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兵庫県 洲本市

平成21年第6回定例会(第3日 9月25日)




平成21年第6回定例会(第3日 9月25日)





 
平成21年第6回洲本市議会会議録(定例会)





                      平成21年9月25日(金)(第3日)


                      開会 午前10時00分


1 議事日程


  第1 議案第68号ないし議案第78号


  第2 議案第79号 訴訟の提起について


  第3 認定第1号及び認定第2号


  第4 請願第 2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持を求


            めることに関する請願書


  第5 議員の派遣について


  第6 常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について





2 本日の会議に付した事件


  日程第1 議案第68号ないし議案第78号


  日程第2 議案第79号 訴訟の提起について


  日程第3 認定第1号及び認定第2号


  日程第4 請願第 2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持


              を求めることに関する請願書


  日程第5 議員の派遣について


  日程第6 常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について





3 議事順序


  開  議 午前10時00分


  開議宣告


  議案第68号ないし議案第78号


  議案第79号


  休憩宣告 午前10時15分


  再開宣告 午前10時44分


  認定第1号及び認定第2号


  請願第2号


  議員の派遣について


  常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について


  閉会宣告


  閉  会 午前11時26分


  議長あいさつ


  市長あいさつ





4 会議に出席した議員(20名)


   1番  土 井 敏 雄          2番  氏 田 年 行


   3番  山 本 和 彦          4番  廣 田 恵 三


   5番  平 田 功 治          7番  地 村 耕一良


   8番  和 田 正 昭          9番  岩 橋 久 義


  10番  名 田 英 樹         11番  木戸内 良 夫


  12番  木 下 義 壽         13番  奥 井 正 展


  14番  畑   啓 治         15番  笹 田   守


  16番  先 田 正 一         17番  山 ? 眞 靖


  18番  柳   雅 文         19番  片 岡   格


  20番  小 松   茂         21番  竹 内 通 弘





5 会議に欠席した議員(1名)


   6番  岡 崎   稔





6 議事に関係した事務局職員(4名)


  議会事務局長        ? 坂 宗 子


  総務係長兼調査係長     武 田 あすか


  議事係長          濱 口 雄 次


  嘱託書記          光 宮 智 章





7 会議に出席した説明員(24名)


  市長         柳   実 郎


  副市長        濱 田 知 昭


  副市長        芝 地   稔


  教育長        三 倉 二九満


  理事         松 原 昭 雄


  企画情報部長     赤 澤 保 守


  総務部長       山 岡 一 輝


  市民生活部長     船 越 忠 之


  健康福祉部長     清 水 久 志


  農林水産部長     太 田 知 二


  五色総合事務所長   前 川 恭 治


  教育次長       於 田   攝


  企画情報部次長    浜 辺   学


  企画情報部参事    岩 田   博


  総務部次長      上 崎 勝 規


  財務部次長      中 川 勝 喜


  財務部次長      里 深   寛


  健康福祉部次長    倉 内 一 夫


  農林水産部次長    渡 邉 浩 史


  農林水産部次長    居 上 正 治


  都市整備部参事    岩 岡 頼 史


  環境整備課長     清 水 正 隆


  水道課長       山 下 恵 祐


  監査委員事務局長   武 田 好 史








               開議 午前10時00分


○(土井敏雄議長)  ただいまより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は20名で、会議は成立いたしました。


 日程に入る前にご報告いたします。


 本日の日程表等は、先ほど配付いたしましたが、配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  配付漏れがなければ、これより日程に入ります。





         〜日程第1 議案第68号ないし議案第78号〜





○(土井敏雄議長)  日程第1、議案第68号ないし議案第78号の11件を一括議題といたします。


 これより、上程議案に対する委員長の報告を求めます。


 まず、総務常任委員長より報告を願います。


 11番 木戸内議員。


             (11番 木戸内良夫議員登壇)


○11番(木戸内良夫議員)  総務常任委員会報告。


 総務常任委員会の審査報告をいたします。


 去る9月9日の本会議において、当委員会に付託されました関係案件について審査のため、14日に委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査をいたしました結果、当委員会に付託されました議案を、いずれも原案のとおり全会一致可決すべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 総務常任委員会委員長 木戸内良夫。


○(土井敏雄議長)  木戸内総務常任委員長の報告は終わりました。


 次に、教育民生常任委員長より報告を願います。


 19番 片岡議員。


             (19番 片岡 格議員登壇)


○19番(片岡 格議員)  教育民生常任委員会報告。


 教育民生常任委員会の審査報告をいたします。


 去る9月9日の本会議において、当委員会に付託されました関係案件について審査のため、11日に委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査をいたしました結果、当委員会に付託されました議案を、いずれも原案のとおり全会一致可決すべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 教育民生常任委員会委員長 片岡 格。


○(土井敏雄議長)  片岡教育民生常任委員長の報告は終わりました。


 次に、産業建設常任委員長より報告を願います。


 15番 笹田議員。


             (15番 笹田 守議員登壇)


○15番(笹田 守議員)  産業建設常任委員会報告。


 産業建設常任委員会の審査報告をいたします。


 去る9月9日の本会議において、当委員会に付託されました議案第68号及び議案第77号の2件について審査のため、10日に委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査をいたしました結果、当委員会に付託されました議案を、いずれも原案のとおり全会一致可決すべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 産業建設常任委員会委員長 笹田 守。


