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大阪府 高石市

平成19年 12月 定例会(第4回) 12月17日−04号




平成19年 12月 定例会(第4回) − 12月17日−04号







平成19年 12月 定例会(第4回)



             ◯出席議員(16名)

      1番  畑中政昭君      2番  森 博英君

      3番  西内 正君      4番  出川康二君

      5番  木戸 晃君      7番  松尾京子君

      8番  権野功至郎君     9番  奥田悦雄君

     10番  佐藤一夫君     11番  久保田和典君

     12番  清水明治君     13番  綿野宏司君

     14番  金田美樹子君    15番  古賀秀敏君

     16番  松本 定君     17番  北山 保君

             ◯欠席議員(1名)

      6番  平田佳男君

             ◯議会事務局出席員

 局長         吉川俊博   総務課長       船富正敏

 庶務係長       楠本 敬   議事係長       辻田 智

 主任         神志那 隆

              ◯議事説明員

 市長         阪口伸六   教育長        森川 亨

 (政策推進部)

 部長         藤原一広   理事         坂上佳隆

 次長兼秘書課長    筆野忠志   次長兼税務課長    藪 英成

 企画財政課長     宮下勇樹

 (総務部)

 部長         野中高夫   次長兼庶務課長    中塚正博

 次長兼管財課長    橋本正己   人事課長       金谷展宏

 (保健福祉部)

 部長         吉田重一   理事         園田 勝

 次長兼社会福祉課長  片山 均

 (土木部)

 部長         鈴木英夫   理事         渡部恭三

 次長兼水道課長    堂本幸三   次長兼建築住宅課長  川崎紀夫

 下水道課長      阪口一義

 (教育委員会教育部)

 部長         小田公司   次長兼教育総務課長  澤田正憲

 次長兼教育指導課長  西條義弘   次長兼生涯学習課長  中尾正義

 (その他行政委員会等)

 監査委員事務局長兼選

 挙管理委員会事務局長 藤原喜義   会計管理者兼会計課長 坪野 要

 兼公平委員会事務局長

            本日の会議に付した事件

  日程第1 議案第1号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について

            (総務文教委員会審査結果報告)

  日程第2 議案第2号 高石市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について

            (総務文教委員会審査結果報告)

  日程第3 議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について

            (総務文教委員会審査結果報告)

  日程第4 議案第4号 南大阪湾岸北部流域下水道組合の解散及び財産処分について

            (福祉土木委員会審査結果報告)

  日程第5 議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算

            (予算委員会審査結果報告)

  日程第6 議案第6号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算

            (予算委員会審査結果報告)

  日程第7 議案第9号 指定管理者の指定について(高石市立老人福祉センター)

            (福祉土木委員会審査結果報告)

  日程第8 議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定について

            (福祉土木委員会審査結果報告)

      (以上日程第1議案第1号から日程第8議案第10号までを一括上程)

  日程第9 議案第11号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について

  日程第10 議案第12号 平成19年度高石市一般会計補正予算

  日程第11 議案第13号 平成19年度高石市国民健康保険特別会計補正予算

  日程第12 議案第14号 平成19年度高石市公共下水道事業特別会計補正予算

  日程第13 議案第15号 平成19年度高石市介護保険特別会計補正予算

  日程第14 議案第16号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算

      (以上日程第9議案第11号から日程第14議案第16号までを一括上程)



△会議の顛末

     (午前11時0分 開議)



○議長(松本定君) 

 議員各位のご出席が定足数に達しておりますので、これより4日目の会議を開きます。

 本日の日程は、既に皆様方のお手元に配付しております日程表に基づき、順次進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 日程第1 議案第1号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第8 議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定についてまでの8議案を議会運営委員会の決定により、一括議題といたします。これにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、日程第1 議案第1号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定についてから日程第8 議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定についてまでの8議案を一括議題といたします。

 ただいま一括議題となりました8議案については、本定例会1日目及び3日目において総務文教委員会、福祉土木委員会、予算委員会に付託され、各委員会において慎重審査をいただいておりましたものであります。

 これより順次、各委員長の審査報告を求めることにいたします。

 それでは、議案第1号、議案第2号、議案第3号について、奥田悦雄委員長より報告をいただきます。

 奥田悦雄委員長。



◆9番(奥田悦雄君) 

 ご報告申し上げます。

 本件は、本定例会1日目において、総務文教委員会に付託されました議案第1号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について、議案第2号 高石市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定についての3議案でございまして、去る12月10日に慎重審査をいたしました。

 その慎重審査の結果、ご配付の書面どおり、議案第1号、議案第2号、議案第3号のいずれも全会一致で可決すべきとの結論に達しましたので、ご報告申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。



○議長(松本定君) 

 次に、議案第4号、議案第9号、議案第10号について、権野功至郎委員長より審査報告をいただきます。

 権野功至郎委員長。



◆8番(権野功至郎君) 

