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兵庫県 尼崎市

平成20年  2月 定例会(第14回) 02月18日−01号




平成20年  2月 定例会(第14回) − 02月18日−01号 − P.0 「(名簿)」












平成20年  2月 定例会(第14回)



        第14回尼崎市議会会議録(定例会)第1号

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◯議事日程

    平成20年2月18日 午前10時30分 開議

第1        会期の決定

第2 19年陳情第29号 サンシビック尼崎の相撲場利用者のためのトイレ等の設置についての陳情

第3 議案第37号 尼崎市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例について

第4 議案第43号 尼崎市高齢者住宅整備資金貸付条例を廃止する条例について

第5 議案第44号 尼崎市介護保険条例の一部を改正する条例について

第6 議案第47号 尼崎市立クリーンセンター条例の一部を改正する条例について

第7 議案第49号 尼崎市立戸ノ内地区作業所の設置及び管理に関する条例について

第8 議案第54号 尼崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例について

第9 議案第52号 尼崎市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価について

第10 議案第1号 平成20年度尼崎市一般会計予算

第11 議案第2号 平成20年度尼崎市特別会計国民健康保険事業費予算

第12 議案第3号 平成20年度尼崎市特別会計地方卸売市場事業費予算

第13 議案第4号 平成20年度尼崎市特別会計用品調達事業費予算

第14 議案第5号 平成20年度尼崎市特別会計育英事業費予算

第15 議案第6号 平成20年度尼崎市特別会計農業共済事業費予算

第16 議案第7号 平成20年度尼崎市特別会計都市整備事業費予算

第17 議案第8号 平成20年度尼崎市特別会計公共用地先行取得事業費予算

第18 議案第9号 平成20年度尼崎市特別会計中小企業勤労者福祉共済事業費予算

第19 議案第10号 平成20年度尼崎市特別会計公害病認定患者救済事業費予算

第20 議案第11号 平成20年度尼崎市特別会計青少年健全育成事業費予算

第21 議案第12号 平成20年度尼崎市特別会計介護保険事業費予算

第22 議案第13号 平成20年度尼崎市特別会計後期高齢者医療事業費予算

第23 議案第14号 平成20年度尼崎市特別会計老人保健医療事業費予算

第24 議案第15号 平成20年度尼崎市特別会計駐車場事業費予算

第25 議案第16号 平成20年度尼崎市特別会計廃棄物発電事業費予算

第26 議案第17号 平成20年度尼崎市特別会計競艇場事業費予算

第27 議案第18号 平成20年度尼崎市水道事業会計予算

第28 議案第19号 平成20年度尼崎市工業用水道事業会計予算

第29 議案第20号 平成20年度尼崎市自動車運送事業会計予算

第30 議案第21号 平成20年度尼崎市下水道事業会計予算

第31 議案第36号 尼崎市公債条例の一部を改正する条例について

第32 議案第38号 尼崎市職員定数条例の一部を改正する条例について

第33 議案第39号 尼崎市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例及び尼崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について

第34 議案第40号 尼崎市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件等に関する条例等の一部を改正する条例について

第35 議案第41号 尼崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

第36 議案第42号 尼崎市職員の選挙業務特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について

第37 議案第45号 尼崎市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について

第38 議案第46号 尼崎市後期高齢者医療に関する条例について

第39 議案第48号 尼崎市道路占用料の徴収等に関する条例の一部を改正する条例について

第40 議案第22号 平成19年度尼崎市一般会計補正予算(第4号)

第41 議案第23号 平成19年度尼崎市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第2号)

第42 議案第24号 平成19年度尼崎市特別会計地方卸売市場事業費補正予算(第1号)

第43 議案第25号 平成19年度尼崎市特別会計農業共済事業費補正予算(第1号)

第44 議案第26号 平成19年度尼崎市特別会計都市整備事業費補正予算(第1号)

第45 議案第27号 平成19年度尼崎市特別会計公共用地先行取得事業費補正予算(第1号)

第46 議案第28号 平成19年度尼崎市特別会計中小企業勤労者福祉共済事業費補正予算(第1号)

第47 議案第29号 平成19年度尼崎市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)

第48 議案第30号 平成19年度尼崎市特別会計老人保健医療事業費補正予算(第2号)

第49 議案第31号 平成19年度尼崎市特別会計競艇場事業費補正予算(第1号)

第50 議案第32号 平成19年度尼崎市水道事業会計補正予算(第1号)

第51 議案第33号 平成19年度尼崎市工業用水道事業会計補正予算(第2号)

第52 議案第34号 平成19年度尼崎市自動車運送事業会計補正予算(第2号)

第53 議案第35号 平成19年度尼崎市下水道事業会計補正予算(第2号)

