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兵庫県 明石市

平成17年 6月定例会 (第4日 6月28日)




平成17年 6月定例会 (第4日 6月28日)





                        平成17年6月28日(火曜日)


 
平成17年6月28日(火)午後1時開議


日程第1 議案第89号のこと


日程第2 議案第90号のこと


日程第3 議員提出議案第6号のこと


日程第4 議案第61号から同第88号まで、請願受理第2号、同第3号及び所管事務調


     査に関する件一括上程


日程第5 委員会審査報告


日程第6 採 決


日程第7 議員提出議案第7号のこと


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〇会議に付した案件


日程第1 議案第89号のこと


日程第2 議案第90号のこと


日程第3 議員提出議案第6号のこと


日程第4 議案第61号から同第88号まで、請願受理第2号、同第3号及び所管事務調


     査に関する件一括上程


日程第5 委員会審査報告


日程第6 採 決


日程第7 議員提出議案第7号のこと


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〇出席議員(31名)


              1番  大 西 洋 紀


              2番  木 下 康 子


              3番  辻 本 達 也


              4番  北 川 貴 則


              5番  寺 岡 登 史


              6番  新 田 正 彦


              7番  佐々木   敏


              8番  絹 川 和 之


              9番  山 崎 雄 史


             10番  穐 原 成 人


             11番  山 根 金 造


             12番  永 井 俊 作


             13番  榎 本 和 夫


             14番  井 藤 圭 湍


             15番  梅 田 宏 希


             16番  松 井 久美子


             17番  遠 藤 恒 司


             18番  川 木 菊 正


             19番  冨 田 賢 治


             20番  椿 野 利 恵


             21番  沢 井 清 美


             22番  出 雲 晶 三


             23番  湯 原 季一郎


             24番  三 好 和 彦


             25番  尾 仲 利 治


             26番  宮 川 勇 司


             27番  石 井   孝


             28番  中 井 正 人


             29番  船 津 憲 二


             30番  衣 笠   亨


             31番  住 野 勝 美


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〇欠席議員


            な      し


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〇出席説明員(22名)


           市長         北 口 寛 人


           助役         稲 田 圭 昭


           収入役        東     節


           理事         大 野 康 則


           政策部長       友 國 仁 男


           総務部長       藤 田 和 男


           財務部長       中 川 基 治


           コミュニティ推進部長 松 下 清 司


           健康福祉部長     高 橋 嗣 郎


           環境部長       榎 本 伸 行


           産業振興部長     岸 本 敏 三


           土木部長       村 松 克 行


           都市整備部長     久 山 光 生


           下水道部長      夕 部 武 廣


           監査委員       嘉 藤 弘 之


           教育委員長      西 海 英 延


           教育長        森 田 尚 敏


           教育次長       長 野 修 三


           消防長        藤 原 重 二


           自動車運送事業管理者 木 下 宣 明


           水道事業管理者    安 藤 正 博


           市民病院事務局長   羽田野 堯 士


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〇出席事務局員(5名)


           事務局長       岩 澤   武


           事務局次長兼庶務課長 黒 田 清 隆


           議事課長       川 ? 伸 彦


           庶務課係長      松 岡 正 純


           議事課係長      和 歌   勝











◎会議


                                 午後1時 開議


○議長(梅田宏希)    ただいまから、休会中の本市6月定例市議会を再開いたします。


 これより本日の会議を開きます。


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◎議案第89号のこと





○議長(梅田宏希)    議案第89号、助役選任につき同意を求めることを上程議題に供します。


 それでは、提案理由の説明を求めます。


 議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  ただいま上程されました議案第89号について、ご説明いたします。


 欠員となっております助役に、現在収入役であり行政面に豊富な経験をお持ちの東  節氏を適任と考え、選任いたしたいと存じます。ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(梅田宏希)    提案理由の説明は終わりました。


 おはかりいたします。


 本案は人事に関することでありますので、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、本案は質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 議案第89号は、原案どおり同意することにご賛成の方はご起立願います。


