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兵庫県 宝塚市

平成24年12月17日産業建設常任委員会−12月17日-01号




平成24年12月17日産業建設常任委員会

 開会 午前 9時53分
○大島 委員長  おはようございます。
 産業建設委員会を開会します。
 まず初めに、本日の議題の委員会報告書の作成に引き続き、武田尾地区の浸水対策について所管事務調査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」の声あり)
 それでは、まず委員会報告についてですが、先ほどの協議会で修正した委員会報告書案を確定してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」の声あり)
 それでは、これで委員会報告書を確定したいと思います。
 次に、所管事務調査ですが、現在、都市経営会議が開かれています。
 理事者の出席を求めていますので、都市経営会議が終了するまでしばらく休憩します。
 再開は11時を予定したいと思います。
                 休憩 午前 9時54分
               ───────────────
                 再開 午前11時01分
○大島 委員長  委員会を再開します。
 そうしましたら、武田尾地区の浸水対策について、まず初めに当局より説明を受けて質疑を行いたいと思いますが、よろしいですか。
                 (「はい」の声あり)
○大島 委員長  では、説明をお願いいたします。
 山下副市長。
◎山下 副市長  改めまして、おはようございます。
 本日は、12月定例会の会期中のお忙しい中ではございますが、改めまして産業建設常任委員会の開催をしていただきまして、ありがとうございます。
 本日は、平成16年に発生をいたしました台風23号によりまして、本市北部地区の西谷地域、武田尾地区で大きな災害が発生をいたしました。その浸水対策につきまして、今回その事業手法が決定をいたしました。本日はその概要につきまして担当から説明をさせていただき、今後事業化に向けて取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○大島 委員長  土橋都市安全部長。
◎土橋 都市安全部長  それでは、座って説明させていただきます。
 お手元の資料には、1枚表紙をめくっていただきますと本日付で産業建設常任委員会資料ということで、武田尾地区における浸水対策の概要、そういう形で書かせていただいておりまして、その後ろに位置図、それから標準断面図、区画整理事業で行いますので現況の土地利用図、それから従後の想定される土地利用図、それからスケジュール、こういったものをつけさせていただいております。
 私のほうからは少しこの事業に至る背景、経過ですね。そのあたりを御説明させていただいた後、事業の詳細につきましては担当室長のほうから説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、この事業に至る背景でございます。御承知のように、平成16年(2004年)の10月20日に台風23号が訪れました。この年は10個の台風が本土に上陸するという台風の当たり年になったわけですが、最終、この23号で兵庫県下は非常に大きな被害を出しました。宝塚も、御承知のように武庫川の武田尾地区を中心にしまして大きな被害が出ました。武田尾地区につきましては、主に武庫川が増水いたしまして護岸を越えまして、武庫川沿いにあります家屋に被害が生じたと。豊岡のほうも大きな被害が出たということで、道路からの避難ができませんでしたのでJRを使った避難をしたという、そんなふうな事態でございます。
 この被害を受けまして、河川管理者である兵庫県のほうが当然河川改修計画を策定されまして、住民の移転もしくは宅地のかさ上げ、こういったいろんな内容の計画を策定して、権利者もしくは住民の方々にその計画の中身をお示しされてきたんですが、御承知のように、こちらの地域につきましてはどちらかといいますと土地の所有者、家屋の所有者は少なくて、借地借家人が非常に多いということと、それから高齢化が進んでいるということで権利関係の問題、それから、この河川改修に当たりましては当然建物の撤去、それから再建といったこういうふうな問題が生じます。こういった内容につきまして、権利者それから住民の意向がなかなか一つの事業手法ではまとまらなかったというふうなことがございまして、主には住民が一旦出てまた帰ってくるという、2回移転をせんといかんということと、それから当然それにかかる費用、それから、再建に当たって自分が今住んでいるだけの土地を再度確保するにはそういった借地料が上がる可能性がある、そういったいろんな問題がございます。
