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大阪府 高石市

平成13年  3月 定例会(第1回) 03月22日−05号




平成13年  3月 定例会(第1回) − 03月22日−05号







平成13年  3月 定例会(第1回)



          ◯出席議員(18名)

   1番 平田佳男君       2番 権野功至郎君

   3番 清水明治君       4番 金田美樹子君

   5番 出川康二君       6番 阪口孝雄君

   7番 中山 均君       8番 八文字安二郎君

   9番 古賀秀敏君      10番 中島一男君

  11番 新妻鎮雄君      12番 池川康朗君

  14番 小谷 喬君      16番 阪口伸六君

  17番 松本 定君      18番 奥田悦雄君

  19番 北山 保君      20番 今井國勝君

          ◯欠席議員(2名)

  13番 鈴木七重君      15番 中山 学君

          ◯議会事務局出席員

  局長     吉川俊博    総務課長    奥村宏和

  課長代理兼

         藤原喜義    議事係長    船富正敏

  庶務係長

  主事     泉元周雄

          ◯議事説明員

  市長          寺田為三    助役          池中義徳

  助役          斎藤弘晴    収入役         堤 嘉巳

  教育長         藤原延光

(企画調整部)

  参与兼部長       永野定固    理事兼次長兼企画課長  前田耕治

  財政課長        橋本正己

(総務部)

  部長          野中高夫    次長兼公害防災課長   土師正彦

(市民生活部)

  部長          田中治人    次長兼経済課長     尾崎 修

(保健福祉部)

  部長          大下 肇    次長兼社会福祉課長   二ノ井廣造

(建設部)

  部長          池本太一    建設部理事       高嶋麻夫

  次長兼土木課長     長谷波徹朗

(都市整備部)

  部長          井上靖夫    都市整備部理事     赤土宗良

  次長兼

              柴田正明

  連続立体交差推進室長

(教育委員会)

                      教育部次長兼

  教育部長        辻井健夫                石田賀享

                      社会教育課長

(水道部)

  部長          山中誠三    次長兼総務課長     沼守 要

(その他行政委員会等)

  監査委員事務局長兼選

  挙管理委員会事務局長  根本久光

  兼公平委員会事務局長

            本日の会議に付した事件

日程第1 議案第5号 高石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

          (建設厚生委員会審査結果報告)

日程第2 議案第6号 高石市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境美化推進に関する条例の一部を改正する条例制定について

          (建設厚生委員会審査結果報告)

    +議案第14号 平成13年度高石市一般会計予算

    |議案第15号 平成13年度高石市国民健康保険特別会計予算

    |議案第16号 平成13年度高石市交通災害補償特別会計予算

日程第3|議案第17号 平成13年度高石市老人保健特別会計予算

    |議案第18号 平成13年度高石市公共下水道事業特別会計予算

    |議案第19号 平成13年度高石市墓地事業特別会計予算

    |議案第20号 平成13年度高石市介護保険特別会計予算

    +議案第21号 平成13年度高石市水道事業会計予算

          (平成13年度高石市各会計予算審査特別委員会審査結果報告)

    会議の顛末

    (午後2時12分 開議)



○議長(今井國勝君) 

 議員各位のご出席が定足数に達しておりますので、これより第5日目の会議を開きます。

 本日の日程は、既に皆様方のお手元に配付しております日程表に基づき、順次進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 日程第1 議案第5号 高石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 本件は、本定例会3日目において建設厚生委員会に付託され、同委員会において慎重審議をいただいておりましたものであります。

 それでは、中島一男委員長より審査報告をいただきます。



◆10番(中島一男君) 

 ご報告を申し上げます。

 本件は、本定例会第3日目において建設厚生委員会に付託されました議案第5号 高石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、去る3月14日に慎重審議いたしました。

 本件の審議過程において、市民1人当たりの医療費が府下平均よりも高く、その原因究明と保健事業等の対策、収納率の向上のための対策や所得段階の維持についてなど、さまざまな努力で値上げの抑制を考えられたいとする意見や、また、法改正に係る保険料率の条例中への明記についての質疑、意見などがあり、慎重審議の結果、賛成多数で可決すべきとの結論に達しましたので、ご報告申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(今井國勝君) 