                 〔起立全員〕


○議長(梅田宏希)    全員起立。ご着席願います。


 全員起立。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。


 それでは、ただいま選任同意されました東  節さんの発言を許します。


○(東 節氏)登壇  東でございます。


 発言のお許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げます。


 ただいま私の助役選任につきましてご同意をいただき、本当にありがとうございます。今日、地方行政は極めて厳しい状況にあり、本市におきましても高度、多様化する市民ニーズへの的確な対応など、柔軟かつ効果的な効率的な行財政運営が求められているところでございます。そしてまた、参画と協働のまちづくりや市民生活の安全安心の確立、行政改革のさらなる推進など、さまざまな施策や改革に全力で取り組み、市政の信頼回復に努めるべき重要な時期でございます。その責任の重大さを痛感いたしますとともに、身の引き締まる思いをいたしているところでございます。もとより浅学非才の身ではございますが、お受けいたしました以上はこれまでの経験を生かし、職員と心を合わせ、力を合わせまして北口市長を補佐し、精いっぱい職務に専念してまいる決意でございます。どうか議員各位におかれましては、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、まことに簡単措辞で、その意を尽くしませんが、お礼のごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いを申し上げます。


 ありがとうございました。


                                   (拍手)


○議長(梅田宏希)    あいさつは終わりました。


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◎議案第90号のこと





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議案第90号、収入役選任につき同意を求めることを上程議題に供します。


 それでは、提案理由の説明を求めます。


 議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  ただいま上程されました議案第90号について、ご説明いたします。


 収入役、東  節氏が6月30日付をもって退職されますので、この後任として現在財務部長であり行政面に豊富な経験をお持ちの中川基治氏を適任と考え、選任いたしたいと存じます。ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(梅田宏希)    提案理由の説明は終わりました。


 おはかりいたします。


 本案は人事に関することでありますので、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、本案は質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 議案第90号は、原案どおり同意することにご賛成の方はご起立願います。


                 〔起立全員〕


○議長(梅田宏希)    全員起立。ご着席願います。


 全員起立。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。


 それでは、ただいま選任同意されました中川基治さんの発言を許します。


○(中川基治氏)登壇  中川でございます。


 発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。


 ただいま私の収入役の選任につきましてご同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。このたび、図らずも北口市長のご推薦をいただき、不肖私が収入役という大役を仰せつかることになりました。その責任の重大さに身の引き締まる思いがいたしております。本市を取り巻く社会経済情勢は目まぐるしく変化し、国における三位一体改革の影響が懸念される中で、本市の行財政運営はさらに厳しさを増しており、多様化する市民ニーズへの柔軟かつ的確な対応が求められております。こうした状況のもとで、私は収入役として資金の運用管理に万全を期するとともに、財政運営の健全化に努めるなど市政のさらなる発展と信頼の回復のために、誠心誠意、職責を果たしてまいる所存でございます。もとより浅学非才かつ微力ではございますが、これまで市職員として培ってまいりました経験を生かし、北口市長を補佐しながら、その任を全うしてまいる決意でございます。議員各位におかれましては、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げまして、甚だ意を尽くしませんが、私のあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。


                                  (拍手)


○議長(梅田宏希)    あいさつは終わりました。


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◎議員提出議案第6号のこと





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議員提出議案第6号、明石市農業委員会委員推薦のことを上程議題に供します。


 それでは、提案理由の説明を求めます。


 議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 大西洋紀議員。


○議員(大西洋紀)登壇  まことに僣越ではございますが、提案者を代表いたしまして、ただいま上程議題に供されました議員提出議案第6号、明石市農業委員会委員推薦のことにつきまして、提案理由の説明をさせていただきます。


 議会推薦の本市農業委員会委員といたしましては、議案書に記載されております4名の方々が適任と思い、ご推薦申し上げる次第でございます。


 議員各位におかれましては、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明にかえさせていただきます。


○議長(梅田宏希)    提案理由の説明は終わりました。


 おはかりいたします。


 本案は、議会から推薦する農業委員会委員でありますが、人事に関することでありますので、質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、本案は質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 議員提出議案第6号は、原案どおり推薦することにご賛成の方はご起立願います。


                 〔起立全員〕


○議長(梅田宏希)    全員起立。ご着席願います。


 全員起立。よって、本案は原案どおり推薦することに決しました。


 以上のとおり決しましたので、市長におかれましては、選任方よろしくお願いいたします。


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◎議案第61号から同第88号まで、請願受理第2号、同第3号及び所管事務調査に関する件一括上程





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議案第61号から同第88号までの議案28件、及び請願受理第2号、同第3号の請願2件、並びに各委員会の閉会中の所管事務調査に関する件、一括上程議題に供します。


