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兵庫県 豊岡市

平成18年第1回定例会(第3日 3月14日)




平成18年第1回定例会(第3日 3月14日)





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            平成18年第1回豊岡市議会定例会(第3日)


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                       平成18年3月14日 午前9時30分開議


第2日(平成18年3月13日)の議事日程を援用


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                本日の会議に付した事件


日程第2 報告第1号〜報告第3号並びに第1号議案〜第117号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか119件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


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                  出席議員(29名)


       1番 岡 谷 邦 人         2番 森 田 健 治


       3番 門 間 雄 司         4番 綿 貫 祥 一


       5番 升 田 勝 義         6番 福 田 嗣 久


       7番 伊 藤   仁         8番 梅 谷 光太郎


       9番 古 池 信 幸         10番 村 岡 峰 男


       11番 谷 口 勝 己         12番 古 谷 修 一


       13番 椿 野 仁 司         14番 稲 垣 のり子


       15番 木 谷 敏 勝         17番 伊 賀   央


       18番 青 山 憲 司         19番 奥 村 忠 俊


       20番 安治川 敏 明         21番 芝 地 邦 彦


       22番 上 坂 正 明         23番 吉 岡 正 章


       24番 岡   満 夫         25番 川 口   匡


       26番 森 本 陸 夫         27番 野 口 逸 敏


       28番 広 川 善 徳         29番 森 井 幸 子


       30番 森 田   進


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                  欠席議員(なし)


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                  欠  員(1名)


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                 事務局出席職員職氏名


  局長        田 中 茂 樹  議事係長       松 本 幹 雄


  次長        阪 根 一 郎  議事係主査      大 槻   稔


  庶務係長      前 田 靖 子  技能職員       藤 井 正 吾


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               説明のため出席した者の職氏名


  市長        中 貝 宗 治  助役         奥 田 清 喜


  収入役       塚 本 信 行  技監         谷 川 俊 男


  企画部長      神 尾 與志廣  行革推進室長     谷 岡 慎 一


  国体推進部長    西 村 昇 一  総務部長       中 川   茂


  防災監兼消防長   菅 村 和 弘  市民生活部長     植 田 政 由


  健康福祉部長    岡 本 幹 雄  商工観光部長     砂 田 利 正


  農林水産部長    太田垣 秀 典  建設部長       井 本 雅 士


  建設部参事     福 井 與司光  企業部長       蘆 田 和 美


  城崎総合支所長   齋 藤 哲 也  竹野総合支所長    神 田 美 稲


  日高総合支所長   小 西 康 夫  出石総合支所長    多 根   徹


  但東総合支所長   松 本 和 洋  教育委員長      久 本 良 光


  教育委員      岡 本 直 樹  教育長        石 高 雅 信


  代表監査委員    大 禮 謙 一  農業委員会委員    小 畑 琢 美


  選挙管理委員会委員 坂 本 又兵衛  選挙管理委員会委員  畠 中 隆 夫


  教育次長      村 田 正 次  監査・選管事務局長  池 上   晃


  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


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                 ◎午前9時30分開議





○議長(綿貫 祥一) おはようございます。


 ただいまの出席議員数は29名であります。よって会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 まず、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。


 24番、岡満夫議員。


○議会運営委員長(岡 満夫) おはようございます。本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、昨日に引き続き第6番目の古谷修一議員から質疑、質問を継続いたします。なお、本日も会議の状況により適当な時点で延会することといたしておりますので、あらかじめご了承の上、議事運営にご協力をお願いいたします。以上。


○議長(綿貫 祥一) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第1号〜報告第3号並びに第1号議案〜第117号議案





○議長(綿貫 祥一) 引き続き昨日の議事を継続し、質疑並びに一般質問を続行いたします。


 なお、質疑、質問はくれぐれも重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても要点を押さえ、適切簡明になされるよう要望いたしておきます。


 次は、12番、古谷修一議員。


                〔古谷修一議員 登壇〕


○議員(12番 古谷 修一) おはようございます。(拍手)12番、会派六星会の古谷修一でございます。


 けさは、3月半ばというのに大変な大雪となりました。まず、先日、突然の熊本善兵衛議員の悲報に対し、心から哀悼の言葉を申し上げますとともに、心安らかなるご冥福をお祈りいたす次第でございます。


 平成6年から豊岡市議会の同僚議員として12年間、一緒に歩んできた仲であるだけに、とても残念でなりません。亡くなる5日前であったと思いますが、3月議会は残念だけど、病気の回復に専念するので、一般質問、自分の分も頑張ってくれな、修さんと手を差し出し、かたい約束をいたしました。それがまさか最後の別れになるなんて、断腸の思いであります。


 善ちゃんは、何回か病床を訪ねる中で、一言とて病気で苦しいという言葉を聞きませんでした。議員たるもの、死の直前に至りても、多くの市民の負託にこたえたいの一念であるべきと身をもって示されたと思います。


 今、この質問席に立つにつけ、改めて故熊本善兵衛議員に対して約束を果たすことをお誓い申し上げますとともに、新豊岡市になって、昨年の秋の初めての選挙で多くの市民の皆さんからいただいた負託にこたえるべく決意を新たにする所存でございます。


 きょうは、そんな思いを込めて質問いたしますので、市長を始め当局の皆さんの明快なるご答弁をお願いいたします。


 それでは早速、通告に従い、質問に入らせていただきます。


 まず、総合計画策定についてお尋ねいたします。


 市長総括説明で、豊岡市総合計画については、5月には審議会へ諮問し、本年度末の計画策定を目指すとのことですが、まず市民まちづくり懇談会の意見及びアンケート調査結果をお尋ねしたいと思いますとともに、基本構想素案の取り組み等につき、素案の進捗状況をお尋ねいたします。


 次に、今やコウノトリは豊岡市のシンボルになっております。コウノトリの野生復帰事業は大変意義ある事業であると認識いたしますが、そのこととは別に、昨年のコウノトリ放鳥にお越しいただいた秋篠宮様のお言葉にもありますように、コウノトリは幸せを運ぶ鳥、赤ちゃんを授けてくれる鳥と人気があります。このイメージは大変大切にしなければならない要素であると思います。コウノトリが運んでくれる赤ちゃんの子育て支援に、豊岡市は国、県の施策に上乗せした、豊岡らしい特別な特徴ある施策を展開するとともに、市民の皆さんも子育てに地域ぐるみの支援、協力のあるまちづくりが必要と思います。市長は総括説明で健やかな子供の育成に数多くの施策を掲げられ、また教育長は教育行動計画策定の中で国、県の方針に加え、豊岡の子供は豊岡の力で育てるという視点に立ち、豊岡だからできる教育を6歳から15歳の子供を対象に、対象期間5年間での具体的な取り組みを掲げるとのことですが、総合計画策定の上でのコウノトリとの位置づけについてお尋ねをいたします。


 次に、農業施策でございますが、国の新たな農業政策が平成19年度から始まり、集落単位の組織づくりの検討が急がれる中、国の経営所得安定対策事業とは、どのように農業を転換しようとするのか、豊岡市の環境創造型農業との関連をお尋ねいたします。


 次に、行財政改革の推進についてお尋ねいたします。


 本年秋を目標に、豊岡市行政改革大綱を策定するとのことですが、既に推進体制として庁内に行政改革本部、その下に改革グループ会議、そして外部組織として行政改革委員会を設置され、検討が進んでいると承知しておりますが、今日までに大綱の策定方針及び行政改革に係る基準等の策定について報告いただいておりますが、この大綱の対象期間は平成18年から21年の4年となっております。まだたくさんの項目が残っており、急ぐ必要があると思いますが、情報開示と行政改革大綱決定までの予定をお聞かせください。


 次に、事務事業の評価システムの構築についてお尋ねいたします。


 合併以来、この1年間、新市の各市の事務事業を委員会及び会派の活動として状況把握のため視察してまいりました。新豊岡市は面積も広いが、行政手法、内容においても旧市町間で大きな差異があると思います。政策立案のためには事業の評価システムに照らして分析する必要があると思考しますが、検討状況をお知らせください。


 次に、バランスシート作成についてお尋ねいたします。


 合併して1年もたたないのに、最近の財政難を聞くにつけ、合併してよかったのか悪かったのかと市民の皆さんの声を聞きます。振り向いているよりも、合併前のわかりやすいバランスシートをつくり、そして今後の実績をもって説明責任を果たすべきと思いますが、お尋ねいたします。


 次に、職員の多様な勤務体制によるサービスの向上についてでございますが、豊岡市一般会計予算歳出のうち人件費の占める割合は約25%であります。我が国の産業社会や経済社会の構造変化、市民一人一人の働き方や就業意識の多様化が進行し、これまでどおりの労働条件管理や労務管理では、市民ニーズの対応にこたえることは困難と思います。また、行政改革により市の業務の民間委託、民営化が進む中、適切なる労務管理により市民サービスの向上を図る必要があると考えます。


 そこでお尋ねいたしますが、豊岡市職員の勤務時間に関する条例、条例施行規則及び規定について、一般的な事務職員と特別勤務職員に分けて勤務時間数と勤務時間の割り振りについて、要点のみお知らせください。特に特別勤務職員については、市民プラザに勤務する職員について、具体的にお答えください。


 次に、新年度予算についてお尋ねいたします。


 平成18年度予算は、自立と飛躍に向けた予算とのことですが、特徴と概要をお尋ねいたします。


 次に、中・長期の財政見通しを発表されておりますが、今後の投資的経費の充当可能予測をお知らせください。


 次に、都市計画税の使途の現状と今後の計画についてでございますが、説明資料によりますと、平成18年度都市計画税収入見込み額は5億5,330万円となっておりますが、使途の状況を具体的にお知らせください。


 次に、補助金等の見直し状況及び投資的経費の要求額と予算措置の結果をお知らせください。


 次に、円山川激特事業についてでございますが、工事全体として平成16、17年度の事業費ベースで60%程度の進捗率とのことでございますが、もう少し詳しくお答えください。そして、河道掘削土の最終処分地の選定状況をお尋ねいたします。


 次に、一日市・宮島堤防関連事業の18年度の予定をお知らせください。


 次に、KTR円山川橋梁かけかえ事業について、KTR側との具体的協議の進捗状況をお尋ねいたします。


 最後に、玄武洞公園整備事業についてでございますが、この事業は当初、国体開催までに完了するとのことでございますが、最近やっと工事に着手された経過でございます。年次別、具体的に整備内容をお知らせください。


 以上で第1回の質問を終わり、再質問は自席で行います。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは、行革に関するご質問にお答えをいたします。


 今現在、行革大綱の策定作業を進めているところですが、そのねらいとして持続可能な行政を確立するということを掲げました。平たく言いますと、つぶれてしまっては元も子もない、しかもつぶれる危険性が大変大きい、こういう厳しい認識の上に立って、持続可能な行政を確立するという目標を掲げました。


 現に、新年度予算も今ご議論いただいておりますが、市の歳入のうち交付税が約162億円、歳入に占める比率が38.3%。市税の93億円、22.1%を超えまして、豊岡市の中で、歳入で最も大きな費目になっています。


 ところが、他方で国の状況を見ますと、この地方交付税が今ねらい撃ちになっております。地方財政計画の出口ベースでも、既に5.9%の減という方向が出されています。今後、この交付税をさらに削減するという方向は相当な勢いで進んでくることを覚悟しなければなりません。


 今、予算で162億円ですから、仮に5%カットされただけでも8億円、一般財源が減ってしまう。そういたしますと、もう投資事業には一円も振り向けることができない、こういった厳しい状況にございます。


 そういったことでございますので、職員組合も本俸の方を平均4.8%減、調整手当の5%をカットといった大変厳しい、生活者としては大変つらい方向についても、職員自身が市民の信頼を得られるようにということで了解をしてくれたと、こういった状況にございます。


 そういう大変厳しい状況でございますので、1つには行政システムの改革、これも徹底的にぜひやりたいと思います。2つ目に積極的な情報公開、3つ目に市民との対話の推進、4つ目に受益と負担の適正化の4つの基本的な視点に立ちまして、現在、順次基本的な考え方を整理をしているところです。いきなりあれを切る、これを切るとか、ここをつけるとかいった具体論に入る前に、そもそもの考え方を整理しようということで、現在、その作業を進めているところでございます。


 かねてから議会にもご報告をいたしているところでございますが、ことしの秋には行革大綱を策定する、そういった手順で進めているところです。


 それから、情報公開を徹底すべきだというご指摘もいただきました。全くそのとおりでありまして、現在、行革委員会に提出した資料は原則公開といたしておりますし、行革委員会自体も公開といたしております。ただ、そうはいいましても、実際に9万人からの市民の皆さんから見ますと、その資料を現実に目にされる方、あるいはホームページを見られる方というのは極めて限られておりますので、別途、市民の皆様方に、なぜ行革なのか、つまり、今私たちがどれほど厳しい状況にあるかをわかりやすくご説明をさせていただく、そういったことをぜひ考えたいと思います。まだ十分できておりませんので、今後、古谷議員のご指摘も踏まえながら、積極的な情報提供に努めてまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、予算案の特徴といいますか、そのことをお答えしたいと思います。


 前の議員さんの質問で答えたと思いますが、市長の方からあったと思いますけれども、ことしの予算の特徴というのは、新総合計画策定後の本格的なまちづくりに向けまして、その基礎となる自立と飛躍に向けた予算であると、こういうふうに考えております。そして、それぞれの地域のいろんなバランスも配慮した予算というように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本構想の素案の進捗状況につきまして、ご答弁申し上げます。


 基本構想の素案につきましては、現在、職員で組織をしております豊岡市総合計画企画委員会の中で専門的な分野を分掌いたします部会を設けておりまして、そこで総合計画の策定に必要な基礎資料の作成、あるいは調査研究等の作業を進めているというところでございます。


 今後、昨年の市民まちづくり懇談会で出されましたご意見、また市民アンケートの調査結果も参考にしながら基本構想素案を取りまとめまして、本年5月には豊岡市総合計画審議会に諮問をいたしたいというふうに考えております。


 市民アンケート調査につきましては、昨年12月に市民の皆さん方1万5,000人を対象として実施をいたしまして、5,987人の方から回答いただきまして、約40%でございますが、現在、その集計作業、分析を急いでおります。集計結果等につきましては、4月の上旬には発表いたしたいと考えておりますので、いましばらくお待ちをいただきたいなというふうに思います。


 それから、議員の方からまちづくり懇談会の中での意見はどうだったかというご質問がございました。一々申しませんけれども、全体で328件のご意見をいただきました。その中で、分野別にたくさん分野があったんですけれども、一番多くありましたのが道路等、基盤整備の関係、あるいは交通政策、それが47件ございました。それから、それに次ぎまして、あとは地域振興、定住促進についての意見も37件と続いています。それから行革の関係も大変関心は高うございまして36件ございました。これらの意見の内容につきましては、市のホームページの方にも出しておりますので、ごらんをお願いしたいなというふうに思います。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは、コウノトリと子育て支援についてご答弁申し上げます。


 議員ご指摘のとおり、秋篠宮妃殿下の第3子のご懐妊にあやかり、コウノトリのまち豊岡らしく、コウノトリと赤ちゃんをキーワードにした少子化対策の取り組み施策ができないかということでございますが、ただいまのところ具体的な方策等については浮かんできておりません。しかしながら、現在議論いただいております、また平成18年度秋までに見直しを予定しております豊岡市次世代育成支援対策・地域行動計画の策定委員会に一度投げかけてみたいというふうに思っております。


 赤ちゃんを運んでくるのはヨーロッパのコウノトリで、日本のコウノトリは幸せを運んでくると言われております。子供たちの元気な声が響きわたるまち、こういうまちというのが何よりも幸せなまちの象徴であろうと思っております。この豊岡が子供を産み育てやすいまちとなりますよう、今後とも取り組んでいきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 私からは、事務事業評価のシステムにつきまして、お答えをさせていただきたいと思います。


 この事務事業評価につきましては、これまでも議会におきまして、たび重ねて質問をいただきまして、そのたびに答弁をさせていただいているものではありますが、この事務事業評価は一足飛びにできるものではありません。そこで、現在の豊岡市においてどのような事務事業があるのかを探るために、まず業務の棚卸しを行って、またそのような事務事業がどのような目的と手段との関係になっているかを検討する必要があります。


 そこで、現在は業務棚卸しの作業を終えました。そうしたところ、大体6,000ぐらいの業務が出てきたところです。この業務、6,000ですとかなり数が多うございますので、大体600から1,000ぐらい、ちょっとまだ数は決めておりませんが、事務事業という形でくくり直して、目的と手段との関係で整理いたしたいなというふうに考えているところです。


 一方、たくさんの自治体で行政評価が既に導入されておりまして、例えば評価指標を設定する基準がなくて有効な評価を導き出すための指標の設定が困難であるとの指摘が多くの自治体でなされているところです。そのために、どれだけの効果をもたらしたのかを数値によって点検する成果指標による事務事業評価を導入するかどうかについては、行政改革大綱策定に係る過程で、その効果や課題点を踏まえながら検討してまいりたいなというふうに考えているところです。


 これまでも説明してきましたとおり、事務事業評価システムの導入につきましては検討しているところですけれども、システム導入の是非にかかわらず、事務事業につきましては民間活力導入の指針に基づいて市の関与が必要なのかどうか、必要だと判断された場合には包括的に民間にゆだねることはできないかどうか、こういったことを検討する必要があると考えておりまして、鋭意事務方では作業を進めているところです。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 平成19年度から実施をされます経営所得安定対策等大綱と環境創造型農業との関連について、絞った形でご質問がございました。お答えいたします。


 経営所得安定対策等の大綱につきましては、担い手に集中化、重点化をした支援を行う、いわゆる品目横断的経営安定対策というものと、それから地域における共同活動と営農活動を一体的に支援をいたしまして、その相乗効果をねらうという農地・水・環境保全向上対策、これを、国の言い方をしますと車の両輪だということで、19年度から実施をされます。


 両輪の一つでございます農地・水・環境保全向上対策でございますけれども、地区全体の農地ですとか、あるいは農業用の施設、例えば水路ですとか、そういうものですが、そういう資源保全を図るための共同活動への支援ということと、もう一つは営農活動への支援というものがございます。特にこの営農活動への支援につきましては、活動組織内の農業者が協定に基づきまして地域でまとまりを持って、そして化学肥料、あるいは化学農薬の大幅使用低減、これは一例でございますが、そういうもの、いわゆる環境創造型農業の先進的な取り組みを実施した場合に支援をしようというものでございます。


 豊岡市におきましては、国の施策に先駆けまして、人にとりましても大変すばらしい環境でございます、コウノトリもすめる豊かな環境を再生、創造するための化学農薬あるいは化学肥料の使用の低減でございますとか、あるいは冬期湛水、あるいは中干し延期などの、生き物を同時にはぐくむ環境に優しい農業を行ってきたところでございます。


 これらは環境創造型農業の一つの模範事例であるというように思っておりまして、国の今回の施策のねらいですとか目的でございますとか、まさにそういうものと一致をする、軌を一にしたものだというように思っております。これからも、新しい施策が出てきたわけですが、そういうものを有効に活用しながら、さらにコウノトリもすめる豊かな環境を目指して取り組みを強めてまいりたいというように思っております。よろしくお願いをいたします。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 1点目のバランスシートにつきましてご答弁申し上げます。


 これにつきましては、昨年お示しをしたわけですけども、16末の本市の状況でありますが、資産については1,896億円、負債については約767億円、正味資産については約1,129億円ということになっております。


 市民1人当たりで見てまいりますと、資産については205万円、負債については83万円、正味資産は122万円ということになります。さらに、類団と比べると、資産については1.6倍という高い水準にあるわけですが、一方で負債についてもそれ以上の、約1.8倍というふうなことになっておりまして、将来の世代への負担が大きくなっているといった状況がございました。


 合併前と比較し、検証が必要ではないかというご意見があったわけですが、この比較検証につきましては、合併後、一定の期間がたちました後で、3年ないしは5年になるかと思いますけども、その期間に行った資産形成等を積み重ねたバランスシートと、今年度作成をいたしましたバランスシートを比較することで、合併後の行政運営に係る効果などを検証することができるんではないかというふうに考えております。その際には検証結果をお示しをし、説明責任を果たしていきたいというふうに考えています。


 次に、職員の勤務状況等についてのお尋ねがございました。職員の勤務時間につきましては、職員の勤務時間、休暇等に関する条例でまず原則的な勤務時間を決めておりまして、1週間当たり40時間というふうに定めています。また、同じ条例の中で職務の特殊性によっては40時間を超えて勤務する必要がある場合についても規定をいたしております。


 一般の職員の場合でありますが、同じ条例の中で一日の勤務時間については8時間を割り振るというふうに定めておりまして、公務の運営上の特別の形態によって勤務をする必要のある職員、これは特別勤務職員と呼んでおるわけですが、それらについては、その勤務時間の割り振りを別に定めるというふうなことになっております。なお、同じ条例の中でも週休日の振りかえについての規定も定めています。


 次に、先ほど申し上げました特別勤務職員の勤務時間でございますが、これについては条例施行規則の中で勤務時間の割り振り及び週休日の基準として勤務日が引き続き12日を超えないように、かつ1回の勤務時間が16時間を超えないようにしなければならないといったこと、さらには週休日の日数の基準を定めています。


 具体的な勤務時間の割り振りにつきましては、職員の勤務時間等に関する規定を設けておりまして、その中で通常の勤務時間は午前8時30分から午後5時15分までと定めていますし、特別勤務職員の勤務時間につきましては、保育所や老人ホーム、あるいは教育の施設でいえば図書館がございますが、その中で施設勤務職員等の場合の規定を定めています。


 市民プラザの職員の勤務時間についての具体的なお尋ねがあったわけですが、先ほどの規定の中で、そこに勤務する職員の勤務時間についても定めておりまして、具体的には午前8時30分から午後5時15分までの通常の勤務時間、そしてもう一つは午後1時15分から午後10時までの2つのパターンを定めています。


 次に、中・長期の計画のご質問がございました。昨年、これにつきましてはお示しをしたところでありますけども、特に投資的経費がどうなるんかということがございました。18年度でございますが、投資的経費ということで、この中・長期に掲げております金額で申し上げますと5億500万円、そして19年度になりますとこれがマイナスになりまして3億3,300万円、平成20年度についてはマイナスの5億1,700万円、21年度につきましてはマイナスの2億5,900万円、22年度が1億4,100万円のマイナス、そして23年度にようやくマイナスからプラスに転じまして3億3,100万円、24年度が9億5,500万円、25年度が10億1,200万円、26年度が18億7,800万円といった数値を予測をいたしております。


 ただ、この中・長期につきましても、これは三位一体の改革の影響等を反映しておりませんので、これらにつきましては今後、見直しを当然図っていきたいというふうに考えているところです。


 それから、次に都市計画税の使途についてのお尋ねがございました。これにつきましては、予算の説明資料の最終ページ、63ページに掲げておったわけですけども、昨日、正誤表もお出しをさせていただきまして、一部、内容に誤りがございましたので、おわびを申し上げまして、改めて使途の状況につきましてもご説明申し上げます。


 まず、都計税の収入見込み額、これは5億5,330万円でありますが、使途であります。4点ございまして、まず1点目が市街地整備改善事業費の一般財源に充当するもの、これが1,000万円です。具体的には豊岡駅周辺の測量設計の委託料に充てるものであります。次に、大開一日市線整備事業費の一般財源に充当するもの、これが450万円であります。それから3番目にTMO推進事業費、豊岡駅通りの商店街のアーケードの整備支援でございますが、これについては691万4,000円ということになります。そして割合で見まして一番多いもの、これが次の4点目になるわけですが、過去の都市計画事業に係る元利償還金の一部に充当するもの、これが金額で申し上げますと5億3,188万6,000円ということで、パーセントでいいますと96%といったことになります。


 それから、新年度予算の中で投資的経費の査定率はどうかというお尋ねがございました。これにつきましては、要求額が114億円、これに対して査定額は68億円ということですから、査定率については60%、つまり40%についてはカットしたということでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 円山川激特事業につきまして、進捗状況であったりや、新年度の予定につきましてお答え申し上げます。


 国土交通省からは、昨年の雪で少しおくれはあったと、このように聞いておりまして、ただ、17年度事業で予定をしております工事はすべて発注をされております。進捗につきましては、今定例会で市長が総括説明でも申し上げましたとおり、1月末現在で事業費ベースにしまして60%ということですが、せんだって、先週ですけれども、国土交通省に確認いたしますと、10ポイント上がりまして2月末では70%と聞いております。


 次に新年度、18年度の事業計画ですが、これも近いうちに記者発表されるというふうに聞いておりますけれども、河道掘削、また築堤、堤防強化、内水対策が行われまして、また新たに構造物の改善、いわゆるKTRの橋梁であったりや新田井堰等であります。さらには防災拠点事業ということで六方、また鳥居防災ステーションの事業が始まると、このようになっております。


 続きまして、河道掘削の関係で、その最終処分地の件でありますが、河道掘削の掘削土量、全体でおおむね460万立米と現在聞いております。その一部、約40万立米につきましては香美町の香住区の財団法人兵庫県環境クリエイトセンターに処分すると、このように伺っております。そのほかにつきましては、まだ現在、処分地の検討が進められていると、このように聞いております。


 次に、一日市・宮島堤防の件でご質問がありました。若干これまでの経過等を申し上げてご理解をいただきたいと思うんですが、昨年の8月には地元の説明会をさせていただき、さらには9月、用地の境界立会等をしております。そうする中で、18年度におきましては今後、用地の面積の確定であったりや、また単価の明示、そして家屋、物件等の補償額の交渉といったところになろうかと思いまして、18年度では用地補償、物件補償に全力を挙げると。そして、それらができますと、工事に早期着工するというような段取りだと思っております。


 続きまして、次にはKTR橋梁の関係でありますが、その状況ということであります。国土交通省とKTRとの間で3月にKTRが詳細設計を行うということで協定がなされました。平成18年度には詳細設計が行われまして、その後、工事に向けた作業が進められると、このように考えておりますし、また、現在のそれらの状況なんですが、現在位置をおおむね1メートル50ほどかさ上げをするということでありますし、そのようなかけかえ計画をするということになっておりますので、さらに詳細設計が検討されるということであります。


 また、ちなみにそのような状況になりますと、市道であったりや県道等の調整があるために、それらが整理された段階で地元の方々に説明されるものと、このように考えております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) それでは、玄武洞公園整備について、お答えをさせていただきます。


 この事業は、平成14年度に基本構想、引き続いて平成15年度に基本計画を策定いたしました。のじぎく兵庫国体には全国から、選手はもとより応援にも多くの方々がお越しになりまして、豊岡市の観光資源を見ていただく絶好の機会であるということから、ぜひとも国体までに一定の整備をするべく計画をいたしておったわけですけれども、平成16年10月の予期せぬ台風23号の災害によりましてスケジュールの見直しを余儀なくされました。そこで文化庁や兵庫県教育委員会とも協議をいたしまして、完了予定を平成20年度に変更いたしたところですが、事情をご理解をいただきたいというふうに存じております。


 また、年次別の具体的な内容についてお尋ねがあったところでございますけれども、今年度は主として玄武洞、青龍洞の整備を考えておりまして、仮設道路、それから仮設の足場、並びに玄武洞、青龍洞の洞の上部の伐採、それから壁面の植生を除去する作業、並びに落石をいたしておりますけれども、この落石を除去するといった業務を予定いたしております。並びに一部園路整備の予定をいたしております。


 それから、18年度ですけれども、この年度については、主として白虎洞と南北の朱雀洞を中心に考えておりますけれども、仮設道路並びに洞の上部の伐採工、それから壁面の植生除去並びに落石の除去、こういったことを考えております。さらには玄武洞前の広場の造成工事、そして青龍洞前の池の整備、これらも来年度、していきたいというふうに思っております。さらに、休憩所がありますけれども、これの解体も18年度に予定をいたしております。


 それから、19年度におきましては、園路整備並びにベンチ、案内板、あるいは解説サイン、こういったものの整備、並びに休憩所の解体を18年度に行いまして、19年度には、今度は学習棟として活用していきたいということで整備をしていきたいと思っております。


 さらに、20年度につきましては、残った園路整備、あるいはベンチの整備、手すり、植栽等を考えているところでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 質問の都合で順番、後ろから再質問をしていきたいと思います。


 やっと玄武洞公園整備に着手いただいておりまして、工事用道路等で今かかりつつ、いただいておりましてありがたいというふうに思っております。


 そういった中で、先ほども説明ありましたように、国体開催までには少しでも皆さんからいい玄武洞を見ていただきたいという思いが地元の皆さんも持っておいでます。そういった中で、18年度事業4,000万円、予算をつけていただいておりますけれども、現在やっていただいておる17年度事業に引き続いて、この国体までにできるだけ完了いただくように18年度事業を早期発注・着工していただきたいというふうに思うわけでございますけども、いかがでございましょうか。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) できるだけ早期着手をいたしまして、国体までにはちょっとでもよくしていきたいというふうに考えておりますが、何分この4,000万円の総事業費を国体までに全部ということは、ちょっと工期的に難しいかなあというふうに思っておりまして、国体までには一定の整備を終えまして、国体期間中はちょっと工事を中断するというふうな形になりますけれども、また国体後に残った部分を行っていくというふうな予定をしているところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 予算が通過しましたら、ちょっととは言わずに、本当に頑張って、せっかくのチャンスでございますので、地元から見ますと青龍洞や玄武洞の落石を取っていただくだけでも、本当にすばらしくなってくるというような実感で期待を込めておいでます。ぜひよろしくお願いしておきます。


 次に、円山川の激特事業の関係で、一日市・宮島堤防の関係で再質問いたしたいと思います。


 精力的に関係、国土交通省、県、市も頑張っていただいておりまして、この3月末には買収地等の評価額等の発表があって、地元の説明会があるやに聞いております。そういった中で、地元としては相当数、50軒も60軒もの移転が必要となってきます。そこで現在、移転先を地元として絞り込んでおいでます。移転先が、予定が決まった場合には、その移転先の造成、ライフライン等を急がなければ、この21年までの移転完了と、工事完了いうのは不可能だと思うんですけれども、市も特別な指導、支援をお願いしたいと思うわけでございますけども、いかがでございましょうか。


○議長(綿貫 祥一) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 今、単価の発表を3月末というふうに議員の方からございましたんですけど、若干これおくれておりまして、国交省の話では新年度になるかなという状況でございます。


 それから、移転の関係で造成の支援ということでございますが、大体この一日市・宮島堤防関連での地権者の数が108名ほどいらっしゃいます。物件でも126物件ほどございますので、いろいろと移転先のことにつきましては国の方である程度アンケートをとっておられる状況もございます。そのアンケートの中によりますと、自分の持っとる土地で対応される方というのはほとんど多いんですが、集団的な移転、まとめて移転をしたいという方が、今のところでは5名程度いらっしゃるというふうに聞いております。ただ、国の方では19年度中にこの用地を明け渡して移転をしていただいてというようなこともございますので、まだ新年度になりませんと単価表示も出ません。そうしますと、補償の内容でありますとか、そういうものがはっきり明記されませんので、それらが確定した段階での移転となると思います。現段階では、市の方で集団的な造成でありますとか、そういうことについては、まだ具体的な考え方を持っておりません。まず難しいのではないのかなという気はいたしておりますが。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 地元の皆さんも、何とかこれを機会に、これまで地盤沈下等で非常に困っていたというような状況の中で、この円山川、一日市・宮島堤防の改修と、上を走っとる豊岡港線の改修、加えて豊岡市といたしましても大開一日市線の整備に同時着工するというような配慮をいただいておりまして、この5年間で村づくりも一緒に考えていきたいというような思いを込めておられます。どうか地元の期待にも、本当に市の方も頑張って、この事業が予定どおり完成いたしますように、ご存じのように一日市・宮島堤防は地元ということだけでなしに、豊岡の市街地を守る重要な堤防でございます。格別のご協力をお願いしていきたいというふうに思います。


 それでは、次に新年度予算についてお尋ねいたします。そういった中でも、特に中・長期財政見通しについてお尋ねしていきたいと思います。


 先ほども答弁いただきましたように、投資的経費がどうなるんだろうというような数字で見守っております。前の年、17年には12億1,000万円という数字が上がっておる中で、先ほど部長、説明されましたように、18年度は5億500万円でございます、この見通し案では。ところが実際では、新年度予算では財政調整基金を取り崩し、あるいは繰り越しを2億円ほど入れられていると、そういうような措置もされて、先ほど投資的経費、事業費ベースで、総額ではございますが、110何億円のうち60%ほど配慮されとるというような状況でございます。


 ここでちょっとお尋ねしていきたいと思うんですけども、5億円しかなかったものが、財政調整基金等を入れたとしましても、事業費ベースで60何億円にもなってきているという、そこらの仕分け、補助金とか起債を起こしてこういう結果になり、非常にいろんな、過疎債を適用してとか、いろんな配慮をされてると思うんですけれども、その辺の配慮をどうされたかというところをお聞きしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほど要求額が114億円に対して査定が68億円ということを申し上げました。予算の説明書の中で、これは40ページにあるんですけども、そこでは需用費について数値を上げとるわけですけども、その中では、本年度については47億8,000万円、それに対する一般財源が5億8,300万円といったあたりです。先ほどの68億円との差額につきましては、これは臨時的経費も含めた額が68億円です。具体的に言いますと、特に特殊的な要因があるもの、国体とか、そういったものを含めますと先ほどの額になるわけでして、通常の事業費といいますか、建設を中心にしたものでいきますと、もともと中・長期で想定しておりました48億円、それに対する一般財源が5億8,000万円というふうなことで、ほぼ計画に近い数値ということが言えようかと思います。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 投資的経費が5億円あったというような結果からして、68億円の事業が予算化できるというような結果になっております。ところが、これから19年度、20、21、22年度の状況を考えますと、先ほど説明ありましたように、19年度は数字で見ますと3億3,000万円の赤字だというようなことで、22年度までは、ここの数字では投資的経費がゼロであるというような状況からしますと、本当に厳しいことだなと。少しでももとがあれば何倍かにふやしての事業ができるんだけど、マイナスのゼロと、このゼロということは、本当に新しい事業が思いつけないというような数字だというふうに理解するんですけども、この辺の所見をお尋ねしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 確かに数字的に見ますとマイナスでありまして、例えば道路関係、新たな建設事業ができないといった状況にはあります。そうはいいながら、まるっきり現実問題、事業ができないということは考えられません。そうするためには、やはり先日来出てますけども、歳出面をさらにカットしていく、歳入面をふやしていくといったことで対応せざるを得ないのかなというふうに思ってます。


 たまたまことしの場合は、いみじくも議員がおっしゃいましたように繰越金と、それから財調取り崩しで舞が舞えたわけですけども、この財調とても、いつまでもあるわけでもありませんので、より一層歳入歳出両面での見直しが必要であろうというふうに認識をいたしております。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) さらにお尋ねしたいと思うわけでございますけども、23年から26年については黒字になると。25年には10億円、あるいは26年には18億何ぼ投資的経費があるという数字が上がっておりますが、この試算の前提としては、現在計画されているものというようなことの大前提で、この試算をされていると。今後につきましては、市庁舎の建設、あるいは北但広域のごみ・汚泥の大事業の関係、あるいは病院跡地の関係が出てくると思います。これらの事業に対しての計算はこの数字の中に入っているのかどうか、お尋ねいたします。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ご指摘の事業、庁舎建設、広域ごみの負担金、あるいは豊岡病院跡地の利用に関するものにつきましては、この中・長期の中では、それは見ておりません。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 見てないということは、大変厳しい状況であるというふうに思います。そういった観点の中から、財源確保には格別な努力が必要であるというふうに思います。


 そういった中で、都市計画税の使途と今後の目標について、事業計画についてお尋ねしていきたいと思います。


 都市計画税、歳入5億5,000万円あるうち、これ目的税でございますね、そのうち使途については、先ほど1から3まで、新しい事業、市街地の整備に1,000万円、大開一日市線にことしは450万円、TMOの関係に690万円というようなことで、新規の事業にはほとんど、5%ぐらいの数字で、過去の都市計画税に係る元利償還金に充当されているという現状であります。その過去の都市計画税、ここにも書いてありますけども、過去の都市計画税の元利償還金、どういうものですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 例えば中央公園、都市下水路、駅前再開発、大門線等の事業、そして公共下水道、さらに特定環境保全公共下水道、そういった内容でございます。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 今説明がございましたように、中央公園、都市下水路等に3億3,000万円ほどが充てられております。これはまだ過去の都市計画事業の中でも、理屈は私はわかる、理解いたします。その後の公共下水道、特定環境保全公共下水道、これらに4億5,000万円ほどという状況でございます。この下水道事業につきましては、下水道料金改正のときに、企業債の元利償還、金利等は料金改正の試算の中で議論をいたして、企業会計の方で、これは減価償却積立金等で回していけるはずではないかなと。


