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兵庫県 西宮市

平成18年 3月(第12回)定例会−03月24日-08号




平成18年 3月(第12回)定例会
          西宮市議会第12回定例会議事日程

          (平成18年3月24日午後1時開議)


日程順序        件         名             ページ

第1                                   264
 議案第336号 西宮市国民保護協議会条例制定の件
 議案第337号 西宮市国民保護対策本部及び西宮市緊急対処事態対策本部条例制定の件
 議案第338号 西宮市一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第339号 市長、助役及び収入役等の給与条例等の一部を改正する条例制定の件
 議案第340号 西宮市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第341号 議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第342号 西宮市職員の特殊勤務手当に関する条例制定の件
 議案第343号 西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第344号 西宮市農業共済条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第345号 西宮市立山東自然の家条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第346号 西宮市立介護老人保健施設条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第347号 西宮市立養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第348号 西宮市あけぼの基金条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第349号 西宮市総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第350号 西宮市立デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第351号 西宮市附属機関条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第352号 西宮市食品衛生法の施行等に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第353号 西宮市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第354号 西宮市手数料条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第355号 西宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第356号 西宮市斜面地等における建築物の制限に関する条例制定の件
 議案第357号 西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第358号 西宮市営住宅条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第359号 西宮市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第360号 西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第361号 西宮市水路管理条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第417号 西宮市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件
第2                                   267
 議案第362号 平成18年度西宮市一般会計予算
 議案第363号 平成18年度西宮市国民健康保険特別会計予算
 議案第364号 平成18年度西宮市食肉センター特別会計予算
 議案第365号 平成18年度西宮市農業共済事業特別会計予算
 議案第366号 平成18年度西宮市下水道事業特別会計予算
 議案第367号 平成18年度西宮市区画整理清算費特別会計予算
 議案第368号 平成18年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計予算
 議案第369号 平成18年度西宮市市街地整備事業特別会計予算
 議案第370号 平成18年度西宮市公共用地買収事業特別会計予算
 議案第371号 平成18年度西宮市老人保健医療事業特別会計予算
 議案第372号 平成18年度西宮市介護保険特別会計予算
 議案第373号 平成18年度西宮市競輪事業清算費特別会計予算
 議案第374号 平成18年度西宮市鳴尾外財産区特別会計予算
 議案第375号 平成18年度西宮市集合支払費特別会計予算
 議案第376号 平成18年度西宮市水道事業会計予算
 議案第377号 平成18年度西宮市工業用水道事業会計予算
 議案第378号 平成18年度西宮市立中央病院事業会計予算
第3                                   282
 議案第418号 平成17年度西宮市一般会計補正予算(第8号)
 議案第419号 平成17年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 議案第420号 平成17年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第3号)
 議案第421号 平成17年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)
 議案第422号 平成17年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
 議案第423号 平成17年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第3号)
 議案第424号 平成17年度西宮市市街地整備事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第425号 平成17年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第426号 平成17年度西宮市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第427号 平成17年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第4号)
 議案第428号 平成17年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第2号)
 議案第429号 平成17年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第5号)
第4                                   283
 議案第379号 指定管理者指定の件(西宮市民会館ほか2施設)
 議案第380号 指定管理者指定の件(西宮市甲東ホール)
 議案第381号 指定管理者指定の件(西宮市立北口駐車場)
 議案第382号 指定管理者指定の件(市立大箇市民館ほか21施設)
 議案第383号 指定管理者指定の件(西宮市立芦乃湯会館)
 議案第384号 指定管理者指定の件(西宮市立市民ギャラリーほか1施設)
 議案第385号 指定管理者指定の件(西宮市立中央体育館ほか8施設)
 議案第386号 指定管理者指定の件(西宮市立山東自然の家)
 議案第387号 指定管理者指定の件(西宮市立西宮老人福祉センターほか1施設)
 議案第388号 指定管理者指定の件(西宮市立甲子園口デイサービスセンターほか4施設)
 議案第389号 指定管理者指定の件(西宮市立高須デイサービスセンター)
 議案第390号 指定管理者指定の件(西宮市立今津南デイサービスセンター)
 議案第391号 指定管理者指定の件(西宮市立芦原デイサービスセンターほか1施設)
 議案第392号 指定管理者指定の件(西宮市立介護老人保健施設すこやかケア西宮)
 議案第393号 指定管理者指定の件(西宮市立母子生活支援施設ほか1施設)
 議案第394号 指定管理者指定の件(西宮市立北山学園)
 議案第395号 指定管理者指定の件(西宮市立授産所名神あけぼの園)
 議案第396号 指定管理者指定の件(西宮市立授産所武庫川すずかけ作業所)
 議案第397号 指定管理者指定の件(身体障害者福祉センターほか1施設)
 議案第398号 指定管理者指定の件(知的障害者通所更生施設いずみ園)
 議案第399号 指定管理者指定の件(西宮市立母子福祉センター)
 議案第400号 指定管理者指定の件(西宮市立鳴尾東留守家庭児童育成センターほか40施設)
 議案第401号 指定管理者指定の件(西宮市応急診療所)
 議案第402号 指定管理者指定の件(西宮市満池谷火葬場)
 議案第403号 指定管理者指定の件(西宮市満池谷納骨堂)
 議案第404号 指定管理者指定の件(西宮市立満池谷墓地ほか5施設)
 議案第405号 指定管理者指定の件(西宮市満池谷斎場)
 議案第406号 指定管理者指定の件(甲山自然の家ほか3施設)
 議案第407号 指定管理者指定の件(西宮市北山公園ほか1施設)
 議案第408号 指定管理者指定の件(西宮市西宮中央運動公園有料公園施設ほか7施設)
 議案第409号 指定管理者指定の件(愛宕山住宅ほか76施設)
 議案第410号 平成18年度西宮市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定める件
 議案第411号 水稲無事もどし金交付に関する件
 議案第412号 平成16年度一般会計繰入金処理の件
 議案第413号 訴え提起の件(市営住宅明渡し等請求事件)
 議案第414号 市道路線認定の件(西第1404号線ほか5路線)
 議案第415号 市道路線変更の件(幹第32号線ほか2路線)
 議案第416号 市道路線廃止の件(西第820号線)
第5                                   287
 議案第431号 西宮市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件
第6                                   287
 議案第432号 人権擁護委員の候補者推薦の件
第7                                   287
 意見書案第46号 道路整備の財源確保等を求める意見書提出の件
 意見書案第47号 出資法の上限金利の引き下げ等を求める意見書提出の件
第8                                   290
 請願第54号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める請願
第9                                   290
 陳情審査結果報告の件
第10                                   290
 議員派遣の件
                                  付託区分
第11                                   290
 議案第430号 西宮市立中央病院条例等の一部を改正する条例制定の件 (厚  生)
第12                       (中間報告)(継続審査)291
 本市の環境・公害対策に関する調査の件
 少子高齢社会に対応する諸施策に関する調査の件
 都市開発、産業振興等、まちづくりに関する調査の件
 防災対策、危機管理に関する調査の件
第13                             (継続審査)291
 総務常任委員会の所管事務調査の件
  1 市行政の総合企画及び財政運営について
  2 水道事業及び消防行政について
 市民文教常任委員会の所管事務調査の件
  1 市民サービスの向上について
  2 学校教育及び社会教育について
 厚生常任委員会の所管事務調査の件
  1 保健・医療・福祉サービスの向上について
  2 環境行政について
 建設常任委員会の所管事務調査の件
  1 建築行政について
  2 生活環境の整備について
 次期定例会の日程等議会運営に関する調査の件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子
 2番 佐 藤 みち子   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 3番 河 崎 はじめ   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 4番 たかはし 倫恵   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 5番 明 石 良 昭   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 6番 大川原 成 彦   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 7番 町 田 博 喜   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 8番 しぶや 祐 介   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 9番 田 中 正 剛   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
10番 木 村 嘉三郎   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
11番 上向井 賢 二   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   44番 上 谷 幸 彦
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人   45番 ざ こ 宏 一


             欠   席   議   員

               な       し


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     中央病院事務局長  永 田 幸 治
助役        藤 田 忠 穂     消防局長      岸 本   正
助役        河 野 昌 弘     水道事業管理者   平 瀬 和 彦
収入役       進 木 伸次郎     水道局次長     井 田 佳 樹
総合企画局長    安 富   保     教育委員会委員長  尾 崎 八 郎
 市長室長     小 牧 信 雄     教育長       眞 鍋 昭 治
総務局長      山 本   修     教育次長      屋 代 鶴 夫
総務総括室長    亀 井   健     教育次長      三田谷 光 治
 財務部長     高 平 秀 男     選挙管理委員会委員長
市民局長      岸 本   梓               玉 置   肇
健康福祉局長    藤 田 邦 夫     代表監査委員    阿 部 泰 之
環境局長      藤 井 厚 夫     監査委員      村 西   進
都市局長      中 島 武 彦     農業委員会会長職務代理者
土木局長      浦 川 和 男               加 治 愼一郎


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      斉 藤 啓 輔     調査課長      大 西 範 幸
次長        中 西 正 幸     議事課課長補佐   西 岡   衛
議事課長      市 栄 正 樹     議事課係長     野 田 理 恵



   〔午後1時 開議〕
○議長(小林光枝) ただいまから西宮市議会第12回定例会第8日目の会議を開きます。
 現在の出席議員数は45人であります。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、美濃村信三議員及び草加智清議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 これより日程に従い議事を進めます。
 日程第1 議案第336号ほか26件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 たてがき初男議員。
◆37番(たてがき初男) 総務常任委員長報告を申し上げます。
 ただいま上程中の、議案第336号西宮市国民保護協議会条例制定の件、議案第337号西宮市国民保護対策本部及び西宮市緊急対処事態対策本部条例制定の件、議案第338号西宮市一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第339号市長、助役及び収入役等の給与条例等の一部を改正する条例制定の件、議案第340号西宮市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第341号議会議員その他非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第342号西宮市職員の特殊勤務手当に関する条例制定の件、以上7件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳しく説明を聞き取り、提出された関係資料をもとに審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上であります。
○議長(小林光枝) 次に、市民文教常任委員長 石埜明芳議員。
◆23番(石埜明芳) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第343号西宮市医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件、議案第344号西宮市農業共済条例の一部を改正する条例制定の件、議案第345号西宮市立山東自然の家条例の一部を改正する条例制定の件、以上3件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、厚生常任委員長 田中正剛議員。
