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兵庫県 西宮市

平成18年12月(第15回)定例会−12月21日-06号




平成18年12月(第15回)定例会
 西宮市議会第15回定例会議事日程

            (平成18年12月21日午後1時開議)


日程順序        件         名             ページ

第1                                   193
 認定第17号 平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件
第2                                   195
 議案第474号 西宮市特別会計条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第475号 西宮市消防団員等公務災害補償条例及び西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第476号 西宮市市民交流センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第477号 西宮市立学校条例等の一部を改正する条例制定の件
 議案第478号 西宮市立留守家庭児童育成センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第479号 西宮市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第480号 西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第481号 西宮市下水道事業の設置等に関する条例制定の件
 議案第482号 西宮市下水道事業費基金条例制定の件
第3                                   197
 議案第483号 平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)
 議案第484号 平成18年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第485号 平成18年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)
 議案第486号 平成18年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第487号 平成18年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第488号 平成18年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第489号 平成18年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第490号 平成18年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第491号 平成18年度西宮市競輪事業清算費特別会計補正予算(第1号)
 議案第492号 平成18年度西宮市鳴尾外財産区特別会計補正予算(第1号)
 議案第493号 平成18年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)
 議案第494号 平成18年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第495号 平成18年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第496号 平成18年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第2号)
 議案第503号 平成18年度西宮市一般会計補正予算(第4号)
第4                                   198
 議案第497号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の制定に関する協議の件
 議案第498号 訴え提起の件(市営住宅及び店舗明渡し等請求事件)
 議案第499号 指定管理者指定の件(西宮市自転車駐車場)
 議案第500号 市道路線認定の件(山第431号線)
 議案第501号 市道路線廃止の件(甲第85号線ほか2路線)
 議案第502号 財産無償譲渡の件(名塩ガーデン708番101ほか3筆の土地)
 報告第93号 処分報告の件〔(市長、助役及び収入役等の給与条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
 報告第94号 処分報告の件{〔和解の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第95号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第96号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第97号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
第5                                   199
 請願第69号 西宮市の公立高校選抜制度に複数志願選抜制を導入しないことを求める請願
 請願第70号 西宮市教育委員会は、西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度の改善について、拙速な結論を出すことなく、広く市民的論議をおこなうこと、を求める請願
 請願第71号 教育基本法「改正」への今国会成立にこだわらず、徹底審議を求める意見書の提出に関する請願
第6                                   201
 陳情審査結果報告の件
第7                                   201
 議員派遣の件
                                 付託区分
第8                                   202
 議員提出議案第9号 西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件
                                 (議会運営)
第9                            (継続審査) 207
 請願第57号 障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願
第10                            (継続審査) 208
 総務常任委員会の所管事務調査の件
  1 市行政の総合企画及び財政運営について
  2 水道事業及び消防行政について
 市民文教常任委員会の所管事務調査の件
  1 市民サービスの向上について
  2 学校教育及び社会教育について
 厚生常任委員会の所管事務調査の件
  1 保健・医療・福祉サービスの向上について
  2 環境行政について
 建設常任委員会の所管事務調査の件
  1 建築行政について
  2 生活環境の整備について
 次期定例会の日程等議会運営に関する調査の件
 本市の環境・公害対策に関する調査の件
 少子高齢社会に対応する諸施策に関する調査の件
 都市開発、産業振興等、まちづくりに関する調査の件
 防災対策、危機管理に関する調査の件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子
 2番 佐 藤 みち子   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 3番 河 崎 はじめ   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 4番 たかはし 倫恵   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 5番 明 石 良 昭   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 6番 大川原 成 彦   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 7番 町 田 博 喜   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 8番 しぶや 祐 介   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 9番 田 中 正 剛   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
10番 木 村 嘉三郎   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
11番 上向井 賢 二   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   44番 上 谷 幸 彦
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人   45番 ざ こ 宏 一


             欠   席   議   員

               な       し


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     都市局長      森 田   順
助役        河 野 昌 弘     土木局長      浦 川 和 男
助役        安 富   保     中央病院事務局長  永 田 幸 治
収入役職務代理者 副収入役         消防局長      岸 本   正
          中 塚   明     水道事業管理者   井 田 佳 樹
総合企画局長    藤 田 邦 夫     教育委員会委員   安 冨 富美枝
 市長室長     小 牧 信 雄     教育長       眞 鍋 昭 治
総合企画局担当理事             教育次長      三田谷 光 治
          吉 田   稔     教育次長      白 土 寿 章
総務局長      山 本   修     選挙管理委員会委員長
 総務総括室長   亀 井   健               玉 置   肇
 財務部長     是 常 孝 男     代表監査委員    阿 部 泰 之
市民局長      岸 本   梓     監査委員      村 西   進
健康福祉局長    水 田 宗 人     農業委員会会長職務代理者
環境局長      藤 井 厚 夫               加 治 愼一郎


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      高 平 秀 男     課長補佐      西 岡   衛
