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大阪府 交野市

平成16年  3月 定例会(第1回) 03月08日−02号




平成16年  3月 定例会(第1回) − 03月08日−02号







平成16年  3月 定例会(第1回)



1. 開議 平成16年3月8日 午前9時59分

1. 出席議員

  (議席)

      1番  浅田耕一         2番  渡辺利雄

      3番  稲田美津子        4番  黒田 実

      5番  東口幸也         6番  吉坂泰彦

      7番  谷  巖         8番  白岩陽太郎

      9番  栗原俊子        10番  前波艶子

     11番  岩本健之亮       12番  新 雅人

     13番  三浦美代子       14番  山口幸三

     15番  中上さち子       16番  小林弘子

     17番  坂野光雄        18番  有井貞登

1. 議会事務局職員出席者

   局長     佐治秀隆      次長     雲川安晃

   課長代理   東 良昭      係長     船戸 巌

   事務職員   福田美樹

1.法第121条による出席者

 市長          中田仁公     助役          小森成雄

 収入役         雲川勝己     教育長         永井秀忠

 理事兼企画部長

             松本雅文     理事兼福祉事務所長   中村由美子

 兼総務部長

 消防長         林  隆     市民部長        阪長 敏

 保健福祉部長

             柴野東樹     環境部長        松本孝則

 社会福祉課長事務取扱

 都市整備部長      北田照夫     人権政策室長      青木奈良夫

 教育次長兼

             山本光茂     生涯学習推進部長    加地健彦

 教育管理部長

 交野市立図書館長    関本 稔     学校教育部長      大橋 進

 水道事業管理者

             福山敬三     水道局長        堀上等史

 職務代理者

 財政健全化推進室長兼           総務部参事兼

 企画部参事兼      平野正和                 松宮 誠

 行政管理室長               事務調整担当

 都市整備部参事兼

 土木建設室長兼     橘内博一     都市整備部参事     安宅保雄

 事務調整担当

 企画部次長兼

 企画調整課長兼

             奥野一志     総務部次長兼秘書課長  中本悟一

 市民活動推進課長兼

 事務調整担当

 総務部次長兼               市民部次長兼

             吉井幸男     保険年金課長兼     根本謙次

 税務長兼納税課長             事務調整担当

                      環境部次長兼

 市民部次長兼               環境生活課長兼

             森田安弘                 西川與志彦

 市民総合窓口担当課長           水質検査室長兼

                      事務調整担当

 都市整備部次長兼

             奥野隆雄     農業委員会事務局長   星野義博

 第二京阪道路対策室長

                      教育管理部次長兼

 幼児対策室長      桝田幹夫                 宇田秀人

                      人権教育指導室長

 生涯学習推進部次長兼           生涯学習推進部次長兼

 青年の家所長兼     中角弘文                 宇治正行

 事務調整担当               青少年育成課長

 第1・第2・第3学校           消防本部次長兼

             奥西 平                 藤原昭男

 給食センター所長             総務課長

                      財政健全化推進

 水道局次長兼工務課長  青木国光                 池埜 修

                      室長代理

 行政管理室長代理兼            総務課長兼

             福井得司                 田中英典

 公有地活用処分係長            あいあいセンター所長

 広聴広報課長      山本和孝     財政課長        大埜敏文

 人事課長        林 雅博     課税課長        奥 秀博

 市民課長        谷崎宜三     商工観光課長      西原 忍

 福祉サービス課長兼

             門口英世     介護保険課長      平井邦和

 健康増進課長

                      農とみどり課長兼

 都市政策課長      中西伊三夫    ふるさといきもの    三宅 昇

                      ふれあいセンター所長

 農業委員会事務局次長  山本秀昭     人権政策室長代理    中井利和

                      社会教育課付課長兼

 社会教育課長      藤村義博     文化財係長兼      奥野和夫

                      教育文化会館長

 生涯スポーツ課長兼

 管理係長兼       梶 健治     指導課長        竹之内康弘

 スポーツ振興係長

                      水道局総務課長兼

 交野市立図書館長代理  堀井英明                 渡辺雅明

                      庶務・経理係長

 行政委員会事務局長   片岡弘和

               議事日程

                              平成16年3月8日

日程第1 一般質問

          一般質問順序及び要旨

                              平成16年3月8日




会派名
自由民主党
質問者
渡辺利雄
答弁者


1.シルバー人材センターの設立目的について
1.市長


2.施政方針について
 ?里山の保全について
 ?市道に係るバリアフリー化の今後の取り組み状況について
 ?第二京阪道路について
 ?観光行政について
 ?心身障害者福祉金の廃止について
 ?交野伝統文化の継承について
 ?今後の市町村合併について
2.市長



会派名
日本共産党
質問者
中上さち子
答弁者


1.施政方針と財政健全化計画について
1.市長


2.福祉施策について
2.市長


3.保育施策について
3.市長


4.第二京阪道路の環境対策について
4.市長


5.バリアフリーの取り組みについて
5.市長



会派名
公明党
質問者
新 雅人
答弁者


1.施政方針について
 ?自然を守り環境と共生するまちづくりについて
 ?快適で安心して暮らせるまちづくりについて
 ?健やかで、支えあい、ふれあいに満ちたまちづくりについて
 ?育ち、学び、生きがいあふれるまちづくりについて
 ?市民とともに活力あふれるまちづくりについて
1.市長



会派名
無会派
質問者
栗原俊子
答弁者


1.第二京阪道路、特に沿道整備構想、高架下の安全性について
1.市長


2.交野市ごみ処理行政、特に廃プラ共同処理場建設に伴う諸問題、交野市ごみ減量化リサイクル推進会議について
2.市長



会派名
無会派
質問者
前波艶子
答弁者


1.育ち、学び、生きがいのあふれるまちづくりについて
 ?子育て支援センターの設置
 ?校区福祉委員会の役割
 ?留守家庭児童会の実情と受益者負担
1.市長


2.第二京阪道路について
2.市長



会派名
市民クラブ
質問者
白岩陽太郎
答弁者


1.平成16年度施政方針とまちづくり施策について
 ?財政健全化と予算(案)について
 ?行政の健全化と市民参画、協働体制について
 ?学校教育と生涯学習について
 ?コミュニティーバスの採用について
1.市長



    (午前9時59分 開議)



○議長(有井貞登) おはようございます。これより本日の会議を開きます。まず事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。



◎事務局長(佐治秀隆) おはようございます。議員の出席状況のご報告申し上げます。本日の会議出席議員は18名で全員出席でございます。以上、報告を終わります。



○議長(有井貞登) 本日の議事はお手元に配付いたしました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。

 日程第1 一般質問を行います。1番目の質問者、自由民主党渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 議長のお許しをいただきまして、平成16年第1回一般質問をさせていただきます。

 今回の予算、また施政方針等につきまして、財政難の中で中田市長はいろいろな方策を発表されました。それについて数点にわたり再度お尋ねを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 1番目に、シルバー人材センターの設置目的についてお教えを願いたいと思います。

 2番目から、施政方針の中でうたわれております項目についてお尋ねをいたします。交野市の里山の保全についてお願いを申し上げたいと思います。

 2番目に、市道に係るバリアフリー化の今後の取り組みについて、これは交野市全体のことを指しておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 3番目、第二京阪道路について、沿道整備構想を断念された、その後のお考えをお教え願いたいと思います。

 4番目に、観光行政について、観光課もできたことですが、その後の進捗状況をお教えください。

 5番目に、身障者福祉金の廃止についてお尋ねを申し上げたいと思います。

 6番目、交野伝統文化の継承についてをお尋ね申し上げます。

 最後に、市町村合併について今後の交野市のお考えをお教え願いたいと思います。

 以上、数点にわたりご質問させていただきましたが、誠意あるご答弁をいただきますようお願いを申し上げますとともに、順序が少し変更させていただいて再質問をさせていただきます。また、同僚からも同じように再質問があると思いますので、よろしくご答弁いただきますようお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 答弁者、中田市長。



◎市長(中田仁公) おはようございます。自由民主党渡辺議員の一般質問にお答えを申し上げます。

 まず1点目、シルバー人材センターの設立目的についてのご質問にお答えを申し上げます。

 シルバー人材センターは、高齢化社会が急速に進展する中、地域の高齢者が自立・自助の精神に基づいてともに助け合い、ともに働くことによって就業を通じた生きがいを獲得するために、高齢者等の雇用の安定等に関する法律のもとに、国、府、市からの補助を受けて設立された公共的な性格を持つ社団法人で、営利を目的としない団体でございます。これらの趣旨のもと、本市におきましても昭和60年9月に設立をされました。

 シルバー人材センターは、地域の高年齢者の就業ニーズと地域の仕事との需給を結合する機能を果たすものであり、それによって企業のように営利的事業を行うものではなく、高年齢者の就業機会の増大とあわせて、それを通じた地域社会の活性化を目的としております。地域の高年齢者がともに働き、ともに助け合いのもと、就業の機会を通じて高年齢者の生きがいの充実や社会参加によって地域社会の活性化に貢献しつつ、就業機会の確保に資すとともに福祉の充実を図るものでございます。

 このように、シルバー事業は生き生きと働ける環境づくりと就業機会、雇用機会の拡大など、地域に密着した活動を行い、高齢者が健康で意欲ある限り就業を通じて社会参加、地域貢献、生きがいの充実、そして収入の確保を図り、自主・自立、協働・共助のもとに就業機会の提供を行うものであります。

 本市といたしましても、高齢者の皆さんに対する重要な施策の一つと考えており、適切な連携・支援を行ってまいりたいと考えておりますので、今後とも引き続きご指導賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 次に、2点目の第1、里山の保全についての質問にお答えを申し上げます。

 施政方針で述べていますように、里山は本市の貴重な財産であり、これを保全、管理し、次世代に良好な形で引き継いでいかなければならないと考えております。しかしながら、現状は森林の荒廃化が進んでおり、特に竹による浸食が著しく、本来の里山が失われつつあります。このような貴重な里山を守り育てていくために土地所有者と市民と行政、三者が一体となって課題に取り組み、解決していく事業の第一歩として、平成12年度から5カ年計画で里山指導員の育成事業に取り組んでまいりました。

 毎年、講座修了者のうち8割近くがボランティア団体に加わり、現在会員数は72人となり、毎月3回定例的に交野山森林公園内において里山の再生を目指し、浸食した竹の伐採作業を主とした里山の保全活動に取り組んでいただいております。講座修了生以外のボランティア団体においても、森、私市、南星台の地区や星田地区の市有地などにおいて、里山の保全活動に取り組んでいただいております。

 現在のところ、指導員やボランティアのみの活動となっておりますが、今後は指導員やボランティアがリーダーとなって、市有地や公社保有地の山林を市民も参加できる形で保全・整備し、地域の皆さんで管理・活用していただける仕組みを検討し、その実現に向け努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、2点目の第2、市道に係るバリアフリー化の今後の取り組みについてのご質問にお答えを申し上げます。

 道路のバリアフリー化に関する法的な取り組みといたしましては、真に豊かな福祉社会の実現のため、すべての人がみずからの意思で自由に移動し社会参加できる福祉のまちづくりを進めるとして、平成5年4月に施行されました大阪府福祉のまちづくり条例において、その他の都市施設に位置づけされております道路につきまして歩道幅員の確保や誘導ブロックの設置、また歩道接続部における段差の解消に取り組んでまいりました。さらに、平成12年11月には高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律、いわゆる交通バリアフリー法が施行され、旅客施設を中心とした一定の区域における道路、駅前広場、通路、その他施設の整備を推進するための措置を講じることがそれぞれの施設管理者に課せられたところでございます。

 道路のバリアフリー化に取り組む本市の基本的な考え方といたしましては、さきに述べました条例や法律の趣旨に沿い、不特定多数の人が利用する公共施設や公共交通機関を中心とした一定の区域、また対策配慮を必要とされる人が居住されている日常生活が営まれる区域において、これからも経費の執行が許される範囲において取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 続きまして、2点目の第3、第二京阪道路に関しまして、その沿道整備構想を断念いたしましたのちの考え方についてのご質問にお答えを申し上げます。

 沿道整備構想を断念いたしましたのちの市の対応といたしましては、事業者に対しまして構想の本来目的でございます沿道の住環境を保全するため最大の努力を図り協議をしてまいりたいと考えております。既に、市の土地開発公社が取得しております沿道整備構想用地につきましては、第二京阪道路に関する施設として、例えば第二京阪道路の雨水を一時的に貯留する調整池やつけかえが必要となる道路の機能回復用地等としてできるだけ活用するよう事業者と協議を行っており、平成14年度には10筆、約940?を市道の機能回復用地として事業者に処分させていただいております。

 また、現在審議をお願いいたしております16年度予算におきましても、市道の機能回復用地等として6筆、約1千160?を事業者に処分すべく計上させていただいており、今後とも第二京阪道路に関連する施設への活用を図るべく事業者と協議をしてまいります。

 また、事業者との協議の中で事業用地として活用が見込めない土地につきましては、今後の暫定的な活用を含めその方針について定めてまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、2点目の第4、観光行政についてのご質問にお答えを申し上げます。

 市民や有識者、関係団体など皆さんのご協力をいただき、調査検討委員会で検討していただいた結果を踏まえ、15年3月に観光振興ビジョンを策定し1年が経過をいたしました。地元区や農業者、事業者、また関係機関、団体の皆様からご協力をいただく中で、交野のPRや地元産業のにぎわいづくりに向けて取り組んでまいりました。私市駅前でのハイカー向けの夕市の開催や、電鉄会社主催のリレーウオークに協賛し、同イベントにおける農家や事業者の参加を得た交野物産市を開催するとともに、観光の玄関口であります河内磐船駅と河内森駅に交野ロータリークラブから寄贈していただきました交野の観光PR看板を2カ所に設置いたしました。

 また、今春のハイカーを迎えるに当たって、私市駅前広場における夕市施設を地元区において新たに整備していただくほか、芋掘り、ブドウ狩りなど、地元区や農家、事業者など民間活動により観光にかかわる種々の事業を展開していただいております。

 今後の取り組みでありますが、本市観光ストックの一つである朝市などの農産物直販活動やブドウ狩りなどの観光農業を今後とも支援するとともに、観光振興ビジョンにも掲げております観光組織づくりが重要であると考えております。現在、その組織づくりに向けビジョン策定にかかわっていただいた団体などにご依頼を申し上げているところでございます。この皆様を核として、種々の活動団体など多くの皆様の参画を得た組織を立ち上げてまいりたいと考えております。その節にはご協力賜りますようよろしくお願いを申し上げる次第でございます。

 次に、2点目の第5、心身障害者福祉金の廃止についてのご質問についてお答えを申し上げます。

 交野市心身障害者福祉金条例につきましては、昭和44年に施行され、毎年10月1日現在、交野市内に引き続き6カ月以上居住し、身体障害者手帳、療育手帳、または原爆健康手帳の交付を受けておられる皆様を対象に、年に1回福祉金を給付いたしております。

 この制度が施行され30数年が経過する中で、障害者を取り巻く環境や社会情勢の変化、各種制度の改正等があり、障害者の自立と社会参加を支援していくために新たな障害者施策が求められる時代となっております。

 また、本市の財政状況を踏まえ、今後の障害者施策のあり方を考える中で、市の単独助成事業である障害者福祉金についても検討課題となっており、平成15年2月に身体障害者福祉会、障害者児親の会、医師会、市民公募委員など30人から構成する交野市障害者(児)生活支援推進委員会を立ち上げ、障害者福祉金等のあり方についてるるご議論をいただいてまいりました。

 議論の結果、障害者福祉金については全員一致により平成16年度から廃止はやむを得ないとされ、身体障害者、知的障害者、精神障害者といった障害種別を超えて新たな組織をつくり、新たな事業を検討していくこと。また、相談体制のより一層の充実など、障害種別にかかわらず障害のあるすべての人を支援できる方向に進んでいくよう要望がございました。

 本市といたしましては、この委員会でのご意見、要望等を真摯に受けとめることとし、ご検討いただいた福祉金については手帳を所持する皆様に一律に現金を支給することではなく、障害者やその家族が安心して住みなれた地域で生活が送れるよう、障害者施策や相談機能の充実が急務であること。また、厳しい財政状況の中、財政健全化計画に基づき、この福祉金をより効果的な事業へと展開を図りたく、心身障害者福祉金条例の廃止をお願いするものでございます。

 今後、障害のあるすべての人が安心して日々暮らしていけるよう、福祉施策を展開するに当たって委員会の皆様からちょうだいいたしました貴重なご意見、ご要望を反映させてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、2点目の第6、交野伝統文化の継承についてのご質問にお答えを申し上げます。

 伝統文化の継承についての展示資料館ですが、市内には旧石器時代から現在に至るまで歴史的価値のある遺跡や伝説など数多く残っており、祖先が長きにわたって築き上げてきた貴重な文化遺産を後生の時代に引き継ぐことが行政に課せられた責務であると考えております。

 このような観点から、倉治にございます教育文化会館に関しまして以前からご答弁を申し上げておりますように、将来的には交野における歴史・民俗の資料館的なものにすべきではなかろうかと考えております。しかしながら、現在の建物は改修など何らかの整備が必要であり、本市が直面しております財政状況を考えますと、早期に実現することは非常に困難な状況でございます。

 そこで、大阪府から全額補助事業の緊急地域雇用創出特別基金を活用いたしまして、文化財情報検索システムを構築し、本市で所蔵しております考古、民俗、古文書資料などパソコン検索、さらにはこれらの資料を閲覧してもらえるよう環境の整備をしております。

 具体的には、教育文化会館において本市で収蔵しております考古、民俗、古文書資料等のうち重要なものにつきましては映像をデジタル化し、これらの映像化した歴史資料を一括展示し、重要度の低い土器片等につきましては来館者に手にとって触れていただく予定でございます。また、これらの配置につきましては、1階には主に考古資料を展示し、2階には民俗資料などの展示を予定しております。

 なお、これらの歴史資料の展示並びに資料検索の開始時期につきましては、4月中旬を予定いたしております。また、その中で特に重要な展示資料につきましては、本年度の緊急地域雇用特別基金事業が終了後、インターネット上でも利用できるようにいたしたく考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 最後に、2点目の第7、市町村合併に関する状況と今後の取り組みについてのご質問にお答えを申し上げます。

 ご案内のように、合併問題につきましては、昨年7月に本市と寝屋川市、枚方市を同一請求関係市町村とする法定合併協議会の設置請求が行われ、12月議会定例会におきまして慎重にご審議をいただき、一定のご判断並びにご意見を賜ったところでございます。

 さて、国におきましては、市町村の合併の特例に関する法律が平成17年3月末に期限切れとなることに伴い、開会中の今国会で新法の制定が予定されております。新法案は平成17年4月から5年間の時限立法で、現特例法の合併特例債等の財政支援はないとお聞きいたしております。また、地方交付税の優遇措置は継続されますものの、段階的に期間を短縮する等の措置が講じられ、市町村の早期合併を促すようでございます。

 なお、現特例法の改正案では、平成18年3月末までに合併することを平成17年3月までに知事に申請すれば、現行法の規定が適用されるとのことでございます。今後、これら国の動向を見きわめながら適切に対応していかなければならないと考えております。

 いずれにいたしましても、新年度におきます本市の市政運営は財政健全化を進める上での初年度となりますことから、自主・自立した行政運営に努めるとともに、10年、20年先の本市のありようを念頭に近隣市との連携の充実はもとより、また議会におかれましては先行して議会として広域行政の調査・研究に取り組まれた経緯等もございますことから、行政としてなお一層広域行政とともに合併に関しましても調査・研究を深めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 渡辺議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) ご答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問をさせていただきたいんですが、最初にお願いしたとおり、順序がまちまちになる可能性がございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 まず初めに、観光行政についてお尋ねを申し上げた中でご説明はいただいたんですが、交野にあります交野八景や文化財などを観光の資源という形でPRをしながら、他市の方々に来ていただいて地域の経済効果を取り入れたらどのようになるかなという考えがあるんですが、そのことについてどのように取り組もうとされているのかお教えを願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 阪長市民部長。



◎市民部長(阪長敏) 観光PR等観光に関するご質問でございますが、観光の取り組みといたしましては、やはり産業活動が大きなウエートを占めることなど、市民、事業者など民間の活動が重要となっております。また、個々の関係者だけで対応を続けても、その効果、相乗効果は期待しづらいものであると考えております。

 先ほども市長ご答弁させていただきましたように、観光の組織づくりが重要と考えております。新年度できるだけ早いうちに、市民、事業者、各種活動団体など行政も加わった観光組織を立ち上げてまいりたいと考えております。その中で観光資源の充実、潜在する資源の掘り起こし、観光情報の発信、特産品づくり、イベント開催等々具体の観光事業の取り組みにつきましてご協議、ご検討いただきまして、観光組織を主体とした事業展開していただければと思っております。そのような形で進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 交野も財政難だということもありますし、余りお金を使わずに交野の観光を他市の人に見てもらいながら、地域の経済効果が出るように努力していただきたいと思いますので、これは要望しておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、一番最後にお聞き申し上げました、市長さんに再度お尋ねを申し上げたいのでございますが、現特例法が平成17年3月に期限切れとなり、4月から財政的支援はなくなるものと我々は感じております。国においては合併推進の考えが堅持されるものであるとは思いますけれども、先ほどのお話のように。今後、交野の合併問題、協議会、いろいろな形でまだまだ継続して話をしてもらわなければならないと思うんですが、今後における具体的な取り組みという形で、できれば再度お願い申し上げたいと思います。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 合併問題について、今後の具体的な取り組みということでございます。ご指摘をいただきましたように、合併問題は広域行政を含めまして今後とも継続していかなければならないというふうに考えております。