 土地の所有者に関しましては、当然土地を売るとなるといろんな税金の関係の問題も生じてまいります。そういったことで、随分いろいろ県のほうでは検討されたんですが、最終的には土地区画整理事業を導入することによりまして、土地の権利変換、そういう方式を使えば税的な問題も処理できますし、土地の位置につきましてもあらかじめ事前に協議をすることができる、そういったことがございまして、土地区画整理事業のこの手法によりまして換地、土地を安全な場所に移す、それから権利変換、当然移した場所に従前の権利を移していく、こういった手法を導入することを土地の所有者もしくは住民の方々に提案をされました。
 この後詳細の事業手法を御説明いたしますが、移転につきましても1回で済むような、そういった、造成を2回に分けて造成するという、そういう方法も一緒に転換をされました。ということで、基本的には、個々にはいろんな条件があったんですが、その内容で土地の所有者もしくは住民の方に受け入れをいただくことができましたので、最終的にはこの手法を使ってやるということでございます。
 ただし、この土地区画整理手法は、本来は市街地でやっているような事業が、通常の場合都市計画の決定をいたしまして都市計画事業として実施をいたしますが、ここは調整区域でございますので都市計画決定ができないということと、それから、権利変換を円滑にするためには当然権利者を主体にやっていただく必要があるということ、それから、この土地区画整理事業で実は土木工事は行いません。工事そのものはすべて河川工事でやると。つまり、この土地区画整理事業は権利変換を円滑に行うための手法として導入するという、こういった形になりましたので、したがいまして、この土地区画整理事業の部分につきましては、地元に組合を設立して、この組合方式で実施をすると。事業はすべて河川事業でやるということで、河川事業と土地区画整理事業のダブルで事業を実施するということとなってございます。
 河川事業につきましては、当然河川管理者である兵庫県のほうで事業をされるわけですが、本市のかかわりでございますけれども、大きく2つございます。1つは権利者としてのかかわり。これは、御承知のように現地には駐車場等の市の用地がございます。公共施設は、当然これは最終的に市道であれば、もしくは公園であれば市が管理をする、県道であれば県が管理をされるということで、公共施設部分はそれぞれの最終的には管理者が管理するんですが、宅地としての所有がございます。駐車場ですね。ですから、権利者として参加するというのが1つ。
 それから、土地区画整理事業に関しましては、許認可権を宝塚市のほうで有しておりますのでこの許認可を行うことと、従前中筋や小林でやりました組合の支援ですね。事務的な手続でありますとかアドバイス。実際の権利変換等の手続につきましては、県のほうが県の外郭団体でありますまちづくりセンターというところがございますが、そちらのほうに委託をされますので、実質的には市のほうが直接そういった手続そのものを行うということではなく、そういった形の許認可とアドバイスをしていく、そういう取り組みを予定いたしてございます。
 ということで、本日そういった背景、もしくは権利者との間で合意ができましたので、年度内に土地区画整理組合の設立に向けて今現在手続中でございますので、改めまして市議会のほうに御報告をさせていただくということでございます。
 それでは、この後担当のほうから、お手元の資料に基づきまして事業の詳細について御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
○大島 委員長  足立生活安全室長。
◎足立 生活安全室長  資料をお配りしているんですけれども、1枚表紙をめくっていただきまして、概要のところを説明させていただきたいと思います。
 県が実施する当該地区の浸水対策につきましてですけれども、2枚ほどめくっていただいて、標準断面図がございます。標準断面図を見ていただきますと、左側が現在の県道です。右側が武庫川になります。黒い実線で書いているものが陸橋の断面になるわけですけれども、今回その低くなっている宅地を赤い実線で示しているような県道切畑道場線までかさ上げして、その造成した宅地に住宅を移転して治水安全度を高めるというものでございます。この対策によって、昭和36年6月に発生した戦後最大の洪水に対応できるようになるというものでございます。かさ上げのほうは、大体約4メーターぐらいのかさ上げになる予定でございます。
 また戻っていただいて、事業の目的はそういったことで、武田尾地区の治水安全度を高めるというものでございます。
 事業の名称につきましては、武庫川武田尾地区における河川改修事業と、(仮称)宝塚市武田尾土地区画整理事業ということになってございます。
 事業主体につきましては、河川事業については先ほど説明しましたとおり兵庫県がすべて行うと。それと、土地区画整理事業につきましては、土地の所有者でございます玉瀬財産管理会と、一部個人の方がおられます。それと市と、あと借地権を持っておられる方が組合員となる(仮称)宝塚市武田尾土地区画整理組合が事業主体となります。
 主な事業内容でございますけれども、またちょっと3枚ほどめくっていただきまして、A3の横長の図を見ていただきたいと思うんですけれども、その裏側に従後の土地図がございます。それによって説明させていただきます。
