億4,886万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ239億3,489万6千円とするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第146号平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第1号)についてです。本議案は、平成24年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費の歳入歳出予算の総額に、それぞれ69万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億2,279万円とするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第149号平成24年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第1号)についてです。本議案は、平成24年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費の歳入歳出予算の総額に、それぞれ7,564万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ29億5,254万円とするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第147号平成24年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第1号)についてです。本議案は、平成24年度宝塚市特別会計農業共済事業費の歳入歳出予算の総額から、それぞれ105万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,725万円とするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第148号平成24年度宝塚市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)についてです。本議案は、平成24年度宝塚市特別会計介護保険事業費の歳入歳出予算の総額に、それぞれ3,076万6千円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ144億9,654万3千円とするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決いたしました。
 次に、議案第150号から議案第157号までの各財産区補正予算8件については、一括で審査を行いました。これらの補正予算については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、いずれの議案も全員一致で可決しました。
 次に、議員第160号宝塚市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
 本議案は、平成24年5月18日に提出された行政委員会委員報酬調査専門委員からの報告書を受けて、年間の勤務日数の少ない選挙管理委員会委員の報酬を月額支給から日額支給に改めるため、条例の一部を改正しようとするものです。この議案については、市当局からの説明を受けた後、審査の結果、全員一致で可決しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。
○江原和明 議長  委員長の報告は終わりました。
 ただいまから質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で質疑を終結します。
 ただいまから討論に入ります。
 討論はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で討論を終結します。
 ただいまから議案第144号から議案第157号まで及び議案第160号の以上15件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
 本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
 日程第2、請願第17号藤本誠議員の痴漢等の暴力行為に対する謝罪と議員辞職を求める請願を議題とします。
△───── 日程第2 ─────
    ……………………………………………
請願第17号 藤本誠議員の痴漢等の暴力行為に対する謝罪と議員辞職を求める請願
          (総務常任委員会付託)
    ……………………………………………
○江原和明 議長  本件は、地方自治法第117条の規定により19番藤本議員が除斥の対象となりますので、藤本議員の退席を求めます。
    (19番 藤本 誠議員退席)
○江原和明 議長  本件については、さきに総務常任委員会に付託をして審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
 24番北山総務常任委員会委員長。
◎24番(北山照昭議員) ただいまより、請願第17号藤本誠議員の痴漢等の暴力行為に対する謝罪と議員辞職を求める請願について、総務常任委員会の審査報告を行います。
 請願の項目は、1、藤本誠議員が速やかに被害者に対して謝罪等、誠意ある対応を行うよう勧告すること、2、藤本議員に対する議員辞職勧告を決議することです。
 審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付の委員会報告書に記載のとおりです。
 この請願については、代表紹介議員からの説明及び請願者の口頭陳述を受けた後、審査の結果、全員一致で採択しました。
 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。
○江原和明 議長  委員長の報告は終わりました。
 ただいまから質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で質疑を終結します。
 ただいまから討論に入ります。
 討論はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で討論を終結します。
 ただいまから請願第17号藤本誠議員の痴漢等の暴力行為に対する謝罪と議員辞職を求める請願を採決します。
