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兵庫県 豊岡市

平成17年第3回定例会(第4日 6月17日)




平成17年第3回定例会(第4日 6月17日)





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            平成17年第3回豊岡市議会定例会(第4日)


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                       平成17年6月17日 午前9時30分開議


第2日(平成17年6月15日)の議事日程を援用


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                本日の会議に付した事件


日程第2 報告第6号〜報告第10号並びに第14号議案〜第46号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか37件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


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                  出席議員(90名)


       1番 加 藤   実         2番 一 幡   勉


       3番 岩 田 幸之助         4番 木 谷 敏 勝


       5番 上 坂 正 明         6番 岡 田 重 明


       7番 渡 辺   毅         8番 滝 本   実


       9番 伊 藤   仁         10番 湊 ? 康 雄


       11番 岩 見 倬 史         12番 奥 野 初 見


       13番 田 中 英 裕         14番 谷 澤   誠


       15番 長 岡   優         16番 木 瀬 秀 美


       17番 稲 葉 康 介         18番 植 田 佐 一


       19番 芝 地 邦 彦         20番 長谷川 幹 夫


       21番 中 野 利 朗         22番 福 田 静 剛


       23番 植 田 慶 一         24番 小 西 貞 夫


       25番 寺 田 孝 夫         26番 榎 本 哲 郎


       27番 金 澤 省 三         28番 金 子   實


       29番 篠 原 和 三         30番 津 田   正


       31番 谷 口 秀 夫         32番 加 藤 勝 一


       33番 木多見 春 夫         34番 竹 村 貞 夫


       35番 成 田 美 好         36番 森 田 健 治


       37番 熊 本 善兵衛         38番 岩 崎 夏 雄


       39番 堀 江 勝 美         40番 宮 垣 三 二


       41番 青 山 憲 司         42番 宮 田   弘


       44番 中 村 正 実         45番 谷 口 雄一郎


       46番 峰 高 千 明         47番 三 輪 卓 右


       48番 鷹 野 久 司         49番 谷 口 勝 己


       50番 谷 本   昇         51番 岡 谷 邦 人


       52番 堀 江 治 信         53番 吉 岡 正 章


       54番 古 谷 修 一         55番 堀     正


       57番 伊 賀   央         58番 木 谷 孝 行


       60番 西 川 金 吾         62番 椿 野 仁 司


       63番 橘   卓 爾         64番 定 元   稔


       65番 野 口 逸 敏         66番 原     甲


       67番 若 林 悦 三         68番 岡   満 夫


       69番 井 崎   昭         70番 稲 垣   薫


       71番 広 川 善 徳         72番 森 岡   進


       73番 古 池 信 幸         74番 中 家 和 美


       75番 大 谷 英 子         76番 福 田 幸 一


       77番 足 田 茂 樹         78番 瀬 藤 洋 行


       79番 川 口   匡         80番 瀧 下 繁 喜


       81番 水 口 和 美         82番 森 本 陸 夫


       83番 綿 貫 祥 一         84番 和 田 貞 夫


       85番 岩 崎 誠 喜         86番 大 井 昭 次


       87番 森 井 幸 子         89番 安治川 敏 明


       90番 武 田 厚 志         91番 村 岡 峰 男


       92番 木 下 哲 学         93番 陰   良 夫


       94番 稲 垣 のり子         95番 太 田 清 喜


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                  欠席議員(5名)


       43番 国 村   猛         56番 山 本 久 雄


       59番 西 垣 善 之         61番 結 城 紘 一


       88番 森 田   進


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                  欠  員(なし)


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                 事務局出席職員職氏名


  局長        田 中 茂 樹  議事係長      松 本 幹 雄


  次長        阪 根 一 郎  議事係主査     大 槻   稔


  庶務係長      前 田 靖 子  技能職員      藤 井 正 吾


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               説明のため出席した者の職氏名


  市長        中 貝 宗 治  助役        奥 田 清 喜


  収入役       塚 本 信 行  技監        谷 川 俊 男


  企画部長      神 尾 與志廣  行革推進室長    谷 岡 慎 一


  国体推進部長    西 村 昇 一  総務部長      中 川   茂


  防災監兼消防長   菅 村 和 弘  市民生活部長    植 田 政 由


  健康福祉部長    岡 本 幹 雄  商工観光部長    砂 田 利 正


  農林水産部長    太田垣 秀 典  建設部長      井 本 雅 士


  建設部参事     福 井 與司光  企業部長      蘆 田 和 美


  城崎総合支所長   齋 藤 哲 也  竹野総合支所長   神 田 美 稲


  日高総合支所長   小 西 康 夫  出石総合支所長   多 根   徹


  但東総合支所長   松 本 和 洋  教育委員長     久 本 良 光


  教育委員      井 垣 美津子  教育長       石 高 雅 信


  代表監査委員    大 禮 謙 一  農業委員会長    竹 村 公 男


  選挙管理委員会委員 副 田   勝  選挙管理委員会委員 畠 中 隆 夫


  教育次長      村 田 正 次  監査・選管事務局長 池 上   晃


  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


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                ◎午前9時30分開議





○議長(木谷 敏勝) おはようございます。


 ただいまの出席議員数は87名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 議事に入ります前に、ご報告いたしておきます。


 まず、本日の会議に欠席届のありましたのは、国村猛議員、西垣善之議員、森田進議員、山本久雄議員、結城紘一議員であります。


 遅刻届のありましたのは、加藤勝一議員、木多見春夫議員、堀正議員であります。


 次に、本日の議事運営について議会運営委員長の報告を求めます。


 69番、井崎昭議員。


○議会運営委員長(井崎 昭) 皆さん、おはようございます。本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、昨日に引き続き、第20番目の岡満夫議員から質疑、質問を継続いたします。


 なお、本日の会議の状況により、適当な時点で延会することといたしておりますので、あらかじめご了承の上、議事運営にご協力のほどお願い申し上げます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第6号〜報告第10号並びに第14号議案〜第46号議案





○議長(木谷 敏勝) 引き続き昨日の議事を継続し、質疑並びに一般質問を続行いたします。


 なお、通告者が大変多数でありますので、質疑、質問はくれぐれも重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても要点を押さえ、適切、簡明になされるよう強く要望いたしておきます。


 また、発言に当たっては、極力マイクを近づけた上で、明瞭になされるようお願いいたします。


 次は、68番、岡満夫議員。(拍手)


               〔岡 満夫議員 登壇〕


○議員(68番 岡 満夫) おはようございます。68番の会派コスモスの岡でございます。


 朝一番のすがすがしい気持ちで一般質問をさせていただきます。心から感謝を申し上げたいと思います。きょうも一日、市民福祉向上のために皆さんとともに一生懸命議会を続けていきたい、このように思っております。


 まずもって、このたび新豊岡市の市長として果敢に挑戦され、初代市長に当選されました中貝宗治市長に心から敬意を表するとともに、お祝いを申し上げます。旧豊岡市と比較して、人口で約2倍、市の面積では旧市の約4.3倍の県下一大きな市域の市長として働いてもらわなければなりません。どうぞご自愛いただき、さらなる市民福祉の向上のため、ご活躍されんことを願うものであります。


 それでは、通告に基づき質問いたしますが、できるだけ重複は省いて質問いたしますので、その点よろしくお願いをいたします。


 まず、市長の政治姿勢についてお伺いをいたします。


 1市5町が合併し、新豊岡市が誕生いたしましたが、市長が考える新市のコンセプトをどのようにとらえておられるのか。また、市政のキーワードとされる未来への責任について、これまで多くの議員の質問もありましたが、再度具体的にお答えをください。


 また、市政運営の基本である対話と共感についてもお尋ねをいたします。対話と共感の市政を進めるに当たり、職員に対する教育、指導が必要と考えますが、ご所見をお尋ねいたします。


 次に、市長総括説明より、災害復旧・復興の推進についてお尋ねをいたします。


 まず、さきの台風23号被害により、1市5町で避難勧告が出され、現在も避難勧告指定となっている地域及びその対象戸数、復旧状況とその見通しについてお尋ねをいたします。


 次に、地域防災計画の策定について1点お尋ねをいたします。


 策定に当たっては、旧市町の計画を見直すこととなっておりますが、新たな策定計画には旧市町計画のどのような点を見直すのか、具体的にお尋ねをいたします。


 次に、防災時の情報の収集と伝達についてお尋ねをいたします。本市における災害時の情報収集の方法と本庁、総合支所間の伝達、また市民への伝達、さらには視聴覚障害者に対する具体的な伝達方法についてお尋ねをいたします。特に、防災無線未整備地域への具体的な対応についてもお尋ねをいたしておきます。


 次に、自主防災組織と地域消防団についてお尋ねをいたします。本市における自主防災の組織及び人数、組織の主な装備内容をお尋ねをいたします。また、旧市町別の消防団の団員の定数と、その充足率の現状についてもお尋ねをいたします。


 元気な経済の創生のうち、2点お尋ねをいたします。


 まず、観光振興事業の推進について、本市における観光産業の位置づけを当局はどのようにとらえておられるのか、お尋ねをいたします。


 次に、駅前アーケード事業についてお尋ねをいたします。さきの議員の質問で、本庁前についてはアーケードの設置はしないとの答弁でありましたが、再度その理由についてお尋ねをいたします。


 交流基盤の整備についても2点お伺いをいたします。


 まず、国道426号豊岡バイパス、通称今森高屋下陰線の現状と今後の整備計画について、また、市道新堂内川線、道路改良事業の推進状況について、今後の整備計画についてお伺いをいたします。


 新年度予算について、数点お伺いをいたします。


 まず、新年度予算の編成に当たり、問題となった点、苦慮した点とその要因についてお尋ねをいたします。


 台風被害と市税について、本年度の被害による減収額と、今後の見通しについてお尋ねをいたします。


 次に、一般会計繰出金、負担金についてお尋ねをいたします。本年度の主たる繰出金、負担金の実態と、負担金のうち、移転新築の豊岡病院組合への今後の負担金の推移についてお尋ねをいたしておきます。


 継続費について、1点お尋ねいたします。旧市町における主たる継続事業の内容とその金額をお示しください。


 次に、懸案事項について。


 まず、土地開発公社決算について、1点お尋ねをいたします。駅前地区開発事業用地約2,327平米の取得年度、取得目的、取得金額をお尋ねいたします。


 次に、但馬空港利用促進についてお尋ねをいたします。総括説明にもありましたが、空港利用の現状と主たるその要因についてお尋ねをいたします。


 質問の最後は、来年2月開港する神戸空港の利用について、現時点における神戸空港へのルート変更の考えについてお伺いし、あとは自席でお尋ねをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、まず私の考える新市のコンセプトについてお答えをいたします。


 市といたしましては、総合計画策定作業の中で、市民のご意見も踏まえながらまとめてまいりたいと存じますけれども、私自身としては今3つキーワードでもって考えているところです。


 1つは、自立です。先日来お話をいたしておりますけれども、自治体、地方財政が自立を明確に求められている。それは自分たちのことは自分たちで、同時に自分たちの身銭でもって判断をすべきである。ある意味で当たり前のことでありますけれども、その方向へと強く求められております。したがいまして、新しい市も、財政だけでなく、市民も同様に市財政とのかかわりの中において自立的な意識を求められている、あるいはその方向へ市全体が進むように努力をしなければいけない、まずこのように考えております。


 2つ目のキーワードは、ふるさとです。思い出のないところにふるさとはないといいますけれども、翻って大切な思い出の詰まったかけがえのない場所、それがふるさとです。ここがふるさとだと人が言うときに、私はこの場所がもう好きでたまらないということを言うのと同じであります。そのような思いでもってまちづくりをみんなが進めていく、このことも大切な要素だというふうに考えております。さらに、童謡の「ふるさと」の中にあります風景、里山があり、そこから小川が流れ出し、田畑があり、人々の里があり、その先に海がある、こういった風景に代表されるようなものというのが豊岡市にとっても大切な宝なのではないかと思います。コンクリートのビルが林立する都会ではなくて、「ふるさと」の中に歌われているような風景こそが私たちの大切にすべきものであり、目指していく方向だ、このように考えております。


 そして、3つ目に、小さな世界都市ということでございます。日本の片田舎でしゅんとしているのではなくて、私たちの主張をちゃんと世界に向かって発信をし、存在感をあらわし、そして世界の人々から一定の評価を受ける、世界の中で光り輝く、そういうまちを新しい市のコンセプトとして私は目指してまいりたい、このように考えているところです。


 2つ目に、未来への責任についてのご質問もいただきました。これも先日来のご質問に対してお答えいたしましたが、具体的な中身というよりは姿勢に関して申し上げていることでございます。今の私たちのためだけに事をやるのではなくて、将来世代に対する責任を今私たちは種をまくという形で果たしていく必要がある、こういった姿勢を表明したものでございます。


 ただ、少し具体的に言いますと、財政の持続可能性ということが求められておりますので、今ある資源を私たちの今のこの時点だけで食いつぶしてはいけない、あるいはいたずらに将来世代にツケを回すということをしてもいけない、こういったことが財政の節度という観点では必要だと思います。行革大綱を策定しようといたしておりますけれども、これも将来世代に対してちゃんと効果が出るような視点も入れていきたいと思いますし、総合計画も、もちろんきょうあすのことは入れなければいけませんけれども、スパンがもともと10年のスパンでございますから、その意味でも将来に向けた内容を盛り込むべきである、このように考えているところです。


 それから、対話と共感との関係についてもご質問をいただきました。大変大きな組織になりましたので、市民との対話自体も大変困難な状況に物理的にありますけれども、我が足元の職員との関係もなかなか時間がとれないというのも実態でございます。そうした中でもできる限り私の考えを伝え、あるいは職員の意見を聞くような努力はしたいと思っているところでございます。これまで市長就任時に職員に対する訓示でありますとか、総合支所を訪問しての訓示でありますとか、それから庁内でもさまざまな会議を通じての意見交換、こういったことの中での内部的な対話と共感の市政というものを少しでも進めようとしてきたところです。


 今回も52人ものたくさんの方々から大変多くのご質問をいただきましたけれども、その答弁調整の過程もある意味では大変大切な場であったなというふうに思います。しかし、なかなか十分でないということも実態でございますので、今後また7月から8月にかけまして私や幹部職員が、本庁におきまして、あるいは総合支所を訪問して、少しまとまって私自身の考えを述べ、職員との対話もやっていきたい、こういうふうに考えているところでございます。スタートしたばかりですから、あれもこれもなかなかというわけにはまいりませんけれども、姿勢としては貫いてまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 岡議員さんの質問に対しまして、私の方からは地域防災計画見直しについてお答えいたします。


 既に防災監が答えておりますけれども、今ご質問のありました見直しについて、特に留意する点といいますか、そういう点でございますけれども、何といいましても今まで6市町でそれぞれ対応しておりましたこの災害対策が、これだけの大きな市になりますと、当然その対策本部のあり方、あるいは情報、そしてまたその収集と伝達のあり方、あるいはまた職員体制、あるいは消防団との連携、もう大方について見直さなければいかんと、こういうテーマになるのじゃないかというふうに思っております。


 途中の答弁の中で、市長の方も、総合支所の方に権限委譲するということを述べておりますけれども、それもあわせて当然見直しの対象でございます。そしてまた、最近は特に、昨年の台風、風水害だけをみんな思っておりますけども、この前、北但大震災の80年の訓練をいたしましたように、地震というものもこれは大きな要素でございます。また、ほかの災害も考えていかなきゃいけないと、こういうことでございますから、非常に大きな見直しといいますか、新しい防災計画を立てなきゃいかんと、こういうことになると考えております。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 次に、台風23号に係ります避難勧告地域の現状と復旧の見通しにつきましてお答えさせていただきます。


 土砂災害による避難勧告につきましては、旧豊岡市で11カ所、34戸、旧日高町で4カ所、8戸、合計15カ所、42戸に出されております。これらの復旧対策事業につきましては、兵庫県豊岡土木事務所、そして兵庫県豊岡農林振興事務所、そして市建設課、同じく農林水産課、そして日高総合支所地域整備課で行っております。


 避難勧告につきましては、事業の進捗を見ながら、安全を確認した段階で順次解除していくように考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 災害時におきます市の情報収集、それから本庁支所間の伝達についてお尋ねをいただきました。


 実際、災害が目の前に起こる、あるいは迫ってまいりますと、本当に信頼の置ける、また確度の高い情報を1つでも多く得たいという思いでおります。特に先ほど助役が答弁いたしましたように、大変大きな市の面積というふうなことになりましたら、例えば河川におきましても上流から下流までということになりましたら、特に上流部でどういう、例えば雨の量、あるいは水位、そんなふうなものが変遷をしているのかどうか、あるいは変化をしているのかどうか、そんなふうな本当に確度の、また信頼の置ける情報を一刻でも早く得たいというふうなことでございます。


 そういう中で、物理的にどんなふうな、情報収集の手段なんですけども、1つは、これも今まで新聞報道なされておるのですけども、国土交通省が本庁を含めまして6カ所に河川情報のタッチパネルというものを設置をしてくれました。それが1つございます。


 それから、市内の6カ所、これは豊岡の公民館ほか5カ所なんですけれども、ライブカメラが設置をされておりまして、生の情報を一定の視点からずっと映像として確保ができるというふうなこと。


 それから、3点目には、これはきのうも議員さんの方からチラシのことを言っておられたんですけども、国土交通省が防災情報メールの通知サービスをこの6月早々から行っておるというふうなことで、そんなふうなところから水位情報ですとか、あるいは雨量情報がとれるというふうなこと。


 またそれから、日高の総合支所におきましては、雨量の情報電話応答システムというふうなことが既に一部稼働になっておりまして、これが市内の14カ所の雨量情報がとれるというふうなこと。


 それから、これは職員のアイデアなんですけれども、職員の携帯電話等を利用して、そのメール機能を生かして職員が映像を撮って、それを本部の方に集中をすると、そんなふうなちょっと試行もやってみたいというふうにも考えておりまして、それらを活用しながら情報収集に努めてまいりたいと。


 しかし、やはり一番市民の皆さんへの情報伝達として今までも大きな役割を果たしてきておりますのが、防災行政無線だろうと思いますし、また有線放送だろうと思います。これらを積極的に活用して、市民の皆さんへの伝達に努めてまいりたいというふうに思っておるところです。


 また、コミュニティーのFM放送、FMジャングル、このミニコミの情報、あるいは伝達、これらも大変大切ではなかろうかなというふうにも思っております。


 それから、本庁と支所間の伝達方法なんですけども、これもあわせて、今までとかわりばえはしないんですけれども、電話、あるいはファクス、あるいはメール、そんなふうなことで頻繁に情報の相互の伝達が可能ではないかなと。最悪それらが機能しなくなったときには、消防本部に衛星電話がございますので、そういう衛星電話等も使う。それから、今度予算で提案をさせていただいておるんですけども、自家発電、それらも機能をアップする中で万全を尽くしてまいりたいと、そんなふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、防災行政無線の整備につきましてお答えいたします。


 この点につきましては先日来ご答弁申し上げておりますけれども、この防災行政無線の必要性につきましては十分認識をいたしておりまして、特に未整備の旧2町につきましても、現在費用面とか、あるいは技術的な問題、さまざまな課題がございますので、それらの解決に向けて今検討を行っているといったことでございます。ご理解をお願いしたいと思います。


 次に、視聴覚障害者に対する伝達方法というふうなことでお尋ねがございました。特に聴覚に障害をお持ちの方につきましては、現在考えておりますのは、ファクスによる情報を送らせていただきたいということがあります。従来もこのファクスで該当者の方々に台風等の情報をお送りしておったわけですが、従来は順に送信をするといったことから、特に最後の方の方になりますと受信にかなり時間がかかったというふうなことがございました。したがいまして、今度予算でも考えておりますのは、同時にその該当する方々に、防災行政無線を通じまして、防災行政無線で放送した内容を同時にお送りをしたいというふうなことで考えています。


 なお、従来から地区の方々の、特に民生委員さんあたりにもお世話になりまして対応もお願いしているわけですが、その部分につきましては、引き続き連携を図っていく中で情報伝達もお願いしていきたいというふうに考えています。


 次に、自主防災組織の規模並びにその装備内容、そして旧市町間で差はあるのかというふうなお尋ねがございました。本市につきましては、市内全地区に自主防災組織が設置をされておりまして、ただ、ほとんど消火訓練といったものは実施をされております。旧5町では、基本的には世帯ごとに1名の会員というふうなことはございました。ところが、旧豊岡市におきましては、世帯ごとに1名というふうなことではなしに、従前からございました既存の組織、例えば町内会等がベースになりまして、それが自主防災組織を構成しているといった傾向が多く見られます。したがいまして、その人口に占める自主防災組織の構成員ということで申し上げますと、旧5町では高く、旧豊岡市においてはそれに比べて低くなっているといったのが実態であろうと思います。


 また、一般的なその装備品でございますが、もちろんこれは区の人口規模によっても変わってまいります。消火器でありますとかホース、ヘルメット、バケツ、スコップ、土のう袋といったものはほとんどのところであると思いますが、地区によりましては発電機等もみずからの地区で購入をされたといったことも把握をいたしております。


 次に、消防団員の組織、団員数の充足率についてお尋ねがございました。市内の6つの消防団の定員数でございますが、これは2,230名でございます。これに対して4月1日現在における実員では、2,178名というふうなことでございまして、充足率は97.67%といったことでございます。団員数につきましては、おおむね充足しているんではないかというふうに考えています。


 次に、予算関係に移ります。予算編成に当たって苦慮したこと、これは実は初日に市長の方からもこの予算編成に当たっての感想といいますか、申し上げましたけれども、我々としても内容的には同じようなものであります。5月に市長が初登庁をいたしまして、それから短期間での予算編成になったということがございました。要求のあった現場につきましても、それ以前にももちろん行く機会はあったかと思いますが、なかなか時間がとれなかったということもございまして、短期間で総合支所、それから関係部課の議論を行って予算をまとめたというふうなことでございます。


 特に、その予算編成上苦慮したといいます点は、やはり経常費につきましても、特に本年度の場合には旧市町ごとの積み上げという、それがベースになっておりまして、なかなかそれに対して切り崩す部分というのは難しかったというのが実態であります。さらに、継続費、後ほどまた出てまいりますけども、継続費等もございまして、複雑多岐にわたる経費を分類して査定をするといったことで、作業量としても従来に比べて膨大になったといったことがございまして、そういったあたりが苦慮した点でございます。


 それから、台風被害による市税の減収金額でございますが、17年度につきましては台風被害による市税の減収金額、これは総額2億2,740万円を見込んでおります。内訳といたしましては、個人の市民税でございます。これは雑損控除を要因といたしまして約1億1,060万円でございます。それから法人市民税につきましては、災害に伴う損失額の控除、これを要因といたしまして5,080万円の減。さらに、固定資産税、都市計画税につきましては、損耗減価を要因ということで6,600万。この損耗減価につきまして若干説明いたしますと、昨年の台風によりまして、特に木造の場合に顕著にあらわれていると思いますが、家屋自体の資産価値が減少したといった判断をいたしておりまして、そのために損耗減価を床上浸水以上の家屋について見たといったことがあります。その分が6,600万の減収といったことでございます。


 それから、今後の見通しでございますが、16年度と比較いたしまして、先ほど申し上げました個人市民税で、18年度で申し上げますと8,900万円の減収、法人市民税におきましても18年度で5,080万円の減収、固定資産税、都市計画税におきましても同様に6,600万円の減収を見込んでおります。


 次に、繰出金のお尋ねがございました。特に、豊岡病院組合の負担金についてはどうかということであったわけですが、本予算におきます豊岡病院の病院組合負担金につきましては、15億8,300万を予定いたしておりますが、この見通しにつきましては、新豊岡病院の建設事業に伴います起債の元金償還が始まるといったことから、平成19年度から増額となります。このピークにつきましては、平成21年ということになりまして、それ以後につきましてはわずかずつ減額をしてくるといったことでございます。


 それから、旧市町の継続事業ということですが、これも先日ご答弁申し上げましたけども、多くのハード事業を中心に多くの継続事業が旧市町から新市に引き継がれてまいったわけですが、補助事業として採択されている事業、さらには工事中の事業等で約46億円の事業費を予算化をいたしたところであります。主な内容につきましては、要求資料でお示しをいたしましたけれども、幾つかご紹介いたしますと、旧豊岡市でいいますと、奈佐地区の公民館の建設、あるいは市営の今森住宅の建てかえ事業といったものがございますし、城崎町におきましては、先日も質問に出ておりました、円山地区の市営住宅の建設等がございます。竹野町におきましては、中山間地域の総合整備事業、それから漁港の海岸保全施設整備事業とかいった内容がございます。日高町におきましては、やはり知見八鹿線の道路新設改良事業、さらには但馬国分寺跡の整備事業がございますし、旧出石町におきましては、額的に大きいもので申し上げますと、鍛福橋のかけかえ事業といったものがございます。但東町におきましては、やはり太田虫生線の道路改良、こういった事業が上げられます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 数点お答えをさせていただきます。


 まず、観光産業の位置づけについてでございますけれども、合併前の旧市町におきましては、それぞれが観光を主要な産業として位置づけて、それぞれの観光協会に対して積極的な財政支援や人的支援を行ってまいったところでございますが、このことにつきましては新市においても大変重要な産業であるというふうに認識をいたしております。幸い本市には豊かな自然とそこからとれるおいしい食材や、またその地域に暮らす人々の厚い人情と申しますか、温かいもてなし、さらには歴史とか文化、さらに高い技術に培われた特産品など、申し分のない観光資源が豊富にございます。その資源を最大限に活用した振興を図ることが大変重要かというふうに認識をいたしておるところでございます。


 それから次に、駅通りアーケードについて、本庁舎前は設置しない理由について再度お答えをさせていただきます。市役所の本庁舎は昭和初期のロマン漂う歴史的建造物でございまして、重要な景観上の資源でありますが、南側の道路から望みますと、2階部分がアーケードで隠れてしまっておりまして、非常に景観を大きく損なっております。また、本庁舎前は駐車場としての利用とともに、各種イベントのメーン会場としても活用しておりますが、アーケードがあることによって隔絶された空間となり、駅通りとの一体感がなく、イベントの盛り上がりを阻害しているといったようなことがございます。このことから、市役所庁舎前は、景観上の障害物であることやにぎわいのイベント広場として活用をさらに図るため、アーケードは設置しないことといたしまして、振興組合のご理解を得たところでございます。


 次に、但馬空港利用の現状とその要因でございますけれども、平成6年、但馬空港の開港と同時に開設された但馬−大阪路線は、関係機関や関係団体などの多大な努力によりまして現在定着しつつあります。平成16年度には就航以来最高となる60.4%の搭乗率を達成することができました。この要因といたしましては、航空機利用の利便性や快適性が定着してきたということとか、さらにはJAL、JASの統合により、大阪−羽田間の便数拡大や所要時間が短縮されるなど、乗り継ぎの利便性が大きく向上したということが上げられます。


 ただ、お示しをいたしております資料にもありますけれども、地元というんですか、但馬の方の利用が横ばい、または減少傾向にございます。阪神間、あるいは首都圏からの利用が増加しているといったような状況にございます。これを分析いたしますと、JALトラベルを中心とする旅行代理店による観光客の拡大でありますとか、商工会議所や市内の企業などによります地道な利用促進活動が、徐々にではございますが、実を結びつつあるものというふうに考えられます。


 それから次に、神戸空港についての現状でございますけれども、神戸空港につきましては、平成18年2月16日の開港に向けて諸準備が進められていると聞いております。また、現時点におきましては、開港と同時に国内11路線27便の就航が想定をされております。但馬−神戸路線の開設につきましては、折に触れて県との意見交換を行っておるところでございますけれども、まず神戸市内へのアクセスとしての利用者というんですか、これは余り期待できず、東京等への乗り継ぎの利便性がどうかということ、また現行の但馬−大阪路線とは就航時間をずらすことなどによって利用者の利便性は高まってまいりますけれども、そのことによって全体の利用者数がふえるのか、それとも分散してしまうのかといったこと、さらには、利用助成や赤字補てんといった新たな負担が発生するのかしないのかといったようないろいろな課題もございますので、今後、県や地元の他の自治体、あるいはまた関係団体とも十分協議しながら慎重に検討していきたいというふうに考えておるところでございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけありません。先ほどの答弁申し上げました豊岡病院の負担金の中で誤りがございましたので、訂正申し上げます。21年がピークになるというふうに申し上げましたが、22年がピークということで訂正を申し上げたいと思います。なお、ピーク時の負担金の金額につきましては約19億円、そして翌23年度につきましては、これが約10億円といったことで現在のところ試算をいたしております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 国道426号豊岡バイパスの現状でございますけれども、この道路は円山大橋から新豊岡病院までの区間でございまして、議員ご存じのように、3工区に分けて整備が進められております。


 1工区につきましては、市道三坂納屋線から新豊岡病院までの間でございますが、この間につきましては本年の4月29日に供用開始がなされております。2工区につきましては、円山大橋から市道京極線まででございますけども、用地買収につきましては豊岡市においてすべて完了をいたしております、補償費も含めまして。工事につきましては本年度から県の方で着手されるというふうに伺っております。すべてこの道路につきましては兵庫県において工事がなされるものでございます。


 それから、今後の計画でございますけども、2工区につきましては、先ほど申しましたように、今年度着手されますし、また3工区につきましては、この市道京極線から三坂納屋線までの間でございますが、2工区の工事の進捗状況を見ながら、この部分につきましても用地補償、あるいは物件補償、用地取得等がございますので、その準備に入っていくというふうに伺っております。


 新堂内川線の推進状況でございますけども、この道路は豊岡と城崎を結ぶ道路でございまして、城崎町側と豊岡側、平成元年に同時に着手いたしておりますけども、城崎側の進捗が非常に早くございまして、全体で2,877メーターあるわけですが、そのうち770メートルの舗装を残すのみでほぼ完了しておるという状況でございます。豊岡市側につきましては、全長1,080メーターあるわけですが、完成いたしておりますのは582メーターということでございます。豊岡につきましては進捗状況、非常に遅いわけですけども、厳しい財政状況の中で単独事業として対応してまいりましたこともございます。今後の整備状況につきましては、合併特例債も視野に入れながら対応してまいりたいなというふうに考えております。


 それから、駅前の2,327平方メートルの取得等の関係でございますけども、取得年度は平成2年度でございます。2年度末でございます。目的につきましては、駅前地区再開発事業用地でございます。金額につきましては、10億1,987万2,000円で取得いたしております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) たくさんの質問をいたしまして、それぞれお答えをいただきました。順次再質問を若干させていただきます。


 市長に本市のコンセプトということでお答えをいただきました。その中で、小さな世界都市をというお話がございました。実は、ここに市長の10年前の「県議からの手紙」というのを、ちょうどこれ1995年5月18日発行でございまして、ちょうど10年前の「県議からの手紙」でございます。私、大事に持っておりまして、実はきょうの質問に当てて何か違ったことを言いやせんかなと思って見ておりましたが、この中にきっちり小さな世界都市を目指してって、こう書いているんですね。ちょっと読みますと、私たちの但馬は人口わずか21万の人口規模の小さい地域です。しかし、小さいからといってしゅんとして情けない地域であればいいというとそうではありません。現に私たちがいて子供たちや孫たちがいる以上、元気で愉快で生き生きとした地域を目指していきたい。そして、世界の人々と結ばれ合い、世界の人々に尊敬と尊重される地域、小さな世界都市を目指していきたいと、こういうことをお書きになっていますね。その当時から今日の姿を夢見ておられたのかどうかわかりませんが、市長になったら絶対やったろうなというふうに思っておられたんかどうかわかりませんが、きっちり書いておられます。また、コウノトリの野生復帰についても、必ず野生復帰に挑戦するんだということ、たまたまことしの9月に放鳥があるということで、そういう面では一貫して一つのしんを通して頑張っておられるという姿がここにもあらわれて、非常に尊敬させていただきます。褒めるところは褒めて、後できっちりまたけなします。


 それから、未来への責任ということで、これもこの前の市長選のときのパンフレットを見せていただきました。未来への責任、私たちが今こうやってあるのは過去における未来に向けた先人の努力のおかげだと、こういう言葉をうたっております。私もそのとおりだというふうに思います。


 ただ、一つ、市長、きのう実は総務部長に聞きましたら、合併して前の旧市町の例えば名誉市民だとか名誉町民だとか、それから今までの歴代の市長の肖像写真だとか、そういうものが市長室、町長室に飾ってあるんだけど、そういうものはちゃんと旧市町の歴史としてきちっと保存するシステムをこしらえてるのかと言ったら、いや、それはやってませんなと、こういうことを言っておりまして、これは私、発言通告やってませんから、ご所見があれば後で言っていただいたらいいんだけど、私はね、こういうふうにこう書いて、やっぱり今日あるのは先人のおかげだって書いておられるんだったら、私は、そういう先人の足跡を大事にせにゃいかんというふうに思っているんですよ。例えば市の旗、市旗なんかは、これはどこかロッカーにしまっときゃええちゅうもんじゃないと私は思うんで、できれば市立の図書館の一角でも旧市町の遺品というんでしょうか、そういうコーナーをこしらえて、僕はやっておけば、ついでに申し上げておきますが、議長室には歴代の議長の写真もあるんですが、こういうのはどうなるんでしょうな、本当に。(「大事なことだ」と呼ぶ者あり)お願いだから燃えないごみやなんかに出さないようにひとつ願いたいもんだというふうに思っておきます。(「それは強く要望せな」と呼ぶ者あり)いや、強く、時間ありませんから、次に。


 避難勧告の地域でご答弁いただきました。資料をいただきましたら、日高町で着手が未定、完成未定、対象勧告戸数が4戸というのが日高支所管内にありますが、これは何か理由があるんでしょうかな。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 一応資料の上はそのようにとりあえずなっておりますが、その後、豊岡の農林振興事務所の関係課と協議をする中で、いわゆる治山の県単補助治山事業で対応するということになっておりますので、早急に事業化に向けての手はずを整えるように頑張っております。以上のとおりでございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) これね、またことしも台風が来る可能性だって十分あるわけでして、これは一日も早くひとつ着手をお願いをしたいなというふうに思います。


 それから、今の避難勧告地域の対象のおうちなんですが、これは例えば旧豊岡市の場合ですと、アパートをお借りして、そして危険なときにはそちらへ住んでくださいよというようなことを対応しとるんですが、その後、この避難勧告のおうち等の何か状況調べみたいなものはやっておられるんでしょうかな。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) それぞれの避難勧告されている場所につきまして、私、その方々と直接的な状況を承知しておりません。そのようなことでちょっと時間をいただきたいと思います。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 私、旧の地元のことしかわからないんですが、現にアパートを公費で借りてあげておるんですが、ところがアパートを借りたらその家賃だけでは済まないんですね。例えば駐車場の負担金だとか管理費だとかいうものが毎月かかってきます。もちろん水道、光熱費の基本料金、使っても使わんでもかかってくるお金というのがあります。そういうものはいわゆるあくまでも個人負担ということになっております。だから、そこまで公費で持てとは言いませんが、ある人が、使わないのに毎月数千円払わにゃいかんというようなことで、大変、そういうこともあるということで、できるだけ早く家に帰っていただけるようにひとつお願いしたいと思いますが、その辺のお考えを。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) ご承知のとおり、現在早期復旧に向けて全力で対応しておりまして、工事、早くする、そして業者におきましてもできるだけ工程管理等もきっちりやりまして、そのようなことのないように全力で対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 時間が余りありませんので、次に進みます。


 観光振興事業の推進についてお尋ねをいたします。


 資料をいただきました。これ平成15年の各観光協会への財政支援の状況でございます。平成15年でございますので、豊岡市が183万円、城崎温泉観光協会が1,850万円、竹野町の観光協会が420万円、日高町が700万円、出石の観光協会へ650万円、但東のシルクロード観光協会に2,350万円と、これ随分事業量も違うわけですが、差があるわけなんですね。ちなみに、今年度の各観光協会への補助金はどうなっておるのかお知らせください。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 予算額で申し上げますと、予算書にありますとおり、豊岡の観光協会が1,200万円、城崎温泉の観光協会が2,610万円、竹野町の観光協会670万円、日高町の観光協会が720万円、出石町の観光協会が845万7,000円、但東シルクロード観光協会が2,458万5,000円というふうになっております。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) これは、いずれかは、さっきも答弁ありましたが、観光産業は本市の重要な位置づけとなっておる以上、いわゆる官民一緒になって、いずれかは一本化していって、市長がおっしゃるネックレス構想で一元化していかにゃいかんというふうに思うんです。その中で、行政として、今観光協会が協議会か何かつくって一元化に向けた動きもあるんですが、私はそういう観光協会の方ばかりじゃなくって、行政としても当然協力、それはお金だけの協力ということではなくって、支援をしていかにゃいかんというふうに思うんですが、その辺のお考えをお聞かせください。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 議員おっしゃるとおり、観光というのは非常に重要な産業というふうに位置づけております。先ほどお話も出ましたとおり、各6つの観光協会が、現段階では合併という段階には至らなかったわけですけれども、やはり調整機能を持たせにゃあかんというふうなこともございまして、但馬豊岡観光協議会というふうな、現在仮称でございますけれども、これの設立に向けていろいろと準備をされております。観光振興にとって観光協会の果たす役割というのは非常に重要でございます。行政としても重要に考えておりますので、観光協議会が発足いたしましたら、その活動を積極的に支援をいたしまして、人、物、情報、こういったものの交流と共有を図る中で、観光振興を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 次に、駅通りのアーケードの事業についてお尋ねをいたします。


