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大阪府 藤井寺市

平成25年 10月 企業会計決算特別委員会 日程単位




平成25年 10月 企業会計決算特別委員会 − 10月29日−01号









平成25年 10月 企業会計決算特別委員会



          企業会計決算特別委員会会議録

日時    平成25年10月29日(火曜日)   午前10時00分 開会

                         午前11時42分 閉会

場所    藤井寺市役所8階 委員会室

付議案件  付託議案審査

出席委員  岩口寛治委員長  山本忠司副委員長

      片山敬子委員   瀬川 覚委員

      西村政幸委員   岡本 光委員

      西野廣志委員   麻野真吾委員

欠席委員  なし

説明員   市長                       國下和男

      副市長                      松浦信孝

      総務部長                     北本義和

      同理事兼次長兼総務情報課長            林 敏雄

      同副理事兼政策推進課長              東野桂司

      同行財政管理課長                 田村誠三

      水道局長                     河野浩志郎

      同副理事兼庶務課長                小川久人

      同施設課長                    吉川和則

      病院看護部長                   森重文子

      同事務局長                    黒岡久治

      同事務局次長                   福田隆秀

      会計管理者兼会計室長               青柳幸子

(説明補助員)

      病院事務局課長代理                岩永和美

          午前10時00分 開会



○岩口寛治委員長 

 おはようございます。

 ただいまから企業会計決算特別委員会を開会いたします。

 案件につきましては、さきの定例会において、当委員会に閉会中の継続審査に付されました2企業会計決算についてでございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 審査の順につきましては、まず病院会計決算の審査を行い、続いて水道会計決算の審査を行いたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 それでは開会に当たり、市長より挨拶をお受けすることにします。

 國下市長。



◎國下和男市長 

 おはようございます。

 委員の皆様方におかれましては、早朝より本日の企業会計特別委員会にご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。

 過日の定例市議会において付託をされました企業会計、特に病院会計並びに水道事業会計の決算について、いずれも慎重なるご審議を賜りながら、ご認定を賜ることを我々としては願っているところでございますので、よろしくご審議の上、ご認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。



○岩口寛治委員長 

 それでは、これより議事に入ります。

 まず認定第7号、病院事業会計決算についてを議題とし、担当者より説明を求めます。

 福田市民病院事務局次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 それでは、平成24年度藤井寺市病院事業会計決算につきましてご説明申し上げます。

 決算書の内容につきましては、9月の定例会で説明させていただいておりますので、本日は資料として配付させていただいております平成24年度藤井寺市病院事業決算収益的収支明細書、資本的収支明細書、業務分析表に基づきましてご説明申し上げます。

 恐れ入りますが、業務分析表の2の1ページをお願いいたします。

 初めに、診療科別の年間患者数の状況でございますが、入院では内科が1万867人、外科9,015人、整形外科5,230人、消化器内科2,906人、小児科147人で、入院合計では2万8,165人となり、前年度より1,483人増加しております。

 前年度との比較を診療科別に見ますと、内科が1,059人、外科で1,311人の増加となりましたが、整形外科が769人、消化器内科が13人、小児科が105人の減少となっております。次に外来患者数でございますが、内科が2万3,844人、外科6,538人、整形外科1万3,090人、消化器内科4,842人、小児科4,131人、放射線科332人で外来部門の合計は5万2,777人となり、前年度より5,410人減少いたしました。

 診療科別で見ますと、小児科で127人、放射線科で53人の増加となりましたが、内科が1,805人、外科が739人、整形外科が2,354人、消化器内科が692人の減少となりました。

 入院患者数が伸び悩んだこと、及び外来患者数の減少の主な要因は前年度に比べ、外科医及び整形外科医が各1名減少したこと及び内科では医師が増加したものの年度当初に産休や長期の病休者が重なり、診療体制が整わなかったためでございます。また、外来につきましては投薬日数の長期化の影響もあるものと見ております。

 続きまして、2の2ページをお願いいたします。

 市町村別の利用状況についてご説明申し上げます。

 まず、入院では藤井寺市民の利用は2万277人で、構成比で見ますと72.00%となり、前年度より人数で2,252人の増加、構成比では4.43ポイントの増加となっております。外来での藤井寺市民の利用は3万6,831人、構成比で見ますと69.79%となり、前年度より人数で5,196人、構成比では2.46ポイントの減少となっております。入院・外来を合わせまして約7割が藤井寺市民の方の利用となっており、近隣の羽曳野市、柏原市を合わせますとこの3市の市民の方で約95%を占めている状況でございます。

 続きまして、2の3ページをお願いいたします。

 業務分析でございますが、平成24年度の病床利用率は78.7%でございます。1日平均の入院患者数は77.2人、外来患者数は180.1人となっております。

 次に医師1人に対する1日当たりの患者数でございますが、入院部門は3.9人、外来部門が7.3人となり、また看護部門につきましては、入院で0.9人、外来で1.7人となっております。

 続きまして、患者1人に対する1日当たりの診療収入でございますが、入院全体では3万7,061円、外来全体では1万5,748円となっております。平成23年度との比較では、入院が1,797円、外来が376円増加しております。

 2の4ページをお願いいたします。

 職員1人1日当たりの診療収入は、医師では29万5,151円、看護部門では7万5,750円となっております。

 次に患者1人1日当たりの薬品費でございますが、投薬では4,453円、注射では2,772円となっております。また、入院患者1日1人当たりの給食材料費は635円となり、医薬品に対する使用効率は111.2%でございます。

 次に診療収入に対する割合では、注射投薬収入で34.7%、検査収入では9.9%、X線収入6.5%となったものでございます。

 次に診療収益に対する材料費の割合は39%で、このうち薬品費は32.9%となっております。

 また医業収益に対する職員給与費の割合は56.1%となっており、前年度より1.8ポイント減少しておりますが、これは退職給与費が平成23年度の8,276万1,452円に対し、平成24年度は3,883万7,162円に減少したことが主な要因でございます。

 続きまして100床当たりの常勤職員数の状況は、看護師の増員により職員合計で前年度より2名増の106.1人となっております。

 2の5ページをお願いいたします。比較貸借対照表につきましてご説明申し上げます。

 まず固定資産の平成24年度末現在高は18億9,147万5,119円で、前年度より1億5,863万9,066円減少しております。これは平成23年度に電子カルテ等の医療情報システムの導入をしたことにより、機械及び備品が大幅に増加しましたが、これらの減価償却が進み、また平成24年度の医療機器の購入額が1,291万7,525円と少額であったことによるものでございます。

 次に現金預金、未収金等の流動資産は10億5,247万1,916円となり、前年度より9,591万8,906円減少いたしました。

 次に負債でございます。流動負債といたしまして、未払い金は1億6,183万297円で、前年度より7,082万2,459円減少しております。この未払い金は、薬品費等の購入費でございますが、会計処理の関係で5月末には最終処理を行い、支払いは完了しております。

 続きまして資本の状況でございますが、平成24年度末の資本金といたしまして一般会計より出資いただいております自己資本金が21億7,806万3,056円、建設改良費としまして病院整備や医療機械等の購入のために借り入れを行いました借入資本金、企業債の現在高でございますが、これが13億7,944万6,941円となり、資本金合計では35億5,750万9,997円となったものでございます。

