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兵庫県 伊丹市

平成17年第3回定例会(第7日 7月 4日)




平成17年第3回定例会(第7日 7月 4日)





 
第7日 平成17年7月4日(月曜日)午前10時00分 開議





〇会議に出席した議員(32名)





 1番  坪 井 謙 治    17番  吉 井 健 二


 2番  山 内   寛    18番  村 井 秀 實


 3番  岡 本 廣 行    19番  永 田 公 子


 4番  林     実    20番  藤 田 静 夫


 5番  高 塚 伴 子    21番  平 坂 憲 應


 6番  川井田 清 信    22番  松 崎 克 彦


 7番  松 野 久美子    23番  新 内 竜一郎


 8番  ? 鍋 和 彦    24番  野 澤 邦 子


 9番  久 村 真知子    25番  田 中 正 弘


10番  中 村 孝 之    26番  石 橋 寛 治


11番  加 柴 優 美    27番  竹 内 美 徳


12番  上 原 秀 樹    28番  川 上 八 郎


13番  泊   照 彦    29番  安 田 敏 彦


14番  木 挽   司    30番  大 西 泰 子


15番  大 路 康 宏    31番  倉 橋 昭 一


16番  松 永 秀 弘    32番  山 本 喜 弘





〇会議に出席しなかった議員





      な   し





〇職務のため出席した事務局職員の職氏名





局     長  藤原稔三    議事課主査    藤田元明


次長       溝端義男      〃      川本雅臣


議事課長     池信 優      〃      前田嘉徳


議事課副主幹   金田洋子    議事課主事    石田亮一





〇説明のため出席した者の職氏名





市 長           藤原保幸   水道事業管理者        周浦勝三


助 役           濱田正義   自動車運送事業管理者     宮?泰樹


収入役           池田茂樹   病院事業管理者        石川勝憲


市長付参事         谷口 均   病院事務局長         浅野 孝


自治人権部長教育長付参事  岸田和彦   消防長            武内恒男


企画財政部長        石原煕勝   教育委員           原田 實


総務部長          石割信雄   教育長            中西幸造


市民福祉部長        中村恒孝   教育委員会事務局管理部長   中村喜純


みどり環境部長       西村善弘   教育委員会事務局学校教育部長 木下 誠


経済文化部長        藤原憲二   教育委員会事務局生涯学習部長 鷲谷宗昭


建設部長          濱片正晴   代表監査委員         西脇吉彦


都市住宅部長        濱田助役兼務 総務部総務課長        佐久良實





〇本日の議事日程





  1 議案第 63号  平成17年度伊丹市一般会計補正予算(第1号)





    議案第 64号  伊丹市助役定数条例を廃止する条例の制定について





    議案第 65号  市税条例の一部を改正する条例の制定について





  2 議案第 66号  伊丹市医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制


             定について





  3 議案第 67号  伊丹市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の


             制定について





    議案第 68号  伊丹市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例


             の一部を改正する条例の制定について





    議案第 69号  伊丹市火災予防条例等の一部を改正する条例の制定について





  4 議案第 78号  助役の選任について





  5 議案第 79号  収入役の選任について





    議員提出


  6          農業委員会委員を推薦することについて


    議案第 2 号





    議員提出


  7          農業委員会委員を推薦することについて


    議案第 3 号





    議員提出


  8          農業委員会委員を推薦することについて


    議案第 4 号





    議員提出


  9          農業委員会委員を推薦することについて


    議案第 5 号





 10 意見書案


             教育予算の充実に関する意見書


    第  4  号





    意見書案


             義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書


    第  5  号





    意見書案


             地方議会制度の充実強化に関する意見書


    第  6  号





 11 請願第 6 号  伊丹市立中学校の完全給食早期実施についての請願書





    請願第 7 号  伊丹市立中学校の完全給食早期実施についての請願書





〇本日の会議に付した事件





   議事日程に同じ





       「開  議」


○議長(平坂憲應) ただいまから本日の会議を開きます。


 初めに、議員の出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。


 ではこれより日程に入ります。


    「議案第63号〜65号」


○議長(平坂憲應) 日程第1、去る6月24日に総務企画常任委員会に審査を付託しました議案第63号から65号、以上3議案一括議題といたします。


 総務企画常任委員長の審査報告を求めます。


 14番 木挽 司議員。────木挽議員。


○14番(木挽 司)(登壇) ただいま議題となりました議案第63号外2件につきまして、去る6月24日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その審査経過並びに結果を御報告申し上げます。


 初めに、議案第63号の一般会計補正予算につきましては、第1条の歳入歳出予算の補正のうち、歳出の総務費では、厳しい財政状況のもと、土地開発公社の累積欠損金や、債務等に対応するため、一般会計から運営補助金を措置された意義と、公社に対する本市の今後の本格的な対応の時期とその方法、また市民の合意を得るための情報提供の必要性等についてただされました。