○(土井敏雄議長)  笹田産業建設常任委員長の報告は終わりました。


 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別にご質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許可します。


 11番 木戸内議員。


○11番(木戸内良夫議員)  まず1点目、議案第76号について討論します。


 洲本市立学校校区審議会条例の一部を改正する条例制定について、態度としては反対であります。


 私たちは今回の議案第74号を含めて、こういった審議会や協議会から議員を除外することについては賛成をしてまいりました。


 しかし、今回の審議会の問題を機会に、将来の校区の問題も含め、考えていく必要があるというふうに思って討論をしておるわけです。


 確かに、過疎地域の学校児童の減少問題は深刻であり、簡単には解決しないと思います。旧五色町が進めてきたような企業誘致や住宅政策、福祉充実政策により過疎化が防がれ、一時期には、人口増が進んだのであります。


 こういった具体的な政策の実施もないままに、人口減で児童数が減ったから学校の校区を変更するといえば、やむを得ないという結論にならざるを得ないと思うわけです。ましてや、常日ごろから住民要望を受けている議員をこの審議会から除外すれば、当該地域の住民の意見がより反映しにくくなる審議会になりかねません。


 昔から学校や郵便局は地域の中心的存在であり、学校がなくなれば本当に寂しくなって、地域が寂れていくという、そういう意味からも、校区審議会には議員を必ず入れておくべきだと思うわけです。


 条例に基づいて議員を入れてある審議会は、まだ洲本市五色地域福祉センター運営協議会ですか、こういったものを先頭に三つも四つもあるわけですから、今の時点で校区審議会のような重要な審議会から議員を除くことには反対であることを申し述べて討論といたします。


○(土井敏雄議長)  次に、賛成討論はありませんか。


              (「議長」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  2番 氏田議員。


○2番(氏田年行議員)  私は、議案第76号 洲本市立学校校区審議会条例の一部を改正する条例制定については、賛成という立場で討論をさせていただきます。


 この条例では、審議会の委員構成から市議会議員を削除し、それに伴い委員定数を減員するという条例改正であります。


 審議会というものは、市長の諮問機関であり、市長はその答申や審議を尊重して、政策や計画等を策定します。当然のことながら、審議機関である議会とはおのずとその役割は異なるはずでありますし、諮問を受けた市長の政策は議会で改めて提案されて、審議されるわけでありますから、法律に基づくもの以外の審議会に、議員が委員として就任するということは、立法機関と執行機関との二元代表制という民主的な地方制度の本来の趣旨に反することであり、二重審議であるということと同時に、提案されて審議される議会の形骸化をもたらす懸念があることは否定できません。執行機関に対し、監視、牽制すべき議会本来の機能である審議権と市政執行権の分野をお互いに守るという基本的な態度が、やはり必要ではないかと考えます。


 洲本市議会では、平成18年12月までの長年にわたり、市議会議員が行政の審議会の委員としての委嘱を受け、行政の政策決定過程の審議に加わっていましたが、平成18年12月の議員協議会の場で、市長の設置する附属機関である、いわゆる各種審議会等に議員が委員として参画することは、やはり適当とは言えず、法律に基づくもの以外の各種審議会等に基本的には参画すべきではないという結論に達したため、農業委員、監査委員、民生委員推薦委員会委員、そして議会側の意思反映が必要な土地開発公社の理事及び監事を除くおおむねすべての委員について辞退する旨が、全会一致で決定をされました。


 そして、平成19年1月に、当時の地村議長から理事者側へ申し入れされた経緯があります。


 そして、現在、校区審議会と住居表示審議会だけが現存していたために、今回の条例改正になったのであります。校区審議会同様に住居表示審議会の住居表示の変更というものも、該当される地区にとっては古くからなれ親しみ、生活にも非常に密接している観点からも重要度は校区審議会に等しいのではないかと考えます。


 それが、今になって今回の校区審議会の条例改正だけに反対というのは、やはり筋が通らない話ではないかと思います。議会活性化委員会が現在行われており、その中でも二元代表制ということが幾度となく議論されておりますが、やはり執行機関と、我々議会の立法、監視機関としての役割をはっきりと区別して、その態度で臨んでいくことが必要であると思います。


 そのような観点から賛成すべきであると思います。


 以上です。


○(土井敏雄議長)  次に、反対討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別になければ、賛成討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ほかに討論がなければ、これにて討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 表決については、議事の都合により分離して採決いたします。


 まず、ただいま上程中の議案のうち、議案第76号 洲本市立学校校区審議会条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。


 本案は、教育民生常任委員長の報告のとおり、原案のとおり決することに賛成の方は、ご起立願います。


                (起 立 多 数)


○(土井敏雄議長)  ご着席ください。


 起立多数であります。


 よって、議案第76号は、原案のとおり可決されました。


 次に、上程議案のうち、議案第68号ないし議案第75号、議案第77号及び議案第78号の10件を一括して採決いたします。


 本案は、各常任委員長の報告のとおり、いずれも原案のとおり決することに賛成の方は、ご起立願います。


                (起 立 全 員)