 本件に対する委員長の報告は採択することが適当とするものです。
 本件は採択することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は採択することに決定しました。
 19番藤本議員の入場を求めます。
    (19番 藤本 誠議員入場)
○江原和明 議長  日程第3、議案第159号、議案第161号から議案第163号まで、議案第166号から議案第170号まで、議案第173号及び請願第18号の以上11件を一括して議題とします。
△───── 日程第3 ─────
    ……………………………………………
議案第159号 平成24年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第161号 宝塚市立地域児童育成会条例の一部を改正する条例の制定について
議案第162号 宝塚市療育センター条例の全部を改正する条例の制定について
議案第163号 宝塚市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について
議案第166号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第167号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第168号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第169号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第170号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第173号 社会福祉法人に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議について
請願第18号 「子ども・子育て関連法(新システム)」を実施しないように国に意見書提出を求める請願
          (文教生活常任委員会付託)
    ……………………………………………
○江原和明 議長  本件については、さきに文教生活常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。
 13番三宅文教生活常任委員会委員長。
◎13番(三宅浩二議員) 文教生活常任委員会報告を行います。
 報告は15ページからになります。
 12月定例会では、議案10件、請願1件、計11件を審査いたしました。
 17ページをごらんください。
 まず、議案第159号平成24年度宝塚市病院事業会計補正予算(第2号)についてです。
 議案の概要は、病院事業会計の収益的支出のうち病院事業費用の予定額を1億2,990万6千円増額するもので、主な補正の内容は、医師等の増員と業務量の増加に伴う給与費の増額と、前年度に不足した資産の確定による減価償却費と企業債利息の減額です。
 主な質疑は、まず、地域完結型医療の中核としてどのような医師を確保する必要があると考えているのかとの問いに対して、産婦人科、病理、リハビリテーション科、糖尿病、精神科、放射線治療、神経内科等が充実すれば十分な病院機能が確保できると考える。そのためには10名程度の医師が必要となる。具体的には中期計画の中で進めていきたいとの答弁がありました。
 また、今回の補正は支出の増であるが、収入はよくなっているのかとの問いに対して、外来については院外処方の開始により昨年度の収益を下回るが、薬剤費の減によりトータルの収益はふえる見込みである。入院については、7%から8%収益が増加しており、平成24年度の改革プランの見込み数値は達成する予定であるとの答弁がありました。
 本件については、質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 19ページをごらんください。
 次に、議案第161号宝塚市立地域児童育成会条例の一部を改正する条例の制定についてです。
 議案の概要は、地域児童育成会の育成料の減免について、平成22年度の税制改正における年少扶養控除の廃止及び特定扶養控除の縮減による影響をなくすとともに、所要の整備を行うため、条例の一部を改正するものです。
 本件については、説明で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 20ページをごらんください。
 次に、議案第162号宝塚市療育センター条例の全部を改正する条例の制定についてです。
 議案の概要は、障がい者制度改革推進本部等の検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律が本年4月1日に施行され、児童福祉法が改正されたため、条例の全部を改正するものです。
 主な質疑は、条例の改正により利用者に影響はあるのかとの問いに対して、現在利用している方については制度が変わっても一切変更はない。保育所等訪問支援事業が追加となり、保育所等の場で支援が受けられるようになる。現在は施設からの依頼により訪問し、スタッフへの指導としていたが、直接児童に指導できることになるとの答弁がありました。
 本件については、質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決をいたしました。
 21ページをごらんください。
 次に、議案第163号宝塚市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてです。
 議案の概要は、平成25年度から宝塚市立西谷幼稚園において3歳児保育を実施するとともに、同園における預かり保育の延長時間を現行の30分から最長1時間30分に変更し、西谷地域における幼稚園教育の充実を図るため、条例の一部を改正するものです。
 主な質疑は、西谷幼稚園は市内で唯一の認定こども園である。幼稚園での3年保育が実施されることにより、来年度の保育所機能はどのような在籍数となるのか、待機児童はどうなるのかとの問いに対して、現状では30名の定員に対して34人の予定であるが、5人が幼稚園に移る予定である。29人の在籍となり、待機児童は解消できるとの答弁がありました。
 また、延長時間が5時30分までとなれば利用する児童は何人になる見込みか、また、延長保育の料金はどうなるのかとの問いに対して、現在の延長利用者は1日に2人程度であるが、保育所機能から移る児童もあり5人程度になる見込み。料金については、午前中保育の日は預かり保育の料金が700円、1時間半の延長300円で合計1千円、午後までの保育の日は預かり保育400円、延長300円で合計700円となるとの答弁がありました。