 具体的な取り組みといたしましては、広域行政につきましては従来から取り組んでまいっております北河内地域広域行政推進協議会等での検討を進めてまいりたいというふうに考えております。また、昨年3市の合併協議会の設置等については、その設置には至らなかったわけでございます。請求者の思いをしっかりと受けとめてまいりたいというふうに考えております。具体的な行動といたしましては、合併そのものについての議論になろうかどうかは、まだいまだにわかりませんけれども、本市並びに寝屋川市、枚方市の3市でもちまして事務レベルで、まずはやはり現状把握の作業を進めなければならないであろうというふうに考えております。そうした中から、やはり今後我々が自主・自立し、なおかつ市民の皆様方が安心して暮らしていただけるまちづくりを進めていく。また、先ほどの観光の問題でもございましたが、やはり個性あるまちづくりを進めていくためにどうした形での協力体制が必要になってこようか、その辺の議論を十分に深めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 財政難の折でございますので、国の方から交付税等が十二分にもらえるんであれば、合併問題も考えていただきたい。また、単独でこういう方法でやれば、交野にもその交付金やいろいろな問題で出てくるということもあろうかと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから次にですね、心身障害者福祉金の廃止についてお尋ねを申し上げたいんですが、他市、近隣市の中でも枚方市を除く市町村におきましては一部は廃止されていますが、廃止されていないということでございます。なぜ交野が枚方市に準じて廃止をしなければならなくなったのか、どういうわけで決定されたのかお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 心身障害者福祉金の廃止をなぜ決定したかということでございます。この福祉金の北河内7市の状況につきましては、平成13年に枚方市が廃止をいたしております。平成16年度には寝屋川市が廃止する予定であると聞き及んでおる次第でございます。守口市、門真市においては廃止の方向で検討しておるようでございます。合併問題等がありまして、引き続き検討されておるようでございます。四條畷市におきましては平成12年度に金額の減額と中軽度の方に対する支給の廃止などの一部改正が行われました。さらに、平成16年度には事業評価を検討されている状況でございます。

 いずれの市におきましても、障害者を取り巻く環境や社会情勢の変化、各種制度の改正等がございまして、ノーマライゼーションの理念に基づき障害者の自立と社会参加を支援していくため、新たな障害者施策を模索しているものと考えております。

 このような状況の中、他市の状況も踏まえつつ、障害者の皆様のニーズに沿った適切なサービスを提供するため、幅広くより効果的で新たな施策の展開や事業の効果的な見直しが必要であると考え、平成15年2月に、先ほど申しましたように身体障害者福祉会や市民公募委員、受給者である障害当事者や障害団体などの皆様方30人から構成する交野市障害者(児)生活支援推進委員会を立ち上げまして、ご意見を伺い検討を願ったところでございます。

 委員会の結論といたしましては、平成16年度からの廃止はやむを得ないとされ、平成15年度からスタートいたしました支援費制度や相談体制のより一層の充実など、障害種別にかかわらず障害のあるすべての人を支援できる方向に進んでいくよう要望があった次第でございます。

 本市といたしましては、近隣市の状況も踏まえつつ、この委員会でのご意見、要望等を真摯に受けとめることとし、相談機能の充実や同じ悩みのある障害者同士による相談体制などの充実が急務であること。また、厳しい財政状況の中、財政健全化計画に基づきこの福祉金をより効果的な事業へと展開を図りたく、心身障害者福祉金条例の廃止をご提案させていただいたものでございます。ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 今の答弁の中で、交野市障害児生活支援推進委員会ですか、これが立ち上げられたとお聞きしているんですが、これはいつごろに立ち上げられて、先ほど30名からの人数でいろいろな検討をしていただいたということをお聞きしたんですが、いつごろ立ち上げられて、市長の方にこの内容で了解したというご返事をいただいたのかお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) お答えいたします。

 障害者(児)生活支援推進委員会につきましては、平成15年2月24日に第1回の開催をしております。その後、第2回、平成15年8月20日に推進委員会を開催していただきまして、障害者福祉金の存廃について検討していただきました。さらに、推進委員会の下部組織であります事業推進部会を平成15年9月26日に開いていただきまして種々検討をいただきました。そこで基本的には廃止もやむを得ないというご意見もいただいております。さらに、平成15年11月4日に障害者児の生活推進委員会を開催していただき、福祉金については全会一致で廃止もやむを得ないということで結論をいただき、平成15年11月4日付で委員長より市長にご報告をいただいております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 種々の検討はやっていただいて、11月14日に最終的に市長の方に答申されたということなんですが、これを委員会を立ち上げて廃止をしたいということは、役所の方からの申し出があったものか、それともそういうことについて議論を願いたいということをどちらの方からお話があったのかお教えください。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 心身障害者福祉金につきましては、従来から行革の中で存廃について検討するということできておりました。さらに、今回のいろいろな財政状況の中で存廃について市の方からご検討いただくようにご提案申し上げました。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 財政状況だけでね、そういうことを簡単に、金がないからこれはできまへんねん。今まで金があったからやってきたのかということにもなるんですよ。だから、それはやっぱり言い方を少し考えていただきたいなと思うんですが。その中でこういうものがあるからという代替を出されたと思うんですけれども、身体障害者生活支援センターはできているが、精神障害者及び知的障害者に対する支援センターが現在検討はされているが実際はない、できていない。こういう中で、一部はできておったが、あとはできてない、それはまだ検討中だという中でなぜ全廃をしたかということと、この全廃をせずに一部だけでも残すことができなかったのか。これは担当者に聞いてもちょっと言いにくいこともあろうかと思いますので、小森助役、ご答弁をお願いします。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) お答えを申し上げます。

 精神障害者の方及び知的障害者の方に対しまして、生活支援センターがない状況の中で福祉金を全廃せず、なぜ一部だけでも残せなかったのかと、そういったご質問についてでございますが、支援センターの設置につきましては、身体障害者生活支援センターを大阪府交野自立センターに委託して実施いたしまして、専任相談員として身体障害者の方を雇用いただくとともに、同じ悩みを持つ障害者の方同士による相談体制、いわゆるピアカウンセリングを行いまして、各種相談に応じる体制整備を整えてまいりたいと考えておるところでございます。

 また、入所施設の特性を生かしまして、緊急性を伴う場合につきましては早朝・夜間などの相談に応じまして、ゆうゆうセンターが閉庁している土曜日、また日曜日、さらには休日には支援費制度利用に係る申請代行業務を支援センターで行うこととしておるところでございます。

 次に、精神障害者地域生活支援センターにつきましては、精神障害者小規模通所授産施設ミルキーウエイさんに委託をして実施する予定としておりますが、国庫補助対象事業としての国の採択が本年6月ごろの予定となっておりますことから、国の採択が決定され次第、速やかに補正予算などにより実施してまいりたいと考えております。万が一、国に採択されない場合におきましては、市単独事業として実施していく方向で検討いたしたいと考えております。

 また、知的障害者の方の生活支援センターにつきましては、知的障害者入所更生施設の整備に向けまして事業者を公募したところであり、当該入所施設に併設して実施を考えているところでございます。施設が整備できるまでの間、相談などにつきましては府立交野自立支援センターにおいて一定の相談を受け、知的障害者更生相談所などしかるべき関係機関へとつなぐなどいたしまして連携を図ってまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、福祉金の一部を残す改正につきまして、重度の障害者の方だけを対象とする改正案や支給額を他市程度に減額する案、さらには精神障害者の皆様も対象とする改正案など担当部として種々検討を重ねてまいったところでございます。しかしながら、重度の障害者でありますことから福祉金が必要で、軽度の障害者には福祉金が必要ではないということは一概に言えないことと、本市の財政状況から対象者をふやすことは容易ではないこと。支給総額を減額することによって本制度の趣旨が薄れたものにならないかなど多くの課題が残ったところでございます。

 結果的には、受給者である障害当事者の方や障害団体の方などのご意見を伺うことといたしまして、廃止はやむを得ないが、障害者にとって真に必要な障害施策や相談機能の充実を望まれていることから、一部改正ではなく廃止したいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 今、ご答弁、長々といただいたんですが、聞き漏らしているところがあろうかと思いますので再度お聞き申し上げたいんですが、国庫補助対象事業として国の採択が本年の6月ごろに予定されておるということを聞いたと思うんですが、それが国がペケになれば市単独事業として実施していくということをお聞きしたんですが、ここだけはきっちり聞いておったんですが、もし市が単独事業として実施していく場合、どれぐらいのお金が要ってということをお考えかお教えください。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 市が単独で、国が精神障害者の支援センターを採択されなければ、この件につきましては、昨年既に支援センター設置の方向で検討し、すなわち障害者につきましては四條畷保健所が一つの管轄が圏域となりますので、大東市、四條畷、交野市という圏域で府も入れた中で調整を図ったわけですが、昨年12月に国が圏域で2カ所目、1カ所目は大東にございますが、2カ所目については補助対象から外すということが結果的にきましたので、また本年度、16年度、国の動向を見ながら国が採択されれば国の補助対象に乗っていきたいなと。でなければ、市単独で身体障害者の支援センターを16年度から実施させていただくのと同じく、300万円程度の予算補正をお願いし、議会の承認を得られれば精神障害者の支援センターも立ち上げていきたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 今の説明であれば、精神障害者生活支援センターというんですか、ミルキーウエイに委託をして実施するにおいて300万円程度でできるということなんですが、それで十二分なことが可能なんですが。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 十二分に可能かと言われますと、できるだけ補助をしていけばと思いますが、まず基本的に300万円程度、これは身体障害者も同じなんですが、基本的に立ち上げていただき、今後の運営状況に応じて、また市の財政状況に応じてさらに検討を重ねていきたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 300万円程度で済むという軽い気持ちでやられるのかどうか知りませんけれども、やはりそういうお方をお持ちの親御さんたちも含めて、本人また親御さんも含めて、やはりいろいろな角度でセンターがあるのとないのとでは全然とり方が違います。やはりできてから、こういうものができましたから今までの福祉金は廃止だというようなことでやられるのと、検討課題の中でやっているから今回から廃止やねんというのと大分意味が違うと思うんですが、その点について再度少し教えていただきたいのと、先ほど重度の障害児の方と軽度の方と差をつけられないというご説明があったんですが、今までは福祉金として出されているときはそういう差はどうなっていたんですか。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 議員おっしゃるように、障害の程度によって福祉金は違っております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) そうするとね、きょうご答弁いただいた重度の方と軽度の方と変えることはできないという発言があったということは、以前はそのようにして出されておった、それが今になったら急にそれをすることができない、差をつけることができない。金額的に多分差があってんと思うんですが、それをそのように発言されることは少し意にふせないところがあるんですが、再度その点をお教えください。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 先ほど障害の方のご程度に差をつけることが難しいと発言させていただきました。議員ご指摘のように、現在の福祉金につきましてそうした程度の中で金額的に一定の差をつけさせていただいておるのも事実でございます。その中にありまして、ご答弁させてもらいましたのは、確かに金額的な差はございますが、福祉金と申しますのはその障害をお持ちの方に対しまして一定そのご苦労と申しますか、お見舞い金と申しますか、そうした気持ちのこもった形での支出になっておろうと考えておるところでございます。そうした中で、そうした方々に対する気持ちにつきましては、先ほども申しましたように重度の方、軽度の方にとらわれず同じような気持ちで考えておりますことから、そうした形の中でなかなか差異はつけられないのかなと。そういう方々に対しまして意をあらわす形として支出をするしないというふうな形は非常に難しいというふうな考えの中でご答弁をさせていただきましたので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 言わんとするところはよくわかるんですよ。自立センターができたら、同じその人たちに平等な同じお金がかかるという意味でわかるんですが、先ほどの答弁の中でそういう差をつけられないということをおっしゃいましたので、おかしいんじゃないかということで再度質問をさせていただきました。

 それから、11月14日に市長あてに委員会から答申をされた。そしたら、なぜ今回まで置いておかれたのか。そして、今回の中では予算もはっきり絡んでくるわけですね。十二分な話し合い、議員とのディスカッションができない中での今回の提案、12月から以後3カ月もあったと思うんですが、なぜできなかったのか、その辺、助役もう一度教えてください。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 昨年度の11月の時点におきましてご答申をいただいたところでございます。その後、確かに議員ご指摘のように12月議会というふうな議会がそこにございましたことから、一つの考え方として12月議会にお諮りをするという考え方もあったところでございます。我々として非常に苦慮したわけでございますが、11月の時点からお諮りをはかる中で、他にも当時としていろいろ案件がございましたことから、この時点でお諮りをするのは非常に難しいのではなかろうかというふうに考えたところであるとともに、もう一つといたしましては今議会いろいろお願いを申しております他の視点から、市民の方々にご負担をいただかなければならない案件も入っております。

 そうした中で、この障害者の方々に対する施策につきまして、これだけを市としての一定のご負担をいただく考え方が整理できない中で、これだけを先行的にお願いをしていくというふうなことも市としてはいかがなものかと考える中で、総合的に考えました結果、今議会にお願いをするという運びになった次第でございます。

 我々といたしましては、そういった事情があるとはいえ、11月にいただきましたこの答申、報告書を速やかに議員の方々にご相談を申し上げ、さらに議論を高めていくべきであったという点につきましては深く反省をしておるところでございまして、その点につきましてはおわびを申し上げ、ご理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この問題だけではなくほかの問題もありますので、長く時間はとりたくないので、一応これは終わりますけれども、やはりこういう大事なものを出されるときは前もってこれを担当する常任委員会もあろうかと思います。そこに現在交野市としてこういうものを考えておるんだと。そして条例についても、条例はつきものでございます。条例があるからこそお支払いをされておったんですから、そういうものを変更しなければならないということをやはりもう少し担当の常任委員会に早期からご相談をしていただいて、今日を本当は迎えてほしかった。その点につきまして、今後このような大切なことにつきまして常任委員会等もありますし、全体の協議会もあります。全協の中でもお示しをしていただくよう、これは要望としておきます。今後、くれぐれもよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、次にバリアフリーの問題でちょっとお聞きを申し上げたいんですが、市の財政難の中で河内磐船駅、大阪寄り、京都寄りのバリアフリーにつきましてエレベーターが設置されました。星田駅も快速がとまるようになった。この中で、星田駅、またその星田駅の周辺についてバリアフリーをどのように今後取り組んでいこうという気持ちがあるのかお教えをください。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 星田駅、その周辺のバリアフリーに関する今後の取り組みというご質問でございます。少し時間をいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 駅舎のバリアフリー化につきましては、今議員おっしゃいましたとおり、平成14年度には下り大阪方面の地下通路へのエレベーターと、それから多機能トイレの設置を行っております。そしてまた、昨年12月には上り長尾、木津方面ホームのエレベーターの設置を完了したところでございます。また、その他といたしまして、ゆうゆうセンターからJRの地下通路までの間の点字ブロックの設置工事も完了したところでございます。さらに、今月中には京阪河内森駅付近の市道森・私市線の一部の歩道の段差解消工事の完了、それとゆうゆうセンター側からJRをくぐりまして京阪のトンネルを経て駅に通じる道路の改良工事も完了する予定としております。

 しかしながら、河内磐船駅周辺地区バリアフリー基本構想におきましては、駅舎からゆうゆうセンターやいきいきランドに至る通路のバリアフリー化を図ることといたしておりますので、今後は京阪とJR間の連絡路の整備、あるいは市道の階段の段差の解消、さらには私部公園からいきいきランドに至る道路改良などの工事を継続して行っていきたいと思っております。しかし、昨今のこういう財政状況の中、かなり経費も負担することになりますので、その辺をにらみながら徐々に進めてまいりたいと考えております。

 ご質問の星田駅及びその周辺のバリアフリー化についてでございますが、星田駅のエレベーター設置につきましては、国やあるいは府の補助金の関係上、新たに星田駅周辺地区バリアフリー基本構想を策定する必要がございます。この基本構想の策定につきましては、河内磐船駅周辺地区と同様に、学識経験者あるいは身体障害者を含む住民の方々、並びに関係事業者などによる連絡協議会のようなものを組織化願うことになりまして、さきに策定いたしました河内磐船駅周辺地区のバリアフリー化のめども立たない中で星田駅周辺の基本構想の策定に着手するということが、こうした方々のご理解が得られるか、この辺が危惧をいたしているところでございます。

 市といたしましては、乗降客が一番多く、駅周辺には保健福祉総合センター、あるいは総合体育施設などが立地した河内磐船駅周辺地区を選定し、当該地区のバリアフリー基本構想でお示しした事業のめどをつけることが必要であると考えておるところでございます。

 なお、星田駅周辺の道路の段差解消につきましては、星田駅周辺の道路等の状況を調査いたしまして、今後財政状況を勘案しながら、また市民の皆様や議員各位のご意見などをお伺いしながら、一般の道路改良、あるいは維持補修工事の中で検討を行ってまいりたいと考えておりますので、どうかご理解賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 河内磐船駅はバリアフリー化について検討された、基本構想をこしらえられて何年今までかかっておるんですか。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 平成14年3月にバリアフリーの基本構想を策定させていただきました。事業につきましては今説明をさせていただきましたけれども、基本的には目標年次は22年度ということで計画をさせていただいております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) ちょっと最後の方はわからなかったんですが、何年までの計画ですか、再度お願いします。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 22年度までということでございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) そしたら、14年に策定をされて22年度まで8年間かかるということだね。そしたら、星田駅の周辺の基本構想を今から練っても23年から向こうでなかったらできないと、こういう判断をしたらいいんですか。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 一応、河内磐船駅を重点整備地区ということで策定をし、いきいきランドあるいはゆうゆうセンター等への特定道路、この辺を整備できましたならば、当然22年度までという計画でございますけれども、その辺を皆さんのご理解も得た時点で、財政が許す限り前倒しで行うということもあり得るということでございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 駅周辺のバリアフリー化はそれだけかかる。ただし、エレベーターの設置を頼まれてからでも完成まで恐らく4、5年かかったと思うんですよ。だから、今から星田駅のエレベーターの設置をJRに要望されても、またこれ4、5年まだ向こうかかるんですよ。だから、河内磐船駅地域の周辺をバリアフリー化を完全に計画分まで済ましてからでないと星田地域にはかかれないと言われますと、相当星田駅も他市の市民が今利用されていますね。そういうところで、交野だけでやろうという気持ちがあったら無理だと思うんですが、他市も入れて広域的な立場で星田駅にどうしても快速がとまったからエレベーターが欲しいんだという要望は、私は16年度から出されても恐らく4、5年はJRとの協議があろうかと思うんですが、それから以後であれば無理だと思うんですが、その点につきまして担当部長としてどのようにお考えか、再度お願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 星田駅、河内磐船駅についての乗降客、快速もとまるようになりまして、非常に多くなっておるところでございます。

 星田駅、今後どうしていくねんというご質問でございます。これにつきましては、当然、国・府、あるいは事業者等と話し合いをしながら、財源確保も図りながら進めていくことになるわけでございます。その点については、なかなか年度は設定というんですか、申し上げるわけにはいきませんけれども、今後そういう状況を説明しながら、あるいは国、あるいは府等々について今後につきましても要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 先ほども申し上げましたとおり、やはり他市の乗客も相当ふえてきた。はっきり言って、河内磐船駅は枚方の人が3分の1ほど利用されているというように聞き及んでおります。京阪電車が村野から河内森に来る方が、逆に枚方行くより多いということも聞いております。そういうところから、星田駅の方へ三井団地、また寝屋川団地の方から頻繁にバスが回送されております。そのことから、今後星田駅周辺のバリアフリー化はもちろんのこと、エレベーターの設置について国や府、JRに本当に親身になって、これは利用される市民の方々の思いだという気持ちを酌んでいただいて、やはり基本構想をこしらえていただきたい、このように思いますので、これは要望しておきます。ぜひとも早期にそういうものの実現に向けてお願いを申し上げたいと、かように思いますのでよろしくお願いを申し上げます。

 続いてやらせていただいていただきますが、第二京阪道路につきまして少しお尋ねを申し上げたいんですが、第二京阪、交野を二分するような道路がつくわけでございますけれども、その中で交野はこういうことで公害になったら困るんだということで沿道整備というものを構想されました。それは相当年数前にされたわけでございますけれども、その中で沿道整備をされる、そこにかかる住民の方々に移転をしてもらう。そのために代替用地という形で用地を購入し、そしてまた整地をされて、いつでもここへ変わってもらっていいんですよというような現状はできてあると思うんですが、代替用地についての今の現況を少しお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) お答え申し上げます。

 第二京阪道路がつくことによりまして、今、議員おっしゃいましたような沿道の住環境整備を図るためにいろいろな施策をこれまで市はとってまいりました。その中で、代替地につきましては現在約1万3千?ほど保有してございます、土地開発公社の方で。そのうち約5千?、32宅地ございますが、それが整備済みでございます。残りのところにつきましてはまだ未整備の箇所がございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この整備をされた土地が32宅地、約5千平米あるということなんですが、これについてどのようにやっていくんだ。市民から見ますと、交野市、金ない、金ない言いながら、これは交野市が開発した用地じゃないんですかと我々に問いかけがあるんですが、返答に困っておるんです。それをどのようにされようとされておるのかお聞きを申し上げたいんですが、これは担当者もあれなんですが、所有者はまだ土地開発公社だと思いますので、理事長の助役にご意見をお願い申し上げたいと思います。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) お答えを申し上げます。

 まず、土地開発公社としてのというご質問でございましたので、土地開発公社からの視点から見た場合におきましては、土地開発公社は市からの債務負担をとっていただいた上に立って、そのご要請に基づいて購入した土地でございます。土地開発公社といたしましては、市からの要請で購入しておる限り、やはり市の方にまず買い戻していただくというのが土地開発公社としての立場ではないかなと。当然、要請も市から出ておるわけでございますから、市の意向は当然最大限尊重されなければいかんというふうに考えておるところでございます。

 そういった上に立ちまして、市としてどう考えていくかということになるわけでございますが、ご承知のとおり、当該土地を買い戻しまして宅地として販売をしていきましたならば、地価の下落等によりまして多額の差損が生じるということになってまいります。市としては本議会でもお願いしておりますように、財政の許す範囲の中で精いっぱいの土地の買収をさせていただいておるわけでございます。

 当然、その中におきまして一定の差損分につきましても議会のご理解をいただいた上で対応をさせていただいておるわけでございますが、一定この販売先であります公的団体への流れが終結した時点で、この宅地についてさらにどのように対応していくか。考え方としては、一定の差損を覚悟の上で買い戻しまして、市民の方にご販売させていただきたいと考えておりますが、とりもなおさず現時点におきましては市として精いっぱいの買い戻しの、厳しい財政の中での買い戻しの対応を図っておるところでございまして、これ以上買い戻す体力がないという中でご理解を賜りたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 財政難もわかるんですよ。そしてまた、差損もわかるんですね。ただし、市民から見たら、なぜ交野市が宅地造成した土地をそのまま置いてあるんだろう。そして、お金がない、ない言うてるやないかというようなことになるんです。だから、一たん公社から市が買い戻して売らなければならないことはよくわかるんですが、やはり倉治三丁目なんか丸々7区画そのまま置いてある。そして、向井田地域もまだ7区画ほどある。一部既に売られているところもあるんですね、向井田なんかは。やはり、その差が出る前に買うていただいた方と、今とは地価も下落はしておりますので差があろうかと思いますけれども、それを売って、少しでも買っていただいて、少しでも本体の収入に充てることが、公社の利息の払うそれを減らしていける、そのように思うんですわ。

