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兵庫県 豊岡市

平成19年第3回定例会(第2日 6月11日)




平成19年第3回定例会(第2日 6月11日)





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            平成19年第3回豊岡市議会定例会(第2日)


                            平成19年6月11日(月曜日)


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                       平成19年6月11日 午前9時30分開議


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第5号〜報告第13号並びに第74号議案〜第89号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか24件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


     (各議案委員会付託)


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                 本日の会議に付した事件


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第5号〜報告第13号並びに第74号議案〜第89号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか24件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


     (各議案委員会付託)


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                   出席議員(28名)


         1番 森 本 陸 夫         2番 芝 地 邦 彦


         3番 椿 野 仁 司         4番 古 谷 修 一


         5番 門 間 雄 司         6番 福 田 嗣 久


         8番 青 山 憲 司         9番 広 川 善 徳


         10番 森 井 幸 子         11番 稲 垣 のり子


         12番 谷 口 勝 己         13番 川 口   匡


         14番 升 田 勝 義         15番 野 口 逸 敏


         16番 上 坂 正 明         17番 伊 藤   仁


         18番 伊 賀   央         19番 森 田   進


         20番 吉 岡 正 章         21番 岡 谷 邦 人


         22番 木 谷 敏 勝         23番 綿 貫 祥 一


         24番 森 田 健 治         25番 岡   満 夫


         26番 安治川 敏 明         27番 奥 村 忠 俊


         28番 古 池 信 幸         29番 村 岡 峰 男


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                   欠席議員(なし)


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                   欠  員(2名)


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                  事務局出席職員職氏名


  局長         神 尾 與志廣  次長         阪 根 一 郎


  主幹         松 本 幹 雄  庶務係長       前 田 靖 子


  調査係長       木 下 和 彦  技能職員       藤 井 正 吾


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                説明のため出席した者の職氏名


  市長         中 貝 宗 治  副市長        奥 田 清 喜


  収入役        塚 本 信 行  技監         宮 里 憲 一


  総務部長       中 川   茂  政策調整部長     竹 本 政 充


  政策調整部参事    谷 岡 慎 一  防災監兼消防長    北 垣 哲 夫


  市民生活部長     植 田 政 由  健康福祉部長     岡 本 幹 雄


  商工観光部長     赤 木   修  コウノトリ共生部長  太田垣 秀 典


  都市整備部長     黒 坂   勇  都市整備部参事    境   敏 治


  企業部長       福 井 與司光  城崎総合支所長    齋 藤 哲 也


  竹野総合支所長    神 田 美 稲  日高総合支所長    松 井 正 志


  出石総合支所長    湯 口   敏  但東総合支所長    松 本 和 洋


  教育委員       卯 野 敦 子  教育委員       井 垣 美津子


  教育長        石 高 雅 信  代表監査委員     大 禮 謙 一


  農業委員会長     竹 村 公 男  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫


  選挙管理委員会委員  坂 本 又兵衛  教育次長(総括担当) 村 田 正 次


  教育次長(こども担当)中 田 正 夫  監査・選管事務局長  池 上   晃


  農業委員会事務局長  井 谷 勝 彦


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     ◎午前9時30分開議





○議長(古谷 修一) おはようございます。ただいまの出席議員数は28名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


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◎日程第1 諸般の報告





○議長(古谷 修一) 日程第1は、諸般の報告であります。


 まず、本日の議事運営について議会運営委員長の報告を求めます。


 23番、綿貫祥一議員。


○議会運営委員長(綿貫 祥一) 23番、綿貫です。おはようございます。本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、当局提出議案を一括上程し、市の一般事務に関する質問とあわせてあらかじめ発言通告のありました議員より質疑、質問を行います。


 発言通告のありました議員は、合計16名で、お手元に配付しております議事順序に記載した順番で行いますが、発言内容は通告された要旨を逸脱しないよう、また極力重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁につきましても適切簡明になされるよう要望いたしておきます。


 質疑、質問終局の後、各議案について所管の委員会に審査を付託して散会することとなります。


 なお、本日は適当な時点で延会し、引き続き明日に議事を継続することといたしておりますので、ご了承願います。


 以上、議事運営についてよろしくご協力をお願いいたします。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第5号〜報告第13号並びに第74号議案〜第89号議案





○議長(古谷 修一) 次は、日程第2、報告第5号ないし報告第13号並びに第74号議案ないし第89号議案、専決処分したものの報告について、ほか24件を一括議題といたします。


 これより質疑並びに会議規則第62条の規定による市の一般事務に関する質問をあわせて許可いたします。


 発言は、通告に基づき順次議長より指名いたします。


 まず最初に、25番、岡満夫議員。(拍手)


     〔岡 満夫議員 登壇〕


○議員(25番 岡 満夫) おはようございます。25番の岡でございます。今定例会の一般質問の1番バッターとして質問に立たせていただきます。ご配慮いただきました我が会派、六星会の議員諸氏に感謝を申し上げたいというふうに思います。


 さて、5月20日に放鳥コウノトリのひなが野外で誕生いたしました。本市にとっては、実に48年ぶり、国内でも43年ぶりの快挙でございます。ふ化した場所は百合地の人工巣塔、親鳥は河谷より放鳥されたペアで、いずれも私の住まいをいたしております新田地区の六方田んぼがそのステージでございまして、新田に住む者として一層の快感とうれしさを覚えるきょうこのごろでございます。今日まで多くの関係者のご努力に敬意と感謝を申し上げるとともに、元気で巣立つことを願わずにはいられないわけでございます。


 それでは、通告に基づき質問をいたしたいと思います。市長以下当局の明快なるご答弁を期待いたします。


 質問の第1は、平成18年度一般会計及び決算見通しについてお尋ねをいたします。


 本会計については、既に出納の閉鎖もされ、決算調製の時期と考えますが、今議会の市長総括説明で決算見込みが報告され、市税等の収入増に加え歳出の不用額も含めると実質収支で約12億円の黒字決算見込みとのことであります。


 また、本議会にも平成18年度一般会計専決補正では市債の減額、市債管理基金の積み立てなどが報告をされております。


 いずれ9月議会には決算が報告されると思いますが、現在19年度予算が執行中であることも考慮する中で、平成18年度会計についてお尋ねをいたしたいと思います。


 まず、18年度会計における予算の執行状況とその成果についてどのように総括をされておられるのか、まずお伺いをいたします。


 次に、実質収支で約12億円の黒字見込みについて、どのように評価をしてるのか、また余剰金の主たる要因について金額を款別にお尋ねをいたしておきます。


 次に、基金造成について、18年度内における基金、特に財調基金、市債管理基金、地域振興基金などについての造成状況をお尋ねをいたします。


 次に、広域ごみ・汚泥処理施設建設用地問題についてお尋ねをいたします。


 本件については、本来事業主体である北但行政事務組合の事務ではありますが、本市にとっても大変重要な課題でありますので、あえて本議会でお尋ねをいたします。


 本事業用地問題については、5月28日、上郷区長より組合管理者あてに適地の変更余地の有無についての要望書が提出された旨の報告書が、市長名で我々議員にも配付をされました。


 要望書の趣旨は、現在の適地候補地、通称奈良谷と言うようですが、施設が直接集落より見えることや内水問題など地域内において問題が多いので、隣接する通称山谷が適当と考えるが、組合として候補地を変更する余地があるのか、回答結果に基づき地区総会で環境影響調査受け入れの是非を決定したいので、6月8日までに回答をいただきたいとの内容であります。


 そこで組合管理者でもあり市長でもあります中貝市長にお伺いをいたしますが、5月28日の上郷区の提案をどのようにとらえておられるのか、まずお尋ねをいたします。


 また、6月4日開催の北但行政事務組合議会議員協議会において組合として候補地を変更する余地があると報告されていますが、それは現候補地、奈良谷を白紙撤回するということでしょうか、お伺いをいたします。


 そもそも本事業の適地選定に当たっては、13エリア130カ所から絞り込んで最終的に現適地が選定された経緯がございます。行政が適地を選定した候補地をそれなりの根拠で決定されたものであり、安易に変更することは今後の他の事業推進と行政に対する信頼関係にも問題を残す一面があると考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。


 今回の変更については、構成市町長会の協議、内部の検討経過などそれなりの根拠を市民に説明する必要があると考えますが、要望書の受理から回答に至る今日までの経緯についてお尋ねをいたしておきます。


 次に、庁舎建設と美術館建設構想についてお伺いをいたします。


 まず、庁舎建設推進については、総括説明で庁内に新庁舎建設推進本部の設置や今後庁外の検討委員会の設置などが予定されているとの説明でありますが、庁内委員会、庁外委員会の具体的な役割とその検討内容についてお伺いをいたします。


 また、庁舎建設に係る今後の建設スケジュール等についてございましたらお伺いをいたします。


 次に、庁舎新築に伴う別館等の建物についてお尋ねをいたします。新庁舎の建設位置にかかわらず現庁舎に隣接する旧労働会館、現東庁舎別館、また旧合銀の南庁舎別館については基本的な活用計画がございましたらお尋ねをいたします。


 次に、豊岡文化協会が以前より要望されておられます市立美術館建設について2点ほどお伺いをいたします。


 今日まで本市との協議状況と現状がどうなっているのか、お尋ねをいたします。


 私見といたしまして建物の歴史的デザイン等を考慮すると新庁舎完成後は現南庁舎別館は美術館として格好と考えますが、その可能性についてお考えをお尋ねいたします。


 質問の最後に、今議会で専決処分されております3件の損害補償事故について、その対応と対策についてお伺いをいたします。


 事故の内容は、いずれも物損事故で、損害賠償額も1件を除けば5万円未満の金額ですが、事故内容を見ると一つ間違えば人命にかかわる重大な事故と考えますが、それぞれどのように事故分析し、事故防止を行われているのかお尋ねし、以後の質問は自席でいたします。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは、広域ごみ・汚泥処理施設に関するご質問にお答えをいたします。


 議員もお触れになりましたように、基本的には北但行政事務組合の事務ではございますが、今回の一連のことに関する協議決定につきましては、構成市町長会のメンバーとして市長として決定に参画いたしておりますので、そのようなことからお答えをさせていただきたいと思います。


 まず、要望書を受けての所感についてのお尋ねがございました。平成25年度には新しい施設を稼働させたい、それからもう一つ実は門限がございまして、合併特例債のことを考えますと27年度までには完成させなければいけない、こういったことを念頭に置きますと、この夏には環境影響調査自体についてのイエスかノーかのお答えを上郷区にいただく必要がございます。そのことをお伝えをいたしておりましたので、私たちのそのようなスケジュールに合わせて区長として、あるいは三役としてのご判断をいただいたものと、このように受けとめております。これまで3年間地元の皆さんとのさまざまな議論を行ってまいりましたので、その議論の論点も踏まえた上でこの問題に区としての結論を出すべく区長としてのリーダーシップを発揮されたもの、このことで私としては大変ありがたく思ってるところでございます。ありがたくというのは、区の方向をまとめる形での手続に入っていただいたという意味でありがたく思ってる、こういうことでございます。


 また、今回奈良谷から山谷へ変更することについて北但行政の側として異存はないというお答えをしてるわけでありますが、これが白紙撤回かというお尋ねがございました。言葉を正確に使いますと、奈良谷を白紙撤回したのではなくって、奈良谷を山谷に変更することを了解をした。したがって、区の方がそれを受けとめて区の中で山谷についてイエスかノーかというそういった決をとられれば、その裏返しとして奈良谷は候補地ではなくなるということでございます。変更後の山谷でイエスかノーかなり、仮にノーになった場合に、また今度は奈良谷に戻る、そういったことではございません。奈良谷を山谷に変える、こういうふうにご理解を賜りたいと思います。


 それからこの間のプロセスでございますが、議員からは5月の28日に要望書を受理した後のプロセスについてのお尋ねをいただきました。5月28日に要望書が受理をされまして、直ちに5月の29日に北但行政事務組合の構成市町長の担当課長会が開催をされまして、要望書の内容確認でありますとか山谷の現況確認あるいは他の候補地との比較等について事務レベルの協議が行われました。


 その内容をもとにいたしまして6月1日に開催されました組合の構成市町長会で組合が、事務局がまとめた検討結果の報告がなされまして、市町長会で協議をした結果、山谷は奈良谷と比較して遜色がないものと判断する。したがって、区に対して変更は可能であるといった返事をするという組合の内部の意思の決定がなされました。


 さらに6月4日に組合議会の議員協議会が開催されまして、検討結果が報告をされ、議論が行われました。


 そして同日、6月4日でありますけれども、議員協議会の閉会後に組合側から地元の区長に対して変更の余地がある、そういった旨の回答が正式になされたところでございます。


 また、同じ6月4日でございますが、周辺区であります市谷の区長、中郷の区長、中郷区長は中筋地区の区長会の会長も兼ねておられますので、そのお立場も込めてということでありますが、また国府地区の区長会、それから国府地区の区長会の副会長及び当該地の最大の土地所有者と思われます有限会社の木下牧場へ回答書の写しの持参を職員がいたしております。


 それからちなみに国府地区の区長会の副会長は府市場の区長でございますから、山谷に土地を区有林として持っておられる地区の区長というお立場も兼ねておられる。手続といいましょうか、手順としてはそのようなものでございます。


 それからさらに、5月28日に要望書が北但が受理しましたそのときに木下牧場に対して、こういった要望書が出てきてる。牧場としてはどのようにお考えかというような問いかけを組合の方からいたしましたところ、木下牧場の方からはテーブルに着いてよい、基本的に協力もしてもよい、ただし値段については交渉ということがあります、そういった答えを組合の側でいただいてるところでございます。手続、プロセスにつきましてはそのようなことでございます。


 さらに、今回どういう判断でその変更を可としたのかというお尋ねもいただきました。実は私たちといいますか構成市町長会では、3つの段階といいましょうか、局面について順次検討いたしました。


 まず、そもそも要望を受けて検討をするのかどうか、それ自体の検討をいたしました。といいますのも議員がご指摘になりましたように、過去に一定の手順を経て133カ所から絞り込んでいって7カ所まで絞り、最後に上郷の奈良谷という地区がベストである、こういった手順を踏んで決定をした経過がございますので、その後新たな候補地が見つかったからといって一々土俵には上げない。もう既に選定手続は終わっている、これが大原則でございますので、果たして検討すらするのかしないのかということがまず最初の関門でございました。これにつきましては3年間地元の区との議論を重ねてきたこと。そしてなぜ地元の区と重ねてきたのかといえば、地区の一員として、いえば村人として受け入れていただきたいので、ぜひお願いしますということで議論を重ねてきた。その受け入れていただきたいと言ってる当の区の側から区長の判をついた形で、区としては奈良谷よりも山谷の方がこれまでの議論を踏まえると地区としてはいいように思う。したがって、こちらの方にかえてほしいという、そういったことでございますので、村人の一員にならせていただきたいというお願いをしている立場からいきますと区の願いというものについて、あるいは区長からの要望ということについて、これは真摯に耳を傾けて、門前払いではなくってひとまずやっぱり検討してみる必要がある、こういう判断がまず1点目でございます。


 2点目の議論でございますが、この山谷は、実は最初の133カ所の選定地からは外れておりました。といいますのはここが農振の網をかぶっておりまして、かつ農用地になっております。最初の選定作業に入りましたときに農振とか農用地というのは、行政としてこの目的が土地利用としてはいいという判断をいたしておりますので、農振を外せないわけではありませんけれども、行政の側としては農業に使うのがいいという判断をしている以上そこはやはり選定作業からそもそも外すべきである、こういった判断から土俵にも上げなかった場所でございます。このことをどう考えるかというのが2つ目の局面でございました。


 実はこの場所は、農振あるいは農用地とはいうものの採草放牧地、つまり牧場の用地という位置づけになっております。ここは今、有限会社木下牧場が経営をしておられるわけですが、そこが牧場経営をやめてしまいますと実質的には採草放牧地、つまり牧場としての機能が残っていくということは極めて困難であろう。したがって、農振農用地とは言いながら、ある種特殊な農振農用地であるので、当の木下牧場の方が協力してもいいとおっしゃるのであれば、つまり牧場をやめてもいいとおっしゃるわけでありますから、農振農用地であることはそれほど重く受けとめなくてもいいのではないか、こういう判断をいたしたところです。現に木下牧場も協力してもよいといったお答えをいただいてるところでございますので、2つ目の問題もこのことでクリアした、このように考えたところです。


 最後に、では土俵に上げて一体山谷と奈良谷とを比べたときにどうなのか、あるいは他の第2順位以下の地区と比べたときにどうなのかという内容に踏み込んだ検討をいたしました。このときには過去に7カ所を1地点に絞ったときと全く同じ物差し、基準に照らして山谷がどうかという検討をいたしました。


 その結果、点数でいきますと過去に7カ所で選定いたしましたときの最も得点の高かった奈良谷が197点という得点でございましたが、山谷は189点、8点この点では低い。しかしながら、第2順位でありました森尾の地区が186点でございますので、第2順位よりも高い。第1順位よりもやや劣るけれども、第2順位よりも得点が高い、こういう結果になりました。


 さらに、この得点の仕方といいますのは、7カ所のうちに第1番であれば7点を、第7番目であれば1点をということでありましたので、今度これを入れて8カ所にして1点から8点までというふうに積算をしてみますと第1順位の奈良谷が228点であるのに対し山谷は226点、もうほとんど差がない、こういった試算が出てまいりました。したがいまして、このようなことを総合的に勘案いたしますと山谷は奈良谷に比べてそう遜色がない、こういった結論が得られたところでございます。


 したがいまして、あくまで地区に入れていただきたいとお願いをしてるその地区の区長の側から、こちらではどうかというご要望をいただき、そして中身について検討したところ大差ないということでありましたので、地元の側でそうおっしゃるのであれば行政の側としては山谷でもってイエスかノーかお諮りをいただいて結構です、こういったお答えをいたしたところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 副市長。


○副市長(奥田 清喜) 副市長、奥田です。私からは、18年度の決算見通しについての何点かについてのお答えをいたします。


 18年度の一般会計の決算見込みにつきましては、歳入総額約493億5,000万円に対しまして歳出総額約479億4,000万円で、歳入歳出差し引き額、いわゆる形式収支は14億1,000万円程度となる見込みであります。このうち繰越明許費の財源として翌年度へ2億386万4,000円繰り越しますので、実質収支といたしましては12億円程度となる見込みです。これは市長が当初の説明で申し上げた数字でございます。


 それでその評価等でございますけれども、実質収支としましては12億円程度ということになるわけでございますが、これには前年度からの繰越金を含んでおります。前年度の繰り越し、いわゆる実質収支額が約17億2,000万円でございましたので、それを差し引きますと単年度収支としては5億2,000万円程度の赤字ということになります。


 また、18年度に行いました財政調整基金への積み立て、取り崩し、市債の繰り上げ償還などの実質的な黒字要素や赤字要素を除いた実質単年度収支額は約3億円の赤字となる見込みであります。


 実質収支額では12億円程度の黒字となっておりますけれども、単年度収支及び実質単年度収支では赤字となります。前年度の繰越金や基金の調整でしのいだ決算収支指標ということになるわけであります。


 また、実質収支額の約12億円の内訳としましては、歳出面での不用額が約7億5,000万円、歳入面での予算に対する増加額が約4億5,000万円となっておりまして、この実質収支額を標準財政規模で除して、割って得られる実質収支比率は4.6%程度となる見込みです。この実質収支比率というのは、普通一般的には3%から5%程度が望ましい、こういうふうに言われておるわけですので、今言いました4.6%というのはおおむね適切な範囲ではないかと、こういうふうに考えております。


 それでなぜそういうのが残ったのかというようなこともございましたが、款別の主な要因で見ましたら、総務費で経費節減努力や入札減によります工事費等の減額によりまして9,500万円の不用額、それから民生費では経費節減や、あるいは扶助費に係る退所者数の減少により1億3,500万円の不用額、そして土木費では暖冬の影響による雪害対策費の減少及び平成17年度から繰り越しました城崎円山団地建設事業が入札減により大きく減額となったことなどによりまして2億900万円の不用額が生じております。ほかにも各施設の経費節減努力などによる数字もございますし、また教育費でも1億700万円の不用額を生じております。


 歳入におきましては、市税で予算に対し2億4,000万円の増加となっているほか普通交付税につきまして1億7,600万円の増加となっております。そういうようなことから見ますと、この決算としましてはまずまずじゃないかというふうに考えるとこであります。


 それから基金の件でございますけれども、当初予算で財源不足を補うために財政調整基金から10億円取り崩して予算を組んでおります。そして年度内に地方財政法に基づく前年度の歳計剰余金処理として財政調整基金に9億円を、保証金なし繰り上げ償還に対応するため市債管理基金に6億3,000万円を、さらに合併特例債を活用した地域振興基金20億円をそれぞれ積み立てました。財政規模で示しておりますが、財政調整基金や地域振興基金を取り崩しながらこれからも財源に充当していく、こうしてなるわけでございますから、今の基金としまして18年度末で財政調整基金が38億1,000万円、市債管理基金が13億円、地域振興基金が20億円になるものと、こういうふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 予算執行状況についてご質問がございました。18年度の一般会計の予算執行状況でございますけども、歳出で申しますと最終予算額、それから前年度からの継続費、逓次繰り越しあるいは繰越明許費を加えましたら一般会計の予算総額は498億5,076万円というふうな額になってまいります。これに対しまして最終的に執行します額といいますのが479億4,000万円程度というふうな今のところの見込みでございます。差し引きしまして19億1,000万円程度執行残が生じるわけでございますけども、このうち11億5,984万9,000円につきましては繰越明許費ということで今回の議案でも上げておるとこでございまして、19年度に繰り越しいたしておるところでございます。


 それを差し引きいたしますと7億5,000万円程度の不用額生じる見込みというふうになってます。しかしながら、これは先ほどの総予算額対比1.5%に相当する額というふうなことでございます。不用額は出てるわけでございますけども、予算の執行率としましては98.5%というふうなことでございまして、ほぼ予算どおり執行してきたというふうなことで思っとるところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 庁舎の建設につきまして答弁申し上げます。


 まず庁内の検討組織でございますが、これは去る6月1日に豊岡市新庁舎建設推進本部を設置をいたしました。そこでの役割でございますけれども、これは推進本部の設置規定に規定いたしておりますが、新庁舎建設の機能、規模及び施設計画に関すること、それから新庁舎建設に関する重要事項に関することを所掌するというようなことでございます。今後事務の進捗に応じましてさらに順次担当者レベルの部会等を立ち上げてまいりたいというふうに考えてます。


 次に、庁外の検討委員会でございますが、これについては庁内組織でその建設の位置でありますとか、あるいは基本構想、基本計画についてある程度のたたき台を作成をする中で、それらを庁外の検討委員会にお示しをして、専門的な見地で、あるいは市民の意見を反映した基本構想、基本計画を策定すべくいろんな観点から検討をお願いしたいというふうに考えております。


 したがいまして、その設置時期でありますとか内部組織による検討の後というふうなことになりますので、大体時期としては秋ごろをめどに設置をしたいなというふうに考えてます。


 それからなお、この庁外の検討委員会の構成メンバーでありますけれども、これについては詳細はまだこの後検討する必要があると思ってますが、今考えておりますのは大学の先生等の学識経験者を座長にお願いをして、公募委員もやはり2名ないし3名は必要だろうと。さらには一般の方々も入っていただいて、全体では約15名程度を想定をいたしております。まちづくり、都市計画の観点、それから交通アクセス等の市民の利便性という観点、経済性、安全性などの要件、さまざまな角度からの検討は必要となりますので、幅広い分野から選定をしていきたいというふうに考えてます。


 次に、スケジュールについてお尋ねをいただきました。先ほど説明いたしましたけれども、これについては平成19年度、20年度の2年間かけまして基本構想、そして基本計画を策定をしていく。基本計画の中では具体的な位置についても示したいということで考えておりますので、平成20年度中には位置も決定をしていきたいということでございます。


 さらに、その後でございますが、順調に位置決定も進めば21年度、20年度の中途にかけましていよいよ具体的な基本設計であるとか、あるいは実施設計に入っていきたい。これは最短というふうなことでお考えいただいたらいいかと思いますが、22年度の途中ぐらいからそれらの設計が固まりましたらいよいよ具体的な工事に着手をしていきたいというふうなことでございます。ただ、先ほども申し上げましたけども、このスケジュールについては今後詰めていく必要もありますし、そもそも庁舎の建設位置が現段階では決まっておりませんので、別途用地取得は必要であるとか、あるいは造成計画が必要というようなことになれば当然この期間についてはずれ込んでくるということでご理解をお願いしたいと思います。


 次に、現在の東庁舎の別館と、そして南庁舎の別館についての活用についてどういうふうに考えてるかということでございました。


 まず、これも庁舎の建設位置が決まってない現時点で、それらの建物をどう活用するかということについては具体的にはお示しをできないわけでありますけれども、東庁舎別館、旧労働会館でありますけども、これについては耐震性等の問題から施設として永続的に利用するといったことは少し難しいんかなというふうに考えてます。したがって、将来取り壊した場合の有効利用についてもこれらは今後検討していく必要があろうというふうに考えてます。


 もう1点、南庁舎の別館、旧合銀の建物でありますけども、これは当面については合併後の本庁機能の充実を目的としまして現在事務所として使っておるわけでありますが、これは文化庁の登録有形文化財というふうなことがございます。したがって、今後改修等を行うとすればいろんな制限があるというふうなことから、先ほどの労働会館と同様に庁舎として長いこと使っていくといったことは困難であろうというふうに思ってます。ただし、この建物については、今までからも随分ご指摘をいただいておりますけども、昭和初期の建築物というふうなことで非常に貴重な財産でありますから、将来的には中心市街地の活性化の核施設として活用していきたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)美術館建設構想についてお答えいたします。


 美術館建設につきましては、かねてから豊岡文化協会が自主的に美術館設置構想をお考えであるということはお聞きしております。その中で豊岡市元町にあります旧労働基準監督署建物を借用し、美術館に活用したいという要望もお聞きしております。


 そのことに対する市の考え方としましては、まず美術館建設の初期的経費として市に指定寄附、これ約800万円程度ございます、この指定寄附をいただいている浄財を充てていくことは考えられますが、建物整備の全面的な助成措置については今市の行財政状況から見て厳しい状況である。


 それから次に、施設の維持管理については、現状においても他の公的施設の維持管理経費の負担が大きい中、これ以上の対応はできないので、豊岡文化協会の方でお願いしたい。


 それから次、もう一つ、美術館設置構想を具体化させていくにはスポンサーやボランティアなどの多くの支持者の、支援者の参画を得た市民運動的な盛り上がりも必要である。これら3ポイント、3点を挙げております。


 そしてこのことにつきましては、豊岡文化協会にもお伝えしているところでございます。


 したがって、現時点ではこれら市の基本的な考え方について豊岡文化協会としての対応が可能なのか、さらなるご検討をいただいてる状況でございます。


 それから次に、現南庁舎別館の美術館利用の可能性についてでございますけれども、南庁舎別館の活用策につきましては旧豊岡市において平成16年2月ごろに庁内で検討しました結果を踏まえ将来的にはまちなか活性化センターとしてアンテナショップなどを配置し、若者や観光客が集うにぎわいの場としての活用を第一義としておりますため美術館との併用は難しいものと考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 但東総合支所長。