第54 議案第50号 訴えの提起について

第55 議案第51号 訴えの提起について

第56 議案第53号 工事請負契約について

第57 陳情第1号 市議会だよりへの各議員の採決態様掲載についての陳情

第58 陳情第2号 市議会だよりへの一般質問の発言要旨と発言者氏名との一体掲載についての陳情

第59 陳情第3号 全国学力・学習状況調査への不参加についての陳情

第60 陳情第4号 杭瀬小学校の給食調理業務民間委託計画中止についての陳情

第61 陳情第5号 園和小学校の給食調理業務民間委託計画中止についての陳情

第62 陳情第6号 斎場使用料の値上げ反対についての陳情

第63 陳情第7号 斎場使用料の値上げ反対についての陳情

第64 陳情第8号 障害者福祉施策についての陳情

第65 陳情第9号 猪名寺1丁目地内の官民境界標設置についての陳情

第66 会議規則案第1号 尼崎市議会会議規則の一部を改正する規則について

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◯出席議員

 1番     森村太郎君

 2番     土田裕史君

 3番     北村章治君

 4番     河村慶彦君

 5番     福島さとり君

 6番     開 康生君

 8番     弘中信正君

10番     酒井 一君

11番     吉岡健一郎君

12番     長崎寛親君

13番     宮城亜輻君

14番     前迫直美君

15番     亀田孝幸君

16番     寺坂美一君

17番     丸岡鉄也君

18番     津田加寿男君

19番     今西恵子君

20番     広瀬早苗君

21番     義村玉朱君

22番     塚田 晃君

23番     丸尾孝一君

24番     騰 和美君

25番     安田雄策君

26番     杉山公克君

27番     真鍋修司君

28番     上松圭三君

29番     蔵本八十八君

30番     北村保子君

31番     早川 進君

32番     高橋藤樹君

33番     辻  修君

35番     塩見幸治君

36番     小柳久嗣君

37番     仙波幸雄君

38番     畠山郁朗君

40番     荒木伸子君

41番     波多正文君

43番     高岡一郎君

44番     松村ヤス子君

45番     田村征雄君

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◯欠席議員

 9番     都築徳昭君

42番     寺本初己君

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◯議会事務局

事務局長    辻本 守君

事務局次長   高見善巳君

議事課長    播磨美行君

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◯地方自治法第121条の規定による出席者

市長      白井 文君

副市長     中村 昇君

副市長     江川隆生君

会計管理者   末澤友章君

企画財政局長  小寺敬二君

総務局長    森  進君

環境市民局長  玉井啓一君

医務監     大橋秀隆君

健康福祉局長  山本博久君

産業経済局長  岩田 強君

都市整備局長  岡野 清君

消防局長    吉田 寛君

水道事業管理者 村山保夫君

自動車運送

事業管理者   遠藤 暁君

企画財政局

総務部長    木村昭一郎君

企画財政局

総務課長    白畑 優君

教育委員会

委員長     仲野好重君

教育長     保田 薫君

選挙管理委員会

委員長     藤田浩明君

代表監査委員  須賀邦郎君

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(平成20年2月18日 午前10時30分 開会)



○議長(田村征雄君) ただいまより第14回尼崎市議会定例会を開会いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 日程に入るに先立ち、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において義村玉朱さん及び騰和美さんを指名いたします。

 この際、諸般の報告をいたします。

 閉会中の継続審査に付されていた陳情20件について、各付託委員会の委員長から審査未了報告書が提出されております。

 これらの報告は、一覧表にしてお手元に配付いたしておりますから、御清覧願います。

 また、市長からの報告事件として、報告企総第1号 議会の指定に基づく専決処分についてが提出されております。

 この報告も、お手元に配付いたしておりますから、御清覧願います。

 その他の事項については、事務局長より報告してもらいます。



◎事務局長(辻本守君) 御報告いたします。

 現在の出席議員は40人であります。

 都築徳昭議員及び寺本初己議員は病気のため本日の会議を欠席する旨の届けがそれぞれ参っております。

 次に、地方自治法第121条の規定により、市長初め執行機関の出席を求めております。その職氏名は、印刷して配付いたしておりますから、朗読を省略させていただきます。

 また、今期定例会に提出されます議案は、お手元に送付いたしましたとおりでありまして、本日の議事日程もまた、配付いたしましたとおりであります。

 報告事項は以上でございます。



○議長(田村征雄君) 日程に入ります。

 日程第1 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から3月24日までの36日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は、36日間と決定いたしました。

 日程第2 19年陳情第29号 サンシビック尼崎の相撲場利用者のためのトイレ等の設置についての陳情を議題といたします。

 ただいま議題となっております19年陳情第29号は、都合により取り下げを許可されたい旨、提出者から申し出がありました。

 お諮りいたします。

 19年陳情第29号は、取り下げを許可することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、19年陳情第29号は、取り下げを許可することに決定いたしました。

 日程第3 議案第37号 尼崎市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例についてから、日程第56 議案第53号 工事請負契約についてまで、54案を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 白井市長。

   (白井 文さん 登壇)



◎市長(白井文さん) 第14回市議会定例会の開催に当たりまして、平成20年度の市政運営に対します私の所信を申し上げ、議員の皆様、市民の皆様の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。

 市長就任後、早くも5年余りが経過いたしました。この間、市民の皆様の御理解と御協力を得ながら財政再建に取り組むとともに、公開と参画を基本姿勢とし、安全安心の確保を最優先に、未来を見据えたまちづくりを進めてまいりました。平成20年度は、この5年間の取り組みを踏まえまして、まちの基盤づくりを次の段階へと進めてまいります。

