議事ロックス -地方議会議事録検索-


兵庫県 明石市

平成18年 3月定例会 (第1日 3月 1日)




平成18年 3月定例会 (第1日 3月 1日)





                        平成18年3月1日(水曜日)


 
 平成18年3月1日(水)午前10時開会


 日程第1 会議録署名議員の指名


 日程第2 会期決定のこと


 日程第3 議案第1号から同第59号まで、及び報告第1号から同第4号まで、並びに明


      監報第13号から同第18号まで、同第1号、議会報告第1号一括上程


      (1) 市長施政方針


      (2) 提案説明


 日程第4 報告、明監報、議会報告


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〇会議に付した案件


 日程第1 会議録署名議員の指名


 日程第2 会期決定のこと


 日程第3 議案第1号から同第59号まで、及び報告第1号から同第4号まで、並びに


      明監報第13号から同第18号まで、同第1号、議会報告第1号一括上程


      (1) 市長施政方針


      (2) 提案説明


 日程第4 報告、明監報、議会報告


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〇出席議員(31名)


              1番  大 西 洋 紀


              2番  木 下 康 子


              3番  辻 本 達 也


              4番  北 川 貴 則


              5番  寺 岡 登 史


              6番  新 田 正 彦


              7番  佐々木   敏


              8番  絹 川 和 之


              9番  山 崎 雄 史


             10番  穐 原 成 人


             11番  山 根 金 造


             12番  永 井 俊 作


             13番  榎 本 和 夫


             14番  井 藤 圭 湍


             15番  梅 田 宏 希


             16番  松 井 久美子


             17番  遠 藤 恒 司


             18番  川 木 菊 正


             19番  冨 田 賢 治


             20番  椿 野 利 恵


             21番  沢 井 清 美


             22番  出 雲 晶 三


             23番  湯 原 季一郎


             24番  三 好 和 彦


             25番  尾 仲 利 治


             26番  宮 川 勇 司


             27番  石 井   孝


             28番  中 井 正 人


             29番  船 津 憲 二


             30番  衣 笠   亨


             31番  住 野 勝 美


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〇欠席議員


            な      し


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〇出席説明員(23名)


           市長         北 口 寛 人


           助役         稲 田 圭 昭


           助役         東     節


           収入役        中 川 基 治


           理事         大 野 康 則


           政策部長       友 國 仁 男


           総務部長       藤 田 和 男


           財務部長       柏 木 英 雄


           コミュニティ推進部長 松 下 清 司


           健康福祉部長     高 橋 嗣 郎


           環境部長       榎 本 伸 行


           産業振興部長     岸 本 敏 三


           土木部長       村 松 克 行


           都市整備部長     久 山 光 生


           下水道部長      夕 部 武 廣


           監査委員       嘉 藤 弘 之


           教育委員長      小 西 庸 夫


           教育長        森 田 尚 敏


           教育次長       長 野 修 三


           消防長        藤 原 重 二


           自動車運送事業管理者 木 下 宣 明


           水道事業管理者    安 藤 正 博


           市民病院事務局長   羽田野 堯 士


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〇出席事務局員(5名)


           事務局長       岩 澤   武


           事務局次長兼庶務課長 黒 田 清 隆


           議事課長       川 ? 伸 彦


           庶務課係長      松 岡 正 純


           議事課係長      和 歌   勝











◎会議


                                午前10時 開会


○議長(梅田宏希)    ただいまから、今回招集されました本市3月定例市議会を開会いたします。


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−





◎会議録署名議員の指名





○議長(梅田宏希)    これより本日の会議を開きます。


 会議録署名議員を会議規則第78条の規定により指名いたします。


           尾 仲 利 治 議員


           宮 川 勇 司 議員


           石 井   孝 議員


 以上3議員には、よろしくお願いいたします。


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−





◎会期決定のこと





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 会期決定のことを議題に供します。


 おはかりいたします。


 今定例市議会の会期は、本日から3月27日までの27日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、今定例市議会の会期は、本日から3月27日までの27日間と決定いたしました。


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


◎議案第1号から同第59号まで、及び報告第1号から同第4号まで、並びに明監報第13号から同第18号まで、同第1号、議会報告第1号一括上程


 市長施政方針


 提案説明


○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議案第1号から同第59号までの議案59件、及び報告第1号から同第4号までの報告4件、並びに明監報第13号から同第18号まで、同第1号の明監報7件、議会報告第1号、一括上程議題に供します。


 それでは、ただいまから平成18年度施政方針及び上程いたしました各議案について、提案理由の説明を求めることにいたします。


 各議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  本日、平成18年3月定例市議会の開会に当たり、平成18年度予算案並びに関連諸議案のご審議をお願いするに際しまして、ここに市政運営に臨む所信を明らかにし、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。


 私が市民の皆様からご支持をいただき市長に就任してから、間もなく3年になろうとしています。この間、市議会の皆様からご指導を賜りながら、よりよいまちづくりに向けて、ともに取り組む一方で、タウンミーティングや市民センターでの執務など、さまざまな機会を通して、直接市民の皆様との対話を重ね、積極的に市政の情報を提供し、情報の共有化を図るなど、市民の目線に立ち、市民とともに歩む、参画と協働によるまちづくりに努めてまいりました。


 また、変化の激しい社会情勢や多様化する市民ニーズに対して迅速に対応し、速やかな課題解決を図るため、スピード感のある市政運営に日々努めてまいりました。そして、こうした思いを周知徹底し、職員の意識改革を図るなど市役所全体の体質改善に取り組んでまいりました。


 このような取り組みにより、職員も防災、防犯、福祉、コミュニティなどの各分野において市民との対話に努めるなど、市民が主体となる市民起点のまちづくりが着実に進みつつあるのを実感しているところでございます。


 そうした中で、昨年は市政の信頼を回復するため、最重点課題としておりました大蔵海岸の2つの事故への対応につきまして、関係者の皆様のご理解とご協力を得ながら、再発防止に取り組むとともに、2つの安全を誓う碑の設置や子ども広場の整備、砂浜の再開など、1つの節目を迎えることができました。これもひとえに市議会を初め、関係者の皆様の温かいご支援と市民の皆様のご理解、ご協力のたまものと、心より感謝いたしております。


