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大阪府 柏原市

平成 5年  3月 定例会(第1回) 03月29日−05号




平成 5年  3月 定例会(第1回) − 03月29日−05号







平成 5年  3月 定例会(第1回)



             目次

◇開議   午前10時8分

 日程第1〜日程第24 一括上程(委員長報告)

     *厚生衛生委員長報告(乾 幸三君)……………………………………… 317

     *総務文教委員長報告(柳田國晴君)……………………………………… 323

     *建設産業委員長報告(寺元正二君)……………………………………… 327

 採決   議案第1号 議案第2号 議案第3号 議案第6号

      議案第7号 議案第9号 議案第10号 議案第11号

      議案第16号 議案第17号 議案第18号 議案第19号

      議案第20号 議案第21号 議案第23号 議案第25号

      議案第26号 議案第27号(原案可決)…………………………………… 332

      議案第12号(修正可決)…………………………………………………… 333

      議案第13号 議案第15号 議案第24号 議案第28号

      (原案可決)………………………………………………………………… 334

      議案第22号に対する反対討論(和田周二君)…………………………… 334

          〃    賛成討論(中村幸平君)…………………………… 337

      議案第22号(原案可決)…………………………………………………… 341

 日程第25〜日程第27 一括上程(議案説明)

     *企画財務部長(戸塚 武君) (原案可決)…………………………… 342

◇休憩   午前11時58分

◇再開   午後1時0分

 日程第28 議案第32号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部改正について

      議案説明(企画財務部長 戸塚 武君) (原案可決)……………… 344

 日程第29 議案第33号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正について

      議案説明(福祉事務所長 豊田陽夫君) (原案可決)……………… 345

 日程第30〜日程第32 一括上程(議案説明)

     *企画財務部長(戸塚 武君)……………………………………………… 346

     *下水道部長(舟橋清光君)………………………………………………… 348

     *水道局理事兼次長(山田 正君)………………………………………… 348

      (原案可決)………………………………………………………………… 349

 日程第33 議員提出議案第1号 柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例の制定について

      議案説明(荒藤光子君)…………………………………………………… 350

      質疑(武田安弘君)………………………………………………………… 351

      〃 (松村泰治君)………………………………………………………… 355

      (原案否決)………………………………………………………………… 360

 日程第34 請願第5−1号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願

      (みなし不採択)…………………………………………………………… 360

 日程第35 意見書案第1号 「健康保険で良い入れ歯」の実現を求める意見書

      提案理由説明(入倉英男君) (原案可決)…………………………… 361

 日程第36 意見書案第2号 4兆円以上の大型減税の早期実現を求める意見書

      提案理由説明(山沢 実君) (原案可決)…………………………… 362

 日程第37 意見書案第3号 「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書

      提案理由説明(中村幸平君) (原案可決)…………………………… 363

 閉会あいさつ(議長 冨宅平吉君)…………………………………………………… 365

 閉会あいさつ(市長 山西敏一君)…………………………………………………… 365

◇閉会   午後2時23分

●平成5年第1回柏原市議会定例会会議録(第5号)

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●平成5年3月29日午前10時8分より柏原市議会議事堂において再開

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●議事日程

 日程第1 議案第1号  市道路線の廃止について(建設産業委員長報告)

 日程第2 議案第2号  市道路線の認定について(建設産業委員長報告)

 日程第3 議案第3号  工事委託契約の締結の変更について(建設産業委員長報告)

 日程第4 議案第6号  柏原市高額療養費貸付基金条例の一部改正について(厚生衛生委員長報告)

 日程第5 議案第7号  柏原市文化・スポーツ国際交流基金条例の一部改正について(総務文教委員長報告)

 日程第6 議案第9号  柏原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について(厚生衛生委員長報告)

 日程第7 議案第10号 柏原市立老人福祉センター条例の一部改正について(厚生衛生委員長報告)

 日程第8 議案第11号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について(厚生衛生委員長報告)

 日程第9 議案第12号 柏原市自転車駐車場条例の制定について(建設産業委員長報告)

 日程第10 議案第13号 柏原市自転車等の放置防止に関する条例の制定について(建設産業委員長報告)

 日程第11 議案第15号 柏原市高井田文化教室条例の制定について(総務文教委員長報告)

 日程第12 議案第16号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について(厚生衛生委員長報告)

 日程第13 議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)(各所管別担当委員長報告)

 日程第14 議案第18号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)(建設産業委員長報告)

 日程第15 議案第19号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)(厚生衛生委員長報告)

 日程第16 議案第20号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)(厚生衛生委員長報告)

 日程第17 議案第21号 平成4年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第3号)(厚生衛生委員長報告)

 日程第18 議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算(各所管別担当委員長報告)

 日程第19 議案第23号 平成5年度柏原市公共下水道事業特別会計予算(建設産業委員長報告)

 日程第20 議案第24号 平成5年度柏原市老人保健医療事業特別会計予算(厚生衛生委員長報告)

 日程第21 議案第25号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算(厚生衛生委員長報告)

 日程第22 議案第26号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算(厚生衛生委員長報告)

 日程第23 議案第27号 平成5年度柏原市市立柏原病院事業会計予算(厚生衛生委員長報告)

 日程第24 議案第28号 平成5年度柏原市水道事業会計予算(建設産業委員長報告)

 日程第25 議案第29号 工事請負契約の締結の変更について

 日程第26 議案第30号 工事請負契約の締結の変更について

 日程第27 議案第31号 工事請負契約の締結の変更について

 日程第28 議案第32号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部改正について

 日程第29 議案第33号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正について

 日程第30 議案第34号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第8号)

 日程第31 議案第35号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)

 日程第32 議案第36号 平成4年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号)

 日程第33 議員提出議案第1号 柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例の制定について

 日程第34 請願第5−1号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願

 日程第35 意見書案第1号 「健康保険で良い入れ歯」の実現を求める意見書

 日程第36 意見書案第2号 4兆円以上の大型減税の早期実現を求める意見書

 日程第37 意見書案第3号 「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書

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●出席議員(22名)

   1番 羽多野正嗣君    2番 入倉英男君

   3番 桝谷政則君     4番 荒藤光子君

   5番 和田周二君     6番 巽  繁君

   7番 乾 幸三君     8番 中村幸平君

   9番 山沢 実君     10番 黒岩直人君

   11番 小川忠彦君     12番 寺元正二君

   13番 中野広也君     14番 裏野繁夫君

   15番 武田安弘君     16番 楮原貞子君

   17番 柳田國晴君     18番 尾野文男君

   19番 青木重造君     20番 冨宅平吉君

   21番 村山 勝君     22番 松村泰治君

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●欠席議員(なし)

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●説明のため出席した者の職氏名

   市長           山西敏一君

   助役           竹田 勉君

   助役           田中聰孝君

   収入役          藤戸隆陽君

   教育長          庖刀和秀君

   監査委員         塩野庄吉君

   水道事業管理者      岡本欣三君

 総務部

   部長           吉岡裕之君

   次長兼庶務課長      青木斉治君

 企画財務部

   部長           戸塚 武君

   財務課長         門谷敏昭君

   契約検査課長       二階保正君

 福祉事務所

   所長           豊田陽夫君

   次長兼福祉課長      福居修造君

 市民部

   部長           山村 保君

   次長兼生活環境課長    浅野保夫君

 建設産業部

   部長           寺前武士君

 下水道部

   部長           舟橋清光君

 教育委員会

   教育次長兼管理室長    吉谷 茂君

   理事兼指導室長兼指導課長 西尾武久君

 水道局

   理事兼次長        山田 正君

 市立柏原病院

   事務局長         西  朗君

   次長兼庶務課長      西口 進君

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●事務局出席職員

   事務局長    石田 博君    次長兼庶務係長 辰巳英彦君

   議事係長    長谷 隆君    事務吏員    高橋照幸君

   事務吏員    中野佳彦君

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△再開 午前10時8分



○議長(冨宅平吉君) ただいまの出席議員22名、定足数に達しております。本会議を再開いたします。



△開議



○議長(冨宅平吉君) 休会前に引き続き開議いたします。

 最初に、本日までに受け付けております陳情等につきましては、お手元の文書表のとおり2件であります。さきの議会運営委員長の報告にありましたとおり決しておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、議案第15号の議案名に関し、訂正の発言を求められていますので、これを許可いたします。吉岡総務部長。

   〔総務部長 吉岡裕之君 登壇〕



◎総務部長(吉岡裕之君) 議長のお許しを得まして、2月25日提出の議案のうち一部に誤りがありますので、おわび申し上げ、訂正させていただきます。

 訂正箇所は、42ページの議案第15号の2行目、「柏原市立高井田文化教室設置条例」とありますうちの「設置」の2文字の削除と、同じく3行目の「柏原市立高井田文化教室設置条例」とあります部分の「設置」という2文字の削除であります。よろしくお願い申し上げます。



○議長(冨宅平吉君) ただいまの申し出を許可することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって認めることといたします。

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○議長(冨宅平吉君) それでは日程に入ります。

 日程第1、議案第1号から日程第24、議案第28号までの24件を一括して議題といたします。

 ただいま申し上げました議案につきましては、既に各委員会において審査が終了しておりますので、委員長の報告を受けます。

 報告は委員会開催順とし、最初に厚生衛生委員長の報告を願います。

   〔7番 乾 幸三君 登壇〕



◆7番(乾幸三君) 厚生衛生委員会の乾でございます。ただいまから、当委員会に付託になりました議案の審査結果並びに経過の概要につきまして報告申し上げます。

                      平成5年3月29日

    柏原市議会議長 冨宅平吉殿

                        厚生衛生委員会

                        委員長 乾 幸三

            厚生衛生委員会審査報告書

1.議案第6号 柏原市高額療養費貸付基金条例の一部改正について

1.議案第9号 柏原災害弔意金の支給等に関する条例の一部改正について

1.議案第10号 柏原市立老人福祉センター条例の一部改正について

1.議案第11号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について

1.議案第16号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について

1.議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項

1.議案第19号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)

1.議案第20号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)

1.議案第21号 平成4年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第3号)

1.議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項

1.議案第24号 平成5年度柏原市老人保健医療事業特別会計予算

1.議案第25号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算

1.議案第26号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算

1.議案第27号 平成5年度柏原市市立柏原病院事業会計予算

 当委員会に付託になりました議案を審査いたしました結果、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 それでは、審査の経過、概要につきまして報告いたします。

 審査は、議案第6号 柏原市高額療養費貸付基金条例の一部改正についての審査から入りました。

 この条例に関連して委員から、現在は高額療養費の9割を貸し付けされているが、全額貸し付けをされるよう改善されたいとの要望がありました。その他は質疑もなく、採決をいたしました結果、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第9号 柏原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、議案第10号 柏原市立老人福祉センター条例の一部改正について、それぞれ審査いたしましたが、質疑なく、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第11号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について審査いたしました。

 この条例の中で、委員から、第4条第3項に事業者は市の施策に協力しなければならないとなっているが、どのように協力するのかとの質疑に対し、担当者から、第4条に規定している協力の内容は、本条例第13条によって、多量の一般廃棄物を排出される事業者に対しては減量に関する計画の作成を指示し、それによって市の処理業務に協力していただく、また、一般廃棄物となった製品、容器などの回収と減量等についてもPRや指導をしていくとの答弁があり、同委員から、条文だけに終わらず、事業者のごみ総量の減量を計画的に実施するよう指導されたいとの要望がありました。

 他の委員から、減量の計画書を出さない事業者に対してはどのように指導されるのかとの質疑があり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律では罰則規定がなく、あくまで協力という趣旨で指導を行っていくとの答弁がありました。

 続いて、他の委員から、第7条で廃棄物減量等推進審議会を設置されるが、それ以外に市民参加によるごみ減量化に取り組む実行団体を組織化する考えはないかとの質疑に対し、担当助役から、市民、区長会、婦人会等幅広く参加していただく実行団体の組織化を今後検討したいとの答弁があり、了解されました。

 その他、各委員から、

 1.第5条第2項に、市民は市の施策に協力しなければならないとなっているので、古紙、空き缶の回収に協力している子供会等に助成金を出されたい。

 1.第6条第2項に、空き地または空き家の占有者は住所、氏名を見やすい箇所に表示しなければならないとなっているので、占有者に表示の旨の通知をされたい。

 1.不法投棄をした場合、罰則金を徴収すべきと考えるので、今後条例改正時にこの件も含めて検討されたい。

 1.不法投棄の多い山間部のパトロールを強化されたい。

 1.第9条第2項に、みずから処分しない一般廃棄物の中に次に掲げるものを混入してはならないと記載されているが、具体的に品名等を示し、市民に詳しくPRされたい。

 1.第16条に、浄化槽清掃業の許可をする際に、悪臭の放出、汚物の排出等をしないよう、年間を通じて浄化槽の清掃実施を業者に対し指導されたい。

などの意見、要望がありました。

 他に質疑なく、採決の結果、議案第11号は原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項、議案第19号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)についてそれぞれ審査いたしましたが、質疑なく、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項について、歳出より目別に審査いたしました。

 まず、款3民生費 項1社会福祉費 目1社会福祉総務費 節19負担金及び交付金の原爆被害者の会補助金について、委員から、この補助金以外で被害者に市民税、国保料の減免及び見舞金制度を市独自で実施されるよう検討されたいとの要望がありました。

 また同委員から、目2身体障害者福祉費の身体障害者ガイドヘルパー派遣事業委託料について、今年度から予算を組まれ、ガイドヘルパー1名でスタートされるが、今後増員される考えはあるのかとの質疑に対し、担当者から、需要が多ければ常勤のヘルパーとは別に登録ヘルパーで増員を検討したいとの答弁があり、同委員から、できるだけガイドヘルパーの増員を図り、充実されたいとの要望がありました。