 まず、市政運営の基本的な考え方を申し上げます。

 行財政の健全化につきましては、平成15年度から経営再建プログラムに基づき、市民の皆様の御協力をいただきながら、さまざまな改革に取り組んでまいりました。これにより危機的な状況は避けられたものの、市債を追加発行するなど多額の財源対策を行うことで、歳入と歳出のバランスが保たれているという依然として厳しい財政状況にあります。

 さらに、少子高齢化の進展や国・県における行財政改革、社会保障制度改革など外的要因の変化が予測され、より厳しい局面を迎えることも視野に入れておかなければならない状況にあります。社会経済状況の変化や新たな市民ニーズにも対応していかなければなりません。

 このような中、限られた財源を効果的、効率的に活用していくためには、行政サービスの効果を常に検証しながら事業を選択するとともに、今日的な課題への対応につきましては、既存事業の転換などにより財源を確保する必要があります。今後、将来の尼崎を担う子供たちに過度の負担を強いることのないよう、改革改善に向けた不断の取り組みを行い、安定した財政基盤をできるだけ早期に確立していくことが重要でございます。

 そこで、このたび、市議会や市民の皆様との議論のもと、“あまがさき”行財政構造改革推進プランをお示ししたところでございます。今後、このプランを基本といたしまして、財源対策を行わなくても歳入に見合った歳出の規模で財政運営ができることを目指し、行財政の健全化に取り組んでまいります。

 一方、地域では、子育て、高齢者の介護、防災・防犯などさまざまな課題を抱えております。しかし、これらの課題や多様化する市民ニーズに対して、行政だけで対応することは難しくなっております。そこで、市民の皆様や地域が持つ潜在的な力をまちのあらゆる場面に生かし、はぐくみ、その可能性を広げていくことが大切でございます。幸い、本市では、まちづくりに熱心に取り組む多くの方々がいらっしゃいます。また、多様な市民活動団体が自主的な活動を展開するなど、市民の活力や意識は高まりつつあります。そうした中、市民と行政がお互いの役割を認識し、協働しながら地域課題を解決していく仕組みづくりを進めてまいりたいと存じます。

 問題解決のアイデアと活力は市民にあります。地域がいかに人を育て、生かしていくのか、また、これからは特に若者とシニア層がどう地域にかかわっていくのかが重要になってまいります。若者にとって地域活動は、地域の人や文化、産業を知り、コミュニケーション能力を身につける絶好のチャンスでございます。今後は、知識や経験が豊富な団塊の世代が地域に戻ってこられます。これらの方々にも積極的に活動に参加していただき、地域を盛り上げていただくことが期待されます。

 10年後、20年後の尼崎の姿を思いめぐらせながら、よりよい地域社会を未来の子供たちに引き継げるよう、今後とも行財政の健全化と住民自治の基盤づくりに着実に取り組んでまいります。

 平成20年度の新規事業を中心といたしました主な施策を御説明申し上げます。

 まず、市民が健康で安全・安心に暮らせるまちづくりでございます。

 市民の健康をまちづくりにおいて最も重要な課題として位置づけ、生活習慣病対策を初め、病気の予防面に着目した取り組みを引き続き積極的に進めてまいります。

 まちづくりの担い手である市民が、生き生き暮らし、活動するための大きな土台となるのが健康です。そのためには、市民一人一人の健康づくりを応援するまちの環境づくりがまず重要でございます。

 全国に先駆けて取り組んでいるヘルスアップ尼崎戦略事業は、来年度から法律に基づき実施する特定健診、特定保健指導を含め、生活習慣病予防対策の充実に向けて再構築し、若い世代からの健診、保健指導を通じ、予防対策をさらに進めます。これに加え、循環器疾患の発症及び重症化のおそれが極めて高い対象者に対しましては、より詳細な健診を行うハイリスク健診、保健指導を実施してまいります。

 また、より多くの市民が生活習慣病予防に取り組めるように、スポーツや飲食関連を中心とした事業者と協働で、健康づくりに向けて頑張る市民を応援する環境づくりを進めてまいります。

 さらに、社会保険など他の医療保険者や企業、事業者と連携しながら、広く市民の啓発に取り組み、健診受診率の向上に努めます。平成18年度の健診受診率は19%です。これを20年度は受診率40%を目標とし、さらに24年度の目標である受診率65%に向けて取り組むことで、国民健康保険事業における医療費の適正化を実現してまいります。

 一方、健康サポート事業として、健診受診率が低い小規模事業所の労働者やパート、派遣労働者の方に、健診を受けやすい体制を提供してまいります。

 また、多忙な働き盛りの労働者などに対しましては、従来のがん検診を継続実施する中で、死亡率の高い肺がん、肝がん対策を重点課題として、がん検診の受診率の向上を図るための普及啓発や医療機関との連携により、がんによる死亡率の低下を目指します。

 健康な生涯を送るためには、幼児期から健康的な食習慣を身につけることが大切です。これまでも子供たちを対象に食育に係る講座を実施してきましたが、新たに食育ボランティアの自主グループ化やその活動を支援してまいります。

 妊娠中の健康管理は、安心して子供を産み育てるためにとても重要なものです。そのため、妊婦健診の公費負担を拡充し、必要な検査を受けやすくするとともに、その結果に応じた支援を行うなど、妊娠中から一貫した子育て支援を行ってまいります。

