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兵庫県 洲本市

平成22年第5回定例会(第1日 9月 9日)




平成22年第5回定例会(第1日 9月 9日)





 
平成22年第5回洲本市議会会議録(定例会)





                       平成22年9月9日(木)(第1日)


                       開会 午前10時00分





1 議事日程


  第1 会議録署名議員の指名


  第2 会期の決定


  第3 報告第 8号 専決処分の報告について


     報告第 9号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について


  第4 議案第67号 平成22年度洲本市一般会計補正予算(第2号)


     議案第68号 平成22年度洲本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)


     議案第69号 平成22年度洲本市由良財産区特別会計補正予算(第1号)


     議案第70号 平成22年度洲本市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)


     議案第71号 平成22年度洲本市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


     議案第72号 平成22年度洲本市介護保険特別会計補正予算(第3号)


     議案第73号 洲本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び洲本市職員の


            育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について


     議案第74号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定


            について


     議案第75号 洲本市父子福祉金支給に関する条例を廃止する条例の一部を改


            正する条例制定について


     議案第76号 五色町定住化促進に関する条例を廃止する条例制定について


     議案第77号 洲本市の区域内における字の区域の変更について


     議案第78号 洲本市の区域内における字の区域の変更について


     議案第79号 堺小学校(校舎)耐震補強及び大規模改造等工事請負変更契約


            締結について


  第5 認定第 1号 平成21年度洲本市水道事業決算認定について


     認定第 2号 平成21年度洲本市歳入歳出決算認定について





2 本日の会議に付した事件


  日程第1 会議録署名議員の指名


  日程第2 会期の決定


  日程第3 報告第 8号 専決処分の報告について


       報告第 9号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について


  日程第4 議案第67号 平成22年度洲本市一般会計補正予算(第2号)


       議案第68号 平成22年度洲本市国民健康保険特別会計補正予算(第3


              号)


       議案第69号 平成22年度洲本市由良財産区特別会計補正予算(第1号)


       議案第70号 平成22年度洲本市老人保健医療特別会計補正予算(第2


              号)


       議案第71号 平成22年度洲本市下水道事業特別会計補正予算(第2号)


       議案第72号 平成22年度洲本市介護保険特別会計補正予算(第3号)


       議案第73号 洲本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び洲本市職


              員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定に


              ついて


       議案第74号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


              制定について


       議案第75号 洲本市父子福祉金支給に関する条例を廃止する条例の一部


              を改正する条例制定について


       議案第76号 五色町定住化促進に関する条例を廃止する条例制定につい


              て


       議案第77号 洲本市の区域内における字の区域の変更について


       議案第78号 洲本市の区域内における字の区域の変更について


       議案第79号 堺小学校(校舎)耐震補強及び大規模改造等工事請負変更


              契約締結について





3 議事順序


  開  会 午前10時00分


  議長あいさつ


  市長あいさつ


  開会宣告


  開議宣告


  諸般の報告


  会議録署名議員の指名


  会期の決定


  報告第8号及び報告第9号


  議案第67号ないし議案第79号


  休憩宣告 午前10時24分


  再開宣告 午前10時34分


    9番 岩橋久義議員


    2番 山?展延議員


  休憩宣告 午前11時38分


  再開宣告 午後 0時59分


    3番 桐山 繁議員


    8番 廣田恵三議員


  休憩宣告 午後 1時51分


  再開宣告 午後 2時19分


    7番 岡本治樹議員


  延会宣告


  延  会 午後 2時38分





4 会議に出席した議員(18名)


   1番  木 下 義 壽          2番  山 ? 展 延


   3番  桐 山   繁          4番  山 木 佳 宏


   5番  戸 田 公 三          6番  福 本   巧


   7番  岡 本 治 樹          8番  廣 田 恵 三


   9番  岩 橋 久 義         10番  笹 田   守


  11番  地 村 耕一良         12番  小 松   茂


  13番  先 田 正 一         14番  岡 崎   稔


  15番  片 岡   格         16番  小 坂 雅 計


  17番  奥 井 正 展         18番  山 本 和 彦





5 会議に欠席した議員(0名)


  な  し





6 議事に関係した事務局職員(4名)


  議会事務局長       ? 坂 宗 子


  次長兼総務係長兼調査係長 尾 上 憲 宏


  議事係長         石 田 武 史


  嘱託書記         光 宮 智 章





7 会議に出席した説明員(24名)


  市長           竹 内 通 弘


  副市長          濱 田 育 孝


  副市長          森 屋 康 弘


  理事           松 原 昭 雄


  企画情報部長       浜 辺   学


  総務部長         上 崎 勝 規


  市民生活部長       船 越 忠 之


  健康福祉部長       清 水 久 志


  農林水産部長       太 田 知 二


  都市整備部長       岩 岡 頼 史


  五色総合事務所長     前 川 恭 治


  教育次長         中 川 勝 喜


  企画情報部参事      岩 田   博


  企画情報部次長      竹 内 友 宏


  健康福祉部次長      里 深   寛


  農林水産部次長      渡 邉 浩 史


  農林水産部次長      田 中 敏 彦


  五色総合事務所次長    居 上 正 治


  総務課長         河 合 隆 弘


  財政課長         赤 松 和 彦


  環境整備課長       清 水 正 隆


  用地課長         坂 林   孝


  体育保健課長       藤 井   先


  監査委員事務局長     武 田 好 史





               開会 午前10時00分





                〜議長あいさつ〜





○(木下義壽議長)  開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 ことしの夏は、歴史的酷暑であったということでございますが、そのような中、洲本の夏の風物詩である「淡路島まつり」と「?田屋嘉兵衛まつり」も、島内外から多くの方々にお越しいただき、好評のうちに無事終えることができました。関係各位の御協力、御尽力に対し、感謝を申し上げる次第でございます。


 一方、全国的には7月から8月にかけて、地域によっては記録的な集中豪雨に見舞われ、甚大な被害が発生しております。被災された地域の皆様方には、おくればせながら、心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興を祈念するものでございます。


 また、8月27日には宮崎県で口蹄疫の終息宣言が出されましたことは朗報でありました。関係者の御尽力に対し、感謝を申し上げる次第でございます。


 さて、本日、9月定例市議会が招集されましたところ、議員各位には定刻御参集を賜り、ここに開会の運びに至りましたことは、まことに御同慶にたえません。


 今回の定例会では、平成22年度各会計の補正予算、平成21年度決算認定議案、条例改正議案などが理事者から提出されております。


 残暑なお厳しい折ではございますが、議員各位におかれましては、御精励を賜り、これら諸案件に対しまして慎重御審議の上、適切妥当な結論が得られますとともに、円滑な議事運営に格段の御協力をお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。


○(木下義壽議長)  市長よりごあいさつがありますので、伺うことといたします。


 竹内市長。





                〜市長あいさつ〜


               (竹内通弘市長登壇)


○(竹内通弘市長)  おはようございます。朝晩こそ、心持ちしのぎやすく感じられるようにはなりましたが、日中は記録破りの猛暑の影響を受け、まだまだ夏さながらの毎日が続いております。


 このような中、平成22年9月定例議会を招集しましたところ、議員の皆様の御出席を得て、ここに開会できますことに、衷心より感謝申し上げます。ありがとうございます。


 このたびの議会では、平成21年度決算について御審議をいただきます。


 平成21年度一般会計決算につきましては、歳入歳出ともに、国の経済危機対策に呼応して数次の補正予算を編成したことなどから、決算規模で対前年度11%余りの増となっております。決算収支につきましては、実質収支、実質単年度収支ともに昨年度に引き続き、黒字となっております。これら決算認定2件をはじめ、本定例会に提案申し上げ、御審議いただきます案件は、専決処分と健全化判断比率などの報告案件が2件、補正予算関係議案が6件、条例制定関係議案が4件、その他の議決事件関係議案が3件の計17件でございます。


 何とぞ御審議いただき、適切な御決定をくださるようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。ありがとうございます。





                〜開 会 宣 告〜





○(木下義壽議長)  ただいまから、洲本市議会定例会を開会いたします。





                〜開 議 宣 告〜





○(木下義壽議長)  ただいまの出席議員は18名で、会議は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 この際、閉会中の人事異動により今期定例会から出席の新たな説明員を御紹介いたします。


 竹内友宏企画情報部次長兼企画課長。


 以上でございます。





                 〜諸般の報告〜





○(木下義壽議長)  議事に先立ちまして、去る7月開会の臨時会以後における閉会中の諸般の事項につきまして御報告をいたします。


 監査委員より、例月現金出納検査結果報告書の提出がありましたので、この写しをお手元に配付しておきました。


 また、その他の報告事項につきましては、お手元に配付のとおりでありますから、御了承のほどよろしくお願いをいたします。


 日程に入る前に御報告いたします。


 説明のため、出席を求めました者のうち、三倉教育長には所用のため、本日の会議に出席できない旨、届け出がありましたので、御了承願います。


 本日の議案は、去る2日にお手元に配付いたさせてありますが、本日の日程表は先ほど配付いたしました。


 日程表等、配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  配付漏れがなければ、これより日程に入ります。





            〜日程第1 会議録署名議員の指名〜





○(木下義壽議長)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、5番 戸田議員、14番 岡崎議員を指名いたします。





              〜日程第2 会期の決定〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から9月30日までの22日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  御異議なしと認めます。


 よって、会期は本日から9月30日までの22日間と決定いたしました。





           〜日程第3 報告第8号及び報告第9号〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第3、報告第8号及び報告第9号の2件を一括議題といたします。


 理事者の説明を求めます。


 濱田副市長。


                (濱田副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、報告第8号 専決処分の報告について、御説明申し上げますので、1番表示のつづりをごらん願います。


 この専決処分につきましては、市長において専決処分することができるものとして、市議会の議決により特に指定されております事項の第1項「損害賠償の額を定めること」に該当するため、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分し、同条第2項の規定により、報告申し上げるものでございます。


 まず、1件目の専決第9号、損害賠償額の決定及び和解については、本年6月、洲本市五色町鮎原塔下の県道において、公用車がカーブに差しかかり減速したところ、路面が雨でぬれていたためスリップし、ガードレールに接触した物損事故であって、7月22日付で損害賠償の額を7万4,550円と定め、和解したものでございます。


 次に、2件目の専決第10号 損害賠償額の決定及び和解については、本年7月、洲本市塩屋一丁目の防災公園内において、相手方が自転車で通行していたところ、溝に設置してあるグレーチングの間にすき間があったため、そのすき間に自転車の前輪がはまり相手方が転倒した際、地面でひざを打ち負傷するとともに、自転車の前輪がパンクしたことにより、損害が生じた事故であって、8月17日付で損害賠償の額を3万1,503円と定め、和解したものでございます。


 以上で、報告第8号の説明を終わります。


 続きまして、報告第9号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、説明申し上げますので、2番表示のつづりをごらん願います。


 健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結赤字比率は発生せず、いずれも黒字となっております。


 実質公債比率については、前年度と比較して0.2%悪化し18.9%となり、地方債を発行するに当たり、都道府県知事の許可を要する基準である18%を上回りました。


 次に、将来負担比率については、市債の償還額が発行額を上回ったことなどにより、前年度より29%改善し、178.4%となっております。


 また、公営企業に適用される資金不足比率につきましては、いずれの公営企業においても資金不足とはなっておりません。


 なお、監査委員の意見書につきましては、次ページ以降に添付いたしておりますので、御参照願います。


 以上で、報告第9号の説明を終わります。


○(木下義壽議長)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  別に御質疑がなければ、報告第8号及び報告第9号の2件については、報告を終わります。