 それと、造成のできていない、整備ができていないのが整備したものよりも多い約6千?ある。これについてのお考えはどうなんですか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) お答えいたします。

 先ほど申しましたように、全体で1万3千?持っておるわけでございますけれども、それの済んでおるところ、済んでいないところを含めまして、今後処理方針を定めていくわけでございますけれども、本来の目的でございました代替地としての役割というのはおおむね果たしてきたようでございますので、我々といたしましては、先ほど助役も申されましたように、どういった形で後処理をしていくのか。もちろん、その前に買い戻してから云々ということでございますので、そういった形の中で未整備のところも含めまして、処理方針を庁内で定めていかなければならないと認識しております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これ日にちがたてばたつほど、これ以上下がらんと思うんだけれども、宅地が下がってきている。その中で、だんだんやはり財政的に無理がくる。このようなことがありますんで、検討をされる方がいいと思うんですが、余り長く検討ばっかりされていて実行ができなければ、なおさらそれがしんどい要素になろうかと思います。未整備の中で東倉治五丁目については一部購入の話もあり、宅地造成、荒造成をするというようなこともお聞きを申し上げたんですが、議会にはまだ上程をされていなかったので議会としての態度は出ていないと思うんですけれども、この点はどの辺でペケになったのか、ちょっとお教えください。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) ご指摘ございました東倉治五丁目のお話でございますが、ほぼ1年前ぐらいのお話と存じますが、周辺を含めまして宅地造成をしたいというふうなお話がまいったところでございます。本市といたしまして、そのお話に対しまして真摯に対応すべく種々調整をさせてもらったところではございますけれども、一定市としての条件をお示しをさせてもらう中で総合的な条件が整わない状態となり、結果としてその全体の開発を計画された企業の方からのお話が来なくなったという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 余りその開発のことで詳しくは言いたくないんですが、我々の耳に入っているところによりますと、不動産鑑定士が鑑定をした。その鑑定価格が余りにも帳簿とかけ離れておったために鑑定価格を上へ上げられて、これぐらいでどうですかと先方に言われたというような経過を聞いております。それも帳簿価格との差損を減らすためだとは思いますが、やはりうまく活用できるときは思い切って議会とも相談していただいて、これだけの差損が出るんだけれどもどうかというような、やはりテーブルにのせていただきたい。先方さん、開発される方はテーブルにのったことだと思われて我々に攻撃があるわけです。どこまで議会は帳簿価格に合わせたいんだというような、そういう要望が強く今回この東倉治でありました。このようなことは考えられないように、言われないがため、また我々がご返答できるようにテーブルにのせていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、第二京阪道路についてお尋ねをしたいんですが、今、側道の横に自転車道、遊歩道が設置されると聞き及んでいるんですが、これは門真から宇治までですか、最終的には宇治まで計画されると聞いているんですが、沿道整備の用地が交野でたくさん買っていただいておったということもあり、その休憩所を交野で、その沿道整備用の土地を利用してもらうために、交野で休憩所を要請したらどうかということで担当者の方にお願いをしていたんですが、その後の進捗状況をお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 大規模自転車道の休憩施設についてお答えいたします。

 市といたしましても、以前より事業者となります大阪府に対しまして、私どもが抱えております、既に市の土地開発公社が取得しております土地の一部について、大規模自転車の休憩施設等で購入していただけないかという交渉をずっと続けております。条件といたしましては、観光地とか史跡を見ることができます場所を条件に協議いたしまして、一応事業者であります府に対しまして東倉治で約300?足らずのところがございますが、そこにつきまして具体的にお願いをしております。

 施設の中身といたしましては、事業者の方から聞いてございますのが、もちろん自転車置き場、水飲み場、ベンチ等という計画の内容でございます。

 以上でございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) その中に、交野も観光ということでいろいろお考えをしていただいていることもありますので、物産を週に一度、また月に一回でも交野の名産を販売できるようなものを、私は強く要望していただいて、地域の農家の方々、これも農業政策の一環になろうかと思うんですが、その方々がそこで即売をできる、そういうようなことも視野に入れて大阪府と折衝していただきたい。それが交野市全体の観光行政の中の一部の農業行政にもなろうかと思うんですが、そのことにつきまして中田市長の方からご意見があればお願いを申し上げたい。



○議長(有井貞登) 答弁者、中田市長。



◎市長(中田仁公) 第二京阪道路の開通がそこに迫ってきておるわけでございまして、これはやはり交野にとって非常に大きなインパクトがあろうというふうに思っております。そして、多くの今まで交野という町を知らなかった方々が、この大きな道路を経由して大阪に向かわれる、京都に向かわれる、新たな形態が生まれてこようというふうに思っております。第二京阪に対応したまちづくりをどう進めていくのかということは非常に重要であろうかというふうに考えておりまして、16年度の大きな我々の作業といたしましては、これに対応したまちづくりを総合的にやはり考えていかなければならないということで早急に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 そうした中で、やはり交野という歴史、また自然、文化等にやはり恵まれておりますこの観光資源をいかにして周知をしていくか、PRしていくか、アピールするかということ。そして、統一的なイメージを持って交野の町を通過される方々にわかっていただけるような形で、どう周辺整備をしていくかということも非常に、先ほど観光の方で考え方を申し上げましたけれども、大きな我々は考えなければ、早急に考えなければならない大きな問題であろうかというふうに思っております。

 これまで、交野が観光資源として持っておりますものを最大限に生かしながらPRして、多くの皆様方に交野に立ち寄っていただける仕組みをどうつくっていくか。先日も担当課等ともいろいろ協議をしておるところでございます。そうした視点でもって、今一応平成20年3月が開通めどとされております。あと4年ばかりの年月になろうかと思います。こうした中で真剣に道路の形態等が決まっていく中で考えていく必要があろうかというふうに思っておりますので、またいろいろなご意見をいただきたいというふうに思っております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 交野が独自でやろうと思うと、財政難の中、相当無理が来す。大阪府なり国のお力をかりてやられるんであれば、ある程度交野からこういう図面でもこしらえて、こういうことでお願いしたいということをやってもらうことで、もししてもらえば交野としてもいいことだと思いますんで、ぜひともこの件につきましては庁内で練っていただきまして、我々の意図するところ、また市長が意図するところを十二分に事業者であります大阪府と打ち合わせをしていただいて、市民が喜んで使っていただける、交野市民も使えると、また即売もできるというような立地を整えていただきますよう要望しておきますので、担当者の方々にいろいろな角度でご無理を申し上げると思うんですけれども、それも仕事の一部と踏んでいただきまして、交野の財政難の中で市民が、また農業の方々が潤えるまちづくりの一環として考えていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、3月に本線の交野地域の入札がとり行われると、星田地域2カ所、倉治地域1カ所ということで聞いておったんですが、それに対して、交野の市道及び河川、これのやはり機能復旧が必要だろうと思うんですが、そのことにつきましてどのように打ち合わせが進んでおるのか、その進捗状況、わかればその2カ所についての進捗状況を教えていただきたいんですが。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 議会の皆様方には何度か今月中の入札が行われる旨ご報告させていただいておりますが、先週に星田及び茄子作の地区で業者が決まったようでございます。今後、そういった地区におきましては工事説明会等が開催されていくわけでございますけれども、今ご質問のそこの工事エリアに入っております交野の市道及び河川や水路の機能復旧につきましては、これまでも既に当然のことでございますけれども、基本的な調整は終わってございます。これからの工事説明会等が開催される中で、具体的な図面が皆様方、関係機関も含めまして住民の方々に示されるわけでございますが、ただ、そういった話し合いの中、また工事が進められていく中でもやはり気づかなかった細かな点が多々出てくると思います。そういったことにつきましては十分事業者の方と協議いたしまして適切に処置してまいりたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 星田地域それから倉治地域もそうなんですが、農業の方いらっしゃいますね。その方々が6月になれば田植えの準備だ、また秋になれば刈り取りの準備だということで、現在の生活道路をお使いになることが一番重要な問題だと思うんですが、そのときには今月に恐らく入札があれば、新年度から説明会と工事着工されるというのがちょうどタイミングがその田植え時になろうかと思いますし、やはり河川の方についても田んぼに水を入れる、その入れられるのは以前であれば自然に入っておったが、道路工事のために入らないということを言われないように、私は担当者はお忙しいとは思うんですが、ぜひとも入札でとられた業者、また事業者と打ち合わせをしながら、市民の皆さん方にご迷惑のかからないような方法で工事をしていただくということを再度打ち合わせをしていただいてお願いをしたいと思うんですが、交通事故があっても困りますし、お願いをしたいと思いますので、よろしくこれはお願いをしておきますので、要望にかえておきます。よろしくお願いしたいと思います。

 それから、村野神宮線、これは第二京阪道路の工事用にも使われようとしている道路だと思うんですよ。その道路についての現在までの進捗状況、また今後の市としてどのように応援をしながら取り組んでいこうとされているのかお教えください。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 都市計画道路の村野神宮線につきましては、第二京阪道路と重要なアクセス道路でございますので、同時供用という形で計画されてございます。今現在の状況でございますが、1年前に土地を買収させていただくための境界の立ち会いがございました。その後、測量等のいわゆる用地の買収図面を作成いたしまして、今現在積極買収に入っておると聞いてございます。

 この道路につきましては、議員もおっしゃいましたように最終的に第二京阪道路へのアクセス道路のみならず、工事用におきましても周辺住環境の保全の意味からも、我々といたしましても強く大阪府及び事業者につきまして要望しているところでございます。この道路につきましては、もちろん新しい道路でございますので、その地下空間を利用いたしましたいろいろなインフラの整備につきましては、大阪府の方で主宰いたしますそういった地下埋設の専用会議、調整会議等もございますので、そういったところの中で市として早期のアクセス道路の整備及び工事用道路としての活用、及びそういった地下埋につきましての中でどういったご支援、ご協力がいただけるのかにつきまして協議をしてまいりたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これは大阪府なり事業者がやっていただく道路ということの認識のもとで、交野市が今後この道路周辺に開発等をしても、市がお金をかけないで済むよう水道、それから下水等、また電気等のいろいろな埋設物等についても今お聞きを申し上げましたが、ぜひともできてすぐにまたやらんといかんということの起こらないように、事前に打ち合わせをしていただいて努力していただきたいと思います。

 それから、天野川磐船線も同じようなことなんですが、ここの進捗状況はどのようになっていますか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 都市計画道路天野川磐船線につきましても、先ほどの村野神宮線と同様でございまして、約1年前の境界立ち会いから始まりまして、丈量図の作成が終わり、今現在積極買収に入っておるところでございます。この道路も同じように、工事用道路としての活用を大阪府に対しまして、もちろん事業者に対しましても強く要望しているところでございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 以前のこの天野川磐船線のところでお願いしておきました下水管についての埋設について、本市として事業者にどのように訴えられていますか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) ただいまのご質問の下水道の整備でございますが、府の方で事業をしております流域下水道幹線の枚方交野幹線というのがございます。これにつきましては、本市の星田地域への流域下水道の幹線でございますので、これは今のところ枚方の釈尊寺団地まで工事が終わってございます。残り区間の星田ポンプ場までは約2千100mほどございまして、そのうちの1千500mをこの天野川磐船線の施工にあわせまして、府道の交野久御山線まで布設されるというふうに府の方から聞き及んでおりまして、その旨早期の整備を要望してございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 今のところは、この線は一応第二京阪道路までということで地権者とお話をされておると聞いておりますが、その第二京阪道路から交野中央線、久御山線までの延伸計画について、もしわかればお教えいただきたいんですが、府の計画の中で。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) この第二京阪から南側につきましての、特に府道交野久御山線までなるべく早く、天野川磐船線の整備をしてほしいということは市長みずからも再三大阪府並びに事業者の方に要望しておるわけでございますけれども、大阪府の回答といたしましては第二京阪道路と同時に供用する部分については、枚方交野寝屋川線から第二京阪までの約800mであると。そこから南側につきましては、大阪府で申しますところの地域への都市基盤整備計画の中で13年から22年度までの10年間の後半に事業着手するという旨の回答にとどまってございます。これは去年、その前からも市として強く要望しておる内容でございますので、今年度、その次につきましても引き続き、当然市長みずから要望にまいっていただこうと思っておりますが、我々事務方といたしましても市長ともども強く要望してまいりたいと考えております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) なぜそれを申しますかといいますと、汚水本管が星田の方へ入る乙辺処理場の横まで入るという、そういうことになれば、今現在の乙辺処理場が相当古くて機能も故障しがちである。この改修がどの程度にどのようにお金をかけて、二重投資にならないようにやられるかという問題も含んでいますので、財政難の中でそれをお願いをしていくということで、22年度までできれば一番いいことなんですけれども、それまでどの程度その乙辺の処理場がもつかということもあろうかと思うんですけれども、やはり下水管の通っていない、くみ取りされている方があそこで今処理をしていただいています。同じ本管にそこですれば処理場の経費も浮いてくるだろうと思うので、ぜひともこれは早期に大阪府も交野市のために助けてくれと、府から助役もみえていただいていますので、助役みずから要望していただいて、交野の財政難、大阪府に助けてくれと、大阪府はほんまに金がないやろうけれども、こういう面は助けてくれということでお願いをしてほしいと思うんです。

 それと、この中にこれを引いてもらうその予定地に土地開発公社が土地をたくさんお持ちだと思うんですが、幾らほどの平米数があろうかということは、これは通告していませんので正式には聞かせてもらわなくてもいいんですが、その幹線に約何ぼほどの土地を所有しているということがわかればお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) その件は手元に資料をお持ちしておりませんので、ちょっとお時間をいただいて、後刻報告させていただきたいと思います。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これは連絡していなかったので無理だとは思います。思いますけれども、そういうことが公社の一つの土地利用という形にもなろうかと思います。先行投資でやられて、上がらないで、逆に下がって差損がたくさん出るかもわかりませんけれども、そういうことが逆に乙辺処理場に対しての手助けになるという意味を含めて、ぜひとも早期に大阪府と折衝をしていただきまして、よりよい返事をしていただけるよう努力していただきたい。これは強く要望いたしておきます。我々自民党の会派も毎年11月にそのようなことで大阪府へ要望を重ねておりますので、市の方も市長名をもってご要望していただきますようお願いを申し上げておきます。

 それから、先ほど里山の件でご答弁をいただいた中で、南星台地域に創造の森というんですか、この用地が交野市としてこれは公園用地になるのかどうか、どういう内容で購入されたのか、ちょっとその辺は私が議員にならせてもらう以前の問題なので内容についてはわかりませんが、現在その周辺の住民の方々からいろいろな要望がまいっております。竹の葉が家のといに入るとか、またそこにあります雑木が家の屋根の上まできておるとか、いろいろな要望が入っておるんですが、里山整備構想をやられて、その後の創造の森についての今の考え、また今後どのように市としてお考えかお教えください。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) ご指摘の場所でございますけれども、南星台の三丁目のところであろうと思っておりますけれども。これは創造の森の一部に入っておりまして、この計画ではこの箇所は自然保全ゾーンということで位置づけされております。しかし、この場所もいわゆる里山でございまして、先ほど市長の答弁にもありましたように、非常に竹の浸食が進んでいる箇所でございます。現在、ボランティア団体あるいは地域の住民のご協力もいただきまして、竹の伐採等の活動を展開していただいておるところでございます。今後は、行政も協働し、里山の保全を進めるとともに、計画との整合を図りながらどのような活用が可能か、この辺についても検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これ自然保護ゾーンということは、今の現況をそのまま残していくという、そういうゾーンだったと思うんですが、そうなれば今の周辺の方々、自治会等の方々にお願いをしながら、交野市が描いておる、こういうことで残していきたいんだということを、その地域の皆さん方のお力をかりてやられたらどうかなと思うんですが、その点はどうですか。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 確かに、ここは自然保全ゾーンということで、渡辺議員がおっしゃっているように、自然林に昆虫とか、あるいは小動物、ここらが生息しているということから、この環境を保全するということで自然保存ゾーンということで設定をさせていただいております。今は地区担の関係のボランティア等にお願いをいたしまして竹等の伐採をし、その整備に努めていただいておるところでございますけれども、今後はこういうボランティアというんですか、今は里山指導員等もおいでになります。この辺のOB等を含めまして、もちろん住民も含めまして、そういう里山の整備ができるようにますますこういう輪を広げていって、行政あるいは市民あるいはボランティア等々協働して、この辺の整備に努めてまいりたいと考えております。

 竹を今伐採しておるわけでございますけれども、その伐採した後につきましては、こういうボランティアの方々にお願いをして樹木等、例えば桜、その辺も植え直してきれいに整備をしていけたらなあという思いでございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 財政難のこともあろうと思うんですよ。そういうところから、またその地域の地元の方々、自治会の方々がこうしたいなというような構想もあろうかと思います。ボランティアで指導員だけに任されることも結構なんですが、地域の方々を含んでね、後で苦情の出ない方法でそこを里山にしていくというのもいいんじゃないかと思いますので、そういうことも含めまして、あの地域、あの山全体を、創造の森全体が交野の見本になるような、市の持ち物ですから、里山として立派に交野市が考えられたな。以前に買われて財政も要ったけれども、逼迫するほど要ったけれども、やはりできてみたら市民から見てよかったなと言われるようなことになれば一番幸せだと思いますので、そういう方向づけのもとに地元と話をしていただきたいというのが私の願いでございます。どうかそのようなことも含んでいただきまして、指導員ともどもに地元の方の取り組みをぜひともお願いをしたいと思いますので、この事項についての要望はこれで終わらせていただきますが、やはり自治会が力を入れてやることがこういうええ結果を生むんだと、後で喜ばれるような方法で整備をやっていただきたいと思います。これは要望しておきますので、よろしくお願い申し上げたい。

 それからですね、国の方で考えておられるんですが、良好な景観は国民共通の資産と考えられ、国において景観緑3法案が法制化されようとしているが、本市には既に以前から景観まちづくり条例があります。その中で、この条例をどのように今現在交野として活用されておるのか。また、その取り組み状況、そして効果等が交野で出た。国は恐らく今議会でこういう緑3法案を法制化される以前に、交野は既に景観まちづくり条例というような、これに入るような条例が既にできております。その活用状況等をお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) ちょっとお時間をいただきたいと思います。

 景観条例の概要と活用、取り組み状況、効果等について述べよということでございます。

 ご質問の景観緑3法案、これにつきましては関係する法律の改正案などとともに、去る2月10日に閣議決定されまして、今通常国会の主要立法の一つに予定をされているところでございます。

 景観の整備、保全に対する取り組みにつきましては、既に全国の500近い自治体で景観に関する条例を制定し、積極的に行われているところでございます。しかしながら、全国的な展開には至っておらず、国民共通の基本理念が確立されていないこと、あるいは条例には景観をめぐる訴訟に関して限界があることなどにより、今回立法化に至ったものと考えておるところでございます。

 本市におきましては、永住魅力のあるまちづくりを推進するため、平成12年4月に景観まちづくり条例を施行いたしました。地域特性を生かした交野らしい景観の維持・形成に努めておるところでございます。この条例の大きな目的の一つに、市民の自発的なまちづくり活動への支援制度の確立がございます。アドバイザーの派遣やまちづくり協定、これを締結するために要する賛同者の割合などについて定めておるところでございます。条例に基づき、本市では倉治の東藤田地区、ここにおきまして良好な町並みを維持しようと活動が開始されまして、平成13年に敷地面積の最低限度や建築物の高さの最高限度などを定めた地域計画を策定しまして、この内容について市との間で協定を締結しておるところでございます。

 さらに、この地域計画を担保性のあるものにしようということで、地区住民の皆さんの機運が高まりまして、平成14年3月に地区計画の都市計画決定に至っておるところでございます。また、現在このような取り組みについての相談も受けておる地区もございます。このほか、条例に基づく制度といたしまして、景観に大きな影響を及ぼす一定規模以上の大規模建築物については届け出を義務づけ、周辺環境と調和のするよう、その形態や意匠、緑化等についての指導などを行っております。

 今回の景観緑3法の法制化に伴いまして、ますます国民の景観に関する関心が高まるものと思われますけれども、住民、事業者、行政がそれぞれの役割を認識し、協力しながら景観まちづくりを推進することが重要と考えております。今後とも、国の動きを見ながら地域特性を生かした交野らしい景観の維持、形成に努め、永住魅力のあるまちづくりを推進してまいりますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) ご答弁をしていただきましてありがとうございました。

 交野は国に先駆けてできてあったということを申し上げたんですが、その中でもいろいろな違いが出てこようか思います。

 それから、森北地域と結了町地域、ここはどういう縛りが、申し入れられたと聞いておったんですが、この景観じゃなかったんですか、ちょっとお教えください。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 今ちょっと答弁させていただきましたけれども、まちづくりの都市計画の関係で、地区計画というのを本市で12地区ほど制定をさせていただいております。今おっしゃいました東倉治につきましても、地区計画というような形で条例を定めまして、一定の高さ制限とか、建築面積とか、その辺についても一定の法よりも厳しい、法の許す限りの条件というんですか、その辺を設けさせていただいているというところでございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 東倉治地域は、この前自治会が筆頭になって地域の方々と相談の上決められたということも聞いておるわけですが、森北地域は開発が本当にちょっと整っていないような、マンションもあれば平屋もある、1階もあるということなんですけれども、これは何か縛りはなかったんですか。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 森北地区の地区計画につきましては、開発自体は区画整理という手法をもって開発されておりまして、それと同時期に開発後の土地利用について、その地権者の皆様と協議なされた中で、地権者の方のご要望の中で一定の土地利用用途を決められた。また、1宅地の規模もああいう形で決められたという状況でございまして、あくまでも地権者の皆様のご意向の中でそれを締結されたということでございます。

 それともう1点、先ほどの天野川磐船線の用地面積でございますが、現在当該用地として保有しております面積については8千689.86?でございます。この中には、先ほどから出ています交野中央線、久御山線よりまだ南側の部分も含まれている状況の数量でございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これ南が何ぼあるのかわかりませんが、ちょっとそれもわかれば別々にお教え願いたいと思います。今、8千689.86?と聞いたんですが、これは磐船線全体の分で交野市が持っておられるということであれば、中央線から手前の二国までの間をわかればお教え願いたいと思います。