 下のほうが武庫川でございまして、左から右に流れています。それと、少し山側のほうに現況の県道切畑道場線が走ってございます。それと、右の端のほうには僧川という市が管理している河川が流れてございまして、事業区としましてはこの着色しているところが事業区域となります。僧川に沿って赤い実線で書いている、県道切畑道場線の道路改良工事というのをちょっと見出しでも書かせていただいているんですが、これが約280メーターの道路改良工事となります。
 それと、下のほうに赤い実線とちょっとブロックを積んだような模式図で書いているところが、これが護岸工事となってございまして、約410メーターの護岸工事となります。
 それと、着色しているこの茶色とか水色、ピンクとかいったところにつきましては、かさ上げの事業が実施されるということで、大体約4メーターのかさ上げでございます。
 それと、その護岸に沿って黄色い色で着色、細長く着色しているところがございますけれども、これが市道、大体幅員が6メーターぐらいになるんですけれども、これが330メーターということです。
 それと、右側のほうの僧川より右のほうにある黄色と茶色で着色している部分があるんですけれども、これは将来は宝塚市の公園となっております。これが約330平方メートル。
 それと、右側の下のほうに茶色で着色している部分がございますけれども、この部分が宝塚市の市営駐車場になってございます。
 あと、その部分の上、ピンクと薄い青色を塗っている、着色しているところが、玉瀬の財産管理会の駐車場と宅地になる予定でございます。
 一応またもとに戻っていただきまして、事業面積につきましては、約1.1ヘクタールとなってございます。
 それと、事業期間は平成25年度から平成30年度。これは区画整理事業の事業期間をあらわしております。実際には、河川事業としてはもう本年度から実施しているということです。
 一番最後の資料を見ていただきますと、一番最後に宝塚市武田尾土地区画整理事業の全体スケジュールということで示させていただいているんですけれども、この事業スケジュールで見ますと、平成24年度、今年度ですけれども、今年度は転出者と県道の改良工事に支障となる方と、公会堂から僧川までの用地買収及び物件補償となります。それと、現在の家屋もちょっと撤去されるというような状況です。
 平成25年度につきましては、県道切畑道場線の改良工事となります。
 26年度につきましては、公会堂から僧川までの堤防整備と盛り土工事。
 27年度につきましては、公会堂から上流の用地買収、物件補償等となります。
 28年度につきましては、その部分の現況の家屋撤去。
 29年度につきましては、上流の堤防整備と盛り土工事。
 30年度が舗装工事と確定測量を行いまして完了となってございます。
 またもとに戻っていただきまして、2ページ目でございますけれども、市の所有施設としましては、今説明しましたとおり駐車場と公園と市道と消防機具庫及び公会堂用地となってございまして、公会堂につきましては現況のまま登記されるということでございます。
 それと、先ほども説明しましたとおり事業費につきましては、宅地のかさ上げとか護岸工事等については県が負担します。その他、土地区画整理事業の組合については県が公共施設管理者負担金を支払ってその原資をもとに組合が実施していくということになります。
 大体、概略は以上でございます。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  ちょっと補足で説明させてもらいますと、この断面図をごらんいただきたいんですけれども、さっきちょっと口頭で御説明しましたように、2段階で盛り土をするという御説明をさせてもらったんですけれども、実は建物が今建っているのはここなんですね。それで、パラペットがあって、その横にこう建物が建っていまして、もうこのパラペットで今何とか造成しているんですけれども、計画水位でくるとやっぱりこの4メーターの1メーター下ぐらいまで水がくるということで、あふれてしまうということで、それで、ここに点線を打っているんですけれども、実はここの建物はそのまま置いておいて、ここへ一旦盛り土をする。盛り土をした後、ここの建物をこっちへ、ここへ移れるように、家を先にここに建てておいて、ここの下が建て終わった後こっちへ移る。そうすると、ここが潰せるということなので。
 従前の県の考え方は、一旦出てくださいと。それで全部潰して造成して、ここへまた建物を建てて帰ってきてくださいということで、2回移転せんといかんかったんですけれども、今回一応権利者の方々に御理解いただけたのは、自分たちの移転は1回で済むということで、そういったことでも費用が大分軽減されるという、そんなふうな提案をしていただいています。そういうことで、一応今お住まいの方についても御理解いただけた、そんな状況でございます。
 以上でございます。
○大島 委員長  説明は終わりました。何か質疑はありませんでしょうか。