         〜日程第4 議案第67号ないし議案第79号〜





○(木下義壽議長)  次に、日程第4、議案第67号ないし議案第79号の13件を一括議題といたします。


 議案の朗読を省略して、理事者の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  それでは、議案第67号ないし議案第72号について、説明申し上げますので、3番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第67号 平成22年度洲本市一般会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,540万円を追加するものでございます。


 補正予算の内容につきましては、歳入から説明申し上げますので、予算書の2ページ及び6ページから11ページをごらん願います。


 第60款国庫支出金、10項国庫負担金は、児童扶養手当負担金130万円を計上しています。


 第60款国庫支出金、15項国庫補助金は、バイオマス利活用事業補助金115万円を計上しています。


 第65款県支出金、15項県補助金は、4,140万9,000円の追加で、農業土木施設災害復旧費補助金、鳥獣被害防止総合対策事業補助金などを計上しています。


 第65款県支出金、20項県委託金は、幼児教育実践支援事業委託金20万円を計上しています。


 第75款寄附金、10項寄附金は、災害復旧事業寄附金として205万6,000円を計上しています。


 第80款繰入金、15項基金繰入金は、1,886万1,000円の追加で、元気のもと基金繰入金及び地域活性化・公共投資臨時交付金基金繰入金を計上しています。


 第85款繰越金、10項繰越金は、前年度繰越金3億6,788万6,000円を計上しています。


 第90款諸収入、90項雑入は、1,853万8,000円の追加で、自治総合センターコミュニティ助成金などを計上しています。


 第95款市債、10項市債は、1,400万円の追加で、農業土木施設災害復旧債、鳥飼小学校大規模改造事業債などを計上しています。


 続きまして、歳出について説明を申し上げますので、予算書の3ページ及び12ページ以降をごらん願います。


 第15款総務費、10項総務管理費は、2億9,411万8,000円の追加で、その主な内容は、元気のもと基金事業等、交流振興関係事業費として1,166万円、財政調整基金積立金2億5,622万1,000円、コミュニティ助成事業助成金1,750万円などを計上しています。


 第20款民生費は、10項社会福祉費が2,213万7,000円、15項児童福祉費が475万2,000円の追加で、主な内容は、過年度国県支出金精算返納金1,927万4,000円、国民健康保険特別会計事業勘定繰出金294万円、児童扶養手当390万円などを計上しています。


 第25款衛生費、10項保健衛生費は、淡路広域水道企業団補助金など6,189万6,000円を計上しています。


 第35款農林水産業費は、10項農業費が214万6,000円、15項林業費が1,270万1,000円の追加で、その主な内容は口蹄疫対策費200万円、有害鳥獣防除対策費970万1,000円、森林再生事業費300万円などを計上しています。


 第40款商工費、10項商工費は、観光施設整備工事費など983万円を計上しています。


 第45款土木費、10項土木管理費は、土木管理費30万円を計上しています。


 第55款教育費は、15項小学校費が、鳥飼小学校、大野小学校改修工事費など1,405万円、20項中学校費が310万円、25項幼稚園費が20万円の追加で、30項社会教育費は施設管理形態の変更による歳出予算の組みかえでございます。


 第60款災害復旧費、10項農林水産業施設災害復旧費は、本年6月の集中豪雨による農業土木災害復旧費4,001万7,000円を計上しています。


 以上で、議案第67号の説明を終わらせていただきます。


 続きまして、特別会計補正予算について順次説明を申し上げますので、4番表示のつづりをごらん願います。


 議案第68号 洲本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、事業勘定で、制度改正によるシステム改良経費294万円を計上、直営診療施設勘定で、医療事務機器更新のための経費70万円を計上しています。


 次に、議案第69号 洲本市由良財産区特別会計補正予算(第1号)は、町内会施設整備のための経費59万円を計上しています。


 次に、議案第70号 洲本市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)は、過年度国県支出金精算返納金249万9,000円を計上しています。


 次に、議案第71号 洲本市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、下水処理施設補修工事費2,500万円を計上しています。


 次に、議案第72号 洲本市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、事業勘定において、地域支援事業支援交付金精算返納金59万9,000円を計上しています。


 以上で、議案第67号ないし議案第72号についての説明を終わらせていただきます。


 続きまして、議案第73号ないし議案第79号について説明申し上げますので、5番表示のつづりをごらん願います。


 まず、議案第73号 洲本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び洲本市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律などが本年6月に施行されたことに伴い、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、これらの二つの条例について、配偶者が育児休業を取得している職員や、配偶者が常態として養育できる職員も育児休業を取得できるようにするとともに、父親が妻の出産後57日以内に育児休業を取得した場合、再度、育児休業を取得できるようにするもので、附則で施行期日を定めております。


 次に、議案第74号 洲本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成22年6月公布の児童扶養手当法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、法改正により、母子家庭に加え、本年8月から新たに父子家庭にも児童扶養手当が支給されることとなったことから、父子家庭についても公務災害補償の受給調整を行うため、児童扶養手当法からの引用規定の条項移動に合わせ、文言整理を行い、附則で施行期日等を定めております。


 次に、議案第75号 洲本市父子福祉金支給に関する条例を廃止する条例の一部を改正する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、平成20年4月に施行した洲本市父子福祉金支給に関する条例を廃止する条例の経過措置として、平成25年度末まで支給することとしておりました父子福祉金について、児童扶養手当法の改正により、父子家庭にも児童扶養手当が支給されることとなった状況を踏まえ、所要の改正を行いたく、提案するものでございます。


 この内容は、段階的な父子福祉金の支給の廃止を定めた経過措置に関する附則の規定について、原則的に支給を廃止するとともに、所得制限により児童扶養手当が支給されない者に対して、例外的に支給する旨の規定を加え、附則で施行期日を定めています。


 次に、議案第76号 五色町定住化促進に関する条例を廃止する条例制定について、説明申し上げます。


 本件は、五色地区を対象に、合併前に続いて暫定施行されていた本条例について、地域審議会から通勤通学対策事業について廃止する旨の答申を受けたこと、また、当初の定住化促進の目的が達成されたことから、廃止を提案するもので、附則で施行期日等を定めています。


 次に、議案第77号 洲本市の区域内における字の区域の変更について、説明申し上げます。


 本件は、地籍調査事業の実施に伴い、字の区域の変更が生じたため、地方自治法第260条第1項の規定により、本市の区域内における字の区域の変更を行いたく、提案申し上げるもので、この内容は、変更調書及び変更図のように、大字千草について、記載地番の字を変更しようとするものでございます。


 次に、議案第78号 洲本市の区域内における字の区域の変更について、説明申し上げます。


 本件は、地籍調査事業の実施に伴い、前号議案と同様に、本市の区域内における字の区域の変更を行いたく、提案申し上げるもので、この内容は、変更調書及び変更図のように、大字五色町広石下について、記載地番の字を変更しようとするものでございます。


 次に、議案第79号 堺小学校(校舎)耐震補強及び大規模改造等工事請負変更契約締結について、説明申し上げます。


 本件は、洲本市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に定める予定価格1億5,000万円以上の工事の請負に当たるため、変更契約締結に当たり、提案申し上げるものでございます。この内容は、議決事項のうち、3、契約の金額1億5,001万5,000円を1億9,729万8,150円に変更するものでございます。


 以上で、議案第73号ないし議案第79号の説明を終わります。


 何とぞ慎重御審議を賜りまして、御決定いただくようよろしくお願いをいたします。


○(木下義壽議長)  説明は終わりました。


 この際、10分間休憩をいたします。


 再開を10時35分といたします。


               休憩 午前10時24分


             ―――――――――――――――


               再開 午前10時34分


○(木下義壽議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 ただいま理事者から発言の訂正の申し出がありましたので、発言を許可します。


 濱田副市長。


               (濱田育孝副市長登壇)


○(濱田育孝副市長)  先ほどの議案説明の折、読み誤りがございましたので報告し、訂正をさせていただきたいと思います。


 まず、議案第67号 一般会計補正予算、ページ数で申し上げますと20ページでございます。第60款災害復旧費、10項農林水産業施設災害復旧費、この補正額4,001万7,000円と説明を申し上げましたが、正確には4,017万円でございます。訂正をお願いします。


 もう一つは、議案第79号 堺小学校の耐震工事、これの工事請負契約の変更でございます。3の契約の金額1億5,001万5,000円と私、申し上げましたけども、正確な数字としては1億5,015万円でございます。訂正をよろしくお願いをいたします。


○(木下義壽議長)  これより、議案第67号ないし議案第79号の13件に対する質疑とあわせて市の一般事務についての質問を伺うことといたします。


 質疑、質問の通告がありますので、順次、発言を許可いたします。


 9番議員は質問席に移動してください。


              (9番 岩橋久義議員移動)


○(木下義壽議長)  それでは発言を許可します。


 9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  議長より発言の許可をいただきましたので、通告に基づいて質問します。


 9月議会最初の質問は、地方分権と地域主権であります。


 大きなテーマを二つに分けて、活力のある元気な洲本市づくりを質問したいと思います。


 1問目は地域振興と雇用創出であります。2問目は地域振興と地域拠点づくりであります。


 この拠点づくりにおいては、7月末を締め切り日として、「潮地域アンケート」を実施いたしました。潮連合町内会、下加茂、宇山、炬口、塩屋の地域、1,719世帯、3,768名を対象に、町内会の役員の御協力で実施することができました。


 その中において要望件数3,239件、意見書117件、回収率44.4%のアンケート結果をもとに、潮地域推進委員会は、地域振興の地域拠点づくりを考えております。


 2055年の少子高齢化率65歳以上の人口比率は40%と推計されております。淡路3市において約15万人の人口が7万5,000人と推計される50年先を見る地域力と、どれだけ愛着があるのかの市民力をかんがみての質問を四つ行います。


 一つ目は、洲本市の少子高齢化推移中、50年後を見据えたまちづくりについて、二つ目は炬口漁港公園の周辺整備で2点、三つ目は明兆顕彰について、四つ目は貴重植物絶滅に瀕した306のレッドデータの保護、ヒツジグサの発見事例より質問したいと思います。


 では、1問目に入らせていただきます。


 地域振興、雇用創出について。


 首相は経済を立て直すには、1に雇用、2に雇用と雇用対策が不可欠と補正予算に盛り込んでいきたいと、実行する方向を示しております。


 その中で、平成21年度の指標で、働く人の36%が年収200万円以下という数字には愕然としました。この現状を踏まえての質問であります。


 洲本市の雇用対策についてお伺いいたします。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  洲本市の雇用対策についての御質問でございます。


 リーマンショックに端を発する経済危機に伴いまして、国のほうでも緊急雇用対策等が講じられております。これに移行して本市でも対応いたしております。


 まず、このことについて御説明すべきかと思いますので、洲本市でやっております緊急雇用対策につきまして、御説明させていただきます。


 平成21年度から実施しておりまして、一応、二つの種類がございます。雇用の継続が将来にわたって見込まれるという形で展開するものとして、「ふるさと雇用再生事業」、それともう一つが、次の雇用までのつなぎということを主たる目的として行っております「緊急雇用就業機会創出事業」、大きく分けまして、この二つの事業がございます。


 平成21年度と平成22年度の一部予定も含んでおりますけれども、現在、継続中でございますので、この2カ年で42事業、実人員で90名の雇用対策を行っているところでございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  今、雇用対策についてお聞きしましたけど、年収200万円以下の働いても、働いても豊かになれないワーキングプアの実態とその把握、対応、対策について、お伺いいたします。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  年収の低い方々への実態把握と対策でございますが、議員は本件の質問の最初のところでおっしゃられました働く人の36%が年収200万円以下と御指摘をいただきました。私どものほうでこの数値につきまして、確認すべく努力いたしたんですけれども、内閣府のほうの数値として、こういうものがあることを私どものほうでは、ちょっと確認できませんでした。