○但東総合支所長(松本 和洋) 専決第3号、損害賠償に係る事故分析と事故防止についてお答えします。


 この事故は、但東消防団第2分団がことしの3月4日に消防訓練で使用した消防ホースを乾かすためホースタワーに干し、末端をひもで結んで固定していたものでございます。しかし、当日の午後6時ごろから翌朝までの間に最大瞬間風速23.3メートルに及ぶ予想外の強風が続いたので、固定していたひもが時間経過とともに緩んだものと考えられます。このためホースが抜け、風にあおられ隣接する農作業場の屋根がわらに接触し、破損したものでございます。


 団員においては、最悪の状況を想定した管理意識が必要であったと考えられます。


 その後、消防団の分団長会議においてホースをしっかり固定するなど再発防止について徹底を図ったところでございます。


 あわせまして各団員がいつでも注意確認ができるようホースタワーに注意事項を掲示し、再発防止に備えているところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 去る5月19日の公用車事故につきましては、最も基本的な操作でありますサイドブレーキを引かず、またギアも入れないまま車を離れたことが原因でございます。操作を間違えれば車は走る凶器になりかねない、そうした基本的な認識について甘さがあったと言わざるを得ません。このため5月26日に当人を呼びまして、事故のもたらす影響、判断の甘さ、こういったことにつきまして指摘するとともに、今後気を引き締めて安全運転に心がけるよう私の方から厳重に注意したところでございます。


 さらに豊岡自動車教習所の協力のもとで6月の26日に2時間の講習。講習内容につきましては、事故当時の心理状態をもとにカウンセリング指導でありますが、そのことを義務づけました。いずれにしましても今回の事故は、全くの不注意による事故であり、大変ご迷惑をおかけし、申しわけございませんでした。


 また、他の公民館職員に対しましても交通安全について指導を徹底するために6月中に交通安全講習会を各ブロックごとに開催し、公用車安全運転マニュアルの徹底に努めていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 城崎総合支所長。


○城崎総合支所長(齋藤 哲也) 専決4号で報告しました観光案内板の強風により飛ばされた件でございますが、それにつきましては場所は楽々浦湾というふうなことで、ほとりに設置をいたしておりまして、相当に風が強く当たったというふうなことございますし、また一部が木で設置をしてたもんですから、腐食をした。そういった日ごろの点検管理が十分にできてなかったということが主な原因でございます。したがいまして、設置の場所も含めまして材質、日ごろの点検管理を十分に行う必要がございます。すぐには点検をいたしておりますが、今後十分な点検管理をしながら材質等、設置場所等も考慮しながら設置を考える必要があるというふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) それぞれご答弁をいただきました。何点かについて再質問をさせていただきたいと思います。


 まず、18年度の決算見通しでございます。副市長の方からご答弁いただきました。単年度収支では赤字なんだということでございます。いずれこれは9月には数字となって議会の方にも出てまいるというふうに思いますので、そのときに十分見せていただいたらええということなんですが、私はなぜこれを取り上げたかと申しますと、昨年の平成17年度の決算が約17億円ほどの黒字ということで、これもいろいろとこの議会の中でもやりとりがあったというふうに思います。


 その中で、あれは合併で2年分の繰り越しが要因なんだということで、かなり大きな黒字という中で、そういうことなのかということなんですが、この前お聞きしますと18年度も約12億円ぐらいは出るんだと、こういうことをお聞きしますと、確かに精査をすれば単年度では赤字ということかもわかりませんが、市民の感覚からいたしますと行革も含めて補助金も随分削減というかカットされとるということを考えますと、我々市民には随分ひもじい思いをさせながら結構豊岡市の財政はなかなか黒字黒字で来とるじゃないのかという、こういう素朴な疑問を現に持っておられる方たくさんあるんです。


 例えば予算編成の段階で新規事業がほぼだめだということやら、これは豊岡市のホームページにも予算編成の考え方というのが載っておりますので、市民の方もこういうことで予算編成をやっておられるのかという、こういうことは既にご存じだろうというふうに思うんですが、そういう予算編成の考え方を見せていただいても相当やっぱり厳しい。これは市長のお考えだろうというふうに思うんですが、載っております。そういうことの中で、そこまで市民にとっても我慢してくれというところまでやりながら結果的にはやっぱり10億円を超える実質の黒字が出るということについて我々の言うことも少しは聞いてくれてもええんじゃないのかというような素朴な疑問がそこに出てきとるということも事実ですが、この件についてはどういうお考えをお持ちでしょうか。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 豊岡市の財政状況でございますけども、既に財政計画でもお示しさせてもらっておるところだというふうに思っておりますけども、財政調整基金、それから地域振興基金、こういったものを取り崩していきながら向こう10年間の投資的経費を確保しようというふうなことでも財政計画も立てております。したがいまして、経費節減等の努力によりまして歳計剰余金が生じました場合には当然将来の年度間調整というふうなことで、将来的にはもう基金崩しが目に見えておりますので、そういったことで財源調整の財源として基金積み立てを行っていきたいというふうな考え方でおります。要は基金を取り崩しするのと、それから積み立てするのというふうなことで、そういったことを繰り返していくような財政運営になろうかというふうな思いもしておるところでございます。


 もう1点、市民の要望についてというふうなことのご質問でございました。確かに先ほども収支を見る中でも単年度では赤というふうな状況でございます。財源につきましては限られた財源でもございますので、市民の皆さんからの要望すべてにおこたえするというわけにはいかないというふうなことは理の当然だろうというふうに思っております。そういった中で緊急度でありますとか優先度あるいはその後の維持管理の多寡あるいは参画と協働というふうなことも踏まえまして総合的に判断しまして予算化してきたというふうな経緯でございます。


 もちろんたくさんの要望もいただいております。これは一般財源の総枠というふうなことと皆さん方の要望というふうなことのバランスを見る中で、また予算づけも行っていけたらというふうに思ってるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 18年度だけをとって言いましても、基金について言いますと25億円ぐらいふえておるわけですね。もちろんこれは地域振興基金20億円、これは合併特例債で、頭金1億円を積んでおりますので、しかしこれは基金にも間違いないわけでございまして、17年度末で45億円、これは財政調整基金と市債管理基金と地域振興基金と、この3つの基金でございますが、トータルしたもんが45億円程度のものが18年度末では71億円ぐらいになっておるわけでして、これはいわゆる目的を持たないといいますか、自由に裁量で使える基金ということからするとそういう面ではかなり造成をされておるという状況にございます。もちろん財政というのはいいところばっかり、いい時期ばっかりないということでございまして、将来に対する一つの蓄えといいますか、そういうものも当然必要でございますが、そうは言いながら市民の皆さん方もそれなりの税負担をしていただいておるわけですから、余り市民に市民感覚として不満が積もるような状況の市政運営というのも、これはやはり考えていかないかんのじゃないのかという気持ちを持っております。決してこの黒字決算がけしからんとかなんとかいうことを私は申し上げるつもりございませんが、しかし現に実質キャッシュフローからいいますと随分懐が豊かになってきておるということは、私はそういうとらえ方をしておるんですが、それは間違いということでしょうか。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 実は先ほど副市長の方から単年度収支が赤字だということを申し上げました。それはつまりその年だけの収入支出で考えますと実はマイナスになってる、つまり基金を食いつぶすということでもって辛うじて実質収支が黒字になってるわけでありまして、要は貯金を食い崩すことによってこの黒字が出てきているというふうにまずご理解をいただきたいと思います。


 この状況は今後とも続くことが見込まれておりますので、そのためにこそ基金をとにかく今積めるだけ積んでおこう。それはまさにこれから数年後とかこの10年間実は貯金を食いつぶしながら生きていかなければいけない財政構造が、もうこれは必至の状況でございますので、意識して今積めるものを積んでいるということをまずご理解を賜りたいというふうに思います。


 どんな組織もそうですけれども、前の年度に剰余金があった。それは次の年度に繰り越す。それがプラスアルファになるわけです。その年度が終わるときに、もしその剰余金が減ってるとしたら、繰越金が、それは過去からいただいた、いわば当座預金を減らしてるということになります。ということでありますので、今の状況は決して健全な状況ではない、このように考えております。少なくとも例えば10億円、前の年から繰り越しがあったら、次の年度に10億円は繰り越していく。つまりその年のだけの出と入りだけで何とかバランスを図っていくことができれば、それがベストなんだろうと思います。逆に、これがもし実質収支でもマイナスになるような事態でありますと、これはもう財政運営上とても節度があるものとは言えませんので、実質収支が黒字になってるというのは幸いである、このように私たちは考えています。


 また、先ほども答弁でさせていただきましたけれども、まず歳出の方の不用額の7億5,000万円でございますけれども、最終予算額で480億円程度の予算のボリュームからして7億5,000万円いわば歳出の不用額が出たということですから、パーセンテージとしてはわずか1.5%、それも入札残でありますとか、あるいは設計でさまざまな工夫をして費用を減らす、こういった努力の成果でございますので、この点は誇っていいのではないかというふうに逆に思います。


 また、歳入の方でいきますと、予算の見込みよりも税収が多かったとありますけれども、しかし前年度よりは実は税収は減っております。予算編成する場合に歳入を甘く見ますと歳入欠陥という事態にもなりかねませんので、むしろ歳入はどちらかというとかた目に積算をして、そして歳出を考えていく、これが予算編成の鉄則でございますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。


 いずれこの実質収支の黒字分をどうするかということについてはまた議会の方にもご相談させていただきますけれども、冒頭申し上げましたように、もうとにかく貯金を崩してしか生きていけないという体質になっておりますので、そういったことをよく念頭に置いて判断をしてまいりたい、このように考えてるところです。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 市長のおっしゃることは理解できます。


 ただ、市民感覚ということを申し上げますと、実はこの前もある方が私のところに見えまして、岡さん、都市計画税はいつまで豊岡市の市民が払わにゃいかんだいやということで私の方に見えました。これは間もなく都市計画のマスタープランを作成する中でどうするかという協議をやって結論を出すことになっているということで、そういうお話をしておったんですが、その要因たるものは下水道の償還が非常に大きなウエートを占めている、こういうことをいつも答弁をされておるわけです。ところが言われるのには、下水道は、岡さん、豊岡市だけじゃないがな。日高町だって城崎だって出石だって下水道をやってるじゃないか。何で豊岡市だけがそれに都市計画税を充てにゃいかんだということを言われるわけです。確かに下水道は、旧の豊岡市だけじゃなくって、もう今、合併後の新豊岡市すべて下水道が通っとるわけでして、豊岡市だけが公共下水の負担金を都市計画税、いわゆる不均一の税金で納めにゃいかんという、この論法はおかしいんと違うかと、こういうお話が結構あるんです。それもこれもそこに出てくる要因というのは、いつも出てくるのは豊岡市は現に黒字を出してるじゃないか。しかもなぜ旧の豊岡市民だけが都市計画税というものでもう既に工事を終えた下水道の償還金をそれだけに負担していかにゃいかんのかという、こういうやっぱり疑問を言われるわけなんです。確かに私も都市計画税を下水道の償還があるから旧の豊岡市民に都市計画税を負担してもらわにゃいかんというこの論法は、少しおかしいんじゃないのかなというふうに思うんですが、その点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 実は合併前に、この旧豊岡市の都市計画税を新市に引き継ぐのかどうかということで豊岡市議会でも大激論がございました。そのときにも申し上げましたけれども、要は旧豊岡市は都市計画税の存在を当てにして下水道の整備を行ってきた、あるいはアイティ等の都市計画事業を行ってきた。したがって、そのことに基づく借金というのは、まさに都市計画税はあるということでその事業に踏み切ったわけですから、その始末は豊岡市民としてしていく必要がある、これが一番大きな理由だっただろうと思います。


 他方で、他の自治体はそんなもんつくってなくっても下水道整備してるじゃないか、あるいは都市計画事業を行ってるじゃないかという議論もございました。これは都市計画税をほかの町は取ってないわけでありますから、通常の一般財源でもって充ててる。したがって、旧豊岡市が都市計画税を当てにして他の税源には手をつけずに下水道を整備してきたのに対して他の町は学校だとか道路だとかに使える財源を下水道の方に回して整備をしておりますので、理論上はほかのものを辛抱して下水道整備に当たってきてる。その意味では特に不公平はない、こういった答弁もさせていただいた記憶がございます。そのことが今も基本ではないかと思います。例えば但東ですと、下水道の基金を実は新市に持ってきています。それは将来の下水道の生活排水処理の返済に充てようということであった基金を持ってきておりますので、いわば都市計画税に相当するようなものを先に集めていて、それを新市に持ってきてるということでございますから、すべての町がというわけではございませんけれども、その意味では公平性が保たれている部分もある、このように思います。


 他方で今後のことでございますけれども、いわば過去の後始末の分については、これはいずれ、いつまでもということではございませんし、他方で新市全体として都市計画事業をこれから行っていくとするならば、新市全体でその都市計画事業に要する費用を負担をしていく、このことはむしろ妥当なものだと思いますので、もちろんどのくらいのボリュームになるのか、あるいはどの地域にするのか、あるいは全くやめてしまうのかということも選択肢にあるわけでありますけれども、それを今後の課題として議論していかなければいけない、このように考えているところです。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) いずれまたこの都市計画税については、いろいろとその時期になればやりとりをせないかんなというふうに思うんですが、今の市長のご答弁をお聞きしますと、よその町では下水道のために財源を使ったから、学校整備等々の財源を下水道に使ったんだ、こういうご説明ですが、その論法からいくと現に学校整備が非常に旧町ではおくれているという面が出てきておる。今現在学校の耐震だとか、それから改築も考えていかにゃいかんという。結局学校の分が下水道に行った。その学校の整備の分がおくれてきてる。それが次の負担になって出てくるということからすると論法的には下水道が学校に変わっただけのことで、同じような考え方のように私は考えるんですが、しかしそれがまたいずれこの都市計画税についてはその時期に十分な議論を尽くしていきたいなというふうに思います。


 それからあと一つお聞きしたいんですが、起債の問題でございます。18年度に61億円ほど起債をやっております。それの中には20億円は、これは地域振興基金が入っての61億円ということでございますが、その中でも年度当初に起債を予定していながら廃止をしておるという起債が結構ございます。個々のことは申し上げませんけど、これはどういう要因で、そういう年度当初に起債を予定していながら、地方債を予定していながら廃止に至ったという、これは基本的にはどういう考えから出てくるんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 今回の7号補正の報告の中で、そういったことで廃止ということで報告させていただいております。1億5,510万円廃止というふうなことでございます。これにつきましては当初予算の折には、財源確保というふうなことから起債充当というふうなことで予算編成している中でございます。ただ、収支を見る中で、この廃止しました起債につきましては、交付税措置がない、あってもわずかというふうな起債でございまして、交付税措置がありましたら将来的に元利償還金については交付税で算入されるというふうな内容でございますので、交付税措置のないものにつきましては丸々単費負担というふうなことになりますので、そういった起債につきましては極力借りないようにしようというふうなことで、そういった起債を起債充当から外してきたというふうなことでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 一つだけ教えてください。18年度で急傾斜の崩壊防止で、これは9月補正だと思いますが、追加で5,300万円ほどの地方債の追加をしております。そしてこの3月にまるっきり全額を廃止をいたしております。これ9月に追加して翌年というか、ことしの3月ですが、3月に廃止。こういう何だ追加してすぐに廃止というのは、これはどういうことだったんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 9月に提案してというふうなことで、財源充当としまして起債を入れとったわけでございます。ただ、これは事業そのものをやめたというわけじゃございませんので、あとは財源的に何を充てるかということでございまして、18年度収支を見る中では特に起債を充てて、あと後年度負担をふやさなくても現計でいけるというふうな判断から起債充当を落としたというふうなことでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 当初予算で起債を予定しておって、最終的にそこまでしなくっても、起債をしなくってもいいという判断で廃止されるというのは、それなりに理解できるんですが、9月に提案して追加しといて何カ月かしてもうそれをまるっきり廃止するなんていうことは、私は少し見通しが甘いんじゃないのかなという、こんな感じも持つわけでございます。


 18年度決算見通しにつきましては、以上で終わらせていただきます。


 広域ごみ・汚泥処理の建設場所の問題について、市長から説明をしていただきました。私が申し上げましたように、やっぱり行政が候補地を決定して、そこに何とかお願いしようということでやっておるところを途中から変更するというのは、事情がいろいろとあるわけですが、少なくとも今後の事業をやって用地を取得していくという段階のことがこれからも多くあるわけでございまして、安易にやはり一つの指針といいますか、候補地を変更することは今後問題を残すんじゃないのかというような気持ちを持っております。


 しかし、私もこの事業は一日も早くやはり推進をしていかにゃいかんという気持ちを持つ一人でございまして、今回の上郷の区長さんの提案については私自身も大変ありがたいご提案をいただいたというふうに思っておりますし、その気持ちをやっぱり大事にしていかにゃいかんなという気持ちを基本的には持っております。


 少しお尋ねをしたいんですが、5月の28日に上郷の地区から要望書が区長名で出た。そして6月の4日には北但行政事務組合議会で市長がこれを変更する用意があるんだということで上郷の方にも返事をしたい、こういう結論を出されております。要望書が出てから北但に説明するまでというのが非常に、我々も28日でしたか、資料いただきましたが、私も資料をいただきまして大変短時間で手回しよくといいますか、特に木下牧場については交渉に応じてもよいというような感触もいただいた、こういうことでございますが、えらい日にちが短い間に手回しよく調査されたもんだなというふうに思うんですが、この件についてはどうなんでしょうか。本当に28日に突然区長さんがこういう提案をされてきて、管理者である市長が初めてわかって、そしていろいろな調査資料を指示されたのか、この辺の過程についてどうだったのかということについてもう一度お伺いしたいと思いますが。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、上郷の区長からの要望書は、遅くとも6月8日までには文書をもって返事をしてほしい、こういったことがございました。上郷の区長といたしましては、6月の下旬までには区の方の判断をしたいという、そういった日程を念頭に置いて6月8日と言われたものと思います。


 それを受けまして、私たちの方は全く管理者の方の責任だけで決めて議会には後の報告だけではよくないだろう。やはり一度議員協議会を開いていただいて議論する必要があることで、日程を見てみますと管理者自身が出席できる日がもう6月4日しかないということで、6月4日には最終的な決定をしなればいけないというふうに逆算をして、それに間に合うようにいわば突貫工事で作業をやったというのがまず実情でございます。


 区長の側との実質のやりとりですが、正式に文書が出てきましたのは5月の28日でございますが、実は5月の14日の日に区長と、それからお一人の副区長、お二人が管理者のもとを訪問されて、そしてこういったことを考えてるといった考え方のご報告といいましょうか、それがありました。その当時私が聞いとるというのも自分であれでありますけれど、管理者の側としては、もし正式にそういうことになれば、そのことについてどうするかは検討させていただきますということの返事がなされたところでございます。したがいまして、正式な文書が来る前にこんなことを考えてるという中身についての忠告が区の側からあった、こういうことでございます。


 それから5月の25日に組長会が開かれて、そして三役が組長会にこういうことを考えてるということの話をされて、組長会の了解を得た上で正式な文書による要望となったものでございます。


 5月25日に組長会が、これは定例のものだとお聞きいたしておりますけれども、あるということでございましたので、5月24日、その前日に北但行政事務組合の側から木下牧場に対して、25日の結果がどうなるかわからないわけでありますから、ひょっとしたらこういうことがあるかもしれませんということを事前にお知らせをいたしております。したがいまして、木下牧場としては、その後お考えになる時間があったものと、このように考えております。


 そして5月25日の組長会があった翌日、5月26日土曜日でございますが、区長から口頭で組長会の内容はこういうことであった。したがって、土日でございますので、月曜日には正式な文書で要望したい、こういったご連絡をいただいたところでございます。


 したがいまして、私たちといたしましては、もし区長が最初言われたようなことに進むとすれば、当然いろんな議論をしなければいけないわけですから、もう既にその準備に入っていた。正式に確かに25日の組長会で了解を得られた。したがって、28日には出てくるということになりますので、この間も使って事務レベルでどういう論点があるのかいうことの作業を進めていた、こういうことでございます。一部で談合だというようなことを言う方もありますけれども、決してそういうことではございませんで、例えば私たちが上郷の皆さんに対して適地だと決めましたと言う少し前にご連絡を差し上げている。今度決まるかもしれませんというか、決めてもらうように事務レベルとしては出しますということを事前にお話をして、そして正式に上郷と決定して、そして正式にお願いに行った。要するにいきなりということでは、これは大変失礼に当たりますので、私たちも正式に決める前には地元に対して事前にこんなことが予測されますと説明いたしますので、上郷区長の対応も同様のものだというふうに私としては考えているところです。以上です。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 実は昨日ですか、私のうちに上郷の松原さんという方がお見えになりまして、2時間ほど私のうちでいろいろとこの問題についてお話を聞かせていただいたり、また私も申し上げておったんですが、最終的にいろいろとありましたが、しょせん話は最終的までかみ合わなかったわけですが、この方どちらかというと反対されておる方でございまして、いわゆる木下牧場の件についても組合が押さえつけて何かやめさせるような方向に持ってきたとかなんとかというような、こういう言葉がありましたが、最終的には判断はその当事者がされることであって、決して行政が━━━━━━━━━━━━━判こをつかせるようなことはあり得ないことであるというふうに申し上げておったわけでございます。


 その中で今回の山谷についても市の水道の取水場が近いとか、それから遺跡の問題、それから影響する住民の戸数が今までの奈良谷よりも多いというような問題もあるというようなことがございました。影響戸数ですね。これらのことについてのお考えと、それからもう一つ、先ほども市長からもありましたように今現在の候補地よりもかなり東側に寄る地域でございますので、旧の豊岡市市谷、中郷にも近いという状況にございます。したがいまして、市谷の方からも先ほどもありましたように反対の抗議文といいますか、そんなことも出てるようでございますが、その人たちのことも十分配慮せにゃいかんことではないのかなというふうに思うわけですが、そのことについてのお考えをお聞かせいただきたいと思いますが。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほどのご答弁の中で7つの候補地と選んだときと同じ基準でもって山谷について検討したということを申し上げました。その際には、水道の取水源に近くなるということでございますので、当然遠いところに比べると低い点数が配点をされています。それから1キロ以内に入ってくる住家の数がふえるということもマイナス方向、低い評価の点数に入っております。ということでございますけども、それを含めてもなお他にプラスの要素もあり、同点のものもありしてほぼ同じぐらいの点数になってるということでございまして、既に評価としては今、議員が言われたような項目は入っているというふうにまずご理解を賜りたいというふうに思います。


 その上にさらに検討いたしましたけれども、まず水道の取水源が近くなるということでございますけれども、もともとこの施設自体がクローズドシステム、水が外に出ないという仕組みになっておりますので、プラント排水は施設外に放流されませんので、水道の取水源についての影響はないものと、このように考えております。


 ただ、とは言いながら万が一ということも当然これは頭に入れておく必要がございますので、環境影響調査が行われるとすれば当然のことながら地下水の調査も行われるものと。これは奈良谷のときにもそのようなことを地元の側にはお話をしておりまして、つまりどのぐらいの深さでどのような方向に水が流れているのかということから見ますと、仮にここで何かが漏れた場合でもどういう方向に行くのかという大方の方向が見えるのではないか、このように思います。


 さらにこの施設では、焼却灰あるいは飛灰はここでは処理をせずに環境クリエイトセンターの方に処理を委託して外に出してしまいますので、その意味でも危険なものというのはこの処理施設の中には基本的にはなくなってしまうということから見ましても、この水道の取水源が近くになるということは気にする必要はないというのが、私自身あるいは北但行政の考え方でございます。


 また、戸数が多いということについても排ガスの規制というものが法律自体相当厳しく規定されておりますし、さらにそれを上回る自主規制基準を設けるという方向でございますので、したがって近くに家があったとしても影響はないというのが私たちの考え方でございます。もちろん気分の問題というのはおありだろうと思いますけれども、客観的にはないものと考えております。


 ただ、そのことも一体本当にそうなのかどうかは環境影響調査でもって明らかになってくるのではないか、このように考えてるところでございます。


 それと、これはお尋ねではありませんでしたけれども、木下牧場の名誉のためにも申し上げる必要があると思いますけれども、行政の側が圧力をかけて、それでわかりましたと言うような方ではないというふうに思いますし、当然行政の側が圧力をかけて、それでテーブルに着かせるなんていうことができるのであれば用地買収で苦労するようなこと全くないわけでありまして、これはもしそう言われたのであれば大変心外なことでございますので、またお会いになられましたら中貝が怒っていたというふうにお伝えいただければというふうに思います。


 それから中郷あるいは市谷、特にこれは日高町時代にありました上郷の処理施設が、実は上郷の人たちにというよりもむしろ灰が降るとかいった実害は市谷、中郷の方で大変大きかったということを聞いておりますので、この地域の人たちの不安というのは当然奈良谷の場合より大きくなっておりまして、そのことの反発も上がってることはお聞きいたしております。したがいまして、これまでは上郷の皆さんへの説明といいましょうか、理解と努力を全力でやってきたわけでありますけれども、今後、市谷、中郷、それから府市場も地権者でもあり、それから人家が入ってくるということもございますので、今後地区の皆さんともよく相談をさせていただきながらご要望も踏まえて積極的に理解を得る努力をしてまいりたい、このように考えてるところです。これもできるだけ早く地区の皆さんへの説明会等が北但行政事務組合と豊岡市共同でなされるもの、このように考えてるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


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○議長(古谷 修一) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 5月の25日に、今も市長からもありましたが、上郷区の組長会がございまして、そのときの議事録の抜粋を私もいただきました。今回の要望書の発端になったことについての区長さんの提案がこの議事録に載っております。ちょっと申し上げますと、区長さんが三役会で検討した結果、環境影響調査を実施したい。ごみ処理施設を誘致する前提でという、こういうことで山谷を提案したい、こういうご発言がございます。


 その中に今計画の焼却場の危険度のマイナス面と将来の村を考えたプラス面とを考えたときに、そこに施設がある方がプラス面で集落には非常にメリットがあるんだと、いわゆる施設を受ける方が上郷にとって非常にプラス面が多いんだ、こういうことからして山谷を提案したい、こういうことを組長会でご発言をなさっております。


 これは裏返して言えば事業を受け入れるということによって地域振興策といいますか、環境モデルエリア構想といいますか、いろいろと上郷の方にも区としての問題があるようでございます。特に治水問題等々のようでございますが、それらを何とか前進をこの事業によってさせたいんだというのがこの区長さんのお考えのようでございます。


