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兵庫県 豊岡市

平成17年第8回定例会(第5日12月15日)




平成17年第8回定例会(第5日12月15日)





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            平成17年第8回豊岡市議会定例会(第5日)


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                       平成17年12月15日 午前9時30分開議


第2日(平成17年12月12日)の議事日程を援用


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                本日の会議に付した事件


日程第2 報告第19号及び報告第20号並びに第99号議案〜第159号議案〈平成17年度豊岡市


     土地開発公社の事業の計画に関する書類(第3回変更)について、ほか62件〉


     一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


追加日程第1 報告第21号 株式会社北前館第14期の決算及び第15期の事業計画に関する


             書類について


日程第3 請願・陳情の付託について


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                  出席議員(29名)


       1番 岡 谷 邦 人         2番 森 田 健 治


       3番 門 間 雄 司         4番 綿 貫 祥 一


       5番 升 田 勝 義         6番 福 田 嗣 久


       7番 伊 藤   仁         8番 梅 谷 光太郎


       9番 古 池 信 幸         10番 村 岡 峰 男


       11番 谷 口 勝 己         12番 古 谷 修 一


       13番 椿 野 仁 司         14番 稲 垣 のり子


       15番 木 谷 敏 勝         17番 伊 賀   央


       18番 青 山 憲 司         19番 奥 村 忠 俊


       20番 安治川 敏 明         21番 芝 地 邦 彦


       22番 上 坂 正 明         23番 吉 岡 正 章


       24番 岡   満 夫         25番 川 口   匡


       26番 森 本 陸 夫         27番 野 口 逸 敏


       28番 広 川 善 徳         29番 森 井 幸 子


       30番 森 田   進


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                  欠席議員(1名)


       16番 熊 本 善兵衛


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                  欠  員(なし)


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                 事務局出席職員職氏名


  局長         田 中 茂 樹  議事係長      松 本 幹 雄


  次長         阪 根 一 郎  議事係主査     大 槻   稔


  庶務係長       前 田 靖 子  技能職員      藤 井 正 吾


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               説明のため出席した者の職氏名


  市長         中 貝 宗 治  助役        奥 田 清 喜


  収入役        塚 本 信 行  技監        谷 川 俊 男


  企画部長       神 尾 與志廣  行革推進室長    谷 岡 慎 一


  国体推進部長     西 村 昇 一  総務部長      中 川   茂


  防災監兼消防長    菅 村 和 弘  市民生活部長    植 田 政 由


  健康福祉部長     岡 本 幹 雄  商工観光部長    砂 田 利 正


  農林水産部長     太田垣 秀 典  建設部長      井 本 雅 士


  建設部参事      福 井 與司光  企業部長      蘆 田 和 美


  城崎総合支所長    齋 藤 哲 也  竹野総合支所長   神 田 美 稲


  日高総合支所長    小 西 康 夫  出石総合支所長   多 根   徹


  但東総合支所長    松 本 和 洋  教育委員長     久 本 良 光


  教育委員       井 垣 美津子  教育長       石 高 雅 信


  代表監査委員     大 禮 謙 一  農業委員会委員   小 畑 琢 美


  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫  選挙管理委員会委員 畠 中 隆 夫


  教育次長       村 田 正 次  監査・選管事務局長 池 上   晃


  農業委員会事務局長  井 谷 勝 彦


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                ◎午前9時30分開議





○議長(綿貫 祥一) おはようございます。


 ただいまの出席議員数は28名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 議事に入ります前にご報告いたしておきます。


 まず、本日の会議に欠席届のありましたのは、熊本善兵衛議員であります。また、遅刻届のありましたのは、森田進議員であります。


 次に、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。


 24番、岡満夫議員。


○議会運営委員長(岡 満夫) おはようございます。


 本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、昨日に引き続き、第18番目の安治川敏明議員から質疑、質問を継続し、本日をもって通告のありました議員の質疑、質問を終局する予定といたしております。


 続いて、各上程議案を所管の委員会に審査付託した後、本日当局から追加提案されました報告第21号を日程追加により上程し、説明、質疑の後、所管の委員会に審査を付託し、さらに陳情3件の委員会付託を行って散会することといたしております。


 なお、明日から21日までは委員会審査等のため休会することといたしております。


 以上、本日の議事運営にご協力をお願いいたします。以上。


○議長(綿貫 祥一) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第19号及び報告第20号並びに第99号議案〜第159号議案





○議長(綿貫 祥一) 引き続き、昨日の議事を継続し、質疑並びに一般質問を続行いたします。


 なお、質疑、質問はくれぐれも重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁につきましても要点を押さえ、適切、簡明になされるよう要望いたしておきます。


 次は、20番、安治川敏明議員。


              〔安治川敏明議員 登壇〕


○議員(20番 安治川敏明) おはようございます。(拍手)


 23号台風から1周年が経過いたしまして、昨年の本日12月15日は、豊岡市民に災害救助法に基づく住宅応急修理制度の大幅な条件緩和が周知された特別の記憶に残る日でございました。年末まであと半月というせっぱ詰まった状況のもとで、被災者は申請のやり方もわからず、また対応する職員も経験したことのない救助法適用の作業に必死に努力をした時期でございました。


 私は当時、災害救助法に基づく住宅応急修理の適用方法はこんなことでいいのかということを考えておりましたけれども、当時、災害対策専決補正予算でも当初は応急修理の対応予算はわずか8件でありました。しかし今日、この条件緩和以後、急速な市民の申請とそれから当局職員の努力も相まって、約700件の申請が受理をされ適用されたということは、大変感慨深いものがございます。これは阪神・淡路大震災以来の公的支援を求める国民的な運動、また鳥取県知事などの勇気ある決断、また23号台風と同時に発生した新潟大震災における新潟県知事、さらに台風災害で適用された京都府知事の決断など、素早い活動によってこの成果が兵庫県にも波及をすることとなったという点では、特に生活再建支援の粘り強い運動が必要であることを指摘していると思います。


 私は、今議会で若干の質問通告を行っておりますが、災害復旧、復興が市民の大きなただいまの関心事であることにもかんがみまして、順番を少し変更させていただきますが、最初に生活再建支援問題について質問をさせていただきたいと思います。


 今議会の質疑、質問の中で、市長は答弁の中で、兵庫県の共済制度創設に関連して、個人資産である住宅等の災害復旧を全部公費に頼ることはいかがなものかという趣旨のご答弁をなさいました。私はこれは真意をただしたいのでありますが、今日の国の制度である被災者生活再建支援法とこれに基づく兵庫県の追加支援、もちろん豊岡市も兵庫県と一緒に追加支援に加わったわけでありますけれども、これを目いっぱい適用したとしても、幾らの金額になるでしょうか。市長がおっしゃったように全部公費に頼るという程度の大きなものでしょうか。また、これを実際に適用した場合、全壊認定を受け、かつ最大限の条件を満たしたとして幾らになるか。これはぜひお答えをいただきたいと思います。


 また、私は今回の兵庫県の制度創設に反対するものではありませんけれども、しかしこれと公的支援を拡充強化することは、また別の問題であります。むしろ公的支援の足らざるところをみずから費用を払うことのできる市民がこれに加わることは大変歓迎すべきことではございますが、これに加わることのできない低所得層も実際に存在することを考えるときに、公的支援制度についてのしっかりしたお考えをお聞かせいただきたいと思うわけであります。ただいまの状況を明らかにするために、実際に昨年来、豊岡市また新豊岡市の現状にありまして、適用の実績、件数、金額をそれぞれ根拠別にご報告を改めてお願い申し上げるものであります。


 なお、これに関連いたしまして、私は昨年この災害救助法につきまして勉強しようと思ったわけでありますが、当時市役所には災害救助法の手引、いわゆる赤本というのが1冊しかありませんでした。大変恥ずかしい思いをいたしまして、その後、対策本部にも新刊本をお届けするようなこともいたしましたけれども、今日まで1年間に災害救助法の研修を職員が行ったかどうか、これについてはぜひお聞かせをいただきたいと思います。


 また、中小企業等事業所については、全く公的支援がありませんでした。公的支援という範囲のものに融資を加えるのなら、これはあるかもしれませんけれども、しかし住宅再建支援のような制度はありませんでした。


 やや余談になりますが、けさも耐震構造設計に関する国会のやりとりがございましたが、今回の構造計算の偽装に関連して、政府・国会では、個人資産であるマンション、ホテル等の補償問題も公費でこれをある程度負担することはやむを得ないというところまで議論が発展いたしております。


 私は、こういう議論を見るにつけ、被災地である我々がしっかりした公的支援の拡充について、これは中小企業や事業所にも可能な限り及ぼしていくというのが私たちの態度でなきゃならんというふうに思いますが、いかがお考えかお尋ねをいたしたいと思います。


 次に、本議会は、来年度予算編成の時期に開かれ、豊岡市総合計画のいわゆる基本構想の策定がスタートをする時期に開かれておりますので、市民の切実な要望に基づく二、三の点につきましてお尋ねをしたいと思います。


 まず、合併協で明記されております共同の事業としては、市庁舎改築、病院の跡地利用、広域ごみ・汚泥処理計画、これが3点明示されておりますけれども、これと基本構想との関係はどうなるかということを改めてお尋ねをしたいと思います。それぞれ別に策定審議会なり委員会なり、あるいはまた事務組合なりで別個に計画が進行する。しかし、市庁舎改築、病院跡地利用計画あるいは広域ごみ・汚泥処理、いずれも巨額の費用を要することとなると思われますが、来年度予算への反映の程度、あるいは反映するのかどうか、これを含めてお答えをいただきたいと思います。


 また、来年度予算に関連いたしまして、各市町から合併協あるいは市町長会で要望として出されておる合併の際の条件というふうにとってる人もあるし、あるいはまた約束だと思ってる人もあるし、約束でないという市長答弁もございましたが、いずれにいたしましても、市町要望事項は、今日どのように取り扱われるおつもりか、また来年度予算にはどの程度反映させるつもりか、ぜひお答えをいただきたいと思います。


 次に、予算編成の時期でございますので、特に来年度、改善を緊急にお願いをしたいという市民の要望として、全但バスあるいはコバスのダイヤ運行の、あるいはルートの改善についてお尋ねをいたしたいと思います。


 市民から出ております一番大きな要望の一つは、豊岡駅前から豊岡病院まで福祉バス、シャトルバスが走るんだということが、今井市政以来の公的な場所での発言でございましたが、今日これは全但バスの路線が豊岡病院行きということを大半になったために、検討されているのかいないのかもはっきりしないという状況であります。このことに関しましては、駅広の整備あるいはターミナルの整備との関連で、若干の言及がございましたけれども、この病院専門の往復バスは将来にわたって検討するのかしないのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。


 また、第2点は、全但バスが主要路線として日和山−八鹿間のバス運行が主力でございましたけれども、豊岡病院が新設されて以後、豊岡病院が起点、終点となって、バス運賃もここを起点、終点とするために、例えば来日から日高町の国府地域で下車したいという希望のお客さんは、一たん豊岡病院まで行って、豊岡病院から乗り継いで日高に行かなくちゃならんということになりましたから、あるいはまたそうするか、駅前でおりるか、適切なところでおりるにしても、乗り継がなくちゃならん。運賃はそのたびに払わなくちゃならん。これは極めて不合理なことであるわけであります。少なくとも乗り継ぎ運賃をつくるというようなことは、会社との関係でお願いすべきではないかと思いますが、路線バスの運行変更をお願いした市、豊岡病院組合、いずれであろうと、これについては市民の利便と患者の利便を双方考えていくべきではないかと。


 3点目は、言うに及ばずでありますが、コバスについて、ルート変更なりダイヤ改正が繰り返されておりますけれども、市民の一番強い要望は、豊岡病院を範囲に加えることであります。せっかくの公費で運行するバスでございますから、これはぜひとも検討すべきであろうと。このことについて、ぜひお答えをいただきたいと思います。


 以下は自席で行います。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。まず、住宅再建についてのこの議場での私の答弁に絡んでのご質問にお答えをいたします。


 現在、国の生活再建支援法に基づく生活再建の仕組みというのが、資産形成部分には入ってないということは議員もご存じのとおりだろうというふうに思います。仮にこれが資産形成部門まで認めるということを言ったとしても、上限が200万でございます。さらに県の方の制度、これは実は生活再建支援法の適用対象が、つまり資産形成まで認めるまでの間の補充の部分とそれから追加的な部分とがございまして、そして今回の住宅再建の共済制度の創設とともに、拡充部分については廃止をされました。したがいまして、200万しか要は現在の兵庫県の中では生活再建についての支援策はないと、こういうことになります。


 これを仮にさらに拡充してみたところで、1軒家を建て直す上で、とても足りる金額ではございません。したがいまして、私といたしましては、足りないことが明らかなわけでありますから、その分を何らかでもって補充するという仕組みが要るであろう。そして、幸いにも兵庫県において共済制度ができましたから、そのことを高く評価し、個々人にはみずからの生活を守るという立場から、共済制度への加入を促しているところでございます。


 これを仮に、じゃあその200万を1,000万にしろとか、あるいは1,500万にしろというようなことは、議論としては成り立ちますけれども、大規模災害を考えますと、極めて現実性のない話になります。1件や2件ぐらいのことであれば多少の金額は可能でありましょうけれども、阪神・淡路大震災級の被害が起きた場合に、この住宅再建をすべて公費で賄うというのはもう極めて現実離れした考えだろうというふうに思います。


 したがいまして、基本的には家というのは個人の資産でありますから、その資産を持ってる人みずからが備えをする必要もある。そのことに公的な支援とあわせ、あるいは共助の支援もあわせて住宅再建を図っていくというのが大切である、このように述べたところでございます。


 ちなみに、豊岡市は合併にあわせまして、合併の機をとらえまして、住宅再建支援のための基金を3億円計上いたしました。これも小さな額とお思いになるかもしれませんけれども、しかしあの大水害のときに、豊岡市にとっても大変きつい数字でありました。私たちがふだんから余裕を持って、そしてあるいは災害のときの備えを財政的に持ってるわけでありませんで、市民の皆さんからいただいてるお金というのは、日々の暮らしの中でかつかつにこう使われてる、そういう状況でございますから、いざ起きたときにそれを公費で災害対策というのを行うというような財政状況には全くございません。そういった大変苦しんだことに伴う経験をもとに、3億円を積んだわけですけれども、つまりこれが財政の現状であります。


 したがって、市民の皆さんには、その現状を認識していただいた上で、みずからの備えをぜひともしていただきたい、そのような考え方から、先日来の答弁になったところでございます。


 それから、広域ごみ・汚泥処理施設あるいは市庁舎、病院跡地計画と総合計画との関係についてもお尋ねをいただきました。このうち、広域ごみ・汚泥処理施設の計画と病院跡地利用計画は既に動いておりますから、総合計画の中に記述されるとしても、それを進める、あるいは病院跡地利用計画等を進めながら健康対策をさらに進めるといったような記述になるものと予想されます。市庁舎につきましては、きのうの答弁でもお答えさせていただきましたけれども、市庁舎の建設を進めるといったこと自体は総合計画の中に記述する必要はございますが、具体的にどのような規模のものであり、あるいはどの位置にするかについては、総合計画策定の手順とは別の手順でもって行うことになると、そのように考えてるところです。


 それ以外につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私の方からは、合併に際しまして、旧市町から引き継いだ約束事項はあるのかというようなことで、ご質問いただきました。


 合併前に各市町の重要事業ということで位置づけが行われておりました主要な事業につきまして、北但合併協議会においてまとめがなされて、新市に引き継がれたという経過はございます。この引き継がれた事業につきましては、これあくまでも合併前の各市町において検討された要望事項でございまして、実現性や財政面での検討がなされていない段階での事業であるというふうに考えております。したがって、事業実績の約束事項はないということでございまして、事業の取り扱いにつきましては、地域の特性、あるいは過去の経緯などを踏まえまして、各地域の事業バランス、あるいは費用対効果、新市の財政事情などを総合的な観点から検討いたしまして、新市において決定するというふうなことでございます。


 それから、バスの関係で、通院バスあるいは路線バス、コバスの関係でご質問いただきました。新豊岡病院へのアクセスにつきましては、通院者が豊岡市域の中心市街地にとどまらずに、新市全域や南但、丹後地方ということは非常に広い範囲に及んでるということがございまして、広域的な視点で検討を進めてまいりました。その結果、乗りかえをしようとせず、居住地の最寄りのバス停から直接新病院にアクセスができるということ、そして運賃も遠方の通院者に割高感を与えない現行の路線バスの延伸によるアクセスが一番望ましいというふうな結論に達しておりまして、現在、平日で109便が乗り入れを行ってるというところでございます。


 それから、次にコバスの新病院への乗り入れについてでございますが、現行のルートから大きく外れるということが生まれてまいりますし、そういった面でコバスの利便性あるいは定時性が低下をするということが生まれてまいります。そして、運行距離の増大によって経費もかさむということもあるわけでございまして、またもう一方、既存路線との競合、あるいは料金の不均衡など新たな問題も生まれてくるんじゃないかという予測もされております。また、新病院へのシャトル、通院バスのことでございますが、そういったバスの運行につきましても、乗りかえの必要性、遠方からの利用者に与える割高感の問題のほか、コバスの場合と同様に、既存路線バスとの競合や運賃の不均衡という新たな問題が予測されておるところでございます。


 したがいまして、新病院へのアクセスにつきましては、現行路線バスの延伸によるアクセスが最も望ましいと考えておりまして、現在のところ新たな通院バスやコバスの利用については考えていないのが現状でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 生活再建に関します国あるいは県、市の制度の状況について詳しく説明をしろということでございますので、ご報告申し上げます。


 まず、被災者生活再建支援金、国の制度でございますが、年度ごとに申し上げます。まず平成16年度分でありますけども、まず生活関連経費、これが旧1市5町のトータルでございますけども、76件で金額は約5,000万、そして居住関係経費でございます。これが件数が121件で1,660万、合わせまして197件の6,650万であります。17年度でございますが、生活関連経費、248件で1億3,600万、居住関係経費が389件で5,400万、合計637件で1億8,900万余りであります。この国制度の関係が16、17で申し上げますと、合計では生活関連経費で324件、金額は1億8,500万余り、居住関係経費が510件で7,000万余りということで、合計834件、2億5,600万円になります。


 次に、被災者生活再建支援金の県と市の補完制度の支給状況でありますけども、これは年度ごとに申し上げます。平成16年度分でありますけども、居住安定支援制度の補完事業であります。これが16年度分で1市5町の合計が403件、金額にいたしまして2億9,300万。それから住宅再建等支援金事業です。これにつきましては1,016件、金額は5億3,000万余り、16年度の合計でありますが、県、市を合わせまして件数は1,419件、支払い額は8億2,300万余り、このうち市の負担額につきましては2億300万であります。


 続いて、17年度分ですが、同様に県、市の補完制度の支給状況です。居住安定支援制度の補完事業ですが、件数が545件、金額にしまして3億4,900万であります。続いて、住宅再建等支援金事業ですが、これが1,207件、6億1,914万、合計にしましては件数が1,752件、金額は9億6,800万余り、このうち17年度分の市の負担額ですが、2億3,900万余りということになります。したがいまして、県、市の補完制度を16、17で合わせますと、市の負担額につきましては約4億4,000万円ということになります。


 それから、これについての職員の研修は本年度実施をしたかということでございますが、研修につきましては実施はいたしておりません。各支所も含めまして、今までの経験から実施については、なれてきたということもございまして、特に新しい制度改正があったというふうなこともございませんから、特に研修については実施はいたしておりません。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川敏明議員。


○議員(20番 安治川敏明) 生活再建支援の問題で答弁漏れが少しありますから、追加していただきたい。


 事業所に対する公的支援についてはどうかということもお尋ねをいたしました。それから、この災害住宅再建共済ということにつきまして、市長にちょっと申し上げておきたいんだけれども、全部公的支援で賄えるというふうには、市民もだれ一人思ってない。そうではなくて、公的支援もしっかりやってもらう。同時に、足らざるところをお互いに備えをしようということであれば、だれもよくわかる。


