議事ロックス -地方議会議事録検索-


大阪府 能勢町

平成19年 第7回定例会(第3号12月20日)




平成19年 第7回定例会(第3号12月20日)





              平成19年第7回能勢町議会定例会





                             平成19年12月20日


                                 午前10時再開


 第3号


日程第1 一般質問





┌────────────────────────────────────────┐


│       平成19年 第7回能勢町議会定例会会議録(第3号)        │


├────────┬───────────────────────────────┤


│招集年月日   │  平成19年12月17日(月)               │


├────────┼───────────────────────────────┤


│招集の場所   │  能 勢 町 役 場 議 場                │


├────────┼───────────────────────┬───┬───┤


│開閉会日時   │再開 平成19年12月20日 午前10時00分│議 長│中 川│


│        ├───────────────────────┼───┼───┤


│及び宣告    │延会 平成19年12月20日 午後 4時53分│議 長│中 川│


├────────┼───┬─────────┬─┬───┬───┴───┴─┬─┤


│        │議 席│         │出│議 席│         │出│


│ 応(不応)招 │   │ 氏     名 │ │   │ 氏     名 │ │


│ 議員及び出席 │番 号│         │欠│番 号│         │欠│


│ 並びに欠席  ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│ 議員     │ 1番│ 吉 田 げんぱち│〇│ 8番│ 北 林   充 │〇│


│        ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│ 出席 13名 │ 2番│ 谷   義 樹 │〇│ 9番│ 山 本 光 晴 │〇│


│ 欠席  0名 ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│        │ 3番│ 欠     員 │ │10番│ 岩 下 榮 子 │〇│


│ 凡    例 ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│        │ 4番│ 中 川 輝 彦 │〇│11番│ 宮 本 吉 雄 │〇│


│〇出席を示す  ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│△欠席を示す  │ 5番│ 岡 本 一 志 │〇│12番│ 八 木   修 │〇│


│×不応招を示す ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│□公務欠席を示す│ 6番│ 長 尾 義 和 │〇│13番│ 中 西   武 │〇│


│        ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤


│        │ 7番│ 今 中 喜 明 │〇│14番│ 片 瀬 博 司 │〇│


├────────┼───┼─────────┴─┼───┼─────────┴─┤


│ 会  議  録│12番│ 八 木   修   │   │           │


│        ├───┼───────────┼───┼───────────┤


│ 署名議員   │13番│ 中 西   武   │   │           │


└────────┴───┴───────────┴───┴───────────┘





┌────────┬────────────┬──────────────────┐


│ 職務のため  │議 会 事 務 局 長 │    東 良   勝       │


│        ├────────────┼──────────────────┤


│ 会議に出席  │議会参事        │    原 田 和 昭       │


│        ├────────────┼──────────────────┤


│ し た 者  │議会書記        │    田 中 朋 子       │


├────────┼───────┬────┴──┬───────┬───────┤


│        │町長     │中  和博  │保健医療課長 │渡瀬 正幸  │


│        ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │副町長    │福中  泉  │環境事業部長 │森村  保  │


│ 地方自治法  ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │教育長    │前田  滿  │環境事業部理事│白瀧 慶明  │


│ 第121条  ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │町長公室長  │上森 一成  │産業建設課長 │瀬川  寛  │


│ により説明  ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │総務部長   │畑  佳秀  │環境課長   │永棟  博  │


│ のため出席  ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │住民課長   │清水 鉄也  │教育次長   │加堂 恵二  │


│ し た 者  ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │福祉部長   │森鼻 正道  │学校教育課長 │新土 寿昭  │


│        ├───────┼───────┼───────┼───────┤


│        │福祉課長   │福原 仁樹  │生涯教育課長 │重金  誠  │


├────────┼───────┴───────┴───────┴───────┤


│議事日程    │  別 紙 の と お り                  │


├────────┼───────────────────────────────┤


│会議に付した事件│  別 紙 の と お り                  │


├────────┼───────────────────────────────┤


│会議の経過   │  別 紙 の と お り                  │


└────────┴───────────────────────────────┘








              再 開  午前 10時00分


○議長(中川 輝彦君) おはようございます。昨日もえらい冷え込みました。ことしも、もうあとわずかでございます。


 本日から一般質問に入りたいと思います。一問一答方式ですので、十分論議を尽くしていただきたいと思います。


 吉田議員が少しおくれるという連絡をもらっております。


 ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しています。


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) これから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程をお手元に配付しております議事日程第3号のとおりと定めます。


 念のために申し上げます。


 本日の会議録署名議員は、先に指名したとおり、12番、八木 修君、及び13番、中西 武君です。


    ──────────────────────────────────


     ┌────┐


     │一般質問│


     └────┘


○議長(中川 輝彦君) 日程第1、一般質問を行います。順番に発言を許します。


○10番(岩下 榮子君) おはようございます。公明党の岩下榮子でございます。議長の許可を得ましたので、通告に従って3点について一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。


 まず第1番目、本町の教育について。ことし11月、教育現場でさまざまな成果・実績を上げてこられた方が新教育長として就任されました。


 全員協議会のときに教育長は、上杉鷹山の言葉をひいてあいさつをしてくださいました。私は、その話を聞いて感動いたしました。能勢の教育も、また新しい展開を始めると期待しております。新教育長のもと、能勢の教育がどんなふうに発展するのか私は期待しております。子どもにとって最大の教育環境は教師と言われております。教師の資質の向上が最大に大切だと思います。その点を踏まえて、新教育長にこれからの能勢の教育に対する抱負をお伺いしたいと思います。その抱負をお聞きいたしまして、質問を進めてまいりたいと思います。


 2番目の質問です。


 これは、さきの議会でも一般質問をしたんですけれども、妊産婦の検診の公的負担についてお伺いいたします。本町の子育て支援の施策は、とてもすぐれていて、他の市町村に比べて決して劣っているとは思いません。子育て支援カレンダーを見ても、そのメニューは細かく行き届いておりますが、ただ1つを除いて。というのは、今申し上げました妊産婦の公的負担の問題です。


 子どもを産み・育てるのは元来、親の責任ではあります。しかし、この現在の社会状況の中で親だけに責任を任せていくわけにはいきません。社会全体が子育てのことを考えていく時代に入ったと思います。少子化の中で子どもは社会も地域も一緒になって育てていくべきだと思います。子育ても社会の責任としてとらえていけるよう頑張ってまいりたいと思うのですが、新しい命が母親の体内に宿ってから出産までの約10カ月余りの間に妊婦検診は10回ないし14回必要だと言われております。現在、本町においては始めに1回だけの公的負担があるのですが、あとはありません。最低、半分5回ないし7回ぐらいの公的負担があってもいいのではないかと思います。


 11月、私たち常任委員会は視察で岡山県の美咲町に行ってまいりました。美咲町は「少子化ストップの町」ということで垂れ幕を掲げ、子育て支援に真剣に取り組んでおられました。その中で母子手帳発行と同時に最高10回分の妊婦検診無料受診券を交付し、異常の早期発見や安全・安心の出産ができるように支援をしているということでした。そして、新しい命をはぐくむ家庭の負担を少しでも軽減していきたいと言っておられました。


 先ほども申しましたように、5回ないし7回の公的負担を考えていただくよう、20年度予算で切に希望いたします。これに対しての町長のご見解をお願いいたします。


 3番目の質問です。


 若者が住みやすいまちづくり、これは町長が3年前に町長に就任されたときの抱負でもあったと思います。その3年後、能勢の町は若者が住みやすい町になっているでしょうか。その辺について、お伺いいたします。


 以上3点、よろしくお願いいたします。


○教育長(前田 滿君) おはようございます。よろしくお願いします。


 今、岩下議員の方から過分な紹介をいただいたわけでございますが、抱負を述べよということでございます。改めまして広辞苑で「抱負」を引いてみました。「心中に抱き持っている計画や決意」というふうに出ておりました。私は、校長時代に全職員を集めて話をする機会が何度もあるんですけれども、初めにこんな話をしたことがございます。


 そもそも学校という施設も、それからそこに勤める私たちも、子どもがいてのこと。子どもがいないところには学校という施設もないし、教職員もいない。子どもたちのために私たちがいるのだと。子どもたちの健やかな成長のために精いっぱいの仕事をしましょうと、そういうような話をしたことがございます。


 今、議員の方からございました教員の資質のことにもかかわりますけれども、そういうスタンスで話をしました。


 それから、オーソドックスな「真・善・美」とか「智・徳・体」とか、「進んで学ぶ子」「仲良く助け合う子」「明るく元気な子」などなど、学校ごとにいろいろ工夫して学校の教育目標を掲げております。


 私の前任校でありました久佐々小学校時代は、一言でわかりやすいものをということでキャッチコピーを考えました。「輝く瞳と笑顔のあふれる学校」、こういう学校像を目指しました。


 先ほども言いましたけども、学校の主人公の子どもが毎日、瞳を輝かせて学校へ来る。そして、学校には笑顔が絶えない、そういうような学校にしたいと思いました。


 そして、同時にそこで働いている職員も、また子どもたちの健やかな成長に瞳を輝かせ、笑顔である、そういう仕事をしたい、そういうような思いでそういうキャッチコピーを考えました。これは、私、今度教育長という大役をお引き受けしたわけでございますけれども、ポジションが変わりましても、このスタンスで臨んでまいりたいと、そのように考えております。


 以上、学校教育につきまして簡単に目指す方向をお話させていただきました。


 それから、所管している部分は生涯教育もございます。教育基本法が改正になりまして、新たに国民一人一人が自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会にあらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。このような生涯学習の理念が新しく基本法に規定されました。一人一人の町民の皆様が生きがいを感じながら豊かな人生を送っていただけますように、生涯教育の振興に努力したいと思っております。


 また、次代を担う青少年の健全育成や成人の体力増進、健康保持のためにも関係機関や各種団体とも連携を深めながらスポーツの振興にも努めたいと考えております。


 文化の振興の面でございますけれども、これまでの多くの皆様方のご努力で大きな成果を上げていると考えております。さらに充実させて、「文化の町・能勢」を目指したいと、このように思っております。以上です。


○町長(中 和博君) おはようございます。それでは、岩下議員の質問にお答えいたしたいと思います。


 まず、子育ての妊婦診察の公費負担についてでございます。現在、本町では妊産婦に係る妊婦一般健康診査の1回分を府内・府外にかかわらず助成をしております。今後の助成につきましては、子育て支援は私も重要な政策の一つとして考えておりますので、前向きに取り組む、そういう決意の中で、今、議員さんおっしゃいましたように13回から14回ぐらいが必要でないかと言われております。まずは、来年度予算で5回までを助成する予定でございます。


 次に、若者が住みやすいまちづくりについてでございます。結婚を機に町外に転出する傾向は確かに昨今増加はしております。原因といたしましては、いろいろございましょうが、その人の置かれている状況により、さまざまであると思われますが、夫婦単位での生活を優先するという時代の流れが根底にあると考えられます。


 加えて、生活の利便性や流行の先端性などを求める傾向にあることも大きな要因であると考えられます。


 議員ご指摘の、若者が町を離れて住みたいという理由を考えることにより、その逆説的に若者の定住策が考えられないかということにつきましては、転出する人たちの転出理由がさまざまである状況から、容易に解決策が見つからない状況であるというふうに思っております。以上です。


○10番(岩下 榮子君) 教育長のお答えの中で、私は学校教育のことについて質問をしていきたいと思います。


 私の60年の人生を振り返ってみますと、小学校時代に受けた受け持ち担任の先生の影響がすごく強かったように思います。小学時代の先生が、いかに大切かということがよくわかります。


 また、二十歳前後になりまして、生きていくこと、仕事をすること、生きることに迷ったときに人生の師匠とも言うべき先輩にめぐり逢えたということも私の人生を左右しました。そんなことで、とにかく小学校時代の小学校教育の大切さを私は訴えていきたいと思っております。


 これまで教育長が40年近い間、能勢町の学校教育に携わってこられた中で本当に徹底してやってこられたことは、先ほどお聞きしたんですけれども、これはやって本当によかったと思われることをお聞かせください。


 また、能勢における教育現場の変化、多分先生を最初にやられたときと、やめられるときには相当社会状況の変化によって学校内の様子も先生方の資質も変わってきたと思います。その辺の問題点をお上げください。


 それから、障害児教育、また最近、国際交流も盛んになってきているように思いますが、その辺のところもお聞かせください。


○議長(中川 輝彦君) 一問一答方式でお願いします。


○10番(岩下 榮子君) 先生が40年近く教師をされてきて、その中で一番感じられたことをお聞かせください。


○議長(中川 輝彦君) それと、もう1つ、小学校教育の大切さですね。


○10番(岩下 榮子君) はい。


○教育長(前田 滿君) 今、おっしゃいましたように、昔から「三つ子の魂百まで」というような言葉がございますように、小さいときに子どもが接する大人の影響というのは、とても大きいものがあると思っております。


 まずは、家庭というところで育ちますけれども、その後、集団生活をする学校という場で出会う大人の、深く影響を受ける大人が学校の教師であると思いますので、そういう意味で冒頭の質問にもございましたけども、教員の資質というのはとても大事なものであるというふうに思っております。そういう意味で、小学校教育はとても大事やと思っております。


 しかし、小学校だけではなくて、同じく中学校も高等学校もそれぞれ発達していくわけでございますから、それぞれのところで年代に応じた大切な出会いをつくっていかねばならないと、このように思っております。


○10番(岩下 榮子君) 教育現場の40年間の変化。


○教育長(前田 滿君) 38年おりましたけれども、その中でやってよかったことという話ですけれども、私は東郷小学校に若いころにお世話になっておりましたけれども、そのときに東郷小学校が府の同和教育の研究指定校を受けてみんなで研究したことがございます。そのときには、テーマを「生活つづり方」をテーマにして、みんなで研究しました。日記指導というか、作文指導というか、そういうふうなことにかかわるかもわかりませんけれども、自分の思いとか、そのことをしっかりとつづるということに取り組みました。


 これは、とてもよかったなと思っております。大変、時間と手間とかかる仕事でございましたけれども、とてもよかったというふうに、今、思っております。この取り組みは能勢町の多くの先生たちが大事にしている取り組みかと思っております。


 ほかにもいっぱいございますが、挙げたらきりがないほどいっぱいありますけども、例えば一つ、そんなことです。


○議長(中川 輝彦君) それから、変化のことは。


○教育長(前田 滿君) 学校現場の変化でございますが、これはもう改めて申すまでもないことでもございましょうが、大きく時代が変わったということです。今の学習指導要領が、また新たに検討されようとしておりますけれども、そういうときにも必ずという前置きの言葉で出てくる時代の大きな変化というふうなことが言われますけれども、ほんとに変わったなという気がします。


 それは、教員の側からしますと、学校の1日の学校で過ごす時間の中のゆとりというのが本当になくなってきたなというのが1つは実感です。これは、学校5日制の実施とも絡みまして、授業を月曜日から金曜日までの間に、しっかりやろうというふうな1つの取り組みと、限られた時間でやりたいということがいっぱいある中のことだと思います。これは教員の側からとったことですね。これは、同時に子どもたちともかかわる時間が、なかなか取れずして困っているというところも1つの背景かと思います。


 それから、子どもたちの変容につきましては、これは毎日のマスコミ等でも紹介されたりしているとおりでございまして、さまざまな変容があります。これは、ともすれば悪い方のとらえ方が多いとは思いますけども、また今の子どもたちが昔の子どもたちと違って、また新しいいい面も持っていることも事実ですので、マイナス評価ばかりではないと思います。そういう意味で、学校も子どもたちも家庭も大きく変わっているということは間違いないことでございまして、そういう意味でそれに応じた取り組みが必要になっていると、今、考えております。


○10番(岩下 榮子君) 最近感じるのですが、以前、もう5、6年前はそんなことがなかったんですけども、最近、朝の「おはようございます」「こんにちは」という気持ちよいあいさつが子どもの方から返ってくるようになってきました。これは、地域を含め、学校の先生方の地道な努力の結果のあらわれやなと思うんですけど、この点は私は評価したいと思います。


 それから、障害児教育については、どのようにお考えでしょうか。


○教育長(前田 滿君) あいさつにつきましてですけれども、これは昨年、能勢町の方であいさつ運動に取り組みました。これは、今、議員の方からもご紹介いただきましたように、子どもたちの中にかなり定着してきたなというふうに思っております。


 今後は、やっぱり大人も含めてあいさつの町にしていく必要があろうかと思っております。私も、朝、庁舎の前であいさつ運動を始めようと思って、やっておりますけれども、通ります中学生等が声をかけていってくれます。「おはようございます」といって、頭を下げて言ってくれます。ちょっと、何年か前には余り見られなかった姿で、ありがたいなと思っておるところでございます。


 それから、お問い合わせの障害児教育のことでございますけれども、随分昔は重い障害のあるお子さんは就学猶予ということで学校に来ることも許されなかったというか、そういう時代があったと思います。これは、親が就学の猶予を願い出るという、そういうような理不尽な制度であったと思うんですけれども、その後、当たり前のように学校に行きたいという願いに答え、学校に就学するように変わってきたと思います。


 これは1979年だったと思いますけども、養護学校の義務化というような運動が起こりまして、これは大阪がかなり中心であったと思いますけども、地域の学校で障害のあるお子さんが、わざわざ遠くの養護学校へ行かなくても、地域の近い学校で就学できるようにという取り組みが始まりました。これは、能勢町でもそういう取り組みが盛んに行われてきまして、十分なことができてきたかと言うと、まだ課題も残しておると思いますけれども、能勢町の中でも地域で障害のあるお子さんが一緒に育つというふうな取り組みを私たち、取り組んできたところです。私も障害児学級の担任もして、取り組みの一端を担ってきたという自負はありますけれども、今もそういうことで取り組んでおります。町の方からも介助員さん等の配置もいただきまして、取り組まれてきているところです。


○10番(岩下 榮子君) ありがとうございました。


 次に、国際交流。能勢高なんかでは外国の生徒さんを入れて、地域にステイしてやっておるみたいなんですけれども、その辺についてはどうお考えでしょうか。


○教育長(前田 滿君) 国際理解教育ということでございますけれども、時代が我が国の中だけで生活していけない時代になりつつあるということで、国際理解を深める取り組みが大事だというふうに言われております。


 そういう意味で、いろんな人との出会いの場を大事に私たちは考えてきました。これは、今も言いましたけども、それぞれ違いがありまして、同じ日本人の中でも地域による考え方の違いとか、文化の違いとか、習慣の違いがございますけれども、そういうことも含めて、そういう違いをお互いに認めながら、豊かなものにしていこうということで取り組んできたと思いますけれども、これは先ほどの障害児教育にもつながることでございますけれども、外国の方ともそういう豊かな出会いをして、今まで自分たちが知らなかったことにも触れて、お互いの文化を大事にしていこうという、そういう取り組みを学校の授業の中でも取り組んでまいりましたし、いろんな機会に出会いの場を求めてきました。


 町の方で取り組んでいただきました環太平洋の取り組み等もありましたですね。ああいうことで、学校に来られたり、そして出会いの場があったり、またこれはほかからも外国の方が交流したいけれども受け入れてくれないかというような申し出があったりしまして、そういうときにも申し出を受けて交流会をもったり、そういうようなことをしております。これは、各小学校も中学校もいろんな形で取り組みをしていると思います。


 それから、今もありましたけども、高等学校の方でも留学生の方がホームステイをなさって、今、能勢町の中で今もおられますよね。能勢高校に通っておられるという方がございます。そういうお子さんが、生徒さんが、また学校だけではなくて、PTAコーラスの場に一緒に出るとか、また町内にも広めていただくというようなことがありまして、そういう意味ではいろんな取り組みが、いろんなところでされているのではないかなというふうに考えております。


○10番(岩下 榮子君) 次に、平和教育と人権教育について、どんなふうにお考えでしょうか。


○教育長(前田 滿君) 戦後、日本がこのように復興したのも、日本が長らく戦争をしなかったからだというふうに言われております。今も人権教育と絡んでのお話でございますけれども、命をなくす戦争というのは、やはり一番、最大の人権侵害だというふうに言われてると思います。そういうことも大事に、能勢町の中でも取り組まれてきたと思います。


 これは、前にも議会でもそんな質問があって、確かに小林町長の時代やと思いますけれども、そんな質問があって町長が答弁されておったのを思い出しますけれども、能勢町の小学校はほとんど広島の方に長年出向いて学習をしております。これは、大阪という中でも、かなり早いことの方から、こういう取り組みが能勢町でされてきたと思っております。中学校の方は、長崎の方に行ったり、近年は沖縄の方に行ったりというような格好で取り組まれております。その平和の大事なことをそういう機会を通して学んでいく。そこで、被爆者の方との交流を通して学ぶというようなこと。


 それから、国語の教材等にも、そういうようなテーマを挙げたものもございますので、そういうことでも取り組んでいくということがございます。


 人権教育でございますけれども、これも同じことだと思います。私が教員になった年が特別措置法がスタートの年でございます。その年に私たちも教員になった者もそういう研修も受けましたけれども、能勢町でも人権を大事にする教育は長年にわたって積み重ねてきたことだと思います。そのベースがあったから、障害児教育もスムーズにというかスタートが切れたなというふうに思っております。すべての人が、やっぱり当たり前のように大切にされるような社会をつくるための教育を今後ともしていかなければならないと思っております。以上です。


○10番(岩下 榮子君) 一番最後に教育のことで、能勢町の生徒の学力はどの程度、全国水準、大阪府水準から見て、どの程度なんでしょうか。


 それから、低い高いがあると思うんですけれども、どういうふうに向上させていかれるのか、その辺をお伺いいたします。


○教育長(前田 滿君) ほかの議員さんの質問にもあったかと思いますけれども、ことしの4月に全国学力調査が行われました。そして、秋にその概要が報告されました。11月に入ってから、私が就任しましてから大阪府全体の教育委員さんや教育長を集めての学力問題についての研修会というか、分科会が開かれましたけれども、私もそこへ参加しましたけれども、その中でマスコミが大阪府は全国45位というふうなことを申しましたので、それが大阪のしんどいところかなというふうなイメージがすごくインプットされたかと思いますが、そのときにもちょうど司会をなさっていた方から指名も受けましたので、私もちょっと発言をさせてもらいましたけれども、その方は過日の11月9日の小中高一貫教育の研究会、西中学校で行いましたけど、その場にも参加されておった方が司会をされておったんですけども、その方が能勢町の中で若者が中学生、高校生、卒業生が自分の考えというか、学校生活を振り返っての思いを堂々としゃべったということに感激したというか、高く評価をいただいたわけですけども、そのことを紹介いただきましたけども、その前に私が能勢町の学力テストの結果をいろいろと各交流もしたわけですけども、小学校はかなり全国平均を上回ったというのが実態でございます。


 とりわけ、各学校でもそれぞれ差もありますし、いろいろありますけども、平均的に全国平均を上回っているということで間違いのないところでございます。


 それから、中学校の方は、やや伸び悩みという部分はありますけれども、ただマスコミでも取り上げられましたけども、無回答の人が多いという、もう、投げ出してしまっているのが多いというようなことが新聞にも出ましたですね。


 ところが、能勢町はそういうところがほとんどないんですよね。それから、中学校に聞きますと、ですからいろんな子がいますね。学力的に支援の要る子もいますけれども、例えば10ポイント以下の子はゼロなんですよ。そういう意味で、能勢町の中で丁寧に先生たちが取り組みをしてきたことが、そういうところにも一定、あらわれているのかなというように今、考えております。以上です。


○10番(岩下 榮子君) ありがとうございました。能勢町の抱える課題はたくさんあると思いますけれども、先生のお得意なコーラスの指揮をとられるように、縦横無尽に能勢の教育のために頑張っていただきたいと切に要望いたします。ありがとうございました。


 2番目の子育て支援の中の妊産婦の公的負担、5回まで出していただけると今聞いて喜んでおります。ありがとうございます。現場の妊産婦は、とても喜ぶと思いますし、これによって子どもを産もうかなと思う人がふえてきたらいいなと。さらに、それが5回だけじゃなくて6回も目指して頑張っていただけるように切望いたします。その辺は、どうでしょうか、町長。


