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平成17年総務常任委員会(9月16日)




平成17年総務常任委員会(9月16日)





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          │ 総務常任委員会                │


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開会の日時 平成17年9月16日(金)


      午前10時36分開会


      午後0時2分閉会


場   所 第1委員会室


議   題 (企画管理部関係)


      1 諸報告


      (県民政策部関係)


      1 諸報告


      2 閉会中の継続調査事件


      3 その他


出 席 者 委員長   石  川  憲  幸    副委員長   筒  井  も と じ


      委員    小  池  ひろのり    委員     田  中  あきひろ


      委員    石  堂  則  本    委員     西  野  將  俊


      委員    黒  田  一  美    委員     越  智  一  雄


      委員    岡  野  多  甫    委員     葛  西  利  延


      委員    釜  谷  研  造    委員     松  田  一  成


      委員    松  本  隆  弘    委員     清  元  功  章


説明のため出席した者の職氏名


      県民政策部長   辻 井   博    企画管理部長    荒 川   敦


      知事室長     宮 野 敏 明    のじぎく国体局長  井 上 数 利


      政策室長     内 田 貞 雄    企画調整局長    高 井 芳 朗


      県民文化局長   大 鳥 裕 士    管理局長      大 西   孝


      地域協働局長   木 村 光 利    教育・情報局長   長 棟 健 二


      県民政策部総務課長           防災企画局長    北 林   泰


               山 本 和 秀    災害対策局長    小 林 利 裕


                          のじぎく国体局副局長


                                    福 井 義 三


                          企画管理部総務課長 西 明 芳 和


         その他関係課室長、参事





会議の概要


 開   会(午前10時36分)





○(傍聴申請)


◎ 傍聴の取り扱いについて


  傍聴の申し出が2名からあり、その取り扱いについて諮ったところ、全員異議なく、許可することに決した。





 休   憩(午前10時37分)


 再   開(午前10時38分)





○(企画管理部関係)


○(1 諸 報 告)


 (1)新任幹部職員紹介


   企画管理部長より紹介を受けた。


 (2)9月定例会提出予定議案について


   総務課参事(企画調整・県民局担当)、税務課長、市町振興課長、消防課長及び財政課長の報告を聴取した。


 (3)県の出資等に係る法人の経営状況について


   自治情報課長の報告を聴取した。





 休   憩(午前10時55分)


 再   開(午前10時57分)





○(県民政策部関係)


○(1 諸 報 告)


 (1)新任幹部職員紹介


   県民政策部長より紹介を受けた。


 (2)9月定例会提出予定議案について


   県民政策部総務課長の報告を聴取した。


 (3)県の出資等に係る法人の経営状況について


   県民政策部総務課長の報告を聴取した。





○(2 閉会中の継続調査事件)


 「多彩な県民文化の創造について」を議題とし、「芸術文化の振興」及び「兵庫のまつり−ふれあいの祭典−」について、芸術文化課長、芸術文化センター整備課長及びふれあいの祭典室長の説明を聴取した。





         (主      な      発      言)


○(問)  県有施設の管理について、これまでの管理委託の手法が指定管理者制度へと改められる中にあって、新設の県立芸術文化センターの指定管理者は兵庫県芸術文化協会とされている。指定管理者制度導入の本来の趣旨は、民間のノウハウや活力の導入によって、従来の管理委託契約と比較して効率的な運営を図ることであるはずだが、兵庫県芸術文化協会は公的な色彩を帯びた団体である。PFIであるならば、公的部分の関与を減らして小さな政府に結びつけることのできる制度として理解しやすいが、県立芸術文化センターの指定管理者に兵庫県芸術文化協会を指定した考え方について伺いたい。


○(答)  県立芸術文化センターの運営には、民間で経営等に携わってこられた専門家にも参画いただいており、ソフト先行事業の実施等も通じて、効率的な経営も含めたノウハウが兵庫県芸術文化協会に蓄積されている。また、芸術監督に佐渡 裕氏、芸術顧問に山崎正和氏を招聘したところであるが、同センターの運営には専門性が必要であり、他の施設のようにノウハウを持たない民間部門にゆだねることが難しいことから、兵庫県芸術文化協会を指定管理者とした。なお、同協会には、経営効率も含めたしっかりした運営をお願いしているところである。


○(問)  県立芸術文化センターの運営にはソフトとハードの二つの面がある。企画運営等のソフト面はそのような考え方でよいと思うが、メンテナンスやマネジメントを含めたハード面については、指定管理者制度の本来の趣旨に沿ったものとなっているのかあいまいである。再度所見を伺いたい。


○(答)  同センターの施設は平成14年10月に着工し、本年5月に完成した。現在はさまざまな運転調整等を行っているが、同センターには設計前の段階から舞台技術の専門家にも参画いただいており、オープン後の運営のしやすさに関する意見も得ている。また、新国立劇場などの専門家の意見も聞きながら、音響、舞台機構、照明等を含めたハード面からも、非常に効率的な施設運営ができるよう検討してきた。さらに、職員間でも議論を重ねるなど、ソフト、ハード両面にわたる効率的運営をめざして、これまでから取り組んできたところである。


○(〇)  指定管理者制度が創設されたことを機に、これまでとの違いが県民にはっきりとわかるような効果を期待している。特に留意し取り組み願いたい。


○(問)  兵庫陶芸美術館が、兵庫県だけの内向きの美術館になることを懸念している。六古窯の一つである丹波焼のイメージを強く出すことも悪くはないが、日本の陶芸美術館として、六古窯全体を扱うような方法であってもよいと思う。陶芸は地球規模で世界中の人たちにも楽しんでいただけるものであり、県民への発信はもちろん大切だが、県外にも発信し、多くの人たちに集まってもらうことも考えるべきではないのか。また、今後すばらしい展覧会も開催されていくが、それだけではなく、兵庫陶芸美術館が次世代を担う陶芸家の登竜門となるようなアイデアはないのか伺いたい。私は兵庫陶芸美術館に大きな期待を寄せている。


