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兵庫県 姫路市

平成17年新美化センター建設調査特別委員会( 9月20日)




平成17年新美化センター建設調査特別委員会( 9月20日)





平成17年9月20日(火)


 


新美化センター建設調査特別委員会


新美化センター建設計画の進ちょく状況について(総合評価入札審査委員会について、VFMについて)


〇開会9時59分





○環境局(説明)  


 


◎質問  10時35分


○問  


 今後の予定として、工事監視委員会、環境監視委員会の設置が言われているが、詳細を知りたいのだが。


○答  


 まだ、そこまで議論は行っていない。工事が行われるのが19年3月以降の話であり、それまでに皆さんと相談して決める。運営、操業のモニタリングの監視にしても22年以降の話であるが、考え方としては、操業であれ工事であれ、必ず地元の代表の皆さんに監視していただくスタンスである。


○要望  


 工事監視委員会、環境監視委員会の委員について、往々にして現在の連絡協議会の委員が横滑りして、同じ委員になることのないようお願いしたい。いろいろな方の目で監視し、また、幅広く意見が言えるような委員の構成をすべきである。


○問  


 VFMの算定をなぜ、焼却施設のみに限ったのか。


○答  


 現状のごみ焼却施設は、公設公営であるが、ごみ焼却施設を公設民営にすることで調整し、議会にも報告している。リサイクルプラザは公設公営になるので、市が主導的立場で運営を行うが、設備のメンテナンスについては委託するため、VFMの概念にはなじまない。また、リサイクルプラザのもう一つの機能としての教育・啓発機能については、時間をかけて市民の知恵を生かすように、市民団体、例えば環境NPOが当たる方式を考えたい。地元の皆さんと相談して進めたい。余熱利用施設については、焼却施設から生じる熱を発電に生かし、その発電で生かした熱の残りで温水を造ることにより、資源の再活用を図る趣旨である。大規模健康施設を造る趣旨ではない。指定管理者やNPOも含めた地域と関連のある団体に委託したい。


○問  


 連絡協議会で、高松市と堺市のクリーンセンターを現地視察しているが、本市の事業計画とどの辺りが一致しているのか。


○答  


 高松市はリサイクルプラザを一体的に併設した施設であると同時に、都市規模も似ている点である。堺市は余熱利用を行っており、運営がしっかりしている点である。


○問  


 ランニングコストが15億ということであるが、現在の職員数から言えば、新美化センターの職員数はどのようになるのか。


○答  


 現在の南部美化センターが日量300トン規模で、今度建設するのは最大日量450トン。本当は1.5倍の人が要る話である。また、灰を溶融しスラグとし、建設資材等に活用していくとなると、余計に人が要ることが想定される。公設公営なら必ずそうなる。ただ、公設民営でその部分を工夫しながら、応募企業が新しい要素が加わってもなお、現状の南部美化センターと比べて同程度もしくは少ない数を競われることを期待している。


○問  


 総合評価入札審査委員会は、新美化センターだけが対象となるのか。


○答  


 行革のモデルケースとして行いたいと考えている。うまくいけば、今後も活用するし、うまくいかなければ活用しない。


○問  


 VFMで50億円の削減となっているが、この見積もりはどこが行ったのか。


○答  


 当初の事業計画は450トンの500数十億、市川美化センターの例を取って10億近いランニングコストを合わせて500数十億であった。次に3年以上100トン以上の炉を建設したことのあるメーカーにアンケートをお願いしたところ、公設公営でやろうとしたら500数十億という似たような数字が出てきた。しかし各社によって、費用項目にばらつきがあったので、アドバイザリー契約を結んでいる日本総研がデータベースと照らし合わせて、やりとりを行い、440億円程度に削減できることが分かった。それを、DBO方式でやると390億に絞れる、という3段階の過程を経た。南部美化センターの場合は、発電を行っていないので、発電を100%自家発電でまかなうとすると、毎年1億数千万円の節減になる。


