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大阪府 交野市

平成12年  7月 定例会(第2回) 07月05日−04号




平成12年  7月 定例会(第2回) − 07月05日−04号







平成12年  7月 定例会(第2回)



1. 開議  平成12年7月5日 午前10時00分

1. 出席議員

  (議席)

      1番  前波艶子         2番  栗原俊子

      3番  堀 憲治         4番  中田仁公

      5番  竹内友之輔        6番  山口幸三

      7番  浅田耕一         8番  稲田美津子

      9番  渡辺利雄        10番  大中寛次

     11番  白岩陽太郎       12番  有井貞登

     13番  吉坂泰彦        14番  谷  巖

     15番  小林弘子        16番  中上さち子

     17番  坂野光雄        18番  吉井治海

     19番  岩本健之亮

1. 議会事務局職員出席者

   局長     林 充彦      次長     雲川安晃

   課長代理   東 良昭      課長代理   住野 博

   事務職員   福田美樹

1.法第121条による出席者

 市長         北田輝雄   助役         阪長 保

 収入役        奥西正明   教育長        永井秀忠

 理事         高島康光   理事         森本恭司

 理事兼市民生活部長  奥田鐵彦   理事         北岡 紘

 理事         金谷行允   理事         小川武士

 理事兼教育次長兼

            松本雅文   教育監兼学校教育部長 米田奉尚

 教育管理部長

 理事兼消防長兼           理事兼水道事業管理者

            北田樹徳              林  隆

 消防署長              職務代理者兼水道局長

 行財政改革推進室長兼

 公有地活用処分推進  阪長 敏   総務部長       雲川勝己

 室長

 保健福祉部長兼

            中村由美子  環境事業部長     武田博甫

 福祉事務所長

 都市整備部長     山本光茂   特別事業対策室長   加嶋喜市

 同和対策室長兼

            川崎勝博   生涯学習推進部長   加地健彦

 人権擁護推進室長

                   総務部参事兼税務長兼

 交野市立図書館長   関本 稔   公有地活用処分推進室 北田照夫

                   参事

 保健福祉部参事兼

            柴野東樹   都市整備部参事    福山敬三

 福祉サービス課長

 都市整備部参事    森山誠一   総務部次長      佐治秀隆

 市民生活部次長兼          教育管理部次長兼

            森田安弘   教育総務課長兼    星野義博

 市民課長              保健給食課長

                   総務部副参事兼

 秘書室長       松本孝則              平野正和

                   生活文化課長

 市民生活部副参事兼

 星田出張所長兼           保健福祉部副参事兼

            栗田崇彦              龍見勝彦

 星田コミュニティー         介護保険課長

 センター館長

 都市整備部副参事   山下 清   教育管理部副参事   松村 守

 生涯学習推進部副参事        公有地活用処分推進室

            中角弘文              西川與志彦

 兼社会教育課長           課長

 行財政改革推進室課長

 兼公有地活用処分   菱田 仁   総務課長       中本悟一

 推進室課長

                   企画調整課長兼

 人事課長       宇治正行   企画調整係長兼    久保正信

                   統計・情報政策係長

                   環境生活課長兼

 保険年金課長     西川 豊              堀井英明

                   水質検査室長

 農政商工課長     西原 忍   リサイクル推進室長  田中淳一

                   公園みどり課長兼

 開発調整課長     尾亀健次              三宅 昇

                   公園係長

 土木管理課長兼

 ふるさといきもの   北尾茂樹   下水道課長      青木国光

 ふれあいセンター所長

                   第1・第2・第3学校

 幼児対策室長     桝田幹夫              奥西 平

                   給食センター所長

 生涯スポーツ課長   中林善造   会計室長       福井得司

            議事日程

                             平成12年7月5日

日程第1   一般質問

    (午前10時00分 開議)



○議長(岩本健之亮) おはようございます。これより本日の会議を開きます。まず事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。



◎事務局長(林充彦) おはようございます。議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は19名で全員出席でございます。

 以上、報告を終わります。



○議長(岩本健之亮) 本日の議事はお手元に配付いたしました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。

 それでは、日程第1 一般質問を行います。5番目の質問者、無会派堀議員。



◆3番(堀憲治議員) おはようございます。議長のご指名をいただきまして、一般質問をさせていただきます。

 一般質問をする前に、きのう、おとついと他会派からの一般質問がございまして、重複する点が多々あると思いますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

 一般質問で通告しております市民参加の取り組みについてでございますが、平成12年度施政方針ということで市長の方から出された施政方針、この中にも何回となく市民参加の取り組みについての思いが出ております。特に、今までの市民参加の取り組みの状況と、まず、市の考え方についてお聞かせ願いたいと思います。

 また、教育行政でございますが、きのうも他会派から出ておりますので、重複する点があると思いますが、少年問題、特に非行問題が最近マスコミなんかでも取り上げられ、低年齢化もどんどん進んでおるという状況の中での学校の教育行政としての取り組みを、まずお聞きしたいと思います。

 以上、2点について再質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(岩本健之亮) 1点目の答弁者、阪長助役。



◎助役(阪長保) 堀議員の一般質問、市民参加についてということで、これまでの市民参加の取り組み状況と市の考え方についてご答弁させていただきたいと思います。

 まちづくりのかなりの部分は、市民が主体となって行われるものであると認識はいたしております。昭和60年に現在の総合計画を策定いたしました折も、市民とともにまちづくりを進めるという基本理念を確認いたしまして、その後、いろんな市民参加の行政を試みてまいったところでございます。例えば、地区修景保存計画や地区計画といった成果も上がっておりますし、クリーングリーン作戦や交野まつりなど、市民の中に十分浸透してきております。

 一方、高度経済成長期の急激な都市化の進展によりまして、おくれがちのインフラ整備は急務でありました。社会的にも物質的な豊かさを求める時期でもございました。その過程よりも、つくるという点に重点が求められ、どうしても意思形成の早さから、市民も市もこうした環境整備は行政が受け持つものというルールができ上がってしまったという感じがございました。もちろん、我々行政に携わる者といたしましては、市民のためにと信じまして行政を運営してまいったわけでございますが、この行政主導のまちづくりの部分によりまして、市民と行政との間に微妙な距離があいてしまったことも感じておるところでございます。

 今、社会は物質的な豊かさから心の豊かさを求めるようになりました。つくることから、その過程へと関心が広まっています。それにつれて、市民のまちづくりへの関心も高まりを見せております。我々といたしましては、開かれた行政を目指して、情報公開、さらには積極的な情報の発信を進めるとともに、再度まちづくりに意思形成の段階からの市民参加を浸透させ、市民との協調によるまちづくりを進めたいと考えているところでございます。

 地方分権の流れが加速する中で、地域として自立していくことが何より求められております。そのためには、まちづくりの主体が市民であることを再認識して、市民の大きな力によりましてまちづくりが進められるよう取り組んでいく必要があると認識いたしておるところでございます。

 市民が主体となるまちづくりは、そのスタートにおいて十分な時間がかかるものでございますが、一たん本格的に動き出しますと、市民がみずから動き出す活力あるまちづくりへとつながると思っております。ぜひともお力添えをお願いいたしまして答弁とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。



○議長(岩本健之亮) 2点目の答弁者、米田教育監。



◎教育監兼学校教育部長(米田奉尚) 堀議員さんの2点目、教育行政について。小中学校での子供の問題行動に対しての取り組みはどのようにというご質問についてお答えさせていただきます。

 子供たちの問題行動等学校への対応につきましては、昨日他会派からのご質問にお答えしたことと一部重複いたしますが、お許し願いたいと思います。

 ご承知のとおり、昨今青少年の問題行動の低年齢化と凶悪化という問題が取りざたされ、不幸なことですが、中校生や無職少年らによる暴力事件や殺傷事件、さらには傷害事件等まで起こっておりますことが、報道等によってご承知のことと存じます。

 本市は、現在のところ関係者の努力によりまして、比較的落ち着いた状況になっております。しかしながら、規範意識が非常に希薄であり、すぐにキレて結果を予測できないという子供たちの状況や、小学生においても夜遅い状況。したくないと思えば、それがやらなければならないことでもしないというわがままな子供たちが見受けられるのも事実でございます。

 しかし、大切なことは、子供は理解されることに飢えているということでございます。以前は、1人の大人に誤解されたとしても、他のだれかからは理解されているという意識を持っていましたが、今は核家族化や地域社会の連帯意識の低下等によりまして、自分にかかわってくる大人の人からも、だれからも理解されず、心が相当不安定になっているのではないかと、そういうことも推測されます。

 このような中、各学校におきましては、家庭、地域社会との連携に特に重点を置いて取り組んでおります。愛情不足やしつけができていないなど、人間関係の希薄さを感じたときは、早めに家庭訪問をし、また、保護者と話し合うことが大切であると考えております。親も、親なりの苦労や悩みを抱えて生きていることを察し、責めるだけではなく、ともに考え、少しでも解決につながる話し合いができる人間関係を築くことが重要であると考えております。

 また、子供たちは地域で生まれ育ち、地域の人々の生きる姿や親の姿を見て育つものでございます。地域や家庭の人々と触れ合いの中で物の考え方、見方、人間関係のあり方などを体得しつつ個性を育てていくものと考えております。そのような、家庭をも含めた地域が持つ教育機能を子供の心身の成長に結びつけていくためにも、豊かなよりよい地域づくりに向けて、校区福祉委員会との連携とか、あるいは学級懇談会、地区懇談会等の意見交流や学校だより等によります情報の受信、発信等積極的にかかわっているところであります。

 さらに、今年度、総合的な教育力の活性化事業といたしまして、学校、家庭、地域連携による協議会等を立ち上げながら、三者が一体となって子供をはぐくむことを全中学校区で取り組んでいきたいと考えております。

 もう1点は、積極的な生徒指導としての体験活動の充実であります。

 体験活動は、生徒指導の機能を生かす場や機会がより豊富にあり、子供がそれぞれの役割を分担し、果たし合う過程で自己存在感を味わい、活動を通して自己の発見、他者や自然との出会い、協調、連帯の価値の発見などの可能性が大きく、個性的な自己実現が期待できると考えております。各学校におきましては、総合的な学習の時間や選択教科履修で、地域からゲストティーチャーを招いたり、机を離れて地域に出向き、ボランティア活動やさまざまな人々との触れ合いを積極的に取り入れております。今後は、体験をもとに自分はどうするのかを考えさせながら、自発的、自主的に行動する子供の育成が大切であると考えております。

