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兵庫県 洲本市

平成24年第1回定例会(第1日 3月 6日)




平成24年第1回定例会(第1日 3月 6日)





 
平成24年第1回洲本市議会会議録(定例会)





                       平成24年3月6日(火)(第1日)


                       開会 午前10時00分





1 議事日程


  第1 会議録署名議員の指名


  第2 会期の決定


  第3 報告第 1号 専決処分の報告について


  第4 議案第 1号 平成24年度洲本市一般会計予算


     議案第 2号 平成24年度洲本市国民健康保険特別会計予算


     議案第 3号 平成24年度洲本市由良財産区特別会計予算


     議案第 4号 平成24年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


     議案第 5号 平成24年度洲本市堺財産区特別会計予算


     議案第 6号 平成24年度洲本市土地取得造成特別会計予算


     議案第 7号 平成24年度洲本市下水道事業特別会計予算


     議案第 8号 平成24年度洲本市CATV事業特別会計予算


     議案第 9号 平成24年度洲本市介護保険特別会計予算


     議案第10号 平成24年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


     議案第11号 洲本市海水浴場の設置及び管理に関する条例制定について


     議案第12号 洲本市組織条例の一部を改正する条例制定について


     議案第13号 洲本市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部


            を改正する条例制定について


     議案第14号 洲本市職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制


            定について


     議案第15号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定


            について


     議案第16号 外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定に


            ついて


     議案第17号 洲本市ストックヤードの設置及び管理に関する条例制定につい


            て


     議案第18号 洲本市介護保険条例の一部を改正する条例制定について


     議案第19号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制


            定について


     議案第20号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について


     議案第21号 洲本市五色健康福祉総合センターの設置及び管理に関する条例


            の一部を改正する条例制定について


     議案第22号 洲本市墓地等の経営の許可等に関する条例制定について


     議案第23号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条


            例制定について


     議案第24号 洲本市都市公園条例の一部を改正する条例制定について


     議案第25号 洲本市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


            例制定について


     議案第26号 洲本市公共下水道事業区域外流入分担金条例の一部を改正する


            条例制定について


     議案第27号 洲本市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


            例制定について


     議案第28号 洲本市図書館協議会条例の一部を改正する条例制定について


     議案第29号 五色台運動公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する


            条例制定について


     議案第30号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について


     議案第31号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更について


  第5 議案第32号 洲本市防災会議条例の一部を改正する条例制定について


     議案第33号 洲本市税条例の一部を改正する条例制定について


     議案第34号 五色町地域おこし支援基金条例を廃止する条例制定について


     議案第35号 すもとっ子の夢と希望を応援する基金条例制定について


     議案第36号 洲本市・南あわじ市衛生事務組合規約の変更について


     議案第37号 市道路線の認定について


     議案第38号 市道路線の認定について


     議案第39号 市道路線の認定について


  第6 議案第40号 洲本市教育委員会委員任命について


  第7 議案第41号 洲本市固定資産評価審査委員会委員選任について





2 本日の会議に付した事件


  日程第1 会議録署名議員の指名


  日程第2 会期の決定


  日程第3 報告第 1号 専決処分の報告について


  日程第4 議案第 1号 平成24年度洲本市一般会計予算


       議案第 2号 平成24年度洲本市国民健康保険特別会計予算


       議案第 3号 平成24年度洲本市由良財産区特別会計予算


       議案第 4号 平成24年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


       議案第 5号 平成24年度洲本市堺財産区特別会計予算


       議案第 6号 平成24年度洲本市土地取得造成特別会計予算


       議案第 7号 平成24年度洲本市下水道事業特別会計予算


       議案第 8号 平成24年度洲本市CATV事業特別会計予算


       議案第 9号 平成24年度洲本市介護保険特別会計予算


       議案第10号 平成24年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


       議案第11号 洲本市海水浴場の設置及び管理に関する条例制定について


       議案第12号 洲本市組織条例の一部を改正する条例制定について


       議案第13号 洲本市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の


              一部を改正する条例制定について


       議案第14号 洲本市職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条


              例制定について


       議案第15号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


              制定について


       議案第16号 外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制


              定について


       議案第17号 洲本市ストックヤードの設置及び管理に関する条例制定に


              ついて


       議案第18号 洲本市介護保険条例の一部を改正する条例制定について


       議案第19号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条


              例制定について


       議案第20号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定につ


              いて


       議案第21号 洲本市五色健康福祉総合センターの設置及び管理に関する


              条例の一部を改正する条例制定について


       議案第22号 洲本市墓地等の経営の許可等に関する条例制定について


       議案第23号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正す


              る条例制定について


       議案第24号 洲本市都市公園条例の一部を改正する条例制定について


       議案第25号 洲本市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す


              る条例制定について


       議案第26号 洲本市公共下水道事業区域外流入分担金条例の一部を改正


              する条例制定について


       議案第27号 洲本市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正す


              る条例制定について


       議案第28号 洲本市図書館協議会条例の一部を改正する条例制定につい


              て


       議案第29号 五色台運動公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正


              する条例制定について


       議案第30号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について


       議案第31号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更について


  日程第5 議案第32号 洲本市防災会議条例の一部を改正する条例制定について


       議案第33号 洲本市税条例の一部を改正する条例制定について


       議案第34号 五色町地域おこし支援基金条例を廃止する条例制定につい


              て


       議案第35号 すもとっ子の夢と希望を応援する基金条例制定について


       議案第36号 洲本市・南あわじ市衛生事務組合規約の変更について


       議案第37号 市道路線の認定について


       議案第38号 市道路線の認定について


       議案第39号 市道路線の認定について





3 議事順序


  開  会 午前10時00分


  議長あいさつ


  市長あいさつ


  開会宣告


  開議宣告


  諸般の報告


  会議録署名議員の指名


  会期の決定


  報告第1号


  議案第1号ないし議案第31号


  休憩宣告 午前11時16分


  再開宣告 午前11時26分


  議案第32号ないし議案第39号


  延会宣告


  延  会 午前11時59分





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  奥 井 正 展          2番  山 ? 展 延


   3番  桐 山   繁          4番  山 木 佳 宏


   5番  戸 田 公 三          6番  福 本   巧


   7番  岡 本 治 樹          8番  廣 田 恵 三


   9番  岩 橋 久 義         10番  笹 田   守


  11番  地 村 耕一良         12番  小 松   茂


  13番  山 本 和 彦         14番  岡 崎   稔


  15番  片 岡   格         16番  小 坂 雅 計


  17番  木 下 義 壽         18番  先 田 正 一





5 会議に欠席した議員(0名)


  な  し





6 議事に関係した事務局職員(4名)


  議会事務局長       尾 上 憲 宏


  次長兼総務係長兼調査係長 森野邊 省 輔


  議事係長         石 田 武 史


  嘱託書記         光 宮 智 章





7 会議に出席した説明員(23名)


  市長           竹 内 通 弘


  副市長          濱 田 育 孝


  副市長          森 屋 康 弘


  教育長          河 上 和 慶


  理事           松 原 昭 雄


  企画情報部長       浜 辺   学


  企画情報部特命参事    岩 田   博


  総務部長         上 崎 勝 規


  市民生活部長       船 越 忠 之


  健康福祉部長       清 水 久 志


  農林水産部長       山 本 賀 一


  都市整備部長       山 下 恵 祐


  五色総合事務所長     倉 内 一 夫


  教育次長         中 川 勝 喜


  企画情報部次長      竹 内 友 宏


  総務部次長        赤 松 正 視


  健康福祉部次長      里 深   寛


  農林水産部次長      渡 邉 浩 史


  都市整備部次長      坂 林   孝


  総務課長         河 合 隆 弘


  財政課長         赤 松 和 彦


  環境整備課長       清 水 正 隆


  窓口サービス課長     後   泰 年








               開会 午前10時00分





                〜議長あいさつ〜





○(奥井正展議長)  開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 春の暖かさを感じて、土の中で冬ごもりをしていた虫が地上に出てくると言われる啓蟄の季節を迎えた本日、平成24年3月定例会が招集されましたところ、議員各位には御健勝にて御参集を賜り、開会の運びとなりましたことは、市政進展のため、まことに御同慶にたえません。


 さて、本定例会では、市長の施政方針、教育長の教育行政方針が示され、この方針に沿った平成24年度一般、特別会計の予算案を初め、条例の制定、一部改正案など、市民生活に重大な関連のある、かつ、その内容も多種多様にわたる議案が提案され審議されることになります。


 議案の内容につきましては、後刻市長から詳細にわたって説明されますが、議会といたしましては、市民の福祉増進の見地から十分な検討を加え、市民の要望する諸施策を市政運営に反映すべく、努力する所存であります。


 議員各位には、まだまだ寒さが残っている折から十分御自愛を賜りまして、市民の負託にこたえるべく真摯な審議・議論をもって、適切妥当な結論を賜りますようお願い申し上げますとともに、円滑な議事運営に格段の御協力をお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。