 ご報告申し上げます。

 本件は、本定例会1日目及び3日目において福祉土木委員会に付託されました議案第4号 南大阪湾岸北部流域下水道組合の解散及び財産処分について、議案第9号 指定管理者の指定について、議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定についての3議案でございまして、去る12月7日、12日の2日間にわたり慎重審査いたしました。

 その慎重審査の結果、ご配付の書面どおり、議案第4号、議案第9号については全会一致で、議案第10号については賛成多数で、いずれも可決すべきとの結論に達しましたので、ご報告申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(松本定君) 

 次に、議案第5号、議案第6号について、清水明治委員長より審査報告をいただきます。

 清水明治委員長。



◆12番(清水明治君) 

 ご報告申し上げます。

 本件は、本定例会第1日目において予算委員会に付託されました議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算、議案第6号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算の2議案でございまして、去る12月11日、12日の2日間にわたり、慎重審議をいたしました。

 議案第5号の審査過程において、財産売り払いを執行せずとも財源確保が図られること、また緊急性があるとして所要の手続がなされていないとして修正案が提出されましたが、修正案は賛成少数で否決されました。

 議案第5号については賛成多数で、議案第6号については全会一致で、いずれも可決されましたので、採決の結果をご配付の書面どおり、ご報告申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(松本定君) 

 委員長報告が終わりました。

 議会運営委員会の決定により、委員長報告に対する質疑を省略し、各議案に対する討論及び採決に入ります。

 討論、採決は個別に行います。

 議案第1号につきましては、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第1号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第1号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 議案第2号につきましては、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第2号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第2号 高石市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 議案第3号につきましては、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第3号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 議案第4号につきましては、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第4号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第4号 南大阪湾岸北部流域下水道組合の解散及び財産処分については原案どおり可決されました。

 議案第5号に対し、出川康二君外1名より、修正の動議が提出され、動議は所定の賛成者があり、成立しております。

 それでは、出川康二君外1名より提出された修正案の趣旨説明を求めます。

 出川康二君。



◆4番(出川康二君) 

 それでは、ただいま議題となっております議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算に関する修正提案を申し上げる次第でございます。

 提案理由に先立ちまして、まず予算とはいかなるものであるかということを、簡単に述べさせていただきたいと思います。

 歳入歳出予算は、当該年度の歳入歳出の見積もりを内容として、歳出に関しましては支出の金額、目的、時期を限定する法規範となり、すなわち予算の執行権者である地方公共団体、高石市でいえば阪口市長に対して、議会が執行権を付与とすると同時に、支出及びその原因となる債務負担行為を金額、目的、形態について限定し、予算に定められていない、あるいは予算を超える支出負担行為、支出を禁止する効果を持っているものでございます。

 したがって、会計責任者は、長から支出命令を受けても、原因たる支出負担行為が法令と予算に違反していないことを確認した上でなければ支出することはできないとされています。この関係条文は地方自治法第232条の3及び同条の4第2項に明記をされているわけでございます。

 そして、歳出の予算は、支出の目的に従って、款、項に区分をされています。これは、地方自治法第216条に規定をされております。そして、項はさらに目、節に細かく区分され、長は、款項目の区分に従って予算を執行しなければならないとされているわけでございます。

 款項目節の区分の基準は、地方自治法施行規則第15条の別記によって細かく定められ、款項目は支出の目的別の分類であり、節は支出の性質別の分類とされているわけでございます。節は、給料、交際費、需用費等々、公有財産購入費、負担金、補助及び交付金など28の節に区分をされているわけでございます。

 こういう状況の中で、今回、議案第5号、一般会計補正予算として提案をされた問題におきましては、歳出面におきまして、第3款民生費、第2項児童福祉総務費におきまして4億1,954万8,000円の歳出予算が計上され、そのうち4億399万8,000円は高石市土地開発公社が所有する第7保育所用地を買収するための予算でありまして、歳入においては、その財源として市税1億2,000万円、繰入金199万8,000円、そしてその土地を、第7保育所用地を売却して得る財産収入2億8,200万円を計上している、そういう予算でございます。

 私たちは、この補正予算の仕組みは、先ほど申し述べたように、地方自治法と関係法令に照らして、違法性が極めて高いものであり、容認できないので、修正をしたいのでございます。

 その理由でございますが、問題の第7保育所用地は、高石市から高石市土地開発公社に対して先行買収を依頼し、公拡法(公有地の拡大の推進に関する法律)の第17条第1項第1号ロ及び高石市土地開発公社定款第19条第1項第1号ロに基づき、市が土地開発公社に買収を要請し、買収したものでございます。土地開発公社が所有してきたものでございまして、その処分に関しては、公拡法の精神から、当然、その当初の買収目的に合致したものでなければならないことは明白なことでございます。

 さらに、公拡法第4条、第5条では、いわゆる公有地の先買い制度を認め、その買収も土地開発公社ができるとされているわけでありますが、その場合、目的、用途を変更して処分をする際においても、「公有地拡大推進法詳解」というぎょうせいの発行している書物によっても、「取得後の事情変更等により、当初の目的に使用することが必要でなくなった場合には……(中略)……税法上の問題にも十分配慮、住民等の批判、疑惑等を招くことのないよう慎重な対処が必要」、そして用途を変更する場合においても、法の規定の範囲内でなければならないとされています。よって、目的を変更する場合においても、公共事業の用に供しなければならないと明文化されているわけでございます。

