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兵庫県 洲本市

平成25年第2回定例会(第1日 3月 5日)




平成25年第2回定例会(第1日 3月 5日)





 
平成25年第2回洲本市議会会議録(定例会)





                      平成25年3月5日(火)(第1日)


                      開会 午前10時00分





1 議事日程


  第1 会議録署名議員の指名


  第2 会期の決定


  第3 議案第 2号 平成25年度洲本市一般会計予算


     議案第 3号 平成25年度洲本市国民健康保険特別会計予算


     議案第 4号 平成25年度洲本市由良財産区特別会計予算


     議案第 5号 平成25年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


     議案第 6号 平成25年度洲本市堺財産区特別会計予算


     議案第 7号 平成25年度洲本市土地取得造成特別会計予算


     議案第 8号 平成25年度洲本市下水道事業特別会計予算


     議案第 9号 平成25年度洲本市CATV事業特別会計予算


     議案第10号 平成25年度洲本市介護保険特別会計予算


     議案第11号 平成25年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


     議案第12号 洲本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ


            いて


     議案第13号 洲本市暴力団排除条例制定について


     議案第14号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策


            を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う洲本


            市条例の整理に関する条例制定について


     議案第15号 洲本市指定地域密着型サービス事業者の指定の基準、指定地域


            密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を


            定める条例制定について


     議案第16号 洲本市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の基準、


            指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営


            に関する基準等を定める条例制定について


     議案第17号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制


            定について


     議案第18号 洲本市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について


     議案第19号 洲本市空き家等の適正管理に関する条例制定について


     議案第20号 洲本市立学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一


            部を改正する条例制定について


     議案第21号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の


            増減及び規約の変更について


  第4 議案第22号 洲本市元気のもと基金条例の一部を改正する条例制定について


     議案第23号 洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例制定について


     議案第24号 洲本市議会議員及び洲本市長の選挙における選挙運動用自動車


            の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一


            部を改正する条例制定について


     議案第25号 (仮称)洲本給食センター新築工事請負変更契約締結について


     議案第26号 定住自立圏形成協定の締結について


     議案第27号 市道路線の認定について


  第5 議案第28号 洲本市教育委員会委員任命について


  第6 議案第29号 堺財産区管理委員選任について





2 本日の会議に付した事件


  日程第1 会議録署名議員の指名


  日程第2 会期の決定


  日程第3 議案第 2号 平成25年度洲本市一般会計予算


       議案第 3号 平成25年度洲本市国民健康保険特別会計予算


       議案第 4号 平成25年度洲本市由良財産区特別会計予算


       議案第 5号 平成25年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


       議案第 6号 平成25年度洲本市堺財産区特別会計予算


       議案第 7号 平成25年度洲本市土地取得造成特別会計予算


       議案第 8号 平成25年度洲本市下水道事業特別会計予算


       議案第 9号 平成25年度洲本市CATV事業特別会計予算


       議案第10号 平成25年度洲本市介護保険特別会計予算


       議案第11号 平成25年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


       議案第12号 洲本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定


              について


       議案第13号 洲本市暴力団排除条例制定について


       議案第14号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉


              施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に


              伴う洲本市条例の整理に関する条例制定について


       議案第15号 洲本市指定地域密着型サービス事業者の指定の基準、指定


              地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する


              基準等を定める条例制定について


       議案第16号 洲本市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の基


              準、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備


              及び運営に関する基準等を定める条例制定について


       議案第17号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条


              例制定について


       議案第18号 洲本市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について


       議案第19号 洲本市空き家等の適正管理に関する条例制定について


       議案第20号 洲本市立学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例


              の一部を改正する条例制定について


       議案第21号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の


              数の増減及び規約の変更について


  日程第4 議案第22号 洲本市元気のもと基金条例の一部を改正する条例制定につ


              いて


       議案第23号 洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例制定について


       議案第24号 洲本市議会議員及び洲本市長の選挙における選挙運動用自


              動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する


              条例の一部を改正する条例制定について


       議案第25号 (仮称)洲本給食センター新築工事請負変更契約締結につ


              いて


       議案第26号 定住自立圏形成協定の締結について


       議案第27号 市道路線の認定について





3 議事順序


  開  会 午前10時00分


  議長挨拶


  市長挨拶


  開会宣告


  開議宣告


  諸般の報告


  会議録署名議員の指名


  会期の決定


  議案第2号ないし議案第21号


  休憩宣告 午前11時00分


  再開宣告 午前11時11分


  議案第22号ないし議案第27号


  延会宣告


  延  会 午前11時39分





4 会議に出席した議員(17名)


   1番  山 本 和 彦          2番  山 ? 展 延


   3番  桐 山   繁          4番  山 木 佳 宏


   5番  先 田 正 一          6番  福 本   巧


   8番  廣 田 恵 三          9番  岩 橋 久 義


  10番  笹 田   守         11番  地 村 耕一良


  12番  小 松   茂         13番  奥 井 正 展


  14番  岡 崎   稔         15番  片 岡   格


  16番  小 坂 雅 計         17番  木 下 義 壽


  18番  戸 田 公 三





5 会議に欠席した議員(0名)


  な  し





6 議事に関係した事務局職員(4名)


  議会事務局長        尾 上 憲 宏


  次長兼総務係長兼調査係長  森野邊 省 輔


  議事係長          石 田 武 史


  嘱託書記          光 宮 智 章





7 会議に出席した説明員(25名)


  市長            竹 内 通 弘


  副市長           濱 田 育 孝


  副市長           森 屋 康 弘


  教育長           河 上 和 慶


  理事            大 谷 俊 洋


  企画情報部長        浜 辺   学


  企画情報部特命参事     岩 田   博


  総務部長          上 崎 勝 規


  市民生活部長        里 深   寛


  健康福祉部長        清 水 久 志


  農林水産部長        山 本 賀 一


  都市整備部長        山 下 恵 祐


  五色総合事務所長      倉 内 一 夫


  教育次長          赤 松 正 視


  企画情報部次長       竹 内 友 宏


  財務部次長         川 端 一 司


  健康福祉部次長       山 形 勝 彦


  健康福祉部次長       嶽 肩 邦 弘


  農林水産部次長       平 山 茂 樹


  都市整備部次長       坂 林   孝


  総務課長          河 合 隆 弘


  財政課長          赤 松 和 彦


  環境整備課長        清 水 正 隆


  農政課長          飯 塚 康 太


  窓口サービス課長      後   泰 年








               開会 午前10時00分





                〜議 長 挨 拶〜





○(山本和彦議長)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。


 厳しかった寒さもようやく峠を越え、ネコヤナギの花の穂の膨らみに春の訪れを感じる季節となった本日、平成25年3月定例会が招集されましたところ、議員各位には御健勝にて御参集を賜り、開会の運びとなりましたことは、市政進展のため、まことに御同慶にたえません。


 さて、本定例会では、新年度に臨む市長の施政方針、教育長の教育行政方針が示され、この方針に沿った平成25年度一般会計、特別会計の予算案を初め、条例の制定、一部改正案など、市民生活に密接に関連し、かつ、その内容も多種多様にわたる議案が提案され審議されることになります。


 議案の内容につきましては、後刻市長から詳細にわたって説明されますが、厳しい社会経済情勢が続いている中で、議会といたしましては、市民の負託に応え、市民福祉の向上を図るため、市民の要望する諸施策を市政運営に反映させるべく、精いっぱい議論を闘わせ、審議を尽くしてまいる所存であります。