○(奥井正展議長)  市長よりごあいさつがありますので、伺うことといたします。


 竹内市長。





                〜市長あいさつ〜


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  開会に当たりまして、ごあいさつ申し上げます。


 本日、3月定例議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、公私御多用の中、定刻にお集まりいただき、ここに開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。


 3月の声を聞いてから厳しかった寒さも徐々に緩み、ようよう春の息吹を肌で感じることができるようになってまいりました。しかし、日本の国情はまだまだ冬の中にあります。超円高や欧州の金融不安、超高齢社会や人口減少、さらには原発問題など多くの困難に直面し、まさしく内憂外患の状況にあります。


 このようなときこそ、国、そして国民が一つにまとまって事に当たることが大事だと思いますが、政治に代表されるように、なかなかそれができていません。日本病と称されるゆえんかと存じます。


 我が洲本市においては、議会そして市民の皆さんと一つにまとまって、この難しい時代を乗り切っていきたい、このような思いを根底に置いて、私は平成24年度の施政方針を立てました。平成24年度施政方針につきましては、後ほど申し述べさせていただきたいと存じます。


 さて、今期定例会に提案申し上げ、御審議をいただきます案件は、平成24年度一般会計予算を初め、予算関係議案が10件、条例等の議案が29件、そして、人事案件が2件、専決処分に係る報告案件が1件の合わせて42件で、そのいずれもが重要な案件でございます。


 何とぞ慎重御審議の上、適切妥当な御決定をいただきますようお願い申し上げまして、開会に当たってのあいさつといたします。





                〜開 会 宣 告〜





○(奥井正展議長)  ただいまから、洲本市議会定例会を開会いたします。





                〜開 議 宣 告〜





○(奥井正展議長)  ただいまの出席議員は18名で、会議は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。





                 〜諸般の報告〜





○(奥井正展議長)  議事に先立ちまして、去る12月開会の定例会以後における閉会中の諸般の事項につきまして御報告をいたします。


 監査委員より、例月現金出納検査結果報告書並びに定期監査結果報告書の提出がありましたので、この写しをお手元に配付しておきました。


 また、その他の報告事項につきましては、お手元に配付のとおりでありますから、御了承のほどよろしくお願いいたします。


 日程に入る前に御報告いたします。


 本日の議案等は、去る28日にお手元に配付いたさせてありますが、本日の日程表等は先ほど配付いたしました。


 日程表等の配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(奥井正展議長)  配付漏れがなければ、これより日程に入ります。





            〜日程第1 会議録署名議員の指名〜





○(奥井正展議長)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、5番 戸田議員、14番 岡崎議員を指名いたします。





              〜日程第2 会期の決定〜





○(奥井正展議長)  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月30日までの25日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(奥井正展議長)  御異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から3月30日までの25日間と決定いたしました。





              〜日程第3 報告第1号〜





○(奥井正展議長)  次に、日程第3、報告第1号を議題といたします。


 理事者の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、報告第1号 専決処分の報告について、説明申し上げますので、1番表示の冊子をごらん願います。


 これら10件の専決処分につきましては、市長において専決処分することができるものとして、市議会の議決により特に指定されています事項の第1項、交通事故の損害賠償の額を定め、和解すること、第2項、法律上、市の義務に属する100万円未満の損害賠償の額を定め、和解すること、第4項、市営住宅の明渡し並びに滞納家賃及び損害賠償金の支払いについての訴えの提起に関すること及び第5項、市税以外の収入金について、支払督促の申立てに対する督促異議の申立てが訴えの提起とみなされるときの訴訟の提起及び和解に関することに該当するため、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分し、同条第2項の規定により報告申し上げるものでございます。


 1件目及び2件目の専決第13号及び専決第14号 訴訟の提起については、平成7年3月に貸し付けを行った災害援護資金に未償還金があるため、昨年11月、民事訴訟法第383条の規定に基づき、支払督促の申し立てをしたところ、相手方から督促異議の申し立てがあり、同法第395条の規定により、訴訟の提起があったものとみなされたことから、昨年12月22日付及び28日付で、それぞれ専決処分したものでございます。


 3件目の専決第1号 損害賠償額の決定及び和解については、昨年9月、市道三熊山周遊線において、相手方が売却用の乗用車を荷台に載せてトラックで走行していたところ、木の枝が道路中央付近まで張り出していたため、当該乗用車に接触し、損害を与えた物損事故について、本年1月10日付で、損害賠償の額を30万4,500円と定め、和解したものでございます。


 4件目の専決第2号 損害賠償額の決定及び和解については、昨年9月、洲本市金屋の市道金屋縦線において、大野分団の消防自動車が台風15号の警戒のため走行していたところ、対向の車両と接触し、損害を与えた物損事故について、本年1月11日付で、損害賠償の額を19万1,100円と定め、和解したものでございます。


 5件目の専決第3号 損害賠償額の決定及び和解については、昨年9月、市道青葉台1号線において、下水道マンホールのふたが台風15号の雨水の水圧により不安定な状態であったため、相手方の運転する車両が当該ふたの上に乗った際、ふたがはね上がり、車両の底部に接触し、損害を与えた物損事故について、本年1月19日付で、損害賠償の額を9万3,000円と定め、和解したものでございます。


 6件目の専決第4号 損害賠償額の決定及び和解については、昨年12月、洲本市本町五丁目において、公用車で直進していたところ、左側の確認を怠ったことにより、相手方の店舗の日よけに公用車の左側面が接触し、損害を与えた物損事故について、本年1月24日付で、損害賠償の額を13万2,300円と定め、和解したものでございます。


 7件目及び9件目の専決第5号及び専決第7号 災害援護資金貸付金返還訴訟の和解については、先ほど1件目及び2件目に説明申し上げました、専決第13号及び専決第14号で専決処分の上、洲本簡易裁判所及び神戸地方裁判所洲本支部に係属していた災害援護資金貸付金返還訴訟について、和解条項を定め、和解することにつき、本年1月24日付及び2月16日付で、それぞれ専決処分したものでございます。


 8件目の専決第6号 損害賠償額の決定及び和解については、本年1月、洲本市五色町都志の防災センター都志会館の敷地内に設置しているホース乾燥塔に干してあった消防ホースが強風にあおられ、相手方の倉庫のスレート屋根にホースの金具部分が接触したことにより、屋根数カ所を破損し、損害を与えた物損事故について、本年2月15日付で、損害賠償の額を50万8,441円と定め、和解したものでございます。


 10件目ないし12件目の専決第8号 訴訟の提起については、市営住宅の明け渡し請求に応じない者3名に対して、建物の明け渡し並びに滞納賃料及び損害賠償金の支払いを求めるため、建物明け渡し等請求訴訟を提起することについて、本年2月24日付で、専決処分したものでございます。


 以上で、報告第1号の説明を終わります。


○(奥井正展議長)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(奥井正展議長)  別に御質疑がなければ、報告第1号については報告を終わります。





          〜日程第4 議案第1号ないし議案第31号〜





○(奥井正展議長)  次に、日程第4、議案第1号ないし議案第31号の31件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、直ちに市長から平成24年度施政方針並びに説明を求めます。


 竹内市長。


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  ただいまより、平成24年度の施政方針を述べさせていただきたいと思います。


 平成24年度予算及び関連諸議案の審議をお願いするに際しまして、ここに市政運営に臨む私の所信を明らかにし、議員及び市民のみなさまのご理解とご賛同をいただきたく存じます。


 平成23年3月11日に発生しました東日本大震災で、人、車、建物、大地が次々と大津波に飲み込まれていく様子は、私たちがかつて経験したことのないほどの衝撃を与えました。


 そして、大震災以降の日本を見渡してみますと、その衝撃はあまりにも大きく、今もなお厳しい状況が続いています。大震災からの復旧・復興、恒常的とも言える円高の影響、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題、社会保障と税の一体改革の行方、国と地方を合わせて900兆円を超える長期債務残高など、課題は山積しています。


 地方では、人口の減少と少子高齢化の進展が著しく、また、地元企業の規模縮小、倒産、撤退、海外移転など、社会経済構造の抜本的な転換が進んでいます。


 私は昨年の施政方針において、閉塞感に満ちた現下にあって、大切なことは、日本人が営々として築き上げてきた、連携し支え合う気持ちであるとし、「つながり」の重要性を強く述べました。


 今、大震災を機に、相手のことを心から思いやるやさしさ、親しみを表す「絆」という言葉が注目されています。


 私自身、「つながり」を大切にしたまちづくりを迷いなく進めていくことに意を強くしているところです。


 そのような想いから、一日も早い被災地の復旧・復興を願い、宮城県の南三陸町を中心に、延べ74名の市職員を派遣しました。阪神・淡路大震災を経験した地域として、私自身、何かのお役に立ちたいという強い想いと、洲本市民のみなさまから寄せられた暖かな想いをお届けするということから、南三陸町などを訪れました。避難所では、被災された多くの方々からさまざまな話しを伺いました。その中で、あれほど大変な目に遭いながら、生まれ育ったまちに強い愛着と気高い誇りを失っていない方がたくさんいらしたことに深い感銘を受けました。