次長        中 西 正 幸     係長        野 田 理 恵
議事調査課長    市 栄 正 樹



   〔午後1時 開議〕
○議長(草加智清) ただいまから第15回定例会第6日目の会議を開きます。
 現在の出席議員数は45人であります。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、つかだ誠二議員及び中西甚七議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 これより日程に従い議事を進めます。
 日程第1 認定第17号を議題といたします。
 本決算に対する委員長の報告を求めます。
 決算特別委員長 川畑和人議員。
   〔川畑和人議員登壇〕
◆30番(川畑和人) 決算特別委員長報告。
 ただいまから決算特別委員会の審査経過並びに結果の概要を御報告いたします。
 本委員会は、去る12月12日開催の本会議におきまして、認定第17号平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件を審査するため、議長を除く全議員を委員として設置されたものであります。
 同日、本会議終了後開催しました委員会におきまして、正副委員長の互選と審査方法について協議いたしました結果、委員長に私、川畑和人、副委員長には、町田博喜議員、西田いさお議員、河崎はじめ議員、三原憲二議員をそれぞれ互選し、審査方法は、慣例に基づき、常任委員会単位による四つの分科会を設置して審査することに決したのであります。また、分科会の運営につきましては、かねてからの申し合わせに従い、副委員長が所管分科会の主査を兼ね、常任委員会副委員長にはそれぞれの所管分科会の副主査をお願いすることとなったのであります。
 その後、去る18日から3日間にわたり分科会を開催し、鋭意審査いたしましたところ、昨日20日に各分科会主査より審査を終了したとの報告を受けたのであります。
 そして、本日、決算特別委員会を招集し、各分科会主査報告を聴取し、討論、採決を行いました結果、賛成多数をもって認定すべきものと決した次第であります。
 以上、決算特別委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可します。
 まず、たてがき初男議員の発言を許します。
   〔たてがき初男議員登壇〕
◆37番(たてがき初男) ただいま上程中の認定第17号、2005年度、平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件につきまして、日本共産党西宮市会議員団は反対いたします。
 以下、その理由、意見を申し上げます。
 今12月議会開催中、地方政治、国政を揺るがすさまざまな問題が起こりました。福島県知事逮捕に始まり、和歌山県、宮崎県でも相次いで知事が逮捕されました。そして、東京都目黒区では、政務調査費の不正使用で公明党議員6人全員が辞職、自民党議員が議長を辞職、民主党議員2人が不正使用分を返還するという事態が発生しました。ちょうどこのときに西宮市議会に政務調査費の領収書等証明書類の公開を求める件等の陳情が提出されました。これらの審査の結果、きっぱりと賛成したのは日本共産党のみでありました。市民が納めた税金等の使い道を厳しくチェックする議員がみずからの政務調査費に領収書を添付、公開がないというのは、全く市民の理解を得ることができません。会派代表者会議のような非公開の場ではなく、速やかに常任委員会で添付、公開の結論を出すべきでした。
 国会では、重要法案が自民、公明の与党による強行採決で押し通すということが起こりました。それは教育基本法を改悪するというものです。今議会にも慎重審議を求める請願が提出されていましたが、与党は、大多数の国民が慎重審議を求めている教育基本法改定という重要法案を、国会はもとより、国民的な議論も全く不十分な中、参議院特別委員会で抜き打ちとも言える卑劣なやり方で法案を強行採決しました。中でも、国会で参考人質疑や公聴会で意見を述べた20人の方が、議論が不十分とするアピールを出したり、各種世論調査でも慎重で徹底的な審議をというのが多数でした。であるにもかかわらず、総括質疑もやらず、もちろん総理大臣の出席もないままに審議を打ち切って採決を強行しました。子供の未来を決める重要な法律がこんなやり方で強行採決されたことに国民の厳しい批判の目が向けられたのも当然です。
 さて、その安倍内閣ですが、内閣発足後2カ月余りの12月12日付世論調査の新聞報道によれば、朝日新聞は、「内閣支持率、続落47%」、毎日新聞は、「安倍内閣支持46%」、「発足直後の調査からは21ポイントのダウン」とし、不支持の理由は、「首相の政策に反対だから」が34%、「首相の指導力に期待できないから」が33%だったと報じています。発足当初、6割から7割の支持を集めた安倍政権の人気が、ここに来て、あらゆる調査で急落しています。その要因として、教育基本法改定にかかわるタウンミーティングでのやらせ質問や、郵政民営化法案反対議員の復党問題などが影響しているという論評もありますが、そればかりではなく、戦後最長のいざなぎ景気を超えるともされる中にあって、小泉政権からかわってもとまらない格差の拡大、各種負担の増大で、閉塞感が広がっているのが大きな原因であることは間違いありません。現に共同通信社の世論調査では不支持の理由のトップが「経済政策に期待が持てない」となっているとおりです。また、私たち日本共産党西宮市会議員団がことしの夏に行った市民アンケートでも、生活が以前より苦しくなったと答えた人は71%にもなっています。その原因は、自民、公明の連立与党によって、大企業・大金持ちには減税、庶民には増税という国の政治が行われているからです。例えば定率減税の半減、年金保険料の引き上げ、介護施設の居住費、食費の自己負担導入、国立大学の授業料値上げ等々が行われました。これらは、今後予定されているさらなる庶民大増税、大企業・大金持ち減税の入り口にすぎません。
 さて、このような国のひどい政治によって暮らしを圧迫されている市民を守る重要な役割が地方自治体には課せられているにもかかわらず、山田市長は、いたずらに財政危機をあおり、市民犠牲の第3次行財政改善実施計画を策定し、強行しています。
 そこで、西宮市の2005年度決算についてですが、決算総額は、歳入で2,542億5,867万円、前年度比110億9,891万円、4.2%減となっています。歳出は2,533億1,125万円で、前年度比109億3,854万円、4.1%減となっています。歳入から歳出を引いた歳入歳出差し引き額は9億4,742万円で、前年度比1億6,037万円、14.5%減となっています。歳入歳出差し引き額から翌年度へ繰り越す財源1億2,253万円を引いた実質収支額は8億2,489万円となり、実質単年度収支では2億300万円となっています。また、一般会計決算は、歳入1,503億9,150万円、前年度比141億1,177万円、8.6%減、歳出1,495億8,181万円、141億8,075万円、8.7%減となっています。歳入から歳出を引いた差し引き額は8億969万円、前年度比6,898万円、9.3%増となっています。
 これらの財政状況から、山田市長は、9月議会開会のあいさつで、「本市の財政は、厳しい状況が続いておりますが、改善の兆しが少し見え始めてきております」と述べました。また、監査委員の決算審査意見書でも、「20年度の財源不足額はおおむね70億円まで改善され、赤字再建団体転落は回避できる見込みとなってい」るとしています。さらに、この不足額70億円は、我が党の本会議質疑で明らかになったように、現在では24億円に激減しています。
 このように、日本共産党が一貫して主張してきたように、これらの事実が証明するのは、市長があおる財政危機は市民犠牲の行財政改善を強行する口実にすぎなかったということです。このことは、震災復興の名をかたって行った大型開発による莫大な借金の責任をごまかし、その失政のツケを市民に押しつける、市長のこのような予算執行における基本的な姿勢を認めることができません。
 さらに、国の悪政で市民が困っているとき、市民を守ろうとしないばかりか、医療費助成制度の改悪、保育所の保育料引き上げ、国民健康保険料や介護保険料の賦課限度額の引き上げ等を行って、市民に大幅な負担増を押しつけました。この点でも決算を認めることができません。特に国民健康保険料は、阪神間でも最も高いという不名誉な事態であり、一般会計から補助金を投入して保険料を引き下げるべきです。
 市民の暮らしの予算は削る一方で、不要不急の土木事業が続けられました。市役所前線1億100万3,800円、西福河原線7,538万6,000円など街路事業、利用している市民がほとんどいない六湛寺南公園整備事業費は3,096万8,109円等です。また、貴重な財源を西宮都市管理株式会社に10億8,000万円もの貸し付けや、市民への還元が何ら期待できない食肉センターに3億3,924万円の繰り入れが行われました。このような予算執行は認めることができません。
 最後に、消防力について意見を申し上げます。2006年4月1日現在の職員数は359人で、以前より緩和された消防力の整備指針では576人必要で、充足率は62.3%にすぎません。この指数は、阪神間最低で、全国の人口35万人から55万人の都市38都市中37位、全国の808自治体消防中803位という低さです。このことは、ただ単に消防職員の不足を意味するだけでなく、消防署所や消防ポンプ車、救助工作車の不足も来しています。人口増がまだまだ予想されている中で、消防力の整備にもっと力を入れるべきです。
 以上、日本共産党西宮市会議員団の認定第17号への反対討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(草加智清) 次に、片岡保夫議員の発言を許します。
   〔片岡保夫議員登壇〕
◆38番(片岡保夫) 市民クラブ幹事長の片岡保夫です。
 ただいま上程されております認定第17号平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件につきまして、市民クラブは、賛成の立場で意見を申し上げます。
 財政危機の中、平成17年度の決算総額は、歳入2,542億5,867万円、歳出2,533億1,125万円、歳入歳出差し引き額は9億4,742万円の剰余、翌年度に繰り越すべき財源1億2,253万円を控除した実質収支額は8億2,489万円の剰余、前年度から繰り越した財源である前年度実質収支額9億2,618万円を控除した単年度収支額は1億129万円のマイナス、歳入歳出に含まれるプラス要素──財政基金積立額、地方債繰り上げ償還額、及びマイナス要素──財政基金取り崩し額を加減した実質単年度収支額は2億300万円の剰余、以上の内容となっております。
 年度末の市債現在高は3,348億5,106万円で、前年度に比べ183億8,660万円減少していますが、財源不足と赤字再建団体転落の危機を乗り切るため、第3次行財政改善実施計画の平成18年度以降実施項目の具体化・追加による改訂が行われました。財政危機を克服し、夕張市のようにならないためには、当局、議会、市民が一致協力してやっていかなければならないと思っています。
 次に、具体的な事項の主要な点について触れておきたいと思います。
 まず、評価できる施策として、保育所の待機児童対策、小学校の改築、公共施設等のバリアフリー化、乳幼児医療の助成対象者の拡大、「音楽と出会うまち西宮」事業、友好都市提携20周年を記念しての紹興市への訪問団102名の派遣、あいさつ運動の展開、甲山自然の家等環境学習拠点の整備、以上の項目を挙げておきたいと思います。