 中でも、最愛のご家族を失われたご遺族の方々には、言葉で言い尽くせない悲しい日々を送ることを余儀なくされたにもかかわらず、二度とこのような事故が繰り返されることのないよう、安全への強い思いを胸に、再発防止に格別のご協力を賜りました。今後は、この悲しみを決して忘れることなく、教訓として次代に継承し、2つの碑に込めた思いを胸に、より一層安全安心の取り組みを強化してまいります。


 さて、現在、本格的な少子高齢化の進展など、大きな環境変化に直面する中、国においては小さくて効率的な政府を目指し、官から民へ、国から地方への改革の徹底など、構造改革の取り組みを進めています。こうした取り組みにより、国と地方の関係も大きく変わろうとしています。国と地方の役割を明確にし、地方に権限、財源、責任を移す地方分権については、国から地方へ約3兆円の税源移譲が行われるなど、財政面における地方の自主自立を目指す三位一体改革が進展し、地方分権が実体を伴ったものとして動き始めました。これにより地方自治体は、地域の行政に一層大きな責任を担うこととなり、住民と力を合わせ、新たな時代にふさわしい地域社会を築く仕組みをつくるとともに、地域の力を総合的に高めていくことが急務となっています。


 一方、我が国の財政は、平成17年度末見込みで、国と地方を合わせて700兆円を超える多額の長期債務を抱え、公債費の累増など、極めて深刻な状況にあります。このため国においては、一般会計予算等においても人件費や公共投資関係費の抑制など、歳出全般にわたる徹底した見直しを進めていることから、国庫支出金や地方交付税の削減など、今後の本市の財政運営への影響が懸念されるところです。


 本市の平成18年度の財政見通しについては、歳入面で市税収入は増加する見込みですが、地方交付税の減少などにより一般財源総額としてはなお厳しい状況にあります。


 一方、歳出面ではこれまでの経常経費や人件費の抑制などの取り組みにより、収支不足の改善は見られたものの、高水準で推移する公債費や扶助費の増嵩などにより、なお多額の収支不足が見込まれます。さらに、兵庫県の将来推計人口では、本市においても2015年には4人に1人が65歳以上の高齢者になることが見込まれるなど、今後少子高齢化の一層の進展が確実なことから、医療費などさらなる財政負担の増大が見込まれます。また、核家族化、地域コミュニティの希薄化、急速に進展する少子化などにより、子どもたちを取り巻く環境も大きく変化し、育児不安の増大や子育て家庭の母親の孤立化等、さまざまな問題が生じています。さらに、次代を担う人材の減少による社会活力の低下、税や社会保障における負担の増大など、市民生活にさまざまな影響を与えることが懸念されます。このような社会環境の変化やさまざまな課題に的確に対応し、市民が将来にわたって安心して暮らせるよう、行政の仕組みや施策の方向を時代の変化に適応したものに大胆に見直すなど、確かな明石の未来を開く創造的改革に果断に、スピード感を持って取り組んでまいります。


 平成18年度の予算編成に当たりましては、人件費の削減や事務事業の見直しを徹底して行うなど、昨年策定した行政改革実施計画に加速化して取り組んだことから、目標を上回る約25億円の財源を生み出すことができました。この貴重な財源を子どもの安全や子育てなど、今まさに求められている施策に重点的に配分するなど、めり張りのある編成といたしました。また、こうした改革の取り組みが持続可能な財政構造の構築や職員の意識改革など、市役所の体質強化につながっていくものと確信しております。


 新年度は行政改革実施計画をより一層加速化して取り組みながら、新たなものに挑戦し、新たなものを生み出していく創造的改革をキーワードとし、市民と行政がよきパートナーとして、お互いの知恵と力を出し合う協働によるまちづくりを基本に、議会を初め多くの関係者のご努力によりつくり上げられた第4次長期総合計画の着実な推進を図ってまいります。


 このような考えから、新年度は以下の5つの項目を重点施策として取り組んでまいります。


 第1は、コミュニティの再構築です。


 都市化の進展などにより地域コミュニティが希薄化する中で、本市では全国に先駆け、市民のコミュニティ意識の芽を育てるとともに、市民みずからの手によるコミュニティづくりを進めるため、昭和47年以降コミュニティ形成と生涯学習の場として、各地域にコミュニティ・センターを設置してまいりました。しかしながら、これまで生涯学習の場としては文化やスポーツなどのサークル活動が活発に行われるなど、大きな成果を上げてきたものの、コミュニティ形成の場としては十分に活用されているとは言いがたい面があります。さらに、近年、少子高齢化が著しく進展する中で、防災、防犯、子育て、地域福祉、環境など各分野において新たな課題が出てきており、これらの課題に適切に対応するためには、地域の力を生かしたきめ細やかなまちづくりが一層重要になってきています。


 こうしたことから、昨年以来、地域のまちづくりにかかわっている方々を中心に、これからのまちづくりについてご議論をいただき、このほどコミュニティ・センターのあり方も含む協働のまちづくりに関する提言をいただきました。今後、この提言を本市の協働のまちづくりの基本とし、市民と行政とが適切な役割分担のもと、協力してその内容の実現を目指してまいります。特に、小学校区を基本とした協働のまちづくりの推進を図るため、小学校区コミュニティ・センターがまちづくり活動、行政サービス、生涯学習の地域拠点となるよう、所管をコミュニティ行政担当の市長事務部局へ移管するとともに、適切な人材配置、施設整備、情報提供など機能の充実に積極的に取り組み、コミュニティの再構築に努めてまいります。


 第2には、地域の元気アップです。


 活力ある地域社会をつくるためには、家庭、地域、職場などすべての生活の場面において、人々が生き生きと元気であることが大切です。そのため、さまざまな人が集い、交流し、にぎわいと活力に満ちあふれたまちとなるよう、また地域産業の一層の活性化を図るなど、地域の元気アップに積極的に取り組んでまいります。