◆9番(田中正剛) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第346号西宮市立介護老人保健施設条例の一部を改正する条例制定の件、議案第347号西宮市立養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例制定の件、議案第348号西宮市あけぼの基金条例の一部を改正する条例制定の件、議案第349号西宮市総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第350号西宮市立デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第351号西宮市附属機関条例の一部を改正する条例制定の件、議案第352号西宮市食品衛生法の施行等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第353号西宮市都市公園条例の一部を改正する条例制定の件、議案第354号西宮市手数料条例の一部を改正する条例制定の件、議案第355号西宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第417号西宮市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件、以上11件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、議案第348号、議案第349号、議案第350号及び議案第417号については賛成多数をもって、他はいずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、建設常任委員長 つかだ誠二議員。
◆39番(つかだ誠二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第356号西宮市斜面地等における建築物の制限に関する条例制定の件、議案第357号西宮市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第358号西宮市営住宅条例の一部を改正する条例制定の件、議案第359号西宮市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定の件、議案第360号西宮市自転車駐車場の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第361号西宮市水路管理条例の一部を改正する条例制定の件、以上6件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可いたします。
 まず、佐藤みち子議員の発言を許します。
   〔佐藤みち子議員登壇〕
◆2番(佐藤みち子) ただいま上程中の議案第336号西宮市国民保護協議会条例制定の件、議案第337号西宮市国民保護対策本部及び西宮市緊急対処事態対策本部条例制定の件、議案第348号西宮市あけぼの基金条例の一部を改正する条例制定の件、議案第349号西宮市総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第350号西宮市立デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第417号西宮市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件、以上6件について日本共産党西宮市会議員団は反対をします。また、議案第339号市長、助役及び収入役等の給与条例等の一部を改正する条例制定の件については、反対はしませんが、意見を述べます。
 議案第336号西宮市国民保護協議会条例制定の件、議案第337号西宮市国民保護対策本部及び西宮市緊急対処事態対策本部条例制定の件に反対の立場で意見を申し上げます。なお、これに関連する陳情第78号西宮市国民保護協議会条例等に関する陳情には賛成の意見もあわせて申し上げます。
 この二つの条例案は、いわゆる有事関連法の一つ、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律の規定によって西宮市も2006年度中に国民保護計画の策定が求められているもので、それに必要なものを定めるための条例を提案しているものです。国民保護計画とは、国民の保護のための措置を行う実施体制、住民の避難や救援などに関する事項、平素において備えておくべき物資や訓練等に関する事項を定めるもので、武力攻撃事態等において国民を保護するとしています。この武力攻撃事態等は、一つには、文字どおりどこかから武力攻撃される事態をいい、もう一つは、武力攻撃事態には至っていないが、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態をいうとしています。政府の国民の保護に関する基本指針によれば、着上陸侵攻の場合の特徴は、地域が広範で比較的長期に及ぶ、武力攻撃予測事態において住民の避難を行う、弾道ミサイル攻撃の場合は、攻撃目標を特定することは極めて困難、極めて短時間で着弾する、さらに、弾頭の種類の特定は困難としています。要するに、武力攻撃事態はいろいろ想定できるが、いざとなったら時間もないし、何が来るかわからんということです。また、内閣官房が発行している武力攻撃やテロなどから身を守るためにという国民向け啓発冊子では、核爆発の場合の留意点として、閃光や火球が発生した場合には失明するおそれがあるので見ないでくださいと、非科学的な時代錯誤のことまで大まじめで書いてあります。また、自衛隊については、主たる任務であるが、武力攻撃の排除を全力で実施するとともに、国民保護措置については、これに支障の生じない範囲で住民の避難、救援の支援を可能な限り実施するとあります。また、アメリカ軍も戦闘態勢につきますが、その行動については知る由もありません。どこから何がどのように攻めてくるかさっぱりわからない上に、自衛隊やアメリカ軍の行動もわからない、何もわからないのに国民保護計画だけはつくっておこうという、全くでたらめなものです。
 国民保護計画の次の問題点は、市民の自由と権利の問題です。武力攻撃事態法第3条4項は、「武力攻撃事態等への対処においては、日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず」としながらも、当該武力攻撃事態等に対処するため、これに制限が加えられるとしています。確かにこの制限は必要最小限としていますが、内閣官房担当官からは、その基準はその時々によるという回答からも明らかなように、武力攻撃事態等への対処が最優先され、国民の自由と権利が制限されることは明らかです。このたび兵庫県が発表した兵庫県国民保護計画案に対して、兵庫県弁護士会は、人権保障に関する具体的な言及がほとんどなく、極めて不十分な内容であると、反対の声明文を発表しているとおりです。
 日本が武力攻撃されるような事態が起こる可能性について、政府自身も万々が一と言うほど、可能性は全くありません。日本が攻めてこられないのに有事関連法を制定させた理由や背景は、1997年に日米政府間で合意をした新ガイドラインにあります。新ガイドラインは三つの取り決めを行っています。一つ、平素からの協力、二つ、周辺事態での協力、三つ、日本有事での協力です。この中の周辺というのは、日本近海だけではなく、中東までもが周辺と政府が答弁しています。自衛隊元幹部が、我が国が直接攻撃される事態があるとすれば、それは我が国の米軍基地から出撃する米軍を周辺事態法──戦争法に基づき後方支援する場合だと言っているように、アメリカが引き起こす戦争に日本が協力、参戦し、そのことによって日本に武力攻撃事態等が起こることになるというものです。そのときのために日ごろから避難訓練を実施して市民の意識を戦争に向け、協力させよというねらいが明らかです。戦争は、起こることを想定するよりも、いかに起こさせないかの対策をとる方がはるかに有効であることは、余りにも明らかなことです。具体的には、日本が憲法を守り、第9条どおりの政治を実行しておれば、有事などは起こり得ない問題です。アメリカの協力をやめれば、武力攻撃事態等もなくなり、国民保護計画も必要なくなります。特に西宮市は、平和非核都市宣言をしており、戦争を想定した議案第336号及び337号に反対です。
 議案第348号西宮市あけぼの基金条例の一部を改正する条例制定の件です。
 西宮市あけぼの基金条例は、第1条、「西宮市立授産所名神あけぼの園における工賃の財源に充てるため」、第4条、「基金は、工賃の財源が不足する場合において、当該不足額の財源に充てるときに限り、処分することができる」と、工賃とその財源不足のために設置されました。今回、条例改正の理由として、県の補助金が不採択になったために、名神あけぼの園のクリーニングプレス機5台を購入するため913万円を取り崩すとしています。あけぼの園の1人当たりの工賃は月平均で2万1,000円、安定した事業運営で、今まで基金を取り崩したことはなく、現在の基金残高は4,175万8,000円です。今回、基金の4分の1を取り崩すことになりますが、障害者自立支援法が成立し、障害者を取り巻く環境が今後どうなっていくのか予測がつかない状況で、安易に基金を取り崩すことは問題です。補助金が不採択になったのなら、一般財源を使って設備の更新をするべきです。
 議案第349号西宮市総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件、議案第350号西宮市立デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定の件です。
 障害者福祉を大きく変える法律である障害者自立支援法が、2005年10月31日、特別国会において、共産党、民主党、社民党の反対、与党の自民党、公明党の賛成で成立し、2006年4月から順次施行されることになっています。身体、知的、精神の3障害に対する福祉サービスの提供の一元化など、関係者の声を反映した部分もあります。しかし、障害者福祉にも自己責任と競争原理を徹底して、国の財政負担の削減を推し進めようとする小泉構造改革のもとで、多くの問題点を抱える制度になっています。とりわけ重大な問題は、利用料は能力に応じて負担するという応能負担を、利用したサービス量に応じて負担するという応益負担へと転換したことです。障害者が人間として当たり前の生活をするために必要な支援を益とみなして負担を課すという応益負担は、憲法や福祉の理念に反します。現在、デイサービスを利用している障害者の負担は、総合福祉センターでは1名が4,000円を負担しているだけで、他の人は無料です。また、市立デイサービスでは、支援費制度で1日6,000円ですが、ほとんどの人が無料です。利用料は4月1日から自立支援で定率1割負担、400円から600円になり、通所施設では新たに食費の負担がかかります。他の自治体は、重い負担に対処するために、横浜市は、所得の低い障害者は自己負担を全額市が助成することを決めました。京都市も、国基準の負担額を半分にする独自の軽減措置を実施します。自治体にも憲法25条が保障する障害者が人間らしく生きる権利を守る責任があります。西宮市でも市独自の減免制度をつくるべきです。
 議案第417号西宮市介護保険条例の一部を改正する条例制定の件です。
 この条例案は、西宮市介護保険事業計画に基づき、2006年度から2008年度までの3年間の保険料額を定めるものです。昨年10月に介護保険法が改悪され、介護施設や通所施設の居住費や食費など自己負担額がふえ、新年度は、新予防給付や地域支援事業による事業費の増額が実施されます。これにより、全国の自治体で65歳以上の高齢者の介護保険料が引き上げられます。西宮市では、これまで保険料段階を5段階とし、6年前には基準額である第3段階の月額を2,934円とし、3年前の改定時もこの金額が据え置かれました。今回の改定では、保険料段階を現行の第2段階を細分化し、市の裁量で新たに第7段階を設け、基準額である第4段階の月額を3,993円としています。改定額は1,059円、36.1%の引き上げとなり、高齢者にとっては大幅な負担増となります。自治体によっては、保険料をさらに細分化したり、一般財源を投入するなど、保険料の引き下げや低所得者対策を行っているところもあり、西宮市としてもっと努力をするべきです。日本共産党は、介護保険料は高齢者にとって限界に来ており、新たな負担増は認めるわけにはいきません。
 以上、議案第348号、349号、350号、417号に反対します。
 また、議案第339号市長、助役及び収入役等の給与条例等の一部を改正する条例制定の件は、反対をするものではありませんが、意見を申し上げます。
 山田市長は、財政難を口実に市民福祉金など弱者への福祉を強引にはぎ取ってきました。市の財政難の理由は、今まで我が党が何回も指摘したように、震災復興という名目で大型開発を一気に進めたことが原因です。市民にとって何の原因も責任もありません。しかし、市長は、やっと第3次行革で退職金の2割減額を提案してきました。震災や長引く不況で、多くの中小企業では真っ先に社長の給料を減額し、ボーナスはなしというところが幾らでもあります。しかし、市長は、4年ごとに3,000万円近い退職金を受け取るという、市民感情とは全くかけ離れたことになっています。今回の条例改正により2割減額されても、退職金は2,372万7,000円にもなります。市民福祉金の削減が苦渋の選択と言うのであれば、市長の退職金は全額返上するぐらいの決断があってしかるべきではなかったでしょうか。
 以上、日本共産党西宮市会議員団の反対意見及び意見とします。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、たかはし倫恵議員の発言を許します。
◆4番(たかはし倫恵) 議案第336号及び第337号について発言いたします。
 平成15年6月、有事関連三法が成立し、その翌年、国民保護法が成立しました。これを受けて、本議案は、自治体においても国民保護計画を策定するために、国民保護協議会及び対策本部の設置を条例で整備するというものであります。本件が国の法定受託義務であることは十分承知しておりますが、私たちの国日本には、国の最高法規である憲法があります。憲法では、その9条で明確に戦争放棄を唱えるとともに、憲法全体を通して基本的人権の尊重、主権在民、平和主義の原則を訴えています。有事法制は、戦争が起こることを既に想定した法律であり、憲法の観点に立てば、有事法制の方が憲法の基本精神に反すると言えるのではないでしょうか。また、私たちの町西宮は、全国でも非常に早い時期の昭和58年、平和非核都市宣言をした町でもあります。当時の開明的な方々が本市の将来に希望を託し、つくってくださったものと思います。西宮市としては、国や県の方針決定に唯々諾々と従うのではなく、もう一度自治体として立つ位置を見きわめ、慎重に対処すべきかと思いますので、今回の採決は、私は見送りたいと思います。
○議長(小林光枝) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。
   〔発言を求める者あり〕
○議長(小林光枝) 明石議員。
◆5番(明石良昭) 現在上程中の議案第336号、337号の総務常任委員会での採決のときに、私は、この条例を審議するだけの軍事上の知識を持ち合わせないという理由において、採決から退場いたしましたので、本会議でも退場させていただきます。
 以上です。
○議長(小林光枝) ほかにございませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により3回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第336号、議案第337号、議案第348号、議案第349号、議案第350号及び議案第417号の6件を除く21件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案21件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第348号、議案第349号、議案第350号及び議案第417号の4件の採決を起立により行います。
 各件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案4件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第336号及び議案第337号の2件の採決を起立により行います。
 両件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第336号及び議案第337号の両件は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第2 議案第362号ほか16件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長 谷口哲司議員。
   〔谷口哲司議員登壇〕
◆33番(谷口哲司) 予算特別委員長報告。
 ただいま上程中の議案第362号ほか16件につきまして委員長報告を申し上げます。
 本委員会は、去る3月10日開催の本会議におきまして、平成18年度の一般会計、特別会計及び企業会計の当初予算案を審査するため、議長を除く全議員を委員として設置されたものであります。
 同日、本会議終了後、議長により招集された委員会におきまして、まず、正副委員長の互選が行われ、委員長には私、谷口哲司、副委員長には、たてがき初男議員、石埜明芳議員、田中正剛議員、つかだ誠二議員がそれぞれ選任されたのであります。続いて、審査方法について協議いたしました結果、慣例に基づき、常任委員会単位による4分科会によって審査を行うことに決しました。また、分科会の運営につきましては、かねてからの申し合わせに従い、副委員長が所管分科会の主査を兼ね、常任委員会副委員長にはそれぞれの所管分科会の副主査をお願いすることとなったのであります。
 その後、去る16日から22日の4日間にわたり各分科会を開催し、鋭意審査を願っておりましたところ、一昨日22日に各分科会主査から審査を終了したとの報告を受けたのであります。
 そして、本日午前に予算特別委員会を開催し、各分科会主査報告を聴取し、討論、採決を行いました結果、議案第362号、議案第364号及び議案第372号の3件については賛成多数をもって、その他はいずれも異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。
 以上、予算特別委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可いたします。
 まず、上田さち子議員の発言を許します。
   〔上田さち子議員登壇〕
◆25番(上田さち子) ただいま上程中の諸議案のうち、議案第362号2006年度西宮市一般会計予算、議案第364号2006年度西宮市食肉センター特別会計予算、議案第372号2006年度西宮市介護保険特別会計予算、以上3件につきまして日本共産党西宮市会議員団は反対をし、以下、反対討論を行います。
 民主党永田議員によるメール問題で混乱する中、定率減税の全廃や医療改悪など、国民生活に大きな負担増を押しつける2006年度国家予算が自民、公明両党の賛成多数で可決されました。小泉構造改革の総仕上げ予算と言われていますが、特に増税は3兆4,000億円規模で、恒久的措置とされた定率減税は廃止する一方、同じ法律で措置された法人税率の引き下げや所得税の最高税率引き下げには手をつけない、全く道理に合わない、庶民に大増税を押しつける予算と言わなければなりません。西宮市でも、定率減税の縮減や老年者控除の廃止、公的年金等控除の縮小等により、約14億円もの市民税の増収、裏を返せば市民への増税となってあらわれています。このことは市民税だけにとどまらず、市営住宅家賃や国民健康保険料等にもはね返り、とりわけ高齢者の暮らしを直撃することにもつながっていきます。さらに、障害者自立支援法や介護保険法の改悪等で、社会的弱者と言われる方々の負担は一気に増加し、今後、消費税を2けたに増税する計画などもあわせ、格差社会に一層拍車をかける内容となっていることも重大です。
 このような悪政が強行される中で、西宮市の2006年度予算案の審議が行われました。総額2,904億8,000万円に上る予算案について、私たち日本共産党議員団は、小泉構造改革がもたらした生活破壊の政治から市民の命と暮らしを守る予算かどうか、町づくりの失政から招いた人口急増問題、とりわけ子育て環境の改善にどう取り組んでいるか、また、不要不急の開発に歯どめがかけられているかなど、市民の目線に立って各予算分科会で質疑を行ってまいりました。新年度は、小学校35人学級の2年生まで拡大、保育所入所枠拡大や4カ所で学童の増築、JR甲子園口と阪急阪神国道駅へのエレベーター設置、介護保険料の減免制度の拡充など、毎年我が党が予算要望している項目も盛り込まれたことは評価するものです。しかし、予算案全体としては、財政危機を口実にした第3次行財政改善実施計画断行で市民サービスをばっさり切り捨てる、情け容赦のない予算案となっており、到底認めることはできません。