 次に資本剰余金と欠損金を相殺しました剰余金はマイナス7億7,539万3,259円となり、資本合計は27億8,211万6,738円となっております。

 2の6ページをお願いいたします。

 比較損益計算書につきましてご説明申し上げます。

 平成24年度医業収益は入院収益、外来収益、その他医業収益を合わせまして19億5,415万4,652円となりました。また医業外収益は1億3,554万415円となり、これを合わせました収益全体では20億8,969万5,067円となりました。

 次に費用といたしまして、医業費用では22億2,441万8,733円となりました。また医業外費用では2,748万3,024円となり、費用全体で22億5,190万1,757円となり、収支差し引きいたしますと1億6,220万6,690円の純損失の発生となったものでございます。

 2の7ページをお願いいたします。

 職員1人当たりの給料費を記載しております。これは先ほども申し上げましたが、退職給与費が平成23年度は8,276万1,452円であったのに対し、平成24年度は3,883万7,162円となったため、職員1人当たりの金額が大きく下がっておりますが、給与手当・法定福利金につきましては、1から2.1%の増となっております。

 以上、まことに簡単ではございますが、平成24年度藤井寺市病院事業会計決算内容の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。



○岩口寛治委員長 

 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はございませんか。

 麻野委員。



◆麻野真吾委員 

 外来の患者数について、ちょっとお聞きいたします。

 入院患者さんにつきましては、ここ数年、増加してきているんですけれども外来患者数が平成22年に比べますと24年度が5万2,777人と約9,500人ぐらい大きく減少しております。平成22年度末に完了した耐震補強リニューアル改修工事により病院施設は一新され、MRIの導入など医療機器も整備された中で当然、平成23年度からは外来患者さんの増加を期待していたところですけれども、現実は2年連続で減少となっております。この要因をどのように分析されているのか、また参考までに現状どのようになっているのかもお聞かせください。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 外来患者数の減少につきましては、まず平成23年度につきましては平成24年4月末に内科医1名が退職し、その補充が24年1月末までできず、この間、内科系の医師が内科・消化器内科を合わせて4名と極端に少ない状態が続きました。このため退職した医師が主治医であった患者さん全てを当院の医師で割り振ることが困難となり、100人を超える患者さんを地域の医院に紹介させていただきました。これに加えまして平成24年1月から稼働しました電子カルテ導入時の混乱を避けるために、予約の制限をかけ薬の長期投与化をしたことによる影響で外来患者数が減少したものでございます。

 平成24年度につきましては、内科は充実したものの外科・整形外科でそれぞれ1名の減となり、また内科医の数はふえたのですが年度当初に産休や長期の病休者が複数出たことにより7月まで実際診療に当たれる医師が少なかったということと、薬の長期投与の影響が引き続きございまして、外来患者数については厳しい状態が続いたものでございます。

 今年度平成25年度につきましては、一応4月から9月までの上半期の状況でございますが、外来患者数は2万7,447人と平成24年度の上半期と比べまして人数では629人、診療報酬では約2,680人上回ってはおりますが、まだ大きく回復するところまでは至っておりません。これも薬の長期投与の影響からちょっとまだ抜け出せないものと考えております。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 麻野委員。



◆麻野真吾委員 

 医師の不足というのはあれですけども、電子カルテの導入時の混乱を避けるために薬を長期投与した影響で減少したとのご答弁ですけれども、今後、外来患者数をふやす、回復するための手だてというのはどういうふうなことを考えておられるのかお聞かせください。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 外来患者数の回復につきましては、一つは長期投与した患者さんの来院期間をもとに戻していくことと、また現在は午前の診療枠が予約だけでいっぱいになっている状況でございますので、新患や急患の患者さんが来られるとどうしても待ち時間が長くなります。このため一定、予約の患者さんをちょっと午後の診療に回し、ちょっと午前の診療枠に余裕を持たせるようにしております。それと例年、藤井寺市内の紹介患者さんの多い医院には院長、大体30件弱ぐらいでございますが、挨拶に回っておりました。この4月に院長がかわられましたので、平成25年度につきましては市内の今まで行ったことのない医院さんや羽曳野市、柏原市の医院さんにもちょっと当院のPRや患者さんの紹介のお願いを兼ねまして、ことしは80件程度挨拶に回らせていただきました。この結果、地域からの紹介患者数もふえてきております。また11月号広報にも掲載いたしますが、10月から整形外科で肩関節の専門外来を開始しております。こうした専門外来を充実していくことも新たな患者さんを獲得していく上では有効ではないかと考えております。

 あと病院のPRという面では現在、病院パンフレットやホームページの見直し作業を進めているところでございます。また今、藤井寺駅に上げております病院の広告看板につきましては、以前はホーム端のほうにありましたのを、できるだけ中央にということで移設をさせていただきました。駅の看板につきましては、来年度に地元の道明寺駅と古市駅にもちょっと看板も設置する方向で予算組みをしてまいりたいと今検討しております。

 こうしたことで、少しでも当院の認知度を上げていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 麻野委員。



◆麻野真吾委員 

 ご努力をお願いいたします。

 それと支出のほうで減価償却費が平成22年度決算額は約4,580万でありましたのに対しまして、23年度は約1億2,200万、24年度が約1億7,000万と急増しております。これは病院整備工事や医療機器の更新により大幅に増加したものですけれども、収支に大きく影響するものですので、今後どのように推移すると見ておられるのかお聞かせください。また病院整備や医療機器の購入にあった起債の償還額の推移もあわせてお聞かせください。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 今後の減価償却費につきましては、平成25年度、今年度の医療機械の購入を予算額の8,955万5,000円とし、平成26年度以降を2,000万円、また来年度予定しております3期棟の空調設備等の改修経費、これを9,310万円とした場合の減価償却の推移についてでございますが、平成25年度が約1億6,960万、平成26年度が約1億8,010万円、平成27年が1億8,050万、平成28年度が1億5,580万、平成29年度が1億4,320万、平成30年度が1億920万円と見込んでおります。

 減価償却費につきましては、平成26、27年度、これが約1億8,000万円でここがピークとなり、平成28年度以降は減少に転ずるものでございます。減価償却費につきましては、現金が動くものでございませんが今、申し上げました平成29年までは特に高い水準で推移いたしますので、収支的にはちょっと厳しい状況が続くものでございます。

 一方、企業債の償還額につきましては一応、企業債の元金と利息分を合わせまして平成24年度決算が1億320万1,061円でございました。今後の医療機器の購入及び3期棟への改修への起債充当を勘案いたしました償還額の見込みでございますが、平成23年度が元利合計で1億8,010万円、平成26年度が1億7,900万、平成27年度が1億8,540万、平成28年度が1億9,230万、平成29年度はちょっと下がりまして8,380万、平成30年度が8,580万円でございます。こちらも平成25年から平成28年度は1億8,000万円から1億9,000万円で推移いたします。先ほどの減価償却費と合わせまして、特に平成28年度まではちょっと収支的にかなり厳しい状況が続くものと見ております。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 麻野委員。



◆麻野真吾委員 

 入院患者数はふえてきておりますけれども、外来患者数が2年連続で減少している中で減価償却費や企業債の償還により平成28年度まではかなり厳しい経営環境にあるとの答弁でございました。

 病院事業という性質上、診療にかかわる部分でのコスト削減には一定限界があると考えております。このため収支を安定化するためには、いかに収入を確保していくか、特に減少傾向にある外来患者数をいかにふやしていくかが重要であると考えております。医師の確保はもちろんのこと、ご答弁にもありました病診連携の強化や病院のPRを積極的に行うなど外来患者をふやす手だてをいろいろな角度から検討していただき、病院の健全経営を図っていただくことを要望いたしまして終わります。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 決算書の15ページをお願いします。

