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兵庫県 宝塚市

平成24年 8月28日市立病院に関する調査特別委員会−08月28日-01号




平成24年 8月28日市立病院に関する調査特別委員会

                 開会 午前 9時30分
○村上 委員長  おはようございます。
 ただいまから市立病院に関する調査特別委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、改革プランの進捗状況について調査を行いたいと思います。
 別途、お手元に配付の資料について説明を求めたいと思います。
 妙中病院事業管理者。
◎妙中 病院事業管理者  平素から皆様方には病院の運営に関しまして御支援、御指導をいただきまして、本当にありがとうございます。
 先日、医療事故がありまして、そのことに関してまして皆様方にも大変御心配と御迷惑等をおかけしたことと思います。本当に申しわけありませんでした。この件に関しましては、来週の常任委員会で御報告をするようにというふうに伺っておりますので、そこでまた詳しくお話をしたいと思います。
 きょうは改革プランの進捗状況について御審議いただけるということですので、資料等を用意して持ってまいりました。よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○村上 委員長  和田部長。
◎和田 市立病院経営統括部企画経営担当部長  市立病院に関する調査特別委員会の資料、これに沿いまして改革プランの進捗状況について御説明させていただきたいと思います。
 ちょっと座らせていただきます。
 それじゃ、お手元の資料の1ページ目をごらんください。
 改革プランの進行管理表ということで、上段に平成23年度の成果、中段以下につきまして、取組内容の一覧ということでまとめさせていただきました。それぞれナンバー1からナンバー2とナンバー3ということで、ナンバー6まで区分けをさせていただいております。
 ナンバー1につきましては、改革プランの各項目が目標を達成したかどうかというものをあらわした図になっております。ナンバー2は外来関係の取り組みについてのまとめということと、ナンバー3につきましては入院関連の取り組みをまとめてございます。ナンバー4につきましては退院関連の取り組み、それとナンバー5につきましては支出関係、費用に関する取り組みをまとめてあります。それと、一番下のナンバー6ということで、その他ということで、広報ほかその他の関連をまとめたということで、こういう取り組みの一覧表を作成いたしました。
 これに沿いまして次のページ以降説明させていただきますが、ナンバー1のほうを見ていただきますと、昨年、23年度の実績につきまして、外来の単価あるいは入院の単価とか外来収益並びに入院収益、これをあわせました収益は目標を達成いたしました。晴れマークが目標を達成した項目ということで表記しております。
 収益は達成いたしましたけれども、費用関係につきましては、材料費は目標を達成いたしました。しかし給与費とか経費につきましては目標を達成することができなかったということで、トータルで経常利益は目標を達成いたしました。
 次に、3ページ目をごらんいただきたいと思います。
 こちらは決算状況ということで、計数、数値でまとめてございます。
 先ほども申し上げましたように、医業収益につきましては、平成23年度の改革プランでは94億5,800万というものを目標に立てておりましたけれども、実績としまして、見込みになりますが、100億8,500万ということで、プラン目標を達成いたしました。
 その4行下の医業費用につきましては、101億3千万を目標にしておりましたけれども、実際はそれを上回る費用ということで、107億8,400万ということになりました。
 この欄の一番下の当期損益ということで、実績は平成23年度マイナス4億7,300万ということでしたけれども、改革プランはマイナス4億8,600万ということで、差し引き、プラス1,300万、目標を上回ったということでございます。
 その下の項目ですけれども、指標ということで、それぞれ経常収支比率あるいは職員給与比率、材料比率ということで比率を出させていただいております。
 それでは、4ページ目をごらんいただきたいと思います。
 こちらは、各項目の推移を示したグラフになります。
 左上のグラフは医業収益と医業費用の推移になります。
 右上のグラフは医業収支、経常収支、それと当期損益の推移ということで、平成25年の改革プランの目標は当期損益でもプラスを見込んでおります。23年度の実績は、先ほど申し上げましたように、損益でマイナス1億3千万ということでした。
 それと、下段のグラフですけれども、これは、改革プランの目標と決算値がそれぞれプラス・マイナスどういう影響を示したかというグラフになります。先ほど申し上げましたように、入院収益とか外来収益あるいは材料費等は、プラン達成のためにプラスの要因に働いております。ところが給与費とか経費等は、残念ながらプランには達成しなかったということでマイナス要因に働いておるということで、プラス・マイナス、最終的に右の当期損益で1,300万のプラスになったという、そういうグラフでございます。
 それでは、5ページを見ていただきたいと思います。
 資料の右上にナンバー2ということで書かせていただきましたけれども、外来関係のいろいろな取り組みをこのページから説明させていただきたいと思います。
 一番上のグラフですけれども、基礎資料ということで、外来患者数、それと外来単価の推移を示しております。外来患者数並びに外来単価とも年々増加傾向にございます。平成23年度、外来患者数966.1人、これ1日当たりですけれども、外来単価も1万6,629円ということで、前年度、平成22年度に対してもプラスの実績を示しておるということでございます。
 取組項目としましては、その下のほう、救急医療の強化ということでただいまさせていただいております救急医療の強化としての取り組みでは、今年度、救急各部門を設置しまして積極的に患者さんの受け入れに注力をしております。
 指標の項目を見ていただければわかりますように、平成23年度、救急受入件数ということで9,058名、うち救急車の受入件数ということで3,240名、救急受入件数は、これ時間外ですけれども、7,949ということで、いずれも前年を上回る実績を示しております。
 一番下の救急受入困難に関する指標ということでは、救急受入は年々ふえておりますけれども、受入困難に関する指標ということでも残念ながら増加傾向にあります。件数は平成23年度で1,761件、平成22年度は1,471件でしたけれども、ふえておるという傾向でございます。我々としては、この数字は極力少なくするということで今、努力をしております。
 それでは、6ページをごらんいただきたいと思います。
 まず、外来診療の強化ということで、紹介患者数の受入強化という取り組みを挙げさせていただきました。これは、紹介率並びに逆紹介率の向上に努めておるということでございます。地域医療支援病院の認定をとるためにも、紹介率のアップ、それと逆紹介率のアップというものは条件になっております。この数値を上回るということで今、努力しておるところでございます。紹介率が40%、逆紹介率は60%を目指しております。今期に入り、逆紹介率が80%まで上がってきておるという現状がございます。
 中段に書きました指標で、それぞれ紹介率の推移並びに逆紹介率の推移ということで表示させていただきました。昨年、平成23年は紹介率が45%、逆紹介率は41%という数字でしたけれども、24年度になってから、紹介率につきましてはもう50%前後、それと逆紹介率につきましては80%を超える月もあり、平均しましても78%ぐらいの率で今推移をしております。
 それから、外来化学療法ですけれども、化学療法に対しましても積極的な受入態勢をとっております。しかし患者数につきましては、21年、22年、23年の推移を見ましても現在は頭打ちの状況になっております。
 それと、高度医療機器の有効活用という取り組みですけれども、この活用につきましては、CTの検査あるいはMRIの検査数というのがありますけれども、若干今、処理の限界になっております。これ以上はちょっと今のところは望み薄かなという状況でございます。
 それから、7ページ目に移りたいと思います。
 こちらからは入院関係の取り組みになります。
 基礎資料を見ていただきますと、外来と同じく、入院患者数並びに入院単価につきましては前年度に比べまして増加しております。入院患者数は1日当たり320名ということで、昨年は308名ぐらいでしたけれども、約11名ほどの増加になっております。入院単価につきましても、平成22年は4万4,881円ということでしたが、平成23年度は4万5,637円ということで、こちらのほうも増加傾向にあるということでございます。
 取組項目の中で4大疾病への取り組みということで、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、それと糖尿病、4大疾病への取り組みとしてこの4件を上げておりますけれども、今、積極的な受け入れに注力をしております。がん並びに脳卒中につきましては前年度増加いたしましたけれども、心筋梗塞の患者さんにつきましては微増、糖尿病につきましては、専門医がいないということもありまして、目標は未達に終わりました。
 それでは、8ページをごらんいただきたいと思います。
 同じく入院の関係の取り組みになります。
 手術室の有効活用ということで項目を挙げさせていただいておりますが、稼働率につきましては対前年比アップいたしております。難度の高い手術も数多く実施いたしまして、件数を増加させたということでございます。
 それと、同じく入院の関係になりますけれども、9ページを見ていただきたいと思います。
 これは、中央部門の体制ということでまとめた資料になります。