 そうなれば行政としても当然これを深く真摯に受けとめる必要が私はあるのではないのかというふうに思うわけですが、このあたりのお考えについてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) かねてから上郷区に対しまして環境創造モデル構想を一緒に議論してつくり上げていきましょうという提案を申し上げてまいりました。ただ、現実的にはその作業が行えないままに来ているということでございますので、区の方から一緒になってつくろうよというふうに言っていただけるのであれば、私としては、あるいは北但行政事務組合の立場もしんしゃくしましてもありがたいことでございますので、積極的に取り組む必要がある、このように考えているところです。(発言する者あり)


○議長(古谷 修一) 安治川議員。


○議員(26番 安治川敏明) ただいまの岡議員のご質問の中に私的文書である組長会会議録を基礎とした議論、今答弁もなさいましたんで、オーソライズすることになると思うんで、議会に出されたか当局に出されたかの資料であればともかく、議場外の私的な文書をもって議論をするというのは不穏当ではないかと思うので、議長で精査してください。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) この文書は、全地区に配られとる文書でございまして、だれでも入手できる資料でございますので、あえて申し上げておきます。(発言する者あり)私の質問内です。


 ぜひひとつ私は、上郷の地区の皆さん方の気持ちを十分理解しながらこの事業がスムーズに進むように、ぜひ我々も協力していきたいなというふうに思っております。


 次に、庁舎建設と美術館の件について二、三お伺いをいたしたいというふうに思います。


 まず美術館の方の建設について、元町にございます旧労働基準監督署の事務所跡、これは民間の所有の建物でございますが、これについて先ほど次長からもご答弁をいただきました。いろいろと、民間の建物でございますので、そこに市の税金をつぎ込むということの問題もあるというようなこともお聞きをいたしております。


 ちょっと基本的にお伺いしたいんですが、豊岡市としてこの文化協会が随分以前からも要望しておられるこの美術館構想でございますが、基本的には豊岡市にはもう美術館は必要ないという一つの考え方の中で、今までの話し合いの中での交渉をなさっておるのか、それとも必要ではあるが、資金的な問題、財政的な問題ということなのか、ちょっとその根本的なところを聞かせてください。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)これまでの議会等への答弁の中で基本的には既存の美術館等はございます。円山公苑美術館、それから伊藤美術館、そういった施設の有効活用といったことも我々としては考えていく必要があると。ただし、そういった市民レベルで熱心にそういったことに取り組んでおられる姿勢ということについても、これは一定程度敬意を表する部分がございます。したがって、どういった市の役割、それから市民の役割、そういったとこら辺の立場とか役割分担、そういったことを十分詰めていく中で可能性というものを考えていく必要があるんじゃないかなというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) 私の私見ということで先ほども、旧合銀の南庁舎別館でございますが、これの活用を、美術館として活用する可能性はないのかということでお尋ねしたんですが、今のところそういう計画はないんだということで、将来的には中心市街地の活性化の核施設として活用したい、こういうご答弁でございました。私は、そういう面でいうと別にあそこに美術館を、いわゆる合銀跡でございますが、持ってきても中心市街地の活性化の施設として遜色ないように思うんですが、これについてはどういうお考えでしょうか。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)先ほどの答弁で申し上げました、旧豊岡市で検討しました結果の中で位置づけておりますのは、若手企業家支援というような趣旨からにぎわいの場としてアンテナショップ等も考えていく、そういったことを第一義と考えていく。ただし、美術館の場合は、にぎわいの場というよりはむしろゆとりの場ということで、しかも集客力の面で美術館というのはなかなか厳しい面がございます。にぎわいということを優先した場合に、ゆとりの空間としての併用というのがなかなか困難ではないかなというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) これは合銀を買うときに、これ平成16年の2月でございますが、合併前でございますが、歴史的建造物を利用した公的施設の活用方法の案ということでこの資料をいただいております。それにも文化財登録も含めて建物を今答弁されたようなものに活用したいという、こんなようなことをうたってありますが、私はこれがあくまでも案であって、決してこれに使わないともともと買ったときの趣旨と違うというべきものではないというふうに思うわけですし、もう少し弾力的に考えてもいいのじゃないのかなというような気持ちを持っております。文化協会さんの方も自分たちがためてる資金も含めてぜひ実現をさせたいというようなお気持ちもお持ちのようでございますので、今後とも十分協議をしながら、あそこはもう絶対にこれしか活用できないんだというそういう決めつけ的なことでは、これは話にならんというふうに私、思うわけです。十分その辺を今後とも前向きな協議をしていただいたらありがたいなというふうに思っております。


 それから庁舎建設の件でございますが、庁内、それから庁外の専門的な検討委員会を間もなく立ち上げる、こういうことでして、大学の先生等もそのメンバーに入れたいということですが、この庁外の検討委員会についてはどういうあれなのか。例えば市長が何か場所を決めてくださいという諮問をして、そしてその庁外の検討委員会が答申という格好で、ここがいいと思いますよという、こういうことをやる検討委員会なのかどうか、ちょっとその辺のお考えをお聞かせください。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) この庁外の検討委員会の性格なんですけども、いきなり庁外の委員会で位置を決定するとかといったことは考えておりません。庁内の推進本部があるわけですが、そこで考え方をそこそこ節目に応じて決定をして、それについて庁外の委員会で意見を求める、そういったスタイルで考えております。最終的にそこに庁外委員会で位置決定であるとか基本構想、そして基本計画についてお決めをいただくというようなことでは考えておりません。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) ということは意見具申というような団体なのか、それともその庁外の検討委員会を通じて最終的にそれらを参考にして市長が場所決定をされる、こういうことなのか、ちょっとその辺をもう一度。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 性格としては庁外の委員会に意見をいただくということでございまして、最終的な決定というのはやはり豊岡市での決定ということになろうかと思います。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) そうすると例えば庁外の検討委員会にしても30人も50人もという委員会ではないわけでして、恐らく10人から15人ぐらいまでの委員会だろうというふうに思いますが、市民の意見というのはどういうとらえ方をされるわけでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 実はそこの部分についてはまだ現段階で明確に決定はいたしておりません。通常考えられるのは、基本構想の案なり基本計画の案が出てから市民の方に意見を聞くといった方法が一般的なんですけども、今回の場合それでいいのかどうかということについてさらに推進本部等で検討していきたいというふうに考えてます。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) それからもう1点お聞かせいただきたいんですが、この建設スケジュールを資料でいただきました。1点お尋ねしたいんですが、これでいくと平成24年に完成ということになっております。これから建設場所を決定するわけでございますので、例えば現在地での建てかえ、それからまたどこかを買ってそれを造成するようなケース、それからまた平地をまた更地にして建てかえるケース、いろいろなケースがあろうかというふうに思うわけですが、例えば仮に現在地に建てかえるというようなことと、それから現在地以外の場所に建てかえる、いわゆる造成も含めて建てかえるというこういうケースを考えた場合に、このスケジュールに何らかの変更はあるんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それは当然出てまいります。第1回の答弁でも申し上げましたけども、このスケジュール案というのは最短のコースということでお考えをいただいたらと思います。議員がご指摘のように、場所が変わってくるとか、またそれに伴って用地の造成が必要ということになれば当然このスケジュールというのは後にずれ込んでくるということでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 25番、岡議員。


○議員(25番 岡 満夫) ひとつ十分、この庁舎建設というのは豊岡市民にとっても大変関心の大きな事業でございます。ぜひひとつ多くの市民の皆さん、そしてまた我々議会にも協議の中に当然入っていかにゃならんというふうに思いますので、その点ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。


 最後に、損害賠償について、それぞれ3件のケースについてご答弁をいただきました。


 今日までもたびたびこういうケースが出てきておりまして、私自身も申しわけないんだけど、何かすぐに金額だけを見て事故内容は余り検討してなかったように思います。本当に事故の内容を考えると、金額ではたまたま3万円か5万円で済んだんだけど、事故の内容は大変怖い事故というのがございます。したがって、金額が多い少ないじゃなくって本当に万が一という、一歩間違えばということを考えながら、ひとつこの問題は当局も我々も本当に事故防止に努めていかなならんということを願っております。以上で終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で岡満夫議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は11時20分。


    午前11時12分休憩


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    午前11時20分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、12番、谷口勝己議員。


     〔谷口勝己議員 登壇〕


○議員(12番 谷口 勝己) おはようございます。(拍手)12番、谷口勝己でございます。ことしの梅雨入りはおくれているようですが、これも地球温暖化の影響でしょうか。当地でも記録的な暖冬で降雪は少なく、夏季の水不足が懸念されておりましたが、現実化しそうな感じがいたしております。世界各地で温暖化による異常気象下、生活用水、飲料水にも事欠くことから地域間紛争を始めさまざまな現象、問題が発生しております。また、国内でも各地で今からダムなど農業用水を始め生活用水までも取水制限が行われております。雨が降りましても地域への偏りあるいは集中豪雨化傾向にあったり、災害が起こらねばいいがと案ずるものであります。


 豊岡市も新市誕生3年目を迎えました。この間豊岡市を始め国内外におきましてもさまざまな出来事がありました。


 国内で今一番の話題は、国民年金等の問題でありましょう。以前には掛金未納で問題化、今は社会保険庁に年金記録漏れが5,000万件、それに加えて未登簿のままのものが1,430万件、納められた保険料の記録が残っていないというばかげた話。これに対して厚生労働省は、1年以内に照合を終えると言う。本当に大丈夫だろうか。この中には多くの豊岡市民もいらっしゃるのではないかと思います。こんな役所、こんな役人に対して怒りを覚えずにはいられません。一日も早い不安解消を望むものであります。


 豊岡市では、平成16年の台風23号などにより大被害を受けた多くの被災地も国、県、市、地元の皆さんのご協力とご支援により復興、復旧へと着実に進めていただき、本当に喜ばしいことでございます。今後も引き続き円山川緊急治水対策事業、河道掘削や無堤地区解消など一日も早い完了を期待するものでございます。


 また同時に、豊岡市総合計画、基本構想並びに豊岡市行政改革大綱の策定、そして地域情報基本計画、男女共同参画プラン、地域福祉計画、障害者福祉計画、住宅マスタープラン、次世代育成支援対策地域行動計画、国民保護計画、観光推進プランなどなど覚え切れないほど多くの計画やプランが作成され、新市づくりも着実に進み、コウノトリの自然放鳥、48年ぶりのひなの誕生、コウノトリ育む農法の拡大など明るいニュースとともにコウノトリ悠然と舞うふるさとに近づきつつございます。職員の皆さん、多くの計画、プランづくり、本当にご苦労さまでした。


 先般私たち建設経済委員会で管外調査を実施、先進地としてトキの保護・養殖、日本一のお米、魚沼のコシヒカリの生産などについて視察調査を行ってきました。佐渡、南魚沼両市と豊岡市の取り組みは似通っておりました。その取り組みは、決して見劣りするものではございませんでした。豊岡市においては、今後も自信を持って諸計画、諸プランの実施を強く期待したいものです。


 それでは、通告に従いまして順を追い一般質問を行います。


 3年目を迎えた市政について。


 最初に、4月1日付で組織改革、特に部門統一、総合支所の係統合などがあり、その上、職員をかきまぜてみるということで433名の大規模人事異動が行われましたが、人事というのは大変重要なことでございます。各部署で執務上あるいは運営上混乱や問題は起きていませんか、お伺いします。


 次に、この人事異動で不信や不満などで心身に不調を来したり休んでいる職員はありませんか。あれば人数など状況を教えてください。


 次に、3月定例議会で女性の管理職登用が少ないので積極的登用を申し上げましたが、今後も女性登用の考え方を進めてまいりたいと答弁をいただきました。4月人事では配慮されましたか、その結果をお尋ねいたします。


 次に、職員の勤務時間であります。4月1日から変更され、午前8時30分から午後5時15分までとなっています。その間に45分間の休憩時間があります。従前より15分間短くなりましたが、昼食行動等に支障は生じておりませんか。また、休息時間はどうなっているでしょうか。


 以上お伺いして、第1回目の質問を終わります。次回からは自席で行います。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、4月1日付人事異動の結果をどう評価してるかというお尋ねにお答えをいたします。


 議員にもお触れいただきましたように、人事交流をやろうということで職員のかきまぜをねらったかなり大がかりな人事異動を行いました。異動による余り大きな入れかえを行いますと事務処理や日常業務に多大な支障が出るのではないかという懸念もございました。しかし、職員の意見等を聞きますと本庁から総合支所へ、総合支所から本庁へなどの人事交流によりまして相互理解が深まったり新しい地域を知り、そしてそれぞれのよさに気がついたといったような感触を受けております。したがいまして、まだ2カ月しか経過してない状況でございますが、現在の状況といたしましては職員間の一体感の醸成にも徐々につながってきているのではないか、そのような評価をいたしてるところです。


 特に年度がかわりましてから、5月でしたけれども、すべての総合支所を、それから本庁の職員との意見交換会、それから夜は会費制でございましたけれども、懇親会も開いて意思疎通を図り、そしてこのかきまぜ後の状況についても耳を傾けましたけれども、外から入ってきた職員から見ますとずっと中にいた人たちにはわからない地域のよさというものがわかる、あるいは仕事の進め方のよさというものがわかり、そのことが語られることによってもともといた職員たちがそのことによって自信を得るといったこともございました。


 また、外からの目で見ますと中では気づかなかったおかしなことといいましょうか、こういったやり方はどうかというような首をかしげるようなこともございますので、そういったことの発言もございまして、組織が活性してるものと、このように考えております。


 私といたしましてもそれぞれの総合支所なり本庁で職員と意見交換しました際に、こういった外から入ってくることによってわかったいい点、それから外から入ってくることによってわかった悪い点を決して押しつけてはならない、押さえ込んではならない。むしろこの機会にそれを表に出していって、いいことは改めて認識をしてさらに伸ばし、悪いことについてはこの際に改める、そういうチャンスとしてとらえてほしいということを伝えたところでございます。今のところおおむねいい方向で来てるのでないのか、このように判断をいたしております。


 その他につきましては、それぞれから答弁させていただきます。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 済みません。人事の関係で4月1日の異動後、心身の不調者が出てないかどうかというお尋ねでございましたが、これについては本年の4月1日から現在まで産休の者を除いて2週間以上休んだ者あるいは休んでる者、合わせて6人ございます。このうち3人については4月、5月の間に復帰をしておりまして、現在も休んでる職員というのは3名でございます。なお、この3名のうち2人については、昨年度から引き続き休んでるといった状況でございます。


 今回の人事異動が原因でご指摘のような心身不調者が出たんかどうかということでございますが、これについては異動先の仕事になかなかなじめなかったとかいったケース、これも全くないとは思っておりませんけれども、件数としては極めて少ないだろうというふうに思ってます。ただ、現在休んではおりませんけども、やはりそういった職場の業務になじめないとか、あるいは人間関係でちょっと苦労してるといった職員の声も聞いておりますので、これらについてはケースに応じた適切な対応をしてまいりたいというふうに思っております。


 次に、女性管理職の状況というふうなことで、これについて改善したのかどうかということでございますが、これについては本年4月の人事異動におきまして昨年の同期に比べまして女性職員の昇任ということで申し上げますと、課長級への昇任が1名、それから課長補佐級への昇任が1名、係長級への昇任が5名というふうなことでございます。


 ちなみにこれは18、19の対比を申し上げたわけでありますけども、2年間ということで比較をしてまいりますと女性職員のこの係長級以上の登用については延べ24名というふうなことになっております。ただ、その中には女性管理職が退職してしまったとか同一職員の重複のカウントもございますので、実質的には合併時の係長以上の職員の数というのが74人、それに対して本年の4月1日が86人ということでありますから、差し引き12名の増加というふうなことでございます。


 それから3月に条例改正を行いまして、いわゆる休息タイムを廃止いたしました。これに伴ってお昼休みというのが15分短縮をされまして45分となったわけでありますが、これについてのいろんな声ということでありますが、お尋ねありました特に昼食時はどうかということがあります。これは確かに15分短くなって近くの食堂に行けなくなったといったことも現に耳にしております。ただ、これについては3月の段階でも説明申し上げましたけども、特に冬場の勤務時間というふうなこともあります。したがって、それらを踏まえた上でまた職員の意見、昼休みのもう少しやっぱりもとどおりの方がいいんではないかといったことも踏まえて改めてこれは協議をさせていただきたいというふうに思ってます。以上です。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 433名の大人事異動、うまく回転をしているようでございますので、市民としても安心をいたしました。


 これに関連しまして人事上いろいろ問題があろうかと思いますが、例えば勤務して1年未満で異動した人の人数は何人ぐらいあるのか。


 それと同時に、夫婦共稼ぎの数ですね、市の職員としての夫婦共稼ぎもあるということなんですが、何組あるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 1年で異動した件数でございますが、これは15名ございます。ただ、この中には幹部職員でありますとか昇任に伴うもの、さらには本人の自己申告に基づいて希望によって異動させたといったこと、さらには仕事上ちょっと腰を痛めてなかなかそこには向かないというふうなことから異動をかけたもの、理由はいろいろあるわけですけども、件数については15名ということでございます。


 これ基本的には1年での職員の異動といったことは、やはりこれはしないという考え方では従来から参っておりますけども、先ほど申し上げましたような理由でやむなく異動をさせたということがあります。


 時にこの件については大きな問題があったというふうには考えておりませんけれども、万が一今後そういった問題が出てくるようなことがあれば、これは適切に対応してまいりたいというふうに考えてます。


 それから夫婦の共稼ぎの組数ですけども、これは62組ということで承知をいたしております。以上です。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 割合少なかったなというふうな思いがいたします。15名ということですから。自己申告者も含めてでございますから。人事1年でかわりますのは、さっきおっしゃっとるように栄転や栄進での異動はまことに結構でございますけれども、並行異動というのはやはり周辺や地域社会等におきましてもあれ何だいなと、こんなふうに見られるわけでございますので、今おっしゃっておったようにしない方針でいるんだということでございますから、ぜひ今後その点はお考えいただきたい。


 それと同時、また夫婦の共稼ぎの数62組ということでございますから、124名になりますね。議会事務局から消防職員までの定数トータルが合計1,076名でございますので、124名というのは11.5%と、まことに高い率でございます。申しますのはいけないということでなく、ただ人事をやる上で1年未満であるとか、あるいは夫婦共稼ぎの方が大勢いらっしゃるというのは人事をやるときに非常にやっぱり困難性が増してくるんじゃないかなという感じがいたします。本当に公正な人事もやりにくい面も出てくるんじゃないかな、こんな思いがしてますが、どうでしょうか。


 それと同時に臨時職員、嘱託職員の数が非常に多いわけでございます。いただいた資料を見ますと臨時職員が197名、嘱託職員が395名、トータルで592名でございますので、この職員はしたがって職員定数とは何ら関係のないものなんでしょう。もしやこれに職員定数とのかかわりの中でこういうような身分で何人か補充されておるなら、その数も教えていただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず夫婦で共稼ぎの職員のことについてのお尋ねでございますが、これについては議員ございましたように少なくともそのことについてどうこう言うことがございますので、あくまでも客観的に公平な人事に努めてまいりたいというふうに考えてます。


 それからもう1点、嘱託・臨時職員の数、それと職員定数との関係でございますが、これについては定数内には入れておりません。ここで言っておりますのは正職員の数ということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。以上です。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) ご答弁いただいた臨時職員等は定数には入ってないということでございますが、しかし592名といいますと、これも条例定数による数と比較いたしましても非常に多いな、こんな思いがいたします。したがって、これも何人雇用してもいいのかなと。そういうことはないんでしょうが。正直申し上げまして職員に劣らない優秀な人たちもその中にはいらっしゃるだろうなと思いますし、何回その人を雇用してあげてもいいというようなことになりますから、半永久的と申しましょうかな、一定の期間以上雇用が可能じゃないかと思ったりするんですが、この辺の関係はどうでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 嘱託職員、それから臨時職員について、これはただ無制限でというふうなことではございません。新年度必要なそういった職員が要る場合には必ずヒアリングを行いまして、本当に必要かどうかというようなことでそれらの職員の配置も行っております。以上です。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 今答弁によりますと無制限じゃないとおっしゃるわけですが、例えば定数を減らしてまいりまして幾らでも嘱託職員がいいますか、幾らと言うとまたそんなことはないとおっしゃるからなんですが、嘱託職員をもってそれにかえるというようなことも考え方によってはできるんじゃないかな、こんな思いがしますから、この辺についても今後慎重に取り組んでいただきたいなと、こんな思いがいたします。


 次に移ります。女性管理職も今ふやしていただいたいうことでございますが、できれば係長級、主査も一緒にあれなんですが、もしお手元に資料があれば係長だけの数をちょっと教えていただいたらありがたいと思います。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけないですが、あくまでも係長級ということでしか資料手元に持っておりません。内容的には主査も係長も同等の級でありますから、特段その部分について分けてということは考えておりません。以上です。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) ないようですので、ちょっと比較しがたいんです。3月の議会でも申し上げましたように、最近女性の進出が非常に多く、目をみはるような状況でございます。例えばJAたじまなんかも新たに女性理事も誕生させようというような機運が出てまいっておりますし、兵庫県におきましても理事以下部長、次長クラスの職員も誕生いたしております。また、女性大臣も複数いらっしゃいますし、女性知事も5人もいらっしゃいます。豊岡市の職員の中にも優秀な女子職員も多かろうと思いますので、男性と特に競争させるぐらいなあれでひとつ頑張っていただくためにさらなる拡大をお願いしたいと思います。


 次に移ります。勤務時間と服務でございますが、これも大きな混乱がないようでございます。


 しかし、ちょっと答弁漏れがございましたので、改めてお伺いしますが、休息時間はあるのかないのかということでお聞きいたしました。休息時間も従来はあったと思っております。今それが条例を見てまいりましてもないように思います。だから休息時間というのは、これはもういずこの自治体でも定めておるわけですが、休息時間が豊岡市はないように思ったんですが、もし違っておればご指摘いただきたいと思いますし、ないんでしょうか、あるんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 休息時間につきましては、3月議会の条例改正の中で、これは国の制度の改正に伴うものでありますけども、民間でもなかなかこういった制度がないというふうなことから、公務員の優遇ではないかというふうなことの理由もあったりしまして3月の条例改正で廃止をいたしました。したがって、現在の条例を見ていただいたらわかりますとおり休息時間については、これはございません。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 休息時間がないというのは、本来はこれ僕おかしいんじゃないかなと、こう思えるんです。なぜなら拘束される時間いっぱいそれに専念しているわけではございませんし、休息時間というのが制度化されておれば、それを運用しながら利用していくということが可能なんですが、廃止をしました段階で意見を申し上げなかったのがいけんかと思いますけれども、私はやっぱり休息時間というのはあって当然じゃないだろうかな、こんな思いがしております。


 早い話が、例えば喫煙するために何回も席を立っていくというようなことは本来おかしいと僕は思うわけです。そういうものがあって初めて、あるいはお茶を飲んだりしてくるようにするんだというようなことも可能なんですが、それがなくなってしまったらどこであのもんしておるのか。まじめな人もちろんたくさんいらっしゃるわけですし、あるいは席を何回も外す人もいるかもしれません。そういうようなことの中で市民感情としても、いつ行っても豊岡の市役所はたばこ吸っとる人がおんなるわい、これでは僕はやっぱりよくないんじゃないかなと、こんな思いがするんですが、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 随分耳の痛いご質問いただきました。休息時間は、先ほど言いましたように現在ございません。したがって、あと喫煙とか、あるいはお茶を飲むとかといったものは、いわば同列の位置づけになろうかというふうに思ってます。ご指摘のように、いつ行ってもだれかがたばこ吸っておるといったことについては、確かにそもそも休息時間がないわけでありますから、そのあたりについて職員に一層徹底を図っていきたい。あくまでもたばこ等については常識的な範囲という中で喫煙も行ってほしいと思ってますし、そこで長いことだべってるとか缶ジュースを飲みながらというふうなことはないように、これからそのあたりは徹底してまいりたいというふうに思います。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 非常に難しい問題だろうと思います。例えば今の問題で申し上げますなら、勤務時間中の離席というのが服務規定の第8条に載っとるわけであります。勤務時間中みだりに所定の場所を離れてはならない。職員は、勤務時間中一時所定の場所を離れるときは上司または他の職員に行き先を明らかにしておかにゃならん、こういうふうに規定されてる。だから僕は、この辺があるもんですから、非常に皆さんにとってはつらいもんがあるのと違うかなと思うんです。こんな思いがいたします。僕は、たばこ好きで、あるいは嫌いでというのではございません。吸いませんけど、別段皆さんが吸っていても何も感じないんですが、やはり総合支所へ行きましても、この本庁周辺にいたしましても余りにも多く散見されますので、何とか、例えば同僚議員からも聞かれるかしれませんけど、何かたばこを吸うぐらいな場所ぐらい確保ができないだろうかなと、皆さんに余り目に触れないところでというような思いがあるものですから。確かに体のためによくないとか悪いとか言われます。


 しかし、現在豊岡市へのたばこ税を見ますと18年度に5億6,213万円余り入っておる。これをどう比較したら一番いいんだろうかなと考えました。しかし、それを軒並みにある軽自動車税と比べてみました。そうしましたらことしの予算が軽自動車税1億9,500万円でございますから、約3倍ぐらいたばこ税が入ってきておるわけですね。財政的にも非常に貢献をしていただいておりますし、余り皆さんが遠慮し、気まずい思いをしながらされるのがいいかどうかな、それとさっき申し上げた市民感情からして、やっぱり同じしてもらうならもうちょっとましなところで場所を与えてあげたらなと、こんな思いがいたします。


 それでさっきの休息時間との関係で申しますと、6月6日の読売新聞の「今日のノート」というのに日本禁煙学会の理事がこんな計算をされております。これは中堅自治体でと書いてあるんですが、平均年収820万円の職員の25%が喫煙すれば1日の4回行って1回5分間ずつ使ったらどれぐらいになるかということで。そうすると大体年80時間ぐらいになるそうでございます。80時間を今度単価的に計算すれば、1人39万円ぐらいのあれに当たるんだ、こういうようなこと書いております。だから僕は、そういうようなことからして何とか考えてもらえたらなと思ったわけです。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ご質問をどういうふうに理解してええんかなというのがちょっと今、自分なりに整理をしてるんですけども、一番最後におっしゃった部分、これはマナーとも関連しますし、そのあたりは服務規律の徹底についても諮っていきたいと思ってます。


 それからその前におっしゃいました喫煙場所の確保についてでありますけども、まだこれは他の議員さんも質問が出てくるかと思いますけども、庁舎内の禁煙というふうなまた新たな問題もございますので、確かに今の状態というのは喫煙者にとっては非常に厳しい環境ではあるわけですが、すぐに独立した喫煙室を設けるといったことについては考えておりませんし、現に本庁舎においては物理的にスペース確保が難しいといった状況でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) いろいろと難しい問題があるようですが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 今度新たに豊岡市職員人材育成基本方針も策定されました。ぜひこれを忠実に実践していただけば新しい時代に適応したすばらしい職員が多く誕生するでありましょう。大いに期待いたしております。


 次へ移ります。2つ目といたしまして、4月からスタートした政策調整部について、各部局、総合支所など横断的、縦断的にも総合調整機能が当初の思惑どおり発揮できていますか。2カ月間に何も問題も課題もなく参っておるでしょうか、お伺いします。


