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兵庫県 尼崎市

平成17年  7月 臨時会(第1回) 07月15日−04号




平成17年  7月 臨時会(第1回) − 07月15日−04号 − P.0 「(名簿)」












平成17年  7月 臨時会(第1回)



          第1回尼崎市議会会議録(臨時会)第4号

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◯議事日程

    平成17年7月15日 午前10時 開議

第1       常任委員の選任

第2       常任委員長及び副委員長の選任

第3       阪神水道企業団議会議員の選挙

第4       兵庫県競馬組合議会議員の選挙

第5       尼崎市農業委員会の委員の推薦について

第6 報告第3号 専決処分について

第7 報告第4号 専決処分について

第8 議案第89号 平成17年度尼崎市水道事業会計補正予算(第1号)

第9 議案第90号 平成17年度尼崎市工業用水道事業会計補正予算(第1号)

第10 議案第91号 平成17年度尼崎市下水道事業会計補正予算(第1号)

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(日程に追加した事件)

1 議案第92号 尼崎市監査委員の選任について

2 意見書案第1号 アスベスト健康被害対策に関する意見書について

3         常任委員会における所管事務の閉会中継続調査について

4         議会運営委員会における担任事項の閉会中継続調査について

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◯出席議員

   1番     森村太郎君

   2番     寺坂美一君

   3番     土田裕史君

   4番     河村慶彦君

   5番     福島 覚君

   6番     開 康生君

   7番     丸尾 牧君

   8番     弘中信正君

   9番     都築徳昭君

  10番     酒井 一君

  11番     長崎寛親君

  12番     吉岡健一郎君

  13番     騰 和美君

  14番     前迫直美君

  15番     亀田孝幸君

  16番     丸岡鉄也君

  17番     津田加寿男君

  18番     上松圭三君

  19番     今西恵子君

  20番     広瀬早苗君

  21番     義村玉朱君

  22番     北村章治君

  23番     新野弘三君

  24番     宮城亜輻君

  25番     安田雄策君

  26番     下地光次君

  27番     杉山公克君

  28番     真鍋修司君

  29番     蔵本八十八君

  30番     北村保子君

  31番     早川 進君

  32番     高橋藤樹君

  33番     辻  修君

  34番     塚田 晃君

  35番     塩見幸治君

  36番     小柳久嗣君

  37番     仙波幸雄君

  38番     畠山郁朗君

  39番     荒木伸子君

  40番     谷川正秀君

  41番     波多正文君

  42番     寺本初己君

  43番     高岡一郎君

  44番     松村ヤス子君

  45番     田村征雄君

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◯議会事務局

事務局長      小谷正彦君

事務局次長     辻本 守君

議事課長      高見善巳君

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◯地方自治法第121条の規定による出席者

市長        白井 文君

助役        中村 昇君

助役        江川隆生君

収入役       矢野郁子君

特命担当局長    谷口敏郎君

企画財政局長    村山保夫君

総務局長      森  進君

美化環境局長    湊  稔君

医務監       高岡道雄君

健康福祉局長    守部精寿君

市民局長      玉井啓一君

産業経済局長    岩田 強君

技監        松井重紀君

都市整備局長    岡野 清君

消防局長      橋本雅生君

水道事業管理者   阪本茂樹君

自動車運送

事業管理者     喜田完二君

企画財政局

総務部長      福森 務君

企画財政局

総務課長      福井 進君

教育委員会

委員長       岡本元興君

教育長       保田 薫君

選挙管理委員会

委員長       藤田浩明君

代表監査委員    天木 明君

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(平成17年7月15日 午前10時 開議)



○議長(谷川正秀君) これより本日の会議を開きます。

 日程に入るに先立ち、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において北村章治君及び北村保子さんを指名いたします。

 この際、事務局長から諸般の報告をいたさせます。



◎事務局長(小谷正彦君) 御報告いたします。

 現在の出席議員は45人であります。

 次に、本日の議事日程は、昨日の日程を踏襲いたします。

 報告事項は以上であります。



○議長(谷川正秀君) この際、役員選出に係る調整のため休憩いたします。

             (午前10時1分 休憩)

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             (午後3時10分 再開)



○議長(谷川正秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程に入ります。

 日程第1 常任委員の選任を行います。

 お諮りいたします。

 常任委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付いたしております常任委員氏名表のとおり、それぞれの常任委員に選任いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、常任委員氏名表のとおり、それぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。