○町長(中 和博君) 先ほども申しましたように、子育て支援は大変重要な課題でございます。少しでも若者が定着できるように、こういう子育てのすべての支援につきまして、総合的にできることは積極的に取り組む姿勢であるということは変わりございません。


○10番(岩下 榮子君) 次に、3番目の若者が住みやすい町ということで、いろいろ複雑な問題があるというふうにおっしゃったんですけれども、この前に総務省の副大臣が来られて車座になっての意見交換があったみたいなんですけれども、関係者以外は立入禁止ということで、あとで新聞を見て内容をちょっと、ああこんなことがあったんかというふうなことを知ったんですけれども、その中で私たち議員に報告してもいい、聞かせてやった方がいいと思われることがありましたら教えていただきたいんです。それがまちづくりに通じる部分であれば、よろしくお願いします。


○町長(中 和博君) 新聞の報道に書いてあったとおりで、むしろ向こうの方から今の抱えておる地方の活性化策について、何かいい能勢の事例なり、この間は池田・交野両市長も来ておられまして、その地域地域で取り組んでおる今の現状がどんなもんであるかという、どっちかと言うと聞き取りの方の、そういう状況であったと思います。


 例えば、共通しておったのが鳥獣被害を何とかしてもらえんかとか。能勢の方でも今度、各区に自主事業として地域振興策、それを池田は大々的に大きく、当然、町も大きいわけでございますので金額的には七千何万円でしたか、そのようにこういった事業に取り組んでおると。行政がやるだけじゃなしに、そういった地域の校区でいろいろ立案しながら予算化していくと、そういうような方式を取ったと。


 うちは、規模は小さいですけども、私の方が早く、金額は10万円ですけども、率から言うとさほど変わらん、ひょっとしたら能勢の方が多いかもわからんなと、こう思うてるんですけども、そういった取り組みとか。


 自主事業をどのようにやっていけるかとか、あとは能勢の場合は景観を生かした、どのような産業に、炭とか長谷の棚田とか、こういう事業をどのようにアピールしていって、観光事業に結びつけていくとか、そういうたぐいのものでございました。


○10番(岩下 榮子君) まちづくりの方に、ちょっと変わります。町内の中には、3世帯一緒に住んでいる家庭とか、それから独自の家庭とか、いろいろあるんですけれども、その3世帯合同、4世帯合同で住んでいらっしゃる、ほんとに仲むつまじく頑張っておられる、その家庭が能勢の中にふえてくれば人口もふえるし、子育てのことも、よくなってくると思うんですけれども、そういうふうな家庭に対する町からの支援なり激励なり、そういうふうなものは考えられないのでしょうか、お願いします。


○町長(中 和博君) そのことは少子化とか地元の人口減と、そういう形を考えるときに絶えず考えているものでございまして、例えば今すぐには取りかかれませんけど、それも先ほど申しましたように、いろんな家庭の事情とか状況等がございます。同一世帯で住むことが、私らはいいことだと思うんですけども、一面また核家族化、同じ屋敷の中でも2つ3つに分かれたりして、一緒に、いわゆるプライベーシが物すごく重要視されまして、果たして家族とは何かなというようなところも考えざるを得んというようなところもあろうと思います。


 そういった中で、例えばそれが確実に同居されているというような、特に3世帯が同居されているということは非常に、何かについても合理的でございますし、本来、日本の家族のあり方というふうに私も思っております。


 そういうところには、この前もございましたけども、子育て高齢者、そういったこともやはりそういうところからが基本であろうと、私はずっと思っております。


 そのために、例えば税で何か優遇策を取るとか、そういったことはいろいろ考えておる中の1つでございまして、そういったことが、そこそこ確定ができるような見込みができましたら、人口減対策としてそういう施策も考えてみたいなと、このように思っております。


○10番(岩下 榮子君) 最近ちょっとうれしいことがあったんですけども、というのはこの中の職員の方なんです。さっき言うてましたように、結婚したら外で住んでる職員が、今度はやっぱり能勢に住みたいということで夫婦、子どもそろって能勢に帰ってきたって。


 僕は、能勢高じゃなくて、違う高校を卒業したんやけど、能勢に住むんやったら、やっぱり能勢高で勉強すべきやったな、そんなふうに今は反省している。だから、今は能勢のために頑張りたいというふうなことをおっしゃっている、ある職員のさんの話を聞いて、私はとてもうれしく思って、これは町長の思いが通じてるんやなと。その1人が、また2人、3人、4人とふえていったら、もっと能勢も活気ある町になっていくんやろうなって、物すごく希望を持ったんですけれども、そういうふうに職員、いろんな事情があると思いますけれども、職員の意識改革、能勢に対する深い愛しく思う気持ちというのをやっぱり育てていくということが大切ではないかなと思います。


 自分が今住んでいるところをよくしなく、どこに行ってよくなるのか、そういうふうに言われますけれども、やっぱり自分の住んでいる、この地域を、この場所をよくしていく、そんな思いの職員さんをふやしていただくように行政面の方でもいろいろ激励、アドバイスをしていただけたらと思います。その点について、いかがでしょうか。


○町長(中 和博君) やっぱり、その模範となるべきは当然、職員が率先して、そのような考えになってくれることは一番ですけども、やはり職員の場合は能勢最大の、町は企業でございますので、そのようにしてくれる者が多くなるに越したことはございませんけども、問題はそれ以外のお方という対象の方が現実のところは多かろうと思います。


 いろいろ町外に転出される理由があろうと思いますけども、仕事の関係で通勤ができないとか、地域の習慣、慣習が自分に合わない。例えば、道づくりとか溝掃除、寺、お宮さんのおつき合いとか、地域、近所のつき合い、いろいろございます。そういったことが嫌だというような形でお出になる方もございますし、ここの地場の働く企業が少ないとか、農林業では採算が合わんとか、子どもの教育環境がよくないとか、そうではないと思うんですけども、その人の思いもいろいろあると思いますし。


 それと、やっぱり若い間は町への、都会へのあこがれと、やはり利便性、便利さを求めて商業施設とか娯楽施設、医療・学校、そういう晴れがましい、町がやっぱり、どうしても田舎のもんにすると、若い時分はそういう傾向にあろうと思います。


 いろんな要素がございまして、特に新婚を初めとする若い間はプライベートなこともございますし、せめて若い間ぐらいは町で過ごしたいなと、そのように思われてるお方もあろうと思います。いろんな要素がございますので、まず、せめて職員でも率先してそのような考えになってくれるように指導もいたしたいなと思います。


○10番(岩下 榮子君) どうもありがとうございました。


○議長(中川 輝彦君) 次に、片瀬博司君。


○14番(片瀬 博司君) 議長のお許しをいただきまして、一般質問をさせていただきます。


 岩下議員と同じ質問になりますけども、しつこく質問させていただきます。


 まず、現在、人口がどんどん減っていく中、老齢化が進んでおります。若者が町外へ出ていく中、新しく能勢町に住んだ方もどんどん出ていかれます。その中で、減少が少なくなる環境を整えるというのも大事だと思いますが、それにおいて財源も確保しなければならないということで、町長はその辺のところをどうお考えか。


 また、住みよい町というのは、どういうふうなものなのか、お考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。以上です。


○町長(中 和博君) それでは、ご答弁を申し上げます。


 さきの議員にも申しましたとおり、新婚家庭を含む若者が町外に転出する傾向の中、バブル期に町内に転入してこられた方も都会へのUターンといいますか、Iターンと申しますか、そういった現象により転出される方がふえている状況が本町の高齢化率を押し上げている要因でもございます。


 議員ご指摘の財源の確保、とりわけ本町の歳入の根幹を占める地方交付税につきましては、今、地方6団体として国へ強く要望しております。自主財源ではございませんけれども、今度、政府におきましても法人2税の見直しをし、地方交付税へ、我々の1万人規模にいたしますと、きのうの新聞でも約8,000万円ぐらいというふうにも載っておりました。それにふるさと納税も導入するということでございますし、道路特定財源につきましては、これはできるだけ延長をしてもらいたいと、今、政府もそのような方針であろうということも聞いております。


 また、自主財源でございます町税につきましては、議員ご指摘のように人口減という形の中で、また土地評価の下落により、見通しといたしましては減少傾向にあることは確かです。そこで、企業誘致や農業、観光、商工などの町内資源の活性化を図り、税収の増加に努めてまいりたいということを私も強く考えているところでございます。


○14番(片瀬 博司君) 町長が、以前に府・国に頼らない自立する町という発言をされていると思うんですけれども、今の答弁は国・府に頼る交付税とかお助けを願うという形の答弁であったと思うんですけども、あくまでも町独自の財源を確保していく中で、まず住民税、いろんな住民にかかる負担、これを軽減するために、まず自主財源を住民に求めるんじゃなくて、町の政策として財源を確保する、この辺のところはどうお考えでしょうか。


○町長(中 和博君) 町の政策と申しますと、町なり、町の関係が政策をとった中で、それによって得る個人なり、企業なり、そういうところからの税収は見込まれますけれども、町独自の税収というものにつきましては、先ほど申しました。話が前後しますけれども、決して今、自主財源以外の財源につきましては、依存財源につきましては、まさに依存でございますので、私は何も参考までに申しただけで、できるだけ自主財源を確保したいという気持ちには変わりございません。


 財源と申しましてもいろいろ、また町なり、またそれに関係していただく能勢であれば端的にいつも同じことばっかりになると思いますけども、農業もそうですけども、観光協会なり商工会なり、そういう加入しておられる企業なり個人さんあたりが、やはり自分たち独自に、こんだけ地域資源というものがたくさんあるわけですので、そういう確保のために議員さんもそのお1人であると思います。非常に、今、頑張ってやっておられると私も大変評価しておるわけでございますけれども、そういったお方がふえてくるということが、ひいては町の財源につながっていくものであろうと、このように考えております。


○14番(片瀬 博司君) まず、人口流出の中に新しく住んでおられる、こちらでお家を建てられて、ローンを組んで住んでおられる方の流出が多いように聞いております。シェアまではわかりませんけども、かなり多いように聞いておりますし、また若い方が学校を卒業して、就職に当たって出ていかれるかた、これはまた帰ってこられる可能性も高いので別としましても、新興の方でこちらに住んだけども環境がかなり変わってきまして、いろんな形で交通費等、会社の余裕もなくなってきて交通費の負担が減ってきたり、そういう部分で能勢町を離れざるを得ないという方が結構あるように思います。そういうところが、普通に勤めたまま残された分はローンを払っておられますし、固定資産税も払っておられると思いますが、中には固定資産税が払えない。滞納される方が結構多いように聞いております。


 それと、今現在、土地の中に開発をされて家が建てられない状態の土地がございますけども、この辺のところは町長が言われる有効な農地の活用だとかいうのは別として、そういうところの活用といいますか、生き返らせるといいますか、生きる土地の、たくさんのお金をかけて開発された土地が寝てるというのは、これはもったいない話だと思いますので、その辺のところはどうお考えでしょうか。


○町長(中 和博君) バブル期の町内への転入者は、もうほとんどが山林分譲というような形の購入であったと思います。その中で、やはりお住まいになられる方は能勢の住民ですので、能勢のお方と同等な取り扱いということは当然すべきというところから、新興の住民の皆さんに対しても今まで、私のなる以前からも、ずっとそのような政策を取って、できるだけ住みやすい政策を取ってこられたと思いますし、私もそのように思っておる。その結果が水道、下水、そういう形を進めていくということになっておるわけでございますけれども、いかんせん山林分譲というもともとの形の中で、今のもともとの住民とのギャップというものは、私はかなりあろうと思います。


 購入されたお方もそれなりの事情によりまして、能勢で土地を購入されたという中で、たまたまこの国の政策によりまして、バブルの崩壊から地価の下落、いかんせんどうしようもないような今の状況であろうと思います。


 今、遊休の宅地がたくさんあるのも私もわかっておりますけれども、平成何年でしたか、7年ぐらいでしたか、それまでは申請さえしておけば建てられるということだったんですけども、いろんな金融状況も、議員もおわかりのように下がってきた。


 その土地の売買をするにいたしましても、今、非常に資産価値も落ちておりますし、今、新規に能勢では建てられないというのが都計法上の制約でもございます。


 やはり、これは我々がどうあがいてみても、できるようなものではございませんけれども、こういった土地は全国津々浦々、都市近郊を中心に開発を見込んだ土地があろうと思います。議員の先生方、府・国の議員の先生方と通じて、何とかこういうようなところも地域活性化策の1つとしてお願いをしていきたいなと、絶えずそのことは思っております。


 私も新興住宅地のあちこちが歯抜け状態になっておって、草が生えておって、忍びないなと思っております。何かこういう有効利用が新しい政策の中でできないかなということを国の方にも要望をしていきたいなと、そのように考えております。


○14番(片瀬 博司君) まず、足かせになっているのが調整区域ですね。ほとんどの調整区域。今、私が質問しました遊休地、土地を買って建てようかなと思ったけど、なかなかその期間内に建てられなかった空いてる土地ですね。宅地として空いてる土地ですね。ここのところが、かなりあると思うんですけどね。それと、また宅地でなくても有効に利用できる土地がたくさんあると思う。農業であろうが、例えば山林の中でも町道はあるけれども、あって入れるけど、物が建てられないから使えないという土地がたくさんあると思うんですけども、そういう過疎対策と申しますか、ここが過疎地と言えるかどうかわかりませんけども、過疎対策として例えば土地活用有効利用特区とか、そういう特区制度とかを利用して大阪府が許可は出さないけども町の政策として土地活用を考えていくとか、そういうことは不可能なんでしょうか、それをお聞きします。


○町長(中 和博君) やはり、法的に定められた法的な網、特に能勢の場合はそういう、砂防指定とかいろいろございます。今、議員さんのおっしゃっていただくような、そういう施策もほとんど、一部を除いて全部が調整区域ということの中で調整区域としてできる方法を今、考えているところでございまして、例えば地区指定という、目的によりましては地区指定を打って、そこを一部、工場誘致とか、そういう形にできることが一部緩和されましたので、そういう方向性が取れんかなということを今考えているところでございまして、今そこらにある山に物を建てたり何かするというのは、非常に、福祉施設とか学校施設とか、またそういったものは別にいたしまして、個人のそういうものにつきましては非常に制約がきつうございますし、調整区域としての中で難しいと。


 ただ、果たして今、議員さんのおっしゃるような、そういうものがこの能勢にふさわしいかということも能勢の土地利用を考える中で考えられる話であろうと思います。それこそ、人それぞれの思いもございます。


 ただ、行政といたしましては、法的なことを守らんわけにもいきませんけれども、私もいろんな成約の中で、これぐらいのことができんのかなと思うことはたくさんございます。そういうことも重ねあげた上で、その目的によっては緩和策を講じられるようには努力はしていきたいなと、このように思っております。


○14番(片瀬 博司君) ちょっと私の言ってる意味が違うんですけども、まず今ある山を崩して開発してということを言ってるのではなくて、まず今現存にある宅地として開発されたところを基本にですね。例えば、今、旧家と申しますか、もともとのお家なんかは新興住宅と違って何百坪とありますよね。そういうところにも例えば土地300坪あって、あと50坪の家を建てたいと。宅地しかできない場合ですよ、そういう場合にそういう生き返らせる策を講じられないかと言うとるわけであって、つぶしてつくろうということを提案しとるわけではないんですよ。


 ですから、今ずっと例えば松風台とかネオポリスとか、いろいろ開発された土地を見ましても、今言われたように、かなり焼け野原になってて草が生えてて管理をされてない。かといって、隣の人が隣の草を刈るわけにいかんですしね。そういうところをもう少し、ちょっと町の方で活用できるように。また、家が建てられるように努力ができないもんか。


 また、次の方が買われたら滞納してる税金も恐らく入ってくるだろうし、そういう部分についても、これからどんどんまた滞納がふえてくるように思うんです。そういうのを早く対策しておかないと、住みよい町の中に人口が減れば人口割でものを決めるというような行政の中で聞いたんですけども、減ったら減ったもんで負担せなあかんと。そうすると、どんどん負担がふえるわけですよね、住民に。5万人が2万人になったら、当然、下水にしても何にしても負担がかかってきますよね。町に負担がかかってきたやつを住民に負担させるという、今、方向性が強いように思うんですけど。


 質問が2つになりましたが、1つ目の方、先にお願いします。


○町長(中 和博君) 土地利用の詳しいことにつきましては、原課の方から報告させますけども、ただ新興住宅地ではなしに前からおられる地域の方が農地とか、そういうことが例えば子どもさんの家を建てられるとか、分家するとか、そういったものは可能であると。


 ただし、新しい人がここへ来て建てるということは、今は市街化区域以外は不可能というのがご存じだと思いますけども、そういうことです。これは、今の法律の中では、どうしようもないようなことで、ただ農林関係とか、そういったことは優遇されるであろうと、このようには思っております。


○環境事業部長(森村 保君) ご指摘のいわゆる既存団地の中での空いた土地等に対して、また住宅等が建てられないかという、建てて、そして人口等をふやして活性化を図っていくというご質問でございますが、1つの形としては、大きくは依然として都市計画を引いておりますのは、もう言うまでもなく一定、計画的な整ったまちづくりの形成ということを目的としておりまして、そんな中で既存団地のことにつきましては、非常に今般水道も整備しましたけれども、道路の形態等々、いろいろございます。そういった中で、有効な形成をしていく前提に立つ意味では、そういう一定の地区の指定を、先ほど町長も申されておりましたけども、かける計画等も今般、考えられてございますので、そういった形で1つはやっていく手法があるやに考えております。


 ただ、それにおいては、それぞれ地区の方々の合意形成なり、そういったものが必要となってまいりますので、その辺のところの整理が前段として必要になってくるというふうに考えておるところでございます。


 また、既存団地の空いているところの部分については、すべてではございませんが、例えば市街化区域に連担するところでありましたら、一定、要件も緩和されるというような状態もございますので、基本的には建てられないという状況ではありますけれども、町を形成していく上での計画的なところについて、計画を定めた上で整備していくべきというふうに考えるところでございます。


○14番(片瀬 博司君) ちょっと答弁が、私、頭が悪いから理解ができないのか。とりあえず私が言ってるのは、まず遊休地を活用できる策がないかということを聞いてるわけであって、現状できないとか難しいとか言うんじゃなしに、そういう策を講じていただきたいから言ってるわけです。


 単刀直入に答えていただきたい。回りくどい答え方はしないでいただきたい。できるかできないか、やるかやらないか。結果的にできなかった分については別として、やる、前向きの姿勢が欲しいわけであって、例えば町長が推進されておる農業、農産についてもちょっと理事者の方とこの前も話をしておったんですけど、例えばセットにして土地を、こちらに住んでいただいて、例えば空いてる土地で家を建てると。その方については、今、遊んでる田んぼとか菜園をセットでつくっていただくと、そういうようなことを考えることは無理なんでしょうか。


 それと、今言ってる何かの形で特区制度で調整区域の宅地を、家を建てて能勢町のプラスになるような住み方をしてもらうための策というのはないんでしょうか。してはだめなんですか、その辺、答えられる方に答えていただきたい。


○町長(中 和博君) もう、くどいようで、こういうことを議員さんに申し上げるのはつらいんですけども、調整区域はもともと農業を環境を保全するというところです。時代が変わってきて、いろいろな制約を幾らかは解除なり見直しをしようという中で新しく調整区域の中でも、もともと沿道サービス的なものはできますけども、特区制、地区指定制度という、そこを住宅にはあれですけども、いろんな流通業とか、いわゆる企業ですね。そういうようなものに指定されたら、そこは開発なり、今あるところも有効に使えると。そのような、今は仕組みになってきたんです。


 片瀬議員がおっしゃるように、当然、家と田んぼとセットというところも、私が感じるところ、ほとんどが水源の里といいますか、限界集落に近いような、そういうところが重きだと思いますが、比較的、土地の売買がやりやすい規制のかかっていない、いわゆる白地のところであろうと、そのように思います。


 農地法の関係もございまして、言っておられることは私もわかっておりますし、そのことは原課等々を通じて情報もそれなりにつかんでおるところです。その中で、地域活性化の委員会的なもの、また庁内におきましても横断的に農業政策をどうしていこうか、活性化策をどうしていこうかということも立ち上げておりますし、これから徐々にその辺のところに取り組んでいきますけども、今の法律の中では、今おっしゃっておりますように、ただ田畑、家、それを売買するだけが、私は活性化に結びつくとは思っておらないというふうに思っております。


 人、それぞれの考え方、取りようがあろうと思います。大変失礼な言い方かもわかりませんけども、おっしゃっておることは、よくわかるんです。わかりますけど、今はそういった制約があるということは、これはどうしても否めない事実であるということをお伝えしておきたいと思います。


○14番(片瀬 博司君) あんまり質問する気もなくなってきましたんで、町長に最後にお聞きいたしますけども、まず調整区域、町長になる前ですけども調整区域を外さんといかんという言動をされておられるのを私も聞いておりますし、それと人口をふやすということも聞いております。


 ただ、町長になられてから、その言動が変わったというのは、自分が表から見た目で、できるだろうと思っていたことが、町に入ってみて、いろんな制約の中で職員の話を聞く中で、これは無理やということがわかったのか。もともとわかってたけども、それをしようと思ったのか、それはどちらでしょうか。


○町長(中 和博君) それは、両方でございます。


○14番(片瀬 博司君) 両方ということは、わかってて、両方ということですね、両方合ってるということですね。ということは、それがわかってて、できないことをわかっててすると言って発言されてたのは、なぜでしょうか。


○町長(中 和博君) やはり、こういう立場になって、できないことと、できること。これは、今はもうはっきりしておりますけれども、公約と申しますか、そういう政治をやる場合には当然ながら住民に対する期待度、夢、そういうようなものもございますし、私も絶えず、今、片瀬議員がおっしゃっておる、そういうようなことも思っておりました。


 思っておりましたけども、一方では能勢の環境をむやみやたらに商業地として、土地を商いの具として使うということについては、その一方では抵抗もございました。決して、このことについて両方と申しましたのは、できることならそのような方向に取り組んでいきたい。ただし、現実は難しいということもわかっておりましたけれども、方向性として、できるものなら取り組んでいきたいと。と申しますのは、平成3年でしたか4年でしたか、都市計画法を早く導入せいと言った、私も1人でございます。乱開発を防ぐために、都市計画法なんて、町ができるときに本当は導入しておくべきもんだと、私はそう思っております。


 ただ、議員さんがおっしゃいますように、そのことが果たして能勢にとっていいことか悪いことかということは、これは今のこの時点では、私はむしろこれからの政策にもよりますけども、これがよかったんじゃなかろうかなと。能勢という地域ブランドを最大限に生かせる大きな要素になったのではなかろうかなと思っております。


 今も申しましたように、両方という言葉が非常に不可解かもわかりませんけれども、可能性として、できるものならそのようにやりたいというふうに思っております。


○14番(片瀬 博司君) それでは、可能性がないんですか。その現存の宅地に建てられるようにできるという策はないんですか。


○町長(中 和博君) 現時点では、いろんな制約がございます。現時点では、普通では建てられないということは断言できると思います。


○14番(片瀬 博司君) 普通では建てられないという言い方があいまいなんで、絶対建てられないのか。普通ではないときは、どういうことなんでしょうか。


○町長(中 和博君) 普通ではない、いわゆる先ほどから何遍も申しておりますように、厚生施設とか福祉施設とか学校施設とか、そういうふうなものには緩和策が、これははっきり言うてあろうと思います。


 ただ、個人の財産としての、そういうものについては、これは普通では建てられないと言いましたけども、それは普通では建てられないんです。これは、もうどうしようもないということです。だから、そういった今の既存宅地的なものが、今、法的に規制されているということなんで、こいつはもう、国がそういうことに取り組んでもらわんことには、1つの地域として仮に特区でやるにしたところが、なかなかそういった制約が強うございますし、これは非常に難しい問題であると思います。


