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兵庫県 西宮市

平成18年 6月(第13回)定例会−07月04日-09号




平成18年 6月(第13回)定例会
          西宮市議会第13回定例会議事日程

          (平成18年7月4日午前10時開議)


日程順序        件         名             ページ

第1                                   214
 議案第433号 議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第435号 西宮市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第436号 西宮市附属機関条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第437号 西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第438号 西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
第2                                   214
 議案第439号 平成18年度西宮市一般会計補正予算(第1号)
 議案第440号 平成18年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第1号)
第3                                   215
 議案第441号 訴え提起の件(市営住宅明渡し等請求事件)
 議案第442号 市道路線認定の件(鳴第481号線ほか8路線)
 報告第74号 処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
 報告第75号 処分報告の件〔(西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
 報告第76号 処分報告の件〔(西宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕
 報告第77号 処分報告の件{〔平成18年度西宮市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)〕専決処分}
 報告第78号 処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}
第4                                   216
 意見書案第49号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書提出の件
 意見書案第50号 次期定数改善計画の実施に関する意見書提出の件
第5                                   218
 請願第58号 西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度において、「複数志願制度」についての市民への説明責任を果たし、広く市民的論議をおこなうことを求める請願
 請願第59号 現行教育基本法を生かし、すべての子に豊かな教育を実現するための教育改革をすすめること、を求める請願
 請願第60号 教育基本法の「改正」に反対し、廃案を求める意見書提出の請願
 請願第61号 西宮市立中央病院の充実を求める請願
 請願第62号 教育基本法「改正」案の廃案を求める意見書の提出に関する請願
 請願第63号 教育基本法を活かし、子どもたちに豊かな教育を進めることを求める請願
第6                                   221
 請願第55号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する請願
 請願第56号 次期定数改善計画の実施に関する請願
第7                                   221
 陳情審査結果報告の件
第8                                   221
 議員派遣の件
第9                             (継続審査)221
 請願第57号 障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願
第10                             (継続審査)222
 総務常任委員会の所管事務調査の件
  1 市行政の総合企画及び財政運営について
  2 水道事業及び消防行政について
 市民文教常任委員会の所管事務調査の件
  1 市民サービスの向上について
  2 学校教育及び社会教育について
 厚生常任委員会の所管事務調査の件
  1 保健・医療・福祉サービスの向上について
  2 環境行政について
 建設常任委員会の所管事務調査の件
  1 建築行政について
  2 生活環境の整備について
 次期定例会の日程等議会運営に関する調査の件
 本市の環境・公害対策に関する調査の件
 少子高齢社会に対応する諸施策に関する調査の件
 都市開発、産業振興等、まちづくりに関する調査の件
 防災対策、危機管理に関する調査の件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子
 2番 佐 藤 みち子   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 3番 河 崎 はじめ   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 4番 たかはし 倫恵   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 5番 明 石 良 昭   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 6番 大川原 成 彦   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 7番 町 田 博 喜   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 8番 しぶや 祐 介   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 9番 田 中 正 剛   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