 薬剤部につきましては、服薬指導実施率の向上ということで、実施率を前年比12ポイント、それと退院指導時の実施率を3ポイント向上させました。
 栄養管理室につきましても、栄養指導件数を増加させることができました。22年比、倍増という実績を残しております。
 リハビリテーション科につきましても、セラピストの単位数並びに稼働率を向上させるということで、実際、稼働率も10%向上させることができたということでございます。
 次の10ページをごらんいただきたいと思います。
 こちらは個別施策の評価ということで、血液浄化療法センターの強化並びに緩和ケア病棟の充実、それと、11ページにありますけれども、消化器内視鏡センターの強化という3項目を挙げております。毎年、人工透析患者というのは増加しております。病床も30床に拡大しまして、体制を強化いたしております。緩和ケア病棟の充実ということでは非常に高い利用率を示すことができました。96%の実績でしたけれども、病床の利用率100%を今年度は目指していきたいと、このように思っております。
 11ページの消化器内視鏡センターというところでは、平成23年度は8,420件の実績がございました。右のグラフを見ていただければわかりますように、平成22年7月から内視鏡センターとして運用を開始した結果、このような高い実績を示すことができております。今年度は1万件の実績を目指して注力しておるところでございます。
 12ページをごらんいただきたいと思います。
 退院の関係に対する取り組みということでございます。
 スムーズな退院調整ということで挙げておりますけれども、指標の欄に平均在院日数というものの推移を記入させていただいております。平成23年度、昨年は13.9日ということで、これは、目標を14日以内を目指すということになっておりまして、13.9ということで目標をクリアしたということでございます。
 13ページをごらんいただきたいと思います。
 13ページは費用に関する取り組みをまとめたものでございます。
 基礎資料ということで、材料費率、職員給与比率並びに経費他比率、減価償却費率というものを挙げさせていただきました。医業収益に対する比率ということで、材料費率は昨年は29.8%、給与費は50%を超える52%、経費が17.4%、減価償却費率が7.8%ということになっております。
 材料費につきましては薬品費と診療材料費に分けられます。取組事項で挙げましたけれども、材料費の見直しということで診療材料費を見直しました。過剰在庫を指摘しまして、その在庫の解消を図ったということでございます。経費関係では、この材料費が目標を達成したということでございます。
 薬品につきましては、ジェネリックへの切りかえを進めました。約100品目中の49品目をジェネリックに変更したということでございます。
 この材料費につきましては、冒頭申し上げましたように目標をクリアいたしております。
 14ページをごらんいただきたいと思います。
 こちらでは総人件費の適正化ということで、給与費率につきましては前年度比を改善いたしましたけれども、目標につきましては未達に終わりました。
 職員給与費率というのは、ちょうど指標の真ん中、3番目に職員給与費率ということで平成23年度は52%という実績でございました。前年度は52.4%でしたので0.4%の改善。改革プランでは職員給与費率は50%を切るということで進めておりましたけれども、残念ながら、これにつきましては目標は未達でございました。
 人件費に絡んできますのが時間外勤務の関係です。これにつきましても、時間外勤務の減少ということで取り組んできましたけれども、残念ながら看護師の時間外が増加したと。職員を初めそれ以外の時間外は減少しましたけれども、看護師の時間外が増加したという結果になっております。これにつきましては、業務の効率化というものを進めまして時間外の削減に取り組んでいきたいと、このように考えております。
 15ページにつきましては、同じく費用関係になりますけれども、委託費の見直しという取り組みを実施しました。
 委託費には、医療機器の保守契約の関係と、それと業務ですね、給食業務とかいろいろ人的費用に絡む業務委託がございます。保守委託につきましては、残念ながら前年度に比べ300万ほど増加したという結果になりました。これにつきましては、契約書の見直しとか契約内容、仕様書の内容の見直しとかそういうことを実施いたしまして、極力こういう費用をつくり出さない、費用削減を今、図ろうというふうに考えているところでございます。あるいは複数年契約ということも考えまして、費用削減に取り組んでおります。
 それから、16ページをごらんいただきたいと思います。
 16ページは、広報を初めその他の取り組みということでまとめさせていただきました。
 広報活動につきましては、毎月やっております広報たからづかの中の市立病院だよりということで、病院の情報を積極的に発信しております。
 それと、病院のホームページはもちろんですけれども、エフエム宝塚で毎月2回、病院の時間を設けてもらいまして、これについても病院からは積極的に情報を発信するという取り組みをやっております。
 それと、下のほうに今後の取り組みということで書かせていただきましたけれども、今年度、24年度から市民公開講座を開始いたしました。2カ月に1回、年6回の予定で今年度から公開講座を開催するという、そういう活動をしております。今年度は2回実施いたしました。次回は第3回、10月に実施する予定にしております。
 それと、地域医療の取り組みとしまして、開業医向けの広報誌を2カ月に1回発行することにしました。「すみれHeart.ねっと」というものを隔月で発行しまして、また我々の情報を地域の開業医のほうに発信する、そういう活動を今年度から実施いたしております。
 じゃ、17ページをごらんください。
 その他の中で、患者サービス向上ということで総室の療養環境の改善、院内トイレの改修、売店のコンビニ化という項目を挙げさせていただいております。残念ながら、総室の環境改善に向けての積極的な取り組みは、先期はできませんでした。トイレの改修につきましても、21年度にやって、その後はできなかった、やっておらないという状況です。
 療養環境の改善につきましては、前回できなかったので、今回6人部屋を4人部屋にするということで検討を開始したところでございます。トイレの改修等につきましては、これから検討を行っていきたい、そのように思っております。売店のコンビニ化につきましては、おおむねもう終了しておりますけれども、やはり時間の延長とか患者さんからのニーズがありますので、それを踏まえまして取り組んでいきたいなと、そのように思っております。
 あと、職員の確保対策ということですけれども、医師、研修医、看護師につきましては積極的に今確保に動いておる、ホームページ等で募集をかけておるという状況でございます。
 それと、18ページをごらんいただきたいと思います。
 その他の取り組みということで未収金対策というものが挙げられます。
 未収金につきましては、弁護士と連携いたしまして、少しでも多く回収できるように努力をしておるところでございます。
 改革プランにつきましては以上ですけれども、19ページと20ページで、19ページのほうで地域医療支援病院承認に向けた取り組みについてということでまとめさせていただきました。20ページは、この11月1日から院外処方を実施いたしますので、それに向けた進捗状況ということで、簡単ではありますけれども、この2件について鋭意進めさせていただいております。
 地域医療支援病院の承認ということで、一番下に今後の予定ということで書きましたけれども、来年度に、本年度の実績をもとにしまして兵庫県のほうに申請する予定でございます。申請から承認までは約半年程度かかる見込みということで、来年の4月の申請で、半年後の11月ごろには承認されるのではないかというふうに考えておるところです。
 地域医療支援病院ということに承認される要件ということで、1番に12件ほど挙げました。この中で、ほとんどの項目はもう満たしておりますけれども、2の(3)に書きました承認要件達成に向け取り組んでいる項目ということで、?の紹介患者に対し医療を提供する要件ということで、この中で、紹介率が40%以上なければだめですと、逆紹介率が60%を超えてもらわないと認めませんという条件になっております。
 先ほどちょっと申し上げましたけれども、今年度、平成24年4月から7月までのそれぞれの紹介率並びに逆紹介率の推移をこちらのほうに明記させていただいております。紹介率につきましては40%を超える約50%で推移しておりますし、逆紹介率につきましても、前年度は低かったんですけれども、この4月から60%を超える実績を示しております。平均で78%ぐらいになろうと思いますけれども、このような率で推移をしておるという状況でございます。
 それから、20ページの院外処方化に向けた進捗状況ということでございますけれども、ことしの11月1日から院外処方になります。市民への周知につきましては、広報たからづかの市立病院だよりで5月号から毎月関連情報を発信しております。エフエム宝塚でも、5月と7月にそれぞれ薬剤部長が出演いたしまして、院外処方についての理解を求めたということでございます。
 あと、病院内では、院外処方の手引をつくったりとか保険薬局向けの説明会を開催したり、あるいは院外処方相談コーナーというものを1階に設けまして、患者さんからの相談にも乗っておるという状況でございます。
 以上でございます。
○村上 委員長  説明が終わりました。
 それでは、質疑に入ります。
 質疑はございますか。
 石倉委員。
◆石倉 委員  4点お聞きしたいと思います。
 まず、2ページ目なんですけれども、給与費について先ほど説明をしていただいたんですけれども、説明の中で残念ながら達成することができませんでしたというふうな項目が出てくるんです。給与費については、議会のほうからも頑張っておられる医師たちの給料をもっと上げてほしいとか、そういう意見も出ましたりとか、それから、医師がすごく増員してきたりとか、そういうことがあるので、当然達成できないであろうというのはわかっていることなんですね。だから、もう少し詳しいことをちょっと聞かせてほしいなと思うんです、数字的なこととかね。
