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兵庫県 相生市

平成17年第1回定例会(第4号 3月16日)




平成17年第1回定例会(第4号 3月16日)




          平成17年第1回相生市議会定例会


              議事日程表(第4号)





                 平成17年3月16日   午前9時30分 開会


                 おいて      相生市役所議場


(順序)(日程)


  1       再開


  2       開議宣告


  3   1   会議録署名議員の指名


  4       諸報告


          (1)出席議員数の報告


          (2)欠席議員の届出報告


          (3)その他


  5   2   市長の施政方針に対する質疑及び一般質問


  6   3   議第12号 市道路線の認定について


  7   4   議第13号 相生市立温水プールの指定管理者の指定について


  8   5   議第14号 相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定


                について


  9   6   議第15号 相生市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


                の制定について


 10   7   議第16号 相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正す


                る条例の制定について


 11   8   議第17号 相生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制


                定について


 12   9   議第18号 相生市福祉医療費等助成条例の一部を改正する条例の


                制定について


 13  10   議第19号 相生市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改


                正する条例の制定について


 14  11   議第20号 相生市ささゆり苑に関する条例の一部を改正する条例


                の制定について


 15  12   議第21号 相生市重症心身障害者福祉年金条例の一部を改正する


                条例の制定について


 16  13   議第22号 相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正


                する条例の制定について


 17  14   議第23号 相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例


                の制定について


 18  15   議第24号 相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定に


                ついて


 19  16   議第25号 相生市個人情報保護条例の制定について


 20  17   議第26号 相生市公文書公開・個人情報保護審査会設置条例の制


                定について


 21  18   議第27号 相生市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の


                制定について


 22  19   議第28号 相生市立海の環境交流ハウスの設置及び管理に関する


                条例の制定について


 23  20   議第29号 平成17年度相生市一般会計予算


 24  21   議第30号 平成17年度相生市国民健康保険特別会計予算


 25  22   議第31号 平成17年度相生市老人保健医療特別会計予算


 26  23   議第32号 平成17年度相生市公共下水道事業特別会計予算


 27  24   議第33号 平成17年度相生市看護専門学校特別会計予算


 28  25   議第34号 平成17年度相生市農業集落排水事業特別会計予算


 29  26   議第35号 平成17年度相生市介護保険特別会計予算


 30  27   議第36号 平成17年度相生市病院事業会計予算


 31  28   休会の議決


 32       散会





本日の会議に付した事件





(日程)


  1  会議録署名議員の指名


  2  市長の施政方針に対する質疑及び一般質問


  3  議第12号 市道路線の認定について


  4  議第13号 相生市立温水プールの指定管理者の指定について


  5  議第14号 相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定について


  6  議第15号 相生市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


  7  議第16号 相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制


           定について


  8  議第17号 相生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について


  9  議第18号 相生市福祉医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定につい


           て


 10  議第19号 相生市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例


           の制定について


 11  議第20号 相生市ささゆり苑に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


           いて


 12  議第21号 相生市重症心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例の制定


           について


 13  議第22号 相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例の


           制定について


 14  議第23号 相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例の制定につ


           いて


 15  議第24号 相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について


 16  議第25号 相生市個人情報保護条例の制定について


 17  議第26号 相生市公文書公開・個人情報保護審査会設置条例の制定について


 18  議第27号 相生市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定につい


           て


 19  議第28号 相生市立海の環境交流ハウスの設置及び管理に関する条例の制定


           について


 20  議第29号 平成17年度相生市一般会計予算


 21  議第30号 平成17年度相生市国民健康保険特別会計予算


 22  議第31号 平成17年度相生市老人保健医療特別会計予算


 23  議第32号 平成17年度相生市公共下水道事業特別会計予算


 24  議第33号 平成17年度相生市看護専門学校特別会計予算


 25  議第34号 平成17年度相生市農業集落排水事業特別会計予算


 26  議第35号 平成17年度相生市介護保険特別会計予算


 27  議第36号 平成17年度相生市病院事業会計予算


 28  休会の議決





出席議員(18名)


   1番  楠 田 道 雄        2番  月 岡 定 康





   3番  柴 田 和 夫        4番  土 井 本 子





   5番  盛   耕 三        6番  清 水 康日虎





   7番  三 浦 隆 利        8番  岩 崎   修





   9番  吉 田 政 男       10番  中 山 英 治





  11番  藤 野 高 之       12番  宮 崎 一 一





  13番  山 本 英 男       14番  角 石 茂 美





  15番  野 村 初 明       16番  赤 松 友 一





  17番  奥 本 巳千雄       18番  山 本 克 幸





欠席議員


       な     し





          平成17年第1回相生市議会定例会





    地方自治法第121条の規定により会議に出席する者の職・氏名





   市長          谷 口 芳 紀


   助役          川 中 勝 己


   収入役         大 崎 恒 文


   企画管理部長      山 本   肇


   市民生活部長      山 本 勝 己


   建設経済部長      井 上 喜 信


   消防長         谷   勝 雄


   企画管理部参事     桶 本 和三郎


   市民生活部参事     瀬 川 英 臣


   市民生活部参事     中 溝 政 博


   建設経済部技術参事   松 下 剛 士


   建設経済部技術参事   池 本 順 彦


   合併推進室長      河 上 克 彦


   総務課長        丸 山 英 男


   財政課長        河 合 優 介


   税務課長        米 村   崇


   市民課長        福 永   剛


   まちづくり推進課長   綿 谷 利 章


   環境課長        小 橋 輝 男


   健康福祉課長      北 岡 信 夫


   看護専門学校事務長   岡 野 耕 三


   国民宿舎支配人     尾 崎 利 幸


   土木課長        前 川 美 己


   都市計画課長      出 田 重 己


   市街地整備課長     福 田 孝 生


   会計課長        菊 本   薫


   消防本部総務課長    田 中 耕 作


   消防課長        出 水 博 文


   予防課長        川 本 和 信


   企画広報課主幹     吉 岡 秀 記


   総務課主幹       高 橋 直 樹


   税務課主幹       飯 間 正 親


   財政課技術主幹     岩 本 勝 行


   税務課主幹       石 家 靖 夫


   市民課主幹       北 川 和 豊


   市民課主幹       浅 井 昌 平


   環境課主幹       坂 元   泉


   環境課技術主幹     本 谷 安貴男


   環境課技術主幹     川 端 浩 司


   環境課技術主幹     進 藤   清


   社会福祉課主幹     小 橋 一 郎


   健康福祉課主幹     玉 田 好 明


   市民病院主幹      樫 本 秀 隆


   土木課主幹       前 田   寿


   土木課技術主幹     岡 田 敏 昭


   都市計画課主幹     山 本 勝 義


   市街地整備課主幹    竹 内 弘 光


   産業振興課主幹     森 川 順 天


   産業振興課主幹     天 川   章


   消防課主幹       谷 口   彰


   教育長         大 内 あづさ


   教育次長        三 徳 孝 史


   管理課長        山 田 三 郎


   学校教育課長      中 濱 俊 貢


   生涯学習課長      斉 藤 達 二


   生涯学習課主幹     河 井 孝 幸


   体育振興課長      前 川 一 郎


   体育振興課主幹     大 本 勝 之


   国体推進室長      高 畑 泰 樹


   人権教育推進室長    丸 山 哲 喜


   監査事務局長      山 本 道 雄


   公平委員会局長     山 本 道 雄


   農業委員会事務局長   濱 田 良 一


   選挙管理委員会事務局長 土 井 正 三


事務局職員出席者


   議会事務局長      赤 松 賢 隆


   議会事務局次長     松 田   勉


   速記者         分 島 由美子





     (再開 午前9時30分)


○議長(奥本巳千雄君)


 ただいまから、本会議を再開いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 これより、日程に入ります。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第1、会議録署名議員の指名であります。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、11番、藤野高之君、12番、宮崎一一君を指名いたします。


 よろしくお願いいたします。


 次に、事務局長から諸般の報告をいたします。


 事務局長。


○事務局長(赤松賢隆君)


 御報告申し上げます。


 ただいま出席されております議員数は、18名であります。


 以上でございます。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第2、昨日に引き続き、市長の施政方針に対する質疑及び一般質問をとり行います。


 質疑等の通告により、順次、質疑等を許します。


 15番、野村初明君。


○15番(野村初明君)


 おはようございます。


 質問通告に基づき、順次、お伺いいたします。


 財政SOS宣言について。


 財政SOS宣言の言葉が、市内外に波紋を広げております。この言葉の趣旨をお聞かせください。多くの人の声は、SOSという暗いイメージに行政の見識を問うものばかりであります。例えば、市内の商店主、「こんな暗い言葉、ほんまあきれるわ。議員は何しとったん、こんなことをだれが考えたんや」、市内の小さな事業主、「息子は、今、大阪の大学におり、再来年卒業だが、こんな暗い話を聞くと、相生へ帰って商売を継いでくれとはとても言えない。就職先を真剣に考えないかん」と。市内の小事業主ですけれども、「相生市の先に見込みがない、事業が心配だ」、市外の経営者、「企業はどんなに苦しくても破産の予告は口にしない」、このような、負のイメージを口にしております。


 また、SOSの後に宣言をつけております。宣言の意味は、個人や国が意見や方針を世間に対して公表することであります。遭難信号の後に宣言の文字をつけることは、いかにもおかしい表現ではないかと思っております。


 2、相生市の医療問題について。


 播磨病院の建てかえ、いわゆる市域中核病院計画は、企業側との交渉が不調に終わり、昨年末、協議中断に至りました。このたびの中核病院計画の経緯や市民病院の経営のあり方を改めて検証し、問題点を抽出、考察することは必要不可欠だと考えております。今回の結果は、むしろ天の配剤と受けとめ、今後とも市民が希求する医療の整備・充実に向け努力しなければなりません。失敗に学ばなければ、再び失敗を重ねるだけであります。お尋ねいたします。


 1、市域中核病院について。


 市域中核病院問題は、平成12年、市長選における総合病院建設の市長公約に端を発しております。改めて、市長の医療に対する所信を御披瀝願います。


 地域の医療体制の整備については、平成13年12月発足の医療問題懇話会を経て、平成14年7月、医療問題協議会を設置し、4回の協議会の後、平成15年4月30日、協議会から医療問題のあり方の提言を受け、その後、中核病院確保については御案内のとおりでございます。市域中核病院計画が中断に至った理由と反省点について、お伺いいたします。


 (2)は、現市民病院開設以来の病院経営の取り組みについて。


 相生市民病院は、昭和21年、相生市立診療所として開設。昭和35年、25床の国保相生市民病院となり、昭和45年、相生市民病院に改名しました。老朽建てかえ問題は、昭和47年以降、播磨病院との統合も含め種々協議されましたが不調に終わり、結局、昭和58年10月、現位置で建てかえ、現在の市民病院が生まれました。


 以来、地域における医療確保に努め、地域住民の健康の保持と増進の役割を担ってまいりました。近年、医療を取り巻く厳しい環境の中で、苦しい経営が続いております。次の3点についてお伺いいたします。


 1点、それぞれの時代環境における経営方針と、その施策と評価について。2点、市民病院の現状分析と将来展望について。3点、病院経営における市長及び病院長の責任について。


 (3)今後の市域医療体制の整備方針について。


 市域の医療施設について、質・量ともに市民の不満は少なくありません。市民の命と健康を守る役割を担う行政として、市域医療体制の整備は依然として喫緊の課題であります。2点、お伺いいたします。


 1点、医療は、市民や患者のためにあるのです。そのためには、市民・患者のニーズを的確な把握がぜひとも必要だと考えます。医療問題について適正な市民アンケートの実施について、お考えをお聞かせください。


 2点、播磨病院建てかえが挫折した中で、市域の医療体制の整備・充実については、さらなる英知を集め、実現しなければなりません。今回のような他力本願では、行政としての責を全うすることはできません。今こそ行政が真剣に取り組む姿勢を示すべきときだと思います。市域医療の整備方針策定の方法とタイムスケジュールについてお伺いいたします。


 以上で、壇上からの質問を終わりますが、御答弁について一言お願いしておきます。


 昨年3月議会における私の一般質問、地域の医療問題についての御答弁のことであります。あのときは、多くの傍聴の方が議会に来られました。後で、その方たちから聞いたことですけれども、答弁は質問に沿ったものとはほど遠く、不親切で、肝心の市長の答弁も少なく、とても理解できるものではない、不満だけが残った、もう議会を傍聴する気にはなれないと、市政への不信をあらわにしておりました。人は、言葉でしか政治を理解することも信ずることもできないものであります。どうか英明な市長でございますので、質問の行間をお酌み取りくださいまして、真摯な御答弁をお願い申し上げます。


 壇上よりの質問を終わります。


○議長(奥本巳千雄君)


 答弁願います。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 おはようございます。


 それでは、順次、御説明をさせていただきます。


 まず、財政のSOS宣言についてでございます。


 御承知のとおり、今、地方自治体を取り巻く財政状況は、非常に厳しいものがございます。国が実施する三位一体の改革は、補助金、地方交付税及び地方自治体の税源に関する削減・改革であることは、御案内のとおりでございます。


 この三位一体の改革から、本市が影響を受ける額として、昨日も申し上げましたけれども、平成16年・17年度の2カ年で約5億8,500万円が減額となることが予想をされます。一方、公債費や扶助費などの義務的な経費は増嵩の傾向があるとともに、公共施設の老朽化に伴う維持修繕費の増加などもあり、今後、当市の財政状況は一層厳しさが増すことは明白でございます。


 また、現行法における合併実現化が不調に終わったことで、財政的な合併メリットも出てまいりません。このようなことから判断をいたしまして、今後、相生市が将来にわたって市民ニーズにこたえていくには、財政の健全化を図ることが大命題でございます。この宣言を行うことにより、職員の意識改革を図り、議員各位、市民の皆さんにも御理解、御協力をいただきながら財政の健全化を進めてまいりたいと思っております。


 なお、具体的には行財政健全化計画を策定する中で、行政改革を図っていく考えでございます。


 次に、財政S0S宣言のネーミングでございますが、SOSはもともと緊急異常事態を発信する信号でございますが、これにサバイブ、生き残るの「S」を、市政情報を開示する意味でのオープンの「O」、最後のSは削減するという意味のスリムの「S」をそれぞれ意味づけております。


 このネーミングは、現在の相生市における財政状況が、これまでにない危機レベルにあることを知っていただくとともに、それぞれの頭文字で意味づけた内容により、健全化を図っていこうとする意気込みを示したものでございます。


 次に、病院問題でございますが、第1点目の医療に対する所信についてでございますが、市民の皆さんから、市内に総合病院の設置を求める声が多くあり、上質で効率的な医療提供体制の整備が求められております。特に、相生市におきましては、多くの市民の方々が市外で受診されている状況がございまして、市内における医療体制の充実の必要性を痛感をしております。


 そのような中で、相生市医療問題協議会からの御提言を受け、これまで市域中核病院整備計画について市民の医療ニーズにこたえていきたく努力をしてまいりましたが、IHIと意見の乖離があり、合意に至らず、中断をした次第でございます。当市の著しい少子・高齢化の進展に伴い、ますます医療需要は増してくるものと思われますので、この問題につきましては、引き続き重要課題の一つとして取り組んでまいりたいと考えております。


 2点目の市域中核病院計画が中断に至った理由と反省点についてでございますが、昨年の12月議会での病院問題特別委員会の委員長報告のとおり、中核病院整備につきましては、最終的に現播磨病院敷地での建てかえ、現播磨病院跡地の利用、播磨病院の医療法人化、相生市の支援内容の基本的事項の4項目を中心に協議をしてまいりましたが、合意に至らず、中断となったものでございます。


 議会承認後、市民対話コスモストークを初め、市民要望の御意見を伺う中で、改めて交渉に臨みましたが、双方に大きな隔たりがあり、総合的に判断をして、断腸の思いで中断とした次第でございます。期待をしておられました市民の皆様には、誠に申しわけないと考えております。今回の結果を踏まえ、今後は、播磨病院はIHIが担い、市民病院は市民の医療ニーズに沿った病院へと、関係機関の協力を得ながら抜本的改革を進めてまいりたいと考えております。


 次に、(3)今後の市域医療体制の整備に方針についての2点目、整備方針策定の方法とタイムスケジュールについてでございますが、市内の医療提供体制について先ほどお話をいたしましたとおり、できるだけ早く、地元医師会を初め、関係機関の協力を得ながら取り組んでまいりたいと考えております。


 それと、病院経営における市長及び病院長の責任についてでございますが、野村議員御承知のとおり、相生市民病院は地方公営企業法の一部適用を受け開設した事業でございまして、開設者の市長である私が最高責任者でございます。現場の病院事業運営につきましては、施設長である病院長が責任者であります。


 病院事業につきましては、医療制度等の大きな改革による外的な要因、これに加え、常勤医師の不足、診療科目が内科中心であることが収支バランスに大きな影響を受けており、平成4年度以降、今日に至るまで赤字経営となっております。平成11年3月に、その機能が完了したことにより、相生市・上郡町伝染病員事務組合を廃止し、同年6月には結核病棟も廃止とし、自治体病院として、この間、政策医療を担ってきた評価はあるものの、本来の医療提供業務において慢性的な赤字経営が続いております。


 病院運営現場におきましては、その時代時代の医療ニーズに対応するため、常に努力はしておりますが、近隣の公的病院、民間病院の医療機関も整備をされており、多くの市民の方々が総合的機能を有する市内外の病院を利用されている状況下、市民病院は厳しい運営となっております。


 このような中、まず医師の確保を最優先として取り組み、開設者として、最高責任者として、市民病院を市民要望に沿えるよう抜本的改革に取り組み、関係機関等の御協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。


 あとの項目につきましては、各担当より、まずそれぞれ説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 市民生活部参事。


○市民生活部参事(中溝政博君)


 それでは、2点目の現相生市民病院の開設以降の病院経営の取り組みについて、1点目のそれぞれの時代環境における経営方針とその施策と評価についてでございます。


 市民病院の経営状況につきましては、本定例市議会の病院問題特別委員会委員長報告のとおりでございまして、重複して説明する部分もあろうかと思いますが、御了承お願いいたします。年次を追って御説明を申し上げます。


 オープン当初の昭和58年度は、適正な医療提供と経営の健全化を経営方針といたしまして、医師確保に努め、前年度の医師2名体制から1名を確保し3名体制とし、午後診療も開始いたしました。結果、医業収益は対前年度比32%の増加となり、一般会計から前年度までの累積欠損金相当額等の繰り入れもありまして、1億8,692万1,000円の単年度黒字を生じております。


 昭和59年度は、病院の特色づくりを推進するため、院内に経営健全化委員会を設置いたしました。患者様の利便性を増すために、外来診療時間の午後6時30分までの延長、また、夜間・休日の診療も開始いたしました。結果、患者数も前年度に比べ大幅な増加となりましたが、建物、医療機器等の減価償却が始まったことなどにより、赤字決算となっております。


 昭和60年度からは、一般会計より運営補助として5,000万円が繰り入れされたこともありまして、平成3年度までは収支決算は黒字となっております。昭和60年度は、専門医による医療提供充実を重点方針に、糖尿病教室を定期的に開催し、食事療法及び運動療法等の患者指導など、特色づくりに努めております。さらに、健全化の取り組みとして、診療報酬清急事務のコンピュータ化の導入を図っております。


 昭和61年度は、医師体制も5人体制となり、前年度からの糖尿病教室等の専門診療に加え、リウマチ及び循環器診療の専門診療ビョウを設け、病院の特色づくりに努めました。また、特殊検査日の増設や喫煙コーナーを設置するなど、患者サービスにも努めております。


 昭和62年度は、市民病院建設当初より懸案でありました増床について、兵庫県地域保健医療計画に基づき病床数を14床ふやし、54床といたしております。健全化の一環としましては、診療報酬制請求事務及び受付・外来・窓口業務等のアウトソーシング化を実施いたしました。診療におきましては、休日・夜間の診療及び在宅当番医制度の参画など、市民要望に沿った診療体制で取り組んでおります。


 平成元年に、週2回の外科診療を開始いたしました。医師体制も6人体制となっております。


 平成2年度からは、市民の健康づくりに積極的に参画するため、糖尿病教室の月1回開催を週1階にふやすなど、専門診療による特色づくりに取り組むとともに、平成3年度には全国的な看護師不足の中で、将来の看護師人材の確保として、看護学生奨学資金制度を創設いたしました。診療においては、心の通った医療を重点方針として掲げ、訪問看護を開始いたしました。


 平成4年度からは、一転し、経営収支は平成15年度に至るまで赤字決算となっております。


 平成4年度は、平成5年度からの看護体制3対1の導入のため、看護職員を22名から28名に増員、看護体制の強化にも努めております。


 平成5年度からは、医師は1名減り、5名体制となりました。以降、平成14年度まで5名体制となっております。平成5年度は、経営改善の一環として、病院給食の業者委託を実施いたしました。また、看護体制3対1に続き、2.5対1の看護体制を導入いたしております。


 平成7年度は、診療検査部門の基幹となる医療機器のCTスキャナーの買いかえを初め、消防設備のスプリンクラーの設置など、機械・施設等、充実を行いました。患者サービスとしては、インフォームドコンセプトの推進に努めております。


 平成9年度以降は、国において医療費抑制策としての医療制度の改革等が実施され、自己負担増を内容とした健康保険法の改正に続き、平成10年度には診療報酬の合理化決定により、入院の平均在日数の短縮と長期入院者の診療報酬の減点制度が強化されるなど、窓口負担や被用者保険本人の自己負担額の引き上げが実施されました。


 平成12年度には、高齢者の定率1割負担の導入を柱とした健康保険法の改正や医療提供体制の見直しを柱とした第4次医療法の改正がなされるなど、医療制度環境が変革する中、特色ある病院づくりとして専門診療に努めるとともに、保健センターと密接な連携のもと、市民の健康づくり事業、休日急患診療業務当番医制度への積極的参加をいたしました。患者サービスといたしましては、空調設備の改修を実施するなど、施設改修にも努めております。


 平成13年度には、どんなに時代が変わっても変わらぬ確かな医の倫理を持ち、地域住民本位の医療を提供する質の向上を目指すことが最重要といった考え方から、病院理念を策定し、院是を「輝き」と定めました。この理念のもと、経営の効率化、患者サービスの充実と信頼ある病院づくりを経営重点方針に、個室の洗面設備の設置など、施設改修を実施いたしております。


 平成14年度は、高齢者の1割自己負担の導入や長期入院者及び高額療養費の自己負担額の増額、また診療報酬のマイナス改定など、国の医療改革が進められる中、経営の効率化、あるいは患者サービスの充実と信頼ある病院づくりを経営重点方針に、土曜日の午前診療を開始し、また病棟の改修、廊下等の張りかえ、食堂・談話室の設置をいたしました。また、患者満足度調査の実施やインフォームドコンセプト及び接遇の徹底、また、医療相談窓口の開設を行うとともに、病院からの情報発信として、病院の院内号「かがやき」を発行いたしております。


 しかしながら、国の医療費の抑制策、医療改革等によりまして、当市民病院におきましても受診抑制行動等が見られ、また診療報酬のマイナス改定等も相まって、外来患者数の減少、診療収入の減収があり、平成5年度に続き、大幅な赤字決算となりました。


 平成15年度は、平成13年3月に施行された第4次医療法の改正により、急性期患者を対象とした一般病床、または慢性期患者を対象とした療養病床のいずれかへの病床選択が義務づけされ、相生市民病院といたしましては、急性期の一般病床を選択いたしております。


 患者サービスといたしましては、訪問診療、訪問看護推進、医薬品につきましては、ジュネリック品の積極的使用、待合ロビー、いす、そして院内掲示案内板等の更新を初め、健康増進方の趣旨にのっとり、たばこの病院全館・全敷地内禁煙をいち早く実施いたしております。


 広報の充実では、病院独自のホームページを立ち上げるなど、広告規制がある中で、情報発信として広報の充実にも努めております。


 診療体制は、14年度末に医師1名が退職し、その後、派遣元の岡山大学からの後任派遣はなく、15年度・16年度は4名体制となりました。引き続き、質の高い効率的で、かつ患者様の権利や立場を尊重した医療の提供を経営重点方針として、健全経営化に向けて取り組んでおります。


 しかし、医師不足及び内科中心、救急診療が困難な診療体制におきましては、現在のところ、医業収益の目標が達せず、当初見込みに対しまして、今年度は約7,300万円の赤字決算となる見込みであります。


 以上が、過去22年間のそれぞれの時代におけます経営方針と、その施策と結果についてであります。


 評価につきましては、それぞれの時代における市民病院としての役割等認識を持ちながら、常に患者様の立場に立ち、良質で適正な医療提供が健全経営につながるといった基本方針のもと、院内におきましては、病院運営理事会を初め、病院管理者会議、病院運営委員会、医局会議、薬事委員会、給食管理委員会、感染予防対策委員会、医療事故防止対策委員会、診療報酬情報提供管理委員会等をいち早く立ち上げまして、病院運営から医療関係対策について常に検討・協議を行っております。


