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兵庫県 豊岡市

平成19年第1回臨時会(第1日 2月13日)




平成19年第1回臨時会(第1日 2月13日)





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            平成19年第1回豊岡市議会臨時会(第1日)


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                       平成19年2月13日 午前9時30分開会


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 諸般の報告


日程第4 平成18年第182号議案 豊岡市基本構想の策定について


               (委員長報告、質疑、討論、表決)


日程第5 報告第1号 専決処分したものの報告について


     専決第1号 損害賠償の額を定めることについて


     報告第2号 株式会社北前館第15期の決算及び第16期の事業計画に関する書類


           について


     (以上2件、一括上程、説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑)


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                 本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 諸般の報告


日程第4 平成18年第182号議案 豊岡市基本構想の策定について


               (委員長報告、質疑、討論、表決)


日程第5 報告第1号 専決処分したものの報告について


     専決第1号 損害賠償の額を定めることについて


     報告第2号 株式会社北前館第15期の決算及び第16期の事業計画に関する書類


           について


     (以上2件、一括上程、説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑)


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                   出席議員(29名)


         1番 森 本 陸 夫         2番 芝 地 邦 彦


         3番 椿 野 仁 司         4番 古 谷 修 一


         5番 門 間 雄 司         6番 福 田 嗣 久


         7番 梅 谷 光太郎         8番 青 山 憲 司


         9番 広 川 善 徳         10番 森 井 幸 子


         11番 稲 垣 のり子         12番 谷 口 勝 己


         13番 川 口   匡         14番 升 田 勝 義


         15番 野 口 逸 敏         16番 上 坂 正 明


         17番 伊 藤   仁         18番 伊 賀   央


         19番 森 田   進         20番 吉 岡 正 章


         21番 岡 谷 邦 人         22番 木 谷 敏 勝


         23番 綿 貫 祥 一         24番 森 田 健 治


         25番 岡   満 夫         26番 安治川 敏 明


         27番 奥 村 忠 俊         28番 古 池 信 幸


         29番 村 岡 峰 男


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                   欠席議員(なし)


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                   欠  員(1名)


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                  事務局出席職員職氏名


  局長        田 中 茂 樹  次長         阪 根 一 郎


  主幹        松 本 幹 雄  庶務係長       前 田 靖 子


  議事係主任     大 槻   稔  技能職員       藤 井 正 吾


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                説明のため出席した者の職氏名


  市長        中 貝 宗 治  助役         奥 田 清 喜


  収入役       塚 本 信 行  技監         宮 里 憲 一


  企画部長      神 尾 與志廣  行革推進室長     谷 岡 慎 一


  国体推進部長    西 村 昇 一  総務部長       中 川   茂


  総務部参事     北 垣 哲 夫  防災監兼消防長    菅 村 和 弘


  市民生活部長    植 田 政 由  健康福祉部長     岡 本 幹 雄


  健康福祉部参事   湯 口   敏  商工観光部長     砂 田 利 正


  コウノトリ共生部長 太田垣 秀 典  建設部長       黒 坂   勇


  建設部参事     福 井 與司光  企業部長       竹 本 政 充


  城崎総合支所長   齋 藤 哲 也  竹野総合支所長    神 田 美 稲


  日高総合支所長   小 西 康 夫  出石総合支所長    多 根   徹


  但東総合支所長   松 本 和 洋  教育委員長      久 本 良 光


  教育長       石 高 雅 信  代表監査委員     大 禮 謙 一


  農業委員会長    竹 村 公 男  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫


  教育次長      村 田 正 次  監査・選管事務局長  池 上   晃


  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


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      ◎議長あいさつ





○議長(古谷 修一) おはようございます。


 開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ことしの冬は、全国的にも記録的な暖冬が続いており、神鍋高原スキー場を抱えております本市にとりましては、雪不足のためスキー客が激減しており、スキー場関連事業者の方々への影響が大変心配されるところでございます。


 このまま春を迎えそうな気配すら感じられる昨今でありますが、議員各位には、極めてご健勝にてご参集賜り、本日、ここに平成19年第1回豊岡市議会臨時会を開会する運びになりましたことは、市政のため、まことにご同慶にたえない次第であります。


 さて、今期臨時会には、閉会中の継続審査となっておりました第182号議案、豊岡市基本構想の策定についてほか、当局提出の報告2件についてご審議を煩わすものであります。


 議員各位には、何とぞ慎重にご審議いただき、適切妥当な結論が得られますよう切に希望いたしますとともに、議事運営に対する格段のご協力をお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。


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     ◎午前9時31分開会





○議長(古谷 修一) ただいまの出席議員数は29名であります。よって、会議は成立いたします。


 ただいまから平成19年第1回豊岡市議会臨時会を開会いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


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◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(古谷 修一) 日程第1は、会議録署名議員の指名であります。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、福田嗣久議員、古池信幸議員の両議員を指名いたします。


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◎日程第2 会期の決定





○議長(古谷 修一) 次は、日程第2、会期の決定についてであります。


 この際、議会運営委員長の報告を求めます。


 23番、綿貫祥一議員。


○議会運営委員長(綿貫 祥一) 23番、綿貫です。本日の議事運営についてご報告をいたします。


 まず、会期につきましては、本日1日間といたしております。


 次に、日程についてでありますが、本日は、諸般の報告の後、閉会中の継続審査となっておりました平成18年第182号議案を上程し、委員長報告の後、質疑、討論、表決をいたします。


