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大阪府 阪南市

平成23年  5月 市立病院関連特別委員会 05月13日−01号




平成23年  5月 市立病院関連特別委員会 − 05月13日−01号









平成23年  5月 市立病院関連特別委員会



          市立病院関連特別委員会記録

1.日時

    平成23年5月13日(金)午前10時00分〜午後 0時20分

1.出席委員

    委員長    楠部 徹     副委員長   野間ちあき

    委員     二神 勝     委員     古家美保

    委員     武輪和美     委員     見本栄次

    委員     土井清史     委員     岩室敏和

1.オブザーバー

    議長     三原 伸一

1.欠席委員

    なし

1.説明のため出席した者の職氏名

    市長         福山敏博   副市長        安田 隆

    参与         櫛谷憲弘   総務部長       岩本正幸

    財務部長       神藤泰治   病院事業課長     大久保則之

1.職務のため出席した者の職氏名

    議会事務局長          肥田茂夫

    議会事務局次長(兼)庶務課長  南 真一

    議会事務局庶務課総括主査    桑田 学

1.案件

  (1)阪南市民病院改築に係る基本構想について

  (2)泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(大阪府地域医療再生計画事業)について

  (3)その他

    ?平成22年度収支報告について

    ?その他



△開会 午前10時00分



○楠部委員長 本日は大変お忙しい中、各委員、議長また説明員として市長初め理事者の方々にご出席いただきましてまことにありがとうございます。これからの本特別委員会の審査及び運営につきまして、よろしくご協力賜りますようお願い申し上げます。

 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから市立病院関連特別委員会を開会いたします。

 なお、本委員会に傍聴の申し出があり、これを許可したことをご報告いたします。

 まず、開会に当たりまして市長からごあいさつをいただきたいと思います。



◎福山市長 おはようございます。委員長並びに議長初め各委員の皆様におかれましては、早朝より市立病院関連特別委員会を開催していただきましてまことにありがとうございます。

 本日の案件でございますけども、案件1といたしまして阪南市民病院改築に係る基本構想について、2といたしまして泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(大阪府地域医療再生計画事業)について、3、その他といたしまして?平成22年度収支報告について、?といたしましてその他となっております。それぞれ担当よりご説明、ご報告申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございます。

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△1.阪南市民病院改築に係る基本構想について



○楠部委員長 どうもありがとうございました。案件に入る前に、前回の4月28日の委員会で資料の要望がございました。投げ込みでという話がありましたけれども、生長会さんとの調整等少し手間取りました。皆さん方のお手元にその運営状況について配付させていただいております。その他で触れたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 それでは、案件1、阪南市民病院改築に係る基本構想について、理事者から説明願います。



◎岩本総務部長 それでは、案件1の阪南市民病院改築に係る基本構想についてでございますが、今回の病院改築につきましては、前回の委員会でもご説明申し上げましたとおり、設計施工一括の公募型プロポーザル方式にて行うこととしており、このプロポーザル実施に当たりまして、実施要領や要求水準書を作成し公募することから、その基本となる改築後の診療機能体制の基本的な考え方や施設規模、将来機能等につきまして、指定管理者である生長会と協議を重ね、今回基本構想(案)として策定したものでございます。詳細内容につきましては、担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



◎大久保病院事業課長 それでは、案件1の阪南市民病院改築に係る基本構想(案)につきまして、お手元にお配りしております資料に基づきご説明申し上げます。本日の資料には番号を付記しておりませんので、ご了承ください。

 それでは、1ページをごらんいただけますでしょうか。目次にございますとおり、1、基本構想策定の背景、2.改築の必要性、地域の中核病院としての3.阪南市民病院の役割から8.敷地利用計画の34ページまでとなっております。なお、35ページ、36ページには用語解説を記載しております。

 3ページをごらんください。それでは、まず1.基本構想策定の背景でございますが、本年4月から指定管理者制度を導入し、指定管理者である社会医療法人生長会は「地域と職員と病院が強い信頼関係を築いて、地域と病院とが共に栄えていく」を基本理念に据えており、その基本理念実現のための重要なプロジェクトの一つとして、現病院施設の改築計画を位置づけとして、今回の阪南市民病院改築に係る基本構想を取りまとめたものでございます。

 次に、2.改築の必要性につきまして、施設の利用性と老朽化としまして、阪南市民病院の現施設は、それぞれ増築整備したことから、病棟内におけるゆとり空間や駐車場スペースが十分に確保できていない状況にあります。また、昭和49年に新館棟の増築等を行ってきた結果、施設全体としての整合性を欠き、非効率的な施設配置となっております。さらに、築後45年を経過した病院施設・設備ともに老朽化が顕著となっております。

 次に、施設の狭隘化としまして、阪南市民病院の診察室や診察時の待ち合いスペースは極めて狭い状況にあり、医療の高度化に伴うさまざまな医療機器の導入や療養環境などのアメニティーの向上が求められる昨今、狭隘化はますます深刻な問題となっております。

 耐震としまして、東南海・南海地震等の大規模地震の切迫性が指摘されており、阪南市地域防災計画には、災害時における市災害医療センターとして位置づけられております。

 駐車場不足の問題による対策を講じる必要があります。

 次に、5ページをごらんください。現地改築の必要性としまして、道路ネットワークにより、市内では最も交通アクセス性能が高く、また尾崎駅に近く、公共交通の結節点として公共交通機関の利便性は高いことから、現在地の改築が唯一の方策となります。

 3.阪南市民病院の役割としまして、公設民営となった阪南市民病院は、今後地域の中核病院として一翼を担い、その役割が以前のように求められるがゆえ、こたえていく必要があります。

 また、公立病院は、当該地域並びに住民の生命、身体及び財産を災害等から保護する責務があることから、震災や新型感染症等の有事発生時における地域の医療拠点としての機能が求められています。さらに、大阪府地域医療再生計画に基づき、亜急性期・回復期医療の機能を強化し、りんくう総合医療センター、市立貝塚病院を後方支援するとともに、府県境の患者の流れ等を勘案し、和歌山県立医科大学等との協力体制も確保していく必要があります。

 次に、7ページをごらんください。4.基本的方向性としまして、阪南市民病院の運営に当たりましては、社会医療法人生長会の掲げる「地域と職員と共に栄えるチーム」という理念の実践を目指し、四つの運営理念と六つの運営方針を定めてございます。

 基本的機能としまして、総論としまして、地域の医療施設分布から1,000人当たりの医療密度を見ますと、泉南市以南は大阪府平均の0.99よりはるかに低い等の傾向から、地域完結型の公的病院としての基本機能を設計いたします。そして、竣工オープン時期に必要な病院の基本的機能を以下のとおり策定いたします。

 ?総合診療が特徴、特に急病救急受け入れ態勢を強化としまして、阪南市民病院の基本機能は、総合診療をしっかり担えることを特徴といたします。特に、内科系の救急受け入れについては、積極的院受け入れ態勢の構築を推進します。

 ?入院機能についてとしまして、総合診療と急病救急を中心機能とし、内科系の入院診療を幅広く担当します。専門診療は地域ニーズに適合している4領域−−消化器疾患、小児疾患、外科系、リハビリテーションの診療機能をさらに発展させます。

 次に、9ページをごらんください。?外来機能についてとしまして、地域医療機関のシェア分析を的確に実施し、公的病院として必要な外来機能を担います。また、休止中の婦人科を含めた外来機能は、拡大のスペースを数カ所想定しておきます。

 ?地域連携が最も円滑に機能するための事務・調整機能の確立としまして、地域連携室を独立して部門化し、MSWの専任配置も含め、地域医療資源の適正活用が推進されるよう、能力の高い地域連携室を構築します。

 ?地域医療計画における基本機能としまして、5事業のうち2事業を総合診療科で救急、小児科で小児医療を担います。

 各論としまして、診療科は当面現在の診療科目とします。

 11ページをごらんください。?プライマリーから二次救急医療の充実としまして、阪南岬消防組合における救急出動件数は増加の傾向にあります。特に、高齢化、内科系疾患の救急受け入れ態勢の再整備は、地域の最重要課題と言えます。しかしながら、阪南市民病院への搬送は、平成17年度の667件と比較すると、平成21年度は3分の1の192件と減少しております。

 新病院が稼働し、医療体制が整い次第、プライマリーから二次救急病院として、休日・夜間の救急受け入れ態勢の充実を図ります。また、目標受け入れ件数は、竣工時に年間2,400件、将来は年間3,000件とします。

 ?地域完結型医療としての後方支援機能としまして、大阪府地域医療再生計画に基づき、亜急性期・回復期医療の機能を一部担い、りんくう総合医療センター・泉州救命センター、市立貝塚病院の急性期からの医療連携における後方支援も必要に応じて行うものとします。また、あわせて、地域診療所の在宅医療をサポートします。

 次に、13ページをごらんください。5.基本計画としまして、診療科目は現行の標榜診療科13科といたします。

 診療科別基本計画としまして、まず内科として、総合診療医により急病救急を初め広く内科系疾患全般に対応します。急病救急受け入れ態勢の構築も踏まえまして、常勤医師の増員4から5名を推進します。

 消化器科として、消化器疾患のニーズが高く常勤医師の増員2から3名を推進します。

 循環器科として、大阪府地域医療再生計画の機能連携に基づき、りんくう総合医療センターからの専門医派遣による循環器内科と心臓血管外科診療を継続します。

 小児科として、地域の小児医療を支える存在として、常勤医師の増員3から4名を推進します。病児保育の導入を検討します。特色ある専門診療として、発達障がい、成長障がい、遺伝染色体異常、小児循環器、川崎病等を継続・発展的に行い、地域ニーズの高い小児リハビリも導入を検討します。