 それで、ちょっと別のデータになるんですけれども、御紹介させていただければと思います。


 これは、毎年、国税庁が民間給与実態統計調査でやっておられる統計データですけれども、これによりますと、平成20年度の調査結果で、1年間を通じて勤務した給与所得者4,587万人のうち200万円以下の給与所得者が1,067万人と、全体の23.3%を占めていると。そういう統計データを確認することができました。そのことを申し上げさせていただきたいと思います。


 このように、こういう雇用関係の統計データ、これも国税庁のほうでサンプル調査という形でやられているものなんですけれども、国あるいは県によるものがほとんどでございます。


 したがいまして、なかなか洲本市に限定した情報は存在していない状況になっております。


 そういう中で、国あるいは県のほうでこの制度等を活用していろんな対応をやってきているところでございます。


 対応、対策というところでございますけれども、これはまず、年収200万円以下の方だけを対象にしたものというわけではございませんけれども、島内3市と県民局、職業安定所、それと商工関係の団体などで淡路地域人材確保協議会を設置いたしております。こちらのほうで求人の企業の合同説明会であったり、企業情報、求人情報の提供などを行っております。


 こういう機会をぜひとも御活用いただければと思っております。


 また、本来の市の役割としましては、中長期的な産業振興等を図りまして、よりよい形での雇用創出を図っていくことに努めていく、これが必要かなと思っております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  今、企画情報部長から雇用統計の数字を示してましたけど、確かに雇用なんかの場合でしたら、先ほどは国税庁ですけど、それが把握するぐらいの形ですけど、恐らく、こちらの統計を取った分は、二、三日働いてもその給与対象の人と認識している数字だったかと思います。私もペーパーで見たものですから、そのように質問させていただきました。


 雇用対策について、この数字をいただいたのは、所得が低下していることは、すなわち元気な活力のある洲本市づくりにおいて、この雇用問題がいかに重要であるかを少し言いたかったということであります。


 この雇用については、アルバイト、臨時、パート、嘱託、派遣と呼ばれる非正規雇用の賃金は、大体正規職員の4分の1ぐらいと言われております。


 企業が労働のコストを節約し、非正規雇用者がふえればふえるほど、年収の低下、市民の消費の低下につながり、不景気になってきた対策として、いろんな問題も考えられますけど、急激な雇用形態の緩和政策は大きな問題ですので、これの解決ということになれば、包括的な労働市場の改善しかないと思います。この雇用創出においては、議会でもたびたび質問しておりますが、LED(発光ダイオード)照明など、日本企業が世界的に競争力を持つものとか、また、森林の再生、温室ガス削減にもつながる付加価値の高い雇用ですとか、それと正規雇用比率をできるだけ高めて、高い賃金をいただける年収アップにつなげる仕事、また、雇用創出で元気が出ることが洲本市の振興につながるのではないかと確信しております。


 ぜひとも、この雇用においては、質と拡大の推進をしていただきたいと思っております。


 2問目に移ります。


 2問目は、地域振興と地域拠点づくりであります。


 2010年10月、国勢調査が行われますけど、5年前の2005年の国勢調査から50年後を見る(地域力)2055年の少子高齢化率65歳以上の人口比率が40%の地域力と「潮地域アンケート」から見た地域愛着度、また、地域力をかんがみて、竹内市長の考える50年後の洲本市を見据えての、これからのまちづくりの方向をお示しいただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  竹内市長。


○(竹内通弘市長)  お答えいたします。


 50年後を見据えたまちづくりということでございますが、今、議員が披露されました悲観的な統計数値を素直に受け入れるつもりは、私にはございません。


 今日的な課題であります人口減少や急激な少子化の進行に歯どめをかけて、夢のある明るいまちづくりを推し進めていくこと、それが私の役目であると、使命だと思っております。


 若者が安心して働き、子供を産み育てる環境を整えていくこと、また、高齢者の方が健康で元気であることはもちろん、高齢者の方が地域社会の中で御自身の経験を生かし、活躍できる機会や仕組みをつくり上げていくこと、それに全力で取り組む決意であります。


 私と議員とはお互い立場の違いはありましても、同じ思いであるとも推察いたしますが、ほかに妙案がございましたら、御披露いただきたいと思います。よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  この50年後というのは、このまま推移した場合という形で、今、力強い市長からお答えがありましたけど、やろうと思えば、今、地方分権、地方主権の時代が来ておりますので、竹内市長の言われたように、これから夢のあるそういう時代がつくれるチャンスかと思います。例えば、せんだって、あるところの県政報告会で呼びかけておりましたけど、明石海峡大橋、鳴門大橋でも自転車なりで歩いて渡れなければ橋でないと、とにかく橋を渡れる、本来の橋であるような形に、自由に管理道路を開放することのできる時代が来たということを、私は少し言いたかったわけでありますので、これから竹内市長は、思い切ってリーダーシップを発揮していただきたいと、そういう思いでこの質問をさせていただきました。


 では、次に移ります。


 炬口漁港公園の周辺整備について2問お聞きします。


 フィッシャリーナの現状と利用状況についてお伺いします。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  それでは、お答えをさせていただきます。


 まず、フィッシャリーナの概要を説明させていただきたいと思います。


 炬口漁港のフィッシャリーナの整備につきましては、平成17年3月に係留施設が完成し、平成20年3月には公園等周辺の整備を完了いたしました。


 現在、係留施設は7メートルバースが94隻、10メートルバースが10隻、計104隻でございます。


 利用状況でございますけども、市内の方が39名、島内島外合わせて27名、合計66名で利用率は64%でございます。


 収入といたしましては、現在、430万円余りでございます。全バースが埋まったとしたら、880万円ぐらいになる予定でございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  今、フィッシャリーナの係留状況は全体で104隻で、うち94隻が7メートルバースと、そして、10メートルバースが10隻と。そして、利用率が今、64%とお聞きしたんですけど、残りの36%を埋めると言うたらおかしいですけど、今のフィッシャリーナについては、テレビ等で放送されて以来、駐車場は無料、トイレ完備、すばらしい炬口フィッシャリーナと紹介され、1,000円高速道路も手伝い、月8,000円の年間9万6,000円という格安商品で人気が出て、バースに対しては申し込んでもなかなか今空きがないということで、そういう観点から改善したらどうかということを言います。


 今言われたとおり、10メートルバースが10隻と、それで小さい船、軽自動車の駐車場としては、船の方ですけど94隻ですか。ですから、実態としてはなかなか順番も来ないとかいう、こういう64%じゃなく、このバースのほとんどがヨットで、船を持っている人は、皆、3,000万円クラスの大きな船を持っているのが、普通です。


 ですから、この7メートルバースを申し込んでないのがよくわかったんですけど、7メートルバースが残り余っていると。それが全部埋まると、今、880万円と言いましたけど、この7メートルバースを10メートルバースに変えれば、ほとんど全部埋まると思います。


 ですから、このようなのは、改善に余地があるんではないかと思うんですけど、この7メートルバースを10メートルバースに変えずに置いても、利用者の人に聞いてみたんですけど、それは、7メートルの棒を10メートルに変えるだけで、そんなに経費がかからないんではないかという答えもいただいたんですけど、そこらの点について、お答え願いたいと思います。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  それでは、お答えいたします。


 7メートルバースを10メートルバースに変更できないかというお尋ねですけども、現在の浮き桟橋は、設計基準に基づいて設置しているわけでございますけども、御要望の件につきましては、基準の範囲内でどれぐらいの大きさの船までが係留可能なのか、今後、検討してまいりたいと思っております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  ぜひ、検討していただきたいと思います。


 次に防犯対策ですけど、6月にこのフィッシャリーナにおいて、船外機の盗難があり、被害届も警察に出されたところでありますが、そのとき、防犯のため、利用者グループから3点の要望がありました。


 1番目は、フィッシャリーナの防犯灯が10時消灯になっている点について、何とか10時消灯を夜明けまでつけていただきたいということと、2番目は、防犯カメラの設置をお願いしたいということ、3番目は、出入り口の周りの防御をもう少し強固にしていただきたいということ、この防犯対策の3点、市のほうにも申し上げているんですけど、そのお答えを聞きたいと思います。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  先般、おっしゃったように、係留している船舶にトラブルがあったことは聞いております。


 係留している船舶の防犯対策につきましては、それぞれ所有者が行っていただきたいというのが基本でございます。


 このたび、議員から幾つかの御要望をいただきましたので、この考え方を基本といたしまして、状況を把握しながら、今後、検討してまいりたいと思います。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  検討していただきたいと思います。


 今、ちょっと所有者がすべきと少し声が出たと思うんですけど、この防犯カメラについては、そのグループにおいても、余りコストがかかるようだったら、我々でもつけてもよろしいですかという質問しましたら、それはちょっと困りますという返事をいただいているので、そこのところもどういうふうに考えていいか、お伺いします。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  先ほどもお答えさせていただきましたように、防犯カメラが非常に防犯に有意義なのか、さくを強固にするのがいいのか、それはまた御要望等を受けとりまして、検討してまいりたいと思います。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  私が聞いたのは、使用者が自費で取りつけてもいいかどうかということです。そのグループがつける場合はいいかどうかという質問だったので。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  また、相談していただければ、設置の場所とか、その辺も協議しながら、もし、可能であれば、協議させていただきたいと思います。


 以上です。


○(木下義壽議長)  挙手してください。質問の意思があるのでしたら。


 9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  では、次に移ります。


 その次に、フェンスで囲われた市管理地の現状と利活用ですけど。


 場所は炬口漁港公園の北側ですね。国道28号沿い側のところですけど、フェンスで囲われた市管理地の現状と利活用についてお聞きしたいと思います。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  フェンスで囲われた土地の利活用ということでございますけども、このフェンスの目的は不法に使用されないために設置しております。


 この土地を有効に活用するために、一時的な使用を、もし希望されるんであれば、また、具体的な相談を私どものほうにさせていただければ、検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  あそこの市管理地の土地については、なんかいろいろともめているとお聞きしていて、市は短期的には何かの催し物には、今、説明がありましたように、使うかもわからないんですけど、何とか、長期的に使用できるような形で、ゲートボールなり、そういう形の活用ができればと思いまして、質問させていただきました。そこらのそういう短期的な使用については今、使ってくださいということだったんですけど、長期的にはどうかお聞きしたいと思います。


○(木下義壽議長)  田中農林水産部次長。


○(田中敏彦農林水産部次長)  埋立地をゲートボールだとか、そういうのに使用できないかという御質問ですが、基本的に埋立免許を受けて造成したわけでございますけども、これは埋立免許の条件といたしまして、漁業管理施設用地という用途が決められてまして、いわゆる漁業者に限ったものに関しまして、そういう漁業の市場だとか、即売所とか、そういう目的で免許の許可を受けて設置しているもので、今、一時的と言いましたのは、ゲートボールが1日で、1日かどうかわかりませんけど、何かのイベントに貸してくださいというのは、可能だと考えております。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  わかりました。できるだけ、市有地というんですか、地域振興にできるだけ役立てたいと思いますので、また、ひとつよろしくお願いします。


 次に移ります。


 次は、明兆についてです。


 明兆についての質問は、5月議会でも取り上げさせていただき、「みんちょう」か「みょうちょう」か、と呼び名で教育長との議論もありましたけど、顕彰会として高校の日本史教科書にも「みんちょう」と記載があり、「みんちょう」と呼ぶことに一本化しました。