○14番(片瀬 博司君) 私も単純に特区と申しましたけども、特区という制約、例えばそういう方面に関しては、あるんですか。その辺は、例えば町が打ち出して、こういう特区にしたいというときに、国、府なりにそういう特区はだめですよと。もちろん審査があるんでしょうけども、そういうことを例えば申請して、できなければそれは仕方がないんですけども、もうそもそも申請の段階でこんなもんだめというのがあるんですか。


○町長(中 和博君) 能勢が置かれておる、こういう調整区域、農村風景の中で、この風土の中で特区、何のために、どのような特区をするんだという目的がはっきりしなければ、これは特区制度の意味がないわけですし、いわゆる普通の条件から優遇をしてもらうということですのでね、特区制度は。


 だから一定の地域を仮に府に申請するにしても、なぜ、この地域が何のためにこれをやるかというような、そういうものがなければ、これは府も国も完全にそういうことは否定してくると思います。


 やはり、そういった目的がはっきりすべきもんであろうと、このように思っております。


○14番(片瀬 博司君) 早く終わりたいんですけどね、何か、私が感じるまともな答えが返ってこないんですよ。何のためにするかって、最初から僕、言うてるじゃないですか。過疎対策として、開発された土地が死んでる、環境を壊してる場合、それを建て直すことに対して、当然、出ていく方もたくさんいてはりますわ。今現在、宅地造成されて家が建てられない状態の土地ですね、幾らあるかご存じでしょうか。建ってるところは別ですよ、空き家は。


○議長(中川 輝彦君) しばらく、休憩します。


    ──────────────────────────────────


              休 憩  午前 11時18分


              再 開  午前 11時35分


              (このときの出席議員13名)


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) 会議を再開します。


 答弁をお願いします。


○環境事業部長(森村 保君) まず、既存権利の届け出がございましたけれども、その際の届け出の件数が1,400件ございました。これはあくまでも推定の数値でございますけれども、それで、そのうち400件が届けられて家を建てられたということでございまして、おおむね推定で1,000件が推測されると思います。


○14番(片瀬 博司君) 1,000件ということで、まさに当時は1万7,000を想定されたというふうに聞いておるんですけれども、今現在建ててた、今現在ある宅地から流出された分を含めて1万4,000何がしの人口があったと思うんです。ということは、1,000件でまず3人と計算したら3,000人。足せば、一万七、八千人になると思うんですけど、想定されてた1万7,000人という、今、住宅開発をしなくても、今現存にある宅地を有効に利用していただくことによって1万7,000人までは、もちろん世間事情もありますから、町長がまず、そんなん来るもんおるかと言われるかもしれないですけども、当然、宅地として開発された土地を買っておられるわけですから、町の政策で何千万円とお金を出して買ってこられた人を足かせにするのは、どうかと私は思うんですけども、その辺のところ前向きに方策を考えられるかどうか。


 特区の分については、何もそれを使えるもんであれば使うたらどうかなということであって、その辺ちょっと。ちょっと僕も特区の垣根を知らないんで、その辺も含めてちょっと答弁願えますか。


○町長公室長(上森 一成君) それでは、私の方から特区の関係のご答弁を申し上げたいと思います。


 議員ご質問のように、構造改革特区ということで、これまでいろんな事例がございました。これは、基本的に内閣府でございますが、地域再生本部というところに申請をいたします。そうすると、そこが各省庁を調整して、可能なものにはオーケーという認定をするということでございます。


 ここから、ちょっと私の伝聞で答弁して申しわけないんですけれども、この都市計画法の調整区域、ここの活用を図ることはできないかというような特区を申請をされた例が全国的にあるというふうに聞いておりまして、その申請の結果といたしましては、都市計画法の中で運用しろというような答えだったように聞いております。すなわち、特区をもって調整区域に家を建てるという特区の認定がおりていないと、そういうことは聞き及んでおるわけでございます。ということで、そこだけご答弁申し上げたいと思います。


○14番(片瀬 博司君) わかりました。まず、その申請されたことがあるということの中で、今、私が思う中では、その部分しかないんで、調整区域は外せないということであれば、そういう形で一応努力されてみてはいかがかなと。そこの申請された内容もわからないですし、申請を許可されなかった理由も多分あると思うんです。その中で能勢町を生かすとか、能勢町の環境とか、いろんな面を含めて理由づけが理由づけであれば、私はおりるんではなかろうかなと思うんですけども、できたらその辺のところを勉強なり、ちょっと調べていただいて前向きに、あくまでも今の人口で、夕張のように10万人いるところの財政でだんだん減ってきて1万何ぼになった、そら当然苦しくなりますよね。


 10万人規模の行政で300、400億円言うたら、そんなことは大したことはないと思うんですけども、それが1万何ぼになるからだめになったわけで、能勢町にしても、これ1万5,000ぐらいで、これが1万人を割り込んで、もっともっと人口が減ってきたら当然苦しくなるのは当たり前のことと思うんですよ。精査するといっても、軽減するといっても、限界がありますし。その辺のところ、先を見据えて考えたら、やっぱりもともとの人口まで戻す努力だけはしないといけないと思うんですけどね。


 水道にしたって、下水にしたって、特に水道の場合はたくさん使ってもらう方がいいわけでしょうし、大きなお金をかけたわけですしね。それと、今現在、住みやすい町ということで質問させていただいてますんで、水道の負担120万円ございますね。これというのは、120万円の算出の中に何パーセント、住民がですよ、全体の何パーセントに当たるんですか、住民負担が。120万円の算出がね。


 以前に下水の説明があったときに、府、国、町という形で住民には5%を負担していただきますという説明があったわけですよ、各地域に、その部分が70万円だということで聞いておるんですけども、そういう説明してくれたな。違うの。先に下水の方、70万円というのが、確か。70万円の算出方法、もう一度、ここで言うてください。


○環境事業部長(森村 保君) 下水道、水道それぞれ負担金、加入金の算出の根拠ということで申し上げますと、下水道の場合はご存じのように全体の事業費があって、国費が入って、そして起債と、それから町費の部分があるわけですけれども、その部分を下水道の場合は受益者負担金ということでいただくわけですが、算定の根拠といたしましては末端管渠整備費相当額ということで、いわゆる下水道の整備をいたしますところの区域の本管から公共汚水ますの部分ですね。その末端の整備事業費を算出いたしまして、それを計画戸数で割ります。そうしますと、1単位当たり、1単位1件ですね、事業所もございますので1単位と申しますけども、当たり60万円という、そういう算定、60万円かかると、そのご負担をお願いするということで来ております。


 それから、水道事業の120万円の加入金の件に関しましては、これは何パーセント云々というより、これまでの簡易水道事業で進めてまいりました地元等からいただく分担金の背景のもとに、それの直近の整備いたしました歌垣簡易水道で分担されておりました120万円というものを基準におきまして、そしてそこに新規の水道加入金ということで設定をさせていただいているということでございます。


 当然、水道の場合、水道事業、統合整備事業におおむね50億円かかってございまして、水道の国の補助の方も25%と、下水に比べては少のうございまして、相応の加入者からの負担をいただくとなりますと、到底120万円という数字はオーバーするわけでございますが、一定、先ほど申し上げた考え方から現在は120万円ということで設定をさせていただいておるというところでございます。


○14番(片瀬 博司君) いずれにしても60万円とか120万円、なかなか下水、上水、加入するのにそれだけの費用がかかるというところが、田舎やから仕方がないということで、よく答弁いただくんですけども、まず住みよい町という中に、やっぱり住民負担が少ないということも不可欠だと思うんですけども、それには、まず財源、収入を確保しなければいけないという中で、その120万円が妥当かどうかというのは議論するつもりは毛頭ないですから、あくまでもその辺の軽減を、もう今さら決まったやつは無理としても今後、事業をする中で住民負担を頭割りで決めていくという形よりも、何度も申しますけども財源を町長が考えられて、まずあと1年幾らある任期の中で、その辺の分だけの財源確保という部分、何か具体的なことを考案してもらうなり、提案してもらうなりしていただきたい。大きなスパンでですよ。


 だから、何か変なことを言うてしもうたら失敗するわとかいう町長の性格上、そんなことはないと思うんですけども、ぜひ目に見える財源の確保の仕方を考えていただきたい。


 それと、宅地事業についても、まだ次、ほかの議員が質問されるそうなんで、もうここで置いておきますけども、ぜひそれも今現在、宅地を持っておられて子どものためにとか、自分の老後のために買っておられる方がたくさんおられるんですね。例えば、府営住宅とか町の賃貸住宅に住んでおられて、将来は退職金で能勢に家を建てて、もう、あっちで住んでゆっくりすんねんという人を何人か聞いたことがございます。そういう方も今、もくろみが外れて家も建てられない。まして、税金は来る、固定資産税は来る。


 何か、僕、それは罪やと思うんですけどね。それは町長、おれの任期の時じゃないと言われるかもしれないですけども、町としてやった。町がやったのかどうかわからんのですけど、あくまで町内にある土地の中で課税をしておきながら、宅地並課税をしておきながら宅地を建てさせないという。宅地並課税なのかどうかわかりませんけども、それ、ちょっとそこのところはどうですか。宅地並課税かどうか。


 違うの、山林のままですか。宅地になっているところは、ないんですか、申請で。


○総務部長(畑 佳秀君) 家屋の建っているところは宅地で課税をさせていただきまして、それ以外のところは雑種地で課税をさせていただいてます。


○14番(片瀬 博司君) 宅地並課税と雑種地、どれぐらいの格差があるんですか。山林とよく似たものですか、かなり雑種地は高いですね。山林で置いておけば高くないのに、雑種地、いずれ建てられるようにしようと思って雑種地にすると、やはり山林で持っているより高いというのは、当然その人にとっては足かせじゃないですか。


 雑種地と宅地、僕のところはわかりますけど、その比率まで覚えてない、ちょっとそれ教えてください。


○議長(中川 輝彦君) 休憩します。


    ──────────────────────────────────


              休 憩  午前 11時51分


              再 開  午後  1時00分


              (このときの出席議員13名)


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) 会議を再開します。


○総務部長(畑 佳秀君) 申しわけございません。金額的なところでご答弁をさせていただきます。


 調整区域におきましては、宅地で2万900円の評価、雑種地でしたらそれの30%ということで6,270円という金額でございます。以上でございます。


○14番(片瀬 博司君) ご苦労さんでした。終わらせていただきます。


○議長(中川 輝彦君) 次に、6番、長尾義和君。


○6番(長尾 義和君) それでは、ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして一般質問を行います。


 今回のテーマは、学校のあり方について、それから保育所問題についての2点でございます。


 この問題につきましては、これまでからいろいろ議論があったわけですけれども、特に平成17年12月定例会で中町長は診療所や保育所の統廃合を目指していきたいと。また、火葬場の推進や小学校の問題については関係者の話等を十分に聞きながら、50年の大きな節目として取り組んでいきたいというふうに答弁されたのがきっかけだったと思います。


 初めの案件であります学校のあり方についてでございますけれども、これにつきましては、これまでから能勢町の教育構想検討委員会で本当に慎重に検討が進められてきたところでございます。昨年の12月に検討委員会におきまして提言書がまとめられ、その内容につきましても一定、説明を受けてきたところでございますが、中でも注視されてきました少人数クラス、あるいは通学区域制度についてはアンケート調査の結果を十分に反映した上で現時点での学校統廃合は時期尚早と考えるというような内容のものでした。


 今日、児童・生徒数の推移につきましても教育委員会の方で推測されておるわけなんですけれども、その資料を見ましても小学校ではほんとに平成20年度から久佐々小学校を除きましては全学年1クラスという状況や1クラス10人前後の児童数が多くなるというふうに見込まれております。


 本年3月の一般質問でも、この児童・生徒数の減少傾向などを考えますと本当に時期尚早と言えるでしょうか。方向性を明確にしていく時期が来ているのではないでしょうかというようなことでお尋ねをしておりますが、再度この件につきまして能勢町の教育構想検討委員会のメンバーでもありました新教育長の基本的なお考えをお伺いしていきたいと思います。


 2点目、保育所問題についてでありますが、これにつきましても本年3月定例会の冒頭の平成19年度町政運営方針では、本町におきましては民間に幼児教育をゆだねるという方針のもと、私立幼稚園と公立保育所によりまして本町の幼児教育及び保育のニーズに対応してまいりました。その経過を踏まえ、本町における少子化に対応した持続可能な幼児教育及び保育の体制を構築するために平成21年3月に東保育所を廃止、すなわち東西保育所の統合と地域子育て支援センターの機能強化に向けて協議、調整を進めてまいりますというふうに町長が述べられております。これは、幼稚園も含めまして、今後、就学前の保育、教育をどうしていくべきかという方向性を定められたもので、その考え方の1つとして、これまでに認定子ども園など、幼保一元化を視野に入れた検討を進めていくというようなこともありましたが、現在、どのような状況にあるのか一向に見えてきておりません。今、どのような取り組みをされているのかということをお伺いしてまいりたいと思います。よろしくご答弁をお願いいたします。


○教育長(前田 滿君) 能勢町の小学校の起こりでございますが、天王小学校は明治7年11月7日でございます。同じく、岐尼小学校は7年8月1日、そのようにずっと申しますと、田尻小学校と東郷小学校は明治8年のスタートでございます。ほかの4校は明治7年にスタートしております。


 日本の義務教育の起こりは、明治の初めでございますが、明治5年8月6日に太政官布告と言われておりますものによりまして、ちょっとそれを私、教育長就任前でしたけども、学制発布を勉強し直してみたんですけども、ときの政治の中心におった人たちが大変な熱い思いを持って、この学制の文書をつくったなというふうに思うわけです。「必ず、邑に不学の戸なく、家に不学の人なからしめんこと期す」と、ずっと延々と続くんですけども、日本の隅々までこういうことをちゃんとやるようにという、そういうふうな趣旨の太政官布告がありまして、その2年後に能勢町でも小学校がスタートしております。


 3年後もありますけれども、当時は当然、各村で学校をつくったということでございます。先生の給料も含めて、皆、村人が出資をしてつくったという、そういうふうな経過の中で能勢町の学校がスタートしたということだと思っております。


 能勢町の各小学校は、明治以来、今申しましたように130年以上の歴史を刻んでまいっております。それぞれ、校区にあります文化とか慣習とかも違う部分もありますけれども、今のいろんな団体の構成員の選出等も、この各小学校区から出ているというふうなこともありまして、いろんな意味で町民全体の生活の構成要素というか、選出単位になっていると思います。


 近年の今、議員のご指摘のとおり、近年児童・生徒の減少が大変進んでおりまして、学校現場では子どもの数の減少に対応するような少人数なれば少人数だからこそできる教育のあり様を模索してきたところでございます。


 ことし秋の文化祭の方では、天王小学校の方が10名の子どもでございますけれども、オオサンショウウオの取り組みを劇と自作のオリジナル曲を発表いたしました。大変すばらしかったと思っております。


 環境農業フォーラムでは、田尻小学校が3年生と4年生が合同で田尻農産の取り組みに絡んだ総合的な学習で学んだことを発表いたしました。そういう意味で、小さい学校は小さい学校ならではの取り組みをしているというのが今の現状だと思います。


 昨年度末の構想委員会の現時点では統廃合は時期尚早ということでございますけれども、町民の皆さん方のアンケートをとって、その分析の結果、当面はそういうことで、現時点ではということで時期尚早ということであったかと思います。


 しかし今、議員ご指摘のように、児童・生徒の減少傾向は看過放置してよいとは思っておりません。少人数のメリットも生かしながらデメリット分については克服するような具体的な方策を模索しているところで、過日の12月の校長会で、それについて来年度から新たな取り組みをするようにということを指示いたしました。ちょっと、もう既にそのことに向けての取り組みが始まりかけております。


 以上でございます。また、お答えしたいと思いますが。


○町長(中 和博君) それでは、お答えいたします。保育所問題について、東西保育所の統合についてでございますが、平成19年度町政運営方針で示しましたように、21年3月末をもって東保育所を廃止し、西保育所に保育所機能の充実と子育て支援センター機能強化を目的として協議検討をして、進めてまいりました。


 具体的には、本年4月に両保育所の保護者の皆さんに対し、今後2年後の保育所のあり方について説明した上で次世代育成支援対策協議会で保育所統合後の充実策について、さまざまなご意見をいただきながら協議を進めているところであります。


 また、議員ご指摘のように、本町における幼児教育につきましては、民間にゆだねるという方針のもと、私立幼稚園に対し運営補助をするという形態で対応をしてまいりました。幼保一元化、とりわけ認定子ども園事業の検討状況につきましては、今までの本町の幼児教育等のあり方など経過を踏まえ、大阪府を交えた中で協議検討をしているところでございます。以上です。


○6番(長尾 義和君) ただいま、教育長、町長の方からそれぞれご答弁をいただきまして、ありがとうございます。


 まず、学校のあり方についての方から再質問をさせていただきます。ただいま、教育長の方から学校の歴史、それから現在の取り組み始めたところまでのことを細かくご答弁いただいたわけなんですけれども、まず先ほどの答弁の中で教えていただきたいんですけれども、最後の方にありました少人数学級のメリット・デメリットということで、メリットの中でいろいろあったわけなんですけれども、その中でも来年度から新たな取り組みを考えておる。その校長会でも支持されたというようなこともあるんですけど、既に始まっているところもあるというようなことで、今、そういうようにお聞きしたんですけれども、例えばそれはどのような取り組みであるのか、まず教えていただきたいと思います。


○教育長(前田 滿君) 一般的にも少人数の学校、クラスのデメリットとされるところは、人間関係が固定化するとか、経験が不足するというふうなことが言われるかと思うんですけれども、今の、特に例えば東校区で言いますと田尻小学校、歌垣小学校、東郷小学校の子どもたちが卒業して東中学校で一緒に学ぶことになりますので、そういう意味で今現在は例えば修学旅行を合同で行うということで中学校入学前にそういう交流の機会を設けたりしております。


 しかし、そのときに初めて中学校に行くという前の段階でも一緒に勉強するんですから、同じような6年生だったら6年生が例えばある日、一緒の学校にみんな集まって勉強をするというふうなことも含めて考えていきたいと思っております。そういうことを通して、学習におきましても例えば今まで5人で勉強をしてた子どもたちが15人で勉強するとかいうこともできますので、学習する中でも多様な意見とかを闘わすことができると思うわけです。


 そういう人間関係の面も中学校へのスムーズなつなぎができるかと思いますので、そういうことをねらって、そういう取り組みを考えるようにというふうなことを指示をしたところでございます。


○6番(長尾 義和君) 今、そういう取り組みのところをお聞きしたんですけれども、やはり今おっしゃったようなことにつきましては、少人数学級であるから、ある程度、先ほど言われました人間関係の形成にやはり不利なところが出るから、あえてそういうもう少し大勢の中でそういう人間関係も学ばせていかないかんというような考え方で、そういう取り組みをされているというふうにお聞きしたんですけれども、これまでから前田教育長の前任で、例えば久佐々小学校の校長をされてたときが長くあると思うんですけれども、そのときですとほんとに全校児童でしたら平成13年ぐらいには600人を少し超えたぐらいがピークであったと思うんですけれども、今の状況から言いましたら、これも見込みなんかの資料も当然、いただいてたんですけれども、久佐々小学校以外の5校をすべて足し込んだら、今の久佐々小学校に匹敵するぐらいの人数になってこようかと思うんですけれども、その久佐々小学校の人数も13年のピークに比べましたら、かなり落ち込んでおると。こういう中で、先ほど言われましたように、ほんとに久佐々小学校以外の学校でしたら1学級の人数が10人に満たないような学校も、これから出てくるというようなことですので、そういうような取り組みもしていかないかんというようなことは大事やと思うんですけれども、そういうこと、これも全国的に見ましても学校の統廃合を進められておるようなところも数多くあると思うんですけれども、そういう方法も今言われたようなことからしたら大事であるんではないかというふうに思います。


 ただ、地域の学校という考え方からいいましたら、それも大事な施設であると思うんですけれども、今先ほどから言われました取り組みなんかを進めておられるというようなことから考えますと、やはり学校の児童数の規模をふやしていくというようなことも大事ではないかというふうに考えるんですけれども、その辺のところをお答えいただけますか。


○教育長(前田 滿君) 小規模校のデメリットと言われる部分をそういうような取り組みを通して一定の克服に向けての取り組みをしようということでございます。


 人数が逆に多いところもいろいろと苦労がございまして、私は久佐々小学校で4年間お世話になりましたけれども、久佐々小学校のピークは636人がピークでしたけれども、私がお世話になったころは500人余りぐらいでしたけれども、それが年々減少をしておりますけれども、大人数の中で午前中の岩下議員の質問にもございましたけれども、やっぱり世の中の変化等が私は現場にいまして、子どもの姿を通して世の中が見えるというふうなこともよく思ってたんですけども、さまざまな歪みが子どもの学校生活を送る上であらわれている面もございまして、学校の教員は随分と苦労というか、そういうこともしておりました。


 そういう意味で、学校の人数が多いよさと、多いがゆえの苦労と。また、小さい学校ゆえの、また苦労と良さを生かせる部分と両方があろうかと思います。そういう意味で、それぞれの現場では祭事とか地域の実情等に合うた学校づくりに向けて努力していくところだと思います。


○6番(長尾 義和君) 実は先月、これも岡山県の美咲町の方に常任委員会の所管事務調査で行ったんですけれども、テーマはこの定例会の冒頭で報告しましたように少子化対策やったんですけれども、その中で美咲町というのは3町合併されて、今、小学校が5校あります。


 その旧3町のうちの1つの町は小学校が3校あったんですけれども、それを1つの小学校に合併されたのが、これは確か17年か、そんな年に1つの学校にされたというような町長の方からの説明があったんですけれども、そのときになぜ、そういうように統合されたんですかというような苦労話なんかも聞けるのかなと思ったら、いや、実は保護者の方の意向というのが結構強かったということで、ですからそういうふうに統合ができたというふうなことを言われておるんです。


 教育長におかれましても、教育構想検討委員会のメンバーでしたんで、アンケートの結果というのはほんとに事細かくご承知やと思うんですけれども、少人数学級のところの問いかけについて、やはり保育所の児童の保護者とか幼稚園の園児の保護者の意向というのも結構、重要視していかないかん部分があろうかと思うんですけれども、その辺のこれから小学校へ入学する子どもを持つ親の考え方をアンケートを通じて教育長はどのように感じられますか、お尋ねいたします。


○教育長(前田 滿君) 今、手元にちょっと細かいデータを持ち合わせておりませんのですが、ここに当時の提言書は持っておるんですけれども、その中で多くの皆さんが1学年当たり20人から30人の子どもがある学校を理想とするというのが、約半数の方がそういうふうなアンケート結果でございました。


 これも地区別に見ますと、東校区はややそういうふうに学校の人数規模に応じて、それぞれ若干、東校区と西校区と違ったようなデータだったというふうに記憶をしております。


 それから、あとは少子化に伴う今後の対応のところでは、児童・生徒数が減少しても現行の学校配置を維持すべしというのが一番多くて4割を占めておったと思います。


 それから、一方、学校の配置の検討での回答にいたしましては、町内のほかの学校に比べて児童・生徒が少ないと感じたら、順次学校配置を検討するというご意見と、町全体の学校配置を検討するというご意見を合わせると約半数でございました。


 回答の理由としては、現行維持で最も多かったのは「通学距離の問題」や、続いて「地域性の考慮」や「児童・生徒の負担」を懸念する意見がございました。小学校はおおむね4キロ、中学校は6キロまでの通学距離が望ましいというふうに言われてるわけでして、そういうことだと思います。


 順次検討という理由では、「集団」のこととか「協調性の問題」とか、「多様な人間関係」とか「社会性」とか、こういうふうな費用面、小人数のデメリットなどが懸念されているということでございました。