 さきの議員からも、アーケードは必要ないんではないかというようなご意見もあったんですが、実は私も駅通りで30数年間商売をさせていただいておりまして、今のアーケードが36年ぐらい前にできたというふうに思っております。今、中心市街地、中心の市街地の活性化ということが大変全国的に大きな問題になっております。駅通りのアーケードの改築もそれの一環というふうなとらえ方をいたしております。TMO事業でやっていただくわけでございますが、市としてもトータルで1億円近いお金を補助していただくということで、その点では大変感謝を私もいたしておりますが、ただ、市役所前の100メートル、約100メートルありますが、景観上だとかイベント広場で活用できるとかいう理由もあるわけでございますが、私からすると、アーケードというのは連檐でやって初めて効果が出るものだというふうに思っておりますし、また、行政として中心市街地の活性化という大義名分の中で、その部分だけがアーケードが途切れるというのは、私はちょっといかがなもんかなというふうに思っております。再度、お考えを。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 確かに歩行者の安全性でありますとか利便性という観点から見れば、連続している方がいいというふうな意見もありますが、また反面、アーケードがない方が、歴史的建造物が見える町並みというふうなことで歩いていても快適だというふうに思う方もあり、それぞれ相反する意見があるわけですが、現在のアーケードが設置された昭和46年当時といいますのは、基本的には安全性や利便性が優先されたということだろうと思いますけれども、現在ではやはり昨年12月に景観法が施行されておりますなど、良好な景観形成を図るといったような社会的ニーズは大きく変わってきておるというふうに思っております。むしろこういった歴史的な景観を保存することによってにぎわいが復活するというふうなことも考えられます。こういう状況の変化の中で、事業採択に際して国や県とも協議いたしましたところ、南側歩道についてはアーケードを設置して歩行者の安全性と利便性を確保しながらも、北側の市役所庁舎側については設置せずに景観を保全するといったような両方の状況を確保したということでございますので、何とぞご理解をいただきたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) それでは、市役所のちょうど本庁前ですが、当然雨も降れば、但馬は雪も降ります。それから、あそこにはバス停、それから公衆電話等々があります。いわゆる市民サービスの拠点でもあるというふうに私とらえております。そういう意味では、例えばアイティの前のようなバス停なんかでも屋根つきのようなものでもこしらえられるのかどうかということと、それから今回のアーケード事業については、電柱がアーケードの上から、共架式というんでしょうか、そういう状況で電柱がなくなります。したがって、100メートルの間がアーケードがないと、その間に電柱が出てくるという格好になろうかと思いますが、その辺の行政としての考えを聞かせてください。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) まず、除雪につきましては、市道の歩道という位置づけをいたしておりますので、歩行者、特に通学道路でもございますので、児童生徒等の安全対策というんですか、それには万全を期して支障のないようにしてまいりたいというふうに思っております。


 また、バス停と公衆電話ボックスにつきましては、アーケード同様、景観への配慮という観点から、アーケードを設置しない空間以外の場所へ移設できればいいなというふうなことで事業者の方へ協議を進めていきたいというふうに考えております。特に電話ボックスにつきましては、20メーターぐらいのところにもう1カ所ありますので、場合によったら撤去というふうなことも視野に入れて協議をしていきたいなというふうに考えておるところでございます。


 さらに、電柱につきましても、アーケードの支柱に共架柱というふうな形で電線を通します。市役所のアーケードを設置しない空間につきましては、無電柱化ということで進めていきたいというふうに思っております。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) こういうことを言うとちょっと怒られるかもわかりませんが、景観上というので、確かに本庁は歴史的な建物だと私は思いますし、きれいな格好なんですが、ただ、あれがずっとあのままであるのかどうかということになると非常に疑問なんですね。あそこ、あの建物はこの前の耐震診断で非常に危ないということで約2,000万円か3,000万円かけて補修を今回しましたが、3階の議場に至ってはいつ崩れてもおかしくないというような非常に危ないところでして、あんまり金をかけるなということでやってきておりまして、アーケードはつくれば30数年間、40年近くもちます。あの建物がこれから40年景観として残るのかどうかということについては非常に疑問を私は持っております。


 次、参ります。新堂内川線。但東町や出石町の議員さん方には新堂内川線といってもどういう路線だいやということでちょっとわかりにくいと思うんで、部長、ちょっと説明してあげてください。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 質問者の答弁だけだと思っておりましたので、概要説明というのはよく用意していませんけども、これは豊岡市と城崎町を結びます災害に強い道路といいまして、今の山陰線ガード沿いにつけます道路でございまして、今、主要県道の豊岡港線が水害になりますと冠水する箇所がちょこちょこございますので、それらの場合に災害に強い道路を整備しようということで、平成元年から豊岡市、城崎町との話し合いの中で進めてきとる道路事業でございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 私が問題としたいのは、これ市単の事業ということなんですが、既に城崎町は事業を終えております。結局豊岡市の方側が、旧豊岡市ですが、おくれておるということで、今部長が説明されたところだけが平成元年から16年までで2億6,400万円のお金を使って515メートルなんです。いわゆる16年間、17年間で515メートル。残りが565メートルで、いただいた資料ですと17年から平成20年で3億3,600万かけてこれ17、18、19、20、4年間でやっちまうっちゅうんですが、これは本当に、部長、できるんですか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 先ほどもご答弁申し上げましたけども、合併特例債を視野に入れて整備していこうかなということを考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 合併特例債でやられるならいいんですが、通常、私は平成元年から16年も17年もかかって、まだあと4年かかるわけですから、20年かかってこの道路ができる。――――――――――――――――――――――――――――――――――本当に、市長、そう思いませんか。市長、答えてくださいよ。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) その新堂内川線のボリュームといいますのは、旧豊岡市の財政状況から見てもそんなにボリュームの大きな事業ではございません。要は優先順位の問題であったというふうにご理解をいただきたいと思います。


 合併をいたしまして、より地域の一体性を図る必要性が、これは合併前に比べてはるかに高まってまいりましたから、新豊岡市において優先度を上げて整備をしようというものでございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) 平成元年といえば中貝市長の前、その前の今井市長の前の平尾市長の時代からもっと前じゃないのかなと思うんですが、最後にちょっと部長に聞きますが、これから先のこの565メートルはJRとの協議が必要になるというふうに思うんですが、JRとの協議はできておるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) JRとの協議は現在進めております。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) ぜひひとつ進めていただきたいなというふうに思います。


 それから、1つ忘れておりました。先ほどのアーケード事業で、今年度3,000万円補助金が計上されております。その出所が都市計画税の中から出すんだと、こういうふうになっておりますが、都市計画税については合併前からいろいろと、旧豊岡市のみ課税されとるという税金でございまして、これの使途についてはいろいろと問題あったんですが、この都市計画税の使途については、これから毎年のようにこのような格好で予算書に提示されるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 都計税につきましては、随分議論あったところですし、今までの議会でもご説明してまいりましたが、使途を明らかにするということで言っておりますので、来年度以降につきましても明らかにしていきたいと思っています。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) それね、出すのはいいんだけど、議員の皆さん、これの100ページに載っています、明細が。これについては今後またいろいろと問題があると思いますが、次に行きます。


 公社です。駅前の開発事業用地、これが今の駅前の駐車場の部分でございます。これ、全体では7,700平米、俗に言う貨物ヤードの跡地ですが、平成5年の3月に5,300平米ほど豊岡市に売却いたしておりまして、あとの残りが今の公社負担ということになっております。今、ここから上がってきます駐車場の料金はどこに入っとるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 市の方に入っておりまして、歳入でも上げておりますので、予算書を見ていただくとわかると思いますけれども……(「もうええ」と呼ぶ者あり)何か。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) いわゆる一般会計で収入しとると、こういう解釈でよろしいんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) そのとおりでございます。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) これね、私もよくわからんのであれなんですが、いわゆる借金して公社買って、もう何億って利息がついとるんですよね。これですと、売り上げだけは市の一般会計に入って利息は公社が負担しとるという、こういう図式なんですけど、それで間違いないですか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 図式としてはそのとおりです。駐車料収入としては年間約3,000万、市が歳入をいたしておりますし、逆に公社としては当該部分について年間1,300万ほどの利息を払っています。市と公社との間で無償の賃貸借契約を締結しているといったことでございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) これは市長、少しイレギュラーと考えませんか。いや、お金があれば買い戻したいというふうにおっしゃるかわからんだけど、公社は利息払って、それで売上金は市がもらって、これはええですけど、公社はたまったもんじゃないと思うんですが、市長、お考えはどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 当該用地の利用計画につきましては、本年度の予算でもご説明いたしましたけども、ここの利用計画を早期に定めたいということで考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 68番、岡満夫議員。


○議員(68番 岡 満夫) これね、利息がもう既に3億2,000万円ついてるんです。それで、公社の計画、決算については議会にはかかりません。いわゆる報告ということなんで、少し我々としても立ち入りにくい面があるんですが、私はこれ、これはほかにもあるんですよ。もう言いませんけど、あるんで、こういうことは、違反はしてないかもわかりませんが、私は非常にイレギュラーだというふうに思いますので、今回駅前の広場も、そういうことも含め、それから南中のところの広場も市の方で買うんだということを市長もおっしゃっています。市長の時代に買ったもんでも取得したもんでも何でもないんですが、先ほども言いますように、未来への責任ということをおっしゃるんであれば、過去の責任、現在の責任もきちっとやはりやっていただかにゃいかんなということをお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で岡満夫議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、55番、堀正議員。(拍手)


               〔堀  正議員 登壇〕


○議員(55番 堀 正) 議長以下皆さんにお願いいたします。私、昭和3年生まれの高齢者でございますんで、よくちょんぼもするわけでございますが、何とぞお許しが願いたいと思います。


 本日、通告に基づきまして質問をいたすものであります。


 新生豊岡市の初代市長として、総括説明で未来への責任、このことをキーワードに市政の運営を進めると冒頭に決意表明され、私たちのまちがきょうあるのは過去における未来への努力のおかげ、限りなく感謝をささげつつ、今を生きる私たちも将来世代のために精いっぱいの努力を続けていかなければならない、そのためには元気経済の創生に全力を挙げると市長は約束をされました。私、全く同感であります。


 そして、地場産業、本市の特産品、豊岡かばん、杞柳細工、城崎麦わら細工、出石焼、但馬ちりめん等々、JAPANブランド育成を支援、旧市町で取り組んできた施策を継続実施するとともに、有効な振興策を検討すると約束されました。地場産業に生きる私たちにとって、ありがたい決意でございます。


 地場産業とは、特定の自然的、歴史的風土条件を持つ土地において、地元資本が地元の技術力、労働力により広い市場を対象として特産品を製造する産業と、辞書はどの辞書を読んでみても書いております。そうしたことでございます。ただいま市長の挙げられたことだけでなしに、私はこういうふうに、例えば城崎の温泉街、外湯のまんだら湯であるとか鴻の湯、それから一の湯、そうした名前がついておりますことを考えてみますと、本当に歴史的風土、長い条件であの立派な全国でまれなる木造3階建ての浴衣とげたの似合う、そしてまちじゅうが一体化したような土産の店が並んだり、いろいろな娯楽産業があるということであります。出石のそばなんかも、私が議員になったころから大々的にふえてきたわけでございますが、これは本当に、出石の城主がお国入りに信州から連れてきたそば屋さんが、今でもそのことをのれんに掲げておるわけであります。50軒もあるそば屋がつぶれもせず隆盛をということでございますから、これももう私は完全な地場産業だと思っております。そうしたことを頑張って、神鍋の民宿、四季型産業も、観光産業ももちろんそうでございますし、こういうことを思い切り応援がお願いしたいと思います。


 中でも、私たちは本当に苦境にあるわけでございますが、豊岡かばんの歴史を考えてみても、私の子供のときからのずっと移り変わりを見まして、豊岡のかばんはいい産業だなといつも思うわけであります。しかし、このかばんを私、そう研究したことはございませんが、私の近所でもその下請加工をやっている人もおるわけでございます。市長のおっしゃるJAPANブランド育成支援事業とはどういうことか、まずお聞きがしたいと思っております。


 それから、昨年から始まったんですか、東京の大手スーパーとあるかばんメーカーとが提携して、男用のビジネスバッグの色を選び、しかもネームを入れて特急で納めるというシステムが開発されて、ということでございますが、こうしたような新しいアイデア、また方法は、たとえ発売元の東京のスーパーがどうであれ、まあ考えてみればいわゆるコロンブスの卵でございます。これは個人でも、個人の会社でも育成することが、やっぱり産地を活性化するもとだと思うんですが、この事業にも補助等があったのか、お聞きしたいと思っています。


 そうしたことで、まず地場産業の件はそのぐらいで切り上げますが、私、新豊岡市発足後の新聞を見ておりますと、新聞記事のうちの朗報、一番とはいいませんが、5本の指に入るのは、6月1日付のある新聞に載りました中核工業団地のカネカソーラーテックさんが家庭用太陽電池、換算して年間6,700軒分つくっておるのを大増築をして1万軒分にすると。そして13億円の巨費を投じてですね、2月完成で増築すると。ただいま従業員が150人を現地採用で増員してやるという記事でございました。実は私、一昨年、但東町議会の委員会視察で工場見学をさせてもらいました。まず、但東町出身の心安い社員に案内をしてもらって工場を見せてもらいました。その後、工場の責任者を囲む会がありまして、説明会がございました。そのときに、私質問をいたしました。雪の国で、しかも本社から遠い豊岡に立地された理由はどういうことですかと私聞いたのです。そうすると即座に、私たちは科学会社である。あらゆる新しい分野への挑戦をしとると。しかしこのソーラーシステム、いけるという研究開発が完了した。直ちに工場建設がしたいとそこらじゅう探したが、すぐ建設にかかれる用地はこの中核団地以外にはどこにもなかったということであります。そして、ソーラー電池で先行する各社をですね、方式は違うが新しい技術でスピード、会議をして追いつくんだと、そういう考えでここに立地したと、力強く話していただいたのであります。


 新聞によりますと、同社の薄膜シリコン太陽電池は従来品、他社品から見たら太陽から電気への変換率はちょっと落ちるが、原材料は数百分の1で済むから、この太陽電池の需要を急速に、シリコン不足に対応するには最適だというありがたい話でございます。私は物好きなものでありますから、議会に来るときや、また北但行政に通うときに、工業団地を毎月のように通り抜けて見ておったのであります。ただいまカネカさんももちろんその工事で、急ではございますが、新しい区画で地元の企業がまた新しい区画で新築中でございます。しかも、地元の建設会社でつくって、建てておるのであります。ありがたいことであります。実は、但東町からいずたんトンネルを利用して、私の近所からもいろいろと、いろいろな種類の工場に通っております。そして、ただいま3月31日現在、昨日もございましたが、1,046人働いておるということであります。32区画中にもう2区画か残って、売れ残っておるということでございますが、23号台風にこの売れ残った区画がですね、どれだけ復興に寄与したかということを十二分に知っておる私でございます。この2区画ぐらいは常に地元企業に向けるとか、ベンチャー企業用に残すようなゆとりを持つのが我々の前進のために必要じゃないかと思うわけであります。こんなことを一方的にここでしゃべっておりますが、昭和58年にですね、この豊岡の中核工業団地に係る工場用地造成計画を通産大臣承認を受ける前夜からきょうまでの歴代の市長を初め、担当した関係者の皆さんの労苦は大変なものがあったと実は察しております。それにも厚かましいことでございますが、私心底そう思っておるわけであります。


 そして、市長のお話の未来への責任という言葉でございます。これはこのまちではとにかく若い人の仕事場をつくること、また新しきを呼び込むこと、そして若い人を地元に定着させることが安心・安全の根本だと思っておるのであります。もう合併によって、地元で、各市町で一番人気のありました市役所、町役場関係の就職はこれ不可能でございます。まずとかく限られた人数しか採用することができません。そうしたことでございます。どうして仕事を探すかということでございます。


 私の仕事はちりめん白生地製造業で、恥ずかしながら、不況のどん底におりますが、最大取引先が京都でございます。毎月50年間以上、何回か月に出張いたしております。いろいろなルートがございます。しかし、この道中にできておりますいろいろなコースを通りますが、福知山、綾部、舞鶴、この3市に立地しております工業団地なり、また独立しております市を、工場、この3つのまちの工場が現在まず90はあるそうでございます。私は、4つございますが工業団地が、この4つの工業団地を設計段階から毎月見てきたのであります。いろいろと景気の浮き沈みはございますが、ただいま私たちでは不況ではございますが、景気の回復はおろか、どうなるんかなという考えでございますが、私が見る限り、通ります団地、皆元気がいいと思っております。いろいろと言い古されてきましたが、そんなことはもう真っ平ということに考えていただいては、担当される方は困るんであります。新しい工場誘致を私はもうすぐにでもやってほしいと中貝市長さんにお願い、質問するものでございます。


 中核団地の拡張はですね、コウノトリの放鳥をぜひとも成功させるためには、どうも首をかしげる、賛成することは私はできないと思います。幸い、皆笑っていらっしゃるけど、700平方キロもある、兵庫県で一番広いという市域はですね、神美台同様の適地はたくさんあります。私も問われましたら、即座に1つや2つは答えるところがあります。そしてこの豊岡ということはですね、暴れ川のようなことで言うておりますが、水があります。円山川に恵まれております。空港もあります。日本海時代には津居山、竹野港、これも貿易港になる可能性もあります。そうしたことでございますので、とにかく頑張って、もう一つ工業団地をつくるんだという決意をして頑張っていただけませんか。市長にお伺いいたすわけであります。


 皆さん笑っていらっしゃいますけど、きのう私はある新聞を開いてびっくりしました。ある、これは有力企業がですね、きょう県と会社とが発表するそうでございます。大分に40万平方キロ、来年の1月から建設を始めて、再来年の1月から操業するそうであります。何とその1社だけが800億を投資して1,000人雇うというのであります。ただいま笑っていらっしゃいますが、皆中国へ中国へと風はなびいとったのがですね、本当の有力企業はここでやらなきゃならない、日本でやって技術を漏らさないというのが本当の企業でございます。私が今言いましたこの会社は、兵庫県でも太子町に900億円を投じて、つい先ごろ、2年か3年前ですね、やっております。そしてその会社だけでこの数年間に1,824億円、国内に各所に5カ所工場をつくったそうです。そして今度はきわめつき、一遍に1,000人働ける工場をつくったということであります。そうしたことでございますので、先ほど申しましたカネカソーラーさんのように、こういう有力な企業側が仕事を探す、すると研究開発ができた、さあやるんだというときに、ぱっと受け皿、受けることのできる土地がつくって待っておらなければならないわけでございます。


 こんなことを突然申しますのは、本当にまだほかにも例を挙げますと、液晶のテレビでは世界一という会社がございます。この会社が突然三重県の山奥の亀山に立地しました。これは世界一の工場だそうです。そしたら、私も物好きでありますから行ってみました。それから四日市に至る間、どれだけ多くな優良企業が張りついたかということであります。そういうのが今の一面でございます。とにかく、いろいろと大変なことであります。まずコウノトリを成功させねばならない。それからいうて、たくさんメジロ押しの市長でございますが、これ一朝一夕にはできませんが、とにかく、そしてみんなの仕事場をつくるんだということを決意していただけましたらありがたいと思って質問するものであります。


 以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、JAPANブランドとはどういうものかというご質問がございました。これは平成16年度に経済産業省が行うことになった事業でございまして、日本製のいいものを新しいブランドとして立ち上げて全国展開あるいは海外展開をしようとする場合に国が支援をしようという、こういう制度でございます。幸い豊岡のかばんが手を挙げましたところ採択をされまして、現在、商工会議所を中心にして、かばん関係者も寄りまして新しいブランドづくりに取り組んでいるところです。本来ですと16年度中に事業を終えなければいけなかったわけですが、水害がございまして、今年度まで延ばすということを国の承認を受けて作業を進めております。もう近いうちにそのブランドを担う作品が完成をして発表できるところまで来るのではないのか、こういう期待をいたしておるところでございます。これにつきましては、市もあわせて商工会議所に対して補助をいたしておるところでございます。今後は、まずは国内での販売なりPRをすると同時に、アメリカ市場への売り込みを図っていこうという意欲でもって取り組まれているところです。


 それから、大手量販店がメード・イン・ジャパンの政策といいましょうか、営業政策をとって、それに対して補助をしたのかというご質問がございました。これは日本を代表する超大手量販店が日本製のいいものを産地を表示して売るという戦略を数年前からとり始めました。ここは実は中国で生産して逆輸入するということを始めた張本人でありますけれども、市場といいましょうか、消費者は明らかに変わってきつつある。日本製の安心して使えるものを買いたい、こういうふうな市場の変化を受けているということをつかみまして、メード・イン・ジャパン、日本製ということを銘打って売り始めました。


 で、かばんにつきましては、豊岡のかばんに白羽の矢が立ちまして、ある企業と結びつきました。今やこの会社のJAPANブランドを代表する売れ筋商品になっております。豊岡のかばんと組む前には、この量販店におけるかばんの平均単価は8,000円だったと聞いておりますけれども、豊岡のかばんとつながった瞬間から1万円ははるかに超えて、今4万円台のものも大変人気で売れてるということでございます。これに対して、技術開発の段階で市から県に口添えをいたしまして、県の補助金が出ておりますけれども、市の方はお金ではなくて口で勝負をしてまいりました。また、その量販店の本部にも私直接参りまして、さらに豊岡のかばんを買ってもらうようなお願いをし、そういった側面的な支援をしてきたところでございます。


 豊岡のかばんはOEM生産でございまして、みずからのブランドを持ってない。人様のブランドでつくるのが豊岡というのが実は中心でございますけれども、今言いましたJAPANブランド、あるいはメード・イン・ジャパンはむしろ産地豊岡を明示して出すということでございまして、こういった方向については今後とも進めるような努力をしてまいりたいと考えております。


 工業団地についてのご質問もいただきました。まず企業誘致をすぐにもやってほしいというが、いかがかというご質問をいただきました。私たちももっともなことだと思っておりまして、かねてからそのような努力もしてまいりました。ご質問の中でお触れになりましたカネカの増設でありますが、これも昨年カネカ本社の社長に会いに行きまして、ことしはコウノトリは放鳥の年だと、その年にカネカの地球温暖化対策への貢献となる環境部門の工場が増設するというのはちょうどいいではないかと。しかも豊岡のカネカのこの会社はコウノトリの郷公園がオープンする1週間前にできましたから、いわば同級生である。ともに羽ばたこうではないかといったことの訴えをいたしまして、折しも世界市場が沸騰してまいっておりますから、それとあわせて今回起工式までこぎつけたと、こういったことでございます。まだ新豊岡市内にも工業用地というのがかなりありますので、一日も早くうまるような努力をしたいというふうに考えております。


 ちなみに、カネカの製品は今ドイツで最も売れておりまして、環境問題に大変厳しいヨーロッパでございますから、私たちの企業は豊岡にある。その豊岡は野生で絶滅したコウノトリをもう一度空に返そうということで必死になって努力をしているところであると。その豊岡に太陽電池という環境問題の決め手となる私たちの企業があるという主張をいたしておりまして、なぜ豊岡なのかという問いに対して、カネカの方はそこにコウノトリがいたからだと、こういった説明をされてるというふうに聞いているところでございます。


 で、新しい工業団地をもう一つつくってほしいといったご要望も含めてのご質問がございました。現在、実は本市内には豊岡中核工業団地でまだ未分譲のものが2区画、それから日高町の三方東部工業団地で1区画、出石で旧但馬松下の横にも約2ヘクタール、合計16ヘクタールが工業団地の用地としてはまだ未分譲で残っておりますので、当面これを埋める努力に全力を注ぎたいというふうに思います。今日本中でも工業団地が相当売れ残っております。だからこそ、それぞれ知事がトップセールスをしたり、相当大規模な補助制度を設けたりして、必死の売り込みをやっているというのが現状でございますので、新たにつくれば直ちに売れるというようなそういった生易しい状況にはございません。したがいまして、私といたしましては、現在未分譲の部分の解消にとにかく努め、そこの状況を見ながら今後については判断をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 55番、堀正議員。


○議員(55番 堀 正) ありがとうございます。JAPANブランド、本当にありがたい発想でございます。そしてその実が上がったという一つの例であります。何いいましても日本が、ちょっと偉い人はやりませんが、ドイツだってアメリカだってフランスだって、皆トップがいろいろな売り込みにやってくるわけであります。中国に新幹線を売りに行ったり、また飛行機を売りに行ったり、そういうことを市長はやっていただいたということ、本当に評価するものでございます。これからも、個人の会社からというようなことでなしに頑張っていただきたいと思います。私もそういうことを思っておりまして、合併以来、この近辺の団地は皆見てまいりました。本当に長田野の工業団地だなんていうものは本当にびっくりするようなものに成長いたしております。市長さんは十分に知っていらっしゃると思いますが、とにかく立地しております41の企業がフル操業をただいまやっております。従業員数は5,827人、3月31日現在であります。そしてただいま4社が増築工事をやっております。5,827人で3月末に2,072億円、工業出荷をいたしておるわけであります。


 そのかわりに工業団地も、長田野の福知山連隊から自衛隊に引き継ぎました演習場を大部分使っておるわけであります。工場用地が220.4ヘクタール、64.5%、住宅用地が27.9ヘクタール、47%でございます。そうしたことでございますので、工業出荷高が2,072億円でございます。2,072億円の工業出荷高でございますが、それを工場の下請、下請が福知山、綾部、舞鶴、それから丹後、この近辺だけに46億ほど製造加工等を出しとるわけです。また修理が11億でございます。資材の購入が64億を超しておるわけであります。


 これがこの福知山を中心とする区域、京都府の部分だけで、もちろん兵庫県にも出しております。それは申しませんが、それを見るときにですね、いかに団地の持つ影響力というものを思い直さなければならない、そして私たちのちりめん産業だって、もっと若い人が従事してもらえるようになったら、もう少し開く道もあります。しかしですね、肝心の若い人、男も女の子も不況でございますから継いでくれません。もちろん豊岡の団地や福知山の団地にも世話になっております。もっともっと大勢働けるようにしていただきたいのであります。


 それから、長田野がもう本当に完売してから広うございます。そしてそこでできとるもの、それは大企業ばっかりではありません。びっくりするような、例えばですね、北海道の士幌ですか、ある村ができたジャガイモを福知山の長田野団地でポテトサラダに加工して、それからホテルや食堂とかそういう大きな卸にどおんと出して、味つけは買ったもんがつけるという、そんなことを北海道のジャガイモの組合、農協が福知山に工場を持っとる。それから隣の綾部の工業団地に行きましたら、テレビでよく見ます北海道のスナック菓子ですね、ポテトチップと、そんな会社が綾部に立地いたしております。それは福知山から日本海時代に舞鶴と小樽間のすずらん丸の航路が大きな2万何千トンが毎日舞鶴から出港しておるわけであります。だから、私は今日本海時代にですね、舞鶴から1週間に1度、ロシア向けには2便、不定期、これはもっとありますね。定期的には中国と韓国、毎週1回は船が出ております。そうしたことでございますので、本当にこの豊岡頑張ればですね、私は舞鶴港だけでなしに、津居山港、竹野港、それも私は活用できると思います。そして、精密な部品等は但馬空港というものがね、私は本当に神戸空港ができる、そうしたことができると、これは飛行機の滑走路する距離が短うもなろうし、延ばしてもらえると思います。


 だから私はそれをやるのが未来の私たちの、もう私はこんなんですから、さっき言いました昭和3年生まれです。口ばっかりでございますけど、それでも市長、私本当に今月も京都に、会館まで行ってまいりました。もう必死になって東京や京都の方に商売に出向いておるんです。あんた何ぼになったいうてみんな言うけど、もうあほらしなって皆言いませんけど、それでもファイトがあるないうて、口だけは達者。そういうことでございます。だけど私ね、本当に市長、私も北但行政組合、それまでの北但衛生議会もおまえが但東町で困っとるのなんか、やめたらおまえが行けいうてずうっと出ております。だから、豊岡市以外の方では、市長も長年なじみでございます。私は長年見ております。あなたは若い、そして先ほど岡君が言っておりましたけど、私から言うといい意味のしたたかさがあります。これはほかの人はあんまり知らないしたたかさがあります。これがリーダーの大事な素質です。頭はもちろん我々よりはずっと上、学問もそうでございます。だからそれを本当に、悪い意味で言っとるんじゃないですよ。これはね、あなたが本当に忍耐強いし、わしだったら、何、ちりめん屋の仕事やめた言うんだけど、あなたは絶対言わん。だから、もうとにかく今からやってもらったらですね、本当に一度、亀山やね、そうした本当にびっくりする、亀山なんていったら養蚕連、蚕飼いの製糸が近畿で一番長いことあったんです。そんなまちです。そうしたことでございますから、とにかく頑張っていただきますようにお願いいたします。以上でございます。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で堀正議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は11時30分。


               午前11時15分休憩


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               午前11時30分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、5番、上坂正明議員。(拍手)


               〔上坂正明議員 登壇〕


○議員(5番 上坂 正明) 5番、上坂です。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。


 4月1日より新生豊岡市が誕生し、中貝市長のもと奥田助役を片腕として小さな世界都市を目指してスタートをいたしました。今月6月6日の定例議会初日におきまして、市長の力強い施政方針を聞かせていただきました。新生豊岡市の目指すべき都市像と、その都市像実現のための戦略及び具体的な施策をまとめた総合計画を平成18年度末に策定、さらには行政改革指針となる具体的な施策をまとめた総合計画を平成18年度秋ごろを目途に策定するとのことであります。なお、その両者の策定するに当たり、市民の幅広い参画を求め、対話と共感を基本に意見のキャッチボールをしながら、ともにまちづくりをするとおっしゃっております。豊岡市民の9万2,000余のために、またこれから生まれてくる子供たちの将来のためにどうか頑張っていただきますよう、よろしくお願いいたします。


 通告の1番目に上げております市長施政方針につきましては、きのう、おとといの2日間にわたり多くの議員からの質問がございました。市長の答弁も聞かせていただきましたので、重複する部分につきましては省略をいたしたいと思います。


 市長もご承知のとおり、但東町は過疎のまちであります。少子化とともに高齢化も高まるばかりで、歯どめがかからないのが現状であります。総合計画等を策定すると同時に、従来からの継続事業につきましては、見直しもするとのことでありますが、但東町には昨年立ち上げたばかりの農業生産法人あしたがございます。高齢化が進む本町において、このままでは農地の保全が危ぶまれるのではないか、営農組織がない集落におきましては放棄田がふえ、環境悪化につながりはしないかというようなさまざまな危機感の中で、長期に及ぶ調査研究の結果、最良の手段として設立したのが農業生産法人あしたであります。


 高齢者の方々にとって、トラクターやコンバインなどの大型機械は非常に危険でございます。新聞紙上でも毎年農繁期になると事故の記事を目にするところであります。また、先祖から受け継いだ貴重な財産を放棄したくない、またそれぞれの職業につく若い人たちの補佐役として、農業生産法人あしたは当但東町におきましては必要不可欠な存在でございます。昨年設立したばかりで採算ベースに乗るまでは多少年数も要することが予測されるわけでありますけれども、但東だけではなく、どこのまちにも費用対効果だけで判断することができない施設の1つや2つはあると思います。地域性を十分考慮していただきまして、中心部ばかりに視点を置くことなく、周辺地域にもしっかりと目配りをしていき、公平で均衡のとれた豊岡市発展を目指して取り組んでいただきますようお願いがしたいのであります。市長のご所見をお聞かせください。


 次に、2番目の市政運営についてお尋ねをいたします。1市5町合併を控え、但東町議会として昨年は篠山市、今田町へ視察に行ってまいりました。今田町につきましては、さきの議員の質問にありましたので省略をいたしますけれども、ことしの2月に昨年合併されたお隣の京丹後市へ視察に行ったのでありますが、京丹後市の支所の呼び方が豊岡市とは違いまして市民局といい、私たちは丹後市民局へ視察に行ったのであります。対応してくださった市民局長は、丹後町の将来を思い、優秀な人材を市民局に残したけれども、市民局には何ら権限が与えてもらえない。そればかりか、本庁へ行った若い職員に逆に指示をされ、従わざるを得ない立場になってしまった。こんなはずではなかったと嘆き、そして張り切っていた職員たちの士気の低下は免れないと、正直な気持ちを話してくれたのであります。豊岡市に限っては、篠山市、京丹後市のようなことにならないように、くれぐれもよろしくお願いいたします。


 豊岡市のどの総合支所とも、地域の特徴や慣習を周知している職員ばかりであります。決して本庁一存で決定することのないようにお願いがしたい。合併協で一元化されずに先送りとなった重要課題が数多く残されております。それらの決定に当たっては、支所長や担当課と十分検討をして結論を出していただきますようお願いをいたします。この点につきましてもご所見をお聞かせください。


 次に、3番目の少子化対策について、お尋ねをいたします。今や少子化対策は但東に限らず全国的な問題であります。但東町におきましても年々ふえ続ける少子化と人口減に何とか歯どめがかけたいと、これまでにさまざまな取り組みがなされてまいりました。分譲宅地や町営住宅の建設、奨励金制度としてUターン、Iターン、ハネムーン祝い金、出産祝い金、また仲人報奨金、さらには若者住宅建設奨励金など、あらゆる取り組みをしてまいりました。その効果があってこそ、昨年1年間に生まれた子供の数は37人であります。しかしながら、合併協定一元化により、ハネムーン祝い金と就労祝い金が廃止となってしまいました。まことに残念であります。但東町ではハネムーン祝い金として1組夫婦に5万円、また就労金祝い金として10万円を出していたのであります。


 昨年合併協で出された新市建設計画の中に将来人口の見通しとして、10年後の平成27年には、現在既に減少傾向にあるにもかかわらず、10万人を目指すと言っておられますが、果たして可能でしょうか。但東には合橋小学校、資母小学校、そして高橋小学校と3つの小学校があるわけですが、昨年1年間に生まれた37人の子供のうち、高橋がわずか5人でありました。ことしの高橋小学校の全校生徒は幼稚園と小学生とを合わせてちょうど50人であります。豊岡市の中で小学校が30校あります。その中で100人を切る学校が11校あることがわかりました。高橋小学校では3年生以上の男子は少年野球を、また女子は少女バレーを行っていますが、男子は子供が少ないために1チームを確保することができず、隣の合橋小学校から救援を求めてチームをつくっている状態であります。先ほども言いましたが、100人を切った学校が11校もあります。その中でも中竹野小学校は全校生徒が42人、寺坂小学校は52人となっていますが、チームが果たして結成できているのでしょうか。また、複式学級につきましてはどのようになっているのか、お尋ねをいたします。


 私は、少子化に歯どめをかけるには、企業誘致、いわゆる雇用の場確保以外に手段はないと思っています。豊岡の工業団地にも但東から何人もの人がお世話になっています。10年後の10万人都市を目指して、積極的な取り組みをお願いいたしたいと思います。今後の見通しについて答弁を求めます。


 次に、4番目の有害獣の問題についてお尋ねをいたします。有害獣問題については但東のみならず豊岡市全体の問題として対策に取り組んでいただいているところでありますけれども、但東におきましては、昨年の台風23号により、山崩れや風倒木により設置していた金網フェンスやシカ網ネットが大きな被害を受けたわけであります。それらの修復に集落事業として多くの日数と労力を費やし、何とか復旧にこぎつけたところであります。但東町は駆除対策として、フェンスのほかに捕獲さくや移動式の箱わなを町の助成を受けて集落単位で設置しており、それらの管理と駆除を猟友会の方にお世話になっていたわけですけれども、今月早々、猟友会の方から捕獲さくと箱わなのいずれも閉じることになったと連絡を受けたのであります。しかも、ネットにひっかかったシカも駆除することはできないとのことであります。理由をただしてみると、市町合併に伴う有害獣駆除の内容を豊岡市のみで協議をし、他の4支部には何ら説明も協議もなく、一方的に内容を押しつけられたためであるとのことであります。市との折り合いがつくまでは捕獲さく等の使用をしないようにという通達があったとのことでありますが、なぜこのような事態になったのか。また、いつまで待てば折り合いがつくのか、教えていただきたいと思います。金網フェンスやシカ網ネットだけではイノシシやシカの侵入を防ぐことはできず、電気さくやトタンで囲うなどと、あらゆる工夫を凝らして有害獣の被害を避けるために高齢者の方々、また農業者は努力をされています。農業者の人、また高齢者の方々にとりましては非常に深刻な問題であります。彼らの生産意欲を低下させないためにも、早急に解決をしていただきたいと思うのであります。


 これで1回目の質問を終わります。あとは自席で行います。よろしくお願いします。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は午後1時。


               午前11時43分休憩


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               午後 1時00分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 午前中の5番、上坂正明議員の質問に対し、答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 公平な目で均衡ある発展を目指してほしいがいかがかといったご質問をいただきました。合併をして同じ仲間になりました。その意味では、豊岡市にとっては旧但東も旧出石も他のまちもみんなひとしく大切な地域であることは間違いありません。ただ、私も含めまして、個々の職員の理解度にはどうしても自分のいたまちについては深いけれども、ほかのところはまだまだ浅いということがございますから、お互いにそれぞれの地域を深く知る、そのことによってさらに好きになるという作業がまず大切なことだと思います。


 具体的には、総合計画を策定する過程の中で理解を深めることも可能だと思いますし、その内容についてはぜひ総合計画の中にもきっちりと生かしていきたいと考えております。ただ、その上で均衡あるという言葉なんですが、どっかがくしゅんとしてて、どっかだけが繁栄してはいけないという意味では全くそのとおりですけれども、従来ややもしますと均衡あるというのは格差是正、あそことこことを同じようにしたい、あちらの地域にあるけどうちの地域にはないからあれと同じものが欲しいということで、フラットにする、イーブンにするということにどちらかというと重点を置かれたような気がいたします。そうではなくって、それぞれの地域には特色なり個性があるわけですから、私としては、これはあくまで言葉の問題ではあるんですが、均衡ある発展というよりは特色ある発展をそれぞれの地域は目指すべきであるし、そのことについて市の行政としても応援をしたい、こういうふうに考えているところです。