10番 木 村 嘉三郎   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
11番 上向井 賢 二   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   44番 上 谷 幸 彦
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人   45番 ざ こ 宏 一


             欠   席   議   員

               な       し


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     土木局長      浦 川 和 男
助役        藤 田 忠 穂     中央病院事務局長  永 田 幸 治
助役        河 野 昌 弘     消防局長      岸 本   正
収入役       進 木 伸次郎     水道事業管理者   平 瀬 和 彦
総合企画局長    藤 田 邦 夫     水道局次長     井 田 佳 樹
 市長室長     小 牧 信 雄     教育委員会委員長  尾 崎 八 郎
総合企画局担当理事             教育長       眞 鍋 昭 治
          吉 田   稔     教育次長      三田谷 光 治
総務局長      山 本   修     教育次長      白 土 寿 章
 総務総括室長   亀 井   健     選挙管理委員会委員長
 財務部長     是 常 孝 男               玉 置   肇
市民局長      岸 本   梓     代表監査委員    阿 部 泰 之
健康福祉局長    水 田 宗 人     監査委員      村 西   進
環境局長      藤 井 厚 夫     農業委員会会長職務代理者
都市局長      森 田   順               加 治 愼一郎


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      高 平 秀 男     課長補佐      西 岡   衛
次長        中 西 正 幸     書記        櫻 井 瑠 美
議事調査課長    市 栄 正 樹



   〔午前10時 開議〕
○議長(草加智清) おはようございます。
 ただいまから西宮市議会第13回定例会第9日目の会議を開きます。
 現在の出席議員数は45人であります。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、森池とよたけ議員及び田中正剛議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 これより日程に従い議事を進めます。
 まず、日程第1 議案第433号ほか4件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 町田博喜議員。
◆7番(町田博喜) 総務常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第433号議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第435号西宮市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第436号西宮市附属機関条例の一部を改正する条例制定の件、以上3件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告とします。
○議長(草加智清) 次に、建設常任委員長 三原憲二議員。
◆20番(三原憲二) 建設常任委員長報告。
  ただいま上程中の、議案第437号西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第438号西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件、以上2件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 上程中の各件に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第436号を除く4件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました4件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第436号の採決を行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案第436号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第2 議案第439号ほか1件を一括して議題といたします。