 議員各位には、寒暖定まらない時期で、会期中にはまだまだ寒い日もあろうかと存じますので十分御自愛の上、御精励をいただき、適切妥当な結論を賜りますようお願い申し上げますとともに、円滑な議事運営に対しまして、格段の御協力をお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。


○(山本和彦議長)  市長より御挨拶がありますので、伺うことといたします。


 竹内市長。





               〜市 長 挨 拶〜


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  開会に当たりまして、御挨拶申し上げます。


 本日、3月定例議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、公私御多用の中、定刻に御参集いただき、ここに開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。


 三寒四温の時期を迎えております。先日の北海道の猛吹雪のような、強烈な冬への逆戻りは論外ですが、寒さと温かさを繰り返しながら、徐々に春めいていくものと思われます。


 日本の経済情勢も三寒四温を思わせる状況にあります。外国為替や株価が上がったり、下がったりを繰り返しながら、3カ月前を振り返れば、対ドルで10円以上、日経平均で2,000円以上と、確実に円安・株高が進行しています。日本経済もようやく、春めいてくるのではないかと、多くの国民が期待を寄せています。


 このような中、「住んでよかった、これからもずっと住み続けたい」と誰もが思うまちづくりに向け、決意を新たに取り組みたい。このような思いを胸に、私は、平成25年度の施政方針を立てました。


 平成25年度施政方針につきましては、後ほど申し述べさせていただきたいと存じます。


 さて、今期定例会に提案申し上げ、御審議をいただきます案件は、平成25年度一般会計予算を初め、予算関係議案が10件、条例等の議案が16件、そして人事案件が2件のあわせて28件で、そのいずれもが重要な案件でございます。


 何とぞ慎重御審議の上、適切妥当な御決定をいただきますようお願い申し上げまして、開会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございます。





               〜開 会 宣 告〜





○(山本和彦議長)  ただいまから、洲本市議会定例会を開会いたします。





               〜開 議 宣 告〜





○(山本和彦議長)  ただいまの出席議員は17名で、会議は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。





                〜諸般の報告〜





○(山本和彦議長)  議事に先立ちまして、去る2月開会の臨時会以後における閉会中の諸般の事項につきまして御報告をいたします。


 監査委員より、例月現金出納検査結果報告書並びに定期監査結果報告書の提出がありましたので、この写しをお手元に配付しておきました。


 日程に入る前に御報告いたします。


 本日の議案等は、去る2月26日にお手元に配付いたさせてありますが、本日の日程表は先ほど配付いたしました。


 日程表の配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(山本和彦議長)  配付漏れがなければ、これより日程に入ります。





           〜日程第1 会議録署名議員の指名〜





○(山本和彦議長)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、13番 奥井議員、17番 木下議員を指名いたします。





              〜日程第2 会期の決定〜





○(山本和彦議長)  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月29日までの25日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(山本和彦議長)  御異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から3月29日までの25日間と決定いたしました。





         〜日程第3 議案第2号ないし議案第21号〜





○(山本和彦議長)  次に、日程第3、議案第2号ないし議案第21号の20件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、直ちに市長から平成25年度施政方針並びに説明を求めます。


 竹内市長。


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  平成25年度予算及び関連諸議案の審議をお願いするに際しまして、ここに市政運営に臨む私の所信を明らかにし、議員及び市民の皆さまのご理解とご賛同をいただきたく存じます。


 昨年12月に政権交代が起こり、景気回復と危機管理を最優先課題に掲げる安倍内閣が誕生し、時をおかず、「日本経済再生に向けた緊急経済対策」が示されました。本市におきましても、これを好機と捉え、先般の2月臨時議会において、補正予算を可決いただいたところです。


 新政権に対する国民の期待は大きく、長期のデフレから脱却し、経済成長をめざす「アベノミクス」の影響もあり、景気回復の兆しが少し期待されつつあります。しかしながら、わが洲本市におきましては、未だその実感が伝わっておらず、さらなる前進が求められるところです。


 私が洲本市政の舵取りを任せていただいてから3年、常に「天の時、地の利、人の和」を大切にしながら、1日1日を積み重ねてまいりました。その間、(仮称)県立淡路医療センターの建設とその周辺整備、魅力ある大浜公園の整備、洲本地域の全小中学校に給食を提供する給食センターの建設と由良小学校の校舎建て替えなど、市民の皆さまの目にふれるものが増えてまいりました。


 そして、新庁舎の建設、洲本バスセンター前駐車場の充実、中川原スマートICの連結申請に向けた取り組み、淡路広域消防ビルの建て替えなどにつきましても、実現に向けた大きな一歩を踏み出すことができたと思っています。


 このように振り返ってみますと、未だ道半ばのこともありますが、少しは私が想い描く「住んでよかった、これからもずっと住み続けたい」と誰もが思うまちづくりの実現に近づいてきたように感じているところです。


 今後は、止まらない人口減少、安全・安心な暮らしの実現などの今日的な課題に対し、中・長期的に対応するため、「未来へつなぐ」「安心を育む」という視点に立って、次の2つのことを重点的に取り組んでまいりたいと考えています。


 まずは、「定住の促進と交流活動の充実」です。


 現在、島外で暮らしている方を対象に、定住促進を図るための新たな施策として、洲本市内への転入、及びそれに伴う住宅取得に対する助成制度を創設します。


 そして、両親が市内在住で、現在は島外で働いている世代に対し、洲本市へ「お帰りなさい」と転居を呼びかけます。島外勤務を続けながら、毎日、市内の自宅で家族が温かく迎えてくれるような家庭環境の構築をめざすとともに、三世代の家族が楽しく暮らせるような環境の充実を図ってまいります。


 また、若年層の受け入れを積極的に行うため、新婚世帯への家賃補助及び住宅取得助成制度を創設するとともに、安心して子どもを産み育てられるように、二人目からの出産祝い金を創設し、就学前児童の通院医療費を無料化するなど、子育て環境の充実に努め、洲本市に活力を呼び込みたいと思います。


 昨年10月の中心市宣言を踏まえ、周辺自治体と定住自立圏を形成することで、市民生活に必要な都市機能・生活機能を圏域全体で確保し、圏域の一体的発展と定住人口の増加をめざします。


 交流においては、本市が神戸・大阪などの大都市圏へのアクセスに恵まれており、田舎暮らしを望む多くの都市住民から「魅力ある定住先のひとつ」として注目されつつあることを生かし、積極的なPR活動を行うとともに、地域活性化への貢献が期待される地域おこし協力隊の充実を図ります。


 また、まちづくりの豊富な経験と幅広い知見を持つ専門家を外部からお招きし、「まちづくり講座」などの開催を通して、市民の皆さまが主体的に取り組むまちづくりを進めてまいります。


 さらに、ボランティア組織が主体となって運営される「洲本城まつり」や「レトロなまち歩き」などの地域イベントを盛り上げ、充実を図ることを通して、交流人口を増やしてまいりたいと考えています。


 2つ目は、「防災・減災への備え」です。


 あの東日本大震災は、多くの人々に大きな悲しみをもたらした一方で、大切なことをたくさん学ばせてくれました。


 その1つが、今後の巨大災害に備え、常に日頃の準備を怠らないことではないかと思っています。


 30年以内に60%から70%の確率で発生が予測されている東南海・南海地震とその津波対策は、本市にも大きな被害をもたらすことが予想されているため、新たに地域防災計画を見直し、この計画に沿った取り組みを進めています。