 次に、当局提出の報告第1号及び報告第2号を一括上程し、説明、質疑の後、所管の常任委員会に審査を付託して、本会議を休憩いたします。休憩時間は、おおむね40分程度とし、休憩中に委員会の開催を煩わし、審査の終了を待って本会議を再開し、委員長報告、質疑を行い、今期臨時会を閉会することといたしております。


 以上、本日の議事運営について、よろしくご協力をお願いいたします。以上でございます。


○議長(古谷 修一) お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、会期は、1日間と決定いたしました。


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◎日程第3 諸般の報告





○議長(古谷 修一) 次は、日程第3、諸般の報告であります。


 まず、閉会中の継続審査となっておりました平成18年第182号議案に係る委員会審査報告書が提出され、お手元に配付いたしておりますので、ご了承願います。


 次に、去る12月定例会において可決されました意見書案第12号、国際刑事裁判所設立条約の早期批准を求める意見書ほか1件の意見書については、それぞれ国会及び関係行政庁に対し、送付、要望しておきましたので、ご報告いたしておきます。


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◎日程第4 平成18年第182号議案





○議長(古谷 修一) 次は、日程第4、平成18年第182号議案、豊岡市基本構想の策定についてを議題といたします。


 基本構想審査特別委員長の報告を求めます。


 20番、吉岡議員。


○基本構想審査特別委員長(吉岡 正章) 20番、吉岡でございます。皆さん、おはようございます。


 それでは、基本構想審査特別委員会に付託されました第182号議案について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。


 当委員会は、平成18年11月の第5回豊岡市議会臨時会において設置され、その後、閉会中の継続審査となりました付託案件について、延べ9回にわたり委員会を開催しました。委員会では、当局より各項目ごとに詳細な説明を受けるとともに、豊岡市総合計画審議会に提出された資料を始め、タウンミーティングでの意見、人口動態調査結果など、関係資料の提示を受け、慎重に審査を行いました。


 今回の基本構想は、戦後のイザナギ景気を超える景気拡大が続いている一方で、少子高齢化や過疎化の進行を始め、ニート、フリーターの増加など若者の雇用問題、さらには環境問題の深刻化、高度情報化、医師不足による医療の確保など、市政を取り巻く環境が大きく変貌する中での提案であり、各委員からも活発な議論が展開されました。


 まちの将来像を「コウノトリ悠然と舞う ふるさと」に定めるなど、コウノトリをシンボルとしたまちづくりを前面に打ち出した構想となっており、環境と農業、さらに経済への取り組みを始め、さまざまな分野のさまざまな取り組みを有機的に連携させ、その連携を拡大させながら協働してまちづくりを進めるという新しい試みとしての豊岡モデルについて、多くの発言がありました。


 委員会といたしましては、基本構想がこれらの豊岡市の10年間のまちづくりの方向を定める極めて重要な議案であることにかんがみ、極力全員の合意が得られるよう、議論を重ねてまいりました。


 その結果、当局提案に対し、8件の修正を加えた委員会としての修正案及び修正箇所を除く原案を、いずれも全会一致で可決すべきものと決定いたしました。


 それでは、次に、本議案に対する委員会修正案についての説明を行います。


 まず、別紙の委員会修正案について、修正箇所の一覧表に沿い、順次説明いたします。


 初めに、修正ナンバー1であります。「第2章 まちの将来像」の中に、目指すべき3つのまちの姿が記述されていますが、これらをわかりやすく、より強調するために、それぞれの文頭に丸をつけることといたしました。


 次に、修正ナンバー2であります。「第4章 まちの将来像を実現するための進め方 2 参画と協働」中、「頼り合い、もたれ合う関係でなく」という記述がありますが、余り適切な表現とは言いがたく、この部分を削除しても意味は十分理解できることから、削除することといたしました。


 次に、修正ナンバー3であります。同じく「第4章 まちの将来像を実現するための進め方 3 特色ある地域の成長と連携」中、一番後段の文章が長く、読み解くことが難しい。さらに「行政とともに力をあわせ」「支援」「総合的に調整する機能を強化」などが抽象的で具体性に欠ける表現であることから、別紙修正案のとおり、2つの文章に分けるとともに、具体性に欠ける表現を削除することといたしました。


 次に、修正ナンバー4であります。「第5章 まちのフレーム 1 将来人口の考え方(まちづくり人口)」中、「定住人口の目標を88,000人とし」となっていますが、将来人口は基本構想の根幹をなすものであり、少なくとも平成17年国勢調査の人口を上回る目標を設定し、但馬の中核都市として市民が夢を持てる積極的なまちづくりを進めるべきであることから、目標を9万人に修正することといたしました。


 次に、修正ナンバー5でありますが、定住人口の目標を9万人に修正したことに伴い、「第5章 まちのフレーム 1 将来人口の考え方(まちづくり人口)」中、定住人口と交流人口のイメージ図における平成28年の定住人口を9万人に修正することといたしました。


 次に、修正ナンバー6であります。同じく「第5章 まちのフレーム 2 まちの構造」中、構造図の表現について、地域内外連携軸は地域の実態に沿った路線にすべきとともに、連携強化を促進する軸として、矢印は地域外に向けるべきである。さらに、コウノトリ但馬空港だけを文字表現とすべきではないことから、別紙修正案のとおり、構造図を修正することといたしました。