 両件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の議案第439号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管科目につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第439号平成18年度西宮市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管科目、議案第440号平成18年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第1号)、以上2件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 上程中の両件に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 上程中の両件は、ただいまの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案第439号ほか1件は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第3 議案第441号ほか6件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 町田博喜議員。
◆7番(町田博喜) 総務常任委員長報告。
 ただいま上程中の、報告第74号処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕、報告第75号処分報告の件〔(西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕、以上2件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、報告第74号については賛成多数をもって、報告第75号については異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、報告第76号処分報告の件〔(西宮市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕、報告第77号処分報告の件{〔平成18年度西宮市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)〕専決処分}、以上2件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の報告第78号処分報告の件{〔訴え提起の件(災害援護資金貸付金請求事件)〕専決処分}につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、建設常任委員長 三原憲二議員。
◆20番(三原憲二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第441号訴え提起の件(市営住宅明渡し等請求事件)、議案第442号市道路線認定の件(鳴第481号線ほか8路線)、以上2件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、たてがき初男議員の発言を許します。
◆37番(たてがき初男) ただいま上程中の報告第74号処分報告の件〔(西宮市市税条例の一部を改正する条例制定の件)専決処分〕について、日本共産党西宮市会議員団は、承認に反対の立場から討論を行います。
 この専決処分の問題点の1番目は、個人市民税の非課税限度額の引き下げで、均等割で一律22万円の加算額を21万円に、所得割で同じく35万円を32万円にそれぞれ引き下げるものです。これにより、新たに課税となる世帯は100件、増収額は約70万円とのことです。2番目は、土地の固定資産税の負担調整措置の見直しで、負担水準の均衡化の名のもとに底上げをするもので、これによる市民の増税負担額は600万円となります。これらの市民負担増の原因は、第164通常国会で地方税法改正案が自民党、公明党の賛成で成立したものです。小泉内閣により、定率減税、老齢控除の廃止、年金控除の減額など市民負担がふえ、市役所に1,200人もの市民が押しかけるという事態が起きています。市民の暮らしを圧迫する増税には賛成できません。
 以上です。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、報告第74号を除く6件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決、承認することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました6件はいずれも原案のとおり可決、承認されました。
 次に、報告第74号の採決を起立により行います。
 本件を原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました報告第74号は原案のとおり承認されました。
 次に、日程第4 意見書案第49号ほか1件を一括して議題といたします。
 両件に対する提出者の説明を求めます。
 西田いさお議員。
   〔西田いさお議員登壇〕
◆28番(西田いさお) ただいま上程中の、意見書案第49号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書提出の件、意見書案第50号次期定数改善計画の実施に関する意見書提出の件、以上2件の提案に当たり、僣越ながら提出者を代表して私から提案説明をさせていただきます。
 文案朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。
 まず、意見書案第49号であります。
 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)
 義務教育は、国民として必要な基礎的資質を培うものであり、教育の機会均等と全国的な義務教育水準の維持向上を図ることは国の責務である。義務教育費国庫負担制度は、「国による最低保障」の制度として、義務教育水準を確保するために不可欠な制度であり、現行教育制度の根幹をなしている。
 義務教育費にかかる経費負担については、今年度から国負担が2分の1から3分の1に変更された。3分の1にすることは、地方交付税に依存する度合いが高まることになる。今後の焦点は地方交付税であるが、「歳出・歳入一体改革」の中で削減は必至と言える。全国的な教育水準の確保や地方財政を圧迫させないためには、これ以上の国庫負担金の削減はすべきではない。
 教育予算は未来への先行投資であり、すべての子供が全国どの地域に住んでいても一定水準の教育が受けられるよう、義務教育費国庫負担制度は今後も堅持されるべきである。