 もちろん、但東は新しい市の中でも高齢化率の大変高いところでもありますし、過疎化が進んでいるという実態もあります。しかし他方で、つい先日、もうオープン以来早々と300万人をシルク温泉が入場者を数えたということもございます。また、少しもとへ戻りますが、時間がさかのぼりけれども、登尾トンネルという大変大きな課題も住民が一致結束をして国を動かして実現をさせたといった実績もございます。その意味では大変誇り高い地域でありますから、ついつい嘆くようなお気持ちになるときもあろうかと思いますけれども、その誇りをむしろ顕示しながら、それぞれの地域が進んでいってほしいものだと、そのように考えているところでございます。


 合併協議の過程でも、つい但東のことを嘆く発言がありましたときに、別の但東の委員から、一番端だと言うけれども大阪には一番近いんだといったことで発言をされた方がありました。これは本当に大切な視点だと思います。もちろん足らないものがあるから、そこを何とかしたいというような思いはわかりますし、その点については行政としても精いっぱい努力をいたしますけれども、そこだけに目を向けるのではなくって、自分たちの誇るべきは何なのか、そういったところにお互い励まし合いながら進んでいきたいものだ、このように考えているところです。議員からご指摘いただきました視点も忘れることがないように総合計画に盛り込んでまいりたいと、このように考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 総合支所の権限につきましてのお尋ねがございました。昨日もご答弁申し上げてまいりましたが、総合支所の業務並びに総合支所長の権限についてはご説明したとおりでありまして、要は総合支所長でいいますと、本庁の部長と同格の権限を持つよといったこともご説明申し上げました。視察の結果を踏まえて、特に議員の方からは地域性を重視してほしい、あるいは本庁の一存で物事を決定するのではなく、やはり総合支所と十分な連絡協議を図った上で決定してほしいといったご意見が示されました。これにつきましてはごもっともでございまして、今後ともこの点につきましては十分留意をして進めてまいりたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 若者定住促進につきまして、ご答弁申し上げます。


 旧但東町の定住促進策のうち、議員もおっしゃいましたけれども、就労祝い金と結婚祝い金は合併時に廃止という格好になりまして、これ以外の旧竹野町と但東町にございます定住施策については、暫定的に続けていこうというような決定をしたところでございます。で、継続する期間でございますが、一番長くて過疎地域自立促進特別措置法の時限が平成21年度ということになってますので、そこまでというようなことにしてます。ただ、それまでに新市になりまして新しく定住促進計画などをつくった場合にはその段階で今のあるものは見直すという格好、廃止という格好になります。大変、定住促進計画は難しい中身なんですけども、つくるに当たりましては少子化の対策、雇用の対策、過疎の対策といった諸課題と同時に考えていく必要があろうというように思っておりまして、そういう方向で総合的に今後検討したいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 私の方からは、お尋ねがありました複式学級の件と、それからスポーツ少年団の件について、お答えさせていただきたいと思います。


 複式学級につきましては、本年度複式学級のある学校は豊岡市内で2校ございます。1校は中竹野小学校、もう1校が八代小学校。来年度につきましては、その2校に加えましてさらに2校ふえる。合計4校となります。高橋小学校と寺坂小学校が複式学級を加える、こういった形で4校になってきます。


 また、スポーツ少年団の活動につきましては、先ほど高橋小学校のお話も出されましたわけですけど、これと同じ状況はほかにもございまして、単独校でなかなかチームを組めないということで、隣接校のところへ出かけて活動をしているという、そういった一団もございますし、あるいは自分の学校に自分の参加したいクラブがないからということで隣の学校に来てそのクラブに参加していると、こういった児童がいるということも認識しております。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 定住を促進するため雇用の場を確保するということは大変有効な方法の一つであり、またかつ重要であるというふうに認識いたしております。最近の経済環境は都市部の大企業を中心に一部では明るさが見え始めたというふうには言われておりますけれども、まだまだ地方における企業の経営状況は依然として厳しい状況下にございます。今後とも積極的に企業誘致に取り組みまして、未分譲地の完売に努めて、地域経済の活性化並びに雇用の拡大を図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 有害鳥獣対策でございます。これまでも申し上げておりますけれども、加害獣の駆除が最も必要だというように認識をいたしております。この駆除活動ができますのは有資格者でございます。猟友会のメンバーだけだということもあわせて認識をいたしております。合併前の各市町の猟友会駆除班に対します手続的な問題がございまして、4月1日以降、いろいろな条件面について猟友会駆除班と話し合いを重ねてまいりましたけれども、5月の末日までに合意に達することができなかったということで、6月の1日より捕獲さくを閉めまして、駆除活動を停止せざるを得ないということになっております。農作物という面において、非常に大切なこの時期に農家の皆さんには大変ご迷惑をおかけしたということで、大変申しわけないというふうに思っております。引き続き、一日も早く駆除活動が実施できますように、猟友会駆除班の方と話し合いを行っておりました結果、前向きに対処していただくということになったと理解をいたしております。駆除活動の早期再開に向けまして引き続き努力をいたしますので、何とぞご理解をちょうだいいたしますようによろしくお願いをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 5番、上坂正明議員。


○議員(5番 上坂 正明) 少子化対策、また人口増対策は但東町のみならず豊岡市全体の問題として、これは大きな課題であろうかと思っております。但東におきましても、過疎にますます拍車がかかることのないように、強力な取り組みをぜひとも要望をいたしておきます。


 また、先ほど言われました有害獣問題につきましては、ここ数日の間にも農会長また区長のところへシカがひっかかってる、網を破ってしまうとか、また子供が近寄ったら人命にもかかわる大きな問題になりはしないかと、何とかしてほしいというような要望も参っております。何とか一日も早い解決をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 質問ですか。


○議員(5番 上坂 正明) 以上で質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で上坂正明議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、10番、湊?康雄議員。(拍手)


               〔湊?康雄議員 登壇〕


○議員(10番 湊? 康雄) 10番、会派希望の湊?でございます。議長のご指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。


 その前に、このたび新豊岡市の初代市長として当選をされました中貝市長に心からお祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございます。市民福祉の向上と新市のバランスのよい発展のために、どうぞご尽力をお願い申し上げたいと思います。


 さて、私はこの6月市議会定例会は、新生豊岡市の将来の方向性と礎を築く上で極めて重要な議会であると認識いたしております。合併までの道のりは決して平たんなものではありませんでしたが、それでも1市5町は歴史や伝統、培ってきた文化や風土を超えて私たちは合併をいたしました。市民の合併に対する不安もあれば、一方で熱い思いもありました。それらを的確にこたえていく第一歩がこの6月議会ではないかと、私はそのように思っています。


 以下、何点かにわたり質問をさせていただきますが、その前に予算案に対する質疑応答と一般質問が同時に行われるという議事運営に私自身が戸惑いまして、資料作成で事務方に大変なご負担をおかけしたことを冒頭おわびを申し上げたいと思います。


 それでは、一般質問に入らせていただきますが、まず最初に市長の施政方針についてお尋ねいたします。市長は未来への責任をキーワードにスタートしたばかりの市政の運営に当たりたいと、このようにされています。私ごとでございますけれども、私も4年前、初めて町議会議員に立候補いたしましたとき、政治に志す者、未来に対して責任を負わなければならない、そのように訴えてまいりました。あすを担う子供たちにどんな社会環境をつくり上げなければならないのか、どんな自然環境を残してやれることができるのか、そのようなことを問うたものでした。


 さて、この未来の責任の項では、小さな世界都市のイメージや、尊敬、尊重されるまちづくりの基本理念は何かをお尋ねする予定でしたが、重複いたしておりますので割愛をさせていただきます。私は未来の責任の一つとして、健やかな社会環境づくりが求められる、このように思っています。そのような視点で幾つかお尋ねをいたしますが、21世紀は人権と環境の世紀というふうに言われています。これは戦争と公害に明け暮れた、戦争の世紀と言われた20世紀の反省の上からもたらされた結論、つまりそのどちらもが人類の生存にとって不可欠なものというとらえられ方から生まれたキーワードにほかならない、このように思います。したがいまして、世界の人々から尊敬、尊重されるには、何よりも人権と環境を根底に据えた市政の展開でなければならない、このように思いますが、市長のご所見をお伺いしたいと思います。


 ところで、市長は以前からコウノトリに対して随分深い思い入れをなさってまいりました。今日、一たん絶滅しかけた種がここまで復活したことは市長のご功績が大きかったと思いますし、世界の人々から尊敬されるに値するというふうに私は思います。また、コウノトリが住めなくなった環境はやがて人間も住めなくなるというメッセージはインパクトがありますし、共感も得られるものでございます。その意味合いでコウノトリが環境を象徴する、このように言っても過言ではなかろうと、このように思いますが、一方、人権に関しましては、18ページ、約1万7,000語に及ぶ施政方針の中に人権尊重の言葉が一言半句も出てこない。これは決して意図されたものというふうには思いませんけれども、少々バランスを欠いているんではなかろうか、このように思います。私は新生豊岡市のまちづくりに、健やかな社会環境づくりに人権尊重は不可欠な課題、このように思う一人でございます。市長のご見解をお尋ねいたします。


 次に、男女共同参画社会づくりについてお尋ねいたします。旧豊岡市では、男女共同参画社会基本法制定の翌年、但馬の自治体では真っ先に豊岡市男女共同参画プランを策定をされました。男女の人権に対する意識を高め、男女それぞれが個性と能力を発揮し得る施策を展開していく、このようにされています。以来、ちょうど5年が経過をいたしておりますけれども、この間、どのような施策を展開されたのか、どのような成果があったのか、そのことをまず冒頭お尋ねをいたします。また、新たな男女共同参画プランを平成18年秋までに策定をされる、このようにされておりますけれども、どのような視点で策定されるのかお尋ねいたします。


 続いて、障害者の自立と社会参加をどのように進められるのかお尋ねをいたします。施政方針の共生のまちづくりでは、障害の有無や年齢にかかわらず一人一人が生きがいを持って、やすらぎのある生活ができるよう、ともに生きるまちづくりを進めるとされています。そしてバリアフリーのまちづくり、市民の社会参加の仕組みづくりを進めていく、このようにされておりますが、市役所に象徴されますように、公共施設でバリアフリー化がおくれているというふうに思いますが、どのようにお考えなのか。また、障害者の社会参加のためにどのような施策が展開されたのかお尋ねいたします。さらに、小規模作業所を支援するというふうにされておりますけれども、具体的にはどのような支援をお考えかお尋ねいたします。


 続いて、高齢者支援についてお尋ねいたします。地域密着型サービス事業を推進するとありますが、作家の森村誠一さんが、「煌く誉生」、この誉生の「よ」は「誉れ」という字です。栄誉の「誉」という字ですが、「煌く誉生」という本を出していらっしゃいます。人間の平均寿命が延びて定年後20年も生きられるとなると、余った生などとは言っていられなくなる。重要なのは、長く生きたことではなくて、延長した人生において何をやったかが問われる。「よせい」は余ったのではなく誉れある生でなければならない。これが氏のメッセージでございますが、高齢者に対するさまざまな支援も誉れある生をサポートするものでなければならない、このように思います。地域密着型サービス事業とはいかなる事業なのか、お尋ねをいたします。


 健やかな社会環境づくりの最後に、次世代育成支援地域行動計画についてお尋ねをいたします。平成15年7月に次世代育成支援対策推進法が制定され、それぞれの市町村はことしの、つまり17年の3月末までに市町村行動計画を策定されなければならない、このようになっておりますが、合併と重なりましたので、計画策定がどうなっているのかお尋ねをいたします。


 また、地域における子育て支援ではどのようなことが考えられるのか。仕事と子育ての両立支援ではどのようなことが考えられるのか。家庭を築き、子供を産み育てるという希望を実現するには、どのような社会環境が求められるのかお尋ねをいたします。


 次に、豊かな自然環境づくりについてお尋ねをいたします。まず、災害復旧の現状についてお尋ねをいたします。一昨日の新聞に「決壊の堤防復旧完了。出水期を前に円山川緊急治水対策の第一期メニューほぼ終えた」、このように報じておりました。大変うれしく思いましたが、それでは他の道路、河川、橋梁の公共土木施設、農地や農業用施設、林業用施設、治山施設、風倒木処理等の復旧の現状についてお尋ねをいたします。また、年度内に防災計画を見直しをするというふうにされておりますけれども、どのような視点で見直しをされるのかお尋ねいたします。


 続いて、出石川、谷山川合流点の中土手復元についてお尋ねをいたします。以前、出石中学校のところから水上の付近まで中堤防がありました。これは霞堤とも信玄堤とも呼ばれるもので、洪水時の出石川の勢いをそぐ目的で昭和の初期、当時の内務省の直轄事業として施行されたというふうに仄聞をいたしております。これにより、水上、長砂地区、出石川右岸の堤防が守られてきた歴史がありますけれども、平成6年に掘削をされています。このため、このたびの台風災害で決壊寸前まで追いやられました。地元はいち早く避難をされました。なぜ掘削されたのか、復元の考え方についてお尋ねいたします。


 豊かな自然環境づくりの2つ目として、谷山川並びにお堀の水量確保についてお尋ねをいたします。谷山川は昨日の同僚議員も指摘をなさっておりましたけれども、城下町を流れ、市街地の景観や環境保全、市民の憩いの場として重要な役割を果たしておりますけれども、流域面積が小さく、水量の極めて少ない川となっています。また、谷山川から水を引くお堀も漏水もあってか、夏場は特に水量が少なく、重要な観光資源に影を落としています。このため、谷山川の水量確保が強く求められていますけれども、どのようにお考えかお尋ねをいたします。


 コウノトリの野生復帰については、多くの議員の質問がありましたので割愛をいたします。ぜひ放鳥の成功を祈りたいと思います。


 ごみの減量化・資源化についても割愛をいたします。


 次に、新生豊岡市の指針づくりについてお尋ねします。新生豊岡市の総合計画と合併協議会の新市建設計画との関連についてお尋ねする予定でしたが、重複いたしますので割愛をいたします。


 過疎地域自立促進計画についてお尋ねをいたします。これは過疎地域自立促進法に基づく計画でありますが、同法は平成21年までの時限立法となっています。過疎地域に指定されていました城崎、竹野、但東では合併までの5年間、それぞれのまちで前期5カ年計画を策定し、年次別に事業執行を行ってまいりました。この前期5年の成果と課題についてお尋ねいたします。


 行政改革大綱につきましては、これも多くの議員のご質問がありましたので割愛をいたしますけれども、職員適正化計画についてのみお尋ねをいたします。職員適正化計画の概要と今後のスケジュールについてお尋ねいたします。また、広大な面積と総合支所を5つも要する新豊岡市の現状を考えたとき、単純な類似団体比較が妥当かどうかお尋ねをいたします。


 豊岡市環境経済戦略については割愛をさせていただきます。


 コミュニティーの醸成・日々楽しむまちづくりでは、1点だけ、図書館分室の整備についてお尋ねをしたいと思います。豊岡市立図書館が平成11年4月にオープンし、10万冊を超える蔵書と職員数12名、このうち図書館司書は8名いらっしゃいますが、を有する本格的な図書館として機能し、貸出冊数も年間30万冊に上っています。同図書館は生涯学習の基幹施設として、また市民交流の場として、さらにさまざまな情報発信の拠点として大きな役割を果たしています。施政方針の中には触れられておりませんでしたが、どうぞコミュニティーの醸成・日々楽しむまちづくりの上からも、図書館の充実を要請したいと思いますが、お考えをお尋ねいたします。図書館は今では生活の身近なところにあって、地域のエネルギー源、憩いの場、そして心のよりどころとして、気安く親しめる存在であることが求められています。このため、各旧町が設置をしておりました公民館図書室を市立図書館の分館として位置づけ、図書館システムとして整備することが課題ではないかと思いますが、お考えをお尋ねいたします。


 都市景観形成事業・出石城公園整備事業・永楽館復元整備事業についてお尋ねいたします。出石のまち並みの魅力をさらに向上させるため、永楽館の復元構想を進めるとともに、城山公園整備のための用地取得に取り組まれたり、具体化に一歩踏み出していただけることを大変うれしく思っております。今後どのようなスケジュールで進められるのかお尋ねいたします。


 健やかな子供の育成と大きな2の平成17年度予算については、割愛をさせていただきます。


 最後に、指定管理者制度についてお尋ねいたします。4月の初議会でも質問をさせていただきましたが、指定管理者制度は指定管理者に公の施設の管理を代行させるもので、従来の管理委託とは根本的に異なるものでございます。そこで、住民の福祉の増進を目的として、その用に供する公の施設の管理が指定管理者にゆだねられて市民サービスの維持、向上が担保されるのか。従来の管理委託に比してメリットは何なのか。公の施設をどのように分類し、どのような手順で進められるのか。また指定管理者の公募を非営利団体に限定する考えはないか、お尋ねいたします。


 以上で第1回目の質問を終わります。これより先は自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、人権に関するご質問にお答えをいたします。21世紀が人権と環境の世紀だと言われているけれども、その基本的な認識についてはいかがかというご質問をいただきました。私も地球全体を見るときに、21世紀が人権と環境が大きな課題になる世紀であることは異論を持っておりません。ただ、地球上にもさまざまなところがございまして、その地域地域あるいは国々によって、そのあらわれ方というか、あるいは深刻さの度合いというのはかなり違ってまいります。今日においても、憲法上あるいは法的な制度上の裏づけのない、つまり基本的人権を守るということに関して、そういった制度的な保障のない国々、地域というのは現にたくさんございますから、こういったところにおいて基本的人権の理念を振りかざしながら制度的な保障をかち取っていく、こういったことが大変重要な課題であるという地域がたくさんございます。


 他方で、私たちの国の場合には、過去に随分その基本的人権がないがしろにされた時代があり、その反省として、しかも多くの努力の上に立って現在の憲法ができ、あるいはさまざまな法制度ができ上がってまいりました。私といたしましては、だからといって日本の国で、あるいは豊岡で人権に関する問題がないとは考えておりませんけれども、その問題のアプローチの仕方として、基本的人権という極めて基本的な言葉を振りかざしてという対処をしていくのか、それとも個々の問題にそれぞれに実践的に対処していくのかというふうに選択肢があるとするならば、私たちの国あるいは豊岡においては、個々の問題に実践的に対処していくというアプローチの方がいいのではないのかって、このように考えているところです。


 例えば、基本的人権が問題になる分野といたしまして、子供でありますとか、男女の関係、障害者、それから地域改善の問題等、たくさんございますけれども、例えば子供の置かれている問題を考えるときに、子供の人権を守ろうという観点からのアプローチをするのがいいのか、それとも子供のいじめというものが現に私たちの目の前にあるときに、同じ人間やから仲ようしょうや、友達同士仲よくした方がいいよというふうにやわらかく入っていく方がいいのかというような、例えばそういうことでございます。


 あるいは、女性と男性とのことを考える場合にも、女性の人権を守るんだという、そういう言葉で語るのがいいのか、さっさと男と女も同じように社会を支えてるよね、対等なものと認め合いながら力を合わせていいまちをつくろうよというふうに、いわばごく普通の日常用語で問題にアプローチするのがいいのか、こういったことでございまして、私といたしましては、先ほど言いましたのは制度的保障が成り立ってる私たちの国、あるいは豊岡においては、むしろ個別の問題にそれぞれアプローチをして、結果として基本的人権が守られる、こういう地域づくりの方が実効性があるのではないかというふうに考えているところでございます。


 他方で、環境についても同様なわけですけれども、環境自体が実は地球全体に大きな影響を及ぼすということが共通の認識になりつつあるのはつい最近のことでありまして、個々の問題を説く前に、まず環境問題という言葉でもって全体を考える必要性はまだまだ大きい。それは今の豊岡においてもそうであろうと。したがって、環境問題ということを振りかざすと同時に、個々具体的なアプローチもするという両方のことが特に求められているのではないのか、こういうふうに考えておるところでございます。


 したがいまして、施政方針の演説の中に人権という言葉がないというのは、そのことを無視するということではなくて、むしろ当然のこととして認めた上で、今目の前にあるいろんな課題を現実的に私としては一刻も早く対処していきたいという、そういう姿勢を示したものだというふうにご理解を賜ればと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 図書館の整備、それから永楽館の復元事業のことにつきまして、お答えさせていただきます。


 まず図書館、市立図書館の充実をというご意見をいただきました。市立図書館につきましては、新市におきましても中核図書館として多くの蔵書、専門書・誌を有する方向をさらに目指していきたいというふうに考えております。また、現在検討してます公民館図書室の整備の方向につきましては、総合支所の空きスペースなどを有効に活用し、豊岡市立図書館とのネットワーク化を図るため、コンピューターのオンライン化、それから物流システムの構築、それから人的整備等も視野に入れて、現在検討しているところでございます。現在、豊岡市公民館図書室の整備及び図書ネットワーク基本計画の策定作業中ということでございます。


 それから、永楽館の復元につきましてでございますが、今年度は土地開発公社で先行取得していました土地の買い戻しにかかる予算、5,896万4,000円を計上しております。今後予定している復元工事としましては、文化財の保護や地域の活性化に資するために歴史的・文化的価値を損なわないような復元に努めることとしております。整備後は歴史・文化・観光などの中核施設としての活用が期待されています。そのため歴史的建造物に接しながら歌舞伎文化に触れる機会を創出するとともに、芝居小屋や寄席等、活用策を検討してまいりたいと存じております。


 ただ、整備のスケジュールにつきましては、まだ他都市の事例とかの情報収集を踏まえて、ソフト部分の検討もする必要があると考えておりますので、現在のところ、整備スケジュールについてはお答えはできない、未定ということでご理解いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まず、男女共同参画プランにつきまして、ご答弁申し上げます。


 このプランにつきましては、合併に際しまして、豊岡市だけにプランがございましたので、豊岡市の例に一元化をし、合併後に必要な見直しを行うというようなことで整理がなされております。したがいまして、今後旧豊岡市で策定いたしましたプランの見直し作業を市民の参画を得て行う予定というふうにいたしております。


 また、男女共同参画社会づくりに向けました意識啓発をより推進するために、地域セミナーの開催やアンケート調査などを実施してまいりたいというふうにも考えております。本市におきまして、審議会、委員会の男女に構成につきましては、2分の1に持っていきたいと、これを原則にしたいというように考えております。そういったことを通じて、よりよい議論の結果を得たいなというふうに考えているところでございます。それからまた、行政内部におきましても、職員研修等を取り組みまして、男女共同参画社会に対する理解を深めていく。それぞれの施策に男女共同参画社会づくりの視点を反映していくというようなことに取り組んでいきたいなと考えています。


 それから、豊岡市だけにこのプランがございまして、5年たつわけですけども、どういう成果が具体的にあるのかというご質問をいただきました。ポイントになるものだけ申し上げますと、一つには男女共同参画のため意識改革、大変これ難しい課題ですが、これを推進するために毎年セミナーを開催してまいりました。それからまた、啓発の冊子の配布をするとともに、市民プラザの7階に情報コーナーを設置をいたしました。そこにこの男女共同参画に関する情報を展示を置いておるというふうにいたしております。


 それからもう一つは、あらゆる分野への男女共同参画の促進という大きな課題がございました。これにつきましては、市の審議会あるいは委員会等へ女性の方に委員になってもらうということを進めてまいりました。ことしの3月末現在では、女性の割合が3割になってますし、また審議会や委員会等が51あったわけですが、その51のうち女性の委員の方に入ってもらっているものが42という格好になってまして、これをより一層、この率の30パーについては50パーに持っていくという加速をしたいというふうに考えておるところでございます。


 それからもう一つは、地域活動への参画ということで、実は消防団員の中に女性の方が対象になってなかったんですけども、平成15年9月に条例を改正いたしまして、女性消防団員ということで、4名の方に新たに加わっていただいたというようなこともございました。


 それから最後に、福祉の充実の観点から、特に健康保持増進にもかかわるんですが、その中でも子育ての問題がございました。子育て環境の整備をどうするのかという大きな課題に直面いたしておりまして、まず一つには学童保育の整備・充実ということがございました。これについては、16年度に5カ所、学童保育の設置を行ったと。それからまた、アイティ支援プラザ、アイティ7階に市民プラザがございまして、そこに子育て総合センターを設置をいたしましたし、またふれあい広場を設置をして、毎日多くの親子さんに来ていただいているという状況にあるところでございます。


 それから次に、過疎の関係でご質問いただきました。過疎地域の関係で後期計画を今議会に上程したわけですけれども、前期の中で、前期5年間で、いわゆる旧3町でどんな事業があったのかというような趣旨のご質問をいただきました。


 主なものを申し上げたいと思います。1つには、3町に共通する事業ということでございますが、大変大きな事業でございまして、下水道の関係の処理施設整備事業がまず1つ上がってきます。それから、そのほか旧3町ごとにそれぞれ大きな事業もとり行われました。旧城崎町で見てみますと、城崎温泉の交流センター、あるいはコミュニティー施設整備、旧竹野町では簡易水道の施設整備、あるいは地域保健福祉センターの整備、旧但東町におきましては簡易水道の整備と、保健福祉センター、それから但東中学校の建設という大きな事業が行われたというところでございます。


 それからもう一つ、議員のご質問の中に、公共施設のバリアフリーのことがございました。これも旧豊岡市の話になって恐縮なんですけども、基本的にはユニバーサルデザインという考え方のもとに施設整備を行ってまいったわけですし、今後も、新市になってからもそれを基本にしたいというように考えているわけですけれど、ただ整備をして年がたっているものの中にはバリアがあるものもあるわけでございます。特にこれにつきましては、まず公共施設の整備されてる状況を十分把握をして、その中でバリアのあるものの実態調査を行っていきたいというように考えています。


 旧豊岡市のエリアにあるものにつきましては既に調査を終えておりまして、少しずつ、特に公民館、地区の公民館を中心にスロープとか手すりとか、そういったものの整備を行ってきたわけですけれども、今度新市になりましたので、もう一遍、新市全体の公共施設についてバリアの調査を行って、その対策を立てていきたいというふうに考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは障害者の自立、社会参加をどのように進めるかということについてでございます。


 障害のある人が地域の中で安心して生活を送るためには、居宅生活等における支援体制の充実を図ることが必要でございます。障害者の自立と社会参加を進めるための具体的な支援策ということですけれども、小規模作業所の運営支援、それから療育訓練や相談などを行う障害児デイサービスセンター事業、それから重症の心身障害者児を対象といたします通園事業、それから援護寮や地域生活支援センターによる精神障害者の社会復帰の促進などに取り組むとともに、広域的な障害児の療育施設整備の検討を進めてまいりたいというふうに考えております。


 また、支援費制度の充実や、それから手話通訳の養成、それからスポーツの振興などの障害者の社会参加促進事業にも引き続き取り組んでまいりたいというふうに考えております。


 特に、その中で小規模作業所についての支援の中身ということでございます。豊岡市では、現在、身体、知的それから精神、合わせて14の小規模作業所がございます。この小規模作業所では障害者の自立と居宅での生活を支える上で大きな役割を果たしているということでございまして、今後とも引き続き運営費の助成をしてまいりたいというふうに考えております。


 それから、高齢者地域密着型サービスとはどういうものかということでございますけれども、この地域密着型サービスにつきましては、要介護者等の住みなれた地域での生活を24時間体制で支えるという、こういう観点から、要介護者の日常生活圏域内、いわゆる生活圏域内にサービス提供の拠点を確保するというものでございます。このサービスは、介護保険制度の見直しにあわせて新たなサービス体系として考えられているものでございまして、具体的なサービス内容といたしましては、30人未満の小規模の特別養護老人ホーム、それから30人未満の小規模の有料老人ホーム、それから認知症高齢者のグループホーム、そして対応型のデイサービスセンター、それから小規模多機能型の居宅介護、夜間対応型の訪問介護というふうなものがございます。


 それから次に、次世代育成支援対策推進に係ります市町村計画でございます。合併と重なって計画策定は今どのようになっているかということでございますけれども、この次世代育成支援対策推進法の成立を受けまして、本年4月施行の次世代育成支援対策地域行動計画の策定を旧1市5町共同で行っております。現在、最終の調整を行っているところでございまして、いましばらくお待ちいただきたいと存じます。


 しかし、本計画は基本的には旧1市5町のそれぞれで策定したものであること、それから策定手法において、保護者のニーズ把握はいたしてはおりますけれども、広範な市民の参画を得て作成したものではないこと、それから新市として統一した計画を策定する必要があること等から、18年秋をめどにこの計画を見直すことといたしております。


 それから、地域における子育て支援、それから両立支援ということでございますけれども、まず地域における子育て支援サービスの充実では、保育所での一時保育事業、旧市町単位で設置いたしました地域子育てセンターでの相談、指導等、体制の充実などがございまして、これらを進めてまいりたいということでございます。


 また、保育サービスの充実ではニーズの高い乳児保育や障害児保育、延長保育等を事業実施いたします。


 また、民間保育所の支援、放課後児童クラブの育成、充実。幼稚園、保育園交流事業の促進などを図ってまいりたいというふうに考えております。


 また、子育てネットワークづくりでは、子育てサークルへの支援や母親クラブの充実など、子育て支援活動の充実、及び各関係機関等が連携しながら情報の交換や共有を図ってまいります。


 それから、児童の健全育成では、地域における子供の居場所づくり、交流拠点の充実など、地域全体で子供を見守り、育成する環境づくりを促進いたしたいと考えております。


 最後に、子供を産み育てたいけれどもという希望を実現するということでございますけれども、非常に難しい状況が現在起こっておるということは議員ご承知のとおりでございますけれども、安心して家庭を築き、健全な子供を産み育てるためには、子育て家庭に対する国の充実した経済的支援はもとより、育児休業取得の柔軟化などの労働環境整備や、多様な保育ニーズの選択支援が可能な社会環境づくりが必要であるというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 続きまして、災害復旧の現状について、ご説明申し上げます。


 私の方からは、建設部所管の666件の進捗についてご報告申し上げます。5月末現在、国庫負担金事業であります乙災害総件数は489件に対しまして、契約済み件数163件で、発注率が33.3%でありました。そしてその他小災害77件に対し51件で66.2%、単独災害86件に対して65件で75.6%、緊急小規模急傾斜地崩壊対策事業7件に対しまして2件で28.6%、最後に災害関連地域防災がけ崩れ対策事業7件は未発注の状況であります。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 私の方からは、農林水産部所管の関係について申し上げます。


 まず、農地・農業用施設でございます。発注状況で申し上げますが、国庫補助事業を含めました全件で1,604件ございます。82.8%の発注率でございます。5月の30日現在の数字でございます。


 それから林道でございます。これも国庫補助事業を含めまして全件285件ございまして、85.4%の発注率でございます。


 それから治山でございます。治山には林地崩壊防止事業と県単独の補助治山、市が事業主体の分でございますが、これは全部で50件ございまして、56%の発注率でございます。


 なお、県分もほぼ同数、55件ございますが、4月30日現在で69%の発注率だというように聞いております。


 風倒木につきましては、これまで申し上げておりますとおり、出石の奥山川沿いの9カ所、あるいは但東を中心に今鋭意進めておるということでございます。


 以上のとおりでございます。


○議長(木谷 敏勝) 出石総合支所長。


○出石総合支所長(多根 徹) 私の方からは出石川、谷山川合流点中土手復元について、お尋ねがありましたものについてお答えをさせていただきたいと思います。


 この件につきましては、平成3年に見性寺井堰と小坂井堰を中土手付近において統合する必要が生じたことから、中土手を撤去いたしたものであります。さらに谷山川は合流点より上流に樋門を設置し、出石川の逆流防止が図られております。なお、出石川の水量、流速に耐えるよう水衝部には矢板、ブロック等で堤防補強がなされており、現在のところ中土手復元については考えられておりません。


 続いて、谷山川、それから堀の水量確保についてお答えをさせていただきます。辰鼓櫓下の内堀の水量確保につきましては、現在一級河川谷山川から導水をしておりますが、水量につきましては近年だんだん少なくなっております。特に渇水期は非常に少ない状況にあり、堀の水を確保するにも大変な状況でございます。これを解消するには、ほかの河川からの導水等も考えられますが、水利権等、大変難しい問題があります。また、地下水をくみ上げる方法もありますが、地下水を利用されております民家等もたくさんあり、井戸枯れも懸念されます。今後、自然環境との調和をとりながら、どのような対策ができるか検討し続けてまいりたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 私の方からは、災害に強いまちづくりの中で、防災計画の見直しの視点を求められておりましたので、お答えをさせていただきます。


 地域防災計画というのは、ともすれば風水害ですとか、地震ですとかということが最も我々経験があるわけですけども、地域防災計画、この際、海岸線も持っておりますので、当然津波のこと、あるいはそれ以外の想定される災害等も含めた地域防災計画にしてまいりたい。それから前提としては、この700キロ平方メートルというふうな大変大きな市域になってくる。それから、それぞれ今まで旧1市5町、地域防災計画を持って、それぞれ地域の安心・安全のためにやってまいりましたので、それを継続性を大事にしていきたいというふうなことを前提に、およそ次のような5つの視点で考えております。


 まず第1点が、関係機関との連携と、それから指揮・命令体制を整備をしていきたいと。これは市長が再々言っておりましたように、特に総合支所長の権限委任の問題、それらともあわせ国や県、それから警察、消防、それらの組織との連携をもう一度再構成をしていきたいと。


 それから2点目でございますけども、迅速な職員参集の体制と、それから適切な職員の配置、これも特に総合支所においては人員が手薄になるんではないかというご指摘もいただいております。それらを想定するような中でこれも考えてまいらなきゃならない点かなというふうに思っております。


 それから3点目ですけども、これも今までご指摘もいただいておりますけども、的確な情報収集と、それを市民の皆さんへ適切にお伝えをしていく、情報提供をしていく手だて、手段をやっぱり考えていかなきゃならないんではなかろうかなというふうにも思っておりまして、技術的なこと等を含めて広報を考えていこうというふうに思っております。


 それから4点目ですけども、これもご指摘いただいておりますけども、安全でそしてまた極力機能的な避難所の運営のあり方ですとか、そんなふうなことが必要かなというふうに思っております。


 それから5点目ですけども、自主防災の組織の皆さんとの連携、それかあるいは役割分担、そんなふうなことも必要ではなかろうかなというふうに思っております。


 それから、これは私見の部分なんですけども、私自身は、来年度、平成18年度になるわけですけども、国民保護計画を市町村がまとめていかなきゃならないと、例えばそんなふうなところも視点の中に考慮に入れていくようなことが必要かなというふうに思っておりますことと、それから昨年の台風の大変な貴重な経験、こんなふうなものを一つの災害の文化だというふうなことで、それを受け入れていくようなことも考えていかなきゃならないのかなというふうにも思っております。


 以上のようなことです。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それでは、まず1点目ですが、職員の適正化計画の概要、そして今後のスケジュールにつきまして、ご答弁申し上げます。


 この職員定員適正化計画につきましては、自治体の職員数が必要以上に多くはないか、あるいは適正な職員数であるかどうかを十分検討し、そして定員管理の適正化を計画的に推進するために策定を行うものであります。国から示されました指針に基づきまして、これは今まで説明してまいりましたが、今年度中に5年後の部門別人員も含めまして、定員の目標数値を示す必要があります。


 今後のスケジュールということでございますが、合併後の新たな定員モデル、あるいは類似団体の職員配置の状況等を比較、分析いたしまして、現状問題点を把握した上で各部門の事務量、あるいは地域特性等の個別事情も考慮しながら、適正配置計画を策定してまいりたいというふうに考えてます。時期につきましては、今年度中ということではございますが、恐らくは年度末近い時期までなるんではないかというふうに考えています。


 なお、この適正化計画の中で類団との比較が妥当かというふうな、単純な比較が妥当かというふうなお尋ねがございました。これは先ほどもご説明しましたけれども、類団との比較はもちろん行いますけども、単純に比較するというものではなしに、やはり各部門の事務量でありますとか、地域特性、これはもう十分考慮する中で検討し、慎重に対処していくということでございます。決して類団と単純に比較でもって定数を定めるといったものではございません。


 次に、指定管理者制度についてのお尋ねがございました。この制度につきましては、多様化する住民ニーズにより効率的、効果的に対応するために、公の施設の管理に民間の能力を活用して住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減を図ることを目的といたしております。


 まず1点目ですが、そういった指定管理者にゆだねて市民サービスの維持・向上は担保できるかというお尋ねでございました。この指定管理者制度を定めるに当たりましては、まず原則的には公募によるといったことを考えてますが、その公募に当たりましては、管理基準、実際の業務範囲等の諸条件を示して行うといったことになっておりますし、選考段階におきましても、事業の継続性がちゃんと保たれるかといったことも判断基準といたしております。また、管理がスタートした後でございますが、これも毎年度、業務の実施状況等の報告書等も提出を求めることになっておりますし、その意味でもチェックはできるというふうに判断してます。


 それと、もともと法、自治法ですが、その中におきましても、この指定管理者に対して住民の平等利用の確保であるとか、差別的な取り扱いの禁止、これが義務づけられておりますし、また公共団体自身も指定管理者が住民の平等利用を確保してないといったことを認めた場合には、当然この指定管理者に対して必要な指示でありますとか、あるいは指定の取り消し、業務の停止命令を行うことができるといったことになっています。


 以上申し上げましたようなことから、住民の利用に際しましての公平・公正性は確保できるというふうに判断をいたしております。


 それから次に、メリットはどういったものがあるかということがありました。これは最初に制度の目的でちょっとお話をいたしましたけれども、まず2点ばかり考えられます。利用者の満足度を上げて、より多くの利用者を確保しようとする民間経営者の発想を取り入れることによって、結果的に利用者に対するサービスの向上は期待できるのではないかといったこと。さらには、民間事業者等の能力、手法を活用することによって、管理経費の節減が図られ、その結果、利用料金の引き下げ、あるいは指定管理者に対する支出金の低減が図られるのではないかといったあたりが期待をできるといったことがございます。