 しかし、早くも県は追加支援というのは臨時のものであったので、もうこれから先は知りまへんでというようなことであってよいのかということは、末端自治体である豊岡市、また議会もそうでありますが、現実をしっかり照らしてみて、どうであろうかと。今わざわざ総務部長を煩わせて金額を報告をしていただきましたけれども、この甚大な被害を受けた中で、もし国の支援制度にとどまっておれば、1,000件に足らない支援しか受けることができなかった。しかし、この国民的運動あるいは他府県の努力、またもちろん兵庫県民の努力もあって、今日、追加支援のもとで何もかもトータルで合計すれば3,000件に及ぶ救援を行うことができた。不十分ではあるけれども、市民の皆さん、頑張ってくださいと、ありがとうと、お互いにこの面では言えるわけでありますけども、そんなものを頼ってもらったらいけませんよというようなことであろうかと。


 私は市長に申し上げたいのは、公的支援ですべて賄うことができる、例えばあなたは私が何も言ってないのに1,000万円もよこせと言ってるなんていうようなことを言わんばかりのご答弁でありました。私はそういうことは言ってません。一歩一歩拡充する以外にないだろうと、これはね。3億円というのも小さな基金かもしれないがとあなたおっしゃったけども、私はこれには賛成をいたしまして、少しも小さい基金だと思っておりません。従来、豊岡市には1円もなかった基金なんです。3億円、決断をもって積まれたことは、備えあれば憂いなしでありますから、大変よいことであります。しかし同時に、これはちゃんと市民が安心できる制度としてもっと積みましょうと、もっとみんなで頑張ってこれを大きくしておきましょうというような意欲が生まれれば、もっとよいと思います。私はそういう点で、市長がそういうことをよもやお考えであるとは思いませんけれども、公的支援をしっかりやっていこうということについては、これは我々が遠慮することは何もないと。国の制度がなければ、つくってくださるように一生懸命頑張るということではないだろうか。いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 要するに、安治川議員の認識と私の認識は違ってないということがよくわかって安心をいたしました。公的支援が、現に今住宅再建支援法という形で、資産形成にはだめだけれども、瓦れきの撤去等には使えるという制度ができたわけでありますから、これをさらに充実するという運動を行っていくというのは当然のことだろうと思います。


 しかし、先ほど来述べておりますのは、それですべて賄うことはできないということでありますし、それは安治川議員もお認めになってるところであります。したがって、市民としてはみずからの備えもしていただく必要がある。いやいや、市民はみんなわかっとるよとおっしゃることであれば、それはそれで結構だろうと思います。しかしながら、実際問題といたしまして、住宅再建の共済制度ができましたけれども、まだ豊岡市だけでも7.9%にしか加入に至ってない。したがって、市としてはそのみずからの備えをしていただくということを積極的に訴えていきたい、そのことを過日の議会での答弁として申し上げたところでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 中小企業への公的支援というのがなかったに関する質問でございますけれども、各事業所への支援につきましては、市民生活の場合のような生活再建支援であるとか、住宅応急修理といったような直接的な支援はなかったわけですけれども、融資とか、その融資に伴います利子補給といったような形での支援を行っております。


 そういう中で、昨年につきましては、合併前の豊岡市、城崎町、それから日高町、出石町の区域が激甚災害の指定を受けたということがございまして、この激甚災害の指定を受けたことによりまして、融資につきましてもかなりの特例措置が講じられた。また、セーフティーネット保証の第4号も発動されまして、直接災害による被災はしていないけれども、その災害によって営業に支障が出た、影響があったというふうな場合におきましても、融資の対象とされて、特例措置が設けられとるといったようなことがございます。それで、それらに対する融資について、利子補給を行っておりまして、現時点での利子補給の件数は353件で、平成20年度までの利子補給の予定総額が約3,300万円となっております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) コバスについて、あるいはまた全但バスについてのことも答弁漏れがありますから、追加でご答弁願いたい。全但バスの乗り継ぎ運賃の制度を考えるべきではないかということについてはいかがですか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 一つ議員おっしゃった、いわゆる日和山から八鹿に路線があると。実はこのことにつきましては、過日開催いたしましたまちづくり懇談会の中でもご指摘をいただいております。病院に用もないのに途中でおりんなんと。むしろ病院に行く人が途中でおりて病院に行けばいいんだというような趣旨のお話があったんですが、実は我々も直通で行っていたものを病院に上げるということについては、いろいろと議論もいたしました。その中で、特に通勤、通学の配慮が要るということで、朝と夕便については、たしか各2便ずつ除外をして、それは直通に走らせてるというふうにいたしておりまして、そのあたりが一定の一つの配慮かなと思ってます。


 実は、そういうお声もお聞きもいたしました。そういう中で、今現在100便を超す路線バスが乗り込んでいるということで、六、七分に大体1便がバスが動いてると、病院の方では。大変混雑もしてる状況もあるんですけれども、病院自身の外来患者の現状を見てみますと、昨年、バスをどう入れるかという議論をした段階ではアンケートもとってみたんですが、その昨年のアンケート時点の外来の患者数と比べますと、かなり落ちてきてるようでございます。これはいろんな面があるだろう思ってますけど、実態として、今のバス、5月1日から走らせてるバスの状態が最もいいのかという点では、これは一部の議論があるのかなと思っておりまして、病院の今の現状もまた病院の方にもお聞きをしたりして、改善点があるなら改善についてもこれから検討を加えていきたいというように考えております。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) ちょっとポイントがずれてるんだよね。朝晩2便排除だと、排除か知らんけど、それはそれでいい。僕が言ってるのは、もしダイヤが改正できなくても、例えば来日から国府まで乗るという人が、豊岡駅前で仮におりて、ちょっと不便だけども乗りかえると。運賃割り増しをしないで通し運賃で乗れるようにすると、そうすれば、少なくともお金を1円でも節約したいという時節柄ですから、用事のある人がたとえ1人でも2人でもあっても、サービスの向上というのは通常なんだけどね。別に新たにお金ちょうだいというわけじゃないわけだから、そういうことを全但交通も、それは手間ですけども、そんなにたくさんあるわけじゃないと思うから、そういうことを考えるべきじゃないかということを言ってるんです。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 一つの方法として、要望におこたえする方法もあるのかなと思ってます。ちょっと検討してみたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) いずれにしても、これ新豊岡病院まで走るのは、病院側から言っても矛盾があるし、それから使う方も患者である人、患者でない人、いずれの利便もありますから、矛盾があるのは仕方がないと思うんですね。私はシャトルバスということを言ったのも、シャトルバスで全部カバーできるかどうか、これはあるけれども、公共交通が集中するところで大体まとめていくというのが、今まで我々がまちづくりをしてきた基本でありますから、そこんとこしっかり考えて検討してもらいたいということを要望しておきたいと思います。


 今議会の直前、12月10日付で、市長名で全世帯配布の文書として、北但広域ごみ・汚泥処理施設についてという文書が配布されました。私は市民からの問い合わせがあるし、私自身も関心がありますので、非常に大事なことだと思っておりました。同時に、今議会冒頭に、北但行政事務組合規約の改正の同文議決を求める追加提案がございました。質問通告ではございますけれども、この問題につきまして、やや詳しくご説明をお願いをしたいと思うのであります。


 まず、北但広域ごみ・汚泥処理施設についてという市長名の文書の前書きに、共同処理するということは、もう議会で、1市10町の議会、全部議決されてます。ですから、これは既定のこっちゃというご説明が書いてあります。読めばどうなるかっていうと、普通の市民が読むと、新聞報道もいっぱいあるし、広報にもいっぱい出るしするので、日高町上郷に1カ所大きな施設をつくって、そしてそこで共同処理すると、こういうことが1市10町で全部議会が承認してるんだというふうに読めますが、それは法文上そういうふうに書いてあるわけではありませんね。つまり、この規約第3条の共同処理と、文字どおり共同処理すると書いてあるわけで、これは日高町上郷で1カ所に集中して施設をつくるんですよということを決めたわけではないということを私は思っております。ですから、その点ちょっとご答弁を願いたい。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) そんなふうに読めるとは実は思っておりませんでした。共同して、どこかわからないけれども、施設を1カ所つくって、そこで共同してごみを処理することについては決まっています。それについては議会の議決もいただきました。しかしながら、上郷にということについては、議会の議決事項ではございませんので、議会の議決をいただいてないことは当然であります。ですから、ここの共同処理ということについては、上郷についても議会の議決をいただいたというつもりでは書いておりません。舌足らずであったとしたら、おわびをしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 共同処理っていうのが、1カ所であるかどうかっていうことは、これは政策上の違いでしょうから、これはやむを得んと思いますが、もしこの中に法規解釈の担当者がいたら、お答えいただいても結構ですが、私は法文上はそういうふうに解釈することはできない、そう読み取ることもできるが、そう読み取らないこともできるというのが法文解釈ではなかろうかと思います。


 次にお尋ねしたいのは、下水道汚泥の域外処理は困難になってきてるいうことが書いてあります。この困難とは一体どういう困難でしょうか。お金がようけかかるということか、それとも技術的に困難なのか、あるいはまたそんなことはもう想定外であるから、全然検討してもないので、今さらそんなことを言われても困るという意味での困難なのか。むしろごみ、汚泥の堆肥化を始め多用途の資源化を目指す動きが日本的にも広がってきていると、実用化を目指して、しかも話題になっておるという時期でございますから、汚泥の域外処理は、この域外というのが困難なのか、この汚泥の処理を焼却処分以外ですることはもうできないんだという意味なのか。その点はどうでしょう。これは市民から見ると、市長が汚泥処理ってのは外に持っていくとようけ金が要って、しかももう処理しようがないんだと、だから焼く以外ないというふうに書いてあるなあと、こらしようがないんかなあと、こういうふうに読めるんですけど、私はそうかなあと。


 私はかつて北但広域行政事務組合議会の議員でありました当時、今また議員させていただきましたが、堆肥化を含めて、もう少し焼却以外のことを考えるべきじゃないかということを言ったんだけど、気のないご答弁が続きまして、今日焼却ということになりました。なおさら域外処理は困難だということをおっしゃる意味が、どうも納得がいかないなあと思うんでありますが、これ仮に共同処理で1カ所でやるとしても、市長のおっしゃる、ごみ量を減らしましょう、資源化をしましょう、地球温暖化を防止しましょうということには合致してるわけでありますから、どうもおっしゃってることが納得がいかんがなあと思いますが、いかがですか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、1カ所でやるということは、もう疑いのない解釈だろうと思います。共同処理をすると言っておきながら、実は複数の場所でやるというふうにはとても規約上読めない。現に今の豊岡清掃センターは、旧1市5町時代の共同処理としてやってきましたけれども、それはまさに共同して施設を設置し管理する、このように書いてるはずでございまして、今度の北但広域ごみ・汚泥処理施設につきましても、当時ですから1市10町で共同して設置し、そして管理する、そのように書いてございますので、これは1カ所につくると。1つの施設でもって北但全体のごみを扱うというのは、これは疑う余地のないことだというふうに私としては考えております。


 それから、汚泥の域外処理が困難になってきてるという意味は、要はもうよその土地のごみを自分たちの地域に持ってきてくれるなという、そういった声が非常に強くなってきてるということを言っております。


 基本的には、ですから、自分たちの地域のごみ、汚泥もある意味でごみでありますけれども、それについてはその域内で処理をすべしだということがなってきておりますので、この際、この北但の中で汚泥自体も処理をしようというものでございます。


 さらに、堆肥化というご提案もございました。現在でも一部堆肥化がなされてるわけでありますが、実は堆肥化というのは結構コストがかかります。それだけではありませんで、ごみも汚泥も、これはもう毎日発生いたしますけれども、したがって、堆肥をつくるとすると、毎日発生するわけですが、実は需要の方は1年間を通じて安定してあるわけではございません。かなり要るときと要らないとき、こういった冬場については、もう全く出ないと。そうしますと、できた製品を保管するストックヤードが相当要るといったことで、経済的合理性という点からいきますと、実は堆肥化はなかなかマイナス要素を持っている。こういったことがございまして、焼却という方向を選んだものでございます。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 今、市長がおっしゃった、域外で処理するのは困難だ、域内でやろう。私も域内賛成です。そらもう一生懸命努力せないけん。なるべく発生したものが発生した場所で、製造したものは製造した場所へ引き取って、ごみを再資源化するなり減らすなり処理するなり、これは責任持たなくちゃならん。だから、どうしてもできないときは仕方がないから、助けてえなと言って、お金を払ってお願いすると。これはいつまでもこんなことが続くわけじゃないというのはそうであるから、私は域内賛成だけれども、同時にこの堆肥化を始め多用途資源化というのは、これはもう時代の趨勢だと思います。これいずれやらんなん。


 そうすると、今、市長がおっしゃった、費用が要る、需要があるだろうか、あるいはストックヤードが要るではないかと、こういうことは実際上計算をして、検討をした結果、どうなったかという話し合いがあったわけではない。


 コンサルタントが並べましたね、全部焼く場合、それから多用途で堆肥にする場合、混合する場合、どうなるかっていうのを並べた。これはそのときに236トンだったか240トンだったか、今よりずっと大きい数字で並べてね、それっきり検討はないと思います。もうあとはガス溶融だといって、ざっと流れておる。ガス溶融なのかどうか知らんけども、ガス溶融の見学ばっかりようけありますな。


 私はそういう点では、今このことも検討してはどうかということを今考えなくちゃならんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) ガス溶融という方法を検討したらということでございますけども……(発言する者あり)


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 堆肥化を検討してはどうかというお尋ねでございました。今、ごみ処理施設、炉の規模自体の見直しを行っておりますので、改めてそれを踏まえてこういった炉をつくりますという計画を策定をし、皆さんにお示しすることになります。その際には改めて安治川議員のご質問にお答えできるような、つまり焼却をするのであればこうこうこういう理由で、検討した結果やっぱり堆肥化がいいということですから、その場合は外しますとかいったことがお答えできるようにしたいというふうに思います。


 ただ、現時点では、先ほど申し上げましたように、今実際に豊岡のし尿処理施設の方のものにつきましては、これを堆肥化いたしておりますので、その費用は出ております。それから、これを焼却した場合に幾らになるかというのも、これは試算でありますけど出ておりますけれども、これから見ますと、焼却した方がいいという判断でございます。それを覆すほどの状況があるかどうか、そこは再度検証してみたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 次に、広域化のメリットということがうたわれておりますね。私が読んだ限りでは、一つはこの連続24時間運転になるので、現在の3施設よりもダイオキシンの発生が抑えられるんだということが第1点。もう一つは、トータルコストが安くなるいうのが第2点。あとはまだ書いてあるかもしらんが、普通この2つだというふうに読める。


 私は、ダイオキシンというのがよくわからないんだけども、非常に危ないということになって、これを発生を抑えんならん。それは800度以上で連続燃焼すると抑えられると。燃やしたり消したりすると、そのときにちょっと危ないという話があるんだけれども、現在の3施設のダイオキシンの発生量は国基準値を大幅に割り込んでる、低く抑えられて安全であるということについては、私、間違いないと思うんですね。もし私のこの考え方がおかしいとおっしゃるなら、お答えいただきたいと思うが、そうすると、このダイオキシンを抑えるためにどうしても大型の連続運転の施設をつくらなくちゃならんというのは、どうもよくわからないと。現地の住民懇談会に市長もご出席になって、いろいろお聞きになったと思うけど、住民の側も、ダイオキシンと言われると怖いもんだから、ダイオキシンがあるからこらえてくれというお話があるように思います。私はそれはそれで素朴な、ダイオキシンは危ない危ないっていうんだから、それはもう発生しないっていったって、きっと発生するに違いないというふうに住民の皆さんおっしゃるのは、僕はおかしくないと思う。そして、今度のやつもダイオキシンの発生を抑えるためと書いてあるわけだから、いや、これはやっぱり発生してないというけど発生しとるん違うかというふうに思わざるを得ないというのもやむを得ん。


 しかし、私はダイオキシンが危ないから一緒にならなくちゃならんのか、これはちょっと理由はよくわからんがなあというのが一つ。トータルコストが安くなるというのは、次のような諸費は含まれた上で計算をしたその資料は、私見せてもらったことがないんだけども、まず現施設、3施設ありますね。これ撤去するのかどうか。転用するとしたらどれぐらいの費用がかかるか、撤去するとしたらどうか。これは示されたことはない。それから、最終処分場の建設費はどうか、これも新設するのか、今のを拡充するのかどうかということも、これもこれからだということで、示されたことはない。それから、上郷に仮に建設した場合に、取りつけ道路あるいは環境整備費、こういうふぐあいな施設が来る場合、大抵、地元地区としてはそれ相応の見返りとしての環境整備費をご要望なさるのは、これはまた世の習いでありまして、少しも不思議なことではありません。そうすると、こういうものもどの程度のことになるのか。また、3施設が現に抱えている公債費ですね。つまり償還に要する費用はどのぐらいになるのか。これを含めたトータルコストということをおっしゃってるのかどうか。これはどうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 読んでいただいたらわかると思うんですが、要は焼却炉の焼却施設の整備費、そして運営費、そしてその施設に持っていくための収集運搬費、それをトータルコストとして表現をいたしております。したがいまして、現施設での撤去費あるいは最終処分場の費用、道路の建設費、環境整備費等は含まれておりません。道路でありますとか、あるいは造成費というのは、具体的な場所に即しての金額でございますし、撤去費につきましては、いずれにしても炉の耐用年数が来て、これを新たに更新しなければいけないとすると、必要な金額ですが、それは今の3組合のそれぞれで見ることになります。したがいまして、1市2町がそれぞれで別々に見るということですから、共同処理するという事柄には入っておりません。あくまでも新しい施設を一緒になってつくる場合に、その一番の核心部分である焼却炉の建設費、運営費、そして収集運搬費、これをもってこのチラシの中ではトータルコストというふうに呼んでおります。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 私はもしこういうものをお示し願うとしたら、上郷は決まっておるという前提でこの文書が出されたようにお見受けしますから、そうでないならそれでよろしいですけども、そうすると、上郷でやるということになるんだったらこうなりますということは、少なくとも議会にも市民にもお示しいただかないと、これはちょっとお話がしにくいと。もちろん、上郷の区民の皆さんにもしにくいということではないか。


 それから、190トン焼却炉が建設の目標だと。190トンというと、今の3施設はこれを上回る焼却能力を持っておりますから、これは今の施設で十分な能力を持っているということが前提になるんじゃないか。しかも汚泥処理を仮に分離するとしたら160トンでありますから、これちょっと乱暴な言い方でありますが、北但清掃センターだけでもやれるという可能性がある。私は何が言いたいかというと、今の現施設を大事に使って、あるいは、4ヘクタール要るからだめですよというお話があるけれども、それは設計の仕方によっては解決できる問題ではありますから、この点、190トンをさらに見直して、もっと頑張るんだということもおっしゃって、190トンというと、ちょうど前回の試算の総トン数の2割減でありますから、市長のおっしゃってる地球温暖化防止、少なくしていくということに大体合致しているわけでありますが、私はこのことについてもちょっとよくわからない点がありますので、お尋ねをしておきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、1次推計が190トンちょっと割り込んでおったと思いますが、そういった数字が出ておりますので、現在さらにそれを減らすことができるのかどうか、あるいは見落としてる要素はないのかというチェックをかけているところでございます。


 それで、まず最初に、このペーパー自体は上郷かどうかということ以前に、そもそもなぜ共同処理をするのかということについてさまざまなご意見がございますから、上郷に行政側としては適地として絞り込んだということも一つの要素でございますが、この計画全体をまず理解していただくことが大変大切であるということで出したものでございます。


 それと、言われますように、190トンの内訳が、30トンは汚泥でありますから、残るところ160トン、もう一踏ん張りすれば、確かに今の豊岡清掃センター、これは140トンでございますから近いところまで行きます。


 私もそういう方向にぜひ行くような努力をしたいと思います。ただ、その場合でも、現在地で残されてる面積は、このチラシに書いておりますように、あと0.3ヘクタールでございますから、その0.3ヘクタールに、仮に今140トンプラス30トン程度のものに炉が小さくなったとしても、その中に施設をおさめることはこれは全く不可能であります。というか、むしろ一から新しい施設の用地が丸々要るに近いような状況になります。