○議長(古谷 修一) 副市長。


○副市長(奥田 清喜) 奥田です。政策調整部についてのご質問でございます。これは今までの企画財政、行革、そういうようなもんが別々の部でございましたので、お互いの調整や連携というのがうまく機能しなかったというような点から今回一つの部に集約をいたしました。総合的に調整機能を発揮していこう、これができる、こういうように思っているわけであります。


 ただ、4月からやってるところでありますから、その点についての十分な検証はできておりませんけれども、その内容としましては新しく政策形成に係る意思決定方法というものを変えまして、政策判断をする最高意思決定機関としては経営戦略会議、これを設置しております。その前段の政策調整会議につきましては、これが政策形成の調整を図る、こういう役目も持たせております。さらに課長補佐級の職員を各部及び各総合支所に政策調整主幹として配置をいたしまして、部内調整担当課長とともに部内及び総合支所内の調整を行い、政策調整部と連携を図りながら市全体の調整を図ることとしておるわけであります。


 ですから重要施策や事業について総合計画あるいは財政計画との整合を図るとともに、行革の観点も加えてより効率的な行財政運営をやっていきたい、こういうことでやっておりますから、その効果のほどをいましばらく待っていただきたい。とにかく今言いましたことで進めておりますので、かなりそういう点での中身の進め方としては変わってきたというふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は1時。


    午前11時54分休憩


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    午後 1時00分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 午前中の12番、谷口勝己議員の質疑、質問を続行いたします。


 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 政策調整部もうまく機能しとるようでございます。さらなる政策調整部の機能の充実を期待して、次の質問に入ります。


 最近では学校給食費や保育料までも支払いしない人が多くあるのですが、市民税などどんな状況にあるでしょうか。平成18年度の個人市民税、法人市民税の納付状況についてお尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 収税の状況でございますが、まず市民税につきましてですが、市民税の収納状況を申し上げます。市民税につきましては、収納率、現年度分ですが、平成17年度97.5%であった収納率が18年度は97.8%と0.3%改善をしております。平成18年度におきまして差し押さえや公売など滞納処分を強化したことへの成果であると考えておりまして、今後とも滞納抑止の取り組みと滞納処分の強化に努めてまいりたいと考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) ご努力をいただいた結果だろうと思いますが、個人市民税については0.3%でも未収金は1億8,000万円余りあるようでございますし、法人市民税におきましても1,146万円ほどあるようでございます。市税全体を見ましても90.8%、いわゆる未収金が9億1,249万円余りというようなことでございますが、さらなるご努力をいただく。しかし、これの徴収率の向上といいますか、納付率の向上なんかについて特に新たな策は考えておられますかどうか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) その対策でありますが、例えば18年度から一定の成果が上がっておるわけでございますが、そういった滞納処分、差し押さえしたものの換価の方法について、例えば申込者をふやすためにインターネットによる公売、そういったことも考えておりまして、18年度ではかなり成果を上げておりますので、そういったことについてもさらに強化をしていきたいと考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) やはり公費負担の原則からいたしまして、ぜひさらなるご努力をいただきたい。例えばこの但馬地域の3市2町で共同作戦を起こすとか、あるいはそういう徴税に従事してもらう者、あるいはそういう業者なんかに委託するとかというようなことも視野に入れながら考えていくようなことは、現段階ではお考えにはありませんか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) そういったことについては現段階では決定的なことは考えておりませんけども、今後の問題としてそういったことも出てくるかと思いますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) さらなるこれもご努力をお願いしたいと思います。


 また、国民健康保険税でございますが、市民税と同じように多く未納者があるように見受けますが、さらに17年度と18年度を対比いたしましても2.6%落ち込んでおるというようなことでございますし、金額的にも6億500万円も未収金があるようでございます。これについても市税と同じように何とか早く対応を考えていただかないと、これ両方、例えばさっき申しました市民税と国保税だけ合わせましても15億円超の未納金があるというようなことでございますんで、だんだん悪化しよるこの国保税についても特別なのを考えていただかないとだめだろうと思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 国保税全体では滞納繰り越し分を入れましたら確かに2.6%の減、徴収になっとるわけですが、現年度で申し上げますと国保税についても17年度が93.2%であったものが18年度は0.2%改善をして93.4%になっております。そういったふうな状況でありますが、全体として市民税と同じような徴収の必要性は感じますので、今後さらに努力していきたいと考えてます。


 それから今後収納対策で既に19年度から嘱託職員、つまり徴収についての嘱託職員を1名採用しておりまして、今後県との連携も図りながら徴収に努めてまいりたいというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 19年度から嘱託職員を1名ということでございますが、やはりこれほど多く滞納が続いておりますのは、これこそ先ほどちょっと触れましたように臨職や嘱託の数が多い中、1人や2人ぐらいふやしても対応すべきじゃないかと思うんですけど、こんなお考えはありませんか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 先ほど今年度から申し上げました嘱託職員の方ですが、この方につきましてはそういった金融機関等に勤めておられた方でもありますし、そういった債権の発掘とか、そういった調査、そういったことには非常にたけておられるということで考えておりますので、今後さらにその専門的な知識を生かして成果が上げていただけるんでないかと、そういうふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 今それはたけた人1人じゃちょっと無理違うかなと思って、もっと増員してこの対策を進めてもらったらなお成果が上がるんじゃないかな、こんなふうに思いますので、またひとつ考えてやってほしいと思います。


 次に移ります。安心・安全なまちづくりについて。


 人口の減少の続く中で高齢者は増加し、年々高齢化率は上昇しております。高齢者は体力的にも問題が多く、病院のお世話になる率も高くなります。そのようなとき市内の公立3病院は、医師不足などの問題もありますが、病気で入院しても一定期間が来れば、まだ加療が必要であっても転退院を通告され、転院なり、あるいは自宅へ帰らんなん。状況を申しますと、もう最長3カ月ぐらいでございましょうか、そのようなことでございますので、この転院先を確保するについても大変困っている人も多くございます。安心だ、安全だ、こう国も県も市も皆しとるわけですが、これほど高齢化が進んでいきます中で病人の数あるいは介護を必要とする、あるいは医療を必要とする人たち、入院治療が受けられないようではどうして安心して老後を送ることができましょうか。よき対策はないものでしょうか、お伺いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 今議員の方から、いわゆる病院の数というふうな中で極めて厳しい医師不足の現状というふうな面の対応についていかがかということですけれども、6月1日現在の医師数につきましては、豊岡病院では現在正規職員として70名という状況です。これはいわゆる県からの派遣の専攻医は除かれてる状況です。また、呼吸器、神経科内科は1名、消化器は5名から2名増の7名体制ということになっておりますけれども、まだ足りてない。(発言する者あり)いや、ちょっと状況だけ。(発言する者あり)失礼いたしました。


 入院患者に対する高齢者のいわゆる転院の対応というふうなことで、我々自身も非常に厳しい状況にあるということについては十分認識はいたしておるわけです。


 特に豊岡病院では、病院の治療に当たって患者さんの病態に応じて一応地域の医療機関、さらには保健福祉施設などに割り当てるというふうなことで、こういうふうな形でのいわゆる分担を一応基本に考えて連携を密にした治療というふうなことで対応していただいてるということです。その中で特に患者さん自身退院が迫ってくるというような厳しい状況下の中で家族のさらに引き続いた入院というふうなことに対する希望、これがあるわけです。しかしながら、実際に病院サイドとしましても、やはり最終的には治療の観点から退院の可否を決定するというふうなこともございまして、どうしても退院を余儀なくされるというふうなことになります。


 したがって、我々としましても、やはり医療と福祉の連携ということを最優先に考える中で特に急性期からいわゆる療養病床、さらには退院ということになれば在宅での開業医さんの見守り、さらには在宅での対応が難しいということであれば老健、そして福祉施設というふうな形の中で一番その人にとって適したものを一応考える中で対応をしていくというふうには考えておるわけですけれども、現実の問題としてやはりそれぞれの施設のベット数が足りないというような状況もある中で、こういうような問題というのはどうしても起こってきているということです。我々としては、ある施設を最大限有効に使わせていただくということの中で今後も対応していきたいと思っております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) これは病院の特に問題なんですが、市として市民のためにお考えをいただかなくてはならない問題だろうと思いますので、いきたいと思います。今出ております空きベットの数を見ましても、豊岡で496床のうち446床、50の空きベット、そして日高が100床に対して56ということで44、出石が43のうち37ということで6空きベットがございます。満杯というのは、これは緊急のあれがありますからそれは無理だろうと思いますが、できるものならもう少し考慮してもらったら不満解消、不安解消へもつながるんじゃないだろうかなと、こう思います。だからベット不足と言われますけど、今申し上げたような空きベットも相当数あるわけでございます。病院の経営も非常に苦しい中で、できるだけ稼いでもらって、そして少しでも経営を好転させてもらうというようなことでなくちゃいかん。


 先ほどから適したところへとか、あるいは転院先や病院や、あるいは施設等の連携をということでございますが、我々この用語を簡単に並べるのはいけるんですが、実際やってみますとなかなかこれ大変なんです。仮に転院先がうまく見つかりましても、そこに転院しましたらもうその日に次に行かれるとこが決まってますかという質問が出てまいります。それほど厳しい状況にございます。その辺十分にご理解していただいているでしょうか。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 個々のケースの中で、やはり本当にたらい回し的な、そういう対応があるということは十分我々自身も認識もいたしております。来た早々から次の行き場所を探してくれというふうなことは、入院された患者さんもしくはご家族にとっては非常に厳しい言葉に聞こえるだろうなということです。現実のやはり状況といいますか、問題というふうなものがある中で、本当にいわゆる介護難民といって言葉は悪いかもわかりませんけれども、そういうことが出ないようにすること、このことが基本だろうというふうなことの中で、お互いがいわゆる腹を割る中で、次の手だてということを講じるのもまた一つの方策ということも言える部分もあろうかと思っております。いずれにしましてもそういう状況ということについては十分認識もしとる中で、少なくとも対応の仕方というふうな部分でやっぱり若干問題もあるなというふうに思っております。今後そういう部分における対応については、特に市の管轄する部分においては十分気をつけてまいりたいというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 関連ございますので、次に移ります。


 老人保健、特別養護老人ホームについてお伺いいたします。病院を退院なされた老人たちは、家庭での療養生活か特別養護老人ホームなど介護保険施設に入所するしかありません。ところがそれぞれの施設は満杯で入所をとてもさせてもらえないいうことで、本当に多くの人が困っております。市内の各施設の一応現状についてお伺いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 現在介護保険施設の入所状況です。5月末現在、老人保健施設が2施設あるわけでございますけれども、定員232名に対して221名の入所ということです。これにつきましてはやはり2人部屋という場合にどうしてもお一人しか受け入れができないというようなケースもあるというふうなことで、若干の空きがありますけれども、基本的には満杯というふうな状況です。


 また、特別養護老人ホームの7施設の定員659名に対しまして658名ということで、これも満床という状況になっております。


 待機者数につきましては、各施設で非常に重複しているというような中ではあるわけで、実際全体としてどの程度あるのかなというふうなことについて今現在調査もしておるわけですけれども、非常に受け入れとしては厳しい現状になるというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 病院以上にこちらに送り込まれるといいますか、入らにゃならない人たちの苦悩というのは、もう家族ともども大変な状況になることは間違いないと思います。老健の場合は、待機分が割合少ないようでございますが、特養なんか今おっしゃったように定員659名に対して658名が入所しておるようです。ところが、重複はしてるかもしれませんけれども、待機者が1,111名ですか、いるようでございます。これの1.7倍の人たちが待っておるわけです。例えばたじま荘なんかへ行ってどんな状況かと聞きますと、やっぱり最低1年は待ってもらわないけんなと、こういうようなことでございます。自宅で十分に面倒が見れる環境にあればいいんですが、とてもそちらの方にお世話になろうと思う人たちというのはそういうような余裕のない人たちばかりだ。何せ高齢化率を見ましてもすごく高いんですから、もう介護するにしましても老老介護になってしまって、とても介護を受けにゃならんような状態になってまいります。


 そのような中で、もう少し何とか施設を増設するというようなことは、民間であろうが何だろうがよろしいから、働きかけてもらうようなあれはありませんか。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 本市の介護保険施設の整備ですけれども、基本的には平成18年から3年間で計画しております豊岡市老人保健福祉計画、第3期介護保険事業計画に基づいて進めているということです。具体的には、平成20年度までの一応ベット数でございますけれども、先ほども申し上げました老人保健施設2施設で232、それから特別養護老人ホーム7施設で659ということでございまして、ちょうどこの18年からの現在の計画に基づいて城崎管内で特別養護老人ホーム楽々むらという施設、これは入所定数が80でございますけれども、この整備をいたしまして、基本的にはこれ以外には計画というのは現状ではないということでございます。


 ただ、平成18年度のこのいわゆる介護保険法の改正以降基本的には国の方も施設もさりながら、やはり在宅におけるやはり介護体制をいかに今後充実していくかというふうに大きく方向転換もしているというふうなことです。そうした中で地域密着型サービス事業の認知症の対応型共同生活介護、いわゆるグループホームなんですけれども、これやケアハウスという施設がございます。こういう整備が一応民間事業者によりまして平成19年度の整備が進められております。この整備によりまして約50名程度の認知症高齢者の受け入れ、入所が可能というふうなことになるということでございまして、今後の対応につきましては需要に合った形での今後の整備ということを基本に置きながら計画の中に盛り込んでいきたいというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 12番、谷口議員。


○議員(12番 谷口 勝己) 今後さらにご努力をいただきたいと思います。


 ただ、入所者だけと違いましてデイサービスセンターに希望いたしましても、これでもなかなか受け入れをしてくれないというていろいろと話をされる人が多うございます。これではどうも安心して老後の生活が送れる、そういうようなことは考えにくくなります。もう少しいろいろと、それは財政事情等の問題もございますけれど、やはり安心・安全で年をとっても豊岡市に住んでよかったというようなひとつまちづくりをぜひともお願いして私の質問終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で谷口勝己議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 次は、13番、川口匡議員。


     〔川口 匡議員 登壇〕


○議員(13番 川口 匡) 13番の六星会の川口でございます。(拍手)では、3番目のバッターとして久々に登壇させていただきました。しばらくの間ご清聴お願いします。


 5月20日にコウノトリのひなが誕生いたしました。ちょうどその日は、とよおか作業所まつりであり、私もご案内いただき、出席いたしておりましたが、市長もあいさつの中でそのことを報告され、会場内から大きな拍手が沸き上がり、皆が大変喜んでおりました。自然界では43年ぶりの出来事と聞き、私も大変感動いたしたところであります。


 また、5月には市長はご夫婦で猫崎半島探索ハイキングをされたと聞きました。ご存じのように、この猫崎半島は、兵庫県の最北端となっており、東側の旧有料道路側から見ればキューピーさんがあおむけに寝ているように見えるので、別名キューピー半島とも言われております。


 市長、この風光明媚な猫崎半島のハイキングはいかがでしたでしょうか。何かご感想をお持ちであれば一言お願いしたいなと思います。


 それでは、質問に入ります。まず、豊岡竹野かな書碑街道づくり事業についてであります。


 仲田光成先生のことですが、十分ご存じと思いますが、この事業は仲田光成先生にかかわることであり、ここで簡単に先生の経歴を申し上げます。明治32年5月15日、竹野町松本にて生まれられ、平成15年7月の104歳まで19世紀、20世紀、21世紀の3世紀にわたり生涯現役で仮名書文化の進展に貢献されました。その間大正10年から女子学習院に勤務されてから昭和44年、70歳で学習院を退職されるまでの間、皇后陛下を始め多くの皇族の方々を教えられました。並行いたしまして昭和23年に目白会を創設され、毎年松屋銀座画廊で目白会書道展を開催され、本年で第47回を迎えております。さらに昭和45年には、あきつ会を創設され、あきつ会書道展を上野の森美術館、東京美術館で毎年開催され、本年で第27回を迎えております。


 平成13年11月に仲田光成記念第1回但馬竹野全国かな書展を開催し、昨年は全国から4,143点の作品の応募があり、年々出展作品が増加しております。また、平成14年には、先生の代表的作品250点の寄贈を受け、その作品の常設展示場として御用地館敷地内に仲田光成美術館を建設し、今日に至っているところであります。


 このたびそうした寄贈を受けた中から豊岡竹野かな書碑街道づくり事業として先生の作品を碑にして書のあるまちづくりを目指そうとしておられますが、新規な事業ということであり、その目的と事業の内容についてをお尋ねいたします。


 次に、5町商工会合併問題についてお尋ねいたします。


 平成19年の経済も企業部門、家計部門の改善が続き、物価の安定のもと国内総生産の実質成長率は2.0%程度になると見通されております。しかし、平成18年12月時点の県内商工会地域の景況は、前年同期に比べると悪化するなど景気回復の波及効果はいまだあらわれず、景況感は依然として厳しい状況が続いております。


 そうした中で商工会は、経営改善事業と地域総合振興事業を中心として地域商工業の振興発展と地域住民に期待される商工会づくりを目指して取り組んでいるところであります。しかしながら、商工会を取り巻く環境は県補助金が従来の小規模事業支援費補助金から地域活性化支援事業費補助金となり、国から県への移譲により一般財源化され、また市補助金も行政改革に伴う商工会補助金の減額、少子高齢化や後継者難等による商工会員数の減少など年々厳しさが増しております。


 平成17年4月1日に1市5町が合併しましたが、行政の合併とあわせて5町商工会、城崎町、竹野町、日高町、出石町、但東町各商工会であります、でも任意ではありますが、合併に向けての懇談会が数回持たれ、話し合いをされていると聞いております。


 そこで、この5町商工会の合併に向けての懇談会の中での話し合いの経緯と経過をご説明お願いいたします。


 また、その中では城崎町商工会が合併しない方針のようにお聞きし、そのことで日高町商工会は合併に対する考え方も後退したやに聞き及んでおりますが、現状はどうでしょう、ご説明お願いいたします。


 次に、主要地方道豊岡竹野線についてをお尋ねいたします。


 本路線は、畑上から飯谷、そして城崎温泉街を経由し、鋳物師戻をトンネルで越した竹野までの路線であります。旧豊岡市区間が898メートル、旧城崎町区間が9,660メートル、旧竹野町区間が3,738メートルで、全体延長が1万4,296メートルあります。旧町時代から城崎、竹野両町の町長並びに両町議会の所管の委員会の議員で構成する改修促進期成同盟会を設置し、この路線の改修促進について県へ要望、陳情活動をしてきたところであります。市町合併後は両地域に住所を有する議員も入っておりますが、新たに城崎、竹野両地域の商工会、観光協会、区長会等の代表など民間を主体とした組織の主要地方道豊岡竹野線改修促進期成同盟会を設置し、引き続き城崎大橋のかけかえ、桃島バイパスの建設、竹野(松本)バイパスの進捗を図るため県へ要望、陳情の活動を展開しているところであります。


 これら本路線の事業は、主要地方道であり、県で整備が進められるものと考えておりますが、現在どのような状況なのかご説明をお願いいたします。


 第1回の質問は終わります。次の質問からは自席でいたします。以上です。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 猫崎半島にあります灯台が兵庫県最北端の灯台であるというキャッチフレーズに引かれまして、そのハイキングに参加をいたしました。軽い気持ちで参加をいたしましたけれども、結構アップダウンがあり、あるいはロープを伝って上がらないと大変怖いようなところもありましたけれども、登山のような気分で大変爽快な1日でございました。途中原生のツバキの林がございましたり珍しい植物があり、そのことの説明を観光協会の事務局の方に説明をしていただきながら歩きましたので、大変私にとっては楽しい時間でございました。最後に灯台から見ました海も大変爽快でございまして、案内人がなければなかなか勝手には個人だけでは行けるような場所じゃないと思いますけれども、ぜひ私も多くの方々にそのハイキングにチャレンジをしていただければな、そんな感想を持ちました。


 5町の商工会の合併問題についてお尋ねをいただきました。この5町の商工会では、平成15年度から事務局による研究会を設置されて検討作業を続けられてると聞いております。また、5町商工会の正副会長による懇話会や協議会などを設置し、トップによる合併についての協議を重ねて議論を重ねられているとお聞きをいたしてるところです。


 ただ、議員もご指摘になりましたように、城崎の商工会が現時点では合併賛成という立場には立っていないということがございます。その意味で現時点では足並みがそろっているとは言えない状況ではございますが、城崎町商工会は引き続き協議会を継続していくことを表明しておられますので、今後の議論を見守っていきたいというふうに考えております。


 私自身が関係者からお聞きいたしておるところでは、合併に反対というよりも合併の是非についてもう少し議論を深めていきたい、煮詰めていきたいということだとお聞きいたしておりますので、今後真摯な話し合いが続けられることを期待いたしたいと思います。


 また、このことと直接は関係ございませんけれども、この豊岡市内の経済情勢等について率直な意見交換を行おうということで、今年度から商工会議所、商工会の会頭、会長の方々と市の三役との懇談会を2カ月に1遍程度持つことにいたしております。特に定めたテーマを持たずに率直にとにかく何でも言い合おう、こういう会でございますけれども、例えばこういう会を通じてさらに共通の認識でも出てくれば多少とも一緒になろうという方向に役立つのではないのかな、そんなふうなことを考えてるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 副市長。


○副市長(奥田 清喜) 副市長、奥田です。私からは、主要地方道豊岡竹野線について今の状況をお答えいたします。


 非常に長い距離の主要地方道でございますけれども、その中で特に城崎大崎の架橋事業につきましては兵庫県において平成17年度より城崎大橋に接続する主要地方道豊岡瀬戸線緊急道路整備事業に着手され、現在用地買収を進めていただいております。


 それから桃島バイパスにつきましては、これは昭和60年度から着手されておりますけれども、延長2,094メートルのうち690メートルが開業されただけで現在は中断されています。


 それから松本バイパスにつきましては、早期調査を兵庫県に要望していますが、現在着手されておりません。今後も早期の整備に向けて引き続き期成同盟会と協力しながら県に対して要望を進めてまいりたい、こういう状況でございます。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 豊岡竹野かな書碑街道づくり事業の目的と事業内容ですが、竹野地域では後進の指導に長く携わり、日本の王朝の古筆を受け継ぎ、仲田流の仮名書を確立された竹野地域出身の書道家、仲田光成氏に多数の書作品を寄贈いただき、住吉屋歴史資料館で保存展示をしております。


 また、本年度で第7回目となります仲田光成記念豊岡竹野全国かな書展を開催してきたとこでありまして、こうした仮名書文化の発信事業が竹野地域の特性として着実に浸透してきております。


 こうした中で昨年来仮名書関係者の方や仲田光成先生が創設されました書道団体、あきつ会、また住吉屋歴史資料館の管理をされているいろりの会の関係者などから、仮名書をさらに一般市民の方や観光客の方々に身近に感じてもらえますように、幹線道路沿いなどに仲田光成先生の書作品を中心とした仮名書の書碑を建立しまして、書碑めぐりができますガイドづくりを計画し、竹野地域の特性であります書のあるまちづくりをさらに推進しようとの声が高まりまして、今回の事業化となったものです。


 現在豊岡竹野かな書碑街道づくり実行委員会が立ち上げられまして、竹野地域の市民や地域内の諸団体、さらにあきつ会等に協賛を募りながら竹野駅から竹野浜の間を主体にしまして竹野地域の幹線道路沿いに仮名書碑を建立するかな書碑のある街道づくりが進められています。本事業を竹野地域の住民の協賛、協力を得ながら推進されることで地域住民みずからの手で竹野地域の特性であります仮名書文化を生かしたまちづくりが進められることとなりまして、仮名書文化が新たな発展を示していることを全国に発信することになり、観光振興等にも寄与するものと考えております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) それでは、今大体大まかなところのご回答、ご答弁いただきまして、もう少し詰めて細かいところをお尋ねしたいなというふうに思います。


 まず豊岡竹野かな書碑街道づくりの事業についてということの中で、今説明の中で組織のことを少し答弁いただきました。この組織につきましては、恐らくや先ほどありましたように実行委員会制度でやられるのかなというふうに思うわけですけれども、その組織の構成メンバーというのがどういう形になるのかなということで一つお尋ねしたいなと思います。その中には、また先ほど最初の答弁の中でもありましたいろりの会なんかの名称もあるわけですけれども、そういった団体も入っていくのかなというふうに思うんですけど、その辺のところをちょっと明らかにいたしたいと思いますけど、お願いします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 組織につきましては、豊岡竹野かな書碑街道づくり実行委員会が既に設立されております。これにつきましては住吉屋歴史資料館の管理団体、いろりの会や豊岡竹野全国かな書展実行委員会、さらには竹野地域でさまざまな地域活動づくりを行っておられます竹野ふるさと創生協会の代表の皆さんが発起人となりまして3月9日に既に設置されております。実行委員会は、さきの団体のほかに趣旨に賛同されましたあきつ会だとか地元の観光協会、商工会、区長協議会、竹野浜自治会等の各種団体で構成されております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 これは恐らく規則であるとか、そういったものに基づいた委員会を立ち上げられたと思うんですけど、確認の意味でその辺はどうでしょう。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 規則等につきましては、既に制定されております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 それでは次に、そうした組織がつくられ、いよいよ事業が進もうということでございます。その中で仲田光成先生の作品が250点余り寄贈を受けとるということの中で、今回書碑にするということで絞り込んでいくということになるわけですけれども、そうした作品の選定については大変ご苦労があろうと思うんですけれども、そういった作品の選定につきましてはどういった方法で選定されるのか、またそうした知識のある方が入られて選定されるのか、その辺をお尋ねしたいというふうに思います。


 それとあわせまして、恐らくこれは石碑ということで素材が石になろうかと思います。選定されました作品を石に刻み込むいうのは非常に至難かなというふうにも思うんですけれども、何基、これから後からまた尋ねますけれども、相当の数が石碑になると思うんですけれども、そうした仮名の場合は非常に濃淡があったり、そしてかすんだとこであるとかいう、また連綿といって文字と文字がひっついて流れるような文字になるわけですけど、石に彫るというのは非常に難しい面もあるんじゃないかなというふうに思うんです。


 私、素人なんですけれども、例えば素材は石なんだけれども、文字を刻む部分についてはちょっとくり抜いて、例えば一番今さびにくいのはチタンだと思うんですけれども、チタンをはめ込んで、印刷技術というんですか、そういったもんもすぐれとるんで、そうした金属素材にも表現ができるんじゃないかなと。土台、基礎、碑になるものは石なんですけれども、そうした方法もあるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺のところはどうでしょう、検討されとるのか、あわせてお尋ねしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 碑文に対します作品の選定につきましては、仲田光成先生の作品250点を始めましてかな書展で特にすぐれました作品として市の方に寄贈いただいております作品等の中から、代表的な作品や建立場所の景観だとかイメージ等にふさわしい内容の作品を実行委員会におきまして、あきつ会の意見を聞きながら選定されるというふうに聞いております。