 やっぱりここで一口で達成できなかったというマイナス的なイメージではなくて、これだけ頑張って、頑張ってと言ったら変ですけれども、これだけこういうふうな成果を上げて、数字的にはこうですけれどもというふうなちょっと説明をお願いしたいなというのはきょうのあれで思ったんです。
 それから、2点目ですけれども、5ページで救急医療の強化というところで、これ本当に件数も年々すごくふえていって、集中治療室や、今年度救急科ができましたけれども、受け入れがいかに大変かというあれもあったりとか、それから、せんだっても救急車を呼ぶ前の段階からちょっとお手伝いすることがありまして、搬送するまで、その方は市立病院ではなくて違うところになったんですけれども、それが高司のほうで交通事故があって、その方は市立病院に行くようことがありまして、受け入れのほう大変な状況ももう本当に目の前でそういう状況があったんですけれども、この受け入れの救急医療の強化の部分で、重症患者の救急受入に関する指標のところで心肺停止の患者さんもこんなにたくさん受け入れておられるんだという部分とか、それから重症患者さんとか受入困難な要素とかいろんな現実があると思うんですけれども、これも、ここの5ページの数字だけで出てこないところもちょっとだけ詳しく聞かせていただきたいなと思います。
 それから、6ページの紹介率、それから逆紹介も、もともと目標に上げておられた数字よりもすごくパーセントが上がっているというのはすごいことですね。それから、病院長とか看護部長とか部長とかも含めて市内いろんな全域の開業医のところを回られていたというふうに聞いているんですが、そういうふうなふだんのあれが紹介率、逆紹介というのが何かすごくスムーズにいっているなというふうに感じているんですけれども、その辺の状況を聞かせていただきたいのと、6ページの中で、高度医療機器の有効活用のところで、これ以上は無理なんですという、機器があって日数的なことがあって患者さんがこれ以上無理ということなのか、ちょっとその辺、説明をプラスしていただきたいと思います。
 それで、あと緩和ケア病棟も、皆さんからすごく、退院して帰られた方とか、亡くなるまでの何カ月間か本当にいろんなわがままを言わせていただいたんですよというふうな、そういう周りからの声もよく聞くんです。その一方、緩和ケア病棟だけではなくて、ほかの科のところも、医師とか看護師さんとかいろんな病状の経過を見ていくわけだし、そこで最悪、亡くなられる方もいらっしゃるわけです。でも、緩和ケア病棟の中で本当に体力的に弱っていらっしゃる方を励まされるのと、そういう感じをまとめていかれる方の医師とか看護師さんの心のケアというか、その辺もかなり大変だなというふうな印象を持っているんですけれども、その辺はどうでしょうか。
 以上、お願いいたします。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  それでは、石倉委員の御質問に対してのお答えをさせていただきますが、まず1つ目、給与費についてなんですけれども、おっしゃいますとおり給与費、非常に増加をしてまいりました。
 当初プランで目標設定しておりました金額より相当の増額になっているわけですけれども、当然、医師数、看護師数が改革プラン設定時よりも相当数ふえておりまして、これは当時、平成21年3月の時点の医療、それと現在、平成24年、こちらは23年からの取り組みにはなるわけなんですけれども、随分医療の内容が変わってまいりました。
 具体的に申しますと、救急の受け入れ等、あと紹介患者の増加等によります本来の重症度が随分上がってきたというのが1点、それから、当然在院日数を短縮するという行動を全病院的に努力して図っておりますので、重症期間が非常に病棟のほうで短い患者、短いといいますか、短い在院期間の中で集中して重症の治療をするということで、医師並びに看護師の負担が非常にふえてきたということになりますので、当然、今までの人数では医療を遂行できないという今の状況になっております。
 したがいまして、ベッド数は従来よりも、開院当初並びに増床時よりは減らしたわけなんですけれども、実際の入院患者数はふえておりますし、重症度並びに在院日数の短縮によりまして職員の数がその分たくさん必要になったということでございます。
 それから、2つ目の救急医療に対するもう少し詳しいことということで、5ページの下段の表、困難に関する指標ということで、確かに受入困難数というのはふえておるわけでございますが、この中で、表を見ていただきますと専門医不在というところがほかの増加に比べまして少し減っております。ですから、専門医がいないから断るというケース、いまだにあるのはあるんですけれども、受入困難の伸び方に対しては少し伸び方が少ないと。
 一方で、その表の上から4行目、ベッド満床というものが非常に増加率が高くなっております。こちらに関しましては、全体の患者数の伸びから空きベッドが少なくなっている、それと救急の専用に毎日5床のベッドを確保しているわけなんですけれども、その5床を超えて患者数が入ってくるというケースも非常にふえてまいりました。これについては、現在、病床管理委員会を含め、救急のベッド数をもう少し確保したいというふうな流れでやっているわけなんですけれども、当然病院全体の患者数がふえておりますので、なかなかそのバランスが非常に難しいということで、ただ、救急時の受け入れをスムーズにするためには全体的な救急の受け入れベッドをふやすということが必要になっておりますので、そこは今後も前向きに取り組んでいくというふうな今の状況でございます。
 それから、紹介並びに逆紹介が向上したという部分ですが、これは従来からの議会、委員会等でも説明させていただいたことの繰り返しになるかもしれませんが、やはりきっかけとしては病院長の地域医療機関の訪問が非常に大きかったと思います。その訪問を契機に、市立病院に対する地域医療機関の潜在的なニーズというのが非常にあったというのが改めて認識できたと。つまり、市立病院がそういう形で動き始めてくれるということは、地域の医療機関が今までも実は非常に求めていたということになるわけです。
 それにリンクして地域医療室というものを地域医療連携部というものに格上げいたしまして、地域医療室の活動が非常に活発になるような人材もそこで投入いたしまして、地域医療機関に向けての発信でありますとか受入患者のスムーズな受入管理でありますとか、さらには、受け入れだけではなくて、患者さんを帰っていただく側、入院した患者さんをスムーズに退院調整するといったような流れをできるだけ活発に円滑に進めることで、逆に地域の医療機関から、信頼をされてと言うと非常に大げさな話になるわけですけれども、従来の信頼感が向上したという結果でもって、最終的にこういった紹介率、逆紹介率の向上というものが見られているというふうなことでございます。
 それから4番目、高度医療機器という、先ほどの御説明の中でこれ以上無理というふうな表現もあったわけなんですけれども、これにつきましては、特にMRIという医療機器がございます。これは平成3年から導入されている機械で、途中1回の機器更新を経て現在に至っているわけなんですが、CTでありますとかほかの放射線診療のニーズに比べましてMRIのニーズというのは全国的に非常に上がってきていると。地域の医療機関からも、例えばCTの依頼ですと、宝塚市立病院以外の病院も非常に高度なCTを持つ時代になりましたので、うちだけがCTでもって地域の医療機関の検査をカバーするというわけではございません。
 ただ、MRIにつきましてはやはり多くの医療機関がなかなかまだ導入を図られていない機械でございますので、過去から1台しか持っていないという市立病院の今の現状を見ましたところ、地域のニーズになかなかこたえ切れていないという状況がずっと継続しております。やはりこれは複数台、2台なり我々は持って、院内の患者さんの検査をスムーズに行うということと同時に、地域からの非常にニーズの高いMRI検査についてもそこで何とかスムーズに委嘱をしていきたいというふうな思いで今おります。
 それから4つ目、緩和ケアを含めてですけれども、心のケアは非常に重要であって、これは、緩和ケアだけではなくて、特に新人看護師を含めた看護師さんたちの心のケアというのは非常に今、重要になってきております。病院の中に職員専用の医療心理相談を設けるという話も随分検討はしたんですけれども、具体的な話としては今、確定していないんですが、院内ではなくて、より職員がだれにもわからずにスムーズに相談できるような体制を持つために院外にこういった相談体制を持つような場所を確保するべきではないかということで、これも今、検討というか進行中の話でございます。
 以上でございます。
○村上 委員長  よろしいか。
 石倉委員。
◆石倉 委員  先ほどもちょっと申しましたように、目標の達成のところについては給与費のところで少し、もう一言今みたいな部分をちょっとぜひつけ加えていただきたいというふうに要望というか、思います。
 それから、救急医療の強化のところもそうなんですけれども、今年度から救急科がやっぱりできるというところで、昼間の部分と夜間とか、それから救急科を取り巻くいろんな状況が変わってくるというか、救急科ができるんだってねというふうなことでやっぱり市民の期待というか、その話をいっぱい聞きますし、私らもそういうふうに案内しているというのもありますので、引き続きよろしくお願いします。
 それと、紹介率、逆紹介率についてですけれども、今でもやっぱりそういう地域の医療機関を回っておられるところもあると思うし、それから地域連携パスという、そういう兼ね合いももっと強化していく。紹介率、逆紹介率、それから今の地域連携パスにしても、それに伴って事務的なことが物すごくふえてきますよね。何かそれに対しても職員さんがまた頑張らなあかんというか、医師もそうだと思うんですけれどもね。