 本件については、質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 23ページをごらんください。
 次に、議案第166号、議案第167号及び議案第168号の公の施設の指定管理者の指定についてです。
 議案の概要は、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの間、議案第166号は宝塚市立地域利用施設高松会館の指定管理者に高松町自治会を、議案第167号は宝塚市立末成集会所の指定管理者に末成町自治会を指定するものです。
 25ページをごらんください。
 議案第168号は、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの間、宝塚市立安倉児童館並びに宝塚市立安倉西身体障害者支援センター及び宝塚市立安倉南身体障害者支援センターの指定管理者に社会福祉法人宝塚市社会福祉協議会を指定するものです。
 以上3件の議案については、選定委員会の評価についてなどの質疑がありましたが、答弁により議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 26ページをごらんください。
 次に、議案第169号公の施設の指定管理者の指定についてです。
 議案の概要は、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの間、宝塚市立養護老人ホーム福寿荘の指定管理者に社会福祉法人晋栄福祉会を指定するものです。
 主な質疑は、指定管理者での運営となることで今後できるようになることはとの問いに対して、介護予防として理学療法士、作業療法士による自立支援プログラムの実施、入所者のボランティア活動参加や他施設のボランティアによる園芸などの取り組み、他施設との交流、夕食時間の変更などとの答弁がありました。
 討論では、非正規雇用をふやすことになる、個人情報や預かり金の管理等、利用者へのサービスに不安があるとの反対討論がありました。
 本件については、賛成多数で可決いたしました。
 28ページをごらんください。
 次に、議案第170号公の施設の指定管理者の指定についてです。
 議案の概要は、平成25年4月1日から平成30年3月31日までの間、宝塚市立高司児童館の指定管理者に社会福祉法人宝塚市社会福祉協議会を指定するものです。
 本件については、質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 29ページをごらんください。
 次に、議案第173号社会福祉法人に関する事務の委託に関する規約の制定に関する協議についてです。
 主な議案の概要は、社会福祉法人の所轄庁権限に係る事務を兵庫県に委託しようとするもので、当該委託に関する規約の制定について協議を行うため、議会の議決を求めるものです。
 本議案は、社会福祉法の一部改正により、県が指導監査等を所管する法人のうち、主たる事務所が市の区域内にあり、事業が当該市の区域を越えないものは、当該市に権限が移譲されることとなる。本市においては12法人が対象となるものであるが、本市で指導監査等を行わず、引き続き県において指導監査等を実施するため、事務を委託するものです。
 主な質疑は、まず、市が監査を行う場合は市内各施設、事務所に対してどのような指導となるのかとの問いに対して、法人本部に対して監査を行うものであり、各施設等については引き続き県の監査対象であるため、間接的な指導となるとの答弁がありました。また、県への事務委託には期限はあるのかとの問いに対して、施設や事務所の監査まで市に移譲されれば、県は受託しないと聞いているとの答弁がありました。また、今後、市で監査を行う準備を始めていく計画はとの問いに対して、単独で実施する他市の状況を見きわめるとともに、県の監査に同行しノウハウを蓄積する、十分な庁内協議も必要であるため、2年後をめどに準備を進めたいとの答弁がありました。
 本件については、質疑で議案の内容について理解をし、全員一致で可決いたしました。
 30ページをごらんください。
 次に、請願第18号「子ども・子育て関連法(新システム)」を実施しないように国に意見書提出を求める請願です。
 請願の概要は、すべての子どもたちの育ちを保障し、国の責任において、保育の質が確保され、より充実した保育制度となるよう国に対し意見書の提出を求めるものです。
 この請願については、質疑の後に、現在の国の状況では意見書の提出先が定まらない。請願者の願意を酌み取り趣旨採択としてはどうかとの動議があり、採決の結果、全員一致で趣旨採択となりました。
 以上で文教生活常任委員会の報告を終わります。
○江原和明 議長  委員長の報告は終わりました。
 ただいまから質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で質疑を終結します。
 ただいまから討論に入ります。
 討論はありませんか。
 18番となき議員。
◆18番(となき正勝議員) 議案第169号公の施設の指定管理者の指定について、日本共産党宝塚市会議員団を代表して反対討論を行います。
 本件は市立養護老人ホーム福寿荘の指定管理者を指定するものですが、今、介護現場では深刻な問題が起きています。低過ぎる賃金、労働基準法さえ守られない雇用条件、高齢者の尊厳を大切にしたいという初心を生かせない労働環境など、労働条件が劣悪です。この問題を放置しては、幾ら人材不足でも介護は雇用を生み出す場にはなりません。
 また、これからの高齢社会を支える介護労働者の確保は、劣悪な条件をそのままに、外国から労働者を連れてくればよいという問題でもありません。
 介護労働者の労働条件の改善は、介護を利用している人の生活と人権を守るためにも極めて重要です。福祉の志を持って介護の現場で働く人たちが次々と燃え尽きていく現状を変え、正当な社会的評価を受けて働けるようにしていくことが求められます。
 本件については、指定管理者選定委員会の評価採点表が委員会に提出されましたが、事業に適した人員及び備品設備等の配置計画となっており適正な管理運営になっているかという項目について、この評価点について確認したところ、非正規職員の割合が高くなっていることが明らかになりました。
