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兵庫県 明石市

平成19年 3月定例会 (第1日 2月28日)




平成19年 3月定例会 (第1日 2月28日)





                        平成19年2月28日(水曜日)


 
 平成19年2月28日(水)午前10時開会


 日程第1 会議録署名議員の指名


 日程第2 会期決定のこと


 日程第3 議案第141号、同第142号撤回のこと


 日程第4 議案第1号から同第54号まで、及び報告第1号から同第10号まで、並び


      に明監報第15号から同第18号まで、同第1号、同第2号、議会報告第1


      号一括上程


      (1) 市長施政方針


      (2) 提案説明


 日程第5 報告、明監報、議会報告


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〇会議に付した案件


 日程第1 会議録署名議員の指名


 日程第2 会期決定のこと


 日程第3 議案第141号、同第142号撤回のこと


 日程第4 議案第1号から同第54号まで、及び報告第1号から同第10号まで、並びに明


      監報第15号から同第18号まで、同第1号、同第2号、議会報告第1号一括上


      程


      (1) 市長施政方針


      (2) 提案説明


 日程第5 報告、明監報、議会報告


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〇出席議員(30名)


               2番  木 下 康 子


               3番  辻 本 達 也


               4番  北 川 貴 則


               5番  寺 岡 登 史


               6番  新 田 正 彦


               7番  佐々木   敏


               8番  絹 川 和 之


               9番  山 崎 雄 史


              10番  穐 原 成 人


              11番  山 根 金 造


              12番  永 井 俊 作


              13番  榎 本 和 夫


              14番  井 藤 圭 湍


              15番  梅 田 宏 希


              16番  松 井 久美子


              17番  遠 藤 恒 司


              18番  川 木 菊 正


              19番  冨 田 賢 治


              20番  椿 野 利 恵


              21番  沢 井 清 美


              22番  出 雲 晶 三


              23番  湯 原 季一郎


              24番  三 好 和 彦


              25番  尾 仲 利 治


              26番  宮 川 勇 司


              27番  石 井   孝


              28番  中 井 正 人


              29番  船 津 憲 二


              30番  衣 笠   亨


              31番  住 野 勝 美


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〇欠席議員(1名)


               1番  大 西 洋 紀


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〇出席説明員(23名)


            市長         北 口 寛 人


            助役         稲 田 圭 昭


            助役         東     節


            収入役        中 川 基 治


            理事         大 野 康 則


            政策部長       高 橋 嗣 郎


            総務部長       友 國 仁 男


            財務部長       柏 木 英 雄


            コミュニティ推進部長 藤 井 善 年


            文化芸術部長     婦 木   剛


            健康福祉部長     黒 田 清 隆


            保険・健康担当部長  竹 元 慶 有


            環境部長       榎 本 伸 行


            産業振興部長     中 島 繁 樹


            土木部長       村 松 克 行


            都市整備部長     喜 田 耕 史


            下水道部長      浜 崎 利 実


            教育長        森 田 尚 敏


            教育次長       池 田 幸 司


            消防長        松 下 清 司


            自動車運送事業管理者 木 下 宣 明


            水道事業管理者    岸 本 正 文


            市民病院事務局長   上 山 英 光


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〇出席事務局員(5名)


            事務局長       岩 澤   武


            議事課長       大 西 一 正


            庶務課長       川 ? 伸 彦


            議事課係長      和 歌   勝


            庶務課係長      松 岡 正 純








◎会議


                                午前10時 開会


○議長(住野勝美)    ただいまから、今回招集されました本市3月定例市議会を開会いたします。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(住野勝美)    これより本日の会議を開きます。


 会議録署名議員を会議規則第78条の規定により指名いたします。


 山 根 金 造 議員


 永 井 俊 作 議員


 榎 本 和 夫 議員


 以上3議員には、よろしくお願いいたします。


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◎会期決定のこと





○議長(住野勝美)    次に移ります。


 会期決定のことを議題に供します。


 おはかりいたします。


 今定例市議会の会期は、本日から3月26日までの27日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(住野勝美)    ご異議なしと認めます。


 よって、今定例市議会の会期は、本日から3月26日までの27日間と決定いたしました。


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◎議案第141号、同第142号撤回のこと





○議長(住野勝美)    次に移ります。


 平成18年提案の議案第141号及び同第142号の議案2件撤回のことを一括上程議題に供します。


 それでは、北口市長から撤回理由の説明を求めます。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  ただいま議題とされました議案第141号撤回のこと及び議案第142号撤回のことについてご説明申し上げます。


 12月定例市議会に提案いたしました議案第141号、明石市特別職の職員の給与に関する条例及び明石市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定のこと並びに議案第142号、明石市職員の給与に関する条例及び明石市立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定のことにつきましては、継続審査となっておりましたが、このたび各条例の改正内容に変更が生じたことに伴い、改めて3月定例市議会に各条例の一部を改正する条例制定についての議案を提案させていただきたく、議案第141号及び議案第142号を撤回させていただきたいと存じます。


 何とぞよろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。


○議長(住野勝美)    説明は終わりました。


 おはかりいたします。


 平成18年提案の議案第141号及び同第142号の議案2件撤回のことにつきましては、これを承認することにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(住野勝美)    ご異議なしと認めます。