 本年は、のじぎく兵庫国体が本番を迎えます。本市においても3種目の競技が開催され、全国各地から多くの人が訪れることになります。この機会をとらまえて、明石のよさを全国にアピールし、地域の活性化の一助にしてまいります。このため、市民と力を合わせ、市挙げての事業として取り組むとともに、国体関連イベントとして音楽コンサートなど各種イベントを開催してまいります。


 文化、芸術は人々に潤いと安らぎをもたらすとともに、まちのにぎわいづくりや人づくりにもつながるものであります。地域に根ざした文化をさらに発展させ、心豊かな市民生活が実現できるまちとなるよう、市民の皆様と手を携え、次の世代に胸を張って残せる文化の息づくまちづくりを進めることが大切だと考えています。


 本市は吹奏楽を初め、市民の音楽活動が盛んに行われているまちでもあります。明石の地域性を生かし、市民がふるさと明石に誇りと愛着を持つことができるよう、これまでの取り組みをさらに発展させ、参画と協働により音楽のあるまちづくりの推進を図るとともに、古来より多くの人々に受け継がれてきた伝統芸能である薪能を7年ぶりに開催するなど、文化振興に積極的に取り組んでまいります。


 明石海峡大橋など恵まれた景観を有した大蔵海岸は、市民の貴重な財産であり、多くの人が訪れ、安全で楽しく、にぎわいと憩いの場となるよう、海水浴場のオープンや関西学生ビーチバレー大会を開催するなど、有効活用を図ってまいります。


 高齢化の進展が著しい中、高齢者を初めとする市民の地域間交流の活性化を図るためには、市内の交通不便地域を縮減し、移動手段を確保することが必要です。こうしたことから、平成18年4月から、現在実験運行しているコミュニティバスの本格運行を実施してまいります。


 地域産業の活性化では、昨年スタートしたインターネットショッピングモールへの支援を実施するとともに、中心市街地における大型店舗の撤退に伴う空き店舗対策に取り組んでまいります。


 また、大学などの高等教育機関が有する知的、人的資産を生かして、地域産業の活性化を図るとともに、より質の高いまちづくりを展開するため、産学官の連携した仕組みづくりに取り組んでまいります。


 第3は、教育・福祉の充実です。


 現在、我が国では急速に進展する少子化などにより、子どもを取り巻く環境が大きく変化する中で、子育てをめぐるさまざまな問題が生じています。こうした中で、子どもたちが健やかに育ち、子育てに夢と希望が持てる社会づくりが急務となっています。子どもたちを健やかに育てることは家庭だけでなく社会の責任であり、そのため子育てを社会全体で支える子育ての社会化という意識を浸透させ、地域の力を高めていくことが大切であります。


 そうしたことから、これまでこどもすこやかネットやファミリーサポートセンターなどの取り組みを進めてきましたが、新年度はこれまで以上に子育て支援に力を注ぎ、子育て家庭の生活の安定を図るため、現行、義務教育就学前までの乳幼児医療費の助成を小学校6年生まで拡大するとともに、すべての公立保育所の保育時間を延長するなど、子育て環境の充実を積極的に図ってまいります。


 教育環境の充実につきましては、心健やかな人づくりを基本に、特色ある学校づくりの推進を初め、特別な教育的支援を必要とする児童、生徒の指導充実を図ってまいります。また、地域の力を生かした学校園を美しくする運動や学校園庭の芝生化に引き続き取り組むとともに、学校施設の耐震化や学校トイレの改修などを計画的に進め、安全で快適な教育環境の充実に努めてまいります。


 急速に進行する少子高齢社会においては、高齢者を初め、すべての市民が住みなれた地域社会の中で、心健やかに安全で安心して暮らすことができる社会環境をつくり上げていかねばなりません。このため、健康づくりや介護予防などを一層充実させるとともに、市民と協働で策定する地域福祉計画を推進し、ともに支え合う地域社会の実現を目指してまいります。


 また、年齢、性別、障害、文化などの違いにかかわりなく、だれもが地域社会の一員として安心して暮らし、持てる力を発揮して元気に活動できるユニバーサル社会づくりにも取り組んでまいります。


 第4には、安全安心の推進です。


 昨年は尼崎での列車脱線事故やアスベスト被害、耐震強度の偽装問題、児童が犠牲となる事件など、心の痛む出来事が多発しました。本市におきましても、連続して子どもが被害者となる憂慮すべき事件が発生いたしました。行政の最も基本的な使命は、市民の生命、財産を守ることと考えており、そのことを肝に銘じ、一層安全安心の確立に向けて、全職員一丸となって取り組んでまいります。子どもの安全を守るためには、地域や関係機関の皆様と一体になった取り組みが何よりも大切であり、スクールガードなど地域と連携した安全対策を一層充実してまいります。加えて、学校園に警備員を配置し、また保育所を巡回警備するなど、より強固な体制で取り組んでまいります。


 本市では、兵庫県、明石警察署を初めとする関係者と連携を図り、県道明石高砂線での交通安全対策など、ハード、ソフト両面にわたる積極的な取り組みを進め、大幅に道路交通事故死者数が減少したことから、昨年、大臣表彰や県知事表彰を受賞しました。今後も関係者との緊密な連携のもと、引き続き交通安全対策に取り組んでまいります。また、今後想定される東南海・南海地震や台風、局地的な集中豪雨などに備えるため、学校施設の耐震化、総合的な治水対策など長期的な視点から災害に強いまちづくりを進めてまいります。


 第5は、行政改革のさらなる推進です。


 新しい時代にふさわしい行財政運営を行うため、新たな5カ年の行政改革実施計画に掲げる、市民や民間との協働による市政の実現、市民本位の質の高いサービスの提供を目指した改革、スリムで柔軟な行財政システムの確立の3つの目標の実現に向け、改革のスピードアップを図るとともに、前例にとらわれることなく、勇気を持って行政改革のさらなる推進に取り組んでまいります。


