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兵庫県 豊岡市

平成17年第3回定例会(第2日 6月15日)




平成17年第3回定例会(第2日 6月15日)





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            平成17年第3回豊岡市議会定例会(第2日)


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                       平成17年6月15日 午前9時30分開議


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第6号〜報告第10号並びに第14号議案〜第46号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか37件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


     (各議案委員会付託)


日程第3 請願・陳情の付託について


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                本日の会議に付した事件


日程第1 諸般の報告


日程第2 報告第6号〜報告第10号並びに第14号議案〜第46号議案〈専決処分したものの


     報告について、ほか37件〉一括上程


     各議案に対する質疑並びに一般質問


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                  出席議員(92名)


       1番 加 藤   実         2番 一 幡   勉


       3番 岩 田 幸之助         4番 木 谷 敏 勝


       5番 上 坂 正 明         6番 岡 田 重 明


       7番 渡 辺   毅         8番 滝 本   実


       9番 伊 藤   仁         10番 湊 ? 康 雄


       11番 岩 見 倬 史         12番 奥 野 初 見


       13番 田 中 英 裕         14番 谷 澤   誠


       15番 長 岡   優         16番 木 瀬 秀 美


       17番 稲 葉 康 介         18番 植 田 佐 一


       19番 芝 地 邦 彦         20番 長谷川 幹 夫


       21番 中 野 利 朗         22番 福 田 静 剛


       23番 植 田 慶 一         24番 小 西 貞 夫


       25番 寺 田 孝 夫         26番 榎 本 哲 郎


       27番 金 澤 省 三         28番 金 子   實


       29番 篠 原 和 三         30番 津 田   正


       31番 谷 口 秀 夫         32番 加 藤 勝 一


       34番 竹 村 貞 夫         35番 成 田 美 好


       36番 森 田 健 治         37番 熊 本 善兵衛


       38番 岩 崎 夏 雄         39番 堀 江 勝 美


       40番 宮 垣 三 二         41番 青 山 憲 司


       42番 宮 田   弘         44番 中 村 正 実


       45番 谷 口 雄一郎         46番 峰 高 千 明


       47番 三 輪 卓 右         48番 鷹 野 久 司


       49番 谷 口 勝 己         50番 谷 本   昇


       51番 岡 谷 邦 人         52番 堀 江 治 信


       53番 吉 岡 正 章         54番 古 谷 修 一


       55番 堀     正         57番 伊 賀   央


       58番 木 谷 孝 行         59番 西 垣 善 之


       60番 西 川 金 吾         61番 結 城 紘 一


       62番 椿 野 仁 司         63番 橘   卓 爾


       64番 定 元   稔         65番 野 口 逸 敏


       66番 原     甲         67番 若 林 悦 三


       68番 岡   満 夫         69番 井 崎   昭


       70番 稲 垣   薫         71番 広 川 善 徳


       72番 森 岡   進         73番 古 池 信 幸


       74番 中 家 和 美         75番 大 谷 英 子


       76番 福 田 幸 一         77番 足 田 茂 樹


       78番 瀬 藤 洋 行         79番 川 口   匡


       80番 瀧 下 繁 喜         81番 水 口 和 美


       82番 森 本 陸 夫         83番 綿 貫 祥 一


       84番 和 田 貞 夫         85番 岩 崎 誠 喜


       86番 大 井 昭 次         87番 森 井 幸 子


       88番 森 田   進         89番 安治川 敏 明


       90番 武 田 厚 志         91番 村 岡 峰 男


       92番 木 下 哲 学         93番 陰   良 夫


       94番 稲 垣 のり子         95番 太 田 清 喜


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                  欠席議員(3名)


       33番 木多見 春 夫         43番 国 村   猛


       56番 山 本 久 雄


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                  欠  員(なし)


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                 事務局出席職員職氏名


  局長         田 中 茂 樹  議事係長      松 本 幹 雄


  次長         阪 根 一 郎  議事係主査     大 槻   稔


  庶務係長       前 田 靖 子  技能職員      藤 井 正 吾


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               説明のため出席した者の職氏名


  市長         中 貝 宗 治  助役        奥 田 清 喜


  収入役        塚 本 信 行  技監        谷 川 俊 男


  企画部長       神 尾 與志廣  行革推進室長    谷 岡 慎 一


  国体推進部長     西 村 昇 一  総務部長      中 川   茂


  防災監兼消防長    菅 村 和 弘  市民生活部長    植 田 政 由


  健康福祉部長     岡 本 幹 雄  商工観光部長    砂 田 利 正


  農林水産部長     太田垣 秀 典  建設部長      井 本 雅 士


  建設部参事      福 井 與司光  企業部長      蘆 田 和 美


  城崎総合支所長    齋 藤 哲 也  竹野総合支所長   神 田 美 稲


  日高総合支所長    小 西 康 夫  出石総合支所長   多 根   徹


  但東総合支所長    松 本 和 洋  教育委員      卯 野 敦 子


  教育委員       井 垣 美津子  教育長       石 高 雅 信


  代表監査委員     大 禮 謙 一  農業委員会長    竹 村 公 男


  選挙管理委員会委員長 籏 谷 力 夫  教育次長      村 田 正 次


  監査・選管事務局長  池 上   晃  農業委員会事務局長 井 谷 勝 彦


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                ◎午前9時30分開議





○議長(木谷 敏勝) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は92名であります。よって、会議は成立いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 日程に入ります前に、市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 質疑・質問に先立ちまして、一言訂正とおわびを申し上げます。


 去る6月6日の総括説明の中で本年度の一般会計予算における前年度比較をご説明いたしました。ページで申しますと13ページの中段ですが、台風23号に伴う災害関連経費がごみ処理関連経費約14億円の集計漏れによって約93億円から107億円に上ることが判明いたしました。


 これに関して具体的な訂正箇所を申し上げますと、台風23号に伴う災害関連経費、旧市町の未払い金及び合併に伴い発生した経費の合計138億1,900万円除くと実質6.6%の減額となりましたと説明いたしましたが、これを台風23号に伴う災害関連経費、旧市町の未払い金及び合併に伴い発生した経費並びに基金造成経費の合計150億2,200万円を除くと実質9.1%の減額となりましたと訂正させていただきたいと思います。


 ちなみに今回の変更は歳出の内容内訳に係る変更であり、予算総額に変更はありませんので、この旨ご理解をお願いいたします。


 このような訂正をお願いすることに対しまして深くおわび申し上げますとともに、議員各位におかれましては格別のご理解いただきますようお願い申し上げます。


○議長(木谷 敏勝) これより日程に入ります。


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◎日程第1 諸般の報告





○議長(木谷 敏勝) 日程第1は、諸般の報告であります。


 まず、本日の会議に欠席届のありましたのは、木多見春夫議員、国村猛議員、山本久雄議員であります。


 次に、籏谷選挙管理委員会委員長、池上監査・選管事務局長の両名から本日の定例会を公務のため遅刻したい旨の申し出がありますので、ご了承願います。


 次に、本日当局より議案に係る正誤表が提出され、お手元に配付しておりますので、ご了承願います。


 次に、本日の議事運営について議会運営委員長の報告を求めます。


 69番、井崎昭議員。


○議会運営委員長(井崎 昭) 皆さん、おはようございます。本日の議事運営についてご報告いたします。


 本日は、この後、当局提出議案を一括上程し、市の一般事務に関する質問とあわせあらかじめ発言通告のありました議員より質疑・質問を行います。


 発言通告のありました議員は合計52名で、お手元に配付しております議事順序に記載した順番で行いますが、発言内容は通告された要旨を逸脱しないように、また極力重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても適切簡明になされるよう要望いたしておきます。


 質疑・質問終局の後、各議案について所管の委員会に審査を付託し、さらに請願・陳情の付託を行って散会することとなります。


 なお、本日は適当な時点で延会し、引き続き明日に議事を継続することといたしておりますので、ご了承願います。


 以上、議事運営についてよろしくご協力をお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 以上、報告のとおりご了承願います。


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◎日程第2 報告第6号〜報告第10号並びに第14号議案〜第46号議案





○議長(木谷 敏勝) 次は、日程第2、報告第6号ないし報告第10号並びに第14号議案ないし第46号議案、専決処分したものの承認を求めることについて外37件を一括議題といたします。


 これより質疑並びに会議規則第62条の規定による市の一般事務に関する質問をあわせて許可いたします。


 なお、通告者が大変多数でありますので、質疑・質問はくれぐれも重複を避け、簡潔に行っていただくとともに、当局答弁についても要点を押さえ、適切簡明になされるよう強く要望いたしておきます。


 また、発言に当たっては、極力マイクを近づけた上で明瞭になされるようお願いいたします。


 発言は、通告に基づき順次議長より指名いたします。


 まず最初に、66番、原甲議員。(拍手)


               〔原  甲議員 登壇〕


○議員(66番 原 甲) 通告に従いまして、一般質問を行います。


 まず、市長の政治理念につきまして。我が国の経済は、やや明るさが見えたというものの、依然として明確な回復の兆しが見られない活力を欠く厳しい状況が続いておりますが、政治経済のパワーの衰弱、劣化の最大の原因は、政治経済に対する国民の信頼感の欠如であり、国民の信頼こそ政治経済パワーの正当性の原点であることを確信いたします。極限に達する借金政治運営の中で統治理念の地に落ちた政治経済のスキャンダルの続出にうんざりし、言いようのない寂しさを覚えるところです。信なくば立たず、政治の要諦です。国も地方も同じです。行政に対する住民の信頼が市の行政のすべてのかなめであります。初代新豊岡市長に就任された市長の政治理念の真髄を聞きます。


 次に、合併に伴う新庁舎の建設は市民最大の関心事であり、積極的に取り組み、事務の効率化、住民サービスの向上を図るため即検討に着することが合併協議の経緯から必須と考えられるが、対応を聞きます。


 次、時代の要請により、総務省が地方自治体に対して行政改革の指針を出したが、根拠のあいまいな調整手当の基本的な考え方を聞きます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。住民の信頼をどのように得ていくのかといったことについてのご質問にお答えをさせていただきます。


 私自身も総括説明の中で申し上げましたけど、対話と共感というものを基礎にしたいと考えております。少しかたい言葉でいきますと万機公論に決すべしと同じような意味合いになるのかもしれません。悪いようにしないからとにかく我々に任せておけということではなくて、しっかりと行政課題について市民との対話をする、議論をする、そこから生まれてくる共感をもとに行政を進めるということが市民の信頼を得る最も基本的な進め方ではないのか、このように考えてるところです。


 とりわけ財政状況は大変厳しくなりまして、結果でもってとにかくこれだけのものをあげましょうというものは言いづらくなってきております。したがって、議論をせずに例えば100万円差し上げますということではなくて、しっかり議論をして、私たちは財源これだけしかない。その中で何に割り振るのかという議論をしっかりして、80万円しかありませんけども、ご辛抱くださいということの方が市民との間の信頼関係ができるのではないのか、例えばそういうことでございます。


 同時にもう一つ大切なことは、私たちは失敗しないように、ミスをしないように努力をいたしますけれども、それでも人間のやることでありますから、必ずミスをすることが出てまいります。そのときにそのことを隠さずに市民に率直にお示しをし、なぜそのような失敗をしたのかということをしっかりと市民に伝え、その対応策として、改善策としてどのようなことを行うのかということを率直にお話をするということも信頼を得る上で大変重要なことではないのか、特に最近のさまざまな企業の危機管理に関する対応を見るにつけ、そのようなことを深く思うところでございます。


 なかなか至らないとこもたくさんございますけれども、原議員のご指導いただきながら市民の信頼を得られるように大いに努力をしてまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) ただいま原議員の庁舎建設についてのご質問にお答えいたします。


 現在の本庁舎につきましては、合併によります職員の増で大変庁舎が手狭あるいは分散しております。市民の皆様に大変ご不便をおかけしておりまして、まことに申しわけないと思っております。


 また、いずれの庁舎も老朽化しているといいますか、今、分庁で使っております分につきましてはそういう現象ございますから、新庁舎の建設は必要不可欠でございます。


 合併協議会では、新市の事務所の位置及び新庁舎建設につきまして、新市の事務所は現豊岡市役所とし、他の5町の役場をすべて支所とする、合併特例債の適用期限内に新庁舎を建設するが、新庁舎の位置は新市において定める、このことが確認されているところであります。


 建設計画に当たりましては、この確認に基づきまして財政的なめどを立てる中で本庁と支所との職員構成や、あるいは交通網の整備状況、市民の利便性などを十分見据えながら事務の効率化と住民サービスの向上を図るべく、規模、機能、位置及び建設スケジュールなどについて慎重に検討を進めてまいる考えであります。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 調整手当につきましてご答弁申し上げます。


 まず、一般職の職員の調整手当につきましては、現在5%支給をいたしております。合併前の旧1市5町でありますが、従前からこの5%の支給をいたしておりました。合併に当たりましても同様に支給することといたしております。国の基準でありますが、当地域は支給地域ではございません。しかしながら、兵庫県職員の場合、県の基準で当地域におきましても調整手当5%の支給地域となっておりますので、これに準拠した形で本市におきましても支給をしてるといった実態であります。


 しかしながら、先ほど議員がご指摘されましたように現在国におきましてこの給与構造の基本的な見直しを行おうといった動きがございます。その中でこの調整手当を廃止をし、特に民間賃金の高い地域に勤務する職員に対してはこれにかわって地域手当を支給しようといったことも検討をされてます。したがいまして、この調整手当の支給につきましては今後の国の動きあるいは県の動向等を見きわめながら検討してまいりたい、このように考えているところです。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 66番。まず、政治姿勢の問題でございます。市長が対話の中でと、全くそういう手法もあるわけでございます。いわゆる合併によりまして財政規模は格段に大きくなりましたし、したがってそれに対するところの市長の権限、権威というものは格段に大きくなってきます。したがって、そういう意味におきましても権限、権威は格段に大きくなっていく中での謙虚さが求められるわけでございます。そういうことになるので市民の信頼を得るためには具体的な、先ほど言われましたけども、さらに市政に対する透明性の確保を徹底したところの情報の公開と説明責任、それが最大の大事な問題である、このように考えております。先ほどの姿勢も言われましたけども、今言いました透明性の確保、徹底したところの情報の公開と説明責任、こういう手法につきましてどのような考え方を持たれるか、これにつきまして聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。議員のご指摘のとおり、大変大切な要素だと思います。先ほど万機公論に決すべしといったことを申し上げたり、あるいは対話と共感ということを申し上げましたけれども、その前提として率直に語るということが不可欠でございます。その率直に語るということをもう少しかたい言葉で言うと透明性を確保するということであったり、あるいは説明責任になるということになると思います。行政的な決定を私たちがいたしますときに、なぜ、どのような合理的な根拠に基づいてその決定をしたのか、あるいはしようとしてるのか、そのことを市民の側に明らかにし、そしてそれに対して市民の側の意見をお聞きをして最終的な判断に持っていく、こういったことはぜひとも貫いてまいりたい、このように考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 誠実な市長の姿勢を求めまして、次に移ります。


 次に、合併に伴うところの新庁舎の建設の問題でございます。


 この問題につきましては市民の最大の関心事でありますし、積極的に取り組み、事務の効率化、住民サービスの向上を図るために即検討に着手することが合併協議の経緯からして必須と考えておるところでございます。


 まず理由としましては、この合併の基本項目というものがございますけれども、それにつきましては合併方式、合併の時期、新市の名称、新市の事務所の位置を合併の基本4項目と呼んでおりますけども、それほどこの4項目は最も基本的であると同時に最も難しい問題であるとされております。その最も基本的な問題が合併後の新市の事務所の位置の問題でございますが、これが持ち越されたということは私といたしましてはこれは一つの先送りだ、このように認識をしておったとこでございます。


 したがって、日高町の議会におきましてこの問題につきまして質問いたしておりますので、参考までにそれを読み上げておきます。質問、新庁舎の位置を合併後に持ち越すとは問題の先送りであり、責任の回避、合併の最重要の項目である。掘り下げて十分論議し、一定の方向づけしておさめるべきだ。答弁、清水町長の答弁でございます。まず合併を仕上げることでなければ、他町にあっても議論があって壊れることが大いにある。今限られた時間の中で力と能力、時間があるかどうかが議論が必要。新市長立候補者は、新市の将来に思い切ったビジョンを示し、庁舎問題を提示され、新市スタートの論戦の中に市民の役割もはっきりされるので、問題の先送りとは言えない、こういう答弁があります。私だけでなくして、日高町の議会におきましてもこの問題については最も重要な問題としていろんな形の中で論議を繰り返された問題でございます。


 したがって、ご承知のように本庁舎方式が決まりました。また、組織・機構の問題も変わりました。あとは場所を決めることがまず必要である、このように思っております。整った中でこれに積極的な考え方を聞きます。


 それとこの問題につきましてさらに思いますことは、随分と議員の在任特例というものが合併協議会の中でも非常に激しいところの論議を呼びました。また、1市5町の区長会からも在任特例の必要性はないということで厳しいところの批判も受けました。その中におきまして第2号委員が在任特例の必要性を説かれた中に、1年以内に協議を進めなければならないところの合併後の新庁舎の位置、時期等がある。それと選挙後の議会のあり方でいくとするのなら、これは編入合併のような形になっていろんな形で議会の構成が不都合な形になるので、これはそういう形でなしに在任特例を適用すべきである、このような理由が述べられておりまして、結局はいろんな形で在任特例が認められて現在に至っておるのが現状であります。したがって、議会の中で、議員の中での第2号委員の意向がそのような形で述べられて、持ち越された事業の中でこれが整理されたとするのなら、この特例、今現在あるとこの議員の中でこの問題について積極的に取り組むことが課せられた責任である。それを無視とするなら、これはいろんな形でそぐわない、このように思うわけでございますが、そういう積極的な形の中で取り組むことが要求されていると思っておりますので、こういう積極的な形の中での取り組みについての考え方を聞いておきます。特に先ほど言いました、説明いたしましたけど、そういう問題につきましていろいろな流れの中で助役は十分承知の中と思いますので、こういう経過を踏まえて助役の答弁を求めておきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長答弁で大変恐縮でありますが、合併協議におきまして特に庁舎の位置を決めるべきではないというのが私の考えでもあり、当時の市町長会の考えでもございました。といいますのは合併協議会の委員自体は、特に市町長あるいは議会の代表者は選挙という洗礼を受けておりますけれども、学識経験者につきましては、これはそういった基礎を欠いておりますから、合併協議会自体が実は民主主義的な基礎という面ではどうしても議会と比較しますと不十分な点ということがございました。


 さらに、議員が言われますように庁舎の位置というのは大変市民の関心の深い事柄でございますから、わずか数十名の合併協議会の委員が通常ならば相当議論を重ねた上で出されるであろう位置についての議論をあの短い期間の中で出してしまうことが本当にいいのか。むしろ合併協議会はそのような議論を差し控えるべきである、こういった考え方を私自身いたしておりました。現に今もこうやってこの議場で議員と場所についての位置の議論ができるわけですけれども、もしこれ合併協議会で決めてしまっておりますと、この議論はできませんでした。そういう意味でも私は手順を踏む、あるいは民主主義的な手順を踏んでいくという意味では、問題が先送りというような表現をされましたけれども、そのことは正しい選択であった、このように考えております。


 現実に庁舎の位置を決定しようといたしますと、そもそもその庁舎はどのような機能を持つべきなのか、どのような理念に基づきどのような機能を持つべきなのか、そのために必要なボリュームはどのようなものであるのか、あるいはアクセス等社会的に求められる条件は何なのか、こういったことをきっちり洗い出した上で、それを満足するような場所は一体どこにあるのかというふうに議論を進めていく必要がございます。その議論はまさにこれからでございますので、十分今申し上げましたような点について議論を重ね、できるだけ早い時期に方向性としては出したい、このように考えているところです。


 それからもう1点ございますのは、先憂後楽という言葉がございますけれども、市民にとって必要な行政課題はたくさんある中で、果たして本当にイの一番、ほかのものをさておき庁舎を建てるということでいいのか。限られた財源を配分する場合に、もっと切実に住民の側のために必要な事柄はないのか、そのような議論も十分進めていく必要があるのではないのかと考えているところです。議員の在任特例期間中に結論が出せるかどうかわかりませんけれども、ぜひ議員を初め現在の議員の方々とも積極的に議論を進めながら前へ進めていきたい、このように考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 市長のこれまでから述べられていることの説明であった、答弁であった、このように認識いたします。


 10年間の中でやるという、そういうことの中でもこの取捨選択の中で積極的にやるものとそうでないものとあると思いますけども、先ほど言いましたように住民サービスの向上にもつながるし、これは建設計画の中にもきっちりとそういうふうにうたっておりますので、一つの手段というのかな、そのあり方の中に合併後の新庁舎の建設というのがございます。全く行財政の効率であり、それで住民サービスの向上のかなめになる、このように認識するものでございます。それはそれぞれの立場で見解を異にするかもわかりませんけども、そのように認識をいたしております。


 それと限られた財源の中で、合併のいわゆる起債の中、特例債の中で、これは何に使うかということはこれだと言われるわけでございますけれども、前の1市5町の全部の、あるいは地域に限らず全部この庁舎にかかっては恩恵を受けるといいますか、そういう利便性があるということにつきましては、これは限られた財源の中でも最優先的に庁舎に充てるべきだ、このようにも認識するものでございます。


 それからいろいろと今説明がございましたが、資料を見ますと、去年のこの場所の問題につきまして、豊岡の市役所の位置は現在地で改築する、中心市街地の活性化へ提案するということで、豊岡の定例会におきまして安治川議員の方から提案がされております。一般質問がなされておりますが、こういう問題につきましてはそれぞれの生活をそこに供しとる者は非常に関心が高いし、非常に鋭敏になっていくものだ、こういうことの中で、いたずらにこれを事業を延ばすんでなしに積極的にいろんな角度から検討してこれに対応することが必要である。


 私も日高のこのたびのせんだっての庁舎移転に伴いましてそれなりの役割を果たさせてもらいましたけども、非常にいろんな問題があるということを承知はいたしますし、そういう問題もございました。積極的に取り組んでも相当なエネルギーと時間がかかるということで、したがって場所の決定ぐらいは早急に議論するという、検討するという手だてが、これが必要ではなかろうかな。いたずらに、先ほど言いましたように既に豊岡の市役所の位置は現在地で改築するということは、豊岡市役所の維持の問題につきまして豊岡市議会の中でもそういう問題でいろいろと論議されるということはほかの地域の、これまでのほかのまちに来ている者といたしましても全体の場でそれなりの議論を検討する必要があるというふうに認識する中で市長としての積極的な取り組み方を要請するものでございますが、改めてこの問題についての考え方を聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 旧豊岡市で庁舎についての議論はなされましたけれども、いわばそれは旧豊岡市民にとっての庁舎をどうするかという議論にとどまらざるを得なかったと思います。合併して新しい広い市域の市ができましたので、その新しい市の市民全体にとって庁舎がどのようなものであるべきなのか、どのような場所にあるのがふさわしいのか、そのことの議論をしっかりと手順を踏んでやってまいりたいと思います。


 他方で、先ほど助役が答弁させていただきましたように、庁舎そのものは老朽化をいたしておりまして、建てかえを早晩やらざるを得ないということも確かでございます。また、これを合併特例債でない財源でやろうとしますと現実的にはほとんど不可能な財政状況にございますから、合併特例債が使える期間中に庁舎建設をしなければならないというのも紛れもない事実でございます。したがいまして、議員ご指摘のように精力的にこの問題については取り組んでまいりたい、このように考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) このたび当局の方から新庁舎事業の推進につきまして現況と課題ということで述べられております。新庁舎の位置は、新市において定めることが確認されており、これは時期、それからいろいろと問題につきましては協議会の中へ出られて、そういうことの具体的な進め方の中で、合併特例債適用の期限内に建設することを基本とし、財政面、利便性、まちづくりなどさまざまな観点から検討を行い、新庁舎建設事業の推進を図る、このように述べられております。具体的にこのように述べられておりまして、今後この問題が議員の中で検討されていく問題であるというふうには承知する中で、当局の考え方についてもう一つ、その中で財政面、利便性、まちづくりなどさまざま、その中で思いますのは、役場が浸水すれば防災拠点として機能しないに等しくなる。公共施設の建設で防災という観念を軽視し過ぎた結果でいろいろな問題が起きておる。今後建てかえの際はあらゆる災害を想定した防災アセスメントが必要だ、このように感じるわけでございますが、豊岡の場合いろいろと考える中で、伊勢湾台風の状態、あるいはせんだっての状態、あるいは北但大震災等の問題、そういう防災についてのいろんな財政面、利便性、まちづくりなどのさまざまな観点からという中で、この防災ということは極めて大事な要素になる、このように認識するが、いかがでしょう、聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田。今、議員がおっしゃったとおりでございます。防災の点についても十分これはもう考えて、その場所あるいは規模、そしてまた内容等も決めるべきだ、こういうふうに考えております。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 次に行きます。行政改革について。時代の要請により総務省が地方自治に対して行政改革の指針を出したが、根拠のあいまいな調整手当の基本的な考え方を問うということで質問させていただきました。いろいろと回答いただきました。5%現在ある。それから国の基準、支給地域になってはおらない。基本的に国の制度として見た場合、国が定めるところの基準地にはここはなっておらん。ここから始まっていろんな論議を進めるところでございます。


 そこで、県に準じて、そういうことの中で、とにかく県がやっとるさかいにそれに準じてということでこれまで整理されてきたということございますが、この問題につきましてはいろいろとこれまでの経緯を調べてみますと、非常にいろんな問題、複雑な問題が絡んでおると思っております。今年度一つの例いいましても、今年度うちの場合は、市の場合、調整手当を見てみますと2億2,400万、隣の京丹後市、調整手当いうものは全然ございません。そのようにそれぞれの地域のばらばらな国の制度といいながらもばらばらな取り組みがなされておるというこの実態。先ほども言われましたけども、今後は基本的にこの問題を、新しいところの考え方に立って国のこのあり方、また県のあり方、これらについても十分見きわめてこう改革するんだ、このように述べられましたが、これまでのいろんないびつないきさつ、全くこれは理解できないところが現状でございますので、この問題について、先ほど言われましたけども、本当にこの調整手当が、じゃあ最初発足した時分のようにこれは基本給に相当すると思うということで始まったものが附則で、市の場合ですよ、始まったものが30年を経過した。そのまま附則の形で大変な金額がこれはおるというそういういびつさは、これは全くおかしな問題であって、基本給ということで始末する、いわゆる比べて給料が低いとするのなら、そういうものは調整手当から外して基本給の給料の中でこれは始末していくのが当たり前だ、このように認識するわけでございますし、いわゆる基本的な考え方に立って物を考えてみると非常にいびつな思いがします。


 それと調整手当というものは、ご承知のように給料に対して、さらに扶養手当に対して、管理職手当に対して、それを足して5%掛ける、さらに期末手当、勤勉手当にそれを基準として持ってくるという、手当に手当を加算するような給料の上積みというような始末のつけ方にも問題がある。これは何回もお聞きするんですけども、県がやっているからということでお話がございますけれども、県のその条例のあり方を調査してみました。県の条例があり方をいささかちょっとこれは率直にそれに合っているかわかりませんけれども、国が定めるところの基準値、いわゆる神戸なり、あるいはまた宝塚、そういうところは10%なら10%、あるいはまた姫路なら姫路何%、それは国が定めた基準値によったところのその金額が、そのパーセンテージが県の条例の中に上がっております。これは手当の中にね。ところがほんなら何だいや、こっちの但馬の方は県の職員のこの調整手当はないのか、こういうことでさらに調査をしてみますと、国が定めるところの制度の基準に沿った形の中では条例制定されておるということの中で、後ほどそうでない地域は附則の形でそれが整理されている、こういう実態だと、このように思っております。したがって、そういうことを考えてみますと、例えば合併前の町の場合の始末のつけ方は、全部が附則の形で、先ほど言いましたようにこれが始末つけられている。豊岡の場合は、正規の当たり前の条例の中に、そこで調整手当を支給するということは公然とうたわれて、そういう始末のつけ方がない。それを見てもいろんな形で非常な矛盾を感じるわけでございます。先ほど答弁願いましたけれども、改めてこの今後の取り組みの問題につきまして考え方を聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 今後の考え方につきましては、先ほどご答弁申し上げたとおりでございまして、国、県等の動向を踏まえる中で市としてもその時点で考えていきたいいうふうに考えてます。


 それからもう一つ、この調整手当の条例上の規定の仕方ということで、旧日高町あるいは今の県の場合には附則でというふうなこともおっしゃいました。確かにその考え方もあろうかと思いますけども、やはり国の法律におきましてもこれは一つの手当として附則ではなしに本則の中で規定をしております。その考えに立って本市の場合も附則ではなしに本則で規定してるわけですが、やはり性格的には支給をするんであれば附則ということではなしに、私は本則で規定すべきだろうというふうな個人的な思い持ってます。今後の議論の中で廃止をするんであれば当然その条項については削除というふうなことになってくると思いますが、規定の仕方についてはそのように考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 新しく3月に、先ほど説明がありました地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針の策定についてということで、総務省の方からそれは参っておるのはご承知のとおりでございます。この中で、この通知の中で気に食わんとこがございますけれども、それは地方公共団体におかれましてはこの指針を参考にしてより一層積極的な行政改革の推進に努められますよう命により通知するとある。この命により通知というものは全く理解のできん表現だと、このように不満に思っております。


 これはさておきまして、しかし内容につきましては、やはり住民の皆さんの理解と共感が得られる形にしていかにゃあかんという内容になっております。特にご承知のように、この問題につきましては、住民と一緒、共同して作成してとか、あるいはまた住民と議会の監視のもとでやれとか、あるいはまたこの問題につきましては速やかにホームページや広報などを通じて住民にわかりやすい形で公表することとか、あるいはまた行政改革大綱に基づく成果については特に他団体と比較可能な指標に基づき公表するなど住民にわかりやすい形での公表の意を用いることなど、特にまた議員に対しての監視ということも述べておりますが、そういうことの中で議会に課せられた責任も極めて大きい、このように思っております。


 先ほど答弁で十分意を尽くしておりますけども、非常にこれまでいろいろな問題をしてきた問題が県なり、あるいはまたそれぞれ末端の自治体についても一つの基準によって住民の理解と共感を呼ぶ中での始末のつけ方を強く求めております。したがって、これまでのようなあいまいの形で積極的な取り組みがなされるということを期待するものでございますが、市長、最後に、この問題についての考え方を聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 先ほど来議員が問題にしておられます調整手当もそうでありますけれども、厳しい財政状況の中で市政のあり方全般について徹底した行革を図っていく必要がございます。それは単に何かを削るということだけではなくて、どうしても新たに投入しなければいけない、財源を投入しなければいけない重要な分野がございますから、そこへの財源を捻出するためにも不要不急のものを削っていく、あわせて重点を入れる方向を明らかにしていく、こういった全体的な行革についてぜひ全力を挙げて取り組み、その過程におきましては先ほど透明性でありますとか説明責任の議論がございましたけれども、それを果たしながら住民とも意見のキャッチボールをし、そしてその方向性をみんなが納得する形で見出していきたい、このように決意をいたしてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 66番、原甲議員。


○議員(66番 原 甲) 市長とのやりとり、あるいはまた対応というものは初めてでございます。そういうことの中で新しい市長の清潔感、そういうものを前提にした行政を積極的に展開していただきまして、住民の信頼の上に立ったところの行政を、これをひとつ、今それぞれの答弁をいただきました。言ったままで何だ先行きせんというようなことでなしに、真剣にその問題について取り組んでもらえますことを期待いたしまして、質問終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で原甲議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は10時25分。


               午前10時12分休憩


          ────────────────────


               午前10時25分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、88番、森田進議員。(拍手)


               〔森田 進議員 登壇〕


○議員(88番 森田 進) 88番、森田進でございます。政治の第一義は、住民の生命と財産を守ることであります。昨年の台風23号で損傷・決壊しました円山川堤防も出水期を目前に見事に復旧がなされました。国交省を初め関係各位の皆様に対し心より深甚の感謝と御礼を申し上げる次第でございます。


 それでは通告に従いまして質問をさせていただきます。当局の明快なる答弁をよろしくお願いいたします。


 まず大きな1番目としまして、市長の政治姿勢についてであります。


 その中の1つ目としまして、市長選挙についてであります。前置きはさておきまして、結果的には無投票当選でありました。そこで市長に無投票結果認識と決意なり抱負を改めてお尋ねいたします。


 次に、2つ目としまして、未来への責任についてであります。政治家として至極当然な責務を市政運営のキーワードとして強調されるゆえんは何か。確かな未来像と住民に対する責任のあり方を明示していただけなければ、羅針盤なき航海になりかねない。短い任期、4年の中で市民に果たす課題と果たすべき責任とは一体何か、お尋ねいたします。


 次に、次世代を担う若年層に対する考え方と対策があれば、あわせてお尋ねいたします。


 次に、3つ目としまして、安全・安心なまちづくりについてであります。9万2,000市民が日々安心して暮らせるまちにしたいとの発言は、まさに政治家として政治目的に対する至言であります。目先や小手先を変えるだけでできるものではありません。確かな裏づけとなる危機管理体制の確立がなされてこそ市民は納得ができるものであります。しかしながら、今回の総括説明の中では安全・安心の裏づけが不十分であります。9万2,000市民が日々安心して暮らせる確かなまちづくりのコンセプト、プロセス、ビジョンをお尋ねいたします。


 次に、4つ目としまして、小さな世界都市についてであります。市民との共感で生まれる都市像なのか、市長みずから考えたのか、世界の人々から尊敬・尊重されるまちの具体論が見えません。まちの都市像、まちづくりのプロセス、さらには何が市民にとってメリットなのか、お尋ねいたします。


 次に、5つ目としまして、対話と共感についてであります。幅広い市民の声の反映があればある程度理想に近い住民自治政治ができます。民主政治の根幹となる政治手法であります。しかしながら、ともすると議会制民主主義の否定につながりかねません。慎重なる対応を期します。


 そこで、市民との共感を生む具体的な手法と市政運営に生かす共感項目を市民に公表する考えはないかどうかお尋ねいたします。


 次に、6つ目としまして、新市の一体感醸成についてであります。おらがまちの意識の払拭は、今回の合併で誕生しました新市における共通の課題であり、難題の一つであります。この難題解決には、住民の価値観意識を変える大きな力が必要だと言われております。


 そこで住民意識を変えるこのソフト事業を本市は何をもってどのように取り組もうと考えておられるのか、お尋ねいたします。


 次に、大きな2番目としまして、平成17年度予算についてであります。


 その中の1つ目としまして、予算の位置づけとなっております再生と創造についてであります。位置づけと年度市政の方向を決めておりますので、再生と創造についてそれぞれ包含されている内容と予算額についてお尋ねいたします。


 次に、2つ目としまして、災害復旧事業についてであります。災害復旧事業進捗につきましては、今議会の冒頭に説明がございましたが、市民の関心事の一つであります。災害復旧進捗を詳細にわかりやすく市民に公表してはどうかと考えますが、当局のお考えをお尋ねいたします。


 次に、3つ目としまして、財政・財源についてであります。当年度予算を合併効果と自賛されておりますが、合併前の1市5町のおらがまちの小さな施策がずたずたにされていることも十分認識しなければなりません。


 そこで、まず予算の骨格となります新市の今後5年間の基本財政需要額と自主財源の推移をお尋ねいたします。


 そして今後の合併算定がえの実態推移と合併特例債の起債枠及び起債計画をあわせてお尋ねいたします。


 次に、4つ目としまして、豊岡病院跡地利用についてであります。かつてのあのにぎわいの火が消えた今日、いま一度あのにぎわいを望む、願うのは私一人ではなく、多くの市民の願いであろうと思います。かつての移転前に公表され、話題を呼んだ跡地利用計画のどこのどの部分をどのように見直すのか、また見直し経費として1,400万円がうたってありますが、積算根拠をあわせてお尋ねいたします。


 次は、大きな3番目としまして、新地方行政改革指針についてであります。ご認識があるものと思いますが、本年3月末に総務省が地方公共団体に行革に対する助言とした指針であります。その中で集中改革プランの公表が求められておりますが、本市の対応についてお尋ねいたします。


 次に、行政改革についてであります。本格的な取り組みは明年夏ごろからのようですので、それはそれとしまして、今早急に取り組まなければならないことは行政の体質改善であります。合併効果を追求する上から行政の効率化、スリム化、従前志向の撤廃という職員の意識改革とともに、類似都市と比較して普通会計職員が168名も多いことから部門別職員数の適正化を図る必要性があります。