 よって、これら議案2件撤回のことにつきましては、これを承認することに決しました。


 これにより、これら議案2件の総務常任委員会付託のことは自然解消となりますので、ご了承願います。


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◎議案第1号から同第54号まで、及び報告第1号から同第10号まで、並びに明監報第15号から同第18号まで、同第1号、同第2号、議会報告第1号一括上程


 市長施政方針


 提案説明





○議長(住野勝美)    次に移ります。


 議案第1号から同第54号までの議案54件、及び報告第1号から同第10号までの報告10件、並びに明監報第15号から同第18号まで、同第1号、同第2号の明監報6件、議会報告第1号、一括上程議題に供します。


 それでは、ただいまから平成19年度施政方針及び上程いたしました各議案について、提案理由の説明を求めることにいたします。


 各議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  本日、平成19年3月定例市議会の開会に当たり、平成19年度予算案並びに関連諸議案のご審議をお願いするに際しまして、私はここに市政運営に臨む所信を明らかにし、議員各位を初め市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。


 市民の皆様のご支持をいただき市長に就任してから、はや4年を迎えようとしています。この間、市民の目線に立ち市民とともに歩む、この方針を貫きながら、安全安心文化の確立、市役所改革、財政再建を柱に据え、明石市の発展と市民の幸せのため、全身全霊を傾け市政運営に当たってまいりました。


 市長就任当時は、何よりも市政の信頼回復が最重点の課題でありました。このため、最優先に大蔵海岸での2つの事故への対応に努め、職員の安全意識の向上を図りながら、事故の原因究明と安全対策に徹底的に取り組みました。ご遺族のご理解とご協力を得て、平成16年に市民まつりを再開するとともに、平成17年には安全で安心して楽しめる空間として、子ども広場のオープンや砂浜を全面開放することもできました。


 市民生活の安全安心を確立することは行政に課せられた重大な使命であり、今後も職員一丸となって全力で取り組んでまいります。また、時代の変化や複雑多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応できるよう、職員の意識改革や組織機構の見直しなど、市役所全体の体質改善にも意を注いでまいりました。


 特に、市民に信頼され、その信頼にこたえることのできる市役所となるには、すべての市政運営において職員の意識、行動が市民本位に変わることが大切であることから、この4年間、先頭に立って範を示すとともに、部長会議を初め、あらゆる機会を通じ、直接に私の思いを訴えてまいりました。こうした取り組みにより仕事への意欲や進め方など、着実に職員意識が高まりつつあるとの手ごたえを感じているところでございます。


 就任当時の財政は、年々市税収入が減少するなど大変厳しい状況にありました。そのため、新たな行政改革実施計画を策定し、定員管理の適正化、給与制度の見直し、指定管理者制度の導入など、行政サービスの質を高めながら経費削減を一段と進め、平成15年度からの4年間で約172億円の累積効果額を上げることができました。


 また、市民に最も身近な市役所の役割は、市民の暮らしを第一に、市民の生活という面からまちづくりを進めることであると考え、乳幼児等医療費助成制度の大幅な拡充、のびのびランドの充実、駅舎のバリアフリー化、高校入試総合選抜制度の検証など、子育て、教育、福祉の分野を中心に積極的に施策を展開してまいりました。


 このように着実に市政を推進することができましたのも、議員各位の各般にわたる温かいお力添えと、市民の皆様の格別のご理解とご協力のたまものと、心から深く感謝を申し上げます。


 しかしながら、急速に時代が変化する中で、まだまだ克服しなければならない多くの課題があることも認識しております。私は、これらの課題を解決し、ふるさと明石のさらなる発展のため、引き続き全力で市政運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。


 明石市は大正8年の市制施行以来、これまで空襲、台風、兵庫県南部地震など幾多の大きな困難に直面いたしましたが、そのたびに市民の皆様が力を合わせて乗り越えて、今日の明石をつくってきました。市民の皆様が勇気を持って立ち向かい、困難を克服し、発展することができたのは、このまちで暮らし続けたい、自分たちのまちを何とかしたいという強い郷土愛に支えられた熱いふるさと意識があったからだと認識をしています。かつては、しょうゆや米などを気軽に隣近所で貸し借りをしたり、地域の子どもを我が子のようにしかったり、夜遅くまで遊んでいる姿を見れば、早く家に帰りなさいと声をかけるなど、人と人がお互いを支え合い、深いきずなで結ばれた地域社会を形成していました。


 翻って、今の時代を改めて見るとどうでしょうか。生活は経済的な発展によって便利で豊かになりましたが、反面、人として最も基本的な共同体である家庭においても、自分の子どもを虐待したり、あるいは逆に親を虐待したり、果ては親子、夫婦、兄弟間で痛ましい事件が起こるなど、自分本位で家族のきずなさえ何とも頼りない時代となりました。明石市でも前回の国勢調査で初めて人口が減少に転じました。人口減少の上に一段と進展する少子高齢化により世帯規模が縮小し、夫婦や単独の世帯数が増加することが見込まれます。さらに、IT化の一層の進展も重なり、人と人との触れ合う機会がより減ってくるものと考えられます。今以上に生活の個化が進み、地域での人とのつながりやきずなが、ますます薄れていくことが危惧されるところです。