 また、地域省エネルギービジョン策定委託料の内容と、本市独自の省エネルギー方策策定の見通しについて問われました。


 次に、民生費では、障害児タイムケア事業の内容と子育て支援計画の推進体制のあり方について問われたのを初め、老人福祉施設整備工事の目的と内容について、また高齢者だけに対象を限定するのではなく、他のスポーツ施設との一体的な使用の可能性についてただされました。


 また、障害程度区分の認定試行事業の内容と今後の運用等について問われたほか、バリアフリーマップの概要と、独立のホームページとして、作成・運用する理由について問われました。


 さらに福祉医療制度を県制度と合わせたことによる低所得者等の負担増について、子育て支援の観点からの見解を問われました。


 次に、衛生費では、保険医療計画の改定の内容と委託先の選定理由、並びに市民総合歯科検診の内容と、市民への周知方法について問われました。


 次に、商工費では、花火大会を中止とした理由と、中止とする基準についてただされました。


 次に、土木費では、昆陽池のしゅんせつ工事後の水質維持、並びに水辺環境再生の手法等について問われたほか、都市再生整備計画及び都市ブランド戦略並びに景観計画等策定調査の内容と、単独随意契約をしようとする委託あり方の是非についてただされ、また、道路安全対策工事の内容と今後の整備の予定等について問われました。


 次に、教育費では、小中学校への司書教諭の配置の内容と、国語力向上など、期待される効果等について種々質疑が交わされ、本案は賛成者全員で原案どおり可とすべきものと決しました。


 次に、議案第64号につきましては、助役を1人制とすることによる事務分掌上の役割分担並びに収入役の職務権限への影響について問われ、本案は原案どおり可とすべきものと決しました。


 最後に、議案第65号につきましては、高齢者の非課税措置の廃止により、国民健康保険税と介護保険料が負担増となることについてただされ、本案は賛成者多数で原案どおり可とすべきものと決しました。


 以上ご報告申し上げます。


○議長(平坂憲應) 委員長の報告が終わりましたので、この報告に対する質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結して討論に入ります。


 まず、通告者の発言を許します。


 30番 大西泰子議員。────大西議員。


○30番(大西泰子)(登壇) 議長より発言の許可を得ましたので、日本共産党市会議員団を代表いたしまして、議案第63号、平成17年度伊丹市一般会計補正予算については賛成討論を、議案第65号、市税条例の一部を改正する条例の制定については、反対討論をいたします。


 まず議案第63号についてであります。提案されました積極施策については評価をし、市民に背を向ける施策については意見を申し述べ、全体として賛成の立場から意見を申し述べます。


 当初予算が市長選挙を控えた骨格予算であったため、今回提案されています補正予算は、肉づけ予算であり、補正額は2億9015万円となっています。まず、評価すべき点についてであります。我が党の代表質問で、同和行政の終結を求める質問に対し、市長はいつまでも特別対策を続けることは、部落問題の解決にならないし、逆効果にもなる。逆差別になるおそれがある、したがって、本市で実施している特別対策を終了し一般対策に移行するよう、関係者と協議に入るよう指示していると答弁されたことは、高く評価をするものです。


 また、学力テストの結果を踏まえて、国語力向上対策のために司書資格を持った指導補助員を配置されました。このことによって、基礎学力の向上の一端を担うものと確信をいたします。今後の充実を求めておきます。


 本来学校図書館における専任の司書は、国、県が責任をもって配置するものであり、国、県に強く要望されることをあわせて求めておきます。


 次に、分譲マンション共用部分バリアフリー化助成金制度を創設された点です。高齢者、障害者を初め、市民が住み慣れた住宅で、安心して自立した生活を送れるよう一歩踏み出されました。さらに拡充を求めておきます。


 また、新伊丹駅、JR伊丹駅バリアフリー化に取り組まれ、人に優しいまちづくりへ前進した点などに対し評価をさせていただきます。


 次に、我が党が不況対策として、再三創設を求めてまいりました小規模工事等契約者登録制度については、実施をしている自治体で経済効果を生むと称賛されており、答弁では他市の動向を踏まえ、調査研究をしていくとされました。住宅リフォーム助成制度とあわせて創設をされるよう強く求めておきます。


 一方、弱者に冷たい福祉医療助成制度の改悪は、多くの県民の怒りの声を無視して、兵庫県において強行されました。伊丹市の提案も、県制度の内容に沿ったものとなっており、補正予算で約9000万円の減額となっており、社会的弱者に対して大きな負担を押しつけることになります。特に乳幼児医療については、就学前まで医療費の無料が全国の流れであり、少子化対策に逆行することになります。本市における上乗せ施策は堅持しているとはいえ、県制度改悪をそのまま導入したものであります。補正予算で減額をされている一般財源4650万1000円は、減額するのではなく市独自の上乗せ施策を実施されるよう強く求めておきます。