 大川委員、どうぞ。
◆大川 委員  これは土地区画整理事業で、組合施行でやるということ、もうやっぱり土木工事はほとんど河川事業として行いますよということで、事業費的にはそんなに、例えば市のほうが出すとかということはないというふうに考えていいんですか。例えば移転の補償とかもあるかと思いますけれども、ほとんどないと考えていいんですか。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  基本的には、市の負担は減歩による負担。それで、事業はさっきも言いましたように、土木工事に係る工事はすべて県が出していただきます。ただし、組合施工についても、当然権利変換の手続とか登記とかいろんなお金が要るんですけれども、それは県のほうが一旦減歩に係る部分の一部を用地買収するという名目で、それで県が支出をすると。それを組合がそのお金を使って、さっきも言いましたようにまちづくりセンターに委託して、それで手続を進めていただくということですので、今のところは基本的には計画どおり進めば一切地元も負担しなくて済みますし、市も負担しなくて済むということなんですけれども。
 ただし、2つ問題がありまして、1つは、市が相当、実は用地が減るんです。というのは、市は斜面地をたくさん持っているんですね。玉瀬の土地は、どちらかというと斜面が少なくて平地が多い。ちょっとお手元の資料を見ていただきたいんですけれども、この従前のほうの土地を見ていただけますか。この黄色の部分と黄土色の部分が市の土地なんですね。黄色はもちろんどっちかというと公共施設ですからそれほど関係ないんですけれども、ところが、見ていただくと大体、やっぱり黄色のここのところなんか斜面になっているんですね。この部分ですね。それから、この道路のここの部分、色がついていますけれども、ほとんど斜面なんです、これ。この部分についても減歩率を実は非常に落としていると。大きく減歩されるという形になっています。そういうことで、全体の平地部分の減歩率を大分下げるという、そういうテクニックを使っておられます。
 ただし、そうなると市の負担が大きいので、従後の地図をちょっと見ていただきたいんですけれども、県のほうと交渉いたしまして、今度そういう形になりますと、最終的に市の一番確保する必要があるのは、もちろん公会堂の土地はそうですけれども、駐車場の台数を必ず確保する必要があります。今の駐車場はどちらかというと非常に不整形な形がありまして、乗用車をとめられるスペースもあるんですけれども、軽自動車しかとめられないという、そういう区画もあるんです。そうではなくて、従後も基本的には同じ台数ですべての乗用車をとめる。そういったものを確保するという形で、斜面も全部上げますので、この部分でそれができるんですが、あと残り、真ん中にあった公園を、実はこの僧川の左岸に持ってきています。
 ここのところに持ってくると、実はこれはもう地元は了解してくれているんです。それと、御承知のようにこれの下流側のほうに桜の園がありますので、そういうことからいくと、ここが一応桜の園のエントランスになると。そういうこともあって、いろんな意味でここにまとめることについては市のほうも了解したんですが、ただ、こちらの土地を、市の土地をここへ換地するわけですね。そうするとやっぱり、もともとこちらにあった土地を、いくら平地になるとはいえ、斜面が平地になるとはいえ、換地に対してやっぱり相当、市としてはなかなか納得できへんというところがあるので、実は半分県に買ってもらいます。県もお金を出してもらうと。ですから、本来ここへ換地すれば市はお金を出すことはないんですけれども、県もお金を出すことはないんですけれども、それでは内在する市の損みたいなものがありますので、ですから、半分は県も負担してねということで、この部分の黄色の部分……
                (「茶色の部分」の声あり)
 茶色の部分の土地を県に買っていただいて、買ってもらった土地を市に貸与してもらいます、無償で。それで、基本的には公園として整備をするということで。ですから、でき上がった、最終的に今残っている斜面の部分を中心にした、そういったところをすべてここに換地を持ってきて、それで、そのうちの半分は県に買ってもらうということで、一応比較的この事業を成り立たすために必要であった換地、減歩率ですね。減歩率をそういう形で県のほうにも負担していただくという形で理解してもらったら。ですから、最終的にはでき上がった構造物に対する例えばフェンスであるとか舗装であるとか、これも全部工事でやっていただきます。機能補償ということですね。
 ただ、ちょっと心配している2点目の問題は、区画整理事業にありがちなのは、事業のスタートはいいんですけれども、最終的にやっぱり権利変換するときにやっぱり個々にいろんな問題が出てきますので、場合によったら係争という形になると、今の県が予定してくれている事業費の範囲の中で本当におさまるのかどうか、そこのところがちょっと実は心配をしているんですけれども、現在のところはそれを想定して事業費を積み上げるということはできませんので、そういうふうな事態が生じたときにはそれぞれ関係者で、組合も含めて協議をしようということで、一応そういうことも前提にして今回事業を了解していただいたと。そんな形になっております。
