議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 豊岡市

平成17年第5回定例会(第2日 9月13日)




平成17年第5回定例会(第2日 9月13日)





────────────────────────────────────────


            平成17年第5回豊岡市議会定例会(第2日)


                           平成17年9月13日(火曜日)


────────────────────────────────────────


 
                       平成17年9月13日 午前9時30分開議


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第13号〜報告第15号並びに第65号議案〜第93号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか31件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


     (各議案委員会付託)


日程第3 請願・陳情の付託について


      ───────────────────────────────


                本日の会議に付した事件


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第13号〜報告第15号並びに第65号議案〜第93号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか31件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


      ───────────────────────────────


                  出席議員(93名)


       1番 加 藤   実         2番 一 幡   勉


       3番 岩 田 幸之助         4番 木 谷 敏 勝


       5番 上 坂 正 明         6番 岡 田 重 明


       7番 渡 辺   毅         8番 滝 本   実


       9番 伊 藤   仁         10番 湊 ? 康 雄


       11番 岩 見 倬 史         12番 奥 野 初 見


       13番 田 中 英 裕         14番 谷 澤   誠


       15番 長 岡   優         16番 木 瀬 秀 美


       17番 稲 葉 康 介         18番 植 田 佐 一


       19番 芝 地 邦 彦         20番 長谷川 幹 夫


       21番 中 野 利 朗         22番 福 田 静 剛


       23番 植 田 慶 一         24番 小 西 貞 夫


       25番 寺 田 孝 夫         26番 榎 本 哲 郎


       27番 金 澤 省 三         28番 金 子   實


       29番 篠 原 和 三         30番 津 田   正


       31番 谷 口 秀 夫         32番 加 藤 勝 一


       33番 木多見 春 夫         34番 竹 村 貞 夫


       35番 成 田 美 好         36番 森 田 健 治


       37番 熊 本 善兵衛         38番 岩 崎 夏 雄


       39番 堀 江 勝 美         40番 宮 垣 三 二


       41番 青 山 憲 司         42番 宮 田   弘


       43番 国 村   猛         44番 中 村 正 実


       45番 谷 口 雄一郎         46番 峰 高 千 明


       47番 三 輪 卓 右         48番 鷹 野 久 司


       49番 谷 口 勝 己         50番 谷 本   昇


       51番 岡 谷 邦 人         52番 堀 江 治 信


       53番 吉 岡 正 章         54番 古 谷 修 一


       55番 堀     正         56番 山 本 久 雄


       57番 伊 賀   央         59番 西 垣 善 之


       60番 西 川 金 吾         61番 結 城 紘 一


       63番 橘   卓 爾         64番 定 元   稔


       65番 野 口 逸 敏         66番 原     甲


       67番 若 林 悦 三         68番 岡   満 夫


       69番 井 崎   昭         70番 稲 垣   薫


       71番 広 川 善 徳         72番 森 岡   進


       73番 古 池 信 幸         74番 中 家 和 美


       75番 大 谷 英 子         76番 福 田 幸 一


       77番 足 田 茂 樹         78番 瀬 藤 洋 行


       79番 川 口   匡         80番 瀧 下 繁 喜


       81番 水 口 和 美         82番 森 本 陸 夫


       83番 綿 貫 祥 一         84番 和 田 貞 夫


       85番 岩 崎 誠 喜         86番 大 井 昭 次


       87番 森 井 幸 子         88番 森 田   進


       89番 安治川 敏 明         90番 武 田 厚 志


       91番 村 岡 峰 男         92番 木 下 哲 学


       93番 陰   良 夫         94番 稲 垣 のり子


       95番 太 田 清 喜


      ───────────────────────────────


                  欠席議員(2名)


       58番 木 谷 孝 行         62番 椿 野 仁 司


      ───────────────────────────────


                  欠  員(なし)


      ───────────────────────────────


                 事務局出席職員職氏名


  局長         田 中 茂 樹  議事係長      松 本 幹 雄


  次長         阪 根 一 郎  議事係主査     大 槻   稔


  庶務係長       前 田 靖 子  技能職員      藤 井 正 吾


      ───────────────────────────────


               説明のため出席した者の職氏名


  市長         中 貝 宗 治  助役        奥 田 清 喜


  収入役        塚 本 信 行  技監        谷 川 俊 男


  企画部長       神 尾 與志廣  行革推進室長    谷 岡 慎 一


  国体推進部長     西 村 昇 一  総務部長      中 川   茂


  防災監兼消防長    菅 村 和 弘  市民生活部長    植 田 政 由


  健康福祉部長     岡 本 幹 雄  商工観光部長    砂 田 利 正


  農林水産部長     太田垣 秀 典  建設部長      井 本 雅 士


  建設部参事      福 井 與司光  企業部長      蘆 田 和 美


  城崎総合支所長    齋 藤 哲 也  竹野総合支所長   神 田 美 稲


  日高総合支所長    小 西 康 夫  出石総合支所長   多 根   徹


  但東総合支所長    松 本 和 洋  教育委員      井 垣 美津子


  教育委員       岡 本 直 樹  教育長       石 高 雅 信


  代表監査委員     大 禮 謙 一  農業委員会長    竹 村 公 男


  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫  選挙管理委員会委員 坂 本 又兵衛


  教育次長       村 田 正 次  監査・選管事務局長 池 上   晃


  農業委員会事務局長  井 谷 勝 彦


────────────────────────────────────────





                ◎午前9時30分開議





○議長(木谷 敏勝) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は92名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。


          ────────・──・────────





◎日程第1 諸般の報告





○議長(木谷 敏勝) 日程第1は諸般の報告であります。


 まず、本日の会議に欠席届のありましたのは、木谷孝行議員、椿野仁司議員であります。遅刻届のありましたのは、村岡峰男議員であります。


 次に、本日の議事運営について、議会運営委員長の報告を求めます。


 69番、井崎昭議員。


○議会運営委員長(井崎 昭) 皆さん、おはようございます。本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、当局提出議案を一括上程し、市の一般事務に関する質問とあわせてあらかじめ発言通告のありました議員より質疑・質問を行います。


 発言通告のありました議員は合計32名で、お手元に配付しております議事順序に記載した順番で行いますが、発言内容は通告された要旨を逸脱しないよう、また極力重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても適切簡明になされるよう要望いたしておきます。


 質疑・質問終局の後、各議案について所管の委員会に審査を付託し、さらに請願・陳情の付託を行って散会することとなります。


 なお、本日は適当な時点で延会し、引き続き明日に議事を継続することといたしておりますので、ご了承願います。


 以上、議事運営についてよろしくご協力をお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 以上、報告のとおりご了承願います。


          ────────・──・────────





◎日程第2 報告第13号〜報告第15号並びに第65号議案〜第93号議案





○議長(木谷 敏勝) 次は、日程第2、報告第13号ないし報告第15号並びに第65号議案ないし第93号議案、専決処分したものの報告について外31件を一括議題といたします。


 これより質疑並びに会議規則第62条の規定による市の一般事務に関する質問をあわせて許可いたします。


 なお、通告者が多数でありますので、質疑・質問は重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても要点を押さえ、適切簡明になされるよう強く要望いたしておきます。


 また、発言に当たっては、極力マイクを近づけた上で明瞭になされるようお願いいたします。


 発言は、通告に基づき順次議長より指名いたします。


 まず最初に、12番、奥野初見議員。


               〔奥野初見議員 登壇〕


○議員(12番 奥野 初見) おはようございます。(拍手)12番、会派出石クラブの奥野初見でございます。議長のお許しを得ましたので、通告に従い6項目の一般質問をさせていただきます。


 市長様は、新豊岡市初代市長にご就任され、山積したご公務に精力的に取り組まれる中、病魔に襲われ、8月4日入院され、治療を受けられました。その後の経過もよく、順調にご回復なされましたこと何より喜ばしく存じ、安堵しているところでございます。本当におめでとうございます。


 コウノトリ放鳥を間近に控え多忙な日々の連続とお察し申し上げますが、この上は体力の回復に専念され、一日も早くもとのお体に戻られますようひたすら念じております。


 昨年10月、台風23号襲来後まだあちこちに被害のつめ跡が見られる中、早くも先日の台風14号で冷やっといたしました。おかげさまで本市の被害は免れ、ほっとしているところでございますが、これから台風シーズンを迎えるに当たり、昨年の台風23号被害の一日も早い復旧を祈念するものでございます。


 本日はトップで登壇させていただきましたこと、とても光栄に存じております。しかし、びくびくしておりますが、よろしくお願いいたします。


 それでは、順次質問に入らせていただきます。


 大項目1番、新市の木・花の制定について。


 制定の有無について。去る7月10日、新市誕生記念日に市章が披露されました。市から送られてくる郵便物につけられています市章は、非常に色さわやかで、デザインもすてきであり、最高の選択であったと思います。新市を心豊かなまちにするため新市の木・花の制定を望むものでございます。制定されるのかされないのか、まずお考えを伺います。


 (2)制定をお考えなら、市章のように一般公募されるのかどうか、また制定の方法、時期についてもお伺いいたします。


 大項目2番、永楽館の復元について。


 (1)復元の方向性と復元後の活用について。永楽館の復元については、平成17年度当初予算5,896万4,000円計上され、用地買収等復元に向かっての方向が示されており、非常にうれしく思っているところでございます。


 確認いたしましたところ、平成17年から平成19年の整備予定で、総予算予定額は3億4,800万円で復元とのことでございます。さらに、9月補正で整備事業費が143万円計上されております。


 出石町で近畿地域内に残る明治時代唯一の芝居小屋としてその有効活用が期待されているところでございますが、どのように復元をし、復元後どのような活用をされようとしておられるのか、お伺いいたします。


 (2)今後の整備の見通し。平成19年に復元されるまでの具体的なスケジュールをお伺いいたします。


 大項目3、上野橋のかけかえについて。


 (1)現在の取り扱いと今後の方向性。上野橋は、昭和37年に整備され、以来長期にわたり地域の発展に寄与してまいりましたが、老朽化が激しく、さらに大型企業の誘致により橋が狭小となり、利用する上に多くの問題が出てまいりました。


 この地には現在但馬TSK株式会社、社員数180名、出石ケーブル株式会社、社員数120名の大企業があり、さらに土地を既に取得され、近年中に新工場を建設される企業もあると聞いております。これらの会社は、出石町に大きく貢献している有力な企業であります。その上、住宅団地の予定もあり、上野橋のかけかえ事業をすべく道路整備もされていると伺っております。


 この上野橋のかけかえ事業、現在の取り扱い、また今後の方向性についてどのようになっているか、お伺いいたします。


 大項目4番、国民健康保険証のカード化について。


 (1)カード化への考え方。国民健康保険法施行規則が改正され、国民健康保険の保険証は1人1枚のカードとして持つことができるようになっております。加入者の利便性を考えるとき、あるいは他市町が既にカードを導入されていること、また社会保険庁が導入されていることを考えると、当然国保加入者もカードの導入をすべきと考えますが、本市ではいまだにカード化が実施されておらず、家族に病院にかかる者が複数いる場合など、大学進学でふるさとを離れていった場合など1世帯に1枚の保険証では不便であり、1人1枚持てるカード化の実施が求められているところですが、カード化について当局のお考えを伺います。


 (2)導入の方向性と時期。市民の利便性を考慮し、ぜひ導入の方向で考えていただきたいが、その方向性と時期についてお伺いいたします。


 大項目5番、少子化対策について。


 (1)出産費用の保険適用。総務省の発表によりますと、平成17年1月から6月までの半年間、全国の出生率と死亡数を比較すると出生数より死亡数が多くなっており、今後人口が減少する傾向を示しています。早期に施策を展開し、出生数の増加を図らなければなりません。


 出生数の増加対策の一環として質問いたしますが、アフリカ等発展途上国では人口が爆発的に増加しているのに対し先進国では子供の数が減っているのが現状であり、我が国も例外でなく1人の女性が一生のうちに産む子供の数が1.29人と史上最低になったと発表されております。


 出生率の減少は、女性の社会進出、経済的な自立等によるものが多く、これからは安心して子供を育てられる社会環境、自然環境ではないということで出産しないという親もあります。しかし、その反面、母になりたい、第2子、第3子が欲しい夫婦もたくさんあります。


 出産費用については、帝王切開の場合は保険適用されますが、自然分娩の場合は保険がきかないため、約50万前後の費用がかかります。この方たちのために出産費用の保険適用を望むものでございます。


 次に、不妊治療費の保険適用でございます。兵庫県では、少子対策や子育て支援関連の施策を立案・推進するために(仮称)少子対策局を新設する方針を示されました。


 具体的な項目として、不妊相談や支援のための総合相談専門センターの新設、子育て世帯の県営住宅への優先入居制度の創設、24時間対応型の小児救急医療体制等が上げられており、この中に少子社会に対応するため不妊治療に対する支援も含まれています。


 不妊治療は保険が適用されないため、1度試みるのに百数十万円かかります。非常に高額ではありますが、1度で成功すればよいのですが、多くの通院者は3回、4回、それ以上の方もおられます。しかし、負担が重過ぎて断念せざるを得ない状況の人もあり、子供が欲しい、母になりたい、この方たちの切なる願いに治療費の保険適用を望むものでありますが、当局の考えをお聞かせいただきたいと存じます。


 大項目6番、介護保険について。1、改正後の考え方。


 まず1点は、介護施設の居住費、食費が自己負担になるということです。制度改革では、介護保険の給付額を下げるため、また在宅で暮らす高齢者との負担の公平性などを考慮し、特別養護老人ホームなどの介護保険施設で利用者が負担する居住費と食費が現在は介護保険適用でありますが、改正後は自己負担となるものであります。


 厚生労働省が示した居住費の自己負担水準は、居住環境に応じて4つに分けられているとありますが、分別の内容、それぞれの金額は幾らか、お伺いいたします。


 また、食費については、食材費と調理費は自己負担、栄養管理費は介護保険適用とありますが、食材費と調理費は1日幾らぐらいかかるのか、また栄養管理費とはどのようなことか、お伺いいたします。


 実際の料金は各事業所が実勢水準をもとに決めるものと思われますが、本市の介護施設の方向性はどのようになっているか、伺います。


 2点目は、要支援、要介護1と認定された人が介護保険のサービスが受けられなくなるということですが、現在の要支援、要介護1の認定を受けている人すべて介護保険適用外になるのかどうか、お伺いいたします。


 2点目からの質問は、自席にて行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。奥野議員を始め多くの議員の皆様方に私の健康状態のご心配いただきまして、感謝を申し上げたいと思います。


 私からは市の木・花等に関するご質問にお答えをいたします。


 こういったものは市民が心を一つにする象徴として大変有効なものでございます。とりわけこの豊岡市が1市5町が合併してまだ間もないという状況下でいかに同じ市民としての一体感を持つかということが非常に大きな課題となっておりますので、市のさまざまなシンボルを定めていくということは大変大切なことだというふうに考えております。


 議員もご指摘になりましたように、合併の誕生記念式典のときには市章についての制定をご披露したところでありますが、今後、議員がご質問いただきました市の木・花等の制定についても周年事業、今後1周年、2周年と記念する節目節目の事業がございますので、それにあわせて具体的な制定方法、時期等について決定をしてまいりたい、このように考えてるところです。


 木や花のほかに市の歌についてのご提言もいただいておりますし、魚についてもというご提言も前回の議会でいただいたところでございますので、それら全体をにらみながら適切な対応をしてまいりたいと考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田。私からは国保の保険証のカード化につきましてお答えいたします。


 議員さんおっしゃいましたように、確かに今はそういう社会になってきておることはそのとおりでございます。


 このカード化につきましては、個人単位で被保険者証を交付するために利便性というのは向上しますけれども、反対に他の一般的なカードと混同するおそれもある、そういうこともあるわけでございます。また、当初の課題といたしましては、コンピュータープログラムの変更や、あるいは機器の導入という新たな経費が必要となりますし、被保険者証の交付が世帯単位から個人単位となるため交付枚数の増加、さらには、カードの材質により差はありますけれども、カード自体の製作経費が必要となってくることから、導入に関しましては関係機関との調整を行い、環境整備を進めていくことが必要と考えております。


 方向性については、これは国保財政の状況や、あるいは県下他の市町等の動向などを踏まえつつ被保険者の利便性向上を図るために検討を進めてまいりたい。


 時期については、現段階では未定でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 永楽館の復元の方向性と復元後の活用についてお答えいたします。


 永楽館につきましては、城下町にある博物館、芝居小屋として他の観光・歴史・文化施設との連携を深めながら、観光客や市民の皆さんに公開したいと考えております。


 同時に、芝居小屋の特徴を生かしたさまざまな活用策につきましても市民の皆さんの意見を伺いながら今後検討してまいりたいと考えております。


 活用方策につきましては、地元の劇団の練習・発表の場であるとか芝居の公演、そういったようなものについて現在事務局の方でも検討しておりますし、今後市民の皆さん方からもいろんなご提案等をいただきながら検討していきたいというふうに考えております。


 それから今後の整備の見通しについてでございますけども、本年度につきましては現在用地買収作業を進めております。それとともに9月補正で計上してますとおり現在の実施設計書、これ平成13年策定のものでございますけども、これの見直しであるとか関係機関等の協議を進めることとしております。


 復元工事につきましては、順調にいきましたら来年度、平成18年度に着工したいというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 上野橋の整備のことでお尋ねがございました。上野橋は、国道426号と県道寺坂福住線を結ぶ橋梁でございまして、延長71メートル、幅員3.6メートルの昭和39年に架橋されましたもので、現在は大型車の通行制限を行っとる状況でございます。


 今後の方向でございますけども、上野橋の整備につきましては今後策定予定されております市の総合計画の中でも検討されることとなろうと思いますので、具体的なお答えはできかねますけれども、旧出石町での課題の一つであるということは承知をいたしておりますし、議員が先ほどご指摘ありましたように工場あるいは予定されております住宅団地の通勤・通学の道路としての橋梁ということでは十分認識をいたしておりますので、これの整備につきましても今後検討してまいりたいなというふうには考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) お尋ねいただきました出産費用の保険適用についてでございますが、出産費用については医療保険が適用されない正常分娩などの費用について市が単独で医療保険を適用して保険給付の対象とすることは現在の医療保険制度上できません。


 なお、市の単独施策の実施については、今後慎重に検討をすることが必要であると考えております。


 同じくもう1点の保険適用の件で不妊治療の保険適用の点でございますが、不妊治療のうち保険が適用されない治療について市が単独で医療保険を適用して保険給付することは、出産費用と同様に現在の医療制度上ではできません。したがいまして、市の単独施策については、今後慎重に検討することが必要であると考えております。


 なお、議員もご承知のとおり、厚生労働省において医療保険が適用されない特定の不妊治療、体外授精であるとか、それから顕微授精等を受けた方を対象にその治療費を助成する制度を設けております。


 実施主体につきましては都道府県、指定都市、中核市とされておりますが、兵庫県におきましても特定不妊治療費助成の制度を設けて医療助成を行っているとこでございますので、ご参考のために申し上げたいと思います。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) ちょっと若干たくさんの質問をいただいております。順次お答えをさせていただきたいということでございます。


 さきに成立いたしました介護保険法の改正に伴いまして、本年10月1日から施設入所者の居住費、食費が介護保険給付の対象外となるわけでございますけれども、それに伴いまして居住費の内容がどうなるかということでございます。


 今回居住費に関しまして、先ほども議員の方からもございましたこの負担につきましては、利用者負担区分ということで4段階に分けられました。利用者負担の第1段階から第4段階までということでございます。


 そしてまた、居住費に関しましていいますと、居住の種類、例えば多床室、相部屋の場合、それから従来型の個室の場合、それからユニット型の準個室、ユニット型の個室、この4段階によりましてそれぞれ負担していただく額も異なってまいるということでございます。


 全体をお示しすることはできませんけれども、例えば利用者負担の第1段階の方、この方につきましては生活保護受給者であるとか老齢福祉年金の受給者が該当するわけでございますけれども、基本的に居住費の自己負担ですけれども、多床室についてはゼロ、従来型個室の場合には特養の場合で1万円、これは月額概算です、それからユニット型の準個室の場合は1万5,000円、ユニット型の個室の場合は2万5,000円というふうになっておりまして、これを上限にして個人の負担をいただくということになります。


 また、第4段階、これは基本的にはいわゆる補足的給付といいますか、特定入所者介護サービス費が受けられないという方でございます。これがいわゆる基準費用額になっておるわけでございますけれども、この金額が例えば第4段階で多床室の場合には1万円、それから従来型個室の場合は3万5,000円、ユニット型の準個室で5万円、そしてユニット型の個室が6万円ということで、いわゆるこの差額が今申し上げました補足給付として介護保険の方から特定入所者介護サービス費として給付されるという、こういうような仕組みになっております。


 また、食費につきましては、基本的には月額概算で申しますと、先ほど言いました第1段階の方が1万円、それから第2段階の方が1万2,000円、第3段階の方が2万円ということでございまして、標準としましては4万2,000円ということでございまして、この差額が同じくまたこのサービス費として保険から給付されるというふうになっております。


 それから栄養管理費の内容でございます。今回食費に関しましてもいわゆる保険給付の対象外ということになったわけでございまして、その中でこの中身的には食材料費と調理費につきましては基本的に利用者負担ということになります。それ以外に栄養管理費用というふうなものがあるわけですけれども、これにつきましては保険で給付をするということになります。


 この栄養管理と申しますのは、いわゆる一人一人の栄養状態や摂取状況に応じた個別の対応ということを今回は特に重視をしておりまして、栄養ケアによって低栄養状態を何とか改善するということを掲げております。そうした中で栄養ケアについての保険給付の対象とするものでございます。


 具体的には、やはり利用者一人一人の健康や栄養状態などについて体重測定などによってきっちりとチェックをする。そして低栄養状態になっていないか、嚥下機能はどうかというふうなあたり、それからあと個別の計画の作成、特に個人個人に対しての栄養状態の予防改造のための食事や摂取、嚥下機能に応じた食形態をつくる。あと定期的なフォローアップ。いずれにしましても自分の口で食べていただくというふうなことでございまして、これらの栄養ケアについては保険給付の対象とするということになっております。


 それから現在施設の方で、いわゆるその施設の居住費、それから食費について決定は、協議されておるわけですけれども、その方向性については現在ではまだ具体的なものは承知はいたしてはおりません。しかしながら、国が示すいわゆる基準費用額、これに準じて一応設定がなされるんではないかというふうな見通しを持っております。


 また、施設に入所しておられる方が要介護1という方がいらっしゃるわけでございます。今回介護認定区分というふうなものによりまして平成18年4月1日以降の申請分からいわゆる要支援1、2というのが新たに加わってくるということでございまして、仮に現在の基準で要介護1に該当してる方が施設に入所しておられるというふうになりました場合、新しい基準で要支援2になる場合がございます。そういう場合には、基本的には新予防給付の対象というふうなことになりますので、施設入所のサービスは利用できないということになるわけでございますけれども、一応施設入所者に関する経過措置ということで平成20年度末までは引き続き施設に入所していただくということになっております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 12番、奥野初見議員。


○議員(12番 奥野 初見) まず新市の木・花についてですが、来年10月には国体が開催され、全国からお客様をお迎えすることになっております。早急に制定し、国体に向けて公共施設、公園、沿道等を花いっぱいにしてお迎えすることで豊岡市をアピールし、一層の歓迎の容姿で迎えることができると思います。一日も早く制定していただくことを強く要望いたします。


 永楽館につきましては、復元される位置について現在地なのか移築されるのか、どのようなお考えか、伺います。


 それから明治時代の建物として材料を使用し、明治時代の建造物として復元を目指されるのかどうか、お伺いいたします。


 個人の所有でありますが、永楽館の建設から長期にわたって使用されてこられました多くの資料が保存されており、その上、全国的に屈指と言われる歌舞伎衣装が大切に保存されております。永楽館と保存されている資料、歌舞伎衣装とが一体となった有効利用、有効活用が強く望まれるところでありますが、その考え方についてお伺いいたします。


 上野橋につきましては、承知しているというお返事をいただきましたので、大変ありがたいと思っておりますが、今、総合計画の中で検討するということでございます。総合計画というのはいつごろできるものなのでしょうか。


 次は、4番の保険証のカード化についてですが、一般的なカードと混同するとかいろいろ今おっしゃいましたですが、資料をいただきまして見ましたところ、国民健康保険証の保険者数は8月末現在で3万7,740人であります。カードの製作費は1枚単価33円と計算しておられ、単純に掛け算いたしますと124万5,420円であります。このお金で3万7,740人の加入者にとって非常に利便性が高くなり、歓迎されると思います。今まで1世帯1枚の保険証で多くの皆さんが不便を感じておられますので、やはりすぐにでも実施していただきたいと考えますが、再度お伺いいたします。


 少子化対策の中で保険適用は無理だということでございます。後で市の施策としては慎重に検討するということでございますが、不妊治療の場合の医療助成制度を設けられているとおっしゃいましたが、金額は幾らでいつまでなのか、お伺いいたします。


 6番、介護保険についてでございますが、ただいま詳しく説明をいただきました。この居住費と食費については、今まで入っていた人も相当の負担がかかって、施設を出ざるを得ないような状況になる方があるようでございます。そういう場合、支援策として何かお考えでしょうか、お伺いいたします。


 それから居住費と食費の自己負担は、改正では18年の4月ですが、17年の10月1日からというのはどういうことなのか、再度お尋ねいたします。


 それから要支援と要介護1の介護保険適用外になるのはいつからか、その施行日はいつでしょうか。


 それから介護認定の要支援と要介護1の人の一部というこの、私は社協の理事会であゆみという本をいただいておるんですが、この中に介護認定の要支援と介護1の人の一部は介護保険サービスの利用ができなくなり、別の制度のサービスを利用することになるというふうにあるんですが、この今の要支援と要介護1の人の区分がどういうふうになるのか、お尋ねいたします。それから別のサービスというのもどういう中身のものでどういうものなのか、お伺いいたします。


 それから現在要支援から要介護5までの認定者数は幾らなのか、そしてその中で要支援と要介護の1の人は何人で何%ぐらいあるのか、お伺いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 教育次長。