 職種別職員数のところでなんですが、医師の人数、今も若干お話がありましたけども、23年度末と24年度末を比べてみて年度末時点では変わりがないということになっております。先ほどちょっとおっしゃっていただいていたんですが、それで採用・退職については年度内にいろいろ変動があったかと思います。その点につきまして診療科別にお聞かせいただければと思います。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 職種別の職員数につきましては、先生がおっしゃるとおり決算書15ページに平成24年度末と平成23年度末現在の職員数及び年度内の増減を記載しております。決算書では年度末での数字となっておりますが、平成24年4月1日現在の医師数につきましては17名でございます。診療科別では内科が7名、消化器内科が1名、外科3名、整形外科が同じく3名、小児科が2名、放射線科が1名でございます。平成23年4月1日現在の医師数は総数で16名、診療科別では内科が4名、消化器内科が1名、外科が4名、整形外科が4名、小児科が2名、放射線科が1名でございましたので、4月1日現在での比較では内科医が3名の増、外科が1名の減、整形外科が1名の減となっております。ちなみに平成25年度につきましては4月1日現在で内科医が1名の減、外科が1名の増となり、内科が6名、消化器内科が1名、外科4名、整形外科3名、小児科2名、放射線科1名で計17名でございましたが、6月末に外科医が1名退職しておりますので、現在は16名となっております。これも平成24年度の採用退職を時系列で申し上げますと、平成23年度末に外科医1名、整形外科医1名、小児科医1名が退職され、かわりに平成24年4月1日に内科医を2名、小児科医を1名採用しております。このため4月1日現在では内科医が2名の増、外科・整形外科がそれぞれ1名の減となりました。その後、内科での出入りが多く、6月1日に内科医1名が入れかわり、7月1日には今の内本院長が赴任されて来られまして、この時点では医師数は18名となりましたが、9月末に内科医1名が退職し、また17名に戻っております。また1月1日にも内科医1名が入れかわっております。年度末に笹川前院長が定年退職となり、内科医1名、外科医1名、小児科医1名が退職され、かわりに外科2名、小児科で1名を採用しております。平成25年度に入りましては、先ほども申し上げましたが、外科医1名が6月末に退職されたため、現在は16名となっているものでございます。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 環境が大変な中でお医者さん頑張っていただいているんですが、その中でやはり出入りもあると。それで医師の確保に病院としても尽力されているということはよくわかります。なぜ、これをまた取り上げたかといいますと、やはり地域に根差した医療機関として市民の皆さんに安心して受診していただくためにも医師の定着ということを図っていくことが大切だと考えるからです。

 それで23年度末では内科2人、外科2人、それで整形外科でちょうど1年となる方が1名というのが昨年ご答弁いただいた1年未満の医師の方の人数だったんですが、24年度末ではどうでしたでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 医師の勤続年数でございますが、平成24年度末現在で勤務しております医師の勤続年数を答えさせていただきます。

 まず内科でございますが、勤続年数が一番長い医師が30年と6カ月、次が24年と6カ月、続いて11年となっておりますが、残りの4名につきましては平成24年度になってからの採用となっております。消化器内科につきましては7年勤務の医師が1名でございます。外科につきましては勤続年数5年、2年と1年4カ月の医師3名となっております。整形外科医も医師数は3名で、勤続年数は15年、5年、2年でございます。小児科は4年6カ月と平成24年4月1日に採用いたしました1名の2名でございます。放射線科は1名で勤続年数は30年10カ月でございます。

 お尋ねの当院での勤務年数が1年未満の医師につきましては内科が4名、小児科が1名の5名でございます。なお、決算書では平成24年度中の採用は6名となっておりますが、24年度に採用した内科医1名が年度途中で退職されたため、年度末現在の勤務年数が1年未満の医者は5名となるものでございます。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 新たなお医者さんの確保と合わせると1年間でそう変わるものではないですけども、昨年と同じ5人という状況ということです。ご苦労されていることはよくわかりますが、やはり長年診ていただく先生ということで安心感も信頼関係も深まっていくということもございますので、医師の定着を図るためにも今後どのように取り組んでいかれるかお聞かせいただければなと思います。



○岩口寛治委員長 

 福田市民病院事務局次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 医師の確保が病院といたしましても最大の課題でございまして、やはりいい先生に長く勤務していただくというのが切実な願いでございます。ただし医師の異動につきましては、大学医局の人事異動の影響が大きく、今も大学の医局自体にも人がいない状況でございます。また大学院生の医師につきましては、また大学の研究に戻られるといった場合もあり、特に若い医師の異動が多くなっております。特に平成24年度につきましては内科医が産休に入り、その穴埋めのために派遣いただいた医師が病休となって結果的に退職されたんですが、またこの補充のために送っていただいた医師も年度途中までということで、平成24年度は内科医の出入りが多かったものでございます。

 医師の派遣につきましては、大学医局には市長みずから幾度となく足を運んでいただき、医師の派遣をお願いしております。この10月にも来年度の大学医局の人事異動を見据え、大阪市立大学と近畿大学の医局のほうへ市長・院長・事務局長が医師の派遣をお願いしてきたところでございます。

 一方、大学との関係を強化するため、平成23年度以降、大阪市立大学から研修医を受け入れております。また藤井寺市医師会との病診連携における症例検討会に大学の教授を講師としてお招きして、関係強化、そのパイプを持つようにしております。大学との密接な関係を維持しつつ、今後も粘り強く医師の派遣をお願いし、医師の確保を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 私のほうからも近大・市大との関係強化、それから藤井寺医師会との病診連携の強化などをぜひ今後も強めていっていただきたいということをお願いしたいと思います。

 次に、収益的収支明細書の1ページ、1−1.医業収支の3.その他医業収支の2に当たる公衆衛生活動収益のところなんですが、団体健康診断に関してお尋ねします。

 平成23年度の実績と比べていかがでしょうか。先ほどお話があった中では、年度当初は若干ありましたが、内科医としては体制が整ってきているというところもおっしゃっていただきました。そういう条件もあるかとは思うんですが、いかがでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 団体健康診断の実績でございますが、平成24年度につきましては、これは本市の新規採用職員に対する採用時健診も含めての数字ではございますが、団体健診の申し込みがあったのが10社、受診者数は68名でございました。23年度は7社で受診者数は63名でございましたので、若干の件数増にはなっております。

 現在、団体健康診断につきましては月曜日から土曜日までの診察時間中にお越しいただいて問診や検査を受けていただいておりますので、ここで受診者が大幅にふえると診察の待ち時間がふえてしまうというジレンマがございます。内科医もふえてまいりましたので、収益を上げるために団体健康診断は伸ばしていきたいところではございますが、現在、内科が2診体制、消化器内科は1診でございますが、これが月曜から土曜日までフルオープンしております。これに加えまして月・水・木と肝臓病・糖尿病、循環器の専門外来をしており、診察に当たっていない医師は胃カメラや大腸ファイバーを行っております。また午後も当然、病棟の回診はもちろんのこと、エコー検査や大腸ファイバーを行っており、また糖尿病教室等も入ってまいりますので、1週間通して健診だけのための体制をつくるというのは、看護師の割り振りも含めましてちょっと困難な状況にございます。また一定曜日を決めて、例えば午後に来ていただくとした場合は、利用者側からすれば不便なことになってしまいますし、今はちょっとそのすき間もない状況でございます。また団体健診を受けるには、当院には婦人科がないというのもちょっと一つのネックにはなっております。

