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兵庫県 姫路市

平成17年地域経済再生プラン調査研究特別委員会( 3月17日)




平成17年地域経済再生プラン調査研究特別委員会( 3月17日)





平成17年3月17日(木)


 


地域経済再生プラン調査研究特別委員会


付託議案審査について


〇開会10時00分





○産業局  


 10時00分


〇理事者説明  10時01分


◎質疑・質問  10時16分


○委員長  


 議案にあるなしにかかわらず、質疑願います。


○問  


 浦安市に姫路の飾磨高校出身の俳優がいる。その俳優は望郷の念が強く、関東に姫路市を宣伝したい。できれば「祭り屋台イベント」前に姫路を訪問して観光協会等を訪問すれば、パンフレットを含めて説明してもらえるのか。また、交通費を含めた実費は負担してもらえるのか。関東では姫路市は、高校の教科書に少し出る程度の認知度であるからとの申し出があるがどうか。


○答  


 祭り屋台関係のエージェントについては、3月17日と18日にかけて首都圏から代表的なエージェントを10人呼び込み、お城を含めて姫路の情報発信をしていただく取り組みをしている。本年度については、マスコミ関係の招聘は考えていない。今後の課題として取り組んでいきたい。また、望郷の念からラジオ等で宣伝してもらえるのは大変ありがたい。今後、申し出に対して即座に対応できる体制を作っていきたい。


○問  


 エージェントについては無料で呼ぶのか。


○答  


 日当は無い。食事・宿泊・交通費のみである。


○問  


 自主的に申し出がある場合でも対応してもらえるのか。


○答  


 観光キャンペーンの立場から回答すると、マスコミなど報道関係を含めたエージェントについては、姫路の情報発信という観点から検討する余地があると考える。


○問  


 NHKの連続ドラマにでている俳優についても飾磨出身者がいる。呼べば来てもらえると思うがどうか。


○答  


 認識はしているが俳優ということなので、歌を歌ってもらうわけにもいかず、していただくものがないので困惑している。


○問  


 懇話会の中での4つのテーマの中には港の活性化は含まれていなかった。予算要望の中で改めて要望すると、懇話会に諮らずに事務局サイドで再生プランに追加反映されたように見受けられる。その中で港を物流基地として主要施策の1つとして挙げられている。姫路はアジアのグローバル化にむけて欠かすことのできない重要な箇所であると考える。現時点では入国や食糧の輸入も自由にできない。重要港湾都市として中国などから船で大量の観光客を迎え入れる取り組みが必要である。港として、どのような姿が望ましいか考えてもらいたい。


○答  


 当初はハード面としては、グローバル化した基盤整備の一環として特定重要港湾姫路港をはじめとする物流基盤の整備に努める、としていたが、本委員会の意見およびパブリックコメントを反映させて、クルーズ船の誘致に取り組んでいる。姫路港振興協会だけでなく、姫路コンベンションビューローなどもクルーズ船振興協議会に加入して姫路港への誘致に取り組むことを確認している。


○問  


 プランについては良くまとまっている。しかし、数値目標を含めた指数が出ていない。目標指数が無いとプランを策定しただけで実効性がなくなる。目標を設定することでプランの再検討もできる。民間なら経営戦略を立てる上で必ず設定する。プランを管理する部署も4月から無くなり、良いプランがなし崩しになる。数値目標は設けるべきだと思うがどうか。


○答  


 プランの65施策については経済事情もあり、数値目標については難しいものがある。姫路市産業振興推進会議の設置により、姫路市地域経済再生対策室が無くなっても、産業振興推進にかかるセクションが設置される。そこで19戦略65施策を管理する委員会も設けているので、プランの進行管理を図っていきたいと考えている。


○問  


 祭り屋台イベントについては、平成20年まで継続することを決定している。それならば早期に出場地区を決定すべきである。それにより今年度出場地区だけではなく次年度以降の出場地区の人々も、より良いものにしようと参考にするために見にくるはずである。さまざまな創意工夫や改善もできる。公表することにより役員だけでなく、地区の人々も意識が変わり集客につながると思うがどうか。


