議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 豊岡市

平成17年第7回臨時会(第1日11月30日)




平成17年第7回臨時会(第1日11月30日)





────────────────────────────────────────


            平成17年第7回豊岡市議会臨時会(第1日)


                           平成17年11月30日(水曜日)


────────────────────────────────────────


 
                       平成17年11月30日 午前9時30分開会


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 諸般の報告


日程第4 報告第18号 専決処分したものの承認を求めることについて


      専決第255号 平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)


     第98号議案 豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につ


           いて


           (説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、表決)


      ───────────────────────────────


                本日の会議に付した事件


日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 諸般の報告


日程第4 報告第18号 専決処分したものの承認を求めることについて


      専決第255号 平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)


       第98号議案 豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定


             について


             (説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、表決)


      ───────────────────────────────


                  出席議員(29名)


       1番 岡 谷 邦 人         2番 森 田 健 治


       3番 門 間 雄 司         4番 綿 貫 祥 一


       5番 升 田 勝 義         6番 福 田 嗣 久


       7番 伊 藤   仁         8番 梅 谷 光太郎


       9番 古 池 信 幸         10番 村 岡 峰 男


       11番 谷 口 勝 己         12番 古 谷 修 一


       13番 椿 野 仁 司         14番 稲 垣 のり子


       15番 木 谷 敏 勝         17番 伊 賀   央


       18番 青 山 憲 司         19番 奥 村 忠 俊


       20番 安治川 敏 明         21番 芝 地 邦 彦


       22番 上 坂 正 明         23番 吉 岡 正 章


       24番 岡   満 夫         25番 川 口   匡


       26番 森 本 陸 夫         27番 野 口 逸 敏


       28番 広 川 善 徳         29番 森 井 幸 子


       30番 森 田   進


      ───────────────────────────────


                  欠席議員(1名)


       16番 熊 本 善兵衛


      ───────────────────────────────


                  欠  員(なし)


      ───────────────────────────────


                 事務局出席職員職氏名


  局長        田 中 茂 樹  議事係長       松 本 幹 雄


  次長        阪 根 一 郎  議事係主査      大 槻   稔


  庶務係長      前 田 靖 子  技能職員       藤 井 正 吾


      ───────────────────────────────


               説明のため出席した者の職氏名


  市長        中 貝 宗 治  助役         奥 田 清 喜


  収入役       塚 本 信 行  技監         谷 川 俊 男


  企画部長      神 尾 與志廣  行革推進室長     谷 岡 慎 一


  国体推進部長    西 村 昇 一  総務部長       中 川   茂


  防災監兼消防長   菅 村 和 弘  市民生活部長     植 田 政 由


  健康福祉部長    岡 本 幹 雄  商工観光部長     砂 田 利 正


  農林水産部長    太田垣 秀 典  建設部長       井 本 雅 士


  建設部参事     福 井 與司光  企業部長       蘆 田 和 美


  城崎総合支所長   齋 藤 哲 也  竹野総合支所長    神 田 美 稲


  日高総合支所長   小 西 康 夫  出石総合支所長    多 根   徹


  但東総合支所長   松 本 和 洋  教育委員長      久 本 良 光


  教育長       石 高 雅 信  代表監査委員     大 禮 謙 一


  農業委員会委員   猪 口 保 典  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫


  教育次長      村 田 正 次  監査・選管事務局長  池 上   晃


  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


────────────────────────────────────────





                 ◎議長あいさつ





○議長(綿貫 祥一) おはようございます。開会に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。


 いよいよ師走も目前に迫り、冷気日増しに加わる季節となりましたが、議員各位にはご健勝にてご参集賜り、本日ここに平成17年第7回豊岡市議会臨時会を開会する運びに至りましたことは、まことにご同慶にたえない次第でございます。


 さて、今期臨時会に付議されます案件は、当局における専決処分の承認及び職員の給与に関する条例等の改正についてであります。


 議員各位には、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、甚だ簡単粗辞でございますが、開会のごあいさつとさせていただきます。


