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大阪府 摂津市

平成22年  6月 定例会(第2回) 06月28日−02号




平成22年  6月 定例会(第2回) − 06月28日−02号 − P.0 「(名簿)」







平成22年  6月 定例会(第2回)



          平成22年第2回摂津市議会定例会継続会会議録

                        平成22年6月28日(月曜日)

                            午前10時 開議

                            摂津市議会議場

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1 出席議員(22名)

    1番  村上英明          2番  本保加津枝

    3番  大澤千恵子         4番  野原 修

    5番  川端福江          6番  藤浦雅彦

    7番  南野直司          8番  渡辺慎吾

    9番  三宅秀明         10番  上村高義

   11番  森内一蔵         12番  山本靖一

   13番  弘  豊         14番  山崎雅数

   15番  木村勝彦         16番  森西 正

   17番  嶋野浩一朗        18番  柴田繁勝

   19番  三好義治         20番  原田 平

   21番  安藤 薫         22番  野口 博

1 欠席議員(0名)

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1 地方自治法第121条による出席者

  市長        森山一正      副市長       小野吉孝

  教育長       和島 剛      市長公室長     羽原 修

  総務部長      有山 泉      生活環境部長    水田和男

  保健福祉部長    佐藤芳雄      保健福祉部理事   福永冨美子

  都市整備部長    小山和重      土木下水道部長   宮川茂行

  会計管理者     寺西義隆      教育委員会教育総務部長 馬場 博

  教育委員会教育総務部理事 市橋正己   教育委員会生涯学習部長 宮部善隆

  監査委員・選挙管理委員会・公平委員会・固定資産評価審査委員会事務局長 寺本敏彦      水道部長      中岡健二

  消防長       北居 一      消防本部理事    浜崎健児

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1 出席した議会事務局職員

  事務局長      野杁雄三      事務局次長     藤井智哉

  事務局参事兼次長代理 池上 彰

1 議事日程

  1,      一般質問

          木村勝彦議員

          渡辺慎吾議員

          野口 博議員

          柴田繁勝議員

          藤浦雅彦議員

          大澤千恵子議員

          山崎雅数議員

1 本日の会議に付した事件

  日程1

   (午前10時開議)



○上村高義議長 ただいまから本日の会議を開きます。

 本日の会議録署名議員は、藤浦議員及び南野議員を指名します。

 日程1、一般質問を行います。

 順次質問を許可します。

 木村議員。

   (木村勝彦議員 登壇)



◆木村勝彦議員 それでは、順位に従って質問いたします。

 正雀下水処理場・クリーンセンターの現状と今後の取り組みについてであります。

 本年3月及び5月の吹田市議会で、一部議員からクリーンセンター問題が取り上げられ、「摂津市のし尿を吹田市の川面処理場で受け入れることは、地元感情として受け入れられない」という発言があり、担当部長から、「本来、し尿処理は、市町村固有の問題と考えており、市域を越えて吹田市の施設へ投入されることは考えておりません。摂津市に対し、問題解決を図られるよう働きかけてまいります」という答弁がありました。

 物事を進める上で、歴史的な経緯を抜きにして議論することはナンセンスであり、許されるべきではありません。そもそもこの問題の出発点は、千里ニュータウンの築造が大阪府企業局によって昭和35年から始まり、それに伴う汚水終末処理場を摂津市行政区域につくる計画が進められて、昭和37年3月に都市計画決定がされ、同時に地元住民の反対運動が起こってまいりました。反対期成同盟の請願が三島町議会において採択をされました。それと並行して、昭和37年12月6日に、処理場内に三島町だけが使用できるし尿投入施設を併設する内容の覚書を、大阪府知事の左藤義詮氏、三島町長の深田丈夫氏、立会人として衆議院議員の高碕達之助氏の3者において覚書が交わされ、さらに昭和40年7月12日に、大阪府知事の左藤義詮氏、吹田市長の村田静夫氏、三島町長の深田丈夫氏の3者による、「三島町が投入したし尿の処理は、大阪府知事が吹田市長に事務委任をした正雀終末処理場において行うものとし、将来、大阪府が下水処理施設を吹田市に譲渡した後においても、吹田市は三島町のし尿処理を行うものとする」という内容の協定書を締結しています。

 また、平成19年11月9日、大阪府知事の齊藤房江氏、吹田市長の阪口善雄氏、摂津市長の森山一正氏、独立行政法人都市再生機構西日本支社、理事・支社長の福永清氏、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業本部、西日本支社長の増田敏夫氏、日本貨物鉄道株式会社代表取締役社長の小林正明氏、以上の6者によって、「吹田市及び摂津市は、相互協力のもと、本地区に隣接をする正雀下水処理場及びクリーンセンターについて、まちづくり計画との整合性を勘案し、関係機関と協議の上、本地区と一体的な土地活用を図るよう努める」とのことを柱とする吹田操車場跡地地区の整備に関する基本協定を交わしています。

 この歴史的な経緯を踏まえて、この問題は解決を図っていくべきであり、正雀下水処理場は、千里ニュータウンの下水を処理するために市域を越えて広域的な観点から摂津市に建設されたものであり、本市住民が当該処理場の臭気等で長年悩まされてきたことや、そのような本市住民の犠牲の上に吹田市のニュータウンが全国に先駆けて建設をされ、先般4月4日に吹田市の市制施行70周年の記念式典が行われ、翌日報道された新聞記事によりますと、1940年4月1日の市制施行時の人口は6万3,181人、そして、1962年に千里ニュータウンのまちびらきが行われ、66年の人口が20万人、そして1970年の万博が開催をされ、76年の人口は30万人、現在の吹田市の人口は35万人となり、この間、吹田市は固定資産税、下水道使用料を収入しています。このことで今日の吹田市の発展があるということを踏まえて、議会で議論されるとは到底考えられず、まことに遺憾であります。このような歴史を振り返りながら、摂津市、吹田市が協働して後世に評価される吹田操車場跡地まちづくりを進めるべきであるという立場から質問いたします。

 吹田市のこのような姿勢に対して摂津市はどのように対応するのか、また、大阪府に対してどのように交渉を進めてきたのか、お答えください。

 2番目として、本年第1回定例会において、市民ネットワークの代表質問に対する答弁では、このクリーンセンター問題については、建設常任委員協議会で提示した七つの処理案のうち、優先度の高い二つの案に取り組んでおり、実現に向けて最善を尽くすということで答弁がありました。22年度のできるだけ早い時期に判断していくということでありました。このことについての現時点での到達点と平成24年度末に正雀下水処理場の機能停止という期限に間に合うのか、見通しについてお答えください。また、吹田市、大阪府の協力が得られなかった場合どうするのかということも併せてお答えください。

 3番目に、吹田市は、市域を越えて摂津市域である処理場用地内に汚水調整池を建設する予定をしておりますが、このことについても摂津市はどのように対処するのかお答えください。

 以上で第1回目を終わります。



○上村高義議長 土木下水道部長。

   (宮川土木下水道部長 登壇)



◎宮川土木下水道部長 正雀下水処理場・クリーンセンターの現状と今後の取り組みについて、ご答弁申し上げます。

 まず、吹田市議会におけるクリーンセンター問題の答弁を受け、本市としてどのように対応するのかというご質問でございますが、クリーンセンター問題、つまり正雀下水処理場の機能停止後、本市のし尿及び浄化槽汚泥をどこでどのように処理するかという問題につきましては、当該処理場の機能停止が吹田操車場跡地のまちづくりを検討する中で、吹田・摂津両市の合意により決定されたものであることから、この問題は操車場跡地のまちづくりに起因する問題として、両市の協力により解決を図ることが基本と考えております。平成19年に締結しました吹田操車場跡地の整備に関する協定書でも、「吹田・摂津両市の相互協力のもと、正雀下水処理場及びクリーンセンターについて、まちづくり計画との整合を勘案し、まちづくり地区と一体的な土地活用を図るよう努める」とあり、両者の協力が明記されているところでございます。

 また、当該処理場は、千里ニュータウンの下水を処理するために、市域を越えて広域的な観点から本市に建設されたものでございます。し尿処理は確かに市町村の固有事務ではございますが、当該処理場が広域的な観点から検討され、本市に建設されたという経緯を考えれば、その機能停止に伴うクリーンセンター問題も同様の観点から検討することが基本であると考えているところでございます。

 この問題が、両市の協力により広域的な観点から検討すべき問題であるという基本を踏まえた上で、本市は、その問題解決に当たっては、当該処理場が本市住民に多大な影響を及ぼしてきたこと、処理場が本市域に建設されたことで千里ニュータウンが飛躍的な発展を遂げたこと、昭和40年の協定では、本市のし尿は本市の下水道整備が完備するまで当該処理場において処理を行うこととされていることや、それを前提に、本市が処理場整備に係る負担金を吹田市に支払ってきたこと等について考慮される必要があると考えているものでございます。

 これらのことを総合的に考慮した上で、本市は吹田市に対して浄化槽汚泥の処理を求めているもので、し尿については他の自治体で処理することを検討しているものでございます。交渉は難航しておりますが、このような理由から今後も吹田市に対して強く協力を求めていきたいと考えているところでございます。

 続きまして、優先案について、現時点の到達点と24年度末の期限に間に合うのか、また、吹田市や大阪府の協力が得られなかった場合、どのようにするのかというご質問でございますが、優先案であります近隣自治体処理案及び流域下水処理場内にし尿投入施設を設ける案につきましては、それぞれ地元同意というハードルがあり、交渉は難航しております。問題解決のめどが立っておらず、平成24年度末という期限を考えれば、非常に厳しい状況であると言わざるを得ません。しかしながら、本市は正雀下水処理場を建設した大阪府、さらに処理場が本市に建設されたことで、その受益を享受してきた吹田市には、クリーンセンター問題の解決に向け、最大限の協力をする責任があると考えております。このため、今後も府や吹田市の協力を求めていく必要があると考えているところでございます。仮に府や吹田市の協力が得られず、問題が解決できない場合には、平成24年度末の処理場機能停止はできないものと考えているところでございます。

 次に、吹田市が本市域に予定している汚水調整池についてどのように対処するかということでございますが、このことについては、まちづくりにかかわる問題であることから、所管する都市整備部とも協議を行っているところでございます。具体的にどのような施設になるか、現時点で明らかにされてはおりませんが、担当部局としましては、まちづくりと整合しない施設の設置は認められないというのが基本的な考えである旨を伺っているところでございます。



○上村高義議長 木村議員。



◆木村勝彦議員 そうしましたら、副市長のほうに質問したいと思います。

 平成22年3月11日の摂津市議会建設常任委員会ということになっておりますけれども、これは多分協議会だったと思いますが、議事録を引用して、本年5月の吹田市議会でこの問題が議論されて、副市長の答弁が引用されています。副市長は、その後、吹田市に対してどのような話し合いをされたのか、その経過についてお答えください。



○上村高義議長 副市長。



◎小野副市長 議員ご指摘の内容でございますけども、日時は6月1日の火曜日に吹田市に出向きまして、担当の副市長に面談いたしました。それで、議員のほうからご指摘のように、私のほうからは、いろいろ申し上げましたけども、要約すれば、吹田市のほうで、し尿は固有事務であると、市域を越えて受け入れる考えはないという答弁について、現在、本市と協議中の問題である中で、なぜそのような形で議会に対して答弁されたのか、それは吹田市全体のトータルの意思決定なのかということを具体的に申し上げました。もう少し言えば、この答弁では、固有事務であるんだから、クリーンセンター問題というのは摂津市の問題であって吹田市には関係ないんだと、こういうことなんでしょうかと、吹田市は固有事務という原則論でこの問題を片づけようとされているのかということであります。

 それで、これに対しまして、吹田市からは何点かその担当副市長から話がございました。それは、正雀下水処理場・クリーンセンターが存在をし続けるということについては、摂津、吹田にとって、新たなまちづくりを行う上で非常に問題が大きいと。このことによって、この問題は両市の共通の問題であると基本的に認識をしているという点でありました。それから、もう一つは、千里ニュータウンの汚水を長期間にわたって処理してきた事実、これは厳然たる事実であるということ。そして、三つ目には、吹田市として長期間にわたって摂津市並びに当該地域の市民の皆さんに迷惑をかけたことも認識はしておりますと。四つ目に、25年3月の処理場機能停止に向けて、今年度中に一定の方向性をまとめる努力をさせていただきたい、していきたいということがございました。

 このような内容からいたしまして、本市としては、吹田市の議会答弁という以前に、先ほど部長が言いました平成19年の協定の問題、また昭和40年の相互協力のもとに解決を図っていくという観点、もっといろいろございますけども、そういう観点の中で、吹田市に対して協力を求めるということよりも解決を求めていくという形でもって処理をしていくべきだというふうに考えております。

 なお、先ほど部長が言いましたように、この7月に入りますれば、あの土地は摂津市域の土地でございますから、吹田市が持っておる4.2ヘクタール、この形をどういうふうに摂津市は考えるかということも含めて、都市整備部、土木下水道部と一定のまとめといいますか、市の考え方を持って吹田市と事に当たりたいということが今のところの内容でございます。頑張っていきたいなというふうに思っているところでございます。



○上村高義議長 木村議員。



◆木村勝彦議員 そしたら、森山市長にお尋ねしたいと思いますけれども、きのうのコミプラの記念講演、近畿大学の教授の久先生が、新しい公共、協力して働く協働という立場でまちづくりを進めていくということが講演の中でありました。そしてまた、摂津市も第4次摂津市総合計画基本構想案の中で、やはり「協働のまちづくりを進める指針」という項目の中で、目的を達成するためには多様な主体の連携・協力による協働のまちづくりを進めていくことが不可欠であるということが示されております。私は、十数年前、阪口市長がまだ府会議員の当時に選挙の応援に行って、街頭でマイクを持ちました。また、当時の阪口府会議員候補もマイクを持たれて、そのときに、まちづくりは行政と市民が協働してやっていくんだということをおっしゃいました。この「協働」という造語は、私はそのとき大変新鮮に感じたわけですけれども、今先ほど申し上げましたように、摂津市の総合計画基本構想の中にも、あるいはまた久先生の話の中でも「協働」という言葉が出てきております。そういう点では、吹田市の阪口市長は、本年5月の吹田市議会本会議で、この問題について、「第一義的に責任のある大阪府に対し、さらなる協力と解決策の提示がなされるよう、両市が協調し、働きかける必要がある」と答弁されております。そういう点では、阪口市長は協働という認識は十分お持ちになっておると思います。昨年11月のトップ会談の内容と、それを踏まえて、今後の方向性について市長からお答えいただきたいと思います。



○上村高義議長 市長。



◎森山市長 木村議員の質問にお答えをいたします。

 阪口市長とのトップ会談の経緯等々のお尋ね、今後どうするかということではないかと思いますが、その内容につきましては、先刻の常任委員会等々でもお話ししたんですが、先ほど担当部長のほうからお話し申し上げましたような内容に尽きるわけですけれども、その中でも、今日までの経緯、これについて私のほうからはっきり申し上げ、今度、処理場が廃止になる、後は知らんで、そんな話はないよというふうな話をわかりやすく説明したところでございます。阪口市長も今日までの経緯についてはよくご承知であり、今度は吹田市がやっぱり摂津市のクリーンセンター廃止についてしっかりと問題をとらえていかないかんな、そんなニュアンスのお言葉をおっしゃっておられました。

 私も、先ほど来、出ていますように、本来、ごみとかし尿等々については、そのまちで出たものはそのまちで処理するという法律があることはよく承知をいたしております。しかし、この40年間、吹田市、大阪府が、そのルールを無視はしておりませんけれども、例外措置として、長い間、摂津の地で処理をしてきたわけでありますから、今度、摂津市がこのクリーンセンターについて処理する問題に当たって、今度は法律でやってもらわな困るでというような話はないと私は思っております。そういう意味で、いろんな先人のご苦労が今日まであったことを承知いたしております。このクリーンセンターの問題につきましては、大阪府、そして吹田市、この問題解決について、何はさておき積極的に取り組んでいただく、政治的にも道義的にも私は責任があると思っています。そういう意味で、今後も私が先頭に立ちまして、この問題処理に向け、大阪府、吹田市に強く働きかけ、行動していきたいと思っております。

 以上です。



○上村高義議長 木村議員の質問が終わりました。

 次に、渡辺議員。

   (渡辺慎吾議員 登壇)



◆渡辺慎吾議員 それでは、順位に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず初めに、外国人地方参政権についてであります。

 前民主党幹事長の小沢一郎氏は、政権交代以前から、政権交代がなされた後は、外国人に地方参政権を付与すると発言しておられましたが、これは民主党のマニフェストには明記せず、大韓民国居留民団との約束事であるとのことでありました。マニフェストにおいて国民と約束せず、外国籍である民団との約束で国家の大事を論議なくして推し進めようとすることは、乱暴きわまりないことであります。果たして民主党を支持して政権交代をさせた国民は、外国人参政権付与をも支持することになるとわかっていたのだろうかと、大いに疑問を感じます。

 また、今回の参議院選挙でも、民主党はなぜマニフェストに私が次に質問する選択的夫婦別姓を併せて明記しなかったのか。民主党のマニフェストを検討している国民生活研究会会長の中野寛成氏は、党内で賛否が分かれる政策は盛り込むべきではないとの意見が多数であったので、昨年の衆議院選のマニフェスト同様、参議院選挙でも外国人参政権と選択的夫婦別姓については明記しないと結論付けられました。全国的に各級議会でも反対の機運が高まり、503議会で反対の決議を出し、3,681人の議員が反対署名をいたしました。これは4月30日現在です。

 そこで、このように多くの議会や議員たちが反対の意思表示をしている中、直接かかわる地方自治体の長としての森山市長のお考えをお聞きしたいと思うと同時に、参政権が付与された場合、行政としての事務処理等々さまざまな問題が生じるのではないかと考えられますので、そのことも併せてお聞きしたいと思います。

 次に、選択的夫婦別姓についてお尋ねしたいと思います。

 法務、男女共同参画担当両大臣が、選択的夫婦別姓導入を柱とする民法改正案を国会に提出するという意欲を表明されたことにより、にわかに先の外国人参政権同様、各級議会においても反対の動きが活発化してまいりました。そして、埼玉、千葉県議会をはじめ多くの議会が反対の意見書を提出されました。その反対の理由はさまざまでありますが、複数の子どもの姓を統一しなかった場合、家族の一体感を損ねるのではないか、また、親子がばらばらに姓を名乗ることにより、他人から見てだれとだれが家族であるかわからない不都合が生じるのではないか、また、夫婦という大人の都合でしか議論なされておらず、間に生まれた子どもたちの人権を損なう可能性があるのではないかということであります。ここに反対意見を総合的に判断すれば、日本の伝統的家族制度の崩壊、国民的合意の不形成、行政事務の複雑さと現場の混乱が危惧されるということであります。

 そこでお尋ねいたします。もしこの法案が成立したとなれば、摂津市では行政事務執行に際し、どのような業務が生じるか、そして、そこにどのような危惧が予想されるか。また、橋下知事をはじめ多くの首長の方々が反対意見や慎重意見を述べられておりますが、森山市長のお考えはいかがであるかお聞きしたいと思います。

 次に、大阪都構想についてお尋ねしたいと思います。

 先月2日、橋下知事を中心とする地域政党、大阪維新の会は、大阪市のあり方を抜本的に見直し、府を発展的に解消する府市再編を最重要構想として、ワン(一つの)大阪実現のため大阪都構想を発表されました。この構想は、東京をモデルに府全域を大阪都とし、大阪市と周辺10市を人口30万人規模の計20区に再編して公選の区長と議会を置く。また、大阪市営地下鉄の公営民営化やごみ処理場の広域的運用など、既存ストックの活用も目指す。実現のため、来春の統一地方選挙で、府、市、堺市の各議会で過半数獲得を目指すということであります。

 その構想の中には我が摂津市も含まれておりますが、我々摂津市民にとっては、この摂津市がなくなるというのは寝耳に水の話であります。

 この構想は、古くて新しい問題でありまして、前太田知事も2001年以降、提案してこられました。これは、大阪府と大阪市の取り組みでありましたが、今回は摂津市も含まれており、今後の維新の会の動きに注目せざるを得ない状況にあると思います。

 私は、橋下知事の政治手腕を高く評価しておりますが、今回のこの構想には全面的に賛成することはできません。何をもって近隣の市を含めた構想なのか、本当に府民にとって、摂津市民にとって将来的にメリットがあるのか、理解しがたいことが多々あります。そこで、当該市の長としてのこの構想についてのお考えをお聞きしたいと思います。

 最後に、安威川以南のまちづくりについてお尋ねいたします。

 今、第4次総合計画を策定しておられますが、安威川以南のまちづくりをどのようなコンセプトで策定されておられるのかお聞きいたします。私を含め多くの議員諸氏が安威川以南のおくれを指摘し、その改善を要望してまいりました。しかし、立地条件や環境の違いから、残念でありますが、同等の開発発展は無理と思わざるを得ません。しからば、その環境の長所と特性を生かしたまちづくりが必要であります。安威川以南は自然環境に恵まれ、いにしえの時代より数々のいわれのある土地であります。特に淀川の流れを中心にさまざまな交流がなされてまいりました。私は、この環境を生かしたまちづくりは最適ではないかと思います。幸い国交省が河川敷の管理を当該市にゆだねるとの方針を出し、ある程度市の方針に沿った利用の仕方ができるということであります。また、以南には文化的価値のある建物もあります。