 以下、主な問題点及び反対箇所について述べたいと思います。
 第1は、弱者をねらい撃ちした行革強行予算だということです。山田市長は、2005年度から2008年度の4カ年にわたり第3次行財政改善実施計画、いわゆる第3次行革を断行するとして、2005年度は内部管理経費を削減、そして、2006年度からは、市民サービスを切り捨てるものとして、敬老祝い金の廃止など敬老事業の見直し、保育所保育料の値上げ、幼稚園保育料の値上げと減免縮小、市民福祉金の50%削減を初め、原爆被爆者扶助費の50%削減、生活保護被保護者見舞金の廃止、特定疾患患者見舞金減額など市単独扶助費の見直しで5億1,491万円、生活保護世帯への水道料金、下水道使用料の基本額免除の廃止で6,258万円など、高齢者、障害者、生活保護受給者、子育て世代など、地方自治体として本来支援しなければならない方々への施策の廃止、削減、負担増を一気に進めていることです。代表質問で我が党の杉山議員が、西宮市では生活保護受給世帯や就学奨励金受給世帯、さらに国民健康保険料が払えず滞納する世帯もふえているなど、低所得者の増大が進行し、社会的格差が拡大している実態を明らかにしましたが、まさに今回の第3次行革は、これに追い打ちをかけるものとして許すことはできません。
 それでは、西宮市は、今、社会的弱者と言われている方々へのサービスをばっさり切り捨てなければならないほどの財政状況でしょうか。私たち日本共産党議員団は、毎年1,000億円以上の一般財源を確保できる、基本的に財政力豊かな自治体であることから、これ以上の不要不急の開発を精査すれば、財政を立て直しながら福祉を守ることができるという認識に立つものです。西宮市は、第3次行革を進めるに当たり、赤字再建団体への転落を阻止するとしましたが、市長の新年度の行政方針からは、赤字再建団体、この文字が消え、与党会派の代表質問でも、なぜ財源不足を解消できたのか、財政危機を脱出したのではなど、相次ぎました。このように、総務局が提出した「西宮市の財政を考える(?−3)」では、2年前には321億1,200万円、昨年は163億9,200万円であった財源不足額が、新年度では70億5,500万円に減少しているのです。甲子園浜浄化センター用地貸付元金の50億円や新たな行革による20億3,400万円を差し引いても、大きな差が生じてきています。日本共産党議員団がこれまでから主張してきたこととして、歳入を小さく見積もり、歳出を大きく見積もり過ぎていること、また、毎年約20億円見込まれる決算剰余金があること、このことは重要です。例えば2008年度末に71億円の財源不足と試算表では出ていますが、一方で2008年度末までの4カ年で約80億円近くの決算剰余金が出てくることを考えると、今後、三位一体の影響等もありますが、福祉を削らなくても財源不足の解消は十分できることになります。いたずらに財政危機論を振りまくのは、まさに手をつけてはならない分野にまで手を伸ばし、市民福祉金などを一気になくすためとしか言いようがありません。これこそ地方自治体が一番やってはいけないことです。
 第2は、財政危機を口にしながら、不要不急の開発は聖域として税金をつぎ込み続ける姿勢だという点です。今日の財政危機の原因が、国の補助金がつくからと震災を口実に取り組んだ再開発事業など大型開発による借金の支払いにあることは、今やだれの目にも明らかになっていますが、このことから真摯に教訓を導き出せないのが今の山田市政です。北口北東地区再開発事業では、アクタ駐車場の保留床を46億円で当時の施行者である公団から買い取り、債務負担行為を設定しました。今は、利息分を毎年6,500万円、駐車料金収入で償還中ですが、2008年度からは元利償還で毎年2億5,000万円と償還額も大きくはね上がり、一般財源をつぎ込まなくてはならなくなることや、また、JR西ノ宮フレンテの再開発事業では、ビルの管理運営を行っている西宮都市管理株式会社に対して10億5,000万円も一般財源を短期で貸し続けていることも異常です。日本共産党議員団の毎年の指摘の中で、これまで無利子であったものを新年度から0.1%──たったの105万円ですが、この利息を課すことになりましたが、問題は一向に解決しません。全国各地で自治体が取り組んだ再開発事業がいずれも破綻し、莫大な税金をつぎ込み続ける実態が報告されていますが、西宮でも全く同じ流れです。徹底した総括を行うとともに、これ以上の安易な資産買い取りなど絶対に行わないように強く指摘しておきます。
 また、山手幹線や市役所前線、西福河原線など街路事業は新年度7億5,800万円の予算ですが、一般財源の必要額が少ないからと不要不急事業を推進することは、公債費の増となって後年度に大きなツケを回すことになってしまいます。凍結や、さらなる平準化をするべきです。
 開発問題では、さらに阪急西宮スタジアム跡地に阪急電鉄が超大型商業施設を計画していることにあわせ、阪急今津南線高架事業を一気に進めようとしていることに反対です。渋滞混雑もない球場前線を立体交差にする必要性はなく、一民間企業の開発のために大切な税金を今後9億円も使うことなど、財政危機と言うなら絶対にできないはずです。また、市民の反対の声が大きい山手線拡幅事業と阪急甲陽線地下化についても、新年度予算に計上されておりませんが、計画の撤回を求めるものです。
 第3に、人口急増問題に有効な対策を打たないことについて述べたいと思います。市長の行政方針では、人口が県下で3番目になったことを手放しで喜んでいますが、実態はどうでしょうか。無秩序なマンション開発を推進してきたために若いファミリー世帯が急増する西宮市では、保育所や学童の施設が不足するとともに、学校の教室不足は深刻です。新年度は、特に市民の要望でもあった35人学級が小学校2年生まで拡大されたこともあり、新たにプレハブ教室が必要となる学校も出て、市の財政支出が求められました。さらに35人学級が順次4年生まで拡大されることから、対策が急がれます。しかし、マンション開発の規制を行う立場は全くないのが今の状況です。受け入れ困難地区や予想地区の指定が一定の効果を上げていることから、その拡大を行うとともに、思い切って一定の規制策を打ち出し、あわせて今後は事業者に開発協力金も求めるべきです。市民文教分科会では学校配分予算が審議され、10年前に比べ、小学校では2億5,000万円減少し4億1,000万円、実に62.2%まで落ち込んでいることが明らかになりました。前年度対比でマイナスシーリング、落としに落としてきた結果です。児童1人当たりにしてみると、10年前は2万7,306円、新年度は1万5,294円と56%にもなっています。市長が喜ぶ人口増とは、学校現場では用紙1枚、チョーク1本買うお金すら始末しなければならない事態をつくるということです。子育てするなら西宮とは一体どこの自治体のことでしょうか。財政が厳しいというツケが今西宮の子供たちの教育現場に大きな影をもたらしていることに市長は反省し、直ちに必要な予算をつけるべきです。
 以上が主な問題点及び反対箇所です。
 次に、特別会計について述べたいと思います。
 2006年度西宮市食肉センター特別会計予算については、市民に何ら寄与しない事業に新年度も3億6,287万7,000円が一般会計から繰り入れられることになります。これについて反対します。検討委員会の提言では2007年度中に結論を出すことになっていますが、厚生分科会の市の答弁では、できるだけ早く結論を出したいとしました。早期に対処するよう強く求めます。
 次に、2006年度西宮市介護保険特別会計予算について反対します。昨年10月、特別養護老人ホームなど介護施設の居住費、食費やデイサービスセンターの食費等を保険の対象外にし、利用者負担としましたが、新年度は、新予防給付の導入、高齢者の保健福祉事業を地域支援事業として介護保険に取り込みます。新予防給付では、要介護状態が軽度の高齢者は、筋力トレーニングや口腔ケア、栄養指導など、状態の改善可能性を高めるためのサービス利用が中心となるなどの制約を受けることにより、軽度者のサービス切り捨てとなります。地域支援事業では、公費で行ってきた保健福祉事業を介護保険財政に移すことにより、国庫負担の割合を削減し、国の責任を後退させることになります。これにより、西宮市では、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料は、保険料段階を5段階から7段階に細分化しますが、基準額では月額2,934円から3,994円、36.1%の引き上げとなり、大幅な負担増となります。保険料では市独自の減免制度が拡充されますが、利用料では市独自の減免制度はありません。国が自立、自助を強調して財源を減らす中で、保険料、利用料で市民負担増が押しつけられ、必要な介護が受けられなくなる可能性も生じており、他の自治体が独自に取り組んでいる減免制度に早急に取り組むよう強く求めます。
 そのほか、次の5点について意見、要望等を述べておきたいと思います。
 1点目は、この4月から障害者自立支援法が実施されることに関してです。これまでは必要なサービスを受ける際に負担の能力に応じて利用率を支払う応納負担から、サービスを利用する量に応じて支払う応益負担へと大きく変わることについて、障害者団体等からも不安の声、反対の声が起こっています。全国的には相次いで利用料減免制度を打ち出す自治体がふえてきており、西宮市でも障害のある方々がこれまでのサービスを引き続き受けられるように早急に利用料の減免制度を策定することを求めておきたいと思います。
 2点目は、公立保育所の民営化問題です。行政経営改革の名のもとで、西宮市でも、行政を経営するとして、企業の論理を強引に当てはめていこうとしています。効率化を図ると官から民への流れを強めており、その一環で公立保育所を2006年度中にも新たに民営化する方針を出していることは重大です。全国的には少子化傾向だと言われていますが、女性が安心して子供を産み、働き続けられる環境づくりは、自治体にとっては最重要課題です。その中で公立保育所が新年度からは全園で産休明け保育や延長保育を実施することが決まりましたが、さらに地域の子育て拠点として大切な役割を果たしていることを考えたときに、安上がりだということだけで民営化を進めるべきではありません。強く反対の立場で指摘しておきます。
 3点目は、人事評価システム委託料についてです。これは、課長級以上の管理職に人事評価を導入するためのシステム作成委託料ですが、当局の説明では、あくまでも人材育成が主目的としていますが、人が人を評価することに客観性は非常に困難であり、しかも、公務労働という特殊性から、単に効率だけを追求することもできません。人事評価については、上からだけの評価ではなく、双方向での評価を行うとともに、公平性、透明性、公開性を貫くべきです。
 4点目は、学校給食会の問題についてです。学校給食の食材調達等を一元管理している学校給食会は、全国的にも誇る西宮の自校調理方式を支える大切な役割を担っている団体で、事業に係る経費に対して市からの補助金を受けています。ことし3月初め、物流管理システムの開発と運用のための経費が実は栄養計算システムの開発と運用に変更されていた、補助金の流用との新聞報道がありました。この件で市教委は、2000年ごろからのことで、プロパー職員が行っていたので全く把握できなかったこと、さらには、この職員は昨年9月に依願退職していることなど、説明しました。しかし、問題は、補助金の収支報告を長年にわたって市教委がチェックできていなかった点や、この問題が発覚した昨年7月以降、市教委として議会に対して何ら報告もなく、新聞報道がなければ一切明るみに出ることがなかったことです。都合の悪いことは隠そうとする体質は、その後も、市教委職員のメールの誤送信に対する処分を昨年4月に行っておきながら、これも新聞報道されるまで議会には報告もしないということとあわせ、異常な事態だと言わなければなりません。市教委全体の風通しの悪さを厳しく指摘しておきます。今後徹底した内部調査、検討を行うことを求めておきます。
 5点目は、JR西ノ宮駅南の駅前広場に公衆トイレを設置するとして1,350万円が計上されている問題です。設置場所は交番のすぐ南で、歩行者や自転車の通行を阻害することになります。また、利用者は深夜のタクシー運転手等が挙げられていますが、近くには24時間営業の施設や店舗もあり、このような高額な公衆便所がこの位置にふさわしいかどうか疑問です。厚生分科会では、ほとんどの委員から、場所の再検討をとの質疑があったにもかかわらず、全く聞く耳を持たなかった、かたくなな当局の態度も異常です。強く再検討を求めておきます。
 以上が日本共産党議員団の各予算に対する反対の理由と意見です。
 今、小泉政治が進める大増税路線、医療や福祉など社会保障を切り捨てる路線が大手を振っています。こんなときだからこそ、国の悪政から市民を守る市政が求められているのではないでしょうか。これまで述べたとおり、西宮市にはそのことにこたえられる力があります。必要なことは、市民福祉の増進を図るとする地方自治体の本来の責務を果たすというトップの強い意志です。2006年度は、財政危機を文字どおり克服する見通しを立て、市民の命と暮らしを守る再スタートを切る年にするために、私たち日本共産党市会議員団も一層奮闘することを最後に申し上げて、反対討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、白井啓一議員の発言を許します。
◆18番(白井啓一) 公明党議員団を代表しまして、議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算案ほか各会計予算案につきまして賛成の立場から意見並びに要望を申し上げます。
 新年度予算総額は2,904億8,087万円で、対前年度比3.4%の増となっていますが、借換債を除く一般会計予算は1,449億1,518万円で、実質的な伸び率は3.4%の減となっています。第3次行財政改善実施計画に基づく歳出の削減で、団体等に対する補助金、市単独の扶助費等の見直しを図り、市民の痛みを伴う新年度予算編成となっています。予算特別委員会各分科会でもさまざまな議論がなされたと思いますが、このことに対し、当局も真摯に受けとめられ、なお一層の御努力をお願い申し上げます。今後の財政収支見込みは、財政計画?−3での平成20年度までの財源不足額は71億円で、前回、平成17年2月の財政計画?−2の財源不足額164億円より93億円改善されていますが、平成21年度までの財源不足試算額は118億円で、依然と厳しい財政状況であります。徹底した歳出の見直しも大事でありますが、新たな自主財源の確保のため、知恵を出し、積極的な取り組みを強く要望するものであります。
 「安心して暮らせる心かようまちづくり」では、子供に対する犯罪が多発化かつ複雑化する中で、本会議で取り上げてきました防犯ブザーの貸与が小学校全学年へ拡大されることになりました。子供の見守りについては、学校、地域、行政等が一体となって取り組むことが大事であります。また、高齢者や障害のある人が安心して暮らせるため、防犯や災害、防災に関する情報を素早く提供できるようにお願いいたします。平成17年、介護保険法の改正で介護予防事業の推進が特にうたわれています。居宅で高齢者が健康で生き生きとした生活や人生を送ることは無論のこと、新年度から設置されます地域包括支援センターを中心に、社会福祉関係者、NPO、ボランティアグループ等としっかり連携をとりながら、高齢者を地域全体で見守り、支えていくネットワークをしっかりとつくっていただきたいと思います。
 「文化をはぐくみ人がふれあうまちづくり」では、これまで取り組んできました文化事業をさらに発展させるために策定されました西宮市文化振興ビジョンを指針に、本年取り組みをされます芸術家の作品展覧と音楽イベントを組み合わせたまちかどギャラリー&コンサート、市民のアイデアを文化事業に生かす市民プロデュース事業は、本市の豊富な人材の活用と恵まれた文化資源を生かした取り組みは、音楽と出会う町西宮として大いに期待しております。
 「持続可能な安全で快適なまちづくり」では、自然と共生する町づくりとして、甲子園浜生物保護地区は渡り鳥にとって残された数少ない貴重な飛来地であり、市民の皆様の御理解のもと、環境保全の取り組みをしていただきたいと思います。阪神・淡路大震災から11年、その経験や教訓を風化させないためにも、1.17の今後の取り組み方、市民の防災意識の向上を図るため、土砂、津波、洪水等の各災害などに関する総合的な防災ハザードマップを作成し、全世帯に配布予定でありますが、市民が安心して暮らせる災害に強い町づくりに、なお一層の取り組みをお願いいたします。西宮スタジアム跡地開発については、地元住民の要望も聞きながら、さまざまな課題についてしっかり協議をしていただきたいと思います。公衆便所整備事業では、JR西ノ宮前広場に設置が計画されていますが、目的やコスト、設計についてはいま一度精査し、本市の玄関である当地の景観や機能をくれぐれも損なうことのないよう要望いたします。
 「産業が栄え地域がにぎわうまちづくり」では、地域活性化のため御当地検定の実施を代表質問で取り上げましたが、3月5日に第1回明石・タコ検定が行われ、宮城から福岡県まで全国から約530人が集まったそうであります。本市も、甲子園ではなしに、西宮市を全国に大きくアピールするためにも、観光案内所を含めて、ぜひ検討していただきたいと思います。
 「公共サービスの充実したまちづくり」では、全国的に高い評価を受けています電子自治体の取り組みについて、庁内事務の整備、電子申請、電子入札、道路管理情報の発信など、さらに市民満足度の高い電子自治体を目指していただきたいと思います。開庁時間を午前9時から午後5時30分に、水道局における各種問い合わせの窓口を一元化する電話受付センターの設置等、市民サービスの向上に一定の取り組みをされていますが、さらに充実した取り組みをお願いいたします。
 次に、教育委員会についてであります。
 新年度の教育予算は165億2,387万円で、主な事業、取り組みは、4歳児入園待機者が多い5幼稚園に入園枠の臨時増員、青少年非行防止を推進するため街頭補導車2台に青色回転灯を設置、次に、「学習活動の盛んなまちづくりの推進」では、図書館に新しいシステムを導入し、インターネットを利用したウェブ予約等の実施で利用者のサービス向上を図っています。「教育環境の整備」では、アスベスト対策、学校の不審者侵入防止対策、学校園教室不足の解消、小学校2校、中学校1校にエレベーターの設置等でありますが、子供たちが安心して学べる環境の確保になお一層の御努力と、あわせて、教員の資質と能力の向上の取り組みの充実をお願いいたします。
 西宮市学校給食会補助金流用問題につきましては、平成12年度から16年度までの5年間にわたり、元調達主任が、給食材の物流システム開発のために市が支給した補助金約5,500万円を流用し、本来の目的とは無関係の栄養計算システムを知人に契約書もなく作成させていたことが明らかになりました。元調達主任に任せ切りで、5年間も流用問題を見抜くことができなかった当局の責任はまことに重大であります。西宮市学校給食会については、抜本的な見直しを行い、信頼を取り戻す努力をされるよう強く要望いたします。
 景気の好転で市税は8年ぶりに増収が見込まれるにもかかわらず、地方交付税が震災特例債の償還金措置分の終了により大幅な減額となるため、引き続き財源不足が発生、財政・減債基金等の全額取り崩し、扶助費や補助金の見直しで財源不足解消を図ろうとしていますが、依然として厳しい財政状況は変わりありません。しかしながら、市民に痛みを共有していただく苦渋の選択、特に市民福祉金の段階的廃止や長寿祝い金の廃止など、目に見えて苦痛を強いる施策の前に、今日までなされてきた議会からのさまざまな財源確保の提案や行財政改善合理化の提案について、もっと真剣に取り組むべきだと思います。この予算特別委員会でも、さらに支所における出納事務に係るむだな支出、学校給食会への不透明な補助など、改善すべき事務事業が数多く明らかにされているところです。市民に安心、安全な生活を提供するためにも、理解を求めるためにも、公明党議員団として強く要望しておきたいと思います。
