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大阪府 交野市

平成12年  3月 定例会(第1回) 03月28日−06号




平成12年  3月 定例会(第1回) − 03月28日−06号







平成12年  3月 定例会(第1回)



1. 開議  平成12年3月28日 午前10時00分

1. 出席議員

  (議席)

      2番  栗原俊子         3番  堀 憲治

      4番  中田仁公         5番  竹内友之輔

      6番  山口幸三         7番  浅田耕一

      8番  稲田美津子        9番  渡辺利雄

     10番  大中寛次        11番  白岩陽太郎

     12番  有井貞登        13番  吉坂泰彦

     14番  谷  巖        15番  小林弘子

     16番  中上さち子       17番  坂野光雄

     18番  吉井治海        19番  岩本健之亮

1. 欠席議員

      1番  前波艶子

1. 議会事務局職員出席者

   局長     林 充彦      次長     雲川安晃

   課長代理   東 良昭      課長代理   住野 博

   事務職員   福田美樹

1.法第121条による出席者

 市長         北田輝雄   助役         阪長 保

 収入役        奥西正明   教育長        永井秀忠

 理事         橋川英男   理事         北岡 紘

 理事兼会計室長    河野幸恵   理事         金谷行允

 理事兼水道事業管理者

            林  隆   理事兼市民生活部長  奥田鐵彦

 職務代理者兼水道局長

                   理事兼地域振興券交付

 理事         小川武士              森本恭司

                   事業推進室長

 理事兼教育次長兼

            松本雅文   理事         高島康光

 教育管理部長

                   理事兼消防長兼

 教育監兼学校教育部長 米田奉尚              北田樹徳

                   消防署長

 行財政改革推進室長  阪長 敏   総務部長       雲川勝己

 保健福祉部長兼           環境事業部長兼

            中村由美子             武田博甫

 福祉事務所長            環境第1課長

 都市整備部長     山本光茂   特別事業対策室長   加嶋喜市

 同和対策室長兼

            川崎勝博   生涯学習推進部長   加地健彦

 人権擁護推進室長

 交野市立図書館長   関本 稔   総務部参事兼税務長  北田照夫

 保健福祉部参事兼

 社会福祉課長兼

            柴野東樹   都市整備部参事    福山敬三

 福祉サービス課長兼

 介護保険準備室長

 都市整備部参事    立小野 茂  総務部次長      佐治秀隆

 市民生活部次長           教育管理部次長兼

            森田安弘   教育総務課長兼    星野義博

 兼市民課長             保健給食課長

 市民生活部副参事兼         環境事業部副参事兼

 環境生活課長兼    栗田崇彦   リサイクル推進室長兼 龍見勝彦

 水質検査室長            環境第2課長

 生涯学習推進部副参事

            中角弘文   行財政改革推進室課長 菱田 仁

 兼社会教育課長

 秘書室長       松本孝則   人事課長       宇治正行

 企画調整課長兼

 企画調整係長兼    久保正信   財政課長       松宮 誠

 統計・情報政策係長

 総合受付窓口推進担当

 課長兼地域振興券交付 福井得司   星田出張所長     堀井英明

 事業推進室課長

 保険年金課長     西川 豊   農政商工課長     西原 忍

 機能支援センター所長 田中淳一   健康増進課長     木原 剛

                   公園みどり課長兼

 道路河川課長     奥野隆雄              三宅 昇

                   公園係長

                   第1・第2・第3学校

 下水道課長      青木国光              奥西 平

                   給食センター所長

 学務課長       八木隆夫   水道局庶務課長    島本通弘

 行政委員会事務局長  片岡弘和

            議事日程

                            平成12年3月28日

日程第1  議案第38号 監査委員の選任について

日程第2  議案第39号 公平委員会委員の選任について

日程第3  議案第40号 固定資産評価審査委員会委員の選任について

日程第4  議案第41号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

日程第5  議案第31号 平成12年度交野市一般会計予算について

           以上、予算特別委員会付託議案

日程第6  議案第30号 平成11年度交野市一般会計補正予算(第7号)について

           以上、総務文教常任委員会付託議案

日程第7  議案第10号 交野市介護保険条例の制定について

日程第8  議案第11号 交野市介護保険円滑導入基金条例の制定について

日程第9  議案第12号 交野市介護給付費準備基金条例の制定について

日程第10 議案第13号 交野市介護保険特別会計条例の制定について

日程第11 議案第25号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について

日程第12 議案第32号 平成12年度交野市国民健康保険特別会計予算について

日程第13 議案第34号 平成12年度交野市交通傷害補償特別会計予算について

日程第14 議案第35号 平成12年度交野市老人保健特別会計予算について

日程第15 議案第36号 平成12年度交野市介護保険特別会計予算について

           以上、民生消防常任委員会付託議案

日程第16 議案第26号 交野市下水道条例の一部を改正する条例について

日程第17 議案第27号 交野市水道事業給水条例の一部を改正する条例について

日程第18 議案第33号 平成12年度交野市下水道事業特別会計予算について

日程第19 議案第37号 平成12年度交野市水道事業会計予算について

           以上,建設水道常任委員会付託議案

日程第20 議員提出議案第2号 骨髄移植に関する医療保険の適応拡大を求める意見書の提出について

日程第21 行財政対策特別委員会経過報告について

日程第22 ゴミ問題対策特別委員会経過報告について

    (午前10時00分 開議)



○議長(岩本健之亮) おはようございます。これより本日の会議を開きます。まず事務局から本日の議員の出席状況の報告を受けることといたします。事務局長。



◎事務局長(林充彦) おはようございます。議員の出席状況をご報告申し上げます。本日の会議出席議員は18名でございます。なお、前波議員は欠席の旨、届け出がございました。以上、報告を終わります。



○議長(岩本健之亮) 本日の議事はお手元に配布いたしました議事日程のとおり定めておりますので、ご了承願います。

 日程第1 議案第38号 監査委員の選任についてを議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。北田市長。



◎市長(北田輝雄) ただ今上程いただきました議案第38号 交野市監査委員の選任について、提案理由のご説明を申し上げます。

 現在、本市代表監査委員として大変ご苦労いただいております小寺保夫氏は、この3月31日をもちまして任期満了となります。小寺委員さんにおかれましては平成4年4月1日にご就任いただきまして今日まで8年間という長期にわたって並々ならぬご尽力を賜ったところでございます。願わくば引き続いてお願いを申し上げたいところでございますが、ご本人の辞退の意思が固いものがございましたことから、新たに後任の委員をお願い申し上げるところでございます。

 上程をお願い申し上げておりますのは、*************にお住まいの瀬越旻氏でございます。瀬越氏につきましては経歴書を添付いたしておりますように、財団法人日本監査役協会にも加入されておりまして、本市におきましては行革市民懇での会長等を歴任していただいたところでございます。瀬越氏の豊富な経験と、そして人格も高潔等々からしまして適任であると考えまして、その識見を生かしていただきたくご無理を申し上げ、ご就任をお願い申し上げる次第でございます。

 何とぞご理解いただきまして、ご協賛、ご賛同賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由に代えさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(岩本健之亮) 説明が終わりました。

 ただ今議題となっております議案第38号については委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第38号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第38号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり同意されました。

 日程第2 議案第39号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。北田市長。



◎市長(北田輝雄) ただ今上程いただきました議案第39号 交野市公平委員会委員の選任について、提案理由のご説明を申し上げます。

 現在、本市公平委員の委員長として大変ご苦労いただいております青野明氏でございますが、この3月31日をもちまして任期満了となります。青野委員さんには昭和51年4月からご就任いただきまして今日までなんと24年という長期にわたりまして並々ならぬお力添えを賜ったところでございます。願わくば引き続いてお願い申し上げたところでございますが、ご本人の健康等の理由をもちましてご辞退の意思が固いものがございましたことから、新たに後任の委員をお願い申し上げるものでございます。

 お願いいたします方は、***の***********に在住の宮本繁氏でございます。宮本氏につきましては人格が高潔で、そしてまた民主的、能率的な行政運営に大変ご理解をお持ちの方でございまして、また人事行政にも識見を有されておりまして、またそのお人柄から見ましても適任であると考えましてご無理を申し上げ、ご就任をお願い申し上げる次第でございます。

 何とぞよろしくご理解いただきまして、ご同意いただきますようにお願い申し上げまして、提案理由に代えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(岩本健之亮) 説明が終わりました。

 ただ今議題となっております議案第39号については委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第39号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第39号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり同意されました。

 日程第3 議案第40号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。北田市長。



◎市長(北田輝雄) ただ今上程いただきました議案第40号 固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由のご説明を申し上げさせていただきます。

 本市固定資産評価審査委員会委員として大変ご苦労をおかけいたしております松井喜代治氏でございますが、平成6年4月にご就任いただきまして、2期目のこの任期が3月31日をもって満了となります。松井氏におかれましては議案書の経歴にもございますように、昭和25年に大阪府庁に入庁され、昭和30年から約11年間、大阪府の府税事務所で勤務されておりまして、税務に関しましては豊富な経験をお持ちの方でございます。また人格も高潔で、識見も非常に優れ、固定資産評価審査委員会委員として適任であると、このように考えておりますので、引き続いてご就任していただきたい。再任をお願い申し上げる次第でございます。

 どうぞご理解を賜りまして、ご同意いただきますようにお願い申し上げまして、提案理由に代えさせていただきます。何とぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(岩本健之亮) 説明が終わりました。

 ただ今議題となっております議案第40号については委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第40号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第40号を採決いたします。本件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり同意されました。

 ここで同意されました方々のご紹介申し上げますので、しばらくお待ちください。

 それではただ今同意されました各位につきまして私の方からご紹介を申し上げます。

 まず監査委員の瀬越旻さんでございます。

 次に公平委員の宮本繁さんでございます。

 次に固定資産評価委員の松井喜代治さんでございます。

 以上よろしくお願い申し上げます。どうもご苦労さまでございました。ご退場ください。

 日程第4 議案第41号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。阪長助役。



◎助役(阪長保) ただ今上程していただきました議案第41号 交野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の提案説明を申し上げます。

 本来でございましたら本定例会の冒頭に議案としてご提案申し上げるのが本筋でございますが、諸般の事情により提案が遅れ、ここに追加の上程の機会を与えていただきましたことを深く感謝申し上げます。

 さて、本市の財政状況でございますが、長引く不況で税収の減が著しい中、限られた財源の効果的な運用は非常に重要なことでありまして、第1次行財政改革推進計画及び第2次の推進計画により、より厳しい事務事業の精査を行い、経常経費の削減及び公共事業の見直し等に努めております。しかしながら頼みとする税収の伸びが見込めない状況の中で、自主財源の確保に努め、市民の応分の負担もお願いしながら再建に向け努力しているところでございます。

 また職員の人件費につきましても、それぞれの組合に給与の見直しにつきましての申し入れを行い、数回にわたりまして行いました。昨年には協議が整いました特殊勤務手当の全面改正、勧奨退職制度の改正、年末年始におきます時間外勤務手当の加算割合の改正等の条例改正をお願いいたしましてご可決いただいたところでございます。

 今回は残課題でございました職員の昇給期間の延伸措置につきまして組合との協議が整いましたので、緊急措置ではございますが、12月延伸とこれに伴います初任給1号下位の措置をご提案する次第でございます。期末手当の0.3カ月の削減に加えまして昇給期間を12月延伸することは職員の生活に大きな影響を与えることだけではなく、士気にも影響しますことから、非常に重大なことでもございます。断腸の思いでございますが、ご案内のとおりの財政再建に向け、市と職員が一丸となって行財政に取り組むとともに、議会議員の皆様方のご理解とご協力を賜りながら推進していかなければならないと考えております。

 施行日は12年4月1日、そして職員数は674人でございます。お金は9112万円、そして期間は当分の間とさせていただいております。

 よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(岩本健之亮) 説明が終わりました。

 ただ今議題となっております議案第41号については委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第41号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第41号を採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決されました。

 日程第5 議案第31号 平成12年度交野市一般会計予算についてを議題といたします。本件に関し委員長の報告を求めます。予算特別委員会有井委員長。



◆予算特別委員長(有井貞登) ただ今議題となりました議案第31号についての予算特別委員会における審査の経過概要と結果の報告をさせていただきます。

 本議案につきましては、去る3月2日の本会議において当委員会に付託され、3月15日、16日、17日及び21日の4日間にわたり委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。

 なお、報告に先立ちまして、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告では質疑、答弁は時間の都合上、その大部分を割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは議案第31号 平成12年度交野市一般会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「ゴルフ場利用税交付金が平成12年度9800万円計上されている。しかし昨年度と比較すると800万円減額となっているが」との問いに対し、「交通の利便性が高いなどの理由により、交野のゴルフ場の利用者数にはさほど不況による影響は出ていなかった。しかしここ数年、法人等の景気低迷が続いているため利用者数が減少し、その分が減額となっている。なお、800万円にかかる利用者数等については府の方で掌握し交付されているため、本市においては把握していない」との答弁がありました。

 次に「企画費の中の積立金として、地域保全整備基金積立金及び都市の緑基金積立金が計上されているが、それぞれの積立総額と使途は」との問いに対し、「地域保全整備基金積立金とは都市基盤の整備を目的とした基金である。また都市の緑基金とは本市における緑の保全事業の財源に充てるための基金である。それらそれぞれの現在高は平成11年度予算計上した額と平成12年度の予算計上額とを合わせたもので、地域保全整備基金積立金で約4億7600万円、都市の緑基金積立金として約4億9100万円である」との答弁がありました。

