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兵庫県 西宮市

平成18年12月(第15回)定例会−12月01日-01号




平成18年12月(第15回)定例会
 西宮市議会第15回定例会議事日程

            (平成18年12月1日午前10時開議)


日程順序        件         名             ページ

第1                                   7
 会期決定の件
第2                                   7
 認定第17号 平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件
第3                                   9
 議案第474号 西宮市特別会計条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第475号 西宮市消防団員等公務災害補償条例及び西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第476号 西宮市市民交流センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第477号 西宮市立学校条例等の一部を改正する条例制定の件
 議案第478号 西宮市立留守家庭児童育成センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第479号 西宮市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第480号 西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第481号 西宮市下水道事業の設置等に関する条例制定の件
 議案第482号 西宮市下水道事業費基金条例制定の件
 議案第483号 平成18年度西宮市一般会計補正予算(第3号)
 議案第484号 平成18年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第485号 平成18年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)
 議案第486号 平成18年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第487号 平成18年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第488号 平成18年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第489号 平成18年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第490号 平成18年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第491号 平成18年度西宮市競輪事業清算費特別会計補正予算(第1号)
 議案第492号 平成18年度西宮市鳴尾外財産区特別会計補正予算(第1号)
 議案第493号 平成18年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)
 議案第494号 平成18年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第495号 平成18年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第496号 平成18年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第2号)
 議案第497号 兵庫県後期高齢者医療広域連合規約の制定に関する協議の件
 議案第498号 訴え提起の件(市営住宅及び店舗明渡し等請求事件)
 議案第499号 指定管理者指定の件(西宮市自転車駐車場)
 議案第500号 市道路線認定の件(山第431号線)
 議案第501号 市道路線廃止の件(甲第85号線ほか2路線)
 議案第502号 財産無償譲渡の件(名塩ガーデン708番101ほか3筆の土地)
 報告第93号 処分報告の件〔(市長、助役及び収入役等の給与条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
 報告第94号 処分報告の件{〔和解の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第95号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第96号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第97号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
 報告第98号 処分報告の件(市長の専決処分事項の指定に基づく専決処分)
第4                                   10
 請願第57号 障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願 紹介議員取消しの件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子