 総じて、増加する子育て世代支援や高齢者福祉の再構築、市民の目線に立った諸施策の継続は評価できるものであり、山田市長の、ピンチをチャンスととらえ、今やらなければならないことは必ずやるという信念のさらなる改革の取り組みに大いに期待し、賛成討論といたします。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、片岡保夫議員の発言を許します。
   〔片岡保夫議員登壇〕
◆38番(片岡保夫) 市民クラブ幹事長の片岡保夫です。
 市民クラブを代表いたしまして、ただいま上程されております議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算ほか予算関連議案に賛成の立場で意見を申し上げます。
 新年度予算案は、一般会計1,582億843万8,000円、前年度比3.2%増、借換債を除きますと1,449億1,517万8,000円、前年度比3.4%減、ほか、総額2,904億8,087万2,000円、前年度比3.4%増に編成されています。平成17年度末市債残高は3,349億3,044万9,000円、その内訳は、一般会計2,336億1,961万5,000円、特別会計1,013億1,083万4,000円、また、復旧・復興事業等の起債は、平成6年度から平成18年度までの累計で1,692億7,100万円、平成20年度までの財源不足が、第3次行財政改善計画をやり遂げたとしても、なお71億円が見込まれる深刻さの続く財政状況のもと、事務事業の見直し、内部管理経費の削減を行う一方、福祉や情報化など市民や時代のニーズにこたえる必要のある分野に対しては限られた財源をより効果的、重点的に配分、歳入面では、市税収入が8年ぶりに増収見込みですが、地方特例交付金や減税補てん債の減額等で対前年度比約32億円の減額、不足する財源については、財政・減債基金の全額、特定目的基金の取り崩しや、新たに下水道の処理場用地貸付元金収入を計上することにより、何とか赤字予算を回避する、極めて苦しい予算編成となっております。
 市長は、人口が46万5,000人を超え、県下3番目の都市となったことを誇示、このような人口増を実現できたのは、西宮のアメニティーの豊かさや震災からの着実な復興、環境学習都市に向けた取り組み、子育て支援の施策など、これまでの町づくりが高く評価されたためと受けとめ、今後こうした歩みをさらにもう一歩進め、誇るべき我が町西宮の実現に全力を傾けていきたいと表明されていますが、市民の声や議会の意見も謙虚に受けとめ、より公正な行政推進を期待、要望しておきたいと思います。
 次に、新規施策を中心に具体的な施策で評価できるものとして、市民参画条例策定への取り組み、鉄道駅舎エレベーター等設置事業、自動体外式除細動器──AEDの設置、母子家庭自立支援給付事業、防災ハザードマップ作成、既設市営住宅への住宅用防災警報器設置、不登校児童生徒学習支援事業、以上の項目を挙げておきたいと思います。
 次に、意見、要望を申し上げます。
 第1点目は、財政対策について。遊休市有地の活用等、財源確保対策にももっと真剣に留意されるとともに、三位一体改革が地方自治体財政を圧迫するものとしてではなく、地方分権の推進に対応した税財源の移譲を実現するものとなるよう、他の自治体とも協力、提携して、46万都市として強力に国に働きかけていただきたい。
 2点目は、滞納問題について。収入未済額は、平成16年度分の監査委員の審査意見書で、市税68億8,709万円、災害援護資金貸付元利金51億8,353万円、国民健康保険料48億1,289万円、市営住宅等使用料8億5,453万円、保育所運営費負担金1億8,260万円、下水道使用料1億314万円ほか、総計184億3,035万円で、前年度に比べ14億5,973万円、8.6%の大幅な増加となっています。増加分は、主として、災害援護資金貸付元利金で11億3,913万円、国民健康保険料で4億8,031万円増加したことによるもので、市民文教分科会でも大きな論議となりました。毎年、改善、解消に努力すると表明するのみで、現実には滞納額はふえ続け、事態は悪化するばかりです。財源不足の折から、もっと真剣に成果の上がる対策、取り組みの強化を要望します。
 3点目は、会計室、公金収納事務取扱手数料について。新年度から5支所に銀行から派遣されている行員の人件費として1人当たり315万円、総額1,575万円の予算が計上されていますが、これは、銀行側の要請をうのみにしている点で問題があるのみならず、業務の実態も負担している費用に見合っていないと思われますので、内容を精査され、指摘が正しければ改善されるよう要望します。
 4点目は、補助金の見直しについて。基本的に異論はありませんが、委員会審査でも指摘のあった異議ないしは疑義の項目については、実施後の影響、実態の十分な把握に努められ、適切な対応策をとられるよう要望します。また、教育予算については、聖域とは言いませんが、全般的な分野と同列に扱うことには問題もあり、将来への投資という点も含めて、必要な予算は計上すべきであると申し上げておきます。
 5点目は、西宮市国民保護協議会、同対策本部及び緊急対処事態対策本部設置に関して。このことについては、一方で憲法の平和主義に照らし異論も存在する点も考慮し、設置に当たっては、市民や議会の意見を反映することはもちろん、人権侵害が起こらない配慮や戦争体験を有する市民の参加、弁護士、国際人道法に精通した専門家を入れる等、地方自治体としての創意工夫もしていただくよう要望します。
 6点目は、山口地区センターについて。平成18年度は実施設計として4,055万円の予算が計上されておりますが、できるだけ早期に建設されるよう要望します。
 7点目は、人権問題の取り組みについて。「人権教育のための国連10年」西宮市行動計画の中間報告を発展的に実践していただくとともに、人権教育・啓発推進法における地方自治体の責務に基づき、人権教育・啓発に関する基本計画の策定についても真剣に取り組んでいただくよう要望します。また、国における人権にかかわる法の制定にも御尽力をお願いします。
 8点目は、西宮市学校給食会における補助金の流用問題について。市教委の管理のずさんさを指摘するとともに、今回の事件を真摯に反省され、原因や背景の徹底的な究明、検証、問題点の解明、解消を図られるよう要望します。
 9点目は、介護保険法の改正、障害者自立支援法の実施に関して。該当者の痛みを伴うものであるだけに、諸事業の最大限の充実を要望しておきます。
 10点目は、食肉センターについて。完全民営化の方針に沿って、検討委員会の提言どおり、平成19年度には必ず最終結論を出されるよう改めて要請しておきます。
 11点目は、中央病院について。仮に46万都市に総合病院がないということの重みを十分に認識、自覚され、市民に評価、愛される病院を目指して、再建に努力されたい。
 12点目は、南北バスの試運転運行について。早期に実施されるよう要望します。
 13点目は、山口町の中野、船坂、金仙寺、3地区の住居表示について。早期に実施されるよう要望します。
 以上、意見、要望を申し上げまして、市民クラブを代表しての賛成討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、蜂谷倫基議員の発言を許します。
   〔蜂谷倫基議員登壇〕
◆36番(蜂谷倫基) 政新会を代表いたしまして、提案されました議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算案ほか各会計予算案に賛成の立場から意見並びに要望を申し上げたいと思います。
 山田市長におかれましては、6度目の予算編成を行われましたが、本年度は、本市が赤字団体への転落も危惧される厳しい財政状況の中、第3次行財政改善実施計画に基づき、職員の特殊勤務手当の見直しや内部管理経費の削減を行うほか、市単独扶助費や補助金を見直すなど、市民の皆さんに痛みを共有していただくとともに、新たな財源確保を図ることにより、財源不足額を解消し、赤字団体への転落を辛うじて回避されておられます。
 歳入面におきましては、市税が個人所得の回復や定率減税の縮減などにより19億500万円増の786億6,400万円となったものの、地方交付税が59億9,500万円と32億8,700万円もの大幅な減額となり、また、歳出面では人口急増や高齢化社会の進展に伴い扶助費などが増大し、大幅な財源不足に直面をいたしております。この一般財源不足を補うため、残されました財政・減債基金の全額22億4,300万円を取り崩すとともに、特定目的基金のうち一部を全額取り崩すほか、新たな財源として甲子園浜浄化センター用地貸付元金収入16億7,400万円を確保したことにより編成されました新年度予算は、総額2,904億8,078万円と、対前年度比3.4%増となっております。非常に厳しい財政状況の中での予算編成に至るまでの御苦労に対しまして、改めて敬意を表する次第であります。
 まず、財政問題についてでありますが、新年度の予算編成後の財政収支見通しにつきましては、新たに公表されました財政計画?−3によりますと、平成20年度までの累積赤字額は71億円と予測され、第3次行財政改善実施計画の着実な推進や新たな財源確保などにより財政再建の兆しが見えてまいりましたが、参考といたしまして試算されました21年度までの財源不足額は118億円と見込まれておりまして、依然厳しい財政状況が続くものと思われます。この財源不足額の解消につきましては、事業、施策の見直しや内部管理経費の削減などを徹底することは当然のことでありますが、市民サービスの低下や将来の町づくりに支障を来すことのないよう、財政再建に取り組まれることを強く要望いたします。
 次に、主な事業、施策につきまして、幾つか意見、要望を申し上げたいと思います。
 まず1番目は、「市民と手を携えて進めるまちづくり」に向けた事業でありますが、18年度に西宮市新女性プランを全面改定されますが、計画がスタートした9年度以降、法制面での整備や社会情勢も大きく変化しており、改定に当たりましては、男女共同参画社会基本法の理念に基づき、市民の幅広い意見を聞いて取り組まれることをお願いしておきます。
 2番目には、「安心して暮らせる心かようまちづくり」に向けた事業であります。
 保育所の待機児童対策として、19年度に開園予定の仮称南甲子園保育園など民間保育所2園の整備に対して補助を行われます。さらに、子供に対する犯罪や災害に関する情報を携帯電話等に配信するにしのみや安心eネットの導入にも取り組まれますが、若い子育て世代の人々が安心して子供を産み育てることのできる環境づくりをより一層進められますようにお願いをいたしておきます。
 高齢者に対する福祉につきましては、介護保険法の改正に伴い、地域支援事業や新予防給付事業の実施による予防重視型システムへの転換に取り組まれ、鉄道駅舎のバリアフリー化では、阪急阪神国道駅にエレベーターを設置し、JR甲子園口駅につきましても、18年度からの3カ年で取り組まれます。
 中央病院の経営健全化につきましては、平成15年から、3カ年経営健全化計画が目標達成できず、新たな計画に取り組んでおられますが、現計画が破綻した総括を市として十分行い、患者さんの視点に立った病院のあり方、経営健全化計画の策定を強く要望いたします。
 3番目は、「持続可能な安全で快適なまちづくり」に向けた事業についてであります。
 環境施策につきましては、甲子園浜生物保護地区について、干潟への立ち入り時期を限定して制限し、シギ、チドリ類の飛来地として保全を行われ、また、阪急電鉄から寄附を受けました仁川植物園を市民の緑地として維持管理されます。本市は、環境学習都市への取り組みが評価され、本年1月には環境大臣より循環・共生・参加まちづくり表彰を受けられましたことは大変喜ばしいことであります。今後とも、環境学習都市にふさわしい取り組みをお願いいたします。
 幹線道路等の整備につきましては、山手幹線が大浜老松線から芦屋市境までの大谷工区で進められ、19年度供用開始を目指されておりますほか、引き続き西福河原線、市役所前線、中津浜線などの整備等を実施されます。西宮北口駅周辺の土地区画整理等の整備事業を初め、阪神本線連続立体交差事業、鳴尾駅周辺土地区画整理事業を推進されていますが、いずれも地元関係者との協議を円滑に進められ、事業進展を図られるよう強く要望をいたしておきます。
 防災対策といたしましては、防災ハザードマップを作成し、全世帯に配布されます。阪神・淡路大震災の教訓を生かし、市民の皆様の自主的な行動を支援できる内容とされますよう要望いたします。
 4番目には、教育関係についてであります。
 新年度の教育予算は165億2,387万円で、主な事業、施策といたしましては、個を育てる学校教育の推進として、教育情報ネットワークを活用した漢字・計算認定制度を拡充し、中学校の数学認定を立ち上げるとともに、チャレンジサポーターや学校図書館指導員の配置を継続されます。
 教育環境の整備につきましては、小学校、養護学校での低いフェンスのかさ上げ工事を行うほか、モニター画面で来訪者を確認し、門扉を遠隔操作で解錠するシステムを試行的に2校に設置されるなど、不審者侵入防止対策を講じられます。児童を標的にした事件が各地で起こり、私も心を痛めておるところでありますが、登下校時も含めた児童の安全確保につきまして最大限の対策をお願いいたします。
 また、学校施設の耐震診断を進めるとともに、甲武中学校の耐震補強工事を実施され、アスベスト対策では、調査結果を踏まえて除去等の対策を実施されるとともに、小学校2校、中学校1校にはエレベーターを設置されます。今後とも、安全、安心対策を重点とした学校の整備を推進していただきますようお願いをいたします。
 以上、幾つかの意見、要望を申し上げましたが、政新会は、西宮市長並びに西宮市教育委員会の行政方針を支持し、賛成討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、三原憲二議員の発言を許します。
   〔三原憲二議員登壇〕
◆20番(三原憲二) ただいま上程中の議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算案ほか各会計予算案につきまして、蒼志会を代表し、これらに賛成の立場から意見並びに要望を申し上げたいと思います。
 我が国の経済状況は、2月の月例経済報告によると、景気の基準判断を「緩やかに回復」から「回復している」と上方修正しております。また、昨年10月から12月期の国内総生産──GDPの改定値は、実質で前期比1.4%増、年率換算5.5%の増となり、4半期連続でプラス成長が続いております。今後の先行きにつきましては、好調な企業収益を背景に、雇用・所得環境は改善が進み、設備投資も順調であります。また、企業から家計への所得の波及は今後も続く見込みであります。日本経済は、持続的な成長を維持する見通しであります。
 このような社会経済情勢において編成された新年度予算は、一般会計では前年度比3.2%増の1,582億844万円、借換債を除いた実質的な予算総額は、前年度比3.4%減の1,449億1,518万円となっており、特別会計、企業会計を合わせた合計では、前年度比3.4%増の2,904億8,087万円となっております。
 新年度予算は、歳入面では、歳入の根幹である市税収入のうち、固定資産税については地価の下落や評価がえにより減額となっておりますが、個人所得の回復や定率減税の縮減などにより、全体では19億500万円の増となっております。また、普通交付税は、震災による瓦れき処理等に係る公債費算入分が平成17年度で終了したこと等により、32億8,700万円と大幅な減となっております。また、一般財源化できる財政基金等を全額取り崩し、さらに長寿ふれあい基金などの一部の特定目的基金も全額取り崩すなど、厳しい予算編成であったことがうかがわれます。
 歳出面では、人口増や高齢化社会の進展による扶助費の増が見込まれる中、第3次行財政改善実施計画に基づき、なお不足する一般財源については、新たに甲子園浜浄化センター用地貸付元金収入16億7,400万円を計上し、財源確保されておられます。先日公表されました財政計画?−3では、平成20年度までの財源不足は71億円と試算されており、前回策定されました財政計画?−2の財源不足額164億円と比較して93億円改善していますが、財政状況は依然危機的な状況に変わりはありません。
 そこで、新年度予算の主な事業、施策について意見並びに要望を数点述べたいと思います。
 まず、駅周辺のバリアフリー化についてであります。駅周辺地区のバリアフリー化につきましては、昨年度も要望しましたJR甲子園口駅のエレベーター未設置駅の解消に向けた取り組みですが、JR甲子園口駅は、1日乗降客が約3万8,000人に上り、早期にエレベーターを設置する必要があります。今回、財政状況の厳しい中、平成20年度完成予定でJR西日本と協議を進めておられますが、確実に実施されるよう要望いたします。
 次に、保育所の待機児童対策として、平成19年度開園予定であります仮称南甲子園保育園ほか1園の整備を行い、待機児童を解消するとのことですが、社会保障審議会の答申に基づき、保育所の民営化への取り組みも進めておられます。早期実現に向け、なお一層努力してください。
 次に、行政改革、財政改革については、引き続き推し進めていただかなければならなりません。しかし、政策論の欠けた事務事業の取捨選択、特に苦渋の選択は市民に対して説明することが困難で、主観的な評価だけではなく、政策・施策評価も、その他客観的なデータをもとに、それらが判断できる体制を早急に整備していただけることを要望いたします。
 次に、JR西ノ宮南側の公衆トイレの設置については、整備事業費として1,350万円が計上されています。地元自治会からの要望であることをかんがみると、十分な検討が必要かと思います。現段階で想定されている設置場所は、特に混雑する朝晩や休日の歩行者通行の妨げになるだけでなく、近辺に飲食店が複数存在していることから、決して望ましい場所とは思いません。今後、周辺施設との詳細な協議が行われることと思いますが、予算の執行段階で、費用の節減もさることながら、臭気対策や設置場所について再検討されることを要望いたします。
 次に、南北バスの運行については、試験運行に向け地元住民との協議がなされていることと思います。試験運行の期間やPRの方法について再度十分に検討していただき、本格運行の実施に向けた試験運行となるよう強く要望します。
 次に、山口地区センターの建設については、来年度、建設事業費として4,055万円が計上されています。現在の計画では駐車場が不足するため、路上駐車があふれることが懸念されています。公立幼稚園が隣接していることから、保育を行う上で安全面に特に不安が残っています。設置者である市の責任において駐車場不足の解消を図られることを要望いたします。
 次に、西宮市食肉センターについては、建設費の償還期限である平成19年度末までは市の責任において運営されております。検討委員会の提言を尊重するに当たって、県移管はなくなり、完全民営化のみが実質可能な選択肢であるのか、疑問がぬぐえません。そして、現在の直営という枠組みでは、経費削減の見込みはわずかとなり、このまま2年間、何ら対策を講じないのであれば、責任放棄であり、提言に背いた姿勢と言わざるを得ません。遅くとも平成19年4月から指定管理者制度に移行できるよう関係者との協議を進め、公債費と人件費を除く収支均衡に向けて市が最大限の努力をされることを強く要望いたします。