 こうした中で、だれもが生き生きとして安全で安心して暮らす地域社会をつくるためには、地域を、そして地域でともに暮らす人を愛し、自分たちのまちを誇りに思う、ふるさと意識をはぐくんでいくことが何よりも大切であると考えております。市民一人ひとりが、明石を私のまち、我がふるさととして愛着と誇りを持ち、みずからを奮い立たせ行動することにより、住んでよかった、ずっと暮らしていきたいと実感できるまちになるものと確信しております。市民の皆様とともに、ふるさと意識に支えられた愛着と誇りのある私のまち明石をつくり上げていきたいと考えております。


 さて、国においては、地方のことは地方にゆだねるという趣旨のもと、平成12年4月に地方分権一括法を施行し、地方分権の推進に取り組んできました。そして、地方分権をより実体の伴ったものとするため、昨年12月に地方分権改革推進法が成立しました。これにより、いよいよ本格的な地方分権時代が動き出し、今後一段と都市間競争が激しくなり、都市の力量が問われてくるものと存じます。これからの地方自治体は、地域の特性を生かした魅力あるまちをつくり上げるため、みずからの行政資源を効果的、戦略的に最大限活用し、確固たる地域経営力を身につけることが急務となっています。また、人口減少、少子高齢化が予想を超えるスピードで進む中、だれが社会を支えるのか、年金、医療はどうなるのかなど、将来に対する不安が増大しています。こうした市民の不安を解消するには、明確な将来ビジョンを示し、今なすべきことをしっかりと見きわめ、着実に実行していくことが必要であります。さらに、社会の成熟化とともに、防災、防犯、子育て、地域福祉、環境など、さまざまな分野で拡大するニーズに適切に対応していくためには、市民、事業者、NPOなどの多様な主体に、公共的な役割をより担ってもらわなければならない時代となっております。地域を構成するすべての主体が協力し合い、連携、補完しながら、それぞれの立場で積極的に役割を果たすことができるよう、参画と協働の仕組みをつくっていくことが求められています。


 一方、国の財政は平成18年度末見込みで国債残高が税収の12倍もの規模になるなど、極めて深刻な状況にあります。このため、国においては歳出歳入全般にわたる徹底した見直しを行う中で、三位一体改革に引き続く地方交付税等の制度改革も行うこととしています。


 このような地方財政の動きの中、本市の平成19年度の財政状況は、歳入面では税源移譲があるものの、地方交付税等の大幅な落ち込みが確実に引き続くものと見込まれるなど、大変厳しい状況にあります。極めて困難な財政状況下ではありますが、行政の役割は市民の期待にしっかりとこたえたまちづくりを進めることであります。そのため、財源確保と徹底した経費削減に努め、持続可能な財政構造を構築することが至上命題となっております。


 このような環境変化やさまざまな課題に的確に対応し、だれもが生き生きと安心して暮らせるまちとするには、これまで以上に自分たちのまちは自分たちでつくるといった気概を持って地域を活性化させ、自立したまちを創造していかなければなりません。こうした視点で明石のまちを改めて見たとき、明石海峡大橋や淡路島を望む雄大な景観、タイやタコなどの豊かな海の幸、海などの自然、時のまちを象徴する子午線、先人の方々が築き上げてきた伝統文化など、他市にはない本物の強み、よさがたくさんあります。こうしたことから、地域の自立を基本に、恵まれた自然、培われた歴史、文化など明石のまちの強みやよさを生かし、愛着と誇りのある私のまち明石を実現してまいります。


 新年度は地方分権が本格化する中で、これまで以上に自立に向けて動き出す年とするため、分権自立への始動をキーワードに、参画と協働によるまちづくりを一層進め、議会を初め多くの関係者のご努力によりつくり上げられた第4次長期総合計画の着実な推進を図ってまいります。このような考えから、新年度は以下の5つの視点を中心にまちづくりに取り組んでまいります。


 1つ目の視点は、明石の強みやよさを生かしたまちです。


 かけがえのない海を初め、自然が色濃く残る明石のまちを舞台に培われてきた明石の強みやよさを生かし、個性的で魅力あふれるまちづくりを進めてまいります。


 文化、芸術は人の心を磨き、潤いと安らぎを与え、人づくり、まちのにぎわいづくりにつながります。明石のまちは中高生の吹奏楽を初め、多彩な音楽活動が盛んに行われています。この明石の持つ音楽の豊かな土壌を生かし、市民の皆様のサポートにより、明石フィルハーモニー管弦楽団、愛称たこフィルが設立されました。来る3月18日の設立記念演奏会を皮切りに、年2回の定期演奏会や地域での小編成の演奏活動などを実施し、市民交響楽団として多くの市民に親しまれ愛される楽団となるように、引き続き、その活動を支援してまいります。また、佐渡裕氏指揮によるシエナ・ウインド・オーケストラ公演、こども音楽鑑賞会を開催するなど、音楽のあふれるまちづくりを推進してまいります。


