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兵庫県 宝塚市

平成24年 8月22日産業建設常任委員会−08月22日-01号




平成24年 8月22日産業建設常任委員会

                 開会 午前10時00分
○大島 委員長  ただいまより産業建設常任委員会を開会いたします。
 初めに、6月定例会で議決し制定した宝塚市議会で議決すべき事件を定める条例と計画との関係について確認しておきたいことがあります。事務局から説明を受けます。
 福井課長。
◎福井 議事調査課長  6月定例会で制定されました宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例では、長期にわたる重要な計画の策定を議会の議決対象にしています。
 そこで、ちょっと確認を2点ほどお願いしたいんですけれども、まず1点としましては、その計画が議決対象になるかどうか、これにつきましては会派代表者会議の場で決定されるということが1点です。
 それで、2点目につきましては、本日調査される結果を後ほど開かれます会派代表者会議のほうへ報告するということになりますけれども、その報告内容については委員長に一任していただきたいなというふうに考えております。
 以上2点、調査に入る前に確認をお願いしたいと思います。
○大島 委員長  皆さんいかがでしょうか。よろしいですか。
                 (「はい」の声あり)
 そしたら、きょうのこの結果はまた代表者会のほうで報告をさせていただきます。
 それでは、閉会中の所管事務調査として、現在策定が進められています宝塚市景観計画についてを議題といたします。
 さきにお手元のほうに資料配付がありました宝塚市景観計画(案)に基づいて説明を受け、それから質疑を行いたいと思いますが、よろしいですか。
                 (「はい」の声あり)
 それでは、説明をお願いいたします。
 土取部長、どうぞ。
◎土取 都市整備部長  それでは、初めに宝塚市景観計画の策定に係る経緯と目的について御説明いたします。
 本市は、昭和63年に自主的に市独自の都市景観条例を定め、この条例のもとで宝塚の景観を形成する取り組みを行ってきましたが、昨今の景観に対する市民ニーズの高まりを受け、また市としましても、都市景観の重要性を再認識し、景観法の枠組みを活用して景観行政を推進することとしました。このため、本年の2月には景観法に基づく事務が執行できるよう景観行政団体となり、3月には都市景観条例の全部を改正する条例を市議会の議決を得まして公布してございます。その後、4月には改正条例の一部を施行し、景観計画策定に係る諮問機関である景観審議会を立ち上げるなど、これら必要な環境整備に取り組んでまいりました。
 この計画は、景観法第8条第1項に基づいて策定することができる計画で、景観形成の方針や景観形成にかかわる基準などを定め、建物のデザインや色彩などの規制誘導をし、まちの個性や良好なまちなみをはぐくむ計画になりました。
 作成に当たっては、第5次総合計画、都市景観基本計画に即し、都市計画マスタープランとの整合を図りながら、また法に規定する必要な事項、例えば区域を宝塚市全域とすることなどを定め、景観に関する諮問機関である景観審議会の意見を聞きながら作成しています。
 それでは、宝塚市景観計画(案)について、概要版で御説明いたします。
 お手元の概要版をごらんください。
 まず、この計画は良好な景観形成に関する計画であり、建物、建築物等に対する届出、勧告を基本とする規制誘導の手法となります。
 2ページと3ページをお開きください。
 景観計画で定める内容のうち、3ページの第2章の方針までは選択によって任意に定めることができます。
 7ページをごらんください、飛びますけれども。
 7ページでは、第3章という形で、良好な景観形成のための行為の制限については、景観計画の区域に必ず定めなければならない項目となっています。
 次に、11ページを少しお開きください。
 11ページにおきましては、第4章の下段のほうに青枠で囲んだ分でございますけれども、4章と5章があります。4章の景観重要建造物、それから第5章の景観重要公共施設などは必須項目ではないですが、地域の景観形成上重要な要素となっている建物や樹木、道路や公園について、あらかじめ指定する場合の基本的な方針を定めております。
 これが大きな流れでございます。
 それでは、恐縮ですが2ページへお戻りください。
 別表と掲げてございます「宝塚らしさを感じる」ことから景観形成基準という形で、上段の辺に青い縁で囲んで題したところをごらんください。
 宝塚らしい景観を形成していく上での流れをフローで示しています。
 初めに、宝塚らしさを感じるものは何なのか、これは人によってさまざまでございますので、宝塚らしさを感じる構成要素を自然、都市、それから田園・集落、文化の4つに分類して明らかにしています。
 右側のページの第2章の上段部分では、4つの概念として掲げてございます。
 これらからつながる宝塚らしい景観として、1、山並みと清流がおりなす潤いのある景観、それから2番、自然、歴史に包まれた地域の個性が輝く景観、3点としまして、北部地域の自然や歴史に培われた落ち着いた田園景観、4点目としまして、特有の居住文化や芸術文化が育む、ふれあいの景観を掲げて、さらに、これらの景観を形成していくための方針につなげる構成としてございます。
 このような構成にすることで、市民、事業者、市のそれぞれが宝塚らしさの景観を互いの共通認識のもとで取り組んでいけるようにしています。
 次に、3ページの下のほうの欄を見てください。
 指針と基準についてあらわしてございます。
 これまでの方針は宝塚らしさを感じる構成要素や概念といったことになりますので、市域を大きく5つの地域に設定して景観形成の指針や基準を定めています。
 4ページをお開きください。
 4ページは、5つに分けた地域をあらわしてございます。それぞれの地域を色分けしてあらわしてございますが、例えばAの山並み部は、濃い緑色の区域で、市街化調整区域の六甲山や長尾山系、北部地域の山並みになります。また、薄い緑色のBの山麓部市街地は、阪急宝塚線以北、今津線以西の山ろく部住宅地と、その内側のオレンジ色のCの平野部市街地に区分してございます。さらに、平野部の中でも特色ある地域をDの地域として表現してございます。
