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兵庫県 西宮市

平成17年12月(第11回)定例会−12月01日-01号




平成17年12月(第11回)定例会
 西宮市議会第11回定例会議事日程

          (平成17年12月1日午前10時開議)


日程順序        件         名             ページ

第1                                   6
 会期決定の件
第2                                   6
 認定第13号 平成16年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件
第3                                   9
 議案第292号 西宮市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定の件
 議案第293号 西宮市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例制定の件
 議案第294号 西宮市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例制定の件
 議案第295号 西宮市用品調達基金条例を廃止する条例制定の件
 議案第296号 西宮市市民福祉金条例を廃止する条例制定の件
 議案第297号 西宮市立芦乃湯会館条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第298号 西宮市勤労福祉センター条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第299号 西宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第300号 西宮市立学校条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第301号 西宮市敬老祝金条例を廃止する条例制定の件
 議案第302号 西宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定の件
 議案第303号 平成17年度西宮市一般会計補正予算(第6号)
 議案第304号 平成17年度西宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議案第305号 平成17年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)
 議案第306号 平成17年度西宮市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第307号 平成17年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第308号 平成17年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第309号 平成17年度西宮市市街地整備事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第310号 平成17年度西宮市公共用地買収事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第311号 平成17年度西宮市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第312号 平成17年度西宮市競輪事業清算費特別会計補正予算(第1号)
 議案第313号 平成17年度西宮市鳴尾外財産区特別会計補正予算(第1号)
 議案第314号 平成17年度西宮市集合支払費特別会計補正予算(第1号)
 議案第315号 平成17年度西宮市水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第316号 平成17年度西宮市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
 議案第317号 平成17年度西宮市立中央病院事業会計補正予算(第4号)
 議案第318号 訴え提起の件(市営住宅明渡し等請求事件)
 議案第319号 市道路線認定の件(西第1403号線)
 議案第320号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法を定める件
 議案第321号 町及び字の区域の変更の件
 報告第71号 処分報告の件{〔平成17年度西宮市一般会計補正予算(第5号)〕専決処分}
 報告第72号 処分報告の件(市長の専決処分事項の指定に基づく専決処分)
第4                                   10