 次に、目5老人福祉費の老人福祉計画策定委託料に関連して、委員から、

 1.老人向けのケアつき住宅などの老人住宅政策の実施。

 1.高齢者の身体障害者住宅改造費の助成制度。

 1.高齢者の市内専用無料バスチケットの発行制度。

以上の3点を老人福祉計画策定の中に組み入れられたいとの要望がありました。

 次に、節20扶助費の中で、委員から敬老福祉金について、以前に支給していた68歳、69歳の方々を打ち切っているが、復活して支給すべきと考えるので、この費目には反対であるとの意思表示がありました。また、同じ節の寝たきり老人見舞金に関連して、同委員から、寝たきり老人の在宅介護手当制度を検討されたいとの要望がありました。

 次に、目10同和対策費について、委員から、同和対策室を廃止し、一般行政の中で他の差別問題と一緒に取り組むべきであるので、この費目には反対であるとの意思表示がありました。

 次に、項2児童福祉費 目2児童措置費に関連して、0歳・1歳児の保育を公立で実施していないが、今後とも民間委託で対応できるのかとの質疑に対し、担当者から、平成5年度の入所予定者については、現時点では昨年の児童数を大きく下回っており、今後も減少傾向にあると考えられるので、民間の保育園で十分対応できるとの答弁があり、同委員から、0歳・1歳児については公立保育所でも実施されるよう検討されたいとの要望がありました。

 次に、目3児童福祉施設費の節2給料で、委員から、職員75名となっているが、4月から実施される週休2日制に対応できるのかとの質疑に対し、担当者から、対応としては既に2月から隔週5日制を試行してきており、支障を来していない、また3名の増員によって十分対応できるとの答弁があり、同委員から、民間の保育園にも週休2日制の実施を指導されているのか、またそれに伴う財政的支援を考えているのかとの質疑に対し、担当者から、この件については園長会等で指導している、また新年度においては職員を増員されるとのことで、今後一定の補助を考えたいとの答弁があり、同委員から、公私の格差のないよう配慮されたいとの意見がありました。

 次に、項3生活保護費 目1生活保護総務費 節13委託料の中で、委員から、システム改造開発委託料の内容についての質疑があり、担当者から、生活保護申請者の資産調査等を従来は手書きで行っていたが、今回、金融機関への預金調査及び生命保険加入調査をコンピューターによって自動化することにより、申請者に対し速やかに保護決定ができるように時間短縮を図るものであるとの答弁がありました。

 他の委員から、1市でシステムを開発すると割高となるが、各市町村共通のソフトを開発すれば割安になると考えられるので、今後研究されたいとの意見がありました。

 次に、目2扶助費について、委員から、前年度に比べ減額予算となっているが、今後不況が深刻化する中で対応できるのか。また、生活保護基準で本市を1級地として位置づけられるよう引き続き要望されるのかとの質疑に対し、担当者から、予算については実績の4%、安全値として6%を予算化計上しているので十分対応できる。また、生活保護基準の級地変更は、近畿所長会、全国所長会を通じて再三国に陳情しているが、消費生活の動向、消費生活実態調査等から級地変更が認められない状況であるが、今後も引き続き要望していきたいとの答弁がありました。

 次に、款4衛生費 項1保健衛生費 目5火葬場費の中で、委員から、本市に火葬場があるのに八尾、柏原火葬場組合負担金が必要なのかとの質疑に対して、担当助役から、名称は八尾、柏原火葬場組合負担金となっているが、実質は墓地管理のみとなっているので、今後は両市の意向を踏まえて検討していきたいとの答弁があり、了解されました。

 次に、項2清掃費 目2塵芥処理費 節13委託料で、委員から、ごみ収集体制を抜本的に改善して、収集回数をふやされたいとの要望がありました。また、他の委員から、年末のごみ収集日は、地区により12月30日と31日に分かれているので、市民への周知徹底と年度ごとに収集日の入れかえをされたいとの意見がありました。

 以上で歳出を終え、続いて歳入の審査を行いました。

 款8分担金及び負担金 目1民生費負担金の保育所措置児負担金に関連して、委員から、保育料については収入に応じた保育料となっているが、実態調査をされたいとの要望がありました。

 他に質疑もなく、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項について挙手による採決の結果、賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第24号 平成5年度柏原市老人保健医療事業特別会計予算について審査いたしましたが、委員から、老健法の医療事業制度について反対であり、したがって本予算についても反対であるとの意思表示があり、挙手による採決の結果、賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第25号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について、歳出から審査に入りましたが、質疑なく、続いて歳入に入り、款1国民健康保険料 項1国民健康保険料に関し、委員から、本市の保険料の賦課限度額38万円は大阪府下では最低の限度額であり、財政状況から見ても、今後は賦課限度額の引き上げをしなければならない状況になってきているが、できるだけこの額を維持されたいとの意見がありました。また、他の委員から、全体的に保険料を引き下げられたいとの要望がありました。

 以上の質疑後、第2条一時借入金、第3条歳出予算の流用について審査いたしましたが、異議なく、採決の結果、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第16号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第20号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)、議案第21号 平成4年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第3号)、議案第26号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算についてそれぞれ審査いたしましたが、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決いたしました。

 続いて、議案第27号 平成5年度柏原市市立柏原病院事業会計予算を収益的支出より審査に入りました。

 まず、支出の款1病院事業費用 項1医業費用 目1給料費に関連して、委員から、看護婦を確保するためにも院内保育を検討されたいとの要望がありました。

 次に、目2材料費について、委員から、MRSAの具体的な対応についての質疑があり、担当者から、昨年病院で院内感染予防委員会を設置して内規をつくり、実態把握の資料収集、感染経路の調査等の予防対策を図っている。また、MRSAのマニュアルを各場所に配付して、予防に対する周知徹底を図っているとの答弁があり、同委員から、MRSAは国全体の問題であり、財政的な面で援助されるよう国に対し要望されたいとの意見がありました。

 また、他の委員から、材料費の医薬品が増額予算となった理由についての質疑があり、担当者から、増額の理由としては、使用薬剤の自然増と患者増及び医薬品の購入価格の改定により予算増額をしたとの答弁があり、了解されました。

 次に、収益的収入を一括して審査に入り、簡単な質疑のみで、続いて資本的収入及び支出について審査いたしました。

 目1施設費 節工事費の中で、委員から、便所の改修工事の中で車いすが入れるトイレを検討されているのかとの質疑に対して、担当者から、今回の改修工事は南病棟の1階から3階のトイレを改修して車いすが入れるように設計業者と現在検討しているとの答弁があり、同委員から、既存のトイレではスペース的に無理であるので、別に車いす専用のトイレを検討してはどうかとの意見がありました。

 続いて、貸借対照表、第5条企業債から第9条たな卸資産購入限度額まで順次審査いたしましたが、異議なく原案どおり可決いたしました。

 以上が当委員会に付託になりました議案の審査概要及びその結果であります。議員各位にはよろしくご理解を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 厚生衛生委員長の報告は終わりました。ただいまの委員長報告に対して、質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 次に、総務文教委員長の報告を願います。

   〔17番 柳田國晴君 登壇〕



◆17番(柳田國晴君) 総務文教委員会の柳田でございます。ただいまから、当委員会に付託になりました議案の審査結果及び概要につきましてご報告を申し上げます。

                   平成5年3月29日

     柏原市議会議長 冨宅平吉殿

                         総務文教委員会

                         委員長 柳田國晴

             総務文教委員会審査報告書

 1.議案第7号 柏原市文化・スポーツ国際交流基金条例の一部改正について

 1.議案第15号 柏原市高井田文化教室条例の制定について

 1.議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項について

 1.議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項について

 以上、当委員会に付託になりました各議案を慎重に審査いたしました結果、いずれも原案どおり可決することに決しました。

 それでは、審査の経過、概要につきましてご報告いたします。

 審査は、議案第7号 柏原市文化・スポーツ国際交流基金条例の一部改正についてより行いました。

 委員から、国際交流は今後ますます活発になってくることが予想されるが、寄附者からの受け入れについての取り扱いについて質疑があり、担当助役から、基金とかかわりのある企業、あるいは受け入れるのにふさわしくないと思われるものについては慎重に取り扱っており、特に民間会社などからこの基金への申し出については、将来に起きてくる問題もあるので、十分検討し、他の基金に変更するようにしている。同委員から、基金の受け入れについては、後で誤解を招かないよう留意されたいとの意見があった後、議案第7号について採決の結果、異議なく原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第15号 柏原市高井田文化教室条例の制定について、委員から、この条例の使用者の範囲の中で5人以上の団体となっているが、お茶を楽しみにしていた人や庭を見たい人などは入れないのではないか、また5人以上の団体とすること自体閉鎖的ではないかとの意見に対し、市長から、お茶等初めてされる方については、体験教室の中で週のうち日を決め、指導者をつけて参加していただけるよう話を進めている。また、庭園は公園見学の一環として自由に見られるようにできるか、検討をしている。また、使用者の範囲を5人以上としたのは、部屋数が多ければ、1人、2人の使用もできるが、1階3室、2階2室の部屋等をできるだけ多くの人に利用していただくということで5人と設定したとの答弁があり、同委員から、だれが行こうが利用でき、多くの人に利用されることが趣旨であり、この条例から人数制限を外すべきで、また使用料については、文化会館の一環として使用料を取るべきでなく、反対であるとの意思表示がありました。

 他の委員から、文化センターで実施されている文化講座をこの場所で開催する考えはないかとの質疑に、担当助役から、文化センターの講座としての開放は一般市民の利用を制限することになるので、一般市民を対象とした教室や貸し館として実施していくとの答弁がありました。

 各委員からは、

 1.市民に喜んでもらえるような運営をされたい。

 1.資料館の特別展が実施される折に野だてを催すなど、運営面での工夫をされたい。

 1.建設に当たっては多額の経費を費やしており、十分な行政効果を上げられたい。

との意見、要望があった後、挙手により採決の結果、議案第15号は賛成多数により原案どおり可決をいたしました。

 次に、議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項について歳出から審査をし、款2総務費、款8消防費については質疑もなく、款9教育費 項5社会教育費の文化・スポーツ国際交流基金繰出金の中で、交流申請は1年ごとに申請され、審査していくということで了解をされました。

 続いて歳入の審査に入りましたが、質疑もなく、議案第17号のうち当委員会所管事項について採決の結果、異議なく原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項について、歳出から審査をいたしました。

 款2総務費 項1総務管理費の自動車借上料の中で、委員から、同和対策事業の一環として借り上げている新大阪タクシーは反対であるとの意思表示がありました。

 次に、節19負担金補助及び交付金の労働組合協議会補助金の中で、委員から、昨年の10月16日に6単組から成る柏原市労働組合総連合会が結成されたが、これに対する補助金の問題、各種審議会への参画について質疑があり、担当助役から、補助金については、柏原市労働組合協議会との歴史的な背景を踏まえ、当初は地区労として市内すべての単組の労働組合が結集し発足され、当時30万円を助成していたが、昭和55年に柏原市労働組合協議会に名称を変更されたときに100万円に助成金を引き上げ、現在では16単組が加入されている。市としては、すべての単組が労働者としての組合の中で協調しながら組合活動の本質を進んでもらうということで、一本化での対応を図っており、柏原市労働組合協議会に結集されることを前提として各種審議会の委員として参画していただき、助成金も出していくとの答弁がありました。

 同委員から、現実に2つの組合の連合体があり、行政として公平に対応していくのが本来の姿であり、積極的に組合の要求も聞き入れられたいとの意見がありました。

 次に、防犯灯の補助金の中で、委員から、今回平成2年度から5分の1の防犯灯の補助金を3分の1まで引き上げられたが、さらに2分の1まで早い時期に引き上げられないかとの質疑に、担当助役から、町会との暗い箇所の解消や地元負担の軽減を図るため、他市の状況等を勘案して3分の1までの補助金としたが、平成7年ごろには2分の1の補助を考えていくとの答弁があり、同委員から、全市的にわたる問題であり、住民の負担軽減を図る上で平成6年からの実施を考えられたいとの要望がありました。

 次に、目2文書広報費の報道連絡協議会負担金の中で、委員から、本市の記事が日刊紙に取り上げられることが少ないように思われるので、市民に関心を持っていただくためにも配慮されたいとの意見がありました。

 目4財産管理費の平野地区公共用地購入費の中で、委員から、この土地は駅前再開発の代替用地とされるとのことだが、その事業もたやすく進む状況ではなく、かなり広いこの土地の有効利用を図る上で市民に開放できないかとの質疑に、市長から、代替用地として必要となる時期も若干おくれるので、その間の有効利用ということで種々検討したが、既存のままでの利用は建物の老朽化が進んでいる上から非常に難しい、複合庁舎の問題も勘案しながら来年度ぐらいには何らかの形で有効利用を図っていきたいとの答弁があり、了解されました。

 次に、節25積立金で、当初予算の段階で積み立てすることについては問題があるとの意見がありました。

 目7平和・国際事業費の中で、委員から、この予算の中には中国新郷市との交流事業費が含まれているが、中国は天安門事件を引き起こし、平和を踏みにじった国であり、その国との交流をすることに対しては反対であるとの意思表示がありました。

 目9出張所費の庁舎維持改修工事で、委員から、昭和55年、他に先駆けて国分出張所に設置されたソーラーシステムが老朽化したために新しい空調設備を入れるとのことだが、今なら効率のよいクリーンなエネルギーとしてのソーラーシステムが開発され、導入できるのではないかとの質疑に、担当助役から、ソーラーシステムを導入するとなると、開発によるコスト高により概算でも2億3,000万円が必要となり、余りにも高い。また維持管理についても、当初は安く済むが、年数が経過すればコスト高になってくることから、クリーンなエネルギーという環境面でのメリットはあるが、コストの面からエアコンとしたとの答弁がありました。同委員から、今後ともソーラーシステムの導入ができるものについては研究し、検討されたいとの意見がありました。

 コミュニティ会館建設費の中では、委員から、堅上地域にコミュニティセンターが建設されたが、当地域は利用者の絶対数が少なく、維持管理については地元負担となると大きくなり、助成を考えられたいとの要望がありました。