 このように地域を設定した理由は、開発事業者等に対して地域を示して、指針や基準を明らかにし、遵守に努めるようにつなげていくことが目的でございます。
 指針の概要は、5ページの右のページでございますけれども、掲げてございます。例えばBの山麓部市街地地域では、山並みの緑との調和、見上げたり見おろしたりするような景観を検討するとともに、協働のまちづくりを継続して進めることなどを掲げてございます。
 次に、次のページを開いてもらって、7ページをごらんください。
 第3章でございますけれども、3章の行為の制限に関する事項でございますが、指針のゾーニングを基本に景観形成の基準を定めてございます。この基準は、市域全体の一定規模以上の行為に対して遵守すべき事項になります。指針で地域を設定し基準を定めていない地域については、今後、必要に応じて基準の策定を目指します。
 それでは、この第3章が適用される行為についてでございますが、一定規模以上の行為として表に掲げているとおりでございますが、これらの規模は、これまでも改正前の都市景観条例で届出を義務づけていた規模と同様でございます。
 例えば、中段の右下のほうに、建築物の建築等の場合、区域の面積は500平米以上、階数が3を超えるもの、高さが10メートルを超えるものなどが対象となります。
 次に、8ページをごらんください。
 8ページは届出の流れについてでございますが、市の都市景観条例に基づく届出と景観法に基づく届出の2段階とし、早期の事業計画の段階から届出によって規制誘導をしていくことにしています。
 次に、景観計画特定地区、中段以降に表現しております。これまで説明をしてきました市域全体の計画に加えて、地域主体のまちづくり活動などを通じて住民総意で景観基準を取りまとめられた地区を特定地区として指定します。この特定地区は改正前の都市景観形成地域の制度を継承するもので、景観計画には、市域全域の計画と同様に景観形成の方針や基準を地区固有に定めます。
 次に、9ページでございますけれども、景観形成の基準についてですが、先ほどの指針における地域割りを基本に基準を定めております。
 次、10ページをお開きください。
 基準は、10ページに表現していますように、地域ごとに大きくは屋根や外壁の色彩、敷地の緑化、擁壁の構造に関する3つの基準で構成しています。これらの基準は、地域住民が主体となって取り組まれてきた都市景観形成地域の景観形成基準を基本に、一定規模以上といった規模を勘案し一般基準化したものでございます。この基準が遵守されない場合、項目によっては変更命令の対象とすることも可能であり、一定の強制力をもってこれまでの緩やかな景観行政に実効性を確保しています。
 それでは、基準のうち色彩についてご説明申し上げます。
 10ページの枠組みの表をごらんください。
 建築物の屋根や外壁について、マンセル表色系を用い、色相、明度、彩度で規定します。これまで一定規模以上の建築物等に適用してきた市の色彩基準をベースに、阪神間の色彩基準や環境色彩調査を参考に基準を定めてございます。
 それでは、今後の予定について説明申し上げます。
 9月6日までパブリックコメントを実施しています。市民の景観に対する関心を高めるため、パブリックコメント期間中の今週の25日、土曜日でございますけれども、西公民館で景観フォーラムを開催いたします。産業建設常任委員会の皆様方には、ぜひ御出席いただければ幸いに存じます。
 10月上旬までにこの景観計画を定め、指針や基準を遵守した届出につなげていくために、約3カ月の周知期間を確保し、12月末に改正都市景観条例の全部施行とあわせて施行する予定でございます。この3カ月の周知期間には、市のホームページや窓口において新たな届出制度の周知に取り組み、また開発まちづくり条例に基づく手続とも緊密に連携しながら、良好な景観が形成できるよう全力で取り組んでまいります。
 以上で宝塚市景観計画(案)についての説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○大島 委員長  以上で説明が終わりました。
 続いて質疑に入りますが、質疑はありませんか。
 はい、どうぞ。冨川委員。
◆冨川 委員  お尋ねしたいのですが、これまでも自主条例というのがあったとの説明でしたけれども、あったということで認識していてよいのでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  そのとおりでございます。
○大島 委員長  どうぞ。冨川委員。
◆冨川 委員  ありがとうございます。
 そうしましたら、今までの自主条例と今回策定しようとする新しい条例と、これは宝塚市景観計画(案)というような表現ですけれども、その大きな違いというものは何なんでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  条例のほうでいきますと、もともとの自主的な条例といいますのは環境基本条例のもとにあった条例でございましたので、今回につきましては景観法という国の法律に基づく条例という形になりましたので、本市の景観条例の位置づけがきちっと法律体系の中に取り込まれているというような内容になってございます。
 以上です。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  すみません、ちょっとまだうまいこと理解できていないのかもしれませんけれども、以前の自主条例と今回この計画を策定されようとするにおいて内容的に大きな違いというのはあるんですか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  今回の景観計画といいますのは景観法という法律に基づく計画になります。それで、既に自主条例である都市景観条例につきましてはこの3月30日付で全面改正を行っている。その全面改正をした理由というのは、景観法に基づく景観計画を定めていく場合のきめ細かな手続をその条例の中で定めたということになりますので、景観計画が条例に規定する計画ということではございませんので、その辺は御理解いただきたいと思います。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  じゃ、基本的な考え方は、大きなとらまえ方は言われたとおりなんでしょうけれども、その内容的に、以前、今この計画を定めようとされる内容的なものの今までの決まりというのはあったんですか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  これまでは、行政指導をする場合につきましては、景観で一定の指導基準というのを定めてございまして、その指導基準に基づいて指導してまいりました。ただ今回は、例えば概要版でいきますと4ページに書かせていただいているんですけれども、地域をきちっと区域区分をはっきりさせていただいて、特色ある、例えばABCなり場所を特定する、また、その基準を個々の場所に応じてきちっと明確にしていくということになっていますので、以前の指導基準から比べると、よりきめ細やかな形成の方針ですとか指導基準を定めていこうとした内容です。
