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兵庫県 豊岡市

平成18年第6回定例会(第3日12月12日)




平成18年第6回定例会(第3日12月12日)





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            平成18年第6回豊岡市議会定例会(第3日)


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                       平成18年12月12日 午前9時30分開議


第2日(平成18年12月11日)の議事日程を援用


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                 本日の会議に付した事件


日程第2 報告第21号及び報告第22号並びに第 182号議案〜第 217号議案〈専決処分した


     ものの報告について、ほか37件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


     (各議案委員会付託)


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                   出席議員(29名)


       1番 森 本 陸 夫         2番 芝 地 邦 彦


       3番 椿 野 仁 司         4番 古 谷 修 一


       5番 門 間 雄 司         6番 福 田 嗣 久


       7番 梅 谷 光太郎         8番 青 山 憲 司


       9番 広 川 善 徳         10番 森 井 幸 子


       11番 稲 垣 のり子         12番 谷 口 勝 己


       13番 川 口   匡         14番 升 田 勝 義


       15番 野 口 逸 敏         16番 上 坂 正 明


       17番 伊 藤   仁         18番 伊 賀   央


       19番 森 田   進         20番 吉 岡 正 章


       21番 岡 谷 邦 人         22番 木 谷 敏 勝


       23番 綿 貫 祥 一         24番 森 田 健 治


       25番 岡   満 夫         26番 安治川 敏 明


       27番 奥 村 忠 俊         28番 古 池 信 幸


       29番 村 岡 峰 男


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                   欠席議員(なし)


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                   欠  員(1名)


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                  事務局出席職員職氏名


  局長        田 中 茂 樹  次長        阪 根 一 郎


  主幹        松 本 幹 雄  庶務係長      前 田 靖 子


  議事係主任     大 槻   稔  技能職員      藤 井 正 吾


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                説明のため出席した者の職氏名


  市長        中 貝 宗 治  助役        奥 田 清 喜


  収入役       塚 本 信 行  技監        宮 里 憲 一


  企画部長      神 尾 與志廣  行革推進室長    谷 岡 慎 一


  国体推進部長    西 村 昇 一  総務部長      中 川   茂


  総務部参事     北 垣 哲 夫  防災監兼消防長   菅 村 和 弘


  市民生活部長    植 田 政 由  健康福祉部長    岡 本 幹 雄


  健康福祉部参事   湯 口   敏  商工観光部長    砂 田 利 正


  コウノトリ共生部長 太田垣 秀 典  建設部長      黒 坂   勇


  建設部参事     福 井 與司光  企業部長      竹 本 政 充


  城崎総合支所長   齋 藤 哲 也  竹野総合支所長   神 田 美 稲


  日高総合支所長   小 西 康 夫  出石総合支所長   多 根   徹


  但東総合支所長   松 本 和 洋  教育委員長     久 本 良 光


  教育委員      齋 藤   彰  教育長       石 高 雅 信


  代表監査委員    大 禮 謙 一  農業委員会委員   田 中   寛


  選挙管理委員会委員 坂 本 又兵衛  選挙管理委員会委員 畠 中 隆 夫


  教育次長      村 田 正 次  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


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                 ◎午前9時32分開議





○議長(古谷 修一) おはようございます。


 ただいまの出席議員数は29名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 議事に入ります前に、ご報告いたしておきます。


 まず、本日の会議に遅刻届のありましたのは、籏谷選挙管理委員長であります。


 次に、池上監査・選管事務局長より、本日の会議を所用のため欠席する旨の申し出がありましたので、ご了承願います。


 次に、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。


 23番、綿貫祥一議員。


○議会運営委員長(綿貫 祥一) 23番、綿貫です。おはようございます。


 本日の議事運営について、ご報告いたします。


 本日は、この後、昨日に引き続き、第7番目の安治川敏明議員から質疑、質問を継続いたします。


 なお、本日も、会議の状況により、適当な時点で延会することといたしておりますので、あらかじめご了承の上、議事運営にご協力をよろしくお願いいたします。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第21号及び報告第22号並びに第182号議案〜第217号議案





○議長(古谷 修一) 引き続き、昨日の議事を継続し、質疑並びに一般質問を続行いたします。


 なお、質疑、質問は、くれぐれも重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても、要点を押さえ、適切・簡明になされるよう要望いたしておきます。


 次は、26番、安治川敏明議員。


    〔安治川敏明議員 登壇〕


○議員(26番 安治川敏明) おはようございます。(拍手)


 けさの新聞が期せずして但馬の医療確保対策協議会の記事を一斉に報道いたしました。まず第1に、医師の確保ということを但馬住民が切望してるこの時期に、病院を再編するということが主題になった協議会が開かれたという報道に大変驚いている一人であります。


 まず、この但馬の医療確保対策協議会には、豊岡市長が会長として参加しておられるわけでありますから、本議会にもこの但馬の医療確保対策協議会の状況について詳細にご報告を願いたいと。また、その際に、組織の設置主体、組織構成、その目的、さらに事業費など、一体これはどういう組織であるかということもご説明を願いたいと思います。


 また、本日、報道をされております第2回協議会で医師確保の具体策が全く示されないまま、集約化・重点化の方向が示されて、豊岡市の豊岡病院は急性期の拠点、また日高病院は10床削減、出石病院は50床を丸ごと削減をして診療所化という、驚くべき提案が行われたこの意味についてご説明願うとともに、住民に納得のいく態度をお示し願いたいと思います。


 特に市民が苦労してつくり上げた病院の一つである出石病院がなくなるという重大事態でありますから、豊岡市長としてはどのような対策をなされるのか、冒頭の総括説明でも一言もお触れになることなく今日まで来ておりますので、改めてご説明願いたいと思います。


 次に、懸案となっております北但広域ごみ処理施設の計画と環境問題について、お尋ねをしたいと思います。


 上郷地区では最近、市長も出席をして、3地区に分けて環境モデルエリア構想の住民説明会を開催されたとご報告もあり、さきの議員の質問に対する答弁もございました。この説明会に参加された市長のご感想とこの説明会の成果について、ご報告を願いたいと思います。


 私のところにも、この説明会に参加した住民の方から、特に上郷地区の円山川堤防の改修、国道482号線の拡幅・改良などを強く望む声がこの説明会でも中心になったんだと、あなたの見解はどうかというふうなお声も参っておりますので、特に堤防と国道拡幅・改修の問題についての当市の方針をご説明をいただきたいと思います。


 また、この声が強くなる根拠としては、上流側に平成22年までにかけかえられる計画の鶴岡橋、また下流側では、お隣の中郷地区に平成21年までの激特期間中に遊水地計画に関連する内側堤防が建設されることが確定をし、現在、仕事に着手をされる直前とお伺いしておりますので、この状況についても、あわせて鶴岡橋、また中郷地先の堤防建設の問題についてもご説明を願いたいと思います。


 また、やや異にする問題でございますが、この説明会にご参加になった住民の方から、市谷地区住民有志が今期豊岡市議会に提出された陳情に関連して、市長がこの陳情についての論評を行われたということについて、どういうことであろうかという問い合わせがありますので、改めて私の方からもお尋ねをしたいと思うのです。


 それは、今期定例市議会に市谷地区住民有志が上郷に関する陳情を出したところ、大多数の方が取り下げをなさるということが起きたと。これについて、説明会に出席をした住民の方がどういう事情だったんだろうという質問をしたところ、市長が、一部の人が市谷区役員に諮らず署名を集め、自分で署名したものではないので、多数の人が取り下げたと聞いているというご答弁があったというふうに問い合わせがありました。


 私も、これを聞きまして大変驚きまして、私ども豊岡市議会の議員も、議長からファクスで取り下げられたというご報告は受けましたが、その間の事情は一切知りませんでしたので、市長がかくも詳しく市谷地区住民の動向をご承知になったいきさつについて大変いぶかしい思いをしておりますので、議員としても、ご説明をいただかないと当議会の審査にもかかわることでございますから、詳細にご説明を願いたいと思います。


 次に、災害復旧工事の補助金不正受給問題について一言ご質問を申し上げます。


 不正な受給と言いつつ、市長は一方では、やむを得ざる行為に出たものであるという趣旨のご説明がございました。これは市民の間でも波紋を広げておりまして、ご苦労になった市長にこれ以上の責めを負わせるのは不当だというご意見もあれば、しかし、市民や議会にもご報告にならずに、こういうことがあったということは遺憾であるという意見とがございます。


 私は、特に当議会として襟を正さなくてはならないという立場から申し上げますが、既にこの問題につきましては決算審査を終えております。決算審査では、完了したというご報告のもとに、この問題については大方すべての議員が納得をしたところでございました。したがって、市長には単に国、県に対して不正常な手続を行ったというだけでなく、市議会と監査委員にも真実の報告をしなかったという点での所見を表明していただく必要があると思います。


 また、市議会、私自身も決算審査において、この問題を見過ごしたという一般の責任を免れることはできず、市民及び国、県に対して深甚の陳謝を申し上げなければならないと思っております。同時に、監査委員にも申し上げたいのですが、そしてまたお答えもちょうだいしたいと思いますが、決算審査に当たって監査委員が不正を発見できず、当市議会にご提出になりました決算意見書についても、何らのご指摘がございませんでした。このことについては、しかるべきご見解の披瀝を賜りたいと思います。


 私は、市議会としては、この立場から特別決議と、市民及び国、県への陳謝と寛大な措置をお願いするご提案を申し上げておりますが、これは議会のことでありますので、議場の皆様のしかるべき慎重なるご決定を賜りたいと思っているところであります。


 次に、本議会には、後期高齢者医療制度の施行に伴い、兵庫県広域連合に加入するための同文議決が求められていますが、そもそもこの制度の意義と内容が説明されておりません。市民にとってどのような改善点があり、メリットがあるのか。広域連合の意義はどういうところにあるのか。端的に申し上げれば、兵庫県内の市町村全部が法によって加入をいわば強制されるわけであります。ならば、なぜ兵庫県、県が主体とならないのか。これは、地方自治法の本則にもとるではないかと私は思います。


 しかも、ご提案になっている同文議決を求められている規約案では、当市の選出議員はただ1名、県下41人の定数をもって議会を構成するそうでございますが、この議会は、75歳以上のすべての市民に平均6,200円といわれる後期高齢者医療制度に基づく保険料の徴収を議決する権限を持っている。国保税条例を決める際でも、国保運営協議会、議会の議論を経て慎重に決定することとなっておりますが、これでは余りにも市民の自治権を奪うものではないか。ひどいことを言えば、執行部独裁のような広域連合が生まれるというふうにも考えられますので、ぜひご説明を願いたいと思います。


 次に、今市議会には、地場産業振興センターの経営改善について答申があり、その方向で努力するというご報告がございましたので、その中身についてご報告を願いたいと思います。


 私は、資料で一読させていただきました内容について一言申し上げますと、地場振興センターは、但馬地域の特産業の振興に資することが根本目的でございますが、今度の改善案では、当然特産かばん、陶磁器、織物、その他の但馬の伝統的特産業の技術の伝承、研修、後継者育成等を事業化すべき内容を指摘すべきであると思うのですが、全くその指摘がございません。これはどういうことであろうかと思いますので、ご説明を願いたいと思います。


 最後に、基本構想、行革大綱は、3月に予算、実施計画によって具体的なご説明があるということでございましたが、ところが、この中の一つの重要事業であるというふうに説明されております旧豊岡病院用地に建設を予定している健康福祉ゾーンの用地の買収費10億円が突然債務負担として予算計上されました。この根拠と売買交渉の経過をお聞かせいただきたいと思います。10億円の根拠でございますけれども、資料で見る限り、9億円強の鑑定評価がなされているようでございます。そうなると、事実上これは債務負担とはいいながら、公立豊岡病院組合への売却価格が事実上特定されていると言わざるを得ませんので、債務負担行為でたった1行10億円と挙げるだけで済む問題ではないと。私は、この後、公立豊岡病院組合議会にも出席をさせていただき、大変矛盾した立場に立つわけであります。豊岡市民としては、一円でも安く取得したいと。しかし、公立豊岡病院組合としては、移転改築の際の財源として、基本計画に示された収入予定額がございます。そうすると、当時は豊岡市長は管理者でありまして、今日も構成市町長会の会長であります。そうすると、市長も当然矛盾した立場に立つわけでありまして、適切妥当な売買を行わなければ、市民、住民に報告することができないという性質のものでございますから、しっかりしたご答弁をお願いしたいと思うわけであります。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、まず病院の再編問題に関するご質問にお答えをいたします。


 議員が驚かれたと言われましたけども、議員も12月9日の協議会には傍聴者として出席しておられましたので、詳細は既にご存じのとおりだと思います。この協議会は、但馬地域での医師不足が危機的な状況にある。相当な努力がなされてきましたし、なおなされる予定でございますけれども、それでも、にわかに医師の確保ができるという状況にない。こういった事態を受けまして、この厳しい現実を前提に、どのように但馬の医療を但馬全体として確保すべきなのか、そのことを関係者が集まって協議し、方向性を出すということを目的として設定されたものでございます。メンバーについては、後ほど担当の方からご答弁させていただきますが、基本的には、但馬の市町、それから豊岡病院組合、八鹿病院組合、それの責任者、豊岡病院長等々関係者が集まって協議をするというものでございます。12月9日の夕刻に第2回の協議会が開催をされたところでございまして、安治川議員が見られた報道は、その協議会を受けたものでございます。


 まず、医師確保の方策が示されないままと言われましたけども、その協議会で確認しました方向性の中に、引き続き医師の確保に努めるということが明示をされておりますので、全く言及がないわけではございません。しかも、既に豊岡病院組合におきましても、平成16年度から奨学金制度を設け、現在12名の学生が医学部で学んでるといったこと、それから引き続き県においては、県の養成医師の制度が設けられていること、さらに現在、募集中でありますけれども、小児科、産科、麻酔科、総合診療、救急医、こういった分野につきましては、それぞれ5名ずつ、臨床研修を終えた医師を県が正規職員として採用し、そして研修をすると同時に、これらの医師が不足している市町立病院等に派遣するといった制度が設けられ、現在その募集がなされていること等々の努力が今、懸命に続けられているところでございますので、この点については、まずご理解を賜りたいと思います。


 その上で、なお厳しい現実でございますので、今ある医療資源をどのように適正に配置・配分するのか、そのことによって、どのように但馬の医療そのものを守るのか、このことが大きな課題になってるところです。その結果、方向性といたしましては、まず医師自身の集約化、重点化を図る必要がある、それから病院機能の再編をする必要がある、これが大きく出てきた2つの方向性でございます。


 きのうも答弁いたしましたけれども、例えば豊岡病院においてすら小児科医が減少し、あるいは消化器内科については、鳥取大学からすべて引き揚げられてしまって、今や内視鏡による手術は豊岡病院ではできないといった、いわば大変情けない状況になっていること、あるいは日高病院でも医師が激減をし、外科についてはもう専任の医師がいないといったようなこと、出石病院でも医師が減少して救急が対応できない状況になっていること、こういったことがございますので、急性期の病院を豊岡病院と日高病院というふうにまず定め、ここの医師をしっかり確保するということ。


 同時に、この豊岡市内でいきますと、出石病院については現在55床ありますけれども、これを無床化、ベッドをゼロにして、外来だけの診療所にするということ。それから、出石病院については、その55のベッドがあきますので、老人保健施設を基本としながら福祉施設への転用を図ること、かつ豊岡病院に医師が集約されますと、豊岡病院の医師団の余裕が生まれますので、急性期に対する対応をしっかりすると同時に、出石病院等への外来の応援をすることによって、出石病院の外来機能を充実すること、こういったことが柱となっています。


 けさの一部の新聞には、外来診療が縮小かといったクエスチョンマークつきの記事を書いてるところがありましたけれども、これは間違いでありまして、むしろ出石病院等の慢性期の診療を扱うところについては、外来医療はこれは充実すると、その方向が出されているところです。加えまして医師の集約化ですが、独自でそれぞれの病院が採用した医師あるいは医局の人事で来てる医師については、集約することは極めて困難でありますので、現在考えられておりますのは、県からの派遣医師15名についての集約化、重点化が課題となっております。


 現在、県が僻地等への医師を派遣するという観点から、兵庫医大、そして自治医大に行く学生のうち、手を挙げた方に対して授業料を払い、そのかわりその医師は9年間、県の指定する病院で働くと、こういう仕組みがございます。現在、県内で16名の医師が県内に派遣されておりますが、そのうち15名が但馬への派遣ということで、圧倒的に但馬のための制度になっております。この医師を今、各但馬の病院に少しずつばらばらと配分されてるわけですが、全部ではなくて、一部を豊岡病院あるいは八鹿病院の急性期の病院に集約をする。そして、そこでの急性期医療の充実を図る。同時に、先ほど申し上げましたけれども、他の病院への外来の応援に行って充実させる、こういうことでございます。


 とりわけ県において、この県からの派遣医師の現職、あるいは既に年限を終えた方へのアンケート調査が実施されておりますけれども、実は惨たんたるアンケート結果が出てまいっております。それは何かというと、例えば100床とか200床の小さな病院に、大学を出て臨床研修を終えた後、派遣をされる。それから10年間ぐらいはしっかりと研修をしなければいけない。ところが、中小の病院には、研修の体制が全くと言っていいほどない。したがって、日進月歩の医療技術を身につけ、あるいはさまざまな症例を経験をしなければいけないところが、そういったチャンスがないまま、いわば使い捨てのようにして年限が来てしまう。したがって、但馬に対する愛着がなく、多くの医師が年限が来れば、さっさとほかへ逃げてしまう。いわば立ち去り型サボタージュがある。こういった不満が実は噴き出ております。


 これに対応するためには、例えば豊岡病院のような研修機能の整った大きな病院に、そういった県の派遣医師を置いて、そして研修を受けながら、なおかつ過疎地等への医療へも派遣をされる。こういった仕組みをとらない限りは、但馬での医師の定着はもう望めない、こういうことでございます。したがいまして、そういった県の養成医師をどのように集約・重点化するかということから、今の議論が組み立てられている、そのようにご理解を賜りたいと思います。


 私といたしましては、基本的には病院設置者である病院組合において、出石病院をどうするのか、日高病院をどうするのか、あるいは豊岡病院をどうするのかといったことが決定されるべきでありますが、豊岡市もその構成市町でありますし、私はその構成市町長会のメンバーでもございますから、本協議会で示されました方向を基本としながら、豊岡病院組合ともよく打ち合わせをし、意見交換をしながら、なおかつ市民の皆さんや議会の皆さんとも意見交換しながら、適切な着地点を求めていきたいと、このように考えております。布団の中にこもって目をつぶっていれば、あらしは過ぎ去っていくような状況ではございませんので、問題を直視しつつ、逃げることなく、但馬の医療をしっかり守る案を私としては探ってまいりたいと思います。


 それから、ごみ・汚泥処理施設について、環境創造モデルエリアの説明会をしたことについての感想と成果はいかがかというご質問をいただきました。このモデル構想自体の説明会は、都合4回いたしておりますが、そのうちの3回は隣保を3つに、区を3つに分けまして、3回にわたって、よりきめ細やかなやりとりをさせていただいたところでございます。


 私といたしましては、少なくとも豊岡市あるいは北但行政事務組合の言うことに耳を傾けようという住民の方々の姿勢がはっきりと出てきたものとして、大変喜んでいるところでございます。結論は、それぞれが最終的に区民の皆さんが判断されることと思いますけれども、その前提として、今、提案されているものは何なのかということを十分ご理解いただいた上でご判断をいただきたいと、かねてから強く願っておりますので、その意味では、大きな前進があったものと考えてるところです。


 それから、堤防あるいは国道との関係についてのご質問がございました。これは、今回の説明会のときにもご説明をいたしましたけれど、基本的に環境創造モデルエリアの構想とは関係がございません。そのことは、地区でも再三再四説明をさせていただきました。ただ、地区からかねてからの強い要望として出ておりますので、関連してということで国道あるいは堤防の拡幅についての所見を申し上げたところです。基本的には、これは国あるいは県の事業でありますので、市の立場としては、区民の皆さんと一緒になって国、県への要望活動を行うというものでございます。


 一部に何かこのごみ・汚泥処理施設を受け入れることと堤防の拡幅とかがセットであるやに理解された方があるようでございますが、全くの誤解でございまして、特に堤防は命にかかわることでもございますので、この施設の受け入れとは関係なく、市としては取り組む。ただ、少なくとも国や県に対して一丸となって働きかけをするためには、お互いの信頼関係はつくらなければいけない。お互いを口汚くののしり合うようなことではいけないので、ちゃんとした議論は、ごみ・汚泥としてはやりましょうと。信頼関係ができれば、さらに強固な力となって国、県へ働きかけができるものと、このような説明をさせていただいたところでございます。


 それから、市谷の陳情の件についてのお尋ねもいただきました。市谷の地区の多くの方々からの市議会への陳情が出たところを、さらに大半の人が陳情を取り下げられたということがあったけれども、これは何か一部の人が強権的に圧力をかけて陳情を取り下げさせたのではないかといったご質問がありました。それに対して私が聞いておりましたのは、陳情書の中に名前を連ねられた方の中に、自分は署名をした覚えがないと、こういった方があり、議会の側へ相談をされたところ、取り下げという方法があるといったことを聞かれて取り下げられたものと、それが発端になったというふうに聞いておりましたので、またそのことを区の方からお聞きいたしておりましたので、そのことを上郷区の説明会の中で説明をさせていただいたところです。私にお聞きになるよりも、議会の構成員、安治川議員が構成員でございますので、ぜひ議会の側としてどうなのかは、みずからお調べになられればいいのではないかと、このように思います。


 それから、災害復旧工事に関して、これを市議会であるとか、市民や監査委員に説明を事前にしなかったことについての説明を求められました。これは正直言いまして、できるはずもございません。もし市議会や監査委員や市民の皆さんに事前に相談するとすれば、それは打ち切り清算をする場合だけでございます。打ち切り清算をして、工事をそこで完全にストップをさせる、そして清算をする。業者につきましては、これは契約違反ということになりますから、違約金を徴収をする。事前にいただいた補助金の未完成部分は、国へ返す。そして、工事が完成しないまま、つまり災害復旧が終わらないまま無防備で台風の時期を迎える、この判断をする場合にのみ、議会や監査委員の方にお話をし、議会の側としても、ぜひ理解をいただきたいということが言えるところでございます。


 しかし、私としては、そのことはルールには合致するけれども、大きな被害を防ぐことができない。そこで、ルール違反を承知で、工事を続行させるという決定をいたしました。いわばルール違反をするということでありますから、もし議会の皆さんに、ルール違反をしますけれども、よろしいでしょうかということを内々に言ったとすると、議会の皆さんを共犯に巻き込むことになります。もしそれが表に出れば、当然打ち切り清算しかなくなる。


 私の判断は、つまり工事を続行させるということでありますから、私たちだけでこの責めを負う、責任を負うということでございます。知らされれば、これは議会の皆さんも責任を免れることはできませんので、私としては、そのようなことを議会の皆さんに、あるいは議長や副議長や、あるいは何人かの立場上のリーダーの方々にその重荷を背負わせるわけにはいかないということでございますので、その苦しい胸のうちについては、ぜひご理解を賜りたいというふうに思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 私からは、じばさんの経営改善についてのご質問にお答えいたします。


 議員ご指摘のように、じばさんの経営改善については、特産品開発、このことに重きを置くべきじゃないかと、それが指摘になってないじゃないかと、こういうことでございますけれども、ごもっともでございます。そのとおりでございますけれども、今回のじばさんの経営改善につきましては、これはやはり収益部門と、このことが非常に厳しくなったと。それで、経営がうまくいかない、5月でしたか、市の方にそういう経営改善についての支援要請があって、それを受けまして専門家の診断を受け、そしてまた経営検討委員会をお願いし、その結果を受けて提言をすると、こういう形をとっております。


 ですから、経営改善についての内容としては、どうしても今の収益部門、すなわち物販とか、あるいはまたマネジメント機能、このことについての改善を早急に図るべきだと。そして、その期間については3年間でやるべきじゃないかと、こういうことで提言等も行っておりますから、勢い特産のことについて強く触れてないということになります。けれども、実際は、かばん、あるいは但馬牛あるいはまたその他のいろんな特産についても、それぞれの販売とか、あるいは中身において、お互いに検討すべきじゃないかと、このことは触れておるわけでございますので、今のご意見等も十分しんしゃくしながら、この経営改善についての具体的な進展を図っていきたいと、こういうようなことでございますので、ご理解のほどをお願いいたします。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは、但馬医療確保対策協議会の組織構成につきましてご報告申し上げます。


 去る平成18年7月12日、設置されました。これは、但馬医療確保対策協議会の一応第1回目の会合の行われた日でございます。このときに、一応設置が承認されまして、この但馬医療確保対策協議会設置要綱、これに基づく組織でございます。この第3条の組織の中で、一応但馬の確保対策協議会の委員名簿が掲げられております。一応但馬3市2町の市町長、それから公立病院、4病院でございますけれども、その院長、それから但馬の医師会、これは5医師会ございますけれども、5つの医師会長、それから兵庫県の看護協会、神戸大学の医学部、兵庫医科大学、そしてあと兵庫県から2名、総勢19人の一応委員から成っております。


 さらには、その第3条第2項には、事務分掌のためにワーキングを置くというふうなことで定められておりまして、協議会への提案する資料の検討のための機関ということでございます。この名簿につきましては、但馬3市2町の部長、課長、それから公立豊岡病院の4病院からの事務局長や事務長、さらには神戸大学の医学部、それから神戸学院大学の総合リハビリテーション学部、それぞれから参加いただいてる。それから、兵庫県の但馬県民局の但馬長寿の郷長、さらには兵庫県の健康生活部健康局医務課の課長というふうなことで、一応13名で構成されてるということでございます。


○議長(古谷 修一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 鶴岡橋の架橋の進捗状況について、私の方からお答え申し上げます。


 鶴岡橋の架橋につきましては、兵庫県が事業主体で、国道312号日高バイパスの水上から国道482号の上郷までの間約1,400メートル、これを鶴岡道路というふうな名称で、昨年度から着手いただいております。既に地元説明は昨年度終えておりまして、現在は用地の立ち会い、物件調査等を実施をしていただいております。豊岡土木事務所の事業計画によりますと、議員おっしゃいましたように、平成22年度までに鶴岡橋のかけかえを完了し、さらに平成24年度には全線1,400メートルの完成を目指して、現在鋭意取り組んでいただいておるというふうな状況でございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 続きまして私の方からは、遊水地と堤防についての状況をご説明申し上げます。


 中郷地区では、緊急治水対策事業といたしまして、平成26年度までに遊水地が計画されております。現在の状況でありますが、既に地形測量を終え、遊水地の模型の製作中であると、このように伺っております。また、堤防の関係なんですが、無堤地の解消ということで、これは激特事業期間内に実施する予定であると、このように伺っております。以上であります。


○議長(古谷 修一) 代表監査委員。


○代表監査委員(大禮 謙一) 災害復旧工事の補助金の不正受給につきまして、監査委員としての責任をどう感じているかというようなことのご質問がございましたので、お答えさせていただきます。


 災害復旧事業国庫補助金の不正受給につきましては、私としては、11月25日の新聞報道によりまして知りまして、それまでは全く承知しておりませんでした。本年7月に決算監査を実施しました際に、当局から何の説明もなかったとはいえ、監査委員として不正な手続を認識できなかったことについては、大変厳粛に受けとめ、陳謝申し上げたいと思います。


 なお、監査に当たりましての心構えとしましては、地方自治法第198条の3に、監査委員は、その職務を遂行するに当たっては、常に公平不偏の態度を維持して監査しなければならないと定められておりまして、心して今後とも監査に当たりたいと思っておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。以上です。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 後期高齢者医療制度についてですが、第1点目に、少し長くなりますが、お許しいただきたいと思います。1点目の制度についての意義についてでございますが、高齢化が進むにつれまして、増大する医療費を賄っていくためには、被用者負担である国民の理解と協力が不可欠でありますが、このためには世代間の負担の不公平をなくして、現役世代、高齢者世代を通じて負担が明確で公平な制度でなければならないとされております。


 このようなねらいから、新しい高齢者医療制度が創設をされまして、75歳以上の後期高齢者の方にも医療給付費の約1割相当分を保険料としてご負担いただくことになりますが、現在の国保と同じように低所得者の方には保険料の軽減措置等が設けられているところであります。


 それから、2点目の県が運営主体とならなかったことについての理由でありますが、県は住民に関する基礎的な情報を保有しておりません。医療保険に関するノウハウの蓄積や保険料等の徴収の事務処理に関するノウハウの蓄積もなくて、都道府県がこういった事務を行うことは現実的には困難である。そういった理由からとされております。


 それから3番目に、市民の自治権確保についてでありますが、本市は、広域連合の一構成市町として加入することになります。市議会におきましては、広域連合の議員を選挙で選出をしていただくほか、毎年度、本市から広域連合に対して拠出する負担金などの予算についてご審議をお願いすることとなります。広域連合で議決されました重要事項につきましては、市議会において報告させていただくなど、議員の皆様には広域連合の運営に関し、適宜説明をさせていただいた上で、ご意見を伺うことになると思います。


 市議会において審議いただいた内容や市民から寄せられましたこの制度に対するご意見、ご要望等については、選出いただいた広域連合の議員がそれらを豊岡市全体の意見として、広域連合議会での活動に反映をさせていただくということになると考えております。以上であります。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部参事。


○健康福祉部参事(湯口 敏) 今回の補正予算で旧豊岡病院の用地の買収費を計上いたしました。それについてのご質問をいただきましたので、ご答弁申し上げます。


 旧豊岡病院用地につきましては、総合健康ゾーンを整備することを目的といたしまして、購入しようとするものでございます。用地購入の参考といたしまして、市と豊岡病院組合と双方におきまして、不動産鑑定評価を実施をいたしました。このたびその鑑定結果が出たところでございます。しかしながら、双方の鑑定額に差がございます。鑑定結果を一つの基準、目安といたしまして、今後、豊岡病院組合と用地交渉を進めてまいりたいというふうに考えております。


 したがいまして、本年度中の用地購入を目指しまして、予算といたしましては、いずれの鑑定結果にも対応できるよう、今議会に10億円の用地購入費を補正予算計上をいたしているところでございます。今後のスケジュールといたしましては、3月の定例会には土地取得の議案を提出をいたしたいというふうに考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) まず病院問題、二、三お尋ねしておきたいと思います。


 市長は、県派遣医師が16名中15名が但馬に来ているということをお話しになりましたが、但馬には国立・県立病院がありません。県立病院の医師全体数がわかれば、ご報告を願いたいと思いますが、問題にならない大きな医師が大都市に手厚く集中していることは明らかでありますから、15名の医師がここに来てる。さらに、15名が派遣されるから恐縮しなきゃならんかという点については、豊岡市長としてははっきりしておいていただきたいと私は思うんです。これは、伝統的に豊岡病院の県立移管が問題になった時期にもありまして、県と我が但馬との関係は、この医療問題では極めて重大な関係にありますから、私は今回、但馬協議会で県が医師不足を理由として再編の指図をするとは何事だということを率直に思っているんです。このことについては、骨子をはっきりしてもらいたいということをまず申し上げておきたい。この点について、ご意見をお伺いしたいと思います。


 それから、市長は、さきの協議会で研修医が使い捨てだと、惨たんたるアンケート結果が出たと、あなたもそこで聞いていただろうと。私も聞いておりました。大変びっくりしました。だれがこのアンケートというものを集約したか。医師アンケートは、厚生労働省の国立研究所の外郭団体の研究所の調査員じゃありませんか。研修医の聞き取りをしたのは、医務課じゃありませんか。雇い主が研修医に面接して、あんた何か不満がありますか、言える人がいるでしょうか。


 私は、あそこにおって唖然としまして、但馬の医療確保対策協議会だっていうから、あなたがご任命になった職員が、先生、恐れ入りますけども、この但馬においでになりまして、ご飯はうまかったですか、勤務はどうでしたでしょうかと、何とかおっていただけませんでしょうかと、こう言ったんかと思った。なるべく但馬の悪口を言わせようとするご報告は3本あっただけじゃありませんか。私は、医務課があの席であれを言って、但馬の市町長が何も言わなかった。私は、傍聴席だからどうしようもないんで、黙って聞いておりましたけども。そういう感想です。会長さんのご感想をお伺いします。


 それですから、私は率直に申し上げて、今から市長としても議員としても、一体この出石病院をどうしようかと。豊岡病院も、このまま行ったらパンクしますね。あなたもご関係になっておられる豊岡病院長、副管理者が、さきの新聞報道によれば、八鹿病院にまでお出かけになって、八鹿病院の産科がだめになったから、日高と豊岡で引き受けようと。ところが、産科の医師はもう参ったと言ってると。そうすると、何を言ったかというと、なるべく但馬に帰って子供を産むなと。何ということを言うんですか。交流人口をふやそう、少子高齢化の社会を解決しようと言ってるときに、ようこそ帰っていただいた、ようこそ産んでくださいと、こう言うのが我々の仕事じゃないでしょうか。そんなこと言えへんと、そんなこと言ったら死んじまうと。なるべく都会の立派なところで産んでくれと。これは、情けなくて話にならんです。


 私ごとで恐縮でありますが、私の娘も帰ってきて産みました。豊岡病院でお世話になった。大変ありがたかったですね。隣近所も大変祝ってくれた。これは地域にとっても大変ありがたいことで、後、孫もどんどん遊びに来るし、大変いいことだ。できることなら取り返して、一緒に住みたい、こう思う。その方向で全力を挙げますと。しかし、短期間先生がいないんで、しばらくの間我慢していただけませんかと言うのならわかりますよ。ところが、出てきたのは、しばらく我慢じゃないんです。もうそんな病院はだめだから、減らしてしまう。もう回復できしまへんがな。


 資料ではお願いしませんでしたけども、昨年4月に自治体病院再編等推進要領というのを総務省が出してる。僕はこの通達を不思議に思って、先日、総務省に問い合わせました。これは医師不足だから、自治体病院再編ということをあなたはおっしゃってるんですかと言ったら、それはそうはそうではありませんと。地域の病院が赤字で経営難で、あるいは医師不足もあるので、再編してもらいたいということを言ってるんだと。おまけにこの通達の中身を見たら、ご丁寧に、赤字経営だったり医師不足で困難な病院が再編して病棟を取り壊したら、病棟取り壊し費用は国が面倒見ようじゃないかと。それで赤字になった分は、向こう5年間は病床を減らさないで、交付税を交付しますと。合併特例債とほとんど違わない。むちゃくちゃだと、私は総務省の役人に申し上げた。あなた方は、地方の自治体を守るのが総務省の仕事じゃないですか。あなたのなさってることは何ですかと。おまけに、この通知は、各都道府県政令都市の財務担当課長に行ってるんですよ。医務課長に行ってるんじゃないですよ。こんなばかなことがありますか。私は、こういう通達はだめだということを地方自治体は言わなくちゃならんと。


 私は、そういう点で、さっき市長が医師アンケートについて惨たんたる結果とおっしゃった。それは、厚労省がここに来て、再編の手先みたいな役人の人たちが来て、医師アンケートをとって、そして我々が恐れ入るように、新聞記者もみんなおる前でご発表になった。私は、話にならん発表だなと思いましたが、これは私のひがみですか。ひとつご答弁ください。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) ご自分でひがみかとおっしゃいましたけど、私はそうではないかと思います。どうして安治川議員がそのように物事をねじ曲げてお考えになるのか、大変不思議でございます。


 まず、今回の病院等の再編問題は、財政問題が発端ではございません。医師不足という厳しい現実が発端であることをまずご理解をいただきたいと思います。総務省の通達のことを言われましたけど、私は承知いたしておりません。二次的な問題であろうと。むしろまさに医師不足に対してどう対応するか、ここを考えなければいけないと思います。お腹立ちはよくわかりますけれども、腹が立つと言っておられて、事態は解決するわけではございません。まず物事を直視する必要がございます。


 それから、医師が16名中15名、但馬に来てるから、何か恐れ入らなければいけないのかとおっしゃいましたけど、そんなことは全くございません。まさにこれまでの長い運動が実現をして15名の医師派遣になってることは、それは私もよく承知しております。但馬地域に県立病院がない。そのことによって医療の県の体制について不公平が生じていることは、これは私もかねてから十分言ってきたところでございます。ちなみに但馬長寿の郷といったものが但馬だけにあるのは、そのことを前提にして、保健・医療・福祉の一体化の中で、医療については確かに他の地域について県の支援が弱いけれども、そのかわり保健・福祉の分で頑張ろうということで長寿の郷ができてる、このこともあわせて、この際、お話をさせていただきたいと思います。