 また、もう一方で思いますのに、下水道事業の18年度の予定の中で、新規、18、19の継続事業でございますが、豊岡と日高の浄化センターの事業が計画されております。企業部長にお尋ねするんですけども、その事業はどういう事業でございますか。


○議長(綿貫 祥一) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 事業につきましては、日高中央の処理施設、これにつきましては、既にこれまでから最終の計画に基づきまして施設の池をつくるというものが1基残っておりました。それについて整備するものであります。


 また、豊岡市の浄化センターにつきましては、現在、汚水処理施設の共同整備事業ということで、MICS事業をやっております。これは汚泥を持ち込んで、そしてそれを脱水して脱水ケーキにするといった施設整備であります。これらについて、両方でざっと5億3,000万円ほど予定をしております。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 豊岡市の浄化センターの汚泥を、脱水したケーキ状のものを乾燥させるというようなことの事業、これはせんだっての全員協議会、北但行政絡みのときも方向づけは市長からも答弁いただいておりまして、理解はいたしております。特別にこれが、これらの豊岡浄化センター、あるいは日高の中央浄化センターの事業をされるということは、私は何ら反対するものでもございません。しかし、企業会計が合併によって一体化してきて、そして平等に一般財源からこれらが、あるいは企業の努力によって、独立採算というんですか、一応経営なされている中で、いつまでも目的税である都市計画税をずっと使っているというのは、大変僕はやはり活性化のためにも問題があるんではないかなというふうに思います。


 先ほど中・長期財政見通しでも申しましたように、いかに5億円ぐらいの金が大切かと、この金があればこそいろんな投資的な事業が前向きにやっていけるという、大変大事な金でございます。ぜひ、これ目的税でございますので、都市計画区域の事業に使っていただきたいというふうに思うわけでございますけれども、今後の都市計画事業、どのようなことを考えておられますか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 都計税につきましては、基本的にはこれは目的税でございますので、都市計画法に基づく事業に充てていくと。また区画整理事業等に充てるというふうになっています。


 合併に際しましては、豊岡市だけがかけておったいうことがあって、そのまま引き継いだという格好になっているわけですけども、合併した後、これから将来に向かってどういうふうな都計の事業があるのかと、また過去に事業をしたものもございますので、今、議員がおっしゃいましたように、それに対する借金をしてしていますので、それを返済するにも充てるという格好になりますけども、今のところでは、例えば都計道路の関係も、大開一日市線等の関係もありますし、また駅前の駅広の関係で、まだ方針ははっきり決まってませんけども、将来的にはそういったものも方向が決まれば取り組んでいくという格好になろうかなというふうに思っています。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) ぜひ希望の持てるような、やっぱり事業展開を積極的に考えていただきたい。と同時に、この都市計画税、本当に自主財源として重要な財源であると思います。このような厳しい中でございますので、新市全体的なあり方についても、新市にこれを早急に検討していく必要があるんではないかというふうに思うわけでございますけれども、これまでも答弁いただいておりますけれども、再度お尋ねいたします。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 都市計画税につきましては、先ほど申し上げましたけども、合併に際しまして、合併の前日に課税している区域、そして税率を新市に引き継ぐという格好になりましたので、旧豊岡だけがかかっているという格好になっています。これにつきましては、なおかつ新市において都市計画マスタープランを策定をして、また都市計画区域の見直しを行うと。そのときに合わせて検討するというような方向づけがなされております。


 今後のことでございますけれども、現在、総合計画の策定作業に入っています。それを受けまして、平成19年度に都市計画のマスタープランをつくっていきたいというふうに考えています。なおかつ、マスタープランをつくりました後に、それを踏まえて翌年の平成20年度には、今度は都市計画の見直しをしたいと考えていまして、そういった一連の作業の中で、将来の都計事業の見直しも含めて、十分に検討していきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) よろしくお願いしたいと思います。


 それでは、時間の関係もありますので、行財政改革の方に入っていきたいと思いますが、大変厳しい財政の中でもありますために、本当に先ほど市長、答弁もいただきましたが、積極的に市民の理解を得て、これが進行していくように期待するわけでございますけれども、1点、職員の多様な勤務体制によるサービスの向上ということで再質問させていただきたいと思います。


 今、豊岡市は行革も含める中で民営化、あるいは民間委託、また設管制度の導入、これが進んでおります。ということは、これらを実施していきた場合に、やはり職員の方がそちらに一緒についていくという例は少ないと思います。やはり瞬間的には労力は余ってくるというようなことが考えられると思います。そういったときに、やはり金がなければ知恵を働かせて、人間が動いて市民サービスの向上を図るということが必要かと思うわけでございますけども、例えば、せめて本庁の業務でも、やはり夕方8時まで開いておくとか、あるいは土曜日も仕事、これは一部の市民課とか、そういうところということになろうかと思いますけども、考えていくと。あるいはまた、たくさんの税金の滞納があると。この集金業務を、滞納システム、電算システムを取り入れるのももちろん結構でございますけども、それを使って実際集金業務に歩く人は、OBの人を頼むのも結構でございますけれども、やはり職員みずからが出向いていくと。これには、おられるときに行かなあかんというふうなことからなりますと、各職場で一年、忙しいときとそうでないときとあろうかと思います。計画的な時差出勤によって、市民プラザのように朝8時半から5時15分までに来る人と、一部は昼から来て夕方、10時ごろまでやっぱり集金に出歩くと。あるいは学校給食、上下水道、家賃の滞納、あるいは市民税等、それぞれ職場でいろんな課題があろうと思うんですけれども、そういう勤務体制を、やはり知恵を働かすということは非常に大事だと思います。


 先ほど部長から答弁いただきました条例、規則、規定、これを組み合わせていきますと、可能なことが大分あるんではないかなと労働基準局にお尋ねもした中で、市の条例、規定等の改正で十分可能だと。普通の企業は当たり前でやってますよというようなことを言っていますけども、お考えをもう一遍、再度お聞きしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 確かに議員ご指摘のように、条例上も、規則、規定上も、そういったことは可能ではあります、現に他の施設では行っておりますから。ただ、例えば税の徴収というようなことで申されたわけですけども、要はそういった時差出勤制度については、年間を通しまして恒常的にその業務があるといった場合には、そういった規定等も変える、そのことによって実際、徴収業務に携わるといったことも可能でありますけども、ただ、1年間のうちで相当程度の日数が設定されれば、それも可能であるわけですけども、そのうち何日だけとかいった部分については、なかなかこれの適用についてはちょっと検討を要するんではないかというふうな思いを持っています。


 ただ、行革が、最近出しました歳入確保の中でも、議員ご指摘のそういう勤務体制についても記述もございますので、これはちょっとさらに研究が必要かなあということでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 私も議員にならせてもらってから今日まで、あるいは自動車教習所の件、あるいは学校給食センターの件で、やはり勤務時間の多様化ということを申し上げてきたわけでございますけども、部長も先ほど答弁いただきました、こういうことがあるからできない、これからこういうことがあるからできないではないかなというようなマイナス思考でなしに、こういう問題点はあるけども、どうしたらこれはできるんだろうか、どうしたらこの問題をクリアできるんだろうかというプラス思考で、この問題も考えていただきたいというふうに思います。


 次に、農業問題と最初の総合計画の中のコウノトリの位置づけというようなことの中で、私の期待、思いも込めてお尋ねをしていきたいというふうに思うわけでございますけども、きのうからの、コウノトリと農業の件でいろいろと質疑が出ております。本当に食の安全を守る上では、食べて、消費者の皆さんから安心していただけるものを提供していく必要があるということは、農業、感ずるわけでございますが、そういう面では何ら異存ないわけでございますけれども、市長、お尋ねしたいんですけれども、コウノトリが田んぼに上がって水田でえさを食べなかったら、そういう農業でなかったらあかんのかと。これは決して今度提案されております議案に賛成とか反対とかいうようなことでなしに、フリーなことでお尋ねしていきたいと思うんですけれども、我々の今、田んぼを見ますと、本当に農薬なんかも使わんようになってきてまして、水路なんかにはたくさんのメダカやタニシ、ドジョウがおります。そして排水路の川にもおります。昔からも、ちょうどコウノトリのイメージが昔のきれいな写真に載っていますように、谷川で牛と農家の皆さんとコウノトリが遊んでいるというような光景、必ずしも田んぼの上、せっかく耕地整理した田んぼの上に行ってえさを食べんかっても、水路でもええんではないかなと。あるいは現在、円山川の大改修が始まっておりまして、たくさんの高水敷、今、私たちの田鶴野地区のとこらにも工事中で土が上がっていますけど、完了したときには高水敷にたくさんの水辺の地域をつくってほしい。ひのそ島についてもそういうものができてきております。そういうとこに大いにコウノトリが遊んできてほしい。


 ちょうど私は今、玄武洞公園もきれいにしていただいております。あそこに上がってみますと、眼下がちょうど円山川の高水敷でございます。そこに、田んぼにも上がってもいい、我慢してくれよと、だけど高水敷にツバメも来る、あの地帯、ツバメも来ます、高水敷にコウノトリが飛んでいる姿を観光客の方にも見ていただきたい、そんな思いでございます。


 そして、またコウノトリの、赤ちゃんと申しましたけれども、若い二人が結婚したら、ぜひコウノトリの郷公園にも来て、そしてまた城崎温泉に泊まって、そして赤ちゃんを、こんなことにならんのかなあというような思いも、思っています。ご所見を伺いたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 大変夢のあるお話をいただきました。もちろんコウノトリ自体のえさ場ということで見ますと、水田のみならず河川敷といったご指摘もございましたけれども、堤外の湿地でもってコウノトリがえさを食べる。もちろんコウノトリだけではなくて、さまざまな生き物がそこにすむ。それから水路の方も、自然の度合いを強めれば、そこでコウノトリやいろんな生き物がすむことができますので、豊岡のまちのさまざまな場面でそのような姿ができれば大変いいなあと私も思っております。


 現に、国土交通省と兵庫県も自然再生計画というものを策定をしております。これは堤外湿地を今後10年間で約200ヘクタール、現在の湿地面積の約3倍にするという、こういう計画でございますので、これも今後、着実に進んでいくものと思います。


 そして、そういったいわばおおらかな風景をたくさんの人が見に来ていただいて、そして城崎温泉に泊まっていただいて、特に柳湯は子授けのお湯だというふうな話もあるようでございますから、そういったものに引かれて多くの方がおいでいただけるとすると、豊岡としても大変ありがたいと、そういう気がいたします。


 もちろん赤ちゃんができるかできないかというのは、単にコウノトリを見たら済むというようなことではないと思いますけれども、少なくともいろんな不安に駆られ、あるいは焦りを感じておられる方々が、コウノトリが悠然と舞う姿を見て、多少とも心が慰められるとすると、それは大変意味のあることではないのかなと、そういうふうに思っておりまして、古谷議員が今、絵をかかれましたような姿が実現できるように、私としても全力を挙げたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) 時間も残り少ないわけでございますが、教育長、お尋ねしたいと思うんです。


 教育行動計画の中で、豊岡の子は自信を持って豊岡が育てるんだと力強い方針を出していただいております。所見を伺いたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 行動計画そのものの中にいろんな施策を取り込んでおります。これは、最初にもお話ししましたように、やはり今、豊岡の子供たちの現状を見ましたときに、今すぐ取り組まなきゃならない課題がたくさんあると。そういった中で、確かに国や県の施策に頼ることも必要なわけですけど、それ以外で本当に豊岡の力をもってして子供たちを育てるという視点も大切ではないかなという思いを持っております。そういった中で行動計画の86項目、今後、年度ごとの教育基本方針の中に取り込んでいきながら、頑張って取り組んでいきたいと、このように考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 12番、古谷議員。


○議員(12番 古谷 修一) どうもありがとうございました。以上で私の質問を終わります。


○議長(綿貫 祥一) 以上で古谷修一議員に対する答弁は終わりました。


           ────────────────────


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は11時です。


                午前10時50分休憩


           ────────────────────


                午前11時00分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、11番、谷口勝己議員。(拍手)


                〔谷口勝己議員 登壇〕


○議員(11番 谷口 勝己) 11番、谷口勝己でございます。


 先輩議員、熊本善兵衛議員のありし日をしのびつつ、謹んでご冥福をご祈念申し上げます。


 通告に従いまして、一般質問を行います。


 平成18年第1回市議会の初日、市長総括説明とともに新豊岡市として初めての本格的な市行政推進のための予算の提案がなされました。誇りとやすらぎに満ちるまちづくり、豊岡における暮らしに安らぎがあるまち、全体に輝きを、対話と共感、自立のためのまちづくり、未来への責任を果たすまちづくりについて、中貝市長から丁寧に、また力強く行っていただきました。


 厳しい財政事情の中で新施策、それに伴う予算編成、市長を始め幹部職員の皆さんには、やりくりに大変ご苦労も多かったと思わせていただき、このご苦労に対し敬意と感謝をしつつ、しっかりと総括説明を受けとめさせていただきました。


 また、同時に新豊岡市の発展と、市民が幸せ多き行政をと、大きな期待をするものであります。近隣市町にありましても、本市と同じように財政事情は極めて厳しいようであります。市長合併によって前途に希望を抱きつつも、現状では合併してよかったと実感できるものもなく、明るさも見えない状況にあると思えてなりません。近隣市町においても、真っ先に取り組みがなされている問題から質問に入りたいと思います。


 最初に、行財政改革について。その中で、人事行政、職員の待遇問題に絞りたいと思います。


 今議会に提案されていますが、厳しい財政事情の中で大きな割合を占める人件費の削減のために、市長等特別職を始め議員報酬、職員給与の引き下げなどの条例改正が行われようとしております。給与等引き上げの条例改正案でありますれば、皆さん笑顔で対応できるでしょうが、引き下げはショックであり、悲惨であります。特に職員給与につきましては、50年ぶりとなる給与構造の抜本的改革・改正であり、給料表の改定、その上平均4.8%の引き下げ、年功的な給与上昇の抑制、実務・実績による給与への反映など、さらに長年にわたり恩恵に浴した調整手当の廃止、一度に大変なこととなりました。職員団体との関係もあり、今回は余計にご苦労があったんではないかとお察しいたします。


 ところで、昨今の風潮として、官民格差をなくせといって官や公をたたいておりますが、そんなに官公庁の職員は恵まれているでしょうか。能力的にも問題があるのでしょうか。このようなことが続けば、近い日に必ずや反省する日が来るんではないかと思います。


 また、これまでに市長は類似規模の市と比較して、豊岡市は約200人の職員が余剰状況にあるとおっしゃっております。その上で、今後10年間で余剰人員を減らしていきたいともおっしゃっております。大体計画どおり進んでおりますか。現状と見通しについてお伺いいたします。


 また、給与についてでありますが、行政職給料表一つ見ましても、現行9級制から7級制に変わり、号給につきましては現行の4倍以上、2級、3級では最高号給が125号給となっております。確かに給料自体低く抑えてありますが、事務処理、人事管理上に、また難しい問題が新たに多く生じてくると思いますが、新制度について市長はどのようにお感じなのか、率直なご感想をお伺いいたします。


 次に、知見八鹿線についてお伺いいたします。


 この道路は、県道十戸八鹿線として改良整備すべく長い年月、旧三方村時代から村民の強い要望が続けられてきました。三方村には5,000人余の住民が生活し、古くから2本の県道があり、1本は東西に縦貫する耀山日高線、もう1本は南北に横断する十戸八鹿線であります。古代から重要な生活道路として大きな役割を果たしてまいりました。戦後、各地には多くの新しい道路建設が進む中、この2本の道路は一部改良、一部拡幅は行われましたものの、難しい問題が多くあったのか、取り残されてしまったのであります。


 この未改修県道は、犬の道の県道かと錯覚するほどでありました。八鹿、日高の両町で、昭和30年代から改修期成同盟会が結成されていましたし、昭和61年6月に再発足総会を開き、現在と同じ体制の、会長に、今は養父市長でございますが、八鹿町長、副会長に日高の町長というようなことで、以来何回となく陳情や要望を県等に続けてまいりました。北近畿豊岡自動車道の法線決定がおくれ、方向性が見定まらず、期成同盟会も休眠状態となり、地元としてはこのまま放置することはできないと、12年の11月に三方地区区長会を中心に、新しく整備促進期成同盟会を発足させ、各方面に要望、陳情が行われたところでございます。


 14年1月、8年間の休眠から目覚めた期成同盟会は本格的な運動を展開し、平成15年度には国県の理解と協力の、数あるメニューの中からこの事業を選択し、着手の運びとなり、三方地区住民の百年の悲願が実現に向け動き出し、現在に至っております。厳しい財政事情の中で、この事業の推進にご協力いただき、感謝いたしておるところでございます。


 この事業は、着工当初、時限立法の適用から、平成18年度末には竣工と聞いております。竣工の日を地元住民は一日千秋の思いで待望いたしております。現在の工事の進捗状況と竣工時期についてお伺いいたします。


 次に、農業の振興策について。


 環境政策と農林水産業の連携強化、農業活性化のための環境創造型農業の推進など、コウノトリもすめる環境づくりにご尽力されており、コウノトリの舞、ひょうご安心ブランドなど、認定農作物栽培の拡大に安心・安全な農産品と、まことに結構なことをお進めいただいております。でも、私はいま一度豊岡市の現状を直視していただいて、ご一考を強く求めたいと思います。と同時に、ご尽力をお願いしたいのであります。


 現在、豊岡市では出石町を中心に多くのそば屋さんが、観光客など、年間100万人強の方々がおいでになっております。大いにまた利用もしていただいております。しかし、その原材料のソバと申しますと、ほとんどが自給できず、ほかから求められております。豊岡市内で消費するソバを豊岡市で生産し、供給できる体制づくりが必要と思うのですが、いかがでしょうか。もっと栽培面積を拡大し、生産量をふやして、全国各地からの来客者に、地元でとれ、安全で安心して食べていただくことのできる豊岡のこうのとりそばを自信と誇りを持って提供できるようにしていただきたいものです。


 農業従事者の高齢化、転作・離農者など、耕作放棄田あるいは休耕田など、年々各地で拡大しております。このまま放置すれば田畑は荒廃し、地域までが活力を失ってしまいます。特に関西では一番の消費量を誇る出石町を抱える豊岡市として、国民共有の財産である農地、先祖伝来の田畑を守ることとあわせ、田畑の保全、環境保護、高齢者の働き場、収入確保など、利活用、その上豊岡こうのとりそばのブランドづくり、地産地消と、いいことばかりでございます。ぜひとも豊岡市の特産作物としてソバを位置づけていただいて、もっともっと奨励してほしいのです。そうすることが農業振興の一策となり、さらに商業の活性化にもつながると確信いたします。


 現在、豊岡市内では、営業されておりますそば屋さんは大体何店あるでしょうか。また、消費されるそばの量、また市内で生産されている量はどれぐらいですか。お伺いして、第1回目の質問を終わります。次回からは自席で行います。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、職員定数に関するご質問にお答えをいたします。


 議員もご指摘になりましたように、現在、豊岡市の職員数は、類似団体と比較いたしまして約200人多いという実態にございます。ただ、今、この200人は余剰人員ということではございません。まだ行政自体が十分なスリム化ができておりませんし、国体という、いわば一時的に大変職員を多く必要とする業務がございますので、一人一人の職員は大変な残業もしながら、ひたすら必死になって働いております。


 ただ、今後、行政のあり方自体をスリムな方向に持っていく必要がございますので、そのこととあわせながら200人の削減を10年かけまして行ってまいりたい、このように考えているところでございます。


 実際には、今後策定予定の職員定員適正化計画の中に年度ごとの職員の削減数を盛り込んで、それを実施に移していきたいというふうに考えております。この職員定員適正化計画でございますが、最終的には行革大綱策定時に10年間を計画期間とする目標数値を策定し、公表したい、このように考えているところでございます。


 現在の見通しですが、単純に定年退職をする職員を合計いたしますと、この10年間で約300人になります。したがいまして、200人削減するためには3人に対して1人補充するという基本原則で10年間通せば、その結果として200人の削減が実現できることになります。したがいまして、そのことを基本にしながら行ってまいりたいと思います。


 17年度の実績でございますが、17年度の退職者見込み数、これが年度途中と年度末の職員でございますが、合計28人になります。これに対しまして18年度の採用数が合計9名でございますので19名の削減になります。9人といいますのは28人に対して32.1%でございますので、ほぼ3分の1、3人に対して1人を補充するという原則にのっとった対応といたしているところでございます。


 なお、集中改革プランの目標年次であります平成22年度当初、5年後でございますが、その定員目標数値を中間まとめとしてお示しすることにいたしております。最終的なものはこの秋でございますが、それまでに中間まとめを公表したいと思います。今、まだ作業中でございますので、皆さんの方にお示しするにはいましばらくお時間をいただきたいと思いますが、これも議会の方にお示しをした上で議論をいただければと、このように考えているところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) それでは、私の方からは、知見八鹿線についてお答え申し上げます。


 知見八鹿線の工事の進捗の状況でございます。3月の1日現在でトンネル工事、50%の進捗となっておりまして、トンネルの掘進の状況ですけども、全体延長が1,563メートルのうち、現在1,143メートルまで掘れております。したがいまして、ことしの秋にはトンネルが貫通できる予定になっております。全体として順調な進捗状況だというふうに思っております。


 それから、完成して供用開始でありますけれども、ことしの秋にトンネルが貫通しますと、その後、舗装工事と電気工事と仕上げ工事がございます。このあたりは兵庫県の方に引き継いでやっていただきまして、供用開始につきましては兵庫県において、一応19年度中に供用開始をしていただく方向で進んでいると、以上のような状況でございます。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) まず質問の順序から、ちょっと逆になりますが、最初に豊岡市でのソバの栽培・生産状況を申し上げます。


 豊岡市でのソバの栽培・生産状況につきましては、これは旧1市5町、押しなべて作付がなされておりますけれども、特に多く栽培されている地域としましては、旧豊岡市、但東、日高、出石、そのような状況になっております。兵庫県のデータによりますと、平成15年度につきましては131ヘクタールで栽培されておりまして、収穫量は72トンということでございます。平成16年度におきましては169ヘクタール栽培されましたけれども、ご存じのように台風23号の影響によりまして平常時ではございませんが、収量としては約9トンという状況でございます。


 それから地産地消と申しますか、自給自足できないかということですが、地産地消あるいは特産振興としての考え方でございますが、ご指摘のとおりであろうかというふうに思っております。ただ、ソバの生産というのは余り収益性がよくありません、ご存じのとおりでありますが。だからこそ生産から消費までの一貫した地産地消によりまして、できるだけ農家の収益を確保するということも大事であろうと思いますし、出石という大消費地を控えておりますので、大規模産地化しますと、いろんな面でのスケールメリットというのも生かせるんじゃないかということは思っております。


 そこで具体的な対策ということでございますが、現時点におきましては、例えば生産調整対策でございます。地域特例作物といたしましてソバを位置づけております。水田における転作作物として奨励をしておりまして、作付の推進を図っておるというような措置をいたしております。それから市単独の補助事業で特産品振興対策事業費補助ということで、キログラム当たり100円でございますが、出荷奨励も図っております。地産地消なり観光振興という観点から、今後も引き続いて推進を図ってまいりたいというように思っております。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 市内のそば屋さんの状況でございますけれども、現在、そばを中心にして営業しておられる店舗というのは、確認できる範囲でございますけども、62店ございます。


 また、来客者数とか消費量につきましては、正式な調査資料がございませんので、それぞれの地域の実情を踏まえて推計いたしましたところ、平成16年度で来客者数が約80万人、そば粉の消費量が約150トンというふうに推測されます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 給与構造の改革についての感想ということでございますが、これにつきましては、民間との均衡を考慮して整備をしていくといったこと、さらには勤務成績をより的確に給与に反映していこうといった内容のものがあるわけですけども、中身的には非常に厳しい内容となっています。


 ただ、これに対する感想というのは、従来、市における給与というのは国公準拠というようなことでまいっておりますので、これらについては、現段階ではそういった国の考え方に従っていくということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 今答弁いただきました。市長から答弁いただきました、その定数の問題なんですが、先般、10日の日の閣議で、またさらに国家公務員で5%ですか、そしてまた地方公務員で4.6%でございましたかな、何か減らせというようなあれが出ております。大変厳しい状況にあるなと思うんですが、これらについてもあわせて今後、ご検討いただくということになるんでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) その内容につきましては十分承知はいたしておりませんけども、いずれ詳しい内容が来ると思いますので、検討してまいりたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 今、総務部長はまだ承知してないとおっしゃっとるわけですが、この間の大体11日の新聞には、ほとんどがこの問題は取り上げております。小泉改革の総仕上げだと、こういうようなことの中から、重点5項目を盛り込みまして閣議決定して国会にも提出されたと、こういうようなことでございます。今申し上げましたように、2010年度末までに、自衛官を含む国家公務員68万7,000人を5%以上純減させるんだと、そしてまた地方公務員にも4.6%以上の純減を求めたと、こういうふうに皆、各紙は報道いたしております。したがって、市長がせっかく取り組んでいただいておるわけでありますけれども、さらにこれが追い打ちをかけてくるんじゃないだろうかなと、私はちょっと気がかりなもんですから、お伺いをしておるわけです。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) さらにこの上にということでありまして、現実にそういった方針が出されるんであれば、これは非常に厳しいなというふうな感想を持ちます。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 先ほども退職予定者の数をお聞きしました。新採用の予定者数もお聞きしました。この退職者、予定者ですね、見込み数ですから、あくまで退職予定見込み者ですが、28名中、定年でおやめの方は何人ございますか。


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。


                午前11時24分休憩


           ────────────────────


                午前11時25分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 大変申しわけありません。28名の退職者中、定年退職に係る者については10名であります。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) この定員問題と、ちょっともう一つだけお聞きしたいと思います。


 農林水産部とコウノトリ共生課で新たに構成される部ができるわけですが、もうこれ以外はほとんど組織の改編というようなものはないわけですか。そして、あるいは部署によっては縮小したり拡大なんか、1年間の行政運営される中で、そういうことはお考えになっておりませんか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 部署の縮小、拡大についてのお尋ねでございますが、組織というのはまさに生き物でございまして、基本的には事務事業の、事務量の見直しであるとかといったことで当然、今後は部署間での縮小、拡大についてもあり得るということです。ただ、18年度につきましては、条例でお示しをしておりますとおり、コウノトリ共生部の関係と、あと条例には出てまいりませんけども、防災監を本庁に勤務をさせて、そのもとに防災課を設けるといったことでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 次に、給与改定に伴う問題でお伺いするわけですが、さっき申し上げましたように、一つの級でも125号給というようなこと、今度の給与改定のねらいがどこにあるとお思いなんでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) これは先ほどもちょっと申し上げましたけども、まず第1点目には、民間との均衡を考慮して整備をするといったことが一つでございます。


 それからもう一つ、この区分けをたくさん設けたということについては、これについては勤務実績をより的確に給料に反映をしていこう、そして昇給制度について整備をしていこうといった考え方でございます。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 確かに今度の制度は、従来ですと1号で数千何百円と上がるものが、今度は昇給間差が400円だの800円だのというようなことで小さくなっております。したがって、ちゃんといわゆる勤務した方、頑張ってやった人には4号一遍に上げなさいよというような、上げてもいいよということでございますので、今度の予算書の資料を見ましたら、たしかもう既に出ております。4号給上げる予定の方々の数が行政、技能合わせて153名と、こういうふうに出ております。皆やっぱり優秀な職員ばかりだなと思いますから、これについて異論があるわけではありません。けれども、趣旨はあくまで、やはり勤務の実績に合わせて、そして決めたらいいということで、こういう制度が私は導入されておるんじゃなかろうかと。と同時に、管理監督する管理職の皆さん方も、私は責任が非常に大きくなるんじゃないかなと、こんな思いがして、市長に今度の給与の改定についてどんなご感想なのか、率直にお伺いしたいと、こういうふうに申し上げたのはそういうわけでございまして、これについていかがでございましょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 国の方もそうでありますけども、確かに議員がおっしゃいましたように、4分割をすることによって勤務成績に応じて昇給をさせるといった、その基本方針は変わりません。ただ、実際、この導入に当たりましては、国もそうでありますけども、さらに十分な勤務評価制度、それをまず固める。その評価を行う、先ほどおっしゃいましたけども、管理職員の研修等もございますので、これは18年度から、もう直ちにはできないであろうというふうに思っています。


 18年度に国がどういうふうなやり方でされるのかといったことも十分勘案しながら、今後、この具体的な導入については検討していきたいというふうに考えています。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 17年度中に職員に特別昇給を与えたとか、あるいは昇給をおくらせたとかいうような、その対象の人があれば、人数だけで結構でございます。ちょっとお知らせいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、特別昇給によって上げたという人数ですが、17年度につきましてはございません。それから、逆に減額した者、それは、失礼しました、勤勉手当の方ですので、ございません。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 先ほど申し上げましたように、給与に関する条例なんかにもはっきりと、どういう方を上げるんだとか、あるいは勤勉手当につきましては、やはりその期間、基準日の6カ月以内の、その期間で勤務成績に応じて支給するんだと、こういうふうに定められておるわけですけど、今後、この給料表が制定されたことによって、はっきりさせにゃならないときが来るんじゃないかなと思うんですが、どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、現行の条例では議員からご指摘がありました特別昇給制度、これは持っておるわけですが、現実には、これについては適用していないと。それは先ほど申し上げたところです。


 ただ、新しい給与制度の改革、それに伴いまして、それらもあわせた形で勤務実績を反映させる制度に今回切りかわりましたので、将来的にはそういう方向で勤務実績に応じた評価といったことになろうかと思います。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) もう次に移ります。


 知見八鹿道路ですが、非常に私もこの議会に出ましてから、いろいろな方々から厳しいおしかりやらご批判を受けてまいりました。その中で、でもこの事業が今進めていただいておることについては、先ほども感謝申し上げますと申し上げております。お隣の養父市におきましては、豊岡市以上に厳しい財政事情の中で、大型事業を見直したりされ、いわゆる凍結したり、あるいは、さらに取りやめたりしておられます。その中で、苦しい中でも支えていただいて、一緒につくろうやということで進めていただいておると思うんです。この際、今の事業について、財政的な裏づけについて、皆さんにもご理解をいただかなならんと思いますので、はっきりと大体こういうふうになっとるんだというようなことをぜひご答弁いただいて、皆さんの理解を得る場にもしたいなと、こんな思いでございます。


○議長(綿貫 祥一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 知見八鹿線の事業費の財源内訳ということで、昨年度もご質問いただきまして、舌足らずな部分があって、本当にわかりにくい部分があったんじゃないかと思います。総事業費が、そのときに申し上げましたが、一応38億900万円ということで申し上げております。これの財源でありますが、豊岡市と養父市で現在進めておるわけでございまして、割合としましては、この38億900万円を豊岡市で20億8,400万円、養父市で17億2,500万円と、それぞれ分担することとして、その上で起債事業、ふるさとづくり事業ということで進めておるわけでございます。


 これの財源でありますが、このうち起債の利子分を除きまして、県から総事業費、今申し上げました額の32.8%、金額にしますと12億5,000万円、これを県が負担することになっております。さらに、56%を起債の交付税算入措置として対応していただくと。したがいまして、残る11%余り、これを豊岡、養父、2市で負担することというふうになっております。したがいまして、2市の持ち出し分、額にいたしますと、総事業費38億円の11%というふうなことで4億2,500万円と。豊岡市1市ですと、これの半分というふうになってまいります。


 なお、この総事業費38億円でございます、今申し上げました割合はそういうことで来ておるわけですが、事業費、現在進めておりまして、これが精算段階では相当落ちてまいると。5億円余りは安くなってまいるんじゃないかというふうに考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) さっき竣工の予定をお伺いしましたら、当初計画より1年ずれてまいりますが、これについては特段の支障はないわけなんでしょうか。補助事業とか、いろいろ起債の関係だとかいうような中で、ないんでしょうか。それと同時に、この問題もぜひとも一日も早い完成を、百年の願いを込めて待ち続けておるわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 完成と供用の関係でございますが、市として事業を現在、養父市からも委託を受けて、豊岡市で工事を施工しておるという状況でございます。したがいまして、その工事の完成は18年度、市の分としてですね。それから、その後に県の方に引き継いで、県の方で若干の工事を、完成工事をしていただいて供用ということでございますので、予定と変わってはおりません。一応予定どおりここまで来ておるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 今お願いしましたように、一日も早く完成をしますように、よろしくお願いしたいと思います。


 次は、いよいよ農業振興につきましてお伺いしたいと。


 先ほどもいろいろご答弁いただきました。私は、やはり消費量がこれほどあるのに、もっとやはり地元で生産できるものは生産をして、そして皆さんに食べていただくと、こういう……。


 ソバというのは、この間調べてみますと、大体現在では国内で生産するものというのは、やはり20%前後のようであります。消費量は13万5,000トンと言われ、そしてまた、そのうち輸入が11万8,000トンと。大体80%でございます。輸入の大半は中国が89%を占めておるようでございます。


 それで、最近特に品不足が生じまして、3月1日から一律40円の値上げがなされたと。約20%ぐらいな値上げのようであります。特にこの長野市に本社を置く会社は、輸入量の4分の1、25%弱を取り扱っておるメーカーのようであります。だから私はそれらを踏まえまして、やはり原材料確保が困難になればなるほど、やはり営業もしにくくなるわけですから、やはりこの豊岡で生産体制というのが組めないだろうかなと、こんな思いがいたします。これについていかがなものでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) ご指摘のとおりのやっぱり方向に、できるだけ私たちも進みたいという思いは持っております。ただ、最初答弁申し上げましたけれども、ソバの生産というのが、これは収量が不安定というところもございますけれども、やはり収益性がよくありません。例えば反当たり60キロとれたとしましても2万円にもならないというような状況がございます。したがいまして、これをどう、いろいろな側面で支援をしていくかということがやはり当面は大事であろうというふうに思っておりますが、その一つとして、先ほど申しました生産調整対策、これは転作に加入していただかなければなりませんけれども、生産調整対策ということで最大限の支援をいたすとしますと、団地化なんかをしましたら最高で5万8,000円ぐらいの支援ができるんじゃないかということでございますとか、それからもう一つは市単独で特産品の振興助成、出荷奨励もキロ100円ということでさせてもらっておりますので、そういうものを総合的に農家の方で活用いただいて、生産に励んでいただきたいなというように思っております。


 それから、ちょっと誤解を与えたらいけないと思って、ちょっと触れたいと思いますけれども、中国からの輸入の単価が上がったということをよく、今、申されるわけですけれども、私が承知しておりますのは、すべてということはちょっとわからんとこがありますけれども、出石のそば、ほかのそばにつきましても、国内産だということを聞いておりまして、例えば打ち粉というか、花粉といいますか、そういうものについては輸入が使われとるということもあるかもわかりませんけれども、手打ちの分については国内産だと聞いておりますので、これについて、ちょっと誤解がないようにというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) 確かに収益性は低うございます。しかし、それらにつきまして、いずれにしても消費地を抱え、あるいはそれらの産業の振興を図っておるところというのは、やはりそれなりに取り組んで、自治体もおるわけなんです。


 例えば猪名川町の例をとりましても、かなりここは真剣に取り組んでおります。猪名川町はちょうど道の駅をつくりまして、そこでやっているわけですが、今、年間あそこだけでそばの食事の数が6万食ぐらい出るんだそうであります。したがいまして、ここは町からの助成も徹底してなされております。だから、自分の町で消費するものについては猪名川町で生産しようというようなことで取り組んでおるようでございますし、また、長野の方に行きましても、あるいは岐阜県の中津川の方に行きましてもかなり、10アール当たり3万円ぐらいな助成をしたり、また麦との、一緒に年間おつくりなら、またさらに5,000円上積みするんだとかいうようなこと、長野市の場合は1キロに300円ですか、積み上げておるというようなこともあるわけです。


 しかし、私の申し上げるのは、やはりせっかく耕作放棄されとるようなところが多くあるわけですから、これらを活用されたらどうだろうかなと。そのためには、しかし今、出石のそばは国内産ばっかりだとおっしゃるんですが、それは結構なんです。ところがやはり外国から入ってくるのも高くなりゃあ、やっぱり国内産も高くなろうと私は思うわけですよ。連鎖反応があろうと思います。そういうようなことから、できることなら絶対、市長が常々おっしゃるように安全・安心なものをみんなに、お客さんに提供すりゃあ喜んでもらえるだろうなと、こんな思いがいたします。