 また、今後の通学制度につきましては、「現行どおりでよい」というのが51%と、「現行の制度を踏まえて工夫」が43%、こんな二分というふうな結果だったと思います。これも以前に議論されていて、同じことは言うなという話かもわかりませんけども、アンケートの結果からはそういうふうな1学年二、三十人あるクラスが複数ある学校を理想としつつ、通学距離の問題とか地域性の考慮とか児童への負担などを考慮すると、当面は現状、現行が望ましいという意向ではないかというふうに検討委員会では議論をいたしました。


 そういう中で少人数化が予想される今、各学校では創意工夫をして少人数のメリットを生かした、またデメリットを克服するような取り組みをしなさいという、そういうふうな感じでまとめをしたかと思います。


 中にも、そういう、あのアンケートでは中学校へ出してもよい、小学校へ出してもよいというような、そういう出し方をしましたもんですから、保護者が保育所や幼稚園の保護者、それから小学校、中学校と、またがっている場合、どこへ出してもよいというアンケートでしたので、明確に幼稚園、保育所の保護者がこういう意向だというふうな形では分析はできないアンケートになっておりました。


 全体のアンケートの分析の結果は、今言いましたように当面は現行の中で工夫しなさいというふうな取りまとめをしたところでございます。


○6番(長尾 義和君) 事細かくアンケートの分析も含めてお答えいただきました。ありがとうございます。いずれにしましても、私も先ほどから言っておりますように、やはり就学前の保護者の気持ちというのがある程度、そのアンケートでも読み取れる部分があると思いますので、その辺のこともやはり重要視すべきやというふうに、これは思っております。


 教育長、この平成19年度の町政運営方針なんですけれども、これはもういただかれましたか。


 まだ、目を通されてないということですね。実は、先ほどの今のアンケートでも就学前の子どもを持つ保護者のアンケートのことと共通する部分やと思うんですけれども、これ、今ちょっとその部分を読みますと「このたび教育委員会において、学校教育のあり方について報告がなされたところであり、町としては報告の趣旨を尊重しつつ、とりわけ就学前児童を持つ保護者の声なき声にも心耳を傾けてまいります」。こういうような表現になっておりまして、町長、3月定例議会の冒頭にこれを述べられたわけなんですけれども、そういうようなこともありますし、実は平成19年、本年の2月、全員協議会があったわけなんですけれども、そこで一応、教育委員会からこの教育構想検討委員会の報告を受けて教育委員会でも一定まとめられて、その報告を町長にされたわけなんですけども、それについて全員協議会でも資料提供があったんですけれども、その中でも町長の答弁としては、ちょっと極端過ぎるかもわかりませんけど、この統廃合問題については時期尚早というようなことになっておりますけれども、町長は私の意図することとは反対の方向というようなことも述べられておるわけです。


 そういうような教育委員会と町長の間のギャップ言うたらおかしいんかわかりませんけど、そういう見解の違いみたいなのがあるんですけれども、この学校のあり方について教育長、町長と協議されたとか議論されたというようなことは就任以後ありますか、その辺をお尋ねいたします。


○教育長(前田 滿君) 10月に入りましてから、突如連絡がございましてこういう仕事をやらないかというふうなご指名がかかったわけでございますが、そのときに副町長さんの方から、とにかく今後のあり方の方針を出してほしいんだという、そういうふうなことでこのことがございました。


 その後、いろいろ意見交換というのはもちろんしておりますし、今先ほど申しましたけれども、少子化というか、子どもの数が減っていっている中で、このままで放置、看過してよいとは思ってないというふうには思っております。そういう意味で考えていくことは必要だろうと、当然思っているところです。


 多方面からやっぱり議論もしていく必要があるだろうというふうには、もちろん思っているところです。固定的にこういうふうな提言書が出たから、これに固執するんだというふうに、そんなかたくはもちろん思っておりません。いろんな議論は当然していかんといかんともちろん思っているところでございます。


○6番(長尾 義和君) その辺のところも、かなり意識をしておられるということですので、その辺は今後当然検討を深めていかれると思うんですけれども、それともう1点、財政的なことも先ほどから言ってますアンケートの中でもほんとに出ておるわけなんです。教育長は、全員協議会の冒頭に就任あいさつのときに朝からの一般質問でも触れられてましたが、上杉鷹山のことに触れられまして、教育長の気構えみたいなことも述べられたわけなんですけれども、当然、上杉鷹山という人物というのは、言われたこともよくわかるんですけど、ほんとに17歳ぐらいの若さで米沢藩主になられて当面取り組まれたというのが財政改革というふうに聞いてます。


 藩主につかれたときには、既にもう藩の財政というのは今の能勢町みたいな状況で、かなり苦しかったわけなんですけれども、みずから率先して、その財政改革に取り組んだ。取り組むだけでなしに、やはりやることはやらないかんということで福祉政策とか、今で言う高齢化の施策みたいな感じやったというふうに聞いておりますけれども、そういう施策とか新たな産業の開発ですね。何か、山にくわを植えたり、こうぞを植えたりして、藩の財政を潤わせたというふうなことも聞いてますし、そういうことから言いますと、ほんとに今の能勢町にそういうような人物というのが必要やと思うんですけども、そういう財政的なことも教育長、当然意識しておられると思うんですけれども、まず、少しそれていくかもわからないんですけれども、19年度において学校の耐震診断をいろいろやられていると思うんですけれども、さきの補正予算でも遊具の修繕とかいうことで緊急性のあるものは当然整備していかないかんということで既に夏休みに整備されて、不足分を前倒しして補正でやられたわけなんですけれども、恐らく耐震診断調査をやられまして、もうすぐ成果が出るのかわかりませんけれども、その結果がどうなるかによって、ほんとに各学校、何らかの格好で補強していかんなんというようなことも出てくるかと思うんですけれども、現状、これは教育次長、前にも言われてましたように費用対効果というような言葉に抵抗を示されておるようですけども、その辺のところもやはり考えていかないとと思うんですけれども、今の耐震診断が、どういうふうにことが進んでいくか、まだわかりませんけれども、学校と財政面というような意味合いで、これ、どういうふうに考えて、教育長としてどういうふうに考えられているかということをまずお尋ねしたいと思います。


○教育長(前田 滿君) 全員協議会のときに中西議員の方から教育委員会は理想とするところを高らかに述べて、それに町部局に予算をつけてもうたらいいんだというふうに激励をいただきまして、大変ありがたいと思っておるところでございます。


 やはり、子どもは能勢町の宝というふうに私たち申しておりますけれども、やっぱり子どもが希望やと思うんです。私たちの希望でもあるし、夢でもあると思うんです。その子どもたちの未来のために、やっぱり必要なものというか、夢をかけるだけの投資をやっぱりせんといかんというふうに私は思います。ですので、財政が厳しいから何でもかんでもやめにするとか、なしにするとか、そういう議論ではなしに、やはり子どもが夢や希望を持てるようなものを目指すべきだというふうに基本的に考えております。


 さりとて、財政的なことも全く無視するということは当然できないわけでございまして、その辺も含めて、そこは町長部局の方とも話をしていかなければならないとは思っておりますけれども、私たちの立場としましては、やはり子どもにとってどうなのかということを第一に考えたいというふうに思っています。


○6番(長尾 義和君) 教育長の気持ちというのは、よくわかります。わかりますけれども、そしたら例えば、子どもは第一に考えないかんと思うんですけど、子どもの数というのがやっぱり今、問題になってきておりますので、その辺のところにも限度があると思うんですけれども、先ほどの小規模学級とか小規模学校の取り組みなんかのことも言われておりますように、私もできたら少人数学級というのが、これはもうええことやと思いますねんけど、やはり少人数学級であっても、複数学級でなかったら、やっぱりその辺はまずいと思っております。


 そういうことから言いますと、ほんとに財政面とか、そういう学校と一緒に考えたらあかんのではないかなというのも、これは前の一般質問でもそんなことも言ってたんですけれども、現実問題として、やっぱり子どもの数というのもその辺、しっかり見きわめんといかんと思います。


 全国各地でも統廃合が進んでおるというのは、やっぱりその辺、持ちこたえられんかったようなところもあると思いますので、その辺は今どうのこうのというようなこともないと思いますけれども、いずれふえる、今後児童数がふえる要素というのがあったら、ほんとはよろしいんですけども、なかなか福祉施策に取り組んでおる中でも、すぐ効果が出てくるというようなものでもないと思いますので、これは今後、時間がかかるかわかりませんけれども、ふえることはそら期待はしたいんですけれども、それとは別にやはり教育委員会としても、やっぱり学校のあり方というのは当然、学校の、教育委員会の方でも児童・生徒数の推移を予測されておりますので、それに見合った学校のあり方というのが当然していくべきやと思うんですけども、そういう教育構想検討委員会からの提言書を受けて、時期尚早やというようなことで、また教育委員会もそういうように言われておるわけなんですけれども、そうではなしに、やはり今からその方針とか方向性も明確に打ち出していくべきやと思うんですけど、最後にその辺のところをもう一度、お願いできますか。


○教育長(前田 滿君) 冒頭申しましたように、能勢町の各小学校の起こりの経緯もございますし、その後の130年余りの歴史もございます。それと、先ほど申しましたように町民の皆様にご協力をいただいてアンケートをしたという結果もございます。そういうふうな経過も大事に受けとめていく必要があるだろうというふうに思っております。


 それと、今、議員ご指摘のように、子どもが現実に少なくなっているというふうな中で今後のあり様を、このままでずっといいという、何もしないでほっておくということは思っておりません。どういうふうな方向に考えるのがいいのかという議論はしてまいりたいというふうに思っております。以上でよろしいでしょうか。


○6番(長尾 義和君) そうしましたら、一応、教育委員会、学校のあり方についてという質問については、これで終わらせていただきます。


 続きまして、保育所問題ですけれども、先ほど町長の方からご答弁をいただいたわけなんですけれども、これまでに保護者に対しての説明会、それを本年の4月に開催された。それともう1つは、次世代育成対策協議会でもその辺の協議をされたというふうな答弁があったと思うんですけども、この次世代育成対策協議会の開催された時期なんですけど、これはホームページを見ておっても議事録というのが、まだちょっとアップされてなかったというふうに思うんですけども、いつ開催されたのかというのをまずお教えいただけますか。


○福祉部長(森鼻 正道君) 一応、今年度、19年度につきましては2回開催をいたしまして、1回目が7月、それと直近でいきますと11月15日が2回目というところで、内容につきましては、1回目につきましては町長の施政方針についての、そういう示されたということの中で意見をいただきまして、2回目につきましては統廃合に向けての中で今後の子育て支援の充実策というところの中で委員の皆さんにご意見を賜ったところでございます。


○6番(長尾 義和君) まず、この7月については施政方針についてどういうことであるかという説明と、あと11月に具体的な意見をいただいたということですけど、具体的に各委員さんから、この保育所の統廃合、東を廃止ということですけども、これについてどのような意見が出ておったのかというのを何かまとめられておりましたらご報告をお願いいたします。


○福祉部長(森鼻 正道君) その2回目の会議の中で実際に構成する団体といいますか、委員さんの構成が東、また西保育所の保護者の会長さんなんかも含まれておりますので、その会議に挑むに当たりまして会長さんの方から各保護者に対してのアンケートを実施された中で、そのアンケートをもって意見を述べられたということもありますので、細かい点もいろいろございます。


 主な点で言いますと、やはり充実策についてで言いますと、例えば今後の保育所の給食について、完全給食をしてほしいとか。また、ことしの夏も結構暑かったわけでございますけども、エアコンの設備の充実。それと、また延長保育なんかの中で日割り的な取り組みのお願いとか。それと、不審者に対する安全策の徹底といいますか、そういうところ。


 それと、また通所バスというところの中では、やはり統廃合というところの中では、そういう通園措置の中で通園バスの復活なんかもご意見を賜ったところでございます。


○6番(長尾 義和君) 今、何点か教えてもらったわけなんですけれども、今聞いてましたら、これはもう言うたら前向きの意見ばっかりということに聞こえるんですけど、ほんとにそういう意見ばっかりであったのか。もう、極端な話、廃止は絶対あかんでとか、そういうような意見はなかったわけですか。


○福祉部長(森鼻 正道君) このご意見を賜ったときには、廃止の方向というところの中でのご意見というところで、廃止が内々的にはご理解があった中という含みの中でのご意見だというふうに私なりに解釈をしているところでございます。


○6番(長尾 義和君) そうしましたら、次世代育成対策協議会ではそういう意見があったということですけども、本年4月に保護者へ説明会をされたわけなんですけれども、その辺のところはどういうような状況だったかというのを教えていただけますか。


○福祉部長(森鼻 正道君) これにつきましては、新学期といいますか、4月早々に西・東の保護者に対しまして説明会をもちましたけども、具体的にその時点においては何の要望もなかった、意見もなかったというところでございます。


○6番(長尾 義和君) 東も西も別々に開催されて、その統廃合の趣旨のことを説明されても特に何も質問もなかったということですか、そういうことですね。


○福祉部長(森鼻 正道君) まず、統廃合の部分についての意見というのではなくて、先ほどもちょっとご意見賜ったところでございますけども、バスの再検討とか完全給食というところのご意見は賜りましたけれども、統廃合についてのご意見はなかったということでございます。


○6番(長尾 義和君) 東西別々にやられたわけですね。西については、これは極端な話そのまま残るわけですけども、東保育所というのは廃止になっていくんですけども、当然、廃止になったらバスというのは当然必要やと思うんですけど、実際切実な問題として、まだこれから保育所へ通わせるというような保護者も結構おられると思うんですけど、ほんとにその辺、何も反対とか、そんな意見がなかったのかということを再度確認します。


○福祉部長(森鼻 正道君) ですから、2回目の保護者のアンケートを持って会議にのぞまれたわけでございますけれども、もちろん先ほど私が答弁申し上げましたように、一定、統廃合の廃止という方向性は理解をされている中で、今さら廃止がとまるわけではないですねという、そういうご意見を前提のもとで意見を述べられたことはございます。


○6番(長尾 義和君) 今のずっと説明を聞いてましたら、保護者というのは今現在、保育所に在籍しておられる児童の保護者だけが対象ということですね。例えば、そうしたら今の就学前の保護者すべてを対象とか、そういうようなことは何も考えておられないわけですか。


○福祉部長(森鼻 正道君) 今の時点では、全対象としては考えておりません。


○6番(長尾 義和君) では、この改革の行程表によりますと、一応、本年度19年度、今、説明があったとおり、この4月には保育所の保護者の説明会を実施、これはそのとおりやられてますね。7月には、次世代育成支援対策協議会で審議、これは7月にやられて、なおかつ11月にもやられたということで、今後の方向としては、今の予定でしたら3月議会の全員協議会で、この件についても一定、報告をされようとしておるわけですね。


 それとあわせて、夢っこプランですか、その辺の変更というようなことも必要になってくるということですけども、その辺の手続はどういうように今考えておられるのか、スケジュールをお願いいたします。


○福祉部長(森鼻 正道君) もちろん、次世代育成支援対策協議会につきましては、第1回目の時点において、やはり行動計画がございますので、その変更を伴うということも出てきますので、その1回目につきまして事前にそういう計画の変更のありきというところはご説明申し上げております。


○6番(長尾 義和君) それと、保育所の設置条例の関係なんですけれども、それについても今のこういうスケジュールを見てますと、この3月議会に何か上程されていかれるようなことも書いてあるんですけど、その辺のところ、そこまで本当に熟しているのかどうかということをお聞かせいただけますか。


○福祉部長(森鼻 正道君) 19年度当初におきましては、一定、タイムスケジュールの中ではそういう、議員ご指摘の3月条例提案というところの予定もしておったわけでございますけれども、現時点におきましては、3月においての条例提案といいますか、そこはちょっと見合わせたいなというのが私なりの原課の考えでございます。


○6番(長尾 義和君) この3月の町政運営方針の中で具体的に年月を指定して、保育所の廃止というようなことを申されたわけなんですけども、それに伴って改革行程表に基づいて、今進められておるわけなんですけども、ほんとに我々自体もその件に関して、これは聞かんとわからんと、そんな状況ですので、これ、何もなかったら聞いてきたらええん違うかというようなことを言われたら、そらそれまでやと思うんですけども、先ほどのスケジュールでは3月議会で、全員協議会をもつというようなことにもなっておるわけなんですけれども、その辺、もう少し情報提供というのがあってもよかったんと違うかなというふうに思うんですけれども、その辺の考え方をお聞かせいただけますか。


○福祉部長(森鼻 正道君) そういう状況の報告というところの中でのご指摘でございます。1回目、2回目、次世代の協議会を開催いたしました。2回目については具体的に、各委員さんからのご意見を賜った中で、もちろんその中できちんとした組み立てをしていきたいという中の思いでございました。もちろん、来年3月におきましては、もちろんこの統廃合に向けた中での子育ての充実策というところの中では、平成20年度予算のこともございますので、一定その状況なり、支援策なりを説明を申し上げたいというふうに考えます。


○6番(長尾 義和君) あんまり、こういう言い方をしたらいかんのかもわかりませんけども、保育所バスをなくされましたわね。そのときについても、この議会で各議員から本当に厳しい意見があったと思うんです。まあ言うたら、何もかも決めてから報告とかいうのでなしに、もう少し情報提供とか、そういう協議の場というのが必要ではないかというようなこともあったと思うんですけども、今回のこの件についても当然、21年3月というのは言われてますので、花火を打ち上げて後で、どういうやり方がええんかというのも、そらいろいろ中町長の方針もあると思うんですけれども、いずれにしましてもそういうようなことが、また問題とならないように、そら今後どうなっていくかわかりませんけれども、問題とならないような、そういう仕事の進め方というのをお願いいたしまして、この件はこれで終わらせていただきます。


 また、私、所管の委員会でもこの辺の問題につきましては、いろいろまた審議していければなというふうに思っておりますので、またその点、よろしくお願いいたします。


○議長(中川 輝彦君) しばらく、休憩します。


    ──────────────────────────────────


              休 憩  午後  1時55分


              再 開  午後  2時03分


              (このときの出席議員13名)


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) 会議を再開します。


 次に、7番、今中喜明君。


○7番(今中 喜明君) それでは、通告に従いまして議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。


 順番が、広域行政と道路行政という順番になっておりましたんですけど、ちょっと私の勝手な都合ですけど逆に道路行政の方からさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 今現在の能勢町の道路、国道があり、府道があり、町道があり、そしてこの後もまた質問するんですが、法定外公共物、里道がありというようなことで、あらゆる道路があるわけですけども、先ほど午前中にもいろいろ議論がありました都市計画の線引きによりまして市街化区域を貫く都市計画道路が決定されておるわけでございます。


 これは、それからもう十数年余り、決定されてからたっておるわけなんですが、この都市計画道路、これはご存じのように都市計画決定における道路、公園、下水といった三点セットの中で発生した、こういう計画のことやというようには理解をしておるんですが、その後、この都市計画道路につきまして地元の折衝なり、また都市計画審議会なり、そういったところでの動きが何ら見受けられないのですが、この都市計画道路、これを将来どういうようにしようと思ってはるのか。今、明らかにしておかないと、そこの区域に当たっておられる地権者の方々、またその近隣の方々、そしてひいては今現在利用しております道路は通学路でもあり、狭い商店街のところを大きな車が通るといった現状とか、そういったことをいろいろ苦慮しますと、早急にでも都市計画道路をどうするんやということを結論を出すべきやというように私は思うんですが、そのあたりについての見解をまずお聞きしたいというように思います。


 そして、次に町内の幹線道路、広い道、6メートル、8メートル以上の道につきましては、これは府道が主な幹線道路でありまして、今までにも通学路の危ないところについては歩道をつけてほしいとか、バイパスをつくってほしいとか、そういったようなことがいろいろ各校区からも要望されたりして、その府道についての拡幅なり安全対策、こういったことについて何年も前から言うてきたわけですが、若干の改善はされてるかというようには思いますけども、根本的な解決には到底まだいっていないというようなことでございます。


 その中で今、車社会と言われている中で歩行者が安全に通行できる、そういった道路の確保というのは、これはもちろん高齢化社会になっても、また障害者にとっても安全な道づくりということでインフラ整備につながっていくわけですけども、これを何十年も前から言うてると思うんですが、一向に根本的な対策が講じられているようには思えないんです。これについて、今まで言うてこられたことがなぜ実現できないのか、町としてそのあたり今後どうしようとされているのかということについて、まずお聞きしたいというように思います。


 それから数年前、もう5年ほど前でしたか、法定外公共物ということで里道、水路等について、これは俗に言う青線、赤線の部分ですね、公図に載っております。この部分が町に管理が移管されたということで、これは町道と同じような管理にされるのかどうか。里道もいつまでも、例えば舗装してあったら、その舗装も傷むこともあるやろうし、その利用度によったら道を広げなあかん場合もあるやろうし、こういったあたりの位置づけは、里道なんかの道路への位置づけ、これはどうしようとされているのか。町に移管されたら、これは責任を持って管理の方向性を出さないかんの違うかというように私は思うんですが、そのあたりについての見解。


 それと、それに引き続きまして、ほ場整備が能勢町においてはおおむね終極に近づいております。こうした中で、ほ場整備によって発生した新しい農道、また町道、そういったことを今後考えていく上で町道の認定の見直しが必要ではないかと。もちろん認定ということは廃止も含まれるわけですけども、そういったことを今後、早急に考えて整理をしていく時期に来ているのではないかなというように思うんですが、そういったあたりの見解をお聞きしたいというように思います。


 次に、広域行政の方のことについてお聞きしたいんですが、ここで通告文書には、今現在ごみ、それから介護保険とかいったことで、他市町との広域的な行政がされておりますけども、その結果、一番印象に強いのがダイオキシンの問題とかいうことで、この広域でやっているから起きたという問題ではないと思いますけども、そういったショック的なことがある反面、また広域でやることによっての成果が多々あるというように思います。それの今までやってきた成果、また不備の点について、ちょっとトータル的に今までの中間的なまとめを、こういう広域的なことをやってきたことのまとめをまずお伺いした上で、今後の広域行政のあり方について、どのようにお考えなのかということをお聞きしたいと思います。5点ほどのことについて上げておりますけども、まず医療のことについて上げております。能勢町には、入院できる施設、病院等がございません。そういったこととか、前回のときに私も質問させていただきましたけども、人工透析をされている方のそういった病院が遠くて大変な思いをされているというようなことも踏まえて、この医療の関係についての広域行政をどのように考えておられるのか。また、構築していったらいいのかということをまずお聞きしたいというように思います。


 それから、次に消防のことなんですが、常備消防を持たない府下で唯一の能勢町ですけども、ことしの初めぐらいからですか、大阪府消防広域化推進委員会というのが立ち上げられて、今、議論されております。能勢町は、その中の北ブロックの区域に入るかというように、資料を見せていただいたらなっておるわけなんですが、まずこの能勢町は大阪府の消防広域化推進委員会のメンバーに入れてもらっているのかどうかということですね。まず、そういうところから議論をしていきたいと思うんですが、現実に常備消防を持たないことによっての弊害、また他市、近隣市町との協力関係、そういったことについての今後のルールを構築していく必要があるだろうと思いますので、まずそういったことについての見解をお聞きしたいと思います。


 次に、教育の話なんですが、これは今までちょっと統廃合の学校の話があったんですが、それはそれの議論として大いに議論を進めていくべきだと思うんですが、以前、前の前の教育長でしたんですけども、増築せんなんような学校に、子どもがどんどんふえて増築せんなんような学校と、減っていって減っていって困るような学校があるんならば、なぜ校区の見直しなり、町内で自由に行き来できる学校を考えたらどうやというような意見も言うたわけですけども、そういったこと、校区を越えての通学の問題なんかを考えていくべきじゃないかなというようなことも思いまして、統廃合もいろいろ議論がありましたけども、この教育のことについての広域的な物事の考え方、これについてのことをいろいろこれから決めていかないかんの違うかなと。もう、こういうことは考えてますとかいうて想像的なことばっかりで、検討ばっかりの話ではなくて、具体的に、いつからどうするというようなことをいろいろ決めていかないかんときではないかなというように思いましてお聞きしたいと思ってます。