 しかし、今回の補正予算で示された処分方法は、この買収目的、第7保育所事業用地として買収をされた、また法が規範をしている、法に求められている公共事業の用に供さねばならないという、そういう変更した場合における目的をも超えた売却を前提としたものであり、公拡法を逸脱したものと言わざるを得ないということでございます。

 したがって、この用地の処分についてはいかようにすべきなのか。あくまでも、この目的に従って保育所用地として買い戻し、その後、その対応を住民合意の中で進めていくべきものであると考えるわけでございます。

 次に、高石市と土地開発公社が協議をして、私は問題があるとは思うんですけれども、今回の仕組みのように市が買い戻し、一般公募による緊急売却を決定するならば、これは、歳出款項は、先ほど述べたように、その目的、金額、そういうものを限定するわけでありますから、総務費に計上するのが妥当な措置ではないでしょうか。本補正予算のごとく、民生費で計上するということでは、保育所用地としての事業計画が存在しないにもかかわらず、4億円もの公金の支出を認めよというもので、これはまさしく虚偽の歳出予算であると言わざるを得ないのでございます。

 以上のことから、私たちは今回、市が行おうとする高石市土地開発公社の債務処理に関して、その対策の必要性を十二分に認識しているからこそ、その処理に関しては市民の誤解や批判、疑惑等を起こさせない、まさに適法的な処理方法をどのように構築していくかということが今、私たち議会と理事者に求められていることなのでございます。市長が言うように緊急的処理だとしても、今回の処理手段は法的にはまさに無理があると言わざるを得ないと私ども判断する次第でございます。

 よって、今回の補正予算から、上記理由でお手元に配付の書面の修正案のとおり、当該部分を歳入歳出とも削除する修正案を提案させていただいた次第でございます。

 もとより、先ほども申し上げましたように、土地開発公社の債務の問題をどのように解決していくのか、まさにこれは大きく行政に課せられた任務の一つでございます。私どもは、そういう点からいっても、この修正案を可決していただいて、緊急にその処理方法を法的専門家を含めて、どのようなことが適法であるのか、どのような処理であるならば可能であるのか、そういうものを構築していかなければならないというふうに考えているわけでございます。

 今回、もしこの補正予算が可決されるならば、このような状況が具体的に進行することになり、問題の複雑さが一層大きくなることは当然のことではないでしょうか。今こそ私たちは、この自治体行政が困難なときだからこそ、本当に法律にかなった、そういう点を守って、行政を進めていかなければならない、市民の協力と理解というものが必要であるからこそ、このことを強く主張しているわけでございます。

 以上、修正の理由を述べさせていただきました。議員の皆様方の賢明なご判断を強くお願いをさせていただきまして、提案説明とさせていただきます。

 なお、修正案の細部につきましては、予算委員会等でも説明をさせていただきました。そういう点で、具体的な内容については省かせていただきまして、その理由を述べさせていただきまして、提案説明とさせていただきます。

 どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



○議長(松本定君) 

 説明が終わりました。修正案に対する質疑に入ります。

 修正案につきまして、ご発言のある方の順次挙手を求めることにいたします。

 5番 木戸 晃君。



◆5番(木戸晃君) 

 5番 木戸 晃です。

 議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算、それに対します修正案に対して質問をさせていただきます。

 その前に、少し私自身の整理を込めて、ちょっと私が市に対して申し上げたことからもう一度、少し時間をいただきたいんですけれども、高石市土地開発公社の借金が現在128億円あって、それで高石市が債務保証をしていますから、実質これは高石市の借金です。この額が大阪府では2番目だということです。

 この補正予算で一番問題になったのが、金額的にも行政の手続的にも、この土地開発公社が抱える第7保育所用地の高石市の買い取りと売却なわけですけれども、ですからこの土地開発公社の存在が大変大きな問題だということです。

 私は平成15年の初当選のとき、当時、まだ125億円の借金で、それを見てびっくりしまして、約4年間、議会でこの種の決算と予算が上がるたびに、このまま放置していてはいけないんじゃないかと、ずっと市長に指摘してきましたが、聞き入れられませんでした。財政難だから仕方がない、方法がないということでしょうか。

 経済財政諮問会議が招集され、そのメンバーと、その方々が果たした実績から、そこで提案され審議されていた土地開発公社の健全化については、確実に地方自治体に迫ってくることはある程度予想できたはずです。多くの自治体はこの動きを察知し、公社の経営健全化計画を提出しています。近隣他市も財政難ですが、結果として土地開発公社の健全化は毎年進めてきたわけです。高石市は、塩漬けの土地を買い戻さずに、金利を雪だるま式に膨らませてきました。この土地開発公社の大きな借金をこしらえた今までの政権、長い政権にも、責任は大変あると思います。