○教育次長(村田 正次) まず現在地か動かす、移設するのかということでございますけども、永楽館につきましては回り舞台の下部構造、下部機構であるとか花道下の奈落などに価値があると言われております。したがって、多少でも動かすとなりますと主体構造のみならず奈落の石積み等も新たにつくり直していくことになり、文化財としての価値が損なわれることになります。さらに、敷地上の制約や移転経費等の増嵩の問題も生ずることになります。


 さらにまた、移設ということになりますと手続に時間を要し、復元完成がおくれることにもなりかねないというような問題点がございます。したがいまして、現場所での復元を進めていきたいというふうに考えております。


 それから小幡家とのかかわりでございますけども、小幡家におかれましては歌舞伎衣装や台本などの資料約300点が所蔵されているということで、貴重な歌舞伎関連資料がございますけれども、この活用、利用等につきましては、現段階では所有者の意向等も十分お伺いする中で今後検討していく必要があるのではないかなというふうに考えております。


 それから復元の整備の基本となる年代につきましてですけども、明治34年に改築されて以来何度も増改築されているということでございますけども、大正から昭和初期が芝居小屋としての全盛期であったというようなことから、大正11年ごろの改修時を整備の基本として考えていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 上野橋の関係で総合計画のお話が出ました。総合計画は、18年度末に一応策定するという格好になってますが、この計画そのものは10年先を見通しました基本構想という部分と、そして10年間を前半5年間に割りまして、前期5年間の基本計画というものをくっつける格好になりまして、具体的に細やかな事業の部分については別途実施計画を立てます。総合計画そのものの中には個別の事業は入ってきませんので、そういった計画に基づく実施計画の中で整備すべき順序等の検討をして個別の事業が上がってくるという格好になります。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 再質問いただきました国民健康保険のカード化の件でございますが、確かにカードの製作費について単価33円程度と思いますけども、それ以外に諸経費、つまり電算システムの改修費の経費であったり、それから端末機のハード経費であったり、それから導入後の維持経費、ランニングコスト、そういったものが当然必要になってまいります。県下の状況につきましても、県下では神戸市のほか1町程度しか実施をしておりません。


 それからまた、利便性についてでございますけども、現在の紙ベースの1世帯一つの被保険者につきましても、例えば学生等であれば単独の遠隔地用のものも発行しておりますので、現在につきましてはことしの証の更新につきましては従来の紙ベース、1世帯一つの方向でいかざるを得ないと考えております。


 それから2点目の不妊治療の県の補助制度の内容でございますが、県が事業主体でやっております。内容につきましては、1年度当たり、つまり1年間に10万円を限度として、現行制度では3年を限度としておりますけども、これにつきましては情報としましては1年ないし2年延長の方向ではないかという情報を得ております。


 それから当然これにつきましては所得制限等もございますので、詳しい内容につきましてはまた必要でしたら後で申し上げたいと思います。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 今回の改正によりまして負担がかかって出ざるを得ない、それに対する支援策ということの考え方でございますけれども、基本的に今回のこの改正に伴って居住費、食費が自己負担というふうなことになるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり非常に手厚い対策がこの今回の制度改正の中に盛り込まれております。


 ご承知のとおりに利用者負担、第1段階から第3段階については、補足給付が行われるということ、それから高額介護サービス費があるということ、それからこれは一部ではございますけれども、社会福祉法人による利用者負担軽減制度が今回運用として改善・拡大されるということ、それから高齢者夫婦等への居住費や食費についての基準に該当した場合の特例措置というふうなものもあるというふうなことで、現実出ざるを得ないというような状況が現段階ではまだ具体的に見えてこないというふうなことでございます。その中で現状では支援策ということについては特に考えてはいないということでございます。


 ただ、具体的ないわゆる受け皿というふうなものが本当に必要になった場合どうするかということでございますけれども、基本的には地域密着型サービスが平成17年度から実施されまして、現在但東町で平成17年から3カ年間実施するということでございますし、それから豊岡市が現在策定を進めております豊岡市老人保健福祉計画及び第3期介護保険事業計画、この策定の中で受け皿というふうなものが必要であれば当然整備として考えていく必要があるというふうに考えております。


 それからあと自己負担が平成17年の10月ということになったということでございまして、何で18年の4月からならなんだのかということでございます。これは国のいわゆる法律の内容ということになるわけでございますけれども、やはり高齢社会の進展によって介護サービスの費用が増大しているという状況がある中で、保険料の上昇をできる限り抑える必要がある、そういうようなことから介護保険から給付される費用、できるだけ効率化、重点化するというふうなことであるわけでございまして、また議員からもご指摘がありました同じ要介護状態であれば在宅と福祉において給付の負担が公平であるべきというふうなことからこの10月からの実施がなされたということでございます。


 また、適用外の施行の関係ですけれども、基本的にはこれらについては費用負担についてはこの10月からでございますけれども、要介護認定が平成18年の4月からということになっておりまして、施設入所者についても当然更新の時期が18年度以降来るわけでございます。その更新時に要介護1の方で要支援2に回る方が出てくるというふうな可能性が出てくるということで、施行日については18年の4月1日以降ということでございます。


 また、別のサービスということにつきましては、先ほども申し上げましたグループホームやケアハウス等の施設整備を地域密着型として進めていくというふうなことで、その中身については以上のとおりでございます。


 それから最後に、認定者数の内容でございました。まず現在の認定状況ですけれども、要支援から要介護5まで3,576名、これは7月末の数字でございます。そのうちの個別でいいますと要支援が516、要介護1が1,064、要介護2が507、要介護3が465、要介護4が514、要介護5が510ということになっておりまして、特にこの要支援516、これはパーセントでいいますと14.4%、それから要介護1が28.8%、このいわゆる比較的軽度な方と言われる要介護、要支援が全体の44.2%を占めているという状況でございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 12番、奥野初見議員。


○議員(12番 奥野 初見) 永楽館の復元につきましては、はっきりと現在地というふうに言っていただきました。


 活用方法についてですが、資料館として置いとくのか、それともいろいろ活用して使っていくのかということでございますが、両方兼ねてというふうに受けとめてよろしいでしょうか。


 それから総合計画につきましては18年度末に策定ということでありますが、その中での実施計画というのはいつごろにされるのでしょうか。


 それから保険証につきましては、やはり今答弁いただきましたんですが、現在の方向では今のままということでありますが、ぜひ利便性を考えて必要であると思いますので、再度検討していただきたいと思います。


 介護保険につきましてですが、今ちょっとようわからなかったんですが、この要支援と要介護1の方が介護保険適用外になるというふうに一般的に報道されておりますもんで、私も現地を回って勉強してまいりましたら、要介護1という方が要支援の2と要介護1に分かれるというふうにお聞きしてまいりました。したがって、今までの要支援1の方と要支援2の方が介護保険の適用外になるというふうに私はお聞きしてまいりました。


 それでその外れた方、サービスが受けられなくなった方は、どういうサービス、別のサービスというのはどういうことかって先ほどお尋ねしたんですが、お答えがなかったように思いました。これは介護予防サービスというメニューでなされるということです。介護予防サービスというのは、介護保険がきかないわけですので、そうすると介護保険で今まで例えば入浴サービスを1万円かかるところ1割負担で1,000円でおふろに入れてもらえた。それが今度介護予防サービスの要支援1と要支援2の方、介護保険が適用されない方はどのような負担でサービスを受けることができるのか、それともサービスは受けられないのか、そこらあたりをお尋ねしたいと思います。


 それから認定者の数のうちで約44.2%が介護保険適用外になるというふうに私は認識しておりましたが、介護保険の利用者数が激減するわけですが、改正後の市民の介護保険の負担金、今のところではどんどん上がっていっとるわけですが、負担金は減るのか、ふえるのか、これはもちろん推察でございますが、どういうふうになっていくと思われるか、お伺いいたします。


 それから最後に、保険がふえ続ける、だんだんふえて負担がふえ続けるということで、介護保険料を圧縮するために国の制度としてこういうふうな要支援と要介護1が保険適用外になるということになるわけですが、この方たちをどのように守っていくか。おうちにおられたら足元のおぼつかない要支援の方というのは寝たきりにならないようにリハビリを一生懸命受けておられる方、それから要介護1という方は立ち上がったり歩くことが困難な日常生活や基本的な動作が不安定な人ということでありますが、この方たちが介護保険から外れた場合、保険を十分受けることができなくなった場合、こけたりとかいろいろなことが起きてまた介護度が上がったりするようなことも考えられるわけですが、どういうふうにしてこの方たちを救っていかれるのか、支援策といいますか、お考えか、伺います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 永楽館の保存と活用についてでございますけども、基本的に先ほど議員おっしゃいましたように保存と活用をあわせて行うということで、お互いに相乗効果をねらいながら図っていきたいと思ってます。


 通常は観光客であるとか市民の皆さん方に公開展示するというスタイルになると思います。


 それから一方で、貸し館とかそういった自主事業、先ほど申し上げました地元劇団の練習・発表であるとか芝居の公演、こういったような舞台を使った貸し館なり自主事業等で活用していくということで、保存、公開と活用をあわせて行っていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 新しい総合計画が18年度末にできますので、19年度から新しい総合計画に基づくまちづくりが動いていくという格好になりまして、したがって実施計画につきましては、まず3年間立てる予定を今いたしてまして、19、20、21ということで3カ年を見通した計画つくる。それを一年一年中身を精査をして、見直しをしながらローリングをして持っていくという格好になります。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 大変失礼いたしました。若干説明足らずがあったかと思います。


 まず、大前提として申し上げます。今回の要介護認定に係るいわゆる要支援、要介護の関係でございますけれども、まず今回の改正では、いわゆる要支援の方、現行要支援の方は、基本的には新しい改正後は要支援1に移行していただくということになります。それから要介護1の方、これにつきましては一応国の方の試算では約7割から8割の方が要支援2に、そしてあと残りの2割から3割の方が要介護1でそのまま残られるという、こういうようなことでございます。


 一番大原則の部分で若干議論がかみ合わなかったわけでございますけれども、基本的にこの要支援1から要介護5まで、つまり現行では要支援と言っております6段階ございます。これが改正後は要支援1、要支援2を加えまして要介護1から要介護5までで7段階に分かれる。これらはいずれも介護保険の適用を受けるということになります。したがって、過去にご説明を受けられました内容については今回ご訂正をお願いをいたしたいというふうに考えております。


 ただ、今回変わりますのは、この要介護1以上の方については従前どおりのサービスが提供されますけれども、要支援1、要支援2の方につきましては新たにいわゆるより自立性を高めていただくというような観点から栄養改善、口腔機能向上、筋力向上などの新しいメニューが導入されるということになっておりまして、いわゆる従前のサービス、その中身においてやはりより自立性が高める、従来のような一方的なサービスを提供を受けるということではなくて、みずからも進んでやる。例えば家事なんかですと、全部つくってもらうんではなくって一緒につくる、買い物も買ってきてもらうんではなくって一緒に買い物に行く、洗濯関係についてもできることをやっていただく、そういうような方向性でそれぞれ個別の状況にあわせたケアマネジメントがなされ、それに基づいて自立を高め、そして要介護度にならないように、そしてひどく進行しないように、そういうふうな形で今回改正後は実施されるということでございます。


 したがって、もっと相当議論の中でありました介護予防サービスがきかなかったら実際負担がどうなるかということでございますけれども、現在ではいわゆる在宅等における利用の限度額等はまだ決まっておりませんけれども、少なくとも残るということでございます。


 したがって、認定者の44.2%が介護保険の適用外になるんではなくて、介護保険の適用の中でサービスを受けられるというふうになりますので、その点もあわせましてご理解の方よろしくお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 12番、奥野初見議員。


○議員(12番 奥野 初見) えらい私も思い違いだったと、ちょっと納得がいかないんですが、要支援の1から要介護5まで全部介護保険を受けられると今おっしゃいましたですね。私は、要支援の1と、今度改正になった後の要支援2になるわけですが、この方たちは介護保険サービスが受けられないというふうに認識しておったんですが、ちょっと私の勉強間違いだったらまた勉強してまいりますが。


 それからちょっと済みません。例えば私は介護保険受けられないと思っておりましたものですから、要支援の方とか要支援1の方が非常にうちの中でも危ないというふうに思いまして、何か方策がないだろうかということでいろいろ考えました結果、夫婦が共稼ぎの方とか農繁期とか冠婚葬祭時、そういうときに1人でうちに置いておけないという家族を持ちましたとき大きな負担と心配が伴います。デイケアというのは、介護保険サービスが利用できる人を対象としておりますが、介護保険適用外の健老者を対象とした宅老所というのを開設してはどうだろうかと私は思います。そうしますと朝送っていって、また夕方迎えに行く、夜は一緒に過ごすという。そうしますとリハビリにもなりますし、介護予防にもなると思っております。働く女性の立場から、また私自身15年間の在宅介護の経験から在宅介護者への救済策として宅老所の開設を強く望むものでございます。最後にこの意見をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) もう1点、ちょっと先ほどの質問の追加でございますけれども、このことについては冒頭の答弁の中で申し上げてはおりますけれども、この要支援1、要支援2の方が利用できないサービスは、施設サービスが利用できない。つまり介護保険3施設あります、特養、老健、そして療養型の医療施設、これの利用ができないということで、このことは現行の制度でも要支援の方はいわゆる介護保険施設と言われるものは利用はできません。


 それから宅老所機能を持ったものを整備ということでございますけれども、これにつきましても基本的に地域密着型サービスを今後推進していく必要がある中で、この宅老所の機能というのは例えばグループホームもございますし、それからケアハウス等もございます。そういうふうなものもうまく活用する中で今後対応していくのかなというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 12番、奥野初見議員。


○議員(12番 奥野 初見) 私の一般質問終わりますけれども、今宅老所の話で出ましたですが、例えばショートステイなんかでも出石でも1カ月前に申し込みをしなければならないとか、いきなり葬式があって行きたいんだけどと言っても預かってもらえない。豊岡だったら、3カ月ぐらい待たなきゃいけないというような状況であります。できれば一度考えていただきたいなと思います。


 これで私の一般質問終わります。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で奥野初見議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は10時35分。


               午前10時25分休憩


          ────────────────────


               午前10時35分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、54番、古谷修一議員。


               〔古谷修一議員 登壇〕


○議員(54番 古谷 修一) おはようございます。(拍手)54番、古谷修一でございます。合併により与えられた在任特例最後のこの9月議会で会派コスモスのトップバッターとして質問の機会を与えていただきました。同僚議員の皆さんに心より感謝申し上げます。


 そして多くの市民の負託にこたえるべく広域になった新豊岡市の将来展望を踏まえた諸問題をただしていきたいと思います。


 その前に、先日の台風14号により九州や四国に記録的な豪雨をもたらし、多くの死傷者が発生したのを始め各地で土砂崩れや洪水による被害が発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆さんが一日も早く元気を取り戻し復旧・復興に立ち向かってほしい、そして昨年の私たち豊岡市へのご支援に心から感謝し、何か復旧のお手伝いをしなければならないと強く決意をする次第でございます。


 それでは通告に従い質問させていただきますので、明快なるご答弁をお願いいたします。


 1といたしまして選挙の投票所についてでありますが、衆議院議員選挙が終わりました。投票率が大幅にアップいたしました。次は、市議会議員選挙が始まります。


 皆さんにまず投票に行ってくださいと頼みますと、投票所のムード何とかならんのか。投票所に入ると市の職員の方々及び立会人の皆さんが一斉にこちらを見られる。特に投票用紙に記入するときには、後ろから見られている。とっても嫌だと言われます。特に若者や女性から記入する机の角度を何とか考慮していただけないかという要望をたくさん聞きます。


 そこで立会人の役割を考慮した上でレイアウトの変更を投票率向上のために一考願えないか、お尋ねいたします。


 大きい2番といたしまして、防災対応についてでございますが、昨年の台風大災害以来市民の皆さんの防災意識は非常に高まっています。


 反面、災害は依然として非常に起きやすい状況下にあります。さきの7月臨時議会において災害復旧・復興調査特別委員会の中間報告といたしまして、昨年の台風23号の教訓を無にすることがないよう万全を期すべきだと要望を申し上げたところでございますが、次の点につきましてお尋ねをいたします。


 1、避難所の見直し及び装備品の分散配分の状況、2、防災無線等機器の整備状況と情報発信手法の改善について、3番、庁内での組織体制の確立の状況をお尋ねいたします。


 次に、大きい3番といたしまして、新市の財政自立と健全化についてでありますが、1といたしまして、16年度決算は既に3月31日に打ち切り決算として結ばれておりますが、その後、未収、未払いの整理後の旧1市5町の決算状況は改善されたのかどうか、お尋ねいたします。旧市町ごとにお答えください。


 2番といたしまして、受益と負担の公平性についてでありますが、合併協議の中で一部で不均一課税が認められておりますが、都市計画税、上下水道料金の見直し、改善はどのように考えられているのか、お尋ねいたします。


 3番、バランスシート及び事務事業の評価システムの構築を急ぐ必要があると考えますが、対応をお答えください。


 4番、庁内に行革本部及びグループ会議を設置したとありますが、目的、役割をお尋ねいたします。


 次に、大きい4番といたしまして、円山川激特事業及び関連についてでありますが、昨年の台風23号災害の復旧・復興事業が精力的に進められておりますが、記録的時間降雨量を更新する台風が次々発生し、いつまたやってくるかわからない状況下、この激特事業にかける期待は大なるものがあります。地元の理解と協力も絶対条件であります。


 これらを踏まえて、1、河道掘削について、2、一日市・宮島堤防改修について、3、鳥居橋、4、KTRの橋梁かけかえについて、5番、赤崎・浅倉無堤地区の築堤について事業概要と地元協議を踏まえた進捗状況をできるだけ詳しくお知らせください。


 大きい5番としまして、北但広域ごみ汚泥処理施設についてお尋ねいたします。


 本事業は北但行政事務組合の所管と理解いたしておりますが、市議会に陳情書が提出されており、またこの事業予算は合併特例債を活用したいとのことでありますので、何点かご質問いたします。


 1としまして、日高町上郷の予定地が最適地として選ばれた経過と理由をお尋ねいたします。


 2番といたしまして、地元に対しての今日までの説明経過をお尋ねいたします。


 以上で第1回の質問を終わり、あとは自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは行革に関するご質問にお答えをいたします。


 行政自体が持続可能性を厳しく問われる状況になってまいりましたので、本市といたしましても行政改革大綱を策定をして実施をするということにいたしました。めどといたしましては、来年の秋に行政改革大綱を策定いたしたいと考えております。


 行政改革本部は、私を本部長に、助役を副本部長といたしまして、部長級以上の職員と行政委員会の事務局長により構成をされております。いわば市当局内部の最高の審議機関、同時に意思決定機関というふうな内部的な位置づけをいたしております。


 そしてこの行政改革本部は、策定すべき行革大綱の進行管理をする、あるいは重要な事項についての議論をし、決定をしていく、こういう役割を担っております。


 他方で、事務局長や部長級ばかり集まりましても実務的な観点というのは必ずしも詳しくはございませんので、行政全般についての議論をする観点からそれぞれの分野での実務者レベルをグループ会議等のところに集めまして、実務者の観点から専門的な調査研究をして行革本部に報告をする、あるいは行革本部の指示を受けてさらなる調査研究をする、こういった関係になります。


 さらに、さきに条例をお認めいただきましたけれども、それに基づく行政改革委員会で審議をいただき、その結果を市当局にいただいた上で、最終的には市当局の責任において市の行革大綱を設定するわけでありますが、その委員会と当局側との意見のやりとりをする際にこの行革本部が進行管理をする、こんなふうな理解をいただければというふうに思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。私からは防災対応の中で特に庁内での組織体制についてお答えいたします。


 ご質問では体制についてどうであったかということでございますけれども、先般の14号台風は幸いにしまして事なきを得たわけでございますけれども、このときは災害警戒本部を設置しまして、配備体制では第1号配備体制としております。


 それでその内容につきましては、災害時における職員の非常備体制につきましては、第ゼロ号から第3号まで、この4段階に設定をしております。合併に伴います支所の職員減を補うために本庁勤務の旧町職員を段階的に総合支所に配置いたしまして、その体制に当たらせております。


 それで第1号配備体制では、状況に応じて本庁勤務の一部の旧町職員が支所に返る、こういうことでございますけども、先般では、それで第1号ですから、その中の何人かが返って朝方まで警戒なり活動しとったということであります。


 それから第2号及び第3号非常備体制では、すべての旧町職員が総合支所へ帰着し、あらかじめ定められた配備表に基づき総合支所長の指揮のもとに防災業務に従事する、こういうようにしております。


 6月議会でも随分そのことにつきましてご指摘もいただいておりまして、7月にその体制整備の基本を定めて実行に移しております。そして特に災害対策に係る総合支所長への委任について、先般のときも市長も答えておりますが、全般的に委任する。ですから避難勧告発令等の災害対策にかかわる権限をゆだねる。そのゆだねた後については、支所長がみずから行った判断等について速やかに市長へ報告する、こういうような体制にしておりますので、もちろん本庁の職員については先ほど申し上げました配置体制によって警戒あるいは実際の任に当たっていく、こういうことにしております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 選管委員長。


○選挙管理委員会委員長(籏谷 力夫) 投票所における立会人の役割につきましては、投票事務の全般について立ち会うこと、そして投票管理者が投票、代理投票の拒否等を行うことがある際に意見を述べること、その他投票録への署名、投票箱の開票所への送致立ち会い等でございます。


 要約いたしますれば、投票所で投票が行われるに当たり手続が公平かつ適正に処理されているかを見届け、場合によっては意見を述べることが重要な役割であると考えております。


 したがいまして、立会人には投票所での事務従事者の手続はもちろんのこと、選挙人が適正に投票するかどうかも含めて見届けていただく必要があるものと考えております。


 次の投票所のレイアウトにつきましては、投票所ごとに条件が異なっておりますために一律にはできませんけれども、基本的事項といたしましては投票の秘密が守られるかどうか、投票所の秩序が確保できるかどうか、有権者が戸惑うことなく投票できるかどうか、能率よく正確に投票事務を行うことができるかどうか等に配慮しながら投票所内の配置が行われておるわけでございます。


 特に記載台や投票箱の場所につきましては、有権者にわかりやすく投票が正確に行われるよう工夫しなければなりませんが、加えて投票管理者や立会人から十分に見通せる場所に配置する必要がございます。投票する有権者にとって投票所のイメージは選挙そのものに対するイメージにもつながってきますので、投票率にも影響を与えるものでございまして、有権者の投票の秘密を確保しながら雰囲気やレイアウトを工夫し、気持ちよく気軽に投票できる投票所づくりに努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 防災対応にまつわる避難所と装備品の関係でご質問をいただきました。


 避難所の見直しにつきましては、昨年の台風23号を教訓にいたしまして現在緊急的に見直しを行っています。今年度策定予定の地域防災計画の中で本格的な見直しは行いたい、そんなふうに考えております。


 それから分散保管の関係でございます。市立の公民館であるとか、あるいは小・中学校への毛布の備蓄については行いたいというふうに考えておりまして、既に小・中学校への配備につきましては終えております。また、一部公民館につきましても、一部を除いてこれも配備を終えておるところでございます。


 今後につきましては、民間で避難所をお願いしてるところはあるわけですけども、最低限の備蓄をしていただけるよう協力要請をしてまいりたいというふうに考えております。


 なお、ご推察をいただきますように、避難者の全員の方の備蓄を行うということはもう本当に不可能だというふうに思われます。市民の皆さんには毛布と、それから二、三日程度の水や食糧、こんなふうなものを持参をしていただいて避難をお願いをしたい、そんなふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず1点目は、防災行政無線の新規の申し込みの状況はどうかということにつきましてご答弁を申し上げます。


 まず当初、昨年の台風時でありますが、設置を断っておられた家庭につきましても昨年の経験をもとに設置をしてほしいといったご要望がございました。それらにつきましては当初市の方では、多くて1,000台程度であろうというふうに踏んでおったわけですけども、結果的には約1,300台程度になったのではないかというふうに考えてます。


 ただ、これにつきましては昨年の台風によって水没によっての機器の交換がございました。これは旧豊岡で申し上げますと400台余り、そして城崎町でも約30台、日高町においても50台、出石町においても100台といった交換部分があるわけですが、そこの部分と明確にちょっと整理が、区分けはできないということはありますけども、先ほど申し上げましたとおり新規の申し込みにつきましては約1,300台というふうに踏んでいます。


 それから次に、新市の財政についてのお尋ねございました。一般会計の16年度の決算額、これはさきの臨時会で決算書でお示しをしたとおりでありますけども、1市5町全体で歳入は552億9,284万9,000円、それに対して歳出でありますが、554億2,280万2,000円というようなことで、歳入歳出の差し引きの額、つまり形式収支でありますが、これは1億2,995万3,000円の赤字ということでございました。


 お尋ねのように、この決算額に旧市町分の未収・未払い金、これは9月の補正後の予算額を加えてまいりますとトータルで申し上げますと歳入では658億1,905万5,000円、そして歳出では648億4,405万2,000円というようなことで、歳入歳出の差し引き額、つまり形式収支でございますが、これについては逆に9億7,500万3,000円の黒字となる見込みでございます。


 ただし、これにつきましてはあくまでも予算ベースというようなことで、その点につきましてはご理解をお願いしたいと思います。


 議員の方からは各市町ごとの状況をというようなことでご質問ございましたので、お答えをしたいと思います。


 決算段階では3町において赤字であったわけですけども、その後の見込みを加えた数字を申し上げます。歳入と歳出の差し引きの形式収支で申し上げます。金額のみ申し上げます。豊岡市でありますが、いずれも黒字でございます、5億406万6,000円、城崎町9,104万7,000円、竹野町2,252万2,000円、日高町2億4,470万3,000円、出石町7,379万6,000円、但東町3,886万9,000円。したがいまして、最初にご答弁申し上げましたトータルで申し上げますと9億7,500万3,000円の黒字というふうな状況でございます。


 次に、不均一課税について、都市計画税のお尋ねがございましたので、それについてご答弁申し上げます。


 都市計画税につきましては、合併協定書の中で都市計画税は都市計画マスタープランの策定及び都市計画区域の見直しにあわせて新市において検討するというふうなことになっております。したがいまして、この合併協定に沿って対応してまいりたいというふうに考えてます。


 この不均一課税につきましては、同じ市民でありながら不均衡な状況になってるというようなことで、これについてはできるだけ早い時期に見直しを行いまして、適正化を行っていく必要があるというふうに考えています。