 委員長報告が終わりました。

 議会運営委員会の決定により、委員長報告に対する質疑を省略します。

 議案に対する討論の通告を受けておりませんので、討論を終わります。

 続いて採決に入ります。

 お諮りします。議案第5号は、これを可決することに賛成の方の挙手を求めます。

    (賛成者挙手)

 賛成多数と認めます。よって、議案第5号 高石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 日程第2 議案第6号 高石市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境美化推進に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 本件は、本定例会3日目において建設厚生委員会に付託され、同委員会において慎重審議をいただいておりましたものであります。

 それでは、中島一男委員長より審査報告をいただきます。



◆10番(中島一男君) 

 ご報告を申し上げます。

 本件は、本定例会第3日目において建設厚生委員会に付託されました議案第6号 高石市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境美化推進に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、去る3月14日に慎重審議をいたしました。

 この審議において、料金改正については昭和55年以来据え置きであることから理解できるところではあるが、根本的にごみ減量化が重要であり、事業系ごみ等の全体量把握のため、市が金券を発行するなどの施策を考えられたいとする意見などがあり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきとの結論に達しましたので、ご報告を申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(今井國勝君) 

 委員長報告が終わりました。

 議会運営委員会の決定により、委員長報告に対する質疑を省略します。

 議案に対する討論の通告を受けておりませんので、討論を終わります。

 続いて採決に入ります。

 お諮りします。議案第6号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第6号 高石市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境美化推進に関する条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。

 日程第3 議案第14号 平成13年度高石市一般会計予算、議案第15号 平成13年度高石市国民健康保険特別会計予算、議案第16号 平成13年度高石市交通災害補償特別会計予算、議案第17号 平成13年度高石市老人保健特別会計予算、議案第18号 平成13年度高石市公共下水道事業特別会計予算、議案第19号 平成13年度高石市墓地事業特別会計予算、議案第20号 平成13年度高石市介護保険特別会計予算、議案第21号 平成13年度高石市水道事業会計予算、以上8議案を一括して議題といたします。

 本件は、平成13年度高石市各会計予算審査特別委員会に付託され、審査されたものでございます。

 それでは、平成13年度高石市各会計予算審査特別委員会委員長の金田美樹子君より審査報告をいただくことにいたします。



◆4番(金田美樹子君) 

 ご報告申し上げます。

 本件は、平成13年度高石市各会計予算審査特別委員会に付託されました議案第14号 平成13年度高石市一般会計予算、議案第15号 平成13年度高石市国民健康保険特別会計予算、議案第16号平成13年度高石市交通災害補償特別会計予算、議案第17号 平成13年度高石市老人保健特別会計予算、議案第18号 平成13年度高石市公共下水道事業特別会計予算、議案第19号 平成13年度高石市墓地事業特別会計予算、議案第20号 平成13年度高石市介護保険特別会計予算、議案第21号 平成13年度高石市水道事業会計予算の8議案で、総額432億2,700万円の予算案が提出され、去る平成13年3月14日、15日、16日、19日、21日の5日間にわたり、市民の皆さんの負託にこたえ、必要な市民サービスの提供や行政課題に対応し、最少の経費で最大の効果を上げ、行財政の環境を整備しているか、慎重に審議いたしました。

 その中で、一般会計予算での主な質疑の内容としては、総務費では、ホームページの内容や対応について、職員研修及び勤務評定について、管理職手当及び管理職の範疇等について、職員の定数及び給与適正化について、人口分析と展望について、民生費では、保育所民活化選考委員会の構成及びタイムスケジュールについて、保育士の配置基準について、街かどデイハウスのシステム等について、家族介護慰労金の実施等について、保育所超過負担の内容等について、家電リサイクル法の取り組みと周知について、母子健康センター及び診療センターの収支見込み及び総事業費等について、土木費では、高石駅東B地区再開発テナント状況について、第三セクターの設立及び収支見込み等について、区画整理事業に関することについて、王子川河川敷の境界明示等及び悪臭対策について、富木駅周辺整備事業に関することについて、ふるさとの川整備事業第2期工事について、南海中央線及び新村北線の事業推進について、公共事業の見直しや凍結について、教育費では、教職員の人事異動について、学校給食の安全管理及び調理員の業務及びパート職員について、幼稚園の統廃合について、総合文化施設建設の進捗及び管理体制について、スポーツ指導員登録制度について、公債費では、特別減税補てん債について、財政再建準用団体についてなどがありました。