 次に、問題点の指摘でありますが、第1点目は、例年指摘しておりますように、収入未済額と不納欠損、滞納の問題です。収入未済額は191億9,153万円、前年度の184億3,035万円に比べ7億6,117万円の増加となっています。増加の主なものは、災害援護資金貸付元利金と国民健康保険料です。不納欠損額は10億7,988万円で、前年度の16億9,280万円に比べ6億1,292万円の大幅な減少となっていますが、なお10億円を超える多額なもので、その主なものは、市税と国民健康保険料です。行財政改善とあわせ、さらに真剣な解消への努力を求めておきたいと思います。
 第2点目は、パブリックコメント手続について。西宮市地域福祉計画、西宮市新環境計画、第3次西宮市行財政改善実施計画、西宮市次世代育成支援行動計画について実施されましたが、その活用については、ただ形式的に行われている感もあり、もっと市民の声の真意や生活実態の把握に十分な分析と努力を払うべきであることを指摘しておきたいと思います。
 次に、要望意見を申し上げます。
 第1点目は、談合、競売入札妨害等、不正行為防止対策について。西宮市の平成17年度契約金額1,000万円以上の請負工事で落札率が90%以上の件数は85%を超え、委託業務で落札率90%以上の件数は96%を超え、高どまりの落札率となっています。福島、和歌山、宮崎と相次ぐ知事の談合・汚職事件で、マスコミや市民の視線が厳しくなっている折から、本市においても、指名競争入札の廃止、一般競争入札の拡大を目指すなど、高どまりの落札率を低下させる対策を強化することを要望します。
 第2点目は、市民満足度を向上させる方策について。先般、市民満足度調査が行われましたが、その結果を十分分析し、市民が西宮に住んでよかった、誇りと愛着を感じる、そういう人たちがふえるよう、市民への対応の仕方など、その方策を真剣に検討、実行されますよう要望します。
 第3点目は、食肉センターについて。検討委員会の提言に沿って早期に最終結論を出すよう要望します。
 第4点目は、中央病院について。確たる方針、計画を立て、医師の体制も整え、経営の改善、再建を果たされるよう要望します。
 第5点目は、山口町の中野、船坂、金仙寺の3地区の住居表示について。早期に実現をするよう要望します。
 第6点目は、サッカー場の整備について。市長の最大の公約でもあり、今議会、阪本武議員の一般質問の答弁内容に沿って、平成19年度中には着工されるよう重ねて要望します。
 第7点目、学校給食の不祥事については、教育委員会は猛省し、信頼回復に努められるよう要望します。
 以上、意見を申し上げまして、認定第17号に対する賛成討論といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は起立により行います。
 本決算を先ほどの委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました認定第17号は認定されました。
 次に、日程第2 議案第474号ほか8件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 町田博喜議員。
◆7番(町田博喜) 総務常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第474号西宮市特別会計条例の一部を改正する条例制定の件、議案第475号西宮市消防団員等公務災害補償条例及び西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定の件、以上2件につきましては、去る12月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、議案第474号については賛成多数をもって、議案第475号については異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第476号西宮市市民交流センター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第477号西宮市立学校条例等の一部を改正する条例制定の件、以上2件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第478号西宮市立留守家庭児童育成センター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第479号西宮市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件、以上2件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、建設常任委員長 三原憲二議員。
◆20番(三原憲二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第480号西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第481号西宮市下水道事業の設置等に関する条例制定の件、議案第482号西宮市下水道事業費基金条例制定の件、以上3件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、議案第480号については異議なく、他はいずれも賛成多数をもって原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、野口あけみ議員の発言を許します。
◆1番(野口あけみ) 議案第474号西宮市特別会計条例の一部を改正する条例制定の件、議案第481号西宮市下水道事業の設置等に関する条例制定の件、議案第482号西宮市下水道事業費基金条例制定の件、以上3件に日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。
 以下、意見を述べます。
 これらの議案は、本市の下水道事業に地方公営企業法を任意に一部適用し、特別会計から企業会計に移行しようとするものです。法適用の必要性と効果について、当局は次のように説明しています。すなわち、下水道事業の整備拡大の時代は、一般行政と密接に関連しているため、特別会計で処理してきたが、維持管理の時代に入れば、経営基盤の強化、改善を一層進め、企業化に向けた体質改善の手段として企業会計方式を導入する必要がある、企業会計導入で適正な使用料や対象経費の算定が可能となり、経営成績や財政状態が明確化され、効率的な施設更新計画や中長期の財政計画が策定しやすいというメリットが得られるというものです。
 本市の下水道事業は、昭和25年以来、総額約2,700億円の投資を続け、今日、普及率は99.9%にまで到達し、確かに施設自体の整備拡大の時代は終わったと言えるでしょう。しかし、資金の面ではどうでしょうか。起債の償還は、平成17年度がピークで、あとは漸減するというものの、借金した額約1,512億円の66%に当たる約998億円の償還が残っています。この償還金残高が汚水処理原価・経費に大きく影響します。平成18年度当初で1立方メートルの汚水を処理するのに156円の経費がかかっていますが、その内訳は、償還金の元金と利子から成る資本費が109円、管理維持費は47円ですから、汚水処理にかかる経費の7割が資本費となっています。これは、尼崎市の資本費41円、管理費45円、神戸市の資本費67円、管理費50円と比較しても、相当高くなっています。また、今後、高度処理や合流改善、老朽施設の更新などの新規投資は1立方メートル当たり8円資本費を押し上げるとのことです。トータルでは、償還金が減少するので、新規投資の8円は吸収され、横ばいするだろうとのことでしたが、いずれにしても、これまでの急激な資本投資によって資本費が高くなっているという現在の状況は、相当期間続きます。
 下水道事業は、地方財政法の規定により、雨水処理は公費で、汚水は受益者負担でという原則、また、独立採算制の確保が言われています。しかし、本市の場合、普及促進を図る政策的観点と資本費まで全額受益者負担にすると使用料がかなり高くなることから、汚水処理経費の一部49円が公費で負担をされ、使用料は107円となっています。使用料については、尼崎市105円、神戸市110円とほぼ同水準です。土木局長は、直ちにこの49円の一般会計からの繰り入れをやめれば会計が成り立たないと答弁されていますが、一方、このまま投入を続けられるか、いずれ解決しなければならないともしました。
 今回の企業会計化で懸念をするのは、公共の福祉の増進を言いながら、企業の経済性発揮、独立採算制が前面に押し出され、資本費を含めて汚水処理にかかる経費は受益者負担だ、49円の公費負担が許されないもの、料金値上げだという市民負担増を当然視する道具にされかねないという点です。そもそも下水道事業は、利潤を生み出さない、採算のとりにくい事業であり、また、個人の利益のためというよりも、環境への負荷を減らし、公衆衛生の向上など、公共の利益のために行われるべき事業です。事業への資本投入、設備投資は、国と自治体の一般財源に求めて当然です。本来の独立採算の考え方は、その上で自主的、独立的運営を保障することを指すと考えます。
 よって、日本共産党西宮市会議員団は、企業会計への移行は、資本費がもっと減った時点でもよい、時期尚早であるとの観点から、反対をいたします。
 なお、つけ加えますと、3年前にこの下水道事業への一部適用が導入され、昨年、水道事業と統合した宝塚市では、汚水処理原価、資本費は西宮より高いものの、使用料は83円と低く抑えられております。これは、繰り入れを1立方メートル当たり77円行っている結果であります。こうした事例も考慮に入れ、安易に受益者負担をふやすべきではないということを重ねて申し上げます。
 以上です。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第474号、議案第481号及び議案第482号を除く6件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案6件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第474号、議案第481号及び議案第482号の採決を起立により行います。
 各件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案3件は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第3 議案第483号ほか14件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 町田博喜議員。