 ましてや現在、豊岡市で生産されております量を見ると、非常に少ないわけです。16年度は台風の関係で、あるいは雨が多うございましたので、これはあんまり参考にならんと思いますが、例えば15年にとられた、栽培されたものを、その当時収穫されたもの、1年前のもので計算すれば大分ふえてこようかと思うんですよ、92トンぐらいになるんですかな。だから、そういうことからいたしまして、でも、収量は確かに少のうございますから、しかし、これだって新品種、こうのとりそばをあるいは育成されてもいいわけですから、何もよそからの種子ばっかりを頼りにすることなくして、新しく何とか育成し、そしてまた、それが味も、そしてまた量も多くとれるようないいあれをつくり出したら、私はいいと思うんです。余り他人ごとみたいなあれじゃなくして、もっとやっぱり積極的に、但馬の特産品、豊岡の特産品づくりをぜひ進めてほしいなと、こんな思いでございます。いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 先ほど来答弁させていただいておりますが、ご指摘のとおりでございます。やはりその方向で、こちらの方も頑張ってまいりたいというふうに思っております。


 先ほども答弁しましたけれども、やはり農家の収入と申しますか、これが増加しないと、生産意欲というのはやはりわいてこないというふうに思います。先ほど申しました施策を含めまして、やはり生産から消費までの一貫した地産地消、そういうことでできるだけ収益を確保するというふうな考え方で進めてまいりたいというふうに思っておりますので、格別のご協力をよろしくお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) もう1点、とにかくお伺いし、お願いをしたいなと、こんな思いがいたします。と申しますのは、さっき、この作物は非常に天候に左右されるあれが大きゅうございますし、そして収量も少ないというような中で、みんなが安心して栽培できるようなこともひとつお考えいただいたらどうなのかなと。例えば農業共済事業の中にソバも加えていただけば、もうちょっと安心して取り組んでいただくことができるんじゃないだろうか。16年の例を申し上げますと、まいた種も回収できなかったと。この実態からいたしまして、ただ経費を投じただけで終わっております。聞いてみますと、全国で福井県だけですか、1県だけ、福井県だけがこういう制度を導入されておるようでございます。ましてや一番大きな消費地を抱え、生産をせにゃならない豊岡市も、もっと積極的にこの問題、この農業共済の対象になるような形での推進をお願いできたらなと、こんなことを思うんですが。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 農業共済の対象にソバを加えるという、そういうお考えでございますが、ご存じのように現在、ソバというものは農業共済制度の対象とはなっておりません。今申されましたように、福井県だけが転作作物の推進策ということで、県単独で実施をされております。加入面積が1,400ヘクタール余りというように聞いておりますが、兵庫県の場合には全部加えても300ヘクタール弱ぐらい、平成15年度では287ヘクタールという程度の、そういう栽培の面積でございまして、この福井県の場合でも運営状況というのは余りよくありません。したがって、共済掛金の50%の補助ですとか、いろんな補てん策を行っているというように、実は聞いております。


 農業共済制度といいますのは、ご存じのように保険でございますので、長く継続していくためには危険を分散するという点から、少数の対象者ではなかなか事業が成り立ちません。また、共済事業として成立をいたしますには収穫量ですとか価格を設定できること、あるいは損害評価の方法の確立、被害率のデータ等の資料が必要となってくるということでございます。


 過去に、兵庫県独自の共済制度を創設されるように、県の農業共済の連合会の方からも要望したということがあるようでございますけれども、やはりソバについては地域が限定されているというようなことで、なかなか難しいという結論であったようでございます。また、兵庫県以外の県でも、ソバを農業共済の対象に入れてほしいという要望があるようでございまして、国に制度改正を求めるために、全国の農業共済協会、そういう団体がございますが、そこでも調査検討がなされておりますけれども、まだ目的達成に至っていないという状況でございます。


 先ほど来申しておりますように、豊岡市におけるソバというのは、地域の観光の振興、あるいは地産地消、そういう面で大きな資源だというふうに考えておりますので、さらに農業共済連合会、あるいは兵庫県の方に私どもとしても働きかけてまいりたいというふうには思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 11番、谷口議員。


○議員(11番 谷口 勝己) ぜひともお願いしたいと思います。


 もう1点、ちょっと比較して見ておるわけですが、例えば18年度、豊岡市農業共済事業特別会計予算の中で上がっております対象物、麦、727アールということですから7ヘクタールでございます。今、ソバは部長が答弁していただきましたのは169ヘクタール。この規模からいたしましても、ぜひとも安心してみんながつくってくれるような、やっぱり環境づくりをぜひお願いをして、終わりたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 以上で谷口勝己議員に対する答弁は終わりました。


           ────────────────────


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は午後1時です。


                午前11時51分休憩


           ────────────────────


                午後 1時00分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、17番、伊賀央議員。(拍手)


                〔伊賀 央議員 登壇〕


○議員(17番 伊賀 央) 失礼いたします。伊賀央でございます。しばらくの間、よろしくお願い申し上げます。


 冒頭、同僚であります熊本善兵衛さんに、心より哀悼の誠をささげたいと存じます。


 熊本さんの訃報に接し、ただただ残念でなりません。痛惜の思いとは、まさにこのことであります。まさかこんなにもお悪いとは存じ上げず、一日も早いご病気からの回復を願っておりましただけに、訃報に接しましたとき、まさか、うそだ、しばらく信じることができませんでした。会派は違いましたが、同期として親しくおつき合いをいただき、多くの場面でご一緒をさせていただいてまいりました。そのさまざまな場面で誠実なお人柄を感じました。だからこそ、私が申し上げるまでもなく、多くの市民の皆様に親しまれました。


 あるいは、熊本さんといえば、その陽気で気さくなお人柄の、いつも笑顔の絶えない、そのお顔が思い出されます。お会いするときのはじけるような笑顔、あるいは少しはにかんだような、少し照れたような笑顔、本当にプロ顔負けの歌を歌われているときの得意満面の笑顔、熊本さんといえば、多くの笑顔をお持ちの方でした。


 きっと熊本さんの悲願であった、現在動き始めた港大橋単独歩道橋の竣工式、あるいはその渡り初めのときには、その先頭に熊本さんが立ち、誇らしげに、でもちょっとはにかんだような、困ったような笑顔で歩かれるはずでした。返す返すも残念でなりません。やっと動き始めたこの事業の完成を見ずに逝かれてしまった熊本さんに、今は心より、ただただご冥福をお祈りするしかありません。どうぞ安らかにお休みをいただきたいと存じます。


 さて、外の雪もきょうの夕方で一段落だそうであります。春の訪れを待ちながら、通告に従って質問をしてまいります。


 今議会、喜ばしいことに質問者も多く、ご同慶にたえません。前段までに重なった論点については割愛してまいります。


 まず、新年度予算であります。


 合併して2年目、中貝市長がすべてにおいて手綱を持った予算と言えるかもわかりません。しかし、本会議冒頭の市長総括説明において、市長は、私にはついぞ、一度ものように見えましたけれども、議場、私たち市民に対し顔を上げることなく、この大変たくさんの内容を網羅する、まさしくこの冊子を読まれました。ある意味、大変残念であり、喫緊の課題についての対応、あるいはみずから調製された自信ある予算をどうか市民の皆さん、見てください、市民の皆さん、聞いてくださいという気概が表明されるべきであります。もちろんそんなことはないという市長の反論が聞く前から聞こえるわけでありますが、それもあわせて、まずそこで市長にお尋ねをいたします。


 この予算を銘打って、自立と飛躍に向けた予算とされています。この観点から、ご自身としての新年度まちづくりにかける市長のご自身の意気込み、決意を再度お答えをいただきたいと存じます。


 そして、あわせて昨日も同僚議員のやりとりの中で、市長査定の段階で極めて限られていたというお話がございました。市長の判断のプロセスについても、ぜひお伺いをしておきたい。その苦悩ぶりをぜひ市民の前にご披瀝をいただければ、こう考えます。


 次に、国際交流についてお尋ねをいたします。


 国際交流の重要性を今さらここで触れる必要もございません。異文化との触れ合いを通じてみずからをさらに知り、あるいは見詰め直し、歴史、文化の違う相手との相互理解の深め方を学び、共生の具体的な形を体験する、大変有用な施策であります。新年度、世界的国際交流が進む中で、異文化や歴史を学び、さまざまな国の人たちと交流、親睦を深めることで新たな国際感覚や言語を身につけ、グローバルな視野、見識を持つ人材を育成するとされ、派遣先、ニュージーランド、韓国、アメリカ、モンゴルにそれぞれ小学生、中学生、高校生などの相互交流を923万円で予定されております。まず、それぞれのエリアで行われてまいりましたそれぞれの国際交流の成果についての評価をお尋ねし、あわせて新年度の内容についてご説明を願いたいと存じます。


 また、なぜ旧豊岡のアリカンテについては新年度、具体的な動きがないのか、予定をされていないのか、それについてもご説明をいただきたいと存じます。


 次に、豊岡病院跡地整備事業についてお尋ねをいたします。


 これも昨日来やりとりがございます。重複を避けたいと存じますが、最終的な事業手法を決定するのはいつになるのか。また、なぜ現時点での前提条件で試算をした結果、事業効果としては公設民営方式が有利となる結論を持っていながら確定をさせていないのか、再度ご説明を願いたいと存じます。


 次に、但東地区住民の願いでありました救急24時間体制が出石分署但東駐在所として、新年度、予定をされております。この整備について、まずどのような計画がなされているのか、タイムスケジュール、あるいは職員体制とあわせてご説明をいただきたいと存じます。


 次に、国民保護法に伴う豊岡市国民保護計画策定について、お尋ねをいたします。


 これも昨日よりやりとりがあるところでございますが、大変なボリュームを持つ計画となるであろうことが明白でありますが、現在の検討状況と、18年度具体的スケジュールについて、いつごろ、どういう手順で策定ということになるのか、ご説明を願いたいと存じます。


 次に、混交林整備事業についてお尋ねをします。


 今年度、新規事業として上がっております混交林整備事業、新年度の事業の概要と、そもそもこの混交林整備事業とはどういう意義を持つ施策なのか、ご説明を願いたいと存じます。


 次に、神戸空港乗り入れについてもお尋ねをいたします。


 今日までの経緯をお尋ねし、また現在、何を検討されているのか、外部からはよく見えないのでご説明を願いたいと存じますが、これも昨日のやりとりがございました。概略理解をいたしました。そこでわかりましたことは、大変悩ましい問題であるということだけでありました。


 そもそもわからないことだらけでありまして、例えば神戸乗り入れの航空会社、これが果たしてどういった形になるのか、仮にそういう形になるとして。あるいは、さらにその路線搭乗率、あるいは搭乗率に対する補償あるいは補てん、こういったことをしないと受け入れてもらえることにはならないのか。あるいは、昨日のご説明をお聞きしながら、羽田乗り入れの可能性に、本当に伊丹便あるいは神戸便の実績が結びつくのか。そもそも伊丹と神戸で、それぞれ実績となるほど人が乗ることがあり得るのか、こういったさまざまな疑問が、聞けば聞くほどわき上がってまいります。三すくみと申しますか、どれも確実なものがない中で、判断など非常にしにくい状況ではないかと危惧いたします。まず何から情報を整理していくのか、今、どこでだれが情報収集をして、どういった目安を持って検討していくのか、そういった、今後検討を進める順番、目安をお示しをいただきたいと存じます。


 次に、教育行動計画についてお尋ねをいたします。


 かねがね教育委員会としても施政方針演説は必要であると考えてまいりました私といたしましては、今議会より始まりましたこの教育行政の方針に基づく施策の展開という、昨日来よりこの議場でありました、なぜ教育長なのかという部分に対応する妙な名前の施政方針演説に賛意を表しながら、この教育行動計画についてお尋ねをいたします。


 特に0歳から15歳までを対象とするこの形は、子供を中心に据えた計画の体系として、大変評価できるものと考えます。しかし、一方でこの基本方針6あるいは7に見られるように、乳幼児期あるいは障害のある子供たちの支援のための連携等、組織の枠を超える対応が求められます。計画の中でも具体的な取り組みの中で、それぞれ実施主体を大まかに記述されていますが、この具体化については、今後どのような検討がなされ、どのように進められていくのか、お示しをいただきたいと存じます。


 最後に、出石、永楽館整備について、お尋ねをいたします。


 新年度、いよいよ復元工事に着手され、また復元後のさまざまな活用策について検討されるとあります。新年度に予定する具体的な整備の内容、あるいは時期的なことについてご説明を、まず願いたいと存じます。


 また、あわせて過日、2月16、17日にわたり、文教委員会として金丸座、内子座を視察いたしました。永楽館の整備に関し、大変示唆に富んだ視察であったと存じます。もうしばらくすれば、この出石でもあんなふうな夢のある芝居小屋がスタートするのかと、本当にわくわくいたしました。当局より教育次長にもご参加をいただきましたが、この視察の感想、また参考にすべきポイント、何でも結構です、ご所見をお聞かせ願いたいと存じます。


 以上、よろしくお願いいたします。残余は自席にて行わせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。総括説明の際は、伊賀議員とお会いするのが久しぶりだったものでございますから、目と目が合うと恥ずかしいなあと、そう思いがございまして、下を向いたままでございました。大変失礼をいたしました。


 ただ、内容といたしましては、特に私の総括説明のうち、まちづくりと市政運営についての基本的な考え方を述べさせていただきましたけれども、このくだりは一字一句、すべて私自身が書きました。もちろん新年度予算の内容につきましては、各部局が簡潔にまとめたものをトータルいたしますので、私自身は手を加える程度でありますけれども、物の考え方の部分は、これはぜひ私自身の考え方を直接お話しをしたいということで、大変意欲を持って書いたつもりでございますので、下を向いていたとはいえ、中身についてはお受け取りいただければと、そのように思います。


 それと、この新年度予算にかける決意はどうかといったことや、財源がないということでの苦悩ぶりはいかがかといったご質問もいただきました。財源がないということで大変予算づけには苦労いたしましたけれども、しかし、そんなことはもうわかり切っていることでありますから、むしろいかに予算規模を縮小するかということに私自身はむしろ意欲を燃やしたつもりでございます。


 私の査定の前に事務方、特に財政課が作業をするわけでありますけれども、経常費についても徹底的な削減をするように、また投資的な経費についての要求につきましても、その必要性についてはとことん検証するようにという指示を事前に出しておりました。また、私自身の査定の際にも、そのような観点から一件一件、すべてを審査し、そして必要性とか、あるいは地域での盛り上がり、熱っぽさ等、すべて聞き取りをしながら、枠の中におさまるようにしていったつもりでございます。そういうことでございますので、財源が限られているということは、あれもこれもできないという意味では大変つらいことではありますが、自立への第一歩でありますので、私としてはそのような決意を持って臨みました。


 したがいまして、この予算のタイトルも自立と飛躍に向けたというふうに言っておりますが、その最初の自立の一つの意味は、先日もお答えいたしましたけれども、財政の自立である。私たちのまちがつぶれてしまっては、もう元も子もないと。何も市民に対してできることがなくなってしまう。まずはその自立を図るための第一歩を踏み出さなければいけない、そういった強い決意を込めています。と同時に、行政と市民との距離は、合併によって必ずこれは遠くなっていますから、それを埋めるために個々のコミュニティーなり、あるいは旧市町単位ごとの自立の精神を養っていただく必要がある。あるいはそれを実現化するための必要な方策を行政の側で手当てする必要がある、こういった観点から、城崎の例えば木屋町小路の設計費に見られますように、各地区の特色を強める予算にも、とりわけ配慮したつもりでございます。


 また、コミュニティーづくりの拠点となります公民館につきましては、教育委員会のつくりました公民館の整備計画によりますと、まず第1順位は寺坂公民館でございましたけれども、国の補助が急遽、新年度とれそうだと、そういった情報が入ってまいりましたので、かつ寺坂は、まだこれから用地の手当て等、時間がかかりますので、福住を前倒しにして急遽建設まで行うことにいたしました。この辺も、私といたしましては、コミュニティーの拠点をつくるということを皆さんに公言をしておりましたので、それを実現するということで並々ならぬ意欲を持って予算編成に取り組んだところでございます。


 自立というのは、あえて言いますと、さらに言いますと、要はお互いが対等な立場であって、しかも自立した精神でもって意見の交換をする、そして納得をしながら物事を進めていく、そういったことでございますので、まず私たち自身の襟を正すための緊縮型の予算をつくった、こういったところでございます。規模が小さくなるからといって、私としては委縮しているのではなくて、むしろみずから望んで持続の可能性を達成するために予算編成をしたと、このようにご理解を賜ればと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、但東の救急体制についてのことをお答えいたします。


 これにつきましては、住民からの切なる願いや、あるいは議会からのいろんなご意見もいただく中で、市長決断として、最終的に本年10月1日に但東総合支所の2階に、名前は豊岡消防署出石分署但東駐在所でございますけども、それを開所することといたしました。開所については、新年度予算で直ちに行うこととしております。


 この計画につきましては、新市全体の視野に立って消防力、救急体制、職員の勤務体制などの見直しを図り、職員数10名、高規格救急自動車1台を配備しまして、24時間の体制で救急業務を主体に実施してまいりたいと考えております。


 一方、火災につきましては、当然出石分署から出動するわけでありますけれども、基本的には高規格救急自動車にも最低限の資機材を積みまして対応したいと考えております。したがって、赤の車はいないということでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 国際交流の関係でご答弁申し上げます。


 まず一つは、これまでの総括についてということでございますが、1市5町の合併によりまして、議員もおっしゃいましたが、現在、旧豊岡のスペイン、アリカンテ、そして旧日高町のニュージーランド、ルアペフ地区、そして旧出石町の大韓民国の慶州市、そして旧但東町のモンゴル国、4つの地域と交流を行っているという状況にございます。


 このほかにも中学生、高校生など、学校を通じた相互の交流やホームステイなどの交流も行われておるという状況でございます。


 国際化社会がますます進展いたしておりまして、そういう状況の中で、異なる国の文化や歴史を学ぶ、言語を学ぶと、そしてさまざまな国の人たちと交流をしていくということは、非常に意義がある内容でございまして、特に小学生、中学生、高校生においては、次代を担う立場でもございますので、大きな価値があるかなあというふうに理解いたしておりまして、一定の成果があったというふうな理解をいたしております。


 それから、新年度の取り組みについてのご質問をいただきました。新年度の国際交流につきましては、従来行ってきた交流内容を継続するということを基本として交流していこうというような考え方を基礎にいたしております。ただ、新市といたしまして、今後も4つの地域と同様の交流を継続していくのか、あるいは見直しをするのかという点で、幾つかの整理すべき課題もあるというのが現状でございます。したがいまして、平成18年度の早い時期に、関係者の意見もお聞きしながら課題の整理を行って、今後の方向性について取りまとめていきたいというふうに考えているところでございます。


 それから、旧豊岡の関係のアリカンテとの交流が平成18年度予算にはないがというご指摘いただきました。実はアリカンテとの関係を見てみますと、ずっと国際交流員の受け入れを行ってきました。これは平成10年から16年度にかけて行ってきましたけども、その中で、特に16年度については台風があって交流が中止になった。昨年は14年度に来訪した方が、改めて学生さんがお越しになりまして、1名の方がホームステイをされたという経過もございますけれども、特に新年度においては行政の方側からの交流の内容については、今のところはないという状況にあるということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。


 それからもう一つ、病院の跡地の関係でご質問いただきました。事業手法の決定の時期はどうなのかと。中間報告を申し上げて、その中で公設民営が有利であるという結果は出ているわけですけども、そういう中でどうして決められないのかというふうなご指摘をいただきました。


 実は、中間報告の中で一定の比較を行いまして、ライフサイクルコストを出してみて、その中でどれがいいのかということで結果を出しました。ただ、この中ではまだまだ要素的に、比較の要素の面で整っていないものがたくさん含まれているということが一つございまして、今後、その内容、要素を詰めていく中で、しっかりしたものをつくっていきたいというふうに考えています。


 それからもう一つは、公設民営というのは民間の活力を使うという意味で有利性はあるわけですけれども、ただ、プロポーザルの方式をとるとなりますと、どうしても工期の関係でおくれると。19年度に工事着手をして21年度に開業ということでございまして、随分遅くなるという問題がございます。特に公設公営と比べて6カ月ほど開くという見込み、予測をしとるわけでございまして、そういった点も含めて、今後、研究、検討していきたいということがございます。したがいまして、今月末に全体の案がまとまってきますので、4月に入って、改めてその内容について議員にご報告を申し上げ、ご意見をいただくと。最終的には4月の末には事業手法を含めて方向性をつくっていきたいというふうに考えています。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 国民保護計画につきまして、現在の検討状況、それから策定のスケジュールについてのお尋ねがございました。


 現在の検討状況でございますけども、保護計画作成のために、国がつくっております市町村国民保護モデル計画、あるいは県が現在、国と最終的な調整中ですけれども、兵庫県の国民保護計画案、これらの必要な情報を収集をしているところでございます。


 それから、策定スケジュールの関係ですけども、今後のスケジュールといたしましては、県の保護計画に基づきまして、県の指導を得ながら、また十分調整をしながら18年度中に策定を進めてまいりたいと、現在のところ、そのように考えております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 混交林整備事業の関係でございます。正式な名称は針葉樹林と広葉樹林の混交林整備事業というふうに申しまして、兵庫県の新規施策でございます。


 まず背景、事業概要でございます。


 近年、地球の温暖化防止、あるいは災害に強い森づくりというようなことで、公益的機能を増進をするために森林の適切な維持管理とともに多様な森林へ誘導するということが求められております。しかし、木材価格の低迷等によりまして森林の適切な管理が行き届かず、放置されている森林が増加しているところでございます。このために、平成18年度から導入されます県民緑税を活用いたしまして、高齢人工林をパッチワーク状に伐採をしまして、その小面積伐採跡地に広葉樹などを植林をした森林を造成をします。そして樹種あるいは林齢の異なる水・土保全能力の高い、災害に強い森づくりを推進をすると、そういうような事業でございます。


 それから、新年度の内容でございますけれども、18年度につきましては、県の事業実施に対する考え方、一応市町に1カ所という考え方を今持っておりまして、そういう関係で豊岡市におきましても1カ所、場所は下鶴井の地区に、全体面積13ヘクタールで考えております。まず実施計画をつくるための調査費を当初予算には計上させていただいております。調査が終わりますと工事にかかるわけですが、工事費につきましては補正でお願いをしたいという思いを持っております。事業期間につきましては、新植は明年度ということになりますので、2カ年の事業だと、そういう枠組みでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 神戸空港への乗り入れについて、お答えをさせていただきます。


 昨年12月に県から但馬地域の各市町に対しまして、但馬地域の一層の振興とコウノトリ但馬空港の活用を図るために、神戸空港とを結ぶ路線の開設について、地元としての意見を求められたところでございまして、県による神戸路線開設の考え方を踏まえまして、運航事業者の有無、あるいはまた使用される機材、路線免許の取得に要する期間、開設までの準備の内容、そしてそれらを踏まえて開設の時期や可能性、また増加が予想される地元負担額、伊丹路線への影響、またさらには羽田直航便の実現に向けたステップになるかどうかなどについて検討しているところでございますけれども、地元としての方向性をまとめるためには、なお不透明な部分がありますので、引き続き県との協議を進めていくことといたしておるところでございます。


 そういうふうな中で、何から検討していくのか、検討の順序についてのお尋ねがあったわけですけれども、はっきり申し上げまして、すべての項目について関連性がございますので、非常に順序としてはつけにくいといったような状況にあります。


 例えば就航してくれる会社がある程度見えてこないと、使用される機材もわからない。またそれがわからないと利用率や、それらに伴う地元負担がどれぐらい増加するのかといったこともわからない状況になります。さらには、また開設までの準備期間や開設の時期、その時期によっては平成21年の羽田空港再拡張時に間に合うのかどうかといったようなことがありまして、それらを考える中で、神戸路線の開設が羽田直航便の実現に本当に結びつくのかどうかといったような判断が必要となってくるわけですが、いわゆる本当にすべての項目が関連してきますので、これから先に検討するといったようなことは、なかなかお答えしにくいというふうに思っております。そういった中で、すべての要素を関連づけながら検討していきたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 教育行動計画のそれぞれの取り組みについての責任の所在についてお尋ねがありました。


 提言案では、86の具体的な取り組みにつきまして、議員ご指摘のように取り組み主体を学校、地域、家庭、行政という形に分けております。とりわけ行政につきましては、担当課を明示しておりません。今後、関係機関、特に健康福祉部とのかかわりになろうかと思いますが、その関係機関と協議する中で、担当課につきましても明確に、また細分化していきたいと、こういうふうに考えております。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 永楽館の復元工事につきましては、18年度から19、20年度と3カ年かけて整備する予定でございます。


 まず18年度につきましては、大屋根や足場を設置し、屋根、壁、土間等を解体するとともに、基礎の補強であるとか配管工事等を行う予定にしております。


 それから、続きまして視察に対する感想ということでございますけれども、2カ所視察させていただきましたが、いずれも管理運営面において課題が多いということを感じました。収支のバランスであるとか、経営としてどうするのか、その辺のところでございます。そういった意味で、営業努力というのが非常に、どちらも力を入れておられたということを感じました。


 それから、活用策でございますけども、永楽館の場合は368席、それから金丸座が730席、それから内子が480席ということでございます。この他の2つと比べますと永楽館というのはやや小規模ということになります。したがって、キャパとの絡みでいきますと、大型興行を誘致するよりも、小規模興行であるとか地元主導の活用策の方が向いているのではないかなというふうに感じました。


 それから、いずれの地もそうでしたが、単に建物、芝居小屋の魅力だけじゃなくて、そのまちの魅力といいますか、その周辺等の町並みであるとか文化であるとか、そういったこととの相乗効果というのが非常に大事だなあと思いました。そういった意味で、出石というまちは他の2つの地区と比べて遜色のないところでございます。ただし、まだ今後さらに出石全体の町並みであるとか文化、そういったものに対して磨きをかけていく必要があるんではないかなというふうに感じました。


 それから、現在、教育委員会の方が所管しているわけなんですが、今後、観光宣伝とか、そういった面でいきますと、観光行政の面からのアプローチも必要じゃないかなというふうに感じております。


 それから、いずれも支えるサポーターといいますか、支えるボランティア、そういった力が非常に大切な存在であるなということも感じました。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) ありがとうございました。


 それでは、また何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。


 まず、市長の方からお話しをいただきました。私もこの総括説明の文書を拝読しながら、前段の部分は、ここら辺、まさしく市長がご自身でお書きになったんだろうなというのはよくわかっているつもりであります。


 先ほど、市長としては非常に前向きな予算、新年度予算に対する前向きなとらまえ方をされているというのも、よく理解をいたします。


 逆に縮小させる、緊縮型の予算をとることに、そこに意義を見出したということにおいては、市長としては十分よくやった、非常によく練れた予算だという評価になろうかと思います。それはそのとおりだと思うんです。


 ところが一方で、当初、財政当局によって各課から上がってくる予算要求に対して45%カットをされた。後で復活折衝で5%ほどという報道もありましたけれども、そうなると、枠でがばっと来ているにしても、40%近く、それはとりもなおさず市民要望ということには間違いがないだろうというふうに思います。市民要望であるその40%にこたえられなかった、この部分についての率直なご認識はいかがかなあと。先ほどのご答弁では、そこら辺がどうも伝わってこない、このように感じますので、もう一度ご説明、ご答弁いただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 合併前の市町をそのままがっちゃんこをして、そして17年度の予算ができておりますけれども、そのときよりはましでありますけれども、ありとあらゆる要求がなされていました。本来ですと、担当部局の中で厳しい財政状況をにらんだ上で要求自体を絞り込む必要がございます。ただ、相当市町間のばらつきがございましたので、また17年度でも市町間でのばらつきがそのまま残っておりますから、例えばシーリングのようなものをかけますと、その不公平さがそのまま固定をされてしまいます。したがって、そういった予算編成上のテクニックを用いませんでした。その結果、各部局からは、もう要求し放題上がっているというのが私の実感でございました。したがって、市民要望とはいうものの、あればいいという程度のものまでも入っている。したがって、優先課題から見ますと、かなり先のものまで入ってございますので、私としてはそういうものを予算査定の中で削っていったと、このように考えております。


 市民要望というのはもちろんでありますけれども、それも今言いましたように、はるか先のものまで、何でも言えばいいというものではなかろうというふうに思っておりまして、私たちには限られた予算しかないと、それを今、何に使いますかというところをもっと私たちも考えなければいけないし、市民の皆様方にも、私たちがそういう状況に置かれているということをぜひ認識していただきたいという思いがございまして、異例のことではありましたけれども、財政課査定段階での情報を公開をさせていただいたと、こういうことでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) その説明もよくわかります。


 ところが、先ほど市長のご答弁の中で、例えば地域の熱意であるとか、あるいは対等なという、そういう表現が出てまいりましたけれども、市民要望というのは必ずしも明確に、強烈な意思を持って市長の目の前にこういう要望、施策としての要望があるものでもないと私は感じます。


 例えば、前からずっとお尋ねをさせていただいてまいりましたAEDという自動体外式除細動の、この問題もございます。聞くところによりますと、養父市の方はこれ、実に新年度の予算で42台、リースという形だそうですけれども、新年度で予算化されている。その市長のお考えとしては、やはり鉢伏とか、遠いところがあって、やっぱりそこに対して優先的に、計画的に配備を進めていく。これはもちろん他の自治体の話ではありますけれども、そういった考えもあると。これは別に強烈な地域からの突き上げがあるというような代物ではないというふうに、私はAEDに関しては理解をいたしております。しかし、こういったものもある。このことを、今の市長のご答弁をお聞きしながら、つまり、昨日のやりとりの中でも非常に、例えば城崎では木屋町があって、出石では永楽館があって、それぞれ例を挙げてご答弁いただきましたけれども、本当にうまいこときっちりはまってるな、それはわかります。それはわかるんですけれども、それを一つ、非常にシンボルとしてはそうでありますけれども、具体的にはやっぱり市民要望にこたえられてない部分、つまり先ほどの枠でいって40%だから、それは非常に肥大化した40%だという、それもご説明としてはわかるんですけれども、市民の心、市民の思いがその裏にあるということを、ぜひ私は忘れないで、今後とも取り組んでいただきたいなと、このように申し上げておきたいと思います。


 それと関連をすると思うんですが、やはりどうしても気になりますのが神戸空港の問題です。


 先ほど部長からご説明をいただきまして、結局、実は本当によくわからない。この後、何がどうなっていくのか。三すくみどころか、すべてが、何一つ何か座標軸となるようなものがないというか、どれもが決まってない状況の中で、一体どのようにこの問題を詰めていけばいいのかというのがさっぱりわからないということであろうと思います。


 本当にきのうお話を聞きながら、いみじくも市長が伊丹、神戸では将来性がないという、裏を返せば、今は県内2時間交通の流れをくむ但馬空港という位置づけではあるけれども、そもそもこの存立そのものが非常に無理があったということを、その裏に少し意味しているご答弁なんだろうと思うんですけれども、私も東京直航便でないと可能性はないと思いますし、これはぜひ必要だと思います。この後のこのエリアの展開を考えていく中で。そうなってきたときに、例えば羽田の平成21年が1.4倍の乗り入れを、これも本当かどうかはまだわからない。今やっと国交省の方がそういう話をし始めているというご答弁だったと思いますけれども、これはかなり、もうこれはほぼ間違いないということなのか、そこの確認をもう一度お願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) この羽田への小型機の乗り入れにつきましては、かなり以前から全国のコミューター航空等から要望活動をいたしておりまして、その要望を受ける中で、現時点での羽田空港の混雑ぶりを見れば、小型機の乗り入れはできないけれども、再拡張した段階では何とかお願いをしたいというふうなことで要望をしてまいりました。その結果、ようやく国交省の方からは、来年度、2007年度から本格的に乗り入れについて方法等を含めて検討するというふうな回答があったというふうに聞いておりますので、ほぼ1.4倍の乗り入れ枠がふえることについては間違いございませんので、そういった形で乗り入れが可能になるというふうに考えておるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) そもそもこの検討は、県の方から検討してほしいという依頼というか、打診があったと。これは、この回答はいつまでにしろということなのか、ここの部分についてもご説明を願いたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) やはりこの地域の問題ということでございますので、地域の中で十分議論をして、考え方をまとめていただきたいということで、現時点では期限というものは設定をされておりません。ただ、これもいつまでずるずるというわけにはまいりませんし、ずるずるしていることによって羽田直航便の実現につながらなくなってしまうということもございますので、できるだけ早い時期に考え方をまとめていきたいとは考えておるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) これは市長に率直にお尋ねしたいと思うんですが、こういった場合、県に対するおつき合い的判断というのは必要になるんでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 案件によって、お互いが協力してさまざまな事柄をやっておりますので、物によってはそのようなものがあろうかと思います。ただ、この但馬空港の将来構想につきましては、これはそのようなことではなくて、県も市も町も納得ずくで結論をだしたいと、このように私としては考えています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) これも本当にわからない話なので、仮定の話になって恐縮なんですが、例えば神戸空港に乗り入れをして、乗り入れをした結果、東京直航便が何らかの影響で、好影響で可能になった場合、東京直航便を就航させた後、先ほどの県とのおつき合いという部分もありますけども、神戸空港路線を撤退するとかやめるとか、そういう考え方というのは可能なんでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 但馬の市町長会でもそういったことが検討の中であったわけですけれども、基本的には、現在の伊丹路線と同様に、神戸路線につきましても対陸路という観点から見ますと、競争力を失ってくるというふうなことがございますので、東京直航便が実現した段階では、この伊丹路線、あるいはまた開設した場合の神戸路線のあり方については、当然見直しをしていく必要があるというふうに考えておるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 十分な情報は持ち合わせておりませんが、素人の私でも神戸路線を開設すれば必ず赤字になるだろうなと思います。


 先ほどからいわゆる新年度予算との絡みでお尋ねをしたのは、やはり投資的経費が、例えばこれから平成20何年までですか、ずっとマイナスでいくというような、一方でその現実を市としてはらみながら、そのためには地域の自立のためにという、最終的には地域住民の皆さんに、これも我慢してくださいよという話をお願いしなきゃいけない状況の中で、政策的な判断であろうと思います。これは極めて政治的な判断であろうと思いますけれども、ここの部分を私は非常に慎重に考えなければいけない。あるいは、これはもう本当に、ぜひ慎重の上にも慎重にというか、これはまさしく市長の政治判断というか、市長のいわゆる政治生命をかけるつもりで判断が必要になってくるぐらい、大変厄介なというか、難しい問題だろうというふうに思いますけれども、これについての率直な市長のご認識をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 命までかけるかどうかわかりませんけれども、判断を誤りたくないという強い思いは持っています。


 現在、伊丹路線をいわば県も地元も必死になって、いわば力任せで支えているというのが実態であります。この状態をいつまでも続けられるはずがない。また、続けたとしても、そのようなことではせっかく、建設費だけでも180億もかけてできた空港が十分に機能を発揮することができないというのは紛れもない事実だろうと思います。したがいまして、やはり何といっても羽田直航便を実現をしなければいけない。これが実現しますと、恐らく羽田−伊丹間はペイをするだろうと、通常の経済ベースで。そして陸路で5時間とか5時間半のところですから、住民との関係でも大変な利益につながるだろうと思います。したがって、私たちの目標は、この羽田直航便ができるかどうか。そして21年の暮れに1.4倍に羽田が拡張されますので、このときこそがチャンスだということだと思います。したがって、但馬空港の将来像を考えるときに、イの一番に我々が価値を置きますのは、この羽田直航便の実現です。


 それに対して、この神戸路線を引くということが、もしプラスになるのであるとすれば、羽田直航便までの間に負担はふえますけれども、しかし、その後は負担が減るわけでありますし、今のままでは将来展望が全く見えないわけでありますから、繰り返しになりますけれども、羽田直航便実現のために神戸路線が意味があるのであれば、あるいはその方向を、その可能性を広げるという意味があるのであれば、その間、私たちは多少負担が大きくなったとしても、歯を食いしばってその道を進むべきだと、かけてみるべきだと。しかし、それがないとするならば、わざわざ神戸路線を引いて負担増をもたらす必要はない、このように考えているところでございます。