 その後の状況としましては、明兆伝、本の発行、講演会では100名を超す多数の出席を得、各報道機関でも大きく取り上げていただき、感謝するところでありますが、会員も島内外からもふえ、10月には明兆の墓参りと東福寺参拝、顕彰に向けて全国発信し、盛り上がってきているところであります。


 市議会議員も10人発起人に入っていただき、教育長にも会員になっていただき、市長にも顧問になっていただいたところであります。


 5月の質問に対する御答弁で、市民が盛り上がれば、行政として支援したいとのことでした。予想以上の速さですけど、関心の高さを得ることができました。


 これを踏まえて市の対応を再び質問します。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  明兆の顕彰会が発足して、その活躍で講演会の開催や絵本明兆伝の発行など、明兆の名は次第に市民に浸透しつつあるものと思っております。


 今後もこの顕彰会での活躍をより一層進めていただき、さらなる発展を期待いたしております。そして、以前より顕彰会への協力の要望も承っております。


 そういったことですので、教育委員会として今後できることから協力させていただきたいと思っております。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  高校の教科書にも載っていますが、顕彰会としては明兆伝とか何かにおいても学校関係、特に小学校低学年ぐらいにも読んでいただいて、郷土の誇りになるように、将来につながっていけば、洲本市生まれの水墨家の元祖、明兆の顕彰は地域振興にもつながり、洲本市の宝かと思いますので、力強い協力を要望して、次に移ります。


 4番目になります。貴重植物(絶滅に瀕したレッドデータ)の保護であります。


 これは、平成21年の12月議会でも質問しましたが、今回、潮地域のアンケート要望のトップクラスに関心が高かった淡路島に自生する貴重植物の保護について、6年前に2004年10月、たしか10.20の水害で消滅したとされていたヒツジグサの発見の事例を挙げて、新聞記事をもとに質問します。


 洲本市五色町の山合いにある小さなため池で、ヒツジグサの純白の花が名前の由来どおり、ヒツジの刻(午後2時)に開花、淡路島内の植物に詳しい洲本市文化財審議委員の南光重毅先生(84歳)が8月初め、調査の途中で偶然発見しました。


 島内の自生は2004年の台風で消滅したとみられておったのが、6年ぶりの再会となったと新聞記事に載っております。


 私もこのヒツジの刻、午後2時に体験と撮影に行ってきました。確かに午後2時には満開で何か神秘的な感じを受けたのでありますが、そのとおりでありました。


 ヒツジグサは、スイレンの原種で5月から9月に5センチぐらいの白い花をつけ、二、三日咲き、夕方に閉じ、受精すると、茎を回して水中に引き込んで、1週間、花の体内で熟成、種になると、種だけが水面に浮き上がって、淡路島が形成された何百年も前から生き長らえてきた野生のヒツジグサであります。


 何とかこの種を集め、他の池でふやしたり、これはヒツジグサの一例ですけど、そのような形で貴重植物の保護を訴えて18年間、前々市長時代から毎週1回、貴重植物の観察、スライド、写真が2万枚も超えたこの先生の貴重な記録、資料もあります。


 何とかこれを生かしたいと、地域史も生かしたいと、行政はどのように考えるかお聞きしたいと思います。


○(木下義壽議長)  渡邉農林水産部次長。


○(渡邉浩史農林水産部次長)  希少植物の保護についての御質問かと思います。


 希少植物の保護につきましては、議員も御存じのことかと思いますが、いわゆる種の保存法という法律がございまして、これに基づきまして、捕獲・譲渡に関する規制、それから保護・増殖などが行われているということになってございます。


 また、これに加えまして、先ほど議員からも御紹介いただきましたが、環境省や各都道府県、兵庫県でも作成しておりますレッドデータブックを公表して、絶滅が危惧される動植物について、国民に広く意識啓発を行う取り組みが行われているところでございます。


 このような対策につきましては、科学的なデータの蓄積や学術的な地形に基づいて行われるべきでございますので、洲本市といたしましても、国・県の御指導をいただきながら、これらの動きに同調してまいりたいと考えております。


 また、ただいま議員から希少植物を長年にわたって保護、観察されてきた方がいらっしゃることを御紹介いただきました。


 申し上げましたとおり、いろんな法規制がある中、それらをクリアしながら、ボランティアでこのような取り組みを行われていることについては、大変、とうといものであると考えております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  9番 岩橋議員。


○9番(岩橋久義議員)  お答えありがとうございました。


 今回の質疑では、先ほど言われたレッドデータには入っておりませんけれども、この貴重植物、絶滅に瀕した植物の次世代への伝承は、市・市民の責務と思います。


 美しい淡路島の自然植物山野草の保護・育成、今、太平洋興産の中においても、自然植物園で育てておりますけれども、貴重植物の保護は地域振興そのものです。貴重植物の保護の力強い御協力並びに先ほどの先生の研究も評価をいただいて、市の協力を要請して、すべての質問を終わります。


○(木下義壽議長)  9番議員の質疑、質問は終わりました。


 質疑、質問を続行します。


 通告順により、2番議員は質問席に移動してください。


              (2番 山?展延議員移動)


○(木下義壽議長)  それでは発言を許可します。


 2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  議長の許可を得まして、二、三、質問したいと思いますが、私は本来、指導系の人間でございますので、教育の指導について、二、三お聞きしたいと思います。


 つたない経験の中からの質問でございますので、大変、失礼なこともあるかもわかりませんが、お許しいただきたい。


 まず、給食費の未納は洲本市にはあるのかないのか。と言いますのも、私、小学校の校長しておりましたときに、ある学校の校長が転勤のたびに、その未納を自腹を切ってきたのだと。そういう習慣を持っているところがあって、それでは未納の問題の解決にはならないのではないかと。だから、行政としての解決方法を持っているのか。もし、なくても、やっぱりそれらのことを考えていっていただきたいなと思いますので、その未納の問題が洲本市にあるのか、ないのか。


 そして、また、未納の問題が起こったときには、どういう対応をするのか。そういうことについてお答えいただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  本市の学校給食費の未納のことでございますけれども、納入の期限がおくれるというケースはあるとは聞いておりますが、年度末に給食費の未納があるという報告は聞いていないわけでございまして、従来からの質問の中でもないとお答えさせていただいています。


 ただいま、議員のおっしゃるように、現場のほうでそういった事例が過去にあったことを今、お伺いいたしましたわけでございます。確かに学校の現場、先生方の給食費の徴収等につきましては、非常に御苦労していることは聞いております。


 なるべくじゃなしに、その未納は未然に防止していかなければならないと考えておりますし、今後、現場のほうの学校の先生方、校長先生を中心として、未納のないように頑張っていただくというのがまず一つ目であろうかと思います。


 それ以外に、そういった未納が解消されない事態になりますと、当然それについては法的な手段は最終的にありますけれども、今の段階では未納がない状況でございますので、現場のほうで未納が発生しないように頑張っていきたいと考えております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  ありがとうございます。


 幸い、未納がなくていいんですけど、田舎の学校でも未納の問題がたくさん出てきております。ましてや、このごろ、モンスターペアレントがおりまして、一度、未納が発生すると、それが連鎖していくと。義務教育だから給食費は無料ではないかと、そういうことが出てきますので、教育委員会上げて、いろいろなそういう対応についてお考えいただきたいと思います。


 引き続いて、給食の問題でございますが、私、ある兵庫県の北部のほうの中学校、700名ぐらいの学校へ行ったんです。そこの校長が、一番の悩みが何かと言うと、学校給食だと。学校給食の指導ができたら、学級指導なんか簡単にできるんだと。


 なぜ、大変なのか言いますと、一つには中学になると女子生徒がダイエットだと言って、給食を食べないそうです。それと冬場になりますと、北のほうは寒いので、700人ぐらいの学校で数百の単位で牛乳が余るんだと。実際、お調べいただいたらわかると思います。それぐらい現状がそうなんです。


 ですから、残食の処理、また、残食しないような食育教育、これは洲本市の場合はどのように進めているのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  残食に対する対応、指導につきましては、給食の時間はもちろんのこと、関連する教科や総合的な学習の時間等における食育指導、また、給食だより等を通して、食の大切さや残さずに食べる大切さなど、保護者も含め基本的な食習慣を身につけるための指導を行っております。


 しかし、残念ながら残食が発生している現状もございまして、発生した残食につきましては、やむなく廃棄処分いたしておるのが現状でございます。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  最大の残食の出る状況というのは、警報が出たときに、生徒を速やかに帰さなければならないと。そうすると学校給食、洲本の場合には津名パンですかね、米飯を。五色地区は今、共同調理場で調理しているので大丈夫ですけど、洲本地区の場合には、突然警報が出たとき、残食を出さないように、給食を食べてから帰らせるなんていうのは、子供の安全を守れませんからね。突然、返さないといけないときにも、やっぱり同じように廃棄処分しているのか。これはやっぱり物すごいその食育というか、食から考えたらもったいない話なので、その辺のところをお教えいただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  突然の警報発令というときの状況でございます。台風など、翌日の天候を事前に予想可能な場合につきましては、前日に給食の中止等の対応を行っておりまして、廃棄等の処理は発生いたしておりません。


 しかし、議員御質問のような突発的な警報が発令され、給食が準備し終わって、提供ができなかった場合には、やむなく廃棄処分せざるを得ないのが現状でございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  いみじくも、7月14日に教育民生常任委員会が五色町の共同調理場へ視察に行きました。その日は警報が出て、やっぱり洲本市内では前日からその警報のおそれがあるということで、もし、警報が解除されたらお弁当持ってきなさいという指導をしていましたけど、五色地区の場合には、朝7時の時点でわかれば、その米飯をとめられるという話をお聞きしました。


 ここでも盛んに共同調理場がいいのか、単独の調理場がいいのかという問題が絶えず議論されておりますけど、一般的には私は単独調理場の方が本当のことではいいと思うんです。メリットのほうがたくさんある。私もちょっと調べてみたんですね。


 単独調理場のメリットと言いますと、1点目は調理終了から食事までの時間が短いんで、子供が温かいものが食べられると。非常にいいと。


 それから、2点目は食中毒が発生した場合には小規模で済むと。


 3点目は学校行事に合わせた調理、給食ができると。


 それから、4点目は子供の実態がつかみやすい。その学校の生徒の食事の嗜好であるとかですね。


 それから、5点目は給食をつくる過程とか、働く姿を見ているので、子供に非常にいい教育ができるのではないかと。


 また、自校で調理しておりますと、教職員が給食に関心を持つということもございます。


 逆に、そのデメリットは何かと言いますと、一般的に言われているのは、これは実際、そうかどうかわかりませんが、やはり食材の購入が安くなるだろうというのが、共同調理場の考え方の1点目だと思うんです。


 その次に、2点目としては学校ごとでするよりも、単独調理場の欠点は、衛生基準を満たすような施設、設備をするには大変、金がかかるということで、共同調理場のメリット、単独学校のデメリットになっておると。


 単独学校のデメリットであるし、また、単独調理場の場合は、なかなか調理場の人員確保が難しいとか、そういうデメリットがありますね。


 だけど、私もここで議論されている単独調理場がいいのか、共同調理場がいいのかというのは、もう絶えず悩みに悩んでおるんですけど、やっぱり行政の立場を考えたら、現在の日本の財政状況から言えば、共同調理場でやむを得ないのかなという気もするんですが。


 また、一つ、観点を変えましたら、昔、柏原山が三日間ほど連続で山火事があったんです。そのときに、握り飯を消防団に配給した。どこで調理したかと言うたら、カネボウ洲本工場に給食場があったんです。そこで調理した御飯を持っていった。