 碑文に彫ります分でございますが、特に濃淡等が非常に難しいということも既に聞いております。特に現在検討されておりますのは、チタン等を使わない石に直接彫り込みます方法を検討されるというふうに聞いております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 今検討されている中では、全くそうした新しい素材、別の素材は考えに入れてない、あくまでも石碑に彫り込んでいくというようなことが検討されとるということでありますけれども、先ほど心配しましたように仲田先生の作品がそのまま表現されるのかどうかいう部分で心配する部分がございますので、そういったことが私の思いがあるということだけ受けとめといていただきたいなと思います。


 それからこの事業につきまして設置場所と、また建立する基数ですね、個数ですね、その辺がちょっと気になるわけですけれども、民有地等々ということはこれから買収であるとか、また賃貸と、いろんな問題が出たりしてなかなか財政的な面や、また手続の面でなかなか時間かかったり財源的なもんがあって難しいんかなというふうに思うんです。その中で、やはり公有地、いわゆる国や県や市の土地を利用していくということになるんでしょうけれども、この辺のところどういった場所をこれから候補として考えておられるのか。それからまた、実際本年度の事業でどのぐらいな箇所を考えられておるのか、ちょっとお尋ねします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 設置場所等につきましては、JRの竹野駅だとか駅前の県道の歩道敷だとか、竹野総合支所の前だとか住吉屋歴史資料館、竹野浜、また仲田光成先生の生誕地であります松本地区などを候補地として現在調整が進められております。具体的には、街道と呼ぶにふさわしい場所であることが基本になりますので、建立いたしました書碑が将来的にも他の事業等の支障のない箇所であることや土地使用料等が必要ないというようなこと、その後の維持管理が容易である箇所などを条件に現在検討が進められております。大体現在6カ所程度を基本に進められております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 今、県道の歩道敷であるとか総合支所のところであるとか、また住吉屋資料館、竹野浜、そして仲田先生の生誕地である松本等々が候補として挙げられとるというふうにお聞きしました。


 その中で駅前は、数年前に駅前道路の改良工事をいたしました。両側、東側、西側に4メートルの歩道、そのうち1メートルが植栽部分という形の中で竹野新橋手前までが改良済みなんですけれども、私の思いといたしましては橋のかけかえとあわせましてさらに竹野交差点まで、竹野石油というところがあるんですけど、そこの交差点までが未整備なんですけれども、やはりそうしたところを整備しながら街道づくりというのを考えたらどうかなと思っております。と申しますのが境港で有名なわけですけど、水木先生のゲゲゲの鬼太郎の関係のロードというのでまちづくりをしておりますけれども、やはりそれと同じような比較にはならないかもしれません。全然また中身が違うんじゃないかと思いますけれども、芸術性の高い仲田先生の作品をそうした形の中でロード、まちづくりにも生かして、そして竹野の観光と、そして書の文化を全国的に発信できるようなそんなまちづくりがいいなと私自身は思っております。その辺の考え方は、きょうちょっと答弁がいただけないんかもしれませんけれども、できればそうしたことの考え方につきましてもご答弁いただきたいなと思います。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 駅前道路につましては、県道敷でございますので、県と現在協議を重ねとるというような状況でございます。確実にそこにできるというような許可は現在のところいただいてないというのが現状でございまして、今後もおっしゃられましたように協議を進めてまいりたいというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 今、総合支所の支所長からいただいてるんですけど、踏み込んだ先ほどの私の道路の整備とあわせてという部分では市の方のトップの方のお考えがあれば一言コメントをいただきたいな、ご答弁いただきたいなと思うんですけど、いかがでしょう。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 県道の改良につきましては今後県の方に要望していきたいとは思っておりますが、なかなか県の方の厳しい状況もありますので、議員のまたご尽力もいただきたいいうふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 大変多くの事業費がかかるいうことの中で私が今お尋ねしたからって即座に答弁が返るものじゃないというふうに思っておりますけれども、お互いそうした頑張っていかなきゃならないなと思う。と申しますのは竹野町の方でも主要地方道日高竹野線の促進期成同盟を発足しながらこれから鋭意頑張っていくという姿勢を持っておりますので、市の方におかれましてもひとつご協力、また進捗の方を図っていただくようご努力をお願いしたいというふうに思います。


 それから当然この事業につきましては財源が伴ってまいると思うんですけれども、この財源はどのような財源になって、財源構成としてはどのようになっておるのか、お尋ねしたいと思います。お願いします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 財源の関係でございますが、仮名書碑化が竹野地域の特性といたしましてこうした新たな展開を迎えておりますので、市といたしましても地域特性事業の補助金を交付することを決めさせていただきました。


 平成19年度の財源の構成でございますが、趣旨に賛同いただく市民だとか関係団体の協賛金を約350万円、地域特性経費事業補助金を200万円、合計の550万円を大体事業費として計画させていただいております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 今財源につきましてお尋ねしました。主な財源といたしましては、補助金、そして協賛金という。その補助金につきましては、地域特性推進事業費補助金ということでございます。それは当然総合支所がいただいてる500万円のうちの200万円を充てるということでよく理解ができます。


 残りますのが協賛金を350万円予算立てして財源としてされるわけですけれども、この中身なんです。先ほどから出ております、あきつ会が大きな比重を占めるようなじゃないかなと私が推測するわけなんですけれども、あきつ会いうのは仲田先生がつくられた、東京に本部があり、多くの有名なお弟子さんが今大成されて大きな会員というふうになっておりますけれども、と思っておりますけれども、そのあきつ会のご協力以外にも地元で、またはそれに賛同する方々の協賛をいただく中での予算じゃないかなという推測するわけですけれども、その辺のところはどのような内容になっとるのかご説明いただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 市民の方々の協賛金の募集の額は、できるだけ一人でも多くの地域住民の皆さんに協力が得られますようにというようなことで1口を大体500円として考えておりまして、10口以上の協賛者の方は芳名板を作成することとさせていただいております。


 特に協賛金は、竹野地域のみにこだわることをいたしておりません。市内等の関係団体にも広く本事業の趣旨をPRさせていただきまして、協賛の協力者を募るようにさせていただくということにいたしております。


 特に協賛金の募集のことなんですけども、竹野区長協議会を通じまして6月の下旬には竹野地域の全世帯に協賛金の募集をするようにさせていただいておりますし、実行委員会の構成団体につきましてもそれを中心に各団体に協力を要請するようにいたしておるところでございます。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 今のとこまだPRが周知されていないわけですけれども、協賛金を集めるという段階の中で周知ですか、広く市民の方、特に竹野地域の住民の方に求めていかなきゃならないというんですけど、その辺の周知の方法につきましては今どのように考えておられるのかお尋ねします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 先ほどもちょっと言いましたように、大体6月の下旬を目途に区長協議会を通じまして周知をさせていただきたいというふうに考えておりますし、できましたら市内全域にというようなことで考えております。これにつきましては関係団体等を通じまして、書に関係いたします団体等を通じまして募集をかけたいなというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) それでは続きましては、この建立、この事業にあわせましてこれから進めるわけですけれども、実際石碑をこれから発注かけていくわけですけれども、場所も定まってきた中で建立時期につきましてはいつごろ考えておられるのか。


 また、これの豊岡竹野かな書碑街道づくりの事業についての記念事業もあわせて考えておられるようにも聞くわけですけれども、竹野には但馬竹野全国かな書展もあるわけですけれども、そういったことと絡んでくるのかなというふうに思うんですけど、そうした建立時期と記念事業の関係につきまして今どのように考えておられるのか、お尋ねします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 11月25日の日曜日に豊岡竹野全国かな書展の表彰式を一応予定されておりますので、その日に仮名書碑の除幕式をするように計画をさせていただいております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 この除幕式が今11月25日にかな書展とあわせてということなんですけども、せっかくの機会ですので、やはりこれ何かのPRにつなげたらどうかなと思うんですけれども、例えばテレビなりにPRして全国に発信していただいてこの事業を全国的なメディアに取り上げていただくのもこの一つの方法ではないかなと思うんです。その辺はどのように考えておられるのか、あわせてお尋ねします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 除幕式には書道関係の出版社の大半の方が来訪されるということを聞いておりますので、そのことによりまして全国にPRをいただけるというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 私はテレビというふうに先走ったわけですけれども、それも含めて全国発信ができるようにまた努力をお願い、市長、またひとつよろしくお願いします。


 それからできました後の問題なんですけれども、当然これ維持管理が必要だというふうに思うんです。石だから丈夫なもんで余り石碑そのものには問題がないというふうに思うんですけれども、草取りだとか清掃なんかの関係がありますので、その辺はどのように考えておられるのかお尋ねします。


 それとせっかくの機会ですので、これを啓発して竹野のPRにつなげるべきというふうに思いますけども、その辺のところはどのようにお考えなのか、活性化のためにどのようにつなげていくのか、その辺がありましたらお答え願いたいと思います。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 完成いたしました仮名書碑の維持管理につきましては、例えば松本地区に建立されます書碑は地元の松本区に管理を委託するとか、実行委員会の構成団体を中心にしましてそれぞれの建立場所ごとに管理主体を決めまして、常に適切な管理を行えるようにしていきたいというふうに聞いております。


 また、活性化の関係ですけども、書碑街道としまして啓発だとかPR活動につきましては住吉屋歴史資料館だとか豊岡竹野全国かな書展との連携を図っていきまして、賀島半島から休暇村までの北近畿自然歩道とか竹野駅以北の散策コースとしての書碑をアピールいたしまして、新たな観光資源として市民の方や観光客にPRしていきたいなというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) それでは、この問題につきましては最後になろうと思いますけど、今年度新しく事業ということなんですけれども、次年度以降の事業計画につきましてはどのように考えておられますか。また、財源、本年度は地域特性の経費が200万円充当されるわけですけれども、本年度でその事業の経費は終わるわけです。来年度以降やはりこうした事業をしようと思った場合には、そうした補助金の財源というのはないんじゃないかな思う。その辺の考え方につきましてあわせてお尋ねいたしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 次年度以降の事業計画と財源でございますが、財源面では協賛金募集を毎年繰り返すということはなかなか一般的には困難であるというふうに判断しておりますので、募集は今年度限りとさせていただく予定でございます。


 また、地域特性経費の事業補助金も今年度で廃止されるということになっております。したがいまして、次年度以降の事業展開につきましては豊岡竹野全国かな書展での文部科学大臣賞や仲田光成記念賞の受賞されました方などから特にすぐれた作品を選定させていただきまして当該作品の作者本人から負担をいただくというような方法をとらせていただきたいなというふうに思っております。そのことによりまして街道としての整備を進めていきたいというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 ぜひともこの事業を成功させ、竹野のPRの発信、また竹野の活性化につながればいいなというふうな思いを持っておるところでございます。


 それでは次に、商工会の合併関連につきましてお尋ねしたいというふうに思います。


 先ほどご説明をいただいたわけですけれども、まず商工会法、そして合併特例法での商工会の位置づけということでお尋ねしたいというふうに思います。商工会法に基づいての根拠ある団体でありますけれども、例えば商工会法第7条第1項、また第51条の第3項、またあわせて第4項、合併特例法の第65条の第7項あたりはどういうふうな文言の記述がしてあるのかなというふうに思うんですけど、その辺はわかるでしょうか、お尋ねします。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(赤木 修) 商工会法第7条第1項の規定でありますが、これは一つの市町村の区域に一つの商工会という趣旨でございます。


 また、商工会法第51条第3項というのは、商工会の区域に関することでございます。


 また、さっきおっしゃいました合併特例法第65条第7項というのは、市町村の合併に伴って商工会も一つにしなさい、努めるような努力義務、そういったものを規定しております。以上であります。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) それでそれはちょっとひとまず置いときまして、現在県の方が商工会の合併につきまして県であるとか県連本部ですね、県連の方である程度一定の考え方を持ってるんじゃないかなというふうに思います。その中で特に県の商工会の合併に対する考え方は、今どういうような考え方なのか、また実際そういった中での合併に対しての指導というのがあるのかどうか、その指導の状況なんかがありましたらお尋ねしたいと思います。


 あわせましてこの商工会の関係につきましては、県の方では合併にかかわる特例措置があろうかと思うんです。その特例措置があると思うんですけれども、ここで特に補助金の関係が気になるところなんです。その内容につきましてはどのようなことになっとるのか、あわせてお尋ねしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(赤木 修) 兵庫県の合併に対する考え方でございます。これは兵庫県知事が本会議の一般質問に対して答えております。それを引用させていただきますと、商工会の自主的な取り組みを基本としつつ商工会が個別的な商工会等事業の推進を図り、地域に貢献する魅力のある総合経済団体としての役割を十分発揮できるよう、その機能強化につなげる取り組みに対して一層持続的に支援するというふうに知事の方がおっしゃっております。


 これに基づきまして商工会の合併の支援あるいは促進を根拠としとるわけですが、ところがこれに伴います先ほどおっしゃいました補助金の特例措置でございます。これ既に市町合併が平成17年の4月にこの豊岡市がなっておりますので、そこから5年間、つまり平成21年度まででございます。これについては現行の補助金のまま。ところが平成22年度から平成26年度までの5年間につきましては、新たな制度改革になってくるということでございます。現在試算をいたしますと、現在の補助金が100といたしますとこれから合併しなかった場合には大体70から80ぐらいに落ちるであろうというふうに考えております。また、商工会が合併された場合については、85から90ぐらいの間に減額されていくだろうというふうに私どもの方では試算をしております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 今ご答弁いただいたとおりでございます。自主的な部分というのが十分残されておるわけですけれども、合併につきましては県の方もやっぱり法令に基づきながら合併をしてほしいという気持ちは持っとるというふうに思うんです。


 その中で、今補助金の特例措置の説明をいただきました。おっしゃるとおりなんでございまして、これは難しく書いてあるんですけど、今平たく説明していただきました。平成22年の3月31日までが、最初の市町村が合併した5年以内の区切りということでございます。その間につきましては合併前の現行の基準に基づく補助金ということになるわけですけれども、5年を経過した以後につきましては、先ほど言われましたような補助金額の減額になろうかというふうに思います。それは5年間の分につきまして100とすれば、例えば5年以降の先ほど言われたような中で合併しなかった場合は、例えばそれが合併後の現行基準額に基づく補助金が50になった場合は、それが激変緩和措置としての上積みがありまして、合併前の基準との差の2分の1を加算するということで、先ほど言われましたように、これで数字を当てはめますと25%の減額になるということになろうかと思います。合併した場合は補助金はカットされるわけですけど、それが先ほどの言われましたように4分の3、合併前の現行基準を100とした場合、5年を経過した段階で合併後の基準額を50にした場合は4分の3の上積みという形になって、逆算すれば12.5%の減額で済みますよということになるんですけれども、先ほど言われたように幅があるというふうに思うんです。実際じゃあこのとおりのことが5年先、この平成22年4月1日以降から保障されるかといったら、保障されない要素があるわけなんです。既に合併前の基準をどんどんどんどん引き下げられておるので、率ではそうなんですけど、全体額ではもっと少ない補助金になる可能性があるかというふうに思っておりまして、単独で行こうとするところに非常に商工会の運営、経営が危機感があるというように思っておるわけでございます。


 そんな中で、当然市の方もかかわっていくわけです。現在市の方の考え方としては、この5町商工会の合併につきましてどのようにお考えになっておるのか、また指導はどのようにされておるのか、その辺のところがありましたお答えを願いたいというふうに思います。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(赤木 修) 確かに法令上の権限としては与えられておりますが、先ほど申し上げましたように5町商工会の自主的な合併に向けた取り組みを期待しておりまして、強権的な合併化というのは現在のところは考えてはおりません。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 当然そういったご回答、答弁しか返ってこないなというふうには思っておったわけですけれども、先ほど商工会法や合併特例法の内容を説明いただきました。法令ではかなり厳しくなっておるわけです。合併しなかった場合は市町にその権限が移譲されて、国、県から市の方へ移譲されておるわけですけれども、商工会に対して適合するようにというですとか、また合併しなかった場合は解散すべき旨の勧告することができるというふうにも法には書いてあります。それから勧告に従わなかった場合には、その認可の取り消しをすることもできるというふうに明記してあるわけでございます。


 一方では、中小企業庁の考え方といたしましては、商工会の合併に関しては商工会における商工業者の意思に基づき自主的に決定されるべきものというような方向性もあるわけです。それからこれは今、中小企業政策審議会小規模企業部会で取りまとめたような内容になっております。


 さらには、衆議院経済産業委員会で平成13年の9月に施行された商工会法の改定に次の審議中でございます。これは古屋副大臣、当時と思うんですけれども、合併は商工会の自主的判断に任されるべきものであり、あくまでも商工会の自主的合併を支援するのが法改正の趣旨であるというようなことも答弁されておるわけです。


 でありまして、先ほどから県や市の考え方の中で商工会の合併は自主的なものと位置づけられておるというふうに受けとめておるわけですけれども、ただ先ほど申し上げましたように商工会の補助金がどんどん削られていく、市の補助金も削られ、県の補助金も削られるということの中で、最終的には自己責任における自己決定をしなきゃならないということになるわけですけれども、放置しといてそれぞれの商工会が運営できればいいわけなんですけど、ある一定の時期になればそうした自己決定ができるように促すように、行政の方も何らかの働きかけをして、5町商工会が一本化するというようなことの方向でまとめていくというのも一つ行政の仕事ではないかなというふうに思うんですけれども、この補助金の関係でいくとタイムリミットは平成22年の3月31日まで、21年度までということになっとるわけですけれども、その辺のところはどうでしょう。将来的な話となるんですけれども、やはり合併をするとなったら市町村でもかなりの時間がかかるわけです。5町の商工会が本当に合併しようと思って協議会を立ち上げるとしたら、やっぱり1年前ぐらいにはそうした協議会を立ち上げなけりゃなかなか合併期限内に、平成22年3月31日までには進まないというふうに考えるわけですけれども、やはりその辺のところは行政がしっかりとお世話をするというんですか、中に入ってうまくまとまるような方向で協議をする、テーブルに着かせて話を進めていくのも一つの方策ではないかと思うんですけど、その辺はどうでしょうね。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(赤木 修) ご指摘のとおりであります。しかし、各商工会ともそれぞれの成り立ちあるいは歩みがございました。それぞれいろんなご事情あるいは財政的な課題等もお抱えになっております。したがいまして、先ほど市長が申し上げましたように、今後も話し合いを継続をして合併に向けた意思を形成してまいりたいというふうに考えております。いましばらくお時間をちょうだいしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) これまでも五、六回非公式な任意の懇談会を開きながら、お互いが腹のうちをさらけ出しながら合併について前向きに検討されてきたいう経緯があるわけです。現時点ではそうした積み重ねの中で先ほど申し上げました、また答弁をいただきました城崎町商工会さんがやはり単独でいきたい、単独でいくんだというような方向性を打ち出されて現在に至っておるわけです。


 そういう話が出た中で、日高町商工会さんにつきましては合併の日高町商工会の中の取りまとめの中では、5町商工会の合併が前提の中でそれぞれの役員会、また会員さんに説明し、理解を求めた中でこの懇談会に臨んで進んできたということの中で、城崎町商工会さんがそういった方向が出されたために日高町商工会さんは残りの4町ではという話では最初からなってないんで、やっぱり一たんちょっと白紙の状態に戻った中で再度構築していくというような状況があろうというふうに聞いとるわけです。


 先ほど言いましたように、一商工会だけで運営できるような状況でなくなるんだろうと。城崎商工会さんにつきましては、財源的、財政的にも確かなものがあるというようなこともあろうかと思いますけれども、私の地域であります竹野町、但東町等々につきましても会員数が相当ドロップしておりますし、会員そのものが高齢化で会費の負担についても非常に厳しいものがあるわけです。


 したがいまして、商工会の財政の大きな財源というのは県の補助金なんです。この設置費につきまして、職員の設置費、事務局長であるとか経営指導員であるとか、そういった臨時職におきましてもほとんど100%近いものが県の補助金で成り立っているということの中で、先ほど言いましたように補助金が削られてきたら今の職員そのものが維持できないような状況が今後22年3月31日以降には出てくるというふうに危惧するわけなんです。そういった中で、そういったことでは商工会運営はできませんよというようなことの中で、やっぱり市の方が中に入ってうまく話がまとまる方向でその辺のところは進めていただく。商工会同士でトップで話をしておりますと、やっぱりそれぞれがお山の大将で自分ところの意見というんですかね、やっぱり出てくるし、その辺のところは中に入っていただくことによってうまくおさまっていくという方向もあろうかと思います。現に社会福祉協議会であるとか老人連合会であるとか、いろんなところでも一本化されてきておるわけです。やはり商工会といたしましてもそうした一本化にするのがこのまちの、豊岡市のあるべき姿だというふうに私は思っておりますので、その辺のところは今後お話を進めていただいたらどうかなと、再度その辺のところご回答をお願いします。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(赤木 修) 十分に議員のお考えは理解しております。


 また、私どもの方で調べました。商工会の運営に対しての県補助金の財源割合なんですが、大体60%前後になってまいります。これ自体が減ってまいりますので、当然にこれは対岸の火事ではなしに、まさにご自分自身の問題であるというふうに考えております。


 また、5町の県補助金のトータルをしますと大体1億2,000万円ぐらいになります。これが先ほど割合で申し上げましたんですけども、かなりの減額になってくる。すなわち運営にたちまちに困ってしまう状況がすぐそこに参っておりますので、そういった危機感を十分に誤解のないように率直にお話ししてまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) ありがとうございます。


 またそういった面でいろいろとご苦労があろうかと思いますけれども、ひとつ商工会の合併につきましてはよろしくお願いしたいと思います。


 残り時間がないようでございます。次に参りたいと思います。主要地方道豊岡竹野線でございます。


 先ほどご説明いただきました城崎大橋のかけかえと桃島バイパスにつきましては、実際事業が動き、整備区間、事業区間になっておるということの中で、それにつきましてはそれほどお尋ねするわけじゃないんです。


 一番私が気になっとるのは、竹野松本バイパスをトンネル化するという構想でございます。これは今の合併以前から非常に古い歴史がございまして、促進期成同盟会も非常にかなり古いものでございまして、ずっと運動してきたわけです。旧城崎町と竹野町とが促進期成同盟会をつくってこの路線の整備をするという大きな目的につきましては、やはり城崎と竹野の町境の道路を改良するということが両町で期成促進同盟会を立ち上げる大きなきっかけではないかな。当時私はその時分にはまだ議員にもなっておりませんので、その辺のいきさつは十分わかりませんけれども、そうした取り組みの中でこの促進期成同盟会が立ち上げられたと思うんです。これはたしか主要地方道久美浜竹野線だったと思うんです、以前は。それが海岸道路等々の路線の変更になりまして、現在豊岡竹野線ですか、となっとるわけです。


 どこでどうこういうふうに中身が変わってきたのかなというのはよくわからんですけど、現在ではそうしたことではなく城崎大橋と桃島バイパスを最優先にさせるこの促進委員会の活動ということになっております。


 合併の関係の中で、やはり合併支援事業でこの辺のところがどういうふうになっとるのか、事業の中にこれが組み込まれておるのかということなんですけど、その辺が気がかりなんですけど、1点お尋ねしたいと思います。合併支援事業でどういうふうになっとるのかが。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 本路線の合併支援事業といたしましては城崎大橋のみでございまして、桃島バイパスでありますとか松本バイパスにおきましては認定を受けてないというのが現状でございます。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) それで時間がないんですけど、端的にお尋ねします。この竹野バイパス、松本の関係でございますけれども、県の考え方と市の考え方、あわせてちょっとその考え方がありましたらお尋ねします。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 松本バイパスの事業化につきましては、やはり交通量でありますとか利用状況などを含めて非常に困難であるというふうに県の方から伺っております。


 当面の事業といたしましては、鋳物師戻峠の部分につきまして「くらしの道」整備事業といたしまして待避所を設置して普通乗用車の交通安全を確保するよう検討するというふうに伺っております。


 市におきましては、当然整備が必要というふうに考えております。県の財政事情でありますとか道路情勢の厳しさはあるものの実現に向けた事業化を要望していきたいというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) なかなか道路の整備については、実現が難しいかなというふうに思っております。「くらしの道」整備で待避所ということになるわけですけれども、私が今聞いてる範囲では、この程度の整備では大型車両が通行に可能になるような公安委員会での許可が出ないようなことを聞いてるわけです。抜本的な問題解決にはならないような気がするわけです。やっぱりあくまでも最終的な目標としましては、松本のところに、鋳物師戻の下のところにトンネル掘って大型車両がスムーズに通行できるというのが本来の目的ではないかなというふうに思うんですけれども、その辺のところはどういうふうにとらえておられるんでしょう。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 確かに抜本的な改良ではございません。豊岡北警察署においては、やはり道路幅員がない、それから視距、目で見てカーブが多いようなことで、大型車は従来どおり恐らく通行不能というような路線になろうかと思います。ですからおっしゃっとるように、本当に改良しようと思ったら、やはりトンネルでの改良が必要だろうというふうには考えております。


○議長(古谷 修一) 13番、川口議員。


○議員(13番 川口 匡) 「くらしの道」整備でということなんですけれども、公安委員会の考え方としては直線で相手方の車両、大型車両が目視、視認できるということまで改良しなければ大型車両の通行が許可出ないというようなふうに聞いとるわけですけれども、鋳物師戻トンネルから阿金谷、竹野川というのは非常に日光でいういろは坂のような、そこまではいかないかしれませんけど、相当のカーブがあるということで、待避所をそれぞれ適度につくっても多分直線で視認できるような、目視できるような、目で確認できるような道路改良に結びつかないように思っておるわけです。県の方としてもそこまでは考えていない。部分的な改良ということは考えておるわけですけれども、それでは先ほど言いましたように抜本的な解決にならないというふうに思っております。


 ここに私の前に椿野議員もおるわけですけれども、2人でこの話を再々しておるわけです。何とか城崎と竹野の地域の活性化なり、当然城崎は温泉であり、竹野は海水浴であり観光であり、そういった中での両町の合併以前から深いつながり、交流があるということの中で大変大事な道路だというふうに思っておりますので、そういったことも酌み取っていただきましてさらに鋭意努力をしていただきたいというふうに思います。


 残りないですね、もう時間。じゃあ、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。以上です。


○議長(古谷 修一) 以上で川口匡議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は14時35分。


     午後2時25分休憩


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     午後2時35分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、21番、岡谷邦人議員。


     〔岡谷邦人議員 登壇〕


○議員(21番 岡谷 邦人) 21番、岡谷でございます。(拍手)ことしの防災白書は、災害の発生リスクはこれまでにない高いレベルになってきている、自然災害の発生要因が変化しており、地球温暖化の影響で大雨の頻度が増加、台風の強度も強まってきている、特に集中豪雨はこの10年間に急増しているとしています。


 豊岡市は、平成16年の台風23号で大水害に見舞われ、甚大な被害を受けました。あれから3年、災害リアリズムに徹する、減災の視点に立つ、地域の力を蓄えるの理念のもと豊岡市地域防災計画の策定を見ました。円山川の激特事業も進んでいるところですが、ことしもはや台風シーズンを迎えようとしています。