 そこで、今回の総計のコンセプトを「歴史、自然、環境」として取り入れるお考えはないのかお尋ねしたいと思います。そしてまた、以南の最大の問題が交通アクセスであります。以前から行政は苦肉の策で、巡回バスや循環バスを既存の民間バスとの競合を避け、運行されてまいりましたが、住民からの評判はあまりよいものではなく、実際乗降客も少ないのが現実です。特に高齢者の方々には、そのバス停まで行くのが大変な労力が要り、また、その場所や運行時間を知らない方が多いと聞きました。もう一度しっかりと住民のニーズを調査して、より利用度が高まる交通体系の構築が必要と思われます。併せてお考えをお聞きしたいと思います。

 これで1回目の質問を終わります。



○上村高義議長 選挙管理委員会事務局長。

   (寺本選挙管理委員会事務局長 登壇)



◎寺本選挙管理委員会事務局長 永住外国人の地方参政権について、選挙管理執行の側からご答弁申し上げます。

 これが実施されますと、選挙人名簿について、日本国民のみとなっているものから永住外国人についても加えることになり、システムの改修が必要となってまいります。また、現状では住民登録と外国人登録が別々に管理されており、入場整理券を送るときなど、同一の家族に別々に通知を送るなど、一部で不都合が出てくるものと思われます。しかしながら、選挙管理委員会といたしましては、公職選挙法に基づき、粛々と公平・公正に選挙を執行していくものでありますので、永住外国人に地方参政権が認められたときには、事務執行等に間違いのないよう万全を期して進めていくものでございます。



○上村高義議長 生活環境部長。

   (水田生活環境部長 登壇)



◎水田生活環境部長 選択的夫婦別姓制度について、本市の課題にご答弁申し上げます。

 最近における国民の価値観の多様化及び女性の地位向上、これらを反映した世論の動向等にかんがみ、婚姻制度に関しましては、個人の尊重と男女の対等な関係の構築等の観点を理由として選択的夫婦別姓制度を導入すべく、民法の一部を改正する法律案が提出されるようでございます。もし、この選択的夫婦別姓制度が導入されますと、市町村は法定受託事務である戸籍事務を管掌しており、本市の課題といたしましては、既に電算化されております戸籍システムの改修に要する費用、婚姻の届け出等の用紙の変更、窓口における制度の具体的な説明、氏を改める際の事務的な負担増等が考えられるところでございます。



○上村高義議長 市長公室長。

   (羽原市長公室長 登壇)



◎羽原市長公室長 安威川以南のまちづくりにつきまして、第4次総合計画の中での位置付けというご質問にご答弁を申し上げます。

 第4次総合計画は、「みんなが育むつながりのまち摂津」を目指して、市民の皆様をはじめ本市にかかわるすべての主体との協働により、本市の特徴を生かしたまちづくりを進めるための指針として策定作業を進めているところでございます。今回の計画では、都市構造、土地利用などを含めた地域計画については示しておりませんが、安威川以南と以北というそれぞれの地域の特性を生かしたまちづくりが大切なことであると考えております。

 ご質問の安威川以南地域は、広々とした淀川の緑など自然環境に恵まれていることから、これらを貴重な地域資源ととらえ、まちづくりに生かしていくということもこの地域のまちづくりを考える基本的な方向ではないかと考えております。

 このように地域特性を生かしたまちづくりを進める一方で、本市が一つの都市として市域全体の良好な発展と市民の交流を図り、一層の利便性を高めるためには、交通アクセスの問題も大変重要な課題であると認識をいたしております。その点から、現在はバスの利用ということを考えておるわけでございますが、民間との整合性を図り、一定の市民の利便性を高める、やはり行政といたしましても、いろいろ知恵を絞り、工夫をいたしているところでございます。

 第4次総合計画は、現在審議中でございまして、また、広く市民のご意見を求めるパブリックコメントも実施をいたしております。今後、寄せられましたさまざまなご意見や審議会でのご議論を踏まえまして、計画の策定を進めてまいりたいと考えておるところでございます。



○上村高義議長 市長。

   (森山市長 登壇)



◎森山市長 渡辺議員の質問にお答えをいたします。

 夫婦別姓と参政権の話でございますけれども、これは、おわかりいただいて質問されていると思うんですけれども、国の法律によって定められるものでございますので、私がここでどの辺まで答弁できるかわかりませんけれども、国の法律、いろんな法律がありますね。これを定める場合は、最終的には多数決で決まるということはそのとおりでございます。そこで、それぞれの国にはそれぞれの歴史、伝統、文化、そして政治の流れ等々があるわけですね。その中で国ができ上がるわけでありまして、そして、その時々の国際情勢、社会情勢等々でその都度見直されていくということだと思います。

 そこで、多数決はわかりますけれども、国のありようについては、私はでき得るならば白黒で決めないほうがいいと思います。大方の国民のコンセンサスをまずしっかりと探ってから、最終的にはそういうことになればいいなと思っています。そういう意味では、この地方参政権、そして夫婦別姓の問題も、ある意味ではそれに当たるのではないかなと私は思っています。

 市長はどう思ってんねんというような話もあったかと思いますけれども、政権がかわりまして、この二つの問題がにわかに関心事になってきている、この事実があります。じっといろいろマスコミ等々を通じて耳を傾けておりますと、賛否両論いろいろあると思うんですね。それなりにそれぞれの言い分、そして、その課題、いろいろ入ってきます。ケース・バイ・ケースというんですかね。そういう意味では、私もこんな場合だったらこれでいいんだとか、これはといういろんなことが想定されると思いますので、そこまでまだ勉強しておりませんので、私も改めてもう一度しっかりと勉強して、また機会があれば話をしてみたいなと思っております。以上です。

 それから、大阪都構想ですけれども、今、お話になったように、これは今に始まった話ではございませんで、私も大阪府に長いことおりましたので、大阪都構想はしょっちゅう話題になった話でございます。特に大阪は、いっときは東京と肩を並べるくらい一方の二極化の拠点になっていたと思うんですが、今は東京一人勝ち、一極集中、それこそ大阪は一地方になってしまっています。この原因はいろいろあるんですけれども、一つは、府民は1年間に約5兆円ぐらいの国税を払っているんですね。ところが、今の税制度では、長い間3割ぐらいしか返ってこなかったんですね。ここにも問題があるんですね。最低でも5割、半分ぐらいは我々の納めた税金を返してくれやという議論がずっと続いておりました。少し緩和されておりますけれども、これも一つの原因ですけれども、もう一つは、大阪府と大阪市で、財政規模等々ではほとんど同じにする二つの大きな組織があって、これがどうも1足す1が、せめても2になればいいんですけど、1.5になっているのではないかと、各所にそういうものが見られるわけですね。やっぱり1足す1を3にせないかんのですね。2ではだめであると。これは、大阪市を発展的に解消して、大阪都にして東京に対抗すべきではないか、私はこの話はやっぱり真剣にみんな考えるべきだと思います。

 ただ、橋下知事のあの独特の発想と言い回しは、私はよくないと思います。だから、あの大阪都構想は、総論賛成各論反対であります。私の思っていた大阪都構想は、府を中心に都にして、そして、今あります政令市の区、これは特別区で残していって、そして近隣の市町村は今までどおりそれなりの役割を果たし、これで十分理想的な都ができるのではないかなと思っております。

 以上です。



○上村高義議長 渡辺議員。



◆渡辺慎吾議員 外国人地方参政権と、それから選択的夫婦別姓の問題、市長はさらっとお答えいただいたんですけど、勉強していないということですけど、私は、政治家森山一正氏の政治信念を長い間見てまいりました人間としましては、しっかりと勉強はされているというふうに思いますし、また、政治家として、その問題に対して、本来はこういうのはこの市議会において一般質問でふさわしくないかもしれませんが、市長としてもそうですし、政治家森山一正氏としてその持論をお聞きしたかったと思うのでありますが、非常に残念でございます。地方自治体の長の中には、しっかりと自分の持論をこのことに関して発言されておられる方も多々おられますので、その点はちょっと残念というふうに思います。

 それから、例の大阪都構想なんですけど、非常に私は、この大阪都構想、市長がおっしゃったように総論はわかるんですけど、各論に至っては非常にわからない点が多々あるんですね。例えば、あまりにも橋下知事が、先ほどの市長のご答弁にもありましたけど、東京に対抗しようという意識が強過ぎるのではないかなと。大阪は大阪の独特の風土があるのであって、何か阪神ファンが巨人ファンに対抗するような感覚で、何で首都機能がある東京に対して対抗するのかという、私はそのようにちょっと意識過剰ではないかというふうに思うんです。

 平松大阪市長は、イリュージョンやと言うてはるんですね。このことに関して。大阪都構想に関しては幻想というふうに平松市長はとらえておられるわけでございますし、それから、東京都が成り立った成り立ちをいろいろ調べましたら、あれは戦争中にやっぱり軍費を稼がなあかんから、直接東京都が区から取れるようなシステムづくりをという発想から東京都になったということが説明されておりましたし、それから、現在においても、23区と東京都の中では非常に権限の綱引きもされているみたいですし、また経済的な格差が非常に多いということでございます。だから、そういう現状の東京都においてもそのような状況になっていますし、また、これは横浜市と比較したあれがあるんですけど、東京23区と横浜市と比較して、人口は横浜市の2.3倍あるらしいんですね。ただ、公務員の数は3.2倍、東京都のほうが多いんです。それから、議員数は10倍になるんですね。だから、行政改革という面から考えましても、この大阪都構想というのはちょっと整合性がないように思いますし、非常に疑問に感じるんです。

 それと、大阪市と大阪府が勝手にやってもらうというのは表現の仕方が悪いんですけど、そういう話し合いの中で、一つになって特別市という形で権限を強化して、今の税のあり方とかいうことをしっかりと検討しながらやるという方法やったら私は理解できるんですけど、近隣の市を含めてこの大阪都構想がなされたときに、我々のこの8万5,000人の摂津市といたしまして、一体どこと一緒になったり、どういうふうになるかということに関しては、これは市民が非常に不安にも思いますし、それから、この摂津市の職員の方々に関しても、一体これからどうなるのやろうという非常に不安感があるわけですね。だから、そういう点から考えますと、非常に乱暴過ぎるのではないかというふうに私は思うのでありまして、そこでちょっと質問したいと思うんですけど、今、この摂津市は、府議会議員は1人であります。唯一の府議会議員でございまして、府議会議員が市長とスクラムを組んで、市と府のパイプ役という形でいろんなところで発言されておられますし、現実にそういうお仕事をされているというふうに思います。車の両輪やとか摂津の中の大阪府政とかいろいろ言われておりますが、私は行政としましては、唯一の府会議員と市長がしっかりとスクラムを組むということは、これは市民にとってメリットがある、非常にいいことではないかというふうに思いますが、ただ、今回、4月2日にこの大阪都構想を打ち出されて、この唯一の府会議員は5月に維新の会に入会された、入られたわけですね。そうなった場合に、これは、その大阪都構想に賛同して入られたというふうに私は意識します。その唯一の府会議員が、今度はその大阪都構想実現に向けて市にあらゆるアプローチをしてこられると思いますし、そういう点で、市長、行政としてどのようにこれから対応されていくのか、例えばさまざまなイベントにおいても、必ず市長、議長、府会議員は出られて、さまざまな発言をされておりますが、そういう点の以前からの友好な関係が維持できるのか、そのこともお聞きしたいと思います。

 次に、安威川以南のまちづくり構想であります。私も一時は不公平感でそういう発言もしてまいりました。以北が発展して以南が取り残されているという意識があって、非常に以南の人間として不公平感を感じておりました。しかし、私もさまざまなところに視察に行ったりさまざまなまちを訪れたときに、ちょっと発想を転換して考えますと、地理的な状況で以南、以北と、どうしてもうちの市は分けてしまいますけど、ただ、ほとんどの市が、例えば円にしましたら、まちの中心部があって郊外という成り立ちがあるわけです。摂津市もそういう発想からしましたら、以北がまちの中心部で以南が郊外という感覚で見ましたら、ほんなら中心部の利便性を郊外にという形になるというのは非常に無理があることはよく理解できるんです。だから、それぞれの利点を生かしたまちづくりは当然すべきやし、行政もそのことは十分お考えだというふうに思います。そこで、しっかりとしたテーマを持って、これから以南のまちづくりをやっていただきたい、そのように思うわけでございます。

 それで、あまりこれを言ったら私の立場が悪くなるかもしれませんが、コミュニティプラザの問題がありますが、今、南摂津駅の前にコミプラの構想があるわけです。私は、あればそれにこしたことはないですね。できればそれにこしたことはないんですけど、今の財政状況を考えますと非常にしんどいのではないか。例えば、私が思うには、今、この土曜日に、こちらの南千里丘のコミプラができ上がったわけですね。その稼働率を見ないうちに、果たしてその構想を打ち出して、ちょっと疑問を感じるんですね。今度できたコミュニティプラザが100%以上の稼働率で、これは手狭やなと思った場合に、例えば第2のコミプラをつくるという形、そのときに安威川以南という形やったら私は非常に自然なんですが、それもできていないのに、どういう状況かわからんのに、すぐそういうあっちもあるからこっちもという発想というのは、これからのまちづくりにはどうもそぐわないのではないかと。兄弟でお兄ちゃんが野球ゲームを買うたから、弟も同じ野球ゲームを買うてくれ、その発想ではなくて、お兄ちゃんが買った野球ゲームを弟と兄弟で仲よく使うたらええわけですから、そのような発想が必要ではないか。それに関連して、そのように以北に行ける交通アクセスをしっかりとするということが肝心だと思います。

 先ほど、まちの中心と郊外という話をしましたが、田舎の都市というのはちょっと表現が悪いかもしれませんが、特に田舎の都市に行きますと、郊外の中にも非常に過疎地もあります。郊外から中心に行くときに、従来のバスという発想ではなくてワンボックスカーを、例えばタクシーとバスの間、そのような存在としてくまなくその地域を回って、特に独居老人とか高齢者の方々の交通アクセス、足の便とされている、そういうまちもあります。そういう発想で、もう一遍しっかりと交通アクセスに関しては、特に安威川以南の方々のニーズをしっかりと把握されて、事細かな対応が必要ではないかというふうに思います。

 そういう面で、今、総計の策定中であるということでございますので、これからしっかりとその点のまちづくり、そして、以南は、これから自然を中心にエコ、自然、そして歴史、文化という一つのテーマを持って、豊かな淀川の流れ、河川敷も今後摂津市がそれなりに利用できるということでございますから、それを生かしてまちづくりをやっていただきたい、そのように要望したいと思います。

 以上で2回目の質問を終わります。



○上村高義議長 市長。



◎森山市長 渡辺議員の2回目の質問にお答えいたします。

 参政権と、それから夫婦別姓、私の信条が聞けんで残念ですというような話でございますが、私は、この道、40年間過ごしてまいりましたけれども、まだまだ未熟ではありますけれども、私なりに政治信条はしっかりと持って今日まで来たつもりでございますが、ただ、今おっしゃっています参政権とか別姓の話は、今、市長の立場でありますから、ここでやっぱり言うのは先ほどの答弁までだと思います。私は、さっきも申しましたように、その時代時代の背景でいろんな状況が変化してまいりますから、一つの考え方を持っていても、その都度いろんな意見を聞く中で、自分なりに勉強も、毎日が勉強みたいなものですから、そういう面では、こういう場合はいいのではないかとか、これはだめだとか。ただ、いやペケ、いやマルというふうな話ではないかと思いますので、そういう意味では、私の私見はまた市長室でもお見えいただきましたらお話をしたいと思います。

 それから、大阪都の話でいろいろおっしゃいましたけれども、今、府会議員の話が出てきましたので、このまちは一人区で、私も長いこと府会議員をやっておりました。今は市長の立場でございます。府会議員は、共産党の方であろうと自民党の方であろうと、どなたにいたしましても、選ばれた方とはしっかりと連携を保って、これも1足す1が2である場合、1足す1が3になるようにまちの発展のために頑張っていかないかんなと思っています。

 維新の会とか何やら出ていますけど、私は全く意に介しておりませんので、大阪都構想につきましても、私としてしっかりとした考え方を持っておりますので、維新の会がどう言おうと、それに振り回されることは一切ございませんので、ご心配のないように。

 それから、安威川以南のことは要望ですか。(「何かあれば」と渡辺慎吾議員呼ぶ)今、渡辺議員なりのお話をなさったと思いますが、その中で以南の施設づくりの話について、なかなか言いにくいことをおっしゃったと思います。私は、それがいいとも悪いとも申しませんけど、こっちのできたやつを吟味してからやったらええやないかと、私はその話もよく、今、耳を傾けていたんですけれども、あのコミュニティ以南の施設につきましては、もちろん市議会でも何度もお話が出ておりますけれども、安威川以南の連合自治会の名のもと、この建設については早くから要望を受けておる案件でございます。その中で、私といたしましては、議会はもちろん、安威川以南の市民こぞって、つくってほしい、つくるべきだという話になってほしいと思います。せっかくつくっても、そんなもん別につくってもらわんでもよかったというような話になると、お金が生きてまいりませんので、その辺は今後ともまた議員同士でも議論を深めていただきたいと思います。

 それと、安威川以南の北から比べておくれているやないかという話でございますけれども、前にも言ったと思いますけれども、そのまちにはそのまちのなりわいというのがあるんですね。歴史的ななりわいがあります。だから、どうしてもハードなもの、主要施設が北のほうに固まってしまっておる、これはやむを得ないことだと思うんですね。安威川以北の人からいうと、以南はええな、緑いっぱいやしええなという話が出てきまして、それぞれ特徴があります。確かに以南のほうには公園、そして広大な河川敷公園等々がありますから、北では味わえない本当にソフトないいものがありますから、こういったものを生かして、以南のほうがええなというぐらい、そんなまちづくりを、バランスをとってつくっていくべきだと思います。

 これにかけて、先ほど交通アクセスの話、渡辺議員はよくおっしゃっておりますが、いい話だと思いますが、ただ、そこで一つ、先ほどもおっしゃいました苦肉の策でバスをつくったやないかという話、これはのめません。長い間、何とかしてバスをやってくれという話がずっとあったように聞いておりますが、なかなか踏み切れなかった。私は、市長になってから何とかしてちょっとでも風穴をあけるべきではないか、そういうことで、中でも一番不便ではないかと思われる鳥飼北小校区、こっちのほうにまずそういったものを導入しようということで始めたわけでありますから、これは苦肉の策でやったと言われると、そういうものではありませんので、私のほうから説明をしておきたいと思います。

 以上でございます。



○上村高義議長 渡辺議員。



◆渡辺慎吾議員 まず、大阪都構想の問題でございますが、市長がしっかりとしたお考えを持って、例の維新の会からの一つのアプローチを断固はね返すという決意を述べられたことでございますが、ただ、我々議員も、それから職員の方、もちろん市民の皆さんが、このことを一つのインパクトを与えて議論するということに対しましては、僕はよかったというふうに思うんですが、ただ、非常に不安を思うわけでございまして、これからどんどんいろんなマスコミを通じて、このことに関しては情報が流れてくると思いますし、そして、具体的に行政に対しても、先ほど言いましたように、府からさまざまなアプローチも来ると思うんです。そういう点で、市長のお考えはわかりましたけど、ほんなら摂津市長だけがそれに対してしっかりした話ではねつけるということには、ひょっとしたらいかないことになるような不安も私は感じております。近隣のほかの市が、そのことに関して、豊中市とか吹田市は反対されておられるというふうにお聞きしましたが、また東大阪市なんかは賛成ということを言っておられます。そういう点で、徐々に徐々にその議論が深まってきて、今の状況とは違う状況になる可能性もありますので、そういう点を非常に私は不安に感じるわけでございます。これは別にそれで結構でございますので。

 それから、私はコミュニティプラザを反対したいわけじゃないんです。安威川以南にコミュニティプラザがあったら、それにこしたことはないというふうに私は思います。ただ、今言うたように、さんざんこの財政状況を理事者側の皆さんからいろいろ説明されたり、私らがいただいておる書類の中で見ますと、大変それがすっとできるような状況でないということは私もわかるわけでありまして、そういう点で発言をしておるわけです。だから、それに対して反対という立場にはなっていないので、そのことだけは言っておきます。

 苦肉の策という、交通アクセスの循環バスとか巡回バスに関しましては、それはそうではないということで市長は非常に否定されておりました。それはそれで結構だと思います。ただ、非常に乗降客の少なさが目立つわけで、私は地域を回っておりますと、非常にバスに関して苦言を呈される市民が多いんですね。当然行政としましたら、今の路線バスとの競合をできないということで、苦肉の策とは言いませんが、一生懸命考えられたわけですから、それはそれでわかるんですけど、しかし、このような現実ということがあるわけであって、今言うたように、バスの利用の情報が、行政としてはしっかりやったと思われると思いますけど、現実にその情報、例えば運行時間とか運行コースというのはまだわかっておらない。例えば高齢者の方々は、その点、非常に不満を言っておられます。そういう点で、今後、北と南をしっかりと結ぶという観点から、再度さまざまな都市の情報を得ながらアクセスの構築をお願いしたい、総計に盛り込んでいただきたい、そのように思うわけでございます。これは要望にしておきます。