 そして、今回の大震災を通じて、大規模災害への備えや環境・エネルギーに対する意識の転換などが今後のまちづくりに重要であると再認識させられました。


 新しい年を迎えて早々に、洲本市へうれしい一報が届きました。来る3月21日に開幕する第84回選抜高校野球大会に兵庫県初の21世紀枠として洲本高等学校が出場することになりました。野球の戦績に加え、被災地への救援物資輸送のボランティア活動などが評価されたと聞いています。地元を含め、淡路島に元気と誇りをもたらす快挙であり、全国の高校球児憧れの大舞台での活躍が大いに期待されるところです。


 平成24年度当初予算は、私の信条でもある「つながり」を根底におきながら、子どもからお年寄りまですべての市民がこのまちに住んで良かったと思っていただけるようにとの想いで編成しました。


 まずは、今回の大震災の教訓を踏まえ、2つのことに腰を据え取り組んでまいります。


 ひとつは、「災害に強いまちづくり」です。


 30年以内に60%から70%の確率で発生が予測されている東南海・南海地震とその津波対策につきましては、国の中央防災会議で議論されていると聞いています。これらの国・県の動向に注視するとともに、「人に学ぶ」「地域に学ぶ」「歴史に学ぶ」を基本方針に、洲本市の地域防災計画を見直してまいります。


 また、地域自らが主体的に取り組む「防災ワークショップ」や避難訓練を通して、誰もが防災に対する重要性を認識するとともに、地域のつながりをより強めることで、被害を最小限に抑える減災対策を実施します。


 現在地での建設を計画している新庁舎についても、市民のみなさまが参加する会議を通して、たくさんのご意見やご提案をいただいているところですが、それに加えて、今回の大震災の教訓を活かしながら、基本プランの策定に向けた作業を進めてまいります。


 また、昨年の台風12号、15号などにより被災した道路や河川、農地、ため池などにつきましても、全力を挙げ、速やかな復旧事業を推進します。


 もうひとつは、「環境・エネルギーに配慮した新たな取り組み」です。


 「あわじ環境未来島特区」は、昨年12月に国の指定を受けたところですが、兵庫県と淡路島内の3市が連携して、エネルギーと食料の自給率向上、少子高齢化への対応、豊かさの実現など、現在の日本が抱えているさまざまな課題を解決する先導モデルになることが期待されています。


 特に「エネルギーの持続」「農と食の持続」「暮らしの持続」を3本柱とし、地域の特色を生かしながら、「生命(いのち)つながる持続する環境の島」をめざしており、今後は本特区構想を基本とした新たな取り組みを進めてまいります。


 そして、洲本市の魅力と地力を増し、地域の活性化へつなげていく上で、この構想の果たす役割は大きいものと受け止めており、関係する各種の取り組みを進めるとともに、民間企業の事業展開にも積極的に対応してまいります。


 次に、今年度実施を予定している主要な事業につきまして、「洲本市総合基本計画」に掲げるまちづくりの6つの基本目標に沿って、順次、ご説明いたします。


 まずは、「創意に満ちた活力ある交流・産業のまちづくり」です。


 その1つ目は、観光の振興です。


 洲本市は、三熊山をはじめ、大浜公園、多彩な海水浴場、そして温泉など、多くの観光資源に恵まれています。これらを保存・活用し、その魅力をさらに高め、観光交流人口の増加を図ることがますます大切であると考えています。


 大浜公園では、トイレ、シャワー、更衣室などの利便施設に加え、駐車場、園路などの整備を行うとともに、都志地区において、今夏に新しく海水浴場を開設します。


 また、老朽化している洲本温泉源泉施設の再生にも取り組んでまいります。


 その2つ目は、農林業の振興です。


 第1次産業は、地域の礎であり、古(いにしえ)から連綿と続いてきた営みは、現在に至っても私たちの生活を支えています。これを持続し、より拡大していくためには、加工などの第2次産業、観光・サービスなどの第3次産業と組み合わせて、経営の向上・拡大をめざす「第6次産業化」への取り組みが必要です。


 そのため、「旬活(しゅんかつ)」プロジェクトとして、旬の食材を使ったレシピの作成や交流会の開催などを行うとともに、旬の食材を活用した「旬活」コンテストを開催します。


 また、市内産食材を活用し、生産者とレストランを結ぶ「お見合い会」や販売ツールを活用した講習会の実施など、新たな「つながり」の創出にも取り組んでまいります。


 次に、「元気な農業」の創造に向け、地域の中心となる経営体への農地集積を図るため、地域農業マスタープランを作成し、農地集積への協力者や新規就農者に対して、農地集積協力金などの交付による支援を行ってまいります。


 また、共同で機械を導入する農業グループに対する支援や農業環境の改善に向けた取り組みとして、引き続き、農道舗装工事を行ってまいります。


 さらに、これまで総合的に講じてきた「畜産力(うしぢから)誘発推進事業」では、新たに「優良雌牛自家保留資金貸付事業」を行い、和牛繁殖経営の体力強化を推進します。


 その3つ目は、水産業の振興です。


 水産資源の減少、消費者の魚離れ、不安定な漁業経営など、多くの課題を抱えている水産業にあっては、その経営基盤の強化を図るため、洲本地域の5漁業協同組合の合併に向けた取り組みを支援してまいります。


 また、引き続き「水産力(うみぢから)推進事業」による大型種苗の放流を行うとともに、築磯設置や水産物供給施設の整備を行い、漁獲高の増加、物流機能の強化を図ります。


 その4つ目は、商工業の振興です。


 昨年度創設した新しい企業誘致条例に基づき、これまで3件の事業所の指定を行いました。引き続き、新規指定事業所の確保に取り組むとともに、先行取得した土地の条件整備を進め、雇用の創出と地域活性化に努めてまいります。


 また、産業の振興と活力ある商店街づくりのため、「元気な商店街づくり事業」や商工会議所、商工会への助成などを通して、市内事業者に対する支援を行ってまいります。


 さらに、急激な経済情勢の変動により、離職を余儀なくされた非正規労働者及び中高年齢者などに対しては、緊急雇用対策として、国の交付金を活用しながら、就業の機会を創出・提供してまいります。


 加えて、中心市街地活性化のため、現在、十分に活用されていない洲本アルチザンスクエアの利用促進に併せて、ものづくりとその発表の場として設置した市民工房についても、今後のあり方を検討してまいります。


 続いて、「安全で快適な生活のまちづくり」です。


 その1つ目は、調和のとれた土地利用の促進です。


 洲本市国土利用計画及び都市計画マスタープランを基本に、古茂江港の臨港地区の指定など、都市計画の決定・見直しなどに柔軟に対応しつつ、新しい時代を見据えたまちづくりに取り組んでまいります。


 また、県立淡路病院の移転に合わせ、そのアクセス道路として、市道塩屋2号線の延伸と院外薬局などの利便施設の整備に着手します。


 その2つ目は、道路・交通網の整備です。


 地域の経済活動や多様な市民活動を支える社会基盤の整備については、国道28号洲本バイパス、洲本五色線をはじめとする県道の整備促進に努めるとともに、市道については、宇原千草線(外環状線)などの道路改良を継続して実施するほか、新たに中邑アミダ線を含む4路線に着手します。


 また、中心市街地と神戸淡路鳴門自動車道との最短の結節点となる中川原スマートインターチェンジの実現に向け、需要予測調査などの取り組みを推進します。


 加えて、中心市街地と上灘地区間を結ぶ洲本市初のコミュニティバスを運行するとともに、交通弱者などの移動を支援するため、利用者の利便に応じて運行するデマンド交通試験運行を実施します。


 その3つ目は、住宅・宅地の整備です。


 昨年度創設した「風情ある住まいづくり支援事業」については、新たに駐車場などの緑化を対象に加え、洲本らしい景観・住宅づくりを進めます。また、引き続き、住宅等の耐震診断に要する費用を助成するほか、公営住宅の適正な維持管理に努めます。


 その4つ目は、地域情報化の推進です。


 地上デジタルテレビ放送対応とともに拡充した光ケーブル網を活用して、CATVインターネットサービスの通信速度を大幅に高速化し、市内全域の情報通信環境を底上げします。


 その5つ目は、消防・防災対策の推進です。


 消防団の活動環境の充実を図るため、活動用被服の新規装備や安乎分団詰所の施設改修を行います。また、消防団配備の消防自動車の集約化を進めつつ、更新を行ってまいります。


 さらに、現行の「地域防災計画」の見直しを進めるとともに、大地震への備えとして、避難路整備、避難所用備蓄物資・備品の配備などを行うほか、防災意識の高揚を図るため、「学ぼう災教育」を展開します。