 そうしますと、現在地も含めて改めて北但全体で新しい施設はどこに設置するのがいいのかというふうに考えるのがむしろ普通でありますから、そういった作業をしたということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) これは、今市長もおっしゃったように、もっと切り込むということも努力目標だとおっしゃったわけでありますから、検討課題であることはもう明確だと思いますね。


 次に、建設費が100億円と、非常に覚えやすく書いてあって、しかも20年間で1カ所でやれば、43億円トータルして安うなるんだと。年に直せば大体2億円安うなると書いてありますね。ところが、この算出根拠がどうもはっきりしない。これは今まで北但行政事務組合の調査の一環でありましたコンサルタントが出した計算書で出しておられるんではないかと思うんでありますが、準PFI、つまり公設民営、DBO方式というのでやった場合には、減価償却も、それから固定資産税も、この運営会社は払わないわけでありますから、と思いますから、それで安うなるというふうに読めるんですけど、これ読み過ぎですかね。


 何でDBOなんかなあと。今までPFIにした方がいいんだというお話だったのに、民設民営だったら、公設公営より高うなるというのがご報告ですね。4通りぐらいの準PFIの方式をご提示になって、結局公設民営なら安くなると。この市民向けのご説明では、その点は端折られておりましてよくわからないわけでありますが、私は、ああそうか、43億円、その前の報告書は44億円というふうに読めたんだけども、ちょっとこれは1億円違うけども、まあまあそんなもんかなと思っておるんでありますが、いかがでしょうか。これは算出根拠についてお尋ねをいたします。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 議員にその参考資料は多分お配りしてあると思いますが、そこで例えば、3のところの建設単価で、右側に公設公営他施設の例というふうに書いております。したがいまして、この積算というのは、PFIあるいは準PFIを念頭に置いたものではなくって、公設公営というものを前提にして計算がなされています。したがいまして、私たちといたしましては、さらにこれをもし準PFI、公設民営という形によって下げることができるとすればラッキーである。ただ、現時点ではまだそのことの決定をいたしておりませんから、その前段階での試算をお示しをしてるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) これは北但行政事務組合議会でやらなくちゃしようがないけども、それじゃあ今、議員としていただいておる資料はあんまり読んでも仕方がないというような、今、ご答弁のように聞こえたけどね。どうもちょっと私は理解に苦しむなあ。どうでしょうかね。北但行政事務組合は上郷の問題についての陳情調査特別委員会というのを置いて、27日に来なさいという招集状をいただいたばっかりでありますが、そこにつけられている資料はPFI、準PFIを念頭に置いた資料のように思いますけど、いかがですか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) PFIを採用するのか、準PFIを採用するのか、公設公営方式をとって、しかし実質は管理は民間に委託するのか。こういったことについての検討が北但広域行政事務組合の方で進められておりました。その調査結果については既に公表がなされています。ただ、その調査結果をもとに、さらに関係市町の担当課長会等が集まりまして、精査をいたしておるところでございます。したがいまして、政策的な判断として公設公営、準PFIをやるかどうかというのは、まだ外には公になっておりませんので、北但行政事務組合の次の会合でその辺についての報告がなされるものと、このように考えてるところです。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 北但行政事務組合規約の変更に係る参考資料、北但行政事務組合作成というのが、冒頭このA3判で配られましたですね。簡単な数字が並んでおりますけども、ここで言う建設費、それからトータルメリットというのは、PFI、準PFIじゃなくて、公設公営を念頭に置いて作成されたと、これを北但行政事務組合が作成した。こう理解していいでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) そのとおりでございます。このペーパーは何のためのペーパーかというと、1市2町間で建設費をどのように負担し合うのかということを決めるために、そのための試算を行ってみたということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) なかなかよくわからない話ですね。市民一般にとってはもっとよくわからないということであります。


 それじゃあ、さらにお尋ねをしたいと思うんだけども、この準PFI、公設民営方式でトータルコストは20年間で約44億円安くなるというのは、一たんご破算にしたというふうに見たらいいんでしょうか、どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 安治川議員がどこで理解につまずいておられるのかよくわからないんですが、要はこのペーパーは建設費が現実に今年度もかかっておりますし、準備費が。来年度もかかります。その費用負担が合併前にとりあえず事業費の3割は均等割、1市2町でですから1割ずつ見ましょう、残りの7割がこれが実際の人口割等でやりましょう。こういったことになっているわけですが、合併後そのままそのルールを適用しますと、大きく合併をしたところが大変得をして、小さな合併しかできなかったところが損をすることになります。つまり大きいまちも小さいまちもその3割、事業費全体の3割については均等割ということでございます。合併前は1市10町でございましたから、事業費の11分の3割をそれらのまちは公平に、平等に分担をする。ところが、合併後は3つになってしまいましたので、大きいまちも小さいまちも3割の3分の1ずつを負担することになる。これを合併前にそのことが予想されておりましたので、合併後に改めて均等割を3、そうじゃない方を7にするということ自体を見直すことになっていました。そしてその見直しのための議論をいたしました。2対8がいいのか、はたまた15対85がいいのか、1対9がいいのか。そのことを決めなければいけませんので、というのはもう来年度予算の作業が目の前に来ておりますので、決めなければいけない。そこで考え方としては、トータルのメリットというものが公平に享受できるように決めましょうということにいたしました。そのための積算のあくまで資料であると、こういうふうにお考えいただきたいというふうに思います。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) よくわかりました。そうすると、そのA3判の表の建設費メリット、運営費メリット、収集運搬費デメリット、トータルメリットというのは、もうごく参考の参考ということですな。その主なところは15%と85%、これは別にそんな難しげにこんなもん並べんだって、仮に100とすればと書いたらすぐわかることで、大きいまちが得をして、小さいまちが損をするというのは、これは何もメリットというのはこれは、一緒にやる場合と今の3施設でやる場合とどのぐらい違うかというメリット、デメリットが書いてあるんであって、15%・85%になったらどうなるかということが並べてあるわけではないんですね。ですから、私はどこでつまずいとるか、あなたわからんとおっしゃったけども、別につまずいては一向におりません。こういうちょっとどっちとも読めるような資料は、あんまりお出しになると困っちゃうと。僕はかなりまじめに読んだんです、これ。43億、44億って、これどないなっとんかいなと思ったんだけど、両方書いてあるからそうなっちゃいます。だから、そういうことです。いずれにしても、このトータルメリットというところは、ここでも用地、建物、機械装置、運転経費、現施設の撤去、転用などについて、トータルであるわけではなくて、建設と運搬収集と、あるいは管理運営と、ここにとどまってるわけでありますから、私はこれはちょっと実際不十分だなということを思いますね。岩井の共同処理をしたときも、道を、あるいは水道の建設費どうするかというようなことで、周りのまちは何で岩井の水道代まで我々が持たんなんかという議論まであったぐらいでありますから、私は共同費用どこまで入れるかというのは、トータルメリット、それこそはっきりさせる上でしっかりしとかなくちゃならん。


 次に、この上郷の住民説明会も何回か行っておられる。しかし、上郷住民という場合に、二様にありますね。地域の住民という場合と地権者という場合とありますね。しばしば私たちが困るのは、道路でも公共施設でも、本当は全市域に問題があるのに、そこの地権者がオーケーだと、あるいは売りましょうと言ったらば、もうこれで事終わりというふうなことになったんでは困っちゃうわけですね。幸い、今までのところ市長は、何回か足をお運びになって、話し合いしっかりやりましょうということをおっしゃってる。そうすると、平成20年、21年にこの事業を進展させようとすると、測量、用地買収交渉あるいは建設決定などの進行表が必要になってくると思いますが、それとの関係は、今、上郷住民との話し合いということとの関係でご説明をお願いしたい。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) ちょっと私、今手元に持っておりませんが、基本的にスケジュールについての議論は、事業主体である北但行政事務組合議会においてなされるべきもの、このように考えてるところです。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) この時期に、私は市長が説明書をわざわざ全世帯配布されましたので、ちょっとこの市議会にそぐわない面もあるけれども、市長名で出されてるんだから市会議員として聞いても差し支えないだろうと思って聞いてるんであって、要するに私は北但の議員にもご推挙願っておりますから、それはそちらでまたやりますけれども、しかし少なくともこれ市民が読むと、ああ、これは二十四、五年ごろにはあっちに行ってしまわんといかんのだということを市長が一生懸命言っておられるなあということになると、上郷の住民にとっては二重の問題があって、何でうちなんやというのと、それからもう一つは、それじゃあいつどんなふうに事業を進める気でおるんだと、結局あんた方は話聞く聞く言っといて、いや、もう大方のご了承を得ました、議会も承知しました、行きましょうということになってしまうんではないかという、この2つの疑問がありますから、あえてお尋ねしてるのはその点なんです。文字どおり市長がおっしゃるように、進行表はまだ決めていないと、あっちでやりますとおっしゃっていいのかどうか、いかがでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほどお答えしたとおりでございますが、施設そのものの耐用年数が、3つの施設、多少前後はするんですが、おおむね二十四、五年ごろには耐用年数が来ると。したがいまして、これはもう私たち自身のいわば門限として、それまでに建設を必ずどっかにしなければいけない。そのことから逆算をして、当然スケジュールは出てくるわけでありますが、上郷地区の方々との話し合いについては、もうここが絶対デッドロックだというようなものが、明確なものがあるわけではなくって、多少のやりくりの中で柔軟性が出てまいりますので、その点については責任を持ってお答えできる北但行政事務組合の方でお聞きをいただきたいということを申し上げたところです。


 ただ、基本的な姿勢として、これは事業の設置主体は北但行政事務組合ではありますが、その受け入れる側の地区を持っている豊岡市の市長でもございますから、その立場からも申し上げたいと思いますが、地元の方々との話し合いは、十分理解を得られるように全力を挙げていく。荒っぽいわざでもって、ええい、もう大体わかったっていうようなことで進めるということではなくって、しっかりと地元の方々と北但行政事務組合も議論をするでありましょうし、それから当然、周辺整備ということになりますと、市の方の役割も出てまいりますから、豊岡市としてもそこは誠心誠意とことん議論をさせていただきたいと、このように考えてるところです。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 見切り発車はしないというふうに言ってよろしいか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) 見切り発車にどういう意味を込めるかということだろうと思います。住民の理解が得られたか得られてないかというのは、こちら側の判断だけではなくって、当然、地区の側のご判断ということもございますから、そこはよく話し合いをして考えたいというふうに思います。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 終わります。


○議長(綿貫 祥一) 以上で安治川敏明議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は10時55分です。


               午前10時42分休憩


          ────────────────────


               午前10時55分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、8番、梅谷光太郎議員。(拍手)


              〔梅谷光太郎議員 登壇〕


○議員(8番 梅谷光太郎) 第8回豊岡市議会定例会の質問に際して、会派ニュー豊岡のしんがりを務めさせていただきます梅谷光太郎でございます。会派では唯一の新人でございますが、先日来、上着を脱いで腕まくりをして、ちょっと若づくりをしておるつもりでございますが、実は4人の会派の中では私が一番年上でございまして50を超えております。それでもこのニュー豊岡、すばらしい若い会派でございます。本日の質問、頑張ってやりたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。


 さて、私の質問は、簡潔に、教育についてということとまちづくりについてという、この2点についてでございます。いずれも多くの議員の皆さんが質問をなさっておりまして、重複するところがあろうかと思いますが、私なりにいろいろ自分の経験などを踏まえて、なるべく独自色を出して質問をさせていただきたいと思っておりますので、こちらの方もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 まず、教育についてご質問をしたいと思います。質問の通告書に(1)で、地域の将来は教育にあるというふうに書かせていただきました。私が以前勤めておりました兵庫県の知事に貝原という方がおられた。その方が但馬の人物について書いた書物のあいさつの中で、一年の計は稲を植えよ、五十年の計は木を植えよ、百年の計は人を育てよ。但馬ではこのように言われておって、それでであろう、但馬では昔からたくさんの人物が輩出されてきた。こんなふうに書いて、但馬のことをたたえておられました。


 一年の計は稲を植えよ、五十年の計は木を植えよ、百年の計は人を育てよと言われたのであります。確かに、この但馬というところ、例えば池田草庵のように幕末、大変たくさんの人材を輩出、教え子を輩出して、但馬づくりに貢献、むしろ日本づくりに貢献したと言われる立派な方が出たりいたしました。この豊岡市でも、皆さんご承知でもたくさんの方が、人物が輩出をされました。一番多いのは出石のようで、沢庵和尚ですとか、初代東大の総長をなさった加藤弘之、粛軍演説を行った代議士、斎藤隆夫、また但東町からは、偉大な教育者、東井義雄先生、お出になりました。このご当地、旧豊岡市からでも、大石内蔵助婦人のおりくを始め、東大の総長をなすった浜尾新、文部大臣を務めた桜井勉、砂防の神様、赤木正雄、実業家の銅像さんにもなっております中江種造、それから文化人として俳句の京極杞陽さん、城崎からは、黒四ダムで有名になりました関西電力の太田垣士郎社長、竹野からも丸善石油の和田完二社長といったぐあいに、それから日高から、国民栄誉賞を受けた冒険家の植村直己氏。このようにたくさんの人物がこの但馬、豊岡から輩出されておるということがございます。この但馬の豊岡の美しい自然や環境、人に優しく、勤勉でまじめな人柄、土地柄がすぐれた人物を輩出してきたのだと考えております。


 冒頭、地域の将来は教育にあると私が書きましたのは、この但馬、豊岡で教育がいかに大切に行われてきたか、実行されてきたかということを申し述べたかったのでございます。但馬の大人たちがその子供たちに対して、慈しんで、大切に育ててきたかということを述べたかったのでございます。


 翻って、現在の日本では、ご承知のように幼い子供たちが犠牲になる犯罪が頻発いたしております。先日来、この議場でもたくさんの方が質問をなさいました。変質者と思われる犯罪者がいたいけな小学生の女子児童をあやめるといった悲惨な事件が連続して起こっております。この日本という国が何かおかしくなってしまったんじゃないか、そんなふうに思えるほどの状況でございます。こういう事件を前にして、私たちはどんなふうに行動し、対応していったらいいのか。


 そこで、まず最初の質問をさせていただきます。このように我々が住むふるさと但馬、豊岡がすぐれた人物をたくさん輩出してきた土地柄であるという事実、そして今、広い日本で子供を犠牲にするようなこういう事件が頻発していると、そういう事実。このはざまで、但馬における教育というものを一体どのように考えているのか、位置づけているのか、どういう基本的な考え方で子供、特に小・中学生の児童生徒に対して教育というものを実践していらっしゃるか、対応していらっしゃるか。豊岡市の子供たち、親御さんたち、学校関係者、さらには豊岡の一般市民に対して、明確なメッセージとしてご答弁をお願いいたしたく存じます。


 さて、数年前には、特に市内の中学校等で大変荒れておりました。喫煙ですとか、飲酒ですとかは言うに及ばず、暴力事件、不登校、無断外泊などなど、まさに大人顔負けの犯罪的な事件がたくさん発生したと記憶いたしております。現在では、学校当局、行政当局の懸命の取り組みにより、その状況も随分と鎮静化したようにお見受けいたしております。中学校での平静さを受けて、小学校の児童もかなり落ちついてきているんじゃないかなあと思ったりもしております。


 そこで、2つ目の質問は、現在の小学校、中学校における不登校や喫煙、暴力、犯罪等の状況について、数字で、すなわち人数ですとか、あるいは件数で結構でございます、お教えいただけたらと思います。


 次に、私はせんだって1枚の文書を入手いたしました。これは豊岡小学校区の区長会長さんが区民の皆様あてに出されたボランティア募集のお願いという名前の文書でございます。日付はことしの9月21日、差出人は区長会長さんのほかに青少年健全育成豊岡会議議長、豊岡小学校PTA会長、豊岡小学校長の4名の連名になっております。なお、この文書のお手本になったのは、それよりもいち早く取り組みを始められた五荘小学校区の文書のようで、この文書にはさらに地区の老人会長さん、それから交通安全協会の会長さんのお名前もあり、6名の連名で文書を出されたとも聞いております。


 先日来、当局の方で、地域の子供は地域で守るんだとおっしゃってきましたが、この文書はまさにそのことをあらわしている、証明している文書だということができると思います。これらの文書は、その地域で不審な方が児童に声をかける、そういう事件が頻発いたしました。それをきっかけに地域の区長さん始め地域の方々がこれではいかんと立ち上がられた、そのことがきっかけになっていると思いますが、現在の小学校区防犯パトロールの活動が一気に広がってきたものではないかと思っております。


 私は先月、11月の7日月曜日から、豊岡小学校区の防犯パトロールに朝夕、ボランティアの立ち番として参加させていただいております。朝は7時40分から8時10分ぐらいまでの30分間、小学校まで約300メートルぐらいの距離ですので、一緒に小学校までついて、後ろからくっついて歩いていっております。午後は、早いときは2時から、遅くても3時、3時半ぐらいから、時間の許す限り短くて30分、長くて1時間半ぐらいの、交通の激しい交差点で立ち番をさせていただいております。


 そこで、私は大変貴重なことを学ばせていただいたと思っております。少しだけ披露します。子供は、最初のうちはあいさつをしても、変な顔して返事もしてくれませんが、なれてくると返事をしてくれるようになる。それがさらに進むと、子供の方からおっちゃん、おはよう、おっちゃん、ただいまというあいさつをしてくれるようになります。必要以上に我々ボランティアは子供に構ってるわけではないんですが、それでもそばにいてくれること、見ててくれること、場合によって話をしてくれること、話しかけてくれること、それが子供たちも何となくうれしく思ってるように思われまして、勝手な言い方かもしれませんが、そばで見守ってくれてるというふうに子供が思ってるようにも見受けられます。


 しかし、結構なことばかりではなくって、こんな面もございました。子供の中に朝から元気がなくって、とぼとぼ歩いてくるような子がおりました。一緒に立ち番をなさってる奥さんに、何でかなあと聞いてみましたら、あの子は朝御飯を食べさせてもらってへんのだでと、そんな話でした。それを小学校の教頭先生にちょっとお話ししたら、学校でもそのことは把握してるというんです。だけども、それ以上の手が出せなくて困ってると。但馬にも朝、食事が与えられなくて、学校に送り出されてる子供が、少ないんだろうけども現にいたという事実をそこで知りました。


 あるいは、上級生の子で、言葉遣いがよろしくない子というのが何人かいます。おうちではそんなにひどい言葉使ってないだろうなと思うんですが、たまたまなのでしょう、ちょっとひどいんじゃないかなあという言葉遣いあります。てめえとか、黙れとか、うっせえといったような言葉遣いです。この部分は、済みません、議事録から削除していただきますように、議長さんによろしくお願いいたします。女の子なんかでもこういう言葉遣いをしてる子がいます。全部ではありません、一部だと思いますけど。こういう現状をこの立ち番をすることで知ることができたというのは、非常に貴重な経験だったと思います。


 また、子供にとどまらず、きのう持ってきておりました黄色いユニホームを着ることで、小学校の子供だけではなくって、幼稚園の子、同じ時刻にそのそばを通る中学生、高校生、あるいは通勤途上の大人の方までごあいさつをさせていただいて、ちょっとうるさがられてるかなあと感じるときもありますが、ほとんどは元気にあいさつを返してくださるようになっております。まさにこの立ち番というのが、地域の子供は地域で守るということを実践しているような、そういう防犯の立ち番であるというふうに今では申し上げることができると思います。


 このあいさつという最も基本的な行動が皆さんの心を開いていく、子供から大人までたくさんの人々の心を開いていくような、そんな印象を持っております。あいさつの大切さ、重要さを再認識したように思います。


 昨今の凶悪事件で、新聞等見ましても、いろいろな分析が出ておりますが、中に作家で高村薫という方が、子供を一人にさせてはいけない。子供を一人にさせないために、大人は一手間をかける労を惜しんではいけない。こんなことを、毎日新聞だったと思いますが、お書きになっていました。子供を守るためにやるべきことを大人はやっていないのではないかとおっしゃるのであります。