 次に、中央病院については、来年度、一般会計より補助金や負担金、出資金等合わせて総額15億7,300万円が繰り入れられます。平成17年度までの健全化計画は、再三の指摘にもかかわらず、未達成に終わりました。今定例会で示された第2次健全化計画の項目に、以前から私たち蒼志会が具体的に提案してきたことが盛り込まれていることは一定の評価はできるものの、対応が遅かったことは否めません。また、患者数の減が経営悪化の一因とされていますが、病院があるから患者を確保しなければならないのではなく、民間病院で対応できていない患者さんなど、中央病院を必要とする患者さんがいてこそ公立病院の存在意義があるはずです。患者数の確保のみに主眼を置いた対策は本末転倒です。今後、収支計画については、毎年ローリングを行うとのことですが、取り組み内容についても毎年ローリングを行ってもらえるよう要望するとともに、第2次健全化計画が達成できなかった際の中央病院の措置を明らかにしていただけるよう強く要望いたします。
 次に、仮称JR夙川駅の周辺整備については、来年4月の開業を控え、仕上げの段階に入ります。しかし、防犯カメラの設置を初め、防犯対策、安全対策の不足を地元住民は懸念しています。再度前向きに対処してもらえるよう強く要望いたします。
 次に、障害者福祉については、自立支援法が施行され、国の動向が不安定なまま制度が始まろうとしています。当局におかれましては、大変御苦労されていることと思います。これは、地方分権の真意が問われていると言っても過言ではないと思います。このような中、新年度は、障害福祉推進計画の見直しが行われます。その際には、これまでもしくはそれ以上の本市の実情に合った独自の障害者施策も展開できる計画策定を進めていただけるよう要望いたします。
 次に、新年度予算における各種補助金の措置について、各論の議論がなされました。明確な支給基準や支給決定プロセスの欠如が原因と思われます。サンセット方式の導入や条例整備も含めて、早急に補助金制度を創設していただけるよう要望いたします。
 続いて、「市民と手を携えて進めるまちづくり」であります。現在、各行政分野の基本的な計画を策定する際には、市民参画の手法を活用されておられます。さらにこれらの取り組みをより一層充実、拡大させるための指針となる仮称市民参画条例の制定を進めておられますが、このことは、今後の本市における行政運営の基本となる重要案件であります。十分に市民との議論を進め、作成していただきたいと思います。
 次に、教育委員会行政方針についてですが、今日、学校の登下校時において幼児、児童、生徒が犯罪の被害者となる事件が多発しております。国の対応については、平成17年12月6日付、文部科学省より登下校時の幼児児童生徒の安全確保についての通知が出されており、また、同年12月20日には犯罪から子供を守るための対策が関係省庁連絡会議より出されております。それに対し、本市においても、市内の各学校園の緊急連絡網の整備、教員による緊急時の登下校指導等を実施されておりますが、学校、教師だけによる安全の確保や犯罪の抑止には限界があります。PTAはもちろんのこと、地域や警察などの関係機関と連携をより密にし、幼児、児童、生徒が安心して学べる教育環境の整備を早急に実施することが行政の責務だと考えております。
 次に、財政問題についてであります。先ほど述べました財源不足対策ですが、平成18年度当初予算におきましては、第3次行財政改善実施計画に基づき、特殊勤務手当等の人件費を初め内部管理経費が削減されました。また、市単独扶助費や補助金の見直しなど、市民の方々にも痛みを共有していただいたことにより、収支均衡を図った当初予算が編成されております。今後は、残された第3次行財政改善実施計画の目標額18億円を着実に実施し、赤字団体への転落を阻止すべく、強く要望いたします。
 最後に、行政は、ハードをつくることはまずまずですが、運用、運営といったソフト面で欠点が出てしまうことがよくあります。例を挙げるならば、上甲子園公民館と上甲子園共同利用施設のリニューアルについてですが、リニューアルで使いやすくなりましたが、共同利用施設は無料ですが、公民館は有料、同じ建物の中で有料と無料の部屋が混在しています。建てかえではなく、リニューアルをすればこの問題が残ることは以前から指摘してきましたが、オープン後、早くもこの問題が起きています。他の事案についてもこのようなことが起きないよう、縦割りの弊害をなくして、より多くの方に利用していただけるよう改善に取り組んでください。指摘しておきます。これは、一例として申し上げておきます。
 以上、ほかにも代表質問において多岐にわたって要望を申し上げております。こういった要望に真摯に向き合っていただけることをお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、嶋田克興議員の発言を許します。
   〔嶋田克興議員登壇〕
◆40番(嶋田克興) ただいまから、上程中の議案第362号平成18年度西宮市一般会計などの17の会計予算に対し、甲雄会は賛成する立場からの意見を申し上げます。
 今日の国内情勢は、少子高齢化社会に直面した多くの課題を抱え、また、雇用の不安は引き続き解消されておらず、同時に格差が広がっています。また、国の財政は破綻的状況に陥り、幾つかの改革と言われた政治は、国民生活や医療、福祉、教育に影響を与えています。同時に、地方の財政は、国の三位一体改革の権限移譲や税源移譲によって国庫補助負担金の削減が行われ、大きな負担と影響を受けています。さらに、市税収入の減収と多額の市債の償還等によって財源不足等が生じ、赤字予算を計上する事態が起こるなど、多くの地方が赤字再建団体に陥ることを懸念されることから財政再建計画を進められています。赤字再建団体の指定は、地方自治体の自主、自立、独自性のある市政の運用や新しい事業ができなくなることは明らかです。西宮市は、第3次行財政改善実施計画によって財政健全化に向けて経費全般の削減、報酬、給与等の減額、福祉施策の見直しと今後の補助金の削減、統廃合が実施されれば、市民の生活、活動に影響を与えるものと思いますが、計画は一定の前進面と成果が出てきていますが、まだまだ安心できるものではありません。さらに、目標を達成するまでの間は、経費の節減と多額の予算を必要とする新しい投資的事業等の実施は極力我慢をし、先延ばしをする勇気も必要だと思います。しかし、市民生活に直結した市民サービス等については、その必要性を市民、議会に訴え、理解を得る努力により、実施を決断することも必要です。このたびの市民の長い間の懸案事項であったJR甲子園口駅にエレベーター設置に対しての決断は、評価をしたいと思います。
 市政を動かす原動力は、市長を先頭にし、職員が同じ目的を持って取り組まなくてはならないと思います。職員のやる気をどう持ち合えるか、組織の縦と横の線を柔軟かつ横断的に機能させて、目的意識を持ち合い、情報の共有化を図り、各自の役割と責任を果たすことができる市政や組織の運営をすることが大切だと思います。そのために市長のリーダーシップが求められます。ただ、トップダウン方式は必要と思いますが、それは同時に、市長を初め、助役、局部長、課長と職員との意思疎通が必要であることも指摘しておきたいと思います。
 私たち甲雄会は、第3次行財政改善実施計画の審議した12月市議会で、平成18年度から生活保護被保護世帯に対する水道料金、下水道使用料の減免措置を廃止することについて、1年間の経過措置を設けることを要望いたしました。市は、全体計画との整合性から修正は困難との見解に対し、現状としてはやむを得ないとの理解をいたします。
 次に、今後の財源確保策につきましては、国の動向は予想しにくい面がありますが、三位一体改革が地方の財政を圧迫させないために、国等への対策も強めるべきだと思います。
 次に、具体的な施策については、代表質問でも取り上げました遊休市有地の売却計画は、確実に計画どおり進めていただきたいと思います。特に現在問題のある土地で売却できない土地は、早急に問題解決させて、売却対象にできるように努力をしていただきたいと思います。
 次に、指定管理者制度の導入に際しての問題点を指摘いたします。それは、議案第385号の西宮市立中央体育館ほか8施設が提案されていますが、提案者は当然市長でありますが、体育館の施設の管理者は教育長であり、さらに、指定管理者の団体も教育長が理事長をしている財団法人西宮スポーツセンターでございます。この議案は、西宮スポーツセンターが公募、非公募のすべてに指定管理者になりました。特に公募、非公募の業者、団体等の業務、資格を評価する役割と指定管理者の決定する権限を持つ選定委員会5人の中に教育委員会の2人が入っています。何かオール教育委員会がかかわっているように思われます。市民文教常任委員会での議論となっていますが、このことは教育委員会だけの問題ではありません。議案第379号指定管理者指定の件(西宮市民会館ほか2施設)は、山田西宮市長が理事長をされています財団法人西宮市文化振興財団が指定管理者に指定されています。素直に考えると、業務の発注者と施設管理者、そして契約までが市の関係者であるというのは好ましい契約形態なのか、疑問を持ちます。少し違和感があり、誤解を与えるのではないかと思います。また、このたびは初めてのことでございましたけども、今後の選定委員会の運営と評価基準の明確化、指定管理者の業務、団体に対しての統一性ある評価をどうするかについては、さらに検討する必要があるのではないかと思います。これから、今年度は八つの外郭団体を統廃合の検討がされますが、市長と教育長が理事長となっている外郭団体が幾つかあります。それは、スポーツセンターと文化振興財団以外に、西宮市大谷美術館とこのたび問題を起こしました西宮市学校給食会も対象になります。これからの検討の結果によりましては、指定管理者制度に移行対象になりますと、今回と同じ問題が出てまいります。組織面での難しい問題があると思いますけども、何らかの改善が必要と思いますので、今後の検討課題にしていただくことをお願いいたします。
 次に、JR西ノ宮駅前の公衆便所の設置につきましては、委員会での審議を踏まえて、設置場所の再検討をしてください。要望いたします。
 次に、中央病院の経営健全化計画については、本会議の場で今までの計画が目標達成できなかったことに対して各責任者から遺憾の表明がありました。これからの5カ年の経営健全化計画については、公立病院としての真価が問われるものであり、再建目標である不良債務の解消、収入源の外来・入院数の拡大、医師の確保をすることが絶対条件であることは認識されていますが、同時に、市民が期待される特徴ある診療体制の確立と病院運営をされて、経営健全化の最後のチャンスであることと、もう後がないとの自覚と決意を持って取り組んでいただきたいと思います。また、議会でも将来展望を含めて大変厳しい意見があることを十分に踏まえ、市当局、病院事務局、医師、関係職員が謙虚に、そして厳粛に受けとめていただき、計画目標に向けて頑張っていただき、不退転の決意で1年でも早く目標を達成され、評価を受けることを期待し、強く要望したいと思います。
 消防局は、全体の予算が抑えられている中で、市民の生命と財産を守るために、今年度は新しい施策のために多くの予算措置をされていることに評価をいたします。今後、救命・救助活動の際に市民の救助と消防隊員の安全確保をするために、以前の悲しい教訓を生かし、現場の指揮系統、体制の徹底を図り、あらゆる救助機材、機器を整備する大切さを市長部局も理解され、市民の生命を守る立場からの予算措置に配慮されることを要望いたします。そして、消防局、救助活動の先頭に立って頑張る隊員の安全対策と技能向上に対しての努力をされることも同時に要望いたします。
 最後になりますが、教育委員会の総合選抜制度と高校改革について意見を申し上げます。先日、私の代表質問に対し、教育長は、高校改革の今後の検討方針は、総合選抜制度の長所を踏まえ、高校改革学習会など関係者の意見を聞きながら、県教育委員会と連携を進め、入学者選抜制度の改善に取り組むと、大変慎重な答弁をされています。今後、関係者の意見を聞くに当たっては、高校改革学習会の皆さんのみならず、広く各層の教育関係者と教育現場の意見や各学校の父兄の声を聞いていただき、西宮市の教育を改革、変更する可能性がある重要な問題ですから、慎重に検討され、矛盾の拡大や格差がさらに広がることなどの問題が出ないようにされることを強く要望したいと思います。
 以上、18年度予算に対する課題、問題点、評価点、努力目標等を指摘いたしましたが、行財政改善実施計画を着実に前進させていただき、今後も、施策、事業の執行に際しては、市民の理解と協力を得るための努力を行っていただくことを要望いたしまして、賛成討論といたします。
 以上です。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、八木米太朗議員の発言を許します。
◆22番(八木米太朗) お許しをいただきまして、にしまちネットを代表いたしまして、ただいま上程中の議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算案のほか各会計予算案につきまして、賛成の立場から意見、要望を申し上げます。
 まず、今回の予算審査におきまして、昨年12月の事務事業評価表の点検シートに引き続き、評価の結果一覧及び施策の評価の一部──指標と実践値が示されました。いずれも当初の行政経営改革基本計画からいえばおくれにおくれて、やっと出てきたという印象で、事務事業評価の改善シートが明らかにされてない段階では、取り急ぎ、何はともあれつくってみたという感じは免れませんが、しかしながら、試行錯誤的未完成品であっても,そのような批判も覚悟の上でまとめ上げ、予算審査に提供していただいたことは、まずもって評価するところであります。これらは、予算事項別明細書の内容を裏打ちする資料として活用させていただきますので、分科会でもお願いいたしましたが、改善すべき点で重要なものを4点ほど申し述べます。
 まず、事務事業評価表には、上位の施策評価や最上位の政策評価の系統がわかるように、言いかえれば、行政評価の中で事業の位置がわかり、データとして多方面からの検索、分類が可能なように、それぞれの事務事業について統一した固有のコード番号をつけること。市が実施する事業の根幹、根拠は総合計画であり、その基本構想、基本計画を具現化されるものとして3年単位の実施計画がありますが、必ずしもこれらは明確な理念や戦略に基づいて構築されたものでなく、どちらかといえば総花的な事業の羅列で、明確な数値目標に欠け、特にあらかじめ優先順位が設定されたものではありません。このように、現状では非常に評価しにくい背景があり、加えて、総合計画の分類と行政方針の区分が異なっているために、施策、政策と系統づけることはかなり複雑な作業になると思われますが、事務事業を判断する手法としては、ただ単に各事業のよしあしを個別に取り上げて判断を下すよりも、他の事業や施策と政策との関連で評価することが、より重要となってきますので、施策区分のコードや政策区分コードを付与した固有のコード番号をつけることは、審査のスピードアップにもつながると考えます。
 2点目は、事務事業評価表には類似事業の記載欄はありますが、事業の中には担当課のみでできない事業も多いと思われます。ですから、その事業に関連する部署の名称、コード番号を記載する欄を設けること。これは、縦割り行政の弊害をなくし、担当部署に関連部署との連携の大切さを認識させ、チーム編成などの連携を促す効果もありますので、よろしくお願いいたします。
 3点目は、言葉の定義について。行政方針や施策評価シートでは、乱暴にも施策と政策がごっちゃになって使われていますが、行政経営改革基本計画においては施策評価と政策評価は明確に区分されていますので、いま一度、行政経営改革の原点に立ち返り、施策と政策の違いを再確認し、行政経営システム構築に向け精力的に取り組んでいただきたいと思います。
 4点目は、平成16年9月に公共事業評価委員会を立ち上げたと聞いておりますが、行政経営改革の視点に沿った公共事業の評価システムを早急に構築していただきたい。膨大な経費が必要な公共事業については、事前評価、中間評価、事後評価のうち、特に事前評価を重視して、市民の参画のもと、事業の企画、立案、点検を図るようなシステムを目指していただきたいと考えます。今年度は、行政経営改革の内部マネジメントとして人材育成に重点を置いた人事評価システムの構築も目指すとのことですが、まず、自己目標設定が事務事業評価と連携する目標設定であること、評価は、上司のみでなく、360度の評価を目指すこと、また、人事評価システムの構築と同時進行で早急に職員意見提出制度を立ち上げていただきたいと考えます。新財務会計システムにおいては、1日も早く事務事業評価と連携したシステムとなり、予算編成に活用できるシステム構築をお願いいたします。
 市民の参画と協働は行政経営改革の2本柱の一つであることは、代表質問で繰り返し言わせていただきました。この行政経営改革の外部マネジメントは、内部マネジメントと言われる行政経営型マネジメントと対立関係にあるわけでもなく、また、別々に存在するのではなく、内部マネジメントの行政評価、人事、予算、資産管理、目標管理の各システムの構築においてさえも、市民の参画と協働の場をどのように設定するのか、そのことを考えていただきたいと思います。すなわち、行政運営を根幹に置いて、その仕組みづくりから参画と協働が図れるなら、仕組みをつくる段階のスタート時点で、もう既に高い市民満足度が獲得できるという構図であります。理想かもしれませんが、ぜひ御検討いただきたいと思います。
 次に、個別課題について、一般質問や分科会で指摘させていただいた中から特に強調しておきたいものを2点要望させていただきます。
 1点目は、コミュニティーバスと南北バスについてですが、この二つは慎重に臨んでいただきたいと思います。コミュニティーバスについては、利用する人が中心になって運営を考えていかなければ持続できないこと、市民の皆様の貴重な税金を垂れ流すのであればいざ知らず、行政主導では経営が持続できないことを肝に銘じて検討していただきたいと考えます。南北バスについては、答弁でも明らかになったように、試験運行、すなわち一歩踏み出したら、後戻りがなかなかできないということであります。慎重に各データを精査して、試験運行に踏み切るなら、売上目標や期間を明確にし、本格実施へ移行できる数値、ボーダーラインを明確に示した上でやっていただきたいと考えます。
 2点目は、JR西ノ宮駅南広場の公衆トイレ設置です。これは、設置場所、予算額に問題があります。設置場所については、景観面、防犯、また乗降客の動線から、決して好ましい位置とは申せません。費用見積もりも厳密に検討した結果とは言いがたい高額な数字です。位置、建設費をいま一度精査して、慎重に取り組んでいただきたいと思います。
 このほか、代表質問、一般質問、分科会、常任委員会で取り上げました点にも御留意いただきまして、当局並びに職員の皆様方におかれましては、本当にしんどいときではございますが、ともに変革への取り組みを推し進めるよう重ねてお願い申し上げまして、新年度各予算案の賛成討論といたします。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) 次に、たかはし倫恵議員の発言を許します。
◆4番(たかはし倫恵) 議案第362号平成18年度西宮市一般会計予算に対して反対の立場から討論いたします。
 来年度予算は、一般会計で1,582億843万円と、前年度比3.2%の増額、また、借換債を除けば1,449億1,517万円と、実質3.4%の減額予算となっています。2年前の平成16年度当初予算が1,682億5,073万円だったことを考えると、来年度予算はちょうど100億円減の減額予算となります。西宮市の予算は緊縮型に移行していると言えます。予算の枠組みが小さくなる中で大きな投資的経費があれば、そこに当然議論が集中しがちになります。しかし、震災から11年を経て震災復興事業も一息ついた現在、公債費が重く市民生活にのしかかってはいるものの、来年度予算には、阪急今津線の高架化事業費も予算計上はされておらず、これといって大きな新規の事業経費は見当たりません。また、財政課発表の財政収支試算表では、平成20年度の財源不足額も71億円と、1年前の見込みと比べると93億円も大きく改善しています。2年前には財源不足額が平成20年度に321億円に達する、赤字再建団体への転落の可能性もあり得ると予測していたことを考えれば、当初の財政当局の見通しとは異なり、市の財政状況は大きく好転していると言えます。それでは、これからの西宮市の未来は明るいと言えるでしょうか。あるいは、現在の痛みに耐えれば、市は深刻な財政危機を脱し、将来は愛と希望の町にあふれていると市民一人一人が思えるでしょうか。