 よって、国におかれては、下記の事項を実現されるよう強く要望する。
           記
 1 義務教育費国庫負担制度について、制度を堅持すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成18年7月4日
 西宮市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣であります。
 次に、意見書案第50号であります。
 次期定数改善計画の実施に関する意見書(案)
 現在の子供たちを取り巻く教育環境は、いじめ、不登校、学級崩壊、相次ぐ少年事件など、さまざまな教育課題を抱え、危機的な状況となっている。
 このような状況を克服するため、子供たち一人一人を大切にし、「教え込む」教育から「みずからともに学ぶ」教育へと質的に変革していくことが求められている。そのためには、子供と教職員がゆとりを持って、触れ合う時間を確保できるように、教職員定数を改善することが急務となっている。
 しかし、国は、総人件費改革実行計画において、公務員の中でも特に教職員の人件費削減を求めている。これが、教育論から議論されたものではなく、財政縮減のみの議論であれば、大変遺憾である。
 GDP比に占める教育費の割合や教員1人当たりの児童生徒数などに見られるように、日本の教育予算は、OECD諸国に比べて脆弱と言わざるを得ない。
 全国知事会や全国市長会等も要望されているように、「次期教職員定数改善計画の早期策定」や「教職員配置の更なる充実」が必要である。
 「教育は未来への先行投資」であり、子供たちに最善の教育環境を提供するために、国の負担・責任で、30人学級は全国一斉に実施する必要がある。
 よって、国におかれては、下記の事項を実現されるよう強く要望する。
           記
 1 義務制第8次教職員定数改善計画を実施すること。
 2 自然減を上回る教職員定数の削減を行うことなく、学校現場に必要な教職員の人員・人材を確保すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成18年7月4日
  西宮市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣であります。
 以上であります。
 何とぞ両案に対し御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。
○議長(草加智清) 提出者の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 上程中の両件に御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。
 この際、お諮りいたします。
 上程中の両件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の審査を省略することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、上程中の両件につきましては、委員会の審査を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可します。
 まず、たかはし倫恵議員。
◆4番(たかはし倫恵) 意見書案第49号に対しまして反対意見を申し述べます。
 この意見書案は、国の責任においてすべての子供が全国どの地域に住んでいても一定の水準の教育が受けられるよう義務教育費国庫負担制度の堅持を主張するものですが、私の視点は少し異なります。国と地方の関係を考えれば、これまでも、そして現在も、中央政府の中央集権的な統制のもとで、日本の義務教育制度が強力に執行されてきました。そこにはそれぞれの地方の実情に応じた教育施策を行う余地などなく、地域住民から最も遠い存在である中央省庁で意思決定がなされ、大都市から寒村に至るまで、全国一律の教育がなされてきました。中央政府の役割として、地方自治体が標準的な教育サービスを供給できるように地方交付税で最低限保障の原則に基づいて財源保障をする責任は当然あります。国の責任はきちんと果たしてもらわなくてはなりません。しかし、だからといって、地方自身が今後もこの制度にいつまでもしがみついているのは、方向性として間違っているのではないかと思います。むしろ地方の立場からすれば、教育の地方分権を進めるために、国にはナショナルミニマムの役割をしっかりと果たすように強く要求しつつ、一方で地方自治体は、財源確保としての課税権を持つなど確かな税源移譲がなされるように国に対して強く要求すべきではないでしょうか。今後、地域に即した柔軟な教育が提供できるようになることや、また、そうした教育プログラムの意思決定に個々の住民自身が参加できるようになること、教育における地方分権推進のために、この意見書案には反対といたします。
○議長(草加智清) 次に、明石良昭議員の発言を許します。
◆5番(明石良昭) ただいま上程中の意見書案第50号に対する反対討論です。
 実は、昨年の6月、同じこの議会で、30人学級に反対したんですね、私。30人学級は、皆さん御存じのとおり──一応この意見書も30人学級が基本になってますので、これを実現するということを前提に意見書を出してるわけですが、30人学級、御存じのとおり、31人になったらパックマンみたいに割れるわけですね。これに対して、昨年も同じことを申し上げたんですが、やはりちょっと問題じゃないんかなと。人数的に15人とか16人のクラスというのは本当に成り立つんかなと。同窓生が15人しかおらんわけですな。それと、男女がおるわけですから、男子8人、女子7人になるか、ちょっとわからないですけど、それは小学生のクラスとして問題あるんじゃないかなと。これが私の一番大きな意見なんですね。それと、物理的に、30人学級でやりますと、去年もこれ申し上げましたけど、実際、西宮市、60教室ぐらい要るんですね、現在でね。ことしになってまたプレハブ建ててるから、もっと厳しいかなという感じがします。よその都市は実は関係ない、ほとんど減っとるんですね。逆に言うたら余ってきてるからあれなんですが。二つの問題、一つは、30人を二つに割って、余り少ない人数の学級が本当にいいのかなと。もう一つは、西宮市独自の理由で、物理的な問題で本当に30人学級をやって大丈夫なんですか、物理的にできないんじゃないですかという、2点ですね。これは、前も同じこと、本当に全く同じことを言ってるんですが、県が出してる新教育システムとかいうことで、複数担任制ですとか、弾力的な学級編制とか、そういう方向で西宮市としては意見書を出すべきではないかなと。全国一律の30人学級というのは、西宮市にとっては余り合致しないんじゃないかなということが私の反対討論の骨子です。