○問  


 人件費から用役費、ごみの整備費まですべてにおいて減っているが、その内容明細は出ているのか。


○答  


 できれば、2月議会に予算要求を踏まえた形で提出したい。


○問  


 もっと安くならないのか。


○答  


 従来の方式で発注すると500数十億が、390億で入札されるという話であるので100億以上の削減になっているのをご理解願いたい。また、総合評価入札を導入するので、安ければいいというのではない。DBO方式により、安かろう悪かろうのものは排除できる。また、契約書にリスク分担を明示することで、市と業者の責任を分け合うこともできる。


○問  


 一方で、ごみ減量をうたいながら、処理能力は最大に設定しているが整合性は。


○答  


 地域計画については、環境省が5%削減の目標を出しており、減量をしないと交付金が下りない。平成28年のピークに向かってどのようにごみを制御しながら、処理していくかを計画しないと、承認されない。


○問  


 交付金について交付率1/3とあるが、合併に伴う特例債や交付金をうまく取れるような手法を地域計画にうたってないのか。


○答  


 4町にある施設については、現状のまま推移できる。網干の美化センターの稼働後、直ちに市川の美化センターの計画に入らないといけないので、その時の計画に盛り込めば課題に対応できる。


○問  


 それは理解できるが、その辺りをかこつけて、もう少し交付金をもらえなかったのか。


○答  


 廃棄物処理対策債や財源対策債は、かなり手厚い起債が認められており、そのうち50%が交付税措置されるので、他の制度を持ち込まなくても、廃棄物の処理に関しては有利に組まれている。


○要望  


 VFMの報告は、できるだけ分かりやすく詳しくお願いしたい。


○問  


 ごみにからむ施設は、談合問題が絡む場合が多く、市の姿勢を示すことが大事だと思うので、市民が聞いて分かる説明をお願いしたい。


○答  


 従来方式と比べて、今回の手法は談合問題に関しては非常に有効であると考えている。募集要項もネットで公開するし、質問も公平に応募者に返すし、審査員も行政だけでなく専門家に入っていただく。


○問  


 総合評価入札審査委員会は、行政側と学識経験者で構成され、現在、委員を選考中とのことであるが、一般市民をぜひ入れていただきたい。


○答  


 高度で専門的な問題を取り扱い、名前を明らかにし審議の結果も公表するので大きな責任を負うことになり、市民の参加はなじまない。


○問  


 環境影響評価については、11月に公開される予定であるが、どのようなパンフレットを作成し、どのような方法で市民に説明されるのか。


○答  


 地元の皆さんには分かりやすいリーフレットを作成して渡す。周辺工場は優れた公害処理がなされるようになっているので、心配される向きはないと思う。


○問  


 リサイクルプラザについては、前回の委員会でも市民の意見をよく聞くべきとの意見が出たが、自然エネルギーの研究所的な役割を果たしていただきたいと思っており、市民にもそういう声が多いと感じるが、リサイクルプラザについての説明をお願いしたいのと市民の意見を聞くというのがどのあたりまで進んでいるのか。


○答  


 網干の皆さんに経緯と設置の理由を書いたリーフレットを7月初旬に全戸配布させていただいた。その中で、リサイクルプラザについて意見を寄せてもらうようお願いした。広報ひめじ8月号でも同様にお願いしている。10月の環境フェスティバルでも意見をいただいて生かしていきたい。


○問  


 総合評価入札審査委員会に市民を入れることが、清潔に透明に行おうとしているという姿勢を示すことにつながると思う。また、こういう場に応募する方は、生半可な気持ちでは応募できないと思うので、枠を作って広く呼びかけることが、市長の姿勢と一致するのではないか。市民が入っても分からないというのは、市民を非常に軽視しているのではないか。


○答  


 第一に、審査委員会には市役所の職員よりも、市外の専門家をより多く入れたい。これ自体が積極的に公平化、透明化を行っている証拠である。残念ながら市民が直接審査に参加するのはなじまない。


○問  


 一般市民は傍聴できるのか。


○答  


 企業秘密を提出して審査を行うので、公表、公開はできない。公表すると市の個人情報保護条例に反することになる。


〇終了11時36分


〇  現地視察を11月15日に行うことを決定。行き先は大阪市、堺市。


 また、行政視察を平成18年1月17日・18日に行うことを決定。行き先は未定。


〇閉会11時40分