 それから、公の施設をどういうふうに分類して、どういった手順で今後進めるんかといったことでございましたが、これについては、まず現行の公の施設の中で、直営でいくのか、この指定管理者制度でいくのかといった分類がございます。さらに、直営の中でも基本部分は直営として、部分的に、例えば清掃部門とかを委託するといったケースも出てくるでしょうし、それ以外につきましては指定管理者制度になろうかと思います。


 スケジュールにつきましては、17年度中に必要な条例整備、あるいは指定管理者の選定等の準備を進めるというふうに考えてます。具体的なスケジュールとしましては、本年の8月あたりをめどに、導入に対する基本的な考え方、つまり運用方針を決定をいたしまして、公募により指定管理者を選定するといった場合につきましては、できれば9月議会に関係条例案を提案をして、その後、指定管理者の募集でありますとか、それに基づく選定、さらに指定議決案件を議会の方にお示しをしたいというふうに考えています。


 それから、この指定管理者を非営利団体に限定してはどうかということがございました。これにつきましては、自治法の中で、法人その他の団体であれば指定管理者になることができるというふうになっておりまして、もちろん非営利団体もこの対象者になることは言うまでもありませんけれども、ただその対象者を限定をするといったことにつきましては、この法改正の目的からして難しいというふうに判断してます。やはり広く広く募集、公募をするといったことが法の趣旨でございますので、そこだけに限定をするといった考え方につきましては持っておりません。


 以上です。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) コミュニティーの醸成関連の中で都市景観形成事業というご質問がございましたけれども、この事業につきましては、平成16年度の実績をもとにしまして、この今議会の予算にも計上いたしておりますので、ご理解賜りたいと思います。


 それから、出石城公園のスケジュールということでございますが、この公園は本年度から19年度にかけて整備をする予定にいたしております。17年度では都市計画決定、それから事業認可を受けます。また一部用地買収もこの議会の予算措置でお願いをいたしておるところでございます。18年度でまた残り用地買収がございますが、実施設計、一部工事着手ということで、19年度で工事完了という、現在の予定ではこういう予定をいたしております。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) 市長さんは常々わかりやすい言葉で市民に語りかけていきたい、このようにおっしゃっておりまして、やわらかな言葉で、あるいはやわらかく入っていくことの方がよいのではないか、決して無視することではなくて、個々の課題の中でアプローチをしていくことの方がよいと、このようにおっしゃいましたけれども、私、人権尊重という言葉は既に市民権を得た言葉だというふうに理解をしておるところなんです。人権尊重という言葉を使ったから、決してかた苦しくて構えてというふうなことでは私はないというふうに思っています。施政方針をよく読んでみますと、この中には200万円、程度と言ったら語弊がありますけれども、200万円の事業でも、あえてうたわれているんですが、人権関連の事業、例えば人権対策費、隣保館費、人権教育費、これだけ拾ってみましても約2,000万円になるんです。それから昨年の災害で建てかえを余儀なくされました豊岡市立隣保館、これ約5,000万円なんです。合わせまして7,000万円にも登る人権関連事業が施政方針の中に明記をされていない。人権尊重という言葉というふうに言いかえてもですよ。したがって、私はやっぱり課題があれば、それをきちんと書いておくということが必要ではないかなと、そのように思いますけれども、そのことの方が市民に対する説得力を持つ、このように私は思いますけれども、市長さんはどのようにお考えでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 人権問題に対するとらえ方、あるいはアプローチの仕方については先ほど答弁をさせていただいたとおりです。その予算の多寡ではないと思いますけれども、実際に一般会計、特別会計、企業会計合わせて1,000億円もの巨大な予算の組織でございますから、その一つ一つについて、みんな課題があるから予算づけをしているわけでございまして、そのすべてを書くことはできないということはご理解を賜りたいと思います。むしろ個々の問題、例えば男女共同参画についても当面は審議会等を半々にするとかいった形で表現をさせていただいておりますけれども、それも人権問題だということで、先ほど申し上げたとおりでして、人権問題という言葉をかざしてないけれども、明らかに私として議員と共通の認識を持ちながら取り組もうとしてるということでございますから、湊?議員のお気に入る表現ではないかもしれませんけれども、その表現の背後に同じ思いがあるということはご理解を賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) そのことは行間からも重々承知をしておるんですが、今日、例えば老人虐待の問題も大きな社会問題になっておりますし、それから過日、豊岡病院のC型肝炎に対する対応が評価をされておりましたけれども、やっぱり問題は問題としてきちっと明らかにする。そしてそのためにこのように努力をしておるんだよというふうなことを私は明らかにされた方がよかったのではないかなというふうに思っています。議論はともかく、私は環境も福祉も教育もすべては人権に帰結をするというふうに思っているものでございます。よりよい福祉政策を受ける権利、あるいは公共施設のバリアフリー化、よりよい教育を受ける権利、これはすべて障害者、高齢者の人権、子供の人権を保障しようとするものだ、そしてひいてはすべての人たちの人権を守ろうとすることにほかならない、このように思っております。どうか、人権課題が速やかに解決されるよう格段のご努力をお願いをしておきたいなというふうに思います。


 それから、男女共同参画社会づくりについてお尋ねをいたします。新たなプランづくりでございますけれども、その前に雇用や就労条件で男女が平等に扱われているのかどうか。特に災害時、パートの女性が解雇されるケースはなかったか。あるいは避難所におけるトイレや着がえの場所の問題。それから女性経営者が災害から再起するための融資は円滑に行われたのか。あるいは自立支援金の世帯主要件をめぐってはどうだったのか。これらを考えてみますと、平時のみならず災害時では男女共同参画社会づくりに逆行するようなケースが多かったのではないかというふうに思いますけれども、そういうようなことはなかったのかどうか、お伺いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 手元に実態を確認したものは持っておりませんけれども、で、それにお答えができないと思うんですが、聞いた話の中では、災害、台風の中で特にかばん関係、豊岡の場合、大きな被害が発生いたしました。その中で経営上の問題というのが出てきまして、その場合に女性の方に不利な雇用といいますか、勤めをやめんなんというような方もあったというぐらいな程度しか聞いてませんけども。ちょっと以上以外はお許しをください。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) 豊岡市におけるドメスティック・バイオレンス、DVの状況について把握をなさっておりますか。あるとすれば、その対策はどうか。


 それから、ジェンダーフリーという言葉に対して、嫌悪感を示す動きがございますけれども、どのように対処なさっているか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まずDVの関係ですけれども、これは中身まで詳しくわかりませんが、その扱われた件数についてはちょっと把握をいたしてますので説明したいと思います。


 県民局の方で相談窓口がございまして、そちらの方に平成14年から16年まで調べてみたんですが、平成14年が5件、15年が2件、16年が5件というふうに聞いてます。それからもう一つは、市の福祉事務所の方で母子相談員が配置されておりまして、そこでの相談というのもあるわけですけれども、平成14年には件数がなくゼロ件、15年に1件、16年には4件というふうなことを聞いておるというところでございます。


 それからもう一つ、ジェンダーフリーということについてどうなのかというご質問をいただきました。これも今までの男女共同参画を考えるという過去の流れの中で、特に男子、女子の性によっての、生まれてから歴史的にこうあるといいますか、そういう差について否定をするといいますか、いわゆる役割分担を否定する、らしさを否定するというようなことがございました。非常にこれが強く流れてまいっておったわけですけども、今の社会情勢の中ではジェンダーフリーっていうんではなくて、むしろそれぞれの違いを認め合った上でパートナーシップをとっていくといいますか、それぞれが人間として認め合った中で協力をしていくと、責任も分かち合っていくというふうな方向に行くべきではないかなというふうな、ちょっと社会情勢も随分変わってきてるなという認識を持っているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) いろんな課題がございますので、女性問題カウンセラー、相談員によるサポート体制をつくることはできないか。また、男女共同参画社会づくり推進の拠点として公民館等を活用した推進室、センターの設置はどうか、総合支所における担当窓口の設置はどうか、それについてはいかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は、男女共同参画につきましても随分合併前はそれぞれの1市5町で違いがありました。ただ、市は非常に組織的に大きかったいうこともございますし、既にプランをつくって取り組んでまいっておったという経過もございました。その中で合併をいたしまして初めて男女共同参画の推進ということで、その担当セクションができました。これは一つの私は前進だろうなというふうに理解してます。


 なおかつ、総合支所の方にもそれぞれ業務として男女共同参画についての業務の位置づけを行ってますので、この中で新市としての取り組みをやっていくと。やっていく中でどういう課題が問題点が出るのかと、それはまた検証したいなと今思っているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) いろんな状況がございます。そういった状況や声を踏まえながら、新しいプランづくりをお願いしたいと思います。また、その際にぜひ職員の方々だけではなくて、市民の参加を得ながら作成を願いたいなと、このように思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 さて、次に障害者問題ですが、バリアフリーについて実態調査を行いたいというお答えをいただきました。ぜひ速やかな調査をお願いしたいと思います。


 また、小規模作業所の支援でございますが、この小規模作業所は非常に仕事が少ないということがございます。またそこで働いている障害者の方は月に1万円にもならない手取り、そういった状況でございます。作業所に仕事を回すことが考えられないか。


 また、市が発注をいたしております公の施設の管理の一部を障害者枠として確保できないかどうか。そうすれば、障害者の就労保障にも社会参加にも大いに貢献し得るんじゃないかなと、このように思いますけれどもいかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 湊?議員、今ご指摘のとおり、非常にやっぱり作業所、非常に厳しい給与形態ということでございます。しかしながら、その中にあって、いわゆる民間の加工等の委託というふうなことでそれなりに安定した一応仕事を確保できてるという部分や、それからみずからいろんな創作活動をされる中で、それなりにそれをうまく販売等に結びつけてもらっているというような状況もございます。


 しかしながら、それをしても今ご指摘のとおり本当に1万円になるかならないかというような状況ということです。今ご指摘の仕事のいわゆるあっせん、それから市の管理枠を例えばそういう団体にというふうなことについては今後の検討課題とさせていただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) ぜひご検討をお願い申し上げます。


 次に、高齢者対策でございますけれども、特別養護老人ホームから老健施設等々、その運営をめぐりましても、あるいは施設の設備をめぐりましても、それらが適切かどうか。あるいは利用者の声や改善要望が施設者に届いているかどうか。それらをチェックしたり、あるいはアドバイスを受けるオンブズマン制度の導入については考えられないか、お尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) いわゆる議員は高齢者への虐待の視点からこういう質問をなさっているというふうに理解をいたしております。今現在、介護保険法の改正も進んでおりまして、その中でいわゆる今回の介護保険の改正の中で並行して老人福祉法、いわゆる中では養護老人ホーム、それから今の介護保険法の特別養護老人ホーム、それぞれいわゆる施設そのもの、介護保険事業者の情報の公開、透明性というふうなことが明確に示されるということでございます。その大もとはやはり高齢者の尊厳の保持ということが基本にあるわけでございます。今後、こういうような形の中で具体的にどういうふうにこれを評価するか、それから監視といったら大変失礼かもわかりません、オンブズマンというふうに表現したらいいんでしょうか、そういうふうな形での今後の第三者評価等も含めて対応は組んでいくことになるというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) これもぜひご検討をお願い申し上げます。


 それから、出石川、谷山川合流点の中土手の復元の問題でございますが、国の管轄下の河川でございますので市がどうこうできない、このことは百も承知をしておるところでございますけれども、今お答えをいただきましたのでは、見性寺井堰と小坂井堰が統合井堰になったというふうなことやら、あるいは谷山川のところに樋門ができて、逆流防止がなったと。これらは2つとも全然目的が違うわけですね。出石川の右岸、水上、長砂付近の右岸が切れやすいから中土手がつくられてると。だから統合井堰の設置の問題も谷山川の樋門の設置もこれ内水対策ですから全然違う課題であるわけです。したがって、ぜひこれは地域の住民の方々が安心・安全で暮らしていけるように国に対して強く働きかけていただきたい。このことを要請したいと思いますが、技監の考えをお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 最初の支所長からの説明がですね、少し誤解を生んだかもしれませんが、あくまで中土手堤防といいますのは、出石町外への浸水を防ぐと、そういう意味合いがあって設置されていたものでございます。もう少し詳しく言いますと、谷山川との合流点で樋門がなかったものですから、そこを堤防をつくっていないと出石川の水位が高くなったときに逆流をして市街地が浸水をしてしまうと。そのために水位を下げるためにずっと下流の方まで堤防を持っていくと。そうすると水面がずっと河川の勾配とともに下がっていきますので、下がった時点で影響がないところで堤防は終わってるということでございますので、中土手そのものは要は旧出石町外市街地を守るための、浸水を防ぐためのものであったというふうなことでございます。今回、動機は井堰の統合ということでございますが、谷山川の合流点付近にですね、谷山川側に樋門を設置しましたので、市街地の逆流は防止できるとすれば、この中土手というのは役割は終えてるということで、この出石川の中にあります土手というのは阻害物になりますので、河川としては流下能力を高める方が安全になりますから、これを撤去したというふうな考え方になります。


 ご心配のお話は、恐らく右岸堤防のね、先ほどもご説明ありましたように、今回の台風23号でも非常にご心配なのでいち早く避難をされたというふうなこともございますので、国交省の方としても堤防自身はチェックをしておるとは思いますが、もし地元でこういう点が心配だとか、あるいはこういう現象があって、例えばまだ支所の方に伝えてないとかですね、そういうふうなことがありましたら言っていただいて、場合によっては国交省の方にも現地を確認していただいて、堤防自体が安全なのかどうか確認していただいた上で、もし対応する必要があったら、それはしてもらうというようなことで協議を進めていきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) ぜひ地元の方々が安心して暮らせるような手だてをお願いをしたいというふうに思います。


 それから、過疎自立促進計画でございますけれども、先ほどさまざまな事業が実施をされまして、それらはその地域になくてはならぬ施設であるんですが、下水道処理施設や中学校を除きまして、他の施設の管理運営はどうなっているのかお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 先ほど申し上げましたのは大きな事業ということで申し上げました。それ以外には、例えば城崎の場合には下水道とコミュニティー施設、温泉交流センターというようなことで調べた結果なっております。それからそれ以外に、例えば但東町の場合には林道の整備も行われてますし、またシルク温泉の温泉館の予備泉源の整備というようなことにも過疎計画の中で取り組まれておるというのがございます。それから、旧竹野町ですけれども、消防ポンプの自動車なんかも平成14年に整備をされたというようになっております。それから定住促進の団地の整備というのも旧竹野町で行われております。


 細かいものがたくさんありますので、またお手元で。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) この事業は過疎債という高い起債充当率とその償還が交付税に算定されるという有利な制度のもとで実現をした事業でございます。後期5カ年も可能な限り有利な財政措置を活用しながら、過疎地域が自立できますような施策、事業の展開を要請をしたいと思います。


 それから、職員適正化計画でございますが、先ほど地域特性を十分考慮して慎重に対応したいというふうにお聞きをいたしました。ぜひそのようにお願いをしたいと思いますが、健康阻害を来しておるということを昨日お聞きをいたしました。職場の安全衛生委員会の機能はどうなっているのか。それから職員が働きやすい、夢と希望を持って仕事に邁進できる環境をつくってもらいたい、このように思っておりますけれども、それらについての考え方を改めてお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず職場安全衛生委員会のことにつきましてご説明申し上げますと、これは労働災害防止というようなことで、快適な労働環境の整備でありますとか、あるいは職員の健康状態、そういったことをチェックするために設けるものでございまして、職場の声でありますとか、それを反映をしていくといったことでございます。具体的にはメンバーの中で半数については職員団体の側にメンバーを推薦を依頼をしまして、そして会議を開催するものですが、現在まだこの安全衛生委員会につきましては開催をいたしておりません。団体側に名簿の提出を求めておりまして、間もなく出てくるとは思いますが、それが出次第、早々に会を開催したいというふうに考えています。


 会議については、これは旧豊岡でもやっておったわけですが、やはり日程的にどうしても無理であったとしても、月に1回はこれは何とかしようというようなことで実は申し合わせておりましたので、同じような考えでもって開催もしていきたいなというふうに考えています。


 それから、職員の健康管理対策でありますけれども、一つには先ほど申し上げました職場安全衛生委員会で職場からの状況とか、あるいは個々の情報等もチェックをするといったこともございます。さらにこれに加えまして、産業医による職員の相談でありますとか、特にメンタルヘルス対策といたしましては、一般職員向けの研修、これも今年度必ず実施をいたしたいと思っていますし、さらには個々の職員が気軽に相談をできるように、あるいは匿名でも相談をできるようにといったことで、相談窓口の紹介等も考えていきたいなというふうに思っています。


 以上です。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) 時間がありませんので、最後に指定管理者制度についてお尋ねをしたいと思いますが、先ほどさまざまな報告を求めたり、あるいは指示をしたり、あるいは基準を設けたりすることによって、市民の利用が制限されたり、あるいは公平性が欠くようなことはないというふうにお答えをいただきました。それでは、指定管理者の管理が適切に行われているか否かはだれが、どのようにチェックするのか。あるいは民間企業が指定管理者になった場合、監査の対象になり得るのか。それから管理運営の実績は議会に報告されるのか。その点だけお尋ねをしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 管理につきましては、第1回目の質問でご説明しましたけども、市長の方に報告書を求めると、あるいは必要に応じて事業をストップさせたり改善を求めるといったことはございます。その報告書につきまして、それを議会に示すのかどうかということでございますが、これにつきましては、報告書そのものについて議会にお示しをするといった考えは今予定はいたしておりません。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 代表監査委員。


○代表監査委員(大禮 謙一) 失礼します。発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。


 この今お尋ねになられました指定管理者制度というのは平成15年の9月でございますが、自治法が改正されまして、同月の9月2日に政令によります施行期日がなされております。その中で豊岡市としましてはまだこういうものがない、先ほどの説明のとおりでございますが、私ども監査に関係することのみを申し上げますと、先ほどご指摘いただきました監査につきましては、このようになっております。いわゆる監査委員が指定管理者に対して行うことのできる監査は、地方自治法第199条7項に規定されておりまして、通常の項の設備とは異なり、出納関連業務についてのみ監査を行うことが可能というふうなことで言われております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 10番、湊?康雄議員。


○議員(10番 湊? 康雄) この指定管理者制度は行政事務が歯どめなく民間委託される、そのおそれのある制度として危惧されております。十分なチェックができないというふうな問題も明らかになりました。ぜひそれをどうするのか十分ご検討をいただきたいと思います。


 最後に、コウノトリの野生復帰の成功と、だれもが幸せに暮らせることのできる豊岡市になりますように祈念をいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は2時40分。


                午後2時27分休憩


          ────────────────────


                午後2時40分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、91番、村岡峰男議員。(拍手)


               〔村岡峰男議員 登壇〕


○議員(91番 村岡 峰男) 一般質問も24番ともなると重複をするものですが、全く重複がありませんので、通告どおりに質問をいたしたいと思います。


 第1は郵政民営化法案について、市長の見解をお尋ねをいたします。合併前の豊岡市議会を初め、地方議会の9割以上が反対あるいは慎重審議を求める意見書を採択しているのに小泉内閣は6つの関連法案を同時に今国会に提出をして審議が行われています。会期は19日で終わろうとしていますが、会期を延長してでもという小泉内閣ですが、国民にとっては百害あって一利なし、この郵政民営化には絶対反対であります。340兆円の金融資産を日米の大銀行と保険会社のもうけの対象に移しかえる。会社の利益追求ともうけのためには全国一律の安心・安全な郵便、金融、保険のサービスが維持される保障はないことは国会での論戦でも明らかであります。豊岡市にある郵便局は民営化されれば残る郵便局はほとんどないという試算もありますが、豊岡市民の暮らしに責任を持つ市長の見解をお聞きをいたします。


 第2は、昨年10月の台風23号災害の復旧と復興についてお聞きをします。5年で650億円の予算を投じて、23号台風と同程度の台風では床上浸水も防止するとして幾つかのメニューが既に着工されたり、また完了しています。その中の一つに、円山川の河道掘削を行う。その土量は340万トンとも予測をされています。運び出す土砂の仮置き場が必要だと、今豊岡市の田鶴野地区の34町歩と梶原地区の14町部の農地を借地するとしていますが、借地交渉の現状と、掘削はいつごろから始まるのか、またこの2カ所以外にはどこが予定をされているのかもお答えをください。また、遊水地計画では円山川運動公園も含まれると聞きますが、どうでしょうか。また地元にはどこまで計画の説明がされているのかもお聞きをしておきます。


 さらに、農機具災害に対して県の支援策がありますが、被災農家と被災地区での取り組みについては被災農家と被災集落でどのような取り組みがされ、支援が進んでいるのかお聞きをいたします。


 第3は農政についてですが、特に合併により各町で行われていた独自の農業支援策が減少したり、あるいはなくなり、農業者から農政の後退だとの声が出ています。国は認定農業者と組織営農に支援を限定するとしていますが、農産物の国際化、あるいは市場経済化と低価格のもとでは大経営ほどその影響が大きく、助成を受け続けなければ経営が成り立たない状況にあります。農機具の更新の都度、助成を受けなければ経営が成り立たないようでは自立した農業とは言えないと思いますが、いかがでしょうか。国に対して、農政の根本からの変更と各町で取り組まれていた独自の支援策を新市全体に広げることを求めるものであります。


 第4は北但の広域ごみ・汚泥処理計画ですが、改めて、なぜ広域化しなければならないのか。当初ダイオキシン対策だと言われておりましたが、浜坂町や温泉町から50キロを超えてなぜ運び込まなければならないのか。町民の利便性はどうなるのか。理解は得られているのか。さらにPFI調査結果が出ていますが、なぜ豊岡市議会には報告がされないのか。美西やレインボーの地域からの中継対策の検討結果もなぜ報告がないのか。また結果はどうなのか、お聞きをしておきます。


 次は、今議会に継続費と地方債、さらに今年度一般会計予算が提案をされている知見トンネルについてでありますが、養父市と豊岡市を結ぶ県道十戸養父線のトンネルがなぜ豊岡市と養父市の負担なのか。17年度一般会計予算書を見る限り、県や国の支出は見当たりませんが、県の支出はないのでしょうか。旧日高町から豊岡市ではこのトンネルに関してはどのような引き継ぎがあってるのかお聞きをいたしておきます。


 最後に、市営住宅の管理についてお聞きをします。塩津市営住宅の入居者から、18年4月から受益者負担でポンプの電気代の負担をお願いしますと回覧が回ったが、おかしいのではないかと。共益費の負担はわかるが、なぜポンプの電気代まで入居者負担かと疑問が寄せられています。共益費とは一体何か。またどんなものが共益費となるのか。家主としての豊岡市と入居者の負担区分の考え方についてお聞きをいたします。


 以下は自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、広域ごみ・汚泥処理施設に関するご質問にお答えをいたします。


 まず、なぜ広域化かというご質問をいただきました。その前に、そもそも今、旧北但1市10町では3つの施設が動いておりますけれども、これが早晩寿命が参ります。一般的に15年から20年というふうに炉の耐久年数が言われておるところでありますが、それが早晩やってくる。そこで、その後のことを考えた場合に、別々にそれを建て直すのか共同するのかというふうに議論が進んでいるということをまずご理解をいただきたいと思います。3つの施設があるので、なぜごみ・汚泥なのかといった質問は全く用をなさない、このことをまずご理解を、ぜひともご理解お願いしたいと思います。


 その上で、これが別々に3つの施設を建て直すよりも共同した方がさまざまな面でメリットがあるということが出てまいりまして、そのような判断になったものでございます。そのメリットといいますのは、一つにはごみ処理事業のこれは建築とそれから運営と両方合わせての全体のコストでありますけれども、別々でするよりも規模の利益、メリットというのが働いてまいりまして、コストの削減につながるということ。それからリサイクルの推進という面で効率的になるといったこと。それからダイオキシン類の削減ということでも、ごみを集めて24時間運転をすることによって対策がより可能になるといったこと。それから小さい施設の場合には余熱利用というのはなかなかできませんけれども、大きくすることによってその可能性が出てくること。それから灰処理の高度化、最終処分量を減少化するということも、特に狭い国土の中では大変重要なことでありますけれども、それが可能になること。専門技術者が配置され操業の安定性が確保されるといったこと等々のメリットがございまして、共同して処理することになったものでございます。そして、具体的には平成16年の7月に当時の北但の市町で議会の議決も得られまして、共同で処理をするということが決定をされ、北但行政事務組合の方でその事務が任せられたところでございます。


 それから、浜坂、温泉の町民の理解が得られているのかといったご質問がございましたけれども、それは浜坂町と温泉町の内部の問題でございまして、少なくとも町当局、それから議会が了解をした上でこの事業に進んでいることもあわせてご理解を賜りたいというふうに思います。


 そういうことで、もう既になぜごみを共同処理するかというのは、既に構成市町の意思決定が最終的になされて前へ進んでいるところでございますので、村岡議員におかれましても、ぜひとも事業推進について格別のご協力を賜りますようお願いいたします。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 村岡議員の質問に対しましてお答えいたします。


 私からは郵政民営化についてお答えいたします。これは国政に対する質問でございますが、この質問をいただきましたわけでございますけれども、議員も言われましたように、今国会で議論されている国民的な関心事であります。国においては国民の利益を実現するため民営化を進める上での5つの基本原則、これを踏まえながら取り組みがされているところでございます。また、地方公聴会の開催も予定されておるようでございますし、国民に対する説明も努力されているということでございます。市民生活への影響については、国において配慮されるものと理解しており、動向を見守りたいと考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 同じく民営化に関して、市としての態度はどう考えるのかということでございますが、この民営化につきましては明治以来の大改革といったことも言われておりまして、現在の郵政公社の4つの機能、窓口サービス、郵便、そして郵便貯金、簡易保険が有する潜在力の発揮による経営の自由度の拡大と、良質で多様なサービスの提供、そして郵政公社に対する見えない国民負担の最小化、公的部門に流れていた資金の民間への活用を基本方針といたしまして、2007年民営化の閣議決定がなされたところであります。


 市としての態度ということでございますが、これは先ほど助役が答弁申し上げましたとおりでございまして、国政の動向を見守っていきたいというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 私の方からは、河道掘削の時期と、遊水地計画と運動公園との関係についてお答えをいたします。


 河道掘削につきましては、ご承知のように直轄区間全域にわたって実施するものでございまして、発生する土量というのが約300万から400万立米というふうな形になります。いつからということでございますが、今仮置きにつきましての協議、調整を行っておりまして、それが済めばすぐにでもやっていきたいというふうなことでございます。


 それから遊水地計画と運動公園の関係でございますが、運動公園は遊水地の中に含まれるというふうに聞いております。地元に対してどういう説明、継続の説明がなされているかというようなことでございますが、現段階では遊水地の事業そのものが平成22年から26年度の間というようなことで、当面は現計画どおり使用していただくということで、特に今後の計画について決まっておりませんので、利用者に対しては申し上げていないというような状況でございます。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 地権者と耕作者への対応についてのご質問だったですけれども、河道掘削に伴う掘削土砂の仮置き場といたしまして、田鶴野地区の下鶴井、野上地区に約35ヘクタール、三江地区の新田排水機周辺圃場に約15ヘクタールを借用したいというようなことで、国土交通省豊岡河川国道事務所より申し出がありました。そうした中で関係者で協議がなされていました。これらの予定地内には利用権設定等促進事業に伴う利用権設定がされている圃場があります。当事業によりまして利用権が設定されているこの圃場をその目的外使用をする場合には、その当事者間の合意による農地賃借契約の解除が必要となっております。この合意解約が成立し、契約期間の途中で貸し主、つまり地主の方ですけれども、地主さんの都合により賃貸借の解約を行う場合には、その契約の残余期間について、期待利益の補償を要求してもよいということになっております。したがいまして、このため現在、地権者が耕作者に対し借地料の一定割合を離作補償金として支払う方向で協議されているところであります。


 それから、さらにそのほかで予定地はないかというご質問がありましたが、現在のところ承知をしておりません。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) まず、農機具に対する支援でございます。高齢者、女性等が復旧農地を活用しまして、地域農業を共同で推進する取り組みに対する支援策でございます地域農業再生事業でございますけれども、これは平成16年度分を含めまして、現在の進捗状況は10.5%でございます。具体的には16年度2件、これ終わっております。17年度は15件の予定でございますけれども、現在集落内での事業の進め方、あるいは合意形成が進められておるというように聞いておりまして、今後事業化が進んでいるというように考えております。


 それからまた、集落営農組織や認定農業者につきましては、県の補助事業でございます農業担い手継続対策事業を活用をいたしまして、昨年度は28件、今年度は既に15件の農機具の購入を終えておりまして、引き続き積極的な活用を推進を図ってまいりたいと考えております。


 あわせて、集落全体が大きな被害に遭ったところにつきましては、集落の農業の将来を見据える中で、個人個人で農機具を更新するのではなくって、新たに集落営農組織を設立して農地を集積をする。さらに本事業によって農機具の整備を図るという災害を契機とした新たな取り組みも芽生えておりまして、このような取り組みに対しましては、市といたしましても、関係機関と連携をよくとりまして、積極的に支援を行っておるというところでございます。


 次に、合併による地域の特色ある農業の支援策がどうなのかということでございますけれども、市町合併協議によりまして、旧1市5町の支援制度も一元化されるとともに、従来一部の町域で実施をしておりました制度が新豊岡市全域を対象として実施されるようになったものも多くございます。具体的に申しますと、これまで旧一部町域で実施されておりましたピーマン、キャベツ、そういう国の指定野菜や、あるいはソバ、ヤマウド、チューリップなどの特産振興に対する支援策につきましては、全市域で実施をするということになっておりますので、ご理解をちょうだいいたしたいと思います。


 以上です。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) ご質問いただいております広域ごみ・汚泥の処理対策につきまして、1点目の広域化の理由につきましてはただいま市長が答弁を申し上げました。2点目、3点目のPFI調査の結果、それから中継対策調査の結果について、ご説明申し上げます。


 PFI調査のことにつきましては、施設の建設・運営費を少しでも抑制して各市町の財政負担を軽減するためにPFI及びDBOの可能性調査が事業者である北但行政事務組合において行われました。PFIというのは、ご存じのように民設民営、それからDBOについては公設民営というように理解をしております。調査につきましては、平成13年度策定の北但広域ごみ・汚泥処理基本計画をもとに民間13社から得たヒアリング結果、それと公設公営の、つまり直営の発注実績等をもとに財政シミュレーションが行われました。そして公設公営、つまり直営方式、それから公設民営方式、それからPFI方式の正味の公共、公の部分の財政負担、それとそれから逆にいうその削減額、どれだけ削減ができるか、削減額を算出しまして、公設公営方式とその他の方式との比較が行われました。その結果ですが、合併特例債を使って建設の場合、公設公営方式の財政負担額は181億2,300万となり、これと比べましてDBO、つまり公設民営ですが、それにつきましては19億7,500万、約10.9%の削減が見込まれるという結果が出ております。ほかにBTO方式では9億500万、5.0%のこれ増加、BOT方式につきましては13億8,600万円、7.6%の増加、すなわちDBO、公設民営の方式のみ財政負担の削減効果が得られるという調査結果が出ております。この結果の評価につきましては、この結果をたたき台としまして、今後専門家のアドバイスも受けながら、北但行政事務組合の構成市町、また企画財政担当課長会等で構成する委員会等でさらに検討を重ねまして、最終的にPFIの導入の是非について、構成市町長会等で判断されるものであるというふうに認識をしております。以上であります。


 それから次に、ごみの中継対策についてですが、これも北但行政事務組合におきまして、平成16年度に運搬中継施設検討使用業務が実施をされておりますが、この目的は、先ほど市長からありましたけども、建設の適地から遠隔地に位置する香美町、つまり旧香住、村岡、美方でありますが、その香美町と浜坂町、温泉町の運搬方法における中継施設の設置の有効性、またそれに伴う経費について検討を行い、最もコスト低減に資する効率的なケースを検証するという目的で行われました。具体的な方法として、1番目にすべての3町、先ほどの3町がすべてのごみを新しい新施設へ直送する案、それから2番目に新規に中継施設を設置して可燃ごみを中継する案、3つ目に矢田川、それから美西の既存の施設を改造して可燃ごみを中継する案、4つ目に浜坂町、温泉町の資源ごみは今の美西リサイクルセンターを活用して、そこで処理する案、この4つを想定しまして費用対効果を比較をしております。その結果、3町すべてのまちについて、可燃ごみは中継施設を設けずに直接新施設へ搬入する方が削減効果が得られるという結果が出ておりまして、図れること、また2番目には、浜坂町、温泉町の資源ごみは既存の美西リサイクルセンターを残して処理した方が有利であるという結果が出ました。以上の結果を踏まえて、今後この結果を踏まえて、構成市町でさらに検討して方法が決定されるものというふうに理解しております。


 以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) それでは、続きまして、5の道路についてお答えいたします。


 5のまず(1)でございます。仮称、知見八鹿線の整備でございますが、これの費用負担につきましては、兵庫県と養父市と本豊岡市の3者が負担することになっております。そのうち兵庫県につきましては、事業費の32.8%の財政支援を行っていただくということになっております。


 それから、5の(2)の市道・県道の定義でございますが……。よろしいですか。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 市営住宅の共益費の関係についてご質問いただいておりますけども、まず共益費と申しますのは、一般的には施設を利用するそれぞれの人たちが施設に整備してありますものを利用します場合に等分の負担をしていただくというように理解をいたしておりますので、それらの主な内容としましては、エレベーターの電気代でありますとか、受水槽の電気代、あるいは浄化槽の清掃代、電気代、あるいは共同で使用します水道の使用料というようなものがあろうかと思っております。


 特に塩津住宅の負担区分の考え方でございますけども、合併協議によりまして、今度1市5町が合併しました際に、受水槽の電気のポンプ代につきましては、それぞれ共益費として豊岡市以外の町におきましては共益負担をしていただいたという事例がございます。そういうことも踏まえまして、この合併協の中での見解もございますが、今回専決でもお願いしております市営住宅の設置条例、設管条例の中にもこの共益費の負担ということは22条の第1項第3号で明示いたしております。そういう考え方のもとで、塩津住宅の入居者の皆様方にご理解を願うべく文書を差し上げたということでございます。


 以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) それでは、再質問をしたいと思います。


 順番については、大変申しわけないんですが、今一番最後に答弁をいただいた住宅の共益費の問題で再質問をいたします。


 今も答弁の中で受水槽の電気代も今回受益者の負担でお願いしたいということであるわけですが、企業部長にお尋ねをしますが、水道を供給する側として責任を持っておられるのは水道の給水装置のどこまでを責任をお持ちなんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 給水する方側としましては、受水槽までは責任を持っております。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 受水槽ですか。メーター器ではないんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 受水槽側です。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 市民の我々の各戸の場合、集合住宅でない一戸一戸の場合はメーター器までが市の責任、メーター器から中は、例えば漏水しても何があっても個人の責任ですよというふうに私は理解をしてるんですが、受水槽は、特にポンプ代というのはね、受水槽に送るための電気代ですから、今言われた受水槽まで責任を持つということは、電気代についても当然いわゆる市の責任というふうに理解していいですね。(発言する者あり)


 いやいや、答弁統一してもらわな。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後3時08分休憩


          ────────────────────


                午後3時10分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 申しわけございません。お答えいたします。


 メーター側までが企業側の責任でございます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 先ほど建設部長の答弁で、住宅の管理に関する条例22条の中には給水施設は受益者の負担ですよと、施設そのものは市がつくらない。しかし電気、ポンプを動かさないことには水動かないわけですね。企業部長はメーター器までが市の責任ですよと、そこまで送るのが。メーター器は受水槽から先にあります。各家庭との境にあります。そうすると、メーター器まで送る責任は市の側にあるのに、送るポンプの電気代をなぜ入居者に求めるんでしょうか。条例にはあります。しかし、本来おかしいと違うかと。市の責任として市民に送らなければならない水の責任が放棄されとるんじゃないかなというふうに思うんですが、そうではないでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 市営住宅の各個々にありますメーターは、受水槽からおりてくる、買ってくる水のメーターでございますので、受水槽に送りますメーターといいますのは親メーター、そこをくぐって受水槽で電気でポンプアップして上に送っておりますから、メーターのカウントの場所が違いますし、水の質も違います。ということでご理解願いたいと思います。(「そんなばかなことがあるか」と呼ぶ者あり)


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 入居者は水道料金を自分の使用料にあわせて支払います。それは各戸にメーター器があります。その各戸のメーター器までは水を送る責任は水道事業所といいますか、市の側にあるんではないでしょうか。受水槽に大きなメーターがあると、そのことは入居者には関係ないわけでね。ではないんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 3階建て以上の建物につきましては受水槽を設置しなければならないという、まず建築基準法で規定がございます。ですから、受水槽に水を送らなければならない、これは設置者の責任でございます。ではどうして送るのか、ポンプを設置してポンプアップしなければ送れません。その電気代は皆さんが使われる水ですから負担してくださいよということでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 送る責任は市にあります。そう言われましたね。で、使う市民が責任があるから、その電気代はおまえらが払えと。送るというのは、受水槽を設置する義務、当然市があります。そこに送る電気、ポンプを動かさないことにはその受水槽に行かないわけですから、その受水槽に送る責任も当然市の側にあるんじゃないですか。違いますか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 受水槽に水を送るためにポンプをつけるわけですが、その受水槽は皆さんが利用されるわけですね。管理者とすれば受水槽設置しなければなりませんから、どうしてもポンプアップしなければなりません。で、その送る電気代を皆さんに負担してくださいと。(「そんなこと言ったら、全部そうや」と呼ぶ者あり)そういうことを申し上げたわけなんです。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 3階以上の入居者は好んで3階以上に入ったわけではありません。市営住宅の入居申し込みをしたら、あなたはここですよと、だから3階以上に送るためには受水槽が要ると、これは別の法律で市の側から、水道の事業所の側に受水槽を設置しますという申請をされますね。あれは水道の側から、この建物は受水槽を設けてくださいよという指導がされます。ですから、受水槽を設けるか設けないかは、この市営住宅を建てた側の責任なわけですね。そうじゃないんですか。