 また同時に、厚遇と言われております諸手当の見直しも検討してはどうかと思います。当局のお考えをお尋ねいたします。


 次は、大きな4番目としまして、豊岡土地開発公社の事業資産についてであります。資料によりますと未処分用地の中には取得してから15年、20年、30年と経過している用地がございます。さまざまな要因が含まれているのも承知いたしておりますが、多額の利息が毎年増加し、市民負担の増大につながります。理事長の見識をお尋ねいたします。


 1回目の質問は終わります。あとは自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。まず、無投票当選に関するご質問にお答えをいたします。


 選挙といいますのは、その前後、それからまさに選挙期間中も含めて、そのプロセスの中で政治家と市民とが直接に対話をする、それも立候補者の場合には当選しなければいけないという切実な要素がありますから、通常の場合以上に真剣に住民の声に耳を傾け、自分の見解を述べる、こういった大切なプロセスでございます。


 したがいまして、これが無投票になった。しかも合併して最初の知らない者同士が集まったときの選挙でございますから、無投票になったというのは、その意味では立候補者と市民との対話が十分でき得なかったという意味では私、正直言いまして残念な思いを持っております。


 ただ、私自身の責任ではございませんし、もう既に起きてしまったことについてあれこれ議論しても特に前向きな答えが出てくるわけではございませんので、私といたしましては旧豊岡市時代の市長としての足取りあるいは合併協議の過程での私の働きぶりを評価をいただいたものというふうに、そしてこれからもしっかりやれとエールをいただいたものというふうに受けとめまして、みずからの責任を果たしてまいりたいと考えております。


 ただ、先ほど言いましたように選挙の過程の中で本来できたであろうやりとりができてないというのは実態でございますから、これは市長の職務として今後市民との対話を深めるような形で何とか埋め合わせをしてまいりたい、このように考えているところでございます。


 それから未来への責任についてのご質問もいただきました。これは未来そのものについての明確なイメージを持った言い方ではございません。今、私たちが生きてる自分たちのために何かをというのは当然のことでありますけれども、そのことだけではなくて、将来世代にも私たちは目を向けなければいけない、その視点について述べたものでございます。


 特に合併の過程で、すべての市町でそうだったと思いますけれども、一体自分たちの歴史は何なのか、どういうふうな積み重ねが来て今日まであったのかという振り返りがなされました。私も旧豊岡の歴史というものをひもといてみました。そうしますと今のある私たちのまちの端々に過去における未来に向けた努力の足跡がうかがえるとするならば、そのことに感謝しながら、私たちも自分のことのみならず将来世代のための努力をしていこう、その姿勢をとりたいというみずからの宣言でありますと同時に、市民の皆様方にも同様の姿勢を求めるようなつもりで申し上げている言葉でございます。


 ただ、さらに進んで、ではその未来というのはどういうイメージなのかということでございますが、その未来の中身を決める責任は当然市長としての私にも託されておりますけれども、最終的には市民一人一人の手にゆだねられております。したがって、それは行政や、あるいは議会、市民との共同作業でもって中身を埋めてまいりたい、このようにも考えてるところでございます。したがいまして、総合計画の策定プロセスの中で具体的なものは明らかにしていきたいと考えております。


 ただ、私もその共同作業の中で責任の一端を負っておりますので、粗いイメージだけ申し上げますと、未来のイメージというのはむしろ過去の中にある。私たちはしばしば童謡の「ふるさと」いう歌を合併協議の過程で歌いましたけれども、里山があり、そこから流れてくる小川があり、田畑があり、そして里山にへばりつくように人々の暮らしがあり、川はさらに海につながっている。シンボルとしてコウノトリが飛んでれば最高だろうと思いますけれども、そのような自然と一体化をした、自然に適合するような暮らしぶり、そのようなものの再構築を私としては未来への責任の中に込めたい、このように考えてるところです。


 また、限られた任期中に果たすべき責任とは何かというご質問もいただきました。数え上げれば切りがないわけでありますが、総括説明の中で申し上げましたように、まず第1は、傷ついたふるさとを再生するということが最大の責務だと考えております。と同時に、今まだ集まっただけというような連合体のようなていを呈してるというのが今の豊岡市の現状でありますけれども、一日も早く新市自体の方向性を定め、一体感をつくり上げていく。それはいきなり一体感の醸成はできないと思いますけれども、基礎を築くということが2つ目の大きな課題であろう、このように考えております。


 さらに、議員もご指摘になりましたように、安全・安心ということの大切さを私たちは学んだばかりでありますから、安全・安心の基礎についてもしっかりと定めてまいりたい、そのように考えてるところでございます。


 そのほか未来を担う子供たちの教育の問題でありますとか、高齢化への対応でありますとか、少子化への対応だとか、さまざまな課題がございますけれども、そういったことについてもしっかりとみずからの責任を果たしてまいりたいというふうに考えております。


 若年層に対する考え方についてもご質問いただきました。森田議員の若年層のイメージがどの辺の年代に置かれてるかわかりませんので、これは私の思いで答弁をさせていただきます。


 実は合併協議の過程で1市5町内にあるすべての中学校、高校の3年生に対するアンケートが行われました。卒業後この1市5町内に引き続き住みたいと思うかという質問がございまして、イエスが18%、ノーが32%でございました。中学校の3年生、高校の3年生ですから、就職、進学が控えております。しかも若い人たちは一度は広い世界に出てみたいと思うのは当然でございますから、ある意味でこの数字は驚くには当たらないかもしれません。しかし、そうはいいましてもここに生きてる私たちとしてはいささかショックであったことも事実であります。


 そうしますとその後の論の進め方は2つありまして、一つは、都会にあって私たちにないものがある。それを埋めなければいけないというふうにまず論が進みます。そうしますと大学がない、あるいはしっかりした就職口がどうしても足りない、こういったふうに議論が進みまして、それが新市建設計画にも反映をされています。私としてもそのようなものに意識を持ちながら、いわば格差是正というような方向の議論になろうかと思いますけれども、必要な事柄については行ってまいりたいと思います。


 ただ、他方でもう一つ重要な論点があると考えております。それは私たちは本当に子供たちに自分たちの地域を自慢をしてきたのか。自分たちの地域のすぐれてる点を子供たちに語ってきたのかという論点でございます。したがって、私たちは確かに欠点はあるけれども、すぐれてる点があるとするならば、そのことを子供たちにしっかりと伝えていって、自分たちの地域に誇りや自信を持って育ってもらう、そういった手だてが要るのではないかと思います。若年層に対する考え方ということの一つの大きな柱として、この地域のよさを私たちがしっかり語っていく、そのこともぜひ進めてまいりたいと考えております。


 小さな世界都市についてのご質問もいただきました。9万3,000人とはいいながら日本全体あるいは世界全体を見ますと、片田舎の人口規模の小さなまちでしかありません。しかし、だからといってしゅんとしていていいのかというとそうではありません。やっぱり自分たちの地域に自信と誇りを持って生き生きと生きていきたいと思います。その方向性を示す言葉として、人口規模は小さくっても世界の人々に尊敬され、尊重される地域を目指すんだ、その思いを小さな世界都市という言葉に込めました。


 具体的にそれを実現するような方針、方向があるのかということでありますが、ことしの秋にはコウノトリの野生化がいよいよ実現をいたしますが、これは世界的な大事業とも言える事柄でございます。


 過日冒険賞の贈呈式がありましたけれども、植村直己さんも世界に誇る私たちの偉人でありまして、今なお植村さんを慕って冒険の道に入る人々が世界に多くおられます。これも私たちが世界に向かって輝く一つの大きな拠点になるのではないかと思います。


 また、但馬牛についても果敢に挑戦しておられる農業者がおられますけれども、これも世界に誇るべきものでございますし、城崎のあたりの円山川はボートとしては恐らく日本に誇る会場になるだろうと思います。


 つまり外へ訴えるような資源は十分ありますから、それを磨くことによって私たちの地域が誇る世界に輝く地域になるに違いない、このように考えております。


 また、そのような方向は市民の多くが望んでおられるに違いない。雨も降るな、雪も降るな、大学もない、就職口もないといってしゅんとすることを市民が願ってるとは思いません。自分たちの地域は本当にこんなにすばらしい地域だと言える地域であってほしいというのは、これは市民に共通する願いだと思いますので、メリット・デメリットについてのご議論ございましたけれども、デメリットというのは特に考えられない、このように考えてるところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、日々安心して暮らせるまちのコンセプトにつきましてご説明を申し上げます。市民が安心して暮らせるためには、災害、犯罪、事故等に遭遇する不安のない生活のもとですべての人が心身ともに健康で暮らしやすく、そして活動しやすい社会が大切であろうというふうに考えられます。一部が充実をしておっても、何かが欠けていて心配があれば決して安心な暮らしとは言えないといったことがあろうかと思います。


 具体的には、触れ合いのあるまちづくり、健やかで優しいまちづくり、安心なまちづくりなどが上げられると思いますが、ご質問がございましたさらに具体的というふうなことでございますが、それにつきましては総合計画の策定の段階でさらに詰めてまいりたいというふうに考えてます。


 次に、災害復旧状況、予算の関係でございます。復旧状況が一目瞭然にわかって復旧がどんどん進んでいくと、被災して暗くなっていた市民の方々も元気が出てくるといったことも十分期待できます。


 先ほどご提言をいただきましたが、庁舎の入り口にグラフでその復旧状況を示したらどうかというご意見でございました。ただ、どういった内容をどのように公開していけばいいんかといったことがございます。本庁に掲示するだけでいいのか、あるいは市の広報等でお知らせをした方がいいのかといったそういった効果的なお知らせ方法につきましても今後ご意見を踏まえまして研究をしてまいりたいというふうに考えてます。


 ただ、この公表と別に、あと4カ月もいたしますと災害から1年たちますんで、過日市長の方からも指示があったわけですが、実際に被害を受けられた方々の復旧状況はどうであったかといったそのあたりの検証は当然やっていく必要があろうかというふうに考えてます。


 次に、基準財政需要額と自主財源の見通し、今後5年間ということがございました。普通交付税の基準財政需要額の今後5年間の見込みでございますが、新市の建設計画の財政計画上では毎年度215億1,300万円を見込んでいます。しかし、ご承知のとおり交付税を取り巻く状況といったものは大きく変わっておりまして、今後も国の財政状況等からこの減額傾向につきましては続いていくものというふうに考えられます。


 また、自主財源の見通しというお尋ねがございました。同様に新市の建設計画の財政計画書がありますが、毎年約102億8,300万円を見込んでいます。この中で主要なものであります市税についてでありますが、本年度の場合、昨年の災害の影響もございまして2億2,700万円ばかりの減収を見込んでおります。したがいまして、この財源不足を補うためには今後徴収率の向上に向けた対策を講じていく必要があるというふうに考えています。


 それから次に、交付税の合併算定がえの実態でございます。今後10年間ということでございますが、この交付税の算定方法につきましては、一本算定と、そして合併算定がえ、この2つの方法があるわけでありますが、それぞれで算定を行いまして、有利な方を選択をするといったことになります。


 一本算定の場合ですが、これは本来合併した1市5町は一つの団体でありますから、当然新市としての新たな補正係数等を用いて算定を行うことになります。


 しかし、合併算定がえにつきましては、合併がなかったものと仮定をいたしまして旧市町ごとに今までの補正係数を用いまして交付税を算定する方法であります。15年度の算定ベースで申し上げますと、制度変更はないものと、これを前提とした場合に一本算定と比較いたしますと年間では約21億余り有利になるといったことは言えます。


 次に、合併特例債を使っての建設計画ということでございました。この合併特例債につきましては、合併後10年間に発行できる地方債でありますが、この特例債、これはあくまでも財源手だてとしての一つの手法でございます。新市の事業計画にあわせて活用をしていくことになると思います。


 現在新庁舎の建設事業、そして北但のごみ汚泥処理の整備、さらに地域情報基盤整備、この3つについて活用を図っていくというふうに位置づけられておりますが、これ以外のものにつきましては現在のところ具体的な発行の計画は定めてはおりません。


 なお、この発行に当たりましては、中・長期的な視点に立ちまして公債費の負担でありますとか、特に起債制限比率、それらを注視をする中で大型の建設事業を中心に適債性あるいは他の起債との調整等を行う中で適切に発行してもらいたいというふうに考えてます。


 それから行革の関連で体質改善、部門別人員の適正化をどうやっていくのかというお尋ねがございました。組織の体質改善でありますとか、あるいは部門別の人員の適正化につきましては、きわめて重要な課題であるというふうに認識をいたしております。本年3月に国から出されました指針におきましても、今年度中に5年後の部門別の人員を含め定員の目標数値を示す必要がございます。したがいまして、この定員の目標数値の検討作業といたしましては、作業と並行いたしまして部門別人員の適正化につきましては合併後の新たな定員モデルあるいは類似団体の職員配置の状況等を比較分析いたしまして、現状と問題点を把握した上で各部門の事務量あるいは地域特性といったもの、個別の事情も配慮しながら適正化計画を策定してまいりたいというふうに考えてます。


 また、組織の体質改善、この分野につきましてもさまざまな取り組みが先進地においてなされておりますので、これらを参考にする中で検討を進めてまいりたいというふうに考えてます。


 それから諸手当についてのお尋ねございました。これにつきましては合併協議の中でも特殊勤務手当等も中心にかなりこれはスリムになったというふうに思ってます。その他期末手当等につきましては、これは人事院勧告に基づいて支給をいたしておりますし、いずれにしましても国の給与見直し、これに合わせて調整をしてまいりたいというふうに考えてます。


 最後に、土地開発公社につきましてご答弁申し上げます。


 未処分用地についての基本的な考えということでございますが、現在公社が持っております用地のうち10年以上経過してるもの合計で9つの事業があるわけです。この中には、新堂内川線の道路改良事業用地といったことで年次的に処分を行っているようなものもございます。さらに、本年度の処分を予定している港東小学校の整備事業用地もあるわけですが、なかなか利用見込みの立たない、いわゆる塩漬け土地も含まれていることも事実でございます。現在の状況のままで参りますと議員ご指摘のとおり利息等によって残高がますます増大してくるといったことから、民間への処分も含めましてできるだけ早い時期にこの用地の利用計画等を決定いたしまして、国あるいは県の補助事業等の活用を図る中で財政負担を十分考慮した上で処分を行っていく必要があろうというふうに考えてます。


 具体的に南中学校の建設用地でございますが、これは都市計画道路、大磯線との絡みで長期にわたって保有をしてる土地でございますが、現在通路でありますとか、あるいは駐車場等で有効活用を行っております。財政負担を考慮しながら市の買い戻しにつきましても検討をしてまいりたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田。17年度予算についてお尋ねございました。最初のタイトルでございますけども、再生と創造、これについてどうかということでございましたが、再生とは、先ほど市長が申し上げましたように昨年の23号台風の災害に関連しまして最優先課題として傷ついたふるさとの復旧・復興をなし遂げ、安全・安心なまちづくりを進めることであります。


 それから創造とは、合併初年度でございますが、新しいまちをつくり上げるために、また新しい市の基礎づくりをやるために従来のいろんな経過を踏まえて将来のまちづくりの基本となる新市総合計画、行政改革大綱への策定着手やそのほかいろいろと計画ございますが、各種計画の策定をすることであります。こうした計画づくりをしっかりと行いまして、次に関連する施策を展開してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 危機管理体制のことについてお尋ねでございます。


 再々市長や助役が申し上げておりますように、安全で安心な暮らしを守るために防災対策というのは本当に大切だというふうに考えておりまして、ただ災害が来てもびくともしないというふうな施設整備を整えるということは本当に現実問題として完全な整備というのは困難ではないのかな、こういうふうにも考えております。自然災害が私たちが想定したもの以上になる。昨年の場合がそんなふうな例であったと思います。したがって、減災というふうな考え方についても我々は検討をしていかなければならないんではないかなとも考えてみたりしております。災害時には私ども市は、もちろん懸命に頑張っていきたいというふうに考えておるわけですけども、そのことを前提にして地域の方々、そして市民の方みずからもふだんからの体制ですとか、あるいは防災にまつわる意識、そんなふうなものをはぐくんでいただいておきたいなというふうにも思っております。行政と市民が一体となりまして危機管理が求められておるんではなかろうかなというふうに認識しております。


 こんなふうなことを目指して地域防災計画、本年度中にというふうに計画をしてるわけですけども、それらを含めて各施策を計画をしていこうというふうにしております。


 市に限りましては、合併前は旧1市5町それぞれで体制あるいは経験のもとで危機管理に当たっていただいておりました。これからは市の面積も大変広がったことでもございますし、これらを全体を見通すような中で危機管理が必要になってこようというふうに思っております。


 このために今回の4月1日のことですけども、防災監というふうな職を初めとして防災担当の部署を設けて防災業務に当たるというふうなことに相なりました。情報伝達、そんなふうなことを密にして、非常時でも直ちに参集できます体制をとっていこうというふうに考えております。


 また、災害時には、これも市長が言い続けていることですけども、最も緊迫をしております現場の様子がわかっております総合支所長に避難勧告等の権限を、そういう重要な判断をゆだねてもいこうというふうにも考えております。


 その場合、今度総合支所がそれぞれ人数が手薄になっておるわけですけども、出身職員を早目に総合支所に返していくというふうなことを想定しながら現在災害対策の暫定版の検討を今行っておるところですので、もうしばらくすればそれらが公表できるんではないかなというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 対話と共感ということにつきましてご質問いただきました。


 一つは、共感を生む具体的な取り組みは何かということでございます。


 まず一つには、市民参画の仕組みづくりといいますか、これがございまして、例えば具体的に申し上げますと、参加しやすい市政懇談会というようなものを考えていくこと。


 それからまた、出前講座を行ってますけども、これも利用しやすい方法を考えながらそういった取り組みを行っていく。


 それからまた、審議会等に市民の方公募させてもらって委員に入っていただくということもございます。


 それからまた、女性委員の方に入ってもらう。特に委員会をつくりますとき女性委員の方、2分の1は女性の方にお願いしたいな、こんな原則を持ってるところでございます。


 それからまた、いろんな意識調査というようなことも行うということもございます。


 それから次に、広報の問題があるんですが、現在市の広報発行してますけれども、これも親しみがわくような広報の発行に努めていくということ。そしてまた、報道機関を通じた広報ということで有効な活用を行っていく。また、パンフレットやチラシ等を効果的に出していく。それからコミュニティーFM、現在活用してますけれども、そういったもの、あるいは防災行政無線を有効に使っていくということ。また、だれもが利用しやすいホームページというのをつくっていくというようなことがあろうかなと思ってます。


 もう一つの観点は、公聴という面がございます。


 一つは、市の中に市民の方の相談業務があるわけですが、そういう相談を受ける、あるいは要望を受ける、そういった窓口を十分周知を図っていく、PRをするということもございます。それからまた、市民の方の意向というものを、これは新市として、市として意向を共有化するということもございますし、もう一つは、実は旧豊岡市から行っておったんですが、市長の方にいわゆるファクスの直行便がございます。市政直行便、こう言ってますが、こういったものの活用というようなこともあるかなと思ってます。


 それからまた、今後いろんな大きな計画もつくるわけですけども、そういった作業の中で全市的に小学校区の校区単位で回ったりして懇談会持つわけですけど、そういった中で出た内容については市の広報とか市のホームページを使って市域全体の方にお知らせをするというようなこともしていきたいなというふうに考えております。


 もう一つご質問ありましたのは、共感項目の公表はどうかというご質問ございました。議員の方からは市民の声等について検討に値するなというようなことが、そういう声をいただいた場合にはそれを項目として公表してはどうかということでございますが、私はむしろ項目の公表というんではなくて、市政に対して貴重な意見をいただいた。それが今後の市政を考える上で有効であるというような判断をした場合には、そういった中身を市政の中に反映するというような方法でむしろ慎重に検討したい、こういうふうに考えてるところでございます。


 それから次に、一体感のことで何をもってやるのかということがございました。具体的な施策としましては、7月10日に市政誕生記念式典を予定してまして、こういったことを初めとしまして1年間を通じていろんな記念事業を行っていきたいと考えてます。


 それから一体感を考えますときに、住民の方々が自分たちの暮らすまちを知るということも大事でございまして、特に子供たちの交流あるいは各地域の理解を深める事業というのも大事になってきますが、仮にバスをご利用になってあちこち新市の中を行き来されるという場合には、そういう活動に対してバスの借り上げ料の一部を補助したいというようなことも考えております。


 それからまた、大人の方を含めてですけれども、いろんなスポーツ、文化活動があるわけですが、旧市町を超えて、枠を超えてそういった形での交流がされるという場合には、これは17年度に限ってでございますけれども、そういういわゆる施設の利用料について免除をしていきたいというふうなことも考えてるところでございます。


 それからもう一つ、最後に豊岡病院の跡地のご質問いただきました。これは既に平成15年8月に利用構想案をつくっておるわけですが、これをベースにして利用構想をたたいて、また市民のご意見もお聞きをしながら今年度基本計画を策定したいというふうに考えてるところでございます。


 この基本計画の策定の中で経費として1,400万円のお金を予算で上げてますけれども、この中身主なものを申し上げますと、市場調査もせんとあかん、これ約140万円、それから施設整備戦略の検討に約220万円、それから施設の整備の構想も検討しますんで、これに約210万円、それから基本計画そのものに240万円、それから概算事業費等も出す必要がございまして、そういった概算事業費出すということと事業手法の検討も行いますので、こういった具体的な検討の中で約320万円、そういったものがご案内がございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) お尋ねいただきました安心・安全のまちづくりのうち若者対策でございますか、所管をしております消費生活部分で申し上げますが、消費生活相談につきましては年々増加をしておりまして、16年度に旧豊岡市に寄せられました件数は約300件でありました。そのうちインターネット、携帯電話等の関連サービスに係る件数が特に増加をしておりまして、架空請求、また振り込め詐欺等の相談が多くを占めております。本年度におきましては架空請求、振り込め詐欺等の相談件数は減少しておりますが、広報等での呼びかけが被害防止になっていると考えております。


 旧豊岡市では、平成3年度より消費生活相談を設置しておりまして、新豊岡市におきましても引き続きこの制度を存続し、暮らしの相談室を生活環境課に設置をしております。この暮らしの相談室の設置を市広報、防災無線、有線放送等で新市全域に周知しているところでありますが、若年層への対策として市内の中学校、高等学校へも啓発活動を行い、架空請求、振り込め詐欺等の対策に努めたいと考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 行革推進室長。


○行革推進室長(谷岡 慎一) 議員のお尋ねありました新地方行革指針につきまして、そのうちの集中改革プランに対する対応につきましてお答え申し上げます。


 新市の運営に当たりましては、財政危機、少子高齢化社会到来、地方分権の進展等さまざまな環境の変化に適応する必要があると考えており、変化に適応し、持続可能な行政運営を、行政経営を可能にするために行政改革大綱を策定することを考えています。


 一方、議員からもご指摘のあったとおり、総務省は地方公共団体においても行政改革を進めなければならないとの観点から地方公共団体における行政改革の推進のため新たな指針を策定し、新たな行政改革大綱の策定と具体的な取り組みを明示した集中改革プランの公表を助言しているところです。


 この指針におきましては、平成17年度を起点とし、おおむね平成21年度までの具体的な取り組みをイメージした集中改革プランを公表することとされていますが、同時に、平成17年度に合併を行う予定である市町村については合併後の行政体制の整備の状況を見きわめつつ適切に対応することとされており、集中改革プランは合併市町村については幅のあるプランとなっていると考えているところです。


 豊岡市の行政改革大綱を策定するに当たりましては、これらも参考にいたしまして18年度秋ごろをめどに策定したいと考えています。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 1点答弁漏れがございました。申しわけありません。予算の関係で再生と、そして創造に対する予算は幾らかということで漏らしておりました。


 まず再生につきましては、市長がけさほど申し上げましたけれども、台風関連というようなことで約107億円でございます。


 次に、創造につきましては、総合計画の策定業務等各種計画策定業務に要する費用ということで、こちらの方は約3,500万円ということになります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) それでは、再質問をさせていただきます。


 未来の責任について、市長答弁は非常に多面的に答弁していただきまして、わかりやすく答弁いただきまして、まことにありがとうございます。


 そこで、では豊岡市の歴史をひもといてみれば節々に未来に対するくさびが打たれてたということを実感するというふうに非常に滑らかに聞かせていただきました。


 では、この任期4年間の間で未来に対するくさびとなるものは、具体的にどういった未来の責任をも感じて打たなきゃならない課題といったものは、例えば市庁舎建設なのか病院跡地の問題なのか、そういった具体的な課題をもう少し詰めて教えていただきたい。それが判断、市政運営のキーワードとするというふうにおっしゃっておられるのは、未来に対する責任を持って判断をするということであるならば、この4年間に対するその判断をしなけりゃならない、細かいことたくさんありますけども、そういった未来のくさびとなるそういう課題は何か。


 それから若年層に対する考え方でございますけど、市長は観点がわからんとおっしゃっておりましたが、私の言うのは、やはり働きたくても働く場所がない、就職するとこがない、そういう若い都会から帰ってきたくても帰ってこれない、20代、30代のそういう人たちに対するそういう未来に対する、未来世代に対する何らかの対策、考え方というのは持っておられるのかといったことをお尋ねしたわけでございます。


 それから安心・安全なまちづくりについてでございますけど、答弁になってませんね。危機管理体制というものがきちっとできてるのかと。安心・安全なまちをやるというんだったら、震災の防災だけのことを言ってるわけじゃございません。やはり日々安心して暮らせるというような大きなアドバルーンを上げた以上は、それに裏づける安心・安全なまちという危機管理体制が表裏一体でこそ本当に安心・安全なまちではないかと思うわけでございます。そのコンセプト、プロセス、ビジョンについてもう一度きちっと答弁願いたい。とりあえず。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) この任期4年の間に未来への責任を果たすということでやらなければいけないことについての再質問いただきました。


 病院の跡地の利用計画でありますとか、庁舎というのは確かに大きな問題でありますから、その方向性なり実現についてはこの任期中に一定のものを出したいと考えております。


 しかし、そういった個々の事業を云々する前に、合併してできたばかりのこの市がどういう方向を目指すのか、目指すべき都市像は何なのか、その都市像実現のための戦略、道筋は何なのか、またその道筋を具体的に構成するような具体的な事業は何なのか、こういったことをまず市民との対話を通じながらまとめ上げるということが最大の責任である、このように考えているところでございます。


 それから若年層との関係で就職したくても、例えば仕事がないけどどうするんだといったことだというお話でございました。これは何も若年層に関することだけではありません。中高年でもみずからの職を何かに求めていかなければいけないということでありますから、私たちの地域全体に共通する課題であろうと思います。また、総括説明でも申し上げましたとおり、自治体の財政の自立という観点からも大変大切な事柄でありまして、やるべきことはもう山ほどありますけれども、柱の一つとして環境経済戦略というものを申し上げてるところでございます。環境と経済というものは、お互いに共鳴し合って、環境をよくしようとする行動によって経済が発展をする。経済が発展するなら、もっと環境をよくする行動を進めていこうというふうな刺激へとつながっていく、こういった分野が大変この豊岡では有力だと考えておりまして、その実施を通じて職場の提供等にもつながるような努力をしてまいりたい。もちろんそのことに限るわけでありませんけれども、一つの大きな柱として考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 日々安心して暮らせるまちのコンセプトですが、確かに議員がおっしゃいますとおり災害への対応に柔軟に行える体制づくり、これが必要不可欠であるといったことは言うまでもありません。今の点につきましては新市の建設計画の中でも新市の主要課題の中にも明確に位置づけられておりますし、危機管理の体制につきましては先ほど防災計画の策定等も踏まえまして防災監からお答えをしたとおりでございます。現段階では、先ほど答弁申し上げました内容でございます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 時間がございませんので、あんまり突っ込んでは言えませんけども、未来への責任で今、市長答弁では、経済と環境、経済政略だとおっしゃいますけども、ではその環境経済戦略で雇用は一体どのぐらいのことを見込んでおられるのか。雇用人口というのは大体年度的にこういうふうに計画していくといった具体策というのはあるのか、お願いします。


 それからこの安全・安心のまちづくりというのは、今、要するに合併してからこれから進むまちの道筋のまずスタートではございませんか。それなのに防犯や子育て、女性、高齢者、そして若年層のさまざまな就職の問題、事件の問題、脱法ドラッグ、架空請求、振り込め詐欺、そういった日常生活でさまざまな問題が起きる問題がございます。そういったものに対する危機管理体制というのはどのように。市民にわかりやすく説明していただきたい。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 環境経済戦略といいますのは、まだその全体像なり考え方を公表したばかりでございますから、それに基づいて何をどうするいった具体的な数値目標というのはございません。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 一番最初に答弁申し上げたとおりです。ただいま議員のおっしゃったことも市民が安心して暮らすためにというふうな中に含まれていると思われますので、市民が安心をしてふれあいのあるまちづくり、そして健やかでやさしいまちづくり、安心なまちづくり、その中に包含をされているものと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 市長、経済戦略にまだその計画がないというふうに平々とおっしゃっておりますけども、やはりきちっとしたそういう計画、ビジョンというものを今こそ示していただけなければ、環境経済で飯が食っていけるなんて簡単におっしゃいますけど、本当にどういうふうにしてやっていくのか、あの計画はありますけど、だれがどういうふうに推進していくのか、そういったぐらいは当然新市の市長として目安を言うべきではないか、このように思いますので、お尋ねします。


 それから安心・安全なまちづくり、個々の危機管理体制というのはいつごろまでにきちっとつくり上げる、これも教えていただきたい。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 議員は今こそ示すべきだと言われましたけど、私は今こそ策定作業に着手すべきだと考えておりまして、新市が始まったばかりでございますから、もう少しおおらかな気持ちで見守っていただければと思います。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 先ほどの安全・安心、その中の防災も大変大きな議員がご指摘の概念がございます。答弁の中でも申し上げさせていただきました、地域防災計画をもう本年度中、極力、現在のところは暫定版というふうなことで、この目前に迫っております出水期、それまでに何とかこの大きなエリアのものをつくり上げてまいりたいというふうに考えておりまして、全体の防災計画につきましては本年度中に作成をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) それでは本年中に、要するに災害に対する防災計画をつくるのは、こんなことは当たり前のことなんだ。つくらなあかん。ただ、私が、それに加えて生活に関係するそういう安心・安全な危機管理体制というのはいつごろまでにつくるんかって聞いとんです。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 個々の策定時期については、今何とも申し上げられません。全体的な内容、どういったものがあるかにつきましては、最初に答弁申し上げましたけれども、総合計画策定、その中で個々について精査をしていきたいというふうに考えます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 市長、今の答弁は、市長が安心・安全なまちづくり、日々安心して暮らせるまちだというふうに大きく対外的に公表しておきながら、今尋ねたら具体的なそういう危機管理体制というのはまだこれからですというようなことが答弁であるということは、実際にこの安心・安全なまちを暮らせるというふうにみんな市民が聞いたら、いつどうやってくれるんだということをきちっと、もう少し親切な答弁いただいてもいいんじゃないですか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 私は、安全・安心のまちだとは申した記憶はございません。安全・安心なまちをつくっていきたいということは申し上げました。絵にかいたような防災計画は役に立たないというのはこれまでの経験でございますから、昨年の大変な経験を踏まえた上で市民と議論をしながら地についた実効性のある防災計画をつくりたいと考えておりまして、それに時間がかかるというのはむしろ当然ではないかと思います。


 早くつくれということであれば、よそのものをまねをしてつくればすぐできますけれども、そういうことでは実効性がないということでございます。せかれるお気持ちは大変わかりますけれども、ぜひご理解を賜りたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) こんなことを言ってもしゃあない。つくりたいとかつくるというのの違いはどうでもいいんです。つくりたいもつくるも一緒じゃないですか。


 それから続きまして、小さな世界都市、これは個別の光を当てていって個別の特色を生かしていって世界都市だというふうに表現されて、これもまた非常にわかりやすうてわかりにくい表現の仕方で、世界の人々から尊敬・尊重される小さな世界都市というふうにぽんと市民が聞いたら、一体どんなまちなのだろうな、こういうふうに普通は思いますよ。それが聞けば、いや、コウノトリですよ、植村直己ですよ、城崎のボートです、これ一つ一つが世界に尊敬されるんですよというような表現は市民にとって非常にわかりにくい。ですから世界の人々から尊重され、尊敬される都市像というのはこんなんですよといった都市像を示してこそ本当の、この合併して進むべき道の道筋をつけるなら、これをもう少し、そういう個々の光を当てたというような抽象論ではなくて、具体的な都市像、全国で世界の人々から尊敬・尊重される都市はございますか。ありましたら教えていただきたい。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、市民にわかりやすいという観点から、例えばコウノトリの事業であり植村さんというふうに世界に通用する資源を私たちは持っている。したがって、世界の人々に存在感を発揮できるまちをつくるというのは不可能ではない、そのことをわかっていただくように説明したものでありまして、これ以上のわかりやすさってないのではないかというふうに自負をいたしてるところでございます。


 ただ、もちろん植村さんがあったりコウノトリがあるということ自体が尊敬されるということではなくって、例えばコウノトリもすめるようなまちづくりを地域挙げてやっている。そして結果として自然と適合した暮らしぶりをこの地域の人たちが楽しんでいる、そういったことになって初めて私たちの地域は尊敬をされるもの、このように考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) それでは、コウノトリもすめる環境のあるまちはいつごろまでにつくるつもりですか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 白か黒かという議論が大変お好きなような気がいたしますけれども、物事はよりそちらの方向へ進んでいくのか、より遠ざかっていくのかという動的な観点から見る必要があると思います。あるまちが、これは世界都市である、世界都市でないということじゃなくって、より世界都市に近づいてるのか、その度合いが大きいのか小さいのかということでございまして、いつというような議論ではございません。一歩一歩前へ進んでいく、そしてそれはきのうよりもさらに輝きを増している、その姿勢としては前へ前へと進んでいく、世界の人々により認知されるようになり、そして日本の片田舎に大したまちがある、その認知度が高まっていくように努力するというその動的な姿勢を示したものだというふうにご理解を賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 市長は4年ごとに選挙というものがございます。その市長の政治姿勢、政治の考え方でそのまちのある程度の方向なりを決めていきます。今、市長のおっしゃいました答弁は、エンドレスでございます。いつごろまでに私はつくられるんですかというのを永遠に近づいていくことがこうなんだというようなそういう表現は、本当に市長を何年するつもりですかね、そう聞きたくなってしまうわけですよ。ですからある程度の目安はきちっと責任の上で、私の任期中にはここまでこうしていきたいんです、こうするんですといったある程度の目標なり目安を示してこそ今の理論が私は納得できるわけです。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、私自身はそう長く続けたいとは思っておりませんし、コウノトリの保護活動でも既に50年という長い歴史を積み重ねてきました。私としても、この豊岡市が未来永劫さまざまに続けていく営みの中のある時期バトンを責任を持ってるだけだ、まずこういう認識をいたしております。