 しかし、再三の警告にもかかわらず、危機感もなく、この4年、億単位の金利を毎年死に金として上積みさせてきた現政権の責任も大きいと思います。私が指摘した当時は、赤字財政再建団体の指標に土地開発公社の借金をカウントしなくてもよいという楽観論があったことは明らかです。

 ですから、せめてこの実態ぐらいは市民に公開してくださいと、議会が開かれるたび、少なくとも議会で市長に対して具申してきましたが、情報公開制度にのっとって申請してもらえば公開する用意があるという受け身的な対応に終始されました。市長の考える情報共有というのは何か、これは毎回、私は申し上げております。

 さて、さきの委員会で修正案の提出者に対して、私も十分質問させていただきました。この4年半の間、さきに申し上げましたように、十分審議する、十分検討する時間があったのに、適法性あるいは手続の整合性を十分議論してきたんでしょうか。大変、そのことは修正案を提出された方々に同調するものでありますけれども、同時に、やっとここまで来て土地開発公社の健全化に着手してもらいました。

 今の金融情勢から考えて、金融機関の態度から考えて、土地開発公社の健全化を実質的な行為、すなわち高石市が買い取らなければ、私の想像を超える事態にならないかという不安は消えないわけであります。

 ですから、先ほど来、法的な問題、一番この行政にとって大事な法的な、適法性という問題について指摘をされました。そのことは十分よくわかります。ですが、この緊急性、このことについて提案者はどのようにお考えなのか、教えていただきたいと思います。



◆4番(出川康二君) 

 お答えいたします。

 緊急性というのは言われております。しかし、関係議会あるいは予算委員会でもそうですけれども、市当局と金融機関とのやりとりということが具体的にどういうことをなさっておったのかということは、全くそれはお話だけのことであって、その緊急性ということについても、客観的に評価することは今、私はできないという段階です、執行機関の人間ではございませんので。

 しかし、こういう事態であるというのはわかっておるわけでございまして、むしろ緊急性ということで言われるのであれば、もっと早い段階にこれはそういう事態があってもいいようにと。それは、市長を初め執行機関が機敏にとらまえて、その対策をとるというのが仕事でありまして、その対応を議会にどうしていくのか、市民に納得させ、あるいは適法性、違法性をどうなくしていくのかというのはまさに皆さんの仕事であって、もしも今回のように、今指摘したように、予算の組み方あるいはその問題について、今、私ども法的に問題があるんじゃないかと、違法性を考えて、こういうことをやりますと、いよいよ市民の批判や誤解や、新たに4億円というものの一般財政を使うわけです、この財政厳しい中で、市民のサービスとかそういうものを打ち切って。売ったとしても、その差額が1億2,000万や1億3,000万と。膨大な金額ですよね。そういうものに負担をかけていくと。それは、そういう指摘しているのもかかわらず、きちっとした証明がなされていないわけです、法的にも。大阪府に問い合わせたら問題ないと言うたと、こんな話で本当に市民にこういうものが、支出が認められていくのかと。そうであるならば、今言われたように緊急性、違法性の問題点の指摘についても、明確にやっぱりお答えする責任があると。それを私どもはいただいていない。

 そして、この土地開発公社と財政の問題ですけれども、本当にこの処理だけで完璧なのかと。当分しのげるのかどうか、この補償、全く知らされていない。もっと土地開発公社について、あるいはどう解決していくのかという大きな枠組みをつくっていただいて、どういう処理でいけば市民の協力、ご理解がいただけるんだと、法的にもクリアできるんだというものを示していただかないと、我々はそういう点で困るわけで、このように緊急的な措置だとして、緊急的に、こんな言葉は悪いかわかりませんが、十分な検討もされないで、こういうことを議会に提案すること自体が私は大いに反省してもらいたいと、きちっと答えなければならない問題だと思うんです。こういう処理をやっていますと、いろんな問題が提起されることはもう明らかであります。

 具体的に申し上げますと、執行停止あるいは監査請求、こういうことになれば、その結論が出るまで何年間かかかりますよ。その責任は一体だれなのか。我々議会にも及ぶことは当然のことですよ。そういうものを十分に検討して、そういうことが指摘されない処理方法をどうつくり上げていくのか、これが大事なことであって、今ここで緊急にやって後に問題を残すよりも、私はきっぱりと削って、そしてどういうスキームでいくのか、その方がもっと急がば回れで迅速になるんじゃないかということを考えておりまして、その重要性、必要性、緊急性ということについての考えを私は十分に認識しているからこそ、今、提案させていただいているということを質問者もご理解いただきたいと思います。

 以上です。



◆5番(木戸晃君) 

 はい、わかりました。

 この第7保育所用地を土地開発公社が買ったときも、もちろん事業計画が明確でなくて、そしてまた何十年後かに高石市が買い取るというこのときも明確でない措置であるということですね。

 すなわち、修正案で指摘された、高石市が公社から買い戻し、即座に、ありていに言えば、財産処分する形でやったことがいいのかということで、過去の税金の使われ方、そしてまた今現在の税金の使われ方に、これ本当に市民に対して説明できるものなのかということは私も同感です。