          ────────────────────





                ◎午前9時30分開会





○議長(綿貫 祥一) ただいま、出席議員数は28名であります。よって、会議は成立いたします。


 ただいまから平成17年第7回豊岡市議会臨時会を開会いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


          ────────・──・────────





◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(綿貫 祥一) 日程第1は、会議録署名議員の指名であります。


 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、伊賀央議員、伊藤仁議員の両議員を指名いたします。


          ────────・──・────────





◎日程第2 会期の決定





○議長(綿貫 祥一) 次は、日程第2、会期の決定についてであります。


 この際、議会運営委員長の報告を求めます。


 24番、岡満夫議員。


○議会運営委員長(岡 満夫) おはようございます。


 本日の議事運営についてご報告をいたします。


 まず、会期につきましては、本日1日間といたしております。


 次に、日程についてでありますが、本日は諸般の報告の後、当局提出の報告第18号並びに第98号議案を一括上程し、説明、質疑の後、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託して、本会議を休憩いたします。


 休憩時間はおおむね1時間程度とし、休憩中に委員会の開催を煩わせ、審査の終了を待って本会議を再開し、委員長報告、質疑、討論、表決を行って、今期臨時会を閉会することといたしております。


 以上、本日の議事運営について、よろしくご協力をお願いいたします。


○議長(綿貫 祥一) お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認めます。よって、会期は、1日間と決定しました。


          ────────・──・────────





◎日程第3 諸般の報告





○議長(綿貫 祥一) 続いて、日程第3、諸般の報告であります。


 まず、本日の会議に欠席届のありましたのは、熊本善兵衛議員であります。また、遅刻届のありましたのは、梅谷光太郎議員であります。


 次に、各種委員の選任につきまして、別紙一覧表のとおり取りまとめ、お手元に配付いたしておりますので、ご清覧を願います。


 次に、11月29日付をもって六星会より会派役員異動届が提出され、変更後の会派結成状況をお手元に配付しておりますので、ご清覧を願います。


 以上で諸般の報告を終わります。


          ────────・──・────────





◎日程第4 報告第18号並びに第98号議案





○議長(綿貫 祥一) 次は、日程第4、報告第18号並びに第98号議案、専決処分したものの承認を求めることについて外1件を一括議題といたします。


 これより提案理由の説明を求めます。


 市長。


○市長(中貝 宗治) おはようございます。


 本日、平成17年第7回豊岡市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位にはおそろいでご出席をいただき、厚くお礼申し上げます。


 ただいま議題となりました報告第18号、専決処分したものの承認を求めることについて及び第98号議案、豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてをご説明申し上げます。


 まず、報告第18号につきましては、平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものです。


 今回の補正内容は、豊岡南中学校及び日高西中学校に使用されていたアスベストについて、身体への影響を勘案し、早急に除去工事を行う必要があったことから、その工事費について専決補正を行ったものです。


 次に、第98号議案について申し上げます。去る8月15日に発表された本年の人事院勧告は、昭和30年以来の約50年ぶりとなる給与構造の抜本的な改革の実施、官民給与格差の是正が主な内容となっています。


 この勧告のうち、官民給与格差については、2年ぶりに公務員の月例給が上回っていることから、官民給与の逆格差を是正するため、全体としてはマイナス勧告となりました。具体的には、俸給表及び扶養手当の改定により、月例給を0.36%引き下げるとともに、期末勤勉手当については民間が上回っていたため、年間0.05月分引き上げるというものです。


 国においては、この勧告内容に基づく関係法案が第163回国会に提出され、去る10月28日に可決成立しています。本市といたしましても、国に準じた形での給与改定を行うべく、急を要する今年度分に係る関係条例の改正についてご提案するものです。


 なお、本条例改正については、12月期の勤勉手当の引き上げ等を含むものであり、当該手当の支給基準日である12月1日に条例を施行する必要があるものです。


 議案の詳細については、担当部長からご説明いたしますので、よろしくご審議いただき、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それでは、議案の1ページをお願いいたします。報告第18号、専決処分したものの承認を求めることにつきまして、ご説明を申し上げます。