 それで、とはいいながら森田議員の言われますようにそれぞれの節目節目というものを設定していくのは確かに大切なことだと思います。


 ちなみにコウノトリのことに関していいますと、この秋には放鳥がなされる。このこと自体でその時点で私たちの地域に対する注目度はかなり高まるというか、相当高まるものと考えております。今例えば韓国の大学院でドクターを修了した研究者が1年間の予定でコウノトリの郷公園に客員で来ておりますけれども、これも10年前には考えられなかったような事態であります。着実に私たちの地域の世界的な認知度は高まりつつある。それがことしの9月にさらに大きな広がりを持つだろうと思います。それがさらに深まるかどうかは私たち自身の努力にかかっているものというふうに考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 対話と共感でございますけど、答弁ではいっぱい市民との機会を通していろんな市政を聞くということで、私は共感項目の公表をしてはどうかと言いましたら、これは公表せずに反映していきますといって、これはへ理屈ですな。要するに私たちは、市民との懇談会でこんな要望なりこんなことが意見共通できました。だからこのことを政策に反映しますといったぐらいは公表してもどうかなと思うんですけど、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 市民の方からご意見いただいた。それが非常に有効な内容のある意見であったという場合には、単にその項目だけを公表するんではなくて、その中身の意味するものというんか、それは今後行政にどういうふうな反映できるのかというあたりを慎重に議論をしながら、それを生かしていくというようなことをしたいなということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 私は、そういう意味の公表を言ってる。これを生かしますということをきちっと言うたらどうですかと言っとるんです。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) それも一つの方法ですので、市民の方からこういうご提案いただいて、こういう意味を持っておるんでこういう政策に反映したいということも当然出していけばいいなと思ってます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 17年度予算についてでございますけども、創造ということで3,500万円の予算、これは基本計画とかいろいろ計画をする予算だというふうに聞いておりますけど、私は合併の前からも何回となくこの議場で言ってまいりましたけども、やはりこの豊岡市の基本となります自治基本条例というものはきちっとつくるべきではないかと思うわけでございます。と申しますのも住民の人権、権利の拡充、そして地域づくり、自治体の運営の基本的重要な項目については、まず自治体の憲法とも言うべき自治体基本条例というものをつくってはどうかというふうに思っておるわけですけど、そのことについてのご見解をお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まちづくりを進めるに当たりまして大事なことといいますのは、いわゆる市民の方々に参画をいただいた、そのことを基本に置いて行政運営、そういったご意見なんかは反映していく、そういう仕組みをどうつくるのかという課題がまずございます。実はそういう仕組みをつくることが先にあるなと、私こう考えてまして、いわゆる条例というのはそれに法律的な形式を与えるということになるわけですけれども、そういったことをするまでにまず市民の参画と協働のガイドラインというものをしっかりつくっていきたいな。しかもそのつくったものを実践に移していきたいというようなことを考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) それを具体的にはどういうふうにして進めるんですか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実は参画と協働というのは非常に大きなテーマになってまいりました。実は旧豊岡市の段階で、市民の参画を得まして参画と協働についてのいろんなご提案をいただきました。既にまとまったものができております。それを踏まえて我々のところでそれをいわゆるガイドラインというものにまとめていくというようなことが課題になっておったわけですが、昨年実は取り組みを始めたわけですが、台風がございまして、途中で終わってることがございます。したがって、ことし市民の参画と協働についてのガイドラインをしっかりつくり上げて、それを市民の方々に周知を図って具体的に参画を願うというようなことをとっていきたいなというふうなことを考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 災害復旧進捗率を本庁入り口に棒グラフをつけてはということを、私は何でこんなことを言いますかいいますと、今回の災害で日本全国からさまざまなボランティアの方が来てくださり、さまざまな義援金や見舞金をいただきました。私が神戸、大阪へ行きますというと、ほとんどの方が、もう元気ですか、よくなりましたかという温かい声をかけてくださいます。そういう中で豊岡の今の災害の進捗率は、多くの全国の災害に関する方々が注目をいたしております。せめて豊岡市に来たときぐらい、ああ、あの災害の今進捗はこうなってるんだなということが一目瞭然にわかるようにしていくことが、やはり国交省から望まれております見事なる復旧・復興をしてくださいよといったあの期待にこたえる意味からも私はぜひそういったこともやるべきではないかと思いますけど、改めて確認をお願いします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 支援者に対する感謝、それももちろんでありますし、そして何よりも豊岡市民に対して復旧状況ここまで来たというふうなことがございます。したがいまして、その表示等につきましては今後研究をさせていただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 研究するいうのとやるいうのとは違うんですけど、どうするんですか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 研究でございます。内容等効果的な方法もありますので、これは研究をさせていただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 研究した後はどうする。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 研究の後、そこで一定の判断をいたしまして、さらに検討に進むこともあり得ると思ってます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) それはいつごろになる。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) いずれにしても表示をするんであれば、やはり災害が1年たってからでは遅いと思いますので、それまでには何らかの結論を出したいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 行政改革の中で厚遇手当の見直しはこれからやっていくというわけですけども、私は特に驚いておりますのは、通勤手当でございます。2キロから3キロまでの通勤手当が自転車で通っても1,600円、一月職員に払われてるわけです。これを民間企業でいろいろ聞いてみますというと、2キロから3キロまでで通勤手当なんか出てないでというふうにおっしゃっております。これについてどうなんですか、考え方は。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) この通勤手当につきましては、実は合併協議の中で調整を行いました。従来1市5町では2キロまででも通勤手当を出しておったケースもあるわけですが、国の方で決めております、やはり2キロ以上というようなことで今回それに合わさせていただきました。国の基準もそうなっておりますし、現在のところは2キロ以上について手当を出すという方向で考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 市長、これ私ちょっと聞きましたら、160人ほど支払われてるんですね。ざっと計算しますと年間270万円、合計でね。10年たったらこれ2,700万円、単純に。物すごい金なんだ。これは国がやったから同じようにやりますということがやっとるようであったら、何ぼでも金が要りますわ。やはり我々議員も歳費カット、市長もカット、みんな痛みを分けておるわけです。


 せめて2キロ、3キロなんていうのは生活圏じゃないですか。この辺民間企業と合わすようなことを考えてはどうでしょうかね。どうですか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 例えば3キロの場合ですけども、日々通勤ということを考えていただきますと、やはり書類等もありますし、こういった議会のときにはたくさんやっぱり書類も持って往復せなあかんというようなことがありますから、これはやはり3キロを歩いてというのはちょっと酷ではないかと思われます。先ほど答弁も申し上げましたとおりです。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 市民が聞いたらあきれると思いますよ。よくその辺はしっかり考えていただきたいと思います。


 それから資料要求しました人員計画、これはいただきました現時点では提出できませんって、はっきりと冷たい答弁でございました。合併して1,649人ですか、総数、グロスで、普通会計で168人も人員が類似都市から比べたら多い、こういうふうに指摘されてるにかかわらず、現時点で何にもしておりません、本年度に策定予定です、まさかこのような答弁があるとは思いませんでしたけども、この点について市長はどう考えてますか。大変な財源ですよ、これ。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) むしろ今あるとすれば、大変粗雑な計画をお示しすることになるんじゃないかと思います。


 類団との比較自体がいいのかどうかという議論がまず要ります。それから年次的な計画をどうするのかということも要ります。退職者の見込み、それからそういった自然的に退職していく職員だけではなくて、意識的に例えば勧奨するのかどうかといった政策的な要素もございます。


 これの具体化は、来年の3月のことでございますから、今ないとしても実態として特に困ることはない。森田議員のせかれるお気持ちには合わないわけでありますけれども、今年度中ということで私は十分足りるのではないのか、このように考えております。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) そうおっしゃるなら、それでしゃあないですな。


 一体感の醸成いう中で、地域特性経費として2,500万円予算計上がありますね。新聞では、各総合支所にばらまくというふうにおっしゃっておりますけども、こんなことで一体感の醸成ができると思いますか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 地域特性経費がございます。これはそれぞれ各支所500万ずつという格好になっとるわけですが、これは合併するまでそれぞれの旧町に非常に魅力のある取り組みが行われてるという実態ございます。そういう地域の特性を守っていく、あるいは緊急性があるもの、即効性があるようなものについてはそういった事業展開も必要でございますので、そういう特色あるまちづくりを進めていくということを通じて一体感を図っていこうと。でございますので、そういうことで地域特性経費というのは予算化したというものでございます。


 各地域がそれぞれ特色を強く持っていくということと一体感を生むということは矛盾しませんので、それぞれ豊かな個性を持ちながら一緒に全体で物を考えていくというふうなことになろうかなと思っております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 一体感の醸成ということは非常に難しいことだと思いますよ。だから簡単には言えませんし、ああだこうだ言ってもこれは仕方ございませんので、時間のかかることだろうと思いますから、しっかり見守っていきたいというふうに思っております。


 もう一つは、土地開発公社でございますけども、駅前広場、空港周辺、南中建設用地。南中は昭和48年に取得した、駅前は昭和58年に取得した、空港周辺は平成2年に取得した。いまだに目安が立っていない。これどうなんですか。


 私は、理事長の見解をお尋ねしたわけですけども、助役さん、新市の助役としてこの問題についての見解をお尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) きょうは理事長として出席しておりませんので、助役としての答弁でお許しいただきたいと思います。


 私も初めて入って、こういうことを実態として見たわけでございます。それは当然豊岡市として歴史的にいろんな点で必要であったということで今までそうなってる。ですから先般来そのことについてはやはり早急な解決法といいますか、いわゆる民間処分等も含めた対応策が必要であるということで内部検討はしてくれておりますので、どうしても塩漬けにしておかなならないという土地もやっぱりあるやに思いますので、それはそれとして、ほか活用できるものは活用すべきだと考えておりますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) これは土地開発公社の問題ではございますけども、やはり豊岡市政としてもこれは大事な問題でございます。ですから市長は、冒頭未来への責任と、これは大事な決意だと、私はもう非常に感銘いたしておるわけでございますけど、こういった問題について、市長は旧豊岡市長時代は空港フェスティバルやIT問題、もう本当に大変な難問題を見事に的確に解決されましたが、こういった問題について市長はどのような見解を持っておられるのか。この任期中に対して自分が未来への責任というものを果たしていくならば、これに対する見解があって当然だろうと思いますけども、市長の所見をお伺いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) この土地開発公社が抱えております未処分用地につきましては、これをそのまま放置すればするほど金利がついていきますから、いざ事業用地として一般会計で買い戻そうとしますと市場価格よりもはるかに上回った金額でということになりかねません。その意味では一刻も早く処分をするというのが豊岡市行政にとっても大変重要なことと考えております。


 今問題にしていただいております、まず南中の建設用地でありますが、過去にあそこには農業高校がございました。今この議場のあります南高校の建設がなされるときに、こちらを市の土地開発公社で取得し、造成をし、交換をしたという経緯がございます。交換されたものについてじばさんの敷地に提供し、あるいは総合体育館の敷地に提供しというふうに利用方法が順次定まってまいりましたが、今残ってるところだけが明確な利用方法が具体化せずに来てるという経緯がございます。ただ、これをこのまま放置しておりましても新たな利用計画がすぐできるとも思われませんので、この点につきましては早急に一般会計の方で実態に合わせた買い戻しをする等の検討をして、しかるべきに議会にも相談をさせていただきたいと思います。


 それから駅前広場用地につきましては、これは駅全体をどういうふうに考えるのかということがございまして、JRとの協議も踏まえながら、あの周辺の整備構想を立て、その中でこの用地の利用方策も策定をしてまいりたいと考えております。これについては若干のお時間をいただきたいと思います。


 それから空港周辺用地につきましては、当時の右肩上がりの経済情勢の中で取得されたものというふうに承知をいたしておりますが、現在すぐに適切な利用方法が見出せないという大変厳しい状況にございます。したがいまして、これにつきましてはにわかに市としての計画を立てるの大変困難な状況になりますけれども、県とも関連がございますので、相談をしながらその方向については鋭意努力をしてまいりたい、このように考えてるところです。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) いや、私もこの空港周辺用地の問題は大きなネックになるということは十分承知してるわけですけども、しかしこれは兵庫県に任せても、乱開発防止ということで一応取得したわけでございますけども、再々で大変な目安が狂って終わってしまったということを理由として聞いてるわけですけども、やはりこちらからこういった計画をしたい、こうしたいからというようなある程度こちらからの情報発信も必要かなと思うわけです。そういった動き方をする予定はないのかどうかというとこを聞かせていただきたいですけど。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 豊岡市が持っております部分というのは、正直いいましてかなり利用方法が難しい。山自体が急峻であるといったこともございまして、まずは全体の構想をしっかりと立てるということが大切なのではないのか。にわかに事業化できるような条件はないということはご理解賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 私は、これを用地取得する当時の職員の苦労、地元を説得する苦労はもう大変だったと思うわけです。ですからいつまでたってもそのまま放置されるということは何だというふうな行政に対する不信さえも抱かれかねない。ですから兵庫県が待ってます、県がやってくれるのを待っておりますというのを、いつも同じ答弁なんです、これ。毎年毎年同じ答弁をされるんです。これは県に働きかけてるんか、どんな働きかけをしてるんだ、県はどんな考え方をしてるんだといった明確な回答は一個もない。


 だれがこれ窓口で県と交渉してるんですかね。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 一応企画の方で担当しとるわけですが、実は大変、今、市長が申し上げましたように大きな課題であるというふうに認識してまして、県の方も大きな土地を抱えておる。しかも景気が非常に厳しい状況にあるという中で、なかなか全体構想が描けないという状況はあります。ただ、我々も毎度議会の中で過去にも出てまいった問題でございますし、特に地権者の方にご無理をお願いをして土地をいただいた経過もございますので、県の方にはたびたびその後、県の方が中心となって全体の考え方をまとめてもらえんか。そこに市もぜひ参加をさせてほしいというお話をさせてもらってるという状況でございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) この今利息は何ぼついとるかわかりますか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 利息は1億6,200万。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) これ毎年寝とっても利息がとっとことっとこ上がっていくわけですよ。今は県とも一緒に相談してると言いますけど、私は、これは言っては悪いんですけど、よその5町からしてみれば合併したときにこんな問題があったのかいやというふうな、議員の皆さんも含めて市民の皆さんは思っておられると思います。この問題について一日も早い対応をすることが、これは責任ではないかと思うわけですよ。ですからスケジュールをつくってはどうですか。ことしじゅうにこういう目安つける、来年の3月までにはこうすると自分たちが動いてはどうだと思うんですけど、どうでしょう。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 余りかわりばえのない答弁になるんですが、継続して県の方と、県は県民局が窓口になってますので、再々県の方とも折衝したいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 最後に意地悪質問ですけど、今までの県の考え方はどういう考え方しとるんですか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 県も過去但馬空港周辺に但馬全体を考えた、但馬の発展を引っ張っていくような都市機能を持ちたいということがございました。ただ、何といっても景気の問題もありましたし、また阪神・淡路の震災もございまして、随分県も苦しい立場においでるという状況でございまして、ただその土地が残ってますので、何とかこれ生かせないということを一生懸命県の方も心配してもらってますんで、また一緒に協議をしていきたいというふうに考えてます。


○議長(木谷 敏勝) 88番、森田進議員。


○議員(88番 森田 進) 以上で終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で森田進議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は午後1時。


               午前11時46分休憩


          ────────────────────


               午後 1時00分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、69番、井崎昭議員。(拍手)


               〔井崎 昭議員 登壇〕


○議員(69番 井崎 昭) 兵庫県内の私たちの住んでいる身近なJR西日本福知山線で一瞬にして107名のとうとい命が亡くなりました。心からご冥福をお祈りしたい。と同時に、今でもたくさんの方が入院生活をされ、また通院されておる。一日も早く日常の生活を取り戻されることを心から祈念するものであります。


 それでは、平成の大合併が11年7月にスタートいたしましたときは全国で市町村が3,229ありましたが、合併特例法の適用期限が切れる来年の18年3月には1,822の市町村に再編される見通しとなりました。実に43.6%減のスリム化が図られたことになります。


 しかし、政府は、まだまだ合併を進めたい考えであります。なぜなら今年度の国の予算を見ましても一般会計82兆円のうち新規国債発行は34兆円を占め、国債残高は538兆円であります。国債残高の推移を見ると、赤字国債を初めて発行いたしましたのは、東京オリンピック後の不況に突入した昭和40年に景気回復を目指してわずか2,590億円の国債を発行したのが第1回目であります。それから20年後の昭和60年には残高134兆円、平成10年には295兆円となり、それからのこの7年間で243兆円に膨らんだことになります。地方債の残高は約200兆円で、国債と合わせて17年度末には738兆円の借金となる計算であります。少子高齢化が進み、自主財源に乏しい日本は、後世にツケを回し、不安は残る大変な時代がやってきます。


 中貝市長には、産声を上げた豊岡市の今後の市政の運営には未来への責任を十分果たしていただき、大いに期待するところであります。


 それでは通告に従いまして、まず1番目の質問ですが、17年度の予算についてお尋ねいたします。


 市長は、短期間の予算編成でもありましたが、自分の思いをどれだけ織り込められた予算が組めたのか。また、その評価はどうでありましたのか、お聞きいたします。


 次に、旧市町が持ち寄った基金と現在合併特例債の活用を予定している事業は何々ありますのか、お知らせください。


 次に、大きな2番目といたしまして庁舎建設でございますけど、きょう1番バッターの原議員が大変たくさんの質問をされておられますので、これは省かせていただきます。時間がありましたら、また私のご意見を申し上げたいと思います。


 次に、3番目の医療費についてお尋ねいたします。


 16年度の日本じゅうの赤ちゃんからお年寄りまでの国民医療費は32兆円でした。実に国民1人当たりで換算すると年間約25万円であります。昭和50年度に5兆円余りだった国民医療費が30年間で6倍になった計算になります。毎年ふえ続けるこの金額を厚生労働省は、20年後の平成37年度の国民医療費は69兆円になると予測いたしております。ますます国民への負担感が増すと警告いたしておるところでございます。


 そこで豊岡市における近年の国保の医療費の動向と見通しはどのようになっているのか、また国保の加入者の状況と収納率はどれくらいのパーセントであり、その収納対策はどのように考えておられるのか、お知らせください。


 次に、高齢化とともにふえる国の医療費を政府は何とか抑制しようとする動きが強まってくる中で、保険診療と保険外診療を併用する混合診療の全面改定が問題になっております。日本の医療は、昭和36年に農業、自営業、無職の人などが加入する国民健康保険が制度化され、国民皆保険の仕組みになり、平等な医療サービスを提供してきた日本の医療システムはこれからどのようになるのだろうか。厚生労働省の取り組みの方向をどのように認識しているのか、お尋ねいたします。


 次に、15年8月の健康行動計画案と新市においての計画をどのようにお進めになるのか、お尋ねいたします。


 大きな4番目の豊岡病院跡地利用についてお尋ねいたします。


 さきの議員からも質問が出ておりましたが、病院移転で人の流れも大きく変わりました。市街地の活性化、またその活性化に向けての早急な跡地利用が望まれているところであります。これも15年8月作成の跡地利用の構想と健康拠点の整備を新たにどのようにしてどのようなものをつくっていくのか。また、各地のスポーツ施設は今のところ利用者の貸し館のような形になっておるけど、この建物に指導者あるいはインストラクターの配置を考えるべきではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。


 次に、旧病院の建物を取り崩す時期あるいは残して利用する予定の建物があるのかどうか、それもお知らせください。


 そして以前からいつも懸案になっておりました円山川の完成堤防と立野大橋のかけかえの見通しはどのようになっているのか、お尋ねいたします。


 以下は自席でお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) まず予算編成についてのご質問にお答えをいたします。


 私が5月2日に初登庁いたしまして、その翌日から予算査定に入りました。ただ、これは通常の場合の予算査定の手順とは全く異なる査定手順でございました。といいますのは要求でありますとか要望は合併前の市町でなされておりますから、新市全体として調整を踏まえた上の要求には一切なっておりませんでした。各市町は、それぞれの思いで道路の要求をし、施設整備の要求をしている。その要求そのものを新市全体としてどのような優先順位をつけるかという作業は実はできてない状況での予算査定でありましたので、その意味では大変苦慮をいたしました。あるまちの道路と別のまちの道路とどっちが優先順位が高いのかというのはだれも統一的な目で今まで見ておりませんでしたから、その辺としては非常に一元的な判断のしにくい予算査定であったというふうに評価をいたしております。ただ、新市の方向性を定めるということは大切な事柄でございましたので、予算措置、市長査定に入りましてからこういうことを改めて予算要求の手順を踏ませた上で予算づけをいたしました。その意味では、方向性についても十分な議論が通常の市町単独でいった場合に比べるとできたとは言えない面があるかもしれませんけれども、何とか方向性を定めることについての予算を盛り込むことができたのは一定の自分なりの評価ができるのではないかと思います。


 また、各市町がそれぞれの個性を輝かせるということも大変重要なことでございましたので、その市町から出てる要望すべてにこたえることはもちろんできませんでしたけれども、それでも光る可能性のあるものについても何とかすくい上げることができたのではないのか。例えば出石の永楽館なんていうのは典型的な例だろうと思いますけれども、そういったことについても一定の配慮ができたというふうに考えております。


 ただ他方で、私自身不十分であったと思う点もございます。実は合併前の1市5町の当初予算を見てみますと、投資的な経費は相当多額に膨らんでおりますけれども、そのすべての財源が財調の取り崩しで賄われております。フローベースでの一般財源の収入に経常的な経費で払わなければいけない一般財源を引いた残りはゼロであります。つまり貯金がなければ投資的な経費は一切使えなかったというそういう厳しい状況にありました。この状況は新市になりましても全く同様でありますから、投資的な経費というのは相当厳しく切り込む、あるいは投資的経費を捻出するために経常的な経費を厳しく切り込むということが必要でありましたけれども、さっき言いましたようにそれぞれの市町でばらばらに要求がなされておりましたから、その切り込みという点ではいささか不十分な面が残ったというふうに私としては考えております。この点につきましては今後の補正予算なり、来年度、さらに次の年になりますけれども、予算査定の中で一元的な目でもって、一体的な目でもって予算編成を取り組んでまいりたい、こういうふうに考えているところです。


 それから病院跡地の利用についてのご質問もいただきました。先ほど来、企画部長の方も答弁をいたしておりますけれども、全く人のいない建物が相当大きな規模で中心市街地に残っておりますから、この跡地利用計画は急がなければいけない、このように考えております。


 基本的な方向性といたしましては、健康づくりの拠点にということを考えておりますけれども、それだけでいいのか、あるいは本当にそれでもいいのかということを新市全体の立場から再度検証する必要がございますので、今年度その作業をいたしたいというふうに考えております。


 ただ、先ほど言いましたように中心市街地へのマイナスの影響が大変大きなものがございますし、それから安全管理上という面でもあのまま放置いたしますと大きな課題がございますので、急ぎたいというふうに考えております。


 具体的なスケジュールにつきましては、今年度に基本計画の策定、来年度に実施計画の策定、そして平成19年度には工事に着手できるぐらいのペースで検討を進めたい。これ検討を進める過程で必ずしもそういくかどうかわかりませんけれども、現在の考えとしてはそのような方向でしたいと考えております。


 また、どの建物を残してどの建物を壊すかということにつきましても跡地の利用基本計画とあわせて検討する必要がございますので、その中で判断をしてまいりたいというふうに考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、基金を合併特例債の事業にどのように活用していくかというお尋ねがございました。


 この特例債の発行につきましては、中・長期的な視点に立って、特に起債制限比率を注視する中で大型の建設事業を中心に適債性でありますとか、あるいは他の起債との調整等を行う中で発行することになりますが、事業を実施しようとする際には起債の充当残、これは5%あるわけですが、いわゆる頭金が必要になります。その頭金としての一般財源が必要になってくることから、その事業実施に当たっては、その時々の財政状況、これらをもちろん勘案するわけでありますけども、持ち寄った基金を取り崩し、預金や財源不足を補うものとして使ったりしていきたいということになります。


 いずれにいたしましても持ち寄った基金でございますから、これは非常に貴重な財源として十分精査の上で活用を図ってまいりたいというふうに考えています。


 次に、特例債の活用の予定の事業ということでございました。さきの議員の答弁にも申し上げましたけれども、合併協議の際の共通事業ということで、庁舎の建設、そして北但のごみ、汚泥、さらに地域情報基盤整備、この3つについては公表はされています。それ以外につきましては、現段階では決定はしていないわけでありますが、中・長期的な視点の上で適債性等も勘案をいたしまして有利な財源手当てとして発行してもらいたいというふうに考えています。


 なお、この特例債の発行の上限額といたしましては約430億円でありますが、新市の建設計画の財政計画上では約360億円を見込んでいます。


 なお、本年度本予算におけますこの合併特例債を充当した事業並びに額についてちょっと申し上げます。まずコウノトリの野生復帰推進事業、これに1,710万、そして出石城の公園整備事業、これに4,260万、旧豊岡市ですが、奈佐公民館の整備事業に1億4,750万、そして旧出石町の永楽館の整備事業、これに5,600万ということで、本年度は2億6,320万をこれに充当いたしております。


 それから最後に、国保の中で税の収納対策をどういうふうに考えているのかというお尋ねがございました。この市税の収納対策につきましては、4月1日に税務課の組織も改めまして専任の収税担当参事を設置をいたしました。さらに収税係というとこで、ここは国保税と他の市税もあわせて対応いたしております。


 収納対策の第1でありますが、まず納付忘れをなくすことということで考えております。これらにつきましては広報を初めといたしまして納期の周知にまず努めてるとこでございます。未納があった場合ですけども、これはやはり早い段階で対応するといったことが肝要だろうというふうに感じておりまして、早期にご本人との接触を図って、未納の理由は何であるのかといったそのあたりの把握を行うとともに、その解消に向けた相談に応じているところであります。


 また、高額の滞納者につきましては、もちろん一定の段階を踏むわけでありますが、個別の事情に配慮はいたしますが、財産の差し押さえ等の強制手段、執行手段についても講じてまいりたいというふうに考えてます。


 もともとこの国保税、国保につきましては相互扶助の精神に基づいて成り立っている制度でございますんで、長期の滞納がある方に対しましては正規の被保険者証のまずお返しをいただきまして、相談の上で短期の被保険者証へ切りかえるといった措置も講じています。


 さらに、長期あるいは高額の滞納となる場合には、病院に行かれる際にそれに要する費用を一たん本人さんに立てかえていただいてといった資格者証へ切りかえるといったことも方法として講じております。


 いずれにいたしてもこの収納率の向上に向けて努力を進めているとこであります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 医療費についてでありますが、最近の医療費に関する市の動向ということなんですが、あくまでも本市が保険者である豊岡市の国保費用についてでありますが、平成14年度から16年度の3カ年平均の伸び率が一般被保険者が4.5%、退職被保険者が6.7%と、年々増加をたどっております。その主な要因なんですが、入院が対前年比で4.1%、薬剤が41.4%と、大きな伸びを示しております。


 また、平成14年10月の制度改正によりまして老人保健の対象年齢が70歳から75歳に引き上げられて、従来であれば70歳で老人保健へ移行しておった前期高齢者が国保被保険者にとどまることになって、前期高齢者につきましては若い方よりか1人当たりの医療費が多くかかります。そういったことでその人数が約400人ずつふえておりますことからも今後、国保医療費の増加の大きな要因と考えております。


 なお、今後の医療費の見込みにつきましては、少なくとも平成19年9月までは先ほど申しました前期高齢者として国保にとどまる方がふえますし、すぐれた医療技術の普及等によりまして医療費の伸びは今後も続くものと推測をいたしております。


 次に、混合診療についてのお尋ねでありますが、混合診療につきましては健康保険の範囲内の分は健康保険で賄い、それ以外の範囲外の分を患者さん自身が自費で費用を払うということでありまして、費用が混合することであり、つまり保険診療と保険外の診療の併用の診療行為のことであると認識しております。


 なお、我が国の現行の健康保険制度では、健康保険で見ることができる保険診療の範囲を厚生労働大臣が指定をしておりまして、それに自由診療を上乗せで行う形の混合診療は現時点では認められておりません。このことにつきましては平等な医療を提供する観点から現在では認められておりません。


 次に、この混合診療について今後政府、厚生労働省の取り組みの方向をどのように認識しているかということでありますが、厚生労働省におきましては平成18年の通常国会に法律の改正等を予定しておる医療保険制度全般にわたる改革法案の中で対応されるものと認識をしております。仮に混合診療が認められれば、保険給付の範囲を見直して、現在は保険診療で受けられてるものが保険診療外になる可能性があり、保険診療部分の圧縮が図られることやお金のある人とない人で必要な医療が受けられなくなることがあって不公平が生じる、そういった課題も含んでおりますので、今後については慎重な検討が必要である、そういうふうに考えております。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは健康行動計画についてでございます。


 旧豊岡市が策定いたしました健康行動計画、とよおか健康プラン21、これにつきましては分野別に栄養、食生活、運動習慣、生活習慣病予防、そして心の健康など8つの柱を立てまして、それぞれに目指す目標、取り組むべき内容を提起しております。


 合併協議の中で健康プラン21に基づく事業を新市に引き継いだものもございます。また、旧5町の施策におきましても同様の事業展開を行ってきた経緯もございます。したがって、当面この健康プラン21を新市全域の計画として位置づけ、新市全体で健康プラン21に基づく新たな事業展開について検討を進めていきたいというふうに考えております。


 そして平成18年度の新市の総合計画の策定に並行いたしまして新しい健康行動計画をまた策定するというふうなこととしております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 各地のスポーツ施設の利用と連携につきましてお答えいたします。


 スポーツ施設に指導者とかインストラクターを配置してはどうかというご提案でございました。これにつきましては健康、体力づくりを科学的、効果的に行うという意味では有効な方策の一つであると考えております。しかしながら、すべてのスポーツ施設において専任者を配置するということは、財政面であるとか効率面などから極めて難しいのではないかと考えております。


 ただ、水泳であるとか剣道、そういった市主催の各種スポーツ教室におきましては民間の指導者に指導いただいておりますし、また民間の施設におきましても指導者つきのものはございます。


 市としましては、今後スポーツ教室をさらに充実するとともに、ニーズに応じて体育指導員等の指導者の派遣体制の推進に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 私の方からは円山川完成堤防と立野大橋のかけかえについてお答えをいたします。


 円山川の完成堤防の整備につきましては、現在策定中の河川整備基本方針及びこれに沿った河川整備計画に基づきまして実施されるわけでございますが、現在激特事業が実施されておりますことから、これが終了後、実施されることとなります。したがいまして、現時点ではその時期につきましては明確ではございません。


 また、立野大橋のかけかえにつきましては、現在のところ具体的なかけかえの計画はありませんが、豊岡病院跡地利用計画に関連しまして今後老朽化した場合の対応について調査をしているというふうに伺っております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) ありがとうございます。


 予算のことで市長の答弁の中で、585億という大きな予算組んで、もうちいと投資経費が残るかなと思ったけど、さほどでもなかったという思いがあるかと思います。これは台風とかいろんなことがありましたのと、それから合併した年度ですからいろんな面があると思いますけども、できるだけこういうのを今度は広範囲になりますので、来年度は投資経費しっかりと維持できるように頑張っていただきたいなと思います。


 それから短期間でもありましたのに、何ぼ無投票でも選挙ということの取り組みもありました、そういう中で予算組まれた。これは合併協の会長である中貝市長が会場、1市5町各地区に持ち回って、そういうのの中でいろいろと見たり聞いたりした、そういうのがちょうどあらわれとったんじゃないかな、このように思っております。


 それから次の合併特例債のことですけど、部長の方から大型にできるだけ使うんだ、庁舎、それからごみ、それからITのコミュニティーということをお聞きしております。先ほど市長も豊岡病院の跡地利用は、これ何とかしなきゃならないということを意気込んでおられますが、この形の方はそれには予定に入ってるかどうか、お尋ねしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 現段階ではそれを特例債を充てるというふうなことは決定をいたしておりませんけども、まさに先ほど申し上げました大型の建設事業というふうなことで、当然そちらへの投入もあり得るというふうには判断してます。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) 特例債360億、頭金が5%で、起債を起こしても70%来て、結局は30%という借金は残るわけです。ですから360億をフルに使ったとしても100億の借金が残る。ですからただ特例債があるからそれで物事を消化しようというんじゃなしに、本当に後世にこういう形で残してやりたい、またこういうまちづくりをしたい、こういう面で十分検討していただいて、市長も市民との会話、それから共感ということをよく言っておられますから、やっぱりそういうことも市民のニーズも十分検討して取り組んでいただきたいな、このように思っております。


 それから次の庁舎問題ですけど、これは午前中にも話がありましたので、私の思いといたしましては、現在地がそらいいにこしたことはないです。うちの会派でも管内視察を5町回ってまいりました。どこの庁舎もモダンでいいなという感じがします。しかし、旧豊岡市に帰ってきてあの庁舎ぱっと見たときに、何とも言えん、古いんだけど、いい感じだなという、もう何となしに、いつも見とるせいかしれませんが、安らぎを感じたんですね。だからこれはこの形はぜひ残してほしいなという私の思いであります。横で手振っとんなる人もありますけど、古いのを見るけど、午前中も出とりました防災や耐震、こういうのさえカバーしたら、私はあの形はすばらしい形だなという、今、表の方に駐車場あっておりますけど、あの駐車場は裏の方に持っていって、それから広いとこに憩いの場所になるような大きな木でも1本か2本あるような、噴水があって、そういうのを、もう夢みたいな話ですけど、私は思っております。


 それから旧労働会館と本庁との真ん中に通路がありますけど、げた履かすような形である程度新しいもんはそこにつくったらいいな、こういう形を思っております。これは別に答弁もらってもそれはそうだとかあかんとかはなかなかおっしゃることはないと思いますけど、そういう思いでおるということだけを頭の片隅に置いといていただいたらいいな、このように思っております。


 次に、医療費についてでございます。市民生活部長が、先ほどいろんな数字も中にありました中で、医療費問題で、まず国保の加入率と、それから人口のパーセントと、それから収納率はまだお聞きしてませんけど、そのことについて、これは総務部長ですかな。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 国保の加入率でございますけども、17年4月1日現在で人口で3万7,972人、加入率で40.9%、世帯数で申しますと1万8,045人で57.6%、以上のようになっております。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 失礼しました。国保税の収納率でありますが、平成16年度で申し上げますと現年課税分で、これは1市5町の合計でありますが、93.99%、そして滞納繰り越し分が16.79、合計といたしましては84.12%であります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) 国保に入っておられる率からいったら約40.9%、40%、9万2,000何ぼの人口のうち3万7,000、40%が国保である、こういう形であります。収納率も84.12という数字の資料いただいております。まだまだ国保の未納者がかなりあります。こういうのの収納率を上げるためにはどのような取り組みをされるのか、その辺もお聞かせください。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほどもご答弁申し上げましたけども、やはり早い段階で本人との接触を行って、そしてそこで納税の相談に応じさせていただく、これが一番必要ではないかというふうに思ってます。


 先ほども答弁申し上げましたけども、なかなかそれで効果がないといった場合には、短期の被保険者証の交付でありますとか、あるいは資格者証への切りかえといったことも含めて対応してまいりたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) できるだけ前向きに、税の公平さを期すようにひとつお願いしたいと思います。


 それから今40%の市民の医療費、これは16年度国民健康保険の医療費の実績なんです。これは一般の被保険者と、それから退職者と、それから老健の国保、これ合わせると昨年度1年間で132億2,200万円使ってるんですね、医療費。これは市民のあと60%に当たる社会保険は別なんです。社会保険の人の医療費は別で、国保に加入されとるだけの40%の人のお金が豊岡市で昨年度実績で132億使っておる。大変な医療費です。それは国民の医療費もどんどん伸びてます。豊岡市もこれからどんどん伸びてくると思うんです。


 先ほどもどなたか部長が生活習慣病ということをおっしゃっておりました。以前は生活習慣病って言わなかったです。成人病って言っておった。これは昭和31年から平成9年までの42年間、成人病、糖尿病や脳血栓や心筋梗塞、ああいうお年寄りがなる病気を含めて成人病と言っとった。ところが平成9年から、当時厚生省だけど、成人病と言わずに生活習慣病って言いなさい。これはもう生まれた若い赤ちゃんや若い人でも同じような病気がどんどんどんどんできる。一般に考えて生活習慣病というのは、外人が日本に来て生活習慣病になったいうならわかるんだけど、我々日本人の先祖を持って日本に住んで日本のもん食べておって生活習慣病ですから大変なことなんです。先ほど部長からもありましたように、どんどんどんどん医療費は伸びてきます。


 そうなってくると予防医学というのが必要なんです。お医者さんは悪くなった人をどうするか、もとに戻すかが、これは医療の力で、悪くならないにはどうするかというのは、これはスポーツ学ということで、ですから生活習慣病とか健康増進とかに取り組む、そういう施策がこれからは必要なんです。


 そうかといって実際もう目の前で悪いんだから、これは診てもらわんなん。命と健康ですから、何ぼ130何億かかったって診てもらわなあかんわけで、しかし鶏が先か卵が先かとなりますけど、そればっかりで後追い政策じゃあだめなんです。悪くならないためにどうするかということ、これで今先ほど市民生活部長さん混合診療のことをお尋ねしました。混合診療というののそれをする目的というのは、厚生労働省の目的は、もうちょっと詳しいことはどういうことです。目的は何のためにやるんです。


