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兵庫県 相生市

平成21年第1回臨時会(第1号 1月27日)




平成21年第1回臨時会(第1号 1月27日)




          平成21年第1回相生市議会臨時会


              議事日程表(第1号)





                     平成21年1月27日  午前10時30分 開会


                     おいて             相生市役所議場


(順序)(日程)


  1       開会宣告


  2       市長あいさつ


  3       開議宣告


  4   1   会議録署名議員の指名


  5   2   会期の決定


  6       諸報告


          (1)出席議員数の報告


          (2)欠席議員の届出報告


          (3)説明員の報告


          (4)その他


  7   3   議会運営委員長報告


          (1)今期臨時市議会の運営等について


  8   4   議第1号 相生市・上郡町合併協議会の設置について


  9       閉会宣告


 10       市長あいさつ


 11       散会





本日の会議に付した事件





(日程)


  1  会議録署名議員の指名


  2  会期の決定


  3  議会運営委員長報告


  4  議第1号 相生市・上郡町合併協議会の設置について





出席議員(16名)


   1番  宮 艸 真 木        2番  土 井 本 子





   3番  豆 鞘 宏 重        4番  後 田 正 信





   5番  渡 邊 慎 治        6番  前 川 郁 典





   7番  阪 口 正 哉        8番  三 浦 隆 利





   9番  盛   耕 三       10番  岩 崎   修





  11番  吉 田 政 男       12番  奥 本 巳千雄





  13番  大 川 孝 之       14番  角 石 茂 美





  15番  楠 田 道 雄       16番  柴 田 和 夫





欠席議員


       な     し





          平成21年第1回相生市議会臨時会





    地方自治法第121条の規定により会議に出席する者の職・氏名





  市長              谷 口 芳 紀


  副市長             川 中 勝 己


  企画管理部長          瀬 川 英 臣


  市民福祉部長          丸 山 英 男


  建設経済環境部長        尾 ? 利 幸


  市民病院事務局長        北 岡 信 夫


  消防長             田 中 耕 作


  会計管理者           桶 本 和三郎


  企画管理部参事         山 田 三 郎


  企画管理部参事         小 西 由 洋


  市民福祉部参事         森 川 順 天


  建設経済環境部参事       東   弘 昌


  建設経済環境部参事       小 橋 輝 男


  企画広報課長          吉 岡 秀 記


  財政課長            河 上 克 彦


  税務課長            利 根 克 典


  市民課長            浅 井 昌 平


  まちづくり推進室長       富 山 恵 二


  社会福祉課長          水 原   至


  健康福祉課長          竹 内 繁 礼


  子育て支援室長         友 上 啓 子


  看護専門学校事務長       岡 野 耕 三


  建設管理課長          出 田 重 己


  建設課長            山 本 英 未


  産業振興課長          川 端 浩 司


  消防課長            志 茂 敏 正


  予防課長            金 谷   篤


  総務課主幹           玉 田 直 人


  財政課主幹           山 本 勝 義


  徴収対策室主幹         寺 田 正 章


  徴収対策室主幹         前 田 陵 行


  市民課主幹           式 庄 章 恵


  市民課主幹           横 家 みちよ


  社会福祉課主幹         小 橋 一 郎


  看護専門学校副校長       中 谷 幸 子


  建設管理課主幹         前 田   寿


  建設管理課主幹         山 崎 久 司


  建設課主幹           進 藤   清


  建設課主幹           福 田 孝 生


  建設課主幹           高 田 雅 仁


  産業振興課主幹         前 川 美 己


  建設課主幹           坂 元   泉


  環境課主幹           岩 本 勝 行


  教育長             藤 岡 弘 司


  教育次長            綿 谷 利 章


  教育委員会参事         山 本 道 雄


  学校教育課長          板 脇 厚 生


  生涯学習課長          福 永   剛


  体育振興課長          前 川 一 郎


  体育振興課主幹         岸 本 光 義


  人権教育推進室長        岸 本   健


  監査事務局長          松 本 雅 弥


  公平委員会局長         松 本 雅 弥


  農業委員会事務局長       濱 田 良 一


  選挙管理委員会事務局長     土 井 正 三





事務局職員出席者


   議会事務局長         河 合 優 介


   議会事務局次長        小 田 恵 子


   議会事務局副主幹       越 智 俊 之





     (開会 午前10時27分)


○事務局長(河合 優介君)