 小児救急医療体制の充実につきましては、県、西宮市、芦屋市とともに運営費を助成することで、阪神南圏域に子供の急な病気やけがに対応する応急措置、医療機関への受診の必要性について相談できる電話相談窓口が開設されます。市民の皆様には有効に活用していただきたいと考えております。

 障害者の自立促進に向けた取り組みにつきましては、障害者の日中活動への支援を引き続き行ってまいりますとともに、知的障害者及び精神障害者の就労支援を図るために、本市の臨時的任用職員として一定期間雇用し、就労に向けた体験の場を提供いたします。

 天災は忘れたころにやってくる。私たちは、ついこのことを忘れてしまいがちです。

 本市は、大きな河川に挟まれたデルタ地帯に位置し、南は大阪湾に面しており、古くから河川のはんらんや高潮などの水害に悩まされてきた歴史があります。今でこそ高い堤防や防潮堤で守られているものの、いざ台風などで河川が増水すると、水害の脅威を感じずにはいられません。そのような中、東園田の地域では、普段から定期的に防災時の避難経路を見回り、また、支援が必要な人を確認するなどの自主的な取り組みを進めています。

 指定避難場所や浸水予想図を示した防災マップは既に配布しておりますが、これに避難ルートや防災啓発などの各種情報を加えた洪水ハザードマップを作成し、市民に配布することで、防災意識の向上を図り、災害発生時の備えといたします。

 東南海・南海地震は、近い将来、高い確率で発生すると言われています。しかも、日本は地震の活動期に入ったとされています。地震災害に備える市民の自己予防意識を高めるとともに、所有者みずからによる建物の耐震化を促していくため、耐震改修促進計画を策定いたします。あわせて、耐震化の啓発に利用する地震ハザードマップ作成に向けたデータの収集・解析を行ってまいります。

 公共施設の耐震化につきましては、災害時に指定避難場所や活動拠点となる学校施設及び消防施設を、安全安心の視点から最優先として計画的に進めてまいります。

 また、多数の方が利用する民間の建物のうち、災害時に拠点となり得る一定の規模を備えている学校、病院、福祉施設に耐震診断費用の一部を助成することで耐震化を促進してまいります。

 阪神・淡路大震災という未曾有の災害を経験している私たちは、特に高齢者や障害者が災害時に安全に避難するためには、地域の力が大切であることに気づきました。地域で安心して暮らすためには、やはり地域住民同士が見守り合う視線が大切でございます。そのためにも、防災・防犯や子供の教育、さらには健康といった分野で市民同士が普段から地域とのつながりやかかわりを持ち続ける必要があります。

 ふれあい喫茶に咲く高齢者の笑顔。

 西武庫団地内の集会所では、主に高齢者の交流を図るため、地域のボランティアにより、週2回、ふれあい喫茶が運営されています。ボランティアが入れたコーヒーをゆっくり飲みながら言葉を交わす、出会いの場となっています。

 昨年に策定しました協働のまちづくりの基本方向に基づき、身近な地域での出会いの場づくり、若い世代や団塊の世代を初め、より多くの市民がまちづくりに参加するきっかけとなるような意識啓発、市民活動の展開のための側面的支援など、さらなる協働のまちづくりを進めてまいります。

 次に、子どもの健やかな成長を見守り、育むまちづくりでございます。

 まちの宝は子どもたち。

 通学を見守る活動など、地域による取り組みの輪が広がっています。笑顔であいさつができる子供がふえ、地域ボランティアと保護者との交流によって大人や子供がお互いに顔見知りになることは、地域全体の防犯活動にもつながります。引き続き子供たちの成長を社会全体で温かく見守り、支えていく地域社会づくりが何よりも大切と考えます。

 多くの方が子育てに関する不安や悩みを抱えている中で、子育ては楽しいと思えるように、親子が気軽に集い、仲間づくりや情報交換、相談も行える交流の場を拡大してまいります。

 また、保育所の保育環境の改善につきましても引き続き取り組むとともに、病気回復期等の乳幼児を一時的に預かる病児・病後児保育の充実を図ってまいります。

 学力・生活実態調査の結果によりますと、小学校の学力につきましては全国平均とほぼ同じ状況ですが、中学校は全国平均より低く、その差は縮まっていません。特に中学校1年から2年の1年間で、全国平均との差は拡大しています。

 これまで学校教育では、授業改善アドバイザーや教科研究会などによって授業の改善に努めるとともに、各児童・生徒の状況に応じたきめ細やかな教育を進めることを中心に、基礎学力の向上に取り組んでまいりました。今後もこうした取り組みを効率的、効果的に進めるとともに、家庭での学習習慣や早寝・早起き・朝ごはんの生活習慣の定着につきましても、学校、家庭、地域で一層連携して取り組んでまいります。

 特に学習意欲、学力が低下するといった調査結果の出ている中学校1年におきましては、16校に指導補助員を配置することにより、それぞれの生徒の状況に応じた学習指導を充実してまいります。

 小学校におきましては、計算力や集中力の向上が期待できる計算科を21校に拡大して実施いたします。

 また、食育の場としても重要な役割を担っている学校給食につきましては、より安全で充実した給食を提供するため、武庫南小学校ほか3校の給食室を整備いたします。今年度に整備いたしました竹谷小学校ほか3校におきましては、給食内容を充実するとともに業務の効率的な運営を図ってまいります。