 日程第2 常任委員長及び副委員長の選任を行います。

 お諮りいたします。

 選任の方法については、議長の指名によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、選任の方法は、議長の指名によることに決定いたしました。

 総務消防委員長に酒井一君を、同副委員長に前迫直美さん及び義村玉朱さんを、

 文教委員長に宮城亜輻さんを、同副委員長に上松圭三君及び寺坂美一君を、

 生活福祉委員長に長崎寛親君を、同副委員長に塚田晃君及び弘中信正君を、

 経済環境企業委員長に安田雄策君を、同副委員長に田村征雄君及び新野弘三君を、

 建設委員長に高橋藤樹君を、同副委員長に亀田孝幸君及び高岡一郎君を、

それぞれ指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしましたとおり、それぞれの常任委員長及び副委員長に選任することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの常任委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。

 日程第3 阪神水道企業団議会議員の選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決定いたしました。

 阪神水道企業団議会議員に、畠山郁朗君、早川進君及び小柳久嗣君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました3君を、阪神水道企業団議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました3君が、阪神水道企業団議会議員に当選されました。

 ただいま阪神水道企業団議会議員に当選されました3君に、文書をもって当選の告知をいたさせます。

          (当選告知)



○議長(谷川正秀君) 日程第4 兵庫県競馬組合議会議員の選挙を行います。

 選挙は投票により行います。

 議場の閉鎖を命じます。

          (議場閉鎖)



○議長(谷川正秀君) ただいまの出席議員は45人であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

          (投票用紙配付)



○議長(谷川正秀君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

          (投票箱点検)



○議長(谷川正秀君) 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。

 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順により投票願います。

          (投票)



○議長(谷川正秀君) 投票漏れはありませんか。

 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

          (議場開鎖)



○議長(谷川正秀君) 開票を行います。

 会議規則第31条の規定により、立会人に土田裕史君及び高岡一郎君を指名いたし、立会いを願います。

          (開票)



○議長(谷川正秀君) お待たせいたしました。

 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数 45票

 これは、さきほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

  有効投票 45票であります。

 有効投票中

  波多正文君  27票

  丸尾 牧君  10票

  田村征雄君   8票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は5,625票であります。

 よって、波多正文君及び丸尾牧君が兵庫県競馬組合議会議員に当選されました。

 ただいま兵庫県競馬組合議会議員に当選されました両君に、文書をもって当選の告知をいたさせます。

          (当選告知)



○議長(谷川正秀君) 日程第5 尼崎市農業委員会の委員の推薦についてを議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、寺本初己君及び塚田晃君の退席を求めます。

         (寺本初己君、塚田晃君 退席)



○議長(谷川正秀君) お諮りいたします。

 農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、尼崎市農業委員会の委員に、議員から寺本初己君及び塚田晃君を、農業関係従事者から竹島良和氏及び松本啓二氏をそれぞれ推薦いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました諸君を、尼崎市農業委員会の委員に推薦することに決定いたしました。

 寺本初己君及び塚田晃君の入場を求めます。

         (寺本初己君、塚田晃君 入場)



○議長(谷川正秀君) お諮りいたします。

 ただいま市長から、議案第92号 尼崎市監査委員の選任についてが提出されました。

 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、この際、議案第92号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 議案第92号 尼崎市監査委員の選任についてを議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、真鍋修司君及び騰和美さんの退席を求めます。

         (真鍋修司君、騰和美さん 退席)



○議長(谷川正秀君) 提案理由の説明を求めます。

 白井市長。

   (白井 文さん 登壇)



◎市長(白井文さん) 議案第92号 尼崎市監査委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

 本市の監査委員のうち、議員から選任しております委員2名の辞職及び任期満了に伴い、その後任といたしまして、真鍋修司さん及び騰和美さんを適任と認め、選任いたしたいと存じます。

 よろしく御賛同いただきますようお願い申し上げます。



○議長(谷川正秀君) 説明は終わりました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第92号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

 これより議案第92号を採決いたします。

 議案第92号は、これに同意することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第92号は、これに同意することに決定いたしました。

 真鍋修司君及び騰和美さんの入場を求めます。

         (真鍋修司君、騰和美さん 入場)



○議長(谷川正秀君) 日程第6 報告第3号 専決処分についてから、日程第10 議案第91号 平成17年度尼崎市下水道事業会計補正予算(第1号)まで、5件を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 白井市長。