 また、先ほど部長の説明の中で、7ページで届出対象行為というのを規定してございますけれども、これにつきましては、従前の条例の規定に基づく景観形成を指導していく基準の例えば500平米、3を超える、10メーターを超えるという内容につきましては、以前の自主条例を継承していくような内容になってございます。
 以上です。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  ありがとうございます。
 そしたら、今回つくろうとされている条例で、以前はできたけれども今後できなくなるであろう、そのような項目というのは具体的に何点かあるんでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  以前ではできたのにこの景観計画を定めることによってできなくなる内容ということにつきましては、基本的にはございません。むしろ、例えば以前は景観形成地域指定というような形で指定させていただいて特別な指導をしていたんですけれども、今回は景観計画特定地区というような内容で定めることができますので、基本的には、以前の条例の仕組みの中で用いていたいろんな仕組みについては継承しているという内容になってございます。
 以上です。
○大島 委員長  よろしいですか。はい。
 ほかに質疑はありませんか。
 伊福委員。
◆伊福 委員  これは、景観形成基準でマンセルで屋根と壁があらわされているんですけれども、実際、景観審議会に届出が出てきたときに諮る内容というのは、その基準だけ見れば何か屋根と壁と、あと敷地が3千平米以上の分だけ、なんかこう、審議されるのかなというふうにしか見えないんですけれども、環境審議会では、5ページ以降に書いてあるまちなみ保存とか、何かイメージ的に壁がれんがづくりにしなさいとか、何か文化的なものに合わせたものにしなさいみたいなことはされないんですか。
 何かこの基準だけ見ていたら色合わせだけにしかちょっと見えないのかなと思うんですけれども、実際どういうことを審議されるんですか。そこまで審議されないんですか、環境審議会では。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  今回は、この景観計画を大きく2つの項目で構成しておりまして、景観形成の方針という、要は景観に対する考え方ですね、こういう考え方で景観を形成してほしいという観念、それともう一つは、景観形成基準といいまして、先ほど委員が言われた外壁と屋根の色目、色彩だけか、それだけしか規制をされないのかという御質問だと思うんですが、今回の大きな目的は、その前段の景観形成の方針、その考え方を、8ページに届出の流れがございますが、条例という宝塚市の景観条例、これは法に基づくものではなくて、先に条例に基づく届出をしていただいて、その中で景観形成の方針に合致しているかどうか、していなければ、その考え方を業者のほうへ指導していくということになります。
 それと、その中で規模の大きなものについては、景観審議会の中にデザイン審査、今現在の都市景観デザイン審査会もありますが、そういうデザイン審査を専門にする部会をつくって、さらにその方針に基づいて専門家の意見を伺いながらこうした審議をしていくということになろうかと思います。
 最後に、景観計画の中で区域を市域全域に今回しますので、その区域の中においては基準を定めなさいということが景観法によって規定をされています。その基準が先ほど言われたその色彩なんです。ですから、それは非常に確固たるもので、それが遵守されない場合は景観法によって、例えば建築物の形態、まさしく色彩になるんですが、そういうものについては変更命令の対象にもできるという形で、非常に強化なものは基準に対して。その前段で、景観の市の考え方に対して遵守していただくために2段階の届出にしていると。
 すみません、以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  お聞きしたいのは、だから積極的には環境審議会でデザインというのはどうかという指導はするけれども、それはもう環境審議会のデザインのほうに任せてあって、基準的にはマンセルの記号、屋根と大体壁の色彩だけが基準としてあるということでいいんですか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  8ページに書かせていただいているんですけれども、まず我々が、今回の景観計画もそうなんですけれども、そこを御審議いただく審議会は景観審議会というような形で、景観条例に基づいて設置した景観審議会という審議会でございます。この中にデザイン、この審議会では人数が多くなりますし、デザインを専門にする少数のメンバーでデザイン指導にあたる部会のようなものを設けて、事業者の届出についてはここでいろいろ総合的な観点、数値だけではあらわせない部分について審議をしていただこうというふうに考えてございます。という段階で、事業者に対する届出についての指導をしていきたいと考えております。
 以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  だから、審議されるということですけれども、漠然としたイメージはわかるんですね、何となくしようとしているイメージは。ただ、そうなったらデザイン審議会みたいな、そういうデザインを審査会みたいな部会の意見である意味、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまうということにもなりかねないんじゃないですかね。だから、何か基準と言えば、もうこの地域はこういうものですというふうに決めてしまうのが、もう色だけで、あと色合いも、マンセルの記号といってもそんなに違いはないですよね、BからEまで。何か大きな違いがあるのかなと思っても、数字を見てもそんなに違いがないですよね、ほとんど似通ったような色。多分、宝塚市で大体統一した色みたいなものにしか見えないんです。そうなったら、もうデザインの中身、意匠関係をどうするかというところにかかってくると思うんですけれども、それはもうデザインをやっている部会にお任せやということになるんですかね。