 次に、修正ナンバー7であります。「第6章 分野別の取り組み方針 1 安全に安心して暮らせるまち (2)安心しておだやかに暮らせるまちづくり」中、ウとして、「効率的な医療体制の充実に努めます」とありますが、医師不足が大きな問題となっている現状の医療環境を考えると、「効率的な医療体制」の表現は市民の誤解を招きやすく、ふさわしくないことから、別紙修正案のとおり、「安心して医療を受けられる体制」に修正することといたしました。


 次に、修正ナンバー8についてであります。同じく「第6章 分野別の取り組み方針 2 人と自然が共生するまち (2)循環型のまちづくり」中、「大量生産・大量消費・大量廃棄型」については、誤解を招くおそれがあり、本市の基本構想における表現としてはふさわしくないことから、別紙修正案のとおり、この部分を「従来の」という表現に修正をすることといたしました。


 以上が当委員会において全会一致で可決いたしました修正箇所とその理由の説明であります。


 最後に、当委員会の意見として、基本計画及び実施計画を一刻も早く策定されるとともに、基本構想の速やかな具体化に向け、鋭意努力をすること。


 今回の基本構想には文学的な表現が多く見られるので、概要版などで市民にわかりやすく説明するとともに、特にまちづくりのシンボルであり、テーマでもあるコウノトリについては、十分理解が得られるよう格段の努力をすること。


 当委員会において出されましたそれぞれの意見を今後の基本計画、実施計画に十分反映させるとともに、本市の現状を十分認識、把握し、的確な判断をもって市民のニーズにこたえ、本市政の発展、推進に全力を挙げて取り組むこと。


 以上を付して、第182号議案に対する基本構想審査特別委員会の審査報告といたします。よろしくお願いいたします。


○議長(古谷 修一) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。


 26番、安治川議員。


○議員(26番 安治川敏明) 特別委員会の慎重な審査に敬意を払いつつ、なお、疑点がございますので、審査の経過につき、ご説明をお願いしたいと思います。


 第1番は、基本構想の表題でありますが、「コウノトリ悠然と舞う ふるさと」とありますけれども、市民の間では、市民の暮らしが困難の度を増している現実があり、人間こそ大事にされるまちづくりをという世論が強い現状であります。この表題にはその副題をつけるべきではないかという意見が強いのでありますが、審議の中では、この副題をつけるかどうかについてのご審議があったかどうか、ご報告を願いたいと思います。


 2番は、豊岡モデルということについてであります。示されているのは、コウノトリをかぎ言葉として、連鎖的、総合的な市政の展開を豊岡モデルと称しているようですが、これ以外に例示はなく、例えばかばん産業、城崎町温泉などをかぎ言葉にしても、連鎖的、総合的展開は可能であり、特にコウノトリのみを強調して豊岡モデルという必要性はないと考えられますが、審議の中でそういう点はご検討がなかったか、お尋ねをいたします。


 3番目に、まちの将来像についてであります。豊岡市が兵庫県では唯一の日本海に面した都市であり、環日本海の平和を希求する立場にあり、合併前には核兵器廃絶平和都市宣言、世界連邦平和都市宣言などを施行していた伝統があり、この立場を引き継いで明確にすべきだという意見がありますが、審議の中ではご検討があったかどうか、お尋ねをいたします。


 次に、人口目標であります。原案を修正して9万人とされたことは、積極的な市政の目標設定として賛同するところでありますが、なお、合併協議の際には目標人口は10万人とされていたこと、また9万人とするための産業・住宅政策の裏打ちが必要であることなどは論議されたかどうか、お尋ねをいたします。


 5番目に、構造図についてであります。この構造図は、交通体系の概要を示す地図となっておりますが、鉄道の位置づけが全くないこと、またゾーンの設定根拠が漠然としていることなどはどのようなご検討があったか、お尋ねをいたします。


 6番目に、医療体制であります。市民の医療の安心を保障することは市政の第一義的責務でありますが、国民健康保険制度など医療費の安心の改善、また現在の公立病院を維持発展させ、一層の充実強化が必要だと考えますが、この点でのご論議はどうであったか、お尋ねいたします。


 最後に、基本計画の案についてであります。委員会報告でも文学的表現が多いと指摘されているところでありますが、極めて抽象的な基本構想となっております。既に新年度予算編成を終える時期であり、基本計画案をお示しになるには、当局においてはさほどの困難があるとは考えられず、もしこれが示されておれば、市民の間で具体的な論議を呼び起こしていたと思われますが、既に今月21日には議員協議会が招集され、基本計画について策定報告が予定されているとお聞きしております。基本構想審査の中で、特別委員会では基本計画案の報告を求められるべきであったのではないかと考えますので、この点でのご検討の結果をお示しいただきたいと思います。以上であります。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 20番、吉岡議員。


○基本構想審査特別委員長(吉岡 正章) 20番、吉岡でございます。


 それでは、お答えいたしますが、質問の項目も結構多いですし、なおかつ非常に長期間にわたりました審議でございましたので、記憶にとどまってない部分もあろうかと思いますが、順次お答えしていきたいと思います。


 まず、最初にお尋ねいただきました表題の関係でございます。「コウノトリ悠然と舞う ふるさと」、この件につきましても、実は随分と議論がございました。その中で、一番出ました心配というのは、市民に十分理解してもらえるかなというふうな意見がございました。どうしてもコウノトリという生態といいますか、鳥というふうなことが頭に入ってしまいますので、やっぱり人間を前面に出すべきではないかというふうなご意見もございまして、ただいまご指摘のように、人間が大事にされるまちづくりというふうなものを副題にしたらどうだというご意見もございました。