 災害のないことを願いつつ、去る5月26日、約700人の参加のもと豊岡市震災総合防災訓練が行われました。北但馬地域を中心に震度6強の大地震が発生、豊岡市出石町水上において甚大な被害が続発との想定のもとに豊岡市を始めとした23の機関が参加、災害対策本部設置、運営訓練、避難訓練など21項目の訓練が行われたところであります。


 翌27日の神戸新聞但馬版には、北垣防災監の昨年よりも本部間の連携がスムーズだった、何度も訓練を重ねて備えたいとの短いコメントが載っていました。昨年5月23日の防災訓練当時防災監におかれては、まだ現職の自衛官で訓練の場におられなかったと記憶しています。訓練について前任者からどのような引き継ぎを受けられたのでしょうか、お聞かせをください。


 また、訓練後に評価を行い、課題等を明らかにし、必要に応じ体制等の改善を行うとされています。今回の総合防災訓練の評価と課題についてお尋ねをいたします。


 また、以前の訓練、今回もしかりですが、関係参加機関23機関の中に豊岡市社会福祉協議会が含まれていません。社会福祉協議会に伺ったところですが、参加協力の要請がないと聞きました。防災計画の中でボランティアセンターの運営、開設、社会福祉施設の被害調査、災害時要援護者の救助・救援の協力、避難支援プランの作成協力など公共的防災関係機関として多くの役割が記述されています。私は、社会福祉協議会の訓練参加があってしかるべきだと考えます。なぜ参加要請をなさってないのか、また今後においても訓練参加要請はなさらないのか、お尋ねをいたします。


 今回同様過去においても昼間ばかりの防災訓練であったと記憶しています。災害は時や場所を選びません。長野市だったと記憶していますが、夕刻より夜10時ごろまでの避難訓練から避難所開設、自治組織による避難所運営訓練を行っていました。より災害リアリズムに徹するのならば、早朝や夕刻の訓練、避難所開設訓練とともに避難所運営訓練も考慮すべきだと考えます。あわせて災害時非常参集訓練についての考え、取り組みについてお尋ねをいたします。


 防災計画の中で消防力、消防団の強化で組織的な活動が可能となる組織を検討するとし、1団制への移行や機能別分団と団員の検討との記述がありますが、どのような機能別分団を想定されているのか、お聞かせをください。


 また、防災、水防、防火、消火、救助、点検など多くの地域活動を担っていただいている消防団員ですが、機能別分団にすることによりさらに過重な任務とならないか。今でも大変だとの声も聞きます。


 阪神・淡路大震災を受け万一の災害に備え兵庫県住宅再建共済制度が創設されています。豊岡市において兵庫県住宅再建共済加入の状況と加入促進策についてお聞かせをください。


 豊岡市火災予防条例により一般住宅の階段や寝室に火災報知機設置が義務づけられました。新築住宅では平成18年6月1日から、既存の住宅は平成23年5月末日までに設置しなければなりません。高齢化とともに単身世帯もふえている現状があります。設置状況について、あわせて設置補助についての考えをお尋ねいたします。


 耕作放棄地の集積推進について。


 農林水産省は、農業に利用されず拡大の一途をたどる耕作放棄地の解消に本格的に取り組むとし、この4月から補助金を一定規模以上の農家に重点配分するのにあわせて、市町村に耕作放棄地の有効活用策を含む地域農業振興策をまとめるように指示しています。


 豊岡市の農業を取り巻く現状もご多分に漏れず担い手の不足、農業従事者の高齢化と有害獣被害の拡大などにより1995年の132ヘクタールから2005年には約3倍の389ヘクタールへと耕作放棄地の増加が進んでいます。


 農地の集積と耕作放棄地の解消を焦点に2005年に農業基盤強化促進法を改正、農業委員会による指導などを得た上で都道府県による買い上げや借り上げも可能にする耕作放棄地の流動化制度も創設されています。豊岡市農業委員会における指導の実績や取り組みについてお尋ねをいたします。


 平成16年改正食糧法の施行により生産出荷団体が生産調整方針を作成し、自主的に需給調整に取り組んでいます。今年度からは農業者団体の自主的・主体的需給調整システムを国と連携して構築し、22年度には効率的かつ安定的な農業経営の育成・拡大を支援し、米つくりの本来あるべき姿を実現するとしています。米の戦国時代が始まろうとしています。豊岡市地域農業振興策についてお尋ねをいたします。


 近年干ばつなどにより大豆や小麦の価格が上昇していると聞きます。また、石油価格が上昇し、代替燃料としてバイオ燃料が注目を集めているところであります。穀物原料の需給拡大があり、この6月にはマヨネーズや食用油、ジュースやコーヒー価格の上昇が心配されています。マヨネーズと食用油の値上げを見ました。食糧需給逼迫の一端がうかがえるところです。需給調整の名のもとに転作や調整水田作が行われてきましたが、確たる転作作物もなく、耕作放棄地は夏草の茂るに任せるままにふえています。


 菜種の実証栽培のように耕作放棄地に燃料用の稲を育てる。コウノトリにも優しい、そんな豊岡独自の取り組みが考えられないか。


 あわせて豊岡市土地開発公社取得の空港周辺用地に地目田や畑があるが、管理なされないままになっており、市民福祉には余り役に立っておりませんが、隣接農用地の荒廃には大きく寄与していると聞きます。隣接地目に応じた管理が必要ではないのか、お尋ねをいたします。


 健康被害を受ける受動喫煙を防ぐよう定めた健康増進法ができて4年がたちます。去る5月31日は世界保健機構が定める世界禁煙デーで、ことし20回目を迎えたところです。また、5月31日から6月6日の間は禁煙週間でありました。いつでもどこでも喫煙できた環境は、吸わない人に配慮する社会環境へと変わりつつあります。


 豊岡市でも平成15年8月より市役所や市民会館など市の管理する公共施設では喫煙場所を除いては禁煙となっていますが、分煙にとどまっています。兵庫県内の実態、41市町のうち約半数の21市町では、庁舎を禁煙にしています。豊岡市も健康増進法の精神に従って住民、職員の健康を守るべき立場であり、率先していかなければならない存在であります。さらなる喫煙対策についてお尋ねをいたします。


 また、小学校など教育現場においては敷地内禁煙に取り組んでいただいているところですが、すべての学校での取り組みではないと聞きます。取り組みの状況についてお尋ねをいたします。


 製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンで今春の新社会人500人に喫煙状況などを聞いたところ、88%がたばこを吸わず、職場環境では喫煙スペースを設け、そこでのみ喫煙可能とすべきだ40%、全面禁煙にすべき34%、職場が禁煙かどうかを会社選びで重視した人も25%いた。喫煙する社会人に抱くイメージは、ストレスが多い、自分勝手、だらしないといった否定的な意見が肯定的な意見を上回ったと言っています。改めて喫煙及び喫煙者に対する認識についてお尋ねをいたします。


 たばこは、肺がんを始めとする多くの疾病原因になっていることはよくご存じのことと思います。豊岡市は、市民の健康増進に向け総務部、健康福祉部、市民生活部、教育委員会のそれぞれの所管課で施策を展開されているところですが、しかし健康と喫煙に関して各部を横断した統一見解はなく、禁煙対策が目に見えて進まない状況だと思えます。この4月より新たに政策調整部が設置されました。健康の三要素、栄養、運動、休養に禁煙をつけ加え、各部を横断的に網羅する健康施策をぜひにと望むものですが、いかがでしょう。


 新庁舎建設推進室が設置され、合併特例債使用期限内の新庁舎完成に向けスタートが切られました。新庁舎建設の中で喫煙対策についてはどのように取り扱われるのでしょうか。基本的な考えがあればお聞かせを願いたいと存じます。


 以上、第1回目の質問といたします。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。災害そのものあるいは訓練に向き合うときにリアリズムが大変大切であるという認識は、私も全く同感でございます。


 例えばでございますが、この6月5日には豊岡市が事務局になりまして全国の水害の被災自治体から現場でのノウハウを募りまして、アンケートを募りまして、その答えを収集・分類し、時系列にまとめた水害のノウハウ集を発刊いたしました。これも机上での議論ではなくって、さまざまな各地での災害で苦しんで苦しんで対応した関係者の生の声を集めたものでございます。


 また、6月5日に水害サミットが東京でございまして、これも豊岡市が呼びかけ人でございますが、その中で国交省に対し水害対策のシミュレーション、また研修のシステムをつくるべきだと提案をいたしまして、河川局長からそれをやるというお返事をいただいたところでございます。こういったこともとにかくリアリズムに徹して私たちは臨んでいかなければいけないというあらわれでございます。


 議員からは夕刻の例えば訓練とか早朝の訓練等、まさに災害がいつ起きるかわからないということに照らしてそのような非常参集訓練等をやってはどうかというご提言を踏まえたご質問をいただきました。非常参集訓練につきましては、合併前の旧豊岡市で平成15年に実施したこともございます。私自身も朝自転車で市役所まで出てくる、そういった訓練をしたことがございました。こういったことも大変有効でございますので、今後の課題とさせていただきたいと思います。県なんかでもいきなり夜中に呼び出しがあるといったような訓練もしてるようでございますから、検討したいと思います。


 ただ、とは言いましても担当部署には相当の加重がかかりますので、他の訓練状況等も見ながら検討させていただきたいと考えております。


 それから避難所の開設・運営についての訓練のご提言なりご質問もございました。この5月に行いました震災の訓練でも、災害対策本部の場所からはなかなか見えない場所ではございましたけれども、避難所の開設・運営の訓練を行っております。


 ただ、これは名簿等を作成するとかいったことになるわけでありますが、避難所にやってくる人たちというのは家を出てから避難所までの間の被害の状況をつぶさに見ながら来ておられますので、実は最大の情報源だと言うこともできます。したがいまして、従来のような名簿作成等ということにとどまらず、避難してくる方々からその間の状況はどうだったのか、どこどこの道路が例えば通行不能になっていたとか、あるいは水没していたとか、そういった情報をお聞きをして整理をする、そういったようなことも含めたよりリアリティーのあふれた避難所の開設運営訓練等も行ってまいりたい、このように考えてるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 副市長。


○副市長(奥田 清喜) 副市長、奥田。私からは、特に新庁舎の建設に禁煙対策、これの基本的な考えがあるか、こういうことでございましたので、それにお答えいたしますが、現在その本部を立ち上げたとこでございまして、まだ基本構想はございません。議員の提言のこともございますけれども、いろんな点を勘案しながら今後の検討にゆだねたい、こういうふうに考えておりますので、その点ご理解いただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(北垣 哲夫) 防災監から、5点ほどご質問いただきましたので、お答えをいたしたいというふうに思います。


 まず、防災訓練につきまして前防災監からの引き継ぎにつきましてお尋ねございました。昨年の防災訓練においての反省事項といたしまして、4点ほど聞いておりました。まず1点は、自衛隊派遣要請にかかわる状況設定の見直し。それから2つ目は、ある程度総合支所の判断に任せた応急対策の実施。それから3点目は、より多くの地域住民の方を巻き込んだ訓練の実施がございました。また、見せるだけの訓練に終わることがないようにすべきである、このような反省点を引き継いでおりました。


 このようなことから今回の訓練では、それらを踏まえまして、1つ、状況の設定を見直しをいたしました。また2つ目は、大まかな流れを定めまして、参加者のシナリオは極力作成をせずに参加者が与えられた状況を判断し、より実践的な訓練になるように努めたところでございます。私も災害対策本部の統括者でございましたけど、細かい状況は私も努めて見ないようにしまして、即実践の訓練となったところでございます。


 訓練をやりまして安全管理もございましたし、そのほか限られた時間の中で定められた訓練をやるというような仕組み上のこともありまして、一部進行係で進行させるというようなこともございましたけど、今回訓練をいたしまして災害時の初動体制を確立するために、また次の訓練のための大きな一歩になったものというふうに考えとるところでございます。


 なお、総合支所の応急対策、これにつきましては総合支所の判断に任せ、総合支所は本所への情報提供を密にするというようなことに努めました。また、本所では、その情報の集約をするとともに、総合支所では対応できない対策について本所が行うなど実際の災害時を想定した対応に努めたところでございます。


 先ほどご指摘ありましたとおり、昨年の訓練のときは私こちらにおりませんでした。先ほどのようなこと、それから今回の訓練の中では昨年までのすべてシナリオに基づいた訓練と異なりまして状況不明下での訓練となりました。これらを勘案いたしますと、おおむねスムーズに連携はできてんではないかというふうに判断をしてるところでございます。


 また、住民の参加につきましても出石区長協議会や小坂小学校のご協力をいただきました。約280人住民の方にご参加をいただきました。


 なお、今回の訓練で、これも初めての訓練ですが、県の防災航空隊のヘリによります負傷者の搬送訓練、これも行いました。そして実際県立こども病院の医師の方に同乗いただきまして、ドクターヘリとして負傷者の搬送を行ったところでございます。


 そのほかにも見学いただきました県の防災担当者、それから他の自治体の職員の方、それから一般の住民の方々からも感想として、いつもは形だけの訓練だと思っていたけど、今回は緊迫感があって実践的訓練ではなかったかというような感想もいただいております。次回以降も本当に実践的な状況に即応する対応がとれるような訓練に努めてまいりたいというふうに考えてるところでございます。


 2つ目、訓練への社会福祉協議会の参加につきましてご指摘いただきました。今年度の防災訓練を含め今までの防災訓練には、確かに社会福祉協議会の参加はしていただいておりません。今までの訓練は、どちらかといいますと実の訓練の部分の比重を重くしておりました関係上ソフト対策的な訓練をどう絡めていくかというのが課題となっておりました。今回の訓練では、観光協会による旅客者に対する避難情報提供窓口の設置訓練、これを取り入れたところでございます。やや形だけにとどまったというところはございますけど、今後社会福祉協議会の参加の必要性につきましては検討してまいりたいというふうに考えております。


 今回も企画段階でも検討しておりました。ボランティアセンターの立ち上げなどソフト対策をどのように組み入れていったらいいのかなというところで若干悩みまして、結論が出ずに今回参加要請するまでには至らなかったという状況でございます。先ほど申し上げましたとおり、今回観光協会にご参加をいただきましたので、この成果あたりもよく確認をしまして、次回の防災訓練に社会福祉協議会の参加につきましても検討を進めてまいりたいというふうに考えてるところでございます。


 3点目は、消防団の機能別分団、団員の検討のことをご質問いただきました。地域防災計画には、消防団の強化という面から機能別分団、団員の検討を行うというふうに記載しております。


 機能別消防分団、それから団員制度は、消防庁が近年の団員不足を補うために創設した制度でございます。昼夜を限定した活動や特定の災害種別にのみ活動することを想定した分団とか団員で、基本団員を補完するものとなっております。


 他の市町の事例では大学生や郵便局員の採用があると伺っておりますが、豊岡市では現在のところまだ検討の段階でございます。この是非につきましては、地域の実情を考慮し、どのような機能の分団が、あるいは団員の方が必要なのか、その必要性もよく検討してまいりたいというふうに考えております。あと消防団の方にもご意見をいただきながら検討を進めてまいりたいと考えてるところでございます。


 それから同じところで団員の任務が過重にならないかというようなご質問ございました。仮に将来機能別消防分団あるいは団員を導入したといたしましても基本団員を補完するという性格上、基本団員以上に任務が過重になることはないのではないか、今のところですが、そのように考えてるところでございます。


 4点目でございますが、兵庫県の住宅再建共済加入促進策、フェニックス共済でございます。これは年額5,000円の掛金で最高600万円までの支援が受けられる大変有利な制度となっております。本市におきましても防災行政無線や市の広報によるPRあるいは区長会にもお願いをいたしまして取り組みをしてまいりましたが、その結果、この3月末現在で持ち家ベースの加入率は県の全体の加入率は7.7%でございますが、豊岡市全体では16%の加入率でございます。しかし、まだ十分と言える状態ではございませんので、大変有利な制度でもありますので、一人でも多くの方に加入いただけるように今後も加入促進のPRに努めてまいりたいと考えております。


 なお、今月10日の市の広報、既にお配りいたしましたけど、この中にも加入申し込みの用紙を折り込んでおりますので、ひとつ皆様におかれましても多くの市民の方に加入の促進を働きかけていただければというふうに考えてるところでございます。


 それから最後に、既存住宅への火災報知機の設置につきましてお尋ねございました。現在市では、既存の住宅につきまして設置状況は確認いたしておりません。総務省の消防庁の指導では、国勢調査におきまして今後加入の項目を入れましてその設置状況につきまして調査をするという動きのようでございます。次の国勢調査ですから平成22年ですから、かなり先にはなるわけですが、その際には加入状況調査できるのかなというふうに考えてるところでございます。


 補助制度につきましてもお尋ねございますが、今のところは考えていないところでございます。県下でも当たりましたけど、今のところそういう動きはまだ見られてないとこでございます。


 加入になりまして1年がちょうど経過したところでございます。まず促進のPRを進めてまいりたいというふうに考えております。しかしながら、土曜日の日高の火災では3名の方が亡くなるという痛ましい惨事になりました。そのお宅でも火災報知機は設置されておりませんでした。今後さらに、今までも呼びかけておりましたけど、今度さらにあらゆる機会をとらえまして住宅用火災報知機の設置につきまして啓発促進を図ってまいりたいというふうに考えております。価格は大体5,000円から1万円ぐらいという値段でございます。また、リースをしてるところもございますので、どうか皆様におかれましては市民の皆様に自分の命は自分で守る、こういうお気持ちで備えの努力もいただきたいというふうに考えてるところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 農業委員会長。


○農業委員会長(竹村 公男) 竹村です。農業委員会での農地の集積と耕作放棄地の解消取り組み状況についてでございます。


 豊岡市においては、コウノトリの放鳥により環境負荷の低い農業技術を導入するなど環境問題に対する関心が高まっている一方で、米価の低迷による生産意欲の減退、農業後継者の減少、有害鳥獣による被害等により遊休農地が増加傾向にあります。


 農業委員会におきましては、遊休耕作放棄地の解消を活動の目標の一つに掲げ、毎月農地法申請に基づく現地調査とあわせて農地のパトロールを実施しておりますが、昨年は遊休農地の具体的な解消策及び有効活用のため支援活動を強化することを目的に遊休農地の実態把握するため市内全域に各選挙区の農業委員さんを中心に8班の編成で農地パトロールを実施いたしました。その結果、市内全域の優良農地の中で約35.8ヘクタールの遊休農地を確認いたしました。本年度におきましても遊休農地の解消を重点目標に掲げており、年内に豊岡市農業委員会としての農業経営基盤強化促進法第27条に基づく農業委員会の指導に関する手続、規程等の制定を行い、農地パトロールで判明しました遊休耕作放棄地につきましてコウノトリ共生部と連携して、個々の遊休農地化した経緯の把握並びに農地所有者に対する意向調査の実施など、遊休農地解消に向けて対応策を検討することとしております。以上でございます。よろしくお願いします。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 新エネに関係いたします地域農業振興施策についてお答えいたします。


 現在トウモロコシや米、大麦などの農産物あるいは木材などの林産物のバイオエタノール化、燃料化が大変注目を浴びております。国のバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議でも、このバイオエタノールの生産量を2003年度までに国内のガソリン消費量の約1割に拡大をする、そういう方針が打ち立てられるというところでございます。現在北海道や沖縄などの6カ所でこのバイオエタノールを目指した実証試験事業が進められております。


 県下におきましても本年度新たにその可能性を検討するために飼料用米栽培実証圃、飼料米となっておりますが、工業化に向けての実証圃でございます、それを県下で2カ所、栽培面積にして2ヘクタール、そのうち1カ所、1ヘクタールが豊岡市で実施をされまして、米の収量や生産経費あるいは生育状況などが調査されるということになっております。県の事業推進に協力をしたいというふうに考えております。


 しかし、国や県の段階ですらまだそのような状況ということでございますので、将来に向けて有望なことであるというようには思っておりますけれども、本市の耕作放棄地対策としての資源作物栽培といたしましては、まずはバイオマスタウン構想に掲げております菜種の栽培等によりまして農業の振興や環境の向上に頑張ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 市の公社の保有農地の管理についてご質問いただきました。市の土地開発公社でございますが、保有してます空港周辺整備用地約202ヘクタールございます。そのうち地目は田、畑となっております農地は、1.57ヘクタールというふうなことでございます。


 この農地の所在でございますが、奥岩井地区の谷合いの奥の方の土地でございまして、現状は草が生い茂っているというふうな状況になっております。


 この市の公社所有の空港周辺用地の管理でございますが、現在管理地が広範囲でもありますことから豊岡市の方で管理を受託いたしております県の土地開発公社の所有地、この分とあわせまして周辺農林業への悪影響を及ぼさないようにということで管理地のパトロールを主とした管理業務、これを地元の地区の方にお願いしてるところでございます。


 公社の所有します農地に隣接します周辺への農作物への有害鳥獣被害というふうなご質問ございました。これにつきましては17年度でございましたが、奥岩井地区で隣地の所有者の方が電気さくを設けられたというふうなことで承知いたしております。


 それから被害について、また農業共済の方に共済事故なんか特にないのかと聞いたところなんですけども、そういった奥岩井方面では特に聞いてないというふうなことで聞かせてもらってます。したがいまして、有害鳥獣の出没に関しまして公社所有地が直接的に影響を及ぼしているというふうなことはないんじゃないかなというふうに思っております。


 しかしながら、いずれにしましても周辺農地に迷惑をかけないようにということで公社の所有者につきましては適正管理に努めていきたいというふうに思っているところでございます。


 それからもう1点でございますが、喫煙対策についての政策調整部の役割というふうなことでご質問をちょうだいいたしました。喫煙対策につきましては、議員さんの質問の要旨の中にも、総務部、健康福祉部、教育委員会などで既に実施いたしております。その中でも特に健康と喫煙に関しましては市の広報で関連記事の掲載でありますとかポスターの掲示あるいは禁煙講演会とか、それから個別に健康教育、健康相談というふうなことで既に普及啓発、禁煙支援というふうなことで実施してきております。


 したがいまして、政策調整部としましては、各施策の方針決定でありますとか政策判断を必要とするというふうな過程の中で調整役も担っていこうというふうなものでございます。そのため喫煙対策につきましては、今申しましたように現時点では市の方針と業務の進め方いうことは決定している中で動いているというふうな、取り組みをしているというふうな考え方でおります。今後喫煙・禁煙対策につきまして新たな全市的な取り組みが必要というふうなことも生じました場合には、そしてその中に調整が必要という判断しましたときには政策調整部としてもかかわってまいりたいというふうに思ってるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) さらなる禁煙対策についてのお尋ねがございました。


 この喫煙対策については、議員もご指摘になりましたけども、本庁、総合支所、それから各施設においても庁舎内の分煙というようなことで、これについては目標として掲げていたものについては達成はできてるというふうに今判断をいたしております。


 さらに本年の1月4日からでございますが、これは庁舎内というよりも職員の安全衛生委員会の方からの発議、提案によりましてすべての公用車における全面禁煙、これも実施もいたしております。


 いよいよさらなるステップアップについてのお尋ねがあったわけですが、議員もご指摘になりましたとおり県内の自治体の約半数が庁舎内での禁煙を実現してるといった新たな状況も発生しておりますので、今後の取り組みとしてはそういったことについて、実際それを実現していこうと思うといろいろと課題もあるかと思いますが、それらも整理する中で職員安全衛生委員会等の意見も踏まえて総合的に検討していきたいというふうに考えてます。


 それから喫煙と喫煙者に対する認識についてのお尋ねございました。この喫煙に対する認識というのは、これは言うまでもないわけでありますけども、職員、市民ももちろんでありますが、健康を考えるとできるだけ喫煙は控えた方がよいんではないか。そのことは当然であります。


 しかしながら、逆に喫煙を行うことによってストレスの解消であるとか、あるいは仕事の能率化につながる職員もいると考えられます。私なんかもそのように考えてる一人でありますけども、またたびたびご指摘をいただいてますとおり職員の喫煙マナーといった問題もありますので、今後喫煙が全くだめだ、悪だと決めつけるのではなくて喫煙者あるいはしない人の立場、意見等も踏まえて、先ほど申し上げました安全衛生委員会等の意見も踏まえる中で総合的な見地から考えていきたいというふうに思ってます。


 それから先ほど社会人のアンケートの結果についてご紹介があったわけですが、ちょうどこの時期といいますのは禁煙デーと、それからそれに続く禁煙週間というふうなことで、どうしても各メディアがいろんな特集を組みます。喫煙者にとっては、多分この時期は非常に厳しい思いを抱いておるわけなんですけども、先ほどの中で喫煙者に対するイメージというようなことで3点ほど紹介されとったわけですが、ストレスが多いとか自分勝手、だらしがないと3点挙げられておりました。最初の部分は何とかそうだろうなと思いますが、特に一番最後のだらしがないということについては、これはマナーとの関係があるかもわかりませんけども、直接は喫煙とは関係がないのではないかと、これはあくまでも個人的な見解ですけども、申し上げておきたいと思います。以上です。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 私の方からは、市内の小・中学校での敷地内禁煙の取り組みについてお答えさせていただきたいと思います。


 市内の公立小・中学校40校のうち、昨年の12月時点で30校が敷地内禁煙を実施しています。しかし、現在ではプラス8校になりまして38校が敷地内禁煙を実施するまでに至っております。建物内分煙をしている残りの2校につきましても、地域住民の理解と協力を得る中で早急に全面実施できるよう取り組んでおります。いましばらく時間をいただきたいと思います。以上です。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 逆方向から、じゃあ質問させていただきます。


 喫煙対策ですが、ここに豊岡市職員人材育成基本方針、去る5月にいただきました、この中の3ページに時代動向を敏感に察知し、禁煙は時代の流れだと、私はこう受けてます。こういう職員を育てる、こうなってるのに、えらい部長は後ろ向きだな、こう思います。


 それから4ページ、地方公務員法第35条、職務に専念する義務、この中に勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職務遂行のために用いる。さきの議員がおっしゃいました休息の時間等については触れておりません。しかるに喫煙が横行してる。これは職務に怠慢じゃないか、1点そう思いますが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 随分厳しいご指摘でありますけども、それは地公法上と、それから休息時間がなくなったということからして見ると一部当たってる部分もあるかなとは思います。


 先ほど答弁したわけですけども、これは決して後ろ向きな発言というふうなことでは私自身は思っておりません。今まででも答弁でお約束しましたけども、安全衛生委員会でも議会あるいは市民の間からこういった意見も出てるので、それについてどうだといったことも間違いなしに私の方で提案もいたしましたし、それから特に職員課の中で喫煙に対する職員への周知というふうなことで健康診査をやるわけですけども、その中でも職員健診結果の中で職員課の方からは、やはり禁煙の実行で内臓脂肪をふやさないといったそういったPRももちろんやっております。ということでございます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 指導と本人自身がやってることはイコールじゃない、正比例じゃなくって、反比例じゃないですか、じゃあ部長の喫煙というのは。