○答  


 同じ認識をしている。平成20年まで順番を決定したかったが、手続きによる申込み団体は25団体しかなかった。理由としては、本年度は飾磨に決定していると風評が流れ、申込み件数が少なかったのがある。本年度の祭り屋台イベント終了後に募集方法等を改めて、委員のご指摘のように平成20年度までを決定する取り組みをしていきたいと考える。また、継続を見据えた屋台の運行計画や警備の実施計画を行いたい。


○問  


 姫路城を中心とした観光客は、国内観光客が横ばいなのに対し、外国からの観光客は少しずつだが伸びてきている。なかでも12億、13億人ともいわれる中国人を、世界文化遺産を武器にして観光客として迎えることができる機能を港に持たすべきべきだと思う。これからも国内より海外の観光客が増えていくと思うのだが。


○答  


 国際観光都市として、さまざまな施策に取り組んでいる。歴史街道協議会や国交省や神戸市等と連携して外国エージェントの招聘もしている。この影響があったかは不明だが、姫路城の登閣者数が前年度に比べて減少しているのに、外国人登閣者数は20%程上がっている。持続させていくためにクルーズ船の誘致も必要だと思う。この4月には1隻クルーズ船が入ってくる。今回は滞在時間が短いが、今後とも積極的にクルーズ船の誘致を進めていきたい。港湾振興課が県と連絡をとりながら施策の取り組みを進めているところである。


○問  


 他都市でも数値目標を掲げている所もあり、それなりに人員を配置している。現在、企業誘致員は2人である。詳しくは知らないが、神戸市では経済界の情報を入手できる人が指南役として採用されている。商工会議所会頭などが舵とりをしている。横浜市でも積極的にしている。企業誘致は大変難しい。数値目標を立てて全庁的に取り組まないと難しいと思うがどうか。


○答  


 今まで緊急雇用のため、東京、中部名古屋圏、大阪圏、中四国圏、九州圏と5人配置していたが、本社の集中している東京・大阪の2名にした。大手企業をリストラになった方々を採用して企業回りをしてもらっている。姫路市内にある中央企業の設備投資等の貴重な情報も企業誘致員が集めてきたものである。特に東京は、東京事務所もあることから、企業誘致員と事務所が連携して積極的な活動をと思っている。数値目標の設定については経済、相手のあることなので困難であると考えている。


○問  


 数値目標を設定するのは難しいと思う。しかし数値目標がなければ活動する側からすれば、どれだけすれば良いかも分からない。最低限の目安を定めないと達成感もわかないと思うのだが。


○答  


 困難だと思うが検討する。推進会議の中で学識者等の意見を踏まえながら検討する。


○問  


 市長は経済の再生が最大の課題だと言っている。是非スローガン倒れにならないよう達成してもらいたいがどうか。


○答  


 再生プランの実施については19の戦略と65の施策を提案してもらっている。また、推進会議の中で施策の進行管理をしていくと同時に、状況の変化にも意見を頂いて3年以内にすべて実行していきたいと考えている。


○問  


 数値目標は立てにくいものもあるが、できるものは立てなければならない。例えば1000万人の観光などがある。数値を目標に置くことで仕掛けや戦略などを工夫するようになると思う。民間は必ず設定して達成率を見極める。事業関係は設定できるのではないか。


○答  


 当市には姫路市観光基本計画というものがある。計画策定の基礎となる平成11年度がピークの770万人の観光客であった。その後、平成12年度が740万人、平成13年度には700万人を割って670万人まで落ち込んだ。その中で策定し、宮本武蔵キャンペーン等を取り入れた。成果があったのか平成15年度には700万人台に回復し、今後1000万人に向けて取り組んでいるところである。