 最後に、新事業を行うための委託料が多く計上されていますが、市長の施政方針にもありましたように、人材育成のために職員の持てる能力を発揮するため、また、職員みずからが住民の中に入り、住民の声が反映されたものにしていくために、職員の力で施策計画を作成することを申し述べておきたいと思います。


 以上、問題点があるものの、全体として評価し、賛成するものです。


 議案第65号についてであります。本格的増税路線に踏み出した政府は、2004年度改正、2005年度から実施されている公的年金制度の縮小と、老年者控除の廃止に続き、2005年度の地方税法の改正で低率減税の縮小、高齢者の非課税措置の廃止を行いました。このことによって、連続して課税強化が押しつけられることになります。今回の市税条例の改正は、現在65歳以上の高齢者への非課税措置を廃止しようとするものです。このことによって現行の65歳以上のもののうち、前年度の所得金額が125万円以下のものに対する個人住民税の非課税措置が、段階的に廃止されることになります。これにより所得125万円の場合、夫婦のみの世帯は均等割額が3000円、所得割額が1万4000円となり、合計1万7000円の増税となります。


 また、単身者は均等割額が3000円、所得割額が2万4400円となり、合計で2万7400円の増税となり、影響を受ける人は伊丹市内で6700人、影響額は1億1500万円が見込まれています。非課税措置の廃止によって、介護保健料の影響額は試算では3900万円となり、公的年金控除の縮減で国民健康保険税への影響額は約1億5000万円の見込みとなるなど、高齢者は二重三重の負担増となります。今回の高齢者への連続課税の理由は、年金制度の充実により、高齢者世帯の一人当たりの所得水準は低いものではないので、経済力に応じた負担をしてもらうとされていますが、介護保険料の付加ランクによると、1段階から3段階の人が70%もいるなど、所得の低い人が多数を占めています。このような中で、住民税非課税措置の廃止は、担税力がない、または担税力が著しく困難な高齢者に、税負担を求めることになり、高齢者の生活をさらに困難にすることになります。よって、本議案には反対といたします。


 議員各位におかれましては、御賛同賜りますようよろしくお願いいたしまして、討論を終わります。


○議長(平坂憲應) 通告による討論は終わりましたが、他にございませんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 議題のうち、まず議案第63号について起立による採決を行います。


 本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立全員であります。


 よって、議案第63号は原案どおり可決されました。


 次に、議案第65号について起立による採決を行います。


 本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立多数であります。


 よって、議案第65号は原案どおり可決されました。


 次に、議案第64号について採決を行います。


 お諮りいたします。


 本案は委員長報告のとおり、原案を可とすることに決して御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議案第64号は原案どおり可決されました。


      「議案第66号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第2、同じく文教福祉常任委員会に審査を付託しました議案第66号を議題といたします。


 文教福祉常任委員長の審査報告を求めます。


 6番 川井田清信議員。────川井田議員。


○6番(川井田清信)(登壇) ただいま議題となりました議案第66号につきましては、去る6月24日に委員会を開催し、審査を行いました結果、今回兵庫県の医療費助成制度改正に伴い、老人医療制度の自己負担の引き上げ率と低所得者に対する配慮について問われるとともに、乳幼児医療に対する一部負担金の変更内容と、母子家庭等医療、障害者医療に対して、新たに一部負担金を導入することの是非、並びに精神障害者1級を障害者医療に追加されることに伴う等級の整合性についてただされました。


 また、これら制度に対して市単独施策で負担することの是非について質疑が交わされ、本案は賛成者多数で原案どおり可とすべきものと決しました。


 以上御報告申し上げます。


○議長(平坂憲應) 委員長の報告が終わりましたので、この報告に対する質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結して討論に入ります。


 まず、通告者の発言を許します。


 10番 中村孝之議員。────中村議員。


○10番(中村孝之)(登壇) ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、私は日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第66号、伊丹市医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。


 医療費助成制度とは、兵庫県と各市町との協同の事業であり、老人医療、重度、高齢、心身障害者医療、母子家庭等医療、乳幼児医療などの医療費のうち、一定の年齢制限や所得制限を設けて、保険給付をされない自己負担分について、一部または全額を助成することにより、保健の向上に寄与し、市民福祉の増進を図ることを目的とした制度であります。昨年兵庫県は行財政構造改革推進方策後期5カ年計画の取り組み、すなわち行政改革として福祉医療制度の改悪を打ち出しました。小泉内閣の社会保障の改悪増税の押しつけで、暮らしが大変な中、これに追い打ちをかけるものであります。この福祉医療制度の改悪は、県民の怒りの声、医師会などの広範な署名活動など、さまざまな反対の声の前に、1年間凍結していましたが、本年7月1日より改正し、実施されたものであります。改正された兵庫県の福祉医療制度の主な内容は、老人医療の場合、現行1割自己負担を2割に、重度・高齢心身障害者医療の場合、重度の精神障害者1級が新たに創設されましたが、現在医療費の自己負担なしが、今回自己負担制を新たに導入、母子家庭等医療費にも自己負担制を導入し、乳幼児医療についても特に入院が自己負担なしから1割負担を導入するとしております。