 団体健診につきましては、協会けんぽの特定健診、これを受けると件数的にもちょっと大幅に伸びるのが期待できますので、何とかこれをちょっと受けれないかということで、以前から検討しているんですが、現状ちょっとなかなかそこまで踏み出せないといった状況でございますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 今のご答弁ですと、団体健診は今後、今以上に積極的にというのはならないのではないかというふうに思います。それで先ほどの話で受診者が大幅にふえると診察の待ち時間がふえるということをおっしゃっていただきました。これは団体健康診断と日々の業務とあるわけで、それはわかるんですが、でも先ほどからもお話があったように外来患者の数をふやそうということは目標というか考えているわけですから、それで待ち時間がふえてしまうということではちょっと理由にならないかなというふうに思うんです。

 それから1週間の通しで健診だけのための体制をつくるということは、今の段階で困難だということなんですけども、それで考えるとやはり団体健診をふやせないということになってしまうので、やはり検討はしているということなんですけども、検診ふやしていくというふうな体制をつくる方向で尽力していただきたいなと思っているんですが、その辺はいかがでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 先ほども言いました協会けんぽ、これは以前からここの地域なかなか特定健診の受診機関がないということで、向こうから何とか受けてくれないかということを数年前から受けております。新館のほうは健診センターと名づけて、あそこを健康診断のときに使いたいという思いもございまして、先生がおっしゃるように23年度かなり医者が少なかったということでちょっと厳しいと。それで内科医もちょっと充足してまいりましたので、何とかそういったやりくり等を考えながら収益的には大きなものなので、病院としても年々棚上げ状態だし、いろいろと検討はしているんですけども、なかなか診療の体制とか先生の空き時間、あるいは看護師の割り振りとか、ちょっとまだ課題が多くありますので、これは病院としても収益を上げるためにとっていきたいところですので、その辺につきましてはいろいろな角度から何とかできないかというところの検討は進めさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 ぜひ検討を進めていただきたいというふうに思います。

 後ほど触れるんですけども、経営プランとのギャップを考えても、やはり外来患者さん1日平均で決算書の16ページで先ほどもご説明いただきましたけども、180.1人だったのがもとのプランでは240人が想定されていたわけですね。それを考えても、やはりどうやって患者さんに来ていただくかということをさまざまな分野で考える必要があります。それで団体健診も通じて、新たに市民病院に来ていただくということも考えていく必要がありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。もちろん言うまでもないんですが、身近で健康診断を受けられるということ自体が市民病院の重要な役割ですし、地域における中核的な医療機関としての役割を担う上でも公衆衛生活動を進展させるというのは重要ですので、ぜひよろしくお願いしたいということを申し上げます。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 決算書の3ページ、4ページなんですけども、資本的収入及び支出の欄外に消費税の納付額を資料としてつけていただいてます。病院事業では最終消費者になりますから消費税はどこにも転嫁できません。今後、現行法どおり来年4月から8%に上げられた場合、また仮に10%になった場合、どのような負担増になりますでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 岩永課長代理。



◎岩永和美市民病院事務局課長代理[説明補助員] 

 消費税の引き上げによる影響についてでございますが、平成24年度市立病院事業収益決算額20億9,397万8,330円のうち消費税の課税対象額は8,994万8,687円で、これに対する借受消費税及び借受地方消費税額は428万3,263円でございました。これは患者様等からお預かりしました消費税額となっております。

 一方、当病院が業者等に支払いました消費税につきましては、市立病院事業費用決算額22億5,389万7,719円のうち、消費税の課税対象額は9億6,136万8,830円と資本的支出のうち建設改良費1,294万4,400円が対象となり、合わせて課税対象額は9億7,431万3,230円となり、これに対する仮払消費税及び仮払地方消費税額は4,639万5,852円となるものでございますが、このうち控除対象となる仮払消費税及び仮払地方消費税につきましては202万2,837円となり、平成24年度の消費税及び地方消費税の納付額は225万8,500円となったものでございます。実際に業者等に支払いました仮払消費税及び仮払地方消費税額4,639万5,852円に対しまして控除対象となりますのは202万2,837円でございますが、この差額につきましては、診療報酬のほうに転嫁されているものと解釈されております。

 今後、来年の4月に消費税が8%、27年10月には10%に引き上げられる予定となっております影響額につきましては、この平成24年度決算をベースに試算いたしますと、8%の場合、納付額は約366万円となり約140万円の増加、10%の場合、納付額は約450万円となりほぼ倍増となるものです。ただし業者等に支払います仮払消費税及び仮払地方消費税につきましては5%では約4,640万円だったものが、8%では約7,424万円、10%の場合は約9,280万円となりますことから、来年平成26年4月に予定されています診療報酬改定には、この消費税の引き上げ分が適正に反映されなければ病院経営は厳しいものになると認識しております。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 今、消費税の引き上げ分が診療報酬改定に適正に反映されなければ、病院の運営は厳しいものになるとおっしゃっていただきましたが、しかし適正な反映といっても診療報酬に反映させるということは患者さんへ負担がかかる、それから保険事業者への負担にかかるということを考えても、本当にこれ逆にそうしなければ病院の経営が厳しくなると、本当に病院泣かせ、市民泣かせの増税になってくると思うんです。この消費税増税に関して言えば、増税そのものには賛成だという方でも、今の経済状況とかを考えて、来年4月からの増税は無謀ではないかという方も多数いらっしゃると思います。市民の健康と命を守っていく立場から適切な意見表明をしていっていただきたいということを要望しておきます。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 最後になりますが、決算書の5ページ、6ページ、損益計算書の当年度純損失なんですけども1億6,220万6,690円、若干の黒字を想定していたことを考えると経営プラン、初年度から大きく乖離したと言わざるを得ません。この点はどのように評価しておられますでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 市立藤井寺市民病院経営プランにおきましては、平成24年度の収益的収支の決算額、これを249万9,000円の若干の黒字と見ておりましたが、実際は先生がおっしゃる1億6,220万6,690円の赤字と、プラントとの目標数値と大きく乖離してしまいました。この要因につきましては、先ほども申し上げておりますが、まず入院につきましては外科と整形外科で医師が減となり、内科医がふえたものの年度当初に内科での長期の病気休職者や産休者が出たことにより、実際に診療できる医師が少なかったということで、4月から6月までの病床利用率が72.1%と非常に低く、7月以降は平均で80%は確保できたものの年間での病床利用率が78.7%となり、プランでの目標値85.7%から乖離したものでございます。

 収益的には単価アップもございましたので、プランでの見込み額10億9,548万1,000円に対しまして、決算額は10億4,383万4,411円となり、約5,160万円が目標に届かなかったものでございます。ちなみに平成25年度につきましては、一応9月までの上半期の病床利用率は86.7%とプランどおりの数値となっており、例年1月はお正月の関係で病床利用率が落ちますが、このまま推移すれば大きく乖離することはないかと見ております。

 また一方、外来につきましては、先ほど申し上げました要因と薬の長期投与の影響が大きく、プランでの想定を1日平均の患者数240人、これを大きく下回り今1日平均が約180.1人となったため、10億5,733万2,000円を見込んでおりました外来収入が8億3,112万937円にとどまったため、外来収入で約2億2,620万の乖離が出たものでございます。外来につきましては、平成25年度も上半期1日平均の患者数が183.1人と前年度より若干ふえておりますが、依然厳しい状況にございます。

