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兵庫県 洲本市

平成23年第1回定例会(第1日 3月 8日)




平成23年第1回定例会(第1日 3月 8日)





 
平成23年第1回洲本市議会会議録(定例会)





                       平成23年3月8日(火)(第1日)


                       開会 午前10時00分





1 議事日程


  第1 会議録署名議員の指名


  第2 会期の決定


  第3 議案第 1号 平成23年度洲本市一般会計予算


     議案第 2号 平成23年度洲本市国民健康保険特別会計予算


     議案第 3号 平成23年度洲本市由良財産区特別会計予算


     議案第 4号 平成23年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


     議案第 5号 平成23年度洲本市堺財産区特別会計予算


     議案第 6号 平成23年度洲本市土地取得造成特別会計予算


     議案第 7号 平成23年度洲本市下水道事業特別会計予算


     議案第 8号 平成23年度洲本市CATV事業特別会計予算


     議案第 9号 平成23年度洲本市介護保険特別会計予算


     議案第10号 平成23年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


     議案第11号 洲本市手数料条例の一部を改正する条例制定について


     議案第12号 洲本市企業誘致条例制定について


     議案第13号 洲本市CATV施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


            する条例制定について


     議案第14号 洲本市特別会計条例の一部を改正する条例制定について


     議案第15号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条


            例制定について


     議案第16号 洲本市ペット霊園の設置等に関する条例制定について


     議案第17号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について


     議案第18号 洲本市鳥獣害共済基金条例制定について


     議案第19号 洲本市由良交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を


            改正する条例制定について


     議案第20号 市民交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正す


            る条例制定について


     議案第21号 淡路広域行政事務組合規約の変更について


     議案第22号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の


            増減及び規約の変更について


  第4 議案第23号 洲本市特定農山村総合支援事業基金条例を廃止する条例制定に


            ついて


  第5 議案第24号 洲本市監査委員選任について


  第6 議案第25号 洲本市教育委員会委員任命について


  第7 議案第26号 納、鮎屋財産区管理委員選任について





2 本日の会議に付した事件


  日程第1 会議録署名議員の指名


  日程第2 会期の決定


  日程第3 議案第 1号 平成23年度洲本市一般会計予算


       議案第 2号 平成23年度洲本市国民健康保険特別会計予算


       議案第 3号 平成23年度洲本市由良財産区特別会計予算


       議案第 4号 平成23年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算


       議案第 5号 平成23年度洲本市堺財産区特別会計予算


       議案第 6号 平成23年度洲本市土地取得造成特別会計予算


       議案第 7号 平成23年度洲本市下水道事業特別会計予算


       議案第 8号 平成23年度洲本市CATV事業特別会計予算


       議案第 9号 平成23年度洲本市介護保険特別会計予算


       議案第10号 平成23年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算


       議案第11号 洲本市手数料条例の一部を改正する条例制定について


       議案第12号 洲本市企業誘致条例制定について


       議案第13号 洲本市CATV施設の設置及び管理に関する条例の一部を


              改正する条例制定について


       議案第14号 洲本市特別会計条例の一部を改正する条例制定について


       議案第15号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正す


              る条例制定について


       議案第16号 洲本市ペット霊園の設置等に関する条例制定について


       議案第17号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定につ


              いて


       議案第18号 洲本市鳥獣害共済基金条例制定について


       議案第19号 洲本市由良交流センターの設置及び管理に関する条例の一


              部を改正する条例制定について


       議案第20号 市民交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改


              正する条例制定について


       議案第21号 淡路広域行政事務組合規約の変更について


       議案第22号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の


              数の増減及び規約の変更について


  日程第4 議案第23号 洲本市特定農山村総合支援事業基金条例を廃止する条例制


              定について





3 議事順序


  開  会 午前10時00分


  議長あいさつ


  市長あいさつ


  開会宣告


  開議宣告


  諸般の報告


  会議録署名議員の指名


  会期の決定


  議案第1号ないし議案第22号


  休憩宣告 午前10時46分


  再開宣告 午前10時55分


  休憩宣告 午前11時23分


  再開宣告 午後 0時59分


  議案第23号


  延会宣告


  延  会 午後 1時25分





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  木 下 義 壽          2番  山 ? 展 延


   3番  桐 山   繁          4番  山 木 佳 宏


   5番  戸 田 公 三          6番  福 本   巧


   7番  岡 本 治 樹          8番  廣 田 恵 三


   9番  岩 橋 久 義         10番  笹 田   守


  11番  地 村 耕一良         12番  小 松   茂


  13番  先 田 正 一         14番  岡 崎   稔


  15番  片 岡   格         16番  小 坂 雅 計


  17番  奥 井 正 展         18番  山 本 和 彦





5 会議に欠席した議員(0名)


  な  し





6 議事に関係した事務局職員(4名)


  議会事務局長       ? 坂 宗 子


  次長兼総務係長兼調査係長 尾 上 憲 宏


  議事係長         石 田 武 史


  嘱託書記         光 宮 智 章





7 会議に出席した説明員(21名)


  市長           竹 内 通 弘


  副市長          濱 田 育 孝


  副市長          森 屋 康 弘


  教育長          河 上 和 慶


  理事           松 原 昭 雄


  企画情報部長       浜 辺   学


  総務部長         上 崎 勝 規


  市民生活部長       船 越 忠 之


  健康福祉部長       清 水 久 志


  農林水産部長       太 田 知 二


  都市整備部長       岩 岡 頼 史


  五色総合事務所長     前 川 恭 治


  教育次長         中 川 勝 喜


  企画情報部参事      岩 田   博


  健康福祉部次長      里 深   寛


  農林水産部次長      渡 邉 浩 史


  五色総合事務所次長    居 上 正 治


  総務課長         河 合 隆 弘


  財政課長         赤 松 和 彦


  環境整備課長       清 水 正 隆


  用地課長         坂 林   孝





               開会 午前10時00分





                〜議長あいさつ〜





○(木下義壽議長)  開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ことしは、例年になく、風花舞う光景を目にすることもありましたが、公園や住宅の垣根越しに、冬の厳しい寒さに耐えた梅の愛らしい花が、馥郁とした香りとともに、行き交う人たちの心を和ませているようで、日ごとに春の息吹が感じられるきょうこのごろでございます。


 本日は、3月定例市議会が招集されましたところ、議員各位には極めて御健勝にて、御参集を賜り、厚くお礼申し上げます。


 さて、今、私たちの前には、人口減少と高齢化の同時進行に加えて、環境問題やグローバル化への対応、都市部と地方の格差拡大など、経済・社会構造の激しい変化に対して、行政も企業も、容易に策を見出せない課題が山積しております。


 また、現下の経済動向は、雇用環境の悪化による失業率が高水準で推移するなど、大変厳しい状況にありますが、このような中で、少子高齢化の進行に伴う社会保障費の増大や、たび重なる減税と景気低迷による税収減などが相まって、今や、国、地方ともに、いまだかつて経験したことのない危機的状況に置かれております。


 このような状況をどう乗り越えていくのか、洲本市におきましても、理事者、議会ともに、真剣勝負を続けていかなければならないものと考えます。


 今般の定例会では、市長の施政方針、教育長の教育行政方針が示され、この方針に沿った、平成23年度各会計の予算、条例の一部改正などが審議されることとなっておりますが、そのいずれもが、洲本市を方向づける重要な議案であり、また、市民生活に密接に関連した重要なものでございます。