 ただ、委員の中からは、コウノトリ悠然と舞うという、そういった象徴的な表現の中に含まれているんじゃないだろうか、あるいはまた副題として人間が尊重されるまちとつけるべきだというのは、むしろ逆であって、副題なら、なくってもいいんじゃないだろうか。むしろ主題にするんなら、それは意義があるけれどもというふうな、そういったご意見も一部にはございました。それから、サブテーマとして、人間が大事にされるまちというふうなものをつけるというふうなことになりますと、テーマというよりも、むしろ何か非常に説明っぽくなってしまうので、どうもやっぱりふさわしくないなというふうな意見も出ておりました。


 ただ、全般に言えますことは、そうは言いながらも、市民にはなかなかそういった思想といいますか、壮大な理念が十分伝わりにくいんで、これは委員会報告でも言いましたけれども、しっかりと市民にわかりやすいように説明をしてくださいよというふうなことで、委員会としては締めくくっておるところでございます。


 次に、豊岡モデルでございます。これも、委員会の審査報告でも申しましたように、随分と議論がございました。特にほかの例も、例えば同じように追加していったらどうだというふうなご意見もありましたし、また例示といいますか、例示したものを議案の中に入れることが本当にいいのかどうかというふうな、そういったご議論もございましたけれども、議案として出たからには、それは審査すべきであろうというふうなことでいたしました。


 ただ、ほかの例をここで第2、第3の例として挙げるには非常に技術的にも難しい部分もあるし、むしろ具体的に例示されなかった部分については、何か排他的な受けとめをされるというふうなことも考えられるというふうなことから、ただ、今回、コウノトリというふうなことが前面に出ておりますので、いろんな気持ちもあろうかと思いますが、これから豊岡市は縦割り行政の弊害をなくするように、プログラムというのはこういったようにして進めていくんだというふうなイメージでとらえたらいいんじゃないだろうかというふうなことで、実は合意に至ったところでございます。


 次に、平和という言葉をやはり基本構想の中に入れた方がいいんじゃないかというふうなご意見も確かにございました。そういった中で、この件についても議論はしたわけでございますけれども、基本構想のこの文言の中に、受け継いだ財産という部分がございますけれども、ここの解釈でいろいろと議論をいたしました。我々が今、引き継いだ財産をこれから将来に向かって引き継いでいくんだというふうな、そういったことの中に、この平和を引き継ぐという、そういった意味合いが非常に強く含まれている。特に戦後60年間平和だったということがこの中には入っているんじゃないだろうか。したがって、この大切な平和をこれからも引き継いでいく、そういったことの中でこれからの豊岡市をよりよい方向に持っていくというふうなことで、改めて平和という文言を使わなくても、十分構想の中にその精神が生かされているので、ええんじゃないかというふうなことから、合意に至ったところでございます。


 それから次に、定住人口につきましても、確かに今おっしゃいましたように、大変議論がございました。特に新市建設計画の中では10万人を挙げておりますし、合併のときには10万人というふうなことが前面に出ておりまして、市民も大変大きな期待をしとったところでございますが、しかし、平成17年の国調のデータをもとに推計しますと、どうしても10万人というのは豊岡市にとって荷が重過ぎるといいますか、非常に現実離れした数字になってしまうんじゃないかというふうなことがございました。


 しかし、今、進められておりますごみの問題でも、9万1,000人という数字が挙がってるんだから、せめて9万1,000人ぐらいはというふうな論もございました。他方、やっぱり推計値でいくんなら8万8,000人ぐらいかなという意見も結構ございましたけれども、しかし、この9万人にしても8万8,000人にしても10万人にしても、じゃあ具体的な数値を導くだけの論拠というふうなものはなかなか厳しい部分がございますので、少なくとも現在のといいますか、平成17年の国調よりも少ない人口を目標にするんでは余りに市民に夢がなさ過ぎるんじゃないかというふうなことから、それじゃあ現在よりもややふえた、しかも数字的にも切りのいい9万人というところでお互いに歩み寄りましょうかというふうなことで、実は9万人ということで合意をいたしました。


 なお、審査の途中で新聞の記事が入ってきまして、養父市でも3万人から2万6,000人、あるいはまた朝来市でも3万5,000人から若干下方修正するような、そういった新聞記事も拝見する中で、じゃあ9万人で豊岡市、今よりもとにかくふやすんだという、そういった気持ちをここで表現しようじゃないかというふうなことでございました。


 それから、構造図の中に鉄道の位置づけが全くないというふうなことが一つございました。確かにそうでございますが、その前に、この構造図の中で鉄道の問題というのはちょっと記憶には入っておりませんでして、多分鉄道の位置づけというのは議論の中ではなかったと思います。


 ただ、ゾーンを決めるというのは非常に漠然としております。実は当初、提案されましたのは、もっと例えば道路の行き先が何方面とか書いてあったり、あるいはまたコウノトリ但馬空港というふうな文言が入っていたりしたわけですが、この構造図そのものはイメージ的にとらえていくべきじゃないだろうかというふうなことから、一つ一つ具体的に書いていきますと、かえってややこしくなるんで、大ざっぱなイメージとして、こういったゾーンでこれから豊岡市をつくっていくんだというふうな、そういった受けとめの方がいいだろうというふうなことで、むしろ漠然とした形で合意が得られたということでございます。


 それから、医療体制につきましても、これも報告に申し上げましたように、大変厳しい状況になっておりまして、そういったことから、効率的なということが当初うたってあったんですけれども、余り効率的なことを前面に出すと、市民に大変誤解を招いてしまうというふうなことから、修正案に書きましたとおりの文言の、安心して医療が受けられるというふうなことで合意ができたわけでございます。