 また、医師不足の中で、外来、入院、検査、日々の医療研究をあわせ行っておりまして、診察時間を超える診療状況、また昼食等も定時にとりにくい状況もありますが、信頼され、親しまれる病院づくりに、職員一丸となって取り組んできたと考えております。


 次に、2点目の市民病院の現状分析と将来展望についてでございます。


 まず、市民病院の現状でありますが、相生市民病院は急性期医療を提供する一般病床54床で、標榜診療科は内科・外科・呼吸科・循環器科・放射線科の5科を標榜しております。看護基準体制は、入院患者2.5人に対し、看護師1人の看護体制でございます。医師につきましては、常勤医師が4名のほか、診察・当直・検査等で6〜7名の非常勤医師を岡山大学ほかから交代で派遣いただいており、このほか全身麻酔等を要する手術につきましては、岡山大学より助教授クラスの手術医1名と麻酔医1名の応援により、手術に当たっているところであります。


 医療法の現行の配置基準からして、医師は5名のところ、現在、1名が欠員となっている状況で、非常勤医師のうち1名が旧国立岡山病院から週1回来ていただいているところであります。他の非常勤医師につきましても、特定の医師でなく、当直が中心で、毎回、交代している状況でございます。現在、常勤医師のうち2名が17年度において退職を予定されておりまして、うち1名は6月末での退職予定でございます。このような状況におきまして、現在、医師確保を最優先課題として精力的に努力いたしております。


 なお、医師の確保状況につきましては、本定例市議会の病院問題特別委員会委員長報告のとおりでございます。


 いずれにいたしましても、医療環境の厳しい状況の中でありますが、粘り強く、ネットワークを広げながら、何としても当面の喫緊の課題であります医師確保に努めてまいりたいと考えております。


 次に、将来展望についての御質問でございますが、市民病院は、これまで市民が安心できる地域医療を確保するとともに、市内に不足する医療や一般診療では対応困難な政策的医療、専門医療等を適正に提供することを、その役割としてきたところであります。


 しかしながら、伝染病院の廃止、結核病棟の廃止後、従来の内科中心の診療体制におきましては、市民病院の本来の役割、また少子・高齢化の本格的な進展や生活環境の大きな変化に伴う市民の医療ニーズの多様化に対応できにくい現状となっております。


 相生市民病院は、地域医療の一端は担ってきているものの、市域における医療提供体制、また、近隣都市の公的病院及び民間医療機関の整備状況等から、現在は多くの市民の方々が総合的機能を有する市内外の病院を利用している状況が見られます。


 今後の医療施策につきましては、一つの病院ですべての医療機能を実現するのではなく、地域の医療機関が相互に連携し、それぞれの施設が提供する機能を分担していくという考え方が最も重要ではないかと思います。そうしたことから、相生市民病院につきましては、市民の医療ニーズがあり、その時代において求められ、現実に民間医療機関で担うことが難しい役割があれば、それが市民病院が担う役割であり、これが充足なければ、市がみずから市民病院を運営する意義を見出すことができないものと考えるものであります。


 以上申し上げましたとおり、市域の医療提供体制の中で、相生市民病院が、今後、市民ニーズに沿って担っていく役割や他の医療機関との連携、また経営上の課題とその対策、行政の市民医療への責任とサービスの提供のあり方について検証をし、市域医療体制の現状・推移を予測するとともに、国が現在進めております平成18年の医療保険制度改革、医療提供体制改革の推移を十分留意しながら関係機関の御協力を得まして、市民病院のあるべき姿を早急に検討し、喫緊の課題である医師確保の上に立った市民病院の構築により将来展望が見出せるのではないかと考えております。


 次に、病院経営について、市長及び病院長の責任についてでありますが、開設者としての市長の責任は、ただいま市長が御答弁されましたので、それ以外の内容につきまして御説明を申し上げます。


 経営方針、病院運営に関しましては、条例・規則におきまして、病院運営理事会が設置されておりまして、病院長は理事長として、これを総意することになっております。病院長としての職務は、理事会に協議し、病院事業経営の基本計画及び執行方針を樹立し、診療部門、看護部門、事務部門を統括し、病院運営管理及び包括医療を掌理する職務となっております。


 また、開設者の市長の権限規程の一部も病院長に付与されておりまして、実質的に病院長が病院経営についての責任者でございます。地方公営企業の一部適用による経営方法は、病院が独自に経営改善に取り組もうとしても、病院長に職員採用や処遇の決定等、実質的な権限が与えられてないことなどから、経営管理責任をあいまいし、経営責任を不明確にするなど、こういった問題が全国の各自治体病院においても見られております。病院の医療機能の充実や経営改善のためには、優秀な医師の確保が最重要でございます。病院長が病院運営、管理全般について実質的な権限を持つのが通常であります。医師の派遣・確保につきましては、これまで大学医局人事体制のもと、大学の意向により進められてきたこともありまして、首長及び病院長みずからが全国から医師を集めてくる確保体制になっていなかったことから、病院経営に対する取り組みが中心とならなかった点もございます。


 現在、新医師臨床研修制度を初め、医療のシステムが大きく変わっており、特に小規模病院や自治体病院におきましては、医師確保は相当困難な状況であります。これは、病院経営存続に大きな影響を受けるものであります。今、大学医局人事体制が変革している中、責任者として病院運営のかなめとなる医師確保について病院長の手腕が期待されるものと思っております。


 それから、3点目の今後の市域医療体制の整備方針についての1点目、医療問題について適正な市民アンケートの実施についてのお尋ねでございます。


 この件につきましては、平成11年に行いました「創造相生まちづくり5千人アンケート」により、保健医療体制の充実が大きな市民の関心事であることは、現在においても同じであろうと認識いたしております。


 また、市内には産婦人科の診療科がないことや、小児科の医師が減少していること、高齢化の進展が高く循環器系の疾患が多いことなどから、市内の医療提供の何が必要であるかは、相生市医療問題協議会の提言の内容と同様であります。


 したがいまして、これらの基本の上に立って、しっかりと市民医療ニーズの把握に努め、議会関係機関とも相談させていただきながら、市民病院を医療規制の中の範囲内で、市民の医療ニーズに沿った病院へと進めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 非常に詳細な説明がありました。


 15番。


○15番(野村初明君)


 SOS宣言についてでございます。


 古来、日本にはですね、言葉を「言魂(ことだま)」と言いまして、言葉に宿ると信じられた働きを非常に大切にしてきたものでございます。言葉の持つ力は、人の心に響くものでございます。苦しいときに苦しい顔をしたらどうでしょう。医者が、患者に深刻な顔で病気を告げたらどうでしょう。行政のトップとして、市長は苦しいときこそ、むしろ明るい、ゆとりのある笑みや言葉が必要ではないでしょうか。これが、市民に安心を与え、職員に頑張ろうという気をかき立てるものであります。計画の頭に、どうしてもキャッチフレーズが必要であるならば、文字を並びかえて、SSOとしても理屈は通るわけでございます。ずばり財政ステップアップ宣言としてもいいはずでございます。立派な計画の前に、このようなちょっとふさわしくないような言葉をつけるものはいかがでしょう。


 市域中核病院について、市長の医療に対する所信について、「医国手」という言葉がございます。医師の医と国と手と書きます。よく国家を治める宰相という意味でございますので、僭越ながら申し上げておきます。


 中核病院計画中断の理由と反省点について、挫折の源泉はですね、播磨病院建てかえをもって中核病院とした位置づけ、そして補助しようとする結論が先にあったと。それに沿ったシナリオをつくったという一連の過程にあると思っております。具体的にお伺いいたします。


 市域の医療提供体制について、協議会で十分な審議がなされたのか。2点目、中核病院として播磨病院整備計画があるんですけど、協議会の提言と大きくイメージが異なったこと。汐見台での移転反対の中で、現位置にこだわることなく、隣接する場所での交渉というものがあったのかなかったのか。


 次に、市民病院経営の取り組みについてであります。


 経営の厳しさについては、それなりの対策はなされたと思いますけれども、この10年間の前・後半の各5年間を総括して、4点についてお伺いいたします。


 1、病院事業の基本方針の策定のあり方について。2番としまして、院長の経営とリーダーシップについての考え方、市長の病院事業へのかかわり方について。4、医師の充実について。


 次に、病院の士気についてでございますけれども、昨年来、病院内の士気が沈滞している懸念を持つものであります。人は城、人は石垣なり、経営に一番大切なものは人であります。士気の回復と高揚について、病院内の対応、そして理事者の対応についてお伺いいたします。


 市民病院経営について市長及び院長の責任について、経営については、院長も当然大きな責任を負うものであります。院長の責任についてお答えがなかったので、私の方から院長の考え方についての発言等を申し上げます。市長、御所見があれば承りたいと存じます。


 1、就任のときから、前市長から病院は現状どおりでよいと言われてきた。2点目、公立病院は赤字でよい。3番目、就任当初から市民病院は診療所にすればよい。4番目、私はサラリーマンだから経営については市長の言うとおりにすると、こちらからどういうことはしない、経営方針はトップが決めること。5番目、市内に公立病院がなくなれば民間病院ばかりで、利益追求となる。公益病院があることにより、他の施設への抑制が効く。6番、公立病院を希望する医者は、市民のために働く考え方を持っている。公立病院は、利益を追求する病院ではない。


 次に、病院経営について、市長の責任でございますけれども、私は市民病院の運営等につきまして、平成5年・6年・8年・9年・10年、一般質問を通して提言をしてまいりました。院長の経営姿勢についても、いろいろありました。例えば、前院長の場合、診察は午前、週3回の診療で、午後は教授論文の作成に専念していること。現院長は、毎週金曜日には大学に診察に出かける。そういうことにつきまして、院長の職務専念に問題があること。まして、院長の通勤は岡山からでよいということにしておりますので、災害や緊急時のとき迅速に対応できない。これで、院長としての責任が果たせるのかどうか。また、相生在住の医師が1人であることへの問題点等々、行政、院長の経営姿勢について問題を提起し、病院の立て直しには強いリーダーシップを持つ院長が必要であると、前々から進言してまいりましたが、今に至っております。


 このように、経営について行政としての認識の甘さ、院長の経営意欲の低さの中で、長い間、市長と院長との間のキャッチボールが悪く、的確、かつ強い対策がとれず今日に至ったことは、まことに残念に思っております。市民病院にとっては、まさに「失われた10年」と言うべきだと思っております。


 市長、あなたの人生に啓示を与えた20世紀最高の社会学者のマックス・ウェーバーは、責任について、こう言っております。「政治指導者の名誉は、自分の行為の責任を自分一人で負うところにあり、この責任を拒否したり転嫁することはできない」と述べております。政治指導者は、官僚と異なる責任原則に立って行動すべきだと、そういうことだと思います。これら等を含め。市長の責任についての所見をお伺いいたします。


 市民病院の現状分析と将来について、市民病院の整備のためには資金が必要でございます。その資金調達には、住民参加型ミニ公募債にする方法も可能だと考えますが、この点についてお考えあればお知らせ願いたいと思います。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 答弁を願います。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 再質問で、まず1点目の協議会で十分な審議がされたのかについてでございますが、医療問題協議会につきましては、市内における医療の充実に向け、医療体制等の調査・研究を目的として、まず平成14年度に、医師会、歯科医師会長、県の福祉事務所、JC、市民病院長を委員として、医療問題懇話会を設置をしていただきました。


 この懇話会での検討の結果、今後は医療問題協議会でもって、市内における医療の充実に向け、医療体制等の調査・研究を行うこととすることになり、従来の医療懇話会メンバーに、新たに薬剤師会、民生児童委員、在宅看護師会、相生市活性化協議会、市民病院総看護師長が加わり、平成14年7月1日に設置をされました。


 同年8月30日に第1回が開催をされ、以降、検討をしていただき、平成15年の4月30日に「医療提供のあり方について」の御提言をいただきました。提言内容、整備概要につきましては、御案内のとおりでございます。したがいまして、2点目の異なったと言われますが、異なったとは思ってはおりません。段階を追って、真剣に市内における医療の充実に向けて、医療体制等の調査・研究をしていただいたものと考えております。


 この提言内容に基づきまして整備計画を立て、鋭意努力してまいりましたが、先ほどお話ししましたとおり、中断となったものでございます。


 3点目の隣接地での折衝は行ったかでありますが、現位置での建てかえについて再交渉を行いましたが、IHIとしては現位置については考えられないとの最終結論でございまして、具体的な場所を示しての交渉までには至ってはおりません。


 それから、市長と院長の間で余り意思疎通がなかったんじゃないかということでございますが、今、医師の派遣については、現状、大学医局人事体制の中で、これまで医師が派遣してきております。この問題につきましては、どこの自治体病院においても同様の状況であろうかと思います。現状の市民病院につきましては、強いリーダーシップのとれる指導者の必要性は感じております。先ほど申しました大学医局人事体制の中での派遣、また関連病院の位置づけから、今後とも岡大とのつながりは必要でございまして、この関係は堅持していく必要があろうかと思っております。マックス・ウェーバーの言葉、まさしくそのとおりでございまして、市長として最終責任は私が負うという気構えで取り組んでおります。


 次に、院長の医師確保努力についてでございますが、平成14年度末に医師1名が退職をし、その後、岡大からの後任派遣がないまま現在に至っております。派遣元の岡大には、院長から派遣要請を行ってきておりますが、当時、市民病院の患者数の推移や新医師臨床研修制度の関係もございまして、医師の派遣をしていただけなかったとお聞きをしております。現在、常勤医師の2名の退職もあり、院長にも直接医師確保について指示をし、現在、私自身はもちろん、助役、部長、事務長ともども。ネットワークを拡大しながら医師確保に努めているところでございます。


 それから、医療は本来患者中心にあるべきところ、供給側の立場で考えたことに問題がある。患者サービスを無視し、アメニティーだけでは、その役割は担えない。企業城下町だから補助しなければならないという発想からは、新しいものは生まれない。これをどう考えるかとのお尋ねでございますが、今回の中核病院整備につきましては、IHIが現播磨病院を建てかえたいとの意向と相生市医療問題協議会の御提言を実現したいとの思いで取り組んできたものでございまして、市内の多くの方が市外の病院へ行っている現状を何とかしたい、市民本位の患者の視点に立った医療提供体制の構築をという考え方を基本として取り組んでまいりました。そのことは、今も変わってはおりません。


 あとは、事務長より説明をさせていただきます。


○議長(奥本巳千雄君)


 市民生活部参事。


○市民生活部参事(中溝政博君)


 それでは、市民病院の経営の取り組みについて、4点お尋ねがございました。


 まず、ここ10年間の市民病院の前・後半の経営についての総括ということでございますが、先ほど詳細にわたりまして、過去22年間お話しいたしました。近年における10年の総括につきましては、前半につきましては、平成5年度からは看護体制を3対1から2.5対1に充実し、医師も5人体制で、専門診療も開始いたしております。


 また、病院給食の業務委託化を初め、医療機器の買いかえ、また施設機器の充実も図っております。


 診療面では、平成2年度から開始いたしました専門医療による診療、特殊検査、糖尿病教室の推進によりまして、市民の健康づくり事業にも参画いたしております。また、訪問看護も実施するなど、市民本位の医療提供にも努めてきております。


 後半につきましては、自己負担金の引き上げなど、健康保険法の改正と医療法の改正、また診療報酬のマイナス改定など、新医師臨床研修医制度の大きな変革等、こういったことが加速する中での厳しい経営状況となっております。医療法によります職員の配置基準規定がある中で、人件費経費等の徹底した見直し、節減策を強力に推し進めております。また、土曜日の診療を初め、施設の改修、そういったインフォームドコンセプト、医療相談窓口の開設など、患者サービスの充実も図っております。


 そういったことで、この10年間、前半・後半につきましては、そういった総括でございます。


 それで、1点目、病院事業の経営基本方針の策定のあり方についてでございますが、経営の基本方針は、病院理念にもありますように、患者様の安心・安全・快適性の傾注が第一でございます。先ほども申し上げましたように、どんなに時代が変革しても変わらぬ確かな医の倫理をもちまして、地域住民本位の医療等を提供する質の向上、すなわち質の高い効率的な医療の提供を目指すことが大基本でございます。これらをもとに、相生市民病院は、毎年、病院経営の基本計画及び執行方針を立てまして、経営方針、病院運営についての協議機関であります病院運営理事会で決定をいたしております。これらによりまして、病院事業計画の達成を目指して、病院従事者、職員一丸となって邁進しているところでございます。


 2点目の病院長の経営についての考え方とリーダーシップについてでございますが、先ほど市長が御答弁申し上げましたとおりでございます。


 次に、3点目、市長の病院事業のかかわり方についてでございます。


 病院事業につきましては、市長が開設者として最高責任者でございます。経営の基本方針のあり方で御説明しましたとおり、経営の基本方針、計画、執行方針は病院長が定めることになっておりまして、これらの執行状況について、毎月の運営、あるいは経理状況等を市長の方へ報告しているところでございます。


 なお、病院運営理事会は、理事長は病院長で、副理事長は市民生活部長というふうに規程されております。部長をして、大局的、あるいは市の保健福祉計画などの観点から、病院事業の基本的な部分で理事会において御協議いただいております。


 次に、4点目の医師の充実についてでございます。


 医師の充実については、病院問題特別委員長報告のとおりであります。具体的には、まず派遣元であります岡山大学第3内科へは、常時、コンタクトをとっておりまして、後任人事を強く要請しているところでございます。しかしながら、昨年4月からスタートした新医師の臨床研修制度のシステムの変更、これらによりまして、第3内科におきましても関連病院からの引き上げを行っても医局員が付則の状況とのことであります。しかしながら、引き続き後任の常勤医師の派遣について強く要望いたしております。


 現在までのところ、助手クラスの医師を初め、これまで非常勤として来ていただいております医師については、毎回交代となりますが、これまでどおりの確保の見込みができました。旧国立岡山病院からの派遣につきましては、これまでどおり、4月から後任が決まりまして、週1回、診察・当直・検査を含めて来ていただくことに確定いたしております。


 次に、県の担当でございます医療課の方に出向きまして、医師確保について要請をしてまいっております。県の方におきましても、いろいろ相談はありますけれども、現在、特にへき地での1人診療所につきましては壊滅的な医師不足で困っているといった状況であるということでございます。へき地対策が先なので、それ以外は何もできないといったことが現状であるというふうに認識いたしております。しかしながら、引き続き、相生市におきましても医師確保について強く要望をしてまいってきております。


 次に、相生市出身で、以前、夏に開催されました健康大学で御講演をいただいた埼玉医科大学神経内科教授、島津邦男先生にも直接お会いし、相生市民病院への医師確保についてお願いをしてきております。求人リスト等を手元に置いておき、いつでも対応できるようにしておくという御返事をいただいており、医師確保についてさらに強くお願いをしてきたところでもございます。


 さらに、川崎医科大学にもネットワークを広げまして、医師派遣につきまして要請を行っております。現在のところ、今期の派遣は難しいということでありましたが、引き続き、相生への希望者とか、あるいは他の関連病院で異動があれば、優先して年度途中においても派遣検討をする旨の御回答をいただいております。


 そのほか、相生市出身で、現在、他病院に勤務されている女性医師等にも来ていただきたいという要請を行っておりまして、現在、前向きに検討をいただいているところでございます。


 さらに、広告規制がある中で、全国の自治体病院協議会との医師募集ホームページ、あるいは相生市民病院のホームページの通年募集を掲載し、考えられる手だてをしながら、市長以下、医師確保について奔走している状況でございます。


 次に、病院の士気の回復と高揚についてでございます。


 院内の対応はどのようにしているのか、あるいは理事者はどのように対応してきたか、また、しているのかについてでございますが、まず1点目の病院の院内の対応でございますが、運営につきましては、先ほど説明いたしましたとおり、理事会のほか、院内の各委員会、管理者会議等、委員会を初め各委員会を設置いたしておりまして、全職員がいずれかの委員会に属して定期的に開催し、協議・検討を行っております。これらの協議会においては、常に研究・調査・問題点協議、それらをいたしまして、基本方針、事業計画の目標達成に向けて努力しているところでございます。これらによりまして、医師、看護師、医療従事者、事務局との連帯や意思の疎通を図りながら、基本方針、事業計画達成向けての士気高揚に努めているところでもあります。


 理事者としてはどのように対応してきたかについてでございますが、中核病院整備計画が進行していたときには、進展ぐあいに応じ、市長、助役、部長、それぞれ出席し、病院全職員との話し合いを行ったり、あるいは通常は事務長をして、これらの説明報告を行ってきております。現在のこのスタンスは変わらず、随時、節目には病院職員全員との話し合いの場を持つようにいたしております。


 それから、市民病院の現状分析と将来展望の中の再質問で、住民参加型公募債による方法も可能だということですが、この考えはどう考えるということですが、住民参加型公募債についてのお尋ねですが、市民病院の関係で申しますと、病院事業の適債該当事業であれば、ミニ市場公募債の発行は可能であると思います。今後、市民病院の方向性を検討する中で、市の体力度、事業の必要性等検討し、総合的に判断をしてまいりたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 15番。


○15番(野村初明君)


 中核病院の今度の一番の要点はですね、医療に対するやっぱり視座に問題があったのではないかなと思っています。医療は、本来、患者中心であるべきところをですね、供給側の立場で考えたということ、ここら辺に問題の分岐点があったというふうに私は思っておるんです。患者中心の病院の構築こそ、地域に信頼される病院の姿であると私は思っておりますけれども、市長、今、患者中心の医療を考えとるとおっしゃいましたので、今後ともそのお気持ちをお忘れなく、ひとつよろしくお願いしておきたいと思います。


 医師の確保についてですけれども、医師の確保は院長の大切な務めであるわけでございますので、既に常勤の医師がですね、1人、15年の3月からおやめになっております。もう2年経過しております。この間、院長はどのような医師の確保に努力されたのか、お聞かせ願います。


 また、理事者側においても、市民病院の医師についてですね、岡山のお医者さんは岡山に帰ってもらってもよいというお話があったとか、岡山第3内科との疎通が云々というふうにいろいろ聞くわけでございますけれども、本当に、今、医師の確保が大事なときでございます。市長もおっしゃいましたけれども、どうぞ渾身の努力を払われますことをお願いをしておきます。


 財政SOSのことですけれども、ちょっと私は内容が悪いとは決して言っておりませんので。要するに、その前につけるイメージが余りにもということで、具体的なことを言ったわけでございますけれども。それに対するお答えというんですか、的確なお答えがなかったんで、もう一度、私は内容自身がすばらしい、すばらしいからこそ、前につける言葉が余りにも私は厳しいというんですか、イメージが悪いというんですか、マイナスのイメージがあるということをずっと言っておりますので、内容についてではございません。


 市長は、言葉の持つですね、大切さについては十分御存じのことと存じます。「綸言汗の如し」という言葉がありますように、市政のトップである人は、この言葉を大事にしていただきたいものと思います。その財政SOSの前段の冠について、どのようにお考えなのか、いま一度お伺いいたします。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 今、野村議員のお話ですと、お金はないのにあるようにという、それこそ「うそつき」やと私は思われるんですよね。ここは、やっぱり正直に、非常にお金が厳しいんです、財政が厳しいんですということを市民にきちっと申し上げて、そして市民と一緒に、この財政の健全化に取り組んでいく、そういう意味で私はSOS宣言というのは、私自身、非常にいいネーミングだと、このように思っております。


○議長(奥本巳千雄君)


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 補足させていただきます。


 昨日も、5番議員、それから7番議員、13番議員からSOSにつきましてお尋ねがございました。その中で、議員御指摘のようなネーミングにつきましては、実はタイムスケジュールの中で御案内させていただいております。これは6月にですね、やはりどのようなネーミング自身を、この行財政健全化をネーミングする中で、今、御指摘がございました財政ステップアップ計画とか、こういうのも十分参考にさせていただきたい。これは、我々庁内の中での公募という形で、職員の意識向上、また、それらに関係する方々が集中的に集まって考えさせていただきたい、このように考えておるところでございますので、ひとつ御理解を賜ったらと思っております。


○議長(奥本巳千雄君)


 病院長として、どういう医師確保のために努力したのかという質問もあったと思いますけども。


 参事。


○市民生活部参事(中溝政博君)


 先ほども御説明いたしましたとおり、近年におきましては、岡山大学第3内科の方に常時コンタクトをとっておりまして、助役ともども何回か訪問させていただきながら医師確保の方に努めておるところでございます。なかなか岡山大学の方も、この臨床研修医制度そのものが進展をしている中でアポイントがとれなくて会える機会がなかったんですけれども、医局長、あるいは、その上席の方にお会いしながら、電話等を含めまして、医師確保の方に要請をしてきておるところでございます。当然、病院長も参画してやっておるところでもございます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 15番。


○15番(野村初明君)