 今回提案されています条例案は、県制度の改正内容に沿ったものとなっております。これは地方自治法第1条の2に定められている、住民の福祉の増進を図ることを目的とする地方自治体の役割にも重大な課題となっている少子化対策にも逆行し、また、社会的弱者に対する大きな負担の押しつけとなり、賛成できません。


 これまで乳児、ゼロ歳児医療の通院、入院については、伊丹市独自に自己負担なしとして、少子化対策をとらえていること、また、身体障害者や知的障害者についても、県の制度に上乗せをして、伊丹市独自の支援策をとられていることに対しては評価するものでありますが、今回の改正に際し、次のことを強く要望いたします。


 第1は、本会議でも申しましたが、精神障害者の場合、今回1級の人だけが対象となっておりますが、家族の精神的、経済的な負担軽減のためにも、伊丹市独自に2級、3級の人も対象とするよう強く求めるものであります。


 第2は、県が低所得者対策の基準としている、給与、年金収入65万円は、生活実態からして引き上げるべきであり、その一部負担金についても市独自の負担軽減策を求めるものであります。


 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、討論を終わります。


○議長(平坂憲應) 通告による討論は終わりましたが、ほかにございませんか。


 それでは討論を終結して、表決に入ります。


 議案第66号について、起立による採決を行います。


 本案は委員長報告のとおり、原案を可とすることに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立多数であります。


 よって、議案第66号は原案どおり可決されました。


    「議案第67号〜69号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第3、同じく建設環境常任委員会に審査を付託しました議案第67号から69号、以上3議案一括議題といたします。


 建設環境常任委員長の審査報告を求めます。


 18番 村井秀實議員。────村井議員。


○18番(村井秀實)(登壇) ただいま議題となりました議案第67号外2件につきまして、去る6月27日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その審査経過並びに結果を御報告申し上げます。


 初めに議案第67号の消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、改正の根拠となる水防法改正の背景と、その内容について質疑が交わされ、本案は原案どおり可とすべきものと決しました。


 次に、議案第68号の非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正につきましては、中堅団員のみが今回改正となる理由について問われ、本案は原案どおり可とすべきものと決しました。


 次に、議案第69号の火災予防条例等の一部改正につきましては、燃料電池発電設備並びに内燃機関を原動力とする発電設備の概要と、条例改正を必要とする理由について質疑が交わされ、本案は原案どおり可とすべきものと決しました。


 以上御報告申し上げます。


○議長(平坂憲應) 委員長の報告が終わりましたので、この報告に対する質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結して討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 これら各案は委員長報告のとおり、原案を可とすることに決して御異議ございませんか。


    (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議案第67号から69号の各案は原案どおり可決されました。


 この際、市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。────市長。


○番外(市長藤原保幸)(登壇) ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、御報告をさせていただきます。


 突然のことで恐縮ではございますが、このたび濱田助役が来る7月10日をもって退任することとなりました。過日濱田助役から退任の申し出がなされ、まだ任期が残されてはおりますが、辞意が固いため、承認した次第でございます。


 濱田助役は、昭和38年に伊丹市職員として奉職されて以来、42年余の長きにわたり、下水道、空港、企画、福祉など市政の各分野で、その卓越した手腕を発揮され、本市の発展に貢献されました。その功績は、例えば大阪国際空港の周辺整備事業の方向づけや、サンシティの高齢福祉ゾーン整備構想など、枚挙にいとまがございません。特に平成6年に助役に就任されてからは、幅広い視野と行動力、そして不屈の精神力、また他方では人間味あふれる細やかな配慮により、大震災からの復興を初め、大阪国際空港をめぐるさまざまな問題の解決や、人に優しい福祉先進都市としての本市の充実発展など、数多くの功績を残してこられました。


 濱田助役のこれまでの御尽力に心から敬意と感謝の意を表し、今後ますますの御健勝と御活躍を念じてやまないところでございます。


 つきましては、本席におきまして濱田助役からごあいさつを申し上げることについて、御了解いただきたいと存じ上げますので、どうかよろしくお願い申し上げます。


○議長(平坂憲應) 発言が終わりました。


 濱田正義助役からのごあいさつの申し出を許可いたします。────助役。


○番外(助役濱田正義)(登壇) 本会議中の大変貴重な時間を、私にあいさつの機会をお与えいただきましたことにつきまして、議長を初め、議員の皆様に、まずもって熱く御礼申し上げます。


 私、このたび任期途中でありますが、一身上の都合により退職いたしたく、かねて藤原市長に願い出ておりましたところ、このたびお許しが出ました。ここに助役を退職させていただくことになりました。