 国民健康保険特別会計予算では、保険料の値上げ及び短期保険証の発行について、介護保険特別会計では、審査会の開催状況についてと保険料及び利用料の減免について、公共下水道事業特別会計予算では、流域下水道と泉北環境の一元化について、融資制度の拡充についてなどの質疑がありました。

 以上の審議の結果、お手元に配付の書面どおり、議案第14号、議案第15号、議案第17号は賛成多数で、議案第16号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号は全会一致で、それぞれ可決すべきとの結論を得ましたので、ここにご報告申し上げます。

 どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。



○議長(今井國勝君) 

 委員長報告が終わりました。

 議会運営委員会の決定により、委員長報告に対する質疑を省略いたします。

 討論に入ります。

 本件につきまして、3名の方より討論の通告を受けておりますので、これを許すことにいたします。

 6番 阪口孝雄君の発言を許します。



◆6番(阪口孝雄君) 

 私は、日本共産党市会議員団を代表いたしまして、ただいま行われました委員長報告に対する討論を行います。

 まず最初に、各議案に対する態度について申し上げます。

 議案第14号 一般会計、議案第15号 国民健康保険特別会計、議案第17号 老人保健特別会計の3議案には反対、議案第16号 交通災害補償特別会計、議案第18号 公共下水道事業特別会計、議案第19号 墓地事業特別会計、議案第20号介護保険特別会計、議案第21号 水道事業会計の5議案には賛成の立場を表明しまして討論に入ります。

 一般会計の規模は242億7,200万円余りで、前年度に比べますと8.3ポイント、22億円余りの減額となっています。歳入の面では、政府の大企業優遇税制、あるいは企業のリストラ、失業者の増大、長引く不況、人口の減少などもあって、市税収入は前年度に続き固定資産税で1億6,000万円、都市計画税1億2,000万円、特別徴収分など個人市民税で2億9,300万円の減収を想定しながら、法人市民税は2億900万円の増収を見込んでいます。差し引き、前年度より3億5,100万円の減収見込みとなっていますが、昨年からの景気の動向を見ますと、この法人市民税が予定どおりに増収になるのかどうか心配でございます。

 本予算の歳入面における特徴は、従来続けてきたところの公共事業の財源確保のための市債の発行、基金からの繰り入れ方式が、財政調整基金が底をつく中で、目的のある基金・積立金まで手をつけるなど、やりくり算段して、繰入金21億9,300万円、市債27億600万円、合わせて50億円近い歳入を予定し、歳入総額の2割を基金の取り崩し、運用による繰り入れと市債で手当てするといった状況になっています。基金が底をついて空っぽになり、市税収入の急速な増収見込みもなく、地方債の残高は2001年度末見込みで259億円を突破し、元利償還額は16億3,000万円にもなります。こんなことを続けていては、市の財政破綻は避けられないものと考えます。

 民生費関係で見ますと、公共事業の予算は手厚くしながら、長寿祝金、介護手当、入院見舞金、福祉電話など、お年寄りや在宅介護の方から喜ばれていた福祉施策をばっさりと削減・廃止しています。年間3,000万円余りの予算があれば、これまでどおり続けられるので、存続するように求めてきましたが、断固として削減されるようで残念です。

 介護手当などの削減のかわりに紙おむつ給付事業、家族介護慰労金などを新たに始めるということですが、非課税世帯など、厳しい条件があって、ほとんどの方が受けられないものであるということが審議の中で明らかになりました。高齢者の福祉は後退させないと、このように寺田市長は言っていましたが、高齢者福祉の大きな後退であります。

 乳幼児の施策では、医療費の無料化について、大阪府に対して、就学前までの乳幼児の入院・通院も助成するように要望するとともに、市として無料化の枠を当面4歳未満児まで広げるように求めたところでございます。

 保育所の民営化については、多くの父母や市民が反対を表明している中で、市当局は5月議会で条例を改正、民営化する保育所を決める選考委員会を開き、移管先の募集法人など決定する、といった趣旨の答弁を行い、市民の声を無視して強行するようですが、市は、市民の願いにこたえ、市立保育所の民営化については見直し、撤回すべきだと思います。