 次に「事務事業評価委員会委員報償費35万円が計上されているが、この委員会の委員構成は。また、この委員会で審議される評価対象項目は」との問いに対し、「この委員会は金融機関、弁護士、税理士、大学講師、地域から男女1名ずつ及び樹医の7名の方で構成されている。また評価対象項目としては総合計画実施計画の評価という方法もあるが、現在最重要課題である行財政改革を推進する上で、継続している施策、事業について市民満足度等を評価の視点として行うもので、事後評価である。しかし今後公共事業については、国庫補助等の事業については事前評価ということもあり得る」との答弁がありました。

 次に「交野まつり実行委員会への補助金が毎年予算計上されてはいるものの、これまでの交野まつりはとても全市的はあるいは市民的な交野の祭りになっているとは考えられない。広報には交野まつりの宣伝はされてはいるものの、雰囲気づくりあるいは全市的な盛り上がりが伴っていないと考える。全市民的なイベントとしての位置づけを確立するためにも企画及びPR方法等を検討してみてはどうか」との問いに対し、「今年度より、より市民的な祭りにするために実行委員会の委員を広報により公募した。現在までに数名の応募があり、この方たちについては実行委員会の企画部会の中で知恵を出していただこうと考えている。また実行委員会役員会の方でもそういった雰囲気づくりのためにも積極的にPRをしていくべきであるとの決意は強く固められているので、PR方法等については今後鋭意検討していきたい」との答弁がありました。

 次に「予算書内にある報酬、報償費、賃金それぞれの使い分けは」との問いに対し、「報酬については条例に基づき支払われるもので、人件費という性格のものである。また報償費については謝礼的な意味合いのもので、研修等の講師に対して支払われる謝礼金ということであり、性格的には補助費である。更に賃金についてはアルバイト等に支払われる人件費的な要素をもつものであるが、単純な事務等について支払われるため性格的には物件費という形になる」との答弁がありました。

 次に「臨時特例借換債330万円計上されているが、この内容は」との問いに対し、「公債費対策として公営企業金融公庫から借り入れた資金のうち、7%以上のものについて、公営企業金融公庫同士の借り換えが認められた特別の臨時的な措置である。この措置を講じるための条件として交野市における平成10年度の経常収支比率が全国平均の85.3%を上回っていることが必要で、交野市は97.8%で条件を満たしているため、今回この措置での借り換えを行う。ただし、対象となる起債のうち、平成11年度に公営企業を含む政府資金等の借り換えを行ったため、その残額分である330万円を計上している」との答弁がありました。

 次に「大阪府からの緊急雇用対策について、歳出に伴う分は交通安全対策に使うということであるが、従来よりどのように施策を拡大して行っていくのか」との問いに対し、「主に交通安全施設であるカーブミラーの清掃等の費用として取り組みたい。現在カーブミラーは市内に830基あり、それらをシルバー人材センターの雇用促進を図るために使っていきたい」との答弁がありました。

 次に「あえてこのような特例のものを3年という限られた期間に行うというが、補助金が切れる3年後の対応は」との問いに対し、「財政と協議し、継続するものと終了させるものとに分け、清掃については継続性を持たない事業としていきたい」との答弁がありました。

 次に「市内公共施設の案内板が各所に立っているが、それを固定しているボルト等に錆が出ていて危険である。これまでにも至急に点検するよう指摘してきたが、調査、点検の結果は」との問いに対し、「現在市内に案内表示板としては14基設置している。中には指摘されるように錆等が付いて老朽化しているものもあるため、至急点検し、危険な部分の整備を行いたい」との答弁がありました。

 次に「植栽の地域保全の委託料2100万円計上されているが、地域とのコミュニケーションを図りながら管理、水やり、草取り等を実施しなければ予算だけ先行し、無駄な経費もなくならないのではないか」との問いに対し、「現在地元の協力を得ながら6カ所の地域で行っている。一部地域では、道路植樹帯の低木の剪定、水やり、河川敷の草取り等にも参加されており、今後もこのように地域住民の方々とふれあいを図りながら地元の協力が得られるよう努力していきたい」との答弁がありました。

 次に「各部署に報償費があり、それぞれの委員会の委員に支払われているが、市として報償費を支払うための基準は」との問いに対し、「各委員の報償費とは別に非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例の中で報酬額は定められていることから、質問の委員についてはその報酬を参考にしながら、また委員会の性格、時間も違うことから、それぞれの内容により決めている。そのため委員会によりばらつきはある。また、支払額は府の最低賃金等が毎年9月30日に告示されることにより、それらを参考にしながら決定している。支払い方法としては、謝礼的な性質であることから、月額幾らというものではない」との答弁がありました。

 次に「市民ふれあい菜園についての事業であるが、担当部署は」との問いに対し、「市民ふれあい菜園については、公園みどり課でとりあえず取り組んでいきたい。菜園を市民に開放する方法、また管理は別途考えていきたい。菜園として利用する土地は開発公社の保有であり、余分な投資をすることなく最小限で取り組みたい」との答弁がありました。

 次に「なぜ市民農園として農政商工課で行わないのか。そして乙辺浄化センターの温室を復活する考えは」との問いに対し、「市民とのふれあいという場所的なことも考慮に入れて公園緑地課で対応したい。また乙辺浄化センターの温室は、かつて生産連合会にも協力をいただき対応してきた経緯もあり、たくさんの農作物も取れた。今現在放置の状態であるが、現況を調べ対応していきたい」との答弁がありました。

 次に「交野市内のバリアフリー化を今後どのように整備していくのか。また妙見口から枚方富田林泉佐野線の間で一部狭くなっている危険な個所があるが、その解消及び見通しは」との問いに対し、「現状では約50%の歩道段差解消を行っている。また星田北線で一部狭くなっているところがあるが、用地買収も終わり、近々着工したい」との答弁がありました。

 また「市営住宅使用料とあるが、現在住宅の軒数は何軒ほどあるのか」との問いに対し、「現在本市が管理している戸数は19戸、入居戸数は17戸である」との答弁があり

ました。

 次に「本市例規集では市営住宅に関するページ数が約20ページ近くあるが、今後どのようにされようとするのか」との問いに対し、「平成9年に公営住宅法が改正され、本市の管理設置条例を改正した。今後の予定としては、法が変わらない限りこの条例で行っていきたい」との答弁がありました。

 次に「ゆうゆうセンターの玄関前は空きスペースになっているが、なぜ空きスペースにしているのか。駐車場にする予定はないのか」との問いに対し、「当初建設時点では駐車場スペースとして考えていたが、地元地区との建設時点での約束で、駐車場としては使用しないとの取り決めがあり、今後も駐車場として使用する計画はない」との答弁がありました。

 次に「消防行政委託料100万円の使途は」との問いに対し、「現消防庁舎は昭和49年に建設され、その後25年が経過し、内外ともに設備の老朽化が進んでいる。そのため庁舎の建て替え等に関し調査するため委託料として計上している」との答弁がありました。

 また「計上委託料はどこへの委託料か」との問いに対し、「できれば職員で資料等収集し調査したいが、できない場合についてコンサルタントへの委託と考えている」との答弁がありました。

 次に「学校開放指導員報償金にかかわる指導員の業務内容及び学校施設の利用状況は」との問いに対し、「小学校の校庭あるいは体育館を土曜日及び休日に開放しており、児童の憩いの場所としていることから、各学校に1名を基本に指導員を配置し、児童の事故防止に努めている。また学校施設の利用状況は平成11年度においては、全校合わせて940名である」との答弁がありました。

 次に「交通専従員について、行財政改革を推進する理由から、予算として専従員を縮小するという考え方は理解に苦しむ。子供の生命にかかわる問題であり、ボランティア等の協力も視野に入れ、更なる拡充が必要であると考えるが」との問いに対し、「交通専従員は現在11カ所に設置しており、その現場を見たとき、不安に感じる場所もあり、過去においてPTA並びに付近住民にも協力依頼を行った経過もあり、また一部学校ではボランティアについても過去に募ったこともある。子供の生命を守っていくという強い気持ちを持ってその対策に鑑み、専従員の配置については、現場によって1名が適切か、2名を配置するのが望ましいのか、現場を見ながら検討したい」との答弁がありました。

 次に「小中学校の大規模改修等については多額の予算を必要とし、一挙に改修に着手することは到底困難であることから、教育委員会として中長期的財政計画を確立し、単年度ごとに着手できる方向づけを行い推進するよう、またその計画等を議会に示す考えは」との問いに対し、「教育委員会としては一定の基準を定め計画している。しかし、今日の財政状況において計画どおり進めることは困難と考えている。例えば屋上防水等の個々の工事を進めていきたい。ただし、公表することについては、混乱を招きかねないので控えたい」との答弁がありました。

 次に「生活指導事業における生活指導委員の選任及び指導員の業務内容については」との問いに対し、「生活指導ということが目的であり、学校には生徒指導の教員をも配置しているが、生徒が持つ日常の悩みの相談、また非行の問題等生徒指導の教員と連携を密にしながら幅広い活動を行っている。選任については、社会人で学校教育に理解のある方を選任していきたいと考えている」との答弁がありました。

 次に「スクールカウンセラー報償金として164万1000円が予算計上されているが、その内容は」との問いに対し、「文部省の委託事業として、平成11年度から第一中学校にカウンセラー1名を配置し、主に生徒及び保護者の心理相談に当たっている。配置期間は原則として2年間であることから、平成11年度から12年度までの事業である」との答弁がありました。

 次に「平成12年度から第3給食センターに給食等の残菜処理機を設置すると聞くが、設置場所については交通事情等考えると第1給食センターが適切だと考えるが」との問いに対し、「残菜処理機の設置について、平成12年度から試行的に行うが、処理機の設置場所のスペースの問題、機械のサイズ等考え合わせ検討した結果、第3給食センターに処理機を設置することが適切であると判断した」との答弁がありました。

 次に「歳入予算において心の教室相談員活用調査研究委託料として135万円が予算計上され、一方、歳出予算においては心の教室相談員報償金は126万円として予算計上されていることから歳出予算を減額したのか」との問いに対し、「報償費として126万円を予算計上しており、事業にかかる消耗品を必要とすることから、消耗品費として9万円を計上し、合計135万円となる」との答弁がありました。

 次に「工事請負費として青年の家防水・改造工事が予算計上されており、また委託料として青年の家改修設計管理委託料が予算計上されている。防水工事は理解できるが、改造についての内容は」との問いに対し、「設計管理委託料200万円の予算計上については、青年の家の防水工事及び改造工事の委託料であり、改造について青年の家は基本的には文化エリアとして位置づけられていることから、その利用度を一層高めるための改造を行いたいと考えている。基本的には3階の道場及び1階の体育室の機能を勘案し、今後、文化活動関係団体並びに体育関係団体との協議に入り、改造案を早急にまとめ進めていきたいと考えている」との答弁がありました。

 次に「平成12年度において保育料の見直しを検討されているが、見直しに伴い保育料算定基準となる所得階層がこれまでの26区分から14区分に減らされているが、その理由は。また延長保育事業についても朝夕ともに30分時間延長されるとあるが、なぜ30分につき4500円の有料化方式を導入したのか」との問いに対し、「平成10年4月1日より児童福祉法が改正され、それに伴い保育料の算定基準が、これまでの所得階層方式より年齢等に応じて保育料が定められる一律負担方式になった。本市においても将来的にはこの一律負担方式を導入したいと考えているが、少しでも市民負担を軽減するために段階的に移行していきたい。また延長保育事業に伴う費用負担については、保護者から負担を求めることができるという国の施策を準用し、本市においても保護者負担を願いたい。なお、金額についてはおおむね6人の利用者を見込んだ上での算定額である」との答弁がありました。

 次に「平成11年度の当初予算を審議するときに、国民年金の領収書の発行方法について改善されるよう指摘をした。平成12年度当初予算については、それら指摘した点については反映された予算計上額であるのか」との問いに対し、「これまで年12回発行していた領収書については、指摘のあったとおり経費節減のため年1回発行に変更し、毎年1月の中旬にまとめて発送していく」との答弁がありました。

 次に「平成12年度当初予算において、料金改定分が見込まれた形で計上されている。本来、料金改定の問題については、それぞれの所管の常任委員会で十分に議論し、また市民に対しても理解を得るためにも十分周知徹底を図るべきであるが、今回の保育料の改定に関しては一切そういった手順が踏まれていないが」との問いに対し、「確かに本来であれば所管の常任委員会において十分に議論していただき、その上で市民にも理解を願うべきである。しかし、この保育料の改定については昨年1年間かけて幼児問題対策審議会で審議をいただき、その結果出された答申であったため、尊重されるべきものであると考える。議会報告については全員協議会のみという十分な審議がなされない形となった」との答弁がありました。