 かつては明石球場で、巨人あるいは大洋、そして中日がプロ野球の公式戦やキャンプを行っており、明石のまちには多くのファンやマスコミが訪れ、大変にぎわいを見せていました。こうしたにぎわいを復活させるため、野球を軸にした取り組みを展開しているところです。その第一弾として、本年1月には明石と野球のシンポジウムを開き、明石と野球との深いかかわりを広く市内外に発信いたしました。また、この3月には7年ぶりとなるオープン戦を明石球場で開催いたします。これからも野球を通じ、地域の元気アップにつながるよう、明石球場においてプロ野球のミニキャンプやオープン戦を誘致し、あわせてにぎわいの拠点にふさわしい球場となるよう、引き続き施設の改善について関係機関へ要望してまいります。


 明石の海は、いにしえから人々の暮らしに多くの恵みをもたらし、それらを糧とした産業も興り、文化も開花させてきたという歴史があります。中でも明石と淡路は古くから航路を通じて活発に交流が行われてきました。昨年、明淡高速船の休止の問題が浮上しましたが、関係者を初めとする多くの方々のご協力、ご努力により航路存続が決定しました。この航路を生かし、観光振興の一翼を担うため、新たにナイトクルーズを行うなど、明石海峡クルーズを充実してまいります。また、淡路島や明石海峡大橋を望むすばらしい眺望を生かし、市民の方々にも利用し、親しんでいただける食堂を4月、市役所南側にオープンいたします。営業時間も執務時間内に限定せず、土、日、祝日の営業や平日の時間延長を実施してまいります。


 時のまち明石のシンボルである天文科学館におきまして、より多くの方々が訪れ、充実した時に出会えるよう、プラネタリウムや展示設備のリニューアルに向けた取り組みを進めてまいります。また、新たに移動式プラネタリウムを導入し、より手軽に星空を体感していただけるよう、学校やイベントなど、さまざまな場に出向き活用してまいります。加えて、未来を担う子どもたちに、じかに科学のおもしろさに触れてもらえるよう、日本科学未来館のご協力による人型ロボットのアシモの授業など、サイエンス・イベントを開催してまいります。


 市内のため池は希少なオニバスを初め、多くの動植物が生息、生育し、またその風景は心に安らぎをもたらすなど、かけがえのない地域の財産であります。これら先人から受け継いだため池を守り育て、地域交流の場をつくり出そうとする運動が始まっています。大久保町の釜谷池地区において、散策やふれあいの場となるよう、遊歩道などを整備してまいります。


 2つ目の視点は、将来のまちを見据えた投資です。


 本市の財政は大変厳しい状況にあります。こうした状況にあるからこそ、しっかりと将来を見据えて都市基盤の整備などを計画的に進め、活力ある地域をつくっていかなければなりません。コミュニティバスにつきましては、昨年4月から本格運行を始めたところ、高齢者が買い物や通院で利用するなど、地域に密着した生活交通手段として、予想を上回る利用がありました。こうした成果を踏まえ、本年秋には西明石、大久保、魚住、二見地区において路線を拡大してまいります。


 JR魚住駅につきましては、南北地区の一体化と駅の利便性、バリアフリー化等、交通環境の改善を図るため、南北の駅前広場とそれを結ぶ自由通路の整備を進めるとともに、駅舎の橋上化工事に本格的に着手してまいります。また、JR明石駅と西明石駅間の新駅については、市民との対話を進めるとともに、地域の生活文化の核、さらには交通結節点としての機能を高めるため、西明石駅周辺の整備構想を策定してまいります。


 山陽電鉄連続立体交差第2期事業につきましては、兵庫県が施行する高架本体整備にあわせて、大坪線や南側側道などの整備を進めてまいります。


 道路網の整備では、南北方向の交通機能を強化し、付近住民の利便性と安全性向上のため、魚住支所前線、黒橋線につきまして、平成19年度中の供用開始を目指してまいります。さらに、八木松陰線、山手環状線など幹線道路の整備を進め、安全安心な道路ネットワークを構築してまいります。


 公共交通のバリアフリー化につきましては、兵庫県、鉄道事業者と連携し、山陽電鉄東二見駅のホームと北側でエレベーターを設置してまいります。また、明石駅から上ノ丸地区や図書館へ至る経路について、高齢者、障害者などの移動を円滑化するため、文化博物館西側の階段近くに設置するエレベーターつき立体横断施設の実施設計に着手してまいります。


 上水道につきましては、安全でおいしい水道水を安定して供給するため、平成19年度末の完成を目指し、西部配水場の配水塔を整備してまいります。また、水質基準を保持していくため、鳥羽浄水場において高度浄水処理施設の整備に向けて設計を行ってまいります。


 下水道の整備につきましては、大久保地区の汚水管整備にあわせ、大久保浄化センターの水処理施設を増設し、また市街地における雨水排除機能を確保するため、瀬戸2号を初め雨水幹線の整備を進めるとともに、合流区域における分流化への改善など災害に強いまちづくりを進めてまいります。さらに、経過年数がたち機能低下が見られる浄化センター、ポンプ場の設備や管渠につきましても、計画的に改築、更新を行ってまいります。


 松江公園につきましては、地域の方々の意見を取り入れながら、西明石南地区で初めての近隣公園として整備してまいります。


 次に、明石駅前のダイエー撤退などによる中心市街地の活性化への対応についてですが、昨年、明石駅南地区において、明石の魅力の創出、良好な都市景観の形成などを目指して、民間活力を生かしたまちづくりの考え方を取りまとめました。新年度は、さらに昨年のまちづくり3法の改正を踏まえ、中心市街地活性化基本計画を見直してまいります。