 これで私の質問を終わります。



○上村高義議長 渡辺議員の質問が終わりました。

 次に、野口議員。

   (野口博議員 登壇)



◆野口博議員 一般質問を行います。

 最初に、千里丘駅西口駅前整備と安全対策についてお尋ねします。

 ガード拡幅工事の完成によって、千里丘駅周辺の状況が変化してきました。ガード本線の両側側道、市道千里丘三島線も活用し、駅前の混雑を解消できないものか、現在、多くの車が市立第8集会所近くの千里丘1丁目東交差点から市道19号線を通り、駅前で人を降ろし、Uターンしてまた同じ道を通っていくという状況を何とか改善し、地元住民の負担軽減と安全対策を進められないかというのが質問の趣旨です。先日、市としても交通量調査をされていますが、その結果の分析内容や駅前再開発計画の取り組み状況や今後の見通しを踏まえて、これからどんな取り組みをしていかれるのかお尋ねします。

 2点目として、旧三宅小学校跡地の活用問題についてであります。

 ご承知のように、5月28日、旧三宅小学校区内の4人の自治会長など7団体から活用を求める要望書が届いています。旧三宅小学校が廃校となり2年を過ぎましたが、今回の要望書にも地域住民の小学校に対する強い思いが込められています。そして、改めて現在地域内でのコミュニティの拠点としての活用に加え、地域にとっては唯一の避難場所であること、公園や公民館の設置の要望などが含まれています。そこで改めて要望書についてどう受けとめられるのか、まずお聞きします。また、小学校区というのが一つのまちづくりのくくり方でもありますが、公民館、公園が一つもない現状や、跡地が唯一の避難場所という状況の中、具体的に今後の地域づくりについて指摘しています。前回も申し上げましたが、早く跡地の存続を決定し、具体的な活用内容について、ともに議論していくことが大事だと思います。そういう点では、総合計画の精神である協働ということに照らして、地域のまちづくりを協働で進めるモデルケースに位置付けて進めてもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 三つ目には、第4次行財政改革実施計画についてお尋ねします。

 今のままでは2015年度に早期健全化団体になるとして、第4次行革を推進しようとしています。これまで本市は98年度から開始した12年間の行革で145億円の財政効果を上げたと説明していますが、同じ12年間で市の公共料金値上げによって161億円の負担が増やされてきました。つまり、本市の行革の最大の特徴は、市民負担の増大でありました。本来、行革というものは、市民の暮らしに役立つように、行政の使い勝手を改善するためにやるものだと思います。本市はこれまで98年度から始まった第1次行革は、経営コンサルタントを入れた業務再構築運動も取りまとめ、01年度からの第2次行革は市民プール廃止で始まり、03年度からの第3次行革はみやけ幼稚園の廃止と保育所民営化で始まってきました。そして、今度の第4次行革で引き続き市職員の削減と、これまで行政が担ってきた仕事を民間に委託していくことを中心に、これまで市民とともに築いてきた市民サービスの廃止・縮小を一層進めようとするもので、これは結果としてより市民にとって使い勝手の悪い方向になるのではないでしょうか。

 そこで2点お尋ねします。

 一つは、今回のパブリックコメントに対する姿勢であります。総合計画では、協働ということを精神にして推進しようとしていますが、今回の形式的に市民の意見を聞くというやり方でいいんでしょうか。本市として本当にこの協働の精神で取り組んでいこうという気があるのかお聞きいたします。

 二つ目に、第4次行革の中身では、総合計画で求めているものさえも達成できないのではという点であります。今日的な問題で少子化の問題があります。ある学者は、現在の出生率1.37のままでは、今世紀末には日本の人口が4,600万人になると推計しています。今、大事なことは、国の政策も当然かかわってきますが、市独自として総合的な子育て支援を最重点に、せめて出生率を1.75程度を目標に緩やかな人口減少にとどめ、そのために地域の生活環境レベルを落とさない、質を低下させないまちづくりをきちんと位置付けて取り組むことが重要だと考えます。既に計画も決定したから変更できないということでなくて、少しこの計画を横に置いて、社会的な問題になっている官製ワーキングプアを増やしていいのか、市民の暮らしの実態を科学的に分析する必要はないのか、公的責任を果たすということはどういうことかなど、もう一度職員全体で議論すべきだと感じています。いかがでしょうか。

 1回目の質問を終わります。



○上村高義議長 都市整備部長。

   (小山都市整備部長 登壇)



◎小山都市整備部長 JR千里丘駅西口駅前整備と安全対策についてのご質問でございますが、まず、千里丘西地区再開発事業の現状につきましては、昭和63年に千里丘西地区市街地再開発準備組合が設立されましたが、地権者の同意が得られず、現在に至っております。昨年は、再開発区域の縮小案も提示してまいりましたが、社会情勢の悪化や事業採算性などの課題もあり、進展を見ていない状況であります。駅前でのまちづくりは、基盤整備と土地利用の誘導が同時に進められる再開発事業による整備がよい方法と考えておりますので、引き続き西準備組合と再開発事業による駅前整備を検討してまいりたいと考えております。

 次に、千里丘駅西口駅前の混雑状況につきましては、朝の通勤・通学時間帯には交通が集中し、歩行者、自転車、車がふくそうする状況でありますことから、千里丘ガード完成後の状況の把握も含め、今月10日に改めて交通量調査を実施したところであります。交通量調査の結果としましては、朝の7時過ぎから8時半にかけての交通が集中しており、駅前では朝の7時から9時までの2時間で歩行者が約5,900人、乗用車、バスなど約170台が通行し、そのうち110台が千里丘1丁目東交差点から市道千里丘19号線に進入し、駅前でUターンをして出ていくというのが現状であります。市道千里丘19号線は、道路幅員が狭く、歩道もないため、歩行者と自動車が危険な状態で通行している状況であり、昭和37年に道路幅員16メートルへの拡幅と駅前広場の都市計画決定を行っておりますが、沿道には建物が立ち並んでおり、面整備との関係で整備が進んでいない状況であります。再開発事業の計画が進まない中、現状でどのような対策が可能か、関係課との協議も始めているところでありますが、大規模な改善や用地買収が困難な状況であることから、交通規制についても今後検討していく必要があるものと考えております。

 以上です。



○上村高義議長 市長公室長。

   (羽原市長公室長 登壇)



◎羽原市長公室長 それでは、三宅小学校跡地の活用問題について、ご答弁申し上げます。

 旧三宅小学校は、地域において長年学校として活用され、多くの卒業生も生み出しており、地元住民の皆様にとって愛着の強い施設であることは承知をいたしておるところでございます。平成19年1月にも今回と同趣旨の要望書を受け取っておりますが、地域の緊急避難地及び避難所としての機能については、当然配慮すべきことであり、体育館をスポーツセンターとして恒久活用いたしておりますが、ご要望の中にある公園や公民館をつくるという予定は現在のところございません。また、地域でのさまざまな活動拠点として継続的に使用するべしという点でございますが、スポーツセンター附属運動広場及び校舎の一部が、平成23年3月31日までの間の利用となっておりますことから、当面は来年度以降の活用方法について方針を決定しなければならないと考えておるところでございます。

 跡地の存続に関する議論を進めるべきであるというご質問ですが、議員もご承知のとおり、社会経済状況をはじめ国の施策動向など、本市を取り巻く状況は目まぐるしく変化をしております。このような中で、将来的な活用方針につきましては、時々の状況変化を注視し、本市の財政への影響や今後の行政の置かれた環境をしっかりと見きわめながら、売却も含めたあらゆる選択肢を排除することなく、地元住民の皆様は当然として、多くの市民の合意を得ることができるよう、引き続き検討してまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、第4次行財政改革実施計画に関するご質問にご答弁を申し上げます。

 まず、1点目のパブリックコメントと協働に関するご質問についてですが、今回のパブリックコメントでは38通、70件のご意見をいただきました。その内容は、子どもから高齢者問題までの多岐にわたるもので、70件を25のグループに整理し、すべての項目についてホームページ等で市の考え方をお示しいたしたところでございます。

 パブリックコメントにつきまして、形式的に市民の意見を聞くという手法というご指摘ですが、私どもは意味のある取り組みと考えております。確かに今回の市民の方々のご意見は決して多いという結果ではございませんが、これは現在の市民の行政に対する関心のありようを示しているものと考えております。現在、策定作業を進めております第4次総合計画のキーワードと考えております協働の考え方は、市民、事業者、行政が主体的自発性を持って互いに特性を認識、尊重しながら、共通の目標を達成するために、対等な立場で連携・協力を行っていくことにより、より水準の高い行政サービスを実現するというもので、さまざまな事業において、このような取り組みが進むことによりまして、パブリックコメントのような手続きも一層の意味を持ってくるものと考えております。

 ご質問にありますように、行財政改革を進めるに当たりまして、全庁的な議論が必要であることは私どもも認識をいたしており、計画の策定に当たりましては、第3次行革の総括と併せまして、すべての部署と数度のヒアリングを実施し、その中でのさまざまな議論を経てまとめたものでございます。

 次に、4次行革が職員の削減をまず出しておるということで、職員数の状況についてのご説明を申し上げます。

 正規職員数は、定員管理上の数値ではありますが、平成7年度の904人をピークに減少し、今年4月1日現在では691人となっております。また、同様に臨時・非常勤職員数を比べますと、平成7年度が178人、今年度は398人となっております。この間、正規職員数は213人減少し、臨時・非常勤職員が220人増加したことになっております。これは、必ずしも正規職員が臨時・非常勤職員に置きかわったという構図ではなく、学童保育指導員や障害児等支援員、1年生等学級補助員、また学校読書活動支援員など、新たなサービスの拡大に伴い、非常勤職員約100人を新しく雇用していることが大きな要因と考えておるところでございます。

 今回、目標として設定しました660人体制は、大阪府内団体の職員数の平均や国の経済財政改革の基本方針2009などを参考に設定いたしました。昨年4月時点の本市の状況は、大阪府内市平均から比較いたしますと、48人職員数が多い状況であり、職種別に見ますと、技能労務職が73人多く、その他の職員は25人少ない状況にあります。計画の方向性といたしまして、職員全体としては660人の体制を目指しますが、これからの公共サービスの提供には、先ほど申し上げた協働という考え方が重要であり、その一つの形態である契約を介した外部委託や市民との協働など、さまざまな取り組みを進め、今後、地方分権に伴う事務移管にかかわる業務や新たに発生する行政サービスには必要な人材を配置してまいりたいと考えておるところでございます。



○上村高義議長 野口議員。



◆野口博議員 それでは、2回目の質問を行います。

 最初に、西口駅前の件であります。吹田市域の今後の開発予定を見ますと、このまま放置しておれば、より大変な状況になるという認識のもとに質問させていただいたところであります。この前、千里丘地域で懇談会をしました。せっかくガードを拡幅したと、ああいう形で整備をされたと。先ほど申し上げた千里丘1丁目東交差点から入って出ていくという、この状態を何とかしてほしいというのが地元の意見でありました。先ほど6月10日の調査結果の数字がありましたけれども、それに加えて、吹田のマンションの送迎バスも、数字では約4分弱に1台出入りをしているという大変な状況であります。これが千里丘駅を利用する地域の人口増だとか世帯数の状況を見ますと、過去10年間に増えた人口だとか世帯数の半分が、今後、毎日放送跡地の開発分だけでも4年半後には半分の開発が進められるということになりまして、放置すれば大変なことになるということは明らかであります。4年半後に毎日放送跡地分だけでも1,611戸の完成の予定であります。10年間で伸びた人口は約8,000人、世帯数では3,500であります。そういう点からして、先ほどご答弁がありましたけれども、より具体的に担当課との協議を進めていただいて、その取り組みが進むように頑張っていただきたいと。当然、警察署の協議も必要になってきますけども、利用するマイカーに対する誘導だとか、マイクロバス関連の当該マンション管理組合との協議だとか、当然吹田市の協議も必要になってくると思いますけども、具体的にどういう形で進めるのかということについて、これから突っ込んだ取り組みを進めていただきたいというふうに思っています。少し踏み込んだご答弁を2回目はお願いしたいと思います。

 三宅小学校の件であります。先ほど当初の予定どおりに今年度末までに今後の利用方法について結論を出していきたいという答弁でありました。なかなか行政が提起する問題に対して、市民の側から物を言うことはないわけでありますけれども、今回は旧味舌小学校校区もそうでありますが、どんどん意見を出しています。これを貴重なものとして受けとめていただいて、せっかくこういう動きがありますから、ぜひ協議の場を設定していただきたいと。そのためにちょっとお聞きしますが、今年度じゅうに利用方法について、その方針を決定するということでありますけども、その決定する中に、先ほど申し上げたように、総計の協働でまちづくりを進めていくというモデルケースとして、定期的な懇談する場の設置も含めて検討していただけるかどうか、ご答弁をお願いしたいと思います。

 第4次行革の問題です。数が少ないという問題ではなくて、きのう、市長も、この式典で主役は市民だとおっしゃいましたけれども、主役である市民に対して情報を発信するところで粗末に扱われていると。ある施設では、その施設の展示物がいっぱい並んでいましたけれども、その端っこに第4次行革の資料がありましたけれども、だれもわからない状態で粗末に扱われていました。せっかく協働ということで、これから進めようとしているわけで、こういう情報発信するところできちんと整理をされて、そこに行政としてこういう問題で意見を求めていますと、わからなかったら担当にお電話をいただけませんかとかを含めて、改めてパブコメを進めるための具体的な親切な対応の仕方について、より改善を求めていきたいと思います。そういう点で、少し具体的な問題をどうされようとするのか、ご意見があればお聞かせをいただきたいと思います。

 中身の問題であります。先ほど我が党としての第4次行革に対する評価を述べました。この状態でいけば、結局これまでの1次、2次、3次と同じく効率性を重視した行革であって、そこにはどんどん使い勝手が悪くなるということを危惧しているわけであります。そこで、先ほど職員組合も含めて全職員で認識を一致できるように取り組んでいただきたいという話をしましたけれども、幾つか指摘をしたいと思うんです。まず、行革を進めていく基本に現在の状況があると思っています。その面で、市民生活の面であります。今回、行革項目に国の子ども手当や公立高校の無償化の関連で縮小の方向に見直すという項目が入っていますけども、国のいろんな統計を見ますと、10年前に比べてサラリーマンの所得は1か月分少なくなっているわけであります。単純に国がこうだから縮小していいんだという考え方はやめるべきだと思っています。負担能力の問題でいいますと、先日資料をいただきました。税金を納めている方々の課税所得金額、税金をかける額であります。これを見ますと、200万円以下が67.4%で、最も低い吹田市よりも10.9ポイント高いわけですね。約7割の方が200万円以下の所得であります。そういう点でも、公共料金の値上げについては、より慎重にすべきだということが言えると思います。

 行政水準の問題でも、以前たびたび指摘しておりますけども、北摂地域でワースト1が三つあります。総じてそんなに行政水準は高くありません。そういう意味でも、こういう切り口も当然必要になってくると思います。

 市の財政状況を、ちなみに市債残高だけ申し上げておきますが、第1次行革を始めた12年前、総額で1,058億円ありました。市民一人当たり122万円でありました。これが現在、今年度末見込みでいいますと、ご承知のとおり総額743億円、一人当たり88万円であります。大変な状況に変わりはないことは明らかであります。

 そこで、先ほどご答弁があった職員の問題であります。今、年越し派遣村が生まれて、改めて国全体の気持ちとして、正社員を当たり前の状態にして、普通に仕事をすれば結婚もできて普通の生活ができるという社会をつくってほしい気持ちがどんどん広がっていると思っています。その先陣を切って頑張るべき地方自治体の現場でなかなかそうはならないというのがそういう状況であります。

 数字を少し申し上げますと、いただいた資料で見ますと、12年前の第1次行革出発時、非正規職員が17.8%でありました。これが現在は36.6%と2倍以上に増大しているわけです。先ほどいろんな状況変化についてのご答弁もありましたけども、この増え方は異常であります。こういう問題などをきちんと整理していただいて、組合、職員全体で論議をぜひしていただきたいと思います。行革の目的は、ご承知のとおり、市民の暮らしをより向上することであります。市民にとって使い勝手のいい行政システムをつくることであります。すなわち行政の質を高めていくことであります。そういう角度から、ぜひ第4次行革を横に置いて、そういう質を高める行革がどうあるべきかという立場で論議をお願いしたいと思います。改めて再度ご答弁を求めて第2回目を終わります。



○上村高義議長 都市整備部長。



◎小山都市整備部長 JR千里丘駅西口再整備でありますが、議員ご指摘のとおり、確かにJR東海道線より北側でJR千里丘駅を最寄りの駅と想定される地域の人口は、10年前から比べますと約8,000人増加しております。今後、毎日放送の跡地でもマンション開発が計画されていることも情報として把握しております。吹田市域での1世帯当たりの平均人数は2.5人でありますので、仮に1,600戸であれば約4,000人は増加すると思っております。現状の市道千里丘19号線では、朝のラッシュ時では歩行者と自動車がふくそうし、混雑して危険な状態であります。現在の吹田市域のマンションからの送迎用のジャンボタクシーや中型バスが運行されており、駅前でUターンされてマンション方面へ戻る台数が朝の時間7時から8時の1時間に約30台あり、それとキスアンドライド、駅まで送迎している乗用車が1時間に34台見受けられ、Uターンで戻ります。

 そのような状況から、安全対策を検討しておりますが、今後、各関係課との調整や地元の調整も必要でありますが、自動車の一方通行や時間的な法的規制は、地元の同意や警察との協議が必要であり、非常に困難と思われますので、当面は法的な規制をかけるのではなく、例えば、朝のラッシュ時だけでもマンション送迎用のジャンボタクシーなど、駅前でUターンをするのではなく、千里丘ガードへ直進し、千里丘交差点、中央病院前を通って戻るルートに変更できないか庁内で検討し、タクシー会社や吹田市域を含む関係者及び警察とも協議してまいりたいと考えております。

 以上です。



○上村高義議長 市長公室長。



◎羽原市長公室長 それでは、2回目のご質問にご答弁を申し上げます。

 まず、旧三宅小学校跡地の問題でございますが、最初に申し上げましたように、三宅小学校跡地につきましては、もとの運動場、そこをスポーツセンターの附属運動広場として、平成23年3月31日までの暫定利用となっておりますことから、まず当面、その問題についてどうしていくのかということの結論を出していく必要があるというふうに考えてございます。

 将来的な土地の活用方針につきましては、機会をとらえまして担当課のほうでも地元の皆さん方のご意見、ご要望については伺っておるところでございますが、今後どうしていくか、そのあたりにつきましては、地元の皆さんのご意見を十分にお伺いしつつ、本市を取り巻く状況、財政の状況、地域の事情などを見きわめまして、市民全体の財産であるということをしっかり念頭に置いて、最も有効な方法について検討を継続してまいりたいと考えておるところでございます。

 行革についてでございます。市民との協働を進めるということであれば、情報をきちっと伝えるべきであるというご意見でございました。これはそのとおりでございまして、協働という考え方や取り組み方法等について、今後、職員研修等を進めていくに当たり、全庁的に決定をしてまいりたいと考えております。

 現在、非常に経済状況が悪い中で市民の暮らしが厳しいものであると、このことは私どもも承知をいたしておりまして、今後、行革を進めていくに当たりましても、市民生活に直接の影響を与えるものについては、特に担当部署とも十分に調整しながら具体的な取り組みを進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 今回の行革は、単に財政の健全化を図るということのみならず、団塊の世代の大量退職や地方分権の本格化などに対応するため、新しい公共をつくり出すということを一つのねらいとしております。公共サービスは、行政が担う、つまり職員がやるんだというこれまでの考え方を改め、地域に存在するさまざまな主体がかかわることによって、それぞれの主体が有する活力を結集していくことが重要でありまして、行政と市民、事業者など、さまざまな主体との協働が行革を進めていくに当たっての大きなテーマになるものというふうに考えておるところでございます。

 以上です。



○上村高義議長 野口議員。



◆野口博議員 いろいろご苦労はあるかと思うんですけれども、やっぱりこの間の3回の行革を見ますと、効率的な側面を中心に進めてきたところであります。私どもは、歴史的にいきますと、12年前、第1次行革のときにこういうビラを全戸でお配りしました。この年に約6億円の公共料金の値上げも併せてされたわけです。これが2次行革の01年度の4月に出したビラであります。ちょっと拡大しておりますけども。副市長に大変失礼ですけども、2人の助役問題もこのとき大きな問題になったんですわ。市民プールが廃止強行されました。こういう記事も伝えながら、裏面に、この第2次行革の中身を知らしめようということで、これも一応全戸でお配りをしてきたわけです。いろんな同じ項目もありますけども、例えば大正川の草刈り、当時5回を4回にしようと、先々を3回にしようという、こういうちっちゃいことまで重箱をつつくようにこれまでやってきたわけであります。そういう点では苦労もありますけども、質を高める行政をつくっていくという点をぜひ頭に入れていただいて取り組んでいただきたいということをお願いして質問を終わります。

 以上です。



○上村高義議長 野口議員の質問が終わりました。

 次に、柴田議員。

   (柴田繁勝議員 登壇)