 次に、公共事業について主なものを述べます。

 土木費53億9,700万円、教育費42億5,300万円、衛生費30億1,500万円が突出しておりますが、歳出予算総額の52.1%を占めています。いずれも公共事業費が大きくなっております。

 高石駅東B地区の開発事業については、再開発組合の定款など、資料請求を行いましたが、提出されておりません。相変わらず情報の公開を拒んでいます。総事業費208億円、市の財政負担140億円、このうち93億円は市債・借金をするわけですが、地方債の残高はますます増加します。3月末に発足する施設管理会社の役員体制についても、発起人のこともあって答えられないということですが、この第三セクターが18億円の借金をしてまで買収する商業床については、近隣4市で1店当たり最低の売上げになっている高石市の状況から見ましても、市当局がおっしゃるところの施設管理会社が黒字経営で市の財政に負担をかけないで運営できるといった収支予測の根拠が全く薄弱なことが審議の中で明らかになっています。

 3階、4階の総合文化ホールについても、前年度の43億円に続き、本予算でも20億9,300万円の事業費が計上されていますが、この事業については、市民の中で、建設場所をも含めてさまざまな意見が出されています。他市と比べて割高な建設費、少ない駐車場、環境問題など未解決の問題も多く、これらも含めて再開発事業全体を見直すように求めたわけでございます。

 次に、診療センターの建設については、本予算では6億5,600万円の歳出予算となっていますが、審議の中で市当局は、総事業費は用地費別で約30億円と言っていますが、財政困難な今、30億円もかけて、入院治療もできない診療所の建設ではなく、市民が求めているのは総合市民病院の建設です。高石市内でも最近、民間の総合病院の経営が移管されていますが、市民の間では、市で買収できなかったのかと、そういった素朴な声も聞かれます。これでは、財政負担の増大と、建設用地、資金の面から考えてみましても、市民病院の建設はますます困難になることは明らかでございます。また、市が行っている診療センターの収支の試算では、初年度は1日240人の診療収入を計上していますが、それでも年間4,400万円の赤字、300人の診療収入が見込まれる9年度には540万円の黒字になると言われていますが、この8年間にわたって毎年、赤字を出すことになります。また、試算では、10億円近い医療機器などの原価償却費も計上されておらず、さらに赤字がふえることは明白です。口を開けばコスト論で行革を進める市当局が、赤字経営必至の診療所を30億円も投入して建設することは、財政負担や行革の趣旨からいっても、おやめになるのがよいと思い、中止を求めたところでございます。

 南海中央線については、歳出予算では、南海中央線の用地買収等で2億1,100万円の予算が計上されています。財政困難な今日、この幅員25メートルの道路計画は見直すように求めてまいったところでございます。

 次に、高石駅西土地区画整理事業について、市は、地域の関係権利者・住民の合意形成もないまま、用地買収を進め、あちらこちらと虫食い状態に土地を買い上げ、投入した買収資金は土地公社を含めて38件、28億円近くになります。さらに公的住宅、コミュニティ住宅を建設するということで、用地買収を進めるため予算を計上しています。30億近い財政をつぎ込みながら、高石小学校の前の道路・南線の改善を放置している市のやり方に批判の声が上がっています。本事業については見直しを求めるものでございます。

 次に、教育費の関係について述べます。

 総合文化ホールについては、B地区再開発でも述べましたので省略いたしますが、教育費予算42億5,000万円の半分近く、20億9,000万円が総合文化施設の設置事業費となっています。その反面、学校施設の改善、校長室や職員室などへのクーラーの設置は教育現場の強い要望であるにもかかわらず、いまだに実現されていません。清高小学校では、低学年の教室からトイレまで80メートルも離れており、幼い女性の1年生の子供が大変恥ずかしい思いをしていると、こういう例もあります。以前から改善の声があるにもかかわらず、放置されています。また、老朽化の激しい高石中学校の建て替えについても早急に取り組むように求めたところでございます。また、奨学金の貸し付け枠の拡大、30人学級の実現についても求めました。市立幼稚園の民営化、学校給食の民営化などについては、行うべきではないと考えます。