 ここで教育の問題を提起したいと思います。私は、自分が担当する市民文教常任委員会で非常にショッキングな数字を見つけました。先ほど共産党の討論でも述べられていましたが、学校ごとに配分する予算額を公立学校に通う児童生徒数で割った数字、つまり児童1人当たりの学校配分予算額がここ10年間で大きく落ち込んでいます。10年前の平成7年、学校配分予算は、小学校で6億6,000万円、児童1人当たり2万7,000円もありました。この金額は、毎年、年を追うごとに見事なほど低下を続け、今年度で1万7,000円、来年度は1万5,000円にまで低下します。平成7年度比約44%も落ち込んでいます。子供の数はふえているのに総額は減っています。震災前の平成5年度、学校配分予算の総額は13億7,000万円もありました。しかし、来年度予算では約半分の7億4,000万円しか計上されていません。西宮市の将来を担う子供たちの教育予算が年々削減され、西宮市の学校教育がこのような状態に置かれているという現実は、非常に深刻な意味を持っています。特に最近では、格差社会、勝ち組、負け組という言葉が席巻し、市民生活の二極化が指摘されています。生活保護受給者の増大、国民健康保険の滞納者の増加、母子・父子家庭の増加、就学奨励金受給者の増加など、一つ一つのデータが現実をあらわしています。こうした大人社会の格差のあおりを受けているのが子供たちです。経済力のある家庭は私学を選択することができます。また、私学へ行くために塾の費用を幼いころから払うことができます。しかし、その一方で、私学の余地など全くない、公立しか行けない家庭の子供たちが歴然といます。親の経済力を子供たちは選ぶことはできない以上、公立学校での教育は重要な意味を持っていますし、今まさにそうした公立学校の存在価値が問われているのではないでしょうか。学校配分予算は一つの象徴、予算額は全体として見れば確かに小さい。しかし、例えば公立小学校の児童1人当たりの図書費さえ、西宮市が児童生徒1人当たりにかけている図書費は、今では全国平均を下回っているという現実があります。これでも西宮市は文教住宅都市、またグレードの高い町と言えるでしょうか。児童1人当たりの学校配分予算がこれほどまで縮減されてきた一方で、この10年間の職員給の推移を出してもらいました。算定式は、決算統計の基礎資料の人件費総額から退職金総額を引き、さらにそれをその年度の職員数で割ったものです。職員1人当たりの職員給は、10年前の平成7年、928万円でした。その後増加を続け、平成10年度がピークの981万円、それ以降、徐々に下降して、平成16年度は931万円となっています。この金額は10年前とほぼ同額です。つまり、職員1人当たりの給与水準は、この10年間、上がりこそしても、平成16年度までは10年前の水準をキープしているということです。この10年間の市財政を見れば、市債残高は膨らみ、職員1人当たりの給与費も落ちることはなく、そして、教育費の学校配分予算は大きく落ち込みました。市長は、教育長も歴任されておられたかと思います。教育は未来への投資、将来への希望です。市長の言う愛と希望を実現しようと思えば、教育にかけるお金は、枠配分予算の中でマイナスシーリングをかけ、年々減額し、10年前の半分近くまで落としていくようなたぐいのものでは決してないと思います。
 以上、長くなりましたが、私の担当委員会でもあり、この点については大変重要な視点だと思いましたので、強く指摘しておきます。
 このほかの点については簡単に述べます。
 180件に及ぶ補助金の見直しは、最終の市の考え方が出されてからは、議会の審議を受けても1件の補助金の見直しもありませんでした。二次評価で廃止とされながらも復活したものや、事業としては必要であるが、補助額が水膨れしており、もっと思い切って減額すべきもの、また、中には、重要な意味があるので残さないといけないものも廃止になっています。いずれにしても、問題が多々残されており、補助金はもう一度見直しの機会を持ち、ゼロベースから評価すること、また、年限を限っての申請とすることなど、補助金を出す仕組みそのものをやり直さなくてはならないと思います。
 また、補助金は今回審査対象となりましたが、その片隅で委託費が見直しの対象から外れ、温存されたままとなっています。今のままでは、補助金と委託費の乖離が大きく、市の全体的な施策の整合性がとれなくなっていると思います。
 それから、議会費については、補助金の見直しの対象となっていた政務調査費が、二次評価で厳しく補助額の見直しや市民への説明責任として領収書の添付の必要性など指摘されました。しかし、来年度予算では現行どおりとなっています。また、費用弁償や交通チケット、議員視察など、種々の見直しもなかなか進んでいません。財政状況の厳しさを理由に市民福祉金をばっさりと廃止決定したときのように、思い切って議会費も見直していただきたいと思います。
 最後に、赤字再建団体への回避のために、市民へ、それも社会的弱者と呼ばれる人々、子供や障害者、高齢者、母子世帯などへ痛みを押しつける施策が目につきました。とりわけ市の単独扶助費だった市民福祉金の廃止は、影響額としても大きいものがあります。市の答弁として、よく、他市ではやっていないのでという言葉を聞きます。しかし、他市がやっていなくてもやらないといけないものがあります。市民福祉金もそうですし、補助金の中に含まれていた、例えば高等学校修学旅行生徒への補助金もその一つだと思います。他市がやらなくても西宮市だからこそやる、その価値を示すことによってむしろ他市や県が追随するような、そのような意思決定、そのような施策があっていいと思います。
 以上、西宮市が真の文教住宅都市、平和非核都市、そして環境学習都市となることを願って、私の反対討論といたします。
○議長(小林光枝) 次に、明石良昭議員の発言を許します。
◆5番(明石良昭) ただいま上程中の議案第362号、西宮市一般会計予算に対して賛成いたします。
 その意見、要望等については、既に常任委員会、予算委員会で述べておりますので、割愛させていただきます。
 なお、予算特別分科会におきまして、私の議員としての知識不足から、その採決について若干のそごを来し、委員長を初め関係者の皆さんに御迷惑をおかけしましたこと、これは380号の採決に関連いたしますので、後ほどそれに関連してしっかりとおわびとその指摘いただいた議員並びに会派に対して御礼を申し上げる予定でございます。その節には、私のこの席上、背中を向けたままでは大変失礼でございますので、壇上から申し上げたいと思います。
 これをもって賛成討論といたします。
○議長(小林光枝) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入る前にここで休憩をとりたいと思います。
 なお、再開は、3時40分の予定でありますので、よろしくお願いいたします。
   〔午後3時15分 休憩〕
    ────────────────
   〔午後3時40分 開議〕
○議長(小林光枝) ただいまから休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより日程第2の採決を行います。
 採決は議事の都合により3回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第362号、議案第364号及び議案第372号の3件を除く14件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案14件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第364号及び議案第372号の2件の採決を起立により行います。
 両件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第364号及び議案第372号の両件は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第362号の採決を起立により行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第362号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第3 議案第418号ほか11件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 たてがき初男議員。
◆37番(たてがき初男) 総務常任委員長報告を申し上げます。
 ただいま上程中の、議案第418号平成17年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、議案第428号平成17年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第2号)、以上2件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳しく説明を聞き、審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上であります。
○議長(小林光枝) 次に、市民文教常任委員長 石埜明芳議員。
◆23番(石埜明芳) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第418号平成17年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、議案第419号平成17年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第421号平成17年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)、議案第423号平成17年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第3号)、議案第426号平成17年度西宮市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、以上5件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取し、審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、厚生常任委員長 田中正剛議員。
◆9番(田中正剛) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第418号平成17年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、議案第420号平成17年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第3号)、議案第427号平成17年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第429号平成17年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第5号)、以上4件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、建設常任委員長 つかだ誠二議員。
◆39番(つかだ誠二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第418号平成17年度西宮市一般会計補正予算(第8号)のうち本委員会所管科目、議案第422号平成17年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第424号平成17年度西宮市市街地整備事業特別会計補正予算(第2号)、議案第425号平成17年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第2号)、以上4件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 上程中の各件に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 上程中の各件は、ただいまの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案第418号ほか11件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、日程第4 議案第379号ほか37件を一括して議題といたします。
 各件に対する委員長の報告を求めます。
 まず、総務常任委員長 たてがき初男議員。
◆37番(たてがき初男) 総務常任委員長報告を申し上げます。
 ただいま上程中の、議案第379号指定管理者指定の件(西宮市民会館ほか2施設)、議案第380号指定管理者指定の件(西宮市甲東ホール)、議案第381号指定管理者指定の件(西宮市立北口駐車場)、以上3件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳しく説明を聞き、提出された関係資料をもとに審査しました結果、議案第380号については賛成多数をもって、他はいずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上であります。
○議長(小林光枝) 次に、市民文教常任委員長 石埜明芳議員。
◆23番(石埜明芳) 市民文教常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第382号指定管理者指定の件(市立大箇市民館ほか21施設)、議案第383号指定管理者指定の件(西宮市立芦乃湯会館)、議案第384号指定管理者指定の件(西宮市立市民ギャラリーほか1施設)、議案第385号指定管理者指定の件(西宮市立中央体育館ほか8施設)、議案第386号指定管理者指定の件(西宮市立山東自然の家)、議案第410号平成18年度西宮市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定める件、議案第411号水稲無事もどし金交付に関する件、議案第412号平成16年度一般会計繰入金処理の件、以上8件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、議案第385号については賛成多数をもって、他はいずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、厚生常任委員長 田中正剛議員。
◆9番(田中正剛) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の議案第387号ないし議案第408号指定管理者指定の件22件につきましては、去る3月14日以来開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 次に、建設常任委員長 つかだ誠二議員。
◆39番(つかだ誠二) 建設常任委員長報告。
 ただいま上程中の、議案第409号指定管理者指定の件(愛宕山住宅ほか76施設)、議案第413号訴え提起の件(市営住宅明渡し等請求事件)、議案第414号市道路線認定の件(西第1404号線ほか5路線)、議案第415号市道路線変更の件(幹第32号線ほか2路線)、議案第416号市道路線廃止の件(西第820号線)、以上5件につきましては、去る3月14日開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、いずれも異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、順次許可いたします。
 まず、上田さち子議員の発言を許します。
◆25番(上田さち子) ただいま上程中の諸議案のうち、日本共産党議員団は、議案第385号指定管理者指定の件(西宮市立中央体育館ほか8施設)及び議案第408号指定管理者指定の件(西宮市西宮中央運動公園有料公園施設ほか7施設)、以上2件に反対をいたします。
 以下、理由を述べます。
 両議案は、市内の体育施設や公園施設を、財団法人西宮スポーツセンターを指定管理者に指定しようとするもので、今回、体育施設のうち市立中央体育館ほか6体育館は非公募で、能登運動場と甲子園浜野球場は公募で、また、公園施設では、西宮中央運動公園施設ほか5施設は非公募、高座山公園施設と津門中央公園施設は公募により選定をしたもので、いずれも西宮スポーツセンターが候補として提案されました。日本共産党議員団は、基本的には同法人を指定管理者にすることについては賛成する立場で審査しました。しかし、その中で評価結果の一覧表が提出されましたが、審査項目1番目の法人等の概要について、西宮スポーツセンターに対する評価点が非公募では57点、公募では63点と違いが出てきたのです。本来、法人への評価というのは、同じ選定委員が行うのであれば、公募であれ非公募であれ、同一でなければならないと思います。この点を質疑したところ、同時に評価していない、時間差があったためとか、非公募は慎重にした、公募分は他の団体と比べて厳しく、非公募分は妥当であるかどうかを見たのではと、憶測での答弁もありました。これでは指定管理者を選定する選定委員として不適格ではないか、また、評価そのものが信頼できない、このような思いから、今回の指定管理者指定についてはあえて反対することにしました。
 なお、今議会には多くの指定管理者指定の件が議案として上程され、審査しましたが、評価の方法もばらばらで、全体として非常に甘いという感じがしたのは我が党の感想だけではないと思います。それぞれ選定委員に任せているということでしたが、やはり市としても統一した選定基準や選定方法をつくるべきではないか、このように思います。これからも多くの公の施設について指定管理者制度に基づき指定していくことになると思いますが、この点、庁内で検討することを強く求めておきます。
 以上、日本共産党議員団の討論です。
○議長(小林光枝) 次に、明石良昭議員の発言を許します。
◆5番(明石良昭) 壇上での発言をお許しいただきたいと思います。
   〔明石良昭議員登壇〕
◆5番(明石良昭) お許しをいただきまして、ただいま上程中の議案第385号指定管理者指定の件(西宮市甲東ホール)に関する反対討論をさせていただきます。
 説明の都合上、三つに分けさせていただきます。一つ目がこの反対討論自体ですね。それから、先ほど申し上げた私のそごに対するおわび、それから、それを指摘してくださった方に対する御礼の三つに分けて説明をしたいと思います。