 御起立願います。


 おはようございます。


 御着席願います。


○議長(盛 耕三君)


 ただいまより平成21年第1回相生市議会臨時会を開会いたします。


 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。


 議会開会について通知いたしましたところ、議員各委員におかれましては、何かと御多用の中、全員御出席を賜りありがとうございます。


 さて本臨時市議会には、上郡町との合併協議会の設置についての議案が提出されております。この議案は、双方の歩み方について今後の方向性を決める上で大変重要であります。このことを踏まえて、議員各位の真摯で前向きな御審議、そして適切な御決定をくださいますよう期待をいたします。


 また、それとともに議会運営への各段なる御協力をお願い申し上げまして開会のごあいさつといたします。


 開議に先立ち、市長よりごあいさつがあります。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 おはようございます。


 日だまりに咲く水仙が美しい季節となりました。本日は平成21年第1回臨時市議会をお願いいたしましたところ、議員の皆様には、公私とも御多用の中、御出席を賜りまことにありがとうございます。


 今、国におきましては、道州制の議論を行う中で、その実現に向けたより具体的作業に入るとともに、地方分権のあり方も都道府県から市町村への新たな事務権限の移譲が検討されております。


 私は、平成14年9月に西播磨市構想を発表させていただきました。今もその考えに変わりなく、地方自治体の規模というものが行政運営していく重要な要素となることは明白でございまして、私は、将来的に基礎自治体の人口は最低10万人規模が必要であろうと考えております。


 そうした中、上郡町との合併の機会が与えられました。上郡町は、播磨科学公園都市の企業用地や大学、世界の先端科学技術施設といった魅力ある施設を数多く有することから、合併が実現することで都市力の向上につながると考えております。


 将来の道州制を含めた地方自治体再編を見据えたとき、より自立的な行政運営を行う上で必要不可欠であると考え、その一里塚として相生市と上郡町の合併協議会設置議案を提出させていただいております。どうか慎重かつ真摯な御審議をいただき、適切なる御決定を賜りますようお願いをいたしまして、開会のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


○議長(盛 耕三君)


 これより本日の会議を開きます。


 直ちに日程に入ります。





○議長(盛 耕三君)


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において6番、前川郁典君、7番、阪口正哉君を指名いたします。


 よろしくお願いいたします。





○議長(盛 耕三君)


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期臨時市議会の会期は、本日から1月29日までの3日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 御異議なしと認めます。


 よって会期は3日間と決定いたしました。


 この際、事務局長から諸般の報告をいたします。


 事務局長。


○事務局長(河合優介君)


 御報告申し上げます。


 ただいま出席されております議員数は16名でございます。


 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席者は、お手元にお配りをしておりますプリントのとおりでございますので、御了承願います。


 諸般の報告は以上でございます。





○議長(盛 耕三君)


 日程第3、今期臨時市議会の運営等について、議会運営委員会委員長から報告いたします。


 14番、角石茂美君。


○14番(議会運営委員会委員長 角石茂美君)


 おはようございます。御報告申し上げます。


 去る1月20日に議会運営委員会を開催し、平成21年第1回相生市議会臨時会の運営について御協議をいただきましたので、その結果と概要について御報告申し上げます。


 まず本臨時市議会の会期につきましては、先ほど決定を見ましたとおり、本日から1月29日までの3日間といたしておりますが、議了をもって閉会することといたしております。


 次に議案の取り扱いについてでありますが、議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置についてを即決でお願いいたします。


 なお本議案が可決されたら、追加議案として補正予算が提出される予定でありますので、これにつきましても即決でお願いいたします。


 また本日の議事の順序、日程につきましては、お手元に配付いたしております議事日程表により順次進めていくことといたしております。


 以上が議会運営委員会の協議結果と概要であります。つきましては、相生市の将来に向けた大事な案件を御審議願うに当たり、議員各位の各段の御理解と御協力をお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。


 よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。


○議長(盛 耕三君)


 議会運営委員会委員長の報告は終わりました。


 今期臨時市議会の運営につきましては、ただいまの報告のとおり取り扱うことにいたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたします。





○議長(盛 耕三君)


 日程第4、議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置についてを議題といたします。


 これより上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(瀬川英臣君)


 議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について、提案理由及びその内容について御説明を申し上げます。