 以上、本予算における歳入歳出について主なものの論議の中で、市税収入の連続した減少が続く中で、本市の財政状況は、市始まって以来最悪の状態と言っても過言ではないと考えるものですが、市が本当に実のある行財政改革を進めるつもりならば、公共事業の凍結・中止も含めて、財政的にも無理のない公共事業へと抜本的な見直しが求められていることは明らかになったと思います。

 国民健康保険特別会計については、2001年度はランク制の縮小、料率の引き上げなどで保険料8,000万円の増収を見込み、介護保険も含めて国保料の大幅値上げを盛り込んだ予算となっています。新たな滞納世帯を生むことは避けられないと思います。長引く不況、企業によるリストラ・首切り、営業不振など、市民の暮らしと営業は大変な状況にあります。このようなときに国保料の値上げは見送るべきだと考えるものです。また、短期保険証の発行は行わないように求めました。

 介護保険については、市独自に、国保料の減免制度のような、介護保険の保険料、利用料の減免制度をつくるように求めたところでございます。施設介護については、保険料を払いながら、介護度が4〜5でも施設への入所もできず、待機されている高齢者が増加している中で、施設などの基盤整備を進めるように求めました。

 以上、2001年度予算について主な点を述べまして、私の討論を終わります。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(今井國勝君) 

 次に、12番 池川康朗君の発言を許します。



◆12番(池川康朗君) 

 12番 池川康朗でございます。公明党議員団を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。

 世紀と世紀の架け橋を越え、希望と斯待の中で迎えた21世紀、高石にとって新時代への市の方向性を位置づける平成13年度当初予算案を審議してまいりました。新世紀初の本市予算案は、冒頭で申し上げました希望と期待がいっぱいの21世紀に向かう輝かしい将来像を映し出しているかといえば、決してそうではないかもしれません。長引く不況、景気の低迷、経済状況の悪化に伴う社会不安など、全国のほとんどの自治体が抱える深刻な財政危機も、本市にとっても例外ではなく、臨海部に工業地域を有する本市の特殊事情も加わり、むしろ急速に危機が訪れている感がございます。

 しかし、本市を取り巻くこの厳しい状況下の中、国や社会の抜本的な構造改革、経済改革、財政再建、地方財政制度の改革が断行され、景気の回復と地方自治の新しい道筋が見えてくるまで、何としても市民のサービスを守り抜かねばなりません。そのためには、行政のすべての分野において総点検や見直しを行い、市民福祉の向上を図りながら、市民のニーズに柔軟に対応できる行政サービスの体制を確保するために、行財政改革を実りのあるものにしなければならないと思っております。

 その意味におきまして、本予算案は、厳しい財政状況の中、先進的役割を果たしてきた本市の福祉サービスを守るための努力をされていることにまず敬意を表したいと思います。

 その一つの例としましては、長寿祝金や高齢者入院見舞金は残念ながら減額にはなりますが、存続させることに主眼を置き、厳しい中でも制度を守り抜こうとする努力がされております。その上で、家族介護慰労金の新設、在宅高齢者に紙おむつを給付する事業の創設など、高齢化社会を迎え、今、現場で求められているニーズに少しでもこたえていこうとする施策の展開は、何よりもこれらの世帯にとって大きな支えになってくるものであると思うのであります。今後の方向性として、こういった決められたパイの中でどの部分に焦点を当てた福祉体系にするかという視点も今後大変重要になってくると思います。

 また、本市の都市基盤整備についても、南海本線連続立体交差事業、下水、道路の整備、あるいは、長年の懸案事項であり、昨年より建設の始まったB地区の再開発事業など、快適な市民生活と文化基盤整備のためには、その完成に向けて着実に事業を推進しなければならないものであると考えております。

 また、市民の皆様の生命と健康を守るための市の重大な拠点としての総合ライフケアセンターに新たに診療センターを整備する事業が開始されます。この厳しい財政状況のもと、あえてこの決断を下されたことは、市民の願いにこたえていきたい、そして、断じて市民を守り抜きたいとする寺田市政のあらわれであると評価をさせていただきたいと思っております。これらの施策につきましては、必ずや市民の皆様の理解も得ることができるものであると思っております。