 したがいまして、市民に説明もできない。かといって、この土地開発公社の健全化は急がなければならないと。私が不勉強なのかもしれませんが、緊急性に関しても今、提案者の方がおっしゃられる、まだ時間的な余裕があるのか、そこら辺が私はよくわかりません。極めて私自身が不本意で、申しわけないんですけれども、修正案にも賛成できませんし、あえて今ここで申し上げておきますが、原案にも賛同はできかねますので、そのことを申し上げて質問は終わっておきます。



○議長(松本定君) 

 15番 古賀秀敏君。



◆15番(古賀秀敏君) 

 15番 古賀秀敏です。

 ただいま提出されております修正案について、1点だけちょっと確認の意味でお尋ねをしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それはどういうことかといいますと、先ほどの議員さんもおっしゃっておりましたけれども、本5号議案については、いろんな議論が委員会で行われたところでございます。これは皆さん方、もうご承知のとおりだと思います。

 実は私自身も理事者に対して、この税収見込みは12月から3月末、あと4カ月間、この間で一応、平成16年度あるいは平成17年度の実績をもってして、およそ三、四億円程度の税収が見込めるんではないかと、こういったご答弁も、この補正予算の初期の段階で答弁がなされたところであります。もちろん、これは見込みですから、確定ではございません。それは、私は百も承知であります。

 しかし、歳入予算というのは、そういう過去からの経緯をもって、そしてほぼそういう見込みということで予算は組まれるんではないかと、こういうふうに。年度当初だって、当然そうですよね。1年前に一定、どのくらい税収が入ってくるということを想定しながら、予算は計上されるものであるわけです。ましてや、これは16年度、17年度の実績、そして今の日本の景気の状況、そういった等々から考えて、ほぼこういう、答弁された内容については大きな狂いは生じないであろうと私なりに判断をいたしたものであります。

 したがって、先ほど修正提案されましたけれども、私どもとしては、むしろ土地開発公社の健全化ということは、もう機会あるごとに申し上げてきたところでもございますし、特にさきの第3回定例会では具体的なそういったものも挙げながら、私は一日も早くこの健全化に取り組むべきであるということを申し上げてまいった経過もございます。しかしながら、残念なことに市長からの答弁は、第四次財政健全化の中でこの対応はすると、そういうお答えをいただいて今日を迎えておるところでございます。

 そして、こういった予算を唐突にこの12月議会にお示しいただきました。本来であれば、9月の第3回定例会でそうした議論があったわけですから、こういう対応をなされるんであれば、先ほど提案者からもございましたけれども、やっぱり事前にそういったお話を議会サイドにもしていただいておれば、所要な手続もあるいは可能だったんではないかと、非常にそういう意味ではまことに残念であります。

 しかしながら、法令遵守ということが今、日本の社会の中で一番問われている問題ではないでしょうか。いろんな問題が今、日本では起こっております。特に、食の安全の問題というのは、極めて大きな問題として取り上げられております。これらもすべて法令遵守に背いた、そういった対応ということなんですね。

 ですから、法令遵守という立場から、多分、私はこういった修正案が提案されたんだろうと思います。私はこういうことをできるなら避けて、やはり全会一致でこういう問題も解決を図るべく、理事者に対しては、この想定される三、四億円というそういった税収見込みがあるわけでございますので、公有財産として一般会計で購入をされるということについては、土地開発公社の健全化の前倒しと、そういうことで一定理解もできるわけでございます。

 ただ、私はこの行政財産を普通財産に置きかえて、財源として活用なされるということについては、所要の手続が必要ではないかと。幸い、そういった見込まれる税収があるわけですから、一たんこの補正予算で用地買収は済ませて、そして歳入面では一たん税収の見込み額を増額しながら、この不動産売払収入からその分を減額なされれば、問題なく私はこの補正予算については賛同できたんではないかと。したがって、できたら一晩考えていただきたいということを委員会で申し上げてきた経過もございます。

 こういうときだからこそ、そういった柔軟な対応、そしてできたら議会でも、公有財産の購入ということでございますし、公社の健全化ということでもあるわけですから、でき得ることなら全会一致で気持ちよくこの議案も通したい、そういう一心から私はそういうことも申し上げてきた経過もございます。

 今ご提案されております、修正提案された会派も、ほぼ同趣旨のことを委員会でおっしゃっておったんではないかと、こういうふうに思うわけであります。恐らく、そういった柔軟な対応が示されておれば、この修正には至らなかったんではないかと、極めて苦渋の選択をされたんではないかというふうに私自身は思うわけでございますけれども、その点についてのみ、簡潔で結構でございますので、私、その点だけちょっと提案者に確認をしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆4番(出川康二君) 