 (仮称)西部地区保健福祉センターにつきましては、住民の健康づくりや子育て支援などとともに、発達障害児や知的障害児を支援する機能を持った複合施設として、平成21年春の開設に向けて、福祉関係の皆様などと協議しながら整備を進めてまいります。


 和坂斎場につきましては、老朽化と高齢化の進展に対応するため、平成23年度の供用開始を目指し、全面改築の設計に着手してまいります。


 廃棄物処理につきましては、ごみの減量化を推進するとともに、平成16年度より建設を進めてまいりました第3次最終処分場を供用開始し、適正な廃棄物処理に努めてまいります。


 近年、市街化の進展や集中豪雨の増加などに伴い、都市機能に影響を与える浸水被害が発生しています。このため、河川、下水道、ため池、水路、側溝などの雨水排除機能を強化する総合的な浸水対策計画を策定し、関係部署の連携を図りながら効果的なハード対策に取り組むとともに、地域における水防活動など市民との協働によるソフト対策についても継続して進めてまいります。


 また、将来にわたって安全安心を確保するため、救命率の向上を目指し、計画的に救急救命士を養成するとともに、平成19年度中には気管挿管や薬剤投与の行為が行える認定救急救命士をすべての救急隊に1名配備してまいります。


 3つ目の視点は、きれいなまちです。


 きれいで、すてきな景観のまちは、だれにとっても心地よいものです。快適で潤いのある空間を創造し、いつまでも住み続けたいと思えるきれいなまちづくりを進めます。きれいなまちづくりの原点となるのは、資源やエネルギーを大切にし、地球環境を考慮しながら、地域から取り組むことであると考えております。そのため、市民と協働で環境基本計画の見直しを行い、地球環境に優しいまちづくりを推進してまいります。


 明石駅周辺は30万都市明石の顔として、市民だけでなく観光客などでにぎわう場所であります。住んでいる人、利用する人、訪れる人が気持ちよく過ごせるよう、緑豊かで風情のある魅力的な空間づくりを推進してまいります。私は、昨年5月から電車通勤を始め、じかにまちの表情に触れる中で、明石駅周辺の景観を損ねるごみや放置自転車などが目につきました。これまでも地域の方々とともに清掃など美化に努めてまいりましたが、こうした取り組みをより一層進めるため、地域の方々、商店街、企業による自主的な門掃きやポイ捨て、歩きたばこ防止の啓発などを進める、きらりん明石 ポイ捨てバッテン運動を展開してまいります。また、明石駅前の放置自転車につきましては、平成17年の内閣府調査で、西明石駅とともに県内ワースト1、ワースト2でありました。その汚名を返上するため、昨年の明石駅北駐輪場の整備に続き、明石駅前の立体駐車場の一部を駐輪場として改修してまいります。今後、放置準禁止区域を放置禁止区域に変更するなど、放置自転車ゼロを目指した取り組みを強化してまいります。さらに、明石駅から市役所に至る道路を快適で魅力ある空間として整備してまいります。


 平成17年度に銀座通りにおきまして歩行スペースの拡張などを行いましたが、引き続いて観光道路につきましても、並木道の整備や電線類の地中化など、整備方針を検討してまいります。


 まちの景観につきましては、豊かな自然や歴史にはぐくまれ形成されてきた明石の景観を保全しつつ、新たに誇れる景観を創出するため、その指針となる都市景観形成基本計画を見直してまいります。


 住環境の向上としましては、従来の開発事業指導要綱を廃止し、新たに条例を制定してまいります。この条例は開発事業に係る諸手続や公共施設などの整備基準を明確化するとともに、違反者には一定のペナルティーを課すなど、より実効性を高めたものです。今後はこれに基づき、良好な市街地の形成を一層推進してまいります。


 4つ目の視点は、教育、福祉の充実です。


 子どもは将来の明石を担う宝です。子どもを安心して産み育てられる環境をつくるため、さらに子育て支援施策を充実してまいります。


 子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、子どもの健やかな成長を支援する乳幼児等医療費の助成につきましては、平成18年度に小学校就学前までのすべての乳幼児と市民税非課税世帯の小学生について、医療費を無料化しました。新年度では、県の制度拡充にあわせて、課税世帯についても小学校3年生まで医療費の負担軽減を図ってまいります。また、児童手当につきましても、国の制度改正を受けて、3歳未満の第1子、第2子に対する手当を倍増し、一律1万円とします。保育サービスの充実につきましては、待機児童の解消に向け、新たに二見地区で開設される私立保育所などに対し運営助成を行うとともに、病後児保育につきましても、西部地区に加え新たに東部地区でも実施いたします。


 一昨年、多くの方々のご支援、ご協力により設立しました、こども基金につきましては、より一層有効活用するため、商店街の空き店舗や地域の集会施設等を利用した、こども夢文庫を設置し、絵本などを通した交流の場づくりを行います。


 放課後児童クラブにつきましては、本年1月から午後6時半までの利用時間の延長を9クラブで試行しておりますが、4月からは全28クラブにおいて本格実施してまいります。


 教育の充実につきましては、よりよい教育環境づくりのため、林小学校の校舎を初め、小中学校施設の耐震化を引き続き進めてまいります。幼稚園や小学校のトイレにつきましても、明るく、清潔で、快適な場所となるよう、引き続き改修を進めてまいります。