 財政再建が最優先である本市にとりましては、依然、緊縮財政が強いられる状況ではありますが、議会といたしましては、市民の福祉増進の見地から十分な検討を加え、諸施策を市政運営に反映させるべく努力いたす所存であります。


 また、洲本市の行財政基盤のさらなる強化に資するべく、活発な議論と、理事者の真摯な御答弁を期待いたしますとともに、適正にして妥当な結論が得られますよう念願いたします。


 議員各位におかれましては、余寒なお去りがたい折から、ひとしお御自愛願い、審議に御精励賜りますことをお願い申し上げますとともに、議事運営に格段の御協力をお願い申し上げまして、開会のごあいさつとさせていただきます。


○(木下義壽議長)  市長よりごあいさつがありますので、伺うことといたします。


 竹内市長。





                〜市長あいさつ〜


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  開会に当たりまして、ごあいさつ申し上げます。


 本日、3月定例議会を招集いたしましたところ、議員の皆さんには公私御多用の中、定刻にお集まりいただき、ここに開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。


 3月もはや1週間がたち、日増しに春めいているように感じられます。一方、ここのところ政局は、混迷の度を深めるばかりで、打開の糸口すらなかなか見出せず、国民生活への影響を危惧する声も聞かれるなど、国会は時の流れがとまったかのように、いまだ暗い冬の中にあります。一日も早い春の到来が待ち遠しいところであります。


 このたびの定例議会では、平成23年度の予算や関係条例の御審議をお願いすることとなるわけですが、平成23年度における私の施政方針につきましては、後ほど申し述べさせていただきたいと存じます。


 さて、今期定例会に御提案申し上げ、御審議を賜ります案件は、平成23年度一般会計予算を初め、予算関係議案が10件、条例等の議案が13件、そして、人事案件が3件の合わせて26件で、そのいずれもが重要な案件でございます。


 何とぞ慎重御審議の上、適切妥当な御決定をいただきますようお願い申し上げまして、開会に当たってのあいさつといたします。


 どうぞよろしくお願いします。





                〜開 会 宣 告〜





○(木下義壽議長)  ただいまから、洲本市議会定例会を開会いたします。





                〜開 議 宣 告〜





○(木下義壽議長)  ただいまの出席議員は18名で、会議は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 この際、閉会中の人事異動により今期定例会から出席の新たな説明員を御紹介いたします。


 河上和慶教育長。


 以上でございます。





                 〜諸般の報告〜





○(木下義壽議長)  議事に先立ちまして、去る12月開会の定例会以後における閉会中の諸般の事項につきまして御報告をいたします。


 監査委員より、例月現金出納検査結果報告書並びに定期監査結果報告書の提出がありましたので、この写しをお手元に配付しておきました。


 また、その他の報告事項につきましては、お手元に配付のとおりでありますから、御了承のほどよろしくお願いいたします。


 日程に入る前に御報告いたします。


 説明のため、出席を求めました者のうち、竹内企画情報部次長には所用のため、本日の会議に出席できない旨、届け出がありましたので、御了承願います。


 本日の議案等は、去る1日にお手元に配付いたさせてありますが、本日の日程表等は先ほど配付いたしました。


 日程表等、配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  配付漏れがなければ、これより日程に入ります。





            〜日程第1 会議録署名議員の指名〜





○(木下義壽議長)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、8番 廣田議員、11番 地村議員を指名いたします。





              〜日程第2 会期の決定〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から3月31日までの24日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  御異議なしと認めます。


 よって、会期は、本日から3月31日までの24日間と決定いたしました。





          〜日程第3 議案第1号ないし議案第22号〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第3、議案第1号ないし議案第22号の22件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、直ちに市長から平成23年度施政方針並びに説明を求めます。


 竹内市長。


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  平成23年度予算及び関係諸議案の審議をお願いするに際しまして、ここに市政運営に臨む私の所信を明らかにし、議員及び市民の皆様の御理解と御賛同をいただきたく存じます。


 一昨年夏の政権交代以降、国政は混迷を続けており、景気回復もままならない状況にあります。


 加えて、税と社会保障の一体改革の名のもとでの消費税率の引き上げや、我が国の産業構造全体、特に農業分野に大きく影響を及ぼす恐れがあるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に関する議論が浮上するなど、先行きの不透明感はますます広がっており、国政に対する不信感や不安感とも相まって、国民が将来に夢や希望を抱くことが困難な状況にあります。


 我が洲本市におきましても、経済状況等の厳しさには大差はなく、市民の皆様から、「活気」や「にぎわい」という言葉を耳にすることも最近は少なくなっているように感じています。


 このような困難な時こそ、行政がみずから先頭に立って事業を展開していくこと、また、市民・企業・地域の力を結集すべく、さまざまな活動や連携を促していくことが肝要であり、これにより、洲本市としての「地力」を高めていくことができるのではないでしょうか。


 そこで、行政みずからが先頭に立つ事業として、次の事業に本格的に取り組んでまいります。


 まずは、「給食センターの建設」です。


 久しく、PTA関係者を初め、多くの市民の皆様から期待されながら、なかなか実現に至らなかった給食未実施校の問題につきましては、その解消に向け、早期に建設場所を決定し、事業に着手してまいります。


 次に、「兵庫県立淡路病院の移転に伴う周辺整備」です。


 平成25年度には、洲本バスセンターの隣接地に兵庫県立淡路病院が開設されます。周辺の土地利用については、洲本市新都心ゾーン整備構想の総仕上げと位置づけ、県との協議も踏まえつつ、都市機能の配置や整備方針を定め、事業化につなげてまいります。


 そして、「市役所新庁舎の建設」です。


 市庁舎は、便利で親しみのある施設であり、そして、洲本市のシンボルとして、市民の皆様に末永く愛されるべきものだと思っています。


 これから、現在地での建設に向けて、新庁舎には行政機能を集約し、防災拠点としての役割を持たせるとともに、中心市街地のにぎわいと活性化につなげることを視野に、基本プランの策定に取り組みます。


 ところで、私は市長に就任して以来、一貫して市民の皆様の声に直接耳を傾けるため、各種団体・グループが主催するさまざまな会合や社会活動に、時間の許す限り参加することを心がけてまいりました。市民の皆様との対話を通じて、貴重な御意見を伺うことができ、私自身、大変多くのことを学ぶことができたと喜んでいます。


 そして、昨年12月には、五色地域を対象に地域の自立促進を図り、もって住民福祉の向上、雇用の増大、地域格差の是正及び美しく風格のある国土の形成に寄与することを目的とする「過疎地域自立促進計画」を策定しました。


 また、長期にわたって安定し、かつ均衡ある土地利用を確保することを目的とする「洲本市国土利用計画」を昨年12月の定例会に提案いたしました。これらの計画は、次代の洲本市の礎となる重要な計画であると位置づけています。


 折しも、ことしは旧洲本市と旧五色町が合併してから丸5年となる節目の年であります。洲本市が今後ますます一体化し、発展していくことを念頭に置いた上で、平成23年度予算を編成しました。


 キーワードは「つながり」です。今、全国的に「無縁社会」という言葉が使われ始めています。何と悲しい言葉でしょうか。社会からの孤立、家族からの孤立、孤立の中であすへの夢を語ることはできません。


 市長に就任して1年がたとうとしています。「無縁社会」を少しでもなくしていくためには、何が必要なのでしょうか。これまで自問自答してまいりました。そして、一つの答えが「つながり」ではないかと考えるに至りました。


 「つながり」を大切にし、「つながり」を強め、そして、「つながり」を広げていくことを基本とした市政運営。現在、多くの方々が感じている「時代の閉塞感」を払拭するための一つの答えではないでしょうか。