 民間活力の活用につきましては、指定管理者制度を導入し、市民サービスの向上や事務の効率化という制度の趣旨が生かせるよう、チェック体制の整備など適正な運用を図るとともに、交通事業の経営健全化のため、大久保営業所管内の路線を民間に移譲してまいります。


 また、明石駅市民サービスコーナーの土、日、祝日開庁など、窓口サービスの向上や事務事業の見直しを積極的に進めてまいります。


 さらに、時代の変化により的確に対応できるよう、市の組織の見直しを行います。加えて、技能労務職員の職種変更や指定管理者制度導入による人員の再配置など、行政改革の取り組みにより新たに生み出された人的資源を有効に活用するとともに、引き続き職員の意識改革にも積極的に取り組んでまいります。


 今、市政を取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。この状況を乗り越え、だれもが豊かさを実感できる明石のまちを実現するためには、市民力を生かしたまちづくりを進めるとともに、我々行政もよりスピーディかつタイムリーに特色のある施策展開が図れるよう、組織の力を向上させるなど経営の質を高めていく必要があると考えています。そのため、市民の視点を基本に、職員の自主性、創造性を生かしながら、私自身が先頭に立って創造的改革を強力に推進していく決意であります。


 以上、新年度における市政運営の基本的な方針を申し上げましたが、引き続き主要施策の概要につきまして、長期総合計画に掲げる6つのまちづくりの目標に沿って、順次ご説明申し上げます。


 第1は、福祉や医療などの分野である、健やかで安心して暮らせるまちづくりについてであります。


 総合福祉の充実につきましては、すべての市民が住みなれたまちで安心して暮らすことができるよう、多くの関係者の皆様とともに地域福祉計画を策定し、その積極的な推進に努めてまいります。


 (仮称)西部地区保健福祉センターにつきましては、幅広く活用され、いつまでも親しまれる施設となるよう、地域の方々と議論を深めながら、実施設計に取り組んでまいります。


 公共交通のバリアフリー化でありますが、兵庫県、鉄道事業者と連携し、山陽電鉄明石駅と東二見駅において、エレベーターの設置に向けて実施設計を行ってまいります。


 また、明石駅周辺地区において、兵庫県のユニバーサル社会づくりの実践モデル地区の指定を受け、地域住民と一体となった取り組みを進める中で、今後の本市の施策の方向性を検討するとともに、事業の意義について市民の意識啓発を図ってまいります。


 高齢社会への対応としましては、住みなれた地域で元気に暮らしていくことができるよう、健康増進や生きがいづくりの施策を引き続き推進してまいります。


 介護保険につきましては、明石市医師会のご協力のもと、介護予防マネジメントや総合相談、包括的支援などを行う地域包括支援センターを設置し、高齢者ができるだけ要介護状態にならないよう、介護予防に重点を置いた取り組みを進めます。また、認知症高齢者などが自宅等で安心して生活ができるよう、地域に密着した拠点を計画的に整備し、在宅支援サービスの充実を図ってまいります。


 敬老優待乗車券につきましては、高齢化の進展に伴い、将来にわたって持続可能な制度とするため、利用者の皆様に一部負担をお願いいたしますが、新年度から利用可能な交通機関を拡大し、利便性の向上を図ってまいります。


 また、特別養護老人ホームを建設する社会福祉法人に対する助成を行い、入所待機者の解消と介護サービスを充実させてまいります。


 障害者福祉の充実でありますが、障害のある中学生及び高校生の放課後対策として、また保護者の介助負担の軽減等を図るため、新たに障害児タイムケア事業を実施してまいります。


 言葉のおくれや自閉傾向のある幼児を対象とした、のびのびランドについては、言語訓練士による指導の回数をふやすなど、より一層の充実を図ってまいります。


 また、4月から障害者福祉サービスの一元化を目指す障害者自立支援法が施行されることに伴い、障害程度の認定やサービスの調整を行う審査会の設置など、体制の整備を図るとともに、利用者の皆さんが新しい制度にスムーズに移行できるよう取り組んでまいります。


 さらに、社会福祉法人による知的障害者の通所授産、通所更生施設などの整備に対して助成を行うとともに、障害者の社会参加の場として新規設置される3カ所の小規模作業所に対しても支援を行ってまいります。


 子育て環境の充実につきましては、子どもの健やかな成長を支援するため、乳幼児医療費助成について対象年齢を拡大する中で、義務教育就学前までのすべての乳幼児と一部小学生の医療費を無料といたします。また、児童手当については、国の制度改正にあわせ、支給対象を小学校3年生から小学校6年生へと拡大するとともに、所得制限の緩和を実施してまいります。


 昨年創設しましたこども基金につきましては、子育て活動団体への支援等に努めるとともに、引き続き市民や企業からの寄附を募りながら、地域挙げての子育て応援意識を高めてまいります。


 また、親子が気軽に集い、交流を図る場として、大久保地区の産業交流センターに常設の親子つどいの広場を新たに設けるなど、地域での子育てを積極的に支援してまいります。


 さらに、仕事と家庭の両立を支援するため、新年度から公立保育所11園すべてにおいて延長保育を実施いたします。また、大久保地区での保育定員の拡大や二見地区に新たに開設する私立保育所に対し運営助成を行うなど、待機児童の解消を引き続き図ってまいります。


 医療の充実につきましては、市民病院において、診療情報の共有化による医療の安全性向上や患者の待ち時間の短縮などを図るため、オーダリングシステムを導入するとともに、医療の高度化、専門家に対応するため、医療機器等の充実、更新をしてまいります。


 健康づくりの推進につきましては、あかし健康プラン21に関するホームページを新たに立ち上げ、より多くの市民に健康増進に役立つ情報を提供してまいります。


 第2は、住環境や防災安全などの分野である、快適で安全に住み続けられるまちづくりについてであります。


 住環境の向上としましては、良好な市街地の形成並びに開発事業等に係る諸手続の明確化を図るとともに、その効果がより実効性の高いものとなるよう、従来の開発事業指導要綱を廃止し、新たに条例を制定いたします。