 その6つ目は、公共下水道事業の推進です。


 県病の開設などに伴う流入量の増加と処理場の老朽化に対応するため、洲本環境センターすいせん苑の増設工事に着手するとともに、小路谷古茂江地区での汚水管渠やポンプ場の整備を進めます。


 その7つ目は、交通安全・防犯対策の推進です。


 市民の交通安全意識の高揚を図るため、交通安全指導・教育を実施するとともに、交通事故のない社会づくりに努めてまいります。


 また、警察など関係機関・団体と連携し、防犯意識の啓発や各種の防犯・地域安全活動の促進に努めます。


 その8つ目は、消費者保護の充実です。


 市民の消費生活に関する安全・安心を確保するため、消費者生活出前講座の開催、相談員の養成など、相談体制の拡充に努めます。


 続いて、「ともにつくる参画と協働のまちづくり」です。


 その1つ目は、市民参画と協働の推進です。


 地域住民が主体となったまちづくりの一環として、市内2地区で「まちづくり講座」を開催し、まちづくりを先導する地域リーダーの養成に努めます。


 その2つ目は、コミュニティ活動の促進です。


 市民・事業者・各種団体の自主的な活動をさらに広げるため、「元気のもと基金助成事業」を引き続き実施します。


 また、由良生石研究村や景観サポーター、みけつの里川づくり協議会など、景観や自然環境に配慮する自主的な活動に対して、引き続き支援してまいります。


 その3つ目は、国内外との地域間交流の促進です。


 国際交流の一環として、ロシア・クロンシュタット区との姉妹都市10周年を記念し、日露青年交流センターとの共催で青年訪問団を派遣するとともに、洲本市国際交流協会と連携して姉妹都市の米国ヴァンワート市へ高校生を派遣します。


 また、都市部などからの移住・定住を図るため、地域おこし協力隊や空き家バンクなど、田舎暮らしを希望する人を受け入れる体制づくりを推進します。


 さらに、洲本市の魅力に内外の多くの人に触れていただくため、昨年度に引き続き、「すもとマラソン」を開催します。


 その4つ目は、人権尊重社会の形成です。


 日常的な人権課題の解決に向けた意欲と態度を育成するため、人権啓発用資料を作成するとともに、市民人権研修会の開催、地域に学ぶ体験学習などを引き続き実施します。


 その5つ目は、男女共同参画社会の形成です。


 男女がお互いの人権を尊重し合い、ともに社会のさまざまな分野における活動に参画できるように、広報・啓発活動や生涯学習などを通して、男女共同参画プランの推進に努めます。


 その6つ目は、時代に対応した行政運営の推進です。


 地域のニーズを的確にとらえた行政運営を推進するため、職員の資質向上を図るとともに、行政運営の効率化をめざします。


 また、「洲本市総合基本計画」について、これまでの検証を行うとともに、次の5年間の方向性を示すため、「洲本市総合基本計画(後期)」を策定します。


 次に「豊かな自然と共生するまちづくり」です。


 その1つ目は、環境保全の推進と生活環境の充実です。


 生活排水による公共用水域の水質汚濁防止と快適な住環境を整備するため、合併処理浄化槽の設置を促進します。


 その2つ目は、資源循環型社会の形成です。


 「住宅用太陽光発電システム設置費助成事業」や「みどりのカーテン普及事業」を引き続き推進し、環境への負荷が少ない循環型社会を構築してまいります。


 また、洲本市・南あわじ市衛生事務組合が管理するゴミ焼却施設「やまなみ苑」につきましては、平成26年4月からの洲本市と南あわじ市全域の可燃ゴミ処理に向けて、基幹整備工事に着手します。


 その3つ目は、公園・緑地・水辺の整備です。


 公園・緑地・水辺は、誰もが憩いの場として、安らげる場所です。そのため、高田屋嘉兵衛公園や大浜公園をはじめ、公園・広場の維持管理を引き続き行ってまいります。


 その4つ目は、ため池・里山の保全です。


 老朽化したため池は、防災・減災対策として、県とも協議しながら計画的に整備を推進します。また、森林の持つ防災や環境保全などの機能を高めるため、どんぐりなどの苗木を植栽し、豊かな森づくりに引き続き取り組んでまいります。


 また、近年、野生鳥獣による農作物被害が拡大しており、深刻な状況が続いています。そのため、これまでも鳥獣害対策に相当の力を注いでまいりましたが、より一層の成果を期待して、「鳥獣害総合対策事業」の事業メニューの拡充を図ります。


 続いて、「こころ豊かな人を育む教育・文化のまちづくり」です。


 その1つ目は、学校教育の充実です。


 学校教育では、魅力ある学校づくりを推進するため、「かがやきプロジェクト」を新たに幼稚園でも実施するとともに、内容面でもさらなる充実を図ります。


 また、昨年開催しました「すもと子ども議会」での子ども議員の提案を受け、小学校図書室における図書購入費を1.5倍に拡充します。


 学校給食については、旧中川原中学校跡地において、洲本地域の小中学校を対象とする給食センターの建設に着手し、平成25年9月からの供用開始をめざします。


 その2つ目は、青少年の健全育成です。


 「すもとっ子の夢と希望を応援する基金」を創設し、日本のトップアスリートが組織する「アスリートネットワーク」との連携のもと、オリンピックなどで活躍したトップアスリートを講師とするスポーツ教室や指導者講習会などを開催します。


 その3つ目は、地域文化の振興です。


 淡路文化史料館では、開館30周年記念事業として、日頃見ることのできない芸術作品の特別展を開催します。


 また、洲本市文化体育館において、コンサート、スポーツ教室、映画上映会、演劇などに加え、市民参加型の自主事業なども実施します。


 その4つ目は、生涯学習・生涯スポーツの振興です。


 新たな取り組みとして、「壮年期を心豊かに生きる機会創造事業(親父プロジェクト)」を実施します。これは、壮年期男性が仲間と新しい目標を設定・行動する社会教育・生涯学習参加促進プログラムです。


 また、市民のみなさまが生涯を通してスポーツに親しむ場づくりとして、老朽化している五色中学校屋外運動場の夜間照明をLED電球に替えるとともに、市民交流センターのプールを改修し、利用促進を図ります。


 最後に「健やかで生き生きと暮らせるまちづくり」です。


 その1つ目は、子育て支援の充実です。


 女性の社会進出が増えることにより、子育てをめぐる多種多様な取り組みが求められています。


 そのため、まずは、すべての放課後児童クラブの開設時間を延長し、運営時間の拡充に取り組んでまいります。


 さらに、こども医療費助成を拡充することで、入院医療費については、小学4年生から中学3年生を対象に医療保険における自己負担額の3分の2を、また、新たに先進的な取り組みとして、高校生を対象に医療保険における自己負担額の3分の1を市単独で助成します。


 加えて、ヒブ(Hib)ワクチンなどの接種の全額公費負担や新生児おむつ用ゴミ袋の支給なども引き続き実施します。


 その2つ目は、高齢者施策の充実です。


 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、保健、医療、介護、福祉の関係者が連携してさまざまな支援サービスを提供する地域包括ケアシステムの構築が求められています。このため、介護予防事業や配食サービスなどの「地域支援事業」を継続して実施します。


 また、昨年度より本格的に開始した「いきいき百歳体操」は、市民からも好評を得ており、さらなる地域への展開を図ります。


 その3つ目は、障害者施策の充実です。


 障害者施設での生活から地域での生活への移行を促進するため、グループホームなどの新規開設やバリアフリー化、緊急通報システムの充実に要する経費を補助します。


 また、障害福祉サービスの給付をはじめ、心身障害者・高齢心身障害者に対する医療費助成なども引き続き実施します。


 その4つ目は、地域福祉の充実です。


 高齢者・障害者をはじめとする要援護者の支援については、今回の大震災を教訓に津波などの災害発生に備えて、民生委員・児童委員協議会が取り組んでいる「災害時一人も見逃さない運動」に対して、引き続き支援してまいります。


 また、市町ボランタリー活動支援や民生委員・児童委員協議会活動の支援なども継続して実施します。


 その5つ目は、健康づくり・医療体制の推進です。


 今年度は、平成20年度に策定した「健康すもと21」の改定年度であり、新たに第2次「健康すもと21」の策定に取り組んでまいります。


 また、生活習慣病の予防や病気の早期発見、早期治療による健康づくりを行うため、特定健診・特定保健指導を拡充し、新たに40歳から74歳の国民健康保険被保険者を対象に特定健診・特定保健指導に係る受診費用を無料化するとともに、75歳以上を対象に後期高齢者特定健診に係る受診費用を無料化します。


 さらに、引き続き、「洲本市がん検診事業」を実施するとともに、今年度は新たに肝炎ウイルス検診の受診機会の拡充と一定年齢の方には無料検診を行います。妊婦に必要な健診費用については、その全額を補助します。