 私は、「つながり」にさまざまな思いを持っており、「つながり」をしっかりと築いていくことによって、より大きな力が発揮されるものと確信しています。


 ここで、主な施策について、順次、申し述べてまいります。


 まずは、「人と人、心と心とのつながり」です。


 その一つ目は、人権の尊重についてです。


 お互いが相手の立場に立って、お互いの人権を尊重し合うことが最も大切なことです。また、男女がお互いの人権を尊重し、社会の対等な構成員として、ともにさまざまな分野における活動に参画できる男女共同参画社会の形成に努めます。


 二つ目は、姉妹都市交流についてです。


 洲本市には、国内、国外合わせて五つの姉妹都市があります。徳島県美馬市(旧脇町)もその一つです。美馬市とは、本年2月に「災害時における相互応援に関する協定」を締結したところです。これを契機に官民挙げて、さまざまな交流につなげていきたいと考えています。


 ロシア連邦レニングラード州の都市・サンクトペテルブルク市クロンシュタット区とは、姉妹都市提携から10周年を迎える記念すべき年ということもあり、本年7月に訪問団を受け入れるための調整を進めています。


 三つ目は、情報通信基盤の整備についてです。


 最新の情報を正しく伝えることは、行政の大切な役割の一つです。「CATV施設統合整備事業(第2期)」では、本年7月から本格的に始まる地上デジタル放送への移行に対応できるよう、取り組んでいます。


 四つ目は、安全・安心の確保についてです。


 安全で安心して暮らし、活動できる地域社会をつくるためには、行政が行う「公助」に加え、市民・企業・地域が持つ「自助」や「共助」の精神が不可欠です。そのため、「総合防災訓練」を地域住民と一体となって行い、防災学習を重ねることで南海・東南海地震を初めとする災害に備えます。


 「防犯対策」では、防犯に対する注意喚起に加え、まちづくり防犯グループや地域安全まちづくり推進員の活動を支援するとともに、警察や防犯協会、地域の防犯グループなどとの連携を深め、犯罪の防止に努めます。


 一方、複雑・巧妙化する悪質商法に対処するため、消費者の一人一人が消費生活への関心を高め、必要な知識を身につけることを目指し、「消費生活出前講座」などの啓発活動を推進します。


 さらに、「交通安全対策」では、各保育所や幼稚園、小中学校、町内会、老人クラブ、企業などで交通安全教室を実施し、交通事故の防止と交通安全意識の高揚に努めます。


 五つ目は、福祉と健康についてです。


 まずは、子育て支援についてです。


 「こんにちは赤ちゃん事業」では、乳児家庭の孤立化を防ぎ、乳児の健全な育成環境の確保を図るとともに、「新生児訪問事業」を実施します。


 また、中心市街地に立地している保育所への入所希望の増大が見込まれる中、引き続き、「民間保育所分園設置促進事業」を実施し、乳幼児の受け入れが円滑に行われるよう支援してまいります。


 「放課後児童健全育成事業開設時間弾力化事業」では、運営委託している5施設の開設時間を学校行事に合わせて延長することで、保育サービスの質を向上させ、子育てのしやすさを実感していただくことを目指します。


 さらに、子育て世帯の負担を軽減するため、「こども医療費助成事業」などを実施し、支援を図ってまいります。


 次に、高齢者支援についてです。


 「地域支援事業」では、全国的に効果が実証されている「いきいき百歳体操」を本格的に実施し、地域住民にも浸透するよう、積極的に展開してまいります。


 また、高齢者が住みなれた地域で、ともに支え合う社会を実現するため、平成23年度に、平成24年度から平成26年度を計画期間とする「洲本市老人保健福祉計画及び第5期介護保険事業計画」を策定します。


 次に、障害者支援についてです。


 障害福祉サービスの向上を目指すため、必要な数値目標やサービス見込量などを定め、平成23年度に、平成24年度から平成26年度を計画期間とする「第3期洲本市障害福祉計画」を策定します。


 加えて、障害者施設から地域生活への移行を促進するため、「グループホーム、ケアホームの設置等支援事業」を実施し、グループホームなどの新規開設やバリアフリー化、緊急通報システムの充実に要する経費を補助します。


 また、官民が一致協力して、地域福祉を充実することが大切です。民生委員児童委員の皆様には、行政ではカバーできない部分を支援いただいており、本当にありがたいことだと思っています。今後とも、民生委員児童委員協議会活動を積極的に支援してまいります。


 そして、健康づくりについてです。


 みずからが健康管理をしっかりと行い、健康増進に取り組むことは、日々、安心して生活するために不可欠なことです。


 「洲本市がん検診事業」や基本がん検診の自己負担の軽減化を図り、がんの早期発見と正しい健康意識の普及啓発に努めます。さらに、「働き盛りへルスアップ教室」を開設することで、自身の健康問題について考える機会を持っていただき、生活習慣病の見直しを促してまいります。


 また、「子宮頸がん予防ワクチン等予防接種費用助成事業」では、任意予防接種の費用を全額補助し、接種対象者の経済的負担の軽減を図ることで、予防接種を促し、感染症の予防を図ります。


 そして、「健康づくり・地域医療体制」を充実するため、地域住民への医療や特定健診を行うことに加え、五色・鮎原両診療所では、デイケアを行うなど、医療・福祉・介護の各サービスを一体的に提供する「地域包括ケア体制」を展開しています。平成23年度には、五色診療所に新たに医師を迎え、医療体制の充実に努めます。


 次に、社会保障制度の維持についてです。


 「国民健康保険」については、累積赤字の解消、均一課税への移行、税率の見直しなどに取り組み、引き続き、事業の健全化に努めます。


 また、国の方針により、廃止を前提とした制度の見直しが進められている「後期高齢者医療制度」に関しましては、今後も国の動向に注視し、国民健康保険への影響も考慮しながら、対応してまいります。


 続いて、「人と地域とのつながり」です。


 その一つ目は、地域公共交通の充実についてです。


 公共交通空白・不便地域の改善を目指し、地域住民の皆様の積極的な協力のもと、あらかじめ決まった時間に運行する定期便ではなく、利用者の必要に応じて運行する「デマンド交通」の試験運行を実施します。


 また、市民生活の「足」となる路線バスの運行を支援し、既存路線を守るため、「地方バス路線運行維持対策事業」を実施します。


 二つ目は、社会基盤の整備についてです。


 地域の経済活動や多様な市民活動を支える地域幹線道路の整備を図るため、関係機関とも連携しながら、「(仮称)外環状線道路改良事業」、「国道28号洲本バイパス?期工事」、「合併支援道路整備事業」を推進します。


 また、平成23年度と平成24年度の2カ年で、洲本市が管理している543橋を対象に現地点検を実施し、「橋梁長寿命化修繕計画」を策定します。


 三つ目は、都市計画と景観形成についてです。


 秩序ある土地利用を図るためには、総合的かつ計画的な指針が必要であり、「洲本市国土利用計画」が重要な役割を担っています。この「洲本市国土利用計画」に基づき、まちづくりの指針となる「都市計画マスタープラン策定事業」に取り組みます。


 さらに、昨年8月に策定した「洲本市住生活基本計画」を踏まえ、「風情ある住まいづくり支援事業」を創設し、洲本らしい愛着のある住まいづくりを推進してまいります。


 四つ目は、地域の自立についてです。


 地域が活性化するためには、地域住民みずからが主体となって、地域の課題解決に取り組むことが必要です。地域住民の皆様の活動を支援するため、「元気のもと基金助成事業」を継続して実施してまいります。