 次に、項3戸籍住民基本台帳費の中で、週5日制実施に伴い、電話予約による住民票や個人住民税の取得課税証明書など、電話予約制度が導入されるが、できる限りの市民サービスで対応されたいとの意見がありました。

 款8消防費については質疑もなく、款9教育費の審査に入りました。項1教育総務費 目2事務局費の学校週5日制推進会議委員報酬の中で、委員から、学校週5日制実施に伴い、土曜青少年教室や学校園の施設の開放によりさまざまな行事計画が立てられているが、これに各種団体の行事とが重複しないよう指導されたいとの意見がありました。

 項2小学校費 目2教育振興費のパソコン教室電気工事の中で、小学生にどのようにしてパソコンを導入していくのかとの質疑に、担当者から、最初はなれ親しむということを目的とし、さわる機会を持たせながら順次教科の指導、あるいはクラブ活動にと発展させたいとの答弁がありました。

 節20扶助費で、委員から、不況の中での父母の負担軽減を図る上で、生活補助基準の率を上げられたいとの要望がありました。

 次に、項4幼稚園費の中で、本市での2年保育は平成2年度から実施されているが、公立幼稚園の定員枠から外れる児童が今年度も出てくる。定員枠をつくらずに、応募者全員が入園できるように講じられたいとの要望がありました。

 項5社会教育費 目2青少年対策費の留守家庭児童会指導員報償費の中で、指導員の労働条件を改善し充実させるとともに、学校週5日制に伴い、休業日の土曜日は午前中から開所されたいとの要望がありました。

 他の委員からは、この目の中で小学校1年生から中学生までを含めた児童館の建設について、平野の公共用地を有効利用として検討されたいとの要望と、子供会育成連絡協議会補助金の中で、子供会の運営が先細りの傾向が見られるので、柏原市を担い伝統を受け継いでいってくれる子供たちに対して施策を講じられたいとの意見がありました。

 目5公民館費の中で、文化教室については応募者が多く、定員枠をふやしたにもかかわらず、なお抽選漏れが出ている状態であり、施設利用については有機的な運用を図りながら検討されたいとの意見がありました。

 続いて、款10公債費、款11諸支出金、款12予備費について審査いたしましたが、質疑もなく、続いて歳入の審査に入りました。

 款1市税 項2固定資産税 目1固定資産税の中で、委員から、平成6年は固定資産税の評価替えの年で、評価額も公示価格の70%にされ、税額については負担調整率等を用いながら急激に上昇しないように措置をとっていくとはいえ、大幅に上がっていく。地価の状況から見て国のやり方には矛盾があることを指摘する。また、項6都市計画税の中では、都市計画税の税率を引き下げて市民負担の軽減を図られたいとの意見がありました。

 次に、款2地方譲与税 項1消費譲与税は消費税導入に伴い生じたものであり、款3利子割交付金についてもマル優廃止に伴い生じたものであるから、反対であるとの意思表示がありました。

 款9使用料及び手数料 項1使用料 目6教育使用料の幼稚園入園料の中で、入園につき1人当たり2,000円を徴収しているが、無料にされたいとの要望がありました。

 あとは簡単な質疑のみで、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳出予算の流用と審査いたしましたが、質疑もなく、議案第22号のうち当委員会所管事項について挙手による採決の結果、賛成多数により原案どおり可決をいたしました。

 以上が、当委員会に付託され、審査いたしました結果の概要であります。各位にはよろしくご理解賜りますようにお願いを申し上げ、報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 総務文教委員長の報告は終わりました。ただいまの委員長報告に対して質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 次に、建設産業委員長の報告を願います。

   〔12番 寺元正二君 登壇〕



◆12番(寺元正二君) 建設産業委員会の寺元でございます。ただいまから、当委員会に付託になりました議案の審査結果及びその概要につきまして報告申し上げます。

                      平成5年3月29日

    柏原市議会議長 冨宅平吉殿

                        建設産業委員会

                        委員長 寺元正二

            建設産業委員会審査報告書

1.議案第1号 市道路線の廃止について

1.議案第2号 市道路線の認定について

1.議案第3号 工事委託契約の締結の変更について

1.議案第12号 柏原市自転車駐車場条例の制定について

1.議案第13号 柏原市自転車等の放置防止に関する条例の制定について

1.議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項

1.議案第18号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

1.議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項

1.議案第23号 平成5年度柏原市公共下水道事業特別会計予算

1.議案第28号 平成5年度柏原市水道事業会計予算

 当委員会に付託になりました議案を審査いたしました結果、議案第12号については修正可決、その他の議案については原案どおり可決することに決しました。

 それでは、審査の経過、概要につきまして報告をいたします。

 最初に、議案第1号 市道路線の廃止についてと議案第2号 市道路線の認定についてをそれぞれ審査を続けて行いましたが、質疑なく、採決の結果、両議案とも原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第3号 工事委託契約の締結の変更についての審査を行い、委員から、平成4年4月に積算基準が見直されたにもかかわらず平成3年11月に算出した概算額で契約したのかとの質疑に、担当助役から、平成4年6月契約締結時にはマンホール8ヵ所の工事、近鉄線鉄道高架下の工法の変更等の協議などで追加が見込まれていたため、今回あわせて変更した。しかし、本来は契約締結時に積算基準の見直し分を算入し、契約すべきであったとの答弁があり、また同委員から、今後増額変更されることはないのかとの質疑に、担当者から、現段階ではこの金額が限度額と考えているとの答弁がありました。

 以上の質疑の後、この議案第3号について採決の結果、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第12号 柏原市自転車駐車場条例の制定についての審査でありますが、青木委員から、この議案第12号に関して修正案が提出されたのであります。

 まず最初に原案についてより審査を行い、この中で委員から、他市の例から、屋根の有無にかかわらず7割以上の市で一時使用は100円と聞く、この料金の設定根拠はとの質疑に、担当助役から、料金算定の根拠は、民間駐車場への配慮、他市の状況などあわせて検討した結果が今回提案した料金であるとの答弁があり、同委員から、公共料金としての建前、他市の状況、国分駅前再開発ビル駐車場の料金、民間駐車場の料金を考慮すると、一時使用、屋根あり120円の料金は疑問があるとの意見がありました。

 また、他の委員から、長引く不況の中で自転車駐車場を有料化することは、市民負担の増大となり、不況対策に逆行する、また、自転車が駅前周辺から減るということも確たる根拠はない、などの理由によって、市民の負担となるこの条例に反対であるとの意思表示があり、また、駐車料金を徴収することにより自転車を盗難から守るなどのサービスが受けられないのはおかしいとの意見がありました。

 委員から、一定時間のみ管理人を配置する9カ所の駐車場についても常駐にできないかとの質疑に、担当助役から、常駐以外の駐車場については、人件費の増高、利用状況を見て今後考慮していきたいとの答弁がありました。

 他の複数の委員から、

 1.駐車場利用者の利便を考えて管理されたい。

 1.現在屋根のない駐車場についても、可能な場所から早急に屋根を設置されたい。

 1.条例の施行までに市民の理解を得られるようPRされたい。

との意見、要望がありました。

 そして、引き続いて修正案の審査を行い、最初に提出者の青木委員から提案説明がありました。

 修正の内容については、別表第2中、屋根あり一時使用の場合の120円を100円に改めたいとのことであります。

 また、その修正の理由といたしましては、

 1.営利目的ではないのだから、民間駐車場の料金より高額であってはならない。

 1.大阪府下各市の状況は、ほとんどの市で屋根の有無にかかわらず駐車料金を100円としている現状である。

との説明があり、この修正案の審査に入りました。

 委員から、金額に関係なく駐車料金を徴収するこの修正案には反対との意思表示があり、青木委員から提出されましたこの議案第12号の修正案から挙手により採決いたし、その結果、賛成多数で可決いたしました。

 引き続いて、この議案第12号の修正可決された部分を除く原案についてを挙手により採決の結果、賛成多数で可決いたしました。

 次に、議案第13号 柏原市自転車等の放置防止に関する条例の制定について審査を行い、この中で委員から、

 1.駐車場がないところ、収容台数が足りないところについても、市の責任で確保されたい。

 1.駐車場の確保には、鉄道関係者にも責任と協力を求め、折衝されたい。

 1.公共施設、商業施設及び娯楽施設に必要な駐車場の確保を義務づけるなど、開発指導要綱で規定されたい。

 1.市民の自転車の放置に対するモラルの高揚の粘り強い啓蒙が必要である。

との意見、要望があり、同委員から、自転車の撤去についてはやむを得ないと考えるが、第16条によって保管料を徴収することについては反対との意思表示がありました。

 また、他の複数の委員から、

 1.柏原駅前の駐車場を早期に設置して、経過措置の期間を明確にできるよう努力されたい。

 1.放置自転車をなくす目的で重点的に努力されたい。

との要望があり、議案第13号について挙手により採決の結果、賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会所管事項について審査いたしましたが、簡単な質疑のみで、採決の結果、原案どおり可決いたしました。

 続いて、議案第18号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)である第1表債務負担行為補正の審査を行いましたが、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算のうち当委員会所管事項の審査を行いました。

 審査は、歳出の款5農林水産業費から行いました。項1農業費 目3農業振興費の中で、都市部における農業振興のため生産緑地を選ばれた方について、そして面積要件等で選択の余地のなかった方についても、市として独自の助成を考えられたいとの要望がありました。

 目4農業土木費の中で、仮称オアシス・クリーンアップ・キャンペーンについて、このキャンペーンによって、ため池の清掃だけでなしに、ため池を壊さない、周辺の生態系を守る、家庭雑排水等汚染物質の流入を防ぐことに努められたいとの要望がありました。

 款6商工費 項1商工費で、委員から、市独自の融資制度を設けるなど、不況対策を図るよう要望がありました。

 また、目3(仮称)産業会館建設費の中で、委託料は全額市で負担するのかとの質疑に、担当助役から、設計料も建築費も区分所有面積に応じて分担することの覚書を商工会と交わしているとの答弁があり、了解されました。

 款7土木費 項2道路橋りょう費 目5交通対策費の中で、委員から、市内の自動販売機、商品等により道路が占用されている現状をいつ解消できるのかとの質疑に、担当者から、市としては、占用している方の説得、警察との道路パトロールの際に占用物を取り除いており、また警察との協議をし、対策を行い、この解消に努めたいとの答弁があり、同委員から、特に柏原駅東側の現状はひどく、早急に対策を講じるよう要望がありました。

 項3都市計画費 目1都市計画総務費の中で、委員から、青谷地区地域整備調査委託料について、地元の方々が一番望んでいる道路整備から行うべきではないかとの質疑に、担当助役から、総合計画の中でもこの地域は土地区画整理事業の整備を図ることが位置づけられており、当然その中で幹線道路も整備できるとの答弁があり、同委員から、以前東部丘陵地の調査が行われた結果、現在の乱開発を、間接的にではあるが誘発したと考えられる、その反省を繰り返してもよいのかとの質疑に、担当助役から、東部丘陵地については、指針を策定したことにより営利を目的とした乱開発が抑えられることになり、むしろ秩序ある開発につながっているとの答弁があり、同委員から、

 1.乱開発を誘発するように市民に誤解を受ける結果となった東部丘陵地調査の教訓が生かされていない。

 1.住宅建設を含む土地区画整理事業の計画を打ち出すのは、現在の経済情勢、住宅建設の動向から公費のむだである。

 1.道路改良の手法の検討、地元の調整を十分行った後で計画すべきである。

との理由から、この委託料を凍結すべきであり、反対であるとの意思表示がありました。

 また、同委員から、生産緑地関連整備計画策定調査委託料について、宅地化を選んだ農地において、行政が開発を促進するような計画を策定すべきではない。また、面積等の要件のためやむを得ず宅地化を選ばれた方についても農業を続けられるよう方策を考えるのが市としてとるべき態度であり、この委託料については反対であるとの意思表示がありました。

 目3公園緑化費の中で、草木を植栽した、むしろ子供が球技などができないような老人、乳幼児が憩う公園設置の要望がありました。

 続いて、歳入の所管事項の審査を行い、款9使用料及び手数料 項1使用料 目5土木使用料の中で、委員から、自転車等駐車場使用料、自転車等移動保管料については、条例の制定に反対している同趣旨でこれらの使用料には反対であるとの意思表示があり、この議案第22号のうち当委員会所管事項についてを挙手により採決の結果、賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 次に、議案第23号 平成5年度柏原市公共下水道事業特別会計予算の審査を行いましたが、簡単な質疑のみで、採決の結果、原案どおり可決されました。

 続いて、議案第28号 平成5年度柏原市水道事業会計予算の審査を行いました。

 審査は、収益的支出から行いました。款1事業費 項1営業費用 目4水質検査費の中で、委員から、水質基準の変更についての対策はとの質疑に、水道事業管理者から、法律改正により本年12月1日から検査項目が85項目となり、新しく追加された項目については新たに検査機器、人員が必要となる。具体的に決まっていないが、追加項目について府で府下のすべての市町村の検査をするセンター的なものを設置しようと進められている。市としても、水質検査室の充実も考えており、今後検討し、施行までに対応したいとの答弁があり、同委員から、現在の環境問題を考えると、根本的に今までの考え方を改めて水質検査を厳格に行われたいとの要望がありました。

 収益的収入の款1事業収益 項1営業収益 目1給水収益の中で、委員から、減債基金等の一部を使って水道料金を値下げできないかとの質疑に、水道事業管理者から、資金の積極的な運用、口径別分担金などによる利益で黒字となっており、水道料金の負担によるものではない。値下げより、少しでも長く現行料金で据え置くことが市民への還元と考えているとの答弁があり、また同委員から、前回の値上げは過大見積もりであり、運用益の一部を使い料金を値下げして市民に還元することを考えていないこの予算には反対であるとの意思表示がありました。

 そして、この議案第28号について挙手により採決の結果、賛成多数で原案どおり可決いたしました。

 以上が、当委員会に付託され、審査いたしました結果及びその概要であります。これで報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 建設産業委員長の報告は終わりました。ただいまの報告に対して質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。以上で各委員長の報告並びにそれに対する質疑は終わりました。