 本案は、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)につきまして専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により報告をし、その承認をお願いするものであります。


 それでは、続いて2ページをお願いいたします。専決第255号、平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)につきましてでございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,000万円を追加いたしまして、歳入歳出の予算の総額、これを599億7,988万4,000円とするものであります。第2条では、地方債の変更を行っております。


 なお、専決日につきましては、本年11月22日付といたしております。


 今回の補正内容でありますが、先ほど市長の方からも申し上げましたけれども、身体への影響を勘案いたしまして、緊急にアスベストの除去工事を行う必要があるといったことから、その工事費につきまして専決補正を行ったものであります。


 補正内容につきましては、13ページをお願いいたします。説明書によりご説明申し上げます。まず、教育費の普通建設事業費として3,000万円。これにつきましては、豊岡南中学校及び日高西中学校の階段裏のアスベストを除去する工事費であります。以上、補正額の合計が3,000万でございます。


 次のページには、この補正額に係ります財源内訳を記載いたしておりますが、事業費の75%を地方債で、残額につきましては地方交付税で措置をいたしております。


 15ページには需用費を記載しておりますので、ご清覧をいただきたいと思います。


 一般会計補正予算(第5号)につきましては、以上のとおりでございます。よろしくご審議をいただきますようにお願いを申し上げます。


 続きまして、16ページをお願いいたします。第98号議案、豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定につきまして、ご説明を申し上げます。


 本案は、国家公務員の給与改定に準じ、一般職の職員の給料月額、扶養手当の額、勤勉手当の支給割合等を改定するとともに、市長等の期末手当の支給割合の改定を行おうとするものでございます。


 先ほども市長から提案説明申し上げましたが、去る8月15日に発表されました本年の人事院勧告の内容は、大きく2点ございます。


 まず1点目につきましては、昭和30年以来の約50年ぶりとなる給与構造の抜本的な改革の実施がございます。


 それから2点目としましては、官民給与格差の是正勧告、この2つが主な内容となっております。2点目の申し上げました官民の給与格差につきましては、2年ぶりに公務員の月例給が民間を上回っていたといったことから、この格差を是正するために、全体としてはマイナスの勧告となりました。具体的には、給料表及び扶養手当の改定によりまして、月例給を0.36%引き下げるとともに、逆に民間の方が上回っておりました期末勤勉手当につきましては0.05月分引き上げるといったものであります。


 本市といたしましても、国に準じた形での給与改定を行うべく、人勧の2つ目の内容、つまり急を要する今年度分に係る部分についてのみ今回、関係条例の改正をご提案申し上げるものであります。


 なお、本条例改正につきましては、12月期の勤勉手当の引き上げ等を含む内容のものでありまして、当該手当の支給基準日である12月1日に条例を施行する必要があるといったことから、今度の臨時会で審議をお願いする次第であります。この点につきましては、ご理解をお願いを申し上げたいと思います。


 それでは、議案の22ページをお願いいたします。一部改正の条例案の要綱を、これに基づきましてご説明申し上げます。


 改正内容ですが、第1条です。第1条では、豊岡市職員の給与に関する条例の一部改正を、そして第2条では、豊岡市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正、これらをあわせて行おうとする内容となっております。


 まず、第1条ですが、(1)の右端に括弧、第5条関係というふうに書いてます。この第5条関係につきましては、給料月額を改定いたしまして、これを引き下げようとするものであります。改定後の給料月額につきましては、議案の18ページ、そして19ページに掲げておりますけれども、別表第1の行政職給料表、別表第2、医師職給料表のとおり、すべての給料月額において引き下げを行おうとするものであります。なお、この引き下げ率につきましては、平均で0.3%というふうになっております。


 次に(2)、第12条関係でありますが、これにつきましては、扶養手当額の改定でございまして、配偶者に係る扶養手当、これを月額を1万3,500円から1万3,000円に引き下げようとするものであります。