○大島 委員長  秋山技監。
◎秋山 技監  もう1点、負担という形になるのか、先ほど土橋部長が説明したように、換地設計とかそういうものは全部まちづくりセンターのほうでしていただくんですけれども、区画整理事業の事務局としては宝塚市の市街地整備課のほうで一応マンパワーとして提供をするというのがまず前提になっていますので、その分が市のほうの負担といえば負担と言えるかと。
 以上です。
○大島 委員長  大川委員。
◆大川 委員  もう1点。これ、工事、言ったらほとんど盛り土工事やと思うんですよ。切り土工事はないと思う。多少何か道路を削るような感じはありますけれども、土をどこかから持ってきますというのが2点目。2段階で盛り土をするということは、初めに盛り土をして、すぐこれ見たら上に建物を建てて、また盛り土して。普通盛り土工事をしたら、4メートルやからわからへんですけれども、ちょっとやっぱり置いておかんと、圧密がかかるから下がるじゃないですか。それで、やっぱり2段でやるので段差が出たりとかしたりして事業がおくれるとかいう可能性もあるとは思うんですけれども、持ってくる土がどういう土かによってその心配が出てくるんちゃうかなというのを別にふっと思ったんですけれども、それはどうですかね。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  もうお気づきだと思いますけれども、基本的には新名神のあの土を、これ、土を購入するとなったら相当費用がかかりますのでね。これはあくまで新名神高速道路、NEXCOの地元協力ということで土を提供していただくということです。
 新名神高速道路のちょうどサービスエリアができるところについては、約500万立米の盛り土をして、それで盛り土をした後サービスエリア、高速道路をつくりますので、そういった技術も基本的にはきちっとこちらのほうで提供していただいて、当然基礎関係はきっちりしていただくような事業になると思いますけれども、今のところはそういった技術を信頼してやっていただくと。
○大島 委員長  大川委員。
◆大川 委員  まあ、でも普通、時間ですよね、圧密はやっぱりね。4メートルの盛り土がどれぐらい時間かかるのかわからへんし、土の種類によってもどれぐらいかかるかわからへんけれども、ぼーんと乗せてその上に家を建てて、2段目もう1個盛り土してやると、先に盛った方がやっぱり下がってくると。その間、この部分多少でもやっぱりずれが出てきて、それを待つのにちょっと時間、普通はちょっと置いてやるものだと思うので、そこがどうなのかなということの心配はしているのかしていないのか。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  土木技術の開発施工なんですけれども、基本的には海水面の埋め立てとかいうことになると地下水の排除に相当時間がかかるんですけれども、こちらはどちらかというとほとんど地下水とかそういうことは考慮する必要がありませんので、転圧関係とかいうのを通常やれば、さっきも言いましたように高速道路の宝塚のサービスエリアについてもほとんどもう谷を埋めていく方法ですので、そういった中でもやっぱり転圧の方法でありますとか、あと水抜きの管理の仕方とか、そのあたりを適切にやるということです。
 ここのところは退路がなくて、当然片方に埋めていきますので、ですから河川サイドのほうできちっと水抜きをつけていくということで、ある程度の転圧をすることで圧密沈下とかその辺は防げるんではないかというふうに考えております。
 以上です。
○大島 委員長  よろしいですか。ほかに質疑ありませんかね。
 たぶち委員。
◆たぶち 委員  これ、移転件数なんですけれども、撤退する人もいてはると思うんですけれども、その辺のどうしはるんかなというのと、今後も、それともほとんどもう移転の人だけの分になるのか、ちょっと余計に置いておいて新たに地域に活性化ということで、武田尾地域はすごく減ってしまうのじゃないかなとちょっと懸念するんですけれども、その辺はどないなっていますか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  武田尾地区につきましては、市の総合計画を受けて改定いたします。まず都市計画マスタープランのちょっと件数を御紹介させていただきますと、一つは土地利用の方針としまして、武田尾地区は河川改修事業にあわせて災害に強い集落の形成と適正な土地利用を図るということを定めてございます。
 都市安全部長のほうが御説明させていただきましたように、ここは市街化調整区域ということになりますので、まず開発許可という手続を経た上で土地区画整理事業に着手していきます。その中で、今議論をさせていただいていますのは、単に今ある建物だけの再築を認めるのではなくて、都市計画マスタープランで北の玄関口という位置づけもしてございますので、地域の活性化につながるような土地利用を認めていくような方向で今議論させていただいています。ただ、無制限に収益物件とかそういうのを立地させるものではないという趣旨から、地区計画で一定用途は制限させていただこうかなと。