 一方では、市民の皆さんの痛みを伴うものであるわけでございまして、これについては早くする必要はもちろんあるわけですが、慎重に協議・調整をし、市民の皆さんの理解をいただく中で進めてまいりたいというふうに考えています。


 それからバランスシートについてのお尋ねございました。これにつきましてはその資金の厳選と、そしてその使途を示すというようなことで、団体の資産形成の特徴を把握して効率的な資産形成がなされているのかどうかといったチェックができるというようなことで、これは合併前の旧市町におきましてもすべてで作成をいたしておりました。当然のことながら財政状況を市民の皆さんに明らかにし、理解を願うといった観点から新市におきましても同様にこのバランスシートにつきましては作成をしていきたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 私からは事務事業の評価システムにつきましてご答弁させていただきます。


 行政評価につきましては、6月議会においてご質問や修正についてのご指摘をいただいたところです。その際、行政評価は行政活動の結果を評価し、その結果を改善に道づける手法で仕事のサイクルを計画、実行、評価、そしてまた計画というサイクルにすることによって結果を次の事業に生かすための評価が行政評価とされていること。その行政評価の中では、事務事業評価が多く実践されており、事務事業評価は事務事業の目的を設定し、その事務事業がどれだけの事業費や人材を用い、どれだけの活動を行い、どれだけの効果をもたらしたかを数値による指標を利用して担当課がみずから点検して事務事業の改善につなげていくやり方であることを説明いたしました。


 この事務事業評価は、一足飛びにできるものではありません。


 そこで、まずは現在の豊岡市においてどのような事務事業があるのかを探るために業務の棚卸しを行い、またそのような事務事業がどのような目的と手段との関係になっているかについて検討したいというふうに考えております。


 一方、たくさんの自治体で事務事業評価が既に導入されている中で、例えば評価指標を徹底する基準がなく、有効な評価を導き出すための指標の制定が困難であるという指摘がなされています。そのためどれだけの効果をもたらしたかを数値によって点検する成果指標による事務事業評価を導入するかどうかについては、行政改革大綱にかかわる策定に係る過程でその効果や課題点を踏まえながら検討していきたいというふうに考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 水道料金及び下水道の使用料につきましての不均一についてお答えを申し上げます。


 合併協議によりまして新料金表については決定をされたものの、激変緩和措置としまして現行料金と新料金に10%以上の増減が生じた場合につきましては、増減率を10%に固定した料金で3カ年間措置するとされております。平成17年から19年度の3カ年間で整備計画、改良計画を見直しをいたしまして、さらに事務事業の合理化などによりまして経費の節減を図り、それぞれ財政計画を見直す中で平成20年度には適正な均一料金に移行したいと考えております。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 私の方からは円山川激特事業関連の5点についてお答えをいたします。


 まず、1点目の河道掘削事業でございます。その前に、議員ご案内のように円山川緊急治水対策事業につきましては、昨年12月27日に発表されまして、出水期までに立野・鳥居地区の破堤箇所の復旧工事、それから浅倉・赤崎地区の一部区間におけます築堤工事、それから野上地区の堤防かさ上げ工事など予定どおり完成をいたしております。


 河道掘削につきましては洪水時の河川水位を下げるために計画をされておりまして、掘削土の仮置き場として野上、下鶴井と立野、梶原地区の2地域の農地を借り上げるよう既に関係者と協議を行い、おおむね了解されております。


 現在工事発注に向けて手続をしているところであると伺っております。


 掘削土量につきましては、事業全体で300万から400万立米、年間約80万立米を目安に進捗を図ると伺っております。


 なお、既に城崎大橋付近の工事が発注をされております。


 それから続きまして、一日市・宮島堤防でございますが、堀川橋から奈佐小橋の間、約3キロメートルの堤防強化と、これに伴います豊岡港線、県道でございますが、これの整備につきまして8月の8日から10日まで小田井地区、宮島地区、一日市地区におきまして事業説明会が開催をされまして、事業に対する大方の理解が得られ、用地測量、支障物件調査に着手をされたところでございます。


 境界線の立会につきましては、稲刈り後に行いたいということでお願いをいたしてるところでございます。


 それから鳥居橋でございますが、これにつきましても前回の議会でもご説明をいたしましたが、破堤箇所から上流約100メートルの位置にかけかえをされることにつきまして地元合意が得られておりまして、現在橋梁の基本的な設計並びに道路の詳細設計が行われているところでございます。


 橋梁が約100メーター上流に行きますので、国道の取り合いでありますとか右岸側の市道との接続につきましてもあわせて設計をいたしておりまして、設計完了後、橋梁の詳細設計を経て用地買収、工事実施という運びとなろうかと思います。


 それから4点目のKTR橋梁のかけかえでございますが、これにつきましては現在の位置で約1.5メートルかさ上げをしましてかけかえをする計画となっております。これと平面交差しております県道豊岡港線につきましては、ボックス構造とし、遮断機での通行を廃止する計画で進められております。


 現在国土交通省とKTRとで設計協定について協議中であると伺っております。協定が調いますと、設計をいたしまして、事業費も出てまいります。その段階で費用負担の話等もあろうかと思いますが、これを経て工事を着手するというふうになります。


 最後に、赤崎・浅倉の無堤地でございますが、円山川本川につきましては計画高水位プラス0.5メートルで築堤をいたしまして、これと合流する稲葉川の円山川本川からの影響区間をあわせて整備をすることといたしております。


 現地の測量は終了いたしておりまして、現在設計中であると伺っております。設計完了後、早い時期に地元への事業説明を行っていただくようお願いをいたしているところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 北但ごみ・汚泥処理施設についてのご質問でございますが、まず1点目の適地絞り込み結果とその理由でございますが、同施設の場所、用地の選定につきましては、平成13年度に北但地域全域を対象に急傾斜地及び法定規制区域を除いた133カ所のうちから適地エリアとして13エリアが選定をされ、次年度、14年度にはその13エリア24カ所から4エリア7カ所が選定をされております。さらに、平成15年には4エリア7カ所を総合的に評価をされました。


 そして平成16年6月1日に北但地域ごみ・汚泥処理施設推進協議会の総会が開催されまして、1つ目には立地条件から見た施設建設の難易性、2つ目には建設工事の評価、3つ目には施設立地点から見た収集運搬の効率についてが最も総合評価が高かった日高町上郷がごみ・汚泥処理整備に係る適地として絞り込みがなされたものと認識しております。


 それから2点目の地元に対しての説明の経過でございますが、事業主体であります北但行政事務組合におきまして以下、次のように説明されたと聞いておりますので、申し上げます。


 昨年5月29日に上郷地区の事前の説明会が開催され、同じく昨年8月11日には上郷地区の幹事会の視察ということで奈良県の桜井市のグリーンパークの視察を行いました。


 同じく11月13日から14日にかけましては、上郷地区の検討委員会の視察ということで2カ所、愛知県の吉良町の施設、それから愛知県の蒲郡市の施設の視察が行われております。


 それから年が明けまして本年、17年ですが、3月21日に、今度は上郷区の隣保長幹事会の視察ということで、先ほど申し上げました桜井市のグリーンパークの視察がなされております。


 同じく3月の20日ですが、地元説明会についてのどう行うか検討委員会への説明が行われ、以下地元説明会が4月9日、16日、23日、5月の7日、14日、21日にわたって開催をされております。


 同じく8月4日ですが、反対者より北但行政事務組合の議会と本市豊岡市の議会に対しまして陳情書が出されております。


 同月22日には、同じく反対者より豊岡市あてに陳情が出ております。


 そして9月4日ですが、上郷の地区の方が先ほど申し上げました桜井市のグリーンパークの視察に参加をされておると聞いております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 順次再質問したいと思います。


 まず投票所の件でございますけども、立会人の任務の遂行を考えながら考慮していくということで、期待するわけでございます。


 私も通告いたしましたら、早速この間の選挙のときに私の地元には配慮いただいとったような感じがいたしまして、机の位置が変わっておりまして、非常に好評であったというようなことです。狭い中でも知恵を絞ればできる。


 よく期日前投票では非常に考慮願って、投票者が多いなってきているわけでございます。ぜひ投票所にも気楽に若い人たちが行けるような雰囲気づくりにご努力いただきたいというふうに要望いたしておきます。


 次に、2番目の防災対応でございますけども、大変昨年のときには毛布等が1カ所にあって避難所に役に立たなかったということであったわけでございますけども、大変その点は配慮願って、資料をいただいたの見ますと各避難所に配られてるというふうに報告いただいております。まだまだ学校単位とか公民館というようなことで限られたとこという感じを受けます。


 また、毛布等はいいわけでございますけども、水とか食糧も配付されております。これらの管理につきましては今後ともよろしくお願いしておきたいというふうに思います。


 そして次に、情報発信の機器等ということで、防災無線につきましては先ほど報告願ったとおりのようでございますけども、17年度予算で総合支所に発電機等の設置予算が組まれております。これらは情報発信あわせて非常時には必要ではないかなと思うんですけども、その辺の進捗状況、これをお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 大変申しわけありません。自家発電装置のことでありますが、予算で計上したわけでありますけれども、これは本庁と、そして日高支所、そして但東支所、この3カ所であります。これについては台風シーズンまでにというふうなことで当然考えておったわけですが、現在設計中というふうなことでございます。これもシーズン終わるまでに何とか早く設置をしたいというふうに考えてますが、現状としましてはまだ設置ができてないということで、この点はおわびを申し上げたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 情報発信の方でいろんな、特に風水害の場合、どういう状況であるかという把握がしにくかったわけでございますけども、去年の災害後、非常に携帯電話等を活用してのメールサービス等も実施されてきております。私も国交省のメールサービスを受けてるわけでございますけども、近ごろこういう雷が起きやすい時期になりますと毎日メールが入っております。情報過剰というような感じも受けるわけでございますけども、大勢の市民の皆さんも活用されております。どうか市の方におかれましては適切な情報を把握して、また防災無線で発信いただくよう期待しときたいと思います。


 この間の14号台風におきましても市民の皆さんが大変準備がよく、マーケットの売り上げなんかも非常に伸びとったというようなこともお聞きしております。これは大変いいことだと思います。


 ただ、情報発信が過剰になってマンネリ化にならんように、ひとつまたその点も配慮して適切な発信をお願いしていきたいというふうに思います。


 次に、新市の財政の自立と健全化についてでございますが、さきの臨時議会のときの提案の質疑の中で、16年度決算、日高町どうなっとるんだというようなことを私も申し上げて、大変気になっとって、今回質問に取り上げたんですけども、先ほど答弁いただいたように日高町も6億ほどの赤字であったのが2億何ぼの黒字になっとって、全体で9億何ぼの黒字になっとるというようなことで、まずはよかったなというふうに思います。


 ただし、これは17年度予算ベースということでありますので、必ずしもよかったよかったとは言っとれんというふうに思います。そういった中でこの今、市の場合の決算数字は、1年間の収入と支出との差し引き算用でのプラス・マイナスということでございます。これでは本当に健全かどうかということがわかりかねるわけでございまして、それで改めてこの16年度決算における各市町の財政力指数、経常収支比率、公債費比率、また基金が住民1人当たり何ぼ17年度に繰り越されたか、また地方債が1人当たりどうであったかということをお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、財政力指数から申し上げます。これにつきましては決算書といいますか、臨時会の際にお示しをした数値と変わっておりませんで、順に申し上げます。豊岡市0.540、城崎町0.359、竹野町0.204、日高町0.336、出石町0.350、但東町0.189、トータルで申し上げますと0.396でございます。


 経常収支比率につきましては、決算時であります。まず決算書で上がっておりました数字から申し上げますと、豊岡市92.8、城崎町105.0、竹野町95.8、日高町100.4、出石町99.2、但東町92.3、トータルで申し上げますと96.2であります。


 その後、出納整理期間に収入をされました市民税、譲与税を加えた場合で申し上げますと、ただいま申し上げた数字に各市町とも1%下がった数字であります。順に申し上げます。経常収支比率でございますが、豊岡市91.3、城崎町104.1、竹野町94.9、日高町98.9、出石町97.8、但東町91.3、トータルで申し上げますと94.9であります。


 公債費比率、これはもちろん変わっておりません。豊岡市19.5%、城崎町19.8、竹野町15.4、日高町24.1、出石町24.6、但東町14.2、トータルは20.3であります。


 それから基金残高でありますけども、これは一般会計と特別会計、それらを合わせまして旧市町ごとに1人当たり幾らかという額で申し上げます。まず一般会計で申し上げますと、財調基金と減債基金、そしてその他の特目基金、これらを合わせたものでありますけども、1人当たりで申し上げますと、豊岡市8万4,000円、城崎町18万7,000円、竹野町5万円、日高町10万2,000円、出石町7万3,000円、但東町18万6,000円、全体で申し上げますと9万5,000円ということであります。


 それから特別会計でありますが、これにつきましては豊岡市3,000円、城崎町1万2,000円、竹野町2万7,000円、日高町1万9,000円、出石町4,000円、但東町1万9,000円、トータルでは9,000円であります。


 それから次に、地方債の残高、その中で実質的な負担というふうなことでちょっと申し上げます。これは交付税の16年度の決算統計に基づきまして実質的な負担率を試算をしたものでありますけども、これでいきますと一般会計、特別会計、企業会計、いずれも合わせた額で申し上げます。豊岡市でありますが、住民1人当たりの実質の負担額、これは69万7,000円、城崎町121万5,000円、竹野町93万円、日高町87万、出石町94万5,000円、但東町136万3,000円、全体では84万円ということになります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 大変細かい数字を丁寧に報告いただきまして、ありがとうございました。


 今の数字にもありますように、財政力指数を見ましても0.189から0.54と、大変な差がある。


 経常収支比率に見ましても91.3から100を超したところもあって、平均が94.9ということで、非常に悪くなっている。90以上は大変要注意だと思うわけでございます。


 公債費比率にしましても14.2%から24.6%と、10%も違ってる。平均20.3と、大変悪化をいたしておる。


 基金残高にしましても8万4,000円から18万7,000円と、大変差がある。しかもこの合併協議が始まりました平成14年度末には1市5町で17万6,000円あったのが9万6,000円に、約半分になってきているというようなことで、残高は減ってきている。


 地方債を見ますと、1人当たり69万7,000円から136万円まであるというような状況でございます。


 これは地方債につきましては合併時協議のときに350億ぐらいだったのが390億というようなことで、全体に見ますと増加してきております。


 このように1市5町間で大変大きな差があり、確実に悪化してきてる、こういう状況、現在の市の財政どうお感じになっておりますか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まさに議員がご指摘になったとおりでありまして、財政状況につきましてはいずれの旧市町とも非常に厳しい状況でございます。したがって、新市になりました以上は従来にも増してその歳出においても優先度をつけてやっていくということ。ちょうど折しも行革というようなことで、そういった作業にも着手をしております。一方では、自主財源の確保といった両面からこの新市の健全な財政運営を図っていきたいというふうに考えています。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 今数字だけで申したわけでございますが、たとえ借金は、地方債はたくさんあっても、例えば市民の方に有効な財産が多くあればプラス・マイナスこれは大きく問題ないわけでございますし、またせっかくいい財産はあるけども、本当に市民に有効に活用されとるものであれば有益な資産でありますし、これが不良資産といいますか、荷物になるというような資産では困るわけでございまして、そういう意味からも先ほどご答弁いただきましたけど、バランスシートを何とか早くつくっていただいて、企業でいいます年度末の貸借対照表、財産と資産と負債とのはっきりわかるものをつくっていただきたい。


 そしてまた、いろんな事業を見直しされる中にも、やはり事務事業の評価システムを何とか早急につくっていただく必要がある。そういった意味からも今、庁内に設置されました行革本部、そしてグループ会議、大いに期待していきたいと思います。


 そしてこれらの大きな、ばらばらといいますか、各旧市町で数字が違うわけでございますけれども、いずれもこれらの数字は当局の皆さんと、そして私たち今、在任でおります議員が認めて執行してこられた数字の結果だというふうに私は理解しとるわけでございます。そういった意味からも6月議会等にもたくさんのいろんな要望が出ておりますけども、この行革会議あるいは本部等で十分この辺を分析をお願いして、今後の市民サービスが受益と負担が公平になるようにお願いしていきたいというふうに要望いたしておきます。


 それでは次に移りまして、円山川の激特事業の件でございます。


 まず、河道掘削の土置き場、最終処分場は決まっておりますか。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 技監。


○技監(谷川 俊男) 最終処分場については、現在検討中というところでございまして、はっきりとここというようなことではまだ決まっておるわけでございません。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 次に、鳥居橋でございますけども、資料いただいたのを見ますと、100メートル上流になって現在の橋は通行どめにして工事期間中通れないようにする。ただし、自転車、歩行者は通るようにするということのようでございます。


 また、この中に、橋は全部取ってしまうんですか、現在の橋は。工事車両の通行はできて便利だというようなことも書いてあるんですけども、その辺はどうなんですか。


 あるいはそして現在の橋のとこら辺は3メーター50ぐらい高くなるやに資料には書いてありますが、その辺をお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 橋が今、車道橋と、それから歩道橋とございます。


 歩道橋については、現歩道橋を新しい橋がかかるまでずっと使っていただく、新しい橋がかかりましたら落としていくという形になります。


 車道橋につきましては、落とすということで、しばらくの間は自動車等につきましては、少しご不便をおかけいたしますが、迂回をしていただくという形で対応していただきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) それでは関連事業といたしまして一日市・宮島堤防を改修いただくわけでございますけども、これには大開一日市線の北伸、これもセットになっているというふうに理解いたしております。地元といたしましては、ちょうど先ほど説明いただきましたように豊岡港線が現在ほとんど堤防の上を走っておるんですけども、今度は小田井の信号のところを経過してから下におりてくる。そして宮津線のところは下を、アンダー通るというようなことを聞いております。宮島までそうなると。そうなってくると宮島の地区の皆さんは、家の前が都市計画変更等もあり、常盤線と港線が一緒になると交通が非常に多くなるというような懸念をされとる中で、大開一日市線を完成されることによって交通の分散もあるというようなことでご理解いただいておるんですけども、大開一日市線の現在の進捗状況、これをお聞かせください。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 谷川。大開一日市線につきましては、現在の都市計画で豊岡港線都市計画道路に、ちょっと今忘れましたが、それと接続するような形になっております。これが今回堤防強化と豊岡港線が下におりてくるということに伴いまして、大開一日市線につきましても下へおろしていくというふうなことになります。


 これにあわせて接続の位置でありますとかこれに伴いますルートの変更というのが必要がございますので、現在ルートの測量しておるところでございます。


 そのルートにつきまして、図面等作成できました時点で関係機関と協議をして、地元の方に説明会を催していきたいというふうに考えております。


 そして今年度末を目標に都市計画の変更を行っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) この激特事業が5年間でやられるということで、この堤防の改修も5年間でやられます。ここ1年ぐらいのうちに用地買収等も堤防の方側では始まってきます。ぜひ大開一日市線につきましても詳細な設計をいただき、調査、また用地買収等もおくれないように何とか頑張っていただきたいというふうに強く要望いたします。


 そして最初ちょっと河道掘削で質問を落としておりますが、土の仮置き場は現在田鶴野の地区に1カ所と三江の立野地区に1カ所予定されとるんですけども、この2カ所でこの河道掘削は城崎から日高、出石までの広い範囲を河道掘削するようでございますけども、2カ所で大丈夫かどうか、お尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 谷川。先ほどご説明いたしましたように、年間約80万立米の土を出していくということで、仮置き場の容量としては少し不足をするんではないかというふうに国交省としては考えております。したがいまして、最低限もう1カ所はどっかを探さないといけないということで、今現在国交省の方で候補地を検討中というふうにお聞きをいたしております。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) それでは、最後の広域ごみ処理の方の件についてお尋ねしていきたいと思います。


 選定理由は一応理解いたしまして、ぜひまたご理解いただくように、これは当局の努力をお願いしていきたいと思うわけでございますけども、この地元に説明会を持つ中で、今日まで地元の検討委員会の皆さんには非常にご苦労願ってきているというふうに思うわけでございますが、そういった状況の中でこのような反対運動も出ているというようなことでございます。現在の検討委員会の状況はどのようになっておりますか。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 当初の検討委員会につきましては一応解散をされまして、現在のところは地元の役員会といいますか、そういったとこを受け皿、窓口として行っておるというように聞いております。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 先ほど説明経過をいただく中で、このつい10日ほど前に視察に行きていただいております。これらの視察にいただいた方は、新しくできた委員会の方が行きていただいたんかどうか。


 もう一つ、そして桜井市のグリーンパークを延べしますと同じとこを3回視察いただいておるんですけども、ここの視察地の特徴はどういう状況でございますか。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 先ほど申し上げました9月4日の桜井市への視察に行かれた方でございますが、参加者につきましては43名あったと聞いております。その行かれた方のメンバーにつきましては、詳細についてはあれですけども、恐らくこの計画に対してのいろんな考えのある方、賛成の方といいますか、それから慎重派の方、そういった方もどちらも参加されているんではないかというふうに考えております。


 それで施設の視察ですが、これにつきましては新しい施設であることと、それから規模が本組合の施設と同規模であること、それからまた同じく啓発のためのリサイクルプラザの計画も同じように計画されているというようなこと、それからまた地域的に日帰りが可能である地域である、そういったことから桜井市の施設が選定をされたものと考えております。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) それでは今後の対応といたしまして、少し視点を変えてお尋ねしたいと思います。


 上郷地区には世界的に有名な植村直己さんだけでなしにコウノトリが最後の生息地だということも伺っておるんですけども、市長、ご存じですか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) そのように聞いております。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 今、市長室の前にある剥製は、最後にコウノトリが上郷におったのだというようなこともお聞きしとるんですけども、確証はございません。地元の方としては、コウノトリもすんどった土地だというような気持ちが強いわけでございます。今、市長、9月24日には放鳥、コウノトリをします。そのコウノトリが上郷にやってくるかもわからん。しかし、それが施設をつくったがために逃げるような施設では困るということでございます。そういった中で市長は総括説明の中で、コウノトリと人が共生する環境づくりをやっていきたいということをおっしゃっておるんでございますけども、その辺のこのコウノトリとの環境への共生という点につきましてご意見を伺いたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) ちょっとご質問の趣旨がよくわかりませんけれども、まずコウノトリが場所がどこであれこの北但ごみ・汚泥施設を見て逃げるかどうかはコウノトリに聞いてみないとこれわかりません。しかも私たちは、これは自然と反する施設だとは全く考えておりませんので、この点についてはぜひともご理解を賜りたいと思います。


 さらに、コウノトリ自体が、ああいう大きな肉食の大型の鳥ですらすむことができるような豊かな環境をこの豊岡市全域に実現をしたい。コウノトリの野生化はそのシンボルであるということはかねてから申し上げてきたところでありまして、この点につきましてはどっか施設あるからということではなくって、新市全体の課題としてもやってまいりたい、このように考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 54番、古谷修一議員。


○議員(54番 古谷 修一) 私もこれ前向きな姿勢で質問をいたしとることでございまして、これからは世界の中でも小さくても光る豊岡市のためには、やはり積極的にごみ問題、こういう施設もつくってもコウノトリがこれまでどおり先祖を頼って上郷に来ても十分生きていける、本当にどんどん上郷にコウノトリも来る、そしてまた心配されとる米につきましてもコウノトリ米がどんどん売れていくというような環境づくりをやはり一番身近なごみの問題に挑戦することによって問題解決していく姿勢が、それこそがコウノトリ市長ではないかなと私は思うわけでございまして、難しい問題でありますけれども、やはりコウノトリがすめる上郷つくりを、ごみの問題も理解いただきながらつくっていく必要があると思います。


 時間が残り少なくなりました。私も何とかこれから10月の選挙にも頑張りまして、また市長とこの問題につきまして十分議論を展開していきたい、ぜひそうなるよう自分も努力を誓いまして、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で古谷修一議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は午後1時。


               午前11時42分休憩


          ────────────────────


               午後 1時00分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、92番、木下哲学議員。(拍手)


               〔木下哲学議員 登壇〕


○議員(92番 木下 哲学) 私、日本共産党の議員となりまして30数年間の議会活動の中では、病気のときを除いて一回も欠かさずに一般質問を行ってまいりました。常に住民の目線で、また住民の要求を発言し、多くの事業をしていただきました。本会の一般質問が最後の一般質問となるかと思いますが、さて何を質問しようかと一瞬迷ったわけでありますが、結局2点に絞ってまいりました。


 1つは、ごみ減量化対策の考え直しをしていただきまして、乳幼児や障害者、高齢者の福祉拡大、それから市民負担の軽減をごみ対策に相乗していただきたい。そしてそのことがごみの減量化につながり、資源ごみを多く回収してリサイクル運動が発展することになっていけばありがたいと考えております。


 2つ目は、6月議会で既に行った新城崎大橋の件になります。これは後段の方で質問をしたいと思います。


 さて、合併前の城崎町は、地方自治法にのっとって家庭のごみはすべて無料というのが原則で、そういう立場で全世帯に1年分のあらゆるごみの袋を無料で配付してきたまちでありました。大変立派な施策が小さなまちで行ってきたわけでありますが、合併すると同時にずっしりと重い住民負担となったわけであります。


 旧豊岡市等もこの合併によって住民負担が恐らく増大したんではないかと思います。ごみの分別収集は当然のことでありますが、市内地といいますか、市街地といいますか、この農村地域以外のまちのアパート住まいの家庭だけではなくて一般家庭も狭い台所に6種類からのごみ袋、また新聞、段ボール、雑誌、紙類、衣類等も家の中に置いているのが実情で、これらを解決するには市当局がごみを集積する場所を設置して市民サービス、負担軽減を図っていただきたい、そのことを要求して、以下皆さんの方では10項目となっておりますけれども、8項目に分けて質問をいたしたいと思いますので、ご答弁をお願いいたします。


 1つ目、現在のごみカレンダーは、ここにありますけれども、文字カレンダーであります。文字が小さくて非常に読みづらい。高齢者にとっては特に理解がしにくいものもあります。そのためによく間違えて出す例があります。この文字カレンダーをぜひこのような絵カレンダー、絵を見れば一目で何を出すのかわかるというような絵カレンダーをぜひつくっていただいて、このカレンダーの改定をしていただければ一目瞭然間違えはほとんどなくなると思いますが、当局の答弁を求めます。