 外科として、常勤医師の増員3名体制を推進します。

 整形外科として、常勤医師の増員2から3名体制を推進します。

 婦人科として、現在婦人科は休止中となっておりますが、再開の検討をします。

 眼科として、常勤医師1名の配置を検討します。眼科手術については、常勤確保を前提として検討します。

 歯科口腔外科として、大阪大学歯科口腔外科の支援のもと、常勤医師2名体制を検討します。

 15ページをごらんください。放射線科として、常勤医師の確保に努めます。

 地域ニーズ、社会の変化を見据えた診療科標榜として、必要な診療科の相互応援体制を検討します。

 次に、6.基本方針としまして、?医療診療部門としまして、地域性と185床の特性が生きる診療科運営を行います。特に、人材育成、医学教育において、例えば協力型臨床研修病院の活動や社会医療法人生長会の施設群との連携・協働が図れるよう配慮します。

 常勤医師数は、おおむね20から30名を想定します。

 ?外来部門としまして、地域が安心できる急病救急の受け入れ、一般診療機能の充実と専門的な外来診療機能を構築する一方で、患者・住民が納得できる医療介護福祉連携ネットワークづくりを進めます。

 17ページをごらんください。中段中ほどに、想定外来患者数は、新病院開院後の1日当たり平均患者数は400から530人程度と想定いたします。

 診療体制として、診療日は日曜、祝日、年末年始を除く毎日とします。

 紹介制度の活用として、紹介患者の受け入れ、逆紹介の窓口業務は、地域連携室が行います。

 ?救急医療としまして、新病院が稼働し医療体制が整い次第、プライマリーから二次救急病院として、休日、夜間の救急受け入れ態勢の充実を図ります。

 ?病棟部門としまして、一般病床と回復リハビリテーション病床での運用とし、急性期医療から回復期医療までを含む医療の提供を目標とした入院診療機能体制とします。

 19ページをごらんください。看護体制として、看護師基本配置は10対1としますが、将来的に必要があれば7対1も検討いたします。

 勤務体系は二交代を原則とします。

 病棟の主要構成として、基本は5病棟構成とし、急病救急とリンクした一般混合病棟25床、消化器疾患の専門病棟40床、内科系一般病棟40床、外科系一般病棟40床、回復期リハビリ病棟40床とします。

 病室は個室と4床室で構成し、個室割合は30%を基本とします。

 次に、22ページをごらんください。?手術部門としまして、年間手術件数の目標として1,500件とします。手術室は3室とします。日帰り手術を含む短期滞在手術に適応できる機能を検討します。インフォームドコンセントの徹底を図るため、患者・家族待合室と術前・術後の説明室を整備します。

 ?栄養管理部門としまして、HACCP手法で工程が管理されたクックチル方式による配食を導入します。

 次に、23ページをごらんください。?臨床工学室としまして、臨床工学技師による中央危機管理を行い、医療機器の適正使用と保守点検、機器の在庫管理、貸し出し管理を効率的に行い、また医療機器の安全管理も向上するよう活動します。

 次、25ページをごらんください。?医療福祉相談室としまして、外来、入院中の医療福祉相談を中心とした総合相談、院内外への情報発信と連絡調整機能を発揮いたします。地域連携室と同室に配置し、円滑な協働関係を構築します。人員については、今後のニーズから想定して3名は必要とします。

 次に、34ページをごらんください。最後に、8.敷地利用計画としまして、病床数は現病院と同様の185床を確保し、施設基準の療養環境加算を取得します。また、感染症病床4床は2人室で確保します。

 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。



○楠部委員長 ただいまの説明について質疑はございませんか。



◆古家委員 おはようございます。今回のこの基本構想なんですけど、案ということで出てきてますが、全体をまず見させていただいて感想として、阪南市民病院と名前は変わりましたけれども、阪南市立の病院であることには間違いないことを踏まえてつくっていただいているんですけれども、基本理念とか理念の実践を目指しというところで、生長会さんの掲げる「地域と職員と共に栄えるチーム」という理念の実践を目指し、次のことを運営理念として病院づくりを行っていくと、7ページの運営理念のとこに書いてますね。

 これ自体は、これをつくられて阪南市の名前でこれを出していただいているんですけども、中身の専門的な部分に関しては、やはり生長会さんのお医者さんだとかのご意見もたくさん聞かれて、スタッフの皆さんのご意見も聞かれてつくられているんだと思うんですけれども、もうその基本に立つところが、やはりこれは地域の、阪南市立の市民病院が−−生長会さんの理念の実践のためにもともとあるわけではないので、結果的に同じ理念が合致して、目指すところが同じであるとしても、ここはやはり運営理念とか基本のところには、阪南市の地域医療の理念の実現のためにというふうに書いていただきたかったなと思います。

 生長会さんの理念と方針も立派なものをお持ちなので、それで随分ずれてくるということは決してないんですけれども、阪南市としての立ち位置というのは、やはりそこに立っていただかないといけなかったんじゃないかなと思うんですけど、それについていかがでしょう。



◎福山市長 基本的に地域医療を担うという方針については、今までも阪南市立病院としての方向性と、今回新たに出発する生長会さんであったとしても、阪南市民病院としての理念については、表現の違いはあろうとも本筋は変わってないと、私はそういうふうに思っておりますので、何も地域医療をきちっとしていくという方向性の中でいますので、この部分というのは、専門職、専門スタッフの考え方、また我々内部の考え方等も十分協議した上での方向性、それとあと、泉南地域の地域医療再生計画という大きな担いの中での方向性、これらを合致した中でやっておりますので、この方向性の中で私は進めていくということで決めておりますので、よろしく。



◆古家委員 方向性が間違っているとかそういうものでもなくて、阪南市としてこれを出された。これは生長会さんの中の内部の資料でこういう方向で阪南市民病院をやっていくんだというのだったら、こういう「地域と職員と共に栄えるチーム」という生長会の掲げる理念の実践を目指してという言葉でいいんでしょうけれども、阪南市として出していただいているものでありますので、方向性が間違っているわけでもなく、理念が立派なことに間違いはないんですけれども、そこに阪南市としての責任とか、そういうことを入れるためにも、阪南市としてこういう理念の実現を目指していきますということが入っていたほうがよかったんではないかなと思うわけです。



◎福山市長 今、これはたたき台ということで出しておりますので、今の方向性、ただ方向性としては私は間違ってない。ただ、表現として今ご指摘の部分につきましては、ご意見としてお伺いした上で、参考としてさせてもらえるということでよろしくお願いします。

 以上です。



○楠部委員長 他の方ございませんか。



◆岩室委員 1点だけ確認させてほしいんですけど、救急、二次救急も含めていろいろ書いてくれているんですけど、救急態勢の整備確立ということで、大体二次救急もいつごろから制度確立できるのか、その年度も含めてわかってたら報告をしてほしいんですけどね。



◎岩本総務部長 この4月から救急につきましては、平日の勤務時間9時−5時の間につきましては、既に受け入れをさせていただいておる、ただし現行の診療科目というか、内科を中心にということになるんですけども。プライマリー、初期救急から二次救急につきましては、当然この基本構想自体が改築後の話として将来を含めて書いてございますので、平成25年4月オープンということであれば、それ以降、二次救急も含めて段階的に整備をしていくという形になると思います。



◆岩室委員 今、報告してくれた中で、二次救急を一応具体的にできる年限ですね、例えば25年ですか、その時点で完全にできるというのは難しいですよね。だから、二次救急がいつごろ制度的にできるのか、その点はどうですか。



◎安田副市長 二次救急につきましては、大阪府の地域医療再生計画とも十分整合をとらないといけない。それから、二次救急を告示ということになりますと、やはりスタッフの問題がございます。基本的には基本構想方針として書いてございますけども、竣工時には年間2,400件、それから将来は3,000件とする。この部分で生長会と協議をしておりますけれども、今の時点で告示をとってやるかどうかについてはまだ未確定でございます。我々も10年前に病院の改築を検討したときに、阪南市で本当に二次救急の告示をとって、来てくれるかどうかという議論がございまして、いわゆるプライマリーから1.5次という救急まで考えていこうということで、その点については生長会さんも現時点では告示ということはまだ決定ではないです、1.5次までの患者さんを受け入れていきたい。

 とりもなおさず、泉南市、阪南市、岬町の救急患者の受け入れ先については大半が和歌山圏域、ここにも書いてございますけども、和歌山労災病院、それから日赤病院、和歌山医大と。この方々を地域完結型で医療をということになりますと、当然和歌山市内に行っておられる患者さんについては、できるだけ阪南市のほうでとっていきたい。ただ、専門的な部分、いわゆる脳外科疾患とか心臓疾患について、それじゃ二次救急でいけるかというと、そうでもございませんでして、幅広い内科の部分、あるいは外科の部分でできるところからということでございますので、きちっと二次救急の告示をとってその実施期限はいつかということは、まだ現在全くそこまでは想定はしてございません。できるだけ市内の患者さんについては市民病院で診ていきたいということでございますので、よろしくお願いします。



◆岩室委員 一応市民のほうから考えたら、安全・安心という救急医療態勢が整備できているということが第一の条件になると思いますから、その辺のところをまた生長会のほうと相談して、告示とるどうこういろいろあるんでしょうけど、できるだけ早く体制づくりをしてほしいということを意見として申し述べておきます。



○楠部委員長 ほかにございませんか。



◆土井委員 きょうのこの資料では、病院改築に係る基本構想となって、要するに、これで大事なとこは28ページ以下なんですよねと私は思うんですよ。だから、理念とかその辺はいろいろ載せてもらってますけども、これはもう既に議論済みやと私は考えているんで、整備方針のほうで、要するに設計図を書くのにはどんなもんが必要かというところの話やと思うんですけども、いろいろ書かれているので私ら専門的なことはわかりませんけども、ちょっとずれるかわかりませんが、何年ぶりかに20億円を超えて21億円になったような財調があるんですけども、この財源の担保というのは今聞いていいんですか。ここで聞いてよろしいですか。