◆7番(町田博喜) 総務常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第483号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管科目、議案第491号平成18年度西宮市競輪事業清算費特別会計補正予算(第1号)、議案第492号平成18年度西宮市鳴尾外財産区特別会計補正予算(第1号)、議案第493号平成18年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)、議案第494号平成18年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第495号平成18年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)、議案第503号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会所管科目、以上7件につきましては、去る12月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取し、審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第483号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管科目、議案第484号平成18年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第486号平成18年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第488号平成18年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第503号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会所管科目、以上5件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取し、審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第483号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管科目、議案第485号平成18年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)、議案第490号平成18年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第496号平成18年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第2号)、議案第503号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会所管科目、以上5件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、建設常任委員長 三原憲二議員。
◆20番(三原憲二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第483号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会所管科目、議案第487号平成18年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第489号平成18年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 上程中の各件に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 上程中の各件は、ただいまの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案15件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、日程第4 議案第497号ほか10件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 町田博喜議員。
◆7番(町田博喜) 総務常任委員長報告。
 ただいま上程中の報告第93号処分報告の件〔(市長、助役及び収入役等の給与条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕につきましては、去る12月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の議案第497号兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の制定に関する協議の件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、賛成多数をもって原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、報告第94号処分報告の件{〔和解の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}、報告第95号処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}、報告第96号処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}、報告第97号処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}、以上4件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、建設常任委員長 三原憲二議員。
◆20番(三原憲二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第498号訴え提起の件(市営住宅及び店舗明渡し等請求事件)、議案第499号指定管理者指定の件(西宮市自転車駐車場)、議案第500号市道路線認定の件(山第431号線)、議案第501号市道路線廃止の件(甲第85号線ほか2路線)、議案第502号財産無償譲渡の件(名塩ガーデン708番101ほか3筆の土地)、以上5件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、上田さち子議員の発言を許します。
◆25番(上田さち子) ただいま上程されております諸議案のうち、議案第497号兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の制定に関する協議の件につきまして、日本共産党議員団は反対します。
 以下、その理由を述べます。
 ことし6月14日、健康保険法等の一部を改正する法律、いわゆる医療改悪法が国会で自民、公明両党の賛成で可決、成立しました。内容は、療養病床の削減や混合診療の拡大など、高齢者や重症患者への大幅な負担増を強いるもので、特に75歳以上の後期高齢者医療制度を新たにつくり、すべての高齢者から保険料を徴収、滞納者からは保険証を取り上げるなど、まさに命を削ることまで法律化しました。今議会上程されている議案は、国の医療改悪に伴い、その事務の運営主体となる兵庫県後期高齢者医療広域連合を兵庫県下の全41市町が加入して設置するために必要な規約を定めようとするものです。
 審議の過程で、規約案では、1、人口規模が県下の自治体で全く違うのに、人口比例案分もせず、広域連合議会の定数は、41市町の市町長、助役、議員の中からそれぞれ1名を選び、全体で41人で構成されること、2、75歳以上の高齢者のみを対象とした医療広域連合で、当の高齢者自身が住民代表として参加できる運営協議会の設置もない、3、情報公開制度についても明文化されていないなど、多くの問題点が明らかになりました。さらに、被保険者となる75歳以上の高齢者自身の負担増という点では、例えば、現在、息子さんなどの加入する健康保険の扶養家族になっている方は、御自身の保険料負担はなく、医療を受けることができていますが、新しい制度では、息子さん等の健康保険の扶養家族から引きはがして新たな高齢者保険に強制加入させ、平均で年7万4,000円もの保険料負担を強いること、その保険料は、介護保険料と同様に、年金から天引きすること、国民健康保険では、例えば保険料の分納制度や、市の条例により保険料の減免制度がありますが、今度の高齢者医療保険では、それも全くないという劣悪な医療保険となっていることです。このように、後期高齢者自身の保険料負担を大きくふやし、世代間の対立をあおることで受診抑制をねらうなど、高齢者の生活と健康を脅かす制度になっていることは重大です。後期高齢者が安心して医療を受けられる制度とは到底言えないものです。
 以上の理由から、日本共産党議員団は、議案第497号兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の制定に関する協議の件につきまして反対をいたします。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第497号を除く10件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決、承認することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案第498号ほか9件はいずれも原案のとおり可決、承認されました。
 次に、議案第497号の採決を起立により行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第497号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第5 請願第69号ほか2件を一括して議題といたします。
 各請願に対する委員長の報告を求めます。
 市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、請願第69号西宮市の公立高校選抜制度に複数志願選抜制を導入しないことを求める請願、請願第70号西宮市教育委員会は、西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度の改善について、拙速な結論を出すことなく、広く市民的論議をおこなうこと、を求める請願、請願第71号教育基本法「改正」への今国会成立にこだわらず、徹底審議を求める意見書の提出に関する請願、以上3件につきましては、去る12月14日開催の委員会において、紹介議員から説明を聴取し、審査しました結果、いずれも賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、佐藤みち子議員の発言を許します。
◆2番(佐藤みち子) ただいま上程中の、請願第69号西宮市の公立高校選抜制度に複数志願選抜制を導入しないことを求める請願、請願第70号西宮市教育委員会は、西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度の改善について、拙速な結論を出すことなく、広く市民的論議をおこなうこと、を求める請願、及び日程第6で上程されている陳情第100号拙速に高校教育改革を進めないよう求める陳情書について、日本共産党西宮市会議員団は、直ちに採択すべきとの立場で賛成討論を行います。