○(土井敏雄議長)  ご着席ください。


 起立全員であります。


 よって、議案第68号ないし議案第75号、議案第77号及び議案第78号の10件は、いずれも原案のとおり可決されました。





         〜日程第2 議案第79号 訴訟の提起について〜





○(土井敏雄議長)  次に、日程第2、議案第79号 訴訟の提起についてを議題といたします。


 議案の朗読を省略して、理事者の説明を求めます。


 濱田副市長。


               (濱田知昭副市長登壇)


○(濱田知昭副市長)  それでは、議案第79号について、説明申し上げますので、8番表示の議案をごらん願います。


 議案第79号 訴訟の提起について、説明申し上げます。


 本件は、平成20年5月に、相手方との間で契約を締結した五色浄化センター及び神陽台コミュニティプラント維持管理業務委託について、業務の未履行部分が判明したことにより、履行を指示したにもかかわらず、これに応じないまま契約期間が経過したため、期限を定めて過払い額の返還を求めましたが、返還されないまま今日に至っており、やむを得ず訴訟を提起いたしたく、提案申し上げるものでございます。


 この内容は、相手方に対し、契約に係る業務の一部未履行により過払いとなっている費用51万900円の返還及び遅延損害金の支払いを求める趣旨の訴訟を、弁護士を代理人に選任し、行おうとするものでございます。


 以上で、議案第79号の説明を終わります。


 何とぞ慎重ご審議を賜りまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。


○(土井敏雄議長)  説明は終わりました。


 これより議案に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別にご質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。


 ただいま議題となっております議案第79号につきましては、産業建設常任委員会に付託して、ご審査を煩わせたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 この際、暫時休憩いたします。


 休憩中に、産業建設常任委員会には、第1委員会室におきまして、付託議案のご審査を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。


 本会議の再開時刻については、追って連絡を申し上げます。


               休憩 午前10時15分


             ―――――――――――――――


               再開 午前10時44分


○(土井敏雄議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。


 休憩中に産業建設常任委員会におかれては、委員会を開催され、適切なる結論を得られたことと存じます。そのご労苦に感謝いたします。


 これより、上程議案に対する委員長の報告を求めます。


 産業建設常任委員長より報告を願います。


 15番 笹田議員。


             (15番 笹田 守議員登壇)


○15番(笹田 守議員)  産業建設常任委員会報告。


 産業建設常任委員会の審査報告をいたします。


 先刻の本会議において、当委員会に付託されました議案第79号 訴訟の提起についての審査のため、委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取し、慎重審査をいたしました結果、当委員会に付託されました議案第79号は、原案のとおり全会一致可決すべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 産業建設常任委員会委員長 笹田 守。


○(土井敏雄議長)  笹田産業建設常任委員長の報告は終わりました。


 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別にご質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別に討論がなければ、これにて討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、議案第79号 訴訟の提起についてを採決いたします。


 お諮りいたします。


 本案は、産業建設常任委員長の報告のとおり、原案のとおり決することに賛成の方は、ご起立願います。


                (起 立 全 員)


○(土井敏雄議長)  ご着席ください。


 起立全員であります。


 よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。





           〜日程第3 認定第1号及び認定第2号〜





○(土井敏雄議長)  次に、日程第3、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。


 本件は、決算特別委員会に審査を付託しておりますので、当委員会の審査報告を願うことといたします。


 4番 廣田議員。


              (4番 廣田恵三議員登壇)


○4番(廣田恵三議員)  決算特別委員会報告。


 決算特別委員会の審査報告をいたします。


 去る9月9日の本会議において、当委員会に付託されました認定第1号及び認定第2号の2件について審査のため、9月15日、9月16日、9月17日、9月18日の4日間にわたり委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取し、資料の提出を求めるなど、慎重審査をいたしました結果、


 1.平成20年度の決算における実質収支の黒字は、市民にも何らかの負担をいただいた結果であることを深く認識し、今後の市政運営に取り組むこと。


 1.収入未済の解消に努めていることは認めるが、負担の公平のため、なお一層の取り組みを行うこと。


 1.的確に事務事業の評価、検証を行うとともに、その目的を十分に認識し、以後の施策に反映すること。


 以上の事項を指摘して、認定第1号及び認定第2号の2件は、いずれも賛成多数により認定すべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 決算特別委員会委員長 廣田恵三。


○(土井敏雄議長)  廣田決算特別委員長の報告は終わりました。


 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別にご質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。


 11番 木戸内議員。


○11番(木戸内良夫議員)  私は、今回の認定第2号中の平成20年度洲本市国民健康保険特別会計歳入歳出決算と、同じく認定第2号中の平成20年度洲本市介護保険特別会計歳入歳出決算及び平成20年度洲本市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の3点について討論を行います。


 態度としては反対であります。


 まず、国保会計ですが、後期高齢者医療制度が創設されて、大きく変わったことであります。本来、国民健康保険は病気やけがの治療のため、お互いに助け合って保険税や保険料を出し合い、その上に国や県、市町村が医療費を補助する制度であったはずであります。


 ところがこの制度への国の補助が大幅に削減されたことと、長引く不況から職を失った方々が大量に国保に加入され、税の滞納者がふえたことなどで、国保会計が大きな赤字となり、国保税の値上げが2007年にあり、金のない者は医療なしの状況が生まれております。年間2億円から3億円も赤字があるのを翌年度からの繰り上げ充用で補っているのが現状であります。