 ですから、私が言うのは、メーター器まで、各戸のとこまで水を送る責任が市にあるのに、動かすポンプ代は入居者の責任だっていうのは、これはもうへ理屈もいいとこじゃないですか。つくるのはつくるけど、あとはあんたらが負担せという、私はおかしいと思います。納得いかないですね。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 私は村岡議員のへ理屈かなと思っているんですけども、3階に入られる方は入居者の好きでではないということを言われておりますけども、住宅政策計画で市営住宅の、何階建ての整備をしましょうかというのは市が建てます。それで入居されますかと募集します。入りますといって入っていただきます。入りたくて入ったんじゃなくていうようなことを言われますと、逆にやめてもらったらいいかなということになってしまいますので、余りこの論法をやっておりますと、お互いに考え方が違ってますから、ご理解賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 一々反論をやっとらんが、今の答弁はおかしいですね。私は好んでとかなんとかって、そうではなくて、市営住宅に入っとる、それが3階、建物を建てた市の側は5階建てを建てました。そしたらここには受水槽を設けないと水が行かないわけですから、4階、5階はね。だから、そこまで水を届けるのは市の責任でしょ。そうすると、電気代は、送るための、ポンプを動かすための電気代は入居者負担というのは理屈が合わないと。なるほど条例の中には給水設備の運営に要する費用も入っています。しかし、これは見直しが要るじゃないかと、改めて思うんです。ですから、市としての責任をこの点では放棄をするような条例はやっぱり変えるという立場で検討を願いたいと思うんですが、いかがでしょうか。再度お答えください。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 条例を変更する考えはございません。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 市長、どうですか、今のやりとり聞かれて。私は一度再検討が要るというように思うんですが、市長、どうでしょう。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 市ということも今前面に出とるんですけど、通常こういう高層的な建物を建てております、住宅以外でも、ビルでもございますし、マンションもあろうかと思います。マンションも住宅なんですけども、そういう場合にこれらの施設は経費は共益費として負担をしていただいておりますので、同じ考え方で理解していただければというふうに思っています。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) もうそれだけ言って、いい回答が返ったらやめようと思ったんですが、私は改めて言いますが、共益費の中で、例えば廊下の外灯だとかね、外の植え込みのために外に水道があると、その料金だとかいうのとは意味が違うと、このポンプ代は。各戸に各世帯に水を供給しなければならない市の責任の範疇に電気代は含まれてると、ポンプの。エレベーターとは違います。事が違うと。水というのは当然市の側に、命を守る保障ですからね、生きていく。その部分をこういう形で負担させてはならない。条例改正も含めて、再度検討を強く、これはどこまで行ってもわかったとは言われないでしょうから、要求をしておきます。


 大変申しわけないです。下から行きます。知見トンネル。私はどう考えても、この県道がなぜ市や町の、市ですね、前は町だったんですが、市や町の負担で着工をされなきゃならないのか。今答弁で、県も負担をしますよと、32.8%ですね、と言われました。これは予算書の中ではどこに反映をされているんでしょうか。


 それともう一つは、答弁がなかったのは、旧日高町からどういう引き継ぎの経過を受けてこられたのかというのをお尋ねしたんですが、答弁がありませんでした。お答えください。


○議長(木谷 敏勝) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 県の財政支援の関係での予算書のどこに出ておるかという点でございますが、これは基本協定を年度ごとに結びまして、年度ごとに支援額を確定していくと、そういうふうな考え方でスタートをいたしております。したがいまして、現時点で17年度の支援額というのを決定して予算に上げているということではございませんので、そういう意味で、現時点ではまだ予算書に出てまいっておりません。


 失礼しました。それから旧町から現市にどういうふうな形で引き継ぎがなされたかということでございますが、先ほど申し上げましたように、3者、養父市、日高町、それから県ということで、3者の基本協定を結んで、その協定でもって新市に引き継いでおると、そういう現状でございます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) どう考えても、ここにトンネルが要るんかいなという素朴な疑問を持たざるを得ないんです。ある方がある施設が、全くあれですが、どのぐらい交通量を予測するんでなと、こういって言ったら、まあ一日ええとこ10台かいと、こういうことを言われましてね。10台いうことはないでしょうが、いずれにしてもそんなにどんどん通らないよということだと思うんですね。そういうトンネルに継続費を見ますと、3年間の合計が26億6,700万円と、これはいわゆる豊岡市の負担分ですね。説明書なんかいろいろ見ますと、距離によってトンネル部分もあいてる部分も長さによって養父市と案分すると。このトンネルの総工事費は幾らぐらいになりますか。


○議長(木谷 敏勝) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 総工事費は現在のところ43億というふうなことになっております。


 それから、交通量の関係でございますが、計画では、相当先にはなるんですけれども、平成42年の時点で2,700台というふうなことに、現計画ではそういうふうな内容になっております。


 それから、おっしゃいましたように、この道路が本当に価値があるのかどうかというふうなこともありますけれども、やはり地域にとりましては大変、それこそ明治時代からの悲願でありました。そういう中で、平成2年には5,000人からの請願も出され、期成同盟というふうなこともなされ、そういう中で長年の懸案と。確かに地域的な中で見ますと、有効なのかどうかという部分があろうと思うんですけども、やはり地域的に見てみますと、地元の熱意なり、希望なり要望なりというのは大事にしてきたと、そういうことでございます。どうぞご理解よろしくお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 地元の市民の熱意、要望を大事にする、これはよくわかります。大事にしたいです。しかし財政との関係だとか、公平性の関係だとか、いろいろとやっぱりするかしないかは判断されるんですね。今の答弁の中で平成42年、気が遠くなる先の話ですね、で2,700台でしょ。これ今から考えたら何年後です、これ25年後ですか。だからね、本当に不思議な感じがして仕方ないんです。私はこれ以上はここでは言いませんが、また委員会でも、私、建設委員会おりますのでまた言えますので、そこで直接言いますけども、いずれにしても不思議なトンネルと道路着工だということを申し上げておきます。


 あちこち行って申しわけないです。台風・災害関連でお答えをいただいておりますので、河道の掘削、仮置き場問題で先ほど答弁をいただいたんですが、その中でやはり地権者と耕作者が変わってると。で、その間には利用権の設定がされておって、その期間がまだ先にあるという場合は契約残余の期間であるので、これ目的外に使用するわけですから、一定割合を支払うという答弁だったんですが、だれが支払うんですか。だれがだれに支払うんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) お答えいたします。


 地主さんが耕作者の方に支払うものと考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) そしたら、地主が嫌だと言ったら、この話はできなくなっちゃうというふうになりますかね。


 参考に聞きますが、10アール当たり幾らの借地料になっていますか。10アール当たりの借地料。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) お答えします。


 22万2,000円であります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 10アール当たり22万2,000円でありますが、一生懸命米つくって、10万円になるかならないかと。大変国も張り込んでくれたもんだなという思いがするんですが、その金額はそれなりに国が出された金額でしょうから、それに文句を言う気はないわけですが、いずれにしましても、このことが話が成立しない限り、まとまらない限り掘削は始まらないわけですので、担当者あるいは担当課の一層の努力といいますか、話し合いをお願いをしておきたいなというふうに思います。


 それから、その立野と下鶴井以外は聞いてないというふうに言われたんですが、これは当然、国の直轄部分全部で河道掘削をするわけですから、ここ2カ所だけではないというふうに勝手に理解するんですが、2カ所だけではないでしょうね。どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 現在聞いておりますのが、田鶴野地区と三江地区であります。2カ所を聞いております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) それ以外でも、当然私はあると思っておきます。まだこれからなんでしょうね、そういうことは。


 それでは、遊水地計画ですが、円山川運動公園も含まれると。こうなると、現在市民からもなかなか好評で、川風を受けて夏も涼しく運動もできるということで好評なわけですが、これも含まれるということは、運動公園はなくなってしまうということなんでしょうか。


 それと、もう一つ、上流側で今、豊岡市上水道の水源が掘られています。この水源は含まれるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 具体の区域については、詳しく明示されてあるわけでありませんので、上水道の区域は含まれるか含まれないかということまでは現在のところ、よくわかっておりませんが、私は当然含まれないというふうには思っております。


 利用につきましては、今現在、利用していただいて需要も結構あるというふうな認識はあります。ただ、遊水地ができますと、今の現地盤高よりかなり低く掘削をされることになります。その中で、洪水が来た場合にそこに水が入って、また出ていくというふうなところで、遊水地自体の環境はどういうふうになるのかというようなこともあります。ですから、今までのようなドライな状態ではなくて、少し湿った状態が多くなる可能性もございます。ここの運動公園自体よりほかのところにつきましても、あわせてその遊水地としてどういう利用があるかということも考えなくちゃいけないようなことになろうかと思いますので、その段階で遊水地の利用につきましていろいろ検討して、国交省とも協議をしていきたいというふうなことが今、主として考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 聞き漏らしたんですが、上水道の水源は含まれないんですか。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 現在、図面が明示されていませんので、現段階ではわからないと申し上げた方がいいかと思いますので、そのように申し上げておきます。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) いずれにしましても、遊水地の計画が発表されて、地元でもいろいろ賛否も含めて議論が出てます。その議論の一つには効果ですね、そういうものをつくって本当に円山川の治水上、効果があるんかなと。率直な住民のそういう意見もありますので、その点では関係地区といいますか、地権者だけではなくて関係地区全体にきちっとした説明なりをお願いをしておきたいというふうに思うんです。


 それから、時間が余りありません。農政の問題で、私は、かつて合併前の市、町のこの農業支援、これはお金に絡む問題だけでなくても、町のあるいは市の農業支援の姿勢のことも非常に大事な支援だというふうに理解するんですね。その点では、実は但東町の畑に夢大地という有限会社、ビニールハウスを持って大変な農業が今、行われています。この有限会社の社長は、実は私の村の専業農家で頑張っていた方なんですね。この方が遠くからわざわざ但東町に行くと。なぜ但東町なんやと。豊岡でやったらええやないかと、この村で。いや、但東町の支援策がすばらしいんだと。こう言って但東町に行かれました。当時の町長には大変感謝をされています。その当時の農政に対する姿勢を、私はぜひ新市で生かしていただきたいと。そのことを強くこれはお願いをしておきたいと思うんです。どうでしょうか、決意をお聞きをしておきます。どうぞ。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) お答えいたします。


 これは小西さんの熱意がございましたし、それから我々の地域の皆さんがそれを理解して土地を提供する、あるいはまた労働力等も提供する、そういう中で生まれたものでございます。そして、支援策については、確かに厚くという気持ちは持っておりましたけども、例えば農機具につきましても、災害で小西さんが八社宮の方が災害で農機具を壊されたと。これについても、やはり同じ経営体としてのそういう書類も出ておりますから、そういう点も県の方で何か見てくれないかと、こういうこともやらせていただいた経緯がございますから、これからもそういうことの場合に、やはりこれは地域とやろうとする人と、それがやっぱり一緒にならないとできないことじゃないかと。ですから、市の方としては、そういういい元気のあるといいますか、やる気のある方については、私はやっぱり支援すべきだと。そりゃ、もちろん県もそういうことでは受けてくれるんだろうというように思っておりますから、これからもよろしくお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) やる気のある方に支援という、まさに大変そのとおりですね。そのとおりなんですが、そのやる気のあるというところに、私は余りふるいを小さくしないで、できるだけ大きくしていただきたいなということを申し上げておきます。


 最初に質問した郵政民営化問題です。私は、総務部長の答弁の中で、民営化をすることによって国民の負担が軽くなるということを言われましたね。国民負担の解消だと。現在、郵政公社に国民はどんな負担をしているんでしょうか。私は、国民負担ないんじゃないかなあというふうに思うんですが、そうじゃないですか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 詳細につきましては十分理解しておりませんが、先ほど申し上げましたのは、その国の基本方針ということで、そこの部分を引用したということでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) あえて言っておきます。現在、郵政公社、郵便局の職員の給与は、国は一円も払ってないんですね。郵政公社40万人のこの職員の人件費は、すべて郵政公社の事業収入で賄われていると言われています。ですから、国が負担をしているという、人件費の負担はないですね。こんなありがたいことはないんです。そこのところだけしっかり押さえていただきまして、私は、国会で議論ですから静観ということになろうかと思うんですが、この影響が余りにも大きいと。かつて農協が合併をして、支所がどんどんどんどんなくなりました。中央の各地区にあった支所がなくなって、そこの住民から大変困ったと、もう郵便局しかないんだと、いよいよ。年金を引き出すのに振り込んでもらう、とりに行くのはもう郵便局しかないという地区がいっぱいできてます。そういうところにあって、これは国が保障してくれるわいやということにはいかないと、民間になってしまったら。なるほど小泉さんはそういうことを言ってます。しかし、一方では、それはできないということもまた明らかです。静観ではなくて、本当に注意をしながら見守る、見守るっておかしいですね。できれば豊岡市として国にも物を言っていただきたいと。言える機会があれば、そういう場を見つけながらでも豊岡市民の声を代弁をしていただきたいというふうに思うんですが、そういうふうにはならないでしょうか、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 現在の段階では、そのことについては考えておりません。国の動向を見守りたいということでご理解をお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) それでは、最後残された時間、ごみの広域処理問題でお尋ねをしておきます。


 市長の方から、広域化はもう既に決まったことやと、村岡議員も協力せんかいやという答弁でしたね。私は、もともと広域化でそういう話が出たときも北但の議員でもありました。もともとはダイオキシン対策が最初の出発です。ダイオキシンは現在、この点では3つの施設とも国の基準を大きくクリアをしてますね。同時にコストが削減されたとか、あるいはリサイクルだとか、余熱利用、なるほど余熱利用はわかります。しかし、それ以外の問題というのは、私はこの3つの施設が3つのままであるかどうかは別としまして、この北但、現在の1市3町分を一つにしなきゃならないというほどではないと。1市3町を一つにするがゆえに、新たな問題も生まれると。少なくとも新たな土地を求めなければならないという点では、1市3町の施設を一本にするがゆえに惹起する新しい問題であるというふうに思います。さらに施設から遠い市民、町民から見れば、本当に不便になるという問題もあるというふうに思います。その点でどうなのかということと、もう一つは、長い答弁でしたが、公設公営とDBOと言われる方式で、なぜこんなに大きな金額の建設費の差が出るのか。あるいは稼働日数になぜこれだけの差が試算上つくられるのか、お答えください。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、1市3町は一つにしなければならないということではないということもご理解いただきたいと思います。それは、3つの施設がそれぞれにという選択肢もあったわけでありますが、1市3町でした方がよいということで選択がなされたものでございます。新しい施設をつくるということで、現在、土地を求め、こちら側としては地元の側にお願いをいたしておるところでありますが、仮に3つの施設がばらばらでいた場合に、新しい土地を求めなくてよいということはございません。現在の施設は稼働させながら新しい施設をつくるわけでありますから、3つばらばらにつくるとしても、新しい土地は求めなければいけない。あたかも3つのままでいれば求めなくてもよいというような議論というのはいかがなものか。そういう意味では、どちらにしても新しい土地を求める可能性というのは出てくると。その上で、一体どちらがいいのか。すべての観点において、片方が100点で片方がゼロということはございません。もちろん言われたように、運搬の距離が遠い町からだと遠くなりますから、その間、その分運搬費が上がることはあります。しかしながら、共通してやることによって、建設費が下がる、あるいはランニングコストが全体としては下がってくる、こういったつまり利害得失を総合的に勘案した上で最終的に共同した方がよいという判断がなされたもんだということを、ぜひご理解を賜りたいと思います。


 その他につきましては、担当から答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 経費の差ということでありますが、先ほど申し上げましたように、DBOという方法につきましては、削減額が10.9%削減、つまり公設公営の直営式に対して10.9%、19億7,500万削減すると、そういう調査報告が出ておると申し上げましたが、そこにつきましては、詳細につきましては組合であれですけども、考えられますことは、私思いますのに、DBO方式につきましては施設の所有権が民間ではない公で補助をするということになりますので、そういった関係の差が出てくるんではないかなと、そういうふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 稼働日数が20日違うのはなぜですか。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後3時41分休憩


          ────────────────────


                午後3時44分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 先ほどご質問いただきましたDBO、つまり公設民営の方が稼働できる可能日数がふえるかの理由でありますが、そこにつきましては、公設民営、つまり民間のノウハウを取り入れることによりまして、企業努力で20日間の稼働をできる日数が増すと、そういうことの報告であります。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) 企業努力で、公設公営でする場合も、私は公営で市の職員さんがすると。今現在も違うわけですけども、それは市民的な要望も含めりゃ、私はこれは可能なんですね。だから、DBOにすれば安く上がるということを今からそういう稼働日数を変えて試算上出してくるというのは、これはおかしいということを言って、それから市長の方からは、広域でしなかったら、場合でも新しい土地は求めんなんですよと言われたんですが、現在の北但のごみ処理場を今のところにつくるときに、大変広い用地を求めた。あの際に地元との中では、今現在の施設が老朽化したときは東側の土地に移しかえると、そちらで稼働するんだというのが、当時の用地取得の際にそういう話が決まっているというふうに私はこれまで聞いてまいりました。ですから、広域でない場合は、新しい用地を求める必要はないということではないでしょうか。再度お尋ねしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私、個々の議論をしたのではありませんで、あたかも村岡議員が3つのままであれば土地は求めなくてもいい、一緒にすれば求めなければいけないということを言われましたので、土地の問題については当然それぞれにあるでしょうということを申し上げたところです。


○議長(木谷 敏勝) 91番、村岡峰男議員。


○議員(91番 村岡 峰男) じゃあ言っておきます。北但の場合は、新しい用地を求めることはしなくてもいいと、美西やレインボーは知りません。北但の場合はそういうことでやられてきたという経過があります。終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で村岡峰男議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、31番、谷口秀夫議員。(拍手)


               〔谷口秀夫議員 登壇〕


○議員(31番 谷口 秀夫) 31番、会派椿の谷口秀夫でございます。既に議長に通告をしておりますので、その通告の順序に従いまして質問をさせていただきたいと思います。


 ご承知のように、2点についてお尋ねをしていきたいと思うんですが、まず、1点目は、マリンスポーツの対応とその開発計画について。2点目につきましては、共に生きるまちづくり、この2点をお尋ねをしていきたいと思います。


 単刀直入でお尋ねをしていきたいというふうに思うんですが、マリンスポーツについてですが、実は竹野町におきましては、これまで海に面したゾーンの一画に今後谷というところがあるんですが、その場所は約1万平方メートルの山林になっています。しかし、その一部は開発がなされておりますけれども、今日に至りましては、少々の手つかずになっているという現状でございます。そこで、竹野町の観光開発の拠点として、平成8年8月に買収されました。実にその金額といわんや、9億9,500万円という多額のお金でした。以来、今日に至るまで、その開発がなされないままになっています。町長は、その開発を何回となくやりますと言いながら、当時平成8年から今日まで約10年間、そのまま合併に持ち込むということになりましたが、今後の開発計画をどう具体的に進められようとしておるのか、また引き継ぎの段階でどういうふうな形で市の方へ竹野町の方から受け継ぎをなされたのかということを、まず1点、お尋ねをしておきたいと思います。


 次に、その関連といたしまして、いずれにいたしましても海辺の開発ですから、当然豊岡市の一部、港地区にも関連があるわけです。したがいまして、その漁港の整備含めて海浜整備がどのような形で今後進められようとするのか。この辺を2点だけ、とりあえずお尋ねをしたいと思うんです。


 続きまして、2点目の問題ですけれども、共に生きるまちづくりについて。健康づくりへの対応についてお尋ねをしたいというふうに思うんですが、共に生きるまちづくりの中で大事なことは、何としても心身の健康づくりであろうというふうに思います。心身ともに健康であることは、私たちの何よりの願いであると思います。その健康を保つために、今竹野町ではB&Gを利用しております。しかし、その利用も時期によりますと、あるときには多くあるときには少ないというのが現状です。何とかこのB&Gの運営、経営を年間を通して一定化することができないだろうかというようなことを模索しておるやさきに、たまたまこの議会でお話のありました文教委員会に所属しておりましたときに、出石町の室長さんの方から、実は出石町はB&Gをこういうふうにしましたというふうなお話を聞かせていただきました。それは、昨年それぞれ市民の方から、また議会へ請願書が出されて、その請願書を採択した結果、現在は今の乙女の湯を使いながら運営をしております。今、効率よく動いておりますよと、こんなようなお話を聞いたわけであります。したがいまして、ああこれはいいことを聞いたということで、ひとつぜひともこの辺も当局の方に考えていただいて、そして市民の皆さんの健康づくりに役立ててはどうかと。こんな思いできょう、質問をさせていただいたわけであります。


 したがいまして、当局におかれましても、財政厳しい折がらとは思いますけれども、住民の健康づくりへの一環として何とかご協力をいただいて、竹野町の観光開発の一環としてお手伝いをしていただきたい。どう当局の方がお考えをいただくのか、この辺をお尋ねいたしまして、1回目の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 合併によりまして、この豊岡市は海のゾーンをより広く持つことになりました。言うまでもなく旧竹野町といいますか、竹野地区の部分と港地区の部分をあわせ持つことになりました。新市建設計画の中でも、この2つのゾーンというのは海の恵み体感ゾーンというふうに位置づけておりまして、新市全体にとっても大変重要な地域であるというふうになされております。特に、そこから海産物が揚がってくるというだけではありませんで、例えばカニの例をとってみましてもおわかりいただけますように、冬の但馬全体の観光を支えているという要素がございます。冬の時期になぜ出石にあれだけ多くのそばを食べに来る方があるのか。そばだけを食べに来る方も当然あろうかと思いますけれども、その多くは竹野あるいは城崎、港地区の経営体、こういったところでカニを食べられた方々がその後に足を運ばれる。そういう意味でも今申し上げましたように、新市のみならず但馬全体の観光を支えるという意味で、大変な重要な地域だろうと思います。もし、この豊岡市に海の地域がなかったとしたら、魅力は大いに減っただろうというふうにも思います。


 そういうことでございますので、新市の総合計画をつくる過程におきましても、この海の恵みを体験するゾーンとしての性格づくりをよりはっきりをさせ、さらに港湾漁港の整備ということについても必要な、あるいは可能な努力をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 竹野総合支所長。


○竹野総合支所長(神田 美稲) 今後谷の開発につきましては、旧竹野町におきまして、平成15年度に開発の糸口となるよう、海水と温泉の活用を図るタラソテラピー、いわゆる海洋療法を核としました利用計画が策定しておるところであります。今後の今後谷の活用につきましては、豊岡市全体の広域的な観光資源や施設との連携を視野に、地域振興政策の一環として検討することが必要であるというふうに考えております。財政状況等を勘案しながら慎重に再検討をしてまいりたいというように考えております。


 また、新市に引き継ぎました状況でございますが、懸案事項として町長から市長に引き継いでおります。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) B&G海洋センターのプールの件についてお答えします。


 このB&G海洋センターは、未来を担う青少年の健全育成や地域住民の健康づくりの場として、また海洋への理解や関心を求めるために昭和60年に設置されたものであり、オープンの期間としましては6月1日から9月15日までとなっております。議員ご提案の温水化にすることによって、夏以外の利用促進を図ってはどうかという考え方につきましては、利用見込みの把握とともに、職員配置、財政状況、その他類似施設との関連等の問題をクリアする必要があります。したがいまして、これらを総合的に踏まえつつ、慎重に検討する必要があるものと考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) 31番。今、それぞれ答弁をいただいたわけでありますが、市長の方からは、海の恵みのゾーンという形の中で総合計画を立てながら進めていきたい。さらに、支所長の答弁の中におきましては、平成15年度におきまして、その振興計画を立てて今後進めていきたい、このように答弁をいただいたところでありますけれども、実は先ほども質問をいたしましたように、平成8年から今日まで約10年、手つかずになっているというのが現状であります。したがいまして、答弁の内容を聞いてみますと、その市長の指針から考えましても平成18年以降になろうと、こういうふうに考えられます。したがいまして、それもはっきりとそういうふうな状況がわかるとするならよろしいんですが、なかなかわかりにくいというような思いがいたします。したがって、私自身の思いといたしましては、実は平成15年の5月におきましても、一般質問をいたしました。その中で、平成16年度以降、順次事業の推進を図るというふうに町長は答弁をしておるわけであります。したがいまして、その答弁からいたしましても、少なくともここ一、二年のうちに何とかお願いがしたいなというふうに思っておるわけですけれども、それについての考え方はどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 過去の経緯を含めて今、ご質問いただいたわけですけれども、確かに海岸縁の平地が一部あって、山が背後にあるという場所でございます。旧町の時代にいろいろと議論をされ、どういう形で使うのかについても議論をされてきた経過があるというふうに聞いてますが、問題は、その新市になって新豊岡市としてどういうものを配置するのかと、それからまた別の観点を加えながら検討する必要があるわけでございまして、先ほど市長が申し上げましたけれども、まさにその検討いたしますのが、総合計画をつくっていく過程であろうというふうに思ってます。2年かけて計画をつくりますので、議員さんから見れば、時間が遅くなるということになるかもわかりませんが、しっかりした計画を議論して立てないと先の構想は描けませんので、そういうことでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) 今、企画部長の方から答弁をいただいたんですが、なるほどその内容というのはよくわかるんですけれども、その中でさらにお尋ねをしていきたいというのは、今申し上げました平成15年の3月の定例会でもそういうふうなことを申し上げてきた、また平成15年の11月にもそのような内容のことを申し上げてきたわけでありますけれども、あくまでも今後谷開発は平成16年度以降にするというようなことを言われたもんですから、その計画がそのままこちらに移っているものと思っておったわけでありますし、またその思いで町長も移行してきたというふうに考えておるわけですけれども、その辺についてはどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 旧竹野町の時代に、いろいろと土地利用について検討されたという経過はあるというふうに聞いてますが、やはり新市になりますと、新市全体を見渡す中で海岸線を持つ竹野の役割は何なのかということも当然そこで議論をして決めていくわけですので、過去の経過は経過としてよくわかるわけですけれども、新市になってまた全体を見渡す中で改めて可能性のあるものを検討し、そして方向を決めていきたいというふうに考えていますので、しばらく時間をいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) 再度お尋ねをいたしますが、実はこれ、実施計画なんですね。平成16年の3月に出しまして、18年度までの実施計画なんですが、実施計画の中で今後谷開発については、平成16年度については1億5,000万、さらには平成17年度には8,500万、平成18年度につきましては2,000万という実施計画がもう既になされているわけです。したがって、我々といたしまして質問した段階では、平成16年度から実施に移していくという形の中で質問をし、その具体も聞いてるという考え方であります。しかしながら、部長さんが言われるように、あくまでも合併したら合併した段階で全体を持ってきて、そこで計画を練り直してやるんだということですけれども、じゃあその整合性というのは、やはりそのようにしなければならないのか、またしかしながら、そういうふうな話の中でも、やはりそれぞれ全体計画を眺めながら、ああなるほど、過去こういうふうに流れてきたんだったら、これはやっぱり全体としてこういうふうに早めてやらないかんとちゃうんだろうかという話ができようかというふうに思うんですけれども、その辺についてはどうお考えでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 旧竹野町の時点でのお話もよくわかるんです。ただ、合併をしまして、今度改めて新市のどういうまちをつくるのかという基本的な指針をつくる、これは総合計画になるわけですが、その後、それとあわせて前期5年間の基本計画も立てます。そういう計画を議論しますときに、旧竹野町で議論されておったことを十分参考にしながら検討したいということでございますので、ご理解をお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) それでは、この事業に対する予算化ですね、これについてはどういうふうな考え方で今後進められようとしておるのか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、先ほど竹野町時代の実施計画についてご披露いただきましたけれども、平成16年度1億5,000万というのは竹野町時代のことでありますけれども、現実に1億5,000万円使われたというようなことは承知をいたしておりません。したがいまして、この今後谷開発については、旧竹野町時代からの大きな課題であることは承知いたしておりますけれども、既に直ちに着手できるほどの熟度はまだ構想自体にはないものというふうに理解をいたしております。そこで、新市といたしまして、今後谷自身が大変大切な新市の財産であることは間違いないところでございますから、それを本当に有効に活用する方策は何なのかということから、きっちりとした議論を積み重ねていきたいと、このように考えておるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) 今、市長の答弁の中で、今後何をどうすればいいのかというような形の中で進めていくというようなことですから、その辺を十分理解をしていただきまして、今後の参考にしていただいたらありがたいなというふうに思っております。


 次に、B&Gの関係ですけれども、B&Gにつきましても、先ほど次長の方から答弁をしていただきましたが、今後の計画の中では、利用見込みであるとか、またB&Gの関係であるとかいうようなことを十分検討しながら今後進めていきたいというようなことですから、そのように考えていきたいというふうに思うんですが、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 質問として、再質問ですか。


○議員(31番 谷口 秀夫) はい。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 先ほどもお答えしましたとおり、いろんな状況等を踏まえながら総合的に今後、慎重に検討していくべき課題ではないかなというふうに理解しておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 31番、谷口秀夫議員。


○議員(31番 谷口 秀夫) 今、説明を受けました中で、現状としては、今B&Gがそういうふうな状況ですので、今後、B&Gの再生についてさらにご指導をいただきたいなというふうに思います。ぜひとも完成ができますようにご努力をいただきたいということをお願いしまして、質問を終わりたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 以上で谷口秀夫議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は4時20分。


                午後4時09分休憩


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                午後4時20分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、76番、福田幸一議員。(拍手)


               〔福田幸一議員 登壇〕


○議員(76番 福田 幸一) 76番、福田幸一。通告に従いまして、4項目お尋ねをいたします。


 まず最初に、まちづくり条例の制定について質問をいたします。合併に際して、合併協では住民説明会資料の中で、まちづくりの理念の一つとして新しい自治の形を目指した住民主体のまちづくりを上げています。今日、市政運営に市民参加そのものを否定する人はいないでありましょう。むしろ住民が積極的に参加し、その選択によってまちづくりが行われることが求められています。例えば総合支所単位にまちづくりについて提案することができたり、まちづくり活動を支援するなど、そして意思形成過程、実施過程、評価過程において住民の直接的な意思が入るようにすることであります。そこで、まちづくり条例を制定して、市民参加で行政との協働でまちづくりを進めるシステムをつくる必要があると思いますが、その考えはあるのかお尋ねをいたします。


 次に、介護保険事業計画について質問をいたします。2000年に始まった介護保険制度は、5年で制度を見直すことになっていて、改正案では、新予防給付、ホテルコストなどを導入するなど、利用者にとってサービスの制限と新たな負担を伴うなど、とんでもない内容となっています。市町村においては、17年度中に第3期介護保険事業計画を策定し、18年度以降の事業運営に当たることになっています。今回、見直しに当たり現状をどのように分析しているのか、また課題を明確にしていただきたい。


 3点目に、第14号議案の過疎地域自立促進計画についてお尋ねをいたします。提案説明で、地域内で想定される全事業を計上しているが、実施については検討すると言われました。計画の中には、保健、福祉、老朽化した学校施設の改築、生活環境の整備など、計画に基づく事業実施が待たれるものもありますが、一方、大型事業については、それぞれ旧町で制定された計画ではありますが、住民参加の新しいまちづくりの観点から、各事業の再評価など見直しの考えはないのかお尋ねをいたします。


 最後に、第37号、40号議案、国保の直診、また診療所会計についてお尋ねをいたします。直診会計、49ページから50ページ、診療所会計の137ページの神鍋診療所費、直診では、負担金で日本医師会13万円、県医師会9万6,000円、郡医師会3万6,000円、神鍋診療所では、県医師会24万1,000円、豊岡市城崎郡医師会2万4,000円が計上されています。それとは別に、直診で兵庫県医師連盟費4,000円、神鍋診療所では日本医師連盟2万円、兵庫県医師連盟に4,000円が負担金と計上されているが、医師連盟の活動実態を把握しているのか、また医師連盟への公金の支出に妥当性はあるのか答弁を求めて、1回目の質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 住民参加のまちづくりについては、私も福田議員と全く同じ思いを持っております。まちづくりというのは、単に行政のみならず、そこに住む住民、団体、企業等、そのまちを構成するすべての構成員の手にゆだねられております。したがいまして、それぞれが協力をしながら自分たちのまちをよくしていくという姿勢は大変重要だというふうに思います。とりわけ行政には一方的に住民が要求をするというようなことではなくて、それぞれがそれぞれの責任を認識をしながら力を合わせるという方向にこれからはさらに進んでいく必要がある、そのように考えているところです。


 さらに加えまして、地方分権の議論がなされておりますけれども、この中で税源移譲が議論されております。これは実現をいたしますと、国税の減税、地方税の増税という形で補われることになります。そうしますと、住民から見ますと、これまでは国に払っていた税金が減って、やけに豊岡市に払う税金がふえるなあと、こういった実感が出てまいりますから、余計に税金の使い道について住民として物を言いたい、こういったことが当然強まってくることも予想されます。以上のことを考えますと、これまで以上に住民と行政がパートナーシップを持ちながらまちづくりを進めていくということが大変重要だと思います。


 そして、このまちづくり条例との関係でありますけれども、これもどういう入り方をするかにかかわるんですが、まず条例をつくって、それから住民と行政とのパートナーシップをつくっていくという方法もありますけれども、私はむしろ条例というのは形にまずこだわるのではなくて、実質の運動として行政と住民が力を合わせていくという、その努力をして、そしてある程度の形が見えてきたところにおいて、出てきた時点で条例化という形式を与える方がよりよいのではないかというふうに思います。また、まちづくり条例を仮につくるとするならば、その制定自体も住民との協働の作業の中でつくっていく方がより実効性があるのではないのか、このように考えているところです。最終的な姿として、まちづくり条例があるということ自体は私も望みますけれども、それが本当に実のあるものができるためには、まず協働するという実践を進めることがやり方としてはいいのではないのかと、このように考えているところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは、第3期介護保険事業計画に当たっての現状分析と課題ということでお答えいたします。


 介護保険の旧1市5町の状況でございます。制度発足以後、被保険者数が3.8%の増、それから認定者数が45.3%の増となっております。平成14年度の策定いたしました第2期事業計画と比較いたしますと、平成15年度及び平成16年度の2カ年平均で被保険者数が1.9%の増、認定者数が5.1%の増となっていて、計画をする上でも上回っている状況でございます。


 一方、介護保険のサービスの給付費でございます。計画と比較して、平成15年度が99.4%、平成16年度が98.6%でございます。2カ年の平均で99%と、ほぼ計画どおりの給付状況ということでございます。


 このたびの介護保険制度の見直しに基づきまして、本年度中に、平成18年度から平成20年度までの3カ年間を計画期間といたします第3期介護保険事業計画を策定いたします。この計画策定に当たっては、改正案成立後、厚生労働省から示される第3期介護保険事業計画見直しに当たっての基本指針、これをもとに新豊岡市の現状把握と課題分析を十分に行いまして、サービスの見込み料を定めることが必要であると考えております。また、計画策定に当たりましては、幅広い関係者の協力を得て地域の実情に応じたものとするために、今後7月中に計画策定委員会を設置し、スケジュールとしましては11月中に中間報告、そして18年の3月までに最終案をまとめていただくようにお願いいたしておるところでございます。


 次に、医師連盟への公金の支出です。まず、医師連盟の実態についてでございますけれども、市といたしましては、日本医師連盟の性格を十分に承知しておりませんでしたが、このたびその規約等を調べましたところ、日本医師連盟は日本医師会の目的を達成するために必要な政治活動を行うことを目的とした団体で、その目標達成のために必要な政治活動を常時行うこと、また国会、その他に代表の進出を推進していることが明らかになりました。ご指摘のとおり、診療所事業の特別会計、神鍋診療所の中には、日本医師連盟及び兵庫県医師連盟負担金を、それから国民健康保険の特別会計でございます資母診療所は、兵庫県医師連盟負担金を計上しておりますが、これにつきましては、合併後、初年度の予算は旧市町ごとに要求されていたものを統合して組み立てております。旧日高町の神鍋診療所と旧但東町の資母診療所それぞれの負担金がそのまま要求されておりまして、要求する側にも予算査定をする側にも医師連盟を、先ほど申し上げた性格の団体であることの認識がなかったことによるものでございます。


 以上のことから、日本医師連盟及びその下部組織でございます兵庫県医師連盟は、政治的な活動を行う団体であるということが明らかになりましたので、市立診療所から負担金を払って加入を継続することは不適切であり、本年度より改めることといたします。なお、国保診療保険の特別会計の資母診療所の兵庫県医師連盟負担金を予算計上しておりますけれども、過去5年間の支払いの実績はなかったということを確認いたしております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 過疎地域自立促進計画につきまして、ご答弁申し上げます。


 本計画は、過疎地域内で想定され得る全事業を計上しているということでございますんで、まずこの点のご理解をお願いしておきたいと思います。計画の実施に当たりましては、各年度の予算編成時に財政状況を踏まえて検討を行うというようなことにいたしております。事業内容につきましても、地域住民の方々の意向を踏まえつつ事業の効果をよく考え、そして担当の部課、関係総合支所との連携もとりながら実施については検討していきたいということでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) まず、まちづくり条例について再質問いたします。