 (3)の第31条関係につきましては、本年12月に支給をいたします勤勉手当の支給月数の改定でございまして、100分の70を100分の75に、0.05月引き上げようとするものであります。


 次に、第2条ですが、これは先ほども申し上げましたけれども、豊岡市長等の給与及び旅費に関する条例の改正を行うものであります。そのうち、第3条関係でありますが、これは本年12月に支給をいたします期末手当に支給月数を100分の230から100分の235、これにつきましても0.05月引き上げるとともに、これをベースにいたしまして、在職期間に応じた支給割合、80%、60%、30%に、支給月数についてもそれぞれ変更しようとするものであります。


 続きまして、附則の方に移らせていただきます。附則の第1項関係でありますが、これは施行期日を定めるものでありまして、12月期の勤勉手当の引き上げ等を含むものでありまして、当該手当の支給基準日であります12月1日から施行するといったものであります。


 附則の第2項から第4項につきましては、施行日の前日において最高の号給を超える給料月額を受けていた職員、あるいは昇格等をした職員の給料表の切りかえに伴う調整などの必要な措置について定めようとするものであります。


 次に、(5)の附則の第5項関係ですが、本年12月に支給いたします期末手当の額につきまして、第1条で申し上げました、その規定による改正後の期末手当の額から、平成17年4月1日において受けるべき給料、扶養手当、調整手当、住居手当、単身赴任手当及び管理職手当の合計額の0.36%に8カ月分、つまり4月から11月分でありますが、8カ月分を乗じて得た額と、そして本年6月に支給をいたしました期末手当及び勤勉手当の額の合計額に、これも0.36%を乗じて得た額、これらを減じたものとするといった調整措置を定めようとするものであります。


 最後に、附則の第6項でありますが、これにつきましては、この条例の施行に関して、市長への委任規定を定めるものであります。


 なお、試算をいたしました結果、この条例の施行によりまして、職員平均1人当たり4,337円を減額をいたします。総額といたしましては、この職員の減分、特別職等の期末手当のアップ分、これらをトータルで見ますと、総額で410万円の減額補正となります。


 しかし、本議会におきましては、この給与改定の条例のみを提案をさせていただきまして、人件費の減額につきましては3月の議会で補正予算案ということで提案をさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


 以上が給与条例等の説明でございます。よろしくご審議をお願いいたします。


○議長(綿貫 祥一) 説明は終わりました。


 これより報告第18号並びに第98号議案の2件について、一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。


 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 98号議案について、まずお尋ねいたします。


 98号議案は、一般職の職員の給与に関するものと、第2条において特別職に関する給与について、一括して改正の提案がありますが、本来これは条例が別々でありますが、一括して上程なさった目的をお尋ねしたいと。議会で審議上、一般職、特別職については条例を別にしているわけでありますから、審議に困難がありますが、あえてその困難を避けなかった当局の意図を問いたいと思います。


 それから2番目は、ただいま部長の方から予算に与える影響を概括してお話しになりましたが、一般職、特別職に分けてご説明を願いたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず1点目のお尋ねでありますが、一本の条例で職員の分とそれから特別職をなぜ変えたかということでありますけども、まずこれは条例改正の手法としてはしばしば用いることであります。特に特別職につきまして、今回の改正は手当に関するものであります。これが三役等の給与月額ということになれば、これは従来から特別職の報酬審議会の開催を煩わせて、単独のもちろん条例で上げるべきものだというふうに考えてますが、従来から共通の動機に基づいて条例を改正する場合、それについては一本の条例で複数の条例を変えるということについても、これはそういった手法をとってまいりました。


 特に今回の条例改正につきましては、期末手当ということでございまして、先ほども申し上げましたように、給料月額ではございません。従来から一般職もそうでありましたし、特別職につきましてもこの期末手当の分については、原則として国公に準拠をするといったことで参っておりましたので、今回その国家公務員の給与改定がなされて、いわば共通の動機に基づいて改正を行うというふうなことから、一本の条例で2つの条例を改正をしたということでございます。