 平成20年度の国庫支出金は2億7,000万円も減少しているのに、後期高齢者医療保険へ6億1,000万円も支出しております。この制度こそ高齢者のうば捨て山であり、早期に廃止し、もとに戻すべきであります。政権交代での一番の仕事と期待をしております。


 いずれの保険も、年金からの天引きで保険税を徴収するし、医療給付の差別や終末期医療費の抑制までされております。国保の健康診断もメタボリックシンドロームの健診が中心にされ、肥満者への就業差別にまで及ぶ状況の決算として反対するものであります。


○(土井敏雄議長)  次に、19番 片岡議員。


○19番(片岡 格議員)  私からも討論を行います。


 認定第1号 平成20年度洲本市水道事業決算認定について、それから認定第2号 平成20年度洲本市歳入歳出決算認定についての討論を行いたいと思います。


 態度としては、一部認めがたい点があるということであります。


 まず、この平成20年度の洲本市歳入歳出決算の額は、歳入総額として221億7,377万7,000円と、これは対前年度比90.9%という数字であります。歳出総額としても217億1,368万9,000円、これは対前年度比89.9%と、決算規模は投資的経費、こういうものの減少の影響が大きくて、前年度を大きく下回っております。


 この差額として4億6,008万8,000円の黒字で、これは前年度の繰り越しを差し引くと、実質収支は4億3,205万2,000円となります。


 単年度収支を見ますと、2億2,854万8,000円となっておるわけですけれど、この上に財調基金、あるいは繰り上げ償還等をあわせた実質単年度収支は7億2,455万9,000円の黒字となっております。


 平成20年度における施策の成果並びに予算執行の実績に関する説明書の中で述べられておりますように、実質収支、単年度実質収支ともに前年度数値より改善していますが、これは、三位一体の改革により一方的に削減された地方交付税について、地方再生対策費等が講じられたことに負うところが大であり、決して本市の財政構造が特に好転したということではないわけであります。


 また、歳入の根幹をなす市税収入は、ほぼ前年並みを確保できましたが、経済状況の悪化から法人市民税が減額となるなど、現年課税分は前年度を下回っている状況であります。


 一方、歳出では、人件費、行政経費は抑制に努めていますが、扶助費は増加傾向にあり、公債費も歳出全体の約4分の1を占めるなど高どまりした状況にあるわけです。


 こういう状況の中で、収入未済額が9億5,719万3,000円及び不納欠損処分額が9,497万6,000円、これは平成20年度の決算の大まかな状況でありますけれども、依然として厳しい財政状況でありますけれども、結果としては黒字決算になっているわけです。


 決算全体を見ていく上で重要なのは、数値のこの符号は当然のことでありますけれども、予算がどのように住民の要望に沿った使い方をされたのか、また当初予算時の施政方針がどのように具体化されたのかを見ていくことが極めて重要であると思います。このような観点から、少し述べてみたいと思います。


 平成20年度の施政方針で、市長は、「根本にある私の考えは、問題を先送りをしないということに尽きます。」「財政の先細りの懸念を初めとして、先送りすればするほどに解決が難しくなっていきます。しかも、この解決には他力本願、国や県に依存できず、洲本市当局、市民の皆様とともに乗り切ることを余儀なくされています。」と、こういうふうに述べられておるわけであります。


 また、一連の行革に伴うサマーレビューに関連して、補助金の削減について、「あえて申すならば、平成20年度の補助金削減は、市民の皆さんへの影響も少なくありません。」「そのうちに、そのうちにでは先に負担を大きくするだけですから、問題を先送りしないの範疇に入れました。」と、こういうふうにも述べておるわけです。


 こういう状況の中で、「しかしながら、財源の逼迫、補助金の削減と、暗いことばかりを羅列しておっても洲本市はよくならない。」「ここで必要絶対条件は、市民の皆さんに夢を抱いていただく、希望を持っていただくことにほかなりません。」として、元気な洲本づくりの基本方針を述べられておるわけです。


 その基本方針の中身を見ますと、やはり選択と集中の施策を展開するとして、一つは観光の振興、一つには中心市街地の活性化、いまひとつは農林水産業の振興、この三つを挙げておるわけですけれど、重点施策の一つ、この観光振興においては、神戸淡路鳴門自動車道全通10周年記念事業、東海岸観光交流資源開発業務委託、これらが目新しいものでありますけれども、その他商工業の振興策にしても、農林水産業の振興策にしても、従来の枠から、さらに推進を図るという目新しいものが見当たらないのが現状であります。


 選択と集中の施策の展開とは言いながら、本当にこれで振興が図れるのか、必要な人的配置、あるいは必要な財源が充てられているのか、こういうことが残念ながら見えないというふうに思うわけです。厳しい財政状況というのはよくわかります。しかし、平成20年度の重点施策として上げられているこれらの施策で、本当に元気な洲本市の礎になっているのか、これでは将来の展望も見出すことができないと私自身は考えるわけです。