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◎委員会審査報告





○議長(梅田宏希)    ただいま上程議題に供しましたこれら議案及び請願並びに各委員会の所管事務調査に関する件につきましては、既に関係委員会に付託し、休会中あるいは閉会中ご審議いただいておりますので、これより順次審査結果の報告をお願いすることといたします。


 それでは、初めに総務常任委員長にお願いいたします。


 衣笠 亨議員。


○議員(衣笠 亨)登壇  総務常任委員会報告を申し上げます。


 3月及び6月定例市議会において、本委員会に付託されました議案3件及び所管事務調査につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。


 議員各位におかれましては、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。


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○議長(梅田宏希)    次に、文教厚生常任委員長にお願いいたします。


 石井 孝議員。


○議員(石井 孝)登壇  文教厚生常任委員会報告を申し上げます。


 3月及び6月定例市議会において、本委員会に付託されました議案5件、請願2件及び所管事務調査につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。


 議員各位におかれましては、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。


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○議長(梅田宏希)    次に、生活環境常任委員長にお願いいたします。


 大西洋紀議員。


○議員(大西洋紀)登壇  生活環境常任委員会報告を申し上げます。


 3月及び6月定例市議会において、本委員会に付託されました議案9件及び所管事務調査につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。


 議員各位におかれましては、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げ、委員会報告を終わります。


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○議長(梅田宏希)    次に、建設常任委員長にお願いいたします。


 三好和彦議員。


○議員(三好和彦)登壇  建設常任委員会報告を申し上げます。


 3月及び6月定例市議会において、本委員会に付託されました議案11件及び所管事務調査につきましては、慎重審査の結果、委員会報告書記載どおりの結論を得ております。


 議員各位におかれましては、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げ、委員会報告を終わります。


○議長(梅田宏希)    以上で、各委員長の報告は終わりました。


 なお、各委員長報告に対する質疑につきましては、通告を受けておりませんので、これを終結いたします。


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◎採決





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 おはかりいたします。


 議案第62号から同第64号まで、同第66号、同第69号から同第88号までの議案24件、及び請願受理第2号の請願1件、並びに各委員会の閉会中の所管事務調査に関する件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、これら議案24件及び請願1件、並びに各委員会の閉会中の所管事務調査に関する件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 これら議案24件及び請願1件、並びに各委員会の閉会中の所管事務調査に関する件につきましては、それぞれ委員長報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立願います。


                 〔起立全員〕


○議長(梅田宏希)    全員起立。ご着席願います。


 全員起立。よって、これら議案24件及び請願1件、並びに各委員会の閉会中の所管事務調査に関する件は、それぞれ委員長報告どおり決しました。


 次に移ります。


 おはかりいたします。


 議案第67号、同第68号の議案2件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、これら議案2件につきましては、討論を省略し、これより一括採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 議案第67号、同第68号の議案2件につきましては、それぞれ委員長報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立願います。


                 〔起立多数〕


○議長(梅田宏希)    起立多数。ご着席願います。


 起立多数。よって、これら議案2件は、それぞれ委員長報告どおり決しました。


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◎討論





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議案第61号の討論に入ります。


 通告を受けておりますので、発言を許します。


 椿野利恵議員。


○議員(椿野利恵)登壇  私は日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第61号に反対する立場から討論いたします。


 今回の議案は、指定管理者制度を導入するに当たり、指定管理者を決定していく手続などに関する条例であります。地方自治法の一部改正により公の施設の管理、運営についても、従来の委託制度から営利を目的にした株式会社などの民間事業者も含む指定管理者に管理を認める制度に転換するものであります。制度の趣旨は、公の施設の目的である住民の福祉の増進という目的を達するために、必要と認めるときにのみ指定管理者を設定することができるのであります。しかし、条例第4条には、経費の縮減が盛り込まれております。総務常任委員会で第6条の協定事項5、本市が支払うべき管理費用に関して、現在の人件費を含む経費の2割を減額した予算を示す場合も考えられると答弁されました。しかしながら、営利を目的とした企業は、そこからさらに利潤を得ようとすることはだれの目にも明らかです。住民の福祉の増進よりも経費の縮減が優先される事態も生じるのではないでしょうか。