 なお、次に基本計画の関係です。確かに非常に抽象的な基本構想を審査するということで、委員の皆さんにも大変ご苦労いただきました。解釈がなかなか十分読み込めないという部分もございましたが、実は理論的に、本日、この場で基本構想が議決されて、初めて基本計画というものが固まっていくという、そういった筋論もございまして、あえて委員会で基本計画を出しなさいというふうなことはございませんでした。


 ただ、審議の過程で、ここの解釈はどうだとかいうふうなこともございまして、それは基本計画では考えているのかというふうなこともございまして、随分解釈の中で、現在、基本計画の素案として検討中というふうなことも含めて当局からは説明があったところでございます。ちょっと落ちがあるかもしれませんが、以上、ご答弁いたします。よろしくお願いいたします。


○議長(古谷 修一) ほかにありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) 質疑を打ち切ります。


 これより討論に入ります。討論はありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) 討論を打ち切ります。


 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、修正であります。


 本案は、基本構想審査特別委員長報告のとおり、修正可決することに決定してご異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、平成18年第182号議案は、委員長報告のとおり、修正可決されました。


 なお、本審査の終了をもって基本構想審査特別委員会は消滅することになりますので、そのようにご了承願います。


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◎日程第5 報告第1号及び報告第2号





○議長(古谷 修一) 次は、日程第5、報告第1号及び報告第2号、専決処分したものの報告について、ほか1件を一括議題といたします。


 これより提案理由の説明を求めます。


 市長。


○市長(中貝 宗治) おはようございます。


 まず、提案理由の説明に先立ち、報道のありました消防本部の予防業務に関し、ご報告を申し上げます。


 本件は、消防本部予防課長の家族が昨年7月に開業した飲食店について、誘導灯や消火器などの消防設備の設置は適切になされていたものの、豊岡市火災予防条例が定める事前の使用開始届が提出されていなかったというものです。


 当該届け出は、さきの宝塚市で発生したカラオケボックス火災事故を受けて、消防本部が実施した特別査察を終えた後の今月2日となりました。防火対象物の査察等を所管する予防課長という職責にあり、かつ届け出がなされていないことを知りながら放置していたことは、職務怠慢であり、まことに遺憾に存じております。議員各位並びに市民の皆様に深くおわびを申し上げます。


 今後は、法令遵守を徹底するとともに、一層気を引き締め、予防業務を遂行してまいります。


 また、先ほどは、向こう10年間における本市の行政運営、まちづくりの指針となる豊岡市基本構想の策定につきまして、適切なるご決定をいただき、まことにありがとうございました。


 昨年12月定例会に私から基本構想案を提案しましたが、議会におかれましては、その重要性にかんがみ、既に11月臨時会で基本構想審査特別委員会を設置され、延べ9回に及ぶ熱心な委員会審査を賜りました。吉岡委員長、福田副委員長を始め、委員各位の長期間のご精励に対し、改めて厚くお礼申し上げます。


 さて、ただいま議題となりました報告第1号、専決処分したものの報告について及び報告第2号、株式会社北前館第15期の決算及び第16期の事業計画に関する書類についてをご説明申し上げます。


 まず、報告第1号につきましては、市職員の公用車による交通事故に関し、市長に委任する専決処分事項の指定についての規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分しましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。


 次に、報告第2号についてですが、株式会社北前館の株主総会が去る12月26日に開催され、第15期の決算及び第16期の営業計画及び収支計画が承認されております。


 本件につきましては、豊岡市が株式会社の51%を出資しておりますため、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものです。


 詳細は担当部長からご説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(古谷 修一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) それでは、議案書1ページの報告第1号、専決処分したものの報告について、2ページの専決第1号、損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。


 本案は、交通事故に係ります損害賠償について、当事者と合意に達しましたので、平成18年12月25日、専決して損害賠償の額を決定し、示談を行ったものでございます。


 事故の内容でございますが、平成18年10月31日午後1時20分ごろ、優先道路の市道池上日吉線を走行中の日高総合支所市民生活課職員が運転します公用車に、市道松岡水上線の第1松岡踏切方向から進入してきました相手方車両が交差点内で接触しました物損事故でございます。


 この結果、議案記載の相手方車両の前の部分と公用車の左側面部分とがそれぞれ損傷したものでございます。相手方への賠償額は23万1,000円でございます。この額は全額、全国市有物件災害共済会から補てんされることになっております。


 交通事故には再三気をつけるよう言っておりますけれども、今後、改めて事故を起こさないよう気をつけてまいりますので、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) それでは、3ページの報告第2号、株式会社北前館の第15期の営業報告並びに財政状況につきましてご説明を申し上げます。


 資料として経営事業説明書と第15期の各決算関係書類を添付いたしております。ご清覧いただきたいと思います。


 去る12月26日の総会で承認されたものであります。株式会社北前館には、北前館全館の管理運営を委託しているもので、レストラン、温泉、特産品販売の経営と北前船資料展示室などの管理に当たっていただいております。


 初めに、第15期の営業概要でありますが、景気は回復したと言われていますが、依然として個人消費の冷え込みやレジャーニーズの多様化等の社会的背景や地域の環境変化が影響し、さらに厳しい経営内容となりまして、職員をパートに変更したり、給与をカットしたり、年中営業の実施など積極的な改善に取り組まれましたが、来館者が前期より3,000人減少しまして、9万7,100人の3%減となりました。総売上額も前期より272万9,000円減少し、8,121万7,000円の3%の減収となっています。