 今の介護保険制度では介護報酬が低過ぎるために、事業者は人件費をぎりぎりまで切り詰めざるを得ない状況となっている中で、正規職員が減らされ、不安定で賃金、労働条件もより悪くなる非正規職員がふえているものと考えます。このような介護労働者の実態を改善していくことが行政の責任であるにもかかわらず、劣悪な労働条件を肯定し、市が行う民営化によって非正規雇用の拡大を行うことは許されません。
 また、今回出されています市営住宅の指定管理者指定については、制度そのものが抱える問題点も浮き彫りになっています。
 よって、指定管理者制度導入そのものに反対する立場から、本件については反対の意見を表明して討論といたします。
○江原和明 議長  ほかに討論はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で討論を終結します。
 ただいまから、議案第169号公の施設の指定管理者の指定についてを採決します。
 現在の出席議員は24名です。23番の議員は議場におられません。
 本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。
 本件は可決することに賛成する議員の起立を求めます。
       (賛成者起立)
○江原和明 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。
 1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、16番、19番、20番、22番、24番です。
 起立多数です。したがって、本件は可決することに決定しました。
 次に、議案第159号、議案第161号から議案第163号まで、議案第166号から議案第168号まで、議案第170号及び議案第173号の以上9件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。
 本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
 次に、請願第18号「子ども・子育て関連法(新システム)」を実施しないように国に意見書提出を求める請願を採決します。
 本件に対する委員長の報告は趣旨採択することが適当とするものです。
 本件は趣旨採択することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は趣旨採択することに決定しました。
 日程第4、議案第158号、議案第164号、議案第165号、議案第171号及び議案第172号の以上5件を一括して議題とします。
△───── 日程第4 ─────
    ……………………………………………
議案第158号 平成24年度宝塚市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第164号 宝塚市暴力団の排除の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第165号 宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について
議案第172号 公の施設の指定管理者の指定について
          (産業建設常任委員会付託)
    ……………………………………………
○江原和明 議長  本件については、さきに産業建設常任委員会に付託をして審査が終わっていますので、委員長の報告を求めます。
 8番大島産業建設常任委員会委員長。
◎8番(大島淡紅子議員) それでは、産業建設常任委員会の報告をいたします。
 本委員会は、11月19日、29日に委員会を開会し、付託を受けた5件の議案を審査しました。
 お手元の産業建設常任委員会報告書をごらんください、
 まず、議案第158号平成24年度宝塚市下水道事業会計補正予算についてです。
 本議案は、資本的収入及び支出を23億6千万円増額し、企業債の未償還額の一部について借りかえを行うため、起債の限度額を23億6千万円増額しようとするもの、また、公共下水道維持補修工事に係る債務負担行為の限度額5,355万円を設定するものです。
 主な質疑ですが、まず、借りかえの妥当性についての論点では、今回の借りかえを行えば平成25年度中に下水道事業会計の手元資金が枯渇する可能性はなくなるのかとの問いに対し、今回の借りかえにより、平成25年度中のキャッシュフローは乗り切れる。しかし、平成26年度以降の資金繰りは厳しいものになると想定しているとの説明を受けています。
 次に、債務負担行為の妥当性についての論点では、公共下水道維持補修工事の入札において債務負担行為を設定する必要はあるのかとの問いに対し、ダンピングや品質劣化を防止するために、最低制限価格を設定して入札を執行することを全庁的に進めている。平成25年度開始前に入札を執行するためには、債務負担行為を設定する必要があるとの説明を受けています。
 採決の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第164号宝塚市暴力団の排除の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
 本議案は、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の改正に伴い、同法を引用している条例の規定を整備するものです。
 市内に暴力団事務所ができたと聞いているが、その後何か動きはあるのかとの質疑に対して、宝塚警察署からは、暴力団事務所でなく連絡所であり、現在のところそれ以上の拡大はないと聞いているとの説明を受けました。
 採決の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第165号宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
 本議案は、千種地区、中山桜台7丁目地区及び仁川月見ガ丘地区における地区計画の都市計画の変更にあわせて、建築物の制限として条例の一部を改正しようとするものです。
 主な質疑ですが、条例改正の妥当性と影響についてを論点としています。
 併用住宅の制限は、具体的事例があって、それを制限するものではないかとの問いに対し、地区計画は地域の住民合意の上で成り立っており、市は後押しする形で決定している。この地区には併用住宅は必要ないという地元合意によるもので、現在のところそういった事案はないとの説明を受けています。
 採決の結果、全員一致で可決しました。
 次に、議案第171号公の施設の指定管理者の指定についてです。
 本議案は、宝塚市営住宅の指定管理者について、株式会社東急コミュニティーを指定しようとするものです。