 助役に御選任いただきましてから11年3カ月の歳月を経ましたが、その間何ら成すことなく退職いたしますことは、まことに心苦しく申しわけない気持ちでいっぱいでございます。在任中いろいろな出来事がございましたが、その都度市議会の皆様方の温かい御指導、御支援を賜り、非力な私を支えていただきましたことを、ここに改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。


 顧みますと、平成6年4月に助役の任に当たらせていただきましたが、その秋に大水害、翌7年1月には予期せぬ大震災に見舞われました。このとき伊丹市議会では、いち早く特別委員会を設置され、被災者の援護について適宜的確な御示唆をいただきました。試練の連続ではありましたが、議会と当局が本当に一体となって、今何をなすべきか、そして未来の伊丹をどう復興させるのか、真摯に意見を交換しあったことは、終生忘れることのできない貴重な経験でありました。


 また、数々の場面で大変失礼な言動のあったこととあわせて、今までの不行き届きは幾重にもお許しいただき、今後とも変わらぬ御交誼を賜りますようお願い申し上げます。


 最後になりましたが、伊丹市の限りない発展を願い、議員の皆様がいつまでも御健康で御活躍くださることを心から祈念申し上げまして、甚だ意を尽くしませんが、退任のごあいさつといたします。


 重ねて申し上げます。本当に長い間お世話になりありがとうございました。


○議長(平坂憲應) 発言が終わりました。


      「議案第78号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第4、議案第78号を議題といたします。


 当局の説明を求めます。────市長。


○番外(市長藤原保幸)(登壇) 議案第78号が上程になりましたので、提案理由を御説明申し上げます。


 本案は助役の選任についてでありまして、現助役であります濱田正義氏が、来る7月10日をもって退任されますので、その後任といたしまして、新たに石原煕勝氏を適任と考え、助役に選任しようとするものであります。


 何とぞ本案に御同意くださいますようお願い申し上げます。


○議長(平坂憲應) 説明が終わりましたので質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。


 続いて討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございせんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案を同意することに決して御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議案第78号は同意することに決しました。


 ただいま同意しました助役に就任される石原煕勝企画財政部長よりごあいさつしたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。────企画財政部長。


○番外(企画財政部長石原煕勝)(登壇) ただいま助役選任の御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。身に余る光栄でございます。心から感謝申し上げます。


 今日の本市を取り巻きます行財政環境は、大変厳しいものと認識いたしております。


 藤原市長におかれましては、この難局を乗り切り、都市間競争に勝ち抜くために、市政の改革を標榜されてございます。このような大変厳しい時期にありまして、助役という大任を仰せつかりまして、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。この上は微力ではございますが、与えられた重責を全うすべく、さらに精進を重ねまして、全力で職務に取り組む所存でございます。


 議員各位におかれましては、これまで以上によろしく御指導御鞭撻をお願いするものでございます。


 十分意を尽くせませんが、私の決意とお礼の言葉とさせていただきます。どうもあがとうございました。


○議長(平坂憲應) 発言が終わりました


 この際、市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。────市長。


○番外(市長藤原保幸)(登壇) 議長から発言のお許しをいただきましたので、御報告をさせていただきます。


 このたび池田収入役が来る7月10日をもって退任することとなりました。


 過日池田収入役から退任の申し出がなされ、まだ任期が残されてはおりますが、その辞意が固いため、承認した次第でございます。


 池田収入役は、昭和39に伊丹市職員として奉職され、福祉、財政、企画、病院など、市政の各分野で、そして平成12年の収入役就任後も含め、41年余の長きにわたり、本市の発展にすぐれた功績を残されました。特に本市の財政状況は深刻であるとはいえ、福祉を初めとして非常に高い行政水準を保ちながら、大震災の影響も乗り越え、他の自治体に比べて着実に今日まで財政を持ちこたえてまいりました。これもひとえに池田収入役のすぐれた先見性と卓越した財政的手腕、そして厳しさの中にもあふれる福祉の心のたまものであります。池田収入役のこれまでの御尽力に心から敬意と感謝の意を表し、今後ますますの御健勝と御活躍を念じてやまないところでございます。


 つきましては、本席におきまして池田収入役からごあいさつを申し上げることについて、御了解をいただきたいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。


○議長(平坂憲應) 発言が終わりました。


 池田茂樹収入役からのごあいさつの申し出を許可いたします。────収入役。


○番外(収入役池田茂樹)(登壇) ただいま市長から過分なお言葉をちょうだいいたし、恐縮をいたしておりますが、このたびお許しを得まして、収入役を退任させていただくこととなりました。


 伊丹市に奉職して以来、41年余り、この間たくさんの方々とお出会いをし、その方々に育てられ、支えられて、きょうを迎えることができましたこと、大変幸せに思っております。


 とりわけ議員の皆様方には収入役在任中はもとより、さまざまな場面で御指導御鞭撻を賜りました。深く感謝を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。