 2つ目に、資源ごみの回収は無料で回収されたいとの立場で質問をいたします。その理由は、資源ごみは捨てたり廃棄したりしない。やがては新たな製品となってリサイクルされるからであります。


 特に言いたいことは、市は新聞、雑誌、段ボール、紙パック、布類等の収集を放棄して、学校や地域の集団回収にゆだねていることは正しい対策とは言えないのではないでしょうか。城崎町の小学校、中学校に問い合わせてみました。小学校はことし6月、中学校はことし8月、合わせて年2回だけであります。これでは資源ごみの真のリサイクルは到底達成できません。たまった資源ごみは燃やすごみか、あるいは粗大ごみ扱いにして、100円のシールを張って出しているのが実情であり、すべて資源化になっておりません。これらの品目については十文字でひもでくくって出すように考え直すべきではないかと考えます。


 また、プラスチック、トレー、ペットボトル等は、このようなやつです、市販されている透明あるいは半透明袋で出すようにすれば、これは1枚10円で済むわけでありますが、これらの点について当局の答弁を求めます。


 3つ目の質問に入ります。市は、家庭系廃棄物処理手数料免除申請書に基づいて加齢もしくは疾病による身体の機能低下、身体障害、知的あるいは精神障害により日常生活において長期にわたりおむつ等を使用している人に申請があればケアマネージャーあるいは民生委員の確認によって燃やすごみ袋を無料で支給する、このようにまことにおむつ袋が簡単に支給されないややこしい手続にしておりますけれども、もっとそれを簡単にされたいわけであります。そして支給の範囲を広げていただきたいのであります。


 私の提案は、一つは、乳幼児あるいは65歳以上の高齢者の方も使用しておると思いますけれども、1日に何個も使いますので、燃やすごみ袋がすぐに満杯となってしまいます。そういう点、福祉的な立場から市が助成して市民負担を軽減する。例えば東京都の八王子市は、53万6,000人ぐらいの人口の規模でありますが、こういう都市でも福祉対策として無料でやはりただいま申し上げました乳幼児あるいは65歳の高齢者も介護認定度の度合いをのけて請求があれば無料で出しているという行為を行っております。これについてどう考えていらっしゃるのか、お尋ねをいたします。


 次に4つ目、豊岡市にも家庭ごみ分別の保存版というのがあります。これであります。あからんまで五十音に品目が書かれ、それぞれに燃えるごみ、燃やさないごみ、不燃ごみ、収集しないごみなどが書かれております。これを他の市と比べて調べてみましたところ、豊岡市は他市と比べて300から400以上品目が書かれておりません。全国的にたしかこういうお手本があると思いますけれども、他市の保存版を入手されて追加して別冊版を出していただきたいというふうに思いますが、ご答弁をお願いいたします。


 5つ目、ボランティア専用袋の創設をしていただきたい。現在は1年に1度行われるようなクリーン作戦とか、あるいは何か催し物をしたときなどに指定ごみ袋を配付しておりますけれども、私は、例えば城崎町だと約30町内あります。それぞれの町内会に何百枚かずつ届け、それを各家庭に二、三枚とか四、五枚渡して、不法投棄されたごみ、あるいは落葉等の清掃をお願いして、まちじゅうの環境美化に役立ててもらうようなそういうごみ対策が、環境対策ができないのかどうかということを提案するわけですが、この点について当局のお考えをお聞きいたします。


 6つ目、現在の指定袋は長方形であります。旧城崎町は、燃やさないごみ、ここにありますけれども、真ん中で結ぶようなごみ袋があります。市販されているものも山形に手提げのようになっております。これが1枚10円で量販店で売っております。市としてそういう方向へ改良されるお考えはないのかどうか、お尋ねをいたします。


 次に7つ目、有害ごみの取り扱いについてであります。乾電池、水銀体温計、蛍光灯、蛍光管等は不燃物品目となっておりますが、これらは他市では有害ごみと位置づけております。再資源化が可能だというふうに言われておりますが、有害ごみとして別に取り扱う考えはないかどうか、見解をお伺いいたします。


 家庭で飼育している犬、猫、その他ペットが死亡した場合、市が引き取る制度がありません。例えば路上で死んでいる猫であるとか、あるいはタヌキ、あるいはその他の動物、野生動物等は職員等によって恐らくどこかで処理されてると思いますけれども、他市においては清掃工場が引き取る、2,000円から2,500円ぐらいで処分をしていると聞いておりますが、そのことについて実施されるお考えがあるのかどうかについてお伺いいたします。


 次に、6月の議会で一般質問いたしましたが、新城崎大橋建設の件については、あれから3カ月が経過いたしました。その間1件でも用地買収交渉が成立したのかどうかについて進捗状況を伺うものであります。


 完成予定は、当初は兵庫国体までにとのことで進まれたと聞きますが、国体は来年であり、架橋することは絶対に不可能であります。交渉から用地買収、建設で10年と計算すれば、平成21年度が完成年度となりますけれども、これでも既に6年経過しており、あと4年ですべて完了するのかどうか、全く先が見えておりません。新城崎大橋の県の計画が住民の意見を全く聞かずに設計されたこと、また発表したものは変更は絶対にないと言いながら、住民の強い反対に遭って川に並行した橋から右岸は従来どおりとし、着地点というか、豊岡港線側は大きく下流に斜めに変更する。その方が住民を説得しやすいと考えられたのか、旭地区、桃島地区等へ法線を変更をいたしました。設計変更して関係住民に説明会を行いましたけれども、なぜ斜めに変更したのか、あるいはなぜ3.6メートルもの土盛りが必要なのか住民から厳しい質問がなされましたけれども、そこに県の職員は一人もおらず、住民が納得する答弁はなかったのであります。こうして見ると変更案で関係住民を説得することはできないのではないか。


 この際、白紙に戻し、仕切り直しをして住民の意見を聞くべきだと考えますが、お考えをお伺いいたします。


 また、城崎大橋が完成した際には、そこが終点ではなくて右岸側の延長路線を気比地区まで延伸するべきだというふうに考えております。その計画はできているのかどうか、お伺いをいたします。


 もとに返りますけれども、右岸側の楽々浦・飯谷・戸島地区の住民の了解は済んでいるのかどうか、あるいは下島土地改良区が土地改良をやりましたけれども、そこの土地改良主、地主たちの地権者の了解が既に得られたのかどうか、そういう点についても答弁をお願いいたします。


 6月の議会で齋藤支所長は、私の発言に対して駅裏の通称稗田溝を埋めることは河床を狭くするので国が認めない旨の答弁でありましたが、これは間違っております。支流を埋め道路とし、冠水時は交通をストップする河川敷道路とすれば渋滞緩和、漏水防止、用地買収は不要、右岸の住民の賛成も十分に得られる、まさに一石四鳥の案であると思いますし、県も私たちの声に聞く耳を持っていただきたいわけであります。


 さらに、河床を埋めることについては駅の裏の中の島地区の道路、その高さまで支流を埋め立ててもよいというのが国土交通省の調査課長の答弁であったということをご理解いただければ、あの支流を道路線上まで埋めることは可能だと考えます。


 以上の点について質問を終わり、あとは自席にて質問を開始させていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長。私からは城崎大橋以北の道路の延伸に関するご質問にお答えをさせていただきます。


 私も議員自身がお述べになりましたように、円山川の右岸道路が今、豊岡の中心街から玄武洞を通り、そして城崎大橋と行ってるわけでありますが、さらにそれが真っすぐ、直接まっすくかどうか法線については議論の余地がありますけれども、それが小島あるいは気比地区とつなぐということが大変重要であるというふうに考えております。


 これができますと港地区の瀬戸、これは天日槍が岩山を切り開いたという伝説のあるところでありまして、そこから港地区を南下をして城崎を通って、あるいは港大橋で右岸側に渡ってもいいわけでありますけれども、そこから玄武洞を通り、コウノトリの郷公園を通り、そして出石神社まで行くということが可能になりますので、日槍に関係する2地点が結ばれるということから、私自身日槍の道構想というふうに過去に呼んだことがございます。


 ただ、これは正直言いましてかなり長期的な視点が必要ではないかと思います。あれもこれも同時に工事を進めるということはできませんので、当面城崎大橋を着実にかけかえること、さらに桃島バイパスも、これは地元の用地のこともございまして正直言っておくれにおくれているという実態ございます。この辺も早期に着手をし、着実にこれを開通させることが必要であろうか。


 したがいまして、ご指摘のというかご提案のありました右岸側の延伸構想につきましてはそれから後の構想ということになろうかと思います。したがいまして、県の方でも必要性についての認識はいただいてるというふうに理解いたしておりますけれども、現実に計画するというところまではまだ順番として来ていない、このようにご理解をいただきたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) まず絵カレンダーの導入についてでございますが、合併前の1市5町におきましては分別ごとのごみの収集回数がそれぞれ異なっておりました。しかし、合併協議では、これを合併ですぐに一元化するではなくて、住民の皆さんに急激な変化とならないように合併後3年間は従前の市町の収集回数を継続することといたしております。したがいまして、現在のごみカレンダーは、各総合支所管内でそれぞれ異なったものを使用しております。


 また、その内容ですが、絵を利用してるものもありますし、文字も使用をしているものもあると思います。これらにつきましてはそれぞれメリット・デメリットがあると思います。つまり絵を使用しているものについては、見やすいけれども、反面情報量が少ない。また、文字を使用しましたものは情報量は多いですが、反面視覚に訴えにくいという一面があります。


 このようなことを踏まえまして、新しいごみカレンダーにつきましては、住民の皆さんの意見を聞きながら今後収集回数を一元化する折に改めて作成をしたいというふうに考えております。


 次に、資源ごみの無料化の件でございますが、現在本市におきましてはキロ当たり5円の奨励金を出して資源ごみの集団回収の奨励をしております。新聞、雑誌、段ボール、紙パックなどの古紙類は、ごみステーションに出しますと可燃ごみとして有料になりますけども、各地区で実施されている集団回収に出していただきますと無償で排出できますし、また再資源として活用されるために環境の負荷にも低減になると思っております。ぜひとも集団回収を活用していただくようにお願いをしたいと思います。


 次に、おむつの専用袋を無料でということでございますが、本市は、加齢、つまり高齢になること、もしくは疾病による身体の機能低下、また身体障害の方、知的障害または精神障害によって日常生活において長期にわたりおむつを使用している方については、指定ごみ袋を一定量無償で配付しております。


 しかし、これは申請に基づく措置でありますので、申請がない場合はこの無償配付を受けることは現在ではできません。


 この制度につきましては、年2回市広報等で周知をしまして、現在677名のおむつ使用者の方が無償の配付を受けておられます。しかし、乳幼児につきましては、おむつの使用が一時的なものであるというようなことから現在では支給対象とはしておりません。


 次に、家庭ごみ分別と出し方の品目についてでありますが、現在の分別の手引きにつきましては、家庭ごみの分別と出し方というタイトルで6分別を始めた平成14年に当時の北但行政事務組合が作成をしまして、旧市町が住民の皆さんへ配布いたしております。家庭ごみの分別につきましては、これを見ていただければ大体のことがわかるように作成されていると思いますが、議員ご指摘のようにさらにわかりやすいものにする必要があると考えております。


 五十音順に品目をふやすようにとのご指摘でありますけども、世の中に存在するすべてのものを、物品を網羅することは到底できませんので、1品目を掲載すれば類似した品目をもって想像できるような形で今後工夫をしていかなければならないものと思っております。


 いずれにいたしましても市民の方から問い合わせの多いものは必ず表に加えるなどして近い将来に新しい分別の手引きを作成をしたいというふうに思っております。


 それから資源ごみの無料化でという点でございますが、本市におきましては燃やすごみ、燃やさないごみを減量化するだけでなくてプラスチック製容器包装やペットボトルなどの資源ごみも減らしていく必要があると考えて、これらも現在では有料扱いとしております。


 資源ごみの有料化は、歳入の増を図ることを目的としているのではなくて、ごみの排出に対して住民の皆さんにコスト意識を持っていただくことを目的としていますので、何とぞご理解をいただきたいと思います。


 ちなみに資源ごみの袋は有料ではありますが、大袋が1枚15円、中袋は10円と、市販の袋と金額的に大きな差はありませんので、その点申し添えたいと思います。


 それから手提げ袋の件でございますが、現在手提げ袋につきましては、合併前の各市町の指定ごみ袋は長方形とレジ形に大別されていましたが、ごみバケツに設置しやすいことや袋作製時の処理工程が省略できることを理由に合併協議において長方形の形に一元化をいたしました。指定のごみ袋は、袋に余りたくさん詰め過ぎると確かに口を結びづらい面がございますけども、余裕を持って袋に詰めていただきますと比較的結びやすいのではないかと思っております。


 それから有害ごみの件でございますが、現在豊岡市では乾電池や蛍光灯は不燃ごみとして収集をしております。それを清掃センターにおいて作業員ができるだけ不燃ごみからそれを取り除いて、民間業者で再資源化を図っております。


 また、水銀体温計は、有毒性が高いので清掃センターへの持ち込みは認めず、販売店等での処理をお願いしております。


 一方、美西衛生施設一部事務組合は乾電池、水銀体温計、蛍光灯を、また香美町におきましては乾電池、水銀体温計を不燃ごみとは別分別で収集をしております。このように広域ごみ・汚泥処理施設整備事業の構成市町において分別に差があることから、これらの統一を図るべくその構成市町で現在調整を行っているところであります。


 次に、動物死体の引き取りということでございますが、ペットの死体処理につきましては、市内の獣医師等とも確認しましたところ、以前は山林とか庭とかそういったとこの埋葬が多かったようですけども、最近では住宅事情等から火葬にする例がふえておるとのことであります。しかし、大変恐縮でありますけども、現在本市では動物霊園並びに火葬場を整備する計画は持っておりません。ただ、焼却炉で他の廃棄物と一緒に焼却処理でも構わないというケースであれば直接清掃センターへ持ち込んでいただければ従来の価格の20キログラム当たり260円で処理をさせていただくことができます。


 本市にペットの火葬の問い合わせがあった場合は、動物用の火葬場を設置している養父市のあさくら斎場を紹介しております。


 また、動物霊園につきましては、現在では特に問い合わせはありませんけども、近隣では京丹後市に民間の霊園がありますので、そういった場合は紹介をしていくというふうには考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 城崎大橋の関係でご質問いただいております。市長答弁以外に大きく3点かなというふうに理解いたしておりますが、まずこの計画白紙に戻して住民の意見を聞いて、さらにというようなご意見、ご質問ございましたけれども、この計画は平成11年の11月に当初の計画が発表されまして、それから16年7月に見直しのルートの発表があったという経過がございまして、県、市も含めてそうなんですけども、法線あるいは計画を一たん発表しまして、それを大きく変えるということは相当の理由がないと行わない事業でございますが、このルートにつきましてはそれぞれ地元の方の広いご意見あるいは議会のご理解、ご協力という面もあってこのルートの変更がなされたというふうに伺っておりますので、改めて白紙に戻してルートの見直しというようなことは現段階では非常に難しい状況だというふうに理解いたしております。


 それから右岸側の理解は得られたのかということでございますが、この新ルートが発表されましてから右岸側への説明会というものはまだ、楽々浦町内会で17年2月に説明を行っておりますけども、それ以降東側の方の左岸側の関係で説明会を、住民の方々に個別に説明をさせていただいたりご意見を伺ったりする作業に負われておりまして、まだ開いておりませんけれども、過去の説明あるいは大橋のかけかえの協議、説明をいたしました段階では大きく反対の意見というものを出されてないように認識いたしておりますので、東側の状況を踏まえながら右岸側の方にも入ってまいりたいというふうに思っております。


 したがいまして、ご質問の右岸側の地域の了解が得られておるのかということでございますが、正式な了解というものはまだ得てないのが現状でございます。


 それから6月議会の答弁の中で議員のお考えというものはお聞きいたしております。水路の埋め立てということがございましたが、多分これ稗田溝というふうなことのあれかなというふうに理解をいたしますけれども、当時の国交省のお考えでは、楽々浦湾がございますので、中の島のレベルまで埋め立てても影響がないということは言われたというふうに伺っておりますが、そこを道路として整備をしてもいいというような形でのご意見があったというふうには理解いたしておりません。


 また、大谿川の水は稗田溝の方に流れ込みますので、本流に出るまでの確保と、あるいは橋梁のかけかえとか、そういうものの整備もあわせて必要になってくるのでないかということございますので、そういう点での考えを踏まえました6月の答弁というふうにご理解いただきたい思います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 92番、木下哲学議員。


○議員(92番 木下 哲学) まず集団回収をお願いしてくれということでありますが、先ほども発言いたしましたように城崎町では年に2回しか回収やってないんですね。他の地区では、地域によって毎月やってられるところもあるかもわかりませんけれども、市の責任として新聞紙、あるいは段ボール、紙パック、あるいは布類、そういうものをカレンダーの中に盛り込むことはできないんですか。そうでないとどうしても家にためておくということになりますので、これはもう家の中が狭くなってどうしようもない。当然もう燃やすごみとして処分してしまう。これは市の方針に逆らうことになる。いわゆる集団ごみ回収は不可能な状況にあるわけですから、市としてはやっぱり集積場を建設するべきではないか、そこへ住民が持って行くというようにするべきではないかというふうに思いますが、どうでしょうか。


 もう1点は、乳幼児は一時的にそこを通過するだけだ。3歳以上になればおむつはとれるんだと。だから辛抱してほしいと言わんばかりですけれども、そこの一番大切なときこそやっぱりお母さんを応援する、あるいは若い給料の安いそういう市民を助けるということで率先して無料のごみ、乳幼児あるいは高齢者の無料袋を配付するべきではないかと思います。そういう点についてお尋ねをいたします。


 さらに、城崎大橋の件ですが、右岸側については正式には了解は得ていないというふうに答弁されました。今の城崎大橋から今度の新城崎大橋までの距離というのは1,200メートルですね。そうなりますと今、戸島からリヤカーで農作物を売りに来る人があります。こういう人たちは現在の橋から1,200メートルも下がって、そしてまた城崎の市内に農産物を売りに来るということはもう不可能ではないかな。これはとても右岸の地域のことを考えていない城崎大橋の構想ではないかというふうに思いますが、その点についてどうでしょうか。


 それから中の島の道路の位置まで埋め立ててもよろしいというふうに国交省の調査課長は述べました。当然全部埋めるというのではなく、大谿川の水がスムーズに流れるように一定の間は暗渠としてあけておくということは当然私たちも認めておるわけですが、あれを仮に道路にすれば、先ほど言いました一石四鳥、大谿橋の交通渋滞が緩和する、漏水が防止できる、道路ができる、そして畑の一時利用して駐車場もすることができて観光誘致にも役立つことができるというふうに考えますが、そういう点についてお尋ねをいたします。


 あとについてはまた。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 今議員がおっしゃいますように、資源ごみを有効に利用するということについては本当に大切なことで、賛成であります。


 集団回収のことを、場を市の責任でということですが、要は回収についていかに経費もコストも少額で、なおかつ有効な回収をできるかということがポイントになろうかと思います。現在のステーションに同じように燃やすごみとは別に資源のものを出せることとしますと、従来の燃やすごみとは別にまた資源ごみを収集しなければならないということが出てこようかと思います。それにつきましては非常に効率の面からは問題があろうかと思います。例えばそれを旧但東なんかでもやっとるわけですが、旧保管庫、従来の公民館であるとかそういったとこをほぼ、利用しとるわけですが、どうしても無理な場合には市の補助制度もあるんですけども、資源ごみを一時的に保管する保管庫を設置して、それであればすぐに町民の方もそこへ持っていけますし、雨風にもさらすことはありませんし、ある程度量がまとまれば民間の業者も来てくれると思います。そういったふうなことで対応の方法があるんではないかというふうに思っております。


 それから2点目の紙おむつの回収について、乳幼児、それから高齢者、障害者の方全般についても回収すべきではないかという、対象にすべきではないかというご意見でございますが、現在のこの制度につきましては、つまり弱者の方の救済ということではなくて、おむつを常時使用される方はたくさんおむつのごみが出て非常に大変だろうと。ごみが非常に多く出て大変ではないかというそこに着目をした現在の制度でございます。ですから乳幼児の方について、当然重要な施策でありますけども、現在のこのおむつの制度につきましては現在の状況であります。乳幼児の健全育成とか、それから高齢者の方、障害者の全般の方については現在でもいろんな施策が施されているわけでありますけども、おむつの無料化制度については先ほどの趣旨のとおりに高齢で機能の低下して常時長期にわたりおむつを使用してる方というふうに限定をさせていただいておるところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 右岸側の農作物の販売といいますか、そういうものに影響が出るんじゃないかなというご意見でございますが、過去この新ルート以外の右岸側の説明会をさせていただいております中では余り、お聞きしとる判断でございますけども、そういうようなご意見というのは大きくは出てなかったように承っております。どちらかといいますと新大橋への連絡ルートでありますとか、そういうものの意見が多かったんじゃないかというふうに感じております。


 それから今の木下議員ご提案の埋め立ての件でございますけども、一石四鳥ということでございますが、現ルートで我々は邁進してまいりたいと思っておりますので、お考えとして承っておきたいなというふうに感じております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 92番、木下哲学議員。


○議員(92番 木下 哲学) ここに豊岡市のごみ袋があります。これ資源ごみですね。これどこで発売されてるんですか。手提げになってます。私は、かけたわけですけども、長方形ばかりで非常に使い勝手が悪いじゃないかという発言をいたしましたけれども、城崎町ではこれ売ってないですね。これは日高に行くと売ってる。どういうわけなんですか、これ。実際には製造してるじゃないですか、これ結べるようになってるの。答えてください、これ。


 もう1点、保存版ですね、1カ所だけ「か」のとこで抜けてるとこを言います。ガスストーブ、ガス台、ガステーブル、ガーゼ、活性炭、ガソリン、カッターナイフ、かっぱ、カップ酒の瓶、かつら、家庭用電気温水器、カーテン、カーテンレール、ガードル、金網、金たわし、画びょう、カーペット、カーボン紙、かま、神棚、紙箱、ガム空き箱、革手袋、革バッグ、かわら、簡易ジャクジー、玩具、寒暖計、これで31項目抜けてるんですね。まだいっぱいあります。これ380ほど抜けてます。それをもう一度見直しされるお考えはありませんか。これ私数えただけで380はもう抜けている。非常に欠陥保存版だと思いますが、どうでしょうか。2点についてお聞かせください。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) ごみ袋の形状のことでございますけども、新市の合併協議によりましてその協議の結果が現在の豊岡市の廃棄物の処理及び清掃に関する条例の施行令で大きさも、それから形状も決まっております。


 切り込みがついたことが売ってあるということについて、ちょっと私、現物見たことがないので。正式な協議によっては四角ということになっておると思いますけども。(発言する者あり)済みません。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後1時41分休憩


          ────────────────────


                午後1時43分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 答弁願います。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 今お尋ねの取っ手といいますか、切り込みがついた分でありますが、今調査しました結果、旧豊岡市の資源ごみの分についてはそういった形状であった。したがって、それは在庫の残り分である。合併協議で当分の間、いうのは1年としておりますけども、そういったことは使えるということでそういったものがあるんではないかと。さっき言いましたように、規則上はこういった形状については長方形のものと規定をされております。


 それからもう1点の出す品目の件でございますが、冒頭の説明でも申し上げましたように、やはりこの世の中にはもう品物の数というのは非常に膨大にありますので、例えば一つのものを例示すれば材質から類推をしてやっぱりこれは当然この区分だなというふうな方法によらざるを得ない。余り膨大に具体的な品名を書くとかえって高齢者等困惑するんではないか、そういうようなことから一つのものを例示して、あとは類推をするというふうなことになっておると思いますので、そういうようなことでお願いをしたいと思います。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 92番、木下哲学議員。


○議員(92番 木下 哲学) 新城崎大橋建設の変更はないというふうにおっしゃいましたけれども、前もそういうふうに言って、そして交渉の過程でせっぱ詰まって交渉が難航して、そして右岸側は従来どおりとして、大きく下流に斜めに橋をかける、斜めに橋をかける例は聞いたことがないんですけども、斜めに橋を振った。そのことによって関係でなかった地区が関係がある地域に変わってしまった。住民説明会をやったところ、もうけんもほろろにその説明に対して質問あるいは反対の抗議的な発言が多かったと思っているわけです。これでとんざしたらどうされるんですか。とんざすることはないと確信されているんですかどうか、その点についてお尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 前のルートから今回のルートに変わるということにつきましても大変これは大きな決断でございまして、県の方でやっていただいとるわけでございますけども、技術を担当する者としては大変な決断というふうに私は理解いたしております。新たな地域に影響が出てきたということもご指摘もございますが、それらのことにつきましては個別にご意見等を伺ってまいっております。そういう中で大体大方としては、この事業についてはある程度ご同意いただいとるのかなという判断もいたしておりますし、中には一部若干時間のかかる方もいらっしゃるかなと思いますが、地元市としましてはこのルートで最善の努力をして早期事業着手に向けて頑張っていきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 92番、木下哲学議員。


○議員(92番 木下 哲学) 最後になりましたけれども、私が提案しましたごみの問題についても、我々はこれで一般質問を終わり、10月が終われば引退ということになるわけですけれども、ぜひいい案に対してはやっぱり真摯に受けとめていただきまして、少しでも市民負担が軽くなり、また若い世代の方々が市の福祉を享受できるようなそういうごみ施策を行っていただくように要求いたしまして、質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で木下哲学議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は2時。


                午後1時48分休憩


          ────────────────────


                午後2時00分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、32番、加藤勝一議員。(拍手)


               〔加藤勝一議員 登壇〕


○議員(32番 加藤 勝一) 皆さん大変暑うございます。どうぞうちわ使われてゆっくり眠りながら。


 実はコウノトリの野生復帰とあわせて3点にわたっての質問をいたしております。市長さんには病後でございますので、余りかっかしないで、余り回復に支障のないように質問したいと思います。どうぞよろしく。


 まず、コウノトリの野生復帰とフィードバックというふうにいたしております。第2弾の私の質問でございますけれども、市長の施政方針をお聞きいたしまして、その後こういうことで不審点がありましたもんですから、どういうふうに変更になり、お考えを変えられてきたのかな、そういうことで実はこのような環境づくり、ビオトープ田のえさの繁殖、そしてコウノトリの放鳥経費の関係、この3点についてまず質問したいと思います。