 ただ、例えば先ほど神戸路線と羽田が実現したときのご質問をいただきましたけれども、羽田−但馬間を飛ぶときの機材を一体どの航空会社がどこから持ってくるのか。それは伊丹経由になるのか神戸経由になるのか、はたまた羽田からコウノトリ但馬空港に来て帰っていくということになるのか、その路線展開によっても神戸路線、伊丹路線の方向性が変わってくる、こういうことがございますので、私といたしましては、誤りがないように、慎重に議論をし、そして判断をしてまいりたいと、こう考えているところです。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) これは本当に難しい問題だろうと容易に想像いたします。プラスになるとするならばという注釈の部分で、実績の部分が本当にプラスになるのかどうかというのが、じゃあどこでどう判断するのかって、またそれもよくわからない。


 きのう、いみじくもご答弁の中で、実際に電車の例を引かれて、北近畿と、それからはまかぜの例を引かれて、つまり潜在的にここのパイ、限られたパイというお話もされる中で、逆に神戸、伊丹合わせて東京までの実績、数として膨らむのかといった場合に、逆に限られたパイが2つの路線で同じ数だけ移動するだけのような気もします。そういったことを考えると、本当にこれは慎重の上にも慎重を期してやっていただきたいと思いますし、そうでないと、先ほどのこれから続く厳しい緊縮財政の中で、いわゆる未来に飛しょうするためのという、そのお考えというのはよく理解はできるんですが、市民が納得することからは非常にほど遠いだろうという思いがいたしておりますんで、これはぜひ慎重の上にも慎重にご検討いただきたいと思いますし、先ほどからのご答弁を聞いておりまして、やみくもに市長当局が突っ走るとか、やみくもにブレーキをかけるというのは伝わってきておりませんので、まずはそこに、納税者である私たち市民がどう考えるのかということを最大限大切にしていただくという意味も兼ねて、情報をどんどん出していただくと。今、どこでどんなふうな情報が舞ってて、昨日も答弁ありましたけれども、それを市民の皆さんにわかりやすく情報として出していただく、これをお願いしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 当然今後の市政の運営という観点から見ますと、住民の意見を聞くということは大切なことでございますので、かなり不透明な部分が現段階ではたくさんあって、お示しすることはできませんけれども、これが一つ一つ明らかになった段階では、お示しをして、市民の方々の議論もいただきたいというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) よろしくお願いします。


 次に、国際交流についてお尋ねをいたします。


 率直なところ、見直しをするのか、幾つかの課題を整理してというご答弁をいただきました。


 私、本当に国際交流は大切だと思います。非常に思います。しかし、それぞれ内容のある国際交流をこの4つのエリアで順を追ってというか、年度を追ってずっと継続してやっていくというのは非常に大変なんだろうなと思います。これについてなんですが、合併協定の一元の中では、いわゆる一元化にはなじまないということで、この国際交流の部分については先送りというか、一本化するという協定、調書にはなっておりません。相手方の意向によるということで存続の部分の表現もなっておりますが、この相手方の意向というのは、すべて確認済みなのかどうか、今後ともずっとやっていくという意向が確認をされているのかいないのか。あるいは、されていない場合は今後どういうふうにされるおつもりなのか、それについてお尋ねをしたい。


 それから、国際交流協会の現在の一本化の状況ですね、これも合併協定調書の中では一本化が望ましいということであったと思いますけれども、これについても新市の一体感の醸成という中で、交流協会そのものの一本化も必要だと思いますが、これについての状況も教えていただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は合併に際しまして、国際交流については相手方に異存がない場合は合併後においても交流を継続すると。ただ、交流の内容の詳細については新市において検討するというような方向が出てまいっておりました。


 実は、口頭ででございますけども、合併するというお話の中で、異存がないかどうかということの確認はさせてもらいました。そのことによって17年度においては16年度同様に交流を行ってきたということになっています。


 ただ、問題は新市になりまして、相手との間でいろんな形で盟約を結んでいるわけですけども、正式に新市の交流先として提携の継続の意思があるのかと、また新豊岡市としてどういう意思を持つのか。その意思に基づいて相手方に盟約を交わすというお話については確認ができていない状況にあると。やっぱりこれについては、しっかり新市としての方針を決めて、相手に対してその申し出をして、その方向でまとまるならばまとまっていくという格好になるのかなあというふうに考えています。そのあたりを、実は18年度の早い時期に豊岡市としての考え方の整理を一定行って、そのことに基づいて相手の意思を確認させてもらうというふうな行為が出るのかなあというふうに思っています。その後において、新市における国際交流のあり方というものが決まってくるだろうなあというふうに思っています。


 それから、特にご質問はなかったが、一つ、子供たちの交流に大きな価値があると認識しとるわけですけども、特に出石中学校の場合はアメリカのシアトルのウイットマン中学校との交流が盛んに行われておると。これは大きな成果もあるわけですが、ただ、現在、合併後も行われていますけども、あくまで旧出石町の町域に限った形で、出石町のエリアの中の子供たちが交流しているという格好になっています。やはり新市になって、特に交流のあり方、公平性の問題、あるいは一体性の確保という面から、やっぱり新市として、新市全体でこれをどうとらえるのかというあたりについては、これは教育の世界を交えて十分議論する必要があるかなあというふうに考えています。そういったことも18年度のできるだけ早い時期に整理をしたいなあというふうに考えています。


 それからもう一つ、国際交流協会のことでございますが、これも実は合併の話し合いの中で、やはり組織の統合が望ましいだろうということで、そういった方向で話し合ってほしいことをお願いしようということが決まってまいりました。その中で協議も重ねられてまいっておりまして、特に17年度、合併してからもどんどん、何度も集まられて協議がされてきました。その結果、年が明けまして、ようやくにして一本化をしようという方向がなされてまいりました。


 基本的には一緒になって統合して、豊岡市国際交流協会というものを立ち上げていくと。それまであった各それぞれの旧町の国際交流協会については解散をすると。位置づけとしては、それはあくまで支部という形で、例えば出石の支部、但東の支部という形で残っていくと。活動においては、過去の経過もありますので、一遍に、本部がすべてを牛耳るというわけにいきませんので、地域性もございますので、各支部で国際交流の中身については取り組んでもらおうかなあというふうに考えています。


 したがって、3月に入っていますので、それぞれ今までありました国際交流協会については解散をされると。4月に入って新しい豊岡市国際交流協会の設立総会というのを持たれていくと。この中で規約の審議等もされていくというふうに聞いております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 平成18年度のあり方についての検討というのは、結局どこで、だれが行うんでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 特に行政がかかわっている、豊岡市がかかわっている交流という部分については、これは我々の組織の中で検討する必要があります。ただ、今のところは企画課の方が所管をしていますけれども、内容については、これは広くほかの関係にもわたっていますので、特に子供たちの交流については一定の理解も示しておりますので、特に教育委員会の方とも協議したいなあと。特に国際交流協会も新しくできますので、基本的には、子供たちの交流については、これは一定行政がかかわる必要もあろうかなと思っていますけれども、それ以外の一般の交流については、むしろ国際交流協会の方で担ってもらうと、そういう方向をつくっていく必要がありはしないかなと考えていますので、協会も含めて議論したいなと思っています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 率直なところ、先ほどご説明をいただいた旧豊岡のアリカンテについて、新年度、今のところなしということで、旧豊岡としてはちょっと寂しいなと思う部分と、それから実際のところはちょっと敷居が高いというか、何と言えばいいんでしょうか、身に余るというか、ちょっと遠過ぎる、あるいはどうもなかなかうまいこと再々行き来もできないというようなところがひょっとしてあるのかないのか、そこら辺について、つまり、その裏にあるものは、一番最初に戻りますけれども、この4つのエリアで、今までどおり同じ濃度で、新市として同じ交流ができるかというと非常に難しいと私は思うんですが、そこで一定の整理が、整理というのは端的に言ってしまうと、もうここは縮小というか、やめるという形ができるのかどうかわかりませんが、そういう整理の方向も一つあるのかな、それについてのお考えについて、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) これからの議論になるわけですけども、今、議員おっしゃいましたように、旧豊岡の場合、確かにアリカンテは距離もあるということもございます。問題は、新市になって、豊岡市として国際交流というものをどうとらえるのかというあたりについて、まだ整理ができておりません。あくまで合併前の形が移行してきているという格好になっていますので、やっぱり新市としてのあり方のビジョンといいますか、まずそういったものをつくっていく作業が要るのかなあと思っています。その中で、仮にスペイン、アリカンテの問題があるとすれば、それはそれで、今、議員がおっしゃったようなことも含めて議論があるのかなと。その中で一定の方向はつくっていきたいということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) もうこれでこの問題についてはやめたいと思いますけれども、これは、本来は基本構想とか基本計画とか、そこの中で明確にどう考えるかという位置づけが必要になってくるものだろうというふうに思います。そこの整合性をどうとられるのか。


 ほかのところでは、例えば国際交流そのものだけで一つ、基本的な方針から計画まできっちりと体系立ててつくっているような自治体もあるようにお聞きします。それぐらい明確な目的を持って行うことが必要なんだろうというふうに理解をするんですが、そこをもう一度整理してご説明を、この問題の最後にお尋ねしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今、総合計画をつくっていまして、その基本構想なり基本計画の中にも国際交流に対するとらえ方については一定程度、この方針というものを入れていく必要があろうかなと思っています。ただ、それまでに国際交流に対する市としての基本的な考え方、そういったものを整理をして、その中のエキスの部分というのが総合計画に入っていくのかなというふうに考えています。したがって大変、相手がある話で、これは一方的には進みませんけれども、まず相手に話をするまでに、豊岡市としての考え方、これはもちろん過去の経緯もあるわけですが、経緯を踏まえながら、豊岡市としてどういう姿が好ましいのか、そのあたりについて十分関係者間で議論をして方針をつくっていきたいというふうに考えています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) それでは、豊岡病院の跡地整備の部分で、もう少しお尋ねをしたいと思います。


 この計画の中では、さまざまな機能の連携を予定されていますが、これはもちろん大変大切な観点であろうと理解をいたします。この連携については、どこがリーダーシップをとってこの連携を進めていく、あるいは計画づくりを進めていくのか、お答えいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は、新しくつくる施設と、そして行政が担う部分ということで第6病棟のお話もさせてもらいました。そこに保健福祉部が移っていくという格好になりますが、その中身の細かい部分についてはこれから、今の段階でいえば企画の方で間に入って調整をすると。どういう形で連携があるのかなと。今自身でも健康増進課の方でいろんな市民の方に対する検診とか健康づくりを行っているわけですから、そういったものと新しくつくる施設の機能、それとの関連がどうなるのかというあたりについては、これはまだはっきり決まったものがありませんので、豊岡市としてこれからつくっていく必要があるというふうに考えています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) そこで問題になりますのが、いわゆる健康増進機能と保健福祉機能ということで、市当局と、それからどういう形になるかわかりませんけれども、健康増進機能、ここの部分については連携を進めるという明確な位置づけがあるんですが、そのほかの医師、理学療法士、作業療法士、健康運動指導士などの専門家というところについては、協力あるいは支援という、こういう表現になってまいります。ここはどのように違うのか。連携と、それから協力、支援というのは、明確に何がどう違ってこの言葉になっているのか、ご説明をいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本的には新しく整備を検討しています健康増進機能の施設ができる、そのそばに保健福祉機能ができていく。当然これは関連づけて連携をしていくと。ただ、その連携をする中に、いわゆる専門的な資格を持った方の指導ということが要るわけでございまして、そういう指導に基づいて市民がみずから健康づくりをやっていくという格好になりますので、あくまで連携そのものは健康増進機能と保健福祉機能、これがまず連携をする。連携をして健康づくりの効果を上げていくために専門家の協力、支援を得るという格好になろうかなあと思っています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) わかったようでよくわからないんですが、効果をもちろん上げるためのはよく理解できます。協力、支援ではなくて、ここもやはり連携をさせるという位置づけの方が、より明確に、位置づけとしては、あるいは本当に市民の健康のためにという位置づけは強くなるであろうと、このように思います。そこの部分を、またぜひご検討いただきたいと思いますし、なかなか連携って、よく聞くんですが、想像以上に難しいというのはよく耳に聞くところであります。特にこういう機能になってまいりますと、例えば県の機能とか、こういった作業療法士とか、こういった部分でありましょうか、県も関係してくるような思いもいたします。ここら辺で、例えば長寿の郷等の例というか、経験もあるわけですが、一言で言うとなかなか難しいんですが、有機的な連携というか、それを目指して頑張っていただきたい、もっともっと詰めていただきたいなと、このようにお願いをしておきたいと思います。


 それから、この計画の中で、昨日もありましたが、施設概要及び概算規模ということで、会員合計で2,700人とありますが、この根拠は何かという部分についてご説明をいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) あくまで類似施設等の調査というのがございまして、その中で、この施設の規模の問題が、まず議論というのがなされました。それで、検討委員会もつくって各専門分野の方のご意見もお聞きして、この施設の規模の想定というのを出したわけですけども、むしろどちらかといいますと、専門家の方々はもっともっと大きな施設をつくれというふうな、お金のことよりも、機能はこんなのも要りますよというような声が大変強かったということがございました。そういう中で、やはり我々としては、実際に実現をする必要があるという観点からご意見も言わせてもらいまして、必要最小限という形で3,000平米。3,000平米でいくならば、どの程度の人が利用するのかという中で、プール、トレーニングジムの会員としては2,700人程度かなあというのが協議の中で出てきた数字であるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) こういう場合の想定というのは、何でもというか、十把一からげで申しわけないんですが、例えば道路の通行量予測ですとか、あるいは空港の利用予想人員とか、ふたをあけると多目に出ちゃうという経験則がありまして、何を危惧するかといいますと、この計画が狂うと、いわゆる公設民営の場合の、運営が民間になってくる場合の、いわゆるその想定外れから来るさまざまな赤字というか、減収要因をどこがかぶるのかという部分について、非常に難しい、これはもちろん公設公営だろうが何だろうが一緒なんですが、そこに非常にかぶってくるなという思いでお聞きするんですが、大丈夫でしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 確かに公設民営の場合はそのあたりが大事になってくるわけですけれども、まだ今の中間段階では、細かい部分の数字というものがあって、その根拠まで積み上げてきたものではございません。施設の規模を想定する中で、どの程度の会員になるのかなあというあたりで出していますので、今度、今、そのあたりもずっとそれ以後詰めておりますので、3月末にまとめますものの中には、しっかりした中身をつくっていきたいなと、また改めてご説明したいというふうに考えていますので、ご了承をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) あわせて、その計画の中でもう一つ気になるんですが、Aブロックの既存建物についての市としての基本的な考え方という、この項目の中で、不等沈下が進んでいくと、その円形の部分。こういったことも含めて、問題点、課題点としてある中で、以上のことから再利用するだけの価値を見出すのは非常に困難というくだりがあるんですが、これは新しい機能をつくった場合も、この地盤に対する部分というのは同じ危険というか、危惧があるかと思うんですけども、そこら辺の読み込みはどんなふうになされているのか、お答えをください。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は、沈下していますのは、不等沈下という点では円形の外来ですね、外来本館が沈下しています。あの建物は、実は相当古い建物でして、昭和30年ですか。したがって、松ぐいの基礎になっています。あのあたりはちょうど支持層まで40メーターほどくいを打たないと支持層がないという地盤になっていますので、そういう状況が生まれてきていると。


 今回整備をしますのは、40メーターまで、支持層までくいを打つという格好になります。建物については、今起きているような心配はないというふうに考えています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) いろいろと、さらにさらに詰めていっていただきたい。この計画については置きたいと思います。


 それから、救急の24時間体制でご説明をいただきました。これは職員の勤務に対する理解、これについて体制が変わるという部分も含めて、前に比べてどこがどんなふうに変わって、結果的に現場の職員に対してはどのような影響があるのか、これについてご説明をいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 少し説明をさせていただきますと、現在、消防署、消防本部全体で126人、職員がおります。それをどのように、先ほど助役が答弁いたしましたように、10人という体制を生み出してきたのかということなんですけども、4月から新しく2名、職員がふえてまいります。その2名。それから豊岡消防署から2名、それからあと、各分署がございます。日高、出石、それから城崎と、それぞれ2名ずつ、都合10人を、とりあえず数字の上では確保をしてまいりました。


 また、消防の特性として、それはご案内のとおりなんですけれども、24時間の勤務が要請されます。したがって、今回10人といいますのは、それぞれ5人ずつ、それの係を分けまして配属を、交代で勤務するように配属をいたします。


 それで、5人が常時勤務をしているという状況にはございません。当然24時間勤務でございますので、休暇枠等々が当然必要になってまいります。したがって、じゃあ最低限5人を勤務をさせるとしたら、最低救急車に乗るのに3人の職員が必要になってまいります。したがって3人を確保すると。3人は絶対に勤務をしていかなきゃならないという状況をつくっていこうとするからには、じゃあ5人が必要なんだという、そういう考え方で来たわけですけれども、そういたしますと、現在の、18年度になれば128人になるわけですけども、現在、勤務の仕方といたしまして6週を一つのクルーとして職員を回しております。我々と同じように8時半から5時15分までの本部勤務の職員は除きまして、あと、豊岡の消防署あるいは分署等を含めて、それぞれ隔日勤務と、隔勤勤務というふうに我々は言ってるわけですけども、そういう勤務者につきましては6週を一つのクルーにして回していく。それを10月の1日からは8週間という、枠を広げて職員のクルーをつくっていこうというふうなことを考えさせていただきました。


 そのために、今、議員がおっしゃっているように、どのように職員に影響してくるのかということなんですけれども、端的に影響してまいりますのが、休暇枠が非常に厳しくなってくるという条件がございます。しかし、それは現在、但東に住んでおられます市民の方からの強い熱望がございます。我々消防署の職員等々、やっぱり汗をかこうというふうな中で勤務ワーク、クルーを延ばしたがために、余剰、何といいますか、人数が確保できたというのが実態でございます。


 それから、職員への周知なんですけれども、消防署にはご案内のとおりに労働組合ございません。消防署の消防職委員会という組織がございます。そういう中でこの案件が出て以来、所属長等を含めて何回となく討議をやってまいりまして、これでいこうということで決めさせていただいたということでございます。ご理解をお願いいたします。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) ご理解は、します。ですが、言ってみれば消防職の職員の皆さんというのは、みずからの職務について、なかなか通常の組合、いわゆる労働組合としての、そういうやりとりができないという現実があろうかと思います。そういった中で、今、消防長の方からは、何回となく討議を重ねて理解をしてもらっているということなんですが、これはあくまで、この消防職委員会は10人程度というふうにお伺いするんですが、現在のところ何人でしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


 よろしいか。


 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) というか、つまり多くの職員がいる中で、どれくらいが参加をするのか。つまり、それは漠とした大枠でいいんですが、多くの職員がそれに直接所属をして、そういった討議に参加できるのか否かという部分についてはいかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) この委員会の役目というのは、ふだんの職員からこの委員会に勤務条件であるとか、あるいは他の条件を含めて上がってきて、それを討議をするという場でございます。したがって、上から指示、命令というふうな委員会ではございません。職員の人たちが日常自分たちの考えている問題点を、あればその委員会のそれぞれの取りまとめ役がございますので、彼らを通して上がってくると。それを討議をしていくと、こういう内容でございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) この委員の半数は、委員が推薦をするというふうに伺うわけでありますけれども、そういった中で、現場の十分な声、あるいは現場の反応ということについても、組織を管理する側として、ぜひ意を用いていただきたいなと思います。


 私は感じるんですが、やっぱり消防の職につかれる方というのは、使命感に燃えるといいますか、義という部分にやはり非常に、意気に感ずる、こういった職性だろうというふうに私は感じております。そんな中で、本当に但東エリアの住民が熱望して待ちに待ったこの24時間体制という部分において、ぜひ全市民的な理解をするような周知あるいはPRについて、ぜひお取り組みをお願いしたいと思います。いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 我々といたしましては、ご要望にこたえさせていただくというのが全市民の皆さんへの一つの大きな周知になるし、それを誠実に務めさせていただきたいというふうに、それが消防マンにとっては使命感の一つの達成になるんじゃないのかなあというふうに考えております。


 先ほどの委員会の数ですけども、12人でございます。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) ぜひそういった部分もよろしくお願いしたいと思います。


 それから、端的に申し上げまして、総合支所での10人の隊員というか、職員と、それから一般の職員との通常の勤務状況といいますか、どんな感じになるのか、お答えをいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) どんな感じと言われましても、ちょっと戸惑うんですけれども、消防の職員の場合には、先ほど申し上げたように24時間、いわゆる宿直のような感じになる。それから一般職の場合には8時半から、通常であれば5時15分までという勤務になる。片方は24時間、片方は通常の勤務と。その方々が同じフロアで一緒に仕事をしていると、そんなふうな感じになると思います。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) ふと考えるんですが、今まで、合併する前というのは北但消防本部の職員と、それからいわゆる豊岡市あるいは但東町、それぞれの自治体の職員とは、いわゆる違う地方公共団体の職員という位置づけであったと思いますが、合併して、それが今現在、同じ市の職員ということになろうかと思います。その中でふと考えると、実は同じ市の同じ地方公共団体の職員であるにもかかわらず、消防の現場の職員と一般というか、通常の職員、役所の中にいる職員と、ほとんど交流がないんではないかなと、このように思うんですが、現在のところ、どんな状況になっているのか、お答えをいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 現在のところは、まず場所が違うというふうなことがありますし、それから職種も違うというようなことから、交流という面では十分ではないと思っています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) これはさまざまな、ほかの市の職員すべてにも当てはまるかと思うんですが、やはり顔合わせ、心合わせ、こういったことにぜひ意を用いていただきたいと思います。


 それで、例えば、じゃあ一体、市の職員の中で、今まで救急救命講習を受けられた人は何人ぐらいいるのか、あるいはAEDの使用方法についての講習を受けられた人、何人ぐらいいるのか、お答えいただけますか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけないですけども、その実態につきましては、把握はいたしておりません。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 例えばこういった観点で、せっかく同じ自治体の職員としての一体感の醸成を図っていく、消防署の職員に教えてもらって、市の職員はそれぞれ順番で全部そういう講習を受ける、こういったような取り組みをぜひお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 消防長。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 職員の伝言板等を使わせていただきながら周知を図って、募集をしたりしながら、市の職員の方も懸命に救急救命講習に取り組んでいただいているというふうに理解をしています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) ぜひよろしくお願い……。もう少し組織立ってお願いをしたいと思うんですが、総務部長、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ご指名をいただきましたので、お答えいたします。


 消防長は消防長の思いで先ほどご答弁申し上げたわけですが、組織ということで、少なくとも但東の職員を皮切りに、同じ会社の職員でありますから、市民に講習を行うような内容について、極力市の事務職の職員につきましても講習は受けていきたいというふうに考えています。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) それでは、教育行動計画についてお尋ねをしたいと思います。


 これも先ほどの連携という部分と同じ観点からお尋ねをしたいと思いますが、結局リーダーシップをとるのは教育委員会がとるという理解で間違いないと思いますが、具体的に例えばこの方針の中をずっと読んでおりますと、医療とか保健の部分まで連携が入ってくるんですが、これについても教育委員会がリーダーシップをとっていくという、この対応でよろしいでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 同じリーダーシップをとるとしましても、それぞれ専門性がありますので、例えば教育委員会がそれでは医療、福祉の面までできるのかどうかということになろうかと思います。そのあたり、やはり主管は健康福祉部にあろうと。ただ、いろんな協議を重ねていく中で議論はしていきたい、こういうふうに考えております。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) そこで、連携の難しさであろうと思います。市長にぜひお尋ねをしておきたいと思いますけれども、やっぱりそういった最後の詰めの部分で、どこかで動きにくいなという局面があるいは出てきてしまったときに、これは教育委員会の所管ではありますけれども、逆に行政側が入る、行政がというか、当局が、市長部局も入るということにおいて、市長も積極的にその調整について、あるいは連携ぐあいとか、そこにおいて積極的に調整に市長としても動かれるべきだと思いますが、これについてはいかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) もともと教育行動計画は、私の市長選挙の公約でもって市民にお約束をし、つくっていただいたものでございますので、その実施に当たって市長部局の連携が必要なものについては、私も積極的に取り組みたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 仮称検証委員会を創設して、計画の進捗状況を確認、評価とありますが、現在、メンバーについての考え方、それからいつごろ創設されるのか、この部分についてお答えをください。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 行動計画の検証委員会につきましては、仮称ではありますが、これの構成メンバーあるいは内容等につきましては、まだ具体的に決めておりません。ただ、18年度に組織を含めて、そのあり方について検討していきたいと、このように考えております。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) もう時間がありませんので、これは提言として申し上げたいと思いますが、私の持論とも言うべき、持論めいたものなんですが、よく策定時のメンバーと同じメンバーが、一番計画そのものもよくわかっているからといって、後の検証メンバーに選ばれるというパターンが、例えば介護保険事業計画策定委員とかが、それから後の見直しの委員と兼ねるというような、こういう流れがあろうかと思うんですが、それをやってしまうと、みずからつくったものをなかなか否定しにくいという側面が必ず出てこようと思います。これはなるべく、一つの計画についてはなるべく多くの皆さんのいろんな思いがある中で計画がさらに練り上がっていくということが大変大切だと私は感じますので、それでいくならば、例えばそこでメンバーをばさっと入れかえて、また新たな視点でほかの方というか、ある成果物としてつくられた計画について検証をしていくという、こういう考え方も私は大変大切だと思いますんで、これ、ご所見がありましたらお伺いをしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 先ほどもご答弁させていただきましたように、組織も含め、あり方について18年度、検討していきたいということですので、伊賀議員の今のご意見につきましては、そういった意見があるということにつきまして、承っておきたいと思います。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 17番、伊賀議員。


○議員(17番 伊賀 央) 承った上で、ぜひとももう一案、検討をお願いをして、またぜひ取り組んでいただきたいと思います。


 それから、永楽館についてなんですが、時間がなくなってしまいました。私は視察をさせていただきました内子座、これをぜひ出石の永楽館に対してのこれからの整備方針、あるいは活用方策について参考にするべきだろうと思います。こんぴら歌舞伎大芝居も、町民の方が見たくても見られない、全国からの……。


 終わります。


○議長(綿貫 祥一) 以上で伊賀央議員に対す答弁は終わりました。


           ────────────────────


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は2時40分。


                 午後2時26分休憩


           ────────────────────


                 午後2時40分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、30番、森田進議員。(拍手)


                〔森田 進議員 登壇〕


○議員(30番 森田 進) 30番、森田進でございます。


 まず初めに、3月の12日、多くの皆さんとお別れの日に、私、どうしても用事がありまして、熊本議員の葬儀には参列できませんでした。改めて、彼が初めてこの議場で一般質問をしましたときから、お互いによく似た顔であり、頭がはげておると、歌もひどう変わらんぐらいうまいということで、非常に仲よくして、いろんな視察先でも2人だけしかできない秘密をたくさん持っておりました。そして、幸いにも災害復旧・復興調査特別委員会の正副委員長という絶妙のコンビを組ませていただきまして、病院から、森ちゃん、悪いなあ悪いなあ、何回も携帯電話に電話をしてきてくれました。何を言うとんや、善ちゃん、元気になって早う帰ってこなあかんでと、こない言ったのも2月の初めでした。しかしながら、思い出せば思い出すほど涙が出てきて、もうたまりません。あんないい男をなくしてしまったことは、豊岡にとって大きな財産をなくしたと、このように言って過言でございません。そういう意味から、心から哀悼の意を尽くしていきたい、思いたい、こう思っております。


 語れば幾らでも涙が出てまいりますので、この辺でとめたいと思います。


 海があり、山があり、温泉があり、川があり、城下町があり、高原があり、チューリップがあり、コウノトリがあり、母なる川がある。このような特色を持った市が近畿圏はおろか、全国どこにこれほどのいい資源を持った市がありましょうか。私は、この1市5町が合併して目指す都市像は、いやしのまち。平安京・豊岡いやしのまちと、こういうキャッチフレーズで言っていきたいというふうに思っております。なぜならば、熊本善兵衛議員は、若者が定着することが豊岡の発展ということで、常に若者に着眼点を置いておりました。その思いを引き継いでいかなければならないと、このように私は思っておる、それを飛躍して考えるならば、いやしのまち、本当に全国どこの人たちも、この豊岡に来ればほっとするなあ、いやされるなあ、こういうたくさんの資源を持ったまちでございますので、そういうまちを目指していきたい、このように思っております。


 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。


 今定例会の冒頭に、議長からキラリ公明党の改名の話のご報告がございましたので、まず初めに、会派改名について申し上げます。


 今から750年前、鎌倉時代に日蓮大聖人という方がおられました。その方は国家諫暁の書として「立正安国論」という書物を国に、時の北条幕府に出されました。その「立正安国論」の中で、今日、私たちが目指すべき政治家像、社会像、国家像を書き残されております。鬼神乱れれば国土が乱れる。一身の安堵を思わば、まず四表の静ひつを祈らんものか。また、別のご文には、吹く風、枝を鳴らさず、雨、土くれを砕かず。代は義農の世となりてとあり、利害を捨て、条理に従い、人道、公共のために尽くす義農の代という、生命尊厳・人間尊重社会を示唆されております。私どもは、これを信条としておりまして、キラリ公明党と命名いたしましたが、余りにも高度な哲学と思想を含有しているために、理解されにくいのではとのご意見をちょうだいする中、惜念の思いでありますが、変更をいたしましたところです。どうか皆様、よろしくお願いいたします。


 さて、本市は合併後2年目を迎え、当局各部署の業務も互いに肩を並べ合い、本来の行政体に戻ってきたのではないかと思います。今日まで昼夜を惜しまずご苦労されました幹部職員を始め、多くの職員の皆様に改めて心から敬意と御礼を申し上げます。本当にご苦労さまでございました。


 本年は、合併効果を検証する上で極めて重要な年であります。市民の皆様から合併してよかったと言っていただけるために、議員として研さんに研さんを重ね、合併検証のために全力で取り組む決意を強くいたしております。


 まず、大きな1番目といたしまして、合併後の市政運営についてであります。


 合併後2年目を迎え、新市の市政運営理念や都市経営理念、組織の果たす目的、職員の目的意識改革、財政等、合併後の行政体質をお尋ねする機会を逃がしておりました。今回は概念的で素朴な質問をさせていただきます。当局の明快なるご答弁を、よろしくお願いいたします。


 まず、市長の総括説明で、市政運営に臨む姿勢はよくわかりましたが、しかし、総括説明は総花的で、本意というか、理念というものがつかめませんでした。ふろしきは幾らでも広げられますが、最後にくくらなくてはふろしきの値打ちがございません。今、豊岡は大きな船にさまざまな課題の荷物を積み込んでの船出であります。羅針盤は総合計画でしょう。かじ取りは船長であり市長であります。未来への責任とは運航手法でありましょう。願うこと、願い続けること、投げ出さないことは船長の一念心でしょう。この一念心から生まれてくるのが運航理念であり、市政運営理念ではないでしょうか。


 私は、生命尊厳・人間尊重主義という理念を政治理念として持っております。9万3,000市民が乗った大船の市長の運営理念を確認することも議員の責務だと思っております。そこで、どのような理念のもとで市政を運営されようとしているのか、基本的な都市経営、市政運営理念をお持ちなのか、いま一度改めてお尋ねいたします。


 次に、合併した各自治体では、新しい住民ニーズに行政がどうかかわるのか、関与の仕方に議論が百出しております。そこで多様化する市民ニーズに今後、行政のかかわり方、役割についてどう考えておられるのか、お尋ねいたします。


 さらに、地域住民の参画と協働のために公共空間形成だとかローカルガバナンスという新しい行政手法が言われております。ご認識とお考えをお尋ねいたします。


 3つ目に、合併により住民ニーズは多様化しております。分権社会と言われる今日、限られた財源を効率的に配分するためには、より機動的で簡素で効率的な行政組織が求められております。また、同時に何のための組織か、組織内における目的の明確化、職員の事業に対する目的意識の明確化、分権社会に対応し得る行政内部の改革が求められております。行政改革大綱策定の途中とは思いますが、改革についてのお考えをお尋ねいたします。


 4つ目としまして、市長のマネジメント、官房機能についてであります。


 市長は、4万8,000市民の市長から9万3,000市民の市長になっておられます。未来への責任と主張されております。しかし、多くの職員がそのことに果たして呼応しているだろうか。対話と共感をキャッチフレーズに、世界の人々に尊敬され、尊重される小さな世界都市の実現を標榜されておりますが、旧5町の市民は共感しているだろうか、老婆心ながら思うわけでございます。名将のもとに名参謀ありは将軍学のイロハでございます。市長のリーダーシップをさらに発揮していただくために、市長機能を新たにサポートする官房機能整備の充実が必要だと私は考えます。市長のお考えをお尋ねいたします。


 次に、5番目としまして、財政についてであります。


 平成18年度の予算では、経常収支比率が93.4%となっているようですが、いま一度、現在の財政構造はどうなっているのか、お尋ねいたします。


 また、合併した他の自治体では行政改革の一環として財政健全化計画が策定されているところもあるようです。本市の財政指標から見て、財政健全化計画を策定する必要があるのではないかと思います。当局のお考えをお尋ねいたします。


 次は、大きな2番目としまして、指定管理者についてであります。


 昨年の12月議会で、それぞれ施設のあり方の検証が不十分ではないかと指摘しました。今回は施設の管理者の提案がされております。管理者を公募で決めたのか特例で決めたのか、さっぱりわかりません。管理者の責任、正当性、施設運営改善の求め方、住民監査請求等々、住民チェックの仕方についてお尋ねいたします。


 次は、大きな3番目としまして、平成18年度予算についてであります。


 財政の自立とうたってありますが、どのような仕組みを含んでいるのか、お尋ねいたします。


 また、新規事業として上がっております湯の原オートキャンプ場の整備、永楽館整備、但東北部温泉設備整備、バイオマスタウン推進事業、小学生児童に無料航空券の配付等々の新規事業を、なぜこの時期に予算化されるのか、お尋ねいたします。


 次は、大きな4番目としまして、生活排水処理計画についてであります。


 まず、計画区域で排水処理率100%のところでの処理計画変更をする場合、どうしたプロセスで変更ができるのか、お尋ねいたします。


 大きな5番目としまして、PAD、パブリック・アクセス・ディフィブリレーション、ちょっと言いにくいですね、PADについてであります。


 今、救急医療サービスは救命の連鎖の時代と言われており、救命の連鎖がうまく機能すれば、救命に最大の効果を発揮する、そして救命の現場に居合わせた一般市民による早期除細動、PADの始動があれば、数多くの人命が助かる。今や救命はPADの時代と言われております。まずこのPADに対する当局のご認識をお尋ねいたします。


 次に、自動体外式除細動器の普及設置についてであります。


 救命の連鎖を一人でも多くの市民の皆様が認識されることにより、命の大切さを自分自身はもとより子供たちにもがっちり伝えていくことができます。本年はのじぎく国体の開催や豊岡病院跡地利用計画の策定が予定されております。どちらも多数の老若男女の集合が予想されます。AEDの普及設置についてのお考えをお尋ねいたしまして、第1回の質問とし、あとは自席で行わせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私も森田議員の大変高邁な理念に刺激をされまして、私自身の考えを述べさせていただきたいと思います。


 市政運営に関する理念ということでございますが、まず私たちは必ずいつか死ぬときがあります。私は私の死を知らなければなりません。どんなに私を愛する人がいても、かわりに死んでもらうわけにはいかない。逆に私がだれかをどんなに愛していたとしても、かわることもできない。翻って私の人生は私のものであって、決してほかの人のものではない。そして私は私の人生のすべてを自分で引き受けなければなりません。それがまさに自立ということだろうと思います。


 この自治体も同様ではないかと思います。私たちが今ここに集まって豊岡市という自治体を形成しています。私たちは、私たち自身の問題を自分で引き受けなければならない。それをだれかのせいにして、例えば国のせいにしたり県のせいにしたりして問題から逃げ出すことは決して自立とは言えない、そのように思います。この議会でも何度か自立という言葉を使わせていただいておりますけれども、そのような視点に立つものでございます。今後の豊岡市政の運営についても、その自立ということを基本に置いていきたいと思います。


 それからもう1点、前向きのまちづくりを考えたときの姿勢です。鎌倉時代の高名な方ほどではございませんが、相田みつをさんという方がおられます。私が県会議員になりまして間もなくでしたが、椿野議員のお父上がお地蔵さんの絵とともに相田みつをさんの言葉を届けてくださいました。そこには、「夢はでっかく根は深く」と書いてありました。以来、それが私自身のある種、まちづくりの理念にもなっております。


 根が深くとはどういうことなのか。私たちは真空の中に生きているわけでも何でもなくて、この豊岡にいる限りは、神様から与えられたこの豊岡の自然の中に暮らしています。それはいわば大地のようなものだろうと。その自然とのかかわりの中で、私たちの地域の歴史や伝統や文化がはぐくまれてきました。これがいわば根っこに当たるのではないのか。そのいわば土と根っこに目を向けて、その上で私たちは大きな夢を描いて実現をしたい。根っこから離れたような夢を描いても、それは空疎なものである、このように思います。