○議長(木谷 敏勝) 市民生活部長。


○市民生活部長(植田 政由) 混合診療のことにつきましては、正式にまだ県とか若干問い合わせもしましたが、詳しい公文書的なものは参っておりません。いろんな文献等で見るわけですが、厚生省の立場で、推測ですが、恐らく現在保険診療の範囲になっておるものが混合診療を導入すれば保険の対象分を保険外診療に持っていく、そういったふうなことでもって国民の総医療費を抑制して財政負担を軽減するというのが一つの、地方自治体も一緒なんですが、そういったことが一つの目的になっておるんじゃないかと思われます。以上であります。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) 今も言われたように、医療費がもういっぱい大変なんだから、その保険医療費を少しでも圧縮して、そして自由診療で個人負担を持っていくというそういうねらいでしょ。そういうねらいが大体入っとるわけです。日本は、先ほど言いましたように昭和36年から皆保険、全員が皆何かの保険に入っとるわけ、医療の保険に。これは世界でも日本と、ちょっと私も記憶違いかわかりませんけど、イギリスぐらいだと思うんですわ。アメリカではこういう制度はないので。アメリカは、こういう保険の医療というものはない。自由診療です、全部。だから自分の健康自分で守っていかなかったらだめだ。


 大体ジョギングという言葉がありますけど、あれもアメリカのカリフォルニア州のある開業医が、スポーツいったら競争とか飛んだりはねたりばっかりじゃないんだ。健康を維持するためのジョギングというのをやったらどうだ。あの電信棒まで走って、次の電信棒まで歩く、その次の電信棒まで早歩きするという、そういう形で生まれたジョギングという言葉です。ジョギングというのは、調べてみますと、飛行機の水平を保つとか、それから船のバランスをとるとか、そういう意味がある。言いかえれば、人間の体のバランスをとるためにこういうジョギングって、日本には四、五十年前に伝わってきました。だけど日本人は、もうスポーツいったら走る、力いっぱい競争みたいに思って、ジョギングでも倒れたり亡くなった人がたくさんおります。


 こういう自分で健康守っていってしなかったら、混合診療みたいなんか自由診療に近い将来なってきます。そら慎重に厚生省の方はしなかったら、先ほども答弁にありましたように、金持ちがいい保険に入って、またいい診療してもらえて自由にできる。じゃあ、貧乏人や金のない人はできないかという。同じ命が同じように扱ってもらえなくなる。だから今アメリカの方ではそういう制度はないから、民間の一般の医療保険の会社がどんどんどんどん向こうはあるわけ。だって今、日本でもコマーシャルに外資系の医療保険の宣伝がどんどんどんどん出とる。日本は高齢化社会ですから、これからはどんどんどんどんそういうのいいシェアになってくるわけで、ターゲットにされてる。外資系がどんどんどんどん入ってくる、そういう可能性になってくる。そうなってくると保険医療費以外でも自由診療で出てくるようになってくる。


 だから市長、今の間にこの健康増進あるいは予防習慣をきっちりつくっていかなかったらだめだと。市長が、いつだったかな、これ中貝宗治の豊岡徒然日記というのを、これ見させていただいて、2003年の11月、この中に100万歩大作戦で書いておられる。ずっと書いておられるけど、ちょっと拾ってみますと、市長が書いとられるんですよ。人間何といっても健康が一番。しかし、これまでどちらかというと健康が失われたときの対策に政策の重心が置かれてきました。病院や特別養護老人ホームを整備したり介護保険を運営したりといったぐあいです。肝心の本丸である健康の維持増進に直接働きかける政策は現場の保健師たちの懸命の努力とは裏腹にわきに追いやられてきました。昨年豊岡市の国保医療は異常な伸びをしております。ことしもさらに伸びつつあります。原因は今調査中ですが、市民の健康状態に黄信号がともっていることかもしれません。市長は、よく昼休みでも一生懸命歩いとられる。感心いたしております。そういうことを市長が自分がやってええことだと思っとられるからやっとられるんだから、市民がどんどんできるようにしていかなかったらだめです。だけど市民だれもができるということは、非常に難しいんだ。


 市民部長さん、昔から厚生省が言っとった健康の増進の三原則いったら何々あるか、ちょっと教えてくださいな。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 健康の三原則、いわゆる栄養と休養と睡眠と。済みません。栄養と休養と運動ということにちょっと理解しております。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) 栄養と休養と運動ですね。今初め栄養と休養と睡眠と言ったあれだけど、それは栄養とって休養とって寝とりゃあ一番ええんだ。そんなわけいかん。栄養と休養と運動なんです。この3つが健康増進の三原則なんだ。だけど栄養というのは、おなかがすいたら食べたいと思うし、のどが乾いたら飲みたいと思う、これは体が求めてくる。休養だって、寝不足が続くと眠たいなって、お昼御飯食べてから、ちょうど寝ごろの人がおいでるけど、やっぱり自然に寝ちゃう。運動不足だけは体が求めてこないんで、ここに問題があるわけだ。これの体が運動不足が求めてくるなら、これはほっとったってだれもが取り組む。だから市長が自分で取り組んでいいことだと思っとられるんだから、市民のためにそれを実践せんとだめですわ。


 いただいた資料で、医療費は132億円いっとんだけど、国保だけで、いただいた健康増進と生活習慣病予防の予算、17年度、一番多いのは健康診査、市民総合健診というやつですな、これが一番多い。あとは知れてるんですわ。健康づくり運動教室って、これコスパに委託って、コスパってどこだって言ったら、アバンスって、これ水泳のやつやね、水泳でやっとられる。それから日高町の文化体育館や、それからエヌ・エス・アイという日高町の芝のプール、これでもやっとられる。それから理学療養士などの派遣業務で公民館とか、それから長寿園、健康センターでもやっとられる。この理学療養士がどっから来られるんかは知りませんけど、こういうような人が市の中にはいないね。それからあと健康を進める会があってもみんな委託だ。いずみ会でも委託、お金出してもらって。それからこの分だけでも1億6,500万、たったの。それが市長が一生懸命取り組んどんなる健康増進に。それでまだ円山川マラソンとか体育祭とか神鍋マラソン大会、こんなん予算出しとる。こんなもんどっちかいったら一般の市民がやることと違う。こんなんみんな合わせても2億9,000万円なんですわ、1年間に体動かす方のことが。これじゃあいつまでたったって後追い政策の、医療費は大事ですよ。見なければなりませんよ。だけどそっちばっかりに金が要って、あと悪くならないためにどうするかというものが抜けとるんです。これについて市長、何かお考えがありましたら。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 井崎議員から大変詳しく分析もいただきました。そのとおり個々人の意識に働きかけないことには運動、健康づくりというのはなかなか進んでいかないという実態がございます。したがいまして、何か一つ施設をつくったら済むとか、制度をつくれば済むということではございませんので、正直井崎議員にご納得いただけるような状況になってないというのが実態だろうと思います。


 ただ、新市全体をにらんでどうするかというシステムづくりをぜひやりたいと思っております。先ほど井崎議員から病院跡地についてのご質問をいただきましたけれども、健康づくりの拠点にと考えておりますのは、既に1市5町内にさまざまな健康づくりの施設があり、あるいは試みがございますので、その中核的な施設あるいは組織をそこに整備することによって新市全体の運動づくりを体系的に進めていきたい、このように考えてるところでございます。


 あわせてまさに意識こそが問題でありますから、さまざまな機会をとらえて、なぜ健康づくりに市として乗り出そうとしてるのか、そのことを訴えていくこともあわせて行ってまいりたいと思います。


 健康づくりについては、井崎議員のライフワークのような分野でもございますので、今後とものご指導を賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) 市長にそんなこと言われたら、後質問しにくくなる。


 市長の方からも今、病院跡地も言われました。けさの説明にもどういうもんつくりたいかって。けさはなかったけど、この構想を見てみると、温水プールとかジムとか、そういうもんも立野のとこの跡地にもしたいというようなことが書いてありますね。必要なんです、こういうもんは。それで箱物つくったらそれでええというもんだない。いかに中でどういう利用するかという。体育施設も、豊岡にも総合体育館、市民体育館、それから日高も総合支所の前に文化体育館がありますし、支所の裏にも一つ何とかいうのがありますね、地域の何か。出石はB&Gがあります。但東にも中央体育館、それから資母のモンゴルのとこにもあります。竹野もB&G。城崎町だけが今のところこれという、学校の体育館以外にはないんですね。


 それでこういうところに箱物つくったって、そのままじゃだめなんだ。豊岡のあの総合体育館でも、午前中はほとんどあいてるんです。あれ午後は南中の生徒がクラブ活動に来て使うからまだ昼からは埋まっとる。午前中あすこに今、国体の卓球がうわさになってからラージボールが週に一、二回埋まる。あとはみんなあいとるんです。だから土日の次はみんな貸し館だ、大会を持つだけのことで、ああいう体育館が10何億も金かけたって、あと遊ばせとったらだめなんだ。


 そこに指導者みたいなんがおって、インストラクターでもおって、そして市民やなんかが親子連れやお年寄りが来て、歩くだけの運動でもいいし、ストレッチでもいいし、ボールけり、何でも、特に但馬は雨が降ったり雪が降ったりします。そういうとこを利用しなかったら、そしてそういうところに置く、先ほど教育次長がなかなか予算的なこともありましょうし、いろんな規模で大変だいうことを言っとられました。私は、市の職員が1,000人以上おるわけだから、その中には卓球の指導できるような人、バレーのできるような人、それからバドミントンできるような人、いろんなことができる人がおると思います。1,000人以上おったら。そしたら市民課だろうが税務課だろうが、何曜日の何時に1時間半か2時間来てもらって指導してもらったら、市民が来たらそれやる。これは総合体育館だけに限らず、今言いました旧1市5町の中にこんだけの施設があるわけですから、いっぱいになっとるはずはない。調べたらもうようけあいとるですわ、みんな。それを利用して、そういう職員をそこでいえば指導してもらうというんか、遊んでもらうというんか、そういうことをやって定着してどんどん埋まったら、それと同時にインストラクターみたいなんや指導者をどんどんどんどんつけていったらいいんです。こういうことをしなかったら、いつまでも箱物があるだけで需要ができない、体を動かすことができない。やはり指導していただくことによって体を動かすということができるんです。そうしなかったら。


 ぜひ私は温水プールをお願いしたいなと思う。これはもうプール、水の浮力で足の痛い人、腰の痛い人、ひざの痛い人、そういう人が、プールいったらもう泳ぐ者ばっかりだ。そうじゃない。水の中歩くんだ。ウオーキングやるという状況。そのかわり競泳的なコースでぴしっとするんじゃなしに、遊び心のあるような、水と遊ぶ、そういう雰囲気のこれからは温水プールも必要じゃないか。


 それから体育館にしても、いろんな器具を使う。今ニュースポーツいっていろんなスポーツがあります。競技ばっかりじゃありません。体を動かす、そういうスポーツをやればいいな、このように私は思っております。ぜひ市の職員の適材適所、事務とるばっかりが職員じゃない。もっとそういうことも、どれだったかいなに市長、出前講座みたいなんがありますがな、こんな言っとるのが。出前講座でどこどこに行きますよ、どこどこ行きますよ。こうやって話すばっかりじゃなしに、こうしなさい、ああしなさいというアドバイスのできる、そういう豊岡市がしなかったら、やっぱり執行部とすると市民にも喜んでいただけると思うし、市民の健康にもつながる。そうすることによって医療費もある程度抑制できる。そうしなかったら今に混合診療、自由診療になって、金持ちだけがいい医療を受けれて、お金のない人は保険できくだけのことをしないけん。まだまだ日本は規制緩和はしてないから、医療保険がきく薬、医療保険がきく手術、治療、もうこれは規制されております。だからそういうことが解放されるということはなかなかありません。だから高い金のある人は海外に行って手術したりして帰ってくるわけで、そういうことのないように、命は平等、健康も平等、そういうことに十分取り組んでいただいて、残り時間がなくなりましたので、市長にももう一遍意気込みをひとつ聞いて終わりたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 中貝。先ほど私の文章の引用いただきましたけれども、豊岡のみならず日本全体が健康政策については極めておくれているという実態がございます。生活習慣ということは個人の生きざまに関することでございますから、自由という観点から手をつけなかったという面もあろうかと思います。豊岡市としてもハンドルを切りつつあるわけですけれども、今後、井崎議員もご指摘をいただいてのことも参考にしながらさらにハンドルを切ってまいりたいと思います。


 ちなみに私自身も、旧豊岡市長時代からさまざまな方々の要望をしょっちゅう受けましたけれども、正直言って健康対策をやってほしいというご要望はこの議会で井崎議員を含め何人かの方からお伺いするだけであります。道路や橋のことについての要望はもうたくさんございますけれども、つまりそれが今の私たちの社会の実態であろうかと思います。今後とも心して健康対策には取り組んでまいりたいというふうに考えます。


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎昭議員。


○議員(69番 井崎 昭) ありがとうございました。終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で井崎昭議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、49番、谷口勝己議員。(拍手)


               〔谷口勝己議員 登壇〕


○議員(49番 谷口 勝己) 通告に従いまして一般質問を行います。


 4月1日、希望と期待、そして不安を抱きながら新しい豊岡市が誕生いたしました。旧市町より持ち寄りました財政調整基金36億7,500万円、そのうちから被災者生活再建支援基金3億円を含め13億3,000万円を取り崩し、予算編成がなされており、市財政の厳しい状況は十分理解いたしております。


 この苦しい状況の中で今議会で中貝市長の総括説明を拝聴し、未来への責任、安全・安心のまちづくり、新生豊岡市の指針づくりなど将来に向け情熱を込めて力強く諸施策について市政担当者としてのご所信の表明をされました。どうか今後この所信を忘れられることなく新豊岡市づくりに情熱を持ってお取り組みいただき、基礎づくりされますことを大きな期待とするものでございます。毎年週刊東洋経済が全国の都市を対象に一番住みよい都市調査を行っております。ここに常にランクされるような生活のための環境が整備充実し、住んでよかったと思われる豊岡市づくりを望みつつ、3点について質問いたします。


 最初に、財政問題として、合併いたしました豊岡市、国県からの財政支援措置がございます。合併特例債につきましては最前からたびたび出ておりますので、これは省きまして、お聞きしたいと思います。


 普通交付税も保障があるようでございます。その保障される額、そのほかにあればご教示いただきたいと思います。


 4月1日に旧市町から持ち寄られました各市町ごとの財政調整基金の額、そして地方債残高についてお伺いをいたします。


 次に、教育環境の整備でございます。教育の場は、環境の整備が特に必要でございます。特に老朽化した校舎など中学校で見受けられます。市長もその必要性を感じていただき、平成18年度中に学校整備計画の策定を目指すと説明されておりますが、そんなにのんびりしていただいておってよろしいでしょうか。


 日高の東・西中学校は、築後約40年を経過しており、緊急を要しますので、整備計画をせめて1年早めて17年度に繰り上げ策定していただくことはできませんでしょうか。今在学してる子供たち、生徒のためにぜひご決断をお伺いいたします。


 次に、職員人事についてお伺いいたします。豊岡職員定数条例でそれぞれの区分に応じ市長事務局683人を初め各行政委員会事務局員数、さらに消防団員231名を合計いたしますと1,116人となっております。この定員に対してただいま職員の充足状況をまずお伺いしたいと思います。


 旧5町からだけでも本庁関係に144人も異動されてきております。このように多くの職員の混成チームでございます。ほとんどの職員は他市町などでのほかの場所での勤務経験はなかったのではないかと思います。担当任務、対人関係、通勤事情など不安がいっぱいの当初の勤務、その上合併当初の特有の複雑・大量の業務で大変ご苦労も多かったろうと拝察いたしております。職員は疲れていませんか。チームワークは、業務は円滑に進んでいますか。忙しい中で前途に希望と努力が報われ、やりがいのある和と活力のある職場、住民サービスの行き届く職場づくりはできているでしょうか、お伺いいたします。


 1回目の質問終わります。次回からは自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは活力ある職場づくりに関するご質問にお答えをいたします。


 合併によってそれぞれ全く仕事の進め方の違った市町が一緒になり、職員が一緒になりました。当然のことながら同じ職員の中、心の中でも土俵が広がって意欲を持ってやろうというその部分と戸惑いと、その両方が混在をしてるのではないかと思います。個々の職員によってはどちらが大きいかによって非常に意欲を持ってやってる職員もあれば、どちらかというと戸惑いの方が多い職員もあるかもしれません。これもある意味で合併というこの時期にやむを得ないことではないかと思っておりますけれども、職員というのも大変大切な資源でございますから、その一人一人が意欲を持って職務に取り組めるような環境づくり、雰囲気づくりは今後大変重要なことであろうかと思います。


 私自身、本庁の中もそうですけれども、これまで各総合支所を一通り一巡をいたしました。その過程で幹部職員や窓口職員との意見交換もいたしましたし、また本庁の幹部職員とも仕事する中で思いますのは、人材の幅が大変広がった、人材が豊富になったということを実感をいたします。それぞれの市町の中にある分野は得意であるけれども、ある分野は総体的に弱いというようなことがございましたから、1市5町の財産であります職員を持ち寄ることによって全体的に、全方位的に強くなりつつある、そういったことを私としても実感をいたしてるところでございまして、今後ともそれが仕事という成果にあらわれるように努力をしてまいりたいと思います。


 今のところこの新しい市がどういう方向を目指していくのかということが明確にまだできておりませんので、職員自体もやや方向感覚が薄いというのがあるかもしれません。市民とはもちろんでありますけれども、職員との対話も通じながら共通の目標を持つことによってエネルギーを一つ方向にまとめてまいりたい、そのように考えてるところでございます。


 とはいいましても大変大きな組織になりましたので、一人一人の職員との対話というのはなかなか十分でないかもしれません。勢い議員の方にいろいろと悩みを打ち明ける職員もおるかもしれませんけれども、その節にはぜひ適切なアドバイスをいただければと、このように思います。議員ご指摘の点を十分心しながら今後の組織運営に当たってまいりたいと思います。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 助役、奥田。私からは今後の人事異動はどうするのか、このことにつきましてお答え申し上げます。


 今回1市5町の合併によりまして新しい豊岡市が生まれたわけでありますけども、4月1日の人事異動につきましては合併当初ということから旧市町間で相互に大きな交流人事という手法ではなく、これは住民の皆さんが戸惑われるということもございましたので、そういうことではなく各5町から本庁への異動は相当数行っております。しかし、それ以外の異動は本当に小規模の状況でございます。


 今後の人事異動につきましては合併後の各職場の状況等を十分把握して行いたいと考えておりますが、議員ご指摘のような旧市町単位にはこだわらず適正な人事異動を行ってまいりたいと考えております。


 これは当然クロス人事、いろんな幅を持った、先ほど市長が申し上げたような優秀な人材を持っておりますわけですから、それをやっぱり交流をしていい職場をつくっていく。当然一体感の促進につきましてもぜひとも必要であるという認識をしております。ですから旧市町の垣根を超えて新しい市の職員として職務に精励できるよう努めてまいりたい、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず条例上の職員定数との関係で申し上げますと、確かに条例では1,116名ということにいたしております。これについては現員数の1,069名でございますが、これに他団体からの派遣役員14名、そして各部局におきまして増減の調整分というふうなことで33名を考慮して1,116といった条例定数を設けたものであります。充足率ということになりますと、最後に申し上げました33名の調整分を設けておりますので、その分の差が出ているかと思います。


 それから4月1日に持ち寄りました旧市町ごとの財調基金、そして地方債残高、さらには旧市町の住民1人当たりのそれぞれの額につきましてご報告いたします。


 まず、旧豊岡市の庁舎建設基金など特目の基金を含めた財調基金の持ち寄り額及び住民1人当たりの額につきまして申し上げます。旧豊岡市です。財調からです。31億7,662万、1人当たり約6万8,000円、旧城崎町5億3,385万、1人当たり12万8,000円、旧竹野町1億3,650万、1人当たり2万3,000円、旧日高町8億2,289万、1人当たり4万5,000円、旧出石町4億4,630万、1人当たり4万円、旧但東町6億8,867万、1人当たり12万3,000円で、北但行政を含む財調基金の持ち寄り総額につきましては60億4,137万円ということになります。


 次に、地方債残高と、同様に住民1人当たりの額につきまして申し上げます。旧豊岡市225億3,078万円、1人当たり48万円、旧城崎町34億5,667万円、1人当たり82万7,000円、旧竹野町56億4,268万円、1人当たり96万8,000円、旧日高町157億2,871万、1人当たり85万1,000円、旧出石町82億9,439万円、1人当たり73万6,000円、旧但東町83億3,451万円、1人当たり149万1,000円で、同様に北但行政を含む地方債残高の合計でございますが、667億8,676万ということになります。


 また、新市におきます住民1人当たりの額、先ほど申し上げました額を割りますと、財調で申し上げますと6万5,000円、市債残高で申し上げますと72万4,000円といったことになります。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 学校整備についてお答えいたします。


 新市では、幼・小・中合計68校園と多くの施設を所管しております。したがいまして、改築整備につきましては全施設の老朽化などの状況を把握し、全市的な計画に基づいて整備を図る必要があると考えております。


 このためまず本年度に耐震化優先度調査等の基礎調査を実施し、各種データ等の収集を行いたいと考えております。その後、これらのデータをもとに学識経験者や関係団体等の意見を伺いながら来年度に学校整備計画を策定したいと考えております。


 なお、計画策定に当たりましては、新市総合計画であるとか財政計画、これらとの整合性を図る必要があると考えております。


 議員ご指摘の日高東・西中学校の件につきましては、改築の必要性は十分認識しておりますが、新市全体の学校整備計画を策定する中で検討してまいりたいと考えておりますので、いましばらくお待ちいただきたいというふうに思いますので、よろしくご理解お願いしたいと思います。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 申しわけありません。答弁漏れございました。普通交付税の保障額とその保障される年数ということについてご説明申し上げます。


 合併算定がえにおきましては合併の年度及びこれに続く10年間、10カ年度につきましては合併がなかったものと仮定して毎年算定をした普通交付税を全額保障し、その後5カ年度で増加額を段階的に減らしていくといった制度です。


 保障額という考え方でございますが、決してこれは合併の前年度であります16年度の時点での交付税額そのものが保障されるということではありません。先ほど申し上げましたけれども、毎年度交付税の算定を一本算定、そして算定がえ、これを2種類行いまして、多い方が交付をされるといったことでございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 特例法での交付税の特例の措置でございますが、新市一本化され、合併前の合算額は認められてるということでございます。ところが昨年4月1日に合併しました養父市の例を見ましても、三位一体改革で状況は変化しまして、交付税そのものが大きく削減され、前年度比12%の大幅減額があったと聞いておりますが、これについていかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 先ほども申し上げましたけれども、16年度の1市5町の額をそのまま集めたものを保障するということではございません。算定の結果、その年度年度それで算定をした額について保障するということです。ご指摘のとおり総額につきましては国の三位一体の改革等もございまして、総額については減額してくるといったことは十分予想されますけども、あくまでも先ほどご説明申し上げましたのは算定結果に基づいた額を保障するといったことでご理解をお願いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 今、説明はわかりました。


 しかし、国の財政事情もますます厳しくなっていくような感じがいたします。そのような中で最近国の行政見ておりましても、かなり当初計画を変更してやっておることが見受けられるわけですが、この辺については市運営をされる中でぜひ早目に情報をキャッチして対応をお願いしたい、このように思います。


 次に、今説明を受けました財政調整基金の関係でございますが、特定目的基金も含めての金額でございましたので、例えば豊岡市の場合317億6,623万円のうちこの特定目的基金残高に値するものというのはどれぐらいあるでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 31億7,662万のうち、逆に純粋に財調として残るもの、これは10億であったと思います。残りにつきましては、財調でありながら特目的な要素を持った基金いうことでございます。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 今説明を受けましたものの、先ほど出ております総額から持ち寄りました純粋のものを乗せますと率的にやはり豊岡の場合かなり厳しくなると思うわけですが、持ち寄りました金額そのものをそれぞれ見てまいりますと、例えば財政基金そのままの金額で見ましても5.何倍というような、5分の1とか、あるいはさらにもっと低い負担となっておりますし、あるいは市債、町債につきましても、これも3倍強の差が出ております。終わってしまっておることでございますので、しかし合併をした段階でこういう数字だから仕方がないといいますものの、もっとこれは本当に策はなかったんでしょうかなと、もう少しはっきりと増減の金額を決めて、あるいはそいつを絶対守るような姿勢というのはとられかったのかな、こんなふうに思いますが、いかがだったでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 基金につきましては、旧豊岡市においても最大限努力をして、この合併に際して持ち寄ったということでございます。もちろん災害もございましたし、その当時被災者再建支援の一般分を捻出するために相当な血も流しました。その結果、この額を持ち寄りすることができたというふうに判断してます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 49番。先ほど来その特例債の使途につきましては説明がございました。大きな3つの事業と。例えばこれから10年間でどれぐらい使うか、利用するのか、お決めいただくわけですが、余り箱物行政に重点を置かないように、第2の篠山市みたいになったら困りますから、ぜひこの辺はお守りいただきながら、早い機会にぜひその計画をしていただきたい。


 なお、本年度につきましては、まだいわゆる少しも使う計画はありませんか。あるいはもしそうなっておりましたら、その計画の規模、そして内容についてお伺いいたします。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) さきの議員にもお答えをいたしましたが、本年度本予算に特例債を充ててる事業といいますのは、コウノトリの野生復帰事業以下合計4事業ございます。その額は2億6,320万ということで考えてます。


 その他のどういった事業に充てるのかという計画につきましては、現段階につきましては持っておりません。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 先ほど中学校の整備につきましてお答えをいただきました。ところがなぜ、私は地元日高だからといって申し上げとるわけではございません。特に日高町時代から日高の東・西中学校の整備について、建築されたのが昭和41年から2年度でございますので、大体40年経過しようといたしております。その状況から見まして平成14年度には校舎の耐力度調査を1,050万円かけて実施し、その結果、危険建物校舎の認定も受けております。また、15年度には15人の中学校舎等整備検討委員会を学識経験者をもって構成し、5回の委員会を開催して慎重に審議し、結論として整備の時期については一刻も早い整備が必要であるとの答申を受け、さらに16年度には2,000万円の学校整備事業費を計上し、中学校整備設計コンペまで実施、当選業者による作品まででき上がっております。今年度基本設計、実施設計の発注予定でございました。ところが合併によりましてこの先ちょっとめどがつかないというようなことで、旧日高町民の夢は、あるいは希望は断ち切られた感がいたし、今日までの取り組みについてぜひ理解していただいて一考を強く求めたいと思いますが。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 東・西中学校が相当老朽化をしていて、この早急な整備が必要であるということは、先ほど来お答えいたしておりますように私たちも認識をいたしております。


 ただ他方で、財政状況についてもぜひご理解を賜りたいと思います。私たちが日高町から受け継ぎました計画を見ますと、2つの中学校を整備するのに一般財源が約22億円かかります。日高町から持ち寄られました基金は8億円であります。さらに先ほど1市5町のトータルで申し上げましたけれども、16年度の当初予算ベースで投資に回せるフローベースでの投資財源は一般財源ゼロ、つまり財調を崩さないことには一歩も、道路一つつくれないという状態まで実は1市5町それぞれが追いやられておりまして、こういう厳しい財政状況であることもぜひご理解を賜りたいと思います。


 そのことを踏まえた上で、しかし大切な子供たちが学ぶ場所が今のままであっていいはずがありませんので、それをまさに計画的に、あるいは財源措置をどうするのかということに知恵を絞りながら実現の方向に向けて進んでまいりたい、このように考えてるところでございます。今たまたま日高についての財調言いましたけれども、これは笑いが出ましたけれども、日高だけのことでございません、旧豊岡も含めてでありますけれども、それぞれの市町から出てきたさまざまな要望は通常ならもうできないものばかりである。それを合併することによって合併特例債が可能になり、財源手当が非常に厚くなりますから、それを利用して何とか夢をつないでいきたい、このように考えてるところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 今ご答弁いただきました件、大体理解はいたします。でも学校教育というのは昔から金もかかります。少子化がますます進んだとき、大切な子供たち、国でも市におきましても宝であり財産である子供たちのためにぜひ教育に多額の投資もしてやっていただきたいと思います。宝や財産づくりは多額の経費が必要です。産業や観光事業等に投資されるのと同じだと思います。長い目で見てやっていただきたい。必ずやよい結果が出ると思います。前途有為な青少年が育成されれば、豊岡市のような我が国や世界で活躍してくれることでございましょう。新豊岡市で人づくりの地域、教育の里としてコウノトリと同じように世界に羽ばたくような人づくりをぜひしてやっていただきたい。そのためには校舎整備は必要と考えます。学ぶ子たちは、生涯に一度の機会でございます。危険校舎の改築には公立文教施設整備事業の補助金もございます。これらとあわせ合併特例債も上手に使ってやって一日も早くしていただくことをお願いしたいと思います。


 最初にお願いしました、市長に何とか1年早く計画はやっていただけませんかというので、いま一度この件について、今度は市長にお尋ねいたします。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 校舎の建設自体一義的には教育委員会のことでございますが、財政面といいますと、これは市長の権限でございますから、その理解で答弁をさせていただきたいと思います。


 財政状況につきまして、もう先ほど申し上げたとおりでございます。なおかつ学校施設に関しましては、日高の東・西中学校だけではございません。他町からも校舎整備の要望が出ておりますし、さらに体育館でありますとかプールでありますとかって要望もたくさん出ておりますから、一度きっちりと交通整理をして、皆さんが納得した上で順番を決めていくという手順を踏む必要があろうかと思います。そういうことで先ほど来担当の方で答弁させていただいてるスケジュールにならざるを得ないことはご理解を賜りたいと思います。


 ただ、方針といたしましては、先ほどご答弁申し上げましたように谷口議員もお述べになりました教育への熱い思いを私もしっかりと受けとめまして、実現できるような方向で努力をさせていただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 次に移ります。4月1日付で一般職の人事を含め行われました。その中で昇給・昇任した人あるいは逆に降任した職員というのがございます。できればまず昇給・昇任した人数、逆に降任した職員というのは何人全体でいますでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 昇任等に相当する職員といいますのは43名でございます。逆に、降任等に相当する職員というのは113名でございました。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 余り内容に触れたくはございませんので、降格した層でどのクラスが一番多いかったのか。昇任・昇格した人はおめでとうございますでございますから、触れないでおきたいと思います。どの世代といいますか、何級ぐらいなあたりが一番多くあったでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 降任等の中では、旧市町の係長クラスでありますけども、給料表の6級の係長から、同じく係長でありますが、新市の5級の係長にあった職員、これが先ほど言いました113名のうち69名ということでございます。


 これについては合併協議の中で、とりあえず6級の係長については一たんは5級の係長におろそうと。ただ、その中で選考を行って、その結果5級の係長の中から一定の条件を満たす者については6級に上げようというふうなことで考えてます。したがいまして、合併の4月1日の時点で一たんはそういう5級に整理をしたということで、特にこの69名が多いというのはそういった理由がございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 降任等に相当する職員が113名と、まことに多いので、私もちょっと気になります。合併さえなければそんな処遇を受けずに多分済んだだろうなと。ただ、この処遇については給与面では多分現状維持の状態ではないかと思います。しかし、世間や、もちろん家族や知人は当然でございますが、例えば課長補佐が係長に降任しておれば、何か悪いことしたのではないだろうかとか、あるいは仕事上大きなミスがあったんじゃないだろうかとか、いろいろと余計な邪推と風聞がはびかい、その該当の人たちというのは大変悩み苦しんでいるんじゃないだろうかなと思います。直接中貝市長が手がけられていらっしゃると思いますけど、そのことについて市長、どのようにお考えでしょう。余りいいあれではありませんので、お伺いしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 合併によりまして一つの市になったわけですが、まずは旧1市5町で有しておりましたポストがむやみやたらふやすわけにはいかないといったことから、先ほど申し上げたような結果になりました。


 こういった扱いにつきましては、ある意味ではやむを得ないのではないかというふうに考えていますけども、ただ議員がおっしゃっておりますように職員のやる気といった部分では、これはやはり人事政策上も非常に大きな問題であろうというふうに考えてます。給料面も含めまして、できるだけ早く給料面の、これは再計算で補正をしていくわけですけども、そういった整備を図っていく、あるいは職員の士気を高めていくような方法はぜひ講じていきたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 今出ました給与格差の是正、これはそれぞれの1市5町で差が生じておると思いますから、これは大体いつごろおやりになるのか。これも大変でしょうが、早い時期にやっていただきたい。いつごろまでにという、もう何か方針出されていますでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 給与の見直しの是正方法でありますけども、これにつきましては再計算をする基準、これらを現在検討中でございまして、詳細を詰めた上で10月をめどにこの調整、在職者調整を進めてまいりたいというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 最近公務員も厚遇問題から、あるいは総務省の人員削減、あるいは人事院の能力主義や成果主義の導入、そしてまた諸手当あるいは公務員給与の一律5%引き下げ、いろいろと厳しい中での今後勤務になろうかと思います。


 そんな中でこの合併しました市町で職員が体調を壊してかなり療養休暇等をとるケースがふえておるということであります。豊岡市におきましてはそのようなことはございませんでしょうか。あれば人数と状況をお答えいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 済みません。ちょっとお待ちください。現在確かに病気休暇をとっておる職員は何名かおります。その中で特にご懸念されております合併によってちょっと体調を崩したといった職員につきましては、現在のところ1名でございます。それ以外にももう1名、ちょっとそれに近い状況の職員もおりますけども、まだその職員については病気休暇という段階には至っておりません。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 49番、谷口勝己議員。


○議員(49番 谷口 勝己) 豊岡市の発展も、そしてまた住民の幸せも職員の頑張りや、そして皆さんが期待にこたえてくれなかったら幾らにしてもよくならないと思います。そういう中で職務環境、執務環境が十分に整えられ、そして各人が能力を十二分に発揮できるようなやっぱり職場づくりにひとつ力をかしてやっていただきたいと思いますし、それが市民の幸せにつながるものだろうと思います。私はそのことを強く訴えて、私の質問を終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で谷口勝己議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は2時40分。


                午後2時30分休憩


          ────────────────────


                午後2時40分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、83番、綿貫祥一議員。(拍手)


               〔綿貫祥一議員 登壇〕


○議員(83番 綿貫 祥一) 通告に従いまして質問を行います。


 4月1日、1市5町の合併によりまして新生豊岡市が誕生し、5月2日、初代の市長として中貝市長が就任されました。


 去る6日、初の定例議会で市政運営に意欲あふれる所信を伺いました。4年の任期を託され、未来への責任をキーワードに厳しい財政事情の中、台風23号の被害からの復旧・復興を初め諸般にわたり配慮された17年度の本格予算の提案がございました。


 新生豊岡市の指針づくりとして総合計画の策定を初め各種計画の策定、見直しとともに行政改革大綱の策定など将来目指すべき姿と実現への具体策に取り組まれる市長の意欲に敬意をあらわしますとともに理解をするものでございます。


 市議会に在籍する一員といたしまして、未来への展望を議論するべき責をも当然のものと考えますが、今回は在任特例期間の議員の役割として合併協議の経過の中で協議されたことが今回の予算にどうあらわされているのか、その確認をすることがまず必要ではないか、スタートした市政に対して何よりも市民の共感を得ることが大切ではないか、そんな考えから一般会計本予算について質問をいたします。


 まず、合併協議の経過の中で各市町の重点課題がどのように本予算にあらわされているかについてお尋ねをいたします。


 合併前の予算編成方針というものを私たちの議会でいただきました。それに基づきますと、新市の予算編成作業フロー図が示されております。このフロー図では、財政ワーキンググループで集約し、財政担当課長会で助役会に報告、協議、査定し、助役会から市町長会に報告、協議、査定の上、本予算の編成となっております。今回提案された予算は、先ほどの井崎議員への答弁がございましたけども、それらからさらに市長の査定によりまして予算を決定して提案をされておるということでございますけれども、これまでの合併協議、それぞれの町からのそういった経過どう尊重されているのか、お尋ねをいたします。


 次に、国、県の補助金、市債など裏づけ財源についてでございます。入るをはかって出るを積算することが予算編成の基本でありますから、当然その見通しはされているものと思います。市債につきましても後年度への財政の影響ができるだけ少なくなるよう有利な起債を見込まれているものと思いますが、そういった実態をお尋ねをいたします。


 次に、各総合支所で地域特性を生かしたまちづくりを展開する、そして各総合支所に500万円の予算が計上されておりますが、どのような効果を期待されておりますのか。そしてまた総合支所ということで旧町に対しての500万円ということでございますけども、1市5町対等に合併したということの中で旧豊岡市の地域についてはどのように対応をお考えなのか、お尋ねをいたします。