○楠部委員長 改築にかかわる財源担保。余り深く入ることなく聞いてください。



◆土井委員 ということですので、答えられるだけ簡単に答えてください。



◎安田副市長 財源の担保につきましては、これまでも本委員会でもご説明申し上げてございますけども、国の病院事業債をお借りしないと、今のところはやっぱり困難でございます。その点につきましては、この基本構想案以前の段階ですね。たたき台をつくった時点で大阪府の市町村課あるいは医療対策課、医事看護課等に赴きまして、この内容、考え方についてご説明を申し上げております。それから、基本はやはり今後の病院経営の部分で、185床を必要とする部分については、本日ご説明申し上げました、要は医療体制等に基づく患者数の動向等にもあるんですけども、それらを今後大阪府のほうに詳細な考え方を説明した上で、できれば早い時期に病院事業債の申請をと考えておったんですけども、大阪府さんからは、秋ぐらいの申請で十分間に合うので、それの中に考え方を整理してくださいというお話がございます。

 それから、もちろん、市の一般財源、あるいはそれも十分必要でございますので、それについては22年度決算見込みの部分で、いわゆる予算の不用額といったもの、それから国の22年度における支援といったものが特別交付税を含めてかなり上回る予測が出ております。この財政シミュレーションに当たっての財政調整基金につきましても、十数億円当初予算での数字としてあったわけなんですけども、今回約8億円近くがこの22年度、国の交付税の増額が5億円以上あったわけなんですが、それらを合わせて、22年度は一時的ではございますけれども、財政のほうも向上するということで、これにつきましては、できましたら16日の総務事業水道常任委員会でご報告をしたいと考えてございます。国の企業債、病院事業債の許可、これがやっぱり前提となりますので、これにつきましては、今後とも病院のほうと大阪府のほうと十分協議をした上で、この財源が確保できるような形で我々も動いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



◆土井委員 財源は確保されるんですけども、入の部分として入ってくるのは入ってくるとして考えてはるんやろうと思います。ただ、入ってけえへん場合もある。口濁している部分はよう理解してもらえるかわかりませんけども、要するに信用の部分というところがあるんで、信用は信用なんですけども、その辺も十分留意していただくようお願いしときます。



◎安田副市長 基本協定書の部分で、改築に係る経費、病院事業債の減価償却に係る部分については、社会医療法人生長会さんに2分の1を負担していただくという協定書の内容になってございます。土井委員おっしゃられたのは、多分この2分の1についてきっちりと担保できるんかというご質問であろうと思いますが、私ども決して楽観視をしているわけではございませんが、今回の協定書の締結に当たって、理事長ともいろんな話をしている中で、安易に我々は阪南市立病院の指定管理を受けたんではないと、泉州医療、地域の医療を考えた中で、阪南市立病院の重要性というものを理事会のほうで十分審査した上で指定管理を受けたということで、15年間の協定期間ということではなってございますけども、これについてはきっちりと我々としても対応をさせていただく。そして、何よりもありがたかったのは、安易に赤字を出して病院経営するということではなくて、いろんな効率化を図り、この中にも書いてございますけども、DPCの包括的医療を推進して、患者の保険診療の負担を少なくして、病院のほうも効率的なコストを図りながら運営していくという方針もいただいてございますので、それについてはきっちりと担保していただけるものと我々は確信をしてございます。



○楠部委員長 ほかにございませんか。



◆二神委員 質問させていただきます。

 4月28日の前回の委員会でも、スケジュール検討案の中で、地震等本当にその場所でいいのかというところで質問させていただきました。今回の基本構想案の中の4ページなんですけども、改築の必要性、ここの(3)の耐震のところですね。この文言を読んだら、本当に建築に対することについては理解するんですよ。ただ、建築場所について、私なりに市民さんにも説明しております。ところが、東日本大震災、大地震が起きて、その後にこの市民病院を改築するというような中で、想定外というような報道が非常に多くあります。阪神・淡路大震災も、地震もそうでした、こんなところで地震が起きるとは思っていなかったと。そういったところで非常に心配であるという市民さんの声があります。

 5ページの(5)の下段に、公共交通機関の利便性は高いことから、現在地の改築が唯一の方策となると、このように書いております。利便性もこれは理解いたします。しかし、安全・安心なまちづくりという観点から考えていきますと、本当にこの場所でいいのか、考え・検討し直さないといけないのではないかというような声もあります。利便性のよいまちづくりを目指しているということでしたらまた考え方も違うと思うんですが、この点についていかがでしょうか。



◎福山市長 確かに、想定外云々等々あります。そういった考え方の中で、前回もいろいろな質問がございましたけども、今回、ここに掲げておりますように、阪南市域の中でのまちづくりという一つの根底、また今までの、ここまでやってきた施設として、その議論をしていくには、阪南市全体の災害に強いまちづくりというのを根底から見直さなければと、こう思っております。あの病院施設だけではありません。

 そういうふうになってくれば、今、東日本大震災を教訓に置きながら、建物自体にも強固に地震に耐えられるよう、またまちづくり全体でその考え方等を整理していく必要性、これは十分認識しておりますので、当然改築ということでございますけども、このまちづくり全体の中での位置づけとして、ソフト面、ハード面すべてに対して、今、二神委員ご指摘の部分というのは、私としてももう既に発信をして、全体で考え方を整理していきたいと、また体制についても整理していきたいと思っておりますので、その点ご理解をお願いしたいなと思っております。

 以上です。



◆二神委員 わかりました。基本構想(案)の34ページのところの(6)の?東日本大震災の影響による工事費、工事期間の変動という文言がありますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。



◎安田副市長 3月11日に東日本大地震が起こりまして、建築業界におきましても、いろんな資材不足というものが新聞紙上で出ているわけなんですが、今回の改築に当たりましては、先ほどから出てございます、耐震をどのような形にするのか、一般耐震にするのか、あるいは免震にするのか、その間の制震にするんかといった話がございますので、今の時点では、我々としては、地震に耐えられるような建物の構築を考えてございますけども、これもいわゆるプロポーザルでございますので、企業体からどういう提案があるかもわかりませんけども、免震であればその工事費が高くなると、それから工事費用につきましても、材料不足という中で工事期間も変動になりますので、こういうリスク部分についてもきちっと考えないといけないということで、これについては要求水準書を今後策定していきますので、どのような表記になるのかというのがわかりませんけれども、これを想定した上で、一括施工の発注業務を行わないといけないということで、そのリスク部分についてはここに書いていることでございます。



◆二神委員 ありがとうございました。最近の話なんですけども、阪南市においても地震が頻繁に今起きておりますよね。市民さんはやっぱりすごく心配しております。耐震の件については、これは非常に理解するんです。ただ、想定外、大阪湾の入り口付近で地震が起きたときに、果たして津波が来るのではないかというような心配もありますので、そこら辺もしっかりと今後検討していただきながらやっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 あと、もう1点、市民説明会等もまたされるかと思いますけども、そういった質問もあるかと思うんです。そこら辺もしっかりと答えられるようにお願いいたします。



◎安田副市長 市民説明会につきましては、前回の委員会でもご質問いただいたかと思うんですけども、今回一括施工発注ということでございますので、この構想につきましては、案のとれた段階でホームページ等で情報提供をしていきたいとは考えてございますけれども、企業体からの提案内容について、最終決定候補者を決めるわけなんですけども、そこからの提案に対して、いわゆるパブリックコメント的な形で、こういう病院構想になりますということで、アンケートなりをとりたいとは考えてございますけれども、各地に赴いての市民説明会については、現時点では我々としては考えてはございません。よろしくご理解のほどお願いいたします。



◆二神委員 今、答弁をいただきながら、市民さんへの発信ということで、そういったホームページ等広報、その中でもアンケートでこういった質問が出てくるかと思います。大丈夫です、安心してくださいというような文言でも書いていただければ、ただ、それに向けてしっかりやっておりますというような内容の説明が必要かと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◎福山市長 今、ご指摘の部分は十分理解をしておりますし、今津波の話もありますし、そういった全部想定外という話もあります。これは大阪府、国においてもすべて全体を見直すということで動いております。そういったものは、また危機管理のほうとの関係で十分公表もしながら進めて、オープンにしながら取り組んでまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いします。



○楠部委員長 ほかに。



◆古家委員 今、二神委員からもご指摘あったんですけれども、耐震とか津波対策のことなんですけども、前回の委員会でも出ましたけれども、この間もまた市民さんからその点での不安の声が寄せられております。それで、ちょっとまた確認なんですけど、今回のこの冊子をつくっていただくときの討議として、津波対策はこの前からも出てましたけれども、これにどう対応するのかとか、どう対応していけるのかということについて、どういうふうな議論がされたのかを確認したいと思います。今回津波対策については全く触れておられないので、ちょっとそこら辺お聞かせ願いたいと思います。



◎福山市長 先ほど二神委員の質問にも答えました。この部分につきましては、病院の問題だけじゃないんですね、すべてのセクションに関連してきます。危機管理のほうで既に広報無線のデジタル化、J−ALERTをすべて国の制度の中でやっておりますから、そういったものについては、当然他の委員会との関係もございます。その中で病院の問題だけじゃなくて、市全体の危機管理の中で、報告また内容等十分調査検討するということでやっておりますので、よろしくお願いします。



◆古家委員 全体のまちづくりの中で根底から見直しをするのは、どうしても必要なことなんですけども、きょうのこの病院の委員会については、病院の建て替えに当たって津波の問題、大地震の問題をどうするのかという議論がされたのか、されなかったのかだけ。



◎福山市長 当然、今言ってますような話の中で検討した結果、そしたら病院だけじゃなくて、例えば防潮堤をどうするかと、そういう議論にもなってきます。だから、まちづくり全体の中で十分議論した上でということでもやっておりますし、既にそういう支援対策の中で私とこは地震防災マップの計画の見直し等、これについては、大阪府市長会も通じて全員で、この大阪湾全体の考え方等も整理していこうということでやっておりますので、当然ここに至るまでの間についても、そういうことを視野に入れながらの対応ということでお願いしております。