 また、自主防災組織である町内会の皆さまと一緒に、防災マップを作成するとともに、防災訓練や防災学習を通して、防災・減災に対する意識を高めていきたいと考えています。


 さらに、これまでの「元気のもと基金」に代えて、新たに「つながり基金」を設置し、多くの皆さまに安全・安心面に配慮した避難施設の改修や安全対策などに活用していただくことを期待するとともに、防災・減災に関する地域活動を通して、自助・共助の大切さを共有していただきたいと考えています。


 新しい市役所につきましては、庁舎としての利便機能に加え、防災機能を兼ね備えた安全拠点としての役割も担えるよう整備を図ってまいります。


 また、避難施設の安全対策として、主要な避難所においては、自然エネルギーを活用した太陽光発電設備を設置することで、非常時の電源確保に努めてまいります。


 災害時においては、道路が重要な輸送路、避難路となるため、緊急物資の輸送、避難路確保の観点から緊急輸送路に面する建築物の耐震化に対し、費用を一部助成するとともに、道路の強靭化に努めてまいります。


 また、増加傾向にある老朽危険空き家につきましては、生活環境の保全と自然災害による倒壊防止を図るため、新たに条例を制定するなど、積極的な対策を進めてまいります。


 災害弱者である高齢者、障害者などへの取り組みにつきましては、その実情把握に努め、見守り活動を行っていくことが今後の課題と考えています。


 次に、平成25年度に実施を予定している主要な施策について、順次、ご説明します。


 まずは、「安全で快適な住環境の創造とふれあいの再発見」です。


 洲本らしい愛着のある住まいづくりを進めるため、中心市街地に残る城下町の趣きや豊かな自然と融合した固有のまちの景観を保全・創出することをめざし、風情ある住まいづくりを引き続き、進めてまいります。


 また、住宅・建築物の安全性を確保するため、耐震診断及び耐震補強設計に対する補助に加え、耐震改修工事への補助を拡充するとともに、安定した市営住宅の確保を図り、長期にわたり利用いただけるよう、下内膳、宇山団地の改修工事を実施してまいります。


 市内全域において、地域公共交通の衰退が懸念される中、自らの移動手段を持たない交通弱者への対策として、あらゆる方策の検討を行うとともに、消費電力の抑制と環境面への配慮から防犯灯のLED化を促し、文字通り、「明るい洲本市」の実現を支援してまいります。


 災害時の通信障害対策につきましては、加茂地区をはじめとするCATV局の各サブセンター施設内に順次、自動消火設備を設置し、安全に放送・通信サービスが提供できるよう努めるとともに、戸籍副本データの管理システムを改修し、戸籍消失防止対策を実施します。


 また、水洗化による生活環境の向上や公共用水域の水質保全を図るため、合併処理浄化槽の設置助成金の増額や下水道の汚水管渠整備を進め、生活排水処理率の向上をめざします。


 さらに、近年多発しているゲリラ豪雨への対策としては、雨水貯留タンクの新設などに対する助成制度を創設することで、雨水の流出抑制と浸水被害の減少をめざします。


 人と人とのふれあいは、時間や距離に制約されるものではありません。


 本市の偉人・高田屋嘉兵衛翁が尽力した「ゴローニン事件解決」から200周年を迎えるにあたり、その歴史的意義を再認識するとともに、日露間の青少年の交流促進と本市の知名度アップをめざします。


 さらに、歴史的な結びつきのある新ひだか町、美馬市、また、アメリカ合衆国のヴァンワート市とハワイ郡、ロシア連邦のクロンシュタット区との姉妹都市交流では、人とのつながりを礎に、文化、教育、観光など、幅広い分野で交流活動を展開し、相互理解を深めてまいります。


 続いて、「魅力ある子育て・教育環境の充実」です。


 子どもたちが安心して健やかに育つ環境づくりをめざして、「子ども・子育て支援事業計画」を策定するとともに、放課後児童クラブにつきましても、利用者の要望も踏まえ、今後、さらなる充実に努めてまいります。


 また、子育て世代の負担を軽減し、安心して医療を受けられるよう、小学3年生までの入院医療費の一部負担金を無料とします。


 さらに、就学前児童に対する通院医療費を無料化するとともに、中学生の通院医療費の一部助成を実施します。


 学校教育では、21世紀にふさわしい授業スタイルをめざし、小学校低学年の教室にICT機器を常設し、大きく見せて教える「フューチャースクール」を実施するとともに、全小学校に理科教育備品を整備してまいります。


 また、各学校がさらに魅力ある学校づくりをめざす「かがやきプロジェクト」を引き続き実施するとともに、スクールアシスタントや学校教育指導補助員を配置し、きめ細かく適切な教育的支援及び指導を行います。


 学校は、子どもたちが夢と希望を持ち、安心して楽しい学校生活を送る場であることから、由良小学校の校舎建て替え、並びに鮎原小学校、安乎小学校の大規模改造工事を実施いたします。また、洲本市域の全小中学校に安全な給食を提供する給食センターは、9月からの供用開始を予定しているところです。


 避難施設の充実につきましては、各学校において、停電時の電源確保を図るとともに、五色中央公民館の耐震改修工事を行ってまいります。


 また、スポーツを通して、子どもたちに本物の感動を伝え、夢や希望を与える「アスリートネットワークプロジェクト」につきましても、さらなる内容の拡充を図ってまいります。


 続いて、「都市空間の形成と地域産業の振興」です。


 時代に即した機能的な都市空間を形成するには、都市計画を定め、適宜見直すことが大切であることから、用途地域及び都市計画道路網の見直しに着手します。


 また、にぎわいある中心市街地には、人が集まり、地域の活性化に寄与できる施設が望まれるところであり、新しく建設する市役所は、そのような存在になればと期待しています。


 地域経済や日常生活を支える道路・交通網では、国道28号洲本バイパスと洲本五色線、鳥飼浦洲本線などの合併支援道路につきまして、引き続き、国・県に積極的な働きかけを行うとともに、速やかな事業推進が図れるよう地元調整を行ってまいります。


 また、本市の外環状線に位置付けられている小路谷千草線をはじめ、主要な市道の新設・改良を推進するとともに、豪雨による路面冠水が原因で通行障害に陥るような箇所につきましては、排水路の整備や流れを阻害している屈曲部の解消などに努めてまいります。


 観光につきましては、大浜公園を市民や観光客が四季を通して利用できる利便性豊かで魅力ある公園にするため、引き続き、中央進入路や園路などの整備を進めるとともに、新都志海水浴場への進入路の改修工事を行ってまいります。


 また、観光資源である洲本温泉の湯量・質の安定供給を行うため、温泉給水管の配管工事に対する支援を継続してまいります。


 農業につきましては、新たに農地を借り受け、規模拡大・所得向上をめざす認定農業者を「プロ農家」として応援してまいります。


 また、若者の農業への参画を図るため、集落ぐるみで新規に青年就農者を呼び込み、「人・農地プラン」において、その青年就農者を「みらいの集落」の担い手として位置づける集落を支援するとともに、若手農業者への農地継承に対する支援制度を新設します。