 議案第1号から議案第3号まで、議案第6号から議案第7号まで、議案第9号から議案第13号まで、議案第15号から議案第21号まで、議案第23号から議案第28号までの23件につきまして一括して討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 直ちに採決に入ります。

 お諮りします。議案第1号 市道路線の廃止について、議案第2号 市道路線の認定について、議案第3号 工事委託契約の締結の変更について、議案第6号 柏原市高額療養費貸付基金条例の一部改正について、議案第7号 柏原市文化・スポーツ国際交流基金条例の一部改正について、議案第9号 柏原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、議案第10号 柏原市立老人福祉センター条例の一部改正について、議案第11号 柏原市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について、議案第16号 柏原市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第17号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第7号)、議案第18号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第19号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第4号)、議案第20号 平成4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)、議案第21号 平成4年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第3号)、議案第23号 平成5年度柏原市公共下水道事業特別会計予算、議案第25号平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算、議案第26号 平成5年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算、議案第27号 平成5年度柏原市市立柏原病院事業会計予算に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。よって本18件は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第6号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第23号、議案第25号、議案第26号、議案第27号は原案どおり可決されました。

 続いて、議案第12号についてを採決いたします。

 議案第12号 柏原市自転車駐車場条例の制定についてに対する委員長の報告は修正であります。まず、委員会の修正案を採決いたします。建設産業委員会の修正案に賛成の諸君の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(冨宅平吉君) 挙手多数であります。よって委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正可決した部分を除く原案について採決いたします。

 修正部分を除くその他の部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(冨宅平吉君) 挙手多数であります。よって修正可決した部分を除くその他の部分は原案どおり可決されました。

 次にお諮りします。議案第13号 柏原市自転車等の放置防止に関する条例の制定について、議案第15号 柏原市高井田文化教室条例の制定について、議案第24号 平成5年度柏原市老人保健医療事業特別会計予算、議案第28号 平成5年度柏原市水道事業会計予算に対する委員長の報告は原案可決であります。

 よって本4件を委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(冨宅平吉君) 挙手多数であります。よって議案第13号、議案第15号、議案第24号、議案第28号は原案どおり可決されました。

 次に、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算について討論に入ります。討論の通告が出ておりますので、順次発言を許可いたします。

 最初に、原案反対者の和田周二君の発言を許可いたします。

   〔5番 和田周二君 登壇〕



◆5番(和田周二君) 5番議席、日本共産党市議会議員団の和田周二でございます。私は、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算案に反対し、反対討論をいたします。議員諸氏のご清聴、ご協力をお願いを申し上げます。

 既にこの一般会計予算案に対して私ども当市議団は、本会議での代表質問、また委員会での審議を通じて各費目ごとに反対の意向を明らかにしてまいりました。私からは、多くを述べれば切りがありませんので、一般会計予算原案への反対の趣旨を主に2つの観点に絞って述べたいと考えております。

 さて、反対のまず第1の趣旨は、この予算総額が前年度対比伸び率4.1%と低く抑えられ、この5年間のうちでも一番前年との伸び率が低いという市民不在の予算になっているということであります。ご存じのように、今深刻な不況が市民生活を襲っております。このような時期の新年度予算編成に当たっては、広い意味での総合的な不況対策型の予算編成にするのが当然だと考えます。一般的に言っても、まず第1は、本来ならば市独自の思い切った市内中小企業向けの不況対策を計上すること。第2は、市の公共料金の引き下げや都市計画税の軽減などにより、直接的には市民負担軽減を図り、間接的には消費、購買力の向上を図る。第3は、市民生活密着型の施策をたくさん組み、組んだ予算が市民に還元されていき、地域経済を刺激する。第4は、市の公共事業の投資的経費については、年度を早めてでも積極的な予算編成を行うことが、今何よりも重要だと考えます。

 このような予算編成を行っていこうと思えば、基金等からの思い切った取り崩しも必要でしょうし、このような不況のときほど、行政としては歯を食い縛ってでも積極的な形の予算にしていくべきだと考えております。にもかかわらず、我が党も昨年来繰り返し提案してきている市としての抜本的な不況対策も組まれておりません。また、市民負担の軽減を図るべきところが、予算として出されてきたのが、市内駅前の自転車駐車場の有料化案であります。通勤・通学など、市民のいわば足にまで負担をかける今回の自転車駐車場有料化は許すわけにはまいりません。さらに放置自転車については、これまでは撤去だけであったのが、今後は撤去保管料まで徴収されるということであります。これでは市民負担が増すばかりで、この不況下、市民にとっては追い打ちとも言える仕打ちになります。財布のひももますます締まります。

 ここであえて提言的に述べるなら、生活密着型の施策を組むという点では、我が党市議団が昨年秋に市長に対して要望した平成5年度予算及び当面の施策に対する要望書の中でもたくさん提案をしておりますが、その中から1つ、2つ例を挙げますと、高齢者・障害者向けの住宅改修費助成制度、また高齢者向け専用住宅の建設などの施策は福祉の観点からも重要ですが、改修費助成となれば100万円、200万円という規模ですし、町の一人親方と言われるような大工さんに改造の工事依頼がいくわけです。また高齢者向けの住宅の建設でも、大きなプロジェクトの公共事業というよりは、中小企業に仕事が回ります。お年寄りにも喜んでもらえるし、一石二鳥であります。このように生活密着型の施策を細かくたくさん実施することが、直接的、間接的にも事業効果を上げてまいります。

 確かに不況対策は、政府など抜本的な対策抜きには克服するのは大変でありますが、地方自治体も、今の不況下の市民の立場に本当に立つならば、やらなければならない市の施策は明確であります。柏原市の新年度予算が不況という市民の暮らしの今一番深刻な事態に考慮が全くされていないということが、そもそも反対の趣旨であります。

 次に、反対の第2の趣旨は、柏原の都市計画開発のあり方についてであります。我が党市議団は、これまでも議会でたびたび取り上げてきたように、乱開発で貴重な自然環境が奪われないようにと、その対策を訴えてまいりました。そのためには、具体的に環境保全条例をつくるにとどまらず、必要な対策を、行政が打ち尽くせる手を講じ切るということが大切であるということを要求してまいりました。

 しかし、新年度の予算案で出てきたものに、青谷地区地域整備調査委託料があります。我が党は、この地域を含む東山地域の整備については、1つは貴重な緑など自然環境を保全すること。2つ目は、この環境を生かして市民の皆さんのみならず、多くの府民の皆さんに自然を満喫し、憩えるようなものへの整備。3つ目は、地元地場産業との関係や住民要求から、地域住民にとって真に有益なものになるような整備であるべきだと考えております。だから、第2次総合計画の策定の時点でも、今後2000年までに東山地域だけで9,000人の人口をふやすという計画に反対をしてまいりました。

 この間の経過を見ても、第2次総合計画決定後、この計画の具体化として1990年度、平成2年度に東部丘陵地調査委託料778万6,600円が支出されました。コンサルタントによりプラン化され、発表された内容は、通称上徳谷という地域を、住宅公団等による住宅開発を中心として大規模開発をするというものでありました。我が党は、この計画がもし実施された場合、全体規模の68ヘクタールのうち約40へクタールもの面積の環境がつぶされ、大変なことになると考えていました。しかし、この計画は、府サイドから、経済動向その他諸事情等から住宅開発という方向を見直してはどうかと指導があったと言われ、実際約800万円もかけて青写真はつくられましたが、当初予定されていた住宅公団方式による開発は行われずに至っております。

 この東部丘陵地調査の結果から教訓とすべき問題点は、1つは、この調査委託料が結果的に全く公金のむだ遣いになったということであります。2つは、最近この同じ地域を民間企業などが開発しようと進めているとも聞くわけで、このまま進むとしたら、これで市民から、結果的に民間企業の開発に道を開いただけではないかとの批判を受けかねないわけであります。これでは、行政が民間開発を誘発、促進しているのと同じであります。3つ目には、住宅公団がやるのだからと、半ば公的な機関であれば何をしてもいいというものではありません。公的開発であっても、自然破壊につながらないか、考慮されて計画されるべきであります。

 こうした東部丘陵地調査委託料の教訓に立てば、今回のような同種の調査委託料の予算化は当然慎重になるべきであります。またぞろ東部丘陵地調査委託料の二の舞になることが懸念されます。今回予算化された区画整理を目的とした計画づくりといっても、事前に住民意識の正確で厳密な把握などが行われたのか疑問ですし、また計画ができ上がったとしても、行政として上からプランをかぶせるだけであって、当然現在のこの地域の環境を大幅に変えてしまうその計画が真の住民要求に根差したものになるかは、問題の残るところであります。今取り組むとしたら、道路の改良の課題や下水道の早期導入、また生産緑地等との関係からの農業振興策などに行政として全力を挙げるべきです。この青谷地区地域整備調査委託料、この予算は凍結すべきであり、反対であります。

 また、生産緑地関連整備計画策定調査委託料についても予算化に反対であります。この委託料の予算化は、新生産緑地制度に関して宅地化を選ばれた農地をどのように開発していくかという計画づくりのためと言われております。既に我が党は、新生産緑地制度については、従前は農地に対する固定資産税の課税は農地として課せられていたものを、30年の営農、500平米以上の厳しい条件がつけられ、選択にはよるものの、宅地並み課税が課せられるということで、1991年の国会で反対をしてまいりました。また、昨年の3月議会での予算化に際しては、あわせて500平米以下の選択の余地もなかった農地には宅地並み課税として重税になると反対をいたしました。その後も、我が党が指摘していた問題がやはり現実的に深刻な問題として残されたままになっております。

 今、生産緑地関連で対策を打つとしたら、まず第1には、そもそも法の精神にもある、生産緑地を指定された農地の保全という農業を続けやすくするための対策を図るべきであります。2つは、500平米以下の、選択の余地がなく宅地並み課税がかかっている農地への対策であります。

 しかし、今回予算化されてきたのは、1つ目の農地の保全という対策では、標識ぐいを立てるだけであり、2つ目の500平米以下の農地への対策では、全く考えられていないということだけでなく、宅地化を選んだ農地の開発の方向での計画づくりであります。宅地化を選んだ農地については、それぞれ所有者がどう開発するかについては個々人が対処されればいいことであり、宅地化を選ばれた農地についても、行政がやるべきことは、緑地保全、農業振興の立場から、むしろここでも農業を続けやすい政策の方向で対処するべきであって、行政が開発促進ともとれるような対応をすべきではありません。この生産緑地関連整備計画策定調査委託料の予算に反対であります。

 以上のとおり、2つの委託料予算にあらわれた市の都市計画のあり方に反対であります。

 議案第22号、平成5年度一般会計については、以上述べたとおり、大きく言って不況対策を中心とした予算編成の観点からと、市としての都市計画のあり方からの2つの観点から反対であります。

 以上が私の反対討論であります。議員諸氏のご賛同をよろしくお願いをいたしまして、長らくのご清聴ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 次に、原案賛成の中村幸平君の発言を許可いたします。

   〔8番 中村幸平君 登壇〕



◆8番(中村幸平君) 8番議員、新社民クラブの中村幸平であります。私は、共産党の和田議員の反対討論に対しまして、議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算の原案に賛成の立場から意見を述べたいと思います。議員各位におかれましては、よろしくご賢察の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げる次第であります。

 ただいま、和田議員が平成5年度柏原市一般会計予算についての反対の趣旨の意見を述べられましたが、このことは、議案第22号の一般会計予算すべてに反対であるということになります。これらの意見は、市民のためというよりも、党のための反対、反対のための反対であると思うものであります。予算は、市の行政活動がどのような形で行われるかを財政面から具体的に表現したもので、市民に対して行財政の情報を提供し、市民が納められた税金がどのように使われ、どのように還元されるかを判断するものであるということがいまだご理解されていないのではないかと思います。ただいまの趣旨や各委員会での各項目への主な反対の意見について、私は賛成の立場から議論をしていきたいと思います。

 共産党が反対されている予算の歳入の面でも、都市計画税の現行税率についてがございます。ご承知のとおり、この税は目的税であり、都市整備のために充当する財源であります。本市は、都市計画法に基づく公共下水道事業、街路事業等、まだまだ都市基盤整備を促進しなければならないと考えております。このためには、現行税率を引き下げることなく、維持する必要があり、一日も早く公共下水道などを整備され、全市民が享受することを望むものであります。

 次に、委員会でもおっしゃっておられましたが、消費譲与税については、私も消費税につきまして今も反対している立場の一員であります。平成元年度の税制改定により電気、ガス税が廃止され、その補てん措置として、国において消費譲与税が施行されたものでありまして、地方財政を守る立場からも、また消費譲与税を予算化しないということは、地方財政法では厳しく禁じられておるわけでございます。また、消費税に対する市の姿勢として、市民の生活を守る立場から各種使用料への転嫁が見送られていることも勘案して、やむを得ないものと考えておるわけございます。また、利子割り交付金につきましても、同様にマル優廃止に反対した一員として、さきの理由と同様の理由により賛成をするものであります。

 次に、敬老福祉金について、これも委員会で68歳、69歳にも支給すべきであるとおっしゃいましたが、63年度からは、これにかわる施策として寝たきり老人見舞金及び長寿祝金制度を実施されており、高齢化社会を反映しての時代に即応した施策であり、私は高く評価するものであります。

 次に、歳出予算の平和・国際事業費の中で、共産党は、中国と友好交流をするための予算であるから反対であると言われております。ご承知のように、世界は今やボーダレスの時代、国境のない時代に突入したと言われております。私たちは「地球丸」という船の乗組員としての共同の運命と責任を負っており、自国のことのみに専念できる時代ではないと思います。そのために何が必要なのか。それは、世界の国々との相互理解と協調であります。国際交流は、それを実現する手段であります。