 前に沼津の医療のほうを行財政に関する調査特別委員会で視察に行きましたときに、そちらのほうでは、何かもう医師はそんなことは大変なのでやっていないんですというふうな御意見もあったんです。よく宝塚はそんなこと頑張ってはりますねというふうなことを言われるぐらいあれだったんですけれども、ぜひ、その辺も引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 それから、今緩和ケア病棟のことも聞いたんですけれども、看護師さんの教育というか、そういうこともあるでしょうし、いろんなことをちょっと、新しい方も含めて研修していただきたいのも要望です。
 それから、ソリオホールでの市民公開講座、これも本当に多くの方が参加されていまして、幅広く、ふだん御自分が困っているようなことも皆さんの前でしっかり言われたりとか、それぞれ先生方が真摯に答えておられるというのが、次の10月のがん対策、乳がんとかの話でしたよね、そういうことももう次もまた行きますというふうな感じであれしていますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○村上 委員長  ほかに。
 井上委員。
◆井上 委員  先ほど聞いていたんですけれども、救急の受入困難に関する指標というところで、これ、救急車で来た部分は関係ないですね。救急車で来るというか、そういうのは入ってなくて、個人で来はった人という受け入れが無理だという話なんですか。それをちょっと説明していただいたかわからないんだけれども、それで、じゃ無理だ、専門医がいないと。だから、専門医がいないというのは、当直でいないのか、それかもともといないのかというのもあるだろうけれども、結局これ、どこへ最後につないでいくかというルートはもうできているんですかね。ということが知りたいんですよ。要は、これだけ受け入れられませんでしたという御報告だったんですけれども、じゃ、地域との連携で、ほかの病院で、こういうことやったら専門医さんいてますよ、ただ何曜日の何時やったらここへ来ますよとかというルートがちゃんとできているんかな。市外でも結構なんですけれども、川西なんかやったら近いところがありますし、そういうふうに連携しているのはどういうふうにとっておられるのかということなんですけれども、まずはその辺で。
 それで、その他ってこれ何なんかな。結構290って大きな数字だと思うんですけれども、その辺ちょっと教えていただけますか。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  先ほどの救急受入困難事例のお話なんですけれども、この件数につきましては、救急車のみではもちろんございません。患者様から例えば救急を受診したいと電話をいただいていることが、いきなり来られるわけではなくて、事前の市立病院の受入態勢のルールになっておりますので、一たんお電話をいただいた段階で、例えば耳鼻科の疾患ということで電話に出た看護師が判断したときに、耳鼻科の医師がいないというふうなこともこれは多々ございます。その場合には基本的には専門医不在というところにこれが一つのカウントが上がるということになりまして、宝塚市の消防のほうとの連携で、現状で近隣で耳鼻科の受け入れをしている病院を現場で紹介するといったようなことになります。これが、救急車以外の通常の受け入れの中での専門医が不在というときの一般的な対応になります。
 それから、救急車につきましては当然、当院のほうに救急隊のほうから連絡が入った後に受け入れるという形になっておりますので、その段階で先ほど言ったようなことになりますが、あと担当医が手術中、処置中あるいは検査中等で受け入れできないようなケースにつきましても、これは受入困難例という形になっておりますので、いずれにしても、来られてから受け入れができませんということではなくて、事前に連絡が入った時点で受け入れできないというようなケースのものがここの表に入っております。
 それから、その他というのがちょっと今、具体的にどういった項目だったのかというのをたくさんありますので、ここで明確な説明ができないという形になるんですけれども……。
○村上 委員長  藤本課長。
◎藤本 医事担当課長  その他の事例、1つ挙げさせていただくと、例えばほかの病院さんにずっと通院されている患者様が急変された場合、本来でしたらそこの病院にまず連絡をされて行ってくださいねというケースがございます。いきなりこっちに来られますとまた一から検査も始めたりとかという場合でしたら、まず今かかっていられるところに一度連絡をとっていただけませんかというところが一つ、ここのその他に挙がってくるかなと思われます。
 以上です。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  ということは、それ、電話での受け付けではなく救急車からの連絡、それで受け入れられないということ、簡単に言えばそういうことなんですか。
○村上 委員長  藤本課長。
◎藤本 医事担当課長  はい、そのとおりです。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  結局、じゃどこそこへ行ってくださいというのは、先ほどその他の中では何か言われていたみたいですけれども、これ、お話を聞きはるのは看護師さんということですよね。ということで、まあ言えばお医者さんではないというところでちょっと気にかかるんですけれども。
○村上 委員長  藤本課長。
◎藤本 医事担当課長  今おっしゃられましたように、原則として救急外来の看護師のほうですべて対応いたしまして、そこの判断でドクターにつなぐケースもございます。どうしても看護師が処置中で手が離れない場合でしたら、もう診察中という場合、事務のほうでお答えするケースもございます。
 以上です。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  どの科というんでなくても、いわゆる看護師さんが最初お話を聞くのはいいと思うんですけれども、非常に判断が難しいとかどうしたらいいのと言っていて、やはり医師の判断が要ると思うんですよね。その辺の体制というのは今後考えていただけたらもう少しいいんじゃないかなと、今の話を聞いているとそう思うんですけれども。ただ、平日の朝5時半とか6時になったら、次、診察が始まりますから外来へ来てくださいよ、いや三十何度あって今大変なんですけど、じゃ辛抱できますか、じゃ辛抱しますという話が結構あるんですよ。その辺やはり考えなきゃいけない。それなら、39度とかなんとか熱がある、じゃそれは問題なく受け入れますよというふうなパターンを決めておかないと、後々しんどいを思いするし病気が悪くなる、入院が長くなるということになりますから、やはり見きわめできるのはだれかいないと。看護師さんであれば、ちょっと待ってもろうたら外来あるやん、先生わざわざ起こしたり今、途中で寝たとこやんかという配慮がどうしても働くと思うんで、医師同士だったらそういうことはなかなか、今すぐに診ましょうという話になるんじゃないかと私は思うんだけれども、その辺、お答えは要らないから、考えておいていただけたらと思います。やってらっしゃるんなら別ですよ。
 引き続き、あと7ページのいわゆる糖尿病の入院患者数の目標達成が41%というのは、専門医さんがいらっしゃらないということなんですけれども、糖尿病ってすごく今ふえていっているでしょう。最終的に悪くなって透析という形が今多くあるし、糖尿病というのはそれほど恐ろしいという認識が余りない場合が多いので、結果、専門医さんがいないということであれば、うちだったら健康センターが横にあるわけですから、日常生活の指導というもので健康センターに回せるような、いわゆる糖尿病が悪化しないように健康センターへ回す、地域のそういう専門のお医者さんのところを健康センターからつないでもらうというようなことも考えたらどないかな、医師がいないというんであればそういうことも必要じゃないかなと思うんですけれども。
○村上 委員長  谷本病院副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者  現在も、糖尿病の専門外来ということで、予約を中心に診させていただいております。
 実は、ことしの4月から糖尿病の専門医に常勤で来ていただくということで、いろいろと関連大学と話をさせていただいておりました。もうかなり具体的に煮詰まったわけですけれども、少し時期的なものもあって、この4月からは難しかったということもございます。
 これ必ずやっぱり必要なドクターでございますので、今後とも引き続いてぜひ常勤の医師に来ていただけるように、これからも努力をしていきたいと考えております。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  極端に悪くならないうちに健康センターとつなぐということも、いわゆる悪くなったらお医者さん、だけれども、悪くなるのをこれ以上抑えようと思ったら、健康センターでの指導受けたり、もう少し時間のとれる人に、とれるのは健康センターもあんまり余裕はないと思うけれども、とれるかどうか知らないけれども、そういう体制もね。横にあるんだから、診療を終わったらこっちである程度説明を受けたら、日常生活についての注意とか何かは、また隣でやってもらうようなことも考えていただけたらなと私は思います。
 それと、院内トイレの改修、これ、今回利用させていただいているんですが、直してもいただいたんですが、いわゆる身障トイレ、1病棟に2つなんですよね。私も驚いたんですけれども、もう高齢化が進んでいて、車いすを利用したりとか足腰の弱い人、物すごく入院していますね、今。主に混雑しているんですよ。