◆柴田繁勝議員 それでは、順位に従いまして質問をさせていただきます。

 まず、1番目の質問は、十三高槻線(正雀本町区域内)の工事進捗状況についてでありますが、この地域には、もう既に数年前からフェンス等を張られて現在工事が進行中であります。市民の多くの皆さんは、この十三高槻線の工事はいつごろ完成するんでしょうかと関心を持っておられるところであります。先般、私たちもおおよそ23年の末には豊中岸部線までの工事が完成するというふうに認識はしていますけれども、現状の中でどの程度の進捗がなされているのかというのは、なかなかああいう工事現場のことでもありまして十分把握しにくいと、こういうことになっておりますので、きょうはひとつその進捗状況と23年の末に豊中岸部線までの工事が完了する見通し等があるのかどうか、こういうことをお尋ねしたいと思っております。

 それから、2番目の問題でありますが、最近のいろいろと国のほうでは、またテレビなどではアンダーパスの問題で非常に水没事故が起こっているということが報道されております。こういうところで水没すると、80センチ水がつかってしまうと、もう自動車のドアも開かない、いろいろエンジンもとまってしまうと。そしてまた、このごろのドアなどは電動になっておりますので、手動式でも開けられないと、こういう危険な状況で死亡事故も発生しているというふうに聞いております。摂津市のほうでは、冠水箇所の防犯のための防犯装置の設計予算がもう既に組まれているように聞いておりますが、まだ、その工事の進捗がなされておらない、見通しがついておらないというふうに思いますので、摂津市内にあって、どれぐらいの冠水箇所が今把握されているのか、今後どのように進められていくのかということをひとつお教えいただきたいと思います。

 3番目ですけれども、異常豪雨の中で、大正川、私は「等」と書いておりますが、大正川以外にも川はたくさんありますので、そういう形でお尋ねをいたしておりますけれども、これは市民からの私のところへの素朴な質問といいますかお尋ねによって、きょう聞かせていただいているんですが、散歩されている方が、あの大正川を見ておりますと、今日の異常豪雨などのときに、あの河川そのものが、大阪の満水などがあったときに大丈夫なんでしょうかと、こういうふうなお尋ねであります。私は、それはもう十分大丈夫なような設計はなされた河川ですよというふうにお答えしたんですが、堆積している土だとか、しゅんせつせないかん場所等がたくさんありますので、その辺のことは一度市のほうでお尋ねをしておきましょうということで、今回ちょっと質問に出させていただきました。このことについても、ひとつ大正川についてのお考え、また今日までの状況等をお教えいただきたいと思います。

 その次に、4番目ですが、文化財保護条例につきまして、市内の文化財に対する基本的な考え方についてということでお尋ねをいたしておりますが、市のほうは、いろいろな今日の現状の中で、やはり文化財の保護ということを前提にした条例をつくって、これからの市内の文化財というものを大事にしていこうと、こういう考え方を持っていただいて、今、鋭意その作成に取り組んでいただいているというところでございますので、この辺のことも、どの程度まで今その進捗がしているのかということをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、文化振興についてでありますけれども、このことにつきましては、私は、今、二つお尋ねしたいと思います。

 摂津市は、文化振興条例などをつくりまして、文化の振興ということに大変森山市長は熱を入れていただいているということはありがたいと思います。また、きのうもコミュニティプラザの中にコンベンションホール等ができまして、その中にもすばらしい施設ができておりまして、これを生かしていくのも我々の仕事かなというふうに思っておりますが、そこで一つお尋ねしたいことは、今、文化ホールと、今度新しくできましたコンベンションホールの中のホールの活用と、こういうことにつきましては、大変今度のコンベンションホールの中でのいろいろな催しは、たくさんの人が喜んで使われるのではないかと、こういうふうに思うわけですが、その反面、文化ホールが十分な活用がなされるんだろうかと、こういうことを考えるわけであります。森山市長は、いつも我々はハード面ではいろいろとつくっていきますけども、ソフト面の魂を入れていただくのは、市民とのまさに協働ということになろうかというふうなことをおっしゃっていただいております。そのとおりだと思います。大きなお金を費やしていただいた施設が、やはり十分に生かされた活用をして、初めて摂津市にとってよかったと、こういうことになるのでありますが、ただ、これは、そのことだけを申し上げていてもどうにもならないと思うので、市のほうは、例えば文化ホールの有効な活用はどのように今後考えていかれるのか、またコンベンションホールの中の活用はどのようにされるのかというようなことも含めてお尋ねをしておきたいと思います。

 最後になりますけれども、味舌小学校の跡地、そしてまた三宅小学校の跡地、このことにつきましては、ただいま野口議員の質問の中でも十分お答えいただきました。また、味舌地域においては、「市長さん、あの学校の跡地を売らないでください」という看板といいますか、スローガンを掲げたものがたくさんのところに張ってあります。私も以前から、やはり市長さんがおっしゃるように、売らずに済むならば売りたくはありませんし、できるだけ残すということはあります。しかし、この第4次行政改革、その他これからのいろいろな摂津市の将来を見たときに、どうしてもやはりまずそこへも手をかけなけりゃならんということも起こってくるでしょう。このこともおっしゃっていただいているので、十分理解はさせていただいておりますが、特に味舌小学校、そしてまた三宅小学校の跡地は、もう既に百数十年という歴史のあるところであります。味舌小学校は、今回、味舌東に移りまして、味舌小学校ということでそのまま年数は継続しておりますけれども、残念ながら三宅小学校につきましては、三宅柳田小学校ということで始まっておりますので、今までの百数十年という歴史が一つそこで終止符を打っております。そういうことから考えますと、味舌小学校は、やはり今、例えば木造校舎がありますけれども、あの校舎などを憩いの場所として残していってもらったらどうかというようなことも過去にありました。私は、この歴史ある学校を、やはりメモリアルとして残せるようなものを今後考えていくべきではないかというふうに思っております。三宅小学校跡地につきましては、三宅というところは大変歴史的な資料も多く、また、今日までの歴史として大きな役割を果たしてきた地名でもあり、また地域でもあろうかと思います。過去に水口議員が、あの地域に公民館を建ててほしいんやというようなことも再三おっしゃっていたことも、ふと脳裏に浮かびました。できましたら、あの地域を本当にそういう意味からもメモリアルとして残していくということも含めた今後の考え方というものができないのかどうか、このようなことをお尋ねしたいと思います。

 第1回目の質問を終わります。



○上村高義議長 暫時休憩します。

   (午前11時43分 休憩)

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   (午後1時 再開)



○上村高義議長 休憩前に引き続き再開します。

 柴田議員の質問に対しての答弁を求めます。都市整備部長。

   (小山都市整備部長 登壇)



◎小山都市整備部長 十三高槻線(正雀本町区域内)の工事の進捗状況と正雀本町区域内の完成時期についてでありますが、まず、工事の進捗状況につきましては、平成18年度より工事に着手され、道路の本線工事のため、正雀川のバイパス工事や地下埋設物の移設工事が行われております。平成20年12月ごろから、正雀川下部のトンネル工事を進められております。その後、摂津市側で正雀川下部以外の地下トンネル本体を施工する街路築造工事を発注され、本線を2工区に分けての工事を施工されております。正雀一津屋線から吹田市域の豊中岸部線まで約600メートルの区間は、平成24年の春を完成目標に本線工事を進められております。

 工事の進捗状況でありますが、正雀川下部の本線工事は、現在、ボックストンネルのコンクリート打設が完了し、今後、埋め戻し作業に着手され、埋め戻し完了後に正雀川の復旧工事に着手されると伺っています。

 また、正雀川下部以外の本線工事は、今月から工事に着手されたところであり、今後、ボックス工事や土留め擁壁工事に順次着手され、平成24年春の工事完成を目標に進められます。側道工事は、本線工事が地下深く掘り下げての工事になり、また、側道の一部が本線の上部を横断するため、本線工事が完成しないと側道工事に着手できないため、本線工事の完成後に側道の舗装や植栽などの工事を施工される予定であると伺っています。

 なお、現在通行されている生活道路は、側道整備の際には、できる限り通行どめをせず、道路を切り返しながら施工されると伺っております。

 次に、工事の完成時期はどのような状態で供用開始になるかについてでありますが、本線部分につきましては、正雀一津屋線から豊中岸部線までは、工事の完成後に供用の運びとなりますが、豊中岸部線で行きどまりとなるため、車両の通行につきましては、今後、地域住民の方や警察などと協議をされて、どのような形で供用を行うのか検討されているところであります。

 また、側道や周辺の市道との取り付け道路につきましても、側道工事の完成に合わせて供用開始をされる予定と大阪府より伺っております。

 以上です。



○上村高義議長 土木下水道部長。

   (宮川土木下水道部長 登壇)



◎宮川土木下水道部長 質問番号2番、道路冠水箇所等の安全対策について、ご答弁申し上げます。

 まず、危険とされるアンダーパスでございますが、坪井ガード、竹ノ鼻ガード、山田川右岸の阪急京都線高架下のガード、それともう一つは、今まで冠水したという記録がございませんが、阪急正雀駅の地下道、この4か所が集中豪雨による冠水の危険性があるものと考えております。

 ご指摘のとおり、平成21年度において、この危険とされる4か所につきまして、冠水警報装置の設置を目的として業務委託を実施し、警報装置の設置計画を策定したところでございます。また、設置に当たっては、施設を管理する鉄道事業者との協議の必要性から、現在調整を行っているところでございます。局地的集中豪雨等によるアンダーパス部の冠水は、生命の危険にも直結しかねないことからも、設置につきましては関係機関とも協議を行い、次年度以降できるだけ早い時期に冠水警報装置設置に向けて努めてまいります。

 続きまして、質問番号3、最近の異常降雨時に対する大正川等の安全性についてについてご答弁申し上げます。

 大正川につきましては、大阪府の管理河川でございまして、河川の整備状況を確認いたしましたところ、大阪府の河川整備に当たっては、流域の規模等により、10年に一度の雨、あるいは100年に一度の雨を対象に整備を進められておられます。ご指摘の大正川に係る摂津市域につきましては、既に100年に一度程度の雨、時間雨量にしまして約80ミリ程度の対応は完了していると伺っております。

 大正川の土砂の件でありますが、ご指摘のとおりかと存じます。ご指摘の内容につきましては、管理者であります大阪府にしゅんせつを行っていただけるよう要望を行ってまいります。



○上村高義議長 生涯学習部長。

   (宮部生涯学習部長 登壇)



◎宮部生涯学習部長 質問番号4、文化財保護条例の取り組みと市内の文化財指定に対する基本的な考え方について、ご答弁申し上げます。

 文化財保護条例の現在までの取り組み状況でございますが、近年、より身近な地域の文化財保存・活用への地域住民の関心の高まりから、多くの市町村で文化財保護条例が制定されております。本市におきましても、現在、摂津市内に所在する文化財のうち、市にとって重要なものを保存・活用し、市民の郷土理解と文化の向上及び発展に資することを目的に、文化財保護条例の年内の制定を目指して手続きを進めております。

 現在、教育委員会から文化財保護審議会に文化財保護条例案を諮問し、内容についてご審議いただいております。併せて広く市民の皆様方から条例案に対するご意見をいただくため、6月1日から15日までの間、市広報紙やホームページの掲載のほか、公民館をはじめとする市内公共施設においてパブリックコメントを実施いたしたところでございます。今後は文化財保護審議会でパブリックコメントによるご意見も参考に、条例の内容についてご審議いただき、7月開催の教育委員会に答申いただく予定でございます。その後、文化財保護条例に含まれる罰則規定について、検察庁と協議を行い、12月議会には文化財保護条例を上程いたしたいと考えております。条例制定後は、速やかに市指定文化財の指定手続きを進めてまいる予定といたしております。



○上村高義議長 生活環境部長。

   (水田生活環境部長 登壇)



◎水田生活環境部長 文化振興施策についての文化ホール、コンベンションホールの有効活用について、ご答弁申し上げます。

 文化ホールについては、年間ホールの使用が200回程度、練習室や展示室の使用を含めますと延べ1,200件程度の利用申し込みがございます。利用内容は、市民文化祭等の文化芸能の発表の場としてのほか、市主催事業や市関連団体の行う市民大会や集会などが中心となっております。コミュニティプラザ内のコンベンションホールの利用が開始されますと、従前、本市施設になかった200人程度の会議、集会等に利用可能な機能を持つことから、今までの文化ホールご利用者が移行し、利用が分散するものと考えております。

 この二つの施設をいかに活用していくかとのご質問でありますが、文化ホールは音響・照明等の充実した収容500名の中ホールとしての特性を生かし、本格的な音楽や文化、舞台芸術等のパフォーマンスの発表の場として、また、コンベンションホールについては、各種集会やレセプションなどを中心とした利用を想定しており、それぞれの特徴を生かし、より効率的かつ市民にとってよりよい利用内容となるよう努めてまいります。また、市民に手軽に本格的な芸能・芸術に親しんでいただくために、文化ホールで本市と施設管理公社で実施しております文化ホール自主事業についても引き続き実施し、文化ホールを活用してまいりたいと考えております。



○上村高義議長 市長公室長。

   (羽原市長公室長 登壇)



◎羽原市長公室長 それでは、旧味舌及び旧三宅小学校跡地に係るご質問にご答弁を申し上げます。

 旧味舌小学校及び旧三宅小学校は、いずれも地域において長年学校として活用され、多くの卒業生も生み出しており、地元住民の皆様にとって愛着の強い施設であることは承知をいたしているところでございます。

 そのような点を踏まえまして、用地活用策として、両小学校跡地内にメモリアル的な施設を建設する考えはないかというご質問でございますが、現在のところ、そのような予定はございません。

 ご存じのとおり、両跡地につきましては、平成21年度より市立スポーツセンターとして活用しておりますが、附属施設として設置されている運動広場につきましては、平成23年3月31日までの間の利用となっておりますことから、当面は来年度以降の活用方法について方針を決定しなければならないものと考えております。

 将来にわたる活用方法につきましては、議員ご指摘のとおり、両地域の特性にも配慮しつつも、売却を含めたあらゆる選択肢を排除することなく、地元住民はもとより、市民全体の合意を得ることができるよう、引き続き検討してまいりたいと考えておるところでございます。



○上村高義議長 柴田議員。



◆柴田繁勝議員 それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 十三高槻線のことでは、その経緯はよくわかりました。そして、これが完成していくということが、たとえ23年度末に完成しても、その後、やはり南正雀地域へ送っていく自動車の通行などでは、あの地域とのトラブルも考えられますので、十分その辺は協議してもらって、摂津市の我々としては、できるだけ早く正雀川を渡って吹田方面へ行けるような手配をしてほしい、せっかくつくった道路ですから、そういう願いはありますけれども、地域住民とのいろいろなコンセンサスもあろうと思いますので、鋭意努力していただいて、なぜそのことを言うかといいますと、やはり正雀ガードの将来のことも少し我々は本会議の中でもご質問させていただいておりますので、その辺のことも含めて、これは要望としておきますので、よろしくお願いします。

 それから、2番目の道路冠水箇所のことにつきましてはわかりました。できるだけ早く警報装置をつけるということですが、それまでの間、どのようなことをお考えになっているのかということでございます。このことは、警報装置も大事なんですけれども、やはり問題は水没するような状態、例えばポンプの故障だとか、水路の目詰まりだとか、いろいろなことがあると思いますので、その辺については、2回目、その取り組みだけ教えていただきたいと思います。

 3番目の大正川のことはよくわかりました。市民の皆さんが見られて、やっぱりあれだけ土が堆積していると、どうも疎通が悪いんじゃないかと。ああいうところをもう少ししゅんせつでもしてもらわないと、今日のこの異常豪雨に耐えられるんでしょうかという目で見た心配というのがあってご相談を受けたんだろうと思いますので、その辺も取り組んでいただけるということですから、鋭意努力のほどをよろしくお願いいたします。

 それから、4番目ですけれども、文化財保護ということで、いろいろと市が取り組んでいただいていることは一歩も二歩も前進だと思います。ここで少し、あの地域には公会堂、第6集会所を今後文化財としてどのように取り扱っていくかということもご検討していただいているようでありますが、我々も先般、愛媛県の内子町のほうへ行ってまいりました。すばらしい文化財といいますか、芝居小屋を見せていただきました。あれと摂津市の公会堂を比較するということはできないと思います。しかし、向こうでも心配は、これからの耐震構造をどうするのかというようなことも出ておりました。また、あの芝居小屋をつくったのは今から90年ぐらい前でありますので、この一津屋の公会堂とも同じ時期に当たると思います。だから、先人がここに何か一つ地域の皆さんに喜んでもらえるような娯楽をできるようなものをということでは、内子座も、そして第6集会所の公会堂も同じ考えで今日まで推移してきていると思います。そういうことで、この文化財につきましても、十分これから進めていただけるように、これも要望にしておきます。お願いしておきます。

 それから、次に文化振興についてということでお尋ねいたしました中で、他市では文化振興事業団などをつくって、やはりイベントなどを通して十分な対策といいますか、これからの運営の方法を考えておられます。特に箕面市なんかはすごく先進しているんじゃないかと思いますので、その辺のことにつきましては、今後、摂津市の取り組みをどういうふうにされるのかということを、もしご答弁できたらお願いしたいと思います。

 それから、6番目ですけれども、味舌小学校と三宅小学校、ただいまご答弁いただきました中では、今のところそういう考えはないということと、それから、23年度末で切れる今のスポーツ広場、そしてまた運動広場、それから一部校舎を今後どうするかということも含めてご検討いただけるんだろうと思うんですが、我々としては、先ほど申し上げましたように、やはり大変長い歴史のある思い出のあるところであります。先般も他市では、古い校舎をつぶして100円居酒屋などをつくって、そこの元卒業生の高齢者の方がそこで集うて昔を語り合うというようなこともテレビで紹介されていましたので、これもよろしくお願いをいたしておきたいと思います。

 以上、申し上げましたように、こうした歴史的なものというのは非常に我々にとっては心のいやしになると思いますので、過去からずっと引き継がれてきたいろいろな思い出になるようなものは、何とかメモリアルとして少しでも残していくんだというような考え方をぜひ持っていただきたいと、こういうふうに思いますので、これは要望にしておきたいと思います。

 いろいろと申し上げまして、十分伝えたいことがあるんですが、5分しかなかったので、きょうはひとつ私の気持ちだけお伝えしておきますので、ご答弁いただけるところだけいただけたらありがたいと思います。ありがとうございました。



○上村高義議長 土木下水道部長。



◎宮川土木下水道部長 それでは、道路冠水箇所等の安全対策について、2回目のご質問にご答弁申し上げます。

 冠水警報装置の設置までの間の対応はどのように考えているのかという取り組みについてのご質問でございますが、排水施設にごみやビニール袋などによる目詰まりが原因で冠水するケースも過去に発生しておりますことから、点検及び清掃などの維持管理の徹底と台風時などの集中的豪雨の危険が危惧される場合におきましては、事前に清掃を行うなどの対策を行うとともに、冠水時の通行についての注意を促す看板を設置することも対応策の一つではないかと考えているところでございます。



○上村高義議長 生涯学習部長。



◎宮部生涯学習部長 文化振興施策について、2回目のご答弁を申し上げます。

 文化振興事業団を創設してはどうかというご質問でございますけれども、他市の状況を見ますと、文化振興事業団等の団体は、財団法人として市民ホール等の文化施設を指定管理され、各種イベントを企画するなど、それぞれ市の文化事業を担っておられます。本市では、財団法人摂津市施設管理公社が文化ホールを指定管理しておりますが、同公社も施設管理だけでなくコンサートや落語会などのイベントを企画し、また、摂津音楽祭リトルカメリアコンクールの事業委託先として、本市の文化振興の一翼を担っていただいております。文化振興計画に掲げる文化芸術活動の活性化を図るため、さらなる企画力の向上は承知しておりますが、同公社は、名称は異なりますが、ほぼ同様の役割を担っていただいていることから、現在のところ、文化振興事業団の創設は考えておりません。今後につきましては、指定管理制度が大きくかかわっておりますことから、施設の指定管理のあり方と併せて考えてまいりたいと存じます。



○上村高義議長 柴田議員の質問が終わりました。

 次に、藤浦議員。

   (藤浦雅彦議員 登壇)



◆藤浦雅彦議員 それでは、順位に従いまして一般質問をさせていただきます。

 現在、民主党政権が発足後、初めてとなります参議院選挙が行われておりますけれども、問題山積の中で直前に首相が交代するなど、政治が大変混迷をした状態が続いております。国民はこうした状態に対しまして、また、これまで9か月間の民主党政権に対しまして、どのような答を出すのかが注目をされているところであります。

 話は変わりますけれども、現在、サッカーワールドカップが行われておりますが、本市出身の本田選手の大活躍によりまして、予選リーグを突破して決勝トーナメントに進みました。まさに摂津市というこの小さなまちが全世界に大きくアピールされる結果となっております。

 本市は、昨年はたばこ税のことで随分注目をされました。そして、今年の3月にはカーボン・ニュートラル・ステーション、阪急新駅の開業でもまた大きく取り上げられまして、今度は今回のスポーツに関連をして大変大きく取り上げられているということでございます。まさに今、本市に光が当たり続けている、本市はこれからますます大きく発展をしていくときであると、このような確信と希望を持って質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 1番目に、まちづくりのキーワード「健康」に合わせて、南千里丘周辺の禁煙区域指定について、お尋ねをしたいと思います。