 一方、支出のほうでございますが、支出のほうではプランの23億8,301万6,000円に対し、決算額は職員給与費や委託料の減により22億5,190万1,757円と約1億3,110万円の減少となりましたが、収入のほうで入院、外来収益が目標値を下回り、特に外来収益での乖離が大きく、プランでの収入見込み23億8,551万5,000円に対し、決算額が20億8,969万5,067円と約2億9,580万円の不足となり、歳出の不用額との相殺で経常損益におきましてプランと約1億6,470万円の乖離が生じたものでございます。

 あと入院と外来の患者数を除きましたその他の医療機能に関する数値目標に対しましては、年間手術件数が目標の450件に対し436件とわずかに届かなかったものの、外科・整形外科で医師が1名ずつ減少した中で平成23年度並みの件数を確保できたことにつきましては、一定評価をしているところでございます。

 その他の数値につきましては、患者紹介率はプランの23%に対して25.8%、平均在院日数が14.5日に対し13.1日、患者1人1日当たりの診療収入につきましては入院が3万5,730円に対し3万7,061円、外来が1万5,036円に対し1万5,748円、人間ドックの件数が50件に対し52件となり、いずれもプランの数値目標は達成したものでございます。患者数以外はプランでの目標数値はほぼ達成しておりますので、先ほどご指摘にもありましたけど、患者数の確保、特に外来患者数をどう伸ばしていくのかが今後収支を改善するためにも最大の課題となっているものでございます。

 しかし全国的にも一般病院における外来患者数は減少傾向にございます。厚生労働省の病院報告によりますと、右肩上がりであった外来患者数が平成12年度の、これは全国ですけども、1日平均176万8,619人をピークに減少し、平成24年度には1日平均が134万634とピーク時に比べて24.19%減少しております。

 こうした中、外来患者を急激に回復するというのは困難であるとは考えておりますが、地道に藤井寺市民病院の認知度を上げるために、うちの病院ではこうした治療や検査ができるということを広く知っていただくため、さまざまな機会を捉えてPRを行っていくことと、やはり地域との連携を強化し、紹介件数をふやしていくことが重要でございますので、これらを重点的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 全国的なことも若干言っていただきました。病院の状況については、先ほどから外来患者をいかにふやすかが大切だということは指摘させていただいてたところです。改めて言いましたのは、プランの初年度から乖離があっては、このプランを立てたことと、これを承認した議会としてもやはりどうだったのかと、甘かったのではないかということが問われてますので、改めて取り上げさせていただいたところです。

 今後とも医者確保に引き続き、力を入れて体制の確保を図るとともに地域との連携を深めて、地域医療の中核的存在である市民病院の位置と役割を大いにアピールしていただきたいと思います。

 その役割という点で考えても、産科の設立が望まれているということを申し述べて、私の質問を終わります。



○岩口寛治委員長 

 他にございませんか。

 片山委員。



◆片山敬子委員 

 先ほどから通院患者さんの減少ということで、本当にいろいろと聞かせていただきました。それで一つお伺いしたいんですけど、通院患者さんの中で、この1年間でピロリ菌検査、除菌に来られた患者数はふえておられますでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 申しわけございません。実際の患者数というのはとってございません。ちなみではございますけども、宣伝になりますけども、うちの人間ドックのほうで胃カメラをする際にピロリ菌があると、別料金にはなりますけども、除去させていただくということもございまして、話はずれますけど人間ドックのPRのほうには活用したいんですけど、ちょっと実際何件受けたかといったところは把握しておりません、申しわけないです。



○岩口寛治委員長 

 片山委員。



◆片山敬子委員 

 ふえているか、ふえていないかをちょっとお伺いしたいと思います。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 感じとしてはふえているとは思うんですが、実際の数字をもってませんので、ちょっとふえているも減っているも答弁できませんので、申しわけないです。



○岩口寛治委員長 

 片山委員。



◆片山敬子委員 

 ピロリ菌というのは、本当に胃がんに大きくかかわっていると言われています。ピロリ菌の除菌は、本当に胃がんに有効だとも言われてます。ピロリ菌の検査も除菌もほかの病院でやっているところがすごく少ないんです、現実は。それは聞いているんです。最近、周りの方にお伺いしたんですけど、藤井寺市民病院で除菌を受けられた方は、胃がんのリスクがすごく少なくなったということで本当に喜んでおられるんで、先ほども今後、肩の専門医をおかれると言われてましたけど、本市においては市民病院の特色を前面に出していっていただいて、本当に啓発をしていただいて通院患者の向上のために頑張っていただくことを私から要望させていただきます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 他にございませんか。

 西野委員。



◆西野廣志委員 

 先ほどから同僚議員の質問に答えられたのをお聞きしていて、大変状況が厳しいと。23年度の決算審査の中で「今後は最新医療機器導入等の施設整備情報を積極的にPRして、新規患者を獲得することや大学病院や周辺地域の診療所との情報交換等により一層の連携を強化し、医師が欠けることのないよう配慮するとともに、毎月の患者数、収益や費用に基づき経営プランとの比較・分析評価を行い、収支の改善に向けた目標を設定し、さらなる経営健全化へ取り組みを推進されたい。」という結びが平成23年度決算でありました。今の答弁の中で、これに整合しない矛盾点、経営努力が行き渡っていないというのが少し見えてきました。

 今回、24年度の結びでは「当年度は入院患者数は回復しているが、外来患者の減少傾向が続いているため、周辺診療所とも連携を図るなど外来患者の確保を目指す必要がある。また経費削減、抑制方策を検討するとともに、常に医師と医療スタッフの確保に努めながら安定した病院経営を目指されたい。」と結びでこう書かれているんですけど、先ほどからの答弁を聞いていると、なかなかそれが難しいというような状況を生んでいる。今後、この決算審査の意見書に基づいて、できるだけ健全経営になるように努力していただきたい。民間で大体十三、四億円の100床ぐらいの病床のところで黒字経営をしているところはたくさんあるけど、うちの市として院内処方をしながら、こういう状況を生んでいるというのはやはり経営は大変な状況を生んでいるなという感じを受けます。これは院外処方にすると、薬品類が6億前後のお金が動いている中で収入も落ちますし、本来はできるだけ早く院外に移して、経営健全化に向けて努力してほしいと思います。

 私は毎年よく言いますけど、患者を送り込む手だてを年々高齢化していく中で、やはり遠いので行けないという患者さんもたくさんお聞きします。それに対して交通網も、もう少し考えるなり、リハビリも民間なら送り迎えしているのに、市のほうはなかなかできていない。今の循環バスでやっても病院に行っておられる患者の数は市としては、病院としてはその分については把握されていますか、その循環バスで行ってる患者さんの数。



○岩口寛治委員長 

 福田次長。



◎福田隆秀市民病院事務局次長 

 実際の数が何人来られてるというのではないんですが、ちょっと古いデータなんですけども平成20年11月ぐらいにアンケート調査させていただきまして、うちの病院はどんな手だてで来られているのかということで、ある意味では近隣の方が多くて徒歩ないし自転車というところが大体3分の2でございました。残りが自動車でそのうち半分が自分で運転してくる、残りの方が家族が運転してくると。これはちょっと期間も短くて1週間か10日ぐらいの調査でしたけど、循環バス事業はそのときたしかお1人だけだと記憶しております。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 西野委員。