 まず、この指定管理者の件なんですが、今も共産党の上田議員から御発言ありましたとおり、どこが選ばれたとか、そこの業者がどうやということは、私、昨年も、実は市民局から出ました広田山荘のときには反対したんですが、はっきり申し上げて、その個別の反対じゃなくて、やはり選考方法がどうしても納得できないということで反対討論をいたしました。今回も全く同じでございます。ほかにもたくさんのあれが上がってるわけですが、たまたま甲東ホールに関して詳細な情報を入手する機会がございましたので、これについてのみ反対しておりますが、まず第1に、この甲東ホールの前年の予算ですね、大体1,700万円弱ですか、この予算を指定管理者に移行してどのように削減していくか、どのように有効に活用するんだと。要するに、市民の財産をどうすれば最大限に有効に活用するんだ。これは、もうずっとこれ、私、指定管理者については述べてる意見でございまして、果たして今回のその選考過程の中でこれが本当にされたのかどうか。先ほどもちょっと委員のことがありましたね、いろいろね。甲雄会の方も共産党もおっしゃってました。今回も5名の選定委員がこれの選定を行ったわけでございますが、そのうちの2人は内部ですね、部長と局長でいらっしゃいました。残りが一般の方から選ばれたわけなんですが、まずこれ、九つの団体が応募されました。九つ、これが多いか少ないかというのは、ちょっとなかなか議論のあるとこなんでしょうけど、九つの団体のうち、すべてを面接せずに、1次選考で五つだけ選んで、残り四つを落としてしまうんだと。しかも、これ、書類が大事なんだ──この審議過程のを、実は私、全部読んだんですけど、書類こそすべてだということで、書類選考が第一なんやということでやられたという記録が残っとるわけですね。常任委員会でもその点について説明したら、今度は、書類だけじゃやはりわからないから面接も呼ぼうじゃないかということなったということらしいんですね。その面接の時間は何分なんですかと、1件当たり、質問しました。20分。ということは、落とされた四つ呼んでも80分なんですね。仮にですよ、私が選定委員に選定されたとする、市民の1,600万円の財産、これをどうやって有効活用するんだと。九つ、私は少ないと思う。九つの団体しか出てきてない。全部合わせても180分の面接で済むわけですね。本当やったら自分からそこへ行って聞きます。慎重に慎重を期してね、本当大丈夫なんか、書類ではこんなこと書いてあるけど、あんた、ほんまかいなと。これがやっぱり市民の財産の有効活用を担う委員の姿じゃないのかなと。これ、一般論ですよ、あくまで。違うと言われたらそれで終わりなんですよ。私はそう思います。ですから、それについて、この選び方、まして、書類なんて作文できるわけです、何ぼでも。コンサルタントもおりますし、幾らでも作文できる。この選ばれたとこに対して、私、文句言うわけじゃないけど、ここが選ばれた理由の中に、実は、ここが今までやったこともない、この業者さんがね、それについてすばらしい案が述べられてるというのも言われたそうなんです。これ、作文じゃないんですかね。やったことないんですよ、今まで。作文じゃないのかなと私思ったんですけど、いずれにしろ、この選ぶ姿勢、やはり慎重を期してないと私は思います。たった80分間、面接すれば済んだはずなんですよ、九つのうちあと四つ、それすらもやらんで、何が一体選定委員会なのかと。ほかにもいろんな選定委員に対して意見出てましたけど、この甲東ホールに関しては、これが私は一番問題だと。ですから、この議案第380号に反対いたしました。
 ここからさっきの予算のときに申し上げたんですけど、問題が発生したわけでございまして、これについて、まず最初におわびを申し上げます。これは、私の議員としての全くの知識不足に起因するものでございますので、これについては、この任期中、どっかの時点で私は明確な責任をとりたいというふうに考えております。ですから、これについてまず壇上からおわびするということと……(「いつすんねん」と呼ぶ者あり)来年6月まで任期ありますんでね、その間に明確な責任をとりたいと思ってます。
 それについて、もう一つは、そのおわびとともに、この指摘していただいた先輩議員に対して心から御礼を申し上げたい。ましてや、その所属する会派を代表しておっしゃった議員ですから、心からその会派にも御礼を申し上げたい。そこの会派からは、12月議会においてもですね、意見書をね、今まで言ったことをいきなり出しちゃいけないとか──意見書というのは意見を紙に書いただけですから、いきなり意見言ったらいかんと私は解釈したんですが、そのほか、それを提出するときも必ず根回しをしてこい、しかも、その根回しを本会議とかそういう時点でやらなきゃいけないんじゃないかという、そういう意見もおっしゃった。これ、もう大変勉強になりました。私もまだ3年目です。今まで議員として知識不足です。これも心から御礼申し上げたい。
 それでですね、今回も、もしかしたら知らないうちに何かそういうことがあったんかなと思ったんです、私もね。私、なぜかというと、先ほど片岡議員がおっしゃった先ほどの公金収納の件について、これ、白熱した議論が行われた、実はね、やっぱりおかしいんじゃないかと。三井住友銀行さんとあれするの、これおかしいやないか、ほかの方法ないんか、何でそんな言いなりになるんやと。それに対して複数の方が同じ意見、実はめったにないことなんですよ。大体、総務常任委員会は意見がみんな長い場合が多いんで、同じことを重複せんようにしとるんですが、これに関しては同じ意見か三つも四つも出た。三つぐらい出たんかな、3人ぐらい。それだけやっぱり大事な問題やと皆さん思ったんでしょうね。当然だと思います。私も、それ、本当は反対の立場から、おかしいやないか、何で三井住友銀行みたいな私企業の言うことに対してそこまであれせないかんの、ほかに何らかの方法があるんじゃないのかということを徹底的に──これは見てもろうたらわかりますけど、徹底的に意見を申し上げました。そこでふっと思い当たったんですね。そこで、その先輩議員は、会派は、意見をおっしゃらなかった。何でかなと思ってたんですよね。これもね、ずっと調べてみたら、平成16年3月議会ですね、同じ会派の栗山議員──栗山議員に別に個人的なあれがあるわけじゃないんですけど、たまたまここに、今手元に記録ありましてね、何でかたまたまあるんですけど、ここで三井住友銀行を物すごい持ち上げてはるんです。「今回のこの質問、実は、三井住友銀行の当事者の方も聞いておられるというふうに聞いてます、ラジオとかで。十分な質疑できたかどうか、ちょっとわかりませんけど、精いっぱいやらせていただきました」、つまり、三井住友銀行の代弁をされたわけですね、これね。「三井住友銀行さんの深い理解と愛に感謝していただいて、市長は感謝状でも出すべきじゃないかなというふうに思うんですが」と、こういう意見をおっしゃってるわけです。なるほどと、ここでわかったんですね。この甲雄会さんというのは市民の立場じゃないんだな、ああそうか、三井住友銀行さんの立場に立っておっしゃってるんだなと私も気がつきまして、これもまた一つの議員として大事な立場なんかと思って勉強させていただきました。これも心から感謝申し上げます。本当にありがたい。
 ですから、今回の委員会通じて私が今回勉強させていただいたことは、市民の立場を標榜しながらも、今回こういう史上最高の利益を出そうとしているメガバンクさん、これの方の立場に立った意見もすごい重要なんだなと。これが決して──1,500万円ですよ、1,500万円、これ、今私はずっと反対しとるんですが、公民館のグループ協議会の値上げ、これ、3年間で1,500円値上げ言ってますねん。ですから、1,500万円今まで三井住友さんが出してたやつを西宮市が今度出すことになって、往復で3,000万円ですわ。これが3年後の公民館の全収入に当たります。こんな金額、そんなことしてええんかいなというのを私は今まで思ってました。ところが、今回の委員会で勉強させていただいて、市民の立場だけじゃなく、そういうメガバンクさんの立場も考えて、たとえ市民の方にマイナスがあろうとも、そういうことをしなきゃいけないのかなということを勉強させていただきました。
 それともう一つは、やはりこういう白熱した議論を行って、私もちょっと余韻に浸っとったいうか、もっと何とかしよう思ってて……(「もう一回勉強せえや、そんなら」と呼ぶ者あり)議長、中川議員の不規則発言について注意してください。
 いずれにしろ、この御礼に関しては、きょうは残念ながらさくらFMが入ってませんので、また改めて一般質問なりで繰り返し繰り返し御礼を述べたいというふうに思っておりますので、本当に御指摘いただきましてありがとうございました。
 賛成討論とさせていただきます。
 ありがとうございました。
   〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 嶋田議員。
◆40番(嶋田克興) ただいま発言の中にありました、議員の名前は言われてませんけども、私のことだと思いますし、甲雄会のことをおっしゃってると思いますけども、委員会で私が委員長に問うたのは、議案380号を採決するときに明石議員は反対されたと思いますけど、再確認をしたい──先ほどそこの登壇のときに385号と言われましたけど、380号の間違いだと思います。その辺はよろしいです、記録上の整理でいけますから。そのときに委員長からは、そのとおりですと。先ほど今年度の予算に明石議員は賛成されたということがありますけども、その点についてはと、こういうことで言いましたら、委員長は的確に、それは最終的に明石議員の判断ですと、こうおっしゃいました。私もそれで納得をしました。ただ、私は、条例先議ということで条例の賛否を問うた場合、それはすべて予算が絡んでる、予算が絡んでる本予算を、そこで反対したのに賛成するという行為はいいのかなというぐあいに疑問を持っていましたから。先ほど予算に対しては賛成されました。だから、私は、この議案については間違うとるなということであれば、退場されるというのは一つの方法だったんです、これね。ほんまやったら、当然そういうことなんですよ。そうか、予算を退場して、これに反対をする、こういう二つのやり方があったのに、予算には賛成されましたんで、きょうどういう意見をおっしゃるのかなと思ったら、やっぱり反対だと、これは。こういうことでございますから、それ以上のことは申し上げませんけども、私たちは、委員会の中でいろんな議論をしてきたことについて、関連性を持たせますけども、それは、その人その人、一人一人の議員の見識の中で発言することであって、それはすべて私の意に反しておかしいということで議論をされるというのは、相互討論の場ではありませんから、一方放送の場合は、お互いに相互討論できる場でやっていただいたら結構だと、このように思います。
   〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 栗山議員。
◆17番(栗山雅史) ただいまの明石議員の討論の中で私の名前が出てまいりました件につきまして、私から議事進行させていただきます。
 討論の中に、甲雄会さんは市民の味方ではないというような発言がございました。三井住友銀行の件につきまして私が質問した件につきましては、収納事務等を行っている三井住友銀行に対して支払っている市の料金につきましては、私も、昔、銀行員でありましたからよく承知しておりますけれども、非常に少ない金額で、さまざまな人件費等も含めると多額な費用がかかっているにもかかわらず、市がこれまでの取引関係等で非常に、まあいえば甘えたような部分があるのではないか、つまりそういうふうな意見を私申し上げたまでであります。つまり、それは結果的には市の費用を適正に払うべきだということを私は申し上げたつもりでありまして、単に市民の皆さんの市税を使って負担を引き上げるというような意味合いで言ったのではありません。そういう意味から、私あるいは甲雄会に対して、市民のためになってないというふうな一つの見方は、その解釈は結構でありますけれども、私に対する断定的な発言につきましては取り消しをいただきたいと思いますし、議員らしい適切な対処を求めたいと思っております。
 以上です。
   〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 明石議員。
◆5番(明石良昭) 今の私の発言を全部後で記録をとっていただければわかるとおり、私は、完全にすべて認めておわびを申し上げております。しかも、勉強させていただいてありがとうございましたと申し上げております。一言も非難しておりません。ですから、今のことは、もちろんそちらさんも見識ということはいつもおっしゃってはるんであるんでしょうけど、幾らでも精査していただいて結構です。私は、おわびと御礼を申し上げております。本当にありがとうございました。
○議長(小林光枝) 議事を進めます。
 ほかに御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により4回に分けて行います。
 まず、上程中の各件のうち、議案第380号、議案第385号及び議案第408号の3件を除く35件の採決を行います。
 各件は、先ほどの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案35件はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第380号の採決を起立により行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第380号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第385号の採決を起立により行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第385号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第408号の採決を起立により行います。
 本件を先ほどの委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました議案第408号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第5 議案第431号を議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 市長。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 議案第431号西宮市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件につき提案理由を御説明申し上げます。
 平成18年3月31日付をもって任期満了の高林喜久生氏の後任には引き続き同氏を、坂口峯司氏の後任には西川定良氏を適任と認め、選任するに当たり市議会の同意を得るため提案する次第であります。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明は終わりましたが、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査については、これを省略することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査は省略することに決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 上程中の議案第431号は、これに同意することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、議案第431号は同意されました。
 次に、日程第6 議案第432号を議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 市長。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 議案第432号人権擁護委員の候補者推薦の件について提案理由を御説明申し上げます。
 平成17年9月30日付辞任に伴います向井元男氏の後任には八尾昌廣氏を、また、神戸地方法務局長から推薦依頼のあった増員による2名の候補につきましては、黒木順子氏及び矢野一江氏を適任と認め、推薦するに当たり市議会の意見を求めるため提案する次第であります。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明は終わりましたが、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査については、これを省略することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査は省略することに決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 上程中の議案第432号は、これを可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、議案第432号は可決されました。
 次に、日程第7 意見書案第46号ほか1件を一括して議題といたします。
 両件に対する提出者の説明を求めます。
 まず、中村武人議員。
   (中村武人議員登壇)
◆35番(中村武人) ただいま上程中の意見書案第46号道路整備の財源確保等を求める意見書提出の件の提案に当たり、僣越ながら提出者を代表して私から提案説明をさせていただきます。
 文案朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。
 道路整備の財源確保等を求める意見書(案)
 道路は、市民生活や経済・社会活動を支える最も基礎的な社会基盤施設であり、産業活動の利便性を高めるとともに、災害時に避難路や物資輸送路としての機能を果たす重要な役割を担っている。
 また、安全で快適なまちづくりを推進するうえでは、広域幹線道路や地域内幹線道路の整備を進めるとともに、鉄道との立体交差を促進し、自動車交通の円滑化を図ることが必要不可欠である。
 西宮市においても、近畿地方北部と阪神都市圏を結ぶ重要な交通基盤である一般国道176号「名塩道路」をはじめ、南部市街地における山手幹線や阪神連続立体交差事業等の整備促進が、地域の発展に大きく寄与するものと期待されている。
 道路特定財源の一般財源化は道路事業費の削減を招き、ひいては道路整備の遅延につながり、交通渋滞の解消、歩行者の安全確保、沿道環境の改善、さらには緊急時における救急・救援活動のための輸送路の確保などに多大な悪影響を及ぼすことが予測される。
 よって、本議会は、今般の道路特定財源に関する政府の方針に対し、地方の懸念を十分勘案し、国民が安心できるよう、下記の事項について改めて強く要望する。
           記
 1 受益者負担の趣旨に則り、道路特定財源はすべて道路整備に充当すること。
 2 活力ある地域づくりを進めるため、道路整備を効果的かつ効率的に推進できるよう、道路整備の予算確保に努めること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成18年3月24日
  西宮市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、金融・経済財政政策担当大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣であります。
 以上であります。
 何とぞ本案に対し御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。
○議長(小林光枝) 次に、たてがき初男議員。
   〔たてがき初男議員登壇〕
◆37番(たてがき初男) ただいま上程中の意見書案第47号出資法の上限金利の引き下げ等を求める意見書提出の件の提案に当たり、僣越ながら提出者を代表して私から提案説明をさせていただきます。
 文案朗読をもって提案説明にかえます。
 出資法の上限金利の引き下げ等を求める意見書(案)
 今日、破産申立件数は、平成14年に20万件を突破して以来、依然として高水準にある。これは、消費者金融・クレジット・商工ローンなどで多額の債務を負い、返済困難に陥った多重債務者や中小零細事業者が主で、不況型・生活苦型自己破産が大半を占めている。また、警察庁の統計によれば、平成15年度の経済的理由による自殺者は8,897人にものぼり、依然として深刻な社会問題となっている。
 この多重債務者を生み出す大きな要因の一つに、利息制限法の制限金利及び出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(以下「出資法」という。)第5条の上限金利が高すぎることがある。現在、我が国の公定歩合は年0.10%、銀行の貸出約定平均金利は年2%以下という超低金利状況下にあるが、出資法上の上限金利は、年29.2%であり、これは異常なまでの高金利である。
 リストラ、倒産による失業や収入減等、厳しい経済情勢の中であえぐ一般市民が安心して生活できる消費者信用市場の構築と、多重債務問題の抜本的解決のためには、出資法の上限金利を、少なくとも利息制限法の制限金利まで早急に引き下げることが必要である。