 それから、県が再編を指図するのはどうかということでありますが、県が再編を指図しているわけではございません。そもそも今回の発端は、但馬の市町長が寄りまして、あるいは病院関係者が寄りまして、もうこのままでは但馬の医療を守ることができない。したがって、診療科の再編等が不可欠である、あるいは医師の重点化ということも不可欠である。それをみんなで集まってやろうと。ただ、但馬の関係者だけ集まってやりますと、広域的な観点からの調整がしにくい。そこで、我々の方から県に対して、広域的な調整をするという観点から、入ってほしいという要望をして実現をしたものでございます。


 そして、確かにどこをどうするといった具体的な案につきましては、過日、事務局という要素を持ってる県が出しましたけれども、指図ではない。我々は、我々自身の問題として、それを提案を受けとめて、では、どうするのかということを考えなければいけないと思います。安治川議員が声を大きくして批判されるのであれば、では、どうしたらいいのかということをぜひ私たちに提案をいただきたい、そのように思います。


 医師アンケートにつきましても、何か医務課がやったから意図的なように言われますけども、極めていこじな態度ではないかと思います。つまり但馬の医療関係どうするかをみんなが一生懸命やってるわけでありますから、そこんところで聞き取りをした結果がこうであったということを、なぜ率直にお受け取りになれないのかと私は大変不思議に思います。


 県から確かに、これはうそだとおっしゃるなら、それまででありますけれども、このようにアンケート結果はまとめられています。中小病院では、適切な指導医がいないため、研修を受けたことにならない。迷える小羊がごろごろしている。伸び盛りの若手医師が慢性病院で研修を勤務することは、適材適所と言えるのか。これは、過去に年限が来た人ですが、30年間医師として当然と思われる基本的な生涯教育をほとんど行ってこなかった。医師の使い捨てと感じられる。それから、但馬の公立病院は、症例数等の集積度合いが都市部と比較して低いため、研修効率が悪い。医師として勤務する魅力がない。中小病院からの立ち去り型サボタージュ現象にほかならない。こういったことが率直に出てきております。


 かつ協議会の場で、神戸大の教授がメンバーとして参加しておられましたけども、その神戸大の教授も同様なことを言っておられました。医師が働き盛りの35歳から45歳ぐらいがいわば脂に乗って働く世代だけれども、その前の研修期間、若い医師にとっては、小さな病院というのは魅力がないんだと。医療は日進月歩である。したがって、そういうふうなものを絶えず身につけていかなければいけない。しかも、さまざまな症例をその最初の10年間で経験することによって、実力をつけていかなければいけない。そういった状況にあるにもかかわらず、一体今この派遣医師はどういう状況になってるのかといったことが大学の教授からも示されたところでございます。


 したがいまして、これは医務課がやったから、そんなものはうそっぱちだと言ってはねつけたからといって、現実は変わるわけではありません。私たちは、このことも踏まえながら、では、長期的に見たときに、但馬にちゃんと医師が定着してくれるような仕組みはないのかということを考えなければいけない。それが今回の案のように、15人なのか、今後ふえるのかどうかわかりませんけれども、そのうちの一部を急性期の中核病院である豊岡病院にまず集約をする。豊岡病院は、さまざまな診療科がございますので、研修の体制は整っているという病院でございますから、そこでしっかりと研修をして但馬への愛着を深めていただく。豊岡病院は、今よりも人数がふえますので、その分余裕が生まれて、出石病院に外来の派遣をして診療科目をふやしていく、あるいは診療時間をふやしていく、こういった案は、私としてはむしろすぐれた案ではないかと、このように考えてるところでございます。


 私といたしましては、今の案のとおり行けるのかどうか、あるいは本当にほかにいい案がないのかどうか、それはこれからの議論でありますけれども、私としては、問題から逃げることなく、但馬の医療はとにかく但馬内できちっと受けられる、それを確保する。その上で、なお良質な医療の確保を目指していく、そのことで取り組んでまいりたいと思います。


 産科につきましても、但馬に帰るなというのは情けないと言われました。私も全くそう思います。しかし、では、この4月にほかにどんな方法があるのか。360人からの患者というのか、つまり妊婦さんが全部豊岡病院と日高病院に来れば、この2つの病院がパンクすることは明らかであります。そして、4月に今、確保できないという現実があるわけでありますから、せめてとり得る対応としては、申しわけないけれども、里帰り出産を控えていただけませんかと言うしかないということで、そのような発表をなされたものであります。このままでいいと思ってる人は、安治川議員も含めて、但馬じゅう、だれ一人いないと思います。したがって、そのことの努力は私も懸命にしたいと思いますし、当面は八鹿病院の小児科確保ということが決め手でありますから、その確保に向けて、八鹿病院だけの問題ではなく但馬全体の問題として取り組んでいきたい、そのように考えてるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) この問題で、もう2点だけお尋ねしておきたいと思うが、今の研修の問題なんだけども、これは、豊岡病院が特に戦後、急激に組合としても発展をする過程で、医科大学、また看護専門学校の設置が何遍が議論になって、そのたびに立ち消えになって今日に来てるが、国、県からの積極的な提案を1点もないんですね。あなた、当時、県会議員をしとられたときに出たかどうか知らんけど、明石に看護専門学校ができるときに、こっちにやろうということもあった。そういうときは、全部持っていかれた。だから、私は、県に対してそれほど但馬のことをご心配いただけるんだったら、中長期に見て我慢してくれという分だけの手当てはしっかりやってもらいたいということを考えてほしいと思うんです。その点について、ご見解があれば聞かせてほしい。


 それからもう一つは、当面、緊急時にそれじゃあ、あなたどないするんじゃと。あなた、そこで怒ってばっかりおってもしようがないじゃないかと、こういうお話だ。それはそうだ。それは、短期間期限を切って、そして緊急避難的にやるということであるなら、それはそういうこともあり得るでしょう。それは、我々も医師アンケートをやりました。だから、私は自信を持って言ってるんだけども。私は、へりくだってちょっと物を言ったら、あなたはその上にかさにかかって言ったから言うんだけどね。若い先生方も、但馬はそんなに来たいというお答えではない。しかし、総合医としての研修機会としては、大変貴重でしたというご意見もあります。そういうよいところは伸ばしていく。悪いところは何とか直して、先生方にお願いする。しかし、それでも出ていくという人を引きとめる手はありませんね。


 しかし、かなわんまでも、待遇改善でもいろいろやると。研修休暇とったら、例えば休診しなきゃならん場合もありますわな。そういう場合、我々が市民の皆さんに、しばらくひとつ不便だけども我慢しましょうと、こういうことぐらいはお互いに言わなくちゃならんと思う。しかし、出石病院ゼロで行きますと、そんなもんどうしようがありますかと。これじゃあお話にならんじゃないかということを言ってるんであって、現実的な議論をどうするかということは、これは本当に超党派でやらんといかんと思う。


 だけども、今度の提案を県がやったということについては私は非常に問題だと思っているのは、但馬人がみんなで知恵を出し合って今までつくってきた病院を、何であんたの指図を受けんならんかというのが根本的にあるんです。これはおかしいですか。私は、但馬人の代表としての市長なんだから、会長なんだから、ぜひはっきりお答えをいただきたい。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、県の中長期の支援策をしっかりと求めていくべきだというのは、そのとおりでありまして、私もこれまでそのようにやってまいりました。それと、ただ、私は、県への支援を求めることは当然でありますけれども、これは我が事でありますから、みずからもどうするかということを、これは責任を持ってやらなければいけない。自分たちは何もしないでいて、ただ県に医師をよこせと、支援をよこせということだけで問題が済むとは、とても思われません。私たちは私たち自身の責任を果たさなければいけないと、そのように考えています。


 それから、県の派遣医師のことにつきまして、よいところは伸ばし、悪いところは直すというのは、私も全く同感であります。その意味では、安治川議員がそのように思っていただいてることに大変安堵をいたしました。確かに但馬を大変気に入っていただいて定着していただいた方もあります。また、例えば今の出石病院にも県下の派遣医師がいますけれども、大変厳しい状況の中でも意欲を持って取り組んでいただいてることも、私は高く評価をいたしております。ただ、私は、こういうことだけに甘えていてはいけないのだと思います。現実に先ほど来ご紹介したような答えが出てきてる。しかもあのアンケートというのは、一々面接に行った分もございますけれども、年限が来たときに、いかがでしたかという定期のアンケートなるものがあって、自由記載欄に書かれたものでありますので、率直に書かれているものと私としては理解いたしております。そういうことに対する対応を私たちはやっぱりしっかりやっていかなければいけない、そのように思います。


 それから、待遇改善をすべきだというご提案も、そのとおりだろうと思います。豊岡病院組合では、医師の報酬を上げるという提案をこの議会に出しておられますけども、これも一つの方法だろうと思います。また、研修に行く、あるいは学会に行く、そういったことを認められるような体制にすべきだということも、全く我が意を得たりでございます。ところが、今はそれがほとんどできていないという実態であります。


 例えば出石病院には、常勤の医師が4人と豊岡病院からの当直の応援が1人おりまして、5人で当直をやっておりますけれども、5日に1回当直が回ってまいります。そして、その当直明けには休むことができずに、そのまま外来診療を行っている、こういった状況にございますので、休むからちょっと頼むよなとは、なかなかいけない。豊岡病院本体ですら、当直明けは午前中休ませるのはルールでありますけども、休ませてることは実態にはありません。そういった状況の中で、学会にも行けない、研修にも行けない、こういった状況がございますので、それへの対応の一環として今回の再編策が出てきてる、このようにご理解を賜りたいと思います。


 それから、出石病院の病床がゼロになるという案が出ております。これについて、まさに大変な事態でございますので、よく議論をしていく必要があろうかと思います。例えば病床がゼロになったとして、何が問題なのかということをさらに突っ込んで議論していく必要があろうかと思います。患者の多くは豊岡病院あるいは日高病院の側で対応できるとすると、その場合に出石にないことの問題は何なのか、この辺をもう少し議論を詰めて、この場合は確かに問題だ、この場合は多少出石の人が見舞いに来るのに遠くなるかもしれないけど、辛抱していただけますよねといった、そういったきめ細やかな議論をしていく必要があろうかと思います。


 また、現在の提案は、ベッドはゼロになりますけれども、その後、老人保健施設等への転換を図るということになっています。老健施設に転用する場合には、約50床の老健施設になりますけれども、この分ではまさに施設の充実が図れるわけです。そのこととの抱き合わせでは本当にいけないのかどうかといった議論もする必要があります。また、外来専業については、先ほど来お答えしてますように、今ある診療科よりもふやすという方向であります。そのことも一緒でもだめなのかどうか、そういったことをちゃんと議論をしながら、頭ごなしにゼロだからけしからんということではなくて、代替案として示されてるものにどこに問題があるのか、どちらがいいのか、あるいは中間的な案がないのか、その辺をぜひこれからも安治川議員等もともに議論をしながら、私としてはいい着地点を目指していきたい、このように思います。


 指図については、先ほど答弁したとおりでありまして、県が提案をしたと、それは、むしろ私たちが望んだことでありますので、私は、指図されて、気に食わないとは思っておりません。むしろその提案は提案として、まず受けとめた上で、では、どうするのかと、これがまさに我々の責任になってる、そのように考えてるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) この問題では、2月末に結論を得たいというふうな協議会でのお話だったようでありますから、この後のスケジュールは、お正月を挟んで議会の関係、3月までに行革だとか基本構想だとか、いろいろ議論を詰めなくちゃならんことがいっぱいありますから、どういうことにしようと考えておられるか、今の方針をお示しをいただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 2月末といいますのは、まず県が派遣医師15名の人事を決定する期限が2月の末である。したがって、この再編案が前提に医師の派遣を考えることになっておりますので、2月末をめどに方向を出してほしいというのが県当局の側の願いでありますので、そのことを受けて、結果としてできるかどうかわかりませんけれども、2月末を目途に頑張りましょうねという確認を過日の協議会で行ったところでございます。


 この後の日程というのは、まだ明確にスケジュールを決めてるわけではございません。ただ、この但馬全体での医療確保の検討よりも先んじて、豊岡病院組合の5病院のあり方について病院組合内で検討がなされてきておりますので、そう遠くない時期に豊岡病院組合自身の考え方が外へ出てくるものと思います。したがって、その両方をあわせて、議会や市民の皆さんとの議論をしてまいりたいと思います。


 また、病院組合の側にはかねてから病院組合自身の案ができたときには、決定したことの報告ではなくて、案が出た段階での議論をぜひ市民とやってほしいということを言って、それはその方向になっておりますので、1月中には何カ所かでタウンミーティングがなされるものと思われます。また、議会の皆さんとのやりとりについては、また議長団ともよく相談をさせていただきたいと、このように考えてるところです。十分な議論を時間をとってすべきだというのが一方である反面、しかしながら、現実に医師はどんどんいなくなっている、こういった状況がありますので、結論を急がなければいけない。その両方をぎりぎり満たせるような回答を私としては求めてまいりたいと、このように思います。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) くれぐれも申し上げておきたいのは、但馬の9つの公立病院は、いずれも国県の支援があったとはいえ、明治以来、苦労して住民が協働でつくり上げてきた病院であります。我々自身がオーナーでありますから、その点をお互いに確認して、今後スケジュールをしっかりと詰めてもらいたいと思います。


 次に、ごみ・汚泥施設関連の問題について、二、三お尋ねをしたいと思います。


 1つは、環境モデルエリア構想と国道あるいは堤防との関係は、直接にはないんだという市長のお話であります。ちょっとよくわからないのは、国道、県道について上郷の方々が非常に熱望しておられる要望があると。これについては、市としては、広域ごみ・汚泥処理施設の受け入れ、受け入れないに関係なく、客観的あるいは主体的に全力を尽くすという立場に間違いありませんか。その点、非常に不安を抱いておられるから、僕は、市と地元の信頼関係を構築する上でも基本だと思いますから、その点お答えいただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) その点は、全くそのとおりでございます。全力を尽くすということに変わりはございません。ただ、まず例えば道路について言いますと、鶴岡橋が今現に進んでおりますので、これが当面最優先になります。それから、中郷あたりの国道につきましては、これは激特期間内に、無堤地区でありますから堤防をつくることになっておりまして、その関連で中郷地域の国道の整備が行われます。したがって、上郷部分というのは、スケジュールからいけば、その後の課題ということになります。ただ、前後が改良されますので、当然のことながら残された課題として、そこに取り組む必要がございます。これが1点です。


 それから、堤防につきましても、これは10月の31日に国土交通省が公表いたしましたけれども、上郷のちょうど人家がずっと密集してるあたりの堤防については、改修の必要がないという結論が報告をされています。これは、全国の堤防の詳細な点検がなされまして、ボーリング調査もなされた結果、今申し上げました地域については、振動に対して安全性があるということを結論を出しております。しかも現在、激特の中には入っておりませんし、緊急治水の中にも入っておりません。これがまず現実であります。


 しかしながら、地区民の皆さんが心配しておられますように、上流側と下流側の堤防が強化をされれば、相対的に上郷部分の堤防が弱くなる。したがって、それが大変心配だと、こういうことでございます。したがいまして、上郷区の皆さんに申し上げておりますのは、激特、緊急治水の中に盛り込むことは、これは現実に不可能だと。それは、もうほかにやるべきところはたくさんある。つまり床上浸水をしたところを優先するということでありますから、これは難しい。そこで、当面目指すべきは河川整備計画の中に盛り込む必要がある。これは現在、国土交通省で作業中でありますが、来年か再来年ぐらいにはできるのではないかというふうに見込まれております。これは20年とか30年の間に円山川の堤防をどうするか、これをまとめる計画でございますので、当面は地域の人たちと一緒になって、河川整備計画の中での位置づけを目指す。そこをまず確保した上で、その上で前倒しを図る。仮に緊急治水事業の中で予算の枠ができたり、余裕ができたりした場合に、そこへけり込んでいくような努力を全力でする、これを一緒になってやりましょうということを申し上げました。


 それと、道路に関しても、実は堤防と関係ございまして、真正面から堤防を拡幅しろ、強化してほしいという要望の道筋が1つ、もう一つは、県に対して国道を整備してくださいよということで要望し、国道の整備は、すなわち堤防の拡幅につながりますので、道路を改良するという観点から、堤防強化の実をとるという方法がある。その二本立てで頑張りましょうということを上郷区の皆さんに申し上げたところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) 今の河川計画でありますが、河川整備計画は、中長期にわたる計画でもあり、また短期の間に実現すべき内容も含まれると。しかし、いずれにしても、激特以外につくられるわけですから、この中にまず上郷地先の堤防の暫定高をきちんと確保するということが一つ必要ではないか。だから、この方向で市当局も、それから我々も、特別委員会まで置いてるわけでありますから、全力を挙げるということが必要ではないか。この点のひとつ見解を聞いておきたい。


 それから、この河川整備計画の中へ入れるかどうかについて、昨年、近畿整備局でしょうかね、ここが発表した計画の中には入ってないということでありますけれども、これは当然台風23号の災害に関連しての検証が基礎になりますから、しかし、同時にこの堤防が適切な強さを持ってるかどうかということが詳細に検討されたかどうかということは、僕は別だと思うんです。


 と申しますのは、お尋ねをしたいと思うんだけども、鶴岡橋の幅員は今度11メートル以上だとお聞きしてる。2車線で自動車交通が7メートルちょっとの幅のはずであります。それに歩道がつくと。それから、中郷の築堤内側につくられております現在の国道482の改修も、歩道が設置される。幅員は7メートル以上になるはずであります。そうすると、この上郷地先の堤防の幅員はどうなんだということを考えるときに、恐らく私、7メートル下がるところが大分あると思う。そうすると、堤防高としても問題があるし、というのは、もしこの道路の必要な幅員を満たす、さらに歩道までということになりました場合には、相当大きな事業を必要とする。国だけでも、県だけでも、これはやりきれないということになりますから、今は絶好のチャンスじゃないかというふうに思いますので、この辺の鶴岡橋あるいは中郷の改修される道路の幅員等の連担がどうなるか、その辺もお尋ねをしておきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 技監。


○技監(宮里 憲一) お答えいたします。


 国道の方の拡幅は、確かに2車プラス歩道の幅員になります。それと、堤防の方は堤防の方で規格がありまして、今現在のやつが今の基準を満たしているかというと、大きさについては満たしていないという形になります。国道の方を整備するときは、国道の整備に合わせて、多分河川の堤防も今の現在の計画に合わせてされるものというふうに思います。ですから、堤防単独でやりますと、これまた道路の幅員とは合致しない形になるという形になると思います。ですから、我々として一番いいのは、道路の拡幅を全部つなげてやっていただいて、それに合わせて現在の規格に基づいて堤防の拡幅もやっていただくと、あるいは改良もやっていただくという形が一番よろしいかと。


 それがいつできるかという話ですが、現実のところでは、今ある激特の区間ではなかなか難しいと。道路の方も、それなりの計画で進みますし、全部が全部というわけにはいかないだろうと。じゃあ、どうするんだということになりまして、先ほど市長が申しましたように、河川整備計画の中でとりあえず盛り込むと。それはお願いしようと。その中へ入った上で、できるだけ早くやってもらうような努力を我々としてもやっていきましょうと、そういうふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) 技監、今、我々もとおっしゃったのは、豊岡市の技監として我々もとおっしゃったのか、帰任をされて県の役人として我々とおっしゃったのか、ちょっと微妙だったからね。というのは、何でこんなことを私、聞くかと言ったら、たまたまごみの問題に関連して堤防をやってくれという話が焦点になってきてるんだけど、これは豊岡じゅうみんな心配なところがいっぱいあります。しかし、たまたまであっても、よいことは集中して努力する必要があるから、そのときに、今あなたがおっしゃった、河川計画に入れるのが先なんだということは何だかいいように聞こえるが、道路の改修も、それとは関係なしに頑張るということが必要なんじゃないかと思うからね。その辺がちょっと微妙だったから、お聞きしておきます。


○議長(古谷 修一) 技監。


○技監(宮里 憲一) 微妙らしいので、お答えします。


 道路の拡幅の計画につきましては、県の社会基盤整備プログラムというのがあります。その中に、鶴岡橋のところと中郷のところは載っております。これが21年を目標の計画になっていると。ですから、21年目標で、そのとおりできましたら、真ん中だけ残ると。ですから、この部分を逆に社会基盤整備プログラムに載せていただくというふうな働きかけをするというのが一番かというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) そしたら、確認しておきたいんですが、もちろん市長の心持ちとしては、上郷の区民の皆さんが北但広域ごみ・汚泥処理施設を気持ちよく受け入れてくれて、信頼関係が強まって、努力できれば、それはそれにこしたことはないと思うんだけど、逆も言えるわけでして、市がやっぱり環境で一番市民が心配してるところにさわることによって、信頼関係は強まっていくわけでありますから。今おっしゃったように、一番は道路計画に、社会基盤整備計画の中に入れてもらうと。それから、河川整備計画の中に入れてもらう。両面で一生懸命頑張るということについては、市としては覚悟をして頑張るということであるということでよろしいですか。


○議長(古谷 修一) 技監。


○技監(宮里 憲一) そのとおりでございます。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) 私は、このことを非常に一生懸命お尋ねしたのは、上郷の住民の方々がごみ処理施設の計画を聞いてから今日まで、本当に地域の住民にしては、心の痛い人間関係になってると思うんです。これは、我々もここに座ってる者はみんな田舎に住んでるわけでありまして、お互いに顔見知り、小さいときから一緒に育った、そういう人たちがある問題をめぐって大きな声を出さなくちゃならんというのは、日本人というのは余り好まない。にもかかわらず、そういう状態があらわれてるということについては、持ち出したのはこちら側ですから、なるべくそこのところを治癒するように、もう期間は長いわけだから、さきの質問者も3年半という表現をされましたが。そういう点で、この国道なり、それから築堤なりについて、こういうお話が出たというのは絶好のチャンスでありまして、しかも豊岡市にとって極めてよい事業でありますから、ぜひ実現の方向で頑張ってもらいたいと思うんです。


 もう少しこの問題でお尋ねしておきたいと思うんだが、これは陳情書が撤回されたということについて、あなたも議会なんだから、議会の方で調べてみたらと市長はおっしゃった。それはそうだ。調べてみます。だけど、あんまりこれもお互いに、原則的なことを確認しておきたいと思うんだけども、請願、陳情というのは、わざわざ請願法というのがあって、平穏に請願の意思を表明した場合は、何人も、何人もというのは日本国籍がなくても、大人でも子供でも意思が表明できる人なら、官公署、その中には議会も含まれるんでありますが、平穏に請願する権利をこれを保障すると、憲法と請願法で書いてある。にもかかわらず、一たん請願書として出たものが撤回されるというのは、異常事態なんです。


 これは、私はみずからそのことを現地に行ってほじくり返すようなことはしませんけども、あなた議会として調べろということをおっしゃったけど、本格的に調べようと思ったら、陳情された人、撤回された人、この方々を議会にお招きをして、どうしてそういうことになりましたんですかというところまでいかなくちゃならん。僕は、個人的にはそんなことはしたくありません。平穏に請願し、平穏に撤回されたんだろうと、こういうふうに理解しておかなければ、平穏に請願する権利を妨害した者はだれか。いや、妨害したんじゃない、勝手にやったんだと。自分で書いたんじゃない、人が書いたんだというふうなことまで言ったら、もうお話にならんと思うんです。もうこれは陳情文、請願文を書くのが怖くなってくる。それは私人間のことかも知らん。しかし、人権擁護委員会などの任務は、全くの違法でなくても、人権が侵害されたときには、これをただすという、そういう仕事まで法務局の中にありますね。


 私は、そういう点では、議場の皆さんにも申し上げておきたいが、ああ、陳情が減った、請願が撤回された、そういうことであってはならんと僕は議員として思ってるんです。少なくとも市民がどういう方であろうと、それがおばあちゃんが書いて、息子の名前も書いてあったと。奥さんが書いて、ご主人の名前も書いてあった。帰ってきて、ご主人が、村の中のいろいろな人間関係から、わしはこれはちょっと困るとおっしゃったかもしれません。


 しかし、通常、例えば出石病院がなくなるのは反対だという署名を仮に隣保長さんが持ってこられたら、おうちにおられた奥さんが全部署名なさる。普通のことです。これは、自分の意思に反して自署でないから、あなた、請願権の行使に当たらないんですよというようなことは、だれもできない。しかし、ご主人が帰ってきて、これは村の中の不和のもとになるから消そうとおっしゃったかもしれない。そういうことは大いにあり得ることでしょう。しかし、それに馬乗りになって、自分で書いてなかったんだというようなことをもし仮にも言うとしたら、これは僕は公人として言ってはならんことだと思う。


 私は、もしこれは残念なことだというご立場でないとするなら、あなたの勧告に従って、議会には厳重な調査を申し入れることにしなきゃならんと思う。私は余りしたくないけど、率直な市長としての見解を述べておいていただきたい。そうしないと、これから先、一々陳情出すときに、たくさん署名してもらったら、だれかのご都合に触れる場合には、取り消しの署名が回ると。署名の様式も、あえてだれが出したかなんていうことは、今までだれにも聞いたことはありませんが、素人のできる書式ではありません。とりに来たんでしょう。そんな知恵が普通署名した人にはありません。集めた人がそんなものをとりに来るおそれもない。そうすると、取り消しの積極的意思を持った人がおいでになって、その書式をおとりになったんでしょう。大変残念なことじゃないでしょうか。こんなことが市民間にあったら、平穏な請願ができなくなるじゃありませんか。私は、そんなことは請願法の趣旨にもとると、こう思うが、いかがですか。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 今、安治川議員がるる言われたことは、私には関知しないところでございます。先ほどお答えしたのは、何で上郷区での説明会の際に市谷の陳情の件の質問が出て、あんた答えたそうだが、何て答えたんだと、なんでおまえが知ってるのか、こうおっしゃったので、お答えをしただけでありまして、そんなにお知りになりたいのであれば、私にお聞きになるのではなく、みずからお調べになられたらどうかということを申し上げたところでありまして、議会の側に調べるべきだということを申し上げてるわけではございません。この点は、重々ご理解を賜りたいと思います。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) あなたのお気持ちはわかりましたから、それはそのとおりに受け取っておきたいと思うけれども。答弁の間に、あなた何をせいというところまではおっしゃらん方がいいだろうと思いますね。そうしないと、自分の名誉が傷つけられたと思う人はやりますからね、私は適切に処理したいと思いますけれども。このことは市議会に出てから、めったにないことなんです。それは1人や2人がそういうことをおっしゃった場合はあります。しかし、60数名の方が署名をされたものが60数名取り消しになる。これは、だれが聞いてもびっくりしてしまって、何だろうかと思うわけ。だから、これについて私はしっかりした見解を持っていきたいと思います。


 それから、災害復旧工事に関連して、議会の報告することはできるはずもないと市長はおっしゃったけど、私は、それだと再発はあり得るなということを思ってしまいますから、確認しておきたいんだけれども、1月20何日かに工事の遅延のおそれがあるということを職員が知っておったということを市長がおっしゃった。私は、その時点なり、それ以後でもよろしいけれども、正常な手続で事を決するのなら、何も市長が、臨時議会もあれば、その他の手続もあるわけでありますから、結果として同じことになるわけですから、私は、しかるべく手続についても研究をなさり、反省すべきところは反省しておくというのが至当ではないかと。


 それを、その方法があったかなんていうことを我々に聞かれるというのであれば、これはお話にならんわけで、そうすると法に違反することになるということになりますから。私は、国、県に対しては違法を犯したことについて陳謝するわけでありますから、そのことについてきちんとした反省、国が定めた法に基づいたら、どういうことになったかということについては、議会にもとるべき態度がありますから、何も裏工作で議長を呼んで、ちょっちょっと話をするということじゃなしに、正々堂々とやる道もあるわけでありますから、それはひとつご検討をいただきたい。お答えいただきたい。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 再発の可能性を疑われるのは、もっともなことだと思います。したがいまして、私たちが考えておりますのは、1つは、まず1年目の繰り越しは、これは可能でありますので、早目に繰り越しの判断をする。それから、事故繰りは原則で認められておりませんけれども、事故繰りの可能性を探る。それから3点目に、再度職員に3月の末が門限である、そのことを遵守する意識を、これは研修等を通じてしっかりと浸透させていく、そういうことではないかと思います。


 先ほど議会の方に相談できるはずもないと申し上げましたのは、私が知った4月27日の段階のことを申し上げております。正直言いまして、1月の末に県に事故繰りの可能性を担当が問い合わせて、ノーという答えをもらってるわけでありますが、それはまさに担当のところでとどまっておりました。したがって、今回この皆さんからいただいた質問の答弁調整、2日間、朝から晩までやったわけでありますが、入れかわり立ちかわり入ってくる職員に対して、悪い情報ほど早く上に上げるという組織風土を一緒につくろうと、そういうことを職員に重々と言ったところでございます。


 したがって、根本的には、どうもできそうにないといったことが担当でわかった段階で、率直に上に相談ができる。そして、上司は、どうしても自分とこで解決できないのであれば、早目に三役に相談に来る、そういったことをやるというのが最も大切な改善策ではないかと、このように考えてるところです。


 先ほど言いましたように、4月27で、もはや他に、つまり打ち切り清算をして、無防備なままで台風を迎えるか、あるいは工事を続行させるか、2つに1つしかない段階で私は事態を知りましたので、その段階で議会に相談申し上げるというのは、かえって議会の皆さんにとっても酷なのではないのかと。むしろ私自身がその責任を背負っていく、そういった判断をしたということを申し上げたところです。


○議長(古谷 修一) 26番、安治川敏明議員。


○議員(26番 安治川敏明) 終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で安治川敏明議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は11時15分。


                午前11時02分休憩


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                午前11時15分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、7番、梅谷光太郎議員。


    〔梅谷光太郎議員 登壇〕


○議員(7番 梅谷光太郎) ニュー豊岡の梅谷でございます。(拍手)どうぞよろしくお願いいたします。


 この年の終わりの今回の質問では、たくさん質問したい項目があるんでございますが、何分時間配分がまだ下手くそで、なれません。また、たくさんの議員の方の質問が予定されております。災害復旧、行革、ごみ処理場の問題、それぞれ大変大きな問題ではございますが、私といたしましては、通告いたしました3点につきまして精いっぱい、時間いっぱい質問をしてまいりたいと思っております。


 まず、基本構想についてでございます。さきの全員協議会においても、たくさんの議論がなされ、私も事細かなことまで質問いたしました。質問回数の制限ということもございまして、深く突っ込めませんでしたので、少し絞って改めてお伺いをしたいと思います。


 基本構想では、交流人口あるいはまちづくり人口という言葉を冒頭にお使いになって、この基本構想を進めていく上で、この交流人口あるいはまちづくり人口というのが大変大きな中核的なウエートを占めているように表現されております。しかし、この交流人口あるいはまちづくり人口というのが一体どういうものなのか、少し説明がおざなりのような気がいたします。


 ちなみに11年前に但馬で行われました但馬の祭典で、交流人口の定義がされておりますから、少し紹介しておきます。新しい但馬づくりの真の理解者となり、そしてまた協力者となって、再三にわたって但馬を訪れ、人々と交流し、同時に但馬の人々をみずからの地にも迎えていく人々、これを交流人口と呼ぼうというふうに定義されたのであります。


 これは、基本構想策定の時期ということですから、今から数えますと15年前のことになります。真の豊岡づくりの理解者となる人あるいは協力者となって再三にわたって豊岡を訪れる、そして豊岡の人々と交流する。こういったことを交流人口というふうにおっしゃるんだろうと思います。この交流人口につきまして、改めて当局の説明もしくは定義というのをお願いいたしたく思います。


 ただ、この交流人口という言葉は、但馬の祭典当時では難しい言葉でございました。キーワードとして使われたのですが、最終的には観光入り込み客というのをニアリーイコールの交流人口というふうにとらえました。そして、但馬の祭典、約1年間でございますが、観光入り込み客1,000万人を大きく超えるという、そういう大きな役割を果たしたものと言うことができると思います。どうか当局におかれましても、この交流人口という言葉を大切になさって、これから10年の新しい基本構想、基本計画、そして実施計画の核として、しっかりとした構想実現に向けて頑張っていただきたい。その気持ちを込めて、この交流人口に関する質問をさせていただきます。


 また、定住人口と交流人口をあわせてまちづくり人口という言葉をお使いになっております。このまちづくり人口いうのも、あるようなないような、恐らく初めてお使いになった言葉ではなかろうかと思います。これについても、いま少し具体的に解説をしていただきたく思っております。


 2つ目は、豊岡モデルについてでございます。この言葉についても全員協で同様、説明を求めました。確かに新しい豊岡を表現する豊岡モデル、いい言葉だと思います。豊岡ならではの計画がここにはあるんだということを証明なさったものと、高い評価ができるのではないかと思います。


 ただし、そのプログラム例が1つだけというのは、いかがなものでしょうか。全員協から一月と少したちました。当局におかれましても、あと1つ、2つはこのプログラム、それからプログラム2あるいはプログラム3というのを例としてお考えになっていることでしょう。ぜひこの場でご披露していただければと思っております。


 さらに、基本構想の第3章と第4章の関係、何度読んでもしっくりといたしません。まちの将来像を実現するためのテーマといい、まちの将来像を実現するための進め方と、3章、4章でそれぞれおっしゃる。言葉の使い方としても、どうも正しくないんじゃないかなと思ったりもいたしております。この基本構想は、基本計画、そして実施計画という大きな流れをつくって、新しい豊岡市の行動指針となさるものであります。この基本構想にわかりにくい部分があるのでは、この基本構想自体の存在というようなものが問われるのではないでしょうか。どうか納得のいく説明をお願いいたしたく思います。


 また、各地域の特色も、字数をそろえるなどしていただきました。努力には感謝いたしたいのですが、読ませていただいて、やっぱり各地域、合併した城崎、竹野、日高、出石、但東、各地域への委員の皆さんあるいは事務局の皆さんの思いというか、愛情というか、どうも伝わってこないような気がしてなりません。どうかすばらしい地域と一緒になってこの新しい豊岡市、スタートしたわけでございますから、そういった皆さんと一緒になってというところを大事に大事にしていただいて、この基本構想を進めていただきたいと思っている次第でございます。


 2点目は、墓地公園の計画についてでございます。


 この墓地公園について、地元市場地区、そして神美地区の合意がきちっとなされたかどうか、担当の生活環境課にお伺いをいたしました。地元の合意について文書にしたものは、公文書はもちろん、メモのようなものさえ全くないというお返事でございました。しかし、この地域に測量に入る等の動きをなさるときに、この地元の合意が例えば市場の区長から報告されたといったような記述を前の議会のときにお示しいただいております。ところが、その合意を記した文書なりが全くないとおっしゃるのは、いかがなものなんでしょうか。


 また、平成15年の9月28日に、市場地区住民投票というのをなさったそうでございますが、この結果についても、賛成派の方が反対派の方よりも人数が少し多かったようだという口頭の報告をお受けになっただけということのようでございます。これでいいんでしょうか。住民投票において、投票箱を市役所のものが貸し出されたそうでございます。投票用紙も、この市役所のものが貸し出されたそうでございます。住民投票のやり方についても、担当職員がその地区で説明したそうでございます。そこまで懇切丁寧に説明をしておって、その結果については一切存ぜぬ、わざと存ぜぬというふうになさったとは思いたくないのですが、これは非常に重要なポイントではないでしょうか。賛成が何人、反対が何人、だから、賛成多数で、市場地区については墓地公園の測量等について進めていくんだと、そういうきちっとした説明がなされなくてはならないのではないでしょうか。


 さらに、この墓地公園の情報というのが、当該市場地区はもとより、近隣にあります奥野、三宅、香住、森尾といった隣接した地区にも、あるいは神美の地区全体にもほとんど全く知らされておらないまま、一部区長ですとか地区の役員にしか知らされていないと。そういう事実を担当である生活環境課としては、あるいは市当局としては、どのように認識なさってるんでしょうか。合意を得るという以前に、情報を伝えなくて、きちっとした判断が当該市場地区であれ、あるいは隣接の各地区であれ、あるいは神美地区全体であれ、下せるものなのでしょうか。きちっとした情報を出さないで、どうやってそれぞれの地区の住民は判断ができるというのですか。その辺につきましては、当局のご判断あるいは行動、非常に問題があるのではないかと私は考えております。強く訴えてまいりたいと思っております。