 だから、その部会の中にだれが入っているか、それでまたどういうふうなまちづくりになるかというのは、また変わってくるようなイメージを持ってしまうんですね。そこら辺どうなんですか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  景観審議会の役割は、やはり市職員だけで景観的な知識、経験ですね、不足したものを審議会の委員の方々から意見を受けて市が指導していくというものになります。
 景観審議会の役割は大きくは2つあって、自主の条例に基づく特定大規模といいまして、今回の場合ですと、敷地面積が観光プロムナードの大事にしなければならないエリアについては、1千平方メートル以上の開発行為にあっては景観審議会の部会の中で意見をいただくというものと、それともう一つは、景観法に基づく届出、これは、先ほどから言われている色彩等の基準となるという基準も計画としては定めておりますが、内容によっては、逆にその基準以外の場合も、基準を少し逸脱してもそのほうが良好というケースもあり得るということで、8ページの届出の流れの中には、さらに景観審議会の役割を果たすような形で審議を考えておるということになります。
 ですから、一律な、まず計画と、それと場所場所によってはこのほうが固有の景観的特性が出せるという場合については、審議会のほうに意見を伺いながら対応していくと、そういうになってます。
 以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  だから、もうイメージ的には、基準としては屋根と壁の色しかないと。その範囲の中で、あとはもう環境審議会の中に、どういうまちづくりかというのはここに載っているイメージ、雰囲気のやつをお伺いしながらやっていくということですね。
 プロムナードのところは、1千平米のところは何か植栽とかを植えなさいみたいなのがあったとしても、例えば1カ所だけ1千平米で残りが500平米以下やったらそこの1千平米しか指導できないということになってしまうということでいいんですね。
 だから、何か地域的に、環境審議会なんで、もうここの道路の面に関しては全面植栽にしなさいとか、何かそういう指導ももうできないということですよね。だから、まちなみといったらしたいと思うんですよね。流れであると思うんですよ。それをもう何か広さで区切ってしまったら、そこしか縛りができないんですよね。
 そういう意味で何か、時間がかかってもいいんで、その地区をどうするかとかいうのを環境法に基づいてするということはいいと思うんですけれども、今説明を受けた基準やったらもう屋根と壁の色だけ、しかも屋根と壁の色も、宝塚市内でそんなにマンセルの記号だけ見ても変わりない。デザイン審査会にかけてデザインを見てもらうけれども、そのデザイン自体も部会の人たちの何か意見で変わってしまうような。だからどこまでのまちなみを決めていくかというのは何かイメージとしては理解できるんですけどね。
○大島 委員長  何か基準というのは漠然としたものじゃなくてということがおっしゃりたいんですよね。あいまいなものでなくて、マンセルみたいに数値で出てくるものとかということで……。
 伊福委員。
◆伊福 委員  まちなみの景観形成なんで、景観をここで基準として出しているのは壁と屋根の色だけしかないので、だからそれを合わすだけなのかという……。デザイン自体も景観の中にうたっているけれども、でもデザインはほんならどうなるのと言ったら、結局は部会で聞かないとわからないみたいな。
○大島 委員長  しかも、一定面積以下のものをどうするのかということで、全体を見ないといけないんじゃないかという御意見と思いますが。
 伊福委員。
◆伊福 委員  そういうのも思うんですね。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  少し、部長の説明の中で十分ちょっと説明し切れていなかったところがあって申しわけなかったんですが、資料の4ページ、5ページをお開きいただきたいと思います。
 先ほど来からご指摘を受けている景観形成基準というものは、これは景観法の枠組みの中で決めていくということですから、当然、基準というからにはだれが見ても一定判断ができるというものが基準として求められます。色彩とか緑とか擁壁の基準とか非常に大きくその3つの構成要素しかありません。
ところが、景観というのは当然それだけでは成り立たないと、成立しないということから、その前段で、繰り返しになりますが、指針というものを定めて、景観の考え方を地域ごとに示しています。それが4ページ、5ページに掲げられた内容です。
 例えば、Aの部分については山並み部・河川部という自然系のところ、これについては基本的にそういう自然を保全しているという考え方で2つ掲げております。あと、次にBのエリア、これは、山麓部市街地ということで、阪急宝塚線、それから阪急今津線以北、以西、市街化区域のエリアになりますが、そういう主に住宅地のところになりますが、そういうところでの景観のあり方の考え方を示していると。それから、Cの平野部についてもその考え方を示している。
 したがって、審議会でころころ話が変わるということではなくて、大きな考え方はこの指針の中で掲げて、その範囲の中で、こういう景観をつくっていったほうがいいよという意見をいただきながらが指導していくということになります。
 以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  景観に関してはいろんな地域でされていると思うんですけれども、例えば、ここにも中に入っていますけれども、広告物等をもう掲げないとか、この地域はもう広告物、高いものを掲げないとか大きな広告物は掲げないとか、例えば広告にしても色とかを制限したりとかしていると思うんですよ。
 イメージはわかるんですよ。言われているイメージはわかるんですけれども、基準としてあるのはもう屋根と壁の色だけなんですねということを聞いているんですよ。