 議案第322号 西宮市教育委員会委員の任命について同意を求める件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 2番 佐 藤 みち子   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 3番 河 崎 はじめ   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 4番 たかはし 倫恵   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 5番 明 石 良 昭   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 6番 大川原 成 彦   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 7番 町 田 博 喜   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 8番 しぶや 祐 介   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
 9番 田 中 正 剛   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
10番 木 村 嘉三郎   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   44番 上 谷 幸 彦
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人   45番 ざ こ 宏 一
16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子


             欠   席   議   員
11番 上向井 賢 二


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     中央病院事務局長  永 田 幸 治
助役        藤 田 忠 穂     消防局長      岸 本   正
助役        河 野 昌 弘     水道事業管理者   平 瀬 和 彦
収入役       進 木 伸次郎     水道局次長     井 田 佳 樹
総合企画局長    安 富   保     教育委員会委員長  尾 崎 八 郎
 市長室長     小 牧 信 雄     教育長       高 橋 忠 雄
総務局長      山 本   修     教育次長      屋 代 鶴 夫
 総務総括室長   亀 井   健     教育次長      三田谷 光 治
 財務部長     高 平 秀 男     選挙管理委員会委員長
市民局長      岸 本   梓               玉 置   肇
健康福祉局長    藤 田 邦 夫     代表監査委員    阿 部 泰 之
環境局長      藤 井 厚 夫     監査委員      村 西   進
都市局長      中 島 武 彦     農業委員会会長   吉 田 昭 光
土木局長      浦 川 和 男


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      斉 藤 啓 輔     調査課長      大 西 範 幸
次長        中 西 正 幸     議事課課長補佐   西 岡   衛
議事課長      市 栄 正 樹     議事課書記     櫻 井 瑠 美



   〔午前10時 開会〕
○議長(小林光枝) おはようございます。
 ただいまから西宮市議会第11回定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 開会に際し、市長からあいさつがございます。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) おはようございます。
 開会に当たりまして一言ごあいさつ申し上げます。
 本日ここに第11回定例市議会をお願いいたしましたところ、議員の皆様におかれましては、公私とも何かとお忙しい中、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
 今期定例会に提案させていただいておりますのは、平成16年度西宮市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定の件ほか諸議案でございます。何とぞ慎重に御審議の上、御協賛を賜りますようお願い申し上げます。
 さて、長引く不況、震災復興による市債の償還、そしてこのたびの国の財政改革により、西宮市では大変厳しい財政運営を強いられております。私は、西宮市の持つすばらしい魅力を生かし、安全で安心できる町づくりを進めていくためにも、財政再建の取り組みが何よりも重要であると考えております。そのためにも、すべての施策を見直し、効果の薄れた施策を廃止するとともに、内部管理経費を中心に歳出の削減や、事務執行の効率化など事務事業の大幅な改革を進め、歳入の確保を図るなど、第3次行財政改善計画を着実に推進し、高齢化対策や子育て支援、産業復興などの新しい市民サービスを充実させていかなければならないと考えております。
 議員の皆様におかれましては、どうか今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、第11回、12月定例市議会開会に際しましてのごあいさつといたします。
 何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(小林光枝) 現在の出席議員数は43人であります。