 ここで、1つ提案をさせていただきます。高屋にございます霊園が満杯で、墓地を求める方々が100名を超えているというお話が前回、9月議会でございました。では、その方々は豊岡の、あるいは但馬のどこにお住まいなのだろうかと資料をいただきました。待機者合計104名、最も多い待機者は旧豊岡の五荘地区35名、豊岡の中心市街地で19名、八条地区13名、新田地区11名、田鶴野地区9名、三江地区8名、旧他町では、城崎町2名、日高町1名、新豊岡市外1名、そして神美地区で墓地を求める方は2名でございました。こういう状況で、もちろん大きな墓地公園ですから、あちらこちらから墓を求めてお越しになるんだからいいじゃないかとおっしゃるものの、こういった状況を見ますと、各地区に偏りがございます。


 そこで、私は提案をいたします。今申し上げた墓地を求めておられる地区を中心に、20あるいは多くても50ぐらいの区画の、どちらかというと小さな霊園もしくは墓地公園をそれぞれの地区の近くにおつくりするということはいかがでしょうか。市場に1,000区画という大変大きなものをつくるというのも、経済上は非常に有効だという説明がございましたが、本当にそうでしょうか。


 私、高屋の霊園にも念のために伺ってまいりました。大変広いところにたくさんのお墓が並んでおりましたが、どう見ても1割もしくは2割程度ぐらいまだお墓があいております。草ぼうぼうで、お墓の石が置いてないところがございます。もちろんそれは、これからそこにお墓をお建てになる方がキープなさっているところだろうとは思いますけれども、今、現に墓地を求める方が104名ということで、それが本当に緊急を要するのならば、例えば今、高屋の霊園があいてるところの所有者の方にお願いをして、近いうちにまた新しい霊園をつくるから、譲っていただけないだろうかというぐらいの努力はしてはいかがでしょうか。


 さっき申しましたように、豊岡の各市の各地区、特に墓地を求める必要が高い地区に20から50くらいの小さな霊園をつくってさしあげる、そういったアイデアはいかがなもんでしょうか。あるいはこれは都会ではやっているということですから、必ずしも豊岡でなじむものかどうかわかりませんが、それでも若い世帯もふえておりますことから、都会で納骨堂というシステムがはやっているというか、ビジネスとして成り立っていると聞きます。一つところにお骨をおさめるところをつくるというものだそうでございます。それでしたら、大きな墓地は要りません。建物にお墓をおさめる、例は悪いですが、引き出しのようなものをつくって、そこにお骨をおさめさせていただいて、法事ですとか法要のときには、その場所でそういったことをなさる納骨堂というものだそうです。


 そういったことも市当局としては、これだけこの墓地公園が問題になっております以上、頭の片隅にお考えをいただくということはできないものでしょうか。これからますます高齢化が進み、あるいは若い方がみんながこの豊岡を支えていくことになる。そういった若い方が大きな大きな墓地、墓場を求められるより、納骨堂といったようなシンプルで簡単で、ある意味楽な、そういった施設をつくって利用されるというのは、大いに見込みのあることではないかと提案をいたします。


 どうかこの墓地公園につきましては、本当に待機者のためにつくるとおっしゃるのなら、いま一度計画を一から練り直すぐらいの気持ちを持っていただけませんでしょうか。それでもなお市場地区につくらなくてはいけませんか。これほどまでに市場に固執される理由は何なんでしょうか。


 3番目、災害時要援護者登録制度について質問をいたします。


 さきの市民福祉常任委員会で、災害時要援護者登録制度の説明を受けました。部の方で災害時にいち早く助けなくてはいけない方々を、個人情報保護という縛りを解き放って、地域の方々で救おうとお考えになった先進的な非常にすばらしい取り組みであると感じました。しかし、問題点も少しあるように感じましたので、ご質問をいたします。


 まず、この登録制度というのが福祉サイドから図られた計画のようですが、さらに防災のサイドから、あるいは各地区というサイドの連携はどのようになっておりますでしょうか。この登録者の申請書の冒頭に、このように書かれております。私は、災害発生時などに地域の支援を得たいので、災害時要援護者登録台帳に登録いただくよう申請します。こういう表現になっております。申請なさる方の立場に立って考えると、この登録カードに従って登録すると、優先的に助けてもらえるのではないかという誤解を与えはしないか。


 あるいはまた理由があって登録を控えられた方、たくさんいらっしゃるんです。独居老人の方で11.4%、高齢者のみの世帯38.8%、要介護者26.4%、障害者52.4%、登録していただきたい当局がカウントした7,077名のうち2,238名、31.6%の方が登録をまだお済ませになっていないという報告でございました。やはり登録をなさっていない方は多いと私は思います。まさか登録をしなかった者は助けないとか、あるいは優先順位が遅くなるとか、そんなことはないと思うのですが、さっき読み上げましたように、申請書の冒頭にある文言をうっかり登録しないと助けてもらえないというふうに誤解する市民、要援護者というのがいらっしゃるんではなかろうかと、そのことを懸念をいたします。


 さらに、この登録制度に基づく名簿と、あるいは福祉のサイドがお持ちになっている要援護者の名簿と、それから各地区地区で独自に作成なさってる名簿というのが、地区にもよりますが、恐らく存在すると思います。そういった何種類かの名簿が必ずしも一致をしていないだろうと強く推測されるわけでございます。そんなときに、現場である各地区ではどのような判断をし、どういった救出の行動をするのか。市当局あるいは担当の部局としてお考えになったことがございますでしょうか。名簿のすり合わせなどなさっていらっしゃるんでしょうか。漏れはないんでしょうか。最近、転入してきた方などで漏れている方があるとしたら、それは大変大きな問題になるのではなかろうかと思うわけでございます。


 大災害のときには、水害であれ地震であれ、特に地震は前ぶれがなくやってまいりますから、混乱も非常に大きいものであると思います。できる限り連携をとって、地域の人たちが気持ちを一つにして、そして福祉や医療、防災などと連携をして一緒に動くことがどうしても必要であると私は思います。そういった際に、この要援護者制度、本当に助けを求める方にきちっとした援助が行くような、そういった形にぜひともしていただきたく思う、そういう観点からこの説明をいたしました。


 第1回目の質問は、以上でございます。残りは自席で行います。(「議事進行」と呼ぶ者あり)


○議長(古谷 修一) 25番、岡満夫議員。


○議員(25番 岡 満夫) ただいまの梅谷議員の墓地公園の質問の中で、当該の候補地の実名が何回か出てまいりました。この問題については、たっての地元の区長さんから、できるだけ地元の名前を抑えてほしいと、こういう要望もございまして、今非常に微妙な段階に来ておるところであります。わざわざ実名を言っていただかなくても、この議会の中で候補地という表現で十分わかるわけでございまして、これは今の発言は、地元の区長さん初め区民の皆さん方の心を裏切ってると私は思います。議長の方で十分精査をお願いいたしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。


                午前11時40分休憩


           ────────────────────


                午前11時43分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、豊岡モデルに関するご質問にお答えをいたします。


 豊岡モデルのさらにモデルはコウノトリモデルということは、議員もご案内のとおりでございます。当初、種の保存ということからスタートした、ある意味で狭い運動がやがて自然放鳥ということを射程に入れ、自然放鳥のためには環境が創造されなければいけないというふうに、環境問題に広がっていく。そして、やがて意味が反転をいたしまして、鳥のために環境をよくするのではなくて、実は人間のためにこそ環境をよくすべきだというふうに変わってまいります。しかもこの環境問題の中には農業が深くかかわっておりましたので、健康問題という側面も帯びることになりました。


 さらに、時間がたって、それが環境経済ということで、経済にもつながるという認識がなされ、そのような活動に広がりました。加えてこのコウノトリの実践を通じて、さまざまな知、インテリジェンスがこの地に蓄積をされてきている。外からも多くの研究者がやってきて、お互いに刺激し合うという関係ができてきてるというふうに、さまざまな要素が有機的に結びついて、広がりを持ってきている、これがコウノトリモデルでございます。コウノトリの活動のみならず、さまざまな施策なりまちづくりの活動を同じように有機的に結びつけていって、広げていくという方向をとってはどうかと、それがコウノトリモデルでございます。


 したがって、今、具体的にどういうものがあるのかということは、存在は他にはしてないということでございます。したがって、明確な姿を示すことはできませんけれども、例えばこんなものが考えられるということで言えば、子育て支援ということが喫緊の課題になっております。そのために、例えば保育所をきちっと整備をする、放課後児童クラブを整備をしていくといったことのみならず、例えば子供たちの脳の発達を促すために運動遊びをしてはどうか、子供たちの情操教育を進める上で、読み聞かせをやったらどうか、読書教育を進めてはどうか。そもそも学校教育はどうなのか、社会教育はどうなのか。それから、いいお答えはできませんでしたけれども、森田議員のように、医療費を下げることによって、子育てを支援してはどうかといった医療にかかわる問題も出てまいりました。


 食育ということも当然関係がございますし、またコミュニティーの強化ということもかかわってまいります。さらに、子供たちが安全に健やかに過ごすために、環境がいいものでなければならない、自然環境もいいものでなければいけないということで、環境問題にも絡みます。あるいはそもそも男女共同参画のあり方はどうかというふうに、子育て支援ということからスタートいたしましても、さまざまな分野がかかわってまいりますので、例えばこの分野で豊岡モデルというものが構築できるのではないかと思います。


 それと、文章の中には明確に書かれておりませんが、この豊岡モデルの一つの特徴は、そこに時間軸が入っている。つまり最初から全体の計画ができていて、そしてそれを計画的に一目散にやっていくということではなくて、ある運動が関係者がみずから実践をし、悩む中で、これがほかの分野にかかわってることに気づき、みずから納得しながらその連携を深めていくということが大きな特徴ではないかと思っております。コウノトリモデルにつきましても、一足飛びに今の形になったわけではなくて、50年間の長い歴史の中から積み重ねられてきたものでございますので、そのような要素も大切ではないかと思います。


 それから、墓地公園についても幾つかのご質問をいただきましたけれども、現在の待機者の地域を調べてみると、どこの地域が何名、どこの地域が何名ということがあるので、そういうことに応じて割り振ってはどうかとご提案もいただきました。しかしながら、1つには、私たちは、今の待機者のためだけに霊園をつくろうとしているわけではありません。現に今の高屋の墓地公園もできてから36年という時間がかかって、総数としては約1,300区画になっているわけであります。したがって、私たちは、今の目の前の待機者のためだけではなく、やっぱり30年ぐらいのことを見通した中で、どのくらいのものが必要なのか、あらかじめ予測をし、整備をしていくことが大切なのではないか、このように考えております。


 もちろんばらばらとあちらこちらに小さなものをつくるのは効率的ではないということもございますけれども、基本的には長い期間の中での需要にこたえようとしている。こういったことから、議員のせっかくのご提案でございますけれども、私としては採用はできないと、こういうことでございます。


 また、もし議員のご提案が墓地公園、霊園というのは悪いものであって、それを押しつけるのであれば、それぞれの要望に応じてやるべきであるといった発想がもしおありであるとするならば、その点についてはぜひ改めていただきたいと思います。もちろん墓地に対するイメージがさまざまであり、決してよくないイメージを持つ方があるものですから、地元でも反対論になっているわけでありますが、墓地というのは、そのようなものではありません。自分の父や母や、あるいは祖父母やご先祖様と、いわば対話をする場所であります。私たちは必ず死ぬときがやってまいります。死というのは大変恐ろしいものでありますけれども、それを避けることはできない。まさにその死に立ち向かうための一つの手段として宗教というものができ上がり、そして葬式というスタイルができ上がり、あるいは墓地というものができ上がっている。


 人間存在の根底にかかわる大変深い問題でございますので、単にあちらがだめこちらがだめだから集約をしてはどうかとか、それぞれの負担に応じてやってはどうかというような発想では私は取り組むべきではないと思います。必ずどこかにつくらなければ魂の行き場がない。私はまだ生きておりますけれども、もし自分に墓地がないとすると一体その後はどうなんだろうという恐らく根源的な不安を持ったままになろうかと思います。そういったものについて行政としてぜひ責任を果たしたい。そして多くの方々がお盆であるとか彼岸であるときにその墓地を訪れて、そしてお水をかけ、花をたむけながらご先祖様や具体的な思い出のある祖父母、父母と対話をする、そういう場所として私は大変大切なものであろう、このように考えております。ぜひ、それは悪いものであるというようなイメージをお持ちであるとするならば、私は個々の住民の方が持たれるのはやむを得ないと思いますけれども、いやしくも議員たるもの、ぜひ認識を、私が申し上げてまで持っていただければ大変にありがたいと、このように思います。以上です。


○議長(古谷 修一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは災害時の要援護者等の制度についてお答えいたします。


 議員のご指摘は登録率が低いじゃないかと、そしてまた実際にそれが差があると、そういうことが考えられないかということでございますけども、決してその登録、非登録で差をつけるものではありません。


 それから、登録率は我々の承知しとるのではことしの10月末現在で4,839件、未登録が2,200件、こういうことでございます。


 それと、このことにつきましては防災計画にも出しておりますけども、要は地域の中でいかにみんなが助け合ってつくっていくかでございます。きょうの新聞でもたまたま豊岡のある自主防災組織の例が発表されたのが出ておりますけども、行政の援助さえ期待できないときには地域のつながりが一番大事だと、このようにおっしゃっておりますけども、まさにそのとおりだと思います。ですから、その登録のことにつきましても当然理解を求めて登録率を上げるように、あるいはまた要は地域との連携でありますから、そのことについての区長さん方、あるいは自主防災組織の皆さんと一緒にやっていくと、このことは今後も進めてまいりたい、こういうふうに思っておりますのでよろしくお願いします。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本構想の関係でございますが、まず最初に、交流人口とまちづくり人口ということでご答弁申し上げます。


 全国的な人口減少あるいは少子高齢化が続いておりまして、こういった厳しい状況につきましては豊岡市においても変わらないというふうに考えております。こういう状況が推移いたしますと、まちの活力とか、あるいはコミュニティーの機能が低下をする、そういう課題に直面するかなというふうに考えています。まちの活力あるいは活気につきましてはそのまちに住む人だけで生んでいくものではございませんで、豊岡市に来てもらう方たち、そういう方たちとの交流によっても活力が生まれてくるというふうに考えています。したがいまして、住んでおいでる方と豊岡に来てもらう方、そういう方々との交流を通じて、一方では大きな経済効果ということも期待できるのではないかなと考えております。


 基本構想の案の中では、住む人と訪れる人をまちづくり人口としておりまして、この人たちが将来どうあるべきかを総合的に考えて、とらえてまちづくりを行っていきたいというふうなことでございます。そういう中でちょうど基本構想が最終年次になります、目標年次が平成28年でございますが、10年後の人口を見てみますと、予測では約8万5,000人になると、もっともっと減ってくるという格好になっとるわけですけども、こういった状況の中で、人口の大幅減に歯どめをかけて、目標年次の定住人口も8万8,000人に持っていきたいというふうなことでございます。さらに従来の単なる観光、見る観光に加えまして、体験とか交流とか学習、そういうことを通じたグリーンツーリズム、あるいはエコツーリズムというのがございますけども、そういったことを通じて交流人口の増加を目指していきたいというふうに考えているところでございます。


 それから、もう一つ、実現に当たってという中で、それぞれの地域でどう進めていくのか、実現するための具体策をというふうなことでございました。基本構想の実現のためにはそれぞれの個性と可能性を持った6つの地域、これが主体性や自主性を持ちながら地域の特色をさらに成長させていく、こういうことが必要だろうというふうに考えております。さらに6つの地域がお互いに励まし合うということ、時には競い合うこともあるわけですが、そういう中で全体の調和を生んでいく、そういうことを通じて豊岡市全体の輝きが増していく、こういうふうに考えているところでございます。


 それぞれの地域の特色をどのように成長させるのか、その具体的な方法につきましてはまちづくり懇談会等でもいろんなご意見をいただきました。提言もありましたけれども、これについては今後取り組みます基本計画の中で具体化を図っていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 正午を過ぎますが、議事進行の都合上、延長いたしますので、ご了承願います。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 4点ほどお尋ねいただきまして、そのうち議員から提案の部分については先ほど市長がお答え申し上げました。


 それから、1点目につきまして、当該区長から市長に対して地形測量とそれから基本計画については受け入れてもいいという、その記録のことでありますけども、その場には市長も助役も私も、それから生活環境課の担当課課長、課長補佐も全部同席をしておりましたので、それぞれ自分のプライベートなメモには当然しとると思いますけども、そういったことでちゃんとおのおの記録はしておりますので、内容について、全くこれは間違いありません。ただ、公的なそういったものがないということであります。


 それから、2点目ですが、2点目の当該地区の投票どうこうについては、後ほど総務部長から答えていただきます。


 それから、3点目の神美地区の、他の地区の住民の方がこういった情報を全然知らされていないということでございますが、こちらとしましては、旧豊岡市からの全部の記録を見ましても当然市長もそういった神美区長会にも出向きましてお願いもしておりますし、おのおの折を見て、前担当も区長会に出向いておりますので、そういったことはないと思っております。ただ、当該各区長さんごとの姿勢といいますか、どこまで住民の方に知らせていただいておるか、そういった問題は差があると思いますけども、市から情報を提供してないということはないと考えております。


 それから、最後にもう1点、納骨堂をつくったらどうかということでございますけども、これについては、こういったことも前いただいたと思いますが、やはりこういった田舎の農村部でありますので、やはりここに住む方は墓石を立てる、そういった形のものを望んでおられると思って、都市部のようなそういう納骨堂については現在、適当でないと思っております。


 それから、もう1点ですが、現在の高屋のものについて、長い間使わない方については返還をお願いしたらどうかいうことでございますが、それについては、現在の高屋の管理条例についても許可の取り消しということで1年間以上そういった墳墓等を設けない場合については許可の取り消しという規定もございますので、そういったことについては担当課でそういうふうに返還を求めて対応しているものと考えております。以上であります。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 平成15年の9月当時の当該地区における投票のことでお尋ねがございましたが、これについて事実関係だけご答弁申し上げたいと思いますけども、投票箱については、これは地区の役員さんから貸してほしいということがありましたので、市の方からお貸しをいたしました。ただ、先ほど議員の質問の中にもございましたけども、当日、市の方で出かけていって投票の仕方について云々というくだりがあったわけですが、当日については市の職員はだれも当該地区には出かけておりませんので、その点だけ答弁を申し上げておきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは防災、それから地域との連携はどうかということでございますけれども、災害時でございます。災害時にはまず避難準備情報が、いわゆる避難勧告より前に発せられる。これを受けまして災害時の要援護者の避難支援が始まると、こういう流れになっております。これに対応するために、災害時、この避難住民情報が発せられた地区の避難所、これにつきましては一応開設するという、こういうふうな流れになっております。本年7月の豪雨時にも避難準備情報が発せられた地域の避難所を開設し、地域と連携をとったという経過がございます。


 また、災害時要援護者の中で特に重度な方につきましては、養護老人ホーム、それから特別養護老人ホーム、さらには老健等、福祉避難所として指定して、それらの方のいわゆる緊急時の受け入れに対して対応するというふうな形の連携をとっております。


 いずれにしましても、災害発生時は、市が取り組みます事項というのは地域防災計画にも掲げさせていただいておりますとおり非常に多岐にわたるというふうなことから、この登録台帳の情報というのは市と地域が連携してこれらの取り組みを進める上で非常に役に立つというふうに考えております。


 それから、議員の方からご指摘のありました申請書の記載事項に若干の誤解が生じるような中身になってなかったかということですけれども、今回本市がこの登録制度を実施するに際しまして、個別にそれぞれ直接民生委員さん、それから介護保険のケアマネージャー等がご本人のところに出向いて、そして直接説明をしながら同意をいただくという、同意方式というふうな形での取り組みを行ったと、その結果、68.4%というそういう数値につながったのかなというふうに思っておるわけでございます。今後の対応につきましては、先ほど内訳を申し上げましたとおり、やっぱり非常に重要な取り組みであるという認識のもとにこの登録率、これをさらに引き上げる努力というのはしたいと思っております。一応来年また出水期前にはこの一斉の登録勧奨というふうなことも行っていきたいというふうに考えております。また、現状において民生委員さんの日常のいわゆる訪問活動の中でこの話も継続性を持って登録をしていくという、こういうふうな対応も組んでおるところでございます。


 それから、いわゆる名簿の関係で福祉の今回、地区にお渡ししました情報、それから各地区の情報、それぞれあると思いますし、あってしかるべきというふうに思っております。特に今回、福祉の情報として流しましたこの登録者名簿の副本は、あくまでも本人の同意のあった方、その方についてのみ対応させていただいておると、したがってもしも地元の方で名簿をつくっておられたら、そちらの方が中身としては充実してるんだろうということです。一体的に地元の方でそれぞれ突合していく中で、それぞれに活用してもらえればというふうにも思っております。とりわけすり合わせということについては考えておりませんけれども、いずれにしましても地元の方で市がお流しした情報等も一応参考にしていただければというふうに思っております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は午後1時。


                 午後0時02分休憩


           ────────────────────


                 午後1時00分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 午前中の7番、梅谷光太郎議員の質疑、質問を続行いたします。


 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) それでは、再質問をさせていただきます。


 まず、基本構想に関して。豊岡モデルについて市長の方から丁寧なご回答をいただきました。せんだっての全協のときに、たしか豊岡モデルについて質問したときに、同じように1つしかないのはなぜか、2つ目、3つ目、プログラム2、3、4とあるからあるんじゃないかというような質問をいたしましたときに、今のところ、まだ1つしかできてないというようなお答えをいただいたような記憶があるんですけども、だから2つ目、3つ目という、表を見てもプログラム2、3、4とあるもんですからやっぱり示してほしいなと思うんですけども、いかがなものでしょうか。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほどもお答えした答弁のとおりでございまして、2つ目、3つ目、4つ目とつくっていこうと、それはそういう決意を示してるものというふうにまずご理解賜りたいと思います。


 そして、コウノトリモデルといういわば極めてまれな成功例がございますので、そのことをお手本にしていこうというものでございます。


 また、先ほどの答弁の後半部分でも答弁させていただきましたけれども、あらかじめきれいにかいた設計図があるのではなくて、試行錯誤を重ねながら一つ一つの問題が担当者の中でじっくりと煮詰まっていって、そして広がっていく、そういうイメージを抱いておりますので、いわば方向性を示したものというふうにご理解賜りたいと思います。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) わかりました。それでは、基本計画、実施計画の方で豊岡モデルというのが具体的にプログラムとして示されるということを期待しております。一月ちょっとたってもまだ出てこなかったんで、あれと思って聞いたということです。


 基本構想の2つ目、まちづくり人口について一言お聞きします。先ほど部長の方からのご回答で、まちづくりに一緒に協力していただく面と、それから環境策としてでしょう。経済効果なんかをもたらすというような意味合いもそこに持たせたいというふうなことでございました。部長、どちらがこれウエートを置かれるものなのでしょうね、まちづくり人口ということについては。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 議員の方から最初に平成6年の但馬の祭典のときの例を挙げられまして、そのときに交流人口という言葉が生まれたのやと、そのまちの理解者、協力者を生んでいって何回も来てもらう、交流をすると、そういう話をいただきました。私は当時のことも思い出しておったんですけれども、たしか交流人という言葉があったのかなと、ふとこう思ったんですけれども、ちょっと事例を挙げますと、例えば新規高等学校の卒業者の動きなんですが、ことしの3月の卒業生を見てみますと、1,428人卒業された、これは豊岡の公共職業安定所の管内なんですけれども、その中で205人の方が就職を希望されて、皆さんそろって就職できたという格好になりました。ほとんどこれが実績で見ますと14.4%になってますので、多くの方は但馬地域以外に行かれるという格好になるわけですけれども、そういった方々が一たん出られて学校に入られる、そしてまた向こうで就職されるケースも多いと思うんですけれども、中にはこっちに帰ってきたいという方もあるかもわかりませんし、また既に向こうで働いておる方の中でUターンができれば地域のことも心配になるし、帰りたいけども働く場があるのかということもあると思うんですが、そういう場合、基本的にはそういうUターン等に対して帰ってきてもらう環境をつくっていくと、このことも基本的には大事だろうなと思っております。


 いわゆる定住人口をどうふやすかという中に入ってくるんですが、と同時にもう一つは、よく出ますけども、住んでおって安心して子供が産める、楽しく育てる環境もつくる、これもいわゆるまちの活力を上げる、定住人口をふやす上では大きな働きをするものかなと、こう思っとるんですけれども、一方で全国的に人口が減っていくということは避けられない中で、まちの元気をつくっていくという面から見ますと、交流人口をどうふやすのか、まちのファンをどうふやすのか、このことがひいてはまちの魅力を高める動きをする中で、豊岡のまちを知っていただいて、豊岡のまちに行ってみようという方がふえるわけですので、その中からは、単に交流人口だけではなくて、豊岡の地が気に入って住んでもらうという方も出るかもわかりません。


 したがって、これからはまちをつくっていく場合に単に定住人口の方だけ、住民票のある方だけを考えていくんではなくて、住んでいる方はもちろんのこと、豊岡に来てもらう方々についても、その方も含めてまちづくりを考えていく、いわゆる魅力あるまちをつくっていく、こういうことが基本なのかなと思っていまして、したがって、そういう中で定住と交流と合わせてまちづくり人口、まちづくりを考える上で両方ともを大事にしますよという視点でございますので、ご理解お願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 梅谷です。


 まちづくり人口につきましては、部長おっしゃったように、本当に豊岡のまちづくりに一緒になって一生懸命協力してくださる方というのも非常に重要であると思います。数の上からいえば圧倒的に観光入り込みの方が多くて、物見遊山と言っては言葉が悪いのですが、そういう方が多いだろうとは思いますけども、どちらも豊岡にとって非常に大切な方だと思いますので、その辺のところは区別しつつ区別しないでまちづくりのためにしていただきたいと思います。


 それから、基本構想で6つの地域、豊岡を除くと周りが5つになるんですが、のそれぞれの調和を図ってというようなお答えをいただきました。見ておりましても、5人の支所長さんもこの基本構想に関しては並々ならぬそれぞれの地域の代表というようなお顔をなさってますから安心はいたしておりますが、担当の部長さんとしてはやっぱりこれからの基本計画、あるいは実施計画でさらにこの6つのすばらしい地区が調和していくということを表現なさると思うんですけども、そのように大きく期待をさせていただいてよろしいもんでしょうか。部長に聞きます。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は合併をいたしますまでにそれぞれの6つの地域、旧市町で長い歴史のあるまちづくりを展開されてきた経過もございます。合併した後、基本構想を掲げて、これから10年先に向かって新たな豊岡をつくっていくという格好になるわけですが、その場合に、基本的にはそれぞれの地域が歴史を持ってつくってきたもの、いわゆる地域のブランドが既に育っているものがございますし、もっともっとそれを大事にしてこれから伸ばしていかなあかんという部分もありますけども、その地域の持っているよさ、資源、人々、そういったものをきちっと位置づけて、それぞれの地域が単に合併前の我がまちだけではなくて合併した新豊岡市の中でお互いが地域性を認め合いながら、そして、あそこの人は頑張ってる、うちも頑張ろうというある意味では切磋琢磨をして磨き合っていく、そういうことが活発に起きるとすれば、しかもそれが全体で調和ができれば、私は新しい豊岡市の魅力になるんではないかなと思っております。そういう方向に行きたいなと思います。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) それでは、続きまして墓地公園の関係につきましてお尋ねをいたします。


 先ほど中川総務部長が当時担当していたということで、投票箱をお貸ししたのは記憶があるけれども、住民投票の当日に現場にいたことはないというようなご回答をなさいました。投票用紙をお貸ししたといったような事実は、それは事実でよろしいんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 投票用紙につきましては、ちょっと記憶はっきりしません。ただ、投票箱を現実に別室でこれですというふうなことでお貸ししておったんですが、そのときに任意の用紙みたいなのは示したと思いますけども、ただ用紙としてお渡ししたかどうかということは、その部分は記憶は定かではないです。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) では、もう一つだけ。


 住民投票について説明を地区の方になさったというふうな話を聞いてますが、その辺はいかがでしょうか、ご記憶にありますか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それについては、明確に説明会は、説明など一切いたしておりません。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 説明会じゃなくても、その投票箱を借りに来られたときにこんな形で投票するとかいうようなこと。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 特にそれについても行ってないと思います。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) そうしましたら、投票箱を貸したという事実は記憶にあるということのようですが、その結果についてどうだったとお聞きにならなかったんでしょうか。賛成はどれぐらい、反対はどれぐらい、お聞きにならなかったんでしょうか。どうでしょう。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) その結果につきましては、地区の役員さんが後日、その投票の後で市役所の方にお見えになりまして、結果はこうであったというふうなことでお聞きをいたしました。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) その内容はどうだったんでしょうか。ご存じですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 内容は議員が先ほど質問なさいましたけども、非常に地区内で賛成と反対が逼迫をしておったといった状況でした。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 数字の上ではどうだったんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 具体的な数字は記憶しておりませんけども、極めて賛否近かったというふうに理解しております。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) わかりました。住民投票の結果というのは数字の上ではご記憶にないけれども、非常に拮抗した結果であったというご認識があるということですね。それはそのまま市長さんですか、当時になるのか、にも報告されたということでよろしいんですね。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) はい、そのとおりです。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) そうしましたら、次に、先ほど市民生活部長さんの方から地元への説明というかは、行政の方からは区長だとか役員だとかにはきちっとしてるということだったんだけども、各区長からそれぞれの地区の住民に対して云々については定かでないというようなお答えだったように思うんですけども、その辺についてのご認識というか、ご関心というかはいかがだったんでしょうか。市の当局の方で説明されたことが住民の方にまできちっと説明されてるかどうかというようなことに対しての念押しというか関心というか、です。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、当初、当該地区との話し合いを続けておりました。私自身もその地区に出かけて住民の皆さんとの意見交換もいたしました。ところが、進めておったんですが、その小学校区全体の区長の皆さん方にも知らせてほしい、こういった話がございましたので、改めて担当の方におきまして、その小学校区の区長会の方に説明に行ったということであります。その後、その区長会との話し合いがございまして、要は区長会としては火葬場が来るかどうかということが関心事であるということになりまして、それについては考えてないということを表明を私どもいたしまして、それで区長会としてはもうあとは当該地区と行政の側で話をしてくれと、こういうことでございましたので、現在その話し合いが続けられているところでございます。


 私たちといたしましては、基本的に小学校区全体の了解をとるべき案件とは思っておりません。理解をいただく努力はしなければいけませんが、要は当該地区の皆さんとの話し合いが重要である。ただ、全く情報を入れないというのは、これもいかがなものかということでお話をし、理解を得る努力をしたということでございまして、戻りますけれども、その小学校区の地区全員の皆さんに一々お話をしてご了解をいただくという手続は考えておりません。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 私も小学校区全域に話をしろとかいうようなことは言ったつもりはないです。例えば市場地区の近隣の四つ五つの地区についてはやっぱり隣接してますから、そういったことが必要なんじゃなかろうかとちょっと申し述べたわけでございます。


 あと先ほど市長の口から墓地公園の需要予測ですか、30年先を見越してやってるというふうなお答えがあったように思いますが、その予測はどういう予測ですか。部長の方、把握なさってますか。30年後に墓地公園の需要というのはどれぐらいの数になるかお答えいただけますか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) これはたしか前回の吉岡議員からのご質問もいただいたと思います。そのときに、ちょっと今、手元に資料がありませんけども、当初の計画を立てたときの待機者、それから大体1年間にどれだけこれまでの実績からいって申し込みがあったか、それから今後例えば公共用地等で墓地が移転せざるを得ない方、そういった方も出るだろうと、そういったことを総合的に判断して現在の数が算定されたと思っております。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 済みません。私も9月におっしゃっていただいたというのを記憶ないもんですから、済みません。


 ただ、30年後には1,000区画という大きな数の区画が必要であるという認識はもう変わらないわけですか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 現在の段階ではそういった現在の計画の数が30年後を見越した場合には適当な数であると思っております。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) わかりました。それでは、後ほど資料の請求をいたしますので、30年後のその予測というのをぜひ資料としていただきたく思います。よろしくお願いいたします。


 それから、先ほど墓地公園の関係で市長は、9月の議会でもそうでしたが、墓地公園をプラスイメージとして考えるというふうなおっしゃり方をずっと終始なさっております。市長に聞くんですけども、例えばこの高屋の霊園に最近いつ行かれましたか。行ったことはおありでしょうか。ちょっとお答えいただけますか。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) そういうことが何の関係があるのかわかりませんけれども、そばを通ったことはございます。一々いつなんてことは覚えておりません。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) と申しますのが、私も関心があって先週、先々週と見学というか、墓地公園に行ってみました。高屋の霊園に行ってみました。やっぱりたくさん墓石があって非常に霊験な場所ではあるんですけども、公園というイメージではないように思いました。犬の散歩をなさってる方だとか、あそこは市なのかどこなのか、雪よけの大きな車が駐車場に2台ほどとめてあったり、あるいはお天気のいいときでしたから、犬の散歩もだけど、町家みたいなところでお昼ご飯を食べてる方があったりとかいう、そういうイメージでございました。だから決してプラスイメージとおっしゃる、その辺のところが、今の高屋の霊園を参考にいたしました場合には、必ずしも私はうなずけないと申し上げておきます。


 それから、納骨堂につきまして、部長の方はやっぱりこういう地域特性からいってああいうのはふさわしくない、あんまりはやらないだろうというような趣旨のご発言を先ほどいただきましたけれども、何か調査みたいなことなさったこと、アンケートとられたとか、何かそういった調査みたいなのをなさったことありますでしょうか。もしあるなら、その結果もお知らせください。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 納骨堂の希望がどうこういうことについては少なくとも合併後はやっておりませんし、旧豊岡市においてもそのアンケートはなかったものと認識しております。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) これは確かに都会でははやってるというものでございまして、この但馬、豊岡という地域性に基づけば、それほどたくさん需要があるとは私も思っておりませんが、それでも多少なりともそういったのを求める方があるとすれば、頭の片隅にちょっと考慮を置かれるのはどうかと申したのはそういうことでございます。


 あと、墓地公園の関係で、昨日の森田進議員が地元の合意というところで村の中が大変なことになっていると聞くがという質問に対して部長の方は、承知している、測量等を早く進め、具体例を示して、これなら仕方がないなと考えていただけるようにしたいというふうな趣旨の発言をなさいましたが、ご記憶にありますか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) そういったお答えいたしました。ただ、仕方ないということは、まず意味ですが、なかなかこれはイメージの問題がありまして、全員の方に賛成いただくというのは現実問題はなかなか難しいものだと思っております、現実的には。ですから、ほぼ大部分の方に納得いただける案を早くつくって、いろいろと考えの違いはあるけども、この程度ならやむを得んかなと、最低限そういったやっぱり理解は得なければならないと、そういった意味で申し上げましたので、ちょっと誤解のないようにお願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) なぜこんなことを聞きましたかいいますと、9月の議会のときに私の方から2,700万円もの大金を測量とその基本計画の策定に費やすというのはいささか多額ではないか、そしてそういった多額の予算を通すことで地区の方々がしようがない、あきらめる、後戻りできないプランであるというふうに思ってしまわれるんじゃないでしょうかと、趣旨ですよ、ご質問したときに、これは議事録、今仰せのように、地区の方からもそういう予算が通って、基本計画と現形測量を行うことによって、もうこのことが既に事業本体のとこに結びつくんではないかというご意見を聞きます。決してそうではないと考えております。ちょっと中略しますけども、これはあくまで正式に地元の説明をさせていくための資料づくりだと、だからそこから議論が始まるんだというような説明をされてる。ちょっと部長の発言は前後あって、ちょっとぶれてて、必ずしもこれだけをおっしゃったわけではない、多少私の都合のいい部分を抜いてるということはあるんだけども、やっぱり9月の議会でこんなふうに答えられてる。2,700万の多額の金額を測量と基本計画に使うんだということで予算が通過しました。きのうのこの質問、やっぱり誤解のないようにというふうにおっしゃってはおるんだけども、ちょっとやっぱり納得できないんですけどね。いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 9月の議会のことが今ありました。そのときの2,700万円を使ってこういった多額のお金を使えば後戻りできないんじゃないかというのは地元へ出向いたときの慎重派といいますか反対派の方の意見から、結局後戻りできなくなってなし崩しになってしまうんではないかと、そういう意見があったことを言ったものでありまして、私としましては、当初予算を提案して認めていただいたわけですけども、やはりこれは先ほどもありましたように、地元への説明資料を作成するためのどうしても要る金額であるということで、結果的には入札でかなり金額も安くなったんですけども、そういった認識で変わりはありません。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) では、くどいようですけども、最後にそのことについて。2,700万というか、予算を通して地形測量し、これから基本計画もおつくりになる。そのことによって、もうこの墓地公園の計画がゴーサインが出たんだと、決定なんだということではないということはここで断言していただけますね。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 繰り返しになりますけども、現在の地形測量や基本計画については、先ほど申し上げたとおりの趣旨でありますので、これをもって、今この事業を行っているから本体の最終的な合意が地元からもらえたものと、そういったふうには私、担当者としては考えておりません。