 2番 佐 藤 みち子   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 3番 河 崎 はじめ   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 4番 たかはし 倫恵   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 5番 明 石 良 昭   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 6番 大川原 成 彦   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 7番 町 田 博 喜   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 8番 しぶや 祐 介   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 9番 田 中 正 剛   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
10番 木 村 嘉三郎   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
11番 上向井 賢 二   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   44番 上 谷 幸 彦
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人   45番 ざ こ 宏 一


             欠   席   議   員

               な       し


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     都市局長      森 田   順
助役        河 野 昌 弘     土木局長      浦 川 和 男
助役        安 富   保     中央病院事務局長  永 田 幸 治
収入役職務代理者 副収入役         消防局長      岸 本   正
          中 塚   明     水道事業管理者   井 田 佳 樹
総合企画局長    藤 田 邦 夫     教育委員会委員長  尾 崎 八 郎
 市長室長     小 牧 信 雄     教育長       眞 鍋 昭 治
総合企画局担当理事             教育次長      三田谷 光 治
          吉 田   稔     教育次長      白 土 寿 章
総務局長      山 本   修     選挙管理委員会委員長
 総務総括室長   亀 井   健               玉 置   肇
 財務部長     是 常 孝 男     代表監査委員    阿 部 泰 之
市民局長      岸 本   梓     監査委員      村 西   進
健康福祉局長    水 田 宗 人     農業委員会会長   吉 田 昭 光
環境局長      藤 井 厚 夫


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      高 平 秀 男     課長補佐      西 岡   衛
次長        中 西 正 幸     係長        野 田 理 恵
議事調査課長    市 栄 正 樹



   〔午前10時 開会〕
○議長(草加智清) おはようございます。
 ただいまから西宮市議会第15回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 開会に際し、市長からあいさつがございます。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) おはようございます。
 開会に当たり一言ごあいさつ申し上げます。
 本日ここに第15回定例市議会をお願いいたしましたところ、議員の皆様におかれましては、公私とも何かとお忙しい中、御出席を賜り、まことにありがとうございます。
 今期定例会に提案させていただいておりますのは、平成17年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件ほか諸議案でございます。何とぞ慎重に御審議の上、御協賛を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、50年ぶりに開催された兵庫国体では、本市では3種目2競技が行われましたが、全国から多くの若人が西宮を訪れ、すばらしい演技、競技で市民に感動を与えてくれました。議員の皆様を初め多くの市民の皆様の御協力と御支援により、成功のうちに終了できましたことに対しまして、厚くお礼申し上げます。
 ところで、国では、現在、三位一体改革推進を行っておりますが、いまだ多くの課題が残されております。私は、近畿市長会の会長、全国市長会財政委員会の一員として、地方公共団体が事務及び事業を自主的かつ自立的に執行できるよう、国に対して意見、主張を積極的に伝えているところでございます。このような状況の中で、平成19年度には、国税である所得税から個人市民税に税源が移譲され、地方の裁量が大きくなるとともに、その果たすべき責任も大きくなってまいります。本市におきましては、第3次行財政改善の着実な推進、また税収の増などによりまして、財政は健全化に向け明るい兆しが出てまいっておりますが、引き続き行財政改善の取り組みを推し進め、人口増や高齢化社会の進展に対応し、市民の皆さんに満足いただける分権社会を目指してまいります。
 議員の皆様におかれましては、どうか今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、第15回、12月定例市議会開会に際しましてのごあいさつといたします。