 部門別にご説明申し上げます。レストラン部門は、夏期営業時間の延長や経費節減やオンリーワンメニューであるイカどんぶりなどの活イカ料理の売り込みに努められたものの、売り上げは3,319万8,000円と、前期と比較しまして8万8,000円、0.2%の減少となっております。


 次に、温泉部門ですが、年間利用客は5万4,148人で、前期と比較しますと2,220人の3.9%の減少となりましたものの、売上額は、入浴券の外訪販売増加によりまして、前期と比較して180万5,000円増加し、1,794万3,000円となっております。


 また、特産品部門につきましても、来館者の減少が響き、前期と比較して85万9,000円の5.4%の減少で、1,490万8,000円となっております。


 その他といたしまして、夏期駐車場整理料金146万円、市からの温泉供給業務委託料138万6,000円、資料展示室等施設管理委託料及び修繕費として1,232万円等の収入が計上されております。


 各部門とも入館者減少が影響しまして、非常に厳しい営業状況になっており、そのため損益計算書のとおり、経常利益として121万4,000円の損失が発生し、前期繰越利益を合わせた当期未処分利益はマイナスの3,335万521円となり、会社存亡の危機に直面されています。


 この危機を乗り越えるため、経営内容の抜本的な改革をする必要があり、内部努力により各部門での企画商品の創作、JR等旅行業者との連携事業の推進、勤務・従事体系等、細部にわたる徹底した見直しを行い、商工会、観光協会等多くの関係機関との連携を強化され、会社を挙げて業績の向上に努められる決意であります。


 市といたしましても、大株主として、過日、経営改善の提言をいたしているところであり、会社挙げての経営改善対策を期待しているところです。


 次に、第16期の営業計画でありますが、観光事業の冷え込みや類似施設の増加に伴う地域間、施設間競争の激化、顧客ニーズの変化、原油情勢の悪化など、難問が山積していますが、風光明媚な竹野浜、日本海が望める立地状況を十分に生かす積極的な温泉レストラン北前館等のPR活動と、市民の皆様に親しみを持って気軽に利用いただける取り組みや観光協会と連携し、広告宣言及びイベント計画を積極的に推進され、売り上げ増加を図ることとされています。


 以上、報告とさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。


 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) お尋ねいたします。


 市として経営改善提言をしたというふうなお話がありましたが、どのような経営改善の提言をされたのかというふうなことが1点であります。竹野における北前館の果たす役割は大変重要なものでありまして、観光・商業施設、それからまた北前船が通った、そういう漁港の歴史を語る、そういうふうなことで、竹野のまちそのものを、歴史をお客さん含めて町民の皆さんにも知らしめることができる、そういう施設でもあります。


 そういうことで、今回、行政改革の方からもこの3年間で経営の立て直しというんですか、そういうふうなことがなければ将来の扱いがどうなるかというふうなことで、大変厳しい提言もあって、一定の緊張感もあると思うわけでございますが。その3年間の残された2年間、本当に経営改善が軌道に乗るのかどうか、この辺については、市としての経営改善提言というものがどういう内容であったのかということと深くかかわるのではないかと思っております。そういう点で、どういう内容であったのか、お尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) お答えさせていただきます。


 株式会社に対しまして市の方から提言させていただきました内容でございますが、まず第一に北前館の位置づけといたしまして、北前館は、当竹野地域にとりまして地域活性化の大切な集客施設であると位置づけておりまして、その中で施設の事業の継続性につきまして提言させていただきました。それにつきましては、特に経営手法の見直しだとか、人事を含めました内部改善を講じることによりまして、可能であるというふうに提言させていただいております。


 あと経営の悪化の原因というようなことで、これにつきましては、取締役会、役員会が明確にすべき経営方針をあいまいにしてるというようなことや、また方針が徹底されずに、社員としての自覚が欠如しているとか、会社組織として十分機能しなかったというふうに位置づけております。


 人事を含めました内部改善というようなことで、企画・経営指導力のある人材の育成が必要であると。経理事務者の確保が必要であるというふうにさせていただいております。その中で、レストランが一番の赤字の原因であるというふうに位置づけておりまして、具体的に季節に合った料理創作・創造、また新メニューの開発等々ができる調理師の育成、地元産品、また食材を取り入れた料理の創作が必要であるというふうに位置づけております。


 地元の協力体制が絶対的に必要であるというようなことや、また繁忙期、閑散期における勤務体制、雇用体制の見直しというようなことや、仕入れ先が固定いたしておりますので、固定化の廃止、地元産品の利用、仕入れ原価が非常に他の業種と比較しまして高いというようなことから、仕入れ原価の抑制、入札等の導入というようなことを提言させていただきました。また、これらを総括いたしまして、赤字に至った原因は外部的な要因ではなく、内部的な要因にあるというふうに位置づけております。


 あと特に経営改善の関係で、先ほど3年を目途にいうようなことでございましたから、それらにつきましては、非常に厳しい状況ではありますが、先ほども申し上げましたように、頑張ればできるというようなことの中から、何とか3年をめどに経営改善計画を樹立されまして、やっていただきたいというように提言をさせていただいております。