 早い話、排せつというのを我慢せえというのはなかなかできない話ですし、室内でトイレを使うというのもまたこれいろいろと問題あると思うんですよ。窓をあけたって何したってにおいは残るわけですから、やはり、できるんであればトイレへ行っていただくというのが一番当たり前の話だと思うんだけれども、落ちついてトイレへ入っていられないというのが実態ですよ。
 傷み自身も、鉄のドアである、音はする、たがは緩んでいるというんで、今回気がついたところは直していただいたんですけれども、やはりその辺も早目にしなきゃいけないんじゃないかなと、やはりバリアフリー化というのは進めていただくことを。
 はっきり言って、けがのおそれがあるということですよね。個室であってもあれ、手すりはついていないし、だから、おふろ自体も車いす利用であればなかなか入れないということで、結構不衛生というイメージがどうしても私ら残っているんですね。
 これ、余りそういう状態が続けば院内感染がいろいろとふえてくる原因の一つでも私はあると思っているので、それは、ここで今とまってというよりも、やはり健康で帰っていただくためにはその体制は必要であると思います、やっていただけたら。
 それと、特別室のふろ、トイレ使えないんですね、車いすで。その辺やはり総合的にもうちょっと。
 それで、医療の高度化、こういった難しい人が入ってくる、がん患者が入ってくる、そしてやはり個室的なものがどうしても多く必要というのが出て、いろいろと矛盾が出ていると思うんですよね。じゃ、部屋の利用というのはやはり6人部屋を4人部屋、それなら4人部屋を集中でそういう重たい人たちだけ入れるとかもう少し考えていかないと、これ大変じゃないかなと思うんですけれども、その辺、認識はおありになっていると思うんですが、早急に私、それは取り組んでいただかなければならない問題だと思っています。
 だって、高齢医療で手術して、個室、ICUだけで入り切らないから看護師さんのそばのところということになってくると、なかなか部屋の確保が難しいみたいだし、これもちょっと頑張っていただいて、それをぜひやっていただきたいということを申し上げて、終わっておきます。
○村上 委員長  妙中病院事業管理者。
◎妙中 病院事業管理者  いろいろとありがとうございました。
 救急の受け入れに関しては、もうごらんになっていただいたらおわかりのとおり、受入件数も非常にふえていて、受け入れてくれるということで依頼もふえるという形になっているわけなんですね。そやから、受入困難と合計していただくと年々増加しているという形にどうしてもなります。
 一定受け入れられるキャパシティーというのも限界があるので、ある程度ちょっと御理解はいただきたいなと思うんですけれども、さっきの看護師が対応しているということなんですけれども、受け入れられないときは医師とちゃんと相談をしてお断りして、基本的にはそういう形で受けているものだと思っております。
 それから、糖尿病の医師に関しては今、谷本のほうから御答弁したとおりなんですけれども、去年、もうお話が大学と大体でき上がって、糖尿病科という新しい専門科を標榜科としてつくってほしいと向こうからも言われまして、それをつくったら人を派遣するからというようなことで条例化していただくようなことも考えておったんですけれども、直前になってちょっと出せないというようなことがありましたので、しかし、引き続き大学のほうから専門医を出すことは考えているからということで、ことし4月、いけると思っておったんですけれども、残念ながら断念したという経緯がございます。
 それから、あと病室の整備とかそういうことについては、6床部屋を4床部屋にする、あるいはパーティションを設けてちょっとでも居心地をよくするというような、つまり準個室化といいますか、そういうふうな形もちょっと考えておりますので、なかなか古い建物をうまく使っていくというのは難しいんですけれども、できるだけうまくやれるように努力をしていきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  看護師さん、救急で、そのいはる時間帯はやっぱり気を使ってはります。それは私がそういうふうに。
○村上 委員長  妙中病院事業管理者。
◎妙中 病院事業管理者  そうですか。じゃ……。
○村上 委員長  よろしいか。
 ほかに。
 田中委員。
◆田中 委員  何点かちょっと確認していきたいと思うんですけれども、ちょっと重複するところもあるかもしれませんが、紹介率、逆紹介率で院長を初め病院を足しげく回られたというのは議会でもお聞きしているんですけれども、逆紹介率が23年度からすると40%から80%という劇的な伸びというのは、何が一番大きかったのかというところをもう少し教えていただけたらと思います。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  それではお答えさせていただきますが、まず紹介というものについては、これは地域の病院からの受け入れですので、地域の病院が紹介をしていただかなければどうしようもないわけですね。つまり、自分とこの病院の努力ですぐさま上がるものではございません。当然、努力でもって徐々に伸びているんですが、ただ、逆紹介といいますのは、市立病院の医師が医師の判断で地域の医療機関に患者を帰すという行為を行えば、これは逆紹介の数が高まります。
 具体的に申しますと、市立病院というのは当然のことながら急性期病院ですので、一たん自分の受け持ち患者さんが急性期診療がある程度終了しているというふうに医師が判断した場合は、積極的に地域の医療機関に帰っていただくと。それを今までは、言い方は悪いですが、抱え込むという表現は悪いですが、ずっと継続的に再診患者さんとして診ていた患者さんが多数いました。それをどこかで、医師の意識改革で地域の医療機関に帰っていただく行為を行ったと。
 その意識改革をどうやってやったかということなんですけれども、まず一つは地域医療室、ここが一丸となって各診療科の例えばカンファレンスとかに出ていきまして、逆紹介ということの取り組みについてその重要性、それから積極的にやってほしいとかというふうなお願いも含めて地道な活動をやっていただいたというのが一つあります。
 それから、もちろん病院長が各会議ごとに何度も何度もそういったことについて説明をしたとか、全職員を集めて地域連携の取り組み、もちろん逆紹介を含めた重要性についての取り組みについてはプレゼンを行った、説明会を行ったということもありますし、それから、各診療科に対してそれぞれの診療科単位で各ドクターの逆紹介数を毎月発信しております。これは、全病院に発信をしますとやはりあのドクターはどうやとかといったような問題もございますので、外科なら外科の中で例えば5人のドクターがそれぞれどれぐらいの逆紹介をしているかとかいうふうな数を、外科のドクターの中の情報の共有ができるような形で、これはずっと3月から継続してやっているといったようなことで、病院全体に逆紹介をするといったようなプラスの文化ができ上がったというふうなことが大きな要因だと思っております。
○村上 委員長  田中委員。
◆田中 委員  非常にわかりやすい説明、ありがとうございます。
 あと、数字で見ると、やっぱり看護師さんの問題というのが少し気になるんですね。外来の患者数とか入院患者数を見ると平成19年と23年が多い。そのときにやっぱり看護師さんの離職率というのが上がっているんですね。これ、やっぱり忙しくなって患者がふえていったら大変になってきて、やめる人がふえるんかな、特に新人の看護師さんの離職率が高いという問題が気になります。
 これ、このままずっと患者数がふえていって高度医療が進んでいけばますます看護師さんが足らんということになっていくし、この数字も伸びるんかなというふうに思う一方で、一番最初のページの給与費も減らしていかなあかんという悩ましい問題も抱えているんですが、その辺やっぱりどう具体に進めていこうという考えなのかというのをもしあれば。
○村上 委員長  谷本副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者  一つは、看護師の離職率の問題で今、田中委員のほうから新人の看護師の離職率が20%を超えているという、そういう話、17ページの表からおっしゃっておられたと思いますが、やはり事前に、先ほど御質問ありましたように、看護師のそういった心のケアをするためのカウンセリングを具体的に進めていこうということで今取り組みを、院内ではなかなかやっぱり他の看護師との関係で相談しにくいということもございますので、院外でそういった相談体制を設けるように今、話を進めております。
 それから、看護師の職員の確保の問題ですけれども、隣接に市立の看護専門学校がございます。そこの看護専門学校のほうからの本院への就職以外に、やはりなかなか看護師の確保というのは非常に難しい問題もございますので、これまでは定期的な募集を一定時期を決めてやっておりましたけれども、現在、24年度に入りましてから随時募集ということで、ずっとホームページあるいはいろいろな媒体を使って募集をかけて、その都度、おられたら面接して採用していくというやり方もとっておりますし、それ以外に、そういった紹介会社がございます。人材紹介会社から紹介をいただいてその方と面接して採用する、そういった方法もございますので、いろんな形で看護師確保については我々としては取り組んでおるということでございます。
 これまでも、やはり看護師の確保というのは7対1の看護体制をきちっと確保しなければならないという問題もありますし、非常に患者さんがふえてくると各それぞれの看護師の負担も大きくなってまいりますので、もしそれによる何らかの事故が起こるということは、これはやはり防いでいかなくてはいけない問題でございます。人はきちっとやっぱり確保していくというスタンスで我々はおります。
 ただ、人件費の問題等もございますけれども、それ以上に収益は当然、人を雇用すれば伸びる問題でもございますので、そのバランスの上に立って、今後とも人の確保はきちっとしていきたいというふうに考えております。