   (白井 文さん 登壇)



◎市長(白井文さん) それでは、専決処分報告2件、企業会計の補正予算案3件の合計5件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 初めに、専決処分報告でございます。

 まず、報告第3号 平成17年度尼崎市特別会計国民健康保険事業費補正予算第1号につきましては、平成16年度の事業費におきまして、保険料収納率が予算よりも低下したことなどによりまして、3億3,336万円の歳入不足が生じ、繰上充用を行う必要が生じましたため、急施を要しましたので、去る出納閉鎖期日の5月31日に専決処分したものでございます。

 次に、報告第4号 平成17年度尼崎市特別会計老人保健医療事業費補正予算第1号につきましては、平成16年度の事業費におきまして、国及び県の負担金が所要額に比べ過小交付となったことによりまして、10億9,603万円の歳入不足が生じ、繰上充用を行う必要が生じましたため、急施を要しましたので、さきほど同様、専決処分したものでございます。

 次に、企業会計の補正予算案でございます。

 まず、水道事業会計補正予算第1号につきましては、公営企業金融公庫資金をもって起こした企業債で、利率が年7.5パーセント以上のものについて、その一部を借り換えるに当たり、資本的収入及び支出に6,490万円を追加しようとするものでございます。

 次に、工業用水道事業会計補正予算第1号につきましては、水道事業会計と同様、同公庫資金をもって起こした企業債で、利率が年6.0パーセント以上のものについて、その一部を借り換えるに当たり、資本的収入及び支出に9,720万円を追加しようとするものでございます。

 最後に、下水道事業会計の補正予算第1号につきましては、水道及び工業用水道事業会計と同様、同公庫資金をもって起こした企業債で、利率が年7.3パーセント以上のものについて、その一部を借り換えるに当たり、資本的収入及び支出に27億1,430万円を追加しようとするものでございます。

 なお、現時点における公庫の基準金利は1.95パーセントであり、借換えは議決後、7月29日を予定しております。

 以上で私の提案理由説明を終わります。

 よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願い申し上げます。



○議長(谷川正秀君) 説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 報告第3号について、質疑の通告がありますので、発言を許します。

 松村ヤス子さん。

   (松村ヤス子さん 登壇)



◆44番(松村ヤス子さん) 日本共産党議員団の松村ヤス子です。

 報告第3号、2005年度国民健康保険事業費補正予算第1号の専決処分報告について質疑します。

 10年ほど前の国保加入世帯は3割台でした。しかし、年々加入率が増加し、この5月末では10万3,000世帯、実に全世帯の52.2パーセントが国保世帯であり、国民皆保険の根幹を成す制度であることからも、極めて重要な事業です。

 この専決処分報告は、2004年度国民健康保険事業費において3億3,337万円の歳入不足が生じたために、2005年度事業費から繰上充用を行った専決処分についての報告です。2003年度国保事業費は7億3,286万円の不足を生じ、2004年度事業費から繰上充用しました。そのとき、療養交付費負担金、財政調整交付金など、後から入る国庫支出金があるので、実質的な収支不足は4億円程度だとの説明がありました。2004年度の歳入不足分も形式収支のうえでのものだとの説明がありました。

 形式収支では2年連続の赤字ですが、2004年度での実質収支はどのようになっているのでしょうか。まずお尋ねいたします。

 1問を終わります。



○議長(谷川正秀君) 答弁を求めます。

 玉井市民局長。



◎市民局長(玉井啓一君) お答えいたします。

 平成16年度の国民健康保険事業費会計の実質収支額は、約6億4,000万円の赤字でございます。

 以上でございます。



○議長(谷川正秀君) 松村ヤス子さん。

   (松村ヤス子さん 登壇)



◆44番(松村ヤス子さん) 引き続き質疑いたします。

 従来本市では、一人当たり保険料が阪神間で最も高い状況が続いていました。国基準では、世帯主も含めて医療費負担は3割ですが、本市では40年間ほど、2000年11月まで世帯主のみ2割負担にしていました。1割負担軽減するための費用なども含めて、医療費の7パーセント程度、01年度決算では市独自の対策として14億円程度を一般会計から繰り入れていました。世帯主の医療費負担を3割に引き上げたことを契機に、一人当たり保険料を阪神間の平均程度にするとの方針に変更されました。