 環境づくりの問題でございますけど、現在までの計画ではコウノトリの生息できるような環境、私はできていない、そういうふうに感じておるところでございます。転作田のビオトープ化、また水田と排水路を連結する魚道整備しましても、ビオトープ田等の場所が変わったりとか、また水がなくなればえさの補給としてはそれで終わってしまうことになってしまいます。当然何年か続けて継続できる場所と現況整備が必要である、そういうふうに考えているところでございます。


 次に、ビオトープ田のえさの繁殖でございますけども、30アールでえさ場としての対応は私は不十分だというふうに考えております。放鳥が5羽、24日に計画されております。これを10羽、もっともっとふやしていこうと思えば、計画的なえさの繁殖を考えなければ、野生化を求める人と自然の共生は無理だと言わなきゃなりません。これは私は一つの理論でございます。


 例えますと城崎町の戸島地区の圃場整備が現在休耕田としてひのそ島の泥を持ち込んで整備するために、昨年ごろから表土をめくって一部丘にし、また適当な深さを保って池になっております。今たまっておる水が10センチぐらいでしょうか。そのような状態の中で去年の休耕いたしまして整備をそろえるまでの間、コウノトリが飛来し始めました。その時期が大体大水等でちょうど一日市の前のあの河川の拡幅があったんですが、非常にあの辺によく飛びおりておりまして、それが水害等によって埋まってしまった。


 飛来しておる一つの状況を考えましても、聞きますと大体円山川を一つの境として余り西側には飛来してないようでございます。大体今のコウノトリの郷公園から城崎近辺まで東側、この辺が一つのコウノトリのずっと1年間調査されたそういう中でのルートになっておるようでございます。特に戸島休耕田、今しておりますとこでは五、六十メートルのとこで最近またブルが仕事をし始めました。しかし、それにもかかわらず盆過ぎから毎日あすこに来ております。もう長い時間になりますと7時前から大体4時ごろまでずっとあすこでたむろしております。なぜかといいますと、やはり非常に多くのえさが繁殖してきている、そういうふうに実態として保証ができた、こういうふうに考えております。そこにはやはりサギも、そしてカモも何十羽というふうに生息いたしております。これを一つの考えといたしまして、1年を通じてやはりえさ場として自分が会得したその場所で長い時間を暮らすようになった。これはすなわちこのコウノトリの生息状況、行動が十分立証しているものというふうに確信をいたしております。


 なぜ今その戸島地域に盆過ぎからずっとべったり一日じゅうおるかということにつきましては、全体的に見て田んぼが全部干し上がって稲刈りの最中になっております。機械の音はするわ、恐らく居場所はない、これが実態だろうというふうに思います。そういうことを考えますと、やはり条件というのはその辺にあるのではないか、十分立証されたんではないかというふうに考えておるとこでございます。


 ですから次に上げておりますように、コウノトリの放鳥経費というふうにしておりますけども、県にしましても市にしましても祥雲寺地区のやはり全耕地を買い受けて公園化をして、コウノトリの繁栄とあわせて私は入場料取りながら経費も十分対応できるというふうな形をとらなければならないのではないか、そういうふうに考える一人でございます。コウノトリ文化館の入館料も年間、ここ3年間では約12万人から16万人お越しになっているというふうにお聞きいたしております。これとあわせて公園化して四季を通じた植物園として地元に委託すれば、コウノトリ放鳥経費は市にしましても県にしましても十分賄えるだけの一つの運営ができるんではないかというのが私の趣旨でございます。


 過日、16年でしたか、豊岡市の農水課と県の生活指導課ですか、それと地元の方でこの祥雲寺地区で研修会があったというふうに聞いております。地域の方につきましては、非常に植物園等の計画については賛同を得られた、こういうふうに聞いておるんですけれども、担当課の方では県の施設であるんで入場料取れないというようなことで引っ込み腰だったというふうに聞いておりますけれども、こういう問題については十分県と市とで話し合いができる問題ではないでしょうか。そういうふうに考えるところでございます。


 次に、この中の説明として上げておりますのは、皆さんご承知のように豊岡市にしましても町にありましても農業委員会があったことはご承知のとおりでございます。特にこういう問題、大きな世界に一つのアピールするコウノトリの野生復帰、こういう重要な壮大な計画については、行政側だけでなしにやはり農政の一番先駆者であります農業委員会等で私は農地の圃場整備、また水田調整の考え方含めまして十分な研究と検査されてしかるべきでないかというふうに考える一人でございます。私は、コウノトリのこの関係につきましては、農業委員会等で十分なこういう調査とか話し合いが実際なかったのかどうか、実はきょう農業委員会長さんに質問を一つ投げかけておりますので、大変ご苦労さんでございますけど、この辺につきましてもご答弁をぜひお願いしたい、こういうことでございます。


 次に、これは市長さんに嫌な話なんですけども、市庁の場所変更と建設時期についてということで、本庁舎の早期建設時期ということで質問いたしたいと思います。


 まず、本庁舎の場所は旧豊岡市庁跡として、建設は合併後、協議して進めていく、こういうことに合併協議会等で確認され、また専決処分で条例化したものでございます。


 まず本庁舎の早期建設ということで4点ぐらいに分けて質問をいたしたんですけども、1つ目といたしましては、行政改革の最大の目的はやっぱし人員及び組織をできるだけ小さくすることにあり、また本庁と支所の確立を急ぐべきである。合併の重要課題でもあります。しかし、合併段階では緩やかな合併いうことから総合支所方式を選択されたところでありますが、財政的に見てもこのまま長く続けることはできない、するべきでないというふうに考えております。現状での総合支所の体制では、本庁に相談しない限り支所単位では全く何も解決できない、これが現状であるとはっきり申し上げても過言ではない、こういうふうに実は感じております。


 例えば先ほど同僚議員の質問でありました新城崎大橋の場所の関係でございますけれども、これは一つの議会の決定でも旧町であったことだと。あわせて右岸側の今説明に入っておるということでしたけれども、説明は私はとうに済んでる。下島土地改良区においても、平成14年の何月か忘れましたけれども、樹立総会で県の依頼を受けまして、そしてその中で測量とボーリングの調査の了解の議決をいたしております。しかし、先ほどの答弁では、何か全く違った答弁がされたようなそんな感じがいたします。私といたしましてはどんな引き継ぎをされたのかな、むしろ事業が後退してるのではないか、そういうことを感じながら実はお聞きしとったようなことでございます。


 この庁舎の早期建設ということに関しましては2点目として、これから建設する本庁舎の場所等につきましては水害、また災害の心配のない場所を考えなければならない、そういうふうに思います。昨年の23号台風で旧豊岡市庁舎、また県の総合庁舎におきましても浸水を受けまして、そして初期的な行政としての役割が果たせなかったことは、これは事実でございます。やはりこういう場所については再考しなければならない。これが私は行政の基本的な姿だろう、そういうふうに考えるところでございます。


 神戸市の阪神震災におきましても、新しくあそこに庁舎が建設された。そういうことからどこの場所が崩れていようともすぐ行政として建て直して出動ができたことが言えたんではないか、これが立証されたいう大きな問題であり、やはり災害等の指令庁舎は健全なものでなければならない、それも急がなければならない、こういうことが言えるというふうに考えております。


 それでは現庁舎の場所がどこだということで争点になってこようかと思います。私は、少なくとも経費の面から見ましても、そしてこれからの一つのこの厳しい豊岡市の経済情勢見ましても、私はこの場所しかない、そういうふうに考えてる一人でございますし、少なくともことしの2月の町議長会ではここにしていこうや、ここが一番いいのじゃないかと。仮に北但の合併でもあっても中心になるではないか、こういうような意見が非常に交わされたことも事実でございますし、何とかひとつこの中で十分な議員発議をして条例変更しよう、こういう雰囲気まで高まっとったことは事実でございます。そういうふうに実は今でも考えております。これがやはり町行政として一番大事な問題である。ましてやこの総合支所方式というのは、合併するための一つの多くの意見でもありましたけれども、合併した以上はやはりこれはなるたけ早い時期に庁舎の場所を決定して新しい本庁をするべきである。そうしない限り財政の改革はできない。これは市長が一番よく身をもって承知されとるというふうに考えているとこでございます。現在の本庁の跡にするとしたら、やはり50億、60億もかかるだろう、そういうふうに予測をせざるを得ません。ここの場所でいいますと、仮に10億もあれば買収費も合わせてつりが来るだろう、そういうふうに考えております。


 実は私ちょうど3月に、ことし園部町の野中町長に会うことがございまして、勉強したいといって行ってまいりました。いろいろお話をする中で、あそこ皆さんご承知のように中学校を改装して2億で一応あそこできたわけでございます。そういうような中で大体行政の長としては、こんな庁舎に多くの金をかけるもんではない。そんな金があるんなら住民サービスに回すべきである、こういうようなあの人の持論でありますけども、言われております。今、私は合併しなくてもいい、交付税でも一銭も要りません、十分できるだけの体力持っております、これがあの人の自慢だった、そういうふうに思います。


 しかし、私も早くやっぱし本庁を成立して支所方式にしないと、今、私でもこの豊岡市の役所が全部がどこにあるのかはいまだにわかりません。非常にむだな浪費と言わざるを得ない、こういうのが私の思いでございます。


 先日視察をいたしました。椿会派で政務調査したんでございますが、実は高松市の香西町に視察をしました。そのときその場所は、大体旧町でいいますと約1万2,000ぐらいな町でございます。しかし、その中でその支所の運営は支所長1人と職員3人、そして公民館併設されておりまして、公民館主事が1人、これだけで一つのその地域を行政を行っておる。これで大丈夫ですかと言ってましたら、いや、苦情は聞いておりません、そういう答弁でございまして、非常に驚きながら帰ってきたわけでございます。行政改革というのは、ここまで踏み切らなだめなのかと、そういう図が調査した経過でございまして、思いますのには今あわせて場所と、そして経費を使わない、そしてやはり本庁方式にしないと豊岡市の財政はもたないだろう、これが私の総論でございます。


 次に、都市計画の土地分譲についてということで上げておりますけれども、この2点について質問をいたします。


 市内で計画している分譲地にあっては、昨年の23号台風によって浸水等が非常に多くありました。今までであれば伊勢湾台風の一つの水位が基準にされていたものでは全く予想できない100年確率の水害に見舞われてしまいました。最近の気象状況を見ると、常に昨年の水害を予想しなければならない、そういうような感じがいたしております。いま一度見直すべきではないかというふうに思います。


 よその地域の関係はわかりませんので、城崎町に例を挙げて言いますと、戸島地域の圃場整備の中で、これは政策上の関係として農地を買い上げて分譲する、こういう計画が実はあります。また、円山地区におきましては、国のを買われて分譲するということになっておりますけども、どちらにしても水害に強い地域でございます。道路もない。こんな状態のところが非常に私は城崎だけでなしにたくさん類推するんじゃないかというふうに思います。


 なぜこの問題上げたかといいますと、水害等被害の受けやすい土地については、こういう公のものについてはやはり見直すべきであり、また希望があれば払い下げしてもいいんではないか。それが有効な財政運用だろう、こういうふうに実は考えております。


 今、城崎の例を挙げて言いましたけれども、答弁につきましては全市についてどういうような条項になるのか、できますればひとつこういうものについてもその例として全体的な意見として申し上げたいものとして、これは例でございますので、旧城崎町の問題だけでなしに1市全体としての受けとめ方を、またあわせて今後の対応についてお聞きをいたしたい、こういうふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。第1回目の質問は以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長。私からは庁舎に関するご質問にお答えをさせていただきます。


 議員もご指摘になりましたとおり、合併協議会におきまして新市の事務所の位置は現豊岡市役所とし、他の5町の役場は支所とする。合併特例債の適用期限内に新庁舎を建設するけれども、新庁舎の位置は新市において定めると確認されてるところです。したがいまして、新庁舎の建設計画に当たりましては、この確認に基づきまして中・長期の財政見通しもにらみながら本庁と支所との職員構成や市民の利便性、交通網の整備状況等も十分見据えながら規模、機能、それから政治行政の中心である市役所の位置に関する理念、また具体的な位置及び建設スケジュール等につきまして慎重に検討を進めていく必要があると考えております。特に前の議会でも議論をさせていただいたかと思いますが、合併協議の中でこれが新市へ預けられたということは、市民全体にとって大変重要な事柄であるので、新市で手順を踏んで議論を重ねるべきである、こういった考え方に基づくものでございますので、それを受けましてこの新市において十分な議論を手順を踏んで詰めてまいりたい、このように考えているところです。


 水害への対応ということも大変重要な要素だというご指摘もいただきました。私もそのように思っております。ただ、事実といたしまして、さきの台風23号で豊岡市役所の庁舎は浸水をいたしておりません。周辺は水がありましたけれども、水に浮かぶお城のような状況を呈しておりまして、この点についてはご理解を賜りたいと思います。


 当然いざというときの防災拠点でありますので、防災拠点として十分機能し得る場所なのかどうかということも大きな要素だろうと思います。ただ、必要な要素すべてを100点満点で満たすようなところってなかなかないだろうと思いますので、その点につきましてはその他の必要な要素との総合判断の中で場所を決めてまいりたいというふうに考えております。


 私の立っとるこの場所も、大変お勧めをいただきましたけれども、先ほど申し上げましたような観点から選定のために必要な指針を出して、それに合うかどうかの判断をしてまいりたい、このように考えてるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私の方からはコウノトリの野生復帰とフィードバックに関しましてご答弁申し上げたいと思います。


 まず、第1点目の環境の関係でございます。議員の方からご指摘いただいたわけですけれども、かつてコウノトリは豊岡盆地にたくさんすんでおった。そういうころと比べますと確かに現在の自然環境は、コウノトリが同じように生息できるだけの状況になってないというふうな認識をいたしております。


 こういった中で現在里山整備事業あるいはコウノトリと共生する水田づくり等を進めてまいってるところでございまして、国と県共同で河川の自然再生というようなことも計画がつくられつつあるという状況下でございます。


 また、コウノトリの放鳥につきましても、たくさんの個体を一度に放鳥するということではなくて、5年間の試験期間を設けまして数羽ずつを試験的に放していくというふうな計画になっているところでございます。


 それからまた、放鳥いたしましたコウノトリにつきましては、その様子をモニタリングを行いまして、そこからいろんな情報を得ていくというようなことも考えられておりまして、そういう状況を生かしながら行政、団体、住民共同でコウノトリも生息できる環境にしてまいりたいというふうに考えております。


 それから2点目にビオトープ田のえさ場のご質問いただきました。コウノトリの郷公園前に水田30アールの放鳥拠点を設けておりますが、これは放鳥いたしましたコウノトリが地域に定着するということを目的にいたしております。地元の祥雲寺地区の取り組みも特に重要であるという認識をいたしておりまして、これまでもさまざまな形でご協力を願ってるというところでございます。


 また、主体的な農業活動の展開をされておるという状況にございまして、現在では地区内の水田の大部分がコウノトリと共生する水田づくりとして取り組まれているという状況にございます。市といたしましても、祥雲寺地区で引き続いて協働関係で取り組みを行っていきたいというふうに考えております。


 それからまた、この拠点から飛び立ったコウノトリが恐らく広い範囲に飛んでいくという格好になるわけですが、えさ場につきましてはしたがって全市域を対象といたしまして、水田、河川等の保全、あるいはまた必要があれば再生というようなことで取り組みを行っていきたいというふうに考えております。


 そのために転作田を活用いたしましたビオトープ水田とか、あるいは中干しの延期、また冬季に田んぼに水を張るというふうな冬季湛水に取り組んでいただいておりまして、現時点では9地区、約26ヘクタールその面積があるということでございます。生き物に配慮した水管理、あるいは無農薬、減農薬での栽培によりまして生き物も順調にふえていきつつあるというふうに理解をいたしてます。ことしはこの26ヘクタールの面積が間もなく10ヘクタールあとふえるというお話が進んでおりますので、36ヘクタールになるという格好でございますし、またこれ以外にも円山川の堤外に約30ヘクタール程度の湿地が既にございまして、これも今後の河川の治水対策あるいは支川再生というような事業を通じて、これを約3倍にふやしていくというふうなことであります。そういう目標がございますので、その点もご理解をお願いしたいと思います。


 3点目に、放鳥の経費のご質問いただきました。環境と経済を両立させまして自立した地域社会を目指すためには、コウノトリ野生復帰に係る経費につきまして事業として成り立たすことを考えなければならないというふうに思っております。


 コウノトリと農業との共生につきましては、議員の方からご指摘もございました。さまざまな困難もあるわけですけども、しかしコウノトリと共生する水田づくりが少しずつではありますけれども進んでまいっておるという状況もございます。環境に配慮した農産物のブランド化も取り組みが進んでまいっとる、一定の成果を上げつつあるという状況もあるわけでございます。


 コウノトリの郷公園の周辺地域につきましては、平成14年度に策定をいたしました地域まるごと博物館構想、計画に基づきまして農業を中心としたコウノトリと共生する郷づくりを進めているというようなところでございます。ここではさまざまな農薬に頼らない農法によりまして農業とコウノトリの生息環境を再生しようというような動きが出てまいっとるということでございまして、この取り組みを進めていくことで地域の活性化を図っていきたいというふうに考えてますし、またコウノトリツーリズムで代表者をふやしていくというような方法もとりまして、経済的にも自立した地域社会の形成を目指してまいりたいというふうに考えているとこでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 農委会長。


○農業委員会長(竹村 公男) 建議につきましてお答えいたします。


 コウノトリの野生復帰は、農業者の理解と協力を抜きにしては実現が困難なことはご承知のとおりです。このことにつきましては合併前の旧豊岡市農業委員会におきましてコウノトリの野生復帰に係る農業施策につきまして種々の検討を行い、環境創造型農業の推進、コウノトリとともに生きるまちづくりの推進として市長に対して建議を行ってまいりました。


 コウノトリの放鳥が確定した今、コウノトリと共生する農業の実現を目指していくことが重要なかぎを握っていることから、新市の農業委員会におきましても引き続き検討を重ねており、建議につきましても現在協議重ねているところでございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 市全体の宅地分譲の水害関係どうかということでございますが、現在分譲開始いたしております団地が4カ所ございまして、竹野町の轟団地、それから出石町の細見地区の室見台団地、但東町相田地区の相田土生カ丘団地、それから同じく但東町小谷地区の小谷松ケ坪団地がございますけども、この団地につきましては水害への影響というものはございません。


 現在計画いたしております団地がございます。先ほど議員ご指摘の戸島の団地計画、それから出石の中川地区でございますけども、間もなく分譲開始の予定をいたしておりますが、出石町の中川地区、それから日高町の竹貫の3つの団地がございます。


 中川団地につきましては、この災害で確かに影響がございまして、災害後分譲地を30センチほど盛り土造成を行いまして、この対応もいたしておりますし、また出石川の改修等もございますので、今後の水害に対する影響は現在よりかなり低くなるのではないかなというふうに思っております。


 また、竹貫の団地につきましても13年度から事業は着手いたしておりますが、これも八代川の最終計画等がございますので、それらを考慮しながら最終的な造成整備は進めてまいりたいというふうに考えております。


 城崎町の戸島でございます。これはご指摘のように災害でかなり浸水をいたしておりまして、これからの分譲計画というものがございます。先ほど議員ご指摘で一部コウノトリの話を出しておられましたけども、戸島住宅計画につきましては市全体の住宅計画を見ます中で改めてこの計画を検討してまいりたいというふうには思っております。


 それから一部ございました円山団地の関係がございました。あそこは市営住宅としての建設を予定をいたしておりますけれども、全体で十八、九の市営住宅を建設予定いたしておりますが、浸水等の影響も考慮いたしまして造成の段階ではかさ上げ造成、道路整備も同じような高さでの整備という形で、浸水、水害に対します影響を十分考慮した造成計画で進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) コウノトリのフィードバック、経過を経ましていろいろ各部答弁いただきまして、今いろいろ答弁された中で、やはり地域との共生、これはいろんな無農薬農業といいましても、これは第一に考え方の違う問題は、カモにしましても何にしても草を食べて泳いであれは狩りしております。しかし、コウノトリというのは、これは皆さんほとんどの人が今若いんで、ご承知のない方が多いかと思うんですけども、あれは非常に足も大きくって、かつてたくさんいた時分には、あれはほんまに農家にとっては非常に大きな害鳥だった。田植えをして一、二カ月の間全部踏み込んじゃうんですね、あれがばがばがばがば。それを私、一番心配しとる一つの主眼として、目に映るそんな気がしていろいろと質問を実は繰り返しております。


 戸島耕地に来るようになりました関係は、非常に環境がいい。ボランティアの方たちがたくさん毎日曜日見えるんで、いろいろとお話を聞いてましたら、ここをこのまま残してもらえんだろうか、こういうお話でございました。どうしてですかいったら、いや、こんな環境いいとこない。見てください。まあ水をかいて魚が物すごいおります。ですからいろんな野鳥が飛来してきております。これにまさる定置がない、こういう答弁返ってきました。しかし、これは圃場整備中のところなんでということでなかなか難しいですねというようなことがあったりしまして、実は祥雲寺の同意を得てあそこにやはり全部の土地に公園化をして、えさ場となり、また養殖もできるようなそんな場所づくりが一番私はこれは必要でないかと。どんなことしましても、冬に水張りましても、春になったら今度また壊して田植えをしなきゃならん。なかなかビオトープ田として私は成り立たん、そういうふうに考えます。


 実際その鳥を見てきて、またずっと幸い関心ができて、私は市長ほど関心なかったんですけども、特に最近になりましてから、やはり国は言わずと知れて世界に野鳥として復帰させる。これは世界にも例のないことなんで、一たん死滅したもののそういう成功例はまずない。これを成功させるためには、本当にみんな一丸となってしなきゃならん一つ大イベントだろうというふうに私は感じております。そういうことから特にこの問題については私の最後の質問として今力を入れて頑張っとんですけども、ぜひ市長やなんかに心を入れ直してもらって、そしてこのフィードバックを十分見きわめて、そしてこの事業に成功していただきたい。


 それにはやっぱり植物園するしか方法はない。県が何を言ったって、そんなもん入場料取ったらいかん言ったって、そんなやつほっといたらええ。あれ13万も16万も来て、あとこんなもん50万ふやすぐらいのことは、これは助役さんが一番チューリップで経験されてますんで、簡単な話だと私は思っております。事業としても成り立つし、市にしても県にしても経費の節減になるし、先ほどの答弁でそういうふうに取り組みたいいう姿勢は伺ったんですけども、私はやっぱしいろいろと話を聞く中で祥雲寺でやりたいというような気持ちが非常に強かったというふうに聞いております。あとは市長と担当課の力だろう、情熱だろうというふうに私は感じております。再度この辺について私はご答弁をいただきたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ご答弁の前に、ちょっと先ほどの答弁の訂正をさせていただきたいと思います。


 実は堤外で湿地が30ヘクタールあるものを3倍にってお話ししたんですが、現在堤外に60ヘクタールほどありまして、これを約3倍に持っていきたいというふうな話も出ているというようなことでございます。


 実は今のご質問の中で戸島の話も出ました。大変いい環境でございまして、コウノトリもずっとそこにい続けているという話も聞いてます。そういう場所が本当にここ市域の中にあちこちあると一番いいわけですけども、戸島の場合はたまたま圃場整備の話がもとになっておるということもございまして、まだ工事はこれからという格好に一部残っとるわけでございますけども、その中に城崎町の時点で住宅のお話もあったりして町の方で委嘱されるというお話もあったということもお聞きしてますんで、合併して市有地になるわけですので、そのあたりがあのエリアの中でどう生かせるかというふうなことについては検討していきたいというふうに考えております。


 それから農業との共存が難しいというご指摘、再々いただくんですけども、かつてコウノトリが自然下におりましたころはまさに農業との共生をいたしておりました。そういう時代にはとても返っていかないわけですけれども、やはり農家の皆さん方のご理解をいただく中で少しでもコウノトリと共生できるような安全なお米をつくってもらう、そういう農業を広めていって、しかもそういう田んぼで生物がふえていく、それがコウノトリのえさになっていくというような方法がいいんじゃないかなと思ってますんで、時間がかかりますけども、そういうふうな方向で取り組んでいきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 問題のとらえ方だろうと思うんです。じゃあ、私は一つのビオトープ田として年間通じてずっと長い契約で、えさも十分繁殖できるということが一番大事な問題だろうと。


 それで習性があります。来たとこに、必ずエリアはっきりと言いましたように決まっております。一応報告聞きましたら、大体円山川沿線で戸島から城崎方面、そしてあんまり上の方に上がってないようですし、円山川より西にはあんまり行ってないようです。行動半径あるのは決まってます。そうしますとそういう習性というのはあり得る。そうすると仮に冬場水をためてそこでえさをつくる場所こしらえますと、そこに行く習慣ができちゃいます。そしたら必ず野鳥被害が出てくる。これ間違いない事実です。なってしまってからは遅い。だから私は力説するんです。だから習慣をつけさすには、やはり祥雲寺のあたりにひとつ協議してもらって、あすこを全部買い受けてでもやる必要があるなと。そうしてよそに行かないような方法をとらんといけない。


 国土交通省がひのそ島については東側を90センチぐらいにして、あと3分の1残して、斜めに水にあわせてどんな生物でも生育できるようなひとつそういう環境づくりしようかと進められてます。これ大きな一つのエリアになると思います。そうしますとおのずと飛んでいく場所というのは決定してしまうと思うんです。今まで豊岡盆地でできるというそういう農業方法を考えとるといいましても、あの最盛期というのは農薬なんてなかったんだ。どんな農薬も。機械もなかったんや。手でしたり牛でするようなのいっぱいでした。今機械化されて、ばんばんばんばんやり出したら、そんなとこにおれるはずがないんだ。そして習慣をひとつこしらえてしまう、そういうことを避けるためには、やはり今言いましたような基本的にずっとそこに1日おれるようなそういう環境づくりが必要だというふうに私は思いますので、ひとつこれにつきましてはぜひとも私は今までのいろんなボランティア等の活動、また調査に基づきまして改めて再度これは考え直してほしいな。この点につきましては助役さんに期待いたしまして、私のこの質問は次に移させていただきたいというふうに思います。