 何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(草加智清) 現在の出席議員数は45人であります。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、小林光枝議員及び八木米太朗議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 ここで、日程に入ります前に、去る10月1日付をもって新たに就任されました安富保助役並びに井田佳樹水道事業管理者よりそれぞれ発言の申し出を受けておりますので、この際、発言を許可いたします。
 まず、安富助役。
   〔安富保助役登壇〕
◎助役(安富保) お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
 このたび、市長の御推挙により私が助役に選任されるに当たり、さきの9月定例会におきまして市議会の皆様方に御同意を賜りましたことは、まことに身に余る光栄に存じております。と同時に、その責任の重大さを痛感いたしております。
 今日、地方行政は、変革の時代の真っただ中にあり、依然として厳しい状況が続いております。本市におきましても、低経済成長下にあって、財政問題を初め、子育て支援や高齢化対策、また、多様化、高度化する市民ニーズへの対応など、新しい時代に向けて解決すべき課題が山積しております。私自身、微力ではございますが、今後とも一層精進し、職員の協力のもと、市長の補佐役として西宮市のさらなる発展のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
 何とぞ議員の皆様方におかれましては、これまでにも増して御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、お礼のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(草加智清) 次に、井田水道事業管理者の発言を許可いたします。
   〔井田佳樹水道事業管理者登壇〕
◎水道事業管理者(井田佳樹) お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。
 私、このたび、市長より平瀬前管理者の後任として水道事業管理者を拝命いたしました。まことに身に余る光栄に存じますとともに、その責任の重さを痛感しているところでございます。
 お客様に安全な水を安定して供給するという水道事業の使命のために、前任者が築き上げてこられました数多くの業績を受け継ぎ、新たな課題にも取り組んでまいりたいと存じます。何分、水道事業に対する経験も浅く、力不足ではございますが、微力を傾けまして、職員とともに本市水道事業の発展のために職務に精励し、その責務を全うする覚悟でございます。
 議員の皆様方におかれましては、今後、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(草加智清) 続きまして、去る11月1日付をもって発令されました人事異動のうち、課長級以上の昇任者について紹介が行われます。
 眞鍋教育長。
◎教育長(眞鍋昭治) お許しを得まして、去る11月1日付人事異動における教育委員会の課長級以上への昇任につきまして私から御紹介申し上げます。
 昇任者は、課長級1名でございます。
 社会教育部参事財団法人西宮スポーツセンター派遣名田正敏。
 以上でございます。
 何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(草加智清) これをもって紹介は終わります。
 これより日程に従い議事を進めます。
 まず、日程第1 会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間にいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間と決定いたしました。
 次に、日程第2 認定第17号を議題といたします。
 まず、当局の提案理由の説明を求めます。
 河野助役。
◎助役(河野昌弘) 提案理由を御説明申し上げます。
 認定第17号、平成17年度一般会計及び特別会計の決算認定の件につきましては、収入役より関係書類の提出があり、監査委員の審査を得ましたので、その意見を付して、市議会の認定を賜りたく提案するものであります。
 一般会計におきましては、歳入1,503億9,150万6,405円、歳出1,495億8,181万4,292円で、差し引き8億969万2,113円の剰余となりましたが、街路事業ほか10件の繰越事業費への充当財源を差し引いた実質収支額は、6億9,727万1,113円の黒字となっております。
 特別会計におきましては、国民健康保険ほか12特別会計の歳入総額1,038億6,717万1,357円、歳出総額1,037億2,943万6,277円で、差し引き1億3,773万5,080円の剰余となりましたが、老人保健医療事業では、8,181万538円の歳入不足となったため、翌年度歳入繰り上げ充用金で補てんしております。特別会計全体の剰余金から市街地整備事業の繰越事業費への充当財源を差し引いた実質収支額は、1億2,762万1,080円の黒字となっております。
 以上、何とぞ認定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(草加智清) 続いて、監査委員より決算審査に伴う意見の発表があります。
 監査委員 中尾孝夫議員。
   〔中尾孝夫監査委員登壇〕
◎監査委員(中尾孝夫) 平成17年度西宮市一般会計及び国民健康保険など13の特別会計の歳入歳出決算及び西宮市援護資金など3基金の運用状況を審議されるに当たり、監査委員が審査した経過並びに結果につきまして、私からその大綱を報告いたします。
 去る7月31日に市長から審査に付された歳入歳出決算書、証書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに基金の運用状況に関する調書につきまして審査を行いました。