 一方、貸金業の規制等に関する法律(以下「貸金業規制法」という。)第43条における利息制限法の例外を認める、いわゆる「みなし弁済」規定の存在が貸金業者等の利息制限法超過金利での貸付を助長し、多くの多重債務者を生み出している。暴利取得を認めるような貸金業規制法第43条は、経済的に弱い立場に置かれた人々を暴利取得から保護するという利息制限法の立法趣旨に反し、また、資金需要者の利益の保護を図るという貸金業規制法自体の目的規定とも相容れないものといえる。
 したがって、貸金業規制法第43条はもはやその存在意義を欠くものであり、出資法の上限金利の引き下げに伴い、撤廃するべきである。
 同様に、出資法附則に定める日賦貸金業者(日掛け金融)については、その返済手段が多様化している今日において集金による毎日の返済という形態の必要性が失われていること、また、厳格に要件を守らず違反行為が横行し悪質取立の温床にもなっていること等から、存在意義自体を認める必要はなく、日賦貸金業者に認められている年54.75%という特例金利は直ちに廃止する必要がある。
 また、電話加入権が財産的価値をなくしつつある今日、電話担保金利を認める社会的・経済的需要は極めて低く、この特例金利も直ちに廃止すべきである。
 よって、国におかれては、出資法及び貸金業規制法等を下記のとおり改正されるよう強く要請する。
           記
 1 利息制限法の制限金利を、市場金利に見合った利率まで引き下げること。
 2 出資法第5条の上限金利を、利息制限法第1条の制限金利まで引き下げること。
 3 貸金業規制法第43条のいわゆる「みなし弁済」規定を撤廃すること。
 4 出資法における、日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成18年3月24日
 西宮市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、金融担当大臣、総務大臣、法務大臣であります。
 以上であります。
 何とぞ本案に対し御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。
○議長(小林光枝) 提出者の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 上程中の両件に御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。
 この際、お諮りいたします。
 上程中の両件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の審査を省略することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、上程中の両件につきましては、委員会の審査を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告を受けておりますので、杉山たかのり議員の発言を許します。
◆13番(杉山たかのり) ただいま上程中の意見書案第46号道路整備の財源確保等を求める意見書提出の件について、日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。
 以下、その理由を述べます。
 日本の国と地方を合わせた借金総額は、2006年度末には775兆円に達するとされていますが、その最大の要因は、大型公共事業によるむだ遣いです。不要なダムや空港、高速道路などの大型公共事業が国民の厳しい批判を受けています。小泉内閣は、新年度もそこにはメスを入れず、高速道路整備計画では、事業主が決まっていなかった未開通区間19路線1,275キロをすべて建設する方針を決め、採算性が低く、有料道路として建設できない部分は国や地方の税金を投入して建設をします。むだな道路はつくらないと言って道路4公団の民営化を進めてきましたが、結局全部の道路がつくられることになっています。道路特定財源は、自動車にかかわる税金で、法律などで使途目的が道路建設に特定されている税収の仕組みをいいます。自動車のガソリンにかかる揮発油税、車検のときにかかる自動車重量税、自動車を取得したときにかかる自動車取得税などがそれで、国、地方合わせて6兆円の規模であります。毎年この巨額の税収を使い切るために不要不急のむだな公共事業が膨らんできています。この制度を改めて、普通の税金と同じように使途を限定せずに使えるようにしようというのが本当の一般財源化であり、政府の方針はこれと異なるものであります。揮発油税は、もともと、政府の財源対策の一環として1947年につくられ、当初は市税やたばこ税などと同じような使い道を特定しない一般財源でした。特定財源化したのは1953年、この当時は国道や県道でも改良されたものが30%など、道路整備を急ぐことに一定の根拠がありましたが、国道、都道府県道の舗装率は現在では96%に達し、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどの2倍あるいは3倍、こういう状況ですので、道路整備の緊急性は薄れています。このような状況で、なお入ってくる税金をひたすら道路づくりに投入し続ける道路特定財源は、むだな公共事業を拡大する仕組みの最たるものとして見直しを求める世論が高まるのは当然であります。
 なお、この意見書案の提出を要請してきた兵庫県は、この間、本州四国連絡道、山陽自動車道、阪神高速湾岸線、大阪池田線などに税金を投入する一方で、福祉医療助成制度は改悪を行うなど、福祉よりも大型公共事業を優先してきました。西宮市も、山手線拡幅事業や阪急甲陽線の地下化、阪急今津南線の高架化など、不要不急の事業に多額の税金を投入しようとしています。今すべきことは、むだな大型公共事業にメスを入れ、福祉や教育などを充実させるよう税金の使い道を改めることです。よって、道路特定財源をすべて道路整備に充当するよう求める意見書案第46号道路整備の財源確保等を求める意見書案について日本共産党西宮市会議員団は反対をいたします。
○議長(小林光枝) 通告による討論は終わりましたが、ほかに御意見はありませんか。
   〔発言を求める者あり〕
○議長(小林光枝) たかはし議員。
◆4番(たかはし倫恵) 本意見書に対して、私、たかはし倫恵は反対の立場から意見を申し述べます。
 道路特定財源は、1953年に創設された制度で、年間5兆円を超える税収を道路整備のためだけに使わないといけないというものです。日本が中進国から先進国へと高度経済成長を遂げる過程においては、国の基本的なインフラ整備として、この財源確保は重要な意味があったかと思います。しかし、半世紀を経て面的整備が進んだ現在、むしろこの道路特定財源は、その利点よりも弊害が目立つようになっています。その一つが、全国に1万4,000キロメートルを張りめぐらせる高規格幹線道路網もその一つでしょう。また、自治体においても、道路整備の補助率が高いことによる道路に依存した安易な町づくりが行われ、生活環境の悪化や自然破壊を引き起こす要因にもなっています。道路特定財源が一般財源化されたからといって、道路がつくれなくなるわけではありません。ことしの豪雪で、道路の必要性をより強く訴えておられる山間部の首長の方々の主張はわかりますが、それでも、道路特定財源がなくなったからといって道路ができなくなるわけではないのです。一般会計の予算の中で必要な道路は必要なものとしてオープンな議論の中でつくっていけばよいと思います。もちろん西宮市においても、必要な道路は整備していかなければなりませんが、西宮市の必要性と道路特定財源制度の維持とは全く異なる問題だと思います。よって、この意見書には反対の立場といたします。
○議長(小林光枝) ほかに御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 採決は議事の都合により2回に分けて行います。
 まず、上程中の両件のうち、意見書案第47号の採決を行います。
 本件は、原案のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました意見書案第47号は原案のとおり可決されました。
 次に、意見書案第46号の採決を起立により行います。
 本件を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
○議長(小林光枝) 起立多数であります。
 よって、ただいま採決いたしました意見書案第46号は可決されました。
 なお、ただいま可決されました意見書案の取り扱いにつきましては、正副議長に一任願います。
 次に、日程第8 請願第54号を議題といたします。
 本請願につきましては、先ほど意見書が可決されたことにより既に請願の趣旨が達せられたものと認めます。
 よって、上程中の本請願は採択されたものとみなすことにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、本請願は採択されたものとみなされました。
 次に、日程第9 陳情審査結果報告の件を議題といたします。
 陳情第76号ほか3件の陳情につきましては、担当常任委員会において審査願っておりましたところ、担当常任委員長から議長に対して、お手元に配付のとおりの審査結果報告が提出されましたので、この際、御報告いたします。
 次に、日程第10 議員派遣の件を議題といたします。
 本件につきましては、会議規則第120条の規定に基づき、お手元配付のとおり各市町へ議員を派遣しようとするものであります。
 よって、お諮りいたします。
 お手元配付のとおり議員を派遣することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 いま1点、お諮りいたします。
 ただいま決定された議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 次に、日程第11 議案第430号を議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 藤田助役。
◎助役(藤田忠穂) 提案理由を御説明申し上げます。
 議案第430号は、西宮市立中央病院条例等の一部改正の件で、厚生労働大臣が定める診療報酬に係る算定方法等が改められることに伴い、西宮市立中央病院条例のほか、西宮市手数料条例、西宮市立児童福祉施設条例及び西宮市応急診療所条例について所要の規定の整備を行うものであります。
 何とぞ御協賛賜りますようお願い申し上げます。
 以上で提案説明を終わります。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 上程中の本件に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、これをもって質疑を打ち切ります。
 上程中の本件は厚生常任委員会に付託いたします。
 ここで厚生常任委員会開催のため暫時休憩いたします。
   〔午後4時38分 休憩〕
    ────────────────
   〔午後5時05分 開議〕
○議長(小林光枝) ただいまから休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、申し上げます。
 休憩中、厚生常任委員長から付託事件の審査を終了した旨の報告を受けました。
 これより議案第430号に対する委員長の報告を求めます。
 厚生常任委員長 田中正剛議員。
◆9番(田中正剛) 厚生常任委員長報告。
 ただいま上程中の議案第430号西宮市立中央病院条例等の一部を改正する条例制定の件につきましては、先ほど開催の委員会において、当局から詳細なる説明を聴取するとともに、提出された関係資料をもとに審査しました結果、異議なく原案を承認すべきものと決しました。
 以上、委員長報告といたします。
○議長(小林光枝) 委員長の報告は終わりましたが、ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、質疑を打ち切り、討論に入ります。
 上程中の本件に御意見はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、討論を打ち切り、採決に入ります。
 上程中の本件は、ただいまの委員長の報告のとおり可決することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、ただいま採決いたしました議案第430号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第12 本市の環境・公害対策に関する調査の件ほか3件を一括して議題といたします。
 各件は、それぞれの特別委員会において調査願っておりますが、いまだその調査を終了されておりませんので、この際、会議規則第45条第1項の規定に基づき、各特別委員会の中間報告を求めたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 ここでお諮りいたします。
 各特別委員会の中間報告は、既にお手元に印刷配付されておりますので、これの朗読については省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、中間報告の朗読は省略することに決定いたしました。
 お手元に配付いたしております各中間報告に対し、御質疑はありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) なければ、各報告に対する質疑を打ち切ります。
 各報告によりますと、いずれもなお引き続き継続審査とされたいとのことでございます。
 よって、お諮りいたします。
 ただいま上程中の4件は閉会中の継続審査とすることにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、上程中の4件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、日程第13 総務常任委員会の所管事務調査の件ほか4件を一括して議題といたします。
 各件につきましては、それぞれ担当の委員会において調査願っておりますが、各担当の委員長から今期定例会中に調査を終了する見込みがないため閉会中の継続審査とされたい旨の申し出がありました。
 よって、お諮りいたします。
 上程中の5件は閉会中の継続審査とすることにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、上程中の5件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 以上で本日の議事日程は全部終了し、今期定例会に付された事件はすべて議了いたしました。
 よって、お諮りいたします。
 今期定例会の会期は来る27日までと議決されておりますが、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決定いたしました。
 閉会に際し、市長のあいさつがございます。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 第12回市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、去る2月27日以来、連日にわたりまして、平成18年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出予算案を初め、提案いたしました諸議案を終始慎重かつ熱心に御審議をいただきまして、御協賛を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
 御審議に際しまして承りました貴重な御意見、御要望などにつきまして、今後十分に留意をいたしまして、その執行に万全を期したいと考えております。
 さて、平成18年度におきましては、私を初め職員一丸となり、引き続き行政経営改革を推進し、事務事業の効率的、円滑な執行に万全を期すとともに、新しい課題の解決に向けまして全力で取り組むことにより、安全で安心できる個性豊かな文教住宅都市西宮の実現を目指してまいります。議員の皆様には、どうか西宮市政発展のため御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 終わりになりましたが、議員の皆様を初め、市民の皆様並びに報道関係の皆様から賜りました御厚情に感謝申し上げますとともに、皆様のますますの御健勝を祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。
○議長(小林光枝) 次に、教育委員会委員長のあいさつがございます。
   〔尾崎八郎教育委員会委員長登壇〕
◎教育委員会委員長(尾崎八郎) 第12回市議会定例会の閉会に当たりまして、教育委員会からも一言ごあいさつ申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、長期間にわたり、今議会に提案された平成18年度各会計予算、また教育委員会にかかわる諸議案につきまして、慎重に御審議の上、御協賛賜り、心から御礼申し上げます。
 教育委員会行政方針の中でも申し上げましたが、少子化の進行による人口減少社会の到来とともに、社会経済構造は大きな転換期を迎えております。豊かな人間性を持ったたくましい子供たちの成長と将来に夢と希望の持てる安全、安心な地域社会を築くため、市民とともに夢はぐくむ教育の町西宮の実現に向け、西宮教育の推進に尽力してまいります。
 御審議の中で承りました貴重な御意見、御要望につきましては、今後とも十分に留意いたしまして、予算の一層の効率的かつ適正、厳正な執行に努め、教育行政の効果的な推進を図ってまいる所存でございます。
 定例会終了に際しまして、厚く御礼申し上げますとともに、今後とも御支援、御指導賜りますことをお願いいたしまして、ごあいさつといたします。
 ありがとうございました。
○議長(小林光枝) 第12回定例会を閉じるに当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 今期定例会は、去る2月27日に招集されて以来、26日間にわたる会期でございましたが、議員の皆様方の終始熱心かつ慎重な御審議のおかげをもちまして、2,904億円余りに及ぶ平成18年度予算を初め、提案されました数多くの重要議案も滞りなく議了することができ、ここに無事閉会の運びとなりましたことは、まことに御同慶にたえません。
 この間、議会運営等、何かと行き届かない私に対しまして終始温かい御指導、御助言を賜るとともに、予算特別委員長の重責を果たされました谷口哲司副議長、また、本会議、委員会を通じ議会運営に御協力いただきました議会運営委員会の正副委員長を初め、議員の皆様方に対して、心から感謝を申し上げる次第でございます。
 市長を初め市当局が議会の審議に寄せられました真摯なる態度に対し、謝意をあらわしますとともに、審議の過程で述べられました議員各位からの貴重な意見や要望につきましては、十分尊重され、今後の市政執行に反映していただきますよう、私からもこの際強く希望をいたしておきます。
 また、今月末をもって退職されます局長を初め多くの職員の方々には、長年にわたり大変御苦労さまでございました。今後とも、健康には十分御留意の上、御活躍されますとともに、西宮市発展のため、折に触れて御指導、御協力を賜りますようによろしくお願い申し上げます。
 ここ数年、団塊の世代の職員が定年を迎えられ、数多く退職していかれます。このことにより市民サービスがいささかなりとも低下しないように、事務等の引き継ぎ、継承には万全を期していただきますよう私からも特にお願いをしておきます。
 最後になりましたが、理事者並びに行政委員会の皆様方、報道関係の皆様方の御協力に対し厚くお礼を申し上げます。
 まことに不肖、至らない私でございましたが、皆様方の寛容と御協力に対しまして心からお礼を申し上げ、意は尽くしませんが、閉会のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
 これをもって本日の会議を閉じ、今期定例会を閉会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午後5時18分 閉会〕