 それから、ちょっと一部先ほどの墓地の関係で、訂正といいますか補足の説明をさせていただきます。先ほど議員の方から墓地の使用を受けてから墓地を建立しない使用者の対応については返還を求めるとか、そういった、いただきました。これまで特にそういったことを行っておりませんでした。これはなぜかといいますと、合併後に暫定条例として高屋霊園の条例を暫定施行しておりました。それを今回の3月議会で正式な本格条例として高屋の条例を通していただきました。その条例の7条の中には、使用の許可を受けた日から1年をたっても墳墓等を設けないときは、その許可を取り消すことができると。したがって、ことしの4月以後の許可については1年以上墳墓を建立しなかった場合には、それについて取り消しができるということでありますので、訂正といいますか、補足をさせていただきます。以上であります。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) せっかくですので一つだけ。今、あいてる墓地というか、お使いになってない墓地というのが何区画ぐらいあるか、把握なさってますか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) ちょっと申しわけありませんけども、正確にはしておりません。ちょっと、申しわけありませんけども。10数区画はあるかというのは、はっきりしたことはわかりませんけども、正しいことを後で把握しないと。申しわけありません。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 時間も押してますので。先ほど部長の口からも少し出ました。11月の1日に墓地公園の測量に関する入札が行われたということですけども、落札された業者とか落札金額は、教えていただけますか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 地形測量の方の業者につきましては、株式会社石田測量事務所であります。落札金額につきましては、消費税を除きますけども、880万であります。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) この入札はどういう形で、指名入札ですか、一般競争入札ですか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 指名競争入札であります。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) その理由をお答えください。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 入札の関係ですから、私の方でご答弁申し上げます。


 今、市民生活部長が申し上げましたように、これは指名競争入札ということでございます。もちろんこういった業務を行う業者というのは地元にもおりますから、その中で5社を選定したということです。さっきの市民生活部長の説明ではちょっと不足しとったんですが、結果的に先ほどの金額の業者、実は2社ございました。その2社の中で、同額でありましたから、これはくじを引いた、そして結果的に先ほどの石田測量に決定をしたと、そういった経過がございます。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) この石田測量という会社は当該、筆数にして56もある山林なわけなんですが、一部か全部か全くわからないんだけども、幾つかはかつてこの所有者であったという話を私は聞いておるんですけども、その辺についての情報はいかがですか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 入札で行いましたので、測量といいますか、そういった法令的にも全く問題はないものと考えております。


 石田測量につきましては、現在もその土地の一部は所有者であります。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 素人ですので言いにくいんですけども、それっておかしくないですか。その方が持っておる土地の測量をその方に入札で落とすと、問題ないでしょうか。(「議事進行」と呼ぶ者あり)


○議長(古谷 修一) 20番、吉岡議員。


○議員(20番 吉岡 正章) 20番、吉岡でございます。


 ただいま土地の所有者の具体的な名前が示されました。私がたしか9月議会でお尋ねしたときには、諸般の事情から所有者の名前は公表できない、そういうふうな答弁だったと思いますけれども、問題がないのか、一度精査をお願いいたします。


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。


                 午後1時28分休憩


           ────────────────────


                 午後1時31分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 ただいまの議事進行動議については、議長の方で後ほど精査いたしますので、さよう了承願います。


 会議を続行いたします。


 答弁願います。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 契約の関係なんですけども、これは指名とはいいながら、あくまでも競争入札でありますから、特に随契ではありませんので、通常この種類の測量については先ほど申し上げました業者、市内に本社を有しているというふうなことで、通常こういった業者が入るのは通例でありますから、それを今回入札の参加に加えたということで、法的にも特に問題はないと思ってます。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 土地所有者の一人が、一部ですけども、落札するといったようなことは本当に全く疑念がないというふうにおっしゃれますか、断言できますか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほども言いましたけども、同額の業者もほかにもあったということですから、それは問題ないと思ってます。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) これ以上私も突っ込む資料がありませんので、ただ非常に疑問に思うということだけ申し上げておきます。


 最後、要援護者の登録制度の関係で一つだけ。福祉のサイドとそれから防災のサイドと連携というか協議というか、をなさっておりますか、定期的であれ不定期的であれ、その辺の事実を最後お聞きしたいと思います。いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 今回のいわゆる災害時要援護者の登録制度そのものを立ち上げるに当たっては、防災との一応協議等も実施してるということでございますし、それから並行して今の豊岡市の防災計画そのものもずっと作成がなされていたという経過の中で、どういうふうな形で計画の中に盛り込むのかということについても協議してきたというふうなことでございます。その結果として今の地域防災計画におけるこの災害時要援護者の支援ということについての一応計画ができたと、そういうふうに認識しております。


○議長(古谷 修一) 7番、梅谷光太郎議員。


○議員(7番 梅谷光太郎) 小さな地区ですけども、その一員として地区のお年寄りやら障害者やらを守ってるという、ちょっぴりですが、自負もございます。どうか福祉のサイド、防災のサイド、今後とも協議を続けられて、いろんな指示なりなんなりを私どもにおろしていただきますよう切にお願いをしたいと思います。


 どうも長いこと済みません。質問、これで終わります。ありがとうございました。


○議長(古谷 修一) 以上で梅谷光太郎議員に対する答弁は終わりました。


           ────────────────────


○議長(古谷 修一) 次は、6番、福田嗣久議員。


     〔福田嗣久議員 登壇〕


○議員(6番 福田 嗣久) 6番、会派六星会の福田でございます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)


 私もちょうど1年の時計が一回りしまして、昨年の12月からこの議会に立たさせていただきました。昨年の議会は大変な雪だったわけですけども、ことしはおかげさまで雪の少ない、暖かいといいますか、大変天候は不順ですけども、雪の気配がないということで喜んでおります。いずれにしても、この3カ月、この但馬の地は、私は忍耐の地だというふうに思っておりますけども、3月まで忍耐を続けていきたいというふうに考えております。


 それでは、12月定例会の一般質問に入らせていただきます。


 この12月議会に豊岡市の基本構想が提案されたわけでありますけれども、大変夢のある、魅力あふれる豊岡市地域づくりの構想が表現されておりまして、私自身も大変心地よく何遍も読ませていただいております。タウンミーティングで2回、出石と但東と行ったわけですけども、なかなか具体的な意見は出にくい様子でございました。その中で一人の方がおっしゃいましたけれども、すばらしい基本構想、この豊岡市の隅々まで行き渡るようなまちづくりをぜひ実現、推進していただきたいとの意見具申がございました。コウノトリが悠然と舞い、自然に抱かれて安心、安全に生活ができ、人と自然が共生できるまちづくりに市当局も市民も、また議会も一緒になって邁進していかなければならないというふうな考えを持っております。子供たちや、あるいはまた孫たちの世代が親や先人たちが田舎町であってもいろんな面で豊かで安心できるまちを残してくれているな、こんな面は大変頑張っていたんだなと思えるようなまちづくりに努力していくのが今の我々の務め、役目だなと強く再認識をしております。


 その中で、まず大項目の1番目としましては、新生豊岡市の基本構想に関連してお尋ねいたしたいと思います。さきに申し上げましたが、コウノトリが悠然と舞い、自然に抱かれて、安心しつつ豊かに生活するということは、すべての市民がそうしたい、またそうありたいと望んでいるわけでありますけれども、しかしながら現実にはたくさんの障害と、あるいは障壁が横たわっております。その基本的な障害を、障壁を取り除いていくのが行政の大きな使命、役割となるわけですけれども、その中で私自身、大変重要な問題と考えておりますうちの一つとして、この議会の207号議案で環境基本条例案でも人と生き物がバランスよく共生するまちをつくる5条というふうに提案されておりますけれども、人と自然との共生という観点より、有害鳥獣と申しますか、有害獣との共生をどのようにとらえておられるのか、そして現実として共生できる環境をどうつくり、保たれる、あるいは共生できる環境にどうして保っていくのかということについてお尋ねしたいと思います。


 まず、具体的には、シカ、イノシシ、クマ等の個体数の推計あるいは推移はどういうふうになっておりますか。また、動物と自動車との交通事故の件数の推移、また農業被害の金額、いかほどになってるか、こういった面をお知らせいただきたいと思います。


 2つ目といたしましては、自然に抱かれて安心して生活するためには経済の安定、発展が絶対条件となってくるわけですけれども、地域経済を元気にする具体的な考えがあればお示しいただきたいと思います。国内的には上場企業を中心に3期連続の増益が続き、力強い決算数字が出ておりますし、またこの9月の決算期でもしっかりとした増益ベースが保たれておりますけれども、大変好景気だというふうに日本国では言われておりますけれども、けさのニュースでも、そのうち81%の人が景気のよさを実感できないというようなテレビの報道がございました。そういう状況でございますけれども、この豊岡市の景気動向はいかなる感じになっているか、把握されとるのか、その点についてもお知らせいただきたいと思います。また、市内の企業の税収の動向、個人の所得の動向、この辺についもお伺いいたします。また、現在の好景気はグローバル企業の業績と、それに関連する設備投資が牽引しているんじゃないかというふうに見ておりますけれども、豊岡の企業の設備投資の状況はいかがでしょうか、これについてもお尋ねいたします。また、基本構想を実現するためには、地域経済を活性化させ、元気にすることが必須の条件でございますけれども、今後、周辺の商工会のあり方と役割分担はどのように考えておられるか、その点もお示しをいただきたいと思います。


 3つ目としまして、この広い市域で安心して生活するため、医療体制の充実、これも必須条件になりますが、ここばたばたと病院体制の変革が来ております。医師不足等について急激に変わってきた感じがいたしますけれども、大変地域の住民は不安に思っております。そのような中で、我々の周りでも不安を口にする人が大変多くなってまいりましたけれども、今、強力に取り組んでおられる但馬の医療確保協議会の取り組み等について端的にお知らせいただきたいと思います。


 続いて、大項目2番目としましては、初めて決算というのを見させていただきました。行政体としてのあり方について質問させていただきます。


 1つ目としましては、行政改革大綱にも示され、その中に行政のあり方として管理より経営へという表現がなされておりますけれども、市長の口からも経営ということが出てきますけれども、具体的にどのように変革されるのか、あるいは変革されようとするのか、お示しをいただきたいと思います。


 2つ目といたしましては、公債にかかわる利息、有利子負債と申しますか、これについてお尋ねいたします。一般会計で約670億円、全会計で1,500億円という大きな負債になっておりますが、この負債については資産とのバランスがございますので、また今後勉強しながら精査していきたいと思っておりますけれども、まずびっくりしましたのは、年間公債にかかわる利息14億円弱、一般会計ベースでございましたけれども、こういった金額でございます。有利な繰り上げ償還、あるいは借りかえ、そういった方途はとれないのか、何か軽減策はないのか、お尋ねいたしたいと思います。9月の委員会でも財政課長よりペナルティーの話は聞きましたけれども、有利子負債削減は、経営体として考えるならば、財務の根幹であるというふうに認識しております。もっともっと突っ込んだ検討ができないものか、軽減策が考えられないものか、お尋ねいたします。


 続いて、先ほども申し上げましたが、国内の景気動向は大変よくなっておりますが、そのような中で、豊岡市の税収、あるいはまた滞納の状況は少しでも改善の兆しが見えるのか、あるいは悪くなっているのか、その改善の兆しがあるのか、その辺のことをお聞かせいただきたいと思います。市税、国保税の滞納状況の推移についてお尋ねいたします。


 3つ目といたしましては、市政を経営体へと変革されるという中で、市の職員の意識改革をどのように進めていこうとされるのか、またどのように取り組んでいくのか、お示しをいただきたいと思います。経営体へと変革させるということは、基本的に広くサービス業としての意識が必要と考えておりますが、どのように取り組んでいかれるのか、お尋ねを申し上げたいと思います。


 あとは自席にて行います。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 豊岡病院組合の医師確保対策等につきましては、本来は病院組合議会のことと思いますけれども、先日来課題となっております医療確保対策協議会に豊岡市としても名を連ねており、その前提条件でもございますので、答弁をさせていただきます。


 これも先日来ご答弁させていただいているところですけども、医師不足が危機的な状況にあります。豊岡病院でも小児科医が7名から5名、この10月末に5名になってしまいました。また来年3月にはさらに1人減になるのではないのかという、そういったことが懸念がされている状況にあります。消化器内科は6名いたものが今月の末には1名になってしまうという状況にあります。また日高病院を見ますと……。それから豊岡病院ですけれども、消化器科で医師数が2名から1名になりましたので、6月から休診日を設け、それから小児科につきましても、先ほどのような状況ですので、週2日の日高病院への応援診療を中止するといった対応になっております。日高病院におきましては医師数が半減という状況にございます。出石病院でも内科医で2名の減員となっている、こういった状況にございます。


 こういった状況の中でさまざまな取り組みがなされてまいりましたし、これからもさらに取り組まれる必要がある、また取り組みたいと考えております。これも既にご紹介したところですが、昨年度と今年度に入りまして、管理者あるいは私も含む市長、それからそれぞれの病院の病院長等がなしました医師の確保に関する要望回数は実に172回に上っております。もう豊岡病院長などはみずからを人買いだとやや自嘲ぎみに言いながら、医師確保に奔走しているという状況にございます。


 具体的な対応でございますが、一つは病院組合のホームページに求人の意思を載せているといったこと、それから組合の広報にも同様の記載がなされております。また、「e−doctor」といいまして、これは求人広告サイトに医師を募集してるということを載せますと、他方でその求人広告サイトに経歴を公開する医師がございまして、その際には求人広告を載せた病院は採用活動を行ってもいい、こういうルールになっておりますので、これまで豊岡病院組合から経歴を公開しているドクターに対し36件スカウトメールというものを送っております。そのうち2名の返信があり、また面談も1名行いましたけれども、残念ながら採用には至っておりません。引き続きこれについてはなされていく必要があると思います。


 それから、病院長自体の人脈で、これまでに5名の採用がなされております。また、地元住民の方からの紹介をいただいて話をした結果、採用できた人が1名というふうな結果になっております。この合計6名のうち残念ながら1名は既に退職をされている、こういう状況でございます。


 また、平成16年度に豊岡病院組合で、全国でも画期的な試みでありましたけれども、奨学金制度が設けられました。卒業後6年間だったと思いますけれども、豊岡病院組合で仕事をすれば奨学金の返済義務が免除されるという、こういった制度でございますが、現在12名の学生がこの奨学金を得て大学で学んでおります。ただ、卒業するのに通常6年、それに2年の臨床研修の期間がございますので、それを経て、言うなれば一人前のドクターとして出てくるのが平成22年の4月ということでございます。そのときに2名現場に出てくるということでございます。この今いる12名の方々がもう奨学金を返してでもいいからほかへ行くということがないように、日ごろからの連携をとりながら、ぜひとも当初の約束どおり豊岡病院組合に来ていただけるような努力をする必要があろうかと、このように考えているところです。


 また、県におきましても、これもご紹介いたしましたけれども、臨床研修を終えた後の医師を、希望者ですけども、県の正式な職員として採用してさらに研修を積んでいただく。1年目は県立病院等の高度医療機関で研修を積む、2年目、3年目は県が指示する市町立等の病院、組合立も入るかと思いますが、そこへ行って働いてもらう、4年目は海外あるいは国内の研修をしていただく、費用は県と市町で全額負担をする、こういったことで現在、募集活動が行われております。ちょっとまだ途中経過でございますので応募がどの程度あるのか承知はいたしておりませんけれども、特に産科、小児科等、不足している診療科についての制度でございますので、私としては大いに期待をし、応募者がある場合にはぜひとも私たちの地で働いていただけるように努力をしたいと考えているところです。


 また、こういった状況でございますので、医師の配置の重点化ということはやむを得ないし、病院機能の再編ということもやむを得ないということになりまして、現在、但馬の医療確保協議会におきまして具体的な案の検討がなされているところです。出石病院については特にベッド数がゼロ、そのかわり後、老健施設としての転用を行う、外来については豊岡病院からの応援をさらに充実をして診療科数をふやす、あるいは実際の診療のこま数をふやすといったことで対応するという方向が基本的には確認をされておりまして、あとはこれをもとに本当にそれでいいのかどうか、他の代替策はないのか、あるいは中間的な方法はないのか、それがこれからの検討課題になるということでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、決算を見て行政体としてのあり方、このことについての中で、特に経営体の変革をやる中で市職員の意識変革、これについてのご質問にお答えいたします。


 議員ご指摘のとおりでございまして、職員の意識改革がとりわけ重要である、そういう認識をいたしております。今般策定いたしました行政改革大綱におきましても、自治体運営は管理から経営へと変わる必要があり、この視点を踏まえて総合計画を策定し、財政計画、行政改革とあわせた三位一体のマネジメント推進を図ることといたしているところであります。


 自治体経営につきましては、財政再建団体になった北海道の夕張市の例に見られますように、一度破綻をいたしますと市民にとっても、また職員にとっても大変な苦労を強いられるということになるわけであります。職員は将来、経営を誤るとこのような最悪の事態もあり得るという危機意識を常に持って、費用対効果の視点から効果的、効率的な事業展開や組織運営について強く認識した上で日々の仕事に当たるように、そういうことが重要だと考えております。職員一人一人の意識改革はもちろんでございますけれども、意欲の増進や資質、能力の向上を目指すために、本年度内を目途に人材育成基本方針を策定いたし、人材育成の環境整備、職員研修の充実、新たな人事管理制度などの具体的な取り組みを推進していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


 それから、サービス業としての考え方はどうかということでございますけども、もちろんそういうことがございまして、自治体がサービス業であるという、そういう意識改革、このことが必要であるという考えは我々も持っております。各種窓口や相談業務などの市民への直接的なサービス、その提供の職場は言うまでもなく市のすべての事務事業の目的そのものが市民のために行う公共サービスと考えられるために、すべての職場に働く職員においてサービス業を意識する必要があると考えております。職員には民間とは違うという旧来の公権力意識、これは今の時代にあって次第に薄れつつあるというふうに思いますけれども、公共の利益のために行うサービス、サービス業、こういうことであるという意識を十分持ってるかと、こう言われるとまだ不十分と言わざるを得ないかもしれませんけれども、先ほども言いましたように、人材育成というものの取り組みをする中で接遇研修などを充実し、親切で丁寧な市民対応を徹底することはもちろんのこと、市民あっての市役所であるという、このサービス業意識を浸透させたいと、こういうふうに考えておりますので、どうぞよろしくご指導いただきたいと思います。以上でございます。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) まず、有害鳥獣対策でございます。やはり人と野生動物とはともに生きるものとして共生しなくてはならないというふうに思います。有害鳥獣対策、大変極めて大きな問題でございますけれども、適切な頭数管理、それから生息環境の管理、それから被害防除対策を図りまして共生を図らなければならないと思います。


 具体的に、まずシカ、イノシシ、それからクマの個体数の数、推移でございますが、野生動物の個体数につきましては、近年におきましては調査データの公表がなされておりませんで、ないものがほとんどだということでございます。その中で、シカの個体数につきましては、平成11年の調査結果で県下、本州部の推定生息頭数が3万1,000頭となっております。調査報告では増加傾向にございまして、分布範囲も拡大をしておるということでございます。それからイノシシにつきましては、個体数についての調査データの公表はございませんけれども、目撃情報から増加傾向にあると推測をされております。なお、現在、兵庫県におきまして、イノシシに関する保護管理計画が作成中でございます。本年度内に作成が完了いたしまして、19年度から運用されるというように聞いております。その内容は、2015年度までに被害額を半減をさせるという考え方のようでして、今後計画に沿って既存施策、駆除ですとか防除ですとか、そういう対策が充実されるものと期待しております。


 それから、クマの個体数につきましては、平成5年から7年の調査結果では、県下に約100頭ということでございます。


 それから、動物の交通事故の関係につきましては、市民生活部でお願いをします。


 それから次に、農業被害でございます。直近3年の数字を申し上げます。平成15年でございますが、農業被害です。63.02ヘクタールで7,356万9,000円、それから平成16年が58.44ヘクタールで7,018万9,000円、平成17年が59.76ヘクタールで6,576万8,000円ということでございまして、数字を見る限りでは漸減傾向にあるということでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 動物の路上で死亡した交通事故と思われるようなことについての数でありますが、資料につきましてもお渡ししておると思いますが、平成14年度以降4年間の平均では、これは国道、県道、市道上、すべてでありますが、4年間の平均で168頭であります。ちょっと上下ありますが、14年で209、15年度で152、16年度で209、17年度で101、4年平均で168頭であります。これは豊岡市、合併前の旧町も含めてですが、豊岡市が主として回収した実績のみであります。ですから、これ以外に当然管理者として県土木が直接回収した分は含まれておりませんので、それについては把握できませんが、豊岡市が把握しておる、回収したものについては以上であります。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 地域経済についてお答えをさせていただきます。


 まず、景気動向でございますけれども、政府の月例経済報告によりますと、我が国では2002年2月から始まった景気拡大がこの11月で4月10カ月となりまして、1965年から1970年にかけて4年9カ月続いたいざなぎ景気を超えたというふうにされております。しかし、この間の景気拡大は企業の人員削減等のリストラによる企業利益の拡大、また比較的順調な設備投資に支えられてはおりますものの、労働者の賃金の上昇はわずかでございまして、消費マインドは低調であるというふうに言えます。そのため、好況感が余り実感できてないという状況でございます。


 また、都市部と地方、大企業と中小企業、さらには業種間における格差も生じておりまして、豊岡市における中小企業におきましては、景気回復感はやはり実感できてないようでございます。


 豊岡市域の景気動向についてご質問があったわけですが、これを示す資料はございませんけれども、国民生活金融公庫豊岡支店及び但馬信用金庫の但馬地区における企業動向調査によりますと、業況判断については、多少の違いはありますけれども、平成16年10月から昨年9月あるいは12月ごろまでは上昇傾向にありましたけれども、以降、本年9月まではやや下降線をたどっているという状況でございます。しかしながら、来期は、いわゆる本年10月以降でございますけれども、上昇すると見込まれておりまして、緩やかながら景気の先行きに明るさを感じさせる見込みとなっております。


 また、豊岡の企業の設備投資の状況についてお尋ねがあったわけですけれども、まず全国的には、全国企業短期経済観測調査によりますと、大企業、中堅企業、小中企業、いろいろとあるわけですけれども、9,800事業所ぐらいを対象に調査された結果でございますけれども、大企業においては、ことしの9月と前年9月を比べますと2.2ポイント設備投資は上昇しておると、それから中堅企業については1.7ポイント上昇、中小企業については0.8ポイント減少しておるといったような状況でまとめられております。そういう中で、豊岡市域における設備投資についてはちょっと具体的な資料がございませんけれども、例えばこれ、一つの目安になるのかもわかりませんけれども、金融の事業貸し付けがあるわけですけれども、これは前年同期と比べますと9.8%ほど減少しておるといったようなことがございます。この金融貸し付けすべてが設備投資ではないとは思いますので、実際9.8が設備投資分かどうかはわかりませんけれども、一つの目安かなというふうに思っております。


 それから、商工会のあり方と役割分担についてでございますけれども、商工会は地域内における商工業の総合的な改善、発達に資する事業を推進する団体でありますことから、行政との連携強化が不可欠であるというふうにされております。商工会は国や県、市の施策を地域、中小企業の経営に役立てるとともに、逆に中小企業の声を行政にフィードバックして、その政策や中小企業施策に反映させる任務を負っているとされております。このように本市施策の実施団体でもあり、また事業者とのパイプ役として商工会は機能していただいておりますし、また各種の商工業の振興のためのイベントなどの事業主体としても地域振興について担っていただいているというふうに認識しております。したがいまして、商工会と行政が一体となって地域経済等の振興を図っていくことが非常に重要であるというふうに思っております。以上です。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それでは、まず税の関係からご説明申し上げます。


 企業税収の動向でございますが、これにつきましては、本年11月末におきます法人住民税の法人税割の調定額、これが5億円弱でございました。平成16年度の同時期につきましては5億2,000万円、そして昨年度は6億2,000万円というふうな状況でございました。したがって、昨年度と比べますと、これについては下がっております。昨年度、この企業の好決算を反映しまして本市においても16年度に比べ1億円強の増収であったわけですが、本年については昨年に比べて、先ほど申し上げましたとおり、1億2,000万余りの減というふうになっています。


 この要因でありますけども、減少額の大半につきましては原油高等による影響によって、市内特定企業の納税額が減ったといったことが考えられます。したがって、特定企業の減収はあるわけですが、全体として経済活動が低迷化して、それに基づいてこの税収が減ったということではないというふうに判断をいたしております。


 次に、個人所得の動向でありますが、個人所得につきましては、総合課税分の所得、これについては前年度比で、平成17年度の場合、これは約16億3,000万円の減、そして平成18年度については17年に比べまして約16億円の増といったことになっております。従来減少傾向でありました個人所得でありますが、本年度増になった要因というようなことでありますけども、これについては、65歳以上の公的年金控除額の改正によるものであるというふうに判断しています。公的年金の所得、これについては約16億7,000万の増といったことになっています。なお、営業所得につきましては、前年度比で平成17年度は約7億円の減、そして平成18年度については4億円の増と変動が大きくなっておりますけども、これの要因としましては、やはり台風23号で被災した設備の更新等が影響しているのではないかというふうに推察をいたしております。それから分離所得につきましては、前年度比で平成17年度は約6億円の減、平成18年度については逆に約5億1,000万の増と大きく変動いたしております。


 次に、公的年金と給与の収入額につきましては、公的年金につきましては先ほどちょっと申し上げましたが、平成17年度は2%、そして平成18年度は1%とわずかながら増加傾向であります。しかし、総合課税の約8割を占める給与につきましては、平成17年度については0.8%の減、平成18年度は0.1%の減と、わずかながら減少傾向というふうになっています。


 次に、起債関係の繰り上げ償還、借りかえなど有利な運用について方法はないのかというお尋ねがありました。これについては、議員も先ほどご質問の中で触れられましたが、平成17年度末の市債残高でありますが、一般会計で約674億、すべての会計では1,544億円というふうになっています。その中で特に利率が3%を超えるものの額と割合でありますが、一般会計では107億円、全会計では268億円というふうなことで、この割合については一般会計で15.9%、そして全会計では17.4%を占めているといった、そういう状況でございます。


 まず、繰り上げ償還を行おうとする場合でありますが、これも決算委員会の中でご説明申し上げたわけでありますが、まず政府資金の場合、これについては償還期限までの利子相当額を保証金として支払う必要がある、これはいわゆるペナルティーというふうなことでご説明しておりました。この償還金の支払いのルールについては、実は総務省から財務省に対しまして財政事情の厳しい実態から撤廃を求める要望があるというふうなことで、財務省に対してこの高金利地方債に対する配慮を強く要望されてるといったことを聞いておりますが、これについても今後の情勢を見守っていきたいというふうに考えておりますが、現状では先ほど申し上げました状況であります。


 次に、市中銀行等の民間資金でございますが、これについては、契約上、先ほどの政府資金のように保証金の定めがございませんので、これは銀行等との協議によっては繰り上げ償還が可能になるというふうなことでございます。このたびの補正予算につきましても、この民間の資金について3億80万5,000円というふうなことで補正の予算案を計上させていただいております。なお、これについては6件分でございまして、ちなみに利率を申し上げますと、3.65%から一番高いもので6.7%といったものがございました。


 次に、借りかえでありますけども、まず上下水道といった公営企業債については、これは高料金・高資本費対策というふうなことで、保証金を払わずに公的資金の借りかえができるといった制度がございます。ただ、これについては枠もございますし、一定の条件がありまして、希望すればこれは必ず借りかえできるといったものではありません。17年度の実績で申し上げますと、上下水道で5億余りの要望をいたしたわけでありますが、現実にこれができたのは約1億5,000万弱といった許可額になってます。これについては今後とも順次要望を行ってまいりたいというふうに考えております。


 一方、その公営企業債以外の普通会計債につきましては、基本的には制度上、借りかえといったものは認められておりません。したがって現段階で考えられるのは、民間資金についての繰り上げ償還といったことで考えています。


 それから、それに関連しまして利子の軽減とか償還の年限の延長についての軽減策はないかというふうなことでございましたが、これらにつきましても基本的には制度上、認められていないといったことでご理解をお願いしたいと思います。


 次に、税の関係のお尋ねでありました。まず、税額につきましては、ここ二、三年で見てまいりましても、やはり額としては毎年滞納額はふえてるといったことが現状であります。具体的に申し上げますと、市税の滞納状況でありますが、17年度の決算時点で市税が約9億円、国保については5億5,600万円というふうになってます。なお、徴収率の関係でありますが、本年10月末の徴収率で申し上げますと、市税では52.9%、国保税については29.8%でありました。前年の同じ時期の徴収率でございますが、市税が53.9%、そして国保税が30.5%でありましたので、これは数字上は若干落ちてますけども、ほぼ横ばいで推移をいたしております。


 それから、推移に関連しまして、これについては市税についてもさまざまな滞納対策をとっておりますが、これについては今までの議会のご答弁でも申し上げました。本年度につきましても差し押さえも昨年以上の件数、115件差し押さえも執行いたしておりますし、あるいは公売につきましてもインターネットを通じて実施をしてるといった状況でございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 私からは管理から経営への変革についてお答えをさせていただきたいと思います。


 厳しい財政状況のもとでは、財源や人材などの限られた資源を市民満足度の向上に向けてどのように最適に振りわけていくかというのが非常に大事な課題になります。全国的に有名な三重県では、目的志向、成果志向、顧客志向といった経営型の行政経営の定着を目指した全体最適な行政運営の仕組みを構築するために、さまざまな行政運営の仕組みがより体系的、効果的に機能するようにシステム全体にわたった見直しが行われているところでございます。本市におきましても、PDSサイクル、プラン・ドゥー・シー、計画して、実行して、その評価をしていく、そういったマネジメントサイクルの構築等によってさまざまな仕組みが体系的に機能し合うような見直しを図っていきたいと考えているところです。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) それでは、再質問させていただきたいと思います。


 まず、有害獣の関係ですけれども、シカ、イノシシ。イノシシはデータなし、猿、クマ、これはかなり年数は古いですけれども、かなりいるなという感じではございます。それから有害鳥獣による被害面積と金額は、先ほどおっしゃったように漸減傾向にはあるというふうに思っておりますけど、これは防護のネットやさくや、そういう関係も大分影響して、いい方向であるのかなというようなことは考えております。それからもう一つ、交通事故の関係、これは車とけものですけれども、大分あるのではないかと思っておりましたけれども、これも漸減傾向ということで、好ましい方向ではあるなというふうには判断しておりまして、旧豊岡が増加傾向で但東が横ばい、出石が減少というふうな形が見てとれるんではないかなと思って、全体としては減少傾向というふうに出ておりますけれども、但東あたりは地元の人が片づけられるんではないかなとも思ったりして考えておりますけれども、いずれにしても夢のあるまちづくりの中で安心できる環境が非常に侵されてるなということでご質問申し上げてるということが趣旨でございます。


 それで、ちょうど9月の定例会が済みまして、地区をちょっと回ったりしてみたんですけども、非常にイノシシではなしにシカの問題を訴えられる方がございまして、特に私がおる中山ではなしに、周辺に行きますと、2軒ほど見させていただいたんですけども、家の周りをぐるりネットで囲っとられて、玄関口もネットで囲っとられて、あくようにされてると。日中は入れるんですけど、晩はどうされます言うたら、晩はおろしておられると。そこまでせんなんですかいう話をしておったんですけれども、やはりもう花から何からみんな食べてしまうというようなことで、共生が甚だ難しいなということでお聞きしてるんですけれども、そんな家が2軒、3軒ぐらいある。畑、田んぼはもう当然ですけれども、一晩のうちに収穫間際のソバをみんな食べてしまったとか、稲まで食べてしまったとか、そんな状況をたくさん聞いたわけでございまして、果たして共生といいながら本当に周辺地、山間地では共生できるのかなという思いがするわけですけども、そのあたりをどう行政としてはとらえとられるか、ちょっと聞いてみたいと思います。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 現実にこのシカの問題というのは大変大きゅうございまして、しかし現実の問題としてシカがそこにいるということで、それをどう被害を減少し、もちろん個体数を減少させるかということによって共生状態に持っていかなきゃならないというように思っております。具体的な施策、これは幾つかあろうかというふうに思っておりますけれども、かねてから申し上げておりますように、やはり決め手は駆除だと思います。あわせて防除と、並行的にやっていくということでございますが、特にそれ以外に大事なのは、やはり耕作放棄地対策だと思います。中山間地域の直接支払い制度を活用していただいとるのはご承知のとおりでございますし、さらに本年度から、正確には来年度から農地・水・環境保全向上対策というのも始まりますので、そういうものを有効に活用していただいて、地域で対策をとっていただきたいということもございます。


 それからさらに、山でございます。山の対策は非常に大事でございまして、特に健全で災害に強い森づくりということも含めまして、山を豊かな野生動物が住めるような豊かな森に返していくということが大切だと思っております。具体的な施策としては、例えばこれまで公的管理によりまして間伐なんかを行っております環境対策グリーン事業でございますし、それから里山林の整備、これも但東なんかでも行っております。それからさらに18年度、今年度から例の県民緑税による新規施策が展開をされるようになっております。特に野生動物の育成林整備、これは育成林という名前はついておりますけれども、いわゆる動物とそれから人の住む区域をはっきり分離をさせる、つまり山のすそ野を刈り払って動物が出てきにくくするというような、そういうふうな施策もございまして、そういうふうなさまざまな施策をこれからも総合的にやっていくということが大切ではないかというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 今、コウノトリ共生部長の方からお聞きしましたけれども、何と申しますか、駆除をされてるということで、基本的には少なくなってるんか多くなってるんかといえば多くなってると思うんですけども、年間どれくらい駆除をされてるのかということを少し聞きたいと思いますし、それとあわせまして、ちょうどこれも9月の定例会が済んだ後、朝の4時に出ることがありまして、但東の中山を朝4時、そして但東町の天谷峠まで4時20分、走っていきまして、2人おったもんですから、ちょっとシカを数えてみようやということでシカを数えておりまして、自分の道路ののり面だけですから、出てくるのとのり面と数えましたら、10月のかかりだったと思うんですけど、26頭出ておりました。


 それで、面積からして但東が168平方キロぐらいですか、162、それくらい平方キロの中で、天谷峠までどれぐらいあるか知りませんけど、20キロあったところで1平方キロも満たないぐらいなもんでしょうけども、26頭で100倍すりゃ2,600頭。これは人口より多くなるんじゃないかなというような話をしておったんですけれども、そういった状況もあるということと、私もちょうど1年、先ほど申し上げたように議会で1年なるわけで、朝出てくる、子供が豊岡におりますもんですから夜迎えに来たりというようなこともあるんですけども、10頭前後見るのはもう日常茶飯事で、最近寒くなったから少し見なくなったんですけども、どれくらいいるのかというようなことで、果たしてこのままほっておくと、今のベースが、20年前は例えば200頭おって、今例えば1万頭になってると、もうベースが違いますんで5年、10年の間にどれだけふえるんかなという心配を実際のところはしております。先ほど一番最初に申し上げましたように、共生がしたいと思うんだけれども、シカというのは非常にかわいい動物でして、のり面でおりますと、奈良公園のシカはえさくれとここつつくんですけども、但馬のシカは優しい顔でほっとほほ笑むんで、これは駆除は難しいなと思いながら、思いながらですけれども、それでもやはり駆除せざるを得んのじゃないかなという気持ちがありまして、やはりこれから10年、20年地域を守っていこうとすれば、悲しいけれどもやはり駆除の必要、もっともっと進める必要があるというふうに個人的には思っております。