○村上 委員長  妙中事業管理者。
◎妙中 病院事業管理者  看護師の業務の支援といいますか、そういうこともやっぱり重要なことなんだろうなと思うんです。給与費の中で超勤費がちょっとふえてきているというような話があって、看護師の超勤が多いとかというようなこともあるんですけれども。例えば薬の院外処方化というようなことで、薬剤師が病棟に上がれるというようなことになってきますので、今、看護師が新しく入った方が今まで飲んでた薬の振り分けとかそういうことをやっているわけですね、やむを得ず。そういうところを、薬剤師が上に上がれば幾らか看護師の業務がましになるだろうということとか、あるいは輸液製剤の調剤、そういうのも薬剤師が手伝うことができたら看護師の業務が幾らかましになるだろうというようなことがあります。
 それからまた、今入院センターというものをつくろうということで看護部が大分動いてくれているんですけれども、これは、1日のうちに入院してくる患者さんを、入院センターでまずいろんな病歴等を聞いていろんな手続を済ませて、それで病棟へ上げるという形にすれば、病棟の看護師の業務が少し軽減されるだろうというようなことで、そういうセンター化ができないかということで今ちょっと取り組んでくれていますので、そういったことも入れて、看護師の業務を整理して、幾らか軽減してやるというようなことも重要なことなんかなというふうに考えて取り組んでいるところです。
 以上です。
○村上 委員長  田中委員。
◆田中 委員  ありがとうございます。
 今、副事業管理者からそれに見合う収入改善という話もあったんですけれども、ずっと見ていくと、外来も入院も単価は上がってきていると。目的である高度医療化も進んでいっているというふうに思うんですけれども、改革プランの目標、医療改善も行われるんでしょうけれども、単価目標を設定していたんでしたっけ。
 外来1万6千円、現在、入院5万5千円、特に目標は上げていなかったんですか。
○村上 委員長  谷本副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者  改革プランの26ページに各年度の収支計画というのが実は上がっておりますけれども、入院あるいは外来の1日当たりの入院患者数を上げておりますけれども、ここの表の中では特に単価は設定してございません。収益の歳出根拠になる単価というのは、別途、資料ではあると思いますけれども。
○村上 委員長  田中委員。
◆田中 委員  わかりました。
 最後、1点だけなんですけれども、市立病院、朝行くと割と駐車場が込んでいるときが多いと思うんです。バス交通対策の関係で、特に南側の地域から通いにくくなったという話も聞くんですけれども、これからやっぱりより多く市民の方に利用してもらおうと思ったらそういう対策も必要かなと思うんです。何か病院側としてこっちのほうに訴えられていることとか考えておられること、もしあれば、これ以外にできている部分もあれば教えてもらえたらと思います。
 特になかったらないで、いいです。
○村上 委員長  谷本副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者  病院の位置関係を考えますと、やっぱり公共交通機関のルートの問題と駐車場の問題というのは非常に大きな問題になっておりますので、我々としては、今後のこともございますので、バス事業者に要望するなり、あるいは便数をふやすなり、いろんな要望はこれからも考えていかなくてはいけないのかなと。
 ただ、市域全体のバス交通対策上の問題もございますので、本庁のバス交通対策所管課とも話をしながら、それは実現可能なのかどうか、少しお話はしてまいりたいと考えております。
○村上 委員長  ほかにございますか。
 浅谷委員。
◆浅谷 委員  冒頭から改革プランの達成に向ける説明をお聞きしておりまして、すごく熱心に頑張っておられるなと、本当にこれからずっとこの方向にいっていただければなと思いながら聞いていました。
 紹介率や逆紹介率にしても、目標をずっと上回るようなパーセンテージをしていただいて、やっぱり先生、地域のほうに訪問していただいているというのもありますし、物すごく頑張っていただいているというふうに思ったんですけれども、1つお聞きしたいのが、委託費のところなんですけれども、先ほどの説明の中の15ページのところなんですが、委託費が、これも頑張って取り組んでいただいているとは思うんですけれども達成できなかったというところで、前年度に比べて300万円増加してしまっているというようなところで、やっぱり医療機器に関しても複数年契約でリースだったらしてもらうとか、買い取りがいいのか、それともリースがいいのか、そういう検討などもずっとしていただいているとは思うんです。
 その取り組み方法としまして、それは各科ごとにそれぞれやっていただいているのか、それとも全体的な把握をしながらそれなりに各科でおろしていっていただいているというような、そういうトータル的なことをしていただいているのか、その辺をちょっとお聞きしたいんですが。
○村上 委員長  辻課長。
◎辻 課長  委託に関しましては、先ほども説明ありましたように、一応医療機器に関しましては複数年契約、これが機器によりまして老朽化している機械で複数年契約できないものとかあるんですけれども、去年でいきますと、CTのスキャンや輸液の装置であるとか、そのところは長期契約に変えております。また新規の機器に関しましても、初期の段階では長期契約できるのかどうかというようなことを検討しながら、その辺の契約を進めております。
 あとは、医療機器のこういう保守であるとか、基本的な金額のベンチマークというのがなかなかなくて、今、コンサル会社でそういうことができないかということで調査をしてもらっています。まだ現実問題、大きなものではMRIとか一応調査したんですけれども、大体は妥当な額が出たんですけれども、高額なものに関しましては今後そういうところに相談して、なるべく安く契約できるように検討をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○村上 委員長  谷本副事業管理者。
◎谷本 病院副事業管理者  取り組みの仕方なんですけれども、それぞれの診療科ごとにというわけにはなかなか確認するのは難しいございますので、経営統括部のほうで一括でどのような機器があり、どのような保守契約をしているのか、また、その中での保守契約の仕様書のチェックを、今、辻課長のほうから御説明させていただきましたように一括で、一つのところで方針を決めてチェックをしていくと、そういう取り組みを今後も進めていきたいと考えております。
○村上 委員長  浅谷委員。
◆浅谷 委員  わかりました。
 やっぱり私も、各診療科で一つ一つ見ていくことも大事だと思いますけれども、一括的に全体を見ていただくということがやはり必要ではないかと思いますので、ぜひその方向でしていっていただいて、またコンサル会社にお願いしてやっているというふうに、やっぱりそういう専門的な目も必要であると思うんですね。
 だから、そういうふうにやっていただいているということで、今後も進めていただくように、できるだけ、これまでも考えていただいているとは思いますけれども、今後も引き続きよろしくお願いします。
○村上 委員長  ほかに。
 三宅委員。
◆三宅 委員  今後改革プランを進めていく中で市民の協力というか理解というのはすごく大事やと思うんですけれども、入院も外来も単価は上がっていっていますよね。それ負担するのは患者さんだと思うんですね。高度医療であるとかそういったものの単価上がっていくというのは確かにわからんでもないんです。また、経営改革プランに必要な部分だと思うんですけれども、負担はふえていくという部分で、先ほどジェネリックとかありましたけれども、そういったもので、よりそこの部分は抑えていける部分であれば、利用しやすいという観点からは必要な発想なのかなというふうに思います。
 それと、入院期間が短くなっている、中にはもうちょっと置いてくれみたいな話もよく聞く話でもありますし、それが、例えば地域の医療連携の中で、市立病院というのは入院期間は短いけれども、その後シームレスに、地域の医療機関との連携ができていれば患者さんって不安を感じないと思うんですね。入ったら来週の金曜日には退院やでというところからスタートして話が進んでいくといったような感じもあるように思っています。
 そういう意味では、そこの部分の病院としての取り組みと、それを市民の方に説明して理解していただくのではなくて、地域との連携の中でそれが普通に行われていく、そして家に近い医療機関でその後の治療ができるみたいな部分をどこまで意識できるのかなということがすごく大事になってくると思うんですが、その点いかがですか。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  まず初めにおっしゃいました市民の費用的な負担ということで、単価アップということが非常にこういった説明では表に出てきているわけでございますけれども、例えば10日間の入院であったのが、それが入院期間の短縮を図った結果、7日間で入院できた。7日間のほうが多少単価は高いんですけれども、トータルの患者負担から見れば総合的には安くなるといったようなことで、単価アップを図ると同時に在院の期間短縮を図っておりますので、その中の総合的に考える中では当然市民の方の負担は減っていくものだと思っております。何よりも新入院患者数をたくさん受け入れて病院の収益を上げるものであるという基本的な姿勢に立っているというわけでございます。