 さらに、市町合併5周年の記念事業として、市民の健康増進、市内外の交流促進、特産品のPRなどを目指して、「2011すもとマラソン」を実施します。多くの市民の皆様が積極的に参加していただくことを大いに期待しています。


 次に、「人と自然、人と環境とのつながり」です。


 その一つ目は、山と里の保全についてです。


 洲本市には、山の緑、海の碧(みどり)に代表される豊かな自然があります。


 近年は、生物多様性が重要視されるとともに、生態系を守り、低炭素社会を構築し、次世代へ伝えていくことがすべての人に求められています。


 森林の持つ機能や役割を再認識し、防災面、環境面にも配慮しながら、「森林再生事業」を実施します。


 また、「菜の花・ひまわりエコプロジェクト推進事業」では、従来の事業に加え、戸別所得補償の戦略作物に指定されていない油用ひまわりの条件不利を改善するため、交付金を拡充するなど、各種の支援を行います。


 さらに、シカ、イノシシなどによる農作物の被害防止を図るため、「鳥獣害総合対策事業」を強化するとともに、捕獲体制の維持・強化に努め、鳥獣被害を受けた加入農家に支援金が交付される「鳥獣害共済基金事業」への加入促進を図ります。


 また、市内には7,000カ所を超える農業用ため池があります。老朽化が進んでいる農業用ため池の改修整備を進めます。


 二つ目は、資源の循環についてです。


 循環型社会の構築、二酸化炭素の削減、地球温暖化の防止など、環境問題に対する市民意識を高めるため、「住宅用太陽光発電システム設置費助成事業」や「みどりのカーテン普及事業」を推進します。


 さらに、分別収集した資源物の仕分け・一時保管を行うストックヤードを下内膳地区で整備します。


 三つ目は、生活排水対策についてです。


 公共用水域の水質保全と生活環境の改善を図るには、水洗化の推進が重要であります。そこで、「公共下水道接続推進事業」を創設し、公共下水道への加入促進に取り組むとともに、「合併処理浄化槽設置促進事業」に新たに単独浄化槽の撤去費助成を追加し、合併処理浄化槽の普及・推進を図ることといたしました。


 また、「洲本環境センター」については、現有の水処理施設2池だけでは、池内部の故障時に処理能力が不足すること、また、古茂江汚水処理施設の施設統合も視野に、第3池・第4池の増設に取り組んでまいります。


 次に、「人と産業とのつながり」です。


 その一つ目は、企業誘致と雇用創出についてです。


 「企業誘致」については、関係条例を今期定例会に提案しているところですが、従来の要件を大幅に緩和するとともに、誘致に伴う奨励金も3種類用意し、大幅に拡充することとしています。


 また、新設の事業所だけでなく、既存の事業所の拡張や移設も対象とし、産業の活性化を図るとともに、起業を支援します。


 そして、依然として厳しい雇用情勢にかんがみ、平成23年度においても、「緊急雇用対策」に積極的に取り組んでまいります。


 二つ目は、観光振興についてです。


 観光は、洲本市の主要産業の一つです。大浜公園が、市民や観光客が四季を通じて利用できる利便性の高い魅力ある公園となるよう整備するとともに、都志海水浴場の利便施設の整備を図ります。


 三つ目は、第一次産業の振興についてです。


 第一次産業の振興は、洲本市にとって、迅速に対処すべき課題の一つです。高齢化や後継者不足などの深刻な問題を解決するため、次世代の担い手を見つけ、育てなくてはなりません。


 「農業の担い手育成」では、認定農業者などの規模拡大や農業機械の効率的な導入に対する支援などを行い、やる気のある担い手農家の農業経営を支援します。これに加え、平成23年度からは、組織化に向けた研修経費や立ち上がり時の初期費用を助成します。


 また、洲本市産食材のブランドの強化や販路の拡大を行うため、市内外に広くPRするとともに、誇れる産品、名物づくりに向けた「市内産食材利用拡大プロジェクト事業」を積極的に推進します。


 畜産業については、洲本市が県内第1位の繁殖和牛の飼育頭数を誇る盛んな地域であることを踏まえ、「畜産力(うしぢから)誘発推進事業」を充実し、平成23年度には、将来的な後継者問題を見据え、子牛共同育成施設や女性労働力の活用などを含めた、今後の地域生産力を維持・確保するための方策に関する調査を行います。


 また、水産業では、「水産力(うみぢから)推進事業」を実施するとともに、消費拡大などを目的に市内の漁業協同組合と連携し、平成22年度に初めて実施した「洲本市水産まつり」を引き続き実施します。


 四つ目は、商業の振興についてです。


 商業、とりわけ商店街については、商店街などが実施する「元気な商店街づくり事業」を引き続き支援するとともに、「元気な商店街イメージ統一事業」も支援の対象に加えます。


 次に「世代と世代とのつながり」です。


 その一つ目は、市民満足度の向上についてです。


 少子高齢化や情報化の進展と相まって、市民が求める行政ニーズは、世代や地域によって、多種多様なものとなっています。私たち行政は、それぞれの世代や地域が求めている行政ニーズを的確に把握し、公正で公平な行政サービスの提供と、めり張りのある行政運営を行っていくことが重要であると認識しています。このため、職員の資質向上や能力開発に継続して取り組むとともに、行政の効率化を推進し、市民満足度の向上を目指します。


 二つ目は、行政事務の広域化についてです。


 洲本市のみで事業を実施するよりも、島内各市と連携しながら事業を実施し、生活機能の確保を目指す「定住自立圏構想」を推進するため、広域展開できる業務の有無を調査し、早期実現を目指します。


 加えて、国が積極的に進めている「総合特区制度」を活用し、自立的な取り組みに基づく個性ある地域の活性化及び今後の成長戦略という観点から、兵庫県と島内の3市が連携して提案している「あわじ環境未来島構想」を推進します。


 次に、「歴史とのつながり」です。


 その一つ目は、歴史遺産の保存・活用です。


 淡路島の歴史を知る上で、欠かすことのできない貴重な歴史遺産である国指定史跡「洲本城跡」を保存・活用し、観光拠点の一つに据えるとともに、市民のシンボルマウンテンとしての誇りに磨きをかけるため、「洲本城整備事業」を引き続き実施します。


 二つ目は、歴史的文化遺産の再発見と活性化です。


 地域の歴史的文化遺産の再発見と地域の活性化を目指し、「歴史文化遺産活性化事業」を実施します。白巣城跡も含め、市内に埋もれている歴史的文化遺産の現地探索を行います。


 最後に、「未来とのつながり」です。


 その一つ目は、教育環境の整備についてです。


 無限の可能性を持ち、次世代を担う子供たちが未来への夢や希望を持ち、学ぶことの大切さ、他人への優しさや思いやりの心を持つことができるよう、ハード、ソフトの両面から総合的な教育環境の整備に努めます。


 まず、施設面では、子供たちが安心して学べるよう由良小学校の改築を初め、大野小学校校舎の大規模改造と洲本第二小学校の水泳プールの改修に取り組みます。


 二つ目は、魅力ある学校づくりについてです。


 各校が児童生徒の実態に即して、生き生きと学ぶ環境を整備し、保護者や地域からの期待や要望にもこたえられる学校教育を展開できるよう、「かがやきプロジェクト(魅力ある学校づくり推進事業)」を実施し、特色のある学校づくりを推進します。