 主な質疑ですが、まず、選定過程、選定理由の妥当性についての論点では、候補者の東急コミュニティーの評価が高い項目に、認知症サポート研修の全従業員の受講や、思いやりネットワークとしての高齢者見守り体制の実施があるが、これらは現在行われていない、新たに取り組む項目かとの問いに対し、今の指定管理者が行っていないということではなく、候補者の経験を生かし、さらに積極的に取り組むものとの説明を受けました。
 次に、選定した指定管理者候補者の従業員が起こした金銭着服横領事件の影響についての論点では、横領事件の件を候補者はなぜすぐに市に報告しなかったのか。候補者は事業者公募に応募すべきではなかった。選定委員会で選定後に横領事件が判明し、委員長と協議したとのことだが、なぜ委員会を再度開かなかったのかとの問いに対し、本年4月に横領事件が社内で発覚し、被害者の管理組合と慎重に調査し合意形成する必要があった。公営住宅管理部署には社内的に事件が伝達されていなかった。9月下旬に伝達がされ、10月1日付で社のホームページで公表された。事件内容を把握し、欠格事項の要件、業務が継続できるかを確認の上、選定委員長に報告した。このまま進め、改めて選定委員会を開く必要はないとの判断をいただいたとの説明を受けました。
 また、事件はマンション管理適正化法に係る部分で、公営住宅法が適用される分野とは異なるとのことだが、それで市民に説明できるのか、入居者が不安に感じないのかとの問いに対し、不正に対し、候補者は9月に相手方管理組合と合意書を交わし、社として迅速、適切な対応ができている。予定では1月から指定管理者業務の引き継ぎを始めるが、その際には、団地ごとに入居者に対して事件とその防止策を説明していく。市民にはホームページなどで広報したいとの説明を受けています。
 自由討議では、分譲マンション管理と公営とは全く別の部門である。選定理由のメリットがこれまでの議論には考慮されていない。公募し、選定し、事件はあったにせよ指定管理者としての欠格事項にも当たらないという法的なことを踏まえて上で、進めてくださいという委員長の考えはおかしくない。逆に、事件で会社を全否定することは議会としてどうなのか。今後、市が公募をする中で、議会は感情的に否決するという見方をされれば、議会の責任を問われる。否決するなら否決する理由が必要になる。今回の場合は法的に問題がないとの意見や、会社としての責任はある。危機管理が不十分である。通常は事業部が異なっても事件があったという情報はすぐに流れるのではないか。事件が起きて数カ月かかるようではいけないとの意見、また、選定委員会は諮問機関で決定機関ではない。市長が説明できるならば、政治的、政策的判断で選定結果と異なる事業者を出してきてもよい。順位づけの評価のウエート自体も現在の状況を踏まえて作成されるもの。議案として提出された理由を議員がどう判断するかになる。過去に市長が逮捕された本市において、直近に元社員の横領事件があった事業者が適当かどうか判断することになる。候補者を指定管理者とすることは市民に説明がつかない等の意見がありました。
 その後、賛成及び反対討論があり、採決の結果、賛成少数で否決されました。
 次に、議案第172号公の施設の指定管理者の指定についてです。
 本議案は、市立国際・文化センターの指定管理者について、宝塚市国際交流協会を指定しようとするものです。
 主な質疑ですが、選定過程・選定理由の妥当性についてを論点としています。
 なぜ非公募で選定したのかとの問いに対し、宝塚市国際交流協会は、国際交流事業等の実績が豊富であること、国際・文化センターに指定管理者制度を導入した平成20年度以降、センターの管理運営を行ってきた実績があること、ほかに市内で国際交流を総合的に行っている団体はなかったことから、公募によることなく候補者として選定したとの説明を受けています。
 また、利用者からの要望(苦情)の対応について評価が低い。今後どう対応していくのかとの問いに対し、利用者の声を聞くための目安箱を置いているが、意見は少ない。また、利用者へのアンケート調査を行ったが、駅からの道順がわかりにくい、利便性や料金面、施設の老朽化等で他市の施設に劣るなどの意見があった。ふだんから利用者の声を聞いて反映できるよう、指導していきたいとのことでした。
 採決の結果、全員一致で可決しました。
 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。
○江原和明 議長  委員長の報告は終わりました。
 ただいまから質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で質疑を終結します。
 ただいまから討論に入ります。
 討論はありませんか。
 25番たぶち議員。
◆25番(たぶち静子議員) 私は日本共産党宝塚市会議員団を代表して、議案第171号公の施設の指定管理者の指定について反対討論を行います。
 日本共産党は、そもそも公の施設に指定管理制度を導入することに基本的に反対です。公共性、継続性、安定性、専門性が損なわれる可能性が高いからです。
 市は同制度について、営利企業の参入を促し市場競争の原理を働かせることにより、施設の維持管理経費の削減、住民サービスの向上を同時に達成できるとしていますが、ここに大きな問題があります。
 もともと公の施設は、地方自治法244条で、地方自治体が設置する施設のうち住民の福祉を増進する目的を持って設置する施設をいい、住民が施設を利用することを保障しなければなりません。そのため、それぞれの施設の目的に応じて、採算がとれない業務であってもその機能や役割を果たしてきたとし、運営についても、全体の奉仕者である公務員を中心としてサービスが提供されてきました。指定管理者制度には、こうした使命を持つ公の施設を、営利を追求する民間企業が担っていくことができるのか、コスト削減を求めるならば、なおのこと人件費削減などに直結し、ひいてはサービスの質の低下や受益者負担の強化につながるのではないかなど、問題点があります。
 したがって、指定管理者指定の議決の際には、公共施設の目的に照らして十分な専門性を発揮して安定的、持続的にサービスが提供できる指定管理者かどうか、個別に判断することが必要だと思います。
 今回選定された東急コミュニティーの横領事件ですが、都内の分譲マンションの管理業務で、フロント担当員が管理組合口座から備品代、工事代金などの名目で現金を横領していたというもので、横領金額は1,600万円、事件が発覚したのはことし4月で、東急がそれをホームページで公表したのが10月1日、市がこの事件を知ったのは、市営住宅指定管理者選定委員会が選定を決めた後のことでした。