 災害時に、共同調理場を活用できないかということがやっぱりこの間、五色の共同調理場へ行ったときには考えられました。


 例えば、今、大体、五色の共同調理場では、児童生徒だけで1,100食ぐらいですかね。それで教員も入れると1,500ぐらい要るんですけど、2,000食の調理能力があると、この間、お聞きしました。洲本市の場合には、現在、児童生徒が2,100食、青雲、洲浜を入れたら、もう750食ぐらいプラス。だからもし、市が共同調理場を考えておるんならば、もう津名パンに頼まずに、洲本市で、例えば、米飯給食が新しい共同調理場をつくるところで3,500から4,000食ぐらいの調理能力を持っておれば、災害時に洲本地区内全体の給食が可能ではないかと。


 そのようなことが現在、この間からお聞きしていたら、どうも共同調理場のほうへ向いておるような気がするので、そういうことも観点に入って、共同調理場をお考えになっているかどうか。その辺のところをちょっとお教えいただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  5月の議会で、この給食についての質問の答弁の中でもお答えさせていただきましたが、洲浜、青雲中学校の給食の未実施校の解消、並びに現在の調理場の老朽化や衛生面に配慮したドライシステムへの移行、それから、経済効率等を総合的に判断いたしまして、旧洲本エリアの学校給食につきましては、共同調理場センター方式での整備の方針を示させていただいたところでございます。


 議員御質問の炊飯設備の計画についてでございますが、災害時の炊き出し等を想定し、これは五色給食センター同様、洲本エリアのセンターにおきましても、炊飯設備を整えていきたいと考えております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  いろんな観点からやっぱり考えていかないといけないと思うので、私自身も単独調理場にこしたことはないなとは思っているんですけど、現在、兵庫県では大体、50%ぐらいしか中学校で給食してない。これの最大の難点は神戸市が中学校でやってない。これはやっぱりそういう共同調理場にしても、場所を得ることが難しいのではないかと。非常に給食は金がかかる。それでしかも先ほど言いました未納の問題も出てくるということだと思います。


 それで、また、ちょっと質問が変わるんですけど、学校は、中学校なんかになると、昼休みは汗をかいてどろどろで物すごい汚い。それでほこりがもうもうとしたところで給食を食べないといけない。空き教室を利用して、今度、ランチルームをつくるつもりがどこかにあるのか。あるいは、リフトを備える。


 今まで、小学校の子が給食を3階まで運んでいるという返事もあったみたいですけど、給食をまいたときは、学校の中で処理していたこともあると思うんです。だから、その辺のところ、ひとつリフトとか、そういうランチルームのことについて、ちょっとお考えあるのか、ないのか、お教えいただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  1点目、空き教室を活用してのランチルームということでございますが、全校にランチルームを設置してはとの質問で、現時点におきましては、設置する計画はございません。現在、各学校におきまして、空き教室は一部ありますけれども、ほとんどないのが現状でございます。


 このランチルームの目的は、他学年や全校生が交流を図り、楽しく給食をともにしながら、食の大切さや正しい食習慣を身につけることだと思います。そういうことから、空き教室でのランチルームでの活用であれば、クラス単位の利用に限定されますので、ランチルームの目的、効果が発揮できないのではないかとも思っております。


 それから、リフトの件でございますが、これにつきましても、ある学校とない学校が現在ございます。新たにリフトを設置する上では、その必要度をはじめ、今後の給食施設整備計画との調整、また、校舎の構造等の検討も伴ってまいりますので、それらの状況を踏まえて、今後、検討してまいりたいと考えております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  ぜひ、本当に、もう中学校の現場なんかでも汚い、汚い。もうあんなところでよく飯食べれるなと、私はよく校長やめていたなと思います。それぐらい本当に大変なところです。


 もう一つ、最後にちょっと調べてほしいんですけど、学校にはおもしろい習慣がありまして、事務職がかわると文房具の納品業者がかわる。事務職について回るんです。


 学校給食において、共同調理場においては問題がないかと思うんですけど、地産地消とか、地域の経済を育てるとかいった場合には、まさか間違っても調理員がかわったり、管理栄養士がかわることによって、納入業者がかわるようなことがないでしょうねということ、ちょっとその辺のところ。それとその業者がきちっとした業者であるか。


 例えば、店も何も持ってないのに、納入しとる業者があるかもわかりません。そういうのは、今、即答できないと思いますけど、またお調べしていただいてお答えいただきたい。


 それともう1点、前にお調べいただきたいと言ってお答えいただいてないのが、洲本市の小・中学校に洋式のトイレが全校にあるのか、ないのかと。前に災害に絡んでちょっと言ったんですけど、それはまだお答えいただいてないんで、どうでしょうか。お調べいただいておるんでしょうか。


○(木下義壽議長)  中川教育次長。


○(中川勝喜教育次長)  洋式のトイレにつきましては、今、大規模改造等で洋式のトイレを増設しておりますが、すべての学校には全部整っているかと言うと、若干、まだ、できてない部分もあると聞いております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  2番 山?議員。


○2番(山?展延議員)  このごろマンション暮らしの小学生なんかやったら、洋式の便所しか、よう行かないのよ。学校で一番、最大の難関はトイレへよう行かなんだと言う子もいます。


 それでは、また、全然違う観点でもう最後の質問といいますか、要望といいますか、これを述べさせていただきたいと思います。


 9月1日の新聞報道によりますと、平成6年から平成8年までの間に洲本市は女性自殺者が兵庫県ナンバー1です。男女合わせてナンバー2と、本当にショッキングな話でございました。率から言って、大体人口10万人当たりの率でしたので、3年で大体、洲本市で約20人ぐらいの方が自殺しているんではないかと。


 その自殺の原因はいろいろあろうかと思いますが、これは県とともに、今後、自殺の原因を追及して、行政としてやるべきことがあるならば、適切にやってほしい。行政として考えてほしい。


 と言いますのも、老老介護の問題、私とこのすぐ近くであったんです。非常に、今でも苦しい、悲しい思いです。子供さんが4人おるんですけど、全部、都会におる。御主人が病気になったときに、その奥さんがずっと介護に通っていた。その末に自殺なさった方がおります。


 それとボートピアができてから、そのギャンブルに狂った余りに自殺したというのも聞いておるんです。本当のこと言うて、何人か。ちょうどこの平成6年から8年の時期に合うんです。


 人の命は地球よりも重いと言われている命が、これだけ簡単になくしていく。生き長らえたい人が死んでいくような状況の中で、何としてでも、今、兵庫県も含めて、自殺防止のテレビコマーシャルをやっておりますが、ぜひ、この行政の責任において防止できる手段があれば、今後、県との一体となった原因究明の後に、何とか少なくしていってほしい。


 大体、見ていたら田舎のほうが多いです。ですから、恐らく老老介護というか、そういうことのほうが原因ではないかと思われるところがあるんですが、先ほど言いましたボートピアなんかもやっぱり行政としては考えていかなければならないんじゃないかと、そのようなことも思いまして、これは今後の課題としてお願いしておきまして、本日の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○(木下義壽議長)  2番議員の質疑、質問は終わりました。


 この際、暫時休憩いたします。


 再開は午後1時といたします。


               休憩 午前11時38分


             ―――――――――――――――


               再開 午後 0時59分


○(木下義壽議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 質疑、質問の通告順により、順次発言を許可いたします。


 3番議員は質問席に移動してください。


              (3番 桐山 繁議員移動)


○(木下義壽議長)  それでは発言を許可します。


 3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  議長よりお許しをいただきましたので、通告に基づき質問をさせていただきます。


 その前に7月24日に行われた由良生石公園の水産まつりは催しが盛りだくさんにあり、大変好評で多数の人々に来ていただきました。今後も続けてもらいたいと思います。


 質問に移ります。


 5月の議会に引き続いて、水産業・漁業の振興について質問をいたします。


 先日、洲本市五色町の漁業協同組合の組合長をはじめ三役同席で水産業の振興を調査してまいりました。


 また、五色だけでなく、各漁業組合の実情も踏まえて、稚魚の放流を中心とした水産業の振興策の問題について質問をします。


 稚魚の放流について。


 稚魚の放流についてですが、漁獲高の減少に伴い、近年稚魚の放流が行われていますが、放流の量をという、一般的な強化もさることながら、放流と漁獲量の実態に即しての検討・研究・対応などが必要と考えます。


 これらを本市・県・国が一丸となることによって、効果が上がると私は思いますが、どのように考えているかお伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  それでは、稚魚の放流について、説明させていただきます。


 まず、最初に5月の定例議会のときにも少し御紹介をさせていただきました。そして、また、昨年の実績を少し紹介させていただきます。


 まず、ヒラメ、マコガレイ、サザエ、アワビ、ウニ、サワラ、マダイ、オニオコゼ、クルマエビ、以上の9種を昨年に放流させていただきました。


 そのうち、代表的なものにつきまして、少し放流数を御紹介させていただきます。


 その中で、ヒラメにつきましては、18年度で6万3,000尾、19年度で5万3,000尾、20年度で4万6,000尾、21年度におきましては5万6,000尾を放流いたしました。


 これに対しまして、漁獲量も紹介させていただきます。


 18年度におきましては11.7トン、19年度におきましては9.6トン、20年度では7.5トン、21年度におきましては8.3トンとなっております。


 続きまして、サワラの数を御紹介させていただきます。


 18年度におきましては1万5,227尾、19年度におきましては2万4,985尾、20年度におきましては2万1,829尾、21年度におきましては2万1,829尾となっております。


 これに伴います漁獲量のほうを紹介させていただきます。


 18年度におきましては26.2トン、19年度では14.1トン、平成20年度におきましては9トン、21年度では16.6トンとなっております。


 最後になりますが、クルマエビにつきまして御紹介させていただきます。


 18年度では49万9,000尾、19年度におきましては75万4,000尾、20年度では72万6,000尾、21年度におきましては16万5,000尾、それに伴います漁獲量では18年度におきましては2.1トン、19年度で3.6トン、20年度では3.5トン、21年度では1.6トンとなっております。


 こうした状況の中で漁獲量の減少の要因につきましては、一概に申し上げるのは困難な部分もございますが、全体的に漁獲量が減少している中で、今申し上げましたとおり、少しでも漁獲量を確保するという意味で、今後とも稚魚の放流につきましては、積極的に行っていきたいと考えてございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  どう言ったらいいんでしょうか、漁獲量の分はふえることもなしに、減ることもないようなので、また、よろしくお願いします。


 次の質問に移ります。


 サワラの稚魚の放流について。


 五色地域でかつては漁業の大収入源だったサワラの漁獲量は近年、大幅に減少しています。毎年2万匹前後の稚魚を放流していると聞きましたが、そのサワラが放流した海に戻ってこないという結果になっています。


 海水温度の変化のほか、放流する稚魚が放流した海ではなく、稚魚として誕生したその海に本能的に帰ってしまうのでは、との説もありますが、これは放流の量をふやせばよいかどうかを含めて、市も県ともに、稚魚が成長して放流して戻らないことの対策が必要ではないかと思います。そこで質問します。


 市は原因究明の研究をしたことがありますか。お伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  サワラにつきましては、放流数は先ほど御紹介した数を毎年、確実に放流してございます。


 その漁獲量との関係ですけども、これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、ちょっとはかり知れないところがあると思われます。


 20年度までは大きく減少しておりましたが、21年度におきまして、少しは回復の兆しが見えてきて、このような状況ですので、これをあきらめたというような形でなしに、先ほども何回も言って申しわけないんですけども、今後とも、着実にこの事業を図っていきたいと考えてございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  よろしくお願いします。