 それから、2点目の金額でありますが、これは職員の分、減がありますけども、1人平均4,300円、その分が減額分としては、ちょっと概算ですけども、約490万ございます。四役の分が、市長、助役、収入役、教育長につきましては、約18万プラスになります。それから議員さんにつきましても、30名分ということで、これが約58万ということで、それらをプラス・マイナスをいたしますと、約410万円の減ということでございます。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 期末手当は国家公務員の人事院勧告に準じて、一般職の職員の期末手当の率に連動させるということで、一本にされたとおっしゃいましたが、条例が別で、かつそれぞれ審議をしなければならない対象でありますから、これは本来別々に改正案を上程なさるのが至当であると私は思います。


 これはもしどうしても一本にしなければならなかったという必然性があるならばともかく、一本化しなければならない必然性は見当たらないと思いますが、なおご回答があればご返事をいただきたいと思います。


 なお、予算に与える影響でありますが、一応つけ加えてご質問をしておきたいのは、人事院勧告が数十年来の抜本改正を予定しているということの一環として、今回の基本給引き下げの人事院勧告が行われたというふうに理解しておりますが、抜本改正と本条例との関係はどのようにご認識になってご提案なったか、お尋ねしておきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、条例改正につきましては、先ほど申し上げましたけども、これは共通の動機に基づくものであるということで、今回とりました手法についてはこれでやむを得ないというふうに判断してます。


 それから、人勧の改正内容の2点のうちなんですけども、少なくとも私どもの認識としては、今回改正をしたものについては、人勧の抜本的な改革といったものとは切り離して考えておりまして、これは17年度でいわば官民格差を是正をするというようなことで理解をいたしてます。


 また、職員団体の方につきましても、そのあたりは分離をして交渉に臨んでおりますので、少なくとも別々の、関連はあるのかもしれませんけども、少なくとも私どもの認識としてはこれは別のものだというふうな理解をいたしております。以上です。


○議長(綿貫 祥一) ほかに。


 18番、青山議員。


○議員(18番 青山 憲司) 第98号議案の職員の給与に関する条例等の一部改正について、何点か確認をしてまいりたいと思います。


 まず、この11月9日に経団連の方から地方公務員の給与の実態調査がなされまして、その内容についての新聞がございました。この中では9割弱で給与の削減措置がとられてると。これは地方公共団体でありますが、内容はといいますと、47都道府県と14政令指定都市が対象になっておりますので、この豊岡はそれに当たらないわけでありますけれども、今、特に職員の定員の適正化あるいは給与の削減等、大変官民格差を考えての給与の配分になっているというふうなご説明もございました。この給与の体系について抜本的な見直しが今回されるということでありますけれども、まず、このアンケートの中でも、2級から5級に張りついてる職員の割合よりも、6級から9級、要するに上位資格に張りついてる職員の割合が多いということは言われてます。この9区分ごとの職員の比率について、まずお知らせをいただきたいと思います。


 それから、この9区分についてでありますけれども、今、定員適正化計画なるものも当局で検討中というふうに伺っておりますが、この内容についてもお知らせいただけるものがあればお示しをいただきたい、このように思います。


 それから、この調査の中で、枠外昇給というものが総じて支給をされてるというふうなことも記載されてます。特に6級から10級、これは都道府県あるいは政令指定都市ですので、上位資格でその枠外昇給というものが支給されている割合が高いとされてます。


 この豊岡市において、そういった枠外昇給があるのかないのか、この点についても確認をしておきたいと思います。


 それから最後に、特殊勤務手当というものが、この議場でもよく議論されてきたわけでありますけれども、この特殊勤務手当の見直し等について、実態どうなってるのか、今どうされてるのか、このあたりをお聞きをしたい、このように思います。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、給料表の各級の現在の市の職員のそれぞれの割合ということですが、これについては、申しわけございませんが、今手元に数字はちょっと持っておりません。