 また、その答弁を受け「幼児問題対策審議会より出された答申は、確かに尊重されるべきものであるということ、また審議するための時間が十分に取れなかったこと、あるいは条例ではなく規則改正であること等々は理解できるが、この予算特別委員会の場で検討し協議して決めていく問題ではない」との意見がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、委員6人により一部予算の組み替え動議が提出され、「当初予算編成にあたり、これまで18年間改正されていなかった保育料が、昨年来からの幼児問題対策審議会での審議答申を受け改正されるに至ったことは理解できる。しかし所管の常任委員会においては十分論議がされていないにもかかわらず予算計上されていることは認められない。以上の理由により予算の組み替えを求めるものである。

 なお、詳細について、まず歳入予算の組み替えについては、保育料の見直しによる歳入減として(款)分担金及び負担金(項)負担金(目)民生費負担金(節)児童福祉費負担金2億1642万8000円を1億5708万5000円に組み替えるため、5934万3000円の歳入減、またその歳入減に伴った諸収入の歳入増として(款)諸収入(項)雑入(目)雑入(節)雑入内に計上されている、その他雑入1億7413万4000円を2億3347万7000円とする。次に歳出予算の組み替えについては、延長保育事業の見直しによる歳出減として(款)民生費(項)児童福祉費(目)保育所費(節)賃金7827万2000円について、延長保育事業の見直しのため、パート賃金としての287万6000円の歳出減、またその歳出減に伴った予備費の歳出増(款)予備費(項)予備費(目)予備費に計上されている3000万円を3287万6000円とする。ただし、延長保育については早期実施を求めるものである」との組み替え予算案の説明があり、説明の後、組み替え予算案に対する質疑に入りましたが、質疑はなく、原案及び組み替え予算案について討論に入り、「平成12年度予算は、歳入歳出それぞれ前年度比マイナス4.5%であり、市税収入のマイナス予算となっている。公債費比率は異常に高く、財政硬直化の原因となっている。行財政改革を推進し、健全財政を目指すといってきたが、増加する借金返済等で財政危機は依然として深刻で、安心して利用できる介護施策やバリアフリー等安全なまちづくり、学校教育、生涯教育の実施に向けた市民要望に影響が出てきている。一方、財政危機を理由に受益者負担を導入し、市民に犠牲を押しつけようとしている。財政計画を無視した巨大施設づくりといった財政運営の結果、財政の行き詰まりと市民へのしわ寄せがもたらす結果となっている。大事なことは長引く不況の下で市民の福祉や暮らし等を後退させずに充実させるかが行財政改革であると考える。そして安全なまちづくりでは歩道や道路の補修工事等予算化されているが、星田北線など危険な道路の計画的な改良・整備が放置されている。また、介護保険制度では保険料や利用料の減免制度は不十分である。次に子育て支援の問題では、保育料の組み替え動議については賛成であるが、延長保育に対する保育料の徴収等国の基準に準ずることについては再検討を求める。更に同和関係予算の廃止、削減、私部南多目的広場事業の見直しや、森地区の動物霊園問題の解決にあたっては不当な財政支出は行わないこととし、情報公開制度を生かし、市民参加の市政実現に向け体質改善を求める。また市民の安全やお年寄り、子育て支援、福祉にかかわる制度を廃止したり、後退させるやり方は真の行財政改革に逆行するもので中止を求める。以上の理由を述べ反対意見とする」。

 続いて「平成12年度当初予算のうち、教育費において生活指導事業による生活指導員の配備、また土木費の私部西線の歩道設置事業、更に本庁における福祉の窓口サービス等については一定評価できる。しかし、介護保険事業においては市単独の不服審査等の窓口の設置、低所得者に対する軽減減免制度の制定を、また市営住宅跡地等の市保有地、開発公社保有地の利用処分等について、行財政改革の推進など行政のスリム化を行うべきである。一方、人件費についても年金支給日延長に関連し、職員の給与体系や定年制度等の見直しを含め協議されたい。次に具体の施策については、森ペット霊園の問題は土地開発公社による処分ではなく、市において処理すべきである。またJR新駅設置についても、事業推進を明らかにするとともに、予算措置を講ずることを強く求める。更に空き店舗活用促進事業、(仮称)市民ふれあい菜園事業、緊急雇用促進事業等については市民ニーズに対応した事業とすることを要望する。更にチャイルドシートレンタル事業、延長保育実施については早期の着手を期待する。以上、平成12年度予算について要望を行うが、予算計上されていない葬祭場の設置問題等、今後の事業の事前事後における評価システムを一日も早く確立し、透明感のある予算執行を求め、賛成討論とする」。

 続いて「平成12年3月15日から21日まで平成12年度の予算審議を行った。しかし、理事者における執行権を侵すつもりはないが、市民や議会を忘れた行政運営であってはならない。以前より指摘しているように実施する段階で報告するという旧態依然のままの姿が見られ、反省を求めるものである。次に当初予算について数点の意見を述べる。まず保育料の改定について、現保育料を18年間改定しなかったことは決して良策であったとは言いがたいが、今回の改定額については妥当な額であると理解はできるので、市民に周知する期間などを再度検討することを要望し、組み替え案については賛成する。次に介護保険については平成12年4月1日より実施されるが、条例案については市の苦情処理窓口、減免制度の創設がないことを指摘し、実施経過を見て、見直しを含めて検討すること。また青年の家の改造についても利用者と協議を重ね、文化の館に向け市民と議会とよく相談し事業を推進すること。更に倉治ふれあい菜園は土地開発公社の保有地の活用ではあるが、市民ニーズに合ったものでなければならないし、他の保有地全体についても検討が必要である。以上、市民生活の向上と市政発展に向け予算執行にあたって種々意見を述べてきたことに留意されることを要望し、賛成とする」。

 更に「平成12年度予算編成にあたり、担当職員は十分審査検討を加えて計上しているが、執行にあたってはなお一層精査し、できる限り計画的に行い、不用な支出は行わないことを意見として、賛成する」との討論があり、続いてまず提出された組み替え予算案について採決を行った結果、満場一致をもって組み替え予算案は可決されました。また、その後組み替え予算案を除くその他の部分について採決を行った結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。

 可決された交野市一般会計予算について、組み替え予算案を含めた上で市長より「予算特別委員会の場において、各委員より出された意見あるいは可決された予算組み替え動議について真摯に受け止め、予算執行に反映していきたい」との表明をされました。

 以上で本委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。大変長時間にわたりご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 委員長報告はお聞きの次第であります。これより議案第31号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。11番、白岩議員。



◆11番(白岩陽太郎議員) ………



○議長(岩本健之亮) 今ご質問でございますけども、ちょっと答弁に関しまして専門的なお話もございますので、予算委員長がご答弁するわけでございますけども、いったんちょっとこの場は休憩させていただいて、このままの状態でちょっとご協議というか、させていただきたいと思いますので、いったん本会議はこれで休憩に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

    (午前10時49分 休憩)

    (午前11時15分 再開)



○議長(岩本健之亮) 再開いたします。

 11番、白岩議員。



◆11番(白岩陽太郎議員) ひと言陳謝を申し上げたいと思います。

 先ほどは議会運営あるいは審議の形態について私は不勉強の至りでございまして、皆さん方に大変失礼と、またお手を煩わせたことを深く陳謝を申し上げたいと思います。かかることが二度と起きないように、ひたすら諸先輩のご指導を仰ぎながらしっかりとした審議に参加をしてまいる所存でございますので、質問の内容につきましてご抹消をいただきますよう、議長、事務局長に心からお詫びを申し上げ、ご要請をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(岩本健之亮) では質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論ありませんか。18番、吉井議員。



◆18番(吉井治海議員) 平成12年度交野市一般会計予算に対して、日本共産党は保育料の値上げ分を削減するなどの組み替え動議には賛成し、組み替えを除く予算原案に反対の意見を述べます。

 平成12年度予算は歳入歳出それぞれ前年度比マイナス4.5%、金額でマイナス9億4000万円の198億円で、歳入に占める市税収入は前年度比マイナス1億8600万円の94億6200万円と経済不況を反映して前年度当初予算に引き続き市税収入のマイナス予算となっています。歳入では借金返済の公債費が前年度比4200万円増の35億4800万円で、市税収入に占める割合は37.5%と市税収入の約4割が借金返済に回されるという異常な財政運営となっています。公債費比率は24.4%と経常一般財源に占める借金返済額の比率は異常に高く、財政硬直化を示す経常収支比率も101.2%と異常に高く、借金返済額が多額にのぼっていることが財政硬直化の主要な要因となっています。また借金残高の地方債残高は360億円の見込みで、一般会計の1.8倍に達します。膨大な借金が交野市の財政運営に重くのしかかっています。

 交野市は財政危機打開に向けて平成9年度から同13年度にかけて行財政改革を推進し、経常収支比率を85%に持っていき、健全財政を目指すといってきましたが、税収の伸び悩みと増加する借金返済で財政危機は依然として深刻です。積立金は10年度末の31億円が11年度末見込み26億円、12年度見込み25億円と減少し、財源不足を積立金取り崩しでかろうじて補ってきたやり方も限界に来ています。

 こういう中で安心して利用できる介護施策やバリアフリー化など安全なまちづくり、学校教育や生涯教育の充実に向けた市民要望実現に重大な影響が出ています。一方、市は財政危機を理由に受益者負担を導入し、市民の暮らし、福祉、教育の制度の廃止や後退を検討し、市民に負担や犠牲を押しつけようとしています。

 今日の交野市の財政危機は自然に起こったものではありません。北田市政のもとで90年代借金を重ねて単独公共事業が拡大され、市政全体が土建型市政に変質していく中で市財政が危機的状態に陥りました。まさに北田市政の行財政運営の失敗であり、市長の責任は重大です。

 90年代に2つの大きな施設づくりが進められました。90年代初め、健康福祉の拠点として原田市政のときに計画されたゆうゆうセンター事業が約80億円で建設されました。わが党はこの事業には賛成の態度をとりました。この事業は大半を借金に依存し、150億円程度であった借金総額が200億円を超える結果となりました。公債費比率は20%近く、バブル崩壊後の税収は伸び悩みが見られました。巨大な施設を更に建設していく財政状況では全くなかったのに、国の有利な資金が得られる今をおいて建設できないと総合体育施設事業が当初200億円構想で推し進められ、事業費180億円、借金123億円、借金総額は一気に200億円余りから350億円に急増、公債費が増え、財政硬直化で最悪の財政状況に至っているのです。わが党は一貫して将来の財政計画を無視した無謀な巨大施設づくりの見直しを求めてきましたが、市長は聞き入れませんでした。こういう財政運営の結果、わが党が警告したとおり財政の行き詰まりと市民へのしわ寄せがもたらされる結果となっています。ところが市長はこれまでの行財政運営に責任と反省を明確にせず、失政のツケを市民に回して財政危機を乗り切ろうとしているのは許せません。

 平成12年度予算において大事なことは、市民が安心して住み続けられるための行財政改革がどう貫かれているか。長引く不況のもとで市民の福祉や暮らしなどを後退させずに充実させるのか。新たな財源確保や無駄にどうメスを入れるかという点であります。安全なまちづくりの点ではJR河内磐船駅地下通路のスロープ化、歩道や道路の補修工事等、また天野が原地区浸水対策工事等の一定の予算化がされていますが、道路維持補修費は2億円から1億円に削減されたままで、道路新設改良費は前年度比1億9000万円減で、星田北線など危険な道路の計画的な改良・整備が放置されています。

 4月から始まる介護保険制度で低所得者の負担は重く、保険料や利用料の減免対策は不十分です。現在ホームヘルパー利用者で生計中心者が非課税世帯の場合、国の施策で3年間利用料3%になりますが、これらの人はこれまで利用料が無料であり、市が百数十万円を財政措置して無料にすべきです。新たなホームヘルパー利用者には国の軽減措置も全くなく、市として減免措置を考えるべきです。老齢福祉年金受給者で非課税世帯の人の保険料は無料にすべく、市としても国に強く求めると同時に、最大限の減免措置に取り組むべきです。介護や予防支援策は市としても一定取り組まれますが、理美容サービスや寝具乾燥サービス等もっと積極的な取り組みを強く求めるものです。

 子育て支援の問題では、予算原案で保育時間延長の改善点と同時に保育料の大幅値上げと保育延長の有料化が打ち出され、値上げによる増収が5000万円計上されていました。18年間保育料を据え置いてきたとはいえ、今回の値上げが実施されると父母に大きな負担となります。今回の値上げの問題点の1つは、所得に応じた26区分の保育料を今回14区分にしたのは国並みの区分に近づけ、市独自の水準を後退させるものです。

 2つ目は、値上げによって子供1人の場合、所得税が均等割のみの世帯は月額保育料現行3500円が倍の7000円に、所得税9万円の世帯で1万5500円が6200円増の2万1700円に40%増、朝か夜の延長保育を受けると1万700円増の2万6200円に69%増、所得税24万円世帯では3万9400円が7900円増の4万7300円に20%の増、延長保育1回受けると1万2400円増の5万1800円に31.4%増と新たな重い負担となります。特に低所得者の負担率が高く問題です。

 3つ目には、朝7時より7時半までの30分間、夜6時半より7時までの30分間の延長保育実施は一定の改善ですが、延長の各30分間に有料化が導入され、朝夜の延長で9000円の負担になるのは大きな問題です。

 今回の保育料大幅値上げについては、子育て支援策が全国的に緊急で重要課題となっており、交野に住む子育て世帯にとっても不況のもとで厳しい生活と子育てを余儀なくされ、国や地方自治体の積極的な子育て支援こそ求められているときに逆行したやり方で賛成できるものではなく、保育料の値上げ分などを削減する組み替え動議に賛成し、保育延長の実施は父母に負担をかけずに早期実施を求めるものであります。