 近年、異常気象に伴う台風やゲリラ豪雨は、多くの山地災害を発生させていることから、治山事業をはじめ、森林を守り育てる取り組みを進めます。


 ため池に関しても、市内の7,000箇所を超える農業用ため池のほとんどが築堤後、100年以上経過し、農家の高齢化・後継者不足もあり、ため池の維持管理が困難になっているため、防災、減災、震災対策として、老朽ため池の改修・整備を進めてまいります。


 一方、飼料価格の高騰に伴い、酪農家、畜産農家などの経営状況が極めて厳しくなることから、自給飼料の生産・利用などを行うための機械・施設などを整備する場合、その一部を助成します。


 また、鳥獣害対策につきましては、集落単位での被害防止対策の強化、被害に対する自衛体制の強化、有害鳥獣の捕獲体制の維持・強化を3本柱とし、引き続き、取り組んでいくほか、新たにシカやイノシシを食肉として活用するジビエ利用の検討を進めてまいります。


 水産業につきましては、水産基盤である漁港施設の老朽化とともに、更新を必要とする施設が増加しており、施設の長寿命化を図りつつ、更新コストの削減をめざす必要があるため、漁港施設の機能診断を行い、管理計画を策定してまいります。


 また、漁獲量の減少や消費者の魚離れなどもあり、厳しい状況が続いている中、組織力の強化と経営の安定化をめざすため、漁業協同組合の合併を推進してまいります。


 商工業につきましては、洲本市プレミアム商品券の発行を通して、中小事業者の支援と地域経済の活性化を図るとともに、市民の皆さまに身近な商店へ足を運んでいただく機会の拡大につながることを期待しています。また、商業の振興と商店街の活性化を図り、元気な商店街づくりを進めるため、商業団体が実施する調査研究事業などに対し、引き続き、支援してまいります。


 企業誘致につきましては、企業誘致条例の支援制度の周知・活用を図るとともに、先行取得した五色地域の企業用地を整備し、民有地の活用も含め、企業用地の早期確保に取り組み、雇用の拡大をめざしてまいります。


 続いて、「豊かな自然との共生と次代を育む文化の振興」です。


 エネルギーの持続、農と食の持続、暮らしの持続を3本柱とする「あわじ環境未来島特区」の取り組みを総合的に進め、その実現を図ってまいります。


 特にバイオマスの利活用につきましては、菜の花・ひまわりエコプロジェクトを核として積極的に取り組み、廃食用油から精製するBDFを、より汎用性の高いB5燃料として本格的に精製を開始します。


 また、環境にやさしい市民生活を実現するため、住宅用太陽光発電システムを設置した者に対し補助金を交付するとともに、下内膳地区の洲本ストックヤード隣接地に太陽光発電設備の立地を図り、環境をテーマとした拠点づくりを進めてまいります。


 さらに、多様な自然エネルギーの実用化に向け、県と協力し、鮎屋川ダムを利用して行う小水力発電に取り組んでまいります。


 老朽化が進む洲本市火葬場においては、破損や機能低下している箇所を補修することにより、長寿命化を図るとともに、円滑な施設運営を行ってまいります。


 一方、芸術・文化の振興を図るため、洲本市文化体育館や市民交流センターにおいて、優れた芸術文化の鑑賞機会を増やすとともに、市民主体の企画・運営を行い、市民参加型のイベントを展開してまいります。


 また、豊かな地域社会を形成する上で、お互いの人権を尊重し合い、男女の別を問わず、その個性と能力を十分に発揮することが不可欠です。このため、人権意識の高揚と男女が協働して参加できる機会の拡大に取り組んでまいります。


 続いて、「豊かな人生を支える福祉社会の実現」です。


 高齢者の方々が、いつまでも住み慣れた地域で暮らしていけるよう、介護サービスの基盤整備を行うとともに、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスを、切れ目なく提供する地域包括ケアシステムの実現をめざします。


 また、4月より施行される「障害者総合支援法」の趣旨に基づき、引き続き、障害者の地域での自立した日常生活や社会生活を支援してまいります。


 さらに、ユニバーサル社会づくりの取り組みとして、「洲本バスセンターバリアフリー事業」を実施し、健常者だけでなく、障害者にとりましても安全で利便性の高い環境整備を行ってまいります。


 利用者の減少が続く直営国保診療所につきましては、経営改善に取り組むとともに、民間医療機関とも連携を強化し、地域医療の拠点として、役割を果たしてまいりたいと思っています。


 また、常日頃から地域福祉を支えていただいております民生委員・児童委員の方々には、社会奉仕の精神をもって、常に市民の立場に立って相談に応じ、社会福祉の向上に努めていただいておりますことに感謝を申し上げ、引き続き、その活動を支援してまいります。


 健康に関しましては、いくつになっても元気で自分らしい生活を送っていただけるよう、「いきいき百歳体操」を推奨し、地域での取り組みを進めてまいります。


 また、集団健診で特定健診を受診された方のうち、40歳代、50歳代の希望者には、ピロリ菌検査とペプシノゲン検査を無料で実施するとともに、1歳児から4歳児までに対して、おたふくかぜ・水ぼうそうワクチン予防接種の費用を一部助成することで予防接種の促進を図ります。


 さらに、子どもたちの豊かな人間性を育むため、家庭や学校、保育所などと連携し、食育に取り組んでまいります。


 最後に、「行財政の健全化・安定化の促進」です。


 時代に対応できる行政運営には、目まぐるしく変化するさまざまな行政課題に対して、総合的・機動的に対応できる組織体制の構築が必要と考えています。それとともに、組織を構成する職員の資質の向上、すなわち、行政ニーズを的確に把握し、フレキシブルな対応ができる柔軟性に加え、自らの職責を理解し、意欲をもって業務に邁進する積極性を兼ね備えた職員の育成に取り組んでまいります。


 一方で、定員の抑制、東日本大震災を踏まえた地方公務員に対する給与の削減要請、年金開始年齢の繰り下げや定年制の延長といった公務員制度の変更などは、自らが行う改革はもとより、国の基準を尊重しながら押し進める取り組みであり、社会情勢の変化や時代の要請に対応していかなければなりません。これらにつきましては、機を逸することなく、適切に取り組んでまいります。


 総じて、限られた人的資源を最大限に生かすため、戦略的かつ総合的な人材育成に取り組み、また、組織としての業務遂行能力を高めることにより、市民サービスの向上をめざしてまいります。


 さて、ここまでたくさんの施策についてご説明申し上げました。


 自然界では、四季の移ろいと歩調を合わせて、草木は芽吹き、百花が咲き誇ることで、人々を和ませ、笑顔に満ちた世界が自ずともたらされます。


 これに倣えば、私は、これまでの先人の営みを大切にしながら、洲本市という豊かな大地に種をまかれた方々に心より感謝するとともに、新たに「未来という名の種」をまき続けたいと思います。開花するまでに時間はかかるかもしれませんが、これからも笑顔あふれる大輪の花を咲かせるため、地道に、かつ、着実に洲本市にお住まいの方々、また、洲本市を訪れていただく方々に「幸せという果実」をお届けできるよう努めてまいります。


 これまで申し上げました方針に基づき編成しました平成25年度当初予算は、一般会計217億7,100万円、特別会計145億3,887万6,000円、合計363億987万6,000円となっています。