 次の質問に移ります。


 オコゼの稚魚の放流について。


 稚魚の放流はいろいろな魚について行われていますが、例えば、オコゼは放流効果抜群と言われております。放流した海の近海で育ちますので、余り移動せず、成魚になるからです。


 これに反して、ワタリガニはその名のとおり渡り歩きますので、放流してもどこへ行ってしまうかわからず、つまり放流効果は余り期待できないと思われます。


 このような特徴をさらに生かせた放流の方法について伺います。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  オニオコゼの関係といいますか、そのあたりは市としての実績は、昨年は1万9,000尾放流させていただきました。


 先ほど議員さんからも御紹介がありましたとおり、オニオコゼは放流地での定着性が強いことは聞いてございます。そうした状況でございますので、この点につきましても、着実に先ほど申し上げましたとおり、継続して事業を図っていきます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  それでは、次の質問です。


 伊勢エビの稚魚の放流について。


 伊勢エビは比較的高価です。伊勢でなくても、生育するとすれば、海を大阪湾と瀬戸内海に持つ洲本市としては、稚魚放流を考えない手はないと考えますが、市はどのように考えますか、お伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  伊勢エビの栽培といいますか、その点につきましては、まだ、なかなか技術的に確立されてないところがございます。そうした状況でございますので、この点につきましても、それに変わるクルマエビを現在放流してございます。それを21年度からも、少しは大型化させた形で放流しているような実態でございます。


 当然、伊勢エビにつきましては、そのブランドといいますか、そのあたりがございます。そうした中での近隣の情報をより求めながら研究したいと考えてございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  次に移ります。


 アオリイカとウバメガシの魚礁について。


 アオリイカの漁獲も漁業者にとっては関心の高いところです。このイカはウバメガシの魚礁に大量に卵を産みつけることによって繁殖していると聞きました。市もウバメガシの魚礁をつくっていると思いますので、このようなことをどんどんやってほしいと思います。洲本市の現状をお伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  ただいまの件につきましては、市といたしましても、平成20年度から洲本市漁業振興対策協議会を通じまして、各漁協のほうに、そうした魚礁づくりという形で支援、金額的には少ないとは思いますけども、それはやってございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  成果の上がっていることをどんどんやってほしいと思います。


 次の質問に移ります。


 魚礁の維持について。


 いずれの魚礁も汚水、また、網、糸などがかかり、支障を来していますという漁民の声は悲痛でした。国・県は新たな魚礁設置を方針としているようでありますが、漁民はむしろ、現在の魚礁のごみを取り除いたほうが新しい魚礁より効果があるとのことです。市も漁民の意向を聞いて現行魚礁の掃除、整備を国・県に働きかけるべきではないでしょうか、お伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  当然、洲本市といたしましても、魚礁づくりは毎年、計画的に実行している状況でございます。


 そうした中で、ただいま議員の御指摘のありましたとおり、底びきの網がひっかかるとか、ごみが堆積するとかというお話は聞いたことはございます。


 ただ、基本的に考えまして、その魚礁の位置に網を投げるのが、いいのかどうかというところも、少しは考えていただきたいということがございます。


 どちらにいたしましても、市といたしましては、これまで魚礁の設置に積極的に取り組んできました。そうした中で漁協が中心になり、漁場の環境を維持していただくということも基本的に必要なことと考えてございます。


 せっかく市として魚礁づくりを行ってございますので、漁協と連携して、今後ともその対応といいますか、措置を考えていく必要があると考えてございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  漁師さんは魚礁の海に網を引いているのではありませんので、魚礁の横に網を引いて底びき網をやっていると思いますので、それちょっと間違わないでください。魚礁の中に網をほうり込むのではありません。


 次に移ります。


 漁協の整備等老朽化対策について。


 各漁業協同組合とも、例えば、冷蔵庫、水槽、砕氷機、クレーン、電気ブイなどが古くなり、支障を来しておるようであります。この補修なり更新なりに苦慮している実態であります。行政としての対処をどうお考えかお伺いします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  当然、漁港の施設整備という観点で考えましたら、市でやる必要があると考えてございます。


 その中で、企業活動の中で、漁協のできる範囲、また、市のできる範囲という限界点があると思います。そのあたりは、また今後とも漁協と相談しながら図っていきたいなと考えてございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  3番 桐山議員。


○3番(桐山 繁議員)  ぜひ、漁業には必要ですので、お願いします。


 最後につけ加えます。


 7月に会派で三重県志摩市と玉城町を視察に行ってきました。志摩市の水産振興部は、平成19年度より水産業振興計画を策定し、漁業環境の改善、水産資源の適切な管理、経営基盤の強化、生産基盤の強化、ブランドの育成等を支援するとともに、志摩市では、あおさプロジェクトとして、安定しているあおさの養殖の積極的な振興を図っているとのことです。


 私としては、非常に有意義な視察内容であったと実感しており、この内容をさらに十分検討・研究したいと思います。


 次に、けさの新聞で「アワビ、ウニ、命の育む港再生ラボ」という記事が載っておりまして、ちょっと読ませていただきます。


 広島県呉市に生物が住みやすい護岸や海底環境づくりの実験をしている全国初の取り組みで、ことし環境省から環境技術実証事業として、承認されました。


 垂直護岸を生物が住みやすい護岸に修復する実験では、何もしていない護岸に比べ3倍以上のアワビ、ウニ、メバルなども確認できたそうです。という新聞の記事でした。市にも水産振興になお一層の努力の要請をして私の質問を終わります。


○(木下義壽議長)  3番議員の質疑、質問を終わりました。


 質疑、質問を続行します。


 通告順により、8番議員は質問席に移動してください。


              (8番 廣田恵三議員移動)


○(木下義壽議長)  それでは発言を許可します。


 8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  それでは、通告に基づきまして、一般質問を行います。


 今回は、洲本市の売り出し方について、何点か質問してまいりたいと思います。


 市長就任からもうすぐ6カ月が経過しようとしていますが、各種会合への出席や公務等で多忙をきわめていることかと思います。そんな中でも、洲本市はこのままではいけない、何とかしなければいけないという思いで、洲本市の活性化の方策を考えていることと思います。進む方向は決まっていても、いざ具体策となると、なかなか難しいものであります。


 就任後、活性化に向けて、これだという具体的方策は見つかりましたでしょうか、市長にお聞きします。


○(木下義壽議長)  竹内市長。


○(竹内通弘市長)  御質問に対して、私の今の気持ちを御答弁させていただきます。


 5月の定例会でも申し上げましたように、雇用の創出、観光・商工業や第一次産業の振興などの洲本市の活性化にかかわる中長期的な課題は、市長がだれであっても、だれにかわっても、変わらないという印象を持っております。


 これらの課題につきましては、いわゆる総合基本計画に基づき、これまでの政策を継続し、さらに拡大することで対応していきたいと思っております。


 具体的に申し上げましたら、ハード面では前市長が道筋をつけた大浜の海水浴場の改修については今年度予算化し、着手しようとしております。


 また、ソフト面では、皆さん方にも御記憶のことと思いますが、オリンピック選手等のトップアスリートたちが、子供たちにスポーツで得た喜びや感動を伝えるキッズドリームスポーツチャレンジインすもとを日本で第一号で実施しました。子供たちの健全育成に力を注いでいるところであります。


 これからも強い洲本市づくりに向けて種々の政策を進めていく中で、市民の皆様方と一緒になって、衣食住のそれぞれの分野において、洲本市民が誇りを持って自慢できるものをつくり、いわゆる名産、名品、名物にこだわった取り組みを進めていきたいと思っております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  市長から幾つか大浜とか、キッズドリームの具体的取り組みをお聞きしました。どこの自治体でもそうですけれども、なかなか即効性のある事業は難しいと思いますので、着実に取り組んでもらいたいと思います。


 洲本市を売り出す方法ですけれども、お金をかければ幾らでもできると思うんですけれども、現在の財政状況を考えても、創意工夫でいかに今ある資源を生かすことが重要であると考えます。先ほど市長も同様の答弁があったと思います。


 他市の例を見てみますと、ゆるきゃらでは、彦根市の「ひこにゃん」、御当地グルメでは「富士宮焼きそば」、特産のブランド化では「関アジや関サバ」、浜田市の「どんちっち」など、成功している例がある一方で、ニュースにはならないものの、多くの取り組みが決して成功と言えない状況にあるのではないかと想像します。


 洲本市にも魚介類や農産物などブランド化の可能性がある食材等も豊富だと思われます。このたび、県民局が中心となって、食のブランド淡路島に取り組んでいます。これには、洲本市も参加しておりますけれども、特産品のブランド化の取り組み、効果についてどのように考えるかお聞きします。


○(木下義壽議長)  渡邉農林水産部次長。


○(渡邉浩史農林水産部次長)  議員御指摘のとおり、私も洲本市には、ほかに誇れる農産物、水産物が豊富に存在していると思っております。


 それでブランド化についての御質問でございますが、このブランド化という言葉、最近は至るところで使われております。それで、このブランドという言葉を使う方々によって、このブランド化の持つ意味のとらえ方というのが、結構それぞれあるのかなと思っておりまして、議員は議員なりの御解釈をお持ちであろうかなと思いますが、私なりの解釈をさせていただきますと、まず、共通点を有するものやサービスのグループをつくって、そのグループが、ほかと何が違うのか、どういう特徴を持っているのかを明らかにして、それらが本来持っている価値を正当に評価してもらえる仕組みを追求していくプロセスというのがブランド化ということであろうかと思います。


 そういう観点で申し上げますと、議員がおっしゃるような特産品のブランド化について考えますと、それぞれそのようなものをつくった生産者の方々御自身たちが苦労されて、工夫をされて、いろんな生産をしてきたものをどう売っていきたいのかというところが基本になるべきではないかと考えてございます。


 そういう認識のもと、このブランド化という意味で、洲本市がどんなことができるのかということを考えますと、大きく2点ではなかろうかなと思っております。


 一つは、先ほど申し上げましたそれぞれの方々がどうしていきたいかというところについて、それぞれの物をブランド力を高めていくために、こんなことをしていきたい、あんなことをしていきたいという提案をいただいて、その提案を積極的に応援していく。また、そういう潜在的なニーズがどこにあるのかを市役所としても探しながら、そういう取り組みを応援していく。これが、まず第一であろうと思います。


 それから、二つ目につきましては、先ほど議員からも御紹介をいただきました洲本市全体であるとか、淡路島全体という広く緩やかな結束によって、一つのブランド戦略を講じていく。それは御紹介いただきましたとおり、8月24日に食のブランド「淡路島」推進協議会が発足いたしまして、淡路島全体を食の島としてPRしていこうと、そういう取り組みがスタートしております。洲本市といたしましても、この枠組みの中で淡路島の食材のPRを積極的に行っていきたいなと考えております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  ただいま食のブランド化のそれぞれの考え方をお聞きいたしましたけれども、本来よいものを適正に評価してもらう。さらにそれ以上に評価してもらう。まさにそのとおりだと思います。


 淡路島では、食のブランドというか、これは御当地グルメということになるんでしょうか。「牛丼プロジェクト」「淡路島ヌードル」「島スイーツ」など、商工会議所や民間を中心とした取り組みが一定の成果を上げていますが、行政としてもできることがあるはずだと思います。こういう取り組みの成功の秘訣は、歴史がある、物語がある、また、継続して徹底してやることが必要だと思います。


 そこで、すぐにでも取り組める提案をしたいと思いますけれども、洲本市には歴史や物語に裏づけされた「しばえもん」と「?田屋嘉兵衛」や「明兆」などがあり、いずれも全国発信し、洲本市の活性化につながる洲本市の宝だと思います。これらを公用車を使って売り出す提案をしたいと思います。