 高等学校教育におきましては、全日制公立高等学校の普通科入試で、平成20年度入学者選抜から、学校の特色や生徒の適性、進路希望などに応じて学びたい学校が選べる選抜制度である複数志願選抜と特色選抜が実施されます。特に尼崎東高等学校では、特色選抜として音楽類型を設けることから、指導に必要な講師を確保するなど、特色づくりを進めてまいります。

 また、尼崎東高等学校と尼崎産業高等学校の統合につきましては、新たな高等学校が芸術やものづくりなど両校の伝統や長所を引き継ぎ、市民や地元の期待にこたえられる特色と魅力を備えたものとなるよう、引き続き準備を進めながら、新校舎の建設に着手いたします。

 本市には、身近なところにさまざまな企業があります。市立高等学校に通う2年生、3年生を対象に、机上の知識だけでなく、いろいろな職業を知り、また、社会人とともに働くことで職業観を養ってもらうために、事業所見学やジュニアインターンシップを実施し、地域社会全体で若者を育ててまいります。

 次に、地域資源を活かし、環境・文化を育むまちづくりでございます。

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書は、洪水、暴風雨、氷河融解など世界じゅうで見られる異変を、人間活動が原因であるとほぼ断定いたしました。このまま化石燃料に頼り続けると、全世界の平均気温は、今世紀末には最大で6.4℃上昇すると警告しています。

 本市における二酸化炭素の排出量は、基準年の平成2年に比べると、産業部門とエネルギー転換部門での減少が大きい一方で、家庭部門からの排出量は増加傾向にあります。持続可能な社会を目指すためには、市民一人一人や事業者が地球環境、さらに100年後の社会にまで思いをめぐらせ、みずからのライフスタイルを見直し、地球に優しい行動を地域から実践していくことが大切でございます。

 平成19年度全国野生生物保護実績発表大会において、成良中学校が林野庁長官賞を受賞いたしました。生徒たちは、授業でつくった巣箱を公園や学校、企業の敷地などに設置し、観察を続けてきました。鳥の気持ちになって巣箱づくりに取り組み、観察を続ける中で、自然環境や命の大切さを感じることができたそうです。この取り組みは、他の中学校にも広がっています。

 地球温暖化対策につきましては、尼崎市地球温暖化対策推進協議会が今年度策定する実行計画をもとに、市民や事業者に向けて周知、啓発を行ってまいります。

 昨年夏に市役所南館で実施しました壁面緑化では、遮光効果だけでなく、見た目の涼しさといった効果もありました。公共施設における壁面緑化の取り組みを拡充するとともに、市民や事業者への普及、啓発事業を展開いたします。

 かつて尼崎は、高度経済成長を支えた一方で、大気汚染、水質汚濁、地盤沈下などによって、公害のまちと呼ばれるようなイメージが定着しました。そこで、これまでも環境をキーワードにさまざまな取り組みを進めてまいりましたが、さらに工場が集結する南部臨海部からのイメージの転換を進めてまいります。国道43号以南の1,000ヘクタールに、市民、企業、行政が協働で100年かけて森をつくる尼崎21世紀の森づくりもスタートしており、その活動の輪が広がりつつあります。対象地域内の工業団地では、手軽に安価に狭い場所でも緑化できるという、すきま緑化の取り組みが進められています。また、道路沿いに大規模な緑化を計画されている企業もございます。運河では、尼崎21世紀の森づくり協議会や市民団体と県・市が連携して、尼崎運河博覧会(うんぱく)と銘打った体験型の魅力発信イベントが実施されました。

 昨年、尼崎運河は、国の運河の魅力再発見プロジェクトに全国8カ所のうちの1つとして認定されました。そこには運河と工場群が織りなす工都の独特の景観があり、新たなまちづくりの資源として生かせる可能性を秘めています。臨海地域の貴重な地域資源である運河や河川、緑地などを核に、地域、地元企業との協働によって、水と緑による魅力あるまちづくりをこれまで以上に促進し、臨海地域の活性化と21世紀の環境先進都市の創造を目指し取り組んでまいります。

 過去から受け継がれてきたすばらしい歴史や文化。これらの中には、地域がキラリと輝いた時代の記憶も刻み込まれています。本市は、歴史的遺産、近松などの地域固有の文化を初め、多くの文化的・人的資源に加え、身近な場所に農地や自然林、河川等の貴重な地域資源を有しております。これらの貴重な地域資源を市民共有の財産として、大切に引き継いでいくとともに、生かし、はぐくむことで、未来に希望を持てる地域社会の可能性が広がってくるものと考えます。

 寺町地区を中心に、歴史や史跡のガイドを務める市民ボランティアグループ、尼崎ボランティア・ガイドの会の活動が、昨年11月から本格的にスタートしました。今後、ガイド活動の幅を広げられ、尼崎のよさをどんどんアピールしていただけるものと期待しております。

 城内地域では、旧城内中学校や旧尼崎警察署庁舎など、大正から昭和初期の歴史的に価値のある建物を生かしたまちづくりに取り組んでいます。その一環として、文化財収蔵庫を旧城内中学校校舎に移転いたします。ここで文化財保護行政を引き続き担っていくとともに、展示室を設けて収蔵資料を広く市民に公開し、体験学習の場として活用するなど、尼崎の歴史や文化財に対する市民の関心を高め、市民と協働で地域資産を守り、生かす活動を行ってまいります。