 それと、あと市民への説明というのが非常に大切になってまいりまして、先ほど委員がおっしゃいましたように、いつまでも置いてくれとかそういう患者さんも、もちろん中にはいらっしゃいます。そのために、地域連携の中の非常に重要な部門であります地域医療室が、受け入れだけではなくて退院支援ということも先ほど少しお話しさせていただきましたけれども、入院をして1週間以内にそういった患者さんについてはすぐさまカンファレンスを行って、その患者さんの状況を早く把握した上で、次この患者さんはどうしようかとか、地域の医療機関に対して連絡をとり合って具体的な退院の進め方を検討するといったようなことももう日常的に行われておりますので、よほどのことでない限り、できるだけ円滑な退院が図られるというふうなシステムはでき上がっております。
 ただ、もう一歩進めれば、やはり非常にそういった早く退院することへの抵抗を持っていらっしゃる患者さんもおられますので、そこについては、とにかく入院早期からきっちりと上手に説明をしていくといったようなことも今後の課題として今まさに取り組みつつあるということでございます。
 以上です。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  病院というところは、経営改革を進めていくと患者さんにその負担がというイメージがあるように思います。そういう意味では、病院は頑張ってんねん、でもこんなんやねんみたいな話になっていくと、利用そのものがしにくくなっていったり患者さんが離れていくみたいな世界もあるかもしれません。そういう意味では、そこの部分を本当に今後、さらに進めていく以上しっかりやらないといけないのかなというふうに思っております。
 それと、それぞれにいろんな指標が出ているんですけれども、目標というのはきっちりあるのかなという気が1個している部分があって、9ページの中央部門等の改革にかかる指標で薬剤部の指標があるんですね。退院時の指導実施率が12%、前年9、その前は19。これ、目標ってあるんですか。
○村上 委員長  辻課長。
◎辻 課長  退院指導に関しましては、薬を最終的に今度は外来で自分で飲んでもらうということで、基本的には全患者さんに説明するのがもう本来です。本来はもう100%を目指すべきなんですけれども、ただ、入院から急に退院を早くする、病床の関係もありましてその説明がおくれたりとか、実際はしているんですけれども算定がおくれたりとかというんで、その辺がありますので、基本的には完全実施を目指します。
 ただ、服薬指導、これも67%に増加しているんですけれども、まだ完全にはできていないので、その辺もあわせて、基本的には100に近づけるようなのが目標になります。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  やってんねんけれども指導料として取れるような行為があったのがこの数字というふうに僕はとらえたんですけれども、全然やってへんということは多分ないと思うんですけれども、それはどうなんですか。
○村上 委員長  辻課長。
◎辻 課長  確かにシステム的なこととか、結局、薬剤部が常駐できていないんですね。調剤があり、ほかの業務があるんで、その間に行けなかったりとかいうことがございますので、今回、院外処方ということになりまして、薬剤師も病棟専従という話もあります。そうなりますと結構人数的にも厳しい面もあるんですけれども、その辺を改善して業務的なことを改善していけばその率が上がる、そしてシステム的な改善によって上がっていくと思っています。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  いろんな方法がある中で、こっちをやればこっちがおろそかになるみたいなものが多分あると思うんですけれども、そこの部分でこういうふうに出てくると何でこんな低いねんみたいな話になってしまう部分がありますので、そういった部分というのは今後、院外になれば改善されるというようなところなんかの説明なんかがあれば、多少なりともわかるのかなというふうに思います。
 それと、これ全くの改革前に、昔、病院というものの改善をという話の中で、今の市立病院の立地的条件を生かした経営改革みたいな部分で、高速道路のインターのすぐそばにあって、宝塚から奥に宝塚の市立病院ほど充実している病院は非常に少ない。そういう中で他市等から高速道路を使って搬入とかという部分で経営改革ができるん違うのみたいな話が以前にあったような気がするんですけれども、そういった取り組みというのは別にないの。救急科ができて、それはいずれ救急本部とかなったらそうなってくるのかもしれませんが、そんなような話というのは全くないんですか。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  具体的な取り組みとしては、項目の中には特に並べておりません。やはりニーズがあって、高速道路上の非常に便利なところにあるということで、そこで事故が起きたときにそのときの判断で病院に来るというケースはあると思うんですが、最近の事例としましては、宝塚インター近辺でバス事故があったときに阪大病院に行ってしまったというケースがあったと思います。事実上そこで選択されなかった理由というのはちょっとよく存じ上げておりませんが、一括して、阪大へも距離は当院よりは少しはありますけれども、やはり高速道路上のことですから、5分、10分ぐらいで阪大がそばにあるんだったらそこにというふうな判断があったのかもしれません。
 ということで、具体的な取り組みとしてはないんですけれども、例えば豊岡のほうから当院に向かって患者さんが来たとかというケースは、救急ではありませんけれども、高速道路を利用してきたというケースはありますので、地の利を生かした救急体制というよりも、やはり連携という意味では少しは役に立っているんではないかという思いはございます。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  余り事故事故と想定はするんじゃなくて、ここから先、そういうほうの利用が少ないということで、他市連携みたいな部分というのもありかなという感じがしたりします。実際、ここから奥へ行ったときに、自分とこの病院へ行くよりも高速を使ってこっちへ来たほうが早いみたいな部分もあると思いますし、そういった部分での一つの経営の改革のプラスになればみたいな部分は前に意見があったかと思いますが、その辺また考慮いただきたいなと。これはあくまで意見ですけれども、以上です。
○村上 委員長  ほかに質疑ありますか。よろしいか。
 サトウ委員。
◆サトウ 委員  三宅委員からの質問にかなり重複するところがあるんですけれども、12ページのスムーズな退院調整等書かれていまして、平均的な退院日数等示されており、年々平均在院日数は少なくなっているという傾向は見てとれるんですけれども、地域の方々からよく寄せられるのは、思っていたよりも早期に退院させられてしまったという声を実際に聞くことが多いんです。
 そうなりますと、病院の規模や病院の性質によって違うんでしょうけれども、全国的だったり、あるいは他の病院で平均的な在院日数はどれぐらいが指標なのか、そして、これは本当に公立病院として短くしていけば短くしていくほどそれでいいのかどうか、市立病院の方針というものを聞かせていただけるとありがたいんですけれども。
○村上 委員長  藤本課長。
◎藤本 医事担当課長  阪神間の公立病院の退院日数を見ますと、当院はどちらかというとまだ長いほうでした。消化器内科が患者数がふえたことで検査入院がどんどんふえて若干減っておりますけれども、実際に13.9と書いていますのは平均より若干長い目と考えております。症状にもよりますので、当然在院日数が30日、40日という患者さんもおられますし3日、4日という方もおられます。ですから、全体で短くなる傾向には確かにございます。
 一つには、例えば昔でしたら手術した後何時間かずっと寝ておられたようなケースがあるんですけれども、今はもう手術した翌日に起きて御飯を食べてリハビリをしてという、医療のやっぱり中身も変わっているかなと思います。要は、どんどん起きなさい、どんどん食べなさい、そうすることで経過がよくなりますよというのが一つの今、医療のあり方でもありますので、昔でしたら1回入院したら1カ月ぐらいというのが実はあったかもしれないんですが、先ほど横野課長も言いましたけれども、入院時点でもう退院日がいついつですと、それにつけて、例えば今でしたら、介護が必要な方でしたらケアマネさんに事前に病棟に来ていただいて、医療職と合同で面談をして、退院後はこういう形で治療をしましょうというようなお話をさせていただいて、患者さん、家族の方にできるだけ不安のないような形で退院をしておりますので、在院日数に関しましては、一概に長い短いというのはないんですけれども、平均値でいきますと若干まだ長目かなというところが現状でございます。
 以上です。
○村上 委員長  サトウ委員。
◆サトウ 委員  そういったところも地域の方にこちらから説明できるような体制というのが非常に大事かなというふうに思います。
 関連しているのかちょっとわかりませんけれども、地域医療支援病院承認に向けて、紹介率は4月の時点で49.6%であるので、目標よりもかなり高い数値になっているというふうなことなんですけれども、地域の開業医さんのところに私も行ったりすることはあるんですけれども、宝塚市の地域医療支援病院、その病院ということでプレートみたいなものをちゃんと置いて、そういった市民の方にもわかるような状況に今なっております。
 ただ、プレートが置いてあって、それ以上のこと、啓発に関するものというのは、そこの病院では見ることはできなかったんですけれども、そういったところで何か今後進めていきたいというふうなものはあるんでしょうか。
○村上 委員長  横野課長。
◎横野 企画経営担当課長  啓発ということになりますと、このプランの説明でも一部させていただきました地域医療機関への情報発信ということで、この4月から始めさせていただきました「すみれHeart.ねっと」という情報誌、これで市立病院の中の情報をどんどん発信していくという形はもう既に始めさせていただいております。