 市営住宅につきましては、老朽化の著しい鷹匠住宅において、南側の旧県営住宅用地を含めた、より有効な土地利用を図るため、民間活力の導入も視野に入れた施設整備計画を策定してまいります。また、大窪南住宅13号棟につきましては、居住性の向上や安全性を確保するため、全面的な改善に着手してまいります。


 交通安全対策の充実でありますが、国道を含めた県管理の道路につきましては、明石高砂線の交通安全対策アクションプログラムや東播磨県民局管内での交通安全緊急対策推進協議会で策定した交通安全緊急対策に基づき、兵庫県などと連携しながら、交通安全の取り組みを推進してまいります。


 また、市道につきましては、大久保86号線の明姫幹線から、明石医療センター出入り口までの間で、歩道の改良を行うとともに、小学校周辺の通学路について、道路の拡幅などの改良を行い、歩行者の安全を守る取り組みを推進してまいります。


 さらに、国からあんしん歩行エリアの指定を受けた明石駅周辺地区につきましては、明石中央12号線の歩道改良工事等を行ってまいります。


 防犯対策でありますが、地域の子どもの安全を守る取り組みであるスクールガードにつきましては、地域の皆様のご協力のもと、すべての小学校への拡大を目指してまいります。さらに、警備体制を強化するため、全小学校と養護学校に警備員を配置するとともに、すべての保育所に警備員による巡回警備を行ってまいります。そして、こども110番の家、スクールガード等の協力者を対象に研修会を開催してまいります。また、学校園から保護者へ、不審者情報や緊急連絡等をメールでお知らせするなど、安全を守る取り組みを積極的に進めてまいります。


 上水道につきましては、水質基準を保持していくため、鳥羽浄水場において浄水処理機能の高度化を進めてまいります。また、西部配水場で配水塔の整備に着手するとともに、老朽化した管路や浄水施設などの改修を行い、安全でおいしい水道水を安定して供給できる体制づくりに努めてまいります。


 下水道につきましては、一昨年の大きな台風による浸水被害を受けました二見浄化センターの防災面を強化するとともに、災害時における処理機能確保と効率的な処理体制を構築するため、4つの浄化センターのネットワーク化について、引き続き検討してまいります。また、市街地の雨水排除機能を確保するため、瀬戸第2号を初め雨水幹線の整備促進に努めるとともに、浸水被害が集中した合流区域につきましては、分流化に改善するための計画を策定し、雨天時の汚水排除機能の確立と公共用水域の水質向上を図ってまいります。さらに、経過年数の長い管渠につきましても、改築、更新を進めてまいります。


 環境共生型社会の構築でございますが、環境への負荷が小さく持続可能な循環型のまちづくりを目指し、ごみの減量化をさらに推進し、将来のごみ、し尿の処理施設等の基本的なあり方も含めた、一般廃棄物処理基本計画を見直してまいります。


 ごみの第3次埋め立て処分場につきましては、平成19年度の供用開始に向けて整備を進めてまいります。また、魚住清掃工場につきましては、公共下水道を利用した汚水処理の一層の効率化を図るため、施設の改修を行ってまいります。


 総合的な防災対策の充実では、浸水被害の軽減を図るため、河川、水路、道路側溝や下水道など各施設の実態を踏まえ、治水機能を強化する総合的な計画を策定してまいります。加えて、明石川の河川災害と避難のあり方について、神戸市と相互に連携しながら調査研究し、地域防災計画、水防計画に反映させてまいります。


 また、地震や台風などを想定した災害への対応力の強化を図るため、職員研修の充実に努めるとともに、市内の各小中学校を初め、公共施設、自治会施設等に避難所標識を設置し、市民への周知に努めてまいります。さらに、災害時に現場状況を正確に把握し、迅速な対応をとるため、現場からリアルタイムに映像と音声を送信する映像伝送システムを導入します。


 平成16年に施行された国民保護法では、国家的な緊急時に際して、市民に最も身近な自治体である市の役割を規定しており、これらの役割をスムーズに果たすため、本市におきましても国民保護計画を作成してまいります。


 救急・救助体制の充実では、住宅火災の死傷者数を減らすため、住宅用火災警報器の普及啓発に取り組んでまいります。また、救命率の向上を図るため、小中学校など約80カ所の主要公共施設に心肺蘇生の機器であるAEDを設置するとともに、救急救命士の養成を積極的に行ってまいります。


 情報化の推進としましては、行政サービスの向上と効率的な行政運営を目指し、インターネットによる各種行政手続を可能にする電子申請システムを県及び県内市町との共同開発により、順次運用してまいります。


 また、将来にわたってIT関連経費の削減を図り、より効率的で安全性の高い情報システムの構築に向けた取り組みを進めてまいります。


 第3は、市街地、道路などの整備の分野である、機能的でゆとりと潤いのあるまちづくりについてであります。


 土地区画整理事業でありますが、大久保駅前土地区画整理事業につきましては、大久保石ケ谷線や大窪松陰線の早期開通に向け、建物移転や道路整備等を積極的に進めてまいります。組合施行の土地区画整理事業につきましては、西脇地区や中之番地区などの整備を引き続き支援し、良好な市街地形成を促進してまいります。


 交通網の整備につきましては、市民生活の利便性の向上、まちの活性化につながる将来を見据えた交通体系の構築を図るため、総合交通計画を策定してまいります。また、大久保南地区と魚住地区で実験運行しているコミュニティバスにつきましては、より利便性の向上を図るため、現在の運行ルートを一部見直して、平成18年4月から本格運行を行ってまいります。


 駅周辺の整備では、JR西明石駅周辺の歩道や新幹線駅前広場の整備を進めるとともに、JR魚住駅周辺のアクセス道路について、平成19年度の竣工を目指して取り組んでいる駅橋上化にあわせた整備を進めてまいります。


 道路網の整備では、福田大窪線につきまして踏切による南北交通渋滞の解消や周辺住民の利便性、安全性向上のため、平成18年度中の供用開始を目指した整備を推進してまいります。さらに、八木松陰線、黒橋線など幹線道路の整備を進め、市内交通の機能向上を図ってまいります。