 本市は、平成15年の5月より市の関係する施設の建物内禁煙がスタートし、他市に先駆けた先進的な取り組みとして注目を集めました。しかし、それ以降は、学校敷地内の禁煙の実施に当たっては、三島地域の他市での取り組みに押されて、平成21年4月よりようやく実施をされた、それ以外は何ら禁煙に対する施策がありません。禁煙対策については、やや後進的な市になっていることについて大変残念に思います。

 さて、3月にまちびらきが行われましたこの南千里丘のまちは、福祉、教育、文化、医療、健康、そして環境というキーワードのもとで、産・官・学、市民交流をコンセプトに着々と建設をされております。コミュニティプラザ、保健センターもいよいよ昨日完成式が行われましてオープン、こういうふうになります。

 現在の敷地内禁煙の規定でいきますと、3階から屋上に出れますが、屋上部分の遊歩道部分は喫煙ができるということになっておりますし、きのうも出口のところに灰皿が設置をされておりまして、多くの方がこの灰皿でたばこを吸われていました。たばこの煙の漂う空間となってしまうのかと大変危惧をしています。たばこの副流煙で健康を害する可能性があるのであれば、先ほど申しました福祉、医療、健康というイメージに対して大変ギャップを感じてしまいます。また、環境は、きのうもPRをされていましたけれども、環境面において地球温暖化に対して二酸化炭素を出さないということになりますけども、一方でたばこの煙は出し放題であると、これではちょっとおかしいのではないでしょうか。この際、この南千里丘地域の公共施設、また駅前ロータリー、公園、せせらぎ、遊歩道、道路敷など、この公共部分については思い切って全面禁煙区域とする考えはないのでしょうか。ご答弁をお願いいたします。

 2番目、阪急バス鳥飼方面行きの摂津市役所前バス停にベンチを設置する件について、お尋ねをいたします。

 ここ数年のうちに、本市においても随分と高齢化が進み、市役所へも毎日大勢の高齢者が来られるようになっています。阪急バス鳥飼方面行きの市役所前のバス停は、市役所にさまざまな手続きに来られる高齢者の方も利用されております。現在、屋根はありますけれどもベンチがありません。市役所玄関前からこの施設巡回バス、それから市内循環バスも出ておりますけれども、それでもここを利用されておられる方もおられます。千里丘方面行きのバス停には、シオノギの敷地内に屋根付きのベンチが設置をされています。こちらには、以前は不法で設置をされていたと思いますが、ベンチが置いてあったと思いますが、既に撤去をされています。高齢者の皆さんが、ベンチがないので、バス停付近のこの近くにコンクリートのちょっと高いところがありますが、そこに腰かけられている姿を目にします。ベンチの必要性を強く感じています。新たに設置される予定はないのか、ご答弁をお願いいたします。

 次に、3番目、JR千里丘駅前のバス降り場からタクシー乗り場へ横切る件について、質問いたします。

 阪急オアシスで買い物をされた高齢者の方が、タクシーを利用される姿を目にしますが、多くの場合は1階の出口から出てきて、切り込みがありますが、バスの乗降口のすき間を通って道路を横切ってタクシー乗り場に向かわれております。この場所は、特にバスがとまっている場合は車の見通しが悪く、大変危険であります。2階から向かうルートがもともと考えられている導線計画だと思いますけれども、買い物の荷物を持った高齢者にとっては、階段を降りることは大変大きなバリアであります。高齢者以外の人にも実際にはあまり利用されていないように思われます。当初からの計画が、高齢者に対する配慮が足りない計画であったと思われます。駅舎の出口近くにも、高齢者、障害者用のタクシーを呼ぶための押しボタンがありますが、危険な事態を解消するためには、こうした何らかの設備を設置するなどの特段の対策が必要だと思いますが、どうでしょうか。このままでは近い将来、事故につながると思いますが、本市としての考えをご答弁お願いいたします。

 4番目、坪井ガードの車両通行どめについてお尋ねをいたします。

 千里丘東と千里丘に通ずる坪井ガードは、多くの自転車や人が利用するガードであり、また、地元第三中学校の通学路にも指定をされています。また、朝夕は多くの車両が通り道として利用しており、片側通行のためにトラブルがたびたび発生をしています。また、多くの高齢者が医院に向かうために補助車を押して利用されていますけれども、側道部分は、自転車同士ではかわせられないほど狭い上にでこぼこになっています。利用者は大変難儀をされています。今までに何度も改善の要望を出しておりますけれども、一向に改善されていません。

 また一方で、千里丘ガードが開通をし、交通事情も随分変化をしてきており、その影響で少し坪井のガードを通り抜ける車両が減少しているのではないかとも考えられます。それには当然交通事情の調査に基づく根拠が必要になりますが、今後、坪井ガードについては、車両を通行どめとして歩行者専用とするための検討・調査を行ってはどうかと思いますが、本市としての見解をご答弁お願いしたいと思います。

 5番目、府道大阪高槻京都線の千里丘小学校前及びエネゲート前の歩道の改修について、お尋ねをいたします。

 府道大阪高槻京都線の千里丘小学校前の歩道は大変狭いため、通学時に児童がいっぱいになって通っている状況であります。このことにつきましては、昨年3月に大阪府茨木土木事務所と本市の教育委員会とで現地の立ち会いを行いましたが、側溝にふたをすることや手すりを肩石の上に移動するなど、改善に向けて取り組むとの判断をいただいております。その後、昨年夏に先行して、近くに歩道橋がありますが、この歩道橋の改修が行われ、大変低かった手すりのかさ上げとか、また足元のコンクリートの大きな根巻きは改修をされて小さくなりました。しかし、肝心の歩道の改修計画については知らされておりません。今後、どのようなスケジュールで行われるのか、本市の知り得る状況についてご答弁をお願いしたいと思います。

 また、同じく府道大阪高槻京都線の千里丘小学校向かいのエネゲート前歩道については、地元自治会から歩道橋の横が狭いために整備する要望が出されていますけれども、改修計画はどのようなスケジュールで行われるのか、それぞれご答弁をお願いしたいと思います。

 次に、6番目、千里丘交差点の歩車道分離式信号導入について、お尋ねをいたします。

 千里丘ガードが開通をし、千里丘交差点付近の交通渋滞も随分緩和をされました。しかし、時間の経過に従って、通行する車両が増えているように思われます。そうした中で、最近は、千里丘南交差点のように歩車分離されていない信号機のために、歩行者のために朝夕渋滞する現象が出てきております。千里丘ガードから北側行きでは、右折レーンと直進レーンが同じ中で同じレーンになっています。左折車が比較的多く、同時に人、自転車の渡る量が多いために、かわすためにスムーズに進まない。結果として、朝見ますと、トンネルの向こう側の千里丘南交差点のほうまで渋滞が伸びてきているという状態にあります。また、同じく府道大阪高槻京都線の大阪行きでも同じような現象が起こっております。人、また自転車が大変多い交差点であり、なかなか左折ができない状況が混雑の要因になっております。吹田側の歩道が狭く、人や自転車が歩道にはみ出し、大変危険な状態が常態化もしておる交差点であります。この千里丘交差点の信号を歩車分離式信号にすることにより、渋滞問題や人と自転車と車の接触の危険が解決できると思います。このことについては、先般、摂津市の交通安全推進協議会の会合の中でも問題提起をさせていただきまして、警察署長に対しても直接聞いていただきましたが、必要性について、本市としてどのような認識にあるのかご答弁をお願いしたいと思います。

 7番目、三宅柳田小学校前の学園町中央線及び香露園1号線の重量規制と香露園1号線の歩道設置についてお尋ねをいたします。

 三宅柳田小学校前の学園町中央線及び香露園1号線が小学校及び中学校の通学路になっている中で、大型ダンプなどが通る大変危険な道路になっていることにつきましては、3トン重量規制を行うべきであるとの質問は、昨年6月にも行わせていただきました。このときの担当部長の答弁では、新たに3トン規制を実施する場合、大型車両をどのように迂回させるかという迂回路の確保の検討、あるいはその大型車両が走行します沿道の地元の方々の同意等の手続きが必要と伺っております。こういった手続きなども含めまして、いろいろ問題が出ようかと思いますが、大型車両の3トン規制につきましては、改めて所轄に確認してまいりたい、このように答弁をいただいております。

 迂回路として千里丘ガードが完成をすれば可能であるとの質問に、また担当部長の答弁では、千里丘ガードが拡幅しますと、通行形態などが大きく変化するものと我々は予測をしております。その千里丘ガード拡幅後、どのように通行形態が変化するのか、先ほど来、バスの問題も含めて車両動線の変化などを見詰めてまいる必要がある、このように答弁もされています。あれから1年が経過をいたしました。そして、千里丘ガードが開通をしてからもしばらくたちますし、先ほど答弁があったように、通行形態はどのように変化をしたのか、また、千里丘ガードが、まだ重量規制がかかったままになっておりますけれども、今後の見通しはどうなっていくのか、そして、迂回路というより、重量規制が先にこの千里丘ガードが外れるということになれば、もともと通行可能ということで、特に沿道の地元の方々の同意は必要としないのではないかと思いますが、どうなのでしょうか。また、大型車両の3トン規制につきましては、いろいろな問題が出てくるので、改めて所轄に確認するとのことですが、その中身はどのようになったのか、それぞれご答弁をお願いしたいと思います。

 また、香露園1号線の大正川公園付近は歩道がなく、大変危険な状態にあります。南千里丘周辺の道路整備が進み、学園町中央線の旧市民体育館隣接区域も拡幅工事が行われており、それに接続する香露園1号線の整備が必要になってくると思います。本市の見解はいかがでしょうか。昨年20年12月に、同僚議員が同じ一般質問で行われていますが、その答弁では、歩行者の安全対策につきましては、大正川公園などを利用し、歩行者が安全に通行できないか、今後、関係各位と協議・検討してまいりますと、このように言われています。大正川公園を一部削って道路用地にしても歩道の設置を行うべきと思いますけれども、これも併せていかがかご答弁をお願いしたいと思います。

 続いて、8番目の犬の糞放置防止条例の設置について、お尋ねをいたします。

 今までさまざまに犬のふん放置に対する対策が実施をされてきていることは、よく承知をしているところでありますが、それでもまだまだ市民からこの犬のふん放置の苦情をお聞きいたします。特に人通りの少ない地域であります工場街とか河川敷、堤防など、そのようなところでは傾向が強いように思われます。犬を飼われている人の中には、ふん袋を持っていても人通りのないところでは取らないなど、飼い主のマナーが大変問題視をされております。そして、市民からそうした行為を禁止する条例の制定を望む声が上がっております。本市としての見解と実施に向けた問題点があればご答弁をお願いしたいと思います。

 また、昨年度よりイエローカードの取り組みが行われておりますけれども、その実施率及び効果はどうなのかも併せてご答弁をお願いしたいと思います。

 以上で1回目を終わります。



○上村高義議長 保健福祉部理事。

   (福永保健福祉部理事 登壇)



◎福永保健福祉部理事 南千里丘地域の公共部分を禁煙区域とすることについての考え方についてご答弁申し上げます。

 道路、公園などの屋外の公共の場所での喫煙は、喫煙者本人の健康のみならず、たばこの副流煙による健康への影響や、大人のたばこを持つ手の位置が幼児の顔の高さになることの危険性など、多くの問題が指摘されております。

 議員ご提案の南千里丘地域を全面禁煙区域とすることにつきましては、受動喫煙防止対策の推進からも大変有効な施策であると考えております。一部先進自治体でも路上喫煙禁止地区を設け、違反者には罰則や科料を課すことで抑止効果を上げていることは認識しております。路上等での喫煙防止は、喫煙者のマナーの問題でもあることから、モラルに訴え、啓発を中心とした施策の取り組みが重要と考えております。

 南千里丘地区は本市の新しい顔であり、健康や環境美化といった観点から、それぞれの公共施設の管理者と連携し、また、地域の自治会等とも協力して、重点的に喫煙を抑制するための環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、質問番号8、犬の糞放置防止条例の制定につきまして、ご答弁申し上げます。

 犬のふん害の防止に関する規定につきましては、摂津市環境の保全及び創造に関する条例の第78条で、ふん等の処理についての飼い主の責務を明らかにし、同第79条で市の指導及び勧告についての規定を設けているところでございます。

 議員ご指摘のように、散歩中の犬のふんの放置は、飼い主のモラルに負うところが大きく、これまでも広報などでの啓発や自治会を通じての回覧、啓発看板の設置などに取り組むとともに、一部の悪質な飼い主に対しましては、茨木保健所と連携し、個別の指導に当たっているところでございます。

 また、狂犬病予防法施行規則改正に伴い、市の独自デザインによる狂犬病予防注射済票の採用ができるようになったことから、今年度より狂犬病予防注射済票に犬のふんに対するマナー向上のスローガンを入れるなど、飼い主に対してマナー向上を働きかける取り組みを行っております。

 イエローカードにつきましては、昨年度に自治連合会のご協力のもと、本年6月現在までで26団体に対して約900枚の配布を行ってまいりました。事業効果につきましては、平成21年11月に22実施団体についてアンケート調査を行い、14団体から回答を得、うち12団体から効果があったとの回答を得ております。今後もイエローカードの普及に努め、道路、公園等の公共施設の管理部局とも連携しながら、散歩中の犬のふん対策に取り組んでまいりたいと考えております。



○上村高義議長 土木下水道部長。

   (宮川土木下水道部長 登壇)



◎宮川土木下水道部長 質問番号2番、鳥飼方面行きの摂津市役所前のバス停にベンチを設置することについて、ご答弁申し上げます。

 中央環状線の北行きの摂津市役所前バス停につきましては、隣接事業所用地の一部を活用され、ベンチを設置されているものでございます。鳥飼方面行きのバス停でございますが、以前には不法設置されたベンチがございました。しかし、経年変化による老朽化により、危険な状況となったこと、また、不法に設置されたベンチであったため撤去されたと伺っております。新たなベンチの設置につきましては、道路管理者が行うものとバス事業者で設置されるものがございます。

 ご質問の鳥飼方面行きにつきましては、以前から要望いただいておりまして、道路管理者である大阪府茨木土木事務所とバス事業者である阪急バス株式会社それぞれに要望内容をお伝えしたところでございます。

 続きまして、質問番号3、JR千里丘駅前のバス降り場からタクシー乗り場へ横断する件について、ご答弁申し上げます。

 駅前広場内の道路を横断することは非常に危険でございます。タクシーをご利用なされる場合は、タクシー乗り場へのデッキ施設のご利用をお願いします。もしくは、ご足労をおかけいたしますが、駅舎側に設けております高齢者、身障者用のタクシー乗り場をご利用いただければと存じます。

 ご提案いただきましたフォルテ摂津側の高齢者、身障者用タクシーの乗り場の新設につきましては、現在、歩道部分には駐輪ラックを設置していることや、車道部分には2台分のバス乗降用の駐車スペースを設けております。また、平成5年当時、バス乗り入れの際にバス事業者が府警本部と運行協議が行われた結果、身障者用の駐車スペースをバスの走行する範囲外に設置することの条件がつけられたこともあり、新たにタクシーの乗車用のスペースを確保することは難しいものがあると考えております。横断歩道も駅前広場内に設置することは難しいものがあると考えるところでございます。タクシーをご利用なさる方々には、交通事故防止の観点からも、既設のタクシー乗り場、もしくは高齢者、身障者用タクシー乗り場からのご利用をお願いいただきたいと存じます。

 続きまして、質問番号4番、坪井ガードの車両通行どめについて、ご答弁申し上げます。

 平成21年9月末に、千里丘ガードの拡幅工事完了に伴い、東西の交通の流れが一段と便利になったものでございます。JR東海道線を横断し、東西を結ぶ道路として千里丘ガードと竹ノ鼻ガードの2路線に車両を集約し、坪井ガードを自転車、歩行者などを優先する道路としての考え方でございますが、この内容につきましては、地元及び摂津警察署など関係機関との協議を行い、自転車、歩行者を優先とした道路に位置付けできないものか検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、質問番号5番、府道大阪高槻京都線の千里丘小学校前及びエネゲート前の道路の改修について、ご答弁申し上げます。

 府道大阪高槻京都線を管理いたします茨木土木事務所に、歩道の改良計画に問い合わせを行いましたところ、現在、測量作業が完了しており、図面を作成の上、摂津市、関係者とも協議を進め、改修計画案をつくる予定にしておりますと伺っております。

 続きまして、質問番号6番、千里丘交差点の歩車道分離式信号機導入について、ご答弁申し上げます。

 千里丘交差点を歩車道分離式の交差点にできないかということでございますが、基本的には、歩車道分離式の信号処理につきましては、一義的には警察が府道大阪高槻京都線や千里丘三島線などの車と歩行者などの交通状況を勘案して判断されることになります。千里丘ガードの拡幅工事の2車線供用の際に、千里丘交差点の信号の処理につきましては、大阪府と警察が協議を進められておりましたので、ご指摘の点につきましても、協議の中で検討していただくよう要望してまいりました。しかし、千里丘交差点につきましては、北部大阪の主要幹線であります府道大阪高槻京都線の自動車交通量に応じた現示処理となっていることから、歩車分離の信号処理は非常に難しいとの見解であったと伺っております。

 千里丘ガードの拡幅工事完了に伴い、平成22年3月に右折信号が供用開始となったことにより、従来の直進と左折レーンの2車線が、直進・左折で1レーンと、右折専用のレーンの2車線となったものでございまして、この直進・左折レーンの左折車が、歩行者の横断待ちのため停車することにより、後続の直進車が停車渋滞を起こしていることは認識しているところでございます。

 ご要望の歩車道分離式信号機を導入することにより、渋滞解消にならないかとのことでございますが、歩車道分離式信号の導入につきましては、大阪府茨木土木事務所や摂津警察署など、関係機関に検討を要望してまいりたいと考えております。

 続きまして、質問番号7番、学園町中央線・香露園1号線の重量規制と香露園1号線の歩道設置について、ご答弁申し上げます。

 まず、千里丘ガードが開通し、通行形態はどのように変化したのかでございますが、市道千里丘三島線から千里丘ガード方面へ抜ける大型車両につきましては、現在、南千里丘まちづくりの開発工事が行われており、工事車両が頻繁に通過することもあり、本来の通行形態の把握は難しい状況でございます。大阪府の交通量調査によりますと、千里丘駅南交差点におきましては、千里丘ガードが対面通行開始後、市道千里丘三島線から千里丘ガードを通過し、府道大阪高槻京都線へ通過する車両は約1,800台程度、割合にして約8割程度増加しているとの報告がなされております。

 次に、千里丘ガードの重量規制の今後の見通しでございますが、千里丘ガードの重量規制は、市道千里丘三島線の幅員が狭く、歩行者などの通行の安全を確保するため、摂津署と協議の上、大型車の通行規制を行っているところでございます。現在、本市では千里丘ガードに接続いたします市道千里丘三島線道路改良事業に着手し、西側の道路拡幅用地の取得に努めているところでございます。

 市道千里丘三島線道路改良事業が完了し、歩行者などが安全に通行できると判断した折には、重量規制解除に向け、摂津警察署と協議に入りますので、併せて学園町中央線・香露園1号線の大型車両の通行規制につきましても協議を進めてまいりたいと考えております。

 香露園1号線の歩道整備でございますが、この道路は、香露園と昭和園の境界に位置する道路で、西側には用地を確保し、歩道を設置しております。しかしながら、大正川公園付近につきましては、西側の既設建築物のため用地の確保ができず、歩道整備ができておりません。用地取得につきましては、財政状況が厳しい状況にあることから、難しいと考える次第でございます。東側の大正川公園は、都市公園として都市計画決定がなされた公園でありますので、用地の一部を削って道路を拡幅することはできないものでございます。しかしながら、歩行者対策として公園内に通路の確保ができないか、今後も検討してまいりたいと考えております。



○上村高義議長 藤浦議員。



◆藤浦雅彦議員 それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 1点目の南千里丘周辺の禁煙区域指定についてでありますけども、先ほどの答弁では、モラルに訴えた施策が重要であると、こういうふうに言われました。私もそのように思います。他市の取り組みの中では、路上喫煙防止区域を設けて違反者に罰則や科料を課すところもありますけれども、今、本市が行われている、例えば関連施設の禁煙、それから学校の敷地内禁煙でも、罰金を取らずに、それこそモラルに訴えていく中で成果を上げておられると思います。

 答弁では、喫煙をさせないために環境づくりに取り組んでいく、このようにも言われましたけども、では、具体的にはどのような環境づくりをしていくことになるのか、そして、随分とこの受動喫煙に対する法的な環境も変わってきていると思いますが、こういう社会環境の変化も併せて再度ご答弁をお願いしたいと思います。

 2番目の摂津市役所前バス停にベンチを設置することについてですが、市役所に来られた高齢者がバス停で立ったままバスを待たなければならない、これは大変気の毒に思います。摂津市役所の中に福祉事務所もあるわけですから、市役所前のバス停にベンチがないというのは、これは本市の老人福祉の考え方、あり方が問われる問題であると思っています。バス停周辺は十分な設置スペースもありますし、早急にベンチが設置できるように関係者に要請すべきだと思いますが、いかがでしょうか。この件についても再度ご答弁をお願いいたします。

