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兵庫県 西宮市

平成17年 6月(第 9回)定例会−07月06日-10号




平成17年 6月(第 9回)定例会
          西宮市議会第9回定例会議事日程

          (平成17年7月6日午前10時開議)


日程順序        件         名             ページ
第1                                   243
 会期延長の件
第2                                   243
 議案第256号  西宮市平和・無防備都市条例制定の件
第3                                   244
 条例制定請求代表者に意見を述べる機会を与える件

                             西宮市議会議長


             出   席   議   員

 1番 野 口 あけみ   16番 中 尾 孝 夫   31番 魚 水 けい子
 2番 佐 藤 みち子   17番 栗 山 雅 史   32番 草 加 智 清
 3番 河 崎 はじめ   18番 白 井 啓 一   33番 谷 口 哲 司
 4番 たかはし 倫恵   19番 田 村 ひろみ   34番 中 西 甚 七
 5番 明 石 良 昭   20番 三 原 憲 二   35番 中 村 武 人
 6番 大川原 成 彦   21番 今 村 岳 司   36番 蜂 谷 倫 基
 7番 町 田 博 喜   22番 八 木 米太朗   37番 たてがき 初男
 8番 しぶや 祐 介   23番 石 埜 明 芳   38番 片 岡 保 夫
 9番 田 中 正 剛   24番 管   庸 夫   39番 つかだ 誠 二
10番 木 村 嘉三郎   25番 上 田 さち子   40番 嶋 田 克 興
11番 上向井 賢 二   26番 阪 本   武   41番 美濃村 信 三
12番 喜 田 侑 敬   27番 小 林 光 枝   42番 楽 野 信 行
13番 杉山 たかのり   28番 西 田 いさお   43番 中 川 經 夫
14番 森池 とよたけ   29番 田 中   渡   45番 ざ こ 宏 一
15番 岩 下   彰   30番 川 畑 和 人


             欠   席   議   員

44番 上 谷 幸 彦


             説明のため出席した者の職氏名

市長        山 田   知     中央病院事務局長  永 田 幸 治
助役        藤 田 忠 穂     消防局長      岸 本   正
助役        河 野 昌 弘     水道事業管理者   平 瀬 和 彦
収入役       進 木 伸次郎     水道局次長     井 田 佳 樹
総合企画局長    安 富   保     教育委員会委員   井ノ元 由紀子
 市長室長     小 牧 信 雄     教育長       高 橋 忠 雄
総務局長      山 本   修     教育次長      屋 代 鶴 夫
 総務総括室長   亀 井   健     教育次長      三田谷 光 治
 財務部長     高 平 秀 男     選挙管理委員会委員長
市民局長      岸 本   梓               玉 置   肇
健康福祉局長    藤 田 邦 夫     代表監査委員    阿 部 泰 之
環境局長      藤 井 厚 夫     監査委員      村 西   進
都市局長      中 島 武 彦     農業委員会会長職務代理者
土木局長      浦 川 和 男               大 西 惠 二


           職務のため議場に出席した事務局職員

事務局長      斉 藤 啓 輔     調査課長      大 西 範 幸
次長        中 西 正 幸     議事課課長補佐   西 岡   衛
議事課長      市 栄 正 樹     議事課係長     野 田 理 恵