 放置自転車対策につきましては、市政の大きな課題であり、その対策に積極的に取り組んでまいります。自転車の秩序ある利用を促進するため、JR明石駅北側に1,500台規模の駐輪場を開設してまいります。また、歩行者等の通行の安全と円滑化を図り、良好な生活空間を確保するため、自転車放置禁止区域を拡大するとともに、撤去体制を強化するなど、昨年12月に可決された条例に基づき、放置自転車対策の充実を図ってまいります。


 海岸の整備では、八木海岸において市民の憩いの場となるよう、平成18年度内の完成を目指して斜面地の環境整備を進めてまいります。大蔵海岸につきましては、市民に安心して利用していただけるよう、安全管理の一層の徹底を図るとともに、海浜レクリエーションの場として積極的に活用してまいります。


 都市緑化につきましては、市民の憩いの場となる環境づくりを行うため、福田1丁目公園、谷八木堂田公園の整備を行ってまいります。また、大久保北部の上大池につきましては、兵庫県南部地震の瓦れき処分地として利用いたしましたが、その目的を果たしたことから、跡地の有効活用を図るため、幅広い世代の市民が広大な空間の中で、緑と親しみ、手軽に楽しめる芝生広場として整備をしてまいります。


 第4は、産業や観光の分野である、にぎわいと活力あふれるまちづくりについてであります。


 商業の振興につきましては、商店街が市民や団体と連携して取り組むにぎわいづくりや、空き店舗活用事業に対して助成を行う、にぎわい・ふれあい・めぐりあい商店街事業を引き続き実施してまいります。


 中心市街地の活性化につきましては、今後の活性化策の基礎資料とするため、明石駅周辺の人の流れや通行量を調査するとともに、TMOが実施する回遊マップの作成、魚のまち明石をPRする明石・タコ検定、明石の特産品を販売するインターネットショッピングモールなどの事業に対して支援を行ってまいります。


 また、工業の振興につきましては、企業と産業支援機構とのコーディネート事業や、ものづくりのおもしろさを市民に知っていただくための工場見学会などを行ってまいります。


 さらに、大学等の高等教育機関が有する技術的、専門的知識を生かして、地域産業が抱える課題を解決するなど、産学官が連携した仕組みづくりを進めてまいります。


 農業の振興につきましては、生産性の向上を図るため、西江井地区において農道を整備するとともに、圃場整備の未整備地区の早期事業着手に向け、地元調整を図ってまいります。また、農業用水の安定的な確保と災害の未然防止を図るため、老朽ため池や水路の改修を進めてまいります。江井島皿池においては、ため池協議会の協力を得て、しゅんせつや植栽など、水質の浄化に取り組んでまいります。


 高丘地区の釜谷池などについては、貴重な水辺を生かした豊かな自然空間となるよう、兵庫県と連携してため池の環境整備を図ってまいります。また、うまいもの物産市の開催及び親子農業体験の実施など、引き続き地産地消の推進に取り組んでまいります。


 漁業の振興につきましては、漁場造成事業や種苗放流事業等を実施し、資源培養を図るとともに、これまでに設置した並型漁礁について、その事業効果を評価し、今後の対策に役立ててまいります。


 観光の振興でありますが、市民まつりにつきましては、市民に、より中心的な役割を担っていただけるよう、市民まつりの実行組織体制の充実を図り、市民の力を生かしたまつりとして、引き続き開催してまいります。


 また、観光振興の実情を調査、分析し、現状に即した効果的な観光振興事業を推進するため、観光基本計画を策定してまいります。あわせて、明石のまちのガイドマップを作成し、市内外の主要駅や宿泊施設、サービスエリアなどにパンフレットスタンドを設置するなど、観光PRに努めてまいります。


 さらに、海のまち明石の豊かな自然の中で、家族のきずなを深める、親子ふれあい明石海峡クルージングや、生演奏を聞きながらのサンセットクルージングなど、ふるさと明石の特色を生かした事業を引き続き展開してまいります。


 第5は、教育や文化の分野である、人をはぐくみ、文化を創造するまちづくりについてであります。


 学校教育の充実でありますが、教育環境の整備につきましては、林小学校の校舎を初め、小中学校施設の耐震化を積極的に進めてまいります。幼稚園や小学校のトイレにつきましては、日ごろ利用する子どもたちの希望を取り入れ、明るく、清潔で、快適な場所となるよう、重点的な改修を引き続き進めてまいります。また、小中学校における情報教育の推進を図るため、教室への校内LANの整備を進めてまいります。さらに、PTA、地域の皆さんと連携しながら進めている幼稚園、小中学校などの園庭、校庭の芝生化や、みんなで学校園を美しくする運動を引き続き実施し、地域の力を生かした教育環境の向上に努めてまいります。


 児童、生徒への指導の充実でありますが、不登校の未然防止や学校への復帰のきっかけづくりを図るため、体験活動や保護者フォーラムなど不登校対策事業を実施してまいります。また、いわゆるLDやADHDなど軽度の発達障害がある児童、生徒が在籍する学校に、特別支援教育指導員の増員配置を行うとともに、指導困難な生徒が在籍する中学校へ生徒指導補助員を増員するなど、各学校の実情に応じた指導体制の充実を図ってまいります。また、小学校への外国人英語指導助手の派遣時間をふやし、総合的な学習の時間の中で実施している英語に親しむ機会づくりに努めてまいります。


 学校給食については、米飯給食を週3回に拡大するとともに、子どもたちが望ましい食習慣を身につけるよう、おわんによる配食を試行的に実施してまいります。また、子どもたちが食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるよう、食育について幅広く取り組んでまいります。


 青少年の育成でありますが、市内の子どもたちが一堂に会し、文化行事や体験学習、スポーツなど多彩な活動を通じて相互の触れ合いの中で豊かな心をはぐくむ、あかしっ子まつりを開催するなど、子どもの育成活動を積極的に推進してまいります。