 公の施設管理、運営は数十兆円市場と言われ、指定管理者制度導入をねらい、企業、情報関係企業、人材派遣会社などが活発な動きを見せ、参入の準備を進めてきています。また、指定管理者の選定期間は3年から5年、場合によっては1年になる可能性もあり、不安定雇用を拡大し、職種の専門性を破壊するものです。今後指定管理者制度の対象となる明石市の施設は、市庁舎、上下水道施設、衛生施設などと、学校教育法、道路法で個別の法律で制限されているものを除く481施設と言われました。18年度導入に、夜間休日急病センター、休日歯科急病センター兼障害者等歯科診療所など指定していかなくてはなりません。そして、19年度以降の導入を検討するものの中には、少年自然の家、木の根学園、さざなみ園、保育所など、本来市が責任を持って管理、運営しなければならないところも含まれており、その影響は大変大きいものがあります。また、指定管理者選定委員会は非公開であり、不透明さはぬぐい切れません。さらに、指定管理者である民間会社が赤字を出し、当該施設を投げ出したり倒産した場合、負債はだれが負うのでしょうか。市民負担は絶対に許されません。


 そもそも、指定管理者制度は小泉内閣構造改革の一環で、地方独立行政法人、構造改革特区と並んで、国や地方自治体の公務を民間に丸投げする手法の一つです。市は、今後の行政改革に指定管理者制度を利用して、行政改革に拍車をかけようとしていることは明らかです。この条例には、地方自治法第244条でも明記されている住民の福祉の増進を目的とすることが明記されておらず、逆に、第4条には公の施設の適切な維持管理と同時に、管理に係る経費の縮減が図られることが明記されております。公的責任の後退が懸念されます。また、指定管理者は、明石市個人情報保護条例の適用についても協定に基づき必要な事項を講じなければならないとありますが、果たして全従業員に徹底できるのかなど危惧するものです。地方自治体の責務は住民の福祉の増進であり、これを放棄する指定管理者制度に反対することを表明して討論を終わります。


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◎採決





○議長(梅田宏希)    以上で討論を終結し、これより採決に入ります。


 議案第61号は、委員長報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立願います。


                 〔起立多数〕


○議長(梅田宏希)    起立多数。ご着席願います。


 起立多数。よって、議案第61号は委員長報告どおり決しました。


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◎討論





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議案第65号の討論に入ります。


 通告を受けておりますので、発言を許します。


 湯原季一郎議員。


○議員(湯原季一郎)登壇  私は議案第65号、明石市立図書館条例の一部を改正する条例制定のことに意見を述べ、反対の態度を表明いたします。


 2003年9月2日、地方自治法の一部改正で指定管理者制度の導入が決まりましたが、その後、社会教育施設に指定管理者制度が適用できるかどうかが焦点となってまいりました。2003年5月27日の衆議院総務委員会では、片山総務大臣が関連の質問に個別法があればそれが優先すると答えています。つまり、公民館、図書館、博物館など社会教育施設はそれぞれの法律があり、それはその法律が優先をされるということであります。また、2003年7月17日には、総務省自治行政局長通知が出され、道路法、河川法、学校教育法等個別の法律において公の施設の管理主体が限定される場合には、指定管理者制度をとることができない、という見解が示されています。


 さらに、地方教育行政法第23条は、学校その他の教育機関の設置、管理及び廃止は教育委員会の職務権限と規定しており、教育委員会に管理主体が限定されるということになっております。また、教育基本法は教育行政について規定した第10条において、教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接責任を負って行われるべきものであるとしています。教育機関である公立図書館の運営もこれと同じであります。いずれの条文も教育施設の設置、管理、運営、廃止などは教育委員会の責任と職務権限のもとにあるということであります。指定管理者制度が導入されることになりますと、公立図書館のあり方そのものが破壊されるおそれが出てまいります。図書館が市場化され、収益の場所となってしまいます。そこでは公共性や公平性を守るという観点がなくなってしまいます。私たちは指定管理者制度については先ほどの椿野議員の討論でも明らかにしたように基本的には反対であります。しかし、実際の運用に当たっては、それぞれの施設ごとに詳細に検討し、本日の議案で結論を出しているところであります。およそ図書館、博物館といった文化施設は公共性の高いもので、指定管理者制度そのものが公共的な社会教育施設になじまないものであります。教育委員会の責任のもと直接管理、運営すべきであることを強調し、議案第65号に反対いたします。