 生徒指導の原点は、子供一人一人に対する理解を深め、よりよい発達を促すことにあります。学校は、教科指導も含めた日常のすべての教育活動を子供の立場に立って振り返り、学校が子供にとって伸び伸びと生活できる場になるよう、家庭、地域との連携を推し進めて生徒指導の一層の充実を各学校に指導しているところであります。ご理解賜りますようにお願いいたします。



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) どうもありがとうございました。

 ここで1点目の質問でございますが、市民参加の取り組みについてに入る前に、ちょっと市長に思いをお聞きしたいんですが、昭和60年に今の第2次総合計画基本構想を策定されて15年、はやたつわけでございますが、前市長から受け継いだ総合計画ではございますが、今現在の市長に就任されてから、どういう思いでこの市民参加の取り組みも含めた形の中での、来年3月でこの総合計画第2次の分の切れるわけでございますが、その思いというんですか、それと反省というんですか、これはできなかった、こういう点については今後やっていきたいとかというお考え方についてお聞きしたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 北田市長。



◎市長(北田輝雄) 現在の第2次の総合計画、説明のとおり昭和60年でございました。私は今、15年前のこの時代の交野の総合計画基本構想と少なくとも21世紀まであと半年と、こういう段階での構想の、あるいは言葉一つも大切にしなきゃならんと、こんな考え方で案をまとめ、今、審議会に意見を求めておるところでございます。

 そこで、この15年の時代の変遷ということを大きくとらまえながら、お説のように、ずっとはやり言葉になっております住民参加、この言葉をどうすれば実践に移せるかと、こんなことで言葉は適切でないかもしれませんけれども、言うならば、現在では観客民主主義というような言葉が当てはまるんじゃないかと。そうではなしに、本当に住民の皆さん方が参加、参画していただく、そういう交野のまちづくりの基本構想なんだと、これを具体にどっかでうたいたいなと、こんな切なる思いを持っております。

 その具体的なものにつきましては、住民参加、参画とは一体どうやねんと。それが、今回作成に当たりまして全地域、多くの皆さん方と懇談をする中で、具体的には、常々申し上げておりますようにワークショップ方式、要するに市民皆さん方、みずから出てもろて、考えて、そしてまた汗を流してほしいと、このことを、ぜひ21世紀の交野の第3次総合計画基本構想の中に表現できればなと、このように思っております。

 しかし、おかげさまで私も市長に就任させていただき、第2次交野の基本構想、総合計画を柱に推進させてもらっておりますけども、今申し上げたワークショップ方式、あるいはまた住民の参加、参画ということで、既に実績も上げさせていただいておると、こういうように多くの議員さんの理解も、直接議員の皆さん方も出ていただいて汗をかいていただいておる、そんなことが市民にも大きく反映しているんじゃないかなと。

 一例挙げますと、問題の今年度中に完成いたします、一部でございますけども交野山手線、あれにつきましても、妙見坂の地域の皆さん方が植樹するときに高木、中木は技術的に難しいけども、低木については我々で投資してやってあげようというようなことでやっていただき、当日も、私出ましてお願いしておきました。ただ植えるだけでは住民参加になりませんよと。それで、皆さん方が水をやり、草を引いて育ててもらわにゃいかん。しかし、水やりは大変やと。水やりは市の方でやりましょうと。しかし、草引きは地元の皆さんでやってくださいよと。既に実践していただいております。先般もやっていただいたように伺っておりますし、また、先ほど助役が答えておりました星のまち交野、その提唱も、環境問題ともちなんで、天野川をみんなで美しくしようやないかということは、やはり星のまち交野という、これが何というんでしょうか、表現は難しいんですが、やっぱりその提唱によって浸透してきたんじゃないかなというこんな思いですし、さらにご案内のように、議会からもいろいろ意見をちょうだいいたしましたけれども、何とかして交野市のイメージをするために、正しいかどうかはわからないんですけどシンボルマーク的なものの親子星、これもいろいろと交野で商売なさっている方も、親子星を象徴して交野の星のまちの品物なんだとか、いろいろ、例えば封筒でも書いていただくとか、そんなことで、それなりに星のまち交野も、一定前進しつつあるんじゃないかなと。

 ただ言えることは、提唱してすぐに1年、2年先に変わったなと、こんなもんではないと私は思います。やはり5年、10年、15年、20年と、長きにわたって、そういう精神で行政展開をしていくことが市民の皆さん方にも理解を得て、本当に口幅っとうございますけども、10年後になれば「どこに住んでますねん。あの星のまちの交野か」と、こういうことに私は多分なるであろうと思いますし、そのためには、今ご指摘のように市民の皆さん方が観客ではなしに参加、参画、この精神にぜひ徹していただきたいし、ご理解とご協力いただきたいと、このように思っておりますので、そういう意味でできるだけご承知のように総合計画基本構想の段階で、どっかで精神をうたえたらなと、こんな思いでございますので、ぜひまた具体に議会に対しまして案をお示ししたときに、いろいろな角度から検討いただきまして、ご指導いただきたい。よろしくお願いしておきます。



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) ありがとうございます。

 市長に就任されてから約10年になりますが、その間、市長の思いとして、今も言われましたが、先日の他会派からの質問の中の星のまちについての思いを述べられ、また、市長の考え方もお聞きしたんですが、僕から見ると何か市長がひとりよがりで、星のまち交野を継承されているだけで、そこまで市民の皆さん、ほんまに浸透してるかなという感じを受けるわけなんです。

 と申しますのも、やはり市長もいつも言っておられる、最近、昨今の状況として、やはり地方分権の問題もあり、また財政も相当厳しい中で、やはり市民といろんな問題について汗を流しながら、市民参画のもとに行政をやらなくてはいけないというのは、全国3,300市町村の思いです。ましてそういう中で、昨今のマスコミ何かも見させていただいた中で、やはりいろんな村おこし、まちおこしということでやっておられる。それの一環として、交野の場合は星のまち交野という一つのイメージを市長はつくっておられて、僕らもそれについて、大いに賛同してやっていきたいという考え方は持っておるものの、市民にそこまでの意識が本当にあるかなと。この問題については、数年前にも一般質問の中では言わせていただいたことがあるんですが、なかなかそこまでいってないんじゃないかなと、それが一つ。

 それと、マスコミの放映の中で、ついこの前も滋賀県の近江富士、ちょうどあれの東側の町でございますが、そこにも天野川という川が流れておると。とにかく蛍で有名なまちに村おこしをするんだと。蛍ということになりますと、やはり琵琶湖の水の問題も、きのう、おとついの一般質問の中にも出ておりましたが、やはり蛍が住めるような地域にするということは、人間が戦後やってきた55年体制の中で、やはり環境を悪化してきた。これは世界的にも今いろんな論議がされておる中ですが、やはりその地域をもう一度原点に戻して見直そうというのが、僕は各市町村の村おこしではないかと。それの一環として、交野の場合は星のまち交野ということでやっておられる。それと同じように、滋賀県の近江富士の東側の町では、天野川という川に蛍を繁殖させたいと。やはり今の大人たち、おじいちゃん、おばあちゃんたちが過ごしたまちに戻したいということで、お役所の人も農薬も使わないような田の作業をしていかなかいけない、そういういろんな努力の中で、また、新興住宅の人も、いろんな河川の美化についても、また、蛍が住みやすいような川にということで、いろんな取り組みをされておるというのが放映に出ておりました。

 こういうのを見ると、やはり交野のまちのイメージ、これをつくる上においての星のまち交野、この中には、今言いましたように自然環境の問題もあればいろんな問題が行政の中であると。星のまち交野があって、その下に総合計画基本構想、これは第3次が来年4月から10年間ということで、今、鋭意努力してつくっていただいておるんですが、星のまち交野の下に総合計画基本構想があり、それのいろんな分野で市民参加をしていただき、行政として今後10年間、交野のまちを住みよいまちにしていこうという発想に持っていっていただかない限り、総合計画基本構想があって、その下に星のまち交野があるんだというイメージでは、恐らく市民の皆さんはついてきていただけないんじゃないかなと、そういうぐあいに思うんですが、市長の思いとしては、星のまち交野のありきで、その下に総合計画基本構想があるんだというお考えなんでしょうか、どうですか。



○議長(岩本健之亮) 北田市長。



◎市長(北田輝雄) お説のとおりだと思います。先ほどいろんな話をいたしましたんで、ちょっと混乱いたしておりますけども、本当におっしゃるように、イメージ的には今まで星のまち交野だけだったんですが、今回の私どもの考え、いろんな若い人たちの意見も聞いてまいりました。その中で、もう一つその前段に水と緑というのを入れて星のまち交野と、これが非常に今おっしゃるように、それがありきで交野の総合計画基本構想があると、こういうふうに考えております。

 ぜひそういうことで、おっしゃるように総合計画があって交野の星のまちがあるんじゃないということをお説のとおりでございますんで、ぜひひとつご理解をいただきながら、また、場を改めてご提案させていただいたときにご意見も拝聴してまいりたいと、こういうように考えております。



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) ありがとうございました。

 総合計画基本構想、今、鋭意つくっておられる最中でございますし、来年3月までには立派な総合計画基本構想ができると思います。その中には、十分星のまち交野を基軸にした施策が盛り込まれていることをご期待申し上げたいと思います。

 続きまして、教育問題でございますが、事前通告のときに、私の思いをいろいろと申し上げたことをもう既に教育監の方で言っていただいておりますんで余り言えないんですが、ただ1点、今、少子化の問題も含め、核家族化の問題も含めて、やはりいろんな人との、子供さんが小学校、中学校の皆さんがつき合いをするということが、なかなか今の時代は難しい時代になっておる。そういう中において、私市なんかの場合に、老人会の方が学校へ行ってわら草履をつくったりとか、いろんな昔の手づくりのおもちゃをつくったりということで、学校へ行って、いろんな指導もされておることも聞いておりますし、また、田んぼへ行って田植えをしたり、稲刈りの問題をやったりとか、やはり野菜を植えたところの草を引きに行ったり、水やりをしに行ったりとかいうことで、やはり自然の体験というんですか、そういうことを鋭意努力してやっておられるんですが、14校、小学校と中学校とはまた考え方も違いますが、そういう中においての取り組み、これについては、今実態はどうなってるんですか。