 SOS宣言の前の言葉ですけれども、くどいようですけれども、正直に言えばいいというものでは、これはないんですよ。それが、政治というものではないんでしょうか。戦するときに、初めから白旗を揚げて戦をして、本当は苦しいんだけれどもと言いますか。僕は、やっぱりそこで気持ちの問題、言葉の問題を私は言ってるんですよ。何でも直接的に言う、そのことが正しいということではないだろうと思っておるんですが、いかがでしょう。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 実は、どういう宣言の名前にするかということで、候補の名前が幾つかございまして、私は、最初、財政チョイ宣言がいいんじゃないかと、こういう話をしたんですけれども、「それもひとつ何ですな」と、こういう話で、いろいろ候補がある中で、やはり不退転の決意で来年度から5年計画で確実に財政の健全化をするためには、このSOS、OSSではなくSOSがいいんじゃないかと、こういうことで最終的に決めさせていただきましたんで、よろしくお願いします。


○議長(奥本巳千雄君)


 15番。


○15番(野村初明君)


 これ同じことを3回聞くんですけど、そこまで物事の見方が違えば、これはどうしようもない。まず、宣言という意味の気持ち、私、言ったように、国とか個人が自分の方針、考え方をはっきりと言うということですよ、宣言するということね。はっきり「厳しい」ということを宣言してね、云々ちゅうのはちょっと立てかえの手法としては間違いではないかなと。いろんな意味で士気に影響するということを申し上げましたんで、この程度にしておきます。


 最後に一言、市長は平成12年7月7日の議会で、所信表明に対する私の質問に答えまして、私はマックス・ウェーバーの「政治は最高の道徳である」という言葉に感激し、生涯を政治にかける決意をした。そして、河本敏夫先生の政治信条である「政治家は1本のろうそくであるべし。自分の身を焼き焦がして世の中を明るく照らして、いつかは消えていくんだ」という教えを骨の髄までたたき込まれて相生に帰ってこられたと言われております。まさに、熱い心を抱いて市長の座に着かれたわけでございます。


 新渡戸博士の英文の名著「武士道」の中で、「武士道とは戦士たる高貴な人の本来の職分のみならず、日常生活における規範をも、それは意味をしておる。武士道は一言で言えば、武士階級の『高い身分に伴う義務』」と言っております。すなわち、武士は支配階級に属しておるがゆえに、正しい人の道というべき倫理・道徳を身につけ、民の規範となるよう実践することを義務づけられたのであります。それゆえに、武士はみずからを律し、正義をモットーとして、一度約束した以上は、命がけでその言葉を守り、名誉のために死をもって購なうということが義務づけられ、このような厳しいおきてを守ったからこそ、民の規範たり得たのであります。政治は、最高の道徳であるということは、まさに武士道の精神と相通じるものだと思います。地位の高い者は、それゆえに責任が重いことを御自覚いただきまして、「政治家は1本のろうそくたるべし」の師の教えを大切に、初心を忘れることなく、市への発展に努力されますことを御祈念申し上げて、質問を終わります。


○市長(谷口芳紀君)


 議長。


○議長(奥本巳千雄君)


 指名してませんよ。


 以上で、15番、野村初明君の質疑等を終結いたします。


 続いて、1番、楠田道雄君。


 資料の配付につきましては、議長より了解をいたしております。


 配付いたします。


                  「資料配付」


○1番(楠田道雄君)


 お許しをいただきましたので、質問させていただきます。


 相生市を取り巻く政治状況は、まことに困難きわまりないところにあります。この状況におきまして、果敢に現状打破に取り組んだものの、いまだ何ら成果をなせておりません。しかしながら、これでひるむことなく、行政、議会、そして市民一体となって状況の改善に向かわなくてはなりません。


 さて、本日は介護保険の問題を取り上げさせていただきます。


 介護保険につきましては、相生市のみならず、国全体が、その先行きにつきまして懸念し、対策に躍起になっております。厚生労働省は、高齢者向けの筋力向上トレーニングなど、介護予防を給付対象に加える方向の検討をしていると言っております。要介護度の低い人への介護サービスが自立支援につながらないとして、利用の多い家事援助に変えて介護予防を導入したいというものです。


 平成15年3月に出された「相生市高齢者保健福祉計画」の中には、次のように述べられております。「健康で元気に生活を営んでいる高齢者が、今後もいかに健康で生きがいを持って自立した生活を送っていくかが重要な課題であり、健康の維持増進、生きがいづくりへの支援も強く求められている」、このようにあります。至極当然のことであり、だれしも介護に頼らず生きがいを持って生きたいということは、万民の願いでしょうし、介護保険の運用の点からも大切な視点であると思います。


 15年3月の「相生市介護保険事業計画」によりますと、要介護認定者数は、平成16年度で1,033人、平成19年には1,251人となっております。この増加数は、どのような根拠で出されたのかわかりませんが、年々増加する傾向は変わらず、介護保険の破綻は日の目を見るより明らかです。それゆえ、高齢者向けの筋肉トレーニングなどの介護予防に力を入れようというわけです。


 16年3月の新相生市地域保健計画「健康あいおい21」では、次のように述べられております。「介護予防の機能訓練では、筋力トレーニング事業については、高年クラブなどの地域組織と連携しながら、公民館や集会所などの身近な場所において維持を図る」とあります。


 ここで、第1の質問ですが、高齢者の筋肉トレーニングなどの機能訓練の現況はどうか。また、行政評価はどうか。この点、お伺いいたします。


 次に、これは新聞に記載されていたものですが、認知症の高齢者が暮らすグループホームに学童保育所や託児所を併設し、お年寄りと子供の交流を通して認知症介護に役立てる新たな試みが広がっているとありました。認知症が進みがちだった人が、子供と接してから自分からトイレに行けるようになったとか、生活に関する150項目のうち、「わかる」「できる」の項目が子供と接する前に比べてかなり改善が見られる。また、子供の方にも変化があらわれ、認知症をある程度理解するようになったとあります。核家族化が進む現在においては、高齢者の知恵や技術が子供に新鮮な驚きと興味を与えるのではないかと思われます。この点、共生社会を目指す今日において最も大切な視点を暗示するものではないかと思います。


 そこで、第2の質問ですが、相生市では古くから愛老園や椿の園、そして隣接する敷地内に保育所があり、交流があると伺っております。老人への効果等について、お伺いいたします。また、市内の高齢者施設と子供との交流はどのようになっているのか、あわせてお伺いいたします。


 続きまして、飼い犬・猫のふんなどの公害対策についてお伺いいたします。


 昨年9月、市内のミニコミ紙に、「相生湾及び海岸一体の清掃作業に参加して」と題して、一市民の方が次のように驚きを持って訴えておられました。一部抜粋して読ませていただきます。相生ドラゴンボート選手権大会が行われる1週間ほど前の6月26日、前日から降り続く雨の中、相生湾内と海岸一帯で清掃作業が行われた。拾ったごみを大別すると、一番多かったのがたばこの吸い殻であった。特に、目についたのはバス停付近や芝生内に置かれたベンチの周りで、吸い殻やあめの包装紙が多かった。驚いたのは、犬のふんである。足元をよく見て歩かないと踏みつけてしまいそうになるほど、芝生内に点在していた。これは、ある市民方の投稿であります。


 また、最近、古池地区で「犬のふん持ち帰れ」との立ち板を見かけました。今、皆さんに写真をお配りしたものです。このような警告書といいましょうか、張り紙等は市内のほかの場所でも見られるものです。また、ホームページで「大町小町」を見ますと、多くの厳しい書き込みがされておりました。一例を挙げたいと思います。


 「本当に頭にきますね」ということで、私も、けさ、会社に行く際に自宅の玄関前に犬のふんを発見しました。急いで片づけましたが、結局、いつもの電車には当然乗れず、朝からむかむかしています。私の住んでいるところは犬が多いせいか、駅に行くまでの道のり5分の間に、犬を散歩させている人5〜6人と会いますが、ビニールや手さげを持っている人は多くて2人、ペットボトルに至っては皆無です。あちこちのお店の店先には、「犬のふん尿は飼い主が始末してください」などの張り紙があるところから、同様に被害に遭っている人はかなり多いのではないでしょうか。ほんの一例ですが、たくさんの書き込みがあります。まさに、犬・猫のふんの害に大いに憤慨されております。


 そこで、第1の質問ですが、相生市のふん害等については、どう把握されているか、また住民間のトラブル等はないのか、この点についてお伺いいたします。


 続きまして、相生市の現在の条例網での対応の可能性についてお伺いいたします。


 相生市民の「住みよい環境を守る条例」がございます。第12条に、苦情処理について、「市長は、公害並びにその他良好な環境の侵害に関する住民の苦情について、関係行政機関と協力して迅速かつ適正に処理するように努めなければならない」とあります。また、市民の責務に関して、第17条に、基本的責務について、「市民は公害を発生させることのないよう努めることとともに、地域の良好な環境を確保するよう努めなければならない」とあり、また18条には、協力義務として、「市民は、公害の発生状況及び良好な環境の侵害状況について通知するとともに、行政機関が実施する環境保全の施策に協力しなければならない」とあります。市民が良好な環境を自分の努力で守りなさいと書いているわけです。


 そして、工場等に対して、第24条、規則基準の遵守、第26条には勧告及び命令と続きます。第69条には、罰則が定めておられます。罰則を読み上げますと、「1年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処す」、このようになっております。


 また、相生市環境監視員に関する規則があります。その第2条には、「市域内で環境を損なう行為が行われないように監視し、当該行為を行う者があった場合に、その者に対して適切な指導、助言を行うとともに、中止するよう警告し、必要に応じて市長に報告するものとする」とあります。


 ここで第2の質問ですが、現条例での対応の可能性はどうなのか、お伺いいたします。


 公害に対する厳しい規制が起こるのは、水俣病を初めとする四大公害に対する、このようなことを二度と起こしてはならないという反省の上に成り立っておりますから、工場に対する厳しい罰則を含む条例になったんだと推測いたします。


 しかしながら、日本経済を見ますと、ものをつくればよいことから、美しいものをつくる。そして、その後は個々人の個性に合ったものへと変化しております。高度成長期には、ものづくり、その後、美しいものをつくる、そして現在は個性的なものと移っているんでしょうか。以前、コマーシャルにありました猛烈からビューティフルへ、そして、それにつけ加えるとパーソナルティーとなるような気がいたします。


 社会は、どんどん変化しております。それにつれて、公害に対する認識もどんどん変化しております。ペットの三大公害として、鳴き声、飛毛、悪臭や不衛生があり、近隣トラブルの代表的なものであります。推計では、約1,000万匹の犬と800万匹の猫が飼われているそうで、実に2.5世帯に1匹の割合で、犬か猫が飼われています。昔からのことわざの「犬も歩けば棒にあたる」時代から、現在は「人も歩けば犬のふんにあたる」時代へと変わってきており、市民のふん害に対する悲鳴も限界に来ているように思われます。善意な市民がリスクを冒してまで忠告・通報しても、罰則はない限り、ふん害がなくならないのではないでしょうか。


 そこで、第3の質問ですが、罰則を含む新条例の必要性についてお伺いいたします。


 以上で、壇上からの質問を終了いたします。


○議長(奥本巳千雄君)


 答弁を願います。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 それでは、第1点目のお尋ねの高齢者の筋肉トレーニングの状況と行政評価についてでございますが、現在、国におきまして介護保険制度の見直しが進められているところでございますが、その中で、要介護状態を悪化させない目的で、軽度者を対象とした新予防給付として筋力トレーニング等が検討をされております。


 相生市におきましては、御質問の中でもありましたように、高齢者が住み慣れた地域で、健康で生きがいを持って暮らしていけるよう、平成15年度・16年度に、相生市高年クラブ連合会が、健康づくりを目的として実施をされました「筋力トレーニング事業」について支援を行っております。


 この内容につきましては、担当部長の方から御説明をさせますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 1点目の高齢者の筋肉トレーニングについて、まず本事業の内容を申し上げますと、トレーニング機器を使用せず、専門講師の指導のもとに、月2回、6カ月間を1クールとしてトレーニングを行っております。15年度の実施状況は、2クールの延べ25回行い、延べ2,400人が参加しております。16年度は、1クールの12回で、延べ730人が参加しております。


 本事業の評価といたしましては、事業終了後に効果測定を行った結果、体力測定で効果があった方が45.2%、変化がなかった方が36.1%となっており、その他日常生活における変化や症状や病気の改善事項についてのアンケート結果については、日常生活における変化では、睡眠やたばこの本数、酒の量等において改善があったと答えられた方は14.1%、症状や病気の改善事項については、便秘、肩こり、腰痛等、何らかの改善が見られたと答えられた方は14.9%となっております。


 次に、2点目の高齢者と子供の交流で、まず愛老園における状況についてですが、愛老園の年間行事として、毎月、矢野川保育所との交流事業が計画されており、主なものとしては、4月には花見会、7月には七夕会、12月はもちつきと、その月に合った交流がなされております。また、それ以外にも矢野川幼稚園、矢野川小学校、那波小学校、相生高等等が友愛訪問を行っております。


 次に、椿の園の状況についてですが、椿の園では、5月に運動会、7月には七夕の飾りづくり、9月は敬老会、1月はとんど等において、矢野川保育所、矢野川小学校・中学校との交流がなされております。


 その他の施設の状況でございますが、矢野川保育所が老人保健施設ハイマートに年3回、相生幼稚園がデイサービスセンターコスモスに、矢野川幼稚園が特別養護老人ホームグリーンを、それぞれ訪問交流を行っております。


 次に、飼い犬・猫のふんなどの公害対策について、1点目の市内の現状の把握でございますが、飼い犬・猫のふん公害の現状について、まず、犬のふんについてでございますが、昨年12月末現在の犬の登録頭数は2,059頭となっております。特に、最近、天候も暖かくなってきたせいか、朝に夕方、愛犬家たちの方が犬を連れて散歩されている光景をよく見かけるようになりました。しかしながら、残念なことに、議員御指摘のように、当然、飼い主として守らなければならないマナーが欠落しており、このことが特定の地域・場所にかかわらず、公園、また歩道上等において、ふん公害のため市民の方に不快感・迷惑がかかっていることは、議員同様、承知いたしているところでございます。


 そのため、市といたしましては、毎年、犬の登録と狂犬病予防注射のお知らせ時期には、飼い主のマナー用に作成したリーフレットを配布し、啓蒙を図るとともに、機会あるごとにチラシを作成し、地域の自治会に回覧をお願いしたり、広報紙による記事掲載、常習場所と思える地点には立て看板を設置し、飼い主に対し注意喚起を促しているところでありますが、一部の飼い主によるマナー違反により、ふん公害は依然として後を絶っていない現状が見受けられております。


 次に、2点目の条例網での対応の可能性についてでありますが、相生市におきましても、相生市民の住みよい環境を守る条例を制定しており、第42条に、愛玩動物の飼育者の義務と、そして愛玩動物の飼育者は、その動物が近隣住民の生命、身体、また生活環境を害さないよう管理飼育しなければならないと規程しておりますが、訓示規程の内容であって、罰則規定は定めておりません。


 また、そのほか西播磨管内の市町では制定している市町はございませんが、明石では「明石空き缶等の散乱及びふん公害の防止に関する条例」を制定しておられますが、内容は訓示規程等で、実際の運用として、やはり飼い主のマナーに頼らざるを得ない状況であると聞いております。


 また、兵庫県においては、動物の愛護及び管理に関する条例が平成5年に制定され、第12条第2項に、「飼い犬の所有者等は、当該飼い犬が道路、公園、広場その他の公共の場所においてふんを排出した場合には、直ちに当該ふんをその場所から除去しなければならない」と規程されており、違反した場合には罰則規程が定められており、10万円以下の罰金に処すると規程されておりますが、やはりこれの適用の実態についても、ほとんどないと聞いております。


 先ほども申し上げましたが、飼い主、当然のマナーとして、愛犬家の方に対し、地道でありますが、機会あるごとにマナーの履行を呼びかけるとともに、市民全体の目が監視していることを再認識していただくことが一番大事なことではないかと思っております。市といたしましても、重ねて啓蒙普及に努めてまいりたいと考えております。


 次に、猫の考え方でございますが、猫は犬と異なりまして、御承知のとおり、登録制度がないことから、飼い猫と野良猫の区別がつかないのが実態であり、直接行政が対応しがたい問題でもあります。不必要になった猫については、広報紙により猫の引き取り日をお知らせしており、毎月第3火曜日が引き取りとなっております。その指定日に持ち込まれました猫については、兵庫県動物管理事務所に引き取りをお願いいたしております。しかしながら、猫のふんについては、犬と同様に対応しがたい問題となっております。


 次に、3点目の新条例制定の必要性についてでありますが、市としましては、犬・猫のふんの適切な処理等につきましては、飼われている方の当然守らなければならないマナーであると認識しております。先ほど申し上げましたように、兵庫県条例において、ふん公害等に関しての罰則規程のある条例がありますので、今のところ新たに条例を制定し、マナー違反に対し罰則を科すといった考え方はありませんが、しかし、このことについては賛否両論あろうかと思いますので、議員の御趣旨は十分に理解できますが、今のところ、飼い主に対し、地道ではありますが啓蒙啓発を継続して実施していくことが、現時点でベストであろうと考えております。


 また、あわせて各地域自治会の会合におきましても、地域一帯の議題として取り上げていただき、マナーの欠落された飼い主に対し、容易に注意の声かけのできる地域の環境雰囲気づくりの構築に向けて、市民の皆様の御協力をいただき取り組んでいただければありがいことだと思っております。このことが、環境都市宣言にふさわしい、住民主体での行動の規範ではないかと考えております。


 なお、新年度に入りますと、4月初旬に犬の登録と狂犬病予防注射の日程が入っており、飼い主に対し通知を含めて啓発を行うとともに、3月15日号の広報紙には「飼い主への皆さんへ」と題したマナーリーフレットを折り込んで全戸配布させていただいたところでございます。今後におきましても、兵庫県の主管課とも連絡を図りながら、飼い主のマナー向上に向けて、地道な活動ではありますが、市民の皆様の御協力をいただきながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 1番。


○1番(楠田道雄君)


 1点だけ再質問させていただきます。


 本年度施行されます筋肉トレーニング事業について、お伺いいたします。


 県4分の3、市4分の1の負担で、363万4,000円の予算で施行されるわけですが、要支援、介護1及び2の要介護認定者を対象に、身体状況を考慮して筋力の向上のために、機械を使用しない筋力トレーニングを行う。そして、その効果測定及び評価分析等の事業を実践するとなっております。週2回、3カ月間実施で、2クールの実施で参加人数は8名から12名となっておりますが、ここでひとつ確認ですが、この人数というのは1クールでしょうか、それとも2クールでしょうか。そして、市内に要支援、介護1の人数はどれぐらいいるのでしょうか。また、筋肉トレーニングの参加人数が少数のように思うのですが、これで大丈夫なのかということと、どのようにして人を選択されていくのか。また、送迎バスの借上げ料として95万8,000円計上されておりますが、これはどういうことなのか、これについてお答えいただきたいと思います。


○議長(奥本巳千雄君)


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 筋肉トレーニング事業の内容についてでございますが、筋肉トレーニング事業は、要支援から要介護1などの軽度者を対象として、平成18年度から実施が予定されております新予防給付の中の一つのメニューであり、平成17年度は、市町村介護予防試行事業として全市町で実施するよう指導を受けております。


 本事業の具体的な実施要領がまだ示されておりませんが、平成16年度に全国75市町で実施されておりますモデル事業に沿った内容になると思われますので、その基本的な考え方について御説明をいたします。


 本試行事業を実施するには、まず事業推進委員会を設置し、委員会で対象者を選定をいたします。そして、スクリーニングと呼ばれる介護予防が有効な者であるかどうかの判定を行い、順次、アセスメント、ケアプランを策定し、事業実施に向けていきます。対象者の判定におきましては、老人保健の基本健康診査等のデータや要介護認定における判定資料を活用して行います。事業の実施に当たっては、虚弱な高齢者が対象のため、会場までの足の確保やリスク管理を考えて、保険への加入も指導されておりますが、参加者には事前に事業の趣旨を十分に理解を得た上で参加していただき、事業実施前と後での改善度を個人評価するとともに、参加者全員の総合評価を行うことになろうかと思います。


 本事業の対象者となるであろう人数でございますが、1月末現在で、要支援者が206名、要介護1が333名、それから要介護2が170名で、この中から8ないし12人の参加者で、週2回の3カ月間を1クールとして、2クール実施する予定でございます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 1番。


○1番(楠田道雄君)


 ふん害についてでございますが、公害について人々の認識が社会の変化とともに変化するのは当然のことであります。体に悪影響を及ぶすものから、今では日照権が認められておりますし、この日照権を裏返しますと、快適な生活を送ることを阻害するものは公害であるという認識の上に立ってあると思います。


 御答弁にありましたように、兵庫県条例に罰則規程があり、今後、飼い主に対して啓蒙啓発をより積極的に進めていただくことを要望いたします。


 介護の問題については、人間だれしもいつまでも元気で、だれの世話にもならずに暮らしていきたいと思っております。しかしながら、不幸にして病魔に侵されることがあります。認知症の改善の取り組みの一つを紹介させていただきましたが、今後、行政におかれましても、関係機関との連携、情報交換に努められて、情報発信の中枢部として、認知症対策をお願いいたします。


 元気な高齢者の育成についてでございますが、御近所に長寿番付に載っておられる方がいます。朝早くから地域の公共施設のお掃除をされて、その後、グラウンドゴルフを興じておられます。本当に頭の下がる思いがいたします。村山 孚さんという86歳になる著述家の方が、「老人自立宣言」という本を出版されております。その本の中で、福沢諭吉の「独立自尊」の内容を紹介されております。「独立の気力なき者は必ず人に依頼し、人に依頼する者は必ず人を恐れる。人を恐れる者は、必ず人にへつらう。常に人を恐れ、人にへつらう者は、次第にこれに慣れ、その面の皮鉄の如きなりて、恥ずべきを恥じず、論ずべきを論ぜず、人をさえ見れば、ただ腰を屈するのみ」という文を引用されて、介護に限らず、老人は他者からのサポートを必要とします。しかし、それに甘えていると、いつしか自力が失われていってしまう。そこで、感謝はするが甘えない、自分でできることは自分でする。つまり、老人の自立です。これこそ普通の老人が、老後を生きる極意だと思います。このように述べられております。


 クラーク博士の「ボイーイズ、ビー・アンビシャス」という有名な言葉がありまして、「少年よ大志を抱け」と訳されておりますが、アンビシャスには熱望する、野望に燃える、こういう原義のほかに、生き生きとしているという意味があります。ビー・アンビシャス、ディ・オールド、高齢者の皆さん、生き生きと過ごしましょう。そして、政策は前述の村上さんの自立の精神を尊重して行われるべきであり、筋肉トレーニング試行に大いに期待しますと同時に、その成果について議会への報告を要望いたしまして、一般質問を終わりにさせていただきたいと思います。


○議長(奥本巳千雄君)


 以上で、1番、楠田道雄君の一般質問を終結をいたします。


 ただいまより、11時35分まで休憩をいたします。


   (休憩 午前11時14分)


   (再開 午前11時35分)


○議長(奥本巳千雄君)


 休憩を解き本会議を再開いたします。


 引き続き一般質問を続けます。


 次に、2番、月岡定康君。


○2番(月岡定康君)


 それでは、通告に従いまして質問いたします。


 1番、西播磨広域連合提唱について。


 谷口市長は、昨年10月に、西播磨広域連合構想を発表され、5年のモラトリアムの与えられた新たな特例法を事前の策として、県下で初めて取り組むと、このたびも突然発表をされました。また、この冊子の中で、市長は、前回の西播磨市構想発表での説明不足が災いし、関係自治体に迷惑をかけたことを反省されておられますが、このたびはそのようなことにならないように慎重に運ばれていると思っておりますが、たまたま、過日、NHKの「その時、歴史が動いた」、坂本竜馬を、2月でしたか、1月の末に見たわけでありますが、私は改めて竜馬の役割について再認識をいたしました。


 彼は、薩長同盟の立役者でありましたが、単なるフィクサーでもなく、コーディネーターでもなく、私はシャトラーだったと思っております。彼は、日本の新しい時代に向けての「かじ取り」を、みずからの理念と信念に基づき、みずから実現しようと薩長間を頻繁にシャトリングしながら、薩長の「おれが、おれが」の太い縦糸をしっかりと横糸で結びつけ、明治維新という見事な錦を織り上げたわけであります。


 このたびの合併の構図のキャスティングを振り返ってみますと、上郡町長は、長州に肩入れして竜馬役にはならなかったし、谷口市長は、どちらかといえば西郷隆盛の役回りに終わったのではないかと思います。今度こそ、谷口市長が信奉する竜馬役に徹してもらいたいと思います。