 この景観は本当に交野は先ほどからいろいろな意見に絡んできているんですけれども、交野の各在所というんですか、星田、私市と在所がありますね。その中でも私部地域には北田騰造さんのように指定を受けられている家もある。そういうことにつけて、その周辺にどういうものを建てたらあかんよとか、何かの規制はできればいいんですけれども、できなければ物すごく本当の昔の代官屋敷というんですか、その周辺が醜くなる、景観に合いにくくなるということもあると思うんですが、今後この3法案ができた上で検討はしていただいていいと思うんですけれども、各地域におきます町並み、本当に大きい開発をするからこうではなしに、それ以外も交野のよいところ、よい町並みを残していただきたいと、このように思うんですが、いかがお考えでしょうか。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) おっしゃっていることは非常に交野の町並みを残すということで、まさに本市の景観条例、これらが作成された背景になっております。今、渡辺議員おっしゃったように、いわゆる景観3法案、これが今回の国会で成立されるという運びになるんじゃないかと考えております。その中で、景観法案、これにつきましては都市計画で景観の地区を指定することができるというような内容の条文も盛り込まれております。この辺の内容につきましてはまだ承知はいたしておりませんけれども、この辺についても本市としてそういう地域について地区を指定し保存できるというような形でいけるものなら、この辺についても勉強させていただいて、その辺の景観の維持に努めることができるならば、その辺についても検討してまいりたいと考えております。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 先ほどの天野川磐船線の面積の内訳でございますが、全体が8千689.86?、これは念のために申し上げますと、必ずしも全体が幅員の中に入っているとは限っていない面積でございます。そのうち、交野久御山より南側に位置しますのが1千460.42?ございます。また、それでいきますと久御山より北側については残りの分ですから7千229.44?になるわけですが、そのうちの180?については今回第二京阪道路と同時期に供用される予定の天野川磐船線の区域にございます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 今ちょっとお聞きした180?が現在の釈尊寺から二国までの間に入っておるという話なんですが、この話は用地の買収とかいろいろな問題が絡んできているんですが、開発公社から議会の方へ出ていますか。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 現在、当該道路の事業者でございます大阪府自体が測量、また一部については移転いただく方等の調査、また交渉等に入っているやに聞いておりますが、その中で申しておりますのは、市が持っている分はちょっと後にしていただけませんかということで、先に民間の土地の分、特に時間の交渉が必要とするものについて努力をしていきたいというぐあいに聞いておりまして、もう少しその話は待っていただきたいというぐあいに聞いております。



○議長(有井貞登) 自由民主党、渡辺議員の一般質問の途中でありますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。

    (午前11時54分 休憩)

    (午後1時00分 再開)



○議長(有井貞登) 再開いたします。

 午前中に引き続き、自由民主党、渡辺議員の一般質問を行います。2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 午前中に続いてさせていただきますが、先ほど180?については、交野市だからいつでもええやろうということで大阪府が置いてあるということでしたが、これの収入ということで、もし入ればどの項目で16年度の収入に入るんですか。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) これも現在公社の保有地でございますので、当然時価、簿価の含み損が出ております。ということは、市の方に買い戻しまして、その中で売却するということになろうかと思いますので、科目としてはちょっと私も予算的なことは余り詳しくないので申しわけないんですけれども、今、第二京阪道路が事業者に機能復旧用地として売ろうとしている科目と同様ではないかと思っております。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) また補正予算で出ると思うんですが、地番もみんな違うことですし、復旧用地の場合は地番もちゃんと入っております。そういうところで、今初めて聞く問題ですので、今後我々にわかるようにご説明をしていただくようお願いを申し上げたいと思います。

 続いてやらせていただきますが、今回、道路維持費が1千万円カットされたことについての減額の理由をお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 道路維持経費の使途といたしましては、舗装路面の俗に言う打ちかえ、全面的な再生や路面の部分的な補修、また道路路肩、道路側溝等道路排水施設、その他歩道等の機能を維持するための予算を計上をお願いしております。また、これら道路施設の維持を行いますには、路面や道路排水施設の清掃や管の洗浄について、予算の区分としては委託料で、また道路路面の計画的な再生や部分補修等、路肩、側溝等の補修につきましては工事請負費で、また応急的な穴埋め及び舗装、あるいは冬場の凍結防止剤の散布などにつきましては直営で行いますので、原材料費を購入させていただいて実施しております。

 このうち、平成16年度予算におきまして工事請負費が経年継続されてきた予算額から1千万円の減額をお願いしているところでございますが、この算出根拠といたしましては、前の財特委員会等でも若干述べましたとおり、工事請負費につきまして道路路面の計画的な再生や、その他小規模の工事費に充てておりますので、計画的な路面の再生につきましては、現在平成14年に実施いたしました道路の総合評価ランクAの路線を以後5カ年の期間で完了するよう目標を定め、今回の予算に際しまして再度検証いたしましたところ、そのうちの路線におきましても水道局等で行われております事業も若干入っておりますので、その復旧に対してみずからの管理者がすることなく、他の事業者がやっていただいているということも含めまして、本年度を含めまして約1千万円の減額をお願いいたしましても、その目的は達成できるものと判断した次第でございます。

 なお、部分的な補修及びその他道路施設の維持に係る経費につきましては、小さな規模の外注工事ですが、これらの予算につきましては予算の配分、区分上、これまでと同様の予算額を予定しておりますので、どうかご理解いただきますようにお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) その他の事業所ということは、水道局以外はないわけですね。それの便乗で、そこがやってくれるから必要でなくなったということで削られたわけですが、残り時間が少ないためにこれは予算委員会でまた再度検討させてもらいますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、下水道の未水洗化対策についての取り組み方法と、平成16年度2月末までの実績についてお答えください。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) 下水道の未水洗化対策の取り組みと16年2月末までの実績についてのご答弁を申し上げます。

 本市の下水道の普及率は、平成14年度末で92.5%、水洗化率は95.5%となっております。未水洗家屋の下水道への接続につきましては、平成14年度末における下水道整備区域内の未水洗化戸数、これは約1千200世帯ございます。この世帯の中には老朽化した借家や、あるいはアパート等が多く含まれておりまして、貸し主と借り主との関係が水洗化への弊害になっているものも多数存在しているのが実態でございます。

 また、この1千200世帯のうち、平成15年4月から16年2月末までに75世帯、率にいたしまして約6%でございますけれども、未水洗化戸数の減少、これが図られたところでございます。これまでに投資いたしました事業費等を考えますと、施設の有効利用等からの観点からも、今後は現在行っております工事完成時でのPR、あるいは広報紙への掲載のほか、未水洗のご家庭にお邪魔をいたしまして、水洗化のお願い等も積極的に行い、水洗化率の向上を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) なるべく収入が減っておる時期でございますので、未水洗化のところを水洗にしてもらうよう要望しておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それからですね、下水道の続きの問題で、平成16年度の下水道会計の繰出金について、水道局がかわりに今まで料金徴収をしておった、その手数料が少し多くなって、減額したということで、予算書を見せていただいておりますが、その減額した分と一般会計への繰り出し、これは今までの計画どおり変わりないということでよいんでしょうか。その点ご説明をお願いいたします。



○議長(有井貞登) 松宮総務部参事。



◎総務部参事兼事務調整担当(松宮誠) 下水道事業特別会計への繰出金についてでございますが、当初予算では毎年4億円を計上させていただいております。現状、下水道事業特別会計、非常に多額の赤字を抱えておりまして、一般会計から財政支援として決算時には追加の繰り出しをお願いし、単年度収支で黒字を出し、毎年少しずつではございますが、財政の改善に努めているところでございます。繰出額につきましては、前回料金改定時にお示しいたしております下水財政の収支計画に基づきまして、また一般会計の財政事情も勘案し決定しているところでございます。

 ご指摘のとおり、平成16年度は水道局への料金徴収事務委託料が大幅に減少いたしております。このことは当然下水財政にとってはプラスでございます。したがいまして、その分繰出金を調整するのではなく、単年度の財政改善に上乗せする形で下水財政の健全化を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 赤字財政の下水道でございますので、できるだけ一般会計から計画どおりの繰り出しというんですか、補てんというんですか、していただくようお願いしておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、これは先ほどの道路のことも一緒なんですが、天野が原地域で水道局によります鉛管の取りかえ工事が計画されておりますが、下水道の支管についての取りかえ計画はどのように考えておられますか。



○議長(有井貞登) 北田都市整備部長。



◎都市整備部長(北田照夫) これにつきましても下水道の健全化についてのご心配をいただいていることに対するご質問と承っておりますけれども、天野が原地区でございます。これは昭和48年、いわゆるオイルショック時でございますけれども、この時代に造成されました住宅地で下水道の取りつけ管が紙管で施工しております。この件数は660件でございます。そのうち平成16年2月末現在で、管の傷み等が生じた箇所502件、これを改良して未改良箇所は今現在161件となっております。ご質問の水道局が施工いたします工事との関係でございますが、その工事にあわせまして工事を行うべく、平成16年度当初予算に当該工事箇所の改良事業費を計上しておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 なお、当該工事箇所での件数でございますけれども、129件でございますが、既に70件が改良済みでございまして、本工事では59件の改良を行う予定でございます。残りの箇所につきましては、順次施工場所を決めて予算化を行い改良していく考えでございます。また、予算化前に下水道使用者の方より下水道管が詰まった旨の連絡をいただきましたら、管の洗浄をいたしまして、二度、三度と続くようでありましたら、その都度また改良工事を行い対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) ぜひとも水道局と下水道課が打ち合わせをしながら、上の本舗装のやりかえが1回で済むということは、工事管理費が1回で済むということで二重にならないと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、施政方針の中で私部地区の排水状況の改善とありますが、場所とどういう改善をしようとされているのか、その内容をお聞かせください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 施政方針の中で申しております私部地域の排水状況の改善につきまして、もう少しご説明申し上げます。

 当該事業の場所でございますが、大きな工事といたしましては私部四丁目と京阪電鉄交野線の軌道の間に水路がございまして、これは最終的には私部中央川に落ちる水路でございますが、この上流へいきますと交野市駅の西また東側の区域を包括し、星田交通の事業所の前からまだ上がっていくような区域がこの水路の流域となります。

 現在、この水路につきましては上流部の水路幅が幅90cmに対しまして、当該箇所は距離にして120mございますが、当該箇所40cm程度の幅員しかございませんで、晴天時におきましても常に水はけが悪く、停滞したような状況にございます。つきましては、当該水路敷につきまして市が持っている水路敷と京阪が所有しています軌道敷の間にございますことから、鉄道との接近工事となりますので、京阪電鉄への委託として事業を執行することを考えております。

 また、そのほかに私部の地域につきましては、私部二丁目におきます以前バイパス管を布設いたしましたところ、管口の状況が十分ではなく、もう少し改良すればもっと機能が発揮できるのではないかというような部分がございます。また、そのほかにも流水に対する支障するものが民間で設置されているようなものもございまして、それについてその設置者と協議をしながら、理解いただいた上で撤去させていただいて、そして今ある施設での流水機能をより高めていくという形、局所的な対策で効果を上げていくような方策をとりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) ぜひともよろしくお願い申し上げたいと思います。

 次ですね、大阪府が行おうとしている前川の改修工事、この内容をわかればお教え願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 1級河川前川の改修工事につきましては、事業者は大阪府ということでございます。今回、改修計画を予定されておりますのは、スタコ橋から上流に向かって京阪交野線と軌道と交差いたします区間、おおむね400mを全体の事業区間として定められております。大阪府の説明によりますと、予算のつき方により多少のずれはあるものの、当該区間を今担当されている方等の話ではおおむね5カ年程度の事業として完成を図りたい旨説明を受けております。

 具体的な本年度の工事に移りますが、今年度、さきに工事説明があった内容でございます。工期は一応平成15年12月26日から16年5月31日までとされております。工事については、左岸が最下流部から上流へ延長90mの鋼矢板打ち込みの仮設孔の設置というぐあいに聞いておりまして、今回の工事についてはこの仮設鋼矢板の打設そのものだけで、後はまた道路通路に打ちますことから、復旧の上、通行していただくということでございます。

 また、材料の搬入につきましては、私部西線から第二京阪道路が交差します地点から今現在搬入を考えているということでございます。また、本体の護岸工事につきましては、本年の秋からになると聞き及んでおります。

 なお、1級河川前川につきましては同時進行がなされます第二京阪道路等の排水の関係もございます。市といたしましては、全体完了の時期につきましてできるだけ早く終わるように努力されることを積極的に要望してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 大阪府がやることですから、交野で返事をしてほしいというほうが厚かましいと思うんですが、やはり第二京阪道路の関係もございますので、前川が5カ年計画で予算がつけばということですが、5カ年計画できるような予算を折衝していただくよう続けて努力していただきたいと思いますので、お願いを申し上げたいと思います。

 それから、京阪河内森駅からJR河内磐船駅に至る京阪沿いにある道路なんですが、この整備についてどのようにお考えかお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) ご質問の道路の市道名称で申しますと、市道森南15号線となりますが、当該道路の整備につきましては、平成14年3月に策定いたしましたJR河内磐船駅及び京阪河内森駅周辺地区を重点地区といたしましたバリアフリー基本構想において特定経路に位置づけされております。そして、現状道路の評価といたしましては、歩車道分離されておらず、幅員も一部狭小となっているとされておりまして、実施すべき事業の内容といたしまして歩行者の安全確保と路面の改良などの整備とされ、整備が急務となっております。

 このように、道路整備の基本は狭小部分の拡幅及び歩車道の分離もしくは車両通行制限ということになるわけでございますが、議員もご承知のように、道路沿道には既に多くの民家や店舗が立地し、狭小部分も同様な状況にございます。

 したがいまして、道路整備の内容等につきましてはやはり事前に沿道の皆様のご意見を十分お聞きした上で絵を描くことが重要であると考えますので、交通規制での対応を必要とするならば関係機関との調整も必要となります。ということで、今後これらの調整作業を主に進めまして、一定煮詰まった段階で具体的な計画にもってまいりたいと考えておりますので、どうかご理解いただきますようによろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この地区は横に河川があります。河川改修も兼ねてやられるとか、その河川の上の歩道というようなこともあり得ることではないかと思いますので、そういうことも参考にいろいろと地元の意見を聞いていただいて、早期に着工されるよう、これは要望しておきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、都市計画道路私部東線、交野久御山線から第二京阪までの工事用道路としての整備ということで、前回もお聞き申し上げたんですが、その後はどのようにお話がされたのかお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 都市計画道路の私部東線の第二京阪道路の工事用道路の件でございます。

 現在第二京阪道路の工事用に利用される道路につきましては、基本的には既存の国道、府道や第二京阪道路のアクセス道路として同時に供用開始を予定されている幹線道路を使用すると言われております。具体的には、第二京阪道路のどの区間の施工においてどの道路を使用するか等につきましては、今後具体的に工事発注がなされた部分につきましては、今後地元説明、行政が施工計画をつくりました後の地元説明がなされまして、その中で工事の説明が十分なされますので、その段階でまた地元からのご意見もいろいろまた出ると思います。その辺は調整を図られた上で実際の工事用道路の使用、利用になってこようかと思います。

 一方、先ほどの都計道路の工事用道路としての利用につきましては、先ほど議員もおっしゃいましたように、去年の10月議会での質問にもお答えしておりますとおりでございまして、整備経費に係る本市の負担がどうしても発生するということ等から、やはり市としても積極的な働きかけはできない状況でございますことをどうかご理解いただきたいと思います。100%事業者が土地もすべてのものをつくってくれるということが、それは理想的な状況でございますが、なかなか事業者としてもそれは理屈を通せないというような形でのご返答ございましたので、どうかご理解いただきますようにお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この区間においては、交野第一中学校の横の道路、それから京阪沿いの道路、この2車線しかないと思うんですが、あそこには府道、国道に隣接をして入ってくる道路でありまして、交野市の市道だと思うんです。だから、工事用車両としてその2つを使われると、子供の通学の安全にもありますし、京阪側を使いますと、河内磐船駅の通勤・通学道路に使用されています道路で道幅も狭い、そういうところから本当に安心しながら工事にかかってもらえるのかという心配もありますので、また事業者の方へ、先ほど最後にありました全部向こうにもってもらってやってもらえるということを頼んでもらって、それでもどうしてもあかんということであればしようがないと思うんですが、努力していただくようこれは要望をしておきますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、交野にあります里道等法定外公共物の委譲に関する調査の進捗状況、以前は何カ所か聞いておりましたが、平成17年度には全部終わるということも聞いておりますので、その点についての進捗状況をお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 法定外公共物の権限移譲に関するご答弁を申し上げます。

 本件につきましては、平成12年4月に地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律が施行されまして、法定外公共物に係る国有財産の市町村への無償譲与の手続が開始されております。その手続期間につきましては、平成17年3月31日までとされております。

 本市におきましては、平成13年から平成16年度までの4年間で譲与されるよう市内を4分割しまして譲与作業を進めているところでございます。平成13年度は旧私市区域ですが、私市、私市山手、また森地区の森南、森北、また寺、寺南野傍示の7地区8.22k?の譲与を受けております。また、平成14年度は倉治、東倉治、神宮寺、郡津、幾野、松塚、梅が枝の7地区5.39k?の譲与をそれぞれ受けております。

 本年度、15年度につきましては、私部、私部南、私部西、天野が原、向井田、青山の6地区、4.33k?を、大阪府を経由いたしまして国に譲与申請いたしておりますので、この地域につきましては16年3月末に譲与を受けることとなります。

 最終年度となります次年度につきましては、残る星田、星田西、星田北、藤が尾、妙見坂、妙見東、南星台、星田山手の8地区、7.61k?の調査を行いまして譲与の作業をする予定としておりまして、これで市内における作業は完了することになります。

 以上、ご報告申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これをやってもらって完成すれば、その里道等の周辺で都市開発をされた場合、市道として必要でなかったら購入して売却できるというようになろうかと思いますので、整理作業には手間取ると思いますが、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 土木の方で最後にお聞きしたいのは、自転車駐輪場というんですか、これの時間延長についての要望が出ておると思うんですが、その結果、どのように今現在検討していただいているのかお教えください。



○議長(有井貞登) 橘内都市整備部参事。



◎都市整備部参事兼土木建設室長(橘内博一) 自転車駐車場の時間延長につきましてご答弁申し上げます。

 現在、自転車駐車場は24時間、原則的には出入りが可能となっておりますが、利用の申し込み等ができる時間帯は午前7時から午後7時までとなっております。したがって、この間は管理人をつけている状況にございます。実際の管理人の体制は、従事していただいている皆様はシルバー人材センター、また交野市の身体障害者福祉会から、また交野福祉会と3つの団体で実際の管理業務に当たっていただいております。

 ご質問の趣旨につきましては、管理人の配置がなくなる午後7時以降の防犯対策についてのご心配をいただいてのご質問だと思いますが、時間延長となりますと、現在現実に管理業務に携わっていただいている方につきましては、先ほど述べましたように高齢者の方や体に障害を持っておられる人たちが実際の従事についていただいておりますので、長時間や夜遅くまでの勤務はなじまないのではないか思っております。以前にも同様なご質問をいただいていると思いますが、管理人がいなくなります午後7時以降について防犯上の観点から枚方警察署の方にもお願いをし、各駅周辺の自転車駐車場の巡回を重点的に行い、不審者の取り締まりもお願いしているところでございます。

 ただ、本来管理者としてあるべき姿の時間延長の件につきましては、駐輪場の運営収支等の観点からも検討する必要がございますし、いま少し検討を要する時間をいただきたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 他市は既に最終電車までやっておられる市もあります。それはお金がついてくることですから、余り財政難のところで言えませんけれども、そういうこともありますので、再度検討していただきますよう、これは要望しておきますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、教育委員会の方で第二中学校の西校舎の耐震補強工事が行われると聞いておるんですが、大規模改修についての予定、またご見解をお教えください。



○議長(有井貞登) 山本教育管理部長。



◎教育次長兼教育管理部長(山本光茂) お答え申し上げます。

 ご指摘の第二中学校の耐震工事でございますけれども、既にご承知のように市内小・中学校の耐震補強工事並びに大規模改修工事につきましては平成11年度から着手しております。現在まで耐震補強工事完了後、次年度に大規模改修工事を施行してまいりました。第二中学校西校舎につきましても、平成16年度に耐震工事を補強すべく、現在予算に計上させていただいております。17年度に大規模改修工事を予定しておりましたが、平成16年1月、本年1月に開催されました大阪府の教育委員会の課長会におきまして、平成16年度以降の国庫補助事業の採択方針が変更される旨の説明がございました。

 その内容につきましては、事業採択に必要となる耐震性確保の状況が変更されるというものでありまして、大規模改修、老朽化施設改修でございますが、この事業につきましては従来工事建物の耐震性が確保されていること、すなわちこれにつきましてはその教育棟、例えば西棟が耐震が終わればという意味でございますが、終われば当該学校の建物と同じ建築物が、言いましたら西校舎が耐震工事が終われば、次は大規模改修に入れるという補助の採択要件が、これが当該学校の工事建物と同じ建物区分の建物が耐震性がすべて確保されていること。といいますのは、そこの第二中学校のすべての校舎が耐震性を確保しなければ大規模改修には採択されないというようなことが説明されたところでございます。

 このようなことから、現在国会において16年度予算の審議がされております。先般におきましては衆議院を通過したという話も聞いておりますので、ほぼこれは確定したのではないかと、このように思っております。このようなことから、第二中学校西校舎の大規模改修につきましては、今後国庫補助採択基準の動向を見きわめながら検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) そうするとですね、耐震工事が済まなければ大改修は無理だと、そこの学校全体、そしたら第二中で耐震補強工事が残っているところ、そこはどこですか。



○議長(有井貞登) 山本教育管理部長。



◎教育次長兼教育管理部長(山本光茂) 残っておりますのが、北校舎でございます。西、東、北という校舎が3棟ございます。これでいきますと、北校舎が未改修ということで残ります。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 北校舎ということは、二中の耐震補強工事が終われば、今度は妙見坂小学校の耐震補強設計がある。北校舎はせなくて済むんですか。その辺はどうなんですか。



○議長(有井貞登) 山本教育管理部長。



◎教育次長兼教育管理部長(山本光茂) これは以前にもご説明申し上げているかと思うんですけれども、西、東につきましては耐震性の関係もちょっと校舎が古いですからやると。ただ、次に妙見坂に移るということにつきましては、現在妙見坂小学校が当初から不等沈下が起こっておりまして、柱に亀裂が入っているというような状況でございます。そういうことでございますので、耐震工事を先に済ませたいということで、当初からそういう計画で進んでおりました。ということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) そうすると、東校舎と西校舎をやって、北校舎については少しの間の時間猶予をしても大丈夫だと、こういう判断をさせていただいていいんですか。