 以上、平成25年度の予算の提案に当たり、私の市政に対する基本的な考え方と主要な施策をお示ししました。


 議員各位におかれましては、格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。


○(山本和彦議長)  市長の施政方針並びに説明は終わりました。


 引き続いて、教育長の教育行政方針並びに説明を求めます。


 河上教育長。


              (河上和慶教育長登壇)


○(河上和慶教育長)  それでは、私のほうから平成25年度教育行政方針を申し上げます。


 お手元の冊子15ページからでございます。


 1 基本方針


 人口減少社会の到来とともに従来の社会システムでは、現在の社会事象に対応することが困難な時代を迎えています。加えて、経済が疲弊し、先行きを憂慮する社会の風潮であります。このような社会情勢であるがゆえに成熟社会にふさわしい変化に的確に対応できる社会システムを構築しなくてはなりません。


 今まさにわが国がこれまで築いてきた歴史的遺産と人的・物的資源を活用し、国民一人一人が知恵を出し合い、自覚と責任をもって未来を切り拓く教育の創造が求められています。


 どんな時代であっても社会基盤を支えるのは人であり、その人づくりを担うのは教育であります。さらに、教育は個人の要望と社会の要請に応えなくてはなりません。そこで、時代を切り拓き、困難を乗り越え力強く生き抜く力を培う人づくりを基本方針として、「自己の夢や志の実現に向け、生涯を通して、自己を磨き続ける人」、「人と自然、人と地域社会のつながりを大切にし、故郷洲本を愛する人」、「自然災害がもたらす困難を生き抜く力を持つ人」の育成をめざしてまいります。


 2 基本目標


 次代の洲本を担う人材を育成し、誰もが共に学ぶことのできる、洲本市らしい文化の創造に向けた「こころ豊かな人を育む教育・文化のまちづくり」を基本目標とし、その実現に向け、学校教育の充実、生涯学習の振興、青少年健全育成の推進、地域文化の振興、社会体育事業の充実を柱とした取り組みを進めてまいります。


 学校教育においては、児童生徒が夢と希望を持ち、主体的に未来を切り拓くことができるように、学校・家庭・地域社会の緊密な連携と協働のもと、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和を基盤とした「生きる力」の育成をめざした教育を推進してまいります。


 社会教育においては、学習者が自ら学ぶことができる生涯学習拠点を幅広く活用し、人と人との交流の輪を広げるとともに、学びと実践が一体化した生涯学習社会の構築をめざしてまいります。


 また、子どもたちに「本物の感動」を与え、「夢と希望」を明日へつなぐ「アスリートネットワークプロジェクト」のさらなる内容の充実を図ってまいります。


 3 基本政策


 1.学校教育


 (1)学校教育の充実


 子どもたちにこころ豊かでたくましく生きる力を育むため、今年度も引き続き幼稚園・小中学校で魅力ある学校づくりを支援するため「かがやきプロジェクト」を実施します。また、小学校低学年において各教室にICT機器を設置し、大きく見せて教える「フューチャースクール事業」を新たに実施し、学力の向上に努めてまいります。


 加えて、「ふるさと学習」や「社会人活用事業」も引き続き実施し、園・学校の教育活動に地域の人材を積極的に活用することを推奨いたします。


 防災教育については、学校と地域が連携した防災訓練を積極的に取り入れ、緊急時にも「迅速かつ的確」に対応できる実践的態度や能力の育成を図ってまいります。


 (2)知識基盤社会に対応する「確かな学力」の確立


 基礎的・基本的な知識・技能の習得と、思考力・判断力・表現力を養い、そして、主体的に学習に取り組む態度を育成してまいります。


 そのため、個に応じたきめ細やかな指導で学力を育む、少人数授業や小学校高学年の「兵庫型教科担任制」などの新学習システムの推進や、主体的に学ぶ態度や学習習慣の確立をめざし、学習タイムや家庭学習の充実を図ります。


 また、デジタル教科書や実物投影機、電子黒板等、ICT機器を積極的に活用し、指導方法の工夫・改善に努めるともに、学習意欲の向上を図ります。


 (3)自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成


 人間尊重の精神や生命に対する畏敬の念を培い、豊かな心をもち、未来に向けて主体的に人生や社会を切り拓く人づくりの基盤としての道徳性を養ってまいります。


 また、震災や自然災害の教訓を生かし、命の大切さを実感させ、思いやりに満ちた人間関係が築けるよう環境体験事業、自然学校、わくわくオーケストラ教室、トライやる・ウィークなどを実施いたします。これらの活動を通して自立心や自律心、ルールやきまりを主体的に遵守する心や態度を育ててまいります。


 (4)共に生きる社会をめざす特別支援教育


 特別な支援を必要とする児童生徒、一人一人の教育的ニーズを把握し、社会の一員として可能な限り主体的に生活を営むことができる力を育成してまいります。


 そのため、特別支援教育の体制整備を図るとともに、特別支援教育コーディネーターや支援員の配置を充実いたします。


 また、幼児期からの発達情報交換を密にし、早期対応に努めることでより適切な就学支援に取り組んでまいります。


 (5)伝統文化の継承と国際理解教育の充実


 国際社会で主体的に生きるため、日本の伝統と文化についての理解を深め、それらを尊重しながら、多文化を理解する態度と互いに尊重し合う態度を育ててまいります。


 そのため、地域の伝統文化に親しみ、故郷を愛する心情を育ててまいります。また中学校でのALT(外国人英語指導助手)による英語指導を引き続き実施するとともに、小学校では英語指導員及びALTを活用して、外国語活動などにおいて、英語に触れる機会の拡大を図り、実践的コミュニケーション能力の素地の育成及び国際理解に向けて取り組んでまいります。


 (6)児童生徒理解に基づく生徒指導の充実


 一人一人の児童生徒の内面的理解に基づく指導の大切さを認識し、人間的なふれあいを通して心のきずなを深め、児童生徒の社会性を培い、自主性や自律性、主体性の育成に努めてまいります。


 そのため、小学校と中学校及び就学前教育関係機関との連携を密にし、保護者や関係諸機関との情報共有、行動連携を図りながら、いじめや問題行動の未然防止、早期発見、早期解決に努めてまいります。


 併せて、体罰を厳しい指導として正当化することは誤りであるとの認識のもと、教職員自らが意識改革を図るとともに、校内指導体制の点検を行ってまいります。


 さらに、スクールライフコーディネーターを配置し、生徒指導に係る行動連携をより円滑に推進するとともに、児童生徒・学校・保護者への指導や支援に努めてまいります。


 いじめ、不登校や心のケアについては、全中学校及び小学校拠点校にスクールカウンセラーを配置するとともに、青少年センターの適応教室の対象を小学生にも拡大し、その取り組みの充実に努めてまいります。


 (7)自己実現をめざした進路指導の充実


 教育活動全体を通して、児童生徒に夢や希望を持たせ、将来の目標の達成に必要な知識や技能を身につけさせ、自らの意思と責任で主体的に進路を選択し、決定できる能力や態度の育成に努めてまいります。


 また、それぞれの個性や能力等、本人の特性や将来の進路希望などを踏まえ、保護者との連携のもと、個に応じた進路指導体制の充実を図ってまいります。


 さらに、新通学区域に対応した進路指導情報の収集、提供に努めてまいります。


 (8)教職員としての資質と実践的指導力の向上


 教職員としての使命感と高い倫理観を保持するとともに、豊かな心と人間性の涵養に努め、専門的知識・技能の習得と実践的指導力の向上をめざして、研究と修養に努め、社会の変化に的確に対応した教育観を培う環境づくりに努めてまいります。