 今、商工業を初め農業、漁業は大変厳しい状況にあります。雇用の問題でもしかりです。市長が、「市民の皆さんに夢を抱いていただく、希望を持っていただくことにほかなりません。」として、元気な洲本づくりを提案した予算が、思うような結果に結びついていないのではないかと私は思うわけです。


 もう一点、洲本市総合基本計画の作成に当たって、住民の皆さん方のアンケートをとっております。このアンケートによりますと、健康・福祉のまちを望む声が49.4%と、非常に大きく、ほかの要望を引き離して第1位に挙げられております。つまり健康、医療、福祉を重視したまちづくりを洲本市民が求めているのであります。


 ところが市長は施政方針でこのように述べております。


 「恐れながら福祉に対する私の所信を述べますと、住みよい地域づくりの究極は、福祉手当の充実であろうと思います。それには人材、財力のかなりのエネルギーが必要です。例えば、現在の洲本市役所では、嘱託、臨時職員を含めた総職員数を分母として、そのうち福祉事業にかかわる職員数の割合は何と42%強にも達します。こんな実例からも、たくましく豊かな生産力に裏づけされて初めて市独自の福祉施策が打ち出せます。したがいまして、洲本市の現状からは、国、県に追随、準用にとどまらざるを得ないのです。それだけに先ほど述べました産業振興策を、元気のもと、福祉事業の種として成長させていきたいと考えます。」と、こういう考えを述べられておりますけれども、私はここに洲本市長の市民福祉に対する基本姿勢があらわれていると思います。


 旧五色町の、現在の洲本市の特色は健康・福祉の充実したまちづくりであります。現状は、すぐれた福祉施策がどんどん後退をさせられていっているのではないかと思われます。私たちはこのような状況の中で、平成20年度の予算案の提案に対し、関連する条例改正とともに、住民負担あるいは住民サービス後退につながる幾つかの案件に対して反対をいたしました。


 平成20年度決算の認定においては、その予算案で反対討論として述べた理由と基本的には変わりません。その平成20年度の予算審査特別委員会の審査報告で6点の要望が付されております。


 1.突如として発表された県立淡路病院の小児科救急外来の夜間対応休止問題は、子を持つ親のみならず、淡路全島民の医療に対する不安と化している。コンビニ救急とやゆされるほどの社会現象がもたらしたものとも言われるが、現在、全島の関係機関が一致協力し、懸命の対策を模索しつつある。中・長期的視野に立ち、早急に島民が安心できる救急医療体制を確立されたい。


 1.景気の低迷で地方税の収入見込みが大幅に減少し、市政推進に大きな影を落としつつある。これらを打破すべく、元気な洲本創造事業が企画され、集中的に商工業、集客・観光、農林水産業の振興策が示されているが、事業遂行に当たっては、積極的な展開により所期の目的を達成されたい。


 1.平成20年4月から、老人保健制度から後期高齢者医療制度への移行がなされる。この制度は、高齢者の方々の医療、生活を支えることをその趣旨としているが、発足間際にしても依然として不明瞭な部分が見受けられることは大きな不安材料である。制度を明確にし、対象者に納得してもらえる環境づくりに努められたい。


 1.市役所窓口職員の対応評価は、暗に市職員全体の評価にも波及する。特に窓口職員には、説明責任のあり方と、来庁者に笑顔で対応できる職場の環境づくりについて強く配慮されたい。


 1.依然として地域経済の低迷が、物心両面に深刻な影響を与えている。加えて諸物価の値上がりにより、市民生活にきしみが生じている背景で、先般臨時議会で可決された水道料金改定にはやむを得ぬ相当の苦悩がうかがえる。この状況下ゆえ、今後の水道事業経営に当たっては、さらなる意識改革、事務改善、効率的な運営に万全を期せられたい。


 1.諸事業の展開に際し、職員関与の度合いが取りただされている。「元気な洲本づくり」のため、職員がもっと積極的に市民の輪に加わり、今何を伝えるべきか、いかに市民の理解を得るべきか、職員と市民が一体となれる説明体制の構築に取り組まれたい。


 以上の要望が付されました。


 この要望に対して、幾つかの点で予算執行において改善が図られた点がありますが、予算審査特別委員会での要望から見ても、決して満足のいく決算ではないと思われます。残念ながら、全体として福祉の後退につながる予算あるいは決算であったというふうに思われます。


 この平成20年度の予算の採決の際に、条例の改正とあわせて、先ほど申しましたが、私たちは幾つかの反対の理由を挙げました。もちろんこの中には不必要と思われるものもあります。


 しかし大半は、それぞれの事業が住民生活に密着した事業であります。サマーレビュー等で廃止、縮小された事業の中には、住民の福祉の増進を図ることを基本とする地方自治体の本来の役割である社会的弱者と言われる方々への事業が多くあります。聖域なき改革と称して削減された事業の中には、高齢者への無料給食サービス、これは金額にして174万円、高等学校通学助成9万円などが含まれております。


 また、縮小する事業の中には、母子家庭への洲本市福祉年金給付事業、父子福祉金給付事業、これは174万円、母子家庭等就学祝い金支給事業、さらには洲本市在宅高齢者支援事業や転入者定住奨励金などこういう事業が含まれております。


 決算特別委員会での資料によりますと、90団体が助成金等の削減をされました。また廃止及び縮小された事業等は38事業で、削減された金額は合計6,107万9,000円です。平成20年度決算は実質単年度収支が、先ほど述べました7億2,455万9,000円の黒字となっている。