 国際交流には、2つの面があると私は思います。国と国との外交のほかに、市民レベルによる交流がございます。私たち自治体が目指しているのは、この市民と市民の国際交流であります。たとえ日本の共産党と相入れない社会体制の相違がありましても、とりわけ中国に対しましては、過去日本が一方的に侵略をした歴史を持っているわけでございます。市民レベルでの自由な交流が行われれば、その中でそれぞれの立場の違いが理解でき、お互いの長所や欠点を学び合うことができるのであります。私も去年11月に柏原市友好訪中団の一員として中国新郷市を訪れ、市の代表者だけの交流ではなく、一般市民とも接し、交流を図れたと自負しているところであります。

 これらの予算には、昭和60年10月、世界の恒久平和と明るく住みよい社会建設のために決議した平和都市宣言を市民の皆さんに十分認識していただくとともに、平和のとうとさを広く市民に訴え、二度と過去の過ちを繰り返さないよういま一度平和について考えていただくための啓発活動、すなわち平和展などの事業予算も含まれておるわけでございます。この平和・国際事業を否定することは、大きな問題であります。

 また、先ほどのご議論の中でも、市中中小企業業者の不況対策について述べられました。バブル崩壊についての不況は大変厳しいものがございます。しかし、さきに昨年12月議会において、私も市独自の融資制度を要望したところではありますが、理事者よりは、検討はするが、財政規模の小さい自治体としては非常に難しいとの答弁がございました。現在のところ市は、府融資制度及び去年暮れからのバイタル7000、また新しくなりました緊急経営支援特別融資の制度を利用することをお願いすることもやむを得ないものと考えるものであります。

 また、景気の低迷が続いている今日、経済を上向きにする一つの手だてとして、地域の特色を生かした投資的事業の積極的な推進がございます。柏原小学校屋内運動場改築事業、堅下小学校、玉手小学校の大規模改造事業及び一部下水道事業の面整備等においても、実施設計を終わり、景気不況の観点からも早期に実施、施工ができるよう特に配慮されているものと思われます。

 次に、都市計画費の中の都市計画総務費委託料のうち青谷地区地域整備調査委託料について述べられました。この青谷地域は、昭和45年当初に市街化区域に指定された地区であります。本来市街化区域は、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とされておりますが、当該区域については、市街化計画もなく今日に至り、また人口の減少傾向、JR堅上駅の無人化等の問題も提起されている現状であります。また、この地域は第2次柏原市総合計画においても住宅地として位置づけられ、今般、この地域のうち市道青谷東条線以東JR柏原線以北、堅上駅西約0.4キロメートルの地域、約7ヘクタールの区域について道路、公園等の公共施設、秩序ある住宅の供給など、地域の活性化を図るため区画整理事業等による面的整備計画を策定されることは、市としての指針を示すことで、またこの地域を乱開発から守るためにも、これらに対する調査委託経費は当然必要であるものと考えるものであります。

 また、生産緑地関連整備計画策定調査委託料につきましても、先般の生産緑地法の改正によりまして、農地として保全する生産緑地と宅地化する農地とに区域区分を定められたことは、ご承知のことと思います。良好なまちづくりの促進を図るため、緑地機能と多目的保留地機能を持つ生産緑地と宅地化農地をあわせて地域整備、区画整理事業の可否や、道路、公園などの公共施設としての活用方針などのマスタープランを策定するため、大阪府の補助制度にのっとりこの調査委託料をすることは、将来の柏原市にとって秩序あるまちづくりを促進する上で必要なものであると考えるものであります。

 東山開発についても、個々の開発は関係法令に基づいて許可されるものであります。しかし、違法な乱開発については監視をし、排除していく必要がございます。したがいまして、現状のすべてを違法行為であるかのような印象を与える乱開発という言葉で決めつけるのは、いかがなものであるかと思います。開発そのものによって自然環境に影響をもたらさないとは言い切れませんが、できる限り自然を残した方法での法令に基づいた土地利用である限り、私有財産権を侵害するわけにはいかないと思います。

 次に、自転車駐車場の有料化についてでありますが、共産党の言われる自転車駐車場は、無料でしかも制限することなく収容できるのが理想ではありますが、自転車は大変簡単で安い乗物として、利用者の潜在需要は多大であります。本市においては、これらの利用者の要請にこたえるために既に16カ所で四千数百台が収容できる駐車場を確保したことは、本当に感謝を申し上げるところであります。しかし、なお十分とは言えない状況にあります。このため、新たな駐車場の確保と立体化などによる収容能力の増加に向け努力をされておりますが、何分駅周辺という限られた条件のもとでの増設は、極めて困難な状況となっております。

 こういった事情は、本市だけにとどまらず、大都市への通勤圏自治体にとって共通の課題であり、府下の各市におきましては、既に条例制定と有料化で放置自転車の根絶にかなりの成果を上げられていることにかんがみまして、また、このような制度がない市が大阪府下32市中、柏原市を入れて4市だけになった今、むしろ遅きになった感すらいたします。これまで本市は、市民に負担をかけずに自転車駐車場の増設を図る努力を続けてこられましたが、駅前の放置自転車は後を絶たず、自転車駐車場の中で自転車を預けたものの、置いた自転車すら取り出せないような現状を解消するためにも、本年10月1日をもって実施される計画は、仕方がないものと考えます。

 さらに財政規模を見ますと、柏原市の対前年度伸び率4.1%増は、国の一般会計の0.2%増、国が示す地方財政計画の2.8%増をかなり上回っておるところであります。景気に配慮した積極的な予算と評価できるものであります。このためには、財政調整基金4億円、公共施設等整備基金5億900万円、減債基金9,356万円、合わせて約10億円の取り崩しをもって歳入に充てておられるところであります。生活に密着するところのガイドヘルパー派遣事業、在日外国人障害者福祉金制度の新設、防犯灯の助成増加、他の科目においても電気自動車の導入、ごみ及び環境対策など、数々の新しい施策が展開され、民生費、そして教育費、土木費が歳出の構成比で前年度よりすべて増加しております。バブル経済崩壊後の税収の減の中での予算編成の努力がうかがえるものであります。

 以上、日本共産党の原案反対に対しまして、原案賛成の立場で意見を申し上げてまいりました。率直に言って、さきにも申し上げましたとおり、共産党の原案反対は、議案第22号の平成5年度柏原市一般会計予算すべてにわたって反対であるということになります。この予算には、幼い子供たちを守り、また高齢者に優しい、また生活保護などの被保護世帯への扶助など、市民の命と教育や健康、暮らしを守る予算が含まれており、この予算に反対されるということは、共産党は市民不在の行政でよいのですかと思いたくなります。このことにより柏原市民に重大な支障を及ぼし、多大の迷惑をかけることになるわけであります。このような意見には賛同しがたく、断じて認めることはできません。どうか議員諸兄におかれましては、よろしくご賢察賜りまして、私の意見にご賛同くださいますようお願い申し上げ、議案第22号原案賛成の討論を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 以上で通告者による討論を終結いたします。他に討論の申し出もありませんので、討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りします。議案第22号 平成5年度柏原市一般会計予算に対する各委員長の報告は原案可決であります。よって本件は各委員長の報告どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(冨宅平吉君) 挙手多数であります。よって議案第22号は原案どおり可決されました。

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○議長(冨宅平吉君) 次に、日程第25、議案第29号 工事請負契約の締結の変更についてから日程第27、議案第31号 工事請負契約の締結の変更についてまでの3件を一括して議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに理事者の説明を求めます。

   〔企画財務部長 戸塚 武君 登壇〕



◎企画財務部長(戸塚武君) 私からは、議案第29号、議案第30号、議案第31号の工事請負契約の締結の変更についてご説明申し上げます。

 お手元に、「契約関係説明資料」という図面を配付していると思います。ひとつそれをご参照いただきたいと思います。

 まず、議案第29号でございます。工事請負契約の締結の変更についてでございます。この件につきましては、平成3年9月20日締結の公共下水道工事(西)3−1工区及び同じく(その2)に関する請負契約を次のとおり変更し、締結するものでございます。

 場所につきましては、大正西のコミュニティセンターの前の公園用地を工事基地といたしまして、ここから西へ流域下水道の飛行場南幹線まで約200メーター、それからこの公園用地から南に大正通りまで約220メーターが工事場所でございます。

 契約の金額でございますが、変更前が3億6,771万円、これに2,507万6,380円を追加いたしまして、契約変更後の金額を3億9,278万6,380円にするものでございます。

 主な変更の理由でございますが、地下埋設物移設等によります復旧面積の増、それから、発進立て坑付近の地下水の調査しましたとき以上の湧水発生によりまして付近家屋に影響が出てきたため、地盤改良の追加を行いました。それから、当初、公園用地であるため地上に構造物を設置せず、地下に手動操作をするゲートで施工する予定でございましたが、緊急時に問題がありまして、地元水利組合と協議の結果、自動操作に変更する等のものでございます。この理由によりまして、契約の最終日が平成5年3月31日でございましたのを、工期を平成5年5月31日までに繰り越すものでございます。

 次に、議案第30号 工事請負契約の締結の変更についてでございます。平成4年6月26日締結の公共下水道工事(国)4−1工区、同じく(その2)でございます。これに関しまして請負契約を次のとおり変更し、契約を締結するものでございます。

 この場所につきましては、お手元の2ページの参考図面によりますが、玉手町16番地先から円明町9番地先までの延長450メートルでございます。

 契約変更前の金額が2億5,853万円、これに959万6,510円を追加いたしまして、契約変更後の金額を2億6,812万6,510円にするものでございます。

 これの変更の主なる理由でございますが、発進立て坑周辺におきまして、地元よりの要望により迂回路の変更、それから代替駐車場の設置を行ったため。2つ目といたしまして、地下埋設物移設等によります復旧面積の増。3つ目といたしまして、地盤及び地下埋設物の関係から、推進工法に使います推進機の撤去方法の変更により増加したものでございます。

 次に、議案第31号でございます。一番最後の図面でございます。工事請負契約の締結の変更についてでございます。

 平成4年9月21日締結の公共下水道(西)4−1工区、同じく(その2)及び長瀬川環境整備工事4−1工区、同じく(その2)に関しまして、次のとおり変更をし締結するものでございます。

 この場所につきましては、柏原機械の一番端のところにかかっております河原橋、ここから上流に向かいまして、公共下水道(西)4−1工区及び(その2)につきましては約420メートル、長瀬川環境整備工事4−1工区及び(その2)につきましては約140メートルを施工するものでございます。

 この契約変更前の金額でございますが1億4,832万円、これに1,607万6,240円を追加いたしまして、変更後の金額を1億6,439万6,240円に変更するものでございます。

 まず、公共下水道(西)4−1工区(その2)につきましては、この工事は既設の汚水溝のコンクリートを取り壊しまして、その跡を公共下水道として整備するもので、この汚水溝を取り壊すときに工事騒音が非常に長期にわたりますために、周辺住民からの苦情も多く、検討いたしました結果、長い区間を同時施工するということとしましたために、締め切り工を150メートル追加変更するものでございます。このために、これの工事の終わりの工期、これが平成5年3月31日まででございましたが、これにつきまして平成5年5月31日まで延期をしたいと、こういうものでございます。

 それから、長瀬川環境整備工事(その2)につきましては、町内の検討会議を進める中でいろいろ意見とかご提案をいただきまして、ベンチ、装飾モニュメント等を追加いたします。その次に、仮設歩道を設置いたしておりますが、当初幅90センチで計画しておりましたが、実施に当たりまして、警察の指導もございまして、この90センチの幅をもう90センチふやしまして1メートル80に変更をしたものでございます。

 以上の理由によりまして変更契約の提案をさせていただくものでございます。ひとつよろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。

 質疑に入ります。質疑はありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本3件は委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本3件は委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りします。議案第29号 工事請負契約の締結の変更について、議案第30号 工事請負契約の締結の変更について、議案第31号 工事請負契約の締結の変更については、いずれも原案どおり可決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって議案第29号、議案第30号、議案第31号はいずれも原案どおり可決されました。

 ここで暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時58分



△再開 午後1時0分



○議長(冨宅平吉君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。

 日程第28、議案第32号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに理事者の説明を求めます。

   〔企画財務部長 戸塚 武君 登壇〕



◎企画財務部長(戸塚武君) 議案第32号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。

 条例の本文は5ページにございます。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例について。この第2条に、現在議会の議決に付すべきものは9,000万円以上ということになっておりますが、これを1億5,000万円に改めるものでございます。この一部改正は、地方自治法施行令が平成5年3月12日に一部改正されましたことに伴いまして、改正を行なうものでございます。

 内容でございますが、先ほど申し上げましたように、工事または製造の請負で議会の議決に付さなければならない契約の額を、予定価格9,000万円以上を1億5,000万円に改正するものでございます。この条例につきましては、公布の日から施行するというものでございます。ひとつよろしくお願い申し上げます。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件は委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りします。議案第32号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部改正については原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって議案第32号は原案どおり可決されました。

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○議長(冨宅平吉君) 次に日程第29、議案第33号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに理事者の説明を求めます。

   〔福祉事務所長 豊田陽夫君 登壇〕



◎福祉事務所長(豊田陽夫君) 6ページをお開きいただきたいと思います。私からは、議案第33号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正についてご説明申し上げます。

 改正条文は7ページでございます。今回ご寄附をいただきましたのは、島根県益田市下本郷町56−1に本社のあります株式会社オオクボ様でございます。株式会社オオクボ様は、昭和40年に食肉製造販売会社として益田店を開店されて以来35周年を迎え、出店数も150店を数えるに至りました。そこで、これを記念して売上金の一部を出店市の地域福祉に還元をという意味から、73万円を老人福祉基金にご寄附いただいたものであります。柏原店は清州1丁目1−44にございます。

 また、柏原市円明町12−1にご在住の森佳覚氏から、去る2月3日に亡くなられました父覚念さんの供養として100万円の寄附の申し出がございました。ご寄附をいただきました趣旨は、老人福祉の向上に役立ててほしいということでございます。

 これらをありがたくちょうだいいたしまして、柏原市老人福祉基金条例に受け入れ、条例別表に「株式会社オオクボ73万円」「森覚念記念老人福祉寄附金100万円」の2項を加えるものでございます。