 本日は、上向井賢二議員、ざこ宏一議員から所用のため遅参、以上のとおり届け出を受けております。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、岩下彰議員及び町田博喜議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
 ここで、去る10月1日付をもって発令されました人事異動のうち、課長級以上の昇任者について紹介が行われます。
 藤田助役。
◎助役(藤田忠穂) 去る10月1日付人事異動における市長事務部局の課長級以上への昇任者について私の方から御紹介申し上げます。
 昇任者は、課長級2人でございます。
 総合企画局企画総括室政策推進グループ長 佐竹令次、健康福祉局長寿社会部長寿福祉課長 山北荘平。
 以上でございます。
 何とぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(小林光枝) 次に、教育長。
◎教育長(高橋忠雄) 引き続きまして、教育委員会の課長級以上の昇任者の紹介を申し上げます。
 部長級1人でございます。
 社会教育部長 松田博行。
 以上でございます。
 何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(小林光枝) これをもって紹介は終わります。
 これより日程に従い議事を進めます。
 まず、日程第1 会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間にいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間と決定いたしました。
 次に、日程第2 認定第13号を議題といたします。
 まず、当局の提案理由の説明を求めます。
 藤田助役。
◎助役(藤田忠穂) 提案理由を御説明申し上げます。
 認定第13号、平成16年度一般会計及び特別会計の決算認定の件につきましては、収入役より関係書類の提出があり、監査委員の審査を得ましたので、その意見を付して、市議会の認定を賜りたく提案するものであります。
 一般会計におきましては、歳入1,645億327万6,515円、歳出1,637億6,256万8,993円で、差し引き7億4,070万7,522円の剰余となりましたが、これから区画整理事業ほか3件の繰越事業費の合計14億444万円への充当財源1億4,500万4,000円を差し引いた実質収支額5億9,570万3,522円の黒字を翌年度に繰り越しいたしました。
 特別会計におきましては、国民健康保険ほか12特別会計の歳入総額1,008億5,432万720円、歳出総額1,004億8,722万8,303円で、差し引き3億6,709万2,417円の剰余となりましたが、老人保健医療事業特別会計では6,281万3,172円の歳入不足となり、翌年度歳入繰り上げ充用金で補てんしております。これら全体の剰余金から公共下水道建設事業ほか1件の繰越事業費の合計2億1,765万3,000円への充当財源3,661万2,000円を差し引いた実質収支額3億3,048万417円の黒字となっております。なお、翌年度への繰越金としましては、繰り上げ充用金を合わせて3億9,329万3,589円となっております。
 以上、何とぞ認定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小林光枝) 続いて、監査委員より決算審査に伴う意見の発表があります。
 監査委員 田村ひろみ議員。
   〔田村ひろみ監査委員登壇〕
◎監査委員(田村ひろみ) おはようございます。
 平成16年度西宮市一般会計及び国民健康保険など13の特別会計の歳入歳出決算及び西宮市援護資金など3基金の運用状況を審議されるに当たり、監査委員が審査した経過並びに結果につきまして、私からその大綱を申し上げます。
 去る7月29日に市長から審査に付された歳入歳出決算書、証書類、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに基金の運用状況に関する調書につきまして審査を行いました。
 まず、決算につきましては、事務局職員により、収入役所管の帳簿、証拠書類等及び関係部局に審査に必要な書類の提出を求め、調査を行いました。基金の運用状況につきましても、設置目的に従い、確実かつ効率的に運用されているかなどについて調査を行いました。さらに、疑問の点については、関係部局に質問書を送付し、書面回答を得た上、質問会などで説明の聴取、質疑応答を行いました。また、これらの過程において、行政監査的な視点にも留意して審査を実施しました。
 審査の結果、各会計の決算書及びその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は正確で、予算の執行状況はおおむね適正でありました。基金の運用状況につきましても、計数は正確であり、設置の目的に従って適正に運用されていました。
 以下、一般会計と特別会計の決算概要、基金の運用状況について申し上げます。
 なお、説明に当たっては、金額を千万円単位とし、単位未満は四捨五入させていただきます。
 一般・特別会計を合わせた決算総額は、歳入2,653億6,000万円、歳出2,642億5,000万円で、歳入歳出差し引き額は11億1,000万円の剰余となっています。この中には翌年度繰越事業費に充当しなければならない財源が含まれており、これを除いた実質収支額は9億3,000万円の剰余となっています。前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は1億8,000万円の剰余、また、財政基金の積立額2億6,000万円を加えた実質単年度収支額は4億5,000万円の剰余となっています。歳入歳出決算額は、前年度に比べ、歳入は120億5,000万円、4.8%、歳出は117億4,000万円、4.6%、それぞれ増加しています。