 行政の無駄に思い切ってメスを入れることは、市民のためになる効率的な行政を進めるために重要です。その1つ目は、財団法人体育文化協会が教育委員会の指導のもとにスポーツ・文化の振興と施設管理に長年取り組んできている中で、総合体育施設建設に伴っての施設管理等のためにサービス協会を設立したのは、類似した団体を新たに作り、様々な問題や無駄を抱えることになっています。サービス協会の体文協への合併を急ぎ、無駄な組織の廃止を行財政改革の課題に据えて取り組まれることを要求します。合併を進めるにあたっては、体文協の加盟団体等の理解と納得が得られるよう民主的な検討を求めるものです。

 2つ目には、無駄な同和関係予算を廃止、削減すべきです。これまで部落差別解消の特別対策事業などが国などで長年取り組まれてきました。その結果、部落差別は解消に向かって大きく進んでいるのが実態です。この間全国的に特定団体と結びついた不公正、乱脈な同和行政が問題になり、同和行政は終結に向かっているのが今の流れです。交野市でも同和対策室の設置や同和行政は廃止し、差別や人権問題は憲法の精神を踏まえた一般施策の中で扱うべきです。同対室の兼務3人の人件費3500万円、同和対策費487万円など計約4000万円のうち同和関係予算の廃止、削減を要求するものです。

 3つ目には、市民の立場に立った事業目的が曖昧で非効率的なあいあいセンター事業と事業費約4000万円は見直すべきです。あいあいセンターを交野市老人クラブが憩いの家的に利用していますが、老人センター的な施設を別に確保し、お年寄りが十分活用できるように検討すべきであります。

 4つ目は、国体時の臨時駐車場として借り上げた私部南多目的広場事業約2000万円の見直しと削減を検討すべきです。

 5つ目は、森の動物霊園問題の解決にあたっては不当な財政支出は絶対にしないで、市民の理解と納得が得られる内容で解決を図るよう強く求めるものです。昨日の議会全員協議会等でわが党は厳しく質しましたが、動物霊園計画を中止させるためといって市の土地開発公社が補償するのは、土地の上の支障物件の移転補償の場合という規定を逸脱し、竹林を伐採しただけで営業は全く開始もしていない相手の土地を買収するのに用地買収費4600万円と営業補償費1億3200万円、計1億7800万円を市長が理事長を兼ねる公社が支払う。支払いは第二京阪道路の立ち退き者のために取得した用地、帳簿価格3億3000万円を相手に渡す。市は公社が買収した4600万円の土地を買い戻すのに3億3000万円を大阪府から借金して11年度の3月末までに市長の専決処分で財政支出するという意向を示しています。市議会は3月2日付でペット飼育場及び霊園事業対応措置についての申し入れを行い、収益還元方式採用について前例となるので検討を要すると指摘しました。市の顧問弁護士もこういう補償を公社が払うべきでないと言っているのに、北田市長は市としてこういうやり方を何がなんでも押し通そうとする態度は業者に多大な便宜を与えるものと厳しく批判されても仕方がありません。平成8年度にも今回の計画用地の隣地を市公社が買収した折、内容が不透明な補償費約3000万円が北田市長の依頼で支出されていたことも昨日の全員協議会で判明しました。北田市長のもとで再び今回は1億3000万円の根拠のない無駄な補償金を業者に支払おうとしている一方、市は財政危機だと行財政改革を強調し、市職員には給与カットによる12年度新たに9000万円余りの削減を迫るなど、市民犠牲のやり方をわが党は断じて許せません。わが党は住民の意向を受けた動物霊園の中止のために市の責任で相手の計画用地の買収はやむを得ないが、不当で払う必要のない補償費なるものは絶対に払わないで解決にあたるよう強く市長に求めるものであります。

 情報公開制度を生かして市民参加の市政をどう進めるかは交野市にとって重要課題です。JR新駅設置問題の検討において調査資料を議会に全面公表しない行政側の姿勢は、総合体育施設の強引なやり方を繰り返すことになりかねません。議会に隠さなければならないような調査をしているとしたら、それ自体が問題です。情報公開制度の趣旨を徹底させ、市民が主人公の市政実現に行政の体質改善を強く求めるものであります。

 行財政改革の第2次推進計画における市営葬儀の補助廃止や老人鍼灸マッサージ補助削減、乳幼児医療費助成削減、交通専従員一部廃止など市民の安全、お年寄りや子育て支援、福祉にかかわる制度を廃止したり後退させるやり方は、真の行財政改革に逆行するもので中止を求めるものであります。

 以上のような意見、理由を述べて反対討論といたします。



○議長(岩本健之亮) ほかに。5番、竹内議員。



◆5番(竹内友之輔議員) 平成12年度一般会計予算審議にあたり、議会において審議、討議のされていない延長保育料金を含む保育料の全面改定案が当初予算に計上された点について、ただ今の委員長報告のとおり条例改正でなく規則改正の問題とはいえ、当該常任委員会等の審議を経ずしての予算化は到底認めることはできないとの観点から、予算委員会において大中委員、堀委員、吉坂委員、前波委員、浅田委員のご賛同を得て今回修正動議を提出させていただき、委員皆様のご賛意を賜った次第であります。それ以外の予算の提示内容について若干意見を述べさせていただきます。

 まず本年4月より実施されます介護保険事業について、健康福祉のまち交野にふさわしい制度となるよう今後の推移の中において市独自の苦情相談、不服審査等の機関設置、また低所得者に対する保険料の軽減、減免制度の創設等、市の事業としての介護保険のあり方を要望いたします。

 また市営住宅の跡地等市有地、公社保有地の処分活用については、行財政改革推進の中、行政のスリム化を目指し、思い切った大胆な処分活用等を行っていくべきものと考えます。

 また人件費について、現行の職員の役職手当のカット分は一日も早く解消すべきと思います。このことは現場を熟知している職員の方々の英知を結集し、意欲を持って財政再建に全庁挙げて取り組むことが人件費の削減を行うことより、より効果的な行革推進につながるものと思うものであります。また近年の年金支給年齢の延伸等を視野に入れ、現在の市の職員給与体系や定年制度等の抜本的見直しも含め協議機関の設置をはじめ十分検討されるよう求めるものであります。

 次に具体の施策について、山地自然の保全の問題について、特に森地域のペットの飼育場、霊園の開発問題解消等については、土地開発公社による処理でなく、市の責任においての処理でなければならないことは従前より申し上げているとおりでありまして、ある一定の補償という点については理解できますが、法的根拠に基づいたものでなければならないということとともに、市民理解の得られるものとなるよう更なる努力を求めるところであります。

 またJR新駅の問題についても市の推進すべき業務を明確にするとともに、その予算措置を講ずることを強く求める次第であります。また空き店舗活用促進事業については、事業内容の効果が十分期待でき得るものと把握できるまで予算執行については慎重に行うことを要望いたします。同様に(仮称)市民ふれあい菜園についても市民ニーズを的確に判断することと場所、規模の問題等、投資効果を考慮し、再検討されるようご提言申し上げます。更に緊急雇用促進事業の補助金支出のあり方についても、事業の趣旨に沿った雇用の拡大という使途となるよう再度の検討を求めます。

 そうした中、子育て支援策としての延長保育の施策、チャイルドシートのレンタル事業及び行革を踏まえての市の施設管理の一本化のための財団法人体育文化協会とサービス協会の統合による新たなる法人化の整備については、早急に具体内容を市民に提示するとともに、事業化を急がれるよう要求いたします。

 また平成10年度より懸案事項となっております葬祭会館の設置問題について、12年度予算には計上されておりませんが、11年度予算の引き続きという意味においてより積極的に取り組まれ、成案となることを求めるところであります。

 そうした中において教育費における生活指導事業による補助教員と申しますか、生活指導員の配備について、学校と地域が協調した取り組みが求められる社会情勢の中での教育行政のあり方としてのとらえ方として非常に的を得た施策と一定評価したい。同じく給食センターにおける生ゴミ処理機の導入についても、教育現場が率先してゴミ処理行政、資源のリサイクル化についてその積極姿勢に理解を示しますとともに評価申し上げたいと思います。ただ、機種の選定、資源化の方法等については今後の本市のゴミ行政の取り組みの方向を的確にとらえるよう関係機関との協議を十分図られるようご提言申し上げます。

 また生活者の視点に立った市道私部西線の歩道改良事業の促進、JR磐船駅周辺のバリアフリー化の事業推進について評価しご賛同申し上げる次第であります。更に本庁における福祉窓口の設置について、ファクシミリ、テレビ電話の配備等細やかな点にわたる市民サービスを配慮された点については最大の評価を申し上げたいと思います。

 以上、平成12年度一般会計予算内容について要望、ご提言申し上げますことと併せて予算計上された事業内容を各担当部署におかれまして更に精査したものとすること、事務事業の事前事後における評価システムを一日も早く構築し、それに沿った事業推進としていただきたいこと、そして透明感のある予算執行となることを求めまして、賛成討論といたします。



○議長(岩本健之亮) ほかに。4番、中田議員。



◆4番(中田仁公議員) 平成12年度一般会計予算について意見を述べ、討論としたいと思います。

 本市行政運営については昨日、全員協議会で議論されましたペット霊園問題や開発公社の運営、開発環境行政、第二京阪道路問題など市民の意向とはかけ離れ、疑問を感じざるを得ないものも多く、市民の間に将来への不安が大きく広がっております。平成12年度予算についても個々について見れば疑問を感じざるを得ないものも多く見受けられます。しかし平成12年度は介護保険の導入など地方分権の確立が求められ、本市の現在の財政状況は待ったなしの行財政改革を迫られております。本市でも第2次行財政改革推進計画が実行に移され、職員給与が12カ月延伸されるなど本格的な取り組みが始まろうとしております。こうした状況下にあって平成12年度を交野市再生元年として全職員が大きく意識を変革され、一丸となって単に行政改革だけにとどまらず、行政の質の転換にまで踏み込まれ、市民の信頼を取り戻されるよう期待をし、今後の取り組みを見守らせていただく意味で予算に賛成をいたしたいと思います。職員の皆さんの奮闘を心からご期待を申し上げ、討論といたします。



○議長(岩本健之亮) ほかに。2番、栗原議員。



◆2番(栗原俊子議員) 2000年度一般会計予算に賛成の表明をいたします。しかし数点の意見、要望を申し述べ、これから施策を実施する上で反映されますよう併せてお願いするものです。

 経済不況が続く中、2000年度予算案は第2次行財政改革を踏まえた緊縮型になりました。施政方針で市長は今までになく深刻な財政状況に陥った責任の一端を認められました。その上で地方分権スタートにあたり、自分たちのことは自分たちで決める自己決定、自己責任の自治の正念場を迎えること、市民の皆さんも地方政治や行政に関心を深めていただき、地域に住み働く者が自らのこととして交野のまちづくりに参画していただきたい、と呼びかけられましたこと、全く同感でございます。

 それゆえに予算に関しての要望、?予算書を施策別に分かりやすく編成してください。現在の様式は縦割り行政そのままで、例えば子育てに関しては民生費の中の児童福祉、乳児医療、教育費の中の社会教育と多岐にまたがり、具体の施策にどれほど予算が充てられるのか分かりにくいのです。?一般会計だけでは真の財政の実態が把握しにくく思われます。経常収支比率、公債費負担率など自治体の財政を計る全国指数で分析されますが、これらは一応の目安にしかなりません。特別会計、土地開発公社、体育文化協会、サービス協会などを含んだ連結財務表を作り、公開することが財政再建の道だと専門家にお聞きしました。ぜひご一考、ご検討ください。

 次に2、3の主要事業について、少子化対策交付金は少子化の抜本的な対策となる施策を考えて交付金を充ててもらいたく思いました。幸いなことに本市では男女共同参画社会の構築に向けての交野市女性行動計画が作られておりまして、これが少子化に対する立派な指針を示しているではありませんか。多様な保育サービスの提供こそが子育て支援の一番の具体策であると思います。今回講じられました予算措置の具体策に対していささかの批判を持ってこのことを言わせていただきました。

 地球温暖化対策推進実行計画の策定に500万円計上されています。市長は環境に配慮したまちづくりを重点項目にあげられていますことから、本市らしい計画策定に期待します。これこそ市民中心のプランを作ってください。給食センターでの生ゴミ堆肥化の試みはゴミ減量への確実な一歩になると評価しています。この2つの施策では一般市民の方を巻き込んでぜひ協力関係の中で実施に取り組んでください。

 地方分権と連動してこの4月からいよいよスタートする介護保険制度、これぞ保険者となる基礎自治体交野市に分権された意義が問われ、また分権が生かされる制度実施であります。介護保険は超高齢社会に向かうさなか、保険給付のサービスを軸としつつ地域の福祉資源を最大限動員して市における最適のケアシステムを構築するために創設されました。また地方分権は住民自治の実現という地域における自己決定、地方主権という方向性を内包しているのです。その地域でどのような住民サービスを構築し利用していくかは、当該自治体の構成員である住民自身が決定すべきものです。これらはまた介護保険の理念である高齢者の自立支援という理念とそこでつながっています。地域の中で老人福祉サービスの基盤がつくられ、基盤づくりに市民が直接かかわり、介護が必要になったご老人がその基盤の中で自立のために支援されていくシステムを作っていかなければなりません。市はそのコーディネーターになるわけです。本市における介護保険事業は目下のところは国の基準のみで、分権の証はまだ見られませんが、これからは特に自立支援が在宅介護サービスで賄われますよう期待します。現在のところ施設介護6、在宅介護4の割合になっていますが、これが逆転するように市域でのサービス拡充のためコーディネイトをよろしくお願いします。