 (1)周辺市町の反応がどうであったのか、お尋ねいたします。


 (2)具体的な取り組みの現状と今後の展開についてお尋ねします。冊子の中で、市職員とともに知恵を絞り、近隣市町の方々に説明し、御協力が得られるようにしたい。また、首長会議の開催も呼びかけたいと言っておられますが、発表以来半年がたちますが、どのように進展されておるのか、また今後、どのように展開されようとされておるのか、お尋ねします。


 (3)広域連携の具体的提案についてであります。


 西播磨市に向かってブロック化が進む中で、相生市は広域連合を通して合併を仕掛けていこうというわけでありますが、並大抵のことではないと考えます。そこで、老婆心で一つ申し添えたい。私が30数年前、仕事上、読みました外国の外交官だった方の書いた「外交談判法」の一説を参考にされたい。それによりますと、相手政府がどういう利益が得られるか残りなく検討し、そうした利益のあることを相手に納得させるように骨を折り、その利益が相手が獲得できるようにして、その利益がこちらの政府の利益と一致するように真剣に努力する。これによって、双方の信頼が生まれ、目的が達成できると言っております。


 広域連合への外交戦術には、この心構えが必要だと考えます。この観点に立って、私は五つの提案をいたします。


 ?市民プール活用と播磨ふれあいロード境界道路の整備であります。新聞によりますと、揖保川町は平成17年度にプールを建設すると掲げておられます。これが実現しますと、相生市のプールは相当の打撃を受けると私は思っております。その辺の実態も報告をいただきたいと思います。同時に、現在、揖保川町が播磨ふれあいロードを建設をしておりますが、ちょうど那波野の境界線でとまっておりますが、揖保川町の方々がプールへ行くのに便利なようにアクセスを那波野の村の中を通れるようにする。同時に、相生駅前にもスムーズに来れるように道路を整備する。それによって、両方の利益が得られると考えます。


 ?ごみ焼却場の余力の活用であります。焼却炉の公害の予防と炉体の寿命の延命か、それと処理能力の余力、こういったものをフルに活用するためには、相生市として周辺市町に呼びかけるべきではないでしょうか。


 ?赤穂市給食センターの利用であります。もはや、ない袖は振る必要はないのであります。隣にそういう便利なものがありますし、世の趨勢もセンター方式と聞いております。これによって、児童にも一斉に恩恵を与えることは可能になります。いずれは合併するのでありますから、私は呼びかけるべきだと考えます。


 ?市民病院を赤穂市民病院のブランチ化。今回、中核病院問題が頓挫し、相生市民病院の抜本策を掲げておられますが、相生には西播磨の玄関口としての役割は最低務めなくてはなりません。そういう意味で、駅前に現在の市民病院を置くにしても、最近は公立病院の統廃合はもう常識となっております。そこで、赤穂市民病院との連携によって、その出先機関として残してはどうかと、このように考えます。


 ?JR相生駅前のパーキングへの出資であります。我々市民シャトルは、先月、陸の要衝としての小郡町を参考に視察に行ってまいりました。そこでは、小郡町の駅前が新山口市の交通の要衝としての位置づけが置かれており、現在、駅構内のエスカレーターは南部の宇部市が費用分担しているということであります。現在、小郡町では公的パーキングもありますが、現在、かなり窮屈になっており、パーキングの設置が課題になっておるということであります。相生駅前のAブロックにつきましては、相生市だけのものではなく、これは西播磨全域のJR新幹線を活用される方々のためのものであります。私は、この機会に連合として私は提案すべきではないかと、このように考えます。


 次に、2番、産業振興と都市計画のあり方であります。


 (1)ケミプロ化成の工場建設について。


 ケミプロ化成が、2月24日の新聞で、福島県に相生工場で研究開発した薄型画面素材の新工場を建設するというニュースが出ました。私は、大変驚いております。自主財源確保は、市にとっては唯一の再建への道ではありませんか。それを、こともあろうに、いいところだけを他県に持っていかれて何のリアクションもないということを私は考えられません。ただ指をくわえて見ておるというだけでよいのでしょうか。


 ?新聞発表の経緯と市としての対応をお尋ねします。同社に対する誘致の際のいろいろの優遇措置等の条件はどうだったのか、お聞かせください。?今後の対策について、お尋ねします。


 (2)都市計画の役割について。


 ?都市計画課としての、この事態にどのように反応されておるのか。例えば、今回のニュースを聞いて、あの程度ならば市内に工場用地があるよとか、あそこをいらえば使えるよとか、今からやっても2年はかかるよとか、そういう議論がかなりなされ、また、これが企画課とも話し合いをされたのかどうか、お尋ねしたい。


 ?西播都市計画区域の見直しの必要性について。都市計画道路網の見直しは16年度中に終わるということでありますが、赤相3地区の人口を10万1,057人として、平成12年を基準に20年後の姿を展望しつつ、目標年次を当面平成22年として、残り5年間の都市計画の基本方向が定めておるわけでありますが、合併新法を視野に入れて進める必要が出てきておるのではないでしょうか。それから言いますと、赤穂市は、その計画では臨海部と西有年地区に工業地区としての整備の方針が決まっております。一昨年の都計審でも、私は相生市が外されていることを指摘いたしましたが、このままでは相生市も都市計画マスタープランの西後明、雨内、中央北部地区の先端産業支援地区、あるいは住工協調地区が空文化するのではないでしょうか。先月、訪れました小郡町は10月に発足の新山口市の玄関口として、交通交流拠点として位置づけられております。また、1時間から1.5時間の通勤圏の人たちのマンションがどんどんと建っており、ベッドタウンとしての役割も進んでおります。また、企業誘致のための条例も用意されております。相生市は、IHIとJRの神頼みに徹するのか、ただ成り行きを拱手傍観するのか、何か残りの5年間内にアクションを起こす考えがあるのかどうか、お尋ねします。


 (3)産業誘致の提案についてであります。


 現在、私は角石議員に後ろから押されまして、東加古川の「いなみ野学園」に通っておりますが、その同じクラスの人から最近聞いた話であります。これは、ぜひ職員の皆さんも聞いておいてほしいと思います。トヨタの現在の社長の張さんと若き日に机を並べて、かの有名なジャストインタイムの開発者、大野先生の講義を聞いたそうでありますが、その先生から直々にジャストインタイムの誕生秘話を教えていただいたそうであります。


 それによりますと、戦後のトヨタは、いつ倒産してもおかしくない経営状態でありました。そのため、毎月の資金繰りにも事欠く常態でしたが、月初めに材料を購入するために借金しても、その月末には売上計上ができなければ返済できないと、そういう危機的状態であったそうであります。そのために思いついたのが、この手法であります。つまり、必要なもの物を要るときだけ購入して、そして、ものづくりをすると、こういう方法しかなかったわけであります。ただ、大野先生の偉かったのは、この手法をコストダウンのシステムにまでに完成したことだと、その方はおっしゃっておられました。職員の皆さん、ジャストインタイムは苦肉の策だったんです。窮余の一策だったんです。つまり、苦し紛れに思いついたのが、このジャストインタイムだったんです。


 市民は、その日の生活に追われ、市政の動向に注目している時間は全くないと言ってよいと思います。私自身も、2年前まではそうでありました。したがって、職員諸君に奮起していただかなければ、相生市の再建は不可能であります。このままでは、職員は本当に自分の窮状として、これを受けとめているのか、本当に相生市民なのか。また、他の地区から来ておられる職員の方も、自分の住んでおられるとこの利点を導入してでも、相生市をよくしたいという考えはないのでしょうか。自分たちは淡々と事務処理をやっておればよいのだとおっしゃるのなら、人口も太子町並みの町であり、この際、町の組織に格下げし、県へ事務返還するものはしてスリム化するだけに力点を置いて、小さな政府を目指した財政健全化に専念し、次の合併に備えるしかないのではないですか。そんな能なしの情けないまちですか、相生は。もっと激しい議論、発想、提案をしてもらいたいと思います。私の拙い提案でありますが、4点申し上げます。


 ?工場誘致のための土地調査であります。12月7日付の新聞では、兵庫県下では工場の新増設が活発化し、優遇策の効果で全国3位だそうであります。相生市も手をこまぬいているわけにはいかない。自主財源確保に向けて行動を起こすべきであります。(ア)東部工業地域内の企業の所有しておる遊休地、また隣接する県の埠頭の用地、それから汐見台の工業団地の遊休地、これらの活用調査であります。汐見台につきましては、私も一部の所有者から、そういう話があったらぜひ聞かせてほしいということも聞いております。ぜひ調査をお願いしたい。(イ)下水道管理センター内の遊休地、5万人人口を想定した、あの広大な敷地の遊んでいる場所、これについてやはり取り上げるべきであります。(ウ)IHIの遊休地、昨年も申し上げましたが、1万人の従業員がおったときと現在の2,000人足らずの従業員、この広大な遊休地の活用であります。(エ)中央北部地区住工協調地区の指定されておる、ここの徹底的な調査と活用であります。(オ)市内の遊休工場施設の調査、市内の中堅企業の遊休工場、あるいは場所、また貸し工場を持っておられる方々、そういう方々の調査であります。


 ?誘致担当のセクションの設置であります。


 企業は、不況になると人件費を含む固定費の圧縮と同時に、営業活動の強化を必ずいたします。営業出身の方が社長がなるのも多々ございます。この考え方は、行政も同じであります。自主財源確保のための営業戦略を立て直すのは、当然のことであります。現在、相生を取り巻く赤穂・龍野市では、工場内の更地をたくさん持っており、受入即応態勢ができております。相生は、現状では今からブルドーザーを入れ造成しなければならず、かつて赤穂機工が西有年に移ったように、大魚を逸する結果となるわけであります。


 そこで、?でピックアップしました土地の、いわば周旋業に専念する作戦をとるべきであります。最近、市の幹部の方と話した中で、その方は、こうおっしゃいました。「ということは、提灯持ちということですか」と言われましたが、全くそのとおりであります。提灯持ちかというのでは少し名前が軽すぎるので、字引を引いてみますと、提灯持ちはキャンドルホルダーと言います。そこで、私はキャンドルホルダーセクション、つまりCH課、かつての開発課にかわる、こういう課を設置して、また各部門間で自主財源確保のためのニーズを集め、いわゆる、ちりも積もれば山となる、先手必勝と、これをキーワードに私は展開すべきだと思います。


 最近、全国最高齢市長の新潟県阿賀野市長、本田さん82歳だそうですが、大変な時代で、自主財源確保しなければならない。固定資産税と雇用確保をできるのは企業誘致しかないと。そこで、東京・大阪を回るトップセールスを今後も続けると、こうおっしゃっておられます。私は、相生市も同じだと考えております。


 ?環境関連産業に特化した企業誘致。環境宣言都市として、20兆円規模と言われる、この市場にかかわる企業・ベンチャーが進出しやすいように、その場所を準備する。相生に新幹線の駅が設置された大きな要因として、IHIの存在が大きかったと、私は聞いております。何と言っても、活力ある産業育成こそは最大のポイントであります。同時に、土地の法的呪縛を突破するには特区申請が最大の武器ではないかと、私は考えております。


 ?誘致条件の設定、(ア)小郡町では、企業誘致条例が制定されており、この際、相生も要綱をひとつ幅を広げて条例をつくられたらどうでしょうか。(イ)全国各地の誘致条件等、この際、徹底的に調査をしたらどうでしょうか。


 3、近代建築物該当住宅登録申請について。


 (1)登録申請3件の調査結果についてであります。


 私は、昨年7月に提案いたしました笠原家住宅、浜本邸、河野家住宅につきましての予備調査の結果をお聞かせください。また、文化財審議委員会での議論についてもお聞かせください。


 (2)今後の取り組みであります。


 兵庫県教育委員会の取り組み目標と相生市の対応であります。県のねらいは、文化財保護法の国の指定とか地方自治体指定、国の登録文化財などの諸基準から漏れておる文化財の対象になりにくい身近な建物にスポットを当てた事業と聞いております。教育委員会としては、2,000から2,500件を目標にされておるということですが、その後の実績はどうなっておるのか、また近隣の市町では登録をどの程度されておるのか、そして相生市の対応をお尋ねします。


 (3)街並みの保存についての提案であります。


 昨年12月、私は、EM団子を那波港に投入した後の調査で行っておりましたら、ちょうど大島山のふもとの石碑のところに14〜15人の中高年の老人たちがやってきて、何か地図を見ながら話をしておりましたが、どうも聞いてみると岡山弁なので、どこから来たか聞きましたところ、岡山市内から来とるんだということで、産業振興が発行した例のマップを見ながら、その辺を散策をされておりましたので、「神崎与五郎の格子の井戸がこっちの方向ですよ」と案内・説明しといたんですが、あれがもし鉄板が敷かれたままだったら非常に恥ずかしい思いをするんでしたが、何とか鉄板が撤去をされた後でしたので、実はほっとした次第であります。相生の歴史の変遷の証人として、建造物が個性豊かなまちを形成する一つのキーポイントになると私は考えます。消滅が寝耳に水にならないように、我々は努力すべきであります。


 ところが、先週の赤穂民報に、小河の観音堂境内にある浅野家のゆかりの位牌堂が倒壊寸前で、立ち入り禁止になっておると。これに対する再建の声もありと、大きく出ておりました。相生市は、これを承知されておるのか、取り扱いは相生市は金がないので放置するしかないのか、史跡を失って何が観光化と申し上げたい。このままで、谷口内閣の間にすべてが市内から消えてしまうんではないかと、私は危惧いたした次第であります。


 今回、私の提案としましては、歴史ウオークのあり方について、1点申し上げたい。


 若狭野の入野地区に、高田家という立派なおうちが現在建っておりますけども、ここを中心とした田園風景の中で、風雪に耐えてきた古い民家が点在しております。これをひとつウオーキングコースとして設定していただいて、市民にぜひ親しんでいただくと。そして、相生のそういう施設が残っていることをひとつ勉強していただきたいと、このように思うんですが、御意見をお伺いしたいと思います。


 4番、終戦記念日60周年記念行事について。


 太平洋戦争の記憶の60年目を迎え、小学校4年生だった私も今年中には古希になる始末であります。実際に戦場で戦った体験者の方々は、大方80代を過ぎており、その貴重な体験は、教訓の宝がたくさんあります。そのことを後世に、ぜひ私は伝えなければならないと思っております。


 そこで、?行事事業の考えがあるのかお聞かせください。?語り部の記録。この方々の話を聞くのはもう最後のチャンスだと私は思っております。また、先日の双葉中学校の卒業式で聞いておりますと、生徒たちは昨年沖縄の戦跡を訪問されたと。また、文集の中には「戦争のつくり方」という本があるそうですが、その読書感想文も載っております。ぜひそういう方々の話を聞く会、あるいは、その方々の話を収録をすることを私は始めるべきだと思います。?独立行政法人平和記念事業特別基金の語り部の講演会であります。こういう基金があるのを最近知ったわけでありますが、ぜひここの基金でやっておられる語り部の方を呼んで、市民とか、あるいは学校の生徒にもぜひ聞かすべきではないかと思っております。


 以上、壇上からの質問を終わります。


○議長(奥本巳千雄君)


 2番、月岡定康君の質問に対する答弁は、午後行いますので、御了承願います。


 午後1時まで休憩をいたします。


   (休憩 午後0時00分)


   (再開 午後1時00分)


○議長(奥本巳千雄君)


 休憩を解き本会議を再開いたします。


 休憩前に行われました、2番、月岡定康君の質問に対する答弁をお願いいたします。


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 それでは、私の方から広域連合について御説明をさせていただきます。


 御承知のとおり、広域連合とは、さまざまな広域的ニーズに柔軟、かつ効率的に対応するとともに、権限移譲の受入態勢を整備するため、平成7年6月から施行されている制度でございまして、都道府県市町村特別区が設置することができ、これらの事務で広域にわたり処理することが適当であると認められるものに関し広域計画を作成し、必要な連絡調整を図り、総合的、かつ計画的に広域行政を推進しようとするものでございます。


 周辺市町の反応でございますが、西播広域行政協議会で、平成16年11月に、構成の市町に対し実施いたしました広域行政に関する市町長アンケートで、全市町長が広域的行政ニーズに対応するため、広域的な組織は必要であるとの回答を得ておるところでございます。


 以下の質問に関しましては、各担当より説明させますので、よろしくお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 1点目の西播磨広域連合でございます。具体的取り組みの現況と今後の展開という御質問がございました。具体的な首長会議等を開会してはどうかという御提案もございました。


 これにつきましては、昨日の一般質問でも御説明させていただきましたように、この17年度に、西播磨県民局におきまして、広域的に行うべき行政課題、また、その解決方法といたしましての広域連合等の新たな枠組みにつきまして検討を行うための、仮称でございますが、西播磨広域行政研究会が設置をされる予定となっております。


 この研究会に参加をいたしまして、西播磨管内における行政広域化の現状と、また課題、これを分野別に整備・検討して、広域連合等広域化の手法等についても検討していきたい、このようなことを考えておるところでございます。当然ながら、西播広域行政協議会の会長が相生市長でございます。リーダーシップをとって、そのような形でやっていきたいと、このように考えておるところでございます。


 それから、3点目でございますけれども、広域連携の具体的な御提案を五つ議員の方からいただきました。その中で、1点目が、揖保川町に温水プールができると。これの影響等もあるけれども、播磨ふれあいロード、これも十分加味しながらですね、相生市の方に来ていただくようなことを考えてはどうかという御提案でございます。


 揖保川に温水プールができますと、現在の相生市の温水プール、相生市立の温水プールコスモス、これの中へ当然ながらいらっしゃるわけでございまして、これの影響が約180人から200人程度の減が出てまいるのではないかなと、このようなことを担当の方から聞いております。


 それから、ごみ焼却、それから給食センター等も、いろいろ御提案いただきました。また、市民病院につきましても、赤穂の市民病院のブランチ化についてどうかと。それから、また駅前のパーキングへの出資等についても、各周辺市町から、先進地として視察されたところの例を具体的に挙げられて御提案いただいたところでございます。


 ただ、やはりこの分につきましては、先ほども申し上げましたようなアンケートで、広域行政で取り組むべき課題として、これをアンケートの中で回答として得ております分で申し上げますと、やはり消防、それからごみ処理、介護保険、これらが非常に多いということでございます。県を中心といたします、先ほど申し上げました仮称の西播磨広域行政研究協議会におきましても、各市の現状、また課題、これを整備させていただいて、広域的に取り組むと、より効果が上がるであろうと思われる事項を取り上げまして、その実現に向けまして、議員がおっしゃいましたメリット、またデメリット等を研究し、メリットがある分については、それをどんどん説明していくと、そのような方向でやりたいと、このような認識を持ってございます。


 それから、2点目の大きな産業振興と都市計画のあり方という点でございます。


 まず、1点目のケミプロ化成の工場の建設について、去る2月24日付の神戸新聞の経済欄に、残念ながら、ケミプロ化成が新たに開発するであろう工場については、福島県の方に工場が進出するという記事が載っておったという御指摘でございます。


 この件につきまして、翌日に私どもの方もケミプロ化成に対しまして、この記事の内容につきましての詳細をお尋ねさせていただき、神戸本社の執行役員の部長にお伺いをさせていただきました。


 その部長のお話によりますとですね、この有機ELディスプレイ技術でございますけれども、現在、韓国や台湾などとの研究開発競争が、これ続いておると。そこで、日本で主導権を得るための、このディスプレイの分については国家プロジェクトであると、このようなお話でございました。


 また、工場の立地に当たりましては、4点ほどの条件があるというお話でございます。一つが、潮風がなく、空気と水がきれいという生産環境が必要である。二つ目が、有機ELの研究の第一人者でございます、新聞にも載ってございましたが、山形大学の城戸教授、この場所に近いこと。三つ目が、この山形県の有機エレクトロニクスバレー構想、これがございまして、既に有機ELのディスプレイ製造会社が立地しておりまして、ここへの製品を納入するための物流コストが抑えられるであろうということ。4点目が、やはり先ほど申し上げました国家プロジェクトでございます。韓国との直行便が運航されている福島空港が近いということが、福島県に進出をした理由であるという御説明でございました。


 また、現在の相生工場で、じゃこの製品を生産する能力はあるのかないのかということでございますが、十分あるという回答でございました。ただ、先ほど申し上げました四つの条件によりまして福島県に進出を決定したということでございました。


 2点目の、この誘致の際の諸条件についてでございます。


 同社につきましては、昭和63年8月より、相生湾の東部工業団地で紫外線吸収剤など生産しております化学薬品会社でございます。売却当時の誓約条項といたしましては、下水道への排水を規定水準まで希釈するといった環境面での事項がございました。一方、優遇策でございますけれども、これはその当時のテクノポリス法、また新企業城下町法等によりまして、機械建物の特別償却での優遇措置。また、譲渡所得に対します課税の軽減、特別土地保有税の非課税等がございます。相生市におきましては、工場の設置助成金要綱によりまして、5年間にわたり固定資産税相当額を助成をさせていただいております。


 3点目の今後の対策というところでございますけれども、企業におきましては、やはり製品の開発、また、それに伴います工場進出等につきましては、やはりこれ企業機密的な部分が非常に多いというふうに我々も認識をいたしてございます。事前に、このような情報をつかむこと自身が非常に現状では困難ではないかなと、このような判断をいたしてございますが、何はともあれケミプロ化成さんの方におきましては、このたびの面接におきまして、今後の情報提供等もお願いを申し上げたところでございます。


 それから、都市計画の役割でございます。


 都市計画マスタープラン、また合併の新法を視野に入れた、この5年間でアクションがあるのか、どういうふうに考えておられるかということでございますけども、総論と申し上げますと非常に言いにくいのでございますけども、都市計画自身の役割といたしましては、御案内のとおり、昭和46年の3月に西播都市計画区域、これが都市決定をされてございます。その後、基本的には5年ごとの見直しを行っておるところでございます。平成16年の見直し以前につきましては、市街化区域の拡大を目的とした見直しを行ってまいったところなんですけれども、平成16年の見直し以降は、逆に市街化区域内であっても、長年にわたって土地利用をされていない未利用地については、市街化区域から除外する、いわゆる逆線引き、これが初めて導入されたというようなことでございます。今後も、逆に逆線引きを視野に入れた見直しが行われることになるのではないかと危惧されまして、実態が伴わなければ市街化区域の拡大は見込めない、このように担当の方も危惧しておるところでございます。


 それから、産業誘致の御提案が4点ございました。工場誘致のための土地調査という点でございます。具体的に6点ほど挙げていただきまして、このような土地の未利用遊休の土地について、どのようにこれから当然調査するべきではないか、把握するべきではないかという御提案でございました。


 御案内のとおりでございます。私どもが相生市が持っております相生湾の東部工業団地、また相生駅北東部の工業団地、これにつきましては、13社に対して既に完売をいたしてございます。ただ、このうち相生駅の北東部の工業団地のうちですね、2区画につきましては未利用、また一部未利用になっております。市といたしましても、所有の企業に対しまして、早く操業を行っていただく旨申し入れますとともに、他企業等への賃貸、もしくは売却等の御意向があるかどうか、アンケート調査を行ってございます。このアンケート調査に基づきまして、市内に工場等の進出を希望される企業には、今後も用地の所有者の方を紹介させていただく、このような予定をいたしてございますが、議員の御提案にありましたIHIの遊休地等、市内の工場の遊休地、これにつきましても、当然、市の所有ではございません。例えば、バンク的に、その情報等は得たとしても、最終的には、やはり、今も申し上げました工業団地も既に完売でございます。それと同じようにですね、あっせん等にしか、今のところはお役に立てないんではないかなと、このように考えてございます。


 次に、キャンドルホルダーセクションをつくってはどうかという御提案がございました。これにつきましても、現在は企画広報課が担当いたしてございます。この企画担当課を中心にいたしまして、各部署においてアンテナを張りめぐらせて、この企業進出等に対して今後も十分注視をしていきたい、このように考えております。


 それから、環境関連産業に特化した誘致はどうだという御質問でございました。


 ただ、環境関連ということになりますと、イメージ的に非常に昔のイメージがございまして、非常に場所、また住民感情の問題等、クリアするべき問題が、やはりハードルが高いのではないかなと、このように考えておる次第でございます。


 それから、誘致条件の設定でございますけども、そういう条例を制定してはどうか、また全国の条例を調査してはどうかという御提案と御質問等がございました。


 相生市におきましては、先ほども申し上げましたように、相生市の工場誘致助成要綱に基づきまして、企業進出等という促進を図っていっております。これが、条例事項の方がいいかどうかというのは別にいたしまして、現在のところ、要綱でもって相生市の所有する、指定する秩序ある企業進出のための要綱というふうに我々はとらえておるところでございます。