 以上です。



◆古家委員 しつこいようですが、であればここに現地改築の必要性というふうに、現在地の改築が唯一の方策となるというふうに言い切ってしまうのはどうかなと思うわけです。



◎福山市長 だから言ってますように、ここでというまちづくり全体の中での位置づけとしてやっております。その方策について、今ここで議論というより全体の中での話ということだけはご理解願いたいと思います。そういうふうな案件とここだけを考える、そしたらこの庁舎もどないなるんですかという話になってきます。このエリアの中で中心市街地との位置づけ、今までここで見てきた阪南市民病院としての位置づけの中で、阪南市全体また2市1町の部分、泉州医療圏という中で担っていきたいという中での考え方ですので、その点お願いしときます。



◆古家委員 そういう段階であるんだったら、ここは唯一の方策となるというふうに言い切った後であっても、ただ今回の大震災のことなどを受けて、国のほうでも見直しを図っていくので、この限りではないというか、今検討していきますという一言をつけ加えていただかないと、皆さんこれを読まれた方は、やはり津波対策はどうなるんかとかという話がどんどんまた寄せられると思うので、その点をちょっと配慮していただきたかったなと思います。



◎櫛谷参与 次回の委員会にお出ししようと思ってますいわゆる実施要領の中に、各事業者のプロポーザルの提案の評価項目の中に、東日本大震災を受けて阪南市民病院がどうあるべきかみたいなところを論じてもらうというか、技術提案してもらうというふうな内容になっておりますので、そういうところを研究しながら、東日本大震災の影響というところは、市民に伝えたいというふうに考えております。



◆古家委員 それだったら納得できるんです。その違いがわかっていただけるかどうかわかりませんけども、私が危惧していたところは、まちづくり、建物全体を見渡してどうしていこうかという中で、阪南市民病院もその中でもちろんやっていくんですけれども、市民の皆さんがこの文面だけを見ると、やはり誤解を招いていくんじゃないかなということを心配しましたので、お尋ねいたしました。

 ちょっと細かいことになりますけれども、21ページのリハビリテーション部門のところなんですが、この?番のリハビリテーション部門の基本方針の二つ目の点のところですけど、入院患者主体のリハを優先して、外来患者に関しては当院に必要なリハを実施して、内容によっては近隣施設との連携を円滑に図るとありますが、この内容がわかりにくいんですが、ちょっと説明していただけますでしょうか。



◎安田副市長 今も基本はそうなんですけども、整形の手術で入院された方の入院リハ、それから在宅に帰られた後の外来リハをやってございますので、そのことに何ら変わらず、現時点でも改築後においても、入院のためのリハと在宅に帰られた方のリハ、それから連携といった部分では、他の医療機関との外来リハなりの連携をいう形で表記をしてございますので、新たな取り組みということではございません。ただ、今現在PT、OTいわゆる理学療法と作業療法をやっているんですけども、新たに言語のスピーチセラピー(ST)を入れてということでございますので、これについても従前から言語療法士の必要性というものもこの市立病院に求められてきましたので、今後生長会としても、職員を配置した上で専門領域の部分を担っていきたいということでございます。



◆古家委員 ありがとうございます。それから、25ページなんですけども、地域連携室のところですね。事務局機能の強化というふうにあるんです。それで、機能のところで、病床・医療機器などの共同利用・共同診療等の受け入れ窓口など書いてあるんですけど、これの説明を詳しくお願いできますでしょうか。



◎安田副市長 この一番後ろのほうの基本的整備方針のところにも、今回医療機器の整備ということで、アンギオとかという形も書いておるんですけども、こういった医療機器につきましては、地域の医療機関にも積極的に活用していただこうということで、生長会としては考えておられます。その窓口としてこの地域連携が当たるということでございます。



◆古家委員 それから、地域全体の保健・医療・福祉機能の把握と活用というのが地域連携室の機能の1番に書かれておりますけれども、阪南市の保健・医療・福祉の各担当部課との連携ということでよろしいんですか。地域全体のということになると、ほかの医療機関とか福祉、例えばさつき・まつのき園とか、そういうところも含めての連携ということになるんでしょうか。



◎福山市長 今、ご質問の部分につきましては、当然、阪南市民病院を核とする中で、阪南市の行政においても、保健センター、また介護の関係とか健康・福祉部の部分ですね。そういったとこにつきましては、特に健診等を行っております健康増進課との連携につきましては、当然今ご指摘の部分は十分機能するように、私のほうからも積極的に意見交換会をするようにということで既に命令をしておりますので、その点はご心配ないということでお願いします。



◆古家委員 そしたら、民間となったさつき・まつのき園とか、そういうところとの連携も図っていただける、活用、把握されるということでよろしいんですね。



◎安田副市長 この地域全体というのは、阪南市の行政というのはやはり市全体ということでございますので、今後ますます保健、福祉との連携というものが医療に求められてまいります。特に、高齢者が今後多くなってきますので、その部分については、病院の入院患者の方が社会に帰られるということは、今阪南市内にある社会資源、それから近隣の社会資源といったことを地域連携室が在宅に向けての支援もやらないといけないということで、そうなりますと阪南市の保健行政なり福祉行政とやっぱり十分連携した上で地域全体のそういった社会資源、機能を活用ということで書いてございますので、ある意味では、個別の施設ということではなくて、市行政と病院と連携を行いながら、市行政の中を通じて、さつき・まつのき園が必要であれば、そういった社会資源を活用した在宅復帰を行うということでございます。



◆古家委員 ありがとうございます。地域連携というのがとてもクローズアップされてきて、これからは地域全体でその地域の医療も福祉も保健も皆で考えていかなきゃいけない時期に来てますので、民間のそういう資源というのか、持っている力も十分に引き出していただいて、連携をしていっていただきたいと思います。

 それから、13ページから15ページの5番の基本計画のところで、各診療科などの常勤医師の確保のことが力強く何名確保していきますというふうに書かれているんですけど、このめどとしては、例えば15年の指定期間内にやり遂げるということなのか、それとも例えば5年以内、10年以内とかという中長期、あわせてどういうふうになっているのかということをちょっとお伺いします。



◎安田副市長 基本的には、現時点でのスケジュールは25年4月に何とか新病院を稼働したいということでございまして、それに向けては、生長会としての医師の確保は十分やっていきたいんですけども、ただ肝心のスタッフ、特に看護師、あるいは検査部門の技師、コメディカルの部分、その確保を前提にやらないと、医師が確保できてもなかなかやっぱり無理ということでございまして、基本はできるだけ早く20名から30名体制に持っていきたいと。そのための看護師の確保も引き続き今後やっていくということでございますので、何年というスポットを当てての期限というのは、なかなか難しいということでございまして、今後、これの実現に向けては、生長会としても看護師も含めて確保を行っていくということでございます。



◆古家委員 当然全力で頑張っていただけるものと思うんですけれども、新病院の建て替えと、そして新しい機材の導入とか、莫大なお金がかかってくることですので、つまりスタッフと常勤医師の確保ができなければ、財政的にまた苦しくなってくるということで、赤字補填もずっとできないということなので、それからあとどうなっていくのかとすごく不安に思うわけです。理念が立派に掲げられているだけに、そして方向性としては、そうやって立派な医療を確保していくというのが掲げられているだけに、それがどんなふうになっていくのか、すごく不安なところもありますので、ぜひとも全力を挙げて、常勤医師とそれを支えるスタッフを十分に確保していただけるようにお願いしときます。市長、どうですか。



◎福山市長 当然、これは基本計画としての目標管理というのは、やはりきちっと持っとかなければいけないという中で出させていただきました。また、こういう目標を持たなかったら持たなかったで、どういう目標ですかとなる。これはあくまでも目標の中でこういう病院を目指すと。それと、医療機器にしても、どういうものにしてでも、基本協定書はもう既にお示ししてます。その中で新築後の話もしてます。それ以外は、交付税以外の要求はいたしませんという中でいてます。これは政策的医療としての話の中で、例えば先ほど岩室委員が質問してた二次救急を告示病院としてした。その部分については、交付税はおりてきますから、その部分はそういう形でお渡しします。それ以外は生長会さんは一切要求しませんと、こうなってますから、そこの部分というのは、民間のノウハウというのは、十分生長会さんも持ってますし、そこは我々としたら信頼してます。

 以上です。



○楠部委員長 ただいまより11時15分まで休憩します。

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△休憩 午前11時03分



△再開 午前11時15分

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○楠部委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。

 案件1について質疑ございませんか。



◆二神委員 質問させていただきます。

 21ページの下段のほうの?リハビリテーション部門についての基本方針の4番目、自動ドアや車いす対応のトイレの配置など、高齢者、障がい者に配慮した設備を確保するという点について質問させていただきます。確認なんですけども、阪南市の庁舎また鳥取中学校の改築に当たって、障がい者の方へのオストメイトトイレの対応ということで、各委員会で公明党、また川原議員が議会質問させていただいたことでこのオストメイトのご理解をいただきながら、着々と進めていただいている状況の中で、市民病院の改築に当たってのオストメイトの対応というのは考えてらっしゃるんでしょうか。



◎安田副市長 そのオストメイトにつきましては、いろいろ質問いただいて、文化センター等に設置をしてございますけども、そこまでの議論にはまだ至ってございません。ただ、病院という医療的ケアの施設でございますので、オストメイトがなかっても、その辺のケア的な部分が多分できるのかなとは思うんですけども、ただこのリハビリにつきましては、今現在の建物につきましても、正面自動ドア、それから内ドアも自動ドアになっておりますので、その視点でここに書いてございます。車いすの場合に、自動ドアのあけ方についても、感知型であるんか、あるいは足を入れてあけるのかといういろんなことがございますので、この辺も先ほど櫛谷参与のほうからお話がありましたいわゆる要求水準書ですね、この辺にこの点については盛り込んでいきたいと考えてございます。