 それで、私は朝夕の立ち番をずっとさせていただいてると申し上げましたが、実は最も痛切に感じていることがございます。それはその立ち番の中に、親御さんというのがほとんど出てきていないということなんです。もちろんお父さんもお母さんもお勤めやら朝早い時間やら等々でお忙しいだろうと思います。そんなことやってる時間ないわというふうなことをおっしゃるのかもしれません。しかし、それは結局経済的な原理ばかりを優先させて、本来子供のことを一番見守るべき両親、親たちが一番子供から目を離してしまってるということになってるんじゃないかなと思うわけでございます。子供を一人にさせないこと、このことはこういった教育犯罪を防ぐ最も有効な手段だと言われております。先日来の当局からのご答弁の中にも、こういうフレーズが何度も出てまいりました。


 そこで、私はまず、PTAや親御さんたちが立ち番においでていただく。その次に、区長さんですとか地区の役員さんも積極的に応援していただく。その後で、私ども一般の自警団に入っておりますけれども、ですとか、老人会など、関心を寄せる方々がボランティアとして出る。最後に、区長ですとか行政とかがこういった地域で子供を見守るということの後押し、サポート、応援をすると、こういった形が一番ふさわしいのではないかと思っております。そして、この行政の後押しというのが、PTAですとか忙しい親たちに立ち番に出てきていただく最も有効な手だてではないかと、今考えております。行政にポケットベルだとかスクールバスだとか、それもそれなりの有効な手段かもわかりませんが、そんなにお金をかけることなく、1枚の文書でPTAの皆さん、親の皆さん、一緒に子供たちを守りましょうと、こういった文書を、メッセージをどうぞお出しいただきたい、これが私の願い、お願いでございます。月に1度、2度、週に1度、2度で結構でございます。どうかこういった親の参画、参加ということをぜひ行政の方からも働きかけをお願いいたしたいと思っております。


 この防犯パトロールに対する行政の考え方、そして実践的な具体的なサポート、応援というのを最後にぜひお願いしたい。あるいは、決意表明のようなものでも結構ですから、お願いしたいと思います。


 質問の2つ目は、まちづくりについてでございます。


 私は県におりますときから、但馬の祭典というのがございました。その実行委員会にかかわって以降、但馬のまちづくりについて私なりに取り組んできたつもりでございます。神戸におりまして、一生懸命、但馬の祭典だの、但馬の地域振興だのと申しておりましても、距離があるものですからなかなかうまくまいりません。それで、但馬広域行政事務組合という、まさに但馬のふるさとづくりを一生懸命所管するセクションに転勤を希望して、戻ってきたというふうないきさつがございますが、但馬に戻りましてからは、もう8年、もうすぐ9年になりますけれども、ふるさとづくり協会、但馬観光連盟あるいは但馬県民局が夢テーブル、夢会議というのを実践なさっておりまして、そちらにも参加をさせていただいて、いろいろな形でまちづくりにかかわらせていただきました。


 自分たちのまちは自分たちでつくろう。これは選挙でも申し上げたんですが、それにかかわりなく、私のまちづくり活動の基本的なモットーでございました。自分たちのまちは自分たちでつくろう。人任せにするんじゃなくって、行政任せにするんじゃなくって、自分らのまちはこんなふうになったらいいな、自分たちのまちはこんなふうにしたい、そういう気持ちをまちづくりという行動にどんどんつなげてまいりましょう、これが私の主張でございました。


 そして、もう一つのモットーは、とにかく実践をするということでございました。いろいろな講義、講座に参画いたしましたが、たくさんの受講者の方々は、ああ、ええ勉強した、本当にためになったと、大概のケース、そこで終わってしまいますが、それを個々の人たちのまちづくり活動につなげていく、その重要さ、その実際のあり方というのを皆さんと一緒に進めてまいったつもりでございます。


 このたび、総合計画づくりの市民の視点を探るために、まちづくり懇談会というのが開催をされました。私はその11回、すべてに参加をさせていただきました。それぞれのまちでどのような問題が提起されているのか、関心があるのか、それを勉強しに伺わせていただいたものであります。実際、たくさんの市民が集まられました。当局からもたくさんの職員が出席し、大変な準備とそれから当日も参加し、遅くまでたくさんの意見をお聞きになっておった。大変なご苦労があっただろうと思います。


 そこで感じたことなのですが、こういった行政も一生懸命になって進めていらっしゃるまちづくりというものについて、市長さんあるいは市の企画担当の部署の方、どのようなお考えでこの豊岡におけるまちづくりということをお考えになっているのか。その基本的なところをぜひお聞かせいただきたい。これがまちづくりについての最初の私の質問でございます。


 それから、2番目に総合計画ということで、今一生懸命、策定作業を進めていらっしゃいます。新しい市になって、新しい夢を抱いて、活気のあるすばらしいまちにしていきたい、こういった市長さんの号令一下、職員の皆さんも懸命に取り組んでいらっしゃると思います。


 そこで、この総合計画策定に当たって、このスケジュール的なものをここでご説明をいただきたいと存じます。合併して新しいまちになって、そこでの総合計画でございます。決してゆっくり時間をかけていてはいけないと思います。しかし、限られた中、スタッフでの作業でございますから、健康にも気をつけて運ばなければいけません。その総合計画策定の手順、スケジュールについてお伺いをいたしたいと思います。


 そして、3番目のまちづくりについての質問は、市長がおっしゃってる小さな世界都市というこの言葉についてでございます。小さなという言葉は、今でこそ小さな政府といったような言葉で小泉さんとか竹中さんとか使ってらっしゃいますから、そんなにマイナスイメージじゃないのかもしれませんが、従来は大きいことはいいことだといったような言葉が使われて、必ずしも小さなというのがプラスのイメージになりにくい、マイナーなイメージじゃないかなというふうに思ったりもいたしております。したがって、小さな世界都市とおっしゃるときの小さなという言葉、それからもう一つ、世界都市という言葉も少し漠としておって、イメージがわきにくいような、そんな感じをいたしております。


 市長さんは、まちづくり懇談会でこの小さな世界都市を説明なさるときに、例えば植村直己ですとかコウノトリですとか但馬牛ですとか、この田舎にあっても本当にすばらしい物がある、人がある。きらりと光る人がある、物があるということで、もっと自信を持って進もうよというようなことで、小さな世界都市というふうにお使いになってるようでございますけれども、いま一つぴんときてない。もっともっと子供からお年寄りまでわくわくとするような、夢が持てるような、そんなイメージの内容が市長さんの中にはきっとおありだと思いますので、ぜひここでその小さな世界都市についての具体的なわかりやすい説明をお願いしたいのと、ぜひそのことをたくさんの市民に知っていただくよう、周知徹底していただくように、いろんな機会を通じて、今まで以上に発言していただきたい、ビジュアルなもので場合によっては見せていただきたい、そんなふうなことを思っております。


 初めての質問でわけがわからなくなりました。以上で当初の質問は終わります。追加の質問は自席でさせていただきたいと存じます。どうもありがとうございました。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは、まずまちづくりについての基本的な考え方はどうかというご質問にお答えをいたします。


 なかなか英文に訳すときに、まちづくりというのは大変難しい言葉のようでございますが、つまり概念がはっきりしてない言葉ではございますけれども、私は基本的に地域をよくする活動であるというふうに考えたいと思います。その際に、私としては3つの大きな柱があると思っております。


 1つは、今現に私たちはこうやって生きております。1回限りの大切な人生でありますから、その一人一人の人生が尊重される、あるいはその一人一人が日々人生を楽しむ、そういったまちになるような努力をしたいということが、まず1点でございます。


 それから2点目に、今私たちがこうやって生きているこのまちを支えてきたもの、築き上げてきたものというのは、実は過去における未来に向けた努力のおかげです。道路は今、私たちが今つくったのではなくって、過去の先人たちのさまざまな努力の積み重ねによって今の交通体系があります。あるいはまちの形があります。祭りがあります。だとするならば、私たちはそのことに感謝しつつ、私たちもまた未来に向けた努力をしなければいけない。未来の責任といったことを言ってまいりましたけれども、将来世代のための努力も、今の私たちのための努力とあわせてやる必要がある。


 3つ目に、そういった地域をよくする行動、活動、まちづくりといったものは、ひとり行政のみが責任を負ってるものでもない。市民だけが負ってるものでもない。行政も市民も団体も、あるいは企業も、それぞれに役割を負っている。その役割をまずしっかりと果たし、そして連携をして、力を合わせて全体をよくしていこうと。これがかたい言葉で言うと参画と協働、やわらかくいけばみんなで行うまちづくりということになろうかと思います。この3つのことを基本に私たちの地域をよりよいものにしていきたい、このように考えてるところです。


 特に、先ほどご質問の中で、但馬の誇る先人のお話がございました。こういった人たちはシンボルとして大変に重要でありますが、例えば斎藤隆夫さんは、もちろん私たちの誇りです。しかし、彼が国会を除名されて、夢破れて帰ってきたときに、次の選挙で最高点でもう一度送り返したのは、但馬の人々でありました。したがって、斎藤隆夫さんも大変すばらしいけれども、当時のこの但馬に住んだ、いわば名もない人たち、ごく普通の暮らしをしてる人たちも大変すばらしかったというふうに思います。そういったことを念頭に置きまして、すぐれた人が輩出するような教育あるいはまちのあり方はもちろんでありますけれども、そういうことでなくっても、この豊岡で普通に暮らす人々がすばらしいものである。そのことを念頭に私としてはまちづくりを進めてまいりたいと思います。


 小さな世界都市についてのお尋ねもございました。もともと世界都市という言葉で語られておりますのは、東京とかニューヨークあるいはパリ、ロンドンといったような、もう大都市が通常でございました。確かに、これらの地域というのは、ありとあらゆる機能で世界に光り輝き、そして世界じゅうの人々がやってくるといったまちになっております。


 しかし、そんな大都会でなくっても、ある分野においてはまさにきらりと光る、あるいは世界的な貢献をしている、そのことによって世界の人々との交流が大いに行われている、そういったありようがあるのではないかということから、人口規模は小さいとしても、ある分野において光り輝くという意味で、小さな世界都市という言葉が語られるようになりました。それを私自身は、人口規模は小さくても世界の人々に尊敬され、尊重されるまちを目指すんだということで申し上げてるところです。


 普通に私たちが、全国でも同様だと思いますけども、自分のまちを誇るときに、自然は豊かです、食べ物はおいしいですということを言います。でも、そういったキャッチフレーズで言えるところは日本じゅうもういっぱいある。つまり、みんなそれぞれのまちを誇りに思ってるんだけれども、本当に、では日本じゅうから見たときに世界から見たときに、存在感を発揮できてるかというと、ほとんどできてないというのが実態ではないかと思います。


 しかしながら、この豊岡には、もう何度もまちづくり市民懇談会でも申し上げましたように、コウノトリの野生化という世界で初めての取り組みがあり、あるいは植村直己さんという世界的な冒険家がい、但馬牛にしてもあるいはボートにしても、日本を代表するような世界に誇るべき資源がある。つまり、世界じゅうの人々が目を向けてもらえるだけのその可能性を十分持っている。したがって、その小さな世界都市を実現できる可能性というのは十分あるというふうに私としては思っています。


 ただ、小さな世界都市というのは、ある分野だということでございますから、その言葉だけでは、言われるように具体的なイメージはわいてまいりません。つまり、では豊岡はどういう分野で、何をシンボルにしながら、あるいはキーワードにしながら世界の中で輝くのか。このことをさらに具体化する必要がございます。


 私といたしましては、今申し上げましたように、コウノトリにしても植村直己さんにしてもボートにしても但馬牛にしても、その共通するものは、自然と人間とのかかわりということでございますから、その自然と人間とのかかわりを深く掘り下げ、実践をし、そして経済すら自然と共生する中で成り立っていくというまちをつくることによって、この分野において世界の人々に尊敬されるまちになるのではないのか、このように考えてるところです。


 もう既に具体的に新聞でも但馬版でさまざまに取り上げられておりますけれども、韓国が豊岡の後を追いかけて、コウノトリの野生化事業を行おうとしています。その韓国における分厚い報告書を見ましたけれども、そのほとんどは豊岡の紹介でございました。ロシアからも豊岡に多く来られておりますし、豊岡からもロシアにも行っている。それからこれ国内でありますけれども、実現しませんですけども、ツシマヤマネコの保護をしているまちから、ぜひ豊岡市長に来てほしいといった依頼もありました。来年の1月には大津で開かれます湿地再生の国際シンポジウムで基調講演を求められております。あるいは、宮城県の田尻町で蕪栗沼というのがラムサール条約の登録湿地になったんですが、その記念シンポジウムでも基調講演を求められております。あるいは岐阜県からもコウノトリについての講演依頼が来ております。


 つまり、それだけの常に可能性化、もう実現化、現実化してきつつある。したがいまして、私たちが力を合わせて一心不乱に私たちの地域課題を追求していくことによって、今の幾つか例を申し上げましたけれども、そういったぽつぽつとした可能性がさらに広がっていって、最終的には世界の中で豊岡あり、そう認識いただけるようなまちになるのではないかと思います。その基本は、先ほど申し上げましたように、あくまで私たちが自然に対して無理なく、素直に適合するような暮らしぶりをつくり上げ、経済すらもうそうなっている、そういった暮らしぶりを実現することだろう、そのように考えておるところです。


 ちょっと長くなって恐縮ですけれども、但馬の祭典の前には、但馬の行政等で構成されます但馬総合開発推進協議会というものがございました。この協議会の目標には、但馬の後進性からの脱却ということが堂々と書かれておりました。確かに私たちの地域は都市に比べれば足りないものはたくさんありますけれども、ひたすらそこを見詰めてマイナスをゼロにしていこう、人並みになっていこうということだけでは、これはここに住む人々の誇りにはつながりません。足りないものは、これはまさに粛々と埋めていく努力をすると同時に、私たち自身が外に向かって誇るものをしっかりと磨いていく。そのことによって私たち自身の気持ちがすっくと立っていく。そういったことが大変大切だと考えてまいりました。そのような視点でこれまでも進めてきたところでございますが、今後とも同様の努力をさらに続けてまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 私の方からは、まず地域の将来は教育にあるという視点と、あと問題行動並びにパトロールの関係につきまして、3点についてお答えさせていただきたいと思います。


 まず、議員ご指摘のように、豊岡の将来は子供たちにかかっている。まさに私もそのとおりだと考えております。そういった中で、子供たちを取り巻く環境につきましては、近年著しく変化してきており、従来あった教育の場が力を持たなくなっている、そういった状況も生まれてきております。そういった中で、子供たちを取り巻く環境の変化そのものが子供たちのはぐくみに大きな影響を及ぼしております。したがいまして、子供たちが将来にわたって健やかに生き続けるために、いま一度学校が、あるいは家庭が地域社会が、また行政が今何をなすべきか。また将来にわたって何をしなきゃならないか。このことを明らかにしながら、子供たちのひとり立ち、つまり自立への助走をしっかりと後押ししてやらなければならないと、このように考えております。豊岡で生まれ育ったことの誇りと自信を持って、21世紀を生き生き輝き続ける子供たちを育成するために、子供たちの心と頭と体にしっかりとした栄養をつけ、また力をつけ、豊岡の子供は豊岡で育てる、そうした教育の充実を図ることが大切であろうと、このように考えております。


 続きまして、問題行動の件ですが、合併前の平成16年度の問題行動の発生状況は、小学校では22件、延べ53人、中学校では125件、延べ190人となっております。なお、中学校の発生率につきましては、但馬におきましても但馬の平均よりも豊岡は低い状況にあります。また、行為別では、小学校では万引き等が12件で最も多く、中学校では万引き等が17件、喫煙が17件、けんか12件、こういった順番になっております。


 続きまして、不登校児童生徒につきましては、小学校が7名、中学校が48名、合計55名という状況で、率にしまして小学校では0.1%、この率は全国の0.32%、県の0.25%を下回っております。また、中学校につきましては1.71%、これは全国の2.73%、県の2.82%を下回っております。なお、今お話ししました、すべて問題行動あるいは不登校につきましても、これは合併前のそれぞれの旧市町の数字を合計したものでございます。


 続きまして、パトロールにつきまして、親に対するいろんな思いをお話ししていただきました。確かに、このパトロールの立ち上げに際しまして、幾つかの地区からは本当に親は何をしとるんだというような声をお聞きしております。地区にそのまま丸投げしてもいいのかというような声も実は聞いております。そういった中で、本当に今お話しされたように、やはり私が子供を育てるには、目をかけること、それから心をかけること、また耳を傾けること、こういったことが私は必要ではないかな。どちらかいいましたら、今はややお金をかけ過ぎて、子供たちに満腹感は与えてるけど、満足感を与えてないんじゃないかな。満腹感はやがてはおなかがすいてきます。満腹感は空腹感につながってきます。となると、またその満腹感を求めてお金をかける。こういった状況が今の子育てにややもすればあるんではないかな。そういった中で、してもらうことにはなれているけど、なかなか自分から進んでしない。そういった状況が今、親御さん方の中にはそういった風潮も見えるように思います。そういった中で、これは防犯体制だけではなしに、やはり大切なことは、それでは一体親が何をするのか、学校が何をするのか、また地域が何をすればいいのか、さらには行政が何をすればいいのか。こういったことをしっかりとやっぱり相談し、協議し、そして事を進めていく。こういった手順をしっかりとやっぱり踏むことも大切ではなかろうかなと。


 そういった中で、親への働きかけを行政として、してはどうだというお尋ねがございました。確かに親への働きかけを行政としてする、そのことも大切だろうと思います。基本的には、しかし、こうした親を抱えてますのは、各学校のPTAですので、まず各学校のPTAでしっかりとそのあたりをやっていただく。その上を踏まえまして、教育委員会としましても、実は年間数回、教育委員会便り出しております。1月になりましたら、また教育委員会便りを出す予定にしておりますので、そういった中でもパトロールに対するお礼やら、あるいはパトロールに対する思いやら、そういったものを教育委員会便りに記し、保護者あるいは地域に啓蒙していきたいなと、このように考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 総合計画の策定のスケジュールにつきまして、ご答弁申し上げたいと思います。


 実は、議員の方からもおっしゃいましたけども、市民まちづくり懇談会を11会場で開いてまいりまして、多くの皆さん方からいろんなご意見、提言をいただいてまいりました。と同時に、市民アンケートの実施も行っておりまして、市内1万5,000の方を抽出をしてお願いしてるという状況で、締め切りがもう来てるとこなんですが、そういったことで市民の方々の意識の把握にも努めてるという状況でございます。


 実は、庁内の組織をつくっておりまして、職員の組織がございますけども、そこで今取り組んでいる市の主な事業について現状分析、問題点の整理にかかっておりまして、平成18年5月ごろには基本構想の素案ということで取りまとめて、総合計画の審議会の方に諮問をさせていただきたいなというふうに考えてます。


 その後は、基本構想については審議会の中での議論という形になるわけですけども、その審議会での議論の様子についても逐一市民の皆さん方にお示しをして、それを見ていただいた、またご意見もいただくというようなこともしてみたいなと思ってます。その後、10月に答申をいただく予定といたしておるところでございます。答申をいただきました基本構想案につきまして、パブリックコメントを改めて市民の皆さん方に提供申し上げて、ご意見があればいただくという形をとりまして、来年12月議会に基本構想の成案ということで、市としてのご提案申し上げ、議会の審議をお願いしたいというふうに考えておるところでございます。


 一方の基本計画につきましては、基本構想の素案の作成と並行して作業を行うという予定にいたしておりまして、基本計画につきましては、年明けの19年3月年度末をめどとして策定をしたいという予定をいたしておるところでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 8番、梅谷議員。


○議員(8番 梅谷光太郎) どうもありがとうございました。


 まず、まちづくりの関係とそれから小さな世界都市ということで、市長さんの方から詳しくご説明をいただいたんですけども、非常に自然と人間とのかかわりということを、この豊岡という、新しい豊岡の売りというか、基本的な考え方として押していきたいと、すばらしいことだと思います。そして、経済戦略ということで、今お進めになって、ご自身が本部長になってなさってるということも、ほかにない極めてすぐれた取り組みだと思います。よく市長さんも自戒しておっしゃってる、コウノトリ市長と呼ばれてると言っておられますけども、そういった経済にもそのコウノトリというのが役に立つものなんだ、あるいはまちのイメージ、市のイメージもコウノトリということで、もう世界に情報が発信していけるんだというふうな、そういうお考えを、例えば何か絵ですとか、映像ですとか、そういったものでもどんどん積極的にお出しいただいて、もっともっと市民にそういった理解を求める、共感を得るといったようなことを、そういった活動というかを、企画の方がまた大変な目をなさるんかもわかりませんけども、ぜひ積極的にお進めいただきたいと思いますが、いかがでございますか。