 次に、環境の問題なんですが、これは当面の問題として、今、終末処理場のところに、し尿計画があって、されようとしておりますけども、私は環境の問題についてのし尿計画、これは下水道と一体的に考えるべきだというように思いますけども、ただ能勢町だけで考えておったら、いつまでもあの処理場を能勢町で管理し、住民の方々にたくさんの負担が伴うので、ここは猪名川流域という1つの単位の中で今後、この環境の問題については検討していく必要があると思うんですが、そういった計画についてのお考えもお聞きしたいというように思います。


 福祉については、これはもう今現在も介護保険のことやらでやっておられますけども、障害者自立支援法が施行された後、やはり健常者も障害者も同じように社会に貢献し、また社会で楽しく暮らせるようなという目的は、これは立派な考えであると思うんですが、現実の話としていろいろな制度のギャップがあるんですけども、やはり能勢町単位だけで考えるんじゃなしに、もっと広く広域的にこういった障害者に対することについても通学の問題、また施設への入所の問題とかいうことについても広く考えるべき必要があるので、この広域的なことについてもいろいろお考えがあるように思うんですが、そういったことについてのお考えをいろいろ考えていきましたら、次の質問に到達するんですけども、これ、いろいろこんだけのことを広域でやるような話になってくると、市町村合併というようなことに、いずれは近づいていくんではないかなというように考えるわけですけども、今現在、大阪府の考え方、それから近隣ではこの前まで池田市と豊能町さんが同じテーブルについて、いろいろ議論はされておりましたが、結果は物別れみたいな形になっておったように聞くんですが、町長として合併の問題については今後避けて通れない検討する材料になるというように思うんです。


 前から能勢町は能勢町なりのということで言うておられますけども、今の社会の流れとして合併を検討の頭の隅に置かないで物事を進められないというように思うんですが、そのあたりのことについて再度、町長独自のお考えを、この残すところ9カ月の任期の間にある程度方針を決めておかれる方が今後の、後のためになるのではないかなというように思いますので、そのあたりについての見解をまず1回目にお聞きして、あとの詳細については2回目以降の質問にしたいと思います。


○町長(中 和博君) それでは、今中議員の質問にお答えいたしたいと思います。


 まず、道路行政についてを先にいきたいと思います。都市計画道路についてのご質問でございますけれども、平成18年度2月に大阪府においては北部大阪都市計画の都市計画道路について、一斉見直しがなされ、30年以上にわたって未着手である路線については、各路線の現状を評価の上、廃止についての見直し検討がなされました。


 本町の都市計画道路二路線、平成6年度に計画決定をしており、計画的には見直す段階には至っておらないということでございます。また、この事業化に向けましては、当初より大阪府の道路事業としてお願いすることで考えておりますし、区画整理事業との関係や現在の財政事情から非常に実現は困難な状況であるということはお察しいただけることと思います。


 次に、交通安全上の対策ということでございますが、ご指摘のとおり主な幹線道路である国道、府道においては、通学路としての利用もあり、車歩道の分離がないところでは交通安全上、対策を講じる必要があると、これはかねがね強く考えております。


 現在では、歩道設置が困難な箇所においては、側溝ふたの設置や車道外側線の内側に白点線を設置するなど、運転者の注意を促す措置が講じられているところであります。


 特に、通学路等の歩道設置に向けましては、大阪府に強く要望を行っており、今後も引き続き早期対策に向けた働きかけを行ってまいります。


 里道、町道認定におきましては、担当部長より答弁をさせます。


 次に、広域行政のあり方でございます。現在、広域で実施している事業につきましては、環境部門や福祉・医療部門など、多岐にわたっているところがありまして、それぞれ広域のメリットが十分発揮されているところであります。


 今後の広域行政のあり方については、住民生活が高度化、多様化していく中にあって、より広い範囲で行政サービスの水準を均衡に保っていくべきものは大いに広域化していくべきものと考えております。


 しかし、地域としての個性を発揮できるものについては、能勢オリジナルであるべきものと考えております。6つの詳細にわたってのご質問でございますけれども、詳しくはまた次の答弁で原課より、また報告をさせていただきたいと思います。


 次に、市町村合併については、現在、近隣市町において、大阪府においても、特に目立った動きはございません。ご存じのように千早赤阪村が河内長野市に編入されると、そういった今、動きがあるところでございます。


 常々申しておりますように、私はいわゆるスケールメリットのある、例えばいつも言っておりますように北摂7市3町のような広範囲で、合併後、多くの面で完成度の高い合併は推進していくべきものと考えておりますけども、先ほど避けては通れないとおっしゃいましたけれども、私はこういうものにつきましては、じっくりとこの能勢のまちづくりを進めていく中で、いろんな精査もしながら続行可能できるような財政事情も踏まえ、住民サービスの向上も図りながら、避けて通りたいと、このように思っております。


○環境事業部長(森村 保君) それでは、里道の関係につきまして、私の方からご答弁させていただきます。里道の管理及び町道の認定の考え方でございますけれども、平成17年4月から法定外公共物、いわゆる里道と水路が国から移管をされたところのものでございます。そもそも里道、水路につきましては、国の方が都道府県、大阪府にその管理を委任いたしまして、都道府県が管理をしておったということで、その事務の委譲を受けて市町村が管理、本町が管理をしておるところでございます。言うまでもございませんが。


 この法定外公共物の管理といたしましては、町道のように改良事業でございますとか、修繕事業をするという考えは持っておりません。従前どおりになりますけれども、原則、地元の方に管理、協力をお願いをしてまいりたいというふうに考えております。


 次に、町道認定の見直しでございますけれども、ご質問でも述べられておりましたとおり、ほ場整備が完了するときを1つの目安と考えておりました。したがいまして、来年度にはこの換地もすべて完了する見込みでございます。したがいまして、この機に検証を行いまして見直しの検討に入っていきたいというふうに考えてございます。


 それから、広域の関連でございますけれども、下水道の終末処理場の関係で、し尿の関係、これが法的には手続上いろいろございますけれども、基本的には一体的に、議員もおっしゃってますようにやっていきたいという、そういう方向で取り組んでおります。


 それから、猪名川流域での取り組みということでございますが、これも数年前、実はちょうどごみ処理施設、新しいごみ処理施設が建設をされておりますけれども、その折にもそこが下水道にというようなお話があったときに、これを機に何とかならないか、何とか考えられないかなということで検討をしてまいったことがございます。


 しかし、豊中市流域の方ともご相談をさせていただいた経過もあるわけですが、やはり負担金関係の問題でございますとか、財政的な点もございますので、これも非常に困難であるなと。ただ、将来的、希望的には、やはり猪名川流域のところでやれないかなと、ちょっと、ほんとに夢見たいなことになろうかと存じますけれども、そのようには思っておる次第でございます。以上でございます。


○7番(今中 喜明君) それでは、順番に時間の許す限りお聞きしたいというように思います。


 町長の答弁で都市計画道路、これにつきまして見直しが30年以上、手をつけないところについてはないということなんですが、これはそもそも能勢町の都市計画道路についてのいきさつというのはご存じやと思いますので、これはあの道路が果たして、ほんまにできるのか、できないのか。これは住民、それに該当するというんか、地権者というんですか、そういった方々について早く結論を出してあげないと、例えば家を建てかえようと思ってる方とか、その土地を処分しようと思うてるような方がいておられるかもしれないんですけど、こういうことをはっきりしてあげられないと、これ、なかなか計画として残そうか残さないか、はっきり今、この場でちょっと答えてほしいんです。その結果を受けて、次の質問に入りたいと思います。


○町長(中 和博君) 計画ですので、このままいくというふうには思っておりますけども。


○7番(今中 喜明君) 計画ですから、今まで何をしておったのかということです。地元との公聴会なり、都市計画審議会なり、そういったことを開いて、この道をどうしようかと議論やったんですか、答えてください。


○環境事業部長(森村 保君) この都市計画道路の事業化をするかしないかについての議論というものは、事業化に向けての議論はされてないというふうに思っております。


 ただ、12年度でしたか、先ほどありました北部大阪都市計画区域という形で都市計画のエリアの考え方が変わりました折に、この道についても計画どおりやっていくかどうかについてのことについては、審議会でご説明もさせていただいたやに考えております。


 ただ、それに関連づけましては、もちろん都市計画区域、そのこと自体にもあったやというふうに思います。


○7番(今中 喜明君) あいまいな話の答弁で、やるかやらんかはっきりせん。計画してるだけで、まあ言うたら絵に描いたもちの状態であるということに、今の答弁を聞いておったら、そうなんですよね。町長、そのままほっといてよろしいんかということですよ。


 今先ほど言いましたように地権者、また地域の状況を見て大型車が商店街の中を走り回っているような状況の中で子どもが安心して通れるような道かどうかというようなこと、それはもう、ずっと前から言うてきておるわけですね。そのことを踏まえて、今まで何をしとってん。都市計画決定まで打って、やりますよというてる計画をほったらかしにしてきた、この責任はどこにあるんですか、町長答えてください。


○町長(中 和博君) やはり、責任と申しますか、そういうもので図るものであるかどうかは、それはちょっと私もお答えすることはなかなかできにくいんですけれども、都市計画道路として確定した以上は、当然、朝からもございましたように市街化区域の中で都市計画道路は、これは三点セットでやらねばならんというようなことはご承知のことだと思いますけれども、ただその状況そのものが、ここにも先ほども申しましたようにいろんな諸事情から、非常にそのことについては極めて困難な状況であるということは、まあ今中議員もおっしゃいますけれども、非常にその辺のこともお思いであろうと思うんです。


 実際、これに当たるものにつきましては、非常に難しい状況にあろうと思います。権利関係もあれば、いろんな地域の事情もございますので、ただ本当に市街化区域として地域の方々が、こっちからもいろいろと話をしていかないかんということは当然ですけれども、きょうも朝からの話で調整区域と市街化区域をなぜ分けたかというような理論、理屈も果たして住民にしっかりと根付いているかということは、私も常々非常に疑問に思うとるわけです。そういったことも踏まえた中で今後、この都市計画道路をつけることによって、どう地域が発展していくかと。また、区別された中で、どうやっていくかということを住民にきっちり認識をした中で、できる限りの難しいことをちょっとでも、できるように進んでいくように行政も働きかけていかなければならんのではなかろうかなと、このように思っております。


○7番(今中 喜明君) 要は、都市計画決定を打って、市街化区域を明確にして、道路まで計画しますよということを行政の責任でやったわけですよ。だから、下水道まで整備したわけです。実際、道路ができるかどうかわからん。まあ言うたら、例えば森上地区、市街化区域ですけど、家が建ちましたか、市街化区域に。いっこも土地が動いてないです。そういうような状態でまちづくりとして行政が、どう手を打ってきたかということを、やっぱりこれは反省すべき、今までのまちづくりの行政役のあり方を反省すべきやと私は思うんですよ。


 何もしてないから、町長の公約には市街化区域を見直すとかいうようなことを言うてはりました。東のほうにも市街化区域をつくりたいような希望まで言うてはりました、最初は。ところが、今の現在決まっておる市街化区域の中さえもですよ、何ら開発もされない。整備は、下水道はできた。下水道ができた、こういう投資した金をどう生かすかということをその地域でやっぱり考えていかなあかん。その1つが、この道路をどうするのかということを結論に結びつけなあかんと私は思うんですよ。


 だから、もう道路はつけないならつけない、そのかわり安全対策については、こうしますというようなことをするのか。いや、それともまちづくりのために、この道路は絶対必要やから、是が非でも、この5カ年で何とかしますとかいうような、そういったプランをちゃんと示してこそ町長と違いますか、そのあたりはどういう見解を持ってはるのか、ちょっとお聞きしたいです。


○町長(中 和博君) 大変申しわけございませんけれども、道路そのものにつきましては、私は地域の発展はやはり道路網の整備だと、このように思っております。森上地区そのものにつきましては、家が建ってないかと言いますと、建て直しは結構ございましたけれども、ただそのときに私が気づいたのは、非常に、岐尼の方なら知っておられると思いますけれども、森上地区そのものの、あそこになぜ、当然既存の市街化を形成できるであろうと、あるところからあそこが市街化区域に設定されたと思うんですけれども、土地の区画そのものが非常に、あそこは複雑なものがございまして、先ほどからも申しておりますように、そういったところの整理からしていくとなると、かなり難行するであろうと思います。


 しかし、今、言っておりますように、これは何年かかるかということにつきましては、なかなか、これは相手もあることですので、そのことは言えませんけれども、道路の整備は事業化に向けまして、できるだけやるというような方向には向けていきたいなと、そのように思っております。


○7番(今中 喜明君) 1つの例で話をしてますけど、相対的な能勢町のまちづくりの姿勢というものが、ここあらわれていると、私は思うんですよ。だから、市街化区域をどう発展させて、活性化させるかということを1つの例として私は言わせてもらいましたけども、その中でやはり、あの地域を活性化し、下水まで整備した中で、水もあり、下水も水もきれいにできる設備ができてるわけですから、そこを行政として何ができるかということをどんどん提案していかないと、あの地域の発展はないわけですよ。


 あの地域が難しい、いろんな問題があるからとかいうことを言うてしまったら何もできないですやん。それを解決する施策を打ち出していくのが行政やと、私は思いますけどもね。難しいのがわかってるんやったら、その難しいことを解決することをなぜ試みないんですか。そういうことを私は思うんですけども、町長はどない思いますか、それ。


○町長(中 和博君) そういうことにつきまして、私も今、前にも今中議員の方より、そこの部分についてのお話もございましたし、当然、・・・の中での市街化区域をどうしていくかということは、先ほどの議員さんもございましたように財源の確保というような点からも大きなウエイトを占めるものであろうと思います。そのことは、よく自覚しておりますので、私も多岐にわたっての仕事という中で、その1つずつについては専門なら毎日でも、そのことにかかっておったらいいわけですけども、原課の方にきっちりとそのことを申しまして、できる範囲の中から進めていくという、その姿勢を貫いていきたいと、このように思います。


○7番(今中 喜明君) 結果を見て、今ここまで何も進んでいなかったかというようにしか見ようがないので、町長の指導が悪かったのか、職員の仕事のやる気がなかったのか、そこらで判断せなしゃあないかなというように私は思いますので、この質問はこれぐらいで終わっておきます。


 次に、交通安全の関係で、今まで通学路とかいうことで歩道をつけてほしいとか、何年も前から各校区で言われてきて、なかなか実現できてない。町としても答弁は、ずっと一貫してるわけですね。「大阪府の強く要望している」という言葉でね。歴代の町長は、ずっと言うてきはったと思うんです。中町長も、その言葉で府へ要望されたというように思います。


 それでなぜできてないのか、実現できないのか。例えば、例を出したら悪いですけど猪名川町、今、すばらしい道が、バイパスやらいろいろの形でできてますね。あっちこっちに。これ、隣の町やからいうて比較することはちょっと失礼かもしれんけども、何で隣の町でできて能勢町にはできないのかなという、そういうひがみ根性的なことも私、わくわけですけども、これ、大阪府に要望していく能勢町の唯一の大きな事業やと思うんですけど、先ほど町長も町の活性化には道路というのは大切なもの、必要なものであると。その道路がちゃんと整備されて、安心して安全に通れる道ということで、歩車道の分離、また拡幅やら、いろいろそういったことをどんどん大阪府に筵旗掲げていくぐらい、みんなで行くぐらいの意気込みがなかったらあかんの違うかなと私は思うんですが、歴代言うてこられて何で今、現在そんなに進んでないのかという分析はどうされているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。


○町長(中 和博君) 私も道路の改修につきましては、交通安全上大変重要なことであるということは、よく認識しております。兵庫県の場合は、特に隣の猪名川町の場合は、これはさきの都市計画道路と申しますか、開発によりますそういった整備に伴う整備ということもありまして、余計に目立つということもあろうと思いますけれども、大阪府、私も人の責任にするのは本当につらいところでございますけれども、要望そのものは年間何回かございますし、強く府には要望しておるんですけども、大阪府というところが今度、知事さんが変わられて、どうなるのかわかりませんけれども、非常に今まで、私がなってから、その以前は知りませんが、なってからにおきましても言ったことをなかなか聞いてくれない。一部には、そらどうしても緊急のところはございますけれども、なかなか要望そのものは決しておろそかにしておったわけではございませんし、強く言っておるのが現状でございます。


 ちょっと、まだなかなか整備が進んでないということには、私も心を痛めておるわけでございますけれども、強く要望しているということは変わりはございません。


○7番(今中 喜明君) 私もよくわかって言うてますのでね。実現できてないということは、これはやっぱり大阪府へ言うて行き方、そういうのとか大阪府が能勢町の位置づけというんですか、能勢町をどう思うてはるかということの分析ができてないように思うんですよね。


 やっぱり、能勢町は大阪府の大事な一つの町であって、能勢町というのを大切に思うてくれたら、もうちょっと能勢町の言うことを聞いてくれるん違うかなというように思うんですが、そこらのPRが町長、ちょっと不足しておるん違うかなと、やっぱりそういうように思いますので、これ、ちょっと方向を変えて、大阪府に対して、どんどん能勢町こんなんで困ってるねんけど、これ、私の言い方、もっと強う言うてもうたらいいと思いますけどね、大阪府に対しては。


 大阪府豊能郡能勢町ですから、兵庫県じゃないですからね。この辺は、やっぱり、きっちり言うてもらうべきものであるし、実現してもらう。そのために議員らも協力することは、別にやぶさかでないと思いますよ、それは。だから、これは住民のためと思います。


 先ほどの都市計画道路も住民のためやと思います。そのことに行政は何ぼ骨を折ったって、これはだれも批判することはないと思いますので、喜ばれてこそ行政ですから、批判をされるのが行政と違いますからね。どうしても批判する人はおりますけどね。


 交通安全のことについては、これからも強く要望していただいて、実現、早期に実現可能に向けての方向づけというのは、また次のときでも聞きたいと思います。


 次に、里道の話なんですが、今の答弁を聞いてましたら、町に移管されたんですけど、町道と同等にはできない。維持管理もできない、地元にお任せしたい。これは、どういうことですか。町の管理になってできないというのは、何が弊害になっておるんですか。


○環境事業部長(森村 保君) 弊害と申しますか、道路と、ちょっとかたくなな言い方をして申しわけないんですが、道路法というのがありまして、その中で国道、府県道、それから市町村道という中で位置づけられている中でありまして、その町道の件につきましては、それに基づいたところの、ご存じのように管理の規則も持っておるところでございます。


 里道につきましては、そういった規定も持っておらないわけでございますけれども、それと里道につきましては道路台帳というものでも整理はされていませんで、公図がいわば台帳がわりと、こういうようなことになっております。また、現状もここが里道であるというような現状を公図上のことですので、何かことあるごとでないと一定、明確にすることもできない。そのような事情もございますので、町道のようには管理は困難であるというふうにお答えした次第でございます。


○7番(今中 喜明君) 苦しい答弁ですな。これ、3年間かしらん猶予がありましたですね、話があってから、町が引き取るまでの間に。そのときに例えば、また猪名川町の話になって申しわけないですけど、猪名川町は里道、水路、全部明示しました。それで、どの区域までが道であるか、民地であるか、全部区域を分けました。それで、管理する区域を、だからそれで台帳ができてるわけです。そういうことをやらずして、能勢町は里道を引き取ったわけです。これは、私はずっと前からいろいろのときに質問してますけど、これを受け取ったら、えらい目に遭いますよということは言うてました。


 ちゃんと、そうした形で境界なりをはっきりさせてから受け取らないと、後々の問題が置きますよと言うてきたんですが、そのときの担当者なり町長は、公図でどうのこうの言うて受け取られました。5,000万円か6,000万円かの費用を使われました、そのときに。それで、今聞いて、里道は町が管理すんねんけども、普通の町道並の管理はできませんよと。これは、今までのやってきた施策が間違うとったから管理できないん違いますか。ちゃんと、今言うたように境界やら、はっきりして、ここまでが町が管理しますよということであれば、ちゃんと管理できる状況やったん違いますか、台帳もつくれたん違いますか。それで、交付税ももらえるんじゃないですか。今の状況として、里道の部分についての交付税はもうてるんですか、そこらもお聞きしたい、あわせて聞きます。


○議長(中川 輝彦君) しばらく、休憩します。


    ──────────────────────────────────


              休 憩  午後  2時47分


              再 開  午後  2時55分


              (このときの出席議員13名)


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) 会議を再開します。


○町長公室長(上森 一成君) 大変貴重な時間、申しわけございませんでした。今中議員のご質問の里道、水路等につきましては、地方交付税算定の中には入っておりません。


○産業建設課長(瀬川 寛君) もう1点、お尋ねの猪名川町の例を出してのご質問でございまして、猪名川町の場合であればきちんと明示をして、移管を受けておるんじゃないかということでございますけども、確か以前にも委員会の方でそういうご質問をいただいたと思います。そのときにもご答弁申し上げておりましたけれども、猪名川町はちょうど法定外公共物の移管を受ける時期とあわせて、前後して地籍調査事業に着手をされてまして、そういう背景がある中で明示をして、里道、水路を受けられたというふうに聞いております。


 なぜ能勢町はできなかったのかということでございますけども、そういう調査事業も着手をしてない中で、その里道、水路を受けるがために、そこまでの作業をかけられなかったというのが実情でございます。


○7番(今中 喜明君) そうしますと、この法定外公共物を移管したために、いろんな後で管理していく上で、いろんな苦労というか、そのために弊害みたいなものがいろいろ想像されますねんけども、例えばよくある話ですけども、こんな道、使わへんからそれを畑にしてしもうたりとか、家を建ててもうたりとかね。家を建てかえようと思ったときには、まだ赤線が残ってるから、そこからそれを建築確認を受ける道路として使用したときに、いろんな問題点が生じると考えられますわね。そういうことも想像して、想定して、これを移管して今後、今、私が質問してますように町道と同等の形で里道を管理していって、例えば建築確認やらが出たときに、その里道を利用して建築ができるということで、里道というのも位置づけられていると思いますので、建築基準法第何条かは知りませんけども、それを位置してしたら、その道路を利用して建築ができるというように思いますから、そういうことが今後考えられたりするので、ちゃんと整理しとかなあかんの違うかという意味で私は質問しておりますので、何のために五千数百万円使うて移管するときに調査したのかというのが、もうひとつだから記録として我々にはわからないというところがありますので、その辺を里道といえども、町はちゃんと管理していきますよと。底地だけの管理なのか表面も含めた、今言いました建築やら、いろいろそんなことも含めた管理なのかということについては町の方針かもしれませんけども、そのあたりについての見解、担当課としてはどういうように管理していこうとしているのか、そのあたりを明確に答えていただいて、この件は終わりたいと思います。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 今ございました例えば建物の建築の際に里道とか、そういったもの法定外公共物がきちんと管理をされていると、そういった意味で住民さんに利便性が高まるんじゃないかと、そういう趣旨のご質問だと思います。


 今、実際、実務上はどうなっておるかということでございますけども、当然、建築に際しまして里道を認定路線として認定を受けた上で家を建築される場合もございます。ただ、そういう場合は現場調査に行きまして、その幅員とか家の立ち並び状況、そういったものを調査の上、認定できるところは道路として、建築に際しての道路として認定をして行っておりますので、事実上の住民さんに、そういう不利益があるかというと、今はそういう状態ではないと。


 ただ、一定そういう建築に際しまして、例えば敷地の中に里道が通っておるとかいう部分がございましたら、これは町の方が内規で持っております法定外公共物の払い下げの手続によって整理等をいただいておるというところでございます。