 三つ目は、スポーツの振興についてです。


 平成22年度から始まった「アスリートネットワークプロジェクト」には、日本のトップアスリートたちが多数参加しており、子供たちがスポーツを通じ、本物に触れ合うことで、大いなる刺激と夢が与えられることを期待しています。


 加えて、アスパ五色の屋外グラウンド・管理棟が開設10周年を迎えることから、「アスパ五色開設10周年記念事業」を開催し、市民の皆様に広く来場いただく機会を提供することで、健康づくりや生涯スポーツの拠点となるよう普及啓発を図ります。


 さて、ここまでたくさんの施策について、申し上げてまいりましたが、これらが十分な効果を発揮するためには、行政の補助や支援といった「公助」だけでは不十分であり、市民・企業・地域が持つ「自助」や「共助」の精神が不可欠です。


 もちろん、行政もこれまで継続してまいりました行財政基盤の強化や事務・事業の見直し、費用対効果の検討を積極的に展開してまいりますが、私は行政が行う「公助」と市民・企業・地域が持つ「自助」や「共助」の精神を「つなぐ」ことが「新しい洲本市」を生み出していくことに「つながる」と考えています。


 これまで申し上げました方針に基づき編成しました平成23年度当初予算は、一般会計233億1,300万円、特別会計139億7,495万8,000円、合計372億8,795万8,000円となっています。


 公営企業会計は、水道事業が淡路広域水道企業団に事業統合されたため、ございません。


 以上、平成23年度の予算の提案に当たり、私の市政に対する基本的な考え方と主要な施策をお示ししました。


 議員各位におかれましては、格別の御理解と御協力をお願い申し上げます。


○(木下義壽議長)  市長の施政方針並びに説明は終わりました。


 この際、10分間休憩いたします。


               休憩 午前10時46分


             ―――――――――――――――


               再開 午前10時55分


○(木下義壽議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、教育長の教育行政方針並びに説明を求めます。


 河上教育長。


               (河上和慶教育長登壇)


○(河上和慶教育長)  それでは、平成23年度教育行政方針を申し上げます。


 国においては、幼稚園教育要領並びに小中学校学習指導要領が改訂され、既に幼稚園においては平成21年度より本格実施が始まり、小学校では平成23年度より、中学校では平成24年度よりそれぞれ本格実施する旨の告示がなされたところであります。


 また、兵庫県においては、平成21年6月にひょうご教育創造プラン、いわゆる兵庫県教育基本計画が示されました。


 これらの告示内容と洲本市総合基本計画に盛り込まれた「元気のもと・すもと創造プラン」を踏まえ、いつの時代にあっても、子供たちの夢や希望の実現にかかわることができるのは教育であるとの考えのもと、魅力ある学校づくりや学校給食未実施校の早期解消並びに学校施設の安全管理対策など、直面する教育課題解消と望ましい教育環境の整備に努めてまいります。


 まず、学校教育においては、児童生徒や地域の実態に即した教育課程を編成し、確かな学力と豊かな心、健やかな体の調和を基盤とした生きる力の育成を目指し、家庭、地域社会を初め、広く市民の参画と協働のもとに教育改革を推進してまいります。


 そのために、今回新たに、「かがやきプロジェクト」を創設し、「明日を担う、こころ豊かでたくましい人材の育成」に取り組んでまいります。


 さらに、子供たちが伸び伸びと健やかに学習できる教育環境を構築するために、学校・家庭・地域社会の三者が、より強固な連携を図りながら、問題行動の未然防止に努めてまいります。


 社会教育においては、生涯学習拠点を整備充実させるとともに、学びと実践が一体化した生涯学習を推進してまいります。


 また、心身の健康と交流を目指した生涯スポーツの振興や子供たちの夢や希望を大きく膨らませることを目指した「アスリートネットワークプロジェクト」に継続して取り組んでまいります。


 具体的な施策について御説明いたします。


 まず、大きな柱の一つですが、1.学校教育といたしましては、


 (1)生きる力を育み、地域とともに歩む学校づくりの推進であります。


 子供たちにこころ豊かでたくましく生きる力を育むため、学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割を果たしながら、連携・協力して魅力ある学校づくりを進めることが求められています。


 そのため、児童生徒が輝き、学校が輝く「かがやきプロジェクト」を新たに創設し、各学校が推進する特色ある教育活動の展開を支援いたします。加えて、これまで推進してきた「ふるさと学習」や「社会人活用事業」を引き続き実施し、これらの事業に地域の人材を積極的に活用することを推奨いたします。このことによって、地域社会と学校の交流が一層深まり、ひいては地域文化の伝承にもつながるものと確信いたします。


 また、オープンスクールの継続実施と学校評議員制度の活用や学校評価システムの充実を図ってまいります。


 防災教育につきましては、学校と地域が連携した防災訓練を積極的に取り入れ、緊急時にも適切に対応できる実践的態度や能力の育成に努めてまいります。


 さらに、安全対策については、青色パトロールカーによる巡回や洲本あんしんネットの活用とともに、家庭や子供を守る110番の家並びに協力店を初め、地域との連携をより緊密にして、子供たちの安全確保に努めてまいります。


 (2)学習指導の充実であります。


 学習指導要領の本格実施や移行措置を踏まえ、児童生徒や地域の実態に即した教育課程を編成し、基礎・基本の確実な定着を図り、児童生徒がみずから学び、考える力を育むとともに、よりよく問題を解決する資質や能力を育ててまいります。


 さらに、指導効果を高めるために少人数授業の実施、パソコンや電子黒板等IT機器の活用など、指導方法の工夫改善に努め、個に応じた指導の充実を図ってまいります。


 (3)人権感覚と規範意識の育成に係る体験学習の充実であります。


 人権尊重の精神や生命に対する畏敬の念を具体的な生活の中に生かせるよう、幼児、児童生徒の内面に根差した道徳性の育成に努めるとともに、将来に向けて人生や社会を切り開く実践的な力を培ってまいります。


 その方法として、体験的・実践的な活動を積極的に取り入れることとし、小学校3年生では地域の自然へ出かけていき、五感を使って自然に触れ合う「環境体験事業」を全小学校で実施するとともに、小学校5年生では「自然学校」、中学校1年生では「わくわくオーケストラ教室」、中学校2年生では「トライやる・ウィーク」などの事業を継続して実施いたします。


 (4)共に生きる社会をめざす特別支援教育・福祉教育への取組であります。


 特別な支援を必要とする児童生徒のライフスタイルを見通し、それぞれが持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、克服するため、一人一人の教育的ニーズを把握し、社会の一員として可能な限り主体的に生活を営むことができる力を育成してまいります。


 そのため、特別支援教育の体制整備を図るとともに、特別支援教育コーディネーターやスクールアシスタント、学校教育指導補助員の配置を充実いたします。


 また、健康福祉部と連携し、障害の早期発見、早期対応に取り組み、より適切な就学指導の実現に取り組んでまいります。


 あわせて、特別支援教育への理解・啓発を図るとともに、人権教育の観点も踏まえ、障害のない児童生徒との交流や地域の人々との交流活動を推進してまいります。


 さらに、健康福祉社会の実現に向けて、体験活動などを通して高齢者や障害のある人などへの理解を深め、命の大切さや思いやりの心など福祉に対する心情をはぐくみ、日常的に福祉活動に取り組んでいく意欲や態度を育ててまいります。


 また、これまでの地震・台風災害から得た教訓やボランティア活動を通しての体験についても風化させることなく、思いやりの心やともに生きる心の醸成に努めてまいります。


 (5)異文化を理解し、相互尊重する態度を育む国際理解教育の充実であります。


 グローバル化が進展する中で、児童生徒が国際社会の一員としての自覚を持ち、自国の伝統・文化を尊重するとともに、他の国や地域の異なる文化・生活習慣を理解し、尊重する精神や外国語によるコミュニケーション能力を身につけることが重要となっています。