 小学校での35人学級につきましては3年生まで拡大し、低学年期におけるきめ細かな指導の充実を図ってまいります。また、スタート・フォロー事業を4年生に移行し、個に応じた指導を進めてまいります。さらに、いわゆるLDやADHDなど軽度の発達障害のある児童、生徒が在籍する学校に特別支援教育指導員の増員配置を行い、一段と指導体制の充実に取り組んでまいります。


 幼稚園教育につきましては、これまで午後2時までの保育を週4日行っておりましたが、新年度から週5日に拡大し、より一層の充実を図ってまいります。


 学校給食につきましては、ゆとりを持った授業時数の確保及び給食指導の充実の観点から、実施回数をふやしてまいります。


 子どもの安全を守る取り組みにつきましては、スクールガードがすべての市内28小学校区で組織化されました。引き続き地域の皆様のご協力のもと、スクールガードの持続的な取り組みを実施するとともに、学校園への警備員配置と警備員による保育所の巡回警備を継続してまいります。


 また、現在、新型インフルエンザの発生が危惧されていることから、国や兵庫県においては、新型インフルエンザ対策行動計画を策定するなどの取り組みを行っております。本市におきましても、市民の健康を守り、被害を最小限に抑えるため、危機管理として具体的な行動計画の策定など、万が一の発生時に迅速かつ適切な対応が図れるようプロジェクトチームを設置し、仕組みづくりに積極的に取り組んでまいります。


 障害者福祉の充実につきましては、行政の果たす役割の中でも最も重要なものの1つと考えております。障害者の適性や能力に応じた雇用、就業の促進など、自立支援を進めるとともに、きめ細かく暮らしを支援してまいります。障害者自立支援法の施行により原則1割の利用者負担となりましたが、低所得者の負担を軽減するため、市独自の減免措置を行ってまいりました。新年度はさらに、国、県、市一体となって、障害者施設通所者への大幅な負担軽減策を講じてまいります。これに加えて、市独自の施策として、対象外となった通所者に対しても負担軽減策を実施してまいります。


 また、精神障害者の重度障害者医療費の助成につきましては、その対象を現行の精神保健福祉手帳1級を2級までに拡大し、負担の軽減を図ります。障害者の就労支援といたしまして、市役所内に作業所を開設し、市の業務の一部を委託します。また、コンビニを市役所内に誘致し、障害者の就労実習の場として活用するとともに、障害者団体の商品を販売し、販路拡大と増収につながるよう支援してまいります。


 障害児施設につきましては、(仮称)西部地区保健福祉センター内に発達障害児や知的障害児の指導、訓練機能などを備えた施設整備を進めるとともに、肢体不自由児や発達におくれのある乳幼児の早期における療育体制をさらに充実させるため、ゆりかご園での言語療育指導と理学療育指導の訓練回数をふやしてまいります。言葉のおくれや発達の偏りが見られる幼児を対象に早期の療育を目的とした、のびのびランドにつきましては、少人数によるフォローアップ指導を拡大するとともに、発達についての生育歴、特徴などを学校園などに伝えやすくするサポートノートを作成し、関係者による適切な支援体制の構築に取り組んでまいります。また、障害のある中・高生の放課後の場を確保するとともに、保護者の介助負担を軽減することなどを目的としたタイムケア事業につきましては、対象者を小学生まで拡大してまいります。


 予想以上のスピードで高齢化が進展する中、明石市においても平成27年には4人に1人が65歳以上になるなど、高齢化が確実に進むことが見込まれております。高齢者が地域で生き生きと安心して暮らせるよう、高齢者福祉の充実に努めてまいります。いきいき高齢者のまち・明石を目指して、平成18年度に引き続き、ウオーキングを楽しむことをテーマにした健康づくりを推進してまいります。また、高齢者が楽しめ、喜べるよう、懐かしの映画会の開催など、高齢者青春広場事業を行ってまいります。


 75歳以上の高齢者を対象に、平成20年度から導入される後期高齢者医療制度につきましては、県下の全市町で設立された広域連合のもと、将来にわたり持続可能なものとするための取り組みを進めてまいります。


 寝たきりや認知症高齢者など、災害時に自力での避難が困難な方々へ迅速な対応ができるよう、要援護者の範囲を確定するとともに、対象者の理解を得ながら名簿を作成するなど、災害時要援護者対策を進めてまいります。また、特別養護老人ホームを建設する社会福祉法人に対する助成を行い、入所待機者の解消と介護サービスの充実に努めてまいります。


 5つ目の視点は、自立のための仕組みです。


 明石のことは明石のみんなで考え、実行し、責任を持つ、そんな自立したまちとなるための仕組みをつくります。これまで市政運営の基本として市民の目線に立ち、市民とともに歩む参画と協働のまちづくりを推進してきました。こうした取り組みにより、主導的にまちづくりにかかわる市民がふえ、市民力の確かな高まりを実感しております。自立した地域に向けて、これまで進めてきた参画と協働によるまちづくりを一層発展させ、地域全体でまちづくりを進める仕組みをつくるとともに、さらに市民力と市役所の力を高めてまいります。地域全体でまちづくりを進めていくには、市民や市民団体、企業などの多様な主体と行政との関係や、それぞれの役割を明確にするなど、明石の自治のあり方を示すことが必要であると考えております。そのため、市民検討組織を設置し、(仮称)明石市自治基本条例の制定に向けて取り組みを進めてまいります。