 今後はこの愛する我がふるさと伊丹で、地域で何らかのお役に立てればと思っております。伊丹市のさらなる発展を目指して、御尽力を賜ります藤原市長さんを初め、議員の皆様方のますますの御健勝と御活躍を心からご祈念申し上げ、簡単その意を尽くしませんが、退任に当たってのお礼の言葉とさせていただきます。


 本当にありがとうございました。


○議長(平坂憲應) 発言が終わりました。


      「議案第79号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第5、議案第79号を議題といたします。


 当局の説明を求めます。────市長。


○番外(市長藤原保幸)(登壇) 議案第79号が上程になりましたので、提案理由を御説明申し上げます。


 本案は収入役の選任についてでありまして、現収入役であります池田茂樹氏が、来る7月10日をもって退任されますので、その後任といたしまして、新たに浅野 孝氏を適任と考え、収入役に選任しようとするものであります。


 何とぞ本案に御同意くださいますようお願い申し上げます。


○議長(平坂憲應) 説明が終わりましたので質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。


 続いて討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございせんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案は、これに同意することに決して御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議案第79号は、これに同意することに決しました。


○議長(平坂憲應) ただいま同意しました収入役に就任される浅野 孝病院事務局長よりごあいさつをしたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。


 病院事務局長。


○番外(病院事務局長浅野 孝)(登壇) ただいま私の人事につきまして、御同意をいただきありがとうございます。


 身に余る光栄と存じております。本市も含め多くの地方公共団体が、危機的な財政状況に陥るなかで、このような大任を仰せつかりまして、その責任の大変な重さを感じております。


 私自信、未熟で微力でございますが、今後は藤原市長の掲げます安全安心で住みよい町、伊丹市の実現と、活力あふれる伊丹市役所の構築に全力で取り組んでまいる所存でございますので、議員の皆様におかれましては、何とぞよろしく御指導御鞭撻のほどをお願い申し上げます。


 本当にありがとうございました。


     「議員提出議案第2号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第6、議員提出議案第2号を議題といたします。


 この際、地方自治法第117条の規定により石橋寛治議員の退席を求めます。


     (石橋寛治議員退席)


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、提出者の説明を省略することに決しました。


 これより質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきまして委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございせんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議員提出議案第2号は、原案どおり可決されました。


 石橋寛治議員の着席を求めます。


     (石橋寛治議員着席)


    「議員提出議案第3号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第7、議員提出議案第3号を議題といたします。


 この際、地方自治法第117条の規定により安田敏彦議員の退席を求めます。


     (安田敏彦議員退席)


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、提出者の説明を省略することに決しました。


 これより質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございせんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議員提出議案第3号は、原案どおり可決されました。


 安田敏彦議員の着席を求めます。


     (安田敏彦議員着席)


    「議員提出議案第4号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第8、議員提出議案第4号を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、提出者の説明を省略することに決しました。


 これより質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきまして委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございせんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議員提出議案第4号は、原案どおり可決されました。


    「議員提出議案第5号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第9 議員提出議案第5号を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては、提出者の説明を省略することに決しました。


 これより質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 本案につきましては会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、本案につきましては委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 お諮りいたします。


 本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、議員提出議案第5号は、原案どおり可決されました。


    「意見書案第4号〜6号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第10、意見書案第4号から6号、以上3議案一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 これら各案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、提出者の説明を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、これら各案につきましては、提出者の説明を省略することに決しました。


 これより質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 これら各案につきましては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。


    (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、これら各案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。


 続いて討論に入ります。


 御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 議題のうち、まず意見書案第4号について起立による採決を行います。


 本案を原案どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立多数であります。


 よって、意見書案第4号は原案どおり可決されました。


 次に、意見書案第5号について起立による採決を行います。


 本案を原案どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立多数であります。


 よって、意見書案第5号は原案どおり可決されました。


 次に、意見書案第6号について採決を行います。


 本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。


   (「異議なし」の声起こる)


 御異議なしと認めます。


 よって、意見書案第6号は原案どおり可決されました。


     「請願第6号、7号」


○議長(平坂憲應) 次に、日程第11、請願第6号、7号、以上2件一括議題といたします。


 文教福祉常任委員会に審査を付託しました請願第6号、7号の審査結果につきましては、お配りしております報告書のとおりであります。


 これより審査報告に対する質疑に入ります。


 質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。


 それでは質疑を終結して討論に入ります。


 まず通告者の発言を許します。


 5番、高塚伴子議員。────高塚議員。


○5番(高塚伴子)(登壇) ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、私は会派はばたきを代表いたしまして、請願第6号、7号、伊丹市立中学校の完全給食の早期実施についての請願書に対して、賛成の立場で討論を行います。


 平成3年12月に出された伊丹市立中学校の給食に関する報告書では、完全給食は実施すべきでないと提言しています。であるのになぜ今この請願が市民から提出されたか考えてみたいと思います。