 このため、中学校でのALT(外国人の外国語指導助手)でありますが、英語指導を引き続き実施するとともに、小学校において英語指導員及びALTを活用して、外国語活動を実施し、英語に触れる機会の拡大を図るなど、国際理解に向けた取り組みを行ってまいります。


 (6)体育・スポーツ活動、芸術文化活動の充実であります。


 教育活動の中で、さまざまな運動や芸術が持つ特性に触れることで、体育・スポーツ活動や芸術文化活動の楽しさと喜びを味わせます。こうした活動を通して、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を育て、体力の向上を図るとともに、芸術を愛好する心情を育て、感性を高め、豊かな情操を養ってまいります。


 (7)児童生徒理解に基づく生徒指導の充実であります。


 一人一人の児童生徒の内面的理解に基づく指導の大切さを認識し、人間的な触れ合いを通して心のきずなを深め、児童生徒の社会性を培い、自主性・自立性の育成に努めてまいります。


 そのため、生徒指導体制の充実を図り、校種間の連携を密にし、保護者や関係諸機関との情報共有、行動連携を図りながら、問題行動の未然防止、早期発見、早期解決に努めてまいります。


 さらに、スクールライフコーディネーターの活用により、生徒指導の行動連携をより円滑に推進するとともに、児童生徒・学校・保護者への指導や支援に努めてまいります。


 いじめ、不登校や心のケアについては、全中学校及び小学校拠点校にスクールカウンセラーを配置するとともに、青少年センターの適応教室を中心に、その取り組みの充実に努めてまいります。


 (8)自己実現をめざした進路指導の充実であります。


 教育活動全体を通して、児童生徒の発達段階に応じて、自己実現を目指した職業観・勤労観を育成するとともに、将来、一人の社会人・職業人として社会的役割を遂行していくことができるよう自立意識の涵養に努めてまいります。


 また、それぞれの能力、適性、興味、関心などに基づき、現在及び将来の生き方を考え、自分の意思と責任で主体的に進路を選択し、決定することができる能力・態度の育成を図ってまいります。


 (9)教職員としての資質向上であります。


 教職員としての使命感と高い倫理観を保持するとともに、豊かな心と人間性の涵養に努め、専門的知識・技能の習得と実践的指導力の向上を目指して、研究と修養に努め、社会の変化に的確に対応した教育観を培うよう環境づくりに努めてまいります。


 そのため、「洲本市教育セミナー」の開催と、新学習指導要領に対応した内容の研修会を実施いたします。


 (10)幼児教育の充実であります。


 幼稚園では、幼児一人一人が楽しく充実した生活を営む中で、興味や欲求に基づいた直接的・具体的な体験を通して、豊かな心情や物事にみずから取り組もうとする意欲や健全な生活を営むために必要な態度、基本的生活習慣などを育ててまいります。


 また、花や野菜を育てたり、自然に触れたりする活動を通して、みずから体験・発見し、環境や生命を大切に思う心をはぐくむ環境学習を進めてまいります。


 さらに、就学前教育と子育て環境の充実を図るため、引き続き、洲本幼稚園において3歳児特別保育を実施してまいります。


 (11)快適・安全な学校施設などの充実であります。


 子供たちが夢や希望をもって、安心して楽しい学校生活を送ることができるよう、施設の適切な維持・修繕対策を行い、安全で豊かな教育環境の整備に取り組んでまいります。


 施設の安全管理対策として、由良小学校校舎改築に向けた取り組みを進めるとともに、大野小学校校舎の大規模改造工事、老朽化が進んでいる洲本第二小学校水泳プールの改修工事を実施いたします。


 大きな柱の二つ目でありますが、2.社会教育といたしましては、


 (1)生涯学習の振興であります。


 近年の社会状況の変化は目まぐるしく、私たちの生活環境も大きく変化しつつあります。こうした時にこそ、生きがいのある人生を送るため、学習し、自分を高めようとする人がふえています。一方では、習得した知識や技能を活用して社会貢献を望む人も少なくありません。


 このように多様化する市民ニーズにこたえるため、本市では生涯学習の拠点である図書館2館、文化史料館、中央公民館2館、地区公民館11館を整備充実させ、市民の主体的な学習活動を支援してまいります。


 (2)青少年健全育成の推進であります。


 21世紀を担う青少年が、心身ともに健やかに成長し、思いやりや協調性、創造性を持った地域の一員として自立するためには、家庭や地域の役割が重要となっています。それは、まさに家庭や地域における教育力をより一層高めることであります。


 そのため、PTA活動の支援を通して家庭、地域の教育力の向上を図るとともに、各種団体の協力を得ながら自然体験を通じての青少年リーダー養成事業を実施してまいります。また、子育て学習センターでは親子体験活動の実施、相談業務・情報提供などに取り組んでまいります。


 (3)地域文化の振興であります。


 芸術・文化は人々に感動と生きる力を与え、豊かで潤いのある人生を送る上で大きな力となります。


 このため、洲本市美術展の開催を初めとした芸術・文化の鑑賞及び発表の場を支援するとともに、洲本市文化協会の活動支援により地域文化活動の活性化に努めてまいります。


 また、図書館・文化史料館・高田屋嘉兵衛翁記念館・市民交流センター・文化体育館では、文化活動の拠点としてふさわしい施設運営に努めてまいります。


 特に、開館から5年が経過し、洲本市における文化・スポーツ活動拠点施設として定着した文化体育館では、より一層市民に親しまれる施設運営に努めるとともに、すぐれた芸術・文化と触れ合う機会の提供を初め、市民と一体となったイベントなどの自主事業を展開してまいります。


 また、国指定史跡「洲本城跡」を初めとする市内の歴史文化遺産を次世代に引き継ぐためにそれらの保護を図るとともに、地域活性化の核となるよう、その活用に努めてまいります。


 続いて、大きな柱の三つ目でありますが、3.体育保健といたしまして、


 (1)社会体育事業の充実であります。


 生涯を通じて、市民みずからがそれぞれの体力や年齢に応じてスポーツに親しみ、心身ともに健康で充実した生活を営むことができる生涯スポーツ社会の実現が求められております。


 このため、体育協会を初め各種スポーツ団体と連携を図りながら、各種スポーツ大会や教室、指導者講習会を開催し、日ごろからスポーツに親しむことができる機会の提供や指導者の育成を図るとともに、スポーツ団体の育成、支援に努めてまいります。


 また、スポーツの振興と島外からの交流人口の増による地域経済の活性化を目的に実施しております「あわじ島スポーツフェスティバルinすもと」や、昨年度から取り組んでいるオリンピック・世界選手権などの世界的大会を経験した日本のトップ選手を講師に、スポーツの振興や競技力の向上を初め、スポーツを通して夢や希望に満ちた次代を担う青少年の健全育成を目的とした「アスリートネットワークプロジェクト」も引き続き実施してまいります。


 体育施設においては、より一層親しまれる施設運営に努めてまいります。特に、オープン10周年を迎える「アスパ五色」では、メインのサッカー場を中心とした記念イベントを開催いたします。


 (2)「スポーツクラブ21ひょうご」の推進であります。


 各小学校区における地域住民の自主的なスポーツ活動拠点として定着してきた「スポーツクラブ21ひょうご」については、交流大会の開催など各クラブ間の連携、交流をより一層深めながら、市民スポーツの発展、充実を図るための活動支援を行ってまいります。