 ですから、個体数の推計というのは非常に、山に入ってカチカチカチカチ数えていくわけにいきませんので、大変だろうと思いますけれども、感覚的にいえばそういった数がいるというような気がするんで、ぜひ共生できる体制をまずとっていただいて、そして基本構想のまちづくりに向かっていただきたいというようなことを考えておりますので、先ほどの駆除数あたりをちょっと聞かせていただいて、果たしてそれが住民の皆さんが納得するのかどうかちょっと聞いてみたいという気もしますんで、ぜひよろしくお願いします。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) まず、駆除の実態といいますか、捕獲の頭数でございますけれども、シカの場合は、直近の3年ほど申し上げますと、平成の15年が722、16年が825、17年が903、それから18年は10月末の現在では772頭でございます。その中で、いわゆる但東区域につきましては、15年が354、16年が364、それから17が427というような、そういう状況になります。ただ、この豊岡市、広うございますので、シカに限っていえば、特に旧出石郡が非常に大きいということでございまして、他の地域については、ほとんどがイノシシの方がむしろ多いということで、地域的なきめ細やかな対応というのが必要じゃないかというように思っております。


 それで、県内の頭数は先ほど申し上げたとおりでございますが、私が過去聞いておりますのは、特に但馬で申しますと、但馬には 1万2,000頭いるということを実は聞いておりまして、それを5,000頭まで減少させたいということを聞いております。そうなりますと、これは1年大体1,500頭これを捕獲するんだということでございます。ただ先日、私も県の方にもう一度その数字を確認をしておりましたが、明確な回答がなかったんですけれども、以前にそういうふうに聞いておったというようなことでございます。


 そういうふうな状況の中で、確かにお困りのことはよくわかっておるわけでございます。先ほども駆除が決め手ということで、それに防除をあわせてということでございますけれども、特に駆除をする場合には猟友会しか、これは免許が必要ですからできません。私どもも事実上、猟期を除きまして年間いつでも駆除できるような体制ということで駆除班にお願いをしとるような状況でございますので、被害が、これは夜は鉄砲を使えませんが、明るいうちですと使えますので、そういうふうな状況を見られたときにはすぐ市の方なり、それから猟友会の方にご連絡をちょうだいいたしまして、早く対応するということもやっぱり基本的な部分で大事じゃないかというように思っておりますので、その辺を含めてよろしくご理解をちょうだいしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) ありがとうございました。今、但馬で1万2,000頭、それを5,000頭に減らそうということは趣旨としてはわかって、その数が正しいのかどうかちょっと私も判断つきませんけども、ともかくたくさんおるという気持ちはございますし、ちょうどことしの大雪で、ちまたのうわさでは大分減るんではないかなというふうに聞いておりましたけれども、ちょうど12月の末々に山の中に入って、ちょうど修理事が入っていって、四、五人で入ったんですけども、雪の中でもたくましく生きておりましたんで、これはそうそう生易しいものではないなというふうに感じたりしておりましたけれども。


 あと一つ、シカの問題では、私が心配するのは、交通事故の中で、小さい車でしたら対シカ事故が対人の事故になりそうな気もしますんで、この辺も非常に注意を要することで、軽であれば本当にべっちゃんこになってしまうような状況で、3遍ぶち当たったというような人もございますし、注意すれば済むことではあるんでしょうけども、それでもとまっても出てきますので、覚悟しておらないけないことはあるんですけども、大変そういった心配もございます。ですから、シカの問題について、あるいはまたイノシシの問題について、しっかりと統計をとっていただいて駆除の方向をしていただかなければ、かごのシカじゃなくてかごの人間になってしまいますので、これも困ったものだなという気がしております。実際のところ、本当に生活できなくなるんではないかなというような気もしておりますので、ぜひよろしく取り組みをしていただきたいと思います。


 それともう一つ、これも大変怖い問題で、クマの出没ですけども、これもことし大変クマがよく出没して、私の近辺でも朝な夕なに出ておったようでございますけれども、ちょうど私も夜8時、9時、10時、11時で遅い時間があるんで、クマが出たらどう戦おうなんて考えておるんですけども、そんなの少々戦っても負けまっせというふうに言われてるんですけども、そういう問題もございますし、それは冗談として、本当にことし11月の新聞なんかで全国で5人ほど亡くなられた人があると。亡くなられたら駆除するんだけれども、それまではもう放置するというような現況だと思いますし、また中山の地内でも、但東どこでも、あるいは出石でも豊岡でもそうなんでしょうけども、通学路あたりも当然出ております。大変危険だなと思いながらしようがない面もありますんで、その辺、教育長あたりはどういうふうに聞いておられて、あるいはどういうふうに対処をとられとったのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思いますけれども。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) クマの情報につきましては、一応いろんなところから出たということをお聞きしましたら、直ちにそれを各近辺の学校にお知らせして、登下校につきまして十分注意するようにというようなことをお願いしているところでありますし、また登下校につきましても、そういったクマが頻繁に出るということならば、教師あるいは保護者の方々の引率のもとに集団で登下校すると、こういった対応を現在とっているとこでございます。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 一般的な答弁はよくわかるんですけども、注意するといいましても注意のしようがないのが野生のものでございまして、私も言いながらなかなか解決がつかんなと思いながらお知らせをしてるわけでございますけれども、そういう状況があると。


 それと、これも新聞の受け売りなんですけれども、10月、11月だったか、三田の人と自然の博物館のスタッフの新聞が載っておりまして、シカの食害という問題が提示されておりました。それは何かというと、シカが山間部の中で自分の好きな草を食べる、それから葉っぱの届くとこを皆、食べてしまうと、森と山とがかすかすになってしまうというような記事が出ておりまして、それは当然山の力がなくなる、保水力もなくなるというようなことがうたってありました。シカといいますと、有害の話なんでしょうけれども、本当にそれだけじゃなくて、ちょうどきのうの議会の質問にもありました。椿野議員が下流域の問題をおっしゃってました。私も確かにシカの問題といいながら、山をつぶしてしまう、そしてまた中山間地の畑をつぶし、農地をつぶしということになると、当然山地全体の保水力がなくなってしまうと。それともう一つ心配されておられました、上流域から堤防を改修していくと、これは上流域は大変ありがたいんですけれども、下流域が手をつかないというような問題を発生して、現在そういう悩みをされてる、1市5町が一緒になったわけですからそこらのことも心配な話だなと思って聞いてるわけですけれども、そういった問題まで将来的に禍根を残すようなことになってくると。ですから、学校教育から農業から林業から防災から、すべてに該当するような話で、目先としては大丈夫かななんて思ってしまうんですけども、かなり広範囲な地域の保全ということについていえばそういう問題な点があるというようなことを新聞を見ながら認識をさせていただいておりますので、どうかシカ、イノシシ、クマ、その辺の関係につきまして、しっかりと対応していただくということを要望、お願いをしておきたいというふうに思います。


 それでは、有害獣についてはこれぐらいにさせていただいて、あと経済を元気にすることですけども、先ほど答弁をいただきました。その中で、いざなぎ景気を超える景気回復と言われながら、先ほども申し上げたんですけども、けさの朝一番のニュースで81%の人が実感できないというようなことをおっしゃっておりましたし、これも但東地区の問題なんですけれども、ちょうどことしですけれども、京都の室町、西陣の関係で2つ大きな倒産がございまして、春に愛染蔵という織物の会社がつぶれました。これは50億か60億の負債。それから10月末にたけうちというのが倒産いたしまして、これは大変大きな倒産だったんで、私は織物業ではございませんので直接的にはよくわからないんですけど、いろいろと不安な点が地域で出てるなという雰囲気は持ってるんですけれども、その辺の情報はつかんでおいででしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 具体的にはつかんでおりません。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 地場産業といいながら、一番周辺の小さい業態でございますんで、そうわからないかもわかりませんけれども、基本的に非常に下降トレンドが続いておりまして、今申しましたように、六、七年前に京都の室町でだっだっだっと倒産が続いた時期がございました。それからしばらく小康状態で推移しておって、結構収益を上げてる会社もあったんですけど、またことしになってそうした大きな倒産があって、直接的には丹後の地域が被害をこうむってると。それから波及して但東の資母地区に波及効果があると。現実的にどういう被害があるのか、ちょっと私は精査はしておりませんけれども、減反とか生産調整あたりは相当進んでるようで、地元の機屋さんは厳しいということがここへ来て出ておるような状況でございます。


 そういった日本の全部の景気の好況感と、それから地域の豊岡、あるいはまた豊岡といいながら周辺の差異というのが大変ある、そしてまた元気な経済といいながら大変難しいとこがあるんですけれども、基本構想の中でコウノトリが悠然と舞って安心てして暮らせる、これは先ほども申しましたようにだれしも望むんだけれども、具体的に経済のことといいますと基本的には個人の問題になろうということで、これは当然のことなんですけれども、やはりきめ細やかな行政施策といいますか、その促しといいますか、そういったことが私自身は商工観光については特に必要なんではないかなというふうに考えておりますけれども、せめてそういう情報でも当局に入ってないのかなと思ったんですけど、全く入ってございませんか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 残念ながら、ちょっと把握はいたしておりません。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 支所長はいかがですか。


○議長(古谷 修一) 但東総合支所長。


○但東総合支所長(松本 和洋) 西陣の愛染蔵の倒産いうことはお聞きしております。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) そういう厳しい環境があると、それと中央と地方の差異が大変あるということで、本当にちまたで言われております二極化の状況があるわけでございますので、環境経済は当然シンボルとして押し上げていただいて、観光業、それからいろんな周辺の新しい農法、そういったことが浮上するということは私は大変ありがたいことであると。しかしながら既存の地場産業含めていろんな産業も大変目をつけていって収益を上げていかなならんのじゃないかなということを考えたりしておりますけども、先ほど総務部長の教えていただいた所得の関係でも、これを見させていただくと、法人税関係が、法人市民税関係はかなりことしに向けて厳しい感じが出ておりますし、所得税の方は減少、増加、わずかしておりまして、総合的には微増という形、それから分離課税の関係は、やはり株式なんかがいいんでしょうから非常に力強い伸びがあるなと、金額は細かいですけど、そんなふうに見ておったんですけれども、大変二極化の構造があって、再々申しますけれども、環境経済と既存の経済とがバランスよく浮上するということは、どうしても市民の方は環境経済、環境経済ということでそっちに目が行って、何で広く今まで地域を守ってきた我々はあんまり縁のないような話ばっかしになるんだというような声もございますんで、その辺のことはしっかりと把握をしていただきたいと。せめてローカルのそういう倒産の話もしっかりと受けとめていただいて、せめてどうもないかという調査ぐらいはしていただきたいというふうに思いますけども、そういった周辺地の思いはいかがでございましょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 豊岡市の地域経済全体を考えますと、やはり中心部だけではなくして周辺部も含めた全体の底上げを図っていく必要がございます。先ほどおっしゃったような周辺部における情報等をしっかりと把握に努めまして対応していきたいというふうに思います。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) それから、商工会のあり方について質問させていただきまして、一般的な答弁をいただきました。商工会のあり方ということで、今ちょうど商工会の合併、合流という話が協議なされておると思いますけれども、その辺についてどういうふうに考えておられますでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 昨年の4月、行政が1市5町合併して新たな豊岡市が誕生したわけですけれども、基本的には行政が合併した以上、商工会におきましても、それぞれ地域の特性や歴史があるとは思いますけれども、早期に合併をしていただきまして、本市商工行政をより円滑に推進していく必要があるものというふうに考えておるところでございます。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) わかりました。商工会の合併について、行政が合併したから当然合併という方向が出てきて、その方向に基づいて合併協議がされてるということは存じ上げております。しかし私、合併ということと補助金カットということ、私は広く経済が根本だというふうに思っておりますので、合併してすぐ商工会の補助金をカットしていくと、あるいはまた観光協会の補助金をカットしていくということはいかがなものかなという気がしておったんですけれども、それは行政改革という一つの大義があるわけですから、これはいたし方ないというふうに判断はいたしております。しかしながら今申し上げたように、やっぱり企業活動によって法人市民税が上がる、そしてその法人が上がることによって所得税が多少でも増加していくという状況ですね、これが経済、地域を支えるわけでございますので、やはり一番根源的に大事なものであるというふうなことを考えております。その中で商工会の合併と、短絡的に合併あるいは行政が合併したから合併というのはいかにも短絡的過ぎるんではないかなという気がいたしておりまして、せめて商工会の今までのあり方からチェンジしていって、例えば行政と地域づくりの商工会ということでその役割を分担するような方向ができることがあるのではないかというようなことも考えておるんですけども、そういった観点からは商工会の役割を考えることはできませんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 先ほども申し上げましたように、商工会の役割にはいろいろと地域の商工業の振興といったようなことで、市の施策と合致する面というのは多々ございます。そういう意味合いでは連携しながらお互いに手を携え合って地域の経済発展のために努力していくという共通目標がございますので、そういう努力をしていきたいと思います。現在合併という動きの中で5町の商工会、いろいろと研究会を立ち上げられて協議をしておられます。そして、補助金絡みというふうなこともございます中で、来年度の事業計画等もいただいておりますので、そういった事業計画等を勘案しながら行政の役割、それから商工会の役割、こういったようなものについて十分連携をしていきたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 福田です。わかりました。ありがとうございます。


 私はちょっと自分で考えてるんですけども、商工会の役割というのが今まで確かに行政、余り意味がなかったんではないかなというふうなこともある面は考えております、全部ではございませんけども。しかし市町合併がなって大変広域な市ができると、そしてまた行政改革という進捗の中で、総合支所の役割もだんだん細ってくるような感じも見受けられますし、その中で、やはり広い市域の中でそれぞれ特徴が違う地域が一緒になってるわけですから、商工会の合併するせんは自主的な判断の中ですけれども、その地域おこしといいますか、地域を守っていく活動は多少チェンジしていかないけんのじゃないかなと。私が具体的に考えてますのは、環境経済という、あるいはまたコウノトリをシンボルにしてまち全体を浮揚する、当然交流人が先ほどの話じゃないけどふえていく、その中で観光、城崎、出石、豊岡含めて、それから農業、これが浮揚していくということはもう是が非でもやらないけんこと。それと、周りのまた環境が違う地域がございます。そういう地域ではやはり製造業あたりの中で、いろんな形で仕事が欲しい、あるいはハローワークに行ってもなかなか仕事がない、そういった人が結構おられるわけでございます。そういった人の力になれるようなやっぱり商工団体でなければいけんと。


 ですから、私が考える商工会のあり方としては、既存の企業の業績向上は当然具体的に指導していく。それからまた特に大阪、京都、神戸あたりの廃業の工場がありますけども、そういったものをあっせんするようなこともせないけん。そうすると、やっぱり地域でそれなりの小さい工場でも育っていけば全体の浮揚力にもなるし、そういった具体的なやっぱり活動に行き渡るような市としての指導といいますか施策も必要なんじゃないかななんて一人で考えておりましたけれども、いろんな変革をしながら行政も変革していただく、商工会も変革していただく、そしてまたその変革の中で資金が必要になったら新しい制度を設けて助成をしていただきたいとか、いろんな思いを持っていますので、ぜひこの辺は酌んでいただいて、地域が元気になるという方向の中で支援をいただきたいというふうに考えております。


 それで、これについては私の思いだけで結構ですので終わらせていただいて、あと医療体系ですけれども、これもここ1週間、大変不安な状況が出てまいりました。市長のきょうの答弁、それからきのうの答弁聞いておりましたんで、一生懸命地域を守るという意気込みはよく理解いたしましたし、緊急的に再編を図るということは、これも理解はいたします。ただしかし、急激に医師不足になって、そして病院の再編をせないけんというような状況になってきて、余りにも急だし、また余りにも地域の人が蚊帳の外の中でこういったことが進んでしまうということについて、私も病院の体系、勉強しておるわけじゃございませんのでよくわかりませんけれども、ぜひ出石病院については後背地が出石、但東、そして非常に高齢化の中で出石病院に頼っておられる、また50床という病床を当てにしておられる方もたくさんおられますんで、私もそこの部分が一番心配なところで、全豊岡で見たらやはり医師の采配をして、今現在緊急避難的にきちっとした病院、中核病院を残しとかないけんということはよくわかるんですけども、地域感情とすれば、何で今、出石病院が診療所にというような気持ちが皆さん持っておられると思います。そういう意味で、これについても答弁は結構ですので、ともかくきちっと説明していただいて、しっかりと取り組んでいただく、そして暫定、緊急ということであれば、その暫定、緊急だということも含めて住民の皆さんに説得あるいはまた説明していただきたいというようなことを考えておりますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。


 それから、決算を見て、これは総務部長の方なんでしょうけれども、利息の話をさせていただいて答弁をいただいたわけですけれども、まずこれも勉強不足な単純な話でまことに申しわけないんですけれども、実質公債比率、非常に高いところにあると、それはわかるんですけれども、何といいますか、一般会計の14億という金額を聞くと、一般会計の決算の最終ベースで548億に対して利子が14億、これはもう3%弱という数字になりますし、市税からいうと実質的な市税が100億ぐらいだというふうに判断しておりますけど、100億市民から税金を集めて14億利息に持っていくというような数字が単純に考えたら見れます。また、地方交付税でいくと、160億強いただいて14億また利息でバックするというような構造、これはいかがなものかなと、余り私が素人だといいながら、これで行政が回るということは非常にこんなことで行政が回るんかなというような単純な気持ちを持ってしまいますけども、そういった私の単純な気持ちはどう判断されます。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 我々の方にしても全く一緒でございまして、今回も補正で上げました。それから旧1市5町におきましても、やはり利率の高い政府資金についてはできるものなら繰り上げ償還をしていきたいというふうなことで今日まで取り組んでまいりました。なお、先ほど総務省と財務省とのそういうやりとりのご紹介もしたわけですが、これらについても全国市長会等でもこういった要望は行っておりますし、ただそうはいいながら現行では政府資金についてはちょっと手のつけようがないといったのが実態です。あとは民間でということなんですが、民間につきましては、もう既に5パー以上のものというのはほとんどございませんので、あとそういった圧迫しているのはやはり政府資金ということでご理解をいただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 6番、福田嗣久議員。


○議員(6番 福田 嗣久) 福田です。その総務省と財務省のやりとりは新聞にちょうど出ておりまして、総務省の方は軽減策を考えてほしいと、財務の方は今のところ、だめだということが11月28日の新聞で出ておりました。このことやろうなというふうに考えておったんですけども、それでも私らで考えまして、やっぱり税制の改正というのは5年や10年かかるものでしょうから、ともかく今、地方の時代と言われ、そして自立、そういった方向に向かう中で、総務省の方といいますか県の方なんでしょうけれども、しっかりとそれは要望していっていただき、今、私が調べてみますと、政府資金で財政融資資金が5%以上で7%超とありましたけども、4億2,000万ございました、この17年度の決算ですけれども。郵政公社の資金が2億5,000万、これも7%超、公営企業の金融公庫が6.5から7が1億3,000万、市中バンクが4から4.5が8,000万、相当高いという金利が残されております。今、政府系の分についてはもうどないもならんということなんでしょうけれども、それでも単純にいかがなものかなということを感じてしまうんですけれども、やはりしっかりと国に要望していただきたいというふうには思っております。ですから、このゼロ金利が解除になったところで非常にまだ低水準の金利水準ですから、やはり100億豊岡市で集めて14億税金に持っていくというのは大変考えられない気がしまして、市中の民間会社だったら完全に倒産してしまうというような数字なもんですから、ついついそういったとこに目が行ってしまうわけですけれども、ひとつそういったことにも十分意を払っていただきたい。


 それから、やはり豊岡のお金を豊岡で使うということで考えますと、豊岡にも大変大きな金融資産があると私は踏んでおるんですけれども、日本全国で今1,400兆円ぐらい個人資産があるというふうに言われておりますけども、47都道府県で割りましても兵庫県に40兆ぐらいあると思いますし、豊岡にも1兆円でも楽にあると思います。やはりお金のつくり方、私は詳しいことはまだ全く勉強しておりませんからわかりませんけれども、1%、1.5%ぐらいで十分調達できることがあるんではなかろうかと、そういったことももっともっと追及していかなければ、やはり市長がおっしゃる持続可能といいますと、やっぱり根本的、根源的には財務の問題が非常に大きな今後ウエートを占めてくるんであろう。


 それから、この前の9月の定例会でも申し上げたように、10年、15年前は政府が、金融庁が金融機関なり保険会社を格付することがずっと続いてきて、そして淘汰されてきた。また、これからは国民や金融機関が行政を見る。大変たくさん新聞紙上に出てきてるなということで、完全に逆転してしまってるという気がするんですけれども、そういった時代が来るというふうには思っておりますので、ぜひしっかりとした財政運営をしていただき、そして財政運営をするためには財務の問題をもっともっと行政の方も勉強していただいて、持続可能になって、なおかつ豊岡市の市民が一番最初に申し上げた安心、安全で自然に抱かれてみんなが暮らせると、これがやはり目的でしょうから、ぜひ市長以下全員で考えていっていただきたいというふうなことを思っております。


 それでは、最後になりますけれども、サービス業の話で助役さんから答弁をいただきました。私は一番基礎的なサービス業であろうというふうに踏んでおりますんで、滞納問題につきましても行政は売り上げとして税金をいただく、そしてサービスを提供して、そして住民に満足していただく、その循環だというふうに思います。その中でやはり市民との信頼関係が構築できなければ、先ほど総務部長おっしゃった税収の方も滞納がだんだんふえる、取りにくくなる。やはり市民と行政が非常に近しい関係になってくると、ぜひ私も応援しなければいけないというようなことになるのは、もうこれ当然ですから、そういう意味で市の方の職員さんの意識改革は強力に進めていっていただく。それがやはり豊岡全体の安心、それから成長につながっていくということは判断しておりますので、どうかよろしく、頑張って取り組んでいただきたいと思います。以上で質問終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で福田嗣久議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は3時5分。


                 午後2時52分休憩


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                 午後3時05分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、16番、上坂正明議員。(拍手)


     〔上坂正明議員 登壇〕


○議員(16番 上坂 正明) 16番、上坂でございます。議長の許可をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思いますが、10番目ということで、さきの議員から関連する質問がたくさん出てまいりました。できるだけ省き、質問をさせていただきたいと思います。


 また、今回私は、私の地域の今後についてを重点にして質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


 まず、基本構想についてであります。


 豊岡モデルの展開についてでありますが、その中にはこれまでコウノトリを核とした先進的な展開事例が示されております。そこには田園景観や里山林の整備のほかさまざまな取り組みを着実に進めてきたと記されています。


 なお、第6章の分野別取り組み方針の中では、人と自然が共生するまちとして、多面的な機能を有している森林、里山などの保全や活用をする、さらに自然環境に配慮した公共事業を推進すると言われていますが、これまで里山林の整備をどのような形で着実に進められてきたのか、さらに今後の取り組みとしてどのように森林や里山を保全し、活用しようと考えておられるのか、お尋ねいたします。


 と同時に、自然環境に配慮した公共事業の推進とはどのような事業なのか、教えていただきたいと思います。


 また、基本構想の中には自然という言葉が大変数多く使われております。例えば自然に抱かれて生きるとか自然と折り合いながら生きる、また人々との自然とのかかわり、そのほかにもまだまだ使われておりますが、ではその自然とは一体どのような状況を指して自然と言うのでしょうか。秋の深まりとともに紅葉する野山の景色を眺め、きれいだなと感動するのも自然がなせるわざであります。しかし、植林された杉、ヒノキの森林が枝打ちもされずに植え放しの状態で、しかもその木にはクズやカズラが巻きついている。また、里山は背丈ほども伸びたススキや雑草が生い茂り、足の踏み場もないような状態。しかし、これも自然であります。


 私が思う自然とは、里山や森林も手を加えるところにはきっちりと手が加えられ整備がされており、だれの目にもきれいだなと映るような光景こそが本当の自然であると思うのですが、いかがでしょうか。そのような施策がとっていただければ大変ありがたいと思っています。


 次に、有害獣問題についてであります。


 自然に恵まれて生きる山間周辺部の私たちにとってイノシシやシカ対策には大変苦慮いたしております。ことしの冬は豪雪のためにイノシシやシカは寒さと食糧不足の影響で多くが死に絶えて数も減るのではないかというようなことも聞いており期待をしていたところでありますが、そのようなことは全くうそで、むしろ豪雪により山奥では食糧不足のために生きていけないために逆に里におりてきたのではないか、そのために例年以上に数もふえ、受ける被害も拡大しているのではないかと思っています。そして一度おりてきたイノシシやシカは、農家の人たちがつくった豊富な栄養たっぷりの野菜に味をしめたために山奥へ帰ろうとしないのではないかと推察しています。


 11月15日から猟も解禁になりました。3人のハンターが犬を連れてきましたので、シカがたくさん出て困っているので一匹でも多くとってくれと頼みました。しかし、シカは撃っても弾代を損をするだけだからようとらんと断られてしまいました。豊岡市独自の対策として、他市町から来られるハンターにイノシシやシカをとれば1頭当たり必要最小限の補助を支給するというような制度が考えられないか、お尋ねをいたします。


 次に、雇用の場の確保についてでありますが、豊岡モデルの中には特色ある地域の成長と連携を図るということで、但東地域は川と源、谷合いが持つ自然風土を生かし、こだわりと工夫のものづくりを推進し、真の豊かさが実感できるような地域づくりを進めるとありますが、具体的にものづくりとはどのようなものを想定しておられるのか、さらにそのことが雇用の場確保につながるようなことなのか、お答えください。


 出石川河川の復旧復興工事も大詰めとなりまして、残るは橋のかけかえとその周辺、また河川と国道との関係箇所を残すぐらいとなり、たくさんいた重機も引き揚げ、もったいないような立派な出石川河川としてよみがえろうとしております。先日、工事現場を見に来た社長と話をする中で、来年からの事業の見通しはどうなんかと尋ねてみましたが、全く厳しい。もう既に河川の完成とともに臨時職員は順次やめていってもらっているというやなことを話しておりました。正社員は何とか残れても首になった臨時職員はこれからどうされるのかなと心配をしておるところでございます。


 次に、農業問題についてでありますが、来年4月から新たな国の取り組みとして農地・水・環境保全対策が行われようとしています。但東町におきましても先日最終説明会が行われ、農会長から声がかかり、私も初めて参加をいたしました。この取り組みは、年々ふえつつある高齢化や過疎化による農地や農業用水路等の管理維持が困難になるために、それらを集落全体の取り組みとして位置づけ、保全していこうというのが趣旨のようであります。豊岡市全体で何集落ぐらいの加入申し込みがあったのか教えてください。


 次に、少子化、人口増対策についてお尋ねいたします。


 現在但東町の人口は、17年の国調によると5,272人となっています。合橋、資母、高橋の3地区ある中で高橋が最も少なく、1,155人であり、子供の出生状況も昨年、一昨年とわずか4人ずつで、2年間に8人しか生まれておりません。現在小学校も幼稚園を含め全校生徒数は、わずか56人であります。そして現在2歳児は2人しかおりません。単純に計算しても数年後には全校生徒数が30人ぐらいになってしまうのではないかと非常に危惧をいたしているところであります。そうなると父兄からは学校統合問題が上がってくるのではないかと考えますが、今後の見通しとしてどうなるのか、教えていただきたいと思います。


 と同時に、私は旧但東町の時代からこのような事態になることを恐れ、高橋地域に市営住宅のさらなる建設と分譲宅地計画を推進していただきたいと要望してまいりました。マスタープランの中にやっと取り上げていただいているところでありますが、現実は非常に厳しく、冷酷であります。現在建てられている特公賃5戸あるうちの3戸が空室になっており、さらに一般市営住宅10戸のうち2戸が空室となっているのであります。しかしながら、私は何とかして少子化に、そして人口減に歯どめがかけたいと願っているのであります。空室を埋める手だてと、なぜ特公賃に入居者がないのか、その原因を究明し、解決策を見出していただきたいとお願いしたいと思うのであります。


 次に、豊岡病院組合についてお尋ねいたします。


 去る7日の豊岡病院組合議会において病院議員の選任を受けたところであり、私にとりましては豊岡病院議員は初めてであります。中貝管理者から現在の管理者にかわられてから間もなく2年を迎えようとしてる今日、医師不足により財政状況は大変厳しいものとなっております。


 さらに驚いたのは、先ほどからも出ておりますように出石病院が診療所になってしまうかもわからないということであります。これまで55床を持っていた病院が無床になり、そのベッドを利用し老人保健施設に切りかえられてしまうかもわからないということであります。きょうまで私たち地域の住民が信頼し、よりどころとして頼ってきた病院がたとえ医師不足とはいえなぜこのような結果になってしまうのか。幾ら豊岡病院の医師が不足をしたためとはいえ何もその穴埋めに出石病院の医師を異動させなくてもよかったのではないか。1人ならまだしも3人もであります。豊岡病院でさえ医師の確保が難しい今日、それ以上に難しいと思われる出石病院の医師をどうして異動させなければならなかったのか、私にはどう考えても理解ができません。豊岡病院を守るためにあえてこうせざるを得なかったとおっしゃるかもしれませんが、管理者は真実どこまで但馬の医療を真剣に考え、医師確保に取り組んでこられたのか、理解に苦しんでいるところであります。


 市長、もし市長が管理者を続けておられたら、やはり現管理者と同じ選択をされたでしょうか。どこに住んでいようとも人の命のとうとさは同じはずであります。多くの人の命を救うためには少ない方が犠牲になれと言わんばかりではないでしょうか。


 また、現在の管理者にかわられてから病院組合はどのような成果が得られたのでしょうか。オーダリングシステムの導入により医師の混乱、また機械のふぐあいにより大きな赤字が生じました。現在は順調にいっているのでしょうか。今年度もさらなる収益の悪化となり、累積赤字は114億円にもなると言われています。医師不足も重大な問題でありますが、それ以上に経営悪化により病院自体が破綻するのではないかと心配をしているところであります。市民の生命と安全・安心な暮らしを守るために病院組合は根本的な見直しをする必要があるのではないかと思っておりますが、ご所見をお聞かせください。


 次に、教育問題についてお尋ねします。


 いじめ問題については資料をいただいていましたが、さきの議員により私の聞きたいことはすべて出てしまいました。


 しかし、教育長を始め担当課の努力によって現在のところ自殺した子供もいませんし、また親が子供、そして子供が親を殺すというような恐ろしい事件も発生しておらず、喜んでいるところでございます。


 1点だけお尋ねします。いじめに関する調査資料をいただきましたが、これはどのようにして調べられた結果なのか。例えばアンケート調査であるとかであります。最近では真相隠しが問題になっていると思いますが、そのあたりも十分認識された上での調査結果なのでしょうか。


 最後に、職員マナーについてお尋ねいたします。


 私も喫煙者の一人であります。体に悪いからやめろやめろと言われながらもやめられずに、この寒さにもめげず吸い続けております。


 そこで喫煙場所の確保についてでありますが、ぜひきっちりとした喫煙場所を設置していただきたいと思います。今、私たちが利用している場所は、結構市民の方が通られるのであります。昼休み時間はもちろんですが、1日の間には何回か議員と職員とが一緒になることがあります。混雑をしているところへ市民の方が通られることもあり、その人たちの妨げになることがたびたびあります。また、女性職員が遠慮しながらすり抜けていくさまは大変気の毒であります。そればかりか市民側から見ても決して気分のいいものではないと思っています。我々の税金で食べておりながら気楽げしてるなとか、そういうように思われているのではないかと思っております。そういった理由により市民から目立たないような場所への喫煙所の設置をぜひともお願いしたいと思っております。


 と同時に職員マナーについてでありますが、職員の勤務時間は朝8時半からとなっておりますが、私たちが9時ごろに着き喫煙所へ行くと既にたばこを吸いに来ている職員がいるのであります。1日を通して注意をして見ていると本人の思うがままで何の制約もないように感じられるのですが、いかがでしょうか。こういったさまは一般企業ではとても通用しないと思われますが、お答えいただきたいと思います。これよりは自席で行います。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。まず、自然に関するご質問をいただきました。


 日本の自然というのが、もちろん原生的な自然もございます。いわば手つかずの昔からの姿を保ってる自然というのもございますが、量的にはほとんどございません。むしろ日本の自然の特徴は、二次的自然、つまり人間の手が入った自然だと言われております。


 そしてこれは哲学者の内山節さん、豊岡にもおいでになったことがあるんですが、この方が群馬の山村に移り住んだときに人間が住んでいるからこそ美しさを増す風景があるのだということに初めて気づいたということを書物に記しておられます。つまりツタがからまったものとどちらが美しいかというと、やはりきれいに人工林であれば手入れがされてる人工林が美しい。そういったものは現にあるわけでありますけれども、人間のいわば自然に対する管理能力、手を加える能力が非常に弱まってきているがために、いわば荒れ果てた自然になっているというふうに私も思います。


 したがいまして、その辺をこれから私たちとしては、長い道のりではありますけれども、しっかりと取り組んでいく必要があろうかと思います。


 具体的には、例えば里山ですと、これは昔は人々は何もきれいにしようと思ってやったわけではなくって、ひたすら経済的な必要性に基づいて里山に入っていった。その結果として多くの生き物が暮らすことができたということがございますけれども、もはやエネルギー革命が起きてそういうことができないということで、いわば苦労してるという実態はございます。


 人工林につきましても同様でございまして、もう経済的に割に合わないということで放置され、そのことによって非常に弱い危険なひょろひょろっとしたいわば森が残されている。こういったことをしっかりと対応していく必要がございます。具体的には、里山の整備ということについては特に兵庫県がシンボリックに事業を進めていますので、本市においてその事業を取り込んでいくということが大切だろうと思います。


 また、針葉樹林、人工林につきましては、これも県民緑税との関係で針広混交林を造成するといった制度がつくられ、現在豊岡では下鶴井でその試みがなされておりますけれども、これをさらに広げていくことが大変大切だと思います。


 また、今コウノトリ共生部におきましてバイオマスエネルギーの利用方法の検討がなされておりますが、これも森林資源を非常に貴重なターゲットと見ておりますので、今申し上げましたような事柄を進めながら人間の管理が行き届き、そのことによって美しい二次的自然が豊岡でさらに広がるように努力をしたいというふうに思います。


 それから病院に関するご質問もいただきました。


 実は豊岡病院を救うために出石病院を犠牲にしているということではございません。もともと豊岡病院も出石病院も日高病院も、はたまた南但の2病院も現在は2つの市が力を合わせて、この地域の医療を守るために設置した病院であります。ところが大変厳しい医師の不足の中で、これは当面なかなか解決しないとすると、ではどうしたら本来の目的であるこの地域の医療を守ることができるのかという観点から医師の異動がなされたり、あるいは現在課題になっております病院の再編問題が起きてる、このようにご理解を賜りたいと思います。


 特に豊岡病院の場合には、高度、特殊、こういった医療を担っているわけであります。この地で重い病気になったり、とても難しい病気になった場合でも、そのたびごとに京阪神や、あるいはほかの地域へ行かなくてもいいようにというのは当然の願いでございますから、豊岡病院をしっかり守っていくということがまず基本ではないかと思います。そしていざ病気になった、いざ事故が起きた、この急性期にまず対応することが肝要でございますので、急性期医療をしっかり守るということがまずイの一番ではないかと思います。その上であわせて慢性期疾患に関する体制も必要でございますから、この地域の病院を急性期に特化したというか、重点を置いた病院と慢性期に対応する病院とにむしろ機能をしっかり分けていくことが要るだろう、こういった考え方に基づいているものでございます。


 ということでございますので、形の上で、例えば出石病院の医師が豊岡病院に行くことになったとしても、それは病院間で何かを犠牲にするということではなくって、限られた中でそもそもこの地域の医療を守るためのやむを得ない策というふうに私としては考えてるところです。これは9日の日の但馬の医療確保対策協議会の中で神戸大の教授が言っておられたことですけれども、200床の病院に45名の医師がいて、そういった病院が2つある場合よりも400床にして90人の医師がいる方がはるかにさまざまなことができる。医師の人数も多くなりますから、いろんなチームを組むことができる。それから当直等の1人当たりの負担が減りますから、そのことによって例えば研修に行ったり学会に行ったりしてわざを磨くこともできる、研修体制もちゃんとつくることができる、こういったことを言っておられました。したがいまして、こういった考え方に基づくものであることもご理解をいただきたいというふうに思います。


 それからオーダリングシステム等についてのご質問ございましたが、私自身はちょっと詳細今承知いたしておりません。


 ただ、こういったシステムの導入は私が管理者時代に実は決めたことでありまして、その実施のときに現在の管理者になっておりますので、もしそこにいろんな不都合があったとすると、決してそれは現在の管理者になったからではないというふうにご理解を賜りたいと思います。恐らく私が管理者をしていたとしても同様のことが起きたのではないかというふうに思います。むしろ合併して豊岡市長の職責が以前の豊岡市長に比べますとはるかに大きくなっておりますから、この上豊岡病院組合の運営にまで十分なエネルギーを注ぐことができないということから、専任の管理者を選任するに至ったということについてご理解を賜りたいというふうに思います。