○問  


 姫路にある中心企業の経済界の人を、市の経済顧問にするぐらいの意気込みで企業誘致に取り組まなければならないと思うが。


○答  


 まさに神戸市がこのような形で取り組んでいる。先進市を参考にしながら本市でも検討していきたい。


○問  


 懇話会の中で「きれいな街づくり」とあったと思う。大手前通りを挟んで東、西の公園をリニューアルして「きれいな空間」にしなければならない。ソフト面での「もてなし」も大切だが、行政はハード面で「きれい・美しい」を目指すべきである。空間そのものを観光資源にしなければならないと思うのだが。


○答  


 そのように考えている。NPO法人からも要望をもらい、今後は大手前公園の整備について関係部局と連携を取りながら検討していきたい。


○問  


 農業については国の施策と考え、地方は追随するもとしている。再生プランについても農業問題が無い。まったく取り上げていないとは言わないが、酒の肴程度の扱いである。次に設置される産業振興推進会議では、他の産業と同じように農業問題を取り上げてもらいたいのだが。


○答  


 農業については国の基本計画を踏まえて検討していきたいと考えている。合併も控えていることから、農業問題については地域再生プランで検討するのではなく、別途考えていく。


○問  


 農業を別問題と考えるならそれでも良いが本腰をいれて対応してもらいたい。姫路市農業の問題点や、対策までを挙げてもらいたいがどうか。


○答  


 現段階では、農業問題については別途協議していく考えである。16年度と17年度での農村環境基本計画を策定している。合併により耕地面積が2位か3位の農村都市になる。合併後には基本的な振興計画を策定する必要があると考える。


○問  


 地産地消の研究会を作るのは良いが、公共機関が地産地消を言うのなら、まず公共機関で消費すべきである。品質の問題もあるが門戸を開放するべきである。加西市においては協議会ができ、各種団体で問題点が議論されている。姫路市は遅れているのではないか。


○答  


 市内の学校施設をはじめ、各公共施設で消費するのは大原則と考えている。産業局としても取り組んでおり、食肉センターで処理される食肉に関しても中学校給食で消費してもらうように教育委員会に要望をして、その方向で検討してもらっているところである。


○問  


 姫路の経済再生に大きなウエートを占めるのは港だと考えている。港の機能の拡充などは特に重要であり力をいれてもらいたいがどうか。


○答  


 港の拡充についてだが、ハード面については県の所管となる。県に要望していきたい。観光面での活用および産業面での活用については、港に大きな企業が多く立地していることもあり、大いに港を活用した施策を行っていきたい。


○問  


 姫路の観光資源の中心はもちろん世界文化遺産姫路城であり、これを全国に広めてもらいたい。また、これとは別に新たな観光資源をみつけることに力を入れてもらいたい。例えば「世界の中心で、愛をさけぶ」という映画にでてくる港の波止は、普通の波止だが観光名所になった。もっと新たな観光資源を見つけてもらいたい。そして見つけた観光資源をフイルムコミッションで全国に発信してもらいたい。これが産業の活性化、姫路地域の経済再生につながると思うがどうか。


○答  


 市長は、観光は産業であると認識して重要な位置付けとなっている。市内でも隠れた観光資源を掘り起こすと同時に、西播磨観光協議会の事務局も姫路市が持っていることから、それも活用して観光資源の発掘に取り組みたい。


○要望  


 工場見学等も新しい観光資源として結びつけるなど、新しい観光資源の発掘に力をいれてもらいたい。


○問  


 地域再生プランだが民間と違い、数値目標を挙げずに行うのは実施してもできないと思っているのか。赤穂にある海の駅だが、海産物の販売も平日は2時ごろ、休日に至っては昼前までに完売という盛況振りである。主体は県であるが、姫路ではどのようなものができるか検討してもらいたい。それにより賛同する漁業組合があるかも知れない。この姿勢が地域経済再生につながるのではないか。できることをもう一度考えてもらいたい。


○答  


 できないと思って仕事はしていない。できるという観点からしている。そうゆう目で見られていたのは心外である。赤穂の海の駅については、民間と漁協が連携して経営していると聞いている。