 それから、3点目のJR千里丘駅前のタクシー乗り場を横切る件でございますけども、先ほどの担当部長の答弁ですと、何もできない、どうすることもできないと、こういう答弁であったように思います。先ほども1回目でも言いましたけども、高齢者の方が買い物荷物を持って2階から階段を降りていくというのは、これは大変なバリアになりますし、ましてや雨が降った日などは、これは傘も差さなあかん、荷物も持たなあかんということになりますと、これはほとんど不可能に近いと思います。また、2階の通路を通って大回りをして向こうへ行ってタクシーを呼んでください、これも非常に無理がある。これができなければ、いわばもうオアシスでは買い物をしないでくださいというような答弁に聞こえました。これで本当にいいんでしょうか。こういうふうな答弁があったとしても、恐らく現状は変わらない、恐らくこれからもこのバス停の乗り口のところを抜けて、タクシー乗り場に行かれるという現状は変わらないと思います。やっぱり何かやらないと、しまい目には、これは交通事故が起きることは間違いないと思いますし、放置をしてよしとされるのかどうか、これはもう先ほど答弁がありましたから、それ以上できないということでありますけども、仮に事故が発生したときには、その放置責任について、もう一度この場で議論をしたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 それから、4番目の坪井ガードの車両通行どめについてですが、このことについては、地元自治会からも動きが出ていますし、実施されるまでに検討される課題については、どのようなものがあるのか、また、高齢者が手押し車のタイヤが、下がでこぼこでとられて思うように進めない、困っておられる、こういうことについても改善策があるのかどうか、併せてご答弁を再度お願いしたいと思います。

 それから、5番目の千里丘小学校前の歩道の改修についてですが、改修計画案について作成するということは、今先ほど答弁があってわかりました。しかし、常々この大阪府茨木土木事務所の作業は、スケジュールがわからないまま取り組まれていくことが多いように思います。ある日突然改修されているとか工事に入っている、こういうことが非常に多いように思います。今、大阪府も財政が厳しいという状況ですから、それこそいつ実施してもらえるかわからない、ひょっとすれば棚上げされるのではないかという心配をしているところでありますので、本市としてもどうか積極的に状況を聞くなりプッシュをしていただいて、何とか棚上げにされないように、実施できるようにお願いをしておきたいと思います。これは要望としておきますのでお願いします。

 それから、6番目の千里丘交差点の歩車道分離式信号の導入についてでありますが、このことについても、地元自治会からも要望されており、さまざま調査・検討の上に、早期に実施できるように、本市としても働きかけをしていただくように、これは要望としておきたいと思います。

 7番目の学園町中央線及び香露園1号線の重量規制についてですが、先ほどの答弁では、市道千里丘三島線の歩道設置工事の完成をめどに、千里丘ガードの重量規制を解除する検討をすると、そして、そのときに合わせて、今言っております学園町中央線、それから香露園1号線の重量規制についても検討するということでありましたので、これはよしとしたいと思いますし、そのためには、この千里丘三島線の歩道設置工事が早期に完了に向けて取り組みが進められるように要望してお願いをしておきたいと思います。

 また、千里丘ガードの開通後に、この府道大阪高槻京都線のほうに通過をしていく車両、これが大阪府の調査では8割も増えているということで、数字を聞いて大変驚きましたけども、これはひょっとすればもっともっと増えてくるかもわかりませんし、現に交通渋滞がちょっと多くなっていることを見ますと、納得のできる話だと思います。今後もこの交通量の変化については、しっかり注視をしていただきたいということで、これもお願いしておきたいと思います。

 また、香露園1号線の歩道設置についてですが、香露園内に歩行者が通行できる通路が確保できないか、今後検討してまいりたいと、こういう答弁でありましたけども、現状のままですと、今、公園側に行くためには香露園1号線を渡らないといけないということになっていまして、しかも、そこがカーブで見通しが非常に悪いということですから、これまた大変危険なところを渡ってもらわないといけないということになります。交差点が近いですから、横断歩道の設置というのも非常に難しいと思われます。この大正川公園を少し削って、道路用地として道路を向こう側に移設をして、手前側の住宅側に歩道をつくるというのが私の持論でありますけども、これは、先ほど、都市公園なので、足らなくなった分については代替地が必要であるということもありましたが、それやったらそれで、全体的にまず計画をしっかりとつくって、そして、そのようにするべきではないかと思うんですけども、この安全対策、再度ご答弁をお願いしたいと思います。

 それから、8番目でございますが、犬の糞放置防止条例の設置についてでありますが、摂津市の環境の保全及び創造に関する条例に規定をされているということでありました。しかし、それは、あれもこれもという多くのことが書いてあって、その中の1項目ということですし、したがって、ひっくるめて取り扱っているという条例になっております。やっぱりタイトルを見て、犬のふんのことがわかるというふうになっていなければいけないと思います。タイトルを見るだけでそのことがわかるということでなければ、あまり効果が望めないという部分もありますし、メッセージ性が少ない、このように思っています。

 以前に茨木の山中を行っていましたときに、非常に不法投棄の多いところでしたけども、「不法投棄、罰金1,000万円」という垂れ幕が張ってありました。ものすごいインパクトを感じまして、これは、私は一生忘れないほど大きくインパクトを感じました。これほどインパクトのあるメッセージ性のあるものを考えていかないといけないと思っています。

 第4次総合計画では、これからの摂津市は協働によるまちづくりをしていくということでありましたけども、それにはまず、この犬のふん放置防止について、本市として明確なメッセージが必要だと思います。それがあって初めて市民の皆さんと協働ということもあり得ると思いますが、したがって、条例制定が必要だと思いますが、いかがでしょうか。再度ご答弁をお願いします。

 以上で2回目を終わります。



○上村高義議長 保健福祉部理事。



◎福永保健福祉部理事 南千里丘地域の公共部分を全面禁煙とすることについての2回目のご答弁を申し上げます。

 健康増進法の第25条に規定された受動喫煙の防止に関しましては、平成15年4月30日付の厚生労働省健康局通知におきまして、必要な措置や具体的な内容及び留意点が示されておりましたが、その後、平成17年2月にたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約が発効し、平成19年6月から7月に開催された第2回締約国会議において、たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイドラインが採択されるなど、受動喫煙を取り巻く環境は、近年大きく変化してきております。

 このような状況を受けて、本年2月25日付の厚生労働省健康局長から、受動喫煙防止対策についての新たな通知が発せられたところでございます。これによりますと、これまで第25条で「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらの施設を利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない」となっておりました。このたび、その他の施設の例示が詳細に述べられており、鉄軌道駅やバスターミナル、航空旅客ターミナル、屋外競技場など多数の掲載がございます。また、今後の受動喫煙防止対策の基本的な方向性として、多数の者が利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙すべきである。一方で、全面禁煙が極めて困難な場合においては、当面、施設の対応や利用者のニーズに応じた適切な受動喫煙防止対策を進めることとするとなっております。

 このように、法律においても努力義務となっているところでもあり、駅前広場を含めました周辺地域を全面禁煙とすることにつきましては、1回目のご答弁でも申し上げましたが、受動喫煙や歩行たばこの危険性の問題、環境美化という観点から、具体的には施設利用者への直接的な啓発等、重点的に粘り強く啓発に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、犬のふん害対策に限定した条例の制定につきまして、ご答弁申し上げます。

 議員ご指摘のように、メッセージ性という観点から一定の効果が期待できるものと思われますが、犬のふん放置は飼い主のモラルの問題であることから、モラルに訴える啓発を中心とした施策の取り組みが重要と考えております。

 イエローカードの取り組みも徐々に広がり、効果を上げているところでございます。犬等の愛玩動物の飼い主の責務を定めました摂津市環境の保全及び創造に関する条例を実効あるものとするため、地域の自治会等と協働し、連携してモラルの向上に取り組んでまいりたいと考えております。



○上村高義議長 土木下水道部長。



◎宮川土木下水道部長 それでは、2回目のご質問にご答弁申し上げます。

 まず、2番目の鳥飼方面行きの摂津市役所前のバス停にベンチを設置することについての内容でございますが、鳥飼方面につきましては、歩道橋下のスペースにバス事業者である阪急バス株式会社が上屋根を設置しておりますことから、阪急バス株式会社に要望の内容をお伝えする際に、現地確認をしていただいたところでございます。バス事業者といたしましては、当該バス停での乗降時の支障や通行幅員などについての検討や、その他のバス停との整合もあることから、検討中であると伺っております。

 続きまして、3番目のJR千里丘駅前のバス降り場からタクシー乗り場への横断する件についてという内容でございます。この件につきまして、今の状況の中では何もできないというような内容となっておりますが、議員ご指摘の内容も重々理解するところでございます。ただ、このフォルテの駅前につきましては、平成4年3月にフォルテ摂津がオープンしているという状況にございます。このような中で、駅前広場の配置、この内容につきまして、バス会社等が府警本部と協議を行っているところでございます。そういう協議の中で、これが一番ベターだというような形で今の状況がつくられたと、こういうふうに伺っておりまして、今の駅前広場のロータリー部分に、新たにタクシー乗り場へ乗り入れするがための横断歩道を設置すること、これは先ほども少し触れさせていただきましたけれども、バスが停車している前を横断する、この部分につきましては、非常に死角の部分がございます。ですから、横断歩道については非常に難しい状況かなというふうに考えます。また、タクシーを呼ぶがための装置、これもやはり設置するとなれば、タクシーが寄りつけるだけのスペースを確保しなければならないというようなこともございまして、非常に難しい内容かなと思っておるところでございます。

 続きまして、4番目の坪井ガードの車両通行どめについての内容でございますが、坪井ガード、この件につきましては、近隣自治会等からも同様の要望をお聞きしているところでございます。坪井ガードをご利用されている関係自治会をはじめとする周辺住民の同意も必要であると思われます。また、千里丘ガード完成後の交通量の推移を注視しながら、摂津警察署など関係機関と協議を行う必要があると考えているところでございます。また、坪井ガードの車両通行どめが可能となった場合には、現況側道部分の歩道も含めた一体改良も検討しなければならないものと考えておるところでございます。

 それから、7番目の市道香露園1号線の歩道の設置の件でございますが、確かに今のところでは道路用地を確保するということは非常に難しい内容でございます。ご提案の大正川公園、これを活用した形で歩行者の安全性を確保してみてはどうだと、議員の内容をお伺いするところは、要は公園用地を削って、道路をもう少し川のほうへ振り込む、川のほうへ振り込んだ部分で住宅街に歩道を設置するスペースができると、こういう内容かと思います。その内容については、私どもも道路管理者としまして、そういう状況は想定できる状況にはあります。しかしながら、大正川公園は大正川と挟まれた部分にあると。その中で、今、都市計画決定を打って、都市公園として位置付けする状況の中では、やはりその都市公園自身を縮小するというのは非常に難しい法的な手続きが残ってまいります。このような状況になりますと、やはりその公園を活用した歩行者対策を我々としては考えるべきではないかなというところで、今現在考えておるところでございますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○上村高義議長 藤浦議員。



◆藤浦雅彦議員 では、3回目の質問をさせていただきたいと思います。

 1点目の南千里丘周辺の禁煙区域の指定についてでありますけれども、先ほどの答弁でありました。担当理事の方から施設を管理する関係各課や市民団体とも連携して重点的に粘り強く啓発に取り組んでまいりたい、このようにありました。これこそやっぱりモラルにしっかりと訴えていける、いわば市長が提案されている人間基礎教育の実践という形の中で、この禁煙も取り組むべき問題、また、第4次総計の中で協働というキーワードを非常に大事にされていますけども、こういうことを実践していく場であると思います。そして、何といっても、このキーワードの中にあります、先ほど言っていますが、福祉、それから医療、それから健康、環境、こういう分野について、本当に総仕上げと言えるような取り組みであると私は思っています。この禁煙の区域指定について、森山市長の考え方を最後にお聞かせいただきたいと思います。

 それから、2番目の摂津市役所前のバス停のベンチの話でございますが、これは先ほど言っておりますけども、やっぱり市役所前というのは福祉の考え方が見られる場所でありますので、これは早急にベンチが設置できるように市としても努力していただくように、バス事業者に強く要請をしていただくように要望しておきたいと思います。

 それから、3番目のバス停のところからタクシー乗り場まで抜けていくという問題ですが、これは手だてがないということでありますが、今の形を放置するんですかということを私は言っておりまして、何らかのことを、今の二つの方法、横断歩道もだめということでしたし、押しボタンの設置もだめということでしたけども、じゃ、それ以外に何かすることはないですかということも併せて問うていますので、今のままで放置すると、しまい目にはだれかが交通事故に遭うということになりますし、そのことはもう一度何か方法がないか、もう1回しっかりと考えていただきたいということを要望しておきたいと思います。

 4点目の坪井のガードについての考え方ですけども、私自身は持論として、この坪井ガードは車両をとめるべきではないかということを早くから言うてきましたけども、しかし、これは納得のいく交通環境の調査結果、住民の理解、これはもう絶対不可欠であります。千里丘ガードが開通しましたけど、先ほど言いましたように、どんどんガードの車両が増えてきたということもありますし、それから、竹ノ鼻ガードも交通量があまり減っていないというふうな地元の意見もあります。こういった実態調査をしていただいて、そして、一つは開通をして拡幅工事ができましたけれども、この三つのガードの安全対策をしっかり総合的に考えていただいた上で、関係者が納得できる対策として、この坪井のガードの車両通行どめという部分についてしっかり調査を進めていただきたいということでお願いしておきたいと思います。

 それから、香露園1号線については、先ほど安全対策をやるということでしたので、一度そのことも踏まえて、次の機会に議論をしていきたいと思いますから、それまでに一遍こういう方法がありますよという答を出しておいていただきたい、このように思いますので、要望しておきたいと思います。

 以上で質問を終わります。ありがとうございます。



○上村高義議長 森山市長。



◎森山市長 藤浦議員の質問にお答えをいたします。

 南千里丘地区での受動喫煙についてのご指摘でございますけれども、南千里丘のまちづくりの趣旨からいいますと、私もたばこはノーだと思います。ただ、たばこは法律で認められておるわけでございますから、今すぐ何らかの法律等々で規制ということについては考えておりません。

 ただ、先ほども答弁を担当がいたしましたように、利用者の皆さんにしっかりと啓発をする、また一方ではあんまり非常識といいますか、人に迷惑をかけるような行為が目に余るようであれば、何かの規制というのは今後考えざるを得ないのではないかなと思います。

 以上です。



○上村高義議長 藤浦議員の質問が終わりました。

 次に、大澤議員。

   (大澤千恵子議員 登壇)



◆大澤千恵子議員 それでは、順位に従って質問のほうをさせていただきます。

 昨日は、コミュニティプラザの開設式にたくさんの皆さんが本当にご尽力されましたことを心から敬意をあらわします。本当にお疲れさまでございました。

 それでは、質問のほうをさせていただきます。

 まず、質問番号1、職員の育成について。

 本市では、社会のルールを守れる人づくりを目指して、思いやり、奉仕、感謝、あいさつ、節約、五つの心を育てる人間基礎教育をまちづくりのテーマにして、それぞれの地域や職場で実践されるよう啓発活動に努め、すべての施策にこの精神が生かされるよう、市をあげて取り組んでいらっしゃいますが、職員の人事評価にこのような評価規程が盛り込まれているのか、また、市長方針の中で、今回、「前例にとらわれず勇気を持って行動する職員の育成」とありますが、具体的にどのような施策をもって職員の方々を育成されるのか質問いたします。

 続いて、質問番号2番、市内全域の環境対策について。

 今年度は、日本初のカーボン・ニュートラル・ステーション、阪急摂津市駅が開通し、昨日の日曜日にはコミュニティプラザの完成式典が行われました。いよいよハコモノの中に中身を入れていかなければいけない時期、つまり、命を吹き込み活動する時期に来ておりますというふうに考えております。それを踏まえて、本年度は新たに地球温暖化防止地域計画と一般廃棄物処理基本計画を策定されるということですが、この目的と、それから内容、策定方法を1回目の質問とさせていただきます。

 質問番号3番、商業振興の施策について。

 本市は、3,700の事業所のうち3,300の事業所が20人未満の事業所であり、昨年のリーマンショック以降、厳しい経済状況が続いております。不交付団体の我が市にとって、この法人税の落ち込みは非常に厳しい財政状況を強いられているわけですが、本年度は商業振興施策の中で、平成22年4月に商業の活性化に関する条例を制定されておりますが、この条例にのっとって、本年度行う施策があるのか、また、昨年大好評だったこのセッピィ商品券、これについて予算がとられていらっしゃいますけれども、時期、枚数など、具体的にご説明いただきまして、昨年と本年度の取り組みの違いをお尋ねしたいと思います。

 そして、質問番号4番、公共交通の課題、バス路線網について。

 昨年も一般質問の中で何度もこのバスについて質問させていただいてまいりました。今回、市政運営の基本方針、そして第1回定例会代表質問の答弁でも述べられましたように、関係機関で構成する懇談会を設置して再検討されるということでございますが、懇談会の取り組み状況と具体的構成メンバーについてご説明いただきたいと思います。

 以上、1回目の質問を終わります。



○上村高義議長 市長公室長。

   (羽原市長公室長 登壇)



◎羽原市長公室長 それでは、職員の育成についてご答弁を申し上げます。

 職員に求められる能力には、まず第1に、法律や条例、規則などをきちんと理解し、正しく適用していく法務能力や、予算を編成し適正に執行していく能力が必要で、その上にさまざまな諸課題を解決するための新たな政策、制度などを立案する政策形成能力や、職員を育成し、職場を管理していく組織の維持能力などが求められるものと考えております。

 一方で、それらの事務遂行能力だけではなく、職場における人と人との関係をつくり上げる能力や市民との関係を築き上げていく能力も職員にはとても重要な能力であり、現在の人事考課でも、対人関係能力や個人的能力として一定の評価対象としているところでございます。

 あいさつなしには人と人との円滑なコミュニケーションは図れませんし、市民の抱えるさまざまな問題に対応するためには、その人の立場に立つという思いやりの心が必要です。そのような能力の基本が人間基礎教育の考え方であり、今後とも粘り強くその徹底を図ってまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、協働を進めていく職員をどのように育成していくのかというご質問でございますが、協働という考え方はまだ一般的な考え方にはなっておりません。しかし、これからの行政を考えるとき、従来の公共サービスは行政が提供するものという考え方を転換し、行政とそれ以外のさまざまな主体が目的意識を共有し、対等の立場で互いの特性を生かしながら事業を遂行していくことにより、より水準の高い行政サービスを実現するという協働の考え方は不可欠のものであり、職員研修などを通じて考え方の周知を図るとともに、可能なところから協働の取り組みを進め、理解を深めてまいりたいと考えておるところでございます。



○上村高義議長 生活環境部長。

   (水田生活環境部長 登壇)



◎水田生活環境部長 地球温暖化防止地域計画及び一般廃棄物処理基本計画の目的、策定の方法及び内容について、ご答弁申し上げます。

 地球温暖化防止地域計画につきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、摂津市域全体の温室効果ガス排出量を抑制して、地球温暖化を防止するため、市と市民、事業者が取り組む内容などを明らかにするものでございます。この計画は、本年度と来年度の2か年をかけて策定するもので、策定に当たっては、学識経験者、市民、関係団体、関係企業など14名程度で構成する地球温暖化防止地域計画策定委員会及び市の職員11名で構成する検討部会を設置する予定で、市民アンケートなども実施してまいります。

 次に、一般廃棄物処理基本計画につきましては、資源循環型社会の構築を目指し、ごみの減量化や資源化を推進していくためのもので、本市のごみ処理の現状や将来の排出量などを見据えた上で、市と市民、事業者がごみの減量化と資源化の推進にどのようにかかわるかを定めるものでございます。

 この計画は、本年度1か年で策定するもので、現在は学識経験者、市民団体、市内事業所、自治連合会、商工会、公募市民、学生など17名で構成する摂津市廃棄物減量等推進審議会を立ち上げ、委員の委嘱を行ったところでございます。今後は、市、市民、事業者の取り組みについて市民アンケートの結果等を踏まえて審議していただき、基本計画を策定していく方針でございます。

 次に、商業振興施策についての二つのご質問にご答弁申し上げます。

 まず、商業の活性化に関する条例につきましては、商業者みずからの創意工夫と自助努力のもと、商業者、商店会、商工会及び市が協働して商業の活性化を推進していくという基本理念を持ち、平成22年4月から施行いたしております。条例に関する取り組みといたしましては、まず、商店連合会や商工会などと協働し、安全・安心な観点から商店会で買い物ができるよう、商店会の地域貢献によるこども110番活動を関係課と調整を図りながら実施に向けて準備を進めております。

 次に、セッピィ商品券第2弾につきましては、昨年12月に販売開始いたしましたセッピィ商品券が、多くの販売所で即日完売となり、好評をいただいたことから、環境に優しい商品券としてのコンセプトを継続し、商業者や市民が戸惑うことのないよう配慮し、商工会や商業者の協力のもと、取扱店を1回目の373店から400店に目標を定め、より使いやすい商品券としてつくり込んでまいりたいと考えております。



○上村高義議長 土木下水道部長。

   (宮川土木下水道部長 登壇)