 しかし、阪神間平均の保険料ではありますが、低所得者が多い本市では、一人当たりに係る均等割額、世帯当たりに係る平等割額、所得割料率ともに高く、同一家族構成、同一所得で見た実質的な保険料は、阪神間で最も高いのです。住民の所得が減っている下で、国保料を支払えば生活保護基準以下の生活を余儀なくされる、払いたくても払い切れないとの悲鳴が上がっています。

 国保料の決定通知書を見た住民が、なんとかならないかと市役所に来られる。低所得者に対する保険料の自主減免制度が廃止された下では、1時間以上も待って相談しても1円も下がらず、怒りの声を大きく上げても、けっきょく泣く泣く帰宅せざるを得ない。住民にとっても、対応する市職員にとっても、大変な苦難をもたらしているのが、阪神間平均並みの国民健康保険料の実態です。

 また、予算上収納率を91パーセントに設定していますが、04年度決算では87.4パーセントです。もちろん収納率を向上させることは重要なことですが、現状の保険料では、収納率の向上には限界があることが明確です。

 一般会計からの市独自の繰入額は、03年度から4億円が続いています。一人当たり保険料を阪神間平均にするということと収納率を91パーセントに設定していることにより、一般会計からの繰入れを4億円にとどめているのか、4億円にとどめるために収納率を91パーセントに設定しているのか。いずれにしても、住民の実態から見て、阪神間平均といえども現実の保険料に問題があることは明確です。

 市が行っている事業は1,000以上あるようですが、そのうち全世帯にかかわる事業は上下水道事業かと思いますが、国民健康保険事業のように50パーセント以上の世帯にかかわる大きな事業で、しかも住民の命にかかわる重要な事業はほかにはないでしょう。この国民健康保険料が高すぎるために、保険料が払えない、保険料を払えば医療費が払えない、けっきょく必要な医療が受けられない、そんな住民を多く生んでいることをなおざりにはできません。命と暮らしに直接かかわる、優先度の極めて高い事業です。最優先の行政課題として、国民健康保険料負担の軽減が求められます。

 お尋ねいたします。

 保険料の引上げによって約6億4,000万円の実質収支不足の解消を行うことは、住民の実情から見て許されるものではなく、しかも、いっそうの収納率低下を招き、現実的ではありません。一般会計の繰入れによって解消すべきと考えますが、いかがでしょうか。

 また、赤字解消計画の策定が求められると聞いていますが、どのような計画にしようとしているのか、お尋ねいたします。

 2問目を終わります。



○議長(谷川正秀君) 答弁を求めます。

 玉井市民局長。



◎市民局長(玉井啓一君) 現時点における赤字解消方法といたしましては、保険料収納率の向上や医療費の適正化等の行政努力を前提とした国庫支出金の獲得に最善を尽くして参りたいと考えております。

 また、2年連続で実質赤字が生じた保険者は、県を通じて国へ赤字解消計画を提出する必要がございますが、この計画につきましても、ただいま申し上げました考え方を基本に策定して参りたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(谷川正秀君) 松村ヤス子さん。

   (松村ヤス子さん 登壇)



◆44番(松村ヤス子さん) 保険料が払い切れない住民が増え、12月の保険証切替え時に正規の保険証が郵送されていない世帯は、2002年度は8,509世帯で8.9パーセント、2003年度は9,954世帯で10パーセント、2004年度は1万962世帯で11.4パーセントと、年々増加しています。また、資格証明書の発行は、2002年度743世帯で0.78パーセント、2003年度は957世帯で0.96パーセント、2004年度は1,142世帯で1.19パーセントと、こちらも年々増加しています。

 これらの世帯のほとんどが生活苦で払い切れない世帯であり、その数が増加する一方です。収納率低下は住民のモラルではありません。さきほど答弁がありましたけれども、毎年この国民健康保険の努力の目標については同じような答弁をされていますが、その効果が上がらず、市民に大変な苦難をもたらしているのが現状ではないのでしょうか。

 健康で文化的な最低限度の生活を保障するとある憲法第25条の空洞化につながる国保の現状を是正することは、何にも増して最優先の行政課題と位置づけて取り組むことが必要です。現状の収支不足額は、保険料でなく一般会計の繰入れによって解消することを強く求めるものです。

 さきほども言いましたように、国保は市行政の中でも最重要課題と位置づけることが必要ですが、そういう位置づけをするかどうかをあらためてお尋ねいたします。

 すべての質疑を終わります。(拍手)