 ですから、30人学級という言葉ですね、この言葉の中にシステムを全部含んでますから、それに対して反対でして、少人数に対して反対するわけやないんですけど、30人以上のクラスでも、複数担任とか教科担任によって少人数教育はできると思うんですね。そっちの方に方向性を転換するべきじゃないかということを意見として申し上げて、この意見書に反対させていただきます。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の両件のうち、意見書案第49号の採決を起立により行います。
 本件を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました意見書案第49号は原案のとおり可決されました。
 次に、意見書案第50号の採決を起立により行います。
 本件を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました意見書案第50号は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま可決されました意見書案の取り扱いにつきましては、正副議長に一任願います。
 次に、日程第5 請願第58号ほか5件を一括して議題といたします。
 各請願に対する委員長の報告を求めます。
 まず、市民文教常任委員長 西田いさお議員。
◆28番(西田いさお) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、請願第58号西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度において、「複数志願制度」についての市民への説明責任を果たし、広く市民的論議をおこなうことを求める請願、請願第59号現行教育基本法を生かし、すべての子に豊かな教育を実現するための教育改革をすすめること、を求める請願、請願第60号教育基本法の「改正」に反対し、廃案を求める意見書提出の請願、請願第62号教育基本法「改正」案の廃案を求める意見書の提出に関する請願、請願第63号教育基本法を活かし、子どもたちに豊かな教育を進めることを求める請願、以上5件につきましては、去る6月30日開催の委員会において、紹介議員から説明を聴取し、審査しました結果、いずれも賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 次に、厚生常任委員長 河崎はじめ議員。
◆3番(河崎はじめ) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の請願第61号西宮市立中央病院の充実を求める請願につきましては、去る6月30日開催の委員会において、紹介議員から説明を聴取し、審査しました結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(草加智清) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可します。
 まず、上田さち子議員。
◆25番(上田さち子) ただいま上程中の、請願第58号西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度において、「複数志願制度」についての市民への説明責任を果たし、広く市民的論議をおこなうことを求める請願、請願第59号現行教育基本法を生かし、すべての子に豊かな教育を実現するための教育改革をすすめること、を求める請願、請願第60号教育基本法の「改正」に反対し、廃案を求める意見書提出の請願、請願第62号教育基本法「改正」案の廃案を求める意見書の提出に関する請願、請願第63号教育基本法を活かし、子どもたちに豊かな教育を進めることを求める請願、以上5件につきまして、日本共産党市会議員団は賛成をします。
 その理由等につきましては、壇上にて述べたいと思います。
   〔上田さち子議員登壇〕
◆25番(上田さち子) まず、請願第58号西宮学区の公立高等学校の入学者選抜制度において、「複数志願制度」についての市民への説明責任を果たし、広く市民的論議をおこなうことを求める請願の賛成討論を行います。
 昨年12月市議会で、県教育委員会に複数志願制度を早期に導入するよう求める意見書を蒼志会、公明党議員団、政新会、にしまちネットが共同提案し、過半数を若干上回って採択されました。西宮市では、長年にわたって総合選抜制度が実施されています。地域の子供を学力で輪切りにすることなく、どの子も地域で育てるという思いから、地域の高校に通える、高校間で序列がないなど、ともに育ち合う学校として、市議会、市教委、中学校校長会、PTA協議会等が共同して守り育ててきた選抜制度です。一昨年実施された西宮市民意識調査でも、総合選抜制度を知っている市民のうち、「よい制度なので、現状のままでよい」が12.5%、「よい制度だが、改善すべき点がある」が36.2%、合わせてよい制度だと答えた市民は48.7%と半数近くに上っています。つまり、改善すべき点はあるものの総合選抜制度は支持されていること、西宮市民の中で長く根づいていることをあらわす結果となりました。問題は、南西地域や北部に公立の全日制普通科高校がなく、高校が偏在していることから、居住地に一番近い地域の高校に通学できない点の改善が求められています。