 と同時に、あとはホームページも今、実はちょっと工夫することを考慮しておりまして、ホームページから市民の方がすぐに地域連携登録医にたどり着くような形の、そういった仕組みも今つくりつつあります。今年度内ぐらいにきっちりしたものをつくって、市民の方もこの病院が市立病院登録医なんだというのがちゃんとわかって、そこを受診すれば市立病院ときちっと連携しているというふうなことがわかる仕組みをつくりつつあります。
 あとは、やはり地域医療室と登録医、つまり地域医療機関の先生方との密なコミュニケーションというのは非常に大切であるのはあたりまえなんですが、地域医療室、人的な問題もあるんですけれども、時間を見つけては訪問しているというふうなことも今、やっております。
 以上でございます。
○村上 委員長  ほかに。
 妙中病院事業管理者。
◎妙中 病院事業管理者  先ほど三宅委員からも御質問があったんですけれども、今のサトウ委員の退院調整のお話なんかともちょっと関連するんですけれども、退院をうまくしていただくためにはうちの病院でできないことをどこかの病院が補完的にやるというような、そういうことができるというのも一つの環境整備だと思うんですよね。
 他市で私ちょっと訪問したときに見てきたんですけれども、とてもすごい急性期の病院で、重症患者を物すごく受け入れておられたんですけれども、そこの平均入院日数、物すごく短いんですね、うちなんかよりもっと。重症なのにもっと短い。その患者はどうやって別の病院に移しているかということなんですけれども、その病院が周囲の病院に協力するというようなことをやっているんですね。したがって、その中心になる病院に呼吸管理、人工呼吸の話をしてくれということで行ったんですけれども、もちろんその病院のスタッフは聞きに来てくれたんだけれども、続々と周囲の病院の人が聞きに来るんですね。つまり周囲を教育してほしいためにあんたを呼んだんやという、そういう話もあったんですね。
 そういった感じのことがここの地域になじむかどうかわかりませんけれども、そういうこともやっぱり考えていかなあかんのやろなと、こういうふうに思っているんです。
 この地域ぐらいだと、それほど物すごい重症まで診なくても、それはそれなりに周囲に施設がありますからそれにお任せするとしても、例えば開業医さんにいろんなことをわかっていただくとか、あるいは関連の近くには3つの病院とどうそのあたりでうまくやっていくのかというあたりを少し進められたらいいなとは思っているんです。
 例えば今度、感染対策加算というのがこの4月からついたんですけれども、感染症対策というのを病院と一緒に連携してやっていくと加算がとれるという、そういうパターンの加算なんですね。周囲の3つの病院、4つか、来ていただいて、ちょっといろいろお話ししたんですけれども、感染対策については、申しわけないですけれどもうちなんかよりは少しおくれいている感じがしたので、そのことについてはうちのほうが十分教育できるという格好のことを感じました。
 あちらの病院さんも教えてほしいという申し出でおられますし、こういうことをまず一つのきっかけにして周囲の病院との連携をうまく進めていく、そういうふうなのがすごく重要なことなのかなというふうに思ったし、それからもう一つ、療養型の病院にお送りするというケースもあるので、そこの病院との連携あるいは教育みたいなことも重要かなと。
 近隣のリハビリテーションの病院があるんですけれども、そこからうちの病院の中に医師が来ていただいて、実際、送りたい患者をその先生に直接診ていただいて、これやったら受け入れるというふうなところのチェックしていただいてからお送りするというようなことも今もう実際に始めていますので、そういったことをもう少しうまく進めていけば、いわゆるシームレスとおっしゃいましたけれども、そんなことももっとうまくやっていけるのかなというふうに。
 まだまだなんですけれども、ちょっとずつ取り組みはやっているということでございます。
○村上 委員長  ほかに質疑ありますか。
              (「ありません」の声あり)
 なければ、これで1番目の議題をこの程度にしたいと思います。よろしいですか。
                (「はい」の声あり)
 ということにいたします。
 それでは、議題の2番目、その他に入りたいと思います。その他はありますか。
 もしなければ今後の委員会の進め方についてを協議したいと思いますが、御意見ありますか。
 なければ私のほうから、次回の委員会を来年2月ぐらいでどうかなと。今の説明を聞いた進捗状況をもう一回調査するということで、もっと早くするか、もう2月でよろしいか、その辺、内容をどうするかというふうな意見がありましたら。
 三宅委員。
◆三宅 委員  別に急ぐ気はないし、病院にプレッシャーを与える気もないんですけれども、今、病院全体の話を聞かせてもらったんですけれども、それぞれの組織というか気風というか、病院の中の状況を知れたらなみたいな。こっちが動いて、市立病院でどんなことが実際取り組みとして行われているのかというのは、文書であるとか評価からではお話あったんですけれども、その辺をどういうふうに、例えば看護師の方がどんなふうに頑張っておられるのかとかそういったこと。
 多分、邪魔になると思うんで、それがすごく心苦しいんですけれども。だから、そういったことをちょっとリサーチできたら、特別委員会として、今、病院ではこんなことをやっているよということがもっとリアルにわかって体験的に話ができるのかなというふうに思ったりもしておりまして、具体的にどんなふうにとはちょっとあれなんですけれども、そんなことがちょっとできたら、2月まで時間があるんであれば、ちょっとそういうことを1回できたらよろしいかなと思っております。
○村上 委員長  はい、どうぞ。
 井上委員。
◆井上 委員  それは、地域連携室なら地域連携室にこっちへ来てもらって説明を聞くという意味なのか、あるいは視察的に行くような……。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  というか、例えば会計の時間がすごく長いとかというクレームが多かって、こんな取り組みをしますよとか、今、じゃどんな状況でどんなふうに工夫をしてはるのかとかというのを、やっている人に直接話を聞ければそれはいいですけれども、じゃなくて、行って、見てみてそういうふうに感じることが大事やと思っていたりもするんです、委員会としてね。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  だから、ここで説明してもらうのか、我々が行って説明を聞くのか。結局、視察みたいな形で見たほうがいいとは思うんだけれども、相当邪魔になるやろうと。
○村上 委員長  三宅委員。
◆三宅 委員  でも、例えば谷本さんなりとか藤本さんなりが、申しわけないけれども半日あけてもろうて、それぞれの部署でこんな取り組みをしていますよと実際に見せていただいたらそれでいいので、例えば、この間の医療事故なんかにしてもどんなふうにやっているのかとかいうのも多分あったほうがわかりやすいんかなと。
○村上 委員長  委員さんとしては向こうへ行って視察して別に見たらいいんやけれども、ある意味で説明してもらうのはやっぱりある程度項目も決めておかないと。
 三宅委員。
◆三宅 委員  経営改革プランにのっとって各部署こんな取り組みをしてますよというのを実際の病院の中での話というのは、こういうのがあったとしてもなかなかどうかなということなんです。
○村上 委員長  井上委員。
◆井上 委員  今、3交代を2交代に去年していたりとかいろいろ変わってきているから。
○村上 委員長  田中委員。
◆田中 委員  だから、それが例えば気になるのは、きょうも話が出たけれども、地域連携でこっちからは聞くけれども、地域のお医者さんがほんまにどう今感じておられるのかというのが、これ手続上難しいと思うんですけれども、何か聞けるのやったら例えば医師会なり、それやったら手続がどうなのか、ここへ来てもらうのが早いのか。
 こっちが行ってやる分には委員会としてできるのかな。紹介率、逆紹介率なりがスムーズに本当にいっているのか。
○村上 委員長  石倉委員。
◆石倉 委員  前に医師会との面談ってやりましたよね。
○村上 委員長  では一遍、病院と打ち合わせして、いつごろ受けられるかというのを2月までに一度それをやってということでよろしいですか。
                (「はい」の声あり)
 なら、この件はこの程度とします。
 次、視察について、前のときは1月の下旬ぐらいということで言ってましたんですけれども。
 1月の下旬ぐらいでよろしいか。
                (「はい」の声あり)
 それで一応予定しておいてもらって、一応1月下旬ということにしまして、皆さんからここへ行きたいという希望が出れば、9月の中ごろまでぐらいに事務局のほうか私のほうに連絡いただきたいと思って、なければもうそのまま私のほうで案をつくらせてもらっていいかどうか。
                (「はい」の声あり)
      (「1月下旬のこの辺ってもう決めておきませんか」の声あり)
       (「20日の週ぐらいだったら。何もなければ」の声あり)
 20日の週で一応予定、よろしいか。
                (「はい」の声あり)
 このうちの1泊2日ということでよろしいか。
                (「はい」の声あり)
 そしたら行き先、一応案をつくりますけれども、皆さんでここというところがあれば9月の中ごろまでに連絡いただきたいと思います。
 中ごろまでになければ、もうこちらのほうで進めるということでよろしいですね。
                (「はい」の声あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 以上で本日の委員会はすべて終わりましたので、これで閉会したいと思います。
 よろしいですか。
                (「はい」の声あり)
 閉会いたします。
               閉会 午前11時30分