 本議案は、市町村の合併の特例等に関する法律第4条第1項の規定に基づき、本市を相手方とする上郡町での合併協議会設置の請求により相生市及び上郡町の合併による新市の円滑な運営の確保及び均衡ある発展を図るための基本的な計画の作成と、その他合併に関する協議を行うため地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例等に関する法律第3条第1項の規定に基づき合併協議会を設置しようとするものでございます。


 本件につきましては、両市町とも共通の議案として本日上程し、議会の議決を得ようとするものでございます。


 それでは、添付いたしております合併協議会規約につきまして主な点を御説明申し上げます。


 まず、第1条の設置規定でございますが、地方自治法及び合併特例法の規定に基づいて合併協議会を置くものであります。


 第2条は、協議会の名称を相生市・上郡町合併協議会とするものであります。


 第3条は、協議会の事務の規定でございますが、新市基本計画の作成や両市町の施策の調整など合併に関し必要な事務を規定しております。


 第4条は、協議会の事務所の位置につきまして、会長の属する市または町に置くことといたしております。


 第5条は、組織について規定しており、会長、副会長、委員をもって組織することといたしております。


 第6条は、会長及び副会長に関する規定でありますが、次の第7条で規定しております委員のうちから関係市町の長が協議して選任することといたしております。


 第7条は、協議会を構成する委員の規定でございます。まず、第1号委員といたしまして関係市町の長を、第2号委員には関係市町の各議会の正副議長を、第3号委員には関係市町の各議会の合併関係委員会の正副委員長及び委員を、第4号委員には学識経験者をそれぞれ規定いたしております。


 第8条は、顧問の規定でございますが、関係市町選出の県議会議員と兵庫県西播磨県民局長にお願いすることといたしております。


 第9条は会長及び副会長の職務について、第10条は会議の招集等について、第11条は会議の運営についてそれぞれ定めるものであります。


 第12条は、担任事務の一部を調査・審議する小委員会について規定いたしております。


 第13条は、協議会に提案する事項を協議・調整する幹事会について規定いたしております。


 第14条は協議会に事務局を置くことについて、第15条は事務局職員についてそれぞれ定めるものであります。


 第16条は、協議会の経費負担に関する規定でございまして、関係市町が協議することといたしております。


 第17条は協議会の出納の監査について、第18条は協議会の予算や現金の出納等、財務に関する事項についてそれぞれ定めるものであります。


 第19条は、協議会の会長、副会長、委員、顧問、監査委員等の報酬及び費用弁償等について規定するものであります。


 第20条は、協議会が解散した場合の協議会の収支、決算処理について定めるものであります。


 第21条は委任規定でございます。


 附則でございますが、この規約は公布の日から施行するものであります。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。よろしくご審議賜り、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(盛 耕三君)


 上程議案に対する提案理由の説明が終わりました。


 ここで暫時休憩をいたします。


              (休憩 午前10時39分)


              (再開 午後 0時58分)


○議長(盛 耕三君)


 休憩を解き本会議を再開いたします。


 これより上程議案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。


 11番。


○11番(吉田政男君)


 2点について市長に質問させていただきます。


 まず1点目の質問は、市長の現状認識についてであります。昨日の新聞報道によりますと、山本上郡町長は合併特例法の期限内、平成22年3月末の協議は大変厳しい状況との現状認識をお持ちであったように聞いております。谷口市長の認識はいかがでしょうか。


 それから2点目ですが、今後のスケジュールについてです。相生市が本件原案を可決した場合、市長の持っておられる合併までのスケジュールをお示しください。


 以上よろしくお願いいたします。


○議長(盛 耕三君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 1番目の現状認識については、山本町長と同じでございます。それから可決の後のスケジュールは、可決いただいた後にまた考えさせていただきたいと思います。


○議長(盛 耕三君)


 11番。


○11番(吉田政男君)


 私が質問しておりますのは、可決の前に市長の持っておられるスケジュールをお聞かせいただきたいと申し上げておりますので、よろしくお願いします。


○議長(盛 耕三君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 全員協議会でもお話しさせていただきましたように、非常に時間的にタイトであると。しかし、その中でできる限りのことは手を尽くさせていただきたい、こういうお話をさせていただきました。そのとおりに、もし可決していただいたら、やらせていただきたいと。


○議長(盛 耕三君)


 11番。


○11番(吉田政男君)


 3回目でございますが、それは答弁にはなっておりません。


 いつまでに協議を終え、いつごろまでに相生市議会とか上郡町議会が合併についての可決をするか、県の議会にはいつごろまでに出すべきか、その目安がなければ付議されないはずです。