 まず、決算につきましては、監査事務局職員により、収入役所管の帳簿、証拠書類等及び関係部局に審査に必要な書類の提出を求め、調査を行いました。基金の運用状況につきましても、設置目的に従い確実かつ効率的に運用されているかなどについて調査を行いました。さらに、疑問の点については、関係部局に質問書を送付し、書面回答を得た上、質問会などで説明の聴取、質疑応答を行いました。また、これらの過程において、行政監査的な視点にも留意して審査を実施しました。
 審査の結果、各会計の決算書及びその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は正確で、予算の執行状況はおおむね適正でありました。基金の運用状況につきましても、計数は正確であり、設置の目的に従って適正に運用されていました。
 以下、一般会計と特別会計の決算概要、基金の運用状況について説明いたします。
 なお、説明に当たっては、金額を千万円単位とし、単位未満は四捨五入させていただきます。
 一般・特別会計を合わせた決算総額は、歳入2,542億6,000万円、歳出2,533億1,000万円で、歳入歳出差し引き額は9億5,000万円の剰余となっています。この中には翌年度繰越事業費に充当しなければならない財源が含まれており、これを除いた実質収支額は8億2,000万円の剰余となっています。前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は1億円の不足、また、財政基金の積立金3億円を加えた実質単年度収支額は2億円の剰余となっています。歳入歳出決算額は、前年度に比べ、歳入は111億円、4.2%、歳出は109億4,000万円、4.1%、それぞれ減少しています。
 歳入では、人口増加と景気回復などを反映し、個人市民税が4年ぶりに増加に転じ、固定資産税も3年ぶりに増加していますが、市債、諸収入、繰入金がそれぞれ減少しています。なお、市債による借入額は125億1,000万円で、年度末の市債現在高は3,348億5,000万円と、前年度に比べ183億9,000万円減少しています。不納欠損額は10億8,000万円となっています。主な内容は、国民健康保険料、市税で、前年度に比べ6億1,000万円、36.2%減少しています。収入未済額は191億9,000万円となっています。主な内容は、市税、災害援護資金貸付元利金、国民健康保険料で、前年度に比べ7億6,000万円、4.1%増加しています。
 次に、歳出では、公債費、教育費、商工費で減少していますが、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計で増加しています。17年度の市債の元利償還金は412億円で、公債費比率は、前年度に比べ1ポイント低下し、21.7%となっています。翌年度繰越額は8億3,000万円で、繰越率は0.3%となっており、前年度に比べ7億9,000万円減少し、繰越率は0.3ポイント低下しています。不用額は46億3,000万円で、不用率は1.8%となっており、前年度に比べ1億8,000万円減少し、不用率は前年度と同率となっています。
 それでは、まず、一般会計について説明いたします。
 決算総額は、歳入1,503億9,000万円、歳出1,495億8,000万円で、歳入歳出差し引き額は8億1,000万円となっています。
 歳入は、前年度に比べ141億1,000万円、8.6%減少しています。これは、主に、市税で21億6,000万円、県支出金で9億9,000万円それぞれ増加しましたが、市債で112億9,000万円、繰入金で43億円それぞれ減少したことによります。市税は781億2,000万円で、歳入総額に占める割合は51.9%となり、前年度に比べ5.8ポイント上昇しています。自主財源65.9%に対し、依存財源は34.1%で、前年度に比べ自主財源の比率が4.1ポイント上昇しています。
 歳出は、前年度に比べ141億8,000万円、8.7%減少しています。これは、主に、諸支出金で6億5,000万円、民生費で4億9,000万円、総務費で4億9,000万円それぞれ増加しましたが、公債費で120億3,000万円、教育費で22億1,000万円、商工費で10億1,000万円それぞれ減少したことによるものとなっています。歳出総額に占める割合は、民生費で27.2%、公債費で20.8%となっています。性質別の構成比を見ると、消費的経費が57.7%、投資的経費が4.9%、公債費などのその他経費は37.4%で、前年度に比べ、消費的経費は4.8ポイント上昇し、投資的経費は0.3ポイント、その他経費は4.5ポイントそれぞれ低下しています。
 次に、特別会計について説明いたします。
 国民健康保険など13の特別会計の決算総額は、歳入1,038億7,000万円、歳出1,037億3,000万円で、歳入歳出差し引き額は1億4,000万円となっています。一般会計からの繰入金総額は169億8,000万円で、前年度に比べ1億4,000万円、0.8%増加しています。
 主な特別会計について説明いたします。
 国民健康保険特別会計の歳入は、前年度に比べ5.5%増の339億8,000万円、歳出は6.1%増の338億8,000万円、歳入歳出差し引き額は1億円で、一般会計からの繰入金は33億7,000万円、前年度に比べ1億8,000万円の増加となっています。
 下水道事業特別会計の歳入は、前年度に比べ0.9%増の155億円、歳出は0.9%増の154億8,000万円、歳入歳出差し引き額は2,000万円で、一般会計からの繰入金は73億7,000万円、前年度に比べ8,000万円の減少となっています。
 老人保健医療事業特別会計の歳入は、前年度に比べ1.5%増の327億円、歳出は1.5%増の327億8,000万円、歳入歳出差し引き額は8,000万円の不足で、翌年度歳入から同額を繰り上げ充用しています。一般会計からの繰入金は21億5,000万円、前年度に比べ2億5,000万円の増加となっています。
 介護保険特別会計の歳入は、前年度に比べ6.9%増の173億7,000万円、歳出は6.9%増の173億円、歳入歳出差し引き額は7,000万円で、一般会計及び基金からの繰入金は31億6,000万円、前年度に比べ3億円の増加となっています。