 ちなみに現在の管理者は、過去に昭和63年の4月から2年間公立豊岡病院組合の総務部長としてこちらに来ていた人でございますので、十分でないかもしれませんけれども、この地域の土地カンはおおむねある。また、豊岡病院の内情についてもその2年間総務部長というかなめの職になって経験した人でございますので、私としてはふさわしい方に来ていただいてるんではないかというふうに考えてるところでございます。


 ただ、今回の一連の経緯を見ましても議員の皆さんでも初めて病院組合等での医師不足の厳しさにいわば直面をして、そして余りに急激に医療再編が行われるのではないかという戸惑いを持っておられます。いわんや市民の方々はもっと大きいと思いますので、幸いにしてこの何時間かで私たちはこうやって議論をしながら現状についての理解をお互い深めることができるにせよ、市民の方はそういうことはございませんので、市民の皆さんへの働きかけなり説明責任の果たし方については心して取り組んでまいりたい、このように考えているところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは農地・水・環境保全対策についてお答えいたします。


 議員も説明会に出られたんですから大変詳しゅうございましょうから、内容はもう言わんでもいいと思いますけれども、しかしこれまでそれぞれの集落で農道とか、あるいは水路とか、そしてまた土手の草刈りとか、そういうものをみんなでやってきたという、これは農村環境を守ろう、あるいはそれを人に伝えようということになるわけでありまして、先ほどの最初の自然ということにもつながると思います。そういうものを普通にやれるような醸成をしなきゃいかんじゃないか、こういうことから恐らく新しい今の農業施策の中でも出てきたと思っております。ですからみんながやっぱり話し合って意思を統一して取り組んでいく、これも大切でありますから、今手を挙げられたのは、きのうの議員の質問にお答えしましたけども、共同活動では169、これは土地改良も含めての集落の数ですけども、そういうものと、それから共同事業の方じゃなくて内容的なもののお互いでやることについては3集落ほど。けれどもこれも19集落ほどのこちらも予定をしておりますので、これからそういうことについての努力をしていきたいと思っております。ですから積極的に議員さんも入られてやってくださる、そのことについては大変ありがたいことと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 議員の方から基本構想の関係で、第6章の5本の柱があるわけですが、その中の1本の柱ということで人と自然が共生するまちというのがございます。その中に自然環境に配慮した公共事業を推進するということを上げておりますが、これはどういうことを意味するんかというご質問いただきました。


 この大きな柱といいますのは、中身的には3つにまた分かれとるわけですけれども、社会経済活動と自然環境の調和したまちをつくっていこうということもこの中に上げております。基本的には大変すばらしい自然環境を豊岡市は持っとるわけでございまして、いわゆる公共事業をするに当たりましても今持っておる環境に対する配慮といいますか、環境に対してしっかり考え方を持ってやっていこうということがございますが、方法的には例えば公共事業、あんまり自然環境を壊すような形での公共事業については、これは取り組んではならないという考え方が基本にはあるわけですけども、まずその公共事業する場合には環境影響の評価調査をしっかり行う。どうしても環境をいじくるということが出るとすれば、その工事によって、公共事業によって環境にどういう影響出るのか。この中身的には、もちろん植生の問題とか動物がどんなものが住んでいるか、あるいは水の問題、いろんな角度からの検討は要るわけですけども、そういったものをしっかり行って、しかも一方では景観の面についても調査を行って、その中で環境を大事にする形での公共事業という位置づけを行っていこうというような趣旨でございます。ご理解をお願いしたいと思います。


 それからもう一つ、いわゆる新しいまち基本構想案に上げてますまちづくりの進め方の中で、一つとして特色ある地域の制度と連携ということを上げておりました。


 但東に限ってという形で、但東の場合はどうなるのかというような趣旨のお話ございました。但東の場合にも合併までの長い歴史もございまして培われてきたものがたくさんあるわけですけど、その中でも特に農林業については長い歴史がある産業、そしてまた但馬ちりめんについても長い歴史がある。そのちりめんに関しては、絹浴衣の新しい取り組みも生まれてきてるという状況もございます。大変厳しい状況にあるわけですけども、新たな取り組みもなされてきてるという現実もある。


 そしてもう一つは、あそこの但東の場合は、東井義雄先生がおいでましたが、その歴史的な意味でいえばいのちのことばの事業募集やってますけども、特に教育の面に関しては長い取り組み、熱い取り組みがあった地域であるというふうに考えてまして、これも一つの但東地域のブランドになるのかなというふうに思っております。


 それからもう一つは、実は団塊の世代を対象というようなことで、将来交流人になっていただいて豊岡の地にもというようなことで但馬広域の方で取り組みがことしから始まりました。その中で但馬の地域をエリアを選んでロングステイということで3泊以上泊まってもらう方を公募して、その方々に実際但馬に入っていただいて、泊まっていただいて感想をお聞きするというような取り組みを行った経過ございますが、その中で特に豊岡の場合は但東の地域に実際にロングステイをしていただきました。名前上げますと、農家民宿もあるわけですけども、八平、一里、やまびこ、このあたりに実際に泊まっていただいて体験もしてもらったということもございますので、但東の地域の特徴といえば豊かな環境がある中で静かな環境もあるわけですので、しかも農家の体験もできる場でもありますので、そういう意味でいえばグリーンツーリズムあるいはエコツーリズム、そういう形での但東の将来の方向づけができるのかなというふうに考えてます。


 まだほかにもあるかもわかりませんが、今申し上げましたようなことを基本に置いて新しいまちづくりの中での但東の位置づけを行っていきたいというふうに考えているとこでございます。以上でございます。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) まず里山整備の関連で、市長からは健全な森づくりという視点でもってマクロの世界で答弁をさせてもらっておりますが、その中でご質問の中で里山整備のもっと具体的にどの程度、どういうふうな施策をどうやってきたのかというようなことがございましたので、ちょっとミクロにわたると思いますが、まずそれをお答えをしたいと思います。


 野生動物との共生の関連施策としては幾つかございますけれども、まず一つは、お話ございました里山林の整備でございます。これまで7カ所整備をしてまいりました。ことしは今2カ所行っております。したがって、これまで9つということでございます。さらに3カ所ほど要望をしておるという状況でございます。面積的にはこれまで実施をしてきましたものを総トータルしますと約300ヘクタール弱になるというように思っております。これはもう力を入れて県にこれは要望してまいりたいというように思っております。


 それから議員よくご存じの環境対策育林事業でございます。公的間伐によっていわゆる健全な森づくりを進めていこうというものでございますが、近年見てまいりますと少ないときで、これは合併前1市5町含めての数字でございますが、少ないときで約470ヘクタール、多いときでも530ヘクタールというようなことを毎年実施をいたしております。


 それから市行造林の関係でございます。全部で1,045ヘクタールほど市行造林ございますけれども、これまで例年少ないときで120ヘクタールほど、多いときで140ヘクタールほど例年施業をいたしております。


 それからさらに、これ非常に期待をしておるわけですけれども、例の県民緑税によります事業でございます。大きく野生動物育成林整備あるいは針広混交林整備というのが重要でございますが、針広混交林整備につきましては今、市長が触れましたけれども、その以外にも一応要望もいたしておるということでございます。


 それから野生動物の育成林整備については、7カ所予定をしておりまして、そのうち豊岡市の中で一番最初の事業として但東では奥赤についてことしと来年、2カ年かけて実施をしたいということで今作業を進めております。ことしは基本計画が中心になるというように思っております。


 それから次に、有害鳥獣対策の中でシカの有害対策に関連をいたしまして卑近な例として弾代を損したというようなお話ございましたけれども、一応市としては今の有害に係る弾代ですとか、あるいは猟具代といたしまして予算措置はいたしております。これについては猟友会に支払いをいたしております。去年からさせてもらっております。


 それから1頭当たりの捕獲をした場合の補助ということでございますが、これも去年から予算計上を報償費としていたしておりまして、1頭当たり大きいもので8,000円、大動物、つまりシカ、イノシシ、猿ほかであります、大きいもので8,000円、それから小さいもの、例えばヌートリアですとか鳥ですとか、そういうものについては2,000円ということで予算計上をして、実績に基づいてこれはお支払いを去年からさせていただいておりますので、現にそういう施策をとっとるということでご理解をちょうだいしたいと思います。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 私の方から高橋小学校の今後の見通しと、それからいじめの結果についてのお尋ねがございましたので、お答えさせていただきたいと思います。


 まず高橋小学校の今後の見通しですが、児童数の推移を見ていきますならば、平成18年度、今年度は全校生で49名、それが6年後の平成24年には31名となります。この学年のそれぞれの数字を見ましたときには、このままいけばすべてが複式学級になる可能性は十分にございます。


 そういった中で学校統合はあるのかないのかというようなお尋ねあったと思います。このことにつきましては現在学校整備審議会の中で適正な学校規模のあり方、それから学校の整備のあり方、その2点について現在議論をしていただいております。したがいまして、現時点でそれでは高橋小学校は統合するのかしないのか、その見通しにつきましてはお答えを控えさせていただきたい、こういうように考えております。


 続きまして、いじめの結果ですが、各学校によって調査方法には違いがあると思いますが、大半がアンケートによる調査であった、このように認識しております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 私の方からは高橋地域の特公賃の住宅に空き家があって、なぜ入居者がないのか、また分譲宅地の整備はどうなのかということでございますが、市営住宅には低所得者用の公営住宅、それから中堅所得者用の特公賃住宅があるわけでございますが、この特公賃の住宅につきましては、家賃の算定は近隣の同程度の賃貸住宅の家賃の水準と均衡を失わない範囲で定めるということになってございます。現在公営住宅の入居収入基準の見直しがされておりまして、平成20年度より施行されるというふうに伺っております。公営住宅の入居の収入基準の改正に合わせて特公賃住宅の入居収入基準及び家賃を改定する必要があるというふうに考えております。家賃を下げることによって入居者の緩和を図っていきたいというふうに思っております。


 それから分譲宅地の件ですが、新規の分譲宅地につきましては現在のところは考えておりませんので、よろしくお願いします。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 喫煙場所の確保と、それから職員のマナーについてのお尋ねございました。


 今までこの件についてはそう質問される議員さんも少なかったわけですが、新たにまた質問されるというようなことで、これは困ったことになったなというふうに思ってます。


 まず場所の確保の問題なんですが、確かに議員ご指摘のとおり市民の目にも映る。それからあとちょうど特に議会事務局の下の場所につきましては女子の更衣室の出入り口になってますんで、そういった関係もございます。現在本庁舎におきましては庁舎内に4カ所と、そして庁舎内にはなかなか部屋等の確保ができないというようなことから庁舎外に5カ所の喫煙場所を設けておりますけども、そのうち4カ所については囲い等のない場所というふうなことになってます。理由につきましては、先ほど申し上げましたけども、庁舎の中ではもう会議室も満杯の状況でありまして、なかなか喫煙室といったものは設けることできないといった実情があります。


 あとは問題の庁舎外の喫煙場所、例えば雪の降る最中でも囲いみたいなことができないかというふうなことはあるわけですが、これについても私の感触としましては、やはりそれらを設備を行おうと思えば何らかの費用もかかってまいりますし、逆にそこを遮へいしてしまうと、また次のマナーとも関係するわけですが、なかなか人の目に触れないといった問題もありますので、感触としてはなかなか難しいんではないかというふうに思ってます。


 ただ、今の場所については、議員もご指摘のとおりさまざまな問題があろうかと思いますので、この場所については、庁舎外ですけども、これについては再度検討してみる必要があろうかなというふうに思ってます。この件につきましても職員安全衛生委員会の方でこれは問題提起をしてみたいなと思ってます。


 2点目の職員マナーについては、これは昨日の議員もございましたけども、全くご指摘のとおりでございまして、これらについては改めて職員安全衛生委員会もそうでありますし、あるいは職員課サイドで、これはマナーとして徹底を図るように文書等で徹底を図っていきたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) ありがとうございました。


 まず、それでは森林とか里山の整備が今の答弁によりますと環境育林事業であるとか、また緑税でありますとかの対応が各地域でそれぞれ行われ、進められているというようなことであります。しかし、その森林とか里山が整備されないために、先ほど言いましたけれども、有害獣による被害が拡大している。イノシシやシカの格好の隠れ場、そういうようなことにもなっておって日没、日が暮れるとすぐに農作物を荒らしに侵入、出没してくるというような格好が今の現状じゃないかと思っております。


 本当に農家の方、さきの議員からもありましたけれども、その被害は深刻でありまして、先ほど私が質問しました、豊岡市としての猟友会とのつながりの中で弾代であるとか補助は出ているんですけれども、私が言いたいのは趣味とかで他町、他府県から見えるハンターに対してシカはもうとっても弾代にもならへんということでとってもらえない、そこを言っとるんです。何とかその人らがせっかく来ているんだから、それは今どんだけとったいうちゃんとした証拠品を持って各農会長のところへ持っていってとったぞと、その証拠さえ見せてくれれば、よしわかったというような格好で補助が出してもらえないかということであります。せっかくハンターが日曜、土曜日の休みに来てるのに目の前にシカがおってもとってくれない。これはもう適正頭数までとても追っつかないですし、我々農家の期待にもこたえてもらえないということで、何とか豊岡市だけの猟友会の人に任せているのじゃなく、やっぱりそういった他府県から見えるそういう資格を持ったハンターにもお願いができんかなと思うんですけど、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) いわゆる有害鳥獣駆除でございます。有害鳥獣駆除というのは、法的に法律に基づいて、例えばシカですと、これは県の方が許可出しますけれども、一定のルールに基づいて県が許可を出して、それは許可の相手先というのは、いわゆる豊岡市の猟友会の駆除班だけでございますから、他府県の方から例えば猟で但東に来られる、猟の場合はちょっと別ですけれども、有害鳥獣の場合に入ってこられるということは私はケースとしては考えられないというふうに思ってるわけです。したがって、豊岡市の場合には、あくまでも豊岡市の猟友会駆除班というのがいわゆる駆除の活動の対象になってまいりますので、そういうことを前提に考えるということでございます。


 なお、ご指摘の内容の中で、特に旧但東の場合には京都府に隣接しておりますから、広域的な意味での有害鳥獣駆除というのは、これは大きなやっぱり課題でございまして、こういう広域的な活動というのは実は私どももそれがもっとできないかということは県に要望をいたしておりますので、さらにそれは要望を続けて、広域的な活動ができるというのはこれはベターでございますので、そういう方向で臨んでまいりたいと思います。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) ぜひともその取り組みをお願いしたいと思いますし、これまでに行政と、それから猟友会との話は常に1年に何回かはされると思うんですけど、農業者も含めてどういう対策をとろうとか、どういうふうに取り組んでいこうとかいうような協議会といいますか、対策協議会を持たれたようなことはありますか。ぜひとも持っていただきたいと思うんですけれども、そして農家の人の意見を、実態を知っていただきたいと僕は思うんです。その辺のところでどうでしょう。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 実は合併前にも旧市町に、これは県の肝いりで農家や猟友会、それから行政機関加えたところのお互い連携をして有害鳥獣駆除を進めようというそういう会は実は持っております。合併後も発足をさせておりまして、実は会議を持っておりますが、その機能強化というのはやっぱり一つの課題だろうというように思っておりますので、その組織が十分機能をして、さらに有機的な連携のもとで駆除活動ができますように、これは今後も努力してまいりたいというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) もうとにかく被害は年々拡大する一方でありますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それから自然整備の中で孟宗竹が景観を阻害し、植林した森林をも被害を与えている、こういった状況の中で、私はその孟宗竹を資源として何とかこれは有効活用ができないものかなということを数年前からずっと考え続けてまいりました。皆さん方もご存じのとおり、孟宗竹はもう既に全国的で取り組んでおられますけれども、竹酢液でありますとか竹炭、そういう活用方法があり、取り組んでおられるわけです。但東町でも数年前から虫生の方で生産をされております。これは住宅環境にもいいというようなことで床下なんかにも取り入れられております。


 しかし、私は、もうこの自然を何とか景観をよくしたい、そしてまたその資源を生かしたいという思いで、何とかこれが食材に使う方法はないものかなというようなことでもう数年前から考えておりましたら静岡県と、それから新潟県でそれを取り組んでいるところがもう既にありました。それはどういったふうに利用されているかというと両県とも竹炭や竹酢液の生産はもちろんですけれども、それ以外に孟宗竹を粉末化にしてパンやまんじゅう、またクッキーなんかにもまぜて使っている。それでそれを食べると竹の香りがぷんとしてとてもおいしいという評判であるというようなことでありますし、またそれが家畜の飼料にも使われているというやなことであります。放置竹林が宝の山にというような格好で、ちょっとサンプルを持っておりますけれども、こういうふうな大きな見出しで放置竹林が宝の山に、それからまた竹資源を有効にというやな格好でもう既に取り組んでおられるところがありまして、今現在新潟県では41人の組合員が頑張っている。その中にはもう最高齢者は88歳もなるけど現役でばりばり頑張っているんだというやなことで、生産が追っつかないようなそういった状況であるというやなことでございます。


 私も何とかこれを高橋の地域に、そして景観をよくするために、また人口増対策のために利用方法がないもんかなということで先日高橋地域のあるグループの人にその話を持ちかけました。そしてその資料を見せたりして話をする中で、話だけではなんだから一遍現地へ視察行こうじゃないかということで来年、年が明けまして1月に5人ほどで現地、とにかく静岡まで行って見てこうというやなことになっております。これもしもこの夢が実現したら、自然環境がよくなるばかりではなく今後の若者定住や雇用対策に、さらには団塊の世代の人たちをふるさとへ呼び込む人口対策として大いに貢献につながるんじゃないかというふうに考えております。


 高橋地域のグループの人たちが中心になって今後もしもやろう、頑張ろうということになりましたら行政としてもそれに対して施設整備でありますとかの支援がお願いできるでしょうか、その辺に対してちょっとお尋ねします。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 今の孟宗竹の各方面での他方面での利用という点については、今後、今ご存じのようにバイオマスタウン構想というのを市でつくるべく今作業を鋭意進めておりますので、その中でもってそういうものの有効活用ができないかどうかというような点については検討させていただきたいというふうに思います。大きな課題だというふうに受けとめさせていただきます。


 それから今食材化ということもご提言がございましたけれども、私まだ初めてお聞きをしまして、そこら辺のことも逆に教えていただきたいなというふうに思っておりますので、今後のご指導よろしくお願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) これがもしも実現しましたら、仮にパンとかクッキーであるとかまんじゅうが市場に出ましたら、これはまたコウノトリのブランド品として、またこれ一躍有名になるんじゃないかと期待しておりますし、だからぜひともご支援のほどよろしくお願いしたいと思います。


 それから農地・水・環境対策にそれでは入らせていただきたいと思いますが、豊岡市全体で169集落の申し込みがあったということですけれども、これは先ほど言いましたように過疎化が進む山間地なんかで放棄田とかが出ないように、それを主として取り組む事業ということであります。


 それでその169集落の中には、集落が年寄りでもうとてもじゃないけど取り組めないわ、また聞いとれば会計決算もある、監査もあるとか、いろんな難しい書類づくりもあるというやなことでもうやめとこうやというような集落があると思うんですけれども、これは反当たり4,400円の補助金がもらえるということであります。中山間直接支払い制度と似通って、ちょっとそれにプラスをしたような年間の取り組みをすればもらえるというのは、これは結構な補助じゃないかと思うんで、ぜひともこれはどの集落も取り組んでもらえたらなと思うんですけれども、そういうこの169集落から漏れた集落に対しては何かのそういう温かい手だてとかそういう余分に取り組み指導なんかをされたとかいうようなことはございませんでしょうか。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) これまで一応全集落を対象にいたしまして、過去4回ほどそれぞれ説明会を持たせていただいておりますので、この169集落を除く集落についても一通りのご理解はちょうだいをいたしておるんじゃないかというふうに思っております。


 その上でかなり煩瑣な事務手続が、当然国の補助金をもらうわけですから、煩瑣なきっちりとした手続がまたしなくてはならないということになります。したがって、この点につきましては、これは各集落、それぞれいろんな意味での取り組みしにくい事情があろうかというように思っておりますので、まずそこら辺の事情を支所なり市の担当の方にまず寄せていただいて、じゃあ対策をどうしようかということを一緒に考えさせていただくというそういうスタンスで臨みたいというふうに思っておりますので、また議員さんの方からもいろいろ情報が入ってまいりましたら逆にそのようにご指導をいただきたいというふうに思います。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) これは5年間事業ということですけれども、来年度、だからいろんなそういう理由で加入しなかった。ところが再来年、他町といいますか、他集落がやってるのを見たり聞いたりして、その中で次から加入したいと、翌年から加入したいんだというところもそれは加入が可能でしたね。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 可能でございます。


 ただし、この計画は5年間計画をつくって市と協定を結ぶということになりますので、5年間計画をつくるいうことになりますので、ただ補助金については明年度から5年間の期間ですから補助金はその間しかもらえないということがございます。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) それでは次に入らさせていただきますけれども、その高橋地域の人口減少、過疎化に歯どめをかけるために何とか市営住宅、また分譲宅地がお願いできないかと先ほどお願いしましたですけれども、今のところは考えていないというようなそっけない冷たい答弁でございました。


 しかし、先ほど教育長にもお尋ねしましたけれども、少子化によって学校も6年後には30数名になってしまうというような状況であります。何とかこれ人口対策の一環として住宅の確保、また分譲宅地がお願いできないかと思うんであります。何とか考えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) この建設課が所管しております分譲宅地なんですが、今のところ7分譲宅地がございまして、最近では出石の中川地区の15区画を分譲開始をいたしておりますが、そこにつきましてもまだ2名の方の申し込みというような程度でございまして、なかなか売れ行きが芳しくない状態でございます。


 建設課の所管では今現在136区画の分譲宅地を持っておるわけですが、売却数が111ということで、まだ25の区画数を持ってございます。ですからその辺をやはり考えて次の分譲宅地を考えていったらなというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) もうぜひとも前向きに考えていただきたいと思います。


 これからは団塊の世代と言われております。先月、京都但東会がありまして、私も出席をしてまいりました。その中で、そういった年代の方と何とかふるさとへ帰ってくるような気持ちはないのかというようなことをお尋ねしておりました。そしたら受け皿さえあったら帰ってくると。たとえそれが市営住宅であれ分譲宅地、それがその人たちにとって単価的にも合えば、やはりこのふるさとへ帰ってくれるんじゃないかと思いますんで、ぜひともそういったような調査等も、アンケートなんかもとったりもしてぜひとも人口増に対策をお願いしたいと思うんです。中心ばかりが人口がふえたんでは、これはいけないと思います。やはり周辺地域にもしっかりとした目を向けた取り組みということでお世話になりたいと思います。


 それから特公賃が現在5室あるうちの3つがあいてると申しましたけれども、これは構造上の欠陥が私もあると思っております。そのために夏は暑くて冬は寒いというようなことで、何とかその構造をかえていただかない限り部屋はいつまでたってもこれは埋まらないんじゃないかと思っております。それになかなか6万円も、最低の6万円を家賃を払っているのに光熱費がとにかく何万と余分に高くかかっていることではとても入っておれんわというやな格好で入居者が少ないというのが実態ですので、これは何とか空き部屋でほっておくというのも何のプラスにもなりません。もう戸を閉め切ってほったらかしとっても家は何ぼでも悪くなる、条件悪うなって傷むばっかしですので、何とかこれ一日も早く利用してもらうように改善策をお願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 構造に欠陥があるということでございますので、その辺を調査しまして改修、改善をしていきたいというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 16番、上坂正明議員。


○議員(16番 上坂 正明) よろしくお願いしたいと思います。


 それから病院組合につきましては、先ほど答弁もいただきました。私もこれからは病院組合の議員の一人として活動させていただくことになりましたので、これ以上の質問は向こうの方でさせていただきたいと、頑張ってやりたいと思っております。


 それから、それではもう最後に、もう皆さん方お疲れでしょうで、最後ですけれども、例の喫煙場所の設置とマナーということであります。もうそれは岡谷議員さんの方からもありました、マナーにつきましては本当にもう手厳しい指導の方をよろしくお願いしたいと思いますし、また設置場所ですね、喫煙場所、これも何とか、やはりこれ私たち暑いとき、また寒いとき、雨ざらし、風が吹くときも今、部長もご存じの一緒にたばこ吸っているわけでありますので、やはりその辺のところも温かい目を向けていただきまして、設置場所を考えていただきますようによろしくお願いを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(古谷 修一) 以上で上坂正明議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は4時15分。


                 午後4時04分休憩


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                 午後4時15分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、29番、村岡峰男議員。


     〔村岡峰男議員 登壇〕


○議員(29番 村岡 峰男) 29番の村岡峰男でございます。(拍手)円山川の河道掘削工事が順調に進んでいます。私の住む近くの今森、江本でも、また天神橋の下流の出石川でも掘削工事が始まりました。また、清冷寺の堤防のかさ上げ工事も基礎から工事が今始まろうとしています。一日も早い完成を願っていますし、同時に河道掘削は形が見えてまいりまして、水位が上がりますと川幅が広がったのがよくわかります。一日も早い本格的な完成を願っています。


 以下通告に基づき質問を行います。


 質問の第1は、環境政策であります。


 1950年代工場排水に含まれる水銀による水俣病を始めとする工場排水や工場から出る有害物質を含むばいじんが公害病を生み、大きな社会問題となりましたが、その後の国民の闘いは国と企業の責任を明らかにするなど被害者救済に一定の成果を上げるとともに、近年では地球規模での環境問題として地球そのものが人間を始めとする生物の生存を脅かすところまで来ているとして世界規模での環境保護政策として発展をしてまいりました。1997年の京都議定書は、その典型とも言えます。


 そんな中での豊岡市としての環境への取り組みは、コウノトリをシンボルとしてであっても人間として生きていく地球の一角の環境問題を市民も行政もそれぞれの立場から考えることは大事な課題だと考えます。しかし、合併以前の豊岡市の環境条例、豊岡市コウノトリと共に生きるまちづくりのための環境基本条例や基本計画、環境経済の取り組みも、また今議会に提案されている豊岡市コウノトリと共に生きるまちづくりのための環境基本条例を読んでも何か物足りなさを感じるのは私だけでしょうか。行政の取り組みも市民としての取り組みも一定の理解はできます。それでも何かが足りない。


 最近多くの市民は、地球がおかしい、地球温暖化と言われるが、台風の超大型化や想像できない集中豪雨、日本では余り例のない竜巻まで発生をしています。地球の温暖化の最大の原因はオゾン層の破壊だと言われていますが、その最大の加害者はアメリカを始めとする先進資本主義国における経済活動の中での企業の生産活動による大気汚染であり水質汚染ではないでしょうか。国民、市民が好むと好まざるに関係なく企業の生産活動により生まれた商品により生活環境はこの数十年で大きく変えられてきました。家庭の熱源は木から石油や電気にと、合併前の豊岡市の環境基本計画が指摘するところでもあります。市民生活を40年前に逆戻りさせることは事実上できなくなっています。豊岡の環境を守りたいから、市民も行政も努力するだけでなく日本の地球の環境を守るために国に、また企業に責任を問うことが求められると思いますが、市長の見解をお聞きをしておきます。


 次に、地域防災計画についてお尋ねします。


 16年の23号台風災害と1市5町合併を受けて充実した計画がつくられています。この中で避難所についてのみ質問をいたしますが、私の住む円山川右岸の一角では23号台風で右岸堤防の決壊により多くの家屋が床上浸水という被害を受けました。指定された避難所はJA営農センターと中筋公民館、中筋小学校であります。深夜逃げることができず我が家にとどまった市民も多くありましたが、被災後、多くの市民の間で今度同じような被害を受けるなら車だけ避難して我が家にいた方が家具の一つでも助かる。二、三日の食べ物を持って2階にいた方が安全ではないのかという声が多くあります。市長は逃げてくださいと言いますが、経験論から生まれる逃げないは間違っているのでしょうか、市の指示に従わない不届き者なのでしょうか、お聞きをいたします。


 次は、今議会に提案されている第209号議案、こうのす団地の下水道受益者分担金についてお聞きをいたします。


 民間の宅地造成により100件近い住宅団地となっています。平成4年につくられた生活排水処理計画が合併処理浄化槽によるとされていました。その後、多くの住民から集合処理を求める声が当局や議会にも届けられてまいりました。しかし、その都度集合処理ができない理由がこの議会でも述べられてきた経過があります。私も質問で取り上げたこともありました。今議会に集合処理に基づく分担金条例が出されていますが、住民の皆さんからはやっと実現するようになったとの喜びの反面、なぜほかの地区に比べて倍もの負担金なのかという声もあります。なぜこうのす団地だけは29万2,000円なのか、根拠と原因をお聞かせください。


 次は、神美地区に計画をされている第2次霊園整備事業についてお聞きをいたします。


 9月議会で調査測量のための予算がつけられましたが、現状と期限、資本計画の委託期限についてまずお聞かせください。


 また、地元合意の現状はどうなっているのかもお聞きをしておきます。


 さらに地元説明の中で場所は計画であって決定ではないと説明がされているようですが、お聞きをいたします。さきの議員も質問もありましたが、よろしくお願いします。


 最後に、市長もルールに違反したと謝罪もされた災害復旧補助金不正問題についてお聞きをしておきます。


 市長は、復旧工事を優先させたために不正と知りながら工事を続けた、おくれの原因は出水期は河川の工事ができないこと、さらには大雪であったことによるとしていますが、発注段階ではすべての現場で工期までに完成する自信はあったのでしょうか。事実上1年もない工期で、中には半年という短い工期で完成させることは無理と承知で業者に押しつけてはいなかったのでしょうか。


 また、2月の段階で3月末の工期にできそうにない現場は確認できたはずではないでしょうか。工期に対する甘さが市当局にも、また残念ながら業者にもあったのではないか。1月下旬、県に打診した際に事故繰り越しの承認がされなかったということですが、この時点で県の指導と市の判断をお聞きをしておきたいと思います。


 さらに私は県と国に制度の弾力化を要請することも重要な課題だと考えますが、見解をお聞きをして、以下の質問は自席で行います。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは災害復旧に関する補助金問題に関してお答えをいたします。


 議員がお触れになりましたように、一つには、まずこの17年度の建設事業費というものが、建設事業というものが1市5町の合併前の通常年と比べますと件数にして3.3倍、工事費について3倍という大変膨大なまず工事がございました。かつ通常は繰り越し一度認められますので、2年間の実質は期間があるところ、年度末に、年度の終わりに災害がありましたので、実質1年2カ月しかなかったこと。その上で河川については原則出水期を避けるということで工期そのものが後ろ向きの設定されたものがあったこと。加えまして昨年の12月は豊岡の観測史上2番目ということにも象徴されますように大雪があったこと。特にその前のシーズンの除雪の出動回数は6回でありましたけれども、この昨年の12月から1月、2月、3月は19回、つまり3倍以上の出動回数があったことに見られますように、まれに見る大雪であったこと等から工事のおくれが生じ、完成しないものがあったということでございます。


 そのことに加えまして1月の末に担当の方から県に事故繰り越しの可能性について問い合わせをしましたけれども、担当レベルでノーだと言われて、そこで問題を抱え込んでしまったということがございますので、きょう安治川議員のご質問の対する答弁でもお答えしましたけれども、悪い情報を早く上に上げて、組織全体として対応するという風土がまだ十分でなかったこと等々が私としては今回の原因ではないか、このように考えてるところでございます。


 もちろん事後になってすべてが明らかになってみますと工期そのものに問題があったかどうかという議論は出てまいりますけれども、しかしながら大変な被害を受けて市民が苦しんでおられる。しかも国の方はできる限り復旧を早めようということで、通常ですと2年間の場合、最初の年に7割、後で3割でありますけども、最初の年度に9割のいわば採択があったといったことということを考えますと、市の職員といたしましても、あるいは施工業者にしましても最初から音を上げるわけにはいかない、市民のために全力を挙げて全部やるんだという意欲でもって取り組んだというのは私はむしろ当然のことではなかったかな、そのように思います。


 あくまで結果論として答えが出ておりますので、これ以上言いわけがましいことは申し上げませんけれども、しかしながら事情についてはご賢察を賜りたい、そのように思います。


 それから事故繰り越しについての判断をどう評価するかといったご質問もいただきました。これも今から振り返りますと、法律が事故繰り越しについては地震等やむを得ない場合に認められるとあります。そして私たちの場合には、まれに見る大雪であったこと、そして先ほど申し上げましたように通常の3倍もある工事があったといったこと、全体の許される期間が短かったこと等がありますので、強く押せば事故繰りが認められる可能性もあったのではないか、そのように思いますし、また私も国土交通省や県をおわびに回りましたけれども、会う人は事故繰りができたんではないかというようなことを言われます。これはまさに結果が出てしまってからの言動でありまして、事前の恐らく対応としては事故繰りを認めることは非常に難しいというニュアンスが伝わっていたのではないかというふうに思います。


 それから制度の運用の弾力化について要望することについてはいかがかというご質問がございました。私も他のこれから不幸にして災害に遭ったところが豊岡と同様に必死で頑張ったけどだめだった。その結果つらい選択を求められるようなことがあったのでは何ともいかがかと思いますので、制度の弾力的な運用については望みたいと思いますけれども、ただ、今、私たちはいわば首を洗って国の方の指示を待ってる状況でございますので、その指示が出る前に制度のことについて私としてあれこれ言うというのは姿勢としてははばかられるというふうに思います。特に豊岡から声を上げなくっても他の県とか、あるいは国の関係者等も今回のことについて豊岡の事情については心情的には大変理解をいただいておりますので、私としてはしばらくはとにかく国の指示を待つ、また時を見て制度の弾力化については今後の課題として訴えていくということが必要ではないかと思います。したがいまして、タイミングを見ることが大変大切であるというふうに私としては考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) いわゆる環境政策の関係でございます。


 今議会に提案しております豊岡市コウノトリと共に生きるまちづくりのための環境基本条例と、これに基づく計画につきましては、本市の環境施策を総合的かつ計画的に進めるためのもので、豊岡市独自の条例であり、今後、今策定作業をしておりますけれども、計画ということでございます。


 つまり豊岡市の区域内における事柄について定めるもんだということでございます。この実効の確保につきましては、計画の策定や実施について市民の皆さんの意見を反映をすること、それから策定した計画の内容を市民の皆さんに理解していただくこと、それから市民の皆さんの活動を支援すること、それから市民の皆さんに積極的に情報を提供すること、必要に応じて指導や規制をすることなどが上げられると思います。


 また、市が事務を執行する際には、環境に配慮をして内部で確認調整をすることや、さらに環境施策の進捗状況について環境審議会が環境監査的な役割を負うことが上げられますが、これらの仕組みも提案中の条例で規定しております。


 国や県に積極的な行動を求めるということにつきましては、豊岡市の区域内に関することについては、これはもちろんでございますが、それ以外のことにつきましてもコウノトリと共に生きるまちづくりを進める豊岡市といたしまして引き続きこれは発言をしてまいりたいというふうに思っております。


 なお、豊岡市の区域外の大企業ということでございますけれども、やはりこれは所管する国や県の機関等がまずは対応されるべきもんであろうというふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 地域防災計画につきまして、特に避難所のことにつきましてお尋ねがございました。


 まず議員にお礼を申し上げたいんですけども、地域防災計画評価をしていただいて大変ありがとうございます。


 なお、3日程度の食糧を用意をして避難云々というふうなことで、大変それも含めて、ぜひそのような姿勢でお願いをしたいなというふうに思います。


 2点ほどお尋ねがあったと思います。今森、江本などの避難所の設置についてと、それから避難をしない方が結果的によい場合もあるんではないかという考え方についてであったように思います。


 今森、江本などの避難所の設置なんですけども、これはもう議員ご案内のとおりに洪水時に地区内に安全な避難所となる施設がないところにつきましては、本当に市としてもその対応に苦慮してるところでもございます。今回地域防災計画を作成するに当たりまして避難所の見直しを行ってまいりました。新田地区につきましては区長さん等にも意見を伺った上で地区外の豊岡南中学校であるとか、あるいは神美の基幹集落センターを新たな避難所として指定をしたところでございます。地区内に安全な避難所がないところにつきましては、状況を見ながら地区外への早期な避難を促していく、そんなふうな対応がより必要になってくるんではないかというふうに考えております。