 大きな項目の2番目でございます。日高病院の現状と見通しについてお尋ねをいたします。


 医師の研修制度が改められましたことなどから医師の確保が難しい状況となり、日高病院では内科、外科、救急などにその影響を受け、住民から戸惑いと不安の声を聞いております。経営だとか病院組合全体のことにつきましては病院組合の議会での議論にゆだねるといたしまして、日高町民が地域医療の中核医療機関の一つとして、基幹病院として期待をしております日高病院の現状は、医師が減員となったことによって診療科、救急など今後どうなるのか住民の不安が募る状況にございます。一日も早く安心できる状態になることを願っております。現状と見通しについてお尋ねをいたします。


 大きな項目3点目でございます。公民館長の職員兼務についてお尋ねをいたします。


 公民館については、合併でより結びつきが期待されることから、より地域の結びつきが期待されることから、機能を高めるというふうに伺っております。合併後の公民館のあり方、検討ワーキンググループからの新豊岡市の公民館のあり方についての中で、公民館が住民自治のトレーニングセンターであり、実践の場となって活発に活動することにより新市に住む人々による地域社会の創造が可能になり、心豊かな暮らしを実感するようになることが期待されますと述べられております。


 合併は、財政的なこともございますけども、地方自治本来の姿を求めることでもあります。住民主体の地域づくりを進めるために、その核の一つとして公民館の役割は大きなものがあることはご承知のとおりでございます。住民主体で活動するには機関独立の原則に基づいて館長も行政職員でなく住民の中から求めることが本来ではないかと考えます。現実には中央公民館、豊岡地域公民館、出石地域公民館、但東地域公民館の館長が職員兼務となっております。このことについて考え方をお聞きいたします。


 第1回の質問終わります。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 私からは日高病院に関するご質問にお答えをいたします。


 私自身も議員と同様に今の医師不足の状況を大変心配をいたしております。日高病院では、5月末に3名の外科医のうち2名が大学に戻られまして、現在1名のみで週3回の外来診療を行っている。したがいまして、あとの日は診療がないという、こういう非常に大変な状況になっております。


 もともとこの医師不足の問題は大きな課題でありましたけれども、さらに最近になって拍車をかける要素が出てまいりました。


 まず第1に、臨床研修医の制度ができました。これによりまして医師は2年間いわば指導者のもとでないと医療行為に従事できないということになりましたので、2年分の医師が実は供給量から減るということになりまして、パイが小さくなった。


 その上で国立大学が独立行政法人になりまして、みずからの安定的な運営ということを第一義に考えるようになりましたので、自分のところは辛抱してでもほかの病院へではなくって、他病院へ派遣してた医師を大学の側へ引き戻す、こういったことがかなり如実に、あるいは露骨に起こるようになってまいりました。


 加えまして医学生の気質自体も変わってまいりまして、大病院志向かつ都会志向というのがさらに顕著になってまいりました。


 こういった3つの要因が重なりまして、現在地方の日高病院程度の病院には大学の医局から医師の派遣が期待できない、こういう状況になってきております。


 しかしながら他方で、地域医療にとってこういった事態は大変な事態でございますから、今、豊岡病院組合の管理者以下職員も必死になって医師の確保に努めてるところでございます。過日も日高病院と縁の深い神戸大学の方にも要望を行ってきたところでございますが、先ほど申し上げましたような事情によりまして大学はもはや医師を送らないとすら方向を出してきておりますので、今後、豊岡病院組合と連携をいたしまして他の大学への要請、あるいはなかなか難しい点はございますが、一本釣りといいましょうか、もう個々にアプローチをする、こういったことをやらざるを得ない状況になっております。


 そのことに加えまして私たちとしてできることといいますと、これは豊岡病院組合で就学奨励金の制度が創設をされました。これは但馬出身の高校生が医学生になる、その場合に1,000万円を若干超える金額でしたけれども、奨学金を貸与して、豊岡病院組合で将来勤務をすれば返済義務を免除する、こういった制度設けまして、現在10人の学生がこの奨学金を受けて学んでおります。少し時間はかかりますけれども、既に在学中の人からこの対象になっておりますから、この制度に期待ということが1点ございます。


 それから2点目に、豊岡病院が臨床研修医の指定病院になっておりまして、相当ハードな研修を積むことによって逆に医学生の評価が高いということがございます。何とか2年間豊岡病院で臨床の研修をしてもらって、愛着を持ってもらったまま、そのまま何とか豊岡病院の方へ囲い込めないのか。その上で病院組合全体の人員のローテーションの中で他の病院へ派遣をしていく、こういったことも準備を進めておるところでございまして、大変厳しい状況ではございますけれども、地元の市長としても全力を尽くしてまいりたい、このように考えているところです。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) まず、新年度予算につきましてのお尋ねがございました。旧市町継続事業等のことでありますけども、直接いただきました通告の中にはちょっと若干ニュアンスが変わっておりましたので、明快な答弁にならないかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。


 まず継続事業というふうなことで、ハード事業を中心に多くの継続事業が旧市町から新市に引き継がれてまいりました。中には補助事業として既にもう採択をされてる事業でありますとか、あるいは工事中の事業、さらには地元の説明も完了してるといった事業もございまして、さまざまな取り組み経過がある中で、市長が登庁以来庁内で議論を行いながら、結果的には約46億円の事業費を予算化をさせていただきました。新規事業を含めた予算化に当たりましては、過疎債でありますとか、あるいは本日も申し上げましたが、一部合併特例債も充てるとかいったことで、できるだけ有利な起債を充当いたしましたけれども、結果的には財源不足をいたしまして基金から10億円余りを取り崩しを余儀なくされたといった状況でございます。


 それから国県の裏つき財源の確保ということでもお尋ねいただきましたが、これにつきましては現在の財政状況、これを考えますと国、県補助金等といった裏つき財源の確保については当然必要なことであろうというふうに考えておりますけども、この裏つき財源の有無、これが最優先とは考えておりません。しかしながら、既に補助金額の申請の手続あるいは協議は関係機関と進行しておりまして、やむを得ない事業もございました。新市の財政構造につきましては、何回も申し上げておりますけれども、自主財源比率が約35%というようなことで、非常に弱い財政構造になっています。合理的で持続可能な財政体質を築き上げるためにも、長期的な展望に立ちまして事業内容、事業効果等を見きわめながら施策の展開を図っていきたいというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 私の方からは地域特性経費につきましてご答弁申し上げます。


 この経費につきましては合併直後市域が広くなるというようなことがございまして、特に周辺地域の声が届きにくくなるのではないかというようなことがある。また、にぎわいの面でどうなるのかという不安もあるというようなことがございまして、そういう面から検討を行ってきた経過がございます。


 また、総合支所につきましては、本庁と離れておりまして、行政機能面や、また緊急を要する事業にすぐさま着手することが困難な状況というのがあるわけでございまして、したがって総合支所の判断におきまして弾力的な予算執行を可能にする手だてが要るんだというような考え方の中からこういうようなことにしたわけでございまして、結果的にはこういったことを踏まえて総合支所のみの予算づけというようなことにしたわけでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 公民館長の職員兼務についてお答えします。


 公民館活動は、日常生活圏域で推進されております。したがって、地区公民館長には地域事情に精通し、コーディネーターとしての役割が果たせる地域からの識見者を選任しておるところでございます。


 次に、地区公民館でございます。いわゆる旧市町の中央公民館でございますけども、これにつきましては各市町におけるこれまでの経緯であるとか地域事情を踏まえ、また将来は廃止する方向で考えていること等から判断しまして当分の間は一部地域公民館長を職員兼務で館長としてるところでございます。


 なお、中央公民館につきましては、将来地域公民館がなくなった時点では今以上に地区公民館の指導支援や施設整備等に取り組む必要がありますので、行政実務が求められる市職員を充ててまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) 83番。まず予算の編成のことに関してでございますけども、あらかじめ予算編成作業というふうなことで先ほど説明いたしました。そしてその以前にもう合併ということの流れがある段階で、それぞれのまちももう16年度からそういうことを見通したいろんな施策の展開というふうなことをしてきたと思うんです。日高町で16年度の段階で3年間ローリングする実施計画というものを上げますが、その実施計画の段階で、それも合併協議、実務レベルか何か、そういう協議の中で実施計画どういったものを上げるかということは調整されたというふうに聞いております。その調整の中で事業量一元化協議において新市においても引き続き実施することが合意されているもので事業量も決まっている場合は、事業の内容、事業費、財源内訳、それぞれ内容、額を記載ということで実施計画に上げとるわけです。これはやっぱり実施計画に上げとるということは、一元化協議の中でもそういうことは一応お互いに、これは日高町の分ではこうだ、豊岡市の分ではこうだ、城崎ではどうというそれぞれが持ち寄って、これはなかなか難しいということであればそれなりの表現があったと思うんですけども、そのことも確認いたしましたが、そういうふうなことをちゃんと確認した上で実施計画に計上というふうなことで、一つの例を挙げました。先ほどの谷口議員の東・西中学校がそういったことでございますが、その段階で上がっとるわけです。そして17年の3月の議会の全員協議会か何かで予算編成方針というものをいただきまして、こういう流れで来るということで、それぞれ市町長会で事業量も見て暫定予算と本予算をこうして編成しようという流れがあるというふうに、私たちはそう信じておるわけですね。


 でも現実は、誕生した市長が現実の財政状況の中で取捨選択をして、将来に向けて今はこうだという考え方での今回の予算だと思いますけども、それならそれでやっぱり共感ということ、お互いに理解を深めるということが必要ですから、予算が出てみて初めて、あれ、これはどうなっとんだということでは全く、合併したことによってやっぱりそうだろうかという住民の皆さんの合併に対する不信感のようなものが生まれてくるんではないか。そういったことを十分理解していただかないと合併というものについて前向きにお互いがエネルギーを費やすということにならないではないかということを心配するわけです。


 谷口議員の質問の場合でも、まず質問がいきなり東・西中学校でありましたから、教育次長が答弁されました。あの答弁を聞いておりますと、これはあくまでも1市5町の中にある、新しい豊岡市の中にある中学校、小学校、幼稚園すべて含めて改めて考えなきゃいかんということがあって、学校整備検討委員会ですか、整備審議会をつくるんだということですけども、現実は私はそうじゃないと思うんですね。市長が後で言われたように、これはあくまでも財政的なことがあって、財政が優先して、教育委員会では本当ならあれもやりたい、これもやりたいでしょうから、財政的なことによってこうなんだというふうなことでちゃんと説明をしないと、今まで日高町なら日高町という枠の中で検討委員会であり、いろんな調査もし、そしてあとはもう基本設計、実施設計だというみんなの期待がある中で、突如としてそれが飛んでしまった。そしてそれが財政事情によって少しおくれるということでなしに、新市の学校施設等の整備の審議会か何かで改めてのすべてのものを洗い直そう、そういうことになってきたら、それはその中でまた財源からいいますと、竹野などほかの町にいきますと過疎債があり得るんだからというふうなことになるんではないか、そんな心配もあるわけです。だったらこれいつになるのかということになりかねないというそんなことの住民との信頼関係というのを築いておかなければいけない経営者として大事なもんだというふうに考えますが、いかがですか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 日高町においてどういう議論がなされたのか私は承知いたしておりませんけれども、少なくとも合併協議なり市町長会の中で日高町の3年間の実施計画を理解をして承認をして、あるいは議論を踏まえた上で日高町において実施計画をつくられたという理解はいたしておりません。そのような議論は一切いたしてないというのが私の認識であります。それぞれの市町からいろんな夢がございまして、合併後に新市において実現をしてほしいものについての要望という形で持ち寄られたことはございますけれども、そのすべてが実現できるということを認識した上で市町長会が合意したというような事実もございません。基本的に要は新市への要望事項、申し送り事項としてなされて、それは新市において決定されるものというのが市町長会における共通の理解であったというふうに私としては認識をいたしております。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) これはそれぞれの町での経過を一々中貝市長がご存じだと思いませんけども、しかしいろんなレベル、担当者だとか、その段階段階では合併ありきということはもうほぼわかっとるわけですから、その段階でそれぞれの町にとってこれはどういう表現したらいいかということは一応調整した上でないと、勝手に日高町は日高町だけのことで計上するというわけはいかないわけですから、そんなことを日高町するはずはないと私は思ってます。どこのまちだってそんなことはされないと思います。やはり一応皆さんに協議をした上で、ではこういうことだったらこれは上げてもいいんだろうなというそういう一つのことはあったと思うんですね。最終的には、今の助役、奥田前但東町長もいらっしゃいますけども、構成市町長会の中でそれぞれ重要な課題もある。それについてはどういうふうにしようというふうなことは、ある程度の話はあったのではないか。その中での結果でないと、そしてその経過は経過ですが、それはそうですよ、経過は経過としてですが、市長、聞いとられますか、経過は経過として、やはりそうなったんだったらこうだという対話と共感とか辛抱していただくんだとか、そういうキャッチボールをしながらというそのことをもっとしておかないと、そんなこと知らんかったということではないと思うんですけどね。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 合併協議や市町長会における議論は、もう先ほど申し上げたとおりでございます。そもそも合併をせずに単独でいた場合には何の事業もできなくなるという中での合併でございましたから、当然それぞれの市町当局においては財政状況の厳しさは認識した上でおられたというふうに思います。


 それでもう一度言いますけれども、合併の前に各市町からどういう事業を市町として合併後にしてほしいかという要望を出すという作業は行われました。その際にそれぞれの市町としての優先順位もつけまして、うちの町としてはこれを第1順位、これが第2順位といった要望がなされたことも事実でございます。


 しかしながら、そのときの合意事項は、その事業間の優先順位、A町のこの事業とB町のこの事業との優先順位というのはあくまで新市において決定されるべきものである。しかも当然のことながら新市の財政状況を勘案してなされるべきものである、こういうふうなことで作業が進められてきたというのが私の認識でございます。


 新市においてどういう事業をどういう優先順位でやっていくかというのは、まさにこれから総合計画をつくり、あるいは実施計画をする中でされていくわけでありますから、市民とのキャッチボールはこれから始まるものと、このように考えているところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) これ何かこんなことまで言っていいかという気もするんです。これはあれですけども、新市になって学校施設等整備の審議会をつくって改めて検討するということであるならば、これは港東小学校のプールも同じように学校施設に入るんではないか。その中で、これは先ほど総務部長言われましたように、既にもう補助金だとかいろんなものが決定しとるということで計上したということでしょうけども、それはそれぞれの流れからして改めてそれぞれの学校施設については検討委員会、審議会で検討してからするんだということであれば、港東小学校についても同じレベルからスタートするということが普通ではないかというふうに素直に思うわけですけど、それについてどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 同様のことは他の町でもございまして、非常にきれいに論理的にいくのであれば、すべての事業を一から白紙でやるということになろうかと思いますが、それぞれの市町にそれぞれの経緯があって、あるものについては今年度から着手をするということがございます。それはたまたま今、旧豊岡のプールについてお触れになりましたけれども、5つの町につきましても道路でありますとか橋でありますとか、いろんなことがございまして、したがってそれぞれの経緯の中で今年度事業でできるものについては行いますけれども、基本的には全体事業を新市において検討する、こういうことというふうにご理解を賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) そのことがもう既にそういう経過を聞かせていただいたりして、それはそれなりにと思いますけども、そういうやりとりだとか説明がないと、出てきたものだけを見ると一般市民の皆さんはこれは何だという部分が素直なとこあるんですね。それに対しては十分に理解をしていただくような機会を持つ必要があるんではないか。そのことによって、いや、そうではないんだ、みんなが辛抱してやるんだ、やるときにはやるんだということを、ただ理屈で理論的に、こんなことだけで皆さんが納得するかいったら、やっぱりもっと本当に、いや、悪かった、いや、実はこうなんだというふうなことで説明していかないと、今スタートしたとこですから、これは何年も経過したまちならばそういう説明でもいいかもわかりませんけども、スタートした今の段階ではやはり十分そこら辺にも言葉だけでなしに心を込めて、いや、これは悪かった。いや、金がないから仕方がないわ。持ってきた貯金はこんだけでどうだというその話じゃなしに、やっぱりこれを本当にしなきゃいかんだけども、こんな事情でちょっと申しわけない、待ってくださいよ、できるだけ早くしますよということは、先ほどの中でおっしゃってましたから間違いないと思いますけど、もう一回そのことをお尋ねします。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) まず、しなければいけないけど、お金がないから待ってくださいよということではなくって、大人である以上、自分の使えるお金が幾らなのか、その中で何をやっていくのかということを私たちは考えなければいけない、そういうふうに思います。したがって、もちろん個々の方々からの住民からの要望について今財政不如意につきしばらくご辛抱くださいということは申し上げますけれども、それは申し上げますけれども、しかし新市の計画づくりの考え方としては私たちにできることを、まずはっきりと財政にできることを認識した上で、その上で計画をつくっていくということがあるべき姿ではないのか、このように思います。もちろん個々の住民の方々お話をするときに、今言われたような、私も申し上げたような表現方法は、これは当然とるとは思いますけれども、物の考え方として私たちはもう一度自分たちのできることが何なのかということを冷静に認識すべきである、このように考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) それはちょっと置きまして、次に、予算の編成の中できちっと補助裏がどうなのか、起債がどうなのかというふうなことでもって確認できたものを予算計上するという、これはルールとして当然のことだと思いますけども、その中である程度これはもう少し頑張れば補助対象になるとか、これは頑張れば、これはしなければいけないことについて頑張っていけば可能性があるんではないかといったような事業についてそういう計上の仕方というのはされているのかされてないのか。予算計上する上ではっきりと見通しがついたもの、恐らく国や県だったらもう箇所づけがあったりなんかというふうなことで、今の段階だったらそうかもわかりませんけども、この予算の中である程度、いや、ちょっとめどはないけども、これは頑張ってやらないかんことだからという計上してあるという事業があるのかどうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) ただいまのご質問でありますが、もちろん補助事業があればそれに乗っかっていくということは申すまでもないわけですけども、ただ補助がないからといって、じゃあ必要な事業をこれをやめるのかといったことについてはどうかなというふうに思ってます。具体的に今回査定をいたしました中で、補助なしで向かうといったものがちょっとはっきりと事業名としては出てきませんけども、少なくともその段階での判断は、議員がおっしゃいますように補助、起債があるんかどうかということは、それはまず第一に検討しました。


 さらに、ないとした場合に、単独で果たして向かうべき事業かどうかという判断もその時点で行ったというふうに記憶してます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) そういうことの中ではっきりしとるというふうなことが一番大事なことだと思うんですけど、大事なことだし頑張らなきゃいけないということについては先に我がこの市として予算計上して、これはどうしてもやりたいんだ、いろんな経過の中で流れからしてこれはやっぱり今年度取り組みたい、そのことを予算計上することによってそのまちの意思表示ということで、これでうちはもうやる気なんですから補助が何とかならないか、これが何とかならないかというふうなことのやり方で補助を引っ張り出してくるというふうなことも予算編成の一つの手法としてあるのではないかというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) もちろん予算編成上ではそういったテクニックはもう最大限考慮すべきだと思います。


 ただし、補助があるものについてだけ事業化するといったことについては、施策の体系でそれぞれ事業がぶら下がってるわけですが、補助だけしか向かないということになれば、その施策と体系としてもバランスが崩れるんじゃないか。むしろ大事なのは、やはりトータル的に各分野において適正にその事業を執行していくといったこともある面で非常に大事ではないかというふうに考えています。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) その点についてもまた具体的なことは後ほどというふうにさせていただきたいと思いますけども、次に、各総合支所の500万円ということで、やっぱり豊岡市、中央に市長がおられて、市役所の機能も豊岡市ですから、それぞれの旧町にとりましては中央との距離がある。直接に声が届かないかもわからない、そういったことについては総合支所の支所長に任せて、500万の範囲内でそれなりに対応するようなことだというようなことだと思うんですけど、その500万円というものは一体どのようなことに対応して利用できるのか。それからこれ今もう既にこれ予算決定した4月ですから、7月ということはもう3分の1が済んだんかな、4分の1が済んだんかというような時期で、おおよそのそのまちがそれぞれの団体だとか、いろんな皆さんがある程度この時期にはどんなことだというふうなことを計画されている分野もあるんではないか。そんなことについてもさらに応援するというふうなことにも対象になるのかですね。そういうふうなことと、目が届かないからその周辺の総合支所というふうなことに500万円。じゃあ豊岡は目が届くからというふうなことが何となく寂しいんですね。だからそれはむしろ目が届くから何でも届いたものはできるというふうにとっちゃうんですね。これは豊岡を中心で辛抱しますから、周辺の旧5町の皆さん頑張ってくださいというんだったらわかりやすいんです。豊岡は辛抱します、その辺はどうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今おっしゃったようなことで、実は一番この合併によって大きく影響があるのは周辺という格好になりますね。特に市長は本庁が距離もあるわけでございまして、ところが総合支所のエリア、旧町のエリアの中には過去ずっと歴史的に取り組まれてきた祭り等もあるわけですし、合併によってその旧町の元気が落っては困るわけでございまして、その激変が起きないように予算的には例えばハード・ソフトを含めて本予算を組んどるわけですけども、そういった予算とは別に旧町の判断によって、総合支所の判断によって過去から行われてきておる祭り等への助成をしてみたり、あるいはまた地域住民の方と一緒になってイベントやってみるとか、そういうことを通じて合併によって大きな変化が起きないように、うまく地域の元気を守ってもらうといいますか、そういうふうな目的で使ってもらう費用ということで組んだものでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) 大変周辺のことに気を使うということはわかるんですよ。でもそれ逆に思うと、ひがむんですね、ある面では。やっぱり合併したという実感は、豊岡市を除いたほかの皆さんは、まずまちの名前、城崎郡が豊岡市になったとか、出石郡が豊岡市になったとか、いろんなことで合併したということが心の中いろいろとさざ波というか、いろんな波があるんです。豊岡の市の皆さんは、変わったかといったら、大きくなったという意識はあるかもわかりませんけども、一緒になって新しい市が生まれたという気持ちにどこまでなっていただいとるのかなということを、ちょっとひがみ根性じゃないんですけど、そういうふうな思いの方もあるということをひとつ、私たちにもわかりません。だからそういうことに対してやっぱり、いや、皆さん頑張ってくださいということです、豊岡はとりあえず辛抱しますから皆さんやってくださいということの方がわかりやすいんですけど、いかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 先日植村直己冒険賞の後の懇親会に行きましたときにも申し上げましたけれども、旧日高以外のたくさんの顔も見えました。その中には旧豊岡の顔も随分ございました。その意味では旧豊岡市市民も合併したということを実感しておられるものと、まずそのように考えております。


 今の地域特性経費でございますが、これは合併前の議論でございまして、市町長会の中で、まさに5町の側から、これまでの町長と住民との距離から見ると新しい市の市長と住民との距離はどうしても遠くなる。そしてこれまでは新たな年度途中でいろんな需要が出てきても、それに対して比較的小回りよく対応できたけれども、そこがなかなか難しくなるので、小回りよく対応できるような要素を残してはいかがか、こういう話がございました。こういう観点からいきますと、豊岡につきましては特にそういった変化が旧豊岡にはありませんから、じゃあ、どうぞそういうことについて関心を持たれる、あるいは不安を持っておられる5町分についてつけることにしましょう、今、綿貫議員言われましたように豊岡は結構ですと私言った記憶がございます。そういったことでございますので、ぜひご理解を賜りたいと思います。


 また、本来ですと、やはり予算の中にきっちりと要求がなされて、それについて査定をしていくというのが全体でありますけれども、今なかなか本庁の職員も私も含めて全体のことが詳しくわかってるわけではございませんから、この地域特性経費についても3年間とりあえずやってみる。その後そういった不安がなくなれば全体の予算の中で当初からできるわけでありますから、むしろそういう方向に行くのが望ましいのかもしれないなとも思います。3年間のとりあえずの暫定的な、経過的な措置であるというふうにご理解賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) しつこいようですけども、これはあくまでも旧の5町が500万の範囲内、豊岡市は目が届くからと言われたが、どこまで何に使われとるのか、予算出てきますからそんなことはないと思いますけど、やっぱり豊岡も豊岡市で500万円と同じようにあった方がむしろいいんではないかという気もするんですけどね。その方がその枠の中でこれをしたということは、豊岡は豊岡でこれをまちらしくやった、日高は日高でやった、同じように豊岡も500万あった方がむしろいいんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 実は総合支所でも同様の議論がございまして、豊岡市庁は要らないのかという議論もございました。相通じるものがあるのではないかと思います。基本的には先ほど答弁申し上げましたように全体について支所なり本庁が目をちゃんといくようになって、それから支所との意思疎通も十分図れて、そしてそのパイプの中で通常の予算要求、予算編成の過程で実現できるということが望ましい。ただ、合併前でございましたから、とりわけ5つの町から何とかこの部分については急激な合併ではなくてその地域ですぐ対応できるような仕組みを残してほしい、こういうことがございましたから、それへの配慮としてなされたものだ、こういうふうにご理解を賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) それでは次に、日高病院のことでございます。先ほど市長から現状、私も大変難しいというふうなことはよくわかります。努力をしていただいて、医師の確保というのがもうなかなか、病院組合だけに任しておいていい問題ではないんではないか。専任の管理者がこの4月から配置されましたけども、専任管理者がおるから、そちらの方でということでなしに、やはりその地域医療、構成市町長会という立場からそれぞれの病院、特に今の日高病院の状態についてはよほどのこと頑張っていかないと難しい状況にあるというようなことで、そのことを期待してます。


 それと結果なんですけども、この状態はある程度前からわかっていたのではないか。そのことがもういろんな不安が出てきてからようやく町民に知らされたのは、6月5日の配付日にホスピタルというのと皆さんへのお知らせというチラシでこういう状態だということが知らされたということなんですけども、やはりそういう状態になるということであれば、あらかじめ6月からこんな状態になるとか、ですからこういう状態ですけど、しばらくはこうですからということが安心できる状態だというふうに思うんですけども、どうも不安だ、不安だ、不安だ、ここへ出てからチラシが来た、うわあ、やっぱりそうかというふうなことだけではなかなかこの現状に対して、極端に言ったら日高病院はもうなくなってしまうんではないかというぐらいなとこまでの不安の声もあるわけですから、そういうことについて、これは市長の責任という部分だけではないと思いますけども、そういうことについてもやはり管理者があるからということでなしにそういう状況についてやっぱり構成市町長会の一員として、もう一員という、2人ですから、今、どうでしょうか。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 医師の不足の問題は、先ほど答弁いたしましたようにもともとあったわけですけれども、この臨床研修医の制度に加えて独立行政法人化という要素もあって、私たちの予想をはるかに上回る厳しさでもって大学は医師の引きはがしにかかってまいりましたので、これは事前にわかったのでないかと言われれば、そうとも言えますけれども、しかし十分な時間を持って早くわかったわけではないということもご理解を賜りたいと思います。


 また、かねてから、合併前であれば当然のことながら当時の日高町長も努力をされたと思いますし、病院組合としても大学側との必死の交渉を続けてたということはございます。ただ、それが効果なく今回に至ってる。そのこと大変残念に思いますけれども、私たちの予想をはるかに上回る厳しさであることもご理解賜りたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) 日高病院については、一層の努力を期待しておきます。


 3番目の公民館長の職員の兼務についてでございます。地域公民館は、いずれはなくなる。いずれは廃止して、中央公民館と地区公民館とのつながりというふうなことだというふうに私も承知しておりますけども、その当分の間という地域公民館がある間は職員兼務ということとイコールなのか、それはあくまでも地域公民館がまだしばらく、合併したそれぞれの公民館事情違いますから、同じようになるべきなのか、それぞれ特徴ある公民館であるべきなのか、そういうことを含めて、やはり住民主体の公民館というふうなことになりましたら存続する館でもできるだけ早く住民の中から館長を選任する方がいいのではないかというふうに思いますけど、いかがでしょうか。


 それからそうなったときの中央公民館は、やっぱり行政がまとめた方がいいというふうな言い方に聞こえたんですけど、それはやはり公民館というのは民間のものでありますから、そこに行政がかかわってるというふうなことは、それは支援するという形であるならば、それは支援するという、いろんな状況を把握して調整したり連絡だとかいろんなことをするということならば、それは公民館主事があれば、主事にそういった方がおれば十分通じていくもんだというふうに思います。そういうことについては教育委員会の見解と、職員という、これを任命権者は教育委員会なんでしょうけども、全体からしての市長の公民館に対する考え方をお尋ねしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 教育次長。


○教育次長(村田 正次) 綿貫議員おっしゃいますように、公民館は地域の住民自治のトレーニングセンターという、公民館のワーキングのまとめの中でも使わさせていただいてますとおり、住民がみずから自分たちの地域について勉強し、人づくりをしていく、そういった機関でございます。基本的な考え方としては、綿貫議員のおっしゃるとおりだと思います。


 ただ、そういった意味で地区公民館、第一線で一番住民に身近な基礎的公民館であります地区公民館につきましては、地域ができるだけ自主的に活動できるような人選もしておりますし、住民の皆さんもそういった仕組みで活動をされていただいとるというふうに理解しております。


 ただ、中央公民館につきましては、先ほども申し上げましたとおりいろんな地区公民館への指導、それから施設整備等のかかわり方、そういったこともございますので、行政実務の求められる市の職員を兼務という形で充てていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) あくまでも教育委員会の人事権の範疇だというふうに市長、考えていらっしゃいますか。答弁がなかったということは。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 人事のことについては教育委員会の権限でありますが、公民館のあり方自体は新市のあり方に密接に絡むものとして大変関心を持っております。そういったこともございまして合併前に1市5町で予算を出し合って、公民館のあり方についての検討もなされたところでございます。その柱は、やはり基本的には小学校単位の公民館、これが住民に近いとこでありますから、ここをまず充実をさせる。そしてそれがコミュニティーの拠点であってほしいというふうに私も考えております。


 その上で、それ全体を統括する中央公民館がどのようなものであるべきか、この点につきましては、私は必ずしもこれが全部民間でなければならないといった考え方は持っておりません。むしろ行政的な要素も出てまいりますから、そのような観点があってもいいのではないかというふうに私としては考えているところです。


○議長(木谷 敏勝) 83番、綿貫祥一議員。


○議員(83番 綿貫 祥一) これはまだまだ議論しなければ、私の思いが通じてないのかなと思うんですけども、やはり行政の側から見たら公民館をこうしてあげた方がいいんじゃないかという、行政的には優しいかもわかりません。しかし、やはり住民自治というもの、公民館も自分たちでやるということですから、やるということに対してそこに行政がかかわっておる、連絡調整していろんなことを手助けですよといっても、そこに行政があればどうしてもそこ頼っていくとか、行政から言ってきたことだからしなきゃいけないとか、そういう本来の住民自治が生まれてこない原因はそこにあるんではないかと私は思うんです。ですからそんないろんな法的なことだとか予算的なことだとか、それは主事がしっかりしてそういった処理をすれば、公民館長はそうでなくても十分私は務まるというふうに思いますので、そのことだけ申し上げておきます。


 それからきょうのいろんな議論を通じまして、私は、取り越し苦労かもわかりませんけども、スタートしたときが大事だという思い非常に思っております。ですからそういった多くの皆さんに対して言われたように、新しい小さくてもきらりと光る世界都市を目指すとか、いろんなこと一緒にやっていくという気持ちになっていただくためには、やはり行政と住民との距離、気持ちの上の距離感ですね、物理的な距離でなしに気持ちの上の距離感をもっと身近にしておかないといけないのではないか。


 そういったときに、ちょっとこんな例出して大変失礼かもわかりませんけども、井崎議員が最初に申されましたけども、JR福知山線の事故で、痛ましい事故でございましたけど、その事故に対するJR側の対応というのを見ておりましたら、どうも組織が大きくなると、組織は組織の側を守るという上での説明というようなことに受け取る部分が、テレビだとかいろんなことだけで聞いておりますとそうじゃないかもわかりません。だけどもやはりそのことは相手の立場に立って物を言うとか、相手の立場を十分酌んで言葉を述べる、気持ちを伝える、そういうことがないと、行政が行政の側の論理でもって説明して、間違いない、こうです、理路整然とさわやかな声で言って、ああ、これで聞いてもらったということだけで伝わっとるかといったら、なかなかそうでないことも随分あるんではないか。そういったことを心がけながら新しい市のスタートこれから一緒にやっていきたいなというふうに思います。以上、終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で綿貫祥一議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、17番、稲葉康介議員。


               〔稲葉康介議員 登壇〕


○議員(17番 稲葉 康介) 17番、稲葉康介。(拍手)通告に従いまして一般質問を行います。


 このたび新生豊岡市誕生に当たり、新しい市長は激しい選挙戦を経て選ばれるものと想像、期待しておりました。しかし、残念ながら、先ほど当人も認められましたけれど、無投票に終わりました。


 しかし、台風23号のあの大きな被害の後で、しかも財政難が見え見えの合併直後の選挙に果敢に挑戦され、そして当選された中貝市長には心より敬意を表したいと思います。


 一般質問1番目、市長の2期目というふうに書いておりますけど、正確には新市としては1期目ということになるかと思います。前年度までの、つまり旧豊岡市での中貝市政1期目で、私、日高町の人間なんですけれど、一つだけ首を抱えた点がございました。それは助役を東京、つまり中央の方から呼んできた、この趣旨が全くわからなかったということですね。これに関しては、もう去る人ですから、この意味は聞きません。というのは程度の差はあれ、合併した周辺の5町は大変な過疎に悩んでおります。今回そのあたりの状況をだれよりも把握をしておられる奥田氏を助役に登用されたこと、これはまことに心強く思います。恐らく周辺5町の多くの住民もほっとしてることだと思います。


 というふうに評価するところなんですから、改めて市長として地元出身の助役を登用した意味、意義、期待するところをお伺いしたいと思います。


 2番、国際交流についてお聞きします。合併協議の中で、1市5町の抱える姉妹都市、友好都市、姉妹校等の関係は継続するとの方向が出されました。もちろん厳しい財政難の中で、すべての姉妹都市関係をお祭り騒ぎで終わらせる余裕は当豊岡市にはないと思います。しかし、これまで各市町がこの田舎と言われる但馬の片隅にありながらはぐくんできた友好関係を今後も継続できれば、地方都市としては画期的なことになると思います。それにこの但馬にあって小さな世界都市を目指す市長の心意気には、大いに賛同いたします。


 つきましては今後の国際交流の進め方、そして小さな世界都市構想、その具体的な考えをお聞きします。先ほどの答弁によると小さな世界都市というのはコウノトリであり、植村直己の知名度が世界的だということだったんですけど、果たしてそうなのか。じゃあ、国際交流、姉妹都市提携とは何なのかということについてご答弁いただきたいと思います。


 3番、TMO推進事業駅通りアーケードについてお伺いします。


 今回質問するに当たり、資料請求させていただきました。パースもでき上がっております状況の中で今さらと思われるかもしれませんけれど、100%決定ではないということで、あえて質問させていただきます。


 車社会、大型店舗の攻勢で、地方では駅前、駅通りが苦戦しております。豊岡だけではございません。日高もまさにそのとおりです。人々の流れを再び呼び戻す工夫が各地でなされております。豊岡市においてもカバンストリートという具体的な動きがあり、設備投資があり、それなりの成果が出ております。


 今回のパースによりますと、今あるアーケードが透明になるというものですね。私、今改めて商店一軒一軒を見れば、歴史的な建物が実に多いんです。800メートルですか、右側の通路を歩いて左側の建物、左側の歩道を歩いて右側の建物の2階部分を見るという作業をやったわけですね。拝見したところ、アーケードより下はプチ整形の整形美人、30代でしょう。ところがアーケードより上は、全く年老いた昭和レトロといったあんばいで、あのアーケードを透明にしてしまってきれいな下と汚い上が同時に見えるということになったらどういうことになるのかというふうに心配しております。


 人々の流れを取り戻すのは、アーケードではございません。おのおのの店舗の魅力のはずです。時代は、今まさに昭和レトロが懐かしく、そして若者にとっては新しいという時代に突入しております。ところがそのアーケードで上下分断することは、中にある歴史的建造物の、言ってみれば古い建物です、昭和初期に建てられた古い建物を魅力を上下で分断、全くゼロ、細断してしまうことになります。聞きますと、もちろん当地は雪が降るわけで、除雪の関係もあるので難しいけれどというふうにおっしゃるんですけれど、例えば例えば駅通りにある歴史的な建物のその前だけは、言ってることは市役所のことですよ、アーケードをなくし、人々が散策したくなる商店街を目指すことを再考していただけないかというものでございます。