 西宮市では、1953年から公立高等学校全日制普通科の入学者選抜制度として総合選抜が導入されました。子供たちがどこの高校に入学しても、同じように夢と希望を持ち、高等学校生活が送れること、過度の受験競争をなくし、ゆとりを持った中学校生活が送れること、受験学力ではなく、真の学力をつけること、この三つを大切にし、県立、市立を問わず、地域の学校育成の見地から、保護者の理解と協力の中で総合選抜制度が50年間維持されてきました。しかし、市教委は、2004年9月に実施された西宮市民意識調査や2005年1月から翌年2月まで市内23会場で開催されたPTA主催の高校教育改革学習会においても選抜制度の改善を求める声が多数あったことなどを理由に、改善が必要であると判断、兵庫県教育委員会が進める高校教育改革に従い、2006年5月から高校改革に伴う選抜制度改善検討会を立ち上げ、現時点では複数志願選抜、特色選抜が望ましいとのまとめを公表しました。これを受けて、11月14日から24日までの間、市内7カ所で保護者等を対象に説明会を順次開催しました。平日の午後に開催し、働く親への配慮もありません。市教委からの説明が約1時間、質疑が約30分、5時前にはこれで終わりと一方的に打ち切りました。参加した保護者からは、なぜ総選をやめるのか、複数志願の中身がさっぱりわからない、丁寧に時間をかけて説明してほしいとの声がどの会場にも広がりました。参加者は、12月3日に追加開催された市西を入れても5%しかありません。多くの保護者が今回初めて複数志願、特色選抜についての説明を聞きました。当日実施されたアンケートでも、725人、38.6%が、制度がよく理解できなかったと答えています。市教委は、保護者の意向を把握したいために説明会を実施したと答弁していますが、検討会のまとめでも、新しい選抜制度の導入に当たっては広く市民に周知する必要があるとしています。市民は、いじめ自殺や高校履修不足問題など、教育について関心を持っています。高校入試制度を変えれば問題が解決できるのか、現実に子供たちや保護者が悩んでいる問題に答えず、市民や現場教職員の意見も聞かない、説明責任も果たさない市教委のやり方は問題です。請願の審議でも明らかになりましたが、市教委は、選抜制度改善については、県教委から時期の指示は受けていない、決定するのは県だが、市の要請が前提と明言しました。拙速に結論を出す理由は何もありません。
 以上、請願第69号、70号、陳情第100号の日本共産党西宮市会議員団の賛成討論とします。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔発言を求める者あり〕
○議長(草加智清) たかはし倫恵議員。
◆4番(たかはし倫恵) 請願第69号、70号、71号の3本の請願について、採択すべきとの賛成の立場から討論いたします。
 さきの常任委員会で審議されましたとき、私は、複数志願選抜制度の持つ最大の欠点は制度がわかりにくいことであると指摘しました。第1志望校だけに加算点があるために、行きたい学校を選べるとはいえ、どの学校を選べばいいのかが、生徒自身、保護者自身が判断しにくいということが最大の問題点であると思います。私も、先日、今津中学校で行われた学校説明会に参加しました。そのときの周囲の反応は、何が何だかよくわからないというものや、とても重大なことなので、ほかの用をとにかく取りやめて駆けつけてみたけれども、今の説明を聞いてますます不安になってしまったという声がとても多かったと思います。実際、その場で記入し、回収された自由記述のアンケートでは、圧倒的にわからないという不安を訴える声で占められていたと聞いています。請願の紹介議員になっておられる共産党議員団は、わかるためにもっと説明をするようにということを言っておられますが、私は、この制度自身の複雑性に問題があるので、何度か丁寧な説明会を重ねることで制度の仕組み自体を保護者や生徒が理解できたとしても、その後の、どこの学校を志望すればいいのかという問題には、そう簡単には答えることはできないだろうと思います。委員会の質疑の中でも、教育委員会は、合否判定はわかりにくいということをはっきりと述べられました。そのことが保護者、生徒にとって大きな不安であり、幾ら行きたい学校を選択できるといっても、合否判定のあいまいさ、不透明さがある以上、自分の判断で自分が納得してその結果を受け入れられたと本当に思うことができるでしょうか。
 また、複数志願制度によって学校が選択される以上、生徒が集中する学校とそうでない学校が今後生まれると予測されます。そのとき、結果としてより選ばれなかった学校をどうやって救済していくのか、教育委員会はそのための方策をきちんと用意しているのかとお聞きしましたが、はっきりとした納得のいく答えは得られませんでした。
 今、教育を取り巻く環境は混迷を深めています。私たちの最大の関心事は、まさに教育にあると言っても過言ではないでしょう。教育基本法も、先週ついに改正されました。今後、国家による統制と競争原理がより強くなることが懸念されています。競争原理による質の向上を図るという一定の効果を私も認めないわけではありません。しかし、競争がより厳しくなったとき、その後何が起こるでしょうか。競争に負けた子供が自分自身への劣等感をより強くし、その結果、自分よりももっと弱い者をいじめたり、もっと弱い者に暴力を振るったり、あるいは人とのつき合いを拒絶してしまうということが増幅されないでしょうか。他者と自分自身とを強く区別する感覚、また他者を排除する感覚、それは、時には他者への憎悪、憎しみを生み、根源的な社会不安の要因となるのではないでしょうか。教育基本法は残念ながら改正されてしまいましたが、教育委員会は、公立学校の存在意義として、常に弱い者への配慮、他者への共感をはぐくむ視点を決して忘れることなく、教育行政を遂行していただきたいと思います。
 以上をもちまして、請願の3本については賛成といたします。
○議長(草加智清) ほかにありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により3回に分けて行います。
 まず、上程中の各請願のうち、請願第69号の採決を起立により行います。
 なお、本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該本請願について採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願第69号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、請願第70号の採決を起立により行います。
 なお、本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該本請願について採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願第70号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、請願第71号の採決を起立により行います。
 なお、本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該本請願について採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願第71号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、日程第6 陳情審査結果報告の件を議題といたします。
 陳情第97号ほか7件の陳情につきましては、担当常任委員会において審査願っておりましたところ、担当常任委員長から議長に対して、お手元に配付のとおりの審査結果報告が提出されましたので、この際、御報告いたします。
 次に、日程第7 議員派遣の件を議題といたします。
 本件につきましては、会議規則第120条の規定に基づき、お手元配付のとおり各地へ議員を派遣しようとするものであります。
 よって、お諮りいたします。
 お手元配付のとおり議員を派遣することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 いま1点、お諮りいたします。
 ただいま決定された議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 次に、日程第8 議員提出議案第9号を議題といたします。
 提出者の提案理由の説明を求めます。
 大川原成彦議員。
   〔大川原成彦議員登壇〕
◆6番(大川原成彦) ただいま議題となりました議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、甚だ僣越ではありますが、提出者11名を代表いたしまして、私から提案理由を説明申し上げます。
 このたび提案する議員定数条例の内容は、現行の定数45人から1人を減じ、44人に改めるというものです。
 現行の本市の議員定数条例は、今から4年前に制定され、前回、つまり平成15年執行の市議会議員選挙から施行されました。当時は、平成11年に改正された地方自治法第91条の規定により、法定の定員上限が変更となったことを受けて、定数条例の変更が必要となりました。議案としては、定数46人、45人、42人の3案が提出され、45人の案が議決されました。
 さて、時は流れ、来春、平成19年には次の市議会議員選挙が行われます。議員定数の議論については、その後も会派代表者会議で続けられてきました。ただ、この春、議会各会派から、検討委員会を設置するなどして、専門的、集中的に検討してはどうかとの提案もありましたが、会派代表者会議での意見の一致を見ることができず、以後、会派代表者会議では、議員定数については取り上げないこととなりました。しかしながら、来春執行の市議会議員選挙に向け、議会として当然そのあり方について検討されるべきであり、議員定数の見直しを含めて議論がなされるべきです。そして、条例制定を必要とする議員定数の件は、この12月定例議会への議案提出が常識的には来年4月執行の選挙に間に合わせるためのタイムリミットと考えられます。そこで、このたび、会派代表者会議にてお断りした上で、今回、公明党議員団とにしまちネットの議員が共同提案者となり、議員提出議案として提案することになった次第です。
 公明党議員団とにしまちネットは、かねてより議員定数削減については積極的に議論を進めてきた経緯があり、4年前の選挙前の議論でも、定数42人の議案を所属議員が共同提案しています。当時に比べ本市の人口が増加したとはいえ、定数の法定上限が上がる人口50万人の規模にはいまだ及ばず、現在の法定上限の46人に対し、約1割減じた42人程度が適当であり、今回も本来ならば定数42人の議案を提案するべきとの前提で検討をしてまいりました。しかしながら、議会各会派、各議員の皆様の多様な御意見をお聞きする中、定数42人では議会内部のコンセンサスを得るには至らず、最大譲歩して、とにかく1人でも削減するべきとの立場で、定数44人の議案を提案することになりました。
 議員1人にかかる年間直接経費は約1,600万円に及びます。議員は4年の任期ですから、1人の削減で、4年間でおよそ6,400万円の節減ができます。今、市民の皆様に市の財政逼迫を理由にさまざまの御負担をお願いして協力を求めているときに、議会みずからが予算の節減、縮小に努めるのは当然です。本市全体としても、行財政改善実施計画を推進する中、もちろん議員一人一人にかかる費用の節約を図ることも大切です。既に行ってきた議員報酬の5%カット、そして今回、議員の交通費予算を廃止し、年間990万円の合理化を図るなど、順次取り組んでまいりました。しかし、なお市民の皆様の多くは、1人でも2人でも議員定数を減らして、議会も行財政改善に寄与すべきとの御意見もお持ちです。全国的にも地方議会で議員定数の削減を図ることは時代の流れであります。したがって、今回、議員定数削減の議案を提出することは、市民の皆様の思いにかなったことと確信するところであります。