○議長(古谷 修一) ほかにありませんか。


 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) ただいま各分野における提言があったわけであります。お聞きしておりますと、的確な提言かなと思うわけでありますが、現実に提言を受けての執行体制ですね。人事面でのことも、取締役会の機能の話、それからもう一つは調理師の関係、どういう料理が提供できるのかと。地元の産品の仕入れの問題、仕入れ率を見てみますと、大体レストラン部門が40数%になってると。これを30%台に引き下げなければ、経営上なかなか問題の経営改善ができないというふうなこともあろうかと思うわけですが、そういう数値目標の達成事業、これらについて、いわゆる第三セクターは経営が甘くなるというんですか、最後は親方日の丸的なところが出てくるということが全国各地であるわけでありますが。この北前館については、そういうところを、決算だけを見たんでは、また1年たっちゃうわけですね。だから、そういう途中の経営努力について、管理を委託しておるもとの市としては、どういう経営努力の点検と言ったら大変言葉がきついわけですが、状況把握というんですか、これらについての方策はお持ちなんでしょうか、お尋ねいたします。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 株式会社北前館の経営事業の把握につきましては、監査役等を推薦させていただいて、常に点検等を行っていくというようなことで、現在のところ予定いたしております。


○議長(古谷 修一) ほかにありませんか。


 28番、古池議員。


○議員(28番 古池 信幸) 3度目になりますので、最後の質問になりますが。思い入れが強い名前なんですが、北前館というんですか、北前という言葉は。それに余りこだわり過ぎても、大変難しい面があろうかなと思うわけであります。ですから、全体としての北前館ということはいいわけでありますが、例えば温泉にしても入ってみようかなと、入りたくなるような名前を副題としてつけるというふうなこと。レストランとしてもそうです。それぞれの全体としての北前館ということはいいわけですが、それぞれが来館者をふやすために、また行ってみようかなという動機をつけさせるためにも、表向きの名前、これについてはそう大きなお金をかけなくても、改善の一途というんですか、役に立つことができるのではないかと思うわけでありますが、ぜひこの点は前向きな検討をしていただいて、この夏前には、そういうことをしてほしいなと私は思っておるわけであります。ですから、レストランについても、どこでも食べられるものがあるというふうなことではなくて、レストランの名前も竹野にちなんだ名前、あるいは海辺にちなんだ名前、温泉にしても、そういう浜辺を本当に歩いて、すぐそこに浜があるというふうな大変すばらしい立地条件の温泉浴場でありますから、そういうふうなことについても名前の工夫も必要ではないのかなと思うわけであります。


 それから、入館者の減というふうなことがありましたが、北前の歴史を展示してあるわけでありますが、一度見たら、もういいわというようなことになりかねない展示の仕方なんですね。そういう点では、この展示の工夫、これらについても展示品の見直しというんですか、展示の仕方の専門性というんですか、その辺についてもぜひ研究していただきまして、何か変わったものが今度は出てるらしいでとか、こういう珍しいことが、例えば日本海側の酒田とか、もっと西の方のいろんな北前船が立ち寄ったところとの交流、こういうふうなことについても今までは余り目が向けられていなかったように思うわけでありますが、何か目新しいもの、また北前ということの日本の経済を一定程度支えてきた、活性化してきた立派な行為があったわけでありますから、これらについてやっぱり商売の原点をみんなに見てもらうというようなことでの工夫があれば、もっともっと来ていただけるのではないかなと思います。そういう点はいかがでしょうか、今三、四点申し上げましたが。


○議長(古谷 修一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) ご意見いただきました件につきましては、これから十分検討させてもらって、頑張って入館者の増につなげていきたいというふうに考えております。


 先ほど質問のございましたPRの関係でございますが、PR不足ということは十分否めない事実であるというふうに理解いたしております。レストランにつきましても、別名白帆というようなことがございまして、これらが十分PRされてないというようなことでございますので、これらにつきましては、観光協会と一緒になってPR活動をされるというふうに聞いておりますので、これから十分にPRをしていただけるものと確信いたしております。


 先ほど提示のありました歴史の関係の工夫の関係でございますが、これにつきましては、所管が総合支所ということもございますので、十分担当と打ち合わせしながら工夫をしていきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) ほかにありませんか。


 19番、森田進議員。


○議員(19番 森田 進) 交通事故の問題をちょっと聞かせてください。


 私も、今までこの事故の報告を専決でいろいろ聞いてきましたから、ちょっと詳しゅうわからなかったんですけど。今、損害賠償額が23万円ということでございますけども、実際の事故は、相手方の車の修理、こちらの車の修理、そういった事故の総費用とはどのくらいの費用がかかっておるのか。そして、市が損害賠償をするということは、これはどういった法律のもとにやられるのか、そういったことをまず教えてください。


○議長(古谷 修一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 相手方、こちら、双方の損害の額でございます。相手方は77万円、それから市側の車は33万8,000円という額でございます。


 それで、これの賠償の根拠でございますけれども、民法の709条による損害賠償というふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 19番、森田議員。


○議員(19番 森田 進) 市が損害賠償する場合は、民法を使うんですか。民法でやるんですか。これは公務員が運転しとって事故をしたんでしょう。これは公務員が職務の間に事故したこと、これ民法で取り扱うんですか。


○議長(古谷 修一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) そのように理解しております。


○議長(古谷 修一) 19番、森田議員。


○議員(19番 森田 進) 公務員が職務中にこういう加害行為をした場合は、国家賠償法が適用されるんではないんですか。それはどうなんでしょうかね。


○議長(古谷 修一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 先ほど申し上げましたように、お互いの損害の賠償というふうなことで、示談という形でこの民法に基づいてやっておるということでございます。


○議長(古谷 修一) ほかにありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) 質疑を打ち切ります。