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◎採決





○議長(梅田宏希)    以上で討論を終結し、これより採決に入ります。


 議案第65号は、委員長報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立願います。


                 〔起立多数〕


○議長(梅田宏希)    起立多数。ご着席願います。


 起立多数。よって、議案第65号は委員長報告どおり決しました。


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◎討論





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 請願受理第3号の討論に入ります。


 通告を受けておりますので、発言を許します。


 辻本達也議員。


○議員(辻本達也)登壇  私は日本共産党議員団を代表して、請願受理第3号、明石学区総合選抜制度にかかる住民投票条例制定を求める請願、不採択に意見を述べ、反対の立場を明らかにいたします。


 教育問題は学校と当事者だけの問題ではなく、まちづくりとも密接に関係しており、全市民的な課題であります。そして、明石総選のあり方についても、同じく重要な問題です。そのことは検討委員会の答申でも、明石市内の多くの中学生が県立高等学校に進学し、学び育っていくことから、入学者選抜制度のあり方は、明石市の教育に与える影響は極めて大きいものであると言えると述べられています。明石総選の問題が全市民的な問題であることは、子育てを終えた多くの高齢者が署名の趣旨に賛同されたことを見ても明らかであります。総選が実施される以前の明石を知るある高齢者は、昔に逆戻りさせてはならない。地域と教育を切り離してはならないと述べています。1万2,366筆の署名にはこういった高齢者の願いも込められています。おじいちゃん、おばあちゃんが投票しても仕方がないなどという意見があるようでありますが、そういった意見はこの問題の影響の大きさが見えていないだけでなく、自分の子どものことだけでなく、地域の発展や明石の子どもたちの健やかな成長を願っている多くのお年寄りを侮辱する態度であると言わなければなりません。また、市民の多くが明石総選を正しく理解していないという意見があります。もしそうであるなら、その責任はこの30年間十分な啓発活動をしてこなかった明石市教育委員会自身にあるのであって、制度の問題ではありません。住民投票を実施することで市民が地域の教育に対する関心を高め、市教委自身が目指している市民の参画と協働による開かれた学校づくりを大きく前進させる機会にすることができます。市民の理解や関心が十分に高いとは言えない状況を固定的に見るのではなく、住民投票を取り組む過程で市民の関心を高め、教育への住民参加を促す契機にするという観点が大切です。また、専門的な問題だから専門家に任せておけばいいという意見は、今の住民自治、参画と協働の流れを理解しない時代と逆行する意見です。現に多くの自治体で合併問題、河口堰問題などが住民投票によって市民の審判を受けています。総選問題は多くの市民が生徒として、あるいは保護者として体験しており、はるかにわかりやく身近な問題です。


 また、県立高校は県民の宝であり、とりわけ明石市内の県立高等学校は、高校増設期に明石市と明石市民が建設用地を用意する際に積極的な役割を果たした学校がほとんどです。それを専門家に任せておけばよいというのは、明石市民にはまともな判断はできないという市民蔑視の態度であると言わなければなりません。市教委は、総選見直しの根拠として平成14年8月実施の市民意識調査を挙げています。市民の声により検討したというのであれば、県教委に対する要望内容についても市民に問うのが当然であり、自然な流れです。総選は、廃止されるのかされないのか、廃止したら明石の教育はどうなるのかという一番大切な市民の疑問にまともに答えないまま、うやむやにし、一部の人たちだけで総選廃止を決めてしまうことは許されません。問題をありのまま市民に知らせ、住民参加による徹底審議によって民主的に決定するべきであります。