 一方では、わずかな補助金、助成金を削減しています。黒字になっても、こういう黒字は単純に喜べない決算ではないかと思います。


 最後に、平成20年度の洲本市水道事業決算について意見を述べておきます。


 この平成20年度の水道事業決算は、前年度に比べて給水戸数は74戸ふえました。逆に給水人口が425人減少しております。


 年間総配水量も、前年度に比べて3,250立方メートルの増を見込んでおりましたが、逆に前年度より23万7,800立方メートル減少をしております。水道事業収益が、水道料金の値上げが行われ、前年度に比べ約2億1,085万1,000円の増収を見込んでおりましたが、結果的には1億3,517万円余りの増収にとどまったのは、節水意識の向上であるとか、あるいは技術の向上等が挙げられますが、多くは景気の低迷による使用水量が減少し、結果として想定していたほどの料金収入の確保にはつながらなかったということです。


 市長は、ケーブルテレビでの放送で、市長からのメッセージで2週にわたって水道料金値上げについて、市民の皆さんへのご理解をお願いしております。


 その中で、兵庫県下の他の市の水道料金と比較して、淡路3市の水道料金が割高であることは否めない事実である。これは気候や地形に左右されるところで、水の確保が困難であることから、どうしても割高になってしまうと述べられております。


 洲本市の水道料金の高い原因は、市長が言われるように、気候や地形に左右されるところが大きいのは事実であります。島内3市は兵庫県下でも極めて高い水道料金を余儀なくされておるわけで、特に洲本市は、現在では兵庫県下1位の水道料金の高い市になっていると思われます。高い水道料金のまちに住んでいる住民に問題があるのではないと私は思うわけです。やはり同じ県民として等しくサービスを受ける、これが基本ではないかと思うわけです。高い原因がどこにあるのか、突き詰めればおのずと答えは出てきます。


 こういう状況の中で、やはり取り組まなければならない問題の一つとして、漏水量に関して言えば94万34立方メートル、これだけの水が漏水をしている。率にして全体の12.8%、これは昨年より0.2ポイント改善されたとはいえ、非常に高い数値です。この量は猪鼻第2ダムの2杯分に相当する量です。また、広域水道から受水している年間110万トンの85%に相当する量になります。


 住民負担の軽減につながる企業努力は言うまでもありません。あわせて県や国に対して支援を求めるなど、市民負担の軽減にさらに努力を願うものです。


 以上、私どもの認定第1号及び認定第2号について認めがたい点についての意見を述べて、討論を終わります。


 以上です。


○(土井敏雄議長)  次に、賛成討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別になければ、反対討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ほかに討論がなければ、これにて討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、認定第1号及び認定第2号の2件を一括して採決いたします。


 本件は、委員長の報告のとおり、認定することに賛成の方は、ご起立願います。


                (起 立 多 数)


○(土井敏雄議長)  ご着席ください。


 起立多数であります。


 よって、認定第1号及び認定第2号の2件は、いずれも報告のとおり認定することに決しました。





              〜日程第4 請願第2号〜





○(土井敏雄議長)  次に、日程第4、請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることに関する請願書を議題といたします。


 本件は、教育民生常任委員会に付託しておりますので、当委員会の審査報告を願うことといたします。


 19番 片岡議員。


             (19番 片岡 格議員登壇)


○19番(片岡 格議員)  教育民生常任委員会報告。


 教育民生常任委員会の審査報告をいたします。


 去る6月定例会において、当委員会に付託されました請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることに関する請願書について審査のため、6月10日及び8月3日の2日間にわたり委員会を開催し、6月10日には紹介議員より、また8月3日には紹介議員のほかに請願人にも参考人として出席を願い、請願の趣旨及び請願事項について説明を聴取し、慎重審査を行い、採決の結果、可否同数となりました。


 このため、当委員会に付託されました請願第2号は、委員会条例第15条第1項の規定に基づき、委員長の決するところにより、採択とすべきものと決しましたので、ここに報告をいたします。


 教育民生常任委員会委員長 片岡 格。


○(土井敏雄議長)  片岡教育民生常任委員長の報告は終わりました。


 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別にご質疑がなければ、これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので、発言を許可します。


 20番 小松議員。


○20番(小松 茂議員)  私からは、ただいま上程中の請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることに関する請願書に対し、これを不採択とすべきとの立場から、討論をいたしたいと思います。


 反対理由を申し述べる前に、今回の審査において特に指摘をしておきたい事項が3点ほどございました。


 今委員長からも報告がありましたように、まず6月10日に第1回目の審査を行いました。そして、紹介議員より説明を願ったわけでありますけれども、この請願の趣旨及び請願内容に対して十分な説明をいただくことができなかったため、議論の結果、継続して審査をするということに決しました。


 請願、これは憲法第16条に定められた国民の極めて大切な権利であります。国あるいは地方公共団体の施策に対し、だれしもがみずからの意見を申し述べ、あるいはみずからの願いを申し述べることができる。その制度であります。