 ただ、これについて旧1市5町で合併協議の一元化の際に、市町によってはかなりのばらつきがありまして、これは実は職員団体との最大の争点の一つであったということで、現在もそれについての調整を協議しておるとこです。少なくとも考え方としては、議員が先ほどおっしゃいましたように、6級の割合が非常に高いといったことは、これはなかなか住民の理解が得られないというふうなことから、これについて適正なパーセントに落とすように、当局としても現在交渉を進めているとこです。


 それから、定員の適正化につきましては、これはちょっと現段階では作業中でございまして、こういった内容ですというようなことでお示しできる段階にはまだ至っておりません。


 それから、枠外の昇給につきまして、具体的な人数についてはちょっと手元に持っておりませんけども、本市におきましても存在することは事実でございまして、これについてはもちろんそういった枠外昇給は好ましくないということは承知はしてるわけですけども、実態上やむない部分があるといったことでございます。


 それから、特勤手当につきましては、これは合併の一元化の協議の際に、かなりの項目につきまして落としました。とりあえずは今は4月1日の段階で進んでるわけですけども、またこれもそういった時代の流れで検討をする段階は来ようかと思いますが、当面4月1日にこの見直しを行ったとこですので、直ちにこれを見直すといった考え方は現在持っておりません。以上です。


○議長(綿貫 祥一) 18番、青山議員。


○議員(18番 青山 憲司) 今の取り組みの状況についてはお伺いしましたが、この今の職員の定員の適正化計画とこういった級区分ごとの比率、それから今回見直しをされようとしてる給与改正ですね、こういったものを私、やはり国家公務員の給与との格差、あるいは民間の格差、こういったものも十分踏まえて、その年齢構成ですとか、労務構成ですとか、あるいは級区分ですとか、あるいは男女の格差とか、こういったものも総合的に勘案した提案になるべきではないかなというふうに思います。


 先ほどの枠外昇給もしかりでありますけれども、そういった見直しを含めて、今後の見直し計画、いつごろまでにどういう見直しをするのか、その点がもし明らかにされておりましたら、お知らせをいただきたいと思います。


○議長(綿貫 祥一) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) いずれにしましても、人勧で抜本的な改革というふうなことが言われておりますので、議員ご指摘のような総合的な観点からこの給与体系を見直して、当然これは職員団体との交渉もまだ実質的にはこちらの部分については行っておりませんので、鋭意交渉を行うとして、来年3月の議会にはそれらについてはお示しする必要があるというふうに考えてます。


○議長(綿貫 祥一) ほかにありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 質疑を打ち切ります。


 ただいま議題となっております報告第18号並びに第98号議案、専決処分したものの承認を求めることについて外1件については、お手元に配付いたしております付託分類表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたしますので、ご了承願います。


 この際、暫時休憩いたします。再開は11時。


               午前10時02分休憩


          ────────────────────


               午前11時00分再開


○議長(綿貫 祥一) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 これより報告第18号、専決処分したものの承認を求めることについて、専決第255号、平成17年度豊岡市一般会計補正予算(第5号)について、文教委員長の報告を求めます。


 17番、伊賀議員。


○文教委員長(伊賀 央) 報告第18号、専決第255号について、文教委員会における審査の結果をご報告いたします。


 本件は、豊岡南中学校、日高西中学校のアスベスト対策に関する工事請負費で、緊急やむを得ないものについて専決補正をしたものであります。


 当局より詳細に説明を受ける中、慎重に審査を行った結果、本件については格別異議なく承認すべきものと決しました。


 以上、ご報告いたします。


○議長(綿貫 祥一) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 質疑を打ち切ります。


 これより討論に入ります。討論ありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 討論を打ち切ります。


 お諮りいたします。本件は、文教委員長報告のとおり、承認することに決定してご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認めます。よって、報告第18号は、承認されました。


 次に、第98号議案、豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、企画総務委員長の報告を求めます。


 23番、吉岡議員。


○企画総務委員長(吉岡 正章) 議長、吉岡でございます。第98号議案、豊岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について、企画総務委員会における審査の結果をご報告いたします。


 本案は、国家公務員の給与改定に準じ、一般職の職員の給料月額、扶養手当の額、勤勉手当の支給割合等を改定するとともに、市長等の期末手当の支給割合を改定しようとするものであります。