 4番、コウノトリ放鳥計画について。いよいよ9月放鳥計画が実施されます。大げさに言えばコウノトリが豊岡の全権大使として他府県、全国あるいは海外へ飛び立つ瞬間がやってくるはずです。県と豊岡市が丹精込めふ化させた成果が世界に、あるいは近隣都道府県に示すチャンスであります。


 ささいな問題ですが、近隣市町村あるいは近隣府県に飛んでいった場合、そして農作物に被害をもたらしたときの補償、保険のようなものは想定されてるのか。考えておられるとしたら、これは県なのか、豊岡市なのか。結局コウノトリは、県ナンバーの鳥なのか豊岡ナンバーの鳥なのかということをお聞きしてるわけです。ささいな質問です。


 あと1点、コウノトリ計画に関して、きょう突然思いましたことを後で、後回しします。


 日高病院の医師問題、まず日高病院に移る前に、日高町の懸案でありました神鍋診療所の後任医師がやっと決まりました。58歳の夫婦で住み込んで来ていただけるということで、前任の先生のお墨つきの先生だということで、これまでこの先生獲得のために努力していただいた行政、健康福祉課関係者のご尽力には深く感謝の意をあらわしたいと思います。


 一方、先ほど綿貫議員が質問されましたように、5月末に日高病院では、院長と3名中2名の外科医がやめるという事態になった。これはもちろん4月からそういう発表がされてるわけで、発表されたのは何月かどうかわかりません、職員の間ではもう4月からうわさがあったということですね。その結果、その3名に対する埋め合わせは、先ほど答弁にもありましたが、院長は豊岡病院の副院長が兼務、外科は週3日、1人しか残ってませんから、午前中のみ診察に縮小、そして入院患者はすべて他の病院に移送あるいは強制退院という事態が起きております。


 日高病院は、これまで設備投資も重ね、人間ドックもできるよう地域の病院として充実しつつあったやさきにこういう事態が発生し、救急患者も受け入れが不可能になるのかどうか、文言が出てまいりましたが、明確に書いてないということですね。先ほど綿貫議員と重複しますので、どのように対応していくかというのは聞きました。


 また、将来の、じゃあ2年以降の先を見るのか、将来の生き残りをかけた構想をお持ちなのか、あるいはこれから検討していくのか、お聞きしておきたいと思います。


 6番、豊岡市環境経済戦略について。行政が戦略という言葉を使うのは豊岡では初めてかと思います。恐らくこれはやりやりの鳥取県庁が戦略課というのを置いておりまして、そちらの影響じゃないかと思います。結構なことです。


 昨年、これはこの本、ついまだ最近に出たばっかしなんですよ。平成17年3月末に出てるわけですね。市長は、そのとき現職ですから、初めのあいさつの中では合併について触れられておる。ところが中身を読めば読むほど、旧豊岡市の産業、経済と自然との環境、そこだけしか読み取れない。


 それと、ごみにももちろん触れてあります。先ほどの五・三〇、ごみゼロの日に台風のごみがなくなったというのもホームページで拝見いたしました。私は、ごみゼロ運動を推進しておる一人でございます。ブロークンウインドー理論、日本語でいえば割れ窓理論というのに触発されまして、ごみゼロのために個人で頑張ってるつもりが、何の何の地元には、名前を出せば、豊岡の菜の花の会ありました。そして城崎商工会青年部、みんなで拾おうポイ捨てごみということで、もう既に多くの団体が動いております。


 私ごとですが、但馬夢テーブル委員にも入っておりまして、何をやりたいかというとごみ拾いをやりたいというふうに提案を出してるわけなんですけれど、107名ぐらいのメンバーの中にももっともっと高尚な視点でごみを拾いたいという方々がいっぱいいらっしゃいます。これは大きな一大ムーブメントになるというふうに私は確信しております。そのためにこれを出すのも結構、戦略として但馬ごみゼロ宣言をしていただけないか、やろうではないかというのが提案なわけですね。ごみゼロが経済的効果が余りないという理解だと思いますけど、そうではない。但馬ごみゼロ宣言をして、但馬の観光地、そして国道沿いはすべてごみをゼロに目指すんだ、そのような自治体が出れば、観光客は絶対フォローします。ついてきます。みんなボランティアの活動のうねりは、すぐそこまで来てるんです。台風23号でおわかりかと思いますけれど、あのようなきつい作業でも喜んでやるという若年層は確かに育ってきております。ですからごみゼロ宣言をやろうという考えがあるのかどうか、やっていただけないか、相談したいと思います。


 7番、これは質疑だけにとどめます。豊岡市被災者生活再建資金基金条例について。制定の根拠、想定する具体的な支援内容、市民への広報、教宣についてお伺いしておきます。


 8番、障害者福祉計画の見直しについて。台風23号被災後の日高町の最終議会だと思います。障害者福祉施設作業所を何とか日高にしてくれという2回目の追及をしたところ、障害者就労支援センター建設計画を日高町として持って、合併後の優先課題であるというふうに発言がありました。ところが先ほど学校問題でもありましたように、17年度予算について欄外にしか特に予算措置してないもので、本年度策定・見直し等を行うものの中に入っている、それぐらいの扱いでしかない。もう一度伺います。日高町で企画、プランを立てた障害者就労支援センター建設計画、どのような扱いになるのかお聞きしたいと思います。


 次の質問からは自席にて行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは助役に関するご質問にお答えをいたします。


 本人も横にいて、なかなか居心地の悪い思いがあるかもしれませんけれども、組織における人事構成の中で課題というのは、組織によって違います。旧豊岡にとっての人事構成上の課題と旧日高にとっての人事構成上の課題というのは当然違います。あるいは同じ旧日高にとっても、ある時期にとって大切な課題と別の時期にとって、別の時期は違うことが課題となってくるってございます。そのときそのときの必要なそのときの課題に応じた人事をやってきたつもりでございます。


 今回のこの合併してできた新しい市の助役という人事について考えますときに、一つは、全くやり方も違う、行政の進め方自体が違う、文化も伝統も違う行政体が一緒になりましたから、これは相当うまくかじ取りをしていく必要がある。その意味では行政運営ということについて熟練をし、そして実績のある、手腕のある人物を助役に迎える必要がある、このことがまず1点ございました。その点、奥田助役は、但東町長としてその手腕を発揮してきた人でありますから、その意味でまず適任であるという判断をいたしました。


 2つ目に、この合併当初についてはさまざまな不安の声がございました。とりわけ過疎地域の人たちからの不安の声が大きいものがございましたので、過疎問題について詳しい人材を配置する必要がある。この点でも奥田助役が最適であるという判断をいたしたところでございます。


 臨時議会での提案説明では申し上げませんでしたけども、加えましてもう私も50になって決して若くはありませんが、比較的若い。若さを発揮することもありますけれども、若さを露呈することもしばしばございますので、人格的に円満で私を人間的な立場から指導いただける方をということで選考いたしまして、この点でも奥田助役が最適であるという判断をいたしたものでございます。


 これはある職員が言ったんでございますけれども、奥田助役の頭文字はO、中貝はN、ONコンビである。期待されるONコンビになるような努力をぜひしてまいりたい、このように考えてるところでございます。


 それから病院との関係で今後の構想があるのかというご質問をいただきました。正直言いまして診療所のような場合には、ある意味で規模は小さくても総合的な医療ということがございますし、地域との密着ということがございまして、大変は大変でありますけれども、今のところ何とか診療所の医師の確保ができてきてる実態がございます。


 他方で、日高病院のようないわば中小規模の病院の場合には、先ほどご答弁申し上げましたような事情によって大変厳しい事情がございます。当面は、先ほど別の議員のご質問にお答えしたとおりでございまして、何とか医師を確保する、そのことに全力を挙げたいと思いますが、全体として将来的にどういうふうにしていくことが必要なのか、そういった構想を今後持っていくことが極めて大切だと思います。ただ、これもまだ合併して間もない時期でございますので、これから病院組合、それから構成市町のもう一つのパートナーであります朝来市ともよく相談をしながら今後の見通しを立ててまいりたいというふうに考えております。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 先ほどはどうも私ごとにつきまして大変ありがとうございました。微力でございますけども頑張りますので、よろしくお願いいたします。ちょっと余分なことを言いまして。


 私は、国際交流についてお答えしたいと思います。


 稲葉議員の今後の国際交流、大いにするべきだ、進めるべきだというようにお聞かせいただきまして、大変心強く思っております。


 合併によりまして現在姉妹都市等の提携先は、旧豊岡市のスペインアリカンテ市、旧日高町のニュージーランドルアペフ地区、それから旧出石町の大韓民国慶州市、そして旧但東町のモンゴルボグド郡、この4つでございます。


 今後の交流の進め方につきましては、合併協におきましても相手に異存ない限り続けていこう、こういう申し合わせになっておりまして、そういう点からも現在相手先との気持ちを聞いて続けていこうということでございます。


 この内容については、公が先行する場合、あるいは民間がやる場合といろいろとございますけども、現在の状況からいいましたらやっぱり民間ということは当然これは考えるべきだというふうに思っておりますけども、そういうことも含めて今後相手とも協議しながら続けていったらいいんじゃないかと。今の旧4地域以外、2つの地域についてもそれぞれ協会等もあってやっておられますから、そういう点では先ほどの小さな世界都市じゃございませんけども、コウノトリも世界に羽ばたくわけですから、やっぱり大きく交流というのを、これを地道に続けていく、この必要があるんじゃないか、こういうように思っております。


○議長(木谷 敏勝) 商工観光部長。


○商工観光部長(砂田 利正) それでは、駅通りアーケードについてお答えをさせていただきます。


 豊岡の駅通りは、北但震災後に形成された町並みでございまして、旧山陰合同銀行を初め市役所庁舎及びまた一般の店舗の中にも歴史的な建造物が点在いたしております。今回アーケードの改修が計画されたわけですけれども、この改修に当たりましては豊岡駅通り商店街振興組合では外来者の安全性、利便性、また及び快適性を確保するためにアーケードの連続性を重視されておりましたけれども、市といたしましては歴史的建造物である旧合銀と、それから市役所庁舎前にアーケードは設置しないことについて組合と協議を重ねてまいったところでございます。


 また、補助事業でありますことから国や県とも協議いたしましたところ、当地域は雨や雪が多いことから、歩行者や通学路として利用する児童・生徒の安全確保、あるいはまた外来者の利便性等を確保することがアーケードの設置が認められるといった理由でありましたことから、アーケードの連続性を確保すべきということでございました。


 このことから庁舎前の両側の歩道とも設置しないというのは事業採択が困難であるというふうに指導を得たところでございます。


 したがいまして、せめて片側歩道については連続性を保つために南庁舎別館、いわゆる旧合銀側でございますが、こちらはアーケードを設置することとしておりますが、反対側の北側の本館側は設置しないこととして振興組合の方のご理解も得たところでございます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) コウノトリの放鳥計画についてご答弁申し上げます。


 議員の方からは豊岡市の外に飛び立つということについてまずご質問いただきました。鳥でございまして、鳥には府県境や市町境はございませんので、豊岡市以外に飛んでいくというのも当然予想されるということがございます。ただ、そういうことでございますけれども、生息環境のよいところには定着をするというような性質もございます。現在豊岡には野生の鳥が飛んでまいってますけども、ずっと平成14年の夏からすみついておりまして、県と一緒になってそういういい環境をつくっていこうということを行っているというところでございます。


 それからもう一つは、農家の方の被害のお話がございました。実はこれも当然出るお話でございまして、現在「コウノトリ舞い降りる田んぼ」評価委員会という組織、この組織が県民局を事務局にしてつくられておりまして、そこで今後いろんな検討がされるというふうになってます。実際現在県と市の職員が一緒になりまして、野生のコウノトリの行動を追って調査をしてるというようなことも現在行ってるというところでございます。


 それから次に、環境経済戦略についてご質問いただきました。


 ことしの3月にできまして、合併間際という格好でございました。豊岡のことばかり出てるわというようなご指摘もありました。ただ、この策定に当たりましては、既に合併ということが目の前にございましたので、策定委員さんにはその合併を見据えて旧豊岡市以外の方にも加わっていただいたというような経過もございます。


 それからまた、具体的な取り組みの事例という中にも、新豊岡市を視野に入れたものを紹介をさせてもらってるという部分もございます。


 ただ、いろんな計画の見直しもこれから出てきます。その中で必要があれば今のものを踏襲しながら必要な見直しがあればそれも行っていきたいというふうに考えているところでございます。


 それから環境経済戦略の中でのごみの問題というのがございました。ごみ宣言をすべきではないかというご指摘もいただきました。この戦略の中では、ある排出物、排出したものが別の産業の原料となるなどの具体例を挙げさせてもらっております。このような実例を積み重ねていきたいというふうに考えているところでございます。


 ご提案をいただきましたごみゼロ宣言でございますが、これにつきましては実現に向けては多くの課題があるというふうなことを考えておりまして、その方法とか戦略について十分な検討を行って、それから取り組んでいきたいなというふうなことを考えてるところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(岡本 幹雄) 私の方からは障害者福祉計画の策定、通告の中身とご質問の内容とに若干ちょっと私どもの方戸惑っとるという状況もございます。


 一応いわゆる知的障害者の作業所をつくるということでの就労支援センターの整備について17年度予算が見直しを迫られているという、こういうようなことで、どうなっているんかということでございます。手元の方に十分なる資料は持っておりません。ただ、お話を聞く中で、一つは、やっぱり新市において知的障害者の施設、それぞれ旧各市町整備をいたしておるわけでございますけれども、それぞれ整備についての手法が異なってるという部分がございます。8施設現在あるわけなんですけれども、そのうち日高と、それから竹野は、一応公設という形での整備というようなことで今日まで来ていたということです。他につきましては、基本的には行政の施設を一部利用するとか、それからみずからその施設を調達してそこに入っていただくとかというような形でしている。そういうあたりでやはり実際にこれらの整備をするというに当たっては、そこら辺のあたりをきっちりと整理する必要があるんではないかということがございました。


 それからあと一つ、やはりこういう整備をする場合に、新しい施設を整備されれば一番いいわけですけれども、やはり今の整備を例えばするに当たって、本当に費用対効果なり行政効果、もっと違った方法があるんではないんかというような実は議論もあるわけでございます。例えば本当に新しい施設としてひとつ整備をするに当たっての、他の施設をうまく活用すれば、もしかしたら経費として安く済むんではないかというようなこともございます。そうした中にあってもろもろいろんな議論があるわけですけれども、やはり最終的にはこの就労支援センターというものを新市としてどう位置づけていくのかなというところにやはり最終的な議論のポイントがあるんではないかというようなことで、今後ここの部分について、やはり単に日高町の例えば作業所というそういう位置づけではなくて、新市における就労支援センターとしての位置づけという部分できっちりとした議論をした上で、必要であればやはり事業化の方に組み込んでいく、こういうような流れとして一応話としては進めているという状況でございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 被災者生活再建支援基金条例につきましてご答弁申し上げます。


 まず、この基金制定の趣旨でありますが、さきの台風23号によりまして非常に大きな財政負担を強いられた、こういった反省から、あらかじめ基金を設けることによりまして大規模な自然災害に備えて被災者の生活再建を支援していこうといったものであります。


 特に法令等に基づいてこの基金を設置するといったものではありません。あくまでも市の判断として基金を設置しようといったことでございます。


 具体的な使途ということでありますが、今回の台風では兵庫県の方で独自の住宅再建の支援策を実施をされました。それに対して3分の1の経費を市が負担したわけでありますが、基金につきましてはそういった費用に充てていきたいというふうに考えてます。


 また、今後災害の状況にもよりますけれども、場合によっては市独自の支援策、これらも考えられますので、そういった場合に対しても対応していきたいといったことで考えてます。


 なお、この基金は、最初に申し上げましたけれども、あくまでも被災者の生活再建を支援する、その施策の経費に裏づけといった性格でございまして、主として将来の備えをつくったことが市民の安心につながるといった意味で基金が設立されれば市民の方々にも安心感を与えるといった意味で広報等を使用いたしまして、これはPRをしていく必要があろうかなというふうに考えてます。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) じゃあ、1問目から参りたいと思います。けさの一般質問の中から市長は対話と共感というキーワードを使って、住民と対話をする、非常にありがたいことだし、その姿勢で臨んでいただけるというふうに思っております。


 ただ、私は、その前、内部のコミュニケーションがうまくできてるかというその心配をするわけですね。というのはパソコンホームページに5月1日から31日まで市長休んだのは5月の1日、これは就任前ですかね、ですから事実上休みがゼロ、そして6月予定がいただきました、6月の18日のみが予定なしと、あとはすべて月曜日から日曜日まで入ってるという過酷なハードなスケジュールなわけですね。そして昨年の出張実績、県内と県外を調べさせていただきました。豊岡市以外ですね。県内、近畿圏内、近畿圏外51回の出張と、大変な激務でありまして、恐らく合併、そして選挙直後ということでことしは特に忙しいかと思いますけれど、果たしてそれだけの日数豊岡市を留守にする市長、その留守中の決定権、そのあたりを助役にやっていただけないかというのが希望なわけですね。私ら日高ですから、いろんなうわさを聞いてまいりました。中貝市長は、土日を挟んで前後に遠方に出張の場合、四、五日、木金で東京、あるいは月火神戸というふうなパターンになってくると、連続して5日、6日の市をあけることもある。その間に判こをもらうべき書類が山積みになっているというふうな話を聞いたことがあります。私見てませんので、風評だけでこういうことを申し上げるのもなんなんですけれど、これからの書類量は従来に増して、それが1市5町合併になったわけだから、5倍、6倍に、極端な話、2倍、3倍にふえてくる。そして出張が重なる、県に行かねばならない、東京に行かねばならない。その間は絶対的な権限を奥田助役の方に任す覚悟はあるのかということですね。


 それともう1点、豊岡市のそちらにお偉い部長さんがいっぱい座っております。優秀な部長さんがいらっしゃるじゃないですか。ところがところが中貝さんが、私がすべての責任をとる以上すべての書類に目を通して判こを押すというふうなスタイルがこれまで豊岡でなされてきたと聞いております。間違ってたらごめんなさい。だから我々は、市外にいて情報を得る、それは市の職員に聞いたわけでもなして、市の職員に直接聞けば彼が非常に被害がかかると思うんで、いろんな方には聞いたんですけれど、中貝さんが留守の間書類がとまってしまう、そういうことが起きてる。否定していただいたら結構です。事実なのか。じゃあ、もしもそういう事態が想定されるなら、これから先、助役あるいは部長、そしてはたまた支所長、こちらの方絶対的な権限を、絶対的とは申しませんけれど、決定権を託して出張に行っていただけないかということなわけですね。(発言する者あり)豊岡で議会で一般質問初めてなんで、豊岡の方ああいうふうにやじっていただいてますけれど、だからその点について1点だけ第1問に関して聞いておきます。(「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)


○議長(木谷 敏勝) 69番、井崎議員。


○議員(69番 井崎 昭) 今の質問者の中で聞いたとかといううわさの範囲で、そしてしかも市長の書類が残っとるとかたまっとるとかって、そういう批判的なことはこういう場では言うべきでない。後で議長の方で整理されられたい。(発言する者あり)


○議長(木谷 敏勝) ちょっと事後で整理させていただきます。


 答弁を先にいただきます。


 市長。


○市長(中貝 宗治) これは多分私だけではなくてすべての市町長で同様だと思いますけれども、決裁書類がたくさん机にたまるということは現実にございます。これを市長までわざわざ判こを押さなくてもいいようにというのは、いわば決裁権限どこまで与えるかということでございますので、それについては私自身の意思決定の負担を和らげるような方向でのことも今後の検討課題とさせていただきたいと思います。


 ただ、実際の仕事の進め方といたしましては、決裁の文書が回ってきて判を押すというのは極めて形式的なことでございまして、重要な案件はそれ以前に実質の協議で方針を決定いたしておりまして、その後のために決裁をきっちりとるということでございますから、机の上にたまってることがすべてそのまま意思決定のおくれにつながってるわけではないということもご理解を賜りたいというふうに思います。


 実質的な意思決定につきましては、私が出張して留守なこともありますし、逆に助役が留守なこともございます。そういった場合でもやりとりはできるわけでございますから、それはそのようなことをしながら重要な意思決定については行ってまいりたいと思います。


 また、質問のご趣旨は、なかなか仕事量もふえて大変だろうから、もっともっと人に任せるようにして自分の負担を軽くし、できることなら健康対策にも努めてはどうかという大変温かいご趣旨だろうと思います。私もぜひそのような方向に持っていきたいと思います。


 さらに、実際に5つの支所を回ってみますと、そのすべてのことについて市長が一々判断するということは、もうこれは不可能である。むしろ支所長にどれだけの権限を実際的に任せるかということがこれから重要な課題だろうと私も思っております。ただ、今現時点では、一体どこまで任せることができるのか、その辺のお互いの理解を深めるということがまずは大切でありまして、しかもこれまではそれぞれの市町がばらばらのやり方をしてきたわけですから、まずは統一的な基本というものをつくって、最低限ここは守ってほしいという共通の理解をつくることが今求められているのではないかと思います。その上でそこさえ守ってもらえるのであれば、あとは支所長の判断に任せるというような作業に進むべきかなと思います。今はとにかくお互いの理解を深めるというだけではなくって、職員と私との間の人間的な理解を深めるということも今求められてることでございまして、それをやろうとしますと夜な夜な大変に日程が入ってくるということでございまして、この点についてはご理解を賜ればと思います。


○議長(木谷 敏勝) 先ほどの議事進行につきましては、議長の方で精査させていただきます。


 また、17番、稲葉康介議員にお願いいたします。うわさ、例えば事実に基づかないことについて、それを根拠に質問はちょっとご遠慮いただきたいと思いますので、ご協力お願いします。


 質疑を続行いたします。


 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) どうも失礼いたしました。


 じゃあ、一つ提案しておきましょう。市長が、職員との対話ということですから、線は外れてないと思いますよ。私は、職員との対話をまずやっていただきたいということで、2カ月とは言いません、3カ月に1度市長あるいは助役は部長とチームを組んで、1市5町の地方巡業に行っていただきたい、そういう希望で第1問終わります。


 国際交流についてお伺いします。これまで各地が取り組んできた実績もあるわけですけれど、体験上から申し上げて青少年、子供を絡ませて、そして運動を絡ます、スポーツを絡ます。結局オリンピック、サッカーでもあれだけ人が熱狂する。言葉の壁は最初から超えてます。スポーツの持つ魅力というのは、言葉が通じなくとも最初からもう友達になれる、あるいはできるということなんですけれど、今後の国際交流、中学校の代表であったり高校の代表であったり、非常に成績のいい子ばかりが海外に行くチャンスに恵まれる、そういうことではなくして、例えばアリカンテからにしても少年サッカーのチームを呼べば、市長、議長団、来賓をたくさん呼ぶよりは少年サッカーのチームを豊岡に呼んでやればどれだけ但馬の地域でスペインの少年のサッカーチームと試合ができるということで教育的効果もあり、住民の関心も高まるということで、スポーツを絡めた交流をやっていただきたいと思いますけれど、その点についてご答弁いただきたい。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 大変よいご提案をいただいたと思っております。要は子供たちがやっぱり交流をして将来へつなげる、このことが必要だと思います。ですからそういう面で今ご提案のスポーツ、これはもう本当にいい提案だというふうに受けとめさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) 3番に移ります。先ほど申し上げましたけれど、補助によってアーケードをつくるというのは、切れてはならないとか、その辺のルールが非常に難しいようですので、あきらめたわけでもないんですけれど、こちらにJALの機内誌、但馬空港の到着する飛行機の中の機内誌5月号、余ったものを市役所のカウンターでもらいました。私が考えてた言葉がうまく言われてる。修景という言葉ですね。これによりますと江戸時代、明治時代、それ以前に建てられた建物を直すというのは修復である。昭和以降のまちを直すというのは、修景である。ですから今の但馬のメーンストリート、先人がパリを模してつくった豊岡の通りは、あの当時では最先端、昭和の初期では最先端なわけですね。市役所なんか最高な建物だと思います。あれは市役所として機能させるよりは歴史博物館として機能させていただけたら、あれほどすばらしい建物はないと思います。先ほど質問されました井崎さんの意見に賛成しておきます。じゃあ、これは終わります。


 電線の地中化も、聞いたところそれは難しいんだということでしたけれど、もう一度考えていただきたい。古い建物をレトロ、豊岡の誇る歴史を残すためにアーケードを切る、あるいは電線の地中化ということでもう一度再考していただきたいということを言っておきます。


 コウノトリの放鳥計画について、ちょっとこれも外れますけれど、実はちょっと聞いていただきたい。議員の方にも聞いていただきたい。私は、一般質問の趣旨を出ました。そして事務局からインタビューも受けました。そして13日、おとついですか、予定どおりまとめたものをいただきました。その中に、私はコウノトリ国際かいぎの目指すものは何かというふうに質問出しておいたわけですね。ところが、これ日程的に問題ですよ。6月の13日にいただきました。これ豊岡市企画部コウノトリ共生課から出てます。コウノトリの放鳥計画、国際かいぎの今後の企画書、開催場所、豊岡市内、テーマ、未定、主催、兵庫県豊岡市、ちょぼマークで企画運営については第3回コウノトリ未来・国際かいぎ実行委員会が行う、その他6月中旬には概要をお知らせできる予定。これ要請に基づいて私は以前に出しました。出てきたのは13日、そして記者会見が14日、そして今回の一般質問。まるで、私新人ですけれど、新人の一般質問であざ笑うかのつぶすような出し方じゃないですか。どうしてこの質問書出したときにこれだけの詳細な国際会議がまだテーマが未定だの、6月中旬には概要をお知らせできる予定、どういうことですか。議員には答えないということなんですか。そこのとこだけ確認しておきます。コウノトリ共生課はマスコミと県だけしか見てないのか、そこだけ聞いておきます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) ちょっと今の件で若干経過を報告したいと思いますが、今、議員がおっしゃったのは、実は議会の方、一般質問の中で資料要求していただきました。資料要求の段階では、まだ県との調整も終わってなかって、書類ができ上がっていなかったいうことがございました。中旬には明らかになろうかないうことでご返事をさせてもらったのが事実でございます。


 その後、13日の日に内容的なものが県の方との調整で明らかになりました。といいますのは14日の昨日、記者発表をするということで、大急ぎ県の方も調整されておりまして、その内容が13日にまとまったということで、13日の日の全議員さんのお手元に昨日の記者発表します資料を、1日前ではございましたけども、お渡しをしたというのが事実でございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) ですから13日に渡してるということはテーマなんかとっくに出てたわけでしょう。どうしてテーマだけでも教えてくれなかったのか。その辺のやり方が豊岡市のやり方かと言いたくなります。初日でも市長のあいさつも、あいさつを聞いた後その印刷されたものが配られるという、非常に何かちょっと印刷物が遅いんじゃないかと思いますけれど、もう一度コウノトリに関しまして、これについて伺います。第3回コウノトリ未来・国際かいぎ実行委員会、構成メンバー、それだけ教えてください。コウノトリの質問はこれで終わります。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 実行委員会のメンバーでございますが、山岸さんという山階鳥類研究所の所長さんと、辻勝蔵さん、但馬ふるさとづくり協会の理事長さん、河合雅雄さん、県立人と自然の博物館の名誉館長さん、それから保田茂さん、コウノトリ野生復帰推進協議会の会長さん、それから西村良二さん、これは但馬県民局長さんです、それから増井光子さん、県立コウノトリの郷公園の園長さん、それから中貝市長と、以上のメンバーでございます。


○議長(木谷 敏勝) 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) ありがとうございました。


 最後に、ごみ問題ということで、先ほどの環境経済戦略に戻ります。私、最初これ読まずに、最初の方を読まずに見たら、何々されていますという現在形で書いてありまして、すごいと思ったんですよね。愛知万博でコウノトリの映像を見た市外の企業がイメージのいい豊岡の企業との取引をふやしていますというふうに書いてあって、後ろの方から読んだもんですから、すんごいんだなと思ったら、これは中貝市長のイメージということであったと思います。イメージはわかります。ただ、戦略という割には余りにも弱いのではないかと。そして豊岡1市だけしか入っておりません。ぜひともこの戦略は1市5町を頭に入れてつくり直していただきたいと思います。中貝市長に、これがアドバルーンですけれど、もう一度1市5町でつくり直すご予定があるかどうかだけ……(発言する者あり)ヒートしております、聞いておきます。(発言する者あり)


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後4時24分休憩


          ────────────────────


                午後4時26分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開します。


 17番、稲葉康介議員。


○議員(17番 稲葉 康介) 残り時間20秒ということです。先ほどの混乱で聞こえてないかもしれませんので、市長に聞いておきます。豊岡市環境経済戦略、合併後の新しいものをつくり直していただけるのか、それだけ確認しておきます。以上。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 1市5町を真っ正面から据えた環境経済戦略の策定は、ぜひ行いたいというふうに思います。


 先ほど答弁いたしましたように、委員としては旧5町の中からもお入りいただいておりますけれども、この環境経済戦略の趣旨がその地域の与えられた自然と、まずその地域の人々の暮らしが適合していて、環境と経済は矛盾してなかったということを押さえるということから始まっております。したがいまして、豊岡に与えられた自然と豊岡の人々の暮らしがどのように適合してるかということから入ってる関係上、旧豊岡市でつくられたものですから、あえて他町における自然との適合性については触れてない。しかしながら、環境と経済がお互いに響き合う、お互いが刺激し合うということについては、これは適応可能でございますから、具体例として例えば但東町の会社と豊岡の水産加工業者との連携といったことも書かせていただいてるところでございます。


 ただ、これを新市全体の経済活性化策の柱にしたいという思いはございますので、ご指摘の点は十分心してまいりたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 以上で稲葉康介議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。再開は4時45分。


                午後4時28分休憩


          ────────────────────


                午後4時45分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次は、32番、加藤勝一議員。(拍手)


               〔加藤勝一議員 登壇〕


○議員(32番 加藤 勝一) 4月1日から新豊岡市が発足いたしました。市長には大変おめでとうございます。今後の新市の対してのまちづくりを期待するものでございます。


 さて、1番目に問題にいたしております質問に対しましては、旧1市5町で要望している懸案事業について質問をいたします。


 従来この1市5町の首長で出されました要望事項は、かなり多岐にわたり、最終的には各市町で10項目に絞り、要望事項を提出して、これを新市の計画として実施計画立てというふうに聞いておりました。要望がどのようなものであったのか、その予算規模はどうだったか、議会は全く―――――に置かれておった状態でございます。これらの要望を市長はどう取り扱われるのか。今回の予算は旧市町の延長であるというふうに思っております。今後の財政状況を見きわめながら、その推移を注視し、より細やかな対策を講じていくことを求めるものでございます。


 前質問者の中での質問、また答弁もありますけれども、まず1点目として、各市町の要望事項の取り扱いについて、どのように認識をされているのか。本予算にもこの要望は取り入れられております。市長の今後のお考えについてお伺いをするものでございます。


 2点目といたしましては、各市町で提出されたこの要望事項で本年度予算に反映されているものは及び継続事業をするにいたしましてもその他については白紙に戻し、財政計画として公平なまちづくりを行うために財政計画の再検討を行うとともに、健全な財政の運用を図るべきでないということでございます。いろんな問題がございますけれども、この問題につきましては市長の今後の対応についてお伺いをしておきたいと思います。


 次に、水害対策についてであります。昨年の台風23号は、我々の経験もしなかった大災害となりました。このような災害は今後も念頭に置かなければなりません。今までのような各市町の水害対策・対応で解決できないのではないかというふうに考えるところでございます。早急にこの対策を立てる必要があるだろういうふうに考えます。地震への対策は相当進んでおりますが、全国的に水害の備えは手薄であり、今回を教訓として見直すべきではないかと思います。また、住民の立場からすれば避難勧告や指示の意味が十分伝わらなかったり、これまでの経験から避難しない人も多くあり、住民の水防意識の改善が求められているところでございます。


 このような観点から議員となっての、本庁舎ができて総合庁舎というのができた支所となっては7人・9人体制というような支所となります。このような観点から1点目として、緊急災害時の職員の配置計画についてお伺いしたいというふうに思います。今までのように城崎であれば全員庁舎に集まれば十分対応できたが、今後災害の対応は各旧町ともに手薄な人員で十分な水害対策がとれないことは言えるというふうに思います。ではどうするのかということになって、職員体制、市の職員の配置を求めて十分な対応をされる必要がある。例えば城崎の職員で市民であれば、その城崎の職員は全員城崎にとどまるとか、何らかの手を打つ必要がある。これが不可欠な問題だろうというふうに考えております。


 次に、2点目といたしまして、災害対策本部の設置と対応についてお伺いいたします。本庁に対策本部を設置することは当然でありますが、本庁ですべてできる問題ではなく、各支所に全責任を持たすことが必要であると考えるためでございます。このためには早急な対応が必要だろう。梅雨明けの水害もないというふうには断言できません。緊急を要する配備としてどういうふうなお考えなのか、お示しいただきたい、こういうように思います。


 3問目といたしまして、コウノトリとの共存についてお伺いをするところでございます。


 コウノトリの放鳥の取り組みが野生復帰を9月に定めて、国内外に取り組みを紹介し、国際的な視野に立って実行委員会等も開催され、具体的になってまいりました。しかし、放鳥に向けての整備の中で民地30アールに拠点整備がされました。今後の対応として民有地の水田を買い上げてビオトープ水田として放鳥拠点としてコウノトリを共存する、こういうまちづくりが計画されております。


 しかし、コウノトリが滅亡した原因は一体何であったか、全く考えられていないのではないか、こういうふうにげすに思うところでございます。我々の年代でありますと、コウノトリとは共存してまいりました事実があります。普及する農薬の中で全く魚、ドジョウ、そしてカエルが死滅した、これは恐らく年配の方は皆さん承知されているところでございます。そしてこのコウノトリが非常に農家にとっては大きな害鳥であった、この事実も事実として認めなければならない。そのためにはこの膨大な計画をどうして成功させるのか、そういうことになってこようというふうに思います。


 そこで抽象的になりますが3点ばかり、皆同じような関連がございます。しかし、答弁しやすいように分けております。


 1点目といたしましては、コウノトリの郷公園、全体計画の拡大と今後の対応を図ることが必要ではないか。拡大の計画をしなければコウノトリと水田、そして共存はあり得ないと思いますが、どういうふうにお考えなんでしょうか。


 2点目として、コウノトリと共存する水田づくりについてであります。市の計画では、水田の利用について、稲作による中干し、そして刈り取り終了後には速やかに水を張って昆虫等えさを確保する計画がされております。実態と計画を考えると、全くその構想と合致しない。これが私の考えでございます。


 3点目としては、ビオトープ水田にかわる自然に近い環境づくり及び整備が必要ではないか、こういうふうに提案をするものでございます。


 郷公園前の祥雲寺区の5ヘクタールを植物公園構想というたような、そういう民間の協力が不可欠である、私はこういうふうに信じておるものでございます。水田の中干しに素掘り水路を設けて対応するといったような小さな計画ではこの事業は成功しない、こう言って過言ではない、こういうふうに考えております。ビオトープ計画は、年間を通じて継続的にえさ場として魚を放流し、増殖を含め計画的に対応することが重要であらないかん。四季を通じ自然の環境づくりをして、農薬を使用しない安全なえさ場、そして繁殖を確保しない限りこの公園計画、コウノトリの共存について十分な成功を生み出すということは不可能である、私はこのように言っても差し支えないのではないか、こういうふうに考えておったのがございます。


 私は、今、豊岡市長として、そして9万2,000の市民として全国的にアピールしたこの壮大な計画は絶対に失敗あってはならない、こういうふうに思うものでございます。そのためにはこの問題については出費するだけでなしに、やはりその地域の民間の協力を得て、そして入園料ら取り、財政的にも入ってくるもんを考えながら、そして膨大な面積を持ってえさ場としての対応をしなければならない、こういうように思います。最近豊岡市の前の川を広げまして一部川を掘りまして、そこにコウノトリが飛来しておりました。しかし、数回の水害によりまして今全く埋まってしまったような格好になっております。幸いことしは城崎の戸島地域が圃場整備を行っております。それを秋から掘りまして、今、圃場整備にかかっておりまして、休耕いたしております。そこに非常に頻繁にコウノトリが来るようになりました。二、三時間ぐらいたむろいたしております。そしてその中で、コウノトリの走る姿なんて余り皆さんごらんになったことはないだろうというふうに思います。いかにそれを考えたときに、膨大なこの計画をする以上はコウノトリが十分そこで暮らせるような設備をすることはもちろんでございますし、改めて水田の被害のないように対応することは私はこのコウノトリの放鳥の成功に結びつく課題である、こういうふうに思っております。これは私は、豊岡市長に対して十分この辺を検討いただきまして、ぜひ成功に結びつけていただきたい、そういうことで答弁をいたしております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。