○議長(綿貫 祥一) 市長。


○市長(中貝 宗治) おっしゃるように、具体的なイメージを市民に提示をしていく、お見せをしていくというのは、大変大切なことだろうと思います。具体的なイメージを持つことによってみんなの元気が出てきます。やろうという気持ちにもなる。それから、まず豊岡自体がどういう可能性を持ってるかを理解していただくことによって、自分のまちが誇らしくなる、自分自身が誇らしくなるということがございますので、そのような努力はぜひやってまいりたいと思います。


 当面の具体的な活動でありますが、コウノトリ文化館に映像装置を置く予算を既に計上いたしておりまして、年内には配備を終えて、来年の早い時期には、年明けには、コウノトリの取り組みを映像でもって、相当大きな画面でもって、来訪者に見ていただけるような仕組みができるのではないかと思います。さらに、テレビでも随分取り上げられてきたところでございますが、NHKは「NHKスペシャル」、1時間番組にすべく、もう数年前から取材に入ってきておりまして、絵を撮りためております。これも来年には具体的な放映というところまで来るのではないかと思います。


 さらに、コウノトリがなぜ滅んだのか、どのような努力があってここまで来たのか、何を目指しているのか、そのために具体的に何をしてるのかという、いわばコウノトリの物語、あるいは人々の取り組みを具体的に感動的に理解していただくという仕組みがまだ十分ではございません。そこで、そのことを県にも訴えてまいりましたが、ついこないだの兵庫県知事選挙の井戸知事の、当時は候補ですが、マニフェストの中にコウノトリミュージアム構想の推進という言葉が入っております。これはかねてから知事にも私自身が訴えてきたことでもあるわけですが、今申し上げたようなコウノトリの物語自体を印象的にしかもビジュアルに見てもらうということでございますけれども、そのことがこの中でより体系的になされるものと思います。ただ、それは単に見るということだけではなくって、コウノトリツーリズムの拠点にすべきだというふうに私たちは思っておりまして、県の方にもそのような働きかけをいたしているところです。一つ一つ具体的な事柄をこなしながら、より深く皆さんに知っていただけるような方策を今後とも取り組んでまいりたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 8番、梅谷議員。


○議員(8番 梅谷光太郎) いろんな手段を講じて小さな世界都市というのを、豊岡の新しい魅力として発信していただくって、すばらしいことだと思いますので、ぜひ積極的にお努めいただきたいと思います。


 一つだけ、これは企画部長さんになるんかわかりませんが、インターネットテレビというような、インターネットを使った映像を発信するそういう仕掛けというのが、せんだって講習会がありまして、物すごく効果があるようです。私もまだ講習受けたばっかりで、詳しいことわからんのですけども、またそういった、インターネットですからもう、余りお金をかけなくって、今ある機材ぐらいでもう全世界に豊岡のコウノトリですとか、いろんな魅力が映像で発信できる。もう地球の裏側まででも瞬時に発信できるといったような、そういう仕掛けがあるそうでございますから、ぜひその辺のご検討をお願いしたいと思っております。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私も今初めてお聞きいたしましたので、また検討、研究してみたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 8番、梅谷議員。


○議員(8番 梅谷光太郎) 続きまして、ただいま教育長さんから大変丁寧なご回答をいただきまして、本当に期待をいたしたいと思います。


 一つだけお願いをいたします。教育長さんを先頭にいろんな働きかけを、各小学校ですとかPTAですとかになさっていただくということですけども、どうかみんなで一緒にやろうやということ、それに教育長さん、それから中貝市長さん、みんなが積極的に応援しようとしてるんだということをぜひ一緒に発信していただきたいなというふうに思うんです。地区で好きなもんが勝手に立っとるわとか、よう暇人やとかって言われるもんですから、ちょっとそれが悔しいという思いもあるんですけども、いやいや、もう教育長さんから市長さんからみんなが応援して、豊岡の子供はみんなが守ろうとしてるんだぜというのを、もう親御さんも、それから老人会の方なんかは今、既にたくさん寒い中出ていただいてますんでね、本当にお気の毒だと思うときもあるんですけども、とにかくみんなで子供を守ろうやということを、本当に行政の方もちょっとでいいですから、先導的に主導的に導いていただければという思いがいたしましたんで、済みませんが、そのこと。


○議長(綿貫 祥一) 教育長。


○教育長(石高 雅信) まず最初に、梅谷議員に、そしてボランティア活動に参加していただくことに対するお礼を申し上げるのを忘れており、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


 そういったいわゆる地域ぐるみ、まちぐるみ、こういった体制につきましては、今後もやっぱりしっかりと意識を盛り上げていくいうことが大切だろうと思います。そういったことにつきましては、いろんな場や機会を通じて、また教育委員会の方からもお願いしたり、あるいは訴えたり、さらにはお礼を申し上げたり、そういった体制をしていきたいと、このように考えております。


○議長(綿貫 祥一) 8番、梅谷議員。


○議員(8番 梅谷光太郎) どうぞよろしくお願いいたします。


 最後に、まちづくりについて、企画部長さんにお聞きしたいんですが、これはもう私の方から言うまでもなく、非常に重要な総合計画の策定ということで作業をお進めになってると思います。どうかお願いです、これも。きれいな実施計画をおつくりになるのは、それは今時点の目標としては当然のことですし、頑張っていただきたいと思うんだけども、もう本当の目的は、その立てていた実施計画を実際のアクション、行動につなげていく、アクションプログラムみたいなのをもうその次の出発点として、今からお考えになりながら、総合計画を立てていただく。ですから、総合計画が完成した、すばらしいものができたというのは、それは総合計画にしてみれば終点なのかもしれませんが、新しい豊岡のまちづくりという観点からすればスタートなんです。もう本当に大変だと思います。今はもう企画の担当の方が中心になってお運びになってるでしょうが、アクションプログラムになれば、それこそ農林から商工から福祉から、みんなが協力してそれぞれの総合計画の部分を実施していかなくてはいけません。また、その元締めみたいな形で企画の方にその責任が来るのかもしれませんが、どうか総合計画というのは非常に重要なことで、今一生懸命おつくりいただき、コンサルも場合によってお入りになるんでしょう。つくっていただいたらいいと思うんだけども、あくまでもそれはその次の実践行動計画、実際にそれを実践していくんだというのがベースにあっての総合計画であってほしいし、計画できたら、それで終わり、万歳というんじゃないということをまたお願い申し上げて、どうぞ。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今議員の方からご意見、お考えいただいたんですけれども、我々も同様に考え方持っておりまして、基本的にはまず日々の仕事に当たる職員が総合計画全体を共有をしようという考え方持ってます。その後、その市民の方々の計画になるわけですので、市民の方々にもわかりやすいような内容のものをつくっていきたい。しかもつくった後はそれがどういうふうな格好で歩んでいるのかということについても、逐一整理をしながらお伝えをするというふうにしていきたいなと思ってます。


○議長(綿貫 祥一) 8番、梅谷議員。


○議員(8番 梅谷光太郎) どうぞよろしくお願いいたします。


 ちょくちょくその企画のセクションの方にも資料請求とかでお訪ねすることがあるんですが、本当にまじめで熱心で能力のある職員が一生懸命仕事をなさってる。ですが、これもお願いです。私はあちらこちらでイベントだとかまちづくりだとかのお手伝いとか、いろいろやってます。どうか勉強と息抜きを兼ねて、ぜひそういったところに職員の方、ボランティア的によこしていただきたい、鍛えてさしあげますから。


 ということで、本当に新しいまちの新しい計画、期待は大きいと思います。どうか頑張って作成していただきたいと。我々もかかわれることがあったら何でもかかわらせていただきたいと思っております。以上で質問終わらせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 以上で梅谷光太郎議員に対する答弁は終わりました。


 なお、先ほどの梅谷光太郎議員の発言につきましては、後刻、議長において精査の上、措置をいたします。


          ────────────────────


○議長(綿貫 祥一) 暫時休憩いたします。再開は午後1時です。


               午前11時50分休憩


          ────────────────────


               午後 1時00分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、30番、森田進議員。(拍手)


               〔森田 進議員 登壇〕


○議員(30番 森田 進) 30番、森田進でございます。本定例会の最後の質問者となりました。きらりと光る質問になるかどうか一抹の不安を持ちながら、質問をさせていただきます。


 この4月、合併により豊岡市は県下28市の中で面積は一番になり、広く、人口は11番目に位置し、台風23号、またコウノトリ放鳥で全国内外にその名が知れ渡った本市であります。人口9万3,000人で、行政ニーズは全市で各地域ごとのさまざまな政治課題と背丈以上の職員を抱え、荒波に向かっての船出であります。


 かつてのナポレオンの格言に、我が辞書に不可能という文字はないとの有名な格言がございます。この格言には深甚の意味がございます。この時代、地方政治の上に、今最も大切なものは、行政当局、議会ともに強靱なリーダーシップであります。私もこの秋の選挙で極めて重要な立場を与えていただきました有権者の方々に心から感謝申し上げますとともに、議会責任の重大さを今再び深くかみしめているとともに、ふざけや冗談、無責任な姿勢がみじんもあってはならないと自戒いたしているところでございます。


 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。当局の明快なるご答弁をよろしくお願いいたします。


 まず、大きな1番目としまして、平成17年度施策評価についてであります。評価という言葉はいかがと思いますけども、中間でございますので評価ということで、評価についてであります。


 合併により各市町が積み上げましたさまざまな施策事業予算、平成17年度は一般会計、特別会計合わせて約1,000億円の予算であります。これほどの多額の予算執行を今日まで一度も経験したことのない行政当局並びに議会。合併して8カ月が経過しようとしている現在、それぞれの施策が住民サービスの向上並びに福祉の向上につながっているか否か、検証、評価をしなければなりません。


 数多くある各種施策の中から、まず災害対策事業として、聴覚障害者通報システム、雨量電話対応システムの啓発の事業の進捗並びに事業効果をお尋ねいたします。


 関連いたしまして、雨水等による浸水災害の多い日高町国府地域、市内桜町、桜木、小田井、梶原、上庄境地域の内水対策の現状と課題をお尋ねいたします。


 次に、市街地整備改善事業について、事業内容並びに現状をお尋ねいたします。


 次に、学校整備計画策定における小・中学校の耐震調査の現状をお尋ねいたします。


 次に、コバス実証運行についてであります。本事業は、実証運行との名目のもと、毎年、多額の赤字を出しております。この事業評価について、どのように評価されているのかお尋ねいたします。


 次に、城崎大橋関連道路網、豊岡駅前周辺整備事業それぞれの事業内容についてお尋ねいたします。


 次に、小さな2番目としまして、各種計画についてであります。地方政治の難しさは住民ニーズの対応であります。やたらと計画を多くつくることは、行政権能の乱用につながりかねないと思いがいたします。そこで、本年度は計画の見直し、策定も含め、25本程度予定されております。現在の策定状況をお尋ねいたします。


 次に、3番目としまして、地域特性経費についてであります。総合支所が地域特性を互いに出し合い、特色ある地域づくりの推進として、各総合支所ごとに配付されました2,500万円、投資効果はどうなっているのかお尋ねいたします。


 次に、4番目としまして、指定管理者制度についてであります。本制度は平成15年に創設された制度であります。約3年の期限をもって明年9月までに公共施設のすべてを直営か、制度移行かを決定しなければならないと仄聞いたしております。そこで、まずなぜこの時期に条例改正議案が提案されたのか、真意をお尋ねいたします。


 次は、大きな2番目としまして、平成18年度予算についてであります。


 未来への責任をキーワードとしてスタートしました中貝市政2年目の平成18年度は、対話と共感の市政運営姿勢から、どのような共感が施策に反映されるのか、注視してまいりたいと思っております。


 そこで、平成18年度予算編成に当たってのキーワードは何なのか、まずお尋ねいたします。


 次に、小さな世界都市についてであります。目指す都市像実現のためには、アカウンタビリティー、説明責任の上から、都市像実現のために、明年のプログラムについてお尋ねいたします。


 次に、3番目としまして、事業仕分けについてであります。3割自治、縦割り行政の中で、行政改革はトカゲのしっぽ切りしかできないと言われ、総務省は各自治体に集中改革プランの作成を呼びかけております。そうした中、今注目されている手法が事業仕分けであります。歳出を見直し、削減を図る行政改革大綱決定の前にして、本市においてこの事業仕分け手法を導入されてはどうかと思いますが、当局の考えをお尋ねいたします。


 次に、4番目としまして、本市の子育て支援施策についてであります。急激に進む少子化現象の中にあって、国、地方政治の責任と役割は極めて重要さを日増しに増しております。そこでまず初めに、本市の子育て支援に対する考え方及び現状と今後の支援対策についてお尋ねいたします。


 次に、子育て支援に関連いたしまして、明年から国におきまして、中小企業に対して育児休業取得助成制度が導入されるようであります。この制度によりますと、一度も育児休業をとらせたことのない企業に対して、1人目に100万円、2人目から60万円が支給される制度のようであります。そこで、本市の就労実態と国の制度に付随した本市独自の制度を考えられてはどうかと思いますが、当局のお考えをお尋ねします。


 次に、同じく子育て支援の支援策の一つとして、保育料金の軽減についてであります。いただきました資料によりますと、本市の保育料金の保護者負担割合は、国の徴収基準の84.3%になっております。県下23市のうち5番目に高い割合となっております。いかなる理由からこの割合になっているのかお尋ねいたします。


 次に、5番目としまして、各種交付申請の請求書のあり方についてであります。本市市民課では、各種の交付申請書類には申請書類ごとに氏名、住所を書かなくてはならないようになっております。これを1枚の申請書類で各種証明書が発行できるようにされてはどうか。また、申請書に市長様とありますが、市長様の「様」を「あて」、市長あてにしてはどうか、当局のお考えをお尋ねいたしまして、1回目の質問を終わり、あとは自席で行います。


○議長(綿貫 祥一) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、小さな世界都市に関する質問にお答えをいたします。


 先ほど梅谷議員へのご質問にもお答えしたところでございますが、小さな世界都市ということ自体は、実は目指すべき都市像としては不十分な言葉でございます。どういう分野で世界に輝くのかと、そのどういう分野でということを明確に盛り込む必要がございます。その答えとして、先ほどのご答弁で、自然と人間とのかかわりを徹底して追求していく、環境、自然に対して無理なく素直に適合するような暮らしぶりをこの地域で営んでいる。そういった事柄を柱として、世界の人々に尊敬されるまちを目指してまいりたいと考えています。


 先ほどもご答弁申し上げましたが、豊かな自然であるとか、人と自然とのつき合い方が適切であるといったことは実はもう世界じゅうのまちが誇ってることでございますから、そのあまたある中で、豊岡がとにかく注目を浴びるというためには、それなりの具体的なものが必要でございます。幸いにして、コウノトリの野生復帰というのは、人里の中に放すという意味で、世界で初めての試みでもございます。したがいまして、小さな世界都市実現のプログラムはあるのかというお答えでございますが、それを実現に向けた全体的なプログラムがあるわけではございませんが、いわば推進力となるコウノトリの野生化に関してのプログラムはございます。あるいは、環境経済戦略というものを推し進めていく、徹底的に進めていくということも大切な要素でございますが、その要素を実現するためのプログラムというまではまだ明確な形になっておりませんけれども、一定の考え方は示されています。あるいは、この地域で農業のあり方をこだわっていくということも大変大切なことでありますが、有機農業あるいは環境創造型農業を広げていくという方針というのも定まっています。


 それから、コウノトリのみならず、最近では出石川でのオオサンショウウオが大変な関心を呼んでおります。これは大型の世界最大の両生類でございますので、単に水がきれいだというだけではなくって、そこが豊かな水がなければ、実はあれだけ大量のオオサンショウウオはすめないわけであります。コウノトリは環境の破壊によって絶滅をして、今、野生化をシンボルにして豊かな自然を取り戻そうという努力をしてるわけですが、事オオサンショウウオに関していいますと、豊岡の上流域は今でもあれだけのオオサンショウウオが暮らすことができるほど豊かな上流域の自然があるということでございますから、このオオサンショウウオもすむような上流域の自然を守っていくということも、小さな世界都市という実現のための大切な要素ではないかと思います。


 そんなわけで、小さな世界都市の実現に向けて体系的なプログラムあるわけではございませんが、推進力のある事業についてのプログラムはある。来年度予算につきましては、まだこれからの作業でございますが、一つ一つのプログラムを一つでも前へ進めることができるように、予算編成には意を用いてまいりたいと思います。


 その他につきましてはそれぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは、予算の取り組み方針につきましてお答えいたします。


 現在、18年度予算につきましては鋭意作業中でございます。基本方針としましては、経費の徹底した節減、合理化、それから限られた財源の重点配分、この2つを柱として編成することとし、特に合併によって肥大化している状況が見受けられるため、事務事業を新市の視点でもって根本から見直し、再編、整理、廃止、統合を行うなど、歳出全般の合理化、効率化を図ることとしております。


 また、限られた財源をいかに効果的に配分するか、市民のニーズを的確にとらえ、優先度、緊急度を勘案して、予算づけすることとしております。


 予算編成の8つの柱、先ほどは基本方針で2つと言いましたけども、8つの柱としては、1つとして安全・安心のまちづくり、2つ目に元気な経済の創生、3つ目に豊かな環境の創造、4つ目に心身の健康づくり、5つ目に健やかな子供の育成、6つ目にコミュニティーの醸成、日々楽しむまちづくり、7つ目に共生のまちづくり、8つ目に交流基盤の整備と、この8つの柱を持って編成していきたいと、こういう考えで今進めております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは、まず災害対策、内水対策における聴覚障害者の障害者用の電話につきましてのご説明を申し上げます。


 聴覚障害者に対しましては、昨年の台風時の反省を踏まえまして、ファクスや携帯電話、パソコンのメールにより、災害時の防災行政無線の放送内容を伝達することとし、現在104人の方から利用の申し込みをいただいております。内訳は、ファクスのみが69人、メールのみが7人、ファクスとメールの両方ということで28名申し込みいただいております。


 本年10月から11月にかけまして、市内の聴覚障害者・児328人を対象にいたしまして、利用意向の調査を実施して、約68%に当たる223人の方から回答をいただきました。補聴器をつけると放送が聞き取れたり、それから健常者と同居しているため、利用の意向がないと答えられた方もありましたが、未回答の方もありますし、それから、申し込みたいがファクスを持っていないと回答された方もございます。


 現在は回答をいただいていない方への確認作業や、それから、申し込みたいがファクスを持っていないと回答された方への日常生活用具の給付事業によるファクスの給付等の事業説明を、総合支所と手分けをいたしまして個々に行っているところでございまして、必要な方へ利用の徹底をより一層図ってまいりたいというふうに考えております。


 次に、子育て支援でございます。本市の現状、それから支援策でございます。子育て支援に対する本市の状況といたしましては、仕事と子育ての両立支援のために、保育園においては通常保育以外にも延長保育、それから障害児保育、病後児保育などの特別保育事業を実施いたしておりまして、さらに小学生等を対象とした放課後児童クラブの拡充を図っております。


 また、在宅子育て家庭への支援としましては、保育所においての一時保育や公開保育を実施したり、総合支所単位に子育てセンターを設置し、親子で集える場所を提供するとともに、公民館や地区会館で実施されている子育て支援活動の場へ出かけての支援を行っております。さらに、地域における子育て支援の輪が広がるように、子育てに協力いただけるボランティアの養成講座などを行っております。


 現在、次世代育成支援対策地域行動計画を見直ししておりますが、ヒアリング等も積極的に実施いたしておるところでございまして、特に要望の高いものについては計画の中に盛り込んでまいりたいというふうに考えております。


 それから次に、育児休業取得助成制度でございます。仕事と子育ての両立支援ということで、厚生労働省が18年度に創設を予定している制度ということでございます。中小企業への育児助成金ということで、現在、概算要求中であるというふうに聞いております。