 以上、議員各位のご理解とご賛同を求めまして、私の討論を終わります。


○議長(梅田宏希)    次に、永井俊作議員、発言を許します。


○議員(永井俊作)登壇  市民ネットの永井俊作でございます。


 請願受理第3号、明石学区総合選抜制度にかかる住民投票条例制定を求める請願の不採択に対して、反対の立場で意見を申し上げたいというふうに思います。


 少子高齢化社会が急ピッチに進む今日、明石市においても子育ちと学校教育のあり方が重大な課題として位置づけられ、家庭と学校、そして地域の連携の確立が急務であるとされています。特に、地域の子育ちや教育への支援、かかわりをどのように構築をしていくかが問われています。また、地方分権、住民自治の推進を市民も行政も、特に地方自治体は強く求めています。そのため、明石市も住民との情報の共有化、市民参画、市民との協働、市民と行政のパートナーシップの確立を折に触れて強調されています。さらに、価値観の多元化や生活感の多様化は、政策、施策について多様な意見や評価がありますし、賛否が割れる場合もあります。そのような場合、電子投票などを駆使をしながら、住民投票を市民参画の一つの手法として導入すべきだと考えます。しかし当然、その前提に行政が持つ情報の全面開示と市民的議論が不可欠であります。特に、このたびの高校教育改革は、まず文部科学省あり、そして県教委あり、市教委ありといった縦割り行政のもと、トップダウンのやり方そのものであります。さらに、ことしの6月の県議会で自民党の県議会議員が代表質問で、総合選抜制度から複数志願制への移行は、市や町、いわゆる市町の検討を待つのでなく、県教委が主導権を発揮して着実に進めていくべきだと、いみじくも発言をしたように、市の自治や住民自治をないがしろにする姿勢が明らかであります。これは高校教育の情報開示をせず、都合のよい情報だけを提示し、住民の意見を聞かない上、説明責任も果たさないで高校教育改変をトップダウンでやろうとする県教育委員会のやり方そのものに問題があり、そのようなやり方を認めるわけにはいきません。


 そこで、総合選抜にかかわる住民投票を実施することによって、県教委や市教委が持つ小学校や中学校の学校教育に関する情報、問題点、課題なども提供をさせ、家庭や学校、そして地域でともに議論を重ねる中で、子どもが主人公の学校教育の構築に向けて前進をさせていかなければならないというふうに思います。つまり、総合選抜制度の賛否や評価を問うとともに、高校入試制度も含めた学校教育全般について市民の皆さんがともに考え、将来を担っていく子どもたちのための学校教育をつくっていくことにつながると考えます。また、委員会の議論の中で、おじいさんやおばあさんは総選について知らないので、住民投票はなじまないとの意見がございました。しかし、高齢者は私たちよりも当然人生経験が多く、深く、さらには読書量も勉強の量も多く、現在の子どもたちを取り巻く状況を冷静に分析されている方もたくさんいらっしゃいます。私もPTAや子ども会、自治会の役員をさせていただきましたが、現在そのような市民活動の主たる担い手は女性であり、高齢者であります。特に、高齢者の熟年パワー抜きに地域活動は成り立ちません。いろんな問題に高齢者にかかわってもらい熟年パワーを生かしてもらいながら、現在異世代交流が広がりつつあり、地域コミュニティの再生や地域の教育力のアップにつながっています。現に私は、地域の高齢者の方から子どもや孫という考えでなく、地域の子どもという視点で子どもの教育のあり方を一緒に議論しましょうと言われました。学校教育のあり方をみんなで議論することが地域コミュニティの再生を含めたあり方に非常に大きな重要な点だというふうに考えます。


 また、競争は必要だとの意見でありますが、私も含めて私たちは競争を否定しているわけではありません。過度の行き過ぎた競争は問題であると言っているのです。国連の人権委員会から我が国は2度にわたりまして、子どもたちの教育に過度の競争を持ち込み、子どもたちの発達を阻害をしているとの勧告を突きつけられています。小学校の低学年から塾通いが子どもたちの生活に組み込まれ、夜の9時過ぎの電車に塾帰りの小学生が乗っている状況は異常だと思います。また、地域のソフトボールやバレ―ボールチームから5年生、6年生がいなくなっているという話も耳にいたします。現在の子どもたちは、群れて遊ぶ、交流する、そういった経験が極めて少ないと言われており、異学年の子どもたちの交流をも奪う過度の競争には大きな問題があると私は考えてます。先進国の多くは学校教育の目標を人格形成とし、一斉カリキュラム制から個人カリキュラム制に変更しています。また、高校入試試験はありませんし、義務教育の9年間で教育の到達度の確認のために、一度ないし二度だけテストを実施するそうです。20人学級の実施が試験の点数で子どもたちを評価するのでなく、教師がゆとりを持って子どもの個性を尊重し、子ども同士の学び合いや子ども同士がそれぞれの思い、そして考えをコミュニケートできる力を身につけさせる教育を実現可能にさせているのだと思います。先進国の子どもの選択による個人カリキュラム制と、市教委がいう教員の定数はふやさずに高校の特色化とでは、レベルが違い過ぎて比較にもなりませんが、子どもの学習権をいうならば、30人学級の実現は急務であると思います。もう既に、子どもたちは今の社会を見て、よい学校、よい会社、よい人生という大人が言う筋書きどおりではないと私は見抜いているんではないかと考えています。私は、総選に関する住民投票の実施は、子どもたちや生徒たちが学校教育について考え、学び、意見を言う絶好の機会であり、場であると思います。