 最後に、議員もまた地方分権の時代、従前に増して市民自治によるまちづくりの橋渡し役のために尽力をしなければいけないと申させていただいて、討論の終わりとさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) この際お諮りをいたします。間もなく正午になりますが、31号議案の採決が終了するまで議事を続行いたしたいと思います。これにご異議ございませんでしょうか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 議事を続行いたします。13番、吉坂議員。



◆13番(吉坂泰彦議員) 平成12年度予算に対しまして市民クラブを代表して意見を述べ、討論に参加したいと思います。

 まず初めに総括的に市政運営について意見を述べたいと思います。市民クラブを含めての与党3会派で一昨年と昨年の第1回議会で日夜頑張っておられる職員の皆さんに大変申し訳なく思ったのですが、市の理事者側に反省をしてもらうべく市政運営について附帯決議や予算案の部分修正を行わさせていただきました。今議会においてはそれらのことを十分に踏まえて提案されているものと私どもは考えて議会審議に臨みました。しかし幾つかの点で改善されたものがあるものの、数点にわたって旧態依然のままでありました。理事者の皆さんも私たち議員と同じようにともに市民の安全、安心、快適な生活が送れるように交野のまちづくりをどのようにするかと考えていると思います。私たちは理事者の皆さんの執行権を侵すつもりは毛頭ありませんが、市民を忘れた行政運営はありません。そのことは市民の代表である議員や議会を忘れた行政運営はないということでございます。今回の予算案を見ていた、また聞いて、議員はどう考えるのだろうか、市民はどう思うのだろうかと理事者の皆さんは考えなかったのでしょうか。きっと理事者側は市民のため、市政のためになるとの思いでしょう。厳しい財政状況の中で構想を練る、事業の計画を立てる、実施に移す、そのために予算を請求する、そして議会の議決が必要だから議員に賛成してくれというのが予算案でしょう。私たちは実施する態勢に入ってから賛成を求めるという手法はだめですよと数え切れないほど指摘をしてきました。にもかかわらず今回またも同じ手法を使ってきているのが見受けられるのです。

 今回の予算案に直接関係しない問題で指摘をさせてもらいますと、第二京阪道路の沿道整備構想とペット霊園の問題があります。沿道整備について言えば何に使用されるかも分からない。事業主体もはっきりしない。財政的にゆとりもないのに構想段階であるにもかかわらず土地、建物だけを買収していき、負債を増やしていってること。ペット霊園問題では担当者のご労苦を多としつつも、土地の価格の3倍以上もの補償を地権者に支払う契約をしようとしていることです。確かに一部の地域の人たちはそのことによって恩恵を受けるでしょう。問題なのは膨大な税金がそこに投入されるわけですから、全市的に理解を求める営みを理事者はしなくてはならない義務を負っていることをどれだけ自覚しているかなのです。もし自覚していれば、情報の公開によって理事者や担当者だけが頭を悩ますこともなく、市民や議会の英知とあわせて対応ができ、もっと違った展開をしていたと思います。この2点をとってみても私たちは理事者側の猛省を促したいと思います。

 さて、今回の平成12年度予算について意見を述べたいと思います。安全で安心、快適な生活を営むために地球温暖化対策推進実行計画の策定、倉治公園をはじめとする都市計画公園、森林公園の整備充実、私部西線、交野山手線等の整備、京阪バスのJR河内磐船駅への乗り入れ、下水道の整備、商業の振興事業の実施、観光事業推進のための調査、リサイクル社会に向けての諸施策の実施などの予算が計上されました。また、健やかで思いやりのある安心して暮らせるために4月1日スタートの介護保険制度の充実と交野市独自の高齢者施策や障害者施策が盛り込まれ、新たに(仮称)福祉サービスコーナーの開設と救急医療体制の充実のために北河内二次救急医療協議会を設置しようとしています。そして子供たちやその保護者のために待機児童数の解消を目指して保育所施設と設備の充実、新しくチャイルドシート貸し出し事業の実施、延長保育の実施が行われようとしております。小中学校でのコンピューターの整備と校舎の補修・改修事業等がまた実施もされることになっています。これらの諸施策は市民生活にとって欠かすことのできないものであり、財政が厳しい中での提案であることを踏まえて私たちは一定の評価をするものでございます。

 そのことを前提に数点指摘し、理事者に反省を求め、同時に今後の取り組みに万全を期すよう要望したいと考えます。

 まず第1点目、保育料の改定について。市長は保育料の改定について審議会に諮問したのが昨年の5月、それから5回の審議で昨年11月に答申という経過を経てまいりました。確かにその間に市議会議員選挙という大きな問題がありました。しかし10月、12月という2つの定例議会をしているわけです。また民生消防常任委員会も開催できたと思うのです。18年間も改定していないということは決して自慢にはならないと思うのです。市長が政治的に判断をし、このことを北田市政の目玉にするのでしたら話は分かります。それなら財政的に苦しくともこのままで国徴収基準の40%台でいけばよいのです。しかし、そうではありません。原則的には国が徴収基準を改定するたびに市も改定する。そうしなくては財政的に苦しくなるのは目に見えているのです。18年前に改定したときには市が目安とした70%弱まで来ていたのですから、早急にその方向に持っていくべきであったと考えます。改定案をそのまま適用しても近隣都市と比較して高いところには位置はしておりません。1.2倍から2倍の倍率であったとしても受益者に応分の負担をお願いするという観点から見て妥当な額と思えます。ただ、この改定案を4月1日から実施するというのでは市民への周知期間もほとんどなく、あまりにも唐突すぎるし、所管の常任委員会での煮詰めた議論もありません。予算特別委員会で修正されたのは当然のことと考え、理事者及び担当者は反省のもとに誠実に審議に応じることを望みたいと思います。

 2点目は介護保険についてです。いよいよ4月1日から介護保険制度がスタートします。私たちは昨年から毎回定例議会で介護保険制度の充実を訴えてまいりました。今回提案された介護保険条例は、私たちが指摘をしてまいりました市の介護保険にかける思いや苦情処理窓口の確立、そして減免制度の創設が記載されておりません。保育料の改定と同じように介護保険条例も民生消防常任委員会で何らの検討もされずに、また定例議会での一般質問に頬かむりしたように条例を提案されたことに対して反省を求めたいと思います。そのことを前提に委員会での理事者側の答弁である新設される介護保険課が窓口となって苦情処理を行うとともに、利用者や介護支援事業者と密接に連携をとり、半年から1年後に条例改定を含めて見直すべきところがあれば見直すということを受けて、今後の取り組みを見守り、賛成したいと思います。

 3点目は青年の家の改造です。この問題は昨年の予算委員会でも問題となり、削除、修正されたものです。今回の予算特別委員会で理事者側の思いが一定理解できましたので賛成しますが、そもそもこの問題は総合体育施設いきいきランドが完成した段階で解決しておかなければならない問題です。いきいきランドを体育の館に、青年の家を文化の館にというのが理事者や体文協など関係者の当初の思いだったはずです。それが今まで延びてきたことが問題だと思うんです。ネックは青年の家を使ってきた体育団体の処遇だったと思うんです。その団体を含めて利用者が納得してくれれば私たちは何も言うことはございません。早急に体育団体との詰めの作業に入り、たたき台ではなく、案を早急に作成をし、議会とも相談をしつつ文化の館に向けて進んでくださることを希望します。

 4点目は倉治ふれあい菜園についてです。どこからこんな発想が出てくるのかが私たちには全く理解ができません。多くの市民から菜園をせひともつくってほしいという要望があったとも聞いてません。450万円のお金をかけて何年で回収できるのでしょうか。理事者側の意図は私たちには理解できないのです。また市民にその土地を貸している限り、事業化もできません。保有地の有効活用についてはこの土地だけでなく、全体の遊休地についてどうすべきかを検討するべきときと考えます。この項の事業実施にあたっては議会の同意が得られるように理事者側の努力をお願いをし、慎重に取り扱うことを要望いたしたいと思います。

 以上、今回の予算案の審議に際して特徴的な4点を取り上げました。平成12年度予算は交野の21世紀がどうなるのか、どうするのか、市民の生活がどの方向に進むのかという重大な予算です。私たち市民クラブは市政に責任を持つ会派として市民の英知をお借りしつつ、これまでも理事者、職員の皆さんと一定の緊張関係のもと意思疎通を図りながら市民生活の向上と市政の発展に向けて努力を傾注してまいりました。私たちは今回の予算審議に際しまして議会と理事者、市民との関係について意見を申し上げさせてもらいました。理事者におかれましてはこの点を十分留意され、事業実施、予算執行を行っていただきますようお願いいたしまして、平成12年度予算案の賛成の討論といたします。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) これをもって討論を終結いたします。

 採決の前にちょっとお諮りしたいことがございます。先ほど白岩議員の方から発言の取り消しの申し出がございました折に採決が漏れておりましたので、改めて採決をとらせていただきます。申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

 お諮りいたします。白岩議員より発言の取り消しの申し出が先ほどありましたが、取り消すことにご異議ございませんでしょうか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議がないようでございますので、そのようにさせていただきます。

 これより議案第31号を採決いたします。採決にあたりましては、まず組み替え予算案について行い、続いて議案について採決いたします。組み替え予算案に対する委員長の報告は、保育料見直しによる歳入減として(款)分担金及び負担金(項)負担金(目)民生費負担金(節)児童福祉費負担金2億1642万8000円を1億5708万5000円に組み替え、それに伴い諸収入の歳入増として(款)諸収入(項)雑入(目)雑入(節)雑入内に計上されているその他雑入1億7413万4000円を2億3347万7000円とする。また延長保育事業の見直しによる歳出減として(款)民生費(項)児童福祉費(目)保育所費(節)賃金7827万2000円について、パート賃金としての287万6000円の歳出減、またその歳出減に伴い(款)予備費(項)予備費(目)予備費に計上されている3000万円を3287万6000円と組み替えるものであります。予算特別委員会の組み替え予算案を採決いたします。委員会の組み替え予算案のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって委員会の組み替え予算案は可決されました。

 次にただ今可決されました組み替え部分を除くその他の部分についてを採決いたします。組み替え部分を除くその他の部分については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

    (賛成者 起立)



○議長(岩本健之亮) 起立多数であります。よって組み替え部分を除くその他の部分については原案のとおり可決されました。

 議事の途中でありますが、ただ今から午後1時まで休憩をいたします。

    (午後0時02分 休憩)

    (午後1時50分 再開)



○議長(岩本健之亮) 再開いたします。

 この際お諮りいたします。議事整理の都合上、各委員長の審査報告は当該委員会に付託された案件を一括して報告願うことにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって各委員会に付託された案件の審査報告は委員長より一括報告願うことに決しました。

 日程第6 議案第30号 平成11年度交野市一般会計補正予算(第7号)についてを議題といたします。本件に関して委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会有井委員長。



◆総務文教常任委員長(有井貞登) ただ今議題となりました議案第30号についての総務文教常任委員会における審査の経過概要と結果の報告をさせていただきます。

 本議案につきましては、去る3月2日の本会議において当委員会に付託され、3月23日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。

 それでは議案第30号 交野市一般会計補正予算(第7号)についての質疑の概要を申し上げます。

 まず総合体育施設駐車場の改修計画案について再度説明を受けました。その後、質疑に入り、まず「今回、公有財産購入費で42億2170万円を計上されているが、現在の公社保有地で約360億円程度あると思うが、今回の分は360億円から差し引かれるのか」との問いに対し、「そのとおりであり、今回11年度の補正予算で計上し、12年度事業として繰り越し、国の地方債を充てるということで12年度末で完了ということになる」との答弁がありました。

 また「今回の総合体育施設(仮称)やすらぎ広場等の整備事業関係の財源42億7370万円はすべて起債ということであるが、45%交付税で算入されると聞いているが、元利償還の状況は」との問いに対し、「今回の整備事業の財源として100%充当の市債42億7370万円を発行する。発行の時期は事業が平成12年度に繰り越すため、平成12年度中となる。元利償還は平成13年度から平成33年度までの20年間で利率が2%と見込んで利息を含め総額51億8900万円で、そのうち交付税に算入される額は23億3300万円、45%で平成13年度から平成27年度までの15年間に圧縮し算入される予定である」との答弁がありました。

 また「用地の買い戻しだけでは市債発行が厳しいということで何らかの事業が必要であるため、今回(仮称)やすらぎ広場の整備事業として5000万円の事業費を計上され、簡易舗装等の工事を施工されると思うが、現実にこの金額は必要か」との問いに対し、「この改修計画について提出した図面は基本的な考え方であり、簡易舗装にするのかどうかは設計段階で金額が変わると思われ、(仮称)やすらぎ広場の整備ということで将来につながるような整備を行いたい。なお、予算については5000万円の範囲内で事業を行いたい」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で本委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 委員長報告はお聞きの次第であります。これより第30号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第30号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 日程第7 議案第10号 交野市介護保険条例の制定について