 質疑では、横領事件の件をなぜすぐに市に報告しなかったのか、候補者は事業者に公募に応募するべきではなかった、選定委員会で選定後に横領事件が判明し、委員長と協議したとのことだが、なぜ委員会を再度再開しなかったのか、また、事件はマンション管理適正化法に係る部分で、公営住宅法が適用される分野とは異なることだが、それで市民に説明できるのか、入居者が不安に感じないのか、また、汚職や腐敗が続いたまちで新市長のもとで市民の信頼を取り戻すよう取り組んでいる。元社員による横領事件があった候補者とわかっていながら市民のお金を取り扱う業務を任せること自体信じられないなど、質疑がありました。
 この事件が判明し、西宮市では、12月市議会で同社を指定管理者候補として上程されていましたが、12月17日に建設常任委員会の中で議案を今回は取り下げられました。
 本市では、過去に汚職、腐敗が続き、市民の信頼回復に懸命に努めている中、候補者は直近で横領事件が明らかになっており、入居者に説明しても不安を感じる、市に対しても事業者に対しても信頼は持てない、議員としても市民に説明責任が持てません。
 近年、市営住宅には高齢者や障がい者、母子世帯など社会的弱者の入居割合がふえており、公共住宅を重要な福祉施策の一つとして位置づけるならば、プライバシーの保護も含めて市が責任を持って管理運営する体制に戻すべきであることを申し上げまして、本議案に対して反対討論をさせていただきます。
○江原和明 議長  ほかに討論はありませんか。
 10番大川議員。
◆10番(大川裕之議員) 議案第171号公の施設の指定管理者の指定についてに対し、賛成の立場から討論を行います。
 本件は、宝塚市営住宅の指定管理者を株式会社東急コミュニティーに指定しようとするものです。
 この指定に当たっては、5回にわたり選定委員会が開催され、公営住宅指定管理者としての管理実績の豊富さ、独自の修繕履歴等管理システムの活用などによる経費の縮減、高齢者の見守りとあわせて地域住民とのつながりを強化する取り組みの提案などが評価され、指定管理者候補者に選定されました。
 しかし、本年4月に東急コミュニティーの従業員が起こした分譲マンションの管理業務にかかわる金銭横領事件が選定後公表されました。
 通常の場合、選定委員会の結果を尊重し、選定された候補者を指定管理者とする議案が提出されますが、今回は選定後に事件の公表がなされたため、その後、議案として提出されるまでの市当局の判断が妥当であったか否かが1つ目の論点になります。
 まずは国土交通省関東地方整備局等へ確認が行われ、国土交通省から、マンション管理適正化法に基づく処分が出された場合でも指定管理者応募の欠格事由には当たらないとの回答を得ています。
 次に、選定委員会委員長に事件の概要等を報告し、欠格事由に該当しないのであれば市営住宅指定管理者選定結果報告書のとおりで進めてくださいとの御意見もいただいています。
 指定管理者応募の欠格事由に当たらないこと、報告書のとおりに進めるとの選定委員会委員長の判断をあわせて考えると、通常の場合と同様に手続を進めたことは適当であったと言えます。つまり、選定後、事件の公表を経て議案として提出されるまでの市当局の判断は妥当であった、東急コミュニティーが事件公表後も候補者としての資格を有していると考えたことは適当だと言えます。
 次に、2つ目の論点として考えられるのが、事件を起こした東急コミュニティーに市営住宅指定管理者としての管理能力があるのか否かであります。
 まず、4月に事件が発覚してから10月の公表まで時間があったことに関しては、被害者のマンション管理組合からの依頼を受けて慎重に調査を行った結果であることから考えると、これにより管理能力がないとは言えません。
 また、分譲マンション管理組合と公営住宅指定管理者との現金取り扱いの違い、この事件を受けてチェック体制をより強化したこと、当該会社が管理する他の公営住宅において着服事件は過去になかったことなどを勘案すると、一概に管理能力がないとは言い切れません。
 以上2点の論点から考えるに、選定委員会が選定した候補者を否定する理由は全くありません。よって、本議案に賛成いたします。
○江原和明 議長  ほかに討論はありませんか。
 2番伊福議員。
◆2番(伊福義治議員) 議案第171号公の施設の指定管理者の指定について、反対を表明して討論を行います。
 今回の議案のポイントは、産業建設常任委員会の論点にもなりました、選定した指定管理者が起こした金銭着服、横領事件についてです。
 事件の内容は、東急コミュニティーの社員が、管理組合名義の口座から複数回にわたり現金を引き出し、総額1,600万円を着服、横領していたというものです。
 まず、大前提として、宝塚市は2代続けて市長が汚職により逮捕された不名誉な市であり、もっと汚職や横領に敏感に対応しなければならないということであります。
 昨年には、宝塚市養護老人ホーム福寿荘において市の職員が入所者の預かり金を着服していた横領事件や、市立病院でも医局で積み立てていた積立金を着服する事件もありました。市の職員が起こした横領事件です。中川市長がわざわざ力を入れて設置された前市長の不法行為等に関する調査専門委員会の提言にあった違法・不正行為を許さない、させない風土の確立は、全く生かされていません。
 それに、毎年4月1日に誓いの日を設け、不祥事に関して強く戒めているにもかかわらず、今回横領事件を起こした企業を市民から徴収した公金を預かる業務をさせていいのかどうかです。
 一方、市営住宅の滞納家賃に対して徴収業務を弁護士法人に委託していた件で、その弁護士が6千万円の小切手を横領した事件に関しては、宝塚市は契約解除に向けて手続を進めているのが事実じゃないですか。それではなぜ、同様に公金を預かる市営住宅の管理を従業員が横領した企業に任せることができるのでしょうか。弁護士法人が横領した事件は契約解除を進め、従業員が横領した企業には市営住宅の公金の管理を任せていいのでしょうか。弁護士法人の横領事件を受けて、本市の対応として宝塚市の顧問弁護士の助言を受けながら検討を進めた結果、契約の解除事由には当たらないけれども宝塚市は弁護士法人に対しては契約を解除しようと進めております。
 今回選定された東急コミュニティーは、2年前にも13の管理組合で金銭を着服し、会計の報告改ざんを行っていたものです。この件は常任委員会でも質問しましたが、当局は2年前の横領事件を全く把握していませんでした。なぜこんな大切なことを見逃してしまうのでしょうか。全く当局には危機管理意識がありません。毎年行っている誓いの日は本当に意味があるのでしょうか。