 なお、今回の寄附を加えますと、老人福祉基金の総額は3,073万円となります。基金から生じます収益金につきましては、ご寄附をいただきました皆さんの意志を十分反映させ活用してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上、終わります。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件は委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りします。議案第33号 柏原市老人福祉基金条例の一部改正については原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって議案第33号は原案どおり可決されました。

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○議長(冨宅平吉君) 次に日程第30、議案第34号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第8号)から日程第32、議案第36号 平成4年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの3件を一括して議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに理事者の説明を求めます。

   〔企画財務部長 戸塚 武君 登壇〕



◎企画財務部長(戸塚武君) 議案第34号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第8号)についてご説明申し上げます。

 8ページをお開きいただきたいと思います。第1条で、歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ7,300万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ219億5,783万3,000円とするものでございます。第2条で、債務負担行為の補正をしております。

 9ページ裏をお開きいただきたいと思います。第2表債務負担行為の補正でございます。国分駅西交通広場用地買収が煮詰まってまいりましたので、債務負担をするものでございます。事項につきましては、柏原市土地開発公社の公共用地取得資金の借り入れに伴う金融機関等に対する債務保証でございます。期間は、平成4年度から償還の日まで。限度額につきましては、国分駅西交通広場の用地先行取得に要する額及びこれに附帯する利子所要額といたしております。

 13ページをお開きいただきたいと思います。歳出でございます。総務費 項1総務管理費 目財産管理費補正額6,790万円でございます。積立金で6,790万円。これにつきましては、1月23日以後の開発指導要綱に基づきます開発協力金で、公共施設等整備基金に積み立てるものでございます。

 次に、款3民生費 項1社会福祉費 目老人福祉費補正額173万円でございます。節28繰出金173万円、これは、先ほどの老人福祉基金条例のところで福祉事務所長が説明いたしましたとおりでございます。この分を老人福祉基金の方へ繰り出すというものでございます。

 次に、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費補正額337万円、節職員手当でございます。これは幼稚園教諭1名分の退職金に充てるものでございます。

 11ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。款3利子割交付金 項1利子割交付金 目利子割交付金でございます。補正額▲1億3,889万9,000円でございます。節も同額でございます。これは、利子割交付金が3月24日に内示されましたので、当初予算との差額を減額補正するものでございます。これは預金利子の利息として20%課税されますが、このうち5%が都道府県、市町村に配分されるものでございます。預金利子の減少による減額でございます。

 次に、款5地方交付税 項1地方交付税 目1地方交付税補正額9,845万2,000円でございます。これは、特別交付税が3月16日に確定いたしましたので、当初予算との差額を計上するものでございます。

 次に、款12寄附金 項1寄附金 目指定寄附金補正額173万円でございます。これは、歳出のところで繰り出します老人福祉基金の寄附額173万円でございます。

 次のぺージで、款14諸収入 項5雑入 目雑入補正額1億1,171万7,000円、節も同額でございます。これは、先ほど歳出のところでご説明申し上げました開発指導要綱に基づきます協力金6,790万円と、退職手当に係ります水道事業会計負担金97万5,000円−−退職者が水道会計に在職した年数分を一般会計に繰り入れてもらうものでございます−−と、その他雑入4,284万2,000円でございます。

 簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご決定賜りますようお願いいたします。

   〔下水道部長 舟橋清光君 登壇〕



◎下水道部長(舟橋清光君) 私からは、議案第35号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。

 議案書の16ぺージをお開きいただきたいと思います。今回お願いをいたしておりますのは、繰越明許費の設定をお願いいたしております。地方自治法第213条第1項の規定により、繰り越しして使用することのできる経費は第1表繰越明許費によるということでございます。

 16ページの裏をお開き願いたいと思います。款下水道費 項下水道建設費、事業名といたしまして公共下水道工事、これで4,500万円。内訳といたしまして、(西)3−1工区その2、いわゆる大正幹線でございます。それから(西)4−1工区その2、いわゆる堂島幹線でございます。場所等につきましては、午前中に契約関係の資料を配付させていただいておりますので、ご参照いただきたいと思います。

 理由といたしましては、(西)3−1工区につきましては、地下埋設物等の調整が若干おくれてまいっておりますので、舗装について大体5月末ごろまでかかる見込みでございます。公園用地の部分については3月末に完成をいたします。次に、(西)4−1工区のその2でございますが、この工事につきましても、用水管理者との調整、それから工事用資材の搬入路、これの調整がおくれまして、5月末ごろまで一部工事が延びる予定でございます。よろしくお願い申し上げます。

 次に、建設負担金でございますが、寝屋川南部流域下水道建設負担金−−大阪府へ支払いする分でございます、それと大和川下流東部流域下水道建設負担金、両方で530万円でございます。合計いたしまして、5,030万円でございます。流域の分につきましては、現在施工されております飛行場北幹線5工区が約6カ月ぐらいおくれる見込みでございます。これにつきましては、地元との調整等で若干工事がおくれたということでございます。それから大和川下流の方につきましては、大井処理場での工事の部分で一部進入路が、地元の調整でこれもおくれたようでございます。そういったことで、これについては4月末で完成をするというふうに聞ております。

 以上、まことに簡単でございますが、よろしくお願い申し上げます。

   〔水道局理事兼次長 山田 正君 登壇〕



◎水道局理事兼次長(山田正君) 私からは、議案第36号 平成4年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。議案書の17ページでございます。

 今回提案させていただいておりますのは、退職給与金、それから消費税などでございます。議案書の第2条に記載してありますとおり、平成4年度柏原市水道事業会計の第3条予算の収益的収入及び支出にそれぞれ3,544万2,000円を追加いたしまして、総額をそれぞれ16億7,047万7,000円とするものでございます。

 詳細につきましては、22ページの「補正予算基礎資料」で説明させていただきす。

 まず、支出から申し上げます。項1営業費 目総務費で、退職給与金といたしまして3,046万7,000円の補正で、これは、水道局におきまして31日付で退職される職員の分でございます。

 次の営業外費用といたしまして消費税で400万円、これは、本年度末精算で不足する額を補正させていただいております。

 その次の雑支出で、退職給与負担金といたしまして97万5,000円。これは、市長部局で退職される方の水道局勤務期間の分といたしまして負担するものでございます。

 以上、補正総額合計で3,544万2,000円となるんですが、これに対します財源といたしましては、上の収入で、営業収益 給水収益の水道料金で3,544万2,000円全額を充てることといたしております。

 次に、17ページに返っていただきまして、第3条の議会の議決を経なければ流用できない経費につきましては、勝手ですが、省略させていただきます。

 以上、簡単ですが、補正予算(第2号)についての説明を終わらせていただきます。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。一括して質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本3件は委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本3件は委員会付託を省略することに決しました。

 一括して討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 直ちに採決いたします。

 お諮りします。議案第34号 平成4年度柏原市一般会計補正予算(第8号)、議案第35号 平成4年度柏原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第36号 平成4年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号)については、いずれも原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって議案第34号、議案第35号、議案第36号は原案どおり可決されました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(冨宅平吉君) 次に日程第33、議員提出議案第1号 柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例の制定についてを議題といたします。

 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。

   〔4番 荒藤光子君 登壇〕



◆4番(荒藤光子君) 4番議員、日本共産党議員団の荒藤光子でございます。柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例案についての趣旨説明をいたします。

 条例案に添付をさせていただいております趣旨説明の文書をごらんいただきたいと思います。

 柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例案についての趣旨説明。この条例は、乳幼児に対し医療費の一部を助成することにより、乳幼児の保健の向上に寄与し、児童福祉の増進を図ることを目的としています。

 乳幼児の時期は、人間の一生の中で心身ともに最も発達する時期であり、この時期に疾病等の影響で障害を起こすと、一生に大きい影響を残します。したがいまして、疾病予防、早期発見と治療が特別に重要です。さらに現在は、公害や交通災害、アトピーやアレルギーなど、子供をめぐる環境の悪化で、疾病の多面化が進行しています。

 また、一般的に若い父母の所得は決して多くはなく、住宅費の高騰、子育ての経費負担がふえていることに加えて、乳幼児の時期は特に病気にかかる回数も多く、医療費負担は若い夫婦の悩みになっています。この乳幼児医療費無料化が柏原市でも一日も早く実現されることは、乳幼児を持つ父母の切実な願いです。

 今日、乳幼児医療費無料化制度は、全国的にもほとんどの都道府県で実施され、大阪府下でも市独自で実施している自治体が日増しにふえてきています。柏原市でも無料化制度実現のため、この条例提案を行うものです。

 この制度を受けることができる対象者については、条例案の第2条にありますように、生まれた日から4歳の誕生日を迎えた月の月末までの乳幼児を対象としています。これは、乳児がお母さんの胎内にいるときにもらった免疫の抗体は、生後6ヵ月から1年ごろまでに消滅し、このころから4歳ごろまでがいろんな病気にかかりやすく、通院回数も多いというところから、この年齢層にしています。

 第6条、7条では、市が医療証を交付し、父母等がそれを医療機関の窓口で提示して医療費の助成を受けるというシステムを規定しています。またこの制度は、入院にも通院にも区別なく助成が受けられるものとなっています。それは、乳幼児の時期の医療にとっては、疾病予防、早期発見、治療がかぎで、極力入院という事態にならないように医療機関に通院し、無料で受診しやすいようにとの考えからです。また、もし入院となった場合でも、安心して入院できるための制度でございます。

 以上が、提案をいたしました条例案の趣旨でございます。議員の皆様のご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、柏原市乳幼児の医療費の助成に開する条例案についての趣旨説明を終わらせていただきます。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−武田君。



◆15番(武田安弘君) 提案者にご質問申し上げます。

 まず1点目は、条例実施に伴う予算はどのぐらい要るかとお考えですか。



◆4番(荒藤光子君) 自席から答えさせていただきます。

 3歳児未満で約3,312円ほどの予定でしております。これは医療費の問題ですので、あらかじめ限定した金額の予算というのは無理かと思いますが、おおよそ6,500万から7,500万ぐらいあればできるのではないかと考えております。



◆15番(武田安弘君) 今までの柏原市の実情から言いますと、大体そのぐらいですね。7,150万円ぐらいが予定されるわけでございます。

 そこで、地方自治法第222条、予算を伴う条例、規則等についての制限というものがございます。議会が予算を伴うような条例その他の案件を提出する場合、法第222条第1項の規定の趣旨に沿って、あらかじめ長と連絡を図って財源の見通し等意見の調整をすることが適当であるというふうに明記されておりますけれども、提案者はこのことについて長とご相談されましたか。



◆4番(荒藤光子君) この乳幼児医療費の無料化に際しましては、再々議会でも、私も委員会とか等でも、医療費の無料化を実施するに当たりましてどれぐらいの予算があるのかということをお聞きもしてまいりましたので、その点での了解をいただきたいと思います。



○議長(冨宅平吉君) 相談されてないんですか。



◆4番(荒藤光子君) 議案の議員の提案に関しましては、それは保障されておりますし、理事者に相談云々と申しましても、いろんな段階がございますし、一定議会でそれなりの、何度も答弁で予算額もお聞きをしてます。その点での範囲で十分だと考えております。



◆15番(武田安弘君) 今度のこの新しい提出された条例につきましては、事前に提案の理由を説明し、長と相談されてないということで理解してもよろしいですか。



◆4番(荒藤光子君) 具体的に申しまして、私どもも、乳幼児の医療費の無料化に関しましては、2月25日の本会議の中で理事者サイド、行政サイドから当然条例提案なり予算化が提案されるものと思っておりました。しかし、具体的に行政側からも提案がございませんでしたし、この間、本会議や委員会等でこの予算化についてどれぐらい要るのかという趣旨の質問をしてまいりました。それで、一定の財源に対しましては全く相談もなし、ということにはならないと思います。

 委員会等でも質問もし、どれぐらいの予算が要りますかということでもお聞きをしてまいりました。それで、一切事前に相談がないとか、そういう論議で質問をされましても、私は困ると思います。実際は一定のそれなりの−−予算がどれぐらい要るのかと、何ら根拠もなしに言っているものではないということでお答えさせていただきます。



◆15番(武田安弘君) 私は決して、委員会でも質問しなかった、あるいは根拠がないと言っておるのではございません。ただいまのこの条例を提出する事前に、条例に基づいて説明なりして長と相談されたかということだけをお聞きしてるので、答弁者は、私の趣旨に沿った答弁をお願いいたします。



◆4番(荒藤光子君) そういう今の議員さんの質問に対します相談はしておりません。



◆15番(武田安弘君) それで結構でございます。

 それから、もう一点ですが、議運でも指摘されましたけれども、なぜこういう重要な条例を提案されるについて委員会で十二分に審議する時期に提案されなかったか、そのことにつきましてお伺いいたします。



◆4番(荒藤光子君) この件に対しましては、先ほども私が述べましたように、乳幼児医療費の無料化は、本当に一日も早く実施する必要があると思うわけです。その点では、全国的にもほとんどの府県で実施をされておりますし、大阪府下でも、府が実施をしていない20年も前から乳幼児の医療費の無料化を実施をしている市もあるわけです。そのような中で最近新年度予算でも、藤井寺市など他市でも予算化がされているわけですが、こういう点で強い市民の要望がありますし、市長さんの選挙公約の中にも乳幼児の医療費の無料化の公約もございました。その点では、当然2月25日の本会議で新年度予算として条例化され、予算化され、それが提案されるべきものだと思うわけです。それが25日の時点でございませんでしたので、やむなく今の時期になったわけです。

 だから、そういう意味では、条例提案がその時点でされていませんでしたので、この時期の提案になったわけです。その点をご了解いただきたいと思います。



◆15番(武田安弘君) 25日から本会議が始まる間にでも十分提案はできたと私は思います。そして委員会で、やはりこういう重要な案件でありますので、十二分な審議がなされてしかるべきじゃないかというふうに思っております。