○議長(有井貞登) 山本教育管理部長。



◎教育次長兼教育管理部長(山本光茂) それにつきましては、平成17年度までに耐震の簡易測定診断をやるということで、現在準備をしております。それを見まして、その順番をその場で決めたいと思います。一応妙見坂につきましては、先ほど申し上げましたように柱に亀裂が入っているということもございますので、一番危険度が高いということで、これは見た目にもわかりますので、そういうことでやりたいということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) 一つの学校で1棟だけ残るということで、もし事故があれば困りますので、妙見坂が済めば再度検討していただきたいと思います。

 それから、私市小学校横に新浄水場ができるということなんですが、これに対しての教育委員会自身のお考えはどのようなものですか。



○議長(有井貞登) 永井教育長。



◎教育長(永井秀忠) 水道局が新浄水場としております用地につきましては、小グラウンドと調整池として位置づけている場所でございますが、現在小グラウンドにつきましては学校建設当時、これは人口急増を見越し、当時として広い面積の学校敷地を確保した経緯がございます。しかし、そのあと人口あるいは児童数が予測よりも伸びなかったこと、また学校敷地の東側にあることから、特別な行事等以外は通常使用しておりませんので、そこらを含めまして、またしかしこの用地につきましてはスポレクの臨時駐車場として利用しておるところでございます。この機能を確保すれば、特に転用しても学校教育に支障が生じないと、このように思っているところでございます。

 また、調整池につきましては、平成18年に尺治川改修工事が完了すれば不要と、こういうことを聞いております。予定地につきましては、国庫補助対象外用地でもあり、また起債償還が可能なことから、教育委員会といたしましては教育財産として確保した用地を他の行政目的として活用することは余り好ましくないと考えておりますが、将来の交野市の水道事業、すなわち市民生活に欠かせない施設として利用されるものであれば、市全体の見地から立ったとき転用もやむを得ないと、このように考えているところでございます。

 現在、PTA役員も含め学校関係者とも意見を伺う場を持つ中で、これらの意見を聞いておりますが、今後、事業進展と平行して学校を通じ、保護者あるいは教育関係者にご説明をし、ご理解を得ながら、今後水道局の方で進めていただくようお願いをしているところでございます。また、ある一定の時期を見まして教育委員会にも諮りその処分につきまして諮ってまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この浄水場につきましては、薬品処理、薬品を主にした処理方法で処理をされるということを我々は聞き及んでいるんですが、そのことについて、その薬品が子供たちの健康を害しないということ等もやはり研究していただいて、水道局とよく打ち合わせをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、仮称星田図書館の建設事業計画に対する今後の考え方についてお尋ねを申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(有井貞登) 永井教育長。



◎教育長(永井秀忠) 星田図書館の建設事業につきましては、交野市の財政健全化計画で今後想定している図書館の種々事業の一つとして掲載しているところでございますが、現下における本市の非常に厳しい財政状況の中で、この具体化につきましては現在のところめどが立たないというのが現状でございます。

 議員ご案内のとおり、この問題につきましては以前から再三にわたりましてご意見等をいただいているところでございますので、内容等についてはご承知のことと思いますが、星田地域施設整備検討委員会において議論していただいたところでございます。しかし、いろいろな問題が出されまして議論されましたが、2回開催して、それ以降中断しているのが現状でございます。

 もとより、星田図書館整備は市民の積極的な学びを支援するための最も基本的かつ有効な施設であり、進展する生涯学習社会にあって教育委員会といたしましても核となる非常に重要な施設であると認識いたしております。中でも星田地域における図書館の現状を見た場合、その必要性を実感するところでございます。

 これらのことから、この間の問題整理を図りつつ、今後仮称ではありますが、星田地域図書館検討委員会を立ち上げまして、市民あるいは地域の方々に見える方法で図書館部分につきまして検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) これ星田地域の図書館検討委員会を立ち上げとありますけれども、検討委員会はもう既に前に2回やられて、また新しく検討委員会をこしらえて立ち上げる、こういうことなんですか。



○議長(有井貞登) 永井教育長。



◎教育長(永井秀忠) 以前には、星田地域施設整備検討委員会ということで、図書館以外でもいろいろな問題が出ました。特に星田地域全般の問題、また星田会館の問題、そういうような点がございました。しかし、委員の中ではあくまでも図書館関係の形で一応審議すると、こういうことになっておったと。そういうようなところでもろもろのものがいろいろ出ましたので、整理を一応してほしいと、こういうようなお話もございました。

 そういうようなところから、教育委員会といたしましては図書館に一定の主体を置いた中で再度検討委員会の趣旨、目的をはっきりした中で進めていきたいと、こう思っているところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) この星田図書館の問題は、用地を早くから買われておるわけですよ。それで駐車場も確保されている。それは国の方針で図書館に補助金が出ないということでとんざした。これもよくわかるんですが、やはりもうそれから大分日にちもたっております。もう少し前向きに進めていただいて、やはり星田の地域の方々が図書館を利用できるよう努力していただきたいと思いますので、これは要望しておきますから、早いうちによい返事を聞けるようお願いを申し上げたいと思います。

 ちょっと質問者変わります。



○議長(有井貞登) 1番、浅田議員。



◆1番(浅田耕一) 仮称星田地域図書館検討委員会、いつごろをめどに立ち上げるかお聞きします。



○議長(有井貞登) 永井教育長。



◎教育長(永井秀忠) 平成16年度の予算におきまして、この検討委員会の費用関係、若干組まさせていただいております。したがいまして、予算が可決され次第早急に人選等を含めて審議に入りたいと、こう思っているところでございます。



○議長(有井貞登) 1番、浅田議員。



◆1番(浅田耕一) なるべく早い時期の立ち上げをよろしくお願いいたします。

 待機児童対策についてちょっとお聞きします。

 女性の社会進出や高齢化社会を踏まえた介護に伴い、保育所に対する需要が大変高まってきています。これからの日本社会を考えれば、女性の生きがいの確保、また女性の能力の発揮による経済の活性化、さらに同居の家庭にあっては高齢化社会での介護の負担などさまざまな形で女性の活躍が期待されています。しかし、期待はされていても小さな子供がいる親御さん、また子供を預かってもらう施設がなければなかなか働きに出ることができません。経済的必要性から働きに出たい人や介護が必要になった人は、もう待ったなしの状態となります。

 こうした状態を踏まえ、国や府においては待機児童をゼロにすべくいろいろな計画を出しておりますが、自治体の財政が厳しい状況下においてはなかなか達成できないのが現状であると思います。

 そこで、現在の待機児童の状況をお聞きいたします。そして、この待機児童対策として交野市では定員の弾力化による対応をしてきたと思いますが、現在の弾力化の状況をお聞きいたします。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 待機児童ですけれども、現在、4月1日入所の子供さんを決定する作業を進めておりますので、どのぐらいになるのか大ざっぱな数字かもわかりませんけれども、去年の4月が80名、ことしはもう少しふえまして90名前後になるかと考えております。

 それから、定員の弾力化ですけれども、来年度の弾力化もありますが、現在の弾力化で申しますと、3月現在で申し上げますと約114%、ですから14%の弾力化でございます。

 以上でございます。



○議長(有井貞登) 1番、浅田議員。



◆1番(浅田耕一) 待機児童対策として定員の弾力化には非常に努力しておられることはわかりますが、子供の立場に立てば仕方ないとはいえかわいそうだなと思う次第でございます。やはり子供には伸び伸びと1日を過ごさせてあげたいと思うのでございます。こうした中で、地元星田には星田保育園があります。この保育園は昭和27年から星田村の保育園としてスタートするなど、歴史と伝統のある保育園であり、もともとは星田村役場の跡地で開園をし、昭和41年に現在のところに移転し、旧園舎については星田会館建設に伴い市の要請に協力する中で取り壊されるなど、行政と非常に関係の深い保育園であります。

 この保育園が、このたび待機児童対策にも協力する形で定員の拡大をして建てかえを計画しておられます。待機児童対策については、女性の新たな活動の展開を期待する上で、また子供たちの保育環境を充実するため市民の期待を寄せられているものですが、市の財政状況が非常に厳しい中で、なかなか新しい施策が打ち出せないのも現状であります。

 こうした現状であるからこそ、民間保育所の建てかえという新たな動きに期待するとともに、市として全力を挙げて良好な保育環境を確保すべく支援、連携すべきと考えます。建てかえられることにより、大幅な定員増が期待でき、ゆとりをもって保育ができるならば、子供たちにとってもそれはすばらしいことであり、また預ける親の立場に立っても安心感が増します。建てかえに際しましては多くの費用がかかるわけですが、経営を安定させるため負担を少しでも軽減できるよう、府や国からできる限りの支援を得られるよう市として努力すべきだと思います。市の取り組み姿勢と建てかえ予定の定員、及び建てかえに向けた国・府との調整状況についてお聞きします。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) まず、建てかえに当たりまして星田保育園さんでは待機児童解消をまず第一に考えていただきまして、現在90名の定員でございますが、60名ふやされまして150名の定員を計画していただいております。

 それから、補助金の関係ですけれども、私たち具体的にはお金を補助することはないんですけれども、いわゆる事務の中で大阪府とのやりとり、これを精力的にさせていただいております。ただ、国の方におきましても補助金が非常に厳しい状況になっておりまして、この間も大阪府の方からいわゆる新築であれば予算がつきやすいけれども、施設老朽化に伴います改築また施設の拡充というのは非常に厳しい状況にあると、こういう通知もいただいております。そんな中で、私たちでできる限りのことをさせていただきまして、何とかこの建てかえが補助金をもらってうまくできますよう頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 1番、浅田議員。



◆1番(浅田耕一) 星田保育園の建てかえで特に心配なのが、建てかえ期間中の園児の保育の問題です。星田会館を借りて保育をするということを聞いておりますが、当面は心配ないと思いますが、やはり園舎のほとんどがなくなる大規模なものとなります。この間、市として最大の配慮、また支援をお願いしたいと思いますが、市長はどのように考えておられるのかお聞きします。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 星田保育園の改修についてのご質問でございます。私も就任をいたしまして1年半になろうとしておるわけでございますが、この間のやはり大きな問題として待機児童の解消というものがあろうというふうに思っております。しかしながら、今議員もおっしゃっていただきましたように非常に厳しい財政状況の中で、市が先導してなかなかこの対策を進めるというのは非常に難しい状況にございます。そうした中で、今担当の方から申しましたように、星田保育園が老朽化に伴いまして改修をしたいということで、定員を90名から150名に60名増という形で今申請をいただいておりまして、国・府との協議を進めております。

 しかしながら、国の方では改修につきましては4割近い削減がされるというようなことも聞いておりまして、非常に厳しい状況の中で、先週私も直接大阪府に出向きまして、何としても厳しい状況の中で大阪府知事も17年度には待機児童ゼロにしたい。国もまたそうした方向で今政策を掲げおるわけでございますが、何としても交野市といたしましては人口割から見ましても非常に待機児童が多うございます。何としても補助金をいただいて、17年度スタートしていただけるような形で取り組んでまいりたいと思います。

 そのために、今議員おっしゃっていただきました、それまでの移行期間さまざまな問題も抱えております。そうした中でも、我々はできる限りのことを支援しながら待機児童対策に取り組んでまいりたいというふうに思っております。議員も地元でございますので、またご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(有井貞登) 2番、渡辺議員。



◆2番(渡辺利雄) あと1点だけシルバー人材センターについてのことを聞きたかったんですが、時間がございません。これはまた予算審議が行われるときに詳しくご説明をお聞きするということで今回終わらせていただきますが、そのときには詳しくご説明をしていただきたいと思います。

 自由民主党の一般質問、いろいろな角度で平成16年度、またそれ以降の問題について一般質問をさせていただきましたが、誠意あるご答弁はいただいたという解釈をさせていただきますが、要望事項の実施につきましてはできるだけ要望に沿って行動していただくようお願いを申し上げまして、自由民主党の一般質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(有井貞登) 次に、2番目の質問者、日本共産党、中上議員。



◆15番(中上さち子) 日本共産党を代表いたしまして一般質問を行わせていただきます。

 平成16年度の施政方針で、中田市長は、私の使命は財政再建である。その実現に向けて全精力を傾注したいと、福祉の切り捨てや市民サービスの見直し、負担増を柱とする財政健全化計画を推進する姿勢を強調しました。市民の生活は、長引く不況やリストラで本当に大変です。こういうときだからこそ日本共産党は市民の暮らしを守る自治体の役割、責任を発揮すべきだと考えています。施政方針では、市民の暮らしを応援する施策や、夢や希望が持てるまちづくりへの暖かさや優しさといった視点が感じられません。

 市長は自治体の長として市民の暮らしを守ることについてどう考えておられますか。また、今後市民の市民の生活に重大な影響を及ぼす財政健全化計画の策定においても、市民の思いや意見がどう反映されているのでしょうか、お尋ねをいたします。

 2点目は、福祉施策についてお尋ねをいたします。

 市長は、施政方針で市民サービスを一律に削減し低下させるだけでなく、サービスの向上に向けての創意工夫がなければならないと言われていますが、財政健全化計画の福祉施策にどのように生かされているか具体的に答弁をお願いいたします。

 3点目は、第二京阪道路の環境対策についてお尋ねをいたします。

 第二京阪道路に関する施政方針は状況説明のみで、どのように交野の環境を守るのかが明確ではありません。市長は、15年度にはどのように環境対策に取り組まれたのか。また、16年度に市長が環境対策でリーダーシップをどのように発揮されようとしているのか決意をお聞かせください。

 4点目は、バリアフリーの取り組みについてお尋ねをいたします。

 河内磐船駅と河内森駅周辺のバリアフリーが進められていますが、今後の予定をお聞かせください。

 5点目は、保育施策についてお尋ねします。

 交野でも保育所の入所希望が毎年ふえています。待機児童を解消するための今後の考え方と保育計画策定についての考えをお聞かせください。

 以上、同僚議員からも関連質問をさせていただきますので、ご答弁よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 答弁者、中田市長。



◎市長(中田仁公) 日本共産党、中上議員の一般質問にお答えを申し上げます。

 まず1点目、施政方針と財政健全化計画についての質問にお答えを申し上げます。

 市は市民生活に最も身近なサービスを担う基礎的自治体であり、住民福祉の増進を図ることを基本として地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担っております。ご案内のとおり、近い将来財政再建団体への転落が必至の状況であり、中長期の行財政ビジョンを描くことが難しい局面でございます。将来のまちづくりあるいは市民の暮らしを考慮いたしますと、みずからの町をみずからの意思と責任において進めるために、今財政健全化への取り組みを推進することが私に課せられた最大の責務でございます。

 改革は、当然ながら行政にも市民にも痛みを伴いますが、早期に実施しなければ比較にならないサービスの低下や著しいご負担をおかけすることは明らかであろうと感じております。そのため財政健全化計画で示しておりますとおり、市民や地域にお願いできることはゆだねるとともに、一方行政の果たすべき役割として安心・安全に向けた施策に重点化を図りながら行財政資源を投入し、市民と行政が一体となってまちづくりを実践してまいりたいと考えております。

 計画策定に当たっては市民の声をどう反映されたのかというご質問については、市民の皆様とともに改革を推進することを基本姿勢として、私自身も出席の上地域や団体の皆様を対象に説明会を開催し、現状の財政状況やこの危機をどう打開していくのか方向性などをお話しし、数多くの貴重なご意見、ご提案をいただきました。これらの声を真摯に受けとめ財政健全計画を策定した次第でございます。

 なお、今後の財政健全化計画を推進する過程におきましても、必要性や具体策、進捗状況をできる限りきめ細かく提供することを積み重ねながら、財政健全化のための施策を実施していくことに最大の力を注いでまいりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、2点目の福祉政策についてのご質問にお答えを申し上げます。

 まず、健康づくりにつきましては昭和58年から市民検診を開始し、市民の皆様のニーズに基づき検診項目も徐々に充実してまいりました。現在の検診は10年来同じ項目で実施しております。その間、多くの市民の皆様方から検診項目の充実や精度の高い検診への取り組みが求められてまいりました。

 このことから、平成16年度から市民の皆様のニーズに合った検診に取り組むため、乳がん検診に乳房のレントゲン検診でありますマンモグラフィーの導入と検診項目の少ない男性には前立腺がん検診を実施してまいります。なお、平成4年から据え置いております実費徴収金につきましては改定をお願いするものでございます。

 次に、地域福祉につきましては平成12年4月の社会福祉事業法の改正に伴い、平成15年4月には市町村が地域福祉計画を、社会福祉協議会が地域福祉活動計画を策定することになりました。高齢化や少子化が進み、福祉の問題は一部の人の問題ではなく、すべての人にかかわるものとしてとらえられるようになってきており、人の暮らしは地域から離れては成り立ちません。

 この計画は高齢者を初め障害のある人や子供を含めたすべての人々が住みなれた地域で安心して自立した生活ができるよう助け合い、支え合いという気持ちを基本とした地域の仕組みをつくる計画でございます。平成16年度につきましては、地域福祉計画策定委員会を立ち上げ、社会福祉協議会等と連携を図りながら各地域にどのような課題があるのか、それをどのように対応していけばいいのか、市民の皆様に話し合っていただくワークショップを開催し、ニーズを把握しながら計画を策定してまいります。

 次に、高齢者福祉につきましては、本市でも平成15年12月には高齢化率が14.5%となり、ますます高齢化社会が進んできております。このことから、本市においても地域に根差した高齢者福祉の拠点の充実を図るため在宅介護支援センターや、昨年開設されました街角デイサービスを核として、閉じこもり防止や自立支援の取り組みを地域の団体と連携し取り組んでまいりますとともに、地域におけるセーフティーネットの構築に向けた取り組みを図ってまいります。

 次に、障害者福祉につきましては、身体障害者生活支援センターを大阪府立交野自立センターに委託して実施することにより、専任相談員として身体障害者を雇用していただくとともに、同じ悩みを持つ障害者同士による相談体制、いわゆるピアカウンセリングを行い、各種相談に応じる体制整備を整えてまいります。このことにより、障害者雇用対策の一つとして障害者の就労の場を確保できることや、障害者の社会参加の場の提供としても付加価値が生まれるものと考えております。

 また、入所施設の特性を生かし緊急性を伴う場合には、早朝、夜間等の相談に応じ、ゆうゆうセンターが閉庁している土曜、日曜、または休日には支援費制度利用に係る申請代行業務を支援センターで行うことにより、障害者のみならず、その家族などの利便性の向上を図ることが期待できると考えております。

 次に、少子化対策につきましては、本市では平成4年に保健福祉総合センターがオープンし、市民の保健・福祉を包括した事業を推進してきております。平成5年には健康福祉都市宣言を行い、保健・福祉施策の充実に向けて取り組み、平成9年には母子保健計画を策定し、母子保健事業の体系を整え推進してまいりました。

 ご案内のとおり、次世代育成支援計画は少子化問題に対して、国、大阪府、市が一丸となって実施する行動計画であり、また母子保健計画をも包括した計画でございます。具体的には、子育て支援、母子保健の充実、教育環境の整備、家庭環境の整備、子育てと仕事の両立支援など、市民サービスの推進が求められており、本市では既に終えております市民へのニーズ調査をもとに、今後は次世代育成行動計画策定会議を立ち上げ計画を策定し、策定後は市民の皆様と行政がともに計画の推進を図ってまいりますので、議員におかれましても今後とも引き続きご指導賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。

 続きまして3点目、第二京阪道路の環境対策につきまして、この1年間何をしてきたのかということでございますが、私は事業主体であります近畿地方整備局及び日本道路公団関西支社のトップ、並びに工事を担当しております各事務所等のトップともお会いし、交野の環境のよさを訴えるとともに、最新のデータによる予測値等を採用し、現実的、具体的な環境対策を実施し、できるだけ環境が守られるよう強く要望してまいった次第でございます。

 その結果、事業者からは昨年の12月18日に二国連絡会を通じ沿道住民の皆様に最新のデータに基づく環境対策が示されました。具体的には、住宅地における騒音対策として高さ8mの遮音壁が専用部及び一般部両方に設置されるとともに、専用部の裏側に反射音を吸収する裏面吸音板の設置も新たに示されております。あわせて、一般部においても高機能舗装の実施を発表されております。また、大気質につきましては自動車本体の排ガス規制がここ2年から3年で急激に進められることにかんがみ、予測値においても現環境が守られるものと説明をされております。沿道住民に対しまだまだ十分に説明が行われたとは思ってはいませんが、一定前進した考え方が示されたものと思っており、今後とも引き続き環境対策についての考えを引き出してまいりたいと考えております。

 また、昨年末には沿道住民の代表者の皆様とお会いさせていただき、私の考え方を説明させていただくとともに、切実な住民の皆様の思いをもお聞かせを願い、今、市が何をすべきか、何ができるかを考え、まずは市が各地区の皆様と話し合いを行い、地区の課題を整理し、その課題を市が事業者と調整するよう担当に指示しておるところでございます。

 私といたしましては、今後とも新たな環境対策の開発状況を十分に注視し、本市に採用可能なものについては積極的に事業者に要望してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げる次第です。

 次に4点目、バリアフリーの取り組みについてのご質問にお答えを申し上げます。

 交通バリアフリー法に基づくJR河内磐船、京阪河内森駅周辺地区整備構想に基づき、平成14年度からJR河内磐船駅のエレベーターの設置や車いす利用者用のトイレの設置を行ってまいりました。また、特定経路等に係る道路事業といたしまして本年度に市道森私市線の歩道改修やサブ経路として位置づけされている京阪線南トンネルからJR線の西トンネルまでの経路について、水路のふたかけによる幅員の拡幅や道路勾配の適正化ほか路面の整備、並びに一部トンネル部分の美装化を行い迂回路の整備を図っているところでございます。

 ご質問の両駅舎を結ぶ市道森南15号線及び17号線の整備につきましては、さきに他の会派のご質問に担当から答弁しておりますように、道路整備の基本は狭小部の拡幅、歩車道の分離や車両の通行制限が考えられるところでありますが、まずは沿道に立地する民家や店舗の皆様方のご意見を反映することが重要でございますので、今後ご意見の聴取を行うとともに、まずは職員の手による検討をいたしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 最後に、保育施策についてのご質問にお答えを申し上げます。