 総括説明の中で、私たちのまちの自然や歴史や伝統や文化にとことんこだわったまちづくりを進めたいということを申し上げましたけれども、それも平たく言えば、まさに「夢はでっかく根は深く」ということだろうと思います。


 そして、議員がいやしのまちにしたいと言われましたけれども、私は総括説明の中で安らぎということを言いました。私たちの限られた人生よりもはるかに長い命を持ってきた歴史や伝統や自然や文化、そういったものとつながることが、私たちの死という根源的な不安を和らげて、安らぎをもたらすのではないのか、そういったことで安らぎということを申し上げたところでございます。そういう意味では、言葉や出典は違いますけれども、森田議員と近いことを考えているということで、大変安心をいたしたところでございます。


 その他につきましては、それぞれ答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、予算の中で財政の自立ということについてお尋ねがございましたので、そのことについてお答えいたします。


 端的に申し上げますと、これは外部からの歳入に過度に依存せずに、将来にツケを回さず、そして債務と歳出をバランスさせて目標に取り組んでいく、こういうことだというふうに思います。この手法としては今までも議論ございましたように、歳入においては税収の一層の確保であるとか、あるいはまた、受益者負担の見直しといいますか、適正化等、いわゆる自主財源の確保に努めること。それから歳出の方では、身の丈に合った、いわゆる歳入に見合ったような歳出をするために、経費の徹底した削減、あるいは事務事業の廃止とか縮減等を見直しをする必要があるわけであります。ことし2年目の予算でございますから、そういう意味におきましても将来にわたって安定したいわゆる財政のバランスが必要であるということで、そういう言葉を使っております。先ほど市長がそのほか自立についての高邁な意見を申し上げましたので、以上で財政の自立といたします。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私の方からは、合併後の市政についてという中で、役割と公共空間についてご答弁申し上げます。


 公共の領域を行政に一任するというだけではなくて、市民の裁量と判断によりまして、市民の皆さんがみずからの責任を持って、高度化、多様化する地域の課題の解決を図る社会の実現が大変大事だろうというふうに考えております。また、市民と行政の協働といいますのは、生活道路、排水路の維持管理などの地域の課題の解決だけではなくて、環境の保全あるいは防災、減災など広域的な課題につきましてはむしろ行政だけで解決することは困難でございまして、市民と行政が協働して初めて実効のあるものになると認識いたしております。したがいまして、市民と行政の協働によりまして新しい公共を実現することが市民に地域づくりの誇りと生きがいをもたらすということと、結果として市民の満足度が上がっていくということ、そして行政の効率化につながることと考えられまして、それを担う自治組織あるいはNPO、企業等と良好なパートナーシップによるローカルガバナンスの構築が大変重要であろうというふうに考えております。


 それからもう一つ、官房機能と財政の中で市長の政策決定を民間的発想をもってサポートする機能の強化が必要と思うがどうかというご質問でございます。


 現在、豊岡市におけます重要な事項の政策決定の手順についてでございますが、最終的な意思決定といいますのは、その機関は庁議というふうなことにいたしております。基本的には意思決定機関といたしましては政策調整会議あるいは市政運営上の重要事項等の事前協議というふうなことで、三役協議というふうな機関を設置し、協議、決定を行ってるところでございます。合併後の市域は大変広くなりました。本庁及び各総合支所の課題あるいは重要事項も大変ふえてきてるという状況がございます。各地域の速やかな情報収集が一番大事だろうというふうに考えておりまして、特に各総合支所の課題につきましては随時、本庁担当ごとの連絡調整を密にすることに努めておりまして、必要に応じて政策調整会議で意思決定を行ってるというところでございます。


 市長の政策決定を民間的発想をもってサポートする機能の強化が必要とのご意見でございますけれども、市としましても、現在の政策決定手順について、必要であれば見直しを行いたいと考えておりまして、速やかな情報収集とスムーズな政策決定及び行政運営が可能となりますようなシステムについて考えてまいりたいというふうに存じております。


 それからもう一つ、PADの関係で豊岡病院の跡地の施設の中にAEDの導入を図るのかというふうなご質問をいただきました。豊岡病院の跡地に整備する予定の健康増進施設へのAEDの配備につきましては、隣接して配置を予定いたしております健康福祉センターとの連携及び機能の分担を考えまして、その必要性と有効性を十分勘案をして今後検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず組織についてのお尋ねでございましたが、簡素で効率的な組織とは一体何かというふうなことでございました。


 この組織につきましては、イメージといたしましては、最小の経費でも最大の効果を発揮して行政サービスを提供できる組織というふうに理解をいたしております。いずれにしましても、この組織の改編に当たりましては社会経済情勢の変化に対応し、議員もおっしゃいましたけども、新たな行政課題、住民の多様なニーズに即応した施策を総合的かつ機動的に展開できるように見直しを行っていくといったことが必要であろうというふうに認識をいたしております。


 それから次に、職員の目的意識ということについてのお尋ねがございました。職員の目的意識を高める必要があるといったことにつきましては、当然でございますが、職員各自が事務事業の目的を理解をし、みずからの役割を理解して職務に当たっていく、そのことについては当然であろうというふうに考えています。今後、策定をされます総合計画の中におきまして、分野別の事務事業、それらの体系化が図られていくというふうに考えています。


 ただ、その計画策定まで、じゃあそういった目的意識がなかってもいいんかということでございますが、それは日々の職務に追われて事務事業の目的を忘れることがないように自己研さんも図っていく、また研修の機会も設けていくといった、いわゆる人材育成に関する環境の整備も必要であろうというふうに考えています。


 それから行政内部における分権が必要ではないかというふうなご指摘もございました。これにつきましても、事務事業を効率的かつ迅速に進めていくためには、必要に応じまして市長の権限を職員に委譲していく、これは当然でございまして、現に事務分掌の規則におきましてもその権限委譲があります。助役以下、職員に対しましても専決事項に関する規定を定めておりますので、今後、具体的な事項に即して必要に応じて検討していきたいというふうに考えています。


 次は、本市の財政手法についてお尋ねがございました。


 まず標準財政規模でございますが、260億5,048万6,000円でございます。財政力指数、これは18の予定でありますけども、0.411、経常収支比率93.4、公債費負担比率22.3、起債制限比率12.1%です。財調基金及び減債基金の残高につきましては35億6,429万3,000円でございます。なお、地方債現在高につきましては、資料でもお渡しをしておりますが、一般会計で660億1,074万1,000円ということになります。


 次に、財政の健全化計画の策定の予定はというお尋ねでございました。


 この計画策定のタイミングにつきましては、実際に、地方財政再建促進特別措置法に基づく財政再建準用団体、いわゆる赤字再建団体と言われておるわけですが、そういった団体に陥る危機的な状況が予測される中で、それらに陥らないために事前の取り組みを進めるときがまず想定をされます。実質的に策定ももちろん可能ではありますけども、計画を策定した以上、これは市民の皆様にも非常に大きな痛みを伴うものであるために、策定のタイミングなどについては慎重に判断する必要があるというふうに判断をいたしております。


 それから次に、指定管理者につきまして多くのご質問をいただきましたが、住民チェックということについてお答えをいたします。


 これにつきましてはさきの議会でもお答えをいたしましたけども、まず業務の実施状況、使用料または利用料金の収入実績、3番目として、管理に係る経費の収支状況等を記載をいたしました、まず事業報告書の提出を義務づけております。そしてこれ以外にも管理業務あるいは経理状況に関しまして、定期的あるいは臨時的に指定管理者側に市として報告を求めたり、あるいは実地調査を行う、必要な指示を行うことができるというふうになっております。これらのことによりまして、指定管理者が条例で定めております業務を適正に行ってるかどうかチェックは可能であるというふうに判断をしてます。


 万が一この業務が継続できないというふうに判断をした場合には、指定の取り消し、あるいは業務の全部または一部の停止を命ずることはできます。また、このことによって指定管理者に損害が生じたとしても、市はその賠償の責任は負わないというふうなことになってます。さらに、指定管理者が業務を行うに当たりまして、利用者に損害を与えた場合に備えまして協定書の中で指定管理者との間で締結をするわけですが、その協定書の中で加入すべき保険についても定めているところであります。


 あと業務の検査、監視についてでありますけども、まずは事業報告書の提出、これは先ほど申し上げました。さらに調査についても先ほど同様でございます。加えまして、監査委員としまして、市の監査委員でありますが、指定管理者が行う施設の管理業務に係る出納関連の事務について監査を行うことができるといったことになっておりますので、これらを総合しましても、管理業務に対する検査あるいは監視については的確に行うことができるというふうに判断をいたしております。


 また、個人情報の保護につきましても、これは基本協定の中ももちろんでありますし、毎年締結をいたします個人情報取り扱い特記事項というふうなことで、これは別途基本協定とは別に個人情報のための協定書を結んでいくという考えでいます。


 それから次に、新年度予算の関係で、永楽館以下幾つか事業をご指摘になったわけですが、それらについて公益性の有無とかいったものがあったのかということでございました。これら事業に共通いたします内容というのは、観光の拠点づくりであったり文化の振興あるいは交流促進、生きがいづくり、雇用創出、総括説明でも触れておりましたけども、地域の自立を促し活性化をさせるといった各地域の持つ特色ある個性を生かして、さらにそのまちの魅力に磨きをかけていこうといった、いわば将来のまちづくりにつながるという点で、これらの事業につきましては公共性があるというふうに判断をいたしまして予算づけを行ったところであります。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 生活排水処理計画の変更につきましてお答えをいたします。


 この処理計画の変更につきましては、まず市が変更案を県に提出いたします。提出をいたしました日から3カ月以内に県の関係機関から必要な助言や意見が述べられまして、県の同意を得て市が決定をいたすものであります。定まった変更計画に基づきまして個別の事業を行いますが、事業の実施までの手順と期間につきましては、それぞれ事業の関連法令及び所管部局の定める手続等によって進められるため、それぞれ事業によって異なってまいります。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは、自動体外除細動器の使用についての市の認識についてお答えいたします。


 平成16年7月1日付の厚生労働省衛生局長の通知は、医師並びに看護師及び救急救命士以外のいわゆる非医療従事者が心停止者に対し、救急隊員の到着までの間に自動体外式除細動器、AEDでございますけれども、これを医師法違反に問われることなく使用することを認め、講習の実施による使用のための体制づくりを行い、非医療従事者が使用した場合の効果について検証するよう地方公共団体に求めたものでございます。


 医師でない者が反復継続する意思を持ってこのAEDを使用すれば、基本的には医師法第17条に違反することとされておりましたが、この厚労省の局長通知は、業務の内容や、それから活動領域の制約から、一定の頻度で心停止者に対し応急の対応をとることが期待、想定されるものについて、一つとして、医師等による速やかな対応を得ることが困難であること、2つとして、使用者が対象者の意識、呼吸がないことを確認していること、3として、使用者がAED使用に必要な講習を受けていること、4として、使用されるAEDが医療器具として薬事法上の承認を得ていること、この4つの条件のもとに使用を認めることを改めて確認したものでございます。また、この救命の現場に居合わせた一般市民については、通常反復継続性が認められないので医師法違反には当たらないと考えられることから、一般市民にAEDの使用に関する講習の受講を奨励いたしまして積極的に救命に取り組んでいただこうという、こういう考え方を示したものでございます。


 心停止から除細動実施までの時間が救命の重要な因子であって、救命の現場にいる非医療従事者がAEDを使用して早期の除細動を行うことが有効であるとされておりますが、現実にそういう場面があって救命の効果が上がるかどうか検証していこうということから、大規模な集客施設や運動施設、それから医療機関等に配備を進め、あわせて使用できる非医療従事者をふやすための講習を豊岡の消防本部や県の健康福祉部署が行っているという、こういう状況でございます。


 それからAEDの設置の考え方ということでございます。市の施設等へのAEDの配備につきましては、予算の有効活用等の観点から、事業や業務の内容によって優先順位を決めて配備したいと考えております。今までに国体を始めとして市が主催します各種スポーツ大会、それから救急業務にかかわる可能性の高い市立診療所に配備をいたしております。平成18年度には、介護予防事業でハイリスクの高齢者に運動指導を行います各健康福祉センターに配備することといたしております。その他の施設につきましては、必要性と有効性を勘案しながら今後検討してまいりたいということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それでは再質問させていただきます。


 市長の崇高な理念を聞かせていただきまして、これは過去、現在、未来という生命の永遠という法則がございます。私は生命尊厳の理念と言いましたのは、過去、現在、未来、永遠に続いているんだというその根源の法というものがあってあり得ると。ですから市長が過去というものを大事にし、そして過去を現在に大事にし、現在を未来のために大事にするという、こういう永遠の生命、リズムという、こういうサイクルという考え方、これは非常に大事な考え方で、私は何回も市長が総括説明でおっしゃってました根源的な不安を取り除くというその辺の意味がなかなか理解し得なかったんです。これは何を言わんとしてるのかって、市に対する不安ということを言ってるのかなと思ったりしたんですけど、これをトータル的に考えると、過去、現在、未来というこの一つの連帯、連携という生命の永遠性というものをわかってきてはるんかなと思ったりして、崇高な理念だなと思ったわけです。ですからあえて、もうこの目的、理念のことについてはあんまり言いません。大体わかりましたので、私は。


 一つは、これからの行政の役割ということでお尋ねしましたら、神尾部長からえらいいろいろとおっしゃいましたけども、公共サービスの限界というものが、今までの公共サービスという概念といいますか、考え方というものをもう刷新しなくてはならないときがきているんではないかなと、こう思うんですけど、その辺の認識はどう思われますか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 確かに公共サービス、たくさん市民ニーズがあるわけですけども、公共だけがサービスをするということについては限界が出てるなと思ってます。特に地方分権が進んでまいりました。その中で自立ということが言われてきたわけですけども、むしろ市民が行政に対して一緒になって自分たちのまちをつくっていくといいますか、そういう方向がこれからより強く求められてくるだろうなというふうに理解をいたしてます。


 実は行革大綱の策定に向けましていろんな分野の仕事を今進めとるわけですけども、その中の一つに、実は市民と行政の協働推進、この指針をつくろうということで今作業を行ってます。これは、例えば行革を進めるにしましても市民の理解がなければ実現できませんので、実は行革に対しても市民の協働の中でそれを実現しようと、そういうふうな方向を示していこうということで現在策定作業を行ってます。中には、協働のまちづくりを推進しようということで協働の原則とかパートナーとか、どの辺が可能な領域であるのかとか、取り組みの手法等、こういったものについて、その指針の中に上げていこうということで今取り組んでおるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) ローカルガバナンスなんていう言葉は僕もちょっと勉強して覚えたわけですけども、そういった仕組みとか協働の参画、公共やる分、協働してやる分というようなことは行革の中で今後考えていくということですね。


 それから、私が一番大事に思っておりましたのは、行政の組織の職員の目的意識というのが割と明確にされてないと。私はあっちこっちの職員に聞いてます。未来への責任ってわかりますかと聞いたら、何ですかって職員が言うんですよ。一つも市長のお考えが徹底できてへんやないかいと、これじゃあ。市長は幾ら未来の責任責任言ったって、だれも未来の責任のために一生懸命やろうなんてどこにおるんやろなと思えてならん。ああ、とうの昔に聞いた話ですななんて言う人もおったりして、まさしくこれは上の、後で言いますけども、それがきちっとできてないというところで、事業に対する目的意識、これは抽象論になるかわかりませんけども、そういうきちっとしたその事業を体系化して目的意識というものをきちっと持たせていくというようなことも、今後組織の中の改革として行政改革の中でそれをきちっとうたってもらいたい。できるんでしょうかね、そういうことは。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、新市になりましての予算についても、これは事業立てをしたということを以前申し上げました。そのことによって、まさしく議員がおっしゃるように職員みずからがどういう位置づけを持ってこの事業をやるのかといったこと、それを認識をしてもらうといったことがあります。行革の中でも、当然そのあたりのことにつきましては意識をして内容を盛り込んでいくことになると思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 官房機能の強化ということを僕は発想して市長に言ったわけです。市長は4万8,000の市民の市長のときよりも、この9万3,000の市民の市長になられたわけです。多忙です。いろんなニーズにこたえてあげなきゃいけません。いろんな判断も必要です。私は市長をかばって言うんで、市長が大事だから言うんですよ、この官房機能が必要だって。逆に市長が大事だから市民が大事になってくるわけです。市長の独断でやられては困る。やはりみんなの多くのさまざまな考え方、住民ニーズというものが直接市長のもとで情報が集まってくるようにしなきゃいけない。そのことに対していろいろと的確に判断できるようにしなきゃいけない。それは今のメンバーでもいいかもわからんけど、より多くの住民がついておるわけですから、ニーズというものはたくさんあるわけですから、いろんな角度から発想ができ判断ができる、そういう機能が必要だと。中貝市長は長年県職であって、そして県会議員をやられ、そして市長という、ほとんど行政畑でずっとやってこられたわけです。民間的な発想というのはできますか。やはりされてると思いますけども、そういった民間的な発想のできる考え方を持つ、そういった機能も必要じゃないかという意味でこう言ったわけです。現状でいいような答弁されておりますので、もう少しその辺についての考え方はどうでしょうかな。市長の考えが欲しい。市長みずからどう思いますか。今のやり方で一番いいと思われますか。やはりいろんな情報収集や分析や、また政策決定や戦略的なことをやるにしても、やはりもう少しスタッフが要りませんか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 豊岡市の行政全体が、まだまだ民間的な発想、つまり目的と手段との適合性を厳しく追求するという点で弱いというのが実態としてあります。だからこそ今行革大綱を策定し、行革をやろうとしてるわけであります。


 この行革大綱を策定するに当たりまして行革委員会があるわけでございますが、その構成メンバーはさまざまな方が入っておりますけれども、経済界からもお入りをいただいております。それも相当しっかりとした経営理念を持って経営に当たってる方、それから公認会計士の方もあります。また委員長の石原先生は、全国の行革という意味では先進的な取り組みにみずからかかわってこられた方でもございます。ということでございますので、森田議員が言われますような民間的な発想を極力行政に取り入れたいといった努力もいたしてるところでございます。


 ただ、さらに今度は行政の内部の中にそのような人たちを張りつけるのかどうかということでございますけれども、今それぞれの職員がそれぞれの部署で懸命に頑張ってるわけでございますから、むしろそれぞれの部署が政策の立案をするに当たって、みずから外部の方々の意見をお聞きした上で上げてくるべきものと考えております。また、この市議会も民間企業の経営者の方々も随分おられますので、皆さんとの議論も通じながら民間的な経営の発想を取り入れてまいりたいと、このように考えております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 行政改革大綱がつくられるわけですから、いろいろな角度でそういった機能もできるように考えていただければありがたいかなというふうに思っておりますので、検討いただきたいと思います。


 もう一つ、総合支所の所長の権限というのはどんな権限があるのですか。行政内権限についてのことで関係します。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まずは総合支所の責任者としての施設管理あるいは人事管理といったことがございます。それから、例えば災害時におきましても、今までからたびたび出ておりますが、避難勧告等の権限、これも総合支所長の方に委任をされております。あと会計的に言いますと、決裁区分で申し上げますと、これは本庁の部長級と同様であります。1,000万円までということで権限があります。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) そしたら財源はどんだけ持たしてもらっとるんですか、各総合支所の支所長は。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) これもこの議場で出ましたけども、地域特性経費500万円、これは少なくとも総合支所長の権限でございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 合併してから総合支所に来る住民がたくさんおるわけですけど、みんな要望事項たくさんある、道路をよくしてほしい、あれしてほしいと、しかし総合支所は何にも対応できない。このようなことでは本当に合併してよかったなと言えるんかなと。もう少し総合支所長に対する権限と財源というものを配付できるような方法を考えられませんか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) その点につきましても、現在行革のグループ会議の方で本庁と総合支所とのあり方、権限も含めてでありますが、検討中でございますので、またそれができましたら議会の方にもお示しをしていきたいというふうに考えてます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) やはり総合支所長にもっと権限と財源を渡してあげてください。そうでないと、本当に住民のきめ細かなサービスというものが対応できない。縦線ばっかりで本庁決裁、本庁決裁やっとったんでは、自立という言葉があるけども、やはり自立させるならそれだけの権限と予算を持たせてあげるということも、これは独断でできることですから。縦割り行政ばっかりじゃない部分もこれから考えていただきたいと思います。


 指定管理者についてちょっとお尋ねしますけども、いろいろとご答弁いただいたんですけども、兼業の禁止規定というのはあるんですかな。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) これについては議員あるいは市の三役についてのことであろうと思いますけども、この指定管理者の指定については行政処分の一種であるといったことは以前説明申し上げました。いわゆる請負には該当しないというふうなことから、この地方自治法で言うところの兼業禁止規定、これには法的には適用されないという大原則がございます。しかしながら、今回、指定管理者制度の導入に当たりまして運用指針を設けましたが、法的には適用を受けないけれども、この指定管理者の選定については公正に行う必要があるといった観点から、その運用指針の中で実質的には兼業禁止規定を設けさせていただいたということでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) この指定管理者には議会への報告義務はどうなっとるでしょうかな。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 特に議会への報告義務といったものは課せられておりませんけども、ただ、議員の方から資料要求というようなことがございましたらそれは拒むわけにはいかないと思いますので、提出はさせていただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 助役、ちょっとお尋ねしたいんですけど、助役は指定管理者7つになっておられますな。これどう思っておられますか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほど三役についての兼業禁止というふうなことを指針の中でうたってるということを言ったわけですが、その指針の中では、公共団体が2分の1以上出資をしている第三セクターについては指定管理者に指定しても構わないというふうなあわせて規定を持っておりますので、今おっしゃいましたように、7つの施設についての指定管理をそれぞれの公社等に行わせてるといった状況です。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私は聞いてへん。助役が公社の取締役になっておられるんですよ。そういう方に依頼してもこれは法的には問題ないというのはいい。だけどそれが本当に市の助役がそういうことをしとってできるのかと聞くん。それを聞いとるんですよ。管理者の提案なんですよ、今回は、条例提案は。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) お答えいたします。


 私はシルク温泉やまびこの代表取締役と、ゆとろぎの代表取締役、この2つをやっておりますから、その関係で、従来のいわゆる旧町でいろんなそういう施設があったときにその指定管理者になるべき条件の中でやらせていただいております。ですから、今ご指摘のように助役の仕事をしとってそれができるかということについては、非常に難しい点もございますけれども、それぞれ専務という役員を置いておりますし、それからまた、そこの従業員たちがそのことについては当たってくれておると、こういうことで、いわゆる法的な問題等についてのそういう考え方と、それから実質と両方あると思いますので、現在では市が2分の1以上出資してるという点からその役員になってるということでございますので、その辺のご理解をいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私が心配してるのは、万が一事故が起きた場合に最終責任をとるというときになったときに、取締役の責任をとるときに助役がやってるというようなことになったときに大変問題が大きくなるんではないかという心配もするんであるんだから、私は今回はなるけども来年はしませんとか、ある程度そういった目安はどういう目安を考えて就任される決意されたんでしょうかな。指定管理にするというふうに言われたんだったら、それなりに受けられたはずなんですわね。いつまでやるつもりなんですかね、それは。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) それは私個人が考えて言うことではないと思います。いわゆる公共でこうして出させていただいとるわけですから。ですからほかのいわゆる三セク等でも市長がその代表者をやったり、助役がやったり収入役がやったり、いろんな人がやってますけども、それぞれのその市の方針としてそれはやっていくと、こういうことでございますから、今の段階では役員の任期の間、あるいはまた助役としての任期の間と、こういうことになると思います。いよいよは、またこれは市長ともよく協議をして、ということになると思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私は別に助役を個人的にどうのこうの言ってるわけじゃない。こういった問題がよその自治体でこういったことが見られたときに、そういうことを当たり前に平気でやっとる、これは公募にしたんですか。ゆとろぎ温泉、やまびこは公募で指定管理者を決めたんですか、特例ですか、どうですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 今回の116施設につきましては、すべて公募によらずに選定を行っております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それはどういった法律に基づいてやっておられるんですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) これは地方自治法に基づいて指定管理者制度にのっとってやっております。(「何条」と呼ぶ者あり)第242条の4でしたかね、ちょっとお待ちください。(「特例だ」と呼ぶ者あり)地方自治法の第244条の2であります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それは特例でしょ。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 原則は公募であります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 原則は公募だ。公募がなかった場合には特例として今までやってたとこに渡すことができるという特例の分があるんじゃないですか、法律に。ないですか。そういう法律に基づいてないとできないでしょ、この指定管理者を決めるのは。どちらかでしょ。公募によって公募者がない場合には特例として市長が認めることができるといってうたってるでしょ。それでやったのかどっちやって聞いとる。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 第244条の中では、公募あるいはそれ以外の方法というふうなことは書いてございません。指定管理者を定める場合には議会の議決が要るのだといったことで第242条の2の中では書かれております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) じゃあ今回は公募で選んだんですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それにつきましては前回の条例改正のときにご説明申し上げました。本来であれば公募でありますけども、今回は移行制度であるといったことから、したがって、現に包括的に管理を委託してる団体を指定管理者として定めようといったことで公募は行っておりません。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 移行制度は何条に載ってるんですか。指定管理者の指定の法律に何条にそれうたってあるんですか、移行してもいいというのは。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 移行制度についてはうたっておりません。先ほどと同様第244条の2の中で、従来の委託はできないと、直営でやるか、もしくは指定管理者制度で行う、それについても本年の9月の30日までに行うというふうなことになっています。そういう意味での移行制度であります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) だから移行制度ならいいんだけど、指定管理者を決めるときにはどういうふうに決めるって法律ではうたってるんですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 自治法では、先ほども言いましたけども、公募とかいったことでは出てまいりません。市が指定管理者を定める、その場合には事前に議会の議決が必要だといったことがこの条文では出てまいります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) これ特例で認められてる部分があるんです。特例で管理者を決めるということはできるんです。それは公募がない場合には特例として市長が決めることができるという法律がある、このずっとくだりの方には。また調べといてください。


 それから助役さんが答弁してくださった財政の自立はもういいし、もう余計時間がないから言いませんけども、新規事業で出石の永楽館、それから但東町の温泉施設、湯の原のオートキャンプ場、子供の空港の無料券の配布、これが公益性、公共性があるのか、行政がかかわらなきゃならないという理由はどこにある。もう少しわかりやすく教えてください。


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。


                 午後3時42分休憩


           ────────────────────


                 午後3時43分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 総括的にもう一度、先ほどと同じ答弁になりますが、申しわけございません。


 まず観光の拠点というふうな側面、これについては永楽館、オートキャンプ場、但東温泉等が該当するのではないかと思います。文化の振興の要素、これについては永楽館、交流促進については永楽館、オートキャンプ場、但東の北部温泉、そして空港利用券、さらに地域の自立と活性化につきましては永楽館、オートキャンプ場、但東温泉、それらが該当するのではないかと思います。なお、個別の事業につきましてはそれぞれの支所長からご説明を申し上げます。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) コウノトリ但馬空港の小学生への無料航空券引きかえ券の贈呈の件についてお答えをさせていただきますけれども、このコウノトリ但馬空港につきましては、高速交通の空白地帯であった但馬地域の産業、経済、あるいはまた文化等の振興を目的として兵庫県が約180億円の巨費を投じて平成6年5月に開港したわけでございますけれども、現在は伊丹空港との定期便が1日2往復運行されておりますけれども、この高速交通の維持といった観点、さらには但馬地域の活性化を図るためには、開港当初からの目標であります羽田直行便実現のために利用促進を図るといったことから、路線の確保あるいはまた拡大を図る必要があるといったことから、公共性があるというふうに認識しております。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 永楽館についてお答えいたします。


 永楽館は近代日本の市民建築芝居小屋としても重要な価値を持つと判断されるものでありまして、その歴史的価値は極めて高く、その保存と活用は出石の景観まちづくりに多大な影響をもたらすものと考えられるため、出石の文化的な活性化を導くのに十分な条件を満たしていると言えます。


○議長(綿貫 祥一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 湯の原温泉オートキャンプ場の設置根拠といいますか、公共性があるかないかという点でございますが、実情として、ご存じのように当該地域、羽尻区が組合として管理運営しとるわけですけども、91世帯で261人の集落でございます。各市内のあちこちでも集落の先細り、農村の先細りというふうな状況の中で、地域をやっぱり活性化させていく、さらに観光と結びつけた地域おこし、そういうふうな考え方でこれを進めてまいってきております。公共性があるのかないのかという部分と若干ずれるかと思いますけれども、考え方としてはそういうことで、やはり市の活力、それをしていくというふうな考え方でやっておるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 但東総合支所長。


○但東総合支所長(松本 和洋) 但東北部温泉の事業でございますが、本事業につきましては、まず独立採算が困難なため過疎地域自立促進特別措置法に基づきます過疎対策事業債の適用を受けて施設整備の取り組みをしようとするものでございます。


 あと、施設完成後の予定としましては、運営は指定管理者制度によりまして地域住民による自立的運営組織を予定しております。したがいまして、この事業につきましては、特に但東北部地域が人口の減少が著しく、但東地域の中でも計画時点で他地域と比べますと人口減少率が約2倍で過疎化が進んでおると、そうした中で生産機能、また生活環境の維持が憂慮され、地域社会における活力が低下しておると、そういった中で自立的な地域社会を構築し、また他地域との均衡を図るためにその役割を果たそうとするものでございます。したがいまして、温泉施設整備が目的ではなくて、さらにそれをきっかけとしまして資母地域のネットワーク化を図りまして地域の活性化を目指そうとしておるものでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) バイオマスがまだ抜けとるでしょう。バイオマスタウンのを最初に聞いとる。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) バイオマスタウン構想でございますけれども、いわゆるこの構想といいますのは、地域のバイオマス、バイオマスと申しますのは、よくご存じのように動植物から生まれます再生可能な有機性の資源だということで、例えば家畜の排せつ物ですとか、あるいは水産の加工残渣でございますとか、山でいいますと、例えば放置されとる間伐材ですとか、あるいはもみ殻ですか、そういうふうなものが入ってまいりますが、そういうその地域のバイオマス利用の全体のプランだということでございますので、農林水産業の関係の方たちはもちろんでございますけれども、極端な言い方をしますと市民全部が関係をしてくる、そういう計画づくりをしようということですので、公共との関連といいますか、公共そのものであるというふうに私は思っております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 湯の原オートキャンプ場は人気がある。しかし公共性があるようでないようだと、バイオマスは全市民的だと、将来にこれはお金がかかる。今は少なくても、今は900万円、それから温泉、過疎化、何も活性化せなあかんのはあそこの但東町だけではございません。竹野もあります。いろんなとこがあります。それから永楽、アメリカではこういった施設はつくりたい人がお金を出す。利用者がお金を出してつくる。こういったやり方でこういうものの保存なり活用方法をやっておるというふうなことを聞いたことがございますが、何でもかんでも行政がこれやらなあかんのかなと。助役、先ほど財政の自立とおっしゃいましたけど、後からこれどんどんどんどん金食っていくんですよ。永楽館なんか、これ特例債を使うんでしょ。それから但東町の温泉は過疎債使うんでしょ。後でどんどんどんどん経常収支比率上がっていくんでしょ。こういったことに対してどう思われますか。妥当と思いますか。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) お答えいたします。


 今例示を挙げられたような事業は、それぞれの地域のいわゆる自立というのか、活性化、そしてまた全体の意識を高める、こういうことに寄与するわけでありますから、財政的な問題で特例債なり、あるいは過疎債なりを活用する場合に、当然これは交付税算入もあるわけでございます。ですから一般財源もかかわりますけれども、そういう非常に有利な財源活用でみんなのためということでございますから、私は、幾らでもつくってもいいというんじゃないと思いますけれども、それぞれの地域にみんなが要望するというか、そういう事業であればこれはいいというふうに思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) みんなが要望するといってね、助役、豊岡の人が要望してますか、この旧豊岡市内が。但東町に温泉つくってくれって頼んでますか。そんなみんなが要望するものを聞いてやりますなんていうような答弁おかしいですよ。私が言ってるのは、公共性があり妥当性があり正当性があるかと聞いておるわけです。先ほどから聞いておったらあるようでないような答弁ばっかりだから、財政の自立と、こういうふうにあなたおっしゃったんだから、本当にこれが財政自立としての観点から考えて重要な事業だと言えるんかと私は言っとるわけですので、こういったとこをチェックし、ブレーキをかける、そういった機能が市長のそばには要るよといって最初に言ったわけなんですよ。こんな、はっきり言いますけどね、永楽館をつくってそんな3億円も金をかけて、後どういうふうに芝居の興行をだれがするんですか、こんなこと。言ってるけども、後から3年も5年もたって本当に活性化されるもんじゃないんだ、あれは。そんなことは目に見えとるわけですよ。そういったとこにお金を投資するということが本当にいいのか。これはつくりたい人、出石の住民がやりたい、観光協会やりたい、そういう人たちがお金を出し合って、そして利用料金も取ってつくろうと、そして足らない分は行政が応援しようといった、それが参画、協働じゃないですか。そういう仕組みでできないのかと私は言いたいんです。但東町にしたってバイオマスにしても湯の原にしても、そういう手法というものを何で考えないんだ。なぜいきなり行政が先にお金を出すのか、後からのランニングコストをどんどん持たすようなことばっかりしてはいけんよと言っとるんです。そういった考え方で、この財政、私は予算を反対するわけにいきませんけれども、もう少し執行するに当たってはそういった手法も考えていただいたらどうでしょうかと提案して、質問ですわ。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) ご意見はごもっともでございます。このことについても、内部で本当に相当な議論をいたしましてこの事業を決定をしたわけであります。ですからこれは、今言われたように行政が、利潤だけを求めるのであればそれはもう全然違ったことになると思います。けれども、それぞれの地域の皆さん、先ほど皆さん言うたら議員は全体、豊岡市民がと、こう言われたから、それは極端なことであって、それぞれの地域が自分たちの望むことをやってほしいと、こう言われる、それについて行政はどうこたえるか、その財源内容についてもどうするかと、こういうことで検討してきたと。


 もう一つは、やっぱり心の元気ということもあると思います。お金だけじゃないですね。それをみんなでやろうと。だから永楽館の問題でも教育の方から見れば非常に価値の高い、いわゆる建造物だと。それを一つのてこにしてみんなが元気出していこうと、力を合わせていこうと、こういう考えであれば、これは私は当然公共性として認めていい事業と、こういうふうに思いますから、そういうことで考えておるわけでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 市長はコウノトリもとよく言いますね。コウノトリもすめると。コウノトリっていうのは一番優しい鳥じゃないですか。2人がカップル組んだら絶対一生別れんというふうに聞いておりますけど、佐竹さんに聞きますというと、いろいろ今回コウノトリも環境省もいろいろとやってくださるようでございますけども、私はコウノトリもというんであれば、環境も優しくされるんであれば、人にも優しく、住民にも市民にも優しくしていくのが本当にコウノトリもというんじゃないか。まだまだ社会的な資本整備はできておりませんよ。それから未来を担う子供たちの安心、安全対策なんかまだまだ不十分ですよ。学校の整備、安心、安全の整備なんかできてませんよ、まだ。大人の人に頼り、地域の人に頼るばっかりで安心、安全のことばっかりやっておって、本当に安心、安全な学校になっとるんかいったら、そうなってませんよ。また高齢者対策にしても、介護支援センターが今回廃止されます。老人の相談窓口がなくなってしまいますよ。こういったようなことが本当に朝来市なんかきちっと整備してますよ。そういうコウノトリもというなら住民も安心して優しいまちづくりのためにお金を使うこと、政策をつくることが大事じゃないでしょうかと言っておきたいと思います。これは後、答弁要りません。


 それで、生活排水計画で、きのう同僚の吉岡議員がこうのす団地のこともいろいろと尋ねておられましたんですけども、こうのす団地は今秋までに変更計画をつくるというふうに聞かれましたけども、これは実際にできるんですか、やりますということを。皆計画の見直しをやるんですか。それとも実施計画を変えて新たに集合の処理施設に変えていくということなんですか、どっちなんですか、これ。