◆二神委員 もう一回確認いたします。そしたら、医療法人生長会の阪南市民病院ということで、病院でそういうオストメイト対応するトイレの設置というのは、考えているということでいいんですかね。



◎安田副市長 現時点では考えてございません。ただ、病院のいろんな障がい者トイレを見学には行っているんですけども、中にSKを入れたりしてございますので、トイレだけじゃなくて大きな汚物−−普通のSKであれば50cmぐらいの深い槽になるんですけども、その半分ぐらいの槽を設置しているところもございますので、その辺を要求書のほうに書くかどうかについては、今後検討していきたいということでございます。



◆二神委員 検討していただけるということで、市民病院でオストメイトの対応ができないようなトイレというのは、ちょっといかがなものかと思いますので、そういったことを弱者の方の観点に立って十分考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○楠部委員長 ほかにございませんか。



◆見本委員 今回、また基本構想ということで見させていただきました。前回の委員会では一応私も鳥取中学校の問題でいろんなことを提言させていただいて、市内業者の活用ができていないというふうなことの中で、今回は市内業者の活用ということで、 参与のほうからも前回いろいろと構想があるということでお示ししていただきました。それは評価したいと私は思っております。

 もう1点、今の病院の敷地の中での建て替えということに対しては、私は、そら市内とかいろんなところを見渡したら、あ、ここで建てたらいいん違うかというところはたくさんありますよ。例えば、ユーズボウルがあったとこなんか、あれ今全部取り壊して、すごい広くて形のいいところやなと、こういうところの病院やったらいいなというふうな、そんなん幾らでも出てくるんです。ただ限られた時間内でということと、指定管理が4月から始まったという中では、これはもう最良の選択やと思うんです、今の土地で建て替えるということに関しては。私はそのように思っております。

 私も病院の問題では過去の議会ではいろんなことを提言させていただきました。お医者さんの魅力ある病院づくり、あるいは地域連携とのためには、最新のCTがあのときは32列が云々と言うてたときに、私は128列のCTを入れるべきやということで、64列ということになりました。そのときに、CTも必要やし、次にはアンギオも、これも導入せなあかん、その次にはまた最新のMRIも導入せなあかんということも提言させていただきました。今回、こういうアンギオということで、副市長も先ほどの答弁では、アンギオの導入ということで、地域のお医者さんとの連携ということでこういうふうな形で利用していきたいという答弁をいただきました。それはいいんです。

 そういうふうな中で、ソフト面とかハード面とかいろいろあるんですが、それは前回でも言わせていただきましたけれども、プロポーザルを選定する段階において、評価する点数で価格評価点Aと技術提案のBの合計点を審査委員に付与する、それで決めるということですよね。

 そういうふうになりますと、ここにお示ししていただいている駐車場の問題ということで、一応ここでは200台から250台というふうな提案になっていると思うんです。仮にプロポーザルで業者さんが、いや、200から250というふうに書いているなということであれば、250を念頭に多分やってくると思うんですよ。250台マックスで積み上げてくると思うんですよ、自分とこにね。どれぐらいの事業費がかかるかということでやってくると思うんです。果たしてその250台でこういう書き方でいいんかなと思うんです。

 例えば、皆さん不安には思ってらっしゃらないんかわからないけども、私は前回の委員会でも言いましたけども、サラダホールの土・日のそういう催事においての利用とかいろんな面で駐車場がないんで、駅前でそういうふうなところてないでしょう。だから、本当に目いっぱいそういうふうな提案していただかなければいけないと私は思うんですよ。ただ、200から250というたらこの中で提案してきてさっきも言いましたけども、価格。250台を提案したところだったら、これは価格の評価点Aがめちゃくちゃ上がってくるわけでしょう。下がってくると点数が得られないということですやんか、価格が高かなるんやから。そうでしょう。台数ふやしたら絶対そんなん立体駐車場でそれを300台とか400台とかやったら、高なるのが当たり前ですわ。ということは、A点が低くなるということですよ。そうではないんじゃないんかなと思うんです。

 だから、私が言いたいのは、ここでこういう200から250というふうな表現でやられてますけれども、例えば300台以上とか、こういうふうな書き方というたら、向こうが提案してきますやんか、出来るだけ、300台以上は絶対確保せなあかんねやなと。300台で計算したら、積み上げた価格というのは出てきますよね。

 でも、そこら辺でちょっと考えなあかんのと違うんかなと思うんですよ。この駐車場スペースというのは本当に多くとめられると、いろんな面で後々有効な手段というのが打って出られるん違うかなと思うんですよ、あのスペースでね。というのは、病院の改築の必要性というところでは、駐車場の問題というのは絶対書かれてますやんか、大きな問題でね。そういうところはいかがですか。



◎櫛谷参与 実は、前回の特別委員会で、見本委員のほうから300台というご提案があったんで、私非常に気になりまして、もう一回建基法のほうをひもときまして、一体ここの敷地で立体駐車場がどのぐらいのものができるかというシミュレーションをやりまして、まず配置計画がよくわからないんで、とりあえず容積率からいきますと、駐車場というのは5分の1の緩和規定があるものですから、立駐の場合、1台大体25?ぐらい使います。そうしますと、仮に250台で容積率がほぼいっぱいぐらいになると。病院の面積を大体1万4,000?ぐらいに想定しているんですけれども、おっしゃいますように、多分200から250台というふうなことを書きますと、250台を計画すると点数が高くなるんじゃないかと、事業者は多分そういうふうに考えるんだろうと思いますので、そこのところはやはり工夫しなきゃいけないかなというふうには思ってます。

 全体的には基本設計時の中で詳細にいろんな配置を検討しなければいけませんし、災害時のルートとか、歩行者のルートというのも空地を確保した上で、どれだけ立駐がとれるのかというところは評価しなければならないというふうに思います。

 ただ、先ほどおっしゃいましたように、A評価の価格の評価をどうするかというところですけども、今まだちょっと研究中なんですけども、単に総合的に価格が安いところを高い評価とするんではなしに、それも1点あるんですけど、それに加えて、平米単価がどうなんだというところ。いわゆる総合的な価格を安くしようと思うと全体面積を減らせば済む話ですから、平米単価が幾らになるかというところの評価もあわせて、そこの総合評価をしたいなというのが今の計画でございますけども、次回の特別委員会には、そういうところもご説明したいというふうには今考えております。



◆見本委員 この駐車場の台数というのは、前回の委員会でも185床ベースでいろいろ計算、率があって、回転率もあってというふうなお話がありましたよね、それは会議録を見てわかっているんですが。今、参与のほうからご説明がありましたけれども、容積率でいっぱいやというふうな話ですけれども、では、それでいっぱいというんであれば、提案さすわけでしょう、要は。だから、250台以上というふうに書いてもいいということでしょう。そういうことでしょう。レートを固定してしまいますよ。それが提案じゃないんですか、その業者さんのね。いかにして限られた敷地内で駐車スペースを確保するかというのも頭ひねらす、そういうことがあると思うんですよ。

 私は何回も言いますけども、建物とかそういうのは、1,600点、1,700点ぐらいの経審を持っているところというたら、大体優というんですか、優劣つけがたいような、そういうふうな建物だと思います。だから、ある意味で価格の評価点がAというのが、私はこれで安くていいものができるというのが一番いいと思うんですね。だから、こういうふうな表現方法でなっていると思うんですよ。だから、これがちょっと気になったんです。

 駐車場を確保しようとしたらコストが上がる、この評価点Aが点数を取れないということでは、結局選定から漏れていくという危機を僕は抱いたんですよ。だから、その点をちゃんと何とか押さえていただいてしていただきたいなと思います。この1点です。後は、いろんな機器とかそういうふうなのは、新しい病院、また生長会さんのいろんな考えのもとでやっていかれることなんで、それはそれでいいと思います。

 ただ、私も何回か言いますけれども、指定管理された病院が全国にありますけれども、指定管理されたは医師の確保がまた難しくなって今難儀しているという病院もありますし、そういう意味では、私こう見させていただいてますと、生長会が今回指定管理ということでは、私そんな不安は余り持ってないんですよ、はっきり言うて。他の委員さんは不安があるとか、そういうふうに言ってますけど、私自身、個人的な考えでは、本当に前向きにダーッと向かっていったらいいと思っているんです。そういうふうな不安はないです。ただ、財政面のそういうふうな裏づけというのは、心配するようなところはありますけれども、ここまで来たんだからね。市長のいろんな発言もありましたけれども、生長会の会長ですか、今回委員さんに入ってもらいますね。そういうふうな人の考え方もありますし、地域に根差したそういう医療を目指しているということの中では、やはり一丸となって阪南市民病院をつくり上げていくというところでは非常に大事だと思うんで、本当に前向きにやっていかないとだめだと思うんです。そういうことで一生懸命頑張ってください。

 以上です。



◎櫛谷参与 実は、200から250というのは、今ご指摘がありましたように、事業者がどうとらえるかというとこは非常に懸念したのは事実です。近隣、例えば府中病院にしてもそうなんですけども、敷地以外に道路を挟んで反対側のところに立体駐車場を別途設けてたりとか、例えば貝塚病院にしても、あれだけの病床がありながら199台ぐらいのスペースでやっているんですけれども、もし仮に現在の敷地の中でどれだけ立駐がとれるのか、理想的な立駐が何台かというのがあるんだろうと思いますけども、それを超える部分について、病院の周辺で確保するというような提案も多分出てこようかと思います。だから、その辺の表記につきましては、要求水準書の中で誤解のないような書き方をしたいというふうに考えております。



◆見本委員 ありがとうございます。それで、今回の病院改築にかかって立体駐車場の駐車スペースの容積率の緩和、そういうのは制度的なもんで申請とかできないんですか。これでがんじがらめにやられているんじゃなくて、そういうお願いというのはできないんですか。そのあたりどうなんですか。