 市長の総括説明、そしてまたきのう、おとといとの質疑の内容を聞いておりまして、一貫して市政運営については対話と共感を基本にすると、市民の率直な声や願いに真摯に耳を傾け、そしてまた意見のキャッチボールを交わすと言われました。非常に耳ざわりのいい、そしてまた対話と共感については本当に全くそのとおりでありますし、それを進めていかれるのは当然だというふうに思いますが、それももっと歩を進めて、市民の参画によるまちづくりを進める新たな関係を構築するという考えにはならないでしょうか。先ほど、まず自主的な運動を進めてから、そういうことを蓄積した後で条例化するのも一つの方法だというふうに言われました。しかし、きょうの新市の概念の一つとして、ふるさと、それもみんなでつくるまちづくりということも強調されました。言葉の理念上のことだけではなく、実質的にそういうシステムをつくることが先決ではないでしょうか。そしてまた、先ほどの市長の答弁によりますと、条例制定に当たっても、そしてまた住民参加が必要であるというふうに言われました。それも全くそのとおりであります。


 例えばよその、これは一つの例なんですけども、多摩市の場合、これは自治基本条例をつくるための基本ルール、会議のルールということで、概略を申し上げますと、基本条例をつくる会の目的、そして参加者と条例をつくる会ということでそれぞれ取り決めをしておられます。こういう全国にはいろんなケースがあります。そしてまた、新たな関係を構築しようとする試みがされております。


 いろんなやり方があるわけですけども、ただ、なかなか市長のこれまでのご答弁を聞いておりますと、対話と共感ということは言われながらも、例えば小学校区単位で話をしようと思えば、小学校30校区あると。時間的には大変困難な問題だと。実際困難だと思います。多忙の中、そしてまた一々大きな事業ごとに市長が出向いていかれ、そしてまた担当部署がそれぞれ現地へ出向いてきて意見をしっかり聞いて、そして意見のキャッチボールしながらするということではなしに、それも必要なことかもしれませんが、常に自分たちの地域のまちづくりをどうするのかいうことを常に地域の住民が考え、市に提言し、そしてまた市との計画の整合性を持ちながら発信していくというのも一つの私は方策ではないかというふうに思いますけども、その点、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私がしゃべっているのかとつい思いました。そんなに大きな違いがあるとは思いません。私自身も行政と市民との協働のあり方というものをきっちりとしてつくり上げたいという思いを持っております。また、行革大綱に対する別の議員へのご質問の中でもお答えいたしましたけれども、市の行政としての意思決定の仕組みそのものもきっちりと問い直してみたいと思っておりまして、それはまさに住民の意思をどのように反映するかということも念頭に置いたものでございます。


 ただ、私が先ほど申し上げましたのは、まず条例という形ありきなのか、それともそうではなくて、その住民と行政とのパートナーシップのあり方を探りながら、それをどこかの段階で条例という形におさめるという、そういう手順を踏むのかのその違いでございまして、私といたしましては、福田議員がどういうイメージの上にお立ちになって自分の論を立っておられるのかわからないんですが、まず何か行政の側が手軽にまちづくり条例をつくって、さあこれにのって皆さん来てくださいよということでは本来の趣旨に反するであろうということを申し上げているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 私は、そういう市長の思いを、そしてまた私が先ほどから申し上げてることを制度化すべきだということを申し上げてるわけであると。市長の言われていることは理念的な部分であって、それを実際にどう行動として移していくのか、ルールがないわけであります。明確になっていないわけであります。


 その点で、それと企画部長にお尋ねをいたしますが、先日の議員の質疑の中で、情報も共有、またパブリックコメント制度について今年度中にまとめたいというようなお話があったというふうに思います。その前提につきましては、旧市の中で検討しておったが、台風で中断したという前段があるんですけども、この関係は今後どう作業として検討していかれるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私も市長と一緒でして、大変すばらしいご意見だなあと思ってお聞きをしております。ただ、合併する前のそれぞれの市町の中で、参画と協働を一つとってみてもさまざまなとらえ方があったんではないのかなと私、こう思っております。合併の中で、新市になってどういうふうな方向で参画と協働というものを積み上げていくのかと、まずこのあたりの整理をしっかりしないと、三段跳びでどんと行ってしまって条例をじゃなくて、きちっと今の状況を踏まえて、今は何から入っていくのかというあたりの議論がいいじゃないかなと、こう思ってまして、実はそれで今、お話がありましたけども、参画と協働についての旧豊岡市のときに提案いただいたものがございまして、それをもとにガイドラインをつくりたいという考えでおります。これは急ぐ必要がございます。特に新市になった初年度でございますので、できるだけ今年度努力をして参画と協働のあり方、どういう仕組みでやるのかというようなことを整理をして、またお示しをしていきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) まちづくりの基本というかねらいというのは、さまざまそれぞれの実態によって形態があろうかと思います。ただ、市長が対話と共感、そしてまた企画部長、そしてまたほかの幹部職員の言葉の中にもありますが、それぞれ市民のいい意見は行政に反映していくんだと。言葉の上でのそれぞれの言葉ではすばらしいことだというふうに思います。だけど、果たしてそれをどうきちっとそういうルールにのせていくのかということが不明確であるから私はお尋ねをしているわけであります。


 行政への住民の参画の仕方として、既にご承知とは思いますけど、こういう理念といいますか、考えの中で私はお尋ねしてるわけであります。1つは、政策と計画策定の参加、そしてまた政策執行への参加、政策執行への参加の責任の参加であります。そして、政策結果評価への参加、この中での住民の住民参加、住民の参画によって批判とそしてまた議論を重ねるということが私は必要であるということも考えておりますし、また、冒頭述べましたように、それぞれの総合支所単位にしてまちづくりのための会議を、例えばまちづくり協議会とかいろんな形で、そして地域のまちづくりをみずからが考え、行政に提案していく、そしてまた行政との計画の整合性を保っていくと、そういうシステムをつくるべきだと言っておるわけであります。そして、それは完成したものでも何もない。とにかく新たな第一歩として始めて、そしてまた先ほど市長が言われたように、そういう運動の繰り返しの中で、また新たな改正すべき、そしてまた改めるべきものを改めて、さらにそういう住民参加を発展させていくシステムをつくっていくいうのが、私は新たな新市の出発点として必要ではないんでしょうかいうことをお尋ねします。その点、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) ですから、そういうルールをつくるということを模索をしなければいけない、こういうふうに申し上げてるところです。ほかのまちでは既にまちづくり条例という形がございます。その形をまねをして提案することはいとも簡単なことでありますけれども、それは根を持たないものである。豊岡市における住民と行政との協働のあり方というものをお互いが模索をしながら形を求めていく、そのことを先ほど来申し上げているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) それでは市長は、今後どのように模索してどのようにそういう市長の描いておられる住民参画を、いわゆる今後のスケジュールをどういうふうにされようとしてるんでしょうか、明らかにしてください。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 先ほど申し上げましたけれども、市民の参画と協働についてのシステムといいますか、そういうものをガイドラインとして今年度に整理をしたいと。それは当然、皆さん方にお示しをさせていただいて、ご意見をいただきながら、その中に入っていることを一つ一つ実践をしていくということを行っていきたいなというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) ガイドラインというのが一つの方向性を示すもので、手引き書という意味だというふうに私は思います。それをもう少し高いレベルでの位置づけをしていくということが私は必要ではないかというふうに思います。その過程の中にはそういうこともあってもいいと思いますけども、しかし、これを漫然とそういうことで本当にするいうことではなしに、本当にそれぞれの住民の自立、そしてまた自分たちのまちは自分たちで考えていくんだと、自己責任、自己決定をそれぞれの地域の住民において果たせる、そういうシステムをつくり上げることも私は大事じゃないかというふうに思います。


 それでは、これ以上のあれはあれなんですけども、とにかく最後にお聞きをしておきます。今後検討するということですから検討していただくわけなんですけども、しかし、この住民参加の保障をどう担保されようとしてるんでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私は旧豊岡市でございますので、豊岡市の実態しかわからないわけですけども、この合併の今日に至る経過の中での随分市民参画といいますか、そういう場面をつくり上げてきました。その中で十分な議論をし、その議論の中から生まれたものについて我々が受けとめて行政として実践をするという作業をやってまいりました。まさに条例をつくるというのは、これはもう技術的な問題もあるわけですけども、私は基本的には条例をつくる過程こそが問題であろうというふうに考えてます。どれだけの議論をして物をつくっていくのか。まず、参画と協働についてのガイドラインをつくって、それについてご意見をいただいて、その中で新しい豊岡市の全体の市民の方々が、参画と協働はこういうことかということでご参加いただくというふうにしていきたいなと思ってるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) ガイドラインは、そしたら行政がつくられるんですか。それも住民、市民と協働でガイドラインをつくられようとしてるんですか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 当然市民参画をお願いしたいと考えてます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) そういうルールが、そういうイメージがあるんであれば、条例制定もそう遅くないというふうに理解するわけですけども、そのように理解していいんでしょうか。最後です。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 時間がどの程度のものかわかりませんけど、私は辛抱強くやるということが極めて大切だと思っています。住民参加という言葉をきれいごとで言うのは簡単でありますけれども、しかしながら、例えば旧豊岡で合併に関しまして私は2年間で84回住民との直接対話をいたしました。しかしながら、出てこられる顔というのはそんなに変わるわけではない。住民参加、皆さんの意見を聞きますよということは簡単ですけれども、実態というのはなかなか進んでいかないというのが厳しい現実であります。行政の側も成熟をする必要がありますし、住民の側にも成熟をしていく必要がある。したがいまして、少しずつでも一歩一歩とにかくお互い納得しながら前に進めていく。そのためには多少仮に時間がかかったとしても、私は辛抱強く待つべきであると、そのように考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) もっともといえばもっともな話なんですけども、要は行政のやる気の問題だなということを私は痛感いたします。現に私のまちではないんですけども、出石町では昨日、一昨日の議論の中でも、まちづくり会議を設立したと。新たなそういう住民の動きも起こっております。そういう芽を大切にすると、そしてまたそういう住民自治を育てていく、お互いに住民の行政を育てていく、行政の側からも住民自治を育てていく、そういう観点からして私はガイドラインも住民参画でやるのであれば、その先にはまちづくり条例、名称は別にしても、そういうまちづくりのための条例の制定化というのは、私はできるだけ早くすべきであるというふうに思います。


 次に行きます。介護保険の関係であります。大筋な説明だったんですけども、実際にちょっと具体的に細かい部分でお尋ねをいたします。例えば利用限度額に対する平均利用率が全国平均でも40%に満たない、そしてまた新豊岡市の場合でも平均で34%だということが、委員会での資料で明らかになっております。この利用限度額に対する平均利用率、この数字の分析はどうして見ておられるでしょうか、お答え願います。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 結果として取りまとめたものを、この間委員会の方でお示しをいたしました。基本的に今回、旧5町のそれぞれの全容が明らかになったということでございます。その中で飛び抜けて多いというところもなければ、飛び抜けて低いというふうな状況でもなかったというふうな一応受けとめ方をいたしたわけでございます。そのような中で、いわゆるこの利用限度額に対する利用額の割合が全国的に見て40%という一つの大体数字いうのが従前からあるということで、それに比べれば若干安い、低いというふうな思いはいたします。しかしながら、実態としてやはり旧1市5町においても大体同じような水準、このことから考えますと、ある程度ケアマネージャーの立てるケアプランそのものの、一応利用者の要求を反映した水準がその水準であったんではないかというふうな見方をいたしております。


○議長(木谷 敏勝) 本日の会議は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。


 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) ケアマネージャーのプランの立て方がいいと。実際はどうでしょうか。もう少し利用料の問題という踏み込んだ分析はしておられませんか。


 昨日、同僚議員も申しましたが、全く私も町内で同じことを聞くわけです。本当にサービスが必要なんだけども、本当に毎月の負担料がかなわないから抑えてるんだという声を切実な声として聞きますが、そのようなご認識はないでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) もちろんさまざまな一応議論、それから考え方の中にいわゆる利用料の問題というのは必ず出てきてるということです。したがって、国の制度においてもそこらあたりの一応配慮も今日までなされて、今でも引き続いてあるものもあるということだろうと思います。ただ、私たちは基本的に今この制度を見るに当たって、やはりそこの部分というのは重要性はよくわかりますけれども、やっぱり全体をどう見ていくか、やはりこの制度そのものをいかに維持していくか、このことをまず大前提として眺めていく必要があるんではないんかと。その上に立って、個々にどうしていくんかという次なる議論というものが出てくるんじゃないのかなと。そういうふうなことで、決して利用料の議員のご指摘の分について、これを全く頭から否定するものではないわけですけれども、少なくとも今の社会保障制度全般の流れの中では、この1割というのは決して高いというふうには思われない。そんな中での、それを前提にしての一応介護保険制度の組み立てということを前提にして我々は議論を深めていくということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 部長、1割の負担が高くないということはないんですよ。これは内閣府の経済社会総合研究所の研究者の弁ですけど、1割の自己負担が外部の介護サービスの需要を減少させ、結果として家族に介護を強いていると指摘しているわけです。結局はそれは所得の多い人はそうでもないでしょうが、絶対数の利用者は、この1割が耐えられないんですよ。だから、利用限度額に対する利用料、利用額が低いわけなんですよ。そこをもう少し本当に現場の声を、現場の状況をきちっと把握していただかないと、次の第3期の事業計画を策定する材料になりますか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 総合的に判断する中で、次の介護保険事業計画の策定に当たりたいということです。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 総合的に判断するいうことは、今の部長の弁では、これからも同じような、そしてまた国の制度そのものが大きく変えられようとしております。その中で、保険者である市の果たすべき役割は何でしょうか。そしてまた、きのうも同僚議員が施設待機者のことを申しました。別の委員の委員会資料の中の資料でも、わかっているだけでも特養の待機者が1,000数名、これは重複しているので半分、そしてまたそれ以下にしても400人、500人近い人が待っておられるわけです。これは、介護保険が導入されたときに必要な人に必要な介護という宣伝文句で制度導入がされました。しかし、実際は保険料を払っておきながら必要なときに施設に入れないいうことは、民間では契約違反ではないんでしょうか。そういうご認識はありませんか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 必要なときに必要なサービスをということが介護保険の基本的なコンセプトというふうなことでございます。そのような中で、我々としてはできるだけやっぱり基盤整備について積極的に事業、施設整備をやっていくということでございまして、冒頭から100%受け皿をきっちりと供給できるというような体制にはございません。そういう意味で、今後のやっぱり基盤整備へのさまざまな取り組みということを我々はこれからもやっていくということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 今後さまざまな取り組みをやられて、今この待機者のある現状をどう解消、今具体的に何年度にはこれぐらいのものをして、これぐらいの入所者をふやしていきたいんだという具体的なことは言えますか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 現状においては、申し上げる数値は持っておりません。ただ、一応やはりこれも一つの計画に基づくというものでございます。単に保険者を抱える市町村のみがこれをやるということではなくて、やはり県の老人保健計画、さらには施設整備に係る県のいわゆる整備計画、こういうふうなものとの整合性というふうなものもございます。そういうものとリンクをしながら今後施設整備をしていくということで、現在待機いただいてる方が、そしたらすぐに、もしくは何年後に入る保証ができるかという指摘には到底お答えできる状況にはないということです。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 利用料の問題で別の観点から再度お尋ねするわけであります。


 委員会での資料を見ますと、介護保険料分別の介護認定出現率、これ見ますと、低所得者の人ほど出現率が高いという数字が出ております。これは、どのように現状を見ておられるんでしょうか、この現実を。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 今、この数値につきましては、議員さんの方から要求いただきました。そして、やはりこれを出すのに相当な期間もいただいたというふうに理解をいたしております。それほどなかなか出しにくいといいますか、技術的に出しにくい一応資料であったということで、私もこの資料を目にしまして、正直申し上げてびっくりをいたしました。いわゆる低所得者の方ほど認定出現率が高かったと。それが単に豊岡市だけではなくて旧1市5町いずれも、多少の率は違いますけれども、同じような形で第1段階、第2段階の方が高いという、そういう実績が出ておりました。私も自分の頭でどういうことかなというふうなことをいろいろと考えるわけですけれども、正直申し上げてきっちりとしたこれの分析ができません。ただ、一つふっと思いついたのは、私見ですけれども、独居高齢者の方がやはり低所得者の段階には多いということも一つの要因ではないかというふうには感じたところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) さらに言いますと、この資料では私も申し出をしておったのですが、これはいただけなかったわけなんですけども、全国統計でもこの第1段階、第2段階の認定された人の要介護度も同時に高いわけであります。今度第3期の事業計画の中で、こういう人たちの救済いいますか、対策をどう講じようとしておられますか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) この制度が実施されて5年、この5年をめどに大きな改正をするというふうなことの中で、現在この改正の作業が進められておるわけです。いろんな部分でさまざまなひずみというものもやはり出てきておるということも、これは偽らざる事実だろうと思っております。そんな中で、国保の分については国の方もそれなりに改正案の中で盛り込んでいるというふうにも理解もいたしております。また、現実にこのひずみが、いわゆる第3期の介護保険事業計画を立てる段階でうまくカバーができない場合、どうするんだと、こういう議論は当然していく必要もあると思っておりますし、そういうことを今回、設置を計画しております策定委員会の方にも投げかけていきたいというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 私が資料要求をして時間をかけていただいて資料をいただきました。だけども、本来であれば、事業計画策定作業に向けて当然そういう介護の現場、現状というのはしっかりと現状把握しておかないと、計画というのは立てられないと私は思います。当然私は、資料要求したときにすっと出てくるものだと思いました。だけど、あに図らんやそういうすっと出てこなかった。しかし、さらに突き詰めて言えば、先ほど申しましたように、認定出現率の中にもっと精査をすれば介護度も高くなっていくというのが現実であります。これは、資料をいただいておらないんで豊岡市の場合はわかりません。全国の統計ではそういう状況になっております。多分同じような状況ではないかなと推測するものであります。やっぱり計画を立てるに当たって、そういう弱者の立場、この立場をしっかりと自治体としての責任でカバーしなければ、私は制度だけあって本当に弱者には冷たい制度であると言わざるを得ません。


 言葉じりをとらえて申しわけないんですけども、きのうの同僚議員の答弁に対しまして、市長は保険料、利用料も妥当であるということを言われましたが、現実的には今、お示ししたような利用限度額に対する利用率の問題、そして出現率の問題、そしてまたさらに要介護度の問題を上げましたが、こういう現状をお聞きになって、市長としてどうお考えですか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私がきのう答弁いたしましたのは、制度そのものが持続可能なものでなければならないという観点から申し上げたものでございます。私たちは打ち出の小づちを持っているわけではありません。大変な議論があり、完全なものではないけれども、とにもかくにも保険という形で介護保険制度が導入をされました。そしてそれ今、着実に根差してきてる。さまざまな課題はありますけれども、なかった事前から比べるとはるかに事態は改善されている。そして、これは今後とも制度そのものが安定的にいかなければいけない。したがって、一定程度の自己負担は出てくるのはやむを得ない。こういったことを申し上げたところです。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 自己負担を求めるという、当然私もある部分では共通するわけです。だけども、いわゆる社会保障というものは憲法25条に定められた生存権を保障するものであります。そしてまた、先ほども言われましたように、それに必要なものは税金であれ保険料、利用料であれ、能力負担に応じて求める、これをやっぱり原則にすべきでありまして、そこにこそ知恵を絞ることが政治家の責任でもあり、行政の責任ではないでしょうか。ことを申し上げておきます。


 そしてまた、この計画策定に当たって広く市民の声も聞きたいという部長の答弁がありましたけども、申すまでなく、介護保険は実施主体が市でありますから、そしてまた、介護保険法の第117条によって住民参加が義務づけられています。この中でいわゆるどれぐらいの策定の委員を想定しておられるのか、そしてまた公募、そしてまた構成が明らかになっておればお知らせ願いたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 済みません。策定委員会につきましては、現在考えておりますのは25名、当然各種の団体から選出をいただくということと、あわせまして公募委員さんにも広報等で呼びかけさせていただくということでございます。全体をということについてはちょっと差し控えさせていただきますけれども、一応そういう部分のあたりでお願いをさせていただくということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 公募の委員、私はどんな委員会でも当然だというふうに思います。この事業策定の策定委員会には公募の人数というのも想定しておられるんでしょうか。何人ぐらいですか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 一応公募委員さんとしましては3名、応募が多い場合の対応ということで、そこら辺の弾力的な対応ということも出てくるのかなとは思っております。


 それからあと、ちょっと今申しませんでしたけども、各市長の推薦という形での委員さんもまたお願いをしたいというふうなことも考えております。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 策定に当たりましては、十分介護現場の声を現実を直視しながら、自治体の責任をしっかりと果たしていただきたいというふうに思います。


 そんな感じで、介護保険の関係では最後にお尋ねしますが、通告はしてなかったんですけども、いわゆる保険料の減免の申請件数は今現在、おわかりでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 申しわけございません。手元に持っておりませんので、改めてまた請求がございましたら、ご提示申し上げます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 聞くところによりますと、対象者であってもなかなか手続の煩雑さ等でしておられないというのも現実だそうです。そういう人たちに制度をいかに生かしていただけるか、使用してもらえて減免をそういう制度を生かせるのか、そういう方策を考えられませんか。私も書類を見せていただいたら、非常に煩雑な、ただ本当に難しい記入の仕方だなあということを私自身が思いましたが、だけど本当にそういった、もうちょっと簡便に簡単にできる方法というのは考えられませんか。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 利用料の減免等につきましては、今後の国の法改正の流れというようなものもございます。また、本当に必要であれば、当然新市においても、いわゆる合併協議の協議内容も踏まえた形での制度もあるわけでございまして、それらを総合的に勘案する中で今後、この減免についての対応についても考えていきたいと思っております。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 減免についても考えていただくのは当然でありますけども、手続上ももう少し簡便、簡潔に、せっかくの制度が事務の煩雑さによって遠ざけられとるというのも現実であるというご認識を持っていただきたいことを申し上げておきます。


 それと、減免の件数をまた後で判明しましたらお知らせ願いたいというふうに思います。


 最後に、過疎地域の自立促進計画についてであります。見直しの基準ということについて、各年度の財政状況等を勘案しながら、そしてまた地域の声を踏まえつつということでありますが、実際的には事業効果等も当然勘案しなければならないというふうに思いますけども、この見直しの基準というのは何を念頭にしておられるのか、再度お聞きします。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 5年間の計画を立てておりますので、基本的にはただ1年1年予算編成時に事業を吟味して決めていきますので、最終の年度にはその整合性をとるわけでありますので、5年目の最終年度に見直しを行うという格好になります。それ以外は、毎年毎年この事業をやるかやらんのかについては予算編成時に議論をするという格好になります。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) 私は、後の日にちで具体的なまたほかの議員が指摘をされると思うわけなんですけども、事業内容を見ておりますと、本当にこれが必要なんかなと思われる事業も実際にあります。そうした部分で本当に必要な事業なんかということをしっかり精査して、やっぱり計画というのは必要なものは優先順位をつけながらしっかりと実施していただく、そうでない不要不急なものは切っていくと、そしてまた縮小していくという勇気も必要ではないかというふうに思いますが、その点、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) その点は、議員ご指摘のとおりだと思います。この過疎地域自立促進計画といいますのは、他の計画のイメージとは全く違った計画でございまして、考え得る、あるいは希望し得るありとあらゆるものをとりあえずを入れてあるという性格のものでございます。これは、国なり県の方の指導でそういうような立て方が求められておりますので、そのようなものになってる。特にこの計画にのっておりませんと、後でああこれがやっぱりよかったとなったときに、その過疎債の対象にならない、こういったことがございますから、計画をつくるとき自体からもうそのようなものである。したがって、先ほど部長も答弁いたしましたように、年度年度で本当に必要なのかどうか、効果があるのかどうか、財政状況の中で可能なのかどうかということを厳しく精査をしながら実施をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 76番、福田幸一議員。


○議員(76番 福田 幸一) いずれにしてもこれからは行政主導のまちづくりではなく、本当に冒頭申し上げましたように、住民が真に参画して住民の判断で責任も求めてみずからのまちづくりをつくっていく、そういう観点からこの事業の見直しについても行っていただきたいことを申し上げ、以上で私の質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で福田幸一議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、77番、足田茂樹議員。(拍手)


               〔足田茂樹議員 登壇〕


○議員(77番 足田 茂樹) 77番、会派出石ありこの足田茂樹でございます。議長の指名を受けましたので、項目に沿って質問をさせていただきます。その前に、市長の施政方針も含めて所見を少し述べさせていただきます。


 まず、6月6日の定例議会において、市長の施政方針が述べられました。新市のスタートにおける決意が述べられていたと思っております。その中で合併について触れておられますが、特に合併がスムーズにできた要因として、あしたの利益のためであることの共通理解が得られたことが大きいとし、また新市においてもそれぞれのまちが特色のあるまちづくりを大切にするべきと述べられております。各市町においては、合併に向けあらゆる問題の整理と各地域が抱える問題について協議をなされ、各市町は連携を深め、孤立してパイを奪い合うのではなく連携してパイを大きくすることが重要であることの確認がなされ、合併が成立したんではないかというふうに思っております。


 昨年の23号台風による未曾有の被害につきましても、国、県はもとより各市町において精いっぱい復旧、復興に努められ、また4月1日の合併まで旧1市5町の構成市町長会を初め、あらゆる場において復旧、復興に向けて精いっぱいの努力をなされていたことも承知しているところであります。また、合併後も引き続き継続して取り組まれ、美しかったふるさとと市民の普通の暮らしを一日も早く取り戻すとともに、市民が安心して日々の暮らしができるよう、安全、安心のまちづくりに全力を尽くす決意を示されておられます。新市においても多額の予算を計上され、市民、住民の安全、安心のための取り組みがなされようとしております。この精神はぜひとも貫いていただきたいと願うところであります。


 この23号台風に対しては、どの地域でもそうであるように、旧出石町においても多くの取り組みがなされようとしております。私の質問は、特に地域を限定しております。とりわけ出石町町分地域の現状についての質問ではございますし、お願いなり所見でありますけれども、台風に限らず短時間の集中雨量などでも大きな範囲で浸水による被害が発生し、昨年は3回も浸水しました。その都度現状も見ていただき、また地元住民は早急に手だてを講じていただくよう要望もしてきました。この地域に住む私たちにとって急を要する大きな課題であると思っております。今回、私の質問は、新市における内水対策についてでありますが、質問事項に旧出石町の内水対策についてと書いてしまいました。新市全体として内水対策は大きな課題であり、予算についても多額の費用が必要なことは承知しております。また、どの地域においても重要課題であることも十分周知をしておりますが、私の住んでいる出石町に関する質問といたします。


 初めに、雨水幹線の整備促進の計画と現状についてでありますが、旧出石町においては、平成13年度に1,300万の予算を計上し調査を開始、以来16年度まで数回の調査がなされております。また、排水路の断面計画図等も示されております。これらの経過も含め、どのようにお考えかお尋ねいたします。


 関連して、山添線に関してお尋ねいたします。長年出石町町分地域の道路拡幅の要望があり、実現可能な雨水排水対策と位置づけて排水路の改修による土地の整備で道路の拡幅を図るとしてきました。この構想は地元関係区の役員の前で、県土木の方も立ち会い、どうすれば実現可能かの協議の中で提案された経緯があります。この経緯に基づき、地元では再三要望してまいりました。当時の町長は出石の最重要課題であることを強調され、合併特例債の一番に取り上げていただいているとの答弁をされております。旧町としての方針とはいえ、最重要課題として取り上げていただいた経過とあわせ、どのようにお考えかお尋ねいたします。


 次に、17年度豊岡市事務概要の重点事項及び事務分掌の中に、雨水幹線等の整備促進として出石処理区、町分地区、括弧第4から2括弧閉じ、袴狭地区とありますが、この内容についてお尋ねいたします。


 次に、17年度予算に計上されております出石雨水管整備事業についてお尋ねいたします。この事業には、雨水管整備(設計、工事)としてありますが、内容についてお尋ねいたします。


 次に、出石新大橋の計画と都市計画についてお尋ねいたします。この事業については、期成同盟を立ち上げ、何度も要請を続け、現在具体的に工事が進められるところまでになりました。新大橋の新設は県単事業ではありますけれども、この事業計画に沿った取り合い道路の問題も含め、法線はどのように考えているか。またこの新大橋計画は周辺の状況とあわせ、都市計画とは切り離せないような説明を聞いてきました。この点もあわせ今後の方針をお尋ねいたします。


 市長にお尋ねしたいと思います。新大橋は間もなく私たちの目の前に姿があらわれます。先ほどの質問とダブりはしますが、長年の要望がやっと実現されようとしておるものですけれども、橋の完成後、周辺の整備が必要となります。取り合い道路の問題も含め、どのようにお考えかお尋ねいたします。


 以上が雨水幹線の整備と関連する問題についてであります。昨年の23号台風以来、新市における住民の防災意識は高まっているとは思いますけれども、また梅雨を迎え、出水期での心配や、まさかとは思いますけれども昨年に匹敵する台風が来ないとも限らず、復旧、復興の最中で大きな不安が募るばかりであります。一地域に限定した質問ではありますけれども、安心、安全を願う住民に対し、安堵感の持てる答弁をお願いしたいと思います。


 次の質問に入ります。先ほども同じような質問がありましたので、幾分か重複しようとは思いますけれども、質問する観点を変えますので、そのまま質問の方を読ませていただきますけれども、人権尊重のまちづくりについてお尋ねをいたします。


 人はパンのみで生きるにあらず、このような言葉を聞いた記憶があります。人が人として生きるためになくしてはならない大切なこととして、人権の確立と尊重がうたわれ、かなりの年月がたちました。さきの戦争についても、これほど人権を無視する大きな過ちはどんなことがあっても許してはならないと多くの国民が認識されていると思います。言葉や認識ではだれもが思い、願うことではありますけれども、世界的にも国内的にも人権が無視されるような出来事が後を絶ちません。しかしながら、国際的にも国内的にも今や人権問題がいかに大切かをうたい、その意識の向上と具体的施策について取り組まれていることは周知のとおりであります。兵庫県下においても具体的な方針を打ち出し、取り組まれようとしておりますが、合併し、新しく船出される豊岡市としての方向を定める意味で、新市における基本理念と人権意識を具体的に推進していくために、今後どのように取り組まれるかについてお尋ねします。先ほどもこの点についての質問があったと思いますけれども、よろしくお願いをしておきたいと思います。


 次の質問でありますけれども、合併前の出石町では、人権尊重のまちづくりを目指して各地に視察研修をしてまいりました。中でも本日資料請求しておりますので、当局の手元にもあろうかと思いますけれど、三木市における人権尊重のまちづくり条例がとても参考になりました。今後の私たちの進むべき道が示されていると思っております。旧出石町では、この三木市の条例を参考に、紆余曲折を経ながら人権尊重のまちづくり条例が制定されました。三木市の例は、他町のこととはいえ大いに学ぶべきと考えますが、新市としてはどのようにお考えかをお尋ねいたします。


 次に、近隣市町の状況についてお尋ねいたします。但馬の各地においても合併が進み、新しい市、まちが誕生しております。その中で特に人権問題についてはまちの中心課題と位置づけ、取り組まれております。これらの状況をどのように把握されているかお尋ねいたします。


 次に、新市における住民に対する人権意識の向上についてお尋ねをいたします。一例として、合併前の豊岡市の取り組みや方針について調べてまいりました。一つは、豊岡市総合計画、後期基本計画として、1997年から2001年の計画でありますけれども、その中で述べられていることでありますけれど、社会教育の中の現況と課題の中で、すべての市民が人権を尊重し合えるよう、あらゆる機会を通して云々とあります。平成16年度の豊岡市教育方針には、人権教育の充実が明記されております。一方、豊岡市基本構想、これは素案として2001年の9月に発行されておりますけれども、未来の豊岡の構想が示されておりました。ここには人権に関することは示されておりませんでした。いずれにしても合併前のことであり、新しいまちでは新しい方針で進めていくわけでありますから、これらも踏まえてどのように進められるかお尋ねいたします。


 次の項の質問に入ります。本庁と総合支所との連携についての質問でありますけれど、社会教育関係団体、福祉関係団体の取り扱いについて、合併協議の中で新市において協議するとされております。私はたまたま子供会の世話をしております関係で、合併後の子供会のあり方について1市5町で早くから協議をし、要望をしてまいりました。子供会は教育委員会の管轄で各総合支所とも教育委員会で事務の窓口を設けていただけることができました。素早く対応していただき、17年度への移行もスムーズにできました。合併は旧市町が地域の特徴を生かしつつ連携を深めることが望ましいとされており、この点については高く評価されることと思っております。この一事例をもとに、福祉関係の団体等についても窓口業務や事務業務体制ができるべきと考えますが、市民福祉の委員会での席でさきの事例を述べ、あり方について質問をいたしました。答弁では、規則の運用が不明確であり、早急に協議が必要とのことでありました。市長は、施政方針の中で、合併によりみずからの地域や暮らしの行方について不安を持つ方があるのも事実と述べておられます。この不安を解消するためにも、また合併の意義について理解されるためにも、各市町で事務局体制を整え、住民サービスができるべきと考えますが、この点についてどのようにお考えかお尋ねいたします。


 以上で1回目の質問を終わります。あとは自席で質問させていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、社会教育関係団体、社会福祉団体等の取り扱いに関するご質問にお答えをいたします。


 社会教育団体につきましては、5月の下旬から6月下旬にかけまして、女性団体それから子供会、これは今、足田議員がみずからもご尽力をされながらうまくいったという例をお述べいただいたところでありますが、子供会、それからPTA、文化協会、体育協会等の団体がそれぞれの努力のもとに、新市における新たな組織を立ち上げられました。福祉関係団体につきましては、合併前から統合に向けて自主的な話し合いが重ねられておりまして、本年5月、老人クラブ連合会と知的障害者団体では新市の組織が設立されています。婦人共励会、身体障害者団体、遺族会、傷痍軍人会につきましても、新市の組織設立に向けて努力をしていただいておりまして、6月から7月にかけて設立総会が予定されているところです。しかし、軍恩連盟、原爆被爆者の会につきましては、まだそういった方向には至っておりません。足田議員が言われましたように、それぞればらばらで独自の道を歩んできた組織が一緒になろうということでありますから、だれかの介添え役といいましょうか世話役が要るということもまた事実だろうと思います。もう既にそういった方向に動いていただいたところにつきましては、そういうことでいいわけでありますけれども、まだその辺の機運が十分でないところにつきましては、行政の側も積極的な働きをしてまいりたいと思います。その個別の団体に対して支所がそれぞれにお話をするのがいいのか、あるいは少し本庁の方で整理するのがいいのか、それにつきましてはちょっと個別に検討させていただきたいと思います。いずれにいたしましても、せっかく市自体が一緒になりましたから、一日にも早く各団体も力を合わせていこうという方向になっていただくのが一番だと思いますから、それに向けた適切な体制をとってまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 出石総合支所長。


○出石総合支所長(多根 徹) 私の方からは旧出石町の内水対策についてということで、雨水幹線等の整備促進の計画と現状、その中で、旧出石町における平成13年1,300万予算での調査以来16年度までの調査の結果と今後の方針をお尋ねになっております。


 旧出石町では、低地の浸水被害を防止するために特定環境保全公共下水道事業の雨水事業により、雨水幹線等の整備を計画してきたところでございます。出石町町分地域の雨水事業を実施するに当たり、県知事の事業認可を受ける必要があり、平成13年度に第4雨水排水区事業認可設計業務を、平成14年度には袴狭地区雨水事業を行うため、第6雨水排水区事業認可設計業務を委託し、都市計画事業の認可申請図書及び下水道法による事業認可申請図書を作成いたしたところでございます。平成16年11月16日に、県知事の事業認可を受け、平成16年度は雨水管渠布設工事を行うため、第4、第6排水区の測量設計業務を委託し、山添水路の平面、縦断、横断測量、地質調査、法務局調査業務と、袴狭水路の平面、縦断、横断測量、実施設計教務を実施しました。平成17年度は、山添水路の用地測量等を行うため900万円の委託料と、袴狭水路の改修工事を行うため8,020万円の工事請負費を予算提案しているところでございます。


 次に、町分地区、袴狭地区の計画はどうなっているかということでございますが、町分地区の山添水路につきましては、市道山添線改良事業等の整合性を図る必要があるため、新市の雨水整備費全体計画を策定する中で検討していかなければならないと考えております。袴狭地区の水路改修工事につきましては、本年度工事に着手し、完成の予定でございます。


 次に、本年度の事業の内容を問うということでございますが、町分地区の山添水路につきましては、雨水幹線工事を行うために延長915メートルの用地測量等を行うものでございます。袴狭地区の水路改修工事につきましては、延長790メートルを施工し、断面は既設の水路幅30から70センチ、深さ30から1メーター30センチの改修を行おうとするものでございます。


 次に、新大橋計画と旧出石町の都市計画というふうなことで上がっておりますが、その中で、町分山添線の道路の改良につきましてお尋ねでございます。


 町分山添線道路改良につきましては、家屋が集合している箇所での大きな道路改良計画であり、時間を要しておりますが、具体的に地権者に事業計画の説明、ルート発表を行うまでには至っておりません。今後は新市全体の道路整備計画等を踏まえ、検討していかなければならないというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 新大橋の計画についてどう考えておるかということでございますが、この出石の新大橋につきましては、出石川の左岸側でございますけども、国道426号との、バイパスとの接続によりまして、左岸側に整備されております出石病院あるいは福祉ゾーンへのアクセス道路であるというふうには認識いたしておりますし、そのアクセス道路によりまして市街地への交通渋滞が緩和されるものというふうには認識をいたしております。ただ、右岸側を今後どうするかということが大きな課題ではないのかなというふうに思っております。これもまた議員ご指摘のように県の事業でございますので、今、県の方で整備が検討されております町分久美浜線ですか、そちらの方への、何とか整合性がとれればいいのじゃないかなというふうに思っておりますので、またその辺につきましても、県の方にもお考えをお聞きしてみたいなというふうには思っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 人権尊重のまちづくりということで、新市における基本理念の推進ということでご答弁申し上げます。