○議長(綿貫 祥一) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) きのうもお答えをしたと思いますけれども、まず生活排水処理計画なるものを変更をいたします。そこで具体的に、じゃあどこの施設に集合処理をしていくのかということで、たまたま関連地域に3つの施設があります。その中で神美北のコミプラに接続するのが一番ベターじゃないかなと、こういうふうに、それを今後検討していくと。ですから少なくとも内部でも議論はいたしましたけども、100戸からあるような集合の団地を、今個々の個別の排水処理になってる。当然平成8年当時にコミプラに入りませんかという投げかけが地元にあったようですけれども、その段階ではやはりなかなか地元の合意が得られなかったと。あれからもう10数年たつという状況の中で、現在やはり100戸からのお困りのところは何とかして救っていかなきゃならないんじゃないかということで、前向きに検討していくということで今議論を進めております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それでは、こうのす団地の今回おおむね神美北部に接続するというようなことをきのうは答弁されておりましたけど、おおむねの予算額はどのぐらいの事業費になって受益者負担は大体どのぐらいまでぐらいかかるか、おおむねで結構です、これは。その辺はわかりましたら教えてください。


○議長(綿貫 祥一) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 現在検討をいたしております事業費につきましては、ざっと1億5,000万円程度と試算をいたしております。ただ、それぞれの受益者の負担金につきましては、これから検討しなきゃならんのは国や県の財政支援をお願いすること、さらには有利な起債が得られるかどうか、これも検討していかなきゃならないと。それからさらに市の負担はどうするかという問題も出てきます。こういったことを十分検討を加えなければならない現状ですので、ここで現段階で受益者負担が幾らということについてはお示しすることができない状況にありますので、ご理解を賜りたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) きのうの市長の答弁を聞いておりましたら、真剣に考えるように関係部署にも言ってるというふうにおっしゃってましたんで、市の方が対応するということについては安心して企業部も仕事ができるんじゃないかと思うんで、私は安心しております。


 それから教育長、こんな歌は知ってますか。手のひらを太陽に当ててごらんよと、真っ赤な血が見えるという歌知ってますかね。子供に生命の大切さという教育はどのようにされてるんでしょうかね。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 小・中学生における生命の大切さ、いわゆる命の大切さはどのように教えているんかというお尋ねです。


 小学校では体育の保健領域、あるいは理科教育、さらには道徳や特別活動、そういった時間を使いまして、とりわけ保健や理科教育におきましては生命の誕生を通して命のとうとさを学ぶとともに、道徳あるいは特別活動におきましては生まれてきたこと、あるいは生きることのすばらしさ、そういったものを学び、自他の生命を尊重する心をはぐくんでいます。また、学校生活全体を通しまして動物や、あるいは草花等の生き物や自然に接し、そしてさまざまな生き物の誕生や成長あるいは死、そういったものに触れながら、生きることの大切さあるいは難しさ、そういったものを子供たちは体験しております。


 さらに中学校におきましては、そうした小学校の教育を踏まえながら、先ほどお話ししました保健体育あるいは理科、道徳、特別活動、そうしたすべての領域におきまして生命のとうとさや生きることのすばらしさ、そういったものを実感させるよう、発達段階に応じた指導を行ってるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 先ほど航空券のことでちょっとうっかり聞き忘れておりました。何で小学生だけ進級祝いに渡して中学生には渡せへんのですか。小学生の進学に渡したんでしょ。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 従前から小学生に、入学された際には新1年生に入学祝いという形で無料券の配布をさせいていただいたわけでございまして、これを全小学生、進級祝いを兼ねてというふうな形で拡大をさせていただいたということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 何で中学生は渡さないんですかって言ってるんです。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 大人と子供料金という観点もございます。そういうふうな中で、中学生については飛行機の場合は大人料金での搭乗という形になります。そういうことから、できるだけ経費の節減も図る中で将来の利用促進を図っていきたいという観点からでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 小学生と大人と乗るのと、大人2人乗るのと、どっちがどうなんですかな。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) したがいまして、例えば大人並みの料金であれば子供さん2人サービスが提供できるといったようなことで、同じ費用をかけるんであれば、より多くの方に乗っていただけるといったような観点がございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 11.8%しか見込んでないんでしょ。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) これは先ほど申し上げました新1年生の入学祝いとしてお配りをさせていただいたときの利用の実態として11.8%ということでございましたので、全児童に配りましたとしても全員の利用というのはまず考えられないなと。そうなれば、やはり過去の実態から見た利用率を掛けて予算化するのが妥当ではないかということで算定をいたしたところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それやったら中学生も拡大してもいけるじゃないですか。なぜできないんです。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) したがいまして、中学生になりますと大人並みの料金になるといったことで、この同じ市費を投入するのであれば、より多くの方に乗っていただけて効果が出る方がいいのではないかといった観点でございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 5,300人の児童に対して11.8%は、1年生進級のときだけに渡しておった利率から見たらこのぐらいだろうという妥当な線で11.8%いうふうに新聞報道してましたじゃない。ぜったい100%今行かへんって言ってるんだったら、枠があるはずじゃないですか。100%もし行ったら大変な金額になるでしょうがな。それを中学生に回したらどないやと言っとるんだ。そんなことは何も難しいことあれへん。できないかって言うんだよ。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 実態として11.8%の実績から基づいた予算を編成をしたということでございまして、それ以上の利用がありました場合には当然補正予算を組ませていただくことになりますので、今、議員がおっしゃったような理屈とはちょっと意味合いが違うではないかなというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) いずれにしても、こういう税金の使い方をしたら、みんな中学生や子供たちがばかにしているんですよ。豊岡市は金がようけあるんだなと、ばらまいてんなと、こういうふうにとらえてるんですよ。利用しようなんて考えてませんよ、多くの子供たちは。みんなシビアですよ。もっともっとよく現場を聞いて現状を知って対応してもらわな困ります。


 それから教育長、この前の読売新聞に、養父市が小・中学校にAEDを配置するという記事読まれましたか。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 読みました。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 市長は読まれましたか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 存じません。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 時間があったら読みたいんですけど、市長、AEDのことですね、これを全小・中学校に1台ずつ配置し、市役所とか公設のとこにもAEDを設置するということを新聞報道してました。先ほど神尾部長は、豊岡病院の場合には検討すると、福祉部長はいろいろ検討すると言ってましたけど、豊岡市として、のじぎく国体がございます。多くの人が来ます。そういったときに心臓停止ということは往々にあることです。これについて、どういうもっと具体的な考え方があれば教えていただきたいんですけどね。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 愛知万博で2,200万人を超える入場者がありまして、この期間中に100台のAEDを配置して、4人の方がその対象になり、3人が助かったというのをお聞きいたしました。この数字を単純に前提で考えますと、仮に市民会館に1,000人の方が入るイベントがあるとして、5,500回に1人という割合になります。1週間に1回1,000人以上の会合を開かれるというふうに考えますと、100年に1人、市民会館ではAEDの対象になる、こういう確率になります。もちろん今のは愛知万博という一つの例だけでございますので、日本全体での状況や豊岡での発生率はどうなるかわかりませんけれども、事ほどさようにそのような確率であります。したがいまして、限られた予算を、人々の命を守り、あるいは健康を守るために使う場合に、まさに費用対効果、そのことを考えながら慎重に検討する必要がある。


 例えば心停止になった場合でも除細動をとるということだけがすべてではありませんで、当然のことながらそれ以外の心肺蘇生術があるわけでございますし、あるいは人々の命が危険に陥る場合というのは心停止の場合だけではございません。したがって、私たちがすべての場合に100%の備えをするということはできませんので、どの分野にどの程度のお金をつぎ込むのが効率的なのか、そのようなことを考えながら慎重に検討させていただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 時間があったら、なら養父市の小学生16校で割り算したら何人にどんな確率になると思いますか。養父市の人口と小学校16校、そこに1台ずつ置くといった場合にしたら愛知万博とは全然ちゃうでしょ、数が。じゃあなぜ養父市が置くんだと考えた場合にどういう比率が出てきますか。市長、心拍停止にはAEDのほかにどんな方法があるんですか。あなたはほかにあるって言いますけど。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 養父市のことにつきましては養父市長にお尋ねをいただきたいというふうに思います。


 私はほかにどんな方法があるのか知りませんけれども、要は除細動をしなければいけないようなケースばかりではないと。つまり心停止に陥ったときに、それが除細動が起きてるという場合とは限らない。つまりそのことを申し上げてるわけであります。そして多くの人々が突発的な事故なり、あるいは体の内部の状況によって命の危険に陥るようなケース、あるいは非常に重い病状になるようなケース、さまざまにあります。そのすべてに100%の対応をすることは不可能でありますから、したがって、まず何を優先すべきかについて検討すべきであると、このことを申し上げたところです。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) すべてにわたって対応できることは不可能だから、一般市民が除細動できるようにということで厚生省が指定して一般のどんなところでも簡単に使える制度をつくっとるわけです。それを認識しているかといったら、ある程度してるような答弁でしたから、それなら、コウノトリもというんなら住民が安心、安全にできる、そういった設備もきちっと整えるべきではないですかと言っとるんです。それを市長はもっとほかに方法があるだなんて言ってますけど、これはしっかりとした私は医学的なことに基づいて質問してるんですよ。これが必要なんだと、今言うことが。救命の連鎖ということは、そういう119、そして心拍のこういう呼吸、そして除細動、そして高度医療と、これ一つの連携があるわけです。これがきちっとできて生命が守られるというふうなきちっとしたデータも出てるわけ。兵庫県も、のじぎく国体の関係でこういう機械を設置しようという計画もあるじゃないですか。もっとその辺の認識どうなんですか、市長、わかっていただけませんかね、わからんかね。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私は除細動をやるためにそれ以外の方法があると申し上げたのではありません。除細動って、まさに細動、細かい動きを取るということですけれども、それについてAEDが有効であることはそのとおりだろうと思います。私が申し上げてるのは、除細動が原因で、例えば除細動を取り除かなくちゃいけないというケースが一体割合的にどのくらいあるのか。ほかにももっと命の危険にかかわることがあるかもしれない。したがって、何か施設整備をする、あるいは設備を整えるのであるとするならば、その優先順位を明確にすべきである。このことを申し上げてるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 除細動を取り去るじゃないんです。不整脈なんです、除細動ちゅうのは。だからそれを改善するのにこのAEDという機械が必要なんですよ。何もそれがどうのこうのいう順番じゃないんで、そういう人が多く集まるときに心拍停止になったとき、これを使えるようにちゃんとしとけということなんですよ。どうですか。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 今言われる除細動、これには心室細動と、それから無脈性心室頻拍、こういうふうなことの原因による心停止という、こういう状態に対してのAEDの使用ということでございます。言うなれば心臓麻痺ですとんと倒れられたという場合、これはもう一般的には今までから心肺蘇生という方法だったわけですけれども、今回新たに除細動、いわゆるAEDが非常に安全に使えると、こういうような前提のもとにこれを広く広めようということでございます。そうした場合に、結局、救命の連鎖というこの一つの一連の流れの中でこのAEDというのが当然出てくるということではあるわけですけれども、先ほども市長が申し上げましたとおり、要は費用対効果という面から見たら、これをそしたらもうどこにも整備するのかというふうにはならないというのが、やっぱり我々の考え方でございます。そうした中で、やはり必要性の高いところについては今後整備していくという、こういうスタンスの中で今後進めていきたいという、そういう考え方を申し上げたということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 救急車で運ばれるときだけが除細動が要るわけじゃない。脳梗塞で倒れたり、子供たちが運動で急に心臓がとまったり、いろんな場面があるわけです、心拍停止というのは。しかし、それに基づく除細動ですから、不整脈というらしいですね。ディフィブリレーションって、わしらにはわかれへん。いずれにしても、豊岡病院の改築、それからのじぎく国体、いろいろと人が集まる機会がある。大いにそういう機械をきちっと設置して、コウノトリもというなら人にもと、優しいまちのためにぜひ検討していただくことをお願いいたしまして、質問を終わります。


○議長(綿貫 祥一) 以上で森田進議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は4時25分です。


                 午後4時14分休憩


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                 午後4時25分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、14番、稲垣のり子議員。


               〔稲垣のり子議員 登壇〕


○議員(14番 稲垣のり子) 14番、六星会の稲垣のり子でございます。(拍手)議長のお許しを得ましたので壇上に立たせていただきます。


 まず最初に、熊本議員のご冥福を心からお祈りいたしたいと思います。在任特例期間の間、病院議会において隣の席に座らせていただいておりました。その間わからないことを一生懸命教えてくださったり、本当に優しくて心の温かい人でした。本当に残念に思います。そして議会が終わった後、ちょっと残ろうやと言ってくださって、その後いろいろプライベートのこととかいろんなことを教えてくださいました。(発言する者あり)いや、悪いことではなくて、ああ、本当に優しい人なんだなって思いました。本当に残念に思います。この名残雪も、きっと熊本議員さんのことを思って降ったのかななんて思ったりもしております。天も悲しんでいるのかなと思っております。


 それと、きょうは傍聴にたくさん来ていただきました。何か出石の方が多くて、小学校1年生のときの参観日のような感じがいたします。すごく緊張しましてちょっと声が上ずっておりますけれども、どうかよろしくお願いいたしたいと思います。


 三たん一の出石初午も17日から始まります。本当に名残雪が降っておりますが、初午さんが終わるまでは雪は降るんやでと母が昔から言っておりました。初午が終わると本格的な春が来ます。私も年齢がそこそこになりまして、冬の体育館の素足のけいこは本当に寒くて冷たくてくじけそうになりながら、時間があるときは体育館に行き、けいこをしておりますが、子供たちは素足に道着1枚で、下には何も着ずに手足やほっぺを真っ赤っかにしながら頑張っています。よく忍耐するなと感心いたします。その子たちがすくすく伸び伸びこのまま素直に育つようにと、子供たちに接するたびに私も頑張らなければと老体にむちを打ってけいこをしておりますが、心を新たに、また気合いを入れております。


 さて、合併をしまして、はや1年が過ぎました。1年の間に随分管内視察をさせていただきましたが、まだまだ見ていないところや知らない地区の名前があります。早く覚えなければと思います。春になればまた走り回って、ちょっと自分で視察をしてみたいなと思っております。本当に広い広い新豊岡市です。隅々まで目や心が行き届きますように、当局の皆様も議員の皆様も車の両輪のごとく頑張っていただきますように、そしてまた、早く出石の田んぼや川にコウノトリがやってきますように願っております。小さいときに父と一緒に見たコウノトリの姿は私の目の奥に焼きついております。あの勇壮で力強い美しい姿は、私が子供のころ感動したように現代の子供たちにもきっと感動を与えることでしょう。子供の感動や感激をする姿は心をすごくはぐくむものと信じております。たくさん感動を与えたいなと思っております。子供たちの夢や喜び、市民一人一人の幸せを考えて、一生懸命心を込めて一般質問をさせていただきたいと存じます。どうか心のこもった温かい答弁をいただきますように、よろしくお願いをいたします。


 大項目の1番目、教育行動計画についてであります。


 今なぜ教育行動計画なのかをお聞きいたします。


 現代の子供たちを取り巻く環境が大きく変化し、核家族化、少子化、IT革命による情報化により、触れ合い不足、体験不足により、心、体、頭に大きな影響を及ぼしています。人が人としてあるがための心のコントロールができる人が少なくなってきました。私たちの身の回りには、殺人、窃盗、詐欺など余りにも痛ましくおぞましい事件が渦巻いております。人はどうしてここまでおぞましく恐ろしいことを考え、それを実行してしまうのか。心を制御し、管理するために心の中の自分と話し合いをします。そして行動を起こすまでに必ず自問自答をするものです。こんなことを言ってもいいのか、こんな行動をとってもよいのかと、いつも自分の中の自分に聞いているのです。きっと罪を犯してしまう人は、こういう自分との話し合い、自問自答ができない、自分への問い詰めが不足しているのではないかと思います。幼児性が高く、心が育っていない、どうしてこのように精神が未熟な人たちがふえてしまったのか。精神性が軽んじられ、即物的価値観が当たり前になってしまった。精神よりもお金や物を優先する考えが一般化してしまった。個人の考えを優先してしまう生活になってきた。携帯電話やパソコンの普及によって、人とのかかわり合いを嫌い、自分の世界に浸ってしまう。パソコンは人類の発展に大きく寄与しましたが、その一方で制御のきかない若者をバーチャルの世界へ誘い、現実から逃がしてしまった。また、もっと困ったことに、現代の若者は本を読むことがとても少なくなりました。本を読まないということは思考能力の低下につながる。そして自分への問いかけができずに罪を犯す人がいる。この現実を早く理解し、みんなで対策を考えないと大変なことになると、そのような危機感を覚えます。鉄は熱いうちに打て。人も小さいうちにしっかりと心も体も頭も教育すること。そこで、この教育行動計画が作成されたと私は理解しておりますが、教育委員会としての思い、考えをいま一度述べていただきたいと存じます。


 次に、子供の安全を守るまちぐるみ大作戦について、所感をお尋ねいたします。


 最近の連続する少女誘拐殺人事件など子供が被害に遭う事件がふえ、一方では親殺しなどの子供に殺される事件が連続しております。このように、子供をめぐる犯罪が人々の心に深い影を落としています。大阪のマンションに入り、姉妹を殺害し現金を奪った事件の容疑者は、16歳のとき自分の母親を金属バットで撲殺していました。母親に劇物タリウムを盛り、苦しみ衰弱するさまをブログに書きつづる16歳の少女、両親を殺害し放火する少年など、最近の犯罪は少年少女に対する犯罪に加え、少年少女が加害者になる異常な犯罪がふえてきたように思います。これも親の背中をどのように見ているのかななんて心配をいたします。


 平成16年に発生した略取誘拐事件は320件、その被害者のおよそ半分が12歳以下の小学生や幼児です。そのうち88件がまだ行方がわかっていない。このような事件では犯罪者は短期刑の後、再犯を犯していることが多いとデータに出ております。いつも申しますように、京阪神から2時間半で豊岡市に入ってこれます。何かあってからでは遅いのです。子供たちを守り自分たちを守るためにどうしたらよいのか。今を生きる子供たちが犯罪を犯さないようにするためにはどうしたらよいのか。教育行動計画の中でもしっかりとそのことを踏まえ、策定し、また子供を教育していかなければならない。そしてまちぐるみで考えていかなければならないと考えます。


 そこで、まちぐるみ防犯グループが各校区で次々と立ち上がっております。現在の状況を教えていただきたいと存じます。


 大項目の2番目、少子化対策についてであります。


 現在の少子化の原因はさまざまであります。その原因の一つに、近年問題の環境ホルモンが生殖機能に影響を与えていると考えます。そのせいで今後ますます不妊に悩む夫婦が増加し、少子化にも拍車がかかると考えます。不妊症の夫婦が赤ちゃんを授かるためには病院での治療が必要であります。治療の段階によっても費用も大変高く高額となっていくと聞いております。不妊治療の現実についてお尋ねをいたします。


 現在、不妊治療は医療保険の対象外のため自費診療となり、医療機関によっては大きく変わってしまいます。さらに1回で成功するというわけではなく、繰り返しの治療が必要となるため多額の費用がかかってしまいます。そして費用の面で若い夫婦は赤ちゃんを産むのをあきらめてしまう、そのようなケースが多いのです。そこで、この新豊岡市の少子化に歯どめをするために、独自の施策として治療費の補助、さらに無料化を考えていただけないでしょうか。


 次に、子育て支援についてであります。滋賀県長浜市で起きた幼稚園児刺殺事件、本当に悲しい嘆かわしい事件でありました。逮捕された容疑者は子育てをめぐって孤立感を深めていたと聞きます。子育てに悩む母親にどのような支援が必要なのか考えをお聞きしたいと存じます。


 母親になりたての若いお母さんは、育児の不安やストレスだけではなく、母親同士の人間関係の難しさも感じております。本音を聞き、つらさを受けとめてくれる人が必要です。私たちが子供を育てた時代はたくさんの家族の中で育てていました。自分の子供にしても、たくさん周りの人が手伝ってくれて子供が大きくなったように思います。子供が殺害される痛ましい事件が相次ぎ、この問題を解決するためにはもっとたくさんの人、組織の力も必要になってきます。親が本音を打ち明けられる場所がもっと必要になってくる。悩んだときに駆け込める場所や悩みを聞いてくれる人を育てていくことが大切だと思いますが、これもお考えを聞かせていただきたいと存じます。


 次に、公民館整備計画についてであります。出石地区は、寺坂地区公民館、福住地区交流センターを整備していただくことを心より感謝をいたします。教育長により、教育行政の方針に基づく施策の展開を示していただきました。その中に、家庭、地域とともに子供をはぐくむ教育の推進について示されました。子育て総合センター等と連携するとともに、地区公民館において乳幼児の親子を対象とした学習サークルや乳児教育学級を開設するとあります。その内容をお聞きいたしたいと存じます。


 さらに、地域で子供をはぐくむため、高齢者等との世代間、異年齢による交流活動や子供の地域間交流の促進、また、子供たちが海、山、川など自然豊かな豊岡の特性を生かした自然体験をすることで、ふるさとを愛し、命のとうとさを大切にし、道徳観、正義感を持ったたくましい子供が育つことを目的として、子供の野性復帰大作戦の展開をするとあります。そこで子供会、公民館や関係機関の協力を得、推進されるのであります。このように施策の展開の中にも公民館の位置づけがたくさん示されております。


 そこで私がお聞きしたいのは、果たしてそのようなさまざまな事業の展開を公民館の館内だけでできるのか、お聞きをいたします。1市5町が合併をし、町役場が総合支所になり、職員も減ってきた、そういう中で地域のコミュニティーの場としての公民館の重要性が重くなってまいりました。そこに集う人たちが太陽の光を浴び、高齢者は広場でグラウンドゴルフをし、ひなたぼっこをし、子供たちに昔遊びを教えて楽しむこと、子供たちは遊具で遊んだり基地をつくったり広場で野球やボール遊びをし、自然に体を鍛えることが、近年子供たちの体力低下の歯どめになるのではないか、そう考えます。


 先日、教育長の答弁の中でも、外の遊びが少なくなりゲームをする子が多くなっているとおっしゃいました。私たちの子供のころは今ほど車も多くなかったので、道路でゴム跳び、缶けり、陣取り合戦などをやって自然と基礎体力と運動神経を鍛えられておりましたが、先ほども申しましたように、近年こうも子供に対する犯罪がふえてきた中、外で自由に遊びなさいということが難しくなってきた現在、公民館の広場で遊んでいらっしゃいと安心して言えるような広場をつくっていただきたいと心から望みます。どうでしょうか。


 最後になりますが、1級河川出石川改修整備についてであります。


 今は3月。4月になれば新学期が始まります。先日、小人区内に通学時間において見にちょっと行ってまいりました。確かに堤防が通行どめになっているため、車が行き交う道路を通学自転車が通っておりまして、そしてまたカーブがたくさんあるために、通勤の車と接触しないかと冷や冷やしながら見ておりました。前回も同じ質問をし、本当に恐縮いたしておりますけれども、本当にもう来月になれば新学期になり、また新1年生たちが通うときであります。その折に、前回も同じ質問をしたときに、3時から国交省に心を込めて一生懸命お願いに行くよと答弁をいただきました。それを信じておりますけれども、その後また計画はどうなっているのかをお教え願いたいと存じます。私もいささか新学期を前に焦っております。そしてまた、通学道路ではなく、あそこがもしまた出水した場合、小人地区内ではない出石のまち全体が水につかってしまいます。そうなると本当に大惨事が起きてしまうではないかと心配いたします。これは出石だけのことではありません。どこもそうです。どこも早く災害復旧をしていただきたいと心から願っておりますけれども、ここは通学路もありということでお願いをしたいと存じます。


 第1回目の質問をこれで終わらせていただきまして、あとは自席にてお願いをしたいと存じます。どうか心のこもった温かいご答弁をお願いいたします。よろしくお願いします。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、子育て支援に関するご質問にお答えをいたします。


 私も2人の子供がおりまして、下の女の子は2年前に高校を卒業いたしました。卒業式のときに仕事の合間を縫ってこっそり見に行きまして、参観ではありませんけれども、拍手に送られていく我が子を見まして、この子がいてくれて本当によかったと思いました。私自身の経験からいきましても、子育てというのは大変な喜びであったように思います。


 世の中でしばしば子供のために仕事を休むということをマイナスに考える風潮がございますが、その期間というのは恐らくその親自体にも有意義な期間になるに違いないと思います。ところが、そのような本来喜びであるはずの子育てが、他方で大変苦しいものになってるという実態がございます。アイティの7階に子育て支援のためのスペースを設けましたけれども、大変な活況でございます。逆に言いますと、家の中で女性たちが、母親がとりわけ煮詰まってるということの裏返しなのではないかと思います。かつて公民館の整備構想との関係で公民館の主事の方々との話をしましたときにも、ある女性の主事の方が涙を浮かべながら、公民館での子育て支援をぜひやってほしいということを訴えておられました。こういった状況は現にありますので、それでは本来喜びであるはずの子育てがその本来の姿を取り戻すためにどうしたらいいのだろうか、このように考え方を進めるべきだろうと思います。


 現在豊岡市では、次世代育成支援対策地域行動計画、大変長い名前でありますが、子育て支援のための計画を策定中でありまして、ことしの秋には策定をしたいと思っております。この策定委員会の冒頭にもお願いをしたんですが、この計画をぜひ少子化対策として考えないでいただきたい。そうすると合計特殊出生率がどうしたこうしたという大変難しい議論になってしまいます。そうではなくて、今この豊岡で現に子供たちが生まれてくる。その子育てにかかわるとりわけ母親、父親もそうでありますけども、そこが苦しんでいるということが現にあるわけですから、どうしたら子育てが喜びになるのか、そういった観点からこの計画をつくっていただきたいということをお願いをいたしました。まだ整備途中でありますから具体的なものはまだ私のところに上がってきておりませんけれども、必ずやそのような視点からの計画案が上がってくるに違いない、このように思っておるところでありますし、私としてもそのようなことを絶えず意識しながらこの計画をつくっていきたいというふうに思います。


 当然のことながら、そのために必要な要素は多岐にわたりますけれども、とりわけ稲垣議員があの不幸な事件を例に出されましたので、その母親の悩みにどうこたえるかという観点でまいりますと、現時点でも幾つかの取り組みをいたしております。子育てに悩む母親に対しまして、家庭児童相談室の家庭相談員による養育相談、これは福祉会館の中にこの職員がいるわけでありますが、相当深刻な相談にも乗らせていただいております。あるいは問題解決のための指導にも当たっている。それから各地域におきましては、子育てセンター指導員等による育児不安についての相談でありますとか、子育てサークルへの支援、最近は特に公民館を場にいたしまして子育てサークルというようなものが立ち上がりつつありますので、そういったものへの支援、あるいは保育所や民生委員、児童委員、それから主任児童委員による子育てや子供に関する相談支援等も行っているところですが、これをさらに全市的に展開をしていきたい、このように考えております。


 まだまだ子育て支援ということにおきまして不十分な面がございますし、豊岡のみならず日本全体がこの点については十分な対応をとってこなかったということがございますので、豊岡市の姿勢として、ぜひこの次世代育成支援、つまり子育て支援についてははっきりした方向なり施策を打ち出したいと思います。きょうの段階ではまだその答えをお出しできないのが大変残念でありますが、今後とも、稲垣議員も含め、議会の皆さんや市民の方々とも積極的議論をさせていただきながら具体的なものを盛り込んでまいりたいと思います。


 その他につきましてはそれぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 私の方からは、2点、今なぜ教育行動計画かというお尋ねと、もう一つは防災グループの立ち上げ状況につきましてお答えさせていただきたいと思います。


 まず、今なぜ教育行動計画かということですが、このことにつきましては、議員ご指摘のように、近年少子化あるいは情報化など子供たちを取り巻く社会環境が非常に変化してきております。そういった中で子供たちは触れ合いや、あるいは体験活動の不足、そういったものを生じてくる中で、子供たちの心あるいは頭、体、そういったものへの深刻な影響が指摘されているところでございます。


 本市におきましても、子供たちの生活や学習の実態調査を実はしました。その結果、テレビ、食事あるいは睡眠時間、そういったものの生活習慣の乱れ、あるいは計算力の一部未定着、さらには基礎体力の低下、そういったものがうかがえます。そういった中で、豊岡の子供は豊岡で育っていくんだと、そういった視点に立ちまして、豊岡だからできる教育、また豊岡の責任で取り組む教育を進めることを目的に、本市独自の教育行動計画の策定に取り組むことといたしました。今私たちに求められているものは、一つ一つは小さなわざでありましても、子供たちを育てるために実行可能な具体策を総合的観点から考え、そして実践化に結びつけることだと言えます。こういった趣旨から、10の基本方針のもと86の具体的な項目を掲げ、学校、家庭、地域、そして行政がそれぞれ役割分担を明確にしながら連携を図り、実践していこうと、そういったものが今回の教育行動計画だと、こういうふうにご理解いただきたいと思います。


 続きまして、防犯グループの立ち上げ状況ですが、3月10日現在、30小学校中21校区でまちづくり防犯グループが設立されております。残りの9校につきましても、何もしてないんじゃなしに自主的に活動していただいておりますが、先ほどお話ししましたような防犯グループという組織につきましては、残りの9校につきましても4月にはすべてが立ち上がる予定です。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方から、不妊治療の現状につきましてご報告申し上げます。


 まず現状でございます。不妊の問題といいますのは10組に1組の夫婦がお悩みというふうなことも聞いております。また、全国でも130万の夫婦が悩んでいらっしゃるという状況もございます。


 このような中で、議員の方にも資料としてお示ししておりますけれども、市内の治療の状況でございます。まず豊岡病院では平成17年度の開院に合わせまして不妊外来を新設いたしておりまして、実人員で昨年の5月からことしの2月まで168名の方が通院されております。それから日高病院では月平均延べ30名程度というふうに伺っております。また、この不妊の治療に関しましては八鹿病院が県の不妊治療の指定医療機関となっておりまして、体外受精による治療を行っているという状況でございます。しかしながら、多くは京阪神や姫路、鳥取などの専門の医療機関で治療を受けられているという状況でございまして、その実態というのは把握ができていないということでございます。


 次に、不妊治療による行政的な支援でございますけれども、平成16年度より、2分の1の国庫補助によりまして県が特定不妊治療費助成事業、これは1年間に10万円を上限として3年間治療費を助成する制度でございますけれども、こういう制度を設けております。本市の実績につきましては、平成16年度が16件、平成17年度は2月末現在で15件という状況です。また平成18年度からは、少子化対策の支援の一環といたしまして、この助成年限を3年から5年間に延長するというふうになっております。


 議員ご指摘のとおり、治療につきましては大変な費用がかかると。とりわけ保険外診療がそのほとんどというふうなことから、大変な高額な負担が個人にかかってるという状況でございます。市の支援につきましても、現下の市の財政事情等もございます。こうした中で、いわゆる上乗せとか、それから無料化への助成は非常に厳しいというふうに認識いたしております。したがって、この県の実施されます事業、これの啓発等に努めて市民への周知を図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


 答弁願います。


 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 公民館における子育て活動の事例、内容等についてお答えいたします。


 地区公民館におきましては、乳幼児の親子を対象とした学習サークルをやっております。これは月1回程度でございますけども、ゼロから3歳児の子供とその保護者を対象として、内容としましては子育て講座であるとかベビー体操、それから積み木遊びなどを行っております。それから幼児教育学級というものもございます。これも月1回程度でございますが、4歳の子供とその保護者を対象としまして、子育て講座、リズム体操、幼稚園児との交流、こういったようなことを行っております。それからその他、子育てサークルの活動の場を公民館事業に支障のない範囲で提供しているという事例がございます。


 続きまして、野性復帰大作戦における活動の場のことでございますが、この野性復帰大作戦につきましては、公民館の館内の活動だけでなく、むしろ野外が主となるものでございまして、それぞれの地域周辺にある田んぼ、川、里山に活動取り組みの場を求め、そこにすむ生物や植物を監察したり、田んぼでの泥んこ遊び、川での魚とりなど自然を対象とした活動を展開していただくことによって、子供の野性復帰大作戦が推進していくものと考えております。


 それから続きまして、公民館の広場の関係でございますが、今回策定しました公民館整備計画の中では館の整備を主目的としておりまして、広場については位置づけをしておりません。教育行動計画の中では広場、遊び場等の整備を促進すると言っておりますけども、具体的にその内容としまして土地の取得というようなことまでは含んでおりませんので、ご理解賜りたいと思います。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 1級河川出石川改修整備につきまして、小人地内の堤防改修につきましてお答え申し上げます。


 前回の12月定例会に、まさしくはっきりと覚えておりまして、奥村議員からも、また稲垣議員からも、同地区の改修、おまえ頑張れというようなことを言われておりました。そうした中で、全力で対応するということを申し上げておりまして、12月定例会後、国土交通省の方には、幹部の方、また担当者にも、年末年始もあったんですけれども何回も要望を伝えております。


 そういった中で、ことしになっても担当者に会うと、ようわかってるんだというようなこともある中で、状況を申し上げますと、近いうちには地元の皆様にその工事の説明会をする、そしてそれを受けて工事を着手するというふうに聞いております。延長いたしまして約190メートルでありまして、本年の出水期までに、ハイウオーターレベル、HWL、計画高水位より50センチの高さまで仕上げると、このように聞いておりまして、ただ、通行どめなんですが、要は工事の完了後解除するというようなことをお聞きしておりまして、本当に申しわけないんですけれども、いましばらくご理解とご協力、よろしくお願いいたします。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) では、順を追いまして再質問をさせていただきたいと存じます。


 防犯グループが立ち上がりまして、子供たちの登下校の時間にたくさんのボランティアの方々が子供たちを守るためにパトロールをしてくださっております。4月にはすべての学校でそれが立ち上がると聞きまして安心いたしました。私も平素はたくさんの子供と接しております。そしてまた、子供の性格はそれぞれありまして、すぐに人になじんであいさつができる子、はにかみ屋でなかなか人になれなくて、恥ずかしくてあいさつができない子、あいさつができないのはひねくれてるのではなくて、本当はすごい恥ずかしいのだと思います。


 そこで、パトロールをしてくださっている大人の人や顔なじみの地域の人たちが子供たちの目線に立って声をかけてくだされば、恥ずかしがっている子供の心も解けてきて子供たちが生き生きするんではないかなと、また厚かましく今度はパトロールの人にそのような指導もしていっていただきたいなと望んでおります。子供たちも地域の人となじんでしがらみが強くなってできてくると、守られている安心感で伸び伸びと成長するのではないかなと思います。人はしがらみの中で生きておりまして、その中でモラルかできてくると思います。本当に防犯グループの立ち上がりが浸透してきまして、下校時間に私が議会から帰ったり車でうろうろしていると、黄色やグリーンのとても蛍光色の明るい色のジャンパーを着てくださって、どこの地区でもうろうろしてくださっております。本当にうれしいなと思って頭が下がる思いをしております。


 また、防犯グループが立ち上がって浸透してまいりましたが、子供を守る安全対策会議が昨年3月、合併前の旧出石町において行われました。新豊岡市におきましてこの考えがつながっているのか、また、新豊岡市においてこの会議が行われたかお聞きをしたいと存じます。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 先ほど議員のお話にありましたように、本当に私も、いろんな地区で防犯グループに参加していただいてる数多くの方々に本当にお礼を申し上げたいと思います。先ほど安全対策会議が市全体としてどういった取り組みになってるんだというお尋ねがございました。合併後、新市全体としての安全対策会議というものは行っておりません。関係機関個々と安全についての協議をしながら取り組みを行っているという状況です。しかし、今回、教育行動計画の中に、各小学校、中学校あるいは幼稚園におきまして、子供を守る安全対策会議の設置を義務づけております。そういった中で今後は、学校、家庭、地域社会が一体となって子供たちの安全、安心を確保することを目的としてすべての学校、園で立ち上げる、そういった計画を行動計画の中に盛り込んでおります。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) 防犯グループも立ち上がり、こうして安全対策会議のそのような義務づけもできてまいりました。何とかみんなで子供たちを守っていきたいなと思っております。


 それから今度、親に対する犯罪がふえつつあります。親に対する気持ちや、今度、親孝行、尊敬することの重要性を教育することも考えていかなければならないのではないかと思いますけれども、どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 親を尊敬する心、本当に必要だと思います。そういった子供たちの心、それは小学校や中学校になって急に教えて私は身につくものではないんじゃないかなと。やはり先ほどもいろんな問題点を指摘されました。そういった中で私はやはり乳幼児期から子供たちへの子育て、このことが一つ大きなポイントを占めるんじゃないかな。ややもすればお金だけをかける子育て、そういったものが問題となっております。私が思いますに、お金だけをかける子育てというものは子供たちに満腹感を与えても満足感を与えることにはつながらないんじゃないかな。やはり満腹感は時間がたてば空腹感に結びつきます。やがてまたそれを解決するためにお金を与える。これでは同じことの繰り返しではないかな。そうではなしに、もっともっと子供たちの心に満足感を与える、そういった子育てをしていく必要がある。そのためにはもっと子供たちに目をかけ、そして耳を傾け、そして心を傾ける、そういった人としてのつながり、そういったものを大切にした子育て、そのことを通して、やはり私は思いやりや助け合い、そういったものを学ぶ触れ合いの場が生まれてくるんではないかな、さらには善悪の判断、そういったものを指導する場もそこに生まれてくるんではないかな、そういったものを今後大切にしながら、子供たちの心が育つ、そういった取り組みを行っていきたいと思います。