 歳入では、地価の下落に伴う固定資産税や、不況の長期化に伴う市民税の落ち込みなどにより、市税が減少していますが、市債、介護保険特別会計、国民健康保険特別会計で増加しています。なお、市債の借入額は236億6,000万円で、年度末の市債現在高は3,532億4,000万円と、前年度に比べ183億6,000万円減少しています。不納欠損額は16億9,000万円です。主な内容は、市税、国民健康保険料で、前年度に比べ8億円、88.7%増加しています。収入未済額は184億3,000万円です。主な内容は、市税、災害援護資金貸付元利金、国民健康保険料で、前年度に比べ14億6,000万円、8.6%増加しています。
 次に、歳出では、土木費、総務費で減少していますが、公債費、教育費、介護保険特別会計、民生費で増加しています。16年度の市債の元利償還金は533億2,000万円で、公債費比率は上昇を続けており、16年度は22.7%となっています。翌年度繰越額は16億2,000万円で、繰越率は0.6%です。前年度に比べ10億8,000万円増加し、0.4ポイント上昇しています。不用額は48億円で、不用率は1.8%となっており、前年度に比べ2億5,000万円増加し、不用率は前年度と同率となっています。
 それでは、一般会計について申し上げます。
 決算総額は、歳入1,645億円、歳出1,637億6,000万円で、歳入歳出差し引き額は7億4,000万円となっています。
 歳入は、前年度に比べ99億6,000万円、6.4%増加しています。これは主に、市税で13億3,000万円、諸収入で9億5,000万円それぞれ減少しましたが、市債で72億8,000万円、繰入金で47億8,000万円それぞれ増加したことによります。市税は、759億6,000万円で、歳入総額に占める割合は46.2%となり、前年度に比べ3.8ポイント低下しています。自主財源61.8%に対し、依存財源は38.2%で、前年度に比べ自主財源の比率が2.7ポイント低下しています。
 歳出は、前年度に比べ97億9,000万円、6.4%増加しています。これは主に、土木費で24億3,000万円、総務費で9億9,000万円それぞれ減少しましたが、公債費で99億9,000万円、教育費で17億円、民生費で15億2,000万円それぞれ増加したことによるものです。歳出総額に占める割合は、公債費26.3%、民生費24.6%となっています。性質別の構成比を見ると、消費的経費が52.9%、投資的経費が5.2%、公債費などのその他経費は41.9%で、前年度に比べ、消費的経費は1.6ポイント、投資的経費は2.5ポイントそれぞれ低下し、その他経費は4.1ポイント上昇しています。
 次に、特別会計について申し上げます。
 国民健康保険など13の特別会計の決算総額は、歳入1,008億5,000万円、歳出1,004億9,000万円、歳入歳出差し引き額は3億7,000万円です。一般会計からの繰入金総額は168億4,000万円で、前年度に比べ8億円、5.0%増加しています。
 主な特別会計について申し上げます。
 国民健康保険特別会計の歳入は、前年度に比べ3.8%増の322億1,000万円、歳出は3.0%増の319億5,000万円、歳入歳出差し引き額は2億6,000万円で、一般会計からの繰入金は31億5,000万円、前年度に比べ9,000万円の増加となっています。
 下水道事業特別会計の歳入は、前年度に比べ0.8%減の153億6,000万円、歳出は0.7%減の153億3,000万円、歳入歳出差し引き額は3,000万円で、一般会計からの繰入金は74億5,000万円、前年度に比べ1億6,000万円の増加となっています。
 老人保健医療事業特別会計の歳入は、前年度に比べ1.7%減の322億2,000万円、歳出は1.3%減の322億9,000万円、歳入歳出差し引き額はマイナス6,000万円で、一般会計からの繰入金は19億1,000万円、前年度に比べ1億8,000万円の増加となっています。
 介護保険特別会計の歳入は、前年度に比べ11.9%増の162億5,000万円、歳出は11.4%増の161億8,000万円、歳入歳出差し引き額は7,000万円で、一般会計からの繰入金は25億円、前年度に比べ2億6,000万円の増加となっています。
 主な財産の16年度末の状況は、公有財産で、土地929万平方メートル、建物160万平方メートル、出資による権利118億4,000万円、債権は、土地開発公社貸付金117億8,000万円、災害援護資金貸付金11億8,000万円など、189億円となっています。基金は、25基金で234億3,000万円、前年度と比べ10億2,000万円の減少となっています。
 次に、定額の資金を運用する基金の運用状況について申し上げます。
 援護資金は、1億5,000万円で、前年度と同額です。当年度末貸付額は1億3,000万円で、資金額に対する割合は87.4%となっています。用品調達基金は、700万円で変動ありません。基金回転率は2.6回です。土地開発基金は、100億円で変動ありません。このうち当年度末保有不動産は、取得価格で51億3,000万円となっています。