 本予算審議を通じまして私どもは、まず市民のサービスを守ること、そして、そのニーズにこたえる道を、民活導入も含めた中で見つけ出すことが第一であると訴えてまいりました。それには、過去の安逸な意識をみずから変革し、状況が厳しければ厳しいほど、さらに知恵を出して、みずからを向上させ、市民サービスのために何ができるかを、あらゆる角度、方向から見つけ出していく努力をするべきであります。それが、我々が市民の皆様に果たすべき公的責任の原点であると思うのであります。

 財源や人、時間がなければ何もできないとあきらめるのではなく、消極的思考を積極的発想に転換し、真剣に業務に取り組むその姿勢に市民の皆さん方は我々の思いを理解してくださり、そして協力してくださり、最後に高石に住んでよかったと大きな拍手をくださるのではないでしょうか。

 北欧デンマークの女性の「桂冠詩人」として名高いエスター・ブレース博士の詩に「世界を変えたいと思うならば、人間を変えなければならない。人間を変えたいと思うならば、自分が変わらなければならない。そして、皆が自分を変革したいと思えるように世界の変革へと進め」との一文があります。

 どうか、これらの予算の執行が、高石の市民の皆様が一人も残らず幸福な人生を送り、安心してこの高石で人生を満喫できるようになる道を開けるよう、理事者を初め職員の皆様のますますのご健闘を期待いたします。そのことを心よりお願いいたしまして、ただいま上程されております平成13年度高石市一般会計予算及び6特別会計予算、そして水道事業会計予算の各予算案につきまして、賛成の意を表し、討論とさせていただきます。

 ご清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(今井國勝君) 

 次に、9番 古賀秀敏君の発言を許します。



◆9番(古賀秀敏君) 

 9番 古賀秀敏でございます。平成13年度高石市一般会計、国民健康保険特別会計、交通災害補償特別会計、老人保健特別会計、公共下水道事業特別会計、墓地事業特別会計、介護保険特別会計、水道事業会計の8会計予算について、市民クラブ3会派を代表し、賛成の立場で討論を行いますので、よろしくお願い申し上げます。

 平成13年度は、新世紀幕あけの年であります。本市においても21世紀を創造するグランドデザインとも言える第3次高石市総合計画を新たにスタートさせる大切な節目の年であります。

 今、日本では、少子高齢化が進行し、世界に例のない速度で超高齢化社会を迎えることとなります。21世紀の日本社会は、まさに長寿社会の到来であり、国や地方の制度や仕組みを長寿社会に適合した社会制度に改革していく必要があると考えております。そして、21世紀に曙光を見出すためには、20世紀の功罪を詳細に検証し、評価すべき部分は継承発展の道筋をつけ、経済発展の陰で見失ったものは率直に反省し、日本人がはぐくみ宿してきた心の美の文化をよみがえらせ、自立と共生を基本理念とし、思いやりと助け合いの豊かな心を待って、真に文化と文明が調和したぬくもりと心の通い合う長寿社会を構築し、我が高石市を小さな輝きと和みのまちにつくり上げていかなければならないとも考えております。

 また、21世紀のキーワードは「自然との共生」とも言われ、世界じゅうの人々が自然環境の破壊や地球温暖化を防止するため、地球規模での環境改善を強く求めており、限られた地下資源を大切にするため、省資・省エネの推進及び再資源化を推進する循環型社会を構築していくことが必要であるとも考えております。

 しかるに、私たちを取り巻く環境は、いまだ不良債権処理ができず、先行き不透明な日本経済と高い失業率、666兆円の借金を抱えた国や地方、不安定な政治と制度疲労が進む社会制度の中で増幅を続ける将来不安、青少年の心をむしばむ利己主義や倫理観の欠如、荒廃を続ける日本人の心と教育、後を絶たない不祥事や凶悪犯罪等々、20世紀の重い課題を引き継いだまま厳しい状況にさらされております。

 一方、大阪府においても、財政再建準用団体への転落の回避策として新行財政計画素案が発表され、その影響が懸念されるところでもあります。

 本市の財政状況は、施政方針や代表質問、予算審査特別委員会の中でも大きな議論となったとおり、長期不況の中で、固定資産税を初めとする市税収入の大幅な減少により、一段とその厳しさが増しており、このまま放置すれば財政再建準用団体へ転落していくことは必至と推測いたす次第でございます。