 また、こうしたまちづくりを進める土台となるのが情報の共有化であります。市政情報をより多くタイムリーに伝えていくため、広報紙のページ数をふやし、内容を充実してまいります。加えて、施策を実施する背景やそのねらいなど、施策の内容を深く掘り下げてわかりやすく伝えるための季刊誌を新たに発行してまいります。さらに、説明責任を果たし、公平公正な透明性の高い市政運営をするため、市民からの苦情を適切に処理するオンブズマン制度を導入してまいります。あわせて、公職者等からの要望等については原則公開とするなど、処理のルールを定めるとともに、不当要求行為についてのガイドラインを定めて広く公表し、その未然防止を図ってまいります。


 市民力のさらなる向上についてですが、昨年、コミュニティの再構築を目指して、小学校区コミュニティ・センターがまちづくり活動、行政サービス、生涯学習の地域拠点となるよう、5地区で正規職員の配置や開館時間の延長など機能を充実させてまいりました。また、タウン・ミーティングを実施し、地域課題を掘り下げてまいりました。これにより地域の方々がみずからの地域課題の解決に向けて主体的に取り組むとともに、市と協働していくなど、大きな成果が得られたと認識しております。新年度におきましては、対象地区を拡大し、新たに5つの小学校区でコミュニティ・センターの機能充実に取り組むとともに、引き続きタウン・ミーティングを実施してまいります。


 だれもが地域社会の一員として安心して暮らし、持てる力を発揮して元気に活動できるユニバーサル社会づくりを進めてまいります。県から実践モデル地区に指定された明石駅周辺地区におきまして、市民の皆様や地域のさまざまな団体の方々のご意見をお聞きしながら、具体的な事業プランを策定し、オストメイト対応トイレの整備などバリアを取り除く基盤づくりを初め、支え合いながらともに生きる意識づくり、仕組みづくりに取り組んでまいります。


 市役所の力を高めるため、持続可能な財政構造の構築や組織機構の見直しなど、さらなる行政改革に取り組んでまいります。本市の平成19年度の財政状況につきましては、地方交付税の削減等により、一般財源総額の非常に大きな減少が見込まれるなど、極めて厳しい状況にあります。このため、事務事業や各種団体への補助金を見直すとともに、特別職及び職員の給与カットを初め、総人件費を削減するなど、懸命に財源不足への対応に取り組んだところです。今後とも、より効率的な財政運営とともに、持続可能な財政構造の構築に努めてまいります。


 指定管理者制度につきましては、新たに文化博物館、少年自然の家、高齢者ふれあいの里などにおいて導入し、一層のサービス向上と効率的な運用に努めてまいります。また、二見北小学校での給食調理業務や一部直営の道路維持補修業務を民間委託するなど、引き続き民間活力の積極的な導入を図ってまいります。


 人事管理につきましては、国の給与構造改革を踏まえた給与制度の見直しを行い、さらなる総人件費の削減と給与の適正化に取り組みます。また、職員一人ひとりの能力、意欲のさらなる向上を図り、職員全体の資質を高めるため、職員採用を初め任用、配置の抜本的な見直しや人事評価システムの導入の検討など、本格的な人事制度改革に着手し、組織全体の中で計画的かつ効果的な人材の育成、活用を図ってまいります。


 組織、機構につきましては、主要施策のより一層の推進を図るとともに、行政改革の推進とあわせ、より効率的な組織体制へと見直しを行ってまいります。まず、複雑多様化する健康福祉部門における行政需要に的確かつ迅速に対応するため、健康福祉部を福祉部と保険・健康部の2部に分割し、組織体制の整備を図ってまいります。


 次に、極めて厳しい財政状況のもと、効率的かつ効果的に事務事業を推進するに当たり、職員の能力のより一層の向上と活用を図るとともに、人事制度の見直しを行うため、総務部に職員室及び人材開発課を設置し、人材開発及び人事管理機能の充実を図ってまいります。また、地球温暖化の防止など地球環境問題への取り組みの充実や、ポイ捨て防止など市民の環境美化意識の向上を図るための整備体制として環境部の環境政策課を分割し、地球環境課及び環境保全課を設置いたします。さらに、社会問題化しているいじめや不登校、青少年の安全対策などの懸案事項について、学校教育だけでなく広く地域社会全体の連携の中で解決を図るため、教育委員会事務局に社会教育室及び青少年対策課、いじめ対策課を設置してまいります。


 市民病院につきましては、病院事業の経営改善に向けた取り組みの充実を図るため、経営企画室を設置いたします。このほか、指定管理者制度への移行や業務の統廃合により組織の簡素化を図ってまいります。


 公営企業につきましては、独立採算の原則を基本として一層の経営健全化に努めます。病院事業では、地域の医療機関との連携強化を図るとともに、環境共生型の病院を目指して屋上緑化を実施するほか、待ち時間の短縮などを図るため、オーダリングシステムの運用を開始してまいります。