 市政の運営に当たりまして、人権尊重の理念をその基本に据えるということは大変重要であるというふうに考えています。人権につきましては、子供、女性、高齢者、障害者、同和問題など、行政の多くの分野がかかわっております。本市におきましては、人権推進担当課を特設せずに、それぞれの担当部署において、それぞれの課題を人権尊重の視点に立って展開していきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 三木市の例、それから近隣合併市町の状況等への対応、評価、それから住民の人権啓発を高める方策等についてお答えしたいと思います。


 三木市の人権施策につきましては、人権尊重のまちづくり条例の制定、それから人権尊重のまちづくりの基本方針、基本計画の策定、それから人権尊重のまちづくり推進審議会を設置されていると、こういったことについてお聞きしております。


 それから、但馬内の合併市町、養父市におきましては、17年度で人権教育・啓発に関する指針づくりであるとか、男女共同参画の指針づくりを予定されているというふうに伺っておりますし、朝来市におきましては、17年度では旧市町の継続事業を取り組むというふうにお聞きしております。また、香美町におかれましては、旧町時代に制定された人権啓発推進条例を新町においても継承されているというふうに伺っております。このように、それぞれ地域事情が異なるということもありますので、豊岡市におきましては庁内のそれぞれの部署がそれぞれの課題を人権尊重の視点に立って主体的、総合的に取り組んでいきたいというふうに考えております。


 人権教育と啓発の推進に当たりましては、新市で間もなく発足します人権教育推進協議会等の団体と連携しつつ、学校教育分野であるとか地域レベル等におきまして、教員研修の実施であるとか研究事業の実施、それから講演会、地域レベルにおきましては講座、講演会、研修会等の開催、啓発チラシの発行等を考えていきたいと、取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 77番。まず、山添線あるいは内水の問題で質問をして答弁をいただきました。


 内水の問題につきましては、特に先ほども言いましたように、質問項目を出すときに出石町に限って出してしまったものですから、出石町だけのことしか質問はいたしませんけれども、この内水問題は今回の23号台風におけるいろんな地域での大きな課題であることは事実だと思います。その中で本日まで、13年度の初めての調査から16年度までの経過と、そういうものを踏まえて、いろんな調査をされてきたことの経過を述べて、今後どうなるかということを言います。


 この中で、先ほどから一昨日までの各議員の質問の中にもありましたので、ダブることが多いかもしれませんけれども、合併特例債という言葉が随分出てまいりました。きのうまでの、また本日の質問の中の答弁にもありましたけれど、合併特例債というのはこういう格好のものですよということは、よく説明もしていただきましたので、ある程度の意味はわかったんですけれども、私は合併を推進していくために各市町でそれぞれの校区ごとに合併の説明会をなされて、先ほど市長は随分と回数をあちこち行って説明もされたということをお聞きしましたけども、私の住んでいる出石町だけでなく、1市5町、できる限りのところで合併についての説明を聞きに行きました。そのところでお聞きしたのは、言葉ではスケールメリットという言葉が随分出ましたけれども、じゃあうちでこんな事業をしてほしいとか、そういう要望が出たときに、必ず答弁の中で合併特例債ということを言われてたような記憶が非常に鮮明に残っております。ただ、今ここできのうまで、あるいは本日の各議員の質問の中にもありましたように、合併特例債というのはこういう意味ですということはよくわかりますけれども、多くの住民は、やはりそうではなかったような、あるいはそうでないとらえ方をしていたんではないかというふうに思います。


 先ほどの質問にも言いましたように、出石町においても合併協の中で構成市町長会の中でも出石の、一番に置いてもらっているでな、随分そのことを言われ、議会の中でも公式な形の答弁としていただきました。そういうふうに思いますと、先ほど総合支所長の方からきょうまでの経過と今後の方向もある程度お聞きしましたけれども、地元に住んでいる人たちにとっては、やはりこの問題が、いよいよ合併して特例債でやっていけるんだなあ、そういうふうに思っていたわけですけども、この思いの違いに対して、私はやっぱり地元にどのようにして説明していくのかなという思いがあります。もう一度改めてお聞きしますけれども、そういうふうに公的な立場で当時の最高責任者である町長のお言葉がありましたけれども、それについてはどのように対応していくのか、どうお考えか、お尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後5時42分休憩


          ────────────────────


                午後5時43分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 質問を続行してください。


 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 今、質問で特例債の話をすると、内水の問題で特例債のことは私の質問の中にはないということでしたので、よくわかりました。


 ただ、新大橋の計画と含めて、この事業がなされるというふうに私は解釈をしておりました。また、先ほども言いましたように、新しい橋ができてくるわけですけれども、この新大橋を含めて、地元での町の説明の中では、現在、出石町の中にある農道が町道認定をされていった経過があるわけですけども、その町道認定された経過の中で質問してみますと、これは先で都市計画と山添線に関連していく道路ですというふうな説明を聞きました。このような形で説明され、町道認定されたもの、現在では市道となっていくわけですけれども、この関連も含めて、都市計画というものが非常に重要な課題であり、山添線は都市計画と関連しているというふうに私は感じているんですけれども、その点について、もう一度お尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 出石総合支所長。


○出石総合支所長(多根 徹) お気持ちはよくわかりますけど、これからの計画については、やっぱり新市全体の中で計画をしていくというふうなことになっておりますので、お許しをいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 77番。今、お言葉の中で、お気持ちはよくわかりますがということを聞きました。確かに合併して新しいまちですから、その方向で行かれるということはある程度理解ができます。ただ、そうしますと、私たちはここで聞いた説明を、地元に帰って、こうですよということを議員がしなきゃならんのですかということになってくると思います。今、お気持ちはわかりますけどという今日までの経過は、それでは市の方が責任を持って住民に説明していただけるのかということになりますので、その点についてはどうですか。


○議長(木谷 敏勝) 出石総合支所長。


○出石総合支所長(多根 徹) ほかの問題も出ておりますように、やっぱり総合計画の過程の中でもまとまってくると思いますし、時間を待っていただかなければいけないんじゃないかというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 項目以外の質問ができませんので、質問の仕方にちょっと戸惑いはありますけれども、今言われますように、お気持ちはよくわかりますということ、あるいは今後の計画の中でということも理解します。ですから、そのことも含めて、地元の住民が考えている思いと違うんだとしたら、市は新しいまちではこのように考えていますよということをきちんとした形でお知らせ願いたいということでお尋ねしたんですけど、その点はどうですか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今、それこそ旧町の時代の経過の話がございました。経過は経過としてあったと思うんですけれども、確かに経過の中で住民の方がそういうお話を聞いておいでるという実態があるわけでして、それが新市になって改めてという話になりますと当然誤解が出ますので、それはきちっとご説明申し上げたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) ありがとうございます。その点につきましては、地元の人たちが混乱を起こさないように説明をしていただけたらありがたいと思います。


 次に、人権条例に関する質問でありますけれども、資料請求の折に先進地としての三木市の資料というふうに申し込みをしました。その中で、いただいたのはコピーをいただいたわけですけども、私はこのときに、ちょっと思いは違いました。これは一つは、先ほどの1回目の質問の中でも申しましたけれど、たまたまこれは合併する前の出石のことですので、今、新市においてはそのことを述べるのはどうかとは思いますけれども、私たちは三木市で制定されていったこの条例をもとに、いろいろと勉強し、多くの方と協議を重ねながら出石町で人権尊重のまちづくり条例を制定させてまいりました。平成5年に出石町には人権尊重のまち宣言を制定され、14年には、14年の3月ですけれども、出石町人権尊重のまちづくり条例を制定して、さらに16年3月に基本計画のあり方について答申をというふうにしておりました。残念ながらそこで合併になってしまったわけですけれども、ほかにも川崎市や川西市でも子どもの人権条例を制定というふうになされております。これらも含めて、私たちが今後生きていく上では、この条例というものは非常に重要ではないかというふうに思っております。


 たくさんの質問の中でダブったものですから、少し戸惑いの中でしておりますけれども、一つだけお願いがあります。その質問の中で、今のこの出石町で行われてきたこういう経過を述べましたけど、この点についてだけお尋ねしておきます。どのようにお考えか、お尋ねしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 行動計画というふうにおっしゃいましたが、出石町の人権尊重のまちづくり基本計画というのは、ざっと一読はさせていただきました。行動計画というのは私、ちょっと承知しておりませんけども、いずれにしましても、先ほど申し上げましたように、新豊岡市としての取り組みとしましては、先ほど来申し上げておりますように、各部署においてそれぞれ現実的な課題に基づいて人権尊重の視点でもって取り組んでいくという方針でおりますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 77番。そのいただいた資料の中で、ちょっと1点お尋ねしておきたいと思います。


 新市における人権に関する体制が示された資料をいただきました。新市における人権に関する体制という資料であります。一例として、職員の研修に関することとして、総務部職員課人事係が分掌する事務とあります。また、総務課行政係で人権擁護委員に関することとあります。ほかの例は挙げませんけれども、これで十分な体制がとれるのかどうか、この点についてお尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、職員の人権に関する研修につきましては、これは引き続き実施をいたす予定でございます。


 それと、新市の組織全体として人権に係るものがこれで十分かというお尋ねでございました。これにつきましては、今までの合併協議の中で決定をした組織でございまして、新市がスタートしたばかりでございます。現時点ではこの体制で進めてまいりたいと、そして企画部長も申し上げましたし、教育次長も申し上げましたが、各担当部課の方でこの人権に関しての対応を行ってまいりたいというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 77番。新市におけるこの人権に関する取り組みは、教育委員会の生涯学習課の人権の係という格好になっております。これを含めて、先ほど言いましたように、この新市の体制で、今、企画部長の方から答弁がありましたけれども、この方針で今後の新しいまちの新しい体制、そして各部局も含めて職員全体に対する、同和問題に関しても、あるいは人権に関して、すべてのこういう人権尊重の部分というものに対しての体制がとれるのかどうか。また、もう一つは、これらの問題を9万3,000人近い新市のすべての住民に対してどのような形で広めていけるのか、この点について教育長にお尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) お答えします。


 所管としましては教育委員会生涯学習課ということになっております。ただ、人権問題に対する取り組みというのは、先ほど来申し上げておりますように全庁的な取り組みが必要であるということで、それぞれの各部署がそれぞれの課題を持って取り組んでいくという方針でございますし、市民であるとか学校現場であるとか、そういったところでの人権教育、人権啓発の推進におきましては、先ほども申し上げましたように、各種のいろんな講座であるとか、学校においては研究事業をするとか、教員の研修をするとか、それから一般市民向けには地域における講座、講演会、研修会、それから啓発冊子、チラシ等の配布、そういったような小まめな現実的なアクションでもって対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 77番、足田茂樹議員。


○議員(77番 足田 茂樹) 77番。いずれにしても、きょう言ってあした実現するような問題でないということは百も承知しておりますけれども、先ほどの人権に関する質問をされた議員もおいでます。そのときの答弁にもありましたように、私たちは、これから生きていく社会の中で欠くことのできない大きな課題がこの人権の取り組みであろうというふうに思います。


 最後に、市長の施政方針で合併はあしたの利益のために共通理解が得られたということを先ほど言いました。また、コウノトリが舞う環境に優しいまちは、私たちにとっても優しい町であると明言されておられました。新市に住む私たちすべての住民にとって優しいまちであるためにも、また人権の大切さと守っていく重要さについても十分周知されていると思いますけれども、合併前の各市町において取り組まれてきた内容や基本方針や、先ほど言いました出石町における条例も、合併と同時にすべて廃止となってしまいました。先ほどの豊岡の基本構想計画等もすべて廃止となってしまいました。しかし、精神は生きていると思っております。合併元年の今こそ、新しい信念のもとですべての人々が尊重し、される新生豊岡市にふさわしい取り組みの体制がつくり出されることを強く要望して、私の質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で足田茂樹議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は6時30分。


                午後5時56分休憩


          ────────────────────


                午後6時30分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、37番、熊本善兵衛議員。(拍手)


              〔熊本善兵衛議員 登壇〕


○議員(37番 熊本善兵衛) 37番、熊本善兵衛です。歴史的な節目の1市5町合併による新豊岡市誕生の最初の6月定例議会本会議場で、初代中貝宗治市長に質疑、質問ができますことを心から光栄に思います。


 それでは、通告に基づき質問をいたします。


 海は広いな大きいなと、広く国民に親しまれ、歌われています唱歌「うみ」。地球の表面の約70%が海であります。海は幾千万の命をはぐくんでいます。もともと地球の生命は海から誕生したと言われています。母なる海は日本列島にさらさらと流れる小川からあらゆる河川まで受け入れ、人類が生きていく上に最も大切な地球環境の浄化作用を施し、あの台風23号の円山川濁流ものみ込んで、今は何事もなかったかのように穏やかな美しい円山川の流れと初夏の海に戻ってきております。まさに海は偉大であります。合併によって広くなった豊岡市の誇れる海と美しい海岸を有する私たち市民はもとより、漁港等の管理に当たる行政は、いま一度しっかりと豊岡市の海と海岸を見詰め直していただきたいのであります。海行政の低質を心配し、また積極的な活用と活性化の方向性を期待する観点から、次の11項目についてお尋ねいたします。


 (1)中貝市政の新豊岡市における海行政に対する基本的認識と重要度の位置づけをお尋ねいたします。


 (2)合併により広域化した海岸線と漁港、港湾施設の対応について、旧豊岡市と旧竹野町の漁港、港湾施設に対する認識と管理対応、県とのかかわりについてお尋ねいたします。また、海岸線、施設への漂着ごみの処理等、その考え方をお尋ねいたします。


 (3)過疎地域自立促進計画によるブルーツーリズム事業、漁港・海岸保全整備事業と、そしてまた旧豊岡市海岸施設整備計画の整合性についてをお尋ねいたします。また、過疎地域自立促進計画の期限が切れたときにはどのようになりますのかについてもお知らせください。


 (4)国民の祝日「海の日」。海の日は平成15年より固定した日であります7月20日から7月の第3月曜日に変わりました。ことしは海の日は7月18日であります。制定の由来は、私たちの国は周りを海に囲まれ、はるか昔から外国からの文化の伝来を初め、人の往来や物の輸送、産業、生活など、各分野にわたって海に深くかかわってきました。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願うところから、国民運動の盛り上がりにより平成8年に制定されました。国民の祝日も体育の日や成人の日などいろいろありますが、私は広く子供たちが自然豊かな海に親しみ、触れ合い、海を大切に思ってくれることは豊岡市の教育活動においても非常に重要であると思っていますが、教育長の海についての、幅広いことでよろしいから、その所見をお尋ねいたします。


 (5)市の魚ですが、7月10日の新市誕生記念式典が行われまして、そこで公募によります市章が決まり、披露されて、また表彰されることになっております。この際、合併を記念して、この海のある豊岡市も市の魚を決めてはどうでしょうか。他の自治体のことがわかればお知らせをいただき、その考え方をお聞かせ願いたいと思います。


 (6)豊岡市の海岸は山陰海岸国立公園でございます。風光明媚な海岸線と海の幸による観光客誘致活動、その施策は新市の活性化に非常に重要だと思います。多くの議員も観光資源の活用推進を訴えておられましたように、観光への取り組み姿勢、施策についてお尋ねをいたします。


 7番目に、海の行政には漁業協同組合等関係機関と信頼関係、そしてまた綿密な連絡調整が非常に重要であると考えますが、ご所見をお尋ねいたします。また、京丹後市、久美浜町、香美町香住区、こういったところの境界の地域、境界の地区についても交流が必要だと考えますが、これについてもお尋ねをいたします。


 8、各港地区において高潮被害がありまして、その被害を受けております。当期は北西の季節風による強力な大波が海岸全体に押し寄せ、海岸道路も危険な状態が見受けられます。高潮、高波、波浪からの安全・安心について、その対応をお尋ねいたします。


 9番目に、昨年の12月26日、インド洋スマトラ沖大地震によります大津波が発生しました。死者、行方不明、約30万人を超すという、そういう大災害となっております。まだ記憶にいまだ新しいところであります。日本におきましても過去、1983年、昭和の58年です。秋田県のマグニチュード7.7、日本海中部地震によります津波被害で104人の死者、行方不明があり、またその後、1993年、平成5年、北海道の方の奥尻島のマグニチュード7.8、北海道南西沖地震によります津波被害で230人の死者、行方不明が記録をされています。いずれも日本海で発生しています。津波から命を守る避難訓練の実施、安全に近い避難場所の見直し整理について、そのお考えをお尋ねいたします。


 10番目に、防災行政無線について多くの議員の皆さんからも質問を聞かせていただきました。津波災害の危惧から、旧竹野町の優先整備については、その考えについてはどうか、その点、お尋ねをいたします。


 それから11番目、最後であります。いろいろと質問してきましたけども、私自身、今日までの議会活動として海の現場の体験などから考えますのに、今、本庁にあります水産係は竹野、また城崎、各総合支所の地域整備課で担当される方がベターかと思います。また、できれば水産係を幅のあるユニークな海の係にしてはどうでしょうか。


 豊岡市の海も旧竹野海岸と一緒になって広い但馬海岸の約4分の1と、大幅に広がりました。漁港も港湾も一緒になって旧豊岡市はふえてきました。もちろん旧竹野もふえたということでございます。こういったことで、漁港、港湾も大きくふえたことから、本庁にも海の課というものを設けても、これはおかしくない、このように思います。市長のご所見を、またお聞かせ願いたいと思います。あとは自席で質問をいたします。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 熊本議員のお話を聞いておりまして、海に対するロマンをかき立てられたような気がいたします。


 新市におきまして、海をどのように位置づけるかにつきましては、先ほど旧竹野出身の議員へのお答えの中でも触れたところでありますけれども、そのことに加えまして、例えば竹野にスノーケルセンターがありまして、海の中に子供たちを入れていくといった活動が進められています。コウノトリの野生復帰なんていうことを言っておりますけれども、子供たち、あるいは人間自身の野生復帰を私たち、やらなければいけない。そういう過程で、そういった観点から見た場合に、海というのも大変大きな役割を果たすのではないのか、新市総合計画の中にもぜひそのような要素も入れていきたいと改めて感じたところでございます。


 さらに、熊本議員のお話を聞いておりまして改めて思いましたのは、環日本海交流という視点でございます。例えば出石から出てまいりました大船団の遺跡といいましょうか、板にかかれた絵を見ますと、出石がまさに古い時代から大陸とつながっていたのではないかということをうかがわせます。また、神美の平尾源太夫さんのおうちの神棚に飾られておりました割れた方格規矩鏡という鏡が調査によって西暦元年から10年までの間に中国でつくられたものだということがわかりました。これも恐らく海を伝い、そして円山川をさかのぼって行き来があったのではないかということをうかがわせます。


 熊本議員の地元であります田結にもたしか横穴式石室の大変大きなものがございましたけれども、これも恐らく海を背景にした力というものがあったのではないかというふうに考えられます。こういったことを考えてみますと、もともと私たちの地域は、はるか昔から海を通じて日本海の向こう側の国々とのやりとりがあった。とするならば、これから豊岡市が進むべき方向にもう一度環日本海交流を位置づけるというのも大変意味があるような気がいたします。


 さらに、コウノトリも放しますと、ひょっとして日本にとどまるのか、韓国あるいは北朝鮮、中国を通ってロシアへ帰ってしまうかもしれません。そういったふうな空間的な広がりも見ますと、コウノトリを通じた観点から見ましても、環日本海交流というのはかなり現実性を持つような視点ではないかという気がいたします。したがいまして、そのようなことも含めた海を新豊岡市の総合計画の中でも位置づけられるように努力をしてまいりたいというふうに思います。


 それから、総合支所に海の係、本庁に海の課を設けてはどうかというご提案もいただきました。私もぜひそういった課なり係を設けることができるようになりたいものだと思います。ただ、現実問題といたしまして、例えば課長を置き、課員を置きましても、仕事が全く何もないということでは、ただ朝から晩まで遊んでるだけになってしまいます。もちろん課長を設けて仕事を考え出せというのも一つの方策ではありますけれども、私といたしましては、むしろ海に関する市としてのかかわりを深めながら、そしてそれを実際にする部署として係ができ、係ではとても足りないぐらいににぎやかになって海の課を設けるというような方向に行くというのが本来ではないか、こんなふうに考えているところでございますので、この海の係、海の課につきましては、将来の課題ということでご理解を賜ればと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田です。熊本議員さんの質問に対しまして、私は香美町なり京丹後市との交流についてお答えしたいと思います。


 私は山の中の人間ですから、この間、議員さんのところのわかめまつりに行かせていただきまして、ワカメのしゃぶしゃぶと、大変感激いたしました。本当においしゅうございまして、ちょっとリップサービス過ぎましたか、本当に海の幸というのは大変なよさがあるなあと、こんなことを思っておりました。


 今お尋ねの香美町なり京丹後でございますけども、香美町との連携につきましては、この間も水産加工の総会に市長のかわりに出席させていただいてお話を聞いておりますと、漁協の合併についても19年4月1日を目途とすると、このように聞かせていただきました。豊岡の津居山漁協、それから竹野浜の漁協、香美町の柴山、香住、浜坂の浜坂漁協と、5つでございますけれども、その合併協議が進められておりまして、これについては県なり、あるいは但馬水産事務所、そして関係各市町も加わって協議をしているところでございますから、これからもいい関係でやるべきだというふうに思っております。


 それから、京丹後市でございますけれども、これは聞きますと現在、漁港同士はおつき合いはないようでございます。しかし、以前から津居山漁協と一本釣り漁業操業の協定書を交わしたり、あるいは県レベルでは底びき網漁業の協定を結んでいたりしておられまして、漁協同士では非常にいい関係になっておると、こういうふうに聞いておるところでございます。


 ですから今後、より広域化する漁業関係状況、先ほど市長も申し上げておりましたが、海の課ができるような、そういう関係になるように、これは但馬、丹後の連携となりますけれども、そういうような意味合いでも十分連絡調整をしていく必要があるというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 建設部長。


○建設部長(井本 雅士) 港湾との関係でご質問いただいておりますけども、豊岡市内の港湾施設につきましては、津居山港と竹野港の2つがございまして、いずれも兵庫県の方で管理がなされているところでございます。その管理のあり方につきましては、兵庫県から市の方に委託を受けております。委託を受けました市としましては、さらに地元の関係地区あるいは団体に対しまして再委託をして管理をいたしているというような状況でございまして、海岸のごみでありますとか雑草の収集、あるいは除去等の処分を行っていただいておるのが現状でございます。今後とも地元住民の方々のご協力を得ながら、施設内の環境美化には努めてまいりたいというふうに思っております。


 また、次に海岸への漂着ごみのこともお尋ねがございました。気比の浜、小島岸壁、あるいは竹野浜、弁天浜の環境美化等がございますけれども、このことにつきましても兵庫県から市の方に委託を受けておりまして、港湾と同じように、さらにまた地元の方に対しまして再委託を行っておるというのが現状でございまして、ごみの処分でありますとか雑草の収集等を行っていただいているところでございます。


 そういう状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 私からは、農林水産部関係のことについてお答えをさせていただきます。


 まず、旧豊岡市と旧竹野町の漁港、港湾施設に対する認識云々でございますが、漁港の関係でございますが、総延長155キロメートルある但馬の海岸線の中で、今回の合併によりまして豊岡市の海岸線は旧豊岡市分が約10.5キロ、それから旧竹野町分が約15.5キロということで、合わせて約26キロということになります。また、豊岡市が管理をする漁港でございますけれども、旧竹野町分の田久日、宇日、切浜、須井の4漁港と、それから旧豊岡市分の田結漁港の計5つの漁港ということになります。これらはいずれも利用の範囲が地元の漁業を主とするものということで第1種の漁港ということになります。特に漁港につきましては本庁の農林水産課に水産係を設けましたので、ここを拠点にいたしまして、地元の漁業関係者、住民の方々との情報を共有いたしまして、施設管理者でございます豊岡市が豊岡市漁港管理条例に基づきまして、また兵庫県但馬水産事務所の指導等を仰ぎながら4漁港施設を管理してきた実績もございます。現在の竹野の総合支所でございますけれども、強い協調をもちまして管理してまいります。地元におかれましても、今までどおりのご協力をぜひともよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。


 それから、次に漂着ごみの関係でございますが、豊岡市が管理しております漁港の区域内におきましては、それぞれ地元にお願いをいたしまして清掃活動を実施していただいております。特に田結漁港海岸への漂着ごみにつきましては、田結区へ管理を委託しておりまして、当地区の高年クラブ、婦人会、育成会等により土砂、ごみの除去、清掃に係る業務を実施していただいております。また今後、河川の増水等によりまして市管理の漁港区域内海岸にごみとか流木等が漂着しました場合には、県の方との連携をとりまして早急に漂着物を除去、処分するなど、漁港海岸の回復に努めてまいりたいと考えております。


 それから、高潮、波浪からの安全・安心対策の中で、特に津居山港港湾に兵庫県が設置しております瀬戸水門の開閉管理の関係でございますけれども、地元の海を熟知されております津居山港漁協の方に依頼をしております。この開閉のタイミングでございますとか、特に高潮のときにつきましては、昨年の8月末に兵庫県と豊岡市と、それから津居山港漁協の3者によりまして再確認を行ってまいったところでございます。また、漁港など海岸周辺での高波や波浪対策につきましては、防波堤や護岸、離岸堤等の海岸施設整備や施設の巡視、点検、気象情報の収集、伝達、漁船等の係留強化など、ハード面とソフト面の対応が必要だと考えております。いずれにしましても、今後とも地元地区住民の方々と十分連絡を密にしまして、安全対策、あるいは施設整備を進めてまいっておきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 過疎地域自立促進計画による漁港等施設整備計画の旧豊岡市との整合性ということでご答弁申し上げます。


 港湾整備、漁港等の施設整備につきましては、県、市で連携を図りながら各地域の公平性に配慮し、その整備が進められております。過疎地域自立促進計画に掲上いたしました竹野地域の整備につきましては、地域内に予定されているすべての事業を掲上する必要があることから、県、市の連携により施工されることとなった漁港等の施設整備事業を計画に盛り込んでおります。したがいまして、過疎地域でない港地区におきましては、県と市の調整のもとに必要な事業については実施されますので、ご理解を賜りたいと思います。なお、過疎地域自立促進特別措置法が失効した後におきましても、竹野地域、港地区に必要な漁港等の整備事業につきましては順次実施されることとなると考えているところでございます。


 それから、市の魚ということで制定してはどうかというご質問をいただきました。新市の木、花、鳥、魚、石、歌等の策定につきまして、今後、総合計画の策定、周年事業の検討にあわせまして制定の種別とか時期及び方法等を決定していきたいというふうに考えております。市の魚につきましても、必要があれば検討するということになろうかなあと思います。


 議員の方から自治体で魚というものがあるところがあるんかというふうなご質問をいただきました。ちょっと調べてみたんですが、ことしの4月に淡路市ができました。ちょうど旧淡路がタイ、北淡町がタイというふうなことで旧町にはあったということでございます。検討するというふうなことをお聞きいたしました。


 それから、家島町が姫路市に来年3月に合併するんですが、予定でございますが、家島町はタイということでございました。


 それから、五色町が洲本市ということで来年2月に合併予定ですけれども、五色町についてはサワラというふうな、県内はこういう状況でございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 海等の教育活動にかかわりますことについての所感をというお尋ねでございました。


 今までの海とのかかわりを考えましたときに、確かに海に親しみ、そして海を大切にする、そういった子供の育成は、私は必要であると、こう考えております。


 ちなみに、市内の小・中学校に関します海にかかわる直接的な教育活動というものをちょっとご紹介させていただきたいわけですが、先ほど市長のお話の中にありましたように、小学校5年生が実は自然学校を実施しております。その子供たちが、30校中24校の子供たちが実質的に竹野のスノーケルセンターを利用して海の体験学習を行っております。あわせまして、中学校の中には海の環境教育実践推進校事業の指定を受けまして、海の環境について取り組んでおります。今後とも机上の学習に加えまして、海とかかわる直接的な教育活動、そういったものを今後も取り組んでいきたいと、このように考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 既に何人かの議員のご質問にもお答えいたしたところですけれども、新豊岡市は大変魅力ある観光資源の宝庫でございます。山陰海岸国立公園を初めとする豊かな自然を観光資源として活用することはもちろんですが、海の幸の活用も大変大きな効果があるというふうに思っております。行政と民間が一丸となって食としての水産業の振興、1.5次産業としての水産加工品の開発と販路の拡大、またこれらを消費する宿泊施設や物産展との連携強化などを積極的に推進いたしますとともに、わかめまつりに代表される地域に密着したイベントへの支援なども行っていきたいというふうに考えております。そのためには、観光協会を初めとする観光振興団体の連携が不可欠でございますので、今月下旬に設立が予定されております、仮称ではございますが、但馬豊岡観光協議会の活動を積極的に支援をいたしまして、組織的な誘客活動を展開していきたいというふうに思っております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 私の方からは、高潮、波浪からの安全・安心対応のうち、港湾の対策についてお答えをいたします。


 高潮、波浪への対策といたしましては、兵庫県が主体となりまして護岸のかさ上げ、港湾の強化等の整備を行っているところでございます。昨年度は瀬戸地区におきまして高潮対策として護岸のかさ上げ工事を約145メートル施工いたしましたが、整備事業に先立ちまして地元地区との懇談会を行うなど、地区との対話により円滑な事業の推進をしてまいりました。今後とも安全、安心の具体的な取り組みに際しまして、地域の方々と対話しつつ、県と協議、調整しながら進めていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 私の方からは、津波から生命を守る対応ということでお答えをさせていただきます。


 昨年末のスマトラ沖の大きな地震にかかわる津波につきましては、本当にその破壊力と恐ろしさを実感をしたところです。また、津波は第一波が必ずしも最大のものとは限らないというふうなことも伺っておりまして、そういう意味でも避難訓練が大事かなというふうにも思っております。訓練につきましては、旧豊岡市域ですけども、昨年、北但大震災の訓練が港地区で行われたというふうに伺っておりまして、その際、初めて訓練に組み入れられたというふうにも聞いております。高台の方に避難をしていただいたということを実践をしていただきまして、また、あわせて津波サイレンも吹鳴されたというふうに聞いております。


 また、ことしは5月の23日に北但の大震災80周年というふうなことで、23日、新田小学校で行ったわけですけれども、その際にも津波を想定をさせていただいて、港地区、そして竹野地区で津波サイレンの吹鳴ですとか、それから竹野地区では津波警報の広報車をあわせて巡回をさせていただいたというふうなことで訓練も行ったところです。また今後も継続的に訓練は行っていきたいというふうに思っておるところです。


 あわせて、避難所につきましては水害と同様に洪水のハザードマップを現在作成をしておる途上でございますし、地域防災計画の中で想定をした内容についても同様に検討してまいりたいと、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 防災行政無線につきましてご答弁申し上げます。


 現在、新市全体の防災行政無線の整備につきまして検討を進めているところでありますが、議員の方からは、竹野、そして但東町にこの無線を整備するとした場合に、防災といいますか、津波対策の観点から竹野町を優先すべきではないかというふうなご質問がございました。確かに津波対策ということで申し上げますと、特に海岸を抱えている竹野につきましては、例えばトランペット形の大きなスピーカーを設置することによって大変有効な手段になるといったことは十分認識もいたしております。現に豊岡市で整備を行いました際も、住民については港地区を第一にしたといったこともございます。しかしながら、一方で現在この2町についてはNTT回線を使用した有線の設備でございまして、その施設の老朽度、これはやはり考慮していく必要があるんかなというふうに考えています。したがいまして、どういった順番で行うかにつきましては、これはまた総合的に判断をしていくべきだろうというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 37番、熊本善兵衛議員。


○議員(37番 熊本善兵衛) 市長から大変前向きな、海の係、課について、今後、将来の課題だということを言っていただきました。私はぜひとも一日も早くそういった体制をとっていただいて、そしてより新しい市にそういったことが生きるように、海の課や、また係のこれが生きて、そして水産が振興するように、ひとつお願いしておきたい、強く要望をこれ、しておきますので、これ、待っております。よろしくお願いします。


 奥田助役には、就任早々にワカメしゃぶしゃぶをよばれに行かれたということでございまして、私も地元ではありますけれども、特にこれは皆、一般の地域の人が全部が一丸となってやっておられます。そういうので、市の行事でもなしに、自分のところの地区の、これは行事だということを決めて、みんなでやるんだと、そしてみんな大勢の方においしい海の幸を、新鮮なのを食べていただいて、そして健康を保持していただいてきれいになっていただくと、そういうことを皆言っておるようでございます。続けてされることを私も期待をしておるわけですが、また議員各位も、ぜひとも行ってあげていただければ喜ばれると思います。よろしくお願いします。


 市長は、キーワードとして3つ、さきの議員にも自立と、それからふるさと、そしてまた小さな世界都市ということで言われているわけです。重要にされておりますけれども、私も共感するのは、この中でも里山や海を、この風景を私たちにとっては大切な宝だと、こうおっしゃっております。まさに私もそのとおりだと思いますし、こういったことも海を思う気持ちにつながってくると思います。ぜひ合併によって広くなった新豊岡市のこの海、海の行政に心のこもった対応をしていただくことを、これを強く要望しておきたいと思います。


 重要度の位置づけについては、これはまた非常に難しいところでございます。いろいろな事業も、これすべて重要なことはたくさんございます。ただ海だけが重要だとは、私は思っておりません。しかしながら、非常に今の地球環境においても、海70%、地球の表面の70%が海であります。浄化作用、これがなければ人間は暮らしていけませんので、こういった面からも非常に大切だということを申し上げたい、訴えたいと、このように思っております。


 次に行かせてもらいます。2番目に、広域化した海岸線、このことについてでありますけれども、先ほども漂着ごみ、このことについての答弁をいただきました。地元と十分話し合いながら清掃をしていくということでございます。どうかこのことを守っていただきたい。そして、ただ地元に任すんではなしに、行政も積極的に対応していただきたいと、このように思いますが、管理条例というものが豊岡市にはあります。必要事項も定めていただいておりますが、この意義、運営について、計画等について、地元の方も加わってこの計画を進めていっていただきたいわけでございますが、そういった点はいかがなものでしょうか、お尋ねをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) ご指摘の漂着ごみの処理につきましては、今、熊本議員ご指摘のとおり、意を体しましてこれからもお互いによく協調をとりながら進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 37番、熊本善兵衛議員。


○議員(37番 熊本善兵衛) では、次に進ませていただきます。


 特に海の日のところでございますけれども、私は、先ほど教育長も自然学校、このことについて30校のうちの24校がそういった体験をしていただいとるということでありますが、海は教育のテーマとして非常に魅力的でもありますし、社会科や総合的な学習テーマの宝庫でもあろうかと思っております。また限りない可能性も秘めております。海の日のアンケートによりますと、小学校、中学校、このアンケート、3,400人の生徒に海はあなたは好きですかと聞いたら、86%の小学生、中学生が好きですと、こう答えております。そういったことで、非常に海というものは教育の活動には重要であると思います。今後、こういった豊岡市、特にコウノトリは放鳥ということも9月24日に控えておりますが、こういったことも絡めて、海の環境、あわせてこういったことについてどのようにお考えをお持ちか、わかればそういった気持ちが、何かお考えがあれば、環境問題、海の教育について何かございましたらお尋ねしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 教育長。


○教育長(石高 雅信) 先ほどもお答えさせていただきましたように、海の環境について私は学ぶことは非常に大切であると考えております。したがって、それは机の上で学ぶだけではなしに、先ほどもお話しさせていただきましたが、実際海に来て、海に親しみ、そして海を大切にする、そういった視点で子供たちが学ぶことが、私はもっとより大切ではないかなと。そういったことで30校中24校が直接的に海の中で学んでおりますので、そういった教育活動を今後も広げていきたいなということを思っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 37番、熊本善兵衛議員。


○議員(37番 熊本善兵衛) ありがとうございました。またこういったことで子供たちの教育に生かしていただきたい、こう思います。


 それから、次の5番目の市の魚ですが、必要があれば検討するということでございますが、必要がありますので検討していただきたい。


 私はね、これ必要だと思いますよ。そして新市で、そして海ですから、海をたくさん持ってますから、新しくなって。PRにしてもね、例えば、またこれをつくるとしたら公募ということを、市章と同じように考えていって公募するわけですね。そうすれば大きなPRになる。そして決まればですよ、何かの魚に決まるわけですわ。例えばカレイにしましょう。そしたら豊岡市の魚はカレイだと、それをもっと買ってくださいと。そうすればこれがまた水産の振興にもなる。イメージアップにもつながる。悪いことは何にもありませんよ。どうです、そういう点、市長はどう思われますか。ちょっと聞かせてください。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私はカニが大好きでありまして、カニの場合には魚になるのかどうか、先ほどから大変悩んでおります。熊本議員の深い思いはわかりますので、よく検討させていただきたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 37番、熊本善兵衛議員。


○議員(37番 熊本善兵衛) きょうはあんまり難しい話はちょっとやめておきたいのですけども、今、カニとも言われましたけれども、全国的に私も1年半前に調べてみたんです、どんなのがあるか。そうすると、北海道の函館市、ここはイカ、これを市の魚にしております。それから島根県の浜田市、ここはカレイです。そして千葉県の銚子市が最近イワシということで市の魚にしております。そして最もおもしろいのが千葉県の鴨川市いうとこ、人口3万人のところですけども、マンボウということで市の魚をされております。全部でかなり、20何カ所だったかな、25市、全国で、決めておられます。兵庫県では先ほど神尾企画部長の言われたとおりであります。そういったことで兵庫県の中では、市では豊岡市が、北部では豊岡市ですから、せめてここに何か海の、やっぱり豊岡市、市の魚ぐらいは決めたら、ぐらいはと言ったら悪いですけども、決める方がいろんな面でプラスになるんではないかと私は強く思いますので、ぜひとも実現をしていただきたいと、これも強く要望しておきます。