 以上の考えから、明石学区総合選抜制度にかかる住民投票条例制定を求める請願、ぜひともご賛同をしていただきたいということで、私の意見にさせていただきます。


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◎採決





○議長(梅田宏希)    以上で討論を終結し、これより採決に入ります。


 請願受理第3号は、委員長報告どおり決することにご賛成の方は、ご起立願います。


                 〔起立多数〕


○議長(梅田宏希)    起立多数。ご着席願います。


 起立多数。よって、本請願は、委員長報告どおり決しました。


 なお、ただいま継続審査となりました各委員会の所管事務調査につきましては、関係委員会において、閉会中よろしくご審議賜りますようお願いいたします。


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◎議員提出議案第7号のこと





○議長(梅田宏希)    次に移ります。


 議員提出議案第7号、30人以下学級の実現に関する意見書提出のことを上程議題に供します。


 それでは、提案理由の説明を求めます。


 議案の朗読は省略いたしますので、ご了承願います。


 石井 孝議員。


○議員(石井 孝)登壇  まことに僣越ではございますが、提案者を代表いたしまして、ただいま上程議題に供されました議員提出議案第7号、30人以下学級の実現に関する意見書提出のことにつきまして、提案理由の説明をさせていただきます。


 ご案内のように、今日、子どもたちを取り巻く教育環境は、いじめや不登校、相次ぐ少年犯罪など、さまざまな課題を抱えております。こうした課題を解決するためには、子どもたち一人ひとりを大切にした少人数による教育の推進が求められており、そのためには教職員定数の改善が急務となっております。したがいまして、30人以下学級の実現を図るため、意見書記載のとおり政府関係機関に強く要望しようとするものであります。


 議員各位におかれましては、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明にかえさせていただきます。


○議長(梅田宏希)    提案理由の説明は終わりました。


 おはかりいたします。


 本案は、都合により質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(梅田宏希)    ご異議なしと認めます。


 よって、本案は質疑、討論並びに関係委員会への付託を省略し、これより直ちに採決に入ることに決しました。


 それでは、採決に入ります。


 議員提出議案第7号は、原案どおり可決することにご賛成の方はご起立願います。


                 〔起立全員〕


○議長(梅田宏希)    全員起立。ご着席願います。


 全員起立。よって、本案は原案どおり可決することに決しました。


 なお、ただいま議決を見ました意見書の取り扱いにつきましては、議長にご一任願います。


 以上で、今回招集されました本市6月定例市議会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。


 それでは、以上をもちまして本日の会議を閉じます。


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◎北口市長の発言





○議長(梅田宏希)    この際、市長から発言を求められておりますので、発言を許します。


 北口市長。


○市長(北口寛人)登壇  お許しをいただきまして、本日判決が下されました明石市民夏まつり事故に関し、発言させていただきます。


 本日、明石市民夏まつり事故の損害賠償請求訴訟におきまして、明石市、兵庫県、警備会社の3者に対し、総額約5億6,800万円の支払いを命ずるという判決が下されました。まつりを主催いたしました私ども明石市には、参加者の安全を守るという重大な責務があり、特に主催者側の自主警備の重要性や事前の適正な警備計画の策定、適正な警備会社の選定などについての注意義務があることが改めて裁判所の判断としても示されたものでありまして、厳しく受けとめなければなりません。市民の命を守るということは、我々行政に課せられた基本的かつ最重要の責務であります。その立場にある明石市が主催したまつりにおいて、あのような大惨事が起こり、まつりを楽しみに会場を訪れた子どもたちやお年寄り11名もの尊い命が失われ、247名もの方々が負傷されたという悲しい現実をもう一度厳粛に受けとめなければなりません。そして、真摯に反省し、二度とこのような事故を起こすことのないよう議員各位のご指導、ご協力を賜りながら、職員と一体となり再発防止と安全で安心して暮らせるまちづくりに全力を尽くしてまいりたい、安全への誓いを立て、決意を新たにいたしておるところであります。ここに改めてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様方、被害に遭われた方々に心からおわびを申し上げまして、安全への誓いとさせていただきます。


○議長(梅田宏希)    それでは、以上をもちまして本市6月定例市議会を閉会いたします。


 ご苦労さまでございました。


                              午後1時55分 閉会





 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





               明石市議会議長


                     梅 田 宏 希


               署名議員


                     穐 原 成 人


               署名議員


                     永 井 俊 作


               署名議員


                     榎 本 和 夫