◎宮川土木下水道部長 質問番号4番、公共交通の課題、バス路線網について、ご答弁申し上げます。

 本市のバス路線網につきましては、民間の路線バス、市内循環バス、公共施設巡回バスを運行いたしております。本市が補助、委託を行い運行しております市内循環バス、公共施設巡回バスがございます。このような中、有料バスと無料バスが運行している形態の異なりや、バス利用が不便な地域についてなど、市議会や市民からいろいろとご意見をちょうだいしているところでございます。

 千里丘ガードの供用開始、南千里丘まちづくりに伴う阪急電鉄株式会社の新駅、摂津市駅開業、また府道十三高槻線正雀工区の進捗などにより、本市の交通環境が大きく変化するものと推測されます。市域全体を見渡した場合、バス路線網のあり方、あるいは現状における問題点などの整理が必要かと考えております。また、市域全体の交通網を見直すことも必要になってくるのではないかと考えておるところでございます。

 そこで、このような内容を検討する場と申しますか、検討機関の立ち上げも必要ではないかと考え、市民、バス事業者、行政等でバス運行にかかわりや見識をお持ちの方々で構成する懇談会を設置し、地域の実情に配慮しながら、市域全体のバス路線のあり方などについて検討してまいりたいと考えております。

 まずは、庁内で現状を踏まえながら課題を整理するために、準備会で意見交換などを行っているところでございます。懇談会の具体的なメンバーとしましては、市民としては、市内のさまざまな地域からの参画を得るために、自治連合会へメンバーの選考について打診をさせていただいているところでございます。また、バス事業者につきましても、市内の路線バス主要事業所であります阪急バス株式会社及び近鉄バス株式会社へ懇談会への参画の打診をさせていただいております。また、懇談会の進め方につきましては、当初は市民、バス事業者と個別に懇談し、その内容につきましても、議会へ経過のご報告を申し上げたいと考えております。このような繰り返しを行うことで、利用者の思い、要望とバス事業者の運営の整合が図られるよう努めてまいりたいと考えており、その後、懇談会としての意見を取りまとめていきたいと考えております。



○上村高義議長 大澤議員。



◆大澤千恵子議員 それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 まず、職員の育成についての2回目の質問ですけれども、要望とさせていただきたいんですが、本市の職員の方々の中でも、この人間基礎教育の中の一つのあいさつをとりましても非常にばらつきがあります。そして、私のホームページ、またブログに市民からのメールで、匿名、記名を問わず、職員の対応についてのクレームが非常に多いです。内容的には中身の業務のクレームではなく、言葉や態度、そして窓口での印象に対してのクレームが非常に多く寄せられているという現実をやはり皆様にも知っていただきたいというふうに思っております。市民協働ということで、水準の高い行政サービスを実施するというご意見を今ご答弁いただきましたので、最低でも人間基礎教育が職員の中で徹底できるように、人事評価規程に入れていただくことを強く要望させていただきたいと思います。

 そして、二つ目の市内全域の環境対策について、2回目の質問をさせていただきます。本年度は、市民協働という大きなテーマのもとに環境対策にも取り組まれていらっしゃると思います。本年度の二つの基本計画につきましても、やはりしっかりと検討していただきたいと思います。昨日、このコミュニティプラザの完成式典が無事終了いたしましたけれども、ここにできましたせせらぎ水路の雨水の90トンの雨水、これで実際にせせらぎ水路が本当に賄っているのか、こういったこともしっかりと検証していかなければならない。水道水が一体幾ら使われているのか、料金的にもこれから検証していかないといけない。そしてまた、三井不動産に取りつけられているディスポーザーのシステム、これに対してのごみ処理を今後どのようにされていくのか、この箱ができただけではなく、今後、中身もチェックしていかなければならないというふうに考えております。そして、本年度の二つの基本計画につきましても、やはりもっともっとしっかりと検討していただいて、内容の深い計画策定をお願いしたいと考えております。

 こういった環境に対する取り組み、今度は中身を入れていくわけでございますけれども、本年度の環境問題に対する本市の取り組みの現状を2回目の質問とさせていただき、お聞かせいただきたいと思います。

 そして、三つ目の質問、商業振興の施策についてでございます。セッピィ商品券の件、そして商業の活性化に関する条例、この二つのご説明は理解いたしました。それに関しまして、今年は日本初カーボン・ニュートラル・ステーション、阪急摂津市駅が開通し、さらに摂津市出身の本田圭佑君がワールドカップで大活躍されている中で、全国的にも非常に注目されているであろうと思われる市だというふうに考えております。この機会をぜひともチャンスとしてとらえていただきまして、この商業の活性化に関する条例第3条にあります「創意工夫と自助努力のもと、商業者、商店会、商工会及び市が協働していくことを基本として行われる」というふうにあるように、協働してまちおこしをするチャンスではないでしょうか。本来でしたら本田君まんじゅうが出たりとか、そういったものもすぐに他市では対策を打っていらっしゃる市がたくさんありますけれども、そういった機会をしっかりととらえているのも一つの商業施策ではないかと考えます。無から有を生むことは非常に大変ですけれども、さまざまなことを市長方針にあるように、前例にとらわれずに取り組んでみることも必要ではないかと考えます。今後の1年間の商工業の施策について、何かお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。

 続きまして、四つ目、公共交通の課題、バス路線網についての2回目の質問をさせていただきます。

 現在は課題を整理するために準備を行っているというご答弁をいただきました。現状での市民の要望の内容と、市としては、その要望内容を受けて、どのような方向性を持って懇談会を設置、検討、推進されていくのかというところをご説明いただきたいと思います。

 以上、2回目の質問とさせていただきます。



○上村高義議長 生活環境部長。



◎水田生活環境部長 環境問題に対する本市の取り組みの現状についてご答弁申し上げます。

 本市の温暖化防止の取り組み状況といたしましては、まず、市民の皆さんが取り組まれます家庭でのCO2の削減に取り組む環境家計簿事業の推進、それからヒートアイランド対策の打ち水大作戦やグリーンカーテンの推進などを行っております。また、環境家計簿事業につきましては、今年度から地球温暖化防止活動等をポイント給付で支援し、環境家計簿への参加を促す摂津版エコポイント事業も実施しております。平成13年には、公共施設を対象といたしました温室効果ガスの排出抑制等を図る、せっつ・エコオフィス推進プログラムを策定いたしております。電気、ガスなどの省エネルギーの対策を進めて、その結果、平成17年度の温室効果ガス排出量は平成11年度の基準年度に比べますと、ごみ焼却量を含めますと約25%削減できております。さらに平成22年度を目標に5%削減を掲げた第2期推進プログラムでは、平成18年11月に策定いたしておりますが、引き続き省エネルギー、省資源に全庁あげて取り組んでおります。平成20年度の実績といたしましては、CO2排出量は、ごみ焼却量を含めると平成17年度比で4%の削減となっております。また、エコアクション21を通じまして、市内の中小事業者の皆様が環境負荷の低減と地球温暖化防止を進め、廃棄物の削減、資源リサイクル、省エネ活動に取り組んでいただけるよう、今年度からエコアクション21の認証取得助成を実施いたしております。

 それから、環境教育といたしましては、市内全小学校の4年生を対象とした社会見学を行っておりますが、今年から、子どもたちにわかりやすい「私たちのくらしの中のごみ」というパンフレットを作成いたしております。一定の評価を得ておりますが、このほか地域の啓発活動として夏休み子どもリサイクル工作、親子での環境施設の見学、自治会等のイベントでのごみの減量の呼びかけなど、啓発の取り組みを行っているところでございます。

 続きまして、活性化条例に係る商業振興施策の具体的内容や1年間の取り組みということのお問いでございますが、まず、商店会には、今回、こども110番を掲げております。参加店舗数は約100軒と見込んでおりまして、実施は8月を予定いたしております。また、セッピィ商品券第2弾につきましても、やはり昨年と同様、歳末ムードを盛り上げるために、同時期に合わせた発行を考えております。

 それから、1年間の商業施策の取り組みということでございますけれども、今回、大阪大学産業科学研究所に新設いたしております起業支援策のインキュベーションの施設がございます。そこへ入居いたしまして、最先端技術の活用による新たな商品開発への支援、物産展示品の充実による企業アピール、商工会との連携による商店街の集客イベントなどの新たな企画、それから地域資源として、銘木団地の魅力情報の発信などの取り組みを検討いたしてまいります。事業者の活性化の底上げは、地域が元気を取り戻すための一策と考えております。継続的な取り組みは税収などの好影響も期待できるものではないかと考えております。

 以上でございます。



○上村高義議長 土木下水道部長。



◎宮川土木下水道部長 公共交通の課題、バス路線網についてのご質問でございますが、要望の内容でございますが、いろいろお伺いしている中では、コースの変更あるいは延長、あるいは増便、あるいはバス停の増設等などの要望が寄せられている状況にございます。これらの要望を受けまして、公共施設巡回バスにつきましては、平成20年4月1日から、復路の味生公民館乗り入れを行い、平成21年4月1日からは、ふれあいの里バス停を施設前に移設しております。平成21年度には、公共施設巡回バスの愛称募集を行いまして、平成21年11月1日からバス車体にセッピィ号の愛称を標記するとともに、公共施設内バス停の大型化とセッピィ号の愛称を標記しております。また、本年4月1日から、せんだん公園と新鳥飼公民館バス停の間に第五中学校前のバス停を設置しているところでございます。

 市内循環バスにつきましては、平成20年7月1日から安威川橋と別府バス停の間に浜町のバス停を新設いたしております。また、本年3月14日の阪急電鉄株式会社の摂津市駅開業に伴い、3月15日から北ルートの市民文化ホール前と三島幼稚園前バス停の間に、阪急摂津市のバス停を設置したところでございます。

 それと方向性との内容でございますが、本市は面積が14.88平方キロメートルという非常に限られた市域でございますが、鉄軌道の駅が偏っておりますことから、バス路線網は市民の足としてなくてはならない手段であると思われます。今日まで既存の民間の路線バスに運行をゆだねてきた経緯がございます。本市といたしましては、市民の足確保に本市が補助、委託を行い運行しております市内循環バス、公共施設巡回バスを採用しておりますが、民間の路線バスは当然採算性を重視いたしますので、競合を避けなければならないと考えております。限られた市域で競合を避けて、いかに市民の足を確保していくかを慎重に検討してまいりたいと考えているところでございます。



○上村高義議長 大澤議員。



◆大澤千恵子議員 それでは、質問番号2番の3回目の質問をさせていただきます。

 環境に対する積極的な取り組みが市民や企業でなされていることは非常に理解しております。しかしながら、7月4日に行われます南千里丘まちびらき、エコイクフェスタの開催では、主催が摂津市であり、共催が南千里丘低炭素型まちづくり協議会が行うフェスタにもかかわらず、各課の職員は主催が摂津市であることも知らない、内容も知らない、政策推進課が行っているので環境対策課自体もよくわからない。こういった現状を見たときに、やはり一つは各課の連携がうまくとれていない。昨年も私は各課の連携というところで一般質問をさせていただきましたけれども、なかなかそういった連携がしっかりととれていない。そして、環境に対しての意識が非常に低いのではないかと思わざるを得ません。この所内のごみの分別を見てわかるように、シルバー人材センターの方々が分別をされておりますけれども、実際にこの摂津市役所の所内のごみ、こういったものに対しては非常に環境意識が低いと言わざるを得ない状況です。

 昨日のコミュニティプラザの式典の記念講演の中で、水野大阪大学教授もお話をされておりましたけれども、一昔前の環境対策は、いわゆる化学物質に対する環境問題であったと。しかし、今はCO2の削減、雨水の利用など、自然エネルギーに対してどのように自分たちが取り組んでいくかが環境に配慮したまちづくりの一歩だとおっしゃったように、市内全体の環境対策、こういった意識は、持つことは非常に難しいことかもしれませんけれども、非常に重要であると考えております。また、本市でも市営住宅の建替工事にソーラー発電による野外照明や雨水を利用したタンクの設置など、環境に配慮した設計やCO2削減に取り組んでいくわけですので、この各課の環境に対する連携、こういった知識をしっかりと持たないと業務ができないことが多々出てきていると考えます。そういった意味では、職員の意識にも大きなばらつきがある中で、市として意識の統一化を図ることがやはり望ましいと考えますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。

 また、最後に要望として、環境に対する施策を総体的、総合的に判断し、立案、計画し、各課による実行を促す環境政策をつかさどるような部署の創設を検討していただけることも強く要望させていただきたいと思います。以上、3回目の質問とさせていただきます。

 そして、三つ目の商業振興の施策については、1年間を通していろんな取り組みをされるということでございますので、まず無から有を生む新たな発想を持って新しいことに取り組んでいく、勇気を持って決断する、こういった市長の基本方針にのっとった考え方でいろんなことにチャレンジしていただけるような商業振興の施策をとっていただきたいなというふうに強く要望させていただきたいと思います。

 そして、四つ目の公共交通の課題、バス路線網について、3回目の質問をさせていただきます。

 何度もこのバスの質問を行っておりますけれども、いつも同じような答弁で、競合を避けて慎重に検討したいというお答えをいただきます。まず、この懇談会の中では、不採算路線であっても、地域住民の生活の足として必要なバス交通を維持するためには、もちろん財政支援に加え、地域の住民の主体的な取り組みが必要であり、そして参加、また地域のニーズや実情に応じた形で生活交通を効率的に考え維持できるような仕組みを考えることは非常に大切なことだと思います。不採算路線の区域のみに着目するのではなくて、それに隣接する周辺区域のほかの交通システムの連続性と、そして整合性についても十分検討していく必要があると考えております。

 平成17年7月に国土交通省がユニバーサルデザイン政策大綱を策定、公表いたしました。どこでも、だれでも、自由に、使いやすく、身体的状況、そして年齢、国籍を問わず、可能な限りすべての人々が自由に社会に参画し、生活環境や移動環境をハード・ソフト両面から整備・改善していくという理念でつくられた制定でございます。そこには、地域の輸送サービスの多様化、高度化に対応していくという必要性が求められていると考えております。地域住民移動型の輸送サービス、いわゆるコミュニティバス、乗合タクシーの形態、そしてNPO有償ボランティア運送、いわゆるスペシャル・トランスポート・サービス、これは、要介護や身体障害者、単独で公共交通の利用が困難な移動制約者の方々にドア・ツー・ドアの移動を提供することが、このSTS、スペシャル・トランスポート・サービスというのですが、こういったものを踏まえた今度のバス路線網、公共交通の課題、こういったものの懇談会を考えていただきたいなというふうに思っております。このようなあらゆる方法を前向きに考える、行える懇談会、そして構成メンバーの設置を強く要望させていただきたいと思います。

 利用者の目線に立った政策の推進が非常に必要であると考えておりますけれども、私は2日間、この公共施設巡回バス、循環バス、これに乗りました。そして、現状を見てまいりました。このバスにかかわる職員の方々が、摂津市内の巡回バス、循環バス、また路線バスに乗ったことが本当にあるのかどうかお聞かせいただきたい。そして、乗車したことがない方がいるのなら、机上論ではなくて、現場を見て、本当にそのバスに乗ってみて、地域を見て、そして政策を行っていただきたいなということを強く要望させていただきたいと思います。

 以上、3回目の質問とさせていただきます。



○上村高義議長 生活環境部長。



◎水田生活環境部長 全庁的に環境問題の意識が薄いのではないかなというお問いでございますが、まず、全庁的に取り組みいたしております、せっつ・エコオフィス推進プログラム?によりまして、それは推進責任者及び推進委員がございます。各職場において環境に配慮した取り組みを積極的に推進するよう、毎年度4月に通知して行っております。

 身近な取り組みとしましては、昼休みの照明やOA機器などの小まめなスイッチのオフの徹底、それからクールビズ、ウォームビズなどの徹底、それから省エネルギーの推進をはじめ、平成17年6月1日より施行いたしております摂津市グリーン調達方針に沿った物品の購入、それからコピー用紙の使用量の削減、ごみの分別廃棄とごみの減量化、それからリサイクルの推進、エコドライブの取り組みなど、四半期ごとにエコ課計簿ということで、チェックシートでございますけれども、確認させていただいております。確かに庁内のごみ箱の中を見てみますと、やはり分別をされていないごみも多々ございます。これは、実際にそのごみの分別の仕方が理解されていないのか、それともわかってされているのか、その辺は定かではございませんけれども、環境のごみの減量に取り組む課といたしましては、そういうものについてはやはり啓発をもう少しやっていかなければならない、これは我々の責任であるかなというふうに考えております。今後は、環境施策に関する企画調整及び統括機能の強化を図ってまいりたいと考えております。それから、全庁的に環境の取り組みを取り組んでいけるような体制も考えていかなければならないかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○上村高義議長 土木下水道部長。



◎宮川土木下水道部長 大澤議員の3回目のご質問にお答えさせていただきます。

 本当に今の状況の中で、私どもは非常に難しい内容にぶち当たっているかなと思います。一つは、やはり路線バスをどうしても優先的に考えなければならない状況。この中で採算性という言葉をどうしても使わざるを得んのですが、バスの利用、この部分につきましては、利用者側からいいますと利便性の追求、事業者側から申し上げますと採算性の追求、これらがうまくバランスがとれてバスの事業がうまく運行できるんじゃないかなと考えるところでございます。

 今、現状では、バス事業者からの話によりますと、やはり利用者数が減る、減るとやはり便数を落とさざるを得ない、そうすると、またまた利用者のほうが不便さを感じて利用しないと、この悪循環が回っているかという状況です。もう一つは、大きく路線バスが変化しましたのは、平成9年にモノレールが開通しております。この状況の中で、やはり利用客が大きく減少したという形の中で路線網が大きく変化していると、こういう状況がございます。私どもとしましても、路線バスをないがしろにできない状況、やはり通勤・通学、ここらの足確保も十分考えなければならないところでございますので、今回いろんなご意見をお伺いした中で、そこらの部分も含めて、今、少し福祉的な部分のお話もございました。この部分になってきますと、今、私どもがかかわっておりますバス運行と少し性格が変わってこようかと思います。しかしながら、やはりそういうこともお求めになる意見も多々出てこようかと思います。ですから、そのあたりも重々今後整理した中で検討してまいりたいと考えておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



○上村高義議長 大澤議員の質問が終わりました。

 暫時休憩します。

   (午後2時56分 休憩)

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   (午後3時30分 再開)



○上村高義議長 休憩前に引き続き再開します。

 一般質問を続けます。山崎議員。

   (山崎雅数議員 登壇)



◆山崎雅数議員 では、一般質問を始めさせていただきます。

 まず、就学援助でクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の支給を求めることについて伺います。

 本市の就学援助金の制度は、長年PTAや教員、市民との協働でよりよい制度として確立をされ、適用基準が保護基準の1.3倍と国の基準を遵守し、ほかの市に比べると非常によい制度と評価をしております。

 今年度、文部科学省は、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費を教材費、給食費などと同様に、子どもたちが義務教育を保障される上で必要な経費、学費として認め、追加をいたしました。これを素直に考えると、就学援助も増額されると思うんですが、金額も基準が示されておりますから、小学生では年間9,940円、中学生で3万5,500円上がらなくてはいけないのではないでしょうか。生活保護は、文科省とはまた異なった基準で教育補助を行っておりますが、昨年7月には生活保護の教育扶助では月額小学校で2,560円、中学校で4,330円が引き上げられております。深刻な不況、失業、給与の減少などで、学校に納めるお金が高くて家計を圧迫する、子どもたちにつらい思いをさせている状態があろうかと察せられます。

 学費の改定は、就学援助の支給金額が費目や実態に合わず、改善が求められていたものです。これら3項目に対する国の負担は、生活保護世帯では国庫補助で、準要保護世帯、就学援助金の支給対象者は地方交付税の交付金で保障されることになっています。しかし、今年度予算において、就学援助について国からの指導もなく予算がされておりません。市民の教育負担を軽減し、子どもと教育の貧困をなくす、この一助として、本市としてもこれを支給することが望まれるのではないでしょうか。お考えをお聞きしたいと思います。

 次に、介護サービスの提供の現状、問題点についてお聞きをいたします。

 介護支援のサービスの提供状態、これに不備がありはしないかと。近ごろ大阪社保協、社会保障推進協議会などの運動で、若年層の介護の可能な者が家族におる、こういった理由でホームヘルプサービスを制限する、こういう事態、自治体での独自のローカルルールと言えるものが散見されるということが問題になりました。厚生労働省は、同居家族のいる利用者への生活援助、散歩同行等に関する通知が出され、大阪府では、大阪府訪問介護に関するQ&A、これの全面改定がなされまして、堺市、和泉市には是正通知が出るなどの動きが見られます。

 最近、私も、お隣の茨木市の方なんですが、これは障害者自立支援サービスの分野ですけれども、緊急時でないと使えないと言われたと、こういった制限が加えられているのではないかと相談を受けたこともあります。必要な支援、これは不当な制限を加えず受ける権利、これは保障されなければなりません。聞き取りをちょっとさせてもらったんですけども、本市においてそういう制限を加えられたということは伺っておりませんけれども、きちんと保障されているのか、本市の現状を伺いたいと思います。

 また、地方のほうでは、以前から受けたくても提供する業者、機関がなくて受けられないということもありました。この間、介護の大手業者が撤退をしたり、それから、新たな参入があったりというふうに動きがあるかと思いますけれども、需要と供給の関係などでも問題点がないかお聞かせいただきたいと思います。