 今、兵庫県教育委員会は、高校教育改革の一つとして複数志願制度の導入を進め、神戸第3学区と姫路・福崎学区に加え、この3月には尼崎学区と明石学区への導入を発表しました。複数志願制度であれば、希望する高校に入れる、自由に高校を選択できると言いますが、本当にそうでしょうか。質疑の中で、第1志望と第2志望の合格率が99.4%で、希望する高校に入学できていると説明がありました。しかし、神戸第3学区の、例えば長田高校は、7月の進路希望調査では530人だったけれども、実際に受験したのは342人、うち合格者は320人、星陵高校では、647人が希望したけれども、実際に受験したのは385人にとどまり、合格者は304人でした。確かに受験者数に対する合格者数は90%を超す数字かもわかりませんが、結局、希望する学校の受験すらできない多くの生徒が存在することも明らかとなり、県教育委員会が説明する希望する学校に行けるという根拠は全くないこと、それどころか、不本意な入学を多くの生徒が余儀なくされる実態が判明しました。
 以上のこと等も含め、複数志願制度については、市民や保護者はもちろん、該当する生徒たちも、制度そのものをよく知りません。メリットやデメリットもわかりません。制度そのものに対する理解もなく、したがって、市民が複数志願制度を希望しているかどうかも全く不明な状況の中で、早急な導入は進めるべきではありません。今必要なのは、西宮学区で県教育委員会が検討している複数志願制度について、若い世代も含め多くの市民に説明責任を果たし、十分論議を行っていくことだと考えます。
 以上のことから、請願第58号は直ちに採択すべきです。
 次に、請願第59号現行教育基本法を生かし、すべての子に豊かな教育を実現するための教育改革をすすめること、を求める請願、請願第60号教育基本法の「改正」に反対し、廃案を求める意見書提出の請願、請願第62号教育基本法「改正」案の廃案を求める意見書の提出に関する請願及び請願第63号教育基本法を活かし、子どもたちに豊かな教育を進めることを求める請願、以上4件について、賛成の立場から日本共産党市会議員団の意見を述べます。
 この4件の請願は、いずれも教育基本法改正案に反対し、廃案を求める中身です。文部科学省は、2001年11月、中央教育審議会に対し、新しい時代にふさわしい教育基本法のあり方について諮問、2003年3月20日に答申を受けました。教育基本法が1947年3月に制定されて以来、公的な機関で見直しが論議されたのは初めてのことですが、政府、文部科学省は、この答申を踏まえて、さきの通常国会に教育基本法改正案を提出し、現在、継続審議となっているものです。
 もとより教育基本法は、日本の教育制度の根幹を定めた日本国憲法と一体の基本法であり、他の教育に関する法令のすべてが同法に基づいて制定されています。それだけに、その改正は、国民的な論議と合意を必要とするものです。
 この間の国会の論議で、改正案の持つ問題点が浮き彫りになってまいりました。
 第1は、政府は、教育基本法を全面的に改定する理由として時代の要請にこたえるためとしていますが、現行の基本法の一体どこが時代の要請にこたえられなくなっているのか、まともに事実を挙げて説明できないことです。少年犯罪や耐震偽装、ライブドア事件など、社会のありとあらゆる問題を教育のせいにして、だから教育基本法を変えないとと言っており、これほど無責任な言い分はありません。これらの問題の原因は、歴代の自民党政治が教育基本法の民主主義的な理念を棚上げにし、それに逆行する競争と管理の教育を押しつけてきたことにこそあると言わなければなりません。
 第2の問題点は、改正案では、新たに第2条で、「教育の目標」として、法律で国を愛する態度など20に及ぶ徳目を列挙し、それを学校や教職員、子供たちに強制しようとしており、憲法第19条が保障した思想、良心、内心の自由を大きく踏みにじるという問題です。法律の中に教育の目標として詳細な徳目を書き込み、その達成が義務づけられ、学校で具体的な愛国心通知表のように評価されたらどうなるでしょうか。時々の政府の意思によって特定の内容の価値観が子供たちに強制され、子供たちのやわらかな心が政府のつくる特定の鋳型にはめ込まれてしまうことになります。日本共産党は、子供たちが市民道徳を培うための教育を重視することは大切なことと考えています。しかし、これは、人格の完成を目指す教育の自主的な営みを通じて培われるべきものであり、市民道徳は法律によって義務づけられ、強制されるべきものでは決してありません。
 第3の問題点は、改正案では教育への統制が無制限となってしまうという点であり、教育の自主性と自由が根底から覆されてしまうということです。現在の教育基本法は、教育の目的について、「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」と第1条で定めています。そして、この教育の目的を実現するためには、「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行」うとし、国家権力による教育内容への不当な支配を第10条で厳しく禁止しています。さらに、第6条では、「学校の教員は、全体の奉仕者」として、国民全体に責任を負って教育の仕事に携わることを原則にしました。これは、戦前の教育が国家権力の強い統制・支配下に置かれ、教育勅語を子供たちに押しつけ、天皇のために命をささげることを強制し、やがて軍国主義一色に染め上げられていった歴史の教訓の上に立ってつくられたものです。ところが、改正案は、「国民全体に対し直接に責任を負つて」を削除し、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの」に置きかえています。さらに、「全体の奉仕者」も削っています。そして、政府が教育振興基本計画によって教育内容を数値目標も含め詳細に決め、実施し、評価することができるとしています。要するに、国が法律で命じるとおりの教育をやれ、政府が決めたとおりの計画を実行せよというのです。このように改正案は、政府による教育内容への無制限な介入、支配に道を開くものとなっていることは重大です。
 教育基本法の改正は、憲法第9条を変えて海外で戦争をする日本をつくる動きと一体のものです。憲法改定を進める勢力の言う愛国心とは、戦争をする国に忠誠を誓えというものにほかなりません。そのために教育を利用しようとしているのではないでしょうか。それは、教育基本法前文から憲法と教育基本法とが一体のものであることを明記した言葉を削除し、「平和を希求する人間の育成」という理念を取り去っていることからも明らかです。
 以上のことから、今、国会で継続審議となっている教育基本法改正案については直ちに廃案とすべきであり、そのことを求める請願第59号、請願第60号、請願第62号及び請願第63号は直ちに採択すべきです。