 なお、教育行動計画の中にもそういった視点でゼロ歳から15歳という年齢の幅を持たせましたのは、もっともっと乳幼児期の教育、かかわりを大切にしたいと、そういった思いがございますので、そういった視点で今回の行動計画も立てさせていただいておると、そういったことでご理解いただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) 今の教育長の答弁は、ちょっとふろしきに包みましてここに置いて、後でまたほどかせていただきます。公民館とかその部分にまたつながってまいりますので、そのときにまたちょっとお聞きをしたいと思います。


 日経新聞によりますと、東京都千代田区では妊娠5カ月目から児童手当を支給する制度を始める考えがあります。支給額は月に5,000円、全国初の試みらしく、子育て推進課長は、出産前から子育ては始まっていると発想し施策を講じたと言っております。さらに児童手当の対象も18歳まで広げることを考えております。北海道芦別市は4月から第3子の保育料を無料に、東京都の日の出町は12歳までの子供対象に保育料や教育費の支払いに使えるクーポン券を1人につき1万円を支給するという考えです。このように各自治体は、国と同じことをしていても産声はふえないと考えて動き始めております。


 特に我が豊岡市はコウノトリで一躍世界的には有名になりました。コウノトリは、古谷議員さんの議論の中にもありました、赤ちゃんを運んでくる幸せの鳥であります。私がコウノトリをイメージすると、大きく羽ばたいて口にふろしきをぶら下げてその中に赤ちゃんが入っているというイメージがあったり、それから今の皇太子様が雅子様と結婚なさるときに、赤ちゃんは何人欲しいですかという質問の中に、コウノトリが運んでくる分だけ産みますというような、そのような感じでコウノトリのことを言っていました。せっかく豊岡はコウノトリで世界で有名になってきつつあります。コウノトリのすむ豊岡市は出生率3人を目指すべく実現をして、そしてコウノトリと子供たちがシンボルになるように、夢とロマンを込めてコウノトリ豊岡市赤ちゃん大作戦を打ち立てていただきたいと思いますが、先ほどの少子化対策について部長が、県への啓発に努めて、そして県からの補助もらうようにしますが市としては厳しいというご返事だったので、とても悲しいと思います。この際、コウノトリ豊岡市は出生率3人を目指して、そしてまた赤ちゃん大作戦という、これもまた有名になるのではないかなと思います。市長、どうでしょうか、この考えは。市長にお聞きしたいと存じます。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) そういう意気込みでもって取り組みたいと思います。名前をそういう名前にするかどうかは別といたしまして、意欲としてそのようなことを持ちたいと思いますし、きょうもまだ策定途上でございますから、この議場で言っていただきましたから部長を通じまして策定委員の方々にハッパをかけていただきたいと思います。ただ、それを具体的にやるための施策というのはさまざまに総合的になりますので、何か一つの施策だけを充実すれば実現するということでもないだろうというふうに思います。したがいまして、その辺の検討は十分必要でございますけれども、意気込みとしては、本当に3人と打ち出すかどうかといいましても、これもまた欲しくてもなかなかできない方もおられますので、表現には十分配慮する必要があろうと思いますけれども、気持ちとしては同じような気持ちでございます。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) 先ほども最初の答弁で市長さんは、子育てが楽しめるような、そのような支援をしたいとおっしゃってくださいました。本当に私も3人育てましたけれども、子育てしんどいなと思ったことはありません。いつも子供によって幸せをもらったり、楽しい思いをして、むちゃくちゃですけど育ててまいりました。そしてまた、保育園を充実しなさいと私は言ってるんですけども、もう4歳になったら絶対に幼稚園に入らなきゃならないんだから、4歳までは自分のもんだという考えで仕事をしていましたけれども、おんぶをしたりだっこをしたり寝かしつけたりして、何とかして4歳までは自分で育てようという考えで育ててまいりました。本当に楽しかったこと、離乳食をつくるのも楽しかった、おしめをかえるのも楽しかった、そしてそのことによって自分が充実していたという子育てでありました。それもまた核家族ではなく、きっと母がいたからだと思いますけれども、そのような楽しい子育てをまた支援していきたい、私もまちのお母さん方と一緒に支援していきたいなという思いもあります。


 そして、せんだっていただきました市内の治療者の人数、そして答弁の中でありました実人数は、5月から2月で168名もおられて月平均17名となっておる。そして日高病院では延べ30人、この人たちに赤ちゃんが生まれたら本当に出生率は上がるのになと思います。お金が高いために本当にあきらめている方もおられるかもしれません。何とか市として独自の施策を打ち立てていただけたらなと、またしつこいようですけどお願いをしたいと思います。平時には非常識とされてきた施策を隅に追いやるのではなく、道は開けない、どうか独自の考えを打ち出して、コウノトリ赤ちゃん大作戦は勝手に私がつけましたけれども、赤ちゃん、環境も大事、また、そのすばらしい環境の中で赤ちゃんが産めるように施策を講じていただきたいと望みます。それは返事は結構でございます。


 次に、公民館整備計画についてでございます。先ほどの答弁の中では、館は整備するけれどもその周りの土地の取得は考えていないという答弁をいただきました。地区の方たちはとてもその周りに公園が広場ができないかと望んでおられます。そしてまた先ほど、ふろしきをちょっとずつほどいていきますけれども、教育長の答弁でありました異年齢の子供たちが一緒に遊ぶ、そして集い、高齢者の人と触れ合うこと、日々のこうした遊びの中でモラルを養ったり事のよしあしを学び、人間として成長することが野性復帰大作戦の一環にもなるのではないでしょうか。子供たちが生き生きと伸び伸びと遊べる場所が大変必要になってきております。せんだって公民館の整備と公園、広場、遊び場の整備計画、それから状況について一覧表をいただきました。


 その中で、旧出石町の公園はとても少ないです。これは私、旧出石町のときから子供が遊べる公園をということでいつも言っていたんですけれども、なかなか実現はしませんでしたが、中村町長が最後のときに、今のひぼこホールのところに約3,000万円を投じて子供の遊び場をつくると、遊具をいっぱい置くんだということを打ち立ててくださったんですけれども、ひぼこホールは文化の拠点でございまして、ちょっとそこでは場所がおかしいで、違うところでどうだと言ったらオジャンになってしまいました。とてもそれは残念に思います。最後までひぼこホールがかなわなんだらここでどうだというような、そんな施策をしてほしかったなとちょっと残念なんですけれども、でも3,000万円もの予算をそのときつけちゃろうっておっしゃってくださったのはとてもうれしかったんですけれども、それをまたこの新豊岡市においても頑張ってやらなければと思います。


 それから町分公園、北部公園、そして今度出石城公園にも整備計画として上がっておりますけれども、この出石城公園は子供たちが伸び伸びと遊ぶというわけにはいかないかなと思います。ここは観光のメッカでありまして中心であります。だからここの出石城公園に整備を計画していただいたんですけど、これはまたコンセプトが違うんではないかと思います。


 あと、ずっとこうして公園を見てまいりましたところ、今度、公民館が整備計画において福住と寺坂にしていただけるんですけれども、福住地区にも寺坂地区にも子供の遊ぶ公園は一つもございません。子供たちはどこで遊んでるんだろうなと思うんですけれども、川もあり山もあり、自然がいっぱいの場所ですのでそこで遊んでいるんですけれども、やはり異年齢の子供たちとそこに行けばみんなが遊んでるでというような、この少子化の中でやっぱりその公民館に行けばおじいちゃんもおんなる、おばあちゃんもおんなる、そしてまた赤ちゃんも遊んでる、そういうような場所に私はとてもしていただきたいと、そのように望みます。本当に子供たちは野球をしたりボールで遊ぶ広場が少ない、地区公民館施設の基本的整備方針の?の中に、県民交流広場事業を取り入れた一体的施策整備とあります。この県民交流広場事業の可能性について、地元の意向を踏まえつつ検討することとうたってあります。福住地区も寺坂地区も本当にどちらも公園も広場もありません。何とか広場、公園をその公民館の横に隣接して整備していただいて交流広場としたいと望んでおりますけれども、地元の人も望んでおりますけれども、ゼロからの出発になりますが、この考えでちょっとは心が動いてくれたかなと思います。ご答弁をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 県民交流広場事業でございますけども、これは豊岡の場合、公民館整備にあわせて県のメニューを使ってやってるということでございまして、これはあくまでも箱物の内部のことでございまして、屋外の広場という意味のものではございませんので、その辺をご理解いただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) 広場とうたってあるので、私は広場っていったら外のことかなとばっかり思ってましたのでちょっと残念ですけれども、何とかこのことを考えていただきたいなと思います。


 子供だけで遊んでいれば、そこに小さな子供社会が成立します。その中でもまれることで、子供は社会に出たときの練習、シミュレーションをしていると思います。女の子のお母さんごっこが母親になる練習であると同じように、男の子たちが群れて遊ぶことでいつの間にかリーダーがあらわれて全体の意見を調整したりして、このようにここに座っておられるリーダーが育つんだと私は思っております。そして子供たちはそうやっていろいろなことを学んでいきます。けんかも起こります。取っ組み合いをしてひっかいたりたたいたりして、そこで人の痛みがわかる。人の痛みがわかることで、そして何かあったときに、例えばよく人をたたき過ぎて殺してしまったという中学生の事件がありました。中学生や高校生の事件がありました。私きっとそういう子はちっちゃいときに取っ組み合いのけんかをしたことがないのかなと思いました。だってここまでしたら人が死ぬでということがわかれへんということは、私はそれは子供社会の中でもまれてないから、それがわからないからあそこまでわからずにやってしまうのではないかなと思っております。そういうことのために公民館の周りにやはり広場をつくっていただいて、みんなが集える場所、子供たちがそこに行けばキャッチボールをし、野球をし、ボール遊びをし、陣取り合戦をし、ゴム跳びをし、そのような場所をぜひとも考えていただきたいと要望いたしたいと思います。


 それからまた、寺坂地区の消防団のポンプ操法の練習などが、広場がないためにとても狭い場所でやっておられます。消防署の駐車場の前でよくやっておられますが、そこの消防署は台風23号の折には堤防の切れた大災害に遭った場所であります。その道路を隔てた場所に公民館をつくっていただくわけでありますから、防災の拠点とも考えていただいて消防団の訓練にも使用できますように、これもまた広場をお願いしたいと存じます。


 そしてまた、地区の避難場所としても考えていただいて、防災グッズや備品もその公民館の中に常備していただきたいと思いますけれどもどうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 公民館の整備の中身につきましては、地元の検討委員会等のご意見等も伺う中で、可能な限りで検討していきたいと思ってます。


○議長(綿貫 祥一) 14番、稲垣議員。


○議員(14番 稲垣のり子) 地元の方もぜひともそうしてほしいということを聞いておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 最後になりますが、1級河川出石川改修整備についての中の再質問に入らせていただきます。


 防災を語る会で、そこに住まわれる女性が切実にこのことをうたっておられました。先ほど私が申しましたように通学路でもあり、また、もし災害が起きた場合一番危ないところでもあります。どうかこのことをお願いしますということを言っておられました。私思ったんです。防災を語る会はたくさんの方が見えておられました。前に当局の方がずらっと並んでおられます。横にも並んでおられます。その中で女性が手を挙げて意見を述べるということは、私も女性ですし、今こういうような立場になりましたからこうしてしゃべれるようになりましたけれども、参観日なんかで順番に自己紹介をしなさいと言われたときに、5人ぐらい前になるまではどきどきどきどきしたぐらい、本当に人前でしゃべることは難しいことなんです。そこで手を挙げて、小人の通学路でもある、子供たちが危ないんだということをおっしゃいましたので、これもさっきいい答弁をいただきましたけれども、どうぞよろしくお願いしたいと存じます。


 最後になりました。どうかコウノトリの飛び交う自然豊かで風光明媚なこの豊岡市、みんなが、ああ、ここに住めて幸せだなと思えるようなすばらしいまちになりますように、たくさんのことを言いましたけれども、どうかよろしくお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(綿貫 祥一) 以上で稲垣のり子議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は5時30分です。


                 午後5時17分休憩


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                 午後5時30分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、19番、奥村忠俊議員。


                〔奥村忠俊議員 登壇〕


○議員(19番 奥村 忠俊) 19番、奥村でございます。(拍手)


 質問に入ります前に、去る3月10日、ご逝去なされました熊本善兵衛議員さんに対しまして、衷心より哀悼の意をささげますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。


 さて、平成18年度は、予算編成するに当たって大変厳しい中での編成であったというふうに思います。そういった中で1月に投資的経費を予算化することが大変厳しいという内容、さらに特に19年度、交付税の見通しが厳しいということの中から、あるいは見通しが立ちにくいという中から投資的経費に回す予算がほとんどできないのではないかと、こういうような内容が新聞で報道をされました。合併をいたしまして1年目、中貝市長が初めて合併後当初予算ということで予算を組まれたわけでございますけども、このニュースを見まして、地域の要望を抑えるというふうにとらえる人たちもたくさんありまして、記事に対する市民の心配、そして合併をしたことに対するいろんな意味の意見が出されておりました。


 ところで、今回提案されております18年度予算でございますけども、いろいろと気になる部分もございますけれども、しかし旧市町単位にそれぞれに配慮された予算であるというふうに思います。出石でも公民館の建設や永楽館、城山公園、山添水路あるいは鳥居地区野菜農園など住民の待望されておる事業が予算化されておりますけれども、この点につきましてもお礼申し上げたいと思います。


 さて、私は5項目について質問をいたします。


 第1は、地域防災計画についてであります。市町村は災害対策基本法第42条の規定によって、国の防災基本計画に基づき地域防災計画を策定することになっております。但馬のそれぞれの自治体では、平成7年の阪神・淡路大震災を契機に地域防災計画の見直しが始まりました。計画策定は恐らく県下一斉であったためか、県との協議が相当におくれて随分時間がかかったように思います。旧出石町の例で言いますと、完成した新しい地域防災計画は阪神・淡路大震災の経験を踏まえ、主に地震の発生を想定して作成されていたようにさえ感じられました。水害については、平成2年の台風19号以来、水害そのものがほとんどと言っていいほどなく、災害に対する危機意識あるいは心構えというものが全体的に欠如していたというふうに思います。今から思えば、例えば避難勧告あるいは避難指示という重大な判断は定義があいまいでわかりにくく、情報の伝達についても住民に正確に伝えるという点での配慮が欠けていたというふうに思います。率直な反省をするわけでありますけれども、現在豊岡市では、一昨年の台風23号を経験し、地域の安心、安全を守るため地域防災計画の策定作業が進められていると聞いております。多数のとうとい命と貴重な財産をたくさんこの台風で失いました。この経験を地域防災計画に生かしていかなければなりません。


 そこで、この台風災害の経験から当局はたくさんの教訓を学ばれたと思いますけれども、中心的に考えられる点を明らかにしていただいて、それを防災計画にどのように生かそうとされてるのかお尋ねをいたします。


 また、この地域防災計画は現在どこまで策定作業が進んでいるのか、その状況と、いつごろに完成するのか時期についてお尋ねをいたします。


 次に、台風の経験から、新市では常に防災について考え、対策を検討して市民の安心、安全を追求していくという、そういうポストとしまして防災監を置かれたというふうに思います。これはとても大切な重要な仕事でございます。今回、豊岡消防署から本庁に勤務先をかわられるというふうに聞いておりますけれども、消防長も兼ねておられます。この位置づけについての考えをお尋ねいたします。


 次に、大きな災害を受けたときの役場の果たした役割というものは本当に大きなものがありました。つまり住民の身近に役場があって、職員の存在が災害及び災害後の処理でも必要であることを経験をいたしました。合併をして総合支所になり職員数は約半分に減りましたけれども、それでも地域にとっては心強く、安心、安全の上でも欠かせない存在でございます。あわせて住民サービス等を維持するためにも、一定の職員を引き続き残す必要があるというふうに思います。今年度は国体の年でもあって職員を配置されていますけれども、来年度はどのようになさっていかれるのか。危機管理ということも含めて考えをお聞きいたします。


 また、総合支所長に、いざというときの避難勧告あるいは避難指示を出す権限を持たせておりますけれども、危機管理の上からもこれは今後とも継続していく必要があるというふうに考えますけれども、その点についての考えをお聞きいたします。


 次に、危機意識の欠如という点で、本来防災計画に位置づけられている防災訓練、また、いざというときどこへ逃げればいいのか、何をすればいいのかなど、避難訓練を市民にお願いする必要があるように思いますけれども、当局の考えをお尋ねします。


 18年度予算にも計上されておりますけれども、地区公民館や、あるいは学校への避難物資の配備費として1,143万1,000円が計上されております。市全体で120カ所に配分されるという説明がありましたけれども、単純に割りますと1カ所当たり9万5,000円というふうになりますけれども、この予算の分配方法や、あるいは配分をしていく基準というものがあるのかどうかお尋ねをしておきます。


 次に、災害復旧についてお尋ねをいたします。災害復旧事業の進捗状況については、市長提案の説明でかなり詳細に述べられておりました。国、県、市それぞれにおいて急ピッチで事業が進められている実態を目の当たりにし、感謝をいたしております。


 ところで、先日のテレビで、ことしはエルニーニョが発生しつつあるということを報道しておりました。このエルニーニョによりますと、異常気象、雨が多く台風もたくさん発生しやすいということを報道いたしておりますけれども、一昨年の経験はまだまだ我々の脳裏には生々しく残ってるわけでございまして、一日も早く災害復旧の工事が実現するようにお願いをするものであります。


 さて、災害復旧事業は通常、発生から3カ年で終了するというふうに言われておりますけれども、平成18年度は3年目に当たります。国の円山川緊急治水対策事業は10カ年計画ということになっておりますけれども、これを除いても県あるいは市の事業は今年度ですべて完成するということになると思いますけれども、その見通しについてお尋ねをいたします。


 次に、平成18年度の事業について、特に円山川、出石川、奈佐川、竹野川あるいは稲葉川等について、18年度のそれぞれ国や県の事業がどういうものが行われるかという資料を要望いたしましたけれども、現在のところ提供できる資料がないということでございました。これは時間が必要だということであるのか、あるいはまだ明らかになってよく把握をしてないということであるのか、この点についてもお尋ねをいたしておきます。


 実は、県は昨年、出石川の災害復旧事業について16年から18年度分まで分けて実施することを示されました。その中で、例えば出石警察の前付近の出石川堤防は国道でありますけれども、18年度に堤防の改修、かさ上げをするという、これはパラペット方式でございますけども、ということになっておりました。それよりも上につきましては現在工事中でございます。そういったものを考えますと、それぞれの川の事業計画はそれぞれあるのではないだろうかと、こういうふうに思うわけでございまして、その辺説明をいただきたいと思います。


 次に、出石川、小人地区堤防の築堤についてお尋ねをいたします。これは先ほど同僚議員の方からの質問でもありましたけれども、その工法についてお尋ねをするものであります。私が聞いております工法は、パラペット方式でハイウオータープラス50センチにするというふうに聞きました。非常に狭い堤防でもあるわけでありますし、カーブをしてるということがあります。そういった点、極めて心配であります。堤防の幅が狭くて23号台風では早くから越水をいたしておりました。消防団員の必死の努力で決壊を防いだと言っても過言ではないぐらい頑張って抑えたという堤防であります。また、狭いが自動車も通っておりますために、堤防そのものも固められていたことも幸いしたんだと思います。しかし逆に、谷山川放水路と出石川がおよそ100メートル上流で合流し、川がカーブしてるところに位置してるために、水が前回の台風でも本当に突き当たっておりました。最も危険な場所の一つであるというふうに思っております。通学路になっておりまして、道幅が狭くならないように、また交通の障害を起こさないように、そういう事業ができるのかどうか、把握しておられます範囲で説明をいただきたいと思います。


 3番目に、豊岡市地区公民館整備事業計画についてお尋ねをいたします。


 合併に際し、旧町単位に地域自治組織というようなものはつくられませんでした。9万を超す人口と700キロ平米に及ぶ大きな面積になり、住民と行政を結ぶ、あるいは住民自治やコミュニティーを強めるために自治組織が今注目されておりますけれども、豊岡では公民館活動を活発にする方向が打ち出されております。


 そこで、まず、ことし2月に発表されました豊岡市地区公民館整備計画の決定に至る経過について、改めて説明を願いたい。


 次に、具体的整備計画についてお尋ねをいたします。計画の期間は平成17年度から26年度までの10年間となっております。新築につきましては、過疎対策や、あるいは県民交流広場事業を使って実施されるというふうになっております。本年度は出石地区、福住公民館の建設と、寺坂地区公民館をことし、来年で建設するという予算が計上されました。計画では改築、新築は5カ所必要であるというふうになっておりますけれども、それぞれ建設年度についてお尋ねをいたします。


 また、総合支所や他の施設を公民館に転用するところもありますけれども、それぞれの施設の改修も必要になってまいります。それらの年次ごとの計画、これについても説明を願いたいと思います。


 次に、公民館は社会教育法に基づいて設置されております。昭和34年につくられた公民館の設置及び運営に関する基準というのでは、第3条で施設の基準、第4条では設備について詳細に決められておりましたけれども、平成15年6月にこれが全面改正をされました。


 そこでお尋ねをいたしますけれども、備品の購入費として予算がついておるのも知っておりますけれども、新築されます公民館の備品というのはどこまで整備をされていくのかお尋ねをいたします。


 4番目に、出石警察署の廃止についてお尋ねをいたします。


 警察の統廃合、再編に伴い出石警察がこの3月末で廃止をされる。4月からは豊岡警察署出石警部派出所に降格をしてまいります。これは旧出石郡民にとって大変残念なことでございまして、130年の歴史に幕をおろすことになるわけであります。昨年秋以降この情報が広まり、出石では区長会が住民の署名を集めまして但東町の区長会とともに、市も一緒になってでありますけれども、存続の陳情などを行っていただいておりますけれども、残念ながら廃止は決定されてしまいました。年間100万人の観光客を迎えるまち、また子供たちをねらった凶悪犯罪が多発する時代になって大変不安が残ります。私ども会派で県警本部に申し入れも要望も行いました。


 そこで、出石警察の廃止を目前にいたしまして、改めてこのことの経過と廃止後の体制、あるいは地域の安心、安全は低下しないのかという心配についてお答えを願いたいと思います。


 5番目に、郵便局の集配業務の統廃合についてお尋ねをいたします。


 市町村の合併が全国で進められ、今は移行した直後でもありますけれども、さまざまな問題点も指摘をされているわけであります。しかし、合併について、それは後に戻ることはできるせん。いかに合併で大きな成果を上げていくか、住民の方々に喜んでいただけるかということについて我々は知恵を絞っていかなければなりません。満足をしていただけるかを住民と協力しながら整備していかなければならない、このように私は思ってるわけであります。


 ところで、市町村の合併とあわせましてさまざまな分野での合併、統廃合が進められているように思います。住民サービスをそのことがおどかしているんではないだろうか。警察の統廃合もそうですけども、日本全国津々浦々に存在して住民サービスを図ってきました郵便局も、昨年の郵政民営化によって徐々に様相が変わりつつあります。郵便局の集配業務はその一つのようでありまして、豊岡市でも変化が出てくるように聞いております。豊岡市の郵便局についての状況を教えていただきたい。また、仮に郵便局の集配業務が統廃合されるといいますか、実施された場合、廃止された地域にはどのような変化が起こるのか、あるいは影響が出るのかも説明を願いたいと思います。


 また、この問題について豊岡市としてはどのように受けとめられておられるのか。あるいは市としてどのように対応をされてきたのかもお尋ねをいたします。


 以上、1回目を終わります。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、台風23号災害からの教訓と地域防災計画への反映について、まずお答えをいたします。


 たくさんの教訓があるわけでありますが、私自身はこのように思っております。


 まず1点目ですが、人間の努力を超える自然の脅威は必ずやっくる。このことを私たちは認識をする必要があるというのがまず1点でございます。ある意味でリアリズムを私たちは持たなければいけない。あってはならないことは起こらないのではなくって、あってはならなかろうが、あってもよかろうが、起きるものは起きてしまう、このことの認識をまず持つべきだと思います。


 そしてそのときには、私たちはひたすら逃げる、このことに意を用いる必要があるというのが2点目の教訓でございます。私自身が午後6時5分に4万2,000人の市民に対して避難勧告を出しましたけれども、しかし、公式の避難所に逃げた人々はわずか3,800人、1割にも満たない数字でありました。逃げることが大切なわけですけども、人は逃げない。当時、奥村議員は町長で、私よりも2時間以上早く避難勧告を出され、大変賢明な判断をされましたけれども、しかし、同じように出石町民で逃げた方は5%を切っておりました。これが実は人間の実態であります。人は逃げない。専門家は、これを正常性バイアスあるいは正常化の偏見といったことを言っております。私は事前には知りませんでした。人は自分にかかってくる危険を過小に評価して心の平常を保とうとする、そういう性質を持っているということでございます。


 そこで、逃げなければいけないけれども人は逃げないということを前提に、逃げない人に対してどのように逃げてもらうような工夫をするのか、このことのわざを私たちは磨くというのが3点目の教訓でございます。早く情報を伝えること、正確に適切に伝えること、表現方法をゆったりした言い方ではなくて緊迫感が伝わるような表現の仕方をすること。特に台風の場合には徐々に危機が迫ってまいりますから、その危機が高まってるということを実感していただけるような伝達方法、表現方法を身につけること、こういったことが大変大切になります。また、市民の方々に対しましては、市民の方々にそのような心の働きがあるということを強く意識をしていただいて、早目早目の判断をしていただくことを促すということも大切だと思います。


 それからその次でございますが、いかに情報を早く伝えたとしても、災害時の要援護者の方々のように逃げたくても逃げられない方々がおられます。したがって、こういう方々への支援のあり方というのは別途、早目早目の対応をすべく検討する必要がございます。また、災害の世界では黄金の72時間という言葉がございます。瓦れき等の下に埋もれたときに、72時間を超えますと生存率が極端に下がってしまう。したがって人命救助は72時間、3日が勝負である、こういった経験則をあらわした言葉でございます。しかしながら、この72時間以内に私たちが、行政側が住民のもとに行けないことが大規模災害の場合にはしばしばある。これも厳しい現実でございます。例えば豊岡を所管する自衛隊は姫路にいますけれども、普通に走ってきても2時間はかかります。災害時には途中の道路はもうずたずたに寸断されておりますから、この72時間以内に来れないことがあり得ます。しかも1人や2人のことならともかく市民全体が被害に遭ってるときには、その市民全体のところにすぐには行けないことがある。行かなければいけないけれど行けないことがあるとするならば、その72時間、市民みずからが自分の命は守っていただく必要がある、この認識を率直に訴えていくことが大切だと思います。


 そしてその他にもたくさんございますが、最後に私自身が思いますのは、人と人とのきずなこそが人間を救ったというものでございます。これはある市民の方が、2日間水の中に閉じ込められた方でありますが、孤立した、しかし孤独ではなかったということを言っておられました。家の中に閉じ込められたわけでありますが、堤防が決壊した翌朝早くに近所の方がいかだに乗って食糧や水を届けに来てくれた。やがて隣近所の助け合いが始まる、地区の助け合いが始まる。しばらくすると遠くから友人もやってきた。孤立はしたけれども孤独ではなかった。ふだんの人と人とのつながりがいざというときに人間を救うというのは、私は自身は最大の教訓ではないかと思っております。こういった事柄を地域防災計画の中にぜひ盛り込みたいと思っています。


 細々した事柄につきましてはまだ策定中でございますし、ある程度の案がまとまった段階でお示しをしたいと思いますが、貫く考え方といたしましては、みんなの力で命と暮らしを守る、そのような地域防災計画にしたいと思います。みんなでということにはもちろん意味があります。先ほど言いましたように、行政も個人も地域住民もみんな限界を持っています。しかし、それぞれが災害と直面をしなければなりません。力を合わせよう、このことが1点でございます。


 そして命と暮らしを守る。これまでは命と財産というふうに言ってまいりました。しかし、あの恐ろしい災害の中で失われたのは財産ではありません。もちろん財産、基礎でありますけれども、私たちの大切な日々の普通の暮らしでありました。その大切な日々の暮らしを守る、このことを明確に出すべきである。これも台風23号からの教訓であろうかと思います。そのようなことを反映しながら現実に即した実効性のある地域防災計画をつくってまいりたいと思います。


 その策定状況と今後のスケジュールでございますが、資料収集・分析、職員ヒアリング等を実施いたしまして昨年12月20日に第1回防災会議を開催しまして、現在その当時の基礎資料等をお示しをいたしました。当初17年度内の策定を目指しておりましたけれども、兵庫県においても地域防災計画の改定作業が行われておりまして、それとの整合性を図る必要があること等から策定の時期を少し延ばさざるを得ない状況になっております。今後の予定につきましては、市内部での素案の作成後、区長会や防災会議の委員の皆様へ素案に対する意見をお伺いし、また県の防災計画の改定内容を踏まえた改正等を行いまして、5月ごろに再度、防災会議を開催し、6月の出水期をめどに市としての計画案を策定したい、このように考えてるところでございます。


 その他につきましてはそれぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、出石警察署の廃止についてお答えいたします。


 議員ご指摘のように、昨年の9月以来この問題は非常にみんなの心に不安を与えたところでございます。警察の再編、これは小さな警察、出石の場合でしたら38人でございますが、そういう警察がほかにもあったわけでございますけども、特に今回その再編対象になったのが淡路の津名、それからお隣の香住、そしてまた尼崎という4つの地域の中でそういうことが行われたわけでございまして、9月にはその中間報告がなされて、我々はびっくりしてその動きを始めていただいたと、都合3回だと思いますが、市長も県警本部にも、住民の皆さん、あるいは議会の皆さんとも一緒に出かけて存続要望をいたしましたけれども、先ほど言いましたそういう現在の1人当たりの警察官の持っている住民の数、それから犯罪の起こってる状況と、こういうものから再編は必至ということになったようなことでございまして、その点は理解せざるを得なかったということでございます。大変残念でありますけれども、今4月1日から豊岡南警察署出石警部派出所ということで県議会に条例が提案され、審議中でございます。先ほど言われましたようにこれは決定しとると同然でございますけれども、そういうような状況になっております。


 それで、その出石警部派出所の体制につきましては、これは警察業務の実動部隊人数はほぼ現状のままと。私聞いておるのでは大体二十五、六人というふうに聞いております。それは管理とか事務部門、署長、次長あるいは警務課、会計課、そしてまたそれぞれの課長というのが、若干少なくなるようですけども、そういう部門を減少させるというふうに聞いております。そうでありますけれども、現在行っています窓口業務については、運転免許の更新、道路使用許可、車庫証明等、こういう許認可事務についてはそのまま残ることとなると、こういうふうに聞いております。


 それで地域の安心、安全が低下しないかということをおっしゃっておりますが、その点についての心配でございますけれども、いろいろと問い合わせてみますと、今回の警察再編は小規模警察の統合等によって合理化を図り、そして先ほど言いました管理事務部門等の人員を削減して実動部隊を充実させると。一たん事があったときの対処力を強化させるというふうに考えたというふうに聞いておるわけでございます。ですから今回の警部派出所に移行されることに伴ってその人員は減少しますけれども、交番あるいは駐在所を含む体制は現状のまま維持されます。事案によっては管内の捜査体制は今以上に、いわゆる早期に豊岡から大量動員が可能になると、こういうふうに聞いておりますし、それから休日や夜間の警備体制も強化できる面があると聞いております。パトカーにつきましても、今出石警察に本部と直結のパトカー1台おりますけども、豊岡に2台おりますが、それが有機的に動けると、こういうようなことも聞いておるわけでございます。ですからそういう意味で地域住民の安心、安全のための治安維持とか、あるいは住民サービスが低下することがないよう、今後とも県警に働きかけたい、警察もそういうふうに言っておられますけども、我々もそのことについては働きかけていきたいと、こういうふうに思っておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 1点目の防災監の位置づけにつきましてご説明申し上げます。


 まず、市の災害対策本部条例の中で、これは本部長並びに副本部長を置くというふうなことが書いてあるわけですが、これを受けまして現在策定中の防災計画の中では、防災監については災害対策本部の副本部長として、これは助役と2人でありますけども、そういった位置づけを行っていきたいというふうに考えてます。なお、あわせまして副本部長であると同時に本部事務局の事務局長というふうなことで、言えば対策本部の本部づきの班長というふうなことで、災害対策の実動の総指揮者とする予定で考えています。


 お尋ねの消防長との兼務でございますが、これにつきましては4月から、総括説明でも書いておりますけども、本庁に配置をするといったことから、日常的な所管事務の統括管理、あるいは災害発生時の対応をより機動的に行えるように配置を本庁にするといったことでございます。なお、消防長との兼務ということでございますが、消防本部につきましては実動の指揮者ということでは次長がおりますので、そちらの方での連携、対応ということになってこようかと思います。


 もう1点のお尋ねがございました。郵便局の集配業務の統廃合ということで、実はこのご質問をいただきましてから郵便局の方にちょっとお邪魔をして確認いたしました。その結果でありますけども、現在郵政公社においてこの郵便局の集配局の検討が行われてはいるけれども、その内容については承知をしていないというふうなことでございました。ただ、明らかになればそれは豊岡市にも説明には行かせてもらうと、そういった返事をいただいておりまして、現段階では市としても詳細がわからないといった状況であります。


 仮にということでお話しになったわけですが、その内容が不明である以上具体的な対応もしかねるわけですけども、基本的な市のスタンスとしては、ちょうど平成17年の10月に参議院での特別委員会が開かれまして、その中に附帯決議というふうなことで示されておりました。そこに書かれておりました内容、それが市が対応するに当たっての基本かなと思ってます。その中には、郵便のほか貯金、保険のサービスが確実に提供されるようというふうなことが書いてございました。市としての対応はそのあたりかなというふうに思ってます。したがって、今後は郵便局に対しましてもそういった情報の提供を求めていきたいなというふうに思ってます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 地域防災計画につきまして、何点かお尋ねをいただいております。


 4項目めの総合支所の位置づけ、それから支所長の権限で、多分本庁方式に移行した場合のご心配をなさっておられるんじゃないのかなというふうに思います。現在のところ、支所長の権限をどのようにするのかというふうなことにつきましては、明確な方針というのはまだ現在のところ持っておりません。広い地域でございます。すべて本庁の指揮命令というふうなことで災害対策に当たるということは、本当に実情無理だし困難ではないのかなという、そういう認識はいたしておりまして、現在、緊急を要する場合の災害対策本部の設置や、あるいは避難勧告をする権限を総合支所長に委任をしておるわけですけども、今後につきましても緊急を要する災害対応につきましてはそれぞれ総合支所で行ってもらうというのが現実的ではないのかなというふうな現在認識は持っております。今後の大きな検討課題ではないのかなという認識でございます。


 また、2点目の5番目なんですけれども、防災訓練あるいは避難訓練につきまして、それぞれ各地区で実施ができないのかというふうなことでございます。ご案内のとおりに23号の経験を生かしまして、昨年の場合には、特に夏季の間にほとんどの全地域で消防団と、それから自主防災組織の方とで合同訓練をそれぞれ行っていただきました。本当にありがとうございました。また毎年、北但大震災を記念をして、メモリアルというふうなことで5月の23日に訓練を実施をしてきたところでございます。ことしにおきましても、震災で大きな豊岡市と同様に被害を受けられました城崎地域でこの18年は実施をさせてもらいたいというふうなことで、事務局では協議を進めておるところでございます。また、豊岡市におきましてはほとんどの、多分全地区に自主防災組織が組織をされておりますので、特に消防本部、消防署の指導のもとで毎年たくさんの区が訓練、実態は消火訓練も多いんですけれども、23号の経験を踏まえて、この消火訓練以外の訓練も交えながらという区もふえておるわけですけども、実施をしていただいておりまして、今後におきましてもこの方向を、極力協力あるいは支援をしてまいりたいなというふうに考えておるところでございます。