◎櫛谷参与 先ほど言いました250台しか入らないというのは、駐車場としての面積に5分の1の緩和規定を入れて、差し引いて最大そのぐらいしか入らないなというのが、実はそのシミュレーションなんでございます。



◆見本委員 建物にしても、とにかく地下を設ける場合は6階、地下を設けない場合は1階から7階というふうないろんな話で、災害対策ということで電力云々というふうな話もあって、上に持っていかないとだめやということで、きょうの読売でも、WTCの災害対策で、3階のほうに電源をいろいろ持っていくとか、そういうふうなもんもありますので、総合的にいろいろ判断していかないといけないと思いますので、そういうような面をよりよいプロポーザルしていただくような基本構想であってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○楠部委員長 ほかにございませんか。



◆二神委員 基本構想の16ページ、6の基本方針、?の外来部門の基本方針で、17ページになるんですけども、上から二つ目、わかりやすい構造と案内及びトイレには特に「やさしさ」が望まれる。こんなふうに書かれております。先ほど申し上げましたオストメイト対応のトイレとか、くどいようですけども、この「やさしさ」ということについて質問いたします。どのようにお考えですか。



◎安田副市長 先ほどもオストメイトトイレということで、利用される方は身体的部分で障がいを持たれている方、そうではなくてもやっぱり使用しにくいといったことも想定されますので、いろんな方にいつでも使えるようなトイレという形で、この「やさしさ」という表現をしてございますので、先ほども質問あった点も十分考慮した上で、きれいなトイレ、使いやすいトイレというものをやっぱり目指していきたいと思います。



◆二神委員 きれいなトイレということで、当然改築したらトイレはきれいやと思うんですけどもね。先ほども申し上げました川原議員が議会で質問されたときでも、質問しながら弱者のためのというところの観点で質問しているかと思うんですけど、この質問の中で、各公共施設に当たってのタイミングというんですか、それを図ってオストメイト対応のトイレを設置していただいたかと思います。ですから、今回もこのタイミングを外すというのは本当に考えられないんで、しっかりその対応ができるようなトイレを設置していただきたいと思いますので、最後に市長、どうでしょうか。



◎福山市長 今、ご指摘の部分につきましては、私も委員就任の依頼で元労災の玉置委員長先生とお話しさせてもらったときに、あの先生は、和医大また労災、それ以外にも大きな病院の建て替え等々を手がけてきております。その中での労災のあるエレベーターボタン一つにも、患者様を、また障がい者とか、そういう方々の目線で細かいところまで気づかれて設計に携わっていたというお話、また現場も見させてもらった中で、今先ほど副市長も答弁しておりますように、そういった中での「やさしさ」というのは、いろんな専門的な知識の中で、我々は気のつかないところまで配慮をしたような建物になってくるのを見てますし、そういった提案というのは、また我々のほうからもこういうご意見がありますという中での設計、要はこれからプロポーザルで審査してもらう中で、そういう位置づけのものについては投げていきたいと、こういうふうに思いますので、そこの点というのはまだまだほかにもいろんな配慮があろうかと思います。そういう形でお願いしたいなと。我々もそういう形でご依頼も申し上げていくということでご理解お願いします。

 以上です。



◆二神委員 わかりました。さまざまな問題が生じてくるかと思うんですけども、そういったことも一つ一つ解消していかないといけないということも理解いたします。ぜひともこの件については頭に入れていただきながら進めていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上です。



○楠部委員長 ほかにございませんか。



◆野間副委員長 二つお聞きしたいんですけども、5.基本計画の中の14ページ、?婦人科なんですけども、ドクターが来てくれるか来てくれないかとかいうことも多分にあるとは思うんですけども、現在休止中のものを再開の検討をするとなっているんですが、これがどの程度、割合的に例えばまだ再開するかしないのか、フィフティー・フィフティーぐらいでこれを書いているのか、もう8割、9割再開する予定で書いていただいているのかということをお聞かせいただきたい。

 あと、7.基本的整備方針の中の32ページ、?職場環境の改善の中の保育施設・病児保育の整備を検討、これも大体どの程度実現する方向で考えてくれてこれを記載しているのか、お聞かせお願いします。



◎安田副市長 婦人科についてはここに書いてございますように、婦人科系のがんの罹患率が非常に高くなっていると。そういう意味では、産科も我々としては将来的には担っていただきたいという思いがありますけども、生長会としては、ここに書いてございますように、府中病院との連携によりということで、外来診療をできるだけ早くやっていきたい。我々としては、できましたら病院改築後について、その点をお願いしたいとは考えてございます。

 それから、病児保育について、これは特に赤井副院長先生の思いと、生長会においてもやっぱり必要性ということも考えておられまして、病後児、病児いろいろな形があるんですけども、長期入院患者の子どもさんにとっての保育という部分、これは教育の部分も非常にかかわる部分でございますけれども、この辺を改築後病院内につくって、その辺のケアも行っていきたいという思いも聞いてございますので、ここに書いたところでございます。ただ、25年4月からかどうかというのは、まだ今のとこは確定しておりませんけども、生長会としても新病院でこの辺は取り組んでいきたいということをお聞きしてございます。



◆野間副委員長 じゃ、両方ともやっていく方向で前向きにご検討いただいているということで了解します。婦人科のほうは、がん検診のクーポン券が配られて、検診率のアップを目指していることもありますし、ぜひぜひ、25年4月からもぜひ再開していただきたいなというとこもあるんですけど、あと保育のほうですね。病児、病後児だけじゃなくて、これから185床動いていくとなるとスタッフもどんどん増員していくと思いますので、その方たちのお子さんを預かっていただいて、どんどん、どんどんスタッフをふやしていただけるように、もちろん女性のドクターもたくさんいらっしゃると思いますので、そういう点にも配慮していただけるように、しっかり話し合いのほうをしていただきたいと思います。

 後は次の案件と絡んできますので、また後ほど質問させていただきます。



○楠部委員長 ほかにございませんか。

     〔「質疑なし」の声あり〕



○楠部委員長 それでは、案件1、阪南市民病院改築に係る基本構想についての質疑は終了したいと思います。

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△2.泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(大阪府地域医療再生計画事業)について



○楠部委員長 続いて、案件2、泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(大阪府地域医療再生計画事業)について理事者から説明願います。



◎岩本総務部長 それでは、案件2の泉州南部公立病院機能連携推進基本構想につきましては、括弧に大阪府地域医療再生計画事業とございますとおり、国における平成21年度の第一次補正予算におきまして、地域の医師確保や救急医療の確保など、地域における医療課題の解決を図るため、都道府県に地域医療再生基金を設置し、都道府県が策定する地域医療再生計画に基づき、対象地域への支援が行われるものでございます。いわゆる25億円基金事業と言われているものでございます。

 これを受けまして大阪府は、平成22年1月に大阪府地域医療再生計画泉州医療圏を策定し、平成22年度、昨年度事業といたしまして、本計画に基づく泉州南部公立病院の機能再編連携ネットワーク事業の推進に向けた基本構想の策定を、阪南市立病院、市立貝塚病院、市立泉佐野病院、府立泉州救命救急センターの公立4病院が共同して行ったものでございます。今回、基本構想の取りまとめがなされましたので、担当課長よりご説明をさせていただきます。



◎大久保病院事業課長 それでは、案件2、泉州南部公立病院機能連携推進基本構想につきましてご説明申し上げます。

 まず、本基本構想策定の背景ですが、府内でも特に医療提供体制が脆弱な泉州南部地域におきまして、公立病院は期待される役割を果たし、医療提供体制の中核を担う必要があります。しかしながら、医師不足などの要因により、一部の診療科における診療休止や二次救急受け入れの休止など、医療機能を限定せざるを得ない状況となっております。

 そのような中、医師確保を初め、地域において必要な医療を提供する体制を構築していくためには、阪南市立病院、市立貝塚病院、市立泉佐野病院は、個々の取り組みに加え、互いに力を合わせ機能連携を進めていくことで先般合意し、泉州南部の医療機能の底上げにつながる重点事業として、平成22年1月に大阪府の地域医療再生計画に位置づけられたものであります。

 この基本構想は、大阪府地域医療再生計画に基づき、阪南市、貝塚市、泉佐野市の3公立病院に大阪府立泉州救命救急センターを加えた4病院がそれぞれの特徴と強みを生かしつつ、互いに連携するとともに、地域の医療機関との役割分担と連携のもと、地域医療を持続的、安定的に提供できる体制を確保していく取り組みについて検討を行ったものであります。

 それでは、本基本構想の内容につきまして、A4横の概要版にてご説明申し上げます。

 まず、3ページの取り組みの方向性としまして、泉州南部の医療提供体制は、府内でも相対的に脆弱であり、人口当たりの医療施設従事医師数や一般病床数が府内平均以下であること、救急搬送患者のうち3分の1が地域外で受療していることなどからも、そのことがうかがえます。また、内科系医師が著しく減少をしていることや、医師の少ない診療科では、医療機能を限定せざるを得ない状況であることなどからも、住民・地域が公立病院に期待する役割を十分に果たせていないという現状があります。

 そのため、4公立病院の特徴を生かした機能連携を推進し、地域医療水準の向上と持続可能な医療提供体制の実現を図ることにより、泉州南部の医療機能の強化を目指し、点から面で支える地域医療ネットワークを実現することとしております。

 これらの実現のために、4ページに四つの基本方針を掲げています。一つ目として、現在の各病院の人材や強みなど医療資源を活用し、初期から三次救急に至る地域の基幹的救急医療機能を形成し、効率的で質の高い医療提供体制を構築することとし、阪南市立病院については、病院の機能を再生し、初期診療病院としての受け入れ体制を整備するとともに、泉州南部地域における救急後方支援機能を強化するために、後方転院先病院とする受け入れ体制を整え、泉州南部地域の救急後方支援体制のコーディネート機能を担うこととしています。