 広告物にしても、部会によってそんなに変わらないというかもしれないですけれども、それなら広告物はどうするんですかと。こっちでは何か大きなやつもあるし奇抜な色もあるしとかというのは、もうデザインをその部会に任せるということでやっていくんですかということ。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  ちょっと先ほどから積み残しの点も含めてお答えさせていただきます。
 まず、行為の届出という部分ですけれども、8ページにありますように一定規模以上、これは7ページに書いてございますが、こういう行為と、景観計画特定地区、旧の条例では景観形成地域、これはすべての行為と簡易な行為を除く行為につきましてはすべて届出をしていただいて、事前に届け出て、景観形成の方針に基づいて協議をさせていただきます。このうち、少し枠外右に書いてございますけれども、0.3ヘクタールを超えるような大規模なもの、もしくは景観形成地域ですとか、地区計画であれば観光プロムナードというところでも説明しましたけれども、ここについては1千平米以上のものにつきましては景観審議会の意見を聞こうとしてございますので、景観審議会にかからないほかのものすべていいかといいますと、すべてこれは事務局のほうで審査をさせていただくと。その整合性を図るために、大規模のものについては景観審議会に付して意見をお聞きしようというようなことになってございます。
 それと、景観形成の基準という部分ですけれども、一般的にやはりどうしても地域全体の対象、大きなブロックにしてございますので、例えば10ページ、Bをごらんいただくと、枠外のマンセル表に屋根と外壁というような形で一番上に書かさせていただいていますけれども、敷地の緑化ですとか工作物の建設についての位置、構造もしくは開発、造成の計画についての基準も定めようとしてございます。
 次に、例えばこの地域では広告物は出さない、もしくは面積を絞っていこうというような例の御指摘がありましたけれども、特定の地区に、より厳しく制限を課していこうとすれば、やはり地域全体のブロックを分けた基準ではなくて、その地域特性の基準、地域を定めていく必要があろうかと思いまして、8ページにあります景観計画特定地区、これは現在の景観形成の地域指定と同じような内容ですけれども、これにつきましてはやはり住民総意というような形で地域の総意を確認する必要があると思いますので、これにつきましては、これまでの景観形成の地域指定と同様に、地域を限定して、基準を明確にして地域指定に取り組んでいくというような内容になってございます。
 以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  だから、景観法の中ではそれぞれ今まで独自でしていたけれども、景観法にのっとってやれば、簡単に言えばこれぐらいの基準は制限がかけられるということでいいんですよね。だから、今言っているやつは特定地域に指定してやっていくんですということでいいんですよね。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  はい、そういうことです。
 特に前段の計画につきましては、これまでも定めておりましたけれども非常に漠然とした内容でございましたので、今回は地域を限って、この程度という表現がいいのかどうかわかりませんけれども、こういうことを定めていこうとしているものでございます。
 以上です。
○大島 委員長  伊福委員。
◆伊福 委員  最後に、それにしても市内で、マンセルの記号だけ見れば、色を実際に見ていないのでわからないんですけれども、そんなに差がないですよね。これだけの多分、色指定をしてあったらほとんどの色がいけると思うんですけれども、これはもう奇抜な色だけ制限するみたいなのでいいんですか。
○大島 委員長  西本都市計画課長。
◎西本 都市計画課長  おっしゃられるとおりで、事業者によっては、やはり、先ほどおっしゃられた不快広告、商業看板もありますし、それにあわせてコーポレートカラーというふうな社としてのイメージカラーもお持ちで、それを建物の外壁に採用しているということもされます。残念ながら、宝塚市はそういうような基準がなかったものですから、そういうものであってもなかなか指導に従っていただけない。
 でも、他市で景観計画を定めたところについては、そういうチェーン店の外壁なんかが明らかに、宝塚市と隣接する市ですけれども、色が違うんですよね。コーポレートカラーといいながらでもやはり抑えてくれる。そういうことで、やはり単に目立とうとしようとする色彩についてはどうしても景観上アンバランスになります。そういうものを一定方向に束ねていくということがこの計画の目的です。
 以上です。
○大島 委員長  よろしいですね。
                 (「はい」の声あり)
 ほかの委員さん、質疑ありませんでしょうか。
 いかがですか、よろしいですか。
 大川委員。
◆大川 委員  すみません、先ほどの議論の続きといいますか、ちょっと確認なんですけれども、全域を景観区域として指定しますと。その中で4つに分けて方針、指針を出しましたよと。それぞれのブロックの中で色彩等を含めた基準も定めましたと。さらにそれ以上にきめ細かく要はするための今回、条例の改正やったわけですから、きめ細かくするためには、8ページにある特定地区の指定をかけて、そこでかけた区域の中でも指針と基準をまた新たにつくっていこうという、それでさらなるきめ細かな景観をつくっていこうという、そういう大枠的な計画ということで、まずそういう理解でよろしいでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  御指摘のとおりでございます。
○大島 委員長  大川委員。
◆大川 委員  そしたら、まあ言うたら指針は指針として大きくばくっと計画で出したのは出したんですけれども、実際に規制をかけていくとかという手段として力を発揮していくのは、この特定地区をかけたときに一番力を発揮していくのかなという気はするんですけれども、この範囲といいますか、特定する範囲というのに決まりはあるんですか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  景観計画特定地区というのは、今現在の改正前の都市景観条例、これで都市景観形成地域指定の制度があって、今現在、本市は14地区指定をしております。