 古賀議員の質問にお答えしたいと思います。

 私も予算委員会の席上におきまして、この補正予算に対する態度も含めて、今、古賀議員おっしゃっていただいておりましたように、歳入の予定されているこの物件を、普通財産として処理をすると。その歳入予算を改めていただきたいと。そうすれば一つ目の問題、公拡法の精神というものは、これはクリアされるんではないかと。その上でどう措置していくのかと。そうすれば大きな問題はクリアできるんではないかと考えておりまして、同様な発言をさせていただきまして、古賀議員に対しましても市長は即座に否定をされました。私の質問に対しても即座に否定をされたわけでございまして、今おっしゃっていただきましたように、やむを得ず本筋に戻って修正案を提案せざるを得ないというふうに相なったわけでございます。

 歳入における私ども議員としての増額補正というものは、なかなか法律を読んでいきましても、その増収たる根拠、これは私ども把握できる立場ではございませんので、なかなか難しいという解釈も多くなっておるわけでございまして、やむを得ず今回のように歳入歳出ともすべて削減をして、もう一度その辺を含めて、理事者、議会、市民の合意を得るためにどういうスキーム、どういう仕組みを構築していくのかと、これを今、執行機関に求めたい、議員として求めていきたいというふうに考えておるわけでございます。

 そういうことでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。全く同じ意見でございましたので、よろしくお願いいたします。



◆15番(古賀秀敏君) 

 ありがとうございました。

 提案者にご答弁いただきましたし、一定、この趣旨については理解もできるわけですけれども、何せこの補正予算には、ほかにもいろんな、大切な案件も含まれております。したがって、本用地買収ということにつきましても公社の健全化ということで、たとえ前倒しといいながらも、一日も早くこれに取り組むことは必要だというふうな認識も持つわけでございます。

 ただ、私は、提案者からもお話ございましたが、私自身がもうかねてから法令遵守ということをずっとこの間申し上げてきた経緯もございます。昨年、特に百条委員会等の中でも、手続論を含めて、いろいろと私は理事者に申し上げてまいりました。そういうこと、それと本件について私自身が市民にそういった説明をきちんとできる状況に、ただいままでの理事者とのやりとりの中では、この修正案あるいは原案、いずれもこの用地買収と不動産の売り払いという、特に買収したものを即刻、普通財産に置きかえて売り払いをされるということについては甚だ無理があるんではないかというふうに思いまして、そういったことについての市民への説明責任が果たせないということから、修正案、原案とも、まことに残念なんですけれども、一定の方向性といいますか、賛否ということには判断しかねる、そういった状況にありますので、この際、本件については退席をさせていただくということをご報告申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。



○議長(松本定君) 

 他に質疑はございませんか。

 質疑がないようでございますので、以上をもちまして質疑を終了いたします。

 これより、討論に入ります。

 討論は、原案と修正案を一括して行います。

 本件につきまして、1名の方より討論の通告を受けておりますので、これを許すことにいたします。

 3番 西内 正君。



◆3番(西内正君) 

 3番 西内 正でございます。

 補正予算本修正案の賛成討論をさせていただきます。

 予算委員会においても提案説明等を十分させていただいておりますので、詳しい賛成の説明は省略させていただきます。

 もとより、私たちは修正部分以外の福祉、教育等に関する予算の部分については賛成でありますが、売却することを前提とした土地開発公社からの土地の購入は、関連の法に照らしても違法と考えるところであります。

 よって、違法を回避した議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算に対する本修正案に賛成するものであり、何とぞ議員諸氏におかれましてもご賛成くださるようお願いして、賛成討論を終わります。(拍手)



○議長(松本定君) 

 以上をもちまして、ご通告のありました討論はすべて終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 これより、議案第5号に対する出川康二君外1名から提出された修正案について採決いたします。

 この採決については、記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

    (議場閉鎖)

 ただいまの出席議員は、私を含め12名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

    (投票用紙配付)

 投票用紙の配付漏れはございませんか。

    (なしの声あり)

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

    (投票箱点検)

 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本件を可とする方は「賛成」と、否とする方は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。

 点呼を命じます。

    (点呼・投票)

 投票漏れはありませんか。

    (なしの声あり)

 投票漏れなしと認めます。

 以上で、投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

    (議場開鎖)

 開票に先立ち、会議規則第27条第2項の規定により、立会人に1番 畑中政昭君、17番 北山 保君を指名いたします。よろしくお願いいたします。

 開票を命じます。

    (開票)

 それでは、投票の結果を報告いたします。

 議長を除く、投票総数11票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち賛成が2票(3番 西内 正、4番 出川康二)、反対が9票(1番 畑中政昭、2番 森 博英、7番 松尾京子、9番 奥田悦雄、10番 佐藤一夫、11番 久保田和典、12番 清水明治、13番 綿野宏司、17番 北山 保)。

 以上のとおり、賛成が少数であります。

 よって、出川康二君外1名から提出された修正案は否決されました。

 次に、原案について採決いたします。

 この採決については、記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

    (議場閉鎖)

 ただいまの出席議員数は、私を含め12名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

    (投票用紙配付)

 投票用紙の配付漏れはございませんか。

    (なしの声あり)

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

    (投票箱点検)

 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本件を可とする方は「賛成」と、否とする方は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。

 点呼を命じます。

    (点呼・投票)

 投票漏れはありませんか。

    (なしの声あり)