 そのため、洲本市教育センターに教職員研修コーディネーターを配置して各種研修講座を開設するなど、教職員の研修環境の充実を図ってまいります。また、全教職員を対象とした「洲本市教育セミナー」と管理職後継者の育成を図るための「教育実務研修会」を開催いたします。


 (9)幼児教育の充実


 幼稚園では、幼児一人一人が楽しく充実した生活を営む中で、興味や欲求に基づいた直接的・具体的な体験を通して「生きる力」の基礎を養成しつつ、豊かな心情や物事に自ら取り組もうとする意欲や健全な生活を営むために必要な態度、基本的生活習慣などを育ててまいります。


 また、就学前教育と子育て環境の充実を図るため、洲本幼稚園において3歳児特別保育を継続するとともに、今後の幼稚園教育の在り方についても検討してまいります。


 (10)安全・安心な教育環境の整備


 安全対策については、通学路の安全点検をはじめ、青色パトロールカーによる巡回や洲本あんしんネットの活用とともに、家庭や子どもを守る110番の家ならびに協力店をはじめ、地域見守り隊や防犯グループとの連携をより緊密にして、子どもたちの安全確保に努めてまいります。


 また、子どもたちが夢や希望をもって、安心して楽しい学校生活を送ることができるよう、施設の適切な維持・修繕対策を行い、安全で豊かな教育環境の整備に取り組んでまいります。


 さらに学校施設の老朽化と安全管理対策として、すでに着手している由良小学校の校舎改築工事をはじめ、新たに安乎小学校及び鮎原小学校の校舎大規模改造工事を実施いたします。


 2.社会教育


 (1)生涯学習の振興


 時代の変遷とともに多様化する社会に対応するため、一人一人が生涯を通して学び続け、個人の自立とさまざまな人々とつながりを持ちながら共に生きる力を養い、その成果を社会貢献に活用できる生涯学習社会の実現をめざします。


 そのために、本市では市民の学習ニーズを的確に捉えながら、公民館や図書館、史料館などの生涯学習の拠点施設を中心に市民の主体的な学習活動を支援してまいります。


 さらに、今年度も引き続き壮年期男性の社会教育・生涯学習参加促進プログラムとして「壮年期を心豊かに生きる機会創造事業(親父プロジェクト)」に取り組むとともに、人づくりと地域社会づくりに活かせる環境を整えてまいります。


 (2)青少年健全育成の推進


 次代を担う青少年が、心身ともに健やかに成長し、思いやりや協調性、創造性を持った地域の一員として自立するためには、家庭や地域社会の役割が重要となっています。それは、まさに家庭や地域社会における教育力をより高めることであります。


 そのため、子育て学習センターでは子育て学習に加え、子どもの生きる力の育成と心豊かな人間形成を図るため、幼児期におけるさまざまな親子体験活動を展開してまいります。


 また、青少年の自立と自己実現をめざし、各種団体と連携を図りつつ、野外活動体験などを通して青少年リーダーの養成に努めてまいります。


 さらに、地域社会における子どもが集う機会の創出や地域住民との交流が一層深まるよう、子ども会活動等を支援してまいります。


 そして、PTA活動の支援を通して青少年の抱える今日的課題を明確にしながら家庭、地域社会の教育力の向上に努めてまいります。


 (3)地域文化の振興


 芸術文化は人々に感動と生きる力を与え、心豊かで潤いのある人生を送る上で大きな力となっています。そして個性ある地域文化はまちづくりの主要な要素の一つとして期待されています。


 特色ある地域文化は、その担い手の育成と活性化が不可欠であります。洲本市文化協会をはじめとする多くの文化団体の創造的・自立的活動を支援することにより、継承すべき伝統文化をはじめとする地域文化活動が一層活性化するよう努めてまいります。


 また、芸術・文化の創造と発表の場として、引き続き洲本市美術展等を開催します。


 洲本市文化体育館では、市民に親しまれる施設運営に努めるとともに、優れた芸術・文化とふれあう機会の提供と地域文化活動の活性化を図るため、自主事業を展開してまいります。


 また、国指定史跡洲本城跡をはじめとする市内の歴史文化遺産を次世代に確実に引き継ぐため、その保護を図るとともに、市内に埋もれた文化遺産を掘り起こし、地域活性化の核となるようその活用に努め、地域の方々に愛され、保護され続けるよう顕彰してまいります。


 3.体育保健


 (1)社会体育事業の充実


 生涯スポーツ社会の実現に向けて、市民自らが自主的にスポーツ活動に取り組める環境づくりに努めてまいります。


 そのため、市民スポーツ大会をはじめ、レクスポーツフェスティバルなどを通して、子どもから高齢者までが気軽にスポーツと親しむ機会を提供していくとともに各種スポーツ団体の育成・支援、ならびに指導者の資質向上のため、青少年スポーツ団体指導者などを対象とした各種講習会、教室の充実を図ってまいります。


 「あわじ島スポーツフェスティバルinすもと」は年々参加者が増加し全国的なスポーツイベントとして定着してまいりました。さらなる発展を期するため、情報の発信と大会運営に工夫を凝らし、より多くの交流人口増と地域経済の活性化をめざしてまいります。


 また、日本のトップアスリートを迎えての「アスリートネットワークプロジェクト」も、スポーツの振興や競技力の向上、次代を担う青少年の健全育成のみならず、指導者の育成や一般市民との交流などさらなる内容の充実を図ってまいります。


 (2)学校保健の推進


 保健教育では、児童生徒の発達段階に応じて、生涯にわたって健康で安全な生活を送ることができる能力・態度・習慣をあらゆる教育活動を通して培ってまいります。


 また、児童生徒の心身の健康状態については、保護者や学校医などと密接に連携をとり、適切な健康管理・保健指導を行うとともに、学校保健会と連携を図りながら、児童・生徒の健康保持増進に努めてまいります。


 (3)健やかな体の育成と安全安心な学校給食の推進


 さまざまな運動の特性や魅力に触れることで、体育・スポーツ活動の楽しさや喜びを味わう機会を提供します。こうした活動を通して、豊かなスポーツライフを継続する資質や能力の育成と、体力・運動能力の向上を図ってまいります。


 また、幼稚園・小中学校において、豊かな地域の食材や食に対する理解・認識を深め、さらなる食育の推進を図るため「食育活動推進事業」に取り組んでまいります。


 さらに、洲本地域の全小中学校を対象とした新給食センターが9月より供用を開始いたします。このことで、学校給食未実施校と施設の老朽化が解消されることから、より一層安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。


 地産地消の推進につきましては、引き続き地元食材を使った給食メニューの募集・開発に取り組んでまいります。


 結びに、中国古代の管子に「一樹一穫なるものは穀なり、一樹十穫なるものは木なり、一樹百穫なるものは人なり」という言葉があります。つまり一を植えて一つの収穫があるのは穀物、一を植えて十の収穫があるのは果樹、一を植えて百の収穫があるのは人材であるということです。


 引き続き、故郷洲本を愛し、本市を支える人づくりの育成に努めてまいります。


 以上、平成25年度教育行政方針をお示しいたしました。


 議員各位におかれましては、格別の御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○(山本和彦議長)  教育長の教育行政方針並びに説明は終わりました。