 次は、新庁舎の場所の変更と建設の問題でございますけども、私も合併協議会におりました。特に場所等の関係につきましてはちらちらと申し上げておりましたけれども、あえて言わなかったのは、合併を第一とするという一つの信念から実は余りきつい発言しませんでした。


 要するに一番問題は、市の一つの庁舎の場所と、そして新市の名称と、これが壊れる一つの合併の問題だろう。ですからこれを考えると、どうしても合併することを第一に考えた関係からあえてこれをあんまり主張しなかった。私は、合併の一つの論理としてこの在任をしたのは、いろんな不備な条例については議員発議をして修正するべき、それが在任だというふうに私は思っておった一つの私の論理でございます。しかし、今に至ってはそれもむなしく、在任の必要性はほんまにあったのかな、実はそういうことを実感といたしてます。


 しかし、この問題につきましては、やはり本庁舎はどうしても早くしなきゃならん。この総合支所方式をずっと続けていたら、どれだけの財政の一つの負担になってくるのか。先ほどもいろいろ香西町を上げましたけれども、市民の不満というのは合併するときいろんなことにありますけれども、実際じゃあどれだけそこに行って利用されとるかいったら、私は微々たるもんだろう。お互いに協力し合わないとこの新豊岡市というのは十分発展しない、財政的に。これは合併とあわせて財政計画の一番大きな根幹的な問題であるというふうに理解いたしております。多少の不便はあっても、やはり新市に向けての健全なまちづくりについてはその辺を十分に考えながら私は進めるべきではないか、こういうふうに思いますが、私、別に今となりましては場所の問題につきまして本当に何とかこの会期に実現したいな、議員の一つの発奮をお願いをしたいなというぐらい思っております。いろいろとありますけれども、やはり経費をなるべく使わないように健全なまちづくりを私は進めてほしいな、これが私の念願でございます。いろいろと早くしなきゃならん、これは私がよそでも言わないまでも、市長については十分一番それについては私よりも思いながら市政を運営されているというふうに思いますので、例えば先ほど言いましたように香西町の4人の体制で、公民館合わせて5人の体制で運営できておる、こういう実態も見逃せない改革の一つの運動であるというふうに思います。再度市長のお考えをお聞きしときたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 基本的には先ほどお答えしたとおりですが、財政問題が大変厳しゅうございますので、これの取り組みを急がなければいけないということは私も全く同感です。ただ、そのことと本庁舎をつくるかつくらないかって必ずしも論理的につながってるわけではございません。要は職員数が一緒であって、その配分が本庁にたくさんいて支所に少なくなるのか、支所にたくさんいて本庁が少なくなのかというのは給与という面では全く一緒でありますので、むしろ大切なことは職員数を適正な規模までできるだけ早く減らしていくことということではないかと思います。もちろん職員を減らした上でなおかつより有効であって効率的に行政ができるように職員配分を適正なものにしていくということは大変重要でありますけれども、そのことよりも総枠自体がどうかということの方がむしろ大きいのではないかと思います。


 さらに、現在の本庁舎は、正直いいまして今、新市にあります支所も含めて一番立派とは言えない庁舎でございますけれども、先憂後楽という言葉もございますので、市民にとってまず急がなければならないものは何なのかということに限られた財源を集中投資していくということが私としては要るのではないかと思います。


 他方で、庁舎というのは政治行政のシンボルでありますから、市民全体の関心も非常に高いものがあろうかと思います。したがいまして、その方向性については検討をできるだけ早く開始をし、そして実際の建設自体は全体の財政状況見る必要がありますけれども、基本的な枠組みについてはできるだけ早い時期に案をお示しするということが大切なのではないのかって、このように考えてるところです。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) このものにつきましては十分な、私言うまでもなく一番実感されとると思います。経費を使わないで有意義で場所に早く建設して効率化を図っていただきたい、これだけをひとつお願いをしておきたいというふうに思います。


 先ほど言いました新大橋の関連しとった質問もあったんですけども、これについても答弁いただきたいと思います。間違った答弁だったと違うんかなと。土地改良区では、測量もボーリング調査の議決もいたしております。どんな取り次ぎをされたのかな。後退しとるということについては、私先ほど総合庁舎、支所の関係もあわせてした質問ですので、この答弁はぜひお願いしたいと思います。


 時間の都合ございますんで、あわせて土地の分譲、不必要のとこについては十分判断しながら、そして財産処分もやむを得んではないか。有効な財政を行っていただきたい。そして健全な市政を運営していただきたい、こういうふうに念願するところでございますけども、それについてを2点ひとつ答弁お願いします。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 造成計画そのもんもございますし、また市全体の住宅政策そのものも含めての検討ございますので、我々とすれば現段階では本来の計画に基づいて整備計画というものは進めてまいりたいと思いますが、議員ご指摘のようにそういうものが値しないとなったときには、それはまたそれとしての検討が必要かなとは思っておりますけれども、現段階では今の計画どおりの形での進め方をしてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 今の問題につきましては、これは戸島の圃場整備というのは、圃場整備するための一つの手段だったんです。いいますのはその面積をある人が持っておりまして、それを処分しなけりゃ造成ができなんだ、土地改良が。だから行政配慮でした一つの経緯がある。そういう点もあることを頭にいただきまして、市が買い受けてそういうことにした、はっきりとした名目を出さんと議会も通らんので、そういう案を出した、これにすぎないと私自身そういうふうに理解いたしております。それが圃場整備をする一つの手段だと思います。政策手段だと思う。そういうことも踏まえてあえてここで申し上げておきたいと思います。そんな関係についてはなかったと思いますので、引き継ぎに一応私の方から申し上げておきたいというふうに思います。


 あわせて先ほど言いました土地改良区の測量とボーリング調査の議決は済んどる、これだけははっきりした形でしておきたい。今さら東地域の方に相談、また場所の選定等をする必要はない、こういうふうに私は思っとるんですけども、その点について明確な答弁いただきたい。むしろいいますと私は後退してるようになってくると思いますので、一体じゃあ土地改良区の議決は何だったんか。県に依頼されてそこまでした経緯がございますので、全く不思議でならん。これは豊岡市の本庁としての引き継ぎがどうだったんか、この点について1点お聞きしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員、通告外の質問でありますので、質問を続行してください。


○議員(32番 加藤 勝一) 圃場整備に入っている。


○議長(木谷 敏勝) 以上で加藤勝一議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は午後3時。


                午後2時48分休憩


          ────────────────────


                午後3時00分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、65番、野口逸敏議員。(拍手)


               〔野口逸敏議員 登壇〕


○議員(65番 野口 逸敏) 会派「ひだか」の野口でございます。よろしくお願いをします。


 最初に、災害に対する防災基盤の整備についてお尋ねをいたします。


 阪神・淡路大震災が発生してから10年が過ぎました。日本において地球温暖化に伴うとされる風水害も危惧される災害ですが、自然災害に関して最も危惧されることは、巨大地震の発生であろうと言われています。


 北但地域に発生し、過去に大きな被害をもたらした地震として、大正14年5月23日に発生しました北但大震災は死者428名、建物崩壊1,295棟、昭和2年に発生をいたしました北丹後地震は死者2,925名、建物崩壊1万2,584棟、鳥取地震、昭和18年などがあります。


 合併前の旧市町での地震対策計画は、平成7年に発生をいたしました阪神・淡路大震災に見直しをされ、修正されたものと思います。旧日高町もきめ細やかに対策、対応について記載をされておりましたが、現実の対応は地域住民も含めまして観光シーズン時の観光客も含めて考えると相当の混乱が予想をされます。災害は忘れたころにやってくる、これは有名な寺田寅彦の言葉です。北但大震災から80年になります。一般に言われる地震発生の70周期を過ぎています。いつ地震災害が起こっても不思議ではない状況ではないでしょうか。地震予知の研究が進んでるとはいえ、いかに災害を少なくするか、自然災害への対応は起こることを想定した対策をどうするのか、地域の課題でもあります。


 阪神・淡路大震災でクローズアップされた問題の一つに、建物の耐震性がありました。特に老朽化木造家屋が多く、倒壊した家屋の下敷きになって亡くなられた方が多く、焼死は1割、8割が建物の崩壊による圧死であったという結果が出ております。


 そこで兵庫県が取り組んでいます耐震促進事業としてのわが家の耐震診断推進事業制度の豊岡市での活用状況をお尋ねをいたします。


 次に、過日の台風14号では、三江公民館に毛布が台風の襲来前に配備をされたような報道がありました。まず避難者が必要とするものは毛布であります。避難場所になってる地区公民館、また各学校に毛布を常備する考えはないか、お尋ねをいたします。


 また、豊岡市は、観光客を平成15年の数字で申し上げますと約550万人を受け入れておる状況であります。地域住民はもとより災害時に観光客の方にも避難場所が容易にわかるようなところに看板などの設置がされてるのか、お尋ねをいたします。


 次に、自主防災組織についてです。


 災害が発生したとき何よりも必要とするのは、情報でございます。行政は被災地がどうなってるのかであり、また被災を受けた住民は自分たちがどのような状況に置かれてるかであります。安全な場所や避難所への避難、道順など平常時にわかっていても容易には判断できない状況に陥り、パニックになるかもしれません。市内の部分的な災害と全市的な災害とでは情報の伝達方法も異なってきますが、防災本部との連携の不備や情報伝達の錯綜が避難に対する判断ミス、避難勧告・指示につながります。これをいかに正確に地域住民に伝えるか、常々点検する必要があります。災害に関する情報をいかに早く的確に被災者、市民に伝えるためには、日ごろからの住民の避難訓練と防災訓練が不可欠です。自主防災の原点は、火災の予防の知識、地域住民に対する防火啓発、初期消火の訓練など日常生活の危険に対処するものであり、平常時の活動もさることながら特に非常時の活動の重要性は地域での負傷者の救出・救命・救助活動、確実な情報の伝達・収集、地域住民の確認などさまざまな活動の内容があります。これらに対応するためには、日ごろの訓練と訓練を通じて地域のコミュニティーの形成が必要不可欠と認識をします。


 ことし7月、防災の第一線に立つ市職員の能力向上を図るための地域管理研修を実施をされました。中貝市長は、昨年の台風23号災害から人と人とのきずなこそが人間を救うんだと学んだ、コミュニティーを大切にすること、そしていつの時代でも人間を困難から救うのは希望であると職員に訴えられた。また、区長や自主防災組織など地域リーダーを対象に研修会を開催され、みずからの地域を守るための自主防災活動と危険回避を中心とした講演会を実施をされたところであります。


 以下についてお尋ねいたします。


 1点目は、地区の消防との水防訓練を計画中とのことでしたが、実態を。


 2点目は、各地区の自主防災組織の自主的な訓練は実施されているのでしょうか。


 3点目は、豊岡市出前講座の災害から身を守る(地域防災の必要性)の依頼はありますか。


 4点目は、今後の各区の自主防災組織の育成と強化の方策についてお尋ねをいたします。


 次に、有害獣対策についてお尋ねをいたします。


 黄金のじゅうたんを敷いたような稲穂が強い雨と台風14号のため倒れて、畳を敷き詰めたような状況になっております。日やけした顔であぜ端に立ってため息をつく老農夫の姿が目に浮かびます。近年人口の高齢化に伴って農業従事者も高齢化をし、後継者がいないので農業は自分の代で終わりだといった声をよく耳にします。耕作放棄した土地が随所に見られるようになりました。このまま放置するなら豊かな自然と環境が破壊をしてしまいます。


 食料自給率の向上や構造改革など政府が実施すべき施策を示した新しい食料・農業・農村基本計画が3月に閣議決定をされ、40%と横ばいが続く食料自給率を2015年までに45%まで引き上げる目標が掲げられ、国や地方公共団体、農業者、消費者が取り組むべき行動計画を定める、こういうものが盛り込まれております。


 この計画が農業後継者の育成や農業経営の安定化につながることを期待をしながら、イノシシなどの有害獣と戦いながら山間部で先祖伝来の田畑を耕している農業者を忘れないでいただきたいと思います。


 さて、有害鳥獣対策事業について農林水産課では、現況と課題で近年急激な被害の増加、イノシシなどの有害鳥獣はかなり増加をしており、農作物被害は農家の営農意欲の減退や農地荒廃の一因となっており、防除・駆除対策を継続していく必要があるとしています。


 また、平成16年度の旧市町決算委員会におきましても有効な有害鳥獣の防除・駆除対策を講じるよう要望・意見が出されておるとこであります。


 お尋ねをいたします。


 1点目は、防除・駆除対策のどちらに重点を置かれるのか。


 2点目は、兵庫県の広域連携でイノシシを減らす方針がありました。生息調査をし、16年度には管理計画、17年度から実施と聞いておりましたが、取り組みの現状をお尋ねいたします。


 3点目は、捕獲物の利活用について豊岡市有害鳥獣被害対策推進協議会で協議・検討されたのか、お尋ねをいたします。


 最後の質問は、昨年の台風23号の災害復旧工事についてであります。


 豊岡市に未曾有の大災害をもたらした台風23号、やがて10月21日が迫ってまいります。台風23号は、私たちの地域にも昭和9年の台風以来の災害と言われるような被害を出しましたが、人的な被害がなかったことは幸いでありました。自然災害といいながら地域に住む一人として、やはり河川など日ごろから管理をしていく必要性を強く感じ、地域でなすべきことの課題として受けとめております。


 一方、河川のはんらんで濁流にのまれた家屋、家具の流出、泥に埋もれた室内、農地など被害を受けられた方にとっては言葉では言いあらわせない思いがあったと思います。


 しかしながら、皆さんの復興・復旧の力強い心でその皆さんに心から敬意を表します。さて、平成17年度第5回豊岡市議会初日の定例会において市長総括説明の中で災害復旧の進捗について説明がありました。緊急度の高い箇所から発注を進め、本庁・総合支所一体となり上半期100%の工事発注を目指してるとのことであります。当局の一日も早い復旧との姿勢は評価しながらも、災害から1年近くなる中でまだ手のつけられていない農地、農業施設、ため池などがあります。秋の収穫との関連もあると思いますけれども、今後の台風襲来や大雨の心配、天候不順、特に山間部につきましては冬が近づいてくるなどといろいろと地権者の方は心配をしておられます。復旧ができるのか、どうか来年の作付ができますようにとか、そういう言葉をあちらこちらで聞きます。


 改めて農地、農業施設、小規模河川、ため池などの復旧の状況と見通しをお尋ねをいたします。


 これで1回目の質問を終わります。次からは自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは自主防災組織の強化・育成に関するご質問にお答えをしたいと思います。


 昨年の台風23号で行政や市民、町民も必死で闘いました。しかしながら、事前の備えが、これは心の備えということも含めてでありますけれども、十分ではなかったということは率直な反省として残りました。


 そこで行政の側としても装備を充実をしたり、あるいは研修を行ったり訓練を行っていって、その備えをさらに充実させていくということが一つ大きな課題として残り、今、具体的にその対応をとってるところです。


 しかしながら、それをやったとしてもなお行政には限界がございます。あれだけ広範囲に被害が全市的に起こりますと、消防、警察も含めても一斉にそこらに対応することはほとんど不可能である。


 また、消防団も自分たちの地域は自分たちで守るという高い使命感によりまして必死の働きをしていただいたところでありますが、これとてもどうしても限界がある。


 そうしますとこういった防災に関するようなところが備えを大きくするということは当然でありますけれども、あわせて自分たちの地域は自分たちで守る、自分の身は自分で守るという個々人あるいは地域での取り組みをさらに強めていただく必要があるということも紛れもない大切な事柄ではないか、そのように考えてるところです。


 こういった観点から見ますと、自主防災組織の育成強化というのは極めて大切なことだろうと思います。


 ただ、台風23号のときの実態を見ますと、自主防災組織の構成員が昼間は仕事でおられないとか、それからそもそもあんまり組織的な活動といいましょうか、訓練を日ごろやっておりませんので、正直言って自主防災組織が十分機能したとは言えないというのも実態ではなかったかというふうに思います。


 こういったことを踏まえまして、本年7月には市内全地区を対象に防災、減災を考える地域リーダー研修会を、また6月から8月にかけては自主防災組織と地元消防団の合同水防訓練が実施されたところでございます。


 今後は、自主防災組織員や区民一人一人の災害時における防災・減災のための活動や情報伝達、避難等の行動などを確認することもできる防災マニュアルの作成・普及を進めるとともに、消防団の協力により自主防災組織の訓練を実施するなど防災訓練の充実を図ってまいりたいと考えております。


 阪神・淡路大震災の調査の中でも、ああいった大規模災害のときの人命救助は、自助が7割、共助が2割、公助が1割、まず自分自身で自分を守るのが7割、そして自主防災とか隣近所のような助け合いが2割という実態でありまして、自衛隊とか消防・救急での救助は1割、こういった調査結果が出ております。このことを踏まえましても自主防災組織の育成強化、今後大変大切なことである、そのように考えてるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 耐震診断のことでお尋ねがございました。まず、わが家の耐震診断推進事業の活用状況でございますけども、この制度は平成12年から14年度まで行われておりまして、12年度で44件、13年度で300件、14年度が228件の3年間で572件活用、利用されております。


 また、15年度からはわが家の耐震改修促進事業というものが進められておりまして、その活用状況でございますが、15年度では14件、16年度では16件、17年度では現在のところ3件という状況でございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 毛布常備のことでお尋ねをいただいてます。先ほど古谷議員さんのご質問にもございました。市立公民館あるいは市内の小・中学校への毛布の常備につきましては、既に配備につきましては終えているところですし、また公民館につきましても一部を除き配備を終えております。


 ご案内のとおりに、しかし避難者の全員の方に当たるというふうなことにつきましては、多分不可能だろうと思われます。したがって、市民の皆様には本当に毛布や、あるいは二、三日程度の食料品、そんなふうなものを持参の上で避難をお願いをしたい、そんなふうに思っております。


 それから避難場所にまつわる表示看板のお尋ねをいただいております。この表示看板につきましては、既に旧豊岡市内につきましてはほとんど終えているというふうに伺っておるわけですけども、他の市町につきましてはまだすべてというわけには至っておりません。したがいまして、ご指摘のように市民はもちろんですけれども、外からおいでになる方も含めまして避難表示、大変大切なことだというふうに考えておりまして、来年度に向けまして表示看板の設置について検討を進めてまいりたい、そんなふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず1点目の自主防災組織、そして消防団との訓練の実態というようなことがございました。これにつきましては先ほど市長がご答弁申し上げましたけれども、昨年の台風の教訓を生かすために本年6月から8月にかけまして、旧市町ごとではありますが、消防団と、そして自主防との合同の水防訓練を実施をいたしております。


 この訓練におきましては、消防団、そして自主防とのお互いの役割を確認する中で、特に内容的には水防工法によく習熟しております消防団員が自主防組織員に対して土のうづくりでありますとか、あるいは土のうの積み方等の基本であるとかを指導をし、さらに両者が一体になって具体的に土のうを積み上げるといった実践の訓練も行っております。これは例えばでありますが、旧豊岡市におきましては市内に122の地区があるわけですが、そのうち100地区、地区では一応3名程度というふうなことをお願いしておりましたので、かなり相当規模の方々がこの訓練に参加をしていただいたといった状況です。


 先日の台風14号の際で新たなといいますか、動きがございました。特に自主防災組織側からの素早い対応といったことが目立ったというふうに判断しております。具体的に言いますと、前日からも地区内においても土のう積みをされたとか、あるいは当日の午前中でありますけども、地区で土のうを積みたいんで土を至急持ってきてくれといった内容のものが従来に比べてもうはるかにふえてきたといった状況がございました。


 今後のこういった水防訓練の実施に当たりましては、主導であります消防団とよく調整をしながら進めてまいりたいと思ってます。効率的な訓練、それを目指してまいりたいというふうに考えてます。


 それからもう1点は、個々の地区内における訓練内容、その実施状況ということでございました。本市につきましては、一応すべての地区におきまして自主防災組織なるものは設置はされています。従来行っておりますのは、消防署でありますとか、あるいは消防団の協力をいただいて、特に消火器の取り扱いであるとか、あるいは避難訓練、そういったものが中心になされておりました。本年度、これは市の方で把握しております訓練状況でありますけれども、旧豊岡でいえば22の地区、城崎も24、竹野も25、日高で18、出石で3、但東で5というようなことでございまして、この詳しい内容につきましてはちょっと把握はしておりませんけども、恐らくは先ほど申し上げました消火器の取り扱い等が主であったと思います。


 本年につきましては、昨年の水害の教訓から消防団との合同訓練も実施もいたしました。そして先日は、市長申し上げましたけれども、自主防災組織のリーダーを対象にした研修も行わせていただいたといったことがあります。こういった消防団との連携でありますとか、あるいは研修につきましても、これはもうことしだけで終わるということではもちろんありませんで、これについては継続的に開催をしていく必要があるというふうに考えてますけども、そういった取り組みによりまして自主防災組織の活動も今後活発化していくんではないかというふうに考えています。


 市といたしましても、今後地区において積極的に独自の訓練をやって実施をしていただきますようにお願いをしてまいりたいというふうに考えてます。


 それから防災に関する出前講座の開催状況でございますが、これにつきましては本年度防災をテーマにした出前講座につきましては7月以降4回実施をいたしております。参加者につきましては20人から、多いとこでは60人程度でありますけども、特に防災をテーマに一般的な防災についての知識を身につけていただきたいといったこと、あるいは自主防災組織員として地域における役割を再確認していただくといったものが主な出前講座の内容であります。


 この講座でありますが、10月までに今の段階ではあと2回開催を予定をいたしております。申し込みがございました。


 この出前講座以外にも日高支所におきましては、自主防災組織の水防研修の一環というようなことで台風シーズンを前に学習会、水防に関する座学といったことがありますけれども、そういった学習会を開催をされてます。


 この出前講座につきましても、市民の防災あるいは減災意識も確実に高まっておりますので、今後ともこういった出前講座につきまして積極的にPRを行ってまいりたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) まず、有害鳥獣対策です。1点目の質問の防除・駆除対策、どちらに重点を置くのかということでございますが、有害鳥獣対策につきましては防除対策と駆除対策の二本柱でこれまで行ってまいっておりまして、どちらも非常に大切だという認識を持っておりますが、強いてどちらに重点を置くのかということになりますと、やはり生息頭数を減少させる駆除というものが最も効果的だというふうに考えております。


 駆除対策につきましては、市の有害鳥獣駆除班と委託契約を結びまして駆除活動を実施をしているところでございます。


 次に、イノシシを減らす対応の取り組み状況ということでございますが、県の広域的な対応といたしましては、シカにつきましてはまだしもイノシシにつきましては現在のところまだ不十分で、市の有害鳥獣対策で対応しているというのが現状でございます。


 市のイノシシへの取り組み状況といたしましては、これもかねてより申し上げておりますけれども、防除と駆除両面で対策を進めております。


 防除といたしましては、電気さく、金網さく、そういうものの整備を進めておりまして、今後も引き続いて推進をしてまいるつもりでございます。


 駆除につきましては、シカ、イノシシ等につきましては今申しましたように市の有害鳥獣駆除班に駆除をお願いをいたしまして、銃器、くくりわな等による駆除活動を実施をしておりますけれども、特に合併ということを機により広域的な効率的な駆除が可能になったということもございます。市域一斉駆除も行いまして、被害防止に努めたいという考えを持っております。


 なお、先ほどの質問の中で特にイノシシの生息調査のことが触れられたわけでございますが、県につきましては16年度から猟期中の捕獲記録を回収いたしまして、生育分布を調査してるという段階でございます。したがって、いわゆるシカと同じようなイノシシの管理計画の作成につきましては、18年度以降どのような形で作成をするのかということで今検討中だというように承知をいたしております。適切な対策を立てるための科学的なデータの収集ということで、イノシシの生息調査というのは極めて重要なことでございますし、それに基づく保護管理計画をできるだけ早くつくっていただくということで、あらゆる機会に要望してまいりたいというように考えております。


 次に、捕獲物の利活用の関係でございますが、市の野生動物被害対策推進協議会につきましては、現在設置準備中でございます。早急に協議会を設置をいたしまして、ご指摘の捕獲物の利活用についても協議なり研究をしてまいりたいと考えております。


 なお、この捕獲物の利活用につきましては、自家消費の場合は別でございますけれども、捕獲獣を処理加工し、販売する場合には食品衛生法等の法的にきちっとした大変な処理加工施設、そういうふうなものが必要だということでございますので、ご承知おきをいただきたいというように思います。


 次に、台風23号の被害関係でございます。私どもの方からは農地、農業施設、それからため池の復旧状況を申し上げます。


 農地、農業施設災害復旧工事の8月末現在の進捗状況を申し上げますと、市単独による小災害復旧事業はおおむね完了しております。また、国庫補助による復旧事業につきましては、農地292件に対しまして63%、農業用施設233件に対しましては76%の発注率でございます。なお、そのうち農業用施設のうちため池につきましては、被災件数3件ございまして、33.3%の発注率ということでございます。


 今後残りの未発注箇所につきましては、これもかねてから申し上げておりますとおり他の事業との調整が必要でございますとか、あるいは関連圃場整備と同時施工というような特別な場合を除きまして来年春の作付に支障がないように復旧してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 続きまして、消火栓等の復旧であったり状況等を申し上げます。


 公共土木施設災害復旧工事にありましては666件ありまして、8月末の発注状況は483件で72.5%となっております。その内訳なんですけれども、乙災害、国庫負担事業なんですけれども、489件に対しまして契約済み件数が342件、率にいたしまして69.9%、その他小災害77件に対しまして58件の75.3%、単独災害86件に対しまして74件の86%、緊急小規模急傾斜地崩壊対策事業7件に対しまして5件で71.4%、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業7件に対しまして4件の57.1%となっておりまして、残る復旧工事の実施設計を今月の中旬に何とか終えまして、ぜひとも上半期100%の発注をしたいと考えておりますし、なお年度内の完成を全力で対応したい、このように考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 65番、野口逸敏議員。


○議員(65番 野口 逸敏) それぞれ答弁をいただきました。


 1つ目の災害に関する関係であります。


 わが家の耐震診断推進ということでありまして、報告を聞きました。それからあと家の改修事業というようなことで、これも報告を聞きました。これいずれにしても自分自身のことであります。それぞれ利子補給だとか助成の制度の話もあると思いますけれども、この改修事業につきまして今後とも市の広報等でぜひとも何らかの形で皆さんに周知をしていただきたいと思いますが、このあたりどうでしょうかということであります。