 7月に豊岡市のほうに行政視察にお伺いしましたけれども、豊岡市の公用車の車体の片側にはコウノトリ、もう片側には同市出身の植村直己さんの犬の絵が張りつけられておりました。


 この効果としましては、観光客に対するイメージアップだけでなく、洲本市の公用車での事故が多発していることに対しましても、職員が公用車を運転している自覚が生まれるのではと考えますが、いかがでしょうか。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  公用車を使っての情報発信ということにつきまして御説明させていただければと思います。


 洲本市におきましても、これの取り組みは過去にやってきているものがございます。


 御承知のように、選挙の啓発あるいは大きなイベントに関しましては、いわゆるラッピングではございませんけれども、マグネット方式のPR盤をボディーにつけてやっております。


 あと、もう一つ、菜の花エコプロジェクトのPRで菜の花バスですね。これを保有していると、当然PRに一役買ってくれていると理解をいたしております。こういった取り組み、議員もおっしゃいますように、それなりの効果が期待できます。


 どういうものについて、どういう形で展開していくのがいいのか、その公用車を使うのが適しているものもあれば、そうでないものもあるかもわかりません。そういったことも含めて、検討させていただきたいと思います。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  先ほど選挙やイベントをマグネットで公用車を使ってやっていると。これは一時的なものでありまして、ふだんは、縦でドアに洲本市と張ってあるだけです。非常にさみしく感じるんですけれども。しばえもんと嘉兵衛ドンに限りませんけれども、公用車のボディーをふだん利用しないのは余りにももったいないと思います。


 市民に対しても、行政も頑張っているんだという印象を与える効果もあると思いますので、ぜひ、前向きに検討していただきたいのですけれども、この点について、竹内市長の意見をお伺いできますでしょうか。


○(木下義壽議長)  竹内市長。


○(竹内通弘市長)  ごもっともなことと思いますが、実施に当たってはいろいろ検討すべきことがございます。よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  ぜひ、前向きに検討していただきたいと思います。


 次に、洲本市公式ホームページの活用についてお聞きします。


 観光客等は、よく自治体ホームページから観光地や宿泊先、食事先を探し出すことが多いと思いますけれども、現在のホームページは、お世辞にも内容が充実しているとは言いがたい状況ではないでしょうか。


 例えば、一例を挙げますと、観光情報の欄で大浜海水浴場の情報も利用者の立場からすると、もっと詳細な情報を提供すべきと考えます。先ほど市長からも大浜海水浴場の再開発の話もありましたので、この点を一例に挙げてお聞きしたいと思います。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  生の声とも言うべき御意見をいただきまして、ありがとうございます。


 現在のホームページの情報、観光情報もそうかもしれませんけれども、ほかの情報につきましても、不十分な点というのはあろうかと思います。


 これにつきましては、今いただきました御意見も踏まえてというのは当然のことでございますけれども、よりよいものにしていきたいと思っております。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  少しうわさの段階ですけれども、洲本市の公式ホームページを全面改良するという話を聞いたんですけれども、どのように改良するのか、また、現在どの点に問題があると考えているのかをお聞きします。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  ホームページのリニューアルのことでございます。先ほどの質問で御指摘いただいたように、現在のホームページ、今の体裁にしてから、もう一定の期間がたってございます。当然、周期的あるいは定期的な手入れと申しますか、リニューアル等が必要になっていると認識をいたしておるところでございまして、現在、その作業を進めております。


 リニューアルにつきまして、基本的な考え方は使い勝手をよくするということです。その場合に二つの側面がございます。一つは、利用される方にとっての使い勝手でございます。


 先ほど来、議員がおっしゃっておられるように、欲しい情報ができるだけ簡便な方法で入手できることを心がけて、特にトップページの充実に努めていきたいということで、今、作業を進めているところでございます。


 それと二つ目の側面でございますけれども、これは情報を提供する側の使い勝手をよくするということです。これにつきましては、一般にソフトとして使われておりますワードを使っての情報のアップができるように改良していきたいということで取り組んでいるところでございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  それに関連する質問ですけれども、リニューアルするときでいいんですけれども、他市のホームページなどを見ると、右がもう少し幅が広くて、バナー広告で先ほど質問しましたブランド化とか、市の特産品、市の活性化のアピールなどをしているところをよく見かけるんですけれども、携帯で見るときのこともあるのかもわかりませんが、その点どうでしょうか。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  今、いただきました御意見も含めて、どこまで反映できるかは結果としての問題はありますけれども、御意見として承らせていただきたいと思います。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  ぜひ、内容の充実に取り組んでいただきたいと思います。


 次に、動画のことなんですけれども、ケーブルテレビ等の洲本市紹介番組の動画の配信や南あわじ市が行っているメールマガジンなどで、洲本市の情報発信を行い、洲本市のファンをさらにふやす積極的な取り組みが必要と考えますが、その点お聞きします。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  洲本市に関する情報発信、これにつきましては基本的にはペーパーの媒体も含めて、いろいろな媒体で提供していくことが大事かと思っております。


 議員がおっしゃられました動画等の関係ですけれども、これについても当然、検討していくべき対象として考えております。


 ただ一方で、著作権の問題でありますとか、肖像権の問題、また、場合によっては個人情報への配慮を十分にした上でないと、こういうオープンな形での提供ということは、難しいのかなと思っております。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  メールマガジンの質問の答弁、今いただいてないんですけれども、これは、広報は現在、字が小さくて、目の不自由な高齢者の方がメールマガジンなどを送っていただけると、150%とか200%に拡大して見れるので便利だということで、そういう話をお聞きしたので質問したんですけれども、その点についてお聞きします。


○(木下義壽議長)  浜辺企画情報部長。


○(浜辺 学企画情報部長)  ただいまお聞かせいただきました御意見、十分に踏まえて検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  インターネットの情報の充実は、大してお金もかかりませんし、テレビと違って、情報はみずから進んで取りにいくものですので、情報量が多過ぎるということはありません。さらなる内容の充実、見る人の立場に立ってのタイムリーな発信をよろしくお願いしたいと思います。


 それでは次の質問に移ります。


 洲本市を売り出すため、国内4番目の世界自然遺産登録を目指している方がいるほど、すばらしい自然が残る柏原山で行われている森林再生事業についてお聞きします。


 この事業は、単に自然を再生するだけでなく、防災や漁業振興にも効果がありますので、ぜひ取り組むべきと考えます。


 今年度当初予算が205万円で、9月補正として300万円追加の提案がされています。これまでの取り組みと補正の理由をお聞きします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  今回の補正の内容ということでございます。これまでの取り組みにつきましては、毎定例会のたびに少しずつ御紹介させていただきました。現在、既に御承知のとおり、千草また由良地区におきまして、ポット苗の育成事業を行ってございます。


 そしてまた、今回補正予算の内容といたしましては、柏原山約9,500平方メートルに苗木の植えつけを予定しているところでございます。


 現地の土質といいますか、表土の関係もございますので、苗の育ちやすい環境整備も必要であります。


 こうした条件をクリアするために、山腹の斜面に筋工を行います。そうした筋工を入れることによりまして、苗木の育ちやすいフラットの部分をつくりまして、そこに苗木を植えつけます。樹種といたしましては、ウバメガシ、ツバキ、スダジイ等、約5,000本程度を予定してございます。


 以上が今回、補正予算で計上させていただきました内容でございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  斜面に筋工を行うということですけれども、確かにそれは表土の流失を防ぐ意味でも一定の効果があると思います。私は現地を見て感じたんですけれども、ことしは特に気温も高いし、小雨の関係で水切れで枯れた苗木がかなりあったように思うんですけれども、その渇水対策についてお聞きします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  ただいまの渇水対策といいますか、そのあたりは斜面の崩壊といいますか、そのあたりがあれば、表土がすべて流れる。だから、表土をなるべく流れないようにする。そこで保水を保つ、そういう考えのもとに今回、筋工、簡単に言えば段切りして、そこにウッドチップで土の再生を行う。


 当然、自然環境で育つような強い樹木が必要でございます。水やりの必要な苗木をいくら植えてもそれはできません。だから、そういう条件のもとで、極端に言えば100本植えて、たとえ1割、10本でも育てばいけるのかなという考えです。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  また、違った角度からの質問ですけれども、そもそも山の一部だけなぜ荒廃したのかということですけれども、現地を見て感じたのですけれども、シカが荒廃を加速させたことがあるでしょうけれども、そもそものきっかけは行政が無計画な開発をして、山を一部切り開いたのではないかと考えますけれども、その点どうお考えですか。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  ただいま議員の御指摘のございました無計画というお話がございました。それはどこを指してのお考えなんでしょうか。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  私が見たのは、植樹をしている2カ所、千草保育所の園児が植樹したところなんですけれども、どうも何かバーベキューの跡地があったんですけれども、その点お聞きします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  ただいま議員の御説明であれば、柏原山山頂というような想像はつきます。


 当地におきましては、昭和43年当時ですね。洲本市の畜産振興というような目的で、小規模草地改良事業として、農地造成、道をつけ、数年間ではありましたが、和牛を飼育したような用地でございます。


 それ以後、40数年間経過した現在、現状としては議員おっしゃるとおり、確かにそういう状況も一部見られます。しかし、森林の全体といいますか、崩壊地の原因はそれだけではございません。ほかの地区、洲本地区に限定すれば、竹原の奥のほう、山ですね。そのあたりが大変荒廃してございます。その原因につきましては、当然、近年の自然災害、台風とかそういう状況もございます。そして、また、森林所有者の高齢化、なかなか山に入らない、間伐もできない、そういう状況が重なり合いまして、適正な森林の機能が徐々に失われていると思います。


 こうした中、洲本市としては、少しでも森林の再生といいますか、復旧のため時間はかかりますけども、苗木づくりを行い、これからは森林所有者の協力、理解も得ながら、再生にもう少しスピードを上げてやっていきたいと考えてございます。


 以上でございます。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  開発だけが理由でないということは私もわかります。


 この取り組みですけれども、私は決して否定しているわけではないんです。現在の体制をお聞きしますけれども、現在は農林水産部直営で植林事業を行っているのですか。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  先ほどから何回も説明してございますけども、苗木の育成におきましては、農林水産部職員が直営でやっているところでございます。


 そして、また、先ほど御紹介しました山への植樹等におきましては、全庁的な職員の協力を得て、この秋以降、適正な時期に、植えつけをしたいと考えてございます。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  先ほど筋工というお話もありましたけれども、現在のところ、私の見る限り、余り成果の面で言いますと、順調ではないように思います。そもそも事業を開始するに当たって、緑化の専門家の意見を聞いたのか、その点お聞きします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  確かに専門家の意見ということはございますが、これにつきましては、ウバメガシ、バベの原産地でございます和歌山県農林水産総合技術センター林業試験場へ過去3回ほど出向きまして、育成についての御指導をいただいた経過がございます。


 そして、地形がすべて共通ではございません。だから、その土づくりというような重要なものがございますので、そのあたりにつきましては、熱心な市民ボランティアの協力も得て、事業を展開してございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  和歌山県農林水産総合技術センターの指導を受けているということですけれども、その指導の中にドングリを直接まく話はなかったのですか。お聞きします。


○(木下義壽議長)  太田農林水産部長。


○(太田知二農林水産部長)  和歌山の試験場におきましては、ポットに種子、ドングリをいろいろ、数千、数万なんですけども、そのあたりはその研究者といいますか、専門員のいろんな考え方がございますので、それが当地におきまして、適正であるかどうかは、まだ確立されておりませんけども、当然、いろんな試験といいますか、失敗もございます。だから、その点におきましては、現在、行っているのはポットに一つか二つずつ入れて、1年なり1年半なり育てるという考えで行ってございます。