 この際、10分間休憩いたします。


               休憩 午前11時00分


             ―――――――――――――――


               再開 午前11時10分


○(山本和彦議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、新年度予算並びに関係議案の説明を求めます。


 濱田副市長。


              (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  先ほど市長から平成25年度の市政運営の基本的な方針と主要施策について開陳がございましたので、引き続きまして、本議会に提案いたしております予算について、一般会計予算から順次、説明申し上げます。


 まず、1番表示の冊子をごらん願います。


 議案第2号 平成25年度洲本市一般会計予算について、説明申し上げます。


 一般会計予算の総額は、217億7,100万円を計上しています。


 災害復旧事業費、給食センター整備事業費などの投資的事業費及び借換債の減などにより、前年度比11.8%の減額となっています。


 第1条、歳入歳出予算につきましては、議案書2ページないし5ページの「第1表 歳入歳出予算」で定めております。歳入から主なものを説明申し上げます。2ページないし3ページをごらん願います。


 まず、第10款市税につきましては、前年度決算見込み額に基づいて、市税全体で、前年度比2.7%減の59億円を計上しております。


 第15款地方譲与税は、前年度比6.3%減の1億9,200万円を計上しております。


 第40款地方交付税は、前年度算定額をもとに、地方財政計画を考慮して、68億5,000円を計上しております。


 第50款分担金及び負担金は、前年度比3.5%増の1億7,819万1,000円を計上しております。


 第55款使用料及び手数料は、施設使用料の増などにより、前年度比9.8%増の7億9,050万7,000円を計上しております。


 第60款国庫支出金は、地域の元気臨時交付金の増額はあるものの、災害復旧費負担金、地域再生基盤強化交付金、社会資本整備総合交付金の減などにより、前年度比3.1%減の22億2,076万9,000円を計上しております。


 第65款県支出金は、災害復旧費補助金の減などにより、前年度比20.2%減の16億2,148万円を計上しております。


 第70款財産収入は、前年度とほぼ同額の4,743万9,000円を計上しております。


 第95款市債は、過去に発行した市債の借換債及び新規発行市債の減により、前年度比47.7%減の26億4,760万円を計上しております。


 次に、歳出の主なものを説明申し上げます。4ページないし5ページをごらん願います。


 まず、第15款総務費は、定住促進事業の新設及び新庁舎整備事業費などの増はあるものの、県立淡路病院周辺整備事業費、電算基幹整備費などの減により、前年度比8.5%減の24億8,719万5,000円を計上しております。


 第20款民生費は、乳幼児等・こども医療費助成事業の拡充及び介護訓練給付費、老人福祉施設整備費の増などにより、前年度比3.3%増の68億1,506万6,000円を計上しております。


 第25款衛生費は、合併浄化槽設置補助事業の拡充及びやまなみ苑基幹整備負担金、洲本火葬場改修事業の増などにより、前年度比9.7%増の14億8,054万7,000円を計上しております。


 第35款農林水産業費は、ため池等整備事業費の増などにより、前年度比19.3%増の10億5,045万3,000円を計上しております。


 第45款土木費は、2月補正で、道路の安全対策事業、大浜公園整備事業などを前倒ししたことなどにより、前年度比17.6%減の15億6,438万1,000円を計上しております。


 第50款消防費は、主要避難所への非常用電源整備事業費、防災マップ作成事業費の増などにより、前年度比10.1%増の8億7,815万2,000円を計上しております。


 第55款教育費は、小学校大規模改造事業の増はあるものの、本年9月からの供用開始を目指して整備しております給食センター整備事業費の減などにより、前年度比22.3%減の21億854万7,000円を計上しております。


 第60款災害復旧費は、平成23年発生の災害復旧事業費の減により、前年度比82.8%減の1億5,438万6,000円を計上しております。


 第65款公債費は、借換債の減などにより、前年度比25.2%減の45億1,363万8,000円を計上しております。


 次に、第2条、債務負担行為につきましては、6ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、市民交流センター指定管理委託料ほか3件について、それぞれ期間及び限度額を定めております。


 第3条、地方債につきましては、7ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。


 第4条では、一時借入金の最高額を30億円と定めております。


 第5条では、歳出予算の流用につきまして、職員の異動などにより、人件費に過不足を生じた場合における同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めております。


 以上で、一般会計予算の説明を終わります。


 続きまして、2番表示のつづりをごらん願います。


 特別会計予算について順次説明申し上げます。


 まず、議案第3号 平成25年度洲本市国民健康保険特別会計予算について説明申し上げます。


 国民健康保険特別会計の事業勘定の予算は、前年度比0.3%増の56億1,260万円を計上し、直営診療施設勘定の予算は、前年度比13.9%減の7億4,070万円を計上しております。


 第2条、地方債につきましては、議案書32ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。


 第3条では、一時借入金の最高額を、事業勘定で10億円と定めております。


 第4条では、歳出予算の流用について、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めております。


 次に、議案第4号 平成25年度洲本市由良財産区特別会計予算は、106万円を計上しております。


 次に、議案第5号 平成25年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算は、10万3,000円を計上しております。


 次に、議案第6号 平成25年度洲本市堺財産区特別会計予算は、31万3,000円を計上しております。


 次に、議案第7号 平成25年度洲本市土地取得造成特別会計予算は、土地取得造成費の増などにより、前年度比19.4%増の2億70万円を計上しております。


 第2条 地方債につきましては、100ページの「第2表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。


 第3条では、一時借入金の最高額を1億円と定めております。


 次に、議案第8号 平成25年度洲本市下水道事業特別会計予算は、洲本環境センター整備費の減などにより、前年度比17.1%減の21億1,420万円を計上しております。


 第2条、債務負担行為につきましては、116ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、洲本環境センター最終沈殿池設備更新工事について、期間及び限度額を定めております。


 第3条、地方債につきましては、117ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。


 第4条では、一時借入金の最高額を5億円と定めております。


 次に、議案第9号 平成25年度洲本市CATV事業特別会計予算は、CATV施設整備費に係る償還金の増などにより、前年度比8.6%増の5億4,830万円を計上しております。


 次に、議案第10号 平成25年度洲本市介護保険特別会計予算は、事業勘定において、保険給付費の増などにより、前年度比6.4%増の43億2,210万円を計上し、介護サービス事業勘定では、施設介護サービス事業費の増などにより、前年度比7.4%増の3億3,710万円を計上しております。


 第2条、地方債につきましては、156ページの「第3表 事業勘定地方債」及び186ページ「第4表 介護サービス事業勘定地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。


 第3条では、一時借入金の最高額を事業勘定で5億円と定めております。


 第4条では、歳出予算の流用について、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めております。


 次に、議案第11号 平成25年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算は、後期高齢者医療広域連合負担金の増などにより、前年度比4.0%増の6億6,170万円を計上しております。


 第2条では、一時借入金の最高額を5,000万円と定めております。


 以上で、平成25年度の予算関係議案の説明を終わります。


 続きまして、議案第12号ないし議案第21号について、説明申し上げますので、3番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第12号 洲本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、市職員の給与水準の適正化を図るため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、持ち家に係る住居手当について、平成25年度は現行の2,500円を2,000円に引き下げ、平成26年度からは廃止しようとするものです。