 生涯学習の振興でありますが、市民のアイデアを生かした企画により、自主学習活動の機会と場を提供する、ゆうゆう塾講座を初め、地域の歴史や文化などを学び、地域を見詰め直す、あかし楽講座や文化講演会など、各種講座、講演会を引き続き開催してまいります。


 市民スポーツの振興でありますが、第61回の国民体育大会である、のじぎく兵庫国体につきましては、成年男子9人制バレーボール、ウエイトリフティング、自転車の3つの競技を実施してまいります。この大会を市民の皆様とともに盛り上げ、地域の活性化につながるよう、市挙げてのイベントにしてまいります。


 また、大蔵海岸での関西大学ビーチバレー選手権大会などの開催を支援し、市民の皆様のスポーツへの関心を高める一助としてまいります。


 昨年、すべての小学校区にスポーツクラブ21が設置されたところであり、今後も、だれもが手軽に身近なところでスポーツ、文化活動を楽しめるよう、小学校区コミュニティ・センター運営事業の1つとして、各小学校区のスポーツクラブ21の活動を支援してまいります。


 また、ヴィッセル神戸と引き続き連携し、レベルの高いスポーツの観戦や親子でのサッカー教室などを通じて、より多くの市民がスポーツに親しむことができるよう努めてまいります。


 市民文化の高揚でありますが、伝統的な芸能の継承につながるよう、兵庫県等と連携しながら、明石公園で開催される薪能を支援してまいります。文化博物館においては、春、秋、新春に、合わせて3回の特別展やさまざまな企画展を開催するとともに、明石の生活文化、自然環境などを紹介する冊子を年次的に刊行してまいります。天文科学館においては、スペースシャトルに日本人として初めて搭乗した毛利衛氏などの宇宙飛行士の活躍を紹介する特別展を開催するとともに、クリスマスコンサートを初めとする季節のコンサートなどを開催し、より多くの人にご来館いただけるよう努めてまいります。


 また、明石における音楽文化のすそ野を拡大するとともに、さらなる質の向上を図るため、音楽のあるまちづくりを推進してまいります。その一環として、秋には音楽イベントを集中して行い、核となる公演として、また、国体のプレイベントとして、佐渡裕氏の指揮による兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートを開催してまいります。さらに、市役所で自動演奏ピアノによる演奏や(仮称)ロビーコンサートを開催し、訪れる皆様に、より身近に音楽に触れていただく機会を提供してまいります。加えて、多くの関係者のご協力のもと、市民による交響楽団の設立に向け、その取り組みを支援してまいります。


 第6は、人権、交流などの分野である、人との出会いと触れ合いを大切にするまちづくりについてであります。


 人権の尊重につきましては、互いの人権を尊重し合い、すべての人々が幸せに暮らせる社会を目指し、明石市人権施策推進方針に基づき、企業や市民の皆様と一体となって、あらゆる人権問題について教育、啓発活動を推進してまいります。また、福祉の向上や人権啓発のための活動拠点である厚生館につきましては、トイレのバリアフリー化など施設の改修工事を行ってまいります。


 男女共同参画社会の実現につきましては、男女共同参画プランの実施計画に基づき、各種講座の開催や、特に企業、学生を対象にした男女共同参画啓発セミナーを開催するなど、積極的な意識啓発を進めてまいります。


 コミュニティの育成でありますが、小学校区コミュニティ・センターにつきましては、所管を教育委員会からコミュニティ推進部に移管し、市民との協働のまちづくりの拠点として位置づけるとともに、5つの小学校区において新たに正規職員を配置し、利用時間の延長や施設整備、情報提供など、機能の充実を図ってまいります。今後、継続して、その対象地区を拡大してまいります。


 さらに、コミュニティ・センターの施設改修につきましては、魚住東コミュニティ・センターに多目的トイレを設置するとともに、林コミュニティ・センターにおいて、エレベーターの設置に向けて実施設計を行うなど、バリアフリー化を進めてまいります。


 国際交流につきましては、新年度は無錫市との友好都市提携25周年を迎えることから、記念事業として両市の高校生による吹奏楽の合同演奏会や記念祝賀会などを開催します。そして、昨年、市民各層からなる国際交流事業検討会から、これからの国際交流のあり方について提言を受けました。今後、この提言を踏まえ、国際交流の推進体制を整備し、バレホ市、無錫市などとの市民間交流のより一層の推進や国際理解の促進などを図ってまいります。


 次に、市政の運営についてであります。


 まず、パートナーシップによるまちづくりですが、NPO等の市民活動団体が、より積極的に活動を展開できるよう、生涯学習センターの市民活動フリースペースに、団体相互の交流や地域との交流についてコーディネートできる人材を配置し、市民公益活動の育成と促進を図ってまいります。また、携帯電話のホームページ閲覧機能やメール機能を利用して、災害発生時には緊急情報を迅速に提供するとともに、平常時にはイベント情報を提供するなど、市民への一層の情報提供に努めてまいります。


 窓口サービスの向上につきましては、多様な市民ニーズに対応するため、明石駅市民サービスコーナーにおいて、土曜、日曜、祝日の午前9時から午後5時までの業務取り扱いを新たに開始するなど、より利便性の高い窓口としてまいります。


 また、福祉部門の庁舎の狭隘化の解消と市民の利便性の向上を図ることを主な目的に、2カ年の計画により庁舎整備に取り組みます。その一環として、平成18年度は老朽化した市役所南会議室棟の建てかえを実施します。さらに、議会棟での女性用トイレの増設やエレベーターの改修など、市民にとってより利用しやすい市役所となるよう、施設の整備を進めてまいります。


 また、加えて市役所本庁舎が築後35年を経過し老朽化が進むことから、将来の建てかえに備え、長期的な視点で計画的な財源確保を図るため、庁舎建設基金を創設いたします。


 行政改革につきましては、指定管理者制度を新年度から順次導入し、公の施設における一層の市民サービスの向上と効率的な運用に努めてまいります。また、クリーンセンターの破砕選別施設の運営業務、二見小学校や市民病院での給食調理業務を民間委託するなど、引き続き民間活力の積極的な導入を図ってまいります。