 また、他の市町、それから条例等調査ということでございますけれども、県内だけで申し上げますと、ほぼ似た助成の内容ではないかなと、このように考えてございます。ただ、全国的な調査というところまでは、現在のところは及んでおりません。これも、ひとつ当然歳入等につながる、雇用等につながる問題でございます。全国的な優遇策、いやどこまでが限度で、どうするか。当然ながら、入ってくるのと出るものとのバランスというものもいろいろ考えながら、我々の方は、この助成額自身、また助成の内容を詰めなければならないと、このように考えております。ですから、まず再度、県内を精査させていただき、あと必要に応じて、全国とはいきませんけれども、近隣等において調査をさせていただくにはやぶさかではございませんので、そのように御理解いただけたらと思ってございます。


 それから、4点目の終戦記念日の60周年行事でございます。


 この点につきまして、今のところ、本年、終戦60年目ということでございますが、特別な行事、また事業というものを現在のところは計画はいたしておりません。ただ、一昨年から、御案内のとおり、長崎の鐘をいただきまして、これをもって広島、また長崎の原爆投下、それから終戦記念の8月15日には、戦没の方々を追悼して平和を祈念する日といたしまして、庁社の前庭の、この長崎の鐘を突くとともに、黙?をささげさせていただき、さきの対戦でなくなられた皆様方の御冥福をお祈りさせていただいておるところでございます。例年、相生、それから上郡の原爆被爆者の会、それから並びに相生市の遺族会の皆様に中心になっていただいて、これ実施しておるところでございます。今年は、先ほどから60周年ということで、議員も御提案いただいております節目の年でございます。戦争体験者の皆様方にも広く御参加をいただけるような広報に今後は努めてまいりたいと、このように考えております。


 次に、2点目といたしまして、戦争体験を風化させないためにも語り部を活用して、その記録を残す必要があるのではないかという御意見をいただきました。


 先ほども申し上げましたように、本年は60周年でございますけれども、特にそういった事業につきましては、今のところ持ち合わせてございませんので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。


 最後に、語り部の講演会につきましてでございます。


 御案内のとおり、議員がおっしゃいましたとおり、御案内のとおりでございます。平和記念事業特別基金、これは国の独立行政法人でございます。いわゆる恩給、結核者、それから引き揚げの皆様方の戦争犠牲によります労苦に慰謝の念を示すための事業を行うことを目的として設立をされた団体でございます。資料収集、また講演会の開催などを実施されておると聞き及んでおります。この基金の講演会の活動の一環といたしまして、先ほどから議員おっしゃっておられます戦争体験者の労苦を語り継ぐ集い、これが相生市におきましても、平成15年9月の14日に相生市民会館で開催をされたというふうに伺ってございます。


 この特別法人につきましては、何分にも全国的な組織でございます。この2年後の本年、相生市、再度後援間を招致するということが非常に困難ではないかと、このように考えてございます。


 なお、市民の方々の中で、やはりボランティアで戦争体験の語り部をやってみようというような方がいらっしゃる場合につきましては、やはりそういった機会の設定について、今後、十分検討してみたいと、このように考えておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 3番目、近代建築物該当住宅登録申請についての1点目の登録有形文化財申請のための予備調査の結果についてでございますが、この制度は、近代建築物が消滅の危機にさらされている現状に対応しまして、平成8年に文化財保護法の改正により、有形文化財の登録制度として導入されました。


 今回、月岡議員より御質問のありました3件の民家が有形登録文化財に値するかということでございますが、去る1月20日、兵庫県に登録されております歴史文化遺産活用推進員、これをヘリテージマネージャーと言ってございます。この3名の方に、予備調査をお願いいたしました。最初の農家、若狭野町野々の笠原家宅は、昭和初期の木造2階建てで、式台を有すことから庄屋格の様式を保っているが、それを確認できる文書などの記録がないというのでは、登録申請は困難とのことでございました。2件目の商家、相生二丁目の浜本家住宅は元回船問屋で、明治7年(131年前でございますけれども)の木造2階建てで、建物の維持管理もよくできており、文化財登録は可能とのことでしたが、所有者に確認をとったところ、登録文化財となっても制約が多くあるので、現在のところ申請する考えはないと伺っております。3件目の農家、佐方一丁目の河野家住宅は明治4年(134年前でございますけれども)の建築で、木造平屋建て四間取の古い民家ですが、様式的にはよく見られるもので、今すぐ登録に値するものではないというヘリテージマネージャーの見解が出ております。


 なお、この件について、去る2月20日開催の相生市文化財保護審議会に報告いたしましたが、特に意見もなく了承をいただいております。


 次に、2点目の今後の取り組みでございますが、兵庫県下で、現在、188件が有形登録文化財に指定されてございます。兵庫県においては、阪神・淡路大震災の教訓を生かすため、平成13年に、日本で初めて歴史文化遺産を生かしたまちづくりの推進のため、兵庫県ヘリテージマネージャー制度を創設し、歴史的建造物の保存や活用に努めているところでございますが、文化財登録の目標は特に掲げていないとのことでございます。また、近隣の登録状況でございますが、姫路市が5件、新宮町が3件となっており、その他の近隣の登録はございません。


 相生市でも、今後、古い建造物と思われれば、必要に応じてヘリテージマネージャー制度を活用しながら調査を進めてまいりたいと考えております。


 なお、浅野家ゆかりの位牌堂倒壊のおそれについて御質問がございましたけれども、議員御指摘のように、現在、倒壊の恐れがありますが、本件の修復については、赤穂花岳寺の管理物で、宗教上の建物でもございますので、市において対策できないということを御理解願いたいと思います。


 それから、3点目の町並み保存歴史探索ウオークのあり方について御提案をいただきました。


 相生市では、平成14年度より、相生探索ウオークを実施しておりますが、コース設定に当たっては、その地域の歴史探索となるような工夫をしております。本年度、16年度においては相生地区で実施いたしましたが、コース設定は地域の方々の御協力を得て行っており、参加者からも大変好評を得ております。今後、議員、本日御提案があったようなことも十分考慮に入れながら、相生探索ウオークを続けてまいりたいと考えております。それが、ひいては市民がまちに愛着を持つ心につながればと思っております。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 答弁が終わりました。


 2番。


○2番(月岡定康君)


 それでは、西播磨広域連合提唱についてでありますが、一応、西播磨の市町のアンケートでは、必要であるという回答だったということでありますが、昨年、市長が公表されて半年になるわけなんですけども、この間、何も準備されていないというふうに受けとったわけですが。ということは、17年度から始まる、その研究会から始めるんだということで、それまでは、この半年は白紙の状態だったということなのでしょうか。それはちょっと策がなさ過ぎるんじゃないでしょうかね。研究会に臨む以上は、やっぱり考え方いうものはまとめておいて、それを議長として、今度、市長が話を進める上でですね、相生市の進め方をやはり反映していかなければいけないわけで、全く白紙で臨むと、私はちょっと考えられないんですけども、その辺のことをひとつお聞きしたい。


 それから、私が5点提案いたしましたけれども、広域連合で、先ほど言われたように、広域で取り組むべきと認められたものということでありますが、私は将来構想を西播磨市に置いておるならば、この五つはすべて該当するんではないかと、このように。先ほど、部長は、当面、ごみとか消防と、これは当然のことでありまして、それ以外にも、それぞれそりゃ市町の利害があるでしょうけども、将来像で考えたら提案をするべきではないかと。これを、私、市長が今度乗り込まれたら、議長としてですね、これは主張していただかんと、お互いの、先ほど部長がメリットとおっしゃいましたけども、これはお互いの利益になるということを、やはり強く話し合うということが必要でありまして。私は、この5点についてはぜひとも取り上げていただきたい。特に、プールはたちまち打撃を受けるはずですから、私は何も17年度に入ってから待つまでもなく、私は働きかけたらどうかと。それは、やはり花火を上げた人が最初にとるべき行動ではないかと、私は考えるんですが、いかがでしょうか。


 それから、ケミプロ化成の件でありますが、条件を聞きましたら、相生には該当しないということなんですが、私、西播都市計画区域の中で、相生市も西後明と雨内と、ここに先端産業支援地区と、こういう想定をしとるわけですから、こういうことをケミプロ化成さんにも、こういう構想があることを伝えておったのかどうか。それを対応するには、恐らく数年かかるでしょうから難しいかもわかりませんけれども、そういう将来像も含めて、雨内かどっちかをそういうふうに進めていくんだと、この5年間で。やはり、そういうことを相生市としては考えるべきではないでしょうか。今回のこの最先端の非常に空気のきれいなとこでなけりゃいかんとすれば、相生がだめならテクノポリスが、そのための大きなまちを構想しとるわけですから、そこで何でやってもらえんのかと。これぐらいのことを私はケミプロ化成さんにですね、私は申し入れるべきではなかったかと思うのですが、いかがでしょうか。


 それから、今後の対策としましてですね、私が提案しました、いわゆる提灯持ちですね、現在、相生がたちまち対応できるのは、この提灯持ちだと思うんです。その先端技術支援地域と言っても、これは早速のことにはならないわけですから、少なくとも当面あるもんを活用すると。やはり、低成長の時代で持っとったところも、ある意味では持て余しとるということも実際ありますのでですね、徹底的にやっぱり調べて、これを真剣に、この周旋業を相生市が、極端にいうたらしてあげると、この精神で私はあるべきだと。それによって、実際、自主財源が少しでもふえれば、やはり相生市としても勢いがつくと思うんですが。今のところ、ふえる要素が全くなく、減る一方で、もうSOSの、いわゆる救援を求めるような印象を与えるようでは、私はいけないと、このように思います。


 特に、先ほど部長が特に新しいセクションは設けないと、従来どおり、企画広報課で対応しますということですが、私は相生市がそんな状態じゃないと思うんですがね。やはり専門的に、そういう仕事を売り込む場所、それをやっぱり職員にも位置づけした方が、例えば企画広報はやはり広報の仕事を抱えておると、広報の方にどうしてもウエートが置かれる、片手間になる。これでは、私は従来と同じ結果となると、このように思うんですが。この際、思い切った手段をとると。これはやっぱり市としての市民への私は意思表示だと、このように思いますので、これらもう一度、これは再考していただけないかどうか、お尋ねしたい。


 それから、近代建築物ですけども、今、お聞きしておりますと、国の登録ということで話が絞られておるように思うんですが、県が進めておられる、その2,500件というのは、文化財に該当しないけれども、身の回りの建物で残しておきたいなと。例えば、相生の歴史を語る昭和の時代、あるいは大正の時代、明治の時代を物語る、そういう民間の建物ということで、それに登録したから制約を受けるというものではないと私は思っておるんですけども。先ほど、そういう目標値はないとおっしゃったんですが、これ一昨年、神戸新聞に確かに出ておったんで、もし皆さんが知らんというなら新聞出しますけどね。今の話では、国の登録の方でお話されておるみたいで、県に本当に問い合わせをされたんかどうか、もう一遍確認したいと思います。


 それから、終戦記念でありますが、60年ということで、私は、今回の中学校の卒業式を見ても、子供たちはやはり関心を持っておられるわけだし、それを語れる資格のある人は間もなく人生を終わるというような、そういう年齢になっておりますのでですね、私は急を要すると、ある意味にでね。だから、ぜひですね、この方々の話を収録するぐらいは、そう金はかからんと思いますので、これは再考できないか、これをひとつお尋ねしたいと思います。


 以上。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 私が、西播磨広域連合構想をぶち上げてから、約半年間、空白、何もしてこなかったじゃないかと、こういうお尋ねでございますけれども、先ほどお話をさせていただきましたように、各市町長にどういうテーマがいいかというようなアンケートをさせていただいております。また、この西播広域連合につきまして、私としましては、その前に構想を発表いたしました西播磨市構想と同じ「わだち」を踏まないように、ひとつ県を表に立てて県にリーダーシップをとってもらうのがいいんじゃないだろうかと、こういうことで私が表に出ないで一歩下がって、今、やらせていただいておる、こういう状況で御理解を賜りたい、こう思います。


○議長(奥本巳千雄君)


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 ただいまの市長の御答弁の補足で説明をさせていただきます。


 西播広域行政の中でのアンケートの中で、条件として、県の方で主導をしていただきながら、これをやっていただきたいと、こういう意見がございました。ですから、6カ月間の白紙、これも平成17年度から県の方はやるという御意向でございますから、それを待ってやっていただきたい。


 それと、もう1点が、佐用におきましての合併、これが目前でございます。これらも加味して、新たな年度でやっていただきたいという御意見があったというふうに私どもの方は認識いたしてございますので、よろしくお願いいたします。


 それから、広域連合の分について、温水プール云々ということでございます。


 これ温水プール自身が、広域に該当しないと申し上げませんが、それはやはり一部事務組合的にやればやれる。ただ、もう既に龍野でもあり、揖保川でも新たに建設され、それで相生にもある。これらをどのように集約するかということになりますとね、これ自身がその広域事務に合致するのかどうかというのが若干疑問視されるところでございます。ですから、大きな意味で広域連合というものについて、権限も、国からの権限移譲等もございます。そこら辺、一部事務組合とは若干とらまえ方がもう少し大きくなるのではないかなと、このように考えてございます。ですから、先ほどから申し上げますように、やはり県の方も主体的にですね、これ県と市町が一緒になっても広域連合はできるものでございますから、そういうふうな各自治体で取り組むべき事務と、中でおのずとシャトル的に、横断的にやるものが、そういう広域連合になじむのではないかなと、このような考えを持ってございます。


 それから、テクノポリスの関係でございます。ケミプロ化成さんの工場の誘致の分で、これにつきましても、実はケミプロ化成さん、テクノの方へ御相談に参ったようでございます。これは、私の方が抜けてございました。まことに申しわけございません。ただ、四つの条件があると。潮風の分は、テクノは多分いいではないかなと、このような考えでございますけれども、その他の条件の分について、やはり山形大学の城戸教授、これが中心的であると。それから、国際間競争の中で韓国に福島空港と近い物流コスト的にも、それの方が有利であるという判断をされたのではないかなと、このように私どもでは判断をさせていただいておるところでございます。


 それから、あるものを活用、有効的にするべきではないかなという点でございます。


 これは、おっしゃられるとおりでございます。雨内等の新しい部分、造成をするということになりますと、これ開発行為自身がかかってまいります。議員御案内のとおり、数年間の時間が費やされるであろうというところは、全くそのとおりでございます。それにいたしましても、実際にそれをやるという段になると、主体として相生市がやるべきものかどうかという判断が、また議会の方とも御相談しなければならない問題になるんではないかな、このように考えてございます。


 それから、新しいセクション、今のところ起こす気はないということを申し上げたんですけれども、やはり片手間にするのはどうかというお話でございます。


 ただ、それだけをですね、じゃ先ほども申し上げましたように、相生市の分として、現在、手持ちのこの工業団地として適地というものが本当にあるならば、実際に売り込みに、すぐにでも行けるわけでございますけれども、先ほど議員もおっしゃいましたように、IHIの遊休地なり、工場の遊休地というのは、これは全部民有地でございます。そこら辺も兼ね合いながら、我々としては、例えば登録バンク的なものを考えて、その中でどうでしょうかというふうなことになってしまうのではないかなと、このように考えております。


 それから、最後に終戦記念日の件でございますが、これも、おっしゃられるとおり、もう風化されてしまうと、後の記録的なものが残らない。これは、もうおっしゃられるとおりでございます。我々も、その点には十分配慮させていただきたいと、このように考えておりますけれども、これもまたお怒りになられるかもわかりませんけれども、セクション的にどこでじゃどのようにするのかと、こういうような問題もひとつ、俎上として上がれば、当然ながら問題として出てくる。ただ、残念ながら、この現在の平成17年度の分については、実はそのようなセクション、また、そのような取り扱うべきところがどこだという限定まではいたしてございませんので、御了解、御理解を賜りたいと思います。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 県が進めております登録文化財の関係、目標値2,500件というふうに報道されていたということでございますけれども、去る3月11日にですね、県の文化財係に電話を入れて問い合わせ、確認をしましたところ、県としてはそのような目標値は持っていないと。文化財、登録文化財、多ければ多いほどいいのであって、そういう目標値は設定していないということは、はっきり聞いてございます。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 2番。


○2番(月岡定康君)


 そしたら、新聞を今から取ってきましょうか。部屋にありますから。そのように、神戸新聞だと思うんですけどね、書いておりますんで、とりあえず登録をしていただいて、市民に関心を持ってもらうと、そういうねらいではないかと私はそういうふうに文面からね、受けとったわけです。だから、特に拘束は受けないと、市民にそういうことを知らしめて、その時代時代の記憶を建物で確認して、それが愛着につながっていくというね、そういう意味合いを込めて、こういう事業を県が始めたもんと、私は思っておりましたんで、とりあえずこの3件ね、御紹介したわけであります。それでは、もう一度確認、それはいたします。


 それと、教育委員会も、とにかく金がないということで、そういう、ある意味、損して得を取るというか、教育の面で残すべきもんも金がないからということで、すべてを切り捨てていくと、本当、谷口内閣の間にすべてが消えてしまうという可能性が非常に高いんでね、これ文化財審議委員会でもひとつよく議論をお願いしておきたいと思います。


 それから、私のその新しい担当課を設けなさいということなんですけども、相生市はやっぱり自主財源をつくろうと思ったら、ここしかないわけなんですね。だから、小さいことでもやると。それが励みになると思うんですけども。そのポイントは、やはり企業でいう営業本部をつくる以外に方法はないと。それは一つに自主財源獲得のための部署と私は位置づけたらええと思いますね。自主財源をふやすためには、税金をいかにして取れる方法、無理をせずに取れる方法も一つであります。また、滞納を取る方法も、また方法を考えれば取れるかもわからん。積極的な面では、やっぱり企業誘致と、都市プランで、そういうふうに書いてあるわけですから。今回、そういうような地域に想定しているにもかかわらず、こういうふうな結末が起きると。


 それと、いつでも事後処理になってしまうので、やはり最新の情報を絶えず注意を持って、これは収集すると。これは当然のことですが、それをやっぱりやるところは部署がないと、すべてが後の祭り、こういうことになろうかと思うんで。


 これは去年も申し上げたと思うんですけども、これは古川知事といって、これは佐賀県の若い知事さんですけども、彼の講演の中で、佐賀県では最初にそういう企業の誘致活動をやっておった担当者は、何年かして部署が変わっても、在籍する間は、例えばA社の窓口で置いておくと。仮に建設部から教育委員会に変わっても、その人はA社の永久の窓口にすると、そういうきめの細かい、やはり対応をせんと、そういう企業誘致とかいうことは難しいということをおっしゃっておられましたけれども。これは相生市についても言えることなんで、私はそういう意味では、特に関係の深い都市計画課と企画課とが連携する方法、これは私は考えられると思いますんでね、ぜひこういう問題が発生したときに、すぐに相談する、横連携をとるという意味では、この二つのセクションが、そういう関係をつくる、少なくともそれだけは約束していただきたいと思います。それについてもお尋ねをします。


 それから、最後に谷口市長に質問をさせていただきます。


 市長は、昨年の8月に産経新聞のコラムに、「両立し得る競争と共生」と、こういう題をもって寄稿されておりますけども、その中で、首長の権限が地方分権によって総体的に強化されてくるから、議会のチェック機能はますます必要となるのみならず、議会の積極的な提案を行うことも重要になると。両者の適度な競争を繰り広げ、切磋琢磨することが行政の健全化、地域の発展に資すると、このようにおっしゃっておられます。


 私は、これを読みまして、一昨年の合併コスモストークの巡回の中で、市長が御自分の時間当たりの単価と議員との比較をされて議会人を批判されたことがありましたが、市長は多分このことを言いたかったんではないかと、私はこれを読んで思ったわけであります。たまたま、今回、施政方針の中で特別職報酬並びに定員適正化計画の見直しを掲げられておりますが、この内容たるやお尋ねしたいと思います。


 私は、昨年、市長より、一昨年、この場所で「人生の本舞台は常に将来にあり」というエールのお返しをちょうだいしましたが、きょうこの場でこれを市長にお返ししたいと思います。


 私は、政治家としては市長の足元にも及びませんが、人生の体験者としては、まさるとも劣らないと思っております。あなたは、まだ若いんです。この際、老人の知恵に耳を傾けるべきであります。すなわち、「過ちては改むるにはばかることなかれ」、これぜひ実行していただきたい。心境も含めてお答えをお願いいたします。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 今、いろいろ人生の先輩として、御指導・御助言を賜りました。大先輩からいろいろ御助言をいただきました。これからも、それを肝に銘じてしっかりやっていきたいと、このように思ってますので、これからもどうぞいろいろと御指導を賜りますよう、伏してお願いを申し上げます。


 一つだけ私から、この特別職の報酬についてのお尋ねがございましたけれども、特別職の報酬の改定につきましては、当面、市の四役について諮問をさせていただき、その答申をいただきたい、このように考えております。その後に関連する行政委員の報酬につきまして、市の方で原案を作成して議会と相談をしていきたいと考えております。また、議員の方々につきましては、議長さんとどのように取り扱うのか御相談させていただきたいと考えております。


 次に、定数管理でございますが、これは市の職員の定数をどのようにしていくかの事柄でございまして、市議会議員の定数につきましては含んでおりませんので、御理解をお願いを申し上げます。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 再々の質問でございます。新しいセクション、これをやはりできないんであれば、今の、現行の企画広報課と都市計画課の連携を密にすべきであるということでございました。いみじくも、議員もおっしゃられました佐賀県でしたか、永久、その場からどこへ行っても永久の窓口であると、こういうふうにおっしゃられたわけでございます。こういう意識の改革自身を我々職員も十分行っていかないと、今、言われたような縦割りの行政になってしまうと、このような考えでございます。それも含めまして、意図されるところも、十分、我々も含めまして、新しいセクションが、いいのか悪いのかは別にいたしまして、そういう意識の変革、改革を今後も行っていきたいと、このようにおりますので、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 2番。


○2番(月岡定康君)


 先ほど言いました、県のこの登録制は何も立ち入って調査するとか、そういうものではないということで、必要なら新聞持ってきましょうかと言いましたわな、私は。教育委員会としては、そういう認識はないわけでしょう。


○議長(奥本巳千雄君)


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 これは、相生市の教育委員会の文化財の担当者が答弁書をつくっていただいてございます。この者に聞いた限りでは、3月11日、県の文化財係に問い合わせをして確認をいたしておりますと、はっきり聞いておりますので、そのように答弁をさせていただいております。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 2番。


○2番(月岡定康君)


 そうしましたら、新聞をまた日を改めて、ほんじゃちょっと待っていただけますか。


○議長(奥本巳千雄君)


 暫時休憩をいたします。


   (休憩 午後1時54分)


    「資料配付」


   (再開 午後1時58分)


○議長(奥本巳千雄君)


 それでは、再開をいたします。


 教育次長の方から答弁をいただきます。


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 今、議員から新聞のコピーをいただきまして読ませていただいているんですけれども、これは、あくまでも2,000件から2,500件を目標に調査したいということでございまして、正式な目標値にするということではないと思いますね。そういう意味で、ちょっと誤解があったのかなというふうに感じております。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 2番。


○2番(月岡定康君)


 ただ、この登録制度は拘束されるようなもんじゃないと私は受けとっとるんですけどね。その持ち主が登録したことによって拘束を受けるというようなつもりで県は考えておられないと思いますんで、私はそういう意味で、この3件をね、紹介しましたんで。それ以上のレベルの中のレベルでね、上げていただいたらいいんで。最低、そういう風景として残しておくべきではないかという中には入るかなというふうに思いましたので、その取り扱いについて、もうきょうは時間がないですから、また検討をお願いして、以後も紹介をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


 最後の最後、ついでに一つだけ教育長に、ぜひですね、今、姫路美術館で、この姫路の地元の有名な画家の松岡さんの、今、美術展をやっております。その中に、相生の福田眉仙の中国絵巻も、今、出しておるようで、私、まだ見に行っておりませんけども、ぜひですね、見ていただいて、これは、多分、眉仙が戦後アメリカのコロンビア大学でしたか、アイゼンハワー大統領を経て寄贈された、その原本になった、福田眉仙が一番輝いておった、多分、大正末期の作品だと思いますので、この機会にぜひ見ていただきたいと思いますので、お願いいたします。


 以上、終わります。


○議長(奥本巳千雄君)


 以上で、2番、月岡定康君の質疑等を終結いたします。


 それでは、一般質問の最後に16番、赤松友一君。


○16番(赤松友一君)


 お許しをいただきましたので、市民シャトルを代表して、質問通告に基づきまして御質問をいたします。


 最初にお断りしておきますが、私自身が深くかかわった関係の質問もございますが、施政方針全般に関することでありますし、これからの市長の取り組む姿勢に問題提起をしておきたいと思いますので、あえて質問させていただきます。


 なお、昨日来から細部にわたっての質疑もたくさんございますので、私の質問は単純に市長の姿勢、考え方をお聞きするだけですから、市長の言葉でお答え願います。


 よろしくお願いします。


 まず最初に、施政方針全般についてでございますが、財政SOS宣言についてお聞きいたします。


 就任以来、6年目にして、谷口丸が財政SOS宣言を出しました。さきの議会の中でいろいろ議論されておりますが、このSOS宣言を出して、6月ごろに具体的に内容をまとめて、それを提案したいと言っておりますが、既にその素案があるのかどうか、この機会に聞かせていただきたい。また、総務委員会では、7月ごろからコスモストークを実施して市民に訴えると言っておりましたが、何を訴えるのかが大事であって、私が施政方針と財政計画を見る限りでは具体性に欠けておると判断いたしております。