 今回がこの4年間で議員定数の見直しを図ることができる唯一のチャンスであります。私どもも、4年前の選挙公約に議員定数削減を掲げながら、時間切れなどを理由に手をつけずに置くことになれば、有権者、支持者の皆様に対するとんでもない公約違反、背信行為となります。たとえ1人の削減であったとしても、これをすることは、議会として、また議員として、市民の皆様に対するせめてもの誠意ではないかと信ずるところであります。よって、本議会の皆様の御賛同を賜る最大限の可能性を考慮し、定数44人の議案を提案させていただくものであります。
 以上、このたびの議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定に当たり、提案理由の説明とさせていただきます。
 何とぞ議員各位におかれましては、提案趣旨に御理解賜り、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(草加智清) 提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 上程中の本件に対し、御質疑はありませんか。
   〔発言を求める者あり〕
○議長(草加智清) 杉山議員。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件について、提出者の大川原議員に質問したいと思います。
 今回の西宮市議会の議員定数を削減する議案は、公明党議員団、にしまちネット、二つの会派が共同で提出をされております。先ほど提出理由の説明がされたわけですけれども、はっきり言ってよくわかりません。理由がわかりにくいということで、私は、やはり議会の定数というのは、むやみに削減をしたりとかするべきではないというふうに思っております。まして、選挙ごとに削減するということも必要がないというふうに考えておりますが、まず初めに、基本的なことについて質問したいと思います。
 一つ目です。議会の役割、それから、市民にとって議会とは何なのか、このことについて見解をお聞きしたいと思います。先ほどの説明では、こういったことは全く聞かれませんでした。これを聞いておきたいと思います。
 それから、既に地方自治法上の上限定数よりも1名減員しております。さらに減員をしなければならない理由、これは何なのか、改めて聞いておきたいと思います。
 それから、44名という根拠ですね。これについても聞いておきたいというふうに思います。
 公明党議員団さんは、新年度の予算ということで協議をする中で、「議員定数の削減による合理化」ということを提案されていますが、議員定数の削減と合理化──合理化という言葉の意味も少しわかりにくいんですが、どういうことなのかも御説明いただきたいと思います。
 以上です。
◆6番(大川原成彦) 杉山議員の質問にお答えをいたします。
 まず初めに、議会の役割についてというお尋ねでございます。
 議会の役割については、皆様御存じのとおり、一つは、市長の定める予算について、これをチェックし、適正な行政執行を求めていくというのが一つかと思います。もう一つは、市長の行う行政に対して市民の皆さんの要望を盛り込んでいく、意見を述べていく、このようなことになろうかと思います。
 2番目の質問、現在、法定数46に対して条例では45になっているが、さらに減員しなければならない理由についてということです。
 これは、提案理由の説明の中でも述べたとおり、市民の皆さんの中には、議員の定数がまだまだ多いと。先般、陳情の中でも、議員定数の削減を求めるといったものも出てきた経緯もあります。
 3番目、44名の根拠というお話でございます。
 この件については、私ども、これも提案理由の中で述べましたけれども、もともと42名程度でどうかという考え方でおりましたが、最大、議員の皆さんの賛同を得られる可能性を追求した上で、1名減の44名という数字を今回は出させていただいております。
 4番、合理化の意味についてというお尋ねです。
 定数削減ということと合理化という関係についてということなんですが、これも提案理由の説明の中で述べましたとおり、年間かかる議員1人の直接経費は約1,600万円、これを1人減ずればその金額が節減できると、このような考え方でございます。
 以上です。
◆13番(杉山たかのり) 簡単にお答えいただきました。簡単過ぎるような気もしますけれども。
 議会の役割ですね。一つは、市長の定める予算であるとか、こういったものをチェックすると。それと、適正な行政執行を求めていく。市民の要望ですね、要請を求めていくと。こういうことですね。私は、簡単ですけども、まあまあそういう部分が確かにあると思います。これは、市民の代表として私たちは選挙で直接選ばれて、特に執行機関である市長のさまざまな事務執行等をチェックしていく、こういう非常に重要な機能もあります。それと同時に、意思決定をする部分がありますね。条例案や議案、予算案、これも我々は提案をすることができます。こういう点では非常に重要な役割を持っていると思います。この役割を考えれば、多様な市民の声を反映させるという点では、人数が多いほど私はいいというふうに考えています。もちろん、法律がありますので、上限があるわけですけれども、とにかく減ればいいというものではないと思います。
 二つ目の答弁では、市民の中に人数が多いんじゃないかという声がある、これが減員の理由だと。最初の提案理由では、あたかも予算を削るためだと、こういうことを言っておられましたね。こういう市民の声もあるけど──ちょっと説明と答弁が違うわけですけれども、これは一体どちらが主なんですか。減員をしたいのか、それとも予算を削りたいのか。これは聞いておきたいなと思います。
 それから、根拠ですけれども、44名に根拠がないということは今説明がありました。42名程度が提出者の皆さんの意見だと。ですから、44名にするという根拠は何一つないということですね。大川原議員、44名が適切だというふうに考えておられる提出者の人数は何人いらっしゃるのか、いらっしゃらなければゼロというふうに言っていただければいいと思いますが、聞いておきたいと思います。
 それから、合理化ですね。1人減らせば1,600万円減ると。非常に単純な発想ですね。予算を削るというのであれば、いろいろな方法があります。私たちは、さまざまな議員特権を削るべきではないか、もしくは節減をするべきではないかということで提案をしてまいりました。今回、大川原議員から議員提出議案を出すというお話をお聞きしたのは12月の早い時期です。この時期というのは、私ども日本共産党が交通チケットについては廃止をするべきではないかという提案をしていました。私たちだけが会派では提案をしていたわけですけれども。ですから、大川原議員は、先ほど、これも削減をして990万円になるというふうに言われていましたが、そのときは全く提案をしていません。賛成もたしかしていなかったんではないかというふうに私は記憶をしています。これは一体どういうことでしょうか。みずからはそういうことを言っていなかったし、削減対象にもされていなかった、この間、議会で議論する中で決まったというふうに思うんですが。ですから、予算の削減を目的と言いながら、できる提案をしていないというふうに思うんですが。大川原議員にお聞きしますけれども、大川原議員が所属をされる公明党議員団は、これまで議会予算の削減、特に議員の予算を削減するということを含めてですが、どのような提案をされてきましたか、お聞きをしたいと思います。
 以上です。
◆6番(大川原成彦) まず、初めの質問、予算の削減と議員が多過ぎるという人数の件と、どっちが大切なんだ、どっちなんだということですけれども、これは両方です。人数を減らすことによって予算が削減できると、その理屈そのままでございます。
 次の御質問、44名に賛同する議会の中での人数は何人おるのかというお尋ねですけれども、これについては、採決しないとわからないというふうに思います。
 それから、3番目、今までの議会予算の削減についての取り組みはどうであったかというお話です。
 公明党議員団としては、今回は、議長の提案に沿って交通チケットの件については賛成をさせていただいたという経緯があります。それから、やはり議員定数の削減というのが最大の市民にとってわかりやすい議会予算の削減の方法の一つであるということは、かねてより申し上げてきたつもりであります。
 以上です。
◆13番(杉山たかのり) ちゃんとお答えいただいていないんで、もう一度聞きますね。
 今回提案をされている11名の中でこの44が適正だと思われている方は何人いらっしゃるんですかということをお聞きしましたので。全議員でというのは、これから採決ですから──採決するかどうかわかりませんけど──わかりませんが、それはお答えいただきたいと思います。
 それから、公明党議員団さんがこれまで予算を削減──合理化というのは大事だというふうに今言うてはりましたので、予算を削減するということでどんな提案をしてきたのか。議員を減らして予算を減らすのは、確かに今回出されましたが、それ以外に何があるのかと聞いているわけで、議長が提案したのに賛成をしたなんていうことは聞いておりません。どんな提案をしてきたのか。積極的にやってきたということでこういうことを言われてるんだと思いますので、具体的に今まで提案してきたことをちゃんと言ってください。
◆6番(大川原成彦) 44名の件、済みません、勘違いしてました。適正と思ってるというか、今回の提案者の11名の中で何人おるかということかと思います。
 これは、もともと42というような御意見の方もたくさんいらっしゃったんですが、提出するに当たっては、今回、44人が適正であろうということで、皆さん、名を連ねていただいているというのが実際のところであるというふうに思います。
 それから、今までの議会予算の合理化についての取り組み、これは、先ほど申し上げたとおり、議員定数の削減による合理化ということを申し上げてきた経緯がございます。
 以上です。
◆13番(杉山たかのり) まず、議員定数44が適正かどうかと。議員提出議案として提案をされた11名の方々のうち、44名が適正だということで思ってる方は、基本的にはどなたもいらっしゃらないということですよね。最初の説明では42名が本来の考え方だと。で、ほかの会派の方や議員の方から賛同がもしかしたら得られるんではないかということで42を──譲歩というのはよく意味がわかりませんけども、44に引き上げたと。ですから、44が西宮の市議会として適正だと思われている方は提出者には1人もいらっしゃらないということですね。こんな提案というのは、私は余り聞いたことがないんです。やっぱり自信を持って提案するというのが普通だというふうに思うんですが、自信がないから42にはせずに44になったと。これは、私は、提出者が示す根拠としては非常に弱いというふうに思います。
 それから、合理化の問題ですね。公明党議員団さんが提案されたのはこのことで、それ以外には提案を今まで──今までというか、この間、していないということですね。私たちも、それから他の会派の方々や無所属の方も含めて、さまざまな提案をされています。そういう中で、なかなかそのことに賛同されない会派も確かにいらっしゃいます。決まったこと、決まらなかったこと、それぞれ順々に会派の方が賛同していくという流れがありますけれども、公明党議員団さんは、基本的には予算の削減ということを言いながら、そういうことには非常に消極的だった、人数を減らすということだけはなぜか非常に熱心だと。ただ、その根拠はないということだというふうに思うんですね。私は、議会の合理化という点では、やはり予算を減らすという点では、さまざまな提案の仕方があるし、それから、合理化と言うんであれば、不透明な部分や不公正な部分を正していくということは非常に大事だと思っています。