○議長(岩本健之亮) 米田教育監。



◎教育監兼学校教育部長(米田奉尚) お答えいたします。

 交野というのは、本当に自然に恵まれてということで、非常にいい土地柄だということが、常々学校の教育活動をする上には本当にプラスになっている土地だなと、そういうように実感しております。山あり、田んぼあり、川ありというところで、子供たちの取り組みでございますが、実態的な調査というんですか、聞き合わせの中では、今、堀議員さんの方からご指摘がございました、例えば物づくりというようなことで、地域の人たちとの交流の中で学校に来ていただきまして、いろんな交野にまつわること、また、それ以外のこともございますが、そのようなことを各学校、全小学校につきましては取り組みを始めております。

 また、栽培等の関係で水田、あるいは農耕の方の畑等ございます。学校の近くに、そのようなお借りできるようなところにつきましては、小学校、実行中8校はそのような形でご協力いただきまして、そういう栽培づくりということを初めから最後仕上げまで、またそれについてプラスアルファしながら子供の活動を豊かにしているようなこともございます。そのほか、お年寄り等と交流ということで、校区福祉委員会10校区、全部できておりますので、多少活動内容は違いますが、学校等に来ていただくなり、また、老人等と花づくりをするなり、そのようなことも含めながら、すべて交流ということの中で、人、物、また人と物とそのあたりの自然との出会いということを念頭に置きまして、小学校等についてやっております。

 中学校につきましては、いろんな教育課程上の問題がございますが、中学校においても4校の中で体験的な学習は宿泊的なものとか、あるいは修学旅行の中身については、共通していろんな体験をしていただいておりますが、地域とのかかわりという中につきましては、実質やっているのが2校ほど近くの農作業場をお借りして、子供たちの体験的な学習を進めているところ。また、作業所等授産所等の訪問をしまして、そのようなところの障害者理解も含めましたそういう活動をするということで、そのようなことにつきましては、多少温度差ございますが、小と中、連携しながら地域を上手に生かしながら、子供たちの活動ということにつきまして、鋭意努力しているところでございます。



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) ありがとうございます。

 先ほどの答弁で、僕自身にすれば残念だと思ってるんですが、本年度総合的教育力活性化事業として学校、家庭、地域連携による協議会を立ち上げ、三者が一体となって子供をはぐくむことを全中学校区で取り組んでいきたいと考えて、これもっと早うから取り組んでおられるように僕は思ってたんですが、残念ながら今から取り組むということなんですが。ただ、これも先日のテレビ放映でされておったんですが、ある中学校で地域の老人ホームに、それも3日間体験学習ということでボランティアとしてお世話に行って、いろんなお年寄りと接する中での思いをこの間テレビ放映されておった。地元のそういう密着した、いろんなボランティアをやはり小さいときからやって、いろんな人と接していくということによっても子供さん方の成長が変わってくるんじゃないかなと。ですからやはり今の核家族化、少子化の問題、いろんなことでのひずみが、今の大きな社会問題になっておる少年非行問題につながっているんじゃないか。

 ですから、やはりそういうことについてもテレビ放映で見ますと、やはりその地域地域によってでございますが、村おこし、まちおこしということで、教育委員会も含めて、まち自体が一つになってそういう活動をやっておられる。その一環として、先ほど言いましたように、中学校の子供が老人ホームへ、それも1日体験だけでなしに3日続けていくと。なぜ3日行くんかというと、お年寄りのおじいちゃん、おばあちゃんと本当に親しく話ができるには、やはり最低3日はかかると。1日の体験学習では意味がないということをこの間テレビ放映で言っておられました。やはりそういうぐあいにして、家に核家族化の中でお父さん、お母さんはおられてもおじいちゃん、おばあちゃんはおられない。実際にお年寄りになっていって、こういうぐあいに老人ホームで生活されているんだなというそういう体験。また、おじいちゃん、おばあちゃんにいろんなことをお話をする中での体験、こういうことをテレビ放映で見る中で、最低限3日は必要だということでやっておられたんですが、やはりそういうことも義務教育だけで、詰め込み教育だけでなしにやっていこうということを、僕はしていただきたいなというように思います。

 それと、先ほど言いましたように、今後の全中学校区での取り組みを考えていきたいということですが、僕が今言ったことも含めて、今後の取り組みについての思いはどういう考えでおられますか。



○議長(岩本健之亮) 米田教育監。



◎教育監兼学校教育部長(米田奉尚) 先ほど、地域協議会的な教育コミュニティーづくりということにつきましては、ことしからと言っておりますが、実は地域連携ということにつきましては、もう既に何年か前から核として取り組んでおるわけでございます。その中で、校区ごとにいろんな催しをしていただきながら、また、生徒指導の方の関係で健全育成ということになれば、交野市もいろんな形で育成団体が連携しているということもございます。そういう意味では、ことしから初めてしますという意味ではございませんが、予算に伴いながら、そして学校というものも中核にしながら、そして、子供たちの育成を教育面の中からも、また生徒指導の中からも、いろんな角度で総合的に考え直していきたいという出発点だというようにご理解していただけれはありがたいと思っております。

 なお、その中では、昨年度も議会の答弁をさせていただきましたが、職業的な体験学習ということがよく言葉に出てきました。これは、いろんな角度からあるわけでございますが、神戸の痛ましい事件、あるいは震災等におきまして、兵庫県が県下一斉に中学校単位でトライアルウイークというようなことをされたニュースを聞かれたことと思います。そういう意味で1週間、そのうち5日間でございますが、子供たちが地域、あるいは地域を超えてそのような職業的な体験をすることによって、いろんな学びをするというような例がございます。

 早速、資料等も取り寄せていただきまして、ご提供いただきました議員さんもいらっしゃいます。我々も、その学校等いろんなところに方々行きまして、そういう話もやはり地域性がございますが、学校の方で取り入れていきたいということで、早速その学校の校長さん、あるいは取り組んでおられる方につきましての講演会等夏には予定しながら、全体の意識を盛り上げて、そして2002年に向けての新しい教育課程の総合的な学習の時間には、そのような時間的な保障ができるような学校体制を組みたいということで、ことしから立ち上げながらその地域にお世話になっていくその段取りも地域協議会の中でいろいろやっていきたいと、こういうように思ってございます。1日、あるいは半日の意義も十分でございますが、長期的にできるような教育課程の編成を目指して、今後、そのあたりやっていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) よろしくお願いします。

 それで、もう一つ市長にお聞きしたいんですが、ここで開発公社が持っておる保有地の中で、今言いましたように体験学習とか、いろんな面での保有しておる土地が使えないか。また、市として、教育委員会の方に対して土地を貸してあげようということであれば、それなりの税金面の免除とかというような、やはり市もそういう中に入って、教育委員会の思いというんですか、一部のところでは、今小学校で7校、交野の自然まだまだ残っております。そういう中での、いろんな体験という一環事業としての中での取り組み、これももっとやはり僕は幅広くやっていただきたいなという思いの中で、やはりそういうものについての市としての提供できるものは提供していく、また、税金面での補助についても、そういう教育の一環としての考え方、今、財政が厳しい中ではございますが、やはりそういうこともやっていただきたいと思いますが、思いはどうですか。



○議長(岩本健之亮) 北田市長。



◎市長(北田輝雄) 今、土地開発公社所有の用地云々ということでございましたけども、私は、それのみならず、それも含めて市内の土地所有者、樹木にもよりますけれども、ただ草方々に生えて、逆に環境問題化しているというような土地があるとするならば、交野の子供たちを善良に導くための何かわかりませんけれども、こういう具体のものに有償、無償は別にしてお貸し願えますかとか、そしてまた、理解が得られれば、十分市として土地所有者にお願いに行くと、こんな具体のアクションも起こす必要があろうと、こういうように考えております。

 土地開発公社の土地につきましても、今、特別委員会等でオープンにしまして、どれが本当に、うちらの買うているものは何もございませんけども、ただ残念ながら、今日の実態で事業化がすぐにできないというものについては有効活用、あるいはこの際思い切って処分ということも、ぜひひとつ、議会の皆さん方のご意見も十分聞きながら、具体にこういうものに活用したらええのん違うかと、ここまでひとつ、ご意見を出していただきまして、検討をすることが交野の青少年問題、あるいは交野独自の教育というものが浮き彫りになってくるんじゃないかなと、このように考えております。

 そういうことで、一方でそういうハード、ソフト面の対応と合わせて、これは住民皆さん方のどっかの団体、私が行って言うたことあるんですけども、愛の一声運動というのも以前盛んになったんですけども、これも難しいことなんですけど簡単なんですね。私の考えは、子供たちが自分の子供は絶対そういう道に行かないだろうという自信を持っておられる親御さんが相当数おられると。しかし、その確認ができてないと。そうすると、実は何々さんのところへ勉強をしに行くわと言うて家を出たっきりで、実は何々ちゃんのところに行ってるかどうかは確認できてない。そのときには、やっぱり相手方が、本当に来た場合には、「お母さん、今子供さん来ておられますよ」という、その単なる電話が本当に愛の一声運動につながるんやと。ぜひひとつ、10円を惜しまんとやったってくれと、こんな話をしたこともあるんです。そういう小さなことなんですが、やはり教育監が答えてましたように三者、学校、家庭、地域、特に私は、3つとも大事なんですけども、今交野で、あるいは日本全体がそうだと思うんですが問われるのは家庭、これが非常に見直し、ディスカバーせないかんなと、こう思うんですが、それに対して、我々行政の立場で具体にこんな運動を起こそうじゃないかとか、何か考えを出して徹底していかなければいかんなと、こんな気持ちでございます。

 ………



○議長(岩本健之亮) 3番、堀議員。



◆3番(堀憲治議員) どうもありがとうございました。2点について質問させていただき、誠意あるご答弁ありがとうございました。

 特に総合計画基本構想第3次の分は、10年を見通した総合計画でございますが、これも来年4月からスタートということで、大いに星のまち交野を取り込んだ総合計画基本構想をご期待申し上げたいと思います。教育行政についてもですが、本当に教育委員会も含め学校の先生方は一生懸命取り組んでいただいておることについては感謝申し上げたいと思います。なかなか教育問題も難しゅうございますが、今後とも子供のために一生懸命やっていただきたいとお願いをして、一般質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 議事の途中でありますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。