 それと資料でいただいた、安全衛生委員会で喫煙に関する協議事項の一覧をもらいました。昨年の5月24日に各職場からの主な意見ということで3点挙がってますが、その中で3点とも、1点は分煙ができているので禁煙タイムは要らんのじゃないかという意見が一つ。もう一つに、逆に実際に喫煙が始まり一度に多くの煙が発生し、かえって悪影響だ、禁煙タイムについてですよ。それから吸いだめではないが、一時的にたくさん吸うことになり、健康によくないのではないか。あくまでもこれは吸う者の意見だ、こういうふうに受けますが、職場の各課から出てきた意見というのはこれだけですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ほかにもあったと思いますが、安全衛生委員会で意見として取りまとめたものについてはそれだけであったかと思います。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 非常に不自然な感じがします。昨年の2月23日には健康上のこともあり勤務中の喫煙タイムを一度考えたらというような意見も出ております。これを踏まえた各課の意見聴取で上がってきてないというのは非常に不自然だと。職員の中から一度禁煙タイム考えたらどうだ、こういう意見があったのにそれは全く各職場からの意見では上がってきてない。非常に不自然です。ぜひ再度協議をしていただくようお願いをしておきます。


 それからさきの議員でたばこ税5億6,000万円入ってる、必要じゃないかというような趣旨だったと思いますが、以前にもそういう当局から答弁いただいたことがありますが、反面資料としていただきました医療費の推移、これについては総額ではふえたり減ったりしていますが、医療の総額を人口で割ったとき一人頭の単価はふえてきてる。年々ふえてきてる。平成18年度は35万5,000円。ちなみに平成14年度は、一人頭32万9,000円。医療費として、人口は減ってるけども、ふえてきてる。高額の医療が必要となってきてるんじゃないかという部分があります。そのあたりで、これは確実にと言ったらどうかわかりませんが、たばこに起因する治療費だ、この辺も調査してからたばこ税の大事さを言ってください。その辺はいかがですか。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。(発言する者あり)


 暫時休憩します。


     午後3時21分休憩


────────────────────


     午後3時24分再開


○議長(古谷 修一) 会議を再開いたします。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 先ほど1人当たり医療費のことで資料もお示ししておりますので、年々そういったものがアップしとるということがありました。16年度が若干下がってますが、その後、17、18と確かに国保医療費、老健、退職者分全部合わせて1人当たり上がっておりますが、これにつきましてはただたばこ、喫煙者のことがストレートにこれに響いておるとかそういう因果関係については直接的には証明できない部分があろうかと思いますけども、実態としては医療費の1人当たりの額は16年度を除きまして上がっとるのが事実であります。以上であります。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) それじゃあ、今後そういう因果関係をちゃんと精査して調べてください。ぜひそうやってたばこ税の重要さを再びお示し願いたいと思います。


 今年度新採用の職員が6名だったと思うんですが、6名の職員について喫煙状況あるいはたばこについてのご感想なんかは部長、お聞きになっておりませんか。


 だらしがないというのは、私は1日に本数を決めてきちっと喫煙コーナーに行って吸う、これだったらいいんですが、のんべんだらりんと1日に5回行く日は5回、6回も7回も、そんな状況だと思います。喫煙コーナーに行って吸えばええんだと、これじゃあ余りにもだらしないと私はこう思うんですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まだ聞いておりませんが、一度聞いてみたいと思います。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 政策調整部の役割ですが、先ほど健康の三要素ということで言わせていただきました。その三要素にプラス禁煙を加える、こういう施策の展開はできないのかという問いかけですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 答弁の中でも申したところでございますが、健康の三要素いうことで議員さんの方から栄養、運動、休養というふうなこと言われました。もちろんその健康に対しての喫煙いうのも当然影響もありますので、既に健康福祉部等、保健センター等でもいろいろな禁煙の講演会でありますとか、そういった事業も実施いたしております。ですのでもう既に健康と喫煙という中での事業実施はしているというふうな思いでおるとこでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) それじゃあ市の職員がなかなか禁煙できないという状況にあるのはなぜでしょうかね。


 それともう一つ、喫煙コーナー、本庁舎の敷地内に幾つあるんでしょう。これを数を減らすことから始めてはいかがですか。そうしたらだれが何回そこに行ってるというのがちゃんとわかる。あっちに行ってこっちに行ってじゃなくってね。そういう取り組みも僕は必要だ、こう思うんですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 場所の件については、これは検討もしてみたいと思いますけども。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 場所の検討と、ぜひ減らす検討をしてください。


 マナーは決してよくなっていません。農政課の後ろで吸ってる。灰皿がないところです。くわえたばこしてる人間がおる。朝の通勤時間帯歩きたばこで登庁してくる、こういう職員も見かけております。


 それから1月4日から公用車内禁煙だ、こうなっとる。灰皿ガムテープでふたしたとか外したとかいうお話を聞きましたが、同僚議員の中から、いやいや、吸っとるでと、吸っていらっしゃいます、こういう話を聞きました。そういう事実もぜひ確認をしていただきたいと思います。


 学校の禁煙の取り組みですが、今までは次長がしていただいとったんですが、喫煙者であるので教育長にかわられたのかどうかわかりませんが、40校の中で中学校2校が敷地内禁煙に取り組めてないということですが、なぜこの2校は取り組めていないのか。取り組めないわけがあるのでしょうか。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 学校といいますのは、来訪者含めていろんなPTAの方々が来られて会議される。そのあたりの、あるいは地域住民の利用される方がございますので、そのあたりとの調整が少し手間取ってるというように報告は受けております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 各学校では、禁煙教育にも取り組んでいただいております。ぜひ父兄が集まるような授業参観に禁煙教育が行えんのか。参加されるPTAの方にも聞いていただける、こう思うんですが、そのあたりはいかがですか。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 参観日に禁煙教育をするのがいいのかどうか、これは教育委員会の方からこうしなさいという形でなしに、やはりこれは各学校がそれぞれの指導計画に基づいて教育展開しておりますので、そのあたり禁煙教育の必要性は、これは学校に訴えていきたいと思いますが、いつどこでしなさいということについてはこれは学校の判断に任せていきたい。


 ただ、一応学習指導要領の中で小学校、中学校の保健体育、保健の中に特に位置づけられておりますので、そういった中で展開されるべきものであろうというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 過日ラジオで健康は一、十、百、千、万だというようなことを言ってました。一は、1日に1回感動する。十は、1日に10回大笑いをする。百は、1日100回深呼吸をする。千は、1日に1,000字を書く。万は、市長もご存じでしょうが、1日1万歩歩く、こういうことだそうです。これをやられるときにあわせて禁煙の取り組みもやっていただければ非常に健康になるんじゃないかな、こう思います。


 防災訓練ですが、参加した職員から一つ聞きました。防災監どうだった。いや、去年の防災監は声が小さいかったけども、ことしの防災監は声が大きかった。それとあわせてそのときに本部間の連絡がもう一つだったように思います、こういう批評を聞きました。明くる日の新聞を見たら、去年よりも本部間の連絡がよかった、こういう寸評でありましたから、いやいや、去年は防災監まだ現職の自衛官だった。どんな引き継ぎ受けたんだいな、こういう疑問を抱いたわけであります。ぜひすばらしい防災訓練を今後もやっていただきたいと思います。


 が反面、防災訓練、防災部局と福祉部局、これの連携が最も大事。災害が万が一起きたときには、この連携が最も大事、こう私は思いますし避難所を開設した場合には避難者、これの対応が最も重要やと、私はこう思います。要援護者もありますが、このあたりは昨日の神戸新聞の防災白書にこんなことが載っていました。内閣府が災害被害を軽減する国民運動として進めている1日前プロジェクト、これは災害した人たちにもし災害の1日前に戻れたらどんな備えをするか、あるいは被災後にどんな工夫をするか聞いた事例だそうです。一つには、要援護者のまくら元に手づくりの担架を置いておく、こんなことが述べられてるそうです。この辺もしっかりと取り入れた防災訓練、防災計画につけ加えていただきたいと思うのですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(北垣 哲夫) 議員ご指摘いただきましたとおり、防災部署と、それから福祉部署との連携、同じように認識をいたしております。今後、避難者の対応等そういう訓練の場を努めて設けて進化を深めていきたいなというふうに考えております。


 それから私の対策本部での行動の評価もございましたが、確かにああいう災害のときに大きな声で指示を出すということは極めて重要というふうに考えております。いろんな音が入る中で、電話が鳴る中で所要の指示をするということは、そのために大きな声は必要かというふうに考えておりますので、今後ともそのようにしてまいりたいというふうに考えております。


 また、対策本部内での連携につきましては、私が入手しました被害情報とか、あるいは市長への報告事項とか各部長にお伝えする事項については、なるべく皆さんにわかるように、情報を共有するように努めて同じ耳で聞いていただいて、対策本部がどっちにも行ってんだなということがわかるように努めて表示をしたつもりでございます。これは災害のときも大事なことかなというふうに私自身は考えておりますので、努めて情報が入ってきた段階、市長に報告した事項、市長からご指導いただいた事項、それらをなるべく本部員にわかるように進めてまいりたいというふうに考えております。先ほど議員からご指摘いただきました事項も今後反映をさせまして、さらに体制の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。


 議員の多くの方にも震災訓練のときご視察をいただきまして、大変ありがとうございました。遅くなりましたけど。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 市長は、常々阪神・淡路大震災の自助・共助・公助の話をされます。過日社会福祉協議会が開いた地域防災の講演会に行きましたときには、自助を4割、共助を4割、公助を2割、これが理想だ、こんな話を伺ってまいりました。ぜひ豊岡市の防災もこうなるようにお願いをしたいところであります。


 もう一つ、防災監に耳の痛いことを申し上げますが、防災監、土曜日、日曜日はどうなんですか。土曜日、日曜日、祝祭日はご自宅へお帰りなのか、いやいや、防災監として豊岡にとどまってる、こうおっしゃるのか、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(北垣 哲夫) 1カ月に4回か5回週末がございます。今までの経過からいいますと1回週末帰ってる状況でございます。いろいろ声をかけていただいたりしておりますので、なるべくこちらにとどまるようにはしておるところでございますが、単身赴任でもございますので夫婦間が冷えてもいけませんので、月に1回は帰らせていただいて愛を深めて仕事に邁進をしたいと考えてるところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) ご家庭が火事にならんように、ぜひそれは願っております。


 今回の資料要求の中に防災計画の中にうたわれてる各種のマニュアルちょうだいよ、こういうお願いをしましたら、ほとんどはそろってない状況です。この各種のマニュアルについていつごろまでに整理されるのでしょう。そのあたりわかればお教えください。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(北垣 哲夫) 資料の提出を求められましたのは、災害対策本部の各部のマニュアルでございます。これは確かにまだできておりません。対策本部としての各部のそれぞれ所掌業務等は明確に分けまして、それぞれお配りしております。


 それから全般の対策本部としての発生後の業務手順といいましょうか、活動の重点というようなシナリオみたいなものはつくってございます。今年度それらに基づいて各部で、復旧部とかそれぞれ援護部とかあります、それらで防災計画をひもときながら自分たちの部がやる項目はどういうものかを引き出していただきまして、マニュアルづくりを今年度努めてまいりたいと。3月末までに何とかその形づくりをしたいというスケジュールで進めとるところでございます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 住宅再建加入の状況ですが、このPRの方法をということで聞こうと思ってたんですが、昨日配られた市の広報に詳しく載っておりましたので、火災報知機の件に移りたいと思います。


 火災報知機、これも9日未明に日高の庄境で3人の犠牲者が出た事故が起きました。これも私自身思えば火災報知機があれば死なずに済んだんかなと、こういう思いであります。逆に、市内アパートがいっぱいございます。民間人の所有したアパート、火災報知機がついてるのかどうか知りませんが、これの設置義務についてはアパートの持ち主、たな子の方か、そのあたりの考え方と、それからもう一つ、市営住宅の設置状況等はいかがなんでしょう。


○議長(古谷 修一) 消防長。


○防災監兼消防長(北垣 哲夫) 市内にアパートがいっぱいございます。私もアパートに入っておりますけど、ついとりません。不動産屋さんと今話をして、何とかアパート自体で備えつけてくれないかと、こういうようなことお願いしとるわけですけど、余りいい返事はいただけないところでございます。したがいまして、そういうところは多かろうかと思います。今後そういうアパート経営をされてる方にも働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。一軒一軒つけるよりやっぱり事業者でつけていただいた方が効果的かというふうに思いますので、そういう取り組みもしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 市営住宅なんですが、報知機がついてない住宅が843戸ございます。平成18年につけましたのが371戸でございまして、平成19年、ことし予算も認めていただいておりまして、それで19年度完成しますと全体の63.2%ができるということで、20年、21年、あと2カ年かけて整備していうふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 私も実は火災報知機をつけておりません。つけたいんですが、資金が足りませんもんで、ぜひ補助を考えていただきたいな。


 特に高齢者宅なんかにそういうことを、高齢者単身世帯なんかには補助も必要かな、こう思います。


 耕作放棄地の集積ですが、農業委員会から資料をいただきました。農業委員さんがパトロールされて、豊岡市にある耕作放棄地35.8ヘクタールという資料をいただきましたが、2005年の農業センサスでは389ヘクタール豊岡市に耕作放棄地がある、そういうふうに載っております。そのあたりの食い違いは非常に、10分の1しか見ておられないのかなという思いですが、いかがでしょう。


○議長(古谷 修一) 農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(井谷 勝彦) 失礼いたします。議員さんの指摘の耕作放棄地の面積の中には、農業振興地域の整備に関する法律の定める農用地以外のいわゆる昭和40年代から減反政策によって植林となった山林化したものが含まれてると思われます。


 当農業委員会におきましては、その耕作放棄地の全体を解消するのは大変難しいと考えておりまして、まず優良農地の、いわゆる圃場整備した中にどれだけの耕作放棄地があるかという形で検討させていただいておりますので、優良農地の中の耕作放棄地という形で調査をさせていただきました。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) それじゃあもう1点、いただいた資料の前文に各パトロール班の班長は中心となり、耕作放棄地の対応策ですね、検討を重ねており、19年度も引き続き遊休耕作放棄地の解消に向けて事業に取り組む。この事業とは、どういう事業を目指していらっしゃるんでしょう。


○議長(古谷 修一) 農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(井谷 勝彦) 農業委員会におきましては、先ほど会長が申しました農業経営基盤強化法第27条に基づく農業委員会の指導ということに関する手続をまず定め、それに基づきまして、いわゆるコウノトリ共生部と連携して個々の耕作放棄地ができた経緯並びに意向調査等を実施し、その耕作放棄地個々に合ったまず把握とそれの解消につけて、個々に違っておりますので、それにつけて一歩一歩前進したいと考えております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 耕作放棄地の流動化制度の仕組みとしては、農業委員会が所有者に耕作などをまず指導する。従わなければ市町村が耕作放棄地の解消策を協議するとなってますが、豊岡市はどのあたりまで進んでるのでしょう。


○議長(古谷 修一) 農業委員会事務局長。


○農業委員会事務局長(井谷 勝彦) 現在では、まだ把握等調査の段階でございます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) じゃあ、しっかり把握をして、いい取り組みが進められるようにお願いをしておきます。


 地域農業振興策として、認定農業者あるいは法人化を進めておられます。もう一つ、あわせて集落営農の取り組み、こういうことを進められておりますが、現在の豊岡市どれぐらいの認定者がいらっしゃってどれぐらいの法人がある、あるいはどれぐらいの集落営農をされているのか把握されていらっしゃるでしょうか。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 現段階の数字では、認定農業者は110でございます。これは3月末の数字で110でございます。


 それから集落営農組織でございますが、これはいろいろと集落営農組織の見方というのがございますけれども、実態としてそれがはっきりしている、きちっとしてるというものについては29ということでございます。


 それから法人については、10弱という、そういう数字でございます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 豊岡市土地開発公社が空港周辺に用地を持ってます。地区への管理費が昨年よりことしは半分、2分の1になった。それと隣接の農地に奥岩井では電気さくを農地を持ってられる方が張って、そんなに影響はないというような答弁だったと思います。管理の適正化に努めるとおっしゃってるんですが、福田の奥の分についてはこの前も現地を見に行ってきました。相当耕作放棄地が隣接地にできてきている、こう思います。このあたりの取り組みはあのままでええんかと思うんですが、どうでしょう。夏草の茂るままイノシシが走り回った痕跡がある。地区への管理は水路や道路、こう伺ってるんですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 政策調整部長。


○政策調整部長(竹本 政充) 市の土地開発公社で所有してます用地につきましては、岩井、吉井、大谷の地区の202ヘクタールでございます。ですので福田の方につきましては、県公社の所有用地かなというふうに思っております。


 委託料の件につきましては、県の公社の方から市の方に委託という格好で依頼を受けておりまして、その間には政策調整部じゃなく都市整備部の方の用地の方でお願いしとるところでございます。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 先ほどありましたが、管理につきましては地元に委託をしてるという状況でございまして、管理業務の報告につきまして区の方からそういった有害鳥獣等の影響についての報告は受けていないというのが実態でございます。先ほどおっしゃいました福田の方でそういった実態があるようでございますので、それにつきましては調査してみたいというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) いただいた資料の中にコウノトリ共生部が耕作放棄地対策関連事業としての一覧をいただきました。県民緑税を活用した事業、この中に森林のすそ野を帯状に抜き切りし、見通しのよい地帯を設けるバッファーゾーン設置や防護さくなどを整備する野生動物育成林整備事業を始め云々と書いてありますが、バッファーゾーンは一回空港周辺の土地に設けてどれぐらい効果があるか確かめてからほかにもバッファーゾーンつくろう、こういうことも必要じゃないかと思うんですが、やっぱり地区住民としてはしっかり管理してほしい、こう思うんですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 野生動物育成林整備については、ご承知のとおりでございますが、私どもとしましてもこうした事業を有効に活用を視野の中に入れながら、非常に広域な区域でございますので、その原因がいわゆる空港周辺用地が原因かどうかというわからない点がございますけれども、いずれにしましても今申しましたようなことでそういう施策ということも視野に入れながらこれからできるだけそういった被害のないようにこれは進めてまいらなければならないというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) いやいや、バッファーゾーンを空港周辺にきっちり整備したらどうですか、こういうことは考えられないのか。それによって効果が実証できることであれば、それこそ私の地区もやってほしいとかいう希望が出てこようかと思います。


 どれぐらいの幅を持って帯状につくられるんですかね。2メーターや3メーターじゃそんなに効果がない、こう思いますが、どれぐらいのものを幅としてお考えなのか。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 私どもが今承知をしておりますのは、いわゆるバッファーゾーンの幅は大体30メーターだということをお聞きをいたしております。


 なお、この野生動物育成林整備を含めました県民緑税については、いわゆる5カ年計画になっておりまして、18年度からスタートをいたしております。既に野生動物育成林整備につきましては、かなりの数を市としても要望をいたしておりまして、市内全域で7カ所要望をしておりまして、まずは但東の奥赤からスタートをしているということになります。全く初めての事業でございますけれども、県の方では他の例をお聞きをしますとかなり効果があるということでございますので、既に要望しておる箇所ができるだけ着実に実施をなされるようにというようにまずは思っております。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) 最後に、新庁舎建設で喫煙対策、分煙じゃなくって確実に庁舎内禁煙をしていただきたい。喫煙室をつくることによって税金を投入し、1カ所つくるのに1,000万円近くかかるそうです、完全密閉、税金をつぎ込むことは必要じゃない、こう思います。そのあたりはぜひ新庁舎検討の中に加えてしっかりいい庁舎を早くできるようにお願いをしたいのですが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ただいまのご意見も踏まえて検討をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 21番、岡谷議員。


○議員(21番 岡谷 邦人) よろしくお願いします。以上で終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で岡谷邦人議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は16時5分。


     午後3時51分休憩


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     午後4時05分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、28番、古池信幸議員。


     〔古池信幸議員 登壇〕


○議員(28番 古池 信幸) 28番、古池でございます。(拍手)本年は、まれに見る暖冬で、我が家も新しいスコップを買って雪かきに備えておったわけでありますが、結局2回使っただけで終わりました。


 私たちの町内の裏山の湯ノ山公園は、二、三年前からイノシシが出没し、この冬は特に大暴れをいたしました。大変大きな岩や無数の石、土砂を掘り起こし、いわゆる散策道を歩けない状態にしておったわけであります。城崎総合支所に相談し、いろんなメニューを検討していただきましたが、なかなか補助メニューもないというのが現状でありました。結局総合支所の職員の方々、また地元の町内会のほとんどの方々が人海戦術で大清掃作業をしようということをやったわけであります。おかげさまでもとの美しい公園に取り戻すことができました。地元町内会といたしましては、本当に総合支所の皆様方にご苦労さまと改めてお礼を申し上げます。


 先日竹野総合支所におきまして、県道豊岡港線の整備促進を目指して期成同盟会の総会が開かれました。先ほど同僚議員も詳しく申し上げられたことでありますが、その中で新城崎大橋、桃島バイパス、松本トンネルの整備を求める声が強く出されておりました。この路線の名前につきましても豊岡竹野線という路線名ではなくて、それは正式名称はそうであったとしても愛称としては城崎温泉竹野浜線というようなアイデアも出てきたわけでありまして、地元の方々にどの道路を整備しようとしてるのかというのがわかりやすい名称にすべきであるというような声も出ておりまして、なるほどと思って我々も賛成してきたわけであります。


 この路線と大変関連するのが、ただいま質問通告いたしております城崎から豊岡の右岸道路側を走っておる道路のことでありますが、城崎側からいきますと結を過ぎてしばらくの間は大変きれいに拡幅されて舗装されておるわけでありますが、途中から旧来の道路のままであります。地元地権者の方々は、災害に強い道路をつくるということで公共目的のために大きな協力をされ、今か今かとその実現を待っておられるのが現実であります。進捗状況と完成へのスケジュールをお尋ねいたします。


 また、城崎大橋から戸島集落間の街路灯でございますが、旧道に街路灯がつけられておりますけれども、新しくできた道路の現在の道路には街路灯がつけられておりません。通学路にもなっており、何とか早く整備をお願いしたいと思いますが、いかがですか、お尋ねいたします。


 23号の台風の大災害から2年7カ月が過ぎようといたしております。激特でかなりの災害箇所での復旧工事が進められ、安心感を抱かせるような状態になっているところもありますが、全然手がつけられていないところもあり、特に無堤防地域と指定された場所での進捗状況と今後の予定についてお尋ねいたします。


 下流域協議会とともに円山川流域委員会も開設され、総合治水の観点から熱心に検討が加えられていると聞き及んでおり、その成り行きに大きな関心を持っております。委員会での検討についてどういう検討がなされておるのか、お尋ねいたします。


 また、今後の進め方について、特に最下流域に広がる豊岡市民にとって市民の生活を守るためには具体的な年限を明示した対策をしていただきたい、それを知りたいと思い質問いたしておりますので、ご答弁よろしくお願いいたします。


 共生のまちづくりのためには城崎町においては県下の障害者団体のご協力もいただき公共施設や道路、交通機関のバリアフリーチェックという活動をしていただきました。鴻の湯の前にはバリアフリートイレも建設されました。これは前西村町長時代のことであります。城崎温泉駅にエレベーターをという強い要望もその当時からしてきておったわけでありますが、この議会に設置のための予算が計上されたことは共生のまちづくりの考え方が継承されていることが、また厳しい財政の中、実行に踏み切られました中貝市長の配慮を高く評価いたします。


 公共施設の新築・改良に当たっては、ぜひバリアフリーの考え方を常に忘れずに採用していただきたいと願っております。


 交通機関への市としての要望や協力について、また民間の方々への啓発及び支援について基本の考え方をお尋ねいたしたいと思います。


 また、大切な赤ちゃんと一緒にまちに出てこられるときにおむつかえ台や授乳コーナーをもっとつくってほしいという要望が寄せられております。これらの整備についてはどのような考えなのか、お尋ねいたします。


 スポーツ施設の通年利用に向け、条例整備をしていただきたいとの考えで質問いたします。


 屋外の施設では雨や雪が降ったときは利用できないし、利用しないのであります。そういうことでありますから、条例で利用を制限する必要はないのではないかと思います。せっかくの施設を一人でも多く年間を通して健康づくりに役立たせるということが整備の目的であります。ぜひその方向へ向かっていただきたいと思い、条例改正についてのお考えをお尋ねいたします。


 市民テニスコートについて、いわゆるクレーコートで大変水はけが悪くなっており、また表面の管理は専門の人がおれば何とか可能でありますけれども、なかなか素人がコートの面をいい状態に保つことは難しいというのが現実であります。雨がやんだらしばらくしたら使えるオムニコートに整備をしていただきたい。神美台にはオムニコートがあり、平日はよくすいておるわけでありますが、夜間とか土日はほぼいっぱいで、大会日程もメジロ押しであります。市民コートは、自転車や徒歩でも行ける、そういう方が多く住んでおられる地域にあり、特に子供、生徒、女性の皆さんが利便性の高い場所にあるもので、もっと利用したいなと思っておられるわけでありますが、先日もテニス教室で子供たちに募集をかけましたところ定員50名のところへ70名の応募があった。しかし、肝心の当日は晴れていたのに前日降った雨でコートには水がたまって使えなかった。テニス教室はできなかったということがございました。教える方も、また習う方もオムニコートならと残念がっておられたということであります。ぜひコートの改良をお願いいたしたいと思います。お尋ねいたします。


 消雪装置の件でありますが、以前にも場所も示してお願いしてまいりました。全市を見渡してから計画的にやりたいとの答弁でありました。城崎では、長崎町などあと幾つかの市道で未整備のところがあり、住民の中には不公平感を抱く人もおられます。雪の降った後は、装置があるところと本当に角を曲がった途端にひざまでの雪があるところと足首までしか雪がないところとくっきりとその差が出ておるわけであり、それが目に入ると先ほど申しました何でこちらにはないんだという不公平感が出てきているのが現実であります。雪かきをするスコップの手にこの雪の重さがひしひしと感じられるのは、消雪装置のついてない路線の方々であります。ぜひこの計画の全容の公開と懸案路線の消雪装置の早期整備をこの冬までに何とかしていただきたいと思いますが、お考えをお尋ねいたします。


 環境をよくして次の世代にバトンタッチをするという考えに地域住民も理解を示し、兵庫県もその県下指導のもと1900年代の後半から2000年台にかけて各地で公共下水道工事が行われてまいりました。豊岡市内においても終末処理施設の整備状況はどのようになっておりますか。かなり進んでると聞いておりますが、まず処理施設の整備状況についてお尋ねいたします。


 また、実際に環境基準をクリアした排水が確保されないということでは事業の効果は上がりません。そのためには多額の経費がかかり、それぞれの家では大変なご負担をかけることになるわけでありますけれども、接続工事をしていただいておるところと、まだ未接続のところがあるわけであります。接続率についてお尋ねいたします。


 施設供用開始から3年以内の接続をと呼びかけてきたと思うわけでありますが、3年以内のところでこれから鋭意接続をお願いするところと3年をもう過ぎてしまったところ、こういう地区についてはどのような啓発あるいは接続の依頼、これらをされていくのか、具体的な活動方法についてお尋ねいたします。


 残りにつきましては、自席で行います。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは、無堤防地域対策に関するご質問にお答えをいたします。