 日程第8 議案第11号 交野市介護保険円滑導入基金条例の制定について

 日程第9 議案第12号 交野市介護給付費準備基金条例の制定について

 日程第10 議案第13号 交野市介護保険特別会計条例の制定について

 日程第11 議案第25号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について

 日程第12 議案第32号 平成12年度交野市国民健康保険特別会計予算について

 日程第13 議案第34号 平成12年度交野市交通傷害補償特別会計予算について

 日程第14 議案第35号 平成12年度交野市老人保健特別会計予算について

 日程第15 議案第36号 平成12年度交野市介護保険特別会計予算について

 以上9件を一括議題といたします。本件に関し委員長の報告を求めます。民生消防常任委員会大中委員長。



◆民生消防常任委員長(大中寛次) ただ今議題となりました議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第25号、議案第32号、議案第34号、議案第35号及び議案第36号についての民生消防常任委員会における審査の経過概要と結果の報告をさせていただきます。

 本議案につきましては、去る3月2日の本会議において当委員会に付託され、3月23日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。

 なお、報告に先立ちまして、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告では質疑、答弁はその大部分を割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは議案第10号 交野市介護保険条例の制定についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「本市の介護保険条例案は介護保険法を準じたもので、高齢者等に対する権利保障が見えてこない。特に条例案の中での第12条の保険料の徴収猶予や第13条の保険料の減免の条項についても、他市では独自の減免制度を設けるなど低所得者などへの救済案を盛り込んだ市独自の介護保険条例を制定しているが」との問いに対し、「国の介護保険法の中には、高齢者などに対する権利保障は十分盛り込まれているものであると認識した上で、その理念あるいは目的に基づいて本市の介護保険条例案を作成した。なお、介護保険法に準じてはいるものの、被保険者個々の事情等を聞いた上で、減免すべきものであれば減免して前向きな対処を行っていきたい」との答弁がありました。

 また「介護が必要になった方がこの制度を利用するため申請を行うが、申請から介護サービスを受けるまでの一連の申請書類等は市民に理解できるものか」との問いに対し、「申請を受けた後、訪問調査を行い、主治医の意見書を基に認定審査を行うが、要支援あるいは要介護と認定された方については認定結果を送付する際に、介護サービス提供事業者の選定及び介護サービス計画を作成していただくお知らせ及び事業者の一覧表、また申請書として、どの事業者に介護サービス計画の作成を依頼したかの届出書を同封している。最終的にこの届出書を市あるいは事業者に提出していただくものである」との答弁がありました。

 また「認定審査会によって出された結果について、相談、苦情、不服等があれば大阪府の方へ申し立てすることは予想されるが、介護サービスの内容等について苦情等があれば直接市町村に対して申し立てすることも十分に考えられる。その場合、市としてどのように対処されるのか」との問いに対し、「相談、苦情等の内容にかかわらず、大半が市町村の窓口に来られると考えている。その場合、サービスの内容等については基幹型支援センターを設置しており、専門のケースワーカー等配置しているので、そこで相談等行っていく。また保険料等については介護保険担当の方で相談等を受け対処していきたい」との答弁がありました。

 また「保険料について、単に金額的な面だけを見れば、保険料が低い方が市民負担の軽減へとつながるものと考えられる。しかし保険料が低いということは、介護保険サービスに対する基盤整備ができていないため、保険料を上げたとしても、それに見合ったサービスが提供できないとも考えられる。本市においても保険料の金額的な面だけにとらわれず、現保険料に見合ったサービスがどれだけなされているか。また現保険料がどのようにして算定されたか、広報等に広く市民に知らしめることを要望する」との要望がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、委員1人より一部修正案が提出され、「交野市における介護保険条例案が国の介護保険法に準じたものであるため、管理条例だけにとどまっている。そのため被保険者にとって一層安心していただくためにも、条例内容について更なる充実を図る上において、原案を否定するものではなく、原案を補強する修正案を提出する。なお、詳細については第1条に目的を、第2条に基本理念を、第3条から第5条に市、事業者、市民それぞれの責務を明文化し、第4章として保険給付の特例について市独自の額を設定し、また第5章として相談、苦情処理への対応及び情報公開項目を新たに追加したものである」との修正案の説明があり、説明の後、修正案に対する質疑に入り、質疑はなく、次に原案及び修正案について討論に入り、「4月1日より施行される介護保険制度については種々の問題が生じるものと想定される。しかし、保険料の徴収の問題をとらまえても、6カ月間保険料無料としたり、またそれ以後1年間を半額にするなど、今後様子を見ながら不備等があればそれなりの対応をしていく構えで条例案は作られたものと考える。そのため4月1日には原案のまま施行されることに賛成する」。

 また「認定審査については十分認定される方の立場に立った配慮していただくことを要望し、4月1日からは原案のまま施行されることに賛成する」。

 また「修正案に対しては、第2条に掲げる基本理念について、日本人が日本国憲法に基づいて生活する上では基本的人権は尊重されるものであるのは当然である。しかし、介護保険における理念としては少し意味合い的にも弱く、介護の社会的な意義、あるいはどうして介護保険が生まれたかということについての内容が盛り込まれていない。そのために修正案には反対である。なお、条例案の審議にあたり要望や意見等を述べたので、条例施行にあたりその点に関し十分留意されるよう要望し、原案には賛成する」。

 また「いまだ条例案に対するいろいろな問題が山積されていると考えるが、それらは今後の動向を見た上で時期が来れば交野市にも馴染むよう修正を加えるものであり、現段階での修正は時期尚早と考える。よって原案について賛成する」。

 また「この介護保険条例については、各市町村独自の条例案を作り出す時間的な余裕が全くなく、本市においてもそういった事情は決して例外ではない。そのために国の介護保険法に準じたものとなっているが、決して中身について反対するものではない。しかし低所得者への減免措置等市民の願いに応え、地域で安心して住み続けるための介護保険条例にするためにも原案に修正を加えたものである」との討論があり、続いて、まず提出された修正案について採決を行った結果、挙手少数をもって修正案は否決されました。次に原案について採決を行った結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第11号 交野市介護保険円滑導入基金条例の制定については、質疑並びに討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第12号 交野市介護給付費準備基金条例の制定についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「生じる見込みのある余剰金を適正に管理するために、この基金は積み立てられるが、生じる見込みのある剰余金とは。またその金額も確定しているのか」との問いに対し、「12年度において歳入については12カ月分を見込んでおり、歳出については4月分の介護給付費の請求が始まるのが翌月である5月からであるため11カ月予算を計上している。そのため1カ月分が余剰金として生じるので、この基金に積み立てていきたい。なお、金額については歳入から歳出を差し引いた残額、約3000万円ほどを見込んでいる」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第13号 交野市介護保険特別会計条例の制定については、質疑並びに討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第25号 交野市国民健康保険条例の一部を改正する条例についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「介護納付金の賦課方法について、本市では国民健康保険と同様の所得割、均等割、平等割の3方式を採用している。他市においても国民健康保険は3方式であるが、介護保険は所得割、均等割の2方式を採用している市もあると聞くが、また市民にとってはどちらの方式が負担が少なく済むのか」との問いに対し、「国の方では医療についてと介護についての賦課方式が同一のものでなくてもよいということであるが、本市においては医療分と同様の賦課割合を採用した。なお、本市の賦課割合で試算した場合、1人世帯だと9000円、2方式で試算すると8000円となり、2方式を採用する方が1人世帯での市民負担としては軽くなるが、2人世帯となると本市の場合1万4500円、2方式だと1万6000円となり、3方式を採用する方が2人世帯以上の世帯については負担が軽くなる」との答弁がありました。

 また「介護納付金賦課限度額が7万円と設定されているが、今後の推移としては国民健康保険の賦課限度額と同様に各市の判断に委ねられるものであるのか」との問いに対し、「賦課限度額の7万円に該当する方は給与収入において1000万円以上の方であるので、この限度額を更に上げるということは、それ以上の給与収入の方にも影響が出るため、当面はこの限度額の改正はないものと考える」との答弁がありました。

 また「他市では国民健康保険料を下げた市もある。本市においては昨年度と同額のまま据え置きという形になっているが」との問いに対し、「歳出の項目に老人保健拠出金という項目があり、これは診療報酬支払基金から請求される金額に基づき計上されるものである。この請求値が下がった場合、必然的に老人医療拠出金も下がるため、国民健康保険料も下がることが考えられる。本市においてはこの請求値が平成11年度の数値とほぼ同じであったため、国民健康保険料も据え置きという形になった」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、「介護保険料の限度額が7万円となったことは、市民に重い負担を課することになった。そのため少しでも市民の負担を軽減するためにも国や府の負担金を増やすといった財政支援を求めるものである。しかし、審議の中で住民の生命と健康を守る地方自治体の役割を十分に認識され、今後期待に応える対応をしていくとの前向きな姿勢があったため、原案に賛成したい」との賛成討論があり、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第32号 平成12年度交野市国民健康保険特別会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「保険給付費の中で、一般被保険者高額療養費の対前年度比が135%と他の項目に比べ突出しているが、他市でも同様の状況になっているのか」との問いに対し、「高額療養費とは、月に6万3000円以上の医療費がかかった場合、それ以上の医療費に関しては国民健康保険で賄うものである。これまで入院された場合が大体高額医療となり、高額療養費として給付してきたが、医療の発達により高度医療が施されることによっても高額医療となるため、年々給付については増加している。また市によっても医療費の差があるので、一概には同様の状態だとは言えない」との答弁がありました。

 また「平成12年度分の1人当たりの保険料として、医療分7567円、介護分1197円が提示されているが、被保険者別の保険料はどのようになるのか」との問いに対し、「2号保険者の方で介護分としておおむね1197円と医療分の7567円を合算した8764円であり、2号保険者がいない家庭であれば医療分のみとなるため、据え置きということになる」との答弁がありました。

 また「保健事業活動費の中の報償費として、健康優良家庭記念品63万円計上されている。行財政改革を推進する上でこれまで敬老祝い金や出産祝い金が廃止されてきたが、過去からの実績は踏まえ、今後あり方について検討する考えはあるのか」との問いに対し、「健康優良家庭記念品については、2年間医療費を全く使っていない家庭や、保険料を完納されている方に対し、償還の意味を含め贈呈してきた。平成10年度の実績としては1人世帯の方については93世帯、2人世帯の方については22世帯、3人世帯の方については4世帯、4世帯の方については1世帯、計120世帯に贈呈してきた実績があり、この数字は毎年大幅に変わることはないが、行財政改革を踏まえた形で今後検討していきたい」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、「深刻な不況が長引く中、保険料の滞納者が年々増加している。また4月1日より介護保険制度が始まることにより、医療分の保険料は確かに据え置きという形になっているが、介護分の保険料が重くのしかかり、更に事態は悪化の傾向にある。市として今後国や大阪府に対し国庫負担の大幅な増額を求め、また交野市としての独自の不況による減免施策の策定、あるいは積立金を取り崩し保険料の引き下げを行うといった自治体独自の努力を要求し、反対とする」との反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第34号 平成12年度交野市交通傷害補償特別会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「市民交通傷害保険の加入者の推移と給付の状況は」との問いに対し、「加入率については平成9年度14.2%、平成10年度14.1%、平成11年度2月末現在で13.9%となっており、例年どおりの移行となっている。また給付状況については、平成9年度として124口、546万円、平成10年度は死亡2件を含んでいるので139口、642万円、平成11年度は2月末現在であるが、143口、447万円である」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第35号 平成12年度交野市老人保健特別会計予算については、質疑並びに討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第36号 平成12年度交野市介護保険特別会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「これまで介護保険事業計画策定委員会であったものが、仮称ではあるが介護保険事業計画推進委員会に変更されているが、これは策定委員会からそのまま移行されたものなのか。また今後委員会での計画等については」との問いに対し、「この介護保険事業計画推進委員会は、同策定委員会の委員18名をもって構成される委員会であり、策定委員会同様要綱で定めていきたいと考えている。なお、同じ18名の委員をもって構成したのは、これまで事業、策定、立ち上げに多大なる尽力を賜った上、介護保険についてある一定の知識を持っておられるため、今後それらの知識に基づき評価等を受けたいと考えているためである。また今後、同委員会で年に2回、4月に事業計画等を含めた審議、10月には中間報告という計画を立てている」との答弁がありました。

 また「介護保険給付費の介護給付諸費の中に居宅介護サービス給付費と特例居宅介護サービス給付費といった項目があるが、これらの違いは」との問いに対し、「基本的には同様の趣旨のものであるが、要介護度1から5までの方の訪問介護やショートステイ等のサービスについての給付は居宅介護サービス給付費から支払われる。特例居宅介護サービス費とは、認定を受けた方が更新される場合に有効期限の60日前から更新の受付をしているが、何らかの理由により有効期限を過ぎた後、更新された場合、再度認定が下りるまでの間立て替え払いをしていただき、それに対する償還払いのための給付費である」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で本委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。大変長時間にわたりご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 委員長報告はお聞きの次第であります。これより第10号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。16番、中上議員。