 この制度は、社員の制度利用に負担を感じている中小企業に対して、取得第1号という事例を通じての子育てと仕事の両立について、理解を深めてもらい、育児休業や短時間勤務など、安心して出産し、働きながら子育てができる職場環境にすることを目指したものというふうに受けとめております。現在、市といたしましても、この助成制度についての厚生労働省からの情報も全くございません。しかし、この制度概要が明らかになった段階で、内容等についての学習は行っていきたいと考えております。


 なお、市独自の施策ということでございますけれども、財政的な事情もあります。その中で基本的な国の制度にのっとった経費負担というふうなことではあるわけでございますけれども、個人もしくは事業所への直接的な支援というのは現状では考えていないということでございます。


 それから、保育料が高いと、県下で5番目というご指摘でございます。保育料につきましては、所得と扶養義務者の負担能力に応じて、また保育に係る費用が年齢により異なることから、年齢に応じた料金を設定いたしております。豊岡市におきましては、所得と負担能力に応じた階層区分は、国の徴収基準と同様7階層に分け、さらに年齢において3区分としております。本市の場合も、平成16年度の国の徴収基準、これ先ほども議員ご指摘のとおり84.3%となっております。この数値は合併前の旧1市5町の保護者負担金を合算し、国の徴収基準と比較した割合でございます。県下の他市の状況を見ますと、この割合が最も高い市で97.3%、最も低い市では67.9%となっておりまして、大きな格差がございます。豊岡市の84.3%という数字は、県下の他市と比較しましても、ほぼ平均的な水準というふうには考えておりまして、決して高いとは考えてはおりません。


 なお、旧1市5町の合併協議の中で、新市の保育料につきましては、旧1市5町の各3年間、これは平成12年から14年度でございますけれども、この間の国の徴収基準に対する保護者負担金の割合の平均であります、おおむね83%を維持するように今設定することといたしておりまして、それに基づいて平成17年度から新保育料により保護者の方にご負担をいただいているというところでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 災害対策に伴いまして、雨量がわかるシステムについてお答えを申し上げます。


 これは円山川水系についてでありますが、本市といたしましては、国土交通省、気象庁、兵庫県のホームページ等から情報収集しておりまして、まず国土交通省の関係ですが、雨量観測所10カ所の情報を見ることができますし、また出石川、円山川、防災情報発信の携帯サイトも開設されております。同時に、同河川の水位であったりや雨量、また気象庁から兵庫県北部地域に注意報であったりや警報が発表されたときには、即メールで知らせてくれると、このようなサービスも行われております。


 気象庁の雨量観測所は6カ所、そして市内の雨量観測所14カ所が、またそれらの雨量データとして水位を兵庫県のホームページ、川の防災情報からも取得することができます。また、このことも直接電話においてもこの情報が取得できるようになっておりまして、電話応答システムも可能となっております。したがいまして、これらの情報をもとに効果といいましょうか、より早く水防体制が整えられる、さらには市民への周知が早まると、このように考えております。


 次に、内水対策ということで、建設部の方から、国府と梶原につきましてその状況を申し上げたいと思います。国府、梶原の内水対策につきましては現在、国土交通省では整備計画を検討中と、このように聞いております。間もなく治水計画案が示されると聞いておりまして、したがいまして、このことを受けまして、また地元の方々と協議を場を設けて検討してまいりたいと、このようにも考えてます。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 桜町、桜木の内水対策につきましてお答えいたします。


 桜町の内水対策につきましては、桜町や妙楽寺などへの影響を極力少なくするために、本年6月に旧南高校下で蓼川水路の水を八条1号雨水幹線へショートカットする工事が完成をいたしました。水路の完成から今日まで数回の集中豪雨がありましたが、下流域の蓼川水路にあふれることもなく、ショートカットの効果を確認してきたところでございます。


 引き続き今年度から、妙楽寺のなでしこ公園付近で蓼川水路の水を八条1号雨水幹線へショートカットする工事に着手をいたしました。現在、支障となりますガス管の撤去工事を終え、順次NTTや水道管の移設工事を進め、平成18年度の完成を目指して取り組んでまいります。


 また、桜木地区の周辺につきましては、夕立程度の雨で局所的な路面冠水が年数回発生をいたしております。市街地北部の内水対策につきましては、5年確率の雨水を排除するために、これまでに雨水貯留施設やバイパス水路の新設等による有効な対策案をもとに検討を行ってまいりました。しかし、新たな土地の確保や事業費等の課題があり、事業化への取り組みについてはなお検討を要します。当面、夕立程度の雨で発生する局所的な浸水常襲地の解消を最優先の課題としまして、現在、亀山水路の井堰の改良やゲートの電動化の整備について検討をいたしております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 豊岡駅前広場、さらには駅前周辺整備事業、それから宵田橋等についてご質問がございました。


 この駅前広場につきましては、一昨日、企画部長の方からもご答弁をいたしておりますように、現在この駅前広場につきましては駅前周辺整備事業という大きなネーミングで来年3月末を目途に基本計画の策定業務を現在進めているところでございまして、内容としましては、特に駅前広場につきましてはその規模あるいは区域の見直し等を行っております。また、駐車場でありますとか駐輪場、それからバスの乗降のバースあるいはタクシーの乗降バース、それらのことを踏まえまして、進入路等の検討も行っておるところでございます。


 また、それに付随しまして、老朽化しております豊岡駅舎の改築につきましても、JRと現在協議を行っておりまして、バリアフリー等を考慮した駅舎の改築についてもあわせて、部内でございますけども、検討、計画をいたしております。


 次に、宵田橋でございますけども、現況を議員見ていただきましたら、下工構築物と高欄部とがマッチングしてないというような状況がございますので、下工部の構築物に合うような重厚な形の高欄改修の工事を整備を行うということで、現在、工事発注におきまして詳細設計を進めておるところでございます。来年の1月、遅くとも中旬、できれば早々に行いたいんですが、工事着手をして3月末の完成ということで、現在計画をいたしております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 耐震化優先度調査についてお答えします。


 この調査は、平成18年度に学校整備計画を策定するに当たりまして、基礎調査資料の一つとして実施したものでございます。この調査は新耐震基準、つまり昭和56年以前に建設された建物を対象に、コンクリートの強度、柱、はりの老朽化、耐震壁の状況などを調査し、どの施設から耐震診断等を実施すべきか、その優先度を検討するものであります。


 今回の調査では、小学校14校、30棟、中学校6校、26棟、幼稚園2園、2棟の合計22校・園、58棟を対象として、本年8月から10月にかけて実施しました。学校ごとに調査棟数が異なり、多い学校で最大8棟実施いたしましたので、同一学校においても棟ごとに優先度が異なる場合も生じております。今後はこれらの基礎資料をもとに、来年度に学校整備審議会を設け、学識経験者や関係団体等の意見を伺いながら、児童生徒数の推移、教育効果、市総合計画、財政的なスタミナ等を総合的に考慮しつつ、整備計画を立ててまいりたいと考えております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) コバスの実証運行についてお答えいたします。


 市街地循環バスの運行につきましては、まちの活性化、そして交通弱者の移動手段の確保、あるいはまた公共公益施設へのアクセスの向上など、政策的な位置づけを行いまして、実証運行の継続を行っているところでございます。したがいまして、利用者の負担のみで事業の採算性を確保することは大変困難であるというふうな状況にございます。


 しかしながら、今般の運行計画の見直しにおきましては、費用対効果に対しても配慮する必要があることから、利用者の少ない早朝及び夕方便の廃止や、極端に利用者の数の少ない路線を廃止するなど、経費の削減に努めたところでございます。今後につきましても、商店街と協力し、利用促進策等について検討を行って、収益率の向上を図ってまいりたいというふうに考えております。


 それから、各種計画についてご質問いただきました。今の現状ということでございますが、環境、病院跡地の計画を含めてでございますが、合併に伴う各種計画の策定あるいは見直しの進捗状況につきましては、平成17年11月末現在で完成したものが4件ございまして、他については現在、策定、見直し中というようなことになっております。策定見直し中の計画につきましてはおおむね平成19年度には完成をする予定というふうなことにいたしております。


 なお、環境関係の計画につきましては、豊岡市環境基本計画、そして豊岡市環境行動計画、2つの計画がございまして、それぞれ平成18年の春に着手をする予定というふうなことにいたしております。


 また、病院の跡地の利用基本計画につきましては、何度も申し上げておりますけども、現在策定中でございまして、アンケートについても現在まとめを行っているという状況でございますので、1月にはアンケートについての分析の結果について明らかにさせていただきたいというふうに考えております。


 それから、地域特性経費につきまして、効果はどうだったのかというお話ございました。地域特性経費の具体的な使途についてでございますが、城崎地域では、高齢化、担い手不足による荒廃農地の解消のために、農地の請負団体の農機具購入の助成や、竹野地域では、里山活用推進やコンニャクの商品化など地域資源の活用推進に対して助成を行っております。また日高地域では、地域コミュニティーの推進及び市内美化を図るために、環境美化施設の助成を行っておりまして、出石地域では、そばが伝来してちょうど来年度で300年を迎えることから、出石そば伝来300年祭ということが予定されてまして、それへの事業助成を行うというようなことになっております。但東地域におきましては、平成17年2月に掘り当てた北部温泉を活用した新しいまちづくりの計画策定に対して助成を行う予定というふうになっておりまして、地域に根差した資源の有効活用や住民のまちづくり活動などに活用されてるということでございます。


 地域特性経費につきましては、その金額は十分とは言えませんけれども、住民のまちづくりや地域づくりに対する意識の活性化やコミュニティー意識の醸成に効果を発揮してると考えておりまして、今後ともより有効な活用について検討を行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 指定管理者の今回の改正条例の提案時期が、なぜ年度当初ではなしにこの時期になったのかというお尋ねでございますが、これにつきましては、現実の指定管理者への移行、これは4月1日でありまして、その部分では議員の思いと全く一緒なんですが、ただそこに至るには、一定の手続が必要だということがございます。本年度の当初の状況はどうであったかということで説明いたしますと、改正法が施行されてから既に1年7カ月が経過しておりましたけども、合併の直後であったということと、また指定管理者制度の取り組みについては旧1市5町でまちまちであったと、現実にこの指定管理者制度に移行したとこも2町あったわけですが、残りの市町についてはこういった制度を導入してなかったということもありまして、このために4月1日には手続に関する通則的な条例、これだけは4月1日に専決処分をさせていただきました。というのは、既に旧市町で2町で8つか9つぐらいの指定管理者制度を導入しておりましたので、それを引き続きやろうとすれば、手続条例が必要だというふうなことで、まず手続条例は先行させていただきました。その後、新市におきまして、この制度の研修会等も開催しながら、制度導入について検討を行ってきたわけであります。


 先ほど申し上げましたように、この制度移管に当たっては、まず今回上程いたしておりますが、個々の設管条例で必要な指定管理者制度に移行するための必要な内容を整備する必要があるといったことがございます。例えば、開館時間でありますとか閉館時間、そして指定管理者制度を導入するとすれば、どういった業務を行わせるのかといったことも条例で明記する必要があるといったこともあります。さらに指定管理者に使用許可を与える場合があります。指定管理者すべてがその使用許可を持ってるということではございませんで、指定管理者に許可を与える場合には、この施設についてはそうですよと、そういった個々の条例で規定をしていく必要がありますので、まず今回それを上げさせていただいて、設管条例を提案させてもらったと。議決後は、今度はそれを受けまして、その条件のもとで指定管理者を募集をするといった作業があります。募集後、選定を行って、そしてその結果、この者について指定管理者を定めるといった議決を今度は次回の3月議会で提案をさせていただくと。その結果、議決をいただければ、4月1日までに相手方と基本協定等も締結し、あるいは指定管理者の告示等を行って、いよいよ4月1日からの移行といったことになりますので、今の時期でないと、3月で条例改正と、そしてあわせて指定管理者の議決というのはちょっとスケジュール的に難しいちゅうようなことから、今回の条例の提案ということになりました。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 城崎総合支所長。


○城崎総合支所長(齋藤 哲也) 私の方から、城崎大橋関連道路網の進捗状況につきましてお答えをさせていただきます。


 新城崎大橋は、現在の城崎大橋より約1.2キロ下流にかけることとなっております。左岸は桃島バイパスと県道豊岡港線の交差します地点に接続し、右岸は城崎ボートセンターの横を通り、取り合い道路により県道豊岡竹野線また県道戸島玄武洞豊岡線に接続をいたします。左岸側につきましては、城崎大橋架橋事業の一連の事業でございます県道豊岡港線道路改良事業によりまして、東山地区西側の家屋のほとんどが道路用地になること、また交差点が現在より約3.5メートル高くなることから、多くの物件に影響が出ることになります。平成17年4月の市町合併以降、事業の理解を得るために、関係地権者を何度となく訪問するとともに、6月、9月、11月に左岸地区説明会を開催してまいりました。


 11月30日に開催しました左岸地区全体説明会におきまして、一部反対がございましたが、大多数の方から理解が得られたことから、関係地権者の方々と用地について個別の協議を進めることとなっております。なお、その後、一部反対の方に対しまして、個別に協議を行い、一定の理解を得たと考えておるところでございます。


 また右岸地区につきましては、関係地区において説明会を開催し、事業の大方の理解を得ているところでございますが、今後は右岸全体での説明会を開催し、取り合い道路ルート等について理解を得られるように努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 事業仕分けにつきまして答弁させていただきます。


 事業仕分けは、公的なサービスの担い手は行政、官だけではないという問題意識から行われているもので、歳出削減だけではなく、地方分権のための手法ともなっています。


 現在、本市におきまして、事務事業の整理の一環として、事務事業のくくり直しの作業を行っているところですが、この後、政策、施策、事務事業を体系化し、フルコスト算出の作業を行いたいと考えているところです。これらの作業の終了後は、このような先進的な取り組みについても検討してまいりたいと考えています。


○議長(綿貫 祥一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 市民課窓口の交付申請書についてのお尋ねでございます。


 窓口に来られた方が各種証明の請求をされる場合については、やっぱり請求する方が一番わかりやすいということが一番大切なことではないかと思っております。今議員ご提案のように、仮に1枚の請求用紙に3つ4つの各種の様式を全部一本化しておさめた場合ですが、請求者がどの部分に記入しているかが一見ではわかりにくく、場合によっては他の請求欄に誤って記入されるおそれがあるんではないかと思っております。また、どうしても多くの文字を1枚の紙に書きますので、請求書の字が小さくなって、例えば高齢者の方なんかにはわかりづらいということも懸念をされます。その点、現在の単品様式、つまり1枚に1つの申請書を記入する場合ですが、現在、申請書ごとによって色分けをされておりますので、どの申請書に書くのか尋ねられた場合でも、色を指定して、説明がしやすく、また手数料の精算のときなんですが、レジスターへ請求書を差し入れて、日時、手数料金額等を印字しますが、様式が現在、A5判、A4の半分ですが、A5判で扱いやすく、さらにその日々の手数料集計についても、請求書を個々に色分けすることによって科目ごとに振りかえることが容易であって、事務の効率化からも非常にメリットがあります。以上のことから総合的に判断しますと、今後とも現在の様式での運用が適当ではないかというふうに考えております。


 それからもう1点、次に申請書の中で、市長様を市長あてとしてはどうかということでございますが、県内では芦屋市が、規則ですが、敬称の扱いの特例に関する規則を定め、あて名のある市長等に敬称をつけない様式を使用していることはあります。最近では姫路市でもそういった扱いとしたようですが、まだ一般的ではないようです。ただ、通常ではやはり「様」とするのが常識的なことではないかという見方もできます。このことは県下の動向を見代る中で、全庁的な課題でもあると考えております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それでは再質問させていただきます。


 各種計画で、本年度予算化、つけてますね。それについてはどのぐらい進捗できとるんですか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ちょっと予算的には幾らかというとこまで把握しておりません。ただ4つの計画が今できておって、あとは今策定中と、作業中という格好になってますので、ちょっと数字的には申し上げられませんが、手元に持っておりませんので、ご了承お願いします。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) ことしの予算の説明書の中には、各種計画の策定いうことで、予算額が総合計画、豊岡病院地域整備計画、これずっとありますわな、これ。10個ありますわな、これ予算ついてますわな。これの状況はどうなっとんですかと聞いとんです。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 計画、予算に上がってます中で、特に予算の事務的な経費というところの軽微な部分である計画もございます。その中で、過疎地域自立促進計画いうのがございまして、6月にご提案申し上げました。これについては、66万1,000円の予算ということで執行済みという格好になっております。あとのものは策定途中でございますので、策定を終えた後、予算執行するという格好になるところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) ことしの予算で3月末までに使うということで、この予算を上げたんではないですか、計画をつくるのに。例えば、学校整備計画、教育行動計画、第3次介護保険事業計画の策定というようなことで、年度末までに使うために予算つけたんじゃないんですか。その計画ができとるんかどうかって聞いとるんです、ここまで。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 先ほど申し上げましたけれども、11月の末現在で、4つの計画についてはでき上がったという格好になってます。過疎地域の自立促進計画というものと、辺地の総合整備計画、それから図書施設の整備ネットワーク基本計画、もう一つは、但東地域の公的介護施設等整備計画と、この4つが完了という格好になります。策定中のものは現在進行中ですので、それを終えた後、予算執行するという格好になります。


 中には、ここに予算に計上していますものは基本的には年度内に仕上げると。ただ、ここに上がってない計画も実はあることはあるんです。それについては、20年度に最終的に全体が仕上がるという予定をしとるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) まあ、よろしいわ。


 それから、豊岡病院の整備計画の中で、アンケート結果が1月ぐらいには出せるといいますけど、今アンケート結果の中間報告できますか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まだ今、アンケートがぼろぼろ参っておりまして、これを今後集計をして分析をしたものを1月にお示しをしたいというふうに考えてます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 地域特性経費でございますけども、答弁では投資効果があったというふうに答弁いただいた。当然投資効果あったというふうに思ってますけども、各総合支所長に聞いてみたいと思いますけど、よろしいですかな、本当に効果があったのかどうかということを。例えば、竹野の総合支所長、もし答弁、議長許していただけるなら、ご答弁願いたい。本当に効果があったのかどうか。どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 効果につきまして、説明させていただきたいと思います。


 私ども総合支所につきましては、地域特性経費は非常に効果があったというふうに理解をさせていただいております。その理由につきましては、特にこの地域特性経費を機会といたしまして、地域のいろんな事業やそれらの取り組みが地域一体となって取り組まれたというふうに理解しておりますので、効果があったというふうに理解いたしております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) これがこの予算を設置したときに、地域の特性を相互に生かした、地域の特性が本当に生かされたと言い切れますか。


○議長(綿貫 祥一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 一つの例を具体的に申し上げさせていただきたいというふうに思います。


 合併いたしまして、花火大会が例年開かれておるわけですけど、これにつきましては町の予算と同じ旧竹野町の中でも浜地域のみの寄附で、また各種団体の持ち寄りというようなことで、大会が実施されてきたわけでございますけども、今回、地域特性経費を投入することによりまして、区長さん方が今後この花火大会を旧竹野町全域の花火大会に持っていきたいというような、そういう取り組みをしていただきました。したがいまして、来年以降、中地域、南地域におきましても、一般家庭から寄附を募りまして、花火大会を盛り上げていくというような、そういう取り組みをしていくというような約束をいただいております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 日高総合支所長はどうですか。


○議長(綿貫 祥一) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 日高の場合、現在5件、予定なり執行なりをさせていただいております。予定も一部入っております。それぞれ先ほどありましたように、地域のごみステーションへの補助とか、それから吹奏楽、町の社会教育団体の吹奏楽なんですけど、これもいろんなイベントで活躍いただいておりますが、それの楽器が相当古くなってきておりまして、途方に暮れるといいますか、高校生からいろんな団員が入っておりますけど、そういったところの手当てをさせていただきました。そういう意味で、地域づくりといいますか、そういうことで大変効果は上がっておるというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 申しわけありません、但東総合支所長、どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 但東総合支所長。