 直営診療所については、五色地域における地域住民の医療体制を維持するため、経営の効率化を図りながら、改善に取り組んでまいります。


 また、4月からは、これまで県立淡路病院で行っていた日曜・祝日小児救急外来診療を洲本市応急診療所で島内3市が連携して行います。


 さて、ここまでたくさんの施策についてご説明申し上げました。私自身、まちづくりの主役は市民のみなさまであり、行政はみなさまのさまざまな想いを受けて、その環境を整えたり、機会を作っていく名脇役でありたいと常々思っているところであります。


 市民のみなさまが「洲本」に愛着と誇りを持ち、創意工夫の上、自らの手でまちづくりを行っていこうとされることが何よりも大切なことであり、それが「活力あるまち」につながっていくと確信しています。私は、こうした気持ちを市民のみなさまと共有し、一丸となって、「つながりを基本に据えたまちづくり」を進めてまいりたいと考えています。


 これまで申し上げました方針に基づき編成しました平成24年度当初予算は、一般会計246億7,900万円、特別会計146億9,485万8,000円、合計393億7,385万8,000円となっています。


 以上、平成24年度の予算の提案にあたり、私の市政に対する基本的な考え方と主要な施策をお示ししました。


 議員各位におかれましては、格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。


 以上で、平成24年度の施政方針とさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。


○(奥井正展議長)  市長の施政方針並びに説明は終わりました。


 引き続いて、教育長の教育行政方針並びに説明を求めます。


 河上教育長。


               (河上和慶教育長登壇)


○(河上和慶教育長)  それでは、私のほうから平成24年度教育行政方針を申し上げます。


 まず、大きな柱の1つ目は、基本方針であります。


 これまで、順調に成長を遂げてきた経済が陰りを見せ始め、政治も不安定で国民の期待に応えているとは言いがたい時代に入っています。わが国の社会全体が混迷の時代を迎えたといえます。このような社会の急激な変動期にあっては、社会の持つ教育機能が大きく期待されるとともにその役割は大なるものがあります。それは、いずれの時代にあっても社会基盤を支えるのは人であり、その人づくりを担うのは教育であります。さらに、教育は個人の要望と社会の要請に応えなくてはなりません。そこで、時代を切り拓き、困難を乗り越え力強く生き抜く力を培う人づくりを基本方針として、「生涯を通して、自己を磨き続ける人」、「人と自然、人と社会のつながりを大切にする人」、「自然災害がもたらす困難を生き抜く力を持つ人」の育成をめざしてまいります。


 そのために、洲本市総合基本計画に示された基本目標であります「笑顔あふれる生活交流拠点・洲本」の下、教育推進の理念として、「こころ豊かな人を育む教育・文化のまちづくり」を掲げ、教育の振興に取り組んでまいります。


 次に、大きな柱の2つ目は、基本目標ですが、教育改革の理念が示され、学習指導要領が改訂された今、本市教育委員会では、次代を担う人材を育成し、誰もが共に学ぶことのできる、洲本市らしい文化の創造に向けた「こころ豊かな人を育む教育・文化のまちづくり」を基本目標とし、その実現に向け、学校教育の充実、生涯学習の振興、青少年の健全育成、地域文化の振興、生涯スポーツの振興を柱とした取り組みを進めてまいります。


 学校教育においては、児童生徒が夢と希望を持ち、主体的に未来を切り拓くことができるように、児童生徒や地域社会の実態に即した教育課程を編成し、学校・家庭・地域社会の緊密な連携と協働のもと、「確かな学力」、「豊かな心」「健やかな体」の調和を基盤とした「生きる力」の育成をめざした教育を推進してまいります。


 なかでも昨年新たに創設し、小中学校で展開してきました「かがやきプロジェクト」を幼稚園にも拡充し、「明日を担う、こころ豊かでたくましい人材の育成」に取り組んでまいります。


 社会教育においては、学習者が自ら学ぶことができる生涯学習拠点を整備充実させるとともに、学びと実践が一体化した生涯学習を推進してまいります。


 また、心身の健康と交流をめざした生涯スポーツの振興や子どもたちの夢や希望を大きく膨らませることをめざした「アスリートネットワークプロジェクト」に継続して取り組んでまいります。


 大きな柱の3つ目は、基本政策です。


 まず、その1つ、学校教育についてです。


 1番目は、生きる力を育み、地域社会とともに歩む学校づくりの推進です。


 子どもたちにこころ豊かでたくましく生きる力を育むため、学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割を果たしながら、連携・協力して魅力ある学校づくりを進めることが求められています。


 そのため、園児・児童生徒が輝き、園・学校が輝く「かがやきプロジェクト」により、各園・学校が推進する特色ある教育活動の展開を支援いたします。加えて、「ふるさと学習」や「社会人活用事業」も引き続き推進し、園・学校教育に地域の人材を積極的に活用することを推奨いたします。このことによって、地域社会と学校の交流が一層深まるとともに、ひいては地域文化の伝承にもつながるものと確信いたします。


 また、オープンスクールの継続実施と学校評議員制度の活用や学校評価システムの充実を図ってまいります。


 防災教育については、学校と地域が連携した防災訓練を積極的に取り入れ、緊急時にも「迅速かつ的確」に対応できる実践的態度や能力の育成に努めてまいります。


 さらに、安全対策については、青色パトロールカーによる巡回や洲本あんしんネットの活用とともに、家庭やこどもを守る110番の家ならびに協力店をはじめ、地域見守り隊や防犯グループとの連携をより緊密にして、子どもたちの安全確保に努めてまいります。


 2番目は、知識基盤社会に対する「確かな学力」の確立です。


 学習指導要領の本格実施をふまえ、児童生徒や学校、地域社会の実態、児童生徒の発達段階に応じた適切な教育課程を編成し、基礎的・基本的な知識・技能の習得と、思考力、判断力、表現力を養い、そして、主体的に学習に取り組む態度を育成してまいります。


 さらに、個に応じたきめ細やかな指導で学力を育むため、少人数授業や小学校高学年の「兵庫型教科担任制」などの新学習システムの推進や、主体的に学ぶ態度や学習習慣の確立をめざし、学習タイム、家庭学習の充実を図ります。


 また情報を主体的に収集、選択、処理し、発信する能力、情報モラルなどの情報活用能力の育成に努めてまいります。そして、デジタル教材や電子黒板等、ICT機器を積極的に活用し、指導方法の工夫・改善に取り組んでまいります。


 3番目は、自尊心や自律性など道徳性をはじめとした「豊かな心」の育成です。


 人間尊重の精神や生命に対する畏敬の念を培い、豊かな心を持ち、未来に向けて主体的に人生や社会を切り拓く人づくりの基盤としての道徳性を養ってまいります。


 また、先人の生き方や自然、伝統や文化などを題材にした兵庫版道徳教育副読本を有効に活用し、道徳的価値及びそれに基づいた人間としての在り方、生き方についての自覚を深め、道徳的実践力を育成してまいります。


 そして、震災の教訓を生かし、命の大切さを実感させ、思いやりに満ちた人間関係が築けるようにすることと、兵庫型「体験教育」の環境体験事業、自然学校、わくわくオーケストラ教室、トライやる・ウィークなどを通して自立心や自律心、ルールやきまりを主体的に遵守する心や態度を育ててまいります。


 4番目は、共に生きる社会をめざす特別支援教育・福祉教育への取組です。


 特別な支援を必要とする児童生徒のライフスタイルを見通し、それぞれが持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、一人一人の教育的ニーズを把握し、社会の一員として可能な限り主体的に生活を営むことができる力を育成してまいります。


 そのため、特別支援教育の体制整備を図るとともに、特別支援教育コーディネーターやスクールアシスタント、学校教育指導補助員の配置を充実いたします。


 また、健康福祉部と連携し、障害の早期発見、早期対応に取り組み、より適切な就学指導の実現に取り組んでまいります。


 あわせて、人権教育の観点から障害のない児童生徒との交流及び共同学習や地域の人々との交流を推進するとともに、特別支援教育の理解・啓発を図ってまいります。


 さらに、健康福祉社会の実現に向けて、体験活動などを通して高齢者や障害のある人などへの理解を深め、命の大切さや思いやりの心等、福祉に対する心情を育み、日常的に福祉活動に取り組んでいく意欲や態度を育ててまいります。


 そして、これまでの地震、台風などの自然災害から得た教訓やボランティア活動を通しての体験についても風化させることなく、思いやりの心や、共に生きる心の醸成に努めてまいります。


 5番目は、多文化を理解し、相互尊重する態度を育む国際理解教育の充実です。


 グローバル化の進展をふまえ、多様な文化を持つ人々と豊かに共生する資質と行動力を育成し、また、児童生徒が国際社会の一員としての自覚を持ち、自国の伝統や文化を尊重するとともに、他の国や地域の異なる文化に敬意をはらい、言語を用いて自らの考えや意見を伝える等、国際社会に貢献する態度や能力の育成が重要となっています。