 市長は、この難局を乗り越え、財政の健全化を図るため、昨年8月、行財政改革実施計画を示され、行財政改革の実施に当たっては聖域は設けず、不退転の決意で進めると明言されております。この市長の強い決意に心より敬意を表し、その実行に強く期待いたすところでございます。

 初めに、一般会計予算の主な事業について申し上げます。

 今般、市民の強い要望にこたえて、診療センター及び母子健康センターの建設工事に着手されることはまことに喜ばしく、その決断を高く評価する次第でございます。この事業の完成により、一昨年4月に事業開始された高石市総合ライフケアセンターの機能が一層強化され、市民の保健・医療・福祉に大いに寄与するものと期待をいたしているところでございます。

 なお、長寿社会に備え、福祉の増進とあわせ、全国各地で実施されているPPK運動や8020運動、減塩運動、健康ウオーキング等の保健事業を継続的に実施されるよう要望する次第であります。

 昨年8月に建設工事に着手されました高石駅東B地区第一種市街地再開発事業は、本市の玄関口である高石駅周辺整備と商業の集積、複合文化施設、そして住宅等、市民生活の拠点整備事業であり、市民の期待が強い事業でもあります。

 その中でも、文化ホールや図書館、生涯学習センターなどの総合文化施設は、本市の文化芸術の拠点施設であり、多くの市民が集い、活気に満ちたまちづくりと市民文化の向上や生涯学習に大いに寄与するものと期待いたしているところでございます。

 また、市民が長年待ち望んでいた南海本線・高師浜線連続立体交差事業については、関係各位の努力で仮線工事に必要な西側区域の用地買収が平成12年度末で約57%に達する見込みとなっており、関係各位の努力に敬意を表するものであります。泉大津市域では既に仮線工事が進められており、本市においても一日も早く仮線工事に着手できるよう、さらなる努力をお願いいたします。

 また、高石駅西区画整理事業は、住環境の改善と防災機能を高め、安全で快適な住環境を築く事業として大いに期待をいたしております。早期に事業認可を得て事業着手できるよう関係各位の一層の努力をお願いいたします。

 また、都市の基盤となる幹線道路である南海中央線や東西主要道路の新村北線及び富木筋交差点改良事業、B地区再開発事業に関連する高石駅前線拡幅整備事業等々の道路整備事業が計画されており、市民生活の利便性や安全性を向上させ、歩行者の快適性と交通の円滑化を図られることを期待いたしております。

 総合的教育活性化事業として、各中学校に地域教育協議会を設置され、学校教育地域における諸活動を活性化させる教育コミュニティの再構築や、外国人教師の派遣による国際理解教育に関する学習、不登校の問題対応のカウンセラーや心の教室相談員配置等々、学校教育にいろいろな工夫を加えられていることに敬意を表し、それぞれの成果を期待いたすところでもございます。

 冒頭にも述べましたが、今、日本社会は、20世紀の負の遺産ともいうべき重い課題を背負っており、このような社会をつくってきた私たち大人の責任でもあり、反省すべきは率直に反省し、次代を担う青少年の教育を真剣に考え、改善を図っていかなければならないと考えております。

 自己の権利だけが優先する社会から、社会のルールを遵守し、社会人としての義務を果たすぬくもりと思いやりの豊かな心を持って、子供たちの成長を社会全体で支えていく環境づくりが急務とも考えております。

 中でも、義務教育を担う教職員の役割は大きく、教育者としての教職員の自覚と資質向上が強く求められていることを肝に銘じ、その改善に当たられることを強く要望する次第であります。

 次に、高石市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。

 国保財政は、施政方針でも記されているとおり、深刻かつ憂慮すべき事態に陥ることが予測され、健全な財政運営が強く求められています。その原因は、国の医療制度や医療保険制度並びに毎年急騰を続ける老人保健拠出金等に起因しているものの、本市の国保被保険者1人当たりの医療費が全国平均を大幅に上回っていること、全国的にも高い水準にある大阪府下の医療費の中でも高石市の医療費はトップ水準にあること、また、本市には特別の病床を有する病院があること等もその原因として挙げられます。施政方針では、介護保険制度とともに医療保険制度の運営の安定化確保のため、制度の抜本的な見直しと補助金の増額を引き続き国に要望し、収納対策の強化、事務の効率化、被保険者への保健事業の推進、医療費の適正化対策などを述べられており、関係各位の一層の努力に期待し、国保事業の健全な運営に努められるよう強く要望する次第であります。