 それから避難場所に指定されてる毛布の常備ということであります。1回目で申し上げましたように、災害が起こった場合、特に観光客が先ほど言いますように550万人というような豊岡市であります。そういったことで地域の皆さんはそれぞれ毛布等々を準備しながらということでありますけども、観光客の方につきましては毛布というようなことありましたら困りますので、ぜひとも、答弁にありましたけども、今後も続けて全地域的に常備ができるようなことをお願いをしたいというふうに思っております。


 それから避難場所の看板の設置であります。実は出石、城崎、竹野、日高、それぞれ見てきました。


 出石については、小坂小学校に行ってまいりました。第2避難場所ということになってるようでありまして、看板は特別立ったり、あるいは張ってなかったということで先生に聞きますと、災害時行政から連絡を受けて避難場所ですよというのを掲示をするというようなことで、そういった看板もあるというようなことを聞いておりますが、それから竹野は、竹野の中学校に行ってまいりました。これは避難場所ということで人間の絵と、大体統一をされたようなことで避難場所と書いてありまして、英語で学校名、それから、よう読みませんけど、セーフティー何々と書いてます。下に竹野中学校というようなことで書いてあります。


 それから城崎につきましては、大会議館と小学校に行ってきましたが、小学校の場合は、ここは災害時最終避難場所ということで、絵も人間の絵と、それからちょっと小さくなってますけども、城崎小学校ということで対象地区というような看板が道路沿いに立っております。


 それから豊岡は、八条小学校に行ってまいりました。これは大体縦長だと思いますが、学校の玄関の道路側に見えるように災害時避難場所ということで、英語で書いてあって、八条小学校、そういうことが書いてある。


 ですからこの看板が豊岡市が発足といいますか、合併してからまだ7カ月、半年ぐらいですから、これがいろいろと各旧市町で変わっていると思いますけれども、やはり竹野なんかで聞きますと避難場所の掲示はどこにありますかと聞いたら、さあ、わかりませんというのが住民の皆さんでした。職員室に行って先生に聞いて、入り口にありますよということで確認をさせてもらいましたけども、そういったことでこの看板も将来的に、やっぱり地域の皆さんもそうですけども、わかりやすいように、あるいは金がかかりますけれども、ある意味では統一したような看板の設置が必要だと思いますが、この点お尋ねをしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 今おっしゃいましたように、今まで旧市町で合併をしてまいりました。それぞれのお考えでそれぞれの自治体で設置をしてまいりました。今ご意見のようなことも含めて検討を進めてまいりたいというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) わが家の耐震診断の市民周知の件でございますけども、その前に先ほどわが家の耐震改修促進事業概要の利用状況の中で平成16年度16件というふうにお答えしたと思いますが、27件の誤りでございますので、ご訂正をお願いしたいと思います。


 この市民周知につきましては、だんだん利用状況も少なくなっていることも踏まえまして、市の窓口に置いておりますリーフレットやチラシなどを設置をいたしますとか、あるいは市広報、ホームページ等でも積極的にPRをしてまいりたいというふうに考えておりますし、また平成17年からは、年度中途からでございますけども、平成12年から14年度に行った推進事業で診断を受けておられない家屋の所有者の方に対しましては簡易耐震診断という制度を設けまして対応していくことになっております。本議会にも補正予算として計上をいたしておりますけれども、それらを踏まえまして市民周知には十分PRをしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 65番、野口逸敏議員。


○議員(65番 野口 逸敏) 次に移ります。自主防災の関係です。市長以下それぞれ担当課から答弁をいただいて、全くそのとおりで、やっていただければいいというふうに思っております。


 特に自主防災いうのは、地域のコミュニティー、いわゆる地域の方々がどこにおられてどういう状況だという一つの大きなものに関係がありますし、さらには地域でそういった初期の活動、特に勤めが多い関係で地域の少ない人ですけども、そういった地域の自主防災の役員の皆さんが充て職であったりせずに、何とかその地域に常駐をしておられる方を中心にやっぱり自主防災組織というのは班編成といいますか、活動をできるような体制が必要だと思います。現在恐らく区長さんやら区の役員の皆さんがそれぞれ自主防災組織の役員になっておるというふうに思いますが、これ質問、通告以外かわかりませんけども、関係ということで、こういった自主防災組織の人員配置、特に行政としてお考えがあったら考えをお尋ねしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 特に具体的な人員配置につきましては市の方で何名というふうな基準は持っておりませんけれども、先ほど議員がおっしゃいますとおり地区を挙げてこれに取り組むといった視点につきましてはまた区長さんを通じてお願いをしてまいりたいというふうに考えてます。


 これは直接の答弁にはならんかもしれませんけれども、私の住んでおります地区におきましても日役のときに従来はその前消火器訓練といったものも実施をしとったわけですけども、ことしの日役の後の訓練では、それだけじゃやはり不十分だというふうなことから一度土のうつくりについて区民を挙げて研修といいますか、やってみようというふうなこともありますので、ぜひそういった方法で他の地区においても広まっていけばというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 65番、野口逸敏議員。


○議員(65番 野口 逸敏) 自主防災組織につきましては個々の自覚が必要だということだから、行政の方での指導、消防との連携をよろしくお願いしたいというふうに思います。


 次に移ります。有害獣であります。これ答弁の中で二本柱ということでありますが、私たち直接かかわる農業者につきましては本当に駆除一本でいっていただきたいというのが本音であります。防除だけでは逃げてしまって、また他の方に行くというようないわゆる一時的に防除ということでありますから、何とか駆除ということでお願いをしたいというのが本音であります。


 そこで期待をしておりました兵庫県の取り組みも18年度がというようなことであります。これも本当に生息数の調査をきちんとやっていただいて、適正管理になりますように強く要望をしておきます。


 それから獲物の利活用の話で、まだ今後の話だということでありますが、以前一品一村といいますか、一村一品運動といいますか、そういったものがありました。これもいろいろと制度の問題あると思いますけども、そういったものを何とか利用して新しい豊岡市の一つの目玉商品にぜひとも活用いただければということで、特にこのことについても期待をしておきます。


 次に移ります。最後、台風23号の復旧工事の話であります。全体的には60なり70なり80ということでありますが、地域の皆さんが特に心配をしておられるのは、その残った30であり20何%の話であります。先ほど答弁をいただきました。これから来年の作付を心配しなくてもいいようにということであります。


 最後に一つお尋ねをしておきます。そういうことであります。行政といわゆる災害を受けた農地を所有されとる方、あるいはため池等を持っておられる地区の皆さんにぜひとも安心感を与えれるようないわゆる工事の日程等を綿密に報告をしていただければ、このようなことも少しは違ってきたんではないかと思います。今後こういった工事等々についてなるべく早くわかれば連絡をしていただくように思いますが、この点だけお尋ねをして、私の一般質問を終わりたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 最後のご質問でございますけれども、工事の進捗状況の各農家への周知につきましては、ご意見のとおりにそのように進めさせていただきたいというふうに思っております。


 なお、先ほども発注の率ということで申し上げましたけれども、農地、農業施設の発注の残りの分の時期ということで申し上げますと、先ほど申しましたように他の事業との関連あるいは関連の圃場整備事業との同時施工、そういう特別なものを除きまして10月までには発注を終えたいということでございます。その終期につきましては、年度内と申しますか、作付に間に合うようにということで進めてまいっておりますので、ご理解をちょうだいしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 以上で野口逸敏議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は3時55分。


                午後3時43分休憩


          ────────────────────


                午後3時55分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、80番、瀧下繁喜議員。(拍手)


               〔瀧下繁喜議員 登壇〕


○議員(80番 瀧下 繁喜) 清流クラブの瀧下です。どうぞよろしくお願いします。


 今回は、実は一般質問しようかな、しようまいかなという迷いがございました。と申しますのは市長が大きな病気をされて手術をされた後で退院されて、さあ、どうかなという思いがあったんですけど、見る限り案外元気だから、もうこの際、私も在任期間これが最後の演台に立つ機会、これを失ったらもう二度とないという思いの中で、ぜひ私は思いを申し上げて明確な答弁をいただいて、そしてあとは一市民となって今後の成り行きを見守っていきたいという思いで登壇いたしましたので、よろしくお願いしたいと思います。


 我が国は、神武天皇から昭和天皇までたしか125代だというふうに記憶をいたしておりますけども、皇紀が2665年になるんかなと。と申しますのは昭和10年までにお生まれになった方がここに10何人おいでになると思うんですけど、私が小学校1年生のときに紀元2600年、ああ、1億の胸が鳴るというこういう歌を歌ったことを思い出して、あれから65年たっておりますから、2665年かなという思いをいたしております。


 その中で、我が国の国民は、食糧は穀物を主食として今日まで来たわけですけれども、それ以前に神武天皇以前にいわゆる古代の人たちが多分食をしとった古代米とか、あるいは住居跡から米の焼けたのが出てきたとかいうことですから、神武天皇以前からやはり日本の国民は米を食べて今日まで来たというふうに思うわけですけども、そうこうするうちに2,600何年たってきたわけですけれども、特に徳川時代、徳川家康が百姓は生かす殺さずの政策することが一番いいんだということの中で、首を絞めてしまわずに生きとる程度にやるということ、そしてゴマの油と百姓は絞っても絞っても出るということの中で大変辛抱強く百姓は耐えてきたわけですけれども、そうこうするうちにここに実はせんだってJAに行って米の価格が一体どう変遷しとるんかなということしましたら、天明元年から平成16年度の米の価格表をもらってきました。随分高くなってきたなという思いをいたしておりますけれども、特に昭和30年に1石だなし1俵ですから4斗です。4斗のお米が3,902円。当時大工さんの日当が何ぼであったんかいったら500円、1日、それで公務員の大学卒業の初任給が何ぼであったかいったら7,900円。もし大工さんが4斗の米を買おうとしたら、一生懸命に8日間働いて4斗の米が買えるというそういう経済状況でした。


 ところが、皆さんもご承知のとおり昭和36年に当時の総理大臣、池田総理が所得倍増論ということを打ち上げて、以来いろんな物価も上がってきましたし、米も上がってきた。


 ところが、40年にはちょっと倍になって、米が6,228円になって、大工さんの日当が3,000円、公務員の初任給が2万1,600円。これを割り戻しますと2日間で、前は、昭和30年のときには8日間働かなならんのが2日間で買えるようになった。


 50年になりますと、米がどんと上がって1万5,440円、そして大工さんの日当は8,000円、これで2日間で大体4斗が買えるようになっておりますし、60年になりますと今までで一番高くなって1万8,668円で、大工さんの日当は1万円ですから、1.8日あれしたら4斗が買えるという。


 現在というんか、昨年の価格が1万4,378円ですから、大工さんの日当が2万2,000円ということですから、日中いうんか、0.7日ほど働いたら4斗が買えるというそういう状況になってきたわけで、そこで先ほど申しましたように百姓は生かさず殺さずという中で、それ以降米は今度はだんだんだんだん価格が下がってきた。


 ところがなぜ下がってきたんかと申しますと、工業製品を欧米にどんどん送り込む。その決済をいわゆる農産物で決済するようになってきて、外圧によって我が国だけで自由がきかんようになったということの中でやむを得ん措置だというふうに思うんですけれども、特に当時は5反つくっとってあかなんだら1町歩つくったらええがな、1町歩つくってもあかなんだら2町歩つくったらええがなということの中で基盤整備もしたわけです。


 ところが、振り返ってみますと、昔の農業と現在の農業とだったら全然手どりが違うわけです。昔は、もみでもまくのでも水につけて、そして自分とこでふろにつけて白く芽をぷっと切ったとこを苗代にまいて、そして苗を育てて手で植えて、そして草取りし、そして手入れをしてかまでそれぞれ人力で刈って、それで稲木にかけて脱穀調製をしたわけですけども、今考えてみてください。当時は農耕は、人力だない、牛でやったんですけれども、今は機械ですから、機械でやり、機械で植え、そして除草やなんかも農薬使って、そしてコンバインで刈って乾燥機にかける、そして調製するという非常に昔は体で稼いで何とかやったんですけれども、現在は同じ売り上げしても歩だまりが非常に悪いというのが農業の実態だということの中で、皆さんもよく承知をされておるというふうに思うんですけど、そこで私が申し上げたいのは、以前にも申し上げましたけど、このことをずっと繰り返しておったらとんでもないことになりゃしないかなと。


 というのは先ほど申しましたように百姓は何ぼ苦しめられても頑張って、土地にかじりついてでもおりますけれども、発展性が私はないというふうに思う。皆さんもそうでしょうけど、恐らく後代も百姓するもんがなくなってくる。そうしますと市税も必然的に上がってこない。


 その中で私は、以前にもせんだっても申し上げましたけども、淡路島の南淡町、今の南あわじ市でレタスをつくって、そして1反に300万円あげる、そういう百姓でなけんなあかんなというふうに思うわけですし、そしてせんだって、実は7月の12、13日、私たちの会派で長野県の飯田市に政務調査に行きました。それはグリーンツーリズムの勉強に行ったんですけれども、その中で出された資料を見ますと、農業で最高5,000万という大きな売り上げがあって、何といいなということの中で、これリンゴがあるさかいと違うかということを申し上げておりましたら、向こうの説明に来られた係官が、いや、実はレタスですと。レタスをつくって、海抜500メートルから800メートルの高地でやっておりますから、高地の野菜としての価値はあると思います。


 それで私がこの話をしますと、ほとんどの人が淡路と但馬とでは気候が違うわい、土地が違うさかいできんとおっしゃるんですけども、私は違うからまた逆にいい面がありゃしないのかなという思いがしております。品種には、日本の品種じゃなしにレタスいうのは欧米の品種ですから、いろんな品種がありますから雨に強い品種もありゃあ弱い品種もありますから、そうした品種をやはり行政だけでなくして県の農林部あるいはJA等の協力をいただいてぜひそういう人を見出して作付することによって、今まで田んぼ1反が水稲つくっとって15万円か16万円とって、それで経費抜いたら10万円までのお金なんですけども、レタスあれしたら何ぼ但馬でも2回つくれますので、2回つくったら1回分80万や100万やしたら160万も200万も1反の田んぼでもできるんですから、やはりそういうことを見出して、そうした作物をつくり定着させることが私は将来のこの豊岡市の発展に大きくつながるというふうに思いますから、市長、ぜひそのことは研究して、早期のうちにやはり実施をしていただきますことをお願いをしておきたいと思います。


 第1回の質問をこれで終わりまして、あとは自席にてさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 瀧下議員の長い議員生活の総括のようなご質問をいただきました。


 前回の質問でも同様のご提案を交えてのご質問いただいたところです。高付加価値の農作物をつくって農家の所得を上げ、そのことによって農業を守っていきたい、あるいは地域を元気にしたいという思いは私も同様に持っております。


 考えますにレタスの例をお話しになりましたけれども、作物の種類という観点から高付加価値を目指すという道が一つあろうかと思います。


 そして2つ目は、同じ作物であっても例えば有機栽培をするといった栽培の方法、あるいはその売り出し方、例えばコウノトリの舞といった認証制度を豊岡市は持っておりますけれども、そういった販売戦略でもって高付加価値型にしていくということが2つ目にあろうかと思います。


 3つ目には、今度は加工の仕方によって付加価値を高めていく。例えば赤花のそばでありますとか、最近では日高の殿でそばの加工場と実際の販売の拠点ができたわけでありますけれども、こういった加工という形から付加価値をつけていくといった大きな道筋というものがあろうかと思います。


 これまで私たちの地域では、つくり方、つまり有機であるとか、あるいは無農薬であるとかいったこと、あるいは加工ということにどちらかというと主眼を置いてきたような気がいたしまして、品種そのものについては、最近では但東のシルクコーンでありますとかシルクナスといった試みがなされておりますけれども、まだ大きなうねりとなっていないというのも実態であろうかと思います。ただ、なかなか難しい課題でもありますので、これは豊岡市の大きな課題として私の方に宿題とさせていただきたい、このように考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 80番、瀧下繁喜議員。


○議員(80番 瀧下 繁喜) 宿題ということの中では、やっぱり答えを出さんなんというふうに思うんですよ。いつまでたっても宿題という、学校の先生、明くる日は宿題に答え出せと言われるんですから、この問題も何年も放置されてあれしとったらあかんですね。やはり即時にあれして、こうしましょう、ああしましょうという返事をいただかなくてはなかなか、はい、そうですかという引き下がるわけにいかんわけです。


 私は、むやみみだりにむちゃは言っとらんと思うんですで。行政としてただ言うだけだったら非常に難しいんで、コウノトリにかけなる金を半分も出せとは言いませんけども、10分の1でも8分の1でも割いて、そしてやっぱり奨励金を出いて、これこれをつくったらこうなるということをやって、まずそういうモデルケースをつくった中で広げていくという方法も一つの方法だというふうに思いますから、その気持ちがあるのかないのか、まずそれを市長にお尋ねしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 豊岡市がコウノトリにかけてるお金というのはそんなに多くございませんので、恐らく農業にかけてる金額の方がはるかに大きいのではないかと思います。


 ただ、先ほど言いましたように、例えば旧豊岡ですと、これは水田地帯が六方を中心に広がってるわけでありますが、もともと低湿地のところでありますから、転作作物がなかなかないという中で苦闘してきたことが実態としてございます。


 そういったことを受けまして、先ほど申し上げましたように、それでは同じお米をつくるにしても有機農業にしてみる、あるいはれんげ米をつくってみる、そういったつくり方について付加価値をつけるという方向に努力をしてきたということが実態であろうと思います。


 こういったことでございますので、例えば先ほども例に出されたようなレタスというのは、一つの作物でもってこの地域の農業に圧倒的な展開を図るということのためには、これはもう相当な知恵を出す必要があろうかと思います。したがいまして、その道の専門家でありますとかの知恵もかりていく必要があろうかと思いますので、その意味も込めまして宿題として預からせていただきたいと申し上げたところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 80番、瀧下繁喜議員。


○議員(80番 瀧下 繁喜) 言われとることわからんことないんです。しかし、この問題はいつまで放置してあれしとっても先行きできませんから、やはり一定の期間の中で推進していただきたい。そうでなかったら大変僕は今後の合併が何のためにやったんかなと。ずうたいが大きくなっただけで大変厳しい状況になりはしないかなというふうに思うんです。


 私の言っとることがどんどんあれして、4,000町歩からある中で例えば2,000町歩ぐらいやって、製品がどんどん売れるようになり、高価値になってあれしたら何十億という市税も入ってきますから、行政改革も大事ですしなにも大事ですけども、やはりそうした市税がどんどん入ってくるような施策を講じるのが私は為政者の立場だろうというふうに思います。


 ですからそのことをしっかり踏まえて早期に答えを出していただきたいというふうに思うんですけども、再度市長の考えをお尋ねしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 最初に、奨励金制度のことがあるわけですけれども、奨励金制度というのはただ生産振興を図るという意味では有効かもわかりませんけれども、じゃあ足腰の強い農家を育成をしていくためにはどうかなという疑問があるのもまた事実でございます。現時点で公が市場で例えば奨励金のようなそういう補助金を投入をして、なかなか難しいと思いますが、先進的な農業を育成するというような考え方はやはり無理があるのではないかと。やはり行政というのは、あくまでも手助けであって、何よりも農家の主体的なやる気というのがやっぱり大切だろうというふうに思っております。やはり農家にやる気を起こしてもらう施策を講じるということとあわせまして、意欲のある農家にはあらゆる面といいますか、いろんな面での支援を検討すべきだというように思っております。


 それから南淡町のレタスの例がございました。今後の課題といたしまして、私自身は適地適作という点ではなかなか難しいかなという思いを持っておりますけれども、専門的な機関にも相談をさせていただいて十分検討をさせていただきたいなというように思っております。


 なお、高収益作物ということを先ほど来強く申されるわけでございますけれども、この高収益作物にしましても長い期間高収益の作物であるいうことはあり得ないというふうに思っております。


 例えばピーマンでございますけれども、かつて平成4、5、6年ごろ1反当たり1,000万円という私、農家聞いておりますが、数百万円収益を上げられた農家というのがたくさんあったというふうに思います。現在はしかししかるべきところに落ちついておるという状況もあるわけでございまして、ある意味でもちろん今議員ご指摘の高収益の作物を一生懸命開発していくというのは、これはこれで非常に大切なことでありますけれども、ある一面ではやはり将来に向けて安定的な農業を目指すということもまた大事なことではないかというように思っております。


 例えば兵庫県が進めております米を中心とした複合経営ということも一つの考え方、水稲に野菜ですとか、あるいは果樹ですとかグランドカバーなんか、そういうのも一つの例だと思いますし、そういうもんをあわせて進めていくということもございましょうし、さらに契約栽培の増産によって安定収入を図っていくということもまたこれは一つの考え方ではないかというように思っております。


 例えば議員ご存じの土かおりを一つ例にとりますと、これは100%すべてコープこうべに出荷をしております契約栽培米でございますけれども、これについては通常の価格よりも大体約2割高くコープこうべに引き取ってもらっとるわけです。量が足りません。もっともっと増産をしてほしいと。今400ヘクタールほど市内つくっとるというふうに承知しておりますが、もう足らない状況でございます。そういうふうな安定的な作物もつくっていって、その上に高収益なものをというのが、これは盤石なことでございますけれども、そういうふうなこともやっぱり必要であろうかなというように思っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 80番、瀧下繁喜議員。


○議員(80番 瀧下 繁喜) 言葉を返すようで大変恐縮なんですけれども、ちょうど今どこでも水道がありますから、蛇口をひねったら水が出てくるんですけど、ガッチャンポンプのときに何ぼやっとっても水が上がらんときには差し水やったらすぐ上がってくるんです。それと一緒だというふうに、そういう意味合いでいわゆる助成金をちょっと出して、そして、ああ、やっぱり1回つくったら100万だな、ああ、200万だなということがわかってきたら、またほかの人たちもどんどんつくるようになるんです。そういう意味でやはり最初はちょっと差し水せにゃいかんかなということを言っとるんで、何も行政におんぶにだっこの中でしてくれというんじゃなしに、一つの手段としてそういう方法もありますよということを言っとるわけですから、ぜひ部長が言われるようなことなくして新しい農業をどうしていくかという観点から、やはり真剣にお考えいただき、ぜひ実現していただきたいということを申し上げておるわけですから、その点を十分理解していただいてそういう施策を講じていただきますようお願いをしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 80番、瀧下繁喜議員、質問は終わりですか。


○議員(80番 瀧下 繁喜) いえいえ、答弁いただいて、それからです。


○議長(木谷 敏勝) いや、80番、瀧下繁喜議員、質問をしてください。


○議員(80番 瀧下 繁喜) 先ほど申しましたように、私はただお金を出してくれというんではなしに、一つの事業を位置づけるのにやはり迎え水的な意味で助成をしていただきたいと思うんですけれども、行政側の考えをさらに前向きにしていただきたいなというふうに思うんですけど、そのことができるのかできないのか、はっきりしていただきたいというふうに思うんです。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) ことし4月の市町合併に伴いまして、旧町で実施をされております例えばピーマンですとかキャベツでございますとか、そういう国指定野菜でございます。それからさらにソバですとかヤマウドですとかチューリップなどの当面振興を図っておるというそういう特産品のものにつきましては出荷奨励措置というのは、これは旧町でも実施をされておりましたけれども、新市におきましても実施をいたしておりますので、ご承知をお願いしたいというように思っておりますし、それから今強く議員ご指摘の今後、付加価値の高い作物をして振興をすることが適当な作物、なかなか難しいところでございますけれども、関係機関、力を携えてそういうものの開発には、これはもちろん力を注いでくるというこれは当然のことでございますので、それは頑張ってまいりますし、その調査研究を進める中でその支援策についても今の奨励措置ということだけにかかわらず総合的にこれは検討をその都度していくべきじゃないかというように思っております。


 それからさらにもう1点、新市の施策といたしましても特産品の開発調査研究事業補助金というようなそういう制度も設けておりますので、ご承知をいただきたいというふうに思っております。


○議長(木谷 敏勝) 80番、瀧下繁喜議員。


○議員(80番 瀧下 繁喜) 今ピーマンとか、あるいはキャベツとかいうふうに言われたんですけど、特にことしあたりキャベツは国野菜の指定で最低価格にひっかかるという、大暴落しておりますから、あのことがあるからキャベツはまずだめだろうなというふうに思うんですし、そしてピーマンにしても1,000万という非常に大きなことを言われるんですけど、実際うちの方でやっとられる方から聞くというと150万から200万で、1反つくって夫婦で精いっぱいだと。ですからそれは米をつくるより確かに10何倍の収益は上がるにしても、ピーマンは手がかかり過ぎるということですから、私はもっと手のかからない簡単なもんがあるんだろうなという思いをしておりますから、ピーマンとかキャベツは国野菜の指定のあれなんですけども、いろんな作物がありますけど、そういうもんではやはり新市としての事業としてはちょっと心細いなというふうに思うんです。ぜひ新しい作物を見出して定着できるようにしていただきたいということを申し上げて、私は質問を終わりたいと思います。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 以上で瀧下繁喜議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、17番、稲葉康介議員。


               〔稲葉康介議員 登壇〕


○議員(17番 稲葉 康介) 17番、会派「ひだか」の稲葉と申します。(拍手)通告に従いまして、一般質問させていただきます。


 6月の定例議会でもTMO、その時点ではアーケードについて質問させていただきました。私あの時点でTMOという言葉が初めて聞きましたものですから、いろんな豊岡市議の方からやじをいただきながら一生懸命頑張ったつもりでございます。懲りずにTMO、タウン・マネジメント・オーガニゼーション、中心市街地活性化法についてお聞きしたいと思います。


 1回目の質問というか、6月の定例議会終わりましてから、それからもずうっと豊岡の駅通、これがこのアーケードが撤去されて透明のアーケードが入ってきたらどうなるのかというのをずうっと気にして見ておりました。そしていざ工事がもう着工されるという運びになっております。これまでの旧豊岡市議会における審議を無視するものでもありませんし、それはそれで尊重させていただきますけれど、あえて私の意見を述べさせていただきたいと思います。