 6番目の観光ということにつきましては、非常に口では言えますけども、実際にお客様を呼び寄せるのは難しい。ですからこれはいろいろとこれからも、今後の課題であります、ぜひともこの取り組みについては強力に推進をしていただきたい、観光問題、特に風光明媚な、旧竹野町にしましてもすばらしい海岸線を持っております。こういったことについても特段の力を入れていただきたいなあと、このように考えます。


 たくさん言いましたので、それぞれ再質問したらいいんですけども、最後に一つして終わりたいと思います。


 11番目のところでありますが、私はこれを言うために、最後の言葉を、結局は市長が先ほども前向きに答弁していただきましたが、この今の現状で、水産係ではやはり手薄いなと、もっと海に向けた行政をしてほしいということが言いたかったわけで、これだけ言ったわけでございます。


 今回、私も最も大変好きな海の関係一本で質問をしてまいりましたけれども、考えれば考えるほど重要な海の姿が浮かんでまいります。台風23号で嫌というほど体験された、そしてまた教訓として再度襲来する災害への効果的な減災対策、こういったことを現場主義に取り入れて重視して、そして責任の分権と、積極的な採用、分権、そして責任を持たせるということをされたことについては、市長の英断に敬意を表するところであります。それと似た感じが私は海にあると思います。ぜひともこの現場主義、これを水産にもとっていただきたい、こういったことを強く訴えまして終わりたいと思いますが、市長、何かあれば聞かせていただきたい。お願いします。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほどお答えしたとおりでございますけれども、海自体への構想を膨らませるということがまず大切だと思います。その点についてはしっかりとさせていただきたいと思います。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 以上で熊本善兵衛議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、42番、宮田弘議員。(拍手)


               〔宮田 弘議員 登壇〕


○議員(42番 宮田 弘) 42番、会派希望の宮田であります。3日間連続で非常に遅くなっております。どうやら私で最後のようですので、よろしくお願いいたします。


 今まで台風関係のことでたくさん聞かれてきましたけども、一応答弁いただいて、内容を少し、2回目の質疑から変えながらお聞きしたいと思いますので、とりあえず1回目の最初の質疑についてお願いしたいと思います。


 項目は3つに分けて、台風23号の関係、そして過疎地域自立促進計画について、そして3つ目に地域活性化対策についてということで、よろしくお願いしたいと思います。


 まず、1番目の台風23号についてでありますけども、市長は所信表明の中で、台風災害により傷ついたふるさとを再生し、市民が一日も早くもとの生活が取り戻せるよう災害復旧・復興事業の推進に全力を挙げると表明されております。私も全く同感であり、一日も早い復旧、復興を望むものであります。


 そこで、災害復旧工事についてお伺いをいたしたいと思います。


 1つ目に、公共土木施設災害666件ありますけども、その内訳については乙災害、小災害、単独災害、急傾斜、そしてがけ崩れの合計666件でありますけども、その666件の復旧見込みと完成年度はいつごろになるのか、また復旧するまでの手だてについてはどのように考えているのか、1つ目にお伺いしたいと思います。


 2つ目に、農地・農業施設、これは国庫補助の部分ですけども、これの復旧見込みと完成年度についてであります。いつごろになるのか、また復旧するまでの手だてはどのように考えているのかということであります。


 3つ目に、公共土木施設、農地・農業施設全体の復旧費用は予算計上以外で、あとどのぐらい必要になるのか、またその部分が財政への影響にどの程度出るのか、お伺いしておきたいというふうに思います。


 次に、防災無線でありますが、今まで答弁いただいておりますけども、少し過疎自立促進計画の中にもありますので、あえてお聞きをいたします。


 市長は、防災計画の見直しを、本年度以内を目途に新市としての地についた実効性ある防災計画を策定するというふうに表明をされております。災害時での情報伝達というのは、被害を最小限に食いとどめるために必要不可欠であります。竹野町、但東町については、まだ防災無線が導入されておりませんが、早急に設置すべきであると思いますし、いつごろに設置されるのか、また費用はどのぐらい見込まれているのか、お伺いをしておきたいというふうに思います。


 それから、大きい2つ目として、過疎地域自立促進計画についてでありますけども、後期計画策定の根拠、また優先順位をどのように検討されたのかということであります。有利な過疎債については、10年間の時限立法であります。平成21年度で終了しますが、後期計画の中で最大限活用するのが21年度以降の市の財政を圧迫しないためにも、また過疎地域活性化のためにも必要と考えておりますが、市長の考えはどうでしょうか。


 そして、17年度の事業計画は各町、竹野と城崎、但東があるわけですけども、各町のバランスを考えた計画となってないような気がいたします。なぜこのような計画になったのか、説明をいただきたいと思います。


 そして、過疎地域自立促進計画の後期計画を見直すというふうな形で言われておりますけども、見直しについては、事業の内容を見直されるのか、また実施時期等を見直しをされるのか、その辺のところについても明らかにしていただきたいなというふうに思います。


 そして、21年度で終わるわけなんですけども、この計画を予定どおり完了しようとされているのか、その辺のところについてもお伺いしたいというふうに思います。


 そして、この計画の見直しの関係でありますけども、見直しについては、やはりそこの地域住民の意見を十分尊重すべきであるというふうに私は思いますけども、どのような方法を考えておられるのか、お聞きしたいなというふうに思います。


 大きい3つ目といたしまして、地域活性化対策についてであります。新豊岡市の観光資源の有効活用と活性化についてでありますけども、今まで旧市町単位の取り組みから、合併効果があらわれるような取り組み強化をすることが私は必要であるというふうに思います。そのためには、関係団体なりプロジェクトチーム等を編成し、さらに地域の活性化を図るべきというふうに思いますけども、市長の考え等はどうでありましょうか。


 2つ目には、地場産業と活性化についてでありますけども、さらなる地場産業の活性化のためには、やはり観光産業と連携しながら相乗効果を図る必要があるというふうに私は思っているわけですけども、考えをお伺いしたいというふうに思います。以上です。あとは自席で質問いたします。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは、観光資源の有効活用と活性化に関するご質問にお答えをいたします。


 議員も指摘をされましたように、大変たくさんの観光資源のある地域でございますので、それらをばらばらにしていくのではなくて、ネットワークさせる、連携することによってむしろ力を発揮できるといった視点でございまして、私も全くそのとおりだと思います。何度か申し上げたことですが、孤立してパイを奪い合うのではなくて、連携してパイを大きくする道があるはずだ、特にこれは観光に関してそのことが言えるのではないかと思います。


 合併前には、ともすると一緒になることによって、例えば出石の魅力がなくなるのではないかとか、城崎の魅力が薄まるのではないかといった懸念の声もありましたけれども、事態は実はそうではなくて、強まる方だというふうに確信をいたしております。


 例えば、ちょうど神戸市を抜いて新豊岡市が広いとか、淡路島より広い地域になるといいますけれども、私たち自身が例えば淡路島に観光に行こうとするときに、北の方に、ここの一つの何か観光資源があるよというだけでは、なかなか淡路島まで参りません。北の方にあり、洲本にこういうものがあり、南に行くともっとあるという、そういうことによって全体の魅力が増して、わざわざ但馬から行こうかという気にもなるところでございますので、これは外の地域から豊岡市に来る人たちの立場になってみても、恐らく同様のことが言えるんだろうと思います。


 きょうも別の議員のご質問の中でもお答えしたところですが、例えば冬の出石にたくさんのそばを食べる方が来る、出石の人たちがそばを食べにおいでくださいと言うことはもちろんでありますけれども、カニもありますよ、竹野においでください、城崎においでくださいと言った方が全体のパイは大きくなる。とにかくカニを食いに来てさえもらえれば、その多くはほっといても出石に来るわけですから、むしろ意識してそういった訴え方をするというのも有効なのではないかと思います。


 ご指摘のように、それを具体化するための作業をしていく必要がございます。これまで観光を支えておりましたのは、個々の業者もさることながら、観光協会の力は大変大きいものがございますので、まずはこの観光協会がしっかりと連携をし合うということが大切なのではないかと思います。できることなれば一体化をされると大変いいと思いますけれども、なかなかこれまでの歩んできた道のりが違うものですから、一挙に合併とはいかないという状況にございます。その状況を踏まえて、近々連絡協議会が設置されることになっておりますので、その場の中で連携の方策について具体化が、具体的な策が練られていくものと期待をいたしております。また、豊岡市の行政の立場といたしましても、ぜひともその協議会と連携をしながら、全体を売り出すような方策を実効性のある形でやっていきたい、こんなふうに考えているところでございます。


 例えば、ついこの間、三重県の松阪市の中学生が120人、豊岡に修学旅行でやってまいりました。残念ながら姫路に泊まってコウノトリだけを見に来たということでありましたけれども、いずれコウノトリを見るだけではなくて、出石そばを食べ、あるいは夏であれば竹野浜で海に潜り、泊まるのは、またどこか、どこでもいいわけでありますけれども、全体としてこの豊岡の中にとどまっていただけるような方向に持っていきたい。少なくとも私たちのまちは今、外から注目を集めつつあることは間違いありませんので、その可能性を現実なものにできるような努力を行政としても精いっぱいやってまいりたいと、このように考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 台風23号について説明申し上げます。


 前の議員にも申し上げましたが、公共土木施設災害の666件の復旧見込みについてであります。5月末現在で乙災害、総件数489件に対しまして契約済み件数が163件で、発注率33.3%であります。その他、小災害77件に対し51件で66.2%、単独災害86件に対し65件で75.6%、緊急小規模急傾斜地崩壊対策事業7件に対し2件で28.6%、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業7件は未発注でございます。


 それと、見込みなんですが、私ども今年度上半期、いわゆる9月末にはすべてを発注し、年度内の完成を目指したいと考えておりますし、次に、その復旧に今後の手だてとか、また財源のことのご質問がありました。私ども、17年度にすべて完成を目指しておりまして、次年度の財政への影響はありませんというふうに考えておりますし、ただ1点、今年度におきまして、要は査定設計から実施設計に組みかえというような中で、単価更正等で今後、年度内の若干の補正が生じるやもしれませんということだけ申し添えておきます。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 農地・農業施設の関係でございますけれども、まず国庫補助によります農地・農業施設の災害復旧事業につきましては、通常は災害発生年を含めまして3年以内に災害復旧を完了させるということになっておりますけれども、事台風23号災害につきましては、市といたしましても最優先課題ということで取り組んでまいっておりまして、平成17年度完成を目途にしているということでございます。


 それから、発注率の関係でございますけれども、全体については既に申し上げておりますが、国庫補助に限りましては、5月30日現在では54%の発注率ということでございます。ただ、例えば河川災害等のほかの事業と関連をして災害復旧を進めるケースがございますし、それからさらに災害関連の圃場整備を行う箇所がございますが、そういうところにつきましては、これは平成17年度以降での完成となるということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。いずれにしましても、一日も早い農地・農業施設の復旧に向けまして、これからも努力してまいります。


 それから、今後の手だてということでございますけれども、今申しましたように、引き続き適切な事業の進行管理に努めますとともに、ほかの事業との関連も見ながら工事の発注時期を見きわめて、順次工事の発注を行い、進めてまいりたいというように考えております。


 それから、復旧費用の関係でございます。農地・農業施設の費用関係につきましては、一応災害査定の結果を踏まえて予算計上をしております。一応すべて予算計上しているものだというように理解をしておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 防災行政無線の整備につきましてご答弁を申し上げます。


 この両町への早期整備につきましては、関係する竹野、但東の議員さんはもちろんでありますし、他の市町の議員さんからも一日も早くというふうなことも今議会で要請がございました。したがいまして、その必要性につきましては十分認識はいたしておりますけれども、ただ、今までご説明申し上げましたが、まず山間部が多いというふうなことから、まず費用面の問題が出ます。それからあと、電波の割り振りといいますか、同じ市町村で幾つもの電波が割り振られるといったことはなかなか難しいといった状況もあります。さらに、加えまして市全体の防災行政無線の統合といったものも関連もいたしますので、これを、事業実施に当たっては解決すべき課題があるといったことでご理解をお願いしたいと思います。


 したがいまして、整備時期については現在、新市全体での整備状況を検討中というふうなことでございまして、今の段階で、じゃあいつごろといったことは残念ながら申し上げることができません。


 それから、費用面ですが、これにつきましては、過疎地域の自立促進計画の中では2町分、合わせまして一応6億500万ほどの数字が上がっておるわけですが、ただ、これにつきましても旧町時代の数字を多分合算したものだろうと思われます。整備方法が決まれば、当然それに伴ってさらに詳しい費用額というものは出てまいると思いますけども、現段階ではこの促進計画にのっている額ということでご理解をお願いいたします。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 過疎地域自立促進計画についてご答弁申し上げます。


 議員ご指摘のとおり、過疎債につきましては元利償還額の70%について交付税措置が講じられまして、本市の財政にとって大変有利な起債でございます。したがいまして、旧3町の過疎地域で行う必要な事業につきましては、最大限活用いたしてまいりたいというふうに考えております。


 それから、竹野、城崎、但東、旧それぞれの町のバランスがどうかというふうな、17年度の計画はバランスはどうかというふうなご質問をいただきました。過疎計画につきましては、地域内の医療法人等が行う事業で、市から支出がない場合も計画に上げることとなっておりまして、平成17年度の計画におきましては、一部の地域でこうした事業が実施される予定となっておりまして、事業量が増加をいたしておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。


 それから、見直しのことについてご質問いただきました。実は今議会に上程いたしております計画につきましては、もともと旧3町で原案をつくっていただきました。原案を新市の方で引き継いで、新市でそれにチェックを入れたというふうなものになっておりまして、今後は一年一年計画に上がっております事業について、必要性があるものは財政状況を見ながら予算をつけていくという格好になりますが、想定され得る事業すべてが上がってますので、5年間にとてもできない事業もたくさん入っています。そのあたりについては、最終の21年度には実施と計画との整合性をとる必要がありますので、その段階で見直しを行うという格好になります。当然見直しを行いますときには担当課を初め各総合支所と連携をいたしまして、地域住民の方のご意見もお聞きしながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 地場産業の振興につきましては、議員ご指摘のとおり観光産業と地場産業とが強力に連携して相乗効果を上げていかなければならないと考えております。


 例えば一つの例でございますけれども、豊岡の宵田商店街振興組合が地場産業でありますかばんを取り入れまして、新たな観光スポットにしようという試みで去る3月にかばんストリートをオープンされたのは、地場産業と観光が一体となった画期的な取り組みの事例ではございますが、今後とも本市の幾多の地場産業が観光と連携しながら経済的効果が上がるような仕組みづくりなど、できる限りの支援をしていきたいというふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 最初に土木施設の災害復旧の関係なんですけども、先ほど答弁いただいたわけなんですけども、乙災害の契約率が33%ということで、残件数が326件あるわけなんですけども、あと、がけ崩れ等も残っているわけなんですけども、答弁ではすべて契約をし、財政には17年度で終わりで影響はないということでありますけども、この乙災害の契約率が少し低いので、326件、残りを心配するわけなんですけども、その辺のところは本当に18年度への財政影響、工事の進捗状況等を考えて影響はないのか、答弁を求めます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) ご心配をしていただいておりますが、3月末の旧市町のときの進捗率からいたしまして約20ポイント、約100件ぐらい、新市になりまして乙災害を発注しております。そして全庁、総合支所一丸となって、絶対上期に早期発注しようという申し合わせもしておりますし、完全に発注できるものだと信じております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) その辺は、できるということですから安心をしておりますけども、もう片方で、例えば年度内完成はそれでいいとしても、じゃあそれまでに、これから梅雨期等にも入ってくるわけなんですけども、こういう災害に遭った部分、特に乙災害等の部分のところについては、河川の関係とかいろいろあるというふうに思いますけども、その辺の梅雨期に入るという中での安全対策面等についてはどのようなお考えでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) 既に梅雨に入っておりまして、また出水期ということから、6月15日から10月20日までというようなところ、非常に心配をいたしております。もちろん安全には万全を期す所存でありますけれども、ちょっとこれまでの発注状況等を考えますときに、私ども、危険度の高いところから既に発注しているということ、そして各総合支所におきましても本当に危険なところは応急仮工事を実施しているということ、そしてまだまだ未完成の工事箇所があるんですけれども、そこらは各総合支所とも連携を密にしながら、安全パトロールの実施、それもきょう、雨が降れば随時というような形で、何とか被害防止に努めてまいりたいと、このように考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 安全面で少し気になるのが、急傾斜地なりがけ崩れの部分のところが少し残件数が非常に多いわけ、件数は少ないですけども、残件数があるわけなんですけども、その辺の対策、例えばがけが崩れた場合に警報が鳴るとか、そういうふうな形での安全装置的な部分については対処されているところがあるのか、逆にそこまでの必要があるのかないのか私は少しわかりませんけども、その辺の安全対策はどうですか。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) お答えいたします。


 けさもがけ崩れ15カ所、42戸の件につきましてご説明申し上げまして、私も非常に苦慮いたしましたが、直接的に建設部で対応しております箇所は現在、避難箇所の中で2件のうち1件はもうほぼ完成しておりますし、直接これから対応すべき箇所は1カ所、そして豊岡土木の関係の工事におきましても、当現場に伸縮計を配置しておりまして、それらが少しでも動くというようなときには建設課の職員に自動的にメールが入るようになっているということであります。したがいまして、非常に雨が降ったときには、それらの担当している箇所におきましては避難されている方、またそこにおられる方も十分連絡を密にしながら安全対策を講じたいと、このように考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) それでは、少し質問を変えますけども、工事の工法の関係でありますけども、市長は豊かな環境の創造としてコウノトリとか、その他の取り組み計画を考えておられます。今回、土木施設災害復旧工事では、そういった環境の部分を考慮したような工法なり取り組みが生かされているのか、また具体的に環境に優しい、こういう工法で自然とマッチしながらというふうな工法が取り入れられているのか、答弁を求めます。


○議長(木谷 敏勝) 建設部参事。


○建設部参事(福井與司光) お答えいたします。


 基本的には災害復旧は原形復旧が原則であります。また、再災害、再度、再び、再度災害防止をするんだということなんですけれども、平成9年に河川法が改正されました。それは、従来は治水であったりや利水、この平成9年の改正には環境も加わりました。そのことによりまして、災害復旧事業といえども国の方では平成10年度から美しい山河、山、川を守る災害復旧の基本方針、ガイドラインが示されまして、要はそれぞれの地域の川に合った、特性を生かした災害復旧をしようというようなことになっております。


 私ども4月1日に合併をいたしまして、これまでは1市5町、それぞれのマニュアルを持ってやっておったわけですけれども、それらを調整すると。したがいまして、市長も環境に優しい工事、いわゆる自然に配慮した工事というような中から打ち合わせをしまして、例えばこれまでですと画一的に積みブロックとかいうようなことがあったんですけれども、環境保全型ブロック、ちょっとわかりやすく申し上げますと、通常のブロックよりも空隙がある中で、そのブロックを積むことによって将来、5年後、2年後、3年後には、また植生が生えるというようなブロック、このようなものも使っております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 私も随分前、台風19号が竹野町に、大きな被害を受けたんですけども、当時はほとんどそういった工法というのがとられずに、本当にブロック張り、コンクリ張りの寂しい、みすぼらしい工事でありましたけども、今聞くところによると、そういう配慮がされているということですので、今後ともそういった環境に配慮した工法をどんどん取り入れていただきたいなあというふうに思います。


 次の質問に入ります。農地・農業施設の関係でありますけども、この部分での農地の契約率が43.3%と、残件数が165件と資料いただいております。農業施設では67.4%で76件でありますけども、先ほどの答弁では17年にほぼ完成しながら一部はあるということですけども、そして18年度への財政の影響はないというふうな答弁だったというふうに思いますけども、その辺のところを再度、契約率なり残件数が多い関係もありますので、再度確認をしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 今も答弁させていただいておりますけれども、申し上げましたように、例えば竹野町の場合には河川とセットでないと復旧ができないというような、そういう箇所が非常に多うございます。あるいは、例えば豊岡市の場合には江野地区で災害復旧をあわせた圃場整備を行いますが、そこにつきましても非常に数が多いということがございます。それからさらに日高の場合も契約率が低いわけですけれども、ここについては面積的に大規模に被災した区域がございまして、そういうところを優先させてまいったというようなことがございます。したがいまして、そういうふうなことが原因で契約率が低いということでございます。ただ、農地ということでございまして、農地の被災面積から見た、例えば復旧率ということでまいりますと、5月末現在で発注の率は、面積での比較ですが、86%ほどになります。それから復旧率は79%になるというようなことで、そういうふうな点でひとつご理解をちょうだいできたらというように思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 先ほど土木関係にもお聞きしましたけども、環境対策等の工法についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 今、参事が答弁をさせていただきましたとおり、農地・農業施設につきましても土木と同じように、基本的にいわゆる原形復旧ということになっておりますので、設計は原形復旧ということで査定を受けておるということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 何か原形復旧だけでというふうな感じですけども、市長の方針の中には、水路等も考えながらというふうな部分が入っているんで、私は配慮されているのかなという認識をしているんですけども、そうじゃないですか。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 制度的に原形復旧ということになっておりますので、しかも査定につきましては1月の末までに既に査定を終えておりまして、その査定に基づいた実施設計をくくっとるということでございますので、その点ではご理解をちょうだいしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) ということは、原形復旧だけでとどまっているということの理解でいいですか。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) そのように理解をしております。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 次の項目に入ります。


 防災無線の関係ですけども、今まで答弁を聞いてご承知のとおり、1市3町に設置され、それはアナログでありますけども、今までの答弁の中で、統一するため、デジタル化ですけども、そのためにも二重投資を避けたいとの答弁があるわけなんですけども、いただいた資料の中では、平成12年に日高町と出石町がアナログの防災無線を設置しているわけなんですけども、両町とも大体1億五、六千万で設置されております、工事費ですけども。過疎計画の中にも関係してくるわけなんですけども、先ほどの答弁もありますように、20年、21年の中で竹野町、但東町は計画がされております。ただ単なる計画と言われたら、それでみそもくそもないわけですけども、私は決して計画というのは、目標があるから計画があるというふうに私は理解をしております。


 その上で、6億500万という金額、恐らくこの日高町、出石町の1町で1億五、六千万という金から比較すると、2町で6億500万ということは、これはデジタル化の部分での予算設定かなというふうな思いがするわけなんですけども、逆にデジタル化での試算をした場合に、過疎債を活用した場合、実際にはこの6億500万がどのぐらいでできるのか、答弁願います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけないですが、その6億の積算がアナログかデジタルかということについては、ちょっと確認はいたしておりません。ただ、通常言われているのは、アナログに比べて約1.5倍の経費がかかるということは聞いておりますが、その6億の根拠につきましては、精査はいたしておりません。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 計画として上がっている金額で言っているわけですけども、6億500万の工事費が、過疎債を適用すると幾らでできるでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ちょっとお時間いただきたいと思います。


 ちょっと休憩をとらせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後7時50分休憩


          ────────────────────


                午後7時51分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけないですが、今の金額につきましては、また後ほど発表させていただきます。申しわけありません。(「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)


○議長(木谷 敏勝) 89番、安治川議員。


○議員(89番 安治川敏明) ただいまの答弁で、災害復旧事業は原形復旧だけというご答弁、若干誤解を生ずる可能性がある事案がありますから、議長において精査願いたい。第15号、第16号議案は災害復旧事業関連の土地改良事業が行われておりますから、事実を異にする答弁が行われているように思えますから精査願います。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後7時52分休憩


          ────────────────────


                午後7時53分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 先ほどは江野地区で災害復旧のことに触れましたけれども、申し上げました内容と申しますのは、いわゆる江野地区で圃場整備事業を行う区域内の中に20カ所からのいわゆる災害復旧事業の箇所がございます。これにつきましては、災害復旧費の事業と、それから本来の圃場整備事業との費用を合わせて災害復旧事業を本年度から19年度にかけて実施をするということでございます。したがいまして、災害復旧との合併の施工になりますので、圃場整備事業が着手できるという段階においてまとめて災害復旧も完了したということになります。したがいまして、そういう意味合いで申し上げたということですので、ひとつご理解をちょうだいをいたしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 防災無線の関係なんですけども、正確な計算は後でいいとしましても、ざっと1割ちょっとぐらいでできるのが普通の過疎債の適用だろうというふうに思っているわけですけども、そうすると6億500万が6,050万ぐらいでできるんじゃないかなという思いがするわけなんです。


 なぜこういうことを言うかといいますと、非常に安い金でこういった多額な装置ができるということが言いたいだけなんです。要は20年、21年度の計画の中に、これだけ安くできる分は早く、今の間にやっておかないと、22年度以降になるとすごい市の財政負担が発生するということが言いたいわけなんです。その辺のところを十分考慮されて、今後、きちっとした計画を組んでいただきたいなあというふうに思っているわけです。


 それから、防災無線を導入するまでには非常に時間がかかりますし、年数もかかるだろうというふうに私は思います。ただ、それまでにやはり何かの手だてはしなくちゃならないだろうというふうに私は思うんです。


 台風23号のときに、竹野町は8時ごろから停電をいたしまして、朝まで全然電気なしです。朝、テレビをつけると豊岡市がテレビで、映像で水浸しの状況でした。結局有線放送は一切停電ですから使えない、何の情報も入ってこない真っ暗な中、逆に竹野川があのときに堤防が決壊したらどうだろうと思うときに、私はぞっとします。逆にそこの部分というのは、じゃあ20年、21年、過疎計画の中で計画がしてあるけども不確定でありますし、できるかどうかもわからないというふうな答弁が多いですから、その辺のところを考えると、やはり何かの手だてをしないと、竹野町は23号のときに台風を受けて全滅でしたっちゅう話にはならないと思います。それは但東町も一緒だろうというふうに思います。


 ただ、停電で全く機能してないんです。当然、線が切れれば機能もしません。竹野の場合はたまたま線が切れなくて停電だけでしたから、ただ、それを補完する装置があれば動いたんです。竹野町議会でもいろいろと問答をやりながら、最終的には竹野の場合は無停電装置という形で、停電をしても機能する有線放送が今、維持されております。それは子機のところにすべてバッテリーを各地域に配置して、停電をしても放送はできるという体制で、とりあえずそれで我慢しているわけなんですけども、そういった部分、但東町の方はどうなっているでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、過疎債6億ということで申し上げたんですが、このうちざっと一般財源としては2億二、三千万からあると思います。ただし、この防災行政無線の事業の中には、電波で飛ばす工事に加えまして、当然各戸には子機が必要でありますけども、その子機部分については起債対象かどうかといったことはまだはっきりしないということがありますので、とりあえず2億2,000ということで申し上げたわけですが、これが、割合が高まる可能性もあるということです。


 実際、事業化をやっていこうとすれば、やはり有利な過疎債は当然、これは使用していくことになると思います。


 それから、じゃあそれの整備ができるまではどうするんだというふうなことでございますけれども、特に今の段階で、今後研究はしていきたいと思いますけども、FMジャングルにしてもエリアが限られていますし、ただ、以前に同じFM、NHKとかでも緊急の場合には放送も可能ではないかというふうなこともちょっと調べたことがありますんで、それらも踏まえまして、今後検討もしてまいりたいというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 先ほど言いましたように、竹野町は無停電装置を設置しているんです。但東町の状況はどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけありませんが、承知をいたしておりません。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 但東町の総合支所長、どうですか。


○議長(木谷 敏勝) 但東総合支所長。


○但東総合支所長(松本 和洋) 停電したら放送はできないというふうに確認しております。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) すべて竹野町並みに無停電装置を設置する必要はないですか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) それにつきましては、検討させていただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 金額はそんなに高くないというふうに認識しておりますから、少しでも改善されることを要望しておきます。


 次に進みます。17年度の過疎自立促進計画なんですけども、資料をいただきました。各町別に事業件数を見てみました結果、答弁はいただいたんですけども、継続事業の中では竹野は12件で2億9,000万円であります。城崎も12件で5億、但東町は18件で8億7,000万あります。全体の事業件数の比率を見てみますと、件数では竹野は29%で、城崎も29%、但東町は52%であります。これを事業費の比率でざっと見てみますと、竹野は17で城崎30、但東は52%という形になっておるわけなんです。その中でも、竹野では12件の中で総合健診絡み、要はがん検診とか、そういった部分が4件含まれているわけなんですけども、先ほどの説明では少し説明不足かなというふうな思いはするわけなんですけども、なぜ3町が過疎地指定を受けながら、これだけのアンバランス的なところができるのか、再度説明を求めます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今、議員の方からは3町あるわけです、旧3町が。それぞれバランスをというふうなお話なんですけども、それぞれの旧町で事業ということで上がっていますものの中には、急いでやらんとあかんというものもあるわけですし、そうでないものもあるということでございますので、予算査定の中で、この町に、旧町にこれだけだからこっちの町にこれだけというふうなことではなくて、事業の中身によっての判断ということでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) そういう答弁になるというふうに思うんですけども、では、新規件数でちょっと比較してみたいというふうに思います。竹野町は1件で1,200万です。城崎1件で4,000万、但東町は5件で3億3,000万です。率で比較しますと、竹野町は件数25%、城崎13%、但東63%なんです。事業費ベースで見ますと、竹野は3%、城崎10%、但東は86%なんです。この辺のところはね、急ぐものがある、急がないものがあるって言われるけども、やはり同じ過疎地、過疎地の活性化のための施策ですから、その辺のところを、逆に今まで何年も継続してきた事業を削り、片方では突然新規事業が入る、やっぱりそこのところは少し矛盾したように思うわけですけれども、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) バランスをとるべきだというのは議員のご見解ですので、それはそういうことでお聞きをしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) ちょっと方向を変えます。


 午前中の質疑の中でね、新堂内川線という話がありました。合併特例債の費用も検討に入れながらというふうな話があったわけなんですけども、きのうの答弁では少し違った内容の答弁でした。大型事業等という部分も言われておりましたけども、その辺の中で、片や事業をカットしながら、平成元年から今までほとんど動いてないような事業に特例債を投入する部分と、片や過疎債適用で安い事業でできる部分、それをカットしてやる部分、果たしてこういうことが実際に表面化してきたときには、やはり中心部はよくなって周辺部はどうなんだというのが、やっぱり一般の住民の見方だろうというふうに思うんです。その辺のところはやはりきちっとしていかないと、ただ単に必要である必要でない、人が多い少ないという部分じゃないと思うんですけどね、その辺のところが答弁できるなら答弁してください。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 合併特例債の見解としては今まで申し上げてきたとおりでありまして、きょうはたまたま新堂内川線のことで建設部長が申し上げましたけども、それとてももちろん決定しているわけではありません。本年度決まった2億6,000万以外については、今後、事業内容を照らして、これを投入するかどうかといったことについては、これからの問題であります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) そこのところは、十分全体計画の中で配慮していただきたいなというふうに思います。


 促進計画の中で、この間、資料をいただいております。この計画でありますけども、後期計画についてはこういうふうに書かれておりますね。前期計画とあわせて新市に引き継いだ上で見直しを行う、これは合併協定書の中ですけども、その中で、関係3町合同で策定し、幹事会、首長会で確認され、県との事前協議は終えておりますと。あとは、本計画書についてはこの計画書ですね、いただいた、それはこの本会議の中で議決をいただいた後に、要は総務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣へ提出するようになっているんです。先ほどの答弁を聞いていましたらね、何もかも入っているんだと、精査する必要がある、それは一口にそう言われるけども、今まで過疎自立促進計画を作成し、ここまで進んできた6年間の経緯があるんですよ。その都度見直しながら後期計画を策定して本会議に出して、これを国の大臣に送る状況なんでしょう。そのところで、前々回の答弁でしたが、市長も企画部長も何か似たような、いや、ごちゃまぜですからというふうな感覚の答弁をいただいたと思うんですよ、私ではないですよ。やっぱりね、こういう計画書をきちっとした議会の場に提出し、それをさらに国に上げるというのは、私はいいかげんな計画ではないと思っているんです。そうあるべきでなかったらおかしいんですよ。いや、そう思いませんか。私はそう思います。ですから、そのために議会の議決が必要であり、そのために議論しながら修正していこうとしているわけですから、その辺の計画書についてきちっとした、それは、よその町は私は知りませんけど、わからないと思います。私の見る限り、前の部分で私たちのいた町では、それなりのきちっとした計画を持ちながら、ここまで進んできたつもりでおります、それは。いや、それでなかったらええかげんなことをやっていた議員と町長ということになりますから、私はそこは信じていたいというふうに思います。


 確かに予算の編成時に財政状況等を踏まえながら変更していかざるを得ない場合もあると思うんです。それは、変更の仕方というのは予算が余裕があれば早くすればいいし、余裕がなければ後期のぎりぎりまで持っていけない状況もあると思うんですけど、最終的に必要なのは、計画というのは目標を持って立てているわけですから、これをどう、どこまでを完成させるかというのが、最大限努力するのが後期計画だと私は思っているんです。やはりそうするとするなら、過疎債の期限が切れるまでに、血の出るような努力をしながらこの計画を全うしなければならないし、国に出す以上は、それだけの責任があるというふうに思うわけなんですけども、後期計画の見直しの考え方について、少しきちんとした答弁をいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほど別の議員のご質問にお答えしたとおりでして、もともと各町でのこの過疎計画といいますのは、中期財政計画との整合性は図られておりませんので、その町自身の、初年度だけじゃなくて何年度かに分けての財政見通しとの整合性は図られておりません。そういう意味では先ほどご答弁したとおりでして、財政的な裏づけがないものもかなり含まれているというのが私たちの理解でございます。それは、そういうものでいいんだという指導がなされておりまして、つまりその年度年度で財政を見ながら、必要としたものについては、計画の中に入っていれば、国はそれなりの支援をしましょうと、こういうことだというふうに聞いております。もしこれが財政計画ともあわせてきっちりやらなければいけないものだとするならば、私といたしましては現在のような形では出していない。過疎の町から受けた説明が、もうとにかく入れておかなければ、いざやろうとするときに対象にならないから入れておくんですと、こういうことでありましたから、それは非常に現実的な、あるいは熟度の高いものもあれば、夢の段階にとどまっているものもある。でもとにかく入れておかなければいけないということで、通常の他の計画というのと少し性格が違うものであるというふうに私としては理解をいたしております。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) ただね、前回の答弁の中で、必要という部分で、生命にかかわる必要な部分と、そうでない部分の必要性というのは確かに認めます。それはそうですよ。ただ、要らない分まで入っているという認識は、私は持ってないんです。少々おくれてもいいけどもという夢的な、希望的な部分の事業もあります。それは夢も持たなければならないと思います。不必要ではないという理解は、私はしていただきたいなというふうに思います。


 余り時間ありませんから次の質問に入ります。


 観光関係でありますけども、今まで旧町の中では観光面にも相当力を入れながら、町のホームページ等も観光関係をたくさん入れておりました。今のホームページは、総合支所関係、旧市町関係はどうなっているでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) 市のホームページの中でも観光情報を掲載いたしておりますし、それぞれの観光協会でも観光協会のホームページ等で掲載をなさっております。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) ちょっと言っている意味がわからないのかわかりませんけども、要は旧町の役場のホームページがありますね。その中で観光関係等もね、イベント等も入れていたんですよ。それが総合支所になって、そのホームページはどうなっていますかと言いたいんです。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 合併と同時に旧市町のホームページが実は消滅をいたしております。これは私も大変反省をいたしておりまして、就任後のことでありますけれども、今言われたような配慮が本来はなされなければいけなかった、つまり残していく必要があったわけですけれども、合併のさまざまな騒然とした作業の中で、担当がそこを失念をしてしまったということだというふうに理解をいたしております。


 また、現在あるホームページにつきましても、各総合支所なりのホームページの欄がない。それから各支所の中であるいろんなイベントも極力出すようにはしておりますけれども、まだまだその辺のPR精神が徹底したホームページにはなっておりません。そういうことで、今回の予算の中にもホームページを変えるための費用を若干入れておりますけれども、ぜひ新市全体をきちっと紹介できるようなホームページをつくってまいりたいというふうに考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) 実は私も、総合支所のホームページは出るんです、けど開かないだけでね。ただ、やっぱり出れば開くと思いましょうが、だれも。今まで結構、私たちも旅行へ行く場合、各地域の市町のそういうページを見ながら宿を探したり名所を探したりしていたわけなんですけども、出てくる以上はだれもが期待しますから、活用するならきちっと活用する、削除するならするというふうな形をとらないと、中途半端な形で残すというのが一番まずいんじゃないかなというふうな思いがいたしますので、できるなら今までのような形での総合支所版というような形で残される方がいいのかなというふうな思いがしますけども、その辺のところも検討していく必要があるんじゃないかなというふうに思いますけども、残されるのか、いやいや、もう豊岡市だけの一本にされるのか、その辺の検討はどうなんでしょう。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ちょっと市長が申し上げましたけれども、まだ準備が不足しておりまして、今、議員の方からご意見いただきましたので、どういう形でできるのか、早急に検討してみたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 42番、宮田弘議員。


○議員(42番 宮田 弘) それでは、ホームページの関係はきちっとしていただき、早くはっきりした形をしていただくということを期待いたしまして、質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で宮田弘議員に対する答弁は終わりました。


          ────────・──・────────


○議長(木谷 敏勝) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(木谷 敏勝) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定しました。


 次の本会議は、20日、午前9時30分から再開することとし、議事日程は本日のものを援用いたしますのでご了承願います。


 本日は、これにて延会いたします。ご苦労さまでした。


                午後8時15分延会


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