○(答)  委員指摘のとおり、兵庫陶芸美術館については、丹波立杭の里だけのものではなく、全世界に向けた運営を図りたいと考えており、バーナード・リーチ展の開催や県下の作品を広く展示する田中寛コレクションのほか、陶芸の未来展として、県内に限らず他府県の作品も展示していく考えである。また、若手陶芸作家の登竜門の件については、普及事業の一環として専門家や上級者向けのワークショップの実施も予定しており、ご期待にこたえられるよう運営していきたい。


○(問)  普及事業を例に挙げても、まだ後ろ向きな対応だと感じる。朝日クラフト展の陶芸美術館版のように、若手作家のコンペを実施し作品を買い上げたり、コンペを通った人に場所を提供するなどの形で、長く続くような取り組みをすれば、世界中から人が集まると思う。また、陶芸美術館の名称を略すと「陶美」となるが、これでは余りにもあか抜けない。例えば、ニューヨーク近代美術館の略称がMOMA(The Museum of Modern Art)であるなら、MOCA(The Museum of Ceramic Art)という愛称にするなど、世代を超えて親しめるようなアイデアが必要である。ホームページの色遣いにしても、土の色という配慮があるのかもしれないが、もう少しあか抜けたものにできないのかと思う。陶芸とは、不要なものを排除して自然美に近づけるものであり、工夫するよう要望する。


○(答)  当初から、単に日本の六古窯の一つというだけでなく、兵庫陶芸美術館は日本、そして世界の最たるものをめざすという姿勢で取り組んでおり、ご指摘の点についても、今後の展開の中で日本や世界の芸術家の登竜門的となることも念頭に置きながら進めていきたい。





○(3 そ の 他)





         (主      な      発      言)


○(問)  先日の管内調査において、西播磨文化会館と西播磨生活科学センターを訪れた。建物については、旧宿舎施設の内部が改装されていたが、吹き抜けとなっている天井部分の明かり取りが古いままであった。現地職員が一生懸命に頑張っている中、それほど多額な費用を要する工事でもないことから、星の模様をちりばめたような斬新なものに整備するよう、予算措置方要望する。


○(答)  西播磨文化会館のグループ活動スペース上の明かり取り部分のことかと思うが、十分に対応したいと考える。


○(問)  兵庫県が取り組むプロダクション的なものが大きくなり過ぎている。官公庁がこういった分野に取り組むことについては、どこかで歯どめをかけなければ、いずれ大変なことになる。最近はテレビだけでなく、いろいろと新しいものも出てきており、劇場などの施設は専門家が取り組んでも苦しい状況である。かつて日本を代表した映画会社も事業を見直す中、官公庁はつぶれることがないので幾らでも資金を投入することができるが、それにも限度がある。小さな政府と言われる時代であるにもかかわらず、現在配置されている県職員が仕事を担当するので人件費はふえないなどと思っているのであれば考え直さなければならない。やり出すと途中でやめられなくなるが、兵庫県の方向性は間違っており、方針を変えて、どこかで歯どめをかける必要がある。採算を度外視することはできないし、余りのめり込み過ぎてもいけない。民間にできることならば民間にしてもらうべきであり、官公庁が取り組むようなことではない。その点を考えなければならない。


○(答)  兵庫県芸術文化協会は、効率的な経営センスを持って運営に取り組まなければならないという点はそのとおりだと考える。本県は、海外との窓口であり日本の先端的な場所である神戸港を抱えており、我が国の芸術文化をリードするハイカラ文化や五つの国の伝統文化が受け継がれている。そういった資源を有していることに加え、震災の経験の中から本当の芸術のよさや価値を一番理解しているのは兵庫県ではないかという考えから、長年の念願であった芸術文化センターや兵庫陶芸美術館を完成させたという経緯である。合理的経営、効率的運営を念頭に置きながら、その一方で芸術文化立県という兵庫の特色も生かしながら努力してまいりたい。


○(〇)  芸術文化や演芸というものは常に時代を見ていかなければならない。兵庫県に最高のものなどできないと思う。もしそれをすると言うなら莫大な宣伝費なども必要であり、どこまで関与していくつもりなのかと思う。この分野にかかわる企業は一見順調のように見えても、その実態は苦しいものである。官公庁であれば税金が幾らでも入ってくるので絶対につぶれないが、それだけの予算を投入する価値があるのか。広報活動にしても少々けたが外れていると思う。反省すべき点は反省しなければならない。よいことばかり言っていてはいけない。県行政とはそのようなものではない。あらゆる立場の人たちがおられる中にあって、芸術文化に携わる人が何人いるのか。それよりも、中小企業振興のために県の予算を幾らつぎ込んでも、だれも批判しないと思う。予算の投入にはバランスがあり、それが公共の仕事というものである。このあたりでもう少し反省する必要がある。幾らでも予算をつぎ込むのではなく、どこかで歯どめをかけなければならない。その事業分野にかかわる人が何人であり、兵庫県の全人口のうち何分の1を対象とする事業なのかという観点から判断しなければならない。行政とは全般にわたるものであり、兵庫県は兵庫県民のためにあることを心すべきである。農林業の現状も非常に厳しいところであり、どういった階層のどのようなニーズが多いかを考える必要がある。考え直すべき時期が来たと思うので、警鐘を発しておく。よく考えてほしい。


○(〇)  県民生活における芸術文化の役割については、今後も議論していきたいと思う。





 閉   会(午後0時2分)