○(木下義壽議長)  8番 廣田議員。


○8番(廣田恵三議員)  まだ、試行錯誤の段階ということもあるのかもしれませんけれども、先ほど市民団体の方が協力してくれているということでございますけれども、なかなか順調とはいかない状況の中で、また、専門業者やNPO、市民団体に委託するということも検討すべきかと思います。


 せっかく税金を使って行う事業です。確実に効果が上がるやり方を見つけていただいて、効果を上げていただきたいと思います。


 これで質問を終わります。


○(木下義壽議長)  8番議員の質疑、質問は終わりました。


 この際、暫時休憩いたします。


 休憩中に議会運営委員会の開催をお願いいたしたいと思いますので、恐れ入りますが、委員の方は第1委員会室にお集まりくださるようにお願いいたします。


               休憩 午後 1時51分


             ―――――――――――――――


               再開 午後 2時19分


○(木下義壽議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 質疑、質問の通告順により、順次発言を許可いたします。


 7番議員は質問席に移動してください。


              (7番 岡本治樹議員移動)


○(木下義壽議長)  それでは発言を許可します。


 7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  議長の許可をいただきましたので、これから質問を始めさせていただきます。


 今回、私の一般質問は1問目、新庁舎建設市民検討委員会の設置について、2問目、現庁舎のバリアフリー化について、この2問について質問させていただきます。


 ともにつくるまちづくりを掲げた竹内市政もスタートから半年がたちました。就任直後に竹内市長は、広報すもと第51号において、「市役所の建てかえについて」のタイトルで考えを述べられております。


 内容は、「結論から言えばまちづくり、活性化のためにも必要ではないかと考えています。いわゆる素案が出来ていますが、なんらかの機関、委員会を作って、建てることの是非も、今のタイミングで庁舎が必要かどうか、その原点からも考え直したい。建築の方法とか建物の全体的なこと、手法についても、もう一度考えてみたいと思います。ただ、建てるとなれば合併特例債が有利と思います。今後、いろんな組織のいろんな人、多くの関係者の意見を聞いて、最良の方向に持っていきたいと思います」と竹内市長は論じておられます。


 私は、この竹内市長の考えに全く同感であります。賛同するものであります。


 私が7月に会派の視察研修で訪問した豊岡市の例を報告いたします。


 新庁舎建設に市民の意見を反映させるべく、新庁舎に関する基本的な構想が白紙の段階で新庁舎建設市民検討委員会を設置し、約1年間の検討を経て、委員会から提出された検討結果報告書を尊重し、新庁舎建設基本構想(案)を作成しました。


 この基本構想(案)をもとに、市内6地域において説明会を開催するとともに、はがき等による意見募集を実施し、市民意見を把握、反映した新庁舎基本構想として策定しました。


 また、基本設計段階においても中間案をもとに、市内6地域において市民説明会を開催し、市民意見の把握、反映に努めました。なお、実際に利用する職員の意見についても、職員アンケートを実施しました。


 以上は豊岡市の例ですが、洲本市に置きかえて市民が参加した新庁舎検討委員会が必要だと考えますが、市役所庁舎のあり方については多種多様の考え方があります。


 以前、テレビの番組の中で、宮城県石巻市のデパートのような市役所が紹介されていました。


 番組の中での石巻市長の話によると、「以前の市役所が老朽化の折、3年前に駅前デパートの撤退が決まり、デパートの持ち主から提供していただいた。あるものを使って駅前の顔に市役所みずからがなろう」と、3年前に建物をそのままにして市役所を移転、1階はニーズがあるので食品売り場を残し、2階以上に市役所機能を移し、エレベーターもエスカレーターもデパート時代のものを利用している。


 また、あるものを利用する、活用することでは、私が7月に会派の視察研修で訪問した京都府南丹市では、廃校になった小学校の校舎を市役所の庁舎に、体育館には教育委員会と議会事務局が入って再利用されておりました。


 2月の洲本市長選挙の折、ある候補者は公約として本庁舎を五色庁舎に移すことを掲げていました。淡路島の他市の例を見ても、8月7日付、淡路市門市長のブログによると、「本庁舎は財政的に元の計画の本庁舎、約50億円の建設を断念し、リース物件を使用することにしたので、使い勝手に悪いところがあります。それを現実的な使用形態に直して使用しております。各事務所等においてもそうです」と書いております。


 南あわじ市においては、新庁舎建設は決定しておりますが、新庁舎建設反対の意見も多く、建設の是非をめぐる住民投票を目指した署名運動も起きております。このように、新庁舎に関する考えは多様をきわめております。


 洲本市役所本庁舎も老朽化が進んでおります。あるものを利用する、新しく建てる、いずれにせよ、新庁舎が必要な時期は近づいています。市民の財産である市役所庁舎の未来像については、市民の皆さんの総意が必要だと考えますが。


 また、新庁舎の具現化には、市民の皆さんの税金が使われるわけですから、最小の費用で最大の効果を得るための創意と工夫が必要だと思います。


 以上の課題に取り組むためにも、竹内市長が掲げる公民共同を実現するためにも、新庁舎に関する市民検討委員会の早急な立ち上げが必要だと考えますが、この件に関して、竹内市長の考えをぜひお聞かせください。


○(木下義壽議長)  上崎総務部長。


○(上崎勝規総務部長)  庁舎整備についての考え方ということでございます。


 庁舎整備について、本年につきましては、先ほど議員のお話にもございました本年4月号の広報すもとに掲載されているとおりであり、基本的な考え方は変わっていないところであります。


 庁舎整備では、商工会議所からの御提案や現庁舎の築後の経過年数のこともあり、整備に向け準備に入るというところでございますが、現在は現庁舎が抱えている問題を再度洗い直すということで、施設面、設備面でのふぐあい、耐震性の不適応、防災面での対応、ユニバーサルデザインへの不適応、駐車場問題など、これらを反転させて、新しい庁舎に必要なものが何かという新庁舎の機能、規模などについて検討を加えている段階でございます。


 また、これと合わせて市街地の活性化の検討もございます。その整備では、広くいろいろな意見を聞く必要があると認識をいたしておりますので、議員の御意見につきましては、十分承っておきたいと考えております。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  今、総務部長から今までの経過と状況の御報告を聞いたんですけれども、私がここの質問で求めた内容は、そういう問題ではなくて、今、竹内市長が掲げていた、市民の声を多く入れた白紙の状態でできる、そういった検討委員会をつくっていただきたい、そういう質問をさせていただいたと思います。これをぜひ、市長にお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。市長よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  竹内市長。


○(竹内通弘市長)  そういう問題につきましては、しかるべき時期にそういう会を立ち上げていくという方向性もあります。まだ、今、そういう段階でなしに、今、基本的に私どもが本当に立ち上げるのに、どういうふうにどういう形で持っていくかということを、部長ともども一生懸命模索しておりますので、しかるべき時に当然そういうことになってくると思います。よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  しかるべきという時期ですね。多分いろいろ、いろんなことで考えられておると思うんですけれども、市長は一番最初の段階で述べられたように、検討する会が必要だと今も考えられておるわけですよね。よろしいでしょうか。


○(木下義壽議長)  竹内市長。


○(竹内通弘市長)  基本的な考え方は変わってないということです。よろしくお願いします。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  ありがとうございます。わかりました。


 これは多分、つくるにしても、つくらないにしても、どういう形にするかというのは、非常に難しい問題だと思います。多くの市民の方の考え、物すごくいろんな考えがあると思います。それをやっぱり酌んでいただいて、ぜひ、早い時期にそういった機関ができるように御尽力していただくようによろしくお願いいたします。


 続いて、2問目に入らさせていただきます。


 9月2日、市役所のこの玄関側の階段を上がっていたところ、体の不自由な方が階段を上がっておられました。追い越し際に私と同僚議員、2人で上がっておったんですけれども、「こんにちは」とあいさつをしたところ、その方は私たちに「階段の壁に手すりがあったらありがたいですが」と訴えてこられました。その方は右手につえを持っておられたのですが、階段を上がるときは、ここの市役所の2階に上がってくる階段は、上るとき、右側手に手すりがあるんですけど、左側手が壁になっています。ということで、上がるときに手すりを利用することができませんでした。確かに壁に手すりがあれば、もっと楽に階段を上がれると感じました。


 現庁舎において、現時点では完全なバリアフリー化というのは、現実的ではないと思いますが、現に不自由さを訴える市民の方がおられます。多くの市民の方に利用していただきやすい開かれた市役所を考えた場合、早急に階段の壁に手すりが必要だと思いますが、この件に関して、よろしくお願いいたします。


○(木下義壽議長)  上崎総務部長。


○(上崎勝規総務部長)  御質問にお答えいたします。


 現在の市役所の庁舎は御存じのとおり、築後47年を経過しておりまして、耐震化をはじめ老朽化、それから、狭隘化、先ほど御指摘のバリアフリー対応の不足など、さまざまな問題を抱えていることも事実であります。しかしながら、現在、庁舎の改造については、必要最小限にとどめているという実態がございます。


 議員御指摘の階段の手すりでございますが、現在、四つの庁舎を使用しておりまして、エレベーターのある二つの庁舎を除き、南庁舎とそれから本庁舎のことかと思います。


 南庁舎につきましては、1階から2階へは両側手すり、2階から3階へは片側手すりになっております。本庁舎は現在、片側だけの手すりしかないという状況での御指摘かと思います。


 御指摘のような高齢者や弱者が利用する場合、積極的に手を差し伸べる対応ができるよう、それが必要かと考えております。なるべく最小限にとどめたいということもございますので、御理解を賜りたいと思います。


 以上です。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  ということは、今のところは設置するということはないという答えでよろしいんですか。


○(木下義壽議長)  上崎総務部長。


○(上崎勝規総務部長)  設置に当たりまして、壁に、凹凸がございます。それをすることによりまして、階段そのものの有効な幅員が減少するという状況もございます。また、この庁舎につきましては、実は避難階段が全くないということで、今の現状の階段を利用しなければならないということもございます。


 それらを複合的に勘案したときに、職員の弱者への十分な対応ということで現在は取り組みたいと考えているところでございます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  総務部長のおっしゃることはよくわかります。凹凸があります。きょうも実際、来てみて普通の手すりをつけるには非常に難しいという感じを受けました。しかし最近、普通の家なんかでも、高齢者の人がふえて、玄関、入り口、そういうところに簡単な手すりをつけたりする、そういった工法、大きいのではなくて、簡単につける工法、そういうようなものも、最近よく見受けられます。さっき指摘した場所の形状に応じた、そういった手すりを工夫していただけると、非常にありがたいと思います。


 きょうは、それをちょっと検討していただくということで、またひとつよろしくお願いしたいんですけれども。よろしいでしょうか。


○(木下義壽議長)  上崎総務部長。


○(上崎勝規総務部長)  十分検討させていただきます。


 以上です。


○(木下義壽議長)  7番 岡本議員。


○7番(岡本治樹議員)  ありがとうございました。


 これで質問を終わらせていただきます。


○(木下義壽議長)  7番議員の質疑、質問は終わりました。


 この際、お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、明10日の会議は議事の都合により、午後2時から再開し、質疑、質問を続行いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(木下義壽議長)  御異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 次の本会議は、明10日午後2時から再開し、質疑、質問を続行いたします。


 本日は、これにて延会いたします。


 長時間御審議ありがとうございました。


               延会 午後 2時38分