◆16番(中上さち子議員) 介護保険条例制定について、日本共産党といたしまして賛成の立場で意見を述べさせていただきたいと思っております。

 介護保険実施まであとわずかとなり、誰もが安心して利用できる制度となるよう待たれてきました。ところが国から介護保険制度のもととなります政省令や基準が市町村に示されるのが遅く、その結果、自治体独自の内容を盛り込む時間的余裕がないままスタートを迎えました。そのため交野市介護保険条例の内容は厚生省の準則に沿った保険料や罰則などの基本的事項のみとなっております。私たち共産党がこの間指摘もし要求もしてまいりました低所得者に対する保険料、利用料の減免措置、利用者の権利擁護、市や事業者の責務、苦情処理への対応と情報の公開、オンブズパーソンの設置などこれらは触れられてはおりません。先日の民生消防常任委員会でもこのような内容を原案に付け加えた補強修正案の提案をいたしました。これから取り組まれる制度でもありますので、今後一層市民の願いに応えた独自の施策や高齢者の権利保障が盛り込まれ、地域で安心して住み続けられるための介護保険制度となるよう要望いたしまして、条例制定につきまして賛成の意見といたします。



○議長(岩本健之亮) ほかに。6番、山口議員。



◆6番(山口幸三議員) 私の方からも委員長報告の中にありましたけども、一部修正出していただいて、確かにいろいろ盛り込まれた分を否決をいたしまして、現条例案を賛成しました立場からちょっと付け加えて意見を述べさせていただきたいと思います。

 ご承知のように介護保険制度いよいよ4月1日から実施されるわけですが、この制度、先の政府、俗にいう「自社さ」というときの政府のときにいろいろ議論をされた中で制定をされて本年4月から実施ということで、確かに多くの不備があろうと思います。そういう意味から「自自公」と言われている現政府が実施するには1号被保険者から保険料をどんどん条例どおり取るというのは無理があろうということで半年間の保険料の徴収を免除とか、またそれ以降の1年間半額徴収をして、その間にある程度の整備をすると、こういう意味からそういうことをされたんだろうと思います。それを踏まえてやるためには今現条例で十分だと、そういうことから我々は、一部修正案出されましたけども、それを否決させていただいて、現行の条例で十分だということで賛成をさせていただきましたので、申し添えておきたいと思います。



○議長(岩本健之亮) ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第10号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第11号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第11号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第12号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第12号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第13号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第13号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第25号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。16番、中上議員。



◆16番(中上さち子議員) 国民健康保険条例の一部を改正する条例について、日本共産党として賛成の立場で意見を述べたいと思います。

 まず介護保険料の限度額が7万円となることは市民への負担をより増やすことにもなります。交野市として少しでも市民負担を軽減するために国や府へ積極的に働きかけ、財政支援を求める必要がある、こう考えております。また今回の一部改正の中で罰則規定の過料額を2万円から10万円以下に増やすこと、これと併せて保険証について返還を求めるものとする等、改悪の内容となっております。しかし常任委員会の中で滞納理由が経済的に支払えない困難な人で悪質でない限り、市は保険証の返還等については求めないという答弁もありました。今後、住民の生命と健康を守る自治体本来の役割をより果たされることを期待しまして、賛成といたします。



○議長(岩本健之亮) ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第25号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第32号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。16番、中上議員。



◆16番(中上さち子議員) 平成12年(2000年)度の交野市国民健康保険特別会計予算について、日本共産党として反対の立場で意見を述べたいと思います。

 長引く不況の中で交野市においても国保料の分納や減免を求める声や相談件数が昨年より増えております。収納率も90%前後と年々落ちてきております。負担能力を超えた高い国保料を払えない人が増えている中、40歳以上の人からは介護保険料が上乗せされて徴収されます。国保料金は昨年と比べて9円アップですが、国保料金と介護保険料合わせた額ではとても払っていけないと不安が広がっております。国保の加入者は中小業者、無職の人、また高齢者や低所得者層が多く、保険料の負担能力が低いのが現実です。したがって交野市として国に向けて国庫負担の復元や大幅増額などを求めつつ、自治体独自の努力も行うべきです。市として国保料の引き下げに向け一般会計からの繰入額を増やすべきです。現在府下33市の中で交野市は3番目に低い繰入額となっております。これは府下でも3番目に高い国保料の要因の一つともなっております。更に約1200万円ある積立金、これを取り崩して国保料の引き下げに回すべきだと考えております。交野市民の福祉向上と暮らしを守る自治体の役割をより果たされるよう強く要望しまして、平成12年(2000年)度の予算については反対を表明いたします。



○議長(岩本健之亮) ほかにございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第32号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

        (賛成者 起立)



○議長(岩本健之亮) 起立多数であります。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第34号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第34号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第35号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第35号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第36号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第36号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 日程第16 議案第26号 交野市下水道条例の一部を改正する条例について

 日程第17 議案第27号 交野市水道事業給水条例の一部を改正する条例について

 日程第18 議案第33号 平成12年度交野市下水道事業特別会計予算について

 日程第19 議案第37号 平成12年度交野市水道事業会計予算について

 以上4件を一括議題といたします。本件に関し委員長の報告を求めます。建設水道常任委員会堀委員長。



◆建設水道常任委員長(堀憲治) 各議案の審査報告に入ります前に、水道事業計画につきましては閉会中所管事項の調査ということで、去る11月24日、12月9日、1月20日、2月10日の4回にわたり委員会を開き、その内容について慎重に審査を重ねてまいったことをご報告申し上げます。

 それではただ今議題となりました平成12年第1回議会定例会において付託された議案第26号、27号、33号、37号についての建設水道常任委員会における審査の経過概要と結果の報告をさせていただきます。

 本議案につきましては、去る3月2日の本会議において当委員会に付託され、3月23日に委員会を開き、質疑、討論並びに採決を行ったものであります。

 なお、報告に先立ち、委員会においては多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告での質疑、答弁は、時間の都合上その大部分を割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは議案第26号 交野市下水道条例の一部を改正する条例についての審査の概要を申し上げます。

 本議案につきましては、これまで慎重に審議してまいりました。その内容及び審査結果は次のとおりであります。

 本市下水道事業は昭和43年度に供用開始し、はや31年が経過いたしました。その間、人口普及率では平成10年度末で92.4%になっています。これは大阪府下42市町村の中で第8番目の普及率であり、文化都市のバロメーターと言われる下水道の整備を本市が重点施策として取り組んできた成果とも言えます。その結果、事業に要した費用はこれまでに約126億円にも達しています。今後も市民の期待に応えるべく事業を進めるためには、事業費と使用料との均衡を保たなければ健全な下水道事業を推進することはますます苦しいものとなるのも事実です。これらの事情から今回値上げを含む改正案が出されています。委員会としてはこれまでにも4回の委員会を開き、各委員の貴重な意見等伺ってきました。

 人が生活し、活動していくための基本的な施設構築の事業であって、生活環境、水質保全等市民生活に密着した課題であり、本市財政の健全化を図る上からも支障が出ていることは認識しているものの、なお一層多くの議論、意見が必要であることで一致しました。

 これらのことから、市民に今の現況、他市の状況、今後の推移も含め、交野市の下水道事業にかかわることを十分に理解し納得してもらえるためには、十分な審議内容が出されていないと判断することから、本議案については引き続き継続審査とすることになりました。なお、閉会中継続審査の申し出を議長あてに提出しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に議案第27号 交野市水道事業給水条例の一部を改正する条例についての質疑の概要を申し上げます。

 現在、本市の水道水は自己水(地下水)が約6割、府営水が約4割という構成となっており、平成12年10月には府営水18%の値上げが予定されている。また老朽化した水道施設の更新、より安全でおいしい水を市民に供給していくことから、収益増につながらない事業等も進めていく必要性が生じてきている。これらの実態については理解できるが、老朽化した施設の充実を図ることと、今回の水道料金の値上げとの関係を考えたとき、現在の本市水道事業の経営状況、また施設のメンテナンス等も含め、検討を要するとの意見があり、その結果、本委員会において継続審査とすることに決しました。なお、閉会中継続審査の申し出を議長に提出しております。

 次に議案第33号 平成12年度交野市下水道事業特別会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「雑入について、その内容及び多額の雑入を組み入れた理由は」との問いに対し、「健全経営ということであればこの予算編成は好ましくないと考える。ただ、下水道事業を成立させるためには取らざるを得ない措置であったこと。今後は雑入の確保に努めるのか、別の財源を求めるのか、非常に苦しい状況も含め、今回この問題を解消するためにも市民皆さんに負担をお願いしたいと考えている」との答弁がありました。

 また「総事業の15%を確定していない雑入予算として組んだのでは、本来の財政の苦しさが分からないのでは。また公共下水道事業計画を実施するにあたり、どのような制限があるのか」との問いに対し、「予算編成の基本は収支均衡でなければならない。当初から赤字予算として認めてもらうには非常な議論が出てくる。そのため歳入で歳出を補わなければならない。歳入を確保できない場合は、単年度赤字が増える。よって今回の雑入は不確定財源であり、歳出に合わせた歳入として均衡を保った」との答弁がありました。

 また「広域下水道費の中で、公共分と単独分があるが、事業費等に対する内訳数字が掲載していないが」との問いに対し、「従来からの形式で、財政で予算書は作成しているが、公共分とは国庫補助で流域下水道事業を整備する負担金で、単独分は市単独で行うものである。未掲載の金額について寝屋川北部流域下水道の公共分は1676万2000円、単独分22万2000円、淀川左岸流域下水道の維持管理費分は4億2570万8000円、汚泥処理分9811万円、事業費の公共分は2億7147万円、単独分812万5000円である」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に議案第37号 交野市水道事業会計予算についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「特別職給料として水道管理者1名分が予算計上されているが、平成12年度をめどに水道管理者を選任する考えか」との問いに対し、「過去から平成10年度まで水道管理者給料として予算計上を行ってきたが、平成11年度は料金算定期間外になったので、企業努力の年度として現実対応を行ったことから予算計上を行っていない。平成12年度については予算計上を行っている」との答弁がありました。

 また「予算書において流動資産として現金・預金が11億1312万9000円が予算計上されているが、現金・預金については自由に使用可能か」との問いに対し、「現金・預金の11億1312万9000円については、すべて自由に使用できるものではない。例えばこの予算には建設改良積立金、退職給与引当金、また修繕引当金や流動負債等が含まれており、収益的収支で使用できる現金・預金はない」との答弁がありました。

 また「予算書において資本の部に予算計上されている剰余金合計29億6373万7000円については」との問いに対し、「工事負担金、給水負担金等計上しているが、資本勘定の部であり、貸借対照表上このような形で計上しているが、現金ではない。例えば国庫補助金として2730万円を計上している。この金額は汚泥の処理機を設置するにあたり、国からの補助を受けた金額を計上し、資産勘定の固定資産となっている」との答弁がありました。

 また「貸借対照表における資産の部に有形固定資産として2億1762万9000円が予算計上されているが、その内容は」との問いに対し、「私市浄水場の土地あるいは配水池等、水道施設にかかる土地の価格である」との答弁がありました。

 また「一般会計予算書については収入、支出の形態がよく理解できるが、水道事業会計予算においては歳入、歳出について複雑であり、理解しにくいが、基本的にこの形態か」との問いに対し、「企業会計原則であり、公営企業は特に一般企業の会計部分に加え、役所の一般会計をも含めた形であるため、一般企業の会計担当者は公営企業会計の組み方あるいは計上の仕方については理解しにくい部分があるとは聞いている。水道事業会計の予算書の作成にあたっては、様式等も含め法令で定められているところである」との答弁がありました。

 また「水道事業会計予算書において健全経営の程度を表す部分は」との問いに対し、「水道料金は、水自体より本来水道施設を利用する料金であることから、資本費がどの程度かかっているかという一つの尺度があり、本市の水道水は1tにつき現在55円程度であり、資本費1t当たり159円以上の水道水が高いと言われている団体である。また水道事業年報の施設の利用率を見たとき、約90%を超えており、本市は施設利用効率がかなり高いということから水道経営が効率的に行われていると理解している」との答弁がありました。

 以上のような質疑、答弁の後、討論に入り、討論はなく、採決の結果、満場一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で本委員会に付託されました議案の審査報告を終わらせていただきます。長時間にわたりご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 委員長報告はお聞きの次第であります。

 ただ今議題となっております議案第26号につきましては、今後なお一層慎重審査を要するため議長あてに閉会中継続審査をしたい旨の申し出がなされております。

 お諮りいたします。議案第26号については委員長の申し出どおり閉会中継続審査に付することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第26号については閉会中継続審査に付することに決しました。

 次に議題となっております議案第27号につきましては、今後なお一層慎重審査を要するため議長あてに閉会中継続審査をしたい旨の申し出がなされております。

 お諮りいたします。議案第27号については委員長の申し出どおり閉会中継続審査に付することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議案第27号については閉会中継続審査に付することに決しました。

 次に第33号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第33号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 次に第37号議案の委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議案第37号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり可決されました。

 日程第20 議員提出議案第2号 骨髄移植に関する医療保険の適応拡大を求める意見書の提出についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。竹内議員。



◆5番(竹内友之輔議員) ただ今議題となりました議員提出議案第2号 骨髄移植に関する医療保険の適応拡大を求める意見書の提出について、議案書に記載の3人の賛成者とともに、提出者としてその提案理由を申し上げます。