 (3)学校保健の推進であります。


 保健教育では、児童生徒の発達段階に応じて、生涯にわたって健康で安全な生活を送ることができる能力・態度・習慣をあらゆる教育活動を通して培ってまいります。


 また、児童生徒の心身の健康状態について、保護者や学校医などと密接に連携をとり、適切な保健管理・保健指導を行うとともに、検診のより円滑な実施に努めてまいります。


 さらに、洲本市学校保健会と連携を図りながら、専門医などによる研修会を実施するなど、学校保健事業の充実に努めるとともに、各学校・園における学校保健委員会の活動を支援し、児童生徒の健康づくりの推進に努めてまいります。


 (4)食育の推進であります。


 子供たちに望ましい食習慣を養い、豊かな人間関係を育てるための食育は大変重要であり、国の「食育基本法」、県の「食の安全安心と食育に関する条例」、さらには平成22年度に策定した「洲本市食育推進計画」を受けて、学校栄養教諭を中心として児童生徒の実態に即した各学校における推進体制の充実に努め、教科指導や給食指導を通して、より一層の食育の推進に取り組んでまいります。


 (5)安全安心な学校給食の推進であります。


 食生活は、本来個人のライフスタイルにゆだねるものでありますが、昨今の食生活の乱れから、学校教育においても、食を通して正しい食生活習慣を身につけさせることが重要であると指摘されております。このことから学校給食は、食生活習慣を確立する上で、大きな役割を担うものであるとの認識の上に立ち、洲本地域における学校給食未実施校の早期解消と単独及び共同調理場の老朽化への対応を含め、学校給食施設の整備を進めてまいります。


 また、引き続き、「学校給食衛生管理マニュアル」に基づき、より安全で安心な学校給食を提供するとともに、地元食材を使った給食メニューの開発や行政、地元農林漁業関係者と連携しながら、可能な限り地元食材を取り入れた給食の提供に努め、地産地消の推進を図ってまいります。


 以上、平成23年度教育行政方針をお示しいたしました。


 議員各位におかれましては、格別の御理解と御協力、御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


○(木下義壽議長)  教育長の教育行政方針並びに説明は終わりました。


 この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。


               休憩 午前11時23分


             ―――――――――――――――


               再開 午後 0時59分


○(木下義壽議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、新年度予算並びに関係議案の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  先ほど市長から平成23年度の市政運営の基本的な方針と主要施策について開陳がございました。それに引き続き、ただいまから本会議に提案いたしております22件の予算及び条例関係議案について順次、説明申し上げます。


 まず、1番表示の議案第1号 平成23年度洲本市一般会計予算について説明申し上げます。


 一般会計の予算の総額は、233億1,300万円を計上しています。前年度と比較すると31.6%の増となっています。この要因は、前年度の当初予算は、義務的経費を中心とした骨格的な予算編成をしたことによるものでございます。


 歳入歳出予算につきましては、議案書2ページから5ページの「第1表 歳入歳出予算」で定めておりますが、歳入から主なものを説明申し上げます。


 市税では、前年度決算見込み額をもとに、地方財政計画及び本市の経済状況を考慮して、市税全体で、前年度比1.2%増の59億8,200万円を計上しています。


 地方譲与税は、前年度比3.6%減の2億1,000万円を計上しています。


 地方交付税は、前年度算定額をもとに、地方財政計画の伸び、人口の減少要因などを考慮して、普通交付税61億円、特別交付税6億円、交付税全体では、67億円を計上しています。


 分担金及び負担金は、私立保育所保育料、保育所運営負担金の増などにより、前年度比17.2%増の1億7,726万6,000円を計上しています。


 使用料及び手数料は、前年度まで雑入で計上していた「CATVインターネット利用料金」を使用料で計上したことなどにより、前年度比13.7%増の7億9,951万9,000円を計上しています。


 国庫支出金は、子ども手当負担金、生活保護費負担金、循環型社会形成推進事業交付金の増などにより、20億9,267万9,000円を計上しています。


 県支出金は、子ども手当負担金、地域介護拠点整備費補助金、地域グリーンニューディール基金交付金、予防接種事業補助金の増などにより、13億4,197万7,000円を計上しています。


 財産収入は、財産貸付収入の増などにより、前年度比2.1%増の4,963万5,000円を計上しています。


 市債は、電算システム整備事業債、清掃施設整備事業債、借換債などの増により、45億400万円を計上しています。


 次に、歳出につきましては、議案書4ページ、5ページにおいて目的別に、款項の区分ごとに定めておりますが、歳出予算の概要につきましては、性質別に区分したもので説明申し上げます。


 まず、人件費につきましては、職員数の削減、職員給与改定及び期末勤勉手当の削減及び全国的な制度見直しの影響等による共済費の増などにより、前年度比0.4%減の41億4,593万5,000円を計上しています。


 行政経費につきましては、扶助費、物件費、繰出金、補助費などを計上しています。


 そのうち、扶助費は子ども手当、生活保護費、自立支援給付費など社会福祉関連経費33億5,694万1,000円を計上しています。物件費は、主に施設の維持管理経費など23億984万3,000円を計上しています。補助費等は、各種団体への負担金など23億4,907万9,000円を計上しています。繰出金は、特別会計への繰出金23億1,363万2,000円を計上しています。


 投資的経費につきましては、生活関連基盤の整備事業、地域経済の振興に必要な事業、教育施設整備事業など14億6,735万8,000円を計上しています。


 公債費につきましては、借換債が前年度より増加したことなどにより、70億1,809万8,000円を計上しています。


 次に、第2条債務負担行為につきましては、議案書6ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、公衆浴場設備改善資金利子補給金ほか9件について、それぞれ期間及び限度額を定めています。


 第3条地方債につきましては、議案書7ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第4条一時借入金につきましては、借入金の最高額を30億円と定めています。


 第5条歳出予算の流用につきましては、職員の異動などにより、人件費に過不足を生じた場合における同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 以上で、一般会計予算の説明を終わらせていただきます。


 続きまして、2番表示の特別会計予算について順次、説明申し上げます。


 まず、議案第2号 平成23年度洲本市国民健康保険特別会計予算について説明申し上げます。


 国民健康保険特別会計の事業勘定における予算は、一般及び退職被保険者の医療給付費の増加、後期高齢者医療支援金の減少などを見込み、前年度比0.3%減の56億1,380万円を計上し、直営診療施設勘定の予算は、前年度比0.4%減の8億5,420万円を計上しています。


 第2条地方債につきましては、議案書34ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第3条では、一時借入金の最高額を事業勘定で10億円と定めています。


 第4条では、歳出予算の流用について、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 次に、議案第3号 平成23年度洲本市由良財産区特別会計予算は、前年度比1.2%減の116万4,000円を計上しています。


 次に、議案第4号 平成23年度洲本市納、鮎屋財産区特別会計予算は、前年度比19.5%減の10万3,000円を計上しています。


 次に、議案第5号 平成23年度洲本市堺財産区特別会計予算は、前年度と同額の39万1,000円を計上しています。


 次に、議案第6号 平成23年度洲本市土地取得造成特別会計予算は、土地造成事業費の増により、前年度比33%増の1億6,520万円を計上しています。


 第2条地方債につきましては、議案書108ページの「第2表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第3条一時借入金につきましては、借入金の最高額を1億円と定めています。


 続きまして、議案第7号 平成23年度洲本市下水道事業特別会計予算は、公共下水道維持管理費、公共下水道整備費の増などにより、前年度比15%増の14億6,440万円を計上しています。