 このため、中学校でのALT(外国人英語指導助手)による英語指導を引き続き実施するとともに、小学校では英語指導員及びALTを活用して、外国語活動などにおいて、英語に触れる機会の拡大を図り、実践的コミュニケーション能力の素地の育成及び国際理解に向けた取り組みを行ってまいります。


 6番目は、運動や食育、健康教育を通じた「健やかな体」の育成です。


 さまざまな運動の特性や魅力に触れることで、体育・スポーツ活動の楽しさや喜びを味わわせます。こうした活動を通して、豊かなスポーツライフを継続する資質や能力の育成と、体力・運動能力の向上を図ってまいります。


 そして、児童生徒が抱える心身の健康課題に適切に対応し、生涯を通じて健康で安全な生活を送るための基礎を培い、また、「食」が心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼすことを認識し、家庭や地域社会と連携して食育の推進に取り組みます。特に、本年度から新たに幼稚園・小中学校において、豊かな地域の食材や食に対する理解・認識を深め、さらなる食育の推進を図るため「食育活動推進事業」に取り組んでまいります。


 7番目は、児童生徒理解に基づく生徒指導の充実です。


 一人一人の児童生徒の内面的理解に基づく指導の大切さを認識し、人間的なふれあいを通して心のきずなを深め、児童生徒の社会性を培い、自主性や自律性、主体性の育成に努めてまいります。


 そのため、小学校と中学校及び就学前教育関係機関との連携を密にし、保護者や関係諸機関との情報共有、行動連携を図りながら、問題行動の未然防止、早期発見、早期解決に努めてまいります。


 さらに、スクールライフコーディネーターの活用により、生徒指導の行動連携をより円滑に推進するとともに、児童生徒・学校・保護者への指導や支援に努めてまいります。


 いじめ、不登校や心のケアについては、全中学校及び小学校拠点校にスクールカウンセラーを配置するとともに、青少年センターの適応教室の対象を小学校に拡充し、その取り組みの充実に努めてまいります。


 8番目は、自己実現をめざした進路指導の充実です。


 教育活動全体を通して、児童生徒に夢や希望を持たせ、将来の目標の達成に必要な知識や技能を身につけさせ、自らの意思と責任で主体的に進路を選択し決定できる能力や態度の育成に努めてまいります。


 また、それぞれの個性や能力等、本人の特性や将来の進路希望などをふまえながら保護者との連携のもと、個に応じた進路指導体制の充実を図ってまいります。


 9番目は、教職員としての資質と実践的指導力の向上です。


 教職員としての使命感と高い倫理観を保持するとともに、豊かな心と人間性の涵養に努め、専門的知識・技能の習得と実践的指導力の向上をめざして、研究と修養に努め、社会の変化に的確に対応した教育観を培うよう環境づくりに努めてまいります。


 そのため、「洲本市教育セミナー」の開催と、新たに教職員研修コーディネーターを配置し、教職員研修講座を開設するとともに、県立教育研修所などの活用を積極的に図ってまいります。さらに、「教育実務研修会」を開催し、管理職後継者の育成を図ってまいります。


 10番目は、幼児教育の充実です。


 幼稚園では、幼児一人一人が楽しく充実した生活を営む中で、興味や欲求に基づいた直接的・具体的な体験を通して「生きる力」の基礎を養成しつつ、豊かな心情や物事に自ら取り組もうとする意欲や健全な生活を営むために必要な態度、基本的生活習慣などを育ててまいります。


 「かがやきプロジェクト」を導入することにより、地域の伝統文化体験学習を展開し、伝統文化の理解と、地域とのつながりや地域を愛する心の育成を図ります。


 また、花や野菜を育てたり、身近な自然に触れる活動を通して、自ら体験・発見し、環境や生命を大切に思う心を育む環境学習を進めてまいります。


 さらに、就学前教育と子育て環境の充実を図るため、引き続き、洲本幼稚園において3歳児特別保育を実施してまいります。


 11番目は、快適・安全な学校施設などの充実です。


 子どもたちが夢や希望を持って、安心して楽しい学校生活を送ることができるよう、施設の適切な維持・修繕対策を行い、安全で豊かな教育環境の整備に取り組んでまいります。


 施設の安全管理対策として由良小学校の校舎改築に着手するとともに、由良中学校の校舎及び洲本第一小学校の屋内運動場の大規模改造工事を実施いたします。


 大きな柱の2つ目、社会教育であります。


 まず、その1つ目は、生涯学習の振興です。


 予想を超えたスピードで変化し多様化する社会に対応するため、一人一人が生涯を通して学び続け、個人の自立とさまざまな人々との協働に向けた力を養い、その成果を社会貢献に活かしていくことが求められています。


 そのために、本市では市民ニーズを的確に捉えながら、公民館や図書館、史料館などの生涯学習の拠点施設を中心に市民の主体的な学習活動を支援してまいります。


 そして、今回新たに壮年期男性が仲間と新しい目標を設定・行動する社会教育・生涯学習参加促進プログラムとして「壮年期を心豊かに生きる機会創造事業(親父プロジェクト)」に取り組むこととします。


 また、各種事業を通じて地域社会と世代を超えた交流を、より一層推進し、地域社会で培われた教育力を、人づくりと地域社会づくりに活かせる環境を整えてまいります。


 2つ目は、青少年健全育成の推進です。


 次代を担う青少年が、心身ともに健やかに成長し、思いやりや協調性、創造性を持った地域の一員として自立するためには、家庭や地域社会の役割が重要となっています。それは、まさに家庭や地域社会における教育力をより高めることであります。


 そのため、子育て学習センターでは子育て学習に加え、子どもの生きる力の育成と心豊かな人間形成を図るため、幼児期におけるさまざまな親子体験活動を展開してまいります。


 青少年を対象としては、青少年の自立と自己実現を図れるよう各種団体との連携を図りながら野外活動体験を通じて青少年リーダー養成に努めてまいります。


 また、地域社会における子どもが集う機会の創出や地域住民との交流が一層深まるよう、子ども会などの活動を支援してまいります。そして、学校と連携しながら、PTA活動の支援を通して青少年の抱える今日的課題を明確にしながら家庭、地域社会の教育力の向上に努めます。


 3つ目は、地域文化の振興です。


 芸術文化は人々に感動と生きる力を与え、豊かで潤いのある人生を送る上で大きな力となります。そして個性ある地域文化はまちづくりの主要な要素の一つとして期待されています。


 特色ある地域文化は、その担い手の育成と活性化が不可欠であります。洲本市文化協会をはじめとする多くの文化団体の創造的・自立的活動を支援することにより、継承すべき伝統文化をはじめとする地域文化活動が一層活性化するよう努めてまいります。また、芸術・文化の創造と発表の場として引き続き洲本市美術展を開催します。


 洲本市文化体育館では、より一層、市民に親しまれる施設運営に努めるとともに、優れた芸術・文化とふれあう機会の提供をはじめ、市民・文化団体などと一体となった自主事業を展開し、芸術・文化の振興ならびに地域文化活動の活性化を図ってまいります。


 また、国指定史跡洲本城をはじめとする市内の歴史文化遺産を次世代に確実に引き継ぐために保護を図るとともに、市内に埋もれた文化遺産を掘り起こし、こうした文化遺産を地域活性化の核となるようその活用に努め、なかでも白巣城のように学術的に貴重で地域の方に愛され、地域の方によってこれからも保護され続ける重要な文化財は積極的に指定文化財として顕彰してまいります。


 大きな柱の3つ目、体育保健であります。


 まず、その1番目は、社会体育事業の充実です。


 生涯を通じて、市民自らがそれぞれの体力や年齢に応じて心身ともに健康で充実した生活を営むことができる生涯スポーツ社会の実現のため、市民スポーツ大会、レクスポーツ大会、スポーツクラブ21交流大会等、スポーツに親しむ機会の提供を図ってまいります。


 生涯スポーツの主役は市民であります。そのため、市民自らが自主的にスポーツ活動を展開し活性化が図られるよう各種スポーツ団体の育成、支援、ならびに指導者の資質向上のため、青少年スポーツ団体指導者を対象とした各種講習会、教室の充実を図ってまいります。


 スポーツの振興と島外からの交流人口の増、ならびに地域経済の活性化を目的とした「あわじ島スポーツフェスティバルinすもと」も洲本市の全国的なスポーツイベントとして引き続き開催いたします。


 また、スポーツの振興や競技力の向上をはじめ、夢や希望に満ちた次代を担う青少年の健全育成を目的に日本のトップアスリートを迎えての「アスリートネットワークプロジェクト」も、青少年のみならず一般市民との交流も視野に入れた事業展開を図ってまいります。