 審査の中で、一部委員より、2つの異なる条例の改正案を一本にまとめて提案されることは審議する上でも不適当で納得できない、また今回の一般職員の給料月額引き下げは明確な理由が見当たらない、むしろ地域購買力や職員の災害対応等を考慮するなら引き下げるべきでないとの反対意見が出されました。


 このため、採決を行った結果、本案については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上、ご報告いたします。


○議長(綿貫 祥一) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 質疑を打ち切ります。


 これより討論に入ります。討論はありませんか。


 20番、安治川議員。


○議員(20番 安治川敏明) 本案に反対の立場から討論をいたします。


 まず第1点は、本条例の提案が一般職並びに特別職の基本給と手当を同じ議案として提案をしておられますが、本来別々の給与に関する条例であって、市議会が慎重に審査をするにふさわしくないご提案であり、本案の提出そのものについて疑義を持つものであります。


 第2に、今回の条例改正案は、人事院勧告に基づく、それに準じた提案ということになっておりますが、2つの点で私は疑問を呈したいと思います。


 1つは、県議会の資料の中では、兵庫県の民間給与は、公務員給与に比べて1.26%上回っているという議論が行われておりますが、公務員賃金の格差を是正するというのであれば、このことに関しても地域別の官民格差について精査あるべきであるが、この点について明瞭なご提案、ご説明がなかったことは極めて遺憾であります。


 さらに、基本賃金を引き下げるということは、ここ数年来風潮として強まっておりますけれども、今回の人事院勧告はご説明にもありましたが、大筋抜本改正の部分と官民格差の部分があったので、官民格差の部分を是正するためにご提案になったといいますが、委員会審査の中で明らかになったことは、抜本改正とは言いつつ、来年3月の予算議会に間に合うように、この人事院勧告のいわゆる抜本改正部分についても提案を準備しなければならないという態度が表明されました。


 その中身は、公務員賃金の現状の水準を大幅に引き下げる。平均で4.8%、中高年の職員では7%の引き下げという驚くべき大幅切り下げを計画しようとしている。また、職務職階級を強めて、勤務評定などを中心とされると思われるが、実績を昇給段階4区分にして、これを実施しようとしている。また、枠外昇給についても、先ほど質疑の議論がございましたが、これを廃止すると。あるいは一方では、本庁手当を設けるというような複雑な抜本改正を準備しようとしてる。


 こういうものを本来一体的なものとして審議すべきところ、官民格差0.36%引き下げのみを切り離して提案するという根拠は極めて薄い。私はこれの総額がマイナス410万円とご報告なさいましたが、いわば小手先の改定であって、これを急いで12月1日施行しなければならない抜本的な理由は見当たらないというべきではないかと。むしろ、職員組合にしても、当局にしても、これも人事院勧告全体について議論をしてしかるべき時期に、急を要するとして臨時議会を開催し、しかも条例の提案が極めて遺憾な状況で出されてるということについては納得はできないということを申し上げたいと思います。


 なお、この0.36%引き下げは、今年4月にさかのぼってこれを適用するため、調整と称して期末手当から相当額を引き去るという手段を用いようとしている。これは前回にも例がありますが、本来労働者に一たん支払われた賃金は何人といえどもこれをさかのぼって引き下げる、あるいは引き去るということはできないというのが世界に確立した労働慣行であり、労働法規の基準であります。これを官みずから打ち破るというようなことは絶対あってはならないし、たとえ豊岡市職労、豊岡病院労組が妥結したからといって、日本のよき労働慣行を破壊するようなことをしてはならないというのが、良識ある豊岡市議会の判断でなけりゃならんと私は思います。


 しかも、この年末に当たって、中小企業や商店街は消費の回復が図れず、購買力の低下を嘆いている時期に、官が先頭に立って職員の給与を引き下げて、購買力を低下させるというようなことが、今急いでやるべきことかどうか、私はしっかり考えなければならないと思います。