 以上、申し上げましたように、歳入の根幹である市税収入は、地価の下落に伴う固定資産税や、不況の長期化に伴う個人市民税の落ち込みなどにより減少傾向が続き、16年度では前年度に比べ13億3,000万円減少しています。歳出面においては、公債費比率がピークを過ぎたものの依然高い水準にあり、人口増、子育て支援や高齢化社会に対応する行政需要の増大などもあり、財政構造の硬直化がますます進んでいます。16年度は、減債基金の7億5,000万円に加えて、土地開発基金の現金部分を47億4,000万円取り崩して、一般会計へ繰り入れていますが、取り崩し可能な基金も減少し、今後は財源の不足が予想されます。
 こうした財政状況に対応するため、15年度を最終年次とする第2次行財政改善実施計画が実施され、累積効果額を含め271億2,000万円の効果を上げました。また、第3次西宮市総合計画で予定していた実施事業の見直しを行い、原則として新たに着手する事業は21年度以降に繰り延べされました。当局による17年2月の財政収支見込みでは、国の三位一体改革の進展状況や経済情勢により変動はあるものの、20年度までの財源不足額は231億9,000万円に達するとされています。17年度から取り組んでいる第3次行財政改善実施計画では、職員数・人件費の抑制、事業・施策の見直しや財政の効果的・効率的な運営など、行政のスリム化に取り組み、計画実施後の赤字額は163億9,000万円となり、赤字再建団体への転落は阻止できると見込まれています。
 最後に、決算の審査意見を申し上げます。
 市は、行政を経営するという新しい視点に立って、行政経営改革に取り組んでいます。16年2月には西宮市行政経営改革基本計画を策定し、限られた経営資源を最大限に活用し、市民満足度の高い行政経営を行うという経営理念を定めるとともに、新しい公共経営の考え方を取り入れ、一部取り組みの具体化が進んでいます。この行政経営改革の中核的なツールとして、行政評価システムを導入することとし、まず、事務事業評価システムが確立されました。その評価結果は、本定例会に提示されています。また、政策・施策評価、公共事業評価の取り組みも進められています。今後、行政評価システムの確立とともに、その成果の実施計画、予算編成への活用及び他市との比較による評価並びに中央病院、水道局を包含した取り組みが望まれます。その他、行政経営推進体制の整備として、トップマネジメントの確立や、外郭団体等の見直しなども取り組まれています。赤字再建団体への転落を阻止するため、第3次行財政改善実施計画に基づき、17年度では、職員給与の見直し、遊休市有地の売却など、18年度には、市単独扶助費の見直し、補助金の節減などに取り組まれますが、今後とも、市民の理解も得ながら、既存の事業、施策の見直しとともに、より効果的、効率的な行財政運営を行うため、行財政の改善に努めてください。
 収入未済については、各種債権の管理を的確に行うとともに、全庁的な整合性に配慮しつつ、負担の公平を確保するため、効果的な対策を検討するなど、収入未済額の減少に一層の努力をしてください。
 不納欠損については、今後とも慎重かつ厳格な取り扱いを続けるよう要望します。
 各事業、施策を推進するに当たっては、今後とも、適法性、公正性、公平性のみならず、効率性及び効果性に基づいて職務を執行するよう、職員の意識向上を図ってください。また、事務処理において、標準的に準拠すべき基準を整備するため、常に諸規定の点検を行い、全庁的な統一性を図りつつ、事務管理の改善及びその適正な執行に努めてください。
 団体に対する補助金等の見直しについては、各所管においての1次評価、外部委員の2次評価を経て、18年度予算に反映される予定となっています。今後とも、その必要性及び透明性の視点からの見直しを徹底されるとともに、補助金等の交付の適正化に努めてください。
 契約事務については、今後とも、入札及び契約方法の改善を進めるとともに、電子入札・電子調達システムも含め、公正な競争が行われるよう、契約手続の検討を行い、透明性、公平性の向上に努めてください。
 土地を初めとする資産については、今後とも適正な管理及び有効利用に努めてください。
 一般会計から特別会計への繰り入れは168億4,000万円で、これは前年度に比べ8億円の増加となっています。引き続き事業運営の改善、効率化を図り、各会計の一層の健全化に努めてください。
 決算審査に伴う主な意見は以上のとおりでございます。詳細につきましては、審査意見書をごらんください。
 議員各位におかれましては、監査委員の意のあるところを御理解くださいますよう重ねて申し上げ、決算審査意見の大綱といたします。
 ありがとうございました。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明並びに監査委員の意見の発表は終わりましたが、上程中の本決算に対する質疑は後日行うことにいたします。
 次に、日程第3 議案第292号ほか31件を一括して議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 藤田助役。
◎助役(藤田忠穂) 提案理由を御説明申し上げます。
 なお、議案番号のみを申し上げ、事件名を省略いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
 議案第292号から第302号までの11件につきましては、条例制定等の案件で、内訳としましては、新設をするものが3件、廃止をするものが3件、一部改正を行うものが5件であります。