◆西野廣志委員 

 なかなか循環バスで、私も乗ったときに12時ごろに着く、今ちょっと調べてないんでね、着くのがあると。それでは、もう間に合わないという患者さんも、利用者もおられたので。だから、それとは別に病院に送り込む手だてをやはり考えていただいて、外来患者をふやす手だて、これは病院だけではなしに、それを経路として使う中で市のほうにも検討を、研究していただきたいなと。今後、免許証を返す人もふえてくるし、高齢化もわかっているわけですからね。それに対して外来患者をふやすための手だて。それと先ほどからの答弁の中にあった病院の医師の不足、これはやはりできるだけ解消するようにね。なかなか難しいと思います、大学病院との関連で言えば。そういうところも極力努力していただいて、健全経営に努力していただきたい、意見を述べて以上で終わります。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

     [「なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 質疑なしと認めます。

 よって、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はございませんか。

     [「なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 討論なしと認めます。

 よって、討論を終結します。

 これより採決に入ります。

 本案は、これを認定することにご異議ございませんか。

     [「異議なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 ご異議なしと認めます。

 よって、本案は認定することに決しました。

 この際、説明員の交代のため暫時休憩いたします。

          午前11時02分 休憩

          午前11時03分 再開



○岩口寛治委員長 

 休憩前に戻り、議事を続行いたします。

 続いて認定第8号、水道事業会計決算についてを議題とし、担当者より説明を求めます。

 小川副理事。



◎小川久人水道局副理事兼庶務課長 

 それでは、平成24年度藤井寺市水道事業会計決算の概要につきまして、決算書に基づきご説明申し上げます。

 恐れ入りますが、決算書の2ページをお開き願います。

 決算報告書でございますが、これは(1)収益的収入及び支出と(2)資本的収入及び支出につきまして、予算とその実績であります決算との対照表になっております。なお、金額につきましては消費税込みで表示しております。

 まず(1)収益的収入及び支出につきましてご説明申し上げますが、これは水道事業の経営活動に伴い発生する収益と費用を計上するものでございます。

 収入の部では、第1款 水道事業収益は、第1項 営業収益、第2項 営業外収益を合わせまして、予算額13億2,759万2,000円に対し、決算額は13億1,973万6,821円となり、予算額に比べまして785万5,179円の減額となっております。

 一方、支出の部では、第1款 水道事業費用は、第1項 営業費用、第2項 営業外費用、第3項 予備費を合わせまして、予算額13億4,689万1,000円に対しまして、決算額は13億169万8,404円となり、4,519万2,596円が不用額となったものでございます。

 次に、少し飛びまして6ページをお願いいたします。

 損益計算書でございますが、これは先ほどご説明申し上げました決算報告書の収益的収入及び支出の決算額を消費税抜きとし、決算時に必要な経理処理を加えたものでございまして、本年度における水道事業の経営成績を明らかにしたものでございます。

 まず、1.営業収益11億8,408万6,948円から、2.営業費用11億3,078万3,982円を差し引きしますと、営業利益は5,330万2,966円となっております。この営業利益に、3.営業外収益7,488万6,458円を加え、4.営業外費用1億2,162万895円を差し引きしますと、経常利益は656万8,529円となり、当年度における純利益につきましても同額となるものでございます。この当年度純利益656万8,529円に前年度繰越利益剰余金3億3,138万5,126円を加えました3億3,795万3,655円が当年度未処分利益剰余金となるものでございます。

 この損益計算書につきましての具体的な説明でございますが、16ページをお願いいたします。

 まず(イ)給配水状況でございますが、年間総配水量は前年度と比較しまして14万6,708立方メートル、2.0%減の736万1,115立方メートルとなり、年間総有収水量は10万7,846立方メートル、1.5%減の710万5,858立方メートルとなっております。本年度におきましても、水需要の減少傾向は依然として変わらず継続しているという状況でございます。

 続きまして、その下の(ロ)経営状況(収益的収支)でございますが、この項目が損益計算書に関しまして、前年度との比較により具体的に説明させていただいているものでございます。

 収入におきましては、年間総有収水量が減少したことに伴い、給水収益が2,404万9,706円、2.1%という大幅な減の11億4,714万7,102円になりました。また営業外収益における雑収益が開発工事件数の増加による分担金の増により1,325万1,191円、50.2%増の3,963万932円になりました。

 総収益といたしましては850万3,501円、0.7%減の12億5,897万3,406円になりました。

 一方、支出におきましては、営業費用におきまして損益勘定に係る職員給与費が退職者2名及び退職給与引当金による退職給与金の増により4,656万2,415円、31.4%増の1億9,481万9,060円になりました。

 また減価償却費が前年度の浄水場施設改修等によりまして1,936万8,444円、6.3%増の3億2,577万9,306円になり、資産減耗費が固定資産除却費の増により2,129万6,176円、79.0%増の4,826万4,476円になりました。しかしながら企業団水の受水費が総配水量の減に伴いまして1,166万6,460円、3.8%減の2億9,720万7,300円になり、営業外費用の支払利息が22年度、23年度に行いました総額3億3,872万8,910円の自己資金による保証金免除繰上償還によりまして711万1,147円、8.0%減の8,162万8,414円になりました。

 総費用としましては、7,465万1,861円、6.3%増の12億5,240万4,877円になりました。

 その結果、収支を差し引きいたしますと当年度純利益656万8,529円となったものでございます。この純利益に前年度からの繰越利益剰余金3億3,138万5,126円を合わせますと3億3,795万3,655円の当年度未処分利益剰余金になったものでございます。なお水1立方メートルを製造・販売するために要する費用であります給水原価につきましては170円63銭、水1立方メートルの販売単価であります供給単価の161円44銭を9円19銭上回っております。

 恐れ入りますが、少し戻っていただきまして4ページをお願いいたします。

 決算報告書の中の(2)資本的収入及び支出でございますが、これは水道施設の整備拡充等のための建設改良費と現有施設の整備に要しました企業債の元金償還金などの支出と、それに対応します企業債や工事負担金の収入につきまして計上したものでございます。金額は先ほどご説明させていただきましたように消費税込みでございます。

 まず収入の部では、第1款 資本的収入は、第1項 企業債、第2項 工事負担金、第3項 他会計負担金、第4項 固定資産売却代金を合わせまして、予算額2億3,309万3,000円に対しまして、決算額は2億539万6,669円となり、予算額に比べまして2,769万6,331円の減額となったものでございます。

 一方、支出の部では、第1款 資本的支出は、第1項 建設改良費、第2項 企業債償還金、第3項 予備費を合わせまして、予算額6億3,187万939円に対し、決算額は5億7,508万1,877円となっております。この決算額に配水管整備費に係ります継続費逓次繰越額2,850万6,514円を加え、差し引きしますと2,828万2,548円が不用額となったものでございます。

 その表の下でございますが、資本的収入額が支出額に対し不足する額3億6,968万5,208円につきましては、過年度分損益勘定留保資金3億5,675万1,450円と減債積立金300万円、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額としまして993万3,758円で補填いたしました。

 なお上の表のうち、資本的支出の中の第1項 建設改良費に係る建設改良事業の内訳でございますが、17ページをお願いいたします。

 (ハ)建設改良費(資本的収支)としてお示ししておりますが、老朽鋳鉄管の更新を目的としました第5次配水管整備事業を平成23年度から27年度までの5カ年の継続事業、全体計画事業費7億5,432万1,000円、整備計画延長4,210メートルに着手いたしており、事業の2年度目といたしまして4工区において事業費1億2,653万2,425円で、実施延長889メートルの更新を行い、事業財源といたしまして企業債5,000万円を借り入れしたものでございます。