 私が思うには、市長自身が既にやるべきことをいろいろ手を尽くし、具体的な対策を立てた内容に対して市民に提案し協力を訴えるというならわかりますが、ただ財政が厳しいから助けてくれでは、市民に負担を強いるだけで、「市長、あなたは何をしたんですか」という回答が返ってくるんじゃないですか。市民から批判されるのが落ちだと思うのですが、市長のお考えをお聞きいたします。


 次の質問は、SOSの絡みがございますので、通告の4番を2番に持ってきて質問させていただきますので、御了承願います。


 行財政改革と財政計画について、質問いたします。


 まず、三位一体改革に対する今後の影響額を教えてください。先日の議論では、16・17年度で既に5億8,500万の減額になっていると言っておりました。これから5年、10年先の影響額は大変心配でありますので、将来についての影響額を概算で教えてください。


 ここで、私が不思議に思うのですが、手元の資料を見ますと、平成17年から19年度の財政計画では、歳入がすべて増額になっております。何も影響は出ておりません、地方譲与税、地方交付税、国・県の支出金、すべて同額で歳入として取り上げております。こんな歳入ついて、楽観的な考えでいいのかどうか。片や厳しい財政SOS宣言を発しとりながら、このような財政計画を活字で示しておいて、本気になって行財政改革はできるのですかということを私は質問しておきます。財政計画とは、こんなにアバウトでいいもんかどうか、私は非常に疑問に感じております。いまだに、従来の財政状況と大きな変化がないという認識をお持ちでないですか。厳しいのなら厳しいように財政計画も立てるべきだと、私は思うんです。


 次に、厳しい財政状況の中で、今後、主要な事業、この事業におのずから優先順位をつける時期がくると思うんですが、これらについてのお考えは、現在時点でありますか、市長。


 次に、人件費の抑制についてお聞きします。


 3年間の財政計画を見ますと、人件費は7年度より19年度の方が多額となっております。多分に退職金が関係しているのだと思いますが、先日の総務委員長の報告にもありましたように、9億円余りある退職積立金が、平成18年度でゼロになる。退職積立金が、毎年、人件費の3%、3,700万円の積み立て。さらに、これからの9年間を見ると、定年者が148名出る。さらに、4年に一度の特別職の人たちの分を加算すると、退職金は9年間で33億円になると、このような報告がございました。このような多額の退職金を一般会計で賄わなければならないのが、これからの実態です。退職金貧乏の相生市が、目に見えているようでなりません。この大きな問題について、現在、どのような手を打とうとしているのか、市長のお考えをお聞きしたい、このように思います。


 次に、3月3日の新聞を見ますと、人口増がいまだに続いて、既に相生市の人口を上回っております太子町が、3月2日開催の太子町議会に、特別職6〜8%カット、全職員の給与を3%カットする条例案を提出いたしました。太子町は、揖龍合併に失敗した直後に、町長が、今後、太子町が独自で生きていく道のためにと発表した内容を、この議会に提案して実施に移す条例だと思います。この太子町の取り組みに対して、あなたはどのように感じておりますか、お聞かせください。


 相生市は、これだけ何もかもが頓挫して、まさに八方ふさがりになっていながら、何一ついまだに打つ手を打っていない。施政方針のページ8に、極めて厳しい財政状況下、特別職の報酬及び定員適正化計画の見直しを行うと、見直しを行うとありますが、この機に及んで見直しですか。既に見直しの時期はもうとっくに終わって、議会に見直しの内容を相談して、この方針にうたうぐらいのスピードを持たないと、相生市はますます大変なことになっていくことが、市長、わかりませんか。私はそう思います。


 次に、にぎわいと活気のあるまちづくりについて御質問いたします。


 今回の施政方針には、まちの活性化についての方針が出されていないように思います。先ほど、2番議員から厳しい指摘もございました。もう活性化はあきらめたんですか、企業誘致で雇用創出はもうあきらめましたか。先日の議論では、財源をふやす努力をしたいと言っていましたが、何を根拠に財源をふやすのか、あなたの考えを聞かせてください。私は、まちの活性化の取り組みは永遠のテーマであると、かように思っております。


 今回の施政方針は、あなたの6年目の施政方針でございます。先ほどの月岡議員の提案にもありましたが、ここであなた自身が相生市の長期・中期の将来構想に向けて、背中に1本筋金の入った、市民とともに共有できるような将来構想を私は聞きたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。


 これに関連いたしまして、次の点、御質問いたします。


 市長は、西播磨海洋センターの建設に執念を燃やしているようですが、相生市立での建設は当然できませんので、県立として建設するようにと言っております。県がどこまで、この西播磨海洋センター構想をどこまで対応してきていただいているかということをお聞かせください。


 さらに、商業の活性化についてです。


 駅南のにぎわい実験店舗事業は、昨日も質問がありましたが、この事業の市長のねらいは何ですか、聞かせてください。先日の現地視察では、商工会議所がやることだと他人事のように言っておりましたが、市有地に展開する事業に対して他人事ではないでしょう。見通しを聞かせてください。


 次に、道の駅、これは非常に頑張っているように思います。ほぼ露店での商売で苦労も大変であるように聞きます。苦労のある中で頑張って、売り上げも相当上げて、第三セクターに貢献しているように思いますが、市長は、この道の駅の頑張りをどう評価しているか、何らかの行政の支援が必要と若干聞きますが、いかがですか。


 この項を最後に、矢野の県の特定用地の活用についてお聞きします。


 この県の特定用地、360ヘクタールでしたかね、この活用の動きが全く表面化されなくなってきております。6年前のあなたの選挙公約では、ここに総合運動公園を県にお願いしたいと、このように発表しておりました。運動公園ならずしても、この県の特定用地は相生市にとって大変インパクトのある大きな土地でございますので、先ほど2番議員が質問しましたケミプロ化成、これが福島県に行ったそうですが、このような事業を県に、この特定用地を活用して相生に残していただきたいというような、相生で展開していただきたいというようなお願いをするべきではなかったのかと思います。


 次に、大きい4点目に、国・県の主要事業についてお聞きいたします。


 一般県道竜泉那波線の第2期工事の着工はいつからになりますか、建設機械が入る時期と、できれば完成時期も聞かせてください。


 次に、市町の合併についてお伺いいたします。


 まず、市長、連日新聞をにぎわしております近隣の合併記事を見て、市長、あなたはどのような思いで、この新聞を見ておりますか、感想を聞かせてください。


 あなたは、合併ができないのは上郡の安則町長の責任であるということをいつも言っておりましたが、あなた自身が相手方の首長さんの思いを無視して西播磨構想を発表したのが主たる原因ではなかったんですか、違いますか。違うのなら、後で違うと言ってください。合併の失敗後に打ち出した西播磨連合構想、これで2010年までの課題を解決すると言っておりますが、その内容を具体的に教えてください。先ほどから、ごみや消防や何か言うておりますけど、私はこれも合併と同じ相手さんは同じ方でしょう、そんなに簡単にいくかどうか、非常に疑問に思いますんで、この点もよろしくお願いしときます。


 さらに、今後の合併についてお聞きしときます。市長は、あくまでも西播磨構想ですか、それとも旧赤穂郡の枠組みの上郡・赤穂市ですか、それとも、東を向いて頭を下げて揖龍合併にでも後で参加するようなお願いでもしますか、この際、答弁できたらお聞かせください。


 さらに、兵庫県下にも合併の責任をとって町長さんが辞任した件数がかなりあります。これを、谷口市長、あなたが失敗した、あなたはどのように感じておりますか。つい先日も、住民投票で合併を否決された町長さんがテレビに出て、辞任の意向を表明されておりました。各地の首長さんは、職を賭して、この平成の大合併に取り組んでおります。最後に合併できなかった市長のあなたの政治責任を、この際、お聞きしときます。


 大きな6点目は、地域医療問題でございます。


 中核病院の実現は、谷口市長の最大の選挙公約ではなかったのですか。あなたは、本気で播磨病院を支援して中核病院を実現する気があったのですか。私は、直接、この問題に取り組みが進むほど、あなたの態度に真剣さが感じられなかったことが非常に残念に思いました。この際、確認しときます。


 いま一つ、私が最も問題にしたいのは、最初に議会に提案した際には、建設場所は汐見台が一番よいと言ったじゃないですか。我々は、汐見台に対して疑問をぶつけましたが、相手側も市も汐見台が一番よいと言い切って議会へ提案して、議会が同意して、この問題に取り組んでまいりました。それが、一部地域の住民の声で市長の心が変化した。現在の場所に建てかえるという、これが相手の信頼を大きく損ねた原因でないかということを私は感じましたので、そうでないんならないと言ってください。


 最後に、この項最後ですが、市民が待望していた中核病院、これが実現できなかったことに、市長はどのように責任を感じておりますか。私自身が特別委員会の委員長をしていて、死んだ子の年を数えるようで、まことに申しわけない質問ですが、私自身も責任を強く感じておりますので、あえてこの質問をさせていただきました。御理解ください。


 大きい7点目、教育行政についてです。


 学校教育は教育委員会にゆだねて、市長の介入は控えるべきではないですかということです。先日も、5番議員に市長は教育にちょっかいかけとると言っておりましたが、あなたはどう思いますか。


 さらに、後ほど提案される教育長の交代問題、あなたは市民にこの交代問題が理解が得られると思っておりますか。少なくとも、我が会派の6名議員は、大変憤慨しております。このことをお伝えしておきます。2年前に、どんな気持ちで大内教育長を教育委員としてお迎えになったのか、そのときの議会で私たちに提案した言葉を、もう一度ここで述べてください。もっと真剣に教育行政に取り組んでいただきたい。今、非常に重要な時期だと思いまして、あえてこの問題についても触れましたので、よろしくお願いいたします。


 次に、時代変化に即応できる職員の育成について、御質問いたします。


 施政方針の最後に、「全市民が心を一つにして、この難局に立ち向かわなければ」と締めくくっておりますが、その前に市長と職員の連帯感、この連帯感が非常に失われておると。まず、この醸成こそが第一じゃないかと思います。最近、市長と職員との関係が随分ぎくしゃくしているように外から聞きます。私は、職員から聞いたことはありませんが、行政とのね、かかわりの深い人から、この問題を非常に重要視して聞きますので、あえて質問いたしました。


 そうこうしよるうちに、先日、建設協会から議員に文書が届きました。その中に、これに関する大きな問題発言が記されております。2月25日に、建設協会の役員さんが市長に面談して、そのときの記録が、我々、恐らく18名全員に来たと思いますが、そのときの状況がつぶさに記載されておりました。既に、市長もこの文書はお読みだと確認をとっております。あなたの発言が事実であれば、大変由々しき出来事でございます。あえて中身までは披露しませんが、この記載されております記述が間違いないかどうか、答弁によっては御披露いたします。


 以上です。


 以上の点をお聞きいたしまして、とりあえず質問を終わります。市長の誠意ある御回答を期待いたします。


 ありがとうございました。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 あんまり大きい声で言われるんで、この速記の子、びっくりしとるやない。それと、いろいろ話を聞いてたら、何もかも私が今まで下手を打ってきたような言い方。今からきちっとお話させていただきますんでね。


 それでは、まず順番に1番に、SOSについて市民に訴える素案は何じゃいな、こういうお話でございますが、何かとのお尋ねでございますが、まだこれから財政課を中心にですね、素案をつくってまいりますので、今のところ、まだ具体的な案はできてはおりませんけれども、現時点で私がキーワードといたしたいと思っているのが、一つがアウトソーシング、一つは定員管理の見直し、一つは事業の優先づけをやらさせていただきたい、そのように思っております。


 次は、三位一体の将来の影響額、これはまだだれしもわからないことですわ。不明、不透明な点が少なくありませんので、具体的な本市への影響額については、これからの国の三位一体の改革、税制改正等の動向を注視していかなければ、これはなかなか今から影響額を予測することは難しいと思います。


 それから、3年後、財政の計画について3年目に歳入が増額になっている。こういう甘い計画はいかがかと、こういうお尋ねでございますけれども、市税につきましては、定率減税、老年者控除等の見直しに係る財政改正がなされたものとして試算をします。また、譲与税・交付金・交付税、国・県の支出金については、現行制度が続くものと仮定をして、地方財政計画の推移、市の実施計画との調整を行い計上をさせていただきました。


 その他の項目でございますが、現在の厳しい財政状況の中、市有財産の未利用地等の有効な活用、また今後の退職者の増加に伴います職員の退職手当基金の繰り入れにより財源の確保を求めた結果、増となったものでございます。


 今後の財政計画につきましては、SOS宣言に伴います財政の健全化計画の策定過程の中で、18年度から5カ年の収支見通しを作成することになりますので、さらに精度の高いものを作成していきたい、このように思っております。


 次に、優先順位、主要事業の優先順位をつけたらいかがかと、こういうお話ですが、現在の状況は、御案内のとおり、都市基盤整備の継続事業が大きな比重を占めておりますが、これのめどが立ちますと、重点を教育、健康、福祉関連事業にシフトをしていきたいと思っております。


 次は、退職金、人件費の中で退職金がこれから大変になってくるんじゃないかとのお尋ねでございますけども、退職手当制度につきましては、従来から国に準じておりまして、現行の支給率は国において行われた民間企業退職金実態調査の結果により、平成16年4月に改正したものであり、基本的には今後も国に準ずる考えでおります。


 次に、太子町の合理化をどう思うかですが、太子町が提案をされております財源対策を参考とさせていただくなど、人件費全体の削減により、今後、対応していきたいと考えております。


 議会に対して具体的な相談が、今、ないんじゃないかと、こういうお話でございますが、いろいろ御批判も、遅きに逸したと御批判もあろうかと思いますけれども、今、申し上げましたように、これからしっかりしたプラン、市民の御意見も聞きながら、しっかりしたプランを立てさせていただきまして、随時、議会の皆さんにも御相談をさせていただきたい、このように思っております。


 次は、海洋センターの話でございますけれども、本市の西播磨海洋センター構想に関連する県の取り組みは、海の環境教育について県教育委員会が検討委員会を設置をして、環境教育の推進方策や、それを実践していく施設について検討が進められていると、今、お聞きをしております。


 それから、Aブロックのにぎわい実験店舗の見通しですが、既に4件の出店の意向もあるとお聞きしております。また、にぎわい実験店舗の管理部会、テナント部会なども立ち上げの準備をされており、所期の目標は十分達成されるとものと思われます。


 次の道の駅の支援につきましては、平成14年12月より、毎月第1日曜日開催しておりますペーロン市場の開設費用に対し、平成14年12月から、テントの設営撤去、それから警備員の配置費用、チラシなどのPR費用に対して補助を行っております。現在は、海の駅の指定など、集客を図るための支援などを検討しているところでございまして、今後も引き続き支援をさせていただきたい、このように思っております。


 それから、県の矢野特定用地につきましては、現下の社会情勢を考えますとき、非常に困難な状況に変わりはございませんが、今後とも、早期の利活用について要望を県に行ってまいりたいと考えております。


 次に、西部幹線の2期工事の見通しでございますけれども、一般県道竜泉那波線につきましては、第2期工区の工和橋までの1,262メートルにつきまして、本年度に緊急地方道路整備事業として国の補助事業採択を受け、事業に着手をしております。事業主体は兵庫県でございまして、事業期間は平成16年度から平成21年度までの6カ年となっております。


 お尋ねの工事着工見込みでございますが、県においては平成17年度から本工事に着手をし、工事の内容といたしましては、本線工事に関連する2級河川の西矢野谷川のつけかえ工事を先行し、順次、本線の工事を進めていく予定とのことでございます。また、事業用地の買収につきましても、今年度から着手をしており、市といたしましても、早期の事業完成が図れますよう協力を行ってまいりたいと考えております。


 次が、市町合併についてでございます。


 まず、合併の新聞記事を見て、あなたはどのような思いを持ってますかと、このお尋ねでございますが、近隣市町の動向は、合併協議が成熟をし、新市の施行が予定されている地域や、人事を尽くしても条件が整わず合併を断念したなどの新聞報道がされておりますけれども、表面的には合併が焦点であっても、合併外の政治問題を背景にした政争があらわになっており、市町合併が確かに重い決断であると再認識をいたしておるところでございます。


 次は、上郡との合併が失敗したのは西播磨構想が主たる原因じゃないかと、こういうお尋ねでございますけれども、お隣の上郡町との合併協議は平成16年12月21日に合併協議会を凍結を通告いたしておりますが、上郡町における市町合併問題につきましては、上郡町の議会並びに行政において適切なる対応がされていないことに加え、合併協議会会長の上郡町長が、合併協議会の適正な運営の確保や合併特例法の期限などの認識の低さなど、その職責を十分に果たされていないことが最大の要因ではございますけれども、上郡町の議会や町民の中には、今でも相生市との合併協議の継続を切望される方々がおられますことを考えますと、断腸の思いでございまして、我々も反省しなくてはならないところがあったと考えております。


 一方、平成14年9月の西播磨市構想の発表につきましては、確かに、いきなり18市町の合併構想には唐突の感があったことは否めませんが、多くの方々からいろんな御意見を受け、大きな反響を呼びました反面、説明不足も災いして関係自治体に御迷惑をおかけいたしましたことは、御承知のとおりでございます。しかし、それが上郡町との合併協議の結果に直接的な関係があったとの認識は持ってはおりません。


 次に、西播磨の広域連合構想でございますけれども、この具体性についてでございますけれども、合併問題での教訓を踏まえ、広域的な行政ニーズに効率的に対応をするため、機が十分に熟すよう努力を傾注したいと考えております。幸いにして、平成17年度に、西播磨県民局におきまして、広域連合に係る行政課題や、その解決方法などについての検討を行う研究会の設置が予定されておりますので、実現に向けてのスタートと位置づけております。


 次に、合併についての今後の方向転換は考えていないかでございますが、市町合併に対しては大きな不安やアレルギーが存在しているのも事実でございますんで、単に合併ありきではなく、広域連合などの推移や近隣市町の動向を注視しながら判断をしていきたいと考えます。


 それから、私の合併できなかった政治責任についてのお尋ねでございますけども、市町合併問題をめぐっては、住民投票、リコール運動、首長と議会のあつれきなどで首長の辞職が報じられておりますが、それぞれのケースにより事情が異なっておりまして、それについての判断はしかねます。しかしながら、公選で選ばれる政治家に求められる要素は、時代によって変遷をいたしますけれども、それは適切な調整力であり、政治の要諦とは理想と現実との調整であると心得ております。相生市政を預かる者として、厳しい財政状況が予測をされる中で、さらなる行財政改革の推進を図り、地方分権にふさわしい簡素で効率的な行政システムの確立に努めることが、私に課せられた責務であると考えます。


 次が、病院問題でございます。


 病院問題について、3点に分けて御質問をいただきました。


 私は、市内の多くの皆さんが、市外の病院へ行っておられる現状を何とかしたい、また市内の医療提供体制の中心的な役割を果たしている播磨病院の老朽化の問題も、市として放置しておけない重要な課題であると考えておりました。


 このような背景に立って、平成14年から15年にかけて、相生市の医療問題について、医師会、歯科医師会を初め、一般市民の方々で構成する相生市医療問題協議会で検討していただいた答申に基づいて、市域中核病院整備概要として取りまとめ、この計画に沿った形で播磨病院にその任を負っていただくべく、医療の提供体制の整備を進めてまいりました。


 IHIとの協議は、10数回に及び、一つ一つ詰めてまいりましたが、総体的に合意を得ることができなく、断腸の思いで中断の結論に至りました。市民の皆さんの期待が大きい中核病院の取り組み概要について、一昨年、議会の了承を得てから、市民の皆さんへの情報提供と意見を求めるため、市内の各地区でコスモストークを開催する中で、旭地区を中心として、建設場所について現位置建てかえを求める声が多く、IHIに対して再度協議をいたしましたが、経過報告をさせていただいたとおり、難しいとの回答でございました。大きな期待をしていただいた市民の皆様に対して、まことに申しわけないと考えております。今後は、播磨病院はIHIが、市民病院は市民ニーズに沿った病院へと、関係機関の協力を得、議会の皆さんとも相談をしながら抜本的改革を進めてまいりたいと考えます。


 次が教育行政、市長が余り介入をすべきじゃないかと、こういう御意見でございますけども、首長と教育委員会の職務権限は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律により定められておりまして、教育行政については教育委員会の職務権限となっております。


 なお、地方自治法の逐条解説により、相互の連絡調整を図かり、すべて一体として行政機能を発揮するのが望ましいとの見解を参考に、今、させていただいております。


 次に、今回の教育長の交代について、これは市民に理解が得られると思っていますか、これは市民の大内教育長に対する期待は大きなものがあることは承知をいたしておりますが、このたびの退任は文部科学省からの指示でもあり、若い教育長の将来も考え、万やむを得ず承認をさせていただきました。


 次に、2年前にどんな気持ちで大内教育長を迎えたのですかの問いでございますけれども、歴代の教育長は、校長先生の経験者がほとんどでございまして、相生市の教育行政にマンネリ化が感じられましたので、国の施策を取り入れた新しい風を呼び込みたいという思いでお越しをいただきました。


 次に、時代変化に即応できる職員、市長と職員の連帯感が少し欠けているんじゃないかというお話でございますけども、現在の厳しい行財政の状況にありまして、全職員の英知を結集し行政運営に当たらなければならないと考えており、そのためには職員に私の市政に対する思いを十分理解してもらわなければならないと考えておりまして、私も職員の考えを十分聞かなければならないと思っております。市長就任以来、そのための努力をしてまいりましたが、今回の御質問を受け、改めてその重要性を再認識した次第でございます。


 それから、最後に建設業協会からの文書の件の御質問がございました。その私の発言につきましては、職員を叱責をして、今後、係ることのないようにとの考え方を述べさせていただいたものでございます。


 なお、今後、私の発言につきましては十分注意をして行いたいと反省をいたしておりますので、御勘弁をお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 16番。


○16番(赤松友一君)


 どうもありがとうございます。


 ちょっとあんまり声を大きいせんように。市長の声で、市長の言葉で答弁いただきました。それなりに、私、評価したいと思うんですが、このSOS宣言、これは昨日来、きょうまでかけていろいろSOSの語源についてまでの議論もございましたが、15番議員が述べておりましたように、もっと責任を市長みずからとりなさいという思いも、皆さん、各議員の思いは一緒だと思います。


 私が、ここであえて市長にこの問題をぶつけたのは、何か「市民に、市民に」という声がね、非常にこの5年間の間で、何か市民に問いかけたら、市民の答えが返ってきたら、それが市民の責任であると、こういうような思いがいたします。したがって、あえて、まず市長みずからが、こういうことをしたと、これもしたいという思いを先に持ってきて市民に相談できたんじゃないかと。俗に言う、リーダーシップのとれる市長像を、私は期待してます。相生市で、あなたは、一番大きな権限を持っておる人間です。報酬も一番たくさんもらっておる。したがいまして、一番責任のある立場であるならば、何か市民に問いかけて、それを市民の答えを持って市政を運営しているような、そんな感じもたびたびございます。


 病院問題が、一つの大きな事例じゃなかったかと思うんですね。本来なら、我々、市民を代表する議会に対して、汐見台で中核病院を建てるということを、あなた自身が我々に提案して、我々が同意したわけです。したがいまして、それをなぜ最後まで貫けなんだかということを、あえて聞いたんですね。IHIが今の場所があかん言うたからやめたんじゃいかんでしょ。今の市民の声を聞いて、市民の声も大事です。それを聞いて、IHIに今のとこに建てていただきたいという交渉は、これは結構です。これは、私、認めます。しかし、それがだめなら、それがだめだからすべてがだめじゃないでしょう。それなら、またもとに帰って、逆に旭の皆さんに、やっぱりここはだめなんだと、汐見台じゃないと建たんのだという動きが、私は感じられなんだ。それをもう一度汗かいてやって、なおかつだめなんだったというんなら、あなたをだめな人間と私は言いません。それをしないからだめだと言っとるんです。それをやる責任があるでしょう、あなたには。そうやないと、これから先、議会に提案してきてね、議会がなかなかこんなもん受け入れられませんよ。あなたを信頼しておれば、あなたの提案に議会もこたえて、ともに実現に向けて頑張るという姿勢は常に見せとるんですよ、議会は。それを忘れないでほしいということを、あえて私がこのような形で質問しておるんです。