 主な財産の17年度末の状況は、公有財産で、土地930万平方メートル、建物160万平方メートル、出資による権利122億円、債権は、土地開発公社貸付金117億8,000万円、兵庫県道路公社盤滝トンネル有料道路事業貸付金12億2,000万円など、178億6,000万円となっています。基金は、26基金で179億5,000万円、前年度と比べ54億8,000万円の減少となっています。
 次に、定額の資金を運用する基金の状況について説明いたします。
 援護資金は、1億5,000万円で、前年度と同額となっています。17年度末貸付額は1億3,000万円で、資金額に対する割合は86.5%となっています。用品調達基金は、700万円で変動はありません。基金回転率は1.3回となっています。土地開発基金は、52億6,000万円で、前年度と比べ47億4,000万円減少しています。このうち17年度末保有不動産は、取得価格で51億3,000万円となっています。
 以上、説明いたしましたように、歳入の根幹である市税収入は、人口の増加と景気回復などを反映し、17年度では前年度に比べ21億6,000万円増加しています。歳出面においては、公債費がピークを過ぎたものの、依然高い水準にあり、人口増、子育て支援や高齢化社会に対応する行政需要の増大などもあり、財政構造の硬直化は依然として続いています。17年度は、減債基金の12億5,000万円に加えて、土地開発基金の現金部分を1億3,000万円取り崩して一般会計へ繰り入れていますが、取り崩し可能な基金も減少し、今後とも財源の不足が予想されます。
 こうした財政状況に対応するため、第3次西宮市総合計画で予定していた実施事業の見直しを行い、原則として新たに着手する事業は21年度以降に繰り延べされました。また、17年度から取り組んでいる第3次行財政改善実施計画では、職員数・人件費の抑制、事業・施策の見直しや財政の効果的・効率的な運営など、行政のスリム化に取り組み、あわせて、新たな行政需要への対応や、市民サービスの維持向上に努めようとしています。なお、深刻な財源不足解消のため、17年11月に、第3次行財政改善実施計画について、実施項目の内容の具体化や新たな取り組みの追加などの改訂が行われています。これに基づき、18年度には、市単独扶助費の見直し、使用料・手数料等の改定、補助金の節減、敬老事業の見直し、保育サービスのあり方の見直しなどにより、28億円の効果額が見込まれています。なお、計画実施後の財源不足額は70億5,000万円とされており、赤字再建団体への転落は回避できるものと見込まれています。
 最後に、決算の審査意見を申し上げます。
 市は、16年2月に西宮市行政経営改革基本計画を策定し、「限られた経営資源を最大限に活用し、市民満足度の高い行政経営を行う」という経営理念を定めるとともに、新しい公共経営の考え方を取り入れ、取り組みの具体化を進めています。この行政経営改革の中核として行政評価システムを導入することとし、まず事務事業評価システムが確立されました。今後、行政評価システムを確立するとともに、その成果の実施計画、予算編成への活用及び他市との比較による評価並びに中央病院、水道局を含めた取り組みが望まれます。
 収入未済については、各種債権の管理を的確に行うとともに、全庁的に統一性を図りつつ、負担の公平を確保するため、効果的な徴収対策を検討するなど、収入未済額の減少に一層の努力をしてください。
 不納欠損については、特に現年度分の収入未済の減少に重点を置き、今後とも慎重かつ厳格な取り扱いを続けるよう努めてください。
 激しく変動する社会経済状況のもとで、分権時代にふさわしい自立度の高い市政運営を推進し、事務、施策を適正に執行するためには、準拠すべき例規や基準の整備が求められ、例規等に全庁的な整合性が求められます。さらに、これまで以上に適法性、公正性、公平性のみならず、効率性及び効果性が求められています。また、これらとあわせ、法令遵守の励行など、職員の意識の一層の向上を図り、事務事業等の改善とその適正な執行に努めてください。
 団体に対する補助金等の見直しについては、各所管部局においての1次評価、外部委員の2次評価を経て、18年度予算に反映されています。今後とも、交付団体に対し補助金等のより透明性の高い執行を指導するとともに、補助金等の取扱いに関する規則にのっとった適正な執行が図られるよう努めてください。
 契約事務については、今後とも、電子入札・電子調達システムも含め、公正な競争が行われるよう、入札及び契約方法の改善の研究検討を続け、透明性、公平性の向上とともに、落札率の低下に努めてください。
 土地を初めとする資産については、今後とも適正な管理と有効利用に努めてください。
 一般会計から特別会計への繰り入れは169億8,000万円で、これは前年度に比べ1億4,000万円の増加となっています。引き続き、事業運営の改善、効率化を図り、各会計の一層の健全化に努めてください。
 決算審査に伴う主な意見は以上のとおりであります。詳細につきましては、審査意見書をごらんください。
 議員各位におかれましては、監査委員の意のあるところを御理解くださいますよう重ねて申し上げ、決算審査意見の大綱といたします。
○議長(草加智清) 提案理由の説明並びに監査委員の意見の発表は終わりましたが、上程中の本決算に対する質疑は後日行うことにいたします。
 次に、日程第3 議案第474号ほか34件を一括して議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 河野助役。
◎助役(河野昌弘) 提案理由を御説明申し上げます。
 なお、議案番号のみを申し上げ、事件名を省略させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 議案第474号は、下水道事業について、地方公営企業法に基づく特別会計を設けることに伴い、地方自治法に基づく特別会計を廃止するものであります。