 組織、機構につきましては、創造的改革の実現を目指し、主要施策のより一層の推進を図るため、思い切った見直しを行ってまいります。まず、小学校区を基本とした協働のまちづくりを推進していくため、コミュニティ推進室を設置し、コミュニティ・センターの機能の充実を図ってまいります。


 次に、文化芸術の振興により、文化の息づくまちづくりを進めるため、新たに文化芸術部を設置し、文化芸術に関する施策の総合的な推進と生涯学習機能の充実を図ってまいります。


 また、市政に関する情報を適時、適切に提供するとともに、市民の皆様の要望を的確に把握するため、広報課及び市民相談課を設置し、広報広聴機能の充実強化を図ってまいります。


 少子化社会に対応した子育て支援をより一層充実するため、保育課を新設するほか、地域福祉計画の推進、障害者福祉及び介護保険の制度改正に対応するため、組織強化を図ってまいります。このほか、将来にわたって持続可能な行財政運営が行えるよう、行政改革のさらなる推進を図るため、体制を強化してまいります。


 水道部につきましては、業務の統廃合を進め、給水課及び伊川谷浄水場を廃止いたします。


 さらに、新年度から指定管理者制度に移行する各施設につきましては、円滑な移行と適正な運営がなされるよう、体制を整備してまいります。


 人事管理につきましては、少数精鋭主義を基本とし、業務の精査を行い適正な職員配置を徹底し、2,500名を目標に職員定員の削減に努めてまいります。一方、職員の意欲を高め、能力をより生かすため、技能労務職員の職種変更制度や管理職への昇格試験制度を導入するとともに、引き続き目標管理制度を充実してまいります。加えて、職員への研修を充実するなど、職員の資質向上を図ってまいります。


 財政運営でありますが、歳入面では一般財源全体としては大きな伸びが期待できない状況にあり、また歳出面では少子高齢化による福祉関係経費の増加などがあり、依然として厳しい財政状況が続いています。


 また、三位一体の改革では当面3カ年の改革について一応決着したところですが、地方分権の理念に沿った新たな地方財政制度の実現に向け、地方の裁量の拡大につながる真の改革となるよう、引き続き全国の自治体とともに国への働きかけを強めてまいります。


 今後とも、時代の変化や市民ニーズに的確に対応した市民起点のまちづくりを着実なものとするため、より効率的な財政運営に努めてまいります。


 以上の方針により編成いたしました平成18年度の当初予算額は、


    一般会計    90,771,772千円


    特別会計    82,250,108千円


    企業会計    20,270,288千円


    合  計   193,292,168千円


 となっております。


 以上、平成18年度の予算の提案に当たり、市政に対する所信の一端と主要な施策の概要について申し上げましたが、何とぞ議員各位におかれましては、格段のご理解を賜り、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。


 続きまして、条例議案26件、補正予算議案11件及びその他の議案5件の概要につきましてご説明申し上げます。


 まず、条例議案でありますが、申請、届出、その他の手続等に関し、いわゆる電子申請により行うことができるように必要な事項を定めること、庁舎の建てかえに備え明石市庁舎建設基金を設置すること、障害者介護認定等審査会の委員の定数等を定めること並びに国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部並びに国民保護協議会の組織等について定めることにつき、新たに条例を制定しようとするもの、協働のまちづくりの推進と文化芸術の振興を図るほか、広報・広聴機能の強化及びさらなる行政改革を進めるため、事務分掌及び関係条例の一部を改正しようとするもの、国家公務員の取り扱いに準じ、育児休業に係る在職期間の取り扱いや休暇制度を見直そうとするもの、新たに障害者介護認定等審査会委員及び国民保護協議会委員の報酬を定めようとするもの、市民会館について指定管理者が管理運営を行うことに伴い、市民会館事業に係る特別会計を廃止しようとするもの、公立学校の学校医等について公務災害補償の障害補償等に係る障害の等級を改定しようとするもの、子育て支援の一層の充実を図るため、乳幼児医療費の助成対象者及び助成内容を拡充しようとするもの、国民健康保険事業において出産育児一時金を引き上げようとするもの、大久保町大久保北地区及び宮の上地区の区域内における建築物の敷地、構造及び用途に関する制限を定めようとするもの、水道事業において1日最大給水量の適正化を図ろうとするもののほか、あわせて所要の規定整備を行おうとするものであります。


 次に、補正予算議案でありますが、各事業の補助承認による事業費の補正のほか、それぞれの執行見込み等に基づき、各会計の予算の補正を行おうとするものであります。また、その他の議案といたしまして、休日歯科急病センター兼障害者等歯科診療所及び西明石駅自転車駐車場について、その管理を行わせる指定管理者を指定しようとするもの、大久保北土地区画整理事業の施行に伴い、新たに町を設定するとともに、字の区域を変更しようとするもの並びに市道路線の廃止及び市道路線の認定をしようとするものであります。


 最後に、報告4件でありますが、市営住宅の家賃等の長期滞納者に対する明け渡し等に係る訴えの提起及び交通事故に係る損害賠償額の決定につき、専決処分を行ったものの報告でありまして、それぞれお手元の資料によりご了承賜りますようお願い申し上げます。


 以上、今回ご提案申し上げております各議案について、提案の趣旨等をご説明申し上げました。


 何とぞ、意のあるところをお酌み取りいただき、ご審議の上、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第であります。


○議長(梅田宏希)    以上をもちまして、施政方針及び上程中の各議案に対する説明は終わりました。


 なお、これら議案に対する質疑につきましては、都合により次回再開時にお願いすることとし、あわせて各議案につきましても上程のままといたしますので、ご了承願います。


    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−








◎報告・明監報・議会報告





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 報告4件、明監報7件、議会報告1件につきましては、それぞれお手元にご配付いたしております印刷物によりご了承願います。


 以上をもちまして、本日の会議を閉じます。


 再開につきましては、改めてご通知申し上げます。


 本日は、これにて散会いたします。


 ご苦労さまでございました。


                              午前11時14分 散会