    (午前10時42分 休憩)

    (午後1時20分 再開)



○議長(岩本健之亮) 再開いたします。

 この際お諮りいたします。午前中の堀議員の質問の中で、市長答弁について不穏当な発言があり、ただいま市長からお手元に配付いたしました市長答弁で、下線部分を取り消したいとの申し出がございます。

 お諮りいたします。申し出どおり下線部分を取り消すことにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議ありませんので、申し出のとおり取り消すことに決しました。

 6番目の質問者、無会派栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 無会派栗原、一般質問をさせていただきます。

 第1点目、ごみ処理問題について。

 ごみの透明袋による排出が開始されて3カ月、その目的、ごみの減量化と分別は進んでいますか。また、広報5月号でごみ減量のキャンペーン記事が書かれましたが、今回はこれらを踏まえた啓発の面からごみ問題にアプローチしたいと思います。ご答弁をよろしくお願いします。

 2点目、第二京阪道路管理者協議について。

 管理者協議が始まって丸2年が経過しました。この間、進捗状況について私自身、また、他会派議員の質問が何度となくされましたが、区切りの2年、今までの経過とこれからの見通しをお聞かせください。後ほど再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(岩本健之亮) 1点目の答弁者、北岡理事。



◎理事(北岡紘) 無会派、栗原議員さんの1点目のご質問、ごみ処理問題についてお答え申し上げます。

 現在、ごみ問題はかつての公衆衛生の向上を目指した処理、すなわち市町村が固有事務として、その区域内における一般廃棄物を生活環境の保全上、支障が生じないうちに収集し、これを運搬し及び処分しなければならないという処理処分型の後始末ごみ処理から、ごみの減量、公害防止、資源の再利用等省資源、省エネルギー及びごみゼロ社会を目指したリサイクル型、すなわち循環型社会の処理システムへの転換が求められております。

 私たちはこれまで、物質的豊かさや利便性を追い求め、大量消費が美徳であるかのように錯覚し、まだまだ使えるものや、資源として再生できるものまでもいとも簡単に捨ててきたのです。その結果、今や人類のみならず、すべての生物の生存基盤である地球そのものにまで影響を及ぼすほどになってしまいました。

 このまま私たちが地球上の資源や環境を浪費する形で大量生産、大量消費、大量廃棄を繰り返し、環境中に廃棄物や排ガス等を排出し続ければ、地球の環境のバランスが崩れ、私たちの世代、さらにその次の世代が大きな被害をこうむり、やがては私たちの子孫の生存ですら危うくなってしまうことは明らかです。今こそ正しい理解の上に立ち、地道な努力を積み重ねて社会の仕組みを循環型に基づく持続可能なものへと変えていかなければなりません。そして、今や私たち一人一人のすべての人々が自分たちの価値観やライフスタイルを見直していくことが強く求められているのです。

 したがいまして、本市におきましては、平成3年度から分別収集に取り組むとともに、年々分別及び選別の種類を拡大し、システム的に可能な範囲で可能な限り資源としてリサイクルしてまいりました。現在、リサイクル推進室ではアルミ、スチール、瓶、ペットボトル、乾電池及びパック連さんがやってくださっている牛乳パック、ダンボール回収への協力、寺作業所におきましては、これらの品物のほかに、金属くず、モーター、コンプレッサー、アルミがら、銅、プリント基板、プリント基板のトランスやコンデンサー、テレビ、電子機器、蛍光灯、水銀を含む鏡、体温計、温度計、古紙類、古布、ボーリングの玉、電気コードを剥離した際に出る塩化ビニール、出してはいけないものとされているもので、危険防止のためにやむなく処理している消火器、バッテリー等再生資源として利用できるもののリサイクル及びフロンガスの回収等を行っております。

 しかし、残念ながら5月末まで出荷していました古布については、6月からにおい等の利用から受け取りを拒否され、頭を痛めております。

 なお、透明袋の実施につきましては、当初4月1日から実施するといたしておりましたが、諸般の事情から6月末までを猶予期間を設けて試行し、7月から完全実施いたしました。これにつきましては、猶予期間を置くような生ぬるいことをするなという強いおしかりと激励も少なからずいただきました。6月後半には、90%以上の方々が透明袋を使用されておりましたので喜んでおります。なお、7月からは着色ごみ袋での排出は、心は痛みますものの取り残してまいりますので、よろしくご理解賜りましてご協力くださいますようお願い申し上げます。

 さて、透明袋での収集は、本市は北河内で1番最後の実施となりました。先行した各市の状況をお聞きしますと、ごみ減量に効果があったと申しておりますので、今後のごみの減量に期待いたしております。

 なお、本市のごみ量の現状につきましては、特に月、木、火、金の可燃ごみにつきましては、1人1日当たりの排出量で見ますと、平成9年度626g、平成10年度617g、平成11年度607gと減少いたしておりますものの、排出量では平成9年度1万7,407t、平成10年度1万7,193t、平成11年度1万7,224tとなっております。

 平成12年度5月末の人口が7万8,324人となっておりまして、人口増が進み、さらにダイオキシン等の問題から地域での焼却ができない状況等によりまして、自治会等での草刈りの清掃活動、公共施設等から出る燃えるごみ、民間事業系の一般廃棄物、可燃性粗大ごみの破砕ごみ等を合わせますと、平成9年度2万484t、平成10年度2万2,410t、平成11年度2万4,516tと増加いたしておりますし、施設組合での焼却量は、平成11年度両市分で4万736t、1日当たりの量は111.3tとなっております。

 なお、施設組合の1号炉の公称能力は1日90tでございまして、現在無理炊きをしている状況でございますし、1号炉点検、または修理が必要になったときには、ピット前に400tものごみの山ができてしまったこともたびたびございます。もはや限界に近づいている状況であると言っても決して過言ではございません。

 したがいまして、毎回同じことを申し上げて恐縮に存じますが、どうか市民の皆様方におかれましては、ごみを減らしていただくことと、有害なものを捨てないことがごみ問題の原点でございますので、日々の暮らしの中で、できるだけ使い捨ての商品を選ばないことと、化学製品、化学物質の使用をできるだけ控えること、物を大切に使い切ること、大量に買い過ぎて賞味期限が切れ、そのままでごみとして捨てるような生活はやめること、そして、すべて再利用や再使用することを意識し、実践行動を起こすこと、そして、一人一人が自分の問題として真剣に考え、これは自分たちの子供や孫たちの生存にかかわる重大な問題なのだと理解し、排出抑制の努力を積み重ね、ごみを出さない生活に心がけてくださいますよう、重ねてお願い申し上げまして答弁といたします。



○議長(岩本健之亮) 2点目の答弁者、小川理事。



◎理事(小川武士) 栗原議員の2点目のご質問、第二京阪道路の管理者協議についてご答弁申し上げます。

 ご案内のとおり、本市では、現在事業主体等との管理者協議を鋭意進めているところでございまして、これまでの進捗状況についてご報告申し上げます。

 まず、道路交差協議についてでございますが、事業主体より提示されました事業者案によりますと、国道、府道等の主要幹線道路につきましては、二国一般道と平面交差する構造となっており、市道等につきましては、副道と接続、または統廃合される計画となっております。しかし、この計画案では、主要幹線道路の交通渋滞や地域分断等が懸念されることから、主要幹線道路については、一般道と立体交差させる構造の検討や、市道等については、地域住民の利便が損なわれない機能復旧の検討等を要望しており、間もなく事業主体よりその検討図書が提示されることとなっております。

 次に、河川交差工事についてでございますが、本市が管理する準用4河川等については、将来の河川改修計画に合わせて、二国との交差部の断面をどのように整理させるのか。また、当該道路の雨水排水をこれらの河川で処理する能力があるのかどうかの検討が必要ですが、本市では、これらの協議のための調査資料が不足しておりましたことから、事業主体の協力も得て昨年度において将来改修計画案の策定作業を行い、その成果品ができ上がったところでございます。現在、これらの将来計画案に基づき、当該道路区域内の河川等の改修方法や当該道路の雨水排水の処理方法等についての協議を進めているところでございます。

 次に、農業用排水路、井戸、ため池等の協議についてでございますが、当該道路周辺の農業用排水路や井戸等の確認については、地元区長及び水利組合のご協力を得ながら、昨年2月ごろから現地踏査を行い、現状の掌握がほぼ完了し、特に井戸につきましては、事業者において、事業による影響を調査すべく、本年度から現況の水位等の調査に入る予定をされております。また、倉治地区におきましては、財産区所有のため池が第二京阪道路にかかるため、本年度より諸調査が行われ、今後地元の意見を十分聞きながら、機能復旧対策等についても協議がなされていくものと考えております。

 次に、文化財調査についてでございますが、昨年12月より青山地区から免除川までの間において当該道路用地の試掘調査が行われ、その結果、アリイケ遺跡において6世紀古墳時代及び十三、四世紀ごろの集落跡が一部で確認されております。

 また、本年6月より私部西5丁目地区から枚方市茄子作地区の間において同様の調査が行われ、今後、本格調査の必要性についての検討が行われるものと聞き及んでおります。なお、このような試掘調査は、引き続き二国全線において行われるものと考えております。

 以上の協議のほかに、上下水道の占用関係等の協議も残されておりますが、これらの協議につきましては、関係各市にも共通する課題でもあり、各市と十分に調整しながら、今後も引き続き協議を進め、一応の協議内容が整いましたなら市議会にもご報告申し上げ、ご意見等を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 再質問させていただきます。

 北岡理事には、いつも同じような詳しいご答弁をいただき恐縮でございます。それだけに、環境事業部、また、リサイクル室の皆さんがどんなに懸命に取り組んでいらっしゃるかがわかりまして、私も一市民として、また市議として力を合わせていきたいと思うわけでございます。

 さて、透明袋で出してもごみ減量にも分別にもならないという意見も周りで聞きましたけれども、今のお答えでは、多くの人にとっては、やはり分別と減量が意識化されているようでよかったと思います。既にごみの減量、分別を一生懸命取り組んでいられる方にとっては、こんなことは生ぬるいというような気持ちから私に質問をされたわけなんですけれども、多くの方が減量や分別に取り組むことが大変地平線を広げるということで、私はよかったと思っております。事業部のご努力に感謝いたします。