 持っておられると思いますので、ぜひお聞かせください。


○議長(盛 耕三君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 全員協議会のときも企画部長から大体のスケジュールについて皆さんにお示しをさせていただきました。


 それによりますと、大変、先ほど申しましたように厳しいという現状認識は持っておりますけども、それに向けて、できるだけの努力をさせていただきます。こういうことを全協で申し上げました。それに近づくようにさせていただきます。これは変わりないことです。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 これをもって質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第1号については、会議規則の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 御異議なしと認めます。


 よって議第1号については委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入ります。討論はありませんか。


 12番。


○12番(奥本巳千雄君)


 議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について、会派クローバーとして反対の立場で討論をいたします。


 現在、相生市は行財政健全化を積極的に進めているところであります。しかし、行財政健全化においても、おのずと限界があります。


 私たち議員としては、相生市の将来において他都市との合併は避けて通れないものと重々認識しているところであります。


 しかし、今回付議されております議案においては、新法下での合併期限、平成22年、来年の3月31日までと限定をされております。協定項目の協議、財政計画の策定、2000余りの事務事業の調整、一元化するためには二、三年かかってまいります。


 それよりもまず今の上郡町内の現状を見ますと、中傷誹謗が飛び交っております。このような状況の下、合併協議がスムーズに運ぶとは考えられません。到底期限内の合併は不可能と考え、涙をのんで反対をせざるを得ません。


 しかし、相生市・上郡町の議員も決して合併自体を反対しているわけではありません。今議会、不調に終わったとしても、相生市の将来のために、首長において任意の合併協議会、合併検討会等を立ち上げる決意をしていただきたいと思います。相生市民が夢と希望を持てるように取り組んでいただくよう強く要望いたします。


 私たちの会派としては、合併協議には賛成であります。どこの地域が相手でも両手を広げて話し合いの場をつくっていくべきだと考えておりますが、今回の合併協議、上郡町内のいざこざ、確執などを考えますと、残念ながら合併協設置以前の問題であると考えます。


 したがいまして、議第1号につきましては、辛い思いではありますが反対をいたします。以上です。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論はありませんか。


 10番。


○10番(岩崎 修君)


 議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について、同じく反対の立場から討論をいたします。


 本議案は、本市を相手方とする上郡町民の合併協議会設置の請求により相生市・上郡町の合併に関する協議を行うため、規約を定め相生市・上郡町合併協議会を設置しようとするものであります。


 しかし、この合併には、さまざまな疑問・問題があり、それを推進しようとする本議案には反対であります。以下主な理由を4点にわたって述べます。


 第1に、平成の大合併の検証を抜きにこの合併協議を進めることは問題であるからであります。


 国の押しつけとも言える合併が進められた結果、この10年間で全国の市町村数は3,232から1,782と45%も減少しました。合併支援策としての交付税の算定特例、合併特例債などの財政措置とともに、一般的にはサービス水準は高い方に、負担は低い方うに調整されると盛んに言われ合併が促進されてきましたが、実際には、合併した多くの自治体で財政は好転せず、住民の負担増や支所の統廃合、生活と地域の産業を支える行政サービスも低下の一途をたどっているのが実態ではないでしょうか。合併した自治体の住民からは、合併してよいことは何もなかったとの声も聞かれるほどであります。


 私は2003年の10月に開催された臨時議会で、上郡町との合併協議会の設置について反対討論を行いましたが、その際、市町村合併が、建前では自主的な合併と言いながら、実態は国を挙げての押しつけであり、そのねらいが国から地方への財政支出の削減を図ることにあること、また合併支援策と言われる財政措置があるものの、市町村合併が遠い将来にわたって円滑な財政運営を保障するものではないこと、さらに市役所が遠くなり不便になる、サービス水準が低下し負担が重くなるのではないか、職員が大幅に減ってしまうことで、きめ細やかなサービスの提供ができなくなるのではないかなど、市町村合併のデメリットに対する不安があることなどを指摘しましたが、まさにそれらが現実のものになりつつあるのです。このような市町村合併した自治体の現状を見るとき、合併を進めることには反対であります。


 第2に、今回の上郡町との合併のメリット、デメリットに関し、相生市にとってはデメリットが多いのではないかと考えるからであります。


 昨年、12月18日開催の議員全員協議会資料の上郡町との合併にかかわるメリット・デメリットについてでは、そのメリットとして播磨科学公園都市の先端施設等を有することや工業団地の拡大を、また合併新法下における財政的メリットなどを挙げておられます。