 それと、先ほども桜の園への入り口部分という議論がありましたので、そのような形の中での地域にとってふさわしい土地利用が増進できるような形で現在考えております。
 以上です。
○大島 委員長  たぶち委員。
◆たぶち 委員  答弁で、件数とかそういうのはどないなっていますか。
○大島 委員長  足立室長。
◎足立 生活安全室長  現在対象になっている件数ですけれども、22件ございます。実際に現地、事業後に残られる件数は10件と聞いております。ですから、22件は転出されるものと。
                 (「12件」の声あり)
 12件です、すみません。しかし、実際にいいますと住んでおられるのは十四、五件でございますので、もう既に出られる方も対象になってございますので、実際は四、五件かなというふうには思っているんですけれども。
○大島 委員長  たぶち委員。
◆たぶち 委員  そしたら、もう10件だけが転居という、最終的にはね。ということですよね。
○大島 委員長  足立室長。
◎足立 生活安全室長  10件が残られるということです。
○大島 委員長  たぶち委員。
◆たぶち 委員  わかりました。
 それともう1つ、安全対策なんですけれども、ここ、バスの、玄関口ですから乗用車の通勤時間とか、それで、安全対策ではその辺は地元との協議とか、県とも協議されていると思うんですけれども、その辺、どういうような協議で協定を結んではるんですかね。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  この従後のところを見ていただきたいんですけれども、それで、この赤い道路が実は今の県道の位置よりも大分上へ上がります。それで、現地を御承知かどうかわかりませんけれども、桜の園に行くのに、ここに昔鉄道が走っていた橋がかかっているんですね。基本的にはあの高さぐらいまで上がると思ってもらったらいいと思うんです。
 ということで、今はこういうふうに下がったり上がったりしていますので非常に視距も悪いということなんですけれども、この県道そのものも、非常に線形もぐっと曲がっているのを、こうしていただきまして、県道は歩道も全部この上のほうまで、途中まで歩道はありますけれども、上のほうまで一応2車線で全部整備ができますので、ここの部分に関しては基本的には県道部分についての改良もされますし、市道につきましても今の高さよりも4メートル高さが上がりますので、基本的にはほとんどここはフラットの土地に、片方に県道、片方に市道、その間に宅地や駐車場ができるということで、非常にロケーション的にはよくなるというふうに考えております。
 ただし、スピードを出すことがありますので、そのあたりは、スピードを出さないような形の対応については県とも協議させていただきたいというふうに考えています。
○大島 委員長  たぶち委員。
◆たぶち 委員  いや、私が聞きたいのは工事中。結構長い期間ですからね。
○大島 委員長  土橋部長。
◎土橋 都市安全部長  これについては、もう土木工事をすべて県のほうにやっていただきますので、県の安全対策にお願いしていくという形にならざるを得ませんし、いずれにしてもお住まいになっておられる方が現状で住んだまま一時工事をして、それでまた建物ができると鉄筋の上に建てかえられる。駐車場についても、当然工事中は駐車場を別の場所に移したりとかいう形をとっていただかないといけませんので、ですから、そのあたりについてはそれぞれ工事を進めていく中で、安全対策については十分とっていただく、もしくはそういう生活のそのときそのときの再建についてもとっていただくように、県のほうと協議させていただきたいと思っています。
○大島 委員長  よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。
 冨川委員。
◆冨川 委員  事業費についてですけれども、先ほど事務局のマンパワー以外は基本的に県が負担するということを説明受けているんですけれども、その事業費の規模ですけれども、これ具体的に兵庫県としてどれぐらいの事業費を見積もっておられるんでしょうか。
○大島 委員長  足立室長。
◎足立 生活安全室長  事業費はすみません、今年度詳細設計をされていますので、具体的に幾らかというのはちょっとまだ聞いてございません。申しわけございません。
           (「わかりました。しょうがないです」の声あり)
○大島 委員長  ほかに質疑ありませんでしょうか。
                (「ありません」の声あり)
 では、意見もないようですので、この程度にいたします。
 それでは、これをもちまして委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
               閉会 午前11時37分