 さて、その袋の材質ですけれども、塩化ビニールではなくてポリエチレン製のものが多く出されていますでしょうか、お尋ねします。



○議長(岩本健之亮) 北岡理事。



◎理事(北岡紘) 透明、または無着色の半透明の袋でございますが、交野市が勧めておりますのは塩化ビニール製ではなくて、ポリエチレン製でお願いいたしております。現在、ほとんどのごみ袋がポリエチレン製に変わってきておりますので、ぜひお買いになるときには、その辺も確かめて購入いただきたいと、このように思っております。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) ありがとうございます。

 では、広報5月号で減量に対するキャンペーン記事が書かれておりましたけれども、そのところで、ごみの減量化はダイオキシン発生を抑制すると書かれていましたけれども、もう少し踏み込んで、塩化ビニールやプラスチックなどの塩素系のものを燃やすと特にダイオキシンが発生するから、できるだけ塩ビ製品を使わないようにというようには言えなかったでしょうか。お尋ねします。



○議長(岩本健之亮) 北岡理事。



◎理事(北岡紘) ダイオキシンの発生メカニズム、完全に解明されておりません。通常、物を燃やしたらダイオキシンが発生するといいますが、大部分はごみのような雑多な種類のもの、ごみは多くの元素、または分子構造を持ったものを含んでおりますので、それらが焼却炉の中でぶつかり合い、そしてダイオキシンが出てきたと。ただ、燃やさなければ出ないのかといえば、塩素、漂白工程、紙の工程ですね。それから、農薬等の生成工程等でも出ますし、塩素イオンというのは至るところに存在いたします。まだ発生メカニズムははっきりとはなっておりませんが、通常の場合、塩化ビニール、プラスチックのうちでも塩素を含むのは塩化ビニールと塩化ビニリデンです。通常の場合は、塩素と水素というのは、非常に相性がよくて塩化水素というものが生成されます。この塩化水素も確かに有害ガスです。ただ、ダイオキシンの場合はデノウボウ生成されているんではないかと、こういうことが言われておりまして、これは前の議会でも答弁いたしておりますが、銅などの重金属が触媒の働きをする過程で出てくる。だから、塩化ビニールを燃やしたら出てくるというんじゃありません。たばこを吸っても草を燃やしても出てきます。非常にまだ解明されておりませんが、そういった状況の書物を読みましたので、電気製品のコンセントですが、ああいうものは本来破砕してしまって燃やすんですが、中に銅が入っていると。そして被覆しているのは塩化ビニールだと。そうしたら、1回これについてルートを探してやってみようという形でやっております。

 そういった形でございますので、塩化ビニール、塩化ビニリデンだけがダイオキシン生成のものじゃないということをまずご理解いただきたいと思います。ただ、先ほども申し上げましたが、しかし、そうだからといって、やはり自然生命体からできた物質以外の化学製品でございますので、できるだけ使用を避けていただきたいと思っております。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 大変詳しくご説明いただき、本当に北岡理事には敬意を表します。

 しかし、一般の市民、私もなかなかわかりにくいのでありまして、それで、例えばよその市の例を出して恐縮なんですけど、九州の佐賀市では市長みずからが塩ビ系をできるだけ使わないようにとお願いの呼びかけをされているそうです。もちろん、塩ビ協会からのいろんな働きや、悪く言えば圧力みたいなものもあるようですけれども、要するに環境のことを考慮してということで、トップみずからが取り組んでいるということを読み聞きいたしました。

 それで、非常に今、北岡さんのお説にしても、学者の見解が分かれるところでもありますけれども、やはり特にというところで、塩化ビニールということは危ないものであるとか、それから、何も燃やすだけじゃなくて、塩化ビニールは非常に安価で便利です。そのかわりにつくる過程で、または保存、維持する過程で、そしてその使い終わった過程で非常な害をもたらすということを聞き及ぶにつれて、一人でも多くの方がこういうことをお互いに知識を共有することによって、塩化ビニールというのは便利だけど余り使わない方がいいし、代替、かわりのものがあったらそれを使ったらいいんじゃないかというようなことを、私たちはやっぱり学習する必要があると思うんです。

 そこで、市の方でも、例えば環境生活課、そういうところでキャンペーン記事を張ってもらったらというふうに思うわけです。

 少し続けて申し上げますと、行政は啓発とユーザーとしての立場があると思うんです。それで、ユーザーについては、市民のリーダーとしての立場から何でも言えるわけですけれども、啓発は、今理事がおっしゃったように、非常に難しいこと承知しております。いろんな関係の業界の方や、経済活動によって生計を立てていらっしゃる方もいるわけですから、ですけれども、それを承知の上で環境を守るという立場から、より安全なものがあるということを知らせることが大切だと私は思っております。

 それで、それではまず、市の職員の方の意識や態度が大切だと思っているんですけど、昨日も他会派の議員さんから、天野川の水質を守るために合成洗剤の使用を控えてというような要望が出されましたが、私は以前から庁内での洗い場では石けんを使ってとお願いしておりました。ですから、この際、母なる天野川を抱える交野市役所から率先して合成洗剤を使わないようにしていただきたい。次に、塩化ビニール製のものをできるだけ使わないようにしてほしいということをお願いしたいわけですけれども、環境生活課の担当の方、一言お答えいただきたいんですけどいかがでございますか。



○議長(岩本健之亮) 奥田理事。



◎理事兼市民生活部長(奥田鐵彦) きのうの他会派のご質問に対しまして、十分回答ができてなかったかと思いますけれども、石けんイコール100%使用で日々の我々の利便が保たれるかどうかというような一面があろうかと思います。今日、業界でも一定のものについては、かつてはおっしゃっていただくように、石けん一辺倒が最も好ましいと、これは大体世間の常識になっていたかと思います。

 今日は、その後いろいろ科学者の研究等々変遷もございまして、やはりそうはいっても、合成洗剤の中でも使い方によって、あるいはその生成の度、あるいは使用量等々によっては、絶対的に果たして制約してやっていけるかというようなことを議論されているのも、これもまた事実でございます。そのときに、合成洗剤の毒性は是か非かというご質問がきのうもございましたので、この2局の答えとしますと、やはりこれは合成洗剤の毒性なしとは言い切れないという意味で、私は確かあると思いますと、このように答弁させていただきました。

 そういう経過もございますので、これからもちろん理想に沿ってできるだけのことはやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

    (「奥田理事、啓発の問題と合成洗剤をやめて石けんに切りかえるからという2つの質問ですので、もう少し」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 奥田理事。



◎理事兼市民生活部長(奥田鐵彦) 啓発につきましては、きのうも答弁させていただきましたように、石けんの使用をしていただくような方向で、石けんが最もやっぱり自然環境等々に1番優しいという意味で啓発していくことを我々としては啓発の対象者、それから方法等いろいろございますけれども、現在もかなりやっておりますけれども、さらに枠を広げて、あるいはまた度合いを広げてやっていくような方向で検討させていただきたいと、きのうこのように答弁させていただいておりますことに、今も考え変わりはございませんので、よろしくお願いいたします。

    (「塩化ビニールの啓発はしていただけますかと。検討されますかされませんか。」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 奥田理事。



◎理事兼市民生活部長(奥田鐵彦) 前段で、北岡理事の方から塩化ビニールのみが問題と決めつけてかかりにくいところもあるというようなご答弁があったかと思いますので、これは、今後いろいろとそういう方向はもちろん絶対的にはそれが1番問題だということになっておろうかと思いますけれども、塩化ビニールはできるだけ使わないという方向は、我々も環境事業所の方としまして、どういう啓発がいいのか、これは共同して協力しながらやっていくべき問題かと考えております。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 例えば、消問研の方々が展示会を開いたりするときには、塩ビ系じゃなくて、非塩ビ系のラップをお土産とか景品に出されておりましたので、中では進んでいると思うんです。ぜひ、これをもっと広範な範囲で広げていただきたいと。

 例えば、市内の金融機関でのお土産、景品にラップ類とかありますけれども、それもできるだけ非塩ビ系のものをというふうなキャンペーンというんですか、お願いをしていただけたらとお願いする次第です。

 大体、市役所の役割は、一般市民のリーダーとしての責任が重いと思うんですね。私、グリーン商品の使用をと訴えてきました。おかげでといいますか、それだけじゃないと思いますけれども、広報紙が100%再生紙使用になりましたよね。大変私は喜ばしいことだと思っております。次は、非塩ビ使用の促進です。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 ついでに、今1番啓発してほしいのはペットボトルについてなんですけれども、1本当たりの回収経費について試算されたことがあるでしょうか。もしありましたらお教えください。



○議長(岩本健之亮) 北岡理事。



◎理事(北岡紘) ペットボトルを含めてあらゆるものをやっておりまして、どこからとどこまでがペットボトルの費用かというのがちょっと収集の方では非常に出にくいんです。重さで案分するという方法もありましょうけれども、ペットボトルはかさばっておりますし、相当収集に手間がかかっております。当初始めたときは1週間に1回の予定が、現在は毎日です。これも、作業に従事してくれる職員が自分の本来の仕事のごみの収集が終わってから軽トラック等に乗りまして回収に回っていると。だから、ペットボトルを回収しなくてもその方々に給料を払いますので、決して安くならないわけなんですが、ただ、リサイクルセンターで、一応ペット班というのがおります。そこでのベーラーかけまでの作業にどれぐらいかかっているかと。これはあくまでリサイクルセンターの中での話です。