○問  


 祭りイベントに本年度は飾磨地区が選出されたが、どのように選ばれたのか。


○答  


 本年度は、橋西連合自治会の4台と津田の3台に決定したが、市内58連合自治会長宛てに応募についての照会文書を送付している。結果18台、5地域の出演希望があった。第1回の調整会議において1地区については、18年度以降の出場で良いとなり、最終的に残ったのが飾磨地域の4地区の16台であった。一度に出演したい要望を踏まえ、関係機関と協議すると伝えると同時に、応募にも概ね10台としていたことから、地元でも10台になるよう努力してもらいたい旨を伝えた。関係機関である警察と改善した警備計画を併せて協議したが、前回の7台で53人の負傷者を出した経緯を考慮され、10台未満しか認められなかった。第2回の調整会議にてその旨を伝えると、地元から主催者一任で決定してもらって良いと返事をもらった。その上で公開抽選を行い今回の7台が決定した。


○問  


 県会議員の水田氏や、嵯峨助役の出身がそこだから決定したという者もいる。それは関係ないということが全員に伝わっていないようだ。


○答  


 飾磨地域の16の単位自治会長は、よく理解していると思う。


○問  


 「もてなしの都市」とは、どういうものか。


○答  


 観光で使う「もてなし」とは、観光客が満足して帰路につくことだと思う。


○問  


 誰がするのか。


○答  


 ビジター産業といわれる観光産業をはじめ、市民を含めた人々を対象にしている。そのための施策として、FM-GENKIを利用した「おもてなし講座」を今年度から開始した。さらに、タクシーを含めたビジター産業に「おもてなしBOOK」を配布し、順次「おもてなし講座」を開催している。


○意見  


 商店街の店員が一番大切だと思う。どこまで教育するのかも重要である。


○問  


 祭りイベントについても継続していくには第二、第三の仕掛けが要る。前夜祭をするなどの工夫が必要と感じるがどうか。


○答  


 本年度のテーマとして「男・おんな・子ども・世界の国が集いはじける姫路」と設定して、前夜祭も「おんな祭り」という位置付けでやりたいと考える。当日についても集客イベントとして「おもちゃ王国」を、東御屋敷跡に誘致している。アンケートにもあったが祭りの体験コーナーも設けたいと考えている。さらに宿泊客を増やすために前夜祭に獅子舞と和太鼓を用意して、動物園については「ナイト・ズー」として夜に動物園を開園する予定である。好古園についてはホタルの時期に重なるので鑑賞会も併せて実施したい。また、「書」によるパフォーマンスも予定している。最後に、前夜祭と当日には、西播磨観光協議会が西播磨物産展と、国際交流協会と連携をして「世界の食」を、大手前公園にてテント35張り程度の規模で考えている。


○問  


 6月4日という時期は、田植をはじめ、さまざまな行事と重なりやすい。雨についても心配であるのだが。


○答  


 警察との協議の結果、そうなってしまった。5月の第1週目はゴールデンウィーク、第2週については神戸祭りがある。最終週には相生のぺーロン祭りがある。昨年同様に第3週を希望したが、民間イベントが先に入ってしまった。6月実施については、再度警察に申入れをしたが無理であった。


○問  


 姫路駅から城までの大手前通りを観光資源と考え、大いに利用したいと思う。コンペでもして姫路の名物となるような、また、世界からも集まるような通りしたいと思っている。謝礼をしてでも全国から募集してみてはどうか。


○答  


 城から駅にかけての空間については、関係部局を含めて協議して取り組みたいと考えている。


○問  


 17年の「祭りイベント」は、警察への根回しが足りなかったのではないか。


○答  


 本年度の反省を踏まえて17年度実施にむけて皆している。警察とも昨年と同様な事故を起こさないよう打ち合わせをしているつもりである。


〇終了12時1分


〇意見とりまとめ12時2分


(1)付託議案審査について


 ・付託議案第1号については全会一致で可決すべきものと決定


(2)委員長報告について


 正副委員長に一任すべきものと決定


〇閉会12時4分