 次の質問でございますけれども、この条例を提案されるについて、各派のご了解なり、あるいはお願いなりをされたことがあるかどうか、お伺いいたします。



◆4番(荒藤光子君) この条例提案に関しましては、先日も議運で了解を得ていますように、正規の手続を経まして、きょうここで提案をさせていただいてるわけです。その点では正規の提案で、きょう議案提案をさせていただいてるわけですが、議運で了解を得た事項に基づいて私が提案をしておりますので、手続が不備だということはないはずでございます。



◆15番(武田安弘君) 私、一言も手続が不備だとかいうようなことは申しておりません。答弁者は、私の質問の内容をよくご理解いただきましてご答弁を願いたいと思います。

 私は、例えば決議案にいたしましても、通過させるにつきましては、各派の了解を得て通過させておるのが柏原市の議会の前例でございます。しかし、今回の問題につきましては、今の答弁をお聞きしましても、事前に他会派の幹事長なり、副幹事長に少しも相談がなかったということでございますので、その点につきまして改めて相談があったかどうか、お聞きしたいと思います。



◆4番(荒藤光子君) その点での質問に対しましては、再度申し上げますが、議運での協議事項でございます。そういう点では、ここで一たん提案をされました上でのそういう点での質問に対しましては、先ほど申し上げたとおりでございます。



◆15番(武田安弘君) 私の知っている範囲では、事前に相談がなかったというふうに解釈いたします。

 それで、提案者にお聞きするわけですけれども、入院と通院とどちらが保護者に与える負担は大きいとお考えですか。



◆4番(荒藤光子君) 負担の件にいたしましては、入院に際しましては、実際医療費は高額になると思います。その点では多いと思いますが、通院の回数と父母負担の面で申しますと、やはり圧倒的に、通院をされて、日々通院のたびに何千円というお金が経費として、父母負担としてかかるわけです。その点では、入院費も父母にとっては大変負担になっておりますし、また通院に関しましても、かなりの負担になっております。一次元だけの入院費だけ高額とか、そういう問題ではなくて、父母にとって負担が重いというのは、通院も入院も同じように、父母にとったら大変負担が大きいと思っております。



◆15番(武田安弘君) 確かに子供が病気にかかるということにつきましては、精神的な負担につきましては、通院も入院も私も一緒だと思います。しかし、個人個人の負担を考えますと、先ほどくしくも提案者が申されましたように、入院の方が個人個人の負担にとっては非常に大きな負担になると思います。しかも、肉体的な負担もはるかに大きなものであると思います。

 と申し上げますのは、仮に完全看護の病院でありましても、乳幼児が入院した場合、完全看護に任せ切りという例は余りないと思います。保護者が必ず付き添いしなければならない。これが共働きの家庭でありましたならば、経済的な負担もかかる、こういうことで入院に対する負担は非常に大きなものがあると私は思っております。そこで、府の方が近くこの入院に対する全額補助の制度を5歳まで出されるということにつきまして、提案者はご存じですか。



◆4番(荒藤光子君) そのような提案があるということは聞いております。



◆15番(武田安弘君) 府の方がいわゆる6歳になるその日まで入院費を無料にしようという提案が、この6月に出されるやに聞いております。にもかかわらず、今度のこの提案は4歳児、5歳児を省いておられますけれども、その理由はどこにあるのかお聞きしたいと思います。



◆4番(荒藤光子君) 今回の提案に際しましては、私どもがこれを提案をしましたのは、府がどのような制度を施行される云々にかかわらず、柏原市独自で乳幼児の医療費の無料化を実施をする、その点での提案でございます。

 他市でもやはり、大阪府の方針がどういう方向で決まるか決まらないかわからない新年度予算の段階で、藤井寺市だとか、富田林、ほかの市などでも、市独自で乳幼児の医療費無料化、入院も通院も含めましたその助成の制度が提案をされております。そういう点では、私は何度も申しますように、本来理事者サイドで提案をされておりましたら、私も議員提案としてしなくてよかったわけです。それが、今回その提案がない状況では、一日も早くこの無料化を実施してほしいという父母の要求を実現させる上で、この提案をさせてもらったわけです。

 そういう意味では、府云々にかかわらず、市独自の助成制度を今回の条例提案でさせていただいていることをご了解いただきたいと思います。



◆15番(武田安弘君) 柏原市としては乳幼児の医療費無料化の助成に対する条例につきまして現在提案されていないからということでございますけれども、今議会の質疑の中でも、市長はできればゼロ歳児だけでも通院の費用は負担したいという旨の答弁をしておられます。

 各市の状況を見ますと、高石市を除いて、実施している全部の市がゼロ歳児については入院費、あるいは通院費の負担をしておりますけれども、今までのところ3歳児までしている市はございません。高石市1市だけがゼロ歳児、1歳児をやっております。そこで私たちは、結局大阪府で、全国でもまれな、一番負担の大きい入院につきましては6歳になる日まで見るという条例が近く通るということで、今回は大きな期待をしておるわけでございます。しかも、柏原市におきましても、ゼロ歳児につきましてはやりたいということでございます。それは府と同じ時期というようなニュアンスの答弁をしておられましたけれども、私たちは、それでは遅すぎるんじゃないか、6月に提案せよということで、今市長に詰め寄っておるところでございます。6月に提案し、そして7月1日から実施しようと、こういうことで運動を進めておるわけでございます。

 今、よくちまたでは、有識者の間で、共産党はこの条例を出すけれども、これは本当に通す気があるのかどうかというような疑問が投げかけられております。私は、決してそういうことではない、やはり共産党も日本の公党である以上、そういうようなことで提案しているのではないというふうに理解しておったわけでございますけれども、今回のこの提案を見ますと、本当に審議する間もないぎりぎりに提案されておる。しかも、理事者に対する予算の話し合いもされておらない。また、議員間に対する要望もしておられない。協力も依頼しておられない。こういうことからいたしますと、その有識者の言っておられることが本当に共産党の党利党略じゃないかと、私自身も残念ながら疑問を抱かざるを得ない。こういうことで私の質問を打ち切ります。答弁は結構でございます。



○議長(冨宅平吉君) 松村君。



◆22番(松村泰治君) 提出者に二、三申し上げます。先ほどこの問題を言われましたけれども、武田さんからほとんど言うていただきましたし、十分提出者もご存じやと思いますけれども、地方自治法の先ほど言われました222条というのは、いわゆる執行者の問題であるわけです。その中ででもどういうことを書いておるかというと、必要な予算上の措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、見通しがつくまでの間は、提案を議会に提出してはならないとなってるんです。ご存じですね。提案をしてはならない。これは理事者の方ですよ。

 次に言いますけれども、議会の方です。議会の議員が予算を伴う条例案を出す場合に、ここでもあらかじめ長と協議し、予算上の措置が的確に講ぜられているかどうかということをまず確かめた上で出さないかん、こういうことです。このここに的確という言葉を何回も使いましたが、予算上の措置が的確に講ぜられる見込みとは、関係予算が議会に提出され、議決を得られるものがある場合に初めて提案ができるんです。これは法律で決まってるんです。法が認めとるんです。こういうことなんです。

 そこでお尋ねしたいんですけれども、先ほども言うておりましたけれども、この条文を出すのには、予算を伴うものはいわゆる財源の確保をまず十分に検討してもらわないかん、出す限りは。そして実効あるものにするような責任を持って出してもらわないといかん、こういうのがあるわけです。そこで、先ほど言いました対象者はどれぐらいあるかということもお尋ねいたしておきたい。金額のことは若干出ておりましたけれども、それとあわせて執行に当たる財源の試算もどのぐらいになっておるか、これが2点目です。3点目には、必要な財源をどのようにして確保しようとしてやられているのか。この3点をまずお聞きしたいと思います。

 対象者をどのように把握されておるかということ。2点目は、施行するに当たって財源の試算をされたのかどうか。これを条例化して施行しようと思って出しておられるんやから、これの財源の見通しをつけられたかどうか。試算をされたのか。それに必要な財源はどれぐらいか。先ほど言うておられましたけれども、それにいわゆる把握ですね。(武田議員「議事進行について」と呼ぶ)



○議長(冨宅平吉君) 武田君。



◆15番(武田安弘君) 後ろから私語が聞こえますけれども、傍聴席での私語はやめてもらってください。



○議長(冨宅平吉君) 傍聴者は私語を慎んでください。静粛にしてください。



◆22番(松村泰治君) 3点目は、必要な財源をどのように確保するのかということ、確保される気持ちで出されたのかということです。



◆4番(荒藤光子君) 人数に関しましては、0歳、1歳、2歳、3歳児の3,310人を対象にし、ことしの1月末現在の乳幼児の人数がそれに当たっております。

 財源につきましては、先ほども申し上げましたように、6,500万から7,500万ぐらいの予算が要るのではないかというふうには考えております。

 それと、財源確保に関しましては、これはあくまで議員の提案でございまして、この額について、どこから市がお金を使うかということは、それは条例が通ります段階での市当局サイドで、いろいろ市民の負担を軽減する上で考えていただくことだと思います。



◆22番(松村泰治君) 今お尋ねしてるのは、財源の確保の「的確な」という言葉を何遍も使うたつもりなんです。議会で予算化ができてないようなものは、議会へ提案してはならないんです。それを提案されておるんだから、どのように考えておられるのかと。これが通ったらって、通ったことを聞いてるんじゃないんです。法律を守ってくださいよ。



◆4番(荒藤光子君) 乳幼児医療費の無料化に関しましては、市サイドもやはり必要だということで、市長さんも今回何度もお答えいただいてるわけです。そういう点では、当然財源確保も市当局での検討もされていく事項だと思いますし、議員は、一定どれぐらいの予算が要って、対象人数がどれぐらいかと、そこまでの把握をきっちりした上で条例提案をいたしておりますので、それはあくまで規則に反するような提案ではないと思うわけです。

 特に私がきょうここで提案をさせていただいてることに関しましても、やはり議会運営委員会で、きょうここで審議をするということでの一定の手続もしていただいてる上ですので、あくまで私は違反した提案ではないということを再度お答えをさせていただきたいと思います。



◆22番(松村泰治君) 言うておきますけれども、市長が市政運営方針の中で−−読みましょうか、この段。「府と協議しながら秋頃には」−−これは先ほど武田議員も6月に早めたらいいというように言うてましたが、0歳から6歳までの入院についても提案もさせていただくし、予算化もして出します、予算確保するまでの間しばらく待ってくださいという意味のことを、「無料化を実施してまいります」とこう言うてるんです。これを聞き分けてもらわんから、こういうことを出してこないかんことになってくるんです。

 そこで、先ほど武田さんも言われましたけれども、市長はこの中で6歳と言うておるのに、この条文を見た場合に、「出生の日から4歳に達する日」、こういうことになってる。満3歳ということです。6歳まですると言うてるのに、これも縮めてしまってはるわけです。それで、とにかくおれとこがやったんだ、こういうことを言おうという意思がありありとわかっとるんですよ。市長はすると言うておるんですよ。0歳から6歳までやりますと、市政運営方針でうとうとるんです。もう一遍読みましょうか。これは市長が読んだ文章ですよ。皆さん、持ってはりますやないか。赤線引いてちゃんとしてますよ、私。もう少しはっきりしてくださいよ。

 それから、大阪府下でどれぐらいやっとるのか、よその市の名前言いましょうか。平成5年3月末現在で9市1町です。しかも、先ほども話が出てましたけれども、ゼロ歳児だけです。1歳児というのが1つだけあります。これは高石市なんです。これは、私もちゃんと資料を皆持っております。そういうふうにしとるんです。だから、柏原市は0歳はもうやりますと、この間の本会議で言うたんでしょう。時期的な問題は、もう少し予算を確保するまで待ってくださいと、法に従うて出しますと、こう言うとるんでしょう。先ほど執行者の222条、私言うたでしょう。いかがなもんですか、この辺の解釈。



◆4番(荒藤光子君) 最初に質問いただきました市政運営方針との関係でございますけれども、それはあくまで大阪府の動向を見て、柏原市でも入院に関しまして実施の方向でということでの市政運営方針だったと思うわけです。そういう点では、あくまで入院に限定した市政運営方針でしたので、その部分は方針化もされておりました。その後本会議で、市政運営方針の中ではいろんな会派からの質問も出ておりました。そういう点での市政運営方針云々で言われましたけど、それはあくまで入院費に限定をされていたと。その状況を踏まえまして、やはり今、入院費だけの補助では本当に若い父母の医療費負担が大変なんだと。入院に至る前に、毎日子供が熱を出してどうしょうかと思ったときにお財布の中にお金がなくて、それの工面をしてる間に手おくれになってしまって、また病気が進んでしまうとか、そういう状況もあるわけです。そういう点では、通院も入院も含めた柏原市独自での3歳までの医療費の無料化がやはりどうしても必要だということは、市政運営方針で市長さんがおっしゃってました点と今回の条例提案とは、何ら矛盾はしてないと思います。

 そういう点では、本当に今若い父母の声というのは、子供たちのアトピーの検査料が1万円もかかってると……



◆22番(松村泰治君) そんなことは聞いてませんがな。答えてくださいよ、聞いたことを。



◆4番(荒藤光子君) 先ほどの点で答えをさせていただいてるわけです。だから、納得をしていただくためにもこういうことをお話しした方がいいということで私は言っているわけですが、今、入院に限らず、通院のときにどれだけ父母負担が多いかということも、今回の条例提案の大きな趣旨になっているわけです。

 だから、そういう点では、先ほど言いましたけれども、アトピーの検査料が1万円もかかるとか、除去食をしてたらミルク代とか食費も月平均3万円も4万円もかかって大変だとか、子供が虫歯で7日間かかったら1万4,000円もかかったとか、そういう切実な声は、やはり柏原市でも一日も早く医療費の無料化を実現させて、せめて子供が病気のときぐらいお金の心配なしにお医者さんにかかれる、それを保障するために必要だということです。そういう点では、私も今回、第3条での助成の範囲の中にも、入院に当たりましても、通院の区別なくやはり助成が必要だということは明記をさせていただいているわけです。その点で、柏原市独自でのこの助成制度が必要だという点では、市長さんの市政運営方針の点とは何ら矛盾をしないというふうにお答えしたいと思います。