 なお、市長、助役、収入役、教育長並びに議場にいる我々は、百歩譲って今回の基本給の引き下げを是とするとしても、この特別職については賃下げなしに5%の期末手当の増額をみずから決議するということであれば、市民からお手盛りの批判を受けることは免れない、このことにほおかむりをして、万が一可決をするということになれば、私は市民が納得するものではないということもあえて申し上げておきたいと思います。


 審議の過程では、市長が5万6,000円、助役が4万5,000円、収入役は4万円、教育長が3万9,000円、議員は30人で57万9,000円相当を増額されるということであります。私はこういうこそくなことはやるべきでないということをあえて申し上げておきたい。この点に関しては、議場の皆さんもご承知のところと思いますけれども、昨日の新聞報道によれば、香美町議会は一つの判断をなさったと。これは条例提案が別々3本になっていたそうでありますから、10対8という際どい表決の差で、特別職に関する条項は否決をなさったと。私はこれにあえて他議会について論評を加えませんけれども、これは一つの見識であったと。我が豊岡市議会が但馬の中核都市の市議会として、良識あるご判断をなされるようご提案申し上げ、本案には同意できがたいことを申し上げておきます。


○議長(綿貫 祥一) ほかにありませんか。


              〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) 討論を打ち切ります。


 これより、第98号議案を起立により採決いたします。


 本案は、企画総務委員長報告のとおり、原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 〔賛成者起立〕


○議長(綿貫 祥一) 起立多数であります。よって、第98号議案は、原案のとおり可決されました。


          ────────・──・────────


○議長(綿貫 祥一) お諮りいたします。以上で今期臨時会に付議されました案件はすべて議了いたしました。


 これをもって今期臨時会を閉会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(綿貫 祥一) ご異議なしと認めます。よって、平成17年度第7回豊岡市議会臨時会はこれをもって閉会いたします。


               午前11時11分閉会


          ────────────────────





                 ◎議長あいさつ





○議長(綿貫 祥一) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期臨時会におきましては、当局提出の専決処分及び職員の給与に関する条例等の改正につきまして、終始熱心にご審議を賜り、ここにすべてを議了することができましたことは、市政進展のためまことにご同慶にたえない次第であります。今朝来の議員各位のご精励に対し深く敬意を表しますとともに、衷心より厚くお礼を申し上げます。


 さて、ことしもいよいよあすより師走に入り、早々に定例会が予定されとるところでございます。寒冷日増しに加わる季節でございますが、議員各位にはこの上ともご自愛くださいまして、市政進展のためますますご活躍賜りますようご祈念を申し上げ、まことに簡単粗辞でありますが、閉会のごあいさつといたします。


          ────────────────────





                 ◎市長あいさつ





○市長(中貝 宗治) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。


 12月定例市議会を目前にしたこの時期に、急を要する案件とはいえ、臨時会の開催を煩わせ、慎重にご審議賜りましたことにつきまして、議員各位に対し心から感謝申し上げます。また、提案いたしました案件につきましては、原案どおり適切なるご決定をいただき、厚くお礼申し上げます。


 さて、1市5町の合併により誕生した豊岡市は、まさに多様な資源を有しており、伝統の行事や地域特性を生かしたさまざまな取り組みが続けられています。この11月を見ても、豊岡市美術展、「“仲田光成記念”但馬・竹野全国かな書展」、カニ王国開国式、神鍋高原冬山開き、出石お城まつり、但東農産物収穫感謝祭を始めとして、各種の催しが盛大に開催されたところです。


 本市では、市域内の交流促進や地域理解を深めるための取り組みについて支援を行っていますが、今後とも伝統行事の開催や新たな活性化への挑戦などについて、関係団体等との連携を図り、市域全体で支え合うことによって、より輝きを持つものになるよう努力してまいりたいと考えています。


 議員各位におかれましても、これら地域の活性化につきまして、格別のご理解、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。


 終わりに臨み、但馬の野山も晩秋の装いを見せ、寒さも一段と増す季節となりました。議員各位には健康に留意され、市政進展のためますます活躍されますよう祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。


          ────────────────────