 古くは、封建時代においては、お上に対してものを願い出れば首謀者は死罪、このように相場が決まっておりました。現在でも、中国あるいは北朝鮮、そういった人権に対して非常に無頓着な国々では、いまだにこの請願権は認められておりませんし、またイスラム法のもとで活動しておられる国々でも同様であります。


 この大切な請願権を行使されたときに、やはりそれを紹介する議員たるもの、請願内容について十二分に理解をし、そして議会において、あるいは委員会において、大多数の賛同を得られるような、そういう努力が何よりも必要であると私は思っております。


 また、この審査の中で、一部の委員からは、昨年も採択しているから、採択でいいではないかと、こういうご意見もございました。1年前とは、委員会の委員の構成も変わっておりますし、また社会情勢の変化もあります。市民から請願されたことについては、やはり前に出された請願とほとんど同じ内容であったとしても、真剣に審査をし、結論を導くのは当然の私たちの責務であり、また私たちに負託を与えてくださっている市民の皆様に対する義務である、このように考えています。そういう意味においては非常に残念であったということを申し述べておきたいと思います。


 そして、委員長からの報告にありましたように、8月3日、紹介議員及び請願者に参考人として出席を願い、説明を受けました。今、議会の活性化を論じ合っているわけでありますけれども、その中でも、どしどし有識者やあるいは市民の意見を聞くようにしようと、こういう議論がされています。その意味においては非常に画期的な審査であったと思います。


 ただ、この参考人の招致を余りに濫用することについては、私はいかがなものかなというふうには思っております。紹介議員の役割を軽んじることにもつながりかねない。本当に必要のある場合に、この参考人を招き、そして説明を伺っていく、あるいは意見を伺っていく。そのことは今後もぜひ続けていくべきであろうと、このように思っているところであります。


 3点目に、委員長報告にもありましたように、委員会においては賛否同数となりました。そこで、委員会条例第15条第1項の規定にのっとり、委員長において判断が下されたわけであります。本年の3月議会における議員定数条例の改正案に対しても、私はこの場で討論を行い、その中で現状維持の原則について、この議会運営のマナーとして尊重すべきではないかと、このような意見を申し上げました。


 しかし、当時の和田議長が、この議場において賛否同数となったために、現状維持の原則にとらわれず、賛成という結論を出されたわけであります。


 その意味においては、今回の教育民生常任委員会において、委員長が可とするとしたことに対して異論を申し述べるものではありませんけれども、やはり議会運営を円滑に進め、議論をより深めていくという観点からは、残念であったということを申し上げておきたいと思います。


 以上、3点を前段の話として申し上げ、反対の意見を申し上げます。


 この請願の中の多くの部分については、私自身も共感できる部分がございます。


 しかし1点、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める。そして現在の3分の1をもとの2分の1に戻せと、このような主張がなされております。私はこの点については認めがたいとの立場であります。


 義務教育費国庫負担制度は、確かにかつては2分の1が国から負担をされていました。


 しかし、教育行政の最先頭におられる方々にとっては、極めて窮屈で使い勝手の悪いものでなかったかと、このように私は思っています。地域あるいは現場ごとのさまざまな状況に柔軟に対処したくても、この義務教育国庫負担制度と、これに基づいてくっついてくる教職員の定数の縛り、それによって非常に柔軟な対応がとりにくかった、こういうものであります。


 そして、地方からのさまざま意見によって、その使い勝手が悪いという部分については、特別な支援が必要な子どもに対しての教職員の加配であるとか、あるいは新1年生がクラスの定数の40名に近いような状態であれば、少人数学級に分割しても構わない。そういう形で改善はされてきました。


 しかし、国が2分の1を負担する、あるいは3分の1を負担する。その背景には必ずや国の口がついてくるわけであります。地方分権改革の中で地方分権改革推進委員会が、全国知事会、全国都道府県議会議長会、そして全国市長会、全国市議会議長会、全国町村会、全国町村議会議長会の地方6団体に対して税源の3兆円の移譲をいたしましょう、その税源をどこから捻出するのか、地方で検討してください。このような投げかけがありました。


 そして、その意見の取りまとめに当たった全国知事会は、けんけんがくがくの議論の末に、義務教育費国庫負担制度の廃止、そして全額を一般財源化する、このような答申を出したわけであります。一般財源化する。すなわち地方が自由に使える金として、国が口出しつきで出している金を地方に回すべきだと。まさに地方の実態に合った教育を地方みずからで進めていくという意思の表明でありました。


 今、地方分権が語られる中で、この国庫負担制度をさらに堅持し、そして以前の2分の1にまで戻せという議論は、余りにもこの分権の流れに反したものであると、このように言わざるを得ません。まさか政権が交代し、自分たちの主張に近い政権ができることを見越して、国の関与、口出しをしても構わないよと、そういう趣旨から出された請願では決してないと思います。


 これまで国や文部科学省の教育現場への介入に対し、非常に反発をしてこられた方々が、国の関与をさらに強めることになるこの国庫負担制度の堅持、あるいは以前への状態への増額を求める請願というのは、私には全く理解ができません。


 今、地方分権を進める、あるいは地方分権時代に対応できる議会のあり方はどうなのか。そういった議論をしている者として、地方分権に逆行するこの請願の義務教育国庫負担制度の堅持という部分については、認めがたいものであるということを申し上げまして、私の反対討論といたします。