 今回一般質問するに当たりまして、本庁の方に出かけてこのTMOというのは一体何ぞやというところから再度始めたところ、豊岡だけではなくして実は出石にもある。あの平成12年、2000年に完成した出石びっ蔵ですね、これがTMOのプログラムによって国、県の補助を得て完成した施設であるということを初めて勉強いたしまして、改めて出石分庁に行きてその資料も取り寄せました。


 その話の中で、実は日高にも城崎にも文書としては準備されてる。ところが、実態としてはまだTMOが設立されたわけではないということがわかりまして、日高町役場に走ったところ、この文書を合併直前、3月29日か3月30日にやっとできた文書で、実は議会にもかけてないということで、初めてそういう文書が旧日高町に関しても3月30日付でTMO構想というのが発表されてたというのがわかったのがつい3日前でございます。


 先日豊岡の本庁でいただきました資料、豊岡市TMO構想というのをすばらしい内容で、中小小売商業高度化事業構想という実にすばらしい内容。ただただ、よく帰って読みますに、これは豊岡商工会議所でつくられたという形になっております。そして一番最後のページ、発行が平成13年3月という古いものなわけですね。ひょっとしたら新しいものがあるかもしれませんけれど、資料請求していただいたものが出てきたものが平成13年3月。といえばその当時果たして合併という発想があったのか。あるいは病院がはっきり移転するというのは恐らく計画段階であったと思うんですけれど、どの程度明確になってたのか。


 そして駅前の再開発ということでいよいよTMOの中でアーケード構想というのが出てくるんですけれど、その13年の時点ではまだ既存計画に位置づけられているが、全く実施されていない事業にアーケード整備計画が入ってる。その後4年間にわたって今回アーケードが実現という運びになって、それは評価いたします。ご苦労さまでしたと申し上げたい。ただ、果たしてこの平成13年度にまとめられた構想でされるのかということを今回はお聞きしたいと思います。


 そして出石町のTMOに関しましては、出石まちづくり公社の中の組織としてTMOが、これは豊岡より早いわけなんですけれど、制定されて、びっ蔵がつくられた。


 そしてこちらにも出石の方の構想、これは構想の中にも豊岡、出石すばらしいものがございます。その構想がおのおの4年、5年たっておりますけれど、これまでの成果と不足点をあれば教えていただきたい。その後、私の意見を申し述べたいと思います。


 2番の市のかかわり方については、まずこちらの豊岡市TMO構想というのは、もちろん商店街顧問、商店街、商工会の方々が中心になってまして、市役所としては豊岡市商工観光課長が事務局として唯一入ってるという状況なわけですね。


 そして出石のTMO、まちづくり公社ということは首長が社長に当たるということで、ちょっと中貝市長が社長になってるのか助役が社長になってるのかちょっとその辺のところをお聞きしておきたい。


 そして今後、そのようなかかわり合いの中でTMOに任せておいて行政はどの程度口出しができるのか、あるいはしてはならないのか、ちょっとその辺のところを聞いておきます。


 そして3点目、先ほど申しましたように城崎、金曜日に資料請求、郵送を頼んだんですけれど、きょうの朝まで私の手元に届いておりません。ですから確認とれませんが、城崎、日高のケースはあるけれど、じゃあ但東、竹野のTMO、中心市街地活性化法に基づく事業というのはあり得るのか、あり得ないのか、それをお聞きしておきたいと思います。


 質問第2点、先日の市長総括説明の中で待望の図書館施設の整備、ネットワーク基本計画について市長の決意が発表されております。合併協議の中で課題となっていた総合支所の空きスペース活用策として市民ニーズの高い図書施設の整備を行いたいと考えていますということで決意が述べられております。これについて、これも8月に私どものトレー、引き出しにぽんと入ってきたということで、もう少し市の詳しい説明をお願いしたい。


 1番で、オンライン化と今後の整備方針についてもう少し詳しい説明を口頭でお願いしたいと思います。


 新たな施設の充実というのは、若干行政サイドに誤解を招いたようなんですけれど、新たな施設、新たな図書館という意味ではなくして、整備をした図書館の中に新たな設備、視聴覚スペースというのを考えていただけるのかどうかという意味でございます。


 3番、施設内会議室等の無料化ということで、私は個人的にも豊岡図書館が非常に大好きでして、5年前も3日間1人で視聴覚室を貸し切りました。そして昨年も2日間視聴覚室を貸し切って企画展をやったわけなんですけれど、1日借りれば1万円かかる。そして冬に関しては暖房費ということで、光熱費ということで2割アップ、1万2,000円ぐらいの個人負担で納得してやったわけなんですけれど、図書館法というのがありまして、わずか29条しかないんですけれど、ここに入館料等という項目がありまして、第17条、公立図書館は入館料、その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならないというふうにあるわけなんですね。ここの入館料等の解釈によって豊岡の公立図書館は視聴覚ライブラリーは入館料等図書館資料ではないという解釈で賃貸料を利用者から、市民から取るというシステムになってるようでございます。そこの点の図書館、豊岡だけじゃなくして今回整備されるところも含めてにぎわいの中心地となる施設における有料化というものがいかがなものかという観点から質問したいと思います。


 第2問からは自席にて行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。平成13年当時の状況といいますと、豊岡病院の移転は既に計画としては明らかに進んでおりましたけれども、旧豊岡の中で政治的に大きな課題といいましょうか、政治問題になっておりましたので、その跡地利用をどうするのかということがなかなか商店街の側からは前提にできないという実態がございました。


 また、市役所につきましても、これはまだ具体的な日程に上がっておりませんでしたので、一体市役所の存在を前提にしていいのか、そうでないかというのもなかなかはっきりしない、こういった状況でありましたので、中心市街地の活性化の絵をかくに当たってどうしてもその部分が空白の状況で考えなければいけないという状況があったかと思います。


 したがいまして、その意味ではなかなかすべての役者をそろえた上で絵をかくというのが難しいという状況があったことはまずご理解賜りたいと思います。


 その上で豊岡市におけるTMO構想が進められてきたわけですが、市が策定いたしました中心市街地活性化基本計画を受けて実施されるTMO事業といいますのは、TMO構想及び実施計画を策定する必要がございますが、構想については市が認定する立場でありますことから、必要な情報提供、アドバイス等を行ってきました。ただ、これはTMOに限りませんけれども、行政が幾ら旗を振っても、それだけでは実は物事は変わらない。どうしても行政が何かをするのではないのか、支援をしてくれるのではないかという甘えが残ってしまうというのが実態ではなかろうかと思います。したがいまして、市といたしましてもTMOとの間合いという関係からいきますとあんまり出しゃばらない、関係者が本気でやる気になるのを待つ、そして本当にやり出したときに応援をする、こういったかかわり方が大切なんではないのか、そのように考えてるところでございます。


 ご質問としてTMOは任せといたらいいのか、口出しをしてはいいのかいけないのかというご質問ございましたけれども、今申し上げましたようにとにかく当事者みずからが汗をかいて必死になって動く、その姿勢を見守りつつ少し背後から背中を押すといったかかわり方がいいのではないか、こんなふうに考えてるところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) それでは私の方からは、TMO計画に関します豊岡と出石におけるこれまでの成果と不足点についてお答えをさせていただきます。


 まず豊岡地域におきましての成果でございますけれども、市が行いました事業として豊岡駅前再開発事業、あるいはまた駅西高屋、正法寺土地区画整理事業、さらには青空市場、公設市場付近の市道整備、元町通りの歩道整備といったものがございます。本年度実施するものとして、町並みサインづくり事業もございます。


 また、TMOであります豊岡商工会議所や商店街振興組合などが主体となって実施された事業といたしましては、空き店舗対策、青空市場、公設市場のリニューアル整備、カバンストリート事業などがあります。


 本年度実施されるものといたしましては、駅通商店街のアーケード整備事業がございます。


 しかしながら、幾らハード事業が進捗いたしましてもにぎわいが必ずしも戻ることにつながらないといったようなことがございまして、課題といたしましては商店街に来る人をふやし、にぎわいを取り戻すためのソフト事業を強力に推進する必要があるというふうに考えております。


 次に、出石地域における成果でございますけれども、旧出石町で行った街なみ環境整備事業、都市景観形成助成事業、駐車場整備といったハード事業がございます。また、TMOであります株式会社出石まちづくり公社が集合貸し店舗出石びっ蔵を整備されたことなどによりまして、入り込み観光客が100万人前後を維持しているといったような成果がございます。


 反面、課題といたしましては、観光客が集まる地域から離れた地区、また道順から外れた商店街、こういったところでは観光客の入り込みが少なく、空き店舗への誘致であるとか交流施設の整備など集客と回遊させるための対策が不足しているのではないかというふうに思っております。


 今後、ソフト事業を推進する場合におきましては、いろんな方々のご意見を参考にするといったことは大変重要なことでございますので、こういったことも十分踏まえながら今後対応していきたいというふうに思っております。


 それから次に、他の豊岡、出石地域以外の地域における中心市街地活性化基本計画の策定状況でございますけれども、旧城崎町におきましては平成16年12月、旧日高町については平成17年の3月に策定したところでございます。今後TMO構想の策定がなされ、中心市街地や商店街のにぎわいと活力を取り戻すための基盤整備及び活性化の方策が検討されることになります。


 また、竹野地域、但東地域におきましては、中心市街地の区域等の要件を満たしておりませんので策定はいたしておりません。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 図書館に関するご質問にお答えいたします。


 まず最初に、図書館施設の整備ネットワーク基本計画の概要についてということでございます。これにつきましては旧総合庁舎の活用、にぎわいの視点からの活用といったような意味から3つの柱でもって図書館整備の方向で持っていきたいということでございます。


 1つにつきましては、図書館の施設整備を行うということでございます。総合支所内の空きスペースを利用しまして図書施設を整備するということでございます。


 それから2点目は、各公民館図書室にあります図書資料のデータベース化によります市立図書館とのネットワーク化を図るということが2点目でございます。


 3点目が、全市域での物流システムの構築を図るということでございます。


 それで具体的に17年度におきましては、竹野総合支所における図書施設整備に向けて実施設計を行うということ、それから但東、出石における図書資料のデータベース化を進める、これらについて9月の補正予算で提案をさせていただいてるということでございます。


 それから18年度以降の取り組みにつきましては、日高の図書施設のデータベース化と全市的な物流システムの構築、それから竹野での改修工事、それから城崎における実施設計及び改修工事を行う予定にしております。


 それから中・長期的な計画の中で位置づけておりますのが、日高、出石におきます図書施設についてもそういった中・長期の中で整備していく予定ということでございます。


 それから次に、さらなる施設の充実が必要ではないかということでございます。今回の整備に当たりましては、基本的な図書館機能に限定して整備する考えを持っておりまして、視聴覚あるいは大型スクリーン、こういったようなものの設置については特に考えておりません。


 それから次に、会議室の無料化についてでございますけれども、図書館法では入館料その他図書資料の利用に関する対価を徴収してはならないと規定されておりますが、これは市立図書館の館内施設を使用する場合の使用料とは異なるものというふうに認識しております。


 また、使用料につきましては、市立図書館2階の視聴覚・講演室、会議室等は使用料を定めておりますけれども、公益上特に必要があると認めるときは減免等をすることができるとしており、利活用を図っております。


 減免につきましては、図書館活動関係団体が使用する場合には全額免除、それから社会教育団体が使用する場合には5割減額というふうにしております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) 1番の方のTMO、中心市街地活性化法について、簡単に豊岡と出石の方の紹介をいただきました。


 私、今回の資料を取り寄せるによって、出石がどういう状態でというのが勉強不足で、1968年、昭和43年、出石には観光客はほとんどなかった。そしてそのときに出石城の復元を2,300万円の寄附金で行った、こういう苦労があった。そして現在観光100万人に近い人が出石を訪れてる、だれも疑わない観光地のメッカになってるということですね。


 そこで出石のまちづくりのタウンマネジメントの本の序文にあるのが、維持できたまちの求心力ということで、出石町は今の城郭、辰鼓櫓、家老屋敷などにかつての市街地の面影を色濃く残している。これは出石が鉄道の沿線から外れ、近代の経済的な発展から阻害されたためにかえって旧市街が温存されたものである。出石は、JRが通らないというハンディを逆に生かしてここまで観光地として、今でもJRはもちろん通っておりません、そういうふうになってきたということで、これは本当に我々周りの、豊岡含めて、旧市町も含めて見習うべき姿勢じゃないかなということで、ここの出石の方は何も申しません。


 ただ、私、先日偶然にひょうごツーリズムセミナーというのに誘われまして、ノルマで出かけてきました。まちづくりの仕掛けを学ぶということで、主催、社団法人ひょうごツーリズム協会、主催、豊岡市、但馬豊岡観光協議会、後援、但馬県民局という講演会に行ってきたんですけれど、ここで非常に元気のいい報告者があったので、そちらの方のノウハウをいただいて豊岡、出石に活性化ができないかと思うわけでございます。


 それは阪神の三和商店街と申しまして、阪神尼崎駅前の商店街のTMOなんですけれど、きっかけは阪神タイガースが開幕7連勝したときにマジックナンバーをその商店街で発表した。それをマスコミが書きつけて一躍全国区に名をとどろかせた。開幕7戦目にして、7連勝にしてマジックナンバーというそのあたりからTMOという発想が浮かびまして、商店街のTMOがつくられ、三和市場という、これも非常にほとんど3分の1ぐらいが閉店したような市場を何とか活性化するということで、どういう方策をとったかというと、京阪神でありますから、近隣の大学生の卒論のゼミにまちの活性化というタイトルを与えて、甲南、関西学院等を始め8つの大学のゼミに、一つのゼミの50万円掛ける8校、400万円の資本投資をして、コンサルではなくして学生をまちに呼んできた。恐らく城崎温泉が早稲田の学生を呼んでくるというのもこれに準じた、あるいはどちらが先か知りませんけれど、発想でやっておられることかと思います。


 その中でどういうことが起きたかというと、三和市場というのもご多分に漏れずどんどんどんどん商店がシャッターをおろす。そして市場がどんどんどんどん歯抜け状態になっていくというとこで学生の共同研究ということで、まず学生と商店の頑固おやじを同じ会議の場に着かせた。そうすると学生の発想が、まず汚い。こんなとこで買い物したことなければ買う気にもなれない。だけど彼らは50万円のお金ももらってるし、何とか再生するために、ゼミの卒業論文でもありますし、何とかせねばならないということで、学生が始めたのは、まず通りの掃除、シケモク拾い、そしてアーケードにこびりついたチューインガムをへらではがすという作業を自発的に行った。それを見た周りのおやじたちが非常に変わってきた。


 それで話はとんとんとんとん進みまして、クリーンナップ大作戦から、その小さな商店街、市場で三和大博覧会をやった。それは各お店の自慢の商品を出してほしいと。市場ですから、とろを出してほしいとか、そういう形で企画としてははっきり言って滑ったと言っておりましたけれど、商店街の後継者もいない年老いたおやじさんたちと全く商店とはゆかりのなかった学生が交わることによって考えられも予想しなかった効果が生まれたということを聞き及ぶにつけ、翻って豊岡、出石のTMOなんですけれど、いろんな商店街のこれまで何十年にわたって豊岡駅前商店街を支えてきた経営者の皆さん、そして少ないけれど後継者の皆さんが頭を寄せ合って悩んでいらっしゃるけれど、豊岡には残念ながらゼミで呼べるような大学生はおりませんけれど、例えば利用者の意見を聞くということであれば、もちろんそういう操作はなさってるかと思いますけれど、豊岡市内にある高校生の意見を聞いてみてはどうかと思うのが私の今回の提案でございます。


 例えば高校生も遊び場に困ってる、たむろする場所に困ってる。それで空き店舗がこれだけあるじゃないか。じゃあ、1店舗貸して、まじめな高校生であればですよ、たばこを吸うような高校生には貸せませんけれど、空き店舗を利用して市内にある各高校に打診をして、これは50万円払えとは言いません。高校生の目から見た豊岡市駅前商店街こうあってほしい、こうすれば高校生あるいは中学生が使える、そのような発想にならないか。


 特に出石に関しましては、出石は陶器の出石焼のまちでありますけれど、出石中学にも出石高校にも陶芸部というのがございます。そしてその陶芸部で一生懸命頑張って未来の陶芸家を目指す若者も多いかと聞いております。その子たちが中学、高校を卒業して、あるいはUターンして陶芸関係の仕事につきたくとも、ほとんどその職種がない。結局彼らの持ってる技量は、出石のまちで陶芸をやりたいということで出石高校、出石中学で陶芸した子が地元に帰ってきて陶芸を展開する店舗がない。あれだけの空き店舗があるにもかかわらずということなんですね。ですから出石、豊岡TMO、既にさまざまな取り組みをやっておられて、それは評価しておりますけれど、若年層、彼らも利用者です。小学生から含めて中学生、高校生というのは、非常に将来こちらの方にUターンしてくれなくちゃ困るべき人材です。彼らの意見を取り入れるというふうな発想を持てないものか、質問いたします。そのような発想ございませんか。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 豊岡の地域におきましても出石でも、中心市街地活性化計画を策定するに当たっては、若年層を含めまして全市民あるいはまた全町民の中から抽出した形でアンケート調査というふうな形でご意見をいただいて、そのご意見を参考にしながら計画がまとめられてきたわけですけれども、これの現段階では実施段階に入っております。そういった意味合いでそれぞれの今後事業を実施していく段階におきましては、実施主体に対しまして今議員ご指摘のような高校生を中心とした若い方々のご意見を聞いてみるような機会を設けるようなことを提案をしていきたいというふうに思っております。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) つけ加えまして、尼崎の取り組みをご紹介しておきます。学生が中心になってメード・イン尼崎、尼崎製というコンテストをやった。ことしで2回目ということですけれど、尼崎で生産されてるものであれば何でもいいという、ジャンルは問わないというコンテストで、おもしろいものがあって、第1回目のグランプリは、日本の金属製湯たんぽの本拠が尼崎ということで、チタン製の湯たんぽが何とグランプリ。そしてことしのグランプリに関しましては、尼崎は工業地でございます。ばねのまちである。そして薄板ばねがグランプリ。そしてもう1点のグランプリが、近松豆腐の湯葉豆腐が何と同じ段階で並列して選ばれてるという非常に頭のやわらかい対応をTMOがしてるということなわけですね。


 ですから豊岡は、カバンストリート、そして豊岡ブランド、ジャパンブランドというふうに展開もしておられます。この辺と豊岡のTMOと今後発足します市街地計画、そのあたりの連係プレーをどのようにお考えなのか。TMOはTMOとして考えていくのか、市街地活性化、今度アンケートということですけれど、どの程度協力体制、いろんな組織がございます、豊岡の未来を考える組織が、市役所の場所も含めて、あるいは再開発も含めて、そしてTMOをどのように絡めていくお考えがあるのか、お聞きしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) TMOの中にいろんな部会がございます。例えば今度のアーケードなんかアーケード部会等が中心になって検討をされ、そして実施主体が駅通商店街ということになって、その実施主体でもって実施されてるわけですけれども、そういったTMOのいろんな部会の中で、それぞれの部会ごとの交流というんですか、意見交換、情報交換、そういったこともございましょうし、それからその先、実施段階に入ってくれば事業主体が決まってまいりますけれども、その事業主体が実施するに際して関連するいろんな団体との情報交換、こういったようなこととか、それから現在も盛んに行われておりますけれども、駅通商店街が何とかアーケードの整備に関連してソフト事業を充実したいといったようなことでカバンストリートとの連携を目指しておられるわけですけれども、このカバンストリートは宵田商店街が事業主体となって実施されたものでございますので、その商店街間での情報交換、また連携についての模索等を行っておられるような状況でございます。


 そういった情報交換の中で、先ほど議員おっしゃったような高校生を中心とした若者の意見等を参考にできないか、またするんならどういう方法でやればいいのかいったようなことを模索していただけるんじゃないかというふうに思っております。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) まず1問に関しましては、とにかくまちづくりというのはおもしろくなくちゃ意味がないと思います。四角四面でまじめに考えて、悩んで悩んで、ああ、うちは後継者がいない、これやっても、設備投資してもだめだろうというふうな発想で取り組んでも成果が上がるはずがない。やはりおもしろくなけりゃまちづくりではないと思いますので、そういうやわらかな頭で臨める組織あるいは連合体をつくっていただきたいと思います。


 第2問の図書館に移ります。先ほど申し上げましたように、市長の決意表明非常に喜んでおります。最悪の場合、合併によって小さな図書館を閉鎖するというふうな事態も実は想定しておりました。ただし、そうではなくしてあくまでにぎわいの拠点として各分庁に残すという方針、非常にありがたく思っております。


 ただ、こちらに出てきまして蔵書プランですけれど、今年度の補正予算で進むところなんですけれど、基本的な蔵書数、城崎、竹野については1万5,000から1万8,000、日高、但東については現在の蔵書数の3万冊以上を確保する、これでは拠点にはなり得ません。現在の図書館の冊数とほとんど変わってない。やはり図書館というのは、蔵書の数によってその利用者も劇的にふえるという、これは間違いない事実です。


 この「図書館を遊ぶ」という、これ図書関係者の間では有名な本があるんですけれど、これは滋賀県の愛知川町の館長が書いた本でございます。図書館の充実を考える者にとってはバイブルとも言われてるべき書でございます。滋賀県の愛知川町、先ほど人口確認しました、1万966人に対して蔵書が何と8万8,000冊。1万人の、出石より小さいまちですよ、それで8万8,000冊の蔵書を抱え、まちおこしの基本としている。住民1人当たり年間10冊以上の本を読む環境、あるいはその施設が理想とされておりますが、この市にいただいた資料によりますと、豊岡市の場合、住民1人当たり6.7冊、日高に至りましては1.04冊、年間の利用数です。但東、年間2.6冊。やはり図抜けて豊岡、但東が高いわけなんですけれど、やはりなぜかというと、図書が充実してるという理由にほかなりません。3万冊の蔵書でそれが人を呼べるかというと、それは人々はそれでも豊岡の方に、豊岡、豊岡、中央図書館の方になびくということになります。そのためにそれをカバーする意味でネットワーク化というのももちろんあるんですけれど、やはり現物を手にとって自分で買いたいというのが読書マニアの常でございます。もう少し蔵書をふやす予定がありますかどうか。この数では少ないと思います。お聞かせください。


○議長(木谷 敏勝) 5時を過ぎますが、議事進行の都合上続行いたしますので、ご了承願います。


 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 今回の整備に当たりましては、先ほどのような蔵書目標でもってスタートしたいと思っておりますが、図書の蔵書につきましてはゴールではありませんので、今後順次整備について検討していきたい。


 それと先ほどおっしゃいましたけども、ネットワークという方法は必ずしもマイナスばかりではございません。どうしても必要なものとか専門書とかにつきまして、そういったものが自分の住む地域の一番近い図書館から他の図書館が持ってるものを入手できる、そういったシステムを物流システムなりネットワークシステムでやっていきたいと思ってますので、その辺もご理解いただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) もちろんネットワーク化は大変評価しております。そうあるべきだと思います。ネットワーク化に関して言うならば、但東町のモンゴル博物館は既に但東町図書館とネットワーク、リンクされてまして、今回豊岡とつなげば即豊岡市内にいながらモンゴル博物館に出かけることなくモンゴル博物館の図書が借りられるという理想的な形になります。そしてコウノトリ郷公園の蔵書も、数は少ないですけれど、そのような措置が既になされてるとお聞きします。


 そこで日高町の施設です。日高町にも植村直己冒険館ということで、この地元生まれの冒険家の精神を何とか若い学生、青少年に伝えたいという思いが多くございます。ただし、展示会を見るだけでは伝わらない部分が多い。やはり人間というのは、生涯教育、読書を通して学ぶところが非常に多いと思いますので、日高の展開というのが来年以降というふうになっておりますけれど、日高の植村直己冒険館、そして歴史博物館、こちらにあります蔵書もオンライン化する方針がおありかどうか、聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) モンゴル博物館につきましては、これは実態として但東の地域内において地域公民館図書室の分館的機能を今まで持ってたということで、既にネットワークで結ばれてたという状況がございます。したがいまして、それも含めて今回豊岡市全域のネットワークの中に一体化していくという考え方でございます。


 一方、おっしゃいましたコウノトリ文化館、それから植村直己冒険館、それから但馬国府・国分寺館、これらにつきましても例えば国府・国分寺館ですと歴史に関する図書ということで4,000冊蔵書があるということで、相当の専門書としてかなり読みごたえのあるものがここに集積してるんではないかなと思います。


 ただ、今回の計画には入れておりませんけれども、こういった専門図書を多数所有している施設につきましては今後の検討課題というふうに認識しておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) 最後に、田舎と都会の違いは何だろうかということでちょっと論じたいと思いますけれど、田舎が生活環境、食費、生活費等で都会に負けるのは、あるいは情報だけだという考えがあります。但馬に住んでて足らないのは、都会に負けるのは情報だけである。あと自然環境、生活環境、物価の安さ、暮らしやすさ、その点ではすべて勝ってる。なぜこういうことを申しますというと、豊岡は過疎地としては意識がないかと思いますけれど、旧5町は大変なる過疎に悩んでおります。


 そして都会では、団塊の世代がぞろぞろと定年退職のときを迎えております。そして世の中では「田舎暮らしの本」、このような本が月刊で出されて、特集、いよいよ本格化、団塊の世代の田舎暮らしというふうな、どこの地方に住むのが一番安くて効率がいいかという。そこで彼らの選択肢に入るのが、もちろん但馬で生まれて但馬にUターンしてくるのは、ふるさとへ、帰巣本能なんですけれど、まず医療施設、近くに病院があるかどうか、そして次に意外と図書館があるかという項目が非常に高い順位で上がってくるわけですね。


 やはり図書館というのは、生涯学習の場、自己完結、自分でどんどん学習していけるということで、地方に移り住みたいという……。


○議長(木谷 敏勝) 以上で稲葉康介議員に対する答弁は終わりました。


          ────────・──・────────


○議長(木谷 敏勝) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(木谷 敏勝) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定しました。


 次の本会議は、明14日午前9時30分から再開することとし、議事日程は本日のものを援用いたしますので、ご了承願います。本日はこれにて延会いたします。ご苦労さまでした。


                午後5時08分延会


          ────────────────────