 投票漏れなしと認めます。

 以上で、投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

    (議場開鎖)

 開票に先立ち、会議規則第27条第2項の規定により、立会人に2番 森 博英君、13番 綿野宏司君を指名いたします。よろしくお願いいたします。

 それでは開票を命じます。

    (開票)

 それでは、投票の結果を報告いたします。

 議長を除く、投票総数11票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち賛成が9票(1番 畑中政昭、2番 森 博英、7番 松尾京子、9番 奥田悦雄、10番 佐藤一夫、11番 久保田和典、12番 清水明治、13番 綿野宏司、17番 北山 保)、白票が2票(3番 西内 正、4番 出川康二)、これは否とみなします。

 以上のとおり、賛成が多数であります。

 よって、原案、議案第5号 平成19年度高石市一般会計補正予算は原案どおり可決されました。

 この時点で、暫時休憩いたします。

     (午後0時6分 休憩)

     −−−−−−−−−−−−−−−−

     (午後1時3分 再開)



○議長(松本定君) 

 休憩前に引き続きまして、本会議を再開いたします。

 次に、議案第6号につきまして、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第6号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第6号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算は原案どおり可決されました。

 議案第9号につきまして、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。

 お諮りいたします。

 議案第9号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、議案第9号 指定管理者の指定については原案どおり可決されました。

 議案第10号につきまして、2名の方より討論の通告を受けておりますので、これを許すことにいたします。

 3番 西内 正君。



◆3番(西内正君) 

 3番 西内 正でございます。

 私は、議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例に反対の討論をさせていただきます。

 私たち日本共産党市会議員団もこれまでの委員会での審議を通じて、財団法人高石市保健医療センターの財政健全化については全力を挙げて協力しなければならないという立場を表明してまいりました。健全化の一環である母子健康センターの赤字解消についても同様であります。よって、利用料値上げについては、絶対反対の立場は当初からとっておりません。しかしながら、今回の値上げ条例案については賛成することはできません。理由を述べます。

 全国的にも大変珍しい母子健康センターに対する評判とともに、職員の皆さんの努力によって、ここに来て利用者が大幅に増加するという状況になっています。19年度末の利用者数は、18年度実績の28名増という大変喜ばしい結果が予想されています。このペースでいけば、20年度には年間130名を超えることも決して不可能ではなく、理事者側が言う、いわゆる採算ベースを達成できることになるわけであります。

 それにもかかわらず、20%にもなる値上げをすれば、せっかく大きくふえている利用者数が減少、最悪の場合はもとの利用者数に落ち込む可能性すらあります。よって、私は、もう少し利用状況の推移を見て値上げを検討する方が、結局は母子健康センターの経営改善に資すると考えるとともに、利用者、市民の皆さんの納得を得られると思います。

 値上げは時期尚早であり、本条例案には反対であることを再度表明して、討論を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(松本定君) 

 続きまして、14番 金田美樹子君。



◆14番(金田美樹子君) 

 14番 金田美樹子でございます。

 私は、高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場から討論をさせていただきます。

 このセンターは、そもそも母親の産む力と赤ちゃんが産まれようとする力、すなわち自然分娩で出産される方々に、安心して出産のできるお手伝いをするものとして設立された、近隣に例を見ない評判の高い施設であります。

 平成15年から、施設の老朽化に伴い移転整備を図り、新しく広い分娩室、個室、清潔なこの施設は、インターネット上で利用者の感想が出ておりましたが、親切、丁寧で、アットホームな扱いであるとのことで、またカンガルーケアなど、ほか特色あるサービスや施設の真摯な取り組みを安い料金で提供できることは、本市にとりましては本当に誇りであると考えております。

 市長は常日ごろ、子どもは宝であると口癖のようにおっしゃっていますが、今回の利用料金の引き上げは相反するのではないでしょうか。出産していただける方々に出産しやすい環境をつくってあげるのが、子どもは宝であるという言葉に合うのではないでしょうか。私はそのように思います。

 この施設の利用料金引き上げが今回の案件ですが、そもそも乳児に係る費用は家計に負担をかけるものであり、標準的な助産師業務料金と本市の利用料金に格差が生じたとしても、少子化対策の一環の上乗せの行政サービスとして認められたものであり、母子健康センターの経営改善のための値上げと考えても、対前年度の25%の利用者の伸びがあり、評判もよく、利用可能件数にまだ余裕があるため、これからも利用者数を伸ばせば、値上げすることなく十分対処できるはずです。

 また、育児に係る負担を軽減するための出産育児一時金が増額されたものを理由に利用料金を引き上げるとの論理は、ただ利用料金に転嫁しただけで、全く本末転倒であります。

 以上のことから、少子化対策、子育て支援の立場からも、また私、女性といたしましても、この条例案には断固として反対させていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(松本定君) 

 以上をもちまして、ご通告のありました討論はすべて終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 この採決については、記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

    (議場閉鎖)

 ただいまの出席議員数は、私を含め16名であります。

 投票用紙を配付させます。

    (投票用紙配付)