 二つ目として、各病院での研修機能を強化し、医師への研修、研究、働きがいを支援する環境を整備するなど、医師が働きやすい病院づくりを通じて、地域で働く医師等を育成、確保することとしています。

 三つ目として、ITを活用し、4公立病院で患者情報相互共有できるネットワークシステムを構築するとともに、病院間の連携医療の質の向上に向けた人的ネットワークを構築することとしています。また、地域医療機関とも情報の共有化を図れるよう検討体制を構築することとしております。

 4点目として、民間のノウハウ等を生かしながら、個別または共同、協調して経営改善を進め、地域医療を効果的、効率的に提供していく基盤を構築することとしています。救急医療の強化、人材育成・確保、地域医療連携の推進、経営改善、これら四つの基本方針のもと、9ページに記載しております具体的な取り組みを今年度も行い、地域医療を持続的、安定的に提供できる体制を確保し、泉州南部の医療機能の強化を目指していくものであります。なお、本基本構想につきましては、大阪府のホームページでも公表するとともに、各市においても公表することとしております。

 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。



○楠部委員長 ただいまの説明について質疑はございませんか。



◆土井委員 これ前のとことどう変わったん。前からの大阪府地域医療再生計画があるやん。それとこれとどう変わってんのん。



◎岩本総務部長 平成22年1月に地域医療再生計画泉州医療圏ということで取りまとめをこれは大阪府のほうでなされております。その再生計画を受けまして、昨年度先ほど申し上げました4公立病院におきまして、それをもう少しわかりやすく具体的に基本構想というような形で今回取りまとめをさせていただいておりますので、再生計画よりもより具体化をしてございます。ただ、これも基本構想レベルの話なんで、この基本構想を受けた形での、名称を実施計画というんかその名称はまだともかくとして、そういったものを平成23年度、今年度のある意味年度の前半で策定していくというような形で、4公立病院での方向性というか、そういうのはもう一応定まってございます。



◆土井委員 具体化しているんやろうけど、そもそも医師の確保が問題なんやろ。医師確保に努めるだけで具体化ということになっているんやろうか。まあまあそれはそれとして、そのお金はどうなったんですか。その収支なんかも報告あってしかりやと思うんやけど、どうですか。



◎岩本総務部長 25億円の基金事業につきましては、基本構想に基づいての、私先ほど申し上げました今年度の実施計画をとりあえず全体の部分でつくろうとしておるんですけど、その中で具体的なお金の使い方というのを決めていこうという形になってございます。と申しますのは、当然再生計画は平成25年が最終年度となっておりますので、平成25年度までにこの25億円を、言い方はともかく使い切ってしまわなくては、だめだということはないんですけども、使い切ってしまわないと国に返さなくてはならないという部分がございますので、その辺十分わきまえた上で、4公立病院といたしまして、基本構想に基づく実施計画、もう既に具体には一定事業名とかも出ておるんですけども、実施に向けての取り組みを4公立病院、実質3公立病院で検討を今年度していくと、そういう流れとなってございます。



◎福山市長 基本的な考え方として、どこが変わったかといいますと、我々が22年度3月末ですけども、各総長、院長また各首長が寄ってこれの決をとりました。その中で、今どこがという構想の基本的な考え方は変わっておりません。ただ、平成23年度の具体的な取り組み、ここの部分が具体的に位置づけられたと。それに対しての費用につきましても共通の経費の部分、これでここを賄っていく。

 もう一つは、病床数で阪南市民病院として、阪南市としての持ち分については、今のところオーダリングとかいろんな形でやっていく経費、また環境整備等という形で配分はありますけども、その部分につきましては阪南市の場合はまだ使っておりません。今後、この病院の建て替えとともに利用して活用していこうと。

 ただ、泉佐野市、貝塚市につきましては、特に貝塚市はリニアックを経費として導入してます。これは共通の経費じゃなくて市立貝塚病院として与えられたもの。そういう会計、費用、予算等につきましても、この23年度の具体的な取り組みの中での共通の経費として、漠っとした中での勧めで了承をしたということでご理解願いたいと。これから先、24年、25年のこの3カ年で25億円の共通の経費をすべて活用するという考え方で今いてます。



◆土井委員 確かに、5年でそのお金を計画して使うたらいいんやろうけども、病院の経営については、民間のノウハウを入れというんやから、あんたら−−あんたらと言うたら怒られます、済みません、理事者の方、この基本構想をつくってまた実施計画みたいなのつくんねやろう。そんなもんに時間つぶしている暇あるねやったら、もうちょっとええことを考えて早うやったらどうよ。いつまでかかっているの、その25億円か何かのお金を。そのうち使うてしもちゃあるで。何に使うたかわからんようになってしまうもん。もうちょっと早いことしたらええん違いますか、そうはいかんねやろうけど。



◎福山市長 基本的に今、土井委員指摘の分、これはあくまでも25年度末の中での計画としてやりなさいと。それと、今言ってますように医師の招聘につきましても、寄附口座等、阪大、近大、和医大、これについても当たってます。ただ、そこへ行くまでこの部分ができ上がってなかったという中で、基本構想部分、今言うてますように実施計画部分、これから動き出すということでご理解を願いたい。そういう中での配分されてきた地域医療再生計画として総務省、内閣府から認められたものですから、確かにもっともっと早いことというのは理解できますけども、この部分というのは国の主導の中で我々はこのお金を十分活用していきたいと、こうやっておりますので、そこはご理解願いたいと思います。



○楠部委員長 この件については、過去からも委員会に出てます。それで、今市長から共通部分と単独部分というか、3プラス1の話で。今後、動きがあり次第ということで、阪南市民病院の運営に対して、また改築に対してどう生かされていくかというものも課題でございますので、その都度委員会で報告していただきたいと思います。今後、具体的になっていくということでございますが、よろしくお願いします。



◆武輪委員 この基本構想についての病床数で質問させてもらいます。

 今まで泉州地域の病床が過剰であるというふうな考えだったんですが、今回この資料6ページを見させていただきますと、病床数が人口10万人当たり大阪府平均が735床であるのに対し、泉州医療圏は509床、特に泉州南部地域は455床で少ないということになっております。それで、今回新築構想について、生長会のほうから増床の要請はありませんでしたでしょうか、また、それで検討されたとか、大阪府のほうに言ったとか、そういう増床の検討はございませんでしたでしょうか。



◎岩本総務部長 生長会のほうからは増床の要求等はございません。と申しますのも、泉州南部については病床過剰地域ということでございますので、病床をふやしていくということは、基本的には認められない状況でございますので、まず現有といいますか、現在の185床、この中で医療体制等を整備していくという形を考えてございます。



◆武輪委員 病床過剰ですよね。でも、10万人体制のは少ないと。こういう病床数についてのご見解は参与、どのようなお考えでいらっしゃいますか。



◎安田副市長 この病床の不足という状況は、大阪府内と比較して泉州南部の病床ということなんですね。しかし、大阪府内全体をとらまえると、全国じゅう見ても大阪府内は病床過剰地域であるというのが大阪府の見解なんです。大阪府の医療計画に基づくものについては、やはり過剰地域で増床は認められないというのがこれまでの大阪府の考え方でございます。ここにまとめたのはあくまでも南部地域、4病院で今計画してますので、その部分についての記述でございますので、府全体の過剰地域とは若干異なるんですけども、南部は府内の平均に比べて少ないと、6割程度という表現でございますので、これをもって病床がふやせるかといったらまた別の話ということでご理解お願いいたします。



◆武輪委員 だから、大阪府は病床過剰には違いないということで理解したらいいんですね。

 もう1件、その病床数で関連質問なんですが、前回阪南市のほうでは入院60床体制でやってますよね。それについて、大阪府のほうにはそれはもう理解していただいているんでしょうか。



◎安田副市長 この点については、これまでも99床、一部休床ということで87床ですか休床をしておったんですけども、今回の扱いにつきましても、改築中は60床で残り125床は休床として、改築については185床を申請可能だということをもう既に確認はとっております。



○楠部委員長 12時が来ました。この件について、またその他の件について、時間が短いようであれば続行ですけども、まだありますかね。続行でよろしいですか。そういうことにさせていただきます。ご協力お願いします。案件2で質疑ございませんか。



◆野間副委員長 先ほど言ってた分なんですけども、早目に終わらせます。

 まず、婦人科の再開のお話のときに、産科も将来的にはというお話があったと思うんですけども、産科は医師の確保なんかも含めていろいろ問題があるので、なかなか再開というか、難しいとは思うんですけども、せっかく婦人科が再開する方向でいっているんで、できれば産婦人科として、昔の阪南市立病院も尾崎病院のころとかも産婦人科があって、私もそこで生まれてます。なので、やっぱり産婦人科としてもとに戻っていただきたいというのが理想なんですね。現在は市立貝塚病院と市立泉佐野病院で泉州広域母子医療センターというのを運営していると思うんですけども、市立泉佐野病院が出産なんかの周産期を担ってます。市立貝塚病院が基本婦人科で、外来のみ産科も受け付けているということなんですけども、この事例がありますので、ここへ乗っからせてもらう形になって、二つの病院には後で入らせてもらうというのがなかなか難しいのかもしれないですけども、そこは市長と生長会さんのお力でぜひ参入していただいて、泉州広域母子医療センターの中に阪南市民病院も入れていただきたいと。再生計画、泉州南部公立病院云々の計画の中にも、地域医療の連携の推進に向けた取り組み方針というのを掲げてますので、これも強い味方、後押ししてくれる方針だと思いますので、そういう意味でも、ぜひ産科の導入も前向きに検討していただきたいんですけども、どうでしょうか。