 第2条債務負担行為につきましては、議案書126ページの「第2表 債務負担行為」のとおり、洲本環境センター脱水機改築工事委託料及び下水道施設包括管理業務委託料について、期間及び限度額を定めています。


 第3条地方債につきましては、議案書127ページの「第3表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 第4条一時借入金につきましては、借入金の最高額を5億円と定めています。


 次に、議案第8号 平成23年度洲本市CATV事業特別会計予算は、CATV施設整備事業費の減額などにより、前年度比31.3%減の9億6,110万円を計上しています。


 第2条地方債につきましては、議案書154ページの「第2表 地方債」において、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めています。


 続きまして、議案第9号 平成23年度洲本市介護保険特別会計予算は、事業勘定において、介護サービス給付費の増などにより、前年度比2.9%増の39億7,320万円を計上し、介護サービス事業勘定では、居宅サービス事業費の減などにより、前年度比3.3%減の3億3,700万円を計上しています。


 第2条で、一時借入金につきましては、その最高額を事業勘定で5億円と定めています。


 第3条では、歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項の予算額に過不足を生じたときは、同一款内において、各項の間での予算流用ができることを定めています。


 次に、議案第10号 平成23年度洲本市後期高齢者医療特別会計予算は、後期高齢者医療広域連合負担金の減などにより、前年度比1.5%減の6億440万円を計上しています。


 第2条で一時借入金につきましては、その最高額を5,000万円と定めています。


 なお、洲本市老人保健医療特別会計は、平成22年度をもって会計を廃止します。これにつきましては、平成19年度で老人保健医療制度が終了していますが、清算業務を行うため、経過措置として平成22年度まで会計を継続してきたもので、清算等がおおむね終了しましたので、当該会計を廃止するものでございます。


 以上で、平成23年度の予算関係議案の説明を終わります。


 続きまして、議案第11号ないし議案第22号について説明申し上げますので、3番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第11号 洲本市手数料条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成9年から由良町中央漁業協同組合が運航している成ヶ島の渡船について、本年4月から市が事業主体となり、市が手数料を徴収することから、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、成ヶ島の渡船の運送手数料を、現在と同額の1人1往復につき大人300円、子供200円とし、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第12号 洲本市企業誘致条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、現行の「洲本市産業振興奨励条例」による市の奨励措置を充実させ、企業誘致を促進することにより、産業の振興及び雇用の増大を図ることを目的として、提案申し上げるもので、現行の「洲本市産業振興奨励条例」の題名及び大半の条項に整備が及ぶことから、全部改正の方式をとることとしております。


 この内容は、現行の「洲本市産業振興奨励条例」の題名を「洲本市企業誘致条例」とし、奨励措置を受けるための要件を緩和するとともに、市内に事業所を新設、拡張または移設した者に対して奨励金を交付する期間を、現行の3年間から5年間に伸長するほか、新たに雇用した従業員のうち市内在住者の人数または新築した事業所の床面積などに応じて、2種類の新たな奨励金を交付することとし、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第13号 洲本市CATV施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成19年度から実施してきた洲本地域と五色地域のケーブルテレビ施設の統合整備工事による施設の更新に伴い、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、本年3月末で有料チャンネルの放送を終了すること、また、5月末までに宅内での切りかえ工事が完了し、6月からは新しい施設による放送の受信となる予定であることから、条例の各規定を整備し、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第14号 洲本市特別会計条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成20年3月に老人保健医療制度が廃止され、4月から後期高齢者医療制度へ移行する際、経過措置として設置しておりました洲本市老人保健医療特別会計について、その設置目的を達したため廃止することから、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、第1条、第2条において、当該特別会計の廃止に係る規定の整備を行い、附則で施行期日等を定めております。


 続きまして、議案第15号 洲本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成22年5月公布の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律の施行等に伴い、条例に所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、法の引用条項を整備するほか、一般廃棄物処理業の許可業者の関係施設に対する検査時の検査証、及び従業員の身分証について、市による交付を廃止するとともに、従業者証は業者が発行することとし、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第16号 洲本市ペット霊園の設置等に関する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、法令の規制が整備されていないペット霊園について、全国各地で設置をめぐりトラブルが発生していることから、ペット霊園の設置等に関する市のルールを定めることにより、近隣住民とのトラブルを未然に防止し、良好な生活環境の保全に資することを目的として、提案するものでございます。


 この内容は、第1条で目的を定めるほか、各条で、ペット霊園を設置または管理する者の責務、設置等の許可の基準及び手続、市による設置者に対する措置の内容等について規定し、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第17号 洲本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、国民健康保険税について、合併後5年間の激変緩和措置により、合併前の洲本市と五色町の区域ごとに不均一課税となっておりましたが、これを平成23年度からは均一課税とするため、また、市民による納付を促進するため、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、国民健康保険税の税率及び税額を統一するとともに、納期を現在の5回から、9回に変更しようとするもので、附則で施行期日等を定めております。


 次に、議案第18号 洲本市鳥獣害共済基金条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、野生鳥獣による農作物被害を受けた農業者の営農意欲を継続させ、耕作放棄地の発生を防止することを目的として、被害を受けた農業者に対し、支援金を交付するための基金を設置したく、提案するものでございます。


 この内容は、第1条で設置の目的を定めるほか、各条で基金の管理、運用に関する事項を定め、附則で施行期日を定めております。


 続きまして、議案第19号 洲本市由良交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、由良・生石周辺整備事業で同施設内に設置するバーベキューサイトの運営について、所要の改正を行うため、提案するものでございます。


 この内容は、バーベキューサイトの使用料金を1区画につき4,000円とし、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第20号 市民交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、同センター内の施設を有効活用し、使用者の利便性向上を図るため、提案するものでございます。


 この内容は、現在、ホールの使用者に貸し出している控室を、ホールの使用の有無にかかわらず、控室のみで貸し出すほか、現在使用していない同センター1階にある小会議室を貸し出すため、その使用料を設定し、附則で施行期日を定めております。


 続きまして、議案第21号 淡路広域行政事務組合規約の変更については、規約の変更につき地方自治法第286条第1項の規定により定めるため、同法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるもので、淡路ふるさと市町村圏計画の策定及び同計画に基づく地域振興整備事業に関する事務を見直し、関係市が共同で行う職員研修事業、淡路ふるさと市町村圏基金を活用した圏域の振興整備事業等に改め、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第22号 兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について、説明申し上げます。


 本件は、当該事務組合への北はりま消防組合の加入に伴い、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、組合を組織する市町等を定める第2条の別表第1号表に、北はりま消防組合を加え、附則で施行期日を定めております。


 以上で、議案第1号ないし議案第22号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○(木下義壽議長)  以上で、平成23年度全会計の予算並びに条例等の説明は終わりました。





              〜日程第4 議案第23号〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第4、議案第23号を議題といたします。


 議案の朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、議案第23号について説明申し上げますので、4番表示のつづりをごらん願います。


 議案第23号 洲本市特定農山村総合支援事業基金条例を廃止する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、特定農山村総合支援事業が終了し、継続の見込みがなくなったことから、本条例を廃止したく提案するもので、附則で施行期日を定めております。


 以上で、議案第23号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定くださいますようお願い申し上げます。


○(木下義壽議長)  以上で、平成22年度関係条例の説明は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、明9日は休会いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  御異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、3月10日午前10時から再開いたします。


 本日は、これにて延会いたします。


 長時間御審議ありがとうございました。


               延会 午後 1時25分