 小浜の歴史的景観地区を除いては基本的には住宅地が主で、地域の方々が一般的な基準だけでは自分たちのまちを守っていけないというものが都市計画法の地区計画という制度と景観基準をあわせてまちづくりを取り組んでもらえると、こういう地域住民の方々、主体的な活動によって地域総意の中で景観基準をつくるというのがこれまでだったんです。ただ、それに加えて、単に地域主体の活動だけを待つんではなくて、場合によっては市も主体的にかかわり合いを持ちながら、地域の方々と連携しながら特定地区をさらにきめ細かに定めていこうということで、今回、景観計画の枠組みの中に従前の都市景観特定地域指定をさせていって、それで法の枠組みの中で市民、事業者、市と協働しながら景観まちづくりを進めていくということが目的なんです。
 以上です。
○大島 委員長  大川委員。
◆大川 委員  何でこんなことを聞いたかというと、住宅地なんかの場合は、地域に長く住んでおられるので、長く景観を保っていくために地域の合意というのは非常に重要になってきて、それで長い時間をかけてある一定のきれいな住宅地に形成されていくと、効果が出てくるかなと思うんですけれども、例えば商業地、観光プロムナードという地域に関しては、店舗が回転が早かったりだとか、それから入らなかったりだとかいうことで景観が崩れていくということも十分あり得ると思うんで、ということは、その地域の中での合意というよりも、むしろ積極的に市のほうが指定をかけていきながら、ある程度制限をかけていくという手法をとっていかないと、長期的に景観というのはやっぱりつくっていくものやとも思いますので、長い目で見たときにその部分の景観が保っていけるのかなというのがちょっと疑問に思ったので質問させてもらったんですけども。
 そういう、例えば武庫川の河川敷の湯本町のあのあたりも、宝塚駅の歌劇のあたりとか、ああいうところに積極的に市として特定地区をかけていこうというような思いは今のところあるんですか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  例えばで申し上げますと、清荒神参道でも同じような取り組みをしてございます。もともとここは、若手の商売人の方がやはりどうしても寂れていっている状況を懸念されまして、究極は個店のブラッシュアップとか各お店が頑張っていただくのが基本だとしましても、やはり見た目、今まさに言われましたように、お店がつぶれた後にテラスハウスになっていくとか、やっぱりそういう後から見た面も防ぎたいねというような発意がありまして、あそこにつきましては景観形成の取り組みがなされたということがございます。
 観光上のことにつきましては、市として一定の思いがありますし、これまでの本色彩、YR系というような同じような雰囲気の、まずその色相から入っていったという経過もございます。究極的にはやっぱり商業活動をされている方が協議いただくんですけれども、そこからそういう雰囲気を形成していくのが重要な要素だと考えております。
 ただ、どこまで市が積極的にいくのか、また、地域の方々の発意でもってどこまで地元の機運を醸成して主体的に取り組んでいただくには非常に微妙な問題がありまして、余り市が出過ぎてしまいますとややもすると行政任せという面もありますので、それは慎重に地元の機運を見きわめながら取り組んでいきたいと考えております。
 以上です。
○大島 委員長  大川委員、よろしいですか。
◆大川 委員  はい。
○大島 委員長  ほかに質問はありませんでしょうか。
 たぶち委員。
◆たぶち 委員  質問というのか、少し提案なんですけれども、今ちょっと意見を出されていまして、4ページとか5ページの地図なんですけれども、これだけ見ても、これ概要版ですから、これから市民のほうに配布とかいろいろ活用されると思うんですけれども、もう少しわかりやすく、大まかな地名とか歴史的な施設があるところとかというのを具体的に記名できないのかなと。
 ぱっと見たら市民はやっぱりわかりにくいのかなと思うんですけれども、もう少し丁寧な発意というか、図面ができないかなと思うんですけれども。
○大島 委員長  いかがですか。
 西本課長。
◎西本 都市計画課長  御指摘のことにつきましては、やはり市職員はこういう地図を常々見ていますからすぐわかるんですが、一般市民の方、事業者の方がこれを見て本当にわかるのかという御意見はほかからも少しいただいておりまして、今現在検討を進めていますのが、色彩を少し変えながら、それとあと鉄道軸、その辺をもう少しわかりやすく表現して、自分の場所が大体どの辺にあるのかということはわかりやすいような形で見直しの検討を進めています。
 以上です。
○大島 委員長  ありがとうございます。
 たぶち委員。
◆たぶち 委員  さっきも壁の色とか屋根の色とか色彩のことが出てきていましたし、歴史的な施設というのもある程度入れていただいたら、ここにはこういう歴史的な建物があったりとか古墳なんかがあったりとか、そういうのがあればまた、ぱっと見て、市民の方にとっては、やっぱりここはこういうぐあいにして守っていかないとあかんねんなとかいうのが出てくると思うんですね。だからその辺も、もちろん鉄道とかそういうのも大事ですけれども、もう少し歴史的な建築物というのはぜひ入れていただきたいんですけれども。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  今回、歴史的景観であるとか文化を背景にした景観とかという形でかかわっていますので、数は恐らく限定的にはなろうかと思いますけれども、委員御指摘の内容でつけ加えられるよう、新たに加えることが可能なところについては検討をさせていただきます。
 以上です。
○大島 委員長  はい、わかりました。
 たぶち委員。
◆たぶち 委員  もう一つ、細かい話なんですけれども、5ページのD−2の農住ゾーンという安倉、中筋、山本等の地域の景観形成というところで、やはりこの辺は歴史的な地域だと思うんですね。例えば提案として、緑の回廊というような形で河川とか水路とか植木などの活用をされているような内容なんかも取り組んでいただければ、内容というのか、取り込んでいただければちょっとおもしろいものができるんじゃないかなと思っているんですけれども、いかがでしょうか。回廊というか、いかがでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  多分、緑の回廊ですとか河川の回廊計画があるんですけれども、恐らく今の4ページの中にはちょっと落とし込むのは難しいのかなと。例えば都市計画マスタープランですと、ブロックごとの計画の中である程度の反映ができるんですけれども、一つこの縮尺という前提を出すと、ちょっと厳しいのかなというのはございます。