 ただいま議題となっております報告第1号及び報告第2号の2件については、お手元に配付しております議案付託分類表のとおり、市民福祉委員会及び建設経済委員会に審査を付託いたします。


 この際、暫時休憩いたします。再開は11時10分。


    午前10時26分休憩


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    午前11時20分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 これより報告第1号、専決処分したものの報告について、専決第1号、損害賠償の額を定めることについて、市民福祉委員長の報告を求めます。


 27番、奥村議員。


○市民福祉委員長(奥村 忠俊) 27番、奥村。


 報告第1号、専決第1号について、市民福祉委員会における審査の結果をご報告いたします。


 本件は、日高総合支所市民生活課職員が公用車で走行、交差点に進入した際、別方向から進入してきた相手方車両と公用車が接触し、相手方車両全部を破損させたため、これに係る損害賠償額の決定について、12月25日付で専決処分を行った報告であります。


 審査の結果、本件については、格別異議なく、了承すべきものと決定いたしました。


 以上、ご報告いたします。


○議長(古谷 修一) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) 質疑を打ち切ります。


 報告第1号、専決第1号は、市民福祉委員長報告のとおりご了承願います。


 次に、報告第2号、株式会社北前館第15期の決算及び第16期の事業計画に関する書類について、建設経済委員長の報告を求めます。


 12番、谷口議員。


○建設経済委員長(谷口 勝己) 12番、谷口。報告第2号について、建設経済委員会における審査の結果をご報告いたします。


 本件は、株式会社北前館第15期の決算及び第16期の事業計画に関する書類の報告であり、審査の結果、格別異議なく、了承すべきものと決定しました。


 なお、市から昨年、経営改善の提言を行い、一定の改善は見られたものの、依然厳しい経営状況が続いているので、16期においては、この提言に基づき、引き続き一層の努力をされるよう、委員会として強く要望いたしてときます。


 以上、ご報告いたします。


○議長(古谷 修一) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。


    〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) 質疑を打ち切ります。


 報告第2号は、建設経済委員長報告のとおりご了承願います。


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○議長(古谷 修一) お諮りいたします。以上で今期臨時会に付議されました案件はすべて議了いたしました。


 これをもって今期臨時会を閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、平成19年第1回豊岡市議会臨時会は、これをもって閉会いたします。


    午前11時23分閉会


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      ◎議長あいさつ





○議長(古谷 修一) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 本日は、早朝来、終始慎重なご審議を賜り、それぞれに適切妥当な決定を見、ここに今期臨時会を無事閉会する運びとなりましたことは、まことにご同慶にたえません。議員各位のご精励に対し、深く敬意を表する次第であります。


 特に今期臨時会は、平成19年度を初年度とする向後10年間の本市の新たなまちづくりの基本的指針となる基本構想の可決決定を見ましたことは、まことに意義深いことであります。殊に閉会中、延べ9回にわたり鋭意審査を尽くしていただきました特別委員各位のご労苦に対しまして、この機会に衷心より敬意と謝意を表するものであります。


 終わりに臨み、暦の上では春とはいえ、寒さなお厳しき折から、議員各位におかれましては、健康に十分留意され、市政推進のため一層のご精励を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。


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      ◎市長あいさつ





○市長(中貝 宗治) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 本日の臨時市議会では、昨年12月定例会から閉会中の継続審査となっておりました豊岡市基本構想の策定議案につきまして、適切なるご決定をいただき、また本日、ご提案申し上げた2件の報告案件もご了承いただき、ただいま閉会の運びとなりました。議員各位のご精励に対しまして深く敬意を表しますとともに、厚くお礼を申し上げます。


 ご決定をいただいた豊岡市基本構想の策定に当たりましては、公募委員を含む総合計画審議会を設置するとともに、市民まちづくり懇談会の開催、市民アンケートの実施を始め、市ホームページにおける情報提供、パブリックコメントなども取り入れ、市民の皆様のご意見、ご提言が反映できるよう留意し、作業を進めてきました。


 その結果、本市の豊かな自然環境、長年培ってきた歴史、文化のもとに、未来に向けて夢と希望のある新しい豊岡市づくりにふさわしい基本構想になったものと考えています。


 改めまして議員各位、ご意見等をお寄せいただいた多くの市民の皆様、そして長期にわたる熱心な審議のもとに答申を取りまとめていただいた総合計画審議会の皆様に対しまして、心から感謝の意を表する次第です。


 今後におきましては、まちの将来像「コウノトリ悠然と舞う ふるさと」を実現するため、安全と安心を築く、地域経済を元気にする、人と文化を育てるをテーマとし、豊岡モデルの展開、参画と協働、特色ある地域の成長と連携により、着実に進めていきたいと考えています。


 また、基本構想に基づく前期5カ年の基本計画につきましても、現在、鋭意作業を進めているところであり、議員各位に対し、近く基本計画中間案をお示しすることとしておりますので、格別のご理解を賜りますようお願いいたします。


 終わりに臨み、例年、この時期は1年のうちで最も寒い時期に当たりますが、昨年の大雪から一変して、ことしは暖冬が続いています。神鍋高原では、極端な雪不足に見舞われるなど地域経済のへの深刻な影響も出ており、市としても大変心配しているところです。過日、金融相談窓口を設置し、中小事業者を支援することとしたところですが、今後とも、地元とも相談しながら適切な対応してまいりたいと考えています。


 議員各位におかれましては、今後とも地域の活性化につきまして格別のご理解を賜りますとともに、市政進展のため、ますますご活躍されますよう祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。


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