 当時と比べて社会環境はどのように変化しているでしょうか。バブルがはじけ出口の見えないトンネルのような不景気が今なお続いています。失業率は平成3年の2%台から最悪の状況は脱したとはいえ、5%の高水準にあります。伊丹市統計によりますと、離婚率は平成元年の1日0.7組から平成15年ではほぼ倍の1.3組へと増加しています。小学校の給食費補助世帯を平成元年から15年までの間に約3倍に増え、小学生のうち約20%が給食費を免除されるような状況になっています。これはつまり経済的にしんどい一人親の家庭がふえているということです。伊丹市内の全小学校の5年生、全中学校の2年生を対象に、ことし1月に実施した学習状況等学習意識調査の結果によりますと、朝食を必ず食べる中学生の割合は、全国平均の70.6%に対して本市66%となっています。3人に1人の中学生が朝御飯を食べないで登校していることになります。では、昼食は栄養バランスのとれた弁当が持参できているでしょうか。学校の購買でパンを買う生徒が10%内外と聞いています。給食扶助の家庭が小学生で5人に1人ということから計算すれば、給食扶助が必要な中学生は1割程度いることになります。また、慢性的に弁当を持ってこられない生徒の数は全体の約2%だとも聞いております。


 6月10日の参院本会議で食育基本法が可決成立しました。国が法律をつくって食について啓発をし、国や地方公共団体、教育関係者の責務まで定めなければならないほど食環境は悪化しています。家庭の責任はもちろんですが、この法律のもとでさまざまな施策が実行されて、家庭の食環境が改善されるまでには、かなりの時間がかかるものと思われます。必要なのは今そのような食環境にさらされている子供たちを、社会が助けることだと思います。次世代育成支援法が制定され、伊丹でも行動計画が策定されました。その中で、子供は社会の宝だと声高らかにうたっています。その宝がどの子も健やかに育つように、家庭環境のよしあしで育ちが阻害されないように、社会全体で育ててあげたいと思います。生活の基本である食を支援すること、中学校の完全給食を早期に実施することは、すばらしい次世代支援だと思います。


 また、全国で70%を超える自治体で中学校の完全給食が行われているのに、本市では実施できない理由はどこにあるのでしょうか。中学校給食を導入する自治体がふえこそすれ、学校給食を廃止する自治体がないのは、学校給食の必要性が高いからではないでしょうか。


 ただ、骨格予算に8億円の基金を取り崩すという危機的な財政状況にある伊丹市で、財源問題を抜きには賛成できません。先の提言書では、中学校給食は単独校方式、選択メニュー、ランチルーム、ゆとりのあるランチタイムなど、理想を挙げていますが、現在の伊丹市でははっきりいって無理です。兵庫県内では姫路市、近い所では京都市で導入しているランチボックス形式のデリバリー方式という、財源的にも導入可能な選択肢もあります。この方式を採用すると、配膳の時間もとられない、家庭の弁当との併用も可能ですし、民間活力の導入も図れます。また、給食扶助の対象にもなりますので、経済的に弁当を持ってこられない生徒も、きちんとした昼食がとれることになります。このデリバリー方式がベストだとは思っておりませんが、理想を高く掲げる前に、子供たちの健康のことを考えることが先決だと思います。


 以上のような点から、今の時代に中学校の完全給食の早期実施を求める請願者の願意は妥当であり、実現可能であると考えますので、賛成いたします。


 議員の皆さんの賛同を期待いたします。


○議長(平坂憲應) 次に、11番 加柴優美議員。────加柴議員。


○11番(加柴優美)(登壇) ただいま議長より発言の許可を得ましたので、私は日本共産党議員団を代表して、請願6号、7号、伊丹市立中学校の完全給食早期実施についての請願書に対して、賛成の立場で討論を行います。


 請願にも触れられているように、近年子供たちの食と健康について、おかしさが各方面から指摘をされています。2004年9月の農林水産省の「我が国の食生活の現状と食育の推進について」によると、子供の朝食の欠食は増加傾向にあり、中学校2年生では、1995年と2000年とを比べてみますと、18.9%から19.5%増加しています。欠食の理由は、46.9%が時間がない、33.7%が食欲がないと答えています。ちなみに伊丹市の中学校は、先般、文教福祉常任委員協議会で明らかにされた平成16年度伊丹市学習到達度及び学習意識調査結果の概要によると、15%はほとんど朝食をとらないで登校していると報告がありました。