 以上です。


○(土井敏雄議長)  次に、賛成討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  別になければ、反対討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ほかに討論がなければ、これにて討論を終結いたします。


 続いて表決に入ります。


 これより、請願第2号 次期定数改善計画の実施と義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることに関する請願書を採決いたします。


 お諮りいたします。


 本件は、教育民生常任委員長の報告のとおり、採択することに賛成の方は、ご起立願います。


                (起 立 多 数)


○(土井敏雄議長)  ご着席ください。


 起立多数であります。


 よって、請願第2号は、採択することに決しました。





            〜日程第5 議員の派遣について〜





○(土井敏雄議長)  次に、日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 会議規則第158条の規定により、別紙のとおり議員を派遣いたしたいと存じます。


 これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、議員の派遣については、記載のとおり派遣することに決しました。


 この際、お諮りいたします。


 ただいま議決されました議員の派遣につきましては、諸事情による変更等が生じた場合の取り扱いについては、議長に委任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決します。





     〜日程第6 常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査について〜





○(土井敏雄議長)  次に、日程第6、常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査についてを議題といたします。


 各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、それぞれの委員長より、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、さように決します。


 この際、お諮りいたします。


 人権擁護委員、富本節子氏及び板家隆行氏には、来る12月31日をもって任期満了となりますが、このたび市長より、富本節子氏を再び推薦したい旨、また、板家隆行氏の後任者として、津司晴美氏を新たに推薦したい旨、法令の定めるところにより、議会の意見を求めてきております。本件につきましては、別段異議がないものと思われますので、そのように取り計らうことにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議がないようですので、さように取り計らいます。


 以上で本日の日程は終わりました。


 お諮りいたします。


 今期定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。


 よって、会議規則第6条の規定により、閉会いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○(土井敏雄議長)  ご異議なしと認めます。


 よって、今期洲本市議会定例会をこれにて閉会いたします。


               閉会 午前11時26分





                〜議長あいさつ〜





○(土井敏雄議長)  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。


 今期定例会は、去る9月8日に招集されて以来、本日まで18日間にわたり、平成21年度一般会計及び特別会計の補正予算を初め、条例の一部改正、また、平成20年度の各会計の決算認定など重要な案件の審議でございましたが、議員各位の慎重な審議によりまして、すべて議了できましたことは、市政伸展のためまことにご同慶にたえません。


 ここに議員各位のご尽力とご協力に対し、厚くお礼申し上げます。


 なお、理事者各位には、審議の過程で議員各位から述べられました意見なり指摘事項を、十分にお酌み取りいただき、平成22年度の予算案作成等、今後の市政執行に反映されますことを、強く要望いたす次第でございます。


 さて、国政の場では政権が交代し、日本政治の新時代が始まりましたが、地方自治体、地方議会としては、今までにない深い不況の谷からの一日も早い脱出と、景気回復のおくれで疲弊している地域をよりよい方向に導いていただくことを、強く望むものでございます。


 いよいよ心地よい秋風が吹き始め、収穫の季節を無事に迎えておりますが、新型インフルエンザの流行が心配されるところでございます。


 感染被害を最小限にとどめるためにも、まずは各自での予防が肝要ですので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。


 時節柄、議員各位におかれましては、何かとご多用のこととは存じますが、この上ともご自愛くださいまして、市政の積極的な推進にご尽力いただきますことをお願い申し上げますとともに、報道関係各位のご協力に対し、厚くお礼を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。


○(土井敏雄議長)  市長よりごあいさつがありますので、伺うことといたします。


 柳市長。





                〜市長あいさつ〜


               (柳 実郎市長登壇)


○(柳 実郎市長)  閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。


 9月定例会の全議案の審議を終え、ここに閉会できますことに感謝申し上げます。ありがとうございます。


 会期中は、本会議に続き、各常任委員会、そして回を重ね、かつ長時間に及んでの決算特別委員会と、まことにご苦労さまでございました。


 ただいまも議長さんからご指摘がございましたように、この間、皆様方からいただきましたご意見には十分留意してまいります。


 議員の皆さんにおかれましても、より一層のご協力をお願い申し上げます。


 さて、今月16日に鳩山政権が誕生し、攻守ところを変えた新しい枠組みのもとで、国政が執り行われつつあり、全国民がその一挙手一投足を格別の関心を持って見守っているところであります。


 このたびの政権交代は、明治維新ほどの大きな変曲点なのか、その渦中にいますとわかりにくいもので、振り返ってみたときに、あのときが分岐点であったことがわかる、そのようなものかもしれません。


 そんな難しい時期、読めない時期にある中で、答弁の一部では当を得ないことがあったかもしれません。そこはお察しいただきたいと存じます。


 いよいよ秋本番を迎えます。実りの秋、彩りの秋、皆様にはご健勝にてお過ごしくださいますよう祈念し、お互いにおせっかいになるかもしれませんけれども、一句ご披露いたしますと、


 「心せよ 秋来たりなば 春遠からじ」「心せよ 秋来たりなば 春遠からじ」


 ありがとうございます。








 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





    平成  年  月  日





    洲本市議会議長   土 井 敏 雄





    署 名 議 員   廣 田 恵 三





    署 名 議 員   片 岡   格