 これらのうち、第3次行財政改善実施計画に基づき改正等を行うものが5件で、議案第295号、第296号及び第301号は、各条例を廃止するものであります。また、議案第300号は、鳴尾西幼稚園を廃園するもので、第302号は、廃棄物処理手数料を改定するものであります。
 次に、議案第292号は、条例に定める申請、届け出等の手続について、オンラインの方法により行うことを可能にするため、必要な事項を定めるものであります。
 議案第293号は、地方公務員法の改正に伴い、人事行政の運営等の状況の公表に関して必要な事項を定めるものであります。
 議案第294号は、地方自治法施行令の改正に伴い、長期継続契約を締結することができる契約について定めるものであります。
 議案第297号は、芦乃湯会館の分館として大黒会館を設置するものであります。
 議案第298号は、勤労青少年ホームにおける器楽室の新設に伴い、その使用料を定めるものであります。
 議案第299号は、夙川公民館及び瓦木公民館におけるエレベーターの設置に伴い、増設または面積が変更となる集会室等について使用料を定めるものであります。
 議案第303号は、平成17年度一般会計補正予算(第6号)で、歳入歳出からそれぞれ19億6,876万8,000円を減額し、歳入歳出総額をそれぞれ1,516億2,888万7,000円とするものであります。補正の主な内容としましては、商工費で11億7,889万9,000円、都市計画費で7億3,225万4,000円などを減額し、総務費で8億1,165万2,000円などを追加するものであります。また、歳入補正の主な内容としましては、地方交付税で16億4,224万6,000円、諸収入で11億7,100万9,000円などを減額し、市税で6億円などを追加するものであります。債務負担行為の補正は、学校園施設整備事業について限度額を6,550万円追加するものであります。また、地方債の補正は、住宅整備事業について限度額を2,200万円追加し、小学校施設整備事業ほか2件について限度額を1,770万円増額補正するものであります。
 議案第304号から第314号までの11件は、平成17年度国民健康保険特別会計ほか10特別会計の補正予算で、合わせて1億4,982万7,000円を減額するものであります。補正の主な内容としましては、下水道事業で1億4,663万4,000円、介護保険で8,727万5,000円を減額し、国民健康保険で1億3,488万1,000円、市街地整備事業で1,954万9,000円を追加するものであります。
 議案第315号は、平成17年度水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入で一般会計からの繰入額の増により381万8,000円増額し、収益的支出で職員給与費の減等により7,718万4,000円を減額し、また、資本的支出で職員給与費、工事請負費の減等により9,163万6,000円を減額するものであります。
 議案第316号は、平成17年度工業用水道事業会計補正予算(第2号)で、収益的収入で給水収益の増等により524万3,000円増額し、収益的支出で職員給与費の減等により147万3,000円を減額し、また、資本的収入で国庫補助金の減等により73万3,000円を減額し、資本的支出で工事請負費の増等により1,249万4,000円を増額するものであります。
 議案第317号は、平成17年度中央病院事業会計補正予算(第4号)で、収益的収入で、医業外収益を990万円増額し、病院事業収益を60億2,014万4,000円とし、収益的支出で、医業費用を393万7,000円減額し、病院事業費用を61億7,552万8,000円とするものであります。
 議案第318号は、訴え提起の件で、市営住宅の家賃を長期に滞納している者及び不正に使用している者に対して、それぞれ市営住宅の明け渡しと滞納家賃等の支払いを求めるものであります。
 議案第319号は、開発行為による公共施設の帰属により、1路線について市道の路線認定を行うものであります。
 議案第320号及び第321号の2件は、山口町名来の一部地区において新たに住居表示を実施するに当たり、住居表示の実施区域及びその方法を定めるとともに、その実施に当たり、町及び字の区域の変更を行うものであります。
 以上30議案につきまして、何とぞ御協賛賜りますようお願い申し上げます。
 次に、報告第71号は、処分報告の件で、専決処分いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。処分の内容としましては、平成17年度一般会計補正予算(第5号)で、先般なされた競輪事業廃止に係る損害賠償等請求事件の判決に伴い、その補償金を支払うため、歳入歳出にそれぞれ5,921万5,000円を追加し、歳入歳出総額をそれぞれ1,535億9,765万5,000円としたものであります。
 何とぞ御承認賜りますようお願い申し上げます。
 次に、報告第72号は、市長の専決処分事項の指定に基づく専決処分で、和解に係るもの2件、損害賠償の額の決定に係るもの3件の計5件について、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。
 以上で提案説明を終わります。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明は終わりましたが、上程中の各件に対する質疑は後日行うことにいたします。