 次に、雇用対策と就労支援についてです。

 民生常任委員会で審議をされましたけれども、今回の補正で緊急雇用対策、これがなぜ観光なのか、最後まですっきりしなかったようなので、再度説明をお願いしたいと思います。雇用への支援ということで自治体ができるということは、人材育成でスキルアップをして雇用につなげる、これは非常によくわかるんですけれども、今、いろんな資格を持っていても就業が難しいという状態です。能力が生かせないという状況下にあります。何とか雇用の拡大を図るという政治の責任を我々が果たしていくべきだと思っておりますが、そこで、市が行う対策についてお聞かせいただきたいと思います。

 この不況で廃業とか解散、経営を断念する企業も増えています。スキルアップをしても就職先がなければどうしようもないと思うわけですけれども、2年に及ぶリーマンショック、こういう不況の中で中小企業は体力の限界に来ております。私たちが求めております工場の家賃、機械のリース代など固定費の補助、これも検討はできないでしょうか。お聞かせください。

 次に、吹田操車場跡地、十三高槻線など、本格工事が始まっておりますが、粉じん、騒音など迷惑対策について伺いたいと思います。

 ともに本格的な工事が始まりまして、ダンプ、ミキサー車、いろんな搬入のトラックなどが行き交う、車両も多くなっております。十三高槻線では、アスファルトが非常に掘り返されておりまして、道のつけかえ、先ほども説明がありましたけれども、幅員が広くなったり狭くなったり、音も思ったよりは大きい音がするぞという意見が寄せられています。吹操跡地のほうでは、春、黄砂だけではない、砂ぼこりが飛んでくると、とても洗濯物が干せない、テーブルの上にくっきりと手形がとれるほど積もったと、そういったことを聞きました。それから、夜間の工事、これがあるようなんだけれども、知らされていないのではないかと。線路わきで昼間うるさいのはしようがないにしても、夜中までは勘弁してほしいと。工期が長く続くと思われますけれども、いつまで続くのかと、見通しぐらいはないと楽しみがないなどと苦情も出ております。

 聞きますと、吹田側ではアセスメントの関係なのかわかりませんけれども、安全委員会などが立ち上がって、工事の事後監視、これもされていると聞いております。工事日程とか夜間工事についても説明がされているということです。近くのマンションには夜間工事を知らせるチラシなどは入っていたようだということも聞きましたが、周辺への通知や説明がどうなっているのかお聞きしたいと思います。吹田側との差があるのが環境アセスの差というか、条例のあるなしが関係しているのか、工事監視を行うというような決まりというか条例などの縛りが必要ではないか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上、1回目といたします。



○上村高義議長 教育総務部長。

   (馬場教育総務部長 登壇)



◎馬場教育総務部長 就学援助制度につきましては、学校教育法において、経済的理由により就学困難と認められる学齢児童・生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならないとされており、生活保護法第6条第2項に規定する要保護者及び教育委員会が要保護者に準ずる程度に困窮していると認める者を対象に運用しているところでございます。

 生活保護制度においては、生徒会費、PTA会費は、従来から教育扶助の対象であったこと、また、昨年度にクラブ活動の経費も教育扶助の対象となったことから、国において要保護児童生徒援助費補助金の補助対象費目に、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費が追加されましたが、本市における就学援助制度は、生活保護基準の1.3倍を目安に広く子育て支援の位置付けのもとに運用しております。その結果、認定率が37%程度と府下市町村ではトップであり、全国的にも非常に高い認定率となっております。このような中では、対象費目を増やすことは、本市の財政状況等の観点からも困難であると考えております。



○上村高義議長 保健福祉部長。

   (佐藤保健福祉部長 登壇)



◎佐藤保健福祉部長 それでは、質問番号2、介護サービスの提供の現状と問題点について、ご答弁を申し上げます。

 介護サービスの提供につきましては、国の通知によって保険給付の範囲が定められておりますが、最終的には保険者の判断にゆだねられております。本市におきましては、国が定めていない事例について、市が独自に一律に制限を行うということはなく、高齢者の自立支援、状態の悪化防止という法の趣旨に照らし、国や大阪府のQ&Aなどを参考にしながら、利用者の心身の状況やご家族や地域のボランティア活動などを含めたインフォーマルサービスの状況などについて個別に判断を行い、日常生活上必要な支援であることがケアプランに明確に位置付けられていれば、介護報酬の算定を認めております。また、介護サービスの需要と供給の関係につきましては、居宅サービス利用者は、この10年間で約650人から約1,400人へと倍増しておりますが、例えば市内の訪問介護事業所も7か所から18か所へ2.5倍に増加するなど、必要に応じた参入が図られているところでございます。



○上村高義議長 生活環境部長。

   (水田生活環境部長 登壇)



◎水田生活環境部長 質問番号3、雇用対策、就労支援についての三つのご質問にご答弁申し上げます。

 まず、地域人材育成は、国の緊急雇用創出事業の一環として、10分の10の補助事業で長期雇用を目指し、介護、医療、観光、環境エネルギー、地域社会雇用、農林水産の6部門からの選択となり、生活環境部としては、環境、観光、農業の3部門が考えられます。その部門の市内事業者で長期雇用を受け入れる体力や規模を持った事業所の有無を考慮し、観光の選択となりました。市内の一般的な観光資源は少なく、さらに地域資源を考えますと、中小ものづくり企業の集積、中央環状線道路を基本に高速道路の利便性から産業のまちを観光資源の一つと考え、産業ツーリズムの新たな発想で、生産現場や生産製品に対する見学、体験を通じて、ものづくりの心に触れる交流人口の増加や企業交流によるビジネスチャンスの獲得など、商業活性化に結びつく人材を、民間活力を利用し育成しようとする事業でございます。

 また、就労支援対策につきましては、平成9年度の女性再就職支援のワープロ講座に始まり、平成14年度からは地域就労支援事業として、就労困難者を中心に能力開発講座として実施しております。一昨年前の不況から、大阪の有効求人倍率は0.9から0.49と落ち込んでおり、より実践的で資格を習得でき、就労に結びつきやすいメニューとしてフォークリフトの技能講習を実施しております。

 そして、工場家賃や機械のリース代などの固定費補助の検討につきましては、中小零細企業の支援のため、事業資金融資の融資期間を1年延長し、最長5年として利息と保証料の全額助成を実施しており、財政上の観点からも特化した支援策は困難であります。



○上村高義議長 都市整備部長。

   (小山都市整備部長 登壇)



◎小山都市整備部長 吹田操車場跡地、十三高槻線の工事で、粉じん、騒音など迷惑対策についてでありますが、十三高槻線正雀工区につきましては、平成18年度より工事進入路の築造工事に着手し、現在、平成20年度より正雀川下のトンネル工事を施工中であります。また、今年6月より正雀川東工区の築造工事にも着手され、工事が本格化してまいりました。工事の本格化に伴い、工事車両の通行量も増えており、また、工事に伴う騒音も増えてくることが予想されます。工事車両の通行時や工事施工に関しまして、十分注意を払って工事を進められると思いますが、いま一度大阪府に要望してまいりたいと考えております。

 次に、吹田操車場跡地につきましては、鉄道運輸機構が、摂津、吹田の2市にまたがるJR吹田貨物ターミナル駅建設工事を平成19年1月より、また、都市再生機構が土地区画整理事業を平成21年4月より、それぞれ進められているところであります。今までは、貨物ターミナル駅建設工事につきまして、主に吹田市域での工事であったこと、また、区画整理事業につきましても、吹田市域での文化財調査が主なものであったことから、説明会などは実施されておりませんが、JR千里丘駅周辺での夜間工事などの際には、周辺住民の方々に回覧等で周知を図るなど対応をされているところであります。平成22年度からは、上り貨物線の移設工事や土地区画整理事業においても下水道工事に着手するなど、住宅に近接した工事も予想されており、工事が本格化してまいりますことから工事説明会なども予定されているところであります。工事の本格化に伴い、周辺住民の方々に対しましては、できるだけご迷惑のかからないよう工事内容の周知や説明会などを実施するとともに、安全対策や環境に対しても十分注意するよう、鉄道運輸機構、都市再生機構に要望してまいりたいと考えております。

 次に、環境アセス条例との関係でありますが、吹田貨物ターミナル駅の建設につきましては、鉄道機構において吹田市と同様の環境アセスメントを実施されており、その後も毎年、事後監視計画書に基づく年次状況報告書の提出など、本市においても、環境アセス条例はありませんが、吹田市の環境アセスメント条例に準じ指導しており、同様の対応をさせております。

 以上です。



○上村高義議長 山崎議員。



◆山崎雅数議員 では、続けて質問をさせていただきます。

 就学援助についてですけれども、今、求められているのは、子どもたち、子育て世代の親たち、これに負担をかけないような子育て環境、教育環境です。子ども手当も支給されるようになりました。しかし、本当に子どもたちのために使われるのかという批判もあります。同様に、交付金にされまして、準要保護の就学援助が十分でないということであるとしたら、金額の基準もあるんですから、国がこれに使いなさいという補助金の制度に戻すよう国に求めるべきではないでしょうか。不交付団体ということで、財力があるということで、しかし、出せないということであるならば、これは使い方が間違っているのではないでしょうか。民生予算とか教育予算へのきちんとした配分を求めるものですけれども、いかがでしょうか。

 また、摂津市は、小学校入学のときにリュックなどの学用品の現物支給を行っております。評価が高いと思っておるんですが、何に使われるかわからない現金支給よりも評判はいいと思っております。子どもたちにお金のあるなしで不安を与えないよう教育は無償にしていく、これは大事なことだと思っているんですけれども、摂津市がクラブ活動への助成、PTAへの活動の助成、これを強めれば、保護者への負担も減らせるのではないでしょうか。保護者にではなく学校への直接支援で、親の負担、学校への納付、お金を持っていくことを減らすということも検討できるのではないでしょうか。高校の授業料の無償化なども行われております。環境整備こそ、今、求められていると思っております。財政の問題にかかわっているので、教育委員会が判断しかねるということであるなら、市長からお考えをお聞かせいただければと思います。

 次に、介護サービスについてですけれども、答弁で日常生活上必要な支援であるということがケアプランに明確に位置付けていれば介護報酬の算定を認めていますと言われました。今、ところどころで問題になっているのが、病院へ行ったときに、ガイドヘルプしか認めないために病院内での付き添いができないということがあるというふうに聞いています。病院は非常に大きい病院になるほど不親切なんです。まず、お年寄りが病院に着いて入って、受付が機械です。カードを入れて画面をタッチして、これはお年寄りには非常に大変なんですね。待合に行くと最近は名前も呼んでもらえなくて、電光掲示板にピピっと数字が出る。気がつかない。呼んでもらっても、耳の遠いお年寄りは聞こえない。そして、次は検査です、生理機能の検査はあっちです、レントゲンはあっちです、看護婦さんはついてこないんです。本当に病院の中で迷子になるんです。病院の中で付き添いが必要だということをしっかりとケアプランに書いていれば、付き添い介護が可能なわけです。これがきちんとできているのか、現状をお聞かせいただきたいと思います。

 この方はガイドヘルプだけですという分類をされて、病院まで送っていって、3時間後に迎えにきますというプランでは、お年寄りは病院へ行けないんです。この辺をお伺いしたい。いつも伺うんですけれども、介護保険が使える制度になっているかどうか、これをお聞かせいただきたいと思っております。

 次に、就労支援ですけれども、これまで介護分野など、人材育成の講座などもどうかというふうにお聞きしたことがあります。こういう講座は市民が利用しやすくて、市内の近くで費用も安くて、期間もなるべく短くて、しかし、確実に有効な資格が取得できるものを求めてまいりましたけれども、ワープロとかフォークリフトの説明をいただきました。こういったことを業者とともに説明をお願いしたいと思います。

 次に、工事についてですけれども、工事についての説明を近隣に行うということは当たり前のことだと思います。これまでされてこなかったことのほうが問題ではないでしょうか。しっかり環境対策も行って、いつまで続くのか不安を取り除くよう、これはお願いをいたします。

 施工後も十三高槻線などでは車の通行量が増えるとなりましたら、騒音、大気汚染の心配をされている、こういうことも聞いています。環境監視ですね。これは、工事を行う側が報告しますだけではなくて、第三者というか外からというか、市民の側からも監視ということが必要ではないでしょうか。環境監視の条例、こういう縛りについて再度伺いたいと思います。



○上村高義議長 教育総務部長。



◎馬場教育総務部長 就学援助制度につきまして、まず、就学援助制度が補助金から一般財源化されて交付税に算入されたことに伴って、本市のような不交付団体には交付されていないのであれば、国の補助金制度を要望すべきではないかということでございますが、この就学援助の補助金制度の見直しは、平成17年のいわゆる三位一体改革の制度見直しの中で一般財源化されました。そのことによって、準要保護の支援につきましては補助金が廃止されたものでございます。

 この三位一体改革は、国の補助、交付金の廃止・縮減と交付税の見直し、それと税源移譲を含む税源配分の変更など、国と地方の財政制度全般にわたる見直しが行われたものでございます。当時、地方6団体は、地方分権をより推進していくための改革とすれば不十分との批判はあるものの、3兆円の税源移譲を基幹税により行うこととしたことについては、これまでにない画期的な改革であり、今後の地方分権を進める上において大きな前進と評価したこともあり、この間のこういった経過を見ますと、就学援助制度の補助金のみを見直しして復活するということは困難であると考えております。

 次に、国の基準の中で認められているものについては支出すべきではないかということでございますが、先ほど申し上げましたように、就学援助制度は学校教育法に基づいて各公共団体の教育委員会が独自に認定して支給を決定するものでございます。また、各市の判断で支給費目を決定しております。したがいまして、国の基準を参考にしながら、各市が費目を決定いたすものでございますが、ちなみに今年度新たに算入されたクラブに関係する活動費を支給している団体は、摂津市を含む三島の4市1町では今のところございません。

 次に、こういったものについては、学校へ直接支出したほうがいいのではないかということでございますが、教育委員会といたしましては、就学援助制度につきましては、個人の口座へ振り込む場合もございますが、極力学校払いをしていただくようにお進めをいたしているものでございます。

 以上でございます。



○上村高義議長 保健福祉部長。



◎佐藤保健福祉部長 ご質問の介護サービスの提供のうち、通院時の院内での介助につきましては、これにつきまして、本来は医療で見るべきものであると、そういう性格のものでございますが、実情に応じまして個別に判断をいたしておるということでございます。

 以上でございます。



○上村高義議長 生活環境部長。



◎水田生活環境部長 市民が利用しやすく確実に資格が習得できる講座の取り組みの状況ということでございますが、市域特性などを勘案しまして、就労に結びつきやすい実践的な資格取得を目指したメニューを取り入れ、平成20年度よりフォークリフトの技能講習を実施いたしております。また、市内にも講習所が開設されましたので、市民の利便性を考慮し、今年度は市内で実施いたすものでございます。この秋にガイドヘルパー養成講座を市内で実施するための最終調整を行っております。今後も市民が受講しやすいようテキスト代のみの実費負担、市内開催、通いやすい土曜日開催などを継続してまいります。そして、応募倍率は21年度の全体で1.34倍となっております。

 以上でございます。



○上村高義議長 都市整備部長。



◎小山都市整備部長 山崎議員のご質問にご答弁申し上げます。

 吹田操車場跡地に関する工事につきましてでございますけれども、現在、鉄道運輸機構が駅舎建設工事に関しまして工事を進めているところであります。環境アセスメントでは、事前、事業中、事後の調査をすることになっておりまして、事業中は工事用道路の通行量130台等の調査もされておるところでありまして、事後におきましては、駅舎への進入道路の工事用車両通行台数についても今後調査されていきます。本市につきましては、工事用車両で山田川沿いを工事用道路として通行されておりますが、現在もその通行量につきまして報告を受けているところであります。環境監視条例ということもいただきましたけども、当面の間は工事用車両につきまして、市のほうで監視してまいりたいと考えております。

 以上です。



○上村高義議長 山崎議員。



◆山崎雅数議員 では、続けて質問をいたします。

 地方分権といって、お金が来ているようでよくわからないというのでは困るんです。市民へお金が来ないということは、もらったことにならないんじゃないですかね。就学援助では、林間学校とか宿泊訓練の費用は出ていません。生活保護では林間学校はもちろん修学旅行費も出ません。まさしく支援としては不十分だということが指摘をされております。子どもたちがお金の心配をせずに学校へ行ける環境整備を大人が整えるようにしなくてはならないと思っております。公的負担の増額を求めるものです。要望としておきます。

 それから、介護サービスですけれども、状況をきちんと見てということを言われましたけれども、使える制度にしていくこと、雇用対策でも聞いておりますけれども、介護分野の仕事おこしというか、雇用の拡大にもつながりますから、利用制限をしないよう、使えるところはしっかり使っていくということをお願いしたいと思います。これも要望で結構です。

 次に、雇用対策ですけれども、今、大企業が、企業には憲法はないと言われるようなこともありまして、派遣切り、人間の使い捨て、雇用の問題、コストカットという合理化が一昨年来続いて、下請けいじめですね。買いたたき、突然の仕事の打ち切り、こういったことが問題になっています。トヨタが昨年V字回復したと言っていますけれども、コストカットが大きくされた。車の販売台数は落ちている、なのに1兆円の経費の削減。この中に5,500億円が人件費、正社員も含まれています。4,500億円が仕入れの削減、これが下請けいじめですね。下請けがばっさり切られたのではないかと。先に述べたように、就業先の企業が減ってしまっては、雇用、市の財政にも決していいことではないと思っております。

 昨年、市長は企業に雇用の協力を呼びかけていただきました。企業運営が可能な報酬で、下請けの会社のこともやっぱり考えて、下請けに仕事をお願いする、公正な取引をお願いするというアピールをお願いしたいと思うんですけど、いかがでしょうか。企業の経営に口出しをしろということではないんですけれども、しかし、総合計画にも述べられておるように、企業に支えられた本市ですから、お互いにやっていけるよう協力を求めるということが大切なことだと思っております。下請けいじめがされておりましても、これが表には出てこないんですね。告発するということになると、それこそ取引を断念して倒産覚悟ということでないとできないわけです。我が党が国会で追及したところ、公正取引委員会が是正指導に入ったのは1年間で日本全国でたった1件。委員会が機能していないんですね。政治が本来コントロールしないといけないという労働争議というか、中小企業を守るということが今できておりませんので、ぜひとも市長にお願いしたいと思います。

 また、何回も繰り返すので申しわけないですけど、仕事を増やすということでは、住宅リフォーム助成をずっと言っているんですけども、予算を回すことができないのかと。政策、市の取り組みですので、市長のお考えを最後にお聞かせいただきたいと思っております。

 環境監視は、きっちりやっていくというところでは、やっぱり市の責任もあると思いますので、やっていただきたいと思うんですけれども、なかなか摂津市と、それこそ工事した側がちゃんとやっていますよということだけを報告しているということで市民が納得するかというと、そういう第三者委員会といいますか、外から被害があったということに対して処理できる委員会というようなものが必要なのではないかと思うんですけれども、今のところそうではないということであろうかと、今の説明ではなかなか出てこないと思うんですけれども、最後にそういった方向のまた検討をお願いしたいと思うんですけども、これはぜひどうかということだけお聞かせいただいて、もう終わりにしたいと思います。



○上村高義議長 市長。



◎森山市長 山崎議員の質問にお答えをいたします。

 下請けいじめをするなよというお話だったと思いますけれども、摂津市でもたまにといいますか、時に摂津市の仕事の下請けを受けておられるところからいろんな不都合があるということの申し出があることがございます。例えば、下請けのお金を滞るとか、いろいろなケースがあります。その時々、厳しく元請けの業者にこちらから指導するようなことがありました。そういうことで、まずは我々の摂津市の仕事をやっている業者、こんなことは当たり前ですけれども、きちっと下請法を遵守するように、これはさらに指導するということはもちろんでございます。

 それから、市内の企業の皆さん、特に大手に準ずるといいますか、そういう会社に対して、昨年も市内の人をきちっと雇ってくださいよとお願いに行ったんですが、今年もまたそういうことも考えておりますけれども、そのときには雇ってくださいなというお願いだけでしたけれども、次の機会にはもちろんお願いをするとともに、こういう問題にもひとつしっかりと目を向けてくださいよということもつけ加えたいなと思っております。

 それから、住宅リフォーム助成の話ですけれども、これはたび重なるご質問、ご指摘をいただいていることは承知をいたしております。ただ、今、これも行政改革の話をすると、またそれかということを言われるかもわかりませんけど、各市の補助金等々をチェックしておるような最中でございますので、今のところ、まだこの住宅リフォーム助成等々については考えておりませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

 以上です。



○上村高義議長 暫時休憩します。

   (午後4時9分 休憩)

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   (午後4時10分 再開)



○上村高義議長 それでは、先ほどの答弁で結構だということでございますので、山崎議員の質問が終わりました。

 お諮りします。

 本日はこれで延会することに異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○上村高義議長 異議なしと認め、そのように決定しました。

 本日はこれで延会します。

   (午後4時11分 延会)

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

 摂津市議会議長     上村高義

 摂津市議会議員     藤浦雅彦

 摂津市議会議員     南野直司