 三位一体改革でね、財政が何か予測が立たんから、予測立たんから3年間の財政計画を同じ額で提案していいんですか。活字に出とるんです、このちゃんとしたこの資料に。こんな収入に、一方では厳しい厳しいと。一方で財政計画の収入が同じですから、全然変わっとらへん。2年間で既に5億8,500万でしょう。そしたら、5年、10年先、もうどれだけ減るかいうことがわかるでしょう。まして、合併に失敗して、合併に失敗して特例債は成功した自治体はみなもらえるわけですわ。国が合併できない自治体に減らすのは目に見えとるでしょう。単純に考えてですよ。私は、そう見とります。


 それと、今回の財政計画、施政方針は、私は「合併失敗元年」と位置づけて、この施政方針が出てくると思うとったんですが、何らそのような内容はうかがえれん。もっと厳しい対応をしなくちゃならん、具体的にですとの思いで、この質問をさせていただきました。まず、これに対して市長の思いを答弁願います。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 今、御質問いうんですか、お話を聞いてまして、私が民意民意と言って議会を何か軽視をしているというようなお話。民意民意いうて、議会軽視をしてきたんは、それこそ上郡町長じゃないですか。


 それで、病院の、今、例え話をされましたけれども、旭の人を中心に3,000人以上の方から、今のところへ新しい病院を建ててほしいという、こういう要望をなぜ石川島の方へきちっと話をしたらいかんのですか。それが、なぜ修正に当たるんですか。それを教えてくださいよ。


○議長(奥本巳千雄君)


 16番。


○16番(赤松友一君)


 いかん言うとりません、私。私、いかん言うとりませんよ。市民の要望をきっちり、それを受けてIHIに交渉をするのは当たり前です、当然ですと言いましたよ、さっき。あかん言うとりませんよ。その結果、IHIがやっぱり現位置では建てませんと言うたんなら、そしたら市長の最初の提案の汐見台になぜもう一度そこに建てる交渉をしなんだんですかということです。履き違えないでくださいよ。そうでしょう。あなたがこれだけ、どれだけあなたが、この病院問題に政治生命かけとったんでしょう。だから、そこを聞きたいわけですよ、ね。その我々提案した内容が途中で変わった、その参千何百名の署名をとってきたと。相生市民は3万3,000人おるんですよ、そうでしょう。10分の1です。10分の1のね、意向は私は粗末にしなさいと言うとりませんよ。尊重して、それを受けて交渉した結果、それがだめなら、最初のもとに戻って何でせなんですかということを聞いとるんです。履き違えないでください。


○議長(奥本巳千雄君)


 赤松議員、一問一答形式はおやめください。まとめて質問をお願いします。


 16番。


○16番(赤松友一君)


 にぎわいと活力のある、このまちづくりのね、これについてはいろいろと、特に私が注目しておりました県の特定用地、これについては、今後も利活用していきたいということですから、利活用していきたいという、その思いはずうっと続いとるはずです。それならなぜに、この施政方針にね、出てこないかということを私は聞いたんです、そうでしょう。利活用をするような方針を出してください。


 あのね、市長、私は22年間議員する中で3代の市長にめぐり会いました。まず、片山市長はね、就任直後に、8年間中断しておりました相生駅の再開発問題に果敢に取り組みました。そして、2代、3代、藤田市長、あなたと3代にわたって完成させたでしょう。さらには、県道の竜泉那波線、これも片山市長は、最初は市道で取り組んで、1億5,000万の設計費は相生市の予算で出しました。途中、県道に格上げされて、今、これも3代にわたって立派に2年前に完成しました。さらには、東部工業団地に企業誘致も取り組み、ただIHIの合理化に遭って、経済構想はやむなく中断、失敗いたしましたが、前々市長は、常に10年、20年先の方針を出して市民に夢を提供してまいりました。


 藤田市長は、慎重ながゆえに時々歯がゆい面もありましたけど、あれだけ激しい反対の中で、相生港埋立、この事業をやっとる。さらには、坪根港・相生港の改良問題、そして、ひかりが丘団地、白龍城の建設、温水プール、民間開発の椿ケ丘団地は失敗しましたが、あの慎重派の藤田市長も、このように次から次へと相生市の将来に向かって手を振ってまいりました。


 あなたは、合併と病院問題が一番市民からわかりやすい、これからの将来に向かっての大きな事業やったわけです。これも見事に失敗しとりますから、それなら新しい、市民と共有できる新しい事業をここら辺で打ち出していただきたいという願いを込めて私は質問しとるんですよ。


 次に、合併問題。これも、先ほどからいろいろありましたが、3市15町問題は、2年前に私のこの場での質問に対して答えた内容は、例の3市15町問題。あなたが理想を掲げるのいいんです。しかし、それをパンフレットにして近隣に配り回ったことが、相当近隣の首長さんたちにひんしゅくを買うとるわけです。隣の市長さんは、「谷口市長がおる限りは相生とは合併しませんわ」と言い切ってますよ。そこまで言われてね、言う方も言う方やけど、私、言われる方も言われる方だと。そういうこともあるから、あえて厳しいことをこの場で言わせてもらっとるということです。


 さらに、昨日は西播磨連合構想、広域連合構想が合併の踏み絵だということ、瀬踏みだという答弁がありましたけど、この5年間で、そんな瀬踏みをした相生市の合併にかわるようなまちづくりできますか。広域連合も、相手は同じでしょう。合併で失墜したあなたの信頼感がやね、そんなに簡単に、この冊子もやね、何ら議会に相談もなしに、我々のメール箱に入っとりましたよ、それだけでしたよ。新聞を見て。ね。議会を無視したいうて、私が言うてないのに、あなたみずからさっきの答弁しましたけど。私は、質問で議会を無視したって一言も言いませんよ。あなた自身が、今、そういう発言したんでしょう。そのように思うとるんでしょう、腹の中で。そういうことでは、これからの谷口丸は、それは大変なことであるということを指摘しておきたい。とりあえず、これだけについて御答弁願います。


○議長(奥本巳千雄君)


 市長。


○市長(谷口芳紀君)


 この病院問題でいろいろお叱りを受けましたけれども、これが中断をしたというのは、この旭地区の方の要望だけではなく、赤松議員、病院問題の特別委員長をされておられますんで、一番その中身は御存じだろうと思います。この病院問題が中断に至った理由といいますか、これは、この問題だけではないということは、赤松議員が一番よく御存じのはずだと、このように認識をしております。


 それから、先ほど答弁漏れがございました、この財政計画が甘いんじゃないかという御批判、ごもっともでございまして、これから精度の高い、このプランというものをつくっていきたいと、このように思ってますんで、いましばらくの御猶予をお願いを申し上げたいと思います。


 それから、歴代の片山市長、藤田市長のいろんな御功績を挙げられました。私からとやかく申し上げるのはいかがなもんかと、このように思います。


 しかしながら、昨日もいろんな議員から御批判をいただきましたように、平成元年、今から15〜16前にバブルが崩壊をいたしまして、その時点から右肩下がりの時代になってまいりました。その先を読めなかったと、こういうことが私は言えるんじゃないだろうかと、このように認識をしております。


 もう一つ、合併と病院が失敗をしてしまったと、こういうお話でございますけども、これはまだ結論が出ておりませんで、今、途上でございます。道半ばでございますんで、いましばらくお待ちいただきたい。


 それから、西播磨市構想とか広域連合構想、議会のポストに入れとっただけだと、こういうお話でございました。これ、先般もどこの委員会か、総務委員会で赤松議員からお叱りを受けまして、今後は私が本を上梓する場合は必ず議会にお諮りをさせていただいて、その上で上梓をさせていただくと、こういうお約束をさせていただいてますんで、よろしくお願いを申し上げたいと思います。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 16番。


○16番(赤松友一君)


 今、御答弁いただきました。合併は途上であって、広域連合構想、それを活用しながら、瀬踏みをしながらね、上梓していきたいと、了解しました。


 病院問題、病院も半ば。機が熟してすることができなかったということで、あえて軟着陸をしたと、それも理解いたします。


 しかし、そこで私がここであえて提案したいのは、市長がどうしても現位置での建てかえをね、相生市の旭の空洞化を含めて、後々大変ですから、どうしてもというのをね、あえて、そしたらこの場で理解しましょう。そしたらね、まだ途上ですから、それなら今後ね、弁天町の社宅をね、市長の手で、5〜6軒ですわ、あと。買収交渉に入って、あそこの場所を確保してね、もう一度、今の旭の商店街のど真ん中で、旭の町のど真ん中で建てかえるように支援できますか。そういう考えなんでしょう、構想あるんでしょう。とにかく、中核病院で我々が取り組んでいった中で大変な数字が出てまいりました。それは、赤穂市民病院に延べ5万人の人が、通院・入院含めてね、お世話になっとる。赤穂の中央病院を含めますと、恐らく7〜8万人の市民がお世話になっとる。しかも、御家族の皆さん、お見舞いの皆さんを含めますとね、相生市の市民の健康と命を守るために、相生市民は10万人超える人たちがね、高取峠を、あのくねった坂道を、危険な道をね、毎日、通っとるんですよ。ガソリンたいて、まして、病院問題を語るにね、ベッド数の問題あるでしょう。何ぼ市民病院が逆立ちになっても、54床ですわ。54床でね、あなたが目指す中核病院できませんやろう。したがって、本当に相生市の市民の健康を守るための中核病院をつくるんなら、さっきも提案しました内容に、今後、取り組んでください。まだ道半ばならね、汗かいてください。それをやれば、またもう一回見直して、市民にもあなたに信頼を持つことができるでしょう。いかがですか。


 それと、もう1点、最後の質問で、あの文書に間違いございませんかということに対しては、職員を叱責したことは認めましたが、それ以外にもたくさん問題発言がございますね、これ。この文書を見ると。


 私は、こういう文書がね、議員に送りつけられたこと自身が、非常に恥ずかしいことであり、まずいことなんですよ。その反省してますか、あなたが。内容については、あんまり深く追求しません。問題があれば、しかるべきとこで問題にすりゃいいんですよ。ね、少なくても建設業界という皆さんは、あの去年の台風、高潮、水害、この市民が危機に瀕しとるときに、ボランティアで汗かいて危険な仕事をね、やってくれたんでしょう。議員は、皆、見てますよ、こんなしっかり。そういう人たちをね、あなた敵に回すことないでしょうが。


 きのうの議論でもありましたが、市内業者を育成したいという、それならもっとね、真摯に対応しなさいよ。あなたの対応が真摯だったら、こんな文書にならんと思うんですよ、私は。その反省をあなたに求めたかった。まして、自分の職員をね、この人たちの前で、あんな表現でね、もってなことですよ。あなたの職員管理狂ってますわ。あれが事実なら。これは、一議員としても私は許せませんし、それに対して、あなたがどれだけの責任を感じとるか、いま一度、御答弁願います。


○議長(奥本巳千雄君)


 病院問題と建設業界の問題、2点について答弁願います。


 谷口市長。


○市長(谷口芳紀君)


 まず、病院問題についての弁天町のお話でございますけれども、昨年の12月に、一度、この問題が中断をされましたので、ひとつ先ほどの答弁でもございましたように、今のところは播磨病院はIHIが考え、そして市民病院は市が考えながら、お互いにどういう提携の仕方があるかと、こういう方向でやらさせていただこうと思ってますので、弁天町を対象にした話はすぐにはちょっといかないんじゃないだろうかと、こういう気持ちでおります。


 しかしながら、きのうもお話させていただきましたように、私が、今、相生市にとって一番心配をしておるのは、県立高校2校の存続と、この病院問題、二つでございまして、夜も寝られない日が続いております。この二つの問題、これからルビコンを渡りまして、不退転の気持ちで取り組みをさせていただきたい、このように思っております。


 最後に、この建設業協会との文書でございますけれども、先ほども御説明させていただきましたように、これから私の不徳のいたすところで、ひとつ御勘弁をお願いをしたい、おわびを申し上げた次第でございます。あえて、御勘弁をお願いを申し上げたい、このように思います。


○議長(奥本巳千雄君)


 16番。


○16番(赤松友一君)


 いろいろと言いにくいことも言わせてもらいましたが、何度も申し上げますとおりに、市長は市民から信頼されてほしい。そのためにも、まず庁内の皆さんにもね、よく耳を傾けるという反省もありましたが、当然ですね。


 したがいまして、今後、職員も議員にも信頼を取り戻して、そのことによって、また市民からの信頼も取り戻すということになると思います。


 また、建設協会の皆さんとも、昨日の岩崎議員の質問に対して一度話し合いをしたいというね、ことを言われておりますから、十分話し合いをして、二度とこういうことのないように努めてください。あえて厳しい現実を踏まえながら、確かに右肩下がりで、従来のね、歴代の市長さんとは違った厳しさがあることはよう承知しております。しかし、私はいくら厳しくても、市民にね、目標、夢をね、小さいことでも夢を与えるような谷口市政であってほしいという願いを込めております。


 施政方針の締めにね、「栄枯盛衰は余の常でありますが、全市民が心を一つにして、この難局に立ち向かうならば、我々のふるさとは必ずや不死鳥のごとくよみがえることと信じます」と結んでおりますが、それは、一に谷口市長が今後の活動に、行動を含めてね、何事にも職を賭して情熱を持って取り組むことが第一の条件であることを、あえて苦言を呈して私の代表質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(奥本巳千雄君)


 以上で、16番、赤松友一君の質疑等を終結いたします。


 これをもって、市長の施政方針に対する質疑及び一般質問を終結いたします。


 ただいまより、3時40分まで休憩をいたします。


   (休憩 午後3時20分)


   (再開 午後3時40分)


○議長(奥本巳千雄君)


 休憩を解き本会議を再開いたします。


 教育次長から発言の申し出がありますので、許します。


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 先ほど休憩に入りまして、教育委員会の方に帰りましたら、県の教育委員会から午後2時15分に緊急連絡が入っておりました。


 内容は、次のようなものでございました。「本日、兵庫県にある中学校の女子生徒をランダムで拉致します。凶器も購入済みです」というファクスが、県の方から入っておりました。そういうのが、インターネットの「2ちゃんねる」へ書き込まれてたようでございます。


 早速、市内4中学校に連絡し、厳重に注意し、対応策を練るように指示いたしましたので、とりあえず御報告をさせていただきます。


 以上です。





○議長(奥本巳千雄君)


 それでは、日程第3、議第12号、市道路線の認定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 建設経済部長。


○建設経済部長(井上喜信君)


 議第12号、市道路線の認定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 今回認定しようとする路線は、都市計画法第29条第1項の規定に基づく、開発行為により新設された道路で、同法第40条第2項の規定により、平成16年7月29日付で、開発者から既に施設の引き継ぎを受けております。


 今後は、市道として認定し、管理をいたしたく、道路法第8条第2項の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。


 今回、市道に認定をしようとする路線ですが、位置は添付の図面に示しております。また、道路の延長は130.46メートル、幅員は6〜11.9メートルを予定いたしております。これにより、市道路線の路線数及び総延長は1,110路線、約27万9,072メートルとなる予定でございます。


 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第12号、市道路線の認定については、建設常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第4、議第13号、相生市立温水プールの指定管理者の指定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 教育次長。


○教育次長(三徳孝史君)


 議第13号、相生市立温水プールの指定管理者の指定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、平成17年4月1日から、相生市立温水プールの管理運営を「相生市立温水プールの設置及び管理に関する条例」第5条第1項の規定に基づき、指定管理者に行わせるため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、市議会の議決をお願いしようとするものであります。


 議決をお願いする事項は、1点目、施設の名称は相生市立温水プール。2点目、指定管理者の所在地、大阪市東住吉区針中野三丁目7番5号、名称は株式会社関西アクアティック、代表取締役、泉本憲人。3点目、指定期間は平成17年4月1日から平成22年3月31日までの5年間であります。


 なお、指定管理者の候補者の選定につきまして、教育委員会では、平成16年10月1日から11月1日までの1カ月間公募するとともに、「相生市立温水プール指定管理者の候補者選定委員会」を設置し、応募のあった4社について最上位1社を選定していただき、平成16年11月26日開催の教育委員会で、「株式会社関西アクアティック」を指定管理者の候補者と決定いたしております。


 指定の期間につきましては、1点目、事業経営に専門知識を有する選定委員の中から、「腰を据えて施設を経営してもらうためには、通常5年の期間は必要である」と助言を受けていること。2点目、人口減による利用者の減少傾向、揖保川町に類似施設の動きがあることなどを踏まえると、次回の指定管理者応募事業者が市に求める経費負担の条件は、今回より厳しくなる可能性が予測されることから、指定期間が短いより長い方が市には有利と考えられること。3点目、株式会社関西アクアティックは、1年目は利用者の利便性を考慮して現行どおりの運営を行い、2年目から市の理解を得ながら「会員のメニュー、開館時間、利用料金」の見直し等を行い、新しい経営戦略を実行していきたいと考えており、そのためには5年間の指定期間を希望していることなどを総合的に勘案して、指定期間を5年といたしております。


 また、指定管理者制度を導入することによる縮減額は、維持修繕費、備品購入費、工事請負費などの臨時的経費を除いた人件費、需用費、委託料、役務費などの固定的経費について、「平成16年度当初予算額」と今議会に上程させていただいています「平成17年度予算額」を比較いたしますと、1,701万円の減となることを申し添えて、提案理由の説明を終わります。


 よろしく御審議賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第13号、相生市立温水プールの指定管理者の指定については、総務常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第5、議第14号、相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 議第14号、相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、国民宿舎事業といたしましては、本年3月31日をもって終了させていただきたく、今回、関連条例の整備を1本の条例にまとめまして御提案させていただくものでございます。


 それでは、条例の内容につきまして御説明を申し上げます。


 議案参考資料1ページから3ページまでにつきましても、あわせて御清覧賜りたく存じます。


 まず第1条は、相生市職員定数条例の一部改正で、職員の定数におきまして、国民宿舎事業職員定数23人を削り、市長事務部局の職員定数を387人から364人とし、合計定数を535人から512人とするものでございます。


 第2条は、相生市職員特殊勤務手当に関する条例の一部改正で、国民宿舎職員に支給いたしておりました夜間早朝勤務特殊勤務手当、業務奨励特殊勤務手当及び事業従事特殊勤務手当を削るものでございます。


 第3条は、相生市職員退職手当基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正で、基金の積み立てを行う会計から、国民宿舎事業会計を削るものでございます。


 なお、平成17年3月31日現在の宿舎会計の基金残高見込みは、1,735万円で、全額、平成17年4月1日付で一般会計へ振りかえることといたしております。


 第4条は、関連3条例を廃止する規定で、第1項は「相生市国民宿舎事業の設置等に関する条例」、第2項は「相生市国民宿舎事業に地方公営企業法の一部を適用する条例」、第3項は「相市営国民宿舎使用料条例」を、おのおの廃止しようとするものでございます。


 続きまして、附則でございますが、本条例は、平成17年4月1日から施行するものでございます。


 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第14号については、会議規則の規定により、委員会付託を省略したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第14号については委員会付託を省略することに決定をいたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、上程中の議第14号、相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第14号、相生市職員定数条例の一部を改正する等の条例の制定については、原案のとおり可決確定されました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第6、議第15号、相生市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 議第15号、相生市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、本市の厳しい政状況を踏まえ、地域における民間の賃金、物価及び生計費の事情に配慮し、地域における実質的な給与の不均衡を是正するための調整手当につきまして、その支給率を、現行の給料、扶養手当及び管理職手当の合計額の6%を、県職員が相生市内において勤務した場合の支給率にあわせ5%と、1%引き下げようとするものでございます。


 それでは、改正内容を御説明をいたします。


 議案参考資料4ページもあわせて御清覧を賜ります。


 調整手当支給の規定でございます第8条の2におきまして、支給率「100分の6」を「100分の5」に改めるものでございます。


 附則でございますが、本条例は、平成17年4月1日から施行するものでございます。


 なお、本条例改正によりまして、全会計ベースで、直接及び影響経費も含め、年間2,000万強の減額となる見込みでございます。


 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第15号、相生市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第7、議第16号、相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 議第16号、相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、国におきまして、職業生活と家庭生活の両立支援を一層推進することを目的とし、育児・介護を行う職員の福祉の増進、公務能率の向上のため、これらの職員への早出遅出勤務の適用及び男性職員の育児参加を促進するための休暇の新設を内容とする人事院規則の一部を改正する規則が平成16年12月28日に公布をされ、平成17年4月1日から施行されることに伴いまして、本市におきましても、国に準じ、育児等を行う職員の早出遅出勤務の適用及び男性職員の育児参加のための休暇の新設のため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。


 改正内容を御説明申し上げます。


 議案参考資料5ペーシから7ペーシもあわせて御清覧賜りたいと存じます。


 説明の都合上、第7条の2の追加から説明をさせていただきます。


 本条は、小学校就学前の子のある職員が、当該子を養育するため及び職員が父母等で日常生活を営むのに支障がある者を介護するため請求した場合、公務に支障がある場合を除き、午前7時以後、午後10時以前の間で、早出遅出を措置しようとするものでございます。


 第7条の2の改正でございますが、先ほど御説明をさせていただきました条の追加に伴いまして、本条中、定義・略称等の規定を改正をし、本条を第7条の3とするものでございます。


 第18条の2の追加は、男性職員が、当該職員の妻の産前6週間、産後8週間の期間中に、出産に係る子、または小学校就学前の上の子の養育のため、勤務しないことが相当であると認められる場合、期間中5日の範囲内で、有給の育児参加のための休暇を与えようとするものでございます。


 附則でございますが、この条例は、平成17年4月1日から施行することといたしてございます。


 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第16号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第16号については、委員会付託を省略することに決定をいたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、上程中の議第16号、相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第16号、相生市職員の勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決確定されました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第8、議第17号、相生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第17号、相生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 議案参考資料の8ページに新旧対照表を掲げておりますので、あわせて御清覧願います。


 今回の改正は、国民健康保険税の賦課限度額の引き上げをお願いするものであります。また、あわせて平成16年3月31日に公布され、同年4月1日から施行された地方税法等の一部を改正する法律において、国民健康保険税の課税に関する規定の改正が行われたので、相生市国民健康保険税条例の主要の改正を行うものであります。


 それでは、改正の概要につきまして条を追って御説明を申し上げます。


 第3条は、付加限度額の規定であり、第11条は税の軽減及び軽減後の限度額に関する規定でありまして、いずれも、この限度額を医療給付費分については現行「52万円」を1万円引き上げ「53万円」に、介護納付金分については、現行「7万円」を1万円引き上げて「8万円」にしようとするものであります。


 次に、附則第4項の改正は、租税特別措置法の改正により、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の賦課の特例に関して規定した地方税法附則第36条第1項が改正されたので、条例中の引用番号及び字句を改正するものであります。


 附則第5項の改正は、租税特別措置法の改正により、短期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例に関して規定した同法附則36条第2項が改正されたので、条例中の字句を改正するものであります。


 次に、改正条例の附則についてでありますが、附則第1項は施行期日を平成17年4月1日とするものであります。


 附則第2項は経過措置を定めるもので、平成17年度以後の年度分の国民健康保険税について適用することといたしております。


 最後に、本件につきましては、去る2月17日に国民健康保険運営協議会を開催し、御了承をいただいておりますことを申し添え、まことに簡単でありますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第17号、相生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、民生常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第9、議第18号、相生市福祉医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第18号、相生市福祉医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 議案参考資料の10ページに新旧対象表を掲げておりますので、あわせて御清覧願います。


 今回の改正は、県が行財政構造改革推進方策後期5カ年の取り組みの中で、福祉医療制度の見直しを図ったことに伴い、本市においても今後とも持続可能な制度とするため、また社会保険の本人及び家族の負担割合が2割から3割に引き上げられたことなど、医療保険制度の改正などを踏まえ、受益と負担のバランスを見直し、一部負担の割合等を改正するものであります。


 それでは、改正の概要につきまして条を追って御説明を申し上げます。


 第1条の改正は、福祉医療制度の対象外となっている精神障害者についても、公平性の観点から、新たに助成対象とするもので、重度心身障害者を重度障害者に、重度心身障害児を重度障害児に改めるものであります。


 第2条第2号の改正は、創設いたしました重度精神障害者の医療費助成につきまして、精神障害者保健福祉手帳1級所持者の方を対象にしようとするものであります。


 第2条第1項第13号から第16号までの改正は、用語の意義を定義したものであります。


 第3条第1項第1号から第3号につきましては、福祉医療費を支給するに当たって、一部負担及び負担限度額を定めるものであります。


 まず、第1号の老人の福祉医療費でございますが、これまで一部負担割合は医療費の1割でしたが、2割と改めるものであります。


 なお、世帯員全員の前年度所得がゼロの場合には、一部負担割合は1割に軽減することとしております。


 第2号の乳幼児の福祉医療でございますが、これまで外来療養の一部負担割合は1割で、負担限度額が月額5,000円であったものを、1医療機関当たり1日700円を限度に、月2回までの一部負担に改めるものであります。