 2番目は、学校保健の推進です。


 保健教育では、児童生徒の発達段階に応じて、生涯にわたって健康で安全な生活を送ることができる能力・態度・習慣をあらゆる教育活動を通して培ってまいります。


 また、児童生徒の心身の健康状態について、保護者や学校医などと密接に連携をとり、適切な保健管理・保健指導を行うとともに、検診のより円滑な実施に努めてまいります。


 さらに、洲本市学校保健会と連携を図りながら、専門医による研修会などで、学校保健事業の充実に努め、各学校・園における学校保健委員会の活動を支援し、児童生徒の健康づくりの推進に努めてまいります。


 3番目は、安全安心な学校給食の推進です。


 安全安心な給食提供は、学校給食の基本であります。「学校給食衛生管理マニュアル」に基づき、調理従事者を対象とした研修機会の充実を図り、より安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。


 また、本年度には課題でありました学校給食未実施校の早期解消ならびに単独及び共同調理場の老朽化への対応を含め、旧洲本地域の小中学校を対象とした新給食センターの建設に着手し、平成25年9月からの供用開始をめざします。


 地産地消の推進につきましては、地元食材を使った給食メニューの募集・開発や行政、地元農林漁業関係者と連携しながら、可能な限り地元食材を取り入れた給食の提供に努め、より一層の推進を図ってまいります。


 以上、平成24年度教育行政方針をお示しいたしました。


 議員各位におかれましては、格別の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


○(奥井正展議長)  教育長の教育行政方針並びに説明は終わりました。


 この際、10分間休憩いたします。


               休憩 午前11時16分


             ―――――――――――――――


               再開 午前11時26分


○(奥井正展議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、新年度予算並びに関係議案の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  先ほど市長から平成24年度の市政運営の基本的な方針と主要施策について開陳がございましたので、引き続きまして、本会議に提案いたしています予算について、一般会計予算から順次、説明申し上げます。


 まず、2番表示の冊子をごらん願います。


 議案第1号 平成24年度洲本市一般会計予算について、説明申し上げます。


 一般会計予算の総額は、災害復旧事業費、洲本給食センター整備事業費などの投資的事業費の増などにより、前年度比5.9%増の246億7,900万円を計上しています。


 第1条、歳入歳出予算につきましては、議案書2ページから5ページの「第1表 歳入歳出予算」で定めています。歳入から主なものを説明申し上げます。


 まず、市税につきましては、前年度決算見込み額をもとに、地方財政計画及び本市の経済状況を考慮して、市税全体で、前年度比1.4%増の60億6,400万円を計上しています。


 地方譲与税は、前年度比2.4%減の2億500万円を計上しています。


 地方交付税は、前年度算定額をもとに、地方財政計画の伸び及び本市独自の状況等を考慮して、67億円を計上しています。


 分担金及び負担金は、前年度比2.8%減の1億7,222万7,000円を計上しています。


 使用料及び手数料は、「CATVインターネット利用料金」をCATV特別会計へ移行したことなどにより、前年度比10%減の7億1,994万6,000円を計上しています。


 国庫支出金は、子ども手当負担金の減額はあるものの、生活保護費負担金、地域再生基盤強化交付金など、投資的経費充当財源の増などにより、前年度比9.5%増の22億9,161万5,000円を計上しています。


 県支出金は、災害復旧費補助金の増などにより、前年度比51.4%増の20億3,142万6,000円を計上しています。


 財産収入は、前年度比4.3%減の4,747万9,000円を計上しています。


 市債は、過去に発行した市債の借換債の減額はあるものの、新規発行市債の増により、前年度比12.3%増の50億6,000万円を計上しています。


 次に、歳出につきましては、議案書4ページ、5ページにおいて目的別に定めていますが、歳出予算の概要につきましては、性質別区分で主なものを説明申し上げます。


 まず、人件費につきましては、職員数の削減、定期昇給の抑制、退職手当組合負担金の減額などにより、前年度比0.5%減の40億9,287万8,000円を計上しています。


 投資的経費につきましては、補助事業、単独事業、災害復旧事業ともに、前年度を上回ったこともあり、前年度比169.2%増の39億5,019万4,000円を計上しています。


 公債費は、借換債の減などにより、前年度比14%減の60億3,864万8,000円を計上しています。


 扶助費は、子どものための手当、生活保護費、自立支援給付費など、33億8,220万円を計上しています。


 物件費は、主に施設の維持管理経費など、22億53万8,000円を計上しています。


 補助費等は、各種団体への負担金など、24億7,018万8,000円を計上しています。


 繰出金は、特別会計への繰出金22億3,749万5,000円を計上しています。


 次に、第2条、債務負担行為につきましては、議案書6ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、公衆浴場設備改善資金利子補給金ほか8件について、それぞれ期間及び限度額を定めています。


 第3条、地方債につきましては、議案書7ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第4条、一時借入金につきましては、一時借入金の最高額を30億円と定めています。


 第5条、歳出予算の流用につきましては、職員の異動などにより、人件費に過不足を生じた場合における同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 以上で、一般会計予算の説明を終わります。


 続きまして、3番表示の特別会計予算について順次、説明申し上げます。


 まず、議案第2号 平成24年度洲本市国民健康保険特別会計予算について、説明申し上げます。


 国民健康保険特別会計の事業勘定における予算は、保険給付費の減少などを見込み、前年度比0.3%減の55億9,650万円を計上し、直営診療施設勘定の予算は、前年度比0.7%増の8億5,990万円を計上しています。


 第2条、地方債につきましては、議案書34ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第3条では、一時借入金の最高額を事業勘定で10億円と定めています。


 第4条では、歳出予算の流用について、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 次に、議案第3号 平成24年度洲本市由良財産区特別会計予算は、116万4,000円を計上しています。


 次に、議案第4号 平成24年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算は、10万3,000円を計上しています。


 次に、議案第5号 平成24年度洲本市堺財産区特別会計予算は、39万1,000円を計上しています。


 次に、議案第6号 平成24年度洲本市土地取得造成特別会計予算は、土地取得造成費の増などにより、前年度比1.8%増の1億6,810万円を計上しています。


 第2条、一時借入金につきましては、借入金の最高額を1億円と定めています。


 次に、議案第7号 平成24年度洲本市下水道事業特別会計予算は、公共下水道維持管理費、公共下水道整備費の増などにより、前年度比74.2%増の25億5,130万円を計上しています。


 第2条、債務負担行為につきましては、議案書122ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、下水道施設包括管理業務委託料について、期間及び限度額を定めています。


 第3条、地方債につきましては、議案書123ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第4条、一時借入金につきましては、借入金の最高額を5億円と定めています。


 次に、議案第8号 平成24年度洲本市CATV事業特別会計予算は、CATV施設整備事業費の減などにより、前年度比47.5%減の5億470万円を計上しています。


 第2条、債務負担行為につきましては、議案書148ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、洲本市CATV施設指定管理委託料ほか1件について、期間及び限度額を定めています。


 次に、議案第9号 平成24年度洲本市介護保険特別会計予算は、事業勘定において、保険給付費の増などにより、前年度比2.2%増の40億6,220万円を計上し、介護サービス事業勘定では、施設介護サービス事業費の減などにより、前年度比6.8%減の3億1,400万円を計上しています。


 第2条で、一時借入金の最高額を事業勘定で5億円と定めています。


 第3条では、歳出予算の流用について、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 次に、議案第10号 平成24年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算は、後期高齢者医療広域連合負担金の増などにより、前年度比5.3%増の6億3,650万円を計上しています。


 第2条で、一時借入金の最高額を5,000万円と定めています。


 以上で、平成24年度の予算関係議案の説明を終わります。


 続きまして、議案第11号ないし議案第31号について、説明申し上げますので、4番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第11号 洲本市海水浴場の設置及び管理に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、多くの人々が海水浴を楽しむことができる施設として、市が設置する海水浴場の管理運営に必要となる条例を制定したく、提案するものでございます。


 その内容は、趣旨を定める第1条のほか、各条で海水浴場及び各施設の管理運営について定め、附則で施行期日を定めるとともに、五色県民サンビーチ設置及び管理運営に関する条例の廃止を定めています。


 議案第12号 洲本市組織条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、産業の振興等を図るため、市内への企業誘致を促進するための体制を充実させること、また、市の有する債権の適正な徴収を図るため、一体的に債権を管理及び回収するための体制を充実させることを目的として、組織改編を行うことから、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、企画情報部の所掌事務に「企業立地に関すること」を、また、財務部の所掌事務に「市の債権の管理に関すること」を、それぞれ加えるもので、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第13号 洲本市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、昨年9月30日の人事院勧告を受け、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、平成18年10月の給与構造改革において経過措置として設けられた現給保障の額を、平成24年度は2分の1とし、平成25年度からは廃止しようとするもので、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第14号 洲本市職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、市職員の給与水準の適正化を図るため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、行政職給料表の適用を受ける職員に対し、本年4月から12月までの間に支給する給料月額について、2号給に相当する額を減額するとともに、これに伴い、期末手当及び勤勉手当などを減額しようとするもので、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第15号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、この条例中で引用する障害者自立支援法の条項に移動が生じるため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、障害者自立支援法の規定の引用条項を改め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第16号 外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律が、本年7月9日から施行されることに伴い、外国人登録法が廃止され、外国人住民についても住民基本台帳法の対象となることから、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、第1条で、洲本市印鑑条例について、外国人登録に関する規定を整備するほか、印鑑登録について、外国人特有の通称名による登録、及び、非漢字圏の外国人住民は片仮名表記による登録が可能となることに伴い、関係規定の整備を行うとともに、第2条の洲本市住民基本台帳カード等の利用に関する条例、第3条の洲本市手数料条例、第4条の洲本市下水道条例、第5条の洲本市五色台聖苑火葬場の設置及び管理に関する条例、第6条の洲本市企業誘致条例のそれぞれについて、外国人登録に関する規定を整理し、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第17号 洲本市ストックヤードの設置及び管理に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、資源ごみの再資源化を図るための施設として、洲本市ストックヤードを設置するため、管理運営に必要となる条例を制定したく、提案するものでございます。