 うちの方も収集専属のペットボトルの収集班というのがあれば出しやすいんですが、そういう機材もすべて供用しておりますので、リサイクルセンターの中で見ますと、平成9年度ペットボトル1本当たり27円27銭、この処理費用にかかっております。ここには収集経費は入っておりません。このときは、8,960?で14万9,333本ですので、量が少なかったというようなことと、一応日本レスコというところへ出しておりました。これが、処理経費がキロ当たり50円支払いました。そのときのペットの専属作業員は2人です。当時、何回もこれもお話しましたが、ペットボトルのラベルを外せ、何やら外せ、洗え、こういう非常に厳しい基準がございまして、ラベルを外したり洗うたり、そんなことしてたら余計人件費がかかりますし、なおかつそういう作業でかえって額が大きくなってしまうと。ペットストーンは、ペットボトルだけやなしに2割、その他プラスチックが入ってもいいということですので、洗わなくてもよい、洗った後の汚れた水が川に流れない、こういう理由からそこへ持っていきました。このときには量が少なかったということで27円27銭。それから、平成10年度、これは3人になりました。量は4万9,590?、82万6,500本と急増いたしました。1人ふやさなければどうにも処理できないということですが、1本当たりにしますと、10円5銭かかっております。なお、平成11年度は125万7,000本集まりました。ここから実は、ペットボトルリサイクル協会のルートに乗せております。これは、処理単価が安くなってきた。そして、市町村負担分が安くなってきた、こういう理由からでございまして、例えば、今の単価でいきますと、処理経費はキロ当たり88円82銭5厘払えという形になっておりますが、そのうちの市町村負担分は1%です。したがいまして、相当安い金額で引き渡せるということから、平成11年度、指定法人ルートですから、作業内容が相当細かくなります。現在6人の専従者がおります。単価は1本当たり5円74銭。収集費というのが、一番、本当は経費がかかるんですが、収集も入れますと、十二、三円はかかっているんじゃないかと、このように思っております。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) ありがとうございました。他市の試算では大阪市12円、川口市13円というような例を聞いております。それで、ちなみにメーカーの委託料、そのリサイクルにかかる委託料として、1本1円出すそうです。この差は何かというと行政負担が非常に高い、ということは税金で賄われているシステムということです。いろんなシステムを変えないといけないんですけど、1番手っ取り早いのは、私たちがペットボトルをできるだけ買わないようにすること、この現状をぜひ訴えていただきたいと思います。続けてお願いしたいと思います。

 最後に、給食センターに生ごみ処理機を導入されたことを大変うれしく思っているんです。手前みそですけれども、私は、平成8年第3議会の質問で、生ごみの減量を図り、堆肥をつくり、肥料としてリサイクルできる生ごみ処理機の導入を提案します。生ごみからつくる肥料はまさにリサイクルそのもので、処理機の導入には制約やいろんな難点もあることでしょうが、まず市内の学校で試験的に給食の調理かす、食べ残しを調理器でコンポストにして、それを花壇、樹木の肥料に、また、周辺の田畑の作物の肥料に活用してもらうというのはいかがでしょう。そういうことが、ごみの処理のコスト減ということばかりじゃなくて、教育現場での子供たちがリサイクルの大切さを目の当たりに実感することにより、教育効果が大きいというようなことを申し上げました。手前みそですけれども、ぜひこの生ごみ処理機の稼働を積極的に推進して、生ごみコンポスト化の突破口にしていただきたいと存じます。ありがとうございました。

 続けて、時間がありませんので、第二京阪のことについてお尋ねいたします。

 管理者協議が始まったのは、2年前の平成10年7月です。それまで、市はずっと築堤3条件の協議については、事業者案が出るまでに事業者と協議するということを言い続けられましたけれども、ついに管理者協議に入ってからもできるんだということを言われましたので、私は、最後のチャンスかと思って、その管理者協議の中のどこの段階で、いつされるのかというのを期待して待っていたんですけれども、ただいまのお答えの中では、築堤3条件にかかわるような協議がなされているということは全然触れられていませんでしたけど、いかがでしょうか、これからそのことはあるのでしょうか。お尋ねします。



○議長(岩本健之亮) 小川理事。



◎理事(小川武士) これは、従来からお答え申し上げておりますように、当然管理者協議の中で、基本的な環境対策について、私たちが実際に現在行われている、あるいは施行されているような、具体的に実施可能な環境対策をぜひとも引き出してまいりたい、かように考えております。

 ところが、現在の状況では具体の環境対策、いわゆる大気関係に対する環境対策はまだ示されておりませんので、その報告はあえてしておりませんでしたけれども、この際、管理者協議の中で、そういった問題についての具体的な回答を引き出してまいりたい、かように考えているところでございます。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 今からそのお答えを引き出していくとおっしゃいましたね。そうですね。聞き間違ってませんね。



○議長(岩本健之亮) 小川理事。



◎理事(小川武士) これは、従来からお答え申し上げておりますように、今までも、いわゆる築堤3条件、あるいは環境対策を要望してまいりました。その延長線上で今回の管理者協議の一定の合意と申しますか、そういうものに達するまでに環境対策についての考え方を引き出してまいりたい、かように考えております。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 平成10年8月広報で、管理者協議の申し入れを受けるに際して、環境保全など4項目実現に向けて、市の基本的な考え方を示されました。それは、対策大綱に掲げてあることと同じでしたので安心しておりまして、そして次の10月議会では、どの段階でということを強く問い正したわけでございました。そのときに市は、本市が納得のできる環境対策、つまり環境対策というとあいまいになりますから、本市の場合の環境対策は築堤3条件、これの考え方がはっきり示されるまで管理者協議の回答を返さないと答弁をされました。その時点で、イニシアチブは市にあるように思っていたんですけれども、今の段階ではまだなんですが、まだできるということなんですよね。

 もうお答えをいただきましたので、ちょっと最後に時間がありませんので、今までのことをちょっと述べたいと思います。第二京阪問題の要望することはただの1点なんです。交野の良好な環境を道路公害から守れるような構造にしてほしいこと、それだけです。

 そして北田市長さんも、第1期目の市長選で住民の願いをキャッチしてか、地下方式を最優先に検討するとおっしゃいました。しかし、地下水等の関係でそれは無理。かわりに環境に優しい築堤方式をみずから提案され、全市民に広報で知らせてくださった。さらに、92年交野市議会は、市民の会の築堤3条件の確保を求める請願を採択しました。築堤方式の留意点を遵守し、環境を守れる構造とすることを決議しました。そして、交野市第二京阪道路対策大綱を定めました。それから、今日に至るまで市長は、市、市議会、市民が一体となってこの問題に対処していくと言い続けられました。だんだんその姿勢、方針が後退していくように見えましたが、市も市議会も約束を守るしかないのではありませんか。ちょっと市長さんに一言コメントをお願いしたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 北田市長。



◎市長(北田輝雄) 今におきましても、大綱に基づいて管理者協議の中で何としても頑張っていきたいと、この姿勢に変わりはございません。



○議長(岩本健之亮) 2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) よろしくお願いします。

 さてここで、一沿道住民でずっと広報等を通して交野市の環境対策、つまり築堤3条件の実現を切望して注目していられる方からの手紙をいただきましたのでお読みしたいと思います。

 管理者協議において道路交差、河川交差について協議されたことがわかりましたが、沿道住民には日照、騒音、排気ガス、臭気など地域住民の利便性を上回る悪影響が心配です。広報11年7月号に載せられた交野市民アンケート、これは第3次交野市総合計画策定に当たって、市民の要望や意見を把握するために行われたアンケートです。これでは、交野は水がきれいで緑が豊かだから住みやすい。永住志向の人が80%、そして、まちづくりに必要な施策は自然環境の保全と回答した人が6割もありました。環境保全は、イコール健康福祉に直結することです。健康福祉都市を宣言されている市の市長、アンケートにあらわれた民を大切にされる市長さんだからこそ、今まで第二京阪道路は環境を守る構造にするよう、事業者から確約をとると約束されてきたのですよね。これは市の広報、平成3年8月号で全市民に知らせ、また、市長が沿道住民を集めて説明された築堤3条件方式を実現することであると私は考えます。ゆめゆめ約束違反をなさるような市長さんではないと心から信じて実現を待っていますということでございます。

 ご清聴ありがとうございました。十分にこの市議会の一員、皆さんと一緒に決議したということになっている市議の声も十分に心にとめていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 7番目の質問者、無会派中田議員。



◆4番(中田仁公議員) 議長のお許しをいただきまして、一般質問をさせていただきます。

 5月20日の週刊ダイヤモンド、ことしも全国自治体の財政状況がレポートされました。その中で、またまた本市はことしもワースト4位ということで、財政再建が本市の緊急最大の課題であるというふうに認識しているのは、皆さんご一緒だと思います。その中で、土地開発公社の経営改善は急務であり、この所有地の処分、また、活用に向けて特別組織を設けられて当たられておることに対しましては、遅きに失したとはいえ、その成果を期待するものでございます。

 そこでその一つとして、今回、星田の駅前の所有地について、暫定活用を検討されておるように聞いております。その概要をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 答弁者、阪長助役。



◎助役(阪長保) 中田議員の一般質問についてお答え申し上げたいと思います。

 ご質問ございました星田駅前の公社保有地についての暫定活用について、少し考え方を述べさせていきたいと思います。

 当該用地につきましては、平成7年にシティープラザ整備計画推進事業用地と位置づけいたしまして、国鉄清算事業団から現在の日本鉄道建設公団、国鉄清算事業本部より本市土地開発公社が先行取得したものでございます。当初は商業、業務、公共、公益施設と住機能の複合施設の建設を公的機関との連携で進める計画でございましたが、その後の社会状況、経済情勢の著しい変動によりまして、計画の具体化を中断せざるを得なくなりました。あわせまして、当用地取得の点から、地元星田駅前商店会のご要請により、数回の意見交換の会合を持っておりまして、その中で、活用面に関しましても、いろいろ建設的なご意見をいただいておりました。

 しかしながら、当市経費に見合う採算性、あるいは維持管理面の難しさ等々さまざまな問題点が浮上し、活用方法が具体にならず、今日に至っているのが現状でございます。

 このような状況下におきまして、当面どのように対処すべきかについて、町内で鋭意検討を重ねてまいりました。去る3月議会での他会からの質問に対しまして、暫定活用第1次分として、駐車場利用を優先的に検討していると答弁いたしておりましたが、維持、管理等のことを考えますと、民間のアイデアや運営ノウハウ等を活用すべきが望ましいのではとの結論に達し、4月26日の行財政対策特別委員会でご報告させていただいたところでございます。そして、この7月10日の広報紙で活用していただける事業者を応募し、広く事業提案を求める予定をさせていただいております。

 なお、貸し付けに当たりましては、平成17年度末を限度としておりまして、交野市土地開発公社保有地活用事業公募要領において、土地利用の制限や条件等を明記しているところでございます。できるだけ多くの方々からご提案をいただければありがたいと希望する次第でございます。どうかご理解賜りますとともに、今後ともご指導いただきますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(岩本健之亮) 4番、中田議員。