 なお、提案理由の説明につきましては、意見書案の朗読をもって代えさせていただきますので、議員各位のご理解とご協力を賜りますことをお願い申し上げます。

 日本の公的骨髄バンクは、1991年12月に骨髄移植推進財団が設立されて本格的な事業が開始され、1993年1月に始まった非血縁者間移植は既に2000例を越えている。

 しかしながら、患者とその家族は精神的にも経済的にも過重な負担を強いられている。つまり、ある日突然、原因不明とされている「血液難病」と診断され、根本的な治療法である骨髄移植を指示されながらも血縁者の中に骨髄液の提供者(ドナー)を見いだせず、ようやく骨髄バンクによって善意のドナーが現れてもなお、50万円以上の患者負担金が必要とされるからである。

 一方、骨髄移植推進財団は公的骨髄バンク事業の主体を担うべき重要な組織でありながら、非常に困難な財政状況に直面している。収入の大半を厚生省からの補助金、患者負担金、善意の寄付金に頼らざるを得ないからであるが、このままでは事業の縮小を余儀なくされ、移植を希望する患者にとって不可欠なドナー募集活動にも支障をきたしかねない。ついては、下記の内容を盛り込んだ意見書を採択し、政府に働きかけるよう要請する。

                     記

1.骨髄移植に使用する骨髄液に医療保険点数をつけ、現在骨髄バンクを介した骨髄提供に派生している患者負担金を解消すること

2.海外の骨髄バンクから提供される骨髄に対しても国内と同様の扱いとし、患者負担金のないようにすること

3.骨髄バンクの運営経費については、補助金による国庫補助ではなく、医療保険会計によるものとすること

 以上のことをどうか議員各位のご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 説明が終わりました。

 ただ今議題となっております議員提出議案第2号については委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって議員提出議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 質疑なしと認めます。これより討論に入ります。討論はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) 討論なしと認めます。

 これより議員提出議案第2号を採決いたします。本件は原案のとおり提出することにご異議ありませんか。



◆(全員) 異議なし。



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり提出することに決しました。

 ただ今可決されました意見書については早速関係機関に送付いたします。

 この際お諮りいたします。前定例会終了後今議会までの閉会中に開催された特別委員会の経過について報告を願うことにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議ありませんので、そのようにさせていただきます。

 日程第21 行財政対策特別委員会経過報告についてを議題といたします。本件に関し委員長の報告を求めます。行財政対策特別委員会竹内委員長。



◆行財政対策特別委員長(竹内友之輔) 行財政対策特別委員会の今日までの開催状況と審査の経過をご報告申し上げます。

 本委員会は、去る1月25日、交野市行財政改革推進計画第2次分案について、2月14日及び28日は施設使用料の見直しについて理事者から説明を受け、種々審査を行いました。

 なお、委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員長報告での質疑、答弁はその大部分を割愛させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

 初めに1月25日に開催し、審査いたしました交野市行財政改革推進計画第2次分案についての質疑の概要を申し上げます。

 まず「行財政改革の目標値、経常収支比率等については検討項目をすべて積み重ねていくと最終数値は」との問いに対し、「施策の整理、検討項目を再度検討を加え、目標額達成を行い、最終数値に近づけていきたい」との答弁がありました。

 また「中長期財政見通しが示されているが、義務的経費の中で人件費、扶助費があるが、14年度以後、伸び率が増加している。その根拠は」との問いに対し、「人件費については14年度以後増額の理由は退職手当で、定年退職者の人数が増減することによりその影響で数値が変動している。また扶助費については、高齢化が進行していることによる」との答弁がありました。

 また「人件費、特に退職手当金については、中長期財政計画で確立すること。また、その政策及び対策は」との問いに対し、「財政計画については、人件費等を定めて確立していきたい。また政策としては退職者の平準化を図っていきたい。なお、対策の一つとして、退職積立金の増額も視野に入れ検討したい」との答弁がありました。

 また、その他として福祉、医療、教育の分野の検討項目について質疑を行いました。

 以上、推進計画の第2次分案の委員会での質疑でありますが、この案については昨年の12月から審議を行っており、当委員会での各委員より種々提案された意見等については修正を加え、推進に向けて努力されることとした。

 引き続き施設使用料等の見直しについての資料説明を受けた。

 次に2月14日に開催し、審議いたしました施設使用料の見直しについての質疑の概要を申し上げます。

 まず「原価計算等という考え方になった経緯は」との問いに対し、「今日までは光熱水費程度ということで、人件費もあまり考えずに使用料を他市を参考にし定めていた。今回はコスト意識の観点の中から計算した」との答弁がありました。

 また「基本的な方向性を見ると、定期的に見直しを考えていくということであるが、今後のめどは」との問いに対し、「3年に一度ぐらい見直していきたい。ただ、施設の改修等があれば、その後に見直していきたい。また、今回、激変緩和で若干抑えている部分も3年間はこのままでいきたい」との答弁がありました。

 また「改定率が高いのは何%で、低いのは何%か」との問いに対し、「通常は40〜50%程度である。ただ、ゆうゆうセンターの交流ホールは約2倍から2倍半になっている」との答弁がありました。

 また「各公共施設によって徴収する料金が異なっており、何らかの発表会を催したときに、参加者より協力金ということで一定の額を徴収すれば料金が上がるということがあるが、基本的な考えは」との問いに対し、「協力金等で額が異なっているが、内容等によっては入場料的な要素のものも幾分あり、非常に困難な面があり、一定限度額等を含めた中で検討し、基準を定めていきたい」との答弁がありました。

 また「駐車場の利用料金を徴収していきたいということで、時間当たりの単価を示されているが、施設の利用によっては無理が生じてくることと、施設ごとに考えるべきであると考えるが」との問いに対し、「駐車場料金の設定段階で、すべての施設を同じ考えで実施したいと考えている。しかし施設によって利用時間が異なっているため、前後時間のゆとりをもって考えて素案を作成した」との答弁がありました。

 また「ゆうゆうセンター利用者については、各福祉団体の方等が利用されるが、その人たちとの協議は」との問いに対し、「今後、種々の問題が生じてくるので、各団体等については十分協議を進めていきたい」との答弁がありました。

 以上、施設使用料等の見直しについての質疑の概要であるが、各委員会より、駐車場の料金設定には各施設所管の担当者と十分協議調整を行うこととし、次回については駐車場を除く施設使用料金の見直しについて検討することとした。

 次に2月28日に開催し、審議いたしました施設使用料の見直しについての質疑の概要を申し上げます。

 初めに、前回において各施設所管より施設使用料についての検討事項の説明を受けた。また教育委員会所管で学校のグラウンド、体育館、児童センター及び市民ふれあい館についての考え方について説明を受けた。

 まず「利用料減免率については従来は施設ごとに定めているが、今回、当面の措置として3分の1に統一を考えているが」との問いに対し、「減免措置については、現在施設ごとに定めている。例えば、青年の家等については、体文協加盟団体については6割減免、私部グラウンドは5割減免となっており、別々に取り扱い団体により減免しているものを当面の措置として3分の1減免としたいと考えている。ただし、利用団体等の調整協議があり、検討する」との答弁がありました。

 また「使用料金見直しにあたっては審査会を開催されたが、そのメンバーは」との問いに対し、「審査会のメンバーは、助役、教育長、収入役、総務部長、行革室長及び所管の担当理事で構成している」との答弁がありました。

 また「市が各施設の会議室等を利用するときの利用料金は」との問いに対し、「市が利用するときは、いきいきランド以外は無料の措置としている。今回の改正が終われば、各施設についても市が利用するときは予算化を行い使用していきたい」との答弁がありました。

 また「利用料金の改定については、受益者負担ということで各施設別に利用料金を示されている。この考えは」との問いに対し、「大部分は受益者負担をするものとして考えて選択的サービス、基本的利用サービスということで、保有施設、ホール等ということであげている」との答弁がありました。

 また「あいあいセンターにおいて、料金表に団体ということが示されているが、どの団体を指すのか」との問いに対し、「市が全額出資法人、体文協の加盟団体等を示している」との答弁がありました。

 また「以前示されている料金では、季節に応じて料金が変わっている。例えば、冷暖房料金が含まれている場合があるが、今回の改正は」との問いに対し、「改正案については、基本的には冷暖房費を含んでいる。しかし、施設によっては別料金となっている」との答弁がありました。

 また、各施設の利用料金の設置状況によって、現在まで決定していることは理解できるが、今回の料金改定では一本化を行おうとしている。このことは市民、すなわち利用者が効果的に活用できるようにしなくてはならないことを基本的に考え、減免等の基準あるいは駐車場利用料金をも併せ考えていく必要があることから再度検討し、各施設ごとの利用率、また利用団体の考え方をまとめ、資料として提出願うことにした。

 以上で当委員会が今日まで3回開催いたしました状況と質疑の内容のご報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 報告はお聞きの次第であります。

 日程第22 ゴミ問題対策特別委員会経過報告についてを議題といたします。本件に関し委員長の報告を求めます。ゴミ問題対策特別委員会稲田委員長。



◆ゴミ問題対策特別委員長(稲田美津子) ゴミ問題対策特別委員会の今日までの開催状況と審査の経過をご報告申し上げます。

 本委員会は、去る2月8日に一般ゴミの透明袋化について委員会を開催し、理事者から説明を受け、種々審査をいたしました。

 なお、報告に先立ちまして委員会では多くの質疑、答弁が交わされ、慎重に審査いたしましたが、委員会での質疑、答弁は時間の都合上、その大部分を割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず「透明袋の購入について、本市内で販売されている場所は。また、チラシに掲載のある『女性団体の拠点販売』とは」との問いに対し、「透明袋はスーパー等で販売されている。また『女性団体の拠点販売』とは、6、7年前から女性団体が透明袋及び半透明袋を第2水曜日は青年の家のロビー、第3水曜日は市役所別館横、第4水曜日はゆうゆうセンターのロビーでそれぞれ販売されている。また、女性団体とはボランティア的団体で独自で透明袋の仕入れを行い頒布されている」との答弁がありました。

 また「透明袋の販売について、市は市内農協へも販売依頼を行っているか」との問いに対し、「農協にも量販店があることから、昨年末に透明袋について販売の依頼を行い、理解を得たので、販売については了承を得たものと考えている」との答弁がありました。

 また「スーパー等で販売される透明袋の素材について、ポリエチレン製の透明袋を販売するよう指導あるいは依頼の徹底は」との問いに対し、「チラシの裏面にも掲載しているが、ポリエチレン製ということでPRしている。販売先がどのような素材の透明袋を仕入れているのか非常に難しい部分であるが、昨今の情勢下において、ほとんどがポリエチレン製になっていると認識はしているものの、スーパー等へ透明袋の素材についてはポリエチレン製ということで依頼していきたい」との答弁がありました。

 また「市は本年4月1日から透明袋化の実施を考えているが、実施計画の中で、不透明袋を使用し、ゴミを出している場合は取り置きとして注意シールをゴミ袋に貼り、次回収集日にまだ置いてある場合は収集するとあるが、ポリバケツに入れゴミを出しているケースが多分にあると推測することから、注意シールをポリバケツのふたに貼るというような工夫については」との問いに対し、「気温も上がってくる季節となり、懸念されていることはよく理解し、心配もしている。ゴミ袋が猫やカラスによって散乱し、臭い等の問題も出てくることから4月、5月及び6月については、とりあえずすべてゴミ収集を行う予定であり、低協力地域については職員を派遣し徹底したいと考えている」との答弁がありました。

 以上でゴミ問題対策特別委員会の開催状況の報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) 報告はお聞きの次第であります。

 この際お諮りいたします。3常任委員会委員長から閉会中所管事項調査のため委員会を開催したい旨の届け出があります。3常任委員会委員長の申し出どおり閉会中所管事項調査を許可することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岩本健之亮) ご異議なしと認めます。よって3常任委員会委員長の申し出どおり閉会中所管事項調査を許可いたします。

 ただ今、市長よりあいさつしたい旨の申し出がありますので、許可いたします。北田市長。



◎市長(北田輝雄) 平成12年第1回議会定例会の閉会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 去る3月2日から本日までの27日間にわたりまして数多くの議案につきましてご審議賜りまして、それぞれご協賛いただきましてありがとうございました。また、なお引き続いてご審議いただく案件につきましてもご苦労をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 本定例会を通じまして種々ご意見をいただきました。しっかり受け止めながら市政運営に万全を期し、なお一層の努力を傾注してまいります。

 いよいよ4月から地方分権が施行されることに伴いまして、自治体運営の激変と財政運営に更なる困難が予想されますが、新年度の各会計予算もご協賛をいただきました。おかげで市民の期待に沿えることができます。職員一丸となって、奉仕者として原点に立ち返り全力を尽くしてまいります。今後とも適切なるご指導とご協力を切望いたしまして、簡単ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(岩本健之亮) これにて本議会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。よって平成12年第1回議会定例会を閉会いたします。諸案件の審議に当たられたご苦労に対し深く感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。ご苦労さまでございました。

    (午後3時12分 閉会)

 1.地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

           交野市議会 議長   岩本健之亮

           交野市議会 副議長  吉坂泰彦

           交野市議会 議員   栗原俊子

           交野市議会 議員   小林弘子