   〔午前10時 開議〕
○議長(小林光枝) おはようございます。
 ただいまから西宮市議会第9回定例会第10日目の会議を開きます。
 現在の出席議員数は44人であります。
 本日の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、楽野信行議員及び管庸夫議員を指名いたします。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
 これより日程に従い議事を進めます。
 まず、日程第1 会期延長の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本定例会の会期は本日までと議決いたしておりますが、議事の都合により13日まで7日間延長いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、今期定例会の会期は7月13日まで7日間延長することに決定いたしました。
 次に、日程第2 議案第256号を議題といたします。
 当局の提案理由の説明を求めます。
 藤田助役。
◎助役(藤田忠穂) 議案第256号西宮市平和・無防備都市条例制定の件について提案理由を御説明申し上げます。
 本件は、地方自治法第74条第1項に基づく西宮市平和・無防備都市条例制定の請求について7月4日に受理したもので、同条第3項の規定により、条例案に市長の意見を付して提案した次第であります。
 以上で提案説明を終わります。
○議長(小林光枝) 次に、本条例案に対する地方自治法第74条第3項による市長の意見を聴取いたします。
   〔山田知市長登壇〕
◎市長(山田知) ただいま助役が条例案の提案説明をいたしましたが、本条例案につきまして私の意見を申し上げます。
 今回の直接請求に係る条例案は、日本国憲法、国の掲げる非核3原則、ジュネーヴ諸条約などの国際人道法に基づくものであり、本市の「平和非核都市宣言」を発展させ、「無防備地域宣言」を行うことにより、本市の責務として市民の平和と安全を保障することを目的(第1条)としております。この目的に基づいて、市民の平和的生存権(第2条)、市の責務(第3条)、非核政策(第4条)、無防備地域宣言(第5条)、平和行政の推進(第6条)及び平和予算の計上(第7条)について定めようとするものです。
 恒久平和はすべての市民の願いであり、市民の平和と安全を確保することは本市の最も重要な責務であります。私は、今回の直接請求に際しての国際平和を願う多くの市民の方々の熱意を、重く受けとめていかなければならないと考えております。
 この条例案に規定する平和的生存権につきましては、条例による規定を設けるまでもなく、我が国の最高法規である日本国憲法の前文におきまして、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とされているところであります。
 無防備地域宣言につきましては、敵対する紛争当事国による占領に対して開放し、特別な保護を受ける地域として宣言するものであります。国の見解によりますと、その宣言は、当該地域の防衛に責任を有する当局、すなわち、我が国においては、国において行われるべきものであり、地方公共団体が当該宣言を行うことはできないとされ、たとえ特定の都市が宣言したとしても、それはジュネーヴ諸条約第1追加議定書において規定されている宣言には当たらないとされております。このようなことから、本市が宣言することは実質的な効力を有しないものと考えております。
 また、地方自治法第14条第1項では、普通地方公共団体は、法令に違反しない限りにおいて、その権限に属する事務に関して条例を制定することができるとされており、法令に違反して、あるいは普通地方公共団体の事務に属さないものについて条例を制定することは、同法に抵触するものと考えております。
 本市は、昭和58年12月に兵庫県下でいち早く、「平和非核都市宣言」を行いました。その中で、「青い空、緑の大地、そして、おだやかな暮らしは、わたくしたち西宮市民のみならず、平和を愛するすべての人の願い」「わたくしたちは、世界中に核兵器の廃絶を強く訴えるとともに、平和を愛する社会をはぐくみ、築くことを誓」ってとありますように、平和の実現や非核3原則についての本市の姿勢や考え方を明らかにしているところであります。
 平和に関する施策・事業につきましても、本市は、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ場として、平成14年12月に平和資料館を開設したほか、平和非核の意識の普及・啓発のため、原水爆禁止西宮市協議会と連携して原爆展の開催や終戦記念日に向けての街頭啓発、核実験国への抗議などを行っております。また、恒久平和の実現に向け、国際交流事業や平和教育を推進しております。
 以上のとおり、条例案は、その必要性及び有効性は認められず、また、地方自治法に抵触するものであるため、条例制定には無理があると考えております。
 しかしながら、今回の18,051名の署名による条例制定の直接請求については、国際平和を願う多くの市民の熱い思いとして、十分理解しているところであります。
 冒頭でも申し上げましたが、恒久平和はすべての市民の願いであり、市民の平和と安全の確保は本市の最も重要な責務であります。
 本市といたしましては、20世紀の2度にわたる悲惨な世界大戦の反省を踏まえ、21世紀を戦争や核兵器のない平和な世紀にするため、今後とも「平和非核都市宣言」に基づき、市民一人一人に平和への願いとその尊さを訴え、広く人々に平和を希求する心がはぐくまれるよう、さまざまな施策・事業を推進していく所存であります。
 平成17年7月6日
 西宮市長 山田知
 以上でございます。
○議長(小林光枝) 提案理由の説明及び市長の意見の発表は終わりましたが、上程中の本件に対する質疑は後日行うことといたします。
 次に、日程第3 条例制定請求代表者に意見を述べる機会を与える件を議題といたします。
 条例の制定を求める直接請求により市長から条例案が付議されたときは、地方自治法第74条第4項の規定により、議会は、審議を行うに当たっては、条例制定の請求代表者に意見を述べる機会を与えなければならないこととされております。
 お諮りいたします。
 議案第256号の条例制定の請求代表者の意見陳述については、お手元に配付したとおり、7月11日午前10時から予定されております本会議において、その代表者5名から意見陳述時間50分以内で行うことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小林光枝) 御異議を認めません。
 よって、そのように決定いたしました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 次会は、来る11日午前10時から本会議を開くことにいたします。
 なお、ただいま議場に在席の議員には、文書による開議通知を省略させていただきますので、御了承をお願いいたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御協力ありがとうございました。
   〔午前10時11分 散会〕