◆4番(中田仁公議員) どうもありがとうございました。

 当初、この話をお聞きしたときにああそうかと。そんで地元の商店街の方からお電話があって、もう少し詳しいことをお聞きしたいんだがということでご相談があったわけです。それで、担当課の方にお聞きしたり、いろいろして考えておったわけです。

 しかし、ちょっと考えてみますと、交野の駅前もきれいに整備された。磐船駅前も駅前広場はきれいに整備されている。そんな状況の中で、やはり交野の西の玄関口である星田の駅前が、我々、選挙のたびに、また、ティッシュ配りなどがありまして、しょっちゅう朝の時間、あそこに立つわけですが、非常に危険な状態にある。そういう状態があるにもかかわらず、5年間この土地がそのままほうっておかれて、さらに、これから5年間この状態が続くということで、本当にいいのだろうかと。星田はいつもぎょうさん議員出とるけど、星田の議員、何もしよらんやないかと、また星田へ帰ったら怒られるんのちゃうかと、そういう感じをいたしまして、実際、いろんな駅を回ってみましても、星田の駅がやはり1番危ないし、南星台であるとか妙見東から来られる方、また、星田の村の中から来られる方が駅に行くまでに、やはりあの道、枚富線を通らないで、何とか寝屋川の方へ行こうという人が抜け道として車で通られる。その合間を縫って歩行者なり、自転車なりが駅へ行くわけです。

 こうしたことが放置されたままで、あと5年間ここは民間に貸されてやられるということについては、駅前広場はもう少し基本的に考えてもわらないかんと思うんですが、そのあたり、いろんな問題があるんではないかなというふうに思います。

 そこで、平成7年にこの土地を購入されたということですが、今ちょっと答弁あったんですが、もう少し具体的にこの間どのような地元との話、また、本来ならば5年たてばマスタープランができてて当然だと思うんですよ。その辺での経過なり、お考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 福山都市整備部参事。



◎都市整備部参事(福山敬三) お答え申し上げます。

 先ほども話ありましたように、星田駅というのは非常におくれております。そういうことで、平成5年にシティープラザ構想、やはり星田文化ゾーンとしての星田駅周辺の整備のあり方、あるいは交通体系を確立しなければ南の玄関として機能しないと、こういうことでシティープラザ構想をつくったところでございます。

 そういうことで、この駅前広場につきましては、本市の南の玄関口にふさわしい土地利用を図りたいと。そして、先ほども言いましたように、核としてこの土地を起爆剤となるように活用していきたいと、そういうことで平成7年3月27日に買収したものでございます。

 当初の計画では商業、業務、住宅の複合施設を公的機関、当時の都市整備公団でございますが、共同で建設することを目指しておりましたけれども、急激な社会情勢の変化、あるいは市の財政環境の悪化などにより、当初の計画を中断せざるを得なくなったものでございます。現下の状況を勘案いたしますと、当初計画を再度再開することは現時点では困難でございます。当然我々といたしましても、再度検討すべく公団に話しかけたところでございますが、ご承知のとおりの経済状況の悪化と諸般の事情により、現段階では検討のテーブルには乗れないということでございます。

 いずれにいたしましても、星田駅の周辺の整備、あるいは交通体系、アクセスとしての道の整備が必要でございます。これらに大きな資金が要ることでございますので、その点、ご了承のほどよろしくお願い申し上げたいと、そのように思います。

    (「地元の話し合いあったんでしたら、地元との話し合い、今までに何回かあったんですか」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 福山参事。



◎都市整備部参事(福山敬三) 当然、この土地を購入後、この土地をどのように活用していいのか、地元の商店街、あるいは区を入れまして定期的に懇談を持っているところでございます。そういうことで、この土地につきましては、当然地域の活性化のために活用したいと、そういう思いでございましたが、諸般の事情によりおくれているというのが現状でございます。



○議長(岩本健之亮) 4番、中田議員。



◆4番(中田仁公議員) 今、財政問題いろいろあろうかと思うんですが、あの状況を見たときの危険度とか、周辺の交通の混雑度を考えて、あれが市の土地でなかったら何も言わんのですが、市があれだけの土地を持っていながら、それらに対する対応策が出てこないと。この問題が出てきたときも、当然先にあそこの土地があるんなら交通安全対策、最低限の交通安全対策ぐらいは講じていて当然ではないかなと。その辺の、問題を発見する能力といいますか、交野市はあえて、これは問題やないかという、そういう目をやはり職員全体で持っていただかないといかんなという感じがいたします。

 今後の、これから5年間貸すということなんですが、その間にやはりきちっとした計画、地元の振興とかということも考えながら、この地域をどうしていくかという計画をしっかりやってもらわないかんなと思うんですが、そのあたりについての計画なりお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 阪長行財政改革推進室長。



◎行財政改革改推進室長兼公有地活用処分推進室長(阪長敏) 暫定活用させていただくということで、地元の商店街の方とも事前にお話をさせていただいた段階で、駅の南側のロータリー、暫定活用みたいな感じで51年から使っております。また、そこへの道路のアプローチが弱いということで、北側ではございますが、バスの乗り入れの道路の整備もさせていただいているというお話もさせていただきましたが、何分やはり星田駅は山側といいますか、南側に帰られるといいますか、星田駅を利用された方が南側の方に帰られる、または来られる人が多いということで、特に暫定活用の期間におきましても、いろいろな道路5本ほどありますが、例えば一方通行とか、そういう車の規制はさせていただいておりますが、歩行者の安全対策ができてないのではないかと、そういうお話もさせていただきました。

 この暫定活用の土地、どのようなご提案がいただけるかわかりませんが、車の出入りが絶対にないということは考えられませんので、特に歩行者の安全対策につきまして講じていきたいということもお話をさせていただきました。今もそういう気持ちは変わっておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 手を挙げていただいた順番にお当てしますので、余りあせらずにお答えいただきたい。助役、もういいですか。4番、中田議員。



◆4番(中田仁公議員) どうもありがとうございます。

 これから本当にこの地域をどうしていくか。特に商店街、だんだん寂れていくというような声もよく聞きます。しかし、昔からあの位置で地域住民の、やっぱり利便のために頑張ってこられた皆さん方でございます。何としても、やはりもっと振興していかなければならん。また、だんだんどこが核かわからんようになってくる今のまちでございます。駅というのは、やはり一つの我々の地域の大きな核になってくるところだろうと思いますんで、地元の商店街の皆さん方、また、我々出身の議員、地域の自治会の皆さん方、いろんな私どももできるだけの考え方を出していきたいと思いますけれども、いろんな知恵を出していただいて、5年後にはすぐにかかれるように何とかプランを練り上げていただきたいなとお願いをしておきます。

 それともう一つ、助役に特にお願いしたいんですが、交通安全対策、ちょっと道側の幾らかは今度は貸さないというふうにしておられるようでございます。これについては、暫定活用の方向が決まり次第、早急に交通安全対策、歩行者なりの対策をお願いしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(岩本健之亮) 答弁者、阪長助役。



◎助役(阪長保) 前段のあの土地の利用につきましては、何分またいろいろとお知恵を拝借してまいりたいと、また、よろしくご意見を賜ってまいりたいと、こういう中で、この暫定期間中に何とか一定の方向性を見つけてまいりたいと、このように考えておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。

 また、公団の安全対策でございますが、先ほど市長も申しておりますように、事業者と申しますかあの土地を使っていただける方が決まりますれば、早急に安全対策についてもあわせて検討してまいりたいと、このように考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 4番、中田議員。



◆4番(中田仁公議員) よろしくお願いをしておきたいと思います。

 ほかにも公社、いろんな土地があるわけでございまして、ただ単に処分するとかということではなしに、今やはり使える、そういう形でどうしても使っていかないかんところもいっぱい出てくると思うんです。それによって、住民の利便なりに益する部分があろうかと思いますんで、そういう目でいろいろ検討していただきたいなというふうに思っております。

 ところで、実は昨年12月の議会で理事制度について質問させていただきました。3月か6月にその評価について議論をしたいと申しておったわけですが、しかし、残念ながら私も議会に復帰させていただいて9カ月、4回の議会を経験させていただきました。残念ながら、5年前と比べて非常に行政運営がぎくしゃくしているな、円滑にいってないというふうに思わざるを得ません。15人の理事さんがその能力を十分に発揮していただければ、5年前よりはもっともっと交野の行政うまく進んでいるはずやなというふうに思います。特に、議会のとの関係はどう考えても私の経験の中では最悪の状態やと思っております。その辺で、特に理事、部長の皆さん方の奮起をお願いしたいと思います。

 さらに、この4月からイントラネットとかいうやつが始まったようでございますが、理事、部長の机のどこを見てもコンピューターが乗っていない。イントラネットは事務連絡だけのもんではなしに、組織の意思というものを統一していくために使っていくものではなかろうかと思います。50過ぎてコンピューターをいじるのは私も大変でございましたが、何とか12月に質問させていただいた手前上やっております。若い職員に熟練した者がたくさんおりますんで、そこらの指導を受けながら皆さんも取り組んでいただけたら、非常にありがたいなということをお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(岩本健之亮) 8番目の質問者、無会派、前波議員。



◆1番(前波艶子議員) 議長のご指名をいただきまして、一般質問をさせていただきます。

 その前に、前回の3月議会の最終日、私の不注意により、議長初め各議員の皆様方、また市長並びに職員の皆々様方には大変ご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、高いところから失礼ではございますが、この場をおかりいたしまして、心よりおわび申し上げます。おかげさまで全快させていただきました。本当にありがとうございました。

 さて、今回の介護保険についての質問ですが、先輩議員の皆様方からも同様の質問をされていましたので重複すると思いますが、よろしくお願いいたします。

 介護保険がスタートして3カ月、現在の状況をお教えください。また、介護保険がスタートする前と現在との違いによる不満など窓口にご相談にお見えになった方などありますでしょうか。交野市内において現在独居老人の方が何人おいでになるのか。また、老夫婦の世帯数など市として把握されておられますでしょうか。6月25日の広報では、自己申告といいますか呼びかけをされておられたようですが、今現在、わかっている範囲内で結構ですのでお答えいただければと思います。そういう方々の実態をどの程度市として把握されているのか、何かが起きたとき、対応策はどのようにされるおつもりなのかお聞かせいただければと思います。