 ただ、先ほどの全体、いわゆる区画の配置ですとかいうのも、このまま縮尺を用いるのか、もしくは南部なり特色のあるゾーンでちょっと縮尺の変えたのをつくるのか、あくまでもこれは全体の計画内容の話ですので、これを窓口で指導していく場合には、きっと違う縮尺のわかりやすい形の図面と内容を用いないとちょっと指導が難しいかなと思いますので、その辺、この計画のこの内容というよりは、窓口で指導する資料としてどういうのを用いていくのかということも含めて検討はしたいと思います。
○大島 委員長  たぶち委員。
◆たぶち 委員  これは概要ですからあれやけれども、もっと基本的にすごく、五十数ページのあれをちらちらと見せていただいたんですけれども、その中に加えてもおもしろいのかなと、そういうようなので回廊というので加えてもらってもおもしろいかなという、遊び心じゃないんですけれども、やっぱり歴史というものを、水路とか植木産業、そういうのを大切にしていただいて景観を守っていくような状態に書き加えていただければいいかなと思って、それは提案なんですけれども、また検討していただければ。
 以上です。
○大島 委員長  じゃ、ほかの方はありませんでしょうか。
 もしなかったら、ちょっと聞いてもいいですか。
○たぶち 副委員長  大島委員。
◆大島 委員  それぞれの計画の中の敷地の緑化のところなんですが、すべて緑視率というのを用いていると思うんですね。特定の地区計画をそれぞれの地区でつくられたときには緑視率のところもあったし緑被率のところもあったし、何かいろんなカウントの仕方がちょっとばらばらだったような気がするんですけれども、その辺は、もう決まっているところのあれもあるんだけれども、ちょっとわかりにくいから、できれば何か統一というか、そういうのはできないですか。それとも今、全部緑視率になっているんですかね、ほかのところも。これが統一のカウントの仕方というふうになっているんでしょうか。
○たぶち 副委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  敷地の緑化に関しては、一定量の緑をどの部分で見ていただくかということになろうかと思います。
 これまでの都市景観形成地域指定においては、平井山荘も導入しておりますので、いろいろ地形によっては道路があって敷地がどんと上がって、見えるのは道路側から見える領域であったり、一方、斜面側は屋根があったりということで、いろいろ地形があったりします。
 ですから、地域地域によっては、緑地と言っても道路側から眺める緑よりも、そうではなくて、場合によっては上から見おろすような景観、時には敷地の中にしっかり緑があったらいいなということで、道路側から見たときの緑視という考え方と上からのぞき込んだときの緑被という2つの考え方を基本に、これまで敷地の緑化については取り組んできました。
 景観に関しては、やはり軸として、やっぱり道路側から歩いて見たときの景観ということになりますと、どちらかというと道路際部分に緑が欲しいという考え方がございますので、緑視という考え方をまず第一義的にして、そうかといって確保できない場合、当然これも考えられるので、概要版のほうはそこまで詳細には書いていないんですが、本文のほうではただし書きを設けながら、どうしても無理な場合は緑被という考え方でもいいですよということについては計画の中に取り入れているところです。
 以上です。
○たぶち 副委員長  大島委員。
◆大島 委員  わかりました。いろいろ計画の中だったりというか、基準だから、同じものにされているのかなと思ったけれども、その辺は柔軟にされていますね。
 はい、了解です。
 以上です。
○大島 委員長  どうぞ、そしたら坂下委員。
◆坂下 委員  さっきの話の中で変更命令ができるということでしたけれども、例えば実例があって、東京でしたが、有名な漫画家が奇抜な例えば自宅をつくったと、住民から文句があって裁判までして、勝ち取ったということなんですけれども、やっぱりその点が出されたときにもっといろんな方面から審査できるような方法でやっていただきたいんですよ。建ってしまってからではもうどうにも変更したってできていないと思うんですよ。この辺の審査の方法というのはきっちりやってもらわんといかんのかなと思う。それだけですけれども、その辺はどうなんですか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  例を出されました件については最終的には裁判の中で決着したわけなんですが、ただ、世田谷の事例は、地域でこういうまちをするんだ、こういう色彩でまちを構成するんだという、残念ながら住民総意の意思をつくっておられなかったんですね。基準というものを、こういう方向でまちをつくっていきたいなという考え方がなかったということから、ああいう奇抜と周辺の方々が言っても裁判所は著しいとは言えないという判決を下したという状況で、やはり地域に何が必要かと言ったら、地域みずからが汗を流して一定の景観に対しての基準をみずからがあらかじめ用意しておくということが非常に大事なので、これからも都市景観形成地域という地域主体の取り組みを、景観法の枠組みの中で、特定地区という形に名称は変わりますけれども、その考え方をしっかりと継承して取り組んでいきたいと考えております。
 それと、そういう地区については、先ほどから一定規模の大きな建物の届出対象を、景観基準に合致しているかどうか、指針に合致しているかどうかという話をしましたが、特定地区については一戸建ての小さな一般的な建物からも届出の対象義務を課して、しっかりと届出の中でルールもしくは考え方が周知されているかどうか審査をしっかりしていきたいと考えております。
○大島 委員長  坂下委員。
◆坂下 委員  よろしくお願いします。
○大島 委員長  坂下委員、いいですか。
◆坂下 委員  いいです。
○大島 委員長  どうぞ、冨川委員。