 また、尼崎生まれで国際的評価の高い市内在住の画家・白髪一雄さんの作品や資料の調査、整理、修復を行うとともに、展覧会や画集の発行に向けた取り組みを始めてまいります。

 ところで、これらの地域資源を初め、尼崎はそのよさを十分にアピールできているでしょうか。尼崎の魅力が市の内外に伝わっていないのではないかとの声も耳にします。本市の地域資源、ものづくりなどのセールスポイントをより積極的、効果的にPRするため、商工会議所、市内事業者等との協働で、まち情報誌を発刊いたします。

 次に、元気な産業を育むまちづくりでございます。

 尼崎には、高い技術力を持つ中小企業の集積や豊富な労働力、既に整備された都市基盤など、産業都市として蓄えてきたさまざまなストックや利点があります。

 私が企業を訪問し、見聞きする中で、マネジメントから製造技術までトータルにこなせるような人材の育成に努めたり、また、すぐれた技術で社会を支えるといった気概を持って事業に取り組んでいる企業があることなどを知り、改めてこの地域の底力を実感しているところでございます。

 昨年11月には、市内では3棟目となるプラズマディスプレイパネル工場が現工場の隣地に着工されました。三度にわたる巨額な設備投資による税収面や周辺地域の中小企業、雇用などへの今後の波及効果は非常に大きいものと期待されます。

 数ある候補地の中から先端産業の適地として選択されたことは、本市の産業都市としての立地優位性が評価されたことによるものであり、ものづくりのまち尼崎を内外に広くアピールできたと考えております。引き続き本市の立地優位性をアピールするとともに、市内外の企業の立地動向を把握し、企業誘致に積極的に取り組んでまいります。

 昨年に施行された企業立地促進法に基づく基本計画を策定し、本法に基づく企業立地促進税制等の国からの各種支援策を受けられるようにすることで、既存企業の活性化とさらなる企業立地の促進を図ってまいります。

 雇用につきましては、今日、有効求人倍率は改善傾向にあるものの、企業側のニーズと求職ニーズが合致せず、結果として、中小企業においては人手不足が生じております。そこで、中小ものづくり企業を中心とした求人企業による合同就職相談会を開催して就職を支援するなど、本市の雇用状況の向上を図ってまいります。また、若年者を対象としたキャリアカウンセリングや、大学生を対象としたワークショップに引き続き取り組んでまいります。

 商店街や小売市場においては、空き店舗が増加するなど、商業の活性化が地域課題になっています。魅力ある商店街づくりなどを推進するため、商業者が主体的に工夫する取り組みを支援してまいります。

 次に、都市の生活基盤づくりでございます。

 厳しい財政状況を踏まえ、投資的事業全般にわたっては、事業費の圧縮を図るなど、抑制基調で進めておりますが、市民生活に欠かすことのできない施設や設備の整備、改修など、将来のまちづくりを見据えた取り組みを進めていく必要がございます。

 あまがさき緑遊新都心地区及び阪神尼崎駅南地区などにおける都市機能の更新や、戸ノ内地区における住環境の整備・改善、道路や河川、公共下水道の整備につきましては、安全安心の確保を基本に、緊急性を見きわめつつ、限られた財源を効果的に配分しながら、着実に取り組んでまいります。

 本市の公共下水道は、昭和28年という早期から事業に着手しており、浸水対策、生活環境の改善、川や海の水質保全など、目に見えないところで非常に重要な役割を果たしてまいりました。しかしながら、耐用年数を超える下水道管が今後増加していくことから、緊急度、重要度を考慮しながら、来年度から計画的に改築工事に着手してまいります。

 市役所は市民のためにあり、市民からの問いかけには迅速かつ的確にこたえなければなりません。市役所に寄せられる電話のほとんどが問い合わせです。このため、電話による問い合わせの窓口を新たに設置するコールセンターに一本化し、また、休日や平日の時間外の対応も行ってまいります。さらに、ここに寄せられた内容を集約するとともに、市全体で共有化し、今後、業務の改善などに生かしてまいります。

 次に、平成20年度の予算について申し上げます。

 予算編成に当たりましては、引き続き財政の健全化を最優先する中で、既存事業の転換などによって確保した財源を重点化する施策に集中させることを基本とし、十分に精査し、予算案として計上いたしました。

 歳入につきましては、景気の回復傾向を反映し、市税収入の増加が見込まれるものの、それ以上に地方交付税は大きく減少する見通しであり、歳出につきましては、義務的経費である各種扶助費が依然増加しており、公債費も高い水準で推移しているなど、厳しい財政状況にあります。

 こうした状況のもと、引き続き事務事業の再構築を進め、職員定数の削減を初めとした人件費の抑制に努めるなど、構造改善の取り組みを進めるとともに、投資的事業につきましても事業の緊急性に基づく優先順位を見きわめ、所要額を計上いたしました。しかし、基金の取り崩しや市債の追加発行などによる多額の財源対策で収支不足を解消せざるを得ず、依然として財政構造上の課題を抱えたままという非常に厳しい現況でございます。