 それと、他市の状況を先ほどおっしゃいました。確かに今現在ではゼロ歳児、それで高石市が1歳児ということになっております。しかし、大阪府が実施をしていなかった20年前に、茨木市などでは市独自でゼロ歳児保育を実施をしてきたという状況です。その意味では、今回の補正予算でも、他市でも確かに泉大津市とか忠岡町では、0歳から今度は1歳児も助成をしようということで予算化がされております。他市で20年前から、府が実施をしていない中でも父母の声を聞いて実施をしてきた市もある。そういう点では、柏原市でも、今やはり最低、当面3歳児までの入院も通院も無料にする、その助成が必要だという点では、他市の状況を見ましても今回は遅いぐらいで、もっと早くこういう条例提案をいろんな会派からもされてもいいような状況だというように、私は思っております。



◆22番(松村泰治君) 何か一つもピントが合うてきてないから、再度言わないといかんことになる。私の言うてるのは、議会の議員が予算を伴う条例案を出すときには、あらかじめ長と協議し、予算上の措置が的確に講ぜられるとき、これが初めて議会に提案していいということなんですよ。これまでは長と協議してくださいと、こういうことです。

 そこで、先ほど言われました6歳までの話、3歳の問題も今出てきましたが、そういう問題は、議員と理事者とは車の両輪と同じことなんです。議会は審議機関なんです。審議するんですよ。議会は黙ってロボットみたいにしてるんじゃないんです。提案をしなかったら、提案をせしめる力も持っておるんです。だから、先ほど言いましたように、市長は0歳から6歳までやろうと。今おっしゃるように、3歳まででも入院、通院両方やりなさいと、これは協議でしょう。それには的確な予算を確保しなくちゃならんでしょう。言いっ放しでは、子供が夜店で物買うてくれ言うてるんやないんですよ。法に基づいてやっていかなくちゃいかんのと違いますか。

 それまで待てないんだ、6月まで審議しようと、我々も、今武田さんも言うておられましたけど、言うておるんですよ。それを、何か4歳児までまずやってくださいと。0歳から6歳までやりましょうと市政運営方針の中で言うておるんです。時期的な問題だけなんです。それを早まって、法を曲げてでもぱーんと出してこられるところに問題があると言うとるんです。ルールはきちんとしてますよ、おたくのは。所定の手続を踏んで、議会を経て、これはとめるわけにいきません、法律の中で出すんやから。ところが、先ほどから何度も言いますが、的確な予算措置ができてませんがな。それを出そうとするところに問題があると言うんです。

 6月まで待つ、それまでまた協議しましょうやないかと、我々はそういうことなんです。何ぼ言うたかてなにですから、この1点だけもう一遍、早過ぎましたという言葉は出ませんか。



◆4番(荒藤光子君) 早過ぎたとは決して思っておりません。



◆22番(松村泰治君) 予算の伴わないものを−−市長がやると言うておるんですよ。今しばらくの間、時間を貸してください、予算の段取りをしますと。私が劈頭に言いましたように、予算の確保というもの、必要な財源の確保のめど、これをつけないといけません。言いっ放しではだめなんですよ。違いますか。予算も何もあらへんけど、ばーんと条例を出したらええがな、通っても通らんでもどっちでもかまへんがなと、こんな無責任なことはないです。何度も言いますけれども、実効あるものをしようと思ったら、責任がある、責務があるんです。責任があるんです、提案する限りは。これもちゃんとうとうておりますよ。いかがなもんですか。もう一回だけ答えてください。



◆4番(荒藤光子君) 十分責任を持って提案をさせていただいてるわけです。その点、ご了解いただきたいと思います。



◆22番(松村泰治君) これはもう何ぼしたかて、法律どおりやってませんがなと言うたかて、責任持って出してるんだと。前のときもそうなんですよ。これをなんで私がやかましく言うかといったら、都市計画税のときもそうなんです。予算を伴うんです。出してきとるでしょう。そういうことなんでしょう。これは予算を伴いますよ。だけど、言いっ放しで何ぼでも出してきはるから、ええ格好だけしはるから、私は言うてるんです。違いますか。これはええ格好としかとれませんがな。そうでしょう。以上でもうよろしい。



○議長(冨宅平吉君) 他にありませんか。−−ないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件は委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。

 討論に入ります。討論ありませんか。−−別にないようです。よって討論を終結いたします。

 採決いたします。

 お諮りします。議員提出議案第1号 柏原市乳幼児の医療費の助成に関する条例の制定について、賛成の諸君の挙手を求めます。

   〔賛成者挙手〕



○議長(冨宅平吉君) 挙手少数であります。よって議員提出議案第1号は否決されました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(冨宅平吉君) 次に、日程第34、請願第5−1号 乳幼児医療費無料制度実施を求める請願を議題といたします。

 本請願につきましては、議員提出議案第1号の否決によりみなし不採択といたします。

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○議長(冨宅平吉君) 次に、日程第35、意見書案第1号 「健康保険で良い入れ歯」の実現を求める意見書を議題といたします。

 意見書案の朗読を省略し、直ちに提出者による趣旨説明を求めます。

   〔2番 入倉英男君 登壇〕



◆2番(入倉英男君) 2番議員の入倉でございます。お手元に配付させていただいております意見書案を朗読させていただきまして、提案をさせていただきたいと思います。

     「健康保険で良い入れ歯」の実現を求める意見書(案)

 わが国では、約1千万人の人々が総義歯か局部義歯を使っているといわれ、その半数以上が義歯に不満を持っていると指摘されている。不満が生まれる原因は、取り外しのできる有床義歯を作るのが特に難しいという問題とともに、現行の歯科保険医療制度に問題がある。

 現行制度は、技術料が極端に低く抑えられているため、歯科医師が手間をかけて技術を生かした義歯を作れないという状況にある。

 従って、現行制度では良い義歯を作ることに障害があり、「自費」診療との格差が広がる原因にもなっている。

 よって、政府におかれては、健康保険で良い義歯が作られるよう、義歯作成の技術や労働に対し正当な評価をし、診療報酬の引き上げなど歯科保険医療制度を抜本的に改善されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成5年3月29日

                           柏原市議会

 皆さん方の賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件につきましては委員会付託並びに討論を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託並びに討論を省略することに決しました。

 採決いたします。

 お諮りします。意見書案第1号 「健康保険で良い入れ歯」の実現を求める意見書は原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって意見書案第1号は原案どおり可決されました。

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(冨宅平吉君) 次に、日程第36、意見書案第2号 4兆円以上の大型減税の早期実現を求める意見書を議題といたします。

 意見書案の朗読を省略し、直ちに提出者による趣旨説明を求めます。

   〔9番 山沢 実君 登壇〕



◆9番(山沢実君) 9番議員の山沢実でございます。ただいま上程されました意見書案第2号について趣旨説明を行います。

 本件につきましては、さきに全議員の理解とご賛同をいただいておりますので、意見書の文案を朗読して趣旨説明にかえさせていただきます。

   4兆円以上の大型減税の早期実現を求める意見書(案)

 中堅サラリーマンを対象とした本格的な所得減税が実施されていないため、勤労者の重税構造は厳しさを増し、加えて景気後退にともなう賃金の伸び率低下により、勤労者の可処分所得は大きく低迷している。

 現在の経済情勢は、「消費不況」のもとで極めて厳しい状況にあり、現状では政府の経済見通し3.3%の達成は到底困難である。

 本市議会においても、昨年12月に「2兆円規模の所得減税を求める意見書」を全会一致で可決し、関係機関に送付したところではあるが、それ以降も不況は一段と厳しさを増しており、勤労者の重税構造を解消し、生活の安定と向上を図るとともに、可処分利益の上昇による個人消費拡大で景気回復と不況克服を図るため、次のとおり4兆円以上の大型減税を早期に実施されることを強く要望する。

                記

 1.サラリーマンの重税構造を緩和するとともに、個人消費拡大と景気対策に結び付く「4兆円以上の大型減税」を早期に実施すること。

 2.家賃控除制度の新設や住宅取得促進税制を拡充すること。

 3.財形貯蓄制度の利子非課税限度額を1,000万円まで引き上げること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 以上のとおりであります。全議員のご賛同をよろしくお願いいたしまして、終わります。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件につきましては委員会付託並びに討論を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託並びに討論を省略することに決しました。

 採決いたします。

 お諮りします。意見書案第2号 4兆円以上の大型減税の早期実現を求める意見書は原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって意見書案第2号は原案どおり可決されました。

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○議長(冨宅平吉君) 次に、日程第37、意見書案第3号 「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書を議題といたします。

 意見書案の朗読を省略し、直ちに提出者による趣旨説明を求めます。

   〔8番 中村幸平君 登壇〕



◆8番(中村幸平君) 8番議員の中村幸平であります。私からは、市民に安全でおいしい水を供給するために必要となってきております、意見書案第3号 「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書を提出させていただきました。なお、この意見書の提出に際しまして、既に全議員のご協力で賛成署名をいただいておりますことをご報告いたします。

 それでは、既に皆様方のお手元にお配りしております案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

    「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書(案)

 水道事業者は国民の水道への期待と信頼にこたえるため、安全で良質な水道水の安定供給に全力を傾注しているが、長年にわたり、水道水の水質保全の確保に苦慮している。特に近年、産業活動の高度化や生活様式の変化にともない、河川・湖沼等における富栄養化が進行し、これらを水源とする水道において2,000万人以上の国民が異臭味水の影響を受けるようになった現状や各種の化学物質の利用の拡大にともない有害な化学物質が検出されるに至り、水源での十分な対策がなければ、今回の水質基準改正に対応しきれない事態になるものと考え、本市議会は以下の制度を確立する法制定を強く要望する。

                記

1.水道水源の水質を保全するための区域指定

 (1)水道水質基準にある健康関連物質などを使用する工場または事業所は、排出しない施設の設置を行うと同時に排出規制の強化を図ること。

 (2)水道水源周辺における農薬・肥料使用の適正規制の強化を図ること。

 (3)下水道未整備地域においては、公共下水道・合併処理浄化槽等の普及促進を図り、生活排水の対策を実施すること。

 (4)上流域の水道水源の水質保全を行うため、あらゆる開発行為について所要の規制措置を図ること。

 (5)水道水源地域に産業廃棄物の不法投棄をさせない監視体制の確立を図ること。

 (6)下水道法に生態体系との適合を目的化し、工場排水の受け入れを原則廃止とすること。

2.水道水源の水質を保全するための方策

 (1)水道水源の水質保全に関する事業を効果的に進めるため、区域を定め各般の事業で一体的に推進するために、都道府県が主体となって事業策定できる法整備を行うこと。

 (2)水道水源の流域に関係する自治体は、策定等にあたり積極的に関与が行える協議会の設置を義務づけること。

 (3)都道府県においては、良質な水源確保を図るため、水道水源保全条例を水系別に制定すること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 平成5年3月29日

                           柏原市議会

 以上でございます。よろしくご賛同のほどをお願いを申し上げます。ありがとうございました。



○議長(冨宅平吉君) 説明は終わりました。質疑に入ります。質疑ありませんか。−−別にないようです。よって質疑を打ち切ります。

 お諮りします。本件につきましては委員会付託並びに討論を省略したいと思います。ご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託並びに討論を省略することに決しました。

 採決いたします。

 お諮りします。意見書案第3号 「(仮称)水道水源の水質保全法」の制定を求める意見書については原案どおり決することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって意見書案第3号は原案どおり可決されました。

 この際お諮りします。ただいま可決されました意見書案の関係行政庁への送付は議長に一任願えますか。

   〔「異議なし」の声起こる〕



○議長(冨宅平吉君) ご異議なしと認めます。よって私の方から関係行政庁へ送付いたします。

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○議長(冨宅平吉君) 以上で本日の議事日程は全部終わりました。本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。よって平成5年第1回柏原市議会定例会は閉会いたします。

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○議長(冨宅平吉君) 平成5年第1回定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る2月25日より開会いたしまして、平成5年第1回定例会も本日ここに無事閉会の運びとなりましたことに対して、心から厚く御礼申し上げます。

 本定例会におきまして、平成5年度の市政運営方針並びに各会計予算などに対し、それぞれの観点に立ち熱心に審議をいただいたところであります。また、市長初め理事者におかれましては、各議員が審議の中で述べられました意見、要望などに留意され、市政運営されるよう強く要望する次第であります。

 さて、いよいよのどかな気候となり、暖かい日を迎える季節となってまいりました。各位にはお健やかに過ごされますことを祈念いたしまして、甚だ簡単ではございますが、ごあいさつといたします。どうもありがとうございました。

 それでは、市長から閉会のごあいさつがあります。

   〔市長 山西敏一君 登壇〕



◎市長(山西敏一君) それでは、議長のお許しをいただきまして、閉会に当たりましてのごあいさつをさせていただきます。

 議員の皆さん方におかれましては、長期間、本会議あるいは委員会におきましてそれぞれ提出案件をご審議賜り、そして適切なご決定を賜りましたことを厚く御礼申し上げるものでございます。

 なお、本年度当初予算を初め今後執行に当たるわけでございますが、本会議または委員会で賜りました貴重なご意見等々につきましては、十分それを生かすべく執行に当たる所存でございますけれども、どうかひとつ今後もよろしくご指導賜りますようにお願い申し上げます。

 なおまた、乳幼児医療費無料化に関しましては、大変ご心配を賜ったわけでございますが、入院につきましては、0から6歳未満までのこの秋実施については市政運営方針のとおりでございます。なお、通院につきましては、本会議でお約束いたしましたとおり、乳児につきまして本年秋に柏原市で実現すべく配慮しておりますので、その節はよろしくお願い申し上げます。

 大変どうもありがとうございました。



△閉会 午後2時23分

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 地方自治法第123条第2項によりここに署名する。

     柏原市議会議長  冨宅平吉

     柏原市議会議員  山沢 実

     柏原市議会議員  裏野繁夫