 また、2点目の避難をしない方が結果的によい場合もあるんではないかという考え方でございます。さきの台風23号におきましては、避難所に避難をされずに自宅の2階におられて結果としてよかったというふうな話を実際伺っている場合もございます。しかし、それは状態が結果として本当によかったということでありまして、市としてあらかじめそういう場合も、結果論としてやむを得ない場合もあるんでしょうけれども、緊急やむを得ない場合につきましては、例えば堤防決壊時であるとか、あるいは夜間外出、外に出ることによって危険が予想されるような場合、そんなふうな場合を除いてはあらかじめ2階に避難云々というようなことについては、やっぱりそれはできないというふうに考えております。


 今回の地域防災計画を作成するに当たりまして、避難勧告の前に避難準備情報を出すこととしております。早期の避難準備と災害要援護者の早期避難を促すようなことにいたしております。


 また、これもご案内のとおりなんですけども、災害はそれぞれ違っております。場所によってもまた状況はおのずから違ってまいります。従来の経験則にのみ頼るものではなく、市民の皆さん自身も周りの状況によって早期に自己の判断、それから自己の責任としてやっぱり早目に避難をしていただくということをまた再度お願いしたいな、また確認もさせていただきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(竹本 政充) それでは、こうのす団地の受益者分担金についてお答えいたします。


 旧豊岡市では、農業集落排水事業につきましては国県の補助金もございましたので、14万8,000円というふうなことで各戸負担で整備をいたしました。


 一方、こうのす団地でございますが、合併浄化槽区域というふうなことで設置補助金制度を設けて助成してきたところでございます。


 本市の下水道事業でございますが、市のほぼ全域におきまして生活排水処理の整備を終えまして、下水道の目的であります住環境の向上と、それから公共水域の水質保全、ほぼ達成したというふうに思っているところでございます。


 こうのす団地につきましては、既に各戸で水洗化も終えられておりまして、下水道の目的もクリアできているというふうに考えております。


 そのため今回の編入事業の施工に当たりましては、任意の事業というふうにとらえております。したがいまして、新たに生じます事業費の一部につきましては受益者分担金をご負担いただきたいというふうな考え方で今回条例案を提案しているところでございます。


 受益者分担金の額でございますが、条例案では事業費の25%以内というふうに定めておりますけども、これは事業費の75%を起債充当する予定にいたしておりまして、その残額をご負担いただくというふうなことで考え方にいたしております。受益戸数にしましては95戸ございますので、1戸当たり29万2,000円というふうなことで予定しているところでございます。


 なお、この額につきましても案としまして地元の方にもご提示もしましたけども、皆さん方からは同意書という形で下水道事業の実施と、それから受益者分担金の負担について異議なく同意しますというふうな同意書もほぼ全員の93戸の方からちょうだいしているところでございます。


 地元の皆さんの熱いこれまで幾度となく要望もいただいております。それにおこたえしますとともに適正なご負担もいただきます中で事業実施してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 第2次の霊園整備についてでありますが、まず測量につきましてですが、11月1日の日に入札委託業者を決定しまして、現在測量業務が行われております。


 期間につきましては、11月6日から来年3月5日の期間にしております。


 現在進捗状況は、倒木の伐採と基準点の設定を終えて現在研究測量に着手をしたとこであります。


 それから次の今回のそういった測量業務をもって事業本体の決定をしたんではないというかどうかということですが、このことを今回の測量をもって事業そのものが決定したというふうには考えておりません。以上であります。


○議長(古谷 修一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 先ほど市長が主に答弁されましたが、その中で1点だけ、2月末での確認で3月における当局の甘さがあったではないというふうなご質問がありました。市長の方からは全力で対応したということを言っていただきましたが、そのとき65%ほどできたんですが、これ1カ月で100%全力でやるという思いでありました。結果的にこのようになりましたこと私の本当に甘さというのを承知いたしております。以上であります。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) それでは、順次再質問をしたいと思います。


 まず環境政策でありますが、環境政策をつくっていく基本になる条例が今議会に提案をされています。私は、この条例を見ながら、まず第1にお尋ねをしたいのは、豊岡市にさまざまな条例があります。設管条例から給与条例からさまざまあるわけですが、この長い名前の豊岡市コウノトリと共に生きるまちづくりのための環境基本条例という、名前も長いんですが、異例のこの前文が長々とあります。この前文はどういう意味合いであるのかというのが第1点と、それとこの前文もあわせていわゆるこの条例だろうというふうに思うんですが、そうではないんでしょうか、この2点。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) まず前文を設けた意義でございますけれども、実はこの条例というのは国に何らかの規定があって、それに基づいて義務的に設けたというようなそういう条例ではございません。全く豊岡市として環境政策をどう進めていくのかという点について自主的に、自立的に規定をしたそういう条例でございます。


 したがいまして、その趣旨を前文の中であえて触れさせていただいて、この条例を制定をするいろんな背景を含めたところを市民の皆さんにご理解をいただくいうために設けたということでございます。


 それから前文を含めた条例かということでございますけれども、もちろん前文を含めて条例ということでございます。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 前文含めて条例だと思うんですが、合併前の豊岡市の同じ趣旨の条例ですね、それと今回の改正との比較を議案書でいただいてます。現行と改正案ですね。ところがこの中で前文も随分変わっているのに、前文については一切改正案の部分がないんですね。そうじゃないんでしょうか。だから条例ですかということを聞いたんですが。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) それはあくまでも技術的なことだというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。1市5町合併をいたしまして、この条例が新たに、特に環境の面で新たないいところが探せるようなそういう条例になればいいがなというように実は思っておりますけれども、その内容をつぶさにごらんになっていただきますと1市5町のいいところがたくさん載ってるというふうに思いますので、旧1市5町のいいところが載ってると思いますので、よろしくご理解をちょうだいしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 奇異な答弁をされるんですが、1市5町のいいところじゃなくて、私、単純に現行条例と改正案を比較をしてここが変わりましたよと一覧表つけてもらってるから、そしたら前文も含めて変わったんであれば、ここが変わりましたよいってアンダーラインまで引いてあるんですから、やっぱりそれは出すのが筋じゃないかなと。だからあえて前文も含めて条例ですかということ聞きました。そうじゃないんですか。1市5町のいいところがなんていうの、それは条例の中には書いてないで、そんなことは条例案には。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 申しわけございません。私それの前後のものを見ておりませんので、そういうふうにお答えをしたわけですけれども、いずれにしましても特に前文の趣旨については先ほど申し上げたとおりでございますし、特にその背景として今回の制定の趣旨をその中に盛り込んだわけですが、その中で旧1市5町一緒になって新たな、特に環境の面でまちをつくっていこうというそういう意味を込めまして前文をつくっておるとおりでございますので、最初のいろんな文言からいたしましてもそういうふうな点には特に配慮させていただいて、総合計画でありませんけれども、配慮をいたしまして前文をつくらせていただいたということで、これはひとつそのようにご理解いただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 合併後のまちに合わせて地名なんかも入る、それはわかるんですよ。だからわざわざ前文がそれだけ意義あるものであるならば、余計に新旧対照表にもちゃんと書いてくださいという意味を言っとんです。わかりますね。ですからこれは最低限委員会にはやっぱり違いをきちっと出してもらわないと審査にということを思いますので、これは改めてお願いしておきます。わかりますか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 新旧対照表をおつけしてるわけですが、これについてご説明申し上げます。ここで上げております新旧の案といいますのは、今回上げております条例そのものが現行、そして修正前というのは豊岡の条例を指しているものではありません。今回出てまいります中で環境審議会に係る部分について、これはそこが今回附則で改正してますから、その部分がどのように変わったか、そのための新旧対照表ということでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 理解をしたわけじゃないんですが、比べるものが違うということなわけですね。それは、じゃあお聞きしておきます。


 それから私よりも前の議員が随分環境問題もあわせて農業や山や川が本当に自然の環境を守っていく上で大事だということは、それぞれ質問が出されてます。


 その上で私は、さきの議員もあったんですが、来年4月からの新しい施策ですね、農地・水・環境保全対策事業、これは豊岡市のこの環境条例の提案もありますが、国を挙げて今環境を守ろうという大変大事な課題だしいいことだと思ってるんですが、この中で現段階で手を挙げてるのが169集落ですね。お尋ねしたいのは、農振農用地を抱えている、持っている農村集落というのは幾らあるんでしょうか、お聞きしておきます。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 今の農地・水・環境保全向上対策の関係は、農振農用地集落は253でございます。


 なお、先ほどのいわゆる条例の関係ですけれども、いずれにしても今回の条例というのは全くの新設の条例でございますので、そのようにこれはご理解をいただきたいと思います。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 農振農用地を持つ集落が253集落ある。水田4,400円というのは農振農用地に係る補助金額ですね。ですから農振地域を持たない集落では、取り組んでも補助の対象はないというふうになるわけですから、少なくとも253の集落にあっては全部がこの補助対象になるように、それは行政としての指導がそれじゃあきちっとやっていただきたいということと、それと先ほどの答弁でこれまで2回、3回説明をしとるから大体は一通りは理解願っとるという説明、答弁がありました。これまでの説明は農会長を中心に、農会長のところでとまってる集落もあるんですね。あるいは農会長プラス区長でとまっとる集落もあるんですよ。なかなか農家全体の、あるいは集落全体にこの制度に手を挙げようかどうしようかという議論をしてなおかつ手を挙げた、なおかつ手を挙げないという、そこまでのことが各集落で行われてるというふうに部長、当局は理解されとるんですか。だとしたら私は現状はそこまで行ってないよと。手を挙げたのも、一遍手挙げとこう、とりあえず、どうも金くれるというんだから、それから検討しようと、まだこれから検討ですよというところが私は圧倒的だと思うんですが、そうじゃないんですか。その辺の理解が違うと、あと残された253に私はどの集落も入ってほしい、手を挙げてほしい、もらってほしい。ところが3月31日までに市との契約をしなきゃならない、集落とね。もう12月ですから、すぐに1月来る、2月来る。ですからその辺でもう少し国が詳細はなかなか出してこないというのもあるでしょうけども、一通りの理解というのはなかなかそれはそこまで行ってないよという認識を持っていただきたいというふうに思うんですが、そうじゃないですか。


○議長(古谷 修一) コウノトリ共生部長。


○コウノトリ共生部長(太田垣秀典) 先ほどの上坂議員の質問にお答えをしたんですけれども、過去4回ほど国から情報提供があるたびに農会長さん方のお手数を煩わせて説明会をもう具体的にしております。その過程の中で一般的なことの説明だけではなしに、もうその集落に合った具体的な質問項目について一つ一つそれぞれお答えをする形でさせていただいておりますので、集落の中でいろんな問題はあるのは、これは確かにあるかもわかりませんけれども、一通りきちっとした説明はずっと過程を経ながら非常に細かな単位で説明をしておりますから、私はできとるんじゃないかというふうに思っております。


 ただ、これからさらに進める中でいろいろ疑問の点、これは多々出てこようというふうに思っております。まだ全体的に100%確定をしたということでありませんから、疑問はあろうと思いますので、そういう点については市長を含めて精いっぱいの説明をさせていただいて、できるだけたくさんの集落の方が地域を守るためにこの計画にぜひ参加をしていただきたいということを願っておりますので、その姿勢で進めさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 来年の3月時点でできるだけ多く、もちろんそうなんですが、農振農用地を持つ253集落が全部申請ができるように、それは指導をお願いをしたいと。もう区が、地区が、いや、うちは要らんのや、区の全体の総意として、区長や農会長さんだけが自分の判断じゃなくて区の総意として要らないというところまではいいですけども、そうでなしによくわからんまま何の説明も区民の中で聞かずに残っちゃったというところがないように、これはぜひともお願いをしておきたいというふうに思います。


 次の問題に移ります。防災計画ですが、防災監の方から今答弁もいただいて、基本は逃げろだと。避難所のところを改めて私も読ませてもらったんですが、基本は逃げろなんですが、私の住むあの一角ですね、5つの集落がありますが、新田と中筋に分かれてます。新田の校区に入る2集落は、具体的に今森、江本は神美の集落センターと南中学校ですよ、そしてJAの営農センターも入る。具体的に言いまして神美のセンターに行くのに、まず道路がつかっちゃうじゃないかと。道路がつかったら帰られへんやないかと、我が家にね。南中に行っても、道路はつかんだろうけども、我が家に帰れないと。経験則でやってもらったら困るということもありましたけども、私は経験則というのも大事な住民の自分の身を守る法則だというふうに思うんですよ。今森、江本の堤防が決壊をする。そのときまでじっと家におれとはならんですけども、じわっとついてくる水に私は逃げろだけではなしに、やっぱりこの水はじわっとつくという判断をしたら、あるいはもう夜になってしまったというときに、夜になってなおかつ水ついて逃げる方がよっぽど危険だと。もうこの時間からは逃げないで家におってくださいというあれが要ると思うんです。防災計画の中にもそれらしき文言がちょっとだけありますけども、その辺の判断をやっぱりすることが大事だろうと。だから逃げろの一点張りではいかんということを私は思うんですが、それは不届きな考えだということにはならないですね。


○議長(古谷 修一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 今るるご説明がございました。とても不行き届きというふうな思いもいたしませんことです。


 今、議員もご指摘がありましたとおり、いろんな災害対応もございますし、水の出方もございますし、時間の問題もさまざまでございます。


 ただ、経験則というふうに言いましたのは、それだけに頼っていただくんではなしに、やっぱり周囲の状況を自分の責任で見計らった上でご判断をいただく。何はともあれ一番早く確実なときに逃げていただくというのが一番なんですけれども、そればっかり言えない場合についてはご自分の判断、自己の責任の中で十分考えていただいて処置をしていただくということになるんじゃないでしょうか。以上です。


○議長(古谷 修一) 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 峰男というのは舌が回りにくいと思いますので、あえて言います。名字だけで結構です。


 次の質問ですが、こうのす団地の下水道問題ですが、答弁をいただきまして、今度条例も出てます。関係するこの団地の皆さんが、資料もいただきまして、この間長く集合処理を要望されてまいりました。大変今度神美のコミプラに編入をする、そのことは皆さん大変喜んでおられます。


 だけども何でわしらだけ29万2,000円なんやと。先に入っとる人は、先ほど答弁もありましたけども、14万8,000円で、ほぼ倍なんですね。中には合併処理浄化槽と平成4年に決められたばっかりに、これまで処理浄化槽やってきた。毎年の負担ですね、合併処理浄化槽であったがゆえの負担というのは大体3カ月に1回保守点検で6,000円から7,000円払う。二、三年ごとには中を全部くみ取りをして4万円から5万円を払わんなん。さらに兵庫県の水質保全センターというところがはがきを送ってきて、毎年、年1回の水質検査しなさいよ、こういう今言った内容は合併処理浄化槽であったがゆえに必要な支出でありました。そして今度集合処理だと。これまでのことやら、あるいは今度入れてもらえるとなっても、どう考えても倍の分担金はおかしいと。何でなんやと。もうそれしかないと言われるから、先ほど答弁では全部同意書もらったと、その工事のすることも分担金の額についても同意書もらった言われるけども、これしかないと言われた。説明されたんですね。もうこれで認める以外に、これで認めないんだったら、もう集合処理はできませんというふうに言われたから、だったらもうしゃあないなと。だけども高いわよ、不公平だという声が依然としてあります。私も何でだと、わからないんですね。


 あえて、じゃあ29万2,000円という金額になるんですが、豊岡市が市として14万8,000円と29万2,000円の差額分を、95軒分で計算しても1,400万円ほどですね、1,400万の負担を豊岡市が助成を腹くくったら同じ金額でいけるじゃないかということだと思うんですが、その金額は間違いないですか。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(竹本 政充) 先ほどお答えしたところでございますが、今回の編入事業につきましては任意の事業というふうなことのとらえ方をいたしております。既にもう下水道の目的は達成されとるというふうにとっております。そういったことから一つの方法としては、もう地元の方で工事いただいて、それを寄附採納いただくという方法も一つの方法あろうかというふうにも思います。ただ、そうはいかないと、平成4年の段階でやはり生活排水処理の区域に入れたということもあり、今、議員さんおっしゃいましたような経緯ございます。そういったことで、ですので事業費の75%起債充当分については、これは後からの下水道使用料の料金の方で長期にわたっていただくようにしようかと。残りの25%をご負担いただきたいというふうなことで決めたところでございます。


 ただ、このこうのす団地につきましては、以前合併浄化槽の設置補助金出しております。それが1,564万5,000円、36戸分で出しておるところでございます。今回25%が2,775万円でございますので、それを差し引きしましても1,200万円ほどの残でございます。それを95戸で割りますと12万7,000円というふうなことでございまして、14万8,000円よりも負担の軽減には配慮してるというふうな感じでおるところでございます。


 あわせまして以前、平成8年の折でしたか、コミプラを整備します前にこうのす団地の方にもコミプラの加入について打診もしたところでございますけども、当時としましては賛同者6割程度というふうなことでして、結果的にはコミプラに入らないというふうなことで、以前打診もした経緯もあるところでございます。以上です。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 平成8年に打診をしたけども、6割ぐらいだったと。10年前なんですね。それから10年たちました。現状は、今、合併処理浄化槽は全国的に生産そのものがもうどんどん減っとるんですね。仮にふたが壊れても、もう製造してない。あるいはメーカーによっては、もう合併処理浄化槽そのものの製造をやめてしまったところもあるというようなことまで言われております。それがこの10年です。


 それと今言われましたけども、既に合併処理浄化槽で補助もしてきたんやと。小さい声で36軒と言われましたね。95軒、計算上はされてます。95軒で割っておられますからね。そうすると36軒は補助をもらわれます。しかし、あとの60軒ほどは補助はなしなんですね。これまで市からのいわゆる生活排水処理に基づく国県の、あるいは市の補助、助成は一切もらっていない方が60軒近くある。多いじゃないですか。ただ36軒に補助もらったやないかというのは、過去にしたから、補助出したから、金額まで今言われましたけども、それは私は当たらないというふうに思うんですが、そうじゃないですか。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(竹本 政充) こうのす団地につきましては、民間業者が昭和の末期ごろから宅地分譲を始められております。


 今回この生活排水処理というふうな中で、設置補助金制度できましたのは平成4年でございます。そういったことでそれ以前に40戸程度はもう既に設置されてるというふうな状況もございます。さかのぼって補助というわけにもいきませんので、どうも設置時期というふうな絡みでやむなしかなというふうに思ってますし、もう一つは、建て売り住宅につきましては補助は入らないというふうなことがございます。それとアパートについても補助は出さないというふうな制度もございますので、平成4年当時にはっきり何戸が補助をとれたかとれなんだかいうふうなちょっとはっきりした数字はつかめないんですけども、そういった制度のせいでというふうなことでやむなしというふうにも思ってます。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) いや、いずれにしましても資料をいただいて、その中で補助を受けた家は36軒というのは明確なんですね。ですけども一方で、今90、大方100戸近くの家が建ってます。そういうことで差し引きをしたら60軒ほどはもらってないんだから。もらってないわけですね。ですから今先ほど言われた既に補助を出しましたがな、だから今度は出さないよ、ましてや任意だというのは、今回出さない、あるいは29万2,000円という金額にこの団地の皆さんが分担しなきゃならない根拠にはならないというふうに私は思えるんですよ。同じ市民でありながら片や14万8,000円で集合処理に入りました。ちょっと後から、たまたま合併処理浄化槽に一たん計画をされてやってきたから、今度任意だから倍出しなさいよという、私はそんな理屈は成り立つんかなと。条例は25%を超えない範囲で分担金をもらいますよとなっています。ですから25%超えない範囲で14万8,000円の分担金じゃだめなんですか。同じ市民をそんなに分担金で差をつけていいんでしょうかね。私の言っとることおかしいですか。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(竹本 政充) 今回の分担金の計算につきましては、これまで下水道整備をするということ、今まで下水道ない中で拡張していくいうことは当然行政としても助成もしていかなくちゃならないし、お願いしていかなきゃならないというふうな制度でこれまで進めてきたところでございます。


 しかしながら、こうのす団地につきましては、合併浄化槽区域というあれはありますけども、既に整備も終えておるところでございます。ですので先ほど申しましたように下水道目的としては終えているというふうな感じでおるところでございます。


 それとあわせまして合併浄化槽の設置のときに補助金も出しているというふうな経緯ございます。その2つによりまして新たに分担金を制定しようというふうなことで考えておるところでございます。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) なるほど平成4年のこの処理計画では終えてます。しかし、それから14年、15年たって、その地域の実情からいくならば、私は排水処理計画は5年の計画は終わったけども、その後の中でこれはもう終えたという評価だけどいけないというのは、合併処理浄化槽の寿命というのはいまだにわからないですね、耐用年数といいますか、いうのが一つと、それともう一つは、この処理排水は側溝を通して流されますね、道路側溝に。これは別の問題だというふうに言われるかもわかりませんが、道路側溝そのものがもう随分傷んできてる。中にはよどんでにおいがそのまま周辺に漂う。団地の一番低いところは地盤沈下で建て売り業者と買われた方との間で訴訟になって、補償まで要求されて、既にその方たちはもう随分その家を売ったり、そのまま放置をして別のとこに家を建てられてる方もありますね。だからそこではもう本当によどむということからするならば、家から排水は出すことにはなったけども、地域全体の排水計画は私は終わってない。新たな問題が出てきてしまったというところに今は入ってる、なってるんじゃないかなと。だから私は、任意だということを余り強調されると、それだけでは済まないと。だからもう一度この29万2,000円については地域の実情も勘案しながら、前に出したというのは36軒だけです。60軒は一度も補助もらってないわけですから、地域全体から見れば半分にもならない。これをもって助成はしないという理由には私はならないということを申し上げておきたいと思います。


 条例案は金額まで入ってません。条例案の審査の中でも十分これは頭に入れながら議論をしたいと思いますが、いずれにしましても市民が同じ市民であるのに不公平があってはならない。同じ集合処理に入るのに片や14万8,000円、片や29万2,000円、このことは極めて不公平なことだということを申し上げておきます。


○議長(古谷 修一) 企業部長。


○企業部長(竹本 政充) ただいま臭気の話をされました。確かに臭気が、悪臭が漂っているというふうなことも地元の方も言っておられます。これにつきましては側溝が悪いというふうなことも一部あるんかなというふうに思いますけども、むしろもう年3回以上の維持管理ができてない方もあるというふうなことも地元の方も伺っております。そういった意味でも早く下水道というふうな願いがあるようでございます。


 それからもう1点でございますが、分担金でございます。この分担金につきましては、地元の方にも額を提示し、そういった中でも案として提示した中で同意もちょうだいいたしておりますので、ぜひともこの案でいかせていただきたいというふうな思いでおります。以上です。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) もう再質問はしないでおこうと思って先ほど言ったんですが、それを言われるとまた言いたくなりまして、市道に編入をされました。側溝ががたがたになってる。これは建設課として側溝直してくださいよ、じゃあというふうになったときに、お金がそちらに要るんですよ、どっちみち。だったら検討してください。そういうことでございます。


 次の質問に移ります。霊園です。


 第2次の墓地公園ですが、さきの議員の質問もありました。私は、あえて質問をいたしますが、この該当地区がいわゆる予定地として決められた経緯、選定の条件というのをいろいろいただきましたけども、その中で一つだけ、今予定されてるところが本当にいいのか、いい場所だったんかなということを思うのは、選定の条件の3番のところに日照がよくて眺望も適度にあり、暗く閉ざされた土地でないことというのが書かれています。私は、集落から明瞭に望見されないという点ではわかるんですが、眺望も適度にあり、暗く閉ざされた土地でないこと。予定をされてるところは眺望はあるんでしょうか。谷合いですね。僕は、古くからある墓地の多くが集落の、私の住む集落には山がありませんから平地に墓地がありますけども、山の中腹にあったりして我が家が見えるという、先祖がうちの家見とんなるぞというところに墓地というのは随分つくられています。そういう意味からいくならば眺望も適度にあり、暗く閉ざされた土地でないことというこの条件というのは今度予定されてるところには私はえっと首をかしげるんですが、そうではないんでしょうか。日照のいい、眺望のいいところですか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 今のご質問で、旧豊岡市で決定をされました選定条件の中に確かに今言われたようなのが入っております。私も現地にまだ、こういった状況でありましたので、詳しく入ったわけでない。いろいろと遠くから眺めたり図上でも眺めるわけですが、言われる中に例えば集落から墓標そのものが余り見えてほしくない、そういった要望もあります。ですからそういったことについては例えば植栽をするなどでそういったことは直接見えないようにしますし、そういった要望もありますし、それから日照も、ああいったとこでありますが、そこそこあるんではないかと思っておりますし、それから眺望についても余り見通しがよくついてもいろいろと問題もあると思いますので、そういったところから考えればそこそここういった条件も満たしておるんではないかなというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 眺望は、私はないと思います。


 それからもう一つ条件の中に幹線道路からのアクセス道路だとか上水道、下水道の整備経費の経済性というのがあります。予定をされている、今度測量も入られてるその土地というのは地元の人や、あるいは関係する人から聞くと、もともと銀行の不良債権でなった経緯がある。それを買われておる方もあるんですが、同時に不良債権になるまでに途中まで立派な道路がつきました。舗装はされてませんけども、穴見川に立派な橋もかかって、それで広い道路が形ができてる、未舗装だけど。どうもその辺からいってこの道路を使おうや、何ぞ使う方法ねえかというところが先にある。もっと言えば不良債権の処理というのが先にありきというようなにおいがして仕方がないんですが、それは一切そういうことはないですか。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) この土地は、豊岡市が第2次の霊園整備を行うに当たって一番選考の結果適地である、そういったとこがたまたま当該地区であったということでありまして、そういった過去のいろんな不良債権の処理ではないか、そういったことについては詳しいこと私は承知はいたしておりません。


○議長(古谷 修一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 担当部長は当時おりません。承知しておりませんけれども、そもそも金融機関の不良債権の処理というのは豊岡市に全く関係ないことでございますから、一切関係ございません。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 金融機関の不良債権の処理が豊岡市に関係ないから、あえて私は質問しておるんです。豊岡市としての、不良債権ではないですが、として土地を求めるんであれば空港周辺の塩漬けのところに行った方がよっぽどいいんですね。豊岡市としてはそうすると片づく、何ぼわずかでも、いうことがあるのに、あえてそこに行かれたという、その裏はないと私は信じますが、そういうことを地元では声がささやかれてるということ申し上げておきます。


 それから測量の問題ですが、これもさきの議員が質問がありました。私も地権者の一人が我がとこを公費をもらって、公費をもって測量すると。おかしなことだないうことを私も素直に思います。公的にどうかなと。自治法や、あるいは地方自治法やそれに関係する法律には明確に地権者だから公費で測量してはならんというような規定はありません。しかし、私は、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というのがありますね。その中に第3条にこういう文言があるんですが、どのように理解されますでしょうか。第3条2項に、入札に参加しようとし、または契約の相手方になろうとする者の間の公正な競争が促進されること。公正な競争が促進されるかと。入札指名されました、業者の中でね。片や地権者が、一部であるか大方であるか別として、地権者が入札に入ってる。あとの業者と公正な競争ができるというふうにお考えでしょうか。そうじゃないんです。私は公正な競争ができないと。むしろ道義的にも指名から外すのが筋じゃなかったんかなということを思うんですが、そうではないですか。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) これについてはさきの議員でもご説明申し上げました。あくまでも指名とは言いながら競争入札で通常であれば参加をさせるであろう業者を、たまたま地権者というふうなことがあったわけですが、参加をさせたということでありますから、その中で実際に競争行われて、結果的に同じ価格の業者がほかにも1社あった。その結果、自治法の施行令に基づいてくじ引きをしたということでありますから、手続的にも問題はないというふうに思ってますし、先ほど議員もおっしゃいましたが、その入札参加の中で公正な競争、特にこれに触れるということはないと思います。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) 公正な競争が促進されるかということを私は言いました。地権者ですから、それも1坪や2坪じゃないですね。相当の地権者というふうに私聞いておりますけども、公正な競争というのは全く知らない豊岡市が示した資料だけで判断をして札をいわゆる入札に付されると思うんですね。ところがこの一業者だけは、自分の土地もあるからその回りをよく知っている。ほかの業者よりはよく知っている。となると私は、公正な競争にはならない、そうではないんかな。ではないんでしょうか。ですから少なくとも道義的にも私は外すべきではなかったんかなということを思いますが、再度お答えください。


○議長(古谷 修一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 本件につきましては一定金額以上というふうなことで、実はそのあたりの事情も含めて入札審査会にも諮りました。そこで当該業者も含めて参加をさせようというような決定になっております。議員がおっしゃるような点で問題はなかったというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) あと時間がそんなありません。とりあえず次に、地元の皆さんに、これも先ほどの議員の質問がありましたが、決定ではないということを、場所はね。しかし地元に示された説明資料の中で、整備計画(予定)ですが、初年度は予定地の決定、用地測量、基本設計とあります。用地測量や基本設計は、予定地の決定をしてそれをするというふうに説明をされてますね。ところがなおかつ一方では、いや、決まってません。あんたたちにいい判断をしてもらうために絵をかいてきちっとした資料を出して、それから相談をしてくださいよということを言っておられるんですが、地元に示された資料には予定地の決定というのが用地測量と基本設計と同時に書いてありますが、まだ決定ではないんですね。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) それは去年の7月現在で地元に示した計画的な表でありますが、その後変更をしまして、2年次目についてはそういった協議の場ということで、2年目に当初は用地買収とかそういうとこになっとると思いますけども、2年目は地元の協議ということになっておりますので、当初の去年の7月現在の計画とは現在では変更になったものと考えております。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) そうしますと地元に説明された資料というのは、また別にあるんですね。別のもんが。


○議長(古谷 修一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) その後何回か総会等に行きまして、去年の7月の一番最初示したときのものを変更したものを説明しております。


○議長(古谷 修一) 29番、村岡峰男議員。


○議員(29番 村岡 峰男) いずれにしましても反対者の方がどうしても嫌だということを言っておられる。地元でまだ合意が得られてないという中で、私は強行するようなことがあってはならない。一方では墓地を求めて早くつくってほしいという声も非常に聞いてます。しかし、つくられる側の人たちが嫌だと言ってる以上、その人たちがいかにしゃあない、せめて、よっしゃよっしゃと言って首を縦に振るか、しゃあないなと言って振るか別として、了解が得られるまでは私はやっぱしするべきでない、着工すべきでないということを申し上げまして、終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で村岡峰男議員に対する答弁は終わりました。


           ────────────────────


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。再開は5時35分。


                 午後5時25分休憩


           ────────────────────


                 午後5時35分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、9番、広川善徳議員。


     〔広川善徳議員 登壇〕


○議員(9番 広川 善徳) 9番、会派公明党豊岡市議団の広川でございます。(拍手)9月議会に続き、その日の最終の登壇となりました。


 外はもう暗くなって見えませんが、来日の峰の頂はまだ雪の冠雪もなく、昨年に比べ大変過ごしやすい昨今でございます。しかし、マスコミは子供のいじめ、虐待問題、また収賄事件の発生、まだ続く飲酒運転の問題など日々報道されております。何とか平穏な年末年始を迎えることを望んでおります。


 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。


 まず1番目に、第202号議案、豊岡市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例に関してお尋ねをいたします。


 まず目的として、この条例を定めることにより市民の利便性の向上を図るとともに行政運営の簡素化及び効率化に資することを目的とするとありますが、具体的にどのような事務が可能となり、その目的に資することができるのかをお尋ねします。


 現在でも各種申請書などインターネットでとることができますが、インターネット上の申請等は不可能であります。現状からどう変わっていくのかをお聞かせください。


 また、本市の目指す電子自治はどのようなものを目指すのか、お尋ねをいたします。


 兵庫県の県電子申請共同運営システムでございますが、加入時期と加入した場合の電子事務はどのようなメリットがあるのか、県との連携ということからお尋ねをいたします。


 2番目に、第188から190号議案として3件の訴えの提起が出されています。


 内容を見ると、金額もさることながら滞納期間が5年、9年とかなり長い期間の滞納となっています。この間の滞納者との交渉はどのようになされてきたのか、また市営住宅の滞納の現状はどうかをお尋ねします。


 条例によると家賃を3カ月以上滞納したときは当該入居者に対し市営住宅の明け渡しを請求することができるとありますが、提訴に至るには最終手段であると思いますが、訴えに至るまでの基準、判断はどのようなものかをお尋ねします。


 提訴の結果は、まず勝訴ということになると思いますが、その結果、滞納金、損害賠償金、訴訟費用等分割納付をしていく者はよいのですが、中には住宅を出てしまい行方不明になっている者もあるようです。このような場合どう対応していかれるのかもお尋ねをいたします。


 さらに今後の未納対策についてどのように対応していくのか、お尋ねをいたします。


 3番目に、放課後子どもプランについてお尋ねします。


 この質問は、9月議会でほかの議員もされておりましたが、このプランは文部科学省の放課後子ども教室推進事業と厚生労働省の放課後児童健全育成事業、いわゆる放課後児童クラブが連携し、放課後子どもプランとして来年度に創設される計画となっています。


 このプランは、全児童を対象とした放課後の居場所づくりであり、市において教育委員会が主導し、福祉部局と連携を図りながら原則としてすべての小学校区で実施することになっていますが、2007年度中に全国すべての小学校区約2万3,000カ所で空き教室などを利用してスタートさせたいということであります。


 このプランは、放課後支援をスピードアップすること、子供の安全を確保するとの観点から実施については学校の協力が不可欠であるとし、教育委員会主導、福祉部局との連携が言われておりますが、校長や教頭を構成メンバーとする運営組織の設置、福祉部局職員や教員を目指す大学生、教員OB、地域のボランティアなどの協力を得て子供たちを預かる。場所は当面児童館や公民館などでもできるが、将来的には小学校内で実施するということでございます。


 あと数カ月で来年度を迎えるわけでございます。その後、県からの指導、指示等はどうなっているか、また本市としてはどのように取り組む考えか、現状、それに関し取り組んでいることがあればお聞きをしたいと思います。


 もし来年度計画を実施するとすれば、教員OBとか地域ボランティアなど今から探し、育成をしていかなくてはいけないと思いますが、まだ必要はないのでしょうか、お尋ねをします。


 4番目に、携帯電話不感地域解消施策についてお尋ねします。


 携帯電話については、ことしの10月24日より携帯電話番号ポータビリティ制度がスタートし、それぞれ携帯電話業者のサービス合戦が始まり、マスコミをにぎわせています。今や携帯電話は固定電話と同様に日常生活に切っても切れない必需品となってきています。災害時や緊急時の連絡手段を始め第3世代携帯も普及し、音楽メール、動画配信、テレビ電話等さまざまな機能も有するものも出てきております。


 しかしながら、豊岡市内においてもいまだに不感地域があり、その地域に住む人々においては何とか携帯電話が使えるようにならないものかとの思いが極限に達している感があります。例えて言いますと竹野町においては二連原付近から床瀬地域、また須野谷、桑野本、三原方面、但東町では赤花方面など、そのほか不感地域の住民の皆様の思いを何とか実現してあげたいと思うのであります。民間会社も徐々にサービスエリアを広げていっているものの何とか行政のバックアップを強く要望するものでございます。


 本年1月に当局より民間通信事業者に対し不感地域の現状調査されたやに聞いていますが、どのような結果であり、またその結果、取り組みはどのようにされているのかをお尋ねします。


 次に、豊岡市過疎地域自立促進計画で18年度竹野町椒地区に通信用鉄塔施設計画が上がっていますが、実施の計画はどのようなものかをお尋ねします。


 また、その計画が実施できた場合、不感地域はどの程度解消できるのかをお尋ねします。


 本来この事業は民間業者が行う事業ではありますが、行政の支援がなければなかなか進展しないのではないかと思うのですが、所感をお聞きします。


 5番目に、高齢者対策についてお尋ねします。


 これは昨日の同僚議員の質問にもありましたが、まず基本構想に示されているものの中に安心して穏やかに暮らせるまちづくり、また障害者、高齢者、外国人などだれもが安心して生活できる環境づくりを整備するとともに社会の一員として主体的に参画できる仕組みづくりを進めますとあります。また、さらには高齢者がみずからの知恵や経験を社会に生かす参画の機会や活躍の場を充実し、住みなれた地域で生き生きと長寿を楽しむことができる仕組みづくりを進めますとあります。まさに理想的な文言が連なっています。この理想を実現するための具体施策について昨日の答弁の中ではイメージがわいてまいりませんので、さらにお尋ねをいたします。