 また配水施設改良事業としまして、下水道工事等に伴う配水管移設工事、延長1,015メートル、開発工事に伴う配水管布設がえ工事、延長103メートル、都市整備部依頼の消火栓設置工事1基、局単独事業の配水管布設がえ工事、延長345メートル、浄配水場施設設備更新工事などを行い、事業費は3億322万4,228円となりました。

 企業債の償還元金につきましては、22年度、23年度行いました補償金免除繰上償還により4,744万1,980円、24.9%減の1億4,272万2,379円となったものでございます。なお、企業債の年度末未償還残高は9,272万2,379円、3.3%減の27億134万4,549円となっております。

 次に、恐れ入りますが8ページに戻っていただきます。

 こちらのほうで剰余金計算書でございますが、まず計算書の表中左側に記載しております資本金でございます。

 自己資本金は減債積立金からの300万円の繰り入れにより、当年度末残高は5億415万1,870円となったものでございます。

 次に借入資本金は、当年度の企業債の発行が5,000万円、償還が1億4,272万2,379円となりましたので、当年度末残高は27億134万4,549円となっております。

 次に剰余金でございますが、まず資本剰余金につきまして、本年度に変動のあったところだけご説明申し上げますと、工事負担金は当年度に原因者負担の配水管移設工事等の係る工事負担金1億4,819万1,625円の受け入れがございましたので、当年度末残高は47億6,442万2,462円となっております。

 他会計負担金につきましては、消火栓設置負担金48万228円の受け入れがございましたので、当年度末残高は3,809万1,458円となっております。

 受贈財産評価額は給水主管等の受贈財産1,723万4,850円の受け入れがございましたので、当年度末残高は3億4,610万251円となっております。

 その結果、資本剰余金合計の当年度末残高につきましては63億3,575万4,503円となったものでございます。

 次に利益剰余金でございますが、減債積立金は前年度末残高300万円に対し、前年度処分額としまして500万円を積み立てし、当年度変動額として300万円を自己資本金に繰り入れしましたので、当年度末残高は500万円となっております。

 次に未処分利益剰余金は、前年度末残高3億3,638万5,126円に対し、前年度処分額としまして減債積立金に500万円を積み立てしましたので、繰越利益剰余金は3億3,138万5,126円となり、これに当年度純利益の656万8,529円を加えますと当年度未処分利益剰余金は3億3,795万3,655円となっております。

 その結果、利益剰余金合計の当年度末残高は3億4,295万3,655円となったものでございます。

 資本金と剰余金を合わせました資本合計の当年度末残高としましては98億8,420万4,577円となっております。

 次に8ページの下に記載しております剰余金処分計算書でございますが、剰余金の処分につきましては今年度は行っておりません。

 このほか10ページ以降に貸借対照表を添付させていただいておりますが、勝手ながら説明は省略させていただきます。

 以上、まことに簡単ではございますが、平成24年度決算の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議のほど、ご認定賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はございませんか。

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 配水管整備事業第5次なんですけども、先ほども説明いただいたんですが確認させていただきたいんで進捗状況をお聞かせいただけますか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 第5次配水管整備事業につきましては、平成23年度から27年度までの計画期間といたしまして平成24年度は2年目となり進捗状況につきましては、施工延長ベースですが43.5%になっております。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 老朽鋳鉄管の更新、耐震管の整備ということで重要ですから、市域全体の耐震管の普及率というのはどうなっていますでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 市域全体の管路で申しますと、平成24年度末におきまして内径75ミリ以上の管路が約144キロメーターございます。そのうちで地盤条件のよいK型継ぎ手及びホースライニング等耐震性のある管路の場合は75ミリ以上の場合ですと26.5%となります。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 わかりました。それを今、言ったのは多分、基準で言うと準基準に当たると思うので、それを除いた場合ではどういうふうになりますか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 国の基準でいきますと内径が250ミリ以上の幹線管路で申し上げますと、耐震率につきましては13.2%ということになります。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 まだまだですけども、ぜひ計画は計画どおりやっていただいています。ちなみに毎年どのぐらいずつ進むことになるんですか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 毎年、この5年間の平均ですけども全体では1.7%程度が耐震管に置きかわっているということでございます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 耐震管、以前ちょっとお答えいただいていたかもしれないんですが、どのぐらいもつものですか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 耐久性につきましては、一応40年で90%の減価償却ということにはなるんですけども実際、今新製品がございまして新しい耐震管ということでメーカーの公称ですけども今、施工している管につきましては100年間対応できるというような管を採用しております。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 整備とともに老朽化も進んでいきますので、念のためにお聞きしました。市民のライフラインですので、本当におくれることなく整備を進めていっていただきたいというふうに思います。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 次に決算書の18ページなんですけども、附属書類に当たる部分ですが、職員に関する事項を見ますと23年度から人数の変動はなかったようですが、少ない人員の中で本当に苦労をされていると思います。その中でも技術職の配置といいますか、本当に大事だと思います。とりわけ安心・安全を担保する技術職というのは重要になってきます。そういった系統的・世代的な育成、それはどのように考えておられますでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 小川副理事。



◎小川久人水道局副理事兼庶務課長 

 まず組織として捉えた場合におきまして、現在の水道局の職員数につきましては、おっしゃるとおり19名でありまして組織的な規模からしましたら決して十分な人数とは言いがたい状況ではあります。しかしながらコスト面等からも考えまして、人員の数的充実は難しい状況であるというのは現実にございます。その中でも平均年齢が50歳を超えている状況で、専門分野での職員が一時に退職する状況での技術の継承、人材、年齢の段階配置、経験年数の有効配置等を考慮した適正な人員が必要であるということにつきましては認識はしております。専門性の高い水道工事担当、一般とは異なる企業会計処理の可能な経験知識を有する事務担当者の充実・育成に向けて、これから検討してまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 瀬川委員。



◆瀬川覚委員 

 コスト面から人数そのものとしての充実は難しいというご答弁でしたが、安心・安全にかかわることを水道事業の専門職という点で、やはりコストとバランスは一定とらなければならないのですが、必要な人員というのは必要になってきますので、その辺のことはぜひ考えていっていただきたい。

 それから技術的な継承ということでは、やはりおっしゃっていただいたようにバランス等を考えて、世代的な継承バランスを考えていかなければいけませんので、ぜひ計画的にしっかりと人員の配置等々をやっていただくことをお願いしておきたいと思います。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

 西村委員。



◆西村政幸委員 

 それでは決算書の16、17に総括として今いろいろ説明がありましたけれども、それを踏まえた上で質問をさせてもらいたいと思うんですけれども、今の委員さんの話と多少かぶるんですが、この事業の継続・持続ということについて、技術承継は今聞かれてましたので、特にこの総括のほうにも書いてありますが、地方公営企業会計ということで半世紀ぶりに大きく変わるのがいよいよ26年からスタートされる。これについては、実は我が会派としても適時いろいろ提言をさせていただいておりまして、今から2年前の決算のときにこのことについて触れさせていただいておりました。その辺のことについて、いよいよ目前ということなんですけれども、どうなっているのかお尋ねしたいと思います。



○岩口寛治委員長 

 小川副理事。



◎小川久人水道局副理事兼庶務課長 

 今おっしゃっていただいたように26年度、4月から予算・決算につきまして半世紀ぶりに公営企業に対する大幅な会計制度が変更されるものでございまして、今、水道局としましては現有職員によりまして極力内部処理による事務作業に取り組んでおります。今現在、資産部門につきまして、当時の事業費を洗い直して資産を見直し、それで資本を初めとして負債資本の見直し等による移行作業に取り組んでいる状況でございます。