 議案第475号は、関係政令の改正に伴い、消防団員等の公務災害補償における障害等級などについて所要の規定の整備を行うものであります。
 議案第476号は、市民交流センターに指定管理者制度を導入するものであります。
 議案第477号は、学校教育法等の改正に伴い、関係する6条例について条文の整備を行うものであります。
 議案第478号は、留守家庭児童育成センターの利用対象者を拡大するものであります。
 議案第479号は、鳴尾浜公園駐車場の使用料を改定するものであります。
 議案第480号は、JRさくら夙川南西自転車駐車場を新設するものであります。
 議案第481号は、下水道事業に地方公営企業法を適用するに当たり、基本的事項を定めるものであります。
 議案第482号は、下水道事業に地方公営企業法を適用するに当たり、下水道施設の整備、維持補修等に係る経費に充てるための基金を設置するものであります。
 議案第483号は、一般会計補正予算(第3号)で、歳入歳出からそれぞれ5億199万1,000円を減額し、歳入歳出総額をそれぞれ1,581億8,517万8,000円とするものであります。債務負担行為の補正は、津門小学校増改築事業ほか2件について限度額を8億6,129万4,000円増額するものであります。また、地方債の補正は、臨時財政対策債ほか3件について限度額を4億6,970万円増額するものであります。
 議案第484号から第493号までの10件は、国民健康保険特別会計ほか9特別会計の補正予算で、合わせて1億9,631万7,000円を追加するものであります。補正の主な内容としましては、下水道事業で4億9,157万8,000円、国民健康保険で8,787万5,000円などを追加し、介護保険で3億6,190万6,000円などを減額するものであります。地方債の補正は、下水道事業で限度額を4億3,770万円増額するものであります。
 議案第494号は、水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入で412万2,000円増額、収益的支出で1億9,416万3,000円を減額、また、資本的収入では9,000万円減額、資本的支出で1億6,025万6,000円を減額するものであります。
 議案第495号は、工業用水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入で237万7,000円増額、収益的支出で509万3,000円減額などをするものであります。
 議案第496号は、中央病院事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入で、医業収益を5億142万6,000円減額、医業外収益を1億3,639万3,000円増額、また、収益的支出で、医業費用を1億2,863万9,000円減額、医業外費用を158万5,000円減額、特別損失を1,900万円増額するものであります。
 議案第497号は、後期高齢者医療制度実施のための広域連合設置の規約を制定することについて、関係市町と協議を行うに当たり議決を求めるものであります。
 議案第498号は、訴え提起の件で、市営住宅の家賃等を長期に滞納している者などに対し、住宅の明け渡しと滞納家賃の支払いなどを求めるものであります。
 議案第499号は、自転車駐車場の指定管理者を指定するものであります。
 議案第500号は、開発行為による公共施設の帰属により、1路線について路線認定を行うものであります。
 議案第501号は、区画整理事業の進捗により、3路線について路線廃止を行うものであります。
 議案第502号は、寄附を受けた土地を元の所有者へ返還するものであります。
 以上29議案につきまして、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
 次に、報告第93号から報告第97号までの5件は、地方自治法第179条に基づく処分報告の件で、それぞれ専決処分いたしましたので、報告し、承認を求めるものであります。
 報告第93号は、学校給食会に係る職員の処分にかんがみ、市長の給料を自主減額するために条例改正を行ったものであります。
 報告第94号は、災害援護資金貸付金の請求事件訴訟について、和解が成立したものであります。
 報告第95号及び報告第96号は、訴え提起の件で、災害援護資金貸付金の滞納者への法的措置として簡易裁判所に支払い督促を申し立てたところ、債務者より督促異議の申し立てが出され、訴訟に移行したものであります。
 また、報告第97号は、報告第96号の連帯保証人への訴えを提起したものであります。
 何とぞ御承認賜りますようお願い申し上げます。
 次に、報告第98号は、地方自治法第180条の指定に基づく専決処分で、和解に係るもの1件、損害賠償の額の決定に係るもの6件について御報告するものであります。
 以上で提案説明を終わります。
○議長(草加智清) 提案理由の説明は終わりましたが、上程中の各件に対する質疑は後日行うことにいたします。
 次に、日程第4 請願第57号の紹介議員取消しの件を議題といたします。
 本請願につきましては、紹介議員中、岩下彰議員から請願の紹介議員を取り消したいとの申し出がありました。
 お諮りいたします。
 上程中の請願第57号の紹介議員取消しの件は、これを許可することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、請願第57号の紹介議員取消しの件は許可されました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 次会は、来る7日午前10時から本会議を開くことにいたします。
 なお、ただいま議場に在席の議員には、文書による開議通知を省略させていただきますので、御了承願います。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午前10時38分 散会〕