 次に、日程第4 議案第322号を議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 市長。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) 議案第322号西宮市教育委員会委員の任命について同意を求める件につき、提案理由を御説明申し上げます。
 平成17年12月3日付をもって任期満了の高橋忠雄君の後任には眞鍋昭治君を適任と認め、任命するに当たり市議会の同意を得るため提案する次第であります。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明は終わりましたが、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査については、これを省略することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、本件に対する質疑、討論並びに委員会の審査は省略することに決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 上程中の議案第322号は、これに同意することにして御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、議案第322号は同意されました。
 ここで、このたび任期満了により退任されます高橋教育長より発言の申し出がありますので、この際、発言を許します。
   〔高橋忠雄教育長登壇〕
◎教育長(高橋忠雄) お許しをいただきまして、お礼のごあいさつを申し上げます。
 来る12月3日付をもちまして任期を満了いたしまして、教育長を退任させていただくことになりました。まことにありがとうございます。
 顧みますと、昭和34年、1959年4月に教職につきまして以来、西宮市の教育委員会に大変お世話になりました。46年余りの歳月が過ぎました。特に、現山田市長の後を受けまして教育長に就任して以来、5年間、文教住宅都市西宮の教育の充実、発展に参画させていただきました。時には不行き届きのために、皆様方に何かと御迷惑をおかけいたしましたが、皆様方の温かい御指導と限りない御厚情によりまして、任務を全うさせていただくことができました。終生忘れることはできません。身に余る光栄でございます。
 ここに、市長を初め、議会議員の皆様方、関係者並びに職員の皆様方に対しまして厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 最後になりましたが、皆様方におかれましては、御健康に十分御留意くださいまして、ますます御活躍されますことをお祈り申し上げますとともに、文教住宅都市西宮の限りない発展を祈念いたしまして、甚だ意を尽くしませんけれども、退任とお礼のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
○議長(小林光枝) ここで、今月3日付をもって退任されます高橋忠雄教育長に対し、議会を代表して私から一言ごあいさつを申し上げます。
 高橋教育長は、昭和34年、技術・家庭科の教員として甲陵中学校に奉職されて以来、浜脇中学校、学文中学校の教諭を務められ、さらに、県教委の阪神教育事務所勤務を経て、昭和63年には今津中学校校長として教育現場に復帰されておられます。その後、苦楽園中学校校長の後、平成6年から平成9年まで教育次長に就任、さらに、山田現市長の後を受け、平成12年12月、教育長に就任され、この12月3日をもって教育長2期目の任期が満了することとなっておられます。
 高橋教育長が残されました数々の業績につきましては、皆様方、既に十分御承知のとおりでございますが、教育次長時代に阪神・淡路大震災に遭遇し、避難所の運営や学校園の復旧、復興に陣頭に立って指揮をとられましたことは、きのうのように思い出されます。また、定時制西宮西高校の県への移管に尽力され、時代に即した高等学校教育の改善への道の第一歩を踏み出し、現在、同校が県立香風高校となっていることは御承知のとおりでございます。平成14年度に実施された学校サポートにしのみや事業、平成15年度の宮水ジュニア事業、さらに、本年度開始した宮水マスターコース事業など、他市に類を見ない社会教育の充実とともに、高橋教育長が行われた功績は枚挙にいとまがないくらいでございます。また、高橋教育長の情熱を込めた大きな声は、教育委員会を牽引していくばかりでなく、多くの市民に共感と親しみを感じさせるのに十分でございました。
 このような名物教育長が教育委員会から、さらにこの議場から去られることに一抹の寂しさを禁じ得ませんが、御退任後も、本市のよき理解者として、またよき相談役として、市政の推進に御協力を賜りますようにお願いする次第でございます。
 議会といたしましては、高橋教育長の今日までの御苦労に対し深甚なる感謝を表しますとともに、高橋教育長の御多幸と御健勝を心から祈念いたしまして、甚だ簡単粗辞で意を尽くしませんが、議会を代表してのごあいさつとさせていただきます。
 本当に長い間御苦労さまでございました。(拍手)
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 次会は、来る7日午前10時から本会議を開くことにいたします。
 なお、ただいま議場に在席の議員には、文書による開議通知を省略させていただきますので、御了承願います。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午前10時42分 散会〕