 子供の食状態の問題は、生活習慣病の低年齢化として進み、肥満、喘息、アレルギーがふえ、特に低体温が目立っています。子どものからだと心全国研究会編「子どものからだと心の白書2004年」のまとめによると、体温36度未満の低体温傾向と、朝の寝覚めが悪く、学校に着いても疲れていてだるい、眠い、なかには保健室で休んでいる子など、体のおかしさが指摘をされています。運動能力も落ちていて、握力、瞬発力などの弱い子が多くなっています。子供の考える力、豊かな心を育てる食教育を学校給食の場でしっかりと身につけさせる、食という体験を通して、生きる力を育てる学校給食は、今こそ重要ではないでしょうか。学校給食法の第1条、その目的は、学校給食は、児童及び生徒の心身の発達に資し、かつ国民の食生活の改善に寄与するものであることにかんがみ、学校給食の実施に関し、必要な事項を定め、もって学校給食の普及、充実を図るとし、第2条、学校給食の目標は、1、日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと、2、学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと、3、食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること、4、食料の生産配分及び調理について正しい理解に導くことを明記しています。まさに学校給食は教育であり、人づくりの原点であるということが基本です。今全国の中学校給食の実施率は75%前後で、伊丹市の近隣では西宮、宝塚、三田市などが実施をしています。中学校は人生で最大の発育期です。骨密度の定着も一番必要なときです。学校給食法第1条の目的と実施に関する文部省の通達では、中学期の給食は小学期より一層地域の食生活の啓蒙に役立つとして、重要視しています。


 親が弁当をつくらないのは怠慢だと発言する人もいますが、弁当箱一つでは愛情が詰めきれるものではありません。子供には調理後速やかに喫食できることが最高の栄養ではないでしょうか。1987年、昭和62年にすべての小中学校に自校方式による完全給食をスタートさせ、全国でも先進的な取り組みを実践している群馬県高崎市の松浦市長は、自校方式はお金はかかるかもしれないが、豊かな食事によって、豊かな心、人格が形成されるのではないか、21世紀を担う子供たちの人格形成のためならば、教育費の増加は未来に対する効率的な投資と言えると思うと語っています。伊丹市の次世代を担う子供たちへの大きな支援施策の一環として、中学校において早期に完全給食が実施されることを重ねて要望とし、討論といたします。


 以上です。


○議長(平坂憲應) 通告による討論は終わりましたが、ほかにございませんか。


 それでは討論を終結して表決に入ります。


 まず、請願第6号に対する委員会の審査結果は採択であります。


 この採決は起立により行います。


 本請願を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立少数であります。


 よって、請願第6号は不採択と決しました。


 次に、請願第7号に対する委員会の審査結果は採択であります。


 この採決は起立により行います。


 本請願を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。


      (賛成者起立)


 起立少数であります。


 よって、請願第7号は不採択と決しました。


 以上をもちまして本日の日程は終わり、今期定例市議会を閉会することになりましたが、閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。


     「あ い さ つ」


○議長(平坂憲應) 議員の皆様におかれましては、去る6月13日の招集以来、本会議、常任委員会の円滑な運営に御協力をいただきますとともに、当局から提出されました諸案件につきまして、詳細に御審議を賜り、それぞれ適切な御決定をいただき、ここに閉会することができました。議員皆様の御精励に対しまして心から敬意と謝意を表する次第でございます。


 また当局におかれましては、審議に際しまして議員から提出されました多くの意見、あるいは要望等につきましては、十分に御検討をいただき、格段の御配慮をいただきますようお願い申し上げるものでございます。


 これからは暑さも日増しに厳しくなりますが、議員並びに市長初め当局の皆様方におかれましては、健康に十分御留意をいただき、引き続き市民福祉の向上のため、さらなる御支援をお願い申し上げまして、まことに簡単ではございますが、閉会のごあいさつといたします。


 次に、市長からごあいさつがございます。────市長。


○番外(市長藤原保幸)(登壇) 第3回定例市議会が閉会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、去る6月13日招集以来、22日間にわたりましたが、議員各位におかれましては、終始熱心に御審議を賜り、御提案申し上げました平成17年度補正予算、条例の廃止、改正、契約案件、人事案件等いずれも重要な案件につきまして、ここに滞りなく議了いただきましたことに対しまして、熱く御礼申し上げます。


 今議会におきまして、私の市政に対する所信を述べさせていただきましたが、議員各位から深い御理解と温かいお言葉をいただき、市長としてその責任の重さにより一層身の引き締まる思いでございます。


 今後の市政運営に当たりましては、本会議、あるいは各常任委員会を通じて、議員各位からお聞かせいただきました貴重な御意見、御要望等につきまして、これらの趣旨を十分に尊重し、市民福祉の一層の向上を目指して、全力で取り組んでまいります。


 議員各位におかれましては、市政のさらなる充実、発展のため、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 これから本格的な暑さに向かいます折から、健康には十分御留意され、ますます御健勝にて御活躍いただきますよう祈念いたしまして、簡単ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(平坂憲應) これをもちまして、平成17年第3回伊丹市議会の定例会を閉会いたします。


〇午前11時06分 閉  会





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。








 平成  年  月  日





    議 長   平坂憲應





    副議長   倉橋昭一





    署名議員  泊 照彦





    署名議員  竹内美徳