 高齢者の社会参画については、現在老人クラブ、シルバー人材センターなどさまざまなものがあり、それぞれ活動されています。高齢者といってもまだまだお元気な方々がたくさんおられ、人生経験も深く、知恵も高い高齢者の皆様に何とかもっともっと社会に参画していただく機会をふやせないかなと考えます。幸い基本構想にも上げられているテーマなので、今後この件について実現、実施していけることは何かをお考えあればお示しください。


 次に、核家族の増加についてお尋ねをいたします。


 男女共同参画プランの中に本市の総人口、世帯数の推移が示されています。人口は年々減少してきており、平成15年の国勢調査で8万9,208人と激減しているにもかかわらず世帯数は緩やかではありますが増加をしています。さらに中身を見ていくと、家族構成の推移では核家族が増加し、それに伴い単独世帯、夫婦のみの世帯が年々増加をしてきております。この傾向は、今後当分続いていくであろうと思います。こういった状況の中、高齢者世帯にさらなる支援策が必要ではなかろうかと思います。現在でも食の自立支援、外出サービス支援、軽度生活支援事業など多くの支援施策が実施されています。私は、軽度生活支援事業の中にさらに支援内容を補充し、実施できないかと思うものがあるのですが、例えば少しの技術があればできるものとして高齢者の方には困難なことをメニューに入れたらいいかなということから蛍光灯の球がえであるとか水道、トイレの水漏れの修理、ブレーカー落ちの復旧、ねじの緩み修理、30キロ以上の家具の移動、荷物の上げおろしなど高齢者では困難なちょっとした困り事に対する支援策は追加できないものかをお尋ねします。


 平成17年度の75歳以上の高齢者は、市内で1万2,049人、ひとり暮らしの65歳以上の人数は1,928人、高齢化率は26.1%となっていますが、先ほどの軽度生活支援事業利用者は月28人前後の実績です。利用する必要がないということであれば大変結構なことでありますが、中にはこの制度を知らない高齢者もあるんではないかと考えます。この制度をさらに徹底していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


 もう1点、これはまだ必要性は薄いかと思うのですが、核家族がふえるに従い老いた親を遠くに住む子供などが引き取るといったこともふえてまいります。親がこれまで住んでいた持ち家が空き家になってきた場合、その家を行政が借り、貸し出しの支援をする、いわゆる高齢者住みかえ支援とでもいいますか、そういうものは実施できないかをお尋ねします。


 最後の6番目、三セクの経営改善についてお尋ねします。


 株式会社北前館と財団法人但馬地域地場産業振興センターの経営悪化に対し経営検討委員会から具体的な分析結果及び改善策が出されました。2社とも大変憂慮する経営内容であり、三セクの体質がそのまま出た結果ではないかと思われますが、このまま経営悪化し、本市に影響出さないためにも早期の改善を図ってもらいたいと思うものです。2社の答申について本市の感想をお聞きしたいと思います。


 また、北前館に対しては11月29日、地場産センターにおいては12月11日に経営改善の提言がなされたとお聞きをしております。その内容等についてお聞きをしたいと思います。


 以上で1回目の質問とし、あとは自席でさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは三セクに関するご質問にお答えをいたします。


 じばさんの方は私自身が理事長いたしておりますので、大変我が身の責任も思いながら物が申しにくいところもあるんでございますが、しかしながら三セクのあり方自体は厳しく問い直さなければいけないというふうに思っております。


 わけてもご質問いただきました北前館とじばさんにつきましては、他の三セクに比べまして経営状況の悪化の度合いが大変悪いといいましょうか、大きいものでございますので、この2つをまず取り上げて、その経営改善策に乗り出したところでございます。


 そういったことからいきますといただいた提言あるいは答申というのは相当聞き込んでいただいていて、今後に大いに役立つのではないか、こういった感想を持っております。


 まず北前館でございますが、今の経営の状況というのは相当悪いし、改善すべき点が多々あるということでございますが、いただいております答申を見ますと、しかしながらまず施設そのものが竹野地域の振興のために引き続き必要な施設であるということ、それから現状は大変悪いけれども、しかしながら経営努力によって改善が可能であるといった結論が出されております。そのような認識に基づきまして、やるべき事柄の提言がなされているところでございます。


 ただ、いつまでも漫然と改善を待つというわけにはまいりませんので、3年をめどに経営状況をとにかく改善を図れ、3年たってなおかつ効果が出てないのであれば株式会社の解散も含めた重大な判断をすべきであるといった答申をいただいてるところです。


 これを受けまして市といたしましては、株式会社北前館に対しまして現役員は改選期ではありますが、引き続きその任に当たられ、経営手法を見直していただくこと、このままやめていただきましても後任に行く人材がおりませんので、やはり経営悪化の反省をしていただいて、そしてみずから経営改善の努力をしていただきたい、こういったことでございます。


 また、経営企画力及び社員指導力のある人材の確保でありますとか北前館自身のPRの徹底でありますとか、それから魅力あるメニューづくりに取り組むべきこと、それから繁忙期、閑散期の勤務・雇用体制の見直しをすること、それから社員教育や研修を徹底すること等を含めた内部改善策が講じられることを強く求め、経営改善の進捗状況を把握するために監査役を市から推薦することを考慮するということでございます。他方で経営が好転しないときには、先ほど申し上げましたように会社の解散も視野に入れた判断が必要である、こういった提言をいたしたところでございます。


 私といたしましても三セクに対して安易な経営支援はしない、三セクみずからの経営努力があって、そして改善の兆しが見られるということであれば市としての必要な対応もしてまいりたい、このように考えてるところです。


 また、財団法人但馬地域地場産業振興センターにつきましても同様のことでございます。現状は大変に経営状況が悪いということでありますし、それから行政の依存体質ということもある。他方で、施設といたしましては今後とも必要であるという認識と、さらに経営改善努力によっては可能性は開ける、こういった答申をいただいてるところです。


 また、このじばさんにつきましても時間を無制限に経営努力をすればいいということではなくって、3年をめどにその効果を出すべきである。出さない場合については展示即売、会館等についてもう民間の方に任せてしまうといったようなこと、あるいは貸し館についてはじばさんの建物の中に入っております他の団体に対して委託をするということも検討すべきである、こういった答申をいただいたところでございます。


 このことを受けまして、市といたしましても三セクに対し、じばさんに対して提言を行ったところでございます。


 一つには、まず経営体制としてマネジメント機能を発揮させるべきである。実は経営状況は思わしくないということでございますので、現在専務理事、つまり実質的な経営トップがもう本当に非常勤になってしまっている。したがって、マネジメントを責任を持ってやれる体制になっていないといった指摘を受けておりますので、そういった全体のマネジメントを責任持って行えるような体制の整備をすること。それから主力商品であるかばんの価格が安くないということがございますので、そういったことを下げることや納入業者、品目の拡大など販売方法を見直すこと。それから管理事務所が2階にございますが、これを1階に増設して機敏な対応をとるといったこと等々の具体的な提言をいたしたところでございます。


 これも先ほどの北前館と同様でございますが、私といたしましても安易に行政の支援を行わないということを基本にしながら、とは言いながら一緒になってじばさんの経営改善を考え、努力をしてまいりたい、このように考えてるところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(古谷 修一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは携帯電話の不感地域の解消についてのことをお答えいたします。


 ことしの1月に私ども出向きまして、各業者へ要望してまいりました。そのときにも感じたことですが、今の時代確かに携帯電話ないともう暮らせないというような時代になってきたわけでございます。けれども、豊岡市では山間部が非常に多うございまして、地形的に電波状況が悪いという中で、なかなか事業の進捗が図れない、こういうこともあったわけでございますけども、各事業者ともそういう不感地域をリストアップしまして携帯電話の不通・通話断地域解消に関する要望書というのを豊岡市のもの見まして、そして事業者が実質的に基地局を整備する地域、それから行政の支援を受けて基地局を整備する地域、これ今区分しまして、順次エリア改善計画を進めていく、こういう回答をそれぞれから得ました。それで既に奈佐とか、あるいは竹野の林のあたりはある業者でやっておると思いますけども、現在市の方の事業として一緒にやってます事業では竹野町の椒地区の移動通信用鉄塔施設整備、これにつきましてはそうした要望が受け入れられまして通信事業者からその整備の意向が出されました。それで市が事業者となりまして県の補助事業を活用して設備を行っておるとこであります。


 それでこういう行政が整備します移動通信用鉄塔施設については、あくまでも民間通信事業者のエリア展開が前提条件、こういうことになりますので、民間事業者のその整備の意向が得られなければならないということで、総務省所管の国庫補助事業である移動通信用鉄塔施設整備事業あるいはまた県単で携帯エリア拡大プログラム補助事業、こういうものを積極的に活用して整備を進めていこうとしております。


 議員ご指摘の但東町赤花区あるいは竹野町三原区、こういうところへの改善につきましては、ことしの1月に要望いたしました中で事業者が有力な候補地としてとらえておりまして、そういうことからいきますと早期の施設へ向けて協議調整していきたい、こういうふうに考えておりますので、またご協力のほどよろしくお願いしたいと思っております。私からは以上でございます。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 202号議案の関係でございますが、まず本市の目指す電子自治ということで、1つには市民の利便性はどう向上するのか、2つ目には行政運営の簡素化とか効率化の具体化はどうかということでございますが、今回の条例制定につきましては市の機関に係る申請、届け出に関しましてインターネットの利用を可能にしようとするとともに、縦覧とか閲覧に関しまして電磁的な記録の使用を制度として可能にしようとするものでございます。


 具体的には電子申請システムを導入いたしまして、申請あるいは届け出に関しましてインターネットを利用した方法を加えるというようなことを考えておりまして、この面で申請者の選択肢が広がってきますので、利便性の向上を図ることになるのかなというふうに考えてます。


 この導入によりまして時間や場所にとらわれずに、夜間であっても休日であっても、いわゆるいつでもインターネットに接続されたパソコンがあればどこでも申請や届け出が可能になるといったことになるわけでございます。


 また、申請書が電子的に保存できるというようなことございますので、再び申請や届け出をする際にはそういったものが再利用できるというようなこともなりますので、その点では利便性の向上につながるのかなというふうに考えております。


 一方、行政の側で行政運営の面の簡素化と効率化の面につきましては、申請や届け出の受け付け時に必要な事項が埋められているかなどについて軽微な内容につきましては、その申請のシステムの中で判断をするという格好になりますので、その面での事務の負担が軽減されるというように考えておるところでございます。


 それから本市の目指す電子自治という話がございましたけども、今回インターネットによる申請、届け出を可能にしたいというのがございますけども、将来的には今回の条例の中では電磁的記録の利用も可能にするというようなことになってますので、今後においては市の機関による縦覧とか閲覧、あるいはまた台帳を作成したり保存する、こういったことにも道を開いていくんじゃないかなというふうに考えておるところでございます。


 また、これから将来に向かってのいわゆる電子自治をどうするかということにつきましては、実は今年度に地域情報化の基本計画をつくるという作業にかかっておりまして、この中で地域の情報化の問題と、もう一つは行政情報化と2つの柱にまとめて中身の検討を行っております。年が明けて1月の初旬ごろに素案をまとめて、その後、市民の方々のお声もお聞きすることも機会も設けて、2月の早い時期にこのプランというものをつくっていきたいなというふうに考えてます。


 その後また新年度には、この計画に基づいてどうするかというふうなことで具体化に向けた協議を行っていきたいというふうに考えております。


 それから県との関係の話もございました。実は電子申請等につきましては、兵庫県電子申請共同運営システムというのがございまして、この中に電子申請の運用については平成19年3月の開始ということで豊岡の場合は予定いたしておりまして、したがって18年度に加入をして、運用としては今回の条例の議決をお世話になった後、3月には運用の開始をしたいというふうなことでございます。


 それから携帯電話の関係で過疎地域の自立促進計画の実施計画についていうことで、椒の鉄塔整備の状況はどうかというご質問いただきました。それからまた、その状況、実施によってどう解消地域が変わっていくんかというご質問いただきました。


 竹野町の椒地区の移動通信用鉄塔整備につきましては、本年1月の要望活動が実りまして整備が行われるという格好になりました。事業の進捗につきましては、鉄塔施設の調査設計業務が11月で完了しておりまして、12月中に工事について入札を行って発注をしたいというような予定にいたしております。市が行う鉄塔整備につきましては今年度中に完了して、通信事業者が行う通信施設の整備がございますので、これができ次第いわゆるサービスの開始をする予定となってまして、来年の3月か4月にはサービス開始になるんじゃないかというような考え方を持っております。この事業の結果によりまして竹野町の床瀬と中村、下村、この3区が不感地帯から解消されるという格好になろうかなと思っております。


 それから次に、高齢者の対策ということにつきまして基本構想の関係でご質問いただきました。


 その中で議員の方から、基本構想に書いてあることわかるんだけれどイメージがわかないという趣旨のお話でございました。その中で特に高齢者に関してでございますけども、健康で生き生きと長寿を楽しむことができる環境づくりが大事であるというふうに考えてまして、この案の中では健康づくりや介護予防、あるいは福祉サービスの充実、そしてまたお互いを支え合うようなコミュニティー意識の高揚、こういったことに配慮していきたいというふうなことを書いてますし、またもう一つは生きがい創造といった面で高齢者の方々がいろんな長い暮らしの中で知恵や経験を持っておりますので、そういったものを社会の中に還元していただくというような方向ということで高齢者の方々の参画の機会というものをふやしていきたいというふうなことも上げてるとこでございます。


 ただ、基本構想の案というのは、これ何度も申し上げますけれども、市政の大まかな方向性を示すという限りがございまして、概念的な表現にとどまってるということもございます。具体的な施策の展開につきましては、一つにはことしの3月に老人保健福祉計画というものをつくっておりまして、これとの整合性を図りながら今後具体的な基本計画をつくっていきたいというふうに考えてますので、またその中で内容についてはイメージがわくように明らかにしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 私の方からは第188号から190号議案の関係につきましてご説明いたします。


 初めに、市営住宅の滞納状況並びに交渉はということなんですが、市営住宅の滞納整理につきましては、豊岡市の滞納整理事務処理要綱に基づきまして滞納月数がまずは6カ月未満の入居者を対象に納付指導を行っております。また、滞納月数が6カ月以上の入居者に対しましては厳しい督促を行うとともに納付督促に対して誠意が認められない入居者に対しまして法的の処置を予告をいたしております。それでも全く誠意の認められない入居者に対しましては、入居許可取り消し、明け渡し請求、訴訟といった法的な措置を行っております。


 次に、訴えまでの基準なんですが、滞納期間が6カ月以上または20万以上の滞納者で滞納使用料を納付する意思のない入居者または分納誓約をした入居者で履行しない入居者といたしております。


 その中で行方不明になった対応はどうするのかということがございました。これにつきましては定期的に追跡調査を行ってるというのが実態でございます。


 それから今後の未納対策なんですが、市営住宅の家賃の滞納整理につきましては、滞納者に対し督促状の発送、それから催告状の発送、それから来庁要請など文書による納付指導を行っております。また、時間内での訪問ということも行っておりまして、納付指導を行っておるのが現状でございます。しかしながら、時間内に訪問してもなかなか面談できない滞納者がおられます。時間内に面談ができない滞納者につきましては、夜間の時間外で訪問して徴収を実施してるというのが現状でございます。


 家賃の滞納回収につきましては、生活状況、それから収入の状況などを十分把握をいたしまして適正な納付指導することが重要と考えておりますが、ご指摘の民間の委託につきましては今後の課題というふうにしたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部参事。


○健康福祉部参事(湯口 敏) 私の方からは放課後子どもプランについてご答弁申し上げます。


 放課後子どもプランにつきましては、厚生労働省が所管します放課後児童健全育成事業と文部科学省が所管します放課後子ども教室を連携する中で原則全国すべての小学校区で実施を目指すものでございます。


 ただ、現段階では厚生労働省につきましては事業実施予定量の調査等にとどまっております。まだ具体的な資料等は配付はされておりません。


 それから現在の本市の取り組みの現状でございますが、本市におきましてはこの放課後子どもプランが出る前から福祉部局あるいは教育部局と一緒になりまして子供たちの放課後や夏休みの過ごし方検討委員会を設置をいたしまして検討を行ってきております。子供たちの健全な育成のためには群れて遊べる場づくりというふうなものが大変大事であるというふうに考えております。先ほど説明いたしましたように、現時点ではまだ子どもプランにつきまして国からの補助要綱等も示されておりません。19年度早々の本格実施というふうなものは難しいものと考えておりますが、地域の条件等整った校区で試行的に実施をいたしまして課題等の整理あるいは早い時期の放課後子どもプランの事業計画等を策定をしていきたいというふうに思います。19年度も放課後児童クラブにつきましては、原則18年度同様実施をしていきたいというふうに考えております。


 それから実施に向けての人材発掘の関係につきましては、教育委員会の方から答弁があると思います。私の方からは以上です。


○議長(古谷 修一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 放課後子どもプランについてご説明させていただきます。


 教育委員会におきましてもことしの秋、10月13日に但馬教育事務所から放課後子どもプランの説明を受けました。しかしながら、先ほど福祉部の方からも答弁がありましたように国の、県の方針は示されましたけれども、具体的な内容についてはまだ示されておりません。そういう状況です。


 これまでの教育委員会としての取り組みにつきましては、今年度市内14単位で地域子ども教室を開催し、地区公民館、学校文化施設等で地域の方々のご協力を得てスポーツ、工作、茶道、囲碁教室など地域が一体となって子供たちを見守っていただいてるところでございます。


 今後につきましては、現在おおむね週1回実施しています地域子ども教室について、それぞれ活動の見直しや協力者の意向の確認等の検証を行い、地域子ども教室の継続事業として位置づけられている放課後子ども教室として取り組みができるかどうかについて現在検討しているところでございます。


 また、放課後子どもプランは、放課後の子供の安全を確保することも目的であるため、地区の人たちの協力のもと小学校と隣接する地区公民館で放課後児童クラブが設置されていない校区において平日の放課後に子ども教室を開設できないか検討を行っているところでございます。


 それから放課後子どもプランに関する人材発掘・育成についてでございますけれども、放課後子どもプランの中の放課後子ども教室につきましては、子供が安全で健やかな居場所を確保し、地域の人たちが子供と一緒に学習やスポーツ、文化活動、昔ながらの遊びなどを行う事業で地域の人たちの参加協力が不可欠であります。地域にはいろんな仕事を経験された方やすぐれた技術を持った方を始め特技はないが子供が好きであるという地域の高齢者などがおられます。地域の子供は地域で育てるという考え方のもと少しでも多くの方に子供の教育に関心を持っていただくことが必要であります。したがいまして、事業を実施するに当たりましては広くボランティアの確保に向けた取り組みとあわせ公民館を始め社会教育関係機関が実施している人材育成、生涯学習などの講座、研修会の参加を積極的に促すことにより人材の育成に努めてまいりたいと考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは高齢者の社会参加につきましてご答弁申し上げたいと思います。


 本市の65歳以上の高齢者人口の中で8割強の方は比較的元気で生活していらっしゃいます。こうした高齢者の方は生きがいや生活の張りを持って毎日を過ごしたいということを望んでいらっしゃいます。その一つの方法として社会参加は重要なものであるというふうに考えております。


 まず社会参加のかなめとなっております老人クラブの加入率ですけども、会員の高齢化やリーダー不足などによって年々減少傾向にございます。ちなみに平成16年度45.2%、平成18年度42.1%という状況です。その加入しない理由といたしましては、仕事や趣味が忙しい、それから老人という言葉が嫌いと、年寄りという感覚がないなどによるものと考えておりますけれども、このため老人クラブ連合会では70歳未満の会員で組織いたします若手委員会を設置いたしまして、若手会員の加入促進やクラブの活性化の取り組みを行っております。また、老人クラブ以外の高齢者の社会参加の機会の主なものといたしまして、但馬文教府みてやま学園、それから但馬高齢者生きがい創造学院、公民館での高齢者教室、それからシルバー人材センターなどがございます。市といたしましても今後とも引き続き高齢者の生きがいづくりや、それから健康づくり、それから能力開発などを行う団体活動や教室等に対して支援をしてまいりたいというふうに考えております。


 次に、簡易な高齢者支援でございます。本市におきましては、高齢者が安心して地域で暮らしていけるように介護サービスはもとよりでございますけれども、議員が先ほどおっしゃいました食の自立支援事業、それから軽易な生活を支援する軽度生活援助事業、さらには急病など緊急時に近隣協力者が駆けつけて対応する緊急通報システム事業などひとり暮らし高齢者等を支える事業を推進しております。


 また、豊岡市のシルバー人材センターでは、要望があれば電球等の交換、ブレーカーの復旧、水道の蛇口パッキンの交換など簡単な作業を行っております。ただ、修理に必要な材料費等は実費ということでございます。


 また、豊岡市の社会福祉協議会では、ボランティアによる住宅補修、電気工事サービスなども行っております。


 今後も引き続き高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるように、ちょっとした困り事に対する簡易な高齢者支援について関係機関、団体と調整を図りながら推進してまいりたいというふうに考えております。


 それから高齢者の住みかえ支援でございますけれども、高齢者が他市町へ住みかえされる場合、売却するか、それともとりあえず人に貸すかなど今の家をどう処分するかというこういう問題が起こります。本市における65歳以上の高齢者だけで住む世帯は年々増加傾向にありまして、今後こうした事例も生じることが予測されるわけでございますけれども、支援体制の必要性等につきましては今後関係機関等と慎重に協議してまいりたいというふうに考えております。以上です。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) ありがとうございました。


 それでは、順次再質問させていただきます。


 まず行政手続の関係で電子自治の関係でお尋ねをしますけども、県の電子申請共同運営システム、これに3月から開始できるように18年度加入するというお答えをいただきました。この制度に加入していけばどのようなことが可能になってくるのか。養父市はもう既にされていまして、ちょっと調べてみたら、あと豊岡市と、それからたつの市とか淡路市とか上郡が今後加入してくるということなんですけども、それに加入した場合、どのようなメリット、また県との連携がどのようにスムーズにとれていくのかをお尋ねします。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は今回のこの共同運営システムの関係なんですが、実は電子申請についてということでございますけども、平成14年の5月に兵庫県の電子自治体推進協議会というのが発足いたしました。ここには県と一緒に県下の市町がすべて入って組織化をしておった。そこで開発へ向けた取り組みが行われてまいりました。その中で先行した市町もあるわけですけれども、豊岡市の場合にはことしの4月に協議会の中の電子申請部会に参加をしたということでございました。そういう中で条例の制定を経て3月から運用するという格好になります。


 それで先行のとこを見てみますと、いわゆる電子申請なり電子入札といいますか、このあたりの取り組みが行われておりまして、ただまだ電子入札については取り組んでおる導入のところが少ないわけですけども、電子申請につきましてはかなり加入、運用されてまして、29市の中で20市が既に運用している。ちょうど豊岡と同じように来年の1月以降に年度内に運用を開始するのが3市ありまして、したがって今年度中には29市の中で23市が電子申請について導入をするというふうな格好になってます。電子入札については、まだ少しわずかなところしか入ってないという状態で、今後の課題になるかなというふうに思っております。以上でございます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 通常素人が電子自治とか電子申請とか、いろいろそういうことを聞くと家におって申請をして書類がいただけるんかなというような思いもあるんですが、将来的にはそういうことになるかもわからないんですけども、例えば通常インターネットでIDとかパスワードとか、それを個人に付与して、できる範囲のそういう申請であるとか、その成果物を出すということができる可能性もあるとは思うんですが、そのようなお考えはございませんか。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ちょっと議員、済みません。先ほどのご質問に対してちょっと漏れがあったんですが、今回導入します中で、じゃあどういったことができるのかという具体的なことがあるんですけれども、ちょっと例示をしたいと思うんですが、例えば市民課の関係でいいますと住民票の写しの交付の申請ができるという格好になりますし、また住民票の記載事項の証明書の交付申請、そしてまた印鑑証明書の交付申請、こういったことも今度新たにインターネットを使ってできるという格好になりますし、税金の関係では、たくさんございますが、二、三申し上げますと、市県民税所得証明書の交付、またあるいは固定資産税等の納税証明書の交付申請、こういったことも今度は可能になるという格好になります。それからまた、児童手当の関係につきましても認定請求とか額の改定請求、あるいはまた受給事由の証明届、こういったことも可能になってくるということでございます。


 それからあとは入札の関係では、入札参加資格審査申請、こういったことは今度の導入によってできるという格好になろうかなと思ってます。


 これ以外の方向につきましては、最初の答弁で申し上げましたけれども、実は今年度地域情報化の基本計画をつくるという作業を行ってまして、その中でいわゆる地域情報化の部分と行政情報化をどうするかという部分、2つの柱について内容の整理をしていって一定の考え方をまとめたいというふうに考えていますので、この中で今後の豊岡のとるべき方向というものが明らかになるのかなというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) この項目では、もう1点だけお尋ねします。まずこのシステム、県のシステムが入った場合の費用の関係と、それからインターネット人口どれぐらいあるのかな、もしわかればお尋ねをします。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ちょっと手元に資料がございませんので、ご勘弁をお願いしたい思います。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) では、2番目の提訴の関係で何点かお尋ねします。


 まず条例との現状ということでちょっとお尋ねしたいんですが、まず通常の市営住宅でございますが、連帯保証人というのがあるんですけど、それを添えて申請をしなければ受理されないと思うんですけども、この提訴の場合、連帯保証人と借家人とのそういう提訴の、やっぱり連帯保証人にも責任は行くと思うんですけど、その辺のお考えをお願いします。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 確かに連帯保証人にも責任の一端はあると思いますが、最終的には提訴の場合は本人を提訴いたしております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 本人。連帯保証人となった、連帯とついた場合、もう半々ぐらいの責任があるということにならないんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) あくまでも本人に責を求めるということにいたしております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) もう一つお聞きしますけど、その契約書か何かあるんかどうかちょっとわかりませんけども、連帯保証人の責任の範囲というのは文言化されてるんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 済みません。ちょっと手元に持ち合わせしておりません。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) もう一つ、厚生年金住宅で今回提訴出ておりますが、お聞きしたいんですが、厚生年金住宅の賃貸契約は事業主になるというふうに理解してるんですけども、個人に対して提訴がなされているということはどのようなことになるんでしょう。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) ご指摘のとおりなんですが、あくまでもこれも雇用主から本人になっておりますので、本人に対して提訴を行ってるということでございます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 雇用主は特に責任は生じないということですね。条例を見てみますと、家賃は事業主が市に納めるということになっているわけですけども、これは個人が納めずに事業主が納めるということと関連して、整合性はそれでいいんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 暫時休憩いたします。


                 午後6時26分休憩


           ────────────────────


                 午後6時28分再開


○議長(古谷 修一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 今回の議案につきましては、会社がなくなってしまった関係で個人と契約をしたということで個人に請求してるということでございます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) そういう事例であるわけですね。


 じゃあ、もしその会社が、事業所がなくなってなければ会社も当然その責任も負ってくるということでいいんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) そのとおりだと思ってます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) わかりました。


 それとまた関連いたしまして、滞納の方かなりあるわけですけども、この中でどうしても目につくのが1人で59カ月滞納で金額で107万1,000円というような大きなものもあるんですけども、こういう先ほどの最初の説明で分割に応じるとか、さまざまな理由があろうかと思いますが、この事例含めて何件かそのような事例もあるんですけども、そういう提訴はできることならない方がいいんですけども、提訴に至っていないということはそういう理解を得ながら分納等をしてるということで理解してよろしいんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 議員ご指摘のとおりにたくさんの方が滞納されとるわけですが、その中で一人一人担当者が出向きまして対応いたす中で、やはりどうしても誠意が認められない入居者に対しまして今回この3人の方を提訴しとるわけでございます。


 確かに金額的に多くの方もございます。ですから何が順位かなというのもあるわけでございますが、先ほども申しましたように、やはり誠意が認められない方に対して順次提訴していきたいというふうに考えてございます。


 また、提訴につきましても費用がかかるのと、それから職員がかかわっていかなければならないというようなことがございますので、年に何十件というようなことにはなかなかできないんじゃないかなというふうに思ってます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) それは理解できます。現実において最初に申し上げました提訴によって負けて行方不明になってしまうという事態がやっぱりこれまでもあったんではないかと思うんですけども、またこれからも起こり得る可能性もあるんですけども、その辺はやっぱり職員がずっと調査をしながら調べていくというふうなことになるんですかね。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 職員が随時調査はいたしております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) そこで未収対策の民間委託という考えになるわけですけども、先ほどは今後検討していくというお答えでありますけども、プライバシーの問題とかいろいろ問題は確かにございますけども、民間であってもプライバシーはバリアで囲ってしまえば十分守れるというふうに思いますし、専門的なノウハウもあるんじゃないかと思いますので、ぜひ進めた方がいいと思うんですけども、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 建設部長。


○建設部長(黒坂 勇) 管理者委託制度を今現在県の方で進められておりまして、その動向を見ていきたいなというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 市住についてはこれだけで終わります。


 それから放課後子どもプランについて、いろいろとお聞きをいたしました。国の事業で県の指示、具体的なそういうのはまだないということでお聞きをしておりますけども、今現在子どもの居場所づくりでさまざまな取り組みをなされておりますけども、国のそういう指示が、国のこういうプラン、それにあえて乗らなくてもいいというような考え方もあると思うんですけども、今の子どもの居場所づくり推進事業、これと放課後子どもプラン、この連携、これはどのようにとろうとお考えでしょうか。


○議長(古谷 修一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 現在国の委託事業ということで、子どもの居場所づくり事業を行っております。16年度から3カ年と。具体的にはこれを地域子ども教室という形で展開しております。これが新しい来年度から施行の放課後子どもプランの中では、福祉面での放課後児童クラブという制度と、それから今の地域子ども教室の継続事業であります放課後子ども教室、この2本立てで新しい放課後子どもプランとして推進していくということでございます。


 それで新しく取り組んでいくにしましても既に現在の地域子ども教室につきましても国の委託ということで全額国が負担してきてるものでございますが、新しくなります制度については補助事業ということで何らかの市の負担も出てくるというようなこともございます。したがって、国、県等の補助の動向を見きわめながら、その方向で今動いていると思いますけれども、補助という形での、単独でということではなくて国、県の補助を受けながら実施していく方向を現在検討してるということです。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) この件につきましてはまだこれからの事業ですので、この辺でおさめたいと思います。


 携帯電話の不感地域施策についてもお聞きをいたしました。


 椒に鉄塔が設備できれば床瀬、中村、下村あたりまで携帯使用は可能になるということでございますけども、あとそれ以外の地域、まだまだ見込み的には、見込みがまだわかりませんか。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は助役の方からご答弁申し上げたわけですけども、市といたしましても情報格差の是正については一生懸命取り組んでいきたいという方針持ってまして、ただ、この携帯電話の場合は基本的に民間の事業者の意向が原則になってまして、民間の事業者が何とか取り組もうかというふうな声が出れば市としては、財政のこともありますけども、何とか県の補助事業でも受けて前向きにやっていきたいと考えてますので、一生懸命業者の方にも打診、要望し、その後も何とかならんかという話はしてますので、今後また業者の方から理解が出てくれば市としても取り組んでいきたいと考えております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) もうぜひ強力に取り組んでいただきたいと思います。


 業者いいましても3社ぐらいですか、ありますけども、それぞれの個々の業者対応になるんでしょうか、それともまとめて3社にそういう方向でお願いするとかいう形がとられるんでしょうか。


○議長(古谷 修一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) それぞれの業者に要望活動も行っておりますんで、それぞれの業者の中での意向の違いもありまして、例えばエヌ・ティー・ティー・ドコモであれば、うちはこういう格好でいきたいとかという方法出てますんで、それぞれの特徴もございますんで、それを見ながらお願いしていきたいなと思ってます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 業者によって携帯を使いかえしながらやるという方法もありますし、ぜひ今後の対策よろしくお願いします。


 高齢者の関係につきましては、先ほど提案させてもらったのはシルバーの方でできるというお答えを聞いて安心なんですけども、そのシルバーにそういったことをお願いした場合の利用料はどのような状況になってるんですかね。


○議長(古谷 修一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) この関係につきましては、シルバー人材センターもいわゆるボランティアの一環でやっていただいてるという側面がございます。したがって、当然これについては、やはり市内の業者さんとの兼ね合いも当然あるというようなことからPRは余りしておりません。口コミという範疇なのかなと。そこら辺のさじかげんが非常に難しいわけなんですけれども、基本的には無料で一応ただで対応する。ただし、何か部品交換をしなければならないいう場合は、一応その実費相当を請求いただく、こういうやり方をやっていただいております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) わかりました。


 もう1時間過ぎました。あと三セクの関係だけ少しお尋ねします。


 まず今回はそれぞれの2つの業者から依頼があってそういう経営不振な調査したということになるんですけども、市の関与というのがどの辺までできるんかなと思うんですけども、どのあたりまでできるでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 地場産業振興センターにつきましては、市は最大の出捐団体であるといったようなことから、本来の業務は地場産センターみずからが行われるわけですけれども、やはりそれなりの指導、また助言、さらには一体となって協力しながら改善に取り組むといったようなことも必要ではないかなというふうに考えておるところでございます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 提言、今回なされたということで、これは文書のみで出されたということでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 実質的なトップであります専務理事と面談の上、提言をいたしたところでございます。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) それを提言提出したと。先ほど市長の方から3年間、3年を目途に状況を見ていって、それでだめならもう考えなあかんということであるんですけども、まず1段階で本市が提言して、それに対する2社の経営改善計画、こういうものはとった方がいいと思うんですけども、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) まず3年間という期間を設定した根拠の中には、どのような改善策に取り組んだとしても一朝一夕に経営が好転するといったような効果がなかなか出にくいものもある。さらには今回提言をいたした改善策の中には速やかに実施できるものと、それから若干検討をした上で実施に踏み切るものといったようなことがあります関係で3年間という取り組み期間を設定したものでございます。したがいまして、今後センターの方におきまして提言した内容についての取り組み計画ですか、これを速やかに立てられながら、また先ほど申し上げましたけれども、市もそれに対する必要な助言等を行いながら改善計画を立てて、それをスケジュールに沿った実施に向けて努力していきたいというふうに考えております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) いろいろな問題点が2社にはあると思います。赤字経営がずっと続いてきて、その現状で市に経営改善の対策を調査して、今回提言になったわけですけども、やっぱりその経営改善の計画を出してもらって、それに対する検証も必要ではないかと思います。例えば半年、これはきついかもわかりませんけど、1年ごとのそれぞれの会社が出した経営改善に対してどれだけ改善なされてきたか、それを提出してもらって、それを検証して、さらに提言すべきことは提言していくということは大事と思います。3年間というとちょっと長いと思うんですけども、いかがでしょうか。


○議長(古谷 修一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 長いのではないかといったようなご意見もあろうと思いますが、先ほど申し上げたようにすぐにはなかなか効果というんですか、成果が出にくいものもあるといったようなことから設定をいたしたところでございます。答申もそのような考え方の中で3年間の取り組み期間を答申をいただいたところでございます。


 また、検証につきましてもご指摘されたとおり必要なことであるというふうに思っておりますので、3年間提言したからあとは3年後に検証するというのではなくして、その都度その都度必要に応じて検証をしながら進捗状況並びにその実施した取り組みについての成果、これらを検証をしながら、場合によったら余り効果が上がらない取り組みについては見直しも必要になる可能性も出てこようかなというふうに思っております。


○議長(古谷 修一) 9番、広川善徳議員。


○議員(9番 広川 善徳) 終わりたいと思いますけども、一つだけ、ホームページがそれぞれあるんですけども、じばさんにおきましては施設使用、これが全くわからないという現実があります。ちょいちょい借りるのに、やっぱり足を運んで申し込みせなあかんというようなこともあるんですけども、やっぱりホームページには施設利用の関係を出していただきたい。


 北前館についてもホームを出したらあと動かない。確かにホームページそれぞれもっと工夫すべきだと思いますし、それぞれリンクをもっともっと張っていろんなところにいい方の影響が出るようにぜひ提言をしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。


○議長(古谷 修一) 以上で広川善徳議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(古谷 修一) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(古谷 修一) ご異議なしと認めます。よって、本日は、これにて延会することに決定しました。


 次の本会議は、明13日午前9時30分から再開することとし、議事日程は本日のものを援用いたしますので、ご了承願います。


 本日はこれにて延会いたします。ご苦労さまでした。


                 午後6時45分延会


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