○7番(今中 喜明君) そうしますと、極論というか終局的には、里道においての維持管理は町はいたしませんということでよろしいですか。権利関係についての、底地の権利関係については町が移管したけども、表面的なことについては管理してませんというように解釈してよろしいでしょうか。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 法定外公共物、里道、水路でございます。基本的な考え方につきましては、移管を受ける前と移管を受けた後において、その基本的な管理については当然、地元管理をお願いすべきところはお願いをしていきたいということは以前からも申しておりまして、すべてそうかという部分につきましては、やはりその部分部分によっては当然、検討もしていかなければならない部分はあるというふうには思いますけども、原則的には地元管理でお願いしたいというのを原則として、それ以外の部分については検討を要するというふうに考えております。


○7番(今中 喜明君) なかなか難しい答弁ですけど、例えばその里道を利用して建築確認の許可をおろしたというようなことについて、その道がなかったら建築ができませんので、そういったところで町が一応関与した場合について、その許可をおろした場合については、やっぱり町道並というような形で見なして、そういった管理も含めてやれるように、その道を利用して、その方は建築されたんやからね。そういうように解釈してよろしいんでしょうか。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 建物の建築の際にその道路を基準道路として認定をしたから、その後もそれは町道並に町が責任を持って管理すべきかということでございますけども、そこは一定、建築に際しての道路の位置指定の話と、だからといってそれを管理をするというところは一定、線を引いて考えたいというふうに思います。


○7番(今中 喜明君) はい、大体見解がわかりましたので、次の質問に行きます。広域の話でお聞きいたします。


 まず、今現在、ごみ、介護で広域やってますけども、ここで挙げましたことについて、特に医療と消防、このあたりをちょっと聞きたいんですけど。医療については、前回の質問でもいろいろなケースがあって、協力体制を取らなければならないけども、池田医師会であったり、箕面医師会であったり、そういった弊害もいろいろあるという中で最初に質問しましたように、能勢町には入院施設がありません。


 診療所が2カ所あるというような現状の中で、町長として、これ能勢町の医療体制というものを今のままで満足というか、満足でないかもしれんけど、今のままでいかざるを得んのかどうか。それとも、例えば川西市民病院なり池田市民病院、そういった近隣の市町村へのそういった総合病院、そういったところへ依存していかざるを得んという形で今後も進みはるのか、そのあたりの見解をお聞きしたいと思います。


○町長(中 和博君) 医療そのものにつきましては、やはり能勢の財政事情等々、また広範な範囲というような中から、なかなか自前でということは非常に難しい状況であろうと思います。今でも近隣の病院にお世話になっておるわけでございまして、その科目によっては地元で対応できるものもございますけれども、大きな病気とか、また特別なものにつきましては、そういった病院等々に、救急も含めてましてお願いしておるということで、基本的には今のスタンスでお願いをせざるを得んかなというふうには思っております。


○7番(今中 喜明君) それで、よく町長、川西も池田もごっつい赤字を抱えて病院運営してはるねや、もう、気の毒なようやけども能勢町は今言われたように、そういう体制でいかざるをえんような今、方針で言われてますので、ここらあたりもうちょっと広域で物事を判断するような形がとれないかなという気がするんですけどもね。


 例えば、介護保険の関係で、老健で済生会病院やったか建てましたね。5床か何かの確保を能勢町はしてますわね、老健の関係で、そういった新しい制度になれば、そういった形で負担金なりを払うて広域でやる可能性があるんですけど、今、既存の病院なんかで能勢町としてどうかかわるかということについて、例えば箕面にある子ども救急病院、ああいうことについては能勢町は最初からかかわってるから、そこについては大きな顔をして、大きな顔というと失礼ですけど、そういう形で病院にも行けるけども、近隣のそういう総合病院に関しては、なかなかちょっと入院しておっても肩身が狭いというか、そういった気がするんですけど、そういったことで長年の経過もあるけども、やはり能勢町としてそのあたり、広域的で、もっと医療体制をこうして組んでいこうと、スクラム組んでいこうというようなイニシアティブをとれるような体制であってほしいなと私は思うんですが、町長はそういうことに関しての意気込みとか考え方はあるかどうかということをお聞きいたします。


○町長(中 和博君) 非常に、命にかかわることでございますので、私もそのことについては非常に関心がございます。今中議員、この前の腎臓のこともそうですし、関係のところへ働きかけております。今、完全な成果は出てませんけども、いずれ何らかの成果が出るものであろうと思っておるところでございまして、今、能勢も診療所が2つ、個人医院も含めた中で、それぞれの先生の所属しておられる、お世話になっておられる今までの系列の系統のそういう病院も、それぞれの先生方の持ち場持ち場で今、お世話になっておるというようなことが今の現状であろうと思います。


 そら、川西にいたしましても、池田にいたしましても、相当な病院経営の赤字が出ておるということも聞いておりますし、これ実際のところ、おまえのところようけ使うとるねんから、ちょっと負担でもせいやというようなことになったら、これ、えらいこっちゃなと。甘えは甘えなんですけども、できらた今の状況の中でそれぞれの先生にお願いしていかなければ、そういうところでお世話にならなければ、ほんとにそういう意味で言うと、お金も出さんということに、簡単に申しますと申しわけないなと思うんですけども、甘えるところは甘えとくべきかなと、そのように思っております。


○7番(今中 喜明君) 甘えるところは甘えてもいいんだろうと思うんですけど、でもその裏には、裏というか背後には、やっぱり能勢町はここまでやってて、どうしてもできないからお願いしますという裏づけがなかったら、なかなかそのことについても、例えば池田で大きな、能勢町の人まで、赤字を抱えてまでという声が上がったときに、また困る話でありますから、それと同時に私、先ほどから言うてますように、もっと北摂の地域でそういった医療体制の枠組みというか、そういったやつを組んでいかれる。やっぱり、困ってるというのか、入院できるような施設がない、総合病院がないという豊能、能勢、この2つの町は、やっぱりそういうところに頼らざるを得んところがありますので、そこをやっぱり大阪府なり、近隣の市・町にもうちょっと働きかけてお願いしていく、おつき合いを、これは大事なことやというように思いますので、その辺は十分、町長は心得てはると思いますけど、ただ実績として今、見えてこないのが現状ですので、それを見えてくるような現状に何か施策があるのかどうかということを、意気込みだけじゃなしに何か今こんな動きをしてますとかいうのがあれば、ちょっと教えていただきたいというふうに思います。


○町長(中 和博君) 施策、如実にはそういうことはあらわれておりませんけども、池田医師会とか、先ほどおっしゃいました箕面歯科医師会、これは年に何回か先生方と懇意にお話もさせていただき、川西につきましても、前の市長との中では1回、1市3町、ごみを連携でやっておると、そういった中でほかの分野につきましても、医療も含めて広域的な取り組みを大変厚かましいけど、猪名川、豊能も一緒にやらせてもうたらどうかなというような話も持ちかけたこともございますし、向こうからの提案もございました。


 お互いに補うというような形の中で、これからも厚かましいことではなく、ほんとに素直な気持ちの中から、この現状をお話して、取り組めるべきところは取り組んでいくようんな、そういうふうな話を真剣にやってまいりたいと、そのように思っております。


○7番(今中 喜明君) これは住民に直結して、やはり住民の利益になるというか、福祉のためになることですので、いろいろ検討されている町長の思いはわかるんですけども、早急にそれが目に見えて、よくなった、便利になったとかいうようなことが実感としてあらわれるような町になっていかないと、能勢町というところについて人が住まなくなるやろうし、魅力もなくなっていくということにつながってくると私は思いますので、そういったことを早急に手を打っていただいて、町長が何ぼだれだれと話をしはったか知らんけど、職員の方は、職員同士でそういう話をされたのかどうかということ、町長、確認されてますか。ちょっとお聞きします。


 返事、答弁がないようですので、町長の一人走りやということで理解しておきます。職員は全然動いてないというような感じに取れますので、町長、それやったらリーダーシップが発揮できてないということになりますので、職員、もっと動かさなあかんの違いますか。


 次に、消防の話に移らせてもらいますけど、いま先ほど質問、第1回目の質問で大阪府消防広域化促進委員会、これを立ち上げられましたけど、これ、能勢町は参加してますか。


○総務部長(畑 佳秀君) はい、消防広域化推進委員会、確かに19年度から発足をいたしております。この府下の消防本部すべてが参加をしておりまして、この会の委員には能勢町は入っておりません。


○7番(今中 喜明君) そうでしょう、オブザーバーなんでしょう、じゃあないんですか、委員に入ってない。会議には出席できるんですか。意見は言えるんですか、そのあたりのところをお答え願いたい。


○総務部長(畑 佳秀君) 推進委員会のメンバーには入っておりませんので、意見は申し上げられません。


○7番(今中 喜明君) これ、どういうことですか、町長、こういう広域でやろうとして、取り残されるということですか、能勢町は。大阪府がやろうとしてる広域化に能勢町の意見が取りいけられないということですか、この辺、町長はどういうように思われますか、これ。大阪府が広域化しようとしてるんでしょう。能勢町は委員会に入れないんでしょう、これ、どういうことですか。


○総務部長(畑 佳秀君) この推進委員会ですけれども、府下の消防本部、4つのブロックに分けてのそれぞれの消防長、そして大阪府の市長会長、町村長会長、その他、学術者、保健所の所長とかいうところで、委員会の構成につきましては16名の構成になっております。以上でございます。


○町長(中 和博君) 今度、大阪府が広域消防、今、部長が申しましたようにブロックに分けて広域消防を進めていくというような提案がされました。非常に、能勢にとってもそれはいいことであるというふうに思っております。詳しい内容につきましては部長の方がよく知っておりますけれども、私は町村会の方から町村会の中でこういうような取り組みをやっていくので、ひとつよろしくお願いしますというところまでは、今のところ聞いておるわけでございまして、今後、今、部長の答弁ではああいうようなことになっておりますけれども、1回、その詳細をよく検討した中で能勢も一緒に参画していけるような状況になれたらなと、そのような方向に向かっていけるように、ちょっと一遍検討してみたいと思います。


○7番(今中 喜明君) これ、私やったら何で能勢が入ってへんのや言うて、怒鳴り込んでいくと思うんですけどね。今言われたように消防長とか、そんな組織がないから委員会には入れないかもしれん、何で、ほんなら能勢だけはじかれますのか。そら、町村会やらでは意見は言えるかもしれないけども、こういうことでいろいろ、広域でやろうとしているところへ情報も入りにくくなれば、意見も言えないような状況の中で能勢町の消防、これからの消防やら救急やらの体制をどないすんのやということを企画・立案できるんですか、そしたら能勢町は。


 大阪府の動きがわからんでしょうが、これ、やっぱりぜひ、町長、これ何らかの形で、この委員会なり大阪府の消防関係、救急関係の動きを情報なり動き、ちゃんとキャッチできる方策というのを手を打っていただけるかどうか、ちょっと約束してください。


○町長(中 和博君) この能勢というところは非常に、ご存じのように大阪府から離れた、突き出たような地形的にも特異なところであるということが、まず大きな特徴であろうと思います。そういったところから、今、消防署も持ってないというような中で、そのレベルが果たしていけるものかと。そら、できるもんなら、今、今中議員がおっしゃったような、そういうふうにいきますけれども、私が聞いておる説明を受けたことと、今、畑部長が答弁したことの詳細については、私、まだそこまできちんと把握してないのが現状でございますので、もしもその状況によっては、これはどういうことやという、ほんとに一緒にできない理由が、どの辺まで、どうあるのかということは、まだちょっときっちりと把握してないというのが現状でございますので、ちょっとおくれておるかもわかりませんけども、1回、よくお話し合いをしてみたいと、このように思います。


○7番(今中 喜明君) 要は、能勢町はそれだけ置いてきぼりというか、社会の動きについていけてないと。今、大阪府のそういった情報なりも、なかなか能勢町をほったらかしにしてでも動いているように思えてならんのですよ。現実は一生懸命やってはるかもしれませんけども、それを町長はやっぱり早く察知して、大阪府に対して、もの申して、能勢町ここにありということをちゃんと示さないと。現状をそのまま、ずるずるやっておったら、ほんまに置いてきぼりになりますよ。その辺をやっぱり、その辺はちゃんとリーダーシップとって、今、意気込み言うてくれはったけども、現実としてほっとかれてるんですよ、この部分を見ればですよ。違うというような副町長言うてはるみたいな顔してはるけど、違うかもしれません。でも、私らには、そのように感じます。答弁は別に結構ですからね。


 次に行きます。次に教育で、ちょっと私、教育長にお聞きしたいんですけど、これ、詳しいことはここに質問書に書いてないんですけども、今、少ない学校、多い学校がある中でいろんな工夫がされてるというような午前中からの質問の中で、私、もう少し広い範囲で、例えば地形上、こっちの学校の方が距離的には近いなというようなことがあれば、もっと融通をきかせて、少ないところの学校へ、そういった生徒が通える枠組み、今は通学区域というのは決まってるかもしれないけど、その辺の融通性というのは、今後もまだ取れないものかなというような、通学区域の、その辺はどうお考えか、それだけちょっとお聞きしておきたい。


○教育長(前田 滿君) 通学区域につきましては、今現行のようなところで一応決まっております。ただ、以前のようながんじがらめという言葉がいいかどうかわかりませんけども、そうではなくて、いろんな事情で区域外就学という、区域外は他市町村ですけども、隣の学校へ行くというようなことも含めて認める場合がございます。例えば、これは全国的にいじめの問題等がクローズアップされたときに、そこの学校にいることが、その子にとって非常に不利益になるというときに、がんじがらめの就学規定によって縛るのではなくて、ちょっと隣の学校とか、行きやすい学校に移ることによって、その子が元気に学校へ通えるということは大事にすべきではないかというような考え方のもと、そういうふうな弾力化の方向もあるわけでございまして、それは能勢町でも当然そういうような対応はいたします。


 それから、例えば途中で3月末で卒業するんだけども、家の関係で転居したという場合がありますよね。その場合は、例えば転居した時点で就学指定の学校は当然変わるわけですけども、あと3カ月残して卒業前に転校というようなことも、それはやっぱりここの学校で卒業したいという思いもありますし、そういう継続性の問題もありますから、そういう場合はどうぞという格好でお認めすることもございます。そういう意味では、弾力的に考える部分はあります。


 しかし、現行の通学区域の制度で、それぞれが例えば東京都の方なんかであります選択制というふうな格好を取り入れますのは、能勢町の場合において、今は適当ではないんではないかというふうに考えております。また、今後、先ほどの長尾議員からのご提案もございましたけども、そういうことも含めて検討しなければならないときが来るかもわかりませんけれども、現行ではそういうことは今のところは考えておらないというところでございます。


○総務部長(畑 佳秀君) 先ほどの消防広域化の推進委員会の件でございますけれども、決して能勢町がはじき出されているというようなことはございません。きっちりと、この委員会の中でも常に能勢町という名前が出てきておりまして、参加いただている委員さん全員が能勢町は非常備というのを認識されておりますし、北摂ブロック、7市3町からは豊中市の消防長が出ていただいております。この会議の後には、また北摂ブロックの会議というようなことがありますので、連絡は十分図れております。以上でございます。


○7番(今中 喜明君) いろいろ聞きたいんですが時間がないんで、ただ言いたいのは、能勢町は周辺に頼らなあかんところがたくさんあるということに対して、もうちょっと町長を初め、職員も気配りというか、配慮というか、そういったことが必要であって、日ごろのおつき合いが大事やろうなということが私はそもそも最終的には言いたいことであって、そのためには身を粉にしてでも皆さん働いてもらわないかんの違うかなと、そういう情報の収集も含めて、きっちりやっていただくと。ただ答弁で、ちゃんとやってますやってますだけじゃなしに、やっぱり現実として実績が上がってこんとあかんのと違うかなというような思いで私は質問しておりますので、その点、3年間の実績かなという感覚に思いますのでね。


 次に、最後の合併の話になってくるんですけども、今のところそういう動きがないと。能勢町に対してスケールメリットですか、もっと広範囲の合併の話。これ、町長はそういう理念なり考えを持ってはるんやったら、どうですかという呼びかけとか、そういう動きはしようとされないんですか。そういうテーブルをつくろうとか、そこまでは考えておられない。ただ、抱いてはるだけですか。


○町長(中 和博君) その前に、先ほどのことですけども、日ごろからいろんなところで周辺のお世話にならなければならないということで、絶えず非常に私はほかの人以上に懇意にさせていただいておるつもりでございます。そういうところからものを投げかけたときには、必ず甘えではございませんけども、お聞きいただけるものであると非常に高い確率で、そのように思っております。やはり、何でも日ごろのおつき合いが大事だと、そのように思っております。


 それから、私の方から投げかける必要はないかというようなことでございますけれども、先ほどからも申しておりますように、なぜ合併をするのか、まずそこから入る、そういう理由があろうと思います。大阪府も今、合併協議会を早く大阪府で何とか合併を促そうとしておりますけれども、非常に千早赤阪村を除いて、ほかのところもそんな話も何のかけらもございません。ただ、泉南とか泉北あたりに南河内、ちょこちょこあるんですけれども、しなければしゃあないやろうなというようなことで、府も強くそれを押しておるというようなことでもございませんし、非常に大阪府の合併に対する熱意が感じられないというふうに私は思っております。


 だからというわけではございませんけれども、やはり大阪府で最北端であります、こういう地形上の能勢におきまして、こっちが仮にそう思っておりましても相手があるわけでございますし、前にも申しましたように例えばで7市3町の話をしておりますけども、1人2人を除いて全部、一遍そんな話をしてみたらどうやというような話は持ちかけたことはございます。


 そうですし、前からもございましたように道州制の話もこれは先であろうと思いますし、猪名川流域での、例えば今、取り組んでおります1市3町の話も選択肢の1つであろうと思いますし、やはりそういう熟度と申しますか、そういうことがなってきたときには1回、考えてみる、それこそ住民投票も必要かもわかりませんし、そういうこともあり得ることだと思います。


 ただ、やはり自主自立と、そういうところで能勢の特徴を進めていく中では、やはり能勢オリジナルのやり方というものが現在においては一番いいものではなかろうかなと。そのかわり、みんなそれぞれ、いろいろ辛抱もしてもらわないけませんけれども、ただ経済とか、そういうことだけがよいものであろうかということになると、ちょっとその辺のところが疑問を呈するというようなこともございますので、今後そういう話がございましたら、その時々に考えていかなければならんかなと、柔軟なあれを持って考えておるつもりでございます。


○7番(今中 喜明君) 最後の仕上げの方になってきますねんけど、要するに現状を見たら財政的に厳しいことは、もうわかり切ってるわけで、骨太の方針やらいろいろしはるときに23年度は赤字であきませんという結論まで出してはるわけですわね。


 そこで今後、能勢町はどうするべきか。能勢町の町民にとって何がメリットというか、幸せにつながるのかということは、これはやっぱり町長のかじ取りにかかってるわけです。だから、来年の9月になるかもしれませんが、選挙があるわけです。そのときに、ある一定の方針を示していただかないと、やっぱり選挙戦という形になったときには、もちろん町長、その辺が論点になるというように思いますし、能勢町の残れる姿が、生き残れる姿が、そのあたりから見えてくるのと違うかなと思いますので、今ちょっとあやふやな迷うてはるような気持ちで、今のままで何とかいけたらええねんけども、合併のこともやっぱり、これ、避けて通りたいけども通れないような状況にあるような気持ちのことを言うておられるんですけどね。避けて通りたいと言うてはったけどね、さっきはね。そういうふうなことも含めて、今後、やっぱり町長のかじ取りに期待したいというようには思うんですが、なかなかそれに職員が伝わってないように私は思えてならないんですよ。


 町長はあっちへ行って、いろいろ近隣とおつき合いして、ちゃんとしたおつき合いやってますと言うてはるけども、私、そんなん職員の口から、そんなんいっこも聞いたことありません。町長が1人、走り回ってる話はよく聞きますけどね。その辺は職員に対して、もうちょっと町長の気持ちを伝えていかれる方が、もっと能勢町の発展につながると私は思いますので、ちょっとその辺を嫌口言いましたけども伝えて、質問を終わりたいと思います。以上です。


○議長(中川 輝彦君) 答弁は要らないの。


○7番(今中 喜明君) はい、いいです。


○議長(中川 輝彦君) 次に、2番、谷 義樹君。


○2番(谷 義樹君) 議長のお許しを得ましたので、ただいまから一般質問に入りたいと思います。


 項目としては、能勢町の活性化についてということで、いろんな角度から質問していきたいと思っております。


 先ほどの質問者の話にも出てきましたけれども、町長にとっては4年の任期の、あともう1年を切ったということで、選挙の際に私の政策「テーマは人でつながるまちづくり」といった資料を出されました。いろいろ読ませてもうてたら、この「人」というのが1つのキーワードになっていると、そんな感じに読み取らせてもらいました。


 その中で、具体的には人・地域・町・未来を支える人づくりの取り組み、こういう形が1つ。それから、まちづくりの取り組み、それから教育の充実、文化芸術の振興、そして福祉と子育て、こういった4つの項目について一応まとめられておりますけれども、その思いと現状、どういった形でこの3年間の中で取り組まれて、現状がどの程度に、目標に到達できたというふうに判断されてるかについて、まずお聞きしたいと思います。


 それから2つ目としては、活性化から見た町の現状ということについて、これについては特に現状、能勢町自体をどういうふうに見るかによって、これ、考え方が変わってきます。やっぱり、いろんな場に能勢町の資料の中にも町の活性化ということが書かれておるわけですけれども、ここでひとつ活気のある町とは、どのような町と考えているかについて、まずお聞きしたいと。


 それから、その中で今の能勢町をどういうふうに現状をどう評価しているか、その2点について、お聞きしたいと思います。


 大きな3つ目としては、これは私自身が能勢町の活性化策というふうに表現しておりますけれども、まず1つ目としては協働、いろいろと言われておりますね、協働のことが。協働の取り組み面から見た地域力活用の現状と評価、これについてお聞きしたい。


 それから2つ目は、地場産業の育成から見た能勢の宝、日ごろ町長も言われておりますけれども、自然や農資源の活用状況と、その評価。


 それから3つ目は、特に交流人口、こういったことの大切さということを言われております、活性化のためには。結局、観光面から見た能勢の自然、歴史、文化の活用状況と、その評価。以上についてお聞きしたいと思います。これを最初の質問にしたいと思います。よろしくお願いします。


○町長(中 和博君) 私は、自分のこういったことを評価とか、そういうことをするのに非常におこがましいということを日ごろから、ずっと思っておりまして、あんまり大きな顔をして言えるようなものではございませんけれども、それなりのふうで答弁させていただきたいと、このように思います。


 本町は平成13年度から財政再建プログラムを策定しまして、早くから行財政改革に取り組んでまいりました。この間、財政再建の観点から行政評価を活用し、多くの事務事業の見直しを行ってまいりました。私が町長に就任いたしました平成16年10月から後も、自立経営プランを策定しまして、改革の流れをとめることなく取り組んでまいったつもりでございます。


 また、地域に出向いて「町長と語ろう夢ネットワーク会議」、直接住民の皆さんのお話も伺ってまいりました。そのような取り組みの中で住民との協働による「しあわせ守り隊」の結成や、事業者との協働によります「過疎地有償運送事業」も立ち上げることができました。


 また、本年からは協働事業交付金制度を創設し、協働によるまちづくりの一層の推進を目指しているところでございます。


 物産センターにおきましても、交流人口のさらなる増加を目指すために、ただいま増築工事を行っているところでございます。教育の充実に関する取り組みといたしましては、小中高一貫教育の推進や心の相談員を配置するとともに、中学校の技術科教室、小学校の体育館や給食室などの改修にも努めてまいりました。


 また、危機管理、安全・安心の確保という観点から、すべての小学校に警察官のOBを警備協力員として配置をいたし、すべての学校にAEDも設置いたしました。さらに、心の再生府民運動と連携して、本町では先ほどもございましたように、あいさつ運動を展開中でございます。