 この激特事業における無堤地区の対策工事の進捗状況はどうかとお尋ねをいただきました。


 まず上流域の赤崎橋上流付近の赤崎地区、それから浅倉地区の堤防は既に完了いたしております。稲葉川との合流付近について激特事業にあわせ実施する稲葉川土地区画整理事業は、去る4月27日に豊岡市の都市計画審議会へ諮問し、答申を受け、6月8日に県都市計画審議会で同意を得ています。引き続き本年10月の事業認可に向け国土交通省、兵庫県及び地元との調整を行います。


 中流域の市谷、中郷地区におきましては、去る6月5日に豊岡河川国道事務所より地区の関係役員へ改修計画の説明が行われたところです。


 下流域の無堤地区のうち今津地区では、昨年8月の第5回円山川下流部治水対策協議会の検討案に基づき輪中堤設置事業に向けた関係者の調整を行ってるところです。また、森津地区におきましては、JRから奈佐川堤防間の部分的な盛り土工事に去る6月4日に着手されたところです。6月末の完成を目指してるというふうにお聞きいたしております。


 円山川緊急治水対策の理解を図るために円山川流域委員会は、円山川緊急治水対策事業を検討ワーキンググループに付託し、検討が進められ、検討ワーキンググループからは今後の円山川流域委員会において十分な議論を進める必要があるとの結論が出されました。それを受け円山川流域委員会では、今後の下流部の治水対策は円山川下流部治水対策協議会の結果を参考にするとの意見で取りまとめられてるところでございます。いずれにいたしましても基本的に激特は平成21年度までということでございますので、それに向けて作業が進められてるところでございます。


 ただ、下流域の城崎の地区につきましては、この激特期間内でできない部分がございますので、それについてはかねてからお答えさせていただいておりますように引き続き地元の皆さんと行政側とよく協議をする、こういったことになってるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 右岸道路の整備の進捗状況とスケジュール、それから街路灯の設置につきましてお答えします。


 一般県道の戸島玄武洞豊岡線の右岸道路整備に係る進捗状況でございますが、仮称でございますが、玄武洞トンネル区間を除きまして道路整備は完了がいたしております。


 未改良の玄武洞トンネル区間につきましては、平成14年から16年にかけましてトンネル部の地質調査が実施され、平成17年度に現道の道路改良予備設計が実施されております。現在トンネル案と現道改良案を検討された結果、現道改良の方が経済的で早期に着工でき、現道改良案の方向で今考えられてるというふうに伺っております。


 今後のスケジュールでございますが、整備計画がトンネル案から現道改良という案に変わりました。ですから早期事業着手について関係者へ理解が得られるように県に働きかけていきたいというふうに思っております。


 それから街路灯の関係なんですが、議員おっしゃってる場所がちょっと特定しておりません。必要な箇所であるのであれば県の方に要望していきたいというふうに思っております。


 それからバリアフリー対策なんですが、これにつきましてはバリアフリー化に向けた取り組みにつきましては、県の福祉まちづくり条例に基づき多くの人が利用する施設や道路、公園などにつきましては高齢者や障害のある方に配慮した整備を進めてまいりました。今後は、さらに面的なバリアフリー化などハード整備の拡充を図るとともに住民、企業、NPOなどと共同して高齢者や障害のある人の社会活動への参画支援などソフト事業に取り組んでまいりたいと考えております。


 このためまずユニバーサル社会づくり実践モデル地区におきまして住民、NPO、各団体、企業などから参画いただく協議会を設置し、事業プランを立案していきたいと考えております。


 なお、既存の公共施設につきましては、利用者の多様性や緊急性を考慮し、バリアフリー化に努めてまいりたいと考えております。


 それから公共施設におけるおむつの交換台とか授乳場所でございますが、それらの確保につきましては安心して子育てができるまちづくりという観点からも、乳幼児を連れた市民が利用する施設には設置が必要であるというふうに認識をいたしておりまして、新設の公共施設につきましては福祉のまちづくり条例に基づき整備し、既存の施設では早期に対応できないものですから、代用施設を用意するということで対応しております。例えば総合支所におきましては、用務室などで対応しとるということでございます。


 それから消雪装置の整備計画はどうなってるかということなんですが、現在のところ具体的な整備計画につきましてはございません。設置箇所につきましては、やはり水源でありますとか交通量、地理的な状況、維持管理、それから財政状況等を考慮して検討していかなければならないいうふうに思っております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)スポーツ施設整備についてお答えいたします。


 市内のスポーツ施設の中には豊岡市立体育施設の設置及び管理に関する条例によりまして12月1日から2月末日までを休場日と規定している施設がございます。例えば豊岡総合スポーツセンターであるとか神美台スポーツ公園などでございます。


 近年の冬季の積雪量の状況からしまして、ご指摘の年間を通した利用を可能にしていくことについては、施設利用率の向上とスポーツの振興につながるものと推察いたすところでございます。


 ただし、冬期間の利用になりますと天候状況によってはグラウンドやコートの損傷度合いを増すことも考えられます。


 また、指定管理者を指定している施設につきましては、管理業務の範囲の変更等が必要になってくるものもございます。したがいまして、これらのことを総合的に考えて冬期間利用の可能性について今後検討してまいりたいと思います。


 続きまして、テニスコートの整備でございますが、オムニコートといいますのはこれ商品名のようでございますので、砂入り人工芝というふうに申し上げますが、正法寺にあります豊岡総合スポーツセンターにつきましては、スポーツの総合拠点として市民に広く親しまれており、降雨、降雪時の多い当地域においてテニスコートを砂入り人工芝にすることは快適なテニス環境が提供でき、施設利用率の向上にもつながるであろうことは理解しております。


 しかしながら、ここのテニスコート約3,200平米ほどございますが、ここの構造上相当額の整備費用が必要になるということから他のテニスコートの効果的な活用策を検討するとともに財政状況等も踏まえる中で慎重に検討してまいりたいと考えております。


 なお、今ご指摘のテニスコートの整備費用につきましては、約4,200万円から4,500万円ぐらいかかるだろうという概算をはじき出しております。以上です。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(福井與司光) 公共下水道の整備状況につきましてお答えをいたします。


 公共下水道の整備は、長期にわたりまして進めてまいりました。このほど港処理区汚水整備管渠工事におきまして、おおむね完成をいたしました。したがいまして、津居山地区を今月の7日に供用開始いたしました。面整備はほぼ完了いたしております。現在の整備率ですが、6月7日現在であります、99.9%で、接続率は82.0%となっております。


 続きまして、接続率の向上に向けた取り組みのご質問がありました。議員の方から3年以内、いわゆる3年計画いうようなお話がありまして、下水道法第11条の3にまさしく水洗化の義務化が掲げられております。ただ、これから申し上げることはそのことじゃなくして、一般の全般的なことを申し上げたいと思います。


 向上に向けた取り組みといたしましては、市広報及び防災行政無線等を利用いたしまして啓発するとともに、職員によりまして未接続家庭や事業所の戸別訪問等を行いまして下水道への早期接続のお願いをしてまいっておりますし、今後もしてまいりたい、このように考えております。


 また、改造工事の負担等を少しでも軽くするために改造資金の融資あっせん、また利子補給等を行っています。このような状況であります。以上です。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) 右岸道路につきまして、今までの整備計画、事業実績を資料でいただいております。これで見ますと平成12年から15年というのが城崎側からの630メーター、それから古い方では赤石側の方で平成11年、12年に施工したというふうなことで、こうして考えてみますとこの話が出たのはそれ以前の平成9年か10年かだと思うんですね。そうなるともうやっぱりかれこれ10年近くたっているというふうなことになりまして、区間としてはそう長くない区間であるわけでありますが、先ほどの答弁でトンネル方式でいくのか、あるいは現道拡幅でいくのかということについては結論が出たというふうに理解していいのでしょうか。


 県の方針としては現道拡幅方式を採用するというふうなことになったというふうなことの答弁でありましたが、現道拡幅についてはトンネル構想よりも前に一度あったんじゃないのかな。それよりもトンネルの方がいいんだというふうに変わったというふうに僕は漏れ聞いたことがありまして、現道では国立公園法の問題がある。それから地権者の方のお話もいろいろと出てきておるというふうなことから、現道が難しくてトンネル工法の案が出たというふうに聞いたんだけども、その辺のすり合わせというんですか、これはどういうふうに考えたらいいのか、お尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 確かにそういうふうに私も認識いたしております。現道を拡幅しようと思いましたら、川を埋めるか山を切るかどちらかになると思います。山を切るということになりますと、やはり国立公園で玄武洞がございますので、それは無理だということになりまして、川を埋める、河積を狭めるということに対して非常に国土交通省の管理の方がだめだというふうに言っておったのがだんだん情勢が変わってきたといいますか、その分であればいいよというような何か答えが出たように聞いております。ですから現道拡幅でいった方が経済的にもいいということで、県の方は現道拡幅に向かうというふうに私の方は聞いております。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ありがとうございます。


 そういうことで大変難しい場所であるわけでありますが、この現道の拡幅の場合に障害となるのは地権者の方々が本当に協力を惜しみなくしていただけるのかどうかというふうなことでありまして、現実としていかがなんですか。そういう協力をこれからお願いしていくわけですが、了解していただける可能性というのはあるんでしょうか。なかなか難しいということを聞いておりまして、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 先ほど申し上げましたが、地権者の方々と区の役員さん等とで向かっていきたい。あくまでも現道拡幅ですから、地権者の理解を得るように努力していきたいというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) 大きな障害であった国土交通省の河川河積を狭めてはならないというところがクリアされたというので、大変これは大きな前進であろうと思います。相手のあることであり、大変かと思いますが、ぜひ早期開通を目指して頑張っていただきたいと思います。そのことが最初に申し上げました城崎の新城崎大橋の話、それから桃島バイパス、竹野の松本トンネル、これらへ結びついていくことになろうかと思います。そのようなことで1カ所だけ水がつくとか1カ所だけ狭いというふうなことについてはぜひ早く解消していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


 次の無堤防地域の解消の問題につきまして、市長の方から今議会での総括説明の中でもかなり詳しく述べられていただいておりますし、ただいまの答弁でもございましたが、結局下流域協議会あるいはもう一つは円山川流域委員会、これらについて、その委員になってる方は情報が早くわかるわけでありますが、一般の市民にはなかなかどういう協議がなされて、どういうところまでが国がやろうと決めたというふうなことになっていくというのが、わかりにくいわけであります。


 そういう点からいうと既に完成いたしました赤崎、浅倉、これは現地も見てまいりましたが、かなりきれいな整備がなされておりまして、23号台風程度のものが来ても大丈夫かなというふうなことがうかがえる立派なものになっておりました。それから稲葉川につきましても最新のニュースで新しい手法といいますか、区画整理に基づく円山川及び稲葉川の治水対策ができるということであります。肝心と言ったら悪いですが、水は上流から下流に流れてきますので、上流がよくなればなるほど下流の負担が大きくなる。そういう点では流域委員会がおっしゃっておりますように円山川だけに負荷を与えたんでは、これはやっぱり解決しないんだというふうなことから流域全体での治山、治水の観点から向かわねばならないというふうなこと、このやり方についての総合的な方針はわかるわけでありますが、それの具体的な方針が治山、治水でやるんだというようなことは漏れ聞こえてくるわけでありますが、では果たして具体的にはどういう計画がこの円山川流域委員会では立てられてきたのかというふうなことが伝わってこないんですね。


 それで資料をいただきまして、第15回の本年3月27日の流域委員会では、河川整備に対する意見の取りまとめ方、関係住民意見の反映方法に関する委員へのヒアリング、アンケート結果についてというふうなことが3月の流域委員会で話し合われたというふうなことになっております。


 この流域委員の中には市の職員も出ておられるかどうか、ちょっと私は知らないんですが、まずその流域委員会に市の担当者が出ておられますか。


○議長(古谷 修一) 都市整備部参事。


○都市整備部参事(境 敏治) 都市整備部の境です。よろしくお願いします。この流域委員会ですけども、第15回数えております。市としても当時の建設部参事が出席いたしております。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) それでぜひどういうことが話し合われたのか。ヒアリングやアンケート結果についてということですから、アンケートもとった、それからヒアリングもしたというふうなことになっております。具体的にはどういう内容であったのか、お答えができる範囲がありましたらお答えを求めたいと思います。


○議長(古谷 修一) 都市整備部参事。


○都市整備部参事(境 敏治) 15回目の流域委員会でございますけども、議員がおっしゃいましたように河川整備に対する意見の取りまとめ方、あるいはまた関係住民意見の反映方法について、そういったヒアリング、アンケート結果について、こういった内容になっております。そもそもこの流域委員会ですけども、今後20年ないし30年間に行う具体的な河川整備計画化に対して、学識経験を有する方の意見を聞こうという趣旨でございます。今後国交省の方で整備計画の原案が出るわけですけども、それに対する流域委員会としての意見をどういうふうに取りまとめよう、こういったことで議論がなされとるとこでございます。また、関係住民に対する意見の反映について、例えば開催時期だとか開催方法だとかブロック別にやるのか、こういったことを議論として第15回目の中で議論されたところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) これが大変期間の長い話で、我々逆にこちらに期待するしかないというふうなことを思っておりまして、激特はご存じのように5年間という限られた期間で整備のできることをきちっと5年間でやるんだいうふうなお話でありました。それに続くものがこの緊急治水対策整備かなと思っておりまして、それらへの工事の話し合いのもとになるのは、こういう流域委員会での話が大変重要な位置を占めてくると思うわけであります。今の答弁では具体的なところまでのものはまだ出ていないようでありますが、この国土交通省の案というんですか、これはいつぐらいに出される予定なんですか。基本的な方針というもの。


○議長(古谷 修一) 都市整備部参事。


○都市整備部参事(境 敏治) 今15回目の流域委員会ですけども、大体17回をめどに原案が示されるというふうに伺っております。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ぜひそういう委員会に山から川まで全体含めた案が市として出せるようにやっていただきたいと思います。


 特に旧日高町あるいは旧但東町、大変山の深い大きな谷を抱えておるところであります。こちらの方の森林の状況あるいは田畑の状況、これらも大変大きな関連を持つものであります。先ほど農業の放棄田、放棄地、そういうふうな話もありましたが、それが相お互いの関連をし合って治水というふうなことが成り立つのではないのかなと思っておりますので、ぜひ担当者の方には流域委員会で豊岡市が持つ地形上の特徴、これなどもしっかり踏まえていただきまして最終的には下流域の住民が安心できるように具体的な整備計画を立てていただきたいと思います。


 次に移ります。バリアフリー対策につきまして。


 大変市長の英断でエレベーターの設置というふうなことで、城崎温泉駅はありがたいと思っております。


 それから旧日高町では、エレベーターが設置されておりまして、私も三、四十分じっとどういう利用方法がされているのかなというのを見たことがありますが、大きな荷物を持った方々やっぱりこのエレベーターがあってありがたいとおっしゃっておりましたし、それから高齢者のおばあさんが本当に、これは個人名を挙げて大変申しわけないですが、大谷英子さんがよう頑張ってくんなったんだで、というようなことを向こうからおっしゃいまして、ありがたいことだなと思っておりました。当時の町長さんが江原駅のあり方、これについてはやっぱり先見性を持たれて、どの方も公共交通機関を利用できるように機会均等が必要だというふうなことがあったんだと思うわけです。


 今回の城崎温泉駅へのエレベーター、大変これは効果があろうかと思います。バリアフリーチェックのときにどういう現実があったかといいますと、車いすで乗りおりした方が温泉街へ出ようと思うとホームの一番端っこ、大谷側の踏切の方までずっとなだらかに傾斜がありまして、最終的にはホームをおりることができます。そこまで行って、また大きく線路を越えて引き返してくるというようなことでないと渡れないということがありました。こういう現実を見られて当時の駅員さんも、これが現実なんですとおっしゃっておりました。我々障害者団体の方々も城崎温泉にはみんな行きたいんだけども、一回一回長い距離を車いすを押してプラットホームがなくなるところまで行って、また渡るというようなことはこれはしろと言われたらしますけど、大変ですというようなことがありました。ぜひ今回は大きな効果が発揮されると思います。


 そういう点で私は、豊岡駅につきましてもいろいろと話題が出ております。ぜひこのエレベーターについては設置をお願いしたいと思っておりますし、財政的にどうかなと思いますけれども、利用者がちょっと少なくてどうなんかと思うわけですが、竹野駅、これも冬の期間は大変多くの方がたくさんの荷物を持って来られます。夏の海水浴は多いですが、汽車の利用は案外少ないというふうなことも聞いておりますので、列車の利用促進が結局環境の負荷を軽減することにも役立つわけでありますから、鉄道の大切さというふうなことからいうと豊岡市が抱えている竹野駅、城崎温泉駅、豊岡駅、江原駅、国府駅とあるわけでありますが、やっぱり必要なところに何とか財政のめどをつけていただいて設置を促進していただきたいと思います。


 もう一つ、わかりにくいことが、バリアフリーの考え方なんですが、高齢者、障害者というふうなことになっておりましたが、私は質問の中で言いましたが、妊婦の方々あるいは乳幼児を抱えた方、この方々も大変いわゆるまちに出ることにおいては苦労なさっておるというのが現実であります。このバリアフリー対策の中に今後の方針として妊婦の方あるいは乳幼児の抱えた方々、こういう方を含めるのか含めないのかということが大変大事かなと思ってこの際お尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 妊婦の方や乳幼児を抱えたお母さん方、これにつきましてはやはり何が目的かといいますと、やはり段差がないということが一番大きな要因だろうと思ってます。ですから公共施設におきましては、歩道なんかの段差解消等、それは順次整備をしていきたいというふうに考えております。


 ですからあえて妊婦の方とか乳幼児を抱えた方をつけ加えなくても、そういった先ほど申し上げました高齢者あるいは障害者の方をうたったらほとんど網羅できるんではないのかなと思っておりまして、あえてうたっておりません。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) おむつの交換台については、民間の施設でもトイレに設置されているところがございまして、この前もさわってみるとなかなかよくできておりまして、使うときには引き出しをして、あるいは済んだらばたんと壁に設置するというふうなやり方もあるようですし、それから専用の台になっているところもあるようでありますが、ぜひこれは計画的に何とか進めていただきたいと思います。


 それからスポーツ施設の整備でございますが、条例の問題で結局指定管理者にお願いしてるものにつきましても、教育委員会の承認をあらかじめ得なければならないというふうになっておりますので、指定管理者といえども好きなときに休んだり好きなときにあけたりというふうなことはできないというふうなことに条例上なっております。そういうことからいいますと先ほどの答弁にありましたように、せっかくの施設をよりよく利用してもらうというふうな方向にするには、やっぱり条例改正をしなければならない。やっぱり教育委員会の方から提案をしていただきたいと思いますが、その辺はいかがですか、お考えは。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)先ほどお答えしましたとおりでございまして、いろんな面がございますので、そういったことを総合的に考えて今後検討していきたいというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) それで総合スポーツセンターが火曜日と12月1日から2月末、神美台も火曜日と同じように11月1日から2月末、それから城崎のスポーツ広場、これはフットサルコートとテニスコートがありますが、12月29日から1月3日、それから出石のスポーツセンターは月曜日と12月27日から1月5日、これを閉鎖というんですか、使えないというふうになっておるわけであります。これらにつきましても市の職員がそのときはお正月休みだからおられないというふうな状態でこういう条例になったのかなと。


 特に出石と城崎はそういうふうに思いますし、そういうような場合に管理者、かぎを預かる方が、シルバー人材センターの方とか、どなたかおられたら現実的には使えるわけでありますから、あえてお正月休みを使えない日にする必要はないのではないかと思うわけであります。それから城崎のスポーツ広場の12月29日から1月3日につきましても日曜日と同じようにシルバーの方にお願いして必要事項を書いてかぎをお預かりすればコートが使えるという状況でありますから、その辺はどうなんでしょう、このお正月休みという考え方をこの際外すということはできないでしょうか。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)12月から2月末までの冬期間の扱いのことも含め正月休みの扱いについても一度検討をしてみたいと思います。


 ただ、管理者の責任ということがございますので、その辺の管理者の配置の状況がどういうふうになってるか、その辺も具体的に検討する中で考えていく必要があると思いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ひとつよろしくお願いいたします。


 オムニコートの話、オムニというのは使ったらあかんということですので、砂入り人工芝と私も先ほどの発言訂正させていただきまして、商品名であったようでありますので、砂入り人工芝コートというふうなことでいきたいと思いますが、費用が大変高額だというようなことをおっしゃっておりますが、一たんこれつくると維持管理経費は本当に安くつくんですね。いわゆるクレーコート、土のコートと比べると本当に専門知識もなくても維持管理ができるというようなことですから、初期投資は大きいですけれども、後の維持管理から見たら長い目で見たら土のコートをずっと抱えておくよりも、もちろん使える日数もふえるということもありますし、現実的には負担も軽くなるんではないのかと思うわけでありますが、そういう比較検討についてはなさいましたでしょうか。


○議長(古谷 修一) 教育次長、総括担当。


○教育次長(総括担当)(村田 正次)概算経費どれぐらいだということは、ちょっと一応見積もり等で出したわけですが、クレーコート等との管理ほか運用に伴う経費の比較というのは出しておりません。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ぜひ、財政が厳しいということがよくこの議会でも出てくる言葉であります。そういう中でも健康づくりのためには一定の先行投資が何とか決断していただきたいとお願いいたしておきます。


 それからいま一つ、消雪装置でございますが、これは2年前に質問いたしました。そのときに計画ができてないんで、全体の計画を見た上で優先順位も考えながらやるというふうなことでありますが、ただいまの答弁は私は大変困った答弁だなと。結局計画はできてないというようなことでありましたから、何とか全体計画をつくった中でどうなのかという議論にしていきたかったのができないわけですね。これは大変ひとつ早く全体の計画を立てていただきたいと。そういう中で不公平感のあるようなところは特にそうでありますし、人通りの多いところ、通学路、それから公共施設のあるような場所、そういうふうなところにつきましては本当に優先して設置についてやっていただきたいと思いますが、まずその計画を立てることにつきましてどういう決意でおられますか、お尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 都市整備部長。


○都市整備部長(黒坂 勇) 消雪装置なんですが、合併前にそれぞれ旧市町で消雪装置つくられとるわけですが、その設置基準というものがすべてばらばらでございまして、あるところではすごい数がつくられている路線があるわけです。そういった中で、じゃあ何を基準にしたらいいのかというのがなかなかまとまらない状況でございまして、先ほども言いましたが、交通量でありますとか地理的状況とか、そういったものを入れますとなかなか今までつくったものがちょっとおかしくなってくるような状況になってきますので、それらをまとめ上げるのに今苦慮してるという状況でございます。特に財政状況等もございますんで、本当に計画が立てれるのかどうかいうのもちょっと危ういと思ってますが、先ほど申し上げました交通量、地理的状況、維持管理等を考えながら必要なところにはつくっていくような方向では考えていきたいと思いますけれども、すべてないところに整備計画を立てるということは不可能であろうというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ひとつまず計画を立てていただきたいし、そういうときには地域の実情をやっぱり知っている議員を含めて経過と、それから今後のあり方については計画をつくる前にやっぱり公開してほしい。公開と言ったらおかしいですか、相談もしてもらうのは必要じゃないのかなと思うわけであります。


 それからいま一つは、議会で答弁された計画については検討しますとおっしゃったら、やっぱり検討結果については、こういう検討した結果こういうことになりましたという返事を議会に対しても、何らかの機会のときにやっていただきたいというお願いいたします。


 公共下水道の施設整備、ありがたいことに99.9%施設整備が完了してきてるというようなことで、本当にご苦労であったと思います。


 接続率が82%、これについてはいかがなんでしょうか。地域的なバランスはどうなんですか。よく接続率が高まっているところと接続率がいま一つ伸びていないところとあるんじゃないのかなと思いますが、これはある程度詳細な答弁ができますでしょうか。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(福井與司光) 旧市町別で普及率並びに水洗化率を申し上げます。6月7日現在の数字でございます。旧豊岡市で普及率が99.8%、水洗化率89.3%。旧城崎町、普及率が99.7%、水洗化率が55.2%。竹野町、普及率100%、水洗化率85.7%。旧日高町100%、水洗化率が72.0%。旧出石町、普及率100%、水洗化率が77.1%。旧但東町、普及率100%、水洗化率83.7%。あくまでも公共下水道の関係であります。以上です。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ありがとうございます。


 これで見てみますと、先ほどの質問の中で言いましたが、施設整備から3年以内というのはどこなんですか。この今水洗化率、接続率の多い少ないがあるわけでありますが、まだあと1年間余裕があるので、そのときには90%ぐらいになるんだとかいうようなことになるのか、ほとんどこれ全部がもう3年過ぎて、港地区はまだですからわかるわけですが、その他のところでは3年は過ぎてるんですか、どうなんでしょう。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(福井與司光) 最初にも答弁申し上げましたが、下水道法によってきちっと3年以内水洗化と決めてありますが、手元で3年というところを厳密に調べた資料を持っておりません。要は市民の方にできるだけ早期に接続をお願いしますというのがスタンスでありまして、できましたら3年以内、4年であっても何とかお願いするというのが基本的姿勢であります。以上であります。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) 私の住んでる城崎が大変低いので申しわけないなと思っておりますが、これは何か原因があるんですか。担当課の方で、担当部の方で何で城崎が55.2%と、あとは低いところでも72%になったり、89という高いところもあるわけでありますが、城崎が低い原因というのはどのようにとらえておられますでしょうか。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(福井與司光) 旧城崎の方々に聞き取り調査をしたわけではないんですが、私の思いとしてお聞きしていただきたいと思うんですが、旅館とか各民家の方々は既に浄化槽を設置されているというようなことがあったりとか、他の地域ではこれまで水洗化、いわゆる自分のところで個人的な浄化槽等を設置されてない部分がある。旧城崎町では、そのようなことが多くあって、接続しなくても一応水洗化があるというような状況にある、このように考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) そういうような施設については、それでいいということなのか、あるいはやっぱり公共下水道に接続してくださいということなのか、それはいかがなんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。


 答弁願います。


 企業部長。


○企業部長(福井與司光) そうではございません。豊岡市では平成22年度末には85%の水洗化率を全体目標としておりまして、特に城崎では先ほど申し上げましたように非常に率が低いんですが、城崎分室も最重点項目に掲げております。既に今月の11日から29日までには戸別訪問するというふうに聞いておりますし、夏過ぎてもその状況を踏まえてさらに戸別訪問するということでありまして、城崎分室では特に重点的にお願いに回るということであります。要は環境保全、公共水域の保全に全力を挙げて、すべて100%なところなんですけれども、城崎においては特にそのような力強い姿勢でおるということであります。以上です。


○議長(古谷 修一) 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) 以上で終わらせていただきます。


○議長(古谷 修一) 以上で古池信幸議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、本日は、これにて延会することに決定いたしました。


 次の本会議は、明12日午前9時30分から再開することとし、議事日程は本日のものを援用いたしますので、ご了承願います。


 本日は、これにて延会いたします。ご苦労さまでした。


     午後4時59分延会


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