 それから避難所への備品のことでございます。現在のところ市内の小・中学校や地区公民館を中心に、まだ満足のいく状況ではないんですけれども、備蓄をさせていただいております。18年度におきましても議員が紹介をされました予算額の中で対応を考えていきたいというふうに考えておるわけですけども、現在、先ほど市長が紹介をしてくれましたように、地域防災計画を、まだ素案の段階ではあるんですけれども、その中でどういうふうな備蓄をすればいいのかというふうなことにつきましても、これから防災会議等でご議論はいただくわけですけども、市としては例えば目標数量としてどの程度のことが可能なのかどうかと、そんなふうなことも決めていければというふうに考えておりまして、被災者の1日分程度の最低限のものを備蓄をすると、そんなふうなことを目標にというふうなことを、とりあえず素案の段階ではあるんですけれども、論議をしてもらおうかなというふうに考えております。ただ、地域防災計画の中では市民の皆さんにおきましても、先ほど72時間という市長のあれがございました。3日分のそういう市民みずからいろんな備蓄をしていただいて、あるいは避難所等にそれらをあわせて持参をいただくというふうなことにつきましても、市民みずからの努力でお願いをしたいというふうにも考えております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 災害復旧の進捗状況であったりや見通しにつきましてご説明申し上げます。


 建設部所管の災害復旧工事ですが、市長総括説明でも申し上げましたとおり663件あります。そうした中で2月末の現在の工事の完了率なんですが、全体でおおむね約70%であります。平成18年度施行分を1件、そして昨年来の豪雪、積雪によって工事の中断であったりや、また地元との調整等に時間を要したため、やむなく19件を平成18年度に繰り越して施行したい、このように考えております。したがいまして、年度内に約97%を完成し、残ります先ほど申し上げました20件を早期復旧に努めたいと、このように考えております。


 次に、兵庫県の関係なんですが、429件ありまして、これは1月末現在の完了率ですけれども、186件で43.4%になっております。いずれにいたしましても本年度出水期にはすべて完了するというようなことを聞いております。また、出石川の災害復旧助成事業についてでありますが、本年度末で全体のおおむね35%を完了すると、このように伺っております。


 次に、国土交通省の所管の関係でありますが、円山川緊急治水対策事業です。主には河道掘削工事、現在約59万立米施工しておりまして、出水期までには完了するというふうに伺っておりますし、築堤工事におきましても一日市・宮島堤防については用地の境界立会等も終了し、さらには日高地域の円山川、稲葉川につきましては、先月の2月23日ですけれども、関係6地区の皆様に対しまして事業の概要説明も行われたところであります。内水対策につきましては、豊岡排水機場が更新される見込みとなっておりまして、工事全体といたしまして、2月末ですけれども、事業費ベースで約70%の進捗率、このように聞いております。


 続きまして、奥村議員の方から、稲葉川であったりや奈佐川、竹野川、出石川等の18年度の主たる川の事業計画の資料の件がありました。当然、稲葉川につきましては18年度やるというようなことで内部的な資料はあると思いますが、要は公に示させていただける図面がないということで資料はございませんということを申し上げましたのでご理解をいただきたいと、このように考えております。


 それから18年度事業の主な災害復旧の関係なんですが、最初に国土交通省の関係で激特事業に係る関係なんですけれども、これもせんだって同僚議員の方にも説明申し上げましたが、近いうちには記者発表されるというふうに聞いておりますし、引き続き河道掘削であったりや築堤、堤防強化、内水対策も行われますし、新たに構造物の改善、KTRだったりや新田井堰、また防災拠点事業が始まると聞いております。


 次に、県の災害復旧につきまして申し上げますと、新規といたしまして日高地域の稲葉川の改修事業が行われることとなっておりますし、また継続事業といたしまして、出石川の災害助成事業、これは上流工区、下流工区ともでありますし、大浜川であったりや奈佐川、但東町域の赤花川等災害関連事業等が引き続き行われます。市の建設部所管事業にありましては、但東町の市道田尻線田尻橋橋梁復旧工事というのがあるんですが、これは出石川災害助成事業の関係で18年度に兵庫県に委託して工事をする、このように考えております。


 次に、小人地区の堤防の関係でしたか、先ほど稲垣議員にも状況を説明申し上げました。奥村議員の方からは、工法についてはどうだと。堤防天端についてはどうだというようなご意見がありまして、このことは国土交通省の方で近々関係地権者の方に明らかにされると思いますが、私も工法のことを標準断面は見させていただきましたけれども、要は国土交通省の考えておりますのは、一昨年の台風23号と同じ程度の洪水に耐えて再度災害防止を図るという意味で堤防を強化する、そうした中で当地区のボーリングもやっておりますし、それらのことが満足できるような工法をするんだというふうに聞いておりますし、その中にあっても河道掘削をすることによって越水を避ける、このように聞いております。事業主体が国土交通省でありますので、詳しくここで説明ができないのが申しわけないと思いますが、また近いうちには地元の皆さんにきちっと説明がされるものと、このように考えております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 公民館整備計画についてお答えいたします。


 豊岡市地区公民館整備計画の策定に当たりましては、昨年11月から12月にかけて市議会文教委員会協議会を始め但東地域区長会、それから出石地域区長会理事会等の関係地区区長さん、それから社会教育委員、公民館職員等に中間報告を行い、意見を求めました。また、市民からの意見もお聞きするために市のホームページにも掲載したところです。豊岡市の財政状況から考えて、つくるというより総合支所を使うという発想がよいというような意見もございました。そういった、いただいたご意見を踏まえてまとめた計画案を教育委員会で承認を得て、最終計画といたしました。今後整備に当たりましては、地域の活動、特性、課題にこたえる施設となるよう地域関係者と十分に協議を重ねて進めてまいる所存です。


 続きまして、整備の年次計画でございますが、計画の期間は合併特例債事業との関連から10年間の計画としております。18年度は、木の香るまちづくり事業により、福住交流センターとして旧松の内町営住宅跡地に福住公民館を建設します。また寺坂地区公民館につきましては、寺坂小学校隣接地を用地買収し、用地造成実施設計を行い19年度に建設する予定です。その後、財政状況等を見きわめながら資母地区公民館、小野公民館を建設する計画です。資母地区公民館につきましては、過疎計画の期間内、平成21年度でございますが、そこまでには行いたいというふうに考えております。なお、弘道地区公民館、城崎地区公民館、合橋地区公民館につきましても、総合支所庁舎を活用して順次整備する計画です。このうち城崎につきましては18年度設計委託をし、19年度に庁舎改造をしたいと考えております。


 続きまして、公民館備品の整備でございますけども、整備計画に基づく公民館の建設に伴う備品購入は、地区公民館の管理、事業運営上必要となる備品を豊岡市で購入することとしております。具体的には事務室、研修室、多目的ホールの机、いす、黒板などの事務的備品、維持管理するための掃除機などの電化製品、展示用パネルなど、地域関係者と協議をしながら予算の範囲内で購入することとしております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 農林水産部所管の災害復旧の状況について答弁をさせていただきます。


 重立った工事について申し上げます。まず農地農業用施設でございます。2月末現在の進捗状況ですが、発注はすべて完了しておりまして、完了率につきましては、市単独による小災害復旧事業は310件に対して95.8%、また国庫補助事業につきましては農地270件に対して82.2%、農業用施設は222件に対して82.4%の完了率でございます。残りの未完了箇所につきましては、一部の箇所におきまして、例年にないこの雪ですとか、あるいはほかの事業との調整などによりまして繰り越しによる施工を考えておりますが、その場合でも本年春の作付には何とか支障がないように、引き続き復旧に努めてまいりたいと考えております。


 次に、山地災害復旧の2月末現在の進捗状況でございますが、市の所管分、それから県の所管分とも発注率は100%ということでございまして、完了率につきましては、市の事業主体分は51カ所に対して72.5%、県の事業主体分につきましては54カ所に対して63%の復旧を完了いたしております。これらも年度内完了を目指して完成を急いでおります。


 それから風倒木の緊急処理事業の2月末現在の進捗状況ですが、被災面積31ヘクタールに対しまして22ヘクタールの伐木整理、あるいは地ごしらえを完了いたしております。一部は植林まですべて完了いたしております。


 それから18年度の引き続く事業でございますけれども、農地農業用施設災害復旧につきましては、今申しましたいわゆる繰り越し部分の施工とともに、郷野地区の災害関連圃場整備事業におきまして、圃場整備事業との合併施工分を17年度に引き続いて予定をいたしております。それから風倒木緊急処理事業につきましては、今申しました平成17年度に伐木整理なり、あるいは地ごしらえの完了した箇所につきまして引き続き植林作業を行います。また、地ごしらえの完了していない箇所につきましては引き続き全体の処理事業を行うということでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 1点、総合支所の災害を配慮して人員配置をどうするのかというお尋ねがございました。これにつきましては、さきの議員の答弁でも申し上げたとおりでありますけども、現在、行革の中におきましても本庁としての支所との機能について検討を行っておりまして、その中で当然災害のことも含めての検討がなされると思いますので、現時点で国体終了後、19年度どうということにつきましてはちょっとこの段階では申し上げられませんので、お許しをいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 答弁をそれぞれいただきましたんですけども、市長が台風の災害教訓を学ばれてそれを今後に生かしていくという、こういう説明でございました。本当に苦労したわけでございまして、引き続きまたこれしていただくわけですけどね、そこで逃げられないという状況があったということがあって、これは早目の対応が必要なんだというふうにおっしゃいました。これは非常に重要なことだと思いますけども、要は早目の対応というのは、じゃあどういうことなのかということが少しわかりにくかったので、この点についてお答えいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 大変重要なことでございます。豊岡市ももちろんいろんな教訓を得ましたし、国の方もそれらを踏まえてガイドライン等を改定をしておりまして、その中で一つはやっぱり避難準備情報というこれを事前に出して、いち早く、特に高齢者の方ですとか、あるいは妊産婦の方であるとか、そういういわゆる要援護者の方々等については早目に準備をしていただくと、そんなふうな情報を避難勧告以前に早く出すというふうなことで、どの時間帯にどんなふうに出すのかにつきましてはこれから地域防災計画等を含めて考えていかなきゃなりませんけれども、そんなふうなことで市民の方に事前に用意をしていただくというふうなことが考えられるのかなというふうに考えております。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 大変重要なことであると思っておりまして、その伝達でありますとか、そういう仕組みといいますか、そういうものはやっぱりしておかないと、これらの台風ではだれもが最近経験しておりませんから、本当にどうしたらいいかわからないという状況であったと思うんですね。全市民がそうだったと思う。したがって、そこからやっぱり今言われたようなことが、我々何かをするならばやっぱりそれが確実にできるようにということについてはお願いしておきたいなと思います。


 それから5月に第2回目の会議を持って6月には計画案をほぼ策定したいということでございました。県との協議も、いつもよくそれが問題になるわけでありまして、早くするということは非常に大事だと思うんですね。早くするから抜ける部分がたくさんあっては、それはもちろんならないわけでありますけども、やっぱり組織でもって防災あるいは災害に対して当たっていくということは当然のことでありますので、そういう点では防災計画については詳細に経験を生かして、確実に市民の命、暮らし、財産もですけども、守れるような体制をお願いしたいと思います。


 それからもう一つは、この防災計画の中では大体危険な地域というのがわかってるわけなんですね。ですからそれに載ってると思うんですよ。例えば急傾斜の地だとか、そういう災害の発生しやすい場所というのは載っているように思います。そういった点を事業を進めていくということが、ある意味では災害が起こるというふうに思われるところが必要であるというふうに思いますけれども、これまでもどのまちも、例えば急傾斜ですけれども、事業をやっておりますし、台風の災害復旧でもたくさんしておられますけれども、事前に予測できるところの対策というのがある意味では必要ではないかと、こう思うんですけども、この辺はいかがでございましょう。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 今ご指摘のいわゆる土砂災害というのは、本当にあらかじめ県の方が法律に基づいて事前調査あるいは特別警戒区域であるとか、もろもろの手だてを講じていただいてはおります。そんなふうな情報をあらかじめ市民の皆さんにお伝えをしていく、まずそれぞれからさせていただきたいなというふうに考えておりまして、県の方が豊岡市にそういう警戒区域あるいは特別警戒区域、こういう箇所が想定されますというふうなことでしておりますので、それを早急に市民の皆さんに伝達をさせていただきたいというふうに思います。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 予算に限りがありますので事前にすべてそういったものを防ぐということは、そんなことはできないわけでありますけれども、今回台風の災害復旧事業でたくさんの場所が工事をされたという今の報告もございましたけれども、そういった中で、今回はどうもなかったけれども、同じようなそういう危険があるところというのは事前にやっぱり調査をしたことがあると思いますし、そうでなければ今回もたくさんの命を失ったということを我々は経験したわけでありますので、そういったことを繰り返さないということはやっぱり大事だと思う。災害は防ぐことは絶対できないということは明らかでありますけども、しかし和らげようということはできるし、命を守ることは、あるいは我々できるんではないかと、こういうふうに思いますので、その点について要望しておきたいと思いますけども、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 精いっぱいそのご要望で努力をさせてもらいたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 防災監の位置づけというところで、災害対策本部の副本部長、あるいは事実上の事務局長ということを総務部長の方から答弁いただきました。そして今回は4月から本庁に勤務先を移られるということがあって、消防本部につきましては次長がそのかわりをということをおっしゃいました。私はよくわかりませんけども、消防長という人の責任というのは非常に大きいと思うんですね。それを次長がかわってできるのかどうか。いざというときの対応であるとかとっさの判断ということがいろいろとあると思うんですけどね、その辺はどうなのか。


 それからもう一つは、防災監がこちらへ移られたのかどうかということは、それがということではございませんけども、きのうの質問の中でも、例えば国民保護協議会だとか、あるいは保護対策本部、こういったものの設置をしていく、あるいは条例をつくるということについても防災監がお答えになったわけでございまして、その点しますと、防災監というのは災害だけではなくて、今後はこの国民保護協議会あるいは保護対策本部ということの中でも先ほどおっしゃったような事務局長のような存在としてかかわっていかれるということなのかどうか、その点についてもあわせて聞いておきます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) あくまでも消防長との兼務でございますから、それはこちらに来てるからといって全く関係ないというものではもちろんございません。通常の現場の指揮については次長がとるということでありますから、何か当然問題があれば、これは消防長との当然協議を行って対処ということになります。


 それからもう1点の、防災監として4月から本庁に配置ということになるわけですが、お尋ねの国民保護計画につきましても、これは防災あるいは危機管理という、そういう事務分掌の中で防災監が主管をするということで現在のところは考えています。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 防災監が所管をされるということですから、この地域防災という災害を中心にした部分、あるいは消防ということは大変な任務であると思いますけども、そこにあわせてこの防災監ということで国民保護法の関係も担当するということになってくると大変だなというふうに思うんですね。


 私は出ておりましたけども、防災という点ではいろんな形がありますからね、これはいろんなことを想像しなきゃならんというのは当然あると思いますけども、武力攻撃あるいはテロが起こるというふうになかなか思えないし、もし起こったとしたら全然逃げることができるせんからね、どうしようもないなというふうに私は思ってるんです。その点しますと、今回本庁の方に詰められることになって、そしてそういった点で日常的にこれを考えたり、あるいはその業務に当たられるということは非常に何かこれまでにない形のものが生まれるという点で、非常にある意味では危険な時代になってきたなというふうに私は思うんですけども、その点についてどうなんですか。もちろん法律で義務づけられてるということであるということは当然あると思いますけども、非常に私なんかは変わった時代だなと、正直言って、そういう戦後が終わって新たにまた戦前に返っていくような気がしてならないんですけども、その点についてはどのように考えておられますか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 国民保護計画につきましてはたまたまご質問がありましたのでお答えをしたわけですが、これはやはり主体といいますか、それは当然防災ということになろうかと思います。防災監の業務が非常に過大になるというふうなお尋ねであったかと思いますが、あわせて現在総務課の防災係、これを課に昇格をさせて防災課を設けるというふうなことがありますから、そちらの方面でも対応は可能であるというふうに判断してます。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 大変重要なことでありますけども、たくさんこれ質問項目出しておりますのでそれに従いますけども、先ほど支所長の権限ということで、総合支所の。今後どうするかはまだ明確に持っていないということでありました。そして現状のように避難勧告であるとか避難指示、そういったものをゆだねるという形になっておりますけども、それの方がいいのではないかと思いますという、こういうことでございましたけども、本庁方式で合併をしましたけれども、やっぱり住民サービスが低下しないということには、あるいは一定のやっぱり人が必要であるということは大体確認されてるわけでありまして、総合支所がなくなるはずがないと私は思ってるわけでありますので、その点からしますとやっぱり明確にしておく必要があるように思うんです。そうしないと、ここに幾ら優秀な方が本庁におられたとしましても、いざというときには全部同じところに一斉に来るわけでありますので、その点ではやっぱりそういったことは明確にしておく必要がある。これは地域防災計画の中でもその辺が入れるのかどうか私わかりませんけれども、明確にしておく必要があると思いますけども、いかがでしょう。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほど申し上げましたのは、総合支所長の権限ということではなしに、総合支所の体制、人数、それについて少なくとも19年度以降については現在のあり方を検討した上で考えるということを申し上げたわけです。したがって、18年度はもちろんでありますし、19年度、ここ近い何年かにつきましては、やはり現在と同様に支所長に権限を持たせてということで考えています。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 防災訓練ということも私は非常に大事だと思っておりまして、これも防災計画の中に大体載っているわけなんですけども、なかなかそういう経験がないとちょっと置いてしまうということがこれまであったように私は思ってるわけなんです。しかし、大きな台風を経験したわけでございますし、地震もまたあるかもわからないというこういう時代にあって、このことはしっかりしておく必要があるなというふうに思うわけであります。もちろんこれは住民の方々に強制をするというわけにいきませんから、そういうことはしにくいわけでございますけども、しかし、少なくともこの避難訓練や防災訓練というのはやっぱりやっていただく。よくしているのは幼稚園や保育所や小学校では毎月でもやっておられますわね、簡単なことですけども。しかし、そういう意識をつけていくという点では非常に大事なことだというふうに思いますし、忘れがちな大人もそういう意味ではお願いをして、やっぱりこのことについてしておく必要が絶対あるんではないかと、こう思いますけども、その点について聞いておきます。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) まさにおっしゃっておられるとおりでして、実施母体のリーダー研修等も開催をさせていただく予定でもありますし、そんなふうな機会をとらまえながら訓練を日常的にしていただく、あるいは何かのイベントの際に訓練を模して何かやっていただくというのも手だろうと思いますし、また、ハザードマップが作成されます。大きなハザードマップももちろん大事なんですけれども、ハンディーな各小学校区単位ごとぐらいのマップも作成をする予定にしておりまして、例えばそんなふうなものを使いながら身近な避難経路を確認していただくとか、あるいは何らかの材料に使っていただくというふうなことも可能かなと思ってみたりしておりまして、ぜひ地域のリーダーの方々にいろんなことを想定しながら訓練をしていただきたいなと思ってます。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 避難所の備蓄していく品物についてということでございますけども、どういうような備蓄がいいのか、あるいは数量等についても今後決めていきたいということでございました。資料をつくっていただきまして、これを見ますと、市の全体の避難所、そしてそこで現在備蓄されてるものを見ますと、たくさんあるところとまだ全然ないところというのがありまして、バランス的にはまだまだ十分とれていないなと思うんです。したがって、今回1,100万円の予算がついておりますので、そういったものがどう配分されるかわかりませんけれども、やはり避難所というふうに言われる以上は、とにかく指定さえすればいいというものではなくて、そこに行けば、快適な状況にはなりませんけれども、少なくとも毛布であったり、あるいは水であったり、暖房であったり、電気であったり、そういう最低限のものというのは大体わかると思うんで、そういったものは整備する必要があるように思うんです。そのことについてはしっかりそうなりますようにお願いしたいと思いますけども、よろしく。


○議長(綿貫 祥一) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 今おっしゃいましたように、避難所の性格をやっぱりきっちり考えながら、備品につきましては、少しずつではありますけれども整えさせてもらいたいなというふうに思います。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 災害復旧についてお聞きしておきますけども、私は10月の選挙で市会議員にさせていただきましたんですけども、12月議会でも災害復旧問題について質問をさせていただきました。きょうまたそれをしているわけでございますけども、特に復旧事業について、またいつ台風が来るかわからないという、こういう時代であるわけでありますから、一日も早くこれを完成していただきたいと思います。先ほどの説明でもかなり詳細に聞かせていただきました。そういう点では安心もいたしておりますけども、ただ、拠点的なものについての説明がなかったように思いますので幾つか聞いておきます。


 それは私は前回も聞かせていただきましたけれども、鳥居橋の取り合い道路の関係の詳細設計の関係、これは私12月に申し上げましたように、聞いていたことは、12月までに設計をつくる、そして現場で説明するということでありましたけれども、いろんなことがあっておくれました。しかし今3月でございます。きょう初めて現地で説明会が行われるようでありますけれども、市としては事前に詳細設計等についての相談があったり、あるいは聞いてると、こういうものであるということがわかりましたら少しご説明いただきたいなというふうに思います。


 それからもう一つは、私は前回申し上げましたんですけれども、鳥居の防災拠点についてということは、これは台風の後すぐに国土交通省から出されました。それに基づいてその当時の説明では、そこに大きなものが建つんだなというふうに思っておりましたけれども、どうもそうではないということを聞いております。きのうの答弁でしたか、きょうでしたか、どなたかがおっしゃいました。きょうですか、鳥居の防災ステーションという表現で行われるというふうに言われましたけども、それは一体どういうものなのか、もう一度聞いておきたいと思います。


 さらにもう1点、たくさん聞きますけども、出石川の右岸側のかさ上げ工事というのはいよいよいつから始まるのか、これについても聞いておきます。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) まず鳥居の防災拠点の関係なんですけれども、18年度に鳥居防災ステーション、いわゆる鳥居橋の鳥居というところにやるということでありまして、ちょっと詳しくその数量等は、申しわけないんですけれども、鳥居につきましてちょっと後ほど説明させていただきます。


 それから右岸のかさ上げにつきましてですが、これも18年度、まさしく17年度がもう少しで終わる状態でありまして18年度にするわけですけれども、せんだっても議員にもご説明がきちっとできなかったのですが、いろんな築堤工事であったりや堤防強化であったりや、そういった各工種までのところが具体的にまだ聞いておりません。要は18年度にあと激特事業5カ年、21年度までですので残り4年という中で同時進行されるというようなことでありまして、市といたしまして国土交通省の方から計画が明示されましたならば速やかに地元の方々に説明するというような状況になっておりまして、ここで具体的にいつだということが申し上げられませんので、よろしくご理解いただきたいと思います。


 それともう1点、鳥居橋の詳細設計についてですけども、それにつきましても事実上、今現在詳細設計をやっているというところまでしか承知しておりませんので、よろしくお願いします。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 鳥居橋についてはきょう、関係区で説明会があるというふうに聞いておりまして、市の方は全然関係ないのかなと今聞きますと思いますので、そういうことがあり得るんだろうかというふうにちょっと私は思うんです。わかりましたら、きょうこれは明らかにならなければ、これはどうしてもきょうじゅうでなかったらならんということでなくて、18年度の事業についてでありますから後日でもよろしいので資料を出していただきたい。そういうことはできますか。


○議長(綿貫 祥一) 出石総合支所長。


○出石総合支所長(多根 徹) 先ほどお尋ねの防災ステーションにつきましては、いわゆる洪水時に備えての土砂等の資材置き場というとらえ方を国土交通省の方は説明されておりました。


 それから鳥居橋の詳細設計についてはでき上がって、きょうは鳥居地区、あすは宮内地区に説明があるんですけど、これはコンクリートになったもんではないということで、それぞれきょう、あしたと地元説明会で出てきた意見等も含めて、まだ書き直さなきゃならない部分も出てくるだろうということで、コンクリートになったものではないということですが、大体鳥居の方では余り物件はかけずにということの中で進められております。


 あと、鳥居水上線という子供たちが通学路にしてる部分があるんですが、それは市道なんですが、その部分すべてじゃないんですが、取り合い道路として県がつけかえてくれるというふうなところまでは説明をいただいております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 今、出石総合支所長がお答えになって、地元ということでどうなったのかなと思うんですけども、できるだけやっぱり全体の把握も市の方で本庁でしていただくということですね、ここだけじゃなりませんからね、そういうふうにしていきたいと思います。そして、議長、今まだわからないいうことですが、わかった時点でまたこの資料等を提出いただくいうようなことはできますでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩します。


                 午後6時42分休憩


           ────────────────────


                 午後6時43分再開


○議長(綿貫 祥一) 会議を再開いたします。


 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) ここは出ませんのでね、これから出た段階でそういったものはいただきたいと思うんですけども、そういうことできないんですか。


○議長(綿貫 祥一) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 資料としてお示しできる状態になりましたらお示しをいたします。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) やっぱり近いうちに地元説明が小人町も含めてあるということですから、ぜひともお願いをしたいと思います。


 時間が余りありませんので次に行きますけども、県の関係で蔵持団地の前、これ国道ですけどね、出石警察の前の道です。ここが非常に低くて、あれをかさ上げをすると住宅そのものがつかってしまうんですね。これが非常に困るということでパラペット方式というので行われるということで聞いております。ただ、地元の要望としましては、パラペットが行われることによって内水が発生するのではないかという心配が非常に今強く起こっておりまして、地元では非常に心配しておられますけども、そういった点について、これしていただくのは県の仕事だと思いますけども、しっかりそういった点要望が届いてるのかどうか、どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) ご質問の現場なんですが、それは出石川上流域8.6キロメートル、要は国土交通省の2−7区間とかいいましたが、国土交通省の終点区間と、そしてその出石警察署の前の区間だと思います。小人地区の現在出石川助成事業で既に改良工区もやっておられまして、その間がちょうどいまだにきちっと計画が明示されてない部分だと承知しております。その件につきまして兵庫県の方にも要望をしておりまして、要は国土交通省のいわゆる小人地区の護岸工事の計画断面が決まらないと県としてもそれがうまくすりつけができないというようなことも聞いておりますし、先ほど議員が言われましたように、その道路をかさ上げすると付近の人家に迷惑がかかるということも承知しております。したがいまして、地域住民の方々はパラペットというようなことも聞いておりますし、そのようなところは兵庫県の担当者の方にも要望しておりまして、またこれも早期にお示しができる段階になりましたら住民の皆さんに説明したいと、このように考えております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) もう1点、農林水産部長にお尋ねしますけどね、風倒木の後の処理で、既に植林も終わったとこもあるということでありました。後の植林の仕方についてですけども、以前あった倒れたところというのは、針葉樹といいますか、ヒノキや杉なんですけどね、そこにまた同じものを植えられるのか。あるいは今たくさん混交林とか言われてますけども、そういう形で広葉樹等を一緒にあわせて植林をされたのかどうかお聞きします。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) これにつきまして前にも答弁をさせていただきましたけれども、いわゆる所有者の希望というのがございますけれども、やはり二度と災害を起こさないようにということがございまして、やはりいわゆる広葉樹と、それから針葉樹、それはそこの土質によりましてその割合が違ってくるというように聞いておりますけれども、そういうものを一緒に植えてくるということを聞いております。樹種につきましても、これは県の方に研究のセンターがございまして、そちらの方の指示を受けながら具体的な樹種を決めて植林をしていくというふうに聞いております。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 先ほど植林をしたところもあると、そうおっしゃったから、それは具体的に例えば広葉樹と、あるいは今までのようにヒノキだとかそういったものとのどれぐらいの率で植林されたのかいうことを聞きたいわけで言っとるんです。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 率までは把握をいたしておりませんけれども、県の指導を受けながら広葉樹と針葉樹を植林をしたということは聞いております。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 私、別の場所で聞きましたらね、豊岡の方でその風倒木の後の植林については8対2で、つまり8割がそれまでと同じように杉やヒノキで、あと2割が広葉樹というふうに聞いたんですよ。それではほとんど変わらんのではないかなと思ったりしますので聞いてるわけなんですけども、どうですか。


○議長(綿貫 祥一) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 今申しましたように、その箇所のいわゆる土質によってやはり非常に差があるということでございまして、森林・林業技術センターというふうに聞いておりますが、そこの調査結果の中では、市に該当のところでは、ヒノキ等、もちろん広葉樹との混植はよくて、その割合は大体ヒノキ5から3に対して広葉樹1が一番ベターであるということを聞いております。さらに斜面の下の方はクリがいいし、上の方はシラカシがいいというふうなことでございまして、これはいずれにしてもその研究センターの指導も得ながら柔軟な対応でもって、後、災害が起きないようにという対応をしてまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 公民館の問題で一つ聞いておきます。


 中間計画といいますか、これをつくられた後、各地で話を聞かれたり、そして地域の区長会等の意見も聞かれたということもよく承知をいたしておりますけども、私はたまたま出石の弘道地区なんですけども、私がいただいた資料、地区の要望として出されたのは、できれば支所は非常に観光客が多いので違う場所にという声がありました。それがどういう形でそうなったのかわかりませんけど、先ほどの次長の説明では、そういった声も含めて検討したけれども、できるだけ支所を使ってということで決めたんだというふうにおっしゃいましたけども、私はその際にやっぱりいろんなその地域、あるいはまちによって条件というものがあると思うんですね。支所を使ったらだめだというふうに思いませんけれども、例えば出石の場合で言いますと一番たくさん人がおられるとこであって、ある意味でにぎわいは大事なことですけども、特にシーズンの土曜、日曜日は本当に大変な混雑でしてね、町民の人たちも車であそこに行かないと、一たん入ってしまうと出れないわけですからということがあって大変な状況になってるわけですけども、そういったことについてもやっぱり十分配慮する必要があると思うんです。ですからその点について、決定のあった後にご説明に行かれたようでありますけども、決定をする前にやっぱりちゃんと地元の要望に対してはこうであるという説明もする必要があったんではないか、こういうふうに私は思っております。その点についてどうであったか。


 それからもう一つは、10年間で整備をしていくということでございましたけども、いただいておりますこの計画を見ますと、補助事業でもってやりたいということが大体あるわけですね、高いお金が要るわけですから。ですからおおむねそれは県の関係でも5年間、そして過疎の関係でも5年間ということになってるようでありますけども、そうしますと、10年といいますけれども、少なくとも新しく建てられますところの四、五箇所はこの5年以内には建てられるというふうに思うんです。そうしますと、ことしは福住、来年は寺坂していただくようでありますけども、その先はもう大体決まるように思うんで、したがって何年になるかということを聞いてるわけです。


 それからもう一つは、他の場所を公民館にするということがありますけれども、これの整備は非常に大事だと思います。それはこれからされると思いますけどね、例えば小坂の地域にあります福居の多目的集会施設、これが小坂の公民館になるというふうになりましたけれども、大変施設が老朽化しておりまして、本当にたくさんの場所を直さなきゃならないと思いますけども、そういった点はいつごろなさるつもりなのか、これについても聞いておきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 決定前にきちんと要望されたところにお伝えすべきだったということについては反省はしております。ただ、要望の内容を見させていただいたときに、新たに用地取得というようなことで、これは財政的に非常に無理だなというふうに認識はしたところでございます。それから10年間ということで、具体的なまだ年次の張りついてないところの整備はいつだということだろうと思いますが、これにつきましては、先ほど申し上げましたとこ以外につきましてはいろんな財政面とかの状況もございますので、そういったところを見きわめながら、今後最高10年間の中でできるだけ早く整備できるように努力していきたいと思っております。


 それから小坂の老朽化の施設でございますが、これにつきましては一応館はあるということで、館のあるところで老朽化というのはほかにもございますので、それにつきましてはその辺の全市的な観点の中で今後検討していきたいというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) ちょっと私の聞き間違いかもわかりませんけどね、弘道地区の場合は新たな土地を取得せないかんということが初めから前提でありましたわね、高い場所だとよう知ってます、私もあそこは。しかし、それがあるからこれはもうだめだと思っていたという、これはちょっとおかしいと思う。やはり要望を聞くわけですから、住民の人は一々財政のことを考えてするんじゃなくて、公民館はここにしてほしいという意見を出すわけですから、それがいいか悪いかの判断は話し合いですからそれはわかるんですよ。しかし、初めからあそこではということをもしおっしゃったとするなら、それは違うと思うんですね。やっぱり地元の人たちの意見をよく聞いてしていくという姿勢をとっていただく必要があるんではないかと思います。


 それから改修をしなきゃならない部分は、これからもちろん来年しますなんてことは言えないと思いますけれども、早速もう使われると思うんですよ、あそこをね。そうしますと、いつごろまでに直すかということについてはやっぱり地元に言ってあげるのが私親切だと思うんです。どうせ建てかえはしないんですから。最低こうしないということについては。たくさんの箇所を出石では要望しておりますし、していただくについては喜んでおりますけれども、さらにそういうことを言っていただくのは地域にとっては大変安心するわけでありまして、その点について再度聞いておきます。


 時間がありますので一緒にあわせて聞きますけどね、出石警察の関係で一つ聞いておきます。


 助役の方からあそこは心配ないのではないかというふうにおっしゃったんで、心配あるようなことだったらこれ困るわけでありますけども、一つだけ要望しておきたいのは、実は県の方に会派で行きましたときにも、これは警察の方からも意見を聞いてお話ししましたのは、大橋交番というところがもう大変な人が込むとこなんですね、今。あるんですけれども、そこの職員は正規の職員を2人、そして相談員の人が3人体制でしますけど、これはありがたいんですけどね、あそこにパトカーがあるかないかで全然違うんです。ですからもう交番にはミニパトカーってなってますのでその点について要望しましたけれども、早速予算化ということにはなりませんでした。したがって、市からもあそこにミニパトカーを置いていただくようなやっぱり働きかけをぜひともしていただきたい、こう思うんです。パトカー見るだけで人の長い間の訓練でどきっとするわけでありますから。それをぜひ実現していただきたい、こう思います。


 それからもう一つは郵便局のことですけども、先ほどの説明ではよくまだ把握をしていないという答えでありました。私は、よく世間で言われておりますのはそういった集配業務が統廃合されるということについて聞くわけでありまして、行って聞いてみたけどしないというのでそうかなということだけではなくて、仮に予想されるものもあるわけでありまして、したがって、そうなった場合にどうするかということについてはやっぱり考えたり、あるいは打てる手があるとするならばそれはそれで考える必要があるのではないか。郵便局に行ったら、いや、まだ今のところ協議中だからはっきりしてませんからと言われたから、そうですかというふうに言うのでは当然なんではないか。少なくとも想像できるもの、例えば城崎がもう集配をやめて豊岡からというふうに言われますね。但東町も集配をやめて出石からというふうに言われます。それがどう本当になるかどうかわかりません。しかし、そういった声が聞けるとするならば、地元に対してどういうような弊害が起こるかということは、これは優に想像できるわけでありまして、それについてやっぱり手を打つという、あるいは要望していくというのが行政のする仕事ではないか、こう思うわけでありまして、その点についてお尋ねしときます。


 以上、公民館と警察と郵便局。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 改修の時期がいつかということを早く示すようにということでございますが、現段階ではそのお示しできる状況にございませんが、その条件が整い次第、地元も含め協議をさせていただきたいと思っております。


 それから先ほど小坂地区のことを申し上げましたが、小坂につきましては現施設の改修というか、修繕、改修ですね、これを来年度の予算の中に盛り込んでおります。


 それから弘道地区の公民館の問題で、交通問題とか子供の安全の問題ということをおっしゃいました。これについてお答えはしてなかったんですけども、確かに観光客から見れば非常に問題点があるということは承知しております。ただ、それでもって別の場所にということじゃなくて、そういったことを地元の方、それから総合支所を含めてどういうふうに解決していけばいいのかということを今後我々の方も一緒になって考えていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) ただいまご要望というんか、ありました出石警察の大橋交番についてミニパトカー、早速要望してまいりたいと思います。きょう初めて聞きましたので、もうちょっと早う聞いとったらその中でも言えたかもわかりませんけども、そんなことですので早速要望します。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 郵便局の件でありますけども、これについては現段階では内容がわからないということがありまして、先方も計画が明らかになれば市の方に説明するというふうにおっしゃってます。それを待つまでもなく、市としても定期的にそういった情報を聞かせていただきたいということがありますから、その計画の内容はちょっと想定もできませんし、今としては現段階ではちょっと対応できないなというふうに考えてます。


○議長(綿貫 祥一) 19番、奥村議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 以上で終わります。どうもありがとうございました。


○議長(綿貫 祥一) 以上で奥村忠俊議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(綿貫 祥一) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定しました。


 次の本会議は明15日午前9時30分から再開することにし、事業日程は本日のものを援用いたしますのでご了承願います。


 本日はこれにて延会いたします。ご苦労さまでございました。


                 午後6時59分延会


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