 自動車運送事業につきましては、従来から経営改善に努めているところでございますが、前年度に引き続き赤字予算編成となるなど、収支均衡がとれない経営状況にあります。市営バス事業のあり方について、今年度開催いたしました懇話会での議論を踏まえ、来年度は公営企業審議会に諮ってまいります。

 水道事業につきましても、引き続きサービスの向上に努めるとともに、経営健全化計画に沿った取り組みを着実に実行し、経営の健全化に一層努めてまいります。

 予算額につきましては、一般会計1,834億2,563万円、特別会計2,048億664万円、企業会計442億9,320万円、合計4,325億2,547万円となり、前年度と比較いたしますと、予算総額で2.8%の減少、一般会計におきましては、4.5%の増加となっております。

 次に、平成20年度施策の推進についてでございます。

 近年、市民の要望は多様化しており、また、相反するさまざまな意見もあり、それらを集約することに時間を要します。そのような中で、制度や仕組みを変えていくには、何事にも説明を尽くす姿勢が大切であろうと考えます。市民との対話も、立場が違いますので、最初からすべてうまく進むとは限りません。理解し、共感してもらえるよう、わかりやすい情報提供に努めてまいりたいと存じます。

 いわゆる団塊世代の職員の大量退職が本格化し、今後5年間で全体の3分の1に当たる約1,000人もの職員が退職します。これまで各職場で培ってきた知識や能力、市民との信頼関係などを市の財産として着実に後進へ引き継ぐよう努めるとともに、事務事業を見直し、執行体制をより一層簡素・効率化することで、5年間でその半数に相当する500人の定数削減に取り組んでまいります。

 また、これに伴い、新たな人事評価制度を構築し、意欲と希望に満ちた優秀な職員の確保と計画的な人材育成に取り組む中で、職員一人一人が持つ能力を最大限に発揮できる体制づくりを目指します。さらに、今後におきましては、新たな行政課題や市民の要請に迅速かつ的確に対応することができるよう、意思決定のスピード化を図り、簡素で機能的な組織へ転換することによって、市民サービスの維持・向上に努めてまいります。

 一方、地方行政を取り巻く環境に目を向けますと、分権型社会への転換は大きな流れとなっております。中核市への移行につきましては、行政をできるだけ市民の身近で遂行し、より一層市民サービスを向上させるために、平成21年4月を目指し、着実に準備を進めてまいります。

 以上、平成20年度の市政運営の考え方を申し上げてまいりました。

 人間の進歩や発明は、感動やひらめきから始まるのではないでしょうか。日々の業務や生活の中のどんなささいなことでも素直に見つめることで、感受性を高め、感動することが大切でございます。この尼崎をよくしていきたいという強い思い、熱意を持ってまちづくりに取り組むことで、その過程で得た感動は気づきとなり、行動の変化となって、やがては周りにも波及していくものと信じております。

 これからも市民、地域の皆様と感動を分かち合いながら、未来のために未来へつなぐまちづくりを職員とともに全力で進めてまいります。

 どうぞ、議員の皆様、そして市民の皆様、引き続き温かい御支援と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(田村征雄君) 引き続き、補足説明を求めます。

 中村副市長。

   (中村 昇君 登壇)



◎副市長(中村昇君) 引き続きまして、先ほど上程されました補正予算案14件、条例案15件及びその他の案件4件の計33件のうち、私が所管いたしております諸案件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 初めに、補正予算案につきましては、便宜私から一括して御説明申し上げます。

 議案第22号 一般会計補正予算第4号から、議案第35号 下水道事業会計補正予算第2号の14件につきましては、人件費を初め各種事業の年度末決算見込みに基づく計数整理などに伴い、所要の補正を行うものでございます。

 まず、一般会計では、歳入歳出予算におきまして、市債償還金、臨時職員賃金及び国民健康保険事業費会計繰出金などを追加する一方、人件費、県施行街路事業地元負担金、中小企業資金融資あっ旋制度預託金などを減額し、差し引き8億4,203万9,000円を減額するものでございます。

 また、繰越明許費といたしまして、臨海西部土地区画整理事業及び市営琴浦・西難波・武庫川住宅建替事業などで34億1,977万6,000円を追加するとともに、債務負担行為といたしまして、給食調理業務委託事業及び地方債証券の共同発行によって生ずる連帯債務保証を追加するものでございます。

 次に、特別会計におきましては、老人保健医療事業費における医療費の増及び競艇場事業費における場外発売受託事業費の減など、9会計で47億5,932万2,000円を減額するものでございます。

 次に、企業会計におきましては、水道事業会計、工業用水道事業会計、自動車運送事業会計及び下水道事業会計の4会計で、収益的支出及び資本的支出の合計84億5,902万1,000円を増額するものでございます。

 次に、条例案でございます。

 最初に、議案第36号 尼崎市公債条例の一部改正につきましては、証券決済制度等の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律の施行等により、起債の方法において振りかえ制度が創設され、登録制度が廃止されたことなどに伴い、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第37号 尼崎市公共施設整備基金条例の一部改正につきましては、平成20年度から24年度までの間における基金の処分の特例を追加するため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第48号 尼崎市道路占用料の徴収等に関する条例の一部改正につきましては、道路法施行令の一部を改正する政令の制定に伴い、引用条項のずれが生じたため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第49号 尼崎市立戸ノ内地区作業所の設置及び管理に関する条例の制定につきましては、戸ノ内住宅地区改良事業において共同作業所を設置するに当たり、使用者の資格、使用許可期間及び使用料の額等について条例を制定するものでございます。