 以上、日本共産党議員団の各請願に対する賛成討論といたします。
○議長(草加智清) 次に、杉山たかのり議員の発言を許します。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の請願のうち、請願第61号西宮市立中央病院の充実を求める請願について、日本共産党西宮市会議員団の賛成討論を行います。
 この請願は、相次ぐ患者負担増と診療報酬の引き下げによる経営悪化、臨床研修医制度等による医師不足など、医療機関存続の危機とも言える事態が自治体病院で広がっており、西宮市立中央病院でも、経営難と一部診療科の休診の異常事態による市民の不安を懸念し、これまでの総合病院としての機能充実を求めています。
 医師不足の問題では、政府が、2017年から医師の数が必要数を上回り、過剰となる試算に基づいて医師養成を抑制してきました。ここには、医者の数がふえると医療費が増加するから抑制するという考え方があります。日本の医師数は、人口1,000人当たりではドイツやフランスの6割にすぎないのです。その中でも産科、小児科の医師不足は深刻です。人手がかかり、採算がとりにくく、医師の過密労働と体制不足による分娩でのリスクの増大などがその原因となっています。
 西宮市立中央病院は、2004年4月に小児科のベッド数を削減、2005年3月から耳鼻咽喉科を休診、2006年4月より、産婦人科において、入院、手術は休診、婦人科のみの外来に、そして、最近では整形外科医が1名欠員となるなどの状況となっています。
 中央病院は、2003年度より経営健全化計画を実施していますが、一部診療科の休診、患者数の減少などにより、目的の不良債務の解消には至らず、2006年度より5カ年の第2次経営健全化計画に取り組み、収益の安定化と費用の削減に取り組み、経営体質の強化を図るとしています。この中で、総合病院としてすべての診療科、診療機能を提供することがますます困難になっており、内科や外科、整形外科を中心に、当院の得意とする分野に機能を特化していく方向を目指したいとしています。
 6月30日の厚生常任委員会で、中央病院は、医師の確保について、耳鼻咽喉科は要請中で何とか年度内に確保していく、整形外科は10月には医師4人体制ができる、産科医師が減っており、難しいと答えています。得意分野への特化を目指しているとはいえ、現在休診となっている診療科を再開させるために引き続き努力をしています。この厚生常任委員会で請願に反対の立場をとった委員は、当局の機能特化を尊重する、診療科ごとに必要かどうか検討すべき、どの科も安心してかかれるということに反対、何でも戻せというのは反対などの趣旨の理由を挙げています。
 当局の資料によると、西宮市内の産科、産婦人科は、23の病院、診療所のうち、入院施設がないものが約6割あります。日本産科婦人科学会調査の全国平均の35%を大きく上回っています。また、産科、婦人科の医師数は、2002年度64人から2004年度60人に7%減少。これも、厚生労働省が調査をしている2000年から2004年、4年間で産婦人科医が4%減少していることに対しても、同じく大きく上回っています。
 今後、医師不足が続けば、必要なときに必要な医療サービスが受けられなくなるのではないかという不安が生じる、こういうことからも、市民の立場から、公立病院として特に医師不足となっている診療科を確保するとともに、総合病院としての機能充実を求めることは当たり前の願いではないでしょうか。
 よって、請願第61号西宮市立中央病院の充実を求める請願については採択をすべきです。
 以上、日本共産党市会議員団の賛成討論といたします。
○議長(草加智清) 通告による討論は終わりましたが、他に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により3回に分けて行います。
 まず、上程中の各請願のうち、請願第58号の採決を起立により行います。
 本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該請願について採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願第58号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、請願第61号の採決を起立により行います。
 本請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該請願について採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願第61号は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、請願第59号、請願第60号、請願第62号及び請願第63号、以上4件の採決を起立により行います。
 各請願に対する委員長の報告は不採択でありますので、当該各請願について採決いたします。
 各請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立少数であります。
 よって、ただいま採決いたしました請願4件は不採択とすることに決定いたしました。
 次に、日程第6 請願第55号ほか1件を一括して議題といたします。
 両請願は、先ほど意見書が可決されたことにより既に請願の趣旨が達せられたものと認めます。
 よって、上程中の両請願は採択されたものとみなすことにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、両請願は採択されたものとみなされました。
 次に、日程第7 陳情審査結果報告の件を議題といたします。
 陳情第80号ほか5件の陳情につきましては、担当常任委員会において審査願っておりましたところ、担当常任委員長から議長に対して、お手元に配付のとおりの審査結果報告が提出されましたので、この際、御報告いたします。
 次に、日程第8 議員派遣の件を議題といたします。
 本件につきましては、会議規則第120条の規定に基づき、お手元配付のとおり各市等へ議員を派遣しようとするものであります。
 よって、お諮りいたします。
 お手元配付のとおり議員を派遣することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 いま1点、お諮りいたします。