 しかし、播磨科学公園都市に過大な期待を寄せての合併には賛成できません。この播磨科学公園都市の将来性は明確ではなく、地域経済の活性化にどれほどの効果が期待できるのか疑問であります。また、市の財政には、この播磨科学公園都市からの収入が見込まれるものの、負担も大きいという点も考えておかなければなりません。また、合併新法下での財政的メリットについても、さきに合併した自治体の例から疑問であります。


 一方、デメリットとして上郡町の地形上における行政効率、行政サービス対比、財政指標等の対比を挙げておられますが、これらを見るとき、相生市民にとって負担増、行政サービスの低下は避けられないのではないかと思います。現に資料の中でも、合併後は現在より相生市の財政状況の低下が懸念されるとされています。このようにメリット・デメリットを総合的に判断するならば、デメリットの方が多いと考えるものです。


 第3に、上郡町が備前市、赤穂市とともに定住自立圏構想を進めるもとで、合併協議が円滑に行えないことが懸念されるからであります。


 この定住自立圏構想は、人口流失を防ぐため自治体が連携し協定を結んで生活圏域をつくるとされ、中心市に暮らしに必要な機能を整備し、それを圏域全体の住民が利用するなど自治体が互いに連携する構想です。備前、赤穂、上郡の場合、具体的な連携事項として、市外在住者の赤穂市民病院への妊婦受け入れ、圏内を走るコミュニティバス運行、学校給食施設の広域利用などが想定されていると報道されています。このような構想の一方で、相生市と上郡町とが合併協議することは問題であります。思い起こせば、上郡町は、相生市と赤穂市と二つの合併協議会を設置、5年前、町が大混乱しました。再びこれとよく似た状況を招くことにもなりかねず、これで合併がうまくいくはずはありません。5年前の教訓からも、今、上郡町との合併は進めるべきではないと考えるものです。


 第4に、合併新法の期限とされる来年3月31日までの合併は、時間的に不可能に近いからであります。


 上郡町との合併のメリットにも挙げられていた合併新法下における財政的メリットも、その期限内に合併しなければその効果はありません。一般的に合併までに22カ月は必要と言われており、来年の3月末までには14カ月しかなく時間的に合併新法の期限内の合併は不可能です。議員全員協議会の資料でも明らかなとおり、その期限内に合併しようとすれば、実質の合併協議の期間は4カ月程度しかなく、これでは十分な協議もできず、協議そのものもまとまらないのではありませんか。十分な協議を行わず合併すれば、将来に禍根を残すことにもなりかねず、このような状況下で合併協議会の設置に賛成するのは、議員としても無責任とのそしりを免れないものであります。


 以上のようなことから、議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について反対であることを表明し、討論といたします。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論はありませんか。


 5番。


○5番(渡邊慎治君)


 議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について反対の立場から討論を述べさせていただきます。


 本案は、いわゆる合併新法における合併協議会の設置を求める議案であり、その反対の理由として第1に、その終了期限が平成22年3月末日と非常に押し迫った期日の上、実質協議の期間は最長でも半年余りと想定され、合併に必要とされる全項目の協議は困難をきわめ、ほぼ不可能と言わざるを得ません。したがって今回の本議案は見送るべきであると思われます。


 第2、に本案に関して、本来合併といいますと双方の側の民意が高まり、どうしても合併を進めていかなくてはならない機運の高まりに乗じて協議検討されていくのが望ましく、またそのような環境下にあっても、なおさまざまな問題等困難をきわめる案件でございます。にもかかわらず、このたびはその機運も薄く、協議そのものが非常に困難と言わざるを得ません。以上の2点により本案に対し反対と言わざるを得ません。


 しかしながら、現在の相生市の状況を見ますと、財政は逼迫し、未来にこれといった希望あふれる事象・施策もなく行き詰まりにも似た様相を呈しております。こうした状況下においては、今回のような上郡町との合併の話は、のどから手が出るほど行いたい事柄であり、本件における新法下でなければ、協議会を立ち上げ協議いたしたい事案でもあります。ですが、このたびは新法下ということであり、残念ながらさきの2事由により反対せざるを得ません。


 今後できますれば、今回を契機として任意の協議の場を創設していただきたい旨、強く要望いたしまして、まことに遺憾ではありますが、本案件に対し反対の討論とさせていただきます。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論は。