 経済情勢の変化や育児観の変化によって保育所への入所希望が増加し、待機児童の数が増加をいたしております。この待機児童の解消は国を挙げての重要な課題となっており、本市におきましてもその解消に公私立の保育所が力を合わせて努力をしてまいったところでございます。今まで、公私立の保育所では施設の増築による定員増や既存施設の活用により定員の弾力化に取り組み、収容力を高める努力をしてまいりました。しかしながら、なかなか解消に至らず苦慮しているところであります。

 今後も定員の弾力化や定員の増を行うとともに、他会派にも答弁いたしましたが、改築により大幅な定員の増を計画していただいているところもございます。今後の待機児童の動向を見きわめながら、民間保育所の新築をも視野に入れ解消計画を検討してまいりたいと考えております。

 また、昨年7月に制定されました次世代育成支援対策推進法により、次世代育成支援行動計画を策定することとなっており、その中でも保育計画に基づき保育サービスの充実といったことが盛り込むべき内容となっておりますので、よろしくお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 市長は施政方針の中で、全精力を傾注して健全化計画に取り組みたいと、こう言っておられるわけですが、財政悪化を理由に市民サービスの低下、負担増を押しつけるこういうやり方は自治体の役割を投げ捨てるものではないかと私は考えます。市長は交野市民に対して自治体の役割についてどう考えておられるでしょうか、お尋ねします。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 財政健全化の策定に当たりまして、私自身いろいろな思いを述べさせていただいております。高度成長期からバブル経済期にありましては税収がどんどんと伸びておりました。こうした中で、本来行政が取り組むべきでない分野にまで行政が取り組んでみたり、本来料金としていただくべきものを税金で賄っていたり、さまざまな動きがございました。行政自体が肥大化し、またある意味でゆがんできた部分も出てきておるというふうに感じ、そのように申し述べてきたところでございます。できる限り市民のご負担は少なくする方がいい、それは十分にわかっておりますし、サービスはできる限り多い方がよいわけでございます。

 しかしながら、将来を見きわめますと、現在の財政状況の中で、そして高度成長というよりも低成長という時代の中で、本来行政が取り組むべきことと、市民の皆様方にご無理をお願いすることは当然仕分けして、将来に向けてこの町が持続していく、本当に市民の皆様方が納得して暮らしていただける、そうしたまちづくり体制をつくっていくことが、私にとっての今一番大きな仕事であろうというふうに考えております。

 そうした意味で、さまざまな施策を提案させていただいております。非常に厳しい部分もございますが、やはり財政再建団体に陥るというようなことがありますれば、さらに厳しいご無理を市民の皆様方におかけをせざるを得ないという状況でございます。何としても平成22年収支均衡、そして赤字再建団体への転落阻止、さらには有利子負債の圧縮といった形で取り組んでまいりたいというふうに思っております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) この間、交野市が市民の皆さんの暮らしを応援するためにとってこられたいろいろな施策、サービスについては、私は本当にそれは評価しなければならないことだと思っておりますが、肥大化しすぎたと、そういうことではないと思いますし、この財政再建については市長はだれのために、何のために取り組もうとしておられるのか、こういうことだと思うんですけれども。今、交野市の財政健全化計画、これによって市民の生活にどういう影響を与えるかということをぜひわかっていただきたいんですけれども、これまでの生活が続けられない、そういう方も出てくると。

 例を出して言いますと、私の知り合いの女性で70歳のひとり暮らしの女性がおられますが、目と足が不自由で、一人では外に出られない、月8万数千円の障害者年金をもらって生活しておられるわけです。これだけの収入から家賃、光熱費、食費、介護サービス利用料、そして第二段階の介護保険料を払っておられるわけです。この方にとって、年1回の1万5千円というのは、介護保険料の一部にも充てておられるし、いろいろありますけれども、市が福祉金は見舞金的なものであると、生活に加算されるようなものではないと、こう決めつけておられますが、この方にとっては重みのある、そういうお金なんですね。大変市に感謝しておられる、こういうことで受け取ってこられました。ところが、この健全計画の中では福祉金はばっさり廃止されようとしているわけです。今でも辛うじて生活なさっている方に対して、そういう方の生活、命まで奪うことになる、これが市の進める健全計画だということを市長さんはおわかりなんでしょうか。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 今回の障害者福祉金条例の廃止についてでございますが、これにつきましては第3次の行革等につきましてもやはり存廃を基本的に議論しようということで続いてきております。私になりまして、そうした形でやはり当事者の方々のご意見を伺おうということで、担当者が努力をしてくれたところでございます。

 今、議員おっしゃいましたように、この制度は昭和44年、市の独自の施策として発足をしたわけでございますが、発足当初、今議員がおっしゃっていただきましたように、障害者に対する施策というものが非常にまだまだ薄いものでございました。そうした中で十分な行政の認識もないところでございます。やはり一律に見舞金的なものとして支給するという発想のもとで進められたように、当時の担当者から聞いたわけではございませんので、私も深くはわからないところでございます。そういうふうな感じを受けておるところでございます。

 しかしながら、本市もどんどん人口が増加してまいりまして、障害者の皆様方の数もふえますとともに、その障害の度合いというもの、また種類も多様化をしてまいりました。また、障害者の皆様方自身の意識も大きく変化をしてまいってきております。そして、さまざまな形で社会参加が進んでまいってきたというふうに思っております。さらに、社会の大きな環境の変化が相伴いまして、障害者自身のニーズが大きく変化してきたものであろうというふうに考えております。

 そうした中で、従来やはり施設のサービスであったものが在宅でありますとか、地域で自分なりの生き方を模索していく。また、昔保護というような形でサービスをしておったものが、やはり支援費という形でサービスをみずから選んでいくというような時代に大きく変わってきたわけでございます。三十数年の間に障害者福祉の形、当然それぞれ当事者の皆様方の生きざま、生き方というものも変わってくるとともに、そうした中でやはり福祉制度というのが大きく拡充をされ、広がってきたというふうに感じております。

 そうした中で、本年度から支援費制度が発足をしたわけでございます。こうした中で、我々これからの時代の障害者福祉というものを考えますときに、健全化計画の中でも市民と行政と民間の役割を指摘いただいておりますように、行政の内部におきましても国と府と市町村の役割というのは、やはりはっきりとしていくべき問題があろうかなというふうに思っております。国につきましては、やはりそうした方々の最低の生活を保障するというような意味での特別障害者手当でございますとか、障害児福祉手当、重度障害者介護手当、特別児童扶養手当等といった手当が月何万円という形で支給をされております。こうした形の本来の障害者にとりまして、公平に対応すべき最低のきちんとした生活ができるだけの対応をすべきものにつきましては、やはり国がそうしたものを保障していくべきであろう。そうしたことに対して、我々はそれらの充実を働きかけていくという責務があろうかというふうに思っております。

 一方、障害者が実際にやはり生活をしていただきます我々自治体の立場といたしましては、それぞれの個々のニーズに対応した中での生活支援、社会活動支援というのが我々の大きな仕事ではないかなというふうに感じております。今回始まりました支援費制度によります各種サービスを適切にやはり提供していくこと、また地域の障害者の実情に応じた施設でありますとか、制度でありますとか、ネットワークをどのように整備していくか。さらには、行政だけでは当然十分なことができるわけではありません。ボランティアでありますとか、NPOといった地域ぐるみの施策をどう進めていくのか。また、障害者の方が暮らしていただける中で、本当にだれもが暮らしやすい町として町や、そして人の心のバリアフリー、ユニバーサルデザインというものをきっちりとやっていく。そうした中でのやはり取り組みをしていかなければならない。その具体的な計画というものが地域福祉計画であろうというふうに思っております。

 確かに、この三十数年、高度成長、またバブルの崩壊、さまざまな形の中で施策が進んでまいりました。しかしながら、やはり将来に向けてきちっとした形でこれらの方向性を出していくことが、将来にとって障害者の皆様方が安心してこの交野の地で暮らしていただけることができる施策になろうというふうに思っておりまして、一律に支給してまいりましたこうした制度から、新たに本当に障害者の皆様個人個人、これは市民一人一人にとっても同じことであろうかと思いますが、個人個人が本当にみずからの生き方を実現していけるために何が必要なのか。そうした施策への転換を図るべき時代が来ておろうというふうに感じております。あえてご批判は覚悟の上で提案をさせていただいた次第でございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) いろいろと長々とおっしゃっていただきましたが、第3次行革で決められたことが経過だとか、ニーズの変化だとか、これからの時代とかいろいろおっしゃいましたが、しかしこの方の生活実態は今お話ししたとおりなんです。この方の生活を守るということが、私は自治体の役割ではないかと思うんです。また、支援費制度と福祉金は性格が違いますので、この問題については後で同僚議員がまた質問もさせていただきますけれども、今回、市より福祉金の廃止が提案された障害者生活支援推進委員会ですか、この中で委員の方が福祉金がなくなったら困ると、こういう声をその場で言っておられるんですよね。

 こういう声があるにもかかわらず、形的には全会一致ですか、10人が賛成したということになっているんですけれどもね、こういう今お話しした実態がある中で、市長さんは痛みを伴う事態は避けられないと、こういうふうに施政方針でもおっしゃっていますけれども、これは痛みどころか、その人の命さえ奪う、こういう問題だと思うんです。こういう障害者の方の中でも低所得者の方を切り捨てる、これが私が使命とする財政健全化、市長さんが目指される財政再建なのですか。胸を張って市民に理解を得られると思われますか。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 先ほども申しましたように、個々のさまざまな対応については、やはり我々職員一丸となりましてお守りするための施策を講じていくというのが我々の姿勢でございます。大枠な制度、施策につきましては、やはり将来に向けて安定的に運営できる方法を見定めていくのが私の大きな役割であろうというふうに感じております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) これまでも財政状況が厳しい、大変だからといってまず切られるのが福祉施策です。第3次の中でも敬老祝い金、祝い品などを見直しされたわけなんですけれども。そして、市民への負担増ということで、本当に弱い者いじめというか、切りやすいところから切っていく、こういうことが問題だと思うんですけれど。今回の健全化計画の実施案、この中で主なものとして障害者の福祉金、そして特別出火見舞金、これを廃止していくこと。老人鍼灸助成事業の段階的廃止、さらには50%の手数料アップや各種検診の自己負担の増額など、そしてさらに道路段差、またでこぼこなどを改修する道路維持費が1千万円削られている。カーブミラーなどの安全対策費なども1割削減など、本当に市民の生活に直接影響ある予算が真っ先に削られているわけなんですね。

 市長さんが、安心・安全なまちづくりとかけ声だけのように、私はどうしても聞こえてくるんです。こういう健全化計画を進めていくことが市民の生活を守ることだということを、本当に市長さんは思っておられるんでしょうか。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 先ほども申しましたように、交野市民が将来に向けてこの交野で安心して暮らしていただけるために、今堅実な財政運営を取り戻すことが私にとりまして最大の課題であろうというふうに考えております。しかしながら、さまざまな将来に向けて今取り組まなければならない施策も必要と考えております。浄水場施設でございますとか、消防施設等についてもご無理をお願いしておるところでございます。やはり行政として最低限やらなければならないことたくさんございます。そうした中で取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 財政健全化、市の状況が大変厳しいときに市民と行政が一団となって取り組むということに、私たちは反対ではないんですけれども、この財政健全化、今回出されております考え方といいますか、やり方については本当に理解できないと。まず市民ありきの私たち共産党は立場で、市民の暮らしを守りながらむだな事業、これを見直し、廃止を含め取り組んでいくべきだと考えています。このむだな事業ということで、あいあいセンター、また私部多目的広場など、同和事業など私たちはこれまでもお話をさせていただいているんですけれども、これについて見直すということは考えておられないんでしょうか。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) ご質問の件でございますが、先ほど挙げられました施設等につきまして、今現在ご承知のとおり活用をさせていただいているところでございます。それぞれ一定の役割を果たしておるところでございまして、市としては現在のところ、そうしたものが現在必要であるという判断のもとでお願いをしておるところでございます。

 しかしながら、これは他の議会のときにもお答えいたしましたが、さまざまな先ほどのご指摘いただきました施設等をめぐる状況の変化の中で、また市としてそのあり方が問われるべき場面もあろうかと考えておりますが、今のところは必要であるというふうな形の中で予算をお願いをしておるところでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 市民の命と生活を奪うかもわからないような福祉金は削っておきながら、こういうあいあいセンター、また私部多目的広場については必要なものと判断ということでつけられる、本当に私たちは納得できない、今市が示されている健全計画だと思うんです。今回の実施編具体案については、市民にはほとんど知らされていない、議論もされておられないようなので、この内容については私たち共産党は到底理解できないと考えております。

 引き続きまして、財政状況についてなんですけれども、市長は施政方針の中で、このまま何の手だても講じなければ、18年度には財政再建団体に陥ることは避けられない、こう言い切っておられます。しかし、市内部で健全化の取り組みも始まっておりまして、職員の給与、また退職金の削減が15年度から行われておりますよね。人件費も減ってきております。歳入も国の三位一体の改革なども言われていますが、大幅な変動はないという、この2年ほどについてはと考えておりますが、この中で基金を取り崩せば18年度再建団体に私は陥らないと思いますが、どうでしょうか。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 今、歳入に大きな変動はないというふうにおっしゃられましたが、例えば平成9年度の市民税の個人割でございます。一番多かったときで55億円ございました。平成16年度予算、必死で見まして36億円でございます。19億円減っております。平成14年度の決算から比べましても約10億円減ってこようかというふうに予測をしておりまして、95億円、85億円という程度の市税総額でございます。非常に厳しい財政状況でございます。

 現在、高齢化率が14.5%と申しましたが、あと10年いたしますと、これは二十数%に上がってまいります。我々団塊の世代が高齢化世代になりまして、恐らくその全員が年金生活者というふうになるわけでございまして、大きくやはり税収は落ち込まざるを得ないというふうに考えておるのが現状でございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 今、平成9年度の税収は確かに102億円になっておりまして、平成14年度では95億円、減ってはおりますが、この間、税収が減った場合は臨時財政対策債ということで補てんされてきておりますので、決して歳入に合わせれば、私は大幅に減ってきていないと、こういうことを考えています。

 広報の中で、昨年11月の中では18年度には転落ラインに達しますと、ちょっとトーンが違ってきている。今回の答弁の中でも、近い将来に再建団体に転落しようとしているということで書いてあるんですけれども、これは市が市民に対し危機的状況を私はすごくあおり立てているのではないかなと思うんですけれども。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 昨年度実績と比べますと、交付税で2億5千万円、臨時財政対策債でも相当な減額がございましたて、税収が4億円減ってまいります。そうした中で、15年度実績と比べましても10億円程度の自主財源が落ち込んでくるものになろうというふうに考えております。我々は決して市民の不安をあおるために言っておるわけではございませんで、ご理解をいただくために何度も何度も申し上げざるを得ない状況が来ておるわけでございまして、ただただ、先ほど議員おっしゃいましたように、給与の5%カット等もしてまいりまして、この1年間でも相当な努力をしてまいったというふうに思っております。

 そうした中で、14年度末の財政で今見ております。少しでもそれを先に延ばすように15年度1年間も努力してきたわけでございまして、そのままの数字であってはならないというふうに感じておりまして、15年度末、また決算が出ますれば、どの程度になろうかという数字が出てこようかというふうに思います。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 15年度の決算でも当初の見込みよりか1、2億円増額しているということで聞いているんですけれどもね、財政状況については本当に国のやり方、補助金、負担金をどんどん削っていく、こういうやり方に本当にぜひとも一緒に市も声を上げていただいて、市が少しでも市民に負担を少なくする。また、暮らしを守りながらの健全計画に取り組んでいただきたいなと思っております。

 引き続きまして、財政健全化計画の市民参加についてなんですが、中田市長はこれまで市政の市民参加を公約としてこられたわけですが、財政健全化計画では市民参加について具体的にどのように取り組んでこられたんでしょうか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 計画の策定に関します市民参加につきましては、一昨年11月に中間報告をいただきまして、その後市民説明会に入りまして、いろいろな形でご意見をいただく形で市民の声を聞いてきたということが経過でございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 済みません、もう一度言っていただけますか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) もう一度お答え申し上げます。

 11月4日に健全化計画に関します委員会の方から中間報告をいただきました。我々、計画を策定いたしますまでに12月に入りまして、一定市民の方に説明に入りまして、いろいろなご意見をお伺いする場を設定いたしましてご意見を伺ってきたところでございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 基本計画については一定説明されてきたということなんですけれども、そしてその意見についても集約ですかね、私の手元にあるんですが、基本計画については一定問題がいろいろ指摘されておりますが、この点で私たちは財政健全化検討の策定委員、これについてどうして公募をなされなかったのかということと、この項目について市民は全く知らない状況なんですけれども、このことについてどうお考えでしょうか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 実施編に掲載させていただいております個々の実施時期とか目標などの設定につきましては、特別に市民参加の機会を設けることなく行政自身で取り組んでまいったものでございます。しかしながら、財政健全化計画を策定するに際しましては、開催いたしました市民説明会、また広報紙での意見募集等におきましては財政健全化のための個々の施策をお示し、ご理解、ご協力をお願いしてまいったところでございます。したがいまして、これらの意見を集約した中での実施編ということでご理解をいただきたいと考えております。

 委員につきましては、市民公募は今回見送ったところでございます。広く、多く、多方面の意見を聞きたいということで、行政の方で一方的にその委員の選定はさせていただいたというところでございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 実施編については、市民に全く示されていないということで、こちらが申し上げましたら、広報等でということで言われたんですけれども、広報の中にこれを見ます限り、市民の皆さんのサービスが低下することとか、負担増をしていく、そういうことについては全然触れられていないんですよね。これで市民から意見を聞いたと判断されるのは、私は本当に市民に対して意見を求めて進めていくという態度ではないんじゃないかなと思うんですけれども、この広報の中身ご存じですよね。これで実施編について意見、これでもうよしということでされたんですか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 広報につきましては、今回の財政健全化計画の策定に関連いたしまして、合計7回の広報を出させていただいております。中間報告等をいただきました中では、具体的な施策につきましても、膨大な資料でございますのですべては掲載できないわけでございますが、要点を抜粋いたしまして具体的な施策につきましても一定お知らせ申し上げたというふうに考えておるところでございます。

 今後におきましては、具体的な実施事項に関する情報の提供、また進捗状況につきましては一定公表する中で、市民の皆さんのお力添えをいただきながら一定ご意見を反映して進めてまいる所存でございますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 基本計画が市民の皆さんに何回か場を設けて説明されたということで、この意見集約についてあるんですけれども、この中で市民の皆さんの意見、どういう意見があるかといいますと、具体案が出てこないと評価ができないとか、いつ、だれが、何を、どのようにしていくのかなどが不明確、また、今後の推移を公開し、市民とともに考え、実施していけるようになど、実施編についての情報公開を求める意見が出されています。これに対し、市は具体策である実施計画を年明けぐらいに市民にお示ししたいと、こう答弁というか、この中に書いてあるんですね。どうして実施計画を市民の皆さんに説明が行えなかったんでしょうか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 実施編につきましては、まずやはり市の方、議会の方、行財政特別委員会等を設けていただいておりますので、その中で一定ご説明を申し上げ、ご理解をいただきたいというふうに考えております。

 この実施に際しましては、やはりこれは情報公開という意味で積極的に市民の方に公開はしてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) この健全化計画でサービス低下、負担増、この影響を受けるのは市民なんですね。議会よりといいますか、議会と平行してやはり市民に対して実施計画については私は説明をしていくべきだと思うんです。それが今までの市政と、今までの市政といいますと、せっかく中田市長さんが市民参加ということで言っておられることで言っているんですけれども、意思決定のそういう中に市民も参加していく、せっかくこう言われながらもやっておられることといえば、こういうことでは言うてはることとやってはることは私は違うんじゃないかなと思うんですけれども、市民の意見が本当にどこで反映されるのかなと思うんですけれども、できたあと、議会で通ったあと説明するだけがそれでいいんでしょうか。



○議長(有井貞登) 基本的な運営の部分でちょっと行き違いがありますので、中田市長。



◎市長(中田仁公) 実施編につきましては、個々の施策についてのことになってまいります。やはり利害関係者がおりますとか、非常に難しい部分もあろうかというふうに思っております。まだまだ実施編、最後まで詰められておるわけでもない部分が多々ございます。重要な問題につきましては、今後さらに我々内部で議論を進めながら、市民の皆さん方の当然さまざまな関係者がおられるわけでございますから、そうした議論も進めながらやっていかなければならないというふうに考えております。今はすべて、その辺につきましては非常に個々の施策にかかわってまいりますことで非常に難しいこともあろうかなというふうな思いも私自身はしておる中で、できる限り市民の皆さん方の声を聞いて、それを反映していく努力はしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 具体的には、その実施計画について市民説明会などを開いて、市民に意見を聞いて反映していくということでしょうかね。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 実施編は先ほどからご説明申し上げておりますとおり、やはり個々の施策でございますので、例えば、今障害者福祉金の問題につきましてもおのおののそれぞれの部署で実施していく段階においていろいろご意見をお伺いして実施していくべきものであるというふうに考えておりますので、施策につきましてはそれぞれ進めてまいりたいと考えております。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 今までの答弁と重複するところはお許し願いたいと思いますが、まず先ほどから議論がございました基本計画の計画につきましては、これまでも説明会を通しまして、市民の方々にまずご理解をいただいてきたところであり、また、その計画に反映すべき声もいろいろといただきました。また、その市民の方々とのお話の中で、その場における施策的なご提案もあったところでございます。我々といたしましては、そうした声をまとめる形、また説明の場面だけではなく、市民からの提案のありました内容につきましても施策に、実施編に反映すべきところは反映させていったところでございます。現時点におきまして、でき得る形の中で我々といたしましては市民の方々からご意見を伺いまして、現在の形にさせていただいたという思いでございます。

 先ほど市長から答弁がありましたように、実施編の今後でございますが、実施編につきましては現在の時点における内容を取りまとめたものというふうに考えております。それぞれの社会情勢の変化、またその施策でともに活動していただいております市民の方々のご意見との調整、さらには施設等をお借りしております場合におきましては、借りている借り主との関係等々さまざまな面がございます。今後、厳しい状況の中で市も変化をしてまいると考えておりますし、また社会情勢の中で関係する方々の変化もあろうかと考えております。