 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。私からは災害時における市長と総合支所長の関係、権限配分に関するご質問にお答えをいたします。


 平常時あるいは災害が去った後に少し腰を落ちつけてどういうふうに復旧するかといったことにつきましては、時間がございますので、本庁と総合支所とでよく議論をしながら、相談をしながら進めていくということは可能だと思います。


 しかしながら、例えば台風のように今まさに近づきつつある、あるいは真っただ中にある、あるいはそのことによって土砂災害が起き、家がつぶされそうになっている、目の前の道路が壊れてしまっていて、すぐにもそれを復旧しないことには、土砂をどけないことにはその後の対応ができないといった緊急時、これを一々支所と相談をしているようでは間に合うことができません。


 したがいまして、私といたしましては、災害時のような緊急時につきましてはその判断をすべて総合支所長にゆだねたいというふうに考えております。また、既にそのことも総合支所長に伝えてあるところでございます。もちろん相談するいとまがあるようなものにつきましては、これはできる限りいろんな知恵を持ち寄った方がいいということがございますから、相談をするということを排除するものではございませんけれども、もう基本的に総合支所長が自分の所管範囲内については全責任を負う、そういう気構えでもって判断するように指示をいたしております。


 具体的にそのために権限配分の規定を整えるといった形式的な問題ございますけれども、その点につきましては防災計画を策定する中で明示をしたいというふうに思います。それは形を整えるという意味でそうしたいと思います。ただ、今申し上げましたように既に総合支所長のすべての判断においてするように言ってございます。


 また、目の前の市民を救うために必要なことについては、お金の心配することもなくやるべき事柄はすべて総合支所長の判断でやってよいということも申し伝えてございます。対外的には、ただ最高責任者は私でございますから、そのことの対外的な責任は、これは市長として責任を負う必要がございますから、そのこともあわせて総合支所長には伝えてあります。ただ、こういうふうに権限上のことだけ申し上げましても、実際のいざというときの気構えが通常から総合支所長にございませんといざというときに的確な判断ができないということがございます。したがいまして、今後全職員を対象にする危機管理研修はもちろんでありますけれども、さらに幹部職員には上乗せ的な危機管理研修をして、日ごろからの気構えでありますとか、あるいは具体的にやるべき事柄についての事前の習得といいましょうか、そういったことについては漏れがないように行ってまいりたい、このように考えてるところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まず旧1市5町の要望事業の取り扱いということで、その認識についてお尋ねがございました。合併前に各旧市町の主要事業としての位置づけの中で、主要な事業について合併協議会においてまとめがございました。そして新市に引き継いだというような経過もございました。この引き継がれた事業につきましては、あくまで合併前の各市町において検討された要望事業でございまして、実現性や財政面での検討がなされていない段階での事業というふうなことでございます。したがいまして、この事業の扱いにつきましては、地域の特性や過去の経緯などを踏まえまして新市で決定していくという格好になるわけですが、各地域の事業のバランスとか費用対効果、あるいは新市の財政事情などを総合的な観点から検討して見直しを行っていく必要があろうというふうに考えております。


 また取りまとめの時点といいますのも、年度も変わっておりますし、要望の内容についても変更もあり得る、また台風災害の前での要望でもあったということがございますので、今後実現性を踏まえて慎重な検討を行っていきたいというふうに考えております。


 それからもう一つ、これに関連いたしまして議員の方から、この要望事業については白紙に戻して見直しをしてはというふうなご指摘いいますか、ご質問いただきました。その認識については今申し上げましたけれども、事業実施の是非につきましては新市で決定するというようなものでございまして、旧市町の意見も尊重しながら今後慎重に検討する必要があろうというふうに考えております。


 それから次に、コウノトリの関係でたくさんご質問いただきました。


 一つは、郷公園の全体計画についてご質問いただきました。郷公園につきましては、コウノトリの野生復帰に向けまして種の保存と遺伝的な管理のほかに科学的な研究及び実験的な試み、人と自然の共生できる地域環境の創造に向けまして普及啓発という3つの目的を持って整備をされたものでございます。


 郷公園から放鳥されたコウノトリを野外で定着させていきますために市と県が共同で自然環境あるいは社会環境づくりを進めているというのが現在でございます。この野生復帰の目的は、単に一つの種の保存という、するだけではなくて、コウノトリもすめる環境といいますのは人間にとっても豊かな環境であるというような認識のもとに、人と自然が共生する地域づくりに総合的に取り組んでいるというところでございまして、有機農業の取り組みや里山整備、環境教育などを進めているということでございます。


 それから次に、コウノトリの死滅のことについて、その原因は何だったかというご質問いただきました。コウノトリにつきましては、明治以後日本における近代化の波の中で鉄砲の使用による乱獲に始まりまして、河川改修や圃場整備、宅地開発による湿地の環境の減少もございました。川と水路、水田の水系ネットワークの分断によりますえさ場の喪失というようなこともございました。また、田んぼの乾田化や農薬の使用によりましてえさとなる生物の減少がございました。また、農薬の生物濃縮による生殖能力の低下などもございまして、徐々にその数を減らしていったということでございます。そうした中で第二次世界大戦の中で営巣木の松が伐採をされまして、そういったことを通じて激減をしたということでございます。また、近年では、DNA鑑定によりまして個体識別によって近親交配が進みまして、遺伝子の劣化が起こっていたというようなことも原因の一つとしてわかってきたということでございます。こうした複合的な要因が重なりまして、野生のコウノトリがこの豊岡の地を最後に日本の空から姿を消したというようなことがございました。


 それから次に、水田の関係で、水田を優先した対応というのは非常に心配だ、計画的な放鳥は無理じゃないかというようなご指摘、ご質問がございました。コウノトリ絶滅の原因は、先ほど申し上げましたけれども、議員のご指摘のとおり田んぼの乾田化や農薬の使用によりましてえさとなる生物の減少がございまして、営農の効率化を優先した対応を行ってきたというようなことがございまして、それも一つの原因に上げられると考えてます。


 コウノトリが田植えの直後の苗を踏み荒らして、そのために営農に支障が出るのでないかというような懸念も実際にあるのが現実でございます。


 本市では、ビオトープ水田だけではなくて無農薬や減農薬といった環境創造型農業の技術の確立や普及啓発、これまでカエルに変態する前に死んでいたオタマジャクシを中干しの時期をおくらせることによって助けていこうというようなことも行ってるわけですし、またアカガエルや腐葉のための冬期湛水といったことも実際に展開をしてるというようなことでございます。


 先ほどの議員にもお答えしましたけども、営農の面の心配につきましては、組織ができまして、現在そこで実態の調査も行ってるということでございます。


 それからもう一つは、具体的に祥雲寺の区のお話も出まして、5ヘクタールの植物園にしたらどうかというようなご提案もいただきました。コウノトリの野生復帰につきましては、コウノトリが野生生息するための環境整備を基本といたしまして、豊岡市と県とで共同して、先ほど申し上げました環境、それから農業の展開、あるいは自然と共生する河川の整備とか里山林の整備を行っているところでございます。議員のご提案も一つの方策であろうというふうには思うわけですけれども、コウノトリの郷公園の周辺というのは農業との共存・共生ということも柱にした地域でございまして、そういった環境、それから農業を展開するというふうな方向で進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 緊急災害時の職員の配置計画のことでお尋ねをいただきました。議員がご指摘をされておりますように、旧町の災害体制がどのようなことになるのかということ、本当に懸念があるんではないかなと思います。したがって、私どもの方といたしましては、県の水防本部から発令されます水防指令、これにあわせまして本庁の旧町の出身の職員はあらかじめ定めた職員を除いて総合支所へ帰任をさせていこうというふうに考えておりまして、帰任をしました職員につきましては総合支所で定めた計画に基づいてその体制の中で業務に当たっていこうという考え方でおります。


 また、休日、夜間につきましても、今申し上げましたようにあらかじめ定めました配備体制、これに基づいて連絡網等整備をする中で事に当たっていこうというふうに考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) まず1番目の問題でございますけども、各総合支所の全体計画の、特に職員の配置の件なんですが、もうちょっと、わかりにくかったんで、明確にしておきたいというふうに思います。勤務中のときはいいとしましても、一たん帰りまして緊急の招集する場合、職員も人間ですから、今回率直にそう思いました。城崎も出石から来ている職員もいましたし、豊岡から来てる職員もいました。3日ほど全く帰らないでずっと、家どうなっとる心配でかなわんと言いながら勤務しとった。ほんまに大変だなと。従業員も気の毒だな。また、こう言いますと言い過ぎかもしれませんけれども、それでほんまに市民の対応ができるのかどうか。これはお互い人間ですから、自分の家庭まず第一です。それを考えますときに、やはりそういうことを想定できた場合、当然人は少なくなるわけですから、この総合支所のある限りは多少まだ職員は制限されましてもある程度人的にはいけるというふうに想像できます。しかし、支所になってからは全く対応できない。これでは市役所を通じての支所の役目を果たさないわけです。ですから案として出しましたように、配備計画の中で豊岡市の職員はその地域に配属するのか、その辺をもう一度明確に、まだ検討されていないならないで結構ですので、それの取り組みについても私は十分配慮していただかにゃならんし、対応をしていただかなならん。これいいますと梅雨時期に入ります。いつまた去年の災害があるという、ないとも限らない、こういうような実態の中で職員の勤め方、また招集の仕方、これは私、欠かすことのできない重要な課題、そういうふうに考えております。再度この辺につきましてはまだ明確にできてないのか、ある程度整理、招集体制もできておるのか、それについてあえてもう一度質問いたします。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 本当に今ご指摘のご心配があろうかと思います。今、地域防災計画、全体像はことし策定をするわけですけども、暫定というふうな形で、今議員ご指摘のように梅雨時期もう入っておるわけですけども、梅雨時期になっております。したがって、おおよそこういう配置が考えられ得るということは想定をしておりまして、何人の職員を本庁に置いて何人の職員を総合支所に返していこうかというふうなことも具体の個名を上げて現在策定をしておる途上です。およそもう少しお時間をいただければその点できるんでなかろうかなというふうに考えてはおります。


 ただ、災害によりまして非常に対応も変わってくるんではなかろうかなと思いますし、これだけの700平方キロメートルというふうな広い地域の中で、皆が一律にというふうなこともあり得るでしょうし、あるいは地域的な限定をされた災害というふうなこともあり得るんだろうと思います。したがって、それらの災害対応にあわせて柔軟な対応が要請されるのかなというふうに思ってみたり、例えば城崎がそんなふうな大変事態になるということであれば、例えば竹野の支所の職員をじゃあどんなふうに配置をするかというふうなこと等もございます。それらを総合的に勘案するようなことで地域防災計画を立ててまいりたい。


 ただ、先ほど帰任というふうなことで申し上げたわけですけども、今、合併直後というふうなことで大変それぞれ市民の皆さん不安にもお持ちです。そんなふうな中で、とりあえず早目早目に水防指令が出てくる、早目早目にできれば対応ができるようにしたいというふうなことで、合併直後の不安という意味も、これを少しでも解消していきたいという意味も含めて現在検討しております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) あえてくどく申すようですけども、これは待っておれない。時期は来てるということですね、去年の例としまして。ですから特に但東から竹野まで職員はおるわけですから、早いこと、せめて人数をつける対応ぐらいはしていただかないと、なった場合、幾ら避難されてもそういうことをしない、仕方ないとしても、対応できないこと一番困るわけなんで、市民にしましたら、そういう面から早急にこれは、せめて骨格でも取り入れてもらってしていただく必要があるんではないか。ぜひこれは早急に市長の方にお願いしておきたい、こういうふうに思います。


 先ほど本部の設置については、市長に十分お聞きいたしました。最高の司令塔、責任はそら市長の方から当然本部長として各支所にされるわけですから、あとの臨機応変の関係につきましては十分総合支所の中で反映できるようなそういう体制をお願いをしておきたい。そうしないとちょっとこの問題については、避難だけされたんでは後追いになって困りますんで、非難されない体制というのがまず第一だろう、そういうように思います。あえてしつこいようですけど、もう一度答弁お願いしたい。


○議長(木谷 敏勝) 防災監。


○防災監兼消防長(菅村 和弘) 今ご指摘のようなことで、早急に体制等整えてまいりたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 1番と2番と反対になってしまいましたが、1番目の旧1市5町の要望についての懸案事業、これは各市町で本当にたくさんきょう資料を用意してもらいましたけれども、この17年だけでも大変だな、こういうふうに拝見いたしました。


 その中で恐らくこれだけではなしに、もっとたくさんあっただろういうふうに思います。しかし、この提案につきましては、確かに地域については重要なことでございますけれども、やはり地域主体としての考え方しか優先されてない。これは紛れもない事実だというふうに私は思います。


 私は、一応当座は市会議員ですので、市会議員としての質問をしようというふうに思うんですけれども、これはやっぱり中貝市長は発足して以来そういう要望事項を十分に取り入れることが必要というふうに思います。しかし、全体計画の中で改めてもう一度新市として必要なもの、そうでないもの、順位もありましょうし、これはやはりどんな予測されたかわかりませんけれども、十分それなりの対応については市長の権限でもって再度確実な実施計画立っていただきたい。19年に向けて実施計画つくりたい、こういう答弁いただきました。そのとおりだろうというふうに思いますけれども、この件につきましては再度市長にお考えだけをお聞きしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 議員ご指摘のとおり、全体を見渡す中での優先順位ということを考えていく必要がございます。したがいまして、体系的には総合計画をつくる中で行うことになりますが、総合計画策定自体には時間がかかりますから、それまでの間をどうするのかという問題が別途発生をいたします。これにつきましては各総合支所からの要望だけを聞いておりますと、相互間の判断をするということがいきなり私のところに参りますから、今後予算編成の過程におきましては一度本庁の方で全体を見て、例えばある部なら、建設部なら、道路でしたら建設部になりますけれども、建設部としての優先順位の判断をまずした上で要求を上げてくる、こういった作業が要ることになろうかと思います。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 次に、3番目としておりますこの項目について、コウノトリの関係でお聞きしてみたいと思います。


 コウノトリの郷公園、先ほど答弁の中でも、これ3つ同じようなことになりますので、関連して一緒に質問いたしますけれども、その地域の地主と話をしてこういう水田とコウノトリの共存を考えていきたい、こういう答弁をいただきました。だれが考えても果たして今の計画で成功するかいったら、私は非常に疑問に思っております。やはり野生のものをそのまま復帰させようと思いますと、それ相当の面積が必要だ。遊びに行くぐらいの範囲で見ながら、本質、そのコウノトリを3羽にし、5羽にし、10羽にして放鳥するならば、そこだけでは、やっぱり生活できるだけの環境づくりをしてなかったらまず私はだめだというふうに考えております。有機農業にしましても何にしましても、いもち病の消毒は私はしてると思います。農薬というのはどういう障害を起こすかわからない。そういう観点から考えますと、いつもえさ場にえさを放流して、そして飼うだけでは、全くもって今後の私は計画はないというふうに考えております。


 先ほど銃による乱獲とか、そしていろいろと言われましたけども、主要的には農薬と、そして水田の乾田化、これが一番大きな要因だっただろうというふうに考えております。コウノトリの来るところには必ずアオサギ、いろんなものがたくさんおります。ですからコウノトリだけでなしに、この郷公園においてもサギだろうが何だろうが全部養ってやるというようなそういう観点で考えなければ、これは事業として成り立たん、成功しない、私はいうふうに考えております。


 あの大きな鳥がどれだけのえさを食べるのか、実際私は知りませんけれども、かなりの食だろうというふうに思います。そうしますとやはり自然に戻した形で対応しない限り、私は計画的なものでないというのが私の論理でございます。


 そして財政的にも、市や県がしますと、やはり入場料取れないし、一応いろんなことについて計画も成り立たんし、金取ってはならん、金を出すばっかしである、これが行政の一つの政治なんですけども、ある程度民間に委託をして、そしてこういう郷公園をつくる、ショウブ園から始まっていろんな植物を植栽して、そしてあそこへ来る、郷公園に来られるお客さんもふやしていく、そういう両面かけた運用も私は必要でないかというふうに考えております。


 今、奥田助役さんここおいでますけども、たしか但東のチューリップまつり、今ほんまに盛大になっておりますけれども、あれ入場料取らんときにはわずかでしたね、観客は。あれ入場料取られるようになってから、たしか私、倍にふえてるというふうに思います。それはなぜかいいますと、やはりエージェントはコースとして指定をして、その期間だけでも引っ張ってくる、そういうことが織り込まれた、私は但東の大きな成功ではなかったかなと、これを私は1点上げれるんではないかというふうに考えます。


 コウノトリをやはりここまで全国にアピールしてきたものをやはり成功させるためには、計画的な私はえさづくりと、そして一々えさを求めて来らなくっても、そこで繁殖できるだけのそういうやはり考え方というのは、私は自然のものを自然に戻す第一条件ではないかというふうに考えております。財政的にもやっぱり考えていかなきゃならん。出すばっかしではかなわんし、畑を、田んぼを荒らされたら必ずこういうふうな計画でも被害が出てくる。被害のイタチごっこでは話にならないではないかと。私は、むしろその地域にこういう計画はどうだろうといって相談されるのも一つの方法でしょうし、このようなことが仮にコウノトリ飼うようなことだけでなしに成功してる事実も踏まえて再度この件については十分な対応ができないだろうか。これは市政にも影響することでございますし、また農政課の方の関係もございます。乾田の水を保障するために、一時単独の側溝こしらえて、そしてえさ場にする。こんなちっさな考え方で成功するはずがない。やはり1年間通じていつでもえさが食べれるという状況をつくってやることが私は第一だというふうに考えております。コウノトリが春はどこに行ったらえさがあるとか、冬はどこに行ったらえさがある、そんな観念はない。やっぱり習慣という、習性というのは非常に大事なもんであります。そういうこと考えますと、やはり先ほども例に挙げました、戸島田んぼで2時間、3時間も遊ぶようになってきた。走って魚を追っておるというこういう光景見ますと、一層農地と、水田と、それからコウノトリの共存というのは非常に難しい面があるな。


 そういう田んぼというのはやはりどこに行きましても遊ぶぐらいさせんと、農薬を使っているとこがたくさんある。ここにはおりてもいい、ここにはおりてはいけませんというようなそんな制限はないわけですから、この辺はやはり人間の頭でなしに自然の動物としての扱い方を十分対応される必要があるだろうというふうに考えます。これの関しましては、一番このコウノトリという問題につきましては事業費出しておりますので、これは中貝市長の面目にかけて成功させなきゃならん。そのために申し上げとる件でございますし、ぜひこれは1市5町の大きな宣伝になるというふうにも考えております。これについて力の入れ方も一層なんですが、市長に改めて答弁またお聞きしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今、議員さんの方から何としてもこの試験放鳥いいますか、放鳥を成功させんとあかんという熱い思いをお聞きしまして、大変ありがたく思っております。確かに水田だけを頼ったような形で果たしてえさ場が将来的に安定的いけるのかどうかという疑問があるというお話でございました。ただ、この試験放鳥は5年間今後続けていきます。5年間の中でコウノトリがどういうふうな行動をとるのかということもその中でわかってくるわけですし、ただコウノトリを自然に返すためには、自然環境と社会環境、それがそれぞれコウノトリを受け入れるものになっていかなければならないわけでございまして、農業一つとっても、農家の方のご理解が進んでいく、いわゆる環境をよくしていく、農業が進んでいくというような方向をとらなければ大きな意味では前向きに行かないんじゃないかなというような思い持ってます。ただ、議員さんの意見もよくわかるご意見ですので、また参考にしたいと思います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 改めてお聞きいたします。今の全体計画の見直しと、それからこの祥雲寺地域との対応でございますけれども、水田対象としての対応もできるんじゃないですか。水田つくるだけの話でなしに、水田調整、そういう面で検討されたことがあるのかないのか、あえてそのことだけをお聞きしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) 今現在水田を活用した形を農家の方にお世話になってますが、基本的にはビオトープ水田っていう水を張った、何もつくらずに水を張って、そこに生き物が育ってくる環境をつくっていこうという方法。


 もう一つは、いわゆる稲をつくりながらでも水を張るということができんだろうかというようなことがございまして、こういった形での取り組みも試験的にお世話になってるということがございます。まだあくまで方法が確立はされておりません。ただ、試験放鳥ことし始まりますので、ことしから実際にやってきたことがどういう結果を生むのかということも含めて十分な検証をしたいなというふうに考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 私の試験放鳥ですけれども、既に放鳥するまでもなく、ある程度の資料と試験はデータは出てると思います。幸いにして放鳥、一つの歓迎したような形で来てくれまして、縦横に飛び回って遊んでくれております。最終的に夜になると、私はそこまで確認いたしておりませんけども、えさ場の方に帰っていくとか自分のしとる巣の方に帰っていくだろうというふうに思うんです。ある一定した行動をとっているように考えられます。ですからそういうことで、私、今部長逃げておられますけれども、十分な対応と資料、また研究がなされとるんじゃないかというふうに私は思います。


 水田との共存なんて実際まじめに考えたら考えられない、私は思います。えさがすべてですから、やはりそのえさをどうして確保するかということだけは十分念頭置く。これは学者が考えようが何しようがそんなことは別問題。ただ、その地域でほんまに合った方法、ほんまに成功する方法を見出していただきたい。このためにあえて質問いたしました。


 十分なこの姿勢を正すためにひとつ改めて最後に市長のご答弁だけ聞いて、質問終わりたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 市長。


○市長(中貝 宗治) 野生で一度絶滅したものをもう一度野生に返す、しかも人里の中に返すという試みは世界で初めてのことでございます。したがいまして、さまざまなデータなり研究は積み重ねられてきておりますけれども、正直言ってまだよくわからないというのが実態でございます。その意味では、これから放鳥をしていくというのは、まさに試行錯誤やりながら絶えず軌道修正をし、方向を見定めながら前へ進めていくという方法をとらざるを得ないだろうというふうに思います。


 羽を広げると2メートルもある大変大型の、しかも肉食の鳥ですから、こういった鳥が野生で暮らすこともできるようになるためには相当豊かな環境が再現されないといけない。


 その際に私たちが着目しておりますのは、先ほど来議論になっております水田と、もう一つは河川であります。河川につきましては今回の台風災害によって一時中断というか、少しテンポは遅くなっておりますが、自然再生法に基づく自然再生事業をこの円山川水系で行うことになっておりまして、これは従来の公共事業が自然を壊すことがどうしても中心であったことの反省を踏まえて、公共事業でもって自然を再生しようということで法律までできました。そして国土交通省や農林水産省におきましては、コウノトリの野生化支援を主要な事業と位置づけて、その作業が始まってきておりましたから、今後治水ということとも十分調整を図りながら、円山川水系全体でコウノトリを受け入れていくということがまず大きな柱だろうと思います。これはかなり可能性が高いのではないかと思います。


 もう一つは、水田との関係です。常時耕作をせずに水を張るといったような環境対策からでありますけれども、これはかなり力が要る仕事であります。つまり環境対策という観点から公的な支援をして初めてビオトープ水田ができてくるということになりますから、これおのずと限界がある。そこで農業者にとって農法としてすぐれていながら、同時にコウノトリにも役立つような農法はないのかといったことを探ってまいりました。


 今可能性が大変ありますのは、冬期湛水であります。これはアカガエルが冬に田んぼに卵を産みますから、冬に水を張っておくとアカガエルが卵を産めて自然環境が豊かになる。あるいは冬の鳥がやってきたときに水鳥がそこにおりることができるといった環境対策ということで始めましたけれども、最近になりまして東北大学でありますとか、あるいは宮城県の農業試験場の方で農法としてどうもすぐれているのではないかということがわかってまいりました。冬に水を張りますと、イトミミズの動きが活発になって、そのふんが非常に粒子が細かいものとして出てきて、そこに草の種が落ちても窒息死をして草が生えてこない、つまり農薬は要らないのではないかといった農法が出てまいりました。これが農法としてすぐれているということになりますと、農業者にとっても楽な農法となりますから、広がっていく。広がっていけば、それは同時にコウノトリのえさ場にもなる。つまり私たちがもともとねらっていたコウノトリがすむまちではなくって、コウノトリもすめるような環境ができる。そのことが確信に向かっていくわけでございますので、今後先ほど言いました円山川水系自身で受けとめるという方策と農法自体の研究あるいは実践によってコウノトリを受けとめていく、その2つでもって進めてまいりたい、このように考えてるところでございます。


○議長(木谷 敏勝) 32番、加藤勝一議員。


○議員(32番 加藤 勝一) 最後言いながら、もう1回させていただきます。今、答弁をお聞きしている中で、やはり植物園というようなこういう構想は一遍も反省をされていない、そういうふうに伺いました。今度国土交通省がしたひのそ島の掘削につきましては、市長が言われますように西側を急峻地を残して斜めにしていくというようなことがあります。一つは、一日市の前の以前拡幅しました河川が埋まってしまいました。あれがやっぱりえさ場として要するに再度復活させていく必要もあるんではないか、この辺の考えと祥雲寺地区の植物園構想、その2つ含めて再検討いただきたい、こういうことの願いを込めまして申し上げて、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で加藤勝一議員に対する答弁は終わりました。


 暫時休憩いたします。再開は午後6時10分。


                午後5時32分休憩


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                午後6時10分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


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○議長(木谷 敏勝) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


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○議長(木谷 敏勝) 次は、82番、森本陸夫議員。(拍手)


               〔森本陸夫議員 登壇〕


○議員(82番 森本 陸夫) 会派「ひだか」の森本でございます。よろしくお願いいたします。


 さて、台風23号は、未曾有の大災害をもたらしました。円山川を初め各中小河川から越流、破堤、内水のはんらんなどによって家屋は水没し、土砂に埋もれました。農林水産業、商工業、観光産業などに甚大な被害を受け、なじみ親しんだ風景が大きく変わってしまいました。いまだに復興の途上にありますが、被災箇所では順次復旧に向けて既に工事が着手されております。本日の新聞にも勧告が出たままのところも豊岡、日高で150人あると載っておったところでございますが、それらの地域の人々は一日も早い復興と災害に強いまちづくりを千秋の思いの中で過ごしておられるところでございます。


 そこで1点目の治水対策について質問をいたします。


 過去幾度となく襲ってきた台風ですが、特に昭和34年の伊勢湾台風、平成2年の台風19号、そして今回の台風23号は、まちづくりの方法、姿などに大きな示唆を与えてくれたと思います。特に円山川の治水対策は、まちづくりの根幹であると考えています。どんな立派なまちをつくろうと、どんなすばらしい道路をつくろうと、円山川の洪水によって一瞬にして流れ、その復興のためにまた膨大な時間と労力、お金を費やさなければならないことを教えてくれたのであります。台風23号による円山川治水対策事業が昨年度発表され、私も今年に入ってからその概要を知りました。特に旧日高町では無堤防地区があり、数十年にわたって治水事業のおくれに苦しめられてきています。また、堤防があっても内水被害が常襲し、先祖から受け継いだ家、屋敷、田畑など冠水してしまう地域となっておるわけでございます。これらの地域の皆さんは、今回発表されました治水事業対策事業に大きな期待を抱かれていますが、台風以来既に7カ月以上経過してもなおその詳細を知らずにおります。


 ついては国土交通省並びに兵庫県がされようとしている治水事業対策事業についてご答弁を願います。


 あわせて八代川、稲葉川を初め六方川、出石川などの直轄知事管理区間における計画内容、事業スケジュールについてもご答弁をお願いしたいと思います。


 次に、2つ目でございますけれども、市域内における道路網について質問をいたします。


 今回の合併は戦後2度目の大合併となり、市民にも不安が高まっており、私どもとしましてもその不安を払拭しなければなりません。特に台風23号によって各道路は通行不能の状態が続き、国道426号、178号ではいまだに片側通行の状況です。旧日高町におきましては、国道312号上石地内の冠水、そしてその間12時間以上にわたって通行不能の状況となりました。そのような折、豊岡市内への緊急車両、救援車両などは日高町内で足どめを食い、大変な難渋をしておったところでございます。しかし、片や国道312号日高バイパス、国道482号蘇武トンネルが生命線として大きな機能を果たしてくれました。これこそが未来への責任を果たしたものと感じております。


 それらを総合して考えると、新市において鶴岡橋を含む国道482号の改良、国道312号北ルートの新設、床瀬神鍋高原線のトンネル化などは災害時の緊急車両の通行確保に大いに役立つと思うのは私だけでありましょうか。合併して700平方キロメートルという県下でも最も広い市であるだけに社会基盤の整備と災害時における防災活動は不離一体のものと考えます。道路整備の計画について市長の考えをお尋ねいたします。


 第3に、下水道の整備について質問いたします。


 旧日高町では、稲葉川のはんらんによって上水道の心臓部である岩中上水道が被災し、管理棟の1階部分は冠水、さらに配水池の導水ポンプが水没し、4,400世帯が3日間にわたって断水をいたしました。幸い日高病院に入院・通院する人工透析患者に大量の水が必要とするため、急遽神鍋浄水場から給水によって大きな混乱もなく対応することができました。


 旧豊岡市では、渇水時、既に渇水になっておりますが、塩水の混入等による対応策として計画が進んでいると聞いておりますが、災害に強い上水道整備は水の安全供給の上から住民生活に欠かせないものであり、住民の強い望みであります。現在計画・施工されている上水道の整備についてお伺いをいたします。


 以上、2回目からは自席で行います。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 円山川の緊急治水対策の概要につきましては、総括説明でもご説明申し上げたところでございますが、一つには破堤箇所の堤防の復旧、それから堤防のかさ上げ、あるいは堤防の補強、それから議員も関心を持っておられます無堤地区につきましては無堤地区の解消、さらに河積阻害橋梁のかけかえ、これは例えば鳥居橋といったことが中心でございますが、そのかけかえ、あるいはポンプの設置による内水対策といったことが柱になっているところでございます。


 そのうち稲葉川の整備計画についてお答えをさせていただきますが、激特事業によりまして円山川本川の赤崎・浅倉地区の無堤地区解消のための築堤工事が実施されることに伴いまして、稲葉川下流、これは円山川との合流部でございますが、についても一体的に整備されることになります。既に国土交通省と兵庫県、ここはご存じのとおりちょうど所管が国と県とで分かれるところでございますけれども、国と県におきましてそれぞれの施工区間の調整がなされておりまして、現在事業実施に向けた設計が進められてる、このように伺ってるところでございます。


 それ以外にも六方川、出石川等についても整備が進められるわけでございますが、激特事業ということで、この5年間できる限りといいましょうか、一斉にそれぞれ準備が整ったところから事業が進められるもの、このように承知をいたしてるところでございます。


 その他につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 私の方からは八代川の整備計画についてお答えをいたします。


 八代川の整備計画につきましても、激特事業によりまして内水対策が実施されることとなっております。この内水対策といいますのは、排水機場の能力の、ここの場合ですと増強になります。ただ、増強する場合に、能力をどれだけアップするのか、あるいは場所がどこに設置をするのが適切なのか、あるいはそれに伴って他の施設が必要なのかどうか、さらに八代川自身の堤防のかさ上げがどの程度必要か、あるいはどこまでかさ上げする必要かということにつきまして今、国において検討をされているところでございます。検討が具体化されましたら、内水対策を伴いますので、国、県、市で協議をしながら、役割分担も決めながら進めていくこととなろうかと思います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) それでは続きまして、2の幹線道路整備についてお答え申し上げます。


 まず、(1)の一般国道482号鶴岡橋でございます。本年度から県において予算化がされまして、調査測量が進められることに相なりました。これは国道312号の日高バイパスから新鶴岡橋を含めまして右岸の上郷まで、整備延長1.4キロメートルでございます。したがいまして、上郷から中郷、片間に向けての計画につきましては、まだこれからの課題という状況でございます。


 次に、(2)の国道312号日高バイパス北ルートでございます。現状は議員おっしゃいましたとおりで、日高町の土居から竹貫までの約2.5キロメートル、既に国府地内で用地が取得されておりますけれども、竹貫から現国道312号までの計画が明らかになっておりません。しかし、市としましても昨年の台風23号で現国道が国府の上石付近で冠水しまして、豊岡の市街地への救援道路が途絶えるというふうな状況に相なりました。非常に重要な幹線道路であると認識しておりますので、早期にこのルート決定、着手をしていただきますよう以前にも増して県の方にお願いをしているというところでございます。


 次に、(3)の一般県道床瀬神鍋高原線でございます。県では、この路線につきましては全線一応改良済みというふうになっておりますので、現時点でこれを改良するという計画はございません。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 3番の上水道整備計画についてお答えを申し上げます。


 まず、1点の旧豊岡市の計画につきまして、旧豊岡市の水道施設の更新計画につきましては、第5次の拡張事業として位置づけております。平成13年度から事業の実施を図ってるところでございます。特に取水施設につきましては、平成15年度から事業を実施しておりまして、平成17年度の完成予定でございます。上郷の新水源より佐野浄水場へ導水することを計画をいたしております。


 次に、浄水場の改築につきましては、平成18年度から浄水施設と電気計装設備の更新に着手し、平成20年度の完成を予定をいたしております。


 また、配水池につきましては、神武山の配水池の老朽化が著しく、平成14年度但馬文教府付近に土地を求めまして、平成15年度に配水池を、平成16年度には電気計装設備をそれぞれ新設をいたしました。今年度は、送配水管の布設工事を実施し、平成17年度中の供用開始を予定をいたしております。


 続きまして、旧日高町の計画であります。旧日高町の上水道整備計画につきましては、昨年10月の台風23号の来襲によりご指摘のとおり岩中浄水場全体が冠水いたし、施設機能が停止、市民に飲料水を供給することができない状態となりました。これを踏まえまして今後、国土交通省の河川の整備計画を視野に入れながら浄水場の浸水対策のあり方について検討をしたいと考えております。


 また、15の水源につきましては、近年水質悪化しており、その対策として平成17年度に浄水場の用地の選定を実施計画を行い、平成18年度には国庫補助事業によりまして施設整備を図りたいと考えております。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 82番。国府地区の内水問題についてお伺いしたいと思いますが、今、私が聞いたわけでございます。内水のポンプの増強ということで検討が加えられておるということでございます。一番内水対策におきましては、どうしても円山川の堤防高と八代川の堤防高と同じになればいいわけなんですが、現在では円山の堤防高が約12メートルあるわけでございます。八代川におきましては8メーターであります。そこに格差が4メーターあるというようなことの中で、堤防高の高さが違いますものから内水問題は起きてきておる。この内水問題におきましても、日高の市街地の上流の久斗川というところから道場水路、中川水路というのがございまして、それが市街地を走りまして、通常の平常時におきましては円山川に流れておるわけでございますけれども、増水になりますと国府地区に流れてくるということで、この内水問題が大きく問題になるわけでございますけれども、先ほども話がございましたように稲葉川の改良とあわせてこの久斗川から流れております中川水路から円山川に流れる改良がなされるとそういった内水問題が緩和されるわけでございますけれども、そのような改良計画があるのかどうか、これをお聞きしたい。


 それから八代川の内水のポンプの増強については聞かせてもらったわけでございますけれども、現在毎秒4トンのポンプがついておるわけでございますけれども、その増強計画はどうなのかどうか。そして先ほども言いました八代川のかさ上げ、堤防高をどのように持っていこうとされておるのか。当然これは先ほども言われますように市が実施するのではございませんけれども、当然その辺の協議なり相談に乗っておられると思いますので、こちらの希望も当然言ってもらう必要があると思いますが、その辺についてお聞きをしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) まず稲葉川の方なんですが、稲葉川につきましては先ほど市長から答弁申し上げましたように激特事業で国と県とで施工区分がされております。施工区分されたところより下流については国がする。上流側につきましては、約1.4キロの区間を県がする。それにつきましては堤防をかさ上げをして、円山川の水位が上昇してもあふれないように、支川でもあふれないようにしようとするものでございます。


 それから八代川につきましては、ポンプの増設計画の具体的な内容については、今現在私どもも把握をいたしておりません。国の方で先ほども説明させていただきましたように検討中とのことでございます。