 私ごとで申しわけございませんが、事例としてお聞きください。現在私どもは、母、要介護3を認定していただいております。3月まではデイケアを週に6回お願いし、入浴週1回、医療を含めて月に5,000円程度でした。ところが、4月から介護保険がスタートし、枠内でおさめようとすれば週5回ぐらいにしかデイケアを利用することができません。しかし、我が家のような痴呆の場合は、現状を維持することが最大の治療です。そうすると、枠から出た分は実費で支払わなければなりません。保険で賄えれば1回が千三、四百円ぐらいで済むんですが、実費になれば1回分1万二、三千円かかります。その上、ショートステイを利用する場合、5カ月間で18日という範囲をいただいておりますので、デイケアで目いっぱい使っていた場合、日数の枠はあっても金額の枠がないためにどうしても実費になります。月に5,000円ぐらいで済んでいたのが、四、五万円かかるようになるんです。本当にお金がなければ年老いて生きていけないのかなと不安になるような毎日です。

 現在、痴呆の状態もかなり進み、再申請を4月にさせていただきました。原則として30日以内に通知がされなければいけないということですので待っていたんですが、少しおくれるという旨の報告をいただきました。そして現在、まだ何の連絡もなかったんです。どうなっているのか不安に思い、お電話を入れました。そうしましたら、病院の医師からの意見書がおくれているために、7月5日ごろに審査会が行われ、その後に通知しますと言われたんです。待っている方にすれば、そういう現状は一切わかりません。そして、その通知をいただいたときからさかのぼって、4月の申請日からその内容が適用されると言われました。事務的にはそれで済むかもわかりませんが、その枠内で四苦八苦している者にとっては、本当に1日でも幾らかでも枠が大きくなるということは助かることなんです。少し不親切なような気がしました。待っている者に対して、もう少し親切心があってもいいのではないかなと思っております。その辺のところもお聞かせください。

 スタートしたばかりで、担当職員の方々は本当にご苦労が多く大変だと思いますが、それぞれの介護者も大変な思いで毎日を送っております。気がついたことを出し合いながら、よりよい保険になるようにぜひお願いしたいと思います。

 長々としゃべりましたけれども、よろしくご答弁のほどお願いいたします。



○議長(岩本健之亮) 答弁者、中村保健福祉部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(中村由美子) 無会派、前波議員の質問、介護保険についてお答えいたします。

 介護保険がスタートして3カ月経過いたしましたが、他会派の答弁と重複いたしますが、本市介護保険の現在の状況についてご説明申し上げます。

 本年4月より5月末までの申請者数は264件で、そのうち認定結果通知をいたしましたのは171件、このうち約200件が更新申請件数でございます。この内訳でございますが、非該当、自立が2件、構成比率1.2%、要支援が29件、17.0%、要介護1が50件で29.2%、要介護2が21件で12.3%、要介護3が27件で15.8%、要介護4が24件で14.0%、そして要介護5が18件で10.5%となっております。認定結果の中で、1次判定結果と2次判定結果を比較して高くなったケースが20件、逆に低くなったケースは6件でございました。

 この更新申請につきましては、準備期間中に認定の有効期間を3カ月から最高8カ月までを設定し、窓口の混雑を緩和するため、また、利用者に対しご迷惑をかけることなどを避けるために平準化を図り、現在、順次受付をいたしております。

 今後、認定の有効期間は、認定審査会においてご本人の状態等を勘案されて、指定がない限り6カ月といたします。また、認定の有効期間最終日の60日前から更新申請ができることから、更新申請についてのお知らせは、ご本人あてに介護保険課から通知いたしております。しかし、認定申請をされ30日以内に結果通知を行うように法では規定されておりますが、資料が整わず、おくれることがありますので、遅延通知を出し、おくれる旨をお知らせしております。しかし、認定結果がいつになるのか不安であるとのご意見もございますので、今後は認定審査会において、審査される1週間前にご本人に電話、または封書により通知をしたいと考えております。

 続いて、本市の基盤整備の状況でございますが、6月25日号の広報紙に、本市内の介護支援事業所及び介護保険施設を含めたサービス提供事業所一覧を掲載し、市民の皆様にお知らせしたところでございます。近隣市を含め市外の事業者も利用することができますので、担当のケアマネジャーとよくご相談されるようお願いしたいと思います。

 今後は、介護保険事業計画に沿って、施設の誘致も含め大阪府と連携をとりながら、北河内県域の中で基盤整備を進めてまいりたいと考えております。

 なお、事業者への情報提供や事業者間の情報交換の場として、昨年12月に交野市介護保険居宅介護支援事業者等連絡協議会を発足させ、本年4月には居宅介護支援事業者部会、サービス提供事業者部会、介護支援専門員部会の3部会を設置し、各事業者等には今後指導等を含め周知徹底を図るとともに、事業者間における問題、サービス利用者からの問題など幅広く声を聞き、介護保険の充実に反映させることとあわせ、今後さらに情報発信の場としてまいりたいと考えております。

 簡単ではございますが、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

 なお、ご質問の中で十分お答えできていないことにつきましては、後ほどまたお答えをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岩本健之亮) 1番、前波議員。



◆1番(前波艶子議員) ご答弁ありがとうございました。国が定められたこととはいえ、介護者を抱えている家族は、本当に不安で仕方がないんです。今、3つの部会が持たれるということで、これからいろんな不満は反映されていくことを期待したいと思いますけれども、なかなかその話をさせていく場所、また時間が介護者には持てないのが現状だと思います。介護者親の会とか、介護者の会とか、存続している会もございますけれども、実際に介護中の方々はなかなか出向いていけないというお声も聞いております。そういう方々と、本当は横のつながりをしっかりしながら悩みを分かち合ったり、本当に助け合うという精神的なケアが必要だと思うんですけれども、その辺、私も介護する側の立場として、自分も頑張って声をかけていきたいと思うんですけれども、市の方からも何か目先、不安を解消できるような方向性でも考えておられることがあれば、少しでも不安が解消できるんではないかと思うんですけれども、その辺の対策等ございましたらお聞かせいただきたいと思います。



○議長(岩本健之亮) 中村部長。



◎保健福祉部長兼福祉事務所長(中村由美子) 実際に介護をされている方々のお声を私どもがお聞きする場としては、在宅の介護者の会の中でいろいろお話を伺ってまいりました。また、介護保険が具体にスタートしました段階では、私どもの方のそれぞれ福祉サービス課、あるいは健康増進課等の専門職の方でもって自宅への訪問指導も行っておりますので、そこの中で本当にうまくいってるのかどうかということのお声もお聞きしてまいりたい。また具体には、ケアプランを作成しますときにお声をおかけいただいた方からは、担当者も私どもの方のその家を担当している保健婦であったり、ワーカーであったりが実際にケアプランの場に参加させていただいて、この方の場合にはということで十分にお願いをすること。

 それからまた、介護保険の認定の場の中でも、この人の場合には必ずデイケアの場を利用させてあげてくださいというふうな条件が負荷されたような場合には、また必ずそういうふうなことができているのかどうか、そういうようなこともあわせて確認もさせていただいております。ですから、より幅広くそういう中でお伺いをしていきたいというふうに思っています。

 また、今後の介護保険のあり方につきましては、介護保険事業計画並びに老人保健推進委員会が4月から設置されておりますので、そういうふうな場の中で、十分な発言をいただきながら、それをうまく反映できるように努めていきたいと思っております。



○議長(岩本健之亮) 1番、前波議員。



◆1番(前波艶子議員) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 私も、今一番心配な部分といいますのは、やはり費用が伴ってくるということなんです。先ほども申しましたけれども、本当に介護保険がスタートしてから各家庭によってはかなりの金額になってきます。そういうときに、生活の中でその金額を産出しなければいけない。それを何とか賄っていこうとすれば、少しでも今まで受けていた分を自分で見ながらその費用を少なくしていこうという方向になりかねないと思うんです。

 そうしたときに、一番追い詰められるのがやっぱり介護する人たちなんですね。そこで大きな事故になりかねないのかなとちょっと不安に思うことがあるんですが、そういう大きな事故につながらないためにも、ぜひとも対策、簡単にできることではないと思うんですけれども、俗に言う横出し、上乗せというんですか、福祉を膨らませたような交野市独自の何か考えを、やっぱり皆さんとともにぜひ考えていっていただきたいと思っております。

 本当にスタートしたばかりで大変で、介護する側も四苦八苦しておりますし、担当者の方々も本当に手さぐりの状態でご苦労が目に見えるんですけれども、ぜひこれはこれから先長いことですので、ぜひとも意見交換をしっかりと交えながらよろしくお願いしたいと思います。

 先ほども一つお願いしてましたけれども、独居老人、または老夫婦で生活されている方々、まずその介護が十分にできない状態のご家庭もたくさんあると思うんですけれども、それを地域の民生委員の方々を通じてでも、できるだけ事細かく把握され、大きな事故にならないように、ぜひともお願いしたいと思います。いつもお願いすることばかりで申しわけないんですけれども、本当にそういう立場に立っておりますので、身に迫って私自身も感じております。

 何とか1人でも楽しい老後を送っていただけるようにと考えておるんですけれども、なかなかやっぱり人の中に出ていけないお年寄りの方、たくさんいらっしゃると思うんです。閉じこもりがちの方、身近に感じておられる方がいらっしゃれば、少しでも皆さん方で声をかけあって、一歩でも玄関から外へ出られ、楽しい時間、ひとときでもいいですから過ごしていただけるように努力していただきたいなというふうに思っております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。時間、いつも余ってしまうんですけれども、なかなか思うように質問できなくてあれなんですが、これはもう本当に皆さんと一緒に頑張っていきたいなというふうに思っております。

 私ごとばかりで申しわけございませんが、地域でもお年寄りの方が楽しんでいただけるように、今、私個人でもちょっと取り組みをさせていただこうというふうに、今、声かけをさせていただいております。歌体操をしたり、ちょっと手作業をしたり、少しでも楽しんでいただける場をと思ってやりかけているんですけれども、こういう輪が少しでも広がって、交野市で、交野に住んでよかったなと思っていただけるようなまちに、行政側、そして私たち市民側も頑張りますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 以上で本日の日程は終了いたしました。来る7日は午後から本会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。

    (午後2時40分 散会)