 投票用紙の配付漏れはございませんか。

    (なしの声あり)

 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

    (投票箱点検)

 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本件を可とする方は「賛成」と、否とする方は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は否とみなします。

 点呼を命じます。

    (点呼・投票)

 投票漏れはありませんか。

    (なしの声あり)

 投票漏れなしと認めます。

 以上で、投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

    (議場開鎖)

 開票に先立ち、会議規則第27条第2項の規定により、立会人に7番 松尾京子君、12番 清水明治君を指名いたします。よろしくお願いいたします。

 それでは開票を命じます。

    (開票)

 それでは、投票の結果を報告いたします。

 議長を除く、投票総数15票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち賛成が11票(1番 畑中政昭、2番 森 博英、7番 松尾京子、8番 権野功至郎、9番 奥田悦雄、10番 佐藤一夫、11番 久保田和典、12番 清水明治、13番 綿野宏司、15番 古賀秀敏、17番 北山 保)、反対が4票(3番 西内 正、4番 出川康二、5番 木戸 晃、14番 金田美樹子)。

 以上のとおり、賛成が多数であります。

 よって、議案第10号 高石市立母子健康センター条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 日程第9 議案第11号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてから日程第14 議案第16号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算までの6議案を議会運営委員会の決定により、関連共通議案として一括議題といたします。これにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、日程第9 議案第11号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてから日程第14 議案第16号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算までの6議案を関連共通議案として一括議題といたします。

 それでは、6議案について、順次、理事者の提案説明を求めます。



◎市長(阪口伸六君) 

 ただいま一括上程されました議案第11号から議案第16号までにつきまして、順次、提案理由のご説明を申し上げます。

 まず、議案第11号につきましてご説明を申し上げます。

 本案は、一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてでございまして、今般、国家公務員の給与改定が人事院勧告に基づき実施されますので、本市も給与改定をしようとするものでございます。

 本市の給与改定につきましては、基本給部分、扶養手当及び勤勉手当について国家公務員の給与改定に準じまして改正を行い、また住居手当の限度額につきましても国の制度に準じたものに改正しようとするものでございます。

 内容につきましてご説明申し上げます。

 まず、基本給部分につきましては、いわゆる若年層部分である1級で平均1.0%、2級で平均0.3%引き上げ、また子、父母等に係る扶養手当の支給月額を6,000円から6,500円に引き上げることとし、それぞれ平成19年4月1日から適用することとしております。

 次に、勤勉手当につきましては、平成19年12月期の支給率を0.05月引き上げ0.775月とし、来年度以降につきましては、6月期及び12月期をそれぞれ0.025月引き上げ0.75月に改定することとし、期末手当と合わせた年間の支給率を4.45月から0.05月引き上げ4.5月とするものでございます。

 また、高石市報酬及び費用弁償条例、特別職の職員の給与に関する条例及び高石市教育長の給与等に関する条例につきましては、平成20年度の期末手当から6月期及び12月期の支給率をそれぞれ0.025月引き上げ、一般職の職員と同様、年間の支給率を4.45月から0.05月引き上げ4.5月とするものでございます。

 次に、住居手当につきましては、支給限度額を月額36,700円から月額27,000円に引き下げるものでございます。なお、経過措置といたしまして、平成20年4月1日から平成21年3月31日までの間については、月額32,000円とさせていただいております。

 続きまして、議案第12号 平成19年度高石市一般会計補正予算、議案第13号 平成19年度高石市国民健康保険特別会計補正予算、議案第14号 平成19年度高石市公共下水道事業特別会計補正予算、議案第15号 平成19年度高石市介護保険特別会計補正予算、議案第16号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算でございますが、これらは議案第11号の条例改正に伴います補正予算でございまして、今回の給与改定に伴う経費を計上するとともに、それぞれの予算のそれぞれの科目における年度末までの所要額を調整いたしたものでございます。

 その結果、まず一般会計における補正額は2,545万6,000円の減額となりまして、補正後の予算総額は205億7,581万5,000円、国民健康保険特別会計における補正額は259万7,000円の減額となりまして、補正後の予算総額は77億2,006万8,000円、公共下水道事業特別会計における補正額は120万8,000円の減額となりまして、補正後の予算総額は20億483万1,000円、介護保険特別会計における補正額は479万7,000円の減額となりまして、補正後の予算総額は33億8,555万9,000円、水道事業会計における補正額は収益的支出では66万4,000円の増額、資本的支出では3万2,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は17億5,281万5,000円と相なるものでございます。

 どうかいずれもよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(松本定君) 

 本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、質疑、討論等を省略し、直ちに採決に入ります。

 採決は、6議案一括して行います。

 お諮りいたします。

 日程第9 議案第11号から日程第14 議案第16号までの6議案については、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。

 よって、日程第9 議案第11号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてから日程第14 議案第16号 平成19年度高石市水道事業会計補正予算までの6議案については原案どおり可決されました。

 この時点で、暫時休憩いたします。

     (午後1時25分 休憩)

     −−−−−−−−−−−−−−−−

     (午後4時30分 延会)