 かさ上げがどうかというお話につきましては、先ほど説明申し上げましたようにかさ上げももちろん検討されることとなりますが、どの程度かさ上げされるか、あるいは区間がどこまでかということについては今現在では明らかではありません。


 それと地元の方からいろいろなご要望がございましたら、支所なり我々どもに言っていただければ、それを踏まえて国の方にも要望していきたいと思いますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 検討されるわけでございますけれども、時間がひどうないわけでございます。5年内ということになりますと、既に1年は経過した。あと4年間でしなければならないということですので、地元の意見も十分聞いて、交渉等をうまくやっていただきたいというふうに思っております。


 また、稲葉川につきまして設計が進められておるということでございましたけれども、現在どの程度進められておるのか。当然地形測量等が行われて、その後計画あるいは買収ということになってくるだろうと思うんですけれども、稲葉川の用地買収しましても川底が民地だということを聞いております。そういったことですし、また地権者が地元におられない場合もありましょうし、相続等の関係もございます。今申しますようにあと4年ほどで完成をするということになりますと一日も早くその辺の手順を踏まなければならないというふうに思いますが、現在どの程度まで進んでおるのか、お聞きしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 設計の進捗状況でございますが、一言で言いますと設計をされてるというようなことで、具体的にどこまでという話についてはまだはっきりとは実はしておりません。といいますのは、やはり河川の法線を決めていくに当たりまして、1本決めて、それでそのまますんなりとあと設計が進んでいくかというと、そうではございません。やはり河川を、ある程度幅が広がったりすることもありますので、その場合にそこを横断してる道路でありますとか、そういうものを配慮しながらやっていく必要がありまして、その辺の調整もしながら、トライアル・アンド・エラーで設計を進めているというふうな状況でございます。


 議員ご指摘のように、もちろん用地買収がございますので、設計がある程度でき上がった段階で我々とも協議をさせて、国、県とも協議をさせていただいて、それから用地の話に入っていくというふうなことになります。スケジュール的なことを申し上げますと、県におきましては来年度事業着手できるように今検討されてるというふうなことでございます。もちろんそれは国の進捗に整合させる形でやっていきたいということで、そういう思いで県の方は来年からでも事業ができるような形で準備をしてるというふうな状況でございます。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) わかりました。


 続いて、それから着手されて工事に入るわけでございますけれども、従来旧日高町等におきましては地元業者、これ大きいですから、大手が入ると思うんですけれども、大手業者が入るという可能性もあるわけですけども、できるだけ地元業者というようなことの優先をというようなこともあったわけでございます。台風の後片づけにおきましても業者に協力をしていただいたというような点もございます。そういったことで地元の活性化というようなことも考える中で、新市になってからはそれらの地域の活性化等を踏まえる中でどのような入札形態をとられるとされておるのか、その辺のところをお聞きしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後6時35分休憩


          ────────────────────


                午後6時37分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 質疑を続行してください。


 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 私言いましたのは、地域活性化のためにひとつそういった方向を、地元業者をというようなことの、これは今のは県でございますから、そういった方向で進めていただきたいなということを要望しておきます。


 次に、鶴岡橋の関係の中で、先ほども説明ございましたけれども、1.4キロの間につきまして計画がされておるわけでございますけれども、これについて鶴岡橋を優先するのか道路先を優先するのか、この辺についてお答えをいただきたいと思います。


 それからあわせて中郷については、当然今の激特事業で、無堤地区でございますので、計画がございますが、それまでの間、今右岸道路に対しまして482号ということで河川堤防を国道として利用しているわけでございます。兼用の堤防でございます。鶴岡橋から中郷までの間、これも今回の台風によりまして濾水を発生をいたしております。鶴岡橋が完成しますと交通量も一段とふえるのではないかということが予測されるわけでございます。そういったことで危険度の高い堤防と言わざるを得ませんが、これらにつきまして中郷までの間の堤防の拡幅もしくは堤防の強化ということにつきまして考えがあるのかないか、その辺をお聞きしたいと思いますわけでございます。緊急事業におきまして堤防の強化という方法が考えられておりますが、この堤防強化という方法について、いろいろとあると思いますけれども、具体的にどのような方法があるのか、これもお尋ねをしておきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 鶴岡橋から中郷の区間につきましては、中郷のところについては無堤地の解消計画を国土交通省の方で策定をされて実施をされる。それにあわせて県の方が道路の計画を立てていくというふうなことで先ほど支所長の方から答弁をさせていただきました。


 堤防強化といいますのは、道路の強化とかではなくって、今、円山川本川にあります堤防で薄いところが何カ所かございます。その薄いところを将来の幅をとりまして、薄いところを分厚くして強化をしていこうというふうなことでございます。


 もちろん中郷のところにつきまして道路をそのまま上げていきますと、沿道に家が張りついておりますので、それは道路の沿道利用からして少し難しいかな。そうすると堤防が道路とは別につくられることになるのかなというふうに想像いたしておりますが、その辺詳細につきましては今後の国の検討を待ってから県とともに調整をされるというふうに聞いております。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 次に、北ルートの関係でございますけれども、これは北近畿豊岡自動車道の関係で早くから計画されておりながらいまだにでき上がっておらないということでございますけれども、竹貫まではそういったことで道路の用地確保ができておるわけでございますけれども、当初は上佐野の空港線までということでトンネル化をするということであったわけでございますけれども、北近畿の関係等でそうはいかないということで、現在、先ほどもお話を聞いたわけでございますけれども、県との協議の中でどの辺まで進んどるのか、言いにくい面もあるのかもしれませんけども、現道に戻すとするならば当然場所的には上石の先ほど説明がありました浸水したより豊岡側と、要するに今、大同建設がある周辺だろうということになるわけでございますけれども、そういった方向になるのかどうかと、また決定される、協議はされとると思うんですけれども、交渉されとると思うんですけれども、その辺の内容についてもう少しわかる範囲内でお聞きをしたいというふうに思います。


○議長(木谷 敏勝) 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) これまでの経過も含めてということでございますが、ご存じのようにあの当該箇所ですね、先ほどお話も出ておりました、一つは八代川がございます。それからJRが走っております。それからトンネルというふうな話もありましたが、大きな山、飛行場のふもとの山が控えております。そういう複雑な地形の中でありますので、ルートを決めるというのが、これ一つは大変、なかなか難しい状況に過去ございました。そういう中で北近畿豊岡自動車道のルートも法線も明らかになってまいりました。そういう経過を踏まえまして、必要ではあるんですけれども、現国道にどういうふうにつないでいくかというのが大変、とりわけ北近畿自動車道の法線変更というふうな分もございまして難しい状況になってきたという経過でございます。


 今申し上げました、特に八代川の関係につきましても、今の災害かさ上げ等の課題も現在出てきておりますので、そういった課題も含めた中でどういうルートにするか、これがどこまで進んでいるのかというのがなかなかお答えしにくいんですけども、現状としてはそういう課題を持って、それをクリアして早くルートを決めていただき、実施に移していくというふうなことでなっておるということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 竹貫の分譲住宅の関係もございます。当然立ち退きが計画されておりまして、四、五軒あるわけでございます。分譲住宅の販売分ですね、19年ということで、19年からかかっていこうという計画なされておりますけれども、そのかさ上げされたために以前のところが低いということから今回も当然浸水したわけでございますけれども、そういったとこの四、五軒立ち退きもあるわけでございます。そういったことから今なかなか難しい、困難だということは十分承知しておるわけでございますけれども、それぞれのスケジュールがなけんと、もう今の八代川にしましても今回の激甚でするとするならば限られた時間であります。どんどん交渉して進められるべきだと思うんですけども、何か今の話では先行きしてないような返答でございますけれども、どうでしょうか、市長。


○議長(木谷 敏勝) 技監。


○技監(谷川 俊男) 現状は今申し上げたとおりでございまして、それ以降についてしないということでは全くございません。今は今現在施工しておるところを一日も早く完成をさせる。それがある程度見えてきましたら、当然北へ向かって進んでいかないといけないわけですから、その時点までに県の方で検討されるというふうに認識をいたしております。我々ももちろん早くしてもらうようには機会をとらえて要望していきたいと考えております。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 十分交渉して、一日も早い完成を望んでおります。


 次に、上水道の関係でお尋ねしたいと思いますが、これは決算内容について要望をしておったわけでございますけれども、これは認定できてないということで、いただけなかったわけでございます。今計画されておりますことにつきましては先ほど聞かせていただいたわけでございますけれども、整備計画は聞かせていただきましたけれども、総額何ぼ旧豊岡市の上水道につきましてはかかるのかと、金額は聞かなんだわけでございますけれども、もらった資料におきましては65億から70億かかるだろうというようなことでございますけれども、このことについては合併前にはこういった協議がなされたのかどうかということについてお尋ねしておきたいと思います。


 それからそういったことになりますと現在は新料金が決まっております。3年間は決まっておるわけでございますが、3年後の料金体制はどのような見通しになるのか。大幅なアップになるのではないかというふうに思うんですけれども、この辺についてお聞きをしたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) お答えします。


 旧豊岡市の工事の拡張事業についての事業費につきましてですけども、先ほど申しましたように20年度まで完成予定にいたしております。その間の総事業費が64億2,000万ということで、これまで事業を進めてきております。ちなみに今年度の予算を含めまして現在までに執行された部分が、19億1,000万消化をいたしております。そういった中で今後約40数億を投じるということになろうかと思いますけれども、先ほどそのことが料金にはね返ってくるんではないかということでありますけども、これは旧豊岡市さんの事業計画の中で財源も含めて整合性をとられて計画されたということでありますので、新たに起こってくる問題ではなかろうかな、こう思っております。ですから料金が上がるとか上げないとかいうのは、これまで十分調査して事業に踏み切ったという経過がありますので、問題はない、こう思っております。


 それから今後の計画の中で特に日高の部分につきましては、十戸の整備をやらなきゃならないということで、来年、再来年と計画しております。それらにつきましても市長の施政方針の中にもありましたように、上水につきまして全体的な1市5町の全体計画を立てなければならないということがございます関係で、ことし、今現在水道の調査を行っております。それらを含めまして総合的な計画、その中でこの計画についてはもう一度見直しないし新たな事業計画を立てたい、こう考えております。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 料金体制の中でちょっとお聞きしておきたいと思いますが、今大口の利用者が料金が高いということですけれども、従来何を考えましても一般的に多く使われる利用者に対しては大口奨励で安いのが当然でございますけれども、これの水道料金だけは高いという、この根拠はどうしてもわかりにくいわけでございますけれども、どうしてそういった形になるのかなというふうに、同じならいいんですけども、多く使われれば多く使われるほど料金が高いということについてちょっと理解できませんので、お尋ねしておきたいと思います。


 それから旧日高町の中でそういった浸水に遭うたというようなことで、たじま荘の跡地というようなことの計画もあったんですが、たじま荘の跡地につきましては今、市に譲渡されておるのかどうか。されておらないとするならばいつごろされるということなのか、これをお聞きしておきたいと思います。


 そういったことの中でたじま荘に浄化施設の計画は今後どのような見通しなのかどうか、これも含めて検討されるのかどうか、お聞きいたしておきます。


○議長(木谷 敏勝) 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 大口の使用者の水道料金が高いというご指摘です。確かに民間の取引であれば大量に買えば安くなるというのが通常の商取引だろうと思います。しかしながら、考えてみますと口径の大きな管を埋めます関係で設備投資がどうしても必要であるとなってきますと、やはり高い水道料金にならざるを得ないというそういった理由から大口の使用者の、特に工業団地等々については高いというふうに思います。


 それからたじま荘の跡地の移転につきましては、どなたかほかの方にお答えしていただきます。(発言する者あり)


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩します。


                午後6時52分休憩


          ────────────────────


                午後6時53分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 日高総合支所長。


○日高総合支所長(小西 康夫) 支所の方からお答えいたします。


 たじま荘の土地の関係のご質問でございますが、ご存じのようにたじま荘が新しいのができまして、その土地が市の土地になっております。旧土地は県の土地でございますので、それの交換といいますか、その課題は現在抱えておりまして、これの処理を現在引き続いて進めておるという状況でございます。


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後6時54分休憩


          ────────────────────


                午後6時55分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 企業部長。


○企業部長(蘆田 和美) 岩中の浄水場の改築の問題につきましては、今ご指摘の場所の問題も含めまして検討をするということでありますけれども、いずれにしましても企業ですので、これからの財源等々考えていかなけりゃ、すぐに移転ということにはならない。だからお答えしましたように、河川整備との兼ね合いもございます関係で現地で改築するのか移転するのがいいのか、その辺について今後検討していくということでございます。


○議長(木谷 敏勝) 82番、森本陸夫議員。


○議員(82番 森本 陸夫) 終わります。


○議長(木谷 敏勝) 以上で森本陸夫議員に対する答弁は終わりました。


          ────────────────────


○議長(木谷 敏勝) 次は、62番、椿野仁司議員。


               〔椿野仁司議員 登壇〕


○議員(62番 椿野 仁司) 62番、椿野でございます。(拍手)どうもきょうが1日大変忍耐の日でございましたが、最終を迎えようとしております。一生懸命したいと思います。よろしくお願いいたします。


 私は、通告に従いまして、それでは今から質問させていただきます。2つ質問をさせていただきたいと思います。1つは、総合支所の権限と今後の有効活用についてということでございます。2つ目は、昨年の台風の風倒木処理についてということで2点上げさせていただいております。


 合併後の各総合支所の業務や役割が十分に果たされているだろうか、それからそれぞれの地域の実情に合わせて対応した各地域特性に対する配慮はなされているのかなというふうなことを質問をさせていただきます。


 そしてさまざまな災害に敏速かつ的確な対応するべく防災機能の充実はとても重要だと考えますが、それらを各地域で統括する各支所の権限はどこまで与えられているのか。これは今までの議員さんも質問をなさいましたので、簡単で結構でございますので、よろしくお願いいたします。


 それから今後、総合支所は職員も減り、役所機能も本庁に少しずつ移管されていくというふうに思っておりますが、支所内にさまざまな空きスペースがこれからふえてまいります。今現状でもかなりあいたスペースがあろうかと思います。そういったスペースを今後有効に利用していきたい、利用していくことが合併後の施策として重要じゃないかなと。地域に密着した行政のあり方が問われてる中でそういう有効に使えるスペースを今後検討していただきたいと思います。


 簡単な説明の中で、私も時々城崎の総合支所には行くわけですが、あんまり変わらないと思ってはおりますものの、やはりこれから総合支所が市民の皆さんがいつも寄り集う、交流するそういった場所であるべきではないのかなというふうに思っております。そして市民の要望や相談、申請等の業務に支障は来してないのか。特にそれぞれの地域でどういうふうな現状があろうかわからないんですが、城崎総合支所の場合には港出張所がなくなりました。それで港地区の方々は城崎の総合支所に来ておりますが、そういった現状はいかがなものでしょうか。


 それから地域の特性を生かした、特に民間諸団体等の特性を生かした事業に手厚い支援体制はなされているのか。本予算では、先ほども議員の中でご質問がございましたが、地域特性枠ということで500万の予算を組み込んでいただいております。先ほどお聞きしましたら3年間というふうなことでありますが、果たしてそれで足りるのかなというようなことも疑問とするとこでございます。この500万の使い道については、それぞれ各支所にお任せになってるというふうにお聞きしておりますが、なかなか使いにくい今の特性の予算枠であるというふうに聞いております。何か事業を起こそうとしても、2分の1という一つの定義があるようでございまして、例えば200万の事業するのに地元として100万を用意していただきたい。100万はその地域特性枠の中で行政の方で認めていただければ助成をしてやろうと。でもこの時点で急にいろんな団体が予算を持つということ、緊急なお金を持つということがなかなか難しい今現状でありますので、例えば今期はなかなか難しいとしても、向こう3年間特性枠をやってやろうというふうな今意気込みをお聞きしておりますので、そういう意味でいくと今後利用しやすいそういった特性というもの、地域に合わせた特性枠をお考えいただきたいというふうに思っております。


 それから合併したばかりではありますので、各市町の実情に合わせた政策や適材適所対応できる、合併市町の役割を果たすということはなかなか難しいかと思いますが、すべてにおいて権限というものについてはどれぐらいの権限をお与えいただいてるのか、具体的にはいかがなものかなというようなことを思っております。


 それから台風の関係につきまして防災計画を策定されるということでお聞きはいたしておりますので、この点については省きたいと思いますが、例えば城崎の総合支所の場合には、港出張所を統合いたしました関係で、城崎の職員であれば城崎のことは、台風23号の経験を生かしておりますが、生かしていけるんだろうと思うんですが、港地区の実情、その台風の災害のときの実情わからない、認識がないというのが現状だろうというふうに思います。こういったときの対応はかなり急務を要するんじゃないかなというふうに思っておりますので、その点のみお答えをいただければありがたいと思います。


 それから冒頭に申し上げました中で空きスペースを今後どういうふうに利用していくのかということでございますが、全国でも合併をされた各地域でそういった庁舎を空きスペースを有効利用している、これからしようとしているところがあるやにお聞きいたしております。先進地の事例があれば、それもお示しいただきたいというふうに思います。


 そして今後そういうことも前向きに検討していく、それを有効に使っていきたいということが考えておられるならば、その考えもお示しいただき、もしもできないとするならばなぜできないかということもご答弁いただければありがたいと思います。


 2番目の大きな質問の中で、昨年の台風によりましての風倒木、私も災害復旧・復興調査特別委員会のメンバーでございまして、過日委員会で1市5町ずっと1日がかりで視察してまいりました。大変、中貝市長がおっしゃってるふるさとが傷ついてるいうことを目の当たりにいたしました。こんな状況をどうして処理していかれるのかなということで大変心を痛める一人ではありますけれども、でも現実もう梅雨がやってくる。そしてまたもうすぐすると秋、また台風がやってくる。この処理については大変頭を悩ますところだというふうに思っておりますが、この山々の木が倒された被害状況としてどういったところから把握をされ、そしてこの傷ついた山々をどのように再生をしていくのか、そういうことを具体的にお示しをいただきたいと思います。


 それから当然国、県、市の役割分担をはっきりしてるというふうに思うんですが、それぞれもできれば具体的に役割分担もお示しいただきたいというふうに思っております。


 それからこの処理の問題でございますが、私は別に素人でございますのでよくわからないんですが、かなり風倒木の処理についてはいろいろとお聞きをいたしておるところでございますが、なかなか作業することも大変な作業でございますし、山の中に入ってそれぞれの木を処理して、そしてまたストックヤードに保管を一時するというふうにはお聞きしておりますが、最終の処理の方法がどういうふうにお考えになっているのかなということもあわせて利用方法についてもご質問をいたしたいというふうに思います。


 これより後は自席で行います。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 答弁願います。


 市長。


○市長(中貝 宗治) 市長、中貝。まず、総合支所の庁舎に関するご質問にお答えいたします。


 5月から6月にかけまして各総合支所を訪問し、合併以後の市民の来所状況等について聞き取りをいたしました。窓口業務等につきましては、支所に残したこともございまして、合併前と大きく差はないという実態でございましたが、総務部門あるいは企画部門等の機能が合併前に比べますと縮小されておりますので、この部分全体として来庁者が減少して寂しい感じになってるというのも実態としてございます。


 これを受けまして、空きスペースの有効活用というのが課題になるわけですが、その具体的な内容につきましては、後ほど助役から答弁をさせていただきます。


 また、本庁と総合支所との関係で住民に対して不都合な点はなかったかといったご質問がございました。とりわけ港出張所と城崎総合支所との関係におきましては、市民総合健診に係る大腸がん検診の検便の扱いにつきまして連絡が十分でなかったということがございました。その結果、港地区の方々が城崎支所に持っていかれたけれども、城崎支所で対応できなかったということで大変ご迷惑をおかけをいたしました。改めてこの場をおかりしましておわびを申し上げたいと思います。


 それからこれは城崎と港のことではございませんけれども、障害者手帳の申請が総合支所にまずなされて、従来ですとそれぞれ独立した町でありましたから、直接に県の福祉部門に行っておりました。それが合併によりまして一たん市の本庁舎に申請書が集まり、それから県の県民局のしかるべき部署に行って返ってくることがございましたので、合併前より少し時間がかかるというクレームもございました。こういったことにつきましては一つ一つその障害の解消に今努めているところでございます。


 なかなか私たちもスタートさせたばかりで気がつかなかった点、至らなかった点がございますので、現在各総合支所におきましてもそういった点がほかにないかどうかの洗い出しを指示をいたしてるところでございます。クレームに耳を傾けるというのはなかなか痛いことではございますけれども、よりよいサービスを実現できるためにもクレームについてはきっちりと耳を傾け、できるだけ速やかな改善に努めてまいりたいと思います。


 ただ他方で、どの支所でも、例えば住民票等を受けることができるといったことになりましたので、通勤先、勤務先で窓口のサービスを受けられるということは、このことにつきましてはサービスの向上であるというふうな評価もいただいてるところでございます。


 それから災害対応につきまして、総合支所長のいざというときの権限につきましては、先ほど別の議員にお答えしたとおりでございますが、特に港地区と城崎総合支所との関係はまだ十分な検討がなされておりません。したがいまして、今、例えばきょうの段階で災害が来ますと、港地区についての対応は本庁の方の災害対策本部て行うことにいたしております。ただ、現地への近さということから見ますと城崎の方がはるかに近いということがございますので、城崎総合支所、それから港地区の関係機関あるいは消防団とも現在検討いたしておりまして、城崎総合支所の方でやるのがいいのか、あるいはそれを実現するためにどういう問題をクリアしなければいけないのか、そういった議論を行っているところでございます。その結論が出るまでは、先ほど申し上げましたように本庁の方で対応して、おくれることがないような取り扱いをしてまいりたい、このように考えております。


 その他につきまして、それぞれから答弁をさせていただきます。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) 私は、総合支所の空きスペースの活用についてをお答えいたします。


 このことにつきましては既に合併協の方でいろいろと検討しておりまして、そのときにお示ししたこともあるんじゃないかと思いますけれども、まず一つには、庁舎の活用によりにぎわいが確保され、地域住民の利便性や公共の福祉向上に貢献し、地域コミュニティーの増進に寄与するもの。2つ目には、住民ニーズが高い施設で庁舎の空きスペースを活用することにより将来整備するよりも効率的に実現することが可能となるもの。3つ目には、庁舎の位置、周辺環境等を考慮し、新市の機能分担が有効に図れるもの、こういうことで検討を進めてきとるわけであります。


 それでそういう中で城崎の総合支所については図書室を備えた公民館としての活用、それから竹野総合支所、日高総合支所については公民館図書室の整備充実を図ろう、それから出石総合支所についてはまちづくりや市民活動の拠点となる多目的ホールを、但東総合支所については行政職員、企業職員等の研修センターとしての活用を行うことを基本とした内容としております。一部予算にも計上したところでございますけれども、より有効な活用策を検討するよう新市として再度検討を行っているところです。そしてまた、城崎、竹野、日高の総合支所で図書室の整備の内容につきましては、これは新市における図書館のネットワークと深くかかわりますから、現在公民館図書室の整備及び図書ネットワーク基本計画案の策定作業を進めているところであります。


 それから議員さんご質問の先進地の例ということでございますけども、今までの合併された自治体でその活用例としては、篠山市で中央公民館への転用、交通安全協会やNPO団体の事務所としての対応が行われています。それからまた、JAが支店を設けるために同市の支所の一部を借用したいとの申し出がされてる、これは新聞に載っとったと思いますけども、そんな例もございます。


 それからそのほかの丹波市あるいは京丹後市など団体については、まだ合併後、日がたってない、浅いということで、現在検討中あるいは空きスペースも少ない。分庁機能等をやってますから、そんなことでまだ十分な資料は持っておりません。以上でございます。


○議長(木谷 敏勝) 企画部長。


○企画部長(神尾與志廣) まず一つは、地域の特性を生かした民間諸団体等への事業に手厚い支援体制がなっているのかというご質問いただきました。議員、地域特性経費、1総合支所500万でございますが、先ほど議員の方から何か2分の1というふうな基準の話がありました。この500万の地域特性経費については、そういった基準設けておりませんので、総合支所の方で十分議論をされて、例えば民間の団体がイベントされる。それが地域の特性であるというふうな判断ができる場合、趣旨に沿うものであれば総合支所で十分調整を願って活用の検討をお世話になりたいな、こう思ってます。


 実はこの地域特性経費とは別に、例えば民間団体が過去に行ってない新しい事業ということで地域づくりを盛り上げようということで新たな事業を取り組んでいこうというような話がまとまった、そういう場合には、1団体当たり50万の補助対象事業のうち2分の1の25万円を上限として地域づくりの補助金ということで出していこうというようなことも予算に上げてますので、種類は分かれてますけども、有効な活用をお願いしたいな、こういうふうに思っております。


 それからもう一つは、特性枠の金額の関係で、500万というのはどうだというふうなお話でございました。先ほど申し上げましたように、特にこういうことに使ってほしいということを決めたものではございません。地域の伝統のある祭り等への助成もできるわけですので、500万あればよく相談願ったら有効な使い方ができるんじゃないかなというように思ってますので、ご理解をお願いしたい思います。


○議長(木谷 敏勝) 総務部長。


○総務部長(中川 茂) 支所の権限について具体的にどうかというお尋ねがございました。ご答弁申し上げます。


 総合支所長及び支所の各課長の権限でございますが、これにつきましては総合支所長及び各課長の位置づけを本庁の部長及び課長と同格といたしておりまして、各決裁事項に係る権限について差異はございません。


 具体的な、例えば総合支所長の権限で幾つか申し上げます。支所長の権限としては、総合支所業務の管理、そして総合支所職員の管理、そして市長が説明おっしゃいました災害関連の災害危機管理等の指示ございます。それから庁舎管理に基づく使用の許可でありますとか、あるいは取り消し等もございます。それから所管施設の維持管理及び使用管理、さらにイベント等事業等の実施といったことございます。


 それから予算執行に関する権限ということでございますが、これにつきましては1,000万円未満の工事、業務委託等に係るものにつきましては総合支所長の決裁権といたしておりまして、これは先ほど申し上げましたけれども、本庁の部長と同様の権限ということになっております。


 本庁関係部署との調整につきましては、決裁の過程で必要なものについては本庁の関係部課で協議をする、合議をするといったことにいたしておりますし、また個別の業務処理の流れにおいて本庁においては全庁統一的に行う必要のある業務、あるいは市の全域に係る業務を分担するといったことにいたしておりまして、総合支所と本庁との分担調整が必要になる場合、これは適宜調整も図ってまいりたいというふうに考えています。以上です。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 風倒木の関係でございます。


 まず被害状況でございますけれども、豊岡市全体で56カ所、被災面積で約21ヘクタールの被害があるというように把握をいたしております。


 また、被害の金額でございますけれども、風倒木の処理事業費で算出をいたしましたベースでございますが、約1億円というように算出をいたしております。


 それから次に、現状と今後の見通しでございますけれども、2次被害が心配をされます緊急に処理をする箇所につきましては、出石町で9カ所、約3.5ヘクタール、それから但東町で2カ所、約0.4ヘクタールでございますけれども、最優先に復旧をするということで現在懸命に取り組んでおるところでございます。


 引き続きその他のところにつきましても緊急性を勘案をしながら施工いたしまして、年度内完成に向けまして鋭意取り組んでまいります。


 それから次に、大量の木々の処理方法でございますけれども、これは補助事業を活用する場合でございますけれども、場外に搬出をする可能な箇所につきましては、養父市に設けておりますストックポイントまで搬出運搬をいたします。さらに集積を行いまして、その後パルプ材の、パルプの原料として処理をされるということでございます。


 また、場外に搬出をできないものにつきましては、現場内で伐木後、整理をするという考え方でございます。


 それから有効に利用する方法はないのかということですが、これについては今申し上げたこととリンクするわけですが、利用方法につきましては今申しましたようにパルプの原料とするという利用のほかに、例えば土木工事用の土どめ材でございますとか、測量用のくいにするとか、そういうふうな利用方法にするということを聞いております。


 それから次に、いわゆる風倒木の最終の利用方法なり、あるいは傷ついた山々の植栽等の施策ということでございますが、最終利用方法については今申し上げたとおりでございますし、それから特に植栽の関係につきましては、県が新設をいたしました風倒木の処理対策事業というのは伐採整備をした跡地に植林をするというのが前提の事業でございます。跡地には植林をいたします。


 それからご質問の中で国県の役割分担はどうかという内容のものがございました。


 国につきましては、特に風倒木の処理について直接的な指導は私どもには参っておりません。補助制度を活用するということについてのかかわりになってこようかというように思っております。


 さらに県につきましては、処理全般の指導あるいは、これは議員ご存じだと承知しておりますが、復旧支援のための補助制度が申請をされたということでございます。兵庫県とはともに協議をしながら一体となって対策を進めておるということでございます。以上のとおりでございます。


○議長(木谷 敏勝) 62番、椿野仁司議員。


○議員(62番 椿野 仁司) 支所の中の、先ほど助役さんの方から空きスペースの利用方法ということで、私も新聞に篠山の方でJAが使いたいということで申し出があった、協議があったというでして、私なりにちょっと調べましたら、四国の吾川村というところでは、JAのスーパー、いわゆるスーパーマーケットですね、それから警察の駐在所だとか消防の詰所、バスの待合所等にも役場を利用してるということで、なかなかこれからどのレベル、どの団体、どういった方に利用していただくというのは非常に線引きは難しいとは思うんですが、私が今大体それぞれのまちで考えられるという、どちらかというと公的な諸団体ということで上げられれば、商工会の事務局だとか観光協会、それから消防団の団本部、これはもう防災ということも含めてだろうと思います。それから金融機関、これATMも備えたというようなこともあろうかと思いますし、地場産業の振興関係団体、それぞれの組合だとかいうのもあろうかと思います。こういったところも今後、今ということではないと思うんですが、それぞれのまちに適合したぜひ各支所の有効な空きスペースの利用方法を考えていただきたいというふうに思っていますが、いかがでございますか。


○議長(木谷 敏勝) 助役。


○助役(奥田 清喜) お答えいたします。


 先ほど私が言いましたことは、大体それぞれの各旧町で検討してこういうような利用法というふうに言ってきたわけでございます。ですからそれに沿って今検討しておりますから、今、議員さんがご提案になったそういう公共的団体への貸与につきましては、これちょっともう一遍検討させていただかんと、そういうスペースをお貸しする場合の例えば使用料の問題とか、そういうことがいろいろとございますので、しばらくこれは時間いただきたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 62番、椿野仁司議員。


○議員(62番 椿野 仁司) 貸与ということになれば、当然有償・無償、無償の部分もある、有償の部分もあります。ぜひ税収、いわゆる収入源になるということで、ぜひそれもお考えいただきたいと思います。


 それから私は、先ほどちょっと総合支所のいろいろと事情に合わせた現状どうなのかなということで、市長の方からはいろいろと今実情に合わせたご答弁いただいたんですが、できましたら、せっかくでございますので、総合支所長さんおられるので、それぞれご意見をいただきたいというふうに思いますが。


○議長(木谷 敏勝) 城崎総合支所長。


○城崎総合支所長(齋藤 哲也) 具体的には総合支所の方が窓口としております。城崎総合支所でいきますと、港地域の住民の方々に窓口業務については4月1日より早速にご利用いただいとって、事業的には大体2割から3割程度の証明発行業務等が割合的にはあるというふうな状況でございますし、港地域からは少し距離が遠くなったけども、そこで完結するような業務ができたというふうなことでプラス面もあるんではないかというふうに考えております。


 当初始まったばかりでございますので、いろんな面で市民の方には戸惑いはあろうと思いますけども、こういった形で定着すれば、先ほども出てましたように他地域から来られてもそういった窓口業務を受けれるというメリットもございますので、このまま定着すれば市民生活の方についても豊かになるんではないかというふうな感じを受けております。


○議長(木谷 敏勝) 62番、椿野仁司議員。


○議員(62番 椿野 仁司) 済みません。できましたら各総合支所長さんにお願いしたい。それぞれお願いいたしたいと思います。現状、4月1日から今日まで迎えて率直な現場の地域のいろんな声をお聞かせいただきたいと思いますが。(発言する者あり)


○議長(木谷 敏勝) 暫時休憩いたします。


                午後7時24分休憩


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                午後7時25分再開


○議長(木谷 敏勝) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 質疑を続行してください。


 62番、椿野仁司議員。


○議員(62番 椿野 仁司) 通告外のようでございました。大変失礼いたしました。


 それでは風倒木の処理についてでございますが、いろいろと今ご答弁いただいたんですが、当然山の中に入っていって仕事するというのは大変なことでございます。現状は私ども定かではないんですけれども、ただ、もうそういった森林関係の作業される方は圏内かなりご高齢の方も多い。作業員の方も大変なご苦労があるというふうにお聞きしております。


 そんな中で2点、一つあるのは、天橋立の松が倒れて大変な災害を受けたわけですが、地元の民間団体で、とにかく松の再生、そしてまた地域整備を考えていこうということで、現状行政がする仕事ではあるにしても、やはりただただ行政の仕事だという形ではなくて、やはり民間組織を一緒に運動していく、山を再生していく、そういった作業を民間を挙げて、民間の団体もぜひ入れてやっていくべきじゃないかなと私は思います。


 それからもう一つは、今のストックヤードにして、最終的にはチップにする、パルプにするというお話は聞いてるんですが、お聞きしますと大型の粉砕機を、これ大変高額なようですが、一々運ばなくても山の中で粉砕する、そしてまたチップを山の中にまいて、そしてまた山道にまいて、それをいわゆる山を覆ったり堆肥にするというふうなことをもう既に実施されてるところもあるように聞いております。そのことについてはそういう意見だということでとどめていただいたら結構ですが、現実市の予算の中に事業として上げてられる地域参加の森づくり事業だとか、それから森林整備地域活動支援推進事業だとか21世紀の森づくり事業というのは、こういうもんは現状上げておられます、たくさん。先ほど言いましたようなそういった民間も挙げて治山というんですか、山の再生というようなこともしていこうというふうなお気持ちがあるかどうか、市長の方にお答えいただければありがたいです。


○議長(木谷 敏勝) 農林水産部長。


○農林水産部長(太田垣秀典) 今お話がございましたように、森林作業というのは極めて危険でございます。特に風倒木の被害地は、ごらんになっておりますとおりかなり急傾斜のところばかりということでございます。したがって、プロでないとできないという考え方を持っております。これはいわゆる跡地の植林についても同じでございます。したがいまして、風倒木の処理対策事業につきましては、これは補助事業上の問題もございますけれども、民間の方に任せずに、いずれにしてもプロにお任せをするという考え方を持っております。


 それから粉砕機の購入の関係でございますけれども、これも補助事業の関係がございますが、一応補助事業上のこともございまして購入というのは今のところ考えておりません。


 それから再生に対する考え方でございますけれども、今申しましたようにこの事業は跡地に植栽をするというのが前提でございます。植栽のやり方については、今大いに検討中でございますけれども、県の、いわゆる研究機関の指導のあり方としては、いわゆる広葉樹と、それからヒノキの混植がいいというご指導をいただいております。これは粘りの関係で、それが後の管理も極めてよろしいということでございますので、県はそういう方向で指導をするということになっておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。


○議長(木谷 敏勝) 62番、椿野仁司議員。


○議員(62番 椿野 仁司) ありがとうございます。


 市長の統括説明の中に、災害ごみの処理についてということがちょっとございました。新市すべての災害廃棄物の搬出処理を完了いたしましたというふうに書いてございます。風倒木が廃棄物というふうなみなし方はしないんだろうと思うんですが、まだまだ山にはそういう風倒木がたくさん残っております。本当にこれから2次災害ということで大変危機感を持っております。早急に対応していただきますよう再度お願いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(木谷 敏勝) 以上で椿野仁司議員に対する答弁は終わりました。


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○議長(木谷 敏勝) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(木谷 敏勝) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。


 議長から特に議員各位にお願いしておきます。本日から一般質問が始まりましたが、きょうのように会議時間を延長しておりまして、議員各位には大変お疲れのことと存じます。しかし、初の定例会で当局の姿勢をただす大事な一般質問であります。途中早退等の議員が見受けられますので、定例会本会議の意義を十分にご認識いただき、極力欠席、遅刻、早退等回避していただきますようお願いしておきます。


 次の本会議は、明16日午前9時30分から再開することとし、議事日程は本日のものを援用いたしますので、ご了承願います。


 本日はこれにて延会いたします。ご苦労さまでした。


                午後7時32分延会


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