○議長(谷川正秀君) 答弁を求めます。

 村山企画財政局長。



◎企画財政局長(村山保夫君) 国民健康保険の重要性についてのお尋ねでございます。

 国民健康保険事業は、市民の健康を支える皆保険制度として、その制度の健全性を維持していかなければなりません。特に本市におきましては、さきほど松村議員の御質疑の中にもございましたけれども、半数を超える世帯の方が加入されておりまして、市民の生活の基本を支える医療保険からも、たいへん重要な課題であると受け止めております。

 以上です。



○議長(谷川正秀君) 松村ヤス子さんの質疑は終わりました。

 以上で通告による質疑は終わりました。

 これをもって質疑を終結いたします。

   (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 長崎寛親君。



◆11番(長崎寛親君) この際、動議を提出いたします。

 ただいま議題となっております5件については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略し、直ちに採決されることを望みます。

   (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 安田雄策君。



◆25番(安田雄策君) ただいまの長崎寛親君の動議に賛成いたします。



○議長(谷川正秀君) ただいま長崎寛親君から、議題となっております5件については、委員会への付託を省略し、直ちに採決されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

 よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。

 お諮りいたします。

 本動議のとおり決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、本動議は可決されました。

 したがいまして、5件については、委員会への付託を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。

 これより5件を一括して採決いたします。

 5件について、報告第3号及び報告第4号は報告のとおり承認し、他はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、5件について、報告第3号及び報告第4号は報告のとおり承認することに決定し、他はいずれも原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 ただいま仙波幸雄君ほか8君から、意見書案第1号 アスベスト健康被害対策に関する意見書についてが提出されました。

 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、この際、意見書案第1号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 意見書案第1号 アスベスト健康被害対策に関する意見書についてを議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 安田雄策君。

   (安田雄策君 登壇)



◆25番(安田雄策君) ただいま議題となっております意見書案第1号 アスベスト健康被害対策に関する意見書について、提案理由を御説明申し上げます。

 本市のクボタ旧神崎工場等で働いていた従業員ら79人が、中皮しゅや肺がんなど、アスベストが原因と見られる疾患で亡くなっていたことが明らかになりました。更に、従業員のみならず、その家族や工場の周辺住民までが中皮しゅを発症していたことが明らかになり、全国的にもアスベストによる被害の実態が次々と浮き彫りにされてきております。

 アスベストは、直接それを扱う作業に長期間従事しなくても、周辺に住み、少量吸入するだけで中皮しゅなどを発症しうると言われているうえ、潜伏期間が数十年と長いことから、専門家の間では今後も被害者が増大すると予測されており、本市においても多くの相談が寄せられるなど、周辺住民が大きな不安を抱いています。

 よって、政府においては、一日も早く住民の不安を解消し、安全安心な生活を確保するため、自治体窓口との連携を強化し、被害者の相談体制を確立すること。

 周辺住民等の健康被害の実態調査を行い、被害を受けた住民への医療費補助等の措置を講じること。

 公害健康被害の補償等に関する法律の補償対象となるよう措置を講じるなど、被害を受けた住民の救済に当たること。

 アスベストの健康被害に係る労災補償については、時効の見直しを含め、被害者が広く労災認定を受けられるよう措置すること。

 アスベストと中皮しゅ、肺がん等との因果関係を究明し、診断、治療をする専門医を育成するとともに、治療法の確立を図ること。

 以上5項目について要望しようとするものでございます。

 よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)



○議長(谷川正秀君) 説明は終わりました。

 これより質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、意見書案第1号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

 これより採決に入ります。

 意見書案第1号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、意見書案第1号は、原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 この際、常任委員会における所管事務の閉会中継続調査についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、この際、常任委員会における所管事務の閉会中継続調査についてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 常任委員会における所管事務の閉会中継続調査についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本件については、お手元に配付の一覧表のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

 お諮りいたします。

 この際、議会運営委員会における担任事項の閉会中継続調査についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、この際、議会運営委員会における担任事項の閉会中継続調査についてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 議会運営委員会における担任事項の閉会中継続調査についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本件については、お手元に配付の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(谷川正秀君) 異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 今期臨時会の会議に付議された事件は、すべて議了いたしました。

 これをもって第1回尼崎市議会臨時会を閉会いたします。

             (平成17年7月15日 午後3時54分 閉会)

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議長   谷川正秀

議員   北村章治

議員   北村保子