 なお、世帯員全員の前年所得がゼロの場合には、1医療機関当たり1日500円を限度に、月2回までの一部負担に軽減することといたしております。


 また、入院療養については、これまで自己負担はありませんでしたが、新たに一部負担を求めることとし、負担割合は医療費の1割とし、負担限度額を月額2,800円とすることといたしております。ただし、世帯全員の前年度所得がゼロの場合には、負担限度額を月額2,000円に軽減することといたしております。また、連続して3カ月を超える入院の場合は、4カ月目以降の一部負担金は徴収しないこととしております。


 第3号の重度障害者及び母子家庭等の福祉医療費でありますが、今までは所得制限はあるものの、受診の際の自己負担はありませんでした。今回、所得制限金額を見直すとともに、外来療養、入院療養ともに一部負担を新たに求めるものでございます。


 外来療養については、1医療機関当たり1日500円を限度に、月2回の一部負担とし、世帯全員の前年所得がゼロの場合には、1医療機関当たり1日300円を限度に、月2回の一部負担に軽減することといたしております。


 入院療養については、医療費の1割負担とし、負担限度額は月額2,000円とし、世帯員全員の前年度所得はゼロの場合には、負担限度額を月額1,200円に軽減することといたしております。


 なお、連続して3カ月を超える入院の場合は、4カ月目以降の一部負担金は徴収しないこととしております。


 第3条第2項の改正は、同条第2項にただし書きとして特例事項を設けるものであります。


 同条第2項第1号の改正は、老人福祉医療費助成事業において、負担の公平を図る観点から、一定以上の所得者の家族は制度の対象外とすることといたしております。


 同項第2号の改正は、現行制度では特別児童不要手当の所得制限金額を準用しているものの、特別障害者手当の所得制限金額を準用することに改めるものであります。


 第3条第4項の改正は、健康保険法に規定する保険医療機関及び保険薬局であったものを、それ以外の病院等にも適用できるように改めるものであります。


 第5条第1項の改正は、第2条第1項第15項において、保険医療機関等の用語の意義を定義したことにより、それに置きかえるものであります。


 なお、附則第1項において施行期日を平成17年4月1日といたしておりますが、児童福祉法第15条を第12条に改める規定については、平成17年4月1日の施行といたしております。


 また、附則第2項で施行期日前に受けた医療に係る福祉医療については、なお従前の例によることとする経過措置を定めるものでございます。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


 10番。


○10番(中山英治君)


 説明は理解できるんですが、この福祉医療助成状況のことをお伺いするんですが、現在、県の状況が変わるから変わるということなんですが、この県下の中で、こういう老人医療、重度障害者医療、乳児医療、あるいは母子家庭等の医療について、市の単独事業をされていないのが、相生市と洲本と豊岡と龍野の4市というふうなことを聞いております。そういうことは、前回のときに何ら報告もなかって、とにかく県がするんだから、どこの自治体もそういうことなのかということであったんですが、私自身は、その中身を聞いたので、そういうような、現在もそうなのか、17年度以降の状況はどうなのか、この提案の前にどの程度の中身なのかを、現在、わかる範囲で教えていただければと思います。


○議長(奥本巳千雄君)


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 確かに、今回の制度によってですね、それぞれの各市がですね、それぞれ改正をされる予定になっております。


 今、中山議員からお話がございましたように、単独として実施をしない市につきましては、現在のところ、これ2月2日現在でございますけれども、洲本市、豊岡市、龍野市、相生市の4市となっております。今後、議会等で状況が変化されると思いますけれども、大体この4市でもって単独事業はしない、こういうふうに聞いております。


 以上です。


○議長(奥本巳千雄君)


 10番。


○10番(中山英治君)


 ここで私があれを言うあれではないんですが、ぜひともですね、その中身について、委員会できちっとですね、どういう県下の状況なのかという資料を提示の上、委員会審議することを要求しときます。


 以上でございます。


○議長(奥本巳千雄君)


 ほかに質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 これをもって質疑を終結いたします。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第18号、相生市福祉医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定については、民生常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第10、議第19号、相生市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第19号、相生市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、一般廃棄物収集業務の改正の一環として、平成17年4月から不燃袋を廃止することによる改正と動物の死体処理について、ささゆり苑での動物炉で火葬処理していることから、実態に合わすべく、一般廃棄物としての犬・猫等動物処理手数料をささゆり苑の火葬場等使用料に改正しようとするものであります。


 なお、議案参考資料の16ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、あわせて御清覧願います。


 それでは、改正内容につきまして、御説明を申し上げます。


 当市では、平成10年10月から、ごみの有料化を実施し、市が収集するもののうち、可燃ごみ、不燃ごみは指定袋制、粗大ごみはシール券で手数料を徴収しておりますが、本来、不燃ごみ袋に入れるものは、陶器類、板・ガラス・蛍光灯・化粧瓶・土・砂・灰等でありますが、種類が少ないことから、現状、粗大ごみ用も不燃ごみ袋に入れて間違った出し方がされ、収集後の処理作業に支障を来しております。そこで、不燃袋を廃止して、不燃ごみを粗大ごみと位置づけし、粗大ごみとして一括収集することにより、ごみ出しの煩わしさの解消及び収集業務の効率化を図ろうとするものであります。


 また、一括収集することで、すべて中間処理業者に搬入され、粉砕処理を行い、粉砕されたものがすべて埋め立てられることとなり、法律的に重ね出しができることで、最終処分場の延命化ができる。こういったことから、不燃ごみ袋を廃止し、不燃ごみの収集を廃止するものであります。


 次に、犬・猫等動物処理手数料につきまして、ペットとして飼っている動物の死体は、一般廃棄物として処理手数料を徴収しておりますが、処理についてはささゆり苑の動物炉で火葬を行っているところから、本条例別表第1号中、犬・猫等処理手数料を削り、ささゆり苑に関する条例の火葬場等使用料へ変更しようとするものであります。


 なお、本条例の施行につきましては、不燃ごみ袋の廃止については4月1日からとし、犬・猫等の処理手数料については、周知期間を考慮して、6月1日より施行することといたしております。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第19号、相生市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定については、民生常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第11、議第20号、相生市ささゆり苑に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第20号、相生市ささゆり苑に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、ささゆり苑の利用者が、建設当初の予想に反し大幅に増加していることから、より多くの市内利用者に活用いただくため、市外利用者の使用料及び霊安室の使用料の見直しをしようとするものと、犬・猫等動物処理につきまして、ささゆり苑の動物炉で火葬処理をしていることから、現行、一般廃棄物処理手数料から本条例火葬場等使用料に変更するとともに、処理経費等に不均衡が生じていることから、特大犬等の処理料金を新たに設置しようとするものであります。


 なお、議案参考資料の17ページに新旧対照表を添付いたしておりますので、あわせて御清覧願います。


 それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。


 ささゆり苑の使用につきましては、平成8年度68件、平成10年度104件、平成15年度220件と、年々増加していることから、現在、僧侶控室と親族控室の新築工事を、4月供用開始に向け、現在、工事を進めております。それによりまして、利用時間の選択ができる等、利用者のさらなる4利便が図れるものと思っております。また、年間15件程度の市外利用者があることから、市内利用者が活用しやすくすることをねらいとし、市外利用者の使用料を、現行市内利用者使用料の5割増しを10割増しに改正しようとするものであります。


 次に、犬・猫等動物の処理につきまして、ペットとして飼っている動物の死体は一般廃棄物として処理手数料を徴収していますが、処理については、ささゆり苑の動物炉で火葬を行っていることから、本条例別表第2号、火葬場等使用料として新たに追加しようとするものであります。


 また、現在、火葬処理するに当たり、大型・小型等にかかわらず、同一料金という不均衡を改め、特大犬等の火葬料金を設定するものであります。特大犬とは、通常、大型犬と言われる体重おおむね30キロ以上の犬であり、大型犬を取り扱うときは1人での作業ができなく、2人以上の人手が必要であることから従量制を取り入れ、不均衡の解消を図るため、特大犬等は3,000円、それ以外は2,000円と使用料を2区分に分類し、また第3条、使用の許可にただし書きを加え、許可申請手続きを省略し、申し出によるもので対応できるよう事務の簡素化を図ろうとするものであります。


 次に、霊安室の使用料につきまして、15年度38件の使用に際し、24時間以上の使用が14件、2日から3日にかけての複数日数の使用が5件ありました。本来、霊安室は火葬のみとり行う場合の預かりとして活用する程度のものであります。現在、何日安置しても1体2,000円となっておりますので、他の使用料との均衡を図るため、24時間を1単位として徴収することに改正するものであります。


 なお、本条例の施行につきましては、周知期間を考慮して6月1日より施行することといたしております。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第20号、相生市ささゆり苑に関する条例の一部を改正する条例の制定については、民生常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第12、議第21号、相生市重症心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第21号、相生市重症心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 議案参考資料18ページに新旧対照表を掲げておりますので、あわせて御清覧願います。


 本条例は、昭和44年に、未成熟であった国の社会保障、社会福祉制度を補完し、障害者の生活向上と更生に寄与することを目的に、本制度を創設したところであります。


 制度創設以来、国の社会保障、社会福祉制度も整備が進み、障害基礎年金の充実、特別障害者手当制度及び障害児福祉手当制度の創設、特別児童扶養手当の充実など、給付制度も進んできております。また、障害者福祉制度においては、平成15年度から、それまでの措置制度に変わって支援制度が実施されるなど、障害者の自己決定を尊重するとともに、施設から地域での生活支援等、大きな方針の転換がなされたところであります。


 支援費制度を堅持する中で、増嵩するサービス提供により財源の確保が必要となっております。市の障害者施策におきましても、福祉タクシー助成、精神疾患医かかる通院医療費の公費負担、障害児の夏休み期間中の学童保育など、施策の充実を図ってきたところであります。また、新年度において新たに障害者の自立支援として、知的障害者就労学習事業を実施することといたしております。


 このように、個々の障害に対する支援が充実してきた等を踏まえる中で、また厳しい財政状況の中で、増大する福祉行政に対応するため、本条例を改正するものであります。


 本条例の改正内容でございますが、第3条の改正は、児童福祉法の一部を改正する法律が、平成16年12月3日に公布されたことに伴う改正で、児童相談所の根拠条文が第15条から第12条に改正されたことによるものであります。


 第4条の改正は、福祉年金の額を改正するもので、市内に1年以上住所を有し、身体障害者手帳の等級が1級の者、知的障害者が判定が重度Aの者は精神障害者保健福祉手帳の等級が1級の者、身体障害者手帳の等級が2級に該当する者で、かつ療育手帳が中度、または精神障害者保健福祉手帳の等級が2級の者は年額3万6,000円を支給しているところですが、これを年額3万2,400円に、また身体障害者手帳の等級が2級に該当する者は年額2万4,000円を支給しているところですが、これを年額2万1,600円に、それぞれ10%減額するものであります。


  附則ですが、本条例の施行日は平成17年4月1日といたしております。


 附則第2項の規定は、改正後の本条例の規定は平成17年4月以降の月分から適用することといたしております。


 なお、本改正による予算への影響額は約180万円の減額となりますが、この財源は障害者の自立支援の施策に充てることといたしておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いいたします。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第21号、相生市重症心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例の制定については、民生常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。


 日程第13、議第22号、相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 市民生活部長。


○市民生活部長(山本勝己君)


 議第22号、相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。


 議案参考資料19ページに新旧対照表を掲げておりますので、あわせて御清覧願います。


 本件は、児童福祉法の一部を改正する法律が、平成16年12月3日に公布されたことに伴い改正するもので、本条例第2条に規定する児童相談所の根拠条文が第15条から第12条に改正されたことによるものであります。


 附則ですが、本条例は平成17年4月1日から施行することといたしております。


 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第22号については、会議規則の規定により、委員会付託を省略したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第22号については、委員会付託を省略することに決定をいたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、上程中の議第22号、相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第22号、相生市重度心身障害者介護手当支給条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決確定されました。


○議長(奥本巳千雄君)


 日程第14、議第23号、相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 議第23号、相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、交通遺児激励事業等、本来、その基金運用益のみをもって事業を実施することといたしておりました四つの基金につきまして、現下の低金利等の環境の変化に伴い、基金運用益のみでは事業実施が困難な状況が発生しておりますことにかんがみ、基金の一部を処分して事業の財源に充てることを可能とする規定を盛り込もうとするものでございます。


 それでは、条例の内容につきまして御説明を申し上げます。


 議案参考資料20ページから23ページまでにつきましても、あわせて御清覧を賜ります。


 第1条は、相生市交通遺児激励基金条例の一部改正で、第3条といたしまして、「基金は第1条の目的を達成するために必要な場合に限り、その一部を処分することができる」と現定を追加するものでございます。


 なお、交通遺児激励基金の平成16年度末現在高見込みは、1,796万9,000円でございます。


 以下、改正内容は同様でございますので、説明は省略をさせていただきたいと存じますが、第2条は、相生市身体障害者福祉基金条例の一部改正でございまして、平成16年度末基金現在高見込額は、1,832万4,000円でございます。


 第3条は、相生市奨学基金条例の一部改正でございまして、平成16年度末基金現在高見込額は4,837万8,000円でございます。


 第4条は、相生市老人福祉基金条例の一部改正でございまして、平成16年度末基金現在高見込額は、1,597万6,000円でございます。


 最後に、附則でございますけれども、本条例は、平成17年4月1日から施行することといたしております。


 以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第23号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第22号については、委員会付託を省略することに決定をいたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、上程中の議第23号、相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第23号、相生市交通遺児激励基金条例等の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決確定されました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第15、議第24号、相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 消防長。


○消防長(谷 勝雄君)


 議第24号、相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。


 本件は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部が改正され、本年4月1日から施行されるに伴い、これに準じ本条例の一部を改正しようとするものであります。


 今回、改正が行われる理由ですが、平成15年の十勝沖地震に伴い発生した浮き屋根式の屋外タンク貯蔵所火災を踏まえ、危険物施設の不安確保を図るため、特定屋外タンク貯蔵所の浮き屋根に係る技術上の基準が整備され、当該施設の設置等に係る許可申請に対する審査事務量が増加することから、これの手数料の区分が新たに設けられたことによるものであります。


 それでは、改正の内容でありますが、議案参考資料24ページの新旧対照表もあわせ御清覧いただきますようお願いを申し上げます。


 改正は、第2条に定める別表に浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所に係る審査の手数料を規定するもので、まず別表(2)のイの(エ)から、今回、該当することとなる浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所を除くよう改め、次に、新たな項目を挿入するために、サをシとし、オ以下コまでをそれぞれ順次繰り下げ、新たに(オ)を設けて、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所に係る審査の手数料を、貯蔵最大数量区分ごとに123万円から744万円まで8ランクを定めるよう改正するものでございます。


 これの施行日は、附則で本年4月1日からといたしております。


 なお、現時点において改正条例に該当する施設はないことを申し添え、まことに簡単な説明でありますが、終わります。


 よろしく御審議賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第24号については、会議規則の規定により、委員会付託を省略したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第24号については、委員会付託を省略することに決定をいたしました。


 これより、討論に入ります。


 討論はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、上程中の議第24号、相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、議第24号、相生市消防手数料条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決確定されました。





○議長(奥本巳千雄君)


 日程第16、議第25号、相生市個人情報保護条例の制定についてを議題といたします。


 これより、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。


 企画管理部長。


○企画管理部長(山本 肇君)


 議第25号、相生市個人情報保護条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。


 本件は、平成15年5月30日に公布され、本年4月1日施行予定であります個人情報の保護に関する法律第11条におきまして、「地方公共団体は、その保有する個人情報の性質、当該個人情報を保有する目的等を勘案し、その保有する個人情報の適正な取り扱いが確保されるよう必要な措置を講ずることに努めなければならない」と規定されていることにかんがみ、本市における個人情報の適正な取り扱いを確保し、もって市政の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護するために本条例を制定しようとするものでございます。


 なお、本条例案策定に当たりましては、本年4月1日に施行されます行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律を参考にするとともに、大学教授等の学識経験者によります相生市個人情報保護条例策定委員会を設置し、各条文についての御意見をいただきながら素案を策定いたしております。


 また、この素案をもとに、昨年9月1日から30日までの1カ月間にわたり、相生市民意見提出制度の適用を行い意見募集を実施いたしましたが、特に意見提出はございませんでしたので、申し添えさせていただきます。


 それでは、条例の内容につきまして、条を追って御説明を申し上げます。


 議案参考資料26ページから34ページに条例施行規則(案)を添付いたしてございますので、あわせて御参照賜りたいと存じます。


 本条例は、第1章「総則」から第6章「罰則」までの55条及び附則で構成をいたしております。


 第1章「総則」は、第1条から第5条までで、本条例の根幹となります目的等につきまして規定をいたしております。


 第1条は、市が保有する個人情報の適正な取り扱いの確保に関する基本的な事項を定め、個人の権利利益を保護することを目的としております。


 第2条は、本条例の基本的な用語でございます「個人情報」「実施機関」「保有個人情報」「個人情報ファイル」「事業者」及び「本人」の定義につきまして規定をいたしております。


 第3条から第5条までは、個人情報の保護を推進するため、市、事業者及び市民のそれぞれが果たすべき責務につきまして規定をいたしております。


 次に、第2章第6条から第12条までは、「実施機関における個人情報の取り扱い」に関することを規定いたしております。


 第6条は、実施機関が個人情報を収集及び保有する際の原則を定めたものであります。


 第7条は、利用目的以外の目的のために保有個人情報を利用、または提供してはならないことを原則としつつ、公共の利益や本人の利益のために合理的な理由があると認めるときは、例外的に利用、または提供ができることを規定し、第8条は、個人情報を実施機関以外のものに提供する場合に、原則としてオンライン結合による提供を行ってはならないことを規定し、第9条は、保有個人情報を常に正確に保ち、かつ漏えい等がないように適性に管理する責務があることを明記しております。


 第10条は、実施機関の職員に対し、個人情報の漏えい及び不当利用を禁止したものでございます。


 第11条は、実施機関が個人情報を取り扱う事業を委託するときに個人情報保護に必要な措置を講ずる責務があること、さらに受託業者に対しては適正管理等の責務を課したものでございます。


 第12条は、実施機関が実施機関以外の者に個人情報を提供する場合には、個人の権利利益を保護するため、提供先に対して必要な措置を講ずることを求めなければならないことを明記しております。


 次に、第3章は第13条のみでございますが、「個人情報ファイルの登録及び閲覧」についての規定で、個人情報ファイルを保有しようとするときは、あらかじめ、その名称、利用目的、記録範囲などの項目を登録薄に登録をし閲覧に供しなければならないこと、及び保有をやめたときは遅滞なく当該ファイルを抹消しなければならないことといたしております。


 次に、第4章第14条から第45条までは、個人情報の開示、訂正、利用停止及び不服申し立てについての規定で、第14条から第28条までが開示に関する規定で、第14条は何人に対しても自己を本人とする個人情報の開示を請求する権利を認めることとし、第15条は、開示請求を行う際の手続の規定で、 第16条は、当該情報を開示することにより、生命、健康を害するおそれがあるなど、一定の場合を除いて開示する義務があることを規定しており、第17条は、部分開示に関する規定で、開示できない情報が一部含まれているときにも、開示部分と不開示部分が容易に区分できる場合には、不開示部分を除いて開示しなければならないことを規定いたしております。


 第18条は、裁量的開示といたしまして、不開示情報が含まれているときにも、個人の権利利益を保護するため、特に必要な場合には開示することができることを規定しております。


 第19条は、例えば病歴関係文書で本人に告知していない場合など、例外的に当該個人情報の存否を明確にしないで開示請求を拒否することができる場合があることを規定したもので、第20条及び第21条は、開示請求に対し、開示決定、または不開示決定を15日以内に行い文書で通知しなければならないことを規定しており、第22条は開示請求に係る個人情報が著しく大量であって、開示に係る事務が他の事務の遂行に支障を生じさせるおそれがある場合には、開示請求者に通知を行った上で、開示決定等の期限を延長できることを定めております。


 第23条は、正当な理由がある場合には、開示請求があった事案を他の実施機関に移送できること、及びその手続等を規定いたしております。


 第24条は、開示請求に係る個人情報に第三者に関する情報が記録されている場合には、当該第三者に必要に応じて意見書提出の機会を与えることができることを規定いたしております。


 第25条は、個人情報の開示の実施手続及び方法を規定したもので、第26条は一定の個人情報につきましては、開示請求者である本人の利便を図るため、口頭により開示請求をすることができることを規定いたしております。


 第27条は、他の法令の規定により自己の個人情報について開示に関する手続が定められているときには、当該他の法令の趣旨を尊重するとともに、これらの規定を優先して適用することを規定いたしており、第28条は、開示請求に係る手数料は無料といたしておりますが、写しの交付等を受ける者は、その費用を負担しなければならないことを規定いたしております。


 第29条から第36条までは、訂正に関する規定でございます。


 第29条で、実施機関から開示を受けた自己の個人情報に事実の誤りがある場合には、その訂正を請求することを権利として認めることを明記しており、第30条から第36条までは、訂正の手続等について定めており、その流れといたしましては、基本的には、開示の場合と同様の規定といたしております。


 次に、第37条から第42条までは利用停止に関する規定で、第37条で、何人も実施機関が行う自己の個人情報の取り扱いが、この条例の規定に違反していると認めるときは、当該実施機関に対して利用の停止、消去、または提供の停止を請求することができることを規定いたしております。


 第38条から第42条までは、利用停止手続等について定めており、その流れといたしましては、基本的には、開示及び訂正の場合と同様の規定といたしております。


 次に、第43条から第45条までは不服申し立てに関する規定でございます


 第43条で、開示、訂正、または利用停止決定等に対し行政不服審査法に基づく不服申し立てがあった場合の手続としまして、速やかに審査会に諮問しなければならないことを規定いたしており、また、第44条は諮問をした場合の措置として、その旨を不服申立人に通知すること、第45条は、審査会から答申を受けた実施機関は、これを尊重して速やかに採決、または決定をしなければならないことを定めております。


 次に、第5章第46条から第51条までは、「雑則」としまして関連事項を定めており、第46条では統計法に基づく統計情報など、特定の目的のために収集及び保有する情報については、この条例の適用除外とすることを規定いたしております。


 第47条は、開示、訂正、または利用停止請求をしようとする者が、それらを容易、かつ的確に行えるよう情報提供を行うことを実施機関に義務づけたものでございます。


 第48条は、個人情報取扱に関する苦情処理に関する努力義務を、第49条は、この条例の運用状況の公表を年1回市長が行うことを、第50条は、市が出資する法人等についても個人情報の保護のため必要な措置を講ずるよう努めなければならないこと、第51条は、この条例の施行に必要なことを規則で定めることを規定をいたしております。


 次に、第6章第52条から第55条までは、「罰則」を定めておりまして、第52条は、職員や受託業務に従事している者などが、個人情報ファイルを正当な理由がないのに提供したときは、2年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処することを規定いたしております。


 第53条は、個人情報を自己、もしくは第三者の不正な利益を図る目的で提供し、または盗用したときは、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処することを、第54条は、職員が職権を濫用して職務外の目的で個人の秘密に属する事項を収集した場合は、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処することを規定いたしております。


 また、第55条は、不正な手続により個人情報の開示を受けた者には5万円以下の過料に処することを規定いたしております。


 最後に、附則でございますが、第1項は、個人情報ファイル等の登録事務等に要する準備作業の期間を考慮いたしまして、この条例の施行期日を公布の日から起算して1年以内の規則で定める日といたしております。


 なお、これら準備作業におきまして、審査会の意見を聞く必要がある場合が想定されますので、それら関連規定部分につきましては、本年4月1日から施行することといたしております。


 第2項でございますが、平成2年に制定をいたしております「相生市電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する条例」の内容を今回の個人情報保護条例が包含することとなりますので、この条例の施行日をもって廃止することといたします。


 第3項では、本条例施行の際に電子計算機処理に係る旧条例に基づき、手続中の案件がある場合には、旧条例の効力を存続させた上で処理を終結させるための経過措置を規定いたしております。


 また、第4項及び第5項では、この条例の施行の際に、既に保有をしている個人情報につきましては、この条例の相当規定により保有されているものとみなすなどの経過措置を定めております。


 以上、簡単でございますが、説明を終わります。


 よろしく御審議を賜り、御決定くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(奥本巳千雄君)


 上程議案に対する提案理由の説明は、終わりました。


 これより、上程議案に対する質疑に入ります。


 質疑はありませんか。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 質疑なしと認めます。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております議第25号、相生市個人情報保護条例の制定については、総務常任委員会にその審査方を付託したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。


 お諮りします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。


 これに御異議はありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(奥本巳千雄君)


 御異議なしと認めます。


 よって、本日はこれにて延会することに決定をいたしました。


 次の本会議は、明日、午前9時30分から再開いたします。


 本日は、これで散会をいたします。


   (散会 午後4時47分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。


  平成  年  月  日


      相生市議会議長   奥 本  巳千雄


      署名議員      藤 野  高 之


      署名議員      宮 崎  一 一