 そして、文化芸術の振興につきましては、能勢の浄瑠璃を初め、地域の財産・資源として能勢ブランドを意識しつつ取り組みを進めてまいりました。


 福祉に関しては、地域力強化の観点から地区福祉委員会、民生・児童委員協議会への支援やソーシャルワーカーの配置事業などに取り組んでまいりました。


 子育てにおきましては、地域子育て支援センター事業、またファミリーサポートセンター事業、放課後児童クラブの公設・公営化などにも取り組んでまいりました。


 しかし、何と申し上げましても行政における財政支出の減少から多くの事務事業を見直している状況を住民の皆様に深くご理解いただくとともに、町行政としてできない部分を補っていただいた結果であり、まさしく協働による支え合う地域力であると感謝しているところでございます。今後とも知恵を発揮しながら、限られた財源の中で最大の公約を果たすべく頑張ってまいりたいと、このように思っております。


○町長公室長(上森 一成君) それでは、私の方から活性化から見た町の現状についてと、能勢町の活性化についてということでご答弁を申し上げたいと思います。


 活気のある町とは、町の現状はというご質問でございます。議員ご質問の町の活気、活性化ということを別の言葉に置きかえるならば、すなわちにぎわいということになろうかとも思います。人々が交流をしていく中で拠点として集う場所に市が起こり、経済が発展していくわけでございます。そして、人と物と金が集積をいたしましてにぎわっていく、これが一般的に言うところの地域が活性化しているということだと考えておるところでございます。


 すなわち、町の活気や活性化ということを経済の観点で考えるならば、本町は都会に比して、一般的に申し上げますと活性化していないことになるのかもしれません。しかし、活性化という観点を経済至上でなく、歴史や文化、郷土への愛着や誇り、生活の中での役割や目標という観点で考えるならば、能勢町は大いに活性化していると考えるものでございます。


 日々の地域における強いつながりが、まさに本町における地域力の活用そのものであると考えておるところでございます。今後は、物産センターを中心に、さらに農資源の活用を図るということは申し上げるまでもなく、あらゆる分野で定着人口というものが減少している中ではございますけれども、交流人口の呼び込みを図りまして、経済の観点からも活性化を目指していきたいと考えておるところでございます。


 能勢の宝、自然の資源の活用状況ということでございますけれども、これにつきましても先ほど町長がるる申し上げましたような事業に加えまして、物産センターにおける観光案内業務とか、そういう地域の資源、すなわち人と物、これを活用することが肝要であると考えておるところでございます。以上でございます。


○2番(谷 義樹君) そうしたら、これから個々の質問に入っていきたいと思います。ちょっと若干、事前に渡した資料と前後するかもわかりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。


 まず、町長の私の政策というところで、いろいろと具体的に展開された内容というものの説明を受けたわけでございますけれども、これ、当然町長1人でやるわけやないから、各部にいろんな形でそういった指示なりがやられてると思いますけれども、具体的には町長の方針というのはどういう形でそれぞれの原課というのか、そういったところに伝わっていくような流れになってているかについて説明いただきたいと思います。


○町長(中 和博君) 就任してから半年ほどの間に機構改革というようなものをいたしまして、その1つの意図は私の思っておることを、別に町長公室がどうとかいうわけじゃございませんけども、1つの組織として、まずそこに伝え、そこから各原課におろしていったと、そういう端的に申しますと、そういうふうなことでそうした機構改革をしたつもりでございます。


○2番(谷 義樹君) 具体的ないろんな方策が出てますので、伝わってないとは思いませんけれども、ここで述べられておる「私の政策」の個々のテーマ、例えば人を中心にした、いろんな考え方の、町長自身の考え方の基本的なものは、そういったことを通して各関係部署に現在は徹底されていると。そういった町長の考え方が十分周知徹底されているというふうに判断されますか。


○町長(中 和博君) 政策として、ただ実現できているかとなってくると、これはいろんな諸事情がございまして、できてない部分の方が多いかもわかりませんけれども、私は1週間に2つ3つは最低でも新聞のいろんな切り抜きを初めといたしますいろいろ本、またいろいろ考えておること、絶えず町長公室の担当者には提言をしておるつもりでございまして、それが各原課にどのような形で伝わっていっているかということは全部は把握しておりませんけれども、それぞれの原課でこういうことを聞いてますと、今、こういうことをやってますというふうな報告は受けております。


 まだ実現できてないものもございますし、まだ取りかかっているものもございますし、まだ全然手をつけていないものもあろうと思います。


○2番(谷 義樹君) そうしたら活性化、全体の町長自身の政策というのを私は、やっぱり町の活性化というのが1つの大きな流れになっているかというふうに私は理解したわけですが、その点については、町長の考えをお聞きしたいと思います。


○町長(中 和博君) 活性化の意味は非常に多岐多様に渡ると思いますし、やはり地域づくりには、これはだれもそうですが、衰退化というようなものはなかろうと思います。町を活性化するというのが政治に課せられた大きなテーマであると思います。


 そして、その活性化の中心として、いつも申しておりますように、今の能勢の置かれておる現状、地域、環境、そういったところから農村地域経済社会というような形を中心に考えておるつもりでございます。


○2番(谷 義樹君) そうしたら、次に話を移ります。


 町の現状、これは室長の方から、経済面で見た場合はちょっと、やっぱり元気がないかなと。そやけども、歴史・文化面で見た場合は結構、町自体は元気やと、そういった意味の、簡単に言うたら、そういった意味の説明があったわけですけども、これ、ことしの町政運営方針の中の20ページに「新しい町の形」というのが表現されてますね。


 ここでは、「単に公共領域を縮小させるものではなく、地域の英知を結集して多様な主体が公共の担い手となることによって、公共サービスを充実させることであります」と、こういった表現をされておりますね。ちょっと全体として、これ、先ほど町長の話にもあったわけですけれども、自立経営プランとか、こういったいろんな方策の中、さきで言うたら公の施設の見直しとか、そういった流れの中で何か窮屈な思いを全体に感じてる人が多くなってきていると。辛抱せい辛抱せいと、そういうような感じの感覚を私自身も持ってるわけですけれども、そこら辺について、今、新しい町の形という観点から考えた場合に、現状のやり方、それについて何か思いがあればお聞きしたいと思います。


○町長公室長(上森 一成君) お答え申し上げたいと思います。新しい町の形というような表現で町政運営方針にはされておりますけれども、これは常々申し上げたこともあろうかと思いますけれども、いわゆる「ガバメント」から「ガバナンス」という方向へ変わる。すなわち、行政も地域の一員であると。これまでは、行政と住民とという、そういう関係であったものが、行政も地域の一員であって、事業者も地域の一員であって、住民も地域の一員であると。行政も事業者も人も、すべては地域を支えるという、そういうような考え方にこれからなっていくんであろうし、本町もそうであるべきだと思っております。


 そういう観点で考えますと、まさしく協働という事業につきましては、それを実行に移す手だてであるのかなと考えておりますけれども、どうしてもこれはよく言い尽くされてきたことなんでしょうけれども、行政がかなり肥大化をしておった関係で、あらゆる官の事業、公共の領域のすべての事業を行政が一定するべき、するべしというような風潮があったところから、それを縮小してきておる中で、その窮屈な思いをされておるといいますか、そういう閉塞感みたいなものがあるのかもしれません。


 しかし、今のこの社会情勢を申しますと、行政と申しますか、税金というものを使うという環境は、これはやはり縮小せざるを得ないと思います。ですので、ここは窮屈という表現をされましたけれども、みんなで集めた税金をどのように有効に使うかという観点、そしてその集まる税が減ってくるという観点、それを総合的に判断した中で行政をするということが今の私たちに課せられた仕事だと思っておりますし、そういうことを今、実施をしていかなければならないのかなというふうに思ってます。


 ちょっとお答えになったかならないかわかりませんけども、そういう観点が今の求められておる行政の姿であるのかなと考えるところでございます。


○2番(谷 義樹君) 町政運営方針で言う新しい町の形、これは言葉を置きかえたら、簡単に言えば協働のまちづくりやと、そういうような意味でとらえておられるということについては理解させていただきました。


 同じ、先ほど出てきました能勢町自立経営プランの集中改革プランの中で、町の活性化という欄がありますね。これ、今、手元に持ってないからわかりにくいかもしらんけれども、この中で町の能勢町における交流人口をふやすということが活性化の第一歩やと、こういった表現をされてますね。先ほどは町の中のいろんな、協働を含めた活動人口というのか、こういう言葉を使われたこともありましたね。活動人口、これは何か町内で動いている人の人口掛ける時間的なもんかな、何かそういった意味で活動人口という表現をされましたね。外からは交流人口。こういったことで、非常に方向性としては私も一致しておるわけやけれども、実際にこれから個々に聞いていきますけれども、活動人口については現状、能勢町の中がどういった形で活動人口が動いているかについては個々に聞いていきますけれども、そういった考えについては基本的に同じ、同じというとおかしいけど、今現在もそういった考えをお持ちで、そういったために努力をされているというふうに理解させてもらっていいわけですか。


○町長公室長(上森 一成君) 今、議員ご指摘いただいたように定着人口というものが減少しておりますので、ここは交流人口並びに活動人口によって活性化されていくということはそのとおりかと考えております。


○2番(谷 義樹君) この自立経営プランの中で町の活性化の具体的な中身として、これちょっと括弧にとじながら、「能勢が有する資源の活用について検討する各種プロジェクトを設置する」と。それから、「能勢という地域ブランドの確立」。それから、「情報・住民意見等を収集し、政策研究会を設置する」。それから、「まちづくり」。飛ばしますけども「財源の確保」「コミュニティービジネス」、こういった内容が具体的に入ってるわけですけども、わかりますか。18ページです。集中改革プラン、その18ページ、ここら辺の具体的な組織づくりなり、方向性について、今現在もそういった展開の方向にあるのかどうかについてお聞きしたいと思います。


 資料がなかったら、今言うてる言葉の中でちょっとお答えいただければと思います。


○町長公室長(上森 一成君) 申しわけございません。私が今持っているのは17年の3月につくりました自立経営プランで、その集中改革プラン版のもとになったものでございまして、内容は同じようなことでございます。もともと17年3月に、この自立経営プランをつくりました折は、それまで財政再建プログラムというのをつくって財政再建に取り組んでまいりました。


 16年の秋に町長がお変わりになりまして、17年3月に町が自立するという観点からつくった計画が、この自立経営プランでございます。これは、総計を補完していきたいというようなことの位置づけでつくってきたものでございます。その中でいろいろと、町の人口の動向。この時分から限界集落という言葉も使い出してきたところでございました。


 そして、町の財政の状況、そして今後どのようにしていくかというような中で、今、議員がご指摘をいただきました町の活性化というところの章に入ってくるというような計画でございます。


 この中で、いろいろ考えておりましたけれども、具体に横断的な職員の研究会といいますか、そういうものにつきましては50周年の検討会とか、今でしたら農業の活性化みたいな形で職員の各課から、それぞれ出てきまして、そういう横断的な組織で検討したりしております。それが、いわゆるここで言ういろいろな形の政策研究会みたいな形でしております。


 ただ、住民さんが入っていただいて具体にやったということになりますと、近いところで申しますと過疎地有償なんかも住民さんも入っていただいて検討して立ち上げてきましたし、しあわせ守り隊につきましても参加をいただいて結成をしてきたのかなと、そんなふうに考えております。


 それと、あとコミュニティビジネスということを最後におっしゃいましたけれども、これは何かと申しますと、これまで行政がやっておりました仕事が、いわゆる民間の方がされる。それが1つのビジネスになるという、そういうことをコミュニティビジネスというわけでございまして、それがここ数年来の出てきた言葉でございますけれども、本町において、それが何になるのかなと申しましたら、福祉バスを廃止させていただいて、そして過疎地有償運送しましたと。これが社協さんなり、のせ田里伊能さんというNPO法人がされております。それで一定の収入があるということになれば、これも1つのコミュニティビジネスかなとも考えておりますし、そういうことが町の行政の分野のことが波及して、できていけばさらにいいのかなと考えておるところでございます。


 あと、その中で町の活性化の中で交流人口をふやすという、これを初めてこの中で17年3月にうたったときが、このときが初めてであったと思っております。これは、先ほども申しましたけれども定着人口が減る。要するに町の人口が減るという、それをあえて肯定をしたというのが、このときが初めてであったのかなと私、記憶しておるんですけども、やはり人が減るということを肯定しないと、町は人のためにある。町の主人公は人でございますので、そこに力点を置くというところから考えたのが交流人口ということでございます。


 これは、どこまで浸透したかということは非常にしんどいところでございますけれども、一番代表的な例で申しますと、物産センターには多くの方が来ていただいたし、あれが1つの町の情報発信基地になってきたというふうに、ここ数年来、非常に大きな成果であったと思いますし、例えば文化の面で申しますと、本町の浄瑠璃というものが、これは全国的な皆さんに知っていただける規模になってきた。そういう面で申しますと情報発信ができたのかなと考えておりますし、吹田市との交流も含めまして、そういう地域との交流も、これも交流人口をふやす1つの政策であったと考えておりますし、そういう形で今後もこれをさらに発展、充実させていきたいと考えておるところでございます。


○2番(谷 義樹君) 過去に協働については2回ほど質問させてもらってますし、ちょっとまたきょうは聞きたいことがまだありません。ちょっと、後に回しまして、今出てきました活動人口、交流人口の部分で、特にこの前、農業委員会があって、そのときにバイオ燃料を、能勢の米でバイオ燃料を活用できないかと、そういった質問が出て、それと同時に結局、米をつくって、そこでもうかるとなれば病院に行ってる暇がなくなるでと。要は、住んでる人が元気になってくると、そういう意味で、ちょっと話があったんです。


 聞こうとしているのは、そういうことではなくて農業政策、能勢を支えている農業について、いろんな政策がたくさん出ておって、私も何か十分つかみ切れてないわけですけれども、その内容についてちょっとお聞きしたいと思います。


 まず、これは活性化の観点からお聞きしますので、よろしくお願いします。


 まず一番身近な、最近かかわらせてもらった農業委員会の関係でいきますと、農業委員会の中では農地の調整の問題と、それから遊休農地の活用のことが非常に話題になっておりますけれども、農業委員会について過去にそういった遊休農地の調査をやられたということを聞いたんやけども、そういった活用についての議論、具体的な取り組み、そういったものがなされた経緯があるのかどうかについてお聞きしたいと思います。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 農業委員会が行いました遊休農地のパトロールでございますけども、これは2年前から遊休農地のパトロールを始めまして、1年目はほ場整備をしたところの農地、次の年はほ場整備をした以外の区域の農地ということで分けてパトロールをしたわけであります。


 そのパトロールによって把握をできました遊休農地の面積といいますのは、いわゆる農業センサスで出てます67ヘクタールよりは、かなり少ない面積というところでありました。それの活用について、過去に議論をしたことがあるかというご質問でございますけども、農業委員会の中で、その活用について議論をしたというのは、まだパトロールをやって現状の面積が今はこれぐらいあるというところでございますので、その中での議論というのは、まだ行っておりません。


○2番(谷 義樹君) 農業委員会の2つの役割の1つの柱でないかなという感じがするわけですけど、これ今回、特にこれを聞こうと思って出したわけではありません。やっぱり、いろんな形で最近で言うたら国の方からも「農産漁村活性化のための戦略」、こういったものが出てますね。これを読んでても具体的に何をどうするんや。やった場合に、何がどうなるんや、そういったところがなかなか見えてこないわけですけれども、やっぱり能勢の置かれてる状況から見た場合は、農業政策というか、農林業政策、こういったものについては、やっぱり一定の方向を持って取り組んでいくということが、これから特に必要でないかなというふうに、そういうふうに感じるわけです。


 そういった中で、それを支える担い手というのか、組織づくりなり担い手育成ということが、そういった中でも言われておりますね。そういう中で、この前、環境農業フォーラム、ここでちょっと、たまたま私、時間的によう聞かなかったけれども、田尻地区の活性化に向けてということで、何か実績の報告等、やられましたね。これ、今、私、資料見てるだけなんやけども、結構、地域の人が本当に頑張ってる姿がここに出てるんではないかなと思うわけです。


 逆に言うたら、こういった先進的な取り組み、これをやっぱり能勢町全体に展開していくと、そういったことが今後の能勢町の農業面での活性化のためには必要でないかなと、そんなふうに思うわけです。こういった形で報告会を設けられたことが1つの展開かなと思うわけですけれども、こういった事例をそれぞれの地域に展開していくという、そういった取り組みについて考えがあればお聞きしたいと思います。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 今、質問の中でもおっしゃっていただきましたけども、この能勢の中でいろんな課題がある中で頑張っておられる方がおられると、そういう事例はやはり多くの方に知っていただく必要があるであろうし、またその活動の中から自分のところの地域に合う何かヒントを得ていただける機会にもなればということで、田尻農産の発表もそうですし、また農業委員会の方では遊休農地の発生を抑えるためには何か手法がないかということで新たな取り組みとしてパネルのああいう形のこともやらせてもらいましたけども、何かにつけてこれからは、そういう情報発信を心がけていく必要があるだろうというふうに考えております。


○2番(谷 義樹君) 実際、情報発信については、今、課長おっしゃったように努力してもうてると。ただ、今、能勢町の現状を見た場合に具体的な推進組織としては農協、それから土地改良区、こういったものがあるわけですけれども、特に農協については、どっちかと言うと金融部門が中心になってしまって営農が弱いと、そういった傾向の中で、やっぱりそういう組織づくりというのか担い手なり、こういう農産的な受け皿的な組織づくりについては一定、町が方針を出して地域に入っていくというようなことが必要でないかなと思うわけですけども、それについてちょっと考えをお聞きしたいと思います。


○産業建設課長(瀬川 寛君) そういった担い手の受け皿についての話ですけども、当然、行政がそういったことに対して相談に乗る支援をするというのは、当然のことではございますけども、まずは地域の皆さんが本当にこれから5年後、10年後の農業の担い手、自分たちの地域はどうなるんだというところに対する危機感といいますか、お考えをどういうふうに持たれているのか。2年前にとりましたアンケートによりますと、8割の方が今の現状のままの農業を5年後も続けたいというふうなご意見でございます。


 それは、それをそのまま額面どおりとりますと5年後もこのような状態で農業を続けていただけるのかなというふうにも取れるんですけども、厳しい見方を言いますと、かなり楽観的に考えておられるのかなというふうな数字の見方もできるのではないかなというふうに思います。


 これは1つの例ですけども、この間、私が住んでいる地域でも、ある問題からこれからの地域の農業をどうするんだというところの話があったわけなんですけども、やはり地域の中では数人ではございますけども、そういったことに対して危機感を持っておられる方もおられる。しかし、まだその声は余りにも地域の中では小さ過ぎるというのが現状だと思います。


 ですんで、国の方が例えば大規模集約型の農業に転換する中で、あわせて集落営農の推進も呼びかけてはおりますけども、なかなかそれに対して手が上がらない。と言いますのは、やはりまだ個々地域の農業者の方が、そこまでの危機感を持っておられないんじゃないかなと。


 田尻についても、恐らくあの時点までは漠然とした危機感を持っておられてたんだと思いますけども、それのきっかけになったのが1つは農協の支店の廃止、そういうことがき3っかけになって地域として、それを危機感としてとらえられて地域がまとまろうという方向に進まれたんだというふうに思います。


 だから、それぞれの地域で何が起爆剤になって、そういう危機感を感じられるかというのは、それぞれ違うかとは思いますけども、そう遠くない時期には、やはりここ5年がどうだというところではないですけども、やはり10年15年という先を見れば、今、農業をやっておられる方も、これから先はどうなるかわからないというふうにアンケートの中でも答えておられる方もおられますし、そう遠くない将来にはそういうことが自分の地域でも問題になるんだというふうなところは、やはり何かの機会で言っていく必要があるんだろうなというふうに考えてます。


○2番(谷 義樹君) 能勢の農業の生産者の現状、これは私も似たような感覚で持ってます。ただ、私が今言うてるのは、その現状認識ではなくて、そういった現状の中で町として、能勢町の活性化という観点から見た場合に、どういった取り組みをしていくか、そういったことが大事やと。だから一定の方針を示すべきではないかなと、そういったことを話し合ってるわけで、そういったことについて、そういう観点からもう一度、お答えいただきたいと思います。


○環境事業部長(森村 保君) 行政側としての一定の方針ということでございますけれども、具体的な方針というのは、なかなか難しいと思ってます。行政側が、さっき課長も言ってましたけども農業振興なり地域の活性化なりに向けまして、行政側としてすることは何ができるのかと。どうやれば地域の皆さんが地域力といいますか、協働といいますか、そういうなんで動いてくれはるんかと。これは、常々思っているところでありまして、その方向を出すということについて、実は本当に今も苦慮をしているところです。これに関連づけて、先ほどもございましたけれども、町長の方から農、林、観光、そして文化、あらゆる町の資源、能勢には宝があると。そういうものを使って農業面でも、特にそういう資源を使った形で振興していく活性化策を考えるべきであるという指示はかねがね受けておりまして、原課の方もそれに向けて検討をしております。


 それで、思っておっても何もなりませんので、実は農業農村活性化委員会というのを組織しておるわけでありますけれども、それもそこで練っていただいても、正直申しましてテーマも漠然といたしますので、なかなか委員さんもそれを持ってどうしようというようなこともないわけです。したがいまして、これは何とか前に進めないかんという思いは持っておりまして、それで実はそれに向けて、さっきございました庁舎の中ではありますけれども、原課ばかりで考えておってもあかんということで、これはひとつ横断的に農林商工係の担当者が事務局になりまして、そして各部署の若い人にも手を挙げていただいて、何か知恵を出してもらって、とりあえずはその中で研究をして、この方向性を出していこうやないかと、そういうのをやっていこうとしています。


 そんな中で、能勢の農業支援、農業が中心と考えております、農林業を中心と考えておりますんで、それらのことをまとめて1つの方向が出せるのかなというふうに思ってます。ただ、先ほど来言ってますように、田尻農産の例をフォーラムで発表していただきました。谷議員も地域でみずから取り組んでおられると、また発表の機会があってもいいんじゃないかなというふうに思ったりもするわけなんですけれども、そういう機会をみんなに紹介していただいて、とにかく行政はほんとに何をして、そういう方々を支援をさせていただく、そういう仕掛けづくりをするのがいいんだと思うんですけども、そういう動いていただく地域のリーダーになっていただく方々の養成に向けて、今までも農業の担い手塾でありますとか、例えば観光のボランティアガイドを養成するための講座でありますとか、森林の里山の養成講座とか、いろいろやってきておりますけれども、何とかそういうのが実際に結びついていくような形、こういうなんを取っていきたいなと、ちょっと漠然とした抽象的なご答弁になりますけれども、そのように思っております。


○2番(谷 義樹君) 今の部長の言葉を聞いて、町長からしっかりと方針が伝わってるということで安心させていただきました。今、たまたま出てきたように、能勢町の中をちょっと見たら、人というか、昔、これは私「匠」という言葉を使うて、町長もそういった掘り起こしに努めますと、匠の、そういったことを言われたわけやけども、非常に人材は豊富にあると。ただ、それを十分に活用し切ってないと。そやから、それを活用するのはどないするんや言うたら、組織することですわ。


 農業の得意な人を集めて、農業部門でどういったことをやっていったらいいかというような、何か今、農業農村活性化推進委員会、この話が出ましたね。これについてもちょっと聞きたいと思ってたんですが、活性化委員会の活性化が何かもうひとつ難しいと、活性化委員会自身を活性化するような方策を考えんといかんみたいな感じに聞きましたけども、やっぱりこれ、言葉は別にして、そういった中に本当に能勢町の持っている個々の力というのか、そういったものが集約されんことには、まあ言うたら機関車的な推進役的な役割をそういったところで担ってもらわんことには、やっぱりうまいこといけへんと。行政が何もかも、すべてかかわって常に行政が引っ張りますというようなことではいけへんから、それぞれの専門分野の人に、そういった形でかかわってもらう。これが、やっぱりある意味では協働でないかなという気もするわけです。そういった、これは基本的に協働に、また返ってきたところで人材の掘り起こしなり、組織化についてお聞きしたいと思うんやけれども、そういった中とか、それから先ほどちょっと具体的に取り組んでる中で経営体基盤整備事業とか、それからことし始めた農地・水環境保全向上対策事業、こういった中で、常に受け皿的な担い手の強化というのか組織化、こういったことが出てますね。