○但東総合支所長(松本 和洋) 但東総合支所におきましては、但東シルクロード計画、つまりシルク温泉やまびこ等を開設したときから、地域づくりとしまして、一区一品運動等の地域の自慢できるところづくりとか、そういった事業を継続してまいりました。合併しまして、そういったこれまでの地域づくり推進事業をさらに引き続いて行っていこうということで、但東では地域の特性を引き出し、地域振興を推進する事業と地域リーダーの養成に要する事業、それから将来の地域づくりを展望する事業をも柱とする補助要綱を定めまして、要は将来のまちづくりにつながる事業に対する補助ということで、補助を行っております。


 そうした中で、総合支所の管理職全員を審査員としまして、各団体からのヒアリングを受けまして、この事業をすることによりまして、的確性、先駆性、発展性、継続性、意欲、熱意等を審査して、補助採択をしておると。したがいまして、今年度、補助したからといいまして、それですぐに反映するものではなく、来年以降のその補助団体の取り組みが、これまでの行政に必要以上に依存しない、地域の自立につながるものとして、その補助をしておりますので、この事業は将来その地域の自立した取り組みにつながるものといった形でこの事業を評価しております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) この地域特性経費というのは、ねらいはどういったねらいでこれ出しておられるんですかね。ほとんどがみんなこれ補助金とか何か事業にちょっとつけ足して、花火大会にちょっとつけ足したり、こんなことばっかり使ってるんですけど、いいんですか、こういう使い方で。どうでしょうかな。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本的には、合併ということを契機にして、それまでその地域にあった元気に対する、悪い意味での影響が出ると困るいうこともございました。むしろ合併を通じて、逆に新しい地域づくりということで、地域の方々がいろんな工夫をして新しい事業に取り組んでもらう。また、昔あったけれども、今なくなってる事業を復活してもらうと。そういう地域の元気づくりということに基本的には生かしてもらうというのが趣旨でございまして、したがって、そういう中で500万という枠も出たということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) その地域のあった行事とか、昔はそれでも500万円という、この500万円で足ってるんですか。それよりもっと多く必要じゃないのか、少なくてもいいのかという、ここら辺のどういうふうな仕分けしとるんですか、これは。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) もともとどういう地域の事業があるのか、あるいは地域でこれからどういう事業を考えていくのかというようなことをもとにして積算をしたものではございませんで、あくまでどの地域も一つの方針に基づいて、500万という枠はあるわけですけども、この枠の中で最大限に自由な発想をしていただいて、各支所の特徴のあるところを出してもらったらいいというようなことで趣旨にしてますんで、多い少ないいうような判断は別にあると思うんですが、一応枠として設けて、その中で精いっぱいやってもらったということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) このお金は使い方は各総合支所で好きなように使いなはれと、地域住民からはどういうふうな評価を受けてると思われますか。行政の内部ではそういうふうに趣旨で使ってるか知らんけど、住民から見たらどういうふうに映っているんですかな、これは。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 先ほど各総合支所の方から具体的な例を挙げて説明申し上げました。それぞれ地域によって取り組み方の違いはあると思うんですけれども、やはりその地域の皆さん方を巻き込んだ形ですべて取り組みを行ってますので、そういう点から見ると、私は地域づくりとして効果があったというふうな判断をいたしております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 毎年これ、いつまで払い続けるんですかな。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本的には3カ年ということで、3年間のうちに一定の基礎づくりをお願いしたいと考えてます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 指定管理者制度でございますけども、いろんな諸事情によって今日に提案したんだということでございますけど、私は感想としまして、余りにも今回の条例提案は粗暴な提案の仕方じゃないかなと思えてならんのです。と申しますのは、この500近くある施設の中で、115件が今回条例提案されて、残りのもんについては、来年のまた4月1日以降から検討するというふうにちょっと聞きましたし、各施設のあり方の検証というものがきちっとされて提案されてないですね、条例に。例えば、デイサービスが今回、指定管理者制度に持っていこうと、また城崎の大会議館もそういうように上がっておりますけど、果たしてこのデイサービスを指定管理者にしたら、これだけの効果とこれだけのメリットがあるんですと、だからこうしますんだという、そのそれぞれの施設のあり方というものをきちっと精査し、検証したものをこの条例と一緒に出してきて、さらには指定管理者をだれにしようかということまでも持って出すのが本当に丁寧な議案の提案ではないかと思うんですけども、なぜそういったこのあり方についての検証結果というものをきちっと出していただけないのでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 今回の上程いたしました案件につきましては、今までご答弁申し上げてきましたけども、基本的には現にその管理委託をしてる者ということでとどまっております。ご指摘のように、十分なそこでの精査ができておったかどうかということにつきましては、ご指摘の部分も確かにあろうかと思います。ただ、時期的には先ほども申し上げましたけども、まずは条例上の必要な条文整備を行っていうこと、次回にはほぼ具体的な指定管理者の議決を求めるということでありますから、その分につきましては制度的には問題はないと思ってます。


 まず、ご指摘のありましたように、今回115で、あと400、それで、昨日も申しわけありません、伊賀議員の答弁の中で私、400件のところを300件というふうに直営施設があると申し上げましたけども、これは400件の誤りです。おわびします。残りの400件につきましては、公園とかも含めまして400の直営施設があるわけですが、そこにつきましてはまさに議員がご指摘のように、個々具体にこれは直営でいくべきなのか、あるいは指定管理者で行うべきなのかという、個々の検証は十分行った上で、さらにその判断を行うに当たっては、メリット、具体的にどれだけの経費が削減されるのかといったあたりも含めて検討して、その中で指定管理移行が適当と認めたときには、追加的にまた順次条例の改正なり、あるいは指定管理者の議決をお願いしていきたいというふうに考えてます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 管理委託という言葉と指定管理、指定者管理、意味はどう法的には違うんですかね。今回の条例改正は、制度を変えるわけでございますけども、字句の変更のための条例改正提案ではないわけでしょう。指定管理者に移行するというもとに基づいた今回の条例改正を提案されてるわけですから、その指定管理者制度というのと管理委託というのの法的な違いはどういうことを言うのでしょうか、ちょっと教えてください。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 従来行っておりました管理委託というのは、これはあくまでも市と相手方との契約行為であります。民法上の契約になるわけでありまして、ところが指定管理というのは、契約ということでなしに、行政処分の一つというふうな違いがあります。法的にはそういった区分があります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) ということは、具体的にはどういうことなんですか。指定管理者と管理委託の違いをもっと平たくわかりやすく教えてください。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 管理委託の場合でも、指定管理者の場合でも、相手方にこういった仕事をしてもらうという部分では一緒なんですけども、ただ法的にいえば、管理委託の場合には、先ほどちょっと言いましたけども、その施設の利用許可について、管理委託を受けた受諾者ではできないわけです。ところが、指定管理者の場合は、そういった権限も含めて指定管理者に移譲することができますから、これはある施設、ある業務によっては、指定管理者の判断で使用許可ができるという、大きく言えばそういった違いがあります。それと、もともと管理委託と指定管理との大きな違いというのは、従来ですと、その相手方というのが公共的な団体とか、あるいは三セクに限定されておったわけですが、今回の指定管理者の場合には、そういった団体はもちろんですし、民間の企業、NPO等の団体、それらについてもその受託の、受託というとまた話がおかしくなりますけども、指定管理者となり得るという、そういった違いがございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) そうすると、指定管理者の裁量というのは、どういう範囲にまで考えられるんですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 裁量といいますか、協定書に定めておる業務内容ということになります。具体的に言えば、先ほど言いました、使用に当たっての許可もそういうことができるといったあたり、あるいは施設によりますし、それは個々の条例に書いておるわけですが、その公共の施設から上がってくる収入を指定管理者自身が収入とすることができると。これはあくまでもできる場合については、今回上げてます個々の条例で規定してますけども、そういった違いがございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 例えば、その指定管理者に任せた場合に、管理者の裁量によって収益も上げることができるというなれば、別の事業もその中でやってもいいのかと。例えば、城崎の大会議館がどういう中身の仕事されてるか私はわかりませんよ。例えばデイサービスなんかを例に挙げますと、デイサービス独自の管理者が、今までは介護保険法にのっとった業務しかできないけども、例えば逆にいろんなサービスを新たに起こしてつくり出して、考えつくり出して収益を上げるというようなこともできるわけですか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 少なくともその市の公の施設内では、協定書で指定管理者が行う業務内容は限定されてますので、その中での行為というのは制限はあると思いますが、それ以外の分野では全くそれは指定管理者サイドの問題でありますから、特に制限はございません。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 指定管理者が行う住民サービスということについてはどうなんでしょうかね。サービスを提供させるため、経費節減するために、この指定管理者制度というのは導入されるわけでしょう。ということは、今まで行政がやってた中では、住民サービスというものが限度があると。それを指定管理者にさせれば、サービスが幅広くできるということはねらいではないのでしょうか。どうでしょうか。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 指定管理者制度導入のメリットといいますか、目的にはまさにその点があります。導入することによって、今まで行政ではできなかった民間への多様なサービスが供給ができるといったことが1点ありますし、もう1点はやはり、行政サイドで経費を節減できるという、そういう2つの目的がございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) ということは、この、先日来、助役が答弁されておりましたけど、市が行政一切責任を持つと、こういうふうにも言っておられますけど、そういった大事な問題を今回の条例提案の中で、あり方をきちっと説明せずして、条例を通してくださいというような提案は、余りにも粗暴じゃないかと。議会にも責任があるわけですね、こういった条例を可決するということになれば。だから、そういった各個別のあり方、状況というものを、事業というものはこういう事業をやっております。こういう事業をやっておりますけど、行政ではここしかできませんと。しかし、管理者制度にすれば、こういったサービスができますといった説明があってしかるべきじゃないかと思うんですけど、それは必要ないんでしょうかね。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 必要がないとは認識をしておりませんけれども、今議会でもこの管理者制度の目的につきましては、多くの議員から質問があったところでもありますし、その中でご説明を申し上げてきたつもりであります。4月以降、新市になりました議会でも、これは4月の議会からこの指定管理者制度については随分ご質問いただいておりますんで、その制度の目的なり意図につきましては十分ご理解はいただいてるのかなと思います。あと、個別の施設につきましては、これは各議案で上がっておりますので、各それぞれの委員会の方で必要に応じまして詳しく説明申し上げたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) わかりました。じゃあ、各常任委員会でそれぞれ質問すればわかるということですね。


 コバスの実証運行でございますけども、私、いつもまちを歩いておりますとコバスが走っておりますけど、乗ってる人はおりまへんな。1人か2人、ぽろっと乗ってます。この前、企画の方に行って、いろいろとコバスのことを聞いとりましたら、例えばこれを見ますと、1,100万円の経費がかかって、売り上げが、何ぼや、これ。1,100万円の経費のうち売り上げが340万円。ざっと760万円のマイナスだと。こういったふうな収支が出ておりますが、こんな状態でいつまでこれ実証運行やるんですか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は、出発当時は2年間という国の補助がございまして、補助を受けて2年間にわたって実証運行しようということで出発をいたしました。当初は一方方向でございましたけども、利用者の方々のお声もお聞きする中で、またその検討委員会のお声もお聞きする中で、双方向ということに第2期ではコースの変更をいたしました。そして、コースの見直しも若干、第2期で行ってきたと。第2期が終わった段階で、基本的には一つの判断が要るというような思いでおりました。本格運行に向かうのかどうかという判断も要るという考えもありましたけども、実は第2期終わった中で、改めて検討委員会も開きまして、いろんなお声をいただいて、今後どうするのかという議論をしていただきました。その中で、当初の第1期から比べますと、第2期においては若干ですけれども、1便当たり5.4人まで伸びてきたということがあったということ。もう一つは、特に移動制約がある方に対してのことなんですけれども、障害者の利用というのが、第1期で日に8.4人の方であったのが、第2期では13.2人にまで伸びてきたということで、特に障害者の方が、あるいは高齢者の方が多く町中に出れたことが生まれてまいりました。この点では一定の評価をしてもいいんだろうなという議論をいたしました。


 ただ、いろいろとそれ以外にも中心市街地の活性化とか、あるいは交通渋滞緩和とかいうふうな目標も設定しとったわけですけども、それらについては特に目立った効果はなかったという、そっちの評価もしていただきました。その中で、じゃあどうするのかと議論になったわけですが、若干伸びてきて、認知をされて、障害者の方、お年寄りが町中に多く出てもらえるようになったということを、これをどう見るのかということでございまして、そういう面では、交通弱者に対する一定の成果があるわけですので、もう1年間、ルートについても見直しを行って、特に南の方側ですか、八条地区についてはバス路線がないということでございました。八条の方にバスがというようなお声もありましたので、そちらにルートを延ばしたということにしましたので、ルートを変えて、もう1年間実証運行しようというふうなことに方針決定を願ったということでございます。


 したがって、あと1年間のうちにどういう結果を生むのかということがあるわけですけれども、これについては、まだまだその利用促進に取り組んできましたけれども、まだ商店街との連携についても弱い部分が確かにあるわけですので、商店街の方にも相談を持ちかけて、少しでもこの利用促進の図れる方向というものをこれから追求していきたいと。それがこの1年間にそういう努力をして、実績もつくりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私はかつてアイティの駐車場の事業を立ち上げるときに、この年度はこんだけの車が駐車いたします、来年度はこれだけ駐車いたします、これだけの収益が入ります。ですから、財政計画は安心ですといって、しょっちゅう当局はそういう説明をされまして、それならいいだろうといって賛成してきた経過がございますけども、今回のこのコバスの運行に1,100万円で340万円の収益で、持ち出しが760万円。ざっと毎年毎年こういった2年、3年として、税金を持ち出してるわけ。これ当初予算で組み立ててるからやむを得ないかもわかりませんけども、実質の中身は1台のバスが1,742万円もしたと。これの減価償却はできるのかなと思ったり、これだけの差額を市民の税金をとっとことっと持ち出しているような事業を本当にこの財政が厳しい中、こんなことをやっとっていいのかなあと思えてならんのです。これは行政のやり方、仕組みというものがあるから、それはそれで行政は正論かもわかりませんけども、一市民の納税者の立場から見たら、大変な思いで税金を払っております。国保税も高い。さまざまな税金も高い。使用料も高い。そんな中で市民は一生懸命納税を頑張ってやってるわけです。その中に税金だからといって、このような事業を毎年700万、前回の15、6年でしたら、国から800万円の補助金があるからいっても、平気で900万円の差額は税金を使っとるわけです。それで今の話によりますと、この基本目標の5項目が達成されたとは言えてませんと言ってるじゃない。このようなお金の使い方が本当にいいのかどうかと、私は本当に不満があるわけですけど、こういったことを平気でぬうぬうとやってる気持ちが私は許せんのです。


 これは予算を賛成するとかしないの問題じゃない。実態として、こういった状況をどう考えるかということです。このようなお金の使い方いうか、こういった事業が平気にまかり通すということは、ちょっと実態を見てわかったわけです、私は。今まではこういう実態があるとは知らなかった。しかし、1,100万円の予算を上げて、実質収入は340万円。そういった趣旨の事業じゃないといいながらも、そんだけの収益が上がらないようなことをやってるという。だから、私はルートはもっともっと人が集まるとこ、人が利用するとこにルートを運ばせるのが本来じゃないかと言いたいんですよ。いや、病院はともかくね。いいですか、今森、川向こうは市街地と言わないんだ。今森、梶原、栄町、この地域もなぜ走らせられないんだ。横からじゃらじゃら言わない。議長、静かにするように言ってください。どうですか、そういったあたりの考え方、私の考え方は間違ってますか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 拡大の話でございますけども、基本的にコバスというのは、中心市街地を走るという格好にしてまして、そこでの役割をちゃんと位置づけを行ってます。もともとワンコインで走るということがございましたので、もともとその採算性を問うというようなことで出発をしたものではございません。中心市街地に活力をということでもございましたし、移動に制約のある方に少しでもということもございました。政策的な判断もしてやりましたので、行政コストがかかるのはわかっとったわけですけども、あと残されたのは、少しでも多くの市民の方に使ってもらう方法を考えていくと、それが議員さんがおっしゃるのは、もっともっと川を越えて向こうへというお話なんですけども、川を越えますと、そこにはちゃんと路線バスがあるわけですから、そんな重複をさす必要は全くないと考えてます。今のルートの中で実証運行を続けて、精いっぱいどんな方法があるのか、少しでも乗ってもらう方がふえるような方向について努力をしたいというふうに考えております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 基本目標の地球環境保全というのがあるが、この地球環境保全というのは、川向こうであろうと川東であろうと、どこも一緒じゃないですか。違うんですか。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) もともと中心市街地を回遊するということもあったりして、ルートの設定もいたしております。地球環境の問題は、確かにどこでも取り組みはできると思うんですけども、コバスについては中心市街地を走るという中で、少しでも市街地に車が入ってくることが減ればなあと、そういう方向で環境対策についても一つの政策的なものを乗せて発車したいということでございました。そういうことでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 中心市街地の活性化はできてないと言ってるじゃないですか、結果としては。それは失敗だったと言っとるじゃない。だけど、地球環境保全というのは、全市的にいけるじゃないの、これ。違うかと。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 先ほどの評価の中で、中心市街地の活性化については際立ったものはなかったと言いましたけども、基本的には中心市街地の中でいろんなイベントについて、商店街の皆さん方のご理解もいただいて、例えば無料の券を発行するとかいうことも新しい取り組みとして行っていただきました。だから、取り組みをする中で、いろんな関係をお互い連携をしながら、これからもまた新しい道をつくっていくことはできますので、そういう方向で努力したいと思ってます。


 それからもう一つ、先ほど川を越えてという拡大の話がありましたけども、拡大すればするほど赤字はふえるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 拡大したら赤字がふえるなんて、何を考える。定員はこれ9人乗りじゃないですか。毎日、満杯したらどんだけなるんですか。満杯してこのコースを回ったら、どんだけ売り上げ上がる。


○議長(綿貫 祥一) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 基本的には100円で広い広い範囲を走ることの、そんなバスは私はないと思ってます。一定の政策的な目的があって、一定のエリアに限定をして走るというものでございます。それ以外については路線バスがございますので、そちらの活用をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私が一番心配してたのは、ルートの変更もそうですけど、これだけのことして、また18年の10月まで実証運行やると、また同じような経費がかかると。こんなことを続けておったんでは、政策といえども余りにもいいかげんな政策だなと思えてならんので、しっかり注視していきたい。ルート変更ができないなら、少し考えていただきたいと。これは次のテーマに私はさせてもらいます。


 事業仕分けについてお尋ねいたしますけども、いろいろと行政改革大綱を策定する中で、この事業仕分け手法というものは取り入れる可能性はあるのかどうか。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 先ほど答弁したとおりでございますけれども、今、事務事業のくくりの作業やっておりまして、その作業が終わりました後に、どういったその事務事業の整理、合理化の手法があるのかなあといった考えの中に、事務事業の仕分けについても検討してまいりたいと考えています。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 研究すると検討すると、今変わったんです。さっきは検討する言った、今は研究すると言った。どっち、どうなんですか。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 検討すると申し上げましたので、同じです。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 検討するとはどういうことなん。導入するために検討するのか。(発言する者あり)あなたに答弁求めてない。だから、どうするのかと。本当にするのかしないのか、これを。そこを。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 導入するかどうかも含めて検討するということです。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 聞いときますわという答弁でございますけど、この手法は行政改革推進、私はもう第4次、ずっと見てきました。ほとんどがトカゲのしっぽ切りなんですよ。行政改革、内部でやってできないんですよ、いろんな問題があって。こんなことはもう何回も同じことの繰り返し。あなたたちが情熱込めて一生懸命やってるけど、でき上がったものなんて、ほんまにそういう結果なんですよ。これが行政の今までのパターンなんです。そやから今、国においても、事業仕分けというものをして歳出を削減して、外部の目を通すことによって厳しい内容ができ上がるということを言ってるわけです。こういった新しい制度も取り入れずに、おのれの自分たちの都合でつくる行政改革機構なんてのは、外部の人が見るいったって、行政推進委員で過去つくられた、それも委員の声もいろいろあったけど、結局はそれが反映されないという結果、過去にありました。だから、大変わりはしないんです、行政内部でつくる行政改革ってのは。だから、この事業仕分け制度というものを導入したら、本当に必要な事業かどうかというものはしっかりと見ていけば、今のコバスの制度でも、本当に市民の目から、外部の目から見たら、こんなばかなことするなと必ず言うわけですよ。そういったところを、例えばの話ですから、踏まえるならば、この事業仕分け手法というのは必ず必要なんですよ。どうなんですか、もう一度考えていただけますか。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 思いは、事業をしっかり見直していくという思いは同じだと思っておりますので、今やってる作業が終了して、具体的に整理、合理化を考える中で検討してまいりたいと考えています。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) もう少し、尾切れが悪い。最後どう言ったんですか。