 その内容は、設置を定める第1条のほか、各条で施設の管理運営について定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第18号 洲本市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、本市の第5期介護保険事業計画において、平成24年度から平成26年度までの月額保険料の基準額「3,900円」が「4,750円」に見直されたため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、保険料率を定める第3条で、8段階の各所得段階における新たな保険料率を定め、附則で施行期日を定めるとともに、従前の第3段階における特例措置に加えて、第4段階を細分化し、新たな段階設定をしています。


 次に、議案第19号 洲本市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、兵庫県が行う福祉医療費助成事業の乳幼児医療及び重度障害者医療について、所得による支給制限の判定単位を、世帯合算に改めることに伴い、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、兵庫県の福祉医療費助成事業実施要綱の改正に準じた規定の整備を行い、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第20号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、国民健康保険税の納期限ごとの金額を平準化し、納税意欲の向上を図るため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、国民健康保険税の納期限ごとの金額に千円未満の端数があるときは、地方税法第20条の4の2第6項の規定により、すべて最初の納期限に合算され、最初の納期限に係る税額が高くなるところ、同項ただし書きの規定により、条例で端数処理の単位を100円未満に改め、各納期限における税額の平準化を図り、附則で施行期日等を定めています。


 次に、議案第21号 洲本市五色健康福祉総合センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、この条例中で引用する介護保険法の条項に移動が生じるため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、介護保険法の規定の引用条項を改めるとともに、各施設の利用時間等を改め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第22号ないし議案第28号について、説明申し上げます。


 これら7件は、いずれも地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革一括法が施行され、権限移譲等が行われることから、所要の条例の制定または改正を行いたく、提案するものでございます。


 まず、議案第22号 洲本市墓地等の経営の許可等に関する条例制定については、墓地、埋葬等に関する法律に基づく墓地等の経営の許可に関しては、兵庫県から知事の権限に属する事務に係る事務処理の特例に関する条例により事務が移譲されているところ、同法の改正により、当該許可の権限が市に移譲されることから、所要の条例を制定しようとするもので、第1条で趣旨を定めるほか、各条で墓地、納骨堂及び火葬場の経営許可に関する基準等について定め、附則で施行期日等を定めています。


 次に、議案第23号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正により、特定の一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格は、省令で定める基準を参酌して市の条例で定めることとなることから、当該資格について新たに条例で定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第24号 洲本市都市公園条例の一部を改正する条例制定については、都市公園法及び高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正により、都市公園の配置及び規模に関する技術的基準、公園施設の設置基準及び移動等円滑化基準については、政令または省令で定める基準を参酌して条例で定めることとなることから、これらの基準を条例で定めるとともに、大浜公園の整備工事の進捗に伴い、都市公園の適正な利用を促進するため、本市が設置する都市公園の概要等を条例で定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第25号 洲本市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、公営住宅法の改正により、公営住宅及び共同施設の整備基準、並びに入居者資格としての収入基準等については、省令または政令で定める基準を参酌するなどして市の条例で定めることとなることから、これらの基準について条例で定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第26号 洲本市公共下水道事業区域外流入分担金条例の一部を改正する条例制定については、下水道法の改正により、公共下水道の事業計画に関する法定の要件が、知事の認可から、知事との協議になることから、第1条で文言の整理を行い、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第27号 洲本市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定については、社会教育法の改正により、公民館審議委員会の委員の委嘱の基準は、省令で定める基準を参酌して条例で定めることとなることから、当該基準について条例で定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第28号 洲本市図書館協議会条例の一部を改正する条例制定については、図書館法の改正により、図書館協議会の委員の任命の基準は、省令で定める基準を参酌して条例で定めることとなることから、当該基準について条例で定めるとともに、洲本図書館及び五色図書館のそれぞれに置かれていた同協議会を統合して委員の定数を改め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第29号 五色台運動公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、五色台運動公園「アスパ五色」のパークゴルフ場における利用者の利便性向上及びさらなる利用促進を図るため、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、パークゴルフ場の使用料を定める別表において、1日券及び回数券を設け、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第30号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について、説明申し上げます。


 本件は、北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合わかあゆ園が名称を変更することに伴う規約の変更につき、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係市の協議により定めるため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。


 その内容は、組合を組織する市町等を定める第2条の別表第1号表中、当該組合の名称を北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園に改め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第31号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、説明申し上げます。


 本件は、外国人登録法が廃止されることに伴う規約の変更につき、地方自治法第291条の3第3項の規定に基づき、関係市の協議により定めるため、同法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。


 その内容は、関係市町の負担金の額を定める別表第2の備考中、外国人登録原票の文言を削り、附則で施行期日を定めています。


 以上で、議案第11号ないし議案第31号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。


○(奥井正展議長)  以上で、平成24年度全会計の予算並びに条例等の説明は終わりました。





         〜日程第5 議案第32号ないし議案第39号〜





○(奥井正展議長)  次に、日程第5、議案第32号ないし議案第39号の8件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、議案第32号ないし議案第39号について、説明申し上げますので、5番表示の冊子をごらん願います。


 まず、議案第32号 洲本市防災会議条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、水防法の一部改正に伴い、この条例中で引用する同法の条項に移動が生じるため、本市の条例に所要の改正を行いたく、提案申し上げるものでございます。


 その内容は、水防法の規定の引用条項を改め、附則で施行期日等を定めています。


 次に、議案第33号 洲本市税条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律、地方税法の一部を改正する法律などの法令が、昨年12月に公布されたことを受けて、所要の条例改正を行いたく、提案するものでございます。


 その内容は、市たばこ税の税率の引き上げ、退職所得の分離課税に係る所得割額の特例の廃止、東日本大震災の復興財源を確保するため、平成26年度から平成35年度までの各年度分の個人の市民税に500円を加算する旨の特例、震災に係る雑損控除額の特例などに関し、それぞれ規定を整備し、附則で施行期日等を定めています。


 次に、議案第34号 五色町地域おこし支援基金条例を廃止する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、合併前に引き続いて暫定施行されていた本条例について、この基金を活用した関連事業が完了し、五色町地域おこし支援基金運営委員会において基金の廃止が決定されたことから、廃止を提案するもので、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第35号 すもとっ子の夢と希望を応援する基金条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、洲本の子供たちの夢と希望を応援することを目的として、スポーツや文化等の分野において特別な事業を実施するための基金を設置したく、提案するものでございます。


 その内容は、第1条で設置の目的を定めるほか、各条で基金の管理、運用に関する事項を定め、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第36号 洲本市・南あわじ市衛生事務組合規約の変更について、説明申し上げます。


 本件は、組合を組織する両市の分担金の負担割合に関する規約の変更につき、地方自治法第286条第2項の規定に基づき、関係市の協議により定めるため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。


 その内容は、組合経費の支弁方法を定める第10条第2項に、今後の需要に対応するための基幹施設整備等に係る分担金については、関係市が協議の上、管理者が定める旨のただし書を加え、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第37号ないし議案第39号、市道路線の認定について、説明申し上げます。


 これら3件は、いずれも市道路線の認定を行いたく、道路法第8条の規定に基づき、提案するものでございます。


 まず、議案第37号については、合併支援道路整備事業に伴う県道のバイパス工事が完了したことにより、旧県道部分を引き受け、市道鳥飼浦旧県道線として、新たに認定しようとするものでございます。


 また、議案第38号については、旧五色町において企業誘致を目的として用地を造成した際に設置した道路につき、当該造成用地の今後の利用を考慮し、市道吉田中央支線として、新たに認定しようとするものでございます。


 また、議案第39号については、市道としての認定基準を満たした路線につき、市道赤坂2号線として、新たに認定しようとするものでございます。


 以上で、議案第32号ないし議案第39号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議賜りまして、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。


○(奥井正展議長)  以上で、平成23年度関係条例等の説明は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、明7日は休会いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(奥井正展議長)  御異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、3月8日午前10時から再開いたします。


 本日は、これにて延会いたします。


 長時間御審議ありがとうございました。


               延会 午前11時59分