 15番。


○15番(楠田道雄君)


 法定合併協議会設置反対の立場から討論いたします。


 先ほど12番議員、また他の議員も述べられましたように、22年3月31日までに上郡町・相生市両市町の合併という大事業を成功裏におさめるには、余りにもリスクが大きく、また時間切れ等が予想されますが、それによる収拾を考えますと、法定合併協議会を立ち上げることに反対せざるを得ません。


 上郡町には世界の先端技術、医療機関、教育機関、水資源、土地資源がございます。一方相生市におきましては、船建造世界一の実績に裏打ちされた、また脈々と継がれているものづくりの人脈と精神、そして道路、鉄路、海路を備えた交通の要衝であります。古来より、交通の要衝こそが産業発展の基盤であることは疑いの余地がありません。


 さて今回の将来を見据えた上郡の町民の英断は尊敬すべきものであり、また方向性の正しさは間違いないものであると確信しておりますが、上郡・相生両町市民の輝かしい将来の共有ということを考えますと、1年という短い期間の交渉ではなく、これをよい機会として、お互いのよさの共有と将来のまちづくりの方向性を確認しつつ、両町市民の子孫のために、合併の大偉業を成功させる道を一歩一歩確実に歩む努力を始めることを強く強く要望して、今回の法定合併協議会を立ち上げることには反対であることを表明して、討論といたします。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論はございますか。


 11番。


○11番(吉田政男君)


 議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置について緑風クラブを代表して原案に反対の立場で討論いたします。


 先ほど来の討論にもありましたとおり、我が緑風クラブも周辺市町との合併の必要性は十二分に承知しておるところでありますが、上郡町議会が合併協議会設置議案を否決した今、特例法の期限内に諸手続を終えることは物理的に不可能であると言わねばなりません。


 また、ここで相生市が上郡町と異なる意思決定を行った場合、再度上郡町政を混乱させる引き金になりかねず、そのような事態だけは避けるべきであります。


 将来、周辺市町との合併を実現するためにも、残念ではありますが、今回は合併協議会設置を見送ることとし、本議案を否決すべきであることを申し述べ、反対討論といたします。


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 ほかに討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより上程中の議第1号、相生市・上郡町合併協議会の設置についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                〔起 立 少 数〕


○議長(盛 耕三君)


 起立少数であります。


 よって議1号、相生市・上郡町合併協議会の設置については否決されました。





○議長(盛 耕三君)


 お諮りいたします。


 今期臨時市議会に付議されました案件の審議はすべて議了いたしました。


 よって会議規則第7条の規定により本日をもって閉会いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(盛 耕三君)


 御異議なしと認めます。


 よって平成21年第1回相生市議会臨時会は本日をもって閉会することに決定いたしました。


 この際、市長のあいさつがあります。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 本日は慎重なる御審議を賜り、御決定をいただきましてありがとうございました。


 このたびは合併協議会設置には至りませんでしたが、将来的に合併は避けて通ることのできない問題であると考えております。今後は上郡町をはじめとする近隣自治体と事務事業の効率化等に向け共同処理の可能性を模索しながら、次の合併に向けた素地づくりを進めていきたいと思います。


 先ほどの御審議の過程でお聞かせいただいた御意見を今後の市政に反映いたしながら、市民の皆様の御期待に沿うべく力を注いでまいる所存であります。今後とも議員各位の一層の御指導と御支援をお願い申し上げます。


 まだしばらくは寒さに耐える日々が続いてまいりますが、ほどなく躍動の春がめぐってまいります。議員各位にはより一層御健勝で御活躍いただきますよう祈念いたしまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(盛 耕三君)


 平成21年第1回市議会の閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。


 本臨時市議会におきまして、議員各位の真摯な御審議により的確な御決定をいただきましたことまことにありがとうございました。


 また議事進行には、格段の御協力をいただき、あわせて厚く御礼申し上げます。


 今、国においては地方分権や道州制など自治体のあり方についても議論が進められております。当相生市にとって、どのような影響があるかなどをよく注視し、住民にとってよりよい市政を進めていくことができますように、お互い知恵を出し合っていただきますことをお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。


 これにて散会いたします。


 御苦労さまでございました。


   (閉会 午後1時22分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。


  平成  年  月  日


      相生市議会議長   盛   耕 三


      署名議員      前 川 郁 典


      署名議員      阪 口 正 哉