 具体的には、経営体育成やったら、最終的にはそういう受け皿を組織化せんといかんというような課題、そういった中での事業というふうに聞いておりますし、とりあえず能勢町は難しいでんねんということではなくて、具体的に1つでも2つでも、そういった組織づくりというのか、田尻農産みたいな活気のある組織づくり、これ、やっぱり取り組んでいかんといかんというふうに感じるわけです。


 いろいろ話がありましたけども、一番身近なところで私たちが草刈りやったときでも草の刃をもらえるというようなことで、農地・水環境保全何とか事業というの、ことし取り組んだ、ここら辺について今現状の評価は部長としては、どういうようにやっておられますか。


○環境事業部長(森村 保君) 現状の農地・水環境保全向上対策におきますところの現状の評価ということでございますが、国の方が19年度から、こういう施策の方を展開するということで一定、交付金の事業でもって推奨してまいってきておりまして、1つは農地、特にほ場整備、ちょうどやってまいりました改良事業の、改良区の事業のところのものを趣旨は地域のみんなで寄って、農地を保全しましょうという取り組みで、それにかかわって改良区の方で中心に取り組んでまいってきております。


 評価ということでありますが、実際、各集落のところで取り組んでいただいております状況等をお伺いしますと、やはり先ほど草刈りの刃の話じゃありませんけれども材料をもらって、いわゆる日役といいますか、奉仕作業といいますか、環境整備というのを村で取り組んでおられるものを充実していただいているというふうに思っております。


 いろいろ用件があるわけですけれども、国が言ってます趣旨というのは決して悪いことではありませんし、むしろこれから農地保全に向けたところの認識を住民の皆さんにも、農家の人ももちろん、非農家の人にも持っていただいて、それが子どもたちと一緒に保全活動をやっていこうという、その趣旨についてはいいことだと思いますし、その辺のところを今後は十分取り組んでいただける際に認識といいますか、理解をしていただいた上でやっていただけたらなというふうに思います。


 ただ、少し聞いてますのは、事務的に何か細かい話で恐縮ですけれども、ちょっと煩雑的なところがあるというような、ちょっと苦情的なことも伺うわけですけれども、そういったところ、始まったところですので大阪府の方にもそういう問題点等、1年目を終わろうとするわけですが、それらのところを踏まえて意見を持って、また来年度から取り組んでいけたらなというふうに思う次第でございます。


○2番(谷 義樹君) この事業は5カ年計画ですね。単年度ごとに来年度からというような形で行くべきものか。それとも、5年間を見通して、その間にここで言うてます各対策の位置づけとして3つ、柱が出てますね。


 具体的に言いますけども、品目横断的経営安定対策、それから米の生産調整支援策の見直し、それから農地・水環境保全向上対策ということで、この中では担い手の組織づくりとか、生産調整実施者に対する対策とか、それから地域共同体の強化みたいな、そういったことが具体的に書いてあるわけです。これはやっぱり5年間というのを見通して、初年度は組織づくり無理としても2年3年に向かって、そういう段階を追うて最終的に、ここでは経営体育成基盤整備事業等の連携をして、何か組織を強化していくようなことが入ってるかなというように思うわけですけども、そこら辺に対して、これは改良区が中心になって取り組んでると。お金の方も改良区を通しておりてきてるということで、これは町に聞くのはどうかなと思うわけやけども、実際に町を通して補助金等も出てる関係もあり、一定のかかわりというものをやっぱり持ってもらわんといかん分野じゃないかなと思うわけです。そこら辺に対して、そういった指導がどのようにいってるかについてお聞きしたいと思います。


○議長(中川 輝彦君) ちょっと谷議員、この質問事項、地場産業の育成から見た能勢の宝、自然の資源の活用で、今、緑とあれの事業をやった、それ単品で言うてもらう方が担当者の方も用意できませんので、どんどんふやしていったら何でもかんでもですので、その辺ちょっと考えながら質問をしていただいたらいいと思います。


○産業建設課長(瀬川 寛君) 今の農地・水環境保全向上対策の中で、その事業メニューとしては5年間、おっしゃってるとおりなんですけども、これは毎年毎年に年度末に総会をやって、次年度の事業計画をつくるということになってます。その中で、計画をしたものは当然100%、履行しなければならないというところで、もともとこの農地・水環境保全向上対策事業も、いわゆる二階建て三階建ての仕組みになってまして、1階部分というのはいわゆる基礎的な活動ということで従前からやっていただいてる農道や水路の草刈り、そういった農地を単純に保全するという活動。


 その2階部分については、向上活動ということで傷んでるところをみんなで補修しましょう、機能診断をしましょうという、それと3階建ての部分の中に今おっしゃってますのは高度な部分ということで、絶対取り組まなければならないものではないと。そういう高度な部分に挑戦される地域については、さらに別の交付金を出しましょうというところでございまして、実際、能勢町のように町域全域でこの事業に参画するというのは非常に全国的にもまれでございまして、大阪府下の中でも市町村の全域でこの事業に参画しているのは能勢だけであります。


 そういうところから、非常に、よそでしたら例えば茨木でしたら見山地区というごく限られた地域でこの事業に取り組んでおられますので、非常に活動計画を立てるにしても、また活動をするにしても話がまとまりやすいと。ところが、能勢町の場合は全域で取り組み、なおその全域を能勢町土地改良区管内、東土地改良区管内という非常に広い範囲でくくっておりますので、そういった高度な事業というのもメニューの中にはあるわけなんですけども、なかなかそういうところに最初から手を伸ばしてやるということは、その基礎的な部分ですら、なかなか調整が難しいというところでございましたので、そういうところには手を伸ばさずにこの事業の方へは入っておるというのが現状であります。


○2番(谷 義樹君) 議長の判断もありましたので、これ以上細かいところの質問はやめて、能勢の歴史・文化の活性化面での活用についてお聞きしたいと思います。


 実際に、先ほど教育委員会の方から生涯教育なんかに対する質問も出た中で答弁があったわけですけども、非常に能勢の歴史・文化というのはおもしろいと。かかわれば、かかわるほど取りつかれてしまうと、そんな感じがするわけですけども、当然住んでる人はそれにかかわるということは、やっぱりその中の人がそういった意味で興味を持ち、元気になっていくということにつながるかという気もするわけです。


 先ほどちょっと話をしましたように、交流人口、そういった観点から見た場合に、やっぱりこのせっかくある資源を活用せん手はないと思うんですね。それについては、以前の質問で町長もそういった方向について、どんどん交流人口のゾーンにこういったものを活用していきたいというようなことは返事をいただいてるわけですけども、こういった取り組みをやるところというのは、これは教育委員会になるのかな、ちょっとそこら辺、担当がわかりませんけども、この活用についてどういうふうに考えておられるのかお聞きをしたいと思います。


○環境事業部長(森村 保君) まず、交流の人口ということで、これは能勢町と交流ということは、つまり外部からいろいろ観光なりでみえていただいて、その部門のセクションですけれども、ご存じのようにこれにつきましては1つの大きなイベントとして栗まつりでございますとか、それからもう出ておりますが、当然のことながら観光物産センターを中心とした交流ですね。その中でも観光ボランティアガイドの会というのが結成をされておりますけれども、ご存じのとおり、その方々による案内業務もやっておられまして、そういった意味で交流人口の方は、急激ではございませんけども徐々に増してきているのかなというふうに思っております。


 それのみならず、先ほどもちょっと重複しますけれども、総合的な中で、もちろん浄瑠璃も、シアターもそうですし、話がばらばらになって申しわけないんですが、吹田市とのフレンドシップ協定も結んでいる中で、吹田市からも能勢の方におみえでございますし、また物産センターの方はご存じのように吹田の方の青山台の方で販売もしておりますし、徐々にではありますけれども、一定交流の施策といいますか、活動についてはやってきているのかなというふうに思っております。


○2番(谷 義樹君) 特に、この交流人口という観点からの説明かなと思うわけですけども、ちょっと私がお聞きしたいのは、能勢が持ってる歴史と文化という、こういうすばらしいやつを中心にして町おこしに活用できひんかなと、そういう思いを持ってるわけです。


 この前、栗まつりのときに何かバスで町内の史跡めぐりというか、そういった計画をなされたりしてるというふうには聞いておりますけれども、もうちょっと、単発的なものではなくて、場合によれば史跡めぐりの観光、まあ言うたら京都なんか行ったら市内めぐりコースってありますわね。何か、そういったことで日常的にというか、土日だけでもそういったことが展開できるような、そういう活用というか、史跡文化の。これ、個々には相当、来てはります、はっきり言うて。何か、そういう専門の分野なのか知らんけども、相当詳しい資料を手元にしながら、いろいろと尋ねて来はる人をようけ目にします。やっぱり、そこら辺が町としては活用しようと思ったら、一定の組織化というか、そういったことに対する活用の仕方を考えるべきやないかなと、そんな思いがするわけですけれども、あくまでも観光ということで環境事業部になりますのかな、やっぱり活用は。


 ただ、このある資源のすばらしさというのは、やっぱりこれは教育委員会がそれなりの資料、これは町史もしっかり書いてますし、そこら辺は十分把握して、何を能勢のためにPRするのかといった、そういう内容的な指導は教育委員会が当たるべきやなという気もしますし、そこら辺、連携して、これから先、活用していくと、そういった取り組みについて、ちょっと考えがお聞きしたいということなんです。


○環境事業部長(森村 保君) さきのご答弁と同じようなことになると思いますけれども、いわゆる寺社等歴史、名勝と言われるところの観光の案内的なことでございますが、これにつきましては観光ボランティアの会の方でみずからガイドマップを、ちょっと何コースか忘れましたけども、数コース企画立案されまして、印刷の方はお手伝いをさせていただいたわけなんですけれども、みずから考えられまして、その中には議員おっしゃってます歴史・文化・名勝等もあわせてマップにございます。そういう中で問い合わせの件数は、ネットで紹介もしておりますので、問い合わせの件数は結構あるそうでございますが、実際に案内をしている数はそう伸びてないそうでございますけれども、そういった紹介をしているという実情が、実態がございます。これは単的なものではございません。その要請に応じてやっていると。


 なお、もちろん教育委員会の方では後ほどございましょうけれども、文化財とか史跡の説明の際に案内表示等の方は続けていっていただいているようでございますので、そんな状況でございます。


○教育次長(加堂 恵二君) おっしゃるとおり、ほんとに能勢は歴史・文化が豊富といいますか、史跡、遺跡、名勝が大変豊富なところでございます。先ほど部長の方から紹介がありましたように、歴史の案内プレート、案内表示板100カ所ということを一応の目標にして年次計画で設置をしております。あと4年ぐらいで一応、目標の100カ所は到達の予定でございます。


 先ほどはボランティアガイド等の話もございましたけども、そういう方々とか、また能勢町郷土史研の方々が本当に地元の郷土等を研究されたり、またいろんなハイキングなんかのときのいわゆる説明役ということもされております。今ありましたように観光ボランティアは観光だから事業部、学術研究は教育委員会とか、そういうことではなくてお互いにそれぞれ連携を取り合って、議員のおっしゃったような町外から来られた方々に対する案内なり、そういった紹介なりができたらなというふうには思っております。以上です。


○2番(谷 義樹君) せっかくある、こういう資源についても、それをやっぱり上手に紹介する人というのか、その人の力がなければ、なかなかこれは活用できないわけですし、ボランティアガイドの人も頑張ってやっておられることも私も目にしております。そういったすばらしい人材、先ほどもちょっと言いましたけれども非常にたくさんあるわけです、町内には。そこら辺をぜひとも何とか、ボランティアガイドみたいな形で組織化して、そういった町の活性化に一役買うてもらう、そういった気持ちを例えば郷土史研究会の人にも持ってもらうと。それぞれ専門の分野で一生懸命勉強してはるけれども、活性化にはちょっと私はあんまりとかいう、そういう感じの人もちょっと個々には見受けたりしますし、そういう組織化については取り組んで、ぜひともこれから強化していただきたい。そういう流れの中で、ちょっと協働に返りますけども、やっぱり協働の一番の中身というのは人のかかわりやないかなと、そない思います。


 ことし、総務の方では住民自治推進事業というのをやられましたね。住民自身がそういった参加をしていくような1つの方策、この個々の具体的な到達状況とか、そういったことについては今回は聞きません。


 例えばもう1つ、福祉の方では介護予防に関係して、この前のきのうかおとついやったかな、町独自の施策について地域力の活用が図れるような方策をこれからは考えていきたい、そういった意味のお答えが出たかと思います。


 そういう感覚で見た場合、やっぱりこの地域力というのか、地域と一体となった今後の協働の取り組みというのは、やっぱり町の活性化のためには、これはもうどうしても避けて通れないというか、本当の力になる部分が協働でないかなと私は日ごろから、そういう思いを持ってて過去にも2回ほど、そういった質問をやらせてもうたわけです。


 そのときに、ちょっと答えの中で職員地域担当制というのが出てましたね。これの取り組み、もう相当、聞いてからたつわけやけれども実態がどのようになってるかについてお聞きしたいと思います。


○町長公室長(上森 一成君) この職員地域担当制は、この自立経営プランの中でも確か申し上げて、検討しております。今でございますけれども、実際まだできておりません。当初、それぞれの職員がそれぞれの地域、集落、区を担当したらいいなということで、いろいろ私の方で検討を進めておるんですけども、いろいろその職員の資質によって差が出てもいけないとか、あとは俗な言い方を申しますと御用聞きみたいな形になってしまってもいかんしということで、これはやっぱり自治のあり方というものをもう少し整理した上で設置した方がいいなということで、今は、まだようしておりません。というのが、今の現状でございます。


○2番(谷 義樹君) この答弁をいただいたのは、実は17年9月26日、2年前です。その時に、同時に重点ブロックという考え方についてもお聞きしました。活性化のための、そういう制度を設けるということがあって、そういったことにも取り組んでいきますという、これ、室長からの答弁をいただいてるんです。


 重点プロジェクトにつきましてでございますが、環境、産業づくり、人づくり、まちづくりの3つの分野の重要な施策を行政評価において総合化し、取り組みを進めておりますが、地域や人材を活用する仕組みや組織づくりにつきましては自立経営プランに位置づけている職員地域担当制など検討段階であり、今後具体化を図っていきたいと考えておりますと、こういった答えをいただいてます。これは議事録です。1年やと思ったら2年たってるわけです。そこら辺、まだ検討中ですか。


○町長公室長(上森 一成君) 非常につらい答弁でございまして、結果から申しますと、ようしておりませんので検討中と申し上げる以外にございません。


○2番(谷 義樹君) 書いてますんで、えらいきついこと言うて申しわけないんやけど、ということで何か、先ほど聞いとったら職員地域担当制についてもばらつきが出たらいかんと、能力差によって、そういったことの話が出てるようやけど、こんなもん同列になるのを待っとったら、いつになるかわかりませんわな。それぞれ能力が違うんやから、やっぱり先進的な取り組みをどこかがやって、それを水平展開していくというか、そういったことをやらんことには。田尻農産の例で出ましたわね。やっぱり先進的な取り組みというのは、それぞれ周辺にいろんな影響を与えるわけやから、それも1つの方法じゃないかなと思うわけです。だから、同列にやろうと思ったら、なかなかこれ、どの冊子で見たら同列やという判断をするんかということもあるやろうし、思い切った取り組みがなされてええんじゃないかなと思いますけれども、2年、準備期間を置いて早急に実施するような気持ちはないですか。


○町長公室長(上森 一成君) この自立経営プランに書いておりまして、そのように答弁も確かにしておるんでしょうけれども、ここは今、その方向で考えますというのは簡単なご答弁かもわかりませんけれども、やっぱり何と申しますか、今の地域の活性化という言葉で議論を延々とさせていただいておるわけですけれども、これは私、常々最近よく考えるようになったんですけど、活性化と申しますと、例えば私の個人の家の活性化、例えば谷議員の個人のお家の活性化という観点になったときに、今、議論をされておる。例えば農地を利用した活性化、例えば交流人口を利用した活性化、これが果たして当てはまるのかということになりますと、この能勢町の活性化と申し上げますのは、能勢町に住む人が活性化して初めて能勢町が活性化ということになり、もちろん交流人口もあるんですけども、だからそういう観点で申しますと、これはこの間、私の室の中で若い職員と話をしておったんですけれども、例えば私個人で申しますと、私はたまたまここの役場に勤めてお給料をいただいておりますけれども、別の町へお勤めになってお給料をもうて帰ってこられる。そこで家の生活をされると。その中で、その生活の中のいろいろな機微がありまして、そこでいろんなことがある。その活性化ということになりますと、能勢町の主たる産業は何かなと言うと、これは外で働きに行かれてるサラリーマンという観点もあるのかなという、いろんなことを考えておったんです。


 ですので、その職員地域担当制から話が飛んで恐縮なんですけど、その活性化という議論の中で、私はやはり能勢町の中で働く場所が限定をされておるというのも事実でありましょうし、やはり都会に近いという、この地の利を得て、多くの方が町外へ働きに出られておるという、この現状、ここもやっぱり活性化という中で考えねばならないところかなと思ってます。そのためには何かと言いますと、やはり豊中市内、大阪市内の方へ働きに行って職を得るという環境を得るためには、どういうことになるのかなと、そんなことも考えておったんです。


 結果的に何も答えは出ておりませんけれども、ですので、その活性化という観点をそういうより広い観点で考えるのが必要かなと思っておったというようなことで思ってます。


 その職員の担当制につきましても、確かに職員が今で申し上げますと区長さんのところにお伺いをして、いろいろなお話を聞くということは、これはこれで否定するものではないんです。ただ、今、総務の方で新しく事業をつくりました自治推進事業、こういう形の中で、まずは地域の中でどういうことをしたいか。ことしは、たかだかと申しますか、うちにとっては大きなお金ですけども500万円、1つの区にすれば十何万円でしたけれども、そういうことによって地域の中で何をしようかということを考えていただいて、そこでやっぱり地域の活性を図っていただくことが、まず専決なのかなと、そんなふうにも考えておりますので、ここはこの事業の動向も見ながら、その職員担当制というのは17年の時点では書いておりますけれども、ちょっと検討するべきかなと思っております。


○2番(谷 義樹君) 私も活性化については1つの枠を絞って、この中だけとか、そんな考えじゃなくて、いろんなところにかかわってくると、そんなふうに思ってます。だから、非常に広いもんであると、取り上げるテーマも余り広すぎて、今回質問させてもらった内容も非常に多岐にわたってるわけです。いろんな見方、角度によったら、すべて活性化問題というふうにとらえることができるという感じがしております。


 その中で先ほど、ちょっとそれを支える協働という考え方、これについてお聞きしたわけです。これはことしの2月でしたか、協働によるまちづくり講演会というのを企画されましたね。これからの協働ということで具体的に、能勢におけるこれからの協働という具体的な内容までが、このときの講師の先生から話が出ております。まず、この講演会をどういう趣旨で計画されたのかについてお聞きしたいと思います。


○町長公室長(上森 一成君) ことしの分でございますね。山本さんという講師ですね。それの計画をいたしましたのは、もちろん協働のまちづくりという観点でございます。その講師を選定いたしました経過は、その方は今はもう、そこはおやめになっておりますけれども、うちの総合計画策定に二次、三次、四次とかかわっていただいた方でございまして、非常にこの能勢町の実情というものをご存じでございました。


 なおかつお住まいが豊中ということで、都会から見た能勢という観点もお持ちでございます。ですので、そういう方から見ていただいて、私たちが気がついていないような協働のあり方をご提言なり、お話いただけたらという趣旨でお願いをして、来ていただいたということでございます。


○2番(谷 義樹君) この講演、私も聞かせてもうて非常にええ話、聞けたなと、そない思うてます。ただ、それ、聞くだけになってしまうんです。それが具体的に、どう生きてくるんかになってきたら、生かす場もなければ、話をする場もないと、ただ聞いて終わってしもうたと、そんな形の講演会になってるわけやけども、ぜひともそういう、当初総合計画にかかわっていただいた、そういう先生が持っておられる能勢に対する思いというのが、これはまちづくりという言葉で、別の言葉で表現してます。協働、まちづくり、そういった感覚で、やっぱりせっかくやってきていただいた講演が生きてくるような、そういう展開、これをぜひとも考えてもらうべきやないかなと。


 ただ、行事をやりましただけじゃなくて。これちょうど今回の全協があったときに、この協働の問題を室長からお話させてもうたときに、協働によるまちづくり指針みたいなものをこれから先、ちょっと考えていきたい。これは議事録がないから、はっきりしませんけども、そういった意味のことを返事、いただいたと思います。


 私自身は一定の行政によったら協働の指針なり要綱、そういった条例、そういったものをつくって、全体に何か取り組みをする場合に、どういった形で協働の観点で取り組むのか。いや、これは協働の課題じゃないという判断をするのか、そういったことを定めて非常に住民の参加のやり方というか、また求め方、そういったことを具体的に取り組んでいる行政が結構たくさんあります。ぜひとも、その協働によるまちづくり指針、これは言葉はどうなっても結構やねんけども、それに対する町の指針なり、条例というか、そういったものをぜひとも制定していただきたいというふうに思うわけですけども、それについてのお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(中川 輝彦君) しばらく、休憩します。


    ──────────────────────────────────


              休 憩  午後  4時47分


              再 開  午後  4時50分


              (このときの出席議員13名)


    ──────────────────────────────────


○議長(中川 輝彦君) 会議を再開します。


○町長公室長(上森 一成君) 申しわけございませんでした。協働のまちづくりの指針という言い方をそのときにしたのか、ちょっと申しわけございません、ちょっと記憶にございませんので、確かに言うてるんだと思いますけれども、そのときの趣旨としたら当然、協働という観点はこれから切り離せない。骨太の方針のご説明のときに言うてるということでございますので、当然、財政が縮小していく中で行政の推進を維持するためには住民さんとの連携が不可欠やということを持って言うたというふうに私、理解しますので、そのようなことについては、そのまちづくり条例みたいなものをたちまちつくるということは当然できませんけれども、協働していく上で何か今後、もうちょっと突っ込んだような、こういうことをしていただいたらええとかいうようなことは指針とか、そういうものではなくて、実際の予算編成をしていく中で、その予算で補えない部分のようなものについては、また区長会なんかにお諮りしながら協力していただけるようなことは、していただけたらいいなというようなことで考えておったのではないかなというふうに思いますし、実際そういう形で行政として補えない部分は住民さんのお力とか、事業者のお力を借りてやっていくべきものかなと思うようなところでございます。


○2番(谷 義樹君) 聞きたかった内容は以上で終わりでございます。


 最後に、全員協議会の内容というのは、これは議事録がないので言うた言えへんということで議論になってもしようがないけど、やっぱり私自身はこういった場でも一応、町からいただいた返事というのは大事にさせてもうておりますし、そこについては今後とも、そういったことに対する思いというか、そういったことはひとつ、十分受けとめていただいて、よろしくお願いしたいと思います。


 以上で終わります。


○議長(中川 輝彦君) お諮りします。


 本日の会議は、これで延会したいと思います。


 これにご異議ありませんか。


    〔「異議なし」の声あり〕


○議長(中川 輝彦君) 異議なしと認めます。


 したがって、本日はこれにて延会することに決定しました。


 本日は、これにて延会します。


 念のため申し上げます。


 12月21日は、午前10時より、本会議を再開いたします。


    ──────────────────────────────────


              延 会  午後  4時53分








 以上会議の経過を記載し、これを証するためここに署名する。








  能勢町議会議長





  12番議員





  13番議員