 なお、本市の被保険者1人当たりの医療費について詳細に解析をし、その対策を講じられること、そして保健事業をより効果を高めるため、関係各部課とも連携され、継続的に実施されるよう重ねて要望いたします。

 次に、公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。

 公共下水道事業については、市長就任後、この10年、積極的に事業を推進され、関係各位の懸命な努力によって、平成12年度末には当初の目標を上回る約61%の達成が見込まれており、市長の行政努力と関係各位の努力に敬意を表する次第であります。平成13年度も、財源確保と面整備促進及び水洗化普及促進に努めるとされており、関係各位の一層の努力に期待いたすところでございます。

 次に、介護保険特別会計予算について申し上げます。

 昨年4月から新たな保険方式による制度としてスタートした介護保険については、その運営について、公平・公正かつ健全な財政運営を基本に、高齢者福祉や障害者福祉との整合性を図りつつ、関係機関とも連携され、総合的な在宅サービスの提供等に努力され、トラブルもなく事業の推進に当たられた関係各位のご苦労と努力に敬意を表します。本制度の運営については、試行錯誤を繰り返しながら、早期によりよい制度が確立されることを期待し、関係各位の一層の努力をお願い申し上げます。

 次に、水道事業会計予算について申し上げます。

 水は、人間の生命に最も大切なもので、水道事業は市民生活に一時も欠くことのできない大変重要な事業であり、良質で安定した給水が求められています。平成13年度も引き続き配水管整備事業、下水関連事業に対する配水管布設事業に加え、送水管理と危機管理に必要な情報を府・他市町村と共有する監視システムの充実を図るとされており、今後も良質で安定した配水に努められるよう、関係各位の一層の努力をお願い申し上げます。

 以上、一般会計予算について重立った事業と各特別会計予算、水道事業会計予算について申し述べました。予算審査特別委員会でも議論がありましたとおり、市税収入の大幅な減少の中で、各会計の予算配分については、随所に創意工夫が凝らされており、限られた財源を効果的に配分されております。関係各位の努力を評価し、心から敬意を表する次第でございます。

 なお、今後も市税収入の減少が予測されており、昨年8月に示されました71項目にわたる行財政改革実施計画を完全に実施され、経常経費の削減に全力で取り組まれることを強く要望するものであります。中でも、毎年8億円以上の持ち出しを続けている保育事業、公・民の経費格差の大きい幼稚園、学校給食についても、多様なニーズと優良なサービスを提供していただける民営化を早急に図られるよう重ねてお願い申し上げます。

 なお、予算執行に当たっては、一円もむだにしないことを基本に、最少の経費で最大の効果を得られるよう、市長を初め職員各位の一層のご奮闘を期待いたしまして、賛成討論といたします。

 最後になりましたけれども、議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げ、討論を終わります。

 ご清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(今井國勝君) 

 以上をもちましてご通告のありました討論はすべて終了いたしました。

 採決に入ります。

 採決は個別に行います。

 お諮りします。議案第14号は、これを可決することに賛成の方の挙手を求めます。

    (賛成者挙手)

 賛成多数と認めます。よって、議案第14号 平成13年度高石市一般会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第15号は、これを可決することに賛成の方の挙手を求めます。

    (賛成者挙手)

 賛成多数と認めます。よって、議案第15号 平成13年度高石市国民健康保険特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第16号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第16号 平成13年度高石市交通災害補償特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第17号は、これを可決することに賛成の方の挙手を求めます。

    (賛成者挙手)

 賛成多数と認めます。よって、議案第17号 平成13年度高石市老人保健特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第18号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第18号 平成13年度高石市公共下水道事業特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第19号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第19号 平成13年度高石市墓地事業特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第20号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第20号 平成13年度高石市介護保険特別会計予算は原案どおり可決されました。

 お諮りします。議案第21号は、これを可決することにご異議ございませんか。

    (異議なしの声あり)

 ご異議なしと認めます。よって、議案第21号 平成13年度高石市水道事業会計予算は原案どおり可決されました。

   この時点で暫時休憩いたします。

    (午後3時14分 休憩)

    (午後4時45分 延会)