◆冨川 委員  細かいことなんですけれども、11ページの第4章で景観重要建造物・景観重要樹木の指定の方針なんですけれども、これは、公の機関がお持ちのものだけではなく、個人所有のものを含めて指定の方針なんでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  これも、今回、景観重要建造物という名前になってございます。これは、既にあります景観形成指定建築物、建築物指定という形で市内に20戸指定してございます。例えば宝塚ホテルの旧館ですとか個人邸、木接太夫の碑も指定してございまして、これは同じような形で、こういうものにつきましては今後とも、体系は条例が変わりましたので、名称については景観重要建造物となりますけれども、指定していきたいなというようなことですので、基本的にはこれまでのを継続していく形での考え方でございます。
 樹木につきましては、景観の中でこれまで指定した事例はございません。保護樹、保護樹林というような別の中では指定しているのはあるんですけれども、ございませんで、これにつきましても、そういう枠組みだけを持っておいて、今後、必要に応じて指定していくというような形で取り組んでいきたいと考えてございます。
 以上です。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  そうしたら、仮に個人に所有の何がしかがこのような形で指定された場合ですけれども、指定された側には何がしかの逆に規制もかかるのかと思うんですけれども、どのような影響があるんでしょうか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  第4章、第5章といいますのは景観法の中で規定されている内容で、景観法を活用していく上で景観計画の中で指定の方針を掲げたと。まず入り口、その仕組みだけを景観計画の中でつくるということが目的なんです。それで、実際に景観重要樹木を指定した場合に、これは所有者の意見をしっかりと伺った上で指定していくと。
 したがって、次に木をどうしても伐採するということになってきますと、今度は市長の許可を受けた上で伐採すると。景観重要建築物の場合も、意見を聞いて指定をして、所有者の単なる都合だけでつぶしますといった場合は市長の許可が必要ですというところは、景観法の枠組み、景観法そのものに記述されている内容ですので、そういう法の枠組みの中を使ってしっかりと、だから所有者の都合によって切るとかつぶすとかいうことのないような形で保全していければということで、考え方だけをまずは計画の中で方針だけを定めたということです。
 以上です。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  そうしましたら、仮に指定された場合の保全に関することですけれども、個人所有のものが指定された場合、その保全に関して何がしか宝塚市から補助というか、そういうものはあるのでしょうか。
○大島 委員長  西本課長。
◎西本 都市計画課長  まず、繰り返しになりますが、第4章、5章に関しては今後、政策展開していく上で計画として方針として掲げたと。それで、具体的にそしたら指定していくためには、その指定に関しての方針もつくっていかないとだめですし、その方針と、要は指定をふやしていこうとすれば、それに対して何がしか行政側からお手伝いできることがあるのかないのかということも検討していかなければならないと思いますので、現時点では具体的にどうこうするということは答えを持っておりませんが、そういうことも踏まえながら、具体的に指定に当たっての方針づくりの中であわせて検討していきたいと思ってございます。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  私たち産業建設常任委員会は、たまたま昨日、視察で広島県福山市のほうに行ってきたんですが、そちらのほうは歴史的な町並みが続いているような、そういうある一部の地域なんですが、50年、100年とたつうちに、やはり歴史的で保存はしたいけれども、なかなか公の機関の補助がなくて朽ちてきているような建物もたくさんありました。そういうものを守るべしという意見もたくさんあろうかと思うんですけれども、指定される場合、今後そういう問題も発生してこようかと思いますので、そのあたりも含めて今後検討してくださればとも思います。
 それから最後に、このような規定をつくられても、最初は届出どおりきちっとやっていっても、改造ですとか持ち主がかわったりとかして知らず知らずのうちに規制外の場合になっていく場合もあろうかと思うんです。その場合、何か罰則規定のようなものはあるのでしょうか。
○大島 委員長  大西室長。
◎大西 都市整備室長  基本的には、罰則というのは無届けもしくはうその届出につきましてはございます。
 ただ、一番悩ましいのが、当初きちっとこういう基準に合った建物であったけれども、所有者がかわったりとかして市が承知し得ないような改造をなされる、つまり我々がいろんなそういう行為が市のほうで把握できますのは、やっぱり、ほかの例えば開発まちづくり条例の届出ですとかいろんな届出の中で市がその計画をキャッチできるというのがあります。ですから、基準法にもかからないような小規模な改造が行われるときまで、すべてそういう変更が市のほうでつかめるかというと、なかなか現実では困難な部分がございます。その場合につきましては、場合によりましては地域の方々からの情報提供によって、必要に応じて市職員が出向くというような形での対応が、現在のところとれる最善策かなというふうに考えております。
○大島 委員長  冨川委員。
◆冨川 委員  景観に係ることだけではないんですけれども、実際には、現実的にはいろんな規定とは反するところで小規模な改造が行われているような気もいたします。そこのところ、結局はやられた方がやられたままに放置されている場合が数多く感じておりますので、そのあたり、なかなか周りの方々が声を上げるといいましても、上げにくい場合もあろうかと思うんです。
 ですから、やはり行政側の再チェックといいますか、そういうこともしていく必要もある程度はあるのかと感じますので、そのあたりも意識していただければなと思います。
 以上です。
○大島 委員長  ありがとうございます。
 どうですか。もうありませんか。
 そしたら、この程度で質疑は終わりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「はい」の声あり)
 そしたら、これをもちまして委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
                 閉会 午前11時10分