 今後におきましては、そうした変化の中で具体的に実行する際には形として取りまとめまして、議会の皆様方にお示しをする中でさまざまな議論をいただきまして、その具体的な推進の形に持っていきたいと考えておりますし、またその形になる前の段階でさまざまなご提案につきましては、各種団体の方々とお話をする中で、また個々個別に市民の方々とお話をする中で行政として真摯に取り入れるものは取り入れてまいりまして、さらに基本計画で示しております財政健全化が達成できますよう市として努力してまいりたいと考えておる次第でございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 私も繰り返しになりますが、市民が本当に痛みを負う中身が書いているのが実施編なので、ぜひこれをやはり市民にどうなのかと。こういう計画が出ているけれども一緒になって頑張れるものか、それかこういうところはもっと市にいろいろな要望も出るところもあるかと思うんですけれども、そういうふうなことを実行する前に、実施する前に市民に示してこそ開かれた市政であると私は考えております。常々、市民に協力と理解を求めてと言いながら市がやっておられる順番というのは一致していないと。この計画というのは市民に直結する部分が本当にほとんどなので、市民に内容を知らせ、時間をかけてじっくり審議をされるよう要望しておきます。

 財政健全化計画で、最後にもう1点は財政危機の要因についてお聞きしたいんですけれども、健全化の中で財政危機の要因について書かれておりますが、過去の財政評価が的確になされているかという点でお尋ねしたいんですけれども、まず短期間に多くの事業を取り入れてきたことが要因と、こういうことも書かれておるわけですが、要は財政規模以上の事業を進めてきたことが問題ではないかなと思います。

 次に、税収の落ち込みが依然と続いていると、また扶助費などの経費の増加が上げられているけれども、それが本当に要因として上げられるほどのことなのか。そして、さらに要因としてこれまで拡充してきた行政サービス水準を元に戻せず、こういう云々かんぬんがございますが、市独自で市民サービスの向上ということで取り組んできた施策については、私はきちっと評価すべきだと思います。この危機について前のことという意見も聞いたんですけれども、しかしきちっと過去の財政評価がなされていないと、この財政健全化の中に私は生かされていないと思うんです。このことをしっかり取り組んでいただきたいと、まずこの点でどうでしょうか。



○議長(有井貞登) 平野財政健全化推進室長。



◎財政健全化推進室長兼企画部参事(平野正和) 計画の中で、財政危機の主な要因ということで6項目にわたりましてその要因の分析をさせていただいております。行政の施策につきましては非常に多方面にわたりますので、それぞれのものにつきまして分析いたしますと非常に膨大なものになりますので、総論的にここにまとめさせていただいたということでございます。個々につきましてはやはり非常に内容も多くなりますので、この6項目に大きくまとめさせていただいたというところでございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) この財政危機の要因について、新たに6番目の項目をつけ加えられまして、財政見通しが甘いということで書かれていたんですけれども、この財政危機の要因は市の財政規模を超えた総合体育館建設によって地方債を発行し借金をふやしたこと、土地開発公社による膨大な見通しのない土地の買収など、それらの維持管理費、これが増大してきたことではないかと思っております。これをきっちり明記してこそ反省することにもなるかと思っております。今後の施策や事業については、市民の声、意見をしっかり聞いて進めていただきたいと思っております。

 最後に、今回の健全化計画が動き出そうとしておりますが、市民にとっては本当にこれだけの借金がどうしてできたのかわからない、こういう方が多いんです。市民には責任のないところでこれだけの財政危機的な状況になったとも言えます。市民生活に大きな影響を与えるこの財政健全化計画ですけれども、ぜひ市民参加でどうしたら市の財政を立て直していけるか、そのことも一緒になりながら進めていくためにも、ぜひとも市民に対して情報も公開して、市民が意見を言える場もつくりながら取り組んでいくべきだと考えています。

 そして、財政再建について財源を生み出す提案として、予算委員会でもまた言わせてもらいますけれども、占用料の引き上げ、また大企業の適正な負担、そしてむだな事業を省く、こういうことにぜひとも取り組んでいただきたいと思います。



○議長(有井貞登) 日本共産党、中上議員の一般質問の途中ではありますが、ただいまから午後3時10分まで休憩いたします。

    (午後2時55分 休憩)

    (午後3時10分 再開)



○議長(有井貞登) 再開いたします。

 引き続き、日本共産党、中上議員の一般質問を行います。

 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) それでは、私の方から福祉施策について再質問をさせていただきます。

 その前に、先日、長らく福祉の分野で頑張っていただきました中村理事が退職されるということを聞きまして大変驚いております。中村理事とは乳幼児の医療費助成ももちろんですけれども、アレルギー、アトピーの血液検査とか乳幼児の検診の心理相談員の配置だとか、それから女性に多い骨粗鬆症の骨密度測定とか、また街角デイハウスとか、女性がいつまでも美しくあってほしいということで訪問理美容などを取り上げてまいりまして、その都度いつも誠実に真正面から答弁をいただきまして本当にありがとうございました。また、これからもぜひ頑張ってください。

 それでは、再質問に入らせていただきます。

 これまでの中上議員の質疑を聞いておりまして、財政健全化、この中田市長が示された施政方針、それから実施計画は本当に人件費の大幅な抑制、職員への痛みというんですか、それから福祉の削減に象徴されている、際立っている、このように話を聞いていて感じました。

 それで、福祉施策をこれだけ切り捨てていくということについて、中田市長はその思いを中上議員の答弁の中にも言われておりましたけれども、1点目、再質問させていただきたいんですけれども、これまで健康フェスティバル、毎年やってまいりました。12年間という長きにわたってやってこられたということですけれども、中田市長は若いころに何万人の広場ですかね、そういうふうなことに取り組んでこられて、市民参加ということの大切さを実践されてきたと、こういうふうに常々言われておりました。この市民参加の健康フェスティバルをどうして財政健全化ということで隔年に開催しようというふうにされているのかお聞きしたいと思います。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 健康福祉フェスティバルにつきましては、平成4年4月に健康福祉の拠点として保健福祉総合センターがオープンいたしましたときに、市民の保健福祉に対する意識の高揚のため、それまで別々に開催いたしておりましたふれあい広場と健康フェアを一本化して、開催にかかわっておられます各団体の協力を得まして開催する運びになったものというふうに聞いております。

 健康福祉フェスティバルの開催に当たりましては、社会情勢の変化、市民のニーズの多様化等に対応するため、ボランティア団体等の協力、市民アンケート等によりまして要望等を幅広く取り入れまして、市民が親しんでいただけるようなものになるように努めてまいったところでございます。開催も12回を数えまして、より一層創意工夫を重ね、充実した内容を構築するために、今後健康福祉フェスティバル実行委員会において開催内容や方法につきまして再検討をしてまいりたいというふうに考えております。ただただ財政再建だけでなしに内容の問題、また関係団体の皆さん方のご意見等をもとにこうした形のご提案をさせていただいているものでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) この健康フェスティバルですけれども、交野市が健康福祉都市宣言をしてからこういうふうに毎年開催し、それから障害者の方、また家族の方、団体、ボランティアの皆さんなど、本当に実行委員会をつくられてフェスティバルを開催されてきたわけですけれども、私たち市民にとっても、そういう障害を持つ方、また家族の皆さんが元気にああいうフェスティバルに参加されているという姿を拝見するとやっぱり勇気が出てまいります。これを隔年になぜしなければならないのか、この理由がわからない。先ほど言いましたように、中田市長の市民参加という市政を強調されることから考えても、毎年開催で障害者の皆さん、そして家族の皆さん、団体の皆さん、ボランティアの皆さんの社会参加、そして私たちとの交流をもっと充実させる方向でぜひ取り組んでいただきたい、このように思います。隔年についてもしご答弁ありましたら。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 一応実施計画の中で検討するということでございまして、医師会等いろいろな団体から過去にも1年おきでどうやねんというような声も出ておりまして、そういった意見をもとにやはりより一つ一つを充実したものにするためには毎年やる方がよいのか、本当に隔年というような形のことも考えなければならないのか、その辺をことし、来年で検討させていただくということで挙げさせていただいております。当然、いろいろな方のボランティアによって成り立っておる事業でございまして、そうしたことも含めながら検討していきたいというふうに思っております。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) ぜひ毎年開催をしていただきまして、障害者の方の元気な姿を拝見することができるように要望をさせていただきます。

 続きまして、高齢者の見守り訪問活動ということでヤクルトの配布、これまでやってこられたわけですけれども、この中で確かに目的と離れてきているというのはこれまでもお聞きしてまいりました。しかし、この高齢者に対する見守り訪問活動というのは日常生活の安否確認、これに大変役立つ制度ではないかな。たとえヤクルトの配布ということができなくても、そのほかの方法でぜひこの見守り訪問活動、実施お願いしたいなというふうに思っているんですけれども、代替案についてはどのように考えておられますでしょうか。



○議長(有井貞登) 中村理事。



◎理事兼福祉事務所長(中村由美子) これにつきましては、一応ヤクルトにつきましては安否確認、こうしたような役割が非常に強くて取り組んできたもの。しかし、実際の配布状況を見ますと、毎日配布をいただいて高齢者の方にお元気ですかという声かけをしていただくもの。ところが、実際にはそうしたようなものにはなり得ていない。

 じゃあどういう形で高齢者の方の安否を確認し、緊急時の対応をしていくべきかと考えましたときに、緊急通報システム、この充実の方が一番大事ではないのか。そして、現在の緊急通報システムが従来のものよりは相談もできるし、また緊急時の通報を行うことによってすぐさま自宅の方までも確認に来てもらえるというふうなシステムの充足を図っておりますことから、ヤクルトの配布からこういうふうなシステムの方に変更させていただきたい。そこでの変更に伴いまして、より安全な独居老人の方々が安心した生活ができるのではないのかと、そういうふうに考えて移行をさせたいというふうに思っているものでございます。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) 見守り訪問活動の大切な役割は安否確認、こういうことですけれども、先日も長島さんが倒れられてね、随分テレビでも大きく報道されていますけれども、やはり発見が遅ければ大変なことになっていたというふうなこともあるわけで、緊急通報できればいいんですけれども、緊急通報できないときの安否確認。私の主人のお母さんも夕方お米をといでいるときに倒れられて、ひとり暮らしでしたので発見が遅くて、意識が返らぬまま亡くなられたんですけれども、やはりこういう見守り訪問活動の大切さ、ひとり暮らしのお年寄りにとって大変孤独感もあるかと思いますんで、何らかの事業の中でぜひ安否確認、見守り訪問活動を復帰させてほしい。年間500万円の削減ですけれども、何らかの形でぜひ事業を起こしてほしい、このように要望したいと思います。

 予算委員会の中でも引き続き審議もされることと思いますので、続いて午前中も話し合われておりました障害者に向けての福祉金、この問題について再質問をさせていただきます。

 午前中の答弁の中で、第3次の行革の中にこの中身、内容が入っていたというふうな答弁がありました。確かに入っていたんですけれども、これを議会の中で審議をする、障害者の皆さんの声を聞くなり何なりがされないままに、直接昨年市からこの見舞金の全廃ということで説明がされたということですよね。

 この提案ですけれども、議会に付されずに当事者の障害者の方に直接されたということで、障害者(児)の生活支援推進委員会ですか、その議事録を3回ほど読みましたけれども、賛成はするけれども、それにかわる事業、また本当に泣く泣くというかそういう思い、声なき声を私自身読みとることができたんですけれども、これについては助役はどのように感じられましたか。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 先ほどからも他会派の方でお答えをさせていただいておりますけれども、推進委員会の方で種々検討をいただいたところでございます。そうした中で、私もその委員会におきまして事務局の一員としてご参加をさせていただき、お声を直接的に賜ったわけでございますが、福祉金という性格の問題、そしてこれから新たに措置費から支援費に移行する中で、さらに充実した施策を対応してほしいというご意見、さまざまございまして、最終の直近の委員会におきましては、そうした障害者の方の個々の障害実態に応じた生活支援のプログラムが欲しいというふうな声が多々聞かれたところでございます。一定関係する方々につきましては、非常に難しい選択をしていただいた場面はあったことも確かではございますが、最終的には先ほどもご報告がありましたように、最終の報告の中で福祉金の全廃についてはご同意いただき、先ほど私が申しましたように生活支援センターに対する個別の施策などを充実してほしいという声の流れの中で、今議会お願いをしておるところでございますので、よろしくお願いします。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) 行革の委員会の中で審議をされずに、直接当事者の方に出向くというのはちょっと問題があるのではないかなというふうに私自身は思っているんですけれども。今、助役の答弁にありました生活支援センターですか、これはもともと前々からこういう計画がありまして、この福祉金全廃の代替策として出てきたわけでは決してありません。

 私は、この生活支援センターももちろん相談業務をしながら、この福祉見舞金の実施も財政は厳しいけれども考えていくべきではないか、このように思っています。というのは、障害者の方は日常生活を営むだけでも本当に家族の方を含めて大きなエネルギーを使わなければならない。そして、病気しがちということで、一生通院や入院を繰り返しながら生きていかれるわけですよね。そういうことから、私はこの障害者の皆さんへの福祉見舞金は全廃するべきではない、このように思います。

 そこでお聞きしたいんですけれども、この福祉金の今までの役割、それと廃止した場合の影響などについてどのように考えているのかということをお聞きしたいと思います。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) お尋ねの福祉金の今までの役割ということでございますが、この福祉金の制度が施行されました約30年前には、障害者の方々に対する福祉サービスというものがほとんどない状態でございまして、唯一福祉サービスとして提供できるものがこの福祉金であったものと思われます。時が経過する中で、障害者を取り巻くいろいろな環境や社会情勢の変化、各種制度の新設、法改正等々があり、ノーマライゼーションの理論に基づきまして障害者の自立と社会参加を支援していくための新たな障害施策が求められる時代になってきておりまして、一定いろいろ議論があろうかと思いますが、障害の程度に応じて一律に給付する福祉金の役割を果たしたのではないかと。

 また、この制度を廃止した場合の影響につきましては、身体障害者1級の方には1万5千円の給付となっておりましたが、いろいろな障害者手当、あるいはいろいろな各種手当も残っておりますので、それらを含め障害者年金等もございますので、そこらの活用を願って大変こういう財政状況のときで大変だと思いますが、一定のご理解を願いたいと思います。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) 助役も大阪府の方からいらしていますのでご存じかと思いますねんけれども、太田府政はこの3月2日府議会が始まりましたけれども、その中で障害者の医療費、この所得制限を切り下げられました。また、一部負担金も導入する。これは11月1日から実施するというふうに言われています。この影響として、障害者の皆さん、医療費一部負担が導入されることにより、約平均2万円ぐらい負担が重くなるのではないかと、このように言われています。くしくも、この福祉金の一番高い1級の方で1万5千円、こういう大阪府の障害者の皆さんへの医療費の改悪、こういうことで一番身近な交野の自治体で何とか手助けができないものか、このように思いますけれども、本当に助役は答弁ありましたけれども、福祉金の役割は一定果たしたと、このようにお考えでしょうか。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 先ほどからのご答弁、それから先般の市長のご答弁と重複するかと思いますが、昨今の行政の役割というふうなものにつきましては、それぞれ国は国、府は府、市町村は市町村と、それぞれの役割の中でそれぞれの役割と責務を果たしていくことが重要かと考えておるところでございます。そういった中にありまして、先ほど部長が答弁いたしましたように、まだ福祉施策が充実していない中で三十数年前に本制度が立ち上げられまして、その中におきましては非常に大きな役割を果たしておったと思いますが、昨今の情勢の中でさまざまな制度が充実される中におきまして、当初におきます福祉金の役割そのものにつきましては、先ほど部長も答弁しましたように、一定役割が終えたものではないかと考えておるところでございます。

 先ほど、冒頭申しましたように、さまざまな立場の中で府は府としての考え方が整理をされ、施策として反映してきておるというふうなところにつきまして、もしも今回の福祉金の中で生活が困窮するというふうな、そういうふうなお人がおられましたならば、市といたしましては生活保護制度の利用などについてご相談に応じてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) この制度が全廃されて生活が困窮する、こういうことがあったときは生活保護ですか、そういう利用などを適宜相談というふうな答弁でしたけれども、この福祉金の目的、役割はそういうことではなかったというふうに私は思うんですよね。今、障害者の方の家族の皆さん、この交野市ではどのくらいの所得、収入、主たる生計者がどのぐらいの収入を得ておられるのか、そういう調査をされていないと思いますのでわかりませんけれども、大阪府内のNPO法人の障害者センターというところが出している調査では、約58%の障害者もしくは家族の方、400万円未満で生活をされている。そういう中で障害者の方が本当にその日その日を暮らしていくために、市として思いを込めて福祉金としてこれまで長年予算に上げてこられたというふうに思うんですよね。生活が困窮するから、こういうものでも決してないと私は思います。

 また、所得が400万円以下の方が58%という調査結果があると言いましたけれども、特に障害者本人の工賃といいますか、作業所なりで働いておられたり、何らかの形で仕事に従事される方、工賃が1万円未満が55%、したがいまして障害者の基礎年金に頼りながら生活をされているのが実情ではないかなというふうに思うんですよね。障害者の基礎年金といいますと、1級の方で8万円ですか。それで1カ月の生活が本当にやりくりできるでしょうか。いかがですか。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 確かに月8万円と言われると、生活していかれるのは大変だと思います。実際8万円というと、こういう言い方をしたら失礼に当たるのかわかりませんが、8万円だけですと生活保護基準よりもはるかに低いというような状況になります。そうすると、やはり生活保護という形に、本人さんの頑張っていろいろな形で生活されておりますので、確かにじゃあ生活保護かというと、それでも頑張っておられる方もいろいろあろうかと思います。ただ、本当に8万円だけでは難しいのかなと。そうすると、基本的には生活保護を受けていただいて、医療からすべてのことに対して安心して生活していただける方向がいいのかなと思います。



○議長(有井貞登) 16番、小林議員。



◆16番(小林弘子) 障害者の方も何とか地域で自立して生活をしようという前向きな方々も、この交野市内の中には見受けられます。そこを行政がどういうふうに応援するかということになってくるわけなんですけれども。生活保護の話が出ましたけれども、障害者の方は移動するのにどうしても車が必要だと思いますから、多分自家用車を所有されているでしょう。また、たとえお父さん、お母さんが高齢化ということで年金暮らしということであっても持ち家、こういうことではなかなか生活保護といっても、今の国の制度では難しいところがあるわけですよね。だから、すぐそこに解決を求めるわけにはいかない、それが一番抱えている困難さかなというふうに思いますのでね、その点ぜひ全廃ということをもう一度見直していただきたいというふうに私は思います。

 特に、そのほかにも特定疾患の方、それから被爆者の方の福祉金、見舞金も全廃するということで、被爆者の方、私の星田山手のご近所にもお住まいですけれども、2歳のころに親と一緒に被爆されて、何の責任もないわけですよね。本当に体が弱くてお医者さんにかかる機会が多い。こういうことを交野市が本当にその方の身になって考えてあげれる。また、特定疾患も本当に大変な難病の中で通院を続けていくためにはタクシーの利用とか、そういうようなことが必要なわけですけれども、この見舞金さえも全廃する。本当に弱者にとって冷たい今回の制度改悪だなというふうに思いますので、引き続きぜひ予算委員会の中でも皆さんご論議いただきますようお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 私の方から、第二京阪道路の問題で関連質問をさせていただきます。

 まず最初に、この1年間に中田市長は国への要望、具体的にいつどの機関にどんな内容で要望していたのか、詳しくお知らせください。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 細かい点でございますので、私の方からお答えさせていただきます。

 まず、少し年度が昨年になりますけれども、平成15年3月4日に国土交通省の本省と日本道路公団の本社の方に要望に上がっております。それから、昨年の7月31日、これは大阪府の方と北河内7市と一緒になりまして、国土交通省近畿地方整備局長及び日本道路公団関西支社長の方に、現在の交野の良好な住環境の保全の対策につきまして要望にまいっております。それから、昨年の11月19日、日本道路公団枚方工事事務所長の方に要望にまいっておりまして、内容といたしましては沿道整備構想の関係で、やはり市の財政上難しいという中で、できるだけお互いに知恵を出し合いまして、特に市が持っております用地等につきまして取得いただき、沿道の環境に寄与してほしいという要望、それからシェルター脱臭装置の設置につきまして要望に行っております。それから、都市計画道路天野川磐船線を工事用の道路として活用いただくように要望しております。

 それから、去年の12月3日には、国土交通省浪速国道事務所長の方に、今申し上げました日本道路公団枚方工事事務所長に申しましたことと同様の要望に上がっております。それと、昨年の12月3日に、7月31日にまいりましたと同様の大阪府及び北河内7市の代表といたしまして近畿地方整備局の今度は道路部長、日本道路公団関西支社の支社長に、現在の交野の良好な住環境の保全対策を要望しております。

 それから、先月の26日には浪速国道事務所長並びに道路公団枚方工事事務所長にシェルター脱臭装置の要望と道路排水対策の要望を行ってございます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 昨年の7月と12月に国土交通省の近畿整備局、JHの関西、向こうに要望しているんですが、これも毎年の大阪府と北河内7市が恒例に行っているもので、これは形だけのものだというぐあいに思うんですけれども、あとやっぱり今求められているのは、市長がリーダーシップを発揮して交野の環境を守っていくと、この姿勢が一番求められているのではないかなというぐあいに感じております。

 最初の市長の答弁、この中で最新のデータによる予測値等を採用し、現実的で具体的な環境対策を実施し、できるだけ環境が守られるように強く要望しておりますと、こういう答弁がされているんですけれども。この最新のデータに基づく予測値というのが、2月の環境対策特別委員会に提出されました。この最新のデータに基づく予測値というのは何年度を予測したものですか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 先般の環境対策特別委員会でもご説明いたしましたが、将来の時点といたしまして平成32年を予測しております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 第二京阪道路が平成20年の春に開通という話で、何で平成32年度というか、そんな先の予測値を出してもらったんですか。平成22年度とか20年度とか、そこの予測値は要望していないんですか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) これはいわゆる4区2自治会の方々との代表の方々との話の中でも、それから議会の皆さん方にも以前にご説明いたしましたが、まさに最新の交通量予測に基づいて将来を予測するということを市として要望いたしますということを表明しておりまして、通常おおむね20年先、今回の場合は先般の委員会の中の資料にもございましたように、平成32年というのが大阪府域におきます交通量のみが一番高いという、折れ線グラフで示しておりましたが、それに基づきまして平成32年というのを決めさせてもらっております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) そんなら、道路が開通してから12年もたった先の、今から16年も先の話じゃなくて、第二京阪道路が開通したらすぐにどうなるんかというところ、ここが住民が一番知りたいんですね。そこのところを、国の方にきっちり話してくださいな。そして、今回出されてきたこのデータを見ますと、大型車の混入率が当初26%だったのが36%に大幅にアップしているんですね。今の国道1号線や名神の大型車混入率よりも、それよりもまだ上回っていると、これに関してはどんな所見を市長はお持ちですか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 少し細かい点なので私の方からお答えさせていただきます。