 また、勤務1時間当たりの給与額の算出方法について、実勤務時間を分母とするよう改めるもので、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第13号 洲本市暴力団排除条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、暴力団による不当な影響の排除を推進し、もって安全で安心な市民生活の確保に資することを目的として、所要の条例の制定を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、第1条で条例の目的を定めるほか、各条で暴力団の排除の推進に関する基本理念並びに市、市民及び事業者の役割をそれぞれ定めるとともに、契約に係る事務その他全ての市の事務・事業及び公の施設の利用から、暴力団を排除するための施策等について定めるもので、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第14号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う洲本市条例の整理に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成24年6月公布の地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、洲本市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例など6件の条例において所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、障害者自立支援法の題名の改正により、第1条、第4条、第5条、第6条及び第8条で同法を引用する条項を改めるとともに、法の条項移動に伴い、第2条及び第7条で引用条項を改めるほか、第3条及び第9条で障害程度区分を障害支援区分に改め、附則で施行期日等を定めております。


 次に、議案第15号及び議案第16号について、説明申し上げます。


 これら2件は、いずれも平成23年5月公布の地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革一括法及び平成23年6月公布の介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う権限移譲により、市の条例で基準等を定めることとなったことから、所要の条例の制定を行いたく、提案するものでございます。


 まず、議案第15号 洲本市指定地域密着型サービス事業者の指定の基準、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定については、指定地域密着型サービスに関する基準等に関する条例を制定しようとするもので、第1条で条例の趣旨を定めるほか、各条で、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護に係る特別養護老人ホームの入所定員、指定地域密着型サービス事業者の要件、事業の人員、設備及び運営に関する基準等について定め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第16号 洲本市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の基準、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例制定については、指定地域密着型介護予防サービスに関する基準等に関する条例を制定しようとするもので、第1条で条例の趣旨を定めるほか、各条で、指定地域密着型介護予防サービス事業者の要件、事業の人員、設備及び運営に関する基準等について定め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第17号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、福祉医療費に係る一部負担金を市独自で助成し、受給者の負担軽減を図るため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、福祉医療費の助成について、未就学児の通院に係る一部負担金を無料とするとともに、年度末年齢9歳児までの入院に係る一部負担金を無料とするもので、附則で施行期日等を定めております。


 次に、議案第18号 洲本市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成24年5月公布の新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関する事務を行うために設置される洲本市新型インフルエンザ等対策本部に関し必要な事項を定めるため、所要の条例の制定を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、第1条で条例の目的を定めるほか、各条で対策本部の組織、会議等について定め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第19号 洲本市空き家等の適正管理に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、空き家等が管理不全な状態となることを防止することにより、生活環境の保全及び安心して暮らせる安全なまちづくりを推進することを目的として、所要の条例の制定を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、第1条で条例の目的を定めるほか、各条で、所有者の義務、市による実態調査、助言、指導、勧告、即時の措置等について定めるとともに、空き家等の適正な管理に必要となる支援について定め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第20号 洲本市立学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、学校給食の未実施校の解消と、学校給食衛生管理基準に適合した調理施設による、より安全で安心な学校給食を実現するため、旧中川原中学校運動場跡地において、整備中の給食センターについて、来年度の第2学期から供用を開始する予定であることから、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、第2条の表において、共同調理場の名称を洲本市立洲本給食センターとし、配食校の数及び所在地を規定するとともに、第4条で学校給食共同調理場運営委員会の定数を給食センターごとに規定し、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第21号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について、説明申し上げます。


 本件は、兵庫県市町村職員退職手当組合における地方公共団体の加入及び脱退に伴い、同組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更につき、地方自治法第286条第1項の規定に基づき協議により定めるため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。


 この内容は、同組合を組織する市町等を定める第2条の別表第1号表から宍粟環境事務組合を削るとともに、同表に西はりま消防組合を加え、附則で施行期日を定めております。


 以上で、議案第2号ないし議案第21号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○(山本和彦議長)  以上で、平成25年度関係の全会計の予算並びに条例等の説明は終わりました。





         〜日程第4 議案第22号ないし議案第27号〜





○(山本和彦議長)  次に、日程第4、議案第22号ないし議案第27号の6件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。


 濱田副市長。


              (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、議案第22号ないし議案第27号について、説明申し上げますので、4番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第22号 洲本市元気のもと基金条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、洲本市元気のもと基金と五色町まちづくり基金及び五色町健康・文化のふるさと基金を統合して洲本市つながり基金とし、平成25年度から実施予定のつながり基金助成事業の財源として活用するため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、洲本市元気のもと基金条例の題名を洲本市つながり基金条例とするとともに、基金の積み立て、運用及び処分に関する規定を改め、附則で施行期日を定めるほか、合併前に引き続き暫定施行していた五色町まちづくり基金条例及び五色町健康・文化のふるさと基金条例を廃止することを定めております。


 次に、議案第23号 洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、菜の花エコプロジェクト、洲本市地域新エネルギービジョンの策定、あわじ環境未来島特区の指定など、本市が積極的に取り組んできた再生可能エネルギーの活用について、今後も更なる促進に取り組むとともに、再生可能エネルギーを地域の重要な資源として捉え、市民生活や産業活動など地域の発展に向けて地域の特性を生かした取り組みを推進し、持続する環境の島の実現に向けて全力で取り組む姿勢を示すため、この条例の制定を提案するものでございます。


 この内容は、第1条で条例の目的を定めるほか、各条で再生可能エネルギーの活用促進に関する基本理念、市、市民及び特定事業者の役割等を定め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第24号 洲本市議会議員及び洲本市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、洲本市議会議員及び洲本市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担について、公職選挙法施行令で国が定める基準額に適合させるため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担の額を公職選挙法施行令で定める額とし、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第25号 (仮称)洲本給食センター新築工事請負変更契約締結について、説明申し上げます。


 本件は、洲本市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に定める予定価格1億5,000万円以上の工事の請負契約について、変更額が1,000万円を超えるため、変更契約締結に当たり提案申し上げるものでございます。


 この内容は、議決事項のうち、3、契約の金額5億9,115万円を6億869万7,600円に変更するものでございます。


 次に、議案第26号 定住自立圏形成協定の締結について、説明申し上げます。


 本件は、総務省が進める定住自立圏構想について、昨年10月1日に洲本市が行った中心市宣言に続き、中心市である洲本市と、周辺市町村である淡路市において、それぞれの役割分担と連携を内容とする定住自立圏形成協定を締結するに当たり、地方自治法第96条第2項による洲本市議会の議決すべき事件を定める条例第2条第1号の規定に基づき、提案するものでございます。


 この内容は、協定書の第1条で協定の目的を定めるほか、各条で基本方針、政策分野、内容及び役割分担等について定めております。


 次に、議案第27号 市道路線の認定について、説明申し上げます。


 本件は、県道大谷鮎原神代線のバイパス工事完了に伴い、旧県道となる部分を引き受け、市道広石小学校前旧県道線として、新たに市道路線の認定を行いたく、道路法第8条の規定に基づき提案するものでございます。


 以上で、議案第22号ないし議案第27号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○(山本和彦議長)  以上で、平成24年度関係条例等の説明は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、明6日は休会いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(山本和彦議長)  御異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、3月7日午前10時から再開いたします。


 本日は、これにて延会いたします。


 長時間御審議ありがとうございました。


               延会 午前11時39分