○議長(綿貫 祥一) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 同じ答弁繰り返させていただきますが、検討したいと考えています。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 子育て支援で、育児休業取得助成が国で言われてるけども、手元には一切何も聞いておりませんと、行政としてはね。当然のことだったと、これは先の話やからわからんと思いますけども、ただ私が聞きたいのは、こういった誘い水を申し上げましたけども、果たして豊岡市の子育て支援というものに対して、どういった考え、姿勢というものを持っておられるのかという姿勢の問題をまず、全体的な姿勢、どういう、具体的な施策の取り組みがどうのこうのはともかくとして、子育て支援というものに対するきちっとした考え方というのはどんな考え方を持っておられるのかと。私は国や地方制度が大事な役割を果たしていかなければならない。これだけの少子化時代の中で、子育てというものがいかに大切か。この支援策は地方政治の上でも大事だと思うわけですので、市としてはどういうスタンスでこの子育て支援策というものを考えておられるのかという答弁を欲しかったんですけど、もらってないんで、お答えいただきたい。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 基本的ないわゆる考え方ということであろうと思います。もちろん子育て支援につきましては、行政の流れとして、いわゆる保育園を中心とした支援というもので今日まで来ていたということはございました。そういう中で、今のこれが現実、実態に即しているかということを考えたときに、これはいわゆる保育園だけではない。保育園はもちろんであるけれども、やはり在宅にあるお子さんたちに対する支援、場合によってはお母さん方の支援にもつながってくるわけなんですけれども、ここについてどういうふうに目を向けていくかと。こういう部分が非常にクローズアップされてきたというふうに考えております。


 総じて、やはり子供にとって行政、同じように平等に行政の光っていいますか、行政のいろんな施策というものが享受できると、こういうことが大事だろうというふうに思っておるわけです。そのような中で、本市におきましては、保育園につきましても整備、さらには改築等によって充実ということを今日までずっとやってまいっております。また、在宅にあるお母さん方の子育て支援ということで、いわゆる新市におきまして6カ所、子育てセンターというものを設置もいたしております。それらの中で、やはり地域地域の中で、お母さん方への行政サイドから水かけをするような、そういう支援体制というものを組んでいくというふうなことでございます。


 また、実際に私どもとして特に力を入れてる部分としまして、いわゆる就学後の子供さんの預かりということがございます。ここの部分におきましても、現在17の放課後児童クラブを設置をしておるということでございますし、今議会でも3カ所、一応増設をしたいということの改正案も提案させていただいておるということでございまして、ここの部分においてもやはりきっちりと力を入れていきたいということだろうと思います。


 こういう大きな柱としての子育て支援策の中で、私自身が思うのには、やはりその中身をどれだけ質として高めていくかということであろうと思うわけです。単にやってるというだけではなくて、それがどういうふうな形で本当の形でいわゆる子育て支援につながっていくのかと、こういうところをきっちりと検証しながら、今後これらの充実を図っていくと、こういうスタンスで臨んでいきたいということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) かつての国会議員の先生がおっしゃいました。これからは地方の政治がおもしろいと。地方がおもしろいというふうに聞いたことあります。今、子育て支援に対しても、各自治体でそれぞれアイデア、工夫をして、本当に子育て支援に対して住民ニーズにこたえようと一生懸命努力されている自治体の今競争だと言われております。そういう中で、豊岡市の今の保育行政、子育て支援というのが、自信を持って各自治体にも言えるような、市長が言う小さな世界都市と自負するならば、この保育にかけることについても、子育て支援にしても、きらりと光るような施策はあってしかるべきだなと思うわけでございますし、そういう中で、保育料が高いという、保護者の声がちょこちょこ聞くわけですけども、先ほど部長の答弁によりますと、県下5番目に私は高いと言いましたが、県下平均だいっておっしゃいましたけど、何で84.3%のこの根拠は、なぜここに落ちついたのかいう根拠をもう一度教えてください。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) まず、84.3%につきましては、旧1市5町の一応保育料の総額と、それから国の基準額、これを対比したものとして、その割合が84.3というふうになったということでございます。平成17年度におきましては、基本的には83%水準を目安に調整を図って、そして保育料を設定させていただいたということでございまして、それらの中で平成17年度の現状を言いますと、12月までの実績として81.3%という数字でもございます。若干やはり、いわゆる入園されるお父さん、お母さん方の収入に応じて多少その金額っていうのはずれてくるという部分もある中で、83%水準ということを掲げたということで、一応新市としてのスタートを切ったということで、そのような中で、単に16年度の対比がどうのという視点ではなくって、全体的に県下の23市を見てみましても、やはり80%以上っていうのが大体14市ぐらいございます。そういうふうなところと比べますと、ほぼ平均のところにあるというふうに私どもとしては見ているということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 基準を1市5町で平均にしたという、なぜこういう平均にしたということが基本になる。これはどういうわけでこうなったのかなというのは、平均だとおっしゃるわけですけど、この84.3%、県下では平均やから、平均だと言われますけども、高いという声があるのは、所得によってそれはさまざまですよと言われるけど、高いという声に対しての検討しようかとか、考えようかというのは、このいただきました資料によりますと、低いとこでは69.5%いうとこまで下げてるとこもありますね。こういったところの自治体から見たら、豊岡市は高いですね。こういうところと、なぜこの自治体は安うできるのかなあと思うわけですよ、我々は。なぜ豊岡市は84.3%で、なぜここの自治体は69%までできるんだ。ここまでもできるじゃないかと、やれば。それは中身はいろいろあるでしょう。でも、国の基準に対してここまでも下げてる。中には71.1%、高いとこもありますよ。私は低いところを言ってるわけですね。養父市で71.1%まで下げてるやないかと。ここまでもできるやないかと。なぜここだけが平均値ということでしとるのかなと。普通、単純な疑問がわくわけですよ。できる自治体があって、できない自治体はなぜできないのかなと思うわけですわ。そこを教えていただきたい。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) できる自治体があって、できない自治体ということではないとは思います。一つは、保育料金というのは、長い歴史を持っている中で、国の基準というものが数年もしくは単年度ごとに変わって、それに対してどれだけご負担いただくかということの、いわゆる手続なり、もしくは条例規則等の改定をしてきたという経過があって、そして今日の実は水準というのがあるっていうのが一つはあると思うわけですけれども、やっぱり確かに議員がおっしゃるように、安ければ安いにこしたことはないというのが、住民負担であろうと思います。しかしながら、逆に、やはり市として、そしたらそれで安くするだけで、市としての全体の予算の枠の中で、これは回っていくのかという、こういうこともあるということだろうと思います。私自身も実際にこういうふうな数字を突きつけられる中で、一つは、こういうふうに保育料という視点だけで考えれば、確かに安い方がいいと。しかしながら、逆に、市としては高い方がいいと。こういうふうな議論というのは生まれるわけですけれども、いわゆる全豊岡市内に居住するお子さん全体を網羅して眺めたときに、本当にこの保育園に行っているお子さんだけに、こういうふうに安くする措置を講じていいんだろうかということになりますと、当然、在宅とのバランス、こういうことも当然あってしかるべきだろうというふうにも思うわけです。そういうようなことの中で、私どもとしてはこの水準というのは、基本的には維持してまいりたいというふうには考えております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 部長が答弁する内容でないかわかりませんけど、豊岡市の今、パートの1時間当たりの単価はどのぐらいで、私がさきに質問をしました、今、市の就労実態、こういう保護者、こういう保育園に必要な家族を持ってる、そういったとこの就労実態というものはどうでしょうかと質問したけど、まだ答弁はいただいてないんですけども、そのあたりのことはわかりますか。今、単価が何ぼで、どのぐらいの収入で、保育料がどれだけかかってるかということが把握できておりますか、全体に対して。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) もともとこの保育料の単価っていうのは、それぞれの収入に応じた負担をしていただくということから、先ほどもご説明申し上げましたとおり、新市におきましては7階層を定めております。その中で、当然生活保護世帯におきましては保育料はいただきません。それから、一番低い負担層で、B階層ですけれども、国が9,000円の基準に対して、3歳児未満、一番高い一応幼児になるわけですけど8,000円、それから一番高い層でD4という層がございまして、これは一応国の基準が8万円、これが実際本市におきましては5万円というふうなことで、ある程度そこら辺も考慮する中で、収入額に応じたご負担をお願いするということを基本に保育料というのは設定してるということから、個々の収入に応じたいわゆる負担をお願いしてるというふうに理解をしておるということでございます。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) パートの単価わかりますか。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 申しわけありません、お時間をいただければ、また報告をさせていただきますけど、ちょっと現状ではお答えできません。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 所得に応じて料金を決めているということですけども、その所得の中でもしんどいんですよ。高い。例えば、7段階あっても、7段階の上におる人の中でも、5万円を払う、保育料がその所得に応じて5万円だけど、その5万円が高いんだという声があるから、もう一度この国の基準に対しての調整は、安くできる自治体があるなら、豊岡市もこの基準を保持して守ることはないと思うわけですけども、何とか変更する考え方を見出す方法はないのかなあと思えてならんのですけど、できませんかね、これは。


○議長(綿貫 祥一) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 現状においては、一応これだけの負担をお願いするということで、スタートさせていただいております。その中で、将来的な分ということになりますと、さまざまなまた議論の余地はあろうかと思いますけれども、現状においてはこの負担をお願いをしたいということで、ご理解をいただきたいというふうに思っております。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 各種請求書の1枚でやるというやり方、今のがいいというふうにおっしゃいますが、印鑑証明とるとき、同じように1人来られた方の名前、また住民票とりに来たときもとりに来られた方の名前、みんな同じように住所と名前を書かんなんようになっております。それが1枚に住所と名前を書いたら、あと自分が住民票が欲しい、印鑑証明が欲しい、この項目を丸つけて、した方が、かえってとりに来た人は便利じゃないですか。同じことを3回も書かんでいいじゃないですか。それを1枚にできないかと言っとるんです。


○議長(綿貫 祥一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 現行のままがいいと申しました理由は、先ほど述べたとおりであります。今のご意見なんですが、担当ともいろいろと話したわけですが、なかなか複数をとりに来る方は数としては少ないと。ただ、実際例えば印鑑証明と住民票をくれとか、そういったことを複数で申請される方もあるのはあります。しかし、書くとしても2回程度である。それから、先ほどメリットについては、繰り返しませんけども、その用紙を字が小さくなったり、それから説明するのに担当者からもそれから本人さんも記入する場所を間違える場合があると。色分けをして単品でした方が本人さんにも指示しやすいし、それからまたこちらの後の精算のときにも非常に間違いも少なくて済むというような総合的に判断をして、現在の様式が、確かに2つ行かれた場合は2回名前を書いてもらうようなことありますけども、ケースとしては2つ、3つ、一遍に請求されるケースは余り少ないというような実態、総合的に考えて、現在の様式がよりいいと、そういったふうなことでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) 私は現在のがおかしいと。おかしいです。現在のやり方より、1枚にした方がより経費も安く上がると。利用する方も楽でいいと。一遍に2つの証明書や3種類の証明書をとりに来る人は少ないですから、そんな必要ありません、一つずつやった方がいい。来る人は、3種類、2種類、印鑑証明、住民票が要る場合は、2種類を2回書かなあかん。これを1枚で1つ書いたら、2つ丸したら出せると。別に1枚は1枚でもいいじゃないですか。1つの1種類を出す中で3種類をとれるようにして、一度検討していただきたい、これは。時間がありませんから言いませんけど。


 それからもう一つ、「様」というのは私、事務局の方で「様」って、中貝市長様っていうんで、「あて」ですね、あれを「あて」にしてはどうかというふうに。「様」というのを広辞苑で見ましたら、方向、形、あり方、仕方、趣に関して包括的に言う言葉だというのが「様」という、国語辞典で引いたら。ただ名前の下につけることもあるというふうになってます。だから、芦屋市が発想したのは、この「様」というのはおかしいんじゃないかというところからスタートしたんです。「あて」とした方がいいんではないですかということでしたらしいですわ、これ新聞報道ですから。この「様」というのはおかしいんじゃないかというとこからやったようです。これを変えるのはおかしいですかな。難しいかな。どうでしょう。


○議長(綿貫 祥一) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 前案の交付申請書のことにつきましては、先ほど申し上げたとおりで、こちらの考えはそちらの方が、申し上げたところが総合的により効果的、それから市民の方にも確かに1枚にたくさん書いて、字は小さくなりますし、1つの用紙に印鑑証明だとか戸籍だとか住民票とか、そういったものを一遍に書くわけですから、確かに複数請求される場合に、名前1つ、それ以上に字が小さくなったり、間違える可能性、それから先ほど申し上げた総合的なメリット、いえばそれでいいと思います。


 それから、市長「様」を「あて」ということなんですが、これにつきましても、冒頭申し上げましたように、確かにそういった変えておる市はあると聞いておりますけども、常識の範囲で、やはりそういった申請書等については、一般的に何々様とするのが常識ではないかと。また逆にこれ変な話ですけども、例えば何々あてと書いた場合に、中には我々もよくするんですが、これでは失礼じゃないかということで、「あて」をわざわざ消して「様」にするというようなこともあるんではないかと思っております。ですから、一般的に通常に照らして「様」が適当ではないかと思っておりますけども、全庁的な、先ほど申しましたように、課題であると考えております。以上であります。


○議長(綿貫 祥一) 30番、森田議員。


○議員(30番 森田 進) それは見解の相違やから、幾ら言ってもこれはすり合わないと思いますけども、よその自治体がやってることですから、豊岡もやってはどうかというぐらいの程度でございます。ただ、書類を1枚にせえという、証明書を1枚、字が間違い、そんなことはない。印鑑証明とりに来た人には、ここに丸をつけてください。住民票はここに丸つけたらいい。マル・ペケつけたら出せるようにしたら、そんな間違うことはないと思うんですけどね。それも一度検討していただけませんかな。検討はやってみてください。あかん、せえへんと言ってたけどね。


 いずれにしてもこれは提案でございますので、市の姿勢を正す問題ではないので、提案質問ということになりましていろいろと申し上げましたけど、以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(綿貫 祥一) 以上で森田進議員に対する答弁は終わりました。


 以上で通告に基づく発言は終わりました。


 これをもって行政議案に対する質疑並びに市の一般事務に関する質問は終局いたします。


 暫時休憩いたします。再開は2時55分です。


                午後2時43分休憩


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                午後2時55分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 ただいま議題となっております報告第19号及び報告第20号並びに第99号議案ないし第159号議案については、お手元に配付いたしております議案付託分類表のとおり、それぞれ所管の委員会に審査を付託いたしますので、ご了承願います。


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◎追加日程第1 報告第21号





○議長(綿貫 祥一) 続いて、本日当局より、報告第21号、株式会社北前館第14期の決算及び第15期の事業計画に関する書類についてが提出されております。


 お諮りいたします。この際、報告第21号、株式会社北前館第14期の決算及び第15期の事業計画に関する書類についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認め、そのように決定しました。


 これより報告第21号、株式会社北前館第14期の決算及び第15期の事業計画に関する書類についてを議題といたします。


 当局の説明を求めます。


 市長。


○市長(中貝 宗治) ただいま議題となりました報告第21号、株式会社北前館第14期の決算及び第15期の事業計画に関する書類についてをご説明申し上げます。


 株式会社北前館の株主総会が去る12月9日に開催され、第14期の決算及び第15期の営業計画及び収支計画が承認されました。本件につきましては、豊岡市が株式会社北前館の株式の51%を出資しておりますため、地方自治法第243条の3第2項の規定により、報告するものです。


 議案の詳細については、担当部長からご説明いたしますので、よろしくご審議いただき、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(綿貫 祥一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 報告第21号、株式会社北前館の第14期営業報告並びに財政状況につきましてご説明申し上げます。


 お手元に追加分ということで、資料として経営状況説明書と第14期の各決算関係書類を添付いたしております。ご清覧いただきたいと存じます。


 去る12月9日の総会で認定されたものでございます。株式会社北前館には、北前館全館の管理運営を委託しているもので、レストラン、温泉、特産品販売の経営と北前船資料展示室などの管理に当たっていただいております。


 初めに、第14期の営業の概要であります。我が国の経済全体としましては、回復基調に向かいつつあると言われていますが、近年のレジャーのニーズの変化等による観光客の減少、個人消費の冷え込み等の社会的要因に加えまして、昨年10月末の台風第23号の襲来によりまして各種イベントの中止、及び本年4月のJR尼崎事故等の要因によりまして、来館者は10万100人と伸びず、昨年の10万9,800人と比較しまして9,700人、8%の減少で、総売り上げも8,394万6,000円、前期と比較しまして905万1,000円、9%の減となりました。


 部門別にご説明申し上げます。レストラン部門は、営業時間の見直し、生きイカ料理の売り込み等に取り組まれていますが、来館者減少の影響によりまして、売り上げは3,328万6,000円、前期の3,679万5,000円と比較しまして9.5%の減となっています。


 次に、温泉部門ですが、年間利用客は5万6,363人で、前期と比較しまして7,841人、12.2%の減少、総売り上げも1,613万8,000円、前期と比較しまして147万9,000円、8.3%の減となりました。


 また、特産品部門につきましても入館者の減少が響きまして、年間の売り上げは1,576万7,000円、前期と比較しまして132万6,000円、7.7%の減となっております。


 その他といたしまして、夏期駐車場の整理料157万5,000円、市からの管理委託料1,200万円、自動販売機等の収入がありました。


 各部門とも総じまして売り上げ減少という非常に厳しい営業状況となっています。そのため、8ページ、損益計算書のとおり、経常利益として448万円の損失が発生しました。前期繰越利益を合わせました当期末処分利益が3,195万6,000円となりました。


 この結果につきましては、社長以下役員一同、厳粛に受けとめられ、一丸となって営業の向上、経営改善に取り組まれる決意であります。市といたしましても、さらなる経営向上に向け、対策等を期待いたしているところでございます。


 次に、11ページ、第15期の営業計画でございます。さまざまな社会的情勢が重なりまして、観光産業は非常に厳しい経営環境でありますが、風光明媚な竹野浜、日本海に面しました立地条件を十分に生かす積極的なPR活動と経営の中心となりますレストランメニューの創出、温泉等の特色を生かしました経営により、利用者の増加対策を徹底し、売り上げ増加を図ることとされています。詳細につきましては、お手元に配付いたしております資料をご清覧いただきたいと存じます。


 以上、報告とさせていただきます。


○議長(綿貫 祥一) 説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。


 19番、奥村忠俊議員。


○議員(19番 奥村 忠俊) 19番。第三セクターはそのまちにあるんですけども、ここにあります、役員報酬って書いてあります。これはどういう内訳になってお書きになっておられるか、教えていただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 9ページの販売費及び一般管理費明細に上がっております役員報酬の内訳でございますが、これにつきましては、支配人が取締役というふうに位置づけられておりますので、その支配人1名分の報酬ということでございます。


○議長(綿貫 祥一) ほかにありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 質疑を打ち切ります。


 ただいま議題となっております報告第21号については、建設経済委員会に審査を付託いたしますのでご了承願います。


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◎日程第3 請願・陳情の付託について





○議長(綿貫 祥一) 次は、日程第3、請願・陳情の付託についてでありますが、陳情3件を新たに議長において受理し、お手元に配付いたしております別紙文書表のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたしますので、ご了承願います。


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○議長(綿貫 祥一) 以上で本日の日程は終わりました。


 この際、お諮りいたします。明16日から21日までを委員会審査等のため休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認め、そのように決定しました。


 次の本会議は、12月22日午前9時30分から再開いたします。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。


                午後3時04分散会


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