 まず、ご質問のございました第二京阪道路が一応供用予定しておる時期の予測がなぜできないのかということでございますが、一定以前に平成2年の交通量を用いまして平成22年というのを予測しております。ただ、それにつきましてそういうふうな古いデータでもっておかしいということがございましたので、先ほど申し上げましたように議会の皆さん方にもお知らせいたしましたが、最新のデータでもって将来予測をするということでございます。

 それと、昨年の12月18日に沿道住民の代表の方々に事業者の方から提出いたしました資料の中で、今ご質問がございました大型車混入率が約39%でございますが、これにつきましてはその資料の中でもるる説明してございます大学の教授を初めとする学識経験者によります新しい予測の方法に基づきまして、そういったフローの中で出てまいった予測結果でございます。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 私も専門家ではございませんし、将来の予測というのは非常に難しいわけでございますが、今後の我々の生活、運輸等の情勢を考えますときに、やはりより効率的な形での運輸サービスというような形で、大型車によって拠点拠点を運送し、なおそこから細かくというような形のやはり運送事業の効率化が進んでくるのではないかな、そんなあらわれがこの数字に出ておるのではないかなというふうな思いを感じております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 最新のデータで、平成22年、この予測値を出すように働きかけてください。最新のデータで平成32年じゃなくして、最新のデータで平成22年度、これ要望しておきます。

 それと、所見を聞いたのは、これだけ大型車がふえたら交野の環境に大変だなと、こういう思いを持ちませんかということをお聞きしたかったんですねん、これはどうですか。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 車単体の今規制も非常に進んでおります。確かに大型車がふえることによって、環境に対する負荷は高まってこようかというふうに思っておりますが、そういうことに対しても、これからさらに事業者との対応をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) この大型車の混入率も非常に多いと。これはもちろん廃棄ガスに与える影響もあるし、それから騒音ですわね。やっぱり大型車は、これが夜中じゅう通っていたらウオーっという音がするんですね。もう今は6千台しか通っていない枚方の地域でも、夜の騒音がうるさいと、こういう住民の声が出ているわけなんですね。交野の今回平成32年と随分先の予測ですけれども、これでも今の環境よりも随分悪くなるんですね。遮音壁を立てる、裏面の吸音盤をする、高機能舗装する、いろいろやったとしても、今青山や天野が原でも夜間だったら44とか45デシベル、それが53とか54とか10近く上がるんですね。これが市長の答弁で、できるだけ環境を守るようにしたい、そんな内容じゃないと思うんですね、これは。環境基準に入ったらいいんだという、そんな立場じゃなくして、今の環境をどない守るんか。それだったら騒音が出てきたけれども、今の現況よりむちゃくちゃ上がるやんかと。これに対してどのように今の環境を守るために手を打とうとしているのか、ここの考えをお聞かせください。



○議長(有井貞登) 小森助役。



◎助役(小森成雄) 市長と若干またダブりますが、先ほど安宅参事からお答えをさせていただいておりますように、平成32年という交通量は、要はこの直近のデータの中で最も多くなる交通量を予測しております。そういったことから、車の交通量としては一番多い数字を持ってきていると。次に、車の1台に対する寄与度でございますが、ご指摘いただいておりますように、大型車が多い数値の中で予測をしていただいておるというふうな形の中では、最も大きい負荷がかかる可能性があることを前提として、その予測をしていただいておると。

 予測をする中で、安全を配慮する場合には、一番条件的に悪い数字を持ってして対応することがまずこの地域の環境を考える中で重要なことかとまず考えております。そうした数値から出てくるデータをもとにしてどのように対応していくのか。それは先ほど市長が申しました、また市長と国との調整で要望しておりますとおり、少しでも交野の環境が守られるように事業者に対して万全の対応をお願いしているところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 助役ね、一番多い交通量のときを予測しているんですと。それだったら、平成22年、25年、30年、32年、40年、全部交通量の最新のデータを出してくださいな。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 先ほどの答弁とダブりますけれども、交通量の予測の仕方が変わりましたので、今回も国道交通省の方で全国レベルで同じことなんでございますけれども、なりましたので、先般お渡しいたしました資料の中で、冒頭に将来交通量が出てまいります。その将来交通量の予測のあり方に関する検討委員会というところでるるご検討いただきまして、これまでの将来の推計の方法が若干変わってございます。それに基づいてやりましたまず予測交通量を出して、それに基づきます大型車混入率も含めた中での予測でございますので、以前に国土交通省の方が平成22年の分を出したときには、この予測の手法が違ってございます。そういうことですので、国土交通省の方といたしましても住民の方々に資料をお渡しして説明されるときにも、私も先般説明いたしましたときにもその旨をご説明させていただきました。

 それで、今の手法でいきますと22年というのは難しいと思います。

 不適切な表現でございましたけれども、今のやり方につきましては22年というのは国土交通省側の方では難しいというふうに聞いてございますけれども、私が即答するのもあれでございますので、今、議員からご要望がございました件につきまして問い合わせまして、調べた上で答えさせていただきたいと思います。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) この騒音の問題は、ほんまに僕は大変だと思うんです。交通速度が今は80kmでやっているんですが、10km上がったら2から3デシベル上がるんですね。環境基準を超えてしまうんですね。これを言っておきまして、やっぱりきっちり対策をぜひやっていただきたい。

 それから、市長の施政方針の中で、条件が整ったので倉治地区の一部で今月に工事発注がされますと申されるんですが、倉治地区では工事発注の条件が整ったと、こういうぐあいに市長は判断しておりますか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 倉治地区で工事発注、多分来週に業者が決まると思いますが、これにつきましても昨年から議員の皆様方に一応予定をお知らせしておるわけでございますけれども、一応聞いてございますのが、都市計画道路の村野神宮寺線から交野市道の倉治桜堤線という、約700mぐらいだったかと思いますけれども、その分につきましてこれは平成14年2月の地元説明会から始まりまして、各地区への補足説明会を行いました。それと同時に、その前に14年5月に用地の説明会を終わりまして、それから後に地権者の方々への積極買収という過程でございます。

 ただ、その間にも市道、それから準用河川、それから水路等の私どもの市も含めました水路管理者、河川管理者等の管理者協議を終えまして、どのような形で水路であれば切り回すのか、河川も同様でございます。道路につきましても、どういうふうにつけていくのかということの協議を終えまして発注という運びになってございます。

    (「条件が整ったと判断してんの」と呼ぶ者あり)



◎都市整備部参事(安宅保雄) 今申しましたように、星田地区及び倉治地区の一部につきまして、そのような我々との協議、関係者の協議が整いましたので、条件が整ったという、そういうふうな内容で市長が申されたと思っております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 今回、この倉治地区の工事発注されるところというのは、倉治小学校がすぐ近くにあるんですね。JR超えるところにランプがつくんですね。だから、交野のここは10車線になるんですね。これ遮音壁一つとってみても、どんな遮音壁がここにつくんですか。そういうことがもう示されておりますか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 遮音壁につきましては、口頭で4区2自治会と同様に専用部8m、一般部8mということは聞いてございますが、まだ図面等でのお示しは受けておりません。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) ランプの入り口の遮音壁はあるんですか。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 先ほど申し上げましたように、まだ詳細な内容は聞いておりませんが、当然我々といたしましてはできるだけの環境対策について申し入れを行ってまいります。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) だから、私は工事発注する条件が整っているんですかと聞いたんです。青山とか、向井田とか、天野が原とか、まだ地元説明会をされていない、ここで今遮音壁どうしようか、予測値はどうなんかという議論をやっているんです。工事発注するところを遮音壁も出てけーへんと、予測値も出てけーへんと、これで工事発注の条件は整っているんですか。整ってないんじゃないですか、これ。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) ただいまのご質問のような環境に対する問題でありますとか、そのような細かな点につきまして、まだ日にちは決まってございませんが、全体の工事説明、それからそこで十分まだ多々ご質問がございますようでしたら、我々といたしましては何度も各個別の地区に対しまして、個別の地区といいますのは、例えば小さな単位の自治会というふうな単位をイメージしておるんでございますけれども、そういう方々に対しまして十分ご理解、ご説明いただくように申し入れていきたいと思っております。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 私が聞いているのは、条件が整っているのかどうかということです。今後の話を聞いているんじゃないんです。今現在どうなんですかと。今後こうしますということは、今できてないからこうしますという話をしているんでしょう。市長はどない思っていますの。施政方針で強いリーダーシップを発揮します、こない言うていましたわね。あれだれの言葉使うたんかな。尾崎行雄、政治は将来のことを成すべきだと、何かそんなことを言っていましたね。強いリーダーシップを持ってと。この第二京阪道路の問題で、市長がなってからリーダーシップが一向に見えんのですわね。私はまだこの倉治地域のところは工事発注の条件は整っていないと、こない考えているんです。市長、どない考えています。



○議長(有井貞登) 中田市長。



◎市長(中田仁公) 施政方針に書かせていただいたとおり、土台部分がこれから発注されるに当たりまして一定の条件は整ったというふうに考えております。さらに、今後の環境対策について我々としては最大限事業者と対応してまいりたいというふうに思っておりますし、先ほど頭で安宅参事の方から申しました以外にも何度も浪速国道事務所、またJHの枚方工事事務所等を訪れまして、我々の要望を申し上げておるところでございまして、第二京阪道路の大きな環境負荷を何としても避けていきたいという思いで、所長等とも何度も懇談をし、お願いをしておるところでございます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 浪速国道工事事務所ね、私でも行って交渉をやっているんです。これから1年間ね、中田市長の強いリーダーシップ、期待しています。自治体の責務というのは、交野の環境を守るということも自治体の責務なんですね。これを放棄しないように。今、財政健全化という名目で市民の福祉や暮らしを守ること、この自治体の仕事を放棄してしまう、こんな状況になってきますね。

 沿道整備の問題に入ります。中田市長となってすぐの平成14年11月に、市議会交通公害対策特別委員会で沿道整備計画を具体化するまちづくり総合支援事業の報告があり、その報告で、当初より縮小した案、及び縮小案よりさらに小さい5つの工事案が報告されました。そして、昨年3月の施政方針では、まちづくり総合支援事業の活用は断念する。今後は実現可能な事業を見出す努力をしたい、こう述べました。そして、昨年12月の広報では、沿道整備構想を断念と発表しました。続いて、2月に発表された財政健全化実施編では、沿道整備で買収した土地に関して事業主体への売却が見込めない用地は売り飛ばしてしまう、売却処分に関する方針を策定するとしています。

 この間に結論の話はいろいろ出されておりますが、その結論に至った経過の検討した中身、この報告がありません。議会に対しても、沿道市民に対しても結論だけ押しつけられた、こんな格好となっております。沿道住民の方もとても納得できない、こういう怒りの声を上げています。検討内容の詳細な報告を求めます。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) 沿道整備構想の断念に至ったという経過でございますけれども、今まさに議員が申されましたように、1年前の施政方針を受けまして市の内部で財政的な検討を行いまして、当初案、縮小案、もちろん今申されましたようなまちづくり総合支援事業におきます緑地の整備等について、市役所の中の関係部局との特に財政面での協議でございますけれども、それを3案につきましていろいろ検討いたしましたが、一番小さい案についても事業化が難しいという結論に達しましたので、先ほどのお話にございました、今後は実現可能方策を見出す努力をしていくというふうな結論に至ったところでございます。

 それから、5つの公園的な緑化重点地区整備事業でございますが、それにつきましても金額的にも、また新たに土地を買うということができない状態であるという点にかんがみまして、市といたしましてこの事業につきましても困難であるという考えに至りました。それと、平成15年度に入りまして、財政健全化の検討委員会、これらとの並行作業の中で、最終的に市として今申しましたような観点から事業の断念に至ってございます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 私が聞いているのは、そういう経過や結果ではないんです。その検討した中身、その中身を聞いているんです。この中身の報告が一遍もないんです。ただ断念しました。財政が大変だから断念しました。できません。これしか言うてないですやん。そこの中身を報告してください。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) まず、当初案でございますけれども、当初案につきましては構想の面積といたしまして約3万2千?、総事業費約129億円を見込んでございました。うち補助金として市として見込んでおりましたのが37億円でございます。縮小案といたしましては、面積約1万1千?、総事業費約55億円、うち補助金として約12億円を見込んでございました。

 まちづくり総合支援事業につきましては、面積約5千600?、総事業費約31億円、そのうち補助金を約5億円見込んでございました。これらの一番小さいまちづくり総合支援事業での総事業費約31億円、うち補助金が5億円と見込んでの26億円でも市財政としてはもたないという判断でございます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) だから、もたないというところの、こういう計算でもたないところを出してもらわんかったら、ただもたない、もたないと言ってもわかりませんよこんなん。

 それから、去年の3月議会では、今後は実現可能な事業を見出す努力をしたい。実現可能な事業を見出す努力、これはどないされましたか。検討過程を答弁願います。



○議長(有井貞登) 安宅都市整備部参事。



◎都市整備部参事(安宅保雄) まちづくり総合支援事業といいますのは、公園の整備と観光的な歩道の整備というふうな2種類の事業を考えておりましたが、うち5カ所の公園的な整備というものを考えた緑化重点地区整備事業が実現できないかということにつきまして、府の公園課の方にご相談に行きまして、できるだけ用地取得及び施設整備についてかなりの補助金がいただけるのではないかということでご相談に行ったわけでございますけれども、残念ながら、大阪府域のそういった形の事業のパイが決まってございまして、それの奪い合いであるというのと、やはり年次計画的な計画の提出を求められますので、なかなかスタートの年次及び終了の年次というものが市といたしまして明確に出せないという状況にございました。

 そういったことで断念をしたわけでございますけれども、あと我々として本来沿道整備構想といいますのは、本来の目的が沿道住環境の保全というふうに考えてございますので、市として今申し上げましたような非常に厳しい財政状況の中で市として何ができるかということを考えましたときに、やはり先行取得しておる用地がございますので、それを何とか事業者の方の関連用地整備という形でもって、本来の目的でございます沿道住環境の保全という点で使っていけないかということを考えまして、市長の答弁にもございましたように、機能復旧用地でありますとか、そういった調整池の整備でありますとかという形でもって活用していきたいというふうに考えてございます。



○議長(有井貞登) 17番、坂野議員。



◆17番(坂野光雄) 沿道の環境も、先ほどの騒音の問題で言いましたように、大変心配される状況ですわね。だから、やっぱり沿道整備もできないといったら、そしてシェルターも脱臭装置もめどがつかへんというと、結局何もなかったと。こんな道路にせんように、市長の取り組み、ぜひリーダーシップを発揮してほしい。機能復旧道路とか、貯水池とか、そんな初めからわかっている話ですやん。最初から市が買わんでも、国が最初から買うところですやん、機能復旧道路なんていうのは。それから排水の問題かって、駅をつくるという問題も、最初から国がすべき問題ですやん。それをわざわざ市の方が買うて差損出て損していると。それが今の実態じゃないですか。沿道整備をきっちりね、少しでもやるように考えていただきたい。こういうぐあいに考えます。

 今の、きょう最初からの討論も聞いていましたら、財政健全化という名目で市民にできることは市民でやる。そしたら市は何やるんやと。市は国から言うてきた国の施策だけをやります。独自施策はやりません。簡単なことじゃないですか。何にもやりませんと。第二京阪道路の環境もどうなるかわからない。市長になって、交野をこういうぐあいに夢ある交野をこうしていきますと、こういうビジョンを語れらずに、市民の福祉切り捨てと負担増加だけ、これでは市民たまったものじゃないと、こういう声がちまたにあふれてきていますので、十分取り組みを市民の暮らし、福祉を守るように、環境を守るように取り組みを進めてください。このように考えます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) それでは、保育施策について関連質問させていただきます。

 今、本当に不況の中で若い世代の共働きもふえておりまして、預けられたら働きたい、こういう人が本当にふえております。他会派の答弁で待機児童数について人数80人から90人と言われたんですけれども、もう少し正確な人数と、それに加えて厚生労働省も定義しております待機児童数のカウント、預けられたら働きたいという人のこの人数もあわせて何人か教えてください。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 待機児童の数、もう少し精度を上げてということですけれども、現在4月1日の入所の子供さんの入所決定の作業中ですので、先ほどのようなお答えになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それと、先ほどおっしゃいましたいわゆる就労希望の方の人数かと思うんですけれども、これも現在作業中ですので、大まかな数字で申しわけございませんが、大体百四、五十人になるかと考えております。

 よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 現在、働いておられて入られない方が80人から90人で、預けられたら働きたいと、こういう申請者は140人から150人、合わせますと、上をとりますと240人という、これだけの本当にたくさんの待機児童数、交野にあるわけなんですけれども、この2、3年で入所希望して入れない方が200人を超えているんですね。毎年、毎年お聞きしますと、そういう状況なんです。この問題は本当に緊急な問題なんですけれども、16年度について何人の定員増と何人の弾力化ができたのかお尋ねします。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 16年度におきます定員増ですけれども、民間保育所の方で1カ所30名増員していただいております。それから、いわゆる定員の弾力化ですけれども、これは4月1日現在での弾力化の数字を申し上げます。公民合わせまして153名の方が入所していただけることになっています。ちなみに、弾力化率ですけれども114.8%となっています。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 30人の定員増と153人の弾力化、これを進めてもまだ今報告のありましたあれだけの240人ぐらいの待機児童数がいてると、待っているという状況なんですけれども。私の周りにも2、3年本当に保育所に入りたいと申し込んでいるけれどもなかなか入れない、そういう人や、突然ご主人がリストラで奥さんが働かなければならない、だけれどもご主人が働いていないということで保育所に入れないと。ご主人はハローワークにも子供さんの面倒を見なければならないから行けないと、こういう悪循環といいますか、どこがどう解決されるかどうかわからないという中で、結局両親ともが就労していないということで入所順位が後回しで困っているという、こういう方もおられるんです。

 待機児童の解消は待ったなしなんですけれども、答弁の中で新築も視野に入れた解消計画をとありますが、この新築というのは見通しはあるんですか。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 私どものいわゆる幼児対策室の方に相談なり、おいでになったり、電話で問い合わせがあったりしております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) それは、具体的になりそうな相談なんですか。どれくらい件数としてあるんでしょうか。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 具体的になるかどうか、この辺は非常に難しいことですけれども、今までの経験でいきますと問い合わせがあったきりで、それ以後話がないというのが大半でございますので、非常に見通しは暗いというんですか、余りないのが状況でございます。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 新築も視野に入れたいけれども見通しは暗いと、そういう状況だということなんですけれども、児童福祉法が改正されまして、待機児童が多い市町村は待機児童の解消計画、保育計画を作成するように義務づけられましたが、本市ではこの保育計画策定についてどう考えておられるかお尋ねをいたします。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 今おっしゃいましたように、児童福祉法の改正によりまして、50名以上の待機児童がある場合は保育計画を作成することになっておりますので、当然私たちも平成15年4月が80名の待機児童がおりましたので、保育計画を作成することになると思います。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 保育計画策定についての具体的な市の取り組みとしてありましたら。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 具体的にといいますと、まだこれからどういうふうな待機児童を解消していくかということを検討することでございますので、まだここでこういう計画を立てるということは答弁できる状態ではございませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 50人以上の待機児童がいる市町村は保育計画を、待機児童を解消する、つくりなさいと義務づけられているんでしょう。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) 私たちは義務づけというんですか、作成しなければならないと考えております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) これだけたくさんの待機児童がいる中で、ぜひとも義務として子育て支援としてつくっていかなければならないと思いますし、同時に次世代育成支援法に基づいて赤ちゃんから学童期の子供まで行動計画をつくりなさいと、そういうふうな法律ができたんですけれども、この動きについてちょっとお聞きしたいんですけれども、この委員について公募されたのか、また何人となっているのか、この中で保育計画というのはつくっていけるのかどうかをお尋ねしたいんですが。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 次世代育成支援法は昨年7月に成立しまして、今、議会にも報告させていただきましたように、アンケート調査を今終えて、これから分析に入るという段階でございます。それに基づきまして、次世代育成支援行動計画の策定協議会というものを設置していきたい。それには知識経験者を初め市民の代表、児童に関する活動を行う団体または代表者、教育、福祉、保健・医療に関する活動をされている方または団体の代表者という形で、次世代育成支援法といいますのは幅広い計画でございます。

 その中で、今申し上げました市民の代表という形で、これ3月10日号の広報に載せさせていただいております。2名公募させていただいております。締め切りが25日でございます。



○議長(有井貞登) 桝田幼児対策室長。



◎幼児対策室長(桝田幹夫) それと、保育計画がこの次世代支援法の中に行動計画に盛り込まれるかということなんですけれども、当然保育計画の数値を見ながら行動計画も作成されるものと考えております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) その次世代育成法の行動計画ですか、その取り組み、今年度はどういうふうなことをされるんでしょうか。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 先ほど申し上げましたように、15年度では議会にも報告させていただきましたが、ニーズ調査をさせていただいております。この計画といいますのは、16年度中に作成し、17年度から実施することになっております。なお、5年経過すると見直しをすることになっております。



○議長(有井貞登) 15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 保育計画についても17年度実施ということですか。ちょっと済みません、今のわからなかったんですけれども。



○議長(有井貞登) 柴野保健福祉部長。



◎保健福祉部長社会福祉課長事務取扱(柴野東樹) 幼児の問題から学校、いわゆる子供を取り巻く総合的な、従来は子育て支援とかそういう形のものでしたが、それも含む中での総合的な施策ですので、当然入ってこようかと、その中で検討していく問題であろうと思います。



○議長(有井貞登) あと40秒ですのでまとめてください。15番、中上議員。



◆15番(中上さち子) 本当に待機児童も年々ふえますし、一刻も争えない問題なので、一日も早く行動計画をつくっていただきまして、できた際は増設または公立の新築については、市長さんぜひともよろしくお願いいたします。要望をお願いしまして、これで日本共産党の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(有井貞登) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(有井貞登) ご異議なしと認めます。よって本日はこれをもって延会することに決定いたしました。明9日は午前10時から本会議を開きます。どうもご苦労さまでございました。

    (午後4時27分 延会)