 次に、その他の案件でございます。

 最初に、議案第51号 訴えの提起につきましては、市営住宅等家賃の長期滞納者7人に対しまして、滞納家賃の支払い、住宅の明け渡し及び損害賠償金の支払いを求めるものでございます。

 次に、議案第52号 尼崎市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価につきましては、平成20年度の水稲に係る農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を決定するものでございます。

 最後に、議案第53号 丸島橋下部工設置工事請負契約につきましては、一般競争入札の方法により、7億7,805万円で柄谷・カラタニエンジ共同企業体と所定の契約を締結しようとするものでございます。

 以上で私の説明を終わります。

 よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願い申し上げます。



○議長(田村征雄君) 江川副市長。

   (江川隆生君 登壇)



◎副市長(江川隆生君) 引き続きまして、私が所管しております諸案件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 初めに、条例案でございます。

 最初に、議案第38号 尼崎市職員定数条例の一部改正につきましては、事務事業の執行体制の効率化等により職員定数の削減を行うため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第39号 尼崎市職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例及び尼崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、育児短時間勤務制度を導入するに当たり、当該勤務を行う者に係る勤務時間及び給与の取り扱い等について、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第40号 尼崎市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件等に関する条例等の一部改正につきましては、市長、副市長、教育長及び常勤監査委員の給料月額及び期末手当について、平成20年度から24年度における削減措置を実施するため、関係条例の規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第41号 尼崎市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、一般職職員の給与について、平成20年度から22年度に係る地域手当の削減措置等を実施するため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第42号 尼崎市職員の選挙業務、特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、当該特殊勤務手当の算定における端数処理の方法を、1,000円未満切り捨てから1円未満切り上げに見直すため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第43号 尼崎市高齢者住宅整備資金貸付条例の廃止につきましては、当該貸付制度の目的が一定程度達成されたことに伴い、当該制度を廃止するため、条例の廃止を行うものでございます。

 次に、議案第44号 尼崎市介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の一部を改正する政令の制定により、平成17年度の税制改正に伴い、保険料の激変緩和措置を講じている者に対して、平成20年度の保険料率を平成19年度の保険料率に据え置く措置を講ずるため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第45号 尼崎市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の制定により、引用法令の名称に変更が生じたことなどに伴い、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第46号 尼崎市後期高齢者医療に関する条例の制定につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の制定等により、後期高齢者医療制度が実施されるに伴い、本市が行う事務及び普通徴収に係る保険料の納期などについて条例を制定するものでございます。

 次に、議案第47号 尼崎市立クリーンセンター条例の一部改正につきましては、事業活動に伴って生じるごみ、燃え殻等に係る使用料を、10kgにつき86円から10kgにつき103円に改定するため、規定の整備を行うものでございます。

 次に、議案第54号 尼崎市国民健康保険条例の一部改正につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律の制定等に伴い、後期高齢者支援金等の創設に伴う保険料の算定に係る規定の追加及び保険料賦課限度額の改正等を行うため、規定の整備を行うものでございます。

 最後に、その他の案件でございます。

 議案第50号 訴えの提起につきましては、介護給付費を不正に受給していた事業者に対しまして、介護給付費の返還等を求めるものでございます。

 以上で私の説明を終わります。

 よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願い申し上げます。



○議長(田村征雄君) 説明は終わりました。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております54案のうち、日程第3議案第37号から日程第30 議案第21号までの28案については、本日はこの程度にとどめ、残余の議事は延期いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第37号ほか27案については、本日はこの程度にとどめ、残余の議事は延期することに決定いたしました。

 これより残り26案について質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 議案第36号ほか25案は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、26案は、委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。

 日程第57 陳情第1号 市議会だよりへの各議員の採決態様掲載についての陳情から、日程第65 陳情第9号猪名寺1丁目地内の官民境界標設置についての陳情まで、9件を一括議題といたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております9件は、お手元に配付の文書表に記載のとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、9件は、文書表に記載のとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。

 日程第66 会議規則案第1号 尼崎市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 義村玉朱さん。

   (義村玉朱さん 登壇)



◆21番(義村玉朱さん) ただいま議題となっております会議規則案第1号 尼崎市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 本案は、会議録の作成方法を、議会運営等に係る検討において、作成に要する期間の短縮等を検討した結果、現在の速記法による記録から、録音機による記録にしようとするものであります。

 なお、施行期日は、平成20年度の最初に招集される議会の招集日からとしております。

 以上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(田村征雄君) 説明は終わりました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております会議規則案第1号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、会議規則案第1号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

 これより採決に入ります。

 会議規則案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、会議規則案第1号は、原案のとおり可決されました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 お諮りいたします。

 委員会審査のため、明19日から26日まで、8日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田村征雄君) 異議なしと認めます。

 よって、明19日から26日まで、8日間休会することに決定いたしました。

 本日は、これをもって散会いたします。

                    (午前11時24分 散会)

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議長   田村征雄

議員   義村玉朱

議員   騰 和美