 交通事業では、路線見直しや人員削減などにより一層の経費削減に努めるとともに、不要となった事業用地を処分し、収益の確保を図ってまいります。


 水道事業では、徹底した事務見直しや人員削減により経費削減に努めるとともに、浄水場運転業務の民間委託について検討してまいります。今後も本市を取り巻く環境は極めて厳しい状況が見込まれますが、これまで以上に内容を精査して、真に市民に必要な施策を選択し、そこに財源や人材を集中して投資する選択と集中を徹底するなど、一層創意工夫を凝らして、さらなる行政改革に取り組んでまいります。


 以上の方針により編成いたしました平成19年度の予算総額は、


    一般会計    89,216,271千円


    特別会計    84,505,851千円


    企業会計    19,887,468千円


    合  計   193,609,590千円


 となっております。


 以上、平成19年度の予算の提案に当たり、市政に対する所信の一端と主要な施策の概要について申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては格段のご理解を賜り、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。


 続きまして、条例議案24件、補正予算議案11件、契約議案1件及びその他の議案1件の概要につきましてご説明申し上げます。


 まず、条例議案でありますが、本市の私債権の確保を図るため、その管理に関して一般的基準その他必要な事項を定めること並びに開発事業に当たって事業者が行うべき手続及び公共施設等の整備についての基準を定めることにつき新たに条例を制定しようとするもの、地方自治法の一部改正に伴い関係条例の規定の整備を図ろうとするもの、学校教育法の一部改正に伴い関係条例の規定の整備を図ろうとするもの、明石市農業センターを廃止しようとするもの、複雑化、高度化、多様化する健康福祉部門における行政需要に的確かつ迅速に対応するため、組織の見直しを図ろうとするもの、国家公務員の休息時間の取り扱いに準じ、市職員の休息時間を廃止しようとするもの、本市財産の管理の適正を図ろうとするもの、建築基準法の一部改正に伴い手数料の見直しを図ろうとするもの、財産区財産の処分に際して、その処分による収入から支出できる経費の見直しを図ろうとするもの、市立高等学校の授業料の見直し等を図ろうとするもの、明石市立文化博物館の所管を教育委員会から市長事務部局に移そうとするもの、子育て支援の一層の充実を図るため、乳幼児等医療費の助成対象者の拡大を図ろうとするもの、重度障害者医療費の助成について精神障害者に係る助成対象者の拡大を図ろうとするもの、重度心身障害者介護手当及び在宅老人介護手当の支給要件の見直しを図ろうとするもの、国民健康保険料について介護納付金賦課限度額の引き上げを図ろうとするもの、少子高齢化の進展に対応し福祉財源の有効な活用を図り、時代に応じた福祉施策を展開するため、敬老金支給制度の見直しを行おうとするもの、母子家庭についての支援施策を個別給付から自立支援へと転換を図るため、母子福祉金を廃止しようとするもの、本町2丁目地区の区域内における建築物の用途に関する制限を定めようとするもの、土地区画整理事業による換地処分の清算金を分割徴収する場合の利子の利率及び分割期間等を見直そうとするもの、本市の厳しい財政状況を踏まえ総人件費の一層の削減を図るため、市長、助役等の特別職の給料を減額する特例措置を講じるとともに、当分の間、退職手当の規定の効力を停止しようとするもの、本市の一般職の職員の給料を減額する特例措置を講じるとともに、国家公務員の給与構造改革を踏まえ、給与制度の見直しを図ろうとするもの、特別職の職員で非常勤の者の報酬を減額する特例措置を講じようとするもの並びに本市が経営する公営企業のより一層の経営の効率化を図るため、水道事業及び自動車運送事業を通じての管理者を設置しようとするものであります。


 次に、補正予算議案でありますが、各事業の補助承認による事業費の補正のほか、それぞれの執行見込み等に基づき、各会計の予算の補正を行おうとするものであります。


 続いて、契約議案でありますが、山陽本線魚住駅構内自由通路新設工事について委託契約を締結しようとするものであります。


 また、その他の議案といたしまして、市道路線の認定をしようとするものであります。


 最後に、報告10件でありますが、議会の議決を受けた工事請負契約の一部変更、市営住宅の家賃等の長期滞納者に対する明け渡し等に係る訴えの提起及び交通事故等に係る損害賠償額の決定につき、専決処分を行ったものの報告でありまして、それぞれお手元の資料によりご了承賜りますようお願い申し上げます。


 以上、今回ご提案申し上げております各議案について、提案の趣旨等をご説明申し上げました。


 何とぞ意のあるところをお酌み取りいただき、ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げる次第であります。


○議長(住野勝美)    以上をもちまして、施政方針及び上程中の各議案に対する説明は終わりました。


 なお、これら議案に対する質疑につきましては、都合により次回再開時にお願いすることとし、あわせて各議案につきましても、上程のままといたしますので、ご了承願います。


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◎報告、明監報、議会報告





○議長(住野勝美)    次に移ります。


 報告10件、明監報6件、議会報告1件につきましては、それぞれお手元にご配付いたしております印刷物により、ご了承願います。


 以上をもちまして、本日の会議を閉じます。


 再開につきましては、改めてご通知申し上げます。


 本日は、これにて散会いたします。


 ご苦労さまでございました。


                            午前10時59分 散会