 東急コミュニティーは、2年前に横領事件を起こした後に、より一層の内部管理体制やコンプライアンスの強化を図るとともに、再発防止に向けた対策を講じ、全社一丸となって取り組んでまいりますと宣言しているにもかかわらず、その後また同様の横領事件、1,600万円の横領が行われている会社なのです。そんな会社を市営住宅という公金を管理させる指定管理者によく選定できたなと感心もするぐらいです。
 この件に関して市民にどうやって説明するのでしょうか。市民には、ここ数年横領事件起こしてきたけれども、宝塚市は大丈夫ですからこの会社に指定管理者をさせますと本当に言えるのでしょうか。こういう業者を最終選定した市長の危機管理意識はどうなっているのでしょうか。
 常任委員会では、当局が他市の事例を出してきて、西宮市も同様に議案を出す予定だと言っていましたが、結局は西宮市も、今回の事件を受けて議案を取り下げたのが現実なんです。これこそが懸命な判断だと思います。ましてや2代続けて市長が逮捕、市の職員が横領していた宝塚市にあっては、このような横領事件をたびたび起こしている企業に指定管理を任すなど到底あってはならない話です。
 市長は、このことを市民にどう説明するおつもりでしょうか。市民に、たびたび横領している企業ですが、宝塚市の場合は大丈夫ですから心配しないでくださいと言うんですか。当局側は、宝塚市が今まで起こしてきた事件、宝塚市が置かれている現状、宝塚市民が行政に対してどう思っているのか、改めて認識してほしいと思います。
 市民は思っています。2代続けて市長が逮捕され、クリーンな宝塚市を取り戻してほしいと願い、中川市長が選ばれたのではないでしょうか。しかし現実には、宝塚市職員が横領を行い、また、横領を繰り返す企業を公金を預かる業務につかせようとしている。中川市長を初め行政には、再度危機管理意識を徹底し、横領や不祥事が続いた宝塚市であるからこそしっかりと気を引き締めてほしいと思います。
 最後に、西宮市は当局の判断で議案を取り下げました。懸命な判断だと思います。宝塚市はこの差を認識してほしいと思います。
 以上で反対討論を終わります。
○江原和明 議長  ほかに討論はありませんか。
    (「ありません」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  以上で討論を終結します。
 ただいまから、議案第171号公の施設の指定管理者の指定についてを採決します。
 現在の出席議員は24名です。23番の議員は議場におられません。
 本件に対する委員長の報告は否決することが適当とするものですが、可決することについてお諮りします。
 本件は可決することに賛成する議員の起立を求めます。
       (賛成者起立)
○江原和明 議長  起立している議員の議席番号を点呼します。
 3番、9番、10番、13番、14番、19番、20番、22番です。
 起立少数です。したがって、本件は否決することに決定しました。
 次に、議案第158号、議案第164号、議案第165号及び議案第172号の以上4件を一括して採決します。
 本件に対する委員長の報告は可決することが適当とするものです。
 本件は委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。
 したがって、本件は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。
 日程第5、諮問第4号及び諮問第5号の以上2件を一括して議題とします。
△───── 日程第5 ─────
    ……………………………………………
諮問第4号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて
諮問第5号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて
    ……………………………………………
○江原和明 議長  提案理由の説明を求めます。
 中川市長。
◎中川智子 市長  諮問第4号及び諮問第5号の人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることにつきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
 本件は、本市の区域の人権擁護委員である中尾幸子氏及び西秀樹氏の任期が本年12月31日をもって満了となりますので、引き続き中尾幸子氏を、また、新たに宝塚市小浜3丁目3番10号、間瀬順子氏を適任者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものです。
 何とぞ満場一致で御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○江原和明 議長  提案理由の説明は終わりました。
 お諮りします。
 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
 ただいまから、諮問第4号及び諮問第5号の2件を一括して採決します。
 本件は適任とする意見を付することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は適任とする意見を付することに決定しました。
 日程追加についてお諮りします。
 決議案第6号藤本誠議員に対する議員辞職勧告決議(案)を日程に追加して議題としたいと思います。
 これに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
△───── 日程追加分 ─────
    ……………………………………………
決議案第6号 藤本誠議員に対する議員辞職勧告決議(案)の提出について
    ……………………………………………
○江原和明 議長  決議案第6号藤本誠議員に対する議員辞職勧告決議(案)を日程に追加し、議題とします。
 本件は、地方自治法第117条の規定により、藤本議員が除斥の対象となります。
 19番藤本議員の退席を求めます。
    (19番 藤本 誠議員退席)
○江原和明 議長  決議案を職員に朗読させます。
◎村上真二 議会事務局次長  藤本誠議員に対する議員辞職決議(案)。
 今議会に「藤本誠議員の痴漢等の暴力行為に対する謝罪と議員辞職を求める請願」が提出され、本日の本会議において全員一致で採択された。
 藤本誠議員は、平成20年9月に女性に対し痴漢行為等を行い、平成21年6月に罰金に処する略式命令を受けた。