 最後にお聞きをしておきたいと思いますが、私は、合理化と言うんであれば、やはり議会を公正に、それから、むだな税金は使わせないし、自分たちの使う税金についても公正に、明らかにしていく、公開をしていくということが大事だと思うんですが、先ほど決算の討論の中で私ども日本共産党のたてがき議員が東京都の目黒区で公明党区議団が全員辞職をされた件を一つ挙げさせていただきましたが、その後、公明党さんは、12月14日に、こういうことの再発をしないようにということで、使途基準を厳正に遵守するとか、そういうことで通知というんでしょうか、通達をされているようですね。私は、公明党さんというのは、国会議員もたくさんいらっしゃいますし、地方議会でも大変たくさんの議席を持たれている、政権与党にもなっておられますから、全国的な、非常に強固な政党であるのではないかというふうに思っています。そういう点では、どんな政党であっても、所属議員が個人的に何か不正にかかわったりとか、辞職をするというケースはあるかというふうに思いますが、一つの議員団全員が同じ過ちを犯してやめるような事態になる、政務調査費の不正使用になる、こういうことは普通あり得ないんですね。ですから、政党としてそういう不正使用を防止する立場に立っていないために、議員団一つがこういうことになってしまったんではないかなというふうに私は感じるわけであります。そういう点では、私は、合理化ということを言われるのであれば、公明党議員団の皆さんも、ぜひ活動についての合理化ということをやるべきではないかなというふうに思っております。議員の定数を減らして予算を削る、私は、これについては問題があると思っています。それは、自分たちの既得権──交通チケットは今回なくなりましたけども、自分たちの持っている費用弁償の問題であるとか、そのほかにも幾つかありますけども、こういったものには手をつけずに、議員の数を減らすだけ、自分の既得権は何とか守りたい、こういう考え方が私はあるのではないかなというふうに思っています。そこまでして個人の取り分を守るというやり方は、私は、合理化とも言わないと思いますし、それから、議員定数を削減するという点で予算を減らすということを持ち出すということもおかしなことではないかなということを指摘しまして、質疑を終わります。
○議長(草加智清) 他にありませんか。
   〔発言を求める者あり〕
○議長(草加智清) たかはし倫恵議員。
◆4番(たかはし倫恵) ただいまの質疑で大分いろんなことがわかりましたので、最初質問しようと思ったことはかなり省かせていただきたいと思います。
 ただ、ちょっと確認のためにお聞きしたいんですけれども、総務常任委員会などでも、今回、陳情が出されておりまして、例えば議員報酬の二重払いの廃止だとか、審議会などへの議員への委員報酬の廃止、特別委員会への費用弁償の廃止といったことへの陳情というのが上がっておりました。結果として結論を得ずということになっています。今の質疑の中でも、結局今回の議員定数の削減というのは、予算を削るというか、市財政全体への貢献ということを言っておられるのではないかと思いますが、予算への貢献、財政的な貢献ということであれば、こういうことに関して──今の質疑ともかぶりますけれども、この具体的な個々の、例えば費用弁償の廃止ですとか、議員報酬の二重払いの廃止といったことに関しての公明党議員団の方々というか、提出された方々の態度表明はいかがなものだったのかということを確認させていただきたいと思います。
 以上です。
◆6番(大川原成彦) 今の御質問、議会予算のほかの項目についての取り組みについてはどうかといったような御趣旨かと思います。
 公明党議員団、あるいはにしまちネットさんもそうかと思うんですけれども、議員の使える費用について、これはどこまでどういう使途で使えるかという部分についての精査が必要であろう、議論が必要であろうと。当然、この使い道、使った後というのは、これはわかるようにしなければならないというのは当然かと思いますけれども、今まで議員の報酬と議員の使える費用という区分、境目がなかなか明確に議論されてこなかったという経緯があるように思います。この内容について、今後、会派代表者会議の中できちんと取り組んでいこうという確認がなされておりますので、その趣旨に沿って取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上です。
◆4番(たかはし倫恵) 今御答弁ありましたように、結論的には会派代表者会議の中で議論していくということですね。私は、もちろん、無所属なので、会派代表者会議にも入っておりませんし、そこでの議論というのに加わることができないんですけれども、やはり会派代表者会議というのは非公式の会議ですから、非公式で非公開でありまして、私も傍聴することはできません。ですから、そのようなところで本来決めるようなものではなくて、やはり公明正大に議会の場できちんと議論すべきではないかなということは指摘しておきたいと思います。
○議長(草加智清) ほかにありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。
 上程中の本件は議会運営委員会に付託いたします。
 ここで議会運営委員会開催のため暫時休憩いたします。
   〔午後2時36分 休憩〕
    ────────────────
   〔午後3時30分 開議〕
○議長(草加智清) ただいまから休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、申し上げます。
 休憩中、議会運営委員長から付託事件の審査を終了した旨の報告を受けました。
 これより議員提出議案第9号に対する委員長の報告を求めます。
 議会運営委員長 嶋田克興議員。
◆40番(嶋田克興) 議会運営委員長報告。
 ただいま上程中の議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、先ほど開催の委員会において、提出者から詳細なる説明を聴取し、審査、表決を行いました結果、可否同数となり、委員長裁決により否決すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可します。
 まず、杉山たかのり議員の発言を許します。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件について、日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。
 以下、その理由を申し述べます。
 我が国の地方自治体は、執行機関である首長と議事機関である議会という二つの機関で構成されています。議会については、憲法第93条によって、地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置し、議会の議員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙すると定めています。そして、地方自治法第89条で普通地方公共団体に議会を置くことを規定しています。議会は、住民の意思を自治体に反映させることができる代表機関であります。そして、その役割は、予算の決定や条例の制定などの議決機関としての役割とともに、執行機関である市長の事務執行をチェックするところにあります。住民の多様な意思を自治体に反映させるためには、議員の人数が多い方がよいということは言うまでもありません。地方自治法では、人口30万人から50万人未満の都市はその上限を46と定めており、西宮市議会の議員定数は46が望ましいと考えます。4年前、西宮市議会は、賛成多数によって45とする条例を可決しました。現時点でも1名を削減しているのに、さらに1名削減するということは、議会制民主主義を切り縮める、市民の声を切り縮めることにつながります。特に西宮市の人口は、2005年10月の国勢調査により46万5,337人になり、ことし12月1日の推定人口は47万2,660人と、人口はふえ続けています。2008年度には中核都市を目指しています。膨大な予算と事務を執行する市長の権限はさらに大きくなり、それらをチェックする議会の役割はますます重要になってきます。減員の理由は見当たりません。本会議質疑の中で明らかになりましたが、提出者は、何ら44人に減員する根拠を述べることはできませんでした。また、経費の削減と言いながら、これまでその努力をしてこなかったことも明らかになりました。財政の削減を言うのであれば、来年度より交通チケットが廃止され、990万円の予算を削減することが実現します。また、市民から批判の強い、阪神間でも異常に高い特別委員会出席に対する費用弁償を廃止すれば715万円、全額税金で運営されている議員互助会の慶弔費等の補助金を廃止すれば270万円の削減ができます。そのほか、議員報酬を5%仮にカットするとすれば1,863万円、政務調査費を10%カットすれば810万円など、財政上の問題は、議員特権を廃止するとともに、工夫をすれば十分解決できるということです。やめるべき議員特権を温存しながら、議員の定数を減らして合理化だとすることは、議員特権の温存、つまるところ、みずからの既得権を民主主義を保障することよりも優先させる党利党略、私利私略の行為だと言わなければなりません。
 よって、日本共産党西宮市会議員団は、議員定数を削減する議員提出議案第9号西宮市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定の件には反対をするものです。
 以上、日本共産党西宮市会議員団の意見といたします。(拍手)
○議長(草加智清) 次に、たかはし倫恵議員の発言を許します。
◆4番(たかはし倫恵) 議員提出議案第9号について、私は、あえて反対はしないという立場、つまり、消極的な意味においてですが、賛成の立場で討論いたします。
 以下、理由を言います。
 議員定数を削減することのメリットとしては、提案理由の中でも、また、質疑でも言われたように、財政的な貢献、財政への寄与ということであったかと思います。一方、そのことによるデメリットとしては、今も討論があったように、人口47万人という西宮市においては多様な民意を反映しにくくなるという側面も持ち合わせています。今回はたった1人の議員定数の削減ということで、財政的な効果ということも非常に中途半端な印象を与えるものではないかという印象は否めません。端的に申し上げて、パフォーマンスと言われても仕方がない側面があるかと思います。私は、今、市民の方たちが議会や議員に求めているものというのは、やはり議員、議会自身が公正、透明であることだと思います。みずからが襟を正して議員特権というものを持たないという姿勢、それ自体がまず求められているのであって、そのことに皆さんが厳しい目を寄せていると思っております。
 今回、私があえて反対はしないという理由として、もう1点、追加してここで言っておきたいことは、共産党や公明党の議員団の方々を除いて、次期の立候補、選挙のときに、現時点で数名の現職議員が立候補しないのではないかというふうに言われております。行政の方を考えてみますと、市の職員は、行財への財政的な寄与としましては、退職不補充という考え方をとっています。議会も、この観点に立てば、1名減というのは、実質的には、実質増というのに等しいのではないかという側面もあるのではないかということをつけ加えておきます。