 ただいま決定された議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 次に、日程第9 請願第57号を議題といたします。
 本請願につきましては、厚生常任委員会において審査願っておりますが、担当の委員長から、今期定例会中に審査を終了する見込みがないため閉会中の継続審査とされたい旨、申し出がありました。
 よって、継続審査についてお諮りいたします。
   〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 杉山議員。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の請願第57号障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度になるようその充実を求める請願について、ただいま議長から継続審査との報告がありましたが、日本共産党西宮市会議員団は、継続審査ではなく、直ちに採択すべきとの立場から意見を申し上げます。
 この請願は、この4月からスタートした障害者自立支援法が、支援費制度が実施されてわずか3年しかたっていないのに、十分な準備期間もなく実施され、しかも、その理由が、政府の財政対策を優先させたもので、定率負担の導入、施設利用者に食費や居住費の自己負担を求めることなど障害が重いほど負担が重たくなるなど、自立支援の名のもとに自立への道を大きくおくらせることになりかねないとして、市として周知徹底を強めること、市の支援策をとること、今後の問題として障害区分認定や地域生活支援事業の改善など、制度の充実を求めています。
 4月より1割負担が導入をされて、例えば名神あけぼの園では、これまで一月3万円ほどの工賃収入となっていたものが、利用料と食事代で2万3,000円ほど差し引かれたということで、利用者から切実な声が上がっています。これが他の通所施設なら、工賃収入は1万円前後が通常で、逆に差し引き利用料を支払わなければならなくなります。
 健康福祉局では、4月1日以降の実態をほとんどつかんでおらず、名神あけぼの園でのこの状況も答弁できませんでしたが、移動介護での利用控えが生じていることや、通所施設では、報酬が月額から日額単位に変わり、収入が100万円以上も減っているところがあると、課題としての答弁がありました。請願の継続審査を主張する委員は、実態調査がまだなどの理由を述べられました。しかし、現に障害者団体から請願という形で、問題があるとして改善を求めています。
 きょうされんという団体の4月3日発表の調査結果では、1割の利用負担から、退所者が124人、退所検討が205人と、回答のあった施設、事業所の在籍者の2.58%にも上る人が利用の断念をしたり検討をしています。また、自治体の施策では、調査した893自治体のうち15%に当たる128自治体で利用料や医療費に対する独自の軽減策、民間通所施設等の運営補助などの支援策をとっており、現時点でも請願項目が、いずれも直ちに取り組むべき内容を持った項目であることは明白であります。
 よって、請願第57号障害者自立支援法が真に障害者の自立を支える制度となるようその充実を求める請願は、継続審査ではなく、採択すべきです。
 以上、日本共産党市会議員団の意見といたします。
○議長(草加智清) 継続審査について起立によりお諮りいたします。
 請願第57号は、これを閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(草加智清) 起立多数であります。
 よって、請願第57号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、日程第10 総務常任委員会の所管事務調査の件ほか8件を一括して議題といたします。
 各件につきましては、それぞれ担当の委員会において調査願っておりますが、各担当の委員長から、今期定例会中に調査を終了する見込みがないため閉会中の継続審査とされたい旨の申し出がありました。
 よって、お諮りいたします。
 上程中の9件は、閉会中の継続審査とすることにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、上程中の9件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 以上で本日の議事日程は全部終了し、今期定例会に付された事件はすべて議了いたしました。
 よって、お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、あす5日までと議決されておりますが、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(草加智清) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。
 閉会に際し、市長のあいさつがございます。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 第13回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会におきましては、正副議長を初め、各種委員の選任もめでたく終了いたしまして、まことに御同慶にたえません。また、提出議案につきましては、慎重な御審議の上、御協賛を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
 御審議に際しまして承りました貴重な御意見、御要望などにつきましては、今後、十分に留意いたしまして、その執行に万全を期したいと考えております。
 天候不順、また暑さに向かう折から、議員の皆様におかれましては、健康にはくれぐれも御留意をいただきたいと思います。
 今後とも本市の市政発展のために一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。
○議長(草加智清) これをもって本日の会議を閉じ、今期定例会を閉会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午前10時57分 閉会〕