 ところが、平成22年11月に被害者が提起した損害賠償請求訴訟において、藤本誠議員は、刑が確定したはずの行為自体を否認し続けた。さらに宝塚市議会議員選挙に立候補し、被害者が勤務先付近での選挙活動の自粛を要請していたにも関わらず、これを無視して演説等の街宣活動を行った。そのため、被害者は恐怖と不安でパニックに陥った。
 平成24年1月神戸地方裁判所判決では、被害者の主張が認められ慰謝料が認定された。加えて、同年6月の大阪高等裁判所判決では、藤本誠議員の行為により生じた治療や休業を余儀なくされた損害も認められている。
 加害行為は議員就任前のことではあるが、そもそもこのような行為は人間として恥ずべきものであり許しがたい。また、議員在職中も、反省の態度を見せるどころか、上記のような態度をとり続けたことで、被害者の心はよりいっそう傷つき、事件から数年たった今現在もPTSD等の症状に苦しみ通院を余儀なくされている。
 このような藤本誠議員の態度は、議会の品位と名誉を著しく損なうものであり、本市議会として看過することはできない。
 藤本誠議員が一刻も早く被害者に対して謝罪等の誠意ある対応を行うことを求めるとともに、事態の重大さを真摯に受け止め、自ら議員の職を辞することを求めるものである。
 以上、決議する。
 平成24年(2012年)12月19日。
 宝塚市議会。
 以上です。
○江原和明 議長  朗読が終わりました。
 本件については、提案理由の説明、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
 ただいまから、決議案第6号藤本誠議員に対する議員辞職勧告決議(案)を採決します。
 お諮りします。
 本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
 19番藤本議員の入場を求めます。
    (19番 藤本 誠議員入場)
 ─────閉   会─────
○江原和明 議長  お諮りします。
 今期定例会に付議された案件の審議はすべて終了しました。したがって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○江原和明 議長  異議なしと認めます。したがって、今期定例会は本日で閉会することに決定しました。
 なお、閉会に先立って、中川市長からあいさつしたいとの申し出がありますので、これを許可します。
 ─── 市長あいさつ ───
○江原和明 議長  中川市長。
◎中川智子 市長  閉会のごあいさつを申し上げます前に御報告申し上げます。
 今月5日にアメリカ合衆国が行った臨界前核実験に対しまして、同月7日付文書をもってアメリカ合衆国大統領あてに同国大使館を通じて強く抗議するとともに、今後一切の核に関する実験を行わないよう申し入れを行いましたので、御報告申し上げます。
 平成24年第4回宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今回の定例市議会に御提案申し上げました諸案件につきましては、慎重な御審議をいただき、また、第3回定例市議会から継続審査をいただいておりました平成23年度各会計決算認定等の案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、それぞれ御決定を賜りましてありがとうございました。
 委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、今後、市政の執行に当たりましてその運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 振り返りますと、本市は、2011年度(平成23年度)決算における実質単年度収支は1億9千万円の黒字となり、2年連続で黒字を達成いたしました。また、市立病院においては、経営改善とともに、市民と医療関係者から厚い信頼を得る病院となり、病院改革プランに沿った取り組みが着実に成果を上げています。これらは、ひとえに市民、市議会議員の皆様の御協力があってのものと存じます。
 議員各位におかれましては、本年の市政運営に多大な御尽力と御協力を賜り、心から感謝を申し上げますとともに、新しい年のますますの御発展と御多幸を祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。
 また、報道機関の皆様には、この1年間市政報道に関し格別の御協力をいただきましたことを、この場をおかりいたしまして心からお礼申し上げます。
 改めまして、この場にて私の決意を述べさせていただきます。
 2009年春4月、市長に就任いたしました。当初、課題が多過ぎて何から手をつけていいのかわからない状態でした。しかし、懸命に努力をし、力の限り頑張ってきました。一歩一歩着実に、解決に向けて行動してまいりました。何より、市民の皆様の声をしっかりと聞き、その声を大事にし、市民の皆様に喜ばれるまちづくりに徹し、思いに寄り添って行政運営をしてまいりました。市民の代表たる議員の皆様の一つ一つの提案にも真摯に向き合ってまいりました。その成果は確実に実を結んでいると信じていますし、その声は多く寄せられております。
 しかし、まだ道半ばです。夢の実現のためになさねばならないことが残っております。
 私は、すべての市民に、このまちに住んでよかった、心からそう思っていただきたいのです。子育てするなら宝塚、安心して暮らすには宝塚、そのように宝塚を心から愛し、そして愛せるまちづくりに、これからも懸命に頑張っていきたいと考えております。
 私は、もっと働きたいと思います。いや、働かねばならないと思います。これからも、職員と一丸となって23万市民の幸せの実現のために前進をし続けてまいります。
 行政運営に必要なのは継続だと、そう思っております。私は、これまでの姿勢を貫き、きっと皆様が喜んでくださる宝塚のまちをつくってまいります。
 以上をもって私の決意の表明といたします。ありがとうございました。
○江原和明 議長  以上で、平成24年第4回宝塚市議会定例会を閉会いたします。
 ── 閉 会 午前10時39分 ──


         地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。


              宝塚市議会議長   江 原 和 明

              宝塚市議会副議長  北 野 聡 子

              宝塚市議会議員   田 中 こ う

              宝塚市議会議員   となき 正 勝