 今おっしゃっていただいたように、持続可能な企業経営に向けて明確な経営状況、情報が提供できるよう今後も努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 西村委員。



◆西村政幸委員 

 ぜひとも喫緊の課題だと思いますのでお願いしたいと思うんですけれども、これにちょっと関連しまして決算説明書のほうに33ページ、退職者の推移ということで29年度まで記載をしていただいております。先ほどの答弁でも現在人員が19名で、今後一斉に退職者がふえていくというような答弁もあったわけでございまして、特に技術もさることながら専門性の高いこういう分野での人事配置ということについて、重ねてになりますけれども、その辺どのような展望を持っていらっしゃるのかお尋ねしたいと思います。



○岩口寛治委員長 

 小川副理事。



◎小川久人水道局副理事兼庶務課長 

 先ほどもございましたが現在、水道局の職員につきましては19名、平均年齢につきましても50歳を超えている状況で、今後10年以内に在職しております職員の半数近くが退職を迎えてまいります。

 水道工事の仕事につきましては専門性が高く、水道事業特有の知識・経験等が必要で現場での的確かつ迅速な判断が求められるという状況でございます。また先ほどもございました経理関係につきましても、公営企業会計でございまして一般会計とは若干異なります専門性が求められております。

 今後は若い職員を計画的に採用するよう努力し、年齢の若返りを図るとともに大阪広域水道企業団また大阪市水道局等の団体が主催する技術研修等への積極的な参加を図って、職員の養成に努めてまいりたいと存じます。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 西村委員。



◆西村政幸委員 

 どうぞ今の答弁のとおり展望されるように配置のほうよろしくお願いしておきたいと思います。

 重ねてになりますが、我が会派としてもずっと言っているのは、この事業の継続・持続ということについて今、配水管事業だとか、また道明寺の浄配水場の整備とかいろいろやっていただいておりまして、これらについて2年前の企業決算のときにもいわゆる内部のコスト削減にも励んでいただいてというふうな提言もさせていただいて、市民の皆さんに負担をかける値上げということにはつながらないようにというような提言もさせていただいておりました。この点についてもしっかりと踏まえていただきまして、いろいろとご苦労をおかけしますけれども、今後とも水道事業の健全なる運営のほうよろしくお願いしておきます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

 山本委員。



◆山本忠司副委員長 

 1点だけお尋ねいたします。

 決算書の17ページの建設改良事業で老朽管の更新を計画的に進められていることが書かれておりますが、現状はまだまだ多くの老朽管が残っているということですが、そこで昨年、藤井寺北小学校の南側、小山2丁目になると思いますが、そこで漏水事故があったと聞き及んでおります。その点について事情をお聞かせください。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 平成24年度に小山2丁目におきまして漏水工事がございまして、内径150ミリの鋳鉄管が直径5センチ程度の穴が開いておりまして、その原因といたしましては周辺の土質により鋳鉄管が腐食したと思われます。老朽鋳鉄管につきましては、周辺の土質の影響やら道路上を走る自動車からの振動や衝撃で管が割れたりするものでございます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 山本委員。



◆山本忠司副委員長 

 この漏水事故を起こした鋳鉄管の先には、以前設置していただきました緊急時用の連絡管があるところで、そこをつなぐ大事な管路でもあります。そこで、このような事故が起こった路線の整備についてはどのように考えていかれるのかお聞かせください。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 このような漏水事故におきました路線につきましては、基本的には配水管の整備事業で更新をしております。小山2丁目の路線の更新でございますが、ほとんどの漏水は継ぎ手のところからの漏水ですけども、今回の鋳鉄管の場合は胴体に穴が開いたということで、特殊な事情もございますので、緊急性を考慮いたしまして整備計画ではもう少し後の年度になっておりましたが、計画の前倒しを検討したりしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 山本委員。



◆山本忠司副委員長 

 ありがとうございました。

 厳しい経営の中で整備計画の前倒しを検討していただけるということでございますが、先ほども言いましたが、この路線の先には緊急連絡管を設置していただいております。この連絡管が非常時に使えなかったら本当に意味がありませんので、その点よろしくお願いいたします。そしてこれからも耐震化の工事を進めていただくことによって、より安心・安全な水道事業を推進していただくことをよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

 岡本委員。



◆岡本光委員 

 私も配水管の整備事業について、ちょっとお聞きしたいと思います。

 現在の配水管の整備事業における更新の主な対象とするのは老朽鋳鉄管なんですけども、以前は老朽管の更新といえば石綿セメント管の更新であったと思うんですけども、平成24年度末の現在の石綿セメント管の残りはどれぐらいになっているのかお願いいたします。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 石綿セメント管の平成24年度末現在の残延長は50メートルでございます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 岡本委員。



◆岡本光委員 

 では、石綿管の残存している場所とか口径などの内訳はどうなっているのかお願いします。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 石綿管の残存している箇所は3カ所でございます。1カ所目は梅が園町と惣社2丁目の間の配水管で口径100ミリ、延長が18メートルでございます。2カ所目は道明寺浄水場の北門附近の導水管で口径300ミリ、延長19メートルでございます。3カ所目は藤ヶ丘4丁目の配水管で口径250ミリ、延長13メートルでございます。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 岡本委員。



◆岡本光委員 

 それでは今、ご説明ありましたけども、3カ所の石綿管についての今後の更新の計画をどうなっているんでしょうか。



○岩口寛治委員長 

 吉川課長。



◎吉川和則水道局施設管理課長 

 1カ所目の梅が園町と惣社2丁目の間の配水管につきましては、都市整備部下水道課が整備を進めております京樋水路改修工事に合わせて更新する予定でございます。2カ所目の道明寺浄水場の北門附近の導水管につきましては、水道局が平成26年度から実施する道明寺浄水場更新工事におきまして更新する計画でございます。3カ所目の藤ヶ丘4丁目の配水管につきましては、公共下水道の整備間近の地区でございますので、都市整備部下水道課と協議の上、できるだけ早期に更新したいと考えております。

 以上です。



○岩口寛治委員長 

 岡本委員。



◆岡本光委員 

 3カ所のうち2カ所は更新の計画があるということで、既にあるということなんですけど、今おっしゃられたように3カ所目につきましても早期に更新していただきたいと要望しまして終わります。



○岩口寛治委員長 

 他に質疑はございませんか。

     [「なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 質疑なしと認めます。

 よって、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はございませんか。

     [「なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 討論なしと認めます。

 よって、討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 本案は、これを認定することにご異議ございませんか。

     [「異議なし」の声あり]



○岩口寛治委員長 

 ご異議なしと認めます。

 よって、本案は認定することに決しました。

 以上をもって、付託議案の審査を終了いたします。

 委員会の閉会に当たり、市長より挨拶をお受けすることにいたします。

 國下市長。



◎國下和男市長 

 どうもありがとうございました。

 ご審議をお願いをいたしました企業会計決算につきまして慎重なるご審議を賜り、ご認定をいただきましたことに対しまして心から厚く御礼を申し上げます。

 今後ともよろしくご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、甚だ簡単措辞ではございますけれども閉会に当たりましての挨拶ということにさせていただきます。

 どうもありがとうございました。



○岩口寛治委員長 

 それでは、これをもって企業会計決算特別委員会を閉会いたします。

 ご協力ありがとうございました。

          午前11時42分 閉会

 藤井寺市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する。

    藤井寺市議会

    企業会計決算特別委員会 委員長