◎福山市長 ここに至るまで、今の産婦人科の特に産科につきましては、不採算科目ということで標榜を取り下げました、できないと。婦人科につきましても、これまで続けてきましたけども、医師の招聘ができないということで今は休止をしております。ただ、産科につきましてはもう標榜を廃業してます。そういう中で今ご指摘の部分、これにつきましては、貝塚市、佐野市、要は貝塚市以南19ブロックのこのエリアの部分で周産期につきましては、泉佐野市に負担金を出して全部賄っていただいている。婦人科につきましても、マンモいわゆる乳がん検診とかというのは、すべて同じ料金で市立貝塚病院で受けていただけると。

 私といたしましても、先ほどの婦人科、この部分につきましても、前向きに検討していきたいという思いもございますけども、過去のそういった経過もございます。それをきちっと整理した上で取り扱いをしていかなければ、3公立病院だけの問題じゃございませんので、そこは能力は生長会は持ってます、本当のこと言って。といって、すぐここでというのは、全体の中で動かしていくこともございます。とりあえず、まずできるとこから婦人科を何とか標榜を掲げてベースに乗っけていきたいと。今、地域医療再生計画の中の位置づけ等もございますし、そこはうまいこと私としても発信はしていきたいと、こういうふうに思っておりますので、ご理解を願いたいと。



◆野間副委員長 済みません、時間が過ぎているのでちょっと早目に。最後に、今までの経緯とかもたくさんあると思います。公立病院で出産するのと民間の病院で出産するのだったら、費用が全然違うんですね。やっぱり阪南市から貝塚市、泉佐野市に今までたくさんの方が行ってらっしゃいます。なぜかというと出産費用が安いからなんですね。やっぱり10万円から15万円変わってくるんです。社会保険とか国民健康保険から出産したら一時金でもらえるんですけども、それをかなり超えてしまうんですね、個人病院で出産すると。

 そういうのもあって、できたら阪南市の方も−−今負担金を支払って市立泉佐野病院で出産すれば、市民扱いにしていただいていると思うんですけども、なぜこれを言うかというと、妊婦が例えば切迫流産、切迫早産になった場合、阪南市から市立泉佐野病院に行くまでの車の距離、これでおなかが張ってしまうんですね。その間に流産する可能性がある切迫早産で早産になる可能性があるという方たちもたくさんいてるんですけども、市立泉佐野病院で入院させてもらえるかというと、本当に危ない方しか入院させていただいてないんですね。なので、そういうこともあって一つでも小さな命を守るために、できれば仲間にまぜていただきたいと思いますので、その辺を市長の心の中にとめていただいて、前向きに考えていただきたいなと思います。



◎福山市長 確かに、指定管理に移行する議論の中でもいろいろありました。私としても、今までこの阪南市民病院、阪南市立病院という中での産科を廃止してきた張本人としても苦しいところはございましたけども、不採算という中で取り組んできた経過もすべて熟知しておりますので、基本的にはこの泉州医療圏地域医療再生計画の圏域の中で、ネットワークでどこまでそれぞれ役割分担できるかというのも十分、今回25年度までの間もそうですけども、そういった広域行政という一つの中でも、一度にはいかないと思いますけども、常にそういうのは心の中にはおさめておりますので、そこはそこでまた機会あるごとには、余り突発的には言えませんけども、つぶすことになりますので、そこはご理解願いたいと。



○楠部委員長 ほかにございませんか。

     〔「質疑なし」の声あり〕



○楠部委員長 それでは、案件2、泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(大阪府地域医療再生計画事業)についての質疑は終了したいと思います。

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△3.その他?平成22年度収支報告について



○楠部委員長 続いて、案件3、その他?平成22年度収支報告、そして本日配付されました運営状況について続けて説明願います。



◎岩本総務部長 それでは、案件3、その他?平成22年度収支報告でございます。それと、続きまして案件3、その他?その他といたしまして、本日お手元にお配りしておりますA4・3枚物のホチキスどめをしております資料についてでございます。

 簡単に申し上げますと、まず1枚目の阪南市民病院の運営状況につきましては、前回の委員会にてご報告させていただきました診療科別入院患者数を4月28日現在に置きかえた数値で、また外来患者数につきましてもご質問がございました診療科別に一覧表にしたものでございます。2枚目の資料につきましては、阪南市民病院の職員数につきまして、3枚目の資料につきましては、生長会があす14日土曜日に行う地域健康フェアのご案内でございます。これら詳細につきまして担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



◎大久保病院事業課長 それでは、案件3、その他の収支報告につきましてご説明申し上げます。

 今回は平成23年度3月分の収支報告となっております。まず、裏面下段の基礎指標をごらんください。当月3月分の1日平均入院患者数は51.5人、平均在院日数は13.4日、患者1人当たりの平均入院単価は2万8,925円となっておりまして、平成22年度年間の累計額といたしましては、1日平均入院患者数が59.6人、平均在院日数は15.7日、平均入院単価は3万2,986円となり、年間の病床利用率につきましては、許可病床数185床に対しまして32.2%となっております。

 3月につきましては、本年4月からの指定管理者への移行に伴い、医師の異動もありますことから、手術の件数の減少、入院患者の調整などにより、例年に比べ若干の減少傾向でございました。また、3月の1日平均外来患者数につきましては250.3人、患者1人当たりの平均外来単価は7,107円となっておりまして、平成22年度年間の累計額といたしましては、1日平均外来患者数が271.4人、平均外来単価が6,628円となっております。前年度の平均から比べますと、1日平均外来患者数が約5人減少したものの、1人当たりの平均外来単価が若干ではございますが、280円増加しております。

 恐れ入りますが、表(おもて)面に戻っていただけますでしょうか。それらの経営指標より3月分の医業収益につきましては、入院収益で4,613万6,000円、外来収益で3,913万7,000円となりまして、医業収益合計といたしましては9,086万3,000円となっております。

 支出についてでございますが、3月は企業債の償還月でもあり、例月に比べ支払利息分が増加したことと、本年4月からの指定管理者への移行に伴い、実績払いである非常勤職員の給与等の予算執行を3月執行としたことにより、医業費用等が例年に比べて増加しております。収入の医業収益、医業外収益と支出の医業費用、医業外費用とを比べました経常損益でございますが、平成22年度3月までの累計額としまして、3億4,119万9,000円の経常損失となり、ここから特別利益を差し引きしますと、2億5,507万3,000円の純損失となります。

 以上、3月分の収支報告となりますが、この後決算時における消費税の振り替え処理等を行い、最終の決算額を算出していくこととなりますので、ご理解のほうをよろしくお願いします。

 続きまして、阪南市民病院の運営状況についてご説明申し上げます。

 4月28日現在、入院患者数は46人となっております。診療科別の入院患者数は表のとおりとなっております。平均在院日数は12.0日、病床稼働率は77%、紹介件数は184件、救急搬送件数は20件となっております。

 次に、診療科別の外来患者数は表のとおりとなっております。4月の診療日数が3月より2日少ないことにより、4月の外来患者数が3月より少ないのですが、1日平均患者数が4月のほうが多くなっております。

 続きまして、阪南市民病院の職員数につきましてご説明申し上げます。

 4月20日現在の職員数です。正規職員合計は57人で非常勤職員合計は59人の合計で116人となっております。職員構成につきましては、表のとおりでございます。

 最後に、地域健康フェア「がんばっています 阪南市民病院」の開催につきましてご説明申し上げます。

 本年4月1日から指定管理者である社会医療法人生長会さんが、阪南市民病院の運営管理を行っていることを地域にPRするとともに、この催しを通して「地域と職員と共に栄える病院」の理念に少しでも近づいてまいりたいとの考えにより、下記のとおり地域健康フェアを開催いたします。開催日時、平成23年5月14日、あすですね。時間は10時から14時、場所はオークワ尾崎店前、わくわくCITY広場、実施項目につきましては下記のとおりです。

 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。



○楠部委員長 ただいまの説明について質疑はございませんか。

     〔「質疑なし」の声あり〕



○楠部委員長 それでは、案件3、その他?平成22年度収支報告についての質疑は終了したいと思います。

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△3.その他?その他



○楠部委員長 最後に、案件3、その他?その他として何かございませんか。

     〔「質疑なし」の声あり〕



○楠部委員長 それでは、議長より総括をお願いします。



◆三原議長 委員の皆様、また答弁の市長初め職員の皆様、大変ご苦労さまでございました。委員会前に本阪南市民病院改築に係る基本構想及び泉州南部公立病院機能連携推進本部構想資料をいただきました。さらに、本日ご説明をお伺いして、新生阪南市民病院の全体像が見えてまいりました。それにより、今回の市民病院の建設構想の背景を理解することができました。また、公設公営から公設民営化となり、その運営に当たる社会医療法人生長会様の運営理念、基本的機能及び基本計画、基本方針の詳細を知ることができました。さらに、この事業が大阪府地域医療再生計画事業という中で進められていること、市立貝塚病院、市立泉佐野病院、阪南市立病院という従前からありました泉州南部の地域医療の強化を目的としたものであることが本日の説明及び質疑、答弁の中から知ることができました。

 阪南市民病院改築及び泉州南部公立病院機能連携推進基本構想(案)が計画どおり実現するよう願うものであります。また、病院建築工事費予算と基本的整備方針に示された診療機能、環境充実のための予算が私ども阪南市の支出限度内でいくよう、当委員会と議会はしっかりとチェックしていきたいと思います。これが阪南市自治基本条例にあります議会の責務でございます。行政の役割と議会の役割を互いに遵守して、市民の皆様が望む安心して質の高い医療を受けられる阪南市民病院を実現させなければなりません。市長を初め担当者の皆様は、国・府及び事業者等との交渉で大変と思いますが、一切無事故でその任を果たしていかれますよう心より祈念いたします。本日は大変ご苦労さまでございました。

 以上でございます。



○楠部委員長 これをもちまして市立病院関連特別委員会を終了いたします。20分お昼時間にずれ込みましたが、ご協力ありがとうございました。



△閉会 午後0時20分

 会議のてん末を記載し、その相違ないことを証するためここに署名する。

市立病院関連特別委員長     楠部 徹