 いずれにしても、私は、まずはその定数を議論するよりも、本当は、やはり、今ある政務調査費の使い方だとか、費用弁償のあり方とか、そういったことをまずは解決して、やるべきではないかということは常々思っております。この議案に対しては、反対はいたしませんが、以上のことは申し述べておきたいと思います。
 以上です。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は起立により行います。
 本件に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。
 本件を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議員提出議案第9号は否決されました。
 次に、日程第9 請願第57号を議題といたします。
 本請願につきましては、担当の常任委員会において審査願っておりますが、担当の委員長から、今期定例会中に審査を終了する見込みがないため閉会中の継続審査とされたい旨、申し出がありました。
 よって、継続審査についてお諮りいたします。
   〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 杉山議員。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の請願第57号障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願について、ただいま議長から継続審査との報告がありましたが、日本共産党西宮市会議員団は、継続審査ではなく、直ちに採択すべきとの立場から意見を申し上げます。
 4月に実施され、10月、本格実施となった障害者自立支援法は、これまでの応能負担から応益負担となり、1割負担など利用者負担の急激な負担増が、障害者の自立支援どころか、自立を阻むものとなっています。この請願は、このような事態のもとで、障害者の自立を支えることができるような制度へ改善を求める切実な請願であります。ところが、6月議会、9月議会と2度にわたって継続審査とされ、採択が見送られてきました。
 西宮市議会がこの請願の緊急性や重要性を採択という形でしない間に、情勢は大きく変化をしています。この間、利用料の負担軽減を実施する自治体が全国に広がっており、障害者関連施設でつくる全国組織でありますきょうされんの調査──10月現在でありますが、18都道府県で411市区町村、全市区町村の22.3%にもなっています。また、兵庫県知事は、11月29日、我が党県会議員団の質問に対して、障害者自立支援法に関する県独自支援について、来年度の市町予算に間に合うよう支援策を打ち出すと、時期を初めて明らかにしました。さらに国会ではどうでしょうか。参院決算委員会──4日ですが、日本共産党の紙智子議員が、利用者負担が無料から4万8,000円にふえたため、知的障害児が施設から退所を余儀なくされている実例などを示し、解決策を求めました。柳澤厚生労働大臣は、負担にたえられないから施設をやめてしまうということが生じないような方向での改善策を探っていきたい、このように答えられています。障害者自立支援法について、6日、衆議院厚生労働委員会では参考人質疑と集中審議が行われましたが、支援法を強行成立させた与党も、参考人を前に、自民党の議員は見切り発車だった、公明党の議員からも問題があると発言が飛び出しています。この集中審議で日本共産党の高橋議員の質問に、政府は、与党の負担上限引き下げによる軽減総額が120億円に上ることを明らかにしています。自立支援法施行に基づく利用者の負担増の財政影響額390億円に対して約3分の1となります。その内容は、利用者負担の軽減として、低所得者の負担上限を一般世帯の4分の1まで引き下げる、対象世帯を拡大していく、事業者の報酬については経過的に報酬を引き下げるなどの激変緩和措置を講ずる、小規模作業所については基盤整備等事業交付金を自治体に交付することなどが与党案として報道されています。政府も障害者と家族が告発してきた深刻な事態を無視できなくなっていることを示しています。応益負担の撤回を迫る我が党の紙智子議員の質問に、安倍首相は、所得に応じた利用料の上限が設けられている、御理解いただきたいと述べています。しかし、与党が提案している負担軽減策では利用者負担の上限の引き下げが盛り込まれております。負担上限額の見直しは、上限があるからという説明で応益負担を正当化してきた与党の論理の破綻を示しています。
 今議会、私とともに紹介議員に名を連ねておられた市民クラブの岩下議員が紹介議員をおりられました。厚生常任委員会では、請願の願意が達成されているので継続審査だというふうに述べられました。しかし、私は、いまだ願意は達成されているとは思っていません。仮に達成されているのであれば、継続ではなく、直ちに採択するべきものではないでしょうか。その他の継続を主張された委員の方は、まだ法は未知数、法を見守る、既に請願は採択する必要がないなど、実情に目を向けることや、地方議会として積極的に働きかけるという姿勢がないと言わざるを得ません。非常に残念です。日本共産党西宮市会議員団は、請願第57号障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願は、継続審査ではなく、直ちに採択すべきと主張するものです。
 なお、この請願と同時に審査をいたしました陳情第103号社会保障についての陳情は、厚生常任委員会で賛成少数で否決をされましたが、陳情項目は、障害者の実態調査と市独自の減免制度の創設、事業所の実態調査と収入激変緩和措置をとること、障害者自立支援法の最大の欠陥である応益負担をやめるよう法改正を働きかけること、こういう内容になっております。いずれも重要な問題であり、採択すべき陳情であるということを申し上げて、日本共産党西宮市会議員団の意見といたします。
○議長(草加智清) 継続審査について起立によりお諮りいたします。
 請願第57号は、これを閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、請願第57号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、日程第10 総務常任委員会の所管事務調査の件ほか8件を一括して議題といたします。
 各件につきましては、それぞれ担当の委員会において調査願っておりますが、各担当の委員長から、今期定例会中に調査を終了する見込みがないため閉会中の継続審査とされたい旨の申し出がありました。
 よって、お諮りいたします。
 上程中の9件は、閉会中の継続審査とすることにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、上程中の9件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 以上で本日の議事日程は全部終了し、今期定例会に付された事件はすべて議了いたしました。
 よって、お諮りいたします。
 今期定例会の会期はあす22日までと議決されておりますが、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。
 閉会に際し、市長のあいさつがございます。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 第15回市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、去る12月1日以来、連日にわたり、平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件を初め、提案いたしました諸議案を終始慎重かつ熱心に御審議の上、御協賛を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
 御審議に際しまして承りました貴重な御意見、御要望などにつきましては、十分に留意いたしまして、その執行に万全を期するとともに、今後とも47万市民の幸せと西宮市のさらなる発展と飛躍のために、市民の皆様と手を携えて町づくりを進めてまいります。議員各位におかれましては、どうか今後とも御支援、御指導を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 本年も余すところわずかとなり、日増しに寒さも厳しくなってまいります。皆様には、どうか健康にはくれぐれも留意されまして、一層の御活躍をいただきますようお願い申し上げます。
 また、この1年間、議員の皆様を初め、市民の皆様並びに報道関係の皆様から賜りました御厚情に感謝申し上げますとともに、皆様のますますの御健勝を祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。
○議長(草加智清) この際、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 去る1日に開会いたしました今期定例会におきましては、議員の皆様方の終始熱心な御審議を賜り、おかげをもちまして、平成17年度の決算認定を初め、提案されました諸議案の審議も無事終了することができ、本日ここに閉会の運びとなりました。議員各位の御協力に対しまして衷心より厚くお礼を申し上げます。
 なお、当局におかれましては、審議の過程において述べられました議員各位の貴重な意見並びに要望等について、真摯に受けとめられ、今後の施策に反映していただくとともに、行政の効率化等による経費の削減になお一層取り組んでいただくよう強く希望する次第であります。
 さて、本年は、いじめによる小・中学生の自殺や家庭内での殺人事件など、世の中を暗くさせるような報道が相次ぎました。しかし、スポーツの世界では、トリノ冬季オリンピックで荒川静香選手が金メダルを獲得、一躍イナバウアーが流行語になりました。また、野球のWBCでは王ジャパンが優勝、先ごろ開かれたドーハでのアジア大会では金メダル50個を獲得いたしました。また、松坂大輔投手のボストン・レッドソックスへの1億ドルを超える金額での移籍は、我々の耳目を驚かせたばかりでございます。スポーツ界ではこのように明るいニュースが相次ぎました。兵庫県下でも、9月30日から10月10日にかけて50年ぶりに開催されたのじぎく兵庫国体で、兵庫県が初の天皇杯、皇后杯を獲得するなど、その華々しい活躍を市民が目の当たりに体験することができました。国体担当部を初め、業務に従事いただきました職員や市民ボランティアの皆様、大変御苦労さまでした。
 また、全国的にはいざなぎを超える景気が続いているということであります。それがようやく市税の増収効果としてあらわれてきましたが、市財政は、明るさが見えてきたものの、依然として厳しい状態にあります。職員の皆様には、「入るを量りて出ずるを制す」の精神で行財政の運営に当たっていただくよう、特にお願いをしておきます。
 ことしも残り少なくなってまいりました。議員の皆様におかれましては、一日一日を御自重、御自愛の上、一層健康に留意され、御家族ともどもお元気で健やかな新年をお迎えになりますよう、心から祈念申し上げます。
 最後になりましたが、市当局並びに行政委員会の皆様方、報道関係の皆様方の御協力に対し厚くお礼を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
 これをもって本日の会議を閉じ、今期定例会を